中間淳太が「次回作は僕も出たいです!」って言ってました『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が6月1日(火)より公開される。過去2度にわたってドラマ化され、2019年には映画版第1弾も公開。『賭ケグルイ 双』もAmazon Prime Videoで独占配信中の人気シリーズだ。美しきギャンブル狂・蛇喰夢子を演じるのは、もちろん浜辺美波。さらに今回は、シリーズ最凶最悪の敵・視鬼神真玄として、ジャニーズWESTの藤井流星が参戦。命をかけた一触即発のデスゲームに挑む。「周りの友人は私の出ている作品をあんまり観てくれないんですけど(笑)。『賭ケグルイ』は、みんな大好きだし、前回の映画のときも劇場まで観に行ってくれたり、『次は私も出たい』と言ってくれたりして。人気の作品なので、前回までは少しプレッシャーがあったんですけど、不思議と今回はそれがまったくなかったんですよね。キャスト同士、本当に仲が良いので、またみんなと集まって作品をつくれることがとにかく楽しみでした」(浜辺)「マネージャーから『出演が決まった』って話を聞いたとき、カバンから資料が見えて。『賭ケグルイ』の「賭ケ」だけちらっと見えたんですよ。それ見て、『もしかして賭ケグルイ!?』って。「賭ケ」だけで当てるぐらいファンだったので、めちゃくちゃうれしかったです。(ジャニーズWESTのメンバーの)中間淳太も『賭ケグルイ』のファンで、『いいやん!』って喜んでくれて。試写にも一緒に来て、『次回は僕も出たいです!』とか言うてたんですけど、あいつは出られても家畜役だと思います(笑)」(藤井)業界内でもファンの多い『賭ケグルイ』。その魅力はどんなところだろうか。「みんながみんなぶっ飛んでいるところですね。制服を着てはいますけど、学生という設定はほとんど忘れたようなものですし(笑)。過去を振り返るシーンもほとんどないので、バックボーンとかもあんまり考えすぎないようにしていて。それよりも、みんなが今を生きている映画であることの方が大事。金銭感覚も最初からおかしいのが、お話が進むにつれて、より狂っていて。現実味があるようでまったくない作品なので、娯楽映画として元気をもらえるんじゃないかなと思います」(浜辺)「最初にドラマを観たときに思ったのが、すごい綺麗な女優さんたちがすごい顔しているなっていう(笑)。そんな子たちがすごい顔芸で戦っている。誰のことも脇役という感じがしないんですよね。全員が主役になれそうな濃いキャラクターたちのバトルが、観ていて面白いんです」(藤井)鈴井さんに対しては思う存分弄ばせていただいています(笑)そんな個性の大渋滞というべきキャラクターの中でも、鮮烈な存在感を放っているのが、浜辺演じる蛇喰夢子だ。「年上の方や私より身長の高い方が多い分、夢子を演じているときは心では絶対に負けないぞと。若干人を見下しているようなイメージは常に持っていますね。あとは、今回で映画も2作目になるので、成長したところも見せたいなと思って。私の今回の目標は色気。特に鈴井さん(高杉真宙)とはシリーズを重ねていく中で絶妙な関係性ができてきたと思うので、鈴井さんに対しては思う存分弄ばせていただいています(笑)」「僕はずっとドラマを観ていたので、初めての本読みで浜辺さんが台詞を言った瞬間、『夢子や!』ってテンションが上がりました(笑)」(藤井)生徒同士のギャンブルによって階級が決まる私立百花王学園。学園を支配する生徒会は、生粋のギャンブル狂・夢子の登場により、その地位を脅かされつつあった。そんな中、かつて学園を滅ぼした男・視鬼神真玄が舞い戻る。ウェーブのかかった銀色の長髪と、そこから覗く狂気の眼差し。藤井の美しさと演技力が光る役どころだ。「視鬼神の喋り方については監督といろいろ相談しながら決めました。本読みとのときは、低音のキメた感じの声で7〜8割やってたんですけど、そこに鼻に抜けた声だったり、いろいろパターンを増やして。あとは顔合わせのときから『いちばん狂ってほしい』と言われていたので、今までのキャラとは別の狂い方ができるよう頑張りましたね。会長交代式のシーンは『あんな狂い方をしている人はいなかったかな』って、ちょっと笑っちゃうような動きをしているので、ぜひ注目してほしいです」(藤井)「藤井さんは若干クールというか、あんまり喋らないイメージがあったんですけど、実際にお会いしてみたらすごく面白くて。年下の女の子が多い現場で、うまく距離を保って見守ってくれるお兄ちゃんみたいな存在でした」(浜辺)高杉くんが、誰かとご飯に行くなんて革命です!先の読めないスリリングな展開で観る者を釘付けにする『賭ケグルイ』。だが、撮影の舞台裏は駆け引きや騙し合いとは無縁のほのぼのとした雰囲気だったようだ。「撮影の合間は、基本女子会です(笑)。みんな仲が良いので、あちこちでチームをつくって、いろんな女子会が繰り広げられていました」(浜辺)「ただ、鈴井くん(高杉)がびっくりするくらいはしっこにいるんですよ(笑)」(藤井)「彼ははしっこが好きだから、いつもはしっこにいます(笑)」(浜辺)「女子校に迷い込んだ人みたいになってた(笑)。なので僕は近くでやってる女子会にたまに一言入れる以外は、ずっと挙動不審な高杉真宙を観察してました」(藤井)「私は藤井さんが高杉さんとご飯に行ったという話を聞いてびっくりしました」(浜辺)「その話をしたときの浜辺さんの返し方がひどかったんですよ。『本当ですか?楽しかったですか?』って(笑)」(藤井)「今まで誰も高杉さんとツーショットでご飯に行ったことがなかったので。そこをいきなり藤井さんがご飯に行って距離をつめていたので、つい楽しい会だったかどうか聞かなきゃって(笑)」(浜辺)「いや、それだいぶイジッてるで(笑)」(藤井)「監督もカメラマンもみんなざわついていました、『高杉真宙が誰かとご飯に行くなんて嘘だろ!?』って。それぐらい革命でしたね」(浜辺)メンバーとボードゲームをしているときは滾りますね興に乗ると、恍惚とした表情で「滾ってしまいます…」とつぶやく夢子の姿が、毎回のお約束。では、ふたりにとって“滾る”瞬間とは?「やっぱりネット通販を見ているときですかね」(浜辺)「なになに。何の?」(藤井)「最近は家具を見ています。家にものが少なくて。大きな買い物じゃないですか、家具って。だからネットですごい見ているんですけど。うわ、全部ほしいって滾っちゃいますね」(浜辺)「俺は最近空き時間にメンバーとボードゲームとかするんですけど、めっちゃ面白いんですよ。結構頭脳を使うゲームで。この前、ライブの映像撮りをしているときも、時間が空くと『ちょっとボードゲームやろう』ってカメラもまわってないのに、ずっとやっていました。桐山(照史)が持ってきてくれたんですけど、速攻ネットで自分のも買いましたからね(笑)。しかも間違って買ってもて、家に2つあります(笑)」(藤井)「じゃあ、それ1つください(笑)」(浜辺)ギャンブルの勝敗を決めるのは、プレイヤーの勝負強さ。ふたりも勝負強さには自信があるようだ。「ボードゲームに関しては1日中やったんで絶対に勝てます(笑)」(藤井)「私は『咲-saki-』という作品がきっかけで麻雀を覚えて。最近はオンラインで友達と対戦しているんですけど。この間は、負けた人が宅配でご飯をご馳走するというルールでやって。練習では負けるのに、本番は絶対勝っちゃうんですよね。そのときも2回くらいご馳走してもらって。私って勝負強いなと思いました」(浜辺)そして、運の良さも負けてはいない。「私は結構大雑把な性格なので、何か買うときにちゃんとサイズを測って買うのが苦手なんですね。この間、冷蔵庫の隣の30cmぐらいの隙間に置ける棚がほしくて。でも正確に何cmなのかをメジャーを出して測るのが面倒臭かったので、大体の目安で買ったんです。そしたら、ぴったり入って。そのときはついているなと思いました(笑)」(浜辺)「僕はここ3年くらい初詣はずっと大吉が出ていますね。くじ運はいい方だと思います。あと、おみくじは悪いことは信じないタイプなんで。大吉やったらよかったなって、ずっと持っておきます」(藤井)「私も。いいやつは財布に入れるようにしています」(浜辺)そんな勝負強さと運を兼ね備えたふたりが命懸けのロシアンルーレットに挑む本作。美しく狂いまくる蛇喰夢子と視鬼神真玄の決戦に、観客もきっと“滾る”はずだ。浜辺美波さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=cc35cca1-f8c1-448b-8245-22dcd51c321b&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。取材・文/横川良明
2021年05月25日高杉真宙がフィリピン家庭料理作りに挑戦。「#おうちでフィリピン フィリピン料理にチャレンジ」企画の目玉であるクッキング動画が公開された。本企画は、話題のゲストを迎えてフィリピン料理にチャレンジしてもらうクッキング動画。昨年に引き続き、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』などに出演している高杉さんが登場し、「料理は初心者です」と言いつつも、様になったエプロン姿や料理姿を披露した。現地の屋台でも味わえるフィリピン風ラーメンや、豪快な炒め物など、今回、3品の家庭料理が完成。さらに、自ら作ったフィリピン料理を絶賛し、「今回、フィリピン料理にチャレンジさせていただきました。僕でも簡単に作ることができたのと、フィリピンを感じることができました。また自宅でも作ってみたいですし、現地を訪れて味わってみたいです!」とコメント。動画の中では、詳しいレシピや調理工程が紹介されている。フィリピン料理はスペイン、中国、アメリカなど、多彩な文化の影響を受け、様々な味わいが楽しめるのが特徴。主食は日本と同じ米で、醤油や酢を使うため、実は日本人の口に合う料理がたくさんあるそう。今回のクッキング動画では高杉さんと一緒に自宅でフィリピン料理に挑戦し、旅行気分を少しでも味わえそう。料理動画の第2弾、第3弾は5月中に、フィリピン政府観光省の公式YouTubeで配信予定となっている。(text:cinemacafe.net)
2021年04月29日『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』(4月29日公開)の完成披露イベントが22日に都内で行われ、浜辺美波、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵、英勉監督が登場した。同作は河本ほむら・尚村透による人気同名コミックの実写化作。ドラマのSeason1、Season2、映画第1弾のヒットを経て、劇場版第2弾となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺美波)を中心とした熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる。シリーズの中でもそれぞれ新たな姿を見せたという同作だが、これまでキャスト陣の戦いを見ている立場だった池田は「何なら、会長の席だけ別撮りみたいなときもあったじゃないですか。みんなの賭けを近くで見れることが嬉しかったんですよ」と喜び、「これまで歩いてるシーンもなかったので、どうしようというところから始まりました」と振り返った。ドラマ『賭ケグルイ 双』も同時に撮影していたという森川については、浜辺が「もうガソリン満タン! みたいな。大丈夫かな、もう煙出てたよ」と指摘し、森川も「どうやら見てみたらエンジンふかしすぎてたみたいで、自分でちょっと引いちゃった」と苦笑する。高杉が「かっこよかったですけどね」とフォローすると、森川は「若干引いてるでしょ、だって」とつっこみ、藤井は「全部見たけど、かっこよかったっす。気持ちよかったっすね」と改めて褒めていた。英監督は「今までみんなやったことないことをやってもらおうというのがあって」と意図を明かしたが、夢子役の浜辺については「勝手にふざけだした」と暴露。浜辺が「まあ、『賭ケグルイ』ですからね〜。もう、楽しいことを。初めてちょっとだけ『つながるかなあ』と怒られましたね」と明かすと、森川も「現場であんなに監督がタジタジしてる姿初めて見ました」と語り、監督は「別のシーンで鈴井くん(高杉)がのっかるので、つながざるをえない。やりやがった」と苦笑していた。イベントでは、2択クイズロシアンルーレットも実施。同作に関するクイズに答え、不正解の人はロシアンルーレットに挑戦するというゲームで、浜辺は耳を塞いで風船銃をなるべく体から離していたために、藤井が「ビビりすぎやろ!」とつっこむ一幕も。最終的には藤井が風船を破裂させていた。
2021年04月22日『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』の完成披露イベントが4月22日、都内で行われ、主演の浜辺美波、共演する高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵、英勉監督が出席した。月刊『ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の人気コミック漫画『賭ケグルイ』をオリジナルストーリーで映画化する第2弾。ギャンブルの強さだけで学内のヒエラルキーが決まる私立百花王学園を舞台に、底知れぬ賭け狂い・蛇喰夢子(浜辺)と彼女の前に現れた特殊能力の持ち主で“最凶最悪”のギャンブラー・視鬼神真玄(藤井)が新たなバトルに火花を散らす。2019年公開の前作に続き、主演を務める浜辺は「まさか第2弾の映画まで作られるとは思っていなかった。『賭ケグルイ』は大好きな作品で、私にとってはちょっとした宝物」と強い思い入れを語り、「撮影は楽しみでしかたなかったし、去年1番の楽しみだった」としみじみ。個性あふれる共演陣については「変わった人も多いので、変わったことをしても怒られない(笑)。さらに仲良くなれたし、その分、映画もパワーアップしている」と振り返り、「ご覧になる皆さんにも、いちギャンブラーとして、のめり込むような気持ちで、楽しんでいただければ」とスリリングな展開をアピールした。一方、シリーズ初参戦を果たした藤井は、もともと『賭ケグルイ』のファンだったそうで、「めちゃくちゃ緊張しました。現場では『賭ケグルイ』ツアーしている気分で、生徒会長の椅子で記念撮影しました」と楽しそうに回想。共演を機に、高杉と食事に行ったそうで、「どうやら、高杉真宙が誰かと食事に行くのって、大事件らしくて。美波ちゃんが『えっ、楽しかったですか?』って(笑)」。この発言に対し、高杉は「今まで機会がなかっただけで…」と苦笑いしながら、釈明していた。イベントでは映画のタイトルにちなんだ、クイズコーナーも実施。不正解者がロシアンルーレットに挑んだ結果、敗者となった藤井が、4月30日に都内で予定されている公開記念舞台挨拶で司会を務める“罰ゲーム”が決定した。取材・文・写真=内田涼『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』4月29日(木・祝)公開
2021年04月22日『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』(4月29日公開)の完成披露イベントが22日に都内で行われ、浜辺美波、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、池田エライザ、森川葵、英勉監督が登場した。同作は河本ほむら・尚村透による人気同名コミックの実写化作。ドラマのSeason1、Season2、映画第1弾のヒットを経て、劇場版第2弾となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺美波)を中心とした熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる。今回初参加で最凶のヴィランを演じた藤井は「緊張しましたよ、めちゃくちゃ。俺、ほんまにドラマも映画も見させていただいてて、行ったら夢子も会長もいて、1人で『賭ケグルイ』ツアーをしている気分」と、ファンならではの感情になっていた様子。「現場も名スポットみたいな、学園入ってすぐの階段とか、会長の席とか、全部の場所で写真を撮りました。聖地巡礼ですね」と興奮を見せると、池田も「全員、あの会長の席で写真撮る。フォトスポットみたいになってる」と答えた。仲良くなった共演者について聞かれると、藤井は「高杉真宙じゃないですか。だって僕、ごはんに行きましたからね」と答える。「始まって4年くらいやなのに、他の共演者、誰1人行ってないらしいんですよ。なのに僕と飯行ったから、現場が大事件起きたくらいの騒ぎになってて……」と明かすと、浜辺も「朝の一大ニュースでしたよ。監督とカメラマンさんが私たちの所に来て、『高杉さんが、藤井流星さんとごはんに行ったらしいんですよ!』って。皆、『え〜!』みたいな」と状況を説明。藤井は「浜辺さんに言われたのが『え、楽しかったですか!?』」と暴露し、浜辺は「社交辞令的な感じで、たまたま会って行ったのかなって思って。会話は盛り上がったのかなあって」と弁解。「盛り上がったもんね」(藤井)、「敬語をやめるって約束をしたの」(高杉)という男子達だが、藤井は「敬語やめようぜって言ったんですけど、今日会った瞬間、『久しぶりですね』って言われて悲しかったわ」と抗議していた。「なんで、4年間やっててごはんに行かなかったの?」と尋ねる藤井に、高杉「いや、ねえ? 機会がなかったよね」と苦笑。森川から「4年だよ?」、浜辺から「機会しかなかった」と責められる高杉は「それはもうね、なんかね」とタジタジになっていた。イベントでは、2択クイズロシアンルーレットも実施。同作に関するクイズに答え、不正解の人はロシアンルーレットに挑戦するというゲームで、藤井が最初に風船を破裂させてしまう結果となった。敗者には「次回の舞台挨拶で司会をする」という罰ゲームが待っていたため、藤井は「びっくりするくらい名司会見せますよ、ほんまに。名司会ぶりを見せてやりますわ」と2回同じことを意気込み、「おもんない舞台挨拶になっちゃうかもしれん。すんなり行っちゃうから」と豪語していた。
2021年04月22日浜辺美波ら最旬レギュラーキャスト陣が続投し、「ジャニーズWEST」藤井流星が新たに参加、それぞれ個性的なキャラクターを振り切った演技で披露する『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』。本作より、ドラマSeason1から出演する高杉真宙が演じる鈴井涼太の場面写真が解禁となった。これまでのシリーズでは“ヘタレ”、“ポンコツ”、“モブ”キャラとして負け顔を披露しまくっていた、高杉さん演じる鈴井。今回公開された場面写真でも、相も変わらずとぼけたような、驚いたような表情を見せている。今作でもヘタレキャラか?と思いきや、今回の鈴井は一味違うという。最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄(藤井流星)、蛇喰夢子(浜辺美波)、桃喰綺羅莉(池田エライザ)の三つ巴のギャンブルバトルに夢子の人質として巻き込まれてしまう鈴井。命を賭けたギャンブル“指名ロシアンルーレット”で夢子を勝利に導くために鈴井はモブでは考えられないある驚きの“賭け”に出る、という。果たして、鈴井は本作でモブキャラ脱却なるのか、気にならずにはいられない。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は4月29日(木・祝)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 2021年4月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年04月20日オリジナル恋愛番組「恋とオオカミには騙されない」の第9話が4月11日に配信され、最終章に向けますます混戦を極める“オオカミ”予想に視聴者も騒然となっていた。デートや共同作業を通して真実の恋を叶えようと奮闘する10人の男女を追っていく本番組。中には好きなフリをする嘘つき“オオカミ”が1人以上潜んでおり、前回1人が脱落、9人の恋模様が展開していく。視聴者投票によって最もオオカミだと疑われたなえなのが脱落した翌日からスタートした今回。前向きにメンバーたちはアトリエでの作業を再開し、一方で別行動を取ったりょうかとみちゅ。中間告白ではちょこと両想いになりながら、ほかにも気になっている人がいる発言をしていたりょうかが、みちゅに「一時の感情だったらあれかなって思ってたんだけど」と、自分の気持ちを相手に伝えるべきか悩んでいることを伝えた。そしてその夜、気になる相手を2人きりのデートに誘える「月LINE」をりょうかが使用。実は送る前、ちょこにいまの気持ちを打ち明けており、ちょこは「俺は、昨日まで(りょうかへの気持ちが)変わらなかった。でも、りょうかちゃんの隣は俺じゃないと気づいた。だから今、俺はりょうかちゃんの事好きじゃない」と伝えた。りょうかの気持ちを尊重するちょこの健気な姿に、「切なすぎる」「ちょこくんの最高にカッコイイ強がり」と視聴者も反応。一方で、「ちょこのこと好きなのに、オカミだから次の恋に行くの?」「揺れ動きすぎるのも、オオカミってバレバレすぎるから違うのかな…」とオオカミを疑う人も。また、番組ラストでは、そらが「月LINE」を使用する場面も。そらに想いを寄せ、中間告白では両想いとなりながらもそらの気持ちに迷いがあることを察していたTakiは、不安のあまり涙。同じくそらに想いを寄せるあおいも、作業中はそらといい感じだったが…。これには、彼らを見守っていたスタジオのゲスト・高杉真宙をはじめMC陣もザワついた。次回、最終章の幕開けとなる第10話。予告編では、想いが通じ合ったみちゅともくだいとのシーンで、もくだいが不穏な表情を浮かべる様子が。さらに、次に進む決心をしたちょこの気になっている相手にスタジオが騒然。オオカミ予想もますます白熱しそうだ。そして、「オオカミくんはもう騙さない-さなりる final balloon-」の最終話もついに配信。あいりがさなりを「月LINE」で誘い出し、当時デートした思い出のスポットへ出かけるところからスタート。ボートでは見つめ合う可愛らしい姿にスタジオも大興奮。その後、アトリエに移動した2人は、当時を思い出しながら作品作りを進める。あいりはさなりの脱落後、当時の作品に「会いたい」というメッセージを残しており、さなりはそのメッセージを見ていたと明かし「感動した、涙が出た」と当時を回顧した。2年前の最終回をもう一度やり直すことになった2人に視聴者からは「2人だけの空気感がもう最高」「尊すぎて泣ける…」と反響が寄せられた。「恋とオオカミには騙されない」第10話は4月18日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年04月18日強烈キャラが目白押しの『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』より、浜辺美波演じる主人公・蛇喰夢子をはじめ、5人のキャラクター特別映像が到着した。今回公開された映像でフォーカスされているキャラクターは、浜辺さん演じる夢子のほか、高杉真宙演じる鈴井涼太、森川葵演じる早乙女芽亜里、「ジャニーズWEST」藤井流星演じる視鬼神真玄、池田エライザ演じる桃喰綺羅莉。まず、シリーズの主人公・夢子にスポットを当てた映像では、一見穏やかな夢子だが、賭ケグルイの本性が様々な猛者とのギャンブルの中で明かされていく様子が映し出され、今作の「指名ロシアンルーレット」の夢子の姿も垣間見ることができる。「賭ケグルイ双(ツイン)」で主人公を務めるほど読者から熱い支持を得ている“高飛車ツインテール”早乙女芽亜里の映像では、最初は絶好調の芽亜里だが、本作では“呪い”にかかってしまうようで、まさかの絶不調(?)な様子が覗ける。さらに、これまでのシリーズでの“愛すべきモブ”の姿が映し出される一方、「モブ卒業!?」という言葉が表記され今作の展開が気になる「鈴井涼太編」。本作より登場する最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄の恐ろしい姿が堪能できる「視鬼神真玄編」。学園の絶対的支配者である生徒会長・桃喰綺羅莉が、シリーズ初となるギャンブルに挑む様が映し出されている「桃喰綺羅莉編」が公開。いずれも、キャラクターたちの個性がぎゅと詰まった映像となっている。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は4月29日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 2021年4月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年04月18日4月29日(木・祝)に公開される『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』より、「蛇喰夢子編」「鈴井涼太編」「早乙女芽亜里編」「視鬼神真玄編」「桃喰綺羅莉編」と5つのキャラクター別特別映像が公開された。河本ほむら原作、尚村透作画、月刊『ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画『賭ケグルイ』。2018年1月に実写ドラマ化され、手に汗握るゲーム展開、個性的なキャラクターと最旬若手俳優たちの振り切った演技が大きな話題となり、2019年春には『賭ケグルイ season2』の放送、続く2019年5月には完全オリジナルストーリーによる『映画 賭ケグルイ』が全国ロードショーされヒットした。そして2021年4月、前作の熱狂再び、待望の続編が公開決定。ギャンブルの強さだけで学内のヒエラルキーが決まる私立百花王学園。最狂の賭け狂い・蛇喰夢子(浜辺美波)の脅威に、生徒会が危機感を募らせる中、2年前のある事件を機に、停学処分を受けた視鬼神真玄(藤井流星)が舞い戻る。彼の策略にハメられた夢子は打ち負かされ、生徒会長の座から引きずり下ろされた桃喰綺羅莉(池田エライザ)と共に視鬼神に“公式戦”を申し込む。公開された「蛇喰夢子編」は、浜辺が演じる一見穏やかな高校生・蛇喰夢子の“賭ケグルイ”の本性が様々な猛者とのギャンブルの中で明かされていく。さらに命を賭けた「指名ロシアンルーレット」の様子も。「鈴井涼太編」は、高杉真宙が演じる鈴井涼太のこれまでのシリーズでの“愛すべきモブ”の姿が映し出される一方で「今度の鈴井はロシアンルーレットでモブ卒業!?」という文章が。終盤でも西洞院百合子(岡本夏美)や皇伊月(松田るか)らに“モブ”と馬鹿にされているが、鈴井は本当にモブを卒業できるのか。「早乙女芽亜里編」では、森川葵演じる“高飛車ツインテール”早乙女芽亜里の狡猾でドSな絶好調の姿が。だが本作では呪いにかかって絶不調?芽亜里を主人公に据えたドラマ『賭ケグルイ双』も配信され、ますます人気に拍車がかかる早乙女芽亜里の活躍に期待したい。また「視鬼神真玄編」はシリーズ初参加の藤井流星演じる最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄の恐ろしい姿を堪能できる。不気味な笑い声をあげながら舞う様はまさに“狂って”いる様だ。視鬼神に支配された学園はどうなってしまうのか。そして夢子との勝負の行方はいかに。最後の「桃喰綺羅莉編」では、池田エライザ演じる私立百花王学園の絶対的支配者である生徒会長・桃喰綺羅莉が、シリーズで初めてギャンブルに挑む。視鬼神によって、玉座から引きずり降ろされた綺羅莉が一体どんなギャンブルをするのかに注目だ。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』4月29日(木・祝)公開
2021年04月18日俳優の高杉真宙が17日、自身のインスタグラムでライブ配信を行い、個人事務所「POSTERS」の設立を報告した。高杉真宙配信では、個人事務所の報告とともに「自分がこんなことをやりたいなということを優しく送り出してくださった」と前事務所への感謝の気持ちも語っていた。配信を見ていたファンからは「ずっとずっと応援してます!」や「新たなスタート頑張って!!」など応援コメントが寄せられた。また、事務所ホームページも開設され、「株式会社POSTERS立ち上げのご報告」として、本人からのコメントが公開されている。■高杉真宙コメント株式会社POSTERSを立ち上げたことをご報告させて頂きます!会社名の由来は、すべての人の日常にある素敵な出来事を映画のポスターにできるような会社にしていきたいという思いと願いを込めて名付けました。これから、株式会社POSTERSで皆様にたくさんのワクワクをお届けできるように、そして応援してくださる皆様と共に成長できる会社になれるように、努力してまいります。高杉真宙と株式会社POSTERSを、皆様どうか応援よろしくお願いいたします!高杉は、現在公開中の映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』に出演中で、4月29日公開『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』にも出演予定と、俳優としての活動が続々と控えている。
2021年04月18日《僕は本日からひとり立ちし、俳優業を中心に、様々な挑戦をしていきたいと思っています。そんな新たな出発を応援して頂けたら嬉しく思います》Instagramにこうつづったのは、高杉真宙(24)。4月12日、所属事務所『スウィートパワー』を退所したと発表した高杉。11年間、所属していた同事務所に対して《まだまだ未熟な、僕の話しに耳を傾けてくださり、最後まで暖かく送り出してくださった》と感謝の気持ちを記している。「09年にデビューした高杉さんは、12年に初めて映画で主演を務めました。以降もドラマや映画、舞台などジャンルを問わず活躍。これからは新事務所を活動の拠点にするそうでですが、デビュー初期からのマネージャー・Aさんも関与するのではとの噂も浮上しています」(テレビ局関係者)“育ての親”ともいえるA氏は、高杉よりも先に『スウィートパワー』を退社していたという。「事務所では昨年にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が、一部で報じられました。Aさんが去ったことも、高杉さんが退所を考えた理由の一つだったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)■「これからは役者の道を極めたい」そんな高杉は退所の陰で、“大仕事”のオファーを断っていた。今年5月からスタートする清原果耶(19)ヒロインの連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)で、高杉は主要キャストに決まっていたという。「高杉さんは、自ら降板を申し出たそうです。スキャンダルや体調不良以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然。NHK側としては演技派の彼にどうしてもお願いしたかったそうで、高杉さんも一度はOKを出したのですが……」(別のテレビ局関係者)朝ドラに出演すれば、さらなる飛躍にも期待できるはず。それでも彼が降板を願い出たのは、前述したA氏の影響が強いという。「Aさんはいわゆるメジャー作品よりも、ミニシアター系や舞台などアート志向の作品を好むタイプ。高杉さんが朝ドラを降板したのは、そんな彼の考え方に影響を受けているのかもしれません。高杉さんは退所を申し出る際、『アイドル的な役者と僕は違います。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えたそうです」(前出・別のテレビ局関係者)18年6月、本誌に「どんな難役をいただいても、『やればできる』と思ってやっていく精神が必要だと思っています」と語っていた高杉。ひとり立ちも“やればできる!”の精神なのだろう。
2021年04月12日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日求められたのは、その場で出し切る力だったスクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」今までとは違う筋肉が求められる現場でした映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」ラジオとコントで笑いの勉強をしています映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=fe01d65e-cc23-4a23-b107-ec5bc9b90d53&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年04月10日4月10日(土)、宝塚歌劇団宙組によるMusical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』が、東京・池袋の東京建物ブリリアホールで開幕する。宙組トップスターに就任してまもなく3年半。円熟期を迎えた真風涼帆が、スーツにトレンチコート、ソフト帽の、これぞ宝塚の男役というスタイルで、表向きはオランダの外交官、実はイギリス諜報部のためにスパイを摘発するスパイキャッチャーの役に挑む。相手役のバレエダンサーは、専科に異動し、次期花組トップ娘役就任が決まっている星風まどかの後を受け、新たに宙組トップ娘役の座に就いた潤花。これが新トップコンビのお披露目公演となる。演出を手がける植田景子が書き下ろしたオリジナル・ミュージカル『Hotel Svizra House』は、第二次世界大戦下、中立国スイスのサン・モリッツにある高級ホテルを舞台に、戦火を逃れ、それぞれ事情を抱えて集まってきた、国籍も職業も様々な人たちが繰り広げるヒューマン・ドラマだ。真風が演じるロベルト・フォン・アムスベルクは、オランダ貴族を父に、バレエ・リュスのダンサーを母に持つ、ロンドン駐在の外交官で、あるミッションのためにホテルを訪れ、ドイツ軍のパリ占領で失業したバレエダンサー、ニーナ・デュボワ(潤)と出会う。彼女は、ホテルで開かれるニジンスキー救済のためのチャリティ・バレエ公演に出演するという。そこへ、公演のスポンサーで、芸術家たちのパトロンでもあるオーストリアの若手実業家、ヘルマン・クラウスナー(芹香斗亜)が、ポーランド出身の美女アルマ(遥羽らら)を連れて現われた。出演はほかに、振付家兼ダンサーのバシリエフに桜木みなと、バレエ公演を主催するロシアからの亡命貴族ミハイロフに寿つかさら。作・演出の植田は、文化庁の新進芸術家海外研修制度でハンブルク・バレエ団に留学した経歴の持ち主で、これまでもその経験を生かした作品づくりをしている。今回も、植田ならではの美しい世界観が描かれるだろう。東京公演は4月15日(木)まで。5月1日(土)から7日(金)までは、大阪の梅田芸術劇場メインホールで公演が行なわれる。なお、5月5日(水・祝)には、各地の映画館でライブ中継が実施され、タカラヅカ・オン・デマンドでのライブ配信も決まっている。文:原田順子公演情報宝塚歌劇宙組 Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』作・演出:植田景子出演:真風涼帆 / 潤花 / 他【東京公演】2021年4月10日(土)~2021年4月15日(木)会場:東京建物ブリリアホール【大阪公演】2021年5月1日(土)~2021年5月7日(金)会場:梅田芸術劇場 メインホールライブ中継・ライブ配信情報
2021年04月10日女優の浜辺美波が主演を務める『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』(4月29日公開)の場面写真が30日に公開された。同作は河本ほむら・尚村透による人気同名コミックを実写化。ドラマのSeason1、Season2、映画第1弾のヒットを経て、劇場版第2弾となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺)を中心とした熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる。今回公開された場面写真では、冷静に銃を見つめる夢子と奥でその様子を不安そうに見つめる鈴井涼太(高杉真宙)の姿や、最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄(藤井流星)と夢子の息をのむほど緊迫した雰囲気のギャンブルシーン、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)と夢子が何かに同じ視線を向ける様子や早乙女芽亜里(森川葵)のダイススタッキングシーンも写し出されている。そして、『賭ケグルイ』シリーズの見どころの一つでもある“顔芸”を写した鈴井と皇伊月(松田るか)が目を見開き驚きの表情を見せる姿、生徒会室で西洞院百合子(岡本夏美)、夢見弖ユメミ(松村沙友理(乃木坂46))、黄泉月るな(三戸なつめ)、五十嵐清華(中村ゆりか)、生志摩妄(柳美稀)が画面を食い入るように見る姿も。先日公開された予告映像でも“可愛すぎる!”と話第になった体育祭が無くならずにしょげている夢子の様子も公開された。
2021年03月30日大ヒット漫画「賭ケグルイ」の映画化第2弾のタイトルが『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』に決定。予告編とポスタービジュアルも公開された。予告編では、シリーズ最凶最悪の刺客、視鬼神真玄(藤井流星)が舞い戻り、跪く綺羅莉(池田エライザ)の前で高笑いを上げる視鬼神や、最凶の侵略者の前に為すすべもなく「負けました」と発する芽亜里(森川葵)と伊月(松田るか)のシーンが登場し、学園が一変してしまった様子を覗くことができる。そして視鬼神、夢子、綺羅莉による “命”を賭けた恐ろしいギャンブル<指名ロシアンルーレット>がスタート。様々なキャラクターが銃を構えるシーンが登場する中、芽亜里らは驚愕の表情を浮かべ、一方で夢子はひとり「滾ってしまいます」と恍惚の表情を浮かべる。最後には、「体育祭がなくならないんでちゅ」と夢子の可愛らしいシーンで映像は終了している。また本作の主題歌が、2019年にメジャーデビューし、紅白歌合戦出場経験のあるmiletの「checkmate」に決定。重厚感と疾走感が交わるスリリングな主題歌は、今回の予告編にも挿入されている。さらに予告編と併せて、劇中で巻き起こる恐ろしいバトルを予感させるポスタービジュアルも到着。銃を持つ夢子、不敵な笑みを浮かべる視鬼神、本作で重要なアイテムとなる“BANG”のカードを持つ綺羅莉、祈るような姿の鈴井や芽亜里ら主要キャストが登場している。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は4月29日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 2021年4月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年03月08日俳優・高杉真宙が、4月3日(土)に初フォトエッセイを発売することが分かった。近年では、「賭ケグルイ」シリーズや『前田建設ファンタジー営業部』、「コールドケース3 ~真実の扉~」などに出演、大の漫画好きな高杉さんが、読者の悩みに漫画を紹介するという形で執筆中の不定期連載「漫画喫茶・タカスギへようこそ」(「幻冬舎plus」にて2018年3月~)が、書き下ろしを加え、この度1冊の書籍として発売。26の悩みに対して、処方箋となる漫画を探し、その作品を通して自分の経験や考えを巡らせながら誠実に答える。またフォトエッセイということで、「漫画喫茶の店主の1日」をテーマに、約100ページにわたって撮り下ろした写真を収録している。今回の発売に関して高杉さんは「今回、読者のお悩みに答える形で漫画を紹介してきたコラム『漫画喫茶・タカスギへようこそ』を、書籍化して頂くことになりました。人生で悩みを相談されるということがあまりなかった僕が、多くの事を教えてくれる漫画から学び、手助けに少しでもなれば! と書いた一冊となっています」とコメントしている。なお、4月上旬にイベントの開催を予定している。高杉真宙初のフォトエッセイは4月3日(土)発売予定。※ネット書店および全国書店にて予約受付中(cinemacafe.net)
2021年02月10日浜辺美波主演の『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』(2021年5月公開)の特報が25日に公開された。同作は河本ほむら・尚村透による人気同名コミックを実写化。ドラマのSeason1、Season2、映画第1弾のヒットを経て、劇場版第2弾となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺)を中心とした熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる。特報映像では、重苦しく暗雲漂う中、百花王学園に突如として最凶最悪のギャンブラー・視鬼神真玄(藤井流星)が現れる。学園に足を踏み入れるやいなや、学園内でギャンブルで名をはせる皇伊月(松田るか)、早乙女芽亜里(森川葵)を次々と打ち負かしていく。禍々しい存在感を放つこの男をかつてから知る様子の生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)は何を思うのか。視鬼神の最大の狙いは、転校以来次々と生徒会役員をギャンブルで負かし、学園を揺るがすギャンブル狂の蛇喰夢子(浜辺美波)との対戦。「お前から、ギャンブルを奪う」という台詞とともに、学園はかつてない危機に見舞われる。映像には、“家畜の呪い”と呼ばれる謎の現象に翻弄される鈴井涼太(高杉真宙)、早乙女芽亜里(森川葵)の姿も。視鬼神は「賭け狂おうぜ!」と挑発的に叫び高笑い、キメ台詞「賭け狂いましょう」も健在の蛇喰夢子は「命がけのギャンブルがしたい!」と恍惚な表情を見せる。ひとり冷徹な表情で夢子に銃口をかざす会長は一言「私が殺す」と引き金に指をかけ、銃声が響き渡る。過激で衝撃的なストーリーがうかがえる内容となっている。(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年01月25日河本ほむら原作・尚村透作画で月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)にて連載中の漫画を原作とした映画化第2弾『映画 賭ケグルイ Part2』(仮題)より、浜辺美波演じる夢子が銃を向けられ、銃声も響き渡る衝撃の特報映像が到着した。2018年1月に実写ドラマ化され、最旬若手俳優たちの振り切った演技が大きな話題となり、翌年春にはseason2が放送、5月には完全オリジナルストーリーによる映画第1弾が公開された本シリーズ。待望の映画第2弾では、夢子役の浜辺さんをはじめ、レギュラーキャストたちが続投。さらに、シリーズ最凶最悪の刺客・視鬼神真玄も登場し、前作で全校生徒を巻き込んで開催されたギャンブルバトル“生徒代表指名選挙”が幕を下ろした直後の物語が描かれる。到着した特報映像では、冒頭から視鬼神(藤井流星)が姿を現し、皇伊月(松田るか)、早乙女芽亜里(森川葵)を次々と打ち負かしていく様子がスピーディーに映し出されていく。そして、そんな禍々しい存在感を放つ男を以前から知る様子の生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)の姿…。視鬼神の最大の狙いは、夢子との対戦。“家畜の呪い”と呼ばれる謎の現象に翻弄される鈴井涼太(高杉真宙)や芽亜里、夢子は「命がけのギャンブルがしたい!」と恍惚な表情を見せ、会長は「私が殺す」と夢子に銃口をかざすシーンも。より過激で衝撃的な物語になっていることが伺える映像となっている。『映画 賭ケグルイ Part2』(仮題)は5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイPart2(仮題) 2021年5月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年01月25日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。米倉涼子、柴咲コウなど多くの芸能人が独立を発表した2020年。演技派若手俳優として注目を集めている高杉真宙もその一人だ。新天地を求め決断をくだした高杉だが、実は誰もが羨む朝ドラを出演辞退していた。まさかの辞退に隠された驚きの真相とはーー(以下、2020年12月1日・8日掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま「来春放送の朝ドラ『おかえりモネ』の主要キャストとして、高杉さんの出演が決まっていました。ところが、急遽、高杉さん本人の強い意向で降板。スキャンダルや体調以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然としています」(NHK関係者)21年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』。主演は『なつぞら』(19年)でヒロインの生き別れの妹を演じた清原果耶(18)。気象予報に向き合う仕事を通じ人々に幸せな未来を届ける物語だが、登場予定だった高杉真宙(24)が突如、出演を辞退したというのだ。テレビ局関係者はこう語る。「高杉さんは09年にデビューし、12年に映画初主演後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しています。今回の朝ドラは、清原さんや『King&Prince』永瀬廉さん(21)などフレッシュな顔ぶれで話題です。NHKも脇を固めるために“演技派”の彼にオファーして、いったん受諾したのですが……」実は高杉は同時に“大きな決断”を下していたという。「先日、彼は10年以上所属した事務所に対し、『アイドル的な役者と僕は違います。やはり共演したくないです。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えて退所を申し入れたそうです。その背景には、彼をデビュー初期から育てた個性派マネージャー・Aさんの影響もあるようです。選ぶ仕事に極端に偏りがあり、いわゆるメジャー作品よりも、単館の映画や舞台など、アート志向の作品を好む考え方を受け継いだのかもしれません。誰もが願う朝ドラ出演まで断ってしまったのですから……」(別のテレビ局関係者)高杉の所属事務所といえば、年初にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が一部で報じられた。前出のテレビ局関係者は言う。「高杉さんを溺愛していたAさんも退社し、高杉さんなりに思うところがあったのでは……。新事務所は芸能界と関わりのない幼馴染がサポートするそうですが、Aさんも関与するのでは……という話も。所属事務所は彼に“せめて朝ドラが終わるまでは”と強く慰留したのですが、彼の頑強な意志は変わらず、来春の退所と朝ドラの降板が受け入れられたそうです」制作関係者によれば、“同世代へのライバル心”も今回の決断の大きな要因なのではないかと語る。「高杉さんは今夏、横浜流星さん(24)主演ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)に出演。2人は同学年なのですが、横浜さんの躍進ぶりに胸中穏やかではなかったようです。もう一人、高杉さんが意識している俳優がいるんです。それが、現在の所属事務所の“後輩”である岡田健史さん(21)。話題作に続々と名を連ねる岡田さんの活躍を目の当たりにして“なぜ岡田くんばかり……”と、嫉妬が募るようになったようです」高杉の所属事務所は16日、退社についてコメントを出し、「高杉真宙より“裸一貫”から活動してみたいという思いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でごさいます」と語った。高杉もコメントを出し「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが“裸一貫”からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と綴り、今後は「恩返しの気持ちを胸に俳優として精進していく所存です」と明かしていた。前代未聞の朝ドラ降板劇。高杉を待ち受ける“未来の雲行き”は果たしてーー。
2020年12月31日藤原竜也さんに柄本明さんという突出した個性と舞台経験を持つふたりに、演技派として注目を集める高杉真宙さん。そんな顔ぶれが揃った舞台『てにあまる』。「突飛な展開もありますが、身近な物語に感じていただければ」「純粋に嬉しくてありがたいお話だと思ったんですけれど、同時に、とんでもないことになりそうだなというドキドキもありました」とは、今作の紅一点、佐久間由衣さん。なんとこれが初舞台となる。「舞台はいつか挑戦させていただきたいと思っていたのですが、なかなかご縁がない感じだったんです。それがいきなり東京芸術劇場のプレイハウスという場所で初舞台を踏めるうえ、なかなか濃い味の作品で…。大先輩の方々のなかに、新人の私が飛び込んでしまった感じです」この日は稽古がスタートしてまだ数日のタイミング。「正直、まだすべてに戸惑っている」と苦笑する。「みんなで声を出して読み合わせをしている段階ですけれど、すでに頭がパンクしそうです。今までの作品との向き合い方とは全然違う…使ったことのない思考回路とか、休んでいた部分を働かせている感じです」ベンチャー企業の経営者の男(藤原)を軸に、彼が家政夫として連れてきたいわくありげな老人(柄本)、彼を信奉する部下(高杉)、彼の妻(佐久間)が絡み合い展開していく。「いい意味で地に足がついていないというか、妄想の部分とリアルとが交じっているお話なんです。この場面は何を表しているのか、このセリフはどういう意味なのかというようなところを、いま柄本さんとキャストのみなさんで、台本のなかからひもといていきましょうっていう段階です。本読みをしながらも一回一回止めて、このセリフは何なのって話したり。私はすでにいっぱいいっぱいですが、みなさんどっしりしていながら、何色にも染まっていないようなピュアな視点から台本を読み取ったり、表現をされている。そういう姿勢が大事なんだって、学ばせていただいています」物語は、わだかまりや誤解から、とんでもない方向へ転がっていく。「呪いのように悪い感情が移っていく世界のなかで、私が演じる役はそこに立ち向かおうとしている役なのかなと。それがいいのか悪いのかわからないけれど、前半と後半で物語のなかでどう変わっていけるのか、そういう強さとかまっすぐさはまっとうしたいと思っています」長身に曇りのない瞳。これまでも意志の強いまっすぐな役柄が多いが、自身は「すごく臆病」なのだとか。「正義を振りかざせるほど勇気もなく、でも困ってる人を放ってもおけない。友達がいないところで、こっそり手を差し伸べるタイプでした」演出も柄本さんが手がける。「舞台だからこうやろうとか、そういったことではないもっともっとピュアなものをずっと追いかけていらっしゃる印象です。その場で生まれるものを大切に。そして自由でいいということを教えていただいています。シリアスではあるけれど、ユーモアに溢れていて、コミカルさも感じる作品です。突飛な展開もありますが、身近な物語として感じていただけるよう、楽しんでいる気持ちが伝わればいいなと思っています」いまは未知の世界に足を踏み入れる期待と不安とが入り混じった心境。「わかりやすい舞台ではないかもしれないです。でも、観ている方がいろいろ想像して、自分なりの物語をくっつけて観てくれたら面白い演劇体験になると思います」『てにあまる』一人暮らしの老人(柄本)の家にやってきた男(藤原)。彼は老人を家に連れ帰り、ふたりは奇妙な同居生活を始める。そこに彼の部下(高杉)と妻(佐久間)がやってきて…。12月19日(土)~2021年1月9日(土)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス脚本/松井周演出/柄本明出演/藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣、柄本明S席9800円サイドシート7000円ほか(すべて税込み)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949(月~金曜11:00~18:00)鳥栖、大阪、愛知、三島公演あり。さくま・ゆい1995年3月10日生まれ。神奈川県出身。ドラマ『殺意の道程』(WOWOW)に出演中。来年1月3、4日にSPドラマ『教場II』(フジテレビ系)に出演。主演映画『君は永遠にそいつらより若い』も来年公開予定。※『anan』2020年12月16日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年12月13日テレビ東京で放送された「バイプレイヤーズ」シリーズの映画が来年春頃公開されることが決定。さらに、1月からはTVドラマも放送することが分かった。遠藤憲一、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研、そして故・大杉漣さんと、日本の映画・ドラマ界に欠かせない名脇役が本人役で出演する「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」、「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」が放送され、大きな話題を呼んだ本シリーズ。今回は完全新作シリーズとして、ドラマ24での放送&待望の映画化が決定。田口さん、松重さん、光石さん、遠藤さんをはじめ、超主演級キャストから超曲者役者まで老若男女合わせて総勢100名以上が本人役で出演。ドラマ&映画第1弾キャストとして、今回は元祖バイプレイヤーズのメンバーを含め41名を一挙発表!阿部亮平、安藤玉恵、石丸謙二郎、宇野祥平、柄本時生、大倉孝二、小沢仁志、尾美としのり、勝村政信、加藤諒、金子大地、北香那、近藤芳正、佐々木希、宍戸美和公、志田未来、杉野遥亮、醍醐虎汰朗、高杉真宙、滝藤賢一、田中要次、津田寛治、寺島しのぶ、長谷川京子、濱田岳、林泰文、原田龍二、ふせえり、堀内敬子、観月ありさ、向井理、村田雄浩、本宮泰風、森下能幸、りょう、六角精児、渡辺いっけいと、若手からベテランまで、豪華な顔ぶれだ(※50音順)。舞台は、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。ここに各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動が描かれる。田口さんは「今回はゴージャスすぎる顔触れの’’バイプレイヤーズ・フェスティバル"!これはもう贅沢を超えた空前絶後のミラクル・キャスティングです!逆に、コロナ禍でみんなスケジュールが空いていたから実現出来た!?大変な時期ですが、この奇跡的な顔触れ&内容のネクスト『バイプレイヤーズ』で、新たな面白さと癒しをお届け出来ればと思います」と新たなキャストについてコメントし、松重さんは「若い方から年寄りまでいろんな俳優さんが次々に出てきます。『俳優名鑑』というハンドブック片手にご覧いただければ、好みの役者の名前を覚えて、出演作を辿る。そんな愉しみ方があるかも知れません」と新たな愉しみ方を提案。光石さんは「バイプレイヤーズは、漣さん抜きでは考えられません。漣さん抜きでは成立しないと思ってました。でも漣さんなら『俺出ないけど、やってよ研ちゃん』って仰るんじゃないかと思いました。漣さん、バイプレイヤーズを愛していたから。今回、同じ意志を持った、あんな人もこんな人も集いました!」と思いを明かす。遠藤さんも「はじめは大杉漣さんのいないバイプレはどうなっちゃうのかなと思いましたが、ものすごい人数の俳優さん達がワイワイガヤガヤ楽しんで参加してくれて、漣さんも笑って見ていてくれているんじゃないかなと言う気がしています。自分の役はフィリピンに憧れて、向こうでデビューしようと奮闘します」と語っている。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~』は2021年春、公開予定。ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」は2021年1月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月27日俳優の高杉真宙(24)が16日、所属事務所のスウィートパワーを通じ、2021年4月11日をもって同事務所を退所し、独立することを報告した。同事務所は、「この度、弊社所属タレントの高杉真宙が、2021年4月11日をもって退所する運びとなりました」と発表。「弊社は2009年に福岡で高杉真宙をスカウトした事をきっかけに、スパイスパワーを発足させ、初の男性タレントである高杉真宙と共にスパイスパワーも成長してまいりました」「この程、高杉真宙より『裸一貫』から活動してみたいという想いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でございます」と経緯を説明し、「ファンの皆様、関係各位におかれましては、今後とも高杉真宙、弊社ともにご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と結んだ。一方の高杉は、直筆署名入りの文書で退所と独立をあらためて報告し、「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが『裸一貫』からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と同事務所への思いをつづる。そして、「何より、応援して下さったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にも大変感謝しておりますため、恩返しの気持ちを胸に、今後も俳優として精進していく所存です」と決意を新たにし、「引き続きどうぞ宜しくお願いいたします」と呼び掛けた。
2020年11月16日「来春放送の朝ドラ『おかえりモネ』の主要キャストとして、高杉さんの出演が決まっていました。ところが、急遽、高杉さん本人の強い意向で降板。スキャンダルや体調以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然としています」(NHK関係者)21年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』。主演は『なつぞら』(19年)でヒロインの生き別れの妹を演じた清原果耶(18)。気象予報に向き合う仕事を通じ人々に幸せな未来を届ける物語だが、登場予定だった高杉真宙(24)が突如、出演を辞退したというのだ。テレビ局関係者はこう語る。「高杉さんは09年にデビューし、12年に映画初主演後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しています。今回の朝ドラは、清原さんや『King&Prince』永瀬廉さん(21)などフレッシュな顔ぶれで話題です。NHKも脇を固めるために“演技派”の彼にオファーして、いったん受諾したのですが……」実は高杉は同時に“大きな決断”を下していたという。「先日、彼は10年以上所属した事務所に対し、『アイドル的な役者と僕は違います。やはり共演したくないです。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えて退所を申し入れたそうです。その背景には、彼をデビュー初期から育てた個性派マネージャー・Aさんの影響もあるようです。選ぶ仕事に極端に偏りがあり、いわゆるメジャー作品よりも、単館の映画や舞台など、アート志向の作品を好む考え方を受け継いだのかもしれません。誰もが願う朝ドラ出演まで断ってしまったのですから……」(別のテレビ局関係者)高杉の所属事務所といえば、年初にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が一部で報じられた。前出のテレビ局関係者は言う。「高杉さんを溺愛していたAさんも退社し、高杉さんなりに思うところがあったのでは……。新事務所は芸能界と関わりのない幼馴染がサポートするそうですが、Aさんも関与するのでは……という話も。所属事務所は彼に“せめて朝ドラが終わるまでは”と強く慰留したのですが、彼の頑強な意志は変わらず、来春の退所と朝ドラの降板が受け入れられたそうです」制作関係者によれば、“同世代へのライバル心”も今回の決断の大きな要因なのではないかと語る。「高杉さんは今夏、横浜流星さん(24)主演ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)に出演。2人は同学年なのですが、横浜さんの躍進ぶりに胸中穏やかではなかったようです。もう一人、高杉さんが意識している俳優がいるんです。それが、現在の所属事務所の“後輩”である岡田健史さん(21)。話題作に続々と名を連ねる岡田さんの活躍を目の当たりにして“なぜ岡田くんばかり……”と、嫉妬が募るようになったようです」高杉の所属事務所は16日、退社についてコメントを出し、「高杉真宙より“裸一貫”から活動してみたいという思いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でごさいます」と語った。高杉もコメントを出し「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが“裸一貫”からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と綴り、今後は「恩返しの気持ちを胸に俳優として精進していく所存です」と明かしていた。前代未聞の朝ドラ降板劇。高杉を待ち受ける“未来の雲行き”は果たして――。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月16日吉田羊主演の連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」にゲスト第4弾として黒木華、高杉真宙、駿河太郎、竹原ピストル、水野美紀、宮沢和史らの出演が決定した。少女の死が最も悲しい事件を浮かび上がらせる――第7話「思い出の渚」第7話のタイトルは「思い出の渚」。死後数十年経過した少女の人骨が橋の袂で発見され、捜査一課の百合(吉田羊)たちが駆けつける。死因とは異なる骨折の後があり、虐待されていた可能性が浮上する。当時の担当医師を訪ねると、50年以上も前にチャイナドレスを着た母親が幼い娘を連れて診察にやってきた際に、娘への暴力を止められずに悩んでいたと証言。母親の名前は満智子、娘の名前は渚だという。その後、白骨遺体の複顔画像を公開したところ、画像の少女を知っているという女性記者・田島岬が捜査一課を訪ねてくる。岬が取り出した古い写真には、白骨遺体の複顔画像そっくりの少女が写っており、「この子は私」だと言う。母とは幼い頃、教会で別れたまま、二度と会うことはなかったが、最後に渡されたペンダントをいまでも大切に持っていて、それがこの事件の唯一の手がかりとなるのだった――。チャイナドレスを着た母親・満智子役に黒木華。手がかりとなるペンダントの持ち主・潮見敏夫役に高杉真宙。満智子の夫である遠藤勇治役に駿河太郎。竹原ピストル&水野美紀が元夫婦に…第8話「汚名」第8話のタイトルは「汚名」。ある夜、百合の留守番電話に立川からのメッセージが残された。駐車場で車の事故を起こしたという。受話器越しの立川(滝藤賢一)の様子が何かおかしいと思った矢先、「俺は人を殺しちまったかもしれない」と言って電話が切れた。百合は駐車場にすぐに駆けつけるが、すでに立川の姿はなく、車内には空の酒瓶が転がっていた。立川の家に行くと、部屋はゴミ屋敷のように荒れていて、テーブルには5年前に起きた大倉山の放火事件の現場写真が置かれていた。その事件とは、アルコール中毒で仕事もせず、荒んだ生活を送る灰原拓郎が、元妻に離婚されたことを恨んで息子2人を呼び出し、家に放火して焼き殺したという世間を騒がせたもの。放火と断定され、父親の拓郎の仕業であることに疑いの余地がなかったと、当時の火災調査官も証言していた。しかし、事件から5年経った現在、自身の無罪を主張し続けた拓郎が刑務所で首を吊って自殺したことから事件は一転することに。立川の身に一体何が――。シリーズ史上、最も捜査一課の5人の心が揺さぶられる事件が巻き起こる。息子たちを殺した罪で逮捕された灰原拓郎役に竹原ピストル。立川の元妻・真辺由紀役に水野美紀。またシリーズを通して登場している百合と近しい検事・大江嗣久役の宮沢和史も再登場する。高杉真宙「1960年代という時代感がとても好き」黒木さんは「今回過去パートを演じたので、8ミリや16ミリフィルムでの撮影など、時代感が本編の中で表現できて面白かったです。セリフ回しも、やっぱりどこか時代感を表わしているような感じがしました」と、撮影をふり返り、「現場の雰囲気、ずっとシリーズをやられてきたグループ感のあるスタッフさんとレギュラーの皆様の絆を感じました」とコメント。また、高杉さんは「段々と学生役が減り社会人役をやらせて頂けるようになり、今回は特に黒木華さんや駿河太郎さんと大人のセリフを言い合うシーンが多かったので、緊張しましたがとても楽しい現場でした」と語る。「この1960年代という時代感がとても好きで、車、ファッション、ロケーション全てが時代を感じさせてくれて、さらに海辺での16ミリフィルムの撮影もワクワクしました」とレトロな雰囲気の撮影を楽しんだよう。「妻役が黒木さんだと聴いて、すぐに『是非やりたいです』とお返事させていただきました」と駿河さん。「時代背景が古い設定なので、『まだこんなの残っているんだ(笑)』ってくらいかなりアンティークな車を運転させていただきましたので、密かに注目していただけると嬉しい」と、1960年代を同様に楽しんだ様子。そして竹原さんは「今回とにかく“グッと”気持ちをこめる芝居が多かったので、日数的に決して多くないのですが1日1日がへとへとになりながらも、いい意味で集中できたかなと思っております」と語る。滝藤さん演じる立川との取り調べ室でのシーンでも「エネルギーとエネルギーのぶつかり合いだった」「我を忘れるぐらい集中して出来た」と手応えを見せている。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年10月22日12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送される『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の豪華ゲスト第4弾として黒木華、竹原ピストルらが出演することが発表された。本作は世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版。吉田羊演じる主人公の女性刑事・石川百合が、チームのメンバーと共に未解決事件の真相に迫り、解決していく姿を描いている。その第3シーズンがWOWOW開局30周年記念作品として放送されることが決定した。これまでも豪華なゲストが発表されている。発表された第7話のタイトルは「思い出の渚」。死後数十年経過した少女の人骨が橋の袂で発見され、捜査一課の百合(吉田羊)たちが駆け付ける。死因とは異なる骨折の跡が複数あり、虐待されていた可能性が浮上する。当時の担当医師を訪ねると、50年以上も前にチャイナドレスを着た母親が幼い娘を連れて診察にやってきた際に、娘への暴力を止められずに悩んでいたと証言。母親の名前は満智子、娘の名前は渚だという。その後、白骨遺体の複顔画像を公開したところ、画像の少女を知っているという女性記者・田島岬が捜査一課を訪ねてくる。岬が取り出した古い写真には、白骨遺体の複顔画像そっくりの少女が映っており、「この子は私」だと言う。母とは幼い頃、教会で別れたまま、2度と会うことはなかったが、最後に渡されたペンダントを今でも大切に持っていて、それがこの事件の唯一の手がかりとなるのだった。チャイナドレスを着た母親・満智子役に黒木華。手がかりとなるペンダントの持ち主・潮見敏夫役に高杉真宙。満智子の夫である遠藤勇治役に駿河太郎。殺された少女は一体誰なのか、満智子は今、どこにいるのか、少女の死が最も悲しい事件を浮かび上がらせる。第8話のタイトルは「汚名」。ある夜、百合の留守番電話に立川からのメッセージが残された。駐車場で車の事故を起こしたという。受話器越しの立川の様子が何かおかしいと思った矢先、「俺は人を殺しちまったかもしれない」と言って電話が切れた。百合は駐車場にすぐに駆けつけるが、すでに立川の姿はなく、車内には空の酒瓶が転がっていた。立川の家に行くと、部屋はゴミ屋敷のように荒れていて、テーブルには5年前に起きた大倉山の放火事件の現場写真が置かれていた。その事件とは、アルコール中毒で仕事もせず、荒んだ生活を送る灰原拓郎が、元妻に離婚されたことを恨んで息子2人を呼び出し、家に放火して焼き殺したという世間を騒がせたものだった。子供部屋の焼け跡にはエアコンがあるにも関わらず灯油ストーブが転がっていて、燃料促進剤である灯油の痕が発見され、放火と断定された。父親の拓郎の仕業であることに疑いの余地がなかったと、当時の火災調査官も証言していた。しかし、事件から5年経った現在、自身の無罪を主張し続けた拓郎が刑務所で首を吊って自殺したことから事件は一転することに。息子たちを殺した罪で逮捕された灰原拓郎役に竹原ピストル、立川の元妻・真辺由紀役に水野美紀が出演する。またシリーズを通して登場している百合と近しい検事・大江嗣久役の宮沢和史も再登場する。<第7話ゲスト陣>黒木華/高杉真宙/駿河太郎中島ひろ子/山路和弘/真野響子<第8話ゲスト陣>竹原ピストル/玉置玲央/濱田めぐみ梅垣義明/宮沢和史/水野美紀<黒木華:コメント>今回過去パートを演じたので、8ミリや16ミリフィルムでの撮影など、時代感が本編の中で表現できて面白かったです。セリフ回しも、やっぱりどこか時代感を表わしているような感じがしました。演じた満智子と夫は複雑な関係性にある役柄だったのですが、駿河さんとご一緒できてすごく楽しかったです。現代パートを演じる、吉田羊さんや永山絢斗さんとはお芝居をあまりご一緒できなかったので少し残念ですが、その分出来上がったものがどういう風になっているのかを見るのがとても楽しみです。現場の雰囲気は、ずっとシリーズをやられてきたグループ感のあるスタッフさんとレギュラーの皆様の絆を感じました。ストーリーの謎がどんどん解き明かされていくところや、子供たちがどういう風に登場して成長していくのかを含め、注目して見ていただけたらと思います。<高杉真宙:コメント>段々と学生役が減り社会人役をやらせて頂けるようになり、今回は特に黒木華さんや駿河太郎さんと大人のセリフを言い合うシーンが多かったので、緊張しましたがとても楽しい現場でした。また、この 1960 年代という時代感がとても好きで、車、ファッション、ロケーション全てが時代を感じさせてくれて、さらに海辺での 16 ミリフィルムの撮影もワクワクしました。この物語はすれ違いや行き違いで運命が狂わされた人たちの話で、きっと悪い人は誰もいなかったんだろうと思いました。この悲しき事件の中で正義感を感じていただけるように演じました。是非、そういうところを見ていただきたいです。<駿河太郎:コメント>コロナ禍での撮影は色々大変なことも多かったのですが、現場にとても良い空気感が流れているなと思いました。今回お話しをいただいた時に妻役が黒木さんだと聞いて、すぐに「是非やりたいです」とお返事させていただきました。同じ関西出身ということもあって待ち時間に色々お話をしたり、思っていた通りの飾らない素敵な方だったので、一緒の作品でお芝居できたのが嬉しかったです。高杉さんは一緒のシーンこそ多くなかったものの、すごく好青年だと思いました。また、スタッフのみなさんのチャレンジングな意欲を現場で感じられて気合が入りました。今回は時代背景がすごく古い設定なので、「まだこんなの残っているんだ(笑)」ってくらいかなりアンティークな車を運転させていただきましたので、密かに注目していただけると嬉しいです。<竹原ピストル:コメント>今回はとにかく“グッ”と気持ちをこめる芝居が多かったので、日数的には決して多くはないのですが1日1日がへとへとになりながらも、いい意味で集中できたかなと思っております。香盤表を見てアクション俳優さんが演じてくださると思っていた火事のシーンを僕自身がやることが多くて、少し動揺した部分は正直ありました(笑)。でもこんな経験は初めてだったので、こういう風に火事のシーンは創られていくんだなと感心したり、スタッフの皆様の動きに釘付けになりました。あと、守下監督からのお芝居のアドバイスが、ほとんど「擬音」だったのが印象深いです(笑)。寝る前に思い出し笑いしました。いつも監督自身が一番ワクワクしていて興奮されている、それがこっちに伝染してくるという素敵な監督でした。滝藤さん演じる立川との取り調べ室のシーンは、エネルギーとエネルギーのぶつかり合いだった気がしています。我を忘れるぐらい集中して出来たかなと、我ながら思っておりますので、皆さんにも注目していただけますと嬉しいです。『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』12月5日(土)夜22時、WOWOWプライムにて放送スタート(第1話無料放送放送)
2020年10月22日『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)が8月30日に最終回を迎えた。同作で仮面ライダー滅/滅(ほろび)を演じた砂川脩弥(25)がツイッターでコメントを発表。リツイート数9,806件、いいね数3.1万件(9月10日時点)という多くの反響を集めた。若手俳優の登竜門とされる仮面ライダーシリーズ。近年は、主役ではない相棒やライバルポジションを演じた俳優が人気を集め、番組終了後にブレイクするケースが目立つ。主役ではない、二番手、三番手を演じた俳優にはどのような背景があるのか。ライダー俳優に詳しい映画ライターはこう話す。「彼らの多くは主役のオーディションに落ちた、いわば“こぼれ組”にあたります。そのなかから、サブライダーが起用されるケースが多いのです。主役は、番組のコンセプトそのもので、予め設定されたイメージに合致した人が起用されます。一方でサブライダーは主役より後から登場することが多く、当て書きのような形で、俳優ありきで設定される傾向にあるのではないでしょうか」(映画ライター)最近では、19年『仮面ライダージオウ』に出演し、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で主要キャストとして注目された渡邊圭祐(26)が記憶に新しい。15年『仮面ライダーゴースト』の磯村勇斗(27)、13年『仮面ライダー鎧武』の高杉真宙(24)の名前も、映画やドラマでたびたび目にする。彼らに共通するのは、仮面ライダー出演時に敵にも味方にもなりうるエキセントリックなキャラクターを視聴者に印象づけてきたことだ。また、正義一辺倒になりがちな主役以上に演技派としての芝居が求められたことが想像できる。21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主役を務める吉沢亮(26)も、かつては11年の『仮面ライダーフォーゼ』にてサブライダーである仮面ライダーメテオ/朔田流星を演じていた。「吉沢君は端正な顔だけに目が行きがちですが、『銀魂』でコミカルな演技を見せたと思えば、『リバーズ・エッジ』のゲイの少年を演じるなど幅広い役柄をこなす演技派として、国内外で定評がありました。これまではサブに甘んじてきましたが、ようやく主役に躍り出たという印象を受けますね」(前出・映画ライター)
2020年09月10日WOWOWオリジナルドラマ『竹内涼真の撮休』が11月6日(金)より放送される。この度、竹内涼真の寝起き姿を捉えた特報映像が公開された。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、大好評を博した『有村架純の撮休』。その第2弾には、WOWOW作品で初の主演を務める竹内涼真が選ばれた。竹内の撮休を描く今作、監督を務めるのは、映画『ここは退屈迎えに来て』『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの作品を手がけ、恋愛映画の名手と言われる廣木隆一、ドラマ『全裸監督』などを演出した内田英治、そして現役の慶應義塾大生であり、映画、ドラマ、MVを手掛ける松本花奈。第1話の脚本を担当するのは、ドラマ初挑戦となる若手監督・脚本家の首藤凜。ほかにも、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』の構成を手掛けた竹村武司、前作に引き続き参加するペヤンヌマキ、ふじきみつ彦ら個性的な脚本家たちが集結した。ある時はスパイス屋でセクシーな女店主と出会ったり、ある時は妹と人生を語ったり、ある時は同級生とバーベキューをしたり…、パラレルな物語として展開。クリエイターたちが8つの妄想炸裂ストーリー作り上げていく。公開となった特報映像はシリーズ第1弾『有村架純の撮休』でも好評だった、撮休となった理由を明らかするオープニングの一幕。撮影の合間に仮眠室で眠る竹内涼真にマネージャーが撮休を伝えると、寝ぼけまなこでOKのサインをするも事態が把握できず慌てふためくといった、思わずクスッと笑みがこぼれる内容となっている。オープニングは全話を通して内田英治監督が担当する。さらにバージョンアップしてバリエーション豊かになった各話のオープニングにも注目だ。本作は7月10日から8月28日の約1カ月半の撮影を終えて無事にクランクアップを迎えている。なお、劇伴はつじあやのが担当。特報で披露された楽曲は、突然の撮休に何か起こることを予感させる、躍動感のある曲調に仕上がっている。『竹内涼真の撮休』11月6日(金)スタート(全8話)【第1話無料放送】毎週金曜深夜0時(24時) WOWOWプライムにて放送
2020年09月10日浜辺美波と横浜流星が初共演&W主演する「私たちはどうかしている」の4話が9月2日放送。ますます加速する“ドロドロ”展開に「この感じは昼ドラ」など“昼ドラ”を連想する視聴者が続出。さらに城島役の高杉真宙の演技を讃える声も多数SNSに投稿されている。「BE・LOVE」(講談社)連載中の同名コミックをドラマ化する本作。住み込みの和菓子職人だった母親の才能を受け継いで、人の心を掴む、斬新で思いやりのある御菓子を作るが、和菓子愛が強すぎる“和菓子バカ”の一面も持つ、修業中の和菓子職人・花岡七桜に浜辺さん。和菓子や店に対する強い思いがあるが、母や祖父から愛情を受けてこなかったため、とても不器用な面も持つ創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿に横浜さん。2人のほか、椿に恨みを持つ見習い職人の城島裕介を高杉さん、椿に婚約を破棄された長谷栞を岸井ゆきの、謎の男・多喜川薫を山崎育三郎、椿の父・樹殺しの疑いを科せられた七桜の母・大倉百合子を中村ゆり、殺害された椿の父・樹を鈴木伸之、光月庵の大旦那・宗寿郎を佐野史郎、光月庵の女将・高月今日子を観月ありさがそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。城島(高杉さん)と和スイーツカフェに出かけた七桜は、そこで城島から「実家の和菓子屋のわらび餅を食べないか」と誘われる。離れにある城島の部屋に行くと、そこはかつて七桜が母・百合子と共に住んでいた部屋だった。懐かしさを感じる七桜に城島が急接近。七桜を心配してやってきた椿に「俺、七桜さんが好きなんです」と言い放つ…。そんななか椿のもとに多喜川(山崎さん)の紹介で、大手百貨店で開催される七夕催事への出店依頼が。以前にも同様の催しで注目を浴びた椿だが、その時多喜川は能登の小さな店「しまや」を推薦していたと話す。実は「しまや」は城島の実家。その催しに自慢のわらび餅を出すはずだったが、直前に何者かが床にわらび餅を散乱させ、それがきっかけで城島は椿を恨んでいた…というのが今回の物語。さらに加速する“ドロドロ”ぶりに「あー昼ドラっ!この感じは昼ドラだぁーって 癖になる感じ」「昼ドラの雰囲気が全面的に押し出されてるけど、逆にそれが新鮮で面白い」など「昼ドラ」を感じる視聴者が続出している模様。また今回は高杉さん演じる城島にまつわるストーリーが展開。「高杉真宙くんはなんで爽やかイケメンなのに闇のある役がこんなにも似合うんだろう」「喜怒哀楽のなかの二種類の感情が混在してる時の表情が秀逸」など、城島役の高杉さんの演技を讃える声も多数投稿されている。(笠緒)
2020年09月02日『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』が2021年に公開されることが決定した。『賭ケグルイ』は、河本ほむら原作、尚村透作画で月刊『ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画。スピンオフも数多く発表され、シリーズ累計部数は600万部を突破している。2018年1月に実写ドラマ化され、2019年5月には完全オリジナルストーリーによる『映画 賭ケグルイ』が公開された。物語の舞台となるのは政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園で、転校してきた女子高生ギャンブラー・蛇喰夢子の活躍が描かれる。映画第2弾となる本作は、熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる完全オリジナルストーリー。気になるキャストは主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、矢本悠馬、中村ゆりか、三戸なつめ、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理、小野寺晃良ら、レギュラーキャスト陣の続投が発表された。浜辺は「まさかまさか、賭ケグルイがまたまた映画化します!!そしてありがたいことに、愛してやまないレギュラーキャスト陣が続投してくださいます!!賭ケグルイの撮影は、楽しさとギャンブルバトルでの息苦しいほどの緊張感が、たまりません。またあの空間に戻れるなんて、応援してくださる皆様のおかげです。最高の賭ケグルイをお届けできるよう撮影に臨みます!」とコメント。監督の英勉は「もう帰って来ないと思ってたヒーローたちが、全員横並びでスローモーションで戻って来た感じで泣きそうです。もっかい滾って頂きます」とコメントを寄せた。『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』2021年 全国ロードショー
2020年08月29日