「あれ?前と同じ薬を同じ日数分もらったのに、金額が違う……」きっかけは薬局で高脂血症の薬を毎月処方してもらっている本誌記者のこんな疑問からだった。先月はクリニック近くのA薬局で、今月は自宅近くのB薬局に処方箋を持っていったところ、B薬局の会計のほうが160円高いことに気づいた。計算間違いかとB薬局で聞いてみると、薬剤師から、「ここは『地域支援体制加算』と『後発医薬品調剤体制加算』の適用薬局なので、その差額です」と説明を受けた。まったく同じ処方箋なのに、薬局によって支払額が違うの?「みなさん、薬をもらうと、必ず『調剤明細書』を受け取ります。薬価はどこの薬局も同じですが、差が出るのは、『調剤技術料』と『薬学管理料』の項目。ここが立地や窓口でのやりとりなどによって異なり、調剤にかかる点数、すなわち支払額の差となっているのです」医療保険に詳しいファイナンシャルプランナーの内藤眞弓さんはそう解説する。この調剤明細書をよく見ると、じつは気づかないうちに加算されている点数が多々あるという。そこで内藤さんが調剤明細書でわかる、損しないための「薬局選び」のポイントを教えてくれた。■病院の前にある薬局は安い!「ふだん、クリニックも総合病院もひとまとめに病院と呼びますが、健康保険上では、ベッド数20床以上の病院とそれ未満の診療所に分かれます。『調剤基本料2』となっていれば、病院の前にある薬局(門前薬局)。『調剤基本料1』は町の薬局。クリニックの前にあっても町の薬局扱いです。『1』のほうが『2』より50円以上割増しに(以下、金額はすべて3割負担の患者が支払う実費)。厚労省は、患者が身近な薬局で気軽に相談できることを目指しています。門前薬局は常に病院の患者が来るため、報酬が抑えられているのです」(内藤さん・以下同)■ジェネリック薬をたくさん処方している薬局は高い!「『後発医薬品調剤体制加算』の項目がある薬局は、取り扱い薬のうち、ジェネリック薬を75%以上処方していることを指します。割合に応じて、ほかの薬局より50円以上高くなります」医療費負担を抑えたい厚労省が、安価なジェネリック薬を多く販売する薬局へ与えるご褒美ということだろうか……。■おくすり手帳を忘れると加算!毎回おくすり手帳を持たずに薬局に行き「大丈夫です。次は持参してください」と、薬剤師に言われた経験がある人も多いだろう。「『大丈夫』というのは、持参しなくても処方はできますという意味。調剤明細書に『手帳なし』と書かれ、40円が請求されています」以前はおくすり手帳を作るのに費用負担があったが、いまはタダ。毎回持参しなくては損するばかり。■夜間・休日対応の薬局は高い!「明細に『地域支援体制加算』という記載がある薬局は、ほかより110円高くなります。これは夜間や休日にも薬剤師が調剤してくれる薬局などに適用されます」土日に処方してもらえるのは助かるが、その薬局に平日昼間にしか行かないというのなら、毎回110円はもったいないかも。薬局によって異なる負担額。手元にある調剤明細書を一度じっくり見直してみては?
2019年01月19日「お年玉」といえば、子どもたちのお正月のメインイベント。それと同時に、親御さんたちにとっては大きな悩みの種と言って間違いないでしょう。なぜなら、我が子が大金を手にする機会だから。「子どもがもらったお年玉、どう扱えばいいの……」と戸惑ってしまいませんか?子どもたちが手にするお年玉の金額の相場はどのぐらいなのか、調べてみました。そして、子どもにとってタメになる有意義なお年玉の使い方を解説していきます。小学生のお年玉金額の相場は?学研教育総合研究所の「小学生白書Web版 2017年8月調査」によると、2017年のお正月にもらったお年玉総額の平均は、小学校1年生で17,480円。2年前の15,670円に比べ1,810円も増えていました。この3年間の金額の増加傾向は、2年生以上の学年においても同様に見られます。そして、見逃せないのが、3万円以上の高額のお年玉をもらっている1年生が25%もいる、ということ。「○○くんは、5万円ももらったんだって!ぼくよりすごく多くてうらやましい!」なんて話も、そう珍しくはないのです。ちなみに、2年生以上がもらったお年玉金額の平均は、2年生:17,585円、3年生:19,362円、4年生:19,007円、5年生:21,482円、6年生:21,400円です。ざっと、小学生のお年玉の相場は、低学年が1万円台後半、中学年が約2万円、高学年だと2万円台前半、といったところでしょう。お子さんが今はまだ低学年でも、学年が上がれば上がるほど、お年玉でもらう金額は増えていきます。親としては、子どものお年玉事情からは今後も目が離せませんね。お年玉の使い道は?さて、子どもたちはこんなにも多額のお年玉を、どのように使っているのでしょう。さきほどの調査から、今度は「2017年にもらったお年玉の使い道」を見ていきます。どの学年においても、使い道の1位は「貯金」。その割合は各学年とも80%以上で、他の使い道を圧倒しています。そして2位以降の、実際にお金を消費する場合の使い道を見てみると、1・2年生で最も多いのは「おもちゃ」で約35%。それに続くのは「ゲーム機・ゲームソフト」「本・雑誌」「お菓子などの食べ物」「文房具」で、それぞれ10%前後でした。また、学年が上になるほど「おもちゃ」を買う子どもは減り、「ゲーム機・ゲームソフト」「本・雑誌」を買う子どもの割合が増えます。子どもの興味関心の移り変わりがお年玉の使い道にも如実に表れていて、興味深いデータです。子どもたちが、お年玉を使って大好きなものを嬉しそうに買う姿が、目に浮かびますね。お年玉は誰が管理している?ここまで見てきたように、多額かつさまざまな使い道があるのがお年玉。子どものいる家庭では、このお年玉を誰が主導して管理しているのでしょう。住信SBIネット銀行の調査(2017年)によると、子どものお年玉を「親がすべて管理」すると答えた人の割合は、子どもが5歳以下の場合で92.6%であったのに対し、子どもが6歳以上11歳以下の場合だと64.7%。未就学児のお年玉を親がすべて管理するのは自然なことですが、小学生になると親がすべて管理するケースは減り、代わりに「親と子どもでそれぞれ管理」が増えて23.5%という結果でした。お年玉の管理の方法として一般的なのが、「子ども専用の口座で貯蓄する」というもの。調査会社のDIMSDRIVEのアンケート(2014年)で、未就学児~小学生の子どもがいる人のおよそ65%が、お年玉は子ども専用の口座に貯めていると答えていました。子どもが自由に使っていい分を渡し、残りを子ども専用の口座に入金する、というやり方をしている家庭もあるようです。今はまだお子さんのお年玉を親が全部預かっているというご家庭も、小学校入学を境目に、「親子で一緒に管理する」方法へとシフトしてもいいのかもしれません。お年玉は「お金教育」の絶好のチャンスお年玉を子どもにもある程度管理させることは、「お金教育」という観点からも大いに勧められるべきことです。お金教育とは、「お金とは何か」「お金の大切さ」「お金の使い方」などについて子どもに教えること。「「お金教育」は幼少期から。お金の大切さを知るための、最初の4ステップ」でもご紹介している通り、正しい金銭感覚を養ったり、数・計算の概念を身につけたり、欲求をコントロールする力を養うためには、幼少期のうちからお金教育を始めておくことが重要です。多くのお金教育のプロたちが、「お年玉はお金教育の絶好のチャンス」だと断言しています。その一人として、子どもに金銭教育の機会を提供するNPO法人金融知力普及協会事務局長の鈴木達郎氏は、次のように言います。(お年玉を)親が全額管理することは絶対にやってはいけない(中略)お金のやりくりは学校では身につかない。家庭でしか覚えられないのに、その機会を奪うことになる(引用元:日本経済新聞|お年玉で育てる「使い上手・ため上手」な子)カッコ内は編集部にて補った学校教育のなかで、お金の大切さや計画的な使い方について学ぶのは、小学校5・6年生の家庭科。それ以外に学校でお金について学ぶ機会があったとしても、とても「金銭感覚を養う」のにじゅうぶんとまでは言えません。お金教育は、家庭での取り組みこそが大切なのです。子どもが、お年玉としてまとまったお金を手にするお正月は、お金教育・金銭教育をはじめるのにもってこいの時期。親が丸ごと預かってしまうのは、とてももったいないことだと言えるでしょう。プロが勧める!お年玉の有意義な使い方ではここからは、お年玉を活用したお金教育の方法を具体的にご紹介しましょう。1. 「お年玉管理ノート」を作る上述の鈴木氏によると、お年玉と一緒に子どもに「おこづかい帳」や「おこづかい袋」などを渡すと良いのだそう。また、教育評論家の親野智可等氏も、お年玉を上手に管理するために「お年玉専用ノート」を用意することを勧めています。誰からいくらお年玉をもらったのか、そのお年玉のうちいくらをどうやって使うのか。これを親子で確認しながらノートに書き出すことが、お年玉を有意義に使うための第一歩です。2. お年玉の管理は「2本立て」が基本お年玉の総額をはっきりさせたら、その使い道を考えます。考え方の基本は「2本立て」。すなわち「使うお金」と「貯めるお金」です。「現金」と「預金」と言い換えてもいいでしょう。お年玉のうち、いくらを「使うお金」にし、いくらを「貯めるお金」にするのか、親子で話し合ってください。ファイナンシャルプランナーで、子どものお金教育に関する執筆・講演活動などを多数行なうあんびるえつこ氏は、この2本立てを「短期運用」と「長期運用」という言葉で説明しています。短期運用の使い道はお菓子や日用品などを買うこと。対する長期運用は、将来の夢のためにお金を使うことです。あんびる氏は長期運用の考え方を次のようにアドバイスしています。長期運用といってもこれなら難しくありませんね。長期運用のお金は、使い道を親子で話し合いましょう。小学校就学前ならランドセルや入学式に着る服、小学生なら自転車やスポーツ用品、夏休みのキャンプ費用など……ある程度高額なものにします。● 何のためにいつごろ使うか● そのためにいくらぐらい必要かといった目標を定めることが大切です。(引用元:ベネッセ教育情報サイト|まとまったお金の貯め方、使い方を教えるチャンス!お年玉、親の上手な関わり方[現代っ子のお金学])3. 発展編の「3本立て」もおすすめ「2本立て」を発展させた「3本立て」で、お年玉の使い道を考えるというやり方もあります。そのひとつが、子どものお金教育などに取り組む千葉商科大学教授・伊藤宏一氏が提唱する「SOS」です。SOSとは、Saving(貯金)、Offering(寄付・人のために使うお金)、Spending(買い物)の頭文字。SavingとSpendingは先ほど見た2本立てと同じで、これにOfferingが加わった形です。子どもがクリスマスプレゼントやお年玉をもらって嬉しかったように、自分も誰かを嬉しい気持ちにさせられるようなプレゼントを考える機会を設けてみてはいかがでしょう。「おばあちゃんへのプレゼント用に○○円とっておこうか」などと提案するといいですね。また、困っている人のために寄付することも一案です。もちろん子どもですから、使えるのは些細な金額。ですが、お正月は「誰かのために」お金を使うことの意義を教える良い機会でもあるのです。4. 気を付けるべきことお年玉の使い道を決めたあとで気をつけたいことを、いくつか紹介します。・「無駄遣い」だと決めつけない貯金などを除き子どもの手元に残ったお金を、実際子どもが使うようになったら、親は時折収支をチェックしてあげましょう。ここで注意すべきなのは、子どものお金の使い方を「無駄遣い」だと決めつけないこと。親にとっては無駄でも子どもにとっては必要なものもあるからです。さらに、失敗から学ぶことも重要なこと。NPO法人おかねの楽校理事長・安江巧氏は、次のように言います。「失敗も大事な経験。買い物をする際、『本当に欲しいのか、必要なものなのか』と考えるようになる」(引用元:産経ニュース|お年玉で始める金銭教育使い道は親子で話し合って)経験からお金の使い方を学ばせるには、おこづかい帳に「買ってよかったもの:○」「買わなければよかったもの:×」「わからない:?や△」をつけさせ、自己評価を記録させると良いでしょう。お金の使い方の良いトレーニングになります。・預金する際は、子どもと一緒に銀行へ貯金する分として取り分けた金額を口座に入金する場合は、ぜひ子どもと一緒にATMや窓口へ行きましょう。その意義を、親野氏が次のように説明しています。窓口の人に自分でお金を渡して、通帳も自分で受け取ります。ATMに入れる場合も、子ども自身の手で機械の中にお金を入れるなど自分で操作させるようにします。これによって、子どもはお金を預けるということの意味をよく理解するのです。これらをすべて親の手で済ましてしまい、帰宅してから子どもに「預けておいたよ」と言っても子どもにはその意味がよくわかりません。(引用元:ベネッセ教育情報サイト|子どものためになるお年玉の扱い方とは?[教えて!親野先生])こうすれば、子どもはお金を預けることの意味を知るだけでなく、お金が貯まっていくことの喜びも味わうことができます。・お年玉をくれた人へにお礼を伝える子どもに、お年玉をくれた人へ手紙を書かせるのもおすすめです。お礼の気持ちとともに「貯金したよ」「○○を買ったよ」などと使い道を伝えさせましょう。感謝の気持ちを思い出させるだけでなく、「パーっと使ってしまってはいけないな」という意識を持たせるきっかけになります。お年玉をくれたおじいちゃん・おばあちゃんも、きっと喜ぶはずですよ。***「何となく、子どもに使わせるのは怖い」「お年玉はとりあえず預かっておこう」。これまでそう思っていた親御さんも、今年のお年玉は子どもと一緒に使い道を考えてみましょう。子どもの「お金を使う力」を養う機会として、お年玉をぜひ活用してみてはいかがですか。(参考)学研教育総合研究所|小学生白書 Web版 2017年8月調査 4.日常生活について お年玉(金額・使い道)SBIホールディングス|~お年玉に関する意識調査~お年玉の平均支出予定総額は25,899円 前年調査よりも減少傾向DIMSDRIVE|「お年玉」に関するアンケート2014StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「お金教育」は幼少期から。お金の大切さを知るための、最初の4ステップ日本経済新聞|お年玉で育てる「使い上手・ため上手」な子ベネッセ教育情報サイト|子どものためになるお年玉の扱い方とは?[教えて!親野先生]ベネッセ教育情報サイト|まとまったお金の貯め方、使い方を教えるチャンス!お年玉、親の上手な関わり方[現代っ子のお金学]日本経済新聞|お年玉、おもちゃに消える前に親が教えたいことさぽナビ|<特集>子どもに伝えたいお金のこと (2)
2019年01月02日お正月といえば「お年玉」。だけど、それって子供の頃にもらえるものってイメージが強いですよね。今年はそんな特別なお年玉を、彼に贈ってみませんか?新しい年のはじまりだからこそ、彼がよろこぶプレゼントを選んで、キュンとさせちゃいましょう。ある意味サプライズ感もある、彼女からのお年玉はどんなものがいいのでしょうか?■ 1.ハンカチやタオル新年を迎えたとき、かならずしていることはありますか?新年を新たな気持ちで過ごすために、前の年のものを新しい年に持ち越さないルールがある人もいるようです。そんなお正月のプレゼントによろこばれるのが、仕事でつかえるハンカチや、日常的につかえるタオル類。ハンカチはビジネスシーンで、身だしなみとしても必須アイテム。持ち歩いている人はきちんとしているイメージもあり、好感が持てますよね。タオルも、「買い替えるタイミングが分からない」なんて男性もいるので、新しい年を迎えたタイミングで、肌ざわりや吸水性に優れているものをプレゼントするとよろこばれるかもしれません。「でも、タオルだけだとちょっと……」なんて不安なら、彼がふだん使っている男性用化粧品やインナーと一緒に、なんていうのはいかがでしょう?彼に似合うインナーとセットにすれば、よろこばれることまちがいなしですよ。■ 2.ストールなどの巻き物寒い時期、自然と手を伸ばすのは、体を温めるアイテム。彼にお年玉としてプレゼントするなら、首元を温めてくれるストールがオススメ!男性のなかには、シャツにアウターだけで外出している人も。思わずこちらが寒くなりそうな首元を、あなたがプレゼントしたストールでぬくぬくさせてあげましょう。できれば、仕事づかいもプライベートづかいも両方できるような、シンプルなデザインを選んであげると◎「いつでも使えて便利!」と彼もよろこんでくれますよ。また、自分の持っているものと色味を合わせて、ちょっとしたおそろい感を出すのもいいかも。寒いときにストールがあれば、あなたを思い出して、心もポッとあたたかくなるのではないでしょうか。■ 3.新しい靴彼へのお年玉として、新しい靴もオススメです。靴のプレゼントは「その靴を履いてどこかへ行ってしまうからしないほうがいい」というジンクスで知られていますが、あくまでもジンクス。彼との関係がしっかり築けていれば、なにも心配することはありません。むしろ、あなたにもらった新しい靴を履いて、あなたと出かけるほうが楽しいと思える男性でなければ、長くは続かないでしょう。冬場にピッタリな暗めの色合いをチョイスしたり、中敷きがファーになっていて温か実のあるものを選んだり。彼の好みに合わせて、選びぬいたものなら、彼もきっとよろこんでくれますよ。なによりもその気持ちが、うれしいはずです。■ おわりに今回の記事では、彼がよろんでくれるお年玉プレゼントをご紹介しましたが、あなたの彼が喜びそうなものはありましたか?冬だからこそ体を温めるアイテムや、自分ではなかなか買わないようなものを選ぶといいのかも。お正月にサプライズプレゼントを贈って、彼をドキドキさせちゃいましょう!(コンテンツハートKIE/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年12月30日祖父母や親せきからのお年玉は、子どもにとって楽しみのひとつかもしれません。ではそのお年玉、親から自分の子どもにはあげるべきなのでしょうか。そしてもしあげるとすれば、いくらあげればいいのでしょうか。今回は自分の子どもへのお年玉について、アンケート結果から考えてみたいと思います。■今時のお年玉相場は、「年齢に応じてあげる」が6割強!アンケートで自分の子どもにあげるお年玉の金額について聞いたところ、「年齢に応じて」と答えた人が65.1%ともっとも多い結果になりました。また、2番目に多かったのは「あげる予定はない」で、19.4%となりました。 Q. 自分のお子さまへのお年玉、金額はどう決める?年齢に応じて 65.1%あげる予定はない 19.4%毎年同額 8.1%お金ではなく物をあげる 2.7%その年の頑張りに応じて 2.4%その他 2.0%本人の希望額を考慮 0.3%さまざまな回答が集まりましたが、具体的にはどうやってお年玉の金額を決めているのでしょうか。集まったコメントから、その実態について見ていきたいと思います。■お年玉の金額、どうやって決める? 相場は?コメントを見ると、金額の決め方にはそれぞれ微妙に違いがあるものの、大体の相場には共通点が見られました。「小学生は3,000円、中学生は5,000円、高校生は1万円と決めています。親戚付き合いがほとんどなくてお年玉をもらえるところが少ないので、主人が子どもたちに渡しています」(愛媛県 40代女性)「自分の子どもたちだけではなく 甥や姪にも年齢に応じてあげています。0~3歳は1000円、4~6歳は2000円、小学生は3,000円、中学生は5000円、高校生以上は1万円。決めているので悩まなくていいし、準備もしやすいです」(青森県 50代女性)「小学3年生で3,000円です。 昨年までは1,000円でした。普段お小遣いをあげていないし、お年玉は縁起物なので毎年あげています」(岩手県 50代女性)年齢によって金額を決めておくことにより、お年玉の準備がしやすいという意見も寄せられていて、忙しい年末には助かりそうですよね。また親戚同士で金額をあらかじめ決めておくという意見も寄せられました。筆者にも長男より1つ年下の甥がいるのですが、毎年姉夫婦と相談して金額を決めています。金額に大きく差が出てお互いにモヤモヤした気持ちにならないためにも、事前の家族間での打ち合わせは重要だと感じています。■お年玉の兄弟差はどうしてる?一方、毎年決まった金額のお年玉をあげると答えた人も8.1%いました。「1年に1度の子どもの楽しみなので、0才からずっと毎年1万円と決めてあげています。お金の管理は親がしていますが、自分で欲しいものを買ったり貯金したりしています」(山口県 40代女性)「毎年1,000円です。ほかにもらったお年玉も一緒に子どもの預金口座に貯金しています。高校卒業する頃に通帳を渡して、無駄遣いはしないように話しながら渡したいです」(東京都 40代女性)「子どもが3人いて歳も離れているので、1番平等で文句が出ないように、生まれた時から1人5,000円で20歳までです。私自身が末っ子で、年齢で差をつけられていたことに、子どもながら納得できなかった思い出がありまして」(神奈川県 40代女性)毎年同額のお年玉をあげている人の中でも、「貯金をしておいてまとまったらあげる」、「自分でお金の使い道を決めさせる」など、さまざまな工夫を凝らしているようです。また、兄弟間の不平等感を防ぎたいという意見は、なるほどと思いました。さらに、次のようなコメントも。「わが家には高1、中1、小1と3人の子どもがいますが、毎年お年玉は全員同額の1万円です。両親以外からのお年玉は年齢による差が大きいので、パパが“君たち全員に持つ期待も、今年もみんな元気でありがとうの気持ちも同じだよ”と伝える行事にしています」(東京都 40代女性)お年玉をあげること自体に、そうしたメッセージを込めるとは目からうろこです。■「お年玉をあげない」親の裏事情約2割の親は、「自分の子どもにお年玉をあげる予定はない」と回答。どういった理由から、「あげない」としているのでしょうか。その裏事情に迫ります。「子どもたちにお年玉はなしです。おじいちゃんおばあちゃん、おじさんやおばさんがくれるので、親も渡せば高額になってしまいます」(北海道 40代女性)「親戚が多いのでもらう方もあげる方もかなりの額になり、親の出費も大きいです。親からのお年玉はありませんが、子どもたちも理解してくれています」(神奈川県 40代女性)「上の男の子2人は、本人たちの強い希望でサッカークラブに通わせていますが、月謝や遠征費用などで出費が多いので、お年玉をあげるつもりはないです。親戚からもらった分も基本的には“サッカー費用の足しにするから”と、全額預かっています」(宮城県 40代男性)親戚からお年玉をたくさんもらうため、親からはあげないという意見が多く見られました。親戚からもらえるのはとてもありがたいことですが、逆に言えばこちらからもお年玉をあげる必要が出てきます。そうなると、自分の子どもにまであげる余裕はないといった意見や、教育上あまりお年玉を高額にしたくないという考えが出てくるのもよくわかりますよね。また、子ども自身の希望でお金の使い道が決まっているため、子どもたちも納得したうえでお年玉をあげていないという人もいました。なかには、自分自身が小さかったころに親からお年玉をもらっていなかったため、わが子にあげる習慣がないという人も。「お金の価値が分からない人に育って欲しくない」というコメントから、お年玉には各家庭でのお金教育という側面もあるのだなとわかります。■お年玉袋だけではない!? おもしろアイデアコメントの中には、ポチ袋にお金を入れて渡すのではなく、少し変わったあげ方をしているというものもありました。パパママのアイデアが詰まった、その一部をご紹介したいと思います。「幼稚園ぐらいまではクリスマスプレゼントなしで、正月明けにプレゼントのおもちゃをあげていました。クリスマスが終わると値段が下がるので」(徳島県 40代女性)「1年生なので、1,000円札1枚、500円1枚、100円1枚、50円1枚、10円1枚、5円1枚、1円1枚をあげて、計算できるようにしています!」(千葉県 30代女性)「うちは自営業なので、中学生になると年末年始は働いてもらってバイト料としてお年玉を渡します」(千葉県 40代女性)「100円玉のつかみ取り制です。チャンスは一回! 手のひらの大きさに比例しますが、子どもたちは毎年楽しみにしています」(鹿児島県 40代女性)あえてさまざまな種類のお金を混ぜてあげて、計算させるというのは勉強にもなっておもしろそうですよね。また、つかみ取りをさせるというのは、ただ渡すだけでなくゲーム制もあり、子どもたちが楽しくできるというメリットもありそうです。筆者自身は、お年玉と言えば小さいころに書道の先生だったおばあちゃんの達筆で書かれたポチ袋を思い出します。「麗しのグランドマザーより」と書かれた差出人のコメントには毎年笑わされていました。お年玉は家族の個性が詰まった大切なイベントにもなるのかもしれませんね。お年玉をあげる、あげない、金額はどれくらいにする…これらは各家庭ごとのお金の方針が込められているのかもしれません。親からすれば、子どもには「お金の大切さ、稼ぐことの大変さ、やりくりする計画性」などを育んでほしいもの。そしていずれ子どもが自立するときに、必要となってくる知識です。子どもがお金を手にする機会が多いこの季節に、親も「わが家のマネー教育」を考えてみるチャンスかもしれませんね。Q.自分のお子さまへのお年玉、金額はどう決める?アンケート回答数:4469件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年12月30日年内いっぱいで芸能活動を引退し、来年から裏方に専念する滝沢秀明が27日、都内で行われた「新春LINEおみくじ~お年玉キャンペーン2019~」発表会に出席した。滝沢は、同キャンペーンにおいて、「おみくじ年賀スタンプ」アンバサダーに就任。滝沢が出演する3日間限定のテレビCMが12月31日~2019年1月2日に放送され、滝沢自身がスタンプになった「おみくじ年賀スタンプ」も発売される。今回の起用に、滝沢は「LINEはプライベートでもお仕事でも常に生活の一部になっていたので、こういうお話をいただいて本当にうれしかったです」と笑顔。「LINEは当たり前のように毎日使うもの。時間があると携帯を触って習慣になっていたのがLINEだったので、びっくりしたしうれしかったです」と語った。新CMは、和装姿の滝沢が、新年に新たな一歩を踏み出す自身の心境も込めながら、感謝の気持ちを胸に歌うという内容。「僕も来年から立場が変わって新たな挑戦が始まりますが、今のリアルタイムの僕の心情をCMにのせてくださったのかな」と話し、「ファンのみなさんにもメッセージが伝わるんじゃないかと。シンプルですが心に刺さるCMになっているのでぜひ見ていただきたいです」とアピールした。また、その場で滝沢本人のスタンプがお披露目されることになり、「自分のスタンプができるなんて夢にも思っていなかったので照れますけどね」と滝沢。スタンプを見ると「なるほど、うれしいですね」と照れ笑いを浮かべ、「ちょっと不思議な感じですね。いつかできたらいいなって思いはありましたけど、不思議な感じです」と喜んだ。最後に、「今回このようなお話をいただいて、僕にとってはお年玉をいただいた気分で、いいお仕事をいただいたなと思います」と感謝し、「来年からは新たなステージが待っています。みなさんが笑顔になれるような作品をどんどん作って頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」と決意を語った。
2018年12月27日パートナーに言えない「へそくり」はありますか?その金額はいくらでしょうか。もしかしたら、へそくりの金額で夫婦の円満度がわかるかもしれないんです。今回はそんな夫婦のへそくり事情についてご紹介します。 1.へそくりが少ないほうが夫婦円満度は高い?夫婦のへそくり平均金額明治安田生命保険相互会社のアンケートによると、男女別のへそくりの平均金額は以下のとおり。男性:402,796円女性:1,114,509円へそくりの額は、男女で大きく差が出ているようです。女性は100万を超え、男性は約40万程度。男性のへそくり金額の約2.8倍も多いということに驚きですね。年代別でも、男性は一貫して30万円~50万円程度であり、年代によってそれほど上下していない様子。対して女性は20代で既に40万円程度のへそくりがあり、50代では200万円近くなっています。女性は年齢があがるにつれてへそくり金額があがっているんです。女性はへそくりを使わずに、計画的に貯めていく傾向にあるのかもしれませんね。いざというときの備えにもなりそうです。へそくり金額と夫婦の円満度同調査では、夫婦の円満度とへそくり金額の関係性についても調査。以下の結果を得られたそうです。円満である夫婦のへそくり金額:903,967円円満でない夫婦のへそくり金額:2,345,062円なんと、円満である夫婦と円満でない夫婦のへそくり金額の差は、約2.6倍という結果に。円満でない夫婦のほうがへそくり金額があるということです。それではいったい、どうして夫婦の円満度とへそくり金額に相関があるのでしょうか。いくつかの仮説を立ててみます。隠しごとが少ないへそくりは隠しごととも言えます。円満な夫婦は、隠し事が少ないのかもしれません。お互いの収入や貯金額を共有しているため、へそくりに頼らなくても夫婦で相談してお金を使えるのかも。家計管理がしっかりしている円満な夫婦は、家計管理がしっかりされている可能性もありますね。「〇年後に家を買う」や「老後のために貯金」などの目標があって、お互いにしっかりとお金の管理をしているのでしょう。いざというときの準備資金いざというときの準備資金として、「へそくり」を貯めているケースも考えられます。夫婦仲が悪くて離婚を考えていたり、メオトークでも触れた「卒婚」を目論んでいたり。円満でない夫婦は、そういった「自分の幸せ」のためにお金を貯めているのかも。 2. へそくりの使い道は?オリックス銀行株式会社の調査によると、へそくりを始めたきっかけは男女別で以下のような理由が多いそうです。男性1位:自分のために(53.7%)2位:臨時収入があった(28.7%)3位:子供や孫のために(18.7%)4位:将来に不安を感じて(17.8%)5位:配偶者のために(14.6%)女性1位:自分のために(50.6%)2位:将来に不安を感じて(32.3%)3位:子供や孫のために(23.8%)4位:結婚(18.3%)5位:臨時収入があった(15.7%)やはり男女共に「自分のため」が多い様子。他にも「将来のため」や「子どものため」といった、しっかりとした目的があるようですね。また男性は「配偶者のために」という素敵な理由も。それではいったい、貯めたへそくりを実際にどう使っているのでしょうか。特に金額面では男女差が大きかったため、使い道もそれぞれ異なりそうですね。考えられる使い道をご紹介します。プレゼント配偶者に渡すプレゼントのお金は、家計からではなく「へそくり」から捻出するかたも多いのではないでしょうか。プレゼントが高価なものの場合、お小遣いで足りないためへそくりを使うこともありそうですね。明治安田生命保険相互会社の調査によると、男女別でプレゼントの予算は以下だそうです。男性:11,822円女性:10,151円男性のほうが少し金額が高くなっています。へそくりを始めるきっかけにもあった「配偶者のために」ということで、女性より少ないへそくりの中からプレゼント金額を捻出しているのだと考えると、なんだか温かい気持ちになりますね。ちなみに、「愛情を感じている夫婦」の70%が年1回以上プレゼントを贈っているそうです。「愛情を感じていない夫婦」は36.4%なので、33.6ポイントも差があります。プレゼントは夫婦円満度をあげてくれるとっておきの機会なんですね。ランチランチはお小遣いから捻出するかたも多いと思いますが、プチ贅沢なランチを食べようと思うと、へそくりから出すかたもいるでしょう。こちらも同調査の調査結果をご紹介します。金額は平日のランチ代(1回分)となっています。男性:437円女性:778円約1.8倍の差で、女性の方がランチ代が多いことがわかりました。こちらは1日のランチ代なので、これを月20日に換算すると、かなりの金額の差が開きそうですね。毎日食事を作る機会や、他の家事が多い女性だからこそ、お昼は好きなものを食べてゆっくり過ごしたいのかもしれません。 円満な夫婦ほどへそくり金額が少ない以上、現在パートナーに秘密のへそくりがあるかたは少しずつお金の情報を夫婦で共有できると良いですね。また、使い道も「自分のため」より相手へのプレゼントに使うと、より夫婦円満度も上昇するのではないでしょうか。 参考:夫婦円満度とへそくり金額に関係あり!円満な夫婦はへそくりいらず理想の夫婦 「三浦友和・山口百恵」夫妻がV8達成!マー君夫妻もトップ10入り!アンケート調査結果「夫と妻の最新へそくり事情」について
2018年04月15日お正月といえば子どもにとって楽しみなのがお年玉。この年末年始に帰省するなどして、親や親戚からお年玉をもらっている子は多いでしょう。子どもに向けていただくお年玉ですが、まだ小さい子は親が代わりに管理しているというケースが多いと思います。しかし成長に伴い本人が使いたいと言うこともでてくるでしょう。子どもがお年玉の使い道を考えることはお金について知るチャンスとなります。では、どのようにルールを決めたら良いのでしょうか。知っておきたいお年玉の由来そもそも、お正月にはなぜ子どもがお年玉をもらうのでしょうか?子どもに聞かれても答えられるように、由来や意味を知っておきましょう。お正月とは元来、新年の神様である「歳神様」を家に迎えてもてなし見送るもので、様々な行事は全てそのために行われます。歳神様は新しい年の幸福と共に、魂を分けてくださると考えられていました。鏡餅は歳神様の魂の依り代なので、鏡餅を食べることで魂を体に取り込みました。この年魂をあらわす餅魂を家長が「御年魂」として家族に分け与えたのがルーツです。昔は、お年玉はお餅だったのですね。お年玉の金額相場を知っておこうお年玉の金額は、子どもの年齢やあげる方の関係性などにより様々です。参考程度に、おおよその相場を知っておきましょう。0~3歳:500円~1000円3歳~6歳:1000円~3000円6歳~9歳:3000円~5000円0~3歳などの物心がつく前の小さい子には渡さないという意見も多くあります。就学前の4~5歳になると9割程度の子がお年玉をもらっているようです。また、何歳までお年玉をあげるかについては、高校生までが約半数を占めて一番多い意見でした。高校卒業後進学する場合もあるので「社会人になるまで」や、「成人するまで」という意見が次に多くあります。お年玉の使い方は子どもと話し合おうお年玉を親が管理する場合、圧倒的に多い意見が「貯金・預金(以下、全て貯金と記載)」です。確かに赤ちゃんの時に子どもに渡しても意味も価値も理解できませんが、物を欲しがったりお金についてわかってきたりする年頃になってからは親の一存で貯金をするのはオススメできません。お年玉こそお金の価値や管理について知る絶好の機会です。お年玉の使い道については子どもと話し合い、子どもに決めさせることで、お金のありがたみを知ることができます。欲しいものを買うためにはいくら必要でいくら足りない、などと計算する力にもなりますし、値札の金額以外に税金というものを払う必要があることも学べます。ただ、いきなり子どもにお年玉を渡しておしまい、ということでは意味がありません。どのようにお年玉を管理していけばよいでしょうか。1.お年玉を用途別に管理する一番大切なのは、お年玉の使い道を話し合うことです。親が一方的に決めずに子どもの意思を尊重することで、子どもの納得感が高まります。その上で以下3つに分けて管理するようにしましょう。・今欲しいものを買う分・欲しいもののために取っておく分・使わずに貯めておく分2.お小遣い帳を作る1の管理を行う上で、自分でお小遣い帳をつけるということも行いましょう。金銭管理の感覚を養うことができます。残高を確認しながらお金を使うことは、計画的にお金を使う大切さも学ぶことができます。3.専用の通帳を作る親が子どものために貯金しておく場合も、子ども名義で通帳を作っているというママは多いと思います。しかし、子ども自身が銀行に行って通帳を自分で作るという体験をすれば、「貯金をする」ことへの意味が更に深まります。高学年になってくれば「貯金には利息がつく」「お金を引き出す際に手数料を取られることがある」など、もっと踏み込んだお金のルールについて話し合うこともいいですね。4.お金の話題の取り扱いについて教える家庭以外で「お年玉はいくらだった」などと自慢することが良くないことだと教えましょう。金額についてはデリケートな部分ですし、中にはお年玉をもらっていない子がいる可能性もあります。事情が人それぞれである中で、お金の話はするべきではないということを知る機会にもなるでしょう。基本的に子どもに使い道をゆだねても、実際お金を使う際のルールは最初に決めておきましょう。・何かを買う前には必ず保護者に確認する・子どもだけの外出時はお金を持たないこういったルールについての細かい部分は、家庭の事情や考え方もあるかと思います。まずは夫婦間で考え方を統一しておき、ルールを決める際は子どもとよく話し合って決めるようにしましょう。我が家には年長の息子がおり、今までは全て子どもの口座に貯金していました。まだしばらくはそうするつもりでいましたが、今回お年玉の用途を調べるにあたり「3~4歳くらいから子どもと話し合う」という意見が多く驚きました。確かに、物を欲しいという機会も増えましたし、一人でおつかいに行きたいと言うようになりました。お金の価値について、一緒に考えることで理解できる年齢であるとも感じます。これをきっかけに、今年からは使い道を子どもに考えさせたいと思いました。管理の程度は年齢や成長に合わせて変えていけば良いと思いますが、今まで親が全て管理していたという方は一度お年玉についてパパや子どもと話し合ってみてはいかがでしょうか。
2018年02月02日フリーキャスターの加藤綾子、お笑いコンビ・和牛の水田信二と川西賢志郎、柔道家の古賀稔彦が14日、都内で行われた「平成30年用年賀 お年玉くじ抽せん会」に出席した。「平成30年用年賀 お年玉くじ抽せん会」に出席した加藤綾子毎年恒例の年賀状お年玉抽せん会が今年も行われ、今年の抽せん会には加藤綾子らがスペシャルゲストとして登場。晴れやかな着物姿で登壇した加藤は、和牛や古賀が放つ矢に当たった数字を判断するという立会人を務めた。「当選番号を間違えないように会場の皆さんと一緒に把握したいと思います」と意気込み、抽せんを終えて「再抽せんもなくキレイに決まって安心しました。当選番号を間違わないようにという緊張もありましたが、最後の最後で皆さんと判断できてとてもうれしかったです」と初めての大役に満足げ。一等の当選者は、12万円相当のセレクトギフトか現金10万円を選べるが、自身の年賀状が当たったら? という問いに「みんなに内緒にして現金10万円(笑)」と生々しい回答で会場を驚かせた。平成30年の年賀状ということで、「平成の30年間で思い出に残った年は? 」という質問に加藤は「アナウンサーとしてフジテレビに入社した平成20年が一番印象的な節目の年となりましたね。まさかアナウンサーとして入社するとは思いませんでしたし、社会人として不慣れたところもあり、もがきながら走り続けたなと感じています」と懐かしそうに当時を振り返り、今年の目標を「すごく行動していこうと思っています。ピアノを習い始めたいと言ってましたが、今年こそは絶対に習いにいくぞと思っています」と抱負を。また、イベントの最後に行われた和牛のお笑いライブを目の当たりにして「すっごい面白かったです!2018年で一番笑いました」と笑顔を見せていた。加藤からお笑いライブを絶賛された和牛の2人は、一昨年と昨年の『M-1グランプリ』では連続準優勝。この日も彼ら目当ての一般客が押し寄せるなど、大盛況だった。そんな彼らに昨年の『M-1グランプリ』で敗れたとろサーモンの話題を振ると、「もう一切連絡ないですよ。久保田さんとは決勝前に連絡先交換して、決勝終わってから一切ないんです」と水田が答え、川西も「村田さんは大会終わってから飲みに行こうと言って下さいましたけど、久保田さんなんて僕らが決勝でネタ演っているときに裏で大きな舌打ちしながら見てたらしいですから」と久保田のゲスぶりを暴露。その2人は、今年こそ悲願のM-1優勝に期待が集まるが、水田は「2017年みたいにピリピリせず楽しみながら頑張って、そこで優勝して連覇していけたらなと思います」と自信を見せていた。
2018年01月14日1月は、素敵な春コスメが各ブランドから多数発売される季節。お正月にもらったお年玉を手に、憧れブランドの新作コスメを、張り切って購入しませんか?注目のコスメを紹介します。1.ディオール サンク クルール<グロウ アディクト> 667 フラート/ 887 スリル2018年1月1日限定発売/各7,700円Dior Makeupさん(@diormakeup)がシェアした投稿 – 11月 8, 2017 at 8:36午前 PST※写真は別カラー『Dior』の春は、ピンクをふんだんに使用した「GLOW ADDICT 」がテーマ。そんな。フェミニンで色っぽいピンクをまとった2種の「サンク クルール」が限定発売されます。「667 フラート」は、パーリーホワイトとブラックのコントラストが印象的な、ローズウッドとロージートープの柔らかいパステルハーモニー。ピンクをクールでスタイリッシュに取り入れたい方におすすめです。「887 スリル」は、ポップなショッキングピンクを囲む、バーガンディー、パーリー ピンク、ヌード ピンクとシャンパンアイボリーの魅惑的に輝くハーモニー。小悪魔的なピンクメイクをしたい方はこちらを選んで。その他、新発売するクッションファンデーションや限定パウダー、人気の「ディオール アディクト リップ」の新色・限定色も見逃せません。2.イヴ・サンローラン・ボーテ アイパレット ポップイリュージョン2018月1月5日限定発売/7,900円(税抜)ISETAN MiRROR/イセタン ミラーさん(@isetanmirror)がシェアした投稿 – 1月 2, 2018 at 10:17午後 PST毎シーズン「『 イヴ・サンローラン・ボーテ』のアイパレットを見れば、トレンドカラーがわかる」と話題になる、大人気の限定コスメ。2018春は、蜃気楼のように混ざり合うブルーとピンクにホワイトカサンドラが浮かぶ、幻想的なパッケージのアイシャドウパレットが登場。3色のブルーを主役に、イエローとピンクを加えれば、魅惑的な眼差しの完成。今年の春は、ちょっぴりサイケデリックなアイメイクが素敵な予感です。3.ジバンシイ クチュール・アトリエ・パレット2018年1月5日限定発売/8,500円(税抜)ISETAN MiRROR/イセタン ミラーさん(@isetanmirror)がシェアした投稿 – 12月 12, 2017 at 2:03午後 PSTひと目見ただけでは、何用のコスメなのかわからない斬新なデザインとカラーが目を引くこちらは、服のデザインや立体感を決めるチャコから着想を得たアイシャドウパレットなんです。ブルー、レッド、ホワイト、ブラウンの4色は、アトリエにある小物から着想を得たカラー。ホワイトはハイライターにも、そしてブラウンはアイブロウアイテムとしても使うことができる、マルチなパレットです。しっとりとなめらかで、粉飛びの少ないテクスチュアは、ドライでもウェットでも使用可能。こちらを用いた多彩なメイクで、春の表情に差をつけて。4.SUQQU(スック) デザイニング カラー アイズ08/09/1142018年1月19日発売(1部限定)/各6,800円(税抜)SUQQU〈スック〉さん(@suqqu_official)がシェアした投稿 – 12月 27, 2017 at 11:28午後 PST2017年より、空前のブームを巻き起こしているパウダリータイプのアイシャドウと言えば、『SUQQU』の「デザイニング カラー アイズ」。鮮やかなカラーを上品にまとうことができる、粉質と発色が人気の秘密です。そんなアイシャドウに、春の新色が3色追加発売。「114」は、限定色な上に、人気確実のローズピンクカラー。即完売が予想されるので、欲しい方は今から予約して!こちらを使うと、値段以上の仕上がりの虜になるはず。『SUQQU』からは同日、チークやグロス、ネイル、クリームアイシャドウ、リップスティックも限定・新発売するので、チェック必須です。5.トム フォード ビューティ リップ スリック2018年1月19日限定発売/全4色/各6,000円(税抜)TOM FORDさん(@tomford)がシェアした投稿 – 12月 15, 2017 at 9:30午前 PST憧れブランドで必ず名前が挙がるのが『トム フォード ビューティ』。ファンの間では、高級感溢れるパッケージで値段、そしてそれにふさわしい使用感から「トム様」と呼ばれています。そんな「トム様」が贈る、「ソレイユ ウィンター 2018 コレクション」の中でも注目なのが、ボールペン型のオイルベースのリップカラー。おいしそうな濃いベリー色が、唇からにじみ出るように色っぽく発色。ホバオイルやココナッツオイルといったコンディショニング成分が、潤いと栄養を補給してくれる、スペシャルなコスメです。リップベースとしてはもちろん、1本使いでも大満足間違いなし。
2018年01月05日Upload By 発達ナビ編集部LITALICO発達ナビユーザーの皆様新年あけましておめでとうございます!発達ナビでは、2018年も価値のある記事をお届けしてきたいと思っております。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。新年のお年玉企画として、人気の本を、合計51名様へプレゼントいたします。気になっていたけれどまだ読んでいなかった!という本があったら、この機会にぜひご応募ください。ご応募は締め切りました(1/9 10:00更新)新年お年玉企画!合計51名様へ、人気の本をプレゼントします出典 : ご紹介している本の中から、ご希望のものを選んでご応募ください。応募方法は記事の最後でご紹介しています。発達ナビ連載ライター陣の書籍・コミック発達ナビでの連載でも、ADHDのあるリュウ太くんとの毎日を描くかなしろにゃんこ。さん。このコミックでは、思春期・反抗期を迎えたリュウ太くんとのエピソードが満載です。ケンカっぱやい、忘れ物が多い、衝動性などの特性があるリュウ太くん。ついに家のお金に手をつけてしまいます…。それでもやっぱりかわいいわが子に、かなしろにゃんこ。さんは、どう向き合ったのでしょうか。2017年10月発売。かなしろにゃんこ。さん直筆の絵柄とサイン入りコミックを5名様にプレゼントします。かなしろにゃんこ。さんのページこの本の著者、モンズースーさん自身も、小さなころから生きづらさを抱えた発達障害当事者。そして二人の子どもは、ともに発達障害グレーゾーンでした。本書のテーマは、幼稚園・小学校就学などをめぐる進路問題。子どもにとって最善の道とは何か…悩みながらも子どもとともに進んでいく姿は、多くの共感を呼んでいます。2017年9月発売、第1作『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』(2016年5月発売)の続編です。モンズースーさんのサイン入りで3名様にプレゼントします。モンズースーさんのページしおりさんの息子・カムくんには、先天性サイトメガロウイルス感染症、難聴、発達障害、睡眠障害などがあります。手話も1語しか使わず、自分の思いを言葉で表すことや、人と目を合わせることも苦手だけれど、人が大好きで甘えん坊です。いろんな困難はあるカムくんだけれど、愛情に包まれながら成長していく姿をほのぼのとしたタッチで描いた4コマ漫画集です。2017年5月発売。しおりさん直筆の絵柄とサイン入り。さらに、絵柄入りのオリジナルポストカードも一緒に、5名様にプレゼントします!さんのページLITALICO発達ナビでの連載でも、子育てや声かけのコツ、支援ツールの工夫、学校や園とのかかわり方などを紹介している楽々かあさんこと、大場美鈴さん。そんな楽々かあさんのアイディアがたくさん詰まった本がこの2冊です。ご自身の子育ての経験から生まれたさまざまな工夫は、今すぐ使いたいものばかり。困った時のサポート役になってくれそうです。いずれも、心があたたかくなる直筆メッセージ&サイン入りで、それぞれ5名様にプレゼントします。楽々かあさんのページ子どもをのびのび育てるためには?日本各地で講演活動を行う立石さんは、特別支援学校の高等部に通う息子さんを育てる母親でもあります。子どもの人生は、学校卒業後、そして親がサポートできなくなったあとも続きます。子どもに合った療育をすることの大切さや、周りへの伝え方、学校選びについてなど、将来を見据えてどのように育て、周りの人とかかわっていくのかなどが書かれています。まだ小さなお子さんを育てる保護者にとって、先輩ママからのアドバイスをもらえ、前向きに進んでいく一助となる一冊になりそうです。合計5名様にプレゼントします!立石美津子さんのページ発達ナビで取材をさせていただいた方の書籍・コミック発達障害のADD(注意欠如障害)であることを公表している、モデル・俳優の栗原類さん。この本は、15万部突破となった栗原さんの自叙伝的エッセイ『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA)を、活字が苦手な方やお子さんにも親しみやすいようにマンガ化し、2017年12月に発売されました。マンガパートは酒井だんごむしさんが担当し、やわらかなタッチで描かれています。各話の間には栗原さん自身による文章に、母親の栗原泉さん、主治医の高橋猛先生のコメントを交えたミニコラムも収録され、発達障害特性ゆえに生じる困難さや疲れやすさとその対応方法、将来の自立に向けた想いなどが語られています。合計3名様にプレゼント!10歳で発達障害のひとつ、アスペルガー症候群と診断された岩野響さん。中学時代に不登校となり、高校進学しない道を選んだ彼が見つけた「ぼくにしかできないこと」とは、鋭敏な味覚と嗅覚、こだわりを生かして研究・焙煎したオリジナルコーヒーづくりでした。2017年12月に発売となったこの本では、自身の発達障害と向き合い、自分だけの仕事を見つけるまでの岩野さんの歩みが描かれています。特性を強みに変え、好きなことを仕事にしたら、障害がなくなったという彼の生き方は多くのことを教えてくれます。合計5名様にプレゼント!仕事のストレスをきっかけにうつ病を発症、さらには大人になってからアスペルガー、ADHDと診断された著者である岩本さん自身が、症状を軽減させるために自己分析し、実践してきた過程をご紹介しています。特に発達障害のある成人の方に役立つ内容です。著者のサイン入りで5名様にプレゼントします。発達障害のある子を育てる保護者におすすめの名作・話題の書籍自閉症のある子・光くんと母親の日々を描いた名作コミックは、テレビドラマ化もされました。発達ナビでも、モンズースーさんが、このマンガのシーンと絡めながら子育てエピソードを連載中です。今回は、2017年に新装版として発売された<誕生・幼児篇/保育園篇>と<小学校低学年篇>をセットで5名様にプレゼントします。同年代の女の子に比べ、性の知識が乏しくなりがちでトラブルにも巻き込まれやすいといわれるアスペルガー症候群のある女の子(アスピーガール)。彼女たちの心や体を守るための生き方、考え方、対応策などが紹介されています。アスペルガー症候群のある女の子が一人でも読み進められるように、分かりやすい内容となっています。思春期を迎えるお子さんへ、どのように伝えたらいいか分からないときや、一緒に話をしたいときなどの助けとなってくれそうです。応募方法下記の「ご応募はコチラから」ボタンをクリックすると、応募フォームに移動します。フォームにて、ご希望の商品をお選びいただいた上で、ご自身のメールアドレスを入力してください。応募人数が上限に達した場合は抽選となります。応募は何回でもできますが、当選はお一人様につき1冊(又は1セット)となります。応募締め切りは、2018年1月9日10:00です。応募は締め切りました。当選された方にのみご連絡をしますので、h-navi.jpドメインからのメールが受信可能なメールアドレスでご応募ください。※当選された方には、別途プレゼントの送付先をお伺いします(期日までにご返信いただく必要があります)。※当選者は厳正な抽選のうえ決定いたします。当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
2018年01月03日お正月の子どもの楽しみの一つがお年玉。赤ちゃん時代は親が管理していたお年玉も、子どもが大きくなると「自分で使いたい」と言い出すこともあります。でも、親戚などが集まるお正月は、普段のお小遣いよりも多い金額をお年玉としてもらうことも。子どもが小学生くらいまでは、「まとまった金額を子どもに管理させるのは心配」というママも多いかもしれません。子どもがもらったお年玉、ママ達はどのような管理をしているのでしょうか。■子ども名義の口座開設で「全額親が管理派」「お年玉は全て親が管理しています。ただ、子どもが『お年玉をママにとられちゃった』という気持ちにならないよう、本人名義のお年玉専用口座を一緒に開設しに行き、毎年そこに貯金。欲しいものはクリスマスや誕生日のプレゼントでもらっているせいか、今のところとくに不満はないみたい。もう少し大きくなったら本人に管理させようかな、と思っています」(小2男の子のママ)お正月に親戚一同が集まると、子どもがもらうお年玉も結構な金額に。子どもがお金の使い方をよく分からないうちは、親の管理も必要ですよね。でも、ただ「ママが預かる」というと「お年玉を取り上げられた」とマイナスイメージを持ってしまう子もいるかも。専用口座をつくるなど「ちゃんと貯金している」アピールをするのはいい方法かもしれません。■一番の多数派は「一部子どもに渡し、残りは貯金派」「うちは親戚の数も多いため、子どもがもらうお年玉は合計で数万円になることも。そんな大金を管理させるのはまだ不安なので、お年玉の中から3,000円だけ本人に渡し、残りは貯金しています。渡したお金の使い方に親は口出ししません。欲しいものをあれこれ考えて自由に買い物するのが楽しいみたいです」(小3女の子のママ)子どもが大きくなるにつれて、「お年玉の中から一部だけ子どもに渡し、残りは親が管理」という家庭が増えてくるようです。渡す金額は3,000円や5,000円など家庭によってさまざまですが、「普段のお小遣いより少し多め」というのがポイントのよう。まとまったお金で自由に買い物ができるのも、子どもにとっては楽しいイベントになりそうです。 ■お金の勉強にもなる「子ども本人に管理させる派」「子ども名義の口座をつくって、もらったお年玉は本人に管理させています。その代わり、月々の決まったお小遣いはなし。『全部使ってしまうのも、欲しいもののために貯金するのも自分次第。計画を立てて使いなさい』と、事前にしっかり話し合いました。お金の管理を学ぶ機会になれば…と思っています」(小5男の子のママ)子どもの年齢が上がってくると、徐々にお金の使い方や管理の仕方も学んでいってほしいですよね。お年玉は、お金について親子で話し合う良い機会かも。子ども本人に管理させる場合は、使い方のルールなどもあらかじめ話し合っておくとよいですね。■こんなお年玉管理法も! 「番外編」「わが家は2人兄弟。上の子は昔からムダ遣いせずにコツコツためる性格なので、お年玉も自分で管理させています。一方、下の子は、あればあるだけ一気に使ってしまうタイプ。まとまったお金を管理させるのは心配なので、必要な分だけ渡して、あとは親が貯金しています。子どもの性格によって、お金の管理法も変わりますよね」(小3男の子・小1男の子のママ)「お年玉は原則、子ども名義の口座に貯金。テーマパークなど、まとまった金額がかかるレジャーの時には、子どもの分はお年玉貯金から自分で出させるようにしています。それをきっかけに、レジャーの計画も子どもを交えて家族みんなで企画するようになりました」(小5女の子のママ)お年玉の管理方法には、それぞれの家庭によって違いがあるようです。もらうお年玉の金額や子どもの性格によっても、適した管理法は変わってきますよね。子どもも親も納得して、計画的に使えるように、親子でルールを話し合ってみてはいかがでしょうか。
2018年01月02日*画像はイメージです:普段のお小遣いよりも多くの金銭をもらうことができる「お年玉」を楽しみにしている子どもも多いことでしょう。そんなお年玉ですが、幼い頃は親に預けるケースもあることかと思います。そのお金が実は親に使用されていることが分かった場合は、怒ることもあるかもしれません。親子とはいえ他人ですし、通常は他人のお金を使うことは法律に触れることもお分かりかと思いますが、親が子どもに無断でお年玉を使ってしまうと、法的な問題が生じるのでしょうか? ■「親権」でどこまで管理できる?未成年の子どもは両親の親権に服します。両親は共同して親権を行使するのが原則ですが、親が離婚すると母か父かどちらか一方のみが親権を行使します。親権とは、子どもを養育監護することであり、また、子どもの財産を管理することでもあります。あるいは子どもの居場所を定めたり、進学先を決めるのも親権に含まれます。従って、親が子どもの財産であるお年玉を管理することはなんら問題がありません。しかし親が自分のために子どもの財産を費消することは許されません。親権とはあくまでも子どもの福祉のために認められた親の義務であり、また権利でもあるからです。お年玉程度の財産であれば、自分のために費消するということはあり得ませんので、法的に問題にはならないでしょう。仮に、全部使ってしまい、子どもにお年玉を渡さなかったとしても、親はそれ以上のことを子どもにして上げていますから、問題になることはありません。つまり、10万円のお年玉を生活費に使ってしまったとしても、親が子どもにかけるお金はそれを遙かに超えていますから、法的な問題にはなりません。しかし、祖父から孫へ多額の遺産相続があり、それを親が勝手に使ってしまったような場合には、横領罪となり刑罰を科されたり、あるいは親の親権が剥奪されることがあります。要は、程度問題ということですね。 *この記事は2015年1月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 星正秀(星法律事務所。離婚、相続などの家事事件や不動産、貸金などの一般的な民事事件を中心に、刑事事件や会社の顧問などもこなす。)【画像】イメージですNana / PIXTA(ピクスタ)
2018年01月02日お正月といえば、子どもたちの楽しみの1つにお年玉があると思います。でも、親としてはいくらくらいあげるのがいいのか悩むところ。そこで、パパママ世代に今年のお年玉の金額について聞いてみました。Q.今年のお年玉、いくら?1.1000円以上〜3000円未満 32.5%2.3000円以上〜5000円未満 23.9%3.5000円以上〜10000円 22.3%4.その他 3.3%5.お年玉をあげていない 18.0%もっとも多いのは、1000円以上〜3000円未満で32.5%。金額が上がるごとに割合が少なくなっていくようです。お年玉をあげていないという人も18.0%いました。パパママ世代にとって、お年玉に関する考え方は様々なようです。■パパママ世代のお年玉の相場はいくら?回答してくれたパパママ世代のお子さんは小学生が多かったようです。中学生や高校生になればもちろん金額もアップ! いくらあげてる? いつまであげる? という悩みには先輩たちのコメントが参考になります。「中学生までは3000円と決めてあります。高校生は5000円になってます。来年から大学生の息子にはいくらあげようか考え中です」(千葉県 40代女性)「パートを掛け持ちして、手当を使ってもギリギリの生活。3人の子どもにひとりで1000円がやっと。毎年元旦にお年玉を持ってゲームセンターに行くのが恒例です」(北海道 40代女性)「高校生の娘には1万円と小学生低学年の娘5000円。とりあえず貯金させます」(神奈川県 40代女性)「幼児から小学校低学年は1000円、高学年は2000円、中学生3000円、高校5000円。大学はなしです。バイトで稼げる大学生は未成年でもなしです。欲しかったもので、日頃のおこづかいで買えなかったものを買って、残りは貯金です」(愛知県 40代女性)■お年玉の使い道は貯金が多数派お年玉で好きなものを買いたい子どもの気持ちとは反して、ほとんどの親がお年玉は貯金という考えのようです。今どきは少子化の影響もあり、子どもたちは祖父母と両親のシックス(6)ポケットを持っていると言われ、たくさんの人からお年玉をもらう傾向にります。そこで、多額のお金は持たせないということなのかもしれません。「今までのお年玉はすべて貯金しています。初節句や七五三、入園などお祝いにいただいたお金はすべて貯金です。通帳を見ると我が家で一番のお金持ち(笑)。大きくなったら通帳を渡します」(千葉県 40代女性)「お年玉は祖父母や親戚などからいただくものと考えていますので、親からはやりません。管理は親がしています。通帳を作りある程度貯まったら定期預金にしています」(福岡県 40代女性)「親戚からいただいた合計が4万円でした。その分親は配ってますが…。子どもには1割あげて残りは貯金しています」(神奈川県 40代女性)■親からのお年玉はなしという人も祖父母や親戚からお年玉をもらうから親からなしという人も結構いました。そもそもそんなにお金に余裕はないし、お小遣いをあげているんだから、お年玉はなしでもいいのではというのが親の言い分のようです。「毎年親戚が集まりそれなりにもらうので親からはあげてないです」(東京都 30代女性)「うちでは親から子どもへのお年玉はありませんが、その代わりに好きなお菓子が買える券を手作りで作ってあげています」(埼玉県 30代女性)「自分の子どもにはあげていません。親戚からもらいますので、十分です」(宮城県 30代女性)「親からのお年玉はあげていません。毎月お小遣いをあげているので」(茨城県 40代女性)Q.今年のお年玉、いくら?アンケート回答数:4750件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年01月01日ぐっちぃ家のほうでは、子供たちが小学生にあがったら「お年玉」をあげようというルールがなんとなく決まっているのですが、今年こまめとのまめ、そして妹の子の姪っ子ちゃんが1年生になりました。姪っ子甥っ子自分の子全員で6人いるのですが、その中でわたしの妹の上のお姉ちゃん(ややこしい)が今年6年生になりまして、ひとりちょいと大きいのです。久しぶりに会ったら背も高くなってて(もともと大きいほうだったんだけど)、腰の位置が思ったところと違う高さにあったりと、びっくりだらけのお姉ちゃんでした。さすがに1、2年生と6年生同じ金額じゃだめだろ…と思ったんだけど、ここでお姉ちゃんに払ってしまった金額はのちの6年後、こまめやのまめ、姪っ子ちゃん(妹)などにも支払う金額になるわけで、さらに考えると今の6年生の姪っ子ちゃんはもっと大きくなってるわけで…。私と弟とで、作戦会議(笑)。(実際はLINEで)誕生日やクリスマスでお金が飛んでいく12月からのお年玉はきつい!ちなみにお年玉の相場で6年後を計算すると26,000円!さらに、こまめのまめ世代の子供たちが全員高校生になったら…!く…苦しい…!なんか口だけはでかい男が言ってますけど!結局あんまり先のことを考えてもどうなるか分からないってことで、普通に渡したんですけど、お年玉あげる側になるとけっこう大変ですね。まだくまさん側に姪っ子甥っ子がいなかっただけでも良かったのかも…。(今後は分からないけど)ちなみに私自身、母親のきょうだいからはお年玉もらっていませんでした。(父方は会えばくれる程度)だからなんとなくあげなくていいものだと認識してたけど、やっぱり母親のきょうだいが異例だったんかな?
2017年12月30日今年も残すところあとわずか。クリスマスが終わればあっという間にお正月ですね。お正月といえば……お年玉!子どもにとっても大人にとってもお正月の一大イベントと言えるかもしれません(笑)そこで今回は、大人気の〔ダイソー〕のぽち袋シリーズから、おすすめのお年玉袋を4つご紹介します♪〔ダイソー〕のぽち袋、かわいいですよね♡新しい柄を見つけるとついつい買ってしまいます。そんな種類豊富なぽち袋の中から、今回はお年玉袋としておすすめの商品をピックアップしてお届けします♪大人気《日本の和紙》シリーズまずは、大人気の《日本の和紙》シリーズからご紹介♪和紙の質感が100円とは思えない高級感ですよね。こちらは「おとしだま」専用ですね!ポチ袋としては珍しい正方形。半分に折ったお札がぴったり入るサイズです♪白と赤というおめでたい色合いと、来年の干支である「いぬ」がとってもかわいらしいですよね。こちらはカラフルなイラストがかわいらしいです。恐竜やモンスターが描かれているので、特に男の子は喜びそうですよね。お年玉に限らず普段から使えちゃいますよ♪耳付き!わんちゃんのぽち袋《耳が立つぽち袋》という名の通り、わんちゃんの耳が立つんです!耳のところにうっすらと切り込みが入っているので、線に沿って切れ目を入れれば簡単に耳ができあがります。かわいい♡子どもも大人も喜ぶこと間違いなしです。ハンドメイド!オトナな和風ぽち袋これまでに紹介した商品はどれも8枚入りですが、こちらは3枚入り。ちょぴりリッチなぽち袋です♡それもそのはず、こちらはなんとハンドメイド。見ればわかるクオリティの高さです!▼以下必見▼じゃじゃん!なんと立体的!お雑煮のお椀が盛りがっているんですよ。これは手作りならではのクオリティ。柄も大人っぽくてすてきですよね。まとめ今回は〔ダイソー〕のぽち袋の中から、お年玉袋としておすすめの商品を4つご紹介しました。他にもさまざまな種類が販売されているので、渡す相手に合わせて選んでみてください♪
2017年12月27日今回は今注目の100均〔ワッツ〕から、かわいい大人気キャラクターのポチ袋をご紹介します。新年のお年玉もこれで決まりですね!小さなお子さんがいるご家庭にぴったりですよ♪おなじみのキャラクターたちがポチ袋に!お正月といえば、お年玉。お年玉といえば……そう、ポチ袋。今回は、人気急上昇中の100均〔ワッツ〕で見つけた、かわいいキャラクターが描かれているポチ袋をご紹介します。ポチ袋は、お年玉にはもちろんですが、ちょっとした御礼を渡すときにも使えて便利ですよね。いろんなポムポムプリンが見られるポチ袋最初はこちらのポムポムプリンのポチ袋。花と戯れていたり、ハチと遊んでいるかわいらしいポムポムプリンが描かれていますね!どのポムポムプリンがお気に入りなのか、お子さんと話してみると楽しいかもしれません♪宇宙でのほほん、スヌーピーのポチ袋こちらはスヌーピーのポチ袋。宇宙でのほほんと楽しんでいるかわいらしいスヌーピーがたまりません♡パステルカラーがかわいい♪シナモンロールのポチ袋こちらはシナモンロールのポチ袋です。ちょこんと座っているシナモンロールがかわいらしいですね♪優しい雰囲気のパステルカラーが基調となってるポチ袋です。お正月にかわいいキャラクターポチ袋を!お正月には欠かせないポチ袋。少し値段が張ってしまいがちのキャラクターグッズも100均だと手軽に手に入りますよね♪〔ワッツ〕に立ち寄った際にはぜひチェックしてみてくださいね。
2017年12月08日故人の宗教によって、注意すべき香典のマナーは異なります。また、「香典とお供え物の意味の違い」や「香典の金額の相場」を理解しておくと、法事でもきちんとした立ち回りができるでしょう。こちらでは、香典返しのマナーや金額の相場についてご紹介します。■香典袋の選び方香典袋は、不祝儀袋とも呼ばれ、「御霊前(ごれいぜん)」「御仏前(ごぶつぜん)」「御香典(ごこうでん)」「御香料(ごこうりょう)」など、さまざまな名目があります。このなかでも「御霊前」は、宗教に関係なく誰にでも使えます。【名目の違い】御仏前は、仏教のなかでも浄土真宗の方へ贈る際の名目です。なぜなら、浄土真宗においては「人が亡くなったらすぐに仏になる」とされているからです。仏教の他の宗派では「四十九日目に仏になる」という教えであるため、お通夜や告別式では御仏前の香典袋を選びません。浄土真宗以外に御仏前を贈るのは、四十九日の法要のときです。お通夜や告別式では、「御霊前」「御香典」「御香料」の香典袋を贈りましょう。ちなみに、新道では「御霊前」「御玉串料(おたまぐしりょう)」「御榊料(おさかきりょう)」という名目でお金を包みます。キリスト教式では、「お花料(おはなりょう)」という名目で包みます。【「香典袋の柄」と「水引」】香典袋は白無地が基本です。宗教に関係なく香典袋を贈るのであれば、白無地のまま贈りましょう。仏教における法事では、蓮の絵柄のものを選びます。キリスト教の場合は、十字架や白百合の絵柄が最適です。水引は、白黒のものか銀一色のものを選びます。結び方は「結び切り」や「あわび結び」にし、蝶結びや花結びにしないでください。「結び切り」や「あわび結び」には、「不幸が二度と起こらないように」という意味が込められています。ちなみに、白と黄色の水引も香典袋に使えます。北陸地方に利用されることが多く、最近では関西地方でも広く用いられるようになりました。【香典袋を購入するポイント】香典袋を選ぶ際には、宗教が深く関わってきます。相手の宗教を判別するには、遺族から訃報の連絡が来たときに確認しましょう。もし聞き忘れてしまった場合でも、確認し直す必要はありません。遺族は葬儀の準備で忙しいので、聞き忘れたら「御霊前」の香典袋を選びましょう。香典袋は文房具が売っているお店で購入できます。文房具屋だけではなく、デパートや書店の文具売り場でも入手できるでしょう。コンビニや100円ショップにも香典袋があるため、そちらでも探してみてはいかがでしょうか。■お供え物が必要なタイミングお供え物を贈るタイミングとしては、「お通夜」「告別式」「四十九日」「一回忌法要」などが挙げられます。一方で、お通夜や告別式で香典を贈る場合、無理してお供え物まで用意する必要はありません。なぜなら、香典にはお供え物と同じ意味があるからです。地域によっては、お供え物を持ち寄り分け合う風習がありますので、念のため注意しておきましょう。この場合は、葬儀に出席する際にお供え物が必要になります。近年では、ものを渡すのではなく「御供物料(おくもつりょう)」として現金10,000円程度を包むことが多いです。供物を用意する必要があるかどうかは、葬儀出席前にしっかりと確認しておきましょう。【お供え物の表書きと水引】お供え物を持参する際は、のし紙で包装しましょう。そして、表書き上段には「御供物料(おくもつりょう)」と書きます。宗派によっては、ここでも表記が異なります。浄土真宗では、どのような場合であっても名目は「御仏前」です。神式の表書きでは「御供(ごくう)」「偲び草(しのびぐさ)」、キリスト教式では「御供物」「御供」となります。表書きの下段には、贈り主の名前を記します。そして、水引は5本の結び切りのものを使用します。四十九日前までは黒白の水引を、四十九日後は双銀の水引を選びましょう。最近では、東日本の場合は黒白5本の結びきり、西日本の場合は黄白5本の結びきりのものを選ぶ傾向にあります。お供え物を購入した際にお店側で準備してくれる場合もあるので、こちらも覚えておきましょう。【お供え物の選び方】お供え物は、花や果物、もしくは故人の好物を選択しましょう。お供え物の相場は5,000円~10,000円です。あまり高価なものを贈ると相手に気を使わせてしまうため、注意してください。なお、マナーとしてお供え物は「かさばらなくて、持ち運びやすいもの」を選ぶようにしましょう。プリンやようかんなど、箱から出してそのままお供えできるものが最適です。クッキーや煎餅の場合は、小分けされているものがよいでしょう。さらに、宗教によってもお供え物の選び方が異なってきます。・仏教:線香、ろうそく、果物、菓子、缶詰、故人の好物・神道:果物、菓子、魚などの海産物、酒、故人の好物・キリスト教:なし仏教では「いかなる生き物も故意に殺傷しない」という教えがあるため、肉や魚などを供えることを禁じられています。一方、神道では「線香やろうそくの使用は仏教の供養方法である」とされているため、果物や菓子を贈る傾向があります。キリスト教では「祭壇にお供え物を飾る」という習慣がないため、「供花(きょうか)」として生け花を贈ります。お供え物の注意点に関して、もう少し詳しく見ていきます。・食べものかまぼこやさつまあげ、佃煮、海苔など、賞味期限が長いものが喜ばれます。缶詰や餅、昆布などの常温でも置けるものも好まれます。一方で、にんにくやねぎなど、臭いや辛味が強い食べものは、お供え物としては不向きです。・花胡蝶蘭(こちょうらん)や白いゆりなどが挙げられます。故人が愛した花があれば、そちらを持参しましょう。ただし、バラなどのトゲを持つ花は贈らないように気を付けてください。購入する際に「法事に使う」と伝えれば、お供え用にアレンジしてくれるでしょう。・お菓子プリンやようかん、クッキー、煎餅の他に、カステラやパウンドケーキ、マドレーヌなどの焼き菓子がおすすめです。「落雁(らくがん)」と呼ばれる、お盆に供える定番砂糖菓子も弔事のお供え物に適しています。こちらも購入の際に「法事に使う」と言えば、お供え用に包装してくれるでしょう。・果物お供えには丸いものが好まれますので、リンゴやモモ、メロンなどを選ぶとよいでしょう。また、篭に入れて周りを造花で飾る「盛篭(もりかご)」で果物を贈ると、見た目もきれいで喜ばれます。地域によっては、お供えする品が決まっているケースもあります。念のため確認しておくとよいでしょう。【お供え物の渡し方】親しい間柄であっても、勝手に仏壇へお供え物を置いてはいけません。お供え物を渡す際は、まず施主(資金を出してその法事を運営する人、遺族の代表)へ手渡しします。マナーとして、渡す際には「御仏前にお供えしてください」と一言声をかけるようにしましょう。■表書きの書き方とお金の包み方通夜もしくは告別式では、香典袋を持参します。このとき、正しい名目の香典袋を用意しても、書き方やお金の包み方を間違えてしまうと大変です。香典袋の書き方とお金の包み方に関しても、しっかりと気を配りましょう。【贈り主の名前の書き方】名目の下には、贈り主の名前を記入します。夫婦連名の場合は、夫はフルネーム、妻は名前だけで構いません。家族一同で香典袋を贈る場合は、代表として夫の名前だけ書きましょう。友人などと共に複数人で香典袋を贈る場合、贈り主欄では五十音順で記入します。贈り主同士で年齢差がある場合は、五十音順ではなく年齢順で書きます。肩書きを載せたい場合は、氏名の右上に書きましょう。【表書きに記載する人数】複数人で贈る場合は、3名までにしてください。4名以上で香典袋を贈るときは、代表者1名の名前を書き、左隣に「外一同」と記載します。そして、別の紙に全員の名を記載し、中包みに同封しましょう。【金額の書き方】中包みとは、香典袋のなかに入れる「お金を包むもの」です。中包みの表面に金額を書き込みます。例えば30,000円の場合には、「金参萬円」「金参萬圓」などと書きます。金額のうしろに「也(なり)」と記載する方がいますが、こちらは書いても書かなくてもどちらでも構いません。また、中包みに金額を記入する際には、「一万円、二万円」ではなく、以下のように記載しましょう。・壱萬円もしくは壱萬圓・弐萬円もしくは弐萬圓・参萬円もしくは参萬圓・五萬円、伍萬円もしくは五萬圓、伍萬圓・七萬円もしくは七萬圓・八萬円もしくは八萬圓・拾萬円もしくは拾萬圓なお、「四、六、九」は縁起の悪い数字であるため、ご祝儀の金額にはしないように気を付けてください。ちなみに、新札は「既に用意していたように見える」と勘違いされるため、香典には向きません。もし新札を入れる場合には、一度折って折り目をつけてください。ただし、汚れたお札やしわしわのお札にすると失礼にもなりますので、その点も注意しましょう。また、お札を入れる際には、お札の向きをそろえるだけで十分です。香典袋や中包みにはのり付けも不要です。【中包みの包み方】中包みには、椿を原料とした紙である「奉書紙(ほうしょがみ)」を用います。奉書紙の裏面を上にしてひし形に置き、中央にお札を置きましょう。このとき、お札の肖像の面が見えないように置くことがポイントです。お札の下の線に合わせて、奉書紙を下から上に折ります。そして、奉書紙の左側をお札に沿って折ります。右側も同様にしてお札に沿って折りましょう。お札の上の線に沿って、奉書紙をさらに下から上に折ります。余った上の先端部分を下に折り、裏返せば中包みの完成です。中包みではなく「中袋」という封筒式のタイプもありますので、苦手な方や忙しい方はそちらを使いましょう。【上包みの包み方】上包みとは、香典袋にあたる部分です。こちらも市販のものであれば封筒式のタイプがありますが、手作りで上包みを作ることもできます。まず奉書紙を2枚重ね、裏面を上にしつつ縦長の長方形になるように置きます。そして、中央に中包みを置いてから折り始めます。中包みを置くときも、肖像面が見えないようにするのがポイントです。そして中包みの幅を目安にして、縦3等分に折りましょう。右から先に折り、次に左を折ります。そして、下を裏に折ります。上側も裏に折りますが、このとき下側で折った部分にかぶさるように折りましょう。これで完成です。下側と上側を折る順番を間違えてしまうと「慶事」になってしまうため、十分注意してください。裏から見たときに重なりが下を向くのが「弔事」、上を向くのが「慶事」です。上包みが深く敬礼しているように見えるのが、弔事のときのマナーです。■どれくらいの金額を包むべき?故人との関係性によって、香典に包む金額は異なります。身内である場合は、最低でも10,000円、平均で30,000円とされています。付き合いの深さや血縁関係で50,000円、100,000円と包む方もいます。一方で、会社関係の方や恩師、友人の場合は、少なくとも3,000~5,000円、平均で10,000円が目安です。こちらも付き合いの深さや面識の有無によって金額が変わります。また、故人との間柄だけではなく、香典袋の種類によっても金額は変わります。市販されている香典袋のなかには、印刷された水引がついているタイプ、水引が白黒のタイプ、高価な和紙で作られたタイプなど、さまざまなグレードがあります。豪華絢爛な香典袋を選んだうえで、なかにに入れる金額が少ないと、釣り合いが乱れてしまいます。香典に包む金額が5,000円以下の場合は水引が印刷されたもの、30,000円以下の場合は白黒の水引、もしくは双銀の水引のものを選ぶようにしましょう。30,000円を超える金額の場合は、豪華な水引が付いたものや高級和紙で作られたものを用意します。併せて、水引は白黒のものよりも10本以上束になっている双銀のものを選んだほうがよいでしょう。香典袋のパッケージには目安の金額が書かれていることが多いので、そちらも参考にしてみてください。■守るべきマナー香典を贈る際に、覚えておきたいマナーがあります。改めて確認してみましょう。【香典袋はふくさに包んで持っていく】ふくさとは、絹などでできた四角い布のことであり、風呂敷タイプのものと二つ折りのタイプがあります。香典袋のまま持ち歩くとしわになったり汚れたりするケースもあるので、必ずふくさに包んで持参しましょう。ちなみに、弔事には緑色や灰色のふくさが好まれます。赤色のふくさは慶事のときに使用するものであるため、間違えないようにしましょう。また、ふくさには慶弔両用のタイプもあります。慶弔両用のふくさの色は、一般的に紫色です。紫色ならば、お悔やみごと、お祝いごとの両方に使用でき、男女とも関係なく使えます。慶弔両用のふくさを購入する場合は、派手な模様が入っていないものを選びましょう。さらに慶弔両用のふくさは、左右両側から開けられるのが特徴です。お悔やみごとでは左開き、お祝いごとでは右開きと決まっているため、購入時に確認しましょう。【ふくさを持っていない場合】ふくさを持っていない、もしくは購入する時間がないときは、ハンカチで代用できます。ハンカチの色は、黒や灰色、紺などの暗い色を選びましょう。ちなみに、ふくさは100円ショップでも置いてあります。ハンカチで代用することも可能ですが、安いふくさも用意しておくと何かと便利です。【香典返しをいただいたとき】香典を贈った場合、後日「香典返し」として遺族から品物をいただくことがあるでしょう。このとき、香典返しに対してさらにお礼をする必要はありません。香典返しとは、四十九日の忌明け法要が無事終了したあと、遺族が報告とお礼を兼ねて行うものです。遺族の喪に服す期間が終わったのに、ここでお返しをしてしまうのは失礼にあたるので注意しましょう。また、最近ではお通夜や告別式の当日に、遺族から「香典の半額程度の品物」を渡されることも多いです。これは「半返し」と呼ばれるものであり、お返しは不要です。さらに、参列者に渡されるハンカチは「会葬御礼品」と呼ばれ、「葬儀当日に来てくだりありがとうございます」という意味が込められた品です。こちらは香典返しではありませんが、会葬御礼品にもお礼として何か渡す必要はありません。さらに、参列者に渡されるハンカチは「会葬御礼品」と呼ばれ、「葬儀当日に来てくだりありがとうございます」という意味が込められた品です。こちらは香典返しではありませんが、会葬御礼品にもお礼として何か渡す必要はありません。【神式・キリスト式にも似た風習がある】神式において、忌明けに相当するものとして「五十日祭」があります。香典返しを行うのは仏式ですが、神式でも仏式に準じた形で遺族から品物が贈られるでしょう。このときも、お返しをする必要はありません。キリスト教においては、「香典返し」という名の習慣はありませんが、三十日祭の昇天(召天)記念日のあとに、遺族から品物が贈られることが多いです。どの宗教でも、遺族からいただいたものにお返しをする習慣はあまりないといえます。■まとめ香典の金額は、故人との関係性の深さによって決まります。香典袋の書き方や包み方までしっかりと覚えた上で、香典を贈りましょう。また、香典はお供え物と同じ意味を持ちます。どちらか一方を贈るだけでも、故人へ感謝の思いが伝わります。遺族の香典返しの意味も正しく理解して、不快にさせない法事マナーを身に付けましょう。
2017年03月08日今年も無事に終わったお正月。子どもたちは各所からお年玉をもらい、1年で最も懐が豊かな時期かもしれません。でも、親としてはどこまで本人の自由に使わせていいものか、教育的な側面から悩む部分もありますよね。今どきの子どもは、お年玉を誰からどのくらいもらっているの? どんなものに使っているの? 最新の情報をお届けします。■お年玉平均額は? 一番くれるのはやはりあの人たち!まずはもっとも気になる金額面。株式会社バンダイが行った、「小中学生のお年玉に関する意識調査」(小学1年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人対象、2017年1月実施)によれば、今年の小・中学生のお年玉の平均額は25,711円となっています。詳細は以下。<小中学生のお年玉の平均金額>・小学1〜2年生……19,473円・小学3〜4年生……22,810円・小学5〜6年生……25,223円・中学生……32,130円・小・中学生全体……25,711円小学校低学年でも、平均2万円前後の金額をもらっている実情が明らかに。全体的に子どもの数が減っている分、一人がもらえる額が上がっている、という背景もあるのでしょう。中学校に上がると、3万台をゆうに超える額に。成長はうれしいものの、自分が子どもや親戚の子どもにあげる額も年々上がっていくのかと思うと、なかなか大変だな……というのが親世代の正直な感想かもしれません(笑)。また、お年玉をもらった人数は、平均5.01人。一番は祖父母で(93.4%)、ついでおじ・おば(74.3%)、父母(65.6%)という順となりました。おじいちゃん、おばあちゃんの支援力が一番大きいのは、皆さんも予想どおり、といったところでしょうか。■「子どもが自由に使えるお金」は総額のうち、どのくらい?とはいえ同時に、「2〜3万円ものお年玉を、すべて子どもの自由に使わせている家庭はそれほど多くない」という事実も分かりました。同調査では、「子どもからお年玉を預かっている」という親が66.2%、全体の3分の2をしめています。さらに、子どもが自分で自由に使える平均額は、小学生では総額の約35.1%程度。「好きなもの1つだけ購入して残りは貯金」「年間のお小遣いとして1年間やりくりさせる」といったルールを課している家庭も多く見られました。一方、中学生になると、自由に使える額もアップして、総額の55.9%。親も「計画的に使う」「無駄遣いしない」とは伝えるものの、使い方は基本的に本人の意思に任せている家庭が多いようです。「お金の使い方を教える」のも、大切な教育のひとつ。お年玉はそのいい学習機会だと考えて、なんらかの決まりごとを作ってみるのもよさそうですね。■お年玉を何に使っているの?続いて、お年玉の使い道にも注目してみましょう。<お年玉の使い道 総合トップ10>1位:貯金(39.2%)2位:お菓子やジュースなどの飲食物(29.1%)3位:ゲーム機・ゲームソフト(28.3%)4位:文房具、雑貨(23.9%)5位:おもちゃ、カードゲーム(22.6%)6位:書籍(マンガ以外)(22.1%)7位:マンガ(21.2%)8位:ゲームセンターで遊ぶ(13.6%)9位:衣服・衣類雑貨(10.1%)10位:映画館で映画を観る(9.8%)ダントツの一位は「貯金」でした。小学生全体、中学生全体、女子総合のランキングにおいても、1位を獲得しています。女子に至っては、45.5%という高い数字が。女の子のほうが、堅実な傾向が強いようですね。また注目すべきは、男子総合のランキング。「ゲーム機・ゲームソフト」(39.5%)が1位を取っており、トップ5に「おもちゃ、カードゲーム」が入っていたり、「書籍」より「マンガ」のほうが上位で5位だったりと、大きな特徴が表れています。「ゲーム、おもちゃ、マンガ」という三種の神器(!?)を好むのは、男の子に顕著な傾向といえそうです。一方、女子総合のトップ5を見ると、「文房具、雑貨」「書籍(マンガ以外)」がランクインするなど、中学生全体のランキングと近しいラインアップになっているのも印象的。女の子のほうが比較的、大人っぽいものを好む時期が来るのが早い、そんな傾向はあるのかもしれません。 ■お正月に楽しかったことは? 伝統的な行事も人気!最後に、お正月に楽しかったこと、うれしかったこと」の結果もご紹介。<お年玉に楽しかった・うれしかったこと 総合トップ10>1位:お年玉をもらった(58.7%)2位:祖父母の家に遊びに行った(41.1%)3位:初詣に行った(22.8%)4位:お雑煮・おせち料理・豪華な料理を食べた(18.2%)5位:テレビをみた(14.0%)6位:年賀状のやりとりをした(12.1%)7位:家族みんなで年越しをした(11.3%)8位:テレビゲームで遊んだ(8.8%)9位:初売り、ショッピング(福袋の購入除く)へ行った(7.2%)10位:ゲーム(ボードゲームなど)で遊んだ(6.4%)「毎年もらうのが楽しみ」「貯金が増えてうれしい」など、やはりお年玉は子どもたちにとって欠かせない重要なイベントのようですが、祖父母の家に遊びに行く、初詣やおせち、年賀状などお正月らしい行事を楽しんでいる子どもも少なくないのが印象的でした。「普段会えない人と遊ぶ・会うことができるから」など、家族や親戚と一緒に過ごせることを喜ぶコメントも。実家が遠く、帰省が大変なご家庭もあるでしょうが、一緒に過ごせる時間はやはりプライスレス、と言えそうです。年に一度の、お年玉。使い方を今からお子さんと一緒に考えてみたり、お小遣い制度を含めてルールを決めてみたり、来年渡す額を考え直したり……等々、ぜひ皆さんのご家庭でも上記参考にしてみてはいかがでしょうか。
2017年02月20日配偶者の不倫が発覚すると、慰謝料はどれくらいになるのかと気になる方も多いのではないでしょうか?「慰謝料の金額の算定要素に不倫の回数や期間の長さがあるのでは?」と思いながらも、実際はどういった基準で慰謝料が決定されているのか詳しくは分からない、という方が大半なのではないでしょうか。そこで、今回は不倫の期間や回数が慰謝料の金額にどう影響を与えるのか解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■不倫期間の長さはどう慰謝料にどう影響する?結論からいえば、不倫期間が長ければ慰謝料の金額は高くなり、不倫期間が短ければ慰謝料の金額は低くなります。では、どのくらいの期間であれば、「長い」あるいは「短い」と判断されるのでしょうか。まず、不倫期間が数年に及んでいれば、「長い」といえることに異論はないでしょう。また、1年程度のケースでも「比較的長期間」として考慮されている判例があります。さらに、東京地判平成22年3月25日は「被告とAの不貞の期間は、被告が渡米するまで約5カ月に及んでいた」と増額要素として評価しているように思われます。ここからすると、不倫期間が5、6か月を超えてくれば「長い」と判断される可能性が高いと考えられます。 他方で、不倫期間が1、2カ月程度である場合には「短い」と判断されています。東京地判平成19年9月28日では「被告がAと交際していた時期は、2か月ないし3か月程度の短期間」、東京地判平成23年1月25日では「交際期間は1か月余りにとどまる」といった評価がされています。したがって、不倫期間が1~3か月程度であれば、「短い」と判断されると考えられます。 ■不倫行為の頻度や回数はどう影響する?これは、上記の不倫期間の長短と同様ですが、不倫行為の回数・頻度が多ければ慰謝料が高くなり、不倫行為の回数・頻度が少なければ慰謝料が低くなります。たとえば、東京地判平成25年12月4日は「本件の不貞期間は少なくとも8か月程度であり、原告宅におけるものを含めて、継続的に少なくとも20回程度の性交渉」と評価されています。また、岐阜地判平成26年1月20日は「被告とAは、平成24年1月10日から同年6月末ころまで本件不貞関係を継続し、本件不貞関係における性交渉は、1か月に少ないときで2、3回、多いときで4、5回くらいであり、本件不貞関係は同年6月末ころまで続いた」(性交渉は20回程度))と認定し、その回数を「多い」と評価して、慰謝料の増額要素としております。ここからすると、不倫行為の回数が10~20回を超えるようであれば「多い」と評価される可能性が高いと考えられます。もっとも、実際の性交渉の回数を、客観的な証拠で立証することは難しいですから、不倫期間が長いことや、性交渉に関するメール等のやりとり、その他の状況から推認することになるでしょう。その意味で、不倫行為の回数は、不倫期間の長短の問題と密接に関連することになります。他方で、不倫行為の回数が1~3回程度であれば「少ない」と判断されているようです(東京地判平成25年3月21日「不貞行為は1回にすぎない」、東京地判平成20年10月3日「肉体関係を持った回数は、合計3回にとどまる」等)。 ■不倫相手との間に子どもが出来ていた場合は?たとえば、不倫行為の結果、配偶者と不倫相手との間に子どもが生まれた、あるいは中絶したなどの事情は慰謝料の増額要素となるのでしょうか。結論から言いますと、不倫行為の結果、妊娠したという事情は(出産する場合でも中絶する場合でも)、慰謝料の増額要素となります。これは当然といえるでしょう。裁判例もこの点を厳しく非難し、慰謝料の増額要素として考慮しています。たとえば、東京地判平成16年2月19日は「被告は、Aとの肉体関係を継続して子を懐胎、出産し、以後も同人に生計を依存しているのであり、このように解消困難で恒久的な不貞関係の形成、継続に加担した点で被告の責任は軽視し難いものがある。」としています。また、東京地判平成21年4月16日では「被告は、Aに自身の子を妊娠させており(被告は、その妊娠自体、Aが望んだことであるかのように主張するが、仮にそれが事実だったとしても、不貞の関係にある男女の間柄で、あえて婚姻外の子の妊娠を望んだり、少なくとも避妊に十分な気を遣わないということ自体、非常識極まりないことというべきであるし、原告の心情を極めて害する行為というべきである。)、これら一連の行為が、夫としての原告の気持ちを著しく傷つけ苦しめ、また当然ながらその体面やプライドをも傷つけたことは明らかである。」としています。そして、この不倫相手との間に子どもができたという事情は、行為の悪質性、受ける精神的苦痛の甚大さから、一般的に慰謝料が高額になることが多いようです(東京地判平成15年9月8日(500万円)、東京地判平成21年1月26日(550万円)、東京地判平成22年4月5日(300万円)、東京地判平成24年4月12日(260万円)等)。 以上からも分かるとおり、不倫期間の長短や回数・頻度、不倫相手との間に子ができたかどうかという点は、慰謝料の金額の増減の考慮要素になり、その考慮の際には、各事案における個々の事情を総合的に考慮することになります。ですので、その点は、専門の弁護士に質問、相談された方がよいでしょう。 *著者:弁護士 伊倉吉宣(伊倉綜合法律事務所。離婚・男女問題をはじめ、労働トラブルや交通事故問題など幅広く取り扱う。)【画像】イメージです*Jacob Lund / Shutterstock
2017年02月05日今年のお正月にあなたのお子さまはいくらお年玉をもらいましたか? 子どもにお金を持たせることについては賛否両論ありますが、お年玉の管理についても親としては悩むところです。全額管理をするのか、一部管理するのかなど、みんなのお年玉事情について調査して見ました。Q.お子さまがもらったお年玉、どうしてる?1.全部親が管理 30.7%2.一部はお子さまに渡し、残りは親が管理 49.1%3.全額お子さまが管理 18.2%4.その他 2.0%一部はお子さまに渡し、残りは親が管理が約半数という結果に。全額親が管理しているという人も30%いるので、お年玉は基本的には親が管理しているもののようです。■銀行口座に入れて成人になったら渡すお年玉を口座に入れている親も多数いました。成人までの間ためておいてまとまった金額になったものを子どもに渡すという考えのようです。中には教育資金や独立した時の資金として渡すという人も。「全額貯金していますが、『ママが全部使っている』と言われたら通帳を見せます。成人したらそのまま渡します」(北海道 30代女性)「すべて子どもの通帳にためています。将来の学費にします」(青森県 30代女性)「お年玉の一部は子どもに渡しています。残りは貯金。貯金額が10万円ごとに定期預金に変更しています」(兵庫県 40代女性)「全額貯金しています。お年玉には絶対手は出しません。将来独立したときにドーンと渡せるよう、それぞれの口座にそのまま貯金をしています」(千葉県 30代女性)■ある程度は子どもに渡すお年玉は親のお金ではなく子どもがもらったお金。ある程度は自由に使わせるという人もいました。失敗して後悔することも、お金の大切さをしる勉強になります。「小学卒業までは全額貯金。中学生は一部使わせたあと貯金。高校生からは本人任せです」(神奈川県 40代女性)「小学生からは本人任せです。一部貯金したり、預かっておいたりはしていますが、子どもがもらったものなので、とやかく言っていません」(埼玉県 40代女性)「3年生からは子どもに任せています。使い果たして後悔することもありましたが、最近は計画的に使っています。失敗もいい経験です」(広島県 40代女性)■欲しいものを買える1年に1度のチャンス今の子どもはシックスポケットなどと言われますが、一方で親の兄弟の人数は減少傾向。お正月に集まる習慣も少なくなってきているため、実際にはそんなにもらっていないという人もいます。1年に1度くらい好きなものを買う楽しみがあってもいいのかもしれません。「私が子どものときは多額だったため親に預けていましたが、我が子たちは1万円前後。全額自己管理で好きなものを買わせています。日頃買ってあげられないので」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまがもらったお年玉、どうしてる?アンケート回答数:4847件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月23日お正月にもらったお年玉。何に使うかは決めていますか?せっかくですもの!普段は買えないデパコスを購入してみては?一般にお年玉をもらう年齢とされている世代である学生たちでも使える!「初めてのデパコス」を教えます。ファンデーション・ベース1.RMK クリーミィファンデーション NSPF28・PA++/ 全7色/5,000円(税抜)出典:@cosmeより今の季節にとってもおすすめ!乾燥を感じることなく一日中ストレスなしで理想のお肌をキープできるクリームファンデーションです。日本人好みの色設計と「クリームファンデーションは難易度が高い」といった概念をなくしてくれる塗りやすさで、10代~20代前半の女の子にも手に取りやすいファンデーション。2.アルビオン/スマートスキン EXSPF38・PA+++/全4色/5,000円(税抜)出典:@cosmeより素肌の綺麗な学生世代であれば、「これ+お粉」のみでベースメイクが完成します。下地・コントロールカラー・UVケア・ファンデーションとマルチな効果を発揮してくれる美肌ベースは、1本あって損はなし。素肌に自信のない方は、こちらを下地にして、上からファンデーションを重ねて!直接お肌に触れるベース部分にこだわるだけで、メイクの仕上がりは格段にアップします。アイシャドウ3.M・A・C /スモール アイシャドウ2,400円(税抜)出典:@cosmeよりデパコスアイシャドウを語る上でやはり外せないのが、こちらのアイシャドウ。サテン、マット、ベルベット、ヴェラックス、ヴェラックスパール、フロスト、ラスターの7種の質感で、常に130色ほどのバリエーションが存在するため、必ずやあなたの理想の色味に出会えます。BAさんに予算を伝え、「なりたい目元」に近づける色味を複数色選んでもらうのも良いでしょう。4.イヴ・サンローラン・ボーテ/クチュール クルール パレット7,800円(税抜)出典:@cosmeより少々値が張りますが、それでも欲しくなるのがイヴ・サンローラン・ボーテ。ゴールドの高級感溢れるケースと美しい5色のパレットに「YSL」の文字。眺めているだけでも心が満たされるコスメです。もちろん。使用感だって抜群!パウダータイプのアイシャドウとは思えぬフィット感としっとり感。濁りのない発色。無限の可能性。今年の運気まで上がりそう。チーク5.ジルスチュアート/ ミックスブラッシュ コンパクト N4,500円(税抜)出典:@cosmeよりジルスチュアートのミックスブラッシュ コンパクトの満足度の高さは、デザイン性のみには留まりません。まず第一に、使いやすいブラシ付。通常チークに初めからセットになっているブラシは、サイズが小さい・毛が硬いなどいささか難点があるものですが、こちらはチークを塗りやすいサイズと毛のブラシがついています。次に、絶妙なカラーと質感の4色が含まれているという点。こちらは全てを混ぜて使っても、気分に合わせて1色のみ使ってもOK♪チークはこれさえ持っていれば、何通りもの表情に仕上げられます。6.NARS/ブラッシュ3,000円(税抜)出典:@cosmeよりデパコスデビューを語る上ではNARSも絶対に欠かせません。透明感のある仕上がり、カラー・質感の豊富さ、コンパクトなサイズ感ですが、長持ちするという使い勝手の良さはピカイチ。ちなみに、2月1日に値上げが決定しているため、購入するなら絶対に今です!口紅・グロス7.ポール & ジョー/リップスティック CS2017/1/5限定発売/限定3色/レフィル 2,000円/ケース(別売り) 1,000円(税抜)出典:@cosmeよりポール & ジョーより1月5日に限定発売するリップスティックはなんとネコちゃん♪可愛すぎて使うのがもったいないほどです。もちろん、デザインだけでなく保湿効果もばっちり。3色中2色は唇表面の水分などに反応してピンクに発色する染色タイプです。8.ディオール ディオール/アディクト リップ マキシマイザー3,600円(税抜)出典:@cosmeよりまだまだ口紅に馴染みのない学生のあなたが、最初に手にするリップアイテムと言えば、やはりマキシマイザー。リップクリーム感覚で使用できます。ほんのり唇が色つき、自然にボリュームアップ。口紅やグロスを塗る前に下地にも便利です。コスメカウンターも満喫しよう♪「お年玉を持ってデパコスデビュー!」そう思ったら、ただ購入するのみではナンセンス。せっかくですもの。百貨店のコスメカウンターをぜひとも満喫してください。購入したいコスメの色選びから、メイクのお悩みの相談まで、メイクのプロであるBAさんに尋ねるチャンスです。一人が不安な方は、お友達やお母様、姉妹と一緒に遊びに行ってみて。これまで知らなかったメイクの手法やあなたの魅力にきっと出会えるはず。
2017年01月06日お正月といえば、いろいろと楽しみなことはありますが、小さな子どもたちにとってもっとも楽しみなのは「お年玉」ではないでしょうか。子供のころは、一体いくらもらえるのかとそわそわしたものです。さて、そんなお年玉ですが、親に預けたらいつの間にかなくなっていた…という話もちらほらと聞かれます。法的に考えたとき、その行為に問題はないのでしょうか?■お年玉は誰のもの?お年玉は、当然子どものものです。子どもが直接もらった場合だけでなく、「○○ちゃんのお年玉」といわれて親が代わりに受け取った場合でも、同様に子どものものとなります。■子どものお年玉に、親は一切触れられない?もらったお年玉は子どものものですが、親が子どものお金に一切触れることができないかというと、そうではありません。民法824条で、親には子の財産を管理することができる権利が認められており、例えば無駄使いを防止するために使わせないようにするといったことが法律上認められています。もっとも、あくまでも「管理」する権限なので、基本的には勝手に使うことは許されません。勝手に使った場合、民法835条により、家庭裁判所から財産管理権を喪失させられてしまう可能性もないとはいえません。しかしながら、お年玉を使い込んだことで財産管理権を喪失させられたという例は、今のところ見当たらないように思われます。■お年玉を勝手に使ったら返さないといけない?他人のお金を勝手に使った場合と同様に、子どものお金を勝手に使った場合も、そのお金は返さなければなりません。用途がギャンブル等であった場合に返還義務を負うのは当然ですが、用途が教育費や食費であったとしても、本来そのような支出は扶養義務・監護義務を負っている親が負担すべきものであり、原則として返還義務を負います。ただし、お年玉を使わなければ教育費や食費の支出が困難であるといった事情があれば、子どものお金を管理権の範囲内で使用したものと認められる可能性があり、その場合には返還義務を負いません。■まとめお年玉は子どものものですし、子どももそう思っているでしょうから、生活のためにやむを得ない場合等を除き、勝手に使っていいものではありません。将来のために、適切に管理してあげてくださいね。監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)
2017年01月05日こんにちは、ママライターのましゅままです。年末年始はなにかと出費が重なる時期ですが、忘れてはならないのが“お年玉”の準備。昔は神様へのお供えものとしてお餅を準備する風習があり、これがいつしか現金を包むように変化していったとのこと。この包むお金の額は、多ければ良いというのではなく、年齢相応の相場 が存在します。今回は、気になるけれどなかなか人には聞けないお年玉の相場と使い道を年齢別にご紹介します。●お年玉の相場年代別のおおまかな相場は以下の通りです。●0~3歳の乳幼児500~1,000円程度。多くても5,000円。出産祝いを兼ねて渡す場合もあるようです。まだお金の使い方が分からないからと、渡さない方針のところも。現金の代わりに図書カード やおもちゃ券 などを渡す方法もありますね。●幼稚園児1,000~3,000円程度。●小学校低学年2,000~5000円程度。●小学校高学年3,000~5,000円程度。●中、高校生5,000~10,000円程度。●大学生10,000円程度。大学生については、“成人したら大学生でも渡さない派”と、“成人しても卒業までは渡す派”の両方があります。アルバイトをしていてそれなりにお小遣いを稼いでいる大学生であれば、成人後は万額を渡す必要はないかもしれませんね。●お年玉の使い道『子どもはお金の使い方がわからないので、お年玉専用の口座に貯金します。貯金するお金と使うお金を分けることもあります。同じくらいの子どもを持つ友達に、子育て費として生活費の足しにしている という人もいます』(2歳、4歳の子のママ)『もらったお年玉は全て貯金はせず、子どもには何割かをお小遣いとして渡しています。全部預かるよりも渡してお金の使い方を学ばせたくて。買い物に失敗することも経験 かと思います。低学年のころはエンピツやらシールなどかわいいものに使っていたのですが、今年はどうやらゲームソフトを買うつもりみたいです』(11歳の子のママ)『基本的には全て母親の私が預かり、貯金しています。小学校に上がってから一緒に銀行へ行き、子ども名義の口座を作ってお金の預け方や貯金の仕方を念入りに説明し、お金の使い方を慎重に教えていく つもりです。中学に入った娘はお年玉でお洋服が買いたいと言い出したので、全て私が貯金するというのはそろそろ卒業かもしれません』(9歳、14歳の子のママ)『うちは下の高校生の子には半額ほど渡し、上の大学生の子には通帳を管理させ全額自分で管理させてますが、一部預かって私が貯金しておくこともあります。下の子は洋服やら友達との遊び代に使い、上の子はタブレットを買う資金の足しにするようです。上の子は今年でお年玉をもらうのが最後の予定なので、ちょっと多めにもらっていましたね』(17歳、20歳の子のママ)●お金の大切さを勉強してもらうことが大切いかがですか?お年玉は家庭の方針により相場や使い道も多少違いがあるとは思いますが、主に貯金をするのが主流 のよう。小学生以降のお子さんには、お金を自分で使わせてお金の使い方を経験させることも大切ですね。日本の伝統文化であるお年玉は、貰って当たり前という感覚になってしまいがち。ある程度の年齢になったら、「この封筒の中のお金を稼ぐことはとても大変なことだ」ということを子どもたちに伝えていくようにしたいですね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年01月02日今も昔も、子どもにとってお正月の楽しみといえば、お年玉。いざ、あげる身になってみると、“何歳ぐらいから?”、“どのぐらいの金額を?”、“もらったお年玉の管理は?”など、いろいろと気になるところ。なかなか聞きづらいお年玉のアレコレを、未就学児~中学生の子どもがいるママ3名に教えていただきました。■我が家のお年玉ルール~ 小3・年長(5歳)の子がいるAさんの場合~- Aさんのお子さんは、何歳くらいからお年玉をもらっていますか?Aさん: 3歳くらいからです。祖父母や親戚から5,000円前後包んでいただいています。自分たちから子どもへのお年玉は、小学校に入るまでは5円玉や10円玉などの小銭をじゃらじゃら入れて渡していました。小さいうちは、お札よりコインのほうがうれしいみたいです。上の子が小学生になり、自分で買い物をするようになってからは、コインのなかに100円玉や500円玉をまぜて渡していますが、下の子はまだ小銭ばかりです。― 親戚の子にあげるお年玉はどうしていますか?Aさん: 義兄の子ふたりには、小学生のうちは5,000円、中学生から10,000円をあげていました。今では、ふたりとも成人したのであげていませんが、逆に自分の子どもたちにお年玉をくれるようになり、ありがたいやら申し訳ないやらです。これまで、夫や自分の兄弟の間で、お年玉について話をすることもなかったので、どんなかたちでいとこたちにお返しをするのがよいのか、ちょっと悩ましかったりします。―親戚からいただいたお年玉の管理はどうしていますか?Aさん: 私が全額回収して、子どもたちそれぞれの「お年玉袋」に入れて隠しておいたのですが、先日長女に見つかってしまい…。早めに銀行口座を作ってかんたんに使えないようにしなきゃ、と考えているところです。■我が家のお年玉ルール~中1・小4の子がいるBさんの場合~―Bさんのお子さんは、何歳くらいからお年玉をもらっていますか?Bさん:小学生になってからです。祖父母から5,000~10,000円ほどいただいています。小学校に上がるまでは、ちょっとしたプレゼントをいただいてました。自分たちから子どもへのお年玉は、小学1年生は1,000円。2年生は2000円…と、学年に応じてアップし、5年生~中学生の間は5,000円。高校生になったら10,000円にする予定です。―親戚の子どもにはいくらあげていますか?Bさん:実姉の子の未就学児ふたりには、現金ではなくプレゼントをあげています。実は“小学校に入る前はモノ、小学校に入ったら1,000円から学年に応じてアップ”のルールを、姉とも共有しているんです。姉妹で、子どもの人数が一緒なので、もらいすぎたり、あげすぎたりで不公平感が出ないように。また、お年玉はあくまで“子どものお小遣い”、高額すぎると管理が大変になるから、との思いもあります。―では、お年玉の管理は子どもたちがしているのですか?Bさん:そうなんです。上の子が小学校3年になったときから、お年玉は全額子どもに管理させています。とはいえ、現金で持たせているのではなく、いただいたお年玉はいったん私が預かって子どもの口座に入れ、キャッシュカードは私が持つようにしています。だから、子どもが勝手に使うことはできません。たとえばゲームを買いたい、友だちと遊園地に遊びに行きたいなど、まとまったお金がほしいときに、「お金をおろしてほしい」と、私に交渉させるのが我が家のルールです。小学校3年生からお金の管理をさせるのは早いかな、と思いましたが、金銭感覚が身についたようで結果オーライです。残高とにらめっこしながら予算を組んでいる子どもの様子は、ほほえましいですよ。■我が家のお年玉ルール~中2の双子がいるCさんの場合~―Cさん宅の双子くんは、何歳からお年玉をもらっていましたか?Cさん:たしか、子ども本人がお年玉をいただくようになったのは、小学生になってからだと思います。それまでは、祖父母や親戚は、親である私たちに「子どものために使ってね」と10,000円くらいのお年玉を渡してくださっていました。ちなみに、我が家は親から自分の子にお年玉をあげる習慣がありません。おそらく、子どもたちは「お年玉は祖父母や親戚からいただくもの」と認識していると思います。―では、Cさんが親戚の子にお年玉をあげるのは、何歳になってから?Cさん: お年玉をあげる相手が未就学児の甥っ子ひとりだけなのですが、その子が「ありがとう」と言えるようになってから、プチギフトと小銭袋を渡しています。プチギフトは、知育ブロックや鉄道のレール、絵本など、あまり大げさになりすぎないものを選んでいます。甥っ子が小学生になったら、1,000円からスタートして、学年に比例してアップさせていくつもりです。―まだお子さんがいない親戚からもお年玉をいただいたときは、どう対応されていますか?Cさん:もらいっぱなしはちょっと気が引けるので、子どもたちがいただいたお年玉の金額を毎年メモに残し、いずれお子さんが生まれたときは同じ額を渡せるように備えています。ただ、結婚する気配がない親戚もいるので、そんな相手には、会うときに手土産を渡したり、誕生日に贈り物をしたりして、少しでもお返しできるようにしています。―お年玉の管理はどうしていますか?Cさん:小学生までは親がすべて回収し、その一部を子どもが自由に使っていいお金として渡していました。中学年で3,000円、高学年で5,000~10,000円程度、残りは貯金していました。中学生になってからは全額、30,000円前後をすべて渡しています。子どもが一度に手にするお金としては大きいかもしれませんが、年単位で考えれば、妥当な額かなと思っています。使うときは親に一声かけるのがルールですが、基本的には何に使ってもOK。1枚5,000円のトレーディングカードを買ってきたときはさすがに文句を言いたくなりましたが、「子どもが自由に使っていいお金だから」と自分に言い聞かせてなんとかこらえました。双子でもお年玉の使い方は真逆。兄はお年玉を手にした瞬間、趣味にありったけつぎ込み、弟は堅実に貯めているんです。この違いも面白いなと思いながら見守っています。今回お話をうかがった3名のママの声を聞くかぎりでは、お年玉はいただくのも、あげるのも3歳~4歳くらいが目安。金額は少額またはプチギフトからスタートし、小学生から1,000円程度で、学年に応じて徐々にアップするのが、ちょうどよいと感じているようでした。一方、お年玉の管理方法は各ご家庭によってさまざま。小さいうちは親が管理するにしても、ある程度の年齢になったら、お年玉をきっかけに、お金の使い方やルールについてお子さんと話し合ってみてもよさそうですね。
2016年12月31日もういくつ寝るとお正月…。と、誰でも子どもの頃はお正月を待ち遠しく思っていましたよね。子どもの頃のお正月の醍醐味と言えばお年玉! 「今年はいくらもらえるかな?」「欲しいものがあるからお年玉で買おう」など、子どもながらに楽しみにしていたことでしょう。年を重ね、自分がお年玉をあげる立場になった今、お年玉の相場やイマドキの子どもがどのようにお年玉を使っているのかが気になるところ。そこで今回はイマドキのお年玉の相場や使い道、お年玉の由来や意味などにスポットを当ててみました!お年玉の由来とは? まず、お年玉の由来についてお話していきます。現在ではお年玉というと「大人から子どもにお金を渡す」という風習ですが、昔は少し異なる意味があったようです。お年玉の由来は諸説ありますが、最も有力なのが次の説です。元々はお金ではなく魂・生命力を表す「御餅」が、お年玉のカギとなっていました。年の初めに「年神様」を家にお迎えし、おもてなしをする、そして年神様から幸せや恩恵を授かるという言い伝えがあります。つまり年神様から魂を分けていただくということ。お正月に鏡餅をお飾りするのは、年神様を宿らせるという意味があります。鏡餅に宿った魂、つまり御霊(みたま)はその年の魂(年魂)となり、御年魂を家の主から家族に分け与えるという風習があったのです。魂には玉という意味があるので、現在の「お年玉」になったということですね。お正月にお雑煮を食べるのは、年神様の魂をいただき、身体に魂を取り込むという意味も含まれています。お年玉をあげる意味って? お年玉は家長が家族に分け与え、みんなで幸せになる、新たな魂を取り入れるということ。つまり、現在は神様からいただいた魂を目に見える形として子どもたちにあげるという風習になったということですね。家長(目上の人)から家族(目下の人)に御年魂を分け与えるということから、今では大人から子どもにお金をあげるという形になったようです。お年玉の正しい書き方知ってる? 先ほど紹介したように、目上の人から目下の人にあげるのが基本となるのがお年玉。自分や親戚の子どもにお年玉を渡すとき、表書きは「お年玉」・「おとしだま」でOK!ただ、ここでのポイントは目上の人の子どもに渡す場合です。正しいお年玉の書き方を知らないと、恥をかいてしまうかも…。例えば、職場の上司の子どもにお年玉をあげるというのは非常識と言えます。ここでは「お年玉」ではなく、次のような表記の仕方が良いでしょう。「御年賀」「文具料」「玩具料」現金ではなく、商品券や図書券、品物などを代わりに渡すこともできます。次に喪中があった場合。渡す側、もらう側のどちらかが喪中だったとしても、お年玉をあげても(もらっても))構いません。ただ、ここでは、お祝いを意味するものにしないように気を付けましょう。お金を入れる袋を無地のものにしたり、「お年玉」という表記ではなく「お小遣い」にしたりして、お正月を連想させないようにしましょう。お年玉の年齢別の相場をチェック! やはり気になるのがお年玉の相場です。もちろん、お年玉をあげる年齢によっても金額は変わってくるので、年齢別の相場をチェックしましょう。昭和58年以来、お年玉とお正月について継続的に調査してる川崎信用金庫の平成27年のデータから、お年玉を手渡す大人の懐具合がどう反映されているか見てみましょう。上のグラフを見ると、お年玉の合計額で最も多かったのが2万円以上2万5千円未満ですが、前年よりも若干平均額がダウンしていることが分かります。お年玉をくれる人数によって金額も変化してきますが、これは前年と同じで平均5.3人という結果になりました。注目の一人当たりの平均金額は、低学年で3931円、高学年で5487円となり、全体だと4664円が平均額なのだとか!親戚や上司の子どもにどのくらいの金額を渡せばいいのか迷ったときには、このデータを参考にしてみましょう。こちらの調査結果から想定すると、中学生にあげるお年玉の金額は5000円~10000円くらいが相場ということになりそうです。いずれにしても、あらかじめ親族同士でお年玉の相場を話し合って決めておくというのが無難で楽なのかもしれませんね。お年玉をあげるマナーお年玉袋にお金を入れる際にもマナーがあるのを知っていますか。基本は新札を用意すること。紙幣でも硬貨でも表を向けて入れていること。この2つは必ず覚えておきましょう。お年玉袋に入れるとき、お札だと2回折らないといけませんよね。このときの折り方にもマナーがあります。まず、肖像がある方を表に向けておきましょう。そして左側から折り、次に右側を追って三つ折りにします。そしてその状態が表として、お年玉袋にいれるのが正解です。不幸があった場合は新札は使わないのようにしましょう。お年玉は貯金する? 気になるのがもらったお年玉の使い道。自分自身を振り返ってみると、「お年玉であのおもちゃを買おう」「欲しかったものを手に入れるチャンスだ」などと考えていたのではないでしょうか。貯金をしたり、親に預けたりしていた、という方もいることでしょう。では、イマドキの子どもたちのお年玉の使い道を見てみましょう。驚くことに、「全額を貯蓄する」と回答した子どもが最も多いという結果となりました。貯蓄に回す平均金額はやや減少してはいますが、それでも欲しいものを我慢して貯蓄に回す堅実なお子さまが増えているのを伺えます。もらったお年玉のうち、平均73.6%が貯蓄となっています。気になるお年玉の使い道また、貯蓄以外でのお年玉の使い道や金額、その内容もチェックしてみましょう。やはりダントツ1位はゲーム機・ゲームソフトでした。毎年進化した新作ゲームが登場する中、新しいソフト、新しいゲーム機がほしいと思う子どもはたくさんいるということですね。もらったお年玉で買いものをするということは、過去も今も、子どもにとって楽しみなお正月の行事の1つであるということは間違いないでしょう。子どものお年玉、どう管理する? この調査結果から、7割~8割は、親がお年玉を預かって管理してもいいということがわかりますね。小学生にもなると、自分の欲しいものやお金の価値もわかっているので、「全額貯蓄」を強制してしまうと反発してしまう可能性もあります。あらかじめ親子で話し合い、どの程度貯金するか、どれだけの金額を子どもの手元に残すのかなどをしっかりと決めておくと、今後の金銭感覚を養う上でも重要になるかもしれません。そして、「親がお年玉を預かる」ということに抵抗を感じるケースがあることも覚えておいて! 子どもながらに「お金をとられた」と思ってしまうかもしれません。そういう心境にさせないためにも、子ども専用の通帳、お年玉専用の通帳を用意し、子どもと一緒に入金手続きをするのはいかがでしょう。これなら親に預けたというよりも、「自分のお金が貯まっている」という気持ちになりますよね。また、子どもが何を購入しようとしているのかを把握しておくことも大切です。お年玉を手にすると気持ちが大きくなって、不必要なものを買ってしまう恐れもありますからね。子ども心も大切にしながら、お金をきちんと貯められるように援助するのも親の役割ではないでしょうか。お年玉を通して、親子で「お金」に関して使い方や価値観をしっかり共有できる機会が持てればよいですね。調査対象:川崎信用金庫営業区域内の小学生 データ提供:川崎信用金庫調査期間:平成27年1月5日・6日の2日間 対象地域・対象:川崎信用金庫の店舗がある川崎市全域、横浜市(港北区・鶴見区・南区・青葉区・都筑区)及び東京都(大田区)の小学生回答数・構成比:589人(回答率・98.1%、調査依頼数・600人)小学校低学年・311人(52.8%)、小学校高学年・278人(47.2%)
2016年12月27日年末が近くなると、帰省の準備に忙しくなるママも多いはず。子どもたちの、お正月の一番の楽しみといえば「お年玉」。親戚の甥や姪たちと会える楽しみもありつつも、絶対忘れてはいけない最大の任務と思い、毎年忘れないように気をつけています。「お年玉」=現金が普通だと思いますが、子どもがまだ小さかったとき、お年玉袋にお札が入っていたのをお金だとわからず、一緒にもらったお菓子セットを、とても喜んでいたのを覚えています。「お年玉」は、もともとはお供えした餅を配っていたのが由来「お年玉」を辞書で調べてみると、「新年をお祝いして、子どもに送るお金や品物」とあります。また昔からのしきたりをまとめた本によると、もともと「お年玉」は「年神様(新年の神様)からの贈り物」を意味し、年神様にお供えした餅を下ろし、年少者に配ったのが始まりとも書かれています。それらを踏まえて、お金以外の「お年玉」を、いろいろ考えてみました。子どもががっかりせず、喜んでくれそうな「図書カード」や「おもちゃ」1つめは、「図書カード」。図書カードは、書店で使える商品券なので、本やまんが、文具などにも使えるので実用的です。自分で欲しいものを選ぶこともでき、小さいお子さんなら、親が書店で絵本を選んであげるのも良いですね。500円、1000円、2000円、3000円、5000円、1万円と価格も幅広いので、年齢に合わせて選びやすいです。2つ目は、「おもちゃ」。これは、あげる子どもの年齢や月齢、好きなものを知っていないと選ぶのが難しいですが、一番喜んでもらえるものかもしれません。知り合いの女性は、(実の兄から)子どものお年玉に現金でなく、直接「○○のおもちゃをお願いします」と言われたことがあるそうで、迷わないのは良いけれど、お年玉よりも高いものをお願いされて、「ちょっと戸惑った」と言っていました。もし、おもちゃを具体的に探すのが大変なら、おもちゃ店などで出している「ギフトカード」もおすすめ。海外から帰省する人は「外国の貨幣」、小さな子には「お菓子」もウケ良し3つ目は、「外国の貨幣」。旅行好きの方や海外から帰省される方などは、ちょうど良いお年玉。小学生であれば、「日本ではいくらぐらいの価値がある」「この紙幣に描かれているのは誰」「どこの国で使える」など、世界の他の国への興味や知るきっかけになるとうれしいですね。小さなお子さんなら、「お菓子」も大アリです。お金の価値がまだわからなかったわが子も小さいとき、とても喜びました。お菓子なら、年齢や興味に合わせたもの、お正月らしいもの、金額も数百円から千円以上まで、幅広く組み合わせを考えられます。気をつけたいのは、アレルギーや、「チョコやキャンディはまだ食べさせていない」など、家によってルールなどもあるので、ある程度事前に把握しておくことが大切です。小学生には、「貯金箱」「目覚まし時計」など新年からがんばってほしいことにちなんだものも小学生のお子さんなら、「貯金箱とおこづかい帳」を渡すというのもおもしろそう。お年玉をきっかけに、おこづかいを管理するというのも良いアイデアかもしれません。また朝起きられない子には、「目覚まし時計」、早起きが日課になるような「日めくりカレンダー」、朝の水やりが楽しくなる「植物」などをあげるのもユーモアがあります。また最近では、お年玉袋も多様化しています。子どもが喜ぶような「シール付き」、「おみくじ付き」のもの、上の写真にあるような最近はやりの顔出しパネルのものを手づくりして、それに入れて渡すのも喜んでくれそうです。あと、「1000円」が「100万円」になる、おもしろいお札のたたみ方もあるので、それで笑いを取るのも良いかもしれませんね。(左が、「1000円」が「100万円」になるたたみ方。右の顔出しパネルのお年玉は、こちらからダウンロードできます)現金を渡すときは、年齢や学年に応じた相場のチェックもお忘れなく最後に、お年玉を現金で渡す場合の相場を、まわりの声とインターネットの掲示板の意見から、以下のようにまとめました。----------------------------------未就学児……硬貨、1000〜2000円小学校中・低学年……2000〜3000円----------------------------------相場とはいえ、親戚同士で金額を決めているケースや、また「お年玉をあげない」と決めるケースもあるようなので、確認をしてから渡すのも安心です。「お年玉」の本来の意味を考え、子どもたちがその年1年、元気に楽しく過ごせるような「お年玉」を選んであげたいですね。<文:フリーランス記者武田由紀子>
2016年12月27日お正月、親戚などが多く集まる場で、ママ達の頭を悩ませるのがお年玉。相手の子どもの年齢によって、いくらくらいのお年玉をあげたらよいか悩む場面もあるかもしれません。お正月の集まりの場で慌てないよう、いまどきのお年玉事情を知っておきましょう。■年齢別 お年玉の相場は?お年玉でもっとも頭を悩ませるのが、その金額です。よくいわれているのが、「年齢÷2×1,000円」。でも実際には、未就学児、小学校低学年、小学校高学年、中高生、と、大きく年齢を区切って金額に差をつけているケースが多いようです。金額の相場は、未就学児が1,000~2,000円、小学校低学年が2,000~3,000円、高学年が3,000~5,000円、中学生は5,000円、高校生以上になると5,000~10,000円。相場を参考にしながら、相手との親しさ度合いで金額を決めるとよいでしょう。親戚の子どもにお年玉をあげる場合は、あらかじめ親同士で「この年齢はいくら」と金額を決めておくと安心です。■お年玉は何歳から?相手がまだ赤ちゃんの場合は、お年玉をあげるべきかどうか、悩むこともありますよね。0~2歳くらいまでは、まだお金の価値が分からないため、「お年玉をあげるのは幼稚園入園の年齢から」としている人も多いよう。乳幼児のうちはお金ではなく、おもちゃやお菓子をお年玉代わりにあげるのもよいでしょう。また、小さい子どもの場合、お札よりも硬貨の方が喜ぶことも。そんな場合はキレイな500円玉などをお年玉袋に入れてあげましょう。500円玉や100円玉は、歯磨き粉をつけた布で磨くとピカピカにできますよ。■お年玉は誰にあげる?お年玉は本来、目上の人が目下の人に渡すもの。そのため、両親や祖父母、上司の子どもなどにお年玉を渡すのは、実はNGなのです。そんなときは、袋の表書きをお年玉ではなく「お年賀」に。相手が子どもの場合は図書カードでもよいでしょう。また、たとえ親しい間柄でも、ママ友の子どもには、相手からいただかない限りお年玉は渡さなくてもOKです。相手に気を遣わせてしまうのに加え、一度渡すと翌年以降も…ということにもなりがち。「お正月に会うから何かあげたい」という場合は、お菓子や文房具などを贈るのが無難です。親戚が多く集まる場などでは、お年玉が誰から誰へのものか分からなくなってしまうことも。お年玉袋には「○○ちゃんへ」「○○より」と名前を書いておきましょう。また、お年玉は、子どもにとっての楽しみである一方、大人同士のつきあいという意味も持ちます。お金の管理の面からも、できるだけ親の目の前で渡すようにしてくださいね。
2016年12月26日トラストバンクが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」はこのほど、2015年のふるさと納税による寄附金額・件数ランキング(速報)を発表した。それによると、2015年にふるさと納税が最も多かった自治体は宮崎県都城市で、寄附金額は35億2,718万円に上った。○寄附件数の1位も都城市が獲得宮崎県南部に位置する都城市は温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、牛肉、豚肉、らっきょう、ごぼうなど農業・畜産業が盛んな地域。ふるさと納税のお礼品でも、宮崎牛や焼酎などが人気を集めたという。寄附金額の2位は静岡県焼津市で34億9,280万円、3位は長崎県平戸市の26億7,716万円、4位は山形県天童市で25億8,418万円、5位は長崎県佐世保市で24億8,965万円となった。寄附件数が最も多かったのは寄附金額と同じ宮崎県都城市で23万2,810件。以下、2位は山形県天童市で14万1,766件、3位は静岡県焼津市で12万6,638件、4位は島根県浜田市で10万6,114件、5位は長崎県佐世保市で10万5,285件と続いた。同サイトのシステムをもとに、上位になりそうな自治体(都道府県市区町村含む)に問い合わせてランキング化した。集計期間は2015年1月1日~2015年12月31日(寄附件数・金額ともに収納ベース)。なお、速報は2016年1月27日時点のデータとなっており、今後順位が変動する可能性がある。
2016年02月12日松坂桃李が1月16日(土)、都内で行われた『パディントン』の公開記念舞台挨拶に登壇。劇中で可愛らしい失敗をするクマのパディントンにちなみ、「甥っ子にお年玉をあげようと思ったら、お金がなくて(笑)。慌てて銀行で下しました」と最近の失敗談を明かした。この日はパディントン役の松坂さんに加えて、パディントンを歓迎するブラウン一家のお母さんを演じる斉藤由貴、ブラウン一家の長女でしっかり者のジュディ役を担当した三戸なつめが出席。「子どもに冬休みの宿題を一生懸命やらせたのに、3学期初日に家に忘れていって…」(斉藤さん)、「前髪が短いので、ヘアアイロンをかけるときに、おでこを火傷してしまう」(三戸さん)とこちらもユニークな失敗談を語った。世界40か国以上で翻訳された児童文学を、『ハリー・ポッター』のプロデューサーが実写化した本作。ペルーからやって来た礼儀正しいクマが、ロンドンで出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、慣れない都会暮らしでドタバタを繰り広げる冒険ファンタジーで、すでに世界興収で321億円を超えている。クマ役の吹替えオファーに、「あまりに衝撃的で、何度も確認した」と戸惑いを明かす松坂さん。それでも「パディントンが終始可愛くて(笑)。とにかく早く、この可愛さを皆さんに届けたかった」と主人公の可愛らしさに“瞬殺”だったのだとか。「パディントンのように紳士的に、そして真摯に仕事に向き合えれば。パディントンのような優しい気持ちを持ち続けたい」と今年の目標を話していた。「子ども向けの作品に思われるかもしれませんが、侮るなかれ」とアピールする斉藤さん。三戸さんは封切りを前に、パディントンとともに数々のプロモーションに参加しており、「たくさん思い出ができたから、これでしばらく会えなくなるのは、すごくさみしい。奈良出身なので、今度会ったら一緒にシカと遊びたい」と別れを惜しんでいた。『パディントン』は全国で公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月16日松屋フーズは7日 10時から14日 10時まで、新春お年玉キャンペーン第1弾として、「豚汁ワンコイン100円フェア」を「松屋」店舗で開催する。○寒い時期にふさわしい「豚汁」をワンコインで同フェアは、寒い時期にむけた"あつあつ具だくさん"「豚汁」と、玉子がセットになった「豚汁玉子セット」を、通常価格より80円引きで提供するもの。対象商品は、「豚汁」(180円→100円)、「豚汁玉子セット」(230円→150円)。「豚汁玉子セット」は、生玉子または半熟玉子を選択できる。また、いずれも持ち帰り可能となる。期間は、1月7日の10時~14日の10時。対象店舗は、一部店舗を除く松屋。※価格はすべて税込
2016年01月06日