●iPhoneのカメラが大きく進化?米AppleがイスラエルのLinX Computational Imagingを買収したと米Wall Street Journalが4月14日(米国時間)に報じた。同紙が関係者の話として伝えるところによれば、買収金額は2,000万ドル程度が提案されていたようだ。現在LinXのWebサイトは半分壊れた状態で詳しい情報はほとんど残っていないが、WSJによれば、同社はスマートフォンやタブレット向けに複数の小型カメラセンサーを用いて3D映像の取得が可能な仕組みを開発しているという。これが具体的にどのような技術で、買収後のAppleからどのような製品が出てくる可能性があるのかを考えてみる。○LinXのカメラ技術でどういったことが可能になる?現在LinXのサイトそのものには記載されていないようだが、BusinessWireには同社が昨年2014年6月に配信したプレスリリースが残っており、これで製品や技術の概要を知ることができる。リリースにも記載されているが、昨今のスマートフォンやタブレット向けカメラはイメージセンサーの高解像度化や高級化路線が一段落し、新たな差別化ポイントを模索する段階に入りつつある。画質もさることながら、既存のイメージセンサーと有り余るプロセッサパワーを使って、いかに画像にさまざまな後処理を施すかという部分に力が注がれている。そこで登場したのがLinXの「アレイ(Array)カメラ」であり、1つではなく複数のイメージセンサーを組み合わせて一度に複数の画像情報を取得することで、従来のカメラにはないさまざまな仕掛けを可能にする。具体的には、複数のイメージセンサーを用いることにより撮影対象のかなり正確な"深度"情報の取得が可能になり、映像のピクセル間に存在する距離を認識して空間マッピングが可能になる。この情報を利用すれば、例えば撮影画像のオブジェクト間の距離やサイズが正確にわかるようになるほか、手前のオブジェクト(人物など)のみを抽出して別の背景と合成したり、あるいはフォーカスをかける対象を撮影後に変更したりと、従来のカメラ撮影では難しかった加工が容易になる。またイメージセンサーの数が増えることで、暗所撮影などで問題になるノイズ除去の精度が上がったり、スマートフォンに搭載される小型のカメラモジュールでデジタル一眼レフに近い画質の再現が可能であったりと、カメラそのものの性能が向上するというメリットがある。イメージセンサーから得られる情報が増えることで、おそらくは従来のHDRで不自然だった合成処理も、より自然なものに仕上がるという効果も期待できるだろう。●iPhoneに3Dカメラが搭載!?○搭載の進む3Dカメラ技術、以前に買収したPrimeSenseとの違い深度情報を得て空間把握が可能な「3Dカメラ」がコンシューマの世界に入ってきたのは比較的最近のことだ。最もメジャーなものは「3Dモーションセンサー」として人体の動きでゲーム機へのUI入力が可能な「Kinect for Xbox 360」で、Microsoftから2010年に発売された。Kinect for Xbox 360では現在Apple傘下にあるイスラエルのPrimeSenseが開発した技術が用いられている。現在のMicrosoft Kinectでは別の技術が用いられているが、PrimeSenseの技術では赤外線(InfraRed)照射装置とそれを受光する"深度センサー"、そして通常の周辺画像を取得するイメージセンサーとマイクを組み合わせることで、音声コマンドと人体モーションによるゲーム機の操作を可能としていた。3Dカメラの実現方式はさまざまなメーカーや研究所によって開発され数多存在するが、そのうちの多くはPrimeSenseが用いている「赤外線(IR)」+「深度センサー」の組み合わせというケースが多い。昨年末に対応製品(Dell Venue 8 7000 Series)が登場して話題になったIntelの「RealSense」もまた、このIR+深度センサーを用いた方式で、先ほど紹介したLinXが実現できる距離計測や後加工といった仕組みを実装している。Intelは2015 International CESにおいて、このRealSenseカメラを用いて3Dオブジェクトを"スキャン"し、3Dプリンタでこのスキャンしたオブジェクトを出力するデモを行っている。RealSense技術を採用したスマートフォンやタブレットを手に、3D印刷したいオブジェクトの周囲をまわることでその形状や表面の色(質感)データの取得が可能になるが、これは加速度センサーなどを組み合わせることで撮影画像をリアルタイムで合成し、ソフトウェアでモデリングデータを自動生成することで実現している。そしてIRを用いない方式の3Dカメラとしては、今回のLinXやPelican Imagingの技術が挙げられる。IR方式の3Dカメラにはいくつか弱点があり、まず屋外のような光の強い場所では測定誤差が大きいこと、そして赤外線照射距離の問題で数メートル~数十メートル程度の距離のオブジェクトの深度しか測れない。照射距離や時間を増やせば対応可能だが、モバイル端末ではバッテリ消費やモジュールサイズの問題もあり難しい。一方でLinXやPelicanが採用する方式は「複数の格子(Array)状のイメージセンサーを組み合わせて画像を同時撮影」する手法で3Dカメラの「深度情報取得」を実現しており、IRにまつわる問題を解決できるほか、屋内外のどちらでも比較的高品質な画像を取得可能になっている。●3DカメラはいつiPhoneに搭載されるかアレイカメラ方式の弱点としては、カメラモジュールのコストが高くなることが1点挙げられる。現在スマートフォンやタブレットに搭載されているイメージセンサーはハイエンドのものでも単価は10ドル未満であり、これとレンズやLEDフラッシュと組み合わせて搭載したとしても、製品全体のBOM (Bill Of Material)に占める割合はそれほど大きくない。現在タブレットへの採用が少しずつ進みつつあるRealSenseでも若干割高ではあるものの、それほどコストに大きなインパクトを与えるものではないと考えられる。ただし筆者が聞くところ、Pelicanのような専用カメラモジュールの場合はこれらに比べ2~3倍程度のコストを要するとのことで、これほどではないとしても、LinXの技術の採用はコスト上昇要因の1つとなるかもしれない。アレイカメラ方式のもう1つの問題として、処理加工のためにプロセッサパワーを非常に多く消費するという特徴が挙げられる。写真1枚撮影するだけで大量のデータが取得され、これを一度に処理しないといけないため、特にGPUに大きな負荷をかける。前出Pelicanのケースでは、デモ機に用いていたSnapdragon 805ではすでに重い状態で、商用化にはこれより1~2世代後のプロセッサが必要だと感じたレベルだった。おそらく現行で市場に存在するハイエンドのスマートフォンでも重い処理で、LinXにおいても同種の制限が存在するとすれば、実際にApple製品に搭載されるのは早くて2016年か2017年以降となると予想する。○AppleはLinXの技術をどのように製品に組み込むか現時点で買収済みのPrimeSenseの技術を採用した製品が市場投入されていない状態だが、Appleは近い将来にLinXの技術を採用した製品を市場投入してくることだろう。PrimeSenseはモバイル端末というよりもむしろ、デスクトップ環境やリビングルームでの「3Dモーションセンシング」に活用してくると考えられ、例えば今年後半にもAppleによる製品投入が噂されている「新型Apple TV」のUIに採用される可能性もゼロではない。前出のように、パフォーマンス的理由やBOMに与えるコストインパクトから、LinXの技術をiPhoneやiPadといったiOSデバイスに搭載してくるのは早くて来年2016年以降とみられる。AppleがLinXをiOSデバイスに採用する大きなメリットの1つが「カメラモジュールの薄型化」にある。LinXによれば、画質を上げるためにイメージセンサーのサイズを大きくするとレンズの厚みが増える問題が出てくる。ところが、同社の技術のように大型イメージセンサーを複数の小型のイメージセンサーの組み合わせで置き換えることで、このレンズ部分の薄型化が可能になり、カメラモジュール全体の薄型化を実現できるという。iPhone 6をよく利用するユーザーならご存じだと思うが、同製品は本体薄型化の弊害として「レンズ部分が飛び出ている」という、非常にデザインとしては"いただけない"ものになっている。英ロンドンでハイエンドスマートフォンの新製品「P8」を発表した中国のHuaweiは、「iPhone 6のようにレンズが飛び出していない」という点をセールスポイントに製品をアピールしていたりと、すでに多くがネタに使うようなデザイン上のウィークポイントだ。ゆえにLinXの採用はiPhoneのさらなる薄型化を実現する可能性も秘めており、さらに「カメラの新しい使い方の提案」も可能にするなど、大きな差別化ポイントとして機能するとみられる。いずれにせよ、非常に楽しみな動きだ。
2015年04月17日日立国際電気と日本放送協会(NHK)は4月6日、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発したと発表した。同カメラシステムは、独自構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせでさまざまな運用形態が実現できるという特長をもつ。まず、レンズマウントはPL方式で、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドにはフランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整を容易に行うことができる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。収録記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録でき、収録ユニットと小型カメラアダプタ、CCUを接続することで収録データの現像作業が可能だ。さらに、光伝送ユニットとCCU間は、現行のハイビジョンカメラと同様の光複合ケーブルで接続可能で、タリーやインカムなどのコミュニケーション系信号の伝送も現行ハイビジョンカメラと同様に行うことができる。また、小型光伝送アダプタとの組み合わせにより軽量化を実現したことで、クレーンまたは汎用カメラスタビライザーへの搭載が容易となっている。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能。このほか、4Kモニター出力信号はドット・バイ・ドット信号の出力が可能なため、VEによるフォーカス調整が容易となっている。
2015年04月07日誕生の瞬間から初めて歩いた時、そして入園、入学や運動会など、子どもの成長は大切に写真に残していきたいもの。「カメラにこだわりたい」という人も多いでしょう。きれいな写真が撮れるカメラといえば、デジタル一眼レフカメラ。でも、「難しそう」「大変そう」と敬遠してしまいがちでは? しかし、最近は初心者でも十分扱いやすいものになってきました。今回は、デジタル一眼の良さに触れながら、「デジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの違い」について、説明していきましょう。■一眼レフとコンデジの違いは、カメラの心臓部「イメージセンサー」の違いコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)と一眼レフの一番の違いは、イメージセンサーと呼ばれる、レンズから入る光を取り込むセンサーの大きさです。一般的に一眼レフに使われているイメージセンサーの大きさは、23.5mm×15.7mmの「APS-C」というサイズ。対してコンデジに使われているのは6.2mm×4.6mmと、一眼レフの1/3以下の、小さなサイズのイメージセンサーなのです。そのため、一眼レフのほうがより多くの光を取り込めて、美しい写真が撮れるということになります。美しい写真というと、画像の容量が気になるところですが、そのあたりも問題なし。容量が大きいRAWデータでの撮影もできますが、普段はセンサーの大きさを生かしつつ、コンデジとほとんど同じ容量で撮れるため、写真の保存にも困りません。ではここで、デジタル一眼レフカメラならではのよさをいくつかご紹介しましょう。■デジタル一眼レフには、赤ちゃんが生き生きと立体的に撮れる ボケ味の深さがあるスタジオで撮ってもらったフォトブックや雑誌などには、背景が美しくぼやけて、子どもが今にも触れられそうなほど近くに感じられる写真が数多くあります。これはイメージセンサーが大きい一眼レフでないと出せない効果。最近のコンデジでもある程度背景をぼかせますが、一眼レフに比べるとセンサーの大きさの違いから、どうしても深さが出せません。■デジタル一眼レフは、レンズを交換することで、雰囲気も一緒に写真におさめられる一眼レフはレンズを取り替えて「その時の雰囲気ごと写真に写したい」と感じた時に、思った通りの写真を撮ることができます。・暗い室内でも背景をぼかしながら日常をきれいに撮れる「単焦点レンズ」・遠いものを近くに引き寄せたように美しく撮影できる「望遠レンズ」・子どもの目線でのびのびと、広がりを持たせた写真が撮れる「広角レンズ」・花や子どもの産毛などに思い切り近づいて、より愛おしい写真が撮れる「マクロレンズ」ざっと挙げただけでも、これだけの種類のレンズがあります。たとえば運動会や入園式には望遠レンズ、日常の食卓やリビングでは単焦点、砂場では広角レンズ、寝顔にはマクロレンズなど、場面に合わせてレンズを取り替えていくだけで、生き生きとした写真を撮ることができます。■気軽に撮れるようになってきた一眼レフ、短所はその重さ最近はオートモード内蔵で、簡単に美しく撮れるデジタル一眼レフも増えてきました。ですが、だいぶ軽量になってきたとはいえ、コンデジと比べると、かさばって重たいという欠点があることは否めません。荷物を持ち歩かなくていい車での移動や、ベビーカーに積めるという時の持ち運びには適していますが、徒歩での移動の場合は、一眼レフカメラが邪魔に感じてしまうこともあるでしょう。■一眼レフとコンデジ、選ぶなら…結論としては、メモやスナップとして使いたいならコンデジ。家族でのお出かけや旅行など、思い出を雰囲気ごと切り取りって残したいならデジタル一眼で撮ることをおすすめします。どちらも一長一短。最近では、携帯電話やスマホで代用してしまうという人がほとんどかもしれませんが、だからこそ、デジタルカメラにしかない便利な機能を備えた機種もたくさん売られています。ぜひ、カメラならではのよさに触れてみてください。さて、次回からは、デジタル一眼レフカメラを購入しようと考えている人に向け、実際にデジタル一眼を選ぶ時のポイントや、子どもを撮るテクニックをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
2015年03月26日カメラ記者クラブは3月20日、「カメラグランプリ2015」における「あなたが選ぶベストカメラ賞」の投票受付を開始した。一般ユーザーの投票によって、2014年度に日本国内で発売されたスチルカメラの中から優れた1機種を選ぶ。投票受付期間は3月20日から4月13日まで。カメラグランプリは国内の写真、カメラ専門誌の担当記者で構成するカメラ記者クラブが主催し、最近1年間に発売されたカメラの中から優れた製品を選ぶアワード。「あなたが選ぶベストカメラ賞」では、一般ユーザーの投票によって1機種を選定する。投票はWebページ上の投票フォームから受け付けている。投票フォームでは選考機種、選考理由、氏名、住所などの入力が必要だ。また、投票者から抽選で、オリンパスイメージング「STYLUS 1s」やキヤノン「PowerShot SX710 HS」パナソニック「LUMIX GM5 標準ズームレンズキット」などをプレゼントする。
2015年03月20日イデアミクスは3月8日、[ONA] Designs LLC製のカメラバッグ「CAMPS BAY」「THE LEATHER PRINCE STREET」「THE PRINCE STREET」「THE LEATHER CAPRI」「THE CAPRI」の5モデルを発表した。○THE CAMPS BAY「CAMPS BAY」は、一眼レフカメラと7本の交換レンズ、17型のノートパソコンを収納できる大型のカメラバッグ。70-200mm F.2.8の望遠ズームレンズを装着した状態のデジタル一眼レフカメラをそのまま収納できる設計となっている。仕切りはいずれも取り外せるようになっており、撮影機材にあわせて内部を調節可能だ。小物入れ用のポケットも装備する。外寸はW330×D165×H432mmで、内寸はW279×D127×H419mm。SmokeとField Tanの2色を用意し、価格は税込61,560円。○THE LEATHER PRINCE STREET「THE LEATHER PRINCE STREET」は、上質のイタリアンレザーを使用した手作りのメッセンジャー型カメラバッグ。一眼レフカメラと2本の交換レンズ、11型のノートパソコンを収納可能だ。前面に2カ所、背面に1カ所のポケットを設けている。外寸はW318×D114×H254mmで、内寸はW305×D102×H229mm。Antique CognacとDark Truffleの2色を用意し、価格は税込61,560円。○THE PRINCE STREET「THE PRINCE STREET」は、耐水性のワックスキャンバスとフルグレインレザーにより手作りされたメッセンジャー型カメラバッグ。機能や仕様などはTHE LEATHER PRINCE STREETとほぼ共通。SmokeとField Tanの2色を用意し、価格は税込42,120円。○THE LEATHER CAPRI「THE LEATHER CAPRI」は、上質なイタリアンレザーを使用した手作りのトートバッグ。一眼レフカメラと2~3本の交換レンズ、11型のノートパソコンを収納可能だ。表ポケットにはジッパーが備わり、内ポケットも用意。小物などを収納しておける。クロスボディストラップは取り外しが可能。外寸はW394×D102×H292mmで、内寸はW381×D102×H279mm。カラーはAntique Cognac。価格は税込49,680円。○THE CAPRI「THE CAPRI」は、耐水性のワックスキャンバスとトップグレインレザーにより手作りされたカメラバッグ。機能や仕様などはTHE LEATHER CAPRIとほぼ共通だ。外寸はW394×D107×H292mmで、内寸はW381×D102×H279mm。カラーはDark Tan。価格は税込38,880円。
2015年03月10日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾、第2弾に続いて、第3弾をお届けしよう。
2015年02月16日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさんフォトギャラリー、第1弾に続いて第2弾をお届けしよう。
2015年02月14日CP+は「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」というだけあって、主役は何といってもデジタルカメラ、レンズ、周辺機器、ソリューション、各メーカーだ。とはいえ、華といえばやっぱりコンパニオンのみなさん。会場を彩り、来場者には華を、取材陣にはいっときの癒やしを与えてくれる。CP+2015のコンパニオンさん、さっそくフォトギャラリー第1弾をお届けしよう。
2015年02月13日ルネサス エレクトロニクスは1月22日、煙、ガス、人感、振動など、防災・防犯検知器向けに、CPUを動作させずに検知処理を行うスマートなスヌーズモードを搭載することにより、システム全体の待機時の低消費電力化を実現するマイコン「RL78/I1D」グループを発表した。同製品は、スマートなスヌーズモードにより、検知器システム全体の待機時消費電力約3割を削減できる他、1MHz動作時に124μAと業界トップクラスの低消費電流を実現している。さらに、微小なセンサ信号の検知に必要な周辺アナログ機能を内蔵することにより、検知器の省電力化、コスト削減および小型化に貢献する。また、検知器の待機時にはスマートなスヌーズモードにより、CPUを動作させずに、DTC(データトランスファコントローラ)、ELC(イベントリンクコントローラ)、DOC(データオペレーションサーキット)、およびロングインターバルタイマの周辺機能だけで検知処理を完結することができ、CPU起動時間の最小化を実現する。そして、CPU動作時には低電力動作モードでの動作電流が他社同等品と比べ極めて小さく、さらにサスペンド状態からの高速復帰により、システムの総合消費電力の最小化に大きく貢献するという。この他、システムのコスト削減および小型化の取り組みとして、汎用オペアンプや12ビットA/Dコンバータ(ADC)、コンパレータを内蔵し、微小なセンサ信号の検知に必要な周辺アナログ機能を1チップで実現している。なお、同グループは20~48ピンのパッケージ、8/16/32KBのフラッシュメモリを内蔵する13品種がラインナップされており、今年中に月産40万個体制で量産を開始する予定。
2015年01月22日エレコムは1月13日、カメラバッグ「GRAPH GEAR」シリーズから、一眼レフカメラ用スリングバッグ「DGB-S016」シリーズを発表した。発売は1月下旬。価格は税別8,870円だ。DGB-S016シリーズは、カメラボディ、交換レンズ、三脚、タブレット、スマートフォンなどを収納できるカメラバッグ。両サイドのファスナーを開くことで約30%容量を拡張可能だ。10型までのタブレットを収納できるポケットも装備。また、カメラボディとレンズ用のインナーボックスは着脱式で、インナーボックスの仕切りをセットする位置は自由に変えられる。バッグのサイズはW340×D150×H210mm、重量は約510g。インナーボックスのサイズはW230×D115×H160mm。カラーはブラック、レッド、グレー。
2015年01月13日セコムは、防犯カメラで撮影された画像を用いて、自然に歩いている人物の認証を可能とした「ウォークスルー顔認証システム」の販売を開始した。最初にの契約先として、NTTビジネスソリューションズが運営する沖縄のデータセンター「宜野座IDC」に導入したという。従来の顔認証システムでは、使用する防犯カメラに正対、静止することが必要だったが、セコムが開発した「ウォークスルー顔認証システム」は、認証のために一時停止することなく、歩いている人物を認証することが可能。独自に開発した画像処理技術を使い、事前に撮影した2次元の顔画像から立体画像を復元してデータベースに登録し、1枚の顔写真から、その人物の立体顔形状を推定することで、顔の向きの変化に対応する。標準的な構成で毎分約30人の歩行者の認証が可能だという。さらに、出入管理システムなどのセキュリティシステムと組み合わせることにより、通行者の認証だけでなく、「誰が・いつ・どこに入室または退室したか」の記録や管理まで行うことができ、よりハイグレードなセキュリティを実現するという。
2014年12月26日超低照度カメラやソーラー式蓄発電装置など、ユニークな製品を世に輩出しているレッツコーポレーションは12月22日、軽量コンパクトなコンパクトミニカメラ、その名も「超ミニカメラ」を発表した。同日から通販サイト「e-CROSS」で販売を開始しており、本体価格は34,800円(税抜)だ。高さ50.3mm×幅38.5mm×奥行き20.4mmというコンパクトなサイズと、わずか36gの軽量でありながら、4K(3,840×2,160)でのタイムラプス撮影、HD(720p/30fps)・フルHD(1080p/30fps)での動画撮影が可能な「超ミニカメラ」。本体にはWi-Fiモジュールを内蔵しており、専用アプリケーション「LIFE CAM」(iOS/Android)を用いることで、タブレットやスマートフォンでライブビューイングを可能としている。また、「超ミニカメラ」には豊富なアタッチメントアイテムが同梱されている。例えば、購入後すぐに自転車に装着して撮影を楽しむ、ということも可能だ。自転車マウントをはじめ、胸ポケットに掛けられるクリップマウント、磁石マウントなど、計8つのマウントが付属されている。オプションの「防水ケース」を用いることで、IP66対応の防水性能を得ることも可能だ。サーフィンなどのマリンスポーツ、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツにおいても、迫力ある映像を撮影できる。発表会では、アクションカメラとしての用途以外にも、振込め詐欺への対策としても利用できるのではないかと紹介。「超ミニカメラ」を玄関先に取り付けておき、"受け子"として訪ねてきた不審者を記録しておく、というものだ。こうした防犯対策としてのアイディアは、レッツコーポレーションならではの発想ともいえる。同社の製品で好評を博している、振込め詐欺電話対策アイテム「振込め詐欺見張隊」と組み合わせることによって、一層の防犯効果を発揮するだろう。アクションカメラのトップランナー「GoPro」に、追いつけ追い越せを目標にリリースされた「超ミニカメラ」。軽量かつコンパクトなボディに詰まった性能をどう使うか、アイディアを練るだけでも楽しませてくれる存在といえそうだ。
2014年12月22日ハンドメイド、手作り作品の通販・販売サイトminne(ミンネ)では、クリエイターが作った食器「カメラの角皿」を販売している。○古びたカメラをイメージした角皿同サイトは、ハンドメイド作家がユニークでオリジナリティある手作り作品を販売する通販サイト。「カメラの角皿」は、クリエイターのrinanorinanoさんが手がけた。同商品は、古びたカメラをイメージした角皿で、レンズ、ファインダーなどがデザインされている。カメラの上の青い部分は、空を表現したもの。和ものを意識した造りで、味わい深いデザインとなっている。サイズは約18.5×18×2cm。価格は1,000円(税込)。
2014年11月29日EIZOは28日、ネットワークカメラ(IPカメラ)の映像表示と遠隔操作に対応する23型フルHD液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2304W-IP」において、ネットワークカメラの標準規格「ONVIF(Open Network Video Interface Forum)」への対応を発表した。新バージョンの製品は12月の発売を予定しており、価格はオープン。DuraVision FDF2304W-IPは、互換性のあるネットワークカメラをLANケーブルで接続することによって、複数台のカメラ映像を表示できる液晶ディスプレイ。手元のリモコンから各ネットワークカメラのパン、チルト、ズーム、明るさ、フォーカスといった遠隔操作も行える。今回のバージョンアップでONVIF規格に対応し、ONVIF規格に準拠するAXIS、BOSCH、SONY、JVCといった大手カメラメーカーの複数機種との接続使用が可能になる。そのほか、各ネットワークの登録情報を保存する機能などを追加する予定。対応ネットワークカメラは、EIZO Webサイトにて順次公開していく。DuraVision FDF2304W-IPの主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、画面サイズが23型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度(中間階調域)が8ms。入力インタフェースはHDMI×1、およびネットワークカメラ接続用のGigabit Ethernet対応有線LAN。USB 2.0×2ポートのハブを備える。スタンド機能は上30度のチルトで、VASA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW563.5×D157×H411.5mm、重量は約7.9kg。
2014年10月29日今日のテーマは「カメラ雑貨」です。本連載の第五回で、「お気に入りのカメラ雑貨」と称してカメラアクセサリーを紹介しました。あちらは「カメラを使うために使用するアクセサリー」でしたが、今回は「カメラそのものがデザインとして使われているカメラ雑貨」を紹介します。○カメラ型の小物入れまずはこちらから。カメラ型の小物入れです。以前はコンデジのカバーとして利用していました。コンデジが壊れてしまってからは、リップクリームなどを入れるためのケースとして利用しています。カラーは黒もあったのですが……悩みに悩んでこちらを選択。でもいつか黒も欲しい。○あこがれの二眼レフそしてこちらはあこがれの二眼レフ……!!……ではありません。二眼レフの形をした、鉛筆削りでございます。お値段は千円とかなりお安いので、実はあまり期待していなかったのですが、実際に手に取って見てみるとチープな感じが全くなくて驚き。後ろから見ると鉛筆削りであることがわかっちゃいますね(笑)。鉛筆はたまーに使うので、その際に利用しようと思います。○猫と記念撮影!実際の大きさはこれくらい。一般的な鉛筆削りよりも少し小さめで、猫の頭くらいの大きさです。ここ最近で手に入れたカメラ雑貨の中では一番のヒットでした。すごく嬉しい。○カメラデザインの便箋そしてこちらもお気に入り。カメラデザインの便箋です。このカメラが封筒なので、この中にお手紙を入れて郵送することができます。封筒として使うのがもったいないくらい、精巧な仕上がりです。残念ながら封筒は3枚しか入っていません。……もっとほしい!!大切に使おうと思います。○カメラモチーフのネックレス近所の公園などで軽くカメラを持っていく時は、このカメラネックレスをつけています。コレをつけると何となく気合いが入るので(笑)。お値段はたしか3,000円しないくらいだったのですが……。結構ずっしりとした重さで、レンズの中にあるキラキラした飾りもキレイなので好きです。大きさはこれくらい。小さめの消しゴム一個分といったところでしょうか。○カメラ型のブリキ看板一番実用性が低いのはこちらです(笑)。カメラ型のブリキの看板!!見つけた瞬間、衝動買いしてしまいました。こんなの見たら絶対欲しいに決まってる!!大きさは、猫一匹分くらいです。玄関の棚にモチーフとして飾っています。裏面はこんな感じ。サビないよう、定期的にお手入れしています。○次回予告次回のテーマは、「レンズから情報を読み取ろう」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月28日ケンコー・トキナーが展開するカメラバッグブランド「aosta」から、「エクスチェンジ」シリーズ第2弾として、スリングタイプのカメラバッグが発売された。同商品は、かぶせ部分に防水性の高いターポリン素材を使用した薄型のスリングバッグで、フラップ部に反射材を使用することで周囲からの視認性を高めた。体にフィットするデザインのため、サイクリングやアウトドアなどに適するという。背面部には取り外し可能な蒸れにくい特殊素材(EVA)のクッションを採用し、クッションを外すと背面部をメッシュポケットとして使用できる。バッグ内ではミラーレス一眼や交換レンズを仕切った状態で収納することができ、タブレット収納スペースも装備している。「エクスチェンジスリングバッグ」の展開カラーはブラック・レッド・ブルーの3色。本体サイズは外寸法が幅455×高さ300×奥行き110mm、内寸法が幅390×高さ185×奥行き70mm、重さは650g。全国のカメラ店・量販店で販売される。
2014年10月22日アユートは15日、動画撮影時の手ぶれに弱いデジタルカメラでも、手ぶれを抑える「カメラスタビライザー」を発表した。本日より同社の直販サイト「アキハバラe市場」にて販売を開始する。直販価格は4999円。「カメラスタビライザー」では、手ぶれの軽減におもちゃの「やじろべえ」と同様の仕組みを採用。ハンドグリップ上部のボールジョイントを支点とし、カメラ固定部のアームに取り付けたウエイトでバランスを取る。ハンドグリップを動かしても、カメラの固定部はボールジョイントの上でバランスを取っているので、カメラをまっすぐに保つことが可能だという。また、カメラの固定位置やグリップ取り付け部、アームの長さ、ウエイト重量の調整に対応し、サイズや重量の異なるカメラを搭載できる。カメラが重くなるほど、調整が難しくなるため、アユートではコンパクトデジタルカメラからミラーレスカメラ程度の利用を推奨している。本体サイズはW190×D50×H21~305mm、重量は約480g~600g。
2014年10月15日HTCは米国時間8日、潜望鏡のようなスタイルの小型カメラ「RE」を発表した。手に取るだけで即座にカメラが起動し、ボタンを押すだけで手軽に写真撮影ができ、専用アプリでスマホとの連携も可能。10月下旬に米国から販売を開始する。価格は199.99ドル。同製品は、1600万画素のCMOSセンサー、146度の広角レンズを搭載し、グリップセンサーを備えた小型カメラ。端末を手に取ることで、カメラが起動し、ボタンを押すだけでシャッターを切ることができる。ボタンは短く押すと写真、長押しでフルHD(1080p)、30fpsの動画撮影に切り替わる。IPX7相当(水深1mで30分間持続)の防水性能も備え、水中でも使える。撮影モードはスローモーションやタイムラプス撮影にも対応する。iOSおよびAndroid対応の専用アプリ「RE」により、スマートフォンとも連携する。写真、動画、タイムラプス撮影をWi-Fi経由でシームレスに同期でき、スマートフォンやクラウド上にデータの保存が行える。保存したデータはHTC提供のZoeアプリと連携させ、ハイライトビデオの作成などもできる。YouTubeへのリアルタイム動画ストリーミング機能も今後追加される。上記以外の主な仕様は以下のとおり。レンズのF値は2.8、バッテリーは820mAh、通信はWi-FiがIEEE 802.11 b/g/nおよびWi-Fiダイレクトに対応。Bluetooth Low Energyにも対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月09日今日のテーマは「お気に入りのカメラグッズ」です。○カメラバッグカメラを毎日使っていると、どうしても徐々にカメラグッズが増えていってしまいます。まずはカメラバッグのご紹介。二つ持っていますが、昔買ったものは封印。今はこちらを使用しています。パッと見た時にカメラバッグっぽくないので、そこが気に入ってます。割とコンパクトですが、カメラ一台と、交換レンズ一本を入れることができます。連載用に撮影をしていたらうちの猫が寄ってきました。小さな自分が入ることができないスペースであることにビックリしているようです。さすがのうちの猫(3.5キロ♂)でも難しいみたいです(笑)。自分が中で眠れないとわかると、あっさり退却していきました。○レインカバー次のカメラグッズは、レインカバーです。雨はカメラの大敵。でも、散歩している最中にどうしても突然雨が降ってくることもあります。そんな時のために、レインカバーをつけるようにしています。液晶モニターを見られるように透明なフィルムがあるので、とても便利。○写真立て写真立ては、一時期無印良品で大量に買いあさっていました。おかげさまで、家の中にはあちこち写真立てが。でも最近買ったこちらの写真立てが今は一番お気に入りです(ロフトで買いました)。大きなハートが猫の可愛さを引き立ててくれます。○カメラ型の小物入れカメラの形をした小物入れも持っています。街中を歩いていると、これと同じものを首からぶら下げている人も結構いますね。コンデジ用のケースとして使っている人も多いようですが、私自身がコンデジを持っていないので、今はリップクリームやらを入れる小物入れとして愛用しています。○猫写真クッション記事「うちの猫の等身大オリジナルクッションをつくってみた」でも紹介しましたが、撮影した写真は、定期的にクッションなどのグッズにしています。こちらは特にお気に入り。亡くなった先代の猫の写真を使っているのですが、ちょうどあの子と同じくらいの大きさで、膝に乗せているとこの子が帰ってきたみたいな気持ちになれて嬉しいです。○カメラピアスとカメラストラップカメラピアスというグッズもたまに買っちゃいます。値段はだいたい200~300円。ストラップにつけると、ワンポイントになって可愛いんです。カメラストラップも最近は安価なものがたくさんあるので、数本持っておいて、その日のファッションに合わせても楽しそう。私は現在水玉のネイビーのものを持っています。小さなカメラのチャームも付いていて、そこもお気に入り。○ミニトランクでレンズを保管レンズを保管しているミニトランクも結構気に入ってます。数年前に、ぶらりと立ち寄った雑貨屋さんで購入しました。レンズ4~5本入ります。乾燥材と一緒に入れて保管しています。この味のある革のテイストがこれまた好み。○ぶらり散歩用のカメラグッズ入れこちらはカメラ用のバッグなどではなく、私が高校生の時にお小遣いをためて買ったバッグです(地元栃木にある、福田屋という百貨店)。ものすごく小さいミニバッグですが、これがまた丈夫なのです。スモークブラックの色合いなので、割とどんな服にも合わせやすいです。確か3,000円もしない安物のバッグだったはずなのですが、気がつけばもう十年近く使っていますね。○一番よく使うNikonのカメラストラップは頑丈な革のものNikonにつけているカメラストラップは、革の頑丈なものです。ミラーレス一眼レフとは異なり、どうしてもこちらは重くなりがちなので……。ストラップも、頑丈なものをと思い購入しました。ネイビーやオレンジなど、珍しい色の革ストラップがたくさんあったのですが、思い切って赤を選んでみました。○好きなショップカメラグッズを購入する際は、よくネット上のオンラインショップを利用しています。・アクリュ…レトロな感じのカメラグッズが満載・mi-na…可愛らしいグッズがたっぷりでよく利用します・monogram…カラフルでポップなカメラアクセサリーがそろってるお店・rocce…レトロでシックな商品がたっぷり・ミンネ…カメラグッズ専門店ではありませんが、カメラ関連の可愛らしい手作りグッズがたくさんあります上記3つのサイトは、マジで閲覧注意です。見始めるとものすごい長い時間がいつの間にか経っています。時間が今ある!という場合のみ、見る方が良いです(笑)。○次回予告次回のテーマは、「iPhoneでどこまで猫を撮れるか」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月28日ソニーは9月10日、デジタルカメラ「レンズスタイルカメラ QX」シリーズ「DSC-QX10」のカラーバリエーションとしてピンクモデルを発表した。発売は10月10日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は24,000円前後(税別)。関連記事ソニー、スマホを10倍ズームデジカメに変える「サイバーショット QX10」(2013年9月5日)2013年9月にブラックモデルとホワイトモデルが発表された「DSC-QX10」のカラーバリエーションモデル。「レンズスタイルカメラ」は液晶モニターなどを省いて、レンズやイメージセンサー回りの構造のみを残すことで、アタッチメントでスマートフォンに装着できるようにしたカメラだ。「DSC-QX10」および「DSC-QX100」の発表時は、ブランド名が「サイバーショット(Cyber-shot)」とされていたが、今回のモデルから「レンズスタイルカメラ」と刷新された。主な仕様は、撮像素子が有効約1,820万画素の1/2.3型Exmor R CMOSセンサー(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25~250mm(35mmフィルム換算時)の光学10倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度がISO100~ISO12800となっている。記録メディアはメモリースティック マイクロ(Mark2含む)、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能で、記録形式は静止画がJPEG、動画がMP4、動画の記録画素数が1,920×1,080ドットとなっている。付属バッテリーの撮影可能枚数は約220枚。サイズはW62.4×D33.3×H61.8mm、重量は本体のみで約90g、バッテリーとメモリースティック マイクロを含む状態で約105g。なお、スマートフォン側の操作で撮影するには専用アプリ「PlayMemories Mobile」が必要となる。スマートフォンとの接続にはWi-Fi(無線LAN)を使用し、対応スマートフォンとであればNFC部にかざすだけで接続設定が可能だ。
2014年09月10日写真とカメラが大好きなカメラ男子。もちろん映画やカラオケといった普通のデートもいいのですが、せっかくならカメラ男子な彼にもっと喜んでほしくありませんか?実はカメラ好きの男子に提案すると「おっ、わかってるな」と思われるスポットがあるのです。今回はそんな、カメラ男子とのデートで行ってみたい場所を4つ紹介します。■1.カメラメーカーのショールーム東京や大阪といったある程度大きな町に出かけるときは、カメラメーカーのショールームに行ってみてください。事前に彼のカメラがどこのメーカーのものかを調べておいて、同じメーカーのショールームを提案するのです。たとえばニコンであれば銀座、大阪、仙台に、キヤノンなら銀座、品川、名古屋、梅田、福岡、札幌にショールームがあります。ショールームではそのメーカーの最新の機材に触れられる他、専門のスタッフからいろいろと話を聞けたり、写真展が開催されたりしています。もしあなたがカメラ自体には興味がなくても、写真展にはすばらしい作品が展示されていますので、美術館デートのつもりで一緒に楽しめるはずですよ。■2.フォトウォーク全国各地で開催されているフォトウォークというイベントをご存知でしょうか。いわゆる「まちあるき」、もっとざっくり言うとお散歩の発展形のイベントで、参加者はカメラを持って町を歩き、気になったものや風景をスナップ撮影するのです。カメラを持って歩くだけで、いつもとは違った町の魅力を知ることができたり、参加者同士が仲良くなって新しい出会いにつながったりするフォトウォーク。カメラ男子の彼と一緒に参加すれば、いつもとはちょっと違ったお散歩を楽しめることでしょう。もちろん、イベントのフォトウォークではなくて、あなたと彼の2人で"フォトウォーク"しても楽しそう!■3.東京ディズニーリゾート東京ディズニーリゾートは普通にデートスポットじゃないの?と思われるかもしれませんが、男子には遊園地があまり好きではないという人も多いですよね。そんな彼がもしカメラ男子なら、迷わずディズニーリゾートに誘いましょう。というのも、ディズニーリゾートは建物や風景の完成度がとても高く、写真スポットにはたまらない場所だからです。海外チックの景色や、夜景、そしてパレード・・・・・・写真を撮りたくて仕方ないカメラ男子にとって、ディズニーリゾートはまさに被写体の宝庫!もしかすると乗り物には興味を示さないかもしれませんが、たまには彼と一緒にカメラを持ってディズニーランドをめぐるのも楽しいと思いますよ。■4.ブックカフェで写真集を読むデート中にカフェで一休みするとき、普通のカフェではなくブックカフェを選んでみても面白いですよ。ブックカフェはコーヒーを飲んだりご飯を食べたりしながら、ゆったりと読書を楽しめるカフェのこと。お店の中にはたくさんの本があり、アート系の本や写真集が充実していることが多いです。もちろん、一休みのついででなく、最初からブックカフェを楽しむつもりで訪れてもOK。彼の好きな写真家の話などを聞きながら、楽しいひとときを過ごしましょう。■おわりにいかがでしたか?普通のデートも楽しいけど、せっかくカメラ男子の彼がいるなら、その趣味を一緒に楽しまない手はありません。写真というフィルターを通すだけで、いつもの場所も違った楽しみ方ができるはず。さあ、カメラを手に出かけましょう!(山田井ユウキ/ハウコレ)
2014年05月23日ニコンは5月22日、同社子会社のニコンインステックが顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sightシリーズ」としては初めて、デジタル一眼レフカメラで使用しているニコンFXフォーマットのCMOSセンサを搭載した、有効画素数1625万画素の顕微鏡デジタルカメラ「DS-Ri2」および、高感度/低ノイズを特長とした顕微鏡モノクロデジタルカメラ「DS-Qi2」を発売すると発表した。DS-Ri2は、撮像サイズ36.0mm×23.9mmのCMOSセンサを搭載することで、高精細な画像を1ショットで撮影することが可能。また、新開発の画像処理エンジンにより、白再現性が重要な病理標本などの明視野観察に高い性能を発揮できるほか、画素ピッチ7.3μmの画素サイズと、低ノイズ回路設計により、ISO200~12800までの感度でノイズの少ない蛍光画像の撮影が可能だとする。さらに、USB 3.0によるパソコンとの接続により、フレームレートを従来製品の19fps(1280×1024ピクセル)から45fps(1636×1088ピクセル)に向上することが可能になったという。なお、2製品ともに画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」を組み合わせることで、撮影した画像の表示から解析まで一貫した操作が可能になるという。いずれも6月2日より発売される予定である。
2014年05月22日フラッシュバックジャパンは、カメラのブレやレンズの動きなど、手持ちカメラの動きをシミュレートするFinal Cut Pro X用プラグイン「HandHeld」の販売を開始した。価格は5,670円。同プラグインは、カメラのブレやレンズの動き、パン、フォーカス、バンプ、ジッターなど、手持ちカメラの動きをシミュレートする Final Cut Pro X用プラグイン。自然なブレやフォーカスをシミュレートする32のプリセットを搭載し、エフェクトをタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで簡単に手ブレやフォーカスなどが再現できるほか、複数のエフェクトを組み合わせて使うことができる。なお、対応アプリケーションはFinal Cut Pro Xのみとなっている。
2014年02月19日この春から、ひとり暮らしを始めたり、引っ越して新しい街やお部屋に住むという人も多いはず。新しい生活はワクワクするものですが、同時に少しの不安も。特にひとり暮らしが初めての人は、防犯面に不安を感じることもあるかもしれません。現在は、全国でひとり世帯は1,700万世帯にも迫り、20、30代女性だけでも200万世帯を超える状況だそう(平成22年国勢調査)防犯の観点からは不安を感じながら生活している人もいるようです。そういった人にぴったりなのが、3月3日から発売される「ひとり暮らしの見張り番®」です。これは、侵入者に対する警報だけでなく、ひとり暮らしの大きな不安要素である、誰もいない部屋に帰って押し込みにあってしまったときの警報や、空き巣から発生する居直り強盗検知も、リモコン操作だけで簡単に実現するアイテムなのです。使い方は、警戒マスターと呼ぶ本体を玄関から見えるところにおいてコンセントに差し込み、2組の開閉センサーをドアや窓に設置して、あとはリモコンでコントロールするだけ。「ひとり暮らしの見張り番®」が対応してくれるのはさまざまな危険だから、本当に心強いですね。■就寝時の侵入対策侵入者が窓ガラスを壊し、入ろうとして窓を開けた瞬間、開閉センサーが反応して、警戒マスターから100dBの警報が即座に鳴ります。侵入者は、出端を挫かれ狼狽し、侵入を断念すると思われますが、安全のため、警報で目覚めたら、侵入者と逆の方向に逃げましょう。■不在時の侵入対策不在時のドアや窓からの侵入に対して10 秒のウェイティングタイムの後に警報が鳴ります。このウェイティングタイムがあるのが、「ひとり暮らしの見張り番®」の特徴。リモコン操作を待ち、侵入者かどうかを判断するためのもので、侵入者であれば、これから物色というタイミングで警報にさらされることになり、犯行継続への大きなバリアとなります。警報は電源を切られても、充電池でバックアップされているため止められず、3分間鳴り続けます。■空き巣の居直り強盗対策侵入時の警報によって侵入者を食い止められなかった場合、帰宅した際に侵入者とはち合わせすると、居直り強盗となる可能性があります。警報マスターは、一度侵入があるとリモコンで操作しない限りドアを開けたときに警報が鳴るように設定されています。ただし、侵入者が本器を破壊していて警報が鳴らない可能性もあるので、ウェイティングタイムのブザー音が鳴らない場合は、不在時の侵入の可能性があります。その場合は入室することなく、速やかにその場を立ち去りましょう。■帰宅時の押し込み対策帰宅して入室の際に、一緒に押し込んで入ってくる侵入者に対して、恐怖で何もできなくなっても、10 秒のウェイティングタイムが経過すると、警報が鳴り始めます。侵入者がそちらに気を取られたタイミングで大きな声で助けを呼びながらその場を逃げ出します。警報が密室での犯罪を周囲に知らせ、侵入者に犯罪の継続を思い止まらせ、この状況を打破する次の行動への機会を作ります。ひとり暮らし用に特化した機能をそなえた「ひとり暮らしの見張り番®」があれば、初めてでも安心ですね。ひとり暮らし歴の長い人も、改めて防犯意識を高めて、安全で楽しい生活を送りたいものです。さらに2月中に予約申し込みをした方を対象に、図書カード500円分をプレゼントするキャンペーンも実施中。詳しくは下記のHPをチェックしてみて。・エスト 公式サイト (ひとり暮らしの見張り番®は、2月19日から こちら で予約可能)
2014年02月19日残念ながら、ぶっそうなニュースも報道される昨今、幽霊よりも人間が怖い!なんて人も多いのでは?バッグの中に防犯グッズを忍ばせておけば安心かもしれません。そこで、簡単に手に入れられて効果も高い防犯グッズを、セキュリティー・防犯グッズ専門店「gatbustar(ガットバスター)」の高橋さんにうかがいました。■メジャーな防犯グッズは意外と使えない!?――防犯グッズにはいろいろありますが、何が一番売れているのですか?「当店では催涙スプレーです。携帯も容易で、離れた位置からでも噴射できるので、性別や年齢を問わず、一番のおすすめです」――防犯グッズというとスタンガンのイメージが強かったのですが、実際のところどうなのでしょうか?「現実問題、スタンガンは腕が相手に届く距離まで近づかないと使えませんよね。だから、まず、女性にはおすすめしません。相手に逆に、スタンガンを奪われてしまう可能性もあります。スタンガンについている紐を抜けば作動しなくなりますが、わざわざ危険を冒す必要もないでしょう」――防犯ベルはどうでしょうか?「当店にも置いてありますが、『音が鳴ったからどうなの?』と思ってしまう部分があります。音が鳴っても、誰かが助けに来てくれなければ意味がありません。よく小学生がランドセルにつけているのを見かけますが、正直なところ常々疑問に感じています」お話を聞いてみていると、催涙スプレーが良さそうな感じ。そこで、催涙スプレーのことをもう少し詳しく教えてもらいました。■噴射された相手は5分~30分程度攻撃不能に――催涙スプレーは、どのくらい離れた場所から使えるのですか?「スプレーにもよるのですが、例えば、mace(メース)社の催涙スプレー『ホットピンク』の飛距離は最大6メートル。唐辛子から抽出したオレオレジンカプシカムという天然成分からできているOCガスの催涙スプレーで、噴射された相手は5分~30分程度攻撃不能になります。スプレーの効果は30分~1時間程度で消えます」実は、前から防犯グッズが欲しかった私。これ、購入しちゃいました。だって、ピンクでデザインもかわいい!携帯するものですから、見かけもこだわりたいですよね。防犯グッズはゴツいイメージがあったのですが、これならOK。値段は3,000円程度でした。ところで、催涙スプレーはメガネをかけている人には効果がないのですよね?「え?そんなことはありません。メガネをかけていても、口、鼻、そしてメガネの下から入ります。催涙スプレーは霧のようになるのです。だから、自分にスプレーがかからないように風向きに注意することも大切と言えます。噴射したら、大事をとってその場から離れた方が賢明です」そうなんですね。実験して確かめたいとはどうしても思えないので、効果的だと信じることにします。■防犯グッズを買ったことに満足しないでください――防犯グッズを使うにあたって、何か気をつけたほうがいいことはありますか?「防犯グッズを買ったことに満足しないでください。防犯グッズはいつでも使える状態にしておかないと意味がありません。バッグの底に転がってしまったり、あるいは家に置きっぱなしだったりするのではなく、いつでも使える状態にしてください」ドキっとしたひとことでした。おっしゃるとおりでございます。ちなみに、海外に行くときこそ、ぜひとも持っていきたい防犯グッズ。そのあたりのことを聞いてみました。「手荷物として機内に持ち込むことはできないので、預ける形になります。また、防犯グッズのルールは国によって異なります。たしかに出張や海外旅行用にお買い求めになるお客さまもいらっしゃるのですが、事前にその国の状況を調べるようにしてください」効果的な防犯グッズを持っていれば、外出時も安心できますよね。もちろん、使う必要がないことを願ってやみませんが……。取材協力:セキュリティー・防犯グッズ専門店『gatbustar(ガットバスター)新宿』 臼村さおり)
2013年01月09日セーラー万年筆は2013年1月より、高齢者の安否確認や防犯対策サービス「アンシーン」の展開を開始する。同サービスは、室内の人間の動きを赤外線センサーで感知し、あらかじめ設定した時刻に指定のPCや携帯電話宛てにメールで検知結果を通知するシステム。同社が今年8月に業務提携した鈍渡技研電子工業が開発したもので、独居老人の日々の生活動作を感知する、あるいは単身女性宅などへの不審者侵入を感知し警報を発信するなど、離れた場所から人間の活動反応を感知することができる。通信モジュールを内蔵しているため、工事不要で家庭用電源につなぐだけで利用可能。また、上下2個のセンサーによって監視エリアの動きを検知するため、人間以外の動きを検知することによる誤検知が少ないという特徴があるという。3つのモードを備えており、「生活状況のお知らせモード」では、1日1回指定の時間に、装置が感知した結果を指定の携帯電話やPCにメール送信。「異常事態のお知らせモード」は、前回の検知から一定時間センサーが検知しない場合に、「異常事態発生」のメールを送信。「警備モード」は、センサーが何かを検知するごとに警報音を鳴らしたり、短い間隔で数回センサーが感知するごとにメール送信したりする。装置価格4万7,500円(税別)、月額サービス料2,800円(税別)にて、2013年1月より提供を開始。その他、詳細は同社Webページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日パナソニックグループのパナソニック システムネットワークスは10月28日11時より、東京・恩賜上野動物園と共同で、最新の防犯・監視カメラ(ネットワークカメラ)による映像配信機能を活用した、ジャイアントパンダのライブ映像配信を実施する。上野動物園では、監視カメラを利用したジャイアントパンダの行動観察を行っているが、今回より多くの人にジャイアントパンダを見てもらうため、観察用に使用されている「パナソニック製ネットワークカメラ」を活用した映像配信システムを導入したとのこと。これにより、手持ちのパソコンなどを使い、ジャイアントパンダのライブ映像を楽しむことができるようになった。ライブ配信は上野動物園の開園日・開園時間に合わせて実施。配信時間は9:30から17:00で、休園日は配信休止となる。ライブ映像の配信は同社サイト内専用ページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日「ライフメディア」は26日、「カメラ女子とカメラママに関する調査」の結果を発表した。この調査は、同社が運営する自主調査サイト「リサーチバンク」にて9月18日から24日まで行われたインターネット調査。「カメラ女子」(子どものいない女性)と「カメラママ」(未就学の子どもがいる女性)を対象に、2,173件(子どもがいない女性1,133件、未就学の子どもがいる女性1,040件)の回答を得た。「保有しているカメラ」について聞いたところ、82%が「コンパクトデジタルカメラ」を保有していると回答した。子どものいない女性に比べ、子供のいる女性の方が保有率が高く、93%が保有していた。携帯電話やスマートフォンのカメラ機能をあげた人はさらに多かった。「写真を撮る」頻度を聞いたところ、回答者全体では「月に2~3回」が20.6%、「週1回程度」が19.7%、「週2~3回」が17.4%だった。「毎日撮る」と答えた人は、カメラ女子では4.4%だったのに対し、カメラママは13.5%と3倍以上だった。「どのような被写体を撮影することが多いか」を聞いたところ、カメラ女子は「食べ物、料理」「山や川、海などの自然」が上位になった。対してカメラママでは、「子ども」と答えた人が圧倒的に多く99.7%。次いで「配偶者、パートナー」が25.2%、「食べ物、料理」が24.3%だった。ライフメディアでは、これら発表内容の詳細に加え、「写真をどう保存しているか」「ミラーレス一眼カメラをどう思うか」など、さまざまな調査結果を発表している。詳しくは「リサーチバンクのアンケート発表ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日SNSが普及したことで、疎遠になっていた友達と再会するきっかけになったり、個別に連絡をとっていたことを投稿1つで拡散することができたり、今では日常の中でなくてはならないものとなったSNS。使い慣れてくると、より便利に、よりスピーディに活用したくなってくるもの。特に「写真」は見る人に雰囲気を的確に伝えることが出来る絶好の伝達手段。街中で見つけた、思わず笑ってしまうモニュメントや、偶然撮影できたペットの面白写真をみんなに「いいね」と言ってほしい気持ちがあることだろう。そんな“SNSと写真”についての実態と意識調査を株式会社ニコンイメージングジャパンが9月27日発売の高画質Wi-Fi®対応カメラ「Nikon COOLPIX S800c」の発売を記念して男女1,000人に対して行った。■SNSで近況報告するなら「写真」が1位、反応がほしい人8割「SNSで近況報告、大事な報告をする際に、使用する機能はどれですか?」と質問をしたところ、38.6%の人が近況報告に「写真」を使うと回答した。状況を分かりやすく伝えられる、文章だけでは読み飛ばされる可能性がある、写真だけでも伝わるから、と写真一枚を掲載するだけで伝えることができる情報量の豊富さを理由に挙げる回答が目立った。また、「SNSに投稿した時に、反応は欲しいですか?または反応を狙っていますか?」という質問に最も反応が欲しいのは「写真」と、全体の8割弱という大多数の人が、自分が投稿する写真への反応を期待していることが分かった。■写真投稿の時間は「1分以内」が理想「SNSを利用して近況報告する場合、投稿までにどのくらい時間がかかっていますか?またどのくらいで投稿したいですか?」という質問をしたところ、実際の投稿時間は8.1%の人が「1分以内」、26.2%の人が「5分以内」、15.9%の人が「10分以内」という結果に。一方、理想的な投稿時間では、「1分以内」が13.9%と上昇。リアルタイムに伝えたい、この場で伝えたいという、ネットならではの即時性を求める傾向が見えた。■「写真」のクオリティは「いいね」のレスポンスにも影響が出る「写真のクオリティは「いいね」をする際に重要ですか?」という質問に対して、重要と考えた人は全体の33.9%。写真のクオリティによって反応する、反応されるかどうかが変わることを実感しているようだ。反応をもらうための工夫として「目を引く写真を載せる」「魅力的な写真を載せる」「はっきり大きく撮る」など細かいこだわりを見せ、「加工を加えて見やすくする」「アプリを使って写真加工する」など、編集する手間を惜しまず努力をしてまでも魅力的な写真を投稿したいという声が多数あった。■デジタルカメラからSNSへの投稿ができる時代に手軽にSNSへ投稿できるスマートフォンのカメラの性能が上がってきたとはいえ、手ぶれや望遠写真のクオリティを比較すると、まだまだデジタルカメラを選ぶ人が多い。しかし、SNSへの投稿へは時間と手間がかかるデジタルカメラ。撮影したその場ですぐにSNSでみんなに見てもらいたい。そんな要望を叶えるデジタルカメラが登場した。COOLPIX S800c / スマートフォンのような操作性でより投稿しやすいデザインにそれが9月27日に発売するニコンデジタルカメラのCOOLPIXシリーズ新ラインナップ「COOLPIX S800c」だ。Android™を搭載し、スマートフォンのような操作感。Wi-Fi®に対応しているので、撮影したその場でインターネットに接続してSNSへの投稿が可能。スマートフォンのカメラでは撮影しにくい望遠写真も「COOLPIX S800c」なら1602万画素の裏面照射型CMOSセンサー、光学10倍ズームのNIKKORレンズ、フルHD動画などの装備を駆使して撮影ができる。このカメラを使えば、9月25日から放送している新CMやプロモーションムービーの「 しりとリンク 」のように、散歩しながらでもデジタルカメラで撮影した写真をすぐにSNSに投稿する楽しみが増える。「撮る」「見る」「つながる」「楽しむ」を1台に集約した、全てを叶えるデジタルカメラ「COOLPIX S800c」の登場で、これからのSNSへの投稿がもっと楽しくなりそうだ。ニコンデジタルカメラ「COOLPIX S800c」 公式サイト
2012年09月27日世界中から商品を輸入するエバーグリーンは、7月2日より「単三乾電池式 無人撮影カメラ」を、直営通販サイトの「上海問屋」にて限定販売を開始した。価格は19,999円。同製品は、温度を感知する赤外線センサーを搭載。センサーが働いたときだけカメラが作動し、記録することができる。野生動物の撮影や大切な自動車などにイタズラされたときの証拠撮影、そのほか、防犯用など、さまざまな用途に使用可能だ。単三乾電池8本で動作するため、外部電源を必要とせず、電源を確保できない場所にも設置できる。また、2インチ液晶画面を搭載しており、その場で設定変更や記録したデータの再生を行うこともできる。さらに、赤外線LEDを搭載しているので、夜間の撮影も可能。動画、静止画のどちらも記録可能。温度変化によりセンサーが働き、設定した記録モードで撮影が開始される。動画、静止画ともに、次の撮影までのインターバルを0秒から60分の間で設定でき、調節できるのも特徴だ。まったく撮影を行わない場合は、約3カ月から半年、センサーが動作するのを待機させることもできる。水中での使用は不可。上海問屋限定販売ページから購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日