ジョンマスターオーガニック(john masters organics)から、ブランド初のクレンジングバーム「K&Sクレンジングバーム」が登場。2019年12月26日(木)より、ジョンマスターオーガニック直営店などで数量限定販売される。ブランド初のクレンジングバームジョンマスターオーガニックの「K&Sクレンジングバーム」は、“とろける”テクスチャーで、心までほぐれるようなクレンジングタイムをもたらす、ブランド初のクレンジングバーム。必要な潤いを奪いすぎることなく、メイクや毛穴汚れをすっきりと落としてくれる。“とろける”バームで潤いを残しつつメイクオフ「K&Sクレンジングバーム」は、肌にのせると体温でするりと溶けてオイルに変化。肌にハリをもたらすコクムバターや、ヒマワリ種子油がとろけるようになじみ、肌の潤いを残しつつも、メイクや毛穴汚れをしっかりと落とす。エイジングケアに最適なサジーオイルを配合バームのオレンジ色は、抗酸化作用が高いことで知られ、エイジングケアに最適なサジーオイルによるもの。肌にしっかりと栄養を与え、明るくクリアな印象へと導いてくれる。マッサージすることで乾燥した肌をほぐす使い方は、スパチュラで適量を手にとり、肌に伸ばして、メイクや汚れとなじませるだけ。マッサージすることで乾燥でかたくなった肌に潤いを与え、肌本来のツヤや明るさを呼び戻すことができる。コメヌカ油が、透明感のあるみずみずしい肌へと導いてくれるのも嬉しいポイント。マッサージ後は洗い流すか、ティッシュオフし、ダブル洗顔するのがおすすめだ。リラックス感のあるゼラニウムの香りリラックス感のあるゼラニウムの香りも魅力的。一日の終わりに、心を穏やかにしてくれるゼラニウムのアロマを楽しむことができる。【詳細】ジョンマスターオーガニック「K&Sクレンジングバーム」<数量限定>発売日:2019年12月26日(木)販売店舗:ジョンマスターオーガニック直営店及びオンラインストアなど価格:4,900円+税容量:80g【問い合わせ先】ジョンマスターオーガニックTEL:0120-207-217
2019年12月27日タロン・エジャトンと『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が贈る、エルトン・ジョンの半生を描く音楽エンターテインメント『ロケットマン』。この度、ブルーレイ&DVD発売を記念して、タロンの貴重なレコーディングの模様を収めた特典映像の一部が解禁となった。エルトン・ジョン本人も認める、タロン・エジャトンの圧倒的歌唱力!主演は『キングスマン』シリーズで絶大なる人気を獲得し、今回エルトン・ジョン本人がその歌唱力に惚れ込みキャスティングしたタロン・エジャトン。エルトンの楽曲はすでに『SING/シング』での「I’M STILL STANDING」で披露済みだが、本作でも吹き替えなしで歌唱に挑戦し、その才能を遺憾なく発揮。エルトンもお墨付きを与える歌唱力で数々の有名な楽曲を見事に歌い切った。ガガやサム・スミスもリスペクトする“伝説的”アーティストの衝撃の実話!2018年にリリースされたトリビュートアルバムには、レディー・ガガやサム・スミス、「コールドプレイ」といった豪華な面々が参加し、いまなお若い世代にも愛される伝説のシンガー、エルトン・ジョン。本作の製作総指揮も務め、彼の衝撃的人生が自らの手によって映像化された。なお、その歌の部分には英語歌詞字幕付(シング・アロング)。本編を観ながら劇中歌を一緒に歌うためのもので、カラオケのように歌詞の字幕が表示される。そんな本作から今回、タロンのレコーディング風景が収められている特典映像の一部が解禁。「ベニーとジェッツ」レコーディング前にタロンが「緊張が顔に出てない?」と本音をこぼすシーンや、エルトンがタロンを気遣うシーンなど、大人気スターの貴重な裏側が垣間見える映像となっている。『ロケットマン』は12月25日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年12月23日作曲家ジョン・ウィリアムズの作品に特化した吹奏楽コンサート「『ジョン・ウィリアムズ』ウインドオーケストラコンサート 2020」の開催中止が決定。ジョン・ウィリアムズ作品に特化した吹奏楽コンサート『スター・ウォーズ』シリーズをはじめとる、数え切れないほどの名作映画の音楽を生み出した作曲家、ジョン・ウィリアムズ。シリーズ最終章であり、12月20日(金)に日米同時公開を迎える『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の音楽も手がける御歳87歳の同氏はまさに、映画音楽界の“生きる伝説”だ。本公演では、前述の『スター・ウォーズ』シリーズはもちろん、『インディ・ジョーンズ』や『ハリー・ポッター』シリーズなど、同氏が手がけた有名楽曲が多数披露される。指揮を務めるのは、劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』では初演から14年にわたって指揮を務めたほか、管弦楽、吹奏楽、合唱、オペラ、バレエと幅広い分野でタクトを振る西村友。演奏は、Osaka Shion Wind Orchestraが兵庫公演を、東京佼成ウインドオーケストラが東京公演をそれぞれ担当する。公演情報<開催中止>「ジョン・ウィリアムズ」ウインドオーケストラコンサート 2020※チケットの払い戻しについては改めて発表。公式ホームページにて確認のこと。■兵庫公演開催日時:2020年5月4日(月・祝) 15:00開演(14:15 開場)会場:兵庫県立芸術文化センター・KOBELCO 大ホール指揮:⻄村友吹奏楽:Osaka Shion Wind Orchestraチケット料金:S席 6,300円/A席 5,300円/B席 4,300円/C席 3,300円※価格は全て税込・全席指定。※未就学児入場不可。チケットは1人1枚必要。問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00〜18:00)■東京公演開催日時:2020年8月10日(月・祝) 14:00開演(13:30開場)会場:サントリーホール 大ホール指揮:⻄村友吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラチケット料金:S席 6,300円/A席 5,300円/B席 4,300円※価格は全て税込・全席指定。※未就学児入場不可。チケットは1人1枚必要。問い合わせ先/予約/団体販売(10名以上):キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)<兵庫、東京公演共通>※映像による演出はない。※ジョン・ウィリアムズ本人は出演しない。※チケットを紛失した場合、または当日にチケットを所持していない場合はどのような理由でも入場不可。
2019年12月22日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)から、写真家「コリー・ブラウン(Coley Brown)」とのコラボレーションアイテムが登場。2019年12月21日(土)より、全国のジョン ローレンス サリバン取扱店舗にて発売される。「コリー・ブラウン」は、ニューヨークの写真家であるライアン・マッギンレーのアシスタントとして2年間従事。その後、定期的な旅と探検を続けながら撮影し、見知らぬ土地でのランドスケープ写真を元に写真集を製作している。今回のコラボレーションでは、「コリー・ブラウン」の写真集”Deeper Than Night”と“A Recurring Dream”に収録されている作品をデザインに採用。Tシャツ2型と、オーバーサイズシャツの計3型がラインナップする。なお、本アイテムは、ロンドンにて発表された2020年春夏コレクションにも登場している。オーバーサイズシャツには、「コリー・ブラウン」が映し出した木や花の写真を、袖なども含むボディ全体に配した。また、シャツ同様のプリントをバックに配したTシャツ、フロントに配したオーバーサイズTシャツも登場する。12月21日(土)から26日(木)までの期間、ジョン ローレンス サリバン 中目黒店と渋谷パルコ店にて発売を記念したイベントを開催。作品の元となったオリジナル映像や写真集を展示するほか、「コリー・ブラウン」が手掛ける出版レーベル“Silent Sound”のTシャツやトートバッグ等オリジナルアイテムの販売も行われる。【詳細】コリー・ブラウン×ジョン ローレンス サリバン発売日:2019年12月21日(土)販売店舗:全国のジョンローレンスサリバン取扱店価格:・PHOTO PRINTED OVERSIZED SHIRT 48,000円・PHOTO PRINTED OVERSIZED T-SHIRT 22,000円・PHOTO BLACK PRINTED T-SHIRT 16,000円・PHOTO PRINTED T-SHIRT(WOMEN’S) 16,000円■イベント詳細期間:12月21日(土)~26日(木)場所:ジョン ローレンス サリバン 中目黒店、渋谷パルコ店内容:作品の元となったオリジナル映像や写真集の展示、出版レーベル“Silent Sound”のオリジナルアイテム販売
2019年12月20日1978年に公開された『グリース』でダニーを演じたジョン・トラボルタと、サンディを演じたオリヴィア・ニュートン=ジョンが、約40年ぶりにダニー&サンディの姿でイベントに出席した。2人が出席したのはフロリダ州で13日~15日まで3日間行われた「Meet’n’Greece」で、『グリース』の映画を観ながらみんなで歌を歌ったり、ジョン&オリヴィアに質問することができるという『グリース』ファンにはたまらないイベント。10月にジョンがインスタグラムでファンに参加を呼び掛けていた。オリヴィアはサンディに扮した自分とダニーに扮したジョンと手をつなぎ、イベントに参加する前に撮影した写真をインスタグラムで公開。「この衣装を着るのは映画を製作してから初めて。すごい楽しみ」とつづった。写真に写っているオリヴィアは、劇中でサンディが清純だったころに着ていた黄色のカーディガン&スカート、白のブラウスを着用。映画と同じように、イベントの途中で黒のライダースジャケット&レギンスに着替えてワイルドなサンディの姿も披露したという。2人は観客と「愛すれど悲し」、「いとしのサンディ」、「グリースト・ライトニン」を歌い、イベントは大いに盛り上がったようだ。(Hiromi Kaku)
2019年12月16日明るく朗らかで、弾けるような笑顔が魅力の英国女優エミリア・クラーク。世界的ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の“ドラゴンの母”“カリーシ”デナーリス・ターガリエン役でお馴染み。映画『世界一キライなあなたに』や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などで彼女を知った人もいるだろう。今年最終章を迎えた「ゲーム・オブ・スローンズ」について彼女が何かしらを語れば、いまだに大きなニュースとなる中、12月6日(金)からは、デナーリス役に幕を下ろした後の初めての主演映画『ラスト・クリスマス』が公開される。「ワム!」のクリスマスの定番曲をモチーフにした本作では、エミリアの“新章”のスタートを実感できるはずだ。新人ながら異例の大抜擢!スターダムにのし上がる1986年10月23日、ロンドンに生まれ、オックスフォードシャーで育つ。劇場で音楽エンジニアをしていた父とキャリアウーマンの母のもとに生まれたエミリアは、幼いころから父の仕事を目にし、女優を目指したのも必然だったといえる。やがてコリン・ファースやピアース・ブロスナン、トム・ハーディ、グウェンドリン・クリスティー(ブライエニー役)などを輩出したロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのドラマセンターで演劇を学び、2009年に卒業。TV映画などの端役を経て、2010年に「ゲーム・オブ・スローンズ」のオーディションを受けることになる。同作はすでにパイロット版(1話)が撮影されていたが、制作側の意向で撮り直しとなり、主要キャラのデナーリス役が「THE TUDORS~背徳の王冠~」などに出演していた中堅女優タムジン・マーチャントからエミリアへと変更となったのは、同作のトリビアでもよく語られる有名な話だ。また、オンライン映画データベースIMDbによると、実現はしなかったものの、「ゲーム・オブ・スローンズ」でスターダムにのし上がったエミリアがキャスティングで候補に上がっていた映画には、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のエージェント13(演じたのは「リベンジ」エミリー・ヴァンキャンプ)、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015)のアナスタシア(演じたのはダコタ・ジョンソン)、『スーサイド・スクワッド』(2016)のエンチャントレス(演じたのはカーラ・デルヴィーニュ)と錚々たる作品ばかり。そんな中で、ブリー・ラーソンやマーゴット・ロビーらも候補になっていた2015年『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で映画史上最も有名な女性キャラクターのひとり、サラ・コナー役に抜擢されたのだから、人生はどう転ぶか分からない。強大すぎる!?「ゲーム・オブ・スローンズ」の影響力エミリアの人生といえば、今年3月、2011年と2013年に2度の大きな脳の手術を受けていたと「The New Yorker」誌に手記を発表し、脳の病気や損傷などから回復している人たちを支援するチャリティー団体「SameYou」の立ち上げをインスタグラムで発表したことも記憶に新しい。最初の手術の後は自分の名前さえも言えないほどの状態だったというが、リハビリに挑み、現在では完治したエミリアは、約8年間も公にすることなく「ゲーム・オブ・スローンズ」を最終章まで演じ切った。公表しなかったのは、周囲に“病気を抱えた人だから”と思ってほしくなかったと、最近も「ガーディアン」紙に語ったところだ。自身も4度ノミネートされ、エミー賞最多受賞記録を持つ「ゲーム・オブ・スローンズ」は、最終章に署名活動が巻き起こる一方、最終話でHBO歴代最高視聴率を記録するなど、その影響力は凄まじいものがある。英米ではデナーリスの別称である、ドスラクの女王を意味する「カリーシ」を赤ちゃんに名付ける人も急増したという。“狂王”と呼ばれた前・国王の末娘でありながら、国を追われ、王位を狙う兄の策略で幼くしてドスラクの王と政略結婚させられたデナーリス。やがて彼女は3匹のドラゴンと共に、奴隷たちを次々と解放し、ドスラクの騎馬民族と無敵のアンサリード(穢れなき軍団)を手に入れ、まさにカリーシとしてシーズンを重ねるごとに強く、時に迷いながらも頼もしくなっていった。ジョン・スノウや自陣の軍勢がピンチを迎えたときにドラゴンで駆けつける様は、痛快ですらあった。衝撃の最終章から約半年たち、エミリアが先月、第一章での撮影についてヌードシーンが多く、つらい体験をしたこと、そして“夫”役だったジェイソン・モモアへの感謝について、ポッドキャスト番組「Armchair Expert」(原題)で語ったことも注目を集めている。演劇学校を卒業したばかりの彼女は撮影開始当時23歳、ほぼ新人だったことから“作品にとって必要なこと”と自分に言い聞かせ、バスルームで密かに涙しながら撮影に臨んでいたとか。そんな状況に手を差し伸べたのがモモアで、「これはよくない」とはっきりと言い、撮影合間には「ローブを持ってきて。彼女が震えているよ」とスタッフに指示するなど、とても親身に、ひとりの人間として気遣ってくれたという。モモアは1シーズンのみの出演だったが、現在まで続く2人の仲の良さはこうした中で培われた信頼関係によるものだ。期せずしてか否か、イギリスの映画・テレビ監督による業界団体「ディレクターズUK」が、撮影で裸になるシーンや性的なシーンで“誰もが安心して仕事ができる”ようガイドラインを発表したばかり。BBCニュースでは、先のエミリアの発言とも関連づけて取り上げている。また、ジミー・ファロンのTVショーに出演した際には、最終章で映り込んでしまったあの“コーヒーカップ”の真相について語ったことも話題に(実はヴァリス役のコンリース・ヒルが持ち込んだらしい!)。こうしたトーク番組やインタビューなどでの、素のエミリアの明るさに救われたというファンは多いはずだ。※次の動画にはネタバレを含む表現があります。ご注意ください。怪演ジュード・ロウの娘役『ドム・ヘミングウェイ』(2013)ドラマでは無敵の女王だが、本作では父親役のジュード・ロウに四の五の言わせない娘役を演じた。主人公ドム・ヘミングウェイは12年間も服役していた破天荒な金庫破り。その間に妻は再婚し、がんで他界、エミリア演じる娘エヴリンからは底抜けに嫌われている。ジュードの怪演や脱ぎっぷりにも注目だが、エミリアはバンドのボーカルとしてわずかだが歌を披露するシーンも。デナーリスのプラチナブロンドとまるで印象が違う、明るい赤毛のエミリアもキュート。彼女の歌を聴きながら涙を浮かべる、どうしようもないダメ父ジュードの姿にも注目。最新作と全く違う時間軸『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)「ゲーム・オブ・スローンズ」でドラゴン誕生回の第一章10話などを手掛けたアラン・テイラー監督のもと、カリフォルニア州知事を退いたアーノルド・シュワルツェネッガーがカムバック。シュワ演じるターミネーターをオジサン(pops)と呼び、疑似親子のような関係を築いているサラ・コナー役に抜擢され、プロモーションで初来日もした。“元祖”のリンダ・ハミルトンとも、「ゲーム・オブ・スローンズ」の“敵役”で海外ドラマ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」のレナ・ヘディとも異なる、エミリアらしいチャーミングさと芯の強さが覗くサラ・コナー像を体現。エミリア演じるサラの影響で、ぎこちないスマイルを何度も繰り出すシュワ=ターミネーターも見逃せない。だが、新3部作の1作目となるはずだったものの、興行と批評双方の不振から立ち消えとなり、ご存知のように『ターミネーター2』から続く正当な続編として最新作『ニュー・フェイト』が製作されている。賛否両論を呼んだヒューマンラブストーリー『世界一キライなあなたに』(2016)世界40か国以上で翻訳されるジョジョ・モイーズのベストセラー小説「ミー・ビフォア・ユー君と選んだ明日」の映画化でラブストーリーに初挑戦。表情豊かな八の字眉と、みつばちタイツや雨の日の長靴やビニール傘までかわいい個性的なファッションで、“尊厳死”を見つめた物語を盛り上げた。明るく天真爛漫で、1本筋が通った性格の主人公ルーは、まるで素で演じているのでは?と思うほどのハマり役。本作のシーア・シュアイック監督とは仲が良く、監督の息子のゴッドマザーになったとか。また、見事な化学反応を見せた共演のサム・クラフリンは、過去に「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウ役のオーディションを受けていたらしい!幼なじみを好演『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐』でダース・ベイダーが誕生し、帝国が銀河を支配し始めたころ、それに屈しない人々の反乱の萌芽を描いた「スター・ウォーズ」シリーズのアナザーストーリーで、若きハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)の運命を大きく変えていく幼なじみキーラ役に。過去の経験から人の言動の裏にある真意や弱みを敏感に察知しながら、自身が生き延びるための方法を探り、笑顔の下に本音を押し殺すような、勇敢であり、したたかな女性を演じた。デナーリスよりも世渡り上手ではありながら、いま思えば、ラストシーンの表情が彼女に重なるような気も…。自身の思いも込めた『ラスト・クリスマス』(2019)「ワム!」の楽曲をモチーフに、女優エマ・トンプソンと俳優グレッグ・ワイズ夫妻が大切なメッセージとイギリスの“いま”を盛り込んで、甘いだけではない素敵なロマンティック・コメディを作り上げた。監督はリブート版『ゴーストバスターズ』や『シンプル・フェイバー』などのポール・フェイグが手掛け、終始幻想的なクリスマスの世界観に貫かれている。エミリアが演じるのは、人生がとっ散らかっているケイトという女性。サンタと呼ばれる店主(ミシェル・ヨー)のもと、クリスマスショップで小妖精の格好で働いているが、実家には帰らず、友人を訪ね歩いてはいつも何か“やらかし”、歌手になる夢もうまくいかない失敗続きの日々を送っている。そんな中でトムという青年と偶然出会うのだが、彼がまたとらえどころがなく、いまどきスマホすら持っていない(戸棚にしまってあるらしい!?)不思議な男性。『クレイジー・リッチ!』の御曹司役だったヘンリー・ゴールディングが、爽やかだが謎多き王子様のようなトム役でその魅力を炸裂させている。ケイトの母親役でエマも出演しており、この両親が移民の第一世代であることもポイント。イギリスのEU離脱(ブリグジット)にも絡み、LGBTQと家族についても触れ、多彩な人間関係を映しながら、“本当の自分”が分からなくなった主人公ケイトが自分自身を取り戻していく物語は、「SameYou」(あなたと同じ)という意味のチャリティーを行うエミリアにとっても大きな意味を持つ作品であることは確か。そして何より、「クイーン」の『ボヘミアン・ラプソディ』やエルトン・ジョンの『ロケットマン』、「ビートルズ」の『イエスタデイ』に続く、2016年のクリスマスに亡くなったジョージ・マイケルと「ワム!」の音楽映画ともいえるほどの楽曲の散りばめ方もファンにはたまらない。そんな『ラスト・クリスマス』でのエミリアは、全てを焼き尽くすようなドラゴンの炎ではなく、冬の空に輝く星のような、優しく瞬き続けるイルミネーションのような優しさに満ちたメッセージを伝えてくれる。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年12月04日圧倒的映像美と心に響く名曲揃いの“超実写版”『ライオン・キング』が、いよいよ本日よりMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売開始。この度、MovieNEXに収録されているボーナス・コンテンツの中から、『ライオン・キング』のテーマとなっている名曲『サークル・オブ・ライフ』の制作秘話と、“超実写版”のオープニングシーンのメイキングが見られる貴重な映像のふたつが公開された。ディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を記録し、世代を超えて世界中の人々に親しまれてきた不朽の名作『ライオン・キング』が、ジョン・ファヴロー監督のもと、実写もアニメーションも超えた、唯一無二のエンタテインメントとしてスクリーンに新登場した本作。公開された映像のひとつ目は、作曲家が語る名曲の制作秘話。本作を彩る数々の印象的な音楽は、あのエルトン・ジョンやファレル・ウィリアムス、そしてアカデミー賞常連の映画音楽作曲家ハンス・ジマーなど、豪華な制作陣によって手がけられている。その中でも、オープニングを飾る『サークル・オブ・ライフ』は、一度聞いたら忘れることができない名曲だ。制作秘話を語る映像では、そんな本曲についてジマーが「アニメーション版の時、物語の幕開けを“アフリカの声”で告げたいと考えた」とコンセプトを語り、続けて「当初は短い曲のあとセリフが入る予定だった。それを削って曲だけでアフリカの雰囲気を表現した」と、制作の裏話を告白。さらに、曲を締めくくるドラムについては「今だから言えるがあれは苦肉の策だった。アレンジが決まってなかったんだ」と、まさか曲を象徴するものになるとは思わなかったことを振り返る。メイキング映像では、もふもふで可愛い子ライオン・シンバがヒヒのラフィキに掲げられるあの名シーンが、CG加工を経て本編映像まで作り上げられる過程を楽しむことができる。最先端の技術が採用されている本作だが、別のインタビューで視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートは、生命を吹き込むことが難しかったキャラクターについて「意外かもしれませんが、一番難しかったのは人間に一番近いラフィキです。本物と少しでも違ったら、嘘っぽさが見えてしまうんです」と回答。本映像で加工途中のラフィキを見るだけでも、VFXアーティストたちの技術の高さがうかがえる。また、映像の中にはオーケストラやコーラスたちが収録している様子も収められており、ファヴロー監督が少し緊張しながらドラムを叩く姿も!壮大なサバンナをに入り込んだかのような気分を味わえる、圧巻のオープニングから始まる本作を、MovieNEXでは何度も楽しむことがきる。『ライオン・キング 』『ライオン・キング MovieNEX』4,200円+税『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』6,000円+税『ライオン・キング MovieNEXコレクション(期間限定)』8,000円+税本日より発売先行デジタル配信中
2019年12月04日世代を超えて世界中の人々に親しまれてきた不朽の名作『ライオン・キング』が、ジョン・ファヴロー監督のもと、実写もアニメーションも超えた唯一無二のエンタテインメントとしてスクリーンに新登場した『ライオン・キング』が、12月4日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売される。この度、MovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、エルトン・ジョンやキャストたちが、本作で伝えたかったメッセージを語る貴重な映像が公開された。この映像では、シンバの母サラビ役を務めた女優のアルフレ・ウッダードや、ハイエナのカマリ役を務めたコメディアンのキーガン=マイケル・キーが、『ライオン・キング』のテーマについて語っている。ウッダードは「人は時に不要な重荷を抱え込んだまま、その状況に甘んじてしまうことがある。それでも前に進み続けるの」と、現代の人々に起こりうる葛藤が、シンバたちを通して描かれていることを話す。また、マイケル・キーは「参加できて光栄だよ。世代を超えて生き続ける作品だからね。かつての子供や若者が今や親になり、次の世代にこの物語を受け継ぐ」と、不朽の名作への敬意を表すとともに、『ライオン・キング』のテーマである“果てしなく続く命(サークル・オブ・ライフ)”が、25年の時を経て体現されていることを語る。さらに、数々の名曲を手がけたエルトン・ジョンは、「生きるとは、災いを幸いに変えることだ」と深い言葉を残している。これは、スカーによって父ムファサを失ったのち、ラフィキに連れられて自分の使命を思い出し、ナラと共にプライドランドを取り戻すシンバの生き方を表しているようだ。「自分を見失わなければ、最後に報われる」とウッダードも話す通り、アニメーション版から引き継がれている『ライオン・キング』の普遍性は、人々の心を震わせるほどに響くメッセージだと言えそうだ。『ライオン・キング』『ライオン・キング MovieNEX』4,200円+税『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』6,000円+税『ライオン・キング MovieNEXコレクション(期間限定)』8,000円+税12月4日(水)発売先行デジタル配信中
2019年11月28日ジョンマスターオーガニック(john masters organics)のボディウォッシュ&ミルクに、クリスマス限定の香りが登場。2019年11月15日(金)より、ジョンマスターオーガニック直営店およびオンラインストアなどにて発売される。しっとりと洗い上げるボディウォッシュと、天然由来の成分が素早く馴染んで肌を潤すボディミルクに、クリスマス限定のフィグ&ベチバーの香りが登場。フレッシュなイチジクの甘さにスモーキーなベチバーがアクセントを添える、洗練された香りが心にリラックス感をもたらしてくれる。なお、フィグ&ベチバーの限定ボディウォッシュ&ミルクに限定ボディソープをセットにしたクリスマスコフレも同時発売する。【詳細】ジョンマスターオーガニック クリスマス限定F&Vボディウォッシュ&ミルク〈数量限定〉発売日:2019年11月15日(金)取扱店舗:ジョンマスターオーガニック直営店、オンラインストアなど展開アイテム:・F&Vボディウォッシュ 236mL 2,900円+税・F&Vボディミルク 236mL 3,300円+税■ウィンターボディケアコフレ〈数量限定〉発売日:2019年11月15日(金)価格:6,200円+税内容:F&Vボディウォッシュ 236mL、F&Vボディミルク 236mL、F&Vソープ 128g【問い合わせ先】ジョンマスターオーガニックTEL:0120-207-217
2019年11月10日ジョンアンダーカバー(JohnUNDERCOVER)/スーアンダーカバー(SueUNDERCOVER)とヘリーハンセン(HELLY HANSEN)のコラボレーションアイテムが登場。全国のヘリーハンセンストア、アンダーカバーストアにて2019年11月9日(土)より発売される。ジョンアンダーカバーとヘリーハンセンのコラボレーションでは、ヨットによる世界一周海洋冒険などで着用されるヘリーハンセンのアイコニックなセーリングジャケット「オーシャンマスターセーリングジャケット(OCEAN MASTER SAILING JACKET)」をアレンジした「オーシャンファイバーパイルジャケット(OCEAN FIBERPILE Thermo JACKET)」を展開。ビルトイン式のフード仕様に仕上げるなど、セーリングジャケットの特徴はいかしつつ、ポケットや身頃の切り返しにグラフィックプリントや刺繍をあしらってジョンアンダーカバーらしさを覗かせた。素材には、ヘリーハンセンのヘリテージ素材である肉厚なファイバーパイルを採用し、保温性を高めている。一方、スーアンダーカバーとヘリーハンセンのコラボレーションは、冬の定番アイテムである「ファイバーパイルサーモコート(FIBERPILE THERMO Coat)」をベースに展開。フロントから見るとミニマムだが、バッグから見ると多色のモヘアニットで切り替えた袖下と後ろ裾の遊び心あるデザインが目を引く。総裏仕立てなので、防風性にも優れている。【詳細】HELLY HANSEN × JohnUNDERCOVER/SueUNDERCOVER発売日:2019年11月9日(土)取り扱い:全国のヘリーハンセンストア、アンダーカバーストア※アンダーカバー渋谷パルコ店では11月22日(金)より販売。ゴールドウィン ウェブ ストアでは11月11日(月)より販売。アイテム:・HELLY HANSEN × JohnUNDERCOVER 62,000円+税カラー展開:ベージュ/ブラックサイズ(メンズサイズ):S/M/L・HELLY HANSEN × SueUNDERCOVER 58,000円+税カラー展開:ベージュ/ブラックサイズ(ウィメンズサイズ):M/L【問い合わせ先】ヘリーハンセン原宿店TEL:03-6418-9669
2019年11月09日『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』など、数々の映画音楽を手掛けたジョン・ウィリアムズの名曲を演奏するコンサート「The MUSIC OF JOHN WILLIAMS:STAR WARS AND BEYOND」の再演が、2020年4月4日(土)に決定した。同コンサートは、2018年に東京と大阪、今年は台湾と東京、京都で開催されたコンサートの再演となり、プログラムはアップデートして実施する。コンサートでは、『スター・ウォーズ』のエピソード1からエピソード8はじめ、『ジュラシック・パーク』、『ハリー・ポッター』、『E.T.』とジョン・ウィリアムズの有名映画音楽を演奏。さらには、スティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』や『1941』など、今回が初めての演奏となるプログラムも演奏予定だ。指揮は、かつてジョン・ウィリアムズのアシスタントもしていた原田慶太楼が、前公演に続いてタクトを振り、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏する。なお、チケット一般発売は11月17日(土)10時より行われる。「The MUSIC OF JOHN WILLIAMS:STAR WARS AND BEYOND」は2020年4月4日(土)東京・サントリーホールにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:E.T. 1982年12月より公開リンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC
2019年10月24日ジョン・クラシンスキーが監督、脚本、主演を務める映画に、ライアン・レイノルズが出演することになった。レイノルズはプロデューサーも兼任する。ファンタジーコメディで、タイトルは『Imaginary Friends』。主人公は、他人が抱える想像上の友達とコミュニケーションを取ることができる男。だが、これらの想像上の友達は、あまり相手にしてもらえない時、ダークサイドに走ることがある。レイノルズのキャラクターは、そういう状況を救う人のようだ。製作、配給はパラマウントになる見込み。クラシンスキーの次回作は、彼が監督、脚本、助演を兼任した大ヒットホラー映画『クワイエット・プレイス』の続編。北米公開は来年3月。レイノルズの次回作は年末にNetflixが配信するアクションスリラー『6 アンダーグラウンド』。監督はマイケル・ベイ。文=猿渡由紀
2019年10月17日レオナルド・ディカプリオ製作、タロン・エジャトン主演で注目を集める『フッド:ザ・ビギニング』から、オフショットも含めたメイキング映像が到着。タロンが華麗なシューティングテクとともに、『ロケットマン』で話題となった美声を披露している。この度解禁となったのは、本作の貴重なメイキング映像に加え、タロン、ジェイミーのお茶目なオフショットまで収められた豪華映像。撮影時のメイキング風景や壮大なセット、美術が堪能できる映像の中でも特に注目なのは、本作で、かつて誰も見たことがないスピーディーでスタイリッシュなシューティングアクションに挑戦したタロンの特訓風景。現代最強の弓使いラーズ・アンダーソンに師事したというタロンは、ラーズも驚くほどの速さで技を習得し、メイキングを収めるカメラに向かって「今の撮ってた?」とドヤ顔を見せる余裕ぶり。華麗な身のこなしで次々と的を射る姿は、まさに現代のロビン・フッド!真剣にアクションと向きあう姿が収められた一方で、撮影時、なぜか歌を披露する姿も収められており、『ロケットマン』で伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じたことでも話題をさらったタロンの、サービス精神旺盛な一面を確認できる。もちろん、そのサービス精神はフッドの師ジョンを演じたジェイミー・フォックスも同様。撮影用の衣装をつけたままダンスを披露する姿や、こちらも美しい歌声を響かせている姿が切り取られている。そんなジェイミーに対し「好感のかたまりだ」とコメントしているタロン。実はこの2人、本作の撮影を通して強い信頼関係を築いたらしく、タロンの歌声を傍で聞いていたジェイミーは、自分の歌声について「どう?」と聞いてきたタロンに「iTunesよりひどい」とジョークで返すなど、仲の良さが伺える。そのほかにも、ロビンの恋人で自立心旺盛な女性、マリアン役を演じたイヴ・ヒューソン、フッドや民を追い詰める冷酷無情な州長官を演じたベン・メンデルソーン、マリアンの愛を勝ち取ろうとする傍ら、街の指導者になろうとしているウィルを演じたジェイミー・ドーナンや、オットー・バサースト監督が登場、本作の見どころを明かしている。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フッド:ザ・ビギニング 2019年10月18日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月17日エルトン・ジョンは、マイケル・ジャクソンが精神的に病んでいたと話している。かなり昔にマイケルに初めて会ったというエルトンは、長年にわたってマイケルのことが心配だったという。自伝『ミー:エルトン・ジョン』からの抜粋の中で、エルトンは「僕はマイケルが13か14歳だった時から知っている。信じられないくらい可愛らしい少年だった」と回顧。「しかし、それから数年間の間にいつの間にかマイケルは世界から自分を隔離するようになり、エルヴィス・プレスリーがしたように現実からも離れていってしまった」とマイケルの変化をつづった。そして、「彼の頭の中では何が起こっていたのか、一体どんな処方薬を摂取していたのか知る由もない。とにかく晩年に僕が彼に会う時は毎回、かわいそうなこの男は正気を失っていると思った。これは気楽に言っているじゃない、本当に精神的に病んでいた。近くにいるとこちらまで心をかき乱されるような人だった」と記した。また、エルトンはマイケルをパーティーに招待した際のこと振り返り、気が付くとマイケルがその場からいなくなっており、エルトンの家政婦の息子と遊んでいるのところを見つけられたことを明かし、「理由は何であれ、彼は大人と一緒にいることができないように見えた」とつづっている。そんな中、今年公開されたダン・リード監督によるドキュメンタリー映画『ネバーランドにさよならを』に関して、マイケルの家族は、同作は完全なるフィクションで茶番だと一蹴。マイケルから性的虐待を受けていたと主張するジェイムズ・セーフチャックとウェイド・ロブソンに焦点が当てられた同作は、先月クリエイティブ・アーツ・エミー賞にてドキュメンタリー/ノンフィクションスペシャル部門を受賞していた。(C)BANG Media International
2019年10月16日1978年にジョン・トラボルタとオリヴィア・ニュートン=ジョンが主演した『グリース』が、テレビドラマ化されることになった。「Grease: Rydell High」(原題)のタイトルで、ワーナーメディアのストリーミングサービス「HBO Max」で配信されるという。舞台は映画と同じくライデル高校。時代設定も1950年代のままで、その時代のミュージカル曲とともに新しい曲も取り入れて描かれるとのこと。登場人物についてはプレスリリースに、「すでにみなさんがご存知のキャラクターにも、より多くのキャラにも、すぐに会えます」と記されている。ワーナーメディアのロバート・グリーンブラット会長は、「あのミュージカル・スタイルで、みなさんが気に入ってくれる世界を作り上げます。『ハイスクール・ミュージカル』のような体験ができる、楽しいロックンロール・ミュージカルになるでしょう」と自信を語った。製作はパラマウント・テレビジョン、ピクチャースタート、テンプルヒルが行い、後方2社は現在『グリース』の前日譚映画『Summer Lovin』(原題)も手掛けている。2020年春に開始予定の「HBO Max」では、『グリース』のテレビドラマのほか、リブート版「ゴシップガール」、ドラマ版「プラクティカル・マジック」、アニメドラマ版「グレムリン」などが配信されることが決定している。(Hiromi Kaku)
2019年10月16日『ジョン・ウィック』シリーズから、女性が主役のスピンオフが生まれることになった。タイトルは『Ballerina』。主人公は、家族を殺した人に復讐を誓う若い女性。主演女優は決まっていない。キアヌ・リーヴスはエグゼクティブ・プロデューサーを務めるが、出演するかどうかは不明だ。監督は『アンダーワールド』のレン・ワイズマン。『ジョン・ウィック/パラベラム』は、全世界で3億ドル以上を売り上げ、シリーズ最高のヒット作となった。4作目の製作準備も始まっているが、『Ballerina』は最大優先で進められるとのことだ。文=猿渡由紀『ジョン・ウィック/パラベラム』全国公開中
2019年10月09日最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』が日本で公開中の『ジョン・ウィック』シリーズから、スピンオフ映画が誕生する。「Deadline」が報じた。タイトルは『Ballerina』(原題)で、女暗殺者が家族を殺した敵に復讐するという物語。この企画は2年ほど前から始まっていたが、いよいよ具体的になってきた模様だ。このたび、監督に『アンダーワールド』シリーズや『ダイ・ハード4.0』などのアクション映画を得意とする、レン・ワイズマンが就任したことが明らかになった。脚本は『ジョン・ウィック:パラベラム』の脚本家のひとりのシェイ・ハッテン。キアヌ・リーブスの出演は明らかになっていないが、製作総指揮のひとりとして名を連ねている。バレリーナといえば、現在公開中の『ジョン・ウィック:パラベラム』にもバレリーナ集団が登場。中でも、ニューヨーク・シティ・バレエ団のユニティ・フェランがバレリーナの役名でクレジットされているが、スピンオフ映画でユニティが主役を演じるのかは不明とのこと。スピンオフ映画の公開時期は未定だが、『ジョン・ウィック』第4弾は2021年5月21日に全米公開が決定している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年10月09日シンガーのエルトン・ジョン(72)が近著『Me』の中で、エリザベス女王の知られざる一面をつまびらかにしたことをFOX NEWSが報じている。ジョンが王家も臨席するパーティーに出席したときのことだった。エリザベス女王の甥で、第二代スノードン伯爵(当時はリンリー子爵)のデイヴィッド・アームストロング=ジョーンズの妹が体調不良を訴えた。女王は子爵に、控え室へついていって妹の様子を見守るよう頼んだが、会場に残ってパーティーを楽しみたかった子爵はこれに口答えしたという。次の瞬間、女王は手を挙げ、叱責しながら何度も子爵を平手打ちしたと、ジョンは回顧する。「私と(バチン)議論しようと(バチン)するんじゃありません(バチン)私は(バチン)女王ですよ」子爵はたちまちしおらしくなり、妹の介抱を引き受けたのだとか。この様子を見ていたジョンが「女王のパブリックイメージがこんなものではないとは知っているが……プライベートでは彼女はこんなにも愉快な方なのだ」と書いているように、それほど強い力で叩いたわけではないことが推察されるが、恐らくはひれ伏したくなるほどの迫力だったはずだ。この他にも、『Me』には俳優のリチャード・ギアとシルヴェスタ・スタローンが離婚後のダイアナ妃を巡って火花を散らしたというエピソードも収録されているという。
2019年10月07日キアヌ・リーブスが“最強の殺し屋”ジョン・ウィックに扮し、逃亡者となった彼が最後の戦いに挑む『ジョン・ウィック:パラベラム』。この度、ジョン・ウィックの必殺キルスキルをぎゅっと凝縮した特別映像が到着した。今作では、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合によって1,400万ドルの賞金がかけられ、全世界のターゲットとなってしまうジョン。孤独な闘いを強いられるジョンは、伝説の殺し屋ならではの必殺キルスキルで数々の殺し屋たちに対抗していくのだ。到着した特別映像では、本シリーズの代名詞ともいえる銃と体術を組み合わせたキレ味鋭い流麗なアクション<ガン・フー>をはじめ、ナイフを投げつける<ナイ・フー>、バイカーアサシンに飛びかかり敵をバイクから引きずり落す<バイ・フー>。日本刀を使った<刀(トウ)・フー>、バイクチェイスをしながら刀で敵を突き刺しにする<バイ・フー×刀・フー>の合体技も!さらには、愛犬家のジョンが馬の側面に回り込んで身を隠しながらバイカーを射撃する<馬(マー)・フー>や、ソフィア(ハル・ベリー)の愛犬と息の合った連携を見せる<犬(ドッグ)・フー>といった動物とのコンビネーション技も必見。最後には、公共財であることなどお構いなしに、図書館の本を相手の口に押し込んで殴りつける荒技<本・フー>も誕生している。しかも、キアヌはこれらのアクションは“ほぼノースタント”で挑んだ。「本作の構想はとても野心的だから、(撮影の)4ヶ月前からトレーニングを始めたんだ」と準備も怠らないキアヌ。「戦闘シーンは多種多様で、格闘技や銃バトルだけでなく、オートバイ、乗馬、犬なども操るから、トレーニングはとても過酷だった」とふり返り、「でも正直に言うと、それが好きなんだ。僕はこのキャラクターとジョン・ウィックの世界を愛してるんだ」と作品愛も語っている。『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年09月30日『マレフィセント2』のエル・ファニングが主演をつとめ、『ラ・ラ・ランド』スタッフのもと初の本格歌唱シーンに挑んだ青春音楽ムービー『ティーンスピリット』が、2020年1月10日(金)より公開決定。ポスタービジュアルが到着した。イギリスの田舎町、ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組“ティーンスピリット”の予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をした彼女の未来とは――!?主人公のヴァイオレットを演じるのは、『マレフィセント』シリーズでオーロラ姫に抜擢され、Instagramは314万フォロワーを誇るファッショニスタとしても注目されるエル・ファニング。演技派としても名高く、若くして数多くの有名監督の作品に引っ張りだこの彼女が、本作の脚本に惚れ込み自ら出演を熱望。猛特訓の末、劇中で本格的な歌唱シーンに初挑戦している。その脚本を手掛け、メガホンをとったのは、『イングリッシュ・ペイシェント』『リプリー』のアンソニー・ミンゲラ監督を父に持ち、映画『ソーシャル・ネットワーク』や海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」に出演するマックス・ミンゲラ。さらに製作総指揮には、『ロケットマン』でエルトン・ジョンの盟友を好演したジェイミー・ベルも名を連ねている。子どもの頃は俳優か歌手になりたかったというエルの歌唱力について、ミンゲラ監督は「劇中のパフォーマンスシーンは彼女の実際の歌声を収録しているのだけど、これがとてつもなく貴重な素材になった。映画を観るみんなはきっと彼女の歌声に驚愕すると思う」と大絶賛。今回解禁されるポスタービジュアルでも髪を振り乱し熱唱するエルの姿は、魂のこもった歌声がいまにも聴こえるような期待の高まるビジュアルとなっている。さらに、本作には主人公ヴァイオレットの心情を代弁するかのように、全編に数々のヒットソングが散りばめられている。ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセン、エリー・ゴールディングといった人気アーティストのヒットソングが『ラ・ラ・ランド』音楽スタッフによるオリジナル・アレンジで登場。さらに、最も活躍が期待されるミレニアル世代のポップスター、シグリッドの「Don’t Kill My Vibe」をエルが渾身のパフォーマンスで披露する。『ティーンスピリット』は2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月24日ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)と劇団EXILE・鈴木伸之がコラボレーション。ユニセックスのルームウェアが、2019年10月15日(火)よりピーチ・ジョン新宿三丁目店で先行発売された後、10月16日(水)より全国のピーチ・ジョンストアなどで販売される。劇団EXILE・鈴木伸之とコラボピーチ・ジョンと劇団EXILE・鈴木伸之のコラボレーションコレクションにラインナップするのは、ペアルックとしても着用可能なユニセックスのルームウェア全3型。全て鈴木伸之監修のもとデザインされたもので、ピーチ・ジョンが男性俳優とルームウェアのコラボレーションを行うのは、今回が初めてとなる。愛犬「サンちゃん」がモチーフ展開される「ユニセックスT」「ホイップリーフーディ」「プリンテッドパジャマ」には、このコラボレーションで初披露となる鈴木の愛犬「サンちゃん」をメインモチーフとして採用した。ユニセックスT「ユニセックスT」には、「サンちゃん」のポラロイド写真をプリント。鈴木の手書きメッセージと愛犬の名前に掛けた「SUNshine」ロゴもあしらっている。サイズは、鈴木のTシャツを借りたような気分が味わえるようにと、あえてのワンサイズで用意。女性はヒップが隠れるほどのオーバーサイズで、男性は腰骨下ほどの丈感で着用できる。ホイップリーフーディ手持ちのルームウェアにさっと羽織りたい「ホイップリーフーディ」は、ふんわりとした素材で仕立てられたストライプ柄のフーディ。ポケットにあしらった「サンちゃん」モチーフがポイントだ。男女共に着用しやすいネイビー、グレーといったシックなカラーバリエーションを揃える。プリンテッドパジャマ暖かい裏起毛素材を使用した「プリンテッドパジャマ」は、無地のスウェットトップスと、遊び心溢れるイラストを散りばめたパンツをセットに。ストライプ地に映画館を彷彿とさせるポップコーンなどのグラフィックをあしらった「シネマ」と、「サンちゃん」のイラストを配した「ドッグ」の2種類を用意した。【詳細】ピーチ・ジョン×劇団EXILE・鈴木伸之 コラボレーションルームウェア先行発売日:2019年10月15日(火) ピーチ・ジョン新宿三丁目店発売日:10月16日(水)販売店舗:全国のピーチ・ジョンのストア、公式通販サイトアイテム例:・鈴木伸之×PJ ユニセックスT 3,980円+税サイズ:Mカラー:オフホワイト、チャコール・鈴木伸之×PJ ユニセックスホイップリーフーディ 6,980円+税サイズ:Mカラー:ネイビー、グレー・鈴木伸之×PJ ユニセックスプリンテッドパジャマ 6,980円+税サイズ:S/M、M/L、Lカラー:シネマ、ドッグ【問い合わせ先】ピーチ・ジョンTEL:0120-066-107
2019年09月21日エルトン・ジョンが音楽を手掛けるミュージカル版『プラダを着た悪魔』の公演が、来年夏にスタートする。場所はシカゴのジェームス・M・ネダーランダー・シアターで、2020年7月14日から8月16日まで。監督は『8月の家族たち』でトニー賞演劇演出賞を受賞したアンナ・D・シャピロで、エルトンは音楽、シャイナ・トーブが作詞を担当する。エルトンはこれまでも『ビリー・エリオット』、『ライオン・キング』、『アイーダ』のミュージカルの音楽を手掛けて成功させてきた。脚本は『アダムス・ファミリー2』や『ファースト・ワイフ・クラブ』のポール・ラドニック。公演日やキャストについては後日発表されるとのこと。同作はシカゴでの公演後、ニューヨークのブロードウェイデビューが決まっているが、具体的な時期は明らかになっていない。ローレン・ワイズバーガー著の同名小説を原作とした映画『プラダの悪魔』は、公開当時に大ヒットを記録し、10年以上経ったいまも多くの女性から支持されている。ファッション誌の編集部で、悪魔のような編集長のもとで働くアンドレアを演じたアン・ハサウェイの代表作の1つでもある。(Hiromi Kaku)■関連作品:プラダを着た悪魔 2006年11月18日より日比谷スカラ座ほか全国にて公開©2006 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年09月19日英国の歌手アデル(31)が、夫で実業家のサイモン・コネッキ(45)との離婚を申請したことがわかった。TMZが速報で伝えている。アデルとコネッキは2011年に交際を開始。翌年には長男アンジェロが生まれ、その後極秘に結婚したが、2017年まで結婚した事実を明かさなかった。連れ立って公の場に現れたことは極めて少なかったが、最後にツーショットが目撃されたのは今年1月、ステイプルズ・センターで行われたエルトン・ジョンのコンサートだった。その3カ月後、アデルはPEOPLE誌に「パートナーとは別々の道を歩むことになりました。息子は共に大切に育てていきます」と声明を発表していた。英国の複数の報道によると、2人は婚前契約は結んでいないという。
2019年09月13日エルトン・ジョンの半生をタロン・エジャトン主演で映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』。この度、エルトン自身が「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」と語る通りに繰り広げられる、華やかなミュージカルシーンの舞台裏に迫る特別映像が到着した。8月23日(金)より日本で封切られると、公開から3日間で興行収入約1億8,268万円を記録、さらに公開初日から“ロケットマン”が作品通算3度目のTwitterトレンド入りを果たす大ヒット“ロケット”スタートを切った本作。今回到着したのは、「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」、「SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」、「THE BITCH IS BACK/あばずれさんのお帰り」など、本作の見どころであるミュージカルシーンの数々の裏側を捉えた特別映像。製作総指揮を務めたエルトンの「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」という言葉通りに、本作では現実とファンタジーが入り混じったようなミュージカルシーンが数多く登場。本映像では様々なミュージカルシーンの舞台裏が映されていくなか、特にL.A.の伝説的ライブハウス“トルバドール”での一夜を再現した「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」のシーンについて、デクスター・フレッチャー監督が「空想と想像力にあふれた物語になった。彼の人生を決定づけた瞬間を感動的にしたくて、全員を浮かせた。我ながら良いシーンだ」と、その出来映えに自信を見せる場面も。さらに、ミュージカルシーンの要となる振付師を務めたアダム・マレーも「振付師にとって夢のプロジェクトだ。200人で踊るシーンもある。現実の世界を飛び出すから可能性は無限大。何でもアリだ」と語るように、非凡なミュージカルシーンの数々をふり返っている。エルトン本人を演じたタロンは、自身が全編歌って踊った本作のミュージカルシーンについて「本作はミュージカル映画で実際に僕が歌っている。だからこれまでの作品よりも僕の声が多く聞けると思う。そのことを誇りに思ってるよ」とコメント。「本作は製作プロセスがとても魅力的だった。自分たちで、一から作り上げた作品だ。往年の名曲たちを壊さない程度に自由にアレンジすることができたんだ。エルトン本人が製作に加わったのも大きかった。どこまでやっていいのかをエルトンと話し合うことができたからね。音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンの完璧なセンスだけでなく、そのほかにもものすごいスキルの持ち主がいた。それらの要素が集まって事実に忠実でありつつ、大胆な作品になっているよ」とその魅力を熱弁している。すでに鑑賞済の観客からも「号泣した!」「これまでのどの音楽映画とも違う、最高のミュージカル」と絶賛のコメントが相次いでいる本作。その目玉となるミュージカルシーンに注目だ。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年09月03日『キック・アス』や『キングスマン』を監督したマシュー・ヴォーンが、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』でプロデューサーを務めている。エルトン・ジョン本人から脚本を託されたヴォーンは「この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない!」と強く思ったという。マシュー・ヴォーンと言えば数々のヒット作でメガホンをとる“監督”のイメージが強いが、実はプロデューサーのキャリアの方が長い。彼はガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』でプロデューサーを務め、自身が監督していない『X-MEN:フューチャー&パスト』でも製作陣に名を連ねている。そんな彼がエルトン・ジョンに会ったのは自身が監督した『キングスマン:ゴールデン・サークル』の頃。あの映画でエルトンはあらゆる紳士たちをなぎ倒すほどの怪演を見せたが、そこで彼はヴォーンに長年に渡って温め続けている脚本を手渡した。それはエルトンと彼の夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュが10年以上かけて脚本家と練ってきたものだ。「読んでみたらとても素晴らしい内容でした。もともと僕はエルトンの音楽が大好きだったので、この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない! という気持ちになりました」そこで彼はプロジェクトへの参加を決めたが少しだけ残念なこともあったようだ。「自分で監督したい気持ちもあったのですが、他の作品も手がけていてスケジュール的に自分で監督するのは難しかった。ですから、この作品を通じて残念だったのは……自分で監督したかった! その一方でよかったことは、この作品を自分でプロデュースできたことです」自分で演出もできるヴォーンが、本当は自分でメガホンをとりたかったプロジェクトを誰に託すのか? 彼はすぐさまデクスター・フレッチャー監督に声をかけた。本作で主演を務めたタロン・エガートンとタッグを組んで『イーグル・ジャンプ』を監督した才人だ。「デクスターはキャストと仕事をするのが本当に上手で、彼らの居心地をよくして最高のパフォーマンスを引き出す特別な能力を持っているんですよ。それに彼は人とコラボレーションするのが好きな人。彼は毎日、撮影現場にポジティブな気持ちと情熱をもたらしてくれる人です」ちなみに撮影に際し、映画のモデルになっているエルトン・ジョン本人は作品に対して干渉したり、自分を美化して描くように要求することは一切なかったという。「彼はこの映画を作るにあたって、自分の良い時も悪い時も誤魔化さずにすべて描いてほしいと、何かを改変することは絶対にしないでくれと言ってくれました。ですから、この映画におけるエルトンの最大の貢献は“この生を生きてくれた”ことですね。彼が生き抜いてくれたから、この物語が僕たちのもとにやってきたわけですし、素晴らしい音楽もつくってくれました。そして何よりもこの物語を僕たちに綴らせてくれた……これも大きな貢献ですね」映画で語られるエルトンの人生は決して順風満帆なものではない。幼少期に両親から愛されずに育った彼はいつも本当に自分を直視できずに、現実から遠く離れた華やかな場所や時間を求めて疾走する。結果的に彼はロック・スターになるが、彼の中の孤独や哀しみが消えることはない。ヴォーンは「王様であっても、ただ道を歩いている人であっても不安を感じたり、人とのつながりを感じたり、泣いたり笑ったりするのは同じ」という。「エルトンと私たちもそうです。彼は自分のことを否定されたり、依存症になってしまう人生を歩んできましたが、私たちも人生の中で自分を受け入れられなかったり、愛を求めているけどその愛を手に入れられなかったり、不幸せな気持ちなってしまった経験をしていると思います。エルトンは驚異的な音楽の才能に恵まれた結果、独特のライフスタイルを築きましたけど、根底では彼も僕たちも普通の人間です。だから多くの人がこの映画に共感してくれたのだと思います」ヴォーンが手がける作品は『キングスマン』にせよ、『キック・アス』にせよ、どれもトリッキーでド派手で情報が雪崩れのようにやってくるが、観ているといつしか共感したり、感動したりしてしまう作品ばかりだ。今回、彼はプロデュースにまわったが、彼の信念や物語に対する価値観は『ロケットマン』にもしっかりと息づいている。『ロケットマン』公開中
2019年08月30日マシュー・ヴォーン監督作『キングスマン』シリーズで脚光を浴び、瞬く間にスターダムを駆け上ったイギリス人俳優タロン・エジャトン。鍛え上げられた筋肉質のボディと、その色気とは相反したキュートでノーブルな笑顔のミスマッチがたまらない魅力を醸し出している。そんなタロンが主演する2作品が相次ぎ公開。1作目はすでに公開中のエルトン・ジョンの自伝的ミュージカル『ロケットマン』。そして、この秋にはタイトルロールを担った『フッド:ザ・ビギニング』(10月18日公開)が待機中!どちらもタロンの魅力がこぼれ出る、エンターテインメント大作だ。全曲吹き替えなしで抜群の歌唱センスを披露『ロケットマン』全世界で3億枚以上のレコード売上を記録し、5度のグラミー賞を受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョン。本作は彼がピアノの神童レジナルド・ドワイトだった60年代以前から、 “エルトン・ジョン”として名声を獲得していく90年代までを追ったミュージカル・オデッセイだ。両親に愛されず育った子ども時代と若くしての成功、そして恋人の裏切りやアルコール&薬物依存症との闘いなど。華々しいキャリアの裏に隠された孤高のアーティストの光と影を、美しい旋律とともに圧倒的なスケールをもってエンターテインメント色豊かに描いている。タロンとエルトンの不思議なつながりティーンエイジャーの頃から合唱やミュージカルに参加し、アンソニー・ホプキンスやアラン・リックマンほか実力派俳優を多数輩出した、イギリスが誇る王立演劇学校で演劇を学んだタロン。並みいる強敵を前に歌唱コンテストで優勝を果たすなど、この頃から歌唱力でも高く評価されていたという。実はこの演劇学校への入学オーディションで、彼はエルトンの「Your Song」を歌い狭き門を突破している。またミュージカルアニメ『SING/シング』(2016年)でゴリラのジョニー役のボイス・キャストを務めたことは周知の通りだが、この作品内で歌って喝采を受けたのもエルトンの往年の名曲「I’m Still Standing」だった。タロンが“歌える役者”であることを知る本作のプロデューサー、マシュー・ヴォーンは、歌唱力のほかにもタロンの体格が若い頃のエルトンと似通っていることを指摘。それと同時に、タロンの中にエルトンと同様の「人間的な強さの裏に隠れた、脆さや弱さ」を見出したのだと抜擢の理由を語っている。タロンはその期待に応え、唯一無二の天才アーティストを圧倒的な歌唱力と表現力で演じ切った。今回エルトンのヒットナンバーがずらりと登場するが吹き替えは一切なし。タロンが全て自ら歌い上げているのだ。魂が震えるほど繊細で美しい、タロンによる「Your Song」一方本作では、50年間に渡り仕事を共にしてきた作詞家、バーニー・トーピンとのパートナーシップも“エルトン・ジョン”を構成する重要なファクターの1つとして描かれる。一度はたもとを分かちながらも、エルトンの心の支えであり続けたバーニー。2人の幸福なマリアージュを実感できるのが、「Your Song」が形作られていく魂が震えるほど繊細で美しいシーンだ。タロン演じるエルトンの繊細な感性が1音また1音と音符を手繰り寄せながら、メロディをつむいでいく奇跡。偉大なるクリエイションに対する、リスペクトが詰まった名シーンと言えるだろう。この往年のコンビは本作のために新曲「(I’M GONNA)LOVE ME AGAIN」を書き下ろしている。“あるがままの自分を愛する”という映画のテーマが投影されたこの曲を、タロンとエルトンがともに歌い上げるエンドロールもお楽しみに!卓越した身体能力から繰り出される超絶アクション『フッド:ザ・ビギニング』一方、彼の一番の魅力としてアクションを挙げる人も多いだろう。レオナルド・ディカプリオが製作を務める『フッド:ザ・ビギニング』は、<ロビン・フッド伝説>を基に紡がれたハイパーシューティグ・アクション。 “ロビン・フッド”に扮したタロンの超絶アクション&正統派イケメンぶりに魅了されること請け合いだ!タロンが演じる「2つの顔を持つ男」イングランドの若き領主ロビン・ロクスリーは、十字軍の兵士に徴兵され異国に赴く。その4年後ようやく帰国したロビンは、「戦死」と誤報されたことで領地や財産を失い、その上恋人や領民が追放されていたことを知る。その陰に政府の腐敗を感じ取ったロビンは、最強戦士ジョンとともに悪を懲らしめる盗賊となるのだ。表の顔:世渡り上手で傲慢な領主ロビンは戦士ジョンから、州政府内部に深く潜るスパイになるよう勧められる。そこで昼間は傲慢な世渡り上手の領主ロクスリーとして、裏の顔で得た盗品を資金源に、州長官に取り入り中枢へと迫っていく。徴兵される前は裕福な領主だったロクスリー。気高い心を持つマリアンの愛を勝ち取る姿や気品を感じさせる立ち振る舞いは必見。この表の顔ではセクシーなタロンを堪能できる。裏の顔:正義をつらぬく盗賊その一方で夜は顔を頭巾=フッドで隠し、州政府の資金を奪うロビン。その金を貧しい人々に分け与えることで平民たちの信頼を得ていくが、事態を重く見た枢機卿がローマから来訪するという千載一遇のチャンスに危険を顧みず飛び込んでいく。民衆を率いる真のリーダーとしての真価を問われるロビン。迷いながらも、肉体的・精神的に成長していく情熱的な姿にはドキドキさせられっぱなしだ。この裏の顔ではタロンの精悍でワイルドな魅力を存分に味わおう。スタイリッシュなハイパー・アクション出世作『キングスマン』シリーズで華麗なる“パルクール”を披露していたタロン。身体能力の高さは疑いようもないが、本作ではさらに高難度の技に挑戦している。今回、ジョンの導きにより弓矢の名手となるロビンを演じたタロンは、弓の早撃ちを収得するためアーチェリーの達人の元で徹底的な指導を受けたという。その特訓の甲斐あって、どんな体勢からも矢を放つという高度な技術を体得し、自らのシューティングアクションを全て担当。早撃ちはもちろん、“ふり向きざまの弓引き”や“空中回転からの連射”など、アクロバティックな離れ技を披露している。中世に伝わる伝説を基に、既成概念にとらわれず自由な発想で描かれた本作。ド迫力で繰り広げられるカーアクションばりの馬車の疾走シーンや、ガトリング砲かと錯覚するような弓引きデバイスなど見どころは満載だ。その一方で愛する者への想いに揺れ、リーダーに起つことを逡巡するなど、ロビンの迷う姿は共感を誘う。この作品では「葛藤しながらも情熱をもって覚醒し、予想もしなかったポテンシャルを発揮する」という現代にも通じる人間の可能性も描かれている。スタイリッシュな<現代のスーパーレジェンド>に生まれ変わった『フッド:ザ・ビギニング』。タロンの新たなる魅力を堪能できるのはもうすぐ!確かな演技力で様々な役柄を演じ分けるタロン・エジャトン。抜群の歌唱力で魅せ、卓越した身体能力で他を圧倒するタロン主演2作にご注目あれ。(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月29日あの「ライオン・キング」が、世界最高峰の“キング・オブ・エンターテイメント”へと進化する。それは圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による、映画の世界に入り込むような未知の映像体験!すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語が、この夏、全人類の心をふるわせる──。【チケット情報はこちら】日本興収100億円を突破した『アラジン』を超えて、全世界興行収入は歴代トップ10に入る快挙を成し遂げている『ライオン・キング』。日本でも今月9日に公開され、日本中が『ライオン・キング』に夢中になるなか、世界初のライブ・オーケストラ上映が日本で行われ、23日昼公演にはスペシャルアンコールイベントが開催された。国内外の1流演奏家が一丸となって創立された“THE ORCHESTRA JAPAN オーケストラ・ジャパン”の団員80名による生演奏は、118分の上映中100分にも及び、映画全編にシンクロ。”心震わすキング・オブ・エンターテイメント“に相応しい壮大な映像と音楽が、生オーケストラで堪能できるのは日本が初めてという催しに、プレミアム吹替版でシンバを演じた賀来賢人と、ナラ役の門山葉子が登場。世界中で大ヒットとなった本作について賀来は「普段あまり“作品を見た”と言わない友人知人たちから、過去最高の反響を頂いている。これが『ライオン・キング』の力だと実感している。“超実写”の映像の美しさと迫力も魅力ですが、『愛を感じて』、『ハクナ・マタタ』など世代年齢を問わず愛される音楽が理由のひとつ」、門山は「本作ではドナルド・グローヴァーさん、ビヨンセさんが『愛を感じて』を歌っていて、長年愛されてきた楽曲に新しさがある」と語った。そして賀来は、自身が務めたプレミアム吹替版について「特に印象的なのは『愛を感じて』。シンバとナラが再会して、友情や愛、悩みや葛藤といった、僕たちが普段生きているテーマが詰まった繊細な曲。門山さんと丁寧に作った実感があるので注目してほしい」と見どころをアピールした。最後に、エルトン・ジョンが作曲し、アカデミー歌曲賞&ゴールデングローブ主題歌賞のW受賞を果たした愛の賛歌「愛を感じて」を2,000人の観客の前で息のあったデュエットを披露。大迫力のフルオーケストラと、伸びやかなふたりの歌声はまさに”キング・オブ・エンターテイメント“の名にふさわしく観客を圧倒。歌唱が終わるとスタンディングオベーションが鳴り響き、イベントは大盛況のうちに終了した。大阪はフェスティバルホールにて8月27日(火)、名古屋は名古屋国際会議場にてファイナルを迎える。チケットはぴあで発売中。
2019年08月26日ディズニーの名作アニメーションを最新の映像技術を駆使して新たに描いた『ライオン・キング』が全世界で驚異的なヒットを記録している。北米だけで興収5億ドルを突破しており、日本でも大ヒット。何度も劇場に足を運ぶ観客も多いが、本作が長年に渡って愛され続ける理由のひとつに“音楽の力”があるようだ。本作はライオンの王ムファサの子として生まれたシンバが、様々な苦難を乗り越え、自分は何者なのかを見出し、自身が進むべき道を見出していくまでを描いた超大作。1994年にアニメーション映画が公開され、1997年からは舞台ミュージカルがスタート。そして今夏に全世界で“超実写版”と銘打たれた映画が公開されているが、そのすべてにおいてハンス・ジマーとエルトン・ジョンが作曲を、ティム・ライスが作詞を手がけている。多くのディズニー作品同様、本作も観客から愛され続けるミュージカル・ナンバーが揃っている。『サークル・オブ・ライフ』や『王様になるのが待ちきれない』『愛を感じて』など名曲のオンパレードで、公開中の映画でもドナルド・グローヴァー、ビヨンセ・ノウルズ=カーターら実力派キャストの歌唱を楽しむことができる。その一方で本作を支え、魅力を増す効果をあげているのが名匠ハンス・ジマーが手がける音楽だ。ジマーはこれまでに数々の映画音楽を手がけてきた音楽家で、『ダークナイト』『ダンケルク』などでは短いフレーズを繰り返すことで場面の緊迫感を高める楽曲を生み出し、『パイレーツ・オブ・カリビアン』では観る者をワクワクさせるおなじみのテーマを作曲。他のミュージシャンとのコラボレーションも積極的に行っており『アメイジング・スパイダーマン2』ではファレル・ウィリアムズ、ジョニー・マーらとタッグを組んで音楽を制作した。『ライオン・キング』でもジマーは幅広いジャンルの楽曲を手がけており、映画全編に渡って音楽を制作。先ごろ東京で初演され、27日(火)には大阪、29日(木)には名古屋で公演が予定されている『ライオン・キング』ライブ・オーケストラでも、楽団は映画のほぼ全編に渡って何らかの音楽を演奏。ステージ上に設置されたスクリーンに合わせて目の前で生演奏されることで改めてわかることだが、『ライオン・キング』には“歌”以外にもあらゆる場面で、細かく細かく音楽がついている。観る者の緊張感を高めていくような激しい楽曲、キャラクターの感情をより深く伝えるような短いメロディなど“主張しすぎず、しかし確実に物語を前に進める”音楽の数々は観客を物語に没入させ、感動を倍増させてくれる効果がある。『ライオン・キング』における音楽は、作品を象徴するようなものもあるが、同時に何度も何度も観たくなる“物語を推進する補助エンジン”のような役割を果たしている。今回の“超実写版”は映像技術のスゴさに圧倒される人が多いようだが、ストーリーやビジュアルが頭に入った段階で、改めて音楽に注目して観ると、何度も楽しんだ『ライオン・キング』を違った角度から楽しめるはずだ。『ライオン・キング』ライブ・オーケストラ8月27日(火) 19時開演フェスティバルホール(大阪)8月29日(木) 19時開演センチュリーホール(名古屋)作曲:ハンス・ジマー 指揮:ニコラス・バック管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪)セントラル愛知交響楽団(大阪)字幕版上映3歳以下のお客様のご入場は不可膝上鑑賞不可お一人様1枚チケットが必要『ライオン・キング』公開中
2019年08月26日8月24日、25日の全国映画動員ランキングは、公開6週目の『天気の子』(全国359館)が先週2位から順位を上げて再び首位を飾った。公開3週目の『ライオン・キング』(全国374館)は先週1位から2位に、田中圭主演の人気ドラマを映画化した『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(全国314館)は初登場3位になった。そのほか新作では、エルトン・ジョンの半生をタロン・エガートン主演で描いたミュージカルファンタジー『ロケットマン』(全国321館)は初登場6位。『レイトン』シリーズの日野晃博、スタジオジブリ出身の百瀬義行監督、音楽家の久石譲がタッグを組んだアニメーション『二ノ国』(全国320館)は初登場7位になった。次週は『ガーンジー島の読書会の秘密』『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』『トールキン旅のはじまり』『ハリウッド1969シャロン・テートの亡霊』『引っ越し大名!』『ブルー・ダイヤモンド』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『天気の子』2位『ライオン・キング』3位『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』4位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』5位『トイ・ストーリー4』6位『ロケットマン』7位『二ノ国』8位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』9位『ペット2』10位『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
2019年08月26日『ロケットマン』ではエルトン・ジョンを演じ、素晴らしい歌声を披露しているタロン・エジャトンを主演に、レオナルド・ディカプリオを製作に迎えた『フッド:ザ・ビギニング』が10月18日に公開。この度、本作の最新予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど錚々たるハリウッド俳優が演じてきたロビン・フッド。これまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれ、タロンがエルトン・ジョンの次は伝説のヒーロー、ロビン・フッドを熱演する。今回解禁となった本予告では、表の顔は領主、裏の顔は盗賊というロビン・フッドが、その生き方に苦悩しながらも、かつての領民たちのために、そして愛する女性のために悪に立ち向かっていく姿が描かれている。何と言ってもロビン・フッドといえば、弓矢の名手。本作ではこれまでのロビン・フッド像とは異なる、非常にアクロバティックで斬新な弓の使い方が多く見られる。建物から飛び降りながら敵を矢で射ぬき、また空中を回転しながら矢を連射するシーンを、タロンはスタントなしで挑んだそう。本作撮影にあたって、タロンは現代最強の弓使いと評されネットでも話題のラーズ・アンデルセンから指導を受けた。そのトレーニングの結果、このアクロバティックな弓使いを習得したタロンはまさしく現代のロビン・フッドとなった。また、自身が一躍有名になった『キングスマン』シリーズのスパイガジェットを駆使するアクションとはひと味違う、正統派の肉体アクションを披露しており、タロンの新たな魅力を存分に味わえる作品といえそうだ。併せて解禁された本ポスタービジュアルでは、ロビン・フッドを演じるタロンと、ロビンを史上最速の弓の“早打ち”の達人に鍛え上げ、信頼と友情で結ばれるジョンを演じるジェイミー・フォックスの姿が収められており、「反逆者か、ヒーローか。」という印象的なキャッチコピーが添えられている。弓を引くロビンの背後に、彼を守るかのように武器を力強く構えるジョンのビジュアルからは、2人の強い絆を感じさせ、このバディの活躍をスクリーンで観るのが待ち遠しくなるビジュアルとなっている。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月26日