3月31日(木)に開催される「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」。さだまさしや平原綾香、映画『平成モスラシリーズ』『宇宙兄弟』、ドラマ『大地の子』など、誰しも一度は聞いたことのある曲を作ってきた作曲・編曲家の渡辺俊幸が全面プロデュースする本公演。オーケストラに「ディズニー・オン・クラシック」などで知られる“オーケストラ・ジャパン”、そしてスペシャルゲストにゴスペラーズとGILLEを迎える。渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL” チケット情報本公演は、渡辺の“クラシックに興味のない方にもオーケストラサウンドの魅力を知ってもらいたい”というテーマから生まれたもの。オーケストラの演奏とゴスペラーズやGILLEという組み合わせは意外だが、「ゴスペラーズはオーケストラが必要ないところで勝負していくアーティストだけれども、例えば海外ではそれがゴージャスな形でアレンジされるようなケースもあって。そういう海外の本格的なアーティストのレベルを日本で実現するにはうってつけのアーティスト」と語る。GILLEが挑戦する『夢やぶれて』(『レ・ミゼラブル』より)は、「楽曲はすべて今回のために僕がアレンジしています。自分で言うのもなんですが『夢やぶれて』のいろんなオーケストラのアレンジも聞きましたが、どれよりもいい(笑)。大げさじゃなく、最高峰のものがきたという楽しみを持ちながら聴きに来てほしいなと思います」と太鼓判を押す。渡辺が本公演で体験してほしいこと、それは「オーケストラの演奏を“生で”聴く」ということだ。「40年ほど前にボストンで生まれて初めて生でフルオーケストラの演奏を聴いたんです。それでものすごく感動したんですね。こんな素晴らしいものをなんで今まで聴いていなかったのか、と。レコードでは聞いていたけど、生で聴くのは格別で。でもクラシックは敷居が高いので、なかなかチャンスがない。そのチャンスを作ることは自分の役目なんじゃないかって思ったんですよ。そうすることで自分と同じ体験をする人が増えるのではないかと。だから、(本公演は)ラスベガスのショーを観に来るような気持ちで来てもらいたいんです」楽曲も聴きやすいものを用意している。「映画『平成モスラ』から組曲『平成モスラ』という楽曲も今回まとめあげました。当時、映画のために書いた楽曲をオーケストラでよりゴージャスに」クラシックの殿堂・サントリーホールという場所にもこだわった。「歌とピアノにはPAを通しますが、あとはスピーカーを通してないオーケストラの音が聞こえてきます。こんなにきれいな音なんだねって意識してもらうとうれしいです」「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」は3月31日(木)、東京・サントリーホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月04日3月31日(木)に開催される「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」。さだまさしや平原綾香、映画『平成モスラシリーズ』『宇宙兄弟』、ドラマ『大地の子』など、誰しも一度は聞いたことのある曲を作ってきた作曲・編曲家の渡辺俊幸が全面プロデュースする本公演。オーケストラに「ディズニー・オン・クラシック」などで知られる“オーケストラ・ジャパン”、そしてスペシャルゲストにゴスペラーズとGILLEを迎える。渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL” チケット情報本公演は、渡辺の“クラシックに興味のない方にもオーケストラサウンドの魅力を知ってもらいたい”というテーマから生まれたもの。オーケストラの演奏とゴスペラーズやGILLEという組み合わせは意外だが、「ゴスペラーズはオーケストラが必要ないところで勝負していくアーティストだけれども、例えば海外ではそれがゴージャスな形でアレンジされるようなケースもあって。そういう海外の本格的なアーティストのレベルを日本で実現するにはうってつけのアーティスト」と語る。GILLEが挑戦する『夢やぶれて』(『レ・ミゼラブル』より)は、「楽曲はすべて今回のために僕がアレンジしています。自分で言うのもなんですが『夢やぶれて』のいろんなオーケストラのアレンジも聞きましたが、どれよりもいい(笑)。大げさじゃなく、最高峰のものがきたという楽しみを持ちながら聴きに来てほしいなと思います」と太鼓判を押す。渡辺が本公演で体験してほしいこと、それは「オーケストラの演奏を“生で”聴く」ということだ。「40年ほど前にボストンで生まれて初めて生でフルオーケストラの演奏を聴いたんです。それでものすごく感動したんですね。こんな素晴らしいものをなんで今まで聴いていなかったのか、と。レコードでは聞いていたけど、生で聴くのは格別で。でもクラシックは敷居が高いので、なかなかチャンスがない。そのチャンスを作ることは自分の役目なんじゃないかって思ったんですよ。そうすることで自分と同じ体験をする人が増えるのではないかと。だから、(本公演は)ラスベガスのショーを観に来るような気持ちで来てもらいたいんです」楽曲も聴きやすいものを用意している。「映画『平成モスラ』から組曲『平成モスラ』という楽曲も今回まとめあげました。当時、映画のために書いた楽曲をオーケストラでよりゴージャスに」クラシックの殿堂・サントリーホールという場所にもこだわった。「歌とピアノにはPAを通しますが、あとはスピーカーを通してないオーケストラの音が聞こえてきます。こんなにきれいな音なんだねって意識してもらうとうれしいです」「渡辺俊幸PRESENTS“THE SYMPHONICSOUL”」は3月31日(木)、東京・サントリーホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月04日和楽器ユニットAUN Jクラシック・オーケストラが4月9日(土)に東京・上野恩賜公園野外ステージでライブ「AUN J クラシック・オーケストラ 桜祭り 2016」を開催する。同公演は昨年初開催され、今回が2度目。【チケット情報はこちら】AUN Jクラシック・オーケストラは「和楽器をかっこよく、わかりやすく」をテーマに、鬼太鼓座出身の井上良平、井上公平による双子ユニット「AUN(あうん)」ほか和楽器界で活躍するメンバーが結成したユニット。これまでに、国内では伊勢神宮や吉野の蔵王堂といった文化遺産、海外ではフランスのモンサンミッシェル、カンボジアのアンコールワットなどの世界遺産で演奏を行うなど、国際的に活躍している。1月23日(土)14時からはBS日テレにて、AUN Jクラシック・オーケストラが出演する特番の再放送「ONE ASIAへの道 2015 ラオス編~和楽器奏者たちが紡いだアジアの絆~」が行われる。チケットの一般発売は3月5日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、チケットぴあでは先行を実施中。受付は1月28日(木)午前11時まで。■AUN J クラシック・オーケストラ 桜祭り 2016日時: 4月9日(土)開場14:00 / 開演15:00※12:00より飲食エリアのみ開場会場:上野恩賜公園野外ステージ(東京都)料金:全席自由前売大人(高校生以上)4,500円/学生(中学生以下)2,000円※未就学児膝上無料、席が必要な場合有料※ドリンク代別・整理番号有■BS日テレ「ONE ASIAへの道 2015 ラオス編~和楽器奏者たちが紡いだアジアの絆~」放送日時:1月23日(土)14:00~15:55
2016年01月22日エレクトロニック・ミュージック、テクノ・シーンのパイオニアとして知られるDJ・プロデューサーのジェフ・ミルズがオーケストラとコラボレーションするイベント「爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団クラシック体感系 ~時間、音響、そして、宇宙を踊れ!」が、3月21日(月・祝)、Bunkamura オーチャードホールにて開催される。ジェフ・ミルズは、DVD作品「Blue Potential」として発売されたフランスのモンペリエ国立管弦楽団との共演以降、ヨーロッパ各国で開催されたコラボレーション・イベントに精力的に出演。これまでに50,000人以上を動員している。テクノミュージシャンとクラシックオーケストラのコラボレーションが実現するのは、日本では初めてのこととなり、ヨーロッパで話題沸騰中のステージをリアルで体感できる最初の機会となるため、幅広い層のミュージックファンたちから注目が集まっている。本イベントは、フリー・エディターの湯山玲子が主宰するクラシック音楽のトーク&リスニング・イベント「爆クラ!」の一環として行われる初のリアルライブだ。当日のナビゲーションも担当する湯山は「クラシック音楽をより自由にするこの試みを通して、クラシック音楽の新たなファンが増えて欲しい!」と呼びかける。今回管弦楽を担当しジェフ・ミルズとセッションを繰り広げるのは、栗田博文が指揮する名門、東京フィルハーモニー交響楽団だ。当日は2部構成となり、第1部では旧ソ連の3巨匠のひとり、ハチャトゥリアンの「バレエ音楽『ガイーヌ』より レスギンガ」、坂本龍一の「Anger」など、第2部ではジェフ・ミルズが宇宙飛行士・毛利衛との対話に着想を得て制作したアルバム「Where Light Ends」や彼のヒットアンセム「The Bells」などが演奏される予定。また昨年にデビューアルバム「List」を発表した21歳のピアニスト・反田恭平のゲスト出演も決定している。ぜひこの機会に、カテゴリーミックスされた音楽の新潮流を体感してみてはいかが?先行チケットはすでにソールド・アウト。一般発売は1月30日(土)より開始予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日3月31日は“ミミにイチ番”という語呂合わせから「オーケストラの日」に制定されている。文京シビックホールにて首都圏の全12楽団が一堂に会し、「オーケストラの日2016」を開催。無料のイベントに加え、この日のために選抜されたメンバーで結成され、指揮に川瀬賢太郎、ヴァイオリンにレイ・チェンを迎えたオーケストラによるコンサートも開催される。「オーケストラの日2016」の公演情報オーケストラの日は日本オーケストラ連盟により2006年に制定され、全国各地で様々な催しが行われる。2007年より始まり今年で10回目を迎える「オーケストラの日 2016」では、クラシックファンはもちろん、オーケストラになじみのないという方や、子どもたちもその魅力に触れることができるイベントを企画している。バックステージツアーでは、オーケストラが演奏される舞台裏がどうなっているのかを見学できるほか、小ホールではオーケストラ・メンバーによるミニコンサートも開催。0歳児も入場可能なので、お子さんが小さくてなかなかクラシックコンサートに行けないというお父さん、お母さんも一緒に生の演奏を楽しめる。また“ゲネプロ”とよばれるオーケストラの本番前の最終リハーサルの様子も公開(※4歳から入場可)。映画や舞台などでオーケストラを扱った作品では、団員同士のトラブルや指揮者への不満などがコミカルに描かれることが多いが、果たして本当のオーケストラ・リハーサルはどのようなものなのか?その目で確認するチャンス!区民ひろばには、実際に楽器を体験するコーナーもあり、気軽に文字通りオーケストラに触れることができる。15時開演のオーケストラは、首都圏のプロフェッショナル・オーケストラから選抜されたメンバーによる「オーケストラの日祝祭管弦楽団」が編成される。名古屋フィル、神奈川フィルなどで指揮棒をふるう川瀬賢太郎を迎え、ヴァイオリンには2012年のノーベル賞コンサートで最年少出演のソリストとして注目を浴びた台湾出身のレイ・チェンを招聘。曲目もジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ組曲」、「オリンピック・ファンファーレとテーマ」、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」と初心者にも親しみやすい構成となっており、一般3000円、ジュニア1500円(小学生~高校生※未就学児入場不可)という値段設定もあり、お手軽に特別な1日を楽しめそうだ。チケットは1月15日(金)より発売開始。文:黒豆直樹
2016年01月15日昨年2015年11月3日に行われた『ガールズ&パンツァー』初のオーケストラコンサートの内容をまるっと詰め込んだCDが、2016年2月10日(水)に発売される。コンサート当日に、本作の主人公・西住みほを演じる渕上舞が着用した衣装と同じ衣装を身にまとったみほが印象的なジャケット写真。その内容通り、CDには演奏楽曲はもちろん、みほが心情を初めて語ったモノローグパートがすべて収録される。新天地での清々しい気持ち、再び戦車道を始めることになった直後の複雑な気持ち、新しい仲間との戦いや出来事を受け、決意を新たにした力強い気持ち……。加えて、TVシリーズの順を追って奏でられる数々のガルパンBGMは、まるでTVシリーズを観ているかのような構成となっている。また、音楽的にも評価の高いBGMを、このコンサートのためだけに管弦楽に再アレンジ。それを、東京フィルハーモニー交響楽団が極上の音色で奏でており、このコンサートでしか聴けない、オーケストラの演奏によって歌われる「DreamRiser」「Enter Enter MISSION!」「GloryStory」はまさに必聴。聴き馴染んだいつもの音とは一味違う、オーケストラの壮大な音に乗せて伸び伸びと歌われる楽曲に注目したい。そんな大注目のコンサート音源を、UHQCD(アルティメイトハイクオリティCD)の高音質で収録。妥協を許さないガルパンクオリティの音楽を、臨場感あふれる最高音質で楽しんでみたい。「『ガールズ&パンツァー』オーケストラ・コンサート~Herbst Musikfest 2015~CD」は、2016年2月10日の発売で、価格は3,800円(税別)。収録楽曲などの詳細はランティス公式サイトにて。(C)GIRLS und PANZER Film Projekt
2016年01月12日1997年に公開された不朽の名作『タイタニック』のセリフや効果音をそのままに、劇伴音楽のみをフル・オーケストラが生演奏し上演するイベント「タイタニック in コンサート」が、2016年4月に東京・大阪で開催されることがこのほど決定した。ジェームズ・キャメロン監督が、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットを主演に迎えた本作。全世界で21億8,677万ドルを越える大ヒットを記録し、アカデミー賞最優秀作品賞を始めとする11部門を受賞している。映画史に刻まれた珠玉の名画を大スクリーンで上映し、フル・オーケストラの演奏と共に楽しむ「シネマ・コンサート」は、ヨーロッパやアメリカで流行し始めた新しいエンターテイメントとして、日本でも2015年10月に『ゴッドファーザー』、11月には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『2001年宇宙の旅』など、傑作映画のコンサートが続々と開催されてきた。このほど決定した「タイタニック in コンサート」は、2015年4月27日(現地時間)にロンドンのロイヤル・アルバートホールにて、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共にプレミア上演され、欧米各地を熱狂と興奮の渦に包み込んだ公演の来日が遂に実現したかたちとなる。今回の日本公演では、名門東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)と関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪公演)がオーケストラを担い、指揮はニール・トムソンが担当。さらに、映画の中でも印象的なケルティック音楽は、映画のサントラにも参加したアイルランドの伝統楽器奏者のエリック・リグラーやアイリッシュバンドが演奏を披露するほか、セリーヌ・ディオンが歌い全世界で大ヒットした主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、ほかの海外公演と同じ女性シンガーが参加し、その美しい歌声を披露する。ちなみに、東京公演が行われる4月10日(日)は、104年前にタイタニック号が英・サウサンプトン港をニューヨークに向けて出航したメモリアルデー。『タイタニック』ファンはもちろんのこと、映画・音楽ファンともに注目したいイベントだ。「タイタニック in コンサート」は大阪にて4月5日(火)、6日(水)、東京にて10日(日)開催。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日オーケストラと異色のジャンルのコラボレーションを繰り広げ、好評を博してきたサントリーホールの人気企画『日本フィル&サントリーホール とっておきアフタヌーン』。第1回のミュージカル、第2回の歌舞伎に続き、シリーズ第3弾となる今回はバレエジェンツをパートナーに迎え、バレエとオーケストラのコラボレーションにより早春のホールを華やかに染める。公演チケットバレエジェンツとは、熊川哲也率いるKバレエ カンパニーから誕生した男性5名のパフォーマンス・グループ。座長の宮尾俊太郎を筆頭に、福田昂平、杉野慧、益子倭、栗山廉と、メンバーはいずれも同団きっての精鋭揃い。確かな技量に五人五様の煌めく個性を兼ね備え、バレエ界の内外から今大きな注目を集めている。“舞台芸術のすばらしさをより多くの方へ伝えたい”をモットーに、昨年3月の結成以来ディナーショーやイベントなど多彩なシーンに登場。クラシック・バレエの枠を超え、ダンスの可能性と醍醐味を広く伝えてきた。2016年2月に上演を迎える『日本フィル&サントリーホールとっておきアフタヌーンVol.3 バレエ×オーケストラ』では、座長の宮尾俊太郎振付による新作バレエ4作品と、大井剛史指揮によるオーケストラ演奏4曲を披露。うちバレエ作品に予定されている楽曲は、グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、サン=サーンスの交響曲第3番(オルガン付き)など。バレエジェンツの発足を機に振付の才能を開花させた宮尾の新作と、日本フィルハーモニー交響楽団との共演を果たすダンサーたちの新たな境地に期待がかかる。一方、オーケストラ演奏のプログラムには、アダン『ジゼル』やミンクス『パキータ』といったバレエでお馴染みの楽曲をラインナップ。バレエにも造詣が深い大井の指揮のもと、日本フィルの演奏でバレエ曲の数々を聴く。これはバレエファンにとってはもちろん、音楽ファンにとっても新鮮な体験と言えよう。充実のプログラムで贈る、とっておきの午後のひととき。バレエと音楽の粋を集めた、記憶に残るステージとなりそうだ。公演は2月23日(火)東京・サントリーホール 大ホールにて。舞踊ライター小野寺悦子
2015年12月21日ディズニー/ピクサー歴代の人気作品の映像を特設大スクリーンに映し出し、フル・オーケストラの演奏で贈る音楽とアニメーションの祭典「ピクサー・イン・コンサート」が、この度2年ぶりに日本に再上陸することが決定!さらに、この夏の最新作『インサイド・ヘッド』がレパートリーに追加されたことが分かった。1986年に誕生したピクサー・アニメーション・スタジオは、創立当初よりCGアニメーションという新たなジャンルを開拓し、史上初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』を制作。以来、『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』、そして最新作『インサイド・ヘッド』に至るまで多くの感動作を輩出し世界を驚愕させている。本コンサートでは、そんな作品名を聞くだけで心温まるストーリーや感動の涙、笑顔を思い出すファンも多いディズニー/ピクサー映画の人気キャラクターが、オーケストラと競演。2014年には東京、大阪、名古屋の3都市で開催され、各地でチケットが完売するほどの人気を誇った。ファン待望の2年ぶりの日本開催となる今回の「ピクサー・イン・コンサート」では、『トイ・ストーリー』『カーズ』『モンスターズ・ユニバーシティ』などの人気作に加え、興行収入40億円を突破した大ヒット映画『インサイド・ヘッド』がレパートリーに追加。『インサイド・ヘッド』は、アニメのアカデミー賞と呼ばれる第43回アニー賞で『アナと雪の女王』を越える14部門にノミネートされ、第73回ゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞へのノミネートも発表されるなど、賞レースに向けてさらなる注目を集めている。本作から、「ヨロコビ」や「カナシミ」たちが登場し、オーケストラサウンドに乗せて大スクリーンで再び躍動するという。本コンサートの指揮をつとめるのは、前回に引き続きマエストロ、梅田俊明。東西各公演の演奏はインフィニティ・シンフォニー・オーケストラが務める。さらに、東京公演では、400名を超える応募者の中からオーディションで選抜された「THE ORCHESTRA JAPAN」が担当。今春、開催された「ディズニー・オン・クラシック~春の音楽祭 2015」でデビューした新進気鋭のオーケストラの演奏にも期待が高まる。大阪公演は、通称“関フィル”の名前で親しまれる関西の名門オケ、関西フィルハーモニー管弦楽団が担当する。東京・大阪の精鋭オケが迫力の演奏で奏でる、ディズニー/ピクサー・ファン必見のシンフォニーによるシネマコンサートをぜひお見逃しなく。「ピクサー・イン・コンサート」は、東京国際フォーラム・ホールAにて2016年2月6日(土)、大阪・フェスティバルホールにて2016年2月28日(日)に開催。(text:cinemacafe.net)
2015年12月17日ベルリン・フィル、ウィーン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラのひとつ、オランダ王立オーケストラの世界ツアーを追ったドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る』から、待望の予告編映像がシネマカフェにて解禁となった。英グラモフォン誌が世界のオーケストラ2014年第1位に選出した、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に初めて密着した本作。創立125周年を記念して行われたワールドツアーは、オーケストラの楽団員たちにとって、世界中の人々とふれあい、限りない音楽の力を再発見する旅となった――。解禁された予告編では、楽団員が町の食料品店や、豪華なコンサートホール、川の上などさまざまな場所で演奏する楽団の様子と共に、彼らの奏でる音楽に酔いしれ、涙する老人や、逆に手を叩いて喜ぶ少年少女の姿が映し出される。ツアーの裏側に迫るだけでなく、コンサートで訪れた国の人々と楽団員が音楽を通して触れ合っていく様子は、音楽には国境はなく世界をつなげることができると予感させるもの。また、「音楽が好き」と目を輝かせながら語る少女の言葉も印象的に映り、本作が描き出す音楽の無限の可能性が伝わってくる予告編映像となっている。世界ナンバーワン・オーケストラが奏でる類い稀なその響きが彼らのコンサートに集う人々の人生に重なり、人びとの心をゆり動かす瞬間を、まずはこちらから確かめてみて。『ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る』は2016年1月、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月19日2015年8月23日に東京国際フォーラムにて開催された『モンスターハンター オーケストラコンサート 狩猟音楽祭 2015』(指揮:栗田博文 / 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団)の模様が、CD2枚組となって、2015年10月21日にリリースされる。価格は3,636円(税別)。「モンスターハンター」シリーズを初代から、今秋発売予定の最新作『モンスターハンタークロス』まで、モンスターハンターの世界を彩る名曲の数々が大迫力のフルオーケストラサウンドで再現された『モンスターハンター オーケストラコンサート 狩猟音楽祭 2015』。ゲームの興奮を呼び覚ます、コンサートの感動を本アルバムでも堪能してみたい。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.※画像は制作中のイメージ
2015年10月05日もしあなたが、コンサートやCDなどで交響曲や管弦楽曲を好んで聴いていらっしゃるとして、いったいどのくらい多くのオーケストラに出会ってきただろうか。ウィーン、ベルリン、ニューヨーク、ロンドン、パリ……東京。各都市に著名なオーケストラは多数あるが、そのリストに中国や韓国をはじめとするアジア諸国のオーケストラはどのくらいあるのかを確かめていただきたい。来日公演が少ないこれらの国々のオーケストラを聴けるチャンスは少ないものの、それぞれが実に個性豊かなサウンドを有し、意欲的な活動を続けているのだ。「アジア オーケストラ ウィーク 2015」の公演情報2002年から続いているコンサート・シリーズ『アジア オーケストラ ウィーク』は、そうした国々のオーケストラを招聘し、とかくヨーロッパやアメリカなどに偏りがちな(と、書いてしまおう)来日オーケストラ公演に一石を投じてきた。10月5日(月)から7日(水)の3日間、東京オペラシティ(初台)で開催される今回も、中国と韓国からそれぞれ一団体、そしてやはりアジアの一員である日本からもホスト役として一団体が登場する。5日(月)に登場する中国国家交響楽団は、かつてカラヤンや小澤征爾らも指揮をした由緒ある中国中央楽団(北京中央楽団)を母体とするオーケストラ。今回は中国の古典的な作品である「覇王別姫」で京劇と西洋音楽のコラボレーションを聴かせ、有名なヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台」やリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」で、オリジナリティあふれるサウンドを披露してくれる。6日(火)は韓国随一の科学技術都市として注目される街から、デジョン(大田)・フィルハーモニック管弦楽団が登場。チャイコフスキーの交響曲第5番やヴァイオリン協奏曲ほかを演奏し、内面的な高揚感や覇気のある演奏が期待できるだろう。そして7日(水)は、東京にもその評判が伝わってくる大阪交響楽団が来演し、音楽監督・首席指揮者の児玉宏と共に演奏し続けてきたブルックナーの交響曲(第9番)ほかで、充実した響きを聴かせてくれるはずだ。個性的な3つのオーケストラがS席各3,100円という値段で聴けるのも、このシリーズならでは(2席だと5,000円、3公演セットは7,000円という割引価格もうれしい)。このほかにも東北の復興支援公演(岩手県北上市)があり、アジア地域におけるクラシック音楽を再認識できる内容。未知のオーケストラに出会える稀有なチャンスなのだ。文・オヤマダアツシ◆アジア オーケストラ ウィーク 2015・東京公演[東京オペラシティ コンサートホール]10/5(月) 中国国家交響楽団(中国)10/6(火) テジョン・フィルハーモニック管弦楽団(韓国)10/7(水) 大阪交響楽団(日本)・北上市公演[北上市文化交流センター さくらホール]10/8(木) 大阪交響楽団とテジョン・フィルとの合同演奏会
2015年10月01日パリの地下鉄構内や街角で演奏する、祖国を捨てたさまざまな国籍の音楽家たちの姿を浮き彫りにした『アンダーグラウンド・オーケストラ』の巨匠エディ・ホニグマン監督が、オランダの“世界NO.1”オーケストラを追ったドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る』。本作が2016年1月より日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。本作は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラの1つで、英「グラモフォン誌」が2014年“世界のオーケストラ第1位”に選出したオランダの王立オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に初めて迫ったドキュメンタリー。本楽団は、オランダ国王からロイヤルの称号を与えられた王室御用達。2013年、創立125周年を記念して行われたワールドツアーは、オーケストラの楽団員たちにとって、世界中の人々とふれあい、限りない音楽の力を再発見する旅だった。旅の途中で出会った、アルゼンチンのタクシー運転手の孤独、南アフリカの貧困地域に暮らす黒人の少女の不安…。コンサートに集う彼らの人生にロイヤル・コンセルトヘボウの演奏が重なるとき、音楽は人々に歓びを与え、励まし、郷愁をさそい、記憶をいやす。やがては、ひとりひとりの心の奥深くで、生きる糧となっていく――。今回解禁されたポスタービジュアルでは、団員たちの素顔や聴衆とのふれあう様子なども映し出され、キャッチコピーの「聴くものが、人生を重ねる時、音は初めて音楽になる。」という言葉からも、本作が楽団員のインタビューやオーケストラのリハーサル風景を集めた、単なる音楽ドキュメンタリーではないことが伝わってくる。世界ナンバーワンのオーケストラでありながら、飾らず、ひたむきな楽団員たちが奏でる魂の音色が、貧困や紛争など、困難にあえぐ世界をつなぎ、マイクを通さない人の温もりのある演奏が心に響く。そんなかけがえのない珠玉の瞬間を、スクリーンで目撃してみて。『ロイヤル・コンセルトヘボウオーケストラがやって来る』は2016年1月、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月24日映画『ゴッドファーザー』を上映しつつ、劇伴の音楽部分をオーケストラが生演奏する、欧米でトレンドとなっているライブシネマ・コンサート「The Godfather Live 2015 ゴッドファーザー・シネマコンサート」が、10月3日に東京国際フォーラムにて開催されることが決定した。“ライブ演奏×映画上映”スタイルのエンターテインメントイベント「ゴッドファーザー・ライブ」は、14年12月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催され、満員となる8,000人を動員した人気イベント。これまでに、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴで公演が行われ各地で絶賛を浴びた。今年10月に日本初上陸した後は、17カ国30都市の欧州ツアーも始まる予定となっている。映画『ゴッドファーザー』は、1972年に公開され、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった、マーロン・ブランド、アル・パチーノらが出演した名作。「アカデミー賞」では10部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞した。アメリカAFI発表のアメリカ映画ベスト100では2位、イギリス『エンパイア』誌発表のイギリス歴代最高の映画ランキング500では第1位、日本の「映画人が選ぶオールタイムベスト100・外国映画編」でも第1位獲得の映画史上に残る不朽の名作として今なお愛され続けている。「ゴッドファーザー・ライブ」では、ゴッドファーザーのセリフや効果音はそのままに、劇伴の音楽部分のみを生のオーケストラが演奏。臨場感が増すことで映画でありながら、生の俳優が出演する舞台を鑑賞しているかような感覚で楽しめるのが特徴だ。アメリカでは名セリフのシーンで客席から拍手や大喝采が送られ、まるでコンサートのような盛り上がりとなったとのこと。東京公演では、指揮を「ゴッドファーザー・ライブ」のプロデューサーのジャスティン・フリーア、演奏を国内最古の名門オケ「東京フィルハーモニー交響楽団」が担当する。また、ライブシネマ・コンサート形式の上映イベントは、最近の欧米の新しいトレンドとなっており、今年から来年にかけて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『レイダース/失われたアーク』、『E.T.』、『タイタニック』、『ティファニーで朝食を』といった名作映画がアメリカやヨーロッパ各都市でフルオケ演奏付きで上映される予定だ。【イベント情報】「The Godfather Live 2015 ゴッドファーザー・シネマコンサート」会場:東京国際フォーラム住所:東京都千代田区丸の内3-5-1会期:10月3日時間:昼の部13:00開演、夜の部18:30開演料金:S席9,800円、A席8,800円、B席7,800円(未就学児入場不可)
2015年07月08日槇原敬之が10月23日(金)東京・東京体育館よりオーケストラとのコラボコンサート「DEBUT 25th ANNIVERSARY MAKIHARA NORIYUKI SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT "cELEBRATION 2015"」を開催する。【チケット情報はこちら】2004年に初開催され、その後はデビュー15周年の2005年、20周年の2010年と節目の年に行われてきた同公演。4度目となる今回は、デビュー25周年を記念して開催。東京、大阪の2会場で5公演行われる。公演決定に際し、槇原は「オーケストラとバンド、そしてコーラスの渾然一体となった、全身が音楽に満たされる楽しい世界に、みなさんぜひ遊びに来て下さい。お楽しみに!!」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は8月8日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあではいち早プレリザーブを実施中。受付は6月8日(月)午前11時まで。■DEBUT 25th ANNIVERSARY MAKIHARA NORIYUKI SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT "cELEBRATION 2015"10月23日(金)東京体育館(東京都)開場18:00 / 開演19:0010月24日(土)東京体育館(東京都)開場16:00 / 開演17:0010月25日(日)東京体育館(東京都)開場15:00 / 開演16:0011月28日(土)大阪城ホール(大阪府)開場17:00 / 開演18:0011月29日(日)大阪城ホール(大阪府)開場15:00 / 開演16:00
2015年06月05日ドラマー、神保彰が7月11日(土)・12日(日)に東京・DUO Music Exchangeでワンマンライブ「神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~」を開催する事が決定した。ワンマンオーケストラは毎年恒例の公演。ミディードラムトリガーシステムと呼ばれる機材を使い、彼の高いドラムテクニックでドラム音だけではなく、メロディーも全てひとりで奏でるのが特徴だ。また、7月12日(日)の昼には、同会場でワークショップも行われる。神保彰は1980年にフュージョンバンド、カシオペアのドラマーとしてデビュー。ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、国内のみならず海外でも評価が高い。今年の1月7日にはデビュー35周年を記念してオリジナルアルバム『Groove Of Life』と、自身の原点であるフュージョンレーベル「CTI」からリリースされた曲をカバーしたアルバム『JIMBO de CTI』を同時リリースしている。公演のチケット一般発売は4月4日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてオフィシャルHP先行を実施中。受付は2月8日(日)午後11時59分まで。■神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~日時:7月11日(土)開場 16:00 / 開演 17:007月12日(日)開場 16:00 / 開演 17:00会場:DUO Music Exchange(東京都)料金:ステージ指定席5,700円 (ドリンク代別)アリーナ指定席5,200円 学生2,600円 (ドリンク代別)■神保彰ドラムワークショップ日時:7月12日(日)開場 12:30 / 開演 13:00会場:渋谷DUO Music Exchange(東京都)料金:前売り・全自由3,100円
2015年01月09日J-POPのカバーで“日本の心”を歌いあげ、2年連続でNHK紅白歌合戦にも出場するクリス・ハートが、初のオーケストラとのコラボレーションによるコンサートを開催する。「クリス・ハート クリスタル・シンフォニック・コンサート 2015」の公演情報「クリスタル・シンフォニック・コンサート」と題して、来年3月から全国6公演を予定するツアーでは、「まもりたい~magic of a touch~」、「home」、「糸」など、クリス・ハートの“代表曲”といえるJ-POPのカバーをはじめ、アルバム未収録曲もオーケストラによる新アレンジで披露する。また、本ツアーの最大の聴きどころのひとつが、クリス・ハートが初挑戦するクラシックの名曲の数々。“クリスタル・ヴォイス”と賞賛される伸びやかで透明感のある歌声と、美しいオーケストラ・サウンドが溶け合い、ハートフルなひとときを届けてくれそうだ。◆クリス・ハート クリスタル・シンフォニック・コンサート 2015【東京公演】3月2日(月)たましんRISURUホール 大ホール演奏:日本フィルハーモニー交響楽団指揮:竹本泰蔵【札幌公演】3月10日(火)二トリ文化ホール演奏:札幌交響楽団指揮:梅田俊明【福岡公演】3月13日(金)アクロス福岡 福岡シンフォニーホール演奏:九州交響楽団指揮:梅田俊明【名古屋公演】3月18日(水)愛知県芸術劇場 コンサートホール演奏:セントラル愛知交響楽団指揮:梅田俊明【大阪公演】3月27日(金)フェスティバルホール演奏:大阪交響楽団指揮:竹本泰蔵【東京公演】4月8日(水)サントリーホール 大ホール演奏:日本フィルハーモニー交響楽団指揮:梅田俊明
2014年12月26日テレビ朝日の大人気シリーズ「相棒」の名場面がオーケストラとバンドの生演奏で楽しめる「相棒コンサート-響-」が、6月21日・22日の2日間にわたり開催。チケットは両日ともに完売となり、2日で1万人が「相棒」の世界に酔いしれた。「相棒」は、警視庁「特命係」所属の水谷豊演じる杉下右京と、その相棒(初代・寺脇康文、2代目・及川光博、3代目・成宮寛貴)の2人が、数々の事件を解決する刑事ドラマ。2000年にスタートし、「season12」までの連続ドラマ、劇場版をあわせ、これまでに計234本が制作された。本公演は、これらの中からコンサート用に特別編集された選りすぐりの映像が楽しめる。本公演の音楽監督・指揮は、相棒のすべての音楽を担当している作曲家・池頼広。2部構成で行われ、第1部は、事件の緊迫シーンをまとめた映像とともに、荘厳な楽曲「die Eule von Minerva (ミネルヴァの梟)」でスタート。観客を瞬く間に「相棒」の世界へ引きずり込んだ。そこから、杉下右京が推理するシーンや激昂する場面、それぞれの相棒とのやりとり、数々の名優たちによる名場面、また爆破、狙撃、乱闘など迫りくる危機などが、スリリングな、また怪しげな楽曲にあわせて次々と披露された。第2部は、バンド編成によるライブで幕開け。研ナオコがミス・アンルーリー役で劇中披露した「When Love Kills You」などを、シンガーのサシャが歌を担当し、ジャジーなステージで観客を楽しませた。また、「花の里ブルース」は小料理屋「花の里」のシーンとともに、池がベーシストとして参加した「推理」では右京の軽妙な捜査シーンとともに披露された。後半は、再びオーケストラにより、「碑前の復讐(主よ憐れみたまえ)」「魂たちの祈り(神の子羊よ)」など、劇場版の楽曲が演奏された。ソリストのYacchi(ヤッチ)、AIBOU Chior、松原混声合唱団による迫力の歌声が会場に響き渡った。さらに、現在公開中の「相棒 劇場版III -巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の楽曲も、最新映像とともに披露された。コンサートのナビゲート映像には杉下右京が登場し、得意のうんちくとともに進行役を務めた。スペシャルゲストとして出演したのは、捜査一課刑事・伊丹憲一役の川原和久、刑事部参事官・中園照生役の小野了。演奏の合間には、池の経歴を尋問風に聞き出したり、「相棒」の撮影秘話やエピソードをユーモアたっぷりに明かした。2人の名場面だけを集めた映像も上映された。さらに、角田課長(山西惇)は、コンサートの諸注意アナウンスで登場。「相棒」の世界が詰まったコンサートとなった。
2014年06月25日名作映画をオーケストラの生演奏とともに鑑賞できるコンサート「名作シネマとオーケストラ」(通称:シネオケ)のリハーサルが、7月17日、東京・上野の東京文化会館 大ホールで行われた。「名作シネマとオーケストラ」の公演情報シネオケは、最新のデジタル技術により、映画から台詞や歌以外のオーケストラ楽曲部分のみを完全に取り除き、その映画全編をオーケストラの生演奏とともに巨大スクリーンで鑑賞できるコンサート。昨年、佐渡裕が指揮をとった『ウエスト・サイド物語』で日本初上陸し、東京・大阪で2万人を超える観客が大絶賛した。今回は、ハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマン主演のロマンス映画『カサブランカ』(2011年7月アメリカで初演)、ミュージカル映画の傑作『雨に唄えば』(2013年3月ロンドンで初演) 、アルフレッド・ヒッチコック監督のホラー映画の代表作『サイコ』(2010年7月アメリカで初演)の3作品が上演される。本公演で指揮を務めるニール・トムソンは、バーンスタイン、小澤征爾、クルト・ザンデルリングに師事し、ロンドン交響楽団などの指揮やコンクールの審査員を務めるなど、多才なイギリスの指揮者。シネオケの海外公演では『サイコ』『雨に唄えば』などで指揮を務めている。自身も『サイコ』楽曲のファンだというトムソンは、リハーサルで東京フィルハーモニー交響楽団の演奏者たちに情熱的に指示を出した。『サイコ』は、オープニングから音楽によって観客に緊張感を与え、全編を通して不安と恐怖心をあおる。トムソンは実際にメロディを口ずさみながら、音の強弱、メロディの抑揚などを細かく確認し、背筋が凍るようなドキドキ感と、張りつめた緊張感を演奏に吹き込んでいった。特に、クライマックスの「キッキッキッキッ」という鬼気迫るバイオリン演奏から押し寄せる恐怖は、生のオーケストラ演奏による臨場感があってこそ生まれるもの。これらの演奏が映画とひとつになったとき、これまでに味わったことのない感動を覚えるだろう。また7月19日(金)18時よりフジテレビのエンタメ情報番組『男おばさんL』の軽部真一と笠井信輔の両アナウンサーによるスペシャルトークショーも行われる。「“シネオケ”とは何か?」など、見る前に知ると一層面白くなるポイントを紹介する予定。同18時30分開演『サイコ』公演のチケット購入者のみ入場可能。取材・文:門宏■名作シネマとオーケストラ7月19日(金) 14:00開演 vol.2「カサブランカ」7月19日(金) 18:30開演 vol.4「サイコ」7月20日(土) 12:00開演 vol.2「カサブランカ」7月20日(土) 16:30開演 vol.3「雨に唄えば」7月21日(日) 12:00開演 vol.3「雨に唄えば」7月21日(日) 16:30開演 vol.4「サイコ」会場:東京文化会館 大ホール指揮:ニール・トムソン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
2013年07月18日映画史にその名を刻む名作『ロッキー』の名曲をオーケストラの生演奏で贈るコンサート「ロッキー in シネマ・ミーツ・シンフォニー」(仮題)の開催が決定した。「ロッキー in シネマ・ミーツ・シンフォニー」の公演情報シルヴェスター・スタローン主演で1976年に全米で公開され、世界的大ヒットを記録した『ロッキー』。そのシリーズ全6作品の名シーンを特別編集した映像の上映と、読売日本交響楽団による劇中曲の演奏で贈るのが本コンサートだ。世界中の映画館で巻き起こった『ロッキー』の熱い感動が、コンサート会場で再び蘇る。「ロッキー in シネマ・ミーツ・シンフォニー」(仮題)は、4月6日(土)にオーチャードホールで開催。チケットぴあではプレイガイド最速先行を12月25日(火)11時まで受付。
2012年12月21日三井住友カードは27日、宮城県気仙沼市で活動するジュニアジャズオーケストラ「スウィングドルフィンズ」に対して、保有する楽器15台を26日に寄贈したと発表した。「スウィングドルフィンズ」は、気仙沼地方の音楽家が子供たちに音楽の素晴らしさを伝えるとともに、音楽活動を通じて郷土を愛する心を育てるために結成された音楽バンド。小学5年生から中学3年生までの学生で編成されている。8月26日に宮城県気仙沼市で行われた寄贈式では、寄贈した楽器を用いて演奏会が行われた。寄贈した楽器は、三井住友カードが社内クラブ活動で以前使用していた楽器をメンテナンスしたもので、子どもたちに長く愛用してもらえるようにという思いも込め、メンテナンス用品や楽譜も併せて寄贈。このたびの寄贈が、より充実した「スウィングドルフィンズ」の活動の一助となり、東日本大震災被災地に活気を取り戻せることを願っているという。寄贈楽器は、クラリネット×2本、ホルン、ドラムセット、アルトサックス×2本、トロンボーン×2本、スネアドラム×2本、テナーサックス、ユーフォニアム、バスドラム、トランペット、テューバ。同社では他にもCSR活動の一環として、東日本大震災の被災地復興支援に向けた取り組みを行っている。2012年6月にはカード会員向けポイントサービス「ワールドプレゼント」のポイント交換景品として復興支援景品を追加。今後も被災地の復興支援をはじめとしたCSR活動を継続して行っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日国際的に活躍中の指揮者・西本智実がプロデュースする新生オーケストラ「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」が、11月に結成記念コンサートを開催する。「西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」の公演情報西本智実は、ロシア国立交響楽団首席客演指揮者、サンクトペテルブルク国立歌劇場首席客演指揮者をロシア人以外で初めて歴任。英国ロイヤルフィルやモナコのモンテカルロフィル、リンツブルックナー管など、ヨーロッパでの活動を広げつつ、カーネギーホールにてアメリカンシンフォニーオーケストラを指揮するなどアメリカにも進出。国内では、2011年よりオリンパスホール八王子のエグゼクティブプロデューサーを務めるほか、今年9月に日本フィルのミュージックパートナー就任を控えている。今回、西本智実プロデュースのもと、新たに誕生したイルミナートフィルのコンセプトは「エンターテインメント性に富んだオーケストラ」。国際交流事業への参加、チャリティコンサートなどの社会貢献、途上国への演奏家の派遣、寺、神社、能楽堂を舞台にした和と洋の融合など、多彩な活動を視野にいれているという。精鋭の演奏家たちが集い、コンパクトながら柔軟性のあるオーケストラを目指す。9月からのツアー公演に続き、11月に上野恩賜公園 野外ステージでの結成記念コンサートも決定。インタラクティブアーティスト・松尾高弘とのコラボで、光のインスタレーションとオーケストラの音色が融合する幻想的なステージを披露。五感全てで感じる新しいスタイルのコンサートとなりそうだ。「西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラ結成記念コンサート」は、11月2日(金)・3日(土・祝)に上野恩賜公園 野外ステージ(東京都)にて開催。チケットの一般発売は8月20日(月)10時より開始となる。■西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラ結成記念コンサート11月2日(金) 18:00開演上野恩賜公園 野外ステージ11月3日(土) 17:00開演上野恩賜公園 野外ステージ[演奏予定曲]メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」チャイコフスキー:眠りの森の美女」より「ガーランドワルツ」ムソルグスキー:「禿げ山の一夜」他
2012年08月17日日本舞踊とクラシック音楽という異ジャンルの芸術の融合を図る企画「日本舞踊×オーケストラ-伝統の競演-」が、12月7日(金)に東京文化会館で行われる。東京文化会館舞台芸術創造事業「日本舞踊×オーケストラ-伝統の競演-」の公演情報花柳流四世家元・花柳壽輔を演出に迎え、バレエの名作『レ・シルフィード』『ロミオとジュリエット』『ペトルーシュカ』『牧神の午後』『ボレロ』を日本舞踊として創作。新演出・新振付で上演する。京舞井上流五世家元・井上八千代、吾妻流六代目家元・吾妻徳彌などを日本舞踊界を代表する面々が集うほか、狂言和泉流の野村萬斎も参加する。演出を担当する花柳壽輔は、オーケストラと日本舞踊の競演という試みについて「まず最初に浮かんだのは『牧神の午後』でした。ニジンスキーが何故こういう作品をつくったのか元々興味はもっていました。彼のもうひとつの代表作『薔薇の精』が跳躍を要するのに比べ、『牧神の午後』はすり足を多用し、日本舞踊や能、京舞と共通点も感じられます。そこで、井上先生にご協力頂こうと考え、何とか口説きました」と語る。また井上八千代は「最初に『牧神の午後』のお話を頂いたとき、ほんまに私で大丈夫かなと思いました。でも、ドビュッシーの曲を聞き、水や森や風のそよぎを感じながら想像を膨らませていくうちに、楽しんでやってみたいなと。今回は『京舞の技法でニンフを舞ってみてほしい』と仰って頂いたのだと受け止めています。オーケストラの音に包まれて、大自然の中にいるように自由に舞ってみたいです」と抱負を語る。この『牧神の午後』のほか、吾妻徳彌と女性群舞20名による『レ・シルフィード』、『ロミオトジュリエット』はバレエ・ガラでおなじみの「バルコニー・シーン」を歌舞伎風に、人形振り形式による『ペトルーシュカ』、そして野村萬斎と紋付袴姿の男性群舞40名による『ボレロ』と、様々なスタイルの日本舞踊がオーケストラと競演を繰り広げる。音楽・美術も花柳壽輔が選んだ実力派が集結。指揮は「ぜひ若手を」との花柳壽輔の切望で、近年バレエ公演を多数指揮する大井剛史を抜擢。舞台美術は『ロミオとジュリエット』は朝倉摂、『ペトルーシュカ』は画家の金子國義、『牧神の午後』は千住博が担当。舞台美術の重鎮から世界で活躍する画家まで多彩な面々の手による舞台にも注目したい。東京文化会館舞台芸術創造事業「日本舞踊×オーケストラ-伝統の競演-」は、12月7日(金)に東京文化会館にて開催。チケットの一般発売は、7月28日(土)10時より開始となる。
2012年07月27日8月2日(木)に発売される人気ゲーム「ドラクエ」シリーズの最新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』。その楽曲のオーケストラコンサート世界初演が早くも決定。8月23日(木)にサントリーホールで開催される。「第26回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~」の公演情報交響組曲「ドラゴンクエスト」とは、ドラゴンクエストシリーズの楽曲を、作曲者のすぎやまこういちがシリーズごとにオーケストラ用組曲に編曲した楽曲。すぎやま自身の指揮によるコンサートもこれまでに数多く開催され、人気を博している。今回の世界初演の指揮も、もちろん作曲者のすぎやまこういち。「毎回のことながら、交響組曲「ドラゴンクエスト」の初演は心が高ぶります。『ドラゴンクエストIV』の時のように、登場キャラクターそれぞれの性格を表す曲作りに力が入りました。また、それぞれの場面にも僕のドラゴンクエストを愛する気持ちがこもっている曲になっていると思います。ぜひ、そのオーケストラ・サウンドをお楽しみください」とコンサートへ向けた思いを語る。『ドラゴンクエストX』のリリースからわずか3週間で、そのオーケストラサウンドをいち早く体験できる機会。ドラクエファンなら見逃せないイベントとなりそうだ。「第26回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~」は、8月23日(木)にサントリーホール 大ホールで開催。チケットは5月12日(土)10時より一般発売。■第26回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~日時:8月23日(木) 18:00開演会場:サントリーホール 大ホール指揮とお話:すぎやまこういち管弦楽:東京都交響楽団プログラム:交響組曲「ドラゴンクエストX」目覚めし五つの種族
2012年05月11日昨年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝の栄冠に輝いた垣内悠希が、在京オーケストラと待望の初共演。4月15日(日)・20日(金)に開催される東京フィルハーモニー交響楽団創立101年目最初の定期演奏会を指揮する。垣内悠希指揮 東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会の公演情報1978年東京生まれの指揮者・垣内悠希は、東京芸術大学楽理科を卒業後、2001年、ウィーンに渡り、ウィーン国立音楽大学の指揮科を経て同大学院を卒業。2011年9月に、小澤征爾や佐渡裕らが歴代優勝者に名を連ねる若手指揮者の登竜門「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝を果たし、国際的に注目を集めたばかり。日本での本格的な指揮活動は、大阪交響楽団(旧・大阪シンフォニカー交響楽団)との共演のみで、在京オーケストラとの共演は今回の東京フィルが初。創立101年目を迎えた国内一の老舗オケながら、これまでも川瀬賢太郎、三ツ橋敬子など有望な若手指揮者を起用してきた東京フィルによる抜擢だ。プログラムは、2006年のヨーロッパ・デビュー演目であるチャイコフスキーの交響曲第5番(ルーマニア・ブラショフ響を指揮)、ブザンソン・コンクールで指揮したブラームスの交響曲第2番、小澤征爾のレッスンを受けたシューマンのピアノ協奏曲、ウィーンでの研鑽の成果が発揮できるというベートーヴェンの「エグモント」序曲など。垣内にとって縁が深く、かつ自信の演目が並ぶ。垣内悠希が指揮する東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会は、4月15日(日)にオーチャードホール、20日(金)にサントリーホールで開催。チケットは発売中。■東京フィルハーモニー交響楽団 2012-13定期演奏会[指揮]垣内悠希[ピアノ]ソフィー・パチーニ4月15日(日)15:00開演オーチャードホール・ベートーヴェン:「エグモント」序曲・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品644月20日(金)19:00開演サントリーホール 大ホール・ベートーヴェン:「エグモント」序曲・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
2012年04月10日東京・目白の「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」では2012年5月3日(木)・4日(金)に「ゴールデンウィーク コンサート&ビュッフェ」を開催。「赤ちゃんから大人まで、心にもお腹にも幸せなひとときを楽しんでもらいたい」との思いから同ホテルが企画したイベントで、家族3世代でフルオーケストラが楽しめる貴重なチャンス!両日とも昼と夜の2部構成。37名のフルオーケストラと2名のオペラ歌手による45分間のコンサートを鑑賞できる。昼の部では子ども向けの楽曲を中心にセレクトし、『いつか王子様が』『三匹のこぶた』『ミッキーマウスマーチ』『星に願いを』といったディズニーの名作メドレーも演奏。一方、夜の部では、ドヴォルザークの名曲『交響曲第9 番「新世界」より第4楽章』をはじめ、大人向けの本格的なクラシックもラインナップ。さまざまな世代の家族が楽しめるよう配慮されている。ホテル特製ビュッフェは、洋食・和食・中華・デザートにフリードリンク(アルコール含む)付き。食事の前に記念撮影のサービスがあるのも嬉しい。また、プレーンクッキーにチョコレートで自由に飾りつけができるクッキーデコレーションコーナー、本物のバイオリンに触れるバイオリン体験コーナーなど、子どもが遊べるコーナーも充実。おもちゃなどを備えたキッズ&プレイルームも用意されるので、とちゅうで子どもが飽きてしまったり、ぐずったときにも安心だ。このゴールデンウィーク、家族で集まる予定の人も多いはず。せっかくなら、普段なかなか体験できない本格的なコンサートやホテルの食事をみんなで楽しんでみでは。ゴールデンウィーク コンサートビュッフェ実施日:2012年5月3日(木)・4日(金)時間:【昼の部】受付12:00~/食事12:30~15:00/コンサート13:15~14:00【夜の部】受付17:30~/食事18:00~20:30/コンサート18:45~19:30料金:大人15,000円、祖父母13,000円、小学生6,500円、幼児(3歳~)3,500円予約・お問い合わせ:03-3943-0429(予約センター/9:00~21:00)取材/古屋 江美子
2012年04月09日着うたの女王・西野カナの歌声がオーケストラをバックに共鳴!ソニー “ウォークマン” 「Zシリーズ」の 新CM「よみがえる思い出」篇のオンエアが、12月11日(日)TBS「THE世界遺産」より開始する。西野カナがオーケストラをバックに歌を歌うのは、これが初の試み。伸びやかな美しい高音とオーケストラの荘厳な音色が重なり、楽曲の世界観をさらに盛り上げてくれるだろう。リハーサルでは、何度も音合わせを繰り返し、本番に向けてのイメージを高めていたという。西野カナ×オーケストラの壮大な共演から目が離せない!お問い合わせ: ソニー“ウォークマン” Play You. サイト
2011年12月09日