「ウド鈴木」について知りたいことや今話題の「ウド鈴木」についての記事をチェック! (2/7)
映画『それいけ!! アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』のゲスト声優を務める多部未華子、「キャイ~ン」の天野ひろゆき&ウド鈴木が6月4日(日)、都内スタジオで公開アフレコに臨んだ。多部さんは宝探しの一族に生まれたライオンの男の子で、強がりだが実は臆病なブルブルを、天野さんはブルブルを旅へと送り出すお父さん、ウドさんは宝を守る神殿の門番・いいかげんに城を演じている。アフレコ収録はそれぞれ別々に行われたため、3人がこうして揃うのはこの日が初めて。多部さんの迫真の演技に、天野さん、ウドさんは「かわいい~!!」を連発。天野さんは、父親として、弱虫のブルブルを無理やり一人旅へと送り出すが、多部さんを見て「一緒に収録だったら『(旅に行かず)ずっと家にいなさい』って言ってたと思う(笑)」とデレデレ。また、ウドさんは「いいかげんにしろ!」というのがメインのセリフだが、熱が入るあまり(?)岩の効果音なども自分で入れてしまい、さらには「いいかげんにしろ、天野!」と台本にないセリフまで追加!これには多部さんも大笑いだった。公開アフレコ後の取材では、多部さんは『アンパンマン』出演について「友だちに子どもが生まれて、『アンパンマン』が好きな子どもがたくさん周りにいるんです。『この映画で映画館デビューしようかな』とも言ってもらえた」と周りの反応を明かす。キャイ~ンの2人が揃って声優として一つの作品に出演するのは久々だが、天野さんは「僕がずっと彼(ウドさん)に共演NGを出してたから」と言えば、ウドさんは「僕は天野くんのバーターです」と自虐発言で笑いを誘う。天野さんは子育て奮闘中のパパであり、以前から『アンパンマン』出演を熱望しており「ずっと関係者がいるところで『出たい』と言い続けてきた草の根運動が実を結んだ」と満面の笑み。「特に奥さんが、普段のキャイ~ンの仕事には興味示さないのに、今回は『アンパンマン』やるの?と喜んでました」と家族サービスにもなったよう。お子さんも『アンパンマン』大好きなようで「『パパ』と言ってるのかと思ってたら、『アンパンマン』って言ってて切なかった…(苦笑)」と明かした。ウドさんは『アンパンマン』を見て芸能界入りを決意したと告白。「アンパンマン師匠の背中を見て育ちました」と神妙な面持ちで語るも、すかさず天野さんから「おれらが子どもの頃、まだやってないだろ!」とツッコミが飛ぶ。アンパンマンについても「僕の中で丸いと言ったら地球かアンパンマン。丸の美学がある。(原作者の)やなせ先生から優しさが発信されてこうなったんじゃないかと思う」と独特の解釈で笑いを誘っていた。『それいけ!! アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』は7月1日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月04日女優の多部未華子とお笑いコンビの「キャイ~ン」が、「アンパンマン」映画の第29作目『それいけ!アンパンマンブルブルの宝探し大冒険!』のゲスト声優に決定。多部さんは本作の主人公・ライオンの男の子“ブルブル”役で、劇場版アニメ作品の声優に初挑戦することになった。宝探しの一族に生まれたライオンの男の子、ブルブル。一人前の宝探し名人になるために、お父さんから渡された1枚の宝の地図を持って冒険の旅に出る。強がっても、本当は弱虫なブルブルと一緒にアンパンマンたちも宝探しを手伝うことに。そこへ宝ものを横取りしようとお宝ハンターに変装した、ばいきんまんたちもやってきて――。果たして、ブルブルはアンパンマンたちと力を合わせ、宝ものを見つけることができるのか?昨夏に公開された『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は、歴代1位だった一昨年の記録を塗り替え、観客動員・興行収入ともにシリーズ歴代1位の大ヒットに。映画シリーズ第29作目となる本作も、さらにパワーアップ。原作者・やなせたかし先生の名作絵本「やさしいライオン」(フレーベル館刊)の主人公“ブルブル”をモデルに、新たな映画オリジナルキャラクターを構築。全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでもおなじみの「太陽がキラキラ」をテーマに、宝探しの一族に生まれたライオンの男の子“ブルブル”の冒険物語として、目下、鋭意製作中という。主人公の“ブルブル”は、強がっていても、本当はこわがりで、いつもあと一歩が踏み出せないでいるライオンの男の子。声を務めるのは、『君に届け』から『深夜食堂』シリーズ、『あやしい彼女』など話題作に出演、TVや舞台でも幅広く活躍する多部さん。明るくまっすぐに等身大のキャラクターを演じることで評価の高い多部さんが、劇場版アニメ作品で初めて声優を務める。さらに、宝探しの名人で、見事なたてがみを持つブルブルのお父さん役には、「アンパンマンが大好き」「アンパンマンで声優をやりたい」と公言し、長らく熱望してきた「キャイ~ン」の天野ひろゆきに決定。2016年に男児が誕生した天野さんは、一児のパパとなってついに念願をかなえることに。そして、相方のウド鈴木は、神殿の門番“いいかげんに城”の声を担当する。多部さんは「まさか自分が小さいころに見ていたアンパンマンに参加できるなんて思っていなかったのでとても嬉しかったです」と、喜びいっぱいの様子。「とてもかわいいライオンの男の子だったので、いまから楽しみにしています」と語り、「アンパンマンのようにみんなに元気や勇気をあげられるように頑張りたいと思います。ブルブルの成長にも注目して下さい。慣れないアフレコのお仕事ですが、全てを楽しみながら頑張りたいです!」と気合い十分。また、天野さんは、「いままで色々と念願だったお仕事をやらせていただいて来ましたが、これこそ念願の仕事と言った感じです」とコメント。「今回の役が、主人公ブルブルのお父さん役なので、いま自分の息子のことを『ブルブル』と呼んでいます。今朝も『ブルブル、パパは行ってくるよ』と言って出て来ました(笑)。子どもがいま、アンパンマンのこと『マンマンマン』と言っていますが(笑)、上映するまでには『アンパンマン』と呼べるようになると確信しています」とパパらしい一面を覗かせた。そして、“いいかげんに城”という名の門番を演じるウドさんは、「いつも天野くんに『いいかげんにしろ!!』とつっこんでもらっているので、その経験を生かしていい意味でいい加減にしたいと思ってます!!また、私は城が大好きなので城の気持ちになって門番の鏡と言われるように頑張ります!!」と並々ならぬ意気込みを語っている。『それいけ!アンパンマンブルブルの宝探し大冒険!』は7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日サッカー日本代表の長友佑都選手(30)と今月29日に結婚する女優の平愛梨(32)が25日、自身のブログを更新。レギュラーを務めるフジテレビ系バラエティー番組『もしもツアーズ』最後のロケを終えたこと報告した。平は「もしもツアーズ最後のロケ」と題したブログで、2月4日放送回の収録時の写真を添えて「終わっちゃった…。なんだろう…。静かな涙が流れる」と心境を告白。「私にとって『もしもツアーズ』は宝物だった」と番組への思いつづった。そして、番組初出演は俳優の溝端淳平とゲスト出演したことや、2代目ツアーガイドとして番組特注の制服をきたことなどを振り返り、26歳の頃の制服姿や番組オフショットなども公開。番組レギュラーのキャイ~ンの天野ひろゆきとウド鈴木、三瓶や、週替わりレギュラー陣のはんにゃの金田哲と川島章良、Kis-My-Ft2、番組スタッフへ、一言ずつ思い出や感謝の気持ちを平愛梨らしく"あだ名"で伝えた。さらに、「本当に本当に楽しかった。家族のような気心知れた大切な仲間」としみじみ。「哀しみも喜びも一緒に感じ合えたことをいつまでも大事にしたいと思います。一緒にいることの強さを知りました。感謝致します。毎週見てくださった皆様!本当にありがとうございました」とあらためて感謝の気持ちを伝えた。
2017年01月25日お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきとウド鈴木が8日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER by マイナビ」に登場し、人生初となるランウェイに挑戦した。キャイ~ンは、東京に生きる少女たちにフォーカスした4話の短編オムニバス映画『マイナビpresents TOKYO CITY GIRL-2016-』(11月公開)のスペシャルステージに登場。最初に、同映画に出演する天野ひろゆき、いとうあさこ、金城茉奈、武田玲奈が4人そろってランウェイを歩き、先端でみんなで"キャイ~ン"ポーズを披露し、会場を沸かせた。その後、4人がトークをしている途中に、ウドが「天野くーん!」と大声をあげながら登場。大好きな相方を応援するために駆けつけたウドは、そのままの勢いで「若者たちー!」とランウェイをダッシュし、観客の視線が集まる中、「みなさーん! 東京ガールズアワー"ウド"でーす!」とギャグを披露した。キャイ~ンはテレビ番組の企画でランウェイを経験したことがあるが、本格的なランウェイは今回が初めて。天野は「ちょっと調子こいて『出ます』って言ったわりに、出た瞬間興奮しちゃった。こんな緊張すると思わなかった」と打ち明け、ウドは「天野君の応援ができただけでも満足」とうれしそうに話した上で、相方に代わって「みんなで見に行ってください」と映画をアピールした。「GirlsAward」は、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに2010年から開催されている日本最大級のファッション&音楽イベント。14回目となった今回は「Winter Wonderland」をテーマに、ダレノガレ明美や菜々緒、中村アン、マギーら人気モデルによるファッションショーや、赤西仁と山田孝之のユニット"JINTAKA"、乃木坂46、欅坂46、西野カナなどによるアーティストライブを展開し、MCは高橋みなみ、南海キャンディーズの山里亮太、フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが担当。会場には約3万1,000人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2016年10月09日お笑い芸人の出川哲朗が、11日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007SP』(21:00~22:54)にゲスト出演。ビートたけしからもらった、一生忘れないという"お言葉"を明かした。今回、出川が芸能界の先輩たちからもらったお宝の話題になり、たけしからもらったものについて出川は「殿(たけし)は物はないですが、お言葉をもらいました」と説明。「20年くらい前に、キャイ~ンとたけしさんと4人でお寿司屋さんに連れて行ってもらったことがあって、そのときに殿が言ったことが一生残っている」と語った。そのたけしの言葉というのは「お笑いっていうのはフリがあってフリがあってオチがある。『お笑いウルトラクイズ』とか、ウド鈴木や出川やダチョウ倶楽部がいつもおいしいところをもらっているけど、その前に(たけし)軍団とかが振って振って、最後に大オチで大爆笑が起きているんだから、振ってくれている人たちへの感謝は絶対忘れるなよ」。出川が明かすと、スタジオから拍手が起こり、「すばらしい」という声が上がった。出川はまた、「アッコさんは絶対ない。僕があげるだけ」と和田から何かもらったことは一度もないと断言。「怒られるわ~アッコさんに」と動揺していた。
2016年07月11日ピンタレストやレシピサイトを中心として、アメリカのブロガーに人気の「クラウド・ブレッド」。見た目が空に浮いている雲(=クラウド)に似ていることからそう呼ばれています。小麦粉などの炭水化物をいっさい使わず、卵とクリームチーズで作るふわふわとしたパン。炭水化物ゼロでしかもタンパク質が豊富なので、筋肉を落とさずに脂肪を効果的に燃焼させる低炭水化物ダイエットにぴったり。作り方はとっても簡単。レシピをご紹介しましょう。【クラウド・ブレッド】の作り方Photo by Nora材料はたったのこれだけ。手軽に入手できるものばかりだから、挑戦しやすいはず。■材料 (6枚分)卵・・・3個クリームチーズ・・・55gクリームタータ(なければベーキングパウダー)・・・小さじ1/4塩・・・少々(※クリームタータは卵白を泡立ちやすくし、壊れにくくする働きをするものです)■作り方1. クリームチーズは常温でやわらかくしておきます。卵は卵黄と卵白に分け、常温で5〜10分ほどおいておきます。オーブンは170度で余熱しておきましょう。2. ボウルに卵白、クリームタータを入れてツノがしっかり立つまで泡立てます。卵白は冷たいと泡立ちにくいので、冷蔵庫から出してすぐに使わないように注意。Photo by Nora3. 別のボウルに卵黄、クリームチーズ、塩を入れて滑らかになるまで混ぜます。Photo by Pinterest4. 2に3を加えて、泡をこわさないようにさっくりと混ぜます。オーブンシートを敷いた天板に直径10cmほどの円になるようにスプーンなどで生地を広げます。5. 1で温めておいたオーブンに4を入れ、20分程焼き、表面がきつね色になったらオーブンから取り出します。 アレンジ方法や食べ方のアイディアもいろいろPhoto by Pinterest天板に広げた生地にローズマリーまたは炒りごま、シナモンをふりかけて焼くアレンジも。ふわふわした軽い食感のアクセントになります。Photo by Pinterestクラウド・ブレッドはそのまま食べるのもいいですが、パン自体あっさりとしていて卵の風味やクリームチーズの塩気が効いているので、サンドイッチにするのがおすすめ。野菜やタンパク質がたっぷり摂れます。ベーコン、レタス、トマト(=B.L.T)、生ハムとルッコラ、ツナサラダとアボカドなどが相性のいい組み合わせ。またビーフパティと野菜を挟んでハンバーガーにしても。パンが主食のアメリカで生まれたクラウド・ブレッド。ダイエット中、パンの代わりに食べられる強い味方です。(レシピ制作/Nora)
2016年06月01日GMOクラウドは4月5日、法人向けレンタルサーバ「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」において、オンラインWebページ作成サービス「BiND(バインド)クラウド」をオプションサービスとして提供開始すると発表した。GMOクラウドが提供する法人向けレンタルサーバ「iCLUSTA+」は、耐障害性の高さやサービス品質保証(SLA)の導入といった、レンタルサーバの稼働で重要となる「安定性」を追求したサービス。マルチドメインに対応した共用サーバなら月額934円(税別)から提供している。「BiNDクラウド」は、HTMLやCSSなど難しい専門知識がなくても、閲覧するデバイスのサイズに合わせて自動でレイアウトを最適表示するレスポンシブWebに対応したホームページが簡単に作成できるクラウドサービス。プロのデザイナーによってデザイン・設計されたデザインテンプレートや、高品質な画像・動画を集めた素材集、日本語・欧米のWebフォントなど、Webページ作成に必要となる多彩な機能・パーツを備えているため、顧客は手間と時間をかけることなくWebサイトを開設できる。「BiNDクラウド」で作成したWebページを「iCLUSTA+」上のサーバ領域に手早くアップロードできるのも新サービスの特徴。サービスの保守・バージョンアップは、すべてデジタルステージが行うので、手間のかかるソフトウェアの購入やインストール・バージョンアップ作業は一切必要ない。「BiNDクラウド」の利用料金は、初期設定費用無料、月額利用料金は1500円(税別)で、別途「iCLUSTA+」の利用料金が必要。
2016年04月06日GMOクラウドは5日、同社の法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」において、閲覧デバイスに合わせて自動最適表示が可能なレスポンシブルWebを構築できるサービスを開始することを発表した。サービスは、統一感のある洗練されたWebサイトの構築が可能になるBiNDシリーズを手がけるデジタルステージ社と提携し、同社のBiNDクラウドを、GMOクラウドの法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+」のオプションサービスとして提供するもの。BiNDクラウドは、Web制作者やプロのデザイナーなどの意見を取り入れながら、質にこだわった数百のテンプレートや和文フォント、素材などを使い、統一感のあるデザインのWebサイトを構築できるクラウドサービス。2015年11月からは、スマートフォン専用Webサイト作らずに、自動でスマートフォンサイズに"最適化するレスポンシブルWeb"機能を提供している。GMOクラウドが提供する法人向けレンタルサーバー「iCLUSTA+」は、耐障害性やサービス品質保証(SLA)を導入する安定性、人気Webアプリケーションへの幅広い対応を特徴とするレンタルサーバーで手頃な価格帯でサービスを提供している。同社では、無料のホームページ作成ツール「Web Presence Builder」を提供しているが、スマートフォンやタブレットなどPC以外でのデバイスによるWeb閲覧が増加しており、レスポンシブルWeb対応の要望が増えているとしている。
2016年04月05日デルは4月5日、Microsoft Azureとのハイブリッドクラウド構築用アプライアンス「Dell Hybrid Cloud System for Microsoft」(DHCS)の国内提供を開始すると発表した。なお、DHCSは昨年のDell Worldで発表され、すでに米国やヨーロッパでは提供が開始されている。同システムは、Azureとのハイブリッドシステムを容易に構築できるオンプレミス用アプライアンスで、ラックマウントからOSインストールまでを工場で行って提供する。同社は設置から3時間でハイブリッドクラウド環境の構築が可能だとしている。国内で初めてマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Cloud Platform System Standard」を採用し、ソフトウェアとして、System Center 2012 R2、Windows Server 2012 R2、Microsoft Storage Spaces、Windows Azure Packを搭載している。ハードウェアは、Intel Xeon プロセッサー E5 ファミリー搭載のDell PowerEdgeサーバのほか、Dell PowerVaultストレージ、Dell Networkingスイッチが42Uのラックに収められている。DHCSは、システム規模に合わせて、VM数100台程度までの「Sサイズ」、VM数200台程度までの「Mサイズ」、VM数400台程度までの「Lサイズ」の3モデルを用意。Sサイズの最小構成価格は3,200万円。組み込み型の正常性確認機能を搭載するほか、IT管理者が必要なアプリケーションやサービスを自由に追加できるサービスカタログを実現。運用面ではパッチの適用に関して、デルとマイクロソフトのものを統合し、検証済みパッチとして、年2回程度提供する予定だ。適用も、統合アップデートというツールで自動化できる。デル エンタープライズ・ソリューションズ事業本部 エンタープライズ ソリューション&アプライアンス 部長 馬場健太郎氏は、「Azureの優れた機能をオンプレミスで使えるようになったのが今回の製品だ。これまで、こういったことをするには大きな時間がかかっていたが、それが簡単にできるのが今回のシステムだ。デルのハードウェア監視ツールとマイクロソフトの管理ツールが統合され、Azureと同様のUIとなっている。今回の製品以外にも、Microsoft Cloud Platform System Premiumを3-4年前から提供しており、その経験は他社に対するアドバンテージだ」と述べた。また、本製品の提供に際し同社は、パートナープログラムも併せて開始し、共同マーケティングやプロモーション支援、デモ/POCユニットの特別価格提供、販売トレーニングの実施など、特別支援プログラムを提供していく。さらに支払い方法についても、導入時ではなくサービスインの時点からの支払い開始が可能な「プロビジョン&ペイ(Provision and Pay)」と、成長プランに基づき、支払金額を決定する「ペイ・アズ・ユー・グロウ(Pay As You Grow)」(分割払い)というファイナンスオプション2つを用意する。デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作氏は、「デルのエンタープライズビジネスは日本円換算で2桁成長している。とくにストレージやネットワークが成長している。世の中はデジタル化の波がきており、クラウド、特にハイブリッドの世界で動きが出てきている。テクノロジーの進化によりコストが下がり、ハイブリッドを選択していかないといけない状況がきている。セキュリティ、モビリティ、ビッグデータに続く大きなインフラがハイブリッドクラウドだ」と述べた。また、日本マイクロソフト クラウド&エンタープライズビジネス本部 業務執行役員 本部長 佐藤久氏は「オンプレミスやクラウドといった場所の議論ではなく、Azure、プライベートクラウド、サードパーティのクラウド中で、ストレージ、ネットワーク、コンピューティングリソースが自由に配置できるというIntelligent Cloud Platformがマイクロソフトのつくっていきたい世界観だ。こういった世界を、今回の製品によって、よりリアルにお客様にお届けできる」と今回の製品を歓迎した。
2016年04月05日IDCフロンティアは4月4日、同社のクラウドサービスである「IDCFクラウド」上で展開する「エコアライアンス」のパートナー企業であるモノビットと協力し、ゲーム向け通信ミドルウェアである新製品を「Monobit Engine CloudPackage(モノビットエンジン クラウドパッケージ)」として提供を開始した。同社は、パートナーが自社の製品やサービスを自由に公開し、それらを顧客が無償で試用できる機会を提供する「エコアライアンス」を1月より展開している。エコアライアンスは、IDCFクラウド上にマーケットプレイスを公開し、パートナーを顧客と有機的につなげるという構想。「Monobit Engine CloudPackage」は、ゲーム向け通信ミドルウェアである「Monobit Unity Networking」を「IDCFクラウド」上の「コミュニティテンプレート」として提供することで、ワンストップでマルチプレイのサーバ構築を行うことができるサービスとなっている。ゲーム開発者は、月々500円から自分だけのリアルタイム通信サーバを持つことが可能となり、従来の開発コストを削減することができる。同製品は、ユーザの用途に応じて「セルフクラウドプラン」と「フルマネージドクラウドプラン」の2つのプランが用意されている。「フルマネージドクラウドプラン」は、ISAOとの協力により、テスト/本番サーバの無料構築や、運用開始後の24時間365日サーバ死活監視に対応している点が特長となる。これにより、ユーザはサーバインフラ管理をアウトソーシングすることができる。「セルフクラウドプラン」の場合、クラウドサーバS1タイプ(1CPU/メモリ1GB)1台で月額500円。同時接続1万人規模の場合だと、管理クラウドサーバL8タイプ(4CPU/メモリ8GB)が1台で月額1万8,300円、ゲームクラウドサーバL8タイプ(4CPU/メモリ8GB)が5台×月額1万8,300円で9万1,500円、モノビットエンジンサーバライセンスが6台×月額3万3,000円で19万8,000円となり、合計で月額30万7,800円が想定されている。「フルマネージドクラウドプラン」で同時接続1万人規模の場合だと、「セルフクラウドプラン」の金額に24時間365日サーバ監視が6台×月額2万5,000円で15万円がプラスされ、合計で月額45万7,8000円が推定されている。金額は税別。
2016年04月04日マネーフォワードは4月1日、クラウド型給与計算ソフト「MFクラウド給与」において、平成28年度より変更される雇用保険料率に対応したことを発表した。平成28年3月29日に成立した「雇用保険法等の一部を改正する法律案」により、平成28年4月1日以降の雇用保険料率が変更となった。失業等給付の雇用保険料率は、労働者負担・事業主負担ともに1/1000ずつ引き下げられ、併せて、雇用保険二事業の保険料率(事業主のみ負担)も0.5/1000引き下げられた。これにともない、雇用保険の適用対象となる事業主(法人・個人事業主)は給与計算時に、すべての労働者の雇用保険料率をこれまでのものから変更する必要がある。今後も「MFクラウド給与」では、社会保険料や雇用保険料などの料率の改定を自動でアップデートしていくとしている。
2016年04月01日マネーフォワードは3月30日、同社のクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計」のiPhoneアプリ版をアップデートしたことを発表した。今回のアップデートにより、WEB版「MFクラウド会計」の未払・未収管理台帳(β)に入力された将来の入出金データが、iPhoneアプリ版で閲覧できるようになった。これまでiPhoneアプリ版では、過去と現在の資金繰りデータを閲覧することができたが、今後は将来の資金繰り予測の閲覧も可能となる。なお、Androidアプリ版は、4月上旬に提供開始の予定となっている。
2016年03月31日マネーフォワードは3月25日、クラウド型給与計算ソフト「MFクラウド給与」とクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計」の連携を開始した。今回の連携により、「MFクラウド給与」で確定された給与データの、「MFクラウド会計」への取り込みが可能となり、自動的に仕訳が起票されるようになった。「MFクラウド給与」は、2016年3月に提供開始から1周年を迎える。
2016年03月28日アイドックは3月22日、同社が日本国内で販売しているクラウド型ファイル保護・配信・追跡サービス「HoGo」を、クラウド型コンテンツ・マネジメント・プラットフォーム「Box」と連携して使えるようにする2種類のアプリケーションの提供を開始したと発表した。「HoGo」はPDF、マイクロソフトワード(.docx)、マイクロソフトエクセル(.xlsx)、マイクロソフトパワーポイント(.pptx)形式のファイルを指定された相手しかファイルを開けないよう暗号化して、社内外の相手先に配信するクラウドサービス。相手先が暗号化ファイルを自分のパソコンやタブレットにダウンロードした後もファイルを保護・追跡する仕組みが特徴。ファイル毎に閲覧期限や印刷・編集の可否など設定でき、文書の改ざん、漏洩や不正コピーなどを防ぐ。また、クラウド型サービスであるため、ユーザーは暗号化のためのソフトウェアインストールや、社内にサーバを用意するなどの手間が一切かからない。「Box」のようにクラウド上で企業ユーザーがセキュアにファイルやコンテンツを保存・共有できるサービスが近年急伸する中、こうしたサービスのユーザーがクラウドからファイルをダウンロードした後どうやってセキュリティを強化するかが課題になっている。今回発表された「Box」連携アプリは「Box」ユーザーが自身のアカウントに追加することにより「Box」内からそのまま「HoGo」を使って暗号化、外部に送信できる「HoGo Sender for Box」と、ユーザーの「Box」内のファイルやフォルダを暗号化して「Box」からコラボレータがダウンロードしたあとも保護、追跡ができる「HoGo Encoder for Box」の2種類。いずれも「HoGo」サービスの利用者であれば追加費用なしで利用できる。これらにより、ファイル共有やコンテンツアクセスに「Box」を利用しているユーザーが、重要なファイルやコンテンツを「Box」から外部に出た後も保護・追跡でき、情報漏えいを防止し、セキュリティを向上することが可能となる。
2016年03月23日住友電工情報システムは3月15日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス」に、利用者の作業効率化や確実な情報共有を促進する機能を追加したと発表した。同サービスは、クラウドサービスながら、本格的なワークフロー、電子承認、電子決済を実現する多言語に対応している。同サービスを利用すれば、サーバを構築することなく、簡単かつ迅速にワークフローシステムをを利用できる。今回、見積書や納品書の明細行のような「品名」「仕様」「個数」「金額」など、同一の項目が複数行にわたって繰り返される一覧入力形式を含む帳票の入力画面を簡単な操作で作成できるようになった。また、文書に添付されている複数の電子ファイルを一括してダウンロードできる機能が追加されたほか、文書の検索をフォルダ単位ではなく、複数のフォルダをまとめているキャビネット単位に串刺しで属性検索ができるようになった。さらに、承認・決裁後の文書を、決裁経路に含まれないメンバーに追加で通知・回覧できるようになり、その未読・既読も確認可能となった。同サービスの価格は、初期費用が5万円、オプションの帳票利用サービス初期費用が3万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が1ユーザー当たり500円となっている(いずれも税別)。
2016年03月16日EMCジャパンは3月1日、クラウドを容易に実現可能とするパッケージ製品である「ECS(Elastic Cloud Storage) Appliance(エラスティッククラウドストレージアプライアンス:以下ECSアプライアンス)」の最新版「EMC ECSアプライアンス2.2」を発表した。価格は個別見積もり。最新版の主な新機能はNFSを使用し、グローバルファイルとしてファイルアクセスが可能となったほか、NFSでECSに書き込んだファイルをオブジェクトとして読み込むことやその逆も可能。また、SEC 17-A4準拠、FIPS-140-2 Level 1のサーバサイドでの暗号化(暗号化してのデータ保存)に準拠し、セキュリティを強化した。さらに、CAS(コンテンツアドレスストレージ)との互換性向上、Centeraと共存のサポートに加え、コモディティハードウェアとOSでECSソフトウェアの導入もサポート。なお、EMC ECSの代表的な用途は各種コンテンツのグローバル共有ストレージや、ビッグデータ/IoTなどの大量な解析データ用ストレージ、モバイルアプリケーション用ストレージ、アーカイブ/長期保管データ用ストレージとなる。
2016年03月01日マネーフォワードは2月26日、クラウド型経費精算ソフト「MFクラウド経費」の正式版の提供を開始した。同社によると、2016年1月14日のβ版の提供開始から、ユーザー数が5,000を突破し、ユーザーからは「領収書を1枚1枚入力する月末の作業がほとんどなくなった」「スマホで簡単に入力ができて本当に簡単に申請できる」といった声が寄せられているという。同ソフトは、フリープラン、パーソナルプラン、ビジネスプランの3種類の料金プランで提供されることとなった。無料のフリープランは、オペレーターによる領収書内容の入力撮影が累計5枚まで、経費登録上限数が累計50件までとなっている。月額300円(税別)のパーソナルプランは、オペレーター入力撮影が1枚あたり20円(最初の5枚は無料)、経費登録上限数が無制限。1人あたり月額500円(税別)のパーソナルプランは、オペレーター入力撮影が1枚あたり20円(最初の5枚は無料)、経費登録上限数が無制限、パーソナルプランには付随されていないチャットサポートや電話サポートも対応となっている(チャットサポート、電話サポートは近日開始の予定)。同ソフトは、今年の春をめどに「MFクラウド給与」との連携が予定されている。また、正式版スタートに合わせて、3月31日まで「無料お試しキャンペーン」が実施されている。
2016年02月29日IDCフロンティア(IDCF)は2月26日、同社のクラウドサービスである「IDCFクラウド」の東日本および西日本の提供地域(リージョン)同士を、自社の閉域網を用いて接続する「リージョン間接続」機能の提供を開始した。同機能の利用料金(接続料金)は無料。リージョン間接続は、物理的に1000km以上離れた東西リージョン間のクラウドをWeb上のポータル画面から、所要時間約1分、わずか数ステップの設定で簡単に接続や解除ができる機能。同社は、自社保有の大容量バックボーンネットワークをユーザーが最大限に活用できるよう、同機能の無料提供を実現した。同社のリージョン間接続は、インターネットVPNと比較しても通信速度が2~3倍高速で、暗号化も不要なセキュアで安定した閉域網でクラウドシステムの構築を実現。ユーザーはコストを圧縮し、自前でのネットワーク回線調達の時間も短縮しつつ、国内の異なる地域にサーバを設置する地理的な分散や、データセンターへ供給される電力の事業者分散によるシステムの冗長構成および事業継続性の強化に取り組むことができるという。今回の発表は、東西リージョンの開設やオールフラッシュストレージの採用といったIDCFクラウドのサービスラインアップの充実とともに、進めているネットワークサービス強化の一環。今後、IDCFはクラウドサービスとネットワークをさらに融合し、サービスレイヤーを意識しないサービスを4月から順次提供していく予定だ。
2016年02月26日IDC Japanは2月25日、国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表した。これによると2015年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は前年比32.3%増の2614億円。また、同市場における2015年~2020年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は19.5%で推移し、2020年の市場規模は2015年比2.4倍の6370億円を予測している。国内パブリッククラウドサービス市場は普及期を迎え、システム導入(新規/刷新/更新)時にクラウドを検討するユーザー企業が増加し、特に大企業ではクラウドの検討は一般化しつつあり、パブリッククラウドサービスは重要な検討項目となっている。また、クラウドと伝統的なITを同等に比較検討するクラウドオルソー(Cloud Also)から、クラウドを優先的に検討するクラウドファースト(Cloud First)への変化も見られるという。2015年の国内パブリッククラウドサービス市場ではIT資産の継承を目的とし、既存の業務アプリケーションをIaaS(Infrastructure as a Service)/PaaS(Platform as a Service)環境上で稼働させる「クラウドイネーブルド」の動向が顕著に見られたほか、一般消費者向けWeb/Mobileアプリケーションの開発、稼働環境としてIaaS/PaaSを利用することは一般化しているという。国内パブリッククラウドSaaS(Software as a Service)市場では、モバイル対応に優れた汎用的なアプリケーション(コラボレーティブやCRM)はクラウドファーストが浸透したという。また、Human Capital Management(HCM)や「マイナンバー管理ソリューション」といった新しいアプリケーションは、SaaSモデルでのみ提供されることが増加し、ユーザー企業の意識に関係なく、ベンダーのクラウドファーストが進んでいる。国内パブリッククラウドサービス市場は成長市場であることは言うまでもなく、汎用性の高いサービス(IaaSやコラボレーティブアプリケーション)はコモディティ化が進んでおり、ベンダーの寡占化が見られるという。一方、ユーザー企業の裾野は広がっており、産業特化型アプリケーションなどはサービスの多様化/細分化が進むと同社では想定している。同社のITサービス リサーチディレクターの松本聡氏は「国内パブリッククラウドサービス市場では、汎用性の高いサービスは寡占化が進むため、生き残るベンダーは数社にとどまる。したがって、アプリケーション領域での差別化が多くのベンダーにとって重要な事業戦略となる」と分析している。
2016年02月25日NECネクサソリューションズは2月17日、マネージドネットワークサービス「Clovernet(クローバーネット)」シリーズとして、クラウドで管理を行うWi-Fiソリューション「Clovernet クラウドWi-Fi」の販売を開始した。同ソリューションでは、アクセスポイントにLANケーブルを接続するだけでWi-Fiが利用可能になる。接続するデバイスを制限できるため、1台のスマートデバイスから安全に社内外のネットワークに接続できる。クラウド上で設定を管理できるため、アクセスポイントごとの設定が不要であり、移設時の手間も軽減する。「Clovernet クラウドWi-Fiサポートセンター」で複数台、複数拠点のWi-Fi運用を支援するほか、同センターのオペレーターがエンドユーザーからの直接の問い合わせにも対応する。無線規格としてはIEEE802.11ac(無線区間の最大通信速度1.3Gbps)に対応しており、1台のWi-Fiアクセスポイントで50台までのモバイル端末の利用をサポートする。プランは2種類用意されている。ベーシックプラン(小規模向け)は基本機能(IEEE802.11acのギガWi-Fiも利用可能)を網羅しており、Wi-Fiアクセスポイント1個当たりの月額利用料は2980円から(税別)。ハイエンドプラン(中~大規模向け)は、来訪者向けに特定Webサイトを表示する指定Webサイト表示機能、ダッシュボード(利用状況表示画面)機能、Facebook Wi-Fi機能、高密度Wi-Fiアクセスポイントでの電波干渉を防ぐ電波出力自動調整機能などのを利用可能で、Wi-Fiアクセスポイント1個当たりの月額利用料4480円から(税別)。
2016年02月17日ヴイエムウェアは2月12日、クラウド管理プラットフォームの最新版「VMware vRealize Suite 7」を発表した。VMware vRealize Suiteはハイブリッドクラウド環境において、「インフラとアプリ提供の自動化」「プロビジョニング・導入後のオペレーションをサポート」「クラウドのコスト算出・測定・予算編成」「SDDC(Software-Defined Data Center)に組み込まれたネットワークとセキュリティの活用」を可能にする。同製品では、ユースケースに合わせて3つのエディションを提供する。新たに追加されたStandardエディションには、インフラのインテリジェントな運用管理に必要なすべての機能が含まれている。インフラ環境全体にわたり、稼働状況、パフォーマンス、キャパシティの管理を行うための分析が行える。AdvancedエディションはInfrastructure as a Service(IaaS)に向けたITの自動化に適しており、ITインフラの提供と継続的な管理を自動化することで、IT部門や事業部門のユーザーがセルフサービスでITリソースにアクセスすることを実現する。EnterpriseエディションはDevOpsに対応可能なITを実現するもので、開発チーム向けに完全なアプリケーションスタックを提供できるクラウドを構築する。VMware vRealize Suite 7には、最新版の「VMware vRealize Operations 6.2」、「VMware vRealize Log Insight 3.3」に加え、「VMware vRealize Log Insight 3.3」と「VMware vRealize Business for Cloud 7」が含まれている。今回、新たなライセンス形態として「Portable Licensing Unit(PLU)」がVMware vRealize Suite向けに提供される。このライセンスは、プライベートクラウドとパブリッククラウドで自由に移行できる。そのため、ハイブリッドクラウドを利用するユーザーがライセンスを柔軟に活用することが可能になる。VMware vRealize Suite 7の市場想定価格は1PLU当たり53万6000円から(税別)の予定。
2016年02月12日デジタルインファクトは2月3日、「クラウド型会計ソフト」に関する調査結果を公表した。「クラウド型会計ソフト」に関する調査は、2014年11月から実施されており、今回が3回目。今回の調査の対象は、国内事業所勤務者14,922人で、2015年11月~12月にWebアンケートで実施されたもの。調査の結果、回答者が所属する事業所において、平成26年度の確定申告/青色申告/白色申告に利用したパッケージ型会計ソフト・クラウド型会計ソフトを合わせた会計ソフトを実際に利用したのは31.8%。また、会計ソフト利用事業所のうち、クラウドサービスの利用率は全体の11.1%となった。また、所属する事業所で主に利用されているクラウド型会計ソフトの提供事業者別シェアは、1位が「freee(43.7%)」、2位が「弥生(青色申告オンライン、白色申告オンライン)(28.4%)」、3位が「マネーフォワード(10.5%)」だった。クラウド会計サービスを選ぶときに最も重視する点については、過去2回の調査と同様に「簡単(61.1%)」が最も高い結果となった。2位は「動作が速い・安定している(49.3%)」、3位は「データの保全性(44.1%)」。クラウド型会計ソフトに関する要望については、「セキュリティに関する情報を充実してほしい(35.8%)」が最多で、これに続き「データを活用したアドバイスやコンサルサービスを利用したい(31.4%)」というニーズも顕著だった。同社は、クラウド型会計ソフトは、経理・会計機能にとどまらず、今後さまざまなクラウドサービスや金融サービスなどとの連携により、公共性を伴う社会インフラとして発展していくことが期待されており、セキュリティの堅牢性の担保だけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを図りながら、クラウド会計ソフトに対する理解を深めてもらうことが、さらなる普及拡大に寄与すると予想している。
2016年02月04日ニフティは1月27日、丸紅とクラウドサービスにおいて協業し、ニフティのパブリッククラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」を丸紅にOEM提供すると発表した。ニフティは、同社のパブリッククラウド運用技術を丸紅グループが持つさまざまな業界の知見や提案力、強力な販売網とともに提供することで、高速かつ安定したクラウドサービスの迅速かつ的確な導入を実現し、企業のクラウド活用を支援していく。今回の協業を受け、丸紅は「Marubeni Cloud Cloudest powered by ニフティクラウド(Cloudest)」を2月1日から提供開始する。Cloudestは丸紅グループのネットワークや既存のソリューションなどに、ニフティのクラウド基盤構築・運用技術を組み合わせたパブリッククラウド・サービス。Cloudestでは、月間のサーバ稼働率を99.99%以上保証(ニフティクラウドと同じ品質保証)するほか、完全な冗長構成(システム構成コンポーネント単一ポイントなし、メンテナンス作業原則無停止)をとる。また、サーバの追加・削除、サーバタイプの変更がコントロールパネルを利用して短時間で可能なほか、多様なソリューション(業務系アプリケーションや運用監視ツールなど)の稼働を実現するなど高い拡張性を有するという。今後、イーツをはじめとする丸紅グループの事業会社がCloudest、およびCloudestを利活用したソリューションの販売を行う。
2016年01月27日IDCフロンティア(IDCF)は1月20日、同社のクラウドサービスである「IDCFクラウド」上で、パートナーが自社の製品やサービスを自由に公開し、それらを顧客(ユーザー)が無償で試用できる機会を提供する「エコアライアンス」を開始した。この「エコアライアンス」は、同社が昨年秋に発表したサービス戦略の1つである「データ集積地」の実現のための施策となっている。同社の取締役 兼 カスタマーサービス本部長を務める石田誠司氏は、「"サーバセンター"から"データセンター"にようやくなろうと決心した。これまではお客さまのサーバを預かり、それを運用するという"サーバセンター"であったが、ビッグデータやIoTをはじめとする、データをハンドリングする時代となり、ようやく本当の"データセンター"という定義ができるのではないだろうか。そうしたデータを集める場を、これから皆さまに提供していく」と語った。「エコアライアンス」は、クラウド上にマーケットプレイスを公開し、パートナーを顧客と有機的につなげるという構想。キーワードとして「Land and Expand」が掲げられており、まず1回使ってもらい、納得してもらったら拡大・拡張していくという考え方となっている。「フリーのエリアで、まずは使用感を味わってもらうことから始める」(石田氏)同社は昨年12月にコミュニティテンプレート機能を公開し、これまではIDCFクラウド上に作成したテンプレートをユーザー自身が使うことは可能だったが、同機能によって、ほかのユーザーに公開し、ユーザーはそのテンプレートから仮想マシンを作成することが可能となった。これにより、ユーザーはCMS(Contents Management System)やバックアップ、脆弱性診断や運用監視といった各パートナーによる専門性の高いアプリケーションをクラウド上で自由に試行錯誤して、自社に最適なインフラを構築できるようになった。同社のビジネス開発本部 パートナーセールス部 部長を務める霜鳥宏和氏は、IDCFクラウドを運営していく中で見えてきたという、アライアンスの成功パターンについて、次のように述べた。「1つめは、ユーザーに使ってもらう機会をかぎりなく増やすこと。2つめは、パートナー同士のサービスがつながること。ベンダー各社のサービスだけでは足りないものを、パートナーが補完することによって、付加価値のあるものに進化する。これがクラウド時代のアライアンスの新しいかたちではないだろうか」(霜鳥氏)現在、すでに20社が「エコアライアンス」のパートナーに認定されており、パートナーから公開されているテンプレートの数は5点だという。その中には、イノベーション・ファームが提供する秘密分散技術を活用した「分散PortKey」や、フィックスポイントが提供するシステム運用の自動化基盤「Kompira」などが挙げられた。IDCFでは、今後パートナーを拡大し、今年度中に100社の参加を目標に掲げている。
2016年01月21日マネーフォワードは1月14日、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費」(β版)の提供を開始した。同システムは、「完全自動化」、「スマホで完結」、「ペーパレス」を特長とし、経費精算にかかる時間や手間を削減する経費精算サービス。自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」や「MFクラウド会計・確定申告」とも連携対応する。「MFクラウド経費」は、クレジットカードや電子マネーの明細の自動取得に対応しており、経費申請者は取得された明細の中から経費登録が行えるため、領収書ごとの手入力が不要となる。「ICカードリーダー by マネーフォワード」と併用すれば、SuicaやPasmoの明細も取り込み可能となる。スマートフォンで撮影された領収書については、同社のオペレーターにより入力される。同社によると、オペレーターの作業期間は1営業日が目標とされている。また、申請や承認のプロセスなどすべての経費精算業務は、スマートフォンだけで完結させることが可能となっている。さらに、スマートフォンで撮影した領収書は、電子帳簿保存法に対応した形で、仕訳に直接ひも付けられる。領収書と明細はオンライン上でセットで確認できるようになるため、経理担当者は経費チェックをスムーズに行えるようになる。平成28年税制改正大綱によると、今後はスマートフォンやデジタルカメラで撮影した領収書も証憑として認められ、原本廃棄が可能となるため、企業のペーパレス化実現に貢献する仕組みとなっている。そのほか、勘定科目や税区分のカスタマイズ、外貨対応などに対応しており、利用している会計システムに取り込み可能な仕訳データが出力可能となっている。β版期間中の同システムは無料で提供される。
2016年01月14日パナソニック ネットソリューションズは1月6日、経費精算のクラウドサービス「MajorFlow(メジャーフロー)クラウド」を、OSKが提供する中小規模事業者向けの会計ソフト「SMILE BS 2nd Edition 会計(SMILE BS2 会計)」に連携対応した。今回の連携対応により、「MajorFlowクラウド」のワークフローで申請~承認された経費精算データを「SMILE BS2会計」に取り込めるようになった。「SMILE BS2会計」は、中堅・中小規模企業を対象とした会計ソフト。「MajorFlowクラウド」から「SMILE BS2会計」用の仕訳データが自動生成される。連携対応後も「MajorFlowクラウド 経費精算」の価格に変更はなく、1IDあたり月額350円(税別)。そのほかに連携対応している会計ソフトには、「勘定奉行i8」や「freee」、「MFクラウド会計」、「弥生会計15 スタンダード」「弥生会計15 プロフェッショナル」などがある。
2016年01月06日マネーフォワードは12月25日、クラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」および近日提供開始予定の「MFクラウド経費」において、電子帳簿保存法への対応を開始することを発表した。電子帳簿保存法対応に向けた機能の1つめは、パーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap」でスキャンされた領収書や請求書などの電子データを、「MFクラウド会計内」のMFクラウドストレージ(β)に保管することができること。2つめは、近日提供開始予定となっている「MFクラウド経費アプリ」を使用することにより、撮影した領収書を電子データとしてアプリ内に保管することができること。3つめは、「MFクラウド会計」において、電子化された領収書や請求書をそれぞれの仕訳に添付することができること。これにより、帳簿書類間の関連性の確保をよりスムーズに行うことが可能になるとしている。
2015年12月25日協和エクシオは12月24日、情報通信インフラの構築をはじめとする通信インフラ事業に新たにクラウド技術を組み合わせたクラウド総合エンジニアリング分野を強化すると発表した。クラウド技術・サービスと連携したネットワーク・システムエンジニアリングであるクラウド総合エンジニアリングの取り組みは、2018年度までにエクシオグループ全体で2,000名のクラウド技術者を育成し、全国でクラウド総合エンジニアリングを提供できる体制を構築する。この取り組みのもとで日本マイクロソフトと連携し、2020年度にはクラウド総合エンジニアリング分野で100億円以上の事業規模を目指す。同社は「トータルICTソリューションをグループ一体で推進し、価値創造と成長基盤を確立する」という中期ビジョンのもと、グループ一体で中核事業である通信インフラ構築関連事業を基盤とした成長事業の拡大に取り組んでいる。今回の取り組みは同社が創業以来培ってきた情報通信に関わるすべての設備について企画・設計から施工、運用・保守までの一貫したサービスを全国で提供する技術と体制にマイクロソフトのクラウドサービスを組み合わせ、クラウド総合エンジニアリングを提供するものだ。具体的な取り組みとして、マイクロソフトが提供する「Office 365」「Microsoft Azure」に対応したトレーニングを順次展開し、グループ全体で2018年度までに2,000人のクラウド技術者を育成。すでに同社では大規模IPネットワーク網構築の経験を備えたネットワーク機器ベンダー系資格者やマイクロソフト認定資格者、サーバ系認定資格者などの技術者を有しており、その技術者を中心に実施していく。また、マイクロソフトのクラウドを利用する顧客向けに協和エクシオのエンジニアリング技術の強みを生かし、クラウド総合エンジニアリングの提供を行う。主な分野としてマイクロソフト提供のOffice 365(Skype for Businessなど)を活用した顧客システムの構築・運用のほか、同社提供のIoT Suite(高度なビッグデータ分析など)を活用したセンサーネットワークの構築・運用を行う。そのほか、同社のクラウドサービスと連携したシンクライアント・仮想化環境の構築・運用を中心に取り組み、早期にマイクロソフトのクラウドコンピテンシーのGoldを取得する方針だ。
2015年12月24日NTT東日本は、クラウド型PBXサービス「ひかりクラウドPBX」を2016年1月21日より提供することを発表した。同サービスは、従来のPBXやビジネスフォンなどの通信機器が備えた内線通話機能、グループ着信機能、転送機能などに加え、スマートフォンやパソコンなど多様なデバイスで、ロケーションを問わず無料で内線電話を利用できるクラウドサービス。PBX機能をクラウド上で実現することから、PBX/ビジネスフォン主装置を社内に設置することなく利用することを可能としている。また、PBX/ビジネスフォン主装置をクラウド化することで運用管理を効率化。主装置の各種設定(内線番号追加、変更など)をWeb上で簡易に設定変更ができるという。そのほか、固定電話端末だけでなく、スマートフォンやパソコンの専用アプリケーションなどからも利用可能となっている。Wi-Fi環境をあわせて構築することで、スマートフォンなどを利用し、オフィス内電話環境の無線化も可能だとしている。価格は、ID利用料が、「10IDパック(全体チャネル10ch含む)」は1万円/1契約、「20IDパック(全体チャネル20ch含む)」は1万9000円/1契約、「30IDパック(全体チャネル20ch含む)」は2万5000円/1契約で、「追加ID利用料(31ID以上)」は1IDごとに600円となっている(いずれも税別)。また、「全体チャネル追加利用料」は5000円/10チャネル、「VoIP-GWレンタル料金」は公式ホームページ参照、「VoIP-GWチャネル追加利用料」は500円/1チャネル、「Web電話帳ID利用料(最低30ID利用から)」は300円/1IDとなっている(いずれも税別)。同サービスの受付開始は12月21日、サービス提供開始は2016年1月21日となっている。
2015年12月21日日本オラクルは12月21日、データ・ビジュアライゼーション機能を備えたクラウド型アナリティクスの新製品として「Oracle Data Visualization Cloud Service」を提供開始すると発表した。同社によれば、「Oracle Data Visualization Cloud Service」は、企業・組織のユーザーが、数クリックするだけで、業務システム内のデータや個人のファイル、あるいはビッグデータを取り混ぜて分析が可能だという。アップロードした分析データは、データベース(DB)を構築することなくクラウド上で管理することができ、データを半自動的に結合。ユーザーはオラクルのSaaSをはじめとする、さまざまなSaaSアプリケーションや外部ソース、個人ファイルなど、多彩なソースからのデータを組み合わせることができるという。組織全体で共有できる分析シナリオを作成してユーザーに共有できるほか、分析結果はモバイルやタブレット端末でも閲覧できる。「Oracle Data Visualization Cloud Service」は、1ユーザーあたり月額利用料金18,000円(税別、最小5ユーザーから)で提供される。なお、同社は自社の実データを用いて「Oracle Data Visualization Cloud Service」を30日間無料で体験できるキャンペーンも実施する。
2015年12月21日