2019年に東京・日本科学未来館で開催され、27万人を動員した『マンモス展 -その「生命」は蘇るのか』が、7月31日(金)より大阪で開催される。展示構成監修を務めた作家・クリエイターのいとうせいこうに話を聞いた。約4000年前に絶滅したと言われている大型哺乳類のマンモス。本展では、2005年の「愛・地球博」で700万人が熱狂した「ユカギルマンモス」をはじめ、ロシアの永久凍土から発掘された世界初公開を含む貴重な冷凍標本を展示。古生物学や生命科学などのさまざまな角度から見つめ、マンモスの実像に迫る。本展の話を受けたいとうは、実際にロシア・サハ共和国を訪れ、知識を深めた。「僕が構成監修をするには、説得力を持たせないといけない。だからとにかく現地に行こう!と。20人ほどのスタッフが参加して、サハ共和国の首都、ヤクーツクにあるマンモスミュージアムの館長から話を聞いたり、標本を実際に触ったりすることで出てくるアイデアがたくさんありました。本当は結び付いていないことが、ある見方をすると結びついてくることがある。それが展覧会の面白いところで、このマンモス展はそれが割とうまくいっていると思います」。マイナス40度を超えるサハ共和国。その現地の環境や空気に触れ、感じたことも大きい。「写真を撮るために丘の上に行ったとき、下にある町のあちこちから犬の鳴き声が聞こえるんですね。犬との暮らしが見えたというか。その前に、1万数千年前の仔犬の標本の説明を受けていて、それが人間と犬が初めて共存し始めた頃のものだと聞いていたんです。だからその光景を見たときに、あの仔犬は遠い世界の、我々から全然関係のないものじゃないんだっていう“リアル”を感じて、過去と今がつながった。実際に行ってさまざまな情報を得ることはとても大事で、僕だけでなく現地に行ったスタッフそれぞれに得るものがあった。だからものすごく議論が過熱して、その熱の中で今回の展覧会ができたんです。観ていただいた方から“エモい”っていう感想をたくさんいただけたのは、みんなの熱い気持ちが伝わったんだと思います」。過去、現在、未来の3つの展示ゾーンで構成されている本展。その中で、いとうが“言葉”で来場者の想像力を掻き立てる。「“ここにあるものがどういうものを表していますか?”とか、呼び掛けるような言葉で気持ちに訴えたいなと。それによって、遠い世界の話ではなくて、地球温暖化のことを考えたり、自分の問題なんだと思ってもらえるんじゃないかな。“命”をひとつのテーマに、DNA、人類、地球の問題について考えられるものになっているので、いろんなところに引っかかってほしいなと思います。世代によって感じることが違うと思うので、ぜひ家族で観て、感想を言い合ってもらえたらうれしい。それが次の時代を生んでいくことにつながるので。それぞれに、自由に楽しんでほしいですね」。『マンモス展 -その「生命」は蘇るのか』は、7月31日(金)から9月22日(火・祝)まで大阪南港ATCギャラリーにて。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2020年07月21日ハローキティコレクション展が、2020年8月8日(土)から9月1日(火)まで、京都・美術館「えき」KYOTOにて開催される。入館は事前日時指定の予約制で、7月23日(木・祝)よりローソンチケットで販売をスタートする。貴重な原画でハローキティの軌跡をたどるハローキティコレクション展は、2019年に誕生45周年を迎えたハローキティのアニバーサリーを記念して行われる展覧会だ。これまでの軌跡に着目し、貴重な原画や版下でデザインの変遷を紹介する。1975年に発売された第1号商品「プチパース」をはじめ、懐かしいグッズを年代順に展示。ファンの成長やニーズにあわせて変化していったハローキティの姿を、商品やデザインなど様々な角度から深堀りするともに、製作者の意図や想いも同時に伝えていく。会場限定グッズの販売もまた、会場限定グッズも販売。展覧会に入館した人のみがゲットできるレアなグッズが展開される。写真撮影ができるフォトスポットも設けられるので、足を運んだ記念にぜひ記念写真も撮影してみて。【詳細】ハローキティコレクション展会期:2020年8月8日(土)~9月1日(火) 10:30~19:30<事前日時指定の予定制>※会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接入館料:高校生以上800円、小・中学生500円※ローソンチケットでの事前日時指定の予定制。ローソンチケット「Lコード51878」。定員に達した日時は販売終了になる。詳しくは美術館公式ホームページに記載。※内容に変更・中止が生じる場合あり。【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹大代表TEL:075-352-1111
2020年07月09日「東京都現代美術館」では、アート・ディレクター、デザイナーとして多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ、世界を舞台に活躍した石岡瑛子の回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」を開催する。石岡さんは、パルコ、角川書店などの数々の歴史的な広告を手掛け、ニューヨークに拠点を移した後、映画、オペラ、MVなど多岐にわたる分野で活躍。映画『ドラキュラ』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞受賞、2008年の北京オリンピック開会式では衣装デザインを担当したことでも知られる。今回の回顧展では、時代を画した初期の広告キャンペーンから、映画、オペラ、演劇、オリンピックのプロジェクトなど、その唯一無比の個性と情熱が刻印された仕事を総覧する。本展示は、「Timeless:時代をデザインする」「Fearless:出会いをデザインする」「Borderless:未知をデザインする」という3つのカテゴリーで構成。マイルス・デイヴィス、レニ・リーフェンシュタールら名だたる表現者たちとのコラボレーションの連続で生み出されてきた石岡さんの仕事。展示では、集団制作の中で個のクリエイティビティをいかに発揮するかに賭けた「石岡瑛子の方法」を、デザインのプロセスを示す膨大な資料とともに紹介し、その秘密に迫る。さらに、『ドラキュラ』、『落下の王国』、『白雪姫と鏡の女王』など、ハリウッド・アカデミーをはじめ世界各国のアーカイブから集められた映画・舞台衣装の展示も必見だ。「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」は11月14日(土)~2021年2月14日(日)東京都現代美術館にて開催(休館日あり)。(cinemacafe.net)
2020年06月14日写真展「世界報道写真展2020」が、東京都写真美術館をはじめ、大阪・滋賀・京都・大分にて予定されていたが、開催中止が決定。世界最大級のドキュメンタリー・報道写真展「世界報道写真展」は、世界最大級のドキュメンタリー、報道写真の展覧会だ。展示されるのは、「世界報道写真コンテスト」で選ばれた入賞作品の数々。会場では、今この世界で起こっている現実を克明に捉えた、緊張感を湛える写真作品の数々を目にすることができる。コンテストは「現代社会の問題」「環境」「ポートレート」など全8部門から構成。 スーダンの首都ハルツームで、デモ参加者が文民統治を求める姿を捉えた千葉康由の大賞作品「正当な声を上げる」をはじめ、米・カリフォルニア州の火災と闘う消防士を写したノア・バーガーの「マーシュ火災との闘い」などを展示する。また、2019年より新設された「世界報道写真ストーリー大賞」では、複数の写真を用いて構成されるストーリー性に着目。デモに参加したあと学校に向かう香港の学生を写したニコラ・アスフーリの「騒乱の香港」といった候補作品からは、巧みな技術と構成により生み出される物語にふれられるだろう。展覧会概要世界報道写真展2020〈開催中止〉会期:2020年6月13日(土)〜8月9日(日)会場:東京都写真美術館 地下1階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内TEL:03-3280-0099休館日:月曜日( 7月27日(月)、8月3日(月)は開館)開館時間:10:00〜18:00(木・金曜日は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで観覧料:一般 800円(640円)、学生 600円(480円)、中学・高校生・65歳以上 400円(320円)、小学生以下 無料※( )内は20名以上の団体料金■巡回予定〈開催中止〉・大阪期間:2020年8月11日(火)〜19日(水)場所:ハービスHALL住所:大阪府大阪市北区梅田2丁目5−25・滋賀期間:2020年9月21日(月・祝)〜10月10日(土)場所:立命館大学びわこ・くさつキャンパスエポックホール住所:滋賀県草津市野路東1丁目1−1・京都期間:2020年10月12日(月)〜11月3日(火・祝)場所:立命館大学国際平和ミュージアム中野記念ホール住所:京都府京都市北区等持院北町56−1・大分期間:2020年11月6日(金)~20日(金)場所:立命館アジア太平洋大学住所:大分県別府市十文字原1−1
2020年04月09日空箱職人「はるきる」による展覧会「お菓子の箱でつくる夢の世界展」が、2020年4月10日(金)から仙台パルコにて開催。4月18日(土)からの仙台パルコ全館臨時休業に伴い、当初の予定を繰り上げて早期終了。お菓子の空き箱を使った“空き箱アート”で注目を集める「はるきる」。誰もが目にしたことのあるパッケージを生かした作品はSNSを中心に話題を集め、ツイッターのフォロワー数は40万人を超える。2019年に池袋パルコで開催された展覧会には、2万人以上が来場した。「お菓子の箱でつくる夢の世界展」では、おとぎ話の世界に迷い込んだような「はるきる」の“空き箱アート”から、約30点の作品を展示。また、池袋開催時には展示されなかった新作を含む、初展示作品も並ぶという。会場では、展覧会の開催を記念したグッズも販売。繊細に作り込まれた作品をプリントしたトートバッグやクリアファイルなど、ここでしか手に入らないアイテムを多数揃える。【詳細】お菓子の箱でつくる夢の世界展 仙台会期:2020年4月10日(金)~4月26日(日) 10:00~21:00※当初は4月26日(日)まで開催予定だったが、4月18日(土)~仙台パルコの臨時休業に伴い早期終了。※4月18日(土)~当面の間は仙台パルコ全館臨時休業。■会場:仙台パルコ 本館6F スペース6住所:宮城県仙台市青葉区中央1-2-3入場料:一般 800円、小・中学生 500円、小学生未満無料
2020年04月03日世界5都市で100万人以上を動員した展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か」が上陸!世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシー。イギリスを拠点に活動する覆面アーティストの彼は、世界各地のストリート、壁、橋などにステンシルを使用しつつ風刺的なひと言を添えた作品を描く。社会問題に根ざした批評的な作品が美術界で評価されるほか、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。彼は20年以上もストリートで描き続け、その場所だからこそ意味のある作品を残してきた。2018年のサザビーズのオークションでは、彼の作品が落札された瞬間にシュレッダーで切り刻まれるという衝撃の事件が起こる。実はこれを仕掛けたのもバンクシー。自分の意に反して、作品が勝手に高値で売買される現実に対するアンチテーゼだった。本展では、そんな反骨精神を貫くバンクシーの作品70点以上が来日。オリジナル作品や立体オブジェクト、限定プリントの展示、またバンクシー作品に込められた政治的なメッセージやユーモアあふれる風刺などを映像で紹介する体験空間も登場。LOVE IS IN THE AIR2003年、パレスチナの分離壁に描かれた本作は「火炎瓶ではなく花束を投げよう」というメッセージ。GIRL WITH BALLOONもともと英国ウォータールー橋に上る階段に描かれた後、数多く英国内に登場したが、現存する壁画はない。「バンクシー展 天才か反逆者か」アソビル神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9アソビル2F開催中~9月27日(日) 10時~20時30分(最終入場は20時)無休平日大人1800円ほか※『anan』2020年4月1日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2020年03月28日小動物の写真展&物販展「まるっと小動物展 2020」が、2020年6月5日(金)から6月21日(日)まで東京のトゥデイズ ギャラリー スタジオで、2020年8月22日(土)から9月13日(日)まで名古屋のトゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤで、開催される。「まるっと小動物展」は、うさぎや小鳥、ハリネズミ、ハムスター、リス、ペンギンといった小動物の魅力を幅広くまるごと楽しめる展覧会。東京ギャラリーでは1年半ぶりの開催となる。今回の展示作品は、新作をベースに一新。過去最大規模で展示を行う。SNSで人気のハリネズミ「うに&とろ」やリスの「ビッケ&トッド」が登場する他、“ハムソン動画”の火付け役・Erikoの未公開作品も展示。また、可愛い兄弟フェレットの姿を撮影するh.n.b2809による作品や、チンチラで人気のぽこじろうによる、デグーの作品も新たに展示される。物販では、愛らしいハリネズミのイラストグッズを手がけるにしかわなみや、ハンドメイドの繊細な動物刺繍作品を制作するmoha._.moha、ガラス作品が人気のRINVERREが初出展。ヤムや灯さかすなど人気クリエイターも集結する。刺繍アクセサリーや羊毛フェルト作品、キーホルダー、雑貨など、手の込んだハンドメイドグッズを多数取り揃える。また、「まるっと小動物展」公認の、作品を収録した新作書籍『「まるっと小動物展」公認!まるっと小動物写真集』も販売。会場限定特典として、購入者にはオリジナルステッカーを数量限定でプレゼントする。【詳細】■東京「まるっと小動物展 2020」開催日時:2020年6月5日(金)~6月21日(日) 11:00~19:00休館日:毎週月曜日会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ(TODAYS GALLERY STUDIO.)住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:36組■名古屋「まるっと小動物展 2020 in 名古屋」開催日時:2020年8月22日(土)~9月13日(日)※2020年4月18日(土)~5月10日(日)で開催予定だったが延期となった。休館日:毎週月曜・火曜日(但し5月4日、5日の祝日は開館 ※振替なし)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤ(TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA)住所:愛知県名古屋市中区新栄1-17-12入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:36組 ※上記は予定のため、内容は変更になる可能性あり。■グッズ例・<moha._.moha> 刺繍ポーチ 3,800〜7,500円+税・<RINVERRE> アクセサリー各種 1,500円〜7,500円+税・<にしかわなみ> ミラー 1,500円+税
2020年03月21日2020年4月17日(金)から5月17日(日)まで、東京・浅草橋のトゥデイズ ギャラリー スタジオにて様々なミニチュアの世界を楽しめるミニチュア写真の合同写真&物販展「ミニチュア写真の世界展 2020」が開催されます。まるで本物のような細かいつくりのミニチュアをじっくり見てみて、独特の世界観に魅了されてみては。深すぎるミニチュアの世界写真で見ると一見本物のように見えるミニチュア模型。手の大きさと比べてもその細かさがいかに精巧なのかが分かります。ここまで小さいのにもかかわらず、形や色、質感までもが見事に再現されているのがミニチュアの見どころ。「ミニチュア写真の世界展」ではそのような細部も写真で楽しむことができます。38組もの作家の作品を堪能できるかわいらしいスイーツやフルーツなどが人気のりっこさんや、ドールハウス作家の⻄美加子。さんらが、新作をベースに作品を展示します。また、ミニチュアの洋菓子店を手がけるイシバシエレクトロニクスや、食器を再現するsmall fableなど10組が初参加となり、有名作家さんたちが一堂に会する写真展となっています。可愛すぎるアクセサリーやグッズの数々人気の物販ではkerosakaさんによるみかんやアボカドのアクセサリーや、choco*chocoさんの「鉱石コレクションボックス」、そしてChip2007さんの表情豊かな動物ミニチュアの新作など見ているだけで幸せになれるグッズが多数登場します。他では手に入らないオリジナリティあふれるアクセサリーを身に付けてお出かけしてみたいですね。イベント情報イベント名:ミニチュア写真の世界展 2020催行期間:2020年04月17日 〜 2020年05月17日住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5Fトゥデイズ ギャラリー スタジオ(TODAYS GALLERY STUDIO.)
2020年03月21日ミニチュア写真の合同写真&物販展「ミニチュア写真の世界展 2020」が、東京・浅草橋のトゥデイズ ギャラリー スタジオで2020年7月22日(水)から8月16日(日)まで開催される。なお5月23日(土)から6月21日(日)まで開催予定だった名古屋開催は中止となった。「ミニチュア写真の世界展」では、本物と見間違えるほど精巧に作られたミニチュア模型を、それを撮影した写真とともに展示。"ミニチュアの世界"に迷い込んだかのような体験を味わうことができる。過去最大規模となる今回は、38組の作家が参加。かわいらしいスイーツやフルーツなどが人気のりっこや、ドールハウス作家の⻄美加子。らが、新作をベースに作品を展示する。また、ミニチュアの洋菓子店を手がけるイシバシエレクトロニクスや、食器を再現するsmall fableなど10組が初参加となる。グッズには、kerosakaによるみかんやアボカドのアクセサリーや、choco*chocoの「鉱石コレクションボックス」、そしてChip2007の表情豊かな動物ミニチュアの新作などを取り揃える。【詳細】ミニチュア写真の世界展 2020■名古屋展「ミニチュア写真の世界展 2020 in 名古屋」期間:2020年5月23日(土)〜6月21日(日) ※開催中止。代わりに特設サイトで限定販売を行う。■東京展「ミニチュア写真の世界展 2020」期間:2020年7月22日(水)~8月16日(日)※当初2020年4月17日(金)〜5月17日(日)だったが延期となった。時間:11:00〜19:00休館日:月曜日(5月4日(月・祝)は開館)場所:トゥデイズ ギャラリー スタジオ(TODAYS GALLERY STUDIO.)住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料:600円、3歳以下 無料■アイテム例〈数量限定〉・〈kerosaka〉アボカド3連ピアス / イヤリング、みかん3連ピアス / イヤリング 各3,300円+税・〈choco*choco〉鉱石コレクションボックス 7,728円+税・〈Chip2007〉ミニアニマル 800円+税
2020年03月15日2018年以降、世界各国で100万人以上を動員している展覧会「BANKSY展GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展天才か反逆者か)」が、今春、日本に初上陸する。【チケット情報はこちら】バンクシーはイギリスを拠点に活動する匿名のアーティスト。ステンシルを使用したグラフィティに風刺を込め、世界各地のストリート、壁、橋などに作品を残している。戦争、環境、貧困問題など、社会問題に根ざした批評的な作品が評価されるほか、テーマパークやホテル、映画の制作なども手掛けている。今回、本展覧会キュレーター兼プロデューサーであるIQ ART MANAGEMENT CORP 代表アレクサンダー・ナチケビア氏にバンクシーと展覧会の魅力について話を聞いた。展覧会の構成や内容について、ナチケビア氏は「バンクシーのオリジナル作品を70点ほど展示します。そのほかは立体オブジェクトや限定プリントの展示などもあります。映像でバンクシーを紹介するマルチメディアな体験空間も予定しています」と説明。主催者としてどのような意図・メッセージを展覧会に込めているのかと問われると「人々は、壁に掛けられただけのアートなんてもはや見たくないと思っているのではないでしょうか。何らかの形でアートの一部になりたい、感情を共有したいと思っていると。そこで、この展覧会は、来場者をバンクシーの世界に案内するような展示構成になっています。例えば、展示構成のひとつを 「アーティスト・スタジオ」 と呼んでいます。それは映画 『イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ』 の中で紹介されている 「スタジオ・バンクシー」 を再現したものです。そこにバンクシーの姿があるのですが、顔はありません。この姿を見た人は最初「なにこれ?」という顔をします。でもその後、バンクシーが誰なのか、誰も知らないことに気づくのです。一体、どんな顔をつければよかったのでしょうか?この”謎“こそ、彼のアーティストとしてのコンセプトの大部分を占めているのだと思いますね」最後にナチケビア氏は「バンクシーの魅力は、世界中のあらゆるニュースの中から、特定のニュースを取り上げて、その出来事や問題の深刻さを提示し、私たちにとって重要なものとして提示してくれることです。(先に展覧会を行った)ロシアでも彼のメッセージが深く心に刺さった、という感想をたくさんいただきました。きっと日本の方も多くのことを感じてくださると思います」と語った。■『BANKSY展GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展天才か反逆者か)』期間:3月15日(日)~9月27日(日) 10:00~20:30(最終入場20:00)※会期中無休会場:アソビル(神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル2F)
2020年03月10日今年で30回目を迎える大規模イベント「世界らん展2020-花と緑の祭典-」が本日開幕する。蘭を使った美しい展示や世界各地の花々、多肉植物を観覧し、マーケットなどで買い物を楽しむこともできる恒例のイベントが今年で記念すべき30回目を迎える。2020年は8日間の開催で、会場には様々な蘭で彩られた“オーキッド・ゲート2020”や、100万輪の蘭で作られるモニュメント“桜蘭(おうらん)”や、30周年を記念した特別展示、多肉植物を観て、撮って、楽しめるコーナー“TANIKU FANTASTIC!”、オリジナルメニューが楽しめる“FLOWER CAFE & BAR”などが登場。会期中にはステージでのトークイベントや、ワークショップも開催される。世界らん展2020-花と緑の祭典-2月14日12時から21時まで15日・18-20日10時から21時まで16日・17日・21日10時から17時30分まで当日券2300円ナイト当日券1200円東京ドーム
2020年02月14日ワインを中心とした世界中のリカーを、旅するように楽しめるイベント「世界を旅するワイン展」 が、2月19日から24日まで伊勢丹新宿店本館6階=催物場で開催される。本年は“リカーフェスティバル”をテーマに、昨年に比べ自然派ワインの拡大展開や、飲み比べが楽しめるBARが登場。購入はもちろん、テイスティングや食事とのマリアージュなど、様々な角度から世界各国のワインやリカーを楽しむことができる。楽しみ方①: 旅するようにお気に入りのワインを見つける大注目のナチュラルワイン____________________近年ますます賑わいを見せている“ナチュラルワイン”。今年の「世界を旅するワイン展」 では、過去最大級の品ぞろえとなる150種類以上が集結。伝統的な製法を守り作られたナチュラルワインは、“複雑な味わい”が特徴。スパイスを使用した料理など、ワインとは合わせにくいとされていた料理とも比較的好相性なものも多くそろう。左から)「ジャンピンジュース イエロー」(3,850円/オレンジ/オーストラリア)、「ジャンピンジュース サンセット」(3,850円/ロゼ/オーストラリア)/パトリック・サリヴァンオーストラリア・メルボルンで大人気生産者として知られる若きナチュラリスト、パトリック・サリヴァンが“買いぶどう”によって手がける「ジャンピンジュース」シリーズ。複数のブドウ品種やビンテージをブレンドして作るライトスタイルのワインで、ジューシーで個性に満ちた味わいが楽しめる。「サペラヴィ」(3,520円/赤/ジョージア)/フェザンツティアーズワイン発祥の地でもあるジョージアのワインを世界に広めた第一人者として知られる、フェザンツティアーズのジョン・ワーデマンが手がける一本。もともと有名な画家でもあったジョンが作るワインは、感性を生かした美しい色味と、豊かで繊細な味わいが特徴。豊富にそろう日本ワイン ____________________種類豊富な日本ワインがそろうのも「世界を旅するワイン展」の特徴のひとつ。今年も35を超えるワイナリーが集まり、風土や生産者の個性を色濃く反映したワインがラインアップする。生産者やゲストも来場予定なので、直接話しを伺いながら購入できるのも「世界を旅するワイン展」ならでは。日本ワインの魅力をとくとご堪能あれ! 左から「デラウエアスパークリング」(2,700円/白発泡)、「醸し甲州」(2,916円/オレンジ)、「シャルドネ」(2,916円/白)、「アジロン」(2,916円/赤)、「富士の夢」(3,024円/赤)/ BookRoad〜葡萄人〜以前、【EDITOR’S BLOG】でもご紹介した東京・御徒町のワイナリー「BookRoad〜葡萄人〜」。山梨県勝沼産の甲州を100%使用したバニラのような香りと優しいタンニンが特徴のオレンジワイン「醸し甲州」や、ハンバーガーと一緒に味わいたいジューシーでチャーミングな「アジロン」など、普段の食事を楽しくしてくれそうなワインが並ぶ。ワインと相性の良い食材が描かれたキュートなラベルも必見! 左から「レガミ プライベート・リザーブ」(5,400円/赤)、「ケルナー」(3,780円/白)/ キャメルファーム ワイナリー北海道・余市のワイナリー「キャメルファームワイナリー」。世界的にも類をみない冷涼な地で赤ワインの可能性を探りながら生まれた、複雑ながらバランスのとれたフルボディの「レガミ プライベート・リザーブ」や、ミネラル感溢れるフレッシュな味わいの「ケルナー」など、イタリアの伝統的製法と最新技術を駆使したワインがそろう。世界30ヶ国以上のワインがずらり ____________________フランスやイタリアといったヨーロッパの王道産地から、アメリカ、ニュージーランドといったニューワールドまで、世界各国のワインも豊富にラインアップ。モルドバ、スイス、ロシアといった普段なかなか目にしない珍しい産地のものまでお目見えし、30ヶ国以上のワインを展開。旅先でのお買い物気分でお気に入りの1本を見つけてみては? 左から)「ブレッド&バターシャルドネ」(3,850円/白/アメリカ)、「ブレッド&バターローズ」(3,850円/ロゼ/アメリカ)/WXワインの味わいをネーミングに施した、カリフォルニアの「ブレッド&バター(BREAD & BUTTER)」。樽香を表す“ブレッド”と、マロラクティック発酵による“バターの風味”を表しており、ネーミングの通り濃厚で豊かな香りのワインを展開している。ワイナリーの顔とも言えるふくよかな味わいの白ワインや、伊勢丹新宿店初となるロゼも登場する。左から)「ぎんの雫・グット・ダルジャン・シャルドネ」(3,218円/白/チリ)、「ぎんの雫・グット・ダルジャン・ソーヴィニヨン・ブラン」(3,218円/白/チリ)/ヴィニャ・マーティ清酒用7号酵母を使用した新しいタイプのワイン「ぎんの雫」。シャトー・ムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けた醸造家のパスカル・マーティーと、日本酒「獺祭」の生みの親でもある旭酒造の桜井博志、漫画「神の雫」原作者の亜樹直の3人による、豪華共演によって生み出された一本。 楽しみ方②: 飲み比べでワイン・リカーの奥深さを感じる会場では、ワインやリカーを体感できるコーナーも見逃せない。カリフォルニアで今注目のワイナリー「キスラー・ヴィンヤード」や、英国最古のワイン商BB&R社監修のワインBARをはじめ、テキーラ、ジン、シェリー、マデイラといった様々なリカーを楽しめるBARも登場する。ワイン商BB&R社監修のワインBAR ____________________左から)「ブリュット・リザーヴ」(7,340円/白発泡/英国・ケント)/ガズボーン・エステイト、「マーチャンツ・イングリッシュ・スパークリング」(5,500円/白発泡/イギリス・ハンプシャー)/ハンブルドン、「ベリーズ・ユナイテッド・キングダム・キュヴェ、グラン・クリュ、ブリュット」(6,240円/白発泡/フランス・シャンパーニュ)/マイィ 英国最古のワイン商として知られるBB&R社監修のワインBARでは、今注目のイングリッシュスパークリングとシャンパーニュの比較ができる飲み比べセット(1,100円/3杯 各30ml)のほか、ブラインドテイスティングや、5大シャトーも入ったスペシャルメニューも用意。テキーラ&メスカル BAR ____________________左から)「パトロン・レポサド」(9,720円/テキーラ/メキシコ)/パトロン、「メスカル・アハル」(4,644円/メスカル/イメキシコ)/ディアマンテ メスカレロテキーラ&メスカル BARでは、プレミアムテキーラや、テキーラとは異なる種類のアガベを主原料にした蒸留酒、メスカルの飲み比べのほか、 テキーラを使用したカクテル「マルガリータ」も提供。また、家でも簡単に真似できるテキーラの楽しみ方の紹介も行う。楽しみ方③: 人気レストランが提案するフードペアリングを味わう三軒茶屋で新ジャンルの和酒を手掛ける「ワカゼ(WAKAZE)」や、日本ワインとこだわりの国産食材を使用した「日本のワインと食材 フジマル食堂」といった、食事とのペアリングを楽しむことができるイートインブースも展開。ワインやリカーと相性抜群な食事で、ワンランク上の美味しさを楽しめる。 WAKAZE「自家製酒粕のベーコン漬け焼き」(880円)WAKAZEの直営バルでも人気メニューの一つ「自家製酒粕のベーコン漬け焼き」。酒粕にじっくりつけこみ香ばしく焼きあげたベーコンは、食べ応えも抜群! 日本のワインと食材 フジマル食堂「日本のナチュラル チーズプレート」(1,870円)※各日30食限り 北は北海道から南は熊本まで、フジマル食堂が一押しする各地の気候を生かしたチーズをワンプレートに盛り合わせた一品。日本チーズの個性豊かな味わいが堪能できる。
2020年02月13日展覧会「アニメ化 30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて2020年2月7日(金)から3月2日(月)まで開催されます。国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」1986年に少女マンガ雑誌「りぼん」(集英社)で連載を開始、1990年スタートのアニメ放送は2020年に30周年を迎える「ちびまる子ちゃん」。明るくユーモアがある“まるちゃん”と仲間たちの日常を描く、長年お茶の間に笑顔を届ける日曜夕方に欠かせない国民的アニメです。放送当初からのセル画や絵コンテなどが約350点展示!「アニメ化30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展」では、放送当初からのセル画、スケッチ画、絵コンテ、映像など約350点を展示し、アニメ制作の裏側を紐解いていきます。また、2018年8月に亡くなった原作者さくらももこの直筆脚本やキャラクター設定資料、プライベート作品なども登場。作者のアニメへの想いや日々の暮らしにも迫った、大変貴重な展覧会です。なお、2月7日(金)・8日(土)にはちびまる子ちゃんと記念撮影ができるイベントも開催されます。イベント情報イベント名:アニメ化 30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展催行期間:2020年02月07日 〜 2020年03月02日住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
2020年02月10日「PIECE OF PEACE -レゴブロックで作った世界遺産展 PART-4-」が、渋谷パルコのパルコミュージアムトーキョーと、池袋パルコのパルコファクトリーにて開催。会期は、2020年2月22日(土)から3月15日(日)まで。レゴブロックで出来た“世界遺産”が集結!人気トイ“レゴブロック”を使用して、現代のクリエイターたちが世界遺産を再現する「PIECE OF PEACE -レゴブロックで作った世界遺産展」は、2003年よりスタートしたチャリティアート展。過去16年間にわたり、国内とアジア各地で約300万人を動員。特に第3回展においては、アジア圏5会場で84万人を動員する盛況で、国内外問わず注目を集めるコンテンツへと成長を遂げた。新作14点が会場に2020年春より始動する第4回展では、新たな14点の世界遺産モデルが仲間入りし、ますますパワーアップ。渋谷パルコには、フランス・パリのノートルダム大聖堂やイタリア・アマルフィ海岸、オーストラリア・グレートバリアリーフといったスポット、池袋パルコには、アメリカ・ハワイ火山国立公園、中国・万里の長城などが登場し、会場ごとに異なる世界遺産を楽しむことができる。著名アーティストとのコラボレーションコーナーもそのほか会場には、「レゴブロック×アート」「世界遺産×アート」をテーマに掲げた、4人のアーティストによるコラボレーションコーナーも登場。参加者には、ミニチュア作品展を手掛ける田中達也や、アニメ「アクエリオン」シリーズの監督で知られる河森正治ら、豪華な顔ぶれが揃う。【詳細】「PIECE OF PEACE -レゴブロックで作った世界遺産展 PART-4-」会場:・パルコミュージアムトーキョー(渋谷PARCO 4F)住所:東京都渋谷区宇田川町15−1・パルコファクトリー(池袋PARCO 本館7F)住所:東京都豊島区南池袋1丁目28−2会期:2020年2月22日(土)~3月15日(日)10:00~21:00(最終入館は閉館の30分前まで/最終日18:00閉場)入場料:・渋谷・池袋 2会場セット:大人(中学生以上) 500円、小学生 200円、小学生未満無料・1会場(渋谷・池袋いずれかのみの入場):大人(中学生以上) 300円、小学生 150円、小学生未満無料※料金は税込※チケットは1枚につき1名、セット券は会期中各会場1回に限り有効※入場料とグッズ売り上げの一部は、日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動に寄付される
2020年02月09日世界で最も注目を集めるアーティストのひとり、バンクシーの展覧会『BANKSY展GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展天才か反逆者か)』が、神奈川・アソビルで3月15日(日)から9月27日(日)まで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】社会風刺を凝らしたグラフィティアートやストリートアートで強いメッセージを発信し続けるバンクシー。本展覧会は2018年からモスクワ、マドリード、リスボン、香港など世界5都市で100万人以上を動員。70点以上のオリジナル作品や版画、立体オブジェクトが、過去最大級の規模で横浜に集結する。日本でも多くの人に知られる、平和へのメッセージが込められた《LOVE IS IN THE AIR》や希望を願う《GIRL WITH BALLOON》、社会的弱者をドブネズミに重ねた「RAT」シリーズなど、コレクターの所有作を中心に貴重なオリジナル作品が展示。グラフィティ以外にもここでしか見れない垂涎のコレクションでバンクシーの世界に浸ることができる。チケットの一般発売に先駆けて、ぴあでは早割を実施中。受付は2月29日(土)午後11時59分まで。平日夕方に入場可能な「平日アフター6チケット」など、お得なチケットも販売している。■『BANKSY展GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展天才か反逆者か)』期間:3月15日(日)~9月27日(日) 10:00~20:30(最終入場20:00)※会期中無休会場:アソビル(神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9 アソビル2F)
2020年02月04日速水もこみちが、自身の料理の世界観をアートとして表現する展覧会「速水もこみち Food Trip 料理の世界展 in 銀座三越」を1月15日から27日まで、銀座三越9階・銀座テラスにて開催する。本展では、速水がこれまで作った数々の料理写真とレシピノートを公開する他、今回のためにプロデュースしたシステムキッチンや食材を使ったアートパネルなども展示。「ANNIVERSARY CAKE & KITCHEN」のブースでは、速水流の食の楽しみ方が詰まった記念ケーキやキッチンを紹介。システムキッチンは、プロデュースだけに止まらず、レイアウトやペンキ塗り等の作業も行った、こだわりの空間。サイズは通常のキッチンよりも低めに作られているので、子供から大人までが写真撮影を楽しめるフォトスポットとなってる。※会場イメージ画像「MOSAIC ART & MOVIE」のブースでは、今まで作ってきた2000品の料理写真をボードに貼り、みんなで作り上げるモザイクアートや、自身の料理姿を映したムービーを紹介。壁面には、直筆のイラストが描かれている。“食の旅”へと誘うウェルカムゲートが登場する「GALLERY & RECIPE」には、直筆レシピノートや食材を使用して描いたアート作品などが展示され、料理に対する熱い思いを感じ取ることができる。会場では、速水とのコラボレーショングッズや、セレクトアイテムを一堂に集めた「SHOP」も必見。オリーブの木で出来た用途別の箸や、色とりどりのプレートなど、様々なキッチンアイテムがラインアップする。また、9階にあるJA全農が運営する「みのる食堂」では、速水監修のオリジナルメニューを数量限定で提供。1月22日には、「東京都産食材」を中心に、国産農畜産物をふんだんに使用した料理を食べながら本展の裏話などが楽しめる「ディナー&トークショー」(ディナーお食事・飲食代4,000円)も開催。お洒落に、美味しく、食べることで、“楽しむ食”を堪能することができる。※価格はすべて税込価格【イベント情報】速水もこみち Food Trip 料理の世界展 in 銀座三越会期:1月15日〜27日会場:銀座三越9階 銀座テラス時間:10:00~20:00(日曜日は19:30まで、最終日は18:00まで)料金:観覧無料HP:www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza/event_calendar/mocos_foodtrip.htmlはやみもこみちさん×みのる食堂コラボメニュー会期:1月15日〜27日会場:銀座三越9階 銀座テラス みのる食堂時間:ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:00~22:00料金:ランチ 2,200円、ディナー2,500円※ランチ・ディナーともに同じメニューでの提供ディナー&トークショー会期:1月22日会場:銀座三越9階 銀座テラス みのる食堂時間:19:00~21:00応募条件:本展の会場にて7,700円以上お買い上げの方から抽選で50名申込み期間:1月15日 10:00〜19日 20:00料金:4,000円 /飲食代(着席ビュッフェ形式)
2020年01月15日清澄白河の東京都現代美術館では、世界各地で展覧会やアーティスト支援を行う団体、カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」を、2020年6月9日(火)から9月27日(日)まで開催する。なお、当初は2020年3月14日(土)から開催の予定だった。時代や場所と結びつく「もの」に着目木や種、化石、そして道具や本......。日常生活にはさまざまな「もの」が溢れていて、わたしたちは日々それらに何気なく触れていることだろう。しかしそうした「もの」は、ある場所や時代とは切り離せない。変化する時代や社会に合わせて、「もの」の持つ意味、あるいはお互いの関係性も刻々と変わってゆくのだ。「もつれるものたち」は、そのように時代や場所ともつれ合い、ともに変化する「もの」の側面に光を当てる、国内外12のアーティストを紹介する国際美術展だ。パフォーマンスや映像、インスタレーション、写真など多彩な表現媒体を用いた作品を通して、無数のコンテクストが複雑に交錯する現代への新しい視点を探求する。国内外から12のアーティストが参加本展には、自らの共同体で語られてこなかった歴史を考察するオーストラリア人アーティスト、デイル・ハーディングや、映像や彫刻を通して日常に潜む権力性を探るジュマナ・マナらが参加。世界的に注目される多数の若手アーティストを日本で初めて紹介する機会となる。また国内からは、自然の諸要素と身体の関係の変容に光を当てる岩間朝子や、芸術と社会構造の関係性をひもとく藤井光らを紹介。多彩な視点から、「もの」が意味や価値の運び手として紡いできた軌跡を描きだす展覧会となる。展覧会概要カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展「もつれるものたち」会期:2020年6月9日(火)~9月27日(日)※当初は2020年3月14日(土)〜6月14日(日)の開催を予定していたが、延期しての開催会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,300円、大学生・専門学校生・65 歳以上 900円、中高生 500円、小学生以下 無料※各種プログラムは開催中止※来館に際しての注意事項は、公式サイトを参照のこと※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00TEL:03-5245-4111(代表)※平日 9:30~18:00
2020年01月09日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、世界でいちばん有名なビーグル犬、スヌーピーが登場するコミック『PEANUTS』が’20年に生誕70周年を迎えるのを記念した、全国初の展覧会へ行ってきました。■「PEANUTS 70th Anniversary スヌーピータイムカプセル展」東京・西武池袋本店別館2階(西武ギャラリー)にて12月29日まで開催タイムカプセルをテーマに年代ごとに歴史をたどる本展。最初の「タイムリープ」コーナーでは、『PEANUTS』と原作者チャールズ・M・シュルツ氏の歴史を振り返ることができます。’93年3月30日は、チャーリー・ブラウンが連載43年目にして人生初のホームランを打つことができた……など、じっくり読んだあとは作品通になれるかも。このコーナーを過ぎると、’50年代から’00年代までのコミック内のイラストが展示されています。のぞいてみたり鏡の前に立ってみたりとちょっとした仕掛けがあり、より世界観を楽しめます。フォトスポットも点在しているので片時もスマホを放すことができません。入場する際に渡される「鍵」も本展を楽しむポイント。会場内に隠された5カ所のコミックイラストに鍵をかざしていくと、最後にイラストをもらうことができます。そして会場の最後にはアニバーサリーマーケットが。イベント限定品がなんと約100種!いろいろと欲しくなり、迷うこと必至です。スヌーピーたちについて学び、見て、撮ってと興奮が止まらない展覧会です。全国を巡回するので、お近くに来た際はぜひ!「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2020年01月04日パルコミュージアムトーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)では、世界第一線で活躍する国内外のアーティスト12組が共演するグループ展「Wanderlust」を2020年1月6日まで開催する。渋谷パルコの4階に名称新たにオープンしたパルコミュージアムトーキョー。そのオープニング企画展第2弾となる「Wanderlust」では、ミュージアムの新たなスタートに、世界第一線で活躍する国内外の総勢12組のアーティストが共演。新生渋谷パルコの新たなスタートに際して、「旅行熱・旅立ちへの衝動・放浪癖」などの意味をもつ「ワンダーラスト(Wanderlust)」をタイトルに、「未来を恐れずに新たなスタートを切る」というメッセージが込められた企画展だ。各参加アーティストやブランドが、タイトルテーマに沿った新作や国内未発表作品等を一挙に展示する。参加アーティストは、「東京2020公式アートポスター」制作アーティストに決まった写真家の蜷川実花の他、写真家のヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)や井上嗣也、デザインスタジオのグルーヴィジョンズ(groovisions)、アーティストの田名網敬一や日比野克彦、アンリアレイジ(ANREALAGE)デザイナーの森永邦彦、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)デザイナーの山縣良和、イラストレーターの山口はるみ、アーティストのKOHHこと千葉雄喜、“現在美術家”の宇川直宏。なお、パルコミュージアムトーキョーでは、2020年3月中旬までのオープニング企画として、世界的フルスタック集団、Rhizomatiksが、Perfumeと共に作り上げてきた舞台演出やアートワークの裏側までみせる企画展「Rhizomatiks inspired by Perfume 2020」、写真家・奥山由之とフラワークリイエイター篠崎恵美(edenworks)による企画展「flowers」、約7年ぶりとなる「レゴ®ブロックで作った世界遺産展」が予定されている。【展覧会情報】Wanderlust会期:12月20日〜2020年1月6日会場:渋谷パルコ4階 PARCO MUSEUM TOKYO時間:10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで) ※最終日は18:00まで休館日:2020年1月1日料金:一般500円、学生300円、小学生以下無料
2019年12月27日「PARCO MUSEUM TOKYO」では、オープニング企画展第2弾として、世界の第一線で活躍する国内外のアーティストが共演するグループ展『Wanderlust』が、1月6日(月)まで開催中だ。先月リニューアルオープンした「新生渋谷パルコ」4階にある「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」 。そのオープニング企画展第2弾として12月20日より開催されているのが、世界第一線で活躍する国内外のアーティストが共演するグループ展『Wanderlust』だ。参加するのは12人(組)のアーティストたち。「東京2020公式アートポスター」制作アーティストに決まった写真家の蜷川実花をはじめ、アートディレクターの井上嗣也、現代美術家の宇川直宏、デザインスタジオのグルーヴィジョンズ、オランダ出身の写真家、ヴィヴィアン・サッセン、アーティストの田名網敬一、KOHHとして音楽シーンで活躍している千葉雄喜、シンガポール出身のアートディレクター、テセウス・チャン、アーティストの日比谷克彦、ファッションデザイナーの森永邦彦、山縣良和、そしてイラストレーターの山口はるみらが顔を揃える。同展は、「旅行熱・旅立ちへの衝動・放浪癖」などの意味をもつ『Wanderlust(ワンダーラスト)』をタイトルに、「未来を恐れずに新たなスタートを切る」というメッセージを込めた企画展。著名アーティストたちが多種多様に切り取る「未来への旅」が存分に楽しめるはずだ。【開催情報】『PARCO MUSEUM TOKYO Opening Exhibition vol.2 “Wanderlust ”』2020年1月6日(月)までPARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)にて開催【関連リンク】 PARCO MUSEUM TOKYO ( )蜷川実花井上嗣也グルーヴィジョンズヴィヴィアン・サッセン (c)Viviane Sassen. Courtesy of Stevenson, Cape Town and Johannesburg田名網敬一 (c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKAテセウス・チャン LOUIS VUITTON x YAYOI KUSAMA — 2012日比野克彦森永邦彦(ANREALAGE)山縣良和(writtenafterwards)山口はるみ
2019年12月24日婦人画報創刊115周年記念特別展「『婦人画報』と『京都』」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2020年1月2日(木)から20日(月)まで開催される。特別展「『婦人画報』と『京都』」では、雑誌『婦人画報』が1905年の創刊以来、とりわけ大切にしてきた、伝統を受け継いできた京都の「人」と「家」を紹介。京都の13家にフォーカスし、茶道、華道、工芸、芸能など、多彩な分野において、伝承されてきた作品や宝物など約80点を、当時の『婦人画報』取材記事とともに紹介する。会場には、着物ブランド・アトリエシムラ(atelier shimura)も手掛ける染織の志村家や、華道の池坊家、茶道裏千家の千家、京都吉兆の徳岡家、日本画の上村家といった名家が代々伝承してきた品々が集結する。さらに、115年にわたる『婦人画報』のアーカイブの中から、京都を取材した記事を中心に貴重な誌面を紹介。瀬戸内寂聴の特別展示や、時代の移り変わりを反映した『婦人画報』歴代表紙の展示も行われる。また、会場エントランスでは、1月2日(木)から5日(日)までの4日間限定で、池坊専好次期家元監修によるいけばな作品が展示される。【詳細】婦人画報創刊115周年記念特別展 「婦人画報」と「京都」会期:2020年1月2日(木)~20日(月) 会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~20:00(入館締切:閉館30分前)※1月2日は9:30~。百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合あり。入館料:一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、中学生500円(300円)※( )内は前売および「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名の料金。前売:2019年11月30日(土)~2020年1月1日(水)まで、当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、京都新聞文化センター、チケットぴあ(Pコード992-495)、ローソンチケット(Lコード54512)など。出展:池坊家(華道)、石田家(ガラス工芸)、伊東家(有職御人形司)、井上家(京舞井上流)、上村家(日本画)、江里家(截金)、志村家(染織)、千家(茶道裏千家)、徳岡家(京都吉兆)、中村家(塗師)、森口家(友禅)、樂家(樂焼窯元)、冷泉家(冷泉流歌道)※特別展示:瀬戸内寂聴【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2019年12月20日展覧会「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて2019年11月23日(土・祝)から12月25日(水)まで開催される。「tupera tupera(ツペラ ツペラ)」は、絵本、雑貨、アニメーションや舞台美術など様々な分野で活躍するアーティスト。紙を切って様々な色と形で彩る「貼り絵」や「コラージュ」を駆使した、思わずクスッと笑ってしまうような仕掛け、ユーモアにあふれた作品を次々に発表している。『しろくまのパンツ』が「第18回日本絵本賞読者賞」や「第2回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ」など数々の賞を受賞したのに続き、『パンダ銭湯』も「第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ」を受賞。また、『わくせいキャベジ動物図鑑』は、「第23回日本絵本賞大賞」「第1回やなせたかし文化賞大賞」を受賞し、英語やフランス語など世界11言語に翻訳されている。「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」では、「tupera tupera」の絵本の原画を中心に、立体やイラストレーション、映像作品など約300点の作品を展示。「tupera tupera」の活動の軌跡を辿っていく。さらに、新作の制作過程も紹介。色鮮やかで繊細な手仕事が織り成すチャーミングな世界観を楽しめる。会場では展示の他、展覧会オリジナルグッズや京都を中心にものづくりを行うクリエイターとのコラボレーション商品も販売される。【詳細】ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展会期:2019年11月23日(土・祝)~12月25日(水) 会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~20:00(入館締切:閉館30分前)※但し、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※価格はすべて税込み。※( )内は「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名の料金。※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合あり。【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2019年11月25日御大典記念 特別展「よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―」が、新潟県立近代美術館にて、2021年8月29日(日)まで開催される。その後、北海道立近代美術館にて2021年9月15日(水)から11月7日(日)まで、東京・サントリー美術館にて2022年1月26日(水)から3月27日(日)まで開催される。正倉院宝物の精巧な再現模造品約80件が集結「よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―」は、精巧に再現された正倉院宝物の模造品を一挙に公開する展覧会。奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9,000件にもおよぶ正倉院宝物は、その多くが奈良時代に作られたもの。調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など、その内容は多岐にわたり、中には西域や唐から伝来した宝物も含まれている。正倉院宝物の本格的な模造製作は、明治時代に奈良で開催された博覧会を機に始まり、当初は模造製作は修理と一体の事業として取り組まれていた。1972年以降、宝物の材料や技法、構造の忠実な再現に重点がおかれるようになり、人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と、最新の調査・研究成果とを融合させた、優れた再現模造が数多く生み出されるようになる。「よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―」では、これまでに製作された数百点におよぶ正倉院宝物の再現模造品の中から、「模造 螺鈿紫檀五絃琵琶」をはじめ、選りすぐりの約80件が集結。再現された正倉院宝物の美しさとともに、日本の伝統技術が織り成す技巧も体感することができそうだ。【詳細】御大典記念 特別展「よみがえる正倉院宝物 ―再現模造にみる天平の技―」※会場によって出品作品は一部異なる。会期:2021年7月3日(土)~8月29日(日)場所:新潟県立近代美術館 企画展示室住所:新潟県長岡市千秋3-278-14開館時間:9:00~17:00 ※券売は16:30まで休館日:8月10日(火)、23日(月)観覧料:大人 当日1,500円(1,300円)、大・高生 当日1,300円(1,100円)※( )内は有料20名以上の団体※中学生以下無料※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は、観覧料免除(手帳の提示が必要)。■巡回情報・北海道立近代美術館会期:2021年9月15日(水)〜11月7日(日)住所:北海道札幌市中央区北3条西7丁目観覧料:一般 1,600(1,400円)、高大生 800(600円)、中学生 600(400円)、小学生以下無料(要保護者同伴)※( )内は次の割引料金。前売料金、10名以上の団体料金、リピーター割引料金(北海道立近代美術館または他の道立美術館で開催した特別展の観覧半券を提示の場合。1枚につき1人1回限り有効。有効期限は半券に記載)。※身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参者(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)は無料。・サントリー美術館会期:2022年1月26日(水)~3月27日(日)住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
2019年11月10日南米、エジプト、ヨーロッパなど世界各地のミイラが一堂に会する『特別展ミイラ〜「永遠の命」を求めて』が、国立科学博物館にて開催中だ。最新の調査や研究結果をもとに、謎に包まれたミイラの実像に迫る。人間や動物など、生前の姿を保ち続けているミイラ。古代エジプトのミイラが有名だが、人工的に作り出されたものや、自然によってできたミイラは世界各地で発見されている。同展では、そんな世界各地のミイラを、「南北アメリカ」「古代エジプト」「ヨーロッパ」「オセアニアと東アジア」という地域ごとに紹介。インカ帝国時代の「チャチャポヤのミイラ包み」6体をはじめ、古代エジプトのネコのミイラ、ヨーロッパの湿地帯で発見されたミイラ、生前の顔つきを再現するパプアニューギニアの肖像頭骨や日本の即身仏など、さまざまミイラの展示を通して、その背景にある多様な文化や死生観を浮かび上がらせる。国立科学博物館の人類研究部人類研究グループ研究主幹の坂上和弘氏は、「ミイラは大変壊れやすくもろいもの。そんなミイラが、それぞれの地域でどのように作られ、長い年月にわたりどのように保存され、どんな人たちが守ってきたのか、ということも含めて、ミイラとは何かを知ってもらいたい」と同展に込めた思いを語った。また、報道内覧会にていち早く展示を見学したスペシャルサポーターのビートたけしは、「相変わらずミイラというのは面白いね。人間は永遠の命が得られないとわかると、どうにか入れ物だけでも残そうとか考えちゃう」とコメント。印象に残った展示として日本の《本学草者のミイラ》を挙げ、「江戸時代に自ら実験台としてミイラになった学者の姿には震え上がったね。すごい精神世界を感じた」と、その迫力に圧倒されたようだった。会場ではミイラの展示とともに、CTスキャンやDNA分析、放射性炭素年代測定などを用いた最新の研究方法を駆使した研究結果も紹介。これまでにない、ミイラを科学する内容にも注目してほしい。【開催情報】『特別展ミイラ〜「永遠の命」を求めて』2020年2月24日(月・休)まで国立科学博物館にて開催【関連リンク】 特別展ミイラ〜「永遠の命」を求めて()
2019年11月09日フランス近代絵画の流れを一望できる『印象派からその先へ世界に誇る吉野石膏コレクション展』が、三菱一号館美術館にて開幕。2020年1月20日(月)まで開催されている。「吉野石膏コレクション」は、石膏建材メーカーである吉野石膏株式会社が、1970年代から本格的に絵画の収集を開始したコレクションで、今では日本有数の近代西洋美術コレクションを形成。1991年に、その多くが創業の地である山形県の山形美術館に寄託された。同展では、そんな「吉野石膏コレクション」より選りすぐられた名品72点が集結する初めての機会。「印象派、誕生」「フォーヴから抽象へ」「エコール・ド・パリ」の3章で構成され、19世紀後半から20世紀前半まで、フランスの近代絵画をたどることができる。三菱一号館美術館()
2019年11月02日「かこさとしの世界展」が、大丸京都店6階の大丸ミュージアム<京都>にて開催される。期間は2019年10月30日(水)から11月18日(月)まで。“かこさとし”とはかこさとし(加古里子)は、1926年福井県に生まれた日本を代表する絵本作家。1959年、32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』を出版し、2018年、92歳で亡くなるまで、600冊を超える名作を世に送り出してきた。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『からすのパンやさん』といった物語絵本や、『かわ』『地球』『海』といった科学絵本など、かこさとしが生み出す広く深い創作の世界は、多くの人々に親しまれている。幼少期の絵から生涯最後の絵本までが集結「かこさとしの世界展」では、かこさとしが少年の頃に描いた絵から、最後の絵本となった『みずとはなんじゃ?』までが一堂に集結。これまでほとんど公開される機会がなかった貴重な自画像などの絵画作品や、人気絵本の原画、資料も展示される。その他、初公開となるデパートを舞台にした『とこちゃんはどこ』の下絵や、京都特別展示となる「京都三大祭」を描いた絵本原画にも注目だ。会場限定グッズも販売「かこさとしの世界展」では、会場限定のオリジナルグッズも販売。『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』などに登場するキャラクターをあしらったトートバッグ、缶バッジといったグッズが展開される。【詳細】「かこさとしの世界展」会期:2019年10月30日(水)~11月18日(月)※入場は10:00~19:30(20:00閉場)最終日は16:30まで(17:00)会場:大丸ミュージアム<京都>(京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地 大丸京都店6階)入場料(税込):一般1,000円(800円)、大高生800円(600円)、小中学生400円(300円)※()内は、前売券および10名様以上の団体。大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋の友の会カード、ブライダルサークル会員証を持参者の優待料金。※前売券は、大丸京都店7階商品券売場およびセブンチケットにて販売。■会場限定「かこさとしの世界展」オリジナルグッズ・トートバッグ Lサイズ 2,200円(税込)/Sサイズ 1,650円(税込)・缶バッジ 大 385円(税込)/小 330円(税込)
2019年10月24日名古屋の和菓子が集結する「名古屋どえりゃあ~うみゃあ‼和菓子展」が、新宿高島屋で2019年10月23日(水)から10月27日(日)まで開催される。新宿高島屋の「名古屋どえりゃあ~うみゃあ‼和菓子展」は、名古屋の和菓子にフォーカスし、13店を集めたイベント。13店の若主人たちが入れ替わりで登場し、実演&販売を行う。大黒屋本店からは、ぷるるんとした弾力が魅力の抹茶ババロア風甘味「抹茶葛ぷりん」、桔梗園からは、栗あんを茶巾しぼりにして、表面を香ばしく炙って仕上げる栗きんとん「焼栗」を用意。一朶(いちだ)による「ぶどう餅」は、瑞々しいシャインマスカットまるごと一粒を白あんと一緒にやわらかい羽二重餅で包み込んだフルーツ餅だ。そのほか、柿あんをしっとりとした餡村雨で挟んだ「両口屋是清」の柿しぐれは、見た目も美しいおすすめの一品。名古屋名物の「あんトースト」は、10ブランド×2種類、あわせて20種類の“あん”から好きなものを選び、トーストした薄切りの食パンにのせることができ、オリジナルで楽しめる。【詳細】名古屋どえりゃあ~うみゃあ!!和菓子展期間:2019年10月23日(水)~10月27日(日)場所:新宿高島屋 B1 シーズンイベントスクエア住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5-24-2■販売内容一例「大黒屋本店」抹茶葛ぷりん 1個 540円「桔梗園」焼栗 1個 324円 ※10月25日(金)~27日(日)の3日間販売。「亀屋芳広」芋ういろう 1個 173円「一朶(いちだ)」ぶどう餅 1個 286円「きた川」へそくり餅 4個入 810円「両口屋是清」柿しぐれ 1本 1,080円「あんトースト」選べるブランド:桔梗園(かぼちゃ、西尾抹茶)・大黒屋本店(栗入りこしあん、こしあん)・亀屋芳広(栗入り粒あん、ミルクバターあん)・孝和堂本店(粒あん、栗あん)・不朽園(粒あん、こしあん)・菓道心如月(粒あん、いちごあん)・一朶(塩粒あん、きなこあん)・きよめ餅総本家(チョコあん、こしあん)・亀広良(備中白あずきあん、大島あん)・納屋橋饅頭万松庵(こしあん、さつま芋あん)※"あん"の内容が変更する場合あり。【問い合わせ先】新宿高島屋TEL:03-5361-1111(代表)
2019年10月22日「サラ・ベルナールの世界展」が、2019年11月4日(月・休)まで横須賀美術館にて、2019年12月7日(土)から2020年1月31日(金)まで渋谷区立松濤美術館にて開催される。アール・ヌーヴォーの大女優サラ・ベルナール「サラ・ベルナールの世界展」では、19世紀末から20世紀初頭、新芸術様式「アール・ヌーヴォー」が広まっていく中で、演劇・ 芸術・ファッションで人々を魅了していた大女優サラ・ベルナールに着目。サラ・ベルナールに関する大々的な展覧会が開かれるのは、日本初となる。会場には、女優だけでなくプロデューサーとしても活躍した、大女優サラ・ベルナールの「舞台」を軸に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックやアルフォンス・ミュシャ、ルネ・ラリックなど、サラと同時代に活躍した芸術家の作品が集結。舞台を華やかに彩った衣裳のドレスややティアラなどの装飾品も展示される。ミュシャやラリックの才能を発掘1894年、当時無名の画家だったミュシャに、サラ主演の劇曲『ジスモンダ』のポスター制作を依頼すると、ミュシャは装飾的で華やかなポスターを制作。そのポスターが人気を呼び、すぐにミュシャは「アール・ヌーヴォー」を代表するアーティストとなった。また、ミュシャと同年に生まれたラリックも、サラ・ベルナールに才能を見出された1人。1894年、サラの舞台装飾をきっかけに、プライベートのアクセサリーも手掛け、ジュエリー作家としての活路を見出す。ラリックは、1900年のパリ万博ではグランプリを受賞し、「アール・ヌーヴォー」を牽引した。【詳細】パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華サラ・ベルナールの世界展■横須賀美術館会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月・休)住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1観覧料:一般900(720)円、高大・65歳以上 700(560)円、中学生以下無料。※11月3日は無料観覧日※()内は20名以上の団体料金(前売りは9月13日まで)※市内在住または在学の高校生は無料※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳持参者と付添1名は無料※前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンター(横須賀芸術劇場1階、横須賀中央駅モアーズシティ1階)で販売。■渋谷区立松濤美術館会期:2019年12月7日(土)~2020年1月31日(金)※会期中展示替えあり。住所:東京都渋谷区松濤2-14-14入館料:一般 500(400)円、大学生 400(320)円、高校生・60歳以上 250(200)円、小中学生 100(80)円※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料※土・日曜日、祝休日は小中学生無料※毎週金曜日は渋谷区民無料※障がい者及び付添の方1名は無料休館日:月曜日(ただし、1月13日は開館)、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)
2019年10月20日展覧会「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」が、2019年10月14日(月・祝)まで、京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて開催される。オーストラリアの絵本作家、ショーン・タン「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」では、オーストラリアの作家、ショーン・タンを紹介。会場には、ショーン・タンが最初に絵と文を手がけた絵本『ロスト・シング』から最新作までの原画や習作のほか、スケッチ、映像作品、変な生き物をかたどった立体作品など約130点を展示する。文字のないグラフィック・ノベル『アライバル』ショーン・タンは、1999年に刊行した絵本『ロスト・シング』を元に2010年に短編アニメーション映画を発表し、アカデミー賞の短編部門の賞を受賞。2006年に発表した文字のないグラフィック・ノベル『アライバル』は、大きな反響を呼び、2019年5月現在、23の言語で刊行され、日本でも独自の世界観と表現方法が人気を集めている。“移民”をテーマにした『アライバル』は、制作に約5年の歳月を費やした大作。イメージをスケッチしたり、自分がモデルとなって写真を撮ったり、写真をコラージュしたりすることで、架空の国の情景を細かい部分まで作り込んでいった。「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」では、その制作のプロセスも習作や資料とともに明らかにしていく。ショーン・タンの描く世界観ショーン・タンは、「何かが失われ、ほころびが生じた世界」を一貫して物語の中に描いている。そこには人々が共有してきた「いつか見た光景」も織り込まれており、新たな世界との出会いと希望の萌芽が表現されている。さらに、戦争や災害を暗に示すメタファーのようなモンスターが登場する一方で、人間と共生する不思議な生き物が登場するのも特徴的。イマジネーションに溢れたキャラクター達が、豊かな世界観を形作っている。【詳細】ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ会期:2019年9月21日(土)~10月14日(月・祝)開館時間:10:00~20:00※入館締切は閉館30分前※百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合あり。場所:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※( )内は「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名の料金。※すべて税込価格【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2019年10月10日展覧会「お菓⼦の箱でつくる夢の世界展」が、池袋パルコにて2019年10⽉26⽇(⼟)から11⽉11⽇(⽉)まで開催される。展覧会「お菓⼦の箱でつくる夢の世界展」は、お菓⼦の空箱からアート作品を製作している空箱職⼈「はるきる」による“空き箱アート”の展覧会。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような「はるきる」の作品の数々は、多くの⼈々を魅了。各お菓⼦メーカーからも製作の依頼がくる程の話題を呼んでいる。会場には、「プリングルズ」の空き箱を使用したフィギュアのような作品や「オレオ」の空き箱から作った飛行機、「アルフォート」の空き箱で作られた船の模型など、これまでの作品の中から厳選した30点以上が集結。お菓子の空き箱から作ったとは思えない繊細さと、なるべく元のパッケージデザインを生かしつつ作られた、ユーモアにあふれる表現が魅力だ。また、作品展示の他、トートバッグやクリアファイルなどの記念グッズを販売。作品で使用されたお菓子も一緒に販売される。【詳細】お菓⼦の箱でつくる夢の世界展期間:2019年10⽉26⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⽉) 10:00〜21:00※最終⼊場は閉場30分前 ※最終⽇は18:00閉場会場:池袋パルコ 本館7F・パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2⼊場料:⼀般 800円、⼩・中学⽣ 500円(⼩学⽣未満無料)※画像はイメージ。※作品の空箱は製作当時のもの。※展⽰、イベント内容は変更になる場合あり。※商品は品切れになる場合あり。■「はるきる」来場イベント来場日時:・10⽉26⽇(⼟)〜10⽉27⽇(⽇)・11⽉1⽇(⾦)〜11⽉4⽇(⽉祝)・11⽉9⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⽉)※各日13:00〜18:00(予定)※会場にて書籍または2,000円(税込)以上グッズを購⼊した人に、サインを実施。※サインは1人1点。※会場内ショップで購⼊した商品に限る。
2019年10月05日