昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「寝たきりになって、子どもたちに迷惑をかけたくありません。運動をしたり食生活に気を付けたりしています。この年になって、こんな心配をするなんて悲しくなりますよね」(サトのペリカさん・78・無職・東京都) 【A】「年を取ったら、深く考えずに子どもの世話になろう」(蛭子能収) オレも、この先、足腰が立たなくなるのが心配です。だから、月に1回ぐらい、多摩川の土手を散歩していますが、同じコースを歩いても飽きてしまって、500メートルぐらいで止めてしまいます。これじゃ、だめですね。 でも、オレは世話する人のことまで不安に思ったことはありません。オレが動けなくなったら、息子たちが世話するかもしれませんが、子どもたちには自分の生活があるから、全部できるわけではありません。どうせ心配するんだったら、国がやっている介護のサービスのことを子どもが知っているかどうかだと思いますけどね。 寝たきりになって重荷になりたくない、という気持ちはわかりますけど、あまり考えないほうがいいと思いますよ。というか、迷惑かけるのは仕方ないこと。お願いしたいことは「やってちょうだい」と素直に言って、子どもたちにできないと言われても気にしない。なにかしてもらったら「ありがとう」と言っていれば、子どももそんなに煩わしいことだとは思わないんじゃないですかね。
2018年06月04日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「大阪に1人で住む82歳の母。足腰が弱くなってきたので、『つえをつけば?』と言ったら『そんなんいらんわ!』と。私もついカーッとなって口論に。いいアドバイスをお願いします」(コマさん命っ子さん・50・会社員・神奈川県) 【A】「キレているところを見られるのは、すごく恥ずかしいこと」(蛭子能収) 母と娘で、言いたいことを言えるのはいいことだと思いますけどね。アナタの言い方が、どこかキツかったんですかね。ただ、お母さんに「いらん!」と言われて、カーッとなってしまうのはおかしいですよ。この人も50歳だったら、お母さんの言動に、いちいち反応せずに適当に笑っておけばいいと思うんですけどね。 というか、最近、すぐに頭に血が上る人は多いですよね。カッと熱くなってしまうと、ケンカになってしまったり、悪い結果になってしまったりします。 オレがギャンブルで心がけていることは、怒りの感情にまかせて勝負しないこと。感情が高ぶると、冷静な判断ができませんからね。だから、競艇で勝ってもぴょんぴょん跳ねるぐらい。大負けしても悔しさをグッとこらえます。熱くならないコツは、いつも誰かが自分を見ていると思うことです。熱くなっているところを見られたら、すごく恥ずかしいと思えばいいんです。
2018年05月28日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「40年来の友達が夫を亡くして落ち込んでいます。『元気出しなさいよ』と励まそうと思っても、どこか避けられている感じ。伴侶を亡くした人にはどう接したらいいでしょうか?」(シャン春ショーさん・62・主婦・愛知県) 【A】「夫を亡くした奥さんを励ますにはイケメンを紹介するのがいちばん」(蛭子能収) オレも前の女房をなくしたあとは、ずっと泣いて過ごしていました。あまりに気落ちしていたから、まわりの人たちも心配して声をかけてくれましたが、それで逆に女房のことを思い出してしまうんですよね。だからオレからは誰にも連絡しませんでした。競艇場に行ったり、フリー雀荘で知らない人とマージャンを打ったり、日常的なことをして気持ちを紛らわしていましたね。 たぶん今は、あなたが何を言っても、友達の頭には入らないと思いますよ。だから“しっかりしてね”と願いながら、黙っているのがいいと思いますけどね。 とはいっても、励ましたい気持ちもすごくわかります。オレの場合は、前の女房が亡くなった直後に、すごく寂しくて誰かと結婚したくなったんです。それで片っ端から女性に声をかけたり、ファンレターを読み直して連絡したりしたことも。「元気出して!」よりも「お嫁さんを紹介しようか?」と言われたほうが正直、救われました。アナタも、どこかのイケメンを紹介したらどうですか!
2018年05月21日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「子どもが通う小学校のPTAで、働いているお母さんたちは誰も役員をやらず、結局、私が引き受けてしまいます。不平等だし、ひょいひょい引き受ける自分も愚かだなと思っています」(イカメンチさん・36・主婦・青森県) 【A】「演劇は、ちょこちょこ人が動き回っているだけでつまらない」(蛭子能収) PTAの活動は手間がかかるんですかね。でも、一度引き受けてしまったのなら、面倒だと思わずに、楽しんでやったほうがいいと思いますよ。ほかの人は役員になるのを避けて、自分だけが貧乏くじを引いていると思うなど損得で考えてしまうけど、“ひょいひょい”と頼み事を受け入れるのは、それだけ受け入れられる力があることだから、素敵だと思いますけどね。どんなことも引き受けるようにしているオレですが、テレビで共演した人から「今度、舞台に出るので来てください」と誘われても、最近は「あ〜」と言いながら、ほとんど行かないですね。へへへ……。 前までは、演劇に誘われると、軽率にもチケットをもらって見に行っていましたが、おもしろいと思ったことが一度もありません。スクリーンに人がでっかく映る映画と違って、演劇はちょこちょこ人が動き回っているだけで迫力がなくて損した気分になります。基本的には寝るつもりで行っていました。“ひょいひょい”と受け入れているうちに、損か得かが見えてきますよ。
2018年05月14日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「蛭子さんの本『ヘタウマな愛』を読んで、蛭子さんの優しさとまっすぐな姿勢に心打たれました。そんな愛情あふれる蛭子さんにぜひ聞きたいのです。『愛』とはなんですか?」(マーボーダンゴさん・46・会社員・栃木県) 【A】「オレは女房より競艇を愛している!」(蛭子能収) オレは「好き」も「愛している」も同じくらいの気持ちだと思っていたから、いきなり「愛とは?」と聞かれると迷いますね。家に帰って女房がいたら「あ〜この人がおってよかった」と思えることが、愛なのかもしれませんね。女房が出かけて2日間帰ってこなくて、寂しいなと思ったら、それも愛なんでしょうね。なにか手伝いをしても小遣いが増えるわけでもありません。どちらかというと怒られてばかりですが、女房と喫茶店でコーヒーを飲んでいるだけで楽しいことも。これも愛ですかね。 競艇で考えてみたら、競艇場に行って、ボートのエンジンを聞くと「あ〜来てよかった」と思うし、競艇場に1週間も行かないと、すごく寂しいです。どちらかというと連戦連敗で、涙が出てくるほど情けない気持ちにさせられるけど、時に勝たせてくれます。寝ても覚めても競艇のことばかり考えているし、死ぬんだったら、競艇場で大勝ちした瞬間に死ぬのもいいですね。オレはやっぱり女房より競艇を愛しているんだ。
2018年05月07日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「息子は、女性よりも男性が好きで、『一生独身で生きていくから』と。普通に育てたつもりなのに、子育てに失敗したのでしょうか。私の友達の孫の話を聞くと心が痛みます」(ヒロさん・67・主婦・神奈川県) 【A】「『同性が好き』という自分の考えを正直に話すのは立派なこと」(蛭子能収) この息子は、自分の思いや考えを親に正直に話しているんですよね。すごくエライことだと思いますけどね。 それにしても結婚したり、異性を好きになったりすることが普通なんですかね。この人の言っている「普通」がちょっとわかりにくいですね。別にどうでもいいけど。 友達の孫の話で思い悩むのなら、あなたの友達に「息子は男性が好きだから結婚しないの」と言ってみればどうですかね。変な顔をしたり離れていったりする人がいれば、その人とは付き合わなければいいだけですよ。 そもそも結婚って面倒くさいですよね。オレは、女房の趣味で神社仏閣巡りに付き合わされていますが、最初はおさい銭が10円でした。すると女房から「ダメダメ、最低でも1,000円!」と言われました。オレは10円でも高いと思っていたのに。この前、競艇のお小遣いが減らされているから、1,000円札をさい銭箱に入れるふりしてポケットに戻そうとしたら、女房に見つかって怒鳴られてしまいました。少しだけ独身が羨ましくなりました。
2018年04月23日たまごのエキスでクレンジング!小じわもケア株式会社シーンズは、2018年5月10日(木)より、「たまごクレンジングジェルココエッグリンクルクレンジングジェル」を発売する。この商品は、卵殻膜エキスを配合したクレンジングジェルで、プチプラなのに大容量で乾燥小じわをケアできるアイテム第3弾である。メイクはしっかり!肌には優しく「たまごクレンジングジェルココエッグリンクルクレンジングジェル」の特徴は、肌をしっかりケアしてくれる点。メイクをきちんと落とすことはもちろん、肌にしっかりと潤いを与え、瑞々しい肌を保ってくれる。気になる乾燥小じわが目立たなくなり、キレイな肌を保ってくれる。肌に優しい5つのフリー「たまごクレンジングジェルココエッグリンクルクレンジングジェル」には、卵殻膜エキス以外にも、無着色、無香料、無鉱物油、アルコールフリー、オイルフリーと5つのフリーが存在する。さらに、パッチテスト済みなので安心だし、低刺激性なので刺激に弱い人でも使いやすくなっている。価格の割には大容量なのでコスパがよく、毎日のケアにぴったり。敏感肌などでなかなか合う化粧品がない人は、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社シーンズのプレスリリース
2018年04月20日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「野球が大好きです。とくに読売巨人軍が何年も優勝から遠ざかって、今年こそと毎年願っているが、かなわぬ夢。蛭子先生、どうすれば、昔の強い巨人になるか教えてください」(サクラさん・66・アルバイト・山口県) 【A】「選手全員、長嶋のような眉毛にすれば巨人はきっと強くなる」(蛭子能収) 野球といえば、オレは「AbemaTV」(インターネットテレビ)のニュース番組で、プロ野球のコーナーに毎週出演していたんですよ。そのコーナーでは、実際のプロ野球の試合映像が使えなかったから、オレがイラストを描いて、解説みたいなことをしていたんですよ。でも、この春から、映像が使えるようになってオレはリストラに。月に1度の出演になってしまいました。もっと野球を勉強して週1レギュラーの復帰を目指しています。 たしかに、最近は、聞いたことがないような球団が優勝していますよね。オレは、昔から巨人が好きでしたね。金にものを言わせて連れてきたいい選手がたくさんいて、ダントツで強かったのでいつも応援していましたよ。スター選手のなかでも、とくにオレは、王(貞治)選手よりも長嶋(茂雄)選手のほうが好きでしたね。なによりあの太い眉毛がいかにもホームランを打ちそうで、すごく気になっていました。今の選手たちも、長嶋のように眉毛を濃くすれば勝てるかもしれませんね。
2018年04月16日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「老人ホーム暮らしで生活がきびしいです。人生にゆとりもありません。施設には仲よしもいますが、意地悪な人もいて、よくケンカになります。この年になって悲しいですよね」(匿名希望さん・60・無職・兵庫県) 【A】「理想や野心を捨てたほうが人生はうまくいく」(蛭子能収) ついに競艇で使えるお金が、2万円に減らされました。余裕のないギャンブルだと大勝ちする気がしませんよ。 それにしても、この人は不満ばっかりですね。自分は特別な存在だと勘違いしているはず。だから、相手や境遇がすべて悪いと思ってしまうんですよ。60歳になっても、まだ理想とか野心があるんでしょうね。ウフフ。 オレも25歳で描いた作品が、憧れの『月刊漫画ガロ』に入選して、掲載されたときは野心を抱きました。でも原稿料は出ないし、編集部からもなしのつぶて。その後、エロ本自販機だけで売る漫画雑誌から依頼があり「オレにはこういう本からしか注文が来ないんだな」と理想を追うのをやめて仕事を引き受けました。 その漫画を描いているうちにテレビの仕事が増えてきたんですよね。強いこだわりとか理想像を追い求めることをやめたことで、人の評価とか気にならなくなったみたいです。理想とか野心はないほうがいい……。あっ、オレも競艇でも大穴を狙うのをやめたほうがいいかも!
2018年04月09日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「能天気な20歳の息子の将来が心配です。せっかく入った一流大学もやめてしまい、お気楽なバイト生活。いい会社に就職もできないでしょう……。先が思いやられます」(キャラメルコ〜ンさん・51・主婦・東京都) 【A】「今は親がいるから甘えてるだけ。バイトしているなら大丈夫」(蛭子能収) 放っておけばいいんですよ。オレの息子も小さいときから家でずっとゲームをしていれば満足というタイプ。今は、結婚して、好きなゲーム業界で仕事をしています。 しかもバイトしているなら、自分が食べられる分は稼げるはず。親がいるから今は甘えているだけ。いつか誰もいなくなったらなんとかするし、何か自分のいきがいを探している時期かもしれませんよ。 オレにとって仕事は金を稼ぐ手段。食っていくためにはやむをえないことだと思っています。テレビの仕事を「楽だ?」と言って、ヒンシュクを買うことがありますが、正直、嫌なことも少なくありません。ちり紙交換をしていたときも、トラックで競艇場に行く楽しみがありましたが、肉体的にはツラいことばかり。それでも「楽だ?」と割り切って働いていました。 それに比べて漫画の稼ぎは連載10本で月に20万〜30万円ほど。「楽だ〜」というしごとではなく、オレにとってはいきがいのようなものかもしれません。
2018年04月02日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「定年退職する夫と、日本中の温泉地を軽自動車のキャンピングカーで巡ろうと考えています。バスで全国を旅している蛭子さんにとって、お気に入りの温泉地を教えてください」(マーミンママさん・59・パート・東京都) 【A】「風呂は、体の汚れを落とすために入るもの。温泉なんて必要なし」(蛭子能収) 最近もギャンブルで負けてばかりです。一方、オレのマネージャーは、一昨日、競馬で25万円も勝ったからと、「いきなり!ステーキ」の1,500円もするランチをおごってくれました。情けないけど、おいしかったです。 もともとマネージャーはギャンブルには無関心でした。オレの担当をしてから競艇や競馬を覚えて、今ではオレよりも勝っています。舟券を買うコツを仕込んだのはオレなのに……。もう人には何も教えたくありません。 そもそも、オレは温泉が別に好きではありません。ロケで温泉に行ったときに、湯船で「ア〜」と声を上げますが、心地よいポーズをしているだけです。温泉といってもお湯ですから、サッパリ感はありますが、気持ちいいという感覚になったことがありません。それよりも服を脱ぐとか、人に裸を見られるとか煩わしいことばかり。だいたい、風呂やシャワーは、汗臭くなって人に嫌われないために入るだけのもの。温泉も、気持ちよくなるために入るものではないと思っているんです。
2018年03月26日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「スマホを勧められ手に入れましたが、使いこなせず。孫に聞いて、電話はかけられるようになりましたが、ほかはサッパリ!蛭子さんはどうやってスマホを使いこなしていますか?」(さっちんさん・67・主婦・岐阜県) 【A】「スマホは『便利に使っている』というより『使わされている』もの」(蛭子能収) オレもスマホは無理ですね。携帯電話でさえ使っているのは通話と仕事の予定が送られてくるメールだけです。黒電話が珍しかった時代から考えると、すごい進化ですよね。でも本当に世の中、便利になっているんですかね。 パチンコで言えば、昔は、台に打ち付けられた釘を読んで、出るかどうか判断していました。店には釘師がいて、勝っている人がいたら、釘と釘の間をトントンと「締めて」いました。あと台の裏には通路があって、玉が引っかかると、そこを走って店員が対応していました。 今のパチンコ台はすべて機械化して、コンピューターが勝敗を決めているみたい。前のように“遊んでやろう”というよりも、“遊ばれている”感じで悲しいですよ。それにパチンコ台が進化したことで、多くの釘師や店員が職を失ったと思うと複雑ですね。便利になればなるほど、不幸な人が出てくるもの。スマホは都合のいい道具かもしれませんが、便利で使っている人よりも、使わされている人も多いと思いますよ。
2018年03月19日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「『ワンルームマンションに投資しませんか?』『金を買いませんか?』という営業電話が悩みです。一生懸命話してくるのでつい聞いてしまい……。いい断り方はありませんか?」(トモトモさん・64・主婦・神奈川県) 【A】「『儲かる』という言葉に敏感なのは、生きている証し」(蛭子能収) オレも「必ず儲かります」と言われると、自分を失うことがあります。それで変な生命保険を契約したり、金の延べ棒を買ったりして、ほとんど損をしています。とくに金の延べ棒は一度も現物を見ないまま、「値が下がりました。追加で投資してください」と言われ数百万円も払ってしまいました。今、仮想通貨が騒がれていますが、オレの金の延べ棒は、本当に“仮想”だったみたいです。 それで、今でも女房に怒られます。違うことでケンカしていても、だまされたことを持ち出されて罵倒されることも。だから、最近は投資を持ちかけられても「女房が怖いからダメなんだよね」と。そうすると「それは仕方ありませんね」としつこく勧誘されなくなりました。 それにしても「ワンルームマンション」は興味ありますね。オレが住んでいるマンションは、駅から近くて、値段もあまり下がっていないみたいです。場所をしっかり選べば儲かるかもしれませんね。というか、生きている間は「儲かる」という言葉には敏感でいたいです。
2018年03月12日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「姪が中学受験に失敗しました。励ましてあげたいのですが、いい言葉が思いつきません。これでも人を励ますのが苦手。効果的に人を勇気づける言葉があれば教えてください」(ユヅラブさん・51・会社員・千葉県) 【A】「落ち込んだときに欲しいのは、励ましの言葉ではなく1万円札」(蛭子能収) オレは「がんばれ!」という言葉が好きではありません。競艇場でも「がんばって当ててね」と声をかけられますが、オレは全身全霊を傾けて、舟券を選んでいます。これ以上、どうがんばればいいのかわかりません。たぶん「がんばれ」という人は、ほかにいい言葉がないから、適当に言っているだけだと思うんですよね。 以前、アンガールズの田中(卓志)さんが「ネタがスベって落ち込む」と言っていたから「大丈夫だよ、誰も田中君のことを見ていないから」と話したら、すごく楽になったと喜んでいました。でも、その後もスベり続けて、あげくの果てに番組に呼ばれなくなったと落ち込んでいました。励ますって、難しいですね。ウフフ……。 オレが競艇で負けてトボトボ帰っているときは、どんな言葉も励みになりません。まだ「次は、勝つんじゃない?」と言ってくれたほうがまし。そのうえで「次のために」と、1万円でも渡してくれたら、もっといいですね。結局、人は、お金でしか励まされませんよ。
2018年03月05日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「いつもは温厚な夫ですが、運転すると性格がガラリと。車線は譲らないし、ドライブスルーでも態度が悪いんです。ハンドルを握ると、男の人は性格が変わってしまうものですか?」(マリP~さん・34・派遣社員・和歌山県) 【A】「最近、競艇の負け額が女房に筒抜けになり、困っています」(蛭子能収) オレは車を運転しても性格が変わりません。だから運転すると、乱暴になる人の気持ちがわかりません。たぶん本人は気が付いていないと思いますよ。だから、「そんな運転をしていたら危ない」とか「もう一緒に乗りたくない」と言ってあげたほうがいいと思いますよ。 でも、夢中になると自分を見失うことは、よくありますよね。オレの女房は、最近、オレが競艇で負けた分をしっかりチェックしていて、先月は21万円も負けたと怒鳴られました。オレとしては3万?4万円ぐらいのマイナスかなと思っていましたから、ビックリです。 なぜオレの負けた額までわかるのか不思議だったんですが、ようやくわかりました。最近は、競艇に行くときは女房の友達の“コンさん”といつも一緒です。すごく性格はいい人ですが、どうやら、オレの見張り役のようです。オレがどれだけつぎ込んで、いくら負けたかを報告しているみたいです。いつもニコニコしていますが、オレを監視していたんですね。“コンさん”は侮れません。
2018年02月26日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「彼女が血液型占いにハマっています。恋愛や交際関係も血液型で決めて、僕との交際もO型の血液型がきっかけのよう。そんな彼女が心配。蛭子さんは血液型を気にしますか?」(ピロシさん・23・学生・東京都) 【A】「占いに頼る人は、自分の頭で考えない人」(蛭子能収) オレは血液型も占いも、まったく関心がありません。競艇場には予想屋もいますが、オレは参考程度にしか聞きません。実際には天候や風向きなど、いろいろなことを考慮したうえで舟券を選ぶから楽しいんですよ。しかも、負けたときは、予想している際に「もしかしてこの選手が勝つかも」と思って、一度、買う候補に挙げていることが多いんです。「あのとき買っていれば」と思うから腹立たしいし、次は取れるかもと思ってやめられないんですよ。血液型でも何でも占いに頼っていたら、興奮もしないし、人生が狭くなる気がしますね。 でも、女の人は占いが好きですよね。オレの女房も、占い師と共演する収録には付いてきます。とくにお笑い芸人で占い師の島田秀平さんがお気に入り。収録後に「私もいいですか?」と見てもらって、ご機嫌になっていました。女房が言うには、島田さんは、人を傷つけたり、悪いことを言ったりしないから好きなんだそうです。なんか、それでいいんですかね。
2018年02月19日昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「ストレスがあると暴飲暴食してしまいます。仕事でストレスがたまると体重が5キロも増加。ダイエットしますが、またストレスがあるとリバウンド。なんとかしてください」(菓子パン子さん・33・OL・宮城県) 【A】「今は、何でも“ストレス”のせいにできる便利な世の中」(蛭子能収) モヤモヤした気分を、食べたり飲んだりして紛らわしているんですよね。なんとなく気持ちはわかります。 この人にとって暴飲暴食が楽しければいいですよ。オレは体重が増えることはどうでもいいけど、食べすぎておなかを壊すのは、ちょっと恥ずかしいですね。「腹痛くなるまで食うか」と怒られたらみっともないですよ。 もちろんオレにもストレスを感じるようなツラい仕事現場はあるし、家でも悩み事があります。たとえば、女房の許可がないと競艇場に行けないのは、イライラの元。でも、「もう嫌だ」とか「ツラいな」なんて思ったことは一度もありません。だって、生きていれば、そんなことは起こります。ストレスや悩み事も楽しいことだと思っています。それにオレにとって“満たされない気分”は、漫画のネタになりますからね。 それにしても、うまくいかないことを何でもストレスのせいにする人って多いですよね。ストレスって便利なモノですね……。別にどうでもいいですけど。
2018年02月12日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「私の悩みは、異常に『若さ』にこだわるところ。今でも20代前半に見えることが自慢。でも『老い』には勝てません。『いつまでも若くありたい!』という、私のこだわりは変ですか?」(ハチさん・35・家事手伝い・新潟県) 【A】「こだわりなんてめんどくさいだけ。さっさと捨てて楽して生きよう」(蛭子能収) これは女性からの相談ですか?だったら、その気持ちもわからないわけではありません。でも、オレは小学校のときから、「オッサン顔」で、いつも年上に見られました。それでも40歳を過ぎたころから、反対に、年齢よりも若く見られるように。たぶん、この人は、40歳を超えたら、一気に老けて見られると思いますよ。 そもそも、こだわりを持ちすぎるのは、どうかと思いますけどね。最近、友だちで漫画家の根本敬さんが、ピカソの『ゲルニカ』と同じサイズの巨大な絵を仕上げ、美術雑誌で褒められていました。根本さんはオレと同じで、いつもチャチャッと簡単に描いていた人。こんなに時間をかけてきちんと絵を描くこともできたんですね。お金にならないのに……。でも、それに刺激を受けてオレも、とはなりません。だって、何かにこだわるのはめんどくさいですから。オレが興味あるのは、いかに効率的にお金を稼ぐか。やはり、楽してお金が増えるギャンブルにかなうものはないのです。
2018年02月05日たまご保湿ジェルで全身に潤いを株式会社ネットランドジャパンは、乳液、美容液、クリームの3機能を併せ持つ「たまご保湿ジェル ココエッグ リンクルモイストジェル」を発売する。同製品は、「たまご化粧品 ココエッグ」シリーズから第1弾として発売された化粧水に続く第2弾として発売されるものだ。卵由来の天然成分である卵殻膜エキスが配合されており、肌の潤いをしっかりと守ってくれる。スキンケアはもちろんのこと、マッサージやパックにも使える優れものである。顔だけではなく全身に使っても問題はない。頭から足の先まで、しっとりとみずみずしい肌を保つことができるだろう。嬉しいプチプラ大容量従来の乾燥小じわ対策用化粧品は、どれも容量が少ないわりに価格が高いものが多かった。そのため、十分なスキンケアを行うのは難しいとされてきた。しかし、同製品は500mlで税込999円というプチプラ大容量であり、量を気にせずケアすることが可能だ。第1弾として発売された化粧水と合わせて使えば、より高い効果が期待できるのではないか。2018年2月5日(月)より、全国のドラッグストアやバラエティストアで販売が開始される。乾燥や小じわに悩んでいる女性に、是非おすすめしたい製品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社ネットランドジャパン【2018年2月5日発売】たまご保湿ジェル ココエッグ リンクルモイストジェル
2018年02月03日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「妻から、トイレで小をするときは『座って』と命令されています。汚れるし『掃除するのは私だから』と。ふがいないです。これからも妻に屈服させられていくのでしょうか」(ターメリックさん・31・会社員・栃木県) 【A】「オシッコは予想より前に飛ぶことを計算して便器に命中させるべし」(蛭子能収) トイレでするオシッコを立ってやるか、座ってやるかなんてどうでもいいこと。オレは自宅では、座って用を足します。それは女房に言われたからではなく、家にいるときは、ズボンが面倒くさいから基本パンツ一丁。サッと脱げるから便器に腰を下ろすだけのことです。 そもそもオレは、よそのトイレで「小」をしても、きっちり命中させるから、飛び散らすことがありません。オシッコは、自分の予想よりも前に飛ぶので、それを計算して狙えばいいだけ。もし便器の外に飛び散ったとしても拭き取ればいいだけ。この問題は、飛び散らかすことではなくて、汚さないままにしていることだと思いますよ。 オレには、なんとなく不潔なイメージがあるようですが、こう見えて“お尻まわり”はキレイ好きです。ロケ先で宿泊するときに、トイレがウォシュレットでなければ、たとえ太川陽介さんに命令されても、宿を変えてもらいます。とはいえ、夫婦円満のためには、女房の尻に敷かれるのはそんなに悪いことではありません。
2018年01月29日たまご専門店が作る化粧品たまごの専門店「TAMAGOYA」から、たまごの力に着目した化粧品が誕生した。ブランド名は「Lanbeaute」(ランボーテ)。保湿成分として配合されているのは卵白エキスで、鶏卵白を酵素の力で低分子化したものだ。この卵白エキスに加え、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンが肌の奥深くに入り込んでしっかりと保湿。潤いのベールを作り、文字通りむきたてたまご肌へ導いてくれる。また11種類の精油がブレンドされ、植物ならではの心安まる香りにも拘っている。パラベン、アルコール、着色料は不使用のため、肌の弱い人でも安心だ。忙しい人でも手軽にスキンケア今回誕生したのは、家事や仕事に忙しい女性でも手軽にスキンケアをできる2アイテム。まず「ツーインワン洗顔フォーム」は、ナチュラルメイクを落とすこともできる洗顔料。卵白エキス配合でしっとりとした洗い上がりだ。メレンゲのような濃密な泡が毛穴の奥の汚れもきちんと落としてくれる。もうひとつは「オールインワン美容液」。洗顔後さっと肌に馴染ませれば、化粧水、美容液、化粧下地までが完了する嬉しいアイテムだ。とろみのある美容液が肌に浸透し、なめらかで潤いに満ちた肌を作るのをサポートする。たまご専門店が作る新スキンケアを、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※たまご専門店「TAMAGOYA」のプレスリリース(@Press)
2018年01月27日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「わが家の生命保険料は夫婦で毎月7万円ほど。友人に話したら『払いすぎだ』と。保険会社の人に言ったら、今、解約すると損すると言われました。蛭子さん、どうすればいい?」(SHIHOっ子さん・51・主婦・福岡県) 【A】「生命保険はギャンブル。胴元が儲かるようにできている」(蛭子能収) 生命保険は、契約している間に、その人が死ぬか生きるかを賭けるもの。これはギャンブルですよね。オレも50年以上、競艇やパチンコ、海外ではカジノをしてきましたが、ギャンブルは、パチンコ店やカジノの胴元が絶対に儲かる仕組みになっているんですよね。生命保険も同じだと思っています。保険会社の人はいい給料もらったり、大きなビルを建てたりしていますからね。 オレも独身時代に、保険会社のヒョロヒョロしたオバさんに誘われて生命保険に契約していました。でも、あとから女房に怒られました。割りが悪い仕組みで、利息がつくどころか、貯蓄が減っていくみたいで、同じようなものに3つも入っていました。解約したらかなり損したみたい。ヒョロヒョロしたオバさんは侮れません。 生命保険料は、自分が出せる範囲で決めればいいんです。オレは、ギャンブルで使うのは給料の10%くらいと決めています。でも最近は女房に小遣いを減らされて……。どうすればいいか聞きたいのはオレのほうですよ。
2018年01月22日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「バイト先のカフェがブラック企業です。店長は、『根性だ』とか『人生は金ではない』と説教ばかり。時給はいいけど、9時から18時まで立ちっぱなし。もう体が持ちません……」(竹内暑真さん・21・フリーター・東京都) 【A】「オレも藤吉さんと路線バスの旅をしたい」(蛭子能収) 新年早々、こんなつまらない相談は勘弁してほしいですね。「働かざる者食うべからず」と思っているオレは、金がもらえるなら、ブラック企業だと思い込まずに、文句を言わず働くべきだと思っています。 ブラックといえば奥さんの疑惑を「誰が聞いてもクロだけど……」といった太川陽介さんについて、たくさんのワイドショーから「コメントください」と言われました。オレは一緒に路線バスに乗っていただけでよくわかりません。ただ太川さんは、会見でけっこう強気なコメントをしていたけど、真相はどうであれショックだったと思いますよ。前にアイドル時代が終わって、仕事がなくなったときに必死に生きてきたと話していました。今でも自分が負けたと思われることを嫌がる人だし、「女房を信じる!」という気持ちもわかります。 元アイドルだった太川さんが「白」だと言うなら「白」ですよ。それにしても会見の藤吉さんはとても色っぽかったですね。路線バスで一緒に旅したら……、ウフフ。
2018年01月15日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「勤め始めた保育園がめちゃくちゃ汚いんです!園内にはクモの巣やらほこりが!!私は嫌だから掃除をしますが、上司はいくら汚くても平気。どうすればまともな園になるのでしょうか?」(チコハチさん・34・保育士・新潟県) 【A】「“間違い舟券”が大当たり!世の中、正解がないから面白い」(蛭子能収) オレの孫の保育園はすごくキレイですよ。たしかに汚い保育園だと、普通は子どもを預けたいとは思いませんよね。子どもたちが不潔に育つ気がするし、だったら、アナタが一生懸命、掃除するのもいいかもしれませんね。 「あ?、この人、偉いな」と給料をアップしてくれるかも。でも、掃除しないことが、上司の方針だったら従うしかありません。たくましい子どもが育つ“汚い保育園”で売り出そうとしているかもしれませんからね。今は、何が“正解”が、わかりませんからね。 そういえば、この前、「ボートピア岡部」で競艇の予想会イベントに出ました。そのイベントの前と後で、舟券を買うことができたんですが、同じレースの舟券を2回も買ってしまったんです。最近は、忘れっぽくなっているんですよ。 「間違って舟券がダブっちゃったよ、バカだな~」と思っていたら、なんと、そのレースはオレが買った舟券が6万円の大当たり!2枚持っていたから12万円に!!ボケても“正解”はあるもんですね。
2018年01月04日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「子どもの育児で夫ともめています!親にたたかれて育った夫は、子どもに手を上げるのは当然と。私は体罰をやめさせたい。どうすればいいか悩みます、エビちゃん助けて?」(ヒーちゃんママさん・25・主婦・秋田県) 【A】「相撲は何で裸でやるの?洋服を着てやればいいのに」(蛭子能収) オレは、自分の子どもだけでなく、人をたたいた経験がありません。子どもが小さかったころは、家で漫画を描いていると、うるさくてイラっとすることも。でもパチッとたたいてやろうと思っても手が動かないんですよ。だから、どんな理由があっても手を上げる人の気持ちがわかりません。これは夫婦にとって重要な問題。暴力が嫌だったら、離婚する覚悟で言ったほうがいいですよ。 暴力といえば、相撲が大変ですね。乱暴な気質がどの相撲部屋でもあるんでしょうね。誰かが「みんな暴力はやめよう」と言えばいいのに。俺も、ニュース番組(ネットTV局の『AbemaPrime』)のスポーツコーナーを担当しているから、最近は相撲を見るようにしています。でも、何で相撲を取る人って“ダラ~ン”としているんですか?みんなタルンタルンで、よく相撲が取れるなと感心しています。そもそも何で裸なんですか?誰かが勇気を持って「洋服を着て相撲しよう」と言えば、みんな、これまでのおかしさに気づくはずですよ。
2017年12月18日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「近ごろ、物忘れが多い私は先月の夫の誕生日をすっかり忘れてしまい……。以来、夫が不機嫌に。たしかに私が悪いけど、ささいなことで怒る、器が小さい夫にガッカリです」(桃田ピーチさん・59・パート社員・東京都) 【A】「どうでもいいことは覚えないオレは、女房の名前も覚えていない」(蛭子能収) オレも、女房の誕生日は覚えていません。たぶん夏だったと思います。それでも女房に怒られることはありません。たしかに、そんな細かいことで怒る旦那さんは、心が狭いと思いますよ。でも、奥さんのことが好きだからすねているだけ。つまり、アナタものろけたいだけですよね。まあ、どうでもいいですけどね。 物忘れと言えば、この前、出演した『水曜日のダウンタウン』(TBS系)という番組で、オレが、今の総理大臣の名前を忘れたことで、松本(人志)さんに突っ込まれました。たしかに年のせいもありますが、オレは、昔から人の名前とか覚えられないんです。というか、どうでもいいことは覚えたくないんですよ。日本の首相の名前を知っていても、生きていくうえで役に立ちませんから。でも、競艇選手なら、名前だけでなく、過去の戦績などが頭の中にしっかり入っているから大丈夫ですね。(スタッフが「奥さまの名前は?」と聞いてみると……)えっ、ちょっと待ってください……なんやったっけ? 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年12月11日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「かねてからエッセイ集を出したいと考えているのですが、まずは、何からはじめたらいいのか。それから、どんな順番で何をしたらいいか教えていただけないでしょうか?」(龍賢さん・36・サービス業・島根県) 【A】「きれいごとばかりのエッセイなんて誰も読まない」(蛭子能収) まずは日記を書くことからはじめたらいいと思います。それで日記の最後に、たとえば桜の木を見て「ピンクだな」とか感想を書いたらどうでしょうかね。また事件などを見て、それに対してどう思ったかを書き留めておくのもいいですよ。「昨日は、隣で殺人事件があった。怖かった」とか、ちょっと雑ですけど……。 あとは、自分の考えを包み隠さず、すべてさらけ出したほうがいいですね。コレを書いたら女房に怒られるとか、いくらなんでもコレは書けないな、などと制限してしまったら、ちっともおもしろくないと思うんですよ。人が傷つくことはあまり書かないほうがいいとは思いますけど、自分が傷つくことならどんどん書く。どんなことも秘密にせずにさらけ出したほうが、読み応えはあると思いますよ。自分が面汚しになって、精神的にグサッとくるかもしれないけど、そんな覚悟がないなら、エッセイなんか書かないほうがいいですよ。っていうか、オレ、エッセイストじゃないんですけど……。ま、いいか。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年12月04日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「心配性で、家を出ても、ガスの元栓を閉めたか、家のカギをかけたか心配で、戻ってきて確認することがたびたび。95%はちゃんとしてあります。この性分をなんとかして変えたい……」(“きっと桜咲くよ”さん・31・主婦・長野県) 【A】「70年間、メモ帳を持ったことがなかったが、これは便利」(蛭子能収) オレも仕事で出かけるときに、「あっ、◯◯を持ったかな?」と思って家に戻ろうとします。カバンを確認したマネージャーに「ここにあるじゃないですか」と怒られます。かといって、忘れ物したかなと思って家に戻れば「いつもなにやっているの」と女房にあきれられます。 でも、オレの心配性はなかなか直りませんよ。アナタも性分を変えようとせずに、安全に暮らすためなら、何度も確認するために戻ればいいですよ。戻る時間がムダだと思うなら、『いつもよりオレは運動しているぞ』と考えればいいんじゃないですかね。 ちなみに、オレは先月、すごい発見をしたんです。メモ帳に、打ち合わせ時間とか持ち物を書くようにすると忘れにくいということです。思えば、オレは、70年間、手帳を持ったことがありませんでした。いつもそこらへんにある紙切れ。そのメモした紙をしょっちゅうなくしていましたからね。このメモ帳のおかげで、マネージャーや女房にムッとされることが少なくなりそうです! 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月27日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「独身の姉には、コートや本、DVDなどを一度貸したら、ずっと返ってきません。『返してよ』と言ってようやく返してくる……。だらしない姉、どうしたらいいものでしょうか」(チャッキー・ジェンさん・45・主婦・岐阜県) 【A】「オレの兄貴は賭け事が好きすぎて、ついに嫁さんに出て行かれた」(蛭子能収) その姉さんは、もういい年齢ですよね。あなたが何か指摘しても変わらないと思いますよ。 きょうだいといえば、オレには、漁師をしていた6歳上の兄がいます。兄貴は16歳から競輪をしていて、あるときは、30万円も勝ったことがあるんです。その金で家を増築したことがありました。また、オレの家は貧乏でしたが、漁師になるのが嫌だったオレは、どうしても高校に行きたかったんです。そのときも、「学費は出してやるけん」と。オレが漫画家になれたのは、兄貴のおかげでもあるんです。でも、賭け事が好きすぎて、とうとう嫁さんに出て行かれたみたいです、うへへへ……。 それでもギャンブルをやめられないようで、今でも長崎の競艇場でたまに会います。少ない小遣いで遊んでいるから、軍資金がすぐ底をつくようで、金を貸してくれと背中をつつかれます。でもオレは絶対に貸しません。漫画家になれたのは、兄貴のおかげかもしれません。でも、それとこれとは別なのです。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月20日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「定年になり退職金を手に。夢であるエジプトや中国などの世界遺産を旅したいと思いましたが、妻が猛反対。貯金しろと大ゲンカに。オレはなんのために働いてきたのか……」(ゴーロ・ボンビーさん・61・無職・神奈川県) 【A】「夫のモノは女房のモノ、女房のモノも女房のモノ」(蛭子能収) がんばって働いてきたのに、妻に反対されるなんて、気の毒ですね。ウフフ。たしかに無念ですが、奥さんが言っていることが正しいです。いくら退職金でも、大金を持ったからといって生活を変えないほうがいいですよ。 オレも仕事であちこちの海外に行きましたが、エジプトのピラミッドや中国の万里の長城は、たんに石を積み上げただけ。それに、権力者が大勢の奴隷を酷使して造らせたもの。石の下敷きになったり、高い所から落ちたりして、たくさんの人が死んでいると思いますよ。そんな遺跡を手放しで賛美しないほうがいいですよ。 オレは、老いても、老いていなくても、女房の言うことは絶対。先日、『女性自身』のスタッフから、古希祝いに「ファッションセンターしまむら」の商品券をもらったんですよ。何を買おうとウキウキしていたら、オレの商品券で、女房が自分用の4Lサイズのスエットパンツを買ってきました。オレのモノは女房のモノ、女房のモノも女房のモノ……悲しいけど、それでいいんです。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年11月13日