旬の人気キャラクターのグッズが必ず当たるHappyくじに、ディズニーキャラクターが登場!今年は『ふしぎの国のアリス』やエマ・ワトソン主演で実写化される『美女と野獣』シリーズが新登場し、「Disney クリスマス オーナメント 2016」と題してクリスマスツリーを彩るオーナメントとなって全国のファミリーマート、サークルK、サンクスで発売される。今回のディズニークリスマスオーナメントくじでは、本くじのために描き下ろされたイラストをフィギュア化した全20種類のオーナメントがラインナップ。「クリスマスパーティー」をテーマに、ディズニーキャラクターたちがタキシードやドレス、マントなどをまとって思い思いに正装したり、お揃いの赤いバラを持っている姿は、ほかではみることができないオリジナル仕様。全て台座付きのため、フィギュアとしてディスプレイすることもできる。また、ラインナップには、ミッキーマウス&フレンズ、『くまのプーさん』、『トイ・ストーリー』シリーズに加え、2つのシリーズが新登場。まず1つは、『ふしぎの国のアリス』シリーズ。アリスを筆頭に、白うさぎ、チェシャ猫、マッドハッター、3月うさぎが並ぶ。そしてもう1つ、2017年の実写映画が期待されている『美女と野獣』から、ベル、野獣、コグスワース&ルミエール、ポット夫人&チップが登場。フィギュア化が珍しいキャラクターたちはファン必携だ。オーナメント以外にも、特賞としてミニー、アリス、ベルの「スノードーム賞」や、各シリーズのキャラクターが一度に揃う「スペシャルコンプリートBOX」も。さらに、各店で最後の1枚のくじをひいた方が手にできる「ラスト賞」は、巨大なミッキーの自立型ぬいぐるみ。ミッキーの衣装も完全オリジナルデザインで、全高約68cmのBIGサイズは、プレミアム感満載だ。「Disney クリスマス オーナメント 2016」は、11月19日(土)より、全国のファミリーマート、サークルK、サンクス限定で1回700円で発売(一部お取り扱いのない店舗もございます)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月18日エマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』の予告編がついに公開されたが、その直後にエマや野獣役のダン・スティーヴンスらメインキャストたちとビル・コンドン監督がFacebookで生中継のQ&Aセッションを行った。ファンから寄せられた質問が書かれた紙を無作為にピックアップし、ジョークを交えて答えていたが、一番盛り上がったのはエマが選んだ「映画には、これまで見たことなかったような野獣の一面は出てきますか?」というダンへの質問。ダンは「興味深い質問だね」と言うと、こんな答えを返した。「彼のバックグラウンドが少しわかるんじゃないかと思う。自惚れ屋で、甘やかされて育った億万長者の息子で、女性を物のように扱い、バカみたいに豪華なタワーに住んでいるんだ」。具体的な名前は挙げなくても、これは先日アメリカ合衆国の第45代大統領に当選した人物が真っ先に思い浮かぶ。真剣な表情で語るダンに聞き入っていたエマだが、途中から笑いを噛み殺すのに必死な表情になっていた。『美女と野獣』は2017年4月21日(金)に日本公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月16日セレブの大多数が支持していたヒラリー・クリントンがまさかの敗北。アメリカ国民が次期大統領に選んだのは、ドナルド・トランプの方であった。大統領選から一夜明け、セレブはこの状況に何を思うのか。アナ・ケンドリックは「悪夢を見たような気分で目が覚めた。そしてまた泣き始めた。私の信念:私は一人じゃない、みんなも一人じゃない」とつぶやき、アリエル・ウィンターは「アメリカ、あなたは失敗したわ。なんてザマなの。ありえない。トランプを私たちの大統領だと認めることなんて一生できない」と憤っている。オリヴィア・ワイルドはヒラリーの闘いぶりを称え、「心から残念に思う」と慰めたうえで、トランプの勝利には「打ちのめされている」と発言。国内のセレブのみならず、イギリス人のエマ・ワトソンもこんな反応を見せ、ファンから称賛を受けている。「今日はニューヨークの地下鉄にマヤ・アンジェロウの本を届けにいくわ。そして、私が信じていることのために、より頑張って闘うつもりよ」とツイート。女性の権利向上を主張するエマは、公民権運動に深く関わったマヤの著書を愛読しており、先週も多くの人に読んでもらうために地下鉄にこっそり本を置いて回る活動を行った。大統領選については触れていないものの、差別主義的な発言で有名なトランプが勝利したことを受け、再びマヤの本を世に広めるべきだと思ったのだろう。(Hiromi Kaku)
2016年11月10日ディズニーの実写映画『美女と野獣』(2017年4月21日公開)で、女優のエマ・ワトソンが演じる主人公・ベルの姿が8日、初お披露目された。今回解禁された場面写真では、エマ・ワトソン演じるベルが、父親のモーリスを優しく見つめているシーンが描かれている。彼女たちの前にある机にはさまざまな道具が並んでいるが、これらはモーリスが発明したもの。村で"変わり者"と揶揄される発明家の父を誇りに思い、周りの冷たい言葉から彼を守るベルの優しさと、親子の関係が伝わるワンシーンだ。ベルの魅力は、王子様の登場を夢見る部分や華やかな美しさなど、古典的なプリンセスらしい要素を持ちながらも、自分自身の価値観に従って生きるという現代的な素質も兼ね備えているところ。ベル自身も父親と同様、周囲から変わり者とレッテルを貼られながらも自分が信じたものを貫き通し、野獣に対しても醜い外見ではなく相手の内面を見極めた上で愛す姿が描き出される。エマ・ワトソンは、「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの。ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子で、私はすぐにベルと恋に落ちたわ」とベルへの思いを明かし、「だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と感激している。メガホンをとるのは、アカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン監督。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートの演出がどのように実写化されるのか注目が集まる。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年11月08日エマ・ワトソンが新しい時代のヒロイン“ベル”を演じる、ディズニーが贈る実写映画『美女と野獣』。このほど、待望の初場面写真がお披露目となった。いまなお世界中で愛され続けているディズニー・アニメーション「美女と野獣」が、最高のキャスト&スタッフによって実写映画化される本作。これまで、数々のヒロインを誕生させてきたディズニーは、近年では歴史的大ヒットを記録した『アナと雪の女王』のエルサやアナ、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルなど“自らの意志で選択し、運命を切り開く”ヒロインが支持を得ているが、その先駆けとなったのが本作の主人公“ベル”。それまでの「白雪姫」や「シンデレラ」など、“王子を待つ”ヒロインとは一線を画す新しいヒロイン像で、多くの女性たちの共感を誘った。今回解禁された場面写真では、エマ演じるベルが父親のモーリス(ケヴィン・クライン)を優しく見つめているシーンが描かれている。彼女たちの前にある机にはさまざまな道具が並んでいるが、これらはモーリスが発明したもの。村で“変わり者”と揶揄される発明家の父を誇りに思い、周りの冷たい言葉から彼を守るベルの優しさと、親子の関係が伝わるワンシーンを切り取っている。ベルの魅力は、その華やかな美しさはもちろん、王子様の登場を夢見る部分など古典的なプリンセスらしい要素を持ちながらも、“自分自身の価値観に従って生きる”という現代的な素質をも兼ね備えているところ。ベル自身も父親と同様、周囲から変わり者とレッテルを張られながらも自分が信じたものを貫き通し、野獣に対しても、醜い外見ではなく相手の内面を見極めた上で愛す姿が描きだされていく。彼女の姿を通して、“人と違うことは決して悪いことではない”というメッセージを受け取り、勇気づけられてきた女性たちも多かったに違いない。そんな魅力的なキャラクターを見事に演じきるエマといえば、ベルのように彼女自身も向上心が強く、自立した女性としてよく知られており、美しく、知的な雰囲気漂う姿はまさにベルそのもの。「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの。ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子で、私はすぐにベルと恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と語ったエマ。世界中の女性たちが憧れたヒロインが現代女性の憧れであるエマによって、どのように現代に蘇るのか要注目。また、本作のカギを握るのがアカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン監督。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートがどのようにスクリーンで表現されるのかにも、期待が高まる。『美女と野獣』は2017年4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2016年11月08日1991年に公開され、全世界で愛され続けているディズニー・アニメーションの名作を実写化する『美女と野獣』の新画像が公開になった。エマ・ワトソン演じるベルと、父親モーリスが登場するシーンの画像だ。その他の画像本作は、知性にあふれ、心が美しい女性ベルと、恐ろしい見た目の野獣が出会うことから始まるラブストーリー。本作は、ディズニーが傑作アニメーションの世界観やドラマ、魅力を活かしながら実写化するもので、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンが主演を務め、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスらが出演する。公開された画像の机の上に置かれているのは、発明家の父モーリスが開発したもので、彼は村では“変わり者”といわれているらしい。しかし、娘のベルは周囲の声に惑わされることなく、父を愛し、誇りに思っている。主演を務めるワトソンが「ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子」と分析する通り、彼女は愛らしいルックスだけでなく、どんな状況でも相手をより深く見て、自分の考えで行動できるところに最大の魅力がある。その結果、彼女は恐ろしい見た目の野獣の“内面”をまっすぐに見つめることになる。『美女と野獣』2017年4月21日(金) 全国公開
2016年11月08日『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、『The Man Who Invented Christmas』に主演することになった。チャールズ・ディケンズの伝記映画で、スティーヴンスは『クリスマス・キャロル』を書こうとする、若き日のディケンズを演じる。その他の情報舞台は1843年。それまでに書いた3冊の本がどれも売れず、経済的に困ったディケンズは、家族を支えるため、6週間をかけて新しい本を書く。それが『クリスマス・キャロル』だった。本の中の主人公スクルージは、クリストファー・プラマーが演じる。また、ジョナサン・プライスがディケンズの父親役で出演する。監督はバハラット・ナルルーリ。撮影は12月にスタートする。公開は来年の予定。スティーヴンスの次回作は、エマ・ワトソンと共演する『美女と野獣』。プラマーは現在日本公開中の『手紙は憶えている』に主演している。文:猿渡由紀
2016年11月08日英国王室のヘンリー王子にアメリカ人女優との恋のうわさが浮上した。ハリーの愛称で親しまれている王子はこれまで、女優のクレシダ・ボナスとの交際やエリー・ゴールディング、ジェナ・コールマンやエマ・ワトソンとの仲もうわさされたが、32歳のいまもまだ独身。そんな王子と密かに愛を育んでいると言われているのは、TVシリーズ「SUITS/スーツ」でレイチェル・ゼインを演じているメーガン・マークル。35歳のメーガンは2011年に映画プロデューサー結婚したが、2年後に離婚して現在はバツイチ。2人は今年5月、ヘンリー王子がカナダのトロントを訪問した際に知り合ったようだ。同地は「SUITS/スーツ」の撮影地であり、メーガンは現在トロントに住んでいる。関係者は「2人は一緒に過ごすことを楽しんでいます。相性も良いです。ハリーはなんとかこの関係を伏せておこうと必死になっています。メーガンを怖がらせたくないからです。このロマンスが公になれば、いろいろなことが変わってしまうのもわかっているんです。その一方で、いつまでも隠しておけないとも思っているようです」と話す。まだ交際は始まったばかりで、今後どうなるかはわからないとしながらも、関係者は「彼らは一歩ずつ事を進めている」という。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月01日(Photo by Collage Humor)2年前にハリーポッターのハーマイオニー役で有名なイギリス人女優エマ・ワトソンがUN Woman親善大使として行った心のこもったスピーチがとても印象的だった。 世界中のセレブリティを巻き込んで行ったHeForSheキャンペーンも記憶に新しい。 エマ・ワトソンは 男女平等 とは、女性も男性もこの問題について考え、協力して挑戦した時に初めて可能だと考える。 (彼女のスピーチをまだ見たことがないかたはこちら。) さて、エマ・ワトソンも嬉しいことだと思う。 このスピーチの直後にあるミュージック・ビデオが発信された。 それがあまりにも良いので、今月になってまた世界中のインターネットを駆け回っている。(Photo by College Humor)その曲の名は「セックス啓発R&Bソング」。 男女平等への意識が高い西洋で、セックスにまつわる男女不平等でよく議論されている点が全部詰め込まれている。
2016年10月24日『裏切りのサーカス』の原作者ジョン・ル・カレと、“巻き込まれる”一般人を演じさせたら右に出る者はいないユアン・マクレガーがタッグを組んだ『われらが背きし者』が公開中だ。主演を務めるユアンといえば、『ゴーストライター』でヨーロッパ映画賞男優賞を受賞したイギリスを代表する人気俳優。本作では、ロシアン・マフィア(ステラン・スカルスガルド)との偶然の出会いから、世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく、平凡な大学教授ペリー役を熱演。脚本に惚れ込んだユアン自ら、出演を熱望したという。いまや45歳の中堅俳優となったユアン。ロンドンの名門ギルドホール音楽演劇学校を卒業後、しばらくはTVドラマ界で活躍していた彼が、一躍世界にその名を広めるきっかけとなったのが、斬新な映像表現が話題を呼んだダニー・ボイル監督の大ヒット作『トレインスポッティング』。その後は『ムーラン・ルージュ』『ビッグフィッシュ』や、『スター・ウォーズ』新3部作では若き日のオビ=ワン・ケノービを演じるなど、超大作からアート系作品まで数多くの作品に出演し、現在もイギリスとアメリカの両国で活躍。出世作『トレインスポッティング』の続編『T2:Trainspotting』(原題)も、2017年1月27日(現地時間)に全英公開を控えている。なんと今年、日本では、そんな彼の出演作が3本連続で公開される。『われらが背きし者』に続き、ナタリー・ポートマンが製作と主演を務めたロマン・スペクタクル『ジェーン』が10月22日(土)より順次公開。『われらが背きし者』とは一転、髭と太眉で見事な悪役に大変身し、ナタリー扮するヒロインのジェーンを地の果てまで追い続ける、恐ろしいならず者集団のボス、ビショップを怪演している。一方、“ジャズの帝王”と呼ばれたマイルス・デイヴィスが創作活動を休止した、空白の5年間の真実に迫る『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(12月23日より順次公開)では、マイルス・デイヴィスのカムバック記事を書こうと目論む、音楽誌記者デイヴに扮する。同作は、『アイアンマン』シリーズなどで知られるドン・チードルが監督・主演を務めた渾身の一作。ユアンは、破天荒なマイルスに振り回されながらも必死でついていく、愛すべきキャラクターを作り上げている。さらに、来年にかけてもユアンの活躍は目覚ましい。前作のファンも多く、いまから大きな期待が寄せられている『T2:Trainspotting』ほか、エマ・ワトソン主演でディズニーの名作アニメを実写化した『美女と野獣』では、蝋燭に変えられた召使いのルミエール役に。名優イアン・マッケランと掛け合いを見せた海外版ティザー予告編の再生回数は、公開24時間で9,180万回を突破し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抜いてティザー予告編の初日再生回数記録を更新することになった。そして、目の肥えた海外ドラマファン&映画ファンが関心を寄せる、コーエン兄弟の大人気TVシリーズ「FARGO」の新シリーズ(シーズン3)の主演にも決定!なんと一人二役で双子の兄弟を演じ分けることになるという。また、役者としてよりいっそう精力的に活動するかたわら、監督デビュー作品となる主演作『American Pastoral』(原題)の公開も来年に控えており、とにかく話題が盛りだくさん!ますます活躍の場を広げる、この男から目が離せない。『われらが背きし者』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月21日1991年に公開され、全世界で愛され続けているディズニー・アニメーションの名作を実写化する『美女と野獣』の日本公開日が来年の4月21日(金)に決定した。その他の情報本作は、知性にあふれ、心が美しい女性ベルと、恐ろしい見た目の野獣が出会うことから始まるラブストーリー。本作を題材にした映画や舞台は数多く存在するが、ディズニー版は美しいミュージカルシーン、じっくりと時間をかけて描かれた個性豊かなキャラクター、“レジェンド”と呼ばれるアニメーターたちが手がけるアニメーションの楽しさ、ベルと野獣の恋のドラマが人気を集め、初公開時にはアニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞候補になり、作曲賞と歌曲賞を受賞。その後も繰り返し上映されている。実写化にあたっては、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンが主演を務め、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスらが出演。『ドリームガールズ』『シカゴ』のビル・コンドンが監督を務める。基になったアニメーションは、熱狂的なファンの多い作品だが、ディズニーは近年『ジャングル・ブック』『シンデレラ』など多くの実写化作品を成功させており、本作にも大きな注目が集まっている。『美女と野獣』2017年4月21日(金) 全国公開
2016年10月18日エマ・ワトソンが主演を務めるディズニーの実写映画『美女と野獣』が、2017年4月21日に日本公開されることが17日、明らかになった。ディズニー・アニメーションの代表作品といえる『美女と野獣』。アニメーション映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートという快挙を成し遂げ、また作曲賞と歌曲賞を受賞し、ストーリー、音楽、芸術性と映画として高い評価を得ている。そして、『白雪姫』などの初期の作品とは違い、主人公が近代的な女性として描かれている点も魅力の一つだ。世界中が注目した主人公・ベル役に抜てきされたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン。また、アカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドンが監督に決定した。このたび公開されたファーストビジュアルでは、雪が舞う中、霜が降りたガラスケースの中にひときわ美しい一輪の深紅のバラが咲いている。『白雪姫』には"真っ赤なリンゴ"、『シンデレラ』には"ガラスの靴"というように、この"一輪の深紅のバラ"が本作を象徴し、物語の重要なアイテムとなる。
2016年10月18日エマ・ワトソンを主演に迎え、ディズニー・アニメーションの代表作を実写映画化する『美女と野獣』。このほど、待望の日本公開日が、アニメーション公開から25周年目という節目の年、2017年4月21日(金)に決定した。「白雪姫」から始まり、「シンデレラ」や「眠れる森の美女」など、今日に至るまでさまざまな“女性像”を題材にした物語を描き、観客に“あらゆる愛のあり方”を提示してきたディズニー。どの作品も、年月が経とうとも色褪せることなく、いまもなお愛され続けている。そんな数ある名作の中でもディズニー代表作品といえるのが、「美女と野獣」だ。アニメーション映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートという快挙を成し遂げ、また作曲賞と歌曲賞をW受賞し、ストーリー、音楽、芸術性と映画として高い評価を得ている。また、魅力のもう一つが、主人公が近代的な女性として描かれている点。そのヒロイン像は根強い人気を誇っており、実写化の発表がされると、すぐに主人公ベル役のキャスティングの動向に世界中の注目が集まった。そして、見事に役を射止めたのが、『ハリー・ポッター』シリーズ以降も、『ブリングリング』『ウォールフラワー』『コロニア』など、幅広い役柄に果敢に挑み続けているエマ・ワトソン。知性にあふれ、心美しいベルをどのように演じきるのか、また、その歌声にも期待が高まっている。そして、野獣役には人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」で一躍注目されることになったブルーアイズの英国美男ダン・スティーヴンス、ガストン役には『ガール・オン・ザ・トレイン』が控えるルーク・エヴァンス。さらに、エマ・トンプソン、ユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、スタンリー・トゥッチ、『エクス・マキナ』『ハートビート』の日系女優ソノヤ・ミズノら豪華キャストが集結。監督を務めるのは、アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートの演出がどのように実写化されるのか、いまからも楽しみだ。今回、日本公開日とともに解禁となったファーストビジュアルでは、雪が舞う中、霜が降りたガラスケースの中に、ひときわ美しい一輪の深紅のバラが咲いている。「白雪姫」の“真っ赤なリンゴ”、「シンデレラ」の“ガラスの靴”のように、本作を象徴し、また物語の重要なアイテムとなるのが、この“一輪の深紅のバラ”。寒々しく儚さも感じられるこのビジュアル、一輪のバラがどのようにストーリーに関わってくるのだろうか。まだ謎の多い本作だが、日本のみならず世界中から熱い視線が注がれている。『美女と野獣』は2017年4月21日(金)より全国にて公開(全米公開は2017年3月17日)。(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日エマ・ストーン主演で製作準備が進められている『Letters from Rosemary』の監督に、トニー賞受賞暦をもつ舞台演出家サム・ゴールドが決まった。今作はゴールドの映画監督デビュー作となる。その他の情報映画は、ジョン・F・ケネディの姉であるローズ・マリー(ローズマリーとしても知られていた)・ケネディを描くもの。彼女は精神に障害を抱えていたが、家族はそれを隠し続けた。23歳の時、彼女は大胆な施術を行うことになり、それはひどい結果を招く。映画は、その施術に至るまでの過程と、その後に家族に及ぼした影響に焦点を当てるものになるようだ。ストーンの最新作は、『ラ・ラ・ランド(原題)』。今作でストーンはヴェネツィア映画祭の女優賞を受賞、作品はトロント映画祭で観客賞を受賞した。オスカーでも相当な健闘が予測されている。次回作はスティーブ・カレルと共演する『Battle of the Sexes』。文:猿渡由紀
2016年10月13日女優の宮澤エマが11日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ番組『その原因、Xにあり!』(28日スタート、毎週金曜19:00~19:57 ※関東ローカル)の収録後に取材に応じ、"ハーフは劣化が早い"との説に対し、「すごい最低」と怒りをあらわにした。この番組は、腰痛、むくみといった身近な悩みを取り上げ、その原因を解明していくというもの。初回の放送では、女性1,000人に身体の悩みについてアンケートを取って特に多かった「ポッコリお腹」と「肩こり」について調査し、意外な原因を紹介する。アメリカと日本のハーフである宮澤は、社会学者の古市憲寿氏が、フジ系『ワイドナショー』で発言して物議を醸した"ハーフは劣化が早い"という説に対し、「すごい最低だなと思う」と怒りをあらわに。その上で、「白人が入ってるということは、肌の色素が白いとか皮膚が薄いとか、そういうことでアジア系の人よりも老いが目立ちやすいのかもしれないんですけど、それを『劣化した』と言われないような"X"を早く突き止めてほしいなと思います」と、番組への期待を示した。一方、アイルランドと日本のハーフであるホランは「大丈夫、みんな同じように劣化していくから」と大人の余裕。いつまでも若々しく輝いているためには、見た目だけではなく中身も重要だとの考えを述べ、「そういった情報をこの番組でいっぱい仕入れたいと思います」と意気込んだ。宮澤とホランは、キムラ緑子、羽田美智子とともに準レギュラーとして同番組に出演。MCは恵俊彰、アシスタントをフジテレビの宮澤智アナウンサーが務め、ナレーターをクリス・ペプラーと水樹奈々が担当する。
2016年10月12日ディズニーアニメ『ライオン・キング』がジョン・ファヴロー監督により実写映画化されることが決定した。今年公開された『ジャングル・ブック』の監督も務めたファヴローが、1994年作のアニメーション映画を実写版としてよみがえらせるための監督に就任したことをディズニーが発表。ファヴロー本人も「僕の次のプロジェクトにワクワクしている」と自身のツイッターでライオンと王冠の絵文字を添え、ファンに喜びを伝えている。ディズニーはこの実写版に1994年のオリジナル作品の中で使用された楽曲が再び使われること、そしてこの新作の製作が急ピッチで進んでいることを明かしている。劇中の楽曲『サークル・オブ・ライフ』『早く王様になりたい』『準備をしておけ』『ハクナ・マタタ』『愛を感じて』などはエルトン・ジョンとティム・ライスによって作曲されており、『愛を感じて』は1995年度アカデミー賞最優秀オリジナルソング賞に輝いている。『ライオン・キング』実写版に出演するキャストや公開日などはまた発表されていないが、ディズニーはこの作品がこれまでに大成功を収めた実写版『マレフィセント』『シンデレラ』、これから公開予定のエマ・ワトソン主演『美女と野獣』のような作品にしたいと考えているという。(C)BANG Media International
2016年09月30日エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが3度目の共演で贈るロマンチック・ミュージカル・エンタテインメント『LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』(原題)が、『ルーム』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など、アカデミー賞にからむ話題作を次々送り出すトロント国際映画祭の最高賞、観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)に輝いた。オーディションに受からず落ち込んでいた女優志望のミアは、ふとピアノの音色に誘われて入ったジャズバーでピアニストのセバスチャンと最悪な出会いを果たす。偶然にも2度目に出会ったときは、セバスチャンはふてくされながら80年代ポップスをプールサイドで演奏していた。初めての会話でぶつかり合う2人、しかし、お互いに秘める才能に惹かれ始め、次第にそれは恋へと変わっていく――。数々の賞レースを賑わせ、ミニシアターながら世界で大ヒットを記録した『セッション』の若き天才、デイミアン・チャゼル監督の最新作となる本作。先日のヴェネチア国際映画祭でのエマの女優賞受賞に続き、9月18日(現地時間)に閉幕した第41回トロント国際映画祭で見事、観客賞を受賞した。トロント国際映画祭といえば、北米最大規模の来場者数を誇る映画祭で、最高賞は“一般の観客の投票”により決定する観客賞が最高賞となっている。過去に同賞を獲得した『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『それでも夜は明ける』など、アカデミー賞を席巻する作品を数多く輩出することでも知られる。50~60年代のミュージカル映画を彷彿させる、最高にゴージャスでロマンチックな物語と映像は早くも話題を集めており、あのトム・ハンクスも手放しで絶賛しているほど。今後の賞レースの行方、そして日本公開にも期待が高まる。『LA LA LAND』(原題)は2017年2月、 TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日エマ・ワトソンが驚愕の史実に挑んだ主演作『コロニア』が、9月17日(土)より公開される。このほど、彼女が体当たり演技を見せる、緊張感に満ちた本編の1シーンの映像が解禁となった。1973年。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナ(エマ・ワトソン)は、恋人でジャーナリストのダニエル(ダニエル・ブリュール)とともに軍部によるクーデターに巻き込まれ、ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは“教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが、神の名の下に暴力で住人を支配する“脱出不可能”な場所だった…。南米・チリの独裁政権下の史実に基づいた、スリリングな脱出劇を描き出す本作。今回解禁となったのは、エマが演じる主人公レナが、恋人ダニエルが監禁されている「コロニア・ディグニダ」に素性を隠して侵入、彼女に立ちはだかる最大の敵シェーファー(ミカエル・ニクヴィスト)と初対面する緊迫のシーンだ。コロニア内を掌握し、支配しているシェーファーは、レナの内面を見透かすかのような鋭い眼光で、まるで尋問するかのように彼女に質問を浴びせ、次第に語気を強めていく。そして自分に忠誠を誓うよう、レナに上着、そしてブラウスを脱ぐように命令し…。どんなことがあっても愛する人を救い出したい、という強い意志を持つレナと、飴と鞭を使い分けるようなゆさぶりの“面接”で人心掌握術の巧みさを垣間見せる、恐ろしい強敵シェーファーとの、まさに緊張感に満ちたファーストコンタクトシーン。エマは、共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ジョン・ ウィック』で知られるベテラン、ミカエル・ニクヴィストについて、「何もしなくても、何も言葉を発しなくても、すごい存在感がある素晴らしい俳優です。彼は自分の周りに独特のオーラを作り出すことが出来て、それがシェーファーを演じる上でとても重要な要素だったと思います」と、その存在感に圧倒された様子。さらに、「実在したシェーファーは冷酷な人でしたが、同時に、謎めいていて人々をまとめ上げることができる、威厳のある指導者でもあったと思います。ミカエルにも圧倒されるような威厳と謎めいた要素があるので、まさにはまり役です」と、絶賛を贈っている。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日デイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド(原題)』に、早くも「観客賞最有力候補か?」との声が上がっている。その他の画像本作はエマ・ストーンとライアン・ゴズリングが主演する、L.A.を舞台にしたミュージカル。ビビッドでカラフルな映像、ジャズの音楽など、あらゆる感覚を刺激してくれるが、ここまで人の心をつかむのは、若い主人公ふたりの恋、葛藤、夢を追いかける姿などが、リアルで切なく、共感を呼ぶからだ。ストーン演じるミアは女優志望。スタジオのカフェでアルバイトをしながら、オーディションを受けては落ちるという日々を送っている。一方、ゴズリングが演じるセバスチャンは、ジャズピアニスト。黄金時代のジャズを崇拝し、最近流行の軽いジャズを嫌う彼は、いつか自分のジャズクラブを開きたいという夢を持っている。そんなふたりが恋に落ちるが、それぞれが自分の夢のために努力を重ねるうちに、ふたりの前には、障害が立ちはだかっていく。オスカー作品部門に候補入りした2014年の『セッション』で注目されたチャゼルは、まだ31歳の若さ。今作は『セッション』よりも前から抱いていた企画だが、当時無名だった彼がミュージカルという今の時代には難しいジャンルの映画を作らせてもらうことは困難で、「自分にはちゃんと映画を監督できる力があるのだと証明しようと思って『セッション』を作った」と告白する。一時は『セッション』に主演したマイルズ・テラーとエマ・ワトソンが主演に決まっていたが、スケジュールや資金繰りの関係でふたりは降板。その後もいくつかの名前が浮上し、最終的にストーンとゴズリングに落ち着いた。しかし、結果的にこのふたりは最高の選択肢だったようだ。チャゼルは「ライアンはセバスチャンの役にさまざまな良いアイデアを持ち込んでくれた」と、ゴズリングに感謝を表明。ストーンの演技は、先のベネチア映画祭で女優賞に輝いた。オスカーでも、彼女の主演女優部門候補入りは間違いないだろうとささやかれている。日本公開は2017年2月。TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。『ラ・ラ・ランド(原題)』2017年2月公開取材・文・写真:猿渡由紀
2016年09月15日エマ・ワトソンが、クーデターで囚われた恋人を救うため、”脱出不可能”といわれるナチス残党の秘密施設へ潜入する主人公を演じた救出スリラー『コロニア』。このほど、エマが本作への出演や、演じたキャラクターへの思いについて語るインタビュー映像が解禁となった。舞台は、1973年の南米・チリ。キャビンアテンダントのレナは、恋人のダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如、チリ軍部によるクーデターが発生。ジャーナリストのダニエルは反体制勢力として囚われてしまう。レナは、彼が「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった――。チリ・ピノチェト独裁政権崩壊後に明らかにされた、ナチス残党と独裁政権が作り上げた秘密施設「コロニア・ディグニダ」の存在、その内部で組織ぐるみで行われていた恐るべき真実を基に、命がけの潜入とスリリングな救出を描き出す本作。エマが演じるのは、囚われたジャーナリストの恋人(ダニエル・ブリュール)を救うべく、たった1人、自らその施設に潜入する主人公・レナ。いつ終わるかもわからない精神的・肉体的圧迫が続くその要塞から、脱出を試みるのだが…。いまや、国連のフェミニズム活動の広報大使を務め、世界中から注目を集めるエマ。映像では、男性が女性を助けに行くという、これまでの物語の定石とは真逆の設定に惹かれたことや、初顔合わせとなったダニエル・ブリュールとの共演について明かしている。また、本作を手がけたアカデミー賞受賞監督フロリアン・ガレンベルガーが、「光を持った女性を暗闇に送り込みたかった」と語り、「エマ以外には考えられない」と絶賛する姿も収められている。メイキング映像も織り交ぜながら、肉体的にも精神的にも大変だった撮影をふり返るエマ。現在も世界のどこかで直面している問題を描きつつ、「レナの勇敢さが私を戦いモードにしたの」と語る、彼女が体現した“強さ”は必見といえそうだ。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日(Photo by Alec Couros)7月末よりロンドンで公演されている舞台版「ハリ・ーポッター」 子どもだったハリーたちが大人になり、再び活躍するストーリーが描かれる。 しかし、公式サイトでキャストが紹介されると、各種SNSで大ブーイングの嵐が巻き起こった。 その理由は、“ハーマイオニーが黒人だったから”である。 黒い肌のハーマイオニーはヒロイン失格?(Photo by Pottermore)世界中の人々から愛される「ハリー・ポッター」シリーズは、世界累計発行が4億5000万部を超える大ベストセラーだ。 原作者のJ・K・ローリングは無名の作家であったにも関わらず、1997年にシリーズ最初の「ハリー・ポッターと賢者の石」が刊行された途端、一躍有名人になった。 この名作が、今年の夏に舞台版となって上演される。 大勢のファンが期待に胸を膨らませ、舞台の情報を待ちわびていたのだが、公式ホームページがキャストを発表した途端に「がっかりした」「ありえない」「納得いかない」といった意見がネット上で飛び交ったのだ。 その理由は、ハーマイオニーを演じる女優、ノーマ・ドゥメズウェニが黒人であっただめである。 映画版のエマ・ワトソンのイメージを強く抱いていたファンたちは、「ハーマイオニーが黒人だなんて納得いかない」と主張したのだ。 この騒動に対し、原作者のJ・K・ローリングはコメントを述べた。 「私は作品の中で、ハーマイオニーのことを“茶色の目、縮れた髪、とても聡明”と表現しました。ハーマイオニーが白人の少女であると明記したことは一度もありません。それに私は、舞台版の黒人のハーマイオニーが大好きです!」 原作者がハーマイオニーのキャスティングに対し、このようなコメントを述べたことにより騒動は一旦収束を見せた。 しかし、ファンの中には未だに「黒人を差別しているわけではないんだ。でも、ハーマイオニーは白い肌がいいな」という意見を掲げている人もいる。 「ヒロインは当然、白い肌の女性である」という思い込みが、世界中の人々の頭に定着していることを気づかされるエピソードだ。 “ありのまま”を否定された黒人のエルサ(Photo by Rachel Muir)アメリカフロリダ州では、小さな女の子が「肌が黒い」という理由で悲しい思いをすることになった。 ショッピングモールで開かれたディズニーのイベントに「アナと雪の女王」のエルサのドレスを着て行ったサマラちゃんは、3歳の黒人の女の子。 大好きなエルサのドレスを来て、母親と一緒に会場にやってきたのである。 彼女を傷つけたのは、自分と同じ年頃の女の子だった。 「どうして黒人なのにエルサの服を着ているの?黒人はエルサになれないのよ」 女の子に指をさされ非難されたサマラちゃんは、その場で顔を隠して号泣してしまった。 彼女の母親は、娘が経験した悲しい出来事をfacebookで発信。すぐに大きな反響が起こった。 そして後日、サマラちゃんのもとにこんなメッセージが届いたのである。 「ありのままのあなたでいてね」 それは、本物のエルサからのメッセージだった。 フロリダのディズニーワールドがサマラちゃんに励ましのメッセージを送ったのだ。 大統領は駐車場係(Photo by Barack Obama)黒人差別の歴史は根深い。 かのオバマ大統領も、「黒人だから」という理由により大統領に就任する以前はひどい扱いを受けた経験があるらしい。 駐車場係に間違えられて見知らぬ人から鍵を手渡されたり、招かれたパーティーでウェイターと間違えられてコーヒーを持ってくるように命じられたり。 人々の間には「黒人は召使いである」という思い込みが根付いているようだ。 多様な人種が暮らすアメリカは、日本よりも人種差別問題に敏感だ。 オバマ大統領は「この国に住む誰かが、法のもとで平等に扱われないことは問題である」とコメントを述べている。 しかし、大昔から根付いている黒人の人々への蔑視は完全には消えないのが現状だ。 ヒロインは白人という「あたりまえ」(Photo by L. Whittaker)黒人は白人の召使であり、物語のお姫様は当然のように白人である。 あえて言葉には出さないが、そういったステレオタイプが存在していることは確かだ。 そして、無意識の「あたりまえ」は、ナイフや拳を使わなくても、当事者の心を傷つける「暴力」になり得るのである。 via. ねとらぼ, grape, THE HUFFINGTON POST, THE HUFFINGTON POST この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“貧困じゃなくて、超リッチ!アフリカ版「セックスアンドザシティ」が世界中で人気の理由。” 1998年から2004年にかけてアメリカで放映されたニューヨークが舞台のテレビドラマ「セックスアンドザシティ」。ファッショナブルかつ、ダイナミックな登場人物に、セン... ーBe inspired!
2016年08月19日『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』から19年後の世界を描いた『ハリー・ポッター』シリーズ8作目として位置付けられている舞台版「Harry Potter and the Cursed Child」の評判がすごぶる良い。現在ロンドンのパレス・シアターでプレビュー公演が行われ、本公演は30日(現地時間)に幕開けだが、その人気ぶりで早くも25万枚ものチケットが追加販売されることを「BBC News」などが報じた。舞台版のキャストが発表された際、ハーマオイニー役に黒人女優のノーマ・ドゥメズウェニがキャスティングされたことで、「なぜハーマイオニーが黒人に?」と大論争が起こり話題となった。ファンにとっては映画版のエマ・ワトソンのイメージが強いため仕方がないことだが、原作者のJ・K・ローリングは「私はハーマイオニーが“白人”だと書いたことは一度もない」とし、「人種差別だ!」と激怒。そんな騒動もあって舞台の仕上がりが不安視されていたが、蓋を開けてみれば評論家が5つ星を付けるほどの高評価を受けている。この舞台は2幕で構成され、上演時間は計5時間。1公演あたり300枚が売られていたチケットはすでに完売のため、8月4日から25万枚の追加販売が決定。公演は2017年12月まで続くという。また、舞台の脚本が書籍化されて今週末に販売になるが、アメリカではここ10年間で最も多い予約注文数を受けた本の1冊となったそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年07月29日女優の永野芽郁が20日、都内で行われた映画『キング・オブ・エジプト』(9月9日公開)の公開アフレコイベントに、Kis-My-Ft2の玉森裕太とともに出席した。本作は、古代エジプトを舞台に、神と人間が共存する世界で繰り広げられる王座をかけたバトルを描いた物語。主人公である盗賊の青年ベックの吹き替えを玉森が務め、ベックの恋人ザヤの吹き替えを永野が務める。イベントでは、恋人同士の2人のやりとりのシーンなど、アフレコを披露した。声優初挑戦の永野は「初めてだったので緊張した。自分らしくできたらいいなと思いながら声を出していた」と振り返り、「自分の声をあてたものを聞いたらうれしくて、ザヤをやれてよかった」と笑顔。恋人役の玉森の声について「ベックにしか聞こえない。ベックの声を聞いているからザヤになれた部分があるので、本当に助かりました」と話すと、玉森は「ぜひそこの部分を記事に!」と報道陣にアピールした。演じたザヤについて、永野は「とても優しい子で、でも芯はしっかりしていて、恋人でありお母さんのような要素もある素敵な女性」と説明。自身との共通点については「ない。あんなに素敵な女性じゃない」と言いつつ、「いちずなところは似ているかも」と話した。また、ザヤの「~だわ」という口調が女優のエマ・ワトソンに似ていると感じ、エマの出演している映画を見てイメージを膨らませたことも明かした。完成した映画を見たときは、「ずっとドキドキして、ジェットコースターに乗っているような感覚だった」と永野。「見終わったときに涙が止まらなくて不思議な感覚だった」と続け、涙したシーンを聞かれると「感動したシーンで」と笑い、玉森が「感動したんです。すごく感動したんです」と優しくフォローした。本作にさまざまな能力を持つ神様が登場することにちなんで、「どんな能力がほしいか?」と聞かれると、「学校でテストがあって、知識が豊富な神様だったらバンバン100点取りまくりだろうなと思って…それがほしい」と高校生らしい答え。さらに、夏の予定についても「いっぱいあります! 友達と浴衣着て花火大会に行こうって約束していて、旅行も行くし…遊びまくりです!」とうれしそうに明かし、「ライブ中なので、夏休みはライブ」と話した玉森に「すいません、ライブしてるのに」と謝っていた。(C)Photo Courtesy of Lionsgate.
2016年07月20日ピアスがついているだけで顔周りがパッと華やかに見えるため、ピアスを愛用しているという女性は多いでしょう。しかし、ピアスは耳に穴を開けるため、細菌感染や金属アレルギー、ケロイドなどのトラブルが起きることも少なくありません。また、乳幼児のいるママの場合、ピアスを子どもに引っ張られてピアスホールが裂けた、裂けるまでいかずとも痛い目にあった、といったトラブルも起こっているようです。そこで、トラブルを起こさずに耳のおしゃれを楽しみたい方のために、ピアスに代わる耳元のおしゃれアクセサリーをご紹介します。それは、イヤーカフとイヤークリップ。ミランダ・カーやエマ・ワトソン、リリー・コリンズなどの海外セレブも愛用しているようです。日本でも、きゃりーぱみゅぱみゅさんや篠田麻里子さんなどがつけているようですよ。●イヤーカフの特徴イヤーカフは耳たぶではなく、耳のトップ部分や耳の中間部分につけるアクセサリー。耳たぶにはさんでから、つけたい位置まで移動させて使うものの他に、耳にかけて使うものもあります。●イヤークリップの特徴クリップ状になっており、耳たぶ全体をはさみこむようにして使います。●イヤーカフ&イヤークリップのメリット●(1)痛くないピアスのように耳に穴をあけることも、イヤリングのように耳たぶをギュッと押すこともないため、痛くないのが特徴であり、メリットでもあります。『大きいものでも耳たぶをひっぱることがないから痛くない のがいいです』(30代女性/専業主婦)『ピアスだと子どもに引っ張られて痛いので、小さなイヤーカフを耳の上部につけています。痛い思いも怖い思いもしないので安心です』(20代女性/パート)『ピアスやイヤリングだと、大ぶりのものは耳たぶが伸びそう&痛そうなので怖くてつけられませんでしたが、イヤーカフやイヤークリップなら問題なく大ぶりのものもつけられます!』(30代女性/パート)●(2)デザインが豊富イヤーカフ、イヤークリップともにデザインが豊富なのも大きなメリット。『耳にかけるタイプのイヤーカフだと、お花やレースが連なったものとか超ゴージャスなものとか、素材もデザインもいろんなものがあって楽しい です。服がシンプルでもイヤーカフで華やかさが出せるのもイイ』(20代女性/販売)『オフィスでは控えめな小ぶりのイヤーカフをつけて、プライベートでは華やかなものをつけています。オンとオフでガラッと印象を変えられる のも嬉しいですね』(30代女性/事務)●(3)化膿などの心配ナシピアスの場合、穴をあけるため、耳たぶが炎症を起こしたり化膿したりするケースが多いですが、イヤーカフもイヤークリップもそういった心配はありません。●(4)いろいろな位置につけられるイヤーカフは耳の上部や中間など、つける位置をいろいろ変えることも可能。小さなものをいくつか重ねづけ することもでき、個性を生かせます。----------いかがでしたか?ピアスに抵抗がある方やトラブルを起こしたことがある方にも、イヤーカフやイヤークリップなら安心してつけられるのではないでしょうか。さまざまなタイプのものが出ているので、お気に入りのものがきっと見つかるはずですよ。【画像出典元リンク】・KPPさん(@kyarykyary0129)(Instagram)/●文/パピマミ編集部
2016年07月11日2年連続で俳優部門に白人しかノミネートされなかったことが大きな問題となったアカデミー賞。主催している映画芸術科学アカデミーが、89年に及ぶ歴史の中で最も人数が多く、多様な683名の新会員候補を招待したと発表した。昨年招待されたのは322名なのでその数2倍以上。エマ・ワトソン、イドリス・エルバ、ウォシャウスキー姉妹、エヴァ・メンデス、ジョン・ボイエガ、トム・ヒドルストンなどの新会員候補683名のうち、46%は女性、41%が有色人種で283名は59か国からの外国人、年齢幅は24歳から91歳、と同アカデミーは会員候補の“多様性”を強調している。とは言え、招待された人全員が会員になったと仮定すれば、約7,000名の会員数の中、女性は27%(昨年は25%)で有色人種は11%(昨年は8%)になる。日本からは北野武、河瀬直美、仲代達矢、是枝裕和ら総勢13名の名前が挙がっており、招待を受け入れればアカデミー賞を選ぶ投票権が得られる。会員にも“監督”、“脚本家”、“俳優”などの部門が設けられており、北野さんは“脚本家”部門、河瀬さんは“監督”と“脚本家”の2部門で招待されており、会員になる際に自分でどちらかを選ぶ必要がある。(Hiromi Kaku)
2016年06月30日エマ・ワトソンが南米・チリを舞台に、恋人を救出するべく秘密施設に潜入する最新スリラー『コロニア』。このほど、史実に基づくという驚愕の本作から、エマの緊張感あふれる表情を映し出した日本版ポスタービジュアルと、施設内部の様子がわかる劇中写真が新たに解禁となった。クーデターで囚われたジャーナリストの恋人を救うため、女性がたった1人、“脱出不可能”といわれる秘密施設へと潜入していく本作。基になったのは、チリ・ピノチェト独裁政権崩壊後に明らかにされた、ナチス残党と独裁政権が作り上げた施設「コロニア・ディグニダ」の存在と、その内部で組織ぐるみで行われていた恐るべき真実。そんな世界を震撼させた史実の現場を舞台に、命がけの潜入とスリリングな救出を描き出す。今回解禁となったのは、暗闇のなかに浮かび上がるエマ演じる主人公・レナの凛とした姿と、観るものを射抜くような強い意志を感じる視線が印象的なビジュアル。いつ終わるかもわからない精神的・肉体的圧迫が続く「コロニア」の中で、「必ず、私が、救い出す」という力強いキャッチコピーの通り、決して意思を曲げない女性の姿をエマは体現しており、本作を手がけたアカデミー賞受賞監督フロリアン・ガレンベルガーが「この人しかいない」と彼女に惚れ込んだのも納得の存在感を発揮する。また、レナが潜入していく「コロニア」内では教皇・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課されるなど史実に基づく描写がされているため、撮影は過酷を極めたという。「泥だらけ、傷だらけで、びしょ濡れになるなんて、脚本だけではわからなかった(笑)精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と、撮影をふり返ったエマ。「自分の意志で」暗黒の施設に飛び込んでいくバイタリティあふれる女性を演じきった、大人のエマに注目だ。また、異様なまでの迫力で人々を追い詰める、元ナチス軍曹の“教皇”パウル・シェーファーを演じたのは、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『ジョン・ウィック』で悪役を演じていたミカエル・ニクヴィスト。本作で見せる、暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷静に人々を統率していく姿は背筋が凍るほどの恐ろしさだ。レナがシェーファーの暴力と統率をどのようにくぐり抜けていくのか。無事、ダニエル・ブリュール演じる恋人を救い出すことができるのか。今後の続報も見逃さないで。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日女優エマ・ワトソンの主演最新作『コロニア』(9月17日公開)の日本版ポスタービジュアルと場面写真が29日、公開された。本作は、クーデターでとらわれた恋人を救うため、主人公・レナ(エマ)が単身、"脱出不可能"と言われる秘密施設へ潜入する救出スリラー。チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ施設「コロニア・ディグニダ」の存在と、その内部で行われていた恐るべき真実が明らかになり、世界を揺るがさせた"事件"現場を舞台に、決死の救出劇を描く。ポスタービジュアルで目立っているのは、暗闇の中に浮かび上がるレナの凛とした姿と、強い意志を感じる彼女の視線。精神的、そして肉体的圧迫が続くコロニアの中でも「必ず、私が、救い出す」というキャッチコピーの通り、決して意志を曲げないレナの姿勢を象徴しており、本作でメガホンを取るフロリアン・ガレンベルガー監督が「この人しかいない」とほれ込んだエマ自身の存在感も際立っている。コロニア内では"教皇"パウル・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課されるなど史実に基づく描写がされているため、撮影も相当ハードだったよう。エマは「泥だらけ、傷だらけで、びしょぬれになるなんて、脚本だけではわからなかった」と苦笑しつつ「精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と話す。この異様な迫力で恋人たちを追い詰めるシェーファーを演じたのは、ミカエル・ニクヴィスト。暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷淡に人々を手玉に取っていく。あわせて公開された場面写真では、そんな元ナチス軍曹のシェーファーが管理するコロニア内部の緊迫の心理戦の様子を捉えている。(C)2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.
2016年06月29日『スター・ウォーズ』のジョン・ボヤーガが、キャスリン・ビグローの次回作に出演することがわかった。映画のタイトルは未定だが、デトロイト暴動を舞台にした犯罪ドラマになるようだ。ストーリーや、ボヤーガの役柄はわかっていない。脚本はビグローと『ゼロ・ダーク・サーティ』で組んだマーク・ボールが書き下ろす。その他の情報デトロイト暴動は1967年7月に起こり、死者43人、負傷者1,189人を出した。配給スタジオはまだ決まっていないが、ビグローとプロデューサーらは、この映画を、暴動から50周年にあたる来年に公開するつもりでいるらしい。ボヤーガは最近、次の『スター・ウォーズ』を撮り終えたところ。10月には、トム・ハンクス、エマ・ワトソンと共演するSFスリラー『The Circle』が控える。また『パシフィック・リム』の続編への出演も決まっている。文:猿渡由紀
2016年06月22日ロシア名門バレエ団で「白鳥の湖」に出演するなど、注目のバレエダンサーがスクリーンデビューを果たす、音楽とダンスが融合するエンタテインメント・ムービー『High Strung』が邦題『ハートビート』として、8月20日(土)より全国公開されることが決まった。誰もが夢を叶えるために訪れる街、ニューヨーク。プロのバレエダンサーになるために上京してきたルビーは、ある日、生活のために地下鉄で演奏するバイオリニストのジョニーと出会う。2人は徐々に惹かれ合っていくが、自分が思い描くようなダンスができないルビーは、同居人のジャジーと共に奨学金の資格剥奪の危機に直面する。一方、ジョニーは大切なバイオリンを盗まれてしまった上、グリーンカード詐欺に遭ってしまう。追い詰められた2人は、ヒップホップダンスチーム“スイッチ・ステップス”を誘い、お互いの夢を叶えるために“弦楽器&ダンスコンクール”に出場することになるが…。ニューヨークの街で夢を叶えるために奮闘し、成長していく2人を、ジャンルを超えた音楽とダンスが彩る、夏にぴったりなアツいエンタテインメント・ムービー。主人公のルビーには、アメリカ人で初めてロシアの名門マリインスキー・バレエに入団し、本作が女優デビューとなるキーナン・カンパ。また、彼女が出会うジョニーには、ミュージシャンとしても活躍し、イケメン英国男子の新星として注目を集めているニコラス・ガリツィン。さらに、ルビーのルームメイト、ジャジーには、英国ロイヤル・バレエ学校出身で、アリシア・ヴィキャンデル出演『エクス・マキナ』でAIロボットのひとり(?)を演じ、オスカー・アイザックとキレッキレなダンスも披露、エマ・ワトソン主演『美女と野獣』への出演も決まっている日系英国人のソノヤ・ミズノ。加えて、ロンドン、パリ、ロサンゼルス、ニューヨークから集められた、世界最高峰のダンサーたち62人が参加し、圧巻のパフォーマンスを披露する。『ハートビート』は8月20日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日映画『コロニア』が2016年9月17日(土)に公開される。エマ・ワトソン主演最新作となる本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がひとり“脱出不可能”と言われる恐怖組織へ潜入する物語。南米チリのピノチェト独裁政権下、ナチスの残党と結びつき拷問施設となった「コロニア・ディグニダ」を舞台した脱出スリラーだ。ポル・ポトと並ぶ世界でもっとも凶悪な歴史のひとつでありながら、日本ではあまり知られていない史実が背景にある。メガホンを取ったのは、ドイツ出身のフロリアン・ガレンベルガー。ひるむことなく、困難を乗り越えていくしなやかでタフなヒロイン・レナを演じるのは、エマ・ワトソン。囚われた恋人・ダニエルを『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール。そして、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを『ドラゴンタトゥーの女』など「ミレニアム」シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演している。今回解禁された予告編では、コロニア内部を統率する”教皇”パウル・シェーファーの静かで圧力的な声がふりかかる中、レナが直面するコロニア内部での恐るべき出来事の数々が登場。無事脱出することができるのか、スリリングな映像になっている。 ■ストーリー1973年9月11日。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナは、恋人でジャーナリストのダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如チリ軍部によるクーデターが発生。ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設”コロニア・ディグニダ”に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった。誰の助けも得ることができない...レナはダニエルを助け出すため、ひとりコロニアに潜入することを決める。果たして、彼女は恋人とともにここから脱出することができるのか。【作品情報】『コロニア』公開日:2016年9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・ニクヴィストほか監督:フロリアン・ガレンベルガー配給:REGENTS、日活©2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.
2016年06月12日