アントワープ発のアクセサリーブランド「コモノ(KOMONO)(KOMONO)」とイラストレーター「フェイス(FACE)」によるコラボレーションウォッチが登場。2019年8月30日(金)よりシップスジェットブルー渋谷店を皮切りに順次発売される。「フェイス」は、“自分にしか出来ない温かさ”を追求しイラストを制作しているイラストレーターだ。今回のコラボレーションウォッチは、文字盤だけでなくベルトのキャンパス地にプリントすることができる「コモノ」の「Winstonシリーズ」をベースに採用。「フェイス」が本コラボレーションのためだけに書き下ろした「FOREST」「AWARDS MEANNOTHING」「BIKINI GIRL」の3つのアートワークを、それぞれの腕時計にデザインした“身に纏えるアート”作品だ。なお、腕時計には、本コラボレーションのオリジナルとなるパッケージとステッカーが付属する。【詳細】コモノ×フェイス発売日:・2019年8月30日(金) シップスジェットブルー渋谷店・8月31日(土) シップスジェットブルー(難波・横浜・新宿)、ゾゾタウン・9月6日(金) コモノ TOKYO、全国のH°M′S″ Watch Store・公式オンラインストア、フーズフーギャラリー等の一部セレクトショップ価格:・FOREST 12,800円+税・AWARDS MEAN NOTHING 12,800円+税・BIKINI GIRL 14,800円+税【問い合わせ先】シップスジェットブルー渋谷店TEL:03-3496-0481
2019年08月23日2019年5月18日/19日に東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタvol.49。プロ・アマチュアを問わず、オリジナル作品であれば無審査で参加ができるため、毎開催ごとに年齢・国籍・ジャンル・スタイルなど形式・様式の異なる国内外の様々なアーティストが集まる人気イベントです。デザインフェスタvol.49、開催!デザインフェスタは表現する全ての人にエールを送る、まさに”アーティストの祭典”。ものづくりを愛する人はもちろん、アートが好きな人、お祭りの雰囲気が好きな人と、来場者も出店アーティストから刺激を受けにやってくる人が多く、人と人とがリアルにつながる場所にもなっています。多くの来場者で賑わう会場第49回目となる今開催は、東京ビッグサイトの西ホール全館で行われました。イラスト、ファッション、工芸など幅広いジャンルの出店ブースに加え、巨大壁面のライブペイント、パフォーマンスステージ、フードエリアと、会場には所狭しと様々なブースが並んでいます。また、今回は会場に「暗いエリア」が登場。暗さを活かしたアイディアブースで、独特の雰囲気が出ているよう。ここだけの 一点モノ!心惹かれるアイテムたちマルチブースエリアで出店していた陶芸家・のぐちみかさん。淡い色使いと繊細なデザインに惹かれて、思わずのぐちさんのブースに引き寄せられたお客さんで賑わっていました。空を漂うかのような、もしくは海の中にいるような、そんな不思議なグラデーションのティーカップや小皿が飾られています。見ているだけでも楽しくてワクワク目を引くライトも陶芸作品。物語の中に出てきそうなデザイン。陶芸工房みかガマ作家:のぐちみか さんウィルキンソンの瓶をおしゃれリメイクバーやイベント会場でお馴染みの、ウィルキンソン・ジンジャーエールの空き瓶をリメイクした一輪挿し。瓶の飲み口をそのままデザインに活かした箸置きは、植物を飾ってインテリアにも。使い方は「あなた次第!」なアイディア作品です。お部屋に一つあるだけで、おしゃれ度がUPしそう!友達に、ちょっと変わったプレゼントを。味のある空き瓶リメイク・ペンライトパイレックスガラスアクセサリー・ボトルアート・ビーズパーツ制作販売Re-glass(リグラス)おにぎり、桜餅、たい焼きも!モチーフアイテム筆者も大好きな食べ物モチーフのアイテム。なかでも、桜餅をモチーフにしたアイテムはレア度高め!おにぎりにドイツパンと、ご飯派もパン派も納得の品揃え。こうした通常のショップでは滅多に出会えない、変わったアイテムに出会えるのもデザインフェスタの醍醐味!聞くと、福祉施設内の工房で、お米や小麦の袋をリメイクして作った作品なのだとか。デザインがどれも可愛くて和みます。たい焼きも捨てがたい…。絶対に誰ともかぶらない、人と差がつくペンキバックカバンの中にあると、ちょっとうれしいアイテムたちWASTE+DESIGN=UP CYCLE!STUDIOPEPE自分で好きなお弁当柄をつくれる!同じ食べ物モチーフですが、こちらは自分でTシャツとトートバッグのデザインができるブース。好きなおかずを選んで組み合わせると、オリジナルのお弁当がプリントされたアイテムが出来上がり。お弁当箱の中に何を詰めるのかは自由!バランス重視のお弁当も、一度は食べてみたい高カロリーお弁当も、好きな子に作ってほしい理想のお弁当も、何でもOK!卵焼きは外せない!オムライスも海老フライも、欲張って入れちゃう。今日のおかずは何にしよう・・・鮭弁当も捨てがたいMakers’ Base好きこそ物の上手なれ!愛が溢れて止まらないふわふわで可愛い、フェルトで出来たオカメインコ。リアルで思わずじっと見てしまいました。ところでこのインコ、実は頭の上に巣を作っている帽子型。あまりに好きで作っちゃったそうです。カラフルなボタンでコーディネートのアクセント!こちらも同じくフェルト作品。ボタンが好きすぎて作っちゃったんだそう。限られたブースの中にはボタン、ボタン、ボタン・・・ボタンだらけ!ブースに来たお客さんにボタンのシールを貼ってもらって、開催期間中にボタンの木を育てているとっても可愛い作家さんでした。ちなみに、実のお母様も人形作家で、この日はお母様が作った人形に、ボタンのアクセサリーをつけてコラボレーション。オカメインコの作家さんとは「フェルト作品繋がり」ということでお友達になっていました。作家同士も友達の輪を広げたり、他のブースを見に行ったり、思い思いに楽しむスタイル。羊毛ボタン作家・momoko-moco F-205人形作家・百古堂MOMOKODOUこんな帽子屋さんがあったらいいのに!?通りかかったら、絶対に見入ってしまうハットが所狭しと並んだ帽子作家さんのブース。とにくかくおしゃれ!まるで物語の主人公になったかのようなデザインばかりに、ときめいてしまうでしょう。かぶってみたいけど、ちょっと勇気がいるような・・・そんな方は、お部屋のインテリアにはいかが?(作家さんとしてはきっとかぶってほしいと思いますが)一つひとつ、細かいところまでこだわっているのが伝わってきて、ずっと見ていられます。ミュージカルの登場人物がかぶっていそう!こだわりのデザインを、見落とさないように注意してロマンチックな宇宙モチーフ。星空に願いを込めて夕暮れの時間が過ぎて、まだ夜の早い時間。ゆっくり月が見えだした宵の空。なんだかプラネタリウムの星空を彷彿とさせるような、やわらかでドキドキするグラデーション・プリント。白いシャツにも黒いバッグにも、シンプルなアイテムに映えるデザインです。ロマンチックさと大人っぽさがあいまって、ちょっとリッチな印象も受けます。作家のマツウラさんもちょっぴりミステリアスな雰囲気で、魅かれる要素がたくさんありました。洗いざらしのシャツにも、シンプルなドレスにも小さな宇宙はリングになってfullmoon#宙をつれてお散歩作家:マツウラ アユミ さん大人可愛いオリジナルの作品が並びますパレットみたいなコーヒーカップ。二つと同じ柄はできない一点モノです。絵具の散り方によって表情が変わるから、お気に入りの柄は早めにゲットしておきましょう。次回、こちらの作家さんは八ヶ岳のマーケットにも出店予定だそう。自然の豊かなクラフトマーケットの雰囲気にも合いそうですね。作風いろいろ。動物モチーフのカップもドレッシーもカジュアルも演出してくれるフラワーモチーフかしこまった場所にも、カジュアルな集まりにも、身につけるスタイルを選ばない万能さがあるフラワーモチーフ。今回のデザインフェスタでも人気のあるモチーフだったように感じました。注目したのはドレッシーな風合いのアクセサリー。ブローチやピアスなど、さりげないおしゃれが楽しめそうな雰囲気です。白いバラと赤いバラは作家・「花の郵便局」の作品。コーティングの艶感が昔懐かしくもアンティークな印象。恒例、ライブペインティング!今回も熱のあるパフォーマンスデザインフェスタ名物・ライブペインティング!油絵や墨など思い思いの画材を使った迫力あるドローイングを会場のあちらこちらで見ることができます。カンバスの大きさは異なりますが、壁一面がカンバスの出展者さんは、大型脚立に乗って描いていきます。2日間の会期中に描きあげるので、その集中力は見事なもの。描かれる絵の中の世界観も然ることながら、描いている作家さんの佇まいや姿がとても印象的。描き始めは何が出来上がるのかわからないまま、会期が進むにつれて明らかになる全体像。会期中、1日だけでも十分楽しめますが、2日間通して来場すると、作品が出来上がっていく過程が見られるという面白さも。描いた絵の前でパフォーマンスも。つくる、描く、奏でる・・・表現の方法が一つではないことを改めて思い出させてくれます。楽しそうで、だけど一生懸命な姿に胸が熱くなることも。ステージでは様々なパフォーマンスが披露されます。分かりやすいものから前衛的なものまで、ジャンルはバラバラ。どの時間のどのステージを観ても違う面白さで楽しめます。自分の中にはない発想の表現が次々と現れるので、これまでになかった新しい価値観に、このステージを観て気付いたり。出店ブースにはマイムも登場誰もが知っている有名アニメや映画の名場面を、3分~5分ほどの短いマイムで演じる「テンナイン」のシネマイム。身体一つで表現する面白さに釘付けになります。映画を知っているほど面白いですよ。おみくじは今回もありました昨年の取材でも出会った、オリジナルみくじ。今回は白鬼神社のニャーみくじに遭遇。鬼が出てくるのかと思いきや、中身は「ニャー」で癒されました。恋愛は「たくさん甘えて吉」。甘える相手がほしい今日この頃。イラストレーターながせ たいり さん/まつした みさと さん暗いエリアにも潜入!暗いエリアにも足を踏み入れてみました。やはり、暗さを活かした作品が並んでいます。ハーバリウムにライトをあてると、幻想的に見るのですね。水族館の中のような気もしますし、水中花を見てるような気分にもなります。ほの暗い中で見る紙芝居のパフォーマンス薄暗い会場エリアの中で、各ブースの作品が灯りを燈している光景は、まるで縁日のような空気感。この場所に行く前は、ちょっとおどろおどろしいエリアなのかと思っていたのですが、不思議な雰囲気が伴って、知らない街に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。紙でつくる灯りはオレンジ色のあたたかみがじんわりと体に伝わるようで、とてもまろやかな空間になります。間接照明にぴったりの、ほど良い温度感のあるライトです。おうちの形の小さなライト。並べて点けたいインテリアに。フードエリアは開放感のある屋外フードエリアは一部会場内にもありますが、屋外がメインでした。この日は晴れて風が心地良く、夕暮れ時の落ち着いた雰囲気でいい感じに。空の下で食べる食事は最高です。厳選されたキッチンカーが並んでどれもおいしそうですが、やっぱりカレーに目が止まりました。レトルトから出発した「アルゴンカレー」「アルゴンカレー」は、基本的にレトルト商品のみで販売しているカレー屋さんとのこと。キッチンカーでイベントの時などに出店はしているそうですが、店舗はないため、こうしてイベントで食べられるのは珍しい機会!ココナッツベースのまろやかでコクのあるカレーは、サラっとしていますがチキンの旨みがたっぷり。何よりも秀逸なのが、辛さ。ちゃんと辛いのにしっかり甘みもあって、辛みと甘さのバランスが抜群に良いカレー!辛さと言っても、水が欲しくなるような痺れる辛さはないので、辛いのが苦手な人もおいしく食べられます。アウトドアに最高なアルゴンカレー!ホテルの味がデザインフェスタで!フェス飯のキッチンカーが軒を連ねる中、ホテルコンチネンタル府中のシェフが作る本格的な軽食も。のり巻きドック、味噌ガスパチョなど、一味違うB級メニューが楽しめました。「シェフが朝から頑張って作りました!」とお話いただいたホテルの皆さんは、フェス終了時間の間際まで売り切りを目指して声を出していました。長丁場のイベントでも、笑顔が絶えないのはさすが!卵で包んだオムライスベース、ピリ辛の韓国風、どちらも一本で大満足の食べ応え!味噌ガスパチョも、トマトと味噌が想像以上に相性良く、マイルドな口当たり。次回、デザインフェスタは真夏の開催!クリエイティブの熱気溢れるデザインフェスタは、次回8月の開催が決定しています。東京ビックサイト青海展示棟に会場を移した、刺激に満ちた2日間。ぜひ遊びにでかけてみてください!真夏のデザインフェスタ2019開催情報開催日:2019年8月3日(土)・4日(日)開催時間:11:00~19:00 (両日ともに)会場:東京ビックサイト青海展示棟(東京都江東区青海1丁目2-33)最寄駅:りんかい線「東京テレポート駅」徒歩2分出展ブース数:約2,000ブース《チケット情報》一日券:前売り¥800 / 当日¥1,000両日券:前売り¥1,500 / 当日¥1,800※小学生以下無料
2019年06月13日ここ数年、趣味のひとつになりつつある登山。初めは那須の茶臼岳(ちゃうすだけ)から始まり、その後南アルプスの甲斐駒ケ岳、摩利支天など年1〜2回のペースで登山をしてきました。 行くのは大抵春か秋ですが、先週は奥多摩の三頭山に行き、新緑の美しさを感じてきました。 木々の隙間から差し込む太陽の光が新緑を照らしている情景は本当にドラマチックで一瞬足腰の辛さを忘れ、無になった瞬間でした。 いつも感じるのは、自然が創り出すものには到底敵わないなあということです。 朽ちた木や岩に生えるコケの美しい緑や、湿ってキラキラした様。落ち葉が何層にも重なって独特なグラデーションを創り出す地面。岩に付いている不思議な模様の面白さ。 ここから創作のアイデアをもらっていると言うよりは、きっとこの美しさはしっかり自分に浸透していて何かに必ず良い影響をもたらしているんだろうなと感じます。 都会の街中で暮らしていると、無性に山や海に飛んで行きたくなる衝動にかられます。年々そんな気持ちが強くなっています。 そもそもこの美しいものたちを見るためには何度もリタイアしたくなるキッツい登山を成し遂げなければなのですが。 でもそうしないと見られないものって、何だか色気があって行く度に虜になってしまいます。 標高が高いところまでくると、この雲の下で暮らしているんだなあ、なんて特別な気持ちになります。 考え方の視野が広くなる感じもあって、良いリフレッシュになるのでこれからも続けていきたいことのひとつです。
2019年05月09日今回はリクエストをいただいた、就職活動のころのお話を。 私は美大の絵画科に通っていたので、クラスの大半の人はアーティストを志望していましたが、私は少数派の就職組でした。 まずはとにかく会社というものに入ってみたくて、お金を稼いでみたかったことが動機でした。「絵を描ける仕事に就きたい」というシンプルな気持ちはありましたが、就職課にある膨大な会社情報を目にし、 それらが絵の技術を活かせる仕事内容ではあっても、果たして自分に出来るのだろうか、合うのだろうか、好きな感じじゃなくても、絵が描ける仕事ってだけで幸せなことなのかな?仕事ってそういうことか…など、自問自答の日々が続いていました。 就職活動の渦に入ると、「こうするべきだ」などいろいろな情報がたくさん入ってきて、気持ちが左右されます。 今思い返すと、なぜ自分本位にしなかったのだろう?と思います。もっと我がままでよかったのに、と。 まずしなければならなかったことは、自分の好きなことを知ること、でした。それが「絵を描くこと」という大くくりなものだったため、曖昧な就職活動は続きました。 その中でもピンときたのが小学生のころから好きだった雑貨ブランドでのデザイナーのお仕事でした。これだ!と思って、何日も徹夜をして試験突破のための作品作りをしました。結果、試験には合格、内定をいただきました。 入社後はがむしゃらに仕事をこなす日々で、絵を描いて、商品になって幸せなんだな、と思ってはいましたがもしかしたら、違うのかもしれない、という気持ちも生まれたりしました。 その後今のイラストレーターと広告系会社のデザイナーとの両立に行き着きました。 私の場合、本当にやりたいことにたどり着くまでに何年もかかってしまったので、とてもスローな人生だなあと思いますが、初めて就職した中で得たことも本当にたくさんありました。自分の気持ちがクリアになっていった期間でもあり、そんな遠回りも悪くないかなと今となっては思います。 ひとつ言えるのは、就活だからといって自分の気持ちに蓋をしないということです。 好きなことが仕事になることが最高なのかは人それぞれだと思いますし、好きなことをするために仕事は仕事と割り切るのも良いと思います。 でもやはり「好き」は力を発揮できる最高の原動力だと思うのです。 好きなものなんてわからない、って思ったら好きなものを集めてみてください。拾ったフライヤーや雑誌の切り抜きでもいいし、気になった言葉や読んだ本の一文なんかを。とにかくスクラップしてファイルやノートにまとめてみてください。たくさん集まったものを眺めたとき、何かふっと見えてくるものがあると思います。 こんなことを偉そうに言ってる自分も、今もずっと模索中です。悩んで、何か成し遂げたときには一瞬ハッピーになって、また考えて…の繰り返しです。 就活をする上でのちょっとしたヒントやスパイスになれれば嬉しいです。がんばっていきましょう。
2019年04月20日東京・浜町にあるパリのデザインプロダクトブランド、パピエ ティグル(PAPIER TIGRE)のショップでは、5月18日と19日の週末2日間に、イラストレーター中山信一によるモビール作りのワークショップが開催される。独創性に溢れたユニークなデザインのイラストが人気で、広告や書籍、アパレルグッズなど多方面で活躍している中山信一。また、4月19日からは尾山台Flussにて新作個展を開催するなど作家としての製作をしながら、HIPHOPユニット・中小企業のラッパーとして音源をリリースしたりと音楽分野でも精力的に活動を行っている。今回のワークショップは、愛らしさ溢れる中山信一のユニークなイラストを用いながら、好きなものを組み合わせ、世界で一つのモビールを作る。対象年齢は4才以上、親子での参加もおすすめだ。両日とも、11時から、13時半から、15時半からの3回制。参加は予約が必須で、パピエ ティグルへ希望日時・氏名・電話番号を明記したメール(hello@papiertigre.jp)か電話(03-6875-0431)にて受け付ける。なお、募集は先着順となる。ショップでは、ワークショップに併せて中山信一のオリジナルプロダクトも販売予定。【イベント情報】ー Mobile workshop by Shinichi Nakayama ー日時:5月18日①11:00〜12:30 ②13:30〜15:00 ③15:30〜17:00 19日④11:00〜12:30 ⑤13:30〜15:00 ⑥15:30〜17:00場所:PAPIER TIGRE住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-4料金:4,000円対象年齢:4才以上※お子様には保護者の同伴が必須となる(同伴者の料金は不要)
2019年04月10日外にいるときも、家にいるときも、良い香りを纏っているとそれだけで穏やかな気持ちになります。 今回はそんな、個人的につぼに入った香りのアイテムたちを描いてみました。 最近一番グッと来た香りはビュリーの「リケン・デコス」という香り。森の苔や鉱物、石の香りをイメージしているそうです。 石の香りなんて嗅いだことないけどその様をイメージするだけでなんだかいい雰囲気。 深い森にいるような、癒しをくれる香りです。ボディ・ヘアオイルを、お風呂上がりにマッサージに使ったり、朝のへアセットの時のオイルに使ったりしています。 二つ目は、数年前に新宿伊勢丹のブラジルフェアでみつけたPHEBO(フェボ)のレモンの香りのハンドクリーム。 石けんの優しい香りに柑橘の香りが溶け込んでいて何とも言い難いくせになる香りなんです。 今はハンドクリームはなかなか手に入らないので、この種類の石けんを購入しようかと思っています。いつまでも鼻を付けて吸い込んでいたい香り。 友人からいただいたdiptiqueのキャンドル。 ローズの香りは昔から好きで、いくつか持っていますがその中でもdiptiqueのROSE DELIGHTはローズのハチミツ漬けにレモンと粉末糖を効かせて仕上げた「ロクム(トルコのお菓子)」をイメージしたもので、少し甘さもあり、爽やかな香りがお気に入りです。ピンクとオレンジのグラデーションのパッケージもキュンときます。 大好きなACCA KAPPAの「WHITE MOSS」のヘアオイル。髪への効能、というよりはこの香りを髪に付けたくて購入。 初めてこの香りに出会ったとき、友人と、「この香りが男の人から香ってきたらいいわあ〜」と妄想を膨らませていました。説明を見てみると「ムスクの甘く官能的な調和が、知性漂う洗練された大人の香り」と書いてある。やっぱり、そんな香り笑。 香りから人物像を想像したり、自分から香ってるイメージをしたり、色々想像力が高まるのが香りの面白いところだと思います。 おすすめの香りがあったら是非教えてください。
2019年03月23日今年に入ってからずっと台風の中にいるような、めまぐるしい日々が続いています。 気付くと髪はぼさぼさ、顔も疲れきっている・・・ そんな日々が続くと心も弱ってしまいます。 なので意識的に楽しむことを心がけているのですが、今回はそんな毎日の習慣と、小さな楽しみを。 毎朝のコーヒーといちごブラウニー。 両方コンビニのものですが熱いコーヒーと、チョコブラウニーにサンドされたちょっと甘酸っぱいいちごクリームのハーモニーがたまりません。 仕事に入る前の頭のスイッチになっています。 いろんな空を見る。 気分転換に空を見ると、目の前にあることから少し解放された気分になって、小さな世界で生きてたことにも気づいたりします。 朝のビルのすき間からもれる朝日とかシーンと静まり返った冬の住宅街を歩いているときの夜空が綺麗だったりして、その時聴いている音楽に偶然にマッチしたりすると感動します。 CHANELのクリームチークとオーロラハイライト。 見た目は結構赤なのに、頬に馴染ませると内側からの火照りのような、血色の良い表情になる。 鏡を見たときに自分の顔が沈んでいるとテンションが下がるので出来るだけ好きな自分でいよう、と。 この間見たLUMINEの広告で、コピーライターの尾形麻理子さん作の「わたしの夢を奪うわたしになるな」のコピーは今の自分にとても響きました。 「ふんわり脳」を大切に。 勤務している会社での仕事もフリーのほうも、両方アイデアを必要とされる仕事です。 時間が無いと、無駄を嫌うようになるけど最近は無駄と思うことこそ大切に思っています。 いろいろとこうしなきゃ、とか焦る気持ちを取っ払って、「ま、いっか〜」と脳内でさぼってみる。そうすると視界が広くなって、面白いことが入ってくる。 それを「ふんわり脳」と呼んでいます。 そんな最近です。感想、質問、こんなテーマで書いてほしいなどいただけたらとっても幸いです。MAIL mary@marymonraw.com また新しい季節、楽しみましょう。
2019年03月08日突如、岩からつき出たすべり台に遭遇。 立派なおうちの立派な梅に、前を歩く人みんなの表情がやわらかくなる。下校中の小学3年生くらいの男の子がわたしの絵を見て、「絵がうまいな〜。ぼくも昔は絵の才能があるんじゃないかとおもったこともあったな〜」と過ぎ去っていく。黄色いぼうしとおっきなランドセル。日がかたむいて冬が帰ってきたので、わたしもそろそろ帰ろう。本物の春ももうすぐそこかな。 illust&text :Mariya Suzuki
2019年03月04日絵を描くときのモチベーションの一つに「色に誘われる」ということがあります。 生活している中でふいに見つけるグッとくる色たちが、創作意欲を掻き立ててくれます。 工業的な色と自然物の組み合わせは、誰が仕掛けた訳でもなく、偶然のコラボレーションです。 工事現場のパープルがかったグレーのシートと手前の深いグリーンになんだか切ない気持ちまで芽生えてきてしまいます。 自宅から見える空の色と仕事場からの帰り道。夕暮れ時は好きな空の色がつまってる時間帯で、完全に夜になる前の、暗くなる直前のブルーなんかがとても好みです。 去年の秋に訪れた軽井沢の紅葉は、グラデーションが美しすぎて、色を身体で感じる感覚でした。 自然が作った色はやっぱり究極で、いつもパワーをもらいます。 そう考えると、平凡な日常に見えても、実はとても刺激的です。 意識してやっていたことではないですが、これからも「色が連れて行ってくれる」感覚を大切にして描いていきたいと思います。
2019年02月22日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Window Shopping』Kelly Beemanアメリカ・ニューヨークとロサンゼルスを拠点とするアーティスト、ファッションイラストレーターであるケリー・ビーマン(Kelly Beeman)の作品集。エキゾチックな庭、洒落たプールサイド、ピクニック、カントリーハウス、カクテルパーティー、家のソファーで親密にしているシーンやガールフレンドとのティータイム......作者の描く人物は手足が長くどこかエレガントであり、夢のような衣服に身を包んで暮らしている。だが、その人物がもつ美しさは、決して著名なファッションデザイナーの最新コレクションのためにだけ存在するわけではない。描かれた者たちは、作者がオクラホマで過ごした幼少期の思い出で溢れる幻想的な世界観の主役たちであり、そしてインテリアデザインや建築、音楽、文学に向けた非常に繊細な共鳴と賛辞の意である。そのインスピレーション源はルックブックやキャットウォークを歩くシーンであり、意匠を凝らした刺繍のブルゾンや、ストライプのベルボトム、レースのエンパイアドレス、若々しいバイカージャケット、遊び心に満ちたシルバーのイヤリング、そんな形がビーマンに刺激を与える。だからと言って単なるファッションイラストレーションの域に留まる訳ではなく、ファッションシーンの領域を遥かに越えた意義ある世界観をも作り出す。独学ではあるが、幼い頃より情熱に任せ絵を描きながらピアノを弾いて過ごした作者は、大人になって描くイメージの中にも豊かに楽譜やピアノの細やかな描写を取り入れている。ニューヨーク市立大学ハンター校で社会学を学んだのち、ボリビアやアルゼンチンで数年間働いており、そのような背景が作品への考え方を反映し、例えば文化とファッションとの間に生じる関係性、あらゆる社会における根本的な側面といったようなことが見えてくる。作者のテーマ「Dressing」(=直訳すると服を着ること、仕上げなどを意味する)は、人物像、物語、文化的背景を作り出す一つの方法であり、自己顕示の世界におけるそのような要素の意義を追求する。作者は社会評論家としてではなく、アーティスト、ファッションイラストレーターとして自身を見つめている。その創造性を刺激するのは新即物主義、とりわけクリスチャン・シャド(Christian Schad)やオットー・ディクス(Otto Dix)、また古典芸術、ビザンチン芸術だけでなくウィーン分離派のグラフィック作品なのである。【書籍情報】『Window Shopping』作家:Kelly Beeman出版社:EDITION PATRICK FREY言語:英語ハードカバー/72ページ/320×240mm発刊:2018年価格:5,500円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Window Shopping』を購入する
2019年02月16日表参道のギャラリー・ドゥー・ディマンシュでは、1月29日(火)からイラストレーター ナタリー・レテ による作品展「les maneki Nekos de Nathalie lété」を開催。 今回のテーマは「招き猫」。娘でアシスタントのアンジェールと一緒に手がけたパリ生まれの「招き猫」、そしてイラスト作品がならびます。 作品以外にも、ナタリー・レテのスカーフやバッグなど雑貨やファッションアテムを見ることができるんだとか! ちいさな「招き猫」が、昔からとても好きだというナタリー。昨年の秋に京都を訪れた際には、アンティックのお店のウィンドーでとてもきれいな「招き猫」を見かけて自分でも作ってみたいなと感じたのだそう。 誰しもに幸せをもたらしてくれる、お守りは素敵な存在。アーティスティックな「招き猫」をぜひチェックしてみて!場所:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ期間:2019年1月29日(火)~2月10日(日)営業時間:12:00~19:30定休日:毎週月曜(期間中2月4日(月)は定休日)
2019年02月06日今回は昨年の個展に出した作品からお気に入りをひとつ 「Aji Shimi Chan」 こちらおでんの「だいこん」です。私の絵は女の子やお花や星など、わりとラブリーなものをモチーフにすることが多いので、その意外性もあってなのか、個展では一番人気になっていました。 最近は絵を描くときに、スッと思いつく時もあれば全然出て来ないときも多々あります。そんなとき、前回アイデアの源としてインスタグラムのストーリーを挙げましたが、もう一つ頼るのがiPhoneのメモに書き溜めているポエム的な言葉たち。 外を歩いているときに大抵思いつくのですが、思いついたら忘れないうちにすぐメモしています。後々読むと、「何これ・・!」みたいなことも多々ありますが、言葉から発想するのもとても面白いです。 この絵の時は、プライベートでしばらく悪い状態が続いていて、何回やっても変わらないなあとため息をついていたときにメモした言葉。 あまり良くない状況にあっても、一瞬光が射すようにポジティヴシンキングになるときがあります。今現在染みてる最中だから、美味しくなるまでの途中経過なのだと前向きに捉えることができました。 ちなみにこちらは1枚目に描いたもの。 おでんの大根を描きたいけど、ぱっと見それには見えないようにしたいな、と思い、最初はむらさき色に。でもあまりにも大根には見えないな、と思い描き直しました。 レモンに見える人、最初から大根と分かる人、いろいろで面白かったです。 「あじしみちゃん」 もしかすると、まずは自分を元気にするために絵を描いているのかも?と最近感じています。
2019年01月31日はじめまして。イラストレーターの岡崎マリーと申します。今回からこちらでコラムを書かせていただくことになりました。今の私なりの目線から、日々考えていることや、発見、制作についてなど、お伝えしていけたらと思っています。 今回は一番最近のお仕事、ルミネエスト新宿店のウィンドウディスプレイについて。 初売りセールが一段落したその次ということで。まだ寒い時期ですが、春めいている雰囲気を感じられるようなものにしたいということと、HAPPY感、ボタニカルの雰囲気がほしいとのことでした。それ以外はもう自由に、と言ってくださったので毎日ふんわりと考えだしました。 ここ最近のアイデアの源はインスタグラムのストーリーで作っている写真や動画+ペイントです。朝の通勤途中や、何気ないときに撮ったものをその場でペイントツールで絵を描き、ストーリーにアップしています。 頻繁にそれをするうちに、デスクに向かってアイデアを練るのとは違うアイデアが浮かんでくることがわかりました。その場で撮った写真ということと、無意識なのがきっとポイントなんだと思います。 学生のころ、油絵を描くときにまずクロッキー帳に鉛筆で無意識のドローイングをたくさんしてそこから本番に向かう、という方法を取っていましたがそれに近い感じなのかなと思います。 今回のウィンドウも、そこから生まれています。また、そのストーリーにGIFのアニメーションを使うことで動きが生まれ、それもまたアイデアのヒントになります。 今回はそこから女の子が春の息吹をふーっと吹きかけているイメージが浮かんできて、それをベースに好きなものを肉付けしていきました。 ウィンドウディスプレイは1月いっぱいまで展示されているので、ぜひ早めの春を感じに来てください。 ルミネエスト新宿店ウィンドウ(新宿駅中央東口改札を出てすぐ)にて。ウィンドウディスプレイ:〜1月31日(水)同時期にルミネエスト4Fでは「HELLO,NEW ME!」のキャンペーン開催中のほか、東口タクシー乗り場近くでは同キャンペーンのデジタルサイネージも放映中。
2019年01月16日2014年に急逝したイラストレーター・安西水丸の、アトリエに残された作品を展示する個展「安西水丸 ON THE TABLE」が、東京・神楽坂のかもめブックス内のギャラリー、ondo kagurazakaにて1月12日から2月3日まで開催されている。フリーのイラストレーターとして、広告、装幀、漫画、小説、エッセイなど多方面で活躍し、2014年3月に脳溢血のため急逝したイラストレーターの安西水丸。アトリエに残された作品を整理するなかで、個展のためだけに制作されたシルクスクリーンの作品が新たに見つかった。描かれた時期は1987年から1991年、安西が45歳から49歳の頃のものだ。緊張感のある構図、引っ掻くような細い線、透明感のある色。同展では、その貴重なシルクスクリーン作品のうち10点を展示する。作品を収録した作品集『ON THE TABLE』も販売。2016年にスタートした出版レーベルBaciから刊行される同著は、第51回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞芸術書部門を受賞している。また、一部の作品では、新たに刷り直したミクストメディアの版画も販売する。紙面の上にすっとひかれた一本の線が、地と天をわけ、空間をつくる“水平線”。「ON THE TABLE」と題された同展や、作品集の中では、そんな水平線をたくさん見ることができる。水平線をへだてて散りばめられた物たちが、時には喜びを、時には哀しみを、少しだけ琴線が揺らぐような温度で私たちに感じさせてくれる。展示された作品と、たくさんの思いによって作られた作品集を通して、その小さな揺らぎを受け取ってみては。【展覧会情報】安西水丸 ON THE TABLE会期:1月12日〜2月3日会場:ondo kagurazaka住所:東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1F かもめブックス内時間:11:00〜21:00(最終日は18:00まで)定休日:水曜日(祝日は営業)【書籍情報】『ON THE TABLE』安西水丸出版社:Baci価格:4,200円
2019年01月16日良くも悪くも、“運命の出会い”は人生を大きく左右してしまうもの。そんな葛藤や苦悩を経験したひとりの女性作家メアリー・シェリーの人生を映画化したのが注目作『メアリーの総て』です。そこで、この作品にインスパイアを受けたこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・小笠原真紀(宇野亞喜良)日本を代表するイラストレーターの宇野亞喜良先生!【映画、ときどき私】 vol. 204これまでに数々の受賞経験を誇り、長きにわたって第一線でご活躍されている宇野先生。椎名林檎や布袋寅泰といった有名アーティストたちのアルバムのジャケットデザインをはじめ、化粧品ブランド「マジョリカ マジョルカ」とコラボレーションした似顔絵ジェネレーター「マジョリ画」などでも話題となっています。今回は、宇野先生と本作がコラボし、オリジナルイラストレーションの描かれた鑑賞券と特典のノートブックが完成。そこで、映画のことやご自身のことなどについて語っていただきました。―まずは、この作品をご覧になったときの印象から教えてください。宇野先生メアリーはまだ18歳ですが、そんな若い女性が「フランケンシュタイン」という怪奇小説を書いたというのがおもしろいですよね。恋愛するのは当然ですが、その年で結婚したり、妊娠したり、僕の頭のなかにある18歳の少女とはずいぶん違うなと感じました。―先生には、このメアリーという女性はどのように映りましたか?宇野先生たとえば、僕の映画体験のなかでは、アメリカの映画で見た女優オードリー・ヘプバーンがいわゆる「清純な少女」という感じでした。でも、この映画はそういった少女っぽさを出そうとはしていなくて、当時の日常や恋愛の様子がよりリアルに描かれていますよね。だから、メアリーも「奇妙な小説を書く感覚を持った変わった女性」というよりも、普通に恋愛をした普通の女性だったんじゃないかなと思いました。―主演を務めたエル・ファニングは、現在世界中の才能ある監督たちのミューズ的な存在でもありますが、ご覧になっていかがでしたか?宇野先生実は、彼女の作品は今回初めて観ましたが、まずは「演技力のある女優さんだな」という印象でしたね。それから、いま挙げたオードリー・ヘプバーンもですが、フランスのブリジット・バルドーとか、昔は「これからの10年はこの女性がシンボルになるだろう」みたいな女優さんというのがいましたが、彼女がいまの時代の女性なんだろうなという感じも受けました。人生の転機となった出会いとは?―メアリーはある運命的な出会いがきっかけとなって愛や苦しみを学び、あらゆる感情を知ることによって才能を開花させていったと思いますが、宇野先生がご自身を語るうえで欠かせない人との出会いや影響を受けた人はいますか?宇野先生1960年に「日本デザインセンター」という広告を作る会社に入りましたが、僕の少しあとに入ってきたのが横尾忠則さん。お互いに話が合っておもしろかったので、そこで意気投合しました。当時は広告が理論的になってきていて、おもしろくなくなってきていると感じていたので、僕と横尾さんで「イラストレーションを主体にしたデザインというのをやりたい」ということで、もうひとりの同僚だった原田維夫さんも含めて3人で会社を辞めて、新しくデザインオフィスを立ち上げたんです。―まずは横尾さんとの出会いがひとつのきっかけでもあったのですね。宇野先生当時はニューヨークをはじめ海外にもイラストレーターでおもしろい人がいっぱいいましたし、世の中がイラストレーションに注目していたということもあって、僕はイラストにウエイトを置いていましたが、彼はイラストレーターとしてだけでなく、デザイナーとしての才能もありましたし、それだけではあきたらなくて、画家宣言もすることになるんですよね。あとは、先ほどの「日本デザインセンター」で重役だった山城隆一さんの「デザインに悲しみは盛れないか」という言葉も印象に残っています。というのも、それまでデザインで重要とされていたのは、「機能的でいかに内容やテーマをシンプルに伝えることができるか」ということ。そんなときに山城さんが提案したデザインに感情や文学的な雰囲気を盛り込むことができないのかという思いには影響されましたし、そこで物を描く以外の要素も入れていきたいなという感覚が生まれたんだと思います。自分の多様性は周りに引き出しもらった―そういった出会いを経て、幅広い分野で活躍されていますが、昨年にはアーティストグッズブランド「QXQX」も立ち上げられるなど、84歳になられてもますます精力的に活動をされています。どのようなことが原動力となっているのか教えてください。宇野先生イラストレーションには自分の美学がありますが、「僕の考えで世の中を変革していきたい」というような強烈な思いというのはまったくありません。あくまでも、仕事の依頼があってから、「これをどういう風に表現しようかな」と考えるので、僕の場合はまずは依頼が先にあるという感じなんです。だからこそ、僕は児童文学から大人の小説までいろんなものに絵を描くようになりました。でも、そのおかげで最初に児童文学の今江祥智さんと仕事ができたり、寺山修司さんとの出会いで少女というモチーフを書くことにもなったりと、僕にとっては結果的に非常によかったなといまは思っています。あとは、編集者が僕のなかにある可能性を見抜く力が的確だったということ。だからこそ、僕の多様性というのが引き出されたようにも感じています。インタビューを終えてみて……。宇野先生のアトリエにお邪魔させていただくという貴重な機会をいただいた今回の取材。長年、多くの人の心を引き付けるイラストを生み出されている宇野先生ですが、その温かいお人柄にもすっかり魅了された時間となりました。みなさんも、先生のなかのイマジネーションの世界で描き上げたというメアリーのイラストをさっそくゲットしてみては?また、現在は展覧会も開催中なので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。200年前に誕生した時代を超えるヒロイン!時代と愛に翻弄されながらも、自らの力で立ち上がり、道を切り開いたメアリー。いまなお人々をとらえて離さない名作の陰に隠れた真実に、誰もが心を揺さぶられるはずです。女性としての強さや人を愛するがゆえの激しい感情など、いまにも通じる思いを受け取ってみて。ストーリー19世紀のイギリスで、作家を夢見るメアリー。折り合いの悪かった継母と離れるため、スコットランドにいる父の友人のもとで暮らすこととなる。そんなある日、屋敷で開かれた読書会で“異端の天才詩人”と呼ばれるパーシー・シェリーと出会い、強く惹かれ合う。パーシーには妻子がいたが、情熱に身を任せた2人は駆け落ちしてしまうのだった。しかし、次々と不幸が降りかかり、失意の日々を送ることとなる。そんななか、メアリーのなかで何かが生まれようとしていた……。胸が引き裂かれる予告編はこちら!作品情報『メアリーの総て』12 月15日(土)より、シネスイッチ銀座、シネマカリテ他全国順次ロードショー配給:ギャガ©Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017展覧会情報展示会名:宇野亞喜良展「言語的絵画」会期:11月21日(水)~12月4日(火)※最終日は午後6時閉場会場:銀座三越7階ギャラリー出品内容:新作原画、版画、goods
2018年11月29日シンプルだけど、じわじわくる。イラストレーターNoritake(のりたけ)さんの作品展が〜11/4(日)までCLASKA Gallery & Shop "DO" 本店で開催されています。大人気のNoritakeグッズが買えるチャンスです! トートバッグ各¥2,300~3,500/CLASKA Gallery & Shop "DO" 誰もが一度は「見たことある!」となるようなイラスト作品 テレビCMや広告、本や雑誌の表紙など、独特の世界観を持ったイラストを手がけるイラストレーターのNoritake(のりたけ)さん。ゆるいムードで、ちょっぴりシュール、モノクロの世界に漂う独特の空気感。そのユーモラスなタッチが多くの人を魅了しています。 「約7年、地層のように積み重なった多くの制作物は並べてみると、一体どんな空間になるのだろう」ー Noritake さんの序文より抜粋という言葉の通り、たくさんの制作物が並んだ特別な展示。こちらは「まるくなる」「横になる」など、その時々のテーマにあわせて描かれたドローイングのシリーズ。シルクスクリーンプリントで、作品も購入可能です。 Tシャツ各¥3,500/CLASKA Gallery & Shop "DO" 今回の展示のために制作された新作ドローイング「WAVER」 波のように揺れる人は、Noritake さんの現在の象徴だそう。ゆらゆらと不安定でありながらも、その姿は何だかゆるりと自由。見ていると良い意味で力が抜けてきて、こちらまでゆらゆらしたくなる不思議な魅力。「WAVER」と、展示タイトル「FAIR」をあしらったグッズは、それぞれTシャツ(白・グレー2色)とトートバッグが揃います。 Tシャツ各¥3,500、キッズTシャツ¥2,300/CLASKA Gallery & Shop "DO" 街ですれ違う人も思わずクスッと笑ってくれそう TシャツはXS~Lの4サイズ(「マトリョーシカ」のみキッズサイズも展開)。カラーは白地・グレーの2色展開。シンプルなモノクロのデザインなので、ゆるい空気感でありながらスタイリッシュ。都会的なムードで着こなせます。 Tシャツ各¥3,500/CLASKA Gallery & Shop "DO" Tシャツやトートバッグ、たくさんの種類のグッズが揃います。シンプルなテキストのグラフィックもどこかユーモアがあり。一枚一枚グッズを見る時間も楽しみです。 刺しゅうキャップ、刺しゅうTシャツともに各¥4,500/CLASKA Gallery & Shop "DO" サインペン各¥300円/CLASKA Gallery & Shop "DO" iPhoneケースやステーショナリーもラインナップ 「THIS IS A PEN」の文字が入った定番人気のサインペンのほか、iPhone ケースやノート、缶バッジやマスキングテープなども揃います。 彫刻家・長尾恵那さん作「THIS IS A PEN」の木彫作品 こちらはステーショナリーではなく、彫刻作品。グッズと作品の境界線のあいまいさがユニーク。 Noritake さんの私物を集めた「SOME BOOKS」「COLLECTING HABIT」コーナー Noritake さんのクリエイションの源が垣間見えるような、興味深い展示。本は販売もしています。 Noritake グッズがここまでたくさん揃う機会は貴重 Noritakeグッズがここまで揃ったのは、おそらく今回が初。一度にたくさん見えることができて、実際に手をふれて選べる機会は、なかなかありません。ぜひこのチャンスを生かしてください。 「FAIR - Noritake」CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)~11月4日(日) まで■Noritake さん在店日:11月4日(日) 15:00~16:00会期最終日、Noritake さんが来店。※サインはドー 本店でお買い求めいただいたグッズを対象とさせていただきます。書きにくいものや面積の小さいものにはサイン出来かねますのでご了承ください。 ■11月3日(土祝)・4日(日) に開催する「クラスカ文化祭」にもNoritake さんが出店
2018年11月01日マッティ・ピックヤムサの作品展開催フィンランド生まれのイラストレーター、マッティ・ピックヤムサの作品展が、2018年11月9日(金)より、イデーショップ 自由が丘店で開催されます。11月10日(土)には本人が来日。サイン会も実施される予定です。marimekkoを手がける注目のイラストレーターマッティ・ピックヤムサは生まれ故郷のフィンランドを中心に活躍。近年では人気北欧ブランド「marimekko」「kauniste」「Lapuan Kankurit」のテキスタイルデザインを手がけ、注目を集めています。今回の作品展で展示されるのは、1点1点ハンドメイドで制作されたウッド・ペインティング。主に動物をモチーフとした1点物のアートピース28点が登場します。プライウッドの板に描かれたイラストは、北欧らしく温かみのあるものばかりです。マッティ・ピックヤムサが来訪!作品展2日目の11月10日(土)には、マッティ・ピックヤムサが在廊。最新書籍「CupOfTherapy -だいじょうぶ。-」の購入者を対象にサイン会が実施されます。作者の作品に触れ、実際に会うことができる又とないチャンスをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社良品計画のプレスリリース
2018年10月29日小泉今日子、沢尻エリカをはじめとする、いまを代表する豪華女優陣の共演が大きな話題となっている映画『食べる女』から、人気イラストレーターのマキヒロチ、進藤やす子、山科ティナ、3人による特別イラストが解禁された。小泉さん、沢尻さん、そして前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香などいま注目すべきキャストを迎え、年齢も、職業も、恋愛に対する考え方も、人生における価値観も異なる8人の女性が、おいしいものを心置きなく、好きなだけ食べる“女の本音満載の宴”を通して、現代に生きる女たちの“いま”を描いている本作。そんな本作の印象に残ったシーンをイラスト化したのは、実写ドラマ化もした『いつかティファニーで朝食を』(新潮社)、『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(講談社)の原作者でもあり、女性の生き方や食について漫画から、ギャグエッセイなど幅広いジャンルで活動しているマキさん、ファッションイラストレーターとして、多数のファッション本を執筆・出版し、幅広い年代の女性から支持されている進藤さん、KIRIN「午後の紅茶」「H.I.S」など多くの企業コラボマンガを担当し、雑誌・WEBと媒体に限らず広く活動中している山科さんの3人。■マキヒロチ「かつての自分とリンクして温かい気持ちになる」マキさんが描きおろしたのは、沢尻エリカ演じる小麦田圭子(称ドド)と、ユースケ・サンタマリア演じるサラリーマンのタナベが2人で食事をしているシーン。マキさんは「男なんていらない!」と豪語するドドが“食”を通し関係が発展していく重要な場面であるシーンを「若い頃は孤食が好きで、一人で食事をしている自分の姿もなんだか強い女性のようで好きだった。だけど歳をとって、食事を共にする誰かの一言や知識が料理の経験値を深めてくれたりすることや、美味しそうに食べる相手の顔が更に食事を美味しくさせてくれることに気づいた」と語る。「仕事と一人の時間をこよなく愛すドドが、偶然タナベと出会い食事をするようになって、誰かと食事をすることの尊さや安らぎを知って行く。最初は強張っていたドドの表情が、食事とお酒とタナベの眼差しによって優しい表情にほころんでいくシーンが、かつての自分とリンクして温かい気持ちになる」と自身に重ねての描きおろしとなったと言う。■進藤やす子「自分に正直な『食べる女』でありたい」進藤さんが描きおろしたシーンは、小泉さん演じるトン子が、料理ができず旦那に別居されてしまうシャーロット演じるマチに対して「人っておいしいご飯を食べている時と、愛しいセックスをしている時がいちばん争いごとから遠くなるんだって。だから手抜きをするな、女たちよ」と激励するシーン。進藤さんは「この映画に出てくる“東京の街をふわりふわりと漂う自由で孤独な女たち”は、シュッと美しい工業製品ではなく、どこか歪んだ手作りの物のようだ。でも手作りの物は代え難い味わいがある。そんなちょっといびつな彼女たちが、ふくふくと描かれているのが、なんだか、良い」と語り、「だから見終わった後は暖かい気持ちになる。私も人の物差しで測ったりせず、自分に正直な『食べる女』でありたい」とコメントした。■山科ティナ「私たちは自分の手で幸せになれる」そして山科さんが描きおろしたのは、鈴木京香演じる美冬が女将をつとめる、ごはんや“道草”に一同が集まり食事をするシーン。「『食べる女』で描かれた女たちはみんな年齢も違えば、性格も、仕事も、生い立ちも、抱えている孤独も、幸せだと感じる事柄も、すべて個性的で、みんなバラバラだ。けれど一つだけ、共通する幸せがある。いたってシンプルで力強いメッセージが私たちの背中を押してくれる。私たちは自分の手で幸せになれる。そうして観終わった頃には、物語の前半で感じていた呪縛が気付かぬうちに解き解かれている」とシーンを選んだ理由を語った。三者三様の3人がそれぞれ共有できたという映画『食べる女』は、全ての女性を応援するメッセージが込められている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月10日バカラ(Baccarat)より、東京のイラストレーター・WALNUTが“東京”のモチーフを描いた「Cheers to TOKYO タンブラー」が登場。2018年10月1日(月)より発売される。WALNUTとは、世界各国のミュージシャンのグッズデザインや、ルナソル、ミントデザインズといったブランドのコラボレーショングッズを手掛けるなど、多岐に渡って活躍する人気イラストレーター。今回そんなWALNUTが、バカラクリスタルのタンブラーに描いたのは、雷門やスカイツリー、ハチ公など。WALNUTらしい遊び心に溢れたタイポグラフィーとイラストで、東京のシンボリックなモチーフと、2020年のオリンピック開催に向けた祝いのメッセージが刻まれている。エキサイティングな東京の街を表現したタンブラーで、普段とは一味違う一杯を嗜んでみてはいかが。【詳細】バカラ「Cheers to TOKYO タンブラー」発売日:2018年10月1日(月)価格:15,000円+税高さ:10.5cm【問い合わせ先】バカラショップ 丸の内 住所:千代田区丸の内 3-1-1 国際ビルヂング1FTEL:03-5223-8868
2018年09月07日ポーランドと日本の社会における女性の役割と女性観を探ることを目的にした、ポーランドと日本の女性イラストレーターによる展覧会「Inner strength/内なる力」が、9月25日から30日まで、表参道のスパイラル1階のスパイラルガーデンにて開催。ポーランドの女性と日本の女性は、似ているか否か。どんな自己像を持ち、仕事をし、何を娯楽に、どんな家族観で日常生活を送っているのか。現代社会において女性の役割はどう変わっていて、女性の社会的地位の確立を助けている「内なる力」とは何か。本展は、これらの問いにポーランドと日本の女性イラストレーターたちが答えようと試み、アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート(Instytut Adama Mickiewicza)との共催プロジェクト「ポーランドと日本の女性たち Innner strength. The women of Poland and Japan」の成果となる作品が展示される。このプロジェクトには、ポーランドと日本から女性アーティストたちが招かれ、それぞれが内なる力の定義を表現している。世界の離れた場所、二つの異なる国、西洋と東洋の文明、彼女たちがどんな自己像を持ち、どんな枠組みから自由になろうとしているのか、どれくらい違って、何が共通しているのか。伝統、信念、迷信、また日常生活や仕事上の困難を明らかにしながら、自分たちがどう活動し、何がその動機となっているかを紹介する。自らが経験している問題を取り上げ、ステレオタイプや割り当てられた社会的役割を打ち破ると同時に、代々受け継がれてきた知恵や相互の支え合いにも触れる。彼女らに通底しているのは、不公平や不平等な扱いに対する反意であり、他者への深い思いやりだ。エヴィリナ・スコブロンスカ(Ewelina Skowronska)の作品参加イラストレーターは、ポーランドから、バシャ・グジボフスカ・フロレス(Basia Grzybowska Flores)、マグダ・ピラチンスカ(Magda Pilaczynska)、パトリツィア・ポトコシチェルヌィ(Patrycia Podkoscielny)、エヴィリナ・スコブロンスカ(Ewelina Skowronska)、ダリア・ソラク(Daria Dolak)と、日本から、林青那、いとう瞳、石橋あき、吉田典世、前田ひさえ・塩川いづみ・ひがしちかによるミーム(meme)。「数世紀にわたって、女性たちは幾度となく内なる力を使い、平等な扱いを求めて戦わなければならななかった。だから、展覧会に展示された作品を見ていると、感受性、直感、美、決意に溢れる。」と語るのは、The Spirit of Poland財団のモニカ・ブラウンチュ(Monika Brauntsch)と共に本展のキュレーターを務める、東京在住ポーランド人イラストレーター、エヴィリナ・スコブロンスカ。本展の作品を通して、“女性”について考えてみては。【展覧会情報】Inner strength/内なる力会期:9月25日〜30日会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23 Spiral 1F
2018年09月03日インテリア雑貨ブランド「スワティー(SWATi)」は、イラストレーター飯田淳とコラボレーションしたオリジナルデザインのフレグランス「SWATi by JUN IIDA パフューム」を2018年8月3日(金)より渋谷ヒカリエ4Fスワティーストア、阪神梅田本店2Fシーズンギフト・雑貨マルシェコーナー、オフィシャルオンラインストアにて発売する。飯田淳は、エルメス(HERMÈS)のインビテーションやビジュアルブック、雑誌『GINZA』のロゴデザイン、さらに、雑誌『アン・アン』『クロワッサン』『旅』『coyote』などのイラストレーションを手掛ける、東京生まれのイラストレーター。 今回はスワティーとタッグを組み、香りのイメージにあわせて、一人の女性とその女性に沿う部屋のイラストを書き下ろし、香水のパッケージにあしらった。ラインナップは全6種類。ブランド名を名前に取り入れた「マイネームイズスワティー」は、レモンやペアの爽快なトップノートから始まり、ミュゲ、ジャスミン、フリージアのフローラルノート、ラストにかけては甘いムスクへと移り変わるボタニカルの香り。パッケージにはベレー帽を被ったブロンドヘアの女性と、ワインと洋ナシで食事の準備をする彼女の部屋の一コマが刻まれている。スパイスノートやブラックペッパーで苦味を足したフルーティノートの「フィジカルフラワー」のパッケージには、腕組みして凛と立つレッドヘアの女性と、野菜やスパイスが並んだキッチンを描いた。各々のイラストについて飯田は「あえて全く違う6人の女性を描きました。買う時に、自分を当てはめてみるのもおもしろいかもしれません。もう片面の部屋のイラストは、誰かがいるような空間、世界観を出して奥行きを演出しています。どちらのイラストも交互にみて、世界観を楽しんでほしいと思います。」とコメント。なお、香水購入者には先着で限定トートバックのプレゼントも用意されている。【詳細】スワティー×イラストレーター飯田淳「SWATi by JUN IIDA パフューム」100ml 6,480円(税込)発売日:2018年8月3日(金)※阪神梅田本店のみ8月4日(土)より発売取り扱い店舗:・渋谷ヒカリエ4Fスワティーストア住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1・阪神梅田本店2Fシーズンギフト・雑貨マルシェコーナー住所:・オフィシャルオンラインストア<ノベルティ>香水購入者には先着で限定トートバックをプレゼント。※香水1点につきトートバッグ1個、なくなり次第終了。
2018年08月06日イラストレーター・YUGO.の個展「MASSIVE INTERNET」が、東京・原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSで8月3日から、福岡のTAGSTÅで10月6日から開催される。サチモス(Suchmos)などミュージシャンへのデザイン提供、音楽イベントやアパレルブランドとのビジュアルデザインなど幅広く活躍するイラストレーター、YUGO.の個展は今年で4年連続。今回は「インターネットと現実」をテーマに、ネット依存した自分たちの日常・価値観をポジティブかつダークなアプローチで作品にする。会場では、原画作品とあわせてオリジナルグッズの販売も行う予定。2017年に続き、大阪(会期終了)・東京・福岡の3つの会場を巡回し、会場ごとに展示作品が一部異なる予定なので、各会場での違いも楽しめる。【イベント情報】MASSIVE INTERNET<東京>会期:8月3日~8月22日会場:TOKYO CULTUART by BEAMS住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7 ビームス原宿3F時間:11:00~22:00(無休・最終日18時まで)<福岡>会期:10月6日~10月30日会場:TAGSTÅ住所:福岡市中央区春吉1-7-11 スペースキューブ1F時間:7:00~20:00(木曜休・最終日18時まで)
2018年07月27日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)では、美術家でありイラストレーターの元永彩子による展覧会「piece of old tale」を、5月24日から6月17日まで開催。私たちのまわりにひろがるいつものシーンを、独自の視点とインスピレーションにより描き、マニアックな世界観をつくりだすアーティスト・元永彩子。繊細な線と丁寧な配色で描かれる、普通のようでそうではない、どこか少しだけ不可思議で魅力的なその世界は、「きっとこれは私たちのいつもの世界のどこかに存在する。」と、見る側の想像力を掻き立てる。本展は、そんな彼女がPASS THE BATONのためだけにイラストを描きおろしたオリジナルアイテム「piece of old tale」の発売を記念した、スペシャルエキシビション。世界の8つの童話のシーンを切り取って描かれたオリジナルのイラストで表現される童話の世界は、彼女の少しの想像力というエッセンスを加えることで、登場する動物にユーモアとアイロニーを与え、それぞれのストーリーを雄弁に語らせ、心を和ませる。貝の火(2,600円)今回発売されるのは、使用には支障がないものの日本の厳しい基準により販売されなかった業務用食器を使用したテーブルウエア。5月24日からパスザバトン表参道にて先行販売開始、6月1日からはパスザバトン丸の内、京都祇園店、オンラインにて販売される。また本展の会期中は、植物標本やテーブルクロス、楽譜、ハンカチ、人形用の着物、本の扉、つぎはぎの布、衣服のパターン紙などのアンティークに、人や動物を構成したドローイングや刺繍作品の展示も行う。【イベント情報】piece of old tale会期:5月24日〜6月17日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜・祝日は20:00まで)
2018年05月22日ヴーヴ・クリコとは?1772年、フィリップ・クリコにより、家名である「クリコ」を冠したシャンパーニュ・メゾンが設立されました。その後、息子であるフランソワがビジネスに加わりますが、1805年未亡人となった妻のバルブ・ニコル・クリコ・ポンサルダンが、27歳で家業を継ぎ、近代における初の女性実業家のひとリとなりました。そして、1810年には寡婦の意を込めた「ヴーヴ」を用いて、「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」と改名します。以来、2世紀以上も変わることなく最高級という信念を貫き、大胆でエレガントなシャンパーニュブランドであり続けています。そんな常に最先端の感覚をまといながらも、真のラグジュアリーブランドとして、人々を魅了してやまないそのスタイルは、シャンパーニュ地方においてラ・グランダム(偉大なる女性)と呼ばれるマダム・クリコの信念によって導かれています。 ローズラベルアニバーサリー! 1818年、大胆さと革新的な感性を持つマダム・クリコによって、初のブレンド法を用いたロゼ シャンパーニュとして誕生した「ローズラベル」。それまではエルダーベリーの実を使って色付けする着色方が主流でしたが、色、味、そしてアロマが重要と考えていたマダム・クリコは、赤ワインにブレンドすることで、エレガントで高品質なロゼ シャンパンを誕生させたのです。今年、ヴーヴ・クリコのロゼ シャンパンが誕生して200年を迎えます!赤胴色の色彩から立ち上るレッドフルーツの魅惑的な煌きを放っている「ローズラベル」は、ヴーヴ・クリコの数あるシャンパーニュの中でも、マダム・クリコの独創的で大胆なアイディアを象徴しています。 色彩からインスピレーションされたパッケージデザイン 伊勢丹新宿店 本館1階 = ザ・ステージにて期間限定オープンする「ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ」では、アーティストが色と色を混ぜ合わせて新たな色彩を生み出すように、シャンパーニュに赤ワインをブレンドすることで視覚を楽しませたマダム・クリコに習い、ブランドにとって大切な要素である「色」から着想を得て、“驚きと新鮮さのある彩り豊かな人生を”という色鮮やかな『colorama(カララマ)』をコンセプトです。そこでは、遊び心溢れるヴーヴ・クリコのスペシャルデザインパッケージ、「ローズラベル ペイントチューブ」を販売します!「ローズラベル ペイントチューブ」のデザインパッケージは、ポップな絵の具のチューブを模り、手にした瞬間から思わず驚きと嬉しさ、楽しさが溢れるユニークな商品です。麗らかなシーズンに向けて、ピクニックなど外で楽しめるよう、保冷機能もついています。 期間中の嬉しい特典! 「ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ」では、「ローズラベル ペイントチューブ」をご購入したお客様には、嬉しい特典がついてくるのでチェックしてみてください。会期中200名様にはここでしか手に入らないヴーヴ・クリコ オリジナルトートバッグを用意。さらには、4月11日(水)・13日(金)14日(土)・15日(日)には各日限定10名様に、イラストレーター オカダミカさんが描く『世界で一つだけの特製ポートレイト』ギフトも。ヴーヴ・クリコの織りなす革新的で大胆な世界を、是非ご堪能ください。 ========================================= < 伊勢丹新宿店 販売商品概要 >■商品名:ヴーヴ・クリコ ローズラベル ペイントチューブ■希望小売価格:8,500 円(税別)/ 9,180円(税込)■店頭発売開始日:2018年4月11日(水)■取扱い:伊勢丹新宿店■仕様:ヴーヴ・クリコ ローズラベル 750mL、メタル製(外装)、約2時間の保冷機能 ========================================= < ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ 概要 >■期間:2018年4月11日(水)~4月17日(火)■会場:伊勢丹新宿店本館1階 = ザ・ステージ■特設サイト:www.veuveclicquot.com/ja-jp/ROSE200th-anniversary■特別イベント:1.ヴーヴ・クリコ トートバッグ ギフティング開催期間中にヴーヴ・クリコ ローズ ラベル ペイントチューブを1本以上ご購入の方、先着200名様へプレゼント。2.ヴーヴ・クリコ ポートレートギフト開催期間中の各日、ヴーヴ・クリコ ローズ ラベル ペイントチューブを2本以上ご購入の方、各日先着10名様にイラストレーター・オカダミカさんが描くオリジナルポートレートを制作・プレゼント。開催日:4月11日(水)・13日(金)14日(土)・15日(日)
2018年04月11日最近、縁あって三軒茶屋で時間を過ごすことが多くなりました。駅から北へ伸びる茶沢通り近 くを利用するわたしがすきなのは、ミカヅキ堂のパンとOBSCURAのコーヒー。朝ごはんに も、午後のブレイクにもぴったりの最強コンビネーションです。 味にも食感にも繊細さがぎゅっ。パン屋さんのミカヅキ堂。なかなか近所の散策に行く時間をとれていないのだけれど、忙しいときにおいしいものが至近 距離にあるのがこのエリアの嬉しいところ。ミカヅキ堂は、茶沢通りの西側の裏っ側にある小 さなパン屋さんです。ちょっと裏に入る分、ローカル感が増すのが個人的には高感度アップ。 お店は小さいけれど種類は豊富で、味からも食感からも繊細さの伝わるパンたちは、ほんとに どれもおいしいのです。ひとしきり迷ったすえに、毎回ふたつ以上買ってしまいます。。今日 もしょっぱ系と甘系をひとつずつ。お惣菜パンやバゲットも良いのだけど、なんだかんだわた しのいちばんのおすすめはチャバタだったりします。シンプルだけどクセになる甘さと、もち もちと柔らかい触感がたまりません。こちらは明日の朝食に買っておきます。 ミカヅキ堂はスタンプカードもあって、少しずつたまっていくのがたのしみ。袋はいりません と言うとひとつ多めにスタンプを押してくれるのも嬉しいです。そして、パンと合わせたいの がやっぱりコーヒーです。 やさしい空間と良い香りにあふれるコーヒー屋さんのOBSCURA。 このパン屋さんのほぼすぐ反対側、茶沢通り沿いにあるおしゃれなコーヒー屋さんが OBSCURA。 三軒茶屋に通うようになって間もないにも関わらず、すでに通いつめていて、大変お世話になっ てます。こちらも毎回紙コップでいただくのがもったいないので、わたしはコップを持参し、 本日のコーヒーをいただきます。本日のコーヒーは日によって違う産地のコーヒーが味わえる ので、すきな産地のコーヒーが見つけられそうです。お気に入りが見つかったら、次回それを ハンドドリップで頼んでみるのもありかも。Lサイズ340円の本日のコーヒーは、頻繁に利用さ せていただく身としては、お値段的にも嬉しいです。 席は少なめだけど、コーヒーのいい香りとお店のスタッフさんのやさしい笑顔が立ち込めるそ の小さな空間は、とても居心地が良いです。お客さんとスタッフさんが仲よさそうに会話する 柔らかい雰囲気は平和そのもの。わたしも彼らの笑顔とコーヒーを持ち帰り、これでもうちょっ と仕事が進みそうです。 日向ぼっこしながら春の風を味わう時間。 仕事場に戻ると、窓を開けて日なたに座り、買ってきたパンとコーヒーを隣に置いてみます。 わくわく感でひとり笑顔になってしまいます。しょっぱ系担当のクロックムシュは、中に入っ ているホワイトソースが、子どもの頃だいすきだった母のグラタンの味に激似で、個人的にとっ てもお気に入りです。そのやさしく控えめな味はノスタルジアとともに口の中いっぱいに広が ります。ゴルゴンゾーラ・フィグには、イチジクがまるごと入っていて満足感たっぷり。イチ ジクの甘さとブルーチーズのしょっぱさの良いバランスと、歯ごたえのあるパンの中にプチプ チ弾けるイチジクの食感もたのしいです。 暖かくなってきた風を感じつつコーヒーをすすると、仕事に急かされてた心に余白ができた気 がします。ぽかぽかとゆっくり進む時間。しあわせ。。公園でのお花見とかももちろん良いん だけど、こうやって静かに全身で味わう春がやっぱり落ち着くなぁと、外の景色を眺めながら 再確認するのです。 ミカヅキ堂03-6453-4447 10:00~19:00水曜定休<買ったもの> 食パンのクロックムシュ 300円 ゴルゴンゾーラ・フィグ 300円 キタノカオリのミルクチャバタ 150円 OBSCURA Laboratory03-5432-9809 9:00~20:00第3水曜定休
2018年04月10日ー 女性ならではの繊細な感性で、様々な美しいプロダクトを生み出す女性クリエイターたち。連載【Creation by Ladies】では、そんな彼女たちの作品...そしてその作品に込められた想いや背景を紹介していきます。 ——————————————— 第二回目は、イラストレーターの岡崎マリーさん。 柔らかなタッチと優しいカラーリングで描かれる、花や空、そして女の子のイラスト。どこか懐かしさを感じる、イラストレーター 岡崎マリーさんの作品たち。 現在ルミネエストのキャンペーン広告のデザインや個展の開催、オリジナルのプロダクトの製作など、活躍の場を広げる彼女。そんな彼女はこう語る。 — 「子どもの頃から描き続けてきた『女の子』が土台になっています。4歳の頃の手作り絵本、小学校の頃に友達と作っていた『りぼん』的な雑誌や付録、中高の頃の友達との手紙交換の絵やひたすらお互いの妄想を描く交換絵日記など。その時々にやりたいことを夢中でやっていましたが、思えばほとんどのモチーフは『女の子』でした。今自分に起きている事を表現するのが私の中で一番自然な方法なので、絵のほとんどは実体験から生まれるものが多いです。」 ー 「『窓を拭くように、空を拭いてみる。そうすると自分の見たいものが見られる。』そんなイメージがふっと浮かんできました。いつも、どちらかというとネガディヴなところから脱出するというか、そこから自分で変えていくことが「生きてるな」と感じます。意味もなく憂鬱になったり、ちょっとしたことで一喜一憂したり、コロコロ気分が変わったり、自分をコントロールするのは本当に大変だな、と日々思っていて、でもこれは女の人特有なものなのかな?と思ったときに、それに対して何か特別な魅力を感じました。」 『True Colors』ー 「これを描いていた頃、もう何年も前になりますが、恋愛で、もう本当に髪の毛からも気持ちが溢れちゃうようなイメージがあって…笑。一度イメージが浮かぶと、そのイメージを次の日も保っていられるかが不安で、その日のうちに『描き留める』感覚で描いています。絵を描いて客観的に自分は今こうなんだな、と見ることもあります。」 ー 「2014年に友人が制作したZINE用に描きおろした挿絵です。シェアハウスで自由に暮らす女の子たちがテーマのZINEだったので、人と人とが交差する感じとかじんわり溶け合う感じを意識して描いていた記憶があります。この頃からラメを使いだし、スキャンで出来る光り具合とか印刷したときの変化などを楽しんでいました。」 『Tough swimmer』 ー 「2017年の秋に描いた作品で、その時、本当は出来るのに、何縮こまってるの?という自分へのある思いがあり、水面ギリギリのところで出ようとしている女の子を描きました。いつも思う事ですが、『私はこうだから、きっと無理かな』と自分の範囲を勝手に決めてしまって、実際やってみたら出来たりして、『あれ?なんだ出来るじゃん』みたいなことがあります。自分の知らない自分はたくさんいて、何か挑戦する事でそれが発見出来るから、飛び出そう、という気持ちを込めた作品です。」 『WARM BIG COAT』 ー 「先にイメージがあったわけではなく、ちょっとしたラクガキ感覚で描きました。ふとしたときに描いた絵に、新たな発見があったりします。出来上がってから『なんかコートみたいだなぁ』というゆるい感じで、こういうのが制作の合間の気持ちのリセットになったりします。」 『Drama』 ー 「“モノクロにチラっと色”が昔から好きで、これは2014年の冬の作品ですが、今もモノクロシリーズは続けています。この絵は珍しく文字を入れたくなり、少しストーリー仕立てです。観る人がそれぞれのストーリーを想像してくれたらなと思います。」 『with my favori.』 ー 「ハンドメイドアクセサリーブランドのイベントのキービジュアルを制作したときの作品です。(noodさん、sAnさん)イベントのテーマは『Parfum et Fleur(香りとお花)』ブランドのイメージから、可愛くなりすぎず、でも大人すぎず、というところを目指しました。依頼されて描く事は、何を気に入って頼んでくださったのかということを考えるので、自分の特性を再認識することでもあります。依頼してくださった方の要素と、自分の個性とのバランスは本当にいつも難しく、葛藤するポイントですが、仕上がってみると、一人では描けなかったものに仕上がる。それがいつも面白いです。」 『cherish each day』 ー 「これは2016年の春に熊本地震があったときに描いた作品です。何かが起こったときにSNSでこういった発信をすることはあまりなかったのですが、インスタグラムのフォロワーが増えてきて、たまにコメント等で『絵を見ると元気になる』とか『いつも楽しみにしています』というコメントをいただくようになって、この小さな部屋で籠って描いてる絵で、どこかで誰かがそんなふうに思ってくれてることがなんてすごいことなんだろうと思いました。微力でも、もしかしたら誰かが少し元気になってくれるかも、という思いで描いてすぐにアップしました。私が好きなアーティストの作品を見てパワーがみなぎるように、やっぱりアートってこういう時のためにあるのかな?と思ったりもします。」 『KIMAGURE GIRL』 ー 「今年1月の個展のメインに選んだ作品です。描きながら色を考える絵もありますが、この作品は色からイメージして描いていきました。他の作品にも言える事ですが、表情がつかめない子を描いていることが多いです。そうすることでいろいろな見え方になって面白いかな?と思います。観る人のその時の気分によって見え方が変わるかもしれないし、2回目観たらまた感じ方が変わる。そんな余白を作りたいなと思っています。」 『Summer Dreams』 ー 「ポストカードセットを制作する際、パターンを集めたポストカードセットを作りたい、と思い、描いたそのうちの一枚です。お花を描くのはあまり得意ではなく、いつも気に入ったお花が描けなくて、しっくりきていなかったのですがこれはそれが珍しくうまくいった作品です。黄色の入り方も気に入っています。」 左上から時計回りに『FRAMBOISE』『BLUE SALT』『MANGO』『PISTACHIO』 ー 「1月の個展で展示した作品です。普段の自分の顔色や気分を4種のジェラートのフレーバーに見立てています。真っ白なキャンバスや画用紙に向かうとき、どうしても変な力が入ったり、堅くなったりするので、いつもどれだけ無意識なゆるさを作れるかということを考えています。スポーツでもそうですが、最初は身体も慣れなくて筋肉も固まっているけど、時間が経つと馴染んで、考えなくても身体が動くようになる。それと同じで、最初は『うまく描こう』という気持ちがどこかにあるけど、何枚も運動のように描いているとそのうち良い意味で気の抜けた作品が出来てきます。これはそれを実感した作品です。これからもっとこういったことが出来てくるといいなと思っています。」 ガーリーな世界観のイラストの中には、想像以上に大きい、秘められた想いがあった。自分の思った事に対して、まっすぐな気持ちでキャンバスに向かうマリーさん。 「自分の創作欲を満たすように始めた今の活動ですが、作り出すもので周りの人が喜んでくれたり、刺激になったと言われたりすると、本当に心底喜びを感じます。一人で完結する作品ではなく、人との関わりで変わっていく制作をしていきたいなと思っています。」 イラストレーター:岡崎 マリー多摩美術大学の絵画科を卒業後、雑貨の企画会社に就職。その後広告関係の企画会社に転職。雑貨デザイナーをしている頃の2010年あたりから会社の仕事と平行して自身の制作を続けており、現在はルミネエストなど駅ビルのキャンペーン広告やヘアサロンのアートワークなどを手掛けるほか、オリジナルのプロダクト制作(MARY,mon raw.)でも活動中。グループ展、個展、イベント参加もしている。 HP::
2018年03月22日あの作品でお馴染み。イラストレーター「中村佑介」東京・表参道にて『謎解きはディナーのあとで』などの有名書籍のカバーでお馴染みのイラストレーター・中村佑介の作品を展示したカフェ「中村祐介ギャラリーカフェ」が2018年3月2日(金)~3月18日(日)まで「Cafe&Dining hanami」にて期間限定でオープンします。くつろぎながら数々の人気作品の世界を楽しんで店内には、中村佑介が過去に手掛けた作品の原画の数々が展示されます。小説『謎解きはディナーのあとで』や『夜は短し歩けよ乙女』などの有名書籍のカバーだけでなく、有名アーティストのCDジャケットやアニメのキャラクターデザインなど、多岐に渡る中村佑介の作品は、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。「中村佑介ギャラリーカフェ」では、そんな中村佑介の世界を、カフェでくつろぎながらゆっくりと楽しむことができます。ぜひ手に入れたい!中村佑介のイラストグッズ「中村佑介ギャラリー」では、販売が初となる「中村佑介オリジナルマスキングテープ」が販売されます。これはファンは逃さずに手に入れたいですね。他にも数多くの中村祐介グッズが取り揃えられています。ギャラリーカフェには特典がいっぱい!期間中、来店者全員に中村祐介のイラストが描かれた特製コースターがプレゼントされます。ドリンク1杯の注文につき、さらにもう1枚。特製コースターは全部で10種類です。そして、中村祐介プロデュースのVR作品「Birth YUSUKE NAKAMURA VR」を体験した人には、特製缶バッチがプレゼントされます。こちらは全9種類。その場で感想をツイッターに「#Birthを観た」を付けて投稿すると、さらにもう1個貰うことができますよ。「中村佑介ギャラリーカフェ」は、東京メトロ各線「表参道駅」のA1出口から徒歩3分のところにある「Cafe&Dining hanami」にて開催されます。イベント情報イベント名:中村佑介ギャラリーカフェ催行期間:2018年03月02日 〜 2018年03月18日住所:東京都渋谷区神宮前5-3-8 AF Lohas St.Bldg 1-2F(Cafe&Dining hanami)
2018年02月28日1児の母でもあるイラストレーターのごんどうまゆさんがお届けする、「毎日のおうち時間」。家事のこと、子育てのこと、そして暮らしの中で工夫していること……ごんどうさんがつづる日常は、思わずあるある!とうなずいてしまうシーンばかりです。連載第二回目は、愛用のメモ道具について。新年の暮らしの管理は、こんなメモ道具たちと始めてみては?メモでスッキリ!気持ちに余裕が生まれる家事と育児と仕事……主婦なので、いろんなことが同時進行の毎日です。慌ただしく過ごすことが苦手なので、やるべきことを全て書き出して把握するようにしています。それだけで、頭の中がスッキリして「よし!なんとかなるだろう」と、常に前向きな気持ちがキープできるのです。今回は、私の暮らしを管理する愛用メモ道具をご紹介します。【手帳】EDiTの週間ノートこの手帳で全てのスケジュールを管理しています。特徴は、1日が3分割されたウィークリーページ。私は、仕事・子ども・家庭の項目に分けて、一目で全体を把握できるようにしています。広々としたメモ欄には、TODOや欲しい物などのリスト、考え事や落書きなど思いついたことを自由に書いています。書くことが好きな方におすすめの手帳です!【家計簿】づんの家計簿ノート大変お恥ずかしいのですが、私は今まで家計簿を最後までつけられませんでした。いつも面倒になって途中でリタイアです。しかし!そんな私が初めて1年間記録することができたのが「づんの家計簿ノート」。中身はすご~くシンプル。今まで使ってきた家計簿は記録する項目が多く、ズボラな私にはストレスで……。その点、づんの家計簿は自分にとって必要な項目だけを、隙間時間にササっと記録するのにぴったり!なんというか、「書かなければいけない」というプレッシャーが少なかったんです!きちんと家計簿をつけてみて、常にお金の流れを把握しているだけで節約にもつながるんだなぁと感じました(当たり前ですね……)。【買い物メモ】スマホのメモ機能買い物メモはスマホのメモ機能を利用しています。「洗剤の残りが少ない!」「息子がホットケーキを食べたがっていたから粉を買っておこう」と、気づいたときにその都度メモをして買い忘れを防いでいます。買い物に行くのは、買う物を全て書き出してから。メモがあると余計な物は買わなくなるし、サクサクと店内を回ることができるので時短につながります。スマホは常に持ち歩くので、せっかく書いたメモを家に忘れた!ということも防げます(笑)。今年のメモ道具はもう用意しましたか?自分にぴったりのメモ道具は心強い味方。これからメモ道具を新調しようと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。●文/イラストごんどうまゆイラストレーター。山形出身、東京在住。アニメーション制作会社勤務後フリーランスに。夫と2012年生まれの息子と3人暮らし。好きなことは料理と散歩。ごんどうまゆうさんのInstagram↓これまでの連載はこちら!↓【連載】楽しみは、ひとりで食べるお昼ご飯【毎日のおうち時間 #1】
2018年01月07日“今”を象徴するイラストレーターを紹介する書籍『ILLUSTRATION 2019』が、2018年12月10日(月)に発売される。ネットカルチャーから現代美術まで、イラストレーター150名を網羅pixivやTumblrといったネットカルチャーから、アニメや漫画、ゲームなどの多種多様なポップカルチャー、そして現代美術に至るまで、多彩なイラストシーンの実力派作家150名の作品を網羅した書籍『ILLUSTRATION』より、2019年度版が刊行。2018年度版から約130名が新規の作家に入れ替わっており、今の時代を象徴するフレッシュな顔ぶれが揃う。収録されている各作家のページには、作品はもちろん、Webサイト、メールアドレス、制作環境、作家本人によるコメント文なども掲載。印刷には、画集やアートプリントに特化した最新の印刷技術「ブリリアントパレット」を使用しており、作家を探すための資料としてはもちろん、眺めるだけでも楽しいビジュアルブックとして、それぞれの作家が持つ世界観を堪能出来る内容となっている。カバーイラストは『約束のネバーランド』作画の出水ぽすかカバーイラストを手掛けたのは、2019年にアニメがスタート予定の週刊少年ジャンプの人気漫画『約束のネバーランド』の作画を担当している出水ぽすか。緻密で透明感溢れるファンタジックな世界観で人気を博している出水が、得意とするメカ描写を駆使し、高度に発展した都市をバックにオフロードバイクにまたがる逞しい少女を描いた。映画『ペンギン・ハイウェイ』キャラデザイナー新井陽次郎のインタビューもまた、本書の巻末には、映画『ペンギン・ハイウェイ』でキャラクターデザインを担当したアニメーター新井陽次郎のインタビューを掲載。さらに、最果タヒの著書や劇団ロロなどのデザインを手がけるアートディレクター・佐々木俊のインタビューと、ブックデザインを担当した有馬トモユキと出水ぽすかの両者が本書カバーデザインの制作過程を語る特別対談も収録している。書籍情報『ILLUSTRATION 2019』発売日:2018年12月10日(月)定価:本体 2,800円+税判型:B5変形(190×257mm)頁数:320ページ印刷:フルカラー(ブリリアントパレット)出版社:株式会社 翔泳社<掲載作家>(五十音順 / 敬称略)蒼川わか/青十 紅/アオヤマヤスコ/赤井さしみ/あかねこ/あかり/あきま/あすぱら/Aちき/飴/新井陽次郎/あるてら/あわい/いしいひろゆき/浮雲宇一/牛久保雅美/内山ユニコ/うなみや/うまみみ/江戸屋犬八/ebihara/大久保つぐみ/おおぐりさちこ/大野莉楠/岡野賢介/orie/カーリィ/カオミン/影山こう子/加藤オズワルド/Caho/神山 彩/河CY/ギブミ~!トモタカ/休符/きりさき/きる太/クイックオバケ/焦茶/仔羊めえ/Colliu/Saigetsu/サイトー/坂内 若/ざきよしちゃん/佐久間友香/サコ/ざしきわらし/砂糖みかく/さぶ/ziijii./schelm/しおん/しまざきジョゼ/純頃/しらほ/しりもと/shirone/zinbei/sukabu/杉山真依子/須田浩介/SWAV/爽々/ダイスケリチャード/たいぼく/高木真希人/竹井千佳/竹花ノート/TAKOLEGS/たなか/田中かえ/玉川 桜/丹野杏香/つくみず/出水ぽすか/とびはち/トミムラコタ/友野るい/中田いくみ/ナガタニサキ/長乃/74/七癖みり/七原しえ/neguko/根杉ねぎすけ/HAI/ハタ屋/PANAPANA/はねこと/はやしうき/hiko/Hiten/平井豊果/foxy illustrations/豚箱ゑる子/フミヤぶん/フライ/ヘスン/ヘルミッペ/pen/hou/POKImari/星野ちいこ/細川成美/ぽち/ボブa.k.aえんちゃん/前田ミック/ma2/マテウシュ・ウルバノヴィチ/マニアニ/まめふく/丸紅 茜/みきぐち/Mikemori/未成年/みつきさなぎ/みっ君/みっちぇ/南野あき/3ブ/mimom/382/みゅさ/三好 愛/美和野らぐ/むすび/めばち/猛暑/望月けい/もの久保/moffmachi/森倉 円/YACOYON/矢野恵司/やべさわこ/ヤマコ/裕/ゆづあ/YUtuKI/よー清水/よしおか/米山 舞/よむ/loundraw/LAL!ROLE/れおえん/わかる/wataboku<巻末スペシャルインタビュー>・アニメーション監督 新井陽次郎が語る「アニメーターから見た現在のイラストレーション」・アートディレクター 佐々木 俊が語る「デザイナーから見た現在のイラストレーション」・イラストレーター 出水ぽすか × アートディレクター 有馬トモユキが語る「『ILLUSTRATION 2019』のカバーデザインができるまで」
2017年12月14日イラストレーターのニシクボサユリ(SAYURI NISHIKUBO)による巡回展、「Thanksgiving 03」が東京・目黒にあるBOOK AND SONSにて、12月9日から24日まで開催される。インスタグラムに投稿を始めたことがきっかけで、現在イラストレーターとして活躍中のニシクボサユリ。今ではインスタグラムのフォロワーも25万人を超え、『エルマガジン』や『SPUR』、『FIGARO.jp』など数多くの雑誌の挿絵を手掛け、アディダス(adidas)や伊勢丹、ソフトバンクなどのイラストも担当する。多方面で活躍するその成長スピードからも、彼女のイラストが多くの人の心を掴んできたことが伺える。今回開催する巡回展は、「これまで応援して下さった皆様に感謝の気持ちを届けたい」という彼女の思いによって9月からスタートし、すでに名古屋、神戸、大阪、福岡を回り、東京へ辿り着いた。活動を始めた2015年から、現在に至るまでの選りすぐりのイラストを展示するだけでなく、会場ではオリジナルグッズも多数販売。また、オープン2日目にあたる12月10日の12時から20時まで同会場2階にて、ギャラリーで展示している作品とは別にイラストの展示・販売会を実施する。【展覧会情報】SAYURI NISHIKUBO EXHIBITION vol.6 「Thanksgiving 03」会期:12月9日〜12月24日会場:BOOK AND SONS 1F ギャラリースペース住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番時間:12:00~19:00休館日:毎週水曜入場無料
2017年12月09日