スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「こいのぼり代わりに、煮干しを出す義母」を紹介します。パニ子は32歳の会社員。6年前に夫・タクヤと結婚し、5歳の息子ユウヤと3人で暮らしています。年に一度、こどもの日に片道4時間かけて義実家を訪れているのですが、今年は仕事でタクヤが不在。パニ子たちにとって、義実家はあまり楽しい場所ではありません。 こいのぼりの代わりに煮干しを出す義母庭にある立派なこいのぼりには、夫の兄の子どもの名前が書かれていて、ユウヤのこいのぼりはありません。「あなたのこいのぼりはこれよw」と義母がユウヤに差し出したこいのぼりは、小さな煮干し3匹! 「これはあまりにも……」とパニ子が反論しようとすると、「パニ子さんは私のお世話にこないし、孫の顔も見せに来てくれない。タクヤも来ないし、ウチと関係ないあなたたち2人にはこれで十分じゃない? これが今日のごはんね!」と冷たく言い放ちます。 共働きのパニ子は頻繁に訪れることは難しく、サービス業のタクヤは週末も出勤がほとんど。それらの事情を話しても義母は納得してくれません。 義母にこき使われている義姉義母と同居している夫の兄嫁・アミは気が弱く、申し訳なさそうにしています。きっと普段から、毎日義母の言いなりになってこき使われているのでしょう……。 義父は10年ほど前に他界し、義母は遺産を引き継いだためすごくお金持ち。そのためか、他の親戚たちはパニ子たちに酷い扱いをする義母に口を出せずにいるようです。 「あらユウヤ、まだ煮干し食べてなかったの? せっかく用意したんだから、食べなさいよ」と義母がまたユウヤに言ってくるではありませんか! 我慢の限界に達したパニ子は、煮干しをすすめてくる母に対し「今年で最後なので大丈夫です!」と反論。 息子の登場に慌てふためく義母そのとき、仕事を調整したタクヤが「遅くなった! ごめんな!」と現れたのです! タクヤの前では良い人を演じていた義母は、タクヤの登場に慌てふためきます。タクヤは「パニ子たちの言っていたことは、本当だったんだな……母さん、縁を切ろう」と絶縁宣言をしました。 実はここに来る数日前、義母の家に行くとユウヤに告げると「パパのお家のおばあちゃんは、僕のこと嫌いみたいなんだ」と泣き出しました。パニ子がタクヤにこれまでの義母の様子を伝えたところ、「今までつらい思いをさせてすまなかった。俺にとっては、パニ子とユウヤが一番だよ」と仕事を調整して、遅れて合流してくれることになったのです。 わがままな義母との絶縁義母の様子を見たタクヤは「状況は分かった。出張中の兄さんにも、もちろんこの事は伝えておくから。俺が一番大事にしたいのは、この2人なんだ」と言い放ちます。すると「私の大事な息子たちを奪った嫁なんて大嫌いよ!」と義母が豹変したのです。 その様子に義姉アミが、「私ももう限界です! お義母さんは自分が一番かわいいのよ! 私、もうこんなところにいられない! 息子を連れて出ていきます!」と怒りをぶつけます。そして、パニ子一家とアミ一家は義実家を後にしました。 義母の因果応報の結末タクヤから事実を聞いた義兄も、これまで妻にしてきた仕打ちを知ることになり、義母と絶縁することに。息子たちに縁を切られ孤独になった義母は引きこもりがちとなり、遺産を使って施設に入ることになったとのこと。これまで自分第一で家族をないがしろにしてきた義母にとって、因果応報の結果となりました。 一方、パニ子は二人目の妊娠が判明! 家族全員で新たな命の誕生を待ちわび、幸せに暮らしています。これからの生活が楽しみですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月09日トレンドのぽこぽこ素材を使った【グローバルワーク】の「ノースリーブワンピース」をピックアップ。ゆったりとしたシルエットなので、重ね着しやすくストレスフリー。バックリボンがアクセントになり、後ろ姿まで抜かりなし! 今すぐ欲しい、可愛くてらくちんな優秀ワンピです♡ぽこぽこ素材が今どきな「お手入れらくらくバックリボンノースリーブワンピース」出典:.stぽこぽこした素材感が可愛らしい、ゆったりシルエットのノースリーブワンピース。.st公式サイトによると、表地と裏地両方にストレッチが効いていて着心地がらくなのだとか。裏地付きだからインナーの透ける心配がなく、安心です。ショップスタッフのMizukiさんも「かなりゆとりがあるシルエットで体型カバーバッチリ。軽量なので夏の旅行やお出かけにぴったりです」とおすすめしています。バックリボンで後ろ姿まで可愛い♡出典:.st大胆に開いた背中に華奢なリボンをあしらったフェミニンなデザイン。シンプルながら、表情豊かな素材とバックリボンが今っぽさと洒落感を出してくれます。これからの季節は、キャミソールやタンクトップに重ねてサラッと着こなしたい。.st公式サイトによると、カラバリはブラック、ブラウン、マスタードの3色。シワになりにくく、濡れても乾きやすいイージーケアも魅力です。ゆったりシルエットだからレイヤードスタイルにもおすすめ!出典:.stゆとりがあるので、Tシャツを入れても窮屈感がなくすっきり着こなせます。ショップスタッフのとまつ*さんも「Tシャツと合わせるとジャンスカのようになり、タンクなどと合わせるとフレンチスリーブワンピに。ヘルシーな肌見せができます」とコメント。ボトムにデニムなどをレイヤードするのも素敵ですよ。レーストップスを重ねればエレガントな装いに出典:.stヘルシーなノースリーブワンピースですが、プルオーバーを重ねれば上品さが増し、通勤にも活躍しそう! 涼しげなレーストップスをプラスすると二の腕も覆えるので、肌見せが苦手な方や日焼けが気になる方にもおすすめです。インナーや重ねるアイテムによっても印象が変わるので、いろいろなシーンで活躍しそう。インナーを長袖にすれば秋まで長く着られそうですね!※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:keiko
2023年07月07日真夏の朝9時。私は、生後6カ月の息子と自宅の近所にある小さな公園を散歩するのが日課になっていました。その公園内には木々が溢れた、短めの遊歩道があります。木々の中にいるのが涼しくて気持ちいいので歩いていたところ、その公園にいた高齢男性に声をかけられるようになって……。 会うたびに声をかけてくる高齢男性公園では毎朝、高齢の方たちがグラウンドゴルフを楽しんでいました。私が息子と一緒に公園内を歩いていると、グラウンドゴルフをしている方たちが「おはよう! かわいいね~」と声をかけてくださることも。 そんな中、「わしは82歳だ!」と教えてくれた元気の良いおじいさんが、ある日の散歩中、私にこう声をかけてきました。 「こんなに蚊がいるのに、子どもがかわいそうだ」。 続けて、「お母さんがしっかりしなきゃなぁ?」と息子に向かって言うのです。 蚊はいましたが、息子は長袖のトップスに長ズボンを着用、虫よけスプレーで蚊の対策も万全。私は、なんか嫌な気分だな……と思いながら、「そうですよね」と愛想笑い。 それ以降、私たちが公園に行くたびに、そのおじいさんは私たちに近づいて来て、「おはよう! 今日も蚊がいるのに……」と言うので、私はうんざり。 ポケットから出したのは…!?ある日、いつもと同じようにおじいさんが近づいてきたので、「また言われる……!」と身構えましたが、おじいさんは「これ、使い!」と言いました。ポケットから出てきたのは虫よけスプレー。私は戸惑いながらもお礼を伝え受け取ると、おじいさんは何も言わず歩いて行ってしまいました。 「お母さんがしっかりしなきゃ」と言われたとき、嫌な感じだなと思ってしまいましたが、息子のために虫よけスプレーをわざわざ買ってきてくれるなんて。おじいさんは嫌みを言ったわけでもなく、ただ心配してくれていたのだと感じました。今でも公園に行くと、元気にあいさつをしてくれます。 著者:下園ひかり4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年07月06日初めての育児は、目の前のことをこなすだけで精いっぱいだった私。いつの間にか月日は流れ、もともとセミロングだった私の髪も、気が付くと肩甲骨まで伸びたロングヘアになっていました。ある日、たまたま時間ができたので、急きょ当日予約可能な近所の理髪店に髪を切りに行きました。 本当に切っていいの?と戸惑う店主理髪店で「ショートヘアにしたいので、ばっさりと切ってください」とお願いすると、40代くらいの男性店主は驚いて、「せっかくのロングヘアなのに、切ってもいいの?」と私に聞きました。 私は、最近子どもが生まれて髪の手入れがなかなかできず、ドライヤーで乾かす時間も十分に取れないこと、髪の毛を子どもに引っ張られて痛いこと、髪が長いと抜け毛の掃除も大変なことを伝えました。 店主は納得し、「じゃあ、きれいに見える感じで、なるべく短く切るね」と言ってくれたのです。 店主がぽつりと呟いた、ママたちへのエール黙々と髪を切られ、ロングヘアだった私はすっかりショートヘアになりました。 そして会計時、店主がぽつりとこう呟いたのです。 「うちの若い女性客も、子どもが生まれると、みんなショートにするんだよね。子育て中は髪が邪魔だって。することがたくさんあるんだろうね」。 続けて、「本来なら、パパや、周りの人や、国がもっと頑張ってママをラクにしなきゃいけない。世の中のママたちは本当によく頑張っている」と、私を励ますように話してくれました。 店主のやさしい言葉は、初めての育児で疲れた私にはうれしくてたまらない言葉でした。また、「世のママたちを温かい目で見守り、陰ながら味方をしてくれる人もいるんだ。ママたちの頑張りを認めてくれる人たちがいるんだ」と元気をもらいました。 著者:長谷川 なぎイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年06月24日私は、長女が0歳のころに離婚しています。「父親がいなくて、長女に申し訳ない」。そんな気持ちを抱えながら子育てをしていました。ある日、卒業した中学校の同窓会があり、久しぶりに会った男友だちに言われたひと言で、気持ちがすーっとラクになったのです。 『ありがとう』でいいじゃん私は、長女が小さいときに元夫のDVが原因で離婚していて、そこからしばらくはシングルマザーとして子育てしていました。長女には申し訳ない気持ちが大きく、「寂しい思いをさせて、ごめんね」「お父さんがいなくて、ごめんね」と心の中で思うことがよくありました。 ある日、中学校の同窓会があり、私は出席することに。そして、同窓会の二次会で久しぶりに会った男友だちと、お互いの近況を話していました。彼は中学生のときに母子家庭で、親が離婚したのは小学生のときだったそうです。私は彼に、「実際、母子家庭ってどうだった? 寂しかった? 私は元夫のDVで離婚したけど、娘にしょっちゅう『片親でごめんね』って思っちゃってさぁ……」と話しました。 すると、彼は「俺の父親は暴言がひどい人だったから、別れてくれてよかったと思ってる。きっと、○○(私)の子どもも大きくなったら同じことを思うんじゃないかな。『ごめんね』じゃなくて、『生まれてきてくれてありがとう』でいいじゃん。いっぱい愛情を注いであげたら、絶対に伝わるから」と言ってくれたのです。 中学生時代はふざけてばかりだった男友だちからは想像することもできないような、うれしい言葉でした。実際に母子家庭で育った彼から言われたことで、説得力もあったので、彼のアドバイスに素直に感謝することができました。「ごめんね」より「ありがとう」。そう思って、私は今も子育てを楽しんでいます。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年06月18日第1子出産後、地域の親子教室で初めてのママ友ができた私。子どもたちは女の子同士で月齢も同じだったので、意気投合し急激に仲良くなりました。一緒に児童館へ行ったり、キッズカフェに行ったりと週に3・4回は顔を合わせ仲良くしてもらっていたのですが、だんだんママ友のある行動が気になるようになり、なんとなく距離を置くようになりました。そのときの体験をお伝えします。 お互いに洋服や持ち物を褒め合う仲ママ友とはもともと子どもの洋服や雑貨の趣味が似ていて、よくうちの子が着ている洋服や、持っている持ち物を「かわいいねえ」「便利そうだねえ」と言って褒めてくれていました。 私も彼女の子どもの洋服や持ち物が気になったときは褒めたり、情報を聞いたりしていて、はじめのうちはお互いにかわいい育児グッズや便利グッズの情報を共有し、それぞれの育児に生かしているといった感じでした。しかし、その行為がだんだんエスカレートしてきたのです。 徐々にエスカレートした持ち物コピーママ友は、気になる育児グッズがあると必ず褒め言葉と共に「どこで買ったの?」と聞いてきて、色違いや柄違いの差はありますが、同じ商品を大抵数日中に購入するようになっていきました。 初めての育児の際は、皆どの育児グッズが良いのか周囲のママ友の情報等もフル活用しながら模索する傾向があると思います。お友だちが自分と同じ育児グッズを購入しても、ある程度は気にならないし、むしろ私が使っている物を参考にしてくれたんだという喜びもあります。しかし、あまりにもコピーされる頻度が高く、持ち物が同じ物ばかりになってきたため、彼女のその行為が毎回気になるようになってしまいました。 次第に感じるようになった居心地の悪さ一応毎回、「同じ物を買ってもいい?」と聞かれていたのですが、嫌だとも言いづらく、なんとなくギクシャクするようになってしまいました。また、彼女に会うと常に子どもの服装や持ち物をくまなくチェックされているという感覚に陥るようになり、居心地の悪さを感じて少しずつ距離を置くようになった私。 せっかくできた大切な初めてのママ友だったので、ずっと仲良くしたい思いはありましたが、どう対応しようか悩んでいる間にママ友が遠くへ引っ越すことになり、結局そのまま疎遠になりました。 初めてのママ友とは距離感がうまくわからず、少し距離が近すぎたのかもしれません。近くにいすぎたので、向こうもこちらの持ち物などに敏感になってしまったのかなと思います。この一件以来、ほかのママ友との付き合いにおいても、私が感じたような圧迫感を相手に感じさせないように、ある程度の距離を保ちつつ接するように心がけています。 著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年06月15日シングルマザーで実家に暮らしていた当時、同居していた母から、私の化粧を否定するようなことを言われ、祖母からは出かけるたびにファッションチェックが入っていました。私は「親になると、おしゃれを諦めなくちゃいけないの? 母親らしい服装ってどういうこと?」といつも葛藤していました……。 母親にばっちりメイクはNG?これは、現在中学生の長女が1歳だったときの話です。当時、私はシングルマザーだったので、実家に同居させてもらっていました。実家には、両親と祖母、妹が住んでいました。ある日、私が長女と出かけようと洗面所で化粧をしていると、母が「母親なのに、そんなに化粧する必要あるの? 子どもたちが小さかったときは、お母さんにはそんな時間なかったわ」とひと言。 当時、私はカラーコンタクトやつけまつげもしていて、「化粧した自分の顔のほうが好きだから」と答えましたが、母親はため息をついて去っていきました。 母親はシンプルな服装じゃないとダメ?また別の日、私が娘と出かけようとしたときにリビングに下りると、祖母が「そんな格好で出かけるの? 母親らしくしなさい」と言ってきたのです。そのときの私の服装は、ダメージデニムにTシャツでした。 子どもが急に走りだしても追いかけられるように、私は動きやすい服装にしたつもりだったので、祖母に「母親らしい格好ってどんな格好?」と聞くと、「もっとちゃんとした、きれいな格好だよ」と言う祖母。おでかけのたびに、祖母に会うと服装に難癖をつけられるのが、とてもストレスでした。 当時は実家に住まわせてもらっていたので、母親や祖母にあまり強く言うことができなかった私。化粧やおしゃれな服装をしていることで育児を疎かにしているつもりはなかったので、とても不満に感じていました。その後、長女が2歳のときに別々に暮らすようになってからは、心からおしゃれを楽しんでいます。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月26日東京オリンピック開会式クリエイティブチームのクリエイターとして参加し、その創作表現が話題になったパントマイム・アーティストのが~まるちょば、HIRO-PON。前回の大阪公演では半数以上の観客がその舞台を初めて体験した。新しいファンも増え、今回の新作公演『シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2023』は大阪と姫路で開催する。セリフなしでドラマチックにストーリーを展開して約2時間、笑って泣けるパフォーマンスで観る人を引き込む。世界35か国以上で公演し、海外でも人気の高いが~まるちょばならではの舞台だ。今回の公演について、HIRO-PONが意気込みを語った。「が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2023」チケット情報パントマイムは、例えば何もない空間にまるでそこに壁があるかのように表現するイリュージョン的なパフォーマンス。これまで広く知られたこのパントマイム表現を、が~まるちょばは魅力的なエンタテインメントに昇華させた。「今までは“サイレント・コメディー”と言っていましたが、ストーリーのあるパントマイムと知っていただくために“シネマティック・コメディー”と言っています」。舞台は2部構成。前半は“ショート・スケッチ”と呼ぶストーリー仕立ての短い作品集、後半に新作の長編1本という構成だ。作品は、コメディーにラブストーリー、サスペンスやSFなど、ジャンルは多彩。言葉も舞台セットもない空間で、たったひとりのパフォーマンスにもかかわらず、そこにほかの人物や部屋、登場人物の状況やその思いまでが立ち上がってくる。物理的にはないものを観客は自らの想像力でそこに作り上げ、登場人物に感情移入して笑い、泣き、感動するのだ。「想像の中で楽しむことのできる表現。観る人がそこに何を感じるかで、見えるものが変ってくる。だから、パントマイムの表現には言葉も舞台セットも必要ないんです。言葉以上のいろいろなものを感じ取って心が動くんだ、ということを知ってもらいたい。お客さんと劇場で一緒に空気を作って楽しむという、ライブならではのパフォーマンスなんです」。コロナ規制の緩和は「『待ってました!』という感じ」だけに、「大阪は特別」という観客とのコミュニケーションの復活も期待したい。「ぜひ、生で観てほしい。言葉を発さない舞台を文字や言葉で伝えるのはなかなか難しいので、百聞は一見にしかず、です。オリンピックやメディアで、が~まるちょばをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、全然違うことをやりますので、それを楽しみにワクワクしながら舞台を観に来ていただけたらうれしいです」。関西公演は、6月17日(土)・18日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、7月16日(日)アクリエ姫路中ホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2023年05月23日映画『THE WITCH/魔女ー増殖ー』の特別映像が公開された。劇場公開後SNSで評判が拡散し、配信などで視聴者数約100万人超えを記録した『THE WITCH/魔女』。素朴な外見からは想像もつかない狂暴な殺人兵器と化して暴れまくる女子高生の無敵の強さと、予測不能のストーリー展開が観る者を釘付けにした。その創造者たるパク・フンジョン監督には、同作品をユニバース化するという壮大な構想があった。その“魔女ユニバース”の幕開けを告げる『THE WITCH/魔女ー増殖ー』は、前作と同じ世界観を共有しているが、名もなき少女が新たな主人公として登場。すべてが謎のベールに覆われ、最先端のVFXで飛躍的にスケールアップしたサイキック・アクション作品となっている。主人公を演じるのは、1,400人以上が参加するオーディションを勝ち抜き、映画初主演を飾るシン・シア。このほか、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で主人公を演じたパク・ウンビンや、人気実力派俳優として名高いイ・ジョンソク、そして前作でもその圧倒的な存在感を示したキム・ダミが名を連ねている。このたび公開されたのは、チョ・ミンス演じる魔女プロジェクトの創始者ペク統括が、魔女プロジェクトの秘密や本作に登場するキャラクターを紹介する特別映像。ペク統括は、本作において自身がスタートさせた“魔女プロジェクト“について、7カ国で40年以上続き、第一世代、第二世代を経てより進化してきたと語る。そして、シン・シア演じる謎の少女は、双子の姉と超人間主義者たちが造りたがった“完全体のモデル”であり、“人間とは違う種のはるかに進化した何か”だと明かし、アークから突然消え、人間界に降り立った少女が、果たしてどんな存在になるのかと疑問を投げかけるーー。また、イ・ジョンソク演じる超人間主義派のチャン、本社所属の工作員チョ・ヒョン、そして上海ラボの”土偶”4人がさまざまな目的のもと、その少女を追いかけているという事実も明らかになる。映像では少女が初めて人間の優しさに触れることとなる、パク・ウンビン演じる農場主ギョンヒと、ソン・ユビン演じる弟のデギルの存在も紹介。さらに、チン・グ演じる姉弟を威嚇する地元のヤクザ・ヨンドゥの存在も説明し、少女のまわりで激しいバトルが繰り広げられることを暗示している。最後は「スケールアップした世界観が気になったら劇場へ」と締めくくり、シン・シアはじめ、イ・ジョンソク、パク・ウンビンらが演じるキャラクターたちがどんな絡み合いを見せるのか、期待が高まる内容となっている。映画『THE WITCH/魔女ー増殖ー』特別映像<作品情報>映画『THE WITCH/魔女ー増殖ー』5月26日(金) 公開公式サイト: NEXT ENTERTAINMENT WORLD & GOLDMOON FILM.All Rights Reserved. R15
2023年05月23日パントマイム・アーティストのが~まるちょばが、約3年ぶりの新作を発表。『が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2023』として、6月3日(土)の東京を皮切りに、全国7か所で公演を行う。そこで現在稽古中のが~まるちょばに話を訊いた。劇場という生の空間にこだわるが~まるちょばにとって、コロナ禍はまさに冬の時代だったと言える。「改めて感じたのは、結局はライブには勝てないということでした。僕はパントマイムをやっていますが、媒体や方法を変えてしまうと、やっぱりパントマイムとは違うものになってしまう。まぁその間に国際的な体育祭があり(笑)、初めて僕の舞台を観に来てくださるお客さんも増えて。その方々にまた足を運んでいただくためにも、しっかり結果を出さないといけないなと思っています」今回はショートスケッチと言われる短編数本と、ストーリー性のある長編1本で構成。その長編に対する想いが、『シネマティック・コメディ』というタイトルに凝縮されている。「多くの人の頭の中に、“パントマイムとはこういうものだ”という既成概念があると思うんです。でもそうではない、映画のようにストーリーのあるものが観られますよ、と。内容に関しては、やはり予備知識なし、無垢のままで観に来ていただきたいので、当日までのお楽しみにさせてください。ただまったくしゃべらないのに、ストーリーが伝わって、観た人の心が動くというのは紛れもない事実。ぜひそれを体感してもらいたいですね」パントマイムのイメージを打破すべく、さまざまな表現に挑んできたが~まるちょば。だが決してパントマイムを嫌っているわけではなく、むしろその逆だ。「僕がやっているのは間違いなくパントマイムです。そして誰より僕はパントマイムを愛していますし、信じていますし、絶対に面白いという自負があります。が、世の中的には“つまらない”と思われているのも事実で、そういった概念を僕ひとりで変えるのは正直無理だと思っていて。ただ知ってもらいたいのは、僕はが~まるちょばであり、が~まるちょばってこういうものなんだよということ。そして僕を観た人が『が~まるちょばって面白い』と言ってくれるのが目標であり、つまりそれイコールパントマイムなんだよっていうのが、あとからついてくればいいのかなと思っています」彼にしか出来ないパントマイムの世界。ライブでしか味わえない極上のパフォーマンスを、ぜひ劇場で。取材・文:野上瑠美子
2023年05月19日私たち家族が住む団地にあるウォーキングマシンで運動をしていたちょっと無愛想な男子高校生。そんな彼の印象が180度変わったエピソードをご紹介します。 団地の遊び場に潜む危険私たちが住む団地には遊具があります。保育園から帰ってきた子どもたちの遊び場になっているのですが、安全面で2点、困ったことが。 それは、遊具から10mくらい離れた場所に鉄製のウォーキングマシン(健康遊具)があり、小さい子どもにとっては危ないということ。そして、20m先に頻繁に車が行き来する道路があり、子どもが飛び出す危険性があるという点でした。 返事をしない無愛想な男の子いつものように保育園帰りに、1歳の双子の息子と4歳の長女の3人を遊具で遊ばせていたときのことです。その日は高校生の男の子がウォーキングマシンで運動をしていました。長男はそのウォーキングマシンに興味津々で、何度も近寄っては、私に抱きかかえられて遊具に戻されるのを繰り返していました。 そのたびに「邪魔してごめんね」と青年に一言お詫びを言っていた私。しかし青年からの返事はなく……、なんだか無愛想で冷たい雰囲気の子だなと感じていました。 青年のナイスセーブに救われた!そろそろ家に帰ろうと、子どもたち全員をベビーカーのそばに集めました。まだ遊びたい、とぐずる次男をベビーカーに乗せるのに苦戦していると、後ろに気配を感じました。振り返ると、なんとそこには、あの無愛想な高校生が長男を抱えて立っていたのです。私はその姿を見てハッとしました。私が次男に気を取られている間に、長男は1人ウォーキングマシンを通り過ぎ、道路のほうへ向かっていたのでした。 長男がいなくなっていたことさえ気づいていなかった私は、もし青年が捕まえてくれなかったらと思うとゾッとしました。そして心から「本当にありがとう、君のおかげで助かったよ」と青年に告げると、彼は軽く会釈をするだけで何も言わず、長男を私に渡して去っていきました。 少しの間とはいえ、長男をしっかり見ていなかったことを深く反省したのはもちろんですが、無愛想だなと思っていた青年の行動に感謝してもしきれない思いでした。 著者:山口まなみ4歳の娘と1歳の双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月14日私は妊娠33週から実家に里帰りしていました。周りからは「貴重なひとりの時間、有意義に使いなよ!」と言われていましたが、だらだらと過ごす日々。思いもよらぬてんやわんやな出産が待っているとは知らずに……。 これはおしるし? 前日、病院にて確認妊娠36週6日のとき、おしるしのようなものが確認できました。念のため病院に電話をすると、「状況を確認するので来てください」とのこと。先生からは「子宮口も開いていないです。様子を見ながら安静にしていてください」との指示を受けたので、その日はそのまま帰宅しました。私自身も「さすがに3週間以上前だし、たまたまの出血かな……」と思っていました。 母から「陣痛はそんなもんじゃない!」翌日5時ころからおなかが痛いな〜と目が覚めてしまいました。昨日のこともあったので心配になり、陣痛アプリをダウンロード。間隔を入力してみましたが、陣痛かどうかよくわからず、「間隔も何もずっと痛いんだけどな……」と感じた私は病院に電話しました。先生からは「あなた、声は元気そうよ。だからそれまだ陣痛じゃないんじゃない? また何かあったら電話して」と意外とあっさり。 私がソファで丸まって「おなか痛いよ〜」と訴えても、母からは「陣痛はそんな痛みじゃないから! 私なんか叫びすぎてよく覚えてないくらいだったわよ」と。出産経験のない妹からも「お姉ちゃん大丈夫〜?」と皆あまり心配してくれていませんでした。 車内で悶絶、スピード出産12時半ごろ、耐えきれなくなった私は「もう無理! 病院に連れてって!」と母と妹に伝えました。ようやく私の状況を理解してくれたのか、2人は車で私を病院まで運んでくれました。このときとにかく冷や汗が止まらなかったのを覚えています。病院に到着すると、助産師さんが「これは大変!」と私の足の間を手で押さえました。そして、「あなた歩ける?」と聞かれたので、「大丈夫です!」となんとか分娩室までの階段を自力で歩き、その後約20分で出産予定日より3週間早く出産しました。 私にとっても家族にとっても初めての経験だったので、全員ドタバタ焦ってしまいました。とにかく無事病院に着いてよかったなと思います。今となってはスピード出産でよかったねと言えますが、少し遅れていれば車内で出産する可能性もあったと思うとゾッとします。今第2子を妊娠中なので、次はもう少し余裕を持って行動したいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/こちょれーと著者:倉木アリサIT企業に在職中。現在第2子妊娠中のため育休延長し、1歳男児の子育てをしながら、自身の経験をもとに体験談を執筆している。転勤族のため現在は東京都在住。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月11日私たち夫婦の住まいは、義実家と車で1時間の距離にあります。義母は2週間に1回、義実家に遊びに来るよう夫に電話をしてきたので、私達は呼ばれるたびに行っていました。最初は義母に気をつかい義実家で過ごすことが多かったのですが、徐々に暇を持て余し、夫が私に外出しようと言うようになりました。すると義母は「私も一緒に行く」と言い、ついてくるようなったのです。 どこに行くのも義母が一緒私たちが外出しようとするたびに、「どこに行くの!?」と義母は質問をし同行をしてきました。公園での散歩、ショッピング、外食に夫と義母と私の3人で出かける日々が続きました。 せっかくの休日なのに夫と2人で出かけることができず、私の不満はどんどん膨れ上がっていくばかり。そんなことを知らない義母は、「今度はどこに行く? 私は新しくできたここに行きたいわ!」とウキウキした様子。夫は私の不満に気がついているものの、何も言いません。 久しぶりに2人きりの外出!そんなある日、いつものように義実家に到着したものの義母の姿がありませんでした。夫が義母に連絡すると「用事があったので帰宅が2時間くらい遅れる」という返事。時間があったので私たちは2人で出かけることにしました。 久しぶりに夫と2人でデートをすることができ、私はとてもうれしかったのですが……帰宅すると義母がひどい剣幕で怒っていたのです。 義母からの罵声「私に何も言わないで出かけるなんてひどすぎる!」「どうせあなたが息子をそそのかして、私を置いてきぼりにしたんだろう!」と言うのです。あまりの理不尽さに私は言葉を失いました。 そもそも夫婦の外出に当たり前のように同行しようとする義母の行動のほうが、私は疑問でしかありません。夫は義母の剣幕に圧倒されていましたが、義母をなだめ、その場をおさめようと必死な様子でした。 義父の言葉で義母は…そこへ義父が帰宅し、義母の様子に驚いていました。義母は義父に状況を説明をしていましたが、義父は「夫婦水入らずで出かけたいこともあるだろう。邪魔をしちゃいけないよ」と言ったのです。私は義父のその言葉に救われました。 義母は納得はしていないようでしたが、その後は何も言わず過ごしてくれています。しかし、私に対する態度にはどこかよそよそしい感じが残っていました。 義母は息子が結婚したことに寂しさがあったのではないでしょうか。今回のようなことが再びあるのではと思っていましたが、あれから私は出産をし義母にとって初孫が誕生しました。孫はかわいいようで、今は孫を独占したい様子。おかげで夫への執着は落ち着いたようで、少しだけホッとしています。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月07日義母はスタイル抜群で、美人です。私は外見に自信がないので、出産前は「子どもが義母に似たらいいな」と思ったこともありました。でもその後、生まれた長男に対する義母の発言にモヤモヤすることがいっぱい。配慮のない言葉に傷つくこともあったので、どのように関わるようにしたのかをお伝えします。 長男を溺愛する義母長男は義母にとって初孫なので、とてもかわいがってくれました。いつも長男のことを褒めてくれていたのですが、褒め方にだんだん違和感を覚え始めた私。義母は「パパに似て、顔がシュッとしてる!」「目が大きいのは私似かしら」など夫や義母に似ているという趣旨の発言ばかりしていたのです。 私が「目はパパより私に似てませんか?」と冗談まじりに聞いてみると、義母はその言葉をスルー。一方、鼻がコンプレックスの私が「長男は鼻が低くて、かわいそうなんですよね」と自虐ネタを振ると、義母は「鼻はパパには似てないわね」と嫌みっぽく言うのでした。 発達が遅いのは誰のせい?長男が成長してくると、外見だけではなく発達についても義母から指摘されるように。話し始めるのが少し遅かった長男は、1歳半になってもまだ「ママ」や「まんま」など簡単な単語を3つ言えるだけでした。 その状況を見た義母は「パパは11カ月のころには、いくつも単語を覚えていたわ。名前を呼ばれたら手を挙げて、返事もできたのに」と不満げ。「おしゃべりが遅いのはなぜかしらね」とつぶやいていて、短所は私のせいと言わんばかりの雰囲気でした。 6年間変わらないスタンス現在6歳の長男は、高身長で脚が長いところは夫似です。それ自体はうれしいことなのですが、最近、義母は長男の脚の話題が大のお気に入り。会うたびに義母は「スキニーパンツが似合う」などと褒め、最終的には「私に似て、本当よかったわね」と長男に言うのです。 私はO脚で背も高くないので、コンプレックスを刺激されているような気持ちになります。長男が生まれてから6年間変わらない義母のスタンス。「歌がうまいのも私に似たわね」「英語の発音がいいのも私とそっくり」などと繰り返す義母の発言は、自慢のように聞こえイラっとしてしまうこともあります。 義母の発言に不快になることが多いのですが、よく考えると、義母は長男の長所を見つけるのがじょうずです。私が気付かなかった部分を褒めてくれることもあるので、長男はうれしいはず。「誰に似ている」という言葉尻に注目してしまうのではなく、長男をかわいがってくれているんだなとプラスに考えるようにしています。 著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月06日端午の節句に、男児の成長を願って飾る『こいのぼり』。春になると、カラフルな色の鯉(コイ)を模したのぼりを、庭や川の近くで目にする機会が増えますよね。特定の地域でのみ見られる、一風変わった見た目の、のぼりがあるのをご存じですか。高知県で見られる『カツオのぼり』今回ご紹介するのは、鯉…ならぬ、鰹(カツオ)を模した、のぼり!2017年に高知県幡多郡黒潮町で撮影された『カツオのぼり』高知県幡多郡黒潮町では、2001年から、子供の成長を願う『こいのぼりとカツオのぼりの川渡し』が、毎年4月下旬から5月上旬にかけて行われています。飾られる『カツオのぼり』の数は、なんと合計約100匹にもおよぶのだとか!美しい青色をしたカツオの大群が、大空を泳ぐ姿は、見る者の心をわしづかみにしているのです。2017年に高知県幡多郡黒潮町で撮影された『カツオのぼり』郷土料理として知られる、カツオのたたきをはじめ、カツオが食卓に登場することが多い高知県ならではの光景ともいえますね。残念ながら、2023年4月下旬から5月上旬にかけての川渡しは、中止になったとのこと。毎年、一定の期間にだけ見られる貴重な光景なので、定期的に情報をチェックしてみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年05月05日毎年5月5日は、端午の節句。男の子の成長を祈願する行事で、こいのぼりや五月人形を飾る家庭も少なくないでしょう。部屋の飾り付けや料理なども華やかにして、盛大にお祝いする人もいるかもしれません。こいのぼりサンドイッチが、とてもかわいい!1歳の息子さんを育てる母親の、あおママ(aogram_026)さんは、こいのぼりをモチーフにしたフルーツの『オープンサンド』を作り、Instagramに投稿。かわいらしく、華やかな見た目に「素敵すぎる!」といったコメントが寄せられていました!こいのぼりのポールの先端に付いている『矢車』は、卵とチーズで作ります。牛乳少々を混ぜた卵を焼き、温かいうちに半分に切ってスライスチーズを乗せてください。あとはくるくると巻いてラップで包み、冷蔵庫で冷ましてから、好きな厚さに切れば完成です。コイの部分は、耳をカットした食パンを使います。パンの耳をポールにする場合はL字に切るようにしましょう。次にフルーツやチーズ、海苔を使って、ウロコや目などのパーツになるように切っていきます。食パンにヨーグルトを薄く塗って、切ったフルーツやチーズで飾れば完成です!あおママさんはキウイ、イチゴ、バナナを使用していますが、好みの具材に変えてもアレンジが楽しめそうですね。幼稚園や小学生くらいの子供であれば、一緒に作ることもできるでしょう。かわいい見た目に、子供も大人もテンションが上がること間違いありません![文・構成/grape編集部]
2023年05月02日「よってこい四万十」が帰ってくる5月3日(水)にこいのぼり公園にて、春の一大イベント「よってこい四万十」が3年ぶりに開催されます。今回で第20回目となるこのイベントは、移動動物園やペーパークラフト体験など子ども達が楽しめる催し物から地場産品の販売まで盛りだくさんの内容です。約500匹のこいのぼりこいのぼり川渡し発祥の地として知られる四万十町十川では、1974年からこいのぼりの川渡しが毎年行われています。日本最後の清流と称される四万十川と公園の上空を優雅に泳ぐ約500匹のこいのぼりのコントラストはまさに圧巻の一言。イベント会場のこいのぼり公園でその絶景をぜひご覧ください。イベント概要名称:よってこい四万十開催日時:2023年5月3日(水)開催時間:10:00~15:00場所:こいのぼり公園(四万十町十川)実施内容:地場産品販売/移動動物園 四万十ふれあい動物村「ブレーメン」/ペーパークラフト体験/こいのぼりの寄せ書き/バルーンアートの実演など主催:こいのぼり交流の集い実行委員会協賛:四万十町/十川体育会/四万十町商工会/四万十町連合婦人会十和支部/十和青年団/十和FCお問い合わせ先こいのぼり交流の集い実行委員会事務局(十和地域振興局)TEL:0880-28-5111【開催】第49回こいのぼりの川渡し|四万十町役場 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月27日家族みんなでおでかけした日、昼食をとろうとファミレスに入りました。時刻は15時ころ。遊びすぎてお昼の時間をかなり過ぎていたので、店内は空いていました。そんな中、初めての外食でテンションが上がってしまった1歳の息子。静かに座っていられない息子に手を焼いていると……。 騒がしい息子に舌打ち…この日、息子は初めての外食で大興奮。「しーっ!」と言っても大きな声を出したり、椅子の上に立とうとしたり、いつも以上に大暴れしていました。人が少ない時間とはいえ、いくつか空席がある程度。すぐ近くの席にもお客さんが座っていました。 あまりにも手が付けられず、先にごはんを食べ終えた息子を外に連れて行くことに。すると、隣の席にいた20代くらいの男性から「チッ、うるせえんだよ」という声が。私は鋭い言葉に驚きつつ、小さく「すみません」と言って息子と外に出ました。 今後は若いカップルが隣に息子が落ち着いたので外から戻ると、舌打ちをした男性は別の席に移動していました。夫が言うには、男性は店員さんに席を変えたいと言っていたそうです。申し訳なく思っていると、今度は20歳前後の若いカップルがその席に。 そして、息子は再び大声を出し始めてしまったのですが、「えっ、ちょーかわいい!」と隣の女性。思わず「うるさくてすみません」と先に謝ると、今度は男性が「いやいや! 言ってどうにかなる年齢じゃないですよ! むしろ癒やされまくりです!」と明るく答えてくれました。 ファミレスで静かに食事をしたい人もいる中、子どもの声を迷惑だと感じる人もいたと思います。そんな中でカップルに明るい肯定的な言葉をもらい、申し訳なさでいっぱいだった心が少し救われた気がしました。もし同じ状況で逆の立場になったら、私も積極的にポジティブな言葉をかけたいと思いました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年04月27日休日に、夫・5歳の娘・1歳9カ月の息子・私の家族4人でショッピングモールにおでかけしたときのことです。飲食店が混む前にとフードコートに行き、お昼ごはんをみんなで食べたところまでは、とても順調でした。しかし食後、夫のまさかの行動に思わずツッコミを入れてしまった体験談です。 私は後でゆっくり食べるはずが…早い時間のフードコートは人もまばらで、広々とした席に着いてごはんを食べていました。とはいえ、1歳9カ月の息子は外食にテンションが上がりっぱなし。私は立ったり歩こうとしたりする息子に対応しながら、落ち着かない中でごはんを食べさせていたので、自分はほとんど食べられませんでした。 それでも、「今日は夫もいるし。みんなが食べ終えたら、夫が子どもたちを見てくれるだろう」と考え、自分は後でゆっくり食べようと思っていたのですが……。 娘だけを連れて去っていく夫!私以外の3人が食事を終えると、夫は「じゃあ、ゆっくり食べて」と娘を連れていなくなりました。残されたのは私と息子。時間差で「……あれ? なんで息子だけ置いていったの?」と疑問でしたが、夫と娘の姿はすでになし。しかしフードコート内も混んできて、深く考える時間もありません。仕方なく走り出そうとする息子を片手で抱えながら、ごはんをかきこみ、夫と娘の元へ。怒りを込めて「なんで息子くんだけ置いていったの!?」と聞くと、「え! だって、ひとりでごはん食べるのって寂しいじゃん」と夫。1歳の子ども連れでごはんを食べる大変さをまったくわかっていない夫の発言に「いや、そうじゃない!」と思わずツッコんでしまいました。私の言葉を聞いても、夫は何が違うのか、イマイチわかっていない様子でした。 思えば、息子の対応はいつも私。今まで、目の前で息子に悪戦苦闘している姿を見ていたはずなのに、なぜ大変だろうと考えなかったのか、心底疑問です。夫には子どもを見ながら食事をする大変さを細かく説明し、次からは子ども2人を連れ出してくれるようになったので、私もゆっくり食事ができるようになりました。 著者:山口花イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年04月21日5歳の娘と1歳9カ月の息子と出かけたときのことです。午前中に公園で遊び、車で帰宅中に子どもたちから「おなかすいた」コールが巻き起こりました。子どもたちの空腹をしのごうと持ってきたお菓子はすでに空っぽ……。どうしようかと思ったとき、目に入ったファストフード店に寄ったのですが、そこでの店員さんの対応に思わずうれしくなった体験談です。 そうだ、ポテトでしのごう!午前中にたくさん遊んで、おなかがすいた子どもたち。運転中に後ろの席で「ねぇ! もうおなかペコペコ!」。娘が怒り、それに乗じて息子も「あーちゅ(おやつ)!」と声を荒らげました。いつもであれば帰宅してお昼ごはんを食べればいいのですが、その日は午後に義実家でお昼ごはんを食べる予定だった私たち。 今食べてしまうと義実家で食べてくれないし、どうしたものかと考えているときに目に飛び込んできたのが、道沿いにあったファストフード店。「フライドポテトでしのごう!」と思い、とっさにお店に入りました。 なんだか不愛想な店員さん店内で注文中、子どもたちは腹ペコで気が立っているのか、「私がポテト持つからね!」と娘が言えば、「ない(ダメ)!」と息子が反発して、ケンカする2人。「車で食べてもいいけど、お願いだから落とさないようにね!」とくぎを刺しつつ注文を終えました。 レジで対応してくれたのは、元気にスマイルをくれる店員さんが多いファストフード店にはちょっと珍しい、ニコリともしない学生さんくらいの若い女の子。「なんかちょっと不愛想で、怖い感じの子だな……」と思っていました。そして支払い後、その店員さんは、ポテトと小さい紙コップを2つくれました。 子どもたちへのうれしい気づかい「コップ……?」と疑問に思い、私がその店員さんの顔を見ると、「あ、すみません!」と焦った様子で、「コップにポテトを分ければ、お子さんたちが車でケンカせずに食べられるかと思ったのですが、いりませんでしたか……?」とおずおずと聞いてきました。 「そういうことか!」と合点がいき、「いえ!お気づかいありがとうございます、使わせてもらいます!」と答えました。店員さんはホッとした表情で「ありがとうございました」とニッコリ笑って、子どもたちに手を振ってくれました。 無事に車内でケンカすることなくポテトを食べられた子どもたち。勝手ですが、あの店員さんは、もしかしたらまだバイトを始めてから日が浅くて、緊張して不愛想になってしまったのかな?と想像した私。そうだとしたら、一生懸命考えてコップを2つつけてくれたのだろうなと思い、ほっこりしました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと漫画家。6人家族で、双子を含む4姉妹のママです! 今は主にイラストを描いていますが、もとは紙面で漫画を描いていました。
2023年03月30日5歳の娘、1歳の息子と私の3人で、車で出かけたときのこと。途中でお昼ごはんを買うために寄ったコンビニで、いかついおじさんに話しかけられました。大柄な男性に怖い顔で話しかけられ、トラブルに発展するかと思いきや……。 子どもたちと車に乗っておでかけある日、普段は行かない、家から少し離れた公園へ遊びに行くことに。子ども2人を車の後ろの席に乗せ、3人でお話ししたり歌ったりしながら公園に向かっていました。私は初めて行く公園なので道を間違えないよう、ナビを気にしつつ運転。 時々、娘が「あ、ねぇねぇママ! 見て!」と話しかけてきても「ちょっと待って! 今、道を間違えたくないからあとでね!」と言うことが数回ありました。途中、お昼ごはんを買うためにコンビニへ。あれこれと迷いながら何を買うか決めていると……。 いかついおじさんが話しかけてきた!「おっ」と後ろから声が聞こえたのでなんとなく振り返ると、そこにはちょっとコワモテのいかついおじさんが。邪魔だったかと思い場所を移動しようとすると、「さっき、あの〇〇号線走ってたよな」と話しかけられました。ドスの効いた声に一気に緊張し、とっさに「車線変更とかで迷惑なことしちゃったかな!?」と焦りました。 「え、はい……」と答えると、おじさんは子どもたちに向かってにっこり。そして「さっきあの道で止まったとき、おチビさんたち2人がいっぱい手を振ってくれたんだよ。長距離運転だから、こういう癒やしがうれしくてさ。いい子たちだね」と娘の頭をなでなで。どうやら私が知らぬ間に、後ろの席の子どもたちが、隣に止まった車のおじさんに手を振っていたようでした。 母が知らない間の出来事にびっくり「え、そうだったんですか」と力が抜ける私。そんな私に娘は「えへへ、そうだよー」とニコニコしています。最後にお店を出る際、おじさんはコンビニで買ったであろうお菓子を子どもたちにくれました。 「申し訳ないです!」と断ろうとしましたが、「俺、なかなか自分の子に会えないからさ、俺のためだと思ってもらってよ」と言うので、ありがたく受け取ることに。そのままおじさんは大きなトラックに乗り込み、最後までニコニコと手を振りながら去っていきました。 「あの道、走ってたよな」と話しかけられたときには、コワモテなおじさんに正直焦った私。けれど実際には、お仕事中だったであろうにもかかわらず、子どもたちにやさしく接してくれた、やさしいおじさんでした。子どもたちにあたたかく対応してくれたことに、ほっこりした体験談です。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと漫画家。6人家族で、双子を含む4姉妹のママです! 今は主にイラストを描いていますが、もとは紙面で漫画を描いていました。
2023年03月12日創業76年の老舗こいのぼりメーカーの株式会社 徳永こいのぼりは、日本の伝統文化であるこいのぼりとアートを融合させ、染色作家・三橋遵(みつはしじゅん)と共同で開発に取り組み、2023年2月10日より新しいテキスタイルデザイン鯉のぼりの販売を開始しました。三橋遵の柔らかな色彩と温もりのある画風により、伝統を踏まえながらも、これまでにない新しい価値を生み出しました。まるで作品から飛び出したようなカラフルで温もりを感じる鯉のぼりです。柔らかなカーブでふっくらと温もりのあるこいのぼりこいのぼりらしい形をのこしつつ、やわらかなカーブや大きな尾びれが特徴の個性的なフォルムに仕上げました。しっぽから風が逃げにくくすることで、お腹に空気が溜まりやすく、泳ぐときにふっくらとした特徴的な形が出やすい工夫をしています。■染色作家・三橋遵と共同で開発新しいデザインを考える上で依頼したのが、染色作家の三橋遵です。伝統的なロウケツ染め技法を用いながらも、平面のみならずインスタレーションや立体と幅広く展開し、繊細で優しい色彩感覚が、新しいこいのぼりのデザインを作り上げるうえでふさわしいと考えました。柔らかなカーブによる温もりのあるフォルムや、カラフルな色彩は、三橋遵の考案によるものです。たくさんのデザイン画の中から組み合わせを考え、新しいこいのぼりが出来上がりました。■デザインの色を忠実に再現三橋遵の作品の魅力である柔らかな筆遣いや温もりのある色彩を再現するにあたり、こいのぼりで普段用いられる型染めを用いずに、カラフルな色彩や色の濃淡を再現することを試みました。力強く伝統的な型染めとは対照的な、豊かな色彩が魅力のこいのぼりが出来上がりました。作品を再現したモダンな優しいタッチと柔らかな色彩は、和にも洋にも現代の住宅のデザインに良く映えます。■商品と販売について徳永こいのぼりのショールーム及び公式ECサイトにて販売中商品名: 皐月の唄三橋遵のこいのぼりスタンドセット価格: 147,600円(税込)セット: 3m鯉のぼりセット、矢車、ポール付、設置方法スタンドタイプ商品ブランド: Atelier(アトリエ)お問合せ: 0869-92-4234(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月08日創業76年の老舗こいのぼりメーカーの株式会社 徳永こいのぼり(岡山県)は、日本の伝統文化であるこいのぼりとアートを融合させ、染色作家・三橋遵(みつはしじゅん)と共同で開発に取り組み、2023年2月10日より新しいテキスタイルデザイン鯉のぼりの販売を開始しました。三橋遵の柔らかな色彩と温もりのある画風により、伝統を踏まえながらも、これまでにない新しい価値を生み出しました。まるで作品から飛び出したようなカラフルで温もりを感じる鯉のぼりです。新作鯉のぼり「皐月の唄」01■柔らかなカーブでふっくらと温もりのあるこいのぼりこいのぼりらしい形をのこしつつ、やわらかなカーブや大きな尾びれが特徴の個性的なフォルムに仕上げました。しっぽから風が逃げにくくすることで、お腹に空気が溜まりやすく、泳ぐときにふっくらとした特徴的な形が出やすい工夫をしています。新作鯉のぼり「皐月の唄」02新作鯉のぼり「皐月の唄」03■染色作家・三橋遵と共同で開発新しいデザインを考える上で依頼したのが、染色作家の三橋遵です。伝統的なロウケツ染め技法を用いながらも、平面のみならずインスタレーションや立体と幅広く展開し、繊細で優しい色彩感覚が、新しいこいのぼりのデザインを作り上げるうえでふさわしいと考えました。柔らかなカーブによる温もりのあるフォルムや、カラフルな色彩は、三橋遵の考案によるものです。たくさんのデザイン画の中から組み合わせを考え、新しいこいのぼりが出来上がりました。新作鯉のぼり「皐月の唄」04新作鯉のぼり「皐月の唄」05■デザインの色を忠実に再現三橋遵の作品の魅力である柔らかな筆遣いや温もりのある色彩を再現するにあたり、こいのぼりで普段用いられる型染めを用いずに、カラフルな色彩や色の濃淡を再現することを試みました。力強く伝統的な型染めとは対照的な、豊かな色彩が魅力のこいのぼりが出来上がりました。作品を再現したモダンな優しいタッチと柔らかな色彩は、和にも洋にも現代の住宅のデザインに良く映えます。新作鯉のぼり「皐月の唄」06新作鯉のぼり「皐月の唄」07■染色作家 三橋遵について新作鯉のぼり「皐月の唄」08<三橋遵 Jun MITSUHASHI>・略歴1954年 京都生まれ2020年 京都市立芸術大学を退任・展覧会1988年 「アーキテクスチュア」スパイラル1989年 「京都の美術、昨日、きょう、明日」京都市美術館「国際掌中新立体造形展」名古屋(1993,98)「環太平洋からの眺望」アメリカ「Restress Shadows」イギリス巡回1993年 「シガ・アニュアル`93」滋賀県立近代美術館1994年 「第4回国際テキスタイルコンペ京都」「現代の染め」国立国際美術館2000年 「藻の記憶」リアス・アーク美術館/宮城2005年 「国際タピストリー・テキスタイルアート・トリエンナーレ」ベルギー2007年 「Japanese Suppleness」デンマーク2008年 「Cloth & Culture Now」イギリス2010年 「織る・編む・ひろがるテキスタイルの形と色」岡山県立美術館2012年 「collect2012」ロンドン(2013、2014、2015)「SOFA」CHICAGO シカゴ2014年 「東京アートフェア」(2016、2017)2015年 「目の目、手の目、心の目」岡山県立美術館2016年 「The Box Project」アメリカ巡回2017年 「ESSENCE-IKI」デンマーク2021年 個展 ギャルリー正觀堂/京都2022年 個展 ギャラリー恵風/京都・受賞1994年 第4回国際テキスタイルコンペティション京都 ITF芸術賞2009年 第22回京都美術文化賞2012年 第31回京都府文化賞 功労賞■商品と販売について徳永こいのぼりのショールーム及び公式ECサイトにて販売中商品名 : 皐月の唄 三橋遵のこいのぼり スタンドセット価格 : 147,600円(税込)セット : 3m鯉のぼりセット、矢車、ポール付、設置方法スタンドタイプ商品ブランド: Atelier(アトリエ)商品ページ : ショップ名 : 「晴れと暮らす」 Instagram : お問合せ : 0869-92-4234■株式会社 徳永こいのぼりについて<会社概要>会社名 : 株式会社 徳永こいのぼり所在地 : 〒709-0412 岡山県和気郡和気町藤野935-4代表者 : 代表取締役 徳永 夕子創業 : 1947年資本金 : 2,100万円事業内容 : 鯉のぼり製造、卸販売、小売り販売URL : Facebook : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月03日1歳の息子と公園に遊びに行ったときのことです。私たちが遊んでいるところに現れたのは、子どもを2人連れたパパ。その見た目が、まるでギャル男! 思わず「うわぁ、すごい格好だ……」と目で追っていたのですが、まさかのギャル男パパのギャップにとても驚いた体験談です。 公園で遊んでいると、現れたのは!?息子と出かけた、少し大きな公園。息子と同い年くらいの子どもを連れた親子が数組遊んでいて、私と息子も楽しく遊んでいました。そのとき、駐車場に車が止まり、新しい親子連れが公園に入ってきました。なんとなく、顔を上げて公園に入ってきた親子を見ると衝撃! 1歳くらいと3歳くらいの男の子を連れたパパなのですが、その格好がとても特徴的でした。前髪はちょんまげのように上に縛っていて、トップスは蛍光ピンクのパーカー。ボトムスはよれよれのスウェットで、その足元はキャラクターもののサンダルを履き、下の子を抱っこしながらスマホをいじりつつ公園に入ってきました。 思わず目で追ってしまう…「すごい個性的な人がきた!」と思ってしまった私。その日遊んでいたのはよく利用する公園なのですが、ほとんどの保護者は落ち着いた色の服装です。その中で蛍光ピンクの服のパパはどうしても目立っていました。そんなパパに気をとられていたとき、走っていた息子が派手に転倒! 「大丈夫!?」と慌てて駆け寄りましたが、息子は大泣きで、手からは血が出ていました。「痛かったね、ごめんね」と息子を抱っこしあやしていると、「ばんそうこう使いますか?」と話しかけてきた人が。見るとそこには、さっきのギャル男パパが、ばんそうこうを手に持ち立っていました。 とてもステキなパパだった!ありがたく頂戴すると、ギャル男パパは息子に「痛かったね。これ貼ったら、すぐ痛いのなくなっていっぱい遊べるよ!」とやさしく声をかけてくれました。その後、ギャル男パパは自分の子ども2人と遊んでいたのですが、下の子を抱っこひもで抱っこしながら、上の子と追いかけっこしたりブランコを押してあげたり。終始笑顔で遊ぶ姿は、夫に見習ってほしいくらいステキなパパでした。帰るときにギャル男パパのところに行って「さっきはばんそうこう、ありがとうございました」と言うと、「とんでもない! ニコニコになってよかったね! バイバイ!」と手を振って、最後までステキな笑顔で子どもに接してくれました。 その公園では、子どもを放置しておしゃべりばかりしている保護者がいて困ったことや、嫌な経験をしたことも多くあった私。今回出会ったパパは、見た目が個性的で最初はびっくりしましたが、子ども思いなとてもステキなパパで、そのギャップにいい意味で驚きました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年02月18日私は国際結婚しており、ブラジルに住んでいます。ブラジルで生まれた一人娘がいますが、娘の外見について、ある日訪ねてきた義母がショックな発言をしたのです。私と夫を悲しい気持ちにさせた義母の発言に対し、私たち夫婦がとった対応は……。 訪ねてきた義母の信じられない発言ブラジル人の夫は目が青く、肌は少し褐色で髪は茶色という、ゲルマン系とラテン系のちょうど中間のような外見をしています。一方の私は、まっすぐな黒い髪、黒い瞳という、日本人に多い外見です。そんな私たちから生まれた娘は、茶色のウェーブした髪、黒い瞳、顔立ちはゲルマン系と東アジア系の中間のような印象で、私と夫の両方から少しずつ外見的な特徴を受け継いでいます。 そんな娘に対し、私たちの家に訪ねてきた義母が「娘ちゃんはとってもかわいいわね。青い目をパパから受け継がなかったのは残念だけど、黒い目もとってもかわいいわよ」という発言をしたのです。「黒い目の美しさは、青い目の美しさに劣る」という意識からくるこの発言に耳を疑いました。 娘の黒い瞳は「残念」?日本では「色の白いは七難隠す」ということわざがありますが、それと同じようにブラジルでは青い目が美しさの象徴と感じている人が多いようです。ですが娘の黒い目に対して、「残念だけど」とは言ってほしくなかったですし、「黒い目は青い目に美しさで劣る」という意識を植えつけるような発言はすべきではないと思っています。 不幸中の幸い、義母がその発言をしたとき娘は遊びに夢中で聞こえていなかったようですが、私の心の中は怒りで震えていました。夫もショックだったようで、娘がいるその場では注意しませんでしたが、娘が寝てから義母に怒りをあらわにしました。 どんな外見でもかわいい娘娘が寝たあとのこと。夫が義母に、青い目でも黒い目でも、髪が金色でも黒色でも、体形が細くても太くても、仮にどんな外見だったとしても私たちの大切な娘であり、「残念だけど」という言葉で形容されるいわれはないことをハッキリ伝えてくれました。 また、義母の発言は一種の差別意識が根底にあることも指摘すると、義母は本当に無意識で発言したようで、ひたすら謝ってくれて、二度と言わないと約束したのでした。 今回娘に対しひどい発言をしたのは義母でしたが、きっとこれから他人のトゲのある言葉に娘が傷つくこともあると思います。そんなとき、ひどい言葉の100倍は「かわいい、すてき」と言ってあげたいと思います。娘がこれからも自信をもって生きていけるように、手助けしていきたいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年02月09日2023年1月現在、回転寿司チェーン店での、一部の客による迷惑行為が問題視されています。物議を醸しているのは、ベルトコンベアに流れてくる、他人が注文した寿司をつまみ食いしたり、テーブル上に設置されている調味料のボトルを舐めたりするといった行為。客一人ひとりが好きな1品をベルトコンベアから取り、ほかの客に迷惑をかけないであろうという、善意や信頼のもと、これまで営業が続いてきました。しかし今回の騒動をめぐり、ネットでは「行くのやめようかな」といった声も少なからず出ています。いわば、客とお店側の信頼関係が、崩れようとしているのです。迷惑行為の続出で、はじめしゃちょーが回転寿司店でパトロール今回の騒動後、YouTuberのはじめしゃちょーさんが回転寿司チェーン店で取った行動が、多くのファンから称賛されています。上述したように、回転寿司チェーン店では、「周囲に迷惑をかけない」「客が悪質な行為をするはずがない」という『性善説』で営業が行われてきました。テーブルに座り、ベルトコンベアから寿司を取るはじめしゃちょーさん。周囲にいる客が迷惑行為をしていないかどうか、自らパトロールをしていたのです!パトロール pic.twitter.com/rxqbbRerLI — はじめしゃちょー(hajime) (@hajimesyacho) January 30, 2023 自分の席の向かい側にいる客だけではなく、座席後ろや、ベルトコンベアの反対側にいる人…など、できる限り多くの場所を見張ったのです。今回の騒動を受けて、店側も対策や迷惑行為がないかどうか、神経をとがらせていることでしょう。しかし、それにも限界はあるもの。はじめしゃちょーさんは、自らパトロールをすることで、新たに迷惑行為が生まれないようにした様子。その行動に、ファンからは感謝と称賛の声が上がりました。・日々の活動で忙しいはずなのに、パトロールをしてくれてありがとうございます!・はじめしゃちょーさんのような行動を取る人が、少しでも増えてほしい!・目つきが真剣そのもの!YouTubeの視聴者や、Twitterのフォロワーが多い、はじめしゃちょーさん。普段の投稿には、多くの人の注目が集まっています。きっと、今回のはじめしゃちょーさんの行動を見て、改めて迷惑行為がよくないことや、軽はずみな行為をしないよう引き締めた人もいるはずです。今後、社会全体で迷惑行為をする人が減ることを願うばかりですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月31日4歳の娘と1歳の息子を連れて行ったスーパーで、買ったものを床にばらまいてしまった私。「最悪だ」と思いつつ、歩いていく人の視線を気にしながら落ちたものをなんとか拾っていました。そのとき、遠くにいた女子高生が「うわ」と顔をしかめて、こちらを見ていたのですが……。 買ったものを店内でぶちまける午前中にめいっぱい遊んでから立ち寄ったスーパー。眠くてぐずぐずしている息子を抱っこひもで抱え、疲れて機嫌の悪い娘の手を引きながら急いで買い物を済ませました。 「子どもたちの機嫌がこれ以上悪くなる前に、早く帰らなければ!」と焦りながら、買ったものをカートの子ども用の椅子の部分に、無理やり乗せて手で支える私。しかし、その焦りがよくなかったのか、椅子の上に不安定に乗せられた荷物がひっくり返ってしまい、店内の床に買った商品がぶちまけられてしまいました。 誰も助けてくれないと思いきや「やっちゃった……」とため息をつきながら商品を拾います。いつもなら戦力になる娘も、今日は機嫌が悪くて「娘ちゃん手伝って」と言っても「やぁだ!」の一点張り。抱っこひもの中の息子も大泣きです。道行く人はチラリと見るだけ。周りの人の視線に居たたまれなくなりながら、「もう、最悪だ」となんとか商品をかき集めていると、遠くから「うわ、まじか」と聞こえました。見ると、ひとりの女子高生が私たちを見て顔をしかめているのです。そのセリフに「あーもう本当に嫌だ」と悲しい気持ちになっていると、フッと女子高生が隣に来ました。 女子高生、素敵すぎる!女子高生は「誰も拾わないとか、まじでありえん!」と怒りながら、私が落としたものを拾ってくれたのです。とっさに「ありがとうございます」と言うと、「私が全部拾うよ。赤ちゃん苦しいだろうからお母さんは立ってていいよ」と、手早く床に落ちたものを袋に入れ直してくれました。 しかも「あ! この豆腐、穴が空いてる! 交換してくるから待ってて!」と言い、止める間もなく行ってしまい、すぐに「店員さんに聞いたら交換してくれたよ!」と戻ってきました。私は何度もお礼を伝え、女子高生は最後まで「大丈夫? まだ落ちてるものない?」と気にしつつ、最後は子どもたちに笑顔で手を振って去っていきました。 当たり前のように困った人を助けてくれ、居たたまれない気持ちでいた私の気持ちごと救ってくれた女子高生。帰りの車では、娘が「お姉さんかっこよかった……」としみじみつぶやいていました。願わくはわが子たちも、あの女子高生のように、さっそうと困っている人を助けられる素敵な人に育ってほしいと思います。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年01月30日無事に出産を終え、体力は回復してきましたが体形が戻らなかった私は、パーソナルトレーニングに通うことに。私はそこで、若い男性のトレーナーさんと出会いました。派手な髪色でクールなイマドキ男子という印象でしたが、通ううちに思わずキュンとしてしまう、ギャップのある一面が見えてきたのです。 第一印象はクールなイマドキ男子出産して5カ月が経過し、子連れでの外出にもだいぶ慣れてきた私は、娘も一緒に連れていけるトレーニングジムを探していました。「完全個室、子連れ可」のジムを見つけ、私は早速、娘を連れて体験へ。 私たちを出迎えてくれたのは、ピンクの髪色をしたガタイのいい男性のトレーナーさん。普段の私の生活では関わることのないタイプの男性が現れてびっくりしながらも、トレーニング体験を終えました。トレーナーさんはベビーカーで待つ娘について特に触れることもなく、淡々とジムについて説明していました。 いつもギャン泣きの娘が…その後、私はそのジムに週1回通うことにしました。毎回娘もベビーカーで連れて行っていたのですが、生後5カ月で人見知りや場所見知りがあった娘は、毎回ギャン泣きで大騒ぎ。新しいおもちゃを渡してみたり、育児用ミルクを飲ませたりといろいろ手を尽くしましたが、娘はなかなか慣れてくれません。 そして、ジムに通い始めて数カ月が経った日のことです。私が別室でトレーニングウェアに着替えている間、いつもはギャン泣きの娘の声が、その日は聞こえませんでした。私が別室から戻ると、トレーナーさんが娘のそばからサッと離れる様子が見えました。ニコニコとトレーナーさんを目で追う娘。どうやら、トレーナーさんが娘をあやしてくれていたようでした。 次第に仲良くなっていく2人そこからトレーナーさんと娘の距離が徐々に近づいていきました。最初は私も自分のトレーニングに夢中で気づかなかったのですが、鏡越しに後ろを見てみると、変顔や奇妙なダンスで娘をあやすトレーナーさんの姿が! 娘も完全に心を開いたようで、得意の「いないいないばあ」を披露していました。 あるときは、私がトレーニングの途中で休憩をしていると、トレーナーさんが急いで娘のそばに行き、「かわいいなぁ」とつぶやいていました。最初は「ピンク髪のクールなイマドキ男子」だったトレーナーさんの印象も、いつの間にか「娘にデレデレな子ども大好き男子」に変わっていったのです。 今では、私以上に娘のほうがトレーニングジムに行くことを楽しみにしているように思います。トレーナーさんも、娘と会うことを毎回楽しみにしてくれているようです。自分の用事に娘を付き合わせることに、少し罪悪感を抱いていた私でしたが、楽しそうな娘とトレーナーさんのやり取りを見て安心しました。 著者:渡辺まゆり2021年生まれの女の子のママ。幼児教室に勤務。介護福祉士、FP3級の資格あり。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと漫画家。6人家族で、双子を含む4姉妹のママです! 今は主にイラストを描いていますが、もとは紙面で漫画を描いていました。
2023年01月28日現在第2子妊娠中、3歳の長女を育てています。私がまだ長女を妊娠していたとき、買い物に行ったスーパーで店員さんから信じられないような言葉の数々をかけられ、非常に不快な気持ちになった体験談をご紹介します。 スーパーの店員さん突然の「横綱」発言臨月にスーパーへ買い物に行ったときのことです。その日はいつもと変わらず買い物をしていました。私がいろいろと見て回っていると、急に「おう! 横綱!!」と大声で話しかけられました。お客さんもまばらなのですぐに私にかけられた声だと気づき、「は!?」と思って驚いて振り返ると、鮮魚コーナーで働いているおじさんがニコニコして近づいてきます。 このときは突然のことで、まだ私にかけられた「横綱」という言葉を飲み込めずにいました。少しして臨月の自分が「横綱」などと言われて、不愉快な気持ちがこみ上げてきました。 続く失礼すぎる言葉の数々この店員さんはこれまでも買い物のときに数回話をしたことがありますが、そのときは気さくな店員さんだという印象でした。しかしその程度で、いきなり横綱と言われて笑えるほど親しくはありません。そこであいまいに会釈だけしてその場を立ち去ろうとしたのですが、その店員さんがなぜかついてきます。 しかもこの店員さんの言葉はこれだけで終わりませんでした。黙っている私に「でかっちり(尻)は安産っていうからよかったなぁ!」「何食べたらそんなでかくなるんだ!」。そう言ってバンッと私のおなかを叩きました。 その場を去るも嫌な気持ちにこれには私も驚き過ぎてその場で絶句してしまいました。一方それで満足したのか「じゃあなぁ」と言って店員さんは去っていき、私は怖くなって買い物もそこそこにスーパーをあとにし、それからこのスーパーには行かなくなりました。 普段から気さくに話しかけてくる人なので、店員さんにとってはいつものコミュニケーションのつもりだったのかもしれません。確かに私は臨月でおなかは出ていましたが、体型のことを言われるのはかなり不快でした。ましてや赤ちゃんのいるおなかを叩くなんてもってのほかだと思い、しばらくは嫌な気持ちでいっぱいでした。 妊娠中といういろいろなことに繊細になっている時期で、かなり傷つく体験でした。この経験から、私は夫や実父などに「妊婦さんに対してでも体型のことを言ったら不愉快だからね!」と伝えています。もちろん私自身も親しい友人でも妊婦さんの体型のことは言わないようになりました。 著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年01月13日4歳の娘と生後5カ月の息子を育てています。わが家は田舎にあり、家から5分の義実家の近くには親戚なども多く、昔ながらの距離の近い近所づきあいがあります。そんな義実家だからこそ起きたのが、今回の衝撃的な出来事でした。 別室で授乳タイム息子が生後4カ月のとき、義実家にみんなで遊びに行きました。義実家で過ごすなかで息子の授乳の時間になり、いつものように別室を借りました。その別室は大きな窓があって、そこから庭に出入りできるようになっています。 私はその窓を気にするでもなく、いつものように授乳していると、「ドンドンドン!」と窓をたたく音がします。驚いていると外で「R(義母の名前)さん!」と声がしたので、義母のお客さんなんだなと納得。しかし授乳の真っ最中なので動けずにいました。 おじさん! しかも…入ってきた「玄関のほうに行くかな?」と思っていたそのとき、いきなり部屋の窓が開いておじさんが入ってきました。その部屋の窓が開いているとも思っていませんでしたし、おじさんが勝手に入ってくるとも思っていなかったので私はびっくり。慌ててめくりあげていた服を降ろし、息子がくわえている部分を隠し、咄嗟に「Rさんはリビングにいると思います」と言いました。 するとおじさんは「お? Rちゃんの孫か? おっぱいくれてるんか? 見せて見せて」とズンズン近寄ってきます。息子は授乳真っ最中。「え? いや、あの」と言うも、おじさんの勢いに圧倒されて私はパニックになり動けませんでした。 夫が飛び込んできた!おじさんが近づいてきたところで部屋に飛び込んできたのは夫でした。「あ! こんにちは!」と言い、「ちょっと今こっちの部屋使ってるんで、あっちにどうぞ!」とそのまま連れて行ってくれました。おじさんが出ていってドッと汗が出てきた私。 こちらのパーソナルスペースにズカズカと踏み込んでくるかのようなおじさんの勢いに、遅れて恐怖心が出てきました。あとで聞くと、夫は話声が聞こえて慌てて入ってきたそう。夫が入ってきてくれなかったら、どうなっていたのだろうと思うとゾッとします。 夫から「義実家はよく近所の人が勝手に家に上がっている」とは聞いていましたが、授乳中というタイミングでそれを目の当たりにし、とにかく驚きました。これからは別室でも、授乳ケープを使うなど油断しないようにしようと思っています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年01月09日