ローソン(LAWSON)から、「茶師十段 関谷祥嗣」監修の茶葉を使用した新作アイス「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」が登場。2022年7月19日(火)より、全国の店舗で発売される。“茶師十段”の関谷祥嗣が監修する茶葉を使用したアイスバー本商品は、茶師の最高段位である「茶師十段」を有する日本茶のプロフェッショナル・関谷祥嗣が監修する宮崎県産茶葉を使用したアイスバー。薫り高く風味豊かな抹茶の風味と華やかな余韻を、最後の一口まで余すことなく味わえる。フローズンドリンク「フローズンパーティー」の新作もまた、アイスバーと同様に関谷祥嗣が監修した茶葉を味わえるフローズンドリンクも同時発売。レンジで温めて食べる「フローズンパーティー」シリーズの新作で、なめらかな口溶けと喉越し、風味豊かな茶葉の味わいが楽しめる抹茶ラテとなっている。商品情報発売日:2022年7月19日(火)展開商品・価格:・「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」192円・「フローズンパーティー 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテ」279円販売店舗:全国のローソン
2022年07月18日COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』が、11月よりBunkamuraシアターコクーンにて上演されることが決定した。『ツダマンの世界』は、日本の昭和初期から戦後を舞台に「ツダマン」こと津田万治を中心とした小説家たちの愛憎劇を描いた作品で、作・演出をシアターコクーン芸術監督の松尾スズキが務める。就任後、20年ぶりのミュージカルとなる『フリムンシスターズ』(20) を手掛け、『シブヤデアイマショウ』(21) では総合演出、『パ・ラパパンパン』(21) では作家・藤本有紀とのタッグで豪華出演者と共にミステリーコメディに挑んだ松尾が、今度は濃密な人間ドラマを描く。物語の主人公で弟子に翻弄される小説家・津田万治を演じるのは、シアターコクーンには『フリムンシスターズ』以来の登場で、映画『死刑にいたる病』で主演を務めた阿部サダヲ。自己愛と名声欲の強い弟子・長谷川葉蔵は、現在公開中の映画『破戒』で主演を務め、シアターコクーン初登場となる間宮祥太朗、今作の語り部となる女中・オシダホキは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、シアターコクーンの舞台でも個性を発揮してきた江口のりこが演じる。また葉蔵の世話係・強張一三を大人計画の村杉蝉之介、ツダマンの友人の小説家・大名狂児を松尾からの信頼厚い皆川猿時が演じる。そして、津田万治の妻・津田数は、主演舞台『ザ・ウェルキン』が現在上演中で、松尾スズキの舞台作品には今回が初出演となる吉田羊が務める。そのほか、劇団員で歌手志望の津田の愛人・神林房枝には『フリムンシスターズ』での絶大な歌唱力とコミカルな演技が記憶に新しい笠松はる。葉蔵と関係を持とうとする謎の文学少女・兼持栄恵には今作が初舞台となる見上愛。さらに町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河合克夫ら実力のある舞台俳優らが集結した。■松尾スズキ コメント昭和の文豪たちの逸話を読むたび“この人たちやってること滅茶苦茶だな”と思うのに、今では人から許され、愛され、尊敬されている。そうやって近代文学というジャンルを切り開いたパイオニアたちが、コンプライアンスという概念がない時代に、意外と狭い世界でもつれあい周囲を巻き込んで愛憎を繰り広げる悲喜劇姿にはエモさを感じるんです。そんな彼らの生き様を、文学に憑りつかれたエリートたちに巻き込まれた名もなき人々への鎮魂の意味も込めて描いていきたい。また、個人的には自分の父親が佐賀県にいて原爆のキノコ雲を目にしていたりして、年齢的に戦争というものと地続きのところにまだ自分はいると感じられる今だからこそ、ここで少し戦争の話を書いておきたいという考えもありました。期せずして、まさに戦争が身近に感じられるタイミングになってしまったわけですが。とはいえ、実はちょうど現在のこの紛争が起こった当初、自分はギックリ腰になってしまっていて、それはそれで大変な時期だったんです。個人の中の宇宙とは、現実の戦争に匹敵するほどのカオスでもある。そういうことも今回、書きたいと思っています。実際に戦時中も、まったく関係のないことばかりをのんきに書き綴っていた作家もいて、そういう人たちの中の個人的な宇宙では、きっと戦争はまた別の世界線という認識で捉えられていたはず。とにかくそれぞれの人間の中に広がる宇宙というものは、どでかいんです。振り返ると結局、自分はこれまでそういうことばかり書いている気もしますけど。今回、阿部に演じてもらう津田万治という男は、周囲の人たちがみんな極限状況で、直情的に気持ちを表す中、一人だけちょっと何を考えているかわからない、不気味な空洞のような人物。彼に関わる人がみんな、抱く印象がそれぞれ違ってくるような不思議な人物像で、その彼の世界をいろいろな人が口々に語るような話になると思います。僕が芝居を作る時にいつも思うのは“人間の頭の中は何があろうと自由だ”、ということ。そして同時に“劇場の中も常に自由でありたい”、ということ。今回はそれを上回り、“日常生活にまで自由が溢れ出してしまっている”、そんな人たちの頭の中を覗ける劇体験をぜひとも味わっていただきたいと考えています。<公演情報>COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』作・演出:松尾スズキ【出演】阿部サダヲ / 間宮祥太朗 / 江口のりこ / 村杉蝉之介 / 笠松はる / 見上愛 / 町田水城 / 井上尚 / 青山祥子 / 中井千聖 / 八木光太郎 / 橋本隆佑 / 河井克夫 / 皆川猿時 / 吉田羊【東京公演】2022年11月23日(水・祝) ~12月18日(日) Bunkamuraシアターコクーン■チケット一般発売:10月1日(土) 10:00~問:Bunkamura03-3477-3244(10:00~18:00)【京都公演】12月下旬予定 京都ロームシアターメインホール問:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 / 日曜・祝日は休業)
2022年07月13日差別は、いけない。そんなことはきっとみんなわかっている。でも今日も、誰かが、誰かを差別する。どれだけ文化的に発展しても、この世から差別はなくならないのかもしれない、人が人である限り。文豪・島崎藤村が『破戒』を発表したのは1905年のこと。同作で島崎藤村は部落差別を題材に選んだが、それから100年余が過ぎた今も、差別はあらゆるかたちで存在している。「この映画を通して思ったのは、世界はひとつじゃないということ」俳優・間宮祥太朗はそう語りはじめた。60年ぶりの映画化となった『破戒』で、間宮は被差別部落出身の主人公・瀬川丑松を演じた。エンタメシーンの第一線で活躍する旬の人気俳優は、島崎藤村の名作の世界を生きて、どんなことを感じたのだろうか。わかり合えないことは、やるせないけど仕方ない「たとえば今こうして取材をしている中でも、それぞれの立場があって、それぞれの人生を生きていて、昨日あったことはそれぞれ別で、もしかしたらこうやって話しながら、意識は別のところに向いているかもしれない。同じ場や状況を共有していても、見えている世界は別なんですよね」だから、世界はひとつではない。人の数だけ世界があり、それを完全に分かち合うことは決して容易ではない。「劇中の言葉(※『破戒』は1904年に勃発した日露戦争の最中の話)を借りると、『ロシアにはロシアの言い分があって、日本には日本の言い分がある』。もっと分けると、ロシアの中でも国民一人一人の正義があって、自分の思う正義と反対のものを認めることはすごく難しい。だから、どうしても分かち合える人と分かち合えない人っていうのは存在してしまうものなのかなと思います」幼い頃は、どんな人とでもわかり合えると無邪気に信じられた。けれど、成長し、それぞれの主義や思想の違いを知る中で、物事はそんなに単純でないと知る。それは悲しいことにも思えるが、間宮は「悲しいっていう感情ではないかな」と語る。「仕方のないことのような気がします。これが人間のややこしいところで。言語とか、価値とか、立場とか、いろんなものが人間にはあるので、そう簡単にいかないというか。これが動物だったら、ライオンとインパラがわかり合えないって言っても、そういう話じゃない気がするんですけどね(笑)。人間は自然の理だけじゃない何かを持って生きている生き物だから、わかり合えないのは仕方ない気がする。ただ、それについてやるせないな、とは思います」世の中は変わらない。でも、丑松は変わった間宮が演じた瀬川丑松は“差別される”側の人間だ。生まれを知られたら、教職さえも追われることになる。だから、丑松は必死に生い立ちを隠す。心を許した友でさえも。「丑松は常に気を張った状態で生きている人間なので、どのシーンも気を抜けない緊張感がありました。ただ、その中でも自分が常に頭の片隅に置いていたのが、クライマックスの生徒に告白するシーン。他のシーンを撮影しているときも、頭にずっと引っかかり続けていたというか。どのシーンも、最後の教室のシーンに向けてやっている感覚でした」丑松は、ずっと迫害されることを恐れてきた。そんな丑松の心を変えるきっかけとなったのが、同じ被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎(眞島秀和)との出会いだった。「最後の教室のシーンに向けてアクセルになったのが、猪子先生でした。丑松の中にあった火種が、猪子先生と出会うことで火がつき、どんどん燃え上がっていったんだと思う」迎えた告白シーン撮影当日。間宮はきゅっと胸が引き締まるような思いで撮影現場を訪れた。「とうとう今日が来たって感じですよね。このシーンを撮影するんだなっていう緊張感が朝からずっとありました」映画のコアとなるシーン。丑松はひとつひとつ丁寧に言葉を区切り、生徒たちの心に置き手紙を残していくように、自らの胸の内を語った。間宮の真に迫る演技を支えたのは、他でもない目の前の子どもたちだった。「子どもたちが僕を見ている。それがすべてでした。その視線からいろんなものをもらって、今度は僕が反射していく。目を見るとわかるんですよ、彼らの心に響いているというのが。目から心を感じました。もちろんあれだけの人数ですから、子どもたちによって差はあるんですけどね。一生懸命伝えようとしてくれる子もいれば、眠そうな子もいる(笑)。でも実際そういうものだと思うし、それがリアルな気がして。子どもたちが丑松の想いを一生懸命打ち返してくれたおかげで、あのシーンができました」映画の中で「ロシアでは革命が起きている」という台詞がある。説明するまでもなく、ロシア革命のことだ。史上初の社会主義国家が誕生するその裏側で、瀬川丑松の中でも革命が起きていた。『破戒』は、そんな個人の小さな小さな革命を描いた物語でもある。「この作品の中で、世の中っていうものは何一つ変わっていないんですよ。でも、丑松の世界はガラッと変わった。僕はそれがすべてだと思っています。もちろん世の中を変えようと活動している方たちがいるのはよくわかっているし、その努力は尊いものだと思うけど、社会というものはいろんな要因が積み重なってできているので、個人の力だけでは世の中を瞬時に変えることはなかなかできない。でもだからこそ、自分の世界は自分だけのもの。まずはそれを大事にすることから始めたいなって、僕はこの映画をやって感じました」今も100年前とあんまり変わっていないなって思う瀬川丑松が生きた時代から、100年余の歳月が流れた。それでも、この国には、人種、身分、性別、さまざまな差別が今も根づいている。「映画の中でも(石橋)蓮司さんが石を投げられていましたけど、それと同じようなことが今もTwitterやいろんなところで起きている。そういうのを見ていると、あんまり変わってないなって思いますよね。猪子先生も『差別がなくなることはない』と言ってましたけど、その通りだなって。人間に欲望がある限り、差別や争いがなくなることはないのかもしれない」“差別のない世界”は、今はまだ理想論でしかない。“優しい世界”なんてユートピアだろう。それでも、個人の小さな革命があちこちで起きて、それがどんどん広がっていけば、いつか社会そのものを変える大きな革命へとつながっていくのかもしれない。その一歩として、私たちに必要なものは何か。その最後の問いに、間宮は「なんですかね……」と沈思し、じっくり時間をかけたあと、ひとつひとつ言葉を探り当てていくように、こう話してくれた。「この作品で言うと、明らかに土屋銀之助(矢本悠馬)という役がいちばん優しいですよね。でもその土屋先生も勝野先生(七瀬公)から見たら優しくはない。誰かにとっての優しさが、別の誰かにとっては優しくないということは、よくあると思うんですよ。そう考えると、人に優しくするって、すごく難しい。だからせめて今僕たちにできることは、自分にとって優しくありたい人に優しくすることなのかなって。もちろん、それに対して嫌悪感を抱く人もいると思います。でも、すべての人にわかってもらうのはやっぱり難しい。だから、せめて自分にとって大切な人を一人ひとりがちゃんと大切にできたら、もしかしたら何か少しは変わるんじゃないかなという気がしています」ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント間宮さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文=横川良明撮影=奥田耕平
2022年07月12日1906年に出版された、島崎藤村の小説『破戒』。これまで、木下恵介監督と市川崑監督により映画化された不朽の名作が、60年ぶりに、前田和男監督により映画化された。主人公の瀬川丑松を演じたのは、間宮祥太朗さん。被差別部落に生まれ、父の戒め通りに出自を隠して小学校教員になった丑松の、苦悩を描いた難役に、どのような想いで挑んだのだろう。「なぜ、今また映画化するんだろう、と考えながら原作と脚本を読みました。その上で、物語が持つ普遍性を語り継ぎたいという製作陣の意志にも納得して、ぜひ演じさせてほしいとお返事しました。部落差別をテーマにした作品ですが、現代にも、人種差別や新たに名前のついた多くのハラスメントなどが存在します。僕自身、学生時代に学校の授業で習っていた時よりも、差別を身近に感じているからこそ、今やる意味があると思ったんです」暗く、重いテーマと向き合い、気迫のこもった芝居で、芯の強い、そして純粋な丑松の人間性を丁寧に演じきった間宮さん。「同僚や上司、生徒たちに対して、立場や年齢ではなく、対ひとりの人間として向き合うのが、丑松の素敵なところ。全てのお芝居に悩みましたが、生徒たちに自分の出自を告白し、戒めを破るシーンに向けて、逆算しながら演じていきました。それは、熱量の配分というより、結末に向かうために進むべき道を通るという感覚かな。プレッシャーを感じていた重要なシーンだったので、撮り終えたあとは、ホッとしました」一方で、石井杏奈さん演じる志保と、言葉は交わさなくとも惹かれ合う描写が、とても美しい。「言葉もツールも多い今の時代とは違い、丑松と志保の、気持ちを隠しているのに溢れ出てしまう感じは、僕もすごく素敵だと思う。可愛らしい二人を、もどかしく感じてもらえたらいいなって。また、繊細な表情の移ろいや、あえて丑松の面持ちがわからないように後頭部だけを撮ることで、どんな表情をしているんだろうと、観ている人が作品にまた一歩近づくと思っていて。そんな、説明しすぎない余白みたいなものを生み出した、監督の手腕も活きていると思います。丑松を演じた僕が思う『破戒』があり、みなさんがそれぞれ感じる『破戒』があるはず。そうやって、この作品が広がって、想いが増えていけば嬉しいです」映画やドラマなど、出演作をどんどん増やし、多彩なお芝居でエンターテインメントを届けてくれる間宮さんが、役者として大切にしているのはどんなことだろう。「(少し考えて)作品や役によって、大切にしていることが変わることかな。例えば、『ナンバMG5』の難波剛と、丑松がそれぞれ大切にしていることは違うから。切り替えるというよりは、現場に入れば自然と変わります」プライベートでは、今まであまり触れてこなかったエンターテインメントに惹かれているそう。「ピクサー映画や、日本の昔のテレビドラマなどを見るようになりましたが、この前たまたま行った『ムーミンバレーパーク』もすごく新鮮で。ムーミンママの“今は絶対に旅に出るべき。じゃないと、家族が悪い方向に向かう気がするの”という言葉が素晴らしくて、家族で気分転換するという発想は刺激になりました」映画『破戒』亡くなった父からの戒めで、被差別部落出身であることを隠して、地元を離れ、小学校教員として奉職する瀬川丑松(間宮)。生徒から慕われるよい教師であったが、出自を隠していることに悩み、差別の現状を体験するたびに心を乱しつつも、下宿先の士族出身の志保(石井杏奈)に、恋心を抱いていた。そんな時、丑松はある事件をきっかけに、決意を胸に教え子たちが待つ最後の教壇に立つことに…。7月8日より全国ロードショー。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。主演作に映画『殺さない彼と死なない彼女』、ドラマ『ナンバMG5』ほか。ドラマ『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系)に出演。ジャケット¥84,700(UJOH/M incorporated TEL:03・6721・0406)パンツ¥33,000(NEPHOLOGIST)シューズ¥132,200(Christian Louboutin/Christian Louboutin Japan TEL:03・6804・2855)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年7月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜取材・文・若山あや(by anan編集部)
2022年07月08日ヨルシカの新曲「チノカテ」が、2022年8月29日(月)に配信リリース。波瑠&間宮祥太朗出演ドラマ『魔法のリノベ』の主題歌となる。ヨルシカの新曲「チノカテ」ドラマ主題歌にn-buna(ナブナ)が生み出す楽曲の文学的な世界観と、suis(スイ)の透明感あふれる歌声で、人気を集めているヨルシカ。2022年は、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌「左右盲」や、グリム童話『ブレーメンの音楽隊』着想の新曲「ブレーメン」などで話題を集めている。そんなヨルシカが、ドラマ『魔法のリノベ』の主題歌を担当。新曲「チノカテ」は、生活の中でふと花瓶の花が散ったことに気が付くような情景をイメージした楽曲となっており、アンドレ・ジッドの『地の糧』を歌詞のモチーフにしている。なお、ジャケットビジュアルはこれまでの文学オマージュ作品と同様に加藤隆が手掛けた。波瑠&間宮祥太朗出演ドラマ『魔法のリノベ』『魔法のリノベ』は、主演に波瑠、共演に間宮祥太朗を迎えたお仕事ドラマ。大手リフォーム会社のエースでありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してくる主人公と、「まるふく工務店」の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファザーがバディを組み、住宅リノベーションという“魔法”で、依頼人の悩みや問題を解決する姿を描く。<n-buna(ヨルシカ) コメント全文>ヨルシカはコンセプトありきの作品を中心とした活動をしていることもあって、大変扱い辛いアーティストだと思うのですが、そこへの理解のうえで「好きに作ってみてください」とオファーをいただけたのがとても嬉しいことでした。生活の中でふと花瓶の花が散ったことに気付くような曲を書きました。ヨルシカとリノベーションドラマ、二つが付かず離れずの距離で寄り添って呼応するような、そんな作品になることを願っています。【詳細】ヨルシカ 新曲「チノカテ」配信日:2022年8月29日(月)※ドラマ『魔法のリノベ』主題歌。■月10ドラマ『魔法のリノベ』放送日時:2022年7月18日(月)~ 毎週月曜22:00~22:54放送局:カンテレ・フジテレビ系出演者:波瑠、間宮祥太朗、金子大地、吉野北人(THE RAMPAGE)、SUMIRE、YOU、近藤芳正、原田泰造、遠藤憲一
2022年07月08日まもなく公開される映画のなかで、60年振りに映画化されることでも関心を集めている『破戒』。そこで、日本文学における不朽の名作に挑んだこちらの方々にお話をうかがってきました。間宮祥太朗さん、石井杏奈さん、矢本悠馬さん【映画、ときどき私】 vol. 499間宮さんが演じたのは、亡き父から強い戒めを受け、被差別部落出身者であることを隠し続けて苦悩する主人公の丑松(うしまつ)。そして、その丑松が想いを寄せる士族出身の志保役を石井さん、さらに丑松の同僚であり親友でもある銀之助役を矢本さんが務めています。今回は、現場での忘れられない思い出やそれぞれのターニングポイントなどについて、語っていただきました。―共演された感想からおうかがいしたいのですが、まずは間宮さんから見た石井さんの印象を教えてください。間宮さんもともと凛とした雰囲気を持っている女優さんだなと思っていましたが、それが今回の志保という役をより魅力的にしていると感じました。所作にも哀愁のようなものが含まれているので、立ち姿だけで説得力がある方だと思います。―また、親友役にプライベートでも親交の深い矢本さんが決まったときはいかがでしたか?間宮さん悠馬に関しては、もはや印象も何もないですよね(笑)。でも、銀之助が丑松にとっていかに重要な存在だったのかがわかっていたので、その役を悠馬がやってくれると聞いたときに、これは間違いないものになるだろうなと。そういった確信と安心感がありました。矢本さん僕は、はじめは本当の友達だからオファーされたのかなと(笑)。でも、台本を読んでみると、僕が銀之助を演じる重要度やキャスティングの意図は汲み取れたので、納得のいく形で最後まで緊張感を持って務めあげられました。ただ、最初に聞いたときは、また一緒かと笑っちゃいましたが……。2人の間にしか流れていない緊張感があった―やっぱり照れ臭い部分があるのでしょうか。矢本さんいやぁ、本当は共演なんてしたくないですよ!間宮さんあははは!矢本さんだって、みなさんも同じだと思いますが、仕事場にプライベートの友達がいるとこそばゆくないですか?まさにそういう感じです。でも、今回は題材として根底に重いものが流れているなかで、友達としての関係性をゼロから築いていくのはしんどいところもあったの思うので、そういうなかで仲のいい連れと親友役ができたというのよかったです。おかげで最初から芝居だけに集中できたので、ストレスなく気持ちがいい状態で現場に入ることが出来ました。―石井さんから見た間宮さんはいかがでしたか?石井さん本当に裏表のない方なんだろうなと思いましたが、私が京都で見た間宮さんは、佇まいなどすべてが丑松さんという印象でした。なので、取材でお会いした際、「こんなに笑う方なんだ」と思ったくらいです(笑)。間宮さん確かに、普段はラフですけど、今回の志保と丑松は、2人の間にしか流れていない緊張感みたいなものがある関係性だったので、現場ではお互いにあまりしゃべる感じではなかったよね。―長年一緒にいる矢本さんから見て、本作での間宮さんの魅力といえばどんなところでしょうか。矢本さん今回は、不完全燃焼な人生に葛藤するようなところがあり、いままで祥太朗が演じてきたなかでも精神的なカロリーが高い役。それだけに、台本を読んでいるときからどうやってこれを演じるんだろうかと考えていました。というのも、いつもは何となくどういう感じで祥太朗が肩を作ってくるかわかるんですけど、今回はどんな球種かもまったく見えないまま。だからこそ、この現場で祥太朗を見るのは新鮮でした。それに、僕の銀之助は祥太朗の丑松を見てからではないと完成しない役だったなと思います。この現場でもう一度初心に返ろうと思えた―石井さんにとっても、そんなおふたりの存在は大きかったのではないかなと。石井さんそうですね。私はあまり時代劇の経験がなく、京都の撮影所も初めてだったので、とても緊張していましたが、おふたりが他愛のない話で盛り上がっていたり、テンションが高く元気だったおかげで、リラックスして演じることができました。―ほかにも、幅広いキャストが揃っていましたが、印象に残っている方は?間宮さん僕は、大先輩の石橋蓮司さんですね。矢本さんいや、もう大、大、大先輩ですよ。間宮さん撮影中に天候の関係で、人力車に乗ったり降りたりを何度も繰り返していたことがあり、すごく大変そうでしたが、人力車の上で前のめりの状態のままでも、何も言わずにじっと止まっていらっしゃる姿がすごく印象的で。本当に優しい方なんです。矢本さん僕は、本田博太郎さん。いままでもけっこう共演しているんですが、こういう緊張感のある作品でもいつも通りで、「俺は爪痕を残すことしか考えていない!」とおっしゃっていたんですよ。博太郎さんほどの大先輩で、あの年齢で、もう十分されてきたのに、まだ爪痕を残そうという精神と役者としての欲深さみたいなものがすごいなと。自分も若手の頃から考えると、そういう欲が少し減ってきていたので、焦りも感じましたし、いい刺激になりました。俺もこうじゃないといけないな、みたいな。間宮さん確かに、爪痕残そうと思わなくなったら終わりだよね。矢本さん役者になりたてのころに、「80歳まで爪痕残すんだ!」と言っていたことを思い出して、もう一度初心に返ろうと思いました。ターニングポイントで人生が大きく変わった―丑松は戒めを破ることで、人生の新たな一歩を踏み出していきますが、みなさんにとって大きなターニングポイントを振り返るとしたらいつですか?間宮さん実は、一昨日ある番組を収録したときに気がついたんですけど……。矢本さんえまさか一昨日がターニングポイント?もしかして、いまはターニング後に会えてるってこと?間宮さん違う違う!そんなピンポイントじゃないから(笑)。でも、僕は今年ですね。『破戒』という歴史のある文学作品で主演をさせていただき、ゴールデンタイムでドラマ初主演、さらに3クール連続でドラマにも出させていただいているところなので。とはいえ、いまは渦中にいるからわからないですが、何年かして振り返ったときに、今年がターニングポイントだったと感じるのではないかなと。そういう年を経験してから30代に突入できるというのは、今後意味を持つような気がしています。石井さん私は2年前にアーティスト活動と女優業の両立から、お芝居一本にしようと決めたときです。ただ、私もまだまだがむしゃらに進まなければいけない時期で、振り返る余裕はないですが、みんなで話し合いをしながら決めたことでもあるので、そこがターニングポイントだと思います。実際、人生は大きく変わりました。矢本さん僕は明確にあって、役者を始めた初日です。実は、それまでは友達からおもしろいとチヤホヤされていて、僕は自分のことを天才だと思ってたんですよ(笑)。でも、大人計画の研究生として先輩たちの舞台稽古を見学していたら、アドリブがあまりにおもしろくて「役者とはこんなバケモノしか活動できないものなのか。俺なんてただの凡人じゃないか」と打ちのめされまして……。その翌日には、「役者をやめたいです」と言っていました(笑)。でも、あの日の“洗礼”というか、挫折がなかったらいまみたいに自分のやりたいことに対して心を強く持てなかったと思うので、1日目に地面に膝がついて本当によかったです。自分は何者でもないと思いながらやっている―みなさんは、ご自身に課している“戒め”はありますか?矢本さん僕は調子に乗りやすいので、天狗にならないように、つねに自分に言い聞かせています(笑)。いまは、バイプレイヤー的な感じの立ち位置なので自分をキープできていますが、もし一気に売れるようなことがあったら危険だなと。実際、もしいまの若い子みたいにスターになるようなタイプだったら、半端なく嫌なヤツになっていたでしょうね。なので、「俺は何者でもないんだ」と思いながらやっています。間宮さん戒めというわけではないですが、仕事に関することだと、僕たちの場合は作品ごとに職場自体が変わって、雰囲気も全然違うので、そこに対応できる柔軟さは持ち続けていたいですね。自分がしたいことを貫くというよりも、その現場の空気に合った自分の居方(いかた)をそれぞれで見つけていきたいなと思っています。石井さん私も戒めではないかもしれませんが、何事も嫌いにならずに、楽しみたいという心意気を持つようにしています。つらいことがあったとしても、それによって何かを嫌いになりたくないので、まずは楽しむことを大事にしながら日々を過ごしているところです。自分の好きなことをしているときが一番魅力的―それでは最後に、ananweb読者へメッセージをお願いします。石井さんこの映画は、若い世代の方にも観ていただきたい映画になっているので、多くの方に届いてほしいなと思います。矢本さん僕は、女性というのは、年を重ねれば重ねるほどキレイになると思っているので、それだけを伝えたいですね。間宮さん(笑)。ここってそういうコーナーなの?じゃあ、とりあえずその系統に合わせると、女性は自分の好きなことを心から楽しんでいる姿が一番魅力的だと思います。あと、映画に関して付け加えると、最近は恋愛リアリティー番組とかで、男女が公の場でイチャイチャする姿に見慣れてきたかもしれませんが、志保と丑松はプラトニックな関係。ただ目が合うだけでも、指が触れそうになるだけでもドキドキするようなところがあり、僕もそこがいいなと思ったので、そういった奥ゆかしい感じも楽しんでいただきたいです。インタビューを終えてみて……。大変な撮影をともにしたからこそ生まれたお互いへの信頼感も伝わってきた間宮さん、石井さん、矢本さん。3人揃っての取材は今回が初ということでしたが、緊張感の漂う劇中とは違い、とてもリラックスした笑いの絶えない取材となりました。いつもとはまた違う表情を見せるみなさんの熱演は、ぜひスクリーンで堪能してください。自らの信念を持って未来を切り開く!生きていくうえで誰もが抱える葛藤や人間としての尊厳など、現代にも通じるものが描かれている本作。“戒め”を破った先に開けた道へと向かって歩いていく丑松の姿、そして胸を締め付ける恋模様にも心を揺さぶられる渾身の1本です。写真・角戸菜摘(間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬)取材、文・志村昌美ストーリー自分が被差別部落出身ということを隠し、地元から離れた小学校で教師として勤めていた瀬川丑松。彼は出自を隠し通すように、亡くなった父からの強い戒めを受けていたが、そのことに悩み、差別の現状を体験するたびに心を乱されていた。そして、下宿先の娘で士族出身の女性・志保への恋にも心を焦がすことに。友人の同僚教師・銀之助に支えられながらも、苦しみのなかにいた丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎に傾倒していく。そんななか、学校では丑松の出自についての疑念もささやかれ始め、丑松の立場は危ういものになっていくのだった……。胸に刺さる予告編はこちら!作品情報『破戒』7月8日(金)丸の内TOEIほか全国ロードショー!配給: 東映ビデオ©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会写真・角戸菜摘(間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬)
2022年07月07日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野暁臣)は、企画展「岡本太郎の1世紀」を2022年7月20日から11月20日まで開催いたします。題不詳(1947 年)本年7月から、当財団も主催者の一員として参画する展覧会『岡本太郎』がスタートします。質・量ともに岡本太郎史上例のない規模で展開する回顧展で、大阪・東京・名古屋を巡回。太郎の代表作が勢ぞろいするだけでなく、岡本芸術の全体像を一望に収める貴重な体験を提供するものです。本展では、この回顧展にちなみ、84年にわたる岡本太郎の芸術人生はもとより、没後のさまざまなプロジェクトや20年を超える当記念館の活動を一覧します。第一展示室では、1940年代から1980年代までの創作の歴史を、第二展示室では没後の活動を紹介。太郎が日本での活動をはじめた直後に描いた秘蔵の作品(1947)もお目見えします。「岡本太郎の1世紀」をめぐるショート・トリップをどうぞお楽しみください。岡本太郎記念館館長 平野暁臣『母と子』(1981 年)■開催概要会期 : 2022年7月20日(水)~2022年11月20日(日)開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)休館 : 火曜日会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 ¥650/小学生 ¥300公式サイト : 公式ツイッター: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月29日俳優の間宮祥太朗と6歳の子役“ななちゃん”こと小野井奈々が出演する、ロッテ・クーリッシュの新CM「ミッションインクーリッシュ」編が、28日より放送される。新CMでは、暑い夏の日に家の中で仕事を頑張る間宮に、サングラスをかけたななちゃんが「ターゲットは頑張りすぎています。ただちに補給が必要です」と登場。同商品を間宮に届けるべく、元気を補給する“ミッション”に挑む様子が描かれている。2人は昨年に引き続きの出演となり、間宮がななちゃんを抱っこしながら現場入り。撮影の合間も寄り添っていた間宮は、2人のシーンで監督からOKが出ると歩み寄り、ななちゃんとハイタッチする場面も見られた。■間宮祥太朗&小野井奈々インタビュー――撮影を終えていかがですか?小野井:楽しかったけど、(撮影がうまく進行して)クーリッシュがあんまり飲めなくて、ちょっとだけ悲しかった。間宮:前作ではいっぱい飲んだもんね。(スタッフに向かって)今日奈々は、100個飲むことを目指していたんです。何個飲んだか覚えてる? 5、6個くらいかな……?小野井:覚えてない!間宮:(目標には)足りなかったけど、撮影スタッフに渡されるとすぐさま口にしていましたね。覚えていないぐらいは飲んでいるはずです(笑)。――前回の撮影から約1年経ちましたが、奈々ちゃんの成長を感じましたか?間宮:それはもちろんありましたね。1年前と比べて成長を感じました。でもちょっと久しぶりだから、最初の方は人見知りしてたよね(笑)。でも人見知りは成長すればするほどするものだから、前回よりも大人になっている感じはすごくしました。そうだ、小学校に入学するんだよね! (撮影日の)3、4日後に入学式と聞いているけれど……緊張はしてる?小野井:(きっぱりと)してない!間宮:そりゃそうだよね。このような撮影現場に慣れていたら、緊張しないよね(笑)。――奈々ちゃんにとって、間宮さんはどんな人ですか?間宮:奈々にとって、祥太朗さんはどんな人?小野井:(答えに困る様子)間宮:(この空気)気まずいって(笑)どんな人だと思う……?小野井:……クーリッシュの人!間宮:クーリッシュの人!! あはは、そりゃそうだよね! そうだよ間違ってない!――奈々ちゃんから、俳優の先輩にあたる間宮さんに聞いてみたいことはありますか?間宮:俺に聞きたいことある……?小野井:祥太朗さんみたいにドラマに出るにはどうすればよいの?間宮:すごく(俳優業の)真髄に迫る質問ですね(笑)。俺もね、最初は全然出られていなかったけれど、自分のイメージや印象を覚えてもらえる人になろうと思った。そうすると、オーディションで覚えてもらえるから。その時にはドラマに出れなくても、次の機会で呼んでもらえたりするから、とにかく覚えてもらおうとしたよ。あと、奈々自身が楽しんでいる時が一番良い顔をしているから、どんどん楽しもうとすることが重要だと思うよ。ちゃんとしなきゃって大人たちはたぶん言うと思うけど……(笑)。(照れるようににっこり笑う奈々ちゃんを見て)ほら、その顔が一番かわいい!――間宮さんは、奈々ちゃんからどんな一言をかけられると元気が出ますか?間宮:祥太朗さんと呼ばれるの、すごく良いですよね。元気が出ます。さっき一人での撮影に入る前に「行ってきます!」と言ったら「行ってらっしゃい!」って返してくれたんです。すごく、ぐっときましたね。嬉しかったです。
2022年06月21日『久原本家 茅乃舎 presents 葉加瀬太郎 音楽祭 2022』が6月11日・12日、京都・上賀茂神社で開催された。『葉加瀬太郎 音楽祭』は、これまで葉加瀬太郎が行ってきた野外フェス『情熱大陸ライブ』『葉加瀬太郎 サマーフェス』を引き継ぎ、2019年に上賀茂神社で初開催。2020年、2021年はコロナ禍の影響により中止となったものの、今年は6月4日・5日の東京・明治神宮での初開催を経て、上賀茂神社でも2度目の開催が実現した。――6月11日(土)――あいにくの雨模様ながら、朗らかな歌声で冒頭の「10 years」から盛り上げたのは渡辺美里。「3年ぶり、延び延びになっていました上賀茂神社でのコンサート、ついに実現することになりました。たくさんお集まりいただき、心から感謝いたします!」と葉加瀬の思いを代弁するような開幕宣言の後も、「Believe」「My Revolution」と代表曲を惜しみなく届け、「サマータイム ブルース」では彼女の声と葉加瀬のバイオリンが溶け合う極上のセッションを展開。「こうして集うということ、大好きな歌を届けられるのは当たり前じゃないんだな、奇跡みたいなことの連続でここまで走ってきたんだなと思います」とかみ締めた、「オーディナリー・ライフ」まで全5曲。3年ぶりの『葉加瀬太郎 音楽祭』の開催を祝う、これ以上ない幕開けとなった。ここで音楽祭のハウスバンドの一員でもある羽毛田丈史が、「地球に乾杯」のピアノ演奏&ごあいさつ。盟友の葉加瀬と日頃の仲の良さがうかがえる、ユーモアに溢れたやりとりでも場をにぎわせる。「Fragrant Woods」でも息の合ったプレイを見せ、終始和やかな空気が上賀茂神社を包み込む。それに続き葉加瀬が、「僕の曲にイタリア語の歌詞を付けて歌ってくれたりもして。素晴らしいテノール歌手です!」と大瀧賢一郎を紹介。大瀧が映画『グラディエーター』から「Nelle tue mani」を見事な歌唱で聴かせ、音楽祭に花を添えた。初っぱなから「すいません、雨の中。お願い、やんで~!本当に風邪をひかないように。寒くなったらどうぞお帰りください(笑)」と観衆をねぎらい和ませたのは、大竹しのぶ。「歌だったら男にも女にもなれる」とRADWIMPSの「オーダーメイド」をまるで目の前で舞台を繰り広げるように情感たっぷりに歌い、演じてみせる彼女。谷川俊太郎作詞、武満徹作曲による反戦歌「死んだ男の残したものは」でも、脈々と歌い継がれてきた言葉を、今こそ改めて伝えたいという意思を歌に宿すかのよう。フランスの国民的シャンソン歌手、エディット・ピアフの「バラ色の人生」や「愛の讃歌」では葉加瀬と共に、ひときわロマンチックにその歌声を響かせる。さらには、昭和歌謡の名曲「黄昏のビギン」では、山崎まさよしとの豪華デュエットも。「歌手・大竹しのぶ」を存分に堪能できた豊潤な時間となった。「また出てきてしまいました(笑)」と登場した山崎まさよしが、「メヌエット」でワイルドにアコースティックギターをかき鳴らしたかと思えば、早速、「普段は帽子なんてかぶらないんだから!」と麦わら帽をかぶった葉加瀬が合流。各出演者のテイストに合わせた衣装でももてなした葉加瀬が、「僕はここにいる」、そして「One more time, One more chance」と、名曲めじろ押しのセットリストをバイオリンの調べで彩っていく。その後も、SMAPがカバーしたことでも有名な「セロリ」、昨年のデビュー25周年に書かれた「Updraft」と、山崎まさよしのキャリアを凝縮したような濃厚なライブに。藤井フミヤは、1300年間にわたり20年に一度行われてきた「式年遷宮」のイメージソングとして伊勢神宮に奉納した「鎮守の里」からスタート。上賀茂神社の厳かなムードともマッチした同曲から葉加瀬が参加し、「今日は皆さんの心の中の青空に向かって歌いたいと思います」とはフミヤ。大ヒット曲「TRUE LOVE」、続く新曲「水色と空色」の美しくもはかないメロディ、それに寄り添う葉加瀬の旋律に、グッと引き込まれる会場。葉加瀬と入れ替わりで実弟の藤井尚之が現れ、猿岩石に楽曲提供した「白い雲のように」に続いて、チェッカーズ時代の「ジュリアに傷心」では華麗なステップでも魅了。世界の平和を願ったバラード「夜明けのブレス」で、後に控える葉加瀬へとバトンをつないだ。初日のトリはもちろん、葉加瀬太郎。白いスーツを身にまとい、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のオープニングテーマとしても知られる「ひまわり」を奏でた後は、「今日は心から感謝を申し上げます、本当にどうもありがとう!」と、満員御礼の景色を前に礼を述べる。「風の向こうに」の力強いサウンドに身を委ねる頃には雨もすっかり弱まり、「明日は晴れるだろう!」と葉加瀬。バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』のために書き下ろした「博士ちゃん」の躍動感もそのままに、ラストは待ってましたの「情熱大陸」!総立ちで手拍子が巻き起こる中、1日目を締めくくった。――6月12日(日)――前日の雨がうそのような晴天に恵まれた2日目のトップバッターは倖田來未。客席の後方にまで手を振り「WIND」を歌い上げ、「晴れましたね~!すごい天気」と思わず漏らすほどの野外ライブ日和に、松田聖子のカバー「SWEET MEMORIES」も映える。続く「100のコドク達へ」でコラボした葉加瀬も、「あんたのコンサートになってるやん!(笑)」と認めるほど、京都出身というパーソナリティと親しみやすいトークでも初見のオーディエンスをあっという間に笑顔にしていた。代表曲「愛のうた」や「You’re So Beautiful」に加え、ラッツ&スターの「め組のひと」でも大いに沸いた2日目のオープニングとなった。Vaundyと葉加瀬はおそろいのイエローのパーカー姿で、髪型までそっくり(笑)。1曲目の「恋風邪にのせて」から2人の相性の良さが際立つコラボレーションで、まだ22歳とこの日の最年少出演者ながらラインアップに名を連ねる理由を、「踊り子」でもこれでもかと曲で証明していく。「2~3年前にたまたまYouTubeで聴いて、ほれて、ラブコールしました!」と葉加瀬が熱く語る才能は、壮大なスケールで圧倒した「しわあわせ」でも明白。それに全幅の信頼をもって並走する葉加瀬のバイオリンの音色が、「花占い」でも冴えわたる。葉加瀬も舞台に出ずっぱりでサポートする期待に十二分に応えた、次世代のポップスターたるパフォーマンスだった。アカペラの「もらい泣き」から、一気に歌の世界観にいざなったのは一青窈。鮮やかなピンクのオーバーオールもキュートで、時にステージに腰掛け、語り掛けるようなアットホームなライブ。ジャズのスタンダードナンバーであり美空ひばりも愛した「LOVE」、敬愛する台湾のR&Bシンガー・陶喆(デヴィッド・タオ)の「飛機場的10:30」と、どの国の誰の歌でも自分色に染め上げ、MCでは「20年歌ってきて、今日、初めてスニーカーを履いて歌いました(笑)」というエピソードも。葉加瀬を迎えた昭和チックな「江戸ポルカ」では、バイオリンが楽曲のスリルを増幅。「あなたと、あなたの好きな人が、百年続きますように」の一言に自ずと拍手が起きた名曲「ハナミズキ」まで、歌い手としての唯一無二の存在感を改めて放っていた。桐谷健太は、ド頭の「喜びの歌」から俳優のみならずボーカリストとしての可能性をひしひしと感じさせる。葉加瀬のバイオリンとの絡みも絶妙だ。「僕、あと2曲なんです。すぐ帰るんです(笑)。全身全霊で歌うんで、皆さんも最後まで楽しんで帰ってください!」と告げた後は、ミドルバラードの「遣らずの雨と、光」をじっくり聴かせ、CMソングとしても耳慣れた「海の声」では、三線を弾きながら真っすぐで温かなボーカルを披露。わずか3曲ながら、見る者をきっちり虜にしたのはさすがだ。「春一番」「その気にさせないで」と、コーラスを従えキャンディーズ時代のヒット曲を連発し、いきなり歓喜の渦を生み出したのは伊藤蘭。昨年リリースしたアルバム『Beside you』からチョイスした「shalala ♪ Happy Birthday」「ICE ON FIRE」も、いつまでもみずみずしさが失われない魅力でいっぱいだ。後半戦も、「やさしい悪魔」「暑中お見舞い申し上げます」と日本の歌謡史に残るポップスで立て続けに魅せ、「年下の男の子」「恋するリボルバー」では葉加瀬とも共演。新旧の伊藤蘭の歩みをたどったスペシャルな30分だった。純白のスーツで徳永英明が「壊れかけのRadio」を一節歌うたび大きな拍手が。日が落ち始めた時間帯に、ハスキーで切ない歌声が胸に沁みわたる。続いても、手拍子に背中を押されるような「夢を信じて」、ドラマチックな感情が静かに押し寄せる「永遠の果てに」と緩急自在。葉加瀬も白いスーツという状況に笑い合いながら、坂本九の「上を向いて歩こう」では、歌声、バイオリン、そして不朽の名曲という三つどもえの感動が心を揺さぶる。これには徳永も「ブラボー!今でも鳥肌が立ってます」と声を上げる。クライマックスは「最後の言い訳」、そして「レイニー ブルー」。音楽に一心に身を捧げるような神懸かった光景に、とことん酔いしれた。いよいよ『葉加瀬太郎 音楽祭』もフィナーレへ。その時を脳裏に刻むように目を閉じ「ひまわり」を演奏する葉加瀬。音楽祭を支えたバンドメンバーに目線を送りながら、「昨日からたくさんの皆さんに力をお借りして、素敵な音楽祭を開催することができました。楽しかった!?いや~よかった!」と、その反応に葉加瀬の顔もほころぶ。「風の向こうに」でも「世界中を探しても、こんな幸せなバイオリニストはいない」と感無量の面持ちで、最後はアップテンポでロックな「博士ちゃん」を経由し、ご存じ「情熱大陸」!2日間にわたる幸福な宴が幕を閉じた。取材・文:奥“ボウイ”昌史(写真順不同) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月15日俳優の間宮祥太朗が13日、都内で行われた映画『破戒』(7月8日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演の石井杏奈、矢本悠馬、メガホンをとった前田和男監督とともに登壇した。1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村の名作『破戒』を60年ぶりに映画化した本作。まだ身分制度の影が残る明治後期を舞台に、被差別部落出身ということを隠して地元を離れ、ある小学校の教員として奉職した瀬川丑松(間宮)が、自らの出自に苦悩しつつも最後にはある決断をする姿を描く。自身が演じた丑松のイメージに近い浴衣を選んで登壇したという間宮は、本作のオファーが来た際の心境を聞かれると「初めは100年以上前の原作で、映画化も過去2度していて、60年ぶりの映画化を今、するのはどういう意味があるんだろうと疑問に思いまして、話をいただいてから原作を読んで、準備段階の脚本を読んで、今の世の中のことに思いを巡らせて、今、映画館で『破戒』を上映させる意味が自分の中でも納得がいったので、ぜひ参加したいと思いました」とコメントし、完成した本作を見た感想を求められると「14年、15年くらいこの仕事をしてきて、1番シンプルな感想をスッと心の中に抱けた作品だったんです。見終わった後に、素直に"いい映画だな"って思えたことが自分にとって幸せでした」としみじみと語った。また、プライベートでも親交が深い矢本が、本作でも丑松の親友役・銀之助を演じているが、間宮は「見てもらえたらわかると思うんですけど、今回はただ仲がいいってことではなくて、丑松にとって銀之助がいてくれる大きさがわかると思うし、それを『キャスティング矢本悠馬』って聞いたときに"これは間違いないな"と思いましたね」と吐露し、矢本も「間違いなかったと思いますね。5〜6回くらいの共演ですが、特にこの作品は僕らのプライベートの親交のよさがいい方向に影響が出たと思います。祥太朗が丑松を現場で演じてくれているだけで、僕は何もせずに銀之助になれましたし、役作りの工程にまったくストレスがなく作品に挑めて、芝居にだけ集中できたので、丑松と銀之助のシーンは僕らの今までやってきた芝居の中でも最高の状態の仕上がりになっているなって思います」と胸を張った。さらに、本作に関わったことでどんな思いが生まれたのか尋ねられた間宮は「令和になってこの作品が映画化されて、その主人公を任せていただいて、改めて仕事をお受けしたとき、そして撮影し、今インタビューとかで話していて痛感するのが、差別というものの手触りが、自分が学生の頃に教科書や授業で習っていたときよりもわかり始めていて、みなさんのすごく身近なところにあるというのが、実感として心のどこかにあるはずなんですよ。そのタイミングでこの映画を映画化して上映する意味を、今(舞台に)立ちながら感じています」と熱く語った。
2022年06月14日この夏のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマは、波瑠主演、共演に間宮祥太朗を迎えた「魔法のリノベ」を放送する。本作は、“住宅リノベーション”をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という魔物に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という魔法で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。原作は星崎真紀の同名漫画、脚本は劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が手掛ける。波瑠さんが演じるのは、大手リフォーム会社のエースだったが、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた真行寺小梅。特殊な能力や個性的な性格を持つヒロインではなく、真面目に仕事に取りくみながらも、食べることも、寝ることも、趣味の山歩きも、友人と愚痴を言い合う時間も好きという役どころ。そんな小梅とタッグを組むのが、間宮さん演じる脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始める福山玄之介。人の良さから来る押しの弱さで成約はゼロ、女性にも振り回されがちで、現在バツ2で7歳の息子を持つシングルファザー。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」、「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」に続き、3回目の共演となる2人は、「間宮さんは、派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています」(波瑠さん)、「波瑠さんとは以前に共演させていただいて、お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います。きっと興味がそんなにないだろう僕の話も話題を広げてくれますし、話しやすくてとても信頼しています」(間宮さん)とコメント。また、波瑠さんは「リノベーションという魔法をかければ、お客様が淡く抱いた夢を叶えるお手伝いができるという点でも、ものすごく希望溢れる作品になる気がしています。毎回ゲストの方と本当のお客様に向き合うつもりでコミュニケーション取りながら、小梅を演じていけたらなと思います」と意気込み、間宮さんは「僕が演じる玄之介は、沢山の困難に、打たれても打たれても完全には折れない“強さ”があります。ただ、その核となるものに逃げずに向き合えているかというとそうでもなく…そういった未熟な部分が、波瑠さん演じる小梅との出会いでどう変化していくのか。お互いに足りないものを補い合う、絶妙な営業バディ感を見せていけたら」と話している。元エースと成績0点という凸凹営業コンビでありながら、自分自身の人生にリノベが必要なこじらせコンビが繰り広げる、夫婦漫才のような会話劇に注目だ。「魔法のリノベ」は7月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月25日間宮祥太朗、神尾楓珠、森川葵、森本慎太郎(SixTONES)、加藤諒らが超個性的なキャラクターを演じる、ヤンキー一家・難破家の次男・剛の高校逆デビュー物語「ナンバMG5」。この度、5月25日(水)放送の第6話に「ももいろクローバーZ」がゲスト出演することが分かった。百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにが演じるのは、赤いつなぎに身を包んだレディース“横浜魔苦須(マックス)”のメンバー。第6話では、神奈川最強のヤンキーチーム「ケルベロス」に2代目の総長を狙われるという、魔苦須がピンチに陥ることに。白百合高校の美術部が写生会を行っていたとき、「ケルベロス」に襲われそうになっていた魔苦須を剛が助ける。しかし、「魔苦須」のメンバーは、安心できなかった。「ケルベロス」の“キング”と名乗る人物が、少年院から出て街に戻ってくる、そして2代目の総長を必ず見つけ出すから。メンバーは、ケンカの強い剛を師と仰ぎ、「アタイらを強くしてほしい」と懇願する――というストーリー。佐々木さんは、「あんた飛ばしすぎ!!」のMVでレディース番長を演じたこともあるが、今作では、4人が血だらけになって戦うシーンにも挑戦するという。「ナンバMG5」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年05月18日間宮祥太朗主演「ナンバMG5」の第4話が5月11日オンエア。間宮さん演じる剛と神尾楓珠演じる伍代、森本慎太郎演じる大丸の3人の関係性に「青春」「最高」などの声が集まるとともに、剛の中学時代の友人・関口との友情にも感動の声が続々と寄せられている。超ヤンキー一家に育った主人公が“普通の高校生になりたい”と、家族に内緒でごく普通の白百合高校に入学。特攻服姿で家を出て公園のトイレで学生服に着替え登校する毎日を送るなか、“特攻服”の秘密を知る仲間との友情が芽生え…という展開の本作。家族には学生服姿の自分を、学校の友人たちには“特攻服”姿の自分を隠して生きている難破剛に間宮さん。剛のクラスメイトで同じ美術部に所属、剛のことを“特攻服”だと思ったことがある藤田深雪に森川葵。不良だらけの市松高校1年生だが、先輩も恐れる存在となった伍代直樹に神尾さん。藤田のことが好きで剛を“恋のライバル”認定した千鳥商業高校1年・大丸大助に森本さん(SixTONES)。伍代を“特攻服”だと勘違いしている島崎登に春本ヒロ。また満島真之介、原菜乃華、鈴木紗理奈、宇梶剛士らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大丸の仲間が大けがを負わされる。伍代にやられたと話す友人の言葉を信じる大丸だが、友人は偽者の伍代に暴行を受けており、伍代と大丸のことが気に入らないそれぞれの学校の上級生の仕業だった。それに気づいた剛は2人のもとに向かい、上級生たちをぶちのめす。その後、大丸は伍代から剛が家族に秘密で普通の高校生活を送っていることを教えられ、自分が剛を誤解していたと悔やみ、剛に謝罪する。その後“偽伍代”の正体が判明し、大丸は“偽伍代”のもとに向かう。するとすでに伍代が殴り倒した後だった。さらに大丸の後を尾けてきた剛も追ってくる…。最初は対立していた3人の“友情”に「難波伍代大丸 3人のシーン最高だったっ」「笑い合う難波、大丸、伍代いいな~青春だな~癒される」「難波と伍代と大丸の3人の関係本当最高」などの声が続々と投稿される。その後、剛は中学時代の同級生、関口が(岩男海史)が本屋で万引きしようとしているのを見かける。関口は剛が“普通の高校生”になる重要なきっかけを作った存在だった。学校でいじめられ、万引きさせられていることを知った剛は、自分が助けようかと提案するが、関口は自力でいじめっ子に立ち向かう。助けに向かった剛に関口は味方になってくれたことで、いじめっ子たちの要求を断れたと話す…という展開に。「今日は泣けた(TT)関口くん頑張ったよー」「関口くんが救われて良かった」「剛と関口の2人の関係性がすごく素敵」「もう出ない感じなのかな…本当に心を揺さぶられた」など、剛と関口の友情ストーリーにも感動の声が集まっている。【第5話あらすじ】剛が帰宅すると見知らぬ男が家に上がりこんでいた。市松高校の剛のツレだとうそぶく男の正体は、他校のヤンキーたちからも恐れられている市松高校のアタマ・陣内一久(柳俊太郎)で、帰り際、一緒に難破家を出た剛に対し「調子に乗るなよ、特服」と言い放つ。一方、剛の妹・吟子は高浜一中3年の佐藤淳一(小田将聖)と知り合う。吟子は彼に勉強を教えてもらうことになるが、佐藤はヤンキーが嫌いらしく…。「ナンバMG5」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2022年05月12日筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男として生まれ、周囲から恐れられている難破剛(つよし)。県内屈指のヤンキー高校への入学を期待されていたが、“普通の青春を楽しみたい!”という強い憧れから、家族に内緒で、健全な白百合高校へ通うことに。そんな二重生活を送る主人公を、間宮祥太朗さんが演じる。“自分が思うように生きたい”と願う剛の葛藤や思いが伝わるように演じたいです。「剛は屈託のない純粋な人物です。守りたい秘密があるにもかかわらず、大事な家族や友だちがトラブルに巻き込まれると、理性よりも先に情の部分で体が動いてしまう。そうした優しさや正義感の強さ、いい意味でのお節介さが魅力だと思います。今の時代、人の問題に首を突っ込んで火傷をするのが嫌だと思う人も多いじゃないですか」家を出る時は特攻服を着ている剛だが、公園のトイレで学生服に着替え、白百合高校の門をくぐる。「2つの顔があるとはいえ同じ人物には違いありません。剛のスイッチは切り替わるけど、僕が完全に棲み分けて演じるのは違うのかなと考えています。大事にしたいのは特攻服を着た時のヒーロー感。喧嘩シーンで決め台詞を言う時は爽快感が生まれるといいなと思っています」剛の特攻服には「気合」「喧嘩上等」の言葉が踊る。間宮さんなら、どんな文字を入れるかと尋ねると。「えー、なんでしょう。でも、2022年現在で言うと、『虎』『猛虎』は入れるかなと(笑)。ただの阪神ファンですけどね。球場にはそういう服を着た方が結構いて、カッコいいなと思いながら見ています」剛の父を宇梶剛士さん、兄を満島真之介さん、他校の一匹狼であり、バディのような関係になっていく伍代直樹を神尾楓珠さんが演じる。「お気づきかもしれませんが、男性キャストの顔が濃いですよね(笑)。でも、その特濃な感じが迫力があっていいなと思っています」“自分がどう生きたいか”ということを自問自答し、葛藤する剛の姿に共感するところも多いという。「僕も割と常に自問自答しているタイプです。人生という長さが未確定なものを、納得した形で過ごしたいなという気持ちが昔から強いので。信条として持っているのは、楽しんで生きるということ。もちろん、辛く苦い経験も後に財産になっていく大事なものです。ただ、すごく飛躍しますけど、明日人生が終わるとしたら、今日を苦しんでいるより楽しんで生きるほうが絶対にいいなと思うので。今作はヤンキー高校生の話ですが、剛のように、自分の心に素直になって人生の舵を切ることはいつでもできるし、誰にでも訪れる可能性のあること。だからこそ、彼の葛藤や思いがちゃんと伝わるよう、演じたいと思っています」『ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ)』家族の前ではヤンキー、学校では普通の高校生という2つの顔を持つ難破剛。卒業まで誰にもバレずにやり通そうと決意するものの…。原作は小沢としおの漫画『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』。演出は本広克行。毎週水曜22:00~、フジテレビ系で放送中。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年、俳優デビュー。主人公・瀬川丑松を演じる映画『破戒』が7/8~全国公開。Netflixで配信中の『トークサバイバー!』ドラマパートに出演中。ジャケット¥58,300(MAISON ALTERNATIVE/HEMT PR TEL:03・6721・0882)シャツ¥46,200(LABRUM)パンツ¥118,800(OLUBIYI THOMAS) 共にエスディーアイ TEL:03・6721・1070靴はスタイリスト私物※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月09日島崎藤村不朽の名作を、間宮祥太朗主演で60年ぶりに映画化する『破戒』の予告編と本ビジュアルが公開された。本作の舞台は、まだ身分制度の影が残る明治後期。映像は、間宮さん演じる自らの出自に苦悩する主人公・丑松の「なぜ好きな人に気持ちを伝えることが、できない」というナレーションから始まる。「部落民という素性を隠せ」という父からの強い戒めを受け、身分を隠し、教師となった丑松は、下宿先で士族の娘・志保(石井杏奈)と出会い、恋に心を焦がすように。一方で、「この世の矛盾に命懸けで切り込む人間を下等だというのなら、私は進んで下等な人間になります」と丑松が感情を剥き出しにする場面、苦悩に顔を歪め、大粒の涙をこぼす場面も映し出されている。また、丑松と志保の希望と不安が混在する表情が印象的な本ビジュアルでは、「この戒めを破り、明日を生きる」と父からの戒めを破り、出自を隠さず生きる決意のキャッチコピーが添えられている。『破戒』は7月8日(金)より丸の内TOEIほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:破戒(2022) 2022年7月8日より丸の内TOEIほか全国にて公開©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
2022年05月03日間宮祥太朗主演、フジテレビ“水10ドラマ”「ナンバMG5」が4月13日から放送開始。間宮さんの“ヤンキー”ぶりに「ハマり役すぎ」「似合ってる」など絶賛の声が上がるとともに、柴犬の松にも「演技力が高すぎ」などの反応が殺到している。フジテレビの新枠“水10ドラマ”のトップバッターを飾る作品として、小沢としおの「ナンバMG5」と続編「ナンバデッドエンド」を「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が演出を手がけ映像化する本作。筋金入りのヤンキー一家“難破家”の次男・剛が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという、高校“逆”デビュー物語が繰り広げられる。中学では千葉14校を傘下に持つ萬田中のアタマになるが、普通の高校生活を送りたいと家族に内緒で白百合高校というごく普通の学校に入学した難破剛に間宮祥太朗。剛の兄・猛がかつてアタマを張った不良だらけの市松高校1年生で、剛に敵対心を燃やしている伍代直樹に神尾楓珠。剛のクラスメイトで同じ美術部に所属、剛が実はヤンキーだとは全く知らず、正義感が強く暴力や曲がったことが大嫌いな藤田深雪に森川葵。イカつい風貌と実力で他を圧倒するが、硬派で心優しい一面も持つ千鳥商業高校1年生の大丸大助に森本慎太郎(SixTONES)。高校時代に関東を完全制覇した剛の兄、難破猛に満島真之介。難破家の長女で改造自転車を乗り回すヤンキー女子中学生の難破吟子に原菜乃華。地元千葉で名をはせた元レディース総長で剛の母の難破ナオミに鈴木紗理奈。学生時代に千葉最強の名を轟かせていた剛の父・難破勝に宇梶剛士。真面目な男子よりヤンキーが好みな守田巻に富田望生。剛の同級生でヤンキーに憧れている島崎登に春本ヒロ。白百合高校美術部部長の東ミチルに加藤諒といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では家族から県内屈指のヤンキー校・市松高校への入学を期待されていた剛が、家族にこっそり白百合高校に入学。特攻服で家を出るも公園のトイレで学生服に着替え、普通の青春を送ろうとするのだが、同級生の島崎がきっかけとなり市松高校と揉め、市松では上級生も恐れる直樹に正体を知られ…というストーリーが展開。視聴者からは剛を演じる間宮さんに「ヤンキーハマり役すぎて◎そしてめっちゃおもしろい!」「似合ってる。むしろ真面目スタイルより金髪のほうが似合っている」「キャスト全員が振りきってて最高。そして何と言っても間宮くんの演技の振り幅…!」などの声が続出。間宮さんはじめ多くのキャストへの反応とともに、大きな注目を集めたのが難波家の柴犬・松。その可愛さと“演技力”に「面白い!松が可愛い」「難波家のワンちゃん、松君にやられたー(笑)」「犬の演技力が高すぎて松が一番かっこいい」などの声が殺到している。(笠緒)
2022年04月14日俳優の間宮祥太朗さん(28)といえば、先日放送終了したドラマ『ファイトソング』では一発屋ミュージシャンを演じ、歌の上手さがSNSで話題に。様々な役を演じカメレオン俳優としても名高く、イケメンで目力もありドラマでは存在感満載の間宮さん。フジテレビ新枠となる水曜10時ドラマとして、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督演出の新ドラマ『ナンバMG5』の主役を演じることになった間宮さん。内容は、笑いあり涙ありの全く新しい痛快青春ドラマで、間宮さん演じる難破は“脱ヤンキー”を決意するものの、次々と事件に巻き込まれてしまう生粋のヤンキー役だそう。間宮さんのビジュアルが公開され注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!白い特攻服が似合いすぎる間宮さん この投稿をInstagramで見る 『ナンバMG5』 4月13日㊌スタート【フジテレビ】(@nanbamg5_)がシェアした投稿 間宮さんが演じた過去のヤンキー役といえば、『東京リベンジャーズ』の稀咲鉄太役がありますが、今回の難破剛役もビジュアルからバッチリ気合いが入っていて早くドラマが見たくなってきますね。金髪がとても似合っていて、「殺」と文字が書かれたマスクが怖いですが何故か面白さも感じてきます。番組公式インスタグラムが開設され、オンエアを楽しみにしているファンからは「最近原作読んでみました!まじで面白すぎる。ドラマがますます楽しみです」「わんこかわいいし間宮くんの手の血管ヤバいし、とてもいい写真です」「メンチ切ってる剛な祥太朗ほんとすき!!!愛羅武勇卍卍」とヤンキーに扮した間宮さんのビジュアルにメロメロなコメントが多く寄せられておりました。4月13日水曜22時スタートの新ドラマ『ナンバMG5』お楽しみに~!
2022年04月12日この春スタートの間宮祥太朗主演新ドラマ「ナンバMG5」が、いよいよ撮影スタート。制服姿のキャストたちの写真が到着し、併せて富田望生の出演も明らかになった。本作は、筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男である剛(間宮さん)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する、高校逆デビュー物語。クランクインは、剛がヤンキーであることを隠し入学した、舞台となる“真面目”な白百合高校の登校初日。1年7組の教室には、クラスメートの出演者同士がフレッシュな面持ちで集合。スタッフから紹介されると、間宮さんは学ラン姿で登場し、「よろしくお願いいたします!!!」とさわやかに挨拶。大きな拍手が沸き起こったそう。今回、シャバい(ひ弱な)バージョンの剛が、夢だった普通の高校生活をスタートさせる日、ということで、わくわくしながら登校するも、ついヤンキーっぽさが出て焦る…というコミカルな演技が求められた間宮さん。本広克行監督と歩き方からおどおどした目線の運び方まで、丁寧に相談しながら撮影が進んでいく。また、剛が一目ぼれする同級生・深雪(森川葵)は、かわいいことを自覚しつつも、本広監督曰く「ちょっとヤバい感じ」と、ツッコみどころ満載のおちゃめさが魅力。深雪が剛に消しゴムを貸すシーンでは、本広監督のこだわりから、森川さんが何パターンもの表情を作ることに。その様子に、間宮さんをはじめ、クラスメートたちからも笑いが起こったという。そして今回、深雪の友人で、かなりクセが強い同級生・守田巻を、富田望生が演じることも明らかに。おかっぱ頭にちょこんと乗ったお団子ヘアが特徴的な巻は、深雪よりも自分の方がずっとイケていると言わんばかりに、剛へアピール。巻が剛の目の前に登場するシーンでは、富田さんの芝居に本広監督が思わず笑いをこらえきれなくなる場面も。終始なごやかな雰囲気、かつ時に爆笑に包まれるなど、大盛り上がりの撮影となった初日。間宮さんは「現場の雰囲気は活気があっていいですね!シャバい剛からのスタートなのでこれをひとつの基準にして、ヤンキーの剛を作っていけたらいいかな、と思っています。本広監督の演出が明確なので、すごくやりやすいなと感じました。教室のシーンではたくさんの笑いが起きて、すでに面白かったです!」と感想を明かし、森川さんも「学園ものが久々なので、活気あふれる現場に懐かしさを感じたのと、楽しく撮影できそうだなと確信しました。深雪は、本広監督が求めているように“ちょっと変わっているけどかわいい”ヒロインなので、どこまで遊んでいいのか、などバランスが難しい部分もあります。でも見てくださった方に“いいね!”と言っていただければありがたいです。あと、年を重ねても着られた制服のありがたみをかみしめながら(笑)、撮影を楽しんでいきたいと思います」とコメントした。新たに出演が発表された富田さんは「“はっちゃけられそうだな、よっしゃ!”という感じです(笑)。巻には、いろいろな顔があるんだろうな、とも思っています。自分の持っているものと本広監督が思い描くのものをいいあんばいにセッションしたいと考えています!」と意気込んでいる。「ナンバMG5」は4月13日より毎週水曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2022年03月22日清原果耶主演「ファイトソング」の最終話が3月15日オンエア。間宮祥太朗演じる芦田の“公開告白”に「斬新!!」「芦田の告白鑑賞会」などの声が集まる一方、藤原さくら演じる凛らしい“強気告白”にも「不器用さが可愛い」など絶賛の声が殺到している。岡田惠和オリジナル脚本による本作は、空手の日本代表を目指していたがケガで夢を断たれ人生どん底だった木皿花枝が、心の支えにしてきた曲を手がけたミュージシャン・芦田春樹と出会い期間限定で“恋の取り組み”を始める。だが花枝は耳の腫瘍の手術を控えていた…手術をすれば耳が聴こえなくなるかもしれず、花枝はそのことを隠したまま芦田との“恋の取り組み”を終え、彼の元を去る。それから2年が経ち、耳が聴こえなくなった花枝は芦田と再会する…というストーリーが展開してきた。花枝を清原さんが演じ、芦田春樹には間宮さん。花枝に告白しフラれた夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。花枝とも幼なじみで慎吾のことが好きな萩原凛に藤原さん。花枝たちが育った「あさひ学園」施設長の磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいのグラフィックデザイナー・杉野葉子に石田ひかり。芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。迫智也に戸次重幸といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では花枝と再会した芦田が、彼女に想いを伝えようとするもLINEがブロックされていることに気付く。「あさひ学園」の前で待ち伏せするが無視された芦田は、花枝のランニングコースにかかる橋に「花枝の頑なさを解かしたいんだ!恋の力で!」「だから話を聞いて!」「もしくは!」「ブロック解除!お願いします!」と書かれた“垂れ幕”を掲げたり、フリップでメッセージを伝えようとしたりと、あの手この手を駆使する。この展開に「垂れ幕(笑)声出して笑った」「頑張りの方向性が違うぞ!違うぞ、芦田!」「芦田さんのクリエイティブさが変な方向に伸びている…」などの反応が上がるなか、芦田は慎吾の力を借りることに。慎吾は芦田の部屋のクリーニングを花枝に命じる。花枝が不安げな表情で久々に芦田の部屋を訪れると、そこには慎吾はじめあさひ学園の面々に葉子までが勢ぞろい。改め芦田は自分の想いを花枝に伝え、その言葉がテキストとしてスクリーンに映し出されていく…。関係者一同を前にした“公開告白”に「えっ!?みんなで聞くスタイル?」「え、全員見てるとこで言うスタイルは斬新!!」「芦田の告白鑑賞会になってるww」などの声が殺到するが、この告白に花枝も「芦田さんのことが好き、大好き」と返答。晴れて2人は再び付き合うことになる。またもや恋のキューピットとして大活躍した慎吾は凛に「自分の花枝に対する気持ちに気づかない芦田は世界一鈍感な男」だと話す。すると凛は「世界一はお前だよ」と答え「私が慎吾にずっと恋してることに全く気づかないからだよ」と続け、「私に恋させてやる」「とっとと恋しろよ私に!」と凛らしい言葉で慎吾に告白する…。凛の告白にも「凛ちゃんの不器用さが可愛い」「とっとと恋しろよ私にってかわいいすぎ」「とっとと恋しろよ、いいですよ」「凛ちゃんよく言った。慎吾のハグかっこよすぎた」などの感想が続出。慎吾と凛の恋にも多くの声援が送られている。(笠緒)
2022年03月16日間宮祥太朗、神尾楓珠、森川葵、森本慎太郎(SixTONES)らが共演する新ドラマ「ナンバMG5」。この度、満島真之介が最強ヤンキー・難破猛役で出演することが分かった。満島さんが演じる猛は、筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男だが、実はヤンキーをやめたいと思っている剛(間宮さん)の兄。高校在学中に関東を完全制覇し、地元のヤンキーたちからカリスマとあがめられる最強の男で、ケンカは無敗の剛ですら、全く歯が立たない唯一の相手。しかし、高校卒業後は定職につかず、主な収入源はパチンコ。最強かつ豪快な男ながら、義理人情にも厚く、曲がったことは大嫌い。時におちゃめなキャラクターが見え隠れする。「偶然にも、オファーをいただく前からこの漫画を読んでいたんです」と明かした満島さんは、「まさかまさか自分が難破猛役をやらせていただけるなんて。驚きと喜びで体中が震えています。自分自身フジテレビの連続ドラマに出演するのは約7年ぶり。間宮くん、宇梶剛士さん、鈴木紗理奈さん、原菜乃華さんと共に、最高&最強家族の一員になれることが幸せすぎて、まだまだ震えが止まりません。難破ファミリー、マジで気合い入れていくんで“夜露死苦!”」とコメント。また今回、地毛をリーゼントに決めて、カリスマヤンキー役に挑む満島さん。「全く違和感なかったです。リーゼント姿で衣装合わせをしていたら、本広監督に『普段からこんな感じの髪型なの?』と言われましたからね(笑)」と衣装合わせでヤンキー姿になった感想を語る。プロデューサーも「猛役は最後に決まったのですが、衣装合わせにバッチバチのリーゼント姿で挑んでくださった満島さんを見た瞬間、まさに『役者は揃った!』と震えました」と話す。そして満島さんは、放送を待つ視聴者へ「春が来て少しずつ暖かくなり、心彩る、はじまりの季節。正面からぶつかっていく強さと愛情と温もりであふれるこのドラマが、日本中にパワーを届けます!これからの時代を生きていく上で大切なものは何か、守るべきものは何か、自分らしく生きる喜びをみなさんに伝えていきたい。もう一度人生の原点に戻って、家族や仲間と向き合おう!と思ってもらいたい。水曜日は、1週間の真ん中で憂鬱(ゆううつ)になってしまいがち。そんな夜は、難破家からエナジーをもらって“明日もまた頑張るぞ!”“大丈夫!やれる!”と、“新水10”枠と共に、進んでいこう。あなたらしい人生、ここからはじまる!」と熱いメッセージを寄せている。「ナンバMG5」は4月13日より毎週水曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2022年03月15日これまでのヤンキードラマとは一線を画す、全く新しい痛快コメディー×深い人間ドラマ「ナンバMG5」。この度、間宮祥太朗扮する主人公の“コワモテ”ファミリーとして宇梶剛士、鈴木紗理奈、現在「真犯人フラグ」に出演中の原菜乃華が参加することが分かった。本作は、筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛(間宮さん)が、「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する高校逆デビュー物語。難破一家は、両親と兄弟全員が生粋のヤンキーという、地元・千葉では知らない人はいないほどの“コワモテ”ファミリー。宇梶さん演じる父・勝は、自身も学生時代に“千葉最強”の名を轟かせ、常にケンカの勝ち負けにこだわり、剛が幼いころからケンカの仕方を厳しくたたき込んだ。一方で、妻と子どもたちを誰よりも愛する良き父親でもある。「これまで随分と悪役はやってきましたけれども、“ヤンキー(オヤジですが)”役は初めてです。遠い記憶を呼び出して、あの頃見た景色を、今、この現代に再現できればと思います」と意気込んだ宇梶さんは、「この物語で描かれていくのは、“決意”“実行”“苦難”、そして友や家族との“絆”。もちろん“笑い”もです。立場や外見は人間の衣でしかありません。主人公・難波剛に自分を重ね合わせて見てください」と呼びかけている。また、鈴木さん演じる母・ナオミは、地元で名をはせた元レディースの総長。いつも気合が入っており、剛の高校入学祝いには手作りの特攻服をプレゼントし、手料理は子どもたちが大絶賛するほど。鈴木さんは「完璧ではないけど…不完全だけど…そしてとても乱暴だけど、その中にあるとても深い愛情を難波一家みんなで作りたいです。そしてみなさんに愛される家族を目指します。気合いはブリバリなんで夜露死苦!!」とコメント。そして、『罪の声』や「ナイト・ドクター」などに出演、現在放送中の「真犯人フラグ」では、主人公の娘・光莉役で出演中の原さんが演じる妹・吟子は、改造自転車を乗り回すヤンキー女子中学生。勉強は大嫌い、強すぎる兄たちを誇りに思っており、両親と同様、ケンカに勝って帰ってくると喜んで迎え入れている。コメディー作品に挑戦したかったという原さんは「原作を読ませていただき、難破家のパンチのある会話にたくさん笑ったので、私自身も楽しんで演じられたらいいなと思います」と話し、「個性の強いキャラクターたちに負けないよう、素直で家族思いの吟子ちゃんが、見てくださる皆さんに愛されるよう精一杯頑張ります。週の真ん中、たくさん笑って、また明日から頑張る元気をお届けできる作品になると思いますので、楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。「ナンバMG5」は4月13日より毎週水曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年03月08日「SixTONES」の森本慎太郎が、この春放送予定の間宮祥太朗主演ドラマ「ナンバMG5」に出演することが分かった。本作は、筋金入りのヤンキー一家の次男・剛(間宮さん)が、家族に内緒で健全な高校に入学する高校逆デビュー物語。これまでのヤンキードラマとは一線を画す、全く新しい痛快コメディー×深い人間ドラマだ。ジャニーズJr.時代から様々なフィールドで活躍し、近年では「監察医 朝顔」や「武士スタント逢坂くん!」への出演が注目を集めた森本さん。今作で演じるのは、生粋のヤンキーたちが通う市松高校と争う千鳥商業高校の1年生・大丸大助。ヤンキー高校生だが、硬派で心優しい一面も。剛が家族に内緒で通う白百合高校でひそかに憧れる同級生・藤田深雪(森川葵)に大丸も一目ぼれし、剛に対し恋のライバルとして敵対心を燃やしつつも、親しくなっていく。そしてある日、特攻服に着替えた剛を見かけ、彼の二重生活を知ることに。また大丸は、ヤンキーなのにケンカや争いは好まない、ちょっとお調子者なキャラクター。剛や伍代(神尾楓珠)と共に行動するときは、時にボケをかます一面も。さらには、ストーリーの大きなカギを握る場面もあるという。そんな役柄について森本さんは「自分と似ている部分が少しはあるのかな?と勝手に思っています。自分も明るいお調子者です。だからこそ気持ちも理解できるところがあると思うので、自分とリンクしている部分をしっかり出すことで大丸に一歩近づけると思っています」とコメント。また「このドラマに自分ができることを全力でぶつけていきます」と意気込み、「自分らしく演じて、共演者の方々とこのドラマを盛り上げていけるよう楽しんで撮影していきたいと思います。“水曜夜10時は、やっぱナンバMG5だな!”と思っていただけるような時間をお届けします!」と視聴者にメッセージを寄せている。「ナンバMG5」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年03月01日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」の最終回が2月26日オンエア。吉田さん演じる源太郎の最後のセリフに「私もしっかりしないと」「どんな人生になっても楽しもうと思った」など勇気づけられる視聴者続出、「定番化希望」と続編の要望も数多く上がっている。本作は東海テレビ×日本映画放送の共同製作により、伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化。“昭和頑固親父”感あふれる伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、捨てたはずの元カレと様々な店で出くわす長女・由香に木南晴夏。夫の浮気が発覚し離婚し、実家に帰省した次女・里香に佐久間由衣。エリートサラリーマンと別れた三女の美香に武田玲奈。そんな家族を支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香の元カレで源太郎の取引相手でもあるが、由香との交際の過去は隠している大森利夫に浜野謙太。漫画家志望でだらしなく美香に愛想をつかされたユウジに須藤蓮。美香と結婚しようとしていたがフラれた大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。美香の同僚・シイナに野波麻帆。シイナと親しい楠山に山中聡。大森の同僚の渡辺に太田莉菜。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年前に宝くじを買った伊藤家だが、娘たちはそのことをすっかり忘れていた。娘たちを前に源太郎は宝くじの束を見せたうえで、封筒をみせ「この中にはその宝くじで当たった金額を書いたメモが入っている」と伝える。くじは換金の期限が昨日で終わっており、当選金額を知ったところで受け取ることはできない。そのうえで金額を知りたいかどうか訊ねる源太郎。見るか見ないかで揉める姉妹に「お前たちの人生は可能性に満ちている」と告げ、日々の小さな選択から職業やパートナーなど人生の大きな選択まで、様々な選択をして生きていると続ける。その翌朝、子どもの頃よく通った道を歩く伊藤家。娘たちを見送る源太郎は「日々の選択の中で、無数に枝分かれする可能性の道のうち、今、現実に歩くその道を歩き続けなさい」と言葉を送る。「そう思ったら何も恐れる事も後悔する事も無いんだろうな」「それぞれが何を選ぼうと今進む道を行く!私もしっかりしないとな」「大切な人にはたくさん会って、どんな人生になっても楽しもうと思った」「毎日、選択の連続。選択し続け前を向いて歩こう!」など、このセリフに勇気づけられた視聴者からの投稿が殺到。「未来に繋がるハッピーエンドが良かった。season2あると良いな」「昭和の渡る世間の様に、令和のおいハンサムがホームドラマとして定番化希望」など続編を求める声もあがるなか、「次女の本の相手は出ないままか」「アフリカの夜のお相手が気になりすぎる」「アフリカの夜のひとはだれだったんだろ。これは続編あるのか?」など、里香が間違えて本を持ってきてしまった男性について触れたコメントも数多く投稿されている。(笠緒)
2022年02月27日清原果耶主演「ファイトソング」第7話が2月22日放送。花枝の“告白シーン”に共感の声とともに清原さんの演技を絶賛する投稿多数。また間宮祥太朗演じる芦田へのキスの後、花枝が発したセリフにも「かわいかった」などの声が寄せられている。耳の手術の日が迫るなか、まだ手術することを誰にも話してない木皿花枝を清原さんが演じ、一発屋ミュージシャンだったが花枝と“恋の取り組み”で、新たな創作への意欲が生まれた芦田春樹に間宮祥太朗。花枝とともに児童養護施設「あさひ学園」で育ち、今はハウスクリーニング業を経営する夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。花枝とも慎吾とも幼馴染みの「あさひ学園」育ち、慎吾のことが好きだが彼が花枝を好きだと知っている萩原凛に藤原さくら。芦田に想いがある彼のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。花枝に耳の事を告知した医師・立石正嗣に橋本じゅん。花枝たちが立ち寄る理髪店「バーバーサッコ」の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長で花枝の様子が気になる磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいでグラフィックデザイナーをしている杉野葉子に石田ひかりといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。花枝はついに自分の耳のことについて直美や慎吾たちに告白する。「口にしたらいやな現実がもっと本当になっちゃう気がして…」と涙を流す花枝に「つらいことは口に出すともっとつらくなるよね」「親代わりだった人たちとか兄弟同然だった人たちにこういう顔させたくないって気持ちもわかる」といった共感の言葉とともに「果耶ちゃんお芝居がリアルすぎて見入って泣いてた」と、清原さんの泣きの演技を賞賛する投稿も。そんな花枝を見ながら涙する慎吾にも「慎吾ちゃん、今何を思ってるの...」「慎吾の複雑そうな表情よ…(芦田に言わないと言ったあとね)」などの反応が。そんななか芦田が実家から届いた海産物を持ってあさひ学園に現れる。鍋をやろうと慎吾が提案し、芦田は初めて花枝の部屋に上がる。鍋を楽しんだあと慎吾と芦田がトランプからの腕相撲対決を展開。「トランプで芦田さんと対決して負ける慎吾まじ慎吾」「腕相撲対決はもう存分に腕の血管見れるので最高です」などの声が上がる一方で、未だ芦田が花枝の耳のことを知らない件に触れ「楽しく過ごす時間の意味を花枝、慎吾、凛は共有しているのに、同じ空間にいながら芦田さんだけが知らない状況がもどかしくて辛い」といったコメントも。その後部屋で2人になった花枝と芦田。花枝は「芦田さん、キスしてもいいですか? …します」と言って芦田にキスする。「花枝ちゃんからのキス息が止まるほど二人がキレイだった」「とってもキレイなキスシーンだったなぁ 吸い込まれそうだった」などの反応とともに、その後の花枝のセリフにも「キスでチュッと音が鳴ると思ってた花枝ちゃんかわいかった!」など様々な声が寄せられている。(笠緒)
2022年02月23日4月スタートの青春ヤンキードラマ「ナンバMG5」より、間宮祥太朗演じる主人公・難破剛のビジュアルが公開された。本作は、筋金入りのヤンキー一家に生まれた剛が、普通の高校生になりたいと、家族に内緒で健全な高校に入学する、高校逆デビュー物語。家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では学ランを着た真面目な高校生、という二重生活を送る剛。今回は、そんな“ヤンキー”バージョンと“シャバい”(ひ弱な、さえない)バージョン、両方のビジュアルが到着。ヤンキーバージョンでは、たてがみのように逆立てた金髪と、素肌に真っ白の特攻服姿で迫力満点。本広克行監督からも「いいねー!」とテンション高めに太鼓判を押され、間宮さんも一安心したという。一方、シャバいバージョンは、まとめられた黒髪に学ラン姿で、さわやかな笑顔を見せている。特攻服を着てみて、間宮さんは「原作にもありますが、トラブルなどを解決していく、ある意味“ヒーローのスーツ”のような印象で、剛のONの状態になり気合が入りました。デザインについては、赤文字に金で統一感もあって、特に“泣いてくれるなおっ母さん”という言葉が気に入っています」と感想を述べる。しかし、素肌に特攻服ということで「嫌でしたね(笑)」と当初をふり返り、「アクションすると、乳首が見え隠れするのではないかな?と。最初はそう思いましたが、割と小さくて離れ気味な乳首なので、隠しやすかったですけどね(笑)!」と話す。そして、剛について「主人公は家族に期待されているレールがあって、でもそこから外れたところに行きたいんです。その思いは、ヤンキーであろうとなかろうと、誰もが10代のころに感じることだと思います。まわりからのイメージや“こうでしょ、こうなってよ”という期待と、自らがどう生きたいか?という自分のアイデンティティーを考えることは、題材をどこにしようとも共通するところだと思うので、その物語の筋みたいなことが伝わればと考えております」とコメントを寄せている。また、ポスター撮影およびティザー動画の撮影に挑んだ際、アクションシーンで張り切りすぎて太ももの裏が伸びてしまい、体の硬さを痛感するというハプニングがあったという。「ナンバMG5」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月22日島崎藤村の小説を原作とする映画『破戒』が、2022年7⽉8⽇(⾦)より公開される。主演は間宮祥太朗。島崎藤村の名作『破戒』60年ぶりに映画化『破戒』は、1948年に⽊下恵介監督、1962年に市川崑監督と、名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村による不朽の名作小説。60年ぶりに映画化を果たす『破戒』は、東映京都撮影所が制作を担当しており、明治後期の時代を違和感なく⾼い次元で映像化している。主演は間宮祥太朗■主人公・瀬川丑松...間宮祥太朗⽣徒に慕われる⼩学校教師。亡くなった⽗からの強い戒めを受け、⾃分が被差別部落出⾝ということを隠して生きる。⾃らの出⾃に苦悩しつつも、最後にはある決断をする。主演を務めるのは、映画『東京リベンジャーズ』やTVドラマ「ファイトソング」などで活躍する間宮祥太朗。過去の映画化では、池部良、市川雷蔵といった名優が演じた難役に挑む。<間宮祥太朗 コメント>映画『破戒』で瀬川丑松役を演じます。島崎藤村⽒の⼩説はこの話を頂いてから読みました。戒めを破ると書いて破戒、シンプルで確固とした主張を抱いた題名。情景や⾵景、その場のあらゆることが繊細な描写で表現されていて、肌で知ることのできない時代の物語が⽬の前に表れるようでした。そして作品の中枢の部分にぶっとく流れる強い激情。今このコメントを書いている最中も何と⾔葉にしていいかわからずにいます。しかし⼀⽅で⾔葉を探す作業こそ重要なのだとも思っています。他⼈に⾒えず⾃分の中だけにある感情を探す事に繋がっている気がします。この映画も、⾔葉で語りづらいものになっていれば、そして観客の皆さん⼀⼈⼀⼈が⾃分の⾔葉や感情を探してくれればと願っています。真夏の京都での撮影は静かに着々と進みました。映画『破戒』宜しくお願い致します。■志保...⽯井杏奈丑松の下宿先で暮らす⼠族出⾝の⼥性。控えめな性格ながら、芯が強く負けん気を見せる部分も。丑松に恋⼼を寄せつつも、なかなか思いを告げられない。■銀之助...⽮本悠⾺悩める丑松を⽀える友⼈の同僚教師。■猪⼦蓮太郎...眞島秀和被差別部落出⾝の思想家。演説会の後、政敵の放った凶刃により命を落とす。■丑松の父役...田中要次■寺の住職役...竹中直人■寺の尼役...小林綾子■小学校校⻑役...本田博太郎■猪子の政治的宿敵・高柳役...大東駿介監督は前⽥和男監督は、椎名桔平主演の映画『発熱天使』や、キネマ旬報「⽂化映画部⾨」ベストテン7位の『みみをすます』を手掛けてきた前⽥和男。脚本は、『クライマーズ・ハイ』『孤⾼のメス』『ふしぎな岬の物語』で⽇本アカデミー賞優秀脚本賞受賞歴を持つ巨匠・加藤正⼈と、『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌』で第58回毎⽇映画コンクール脚本賞を受賞した⽊⽥紀⽣が担当する。映画『破戒』あらすじこの戒めを破り、明日を生きる ――瀬川丑松は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する。彼は、その出自を隠し通すよう、亡くなった父からの強い戒めを受けていた。彼は生徒に慕われる良い教師だったが、出自を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで心を乱しつつも、下宿先の士族出身の女性・志保との恋に心を焦がしていた。友人の同僚教師・銀之助の支えはあったが、学校では丑松の出自についての疑念も抱かれ始め、丑松の立場は危ういものになっていく。苦しみのなか丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎に傾倒していく。猪子宛に手紙を書いたところ、思いがけず猪子と対面する機会を得るが、丑松は猪子にすら、自分の出自を告白することができなかった。そんな中、猪子の演説会が開かれる。丑松は、「人間はみな等しく尊厳をもつものだ」という猪子の言葉に強い感動を覚えるが、猪子は演説後、政敵の放った暴漢に襲われる。この事件がきっかけとなり、丑松はある決意を胸に、教え子たちが待つ最後の教壇へ立とうとする。【詳細】映画『破戒』公開日:2022年7⽉8⽇(⾦)より丸の内TOEIほか全国公開原作:島崎藤村『破戒』脚本:加藤正⼈、⽊⽥紀⽣監督:前⽥和男⾳楽:かみむら周平出演:間宮祥太朗、⽯井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、⼩林綾⼦、七瀬公、ウーイェイよしたか(スマイル)、⼤東駿介、⽵中直⼈、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、眞島秀和配給:東映ビデオ
2022年02月19日間宮祥太朗主演の新ドラマ「ナンバMG5」に、ヤンキー憧れのヒロイン・藤田深雪役で森川葵が出演することが分かった。本作は、筋金入りのヤンキー一家の次男・剛(間宮さん)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する、高校逆デビュー物語。新たに出演が決定した森川さんが演じる深雪は、剛が家族に隠れて入学したまじめな白百合高校に通う女子高生で、剛と同じ美術部に所属している。剛が実はヤンキーだということは全く知らず、剛に消しゴムを貸してあげたり、グループで一緒に遊びに出かけたりと、気さくなキャラクター。正義感が強く、暴力や曲がったことが大嫌いで、不良同士のケンカにも物おじせず止めに入るなど、大胆な行動もとる。しかし、ちょっと抜けている部分も。そんな深雪に対し、剛は出会った日から惹かれ始め、いつしか憧れの存在になっていくのだ。「賭ケグルイ」シリーズでは感情の高低差が激しいキャラクターを、「B面女子」ではおいしいモノを変態的に愛する女性をと、幅広いキャラクターを演じ分ける演技派女優の森川さん。深雪役については「他の漫画のヒロインたちと比べると少しばかり腹黒さを持ち合わせていますが、そんな人間味のある部分が他の作品のヒロインたちとは違った深雪の愛すべきポイントかなと捉えています」と語り、「私自身も一視聴者としてどんな物が出来上がるのか楽しみにしています」とコメントしている。「ナンバMG5」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月17日清原果耶&間宮祥太朗共演による「ファイトソング」6話が2月15日放送。間宮さん演じる芦田からあふれる“愛の言葉”に「愛の告白しちゃってる」など反応が集まるなか、菊池風磨演じる慎吾の直球告白からのバックハグにも大きな反響が巻き起こっている。岡田惠和がオリジナル脚本を手がける本作は、夢破れ人生どん底状態の主人公が、心の支えにしてきた曲を手がけたミュージシャンと出会い、彼の新曲作りのための“取り組み”を始める…というラブコメ。芦田との“恋の取り組み”が再開した木皿花枝を清原さんが演じるほか、契約を切られる期限が伸び、再び花枝と“恋の取り組み”をはじめる芦田春樹に間宮さん。昔から花枝を想い続けている夏川慎吾に菊池さん。慎吾のことが好きで花枝とも幼なじみの萩原凛に藤原さくら。芦田を意識している芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。花枝の耳の腫瘍を告知する医師・立石正嗣に橋本じゅん。理髪店「バーバーサッコ」の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長の磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいのグラフィックデザイナー・杉野葉子に石田ひかりといったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遊園地デートから“取り組み”を再開することになった花枝と芦田。自分のことをちゃんと呼ばない芦田に花枝は「いくつか呼んでみてください」と話す。芦田が呼んだなかから呼び捨ての“花枝”を選ばせると、今度はジェットコースターに1人で乗ってくださいと指示。芦田は1人でコースターに乗り込むことに。出発前、後ろの席がカップルだらけなのを見て思わず苦笑いしてしまう芦田。一方の花枝は下でコースターを見上げながら、一緒に乗っているのを想像する。乗り終わって花枝のもとに帰ってきた芦田は「花枝が隣にいてくれないと、世界は色あせるな急にって思った」と切り出し「隣にいて欲しいのは誰でもいいわけじゃないんだ」「世界で一番素敵な女の子は花枝なんだって思った」など、詞のような言葉が次々と口からあふれ出す…。「芦田さん歌詞しか喋らんくておもろい」「なんだ!このセリフ!聞いてるこっちが恥ずかしくなる」「黒尽くめのムササビ男子なのに、なんでこんな無邪気な3歳児のように笑ってお話ししてくれるんだ…芦田さん…」「どんどん言葉出てくるし、ナチュラルに「花枝」連呼してるじゃん?!」「いやもうね、好きなのよ。愛の告白しちゃってるのよ」など芦田の言葉に多くの反応が集まる。一方、慎吾の会社の経営状態を気にして「私雇ってる場合じゃないんじゃ」と話す花枝に「戦力として役立ってるからいてくれないと困る」と答える慎吾。花枝が「なんでそんなに私のこと」と疑問をぶつけると、慎吾は「俺は花枝のことを愛し続ける。守り続けるって決めてんの。だからお前がいらないって言ってもそうすんの」と“直球告白”からのバックハグ。「わあバックハグきたよ!」「耳元で優しい言葉は泣くぞ 愛おしい 最高の男だ慎吾!」など慎吾のバックハグにも大きな反響が巻き起こっている。(笠緒)
2022年02月16日島崎藤村の名作「破戒」が間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬共演で60年ぶりに映画化されることが決定。ティザービジュアルが解禁され、キャスト・スタッフコメントが到着した。「破戒」は、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠によって映画化されてきた。そして2022年、実に60年ぶりに、東映製作のもと不朽の名作が復活する。主演を務めるのは、『東京リベンジャーズ』や TVドラマ「ファイトソング」に出演、近年目覚ましい活躍を見せる若手俳優・間宮祥太朗。自らの出自に苦悩しつつも、最後にはある決断をする主人公・丑松という難役に挑戦し、気迫のこもった演技で観る者を惹きつける。間宮祥太朗共演は現在放送中の「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」に出演している石井杏奈。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない慎ましい女性・志保を演じる。悩める丑松を支える親友・銀之助役に、多くの話題作に出演する若手俳優・矢本悠馬。ほかに、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子など、名優らが顔をそろえる。監督は、『発熱天使』『みみをすます』の前田和男。脚本は、『クライマーズ・ハイ』『孤高のメス』『ふしぎな岬の物語』で日本アカデミー賞優秀脚本賞のほか、数々の受賞歴を誇る巨匠・加藤正人と、『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌』で第58回毎日映画コンクール脚本賞を受賞した木田紀生が担当し、100年以上も前の原作を現代に蘇らせ、一流のエンターテインメントとして昇華させる。解禁されたティザービジュアルでは、「誰にも心を許してはならない。」というキャッチコピーが添えられ、間宮さん演じる主人公・丑松が、自らの出自を誰にも言えずひた隠しにしている姿を切り取っている。◆キャスト・スタッフコメント間宮祥太朗(主演:丑松役)映画『破戒』で瀬川丑松役を演じます。島崎藤村氏の小説はこの話を頂いてから読みました。戒めを破ると書いて破戒、シンプルで確固とした主張を抱いた題名。情景や風景、その場のあらゆることが繊細な描写で表現されていて、肌で知ることのできない時代の物語が目の前に表れるようでした。そして作品の中枢の部分にぶっとく流れる強い激情。今このコメントを書いている最中も何と言葉にしていいかわからずにいます。しかし一方で言葉を探す作業こそ重要なのだとも思っています。他人に見えず自分の中だけにある感情を探す事に繋がっている気がします。この映画も、言葉で語りづらいものになっていれば、そして観客の皆さん一人一人が自分の言葉や感情を探してくれればと願っています。真夏の京都での撮影は静かに着々と進みました。映画『破戒』宜しくお願い致します。前田和男(監督)間宮祥太朗は違う次元に行ってしまった。原作における主人公・瀬川丑松は、苦悩と葛藤にまみれた複雑なキャラクターである。ところが、間宮祥太朗は深く静かに丑松になりきり、信じられないほどの軽みと透明な人物をそこに生み出した。映画のDNAの本質は、何かを「じっと見つめる」ことにある。「静か」「透明」……それこそ映画が映画であるための本質である。間宮祥太朗はそこに到達した。役者が演じている顔(気持ちから導き出された演技)とは違う次元に行ってしまったのだ。それは映画開始早々1分30秒で登場する間宮祥太朗=瀬川丑松を見れば一目瞭然だろう。その恐ろしいほどの美しさに、撮っていた私は鳥肌がたった。加藤正人(脚本)島崎藤村の「破戒」は、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督によって映画化されている。いずれも日本映画史に残る名作だ。「破戒」は、差別に対する悲憤を描いた小説だ。出版されて110年以上の時が流れた現在も、未だに部落差別は社会に残っている。それどころか、外国人やマイノリティに対する新しい差別も生まれている。人間の心から消えない差別意識というものを常に意識しながら、現代にも通じる「破戒」にしたいという想いでこの脚本を書いた。主人公の瀬川丑松は、過去の作品で、池部良、市川雷蔵といった名優によって演じられたが、今回この難役に挑戦してくれた間宮祥太朗君には深く感謝している。『破戒』は7月8日(金)より丸の内TOEIほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月16日この春放送予定の間宮祥太朗主演ドラマ「ナンバMG5」に神尾楓珠が出演することが明らかになった。本作は、これまでのヤンキードラマとは一線を画す全く新しい痛快コメディー×深い人間ドラマ。筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男・剛(間宮さん)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという、高校逆デビュー物語。「左ききのエレン」で連続ドラマ初主演を果たし、「ギルティ~この恋は罪ですか?~」「顔だけ先生」『20歳のソウル』などに出演した神尾さんが演じるのは、剛が入学するはずだった、そして難破家全員がそこに通っていると思い込んでいるヤンキー校の1年生、伍代直樹。不良だらけの上級生からも恐れられるほど、ケンカが強い一匹狼だ。最初は、剛に敵対心を燃やし、タイマンをはろうとしていたが、剛の秘密を知ることになり、次第に相棒的な存在になっていく。そして、誰よりも剛のことを理解するようになり、実は情に厚く面倒見がいい一面も見せていく。「率直に面白そうだなと思いました。今までのヤンキー漫画にない斬新な設定なので、どんな作品になるのかワクワクしています」と心境を明かした神尾さんは、「剛との関係性の変化や、いわゆる相棒的な存在としての2人の面白さを出せればと思います」と意気込む。また「ヤンキーだったり、ラブコメだったり、いろいろな要素が詰まったまさに波瀾(はらん)万丈な作品になると思うので、楽しみにしていてください!」と視聴者へメッセージを寄せている。今回の起用に関してプロデューサーは「伍代直樹は、誰とも群れない孤高の存在です。しかし、剛と出会ってしまったせいで、振り回されてペースを乱し、気付いた時には彼の一番の相棒になっていました。一匹狼のくせに、実は面倒見が良い。冷徹そうで、実はお人よし。このギャップだらけの伍代という男を、魅力的に演じてくださる役者さんは誰だろう。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが神尾さんでした。神尾さんのクールで力強いまなざしと落ち着いた声色…凜とした佇(たたず)まいはまさに伍代そのもの」とコメントしている。「ナンバMG5」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月08日