どんな場面でも意外と見られているのが立ち居振る舞い。特に「座る姿勢」は、気持ちのいい人間関係が築けるビジネススキルに繋がる可能性があるそうです。では、どのような姿勢がよくないマナーとされるのでしょうか?知っておきたいマナー、座る姿勢について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。座り方のマナー【元社長秘書のマナー講座】vol. 38ビジネスシーンやプライベートに関わらず、意外と見られている立ち居振る舞い。その中でも、「座り方」について意識をしたことはありますか?実は、電車内や公共の場での迷惑行為の上位として挙げられるのが「座り方」です。ではあなたの座り方は、周囲からどのように見えているでしょうか?あまり意識をしたことがないというかたは、仕事で損をしているかもしれません。そこで今回は、「座り方」のマナーについてシーン別にご紹介します。「座り方」は、それひとつで好印象や信頼を与えることができる、重要なビジネススキルです。何気ない座り方をこれから意識し変えてみてくださいね。座り方のNGマナー電車意外と見られているのが、電車の中で座っているときの姿。見渡してみると、ほとんどのかたがスマホに集中して顔を下げていますよね。注意したい点は、車内が混雑しているのに脚を組んだまま座っていたり、座席スペースを必要以上に占有していることです。電車内では、美しく座るというよりもまわりへの配慮を考えて座ることが大切です。また、スカートを履いているにも関わらず気が緩みすぎて大股開きになっている女性も気をつけましょう。スカートの中が見えてしまいそうなときは、バッグなどを膝に置くか、脚をやや前に出して膝を下げるのがオススメです。レストランどんなジャンルのレストランでも、どんなに食べ方がきれいでも、姿勢や座り方が崩れていると台無しに見えてしまいます。レストランにもよりますが、背もたれに背をつけたまま、脚組みをしながらの食事はNGです。サービススタッフに対して横柄な態度に見えたり、作ってくれたかたや食事への感謝の心が足りないと見られたりしてしまう可能性があります。レストランで椅子に座るときは、まず椅子の左側に立ち、次に椅子を後ろに引き、椅子の前に移動して背筋を伸ばした状態で着席しましょう。ビジネスシーンビジネスシーンにおいて、特に気をつけたい場面がオフィスの中です。気の知れた同僚や上司とのオフィスですと、つい気が緩みがち。しかし、座り方ひとつで仕事の取組み姿勢を変えることができます。脚を組んだり、脚を投げ出したりする座り方はおすすめできません。一緒に仕事をして気持ちのいい人間関係が築けるよう、姿勢を正しましょう。美しい座り方のポイント1.大股開きは厳禁!男性は、手を軽く握って、片方ずつ太ももの上に置きます。脚は、広げすぎたり足先が外側に向かないように自然に開きましょう。女性は、太ももの上に、両手の指を揃えて重ね置き、脚は膝・くるぶし部分の2か所とも閉じましょう。この時、両方の膝をつけていても、両かかとがハの字に離れた内股座りは、脚が太く短く見えてしまいだらしなく見えるのでやめましょう。逆に、膝がついておらず、かかとがついている座り方は大股開きです。だらしない上に、品がなく見えますので注意しましょう。2.背筋を伸ばして姿勢良く背筋を伸ばして姿勢良く座るのが、上半身の基本形です。骨盤を立てるようなイメージで背筋を伸ばし背もたれを使わずに座りましょう。背もたれに寄りかかってしまうと、猫背になったり、脚を投げ出す姿勢になり腰痛などの原因になりますので注意しましょう。やる気がなく見えるNGな座り方!脚を組む腕を組む猫背の姿勢背もたれに寄りかかる肘掛けに肘を置くこれらは、偉そうに見えたり、やる気がなさそうに見えてしまう可能性があるのでなるべく控えるようにしましょう。商談や打ち合わせで「どうぞ、楽になさってください」と相手に言われたとしても、面談など、印象が結果を左右するような大切な場面では絶対に避けましょう。おわりにきちんとした座り方は、ビジネスにおける大切な場面では特に、信頼感や好感度に直結する大事なポイントです。普段のオフィスでも、「脚を組み、猫背、背もたれにもたれる」などの座り方は、同僚や上司に良い印象を与えられず仕事に対しても支障が出る可能性があります。普段から丁寧で小さなことにも気を配れる人という印象や、信頼できるという印象は大事なビジネススキルのひとつになりますので、日常から意識していくことが大切です。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©Feblar/Adobe Stock文・能美黎子
2024年05月25日子どもが4歳くらいのとき。路線バスで帰宅していたときのことです。ひとり掛けの席に娘が座り、私は近くで立っていました。娘の後ろには高齢の女性が座っており、疲れていた私は女性の後ろの席に座ることに。その結果、思いもよらない事態になってしまい……。 違うんです!と伝えたかったけれど…いつも降りるバス停が見えてくると、娘が席を立ってしまいました。娘が私のほうを向いたので、「座りなさい」と手短に小声で伝えました。停車する際の揺れでよろけることもあるからです。 どうやら、私の前に座っていた高齢の女性も降りるために立ち上がっていたようで……。高齢の女性が、「あ、はい…」と座り直しました。私は高齢女性に指示した形になってしまい、申し訳ない気持ちとそんな展開に驚いて「え。あ、いや……」と謝れずに降りてしまいました。 不本意とはいえ、私の偉そうな指示に対して何も言うことなく座られた女性。とても素直な方だったなと今でも思い出しては反省しています。 ◇ ◇ ◇ わが子に言ったつもりで別の人が返事をする、といった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。話の内容によっては焦りますよね。たくさんの人がいるところで話しかける際は、先に名前を言うなどで気を付けたいですね。 イラスト/あやこさん著者:丸野まる
2024年05月25日無職のままシングルマザーになり、看護師になるべく看護学校の受験にまっしぐらだった私。当時2歳にもなっていない娘に、たくさん寂しい思いをさせてしまいました。表に出さないだけで、娘はずっと寂しいと感じていたはず。これからの育児の教訓にしようと思った出来事です。無職のままシングルマザーになりました私は娘が1歳のときに離婚して、シングルマザーになりました。元夫からDV被害を受けていたので離婚準備がしっかりとできないまま離婚し、当時は無職。娘を出産したときに助産師という職業を初めて知り、女性でこんなに活躍できる仕事があるんだ!と強く憧れを持ちました。 しかし「まぁ子ども育てながら学校通って国家資格受験って無理だよね……その前に学校受験と学費と生活費って問題山積みだし」とすぐにあきらめ、何か資格をとらなくては!とワードやエクセル、医療事務の資格を取ってみましたが、就職活動はまったくうまくいきませんでした。 母からの提案「看護師になってみたら?」そんなとき、母親から「助産師になるには看護師の資格も必要だし、看護師どう? このまま実家に住んでていいし、学費なんかのお金は出世払いでいいよ」と提案がありました。「いやいやそんなに簡単に言わないでよ」と思いましたが、看護師は国家資格。給料も高い。 もし娘が将来大きくなって、行きたい学校にお金の問題で通わせられなかったら……と心配になり、看護師の一般的な給料や働き方について調べてみるとどんどん興味がわいてきました。そして一大決心し、看護学校を受験することに。 しっかりと確保したい勉強時間看護学校を受験するには独学では難しそうだったので、看護学校受験専門の予備校に通い始めました。朝、娘を保育園に送って予備校へ行き、夕方また保育園へ迎えに行くサイクル。家に帰ってからも、娘を寝かせたあとはまた勉強。 看護学校は滑り止めも含めて4校受験し、受験1カ月前は最後の追い込みでさらに勉強時間を増やしました。保育園のお迎えから寝かしつけまでの娘のお世話を両親にお願いし、私は予備校が終わった時間からそのままファミレスに行き日付が変わるまで勉強の日々。 受験最終日の子どもの様子当時1歳10カ月だった娘は大のママっ子でしたが、看護学校受験前の追い込み時期で夜に私がいないことにまったくグズったりしなかったそうです。ですが4校目の受験を終えた日の夜、娘を寝かしつけるときに、娘があお向けになった私の体の上に乗ってシクシクと泣いていました。 娘が眠りについたので体から下ろそうとすると、泣きわめいて起きてしまうので娘を体の上に乗せたまま朝を迎える、ということが1週間続いたのです。「表に出さないだけでずっと寂しい思いをさせていたんだね、ごめんね」と何度も娘に謝りました。 娘の立場になって考えると、明らかに寂しいと感じる状況だったのに看護学校の受験のことに頭がいっぱいで、娘のことを十分に構ってあげられなかったことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その後は看護学校に合格して国家資格も無事取得し、現在は看護師として働いています。多忙な毎日ですが、あのときの後悔を忘れず娘との時間を大切にしていこうと思います。 著者:吉川 みきな2008年生まれの女の子と2018年生まれ、2022年生まれの男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月25日息子が3歳、娘が1歳くらいのとき。電車で学生時代の友人宅へ遊びに行きました。時刻はお昼前で席には余裕が。そんな静かな車内に、息子の衝撃発言が響きました……。 大きな声で言わないでー!大人しく電車の座席に座っていると思ったら、急に「ママ、見て見て!」と言ってきた息子。そして、「ママ、あの人のズボン破れているよ」と話しかけてきました。そのズボンを履いていた男性というのが少し強面で……。 3歳なので声のボリューム調整ができず、確実にズボンの男性に聞こえている声量でした。違うのです、破れているけれどもそれはダメージジーンズなのです。息子に説明したところで伝わるはずもないので、「そういうズボンやねん」と返すのが精一杯でした。 男性が息子の方を見て、チラッと笑ってくれたのが救いでしたが……。純粋な息子の言葉に恥ずかしいやら、ズボンの男性に申し訳ないやら。その後は下を向きつつ、電車を降りました。 後から、「破れているように見える模様のズボンがあってね、だから見ても大きな声で言わないでね」と注意しましたが、よくわかっていないような感じでした。その後は公共の場での言動について気をつけています。 ◇ ◇ ◇ 子どもは気づいたことをすぐに報告してくれますよね。ときに大声で……。親の方はヒヤッとすることもありますが、今だけの子どもらしい発言を楽しみたいですね。 イラスト/あやこさん著者:宗方栞
2024年05月24日三者面談で担任の先生から心配されたことで、わが子の知らなかった一面を知ったママのエピソードをご紹介します。 まさかの事実にあ然…小学校2年生のときに三者面談で、担任の先生に娘の様子を心配されました。理由は先生が娘の名前を呼んでもまったく反応がないことや、会話をしていても相槌を打たないことが何度も続いたからです。 病院で検診を受けましたが、特に問題はなく……。その代わりにお医者様から言われたのは、「娘さんはその先生のことが嫌いだから無反応らしい」ということでした。たしかに好き嫌いのはっきりしている子ですが、まさか先生を無視するなんて思ってもみませんでした。 後日先生には病院に行ったが、特に問題がなかったこと。単に感情表現をあまりしない子だというふうに伝えてこの件は無事解決しました。私としては、子どもの気持ちにいち早く気付いてあげられなかったことに対する反省と、まさかわが子が担任の先生を完全無視していたとはという驚きでいっぱいでした。(女性/1児の母) 作画/大福
2024年05月24日子ども同士が仲良くなると、お互いの家に遊びに来たり行ったりすることがしばしばあります。ある日、長男が仲良くなったお友だちが遊びに来てくれて、「いつでも遊びに来ていいよ」と伝えたのですが、まさかこんなことになるとは思ってもみませんでした……。 同じマンションに住むお友だち長男が幼稚園に入園したてのころ、同じマンションに住む同い年の女の子とすごく仲良くなりました。子ども同士が仲良しだし、お母さんは当時2歳の下の子のお世話で忙しそうだったので、家に遊びに来たときに、「いつでも遊びにおいでよ」と伝えておきました。するとその次の日から私が想像していたよりも大変なことが起こり始めたのです。 毎日の来訪に困惑…いつでもおいでよと伝えてから、本当に毎日子どもとそのお母さんが家に遊びに来るようになりました。しかも、そのうち、子どもだけが勝手にインターフォンを押して、ドアを開けた瞬間に入ってくるようになり、ある日はその子の友だちも連れて勝手に上がってくるようになったのです。 これにはさすがに私も困ってしまい、そのお母さんに「約束なく、勝手に来られては困る」という旨を伝えました。 電話に出た母親の驚きの言い分伝えた次の日もインターフォンが鳴り、ドアを開けた瞬間に入り込んできたお友だち。私は「昨日お伝えしましたが勝手に来られては困る」と電話をすると、「あれ。LINEしましたけど」と言われ、慌ててLINEを見ると、「30分後に子どもがお邪魔します」と一方的な連絡がきていました。 「こちらにも予定があるので、申し訳ありませんがこうやって約束することなく来られることに正直困っています。今後は遊びに来るのはやめていただけませんか」と、子どもには申し訳ないと思いつつも、そのお母さんに丁寧にお断りしました。 その親子はほどなくして旦那さんの転勤が決まり、引越してからは疎遠に。「いつでも来ていいよ」と言ったのは私なのですが、まさか言葉通り受け取られてこちらの都合の確認なしに来るとは思いもよりませんでした。世の中にはいろいろなお母さんがいますが子どもの関係上うまく付き合って行くために、伝え方や断り方にも気を付けようと思った出来事でした。 著者:小川 朝美
2024年05月23日白髪で声が低い義父のことが怖いのか、義実家にいる間中、義父が近づくと泣きそうな顔で私の後ろに隠れる3歳の娘。ある日、義母が風邪をひいて寝込んでいると聞きお見舞いへ。すると義父はとんでもない行動に出て……? 義父に泣かされた娘を見て夫は…義実家は車で30分ほどの距離にあります。今回は義母が風邪を引いて寝込んでいると聞き、お見舞いへ。1カ月に1回は訪れているのですが、それでも義父になかなか慣れない3歳の娘。義父が近づくと私の後ろに隠れて泣きそうになります。いつもは義母がかわいがってくれるのですが、今回は義母が風邪で寝込んでいるため一緒に過ごせません。義父はそれをいいことに、怖がる娘の反応をおもしろがってわざと娘を抱っこしようと近づいていきます。娘は「嫌だー!」と泣きながら私の後ろに隠れました。しかし私は義父に遠慮する気持ちがあり、口を出すことができず……。帰る時間になると、「今日はおじいちゃん家に泊まろうよ」と義父が娘を無理やり抱っこしました。娘は「嫌だ!」と大号泣しますが、義父は抱っこをやめません。「どうにかしてよ」とたまらず夫に伝えると、「え? 身内なんだしいいじゃん。泣くのも今のうちだけだよ」とその様子を笑って見ているだけ……。すると、寝室で寝ていた義母が起きてきて「かわいそうに、泣いているじゃない! 嫌われるわよ!」と怒鳴ります。病床の義母にまで怒られて、さすがにばつが悪い様子の義父。「ご、ごめんね」と娘に謝り、抱っこをやめたのです。その後、私は夫に「嫌がっている娘の気持ちを無視しないでね」と注意。すると夫は「そうだよね、ごめん。娘の気持ちをきちんと考えるようにするよ」と言ってくれたのでした。それから義父が無理やり抱っこすることはなくなりましたが、なかなか懐かないままの娘。もしかすると義父はコミュニケーションを取ろうとしていたのかもしれません。娘には「おじいちゃん、もう怖くないよ〜!」と伝えて、2人が仲良くなれるように橋渡しをしていこうと思います。そして娘が嫌がるようなコミュニケーションのとり方をしようとしているときは、私がはっきりとやめてほしいと言わなければいけないと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:富安千秋
2024年05月22日お迎えや参観などで顔を合わせば、いつもにこやかに話しかけてくれるYちゃんママ。ある日、お茶に誘われ行ってみると、Yちゃんママの質問攻めに「そんなことまで聞く!?」と困惑し疲れてしまった話です。 ママ友の質問長女の幼稚園で、いつも笑顔で好印象のYちゃんママ。卒園後の小学校も同じで、顔を合わせれば少し他愛もない会話をする程度でした。ところが知り合って5年目、長女が小学2年生のころ、初めてお茶に誘われたので行ってみることに。 最初は幼稚園のころや小学校についての話を和気あいあいとしていました。その流れからだんだん勉強の話、中学受験の話になり、「Aちゃんは受験をするからこの塾に行くんだって」「Bくんはパパが弁護士で教育熱心だから受験を考えてるけど、入塾テストが悪かったらしい」というような話になり、受験を考えていなかった私にとっては驚きの連続でした。 すると、Yちゃんママが「旦那さんはどんなお仕事をしてるの?」「なんていう会社? 大学とか行ってたの?」とデリケートな内容の質問攻めを始めたのです。「何か嫌だな」と思い、「どこにでもいる一般的な会社員よ」とだけ答え、話題を変えました。 後日、その話を仲の良いママ友に相談すると、驚きの事実がわかりました。 Yちゃんママは中学受験を考えていて、いろいろなママ友に旦那さんの職業を聞いて、その職業で受験をするかしないかを何となく判断し、お付き合いをするのか決めていると言っていたのだそう。相談した仲の良いママ友や他にも何名かが、Yちゃんママから同様の質問攻めにあったと聞き、あっけにとられました。 そのお茶会からYちゃんのママと連絡を取ることはなく、参観などで会っても手を振る程度に。Yちゃんママから質問攻めにあうこともなければ、誘われることすらなくなりました。ママ友の話が本当ならば、わが家の夫は弁護士などでなく普通の会社員だから長女は受験はしないもの、とYちゃんのママは判断して、お付き合いをする必要がないと思われたのかもしれません。 当時は複雑な感情で、突然疎遠になってしまったことを残念に思いましたが、いろいろな考えの人がいるのだと知る機会になりました。そして、ママ友に限らずですが、私自身は誰とでも分け隔てのないお付き合いをしていきたいなと、改めて感じた出来事でした。 著者:石井ゆうき
2024年05月22日休日の早朝、私たち夫婦の家に義両親が突然訪ねてきました。事前に連絡はなく、玄関のインターホンの音で目が覚めて……。訪問理由を聞いてびっくり!その後の行動にも戸惑いました。 義両親の訪問理由に衝撃!インターホン越しに義両親が来ていることがわかりました。私と夫は何事かとびっくり!急いで玄関のドアを開けると、義両親は明るく笑顔で挨拶してきて、「ちょっとした驚きを与えてみたくてね。サプライズというのかな」と語りました。 私たちがパジャマを着ていることや、部屋が片付いていないことには気づいていないようで……。リビングを片付ける間、義両親を別の部屋に案内。私たちは急いで身支度を整え、部屋を片付けました。 しかし、義両親がいる部屋から何やら物音が聞こえます。どうやら、本棚にある本を見たり、勝手に引き出しを開けたりしていることに気づきました。プライバシーの侵害ですし、戸惑いと不快感が一気に押し寄せました。 これまでいい関係を築いていると思っていましたが、今回のことで失望。夫も含めて今後の対応をしっかり話し合う必要があると感じました。 ◇ ◇ ◇ 家に招くとなれば準備をしておきたいですし、アポ無し訪問は困りますよね。夫の方から義両親にきちんと言ってもらうなど、ストレスなく生活したいですね。 イラスト/森田家著者:栃木ともよ
2024年05月22日子どもが3歳くらいのとき。スーパーの試食コーナーを通りかかったときのこと。試食のウィンナーを食べたいと言ったので、あげようとしたら……。【まさか】のことで今でも忘れられません。 ふだんは断っていたけれど、その日は…スーパーでよく見かける試食販売。私は“食べると買わないといけないかな”という義務感にかられるので、試食を勧められても断るようにしていました。 子どもが3歳くらいのときにウィンナーの試食の前を通り過ぎようとしたら、子どもが食べたがりました。躊躇しましたが、「今日はいいか」と思って子どもにウィンナーをあげようとしたら……。 そのときです。マイクをつけた試食コーナーのおばさまが、「お母さん!そのウィンナーはチョリソーだから辛いよ!子どもにあげたら、子どもが泣くよ!」と言ってきました。言われただけならよかったのですが、マイクで言われたのでほかのお客さんに見られることになり……、本当に恥ずかしかったです。それからは子どもが「試食したい」と言ったとき、どのような商品かをよく見るようになりました。 ◇ ◇ ◇ 子育て中に恥ずかしい思いをしたことがある人は、多いのではないでしょうか。“子育てあるある”なのであまり落ち込まず、笑い話に昇華させてスッキリしたいですね。 イラスト/あやこさん著者:田中牧子
2024年05月21日双子を妊娠したことがわかり、不安でいっぱいだったときのこと。周囲の人からの声に、メンタルが大きく左右されました。 双子を妊娠したと報告すると…「いま妊娠していて、双子なんだ」と伝えると、多くの人から「これから大変だねー」「忙しくなるねー」と言われました。あまりに言われるので、さらに不安が募っていき……。妊娠したことをあまり喜べない日が続きました。 ですが、「双子ちゃんは育てられる親を選んで、あなたのところにきたんだよ!」という親友の言葉に感動。そこからポジティブになれました! ◇ ◇ ◇ 妊娠中は不安を感じることも多く、周囲からの言葉に一喜一憂してしまうのもわかります。メンタルの不調は見逃しがちですが、つらい状態が続く場合は早めにかかりつけ医に相談するのがおすすめです。 イラスト/さくら著者:山本 花
2024年05月20日4年前に結婚のためフランスに移住した私。夫同士が幼なじみで、近所に住んでいるあるママ友は、移住当初からよくしてくれていました。しかし、キャラも違い言葉の壁もあって、どう付き合えば良いか悩んでいたところ、1年半ほど音信不通に。偶然会ってもあいさつ程度でほぼ交流がありません。そんな中、共通の知り合いの結婚式に呼ばれた私。なんと、披露宴でママ友と同じテーブルになってしまったのです……!やさしくしてくれるママ友移住当初、私はフランス語もできない上に家族も知り合いもいなくて、近所に住んでいる夫同士が幼なじみのママ友が唯一頼れる存在でした。移住してすぐ妊娠し、育児に何を買って揃えたらいいのかわからなかったとき、そのママ友はすぐに自宅にある使用していない育児用品一式を、私に持ってきてくれたのです。 そのやさしさはとても助かったのですが、もともと見た目もキャラも違う上、言葉もわからなくて、私自身はどうやって彼女と仲良くなればいいのか悩んでいました。 さらに距離ができる私とママ友そんな中、私が苦手だと感じていることが彼女に伝わったのか、会う機会がだんだん減っていき、気づけば音信不通に。しかしある日、私の住んでいる地域のお祭りで、ばったり彼女に出会ってしまったのです。 でも、彼女とはあいさつ程度で、彼女の夫と少し話したぐらい。再度「やっぱり苦手だな。彼女も私を避けている」と感じ、もうあんまり会いたくないとさえ感じました。その後もあるイベントで顔を合わせたけれど、私も彼女もお互い話そうとはしませんでした。 気づけば意気投合それから数カ月後、彼女一家も来る予定の知り合いの結婚式に、私は家族で参加しました。その披露宴でまさかの同じテーブルに! 私はなんだか気まずさもあって「最悪!」と、つい思ってしまいました。 しかし、実際披露宴が始まってお酒が入るとなんとなくお互い会話をし始め、気づけば子育ての中での夫への不満で意気投合! 2人で大盛り上がりしたのです。それから、ようやくお互いの壁がなくなり、今では近所に住む仲良しのママ友の1人となりました。 苦手意識のせいで、音信不通になっていたママ友と私。私のフランス語が上達したことと、顔を合わせてゆっくり会話をする機会がもてたことで、お互いを理解し合うことができました。結婚式のおかげで大事なママ友が1人増えて、よかったなと思っています。著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2024年05月20日長男を出産後、長らくセックスレスだった私たち夫婦。そのことに不満はなかったのですが、長男が3歳になるころに私は2人目が欲しくなりました。セックスレスなので、もちろん自然に子どもを授かることはできなません。意を決して夫に気持ちを伝えると、返ってきた返事は……。夫の返事とその理由は…夫の返事は、「長男の赤ちゃん時代の育児負担が多くて大変だった。同じような思いをしたくないから2人目は望んでいない」というものでした。 夫は仕事が好きなタイプでしたが、共働きだったため長男の病気で仕事を休んだり、私の休日出勤の日にワンオペ育児をしたりしてくれていました。 夜泣きの対応などもしてくれていましたが、夫には想像以上に負担だったようです。 諦められない私がとった行動どうしても諦めきれなかった私は、なんとか夫に納得してもらうため行動しました。 まず、数年前に仕事を辞めていた実家の母に相談し、2人目が生まれたら育児に協力してもらえることを確認。さらに自治体の産後ケアや一時保育、病児保育などの情報を集めました。 そして、産後1カ月は母に手伝いに来てもらう、子どもの病気のときも母に来てもらったり、病児保育を活用したりするなど、夫に極力負担のないようなプランを考え、夫にプレゼンしたのです。 夫を説得した結果!?プレゼン後、夫からは「しばらく考えたい」と言われましたが、数カ月後に「2人目を考えてみよう」との返事が! ちょうどそのころに夫が転職し、忙しさも和らいで気持ちに余裕ができたこともあったようです。 セックスレスが続いていて子作りは義務的なものではありましたが、妊活はスムーズに進み、数カ月後には無事に長女を授かり、出産することができました。 長年のセックスレスと夫の反対で一時は諦めそうになりましたが、具体的な解決策を示すことが夫には有効だったようです。生まれた娘のことを夫もとてもかわいがっていて、説得を諦めなくてよかったなと思っています。 イラスト/森田家著者:小坂なお
2024年05月19日息子が2歳半、娘が生まれたばかりのとき。2人目出産にあたり、里帰りはしないと決めていました。 夫は仕事が忙しく、娘が生まれてからほぼワンオペの生活。睡眠不足の日々が続いていました。 昼寝ができて喜んでいたら、夫が…日中は上の子の相手をし、夜は下の子のお世話をする日々。 産後のホルモンの乱れもあり、心身ともにすごく疲れていました。 毎日の睡眠は30分×3セットが通常モード。 細切れ睡眠をし、トータルで4時間ほど寝られた日は「よく寝れた!」と感じていました。 夫の仕事も忙しい時期で、夜のお世話を任せられず。休日は趣味の映画鑑賞で夜更かしをし、翌朝遅く起きてきても文句を言いませんでした。 ある休日のこと。きょうだいが同時に昼寝をしたタイミングで、夫に「私も少し寝ていい?」と聞いて横になることに。20分ほど寝られたので、起きたときに「よかった!少しは寝だめできた!」と言いました。 すると夫が「いいね。寝だめができて。俺は何時間寝てもずっと眠いよ。どんなに寝ても眠い方がよっぽど辛いよ」と言ってきました。 夫は悪気もなく話していましたが、私にはその言葉がすごく心に刺さりました。 産後のホルモンの乱れが落ち着き、2人育児にも慣れてきたころ。夫と「産後すぐは大変だったね」という話題になりました。 この出来事を話し、「あのときは何言ってんの?と思ったよ」と笑って話しました。 夫は何が悪いのかわかっていませんでしたが、「傷つけるつもりはなかったんだよ〜!ごめんごめん」と謝ってくれました。 当時は言い返さず我慢し、その後も笑い話にできましたが、あのときの言葉は一生忘れないと思います。 ◇ ◇ ◇ 出産後、ゆっくり眠れないのは本当に辛いですよね。夫の発言に悪気はなかったとしても、妻の状況を考えると少し軽率かなと思ったり……。発言ひとつで関係性がかわる場合もあるので気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:井上かなこ
2024年05月19日結婚してすぐに第一子を授かりました。ですが、子宮外妊娠で子どもはあきらめなければならず、私自身も大量出血をして危ない状態でした。友人からのメールに返信できていなかったので、落ち着いてから連絡したのですが……。 友人からのLINEを見て涙がとまらず…体調が回復してから、たまっていたLINEを返信。友人には返事が遅れた事情を話しました。 そのなかの友人のひとりから「楽しそうな人生だな笑」と返事が。当時は仕事上の人間関係、結婚に妊娠といろいろな出来事が重なっていたので、面白おかしくそう言ったのだと思います。 私の方は命の危険もあり、子どもはあきらめなくてはならず……とても辛い状況でした。そんな時に冗談であっても「楽しそう」と言われ、悲しくて悲しくて涙がとまりませんでした。こういうときは軽率に発言してはいけないと学び、気をつけたいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 悪気のない言葉であっても傷つくことはありますよね。相手がどのような思いかを察するのは難しいですが、思いやりのある声かけを心がけたいですね。 イラスト/森田家著者:高杉かんな
2024年05月19日何でも先回りして心配してくれる義父。2人目が双子だとわかった瞬間から、「産後はどこで過ごすのか?」、「子ども3人、どうやって育てるのか?」など義父の心配事は尽きませんでした。出産予定日間近で気持ちもギリギリのとき、義父の心配によって私が大泣きするほど困惑させられた出来事をご紹介します。義父が心配してならない車の買い替え義父が数ある心配事のなかで一番気にしていたのが、車の買い替えです。実は、私たち夫婦は2年前に5人乗りの新車を買ったばかり。3歳のお姉ちゃんと双子のチャイルドシートを乗せることを考えると、夫婦としてもどうすべきか悩んでいました。 しかし、車はトランク収納が十分なSUV車なので、私が狭い思いをして我慢すれば、乗れないこともありません。また、家族揃って外出するのは週末だけで頻繁ではないため、今すぐ買い替えを決めなくてもしばらくはなんとかなるだろうと私たち夫婦は思っていました。 帝王切開3日前に迫られた大きな決断!いよいよ帝王切開予定日まであと3日と迫った夜、夫から電話がありました。義父母が私たちの車を買い取るので、代わりに義父母の知人から中古車を買いなさいと連絡があったというのです。詳しく話を聞くと、義母が乗っていた車が廃車になり、新しく車を買う必要があるためとのこと。 一見ありがたい話のようですが、その中古車の値段は400万円。中古車でこの値段は高すぎる! と反対しましたが、義父母はもうその気のよう。夫もすでに義父母に説得されている様子で、あとは私が了承するのみという状況でした。 妊娠中の不安が重なり大泣き!双子妊娠でおなかははち切れそうなほど大きく、夜も眠れない日々が続いていた私。正直、車どころではない状況なのに、出産ギリギリになって大きな決断を迫られたことと、義父母がすでに話を決めているという状況にストレスを感じました。 帝王切開手術への不安や、管理入院で長期間入院しなければならず、その間実家で祖父母と生活しているお姉ちゃんのことなど、いろいろな思いが重なって涙がぽろぽろとこぼれ始め……。夫は私が急にひどく泣き出したため、「なぜそんなに泣いているのかわからない」と困惑している様子でした。 実は車の買い替えは義父の独断だった!その後、「夫婦で決めていた通り、今の車で生活してみてもいいのではないか?」と夫を説得しました。涙が功を奏したのか、夫も理解してくれて義母へそのことを報告しました。実は知り合いから中古車を購入するという提案は、義父だけで進めていたそう。私たちの車を買い取ることに、義母は内心反対だったようです。 私の決断をとても喜んでくれ、義母は自分が乗りやすい車を買うと義父を説得してくれました。それを聞いて、義父母の提案に流されず、正直に自分たちの意見を伝えてよかったなと思いました。 私たち夫婦のことを思っていろいろと心配をしてくれるのはありがたいのですが、もう少し私たちを信じて見守ってほしいと強く感じた一件でした。購入したチャイルドシートを設置してみると、やはり車は買い替えなくても大丈夫そう。車の件はとりあえず納得してくれましたが、次は私のワンオペを心配してくれている義父です。著者:山口まなみ4歳の娘と1歳の双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2024年05月19日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、職場の苦手な年下女性にストレスを溜めている30歳女性のお悩み。職場に苦手な女性がいて本当にストレス!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:私より半年後に入社してきた同じチームの年下女性が嫌いです。最初は私も仲良くしようと試みましたが、余計に苦手意識が増しました。「群れるのは好きじゃない」などと言いながら常に誰かと一緒でないと行動しないし、謙虚さがなく、私以外の人に対しては八方美人なところが嫌いです。それなのに、チーム内では私より評価されている気がして鬱々としてしまいます。不利にならないよう感じよく接するように心がけてはいますが、毎日本当にストレスで、彼女に対する嫌悪感をなくしたいです。どうしたら気にならなくなりますか。(30歳・会社員)「鼻につく」本当の理由は…新たに入社してきた年下女性に対し、相談者さんは相当ストレスを溜めておられるようですね。しかし相談者さん以外は彼女を嫌っておらず、評価もされているのだとすると、彼女自身に問題があるというより相談者さんの受け止め方だと考えるほうが自然ではないでしょうか。「群れるのは好きじゃない」などと言いながら常に誰かと一緒でないと行動しないところ、謙虚さがなく八方美人なところが嫌いとのことですが…職場の同僚という関係性なのですから、プライベートで仲良くする必要はないわけです。彼女が群れようが群れまいが相談者さんには関係がないし、実害が及ぶ話でもありませんよね。おそらくですが、相談者さんと彼女は似た者同士なのではないですか。キャラが被っていて、部署内でのポジションが似ているせいで鼻につくのでは?負けたくないなら圧倒的な差を見せつけてできることなら居場所を変えるのが一番楽で良いのですが、職場で同じチームとなると難しいですよね…。かといって、真正面から対抗心を燃やしてしまうと相談者さんが損してしまいます。相談者さんのほうが彼女より先輩かつ年上でもありますしね。ここは自分で気持ちを切り替えて、彼女に対してイライラしたりムカついたりしているその時間と労力を自己成長に使うと決めませんか。彼女に負けたくないと思うのなら、とうてい真似できないことで圧倒的な力の差を見せつけるしかありません。そのためには自分を高めるしかないですよね。そうやって彼女ではなく自分に集中していれば、自然と気にならなくなるものです。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©piai/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年05月18日夫の希望もあり、里帰り出産はせずに私たちが住んでいる地域で出産しようと決めていました。陣痛がきたので夫と病院へ行くと、【まさか】のことを言い出し……。理解不能な夫の行動にとまどいました。 陣痛が始まったときに夫は…出産予定日より前の朝方に、陣痛と思わしき痛みがあり病院へ行きました。助産師さんから「まだかかりそうだね」と言われ、なぜか夫は出張に行くと言い出し……。「俺にしかできない仕事があるから」と言い残し、去ってしまいました。 仕事に対するプライドなのでしょうか?夫が立ち会いたいと言ったので里帰り出産をやめたのに、結局1人で産みました。 そしてーー、出張が自分の実家方面だった夫。なぜか義実家の家族に送られ、7時間かけてトンボ帰りしてきました。出張先の仕事はしてこなかったそうです。俺にしかできない仕事はどうなった?そんな夫とは現在別居中。なるべくしてなったなという感じです。 ◇ ◇ ◇ 助産師さんの「まだかかる」という言葉を聞き、夫は「出張に行ける!」と思ったのでしょうか。確かに時間がかかる場合もありますが、容態が急変することもあるので出張は控えたほうがよかったかもしれません。いろいろとモヤモヤしますが、無事にご出産されてよかったです! イラスト/さくら著者:粒来 杏
2024年05月18日遠方に住んでいる義母に妊娠を報告。すると、しばらくして義母から1通の手紙が届きました。内容を見てびっくり!どうしよう……と悩みました。 何通も届いた義母からの手紙義母からの手紙に書かれていたのは子どもの名前の候補でした。占いが好きな義母は、生まれてくる孫のことをいろいろと占ったようです。そして、私たち夫婦の第一子は女の子だと確信。女の子の名前を書いた手紙を何通も送ってきました。 ですが、私たちは子どもの名前は自分たちで決めたいと思っており、エコー検査でほぼ男の子であることがわかっていました。生まれる前だったので、義母に伝えることは控えましたが……。 無事に男の子を出産。夫婦で決めていた名前を付けました。義母は男の子だったことに驚く様子はなく、名前に関して何も言ってくることはありませんでした。義両親は遠方に住んでいるので、ちょうどいい距離感を保っていられるのかなと思っています。お祝いもいただき、感謝しています。 ◇ ◇ ◇ お付き合いしていく上で、距離感を保つことは大切ですよね。お互いストレスにならない距離で、いい関係を築いていきたいですね。 イラスト/森田家著者:藤よしか
2024年05月18日LINEは今や恋愛において欠かせないコミュニケーションツールとなっています。しかし、その使用方法によっては思わぬ誤解を招き、関係の悪化につながることも。そこで、LINEを使用するときに避けたい行動や言葉遣いについて、いくつかのポイントを挙げてみましょう。余計な力は抜こうLINEを通じて相手との距離を縮めたいと思うことは自然です。しかし、あまりにも意気込みすぎると、その努力がかえって空振りに終わることもあります。LINEのコミュニケーションはあくまで補助的なものと割り切り「これはちょっと…」と感じられないような適度な距離感を保ちましょう。短いメッセージを心掛けるメッセージの長さが質のよいコミュニケーションに直結するわけではありません。長文のメッセージを頻繁に送ることは、相手にとって負担に感じさせることがあるでしょう。そのため、手紙のような長文は避け、リズミカルなやりとりを心掛けることが望ましいでしょう。自然な言葉遣いを保つLINEの会話では特殊な表現が逆効果になることも。「普段からこんな感じなのかな?」と相手を戸惑わせる原因になるかもしれません。また「そんなに親密になりたいの?」と誤解される可能性もあります。そのため、自然であり、相手との関係に適した言葉を選ぶことが大切です。メッセージの取り消しは慎重に送信後にメッセージを取り消す行為は、相手に嫌な印象を抱かせることがあります。「何だったのだろう?」という疑問を抱かせ、無意識のうちに相手の信頼を損ねる可能性も。重要な修正や誤送信の場合を除き、頻繁にメッセージを取り消すことは避けた方がよさそうです。LINEを使ったコミュニケーションは、便利でありながらも注意が必要な側面を持ち合わせています。ここで挙げたポイントを心掛けることで、よりよい関係構築に役立つことでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年05月18日息子が4歳くらいのとき。親しくしていたママ友&子どもたちと持ち寄りでホームパーティをしました。テーブルに並んだ料理を見て、あるママが衝撃の一言。その場が凍りつきました。 持ち寄りでホームパーティをしたら…私はその日、デパ地下でお惣菜とお菓子を買っていきました。テーブルの上には、ピザや揚げ物、フルーツなど子どもたちが好きそうなメニューがずらり。 するとひとりのママ友が「揚げてから時間がたっている揚げ物は、酸化しているかもしれないから食べられない」「お菓子はグルテンフリーのものしか食べさせないと決めている」と話し始めました。私やほかのママはびっくり。 結局、自分が持ってきた料理を子どもと一緒に食べていました。食事については各家庭でこだわりや決まりがあると思いますが、みんなの前で言わなくても……と思ってしまいました。 パーティの後、グルテンフリーについて調べました。そして後日、そのママ友と子どもがわが家にきたときにグルテンフリーの料理を振る舞いました。お互い歩み寄る気持ちも大切だと思い、結果的に知識も増えたので良かったと思います。 ◇ ◇ ◇ 食べ物のこだわりは人それぞれですが、今回の場合は事前に言ってくれたら……とも思ってしまいますね。その後にグルテンフリーの料理を振る舞ったとのことで、ママ友もお子さまも喜んだのではないでしょうか。ポジティブな行動に脱帽です! イラスト/さくら著者:りお
2024年05月17日私は5歳の息子を保育園に預け、フルタイムで働いています。保育園の送迎は時間に追われていることが多く、他のママたちとはあいさつをする程度の関わりでした。最近2人目を妊娠し、産休に入ったことで送迎の時間に余裕が。送迎時間が重なるママさんとは話をする機会が増え、うれしいことにママ友が増えたのですが、同時に苦手なママさんができてしまいました。 「息子くんは喧嘩が強い」と言われ…産休に入ってからは、息子を少し早めの時間にお迎えに行っています。私のおなかが大きいことで、今まであいさつをする程度だったママたちから「2人目ですか! おめでとうございます」と声をかけられることも。 そんな中、ひとりのママが「うちの子がいつも、息子くんは喧嘩が強いと言ってますよ~」と言ってきました。喧嘩が強いなんて初めて言われ驚いた私は、そのママさんの子どもに嫌な思いをさせるようなトラブルがあったのか聞きました。けれども「いつもうちの子が言ってます」としか答えていただけず……。 他にも私と息子のことに言及され…その後、何の話の脈略もなく「最近〇〇くんや△△ちゃん(同じクラスのお友だち)のお母さんと仲が良いですよね?」と聞かれました。私は「妊娠中なのでみなさんお気づかいくださって、そこから立ち話をすることはありますね」と答えましたが、その先の会話は続かず。 さらにそのママさんは、なぜか息子が最近習い事を始めたことを知っていて、「その習い事は息子くんには向いていない」「すぐにやめた方がいい」と言うなど、発言や質問の意図がよくわからない会話が続きました。「なぜそのようなことを仰るのですか?」と聞いても笑顔でスルーされるのです。 なるほど! イヤミだったのか!その場面を近くで見ていたママ友が、後から声をかけてくれました。「あの方はいつもイヤミを言うことで有名なの。気にすることないよ」とのこと。詳しく聞くと、一度でも自分の子どもと喧嘩をしたお友だちのママには、イヤミで攻撃することがあるそうです。 保育園の先生からは以前、「保育園での子ども同士の喧嘩は、多くの場合はどちらが悪いということはなく、お互い様だ」と聞きました。また、どちらか一方的な喧嘩や、お友だちを叩くなどがあった場合、先生から親へ必ず連絡がくることになっています。 後日、担任の先生と懇談の機会があったため、息子は日常的にお友だちとのトラブルがないか聞いたところ、先生はまったくないと仰っていました。「もしあったら必ずお母さんにご報告しますよ」とのこと。正直そのママさんと顔を合わせるたびに、何か言われるのではとヤキモキしていました。でもこれからはお迎え時間を少しずらして、なるべく気にせずに過ごしたいと思います。 著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2024年05月17日私が夫との結婚を決めた理由の一つは、温厚な人だから。性格や話し方など「この人となら穏やかな家庭が築けるかな~」と思ったのです。しかし、2年の交際を経て結婚し、その後に初めて知った夫の意外な趣味に、私は驚きを隠せませんでした。私には理解できない夫の意外な趣味夫は、お酒はたしなむ程度、ギャンブルはせず、庭仕事が好きな、本当に穏やかな人です。結婚してから数カ月後、夫が高校時代からの友人と食事に行くと言うので、「いいやん。楽しんできてね」と快く送り出しました。 数時間後に帰って来た夫は、久々に会った友人との食事が楽しかったのか珍しくテンション高め。話を聞いていると、また来月もその友人に会うことになったとのこと。しかし、それは食事ではなく、「プロレス観戦」だと言うのです。 「プロレス観戦!? 見に行くの?」と聞くと、「そうそう! 昔から〇〇(友人)とはたまに見に行ってて、来月県内に(プロレス団体が)来るから行こうってなって。めっちゃ楽しみやわ~!!」と。 私はそもそもプロレスやボクシングなど激しめな競技は見られないほうなので、当たり前のように、穏やかな夫もそうだと思っていました……。でも実は、プロレス番組を毎週録画して、プロレスに興味がなさそうな私が寝た後に夜な夜な見ていたとのこと。そんなに好きだったとは、私は驚くほかありませんでした。 夫が意外にプロレス好きだと知ってから、穏やかに見えても内なる熱いものがあるのかなと思うようになりました。最初は驚きましたが、興味がない私に気を使ってくれていますし、生活が揺らぐほどのめり込んでいるわけではないので、今では夫の趣味の一つとして受け入れています。 イラスト/ななぎ著者:石井ゆうき
2024年05月16日雨の日に子どもと義母の家へ遊びに行ったときのこと。雨の日ならではのトラブルに遭い、驚いた出来事です。 上手に傘をさしていると思ったら…その日はあいにくの雨。ですが、4歳になる息子はご機嫌で傘をさして歩いていました。傘も上手にさせるようになり、お兄ちゃんになってきたなと思っていたのですが……。 途中にある公園を通り抜け、義母の家に到着。玄関で靴を脱ぎ、息子の足を見てギョッとしました。白い靴下がまっ茶色になっていたのです。一瞬、何が起きたのかわからず。どうやら、靴底に穴が空いていたようで……靴のなかも靴下も泥まみれになっていました。 義母もすぐ気づいてくれて、息子はそのままお風呂場へ。部屋を汚さずにすみましたが、とても焦りました。その後、雨の日は必ず長靴を履かせるように。また、靴に穴が空いていないかも気をつけてみるようにしています。 ◇ ◇ ◇ 子どもの靴や洋服もそうですが、意外なところに穴ができていたり、汚れていたりしますよね。毎日いろんな冒険をしているんだなと思いつつ、成長を温かく見守りたいですね。 イラスト/森田家著者:綾瀬 緑
2024年05月16日私が第2子を出産したのは37歳のとき。子どもが幼稚園に入園した年にはすでに40を過ぎていました。当時上の子は小学校高学年で、親同士の関わりも減っていた時期。今さら密度の濃い「幼稚園ママ」として再生活するには気が重い、というのが正直なところでした。実際に2度目の園ママ生活を送りはじめると、上の子の年齢を知ったとたん、急に敬語で話されてしまったりすることもしばしばあり……。若いママに引かれている?園ママ再デビューにあたり私がもっとも気がかりだったのは、年齢を理由に若いママたちに壁を作られてしまうのではないか、ということでした。実際、はじめのころは、母親である私の年齢というよりも、上の子の年齢から「そんなに大きなお子さんいるんですね!」とそれまでフランクに話していたのに、急に敬語になられてしまうことが多かったように感じています。 しかし、話をするにつれ、少しずつ仲は深まっていきました。今では、母親の年齢や経験は違っても、同じ年の子どもを育てる親同士として、地域の情報や子どもの発達、園のことなど気になったことを相談しあったり、ときに愚痴を言い合ったりできる心強い仲間となってくれています。 集団行動するママたちが苦手だった第1子を幼稚園に通わせていたころ、私がちょっと苦手に感じていたのは集団行動するママさんたちでした。仲間内では親しげに話しているのに、グループ以外の人には態度が素っ気なく見えて「感じが悪い」と思っていました。第2子の幼稚園にもそうした集団ママさんたちはいましたが、驚くほどまったく気にならず、それどころか「ママ同士気が合うのね。仲良さそうでいいわね」と微笑ましく思えてしまうほど。 第1子のときは自分に自信がなく「陰口でも言われていたらどうしよう」という不安が、「あの人たち感じ悪い」というネガティブな気持ちにつながっていたのかもしれません。 園ママ生活で気をつけていること円滑な園ママ生活を送るために私が気をつけているのは、「距離感」です。相手の家庭の事情や方針などに首を突っ込まない、口を挟まないのはもちろん、子育ての先輩風を吹かせてアドバイスめいたことをしないこと。あくまで「同じ年齢の子どもを育てているママ同士」として対等な関係であることを意識しています。 また「私は年がいってるから」、「あなたはまだ若いから」といった年齢がらみの自虐ネタは、相手が反応に困ると思うのでしないように特に気をつけています。 始まる前から身構えていた2度目の園ママ生活ですが、いざスタートしてみると第1子のときよりも自然体で過ごせています。これからも子どものお友だちのママたちとほど良い距離感を大切にしながら、幼稚園ママとしての生活を送っていきたいと思います。 著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2024年05月16日相手の気持ちに配慮したコミュニケーションは、関係をよりよくするために欠かせません。ここでは、相手を傷つけないコミュニケーション術を紹介します。「またそんなこと?」と言わない相手がミスをしたり元気がないとき、つい「またそんなこと?」と言ってしまうのは避けましょう。相手をはげます優しい言葉を選ぶことで、相手の心に寄り添えるかもしれません。「大丈夫?」の言葉は慎重にやる気に満ちているときに「大丈夫?」という心配の言葉は、意外と相手を不安にさせてしまうことがあります。心配するのではなく「きっとできるよ!」など前向きな言葉を選んで、相手の背中を押してあげましょう。「どうせ」の使用を控える相手が他の人に親切にしているところを目にしたとき「どうせ自分がよく思われたいだけでしょ」などという冷たいコメントは控えましょう。相手の行動を肯定的に捉え、サポートすることが大事です。お弁当の“感想”にイラっと!?「料理人の夫に、節約のためにお弁当を作ってほしいとお願いされました。子育てに追われながら頑張って作ったのですが、帰宅した夫に『もっとお弁当おしゃれにできない?』と言われ他の人とも比較され『それ本気で言ってる?』とイラっとしました」(30代/女性)親しい間柄だからこそ、言葉を選ぶことがとても重要です。何か要望があるときも、心を傷つけることがないよう、丁寧で明確な伝え方を心がけましょう。(愛カツ編集部)
2024年05月15日持ち寄りや手土産、お裾分けには、家庭ごとの価値観が大きく影響しがち。家に遊びに行ったりパーティーをしたりと、ママ友の間ではさまざまなもののやりとりがありますが……。ママ友との間で本当にあった体験談を3つ紹介します。ケース1:これって非常識じゃない?ママ友の家に集まってお茶会をしたときの話です。 家に誘ってくれたママが飲み物を用意してくれると言うものの、手ぶらで行くのはしのびなく、あるママが持ち寄りを提案。予算を500円程度と決め、みんなで食べ物を持ち寄ることにしました。 しかし、お茶会当日、1人1個ずつのデザートや手作りのミニサンドイッチなど、それぞれが予算に合わせて用意した食べ物を持ってきたのですが、ひとりのママは100円程度のスナック菓子を1つだけ、差し出したのでした。 私は予算を気にせずスナック菓子を持ってきたママに衝撃を受けました。そのママに悪気はなく、何も気にしていない様子でしたが、さすがに失礼ではないかと感じたのです。 ◇ ◇ ◇ 家庭によりさまざまな事情があるかもしれませんが、予算を決めたのなら合わせてほしいものです。ママ友から手渡されたものに衝撃を受けるケースは他にもあって……。 ケース2:ママ友からのプレゼントの正体 「食べきれないからもらって!」とママ友から子どもへおやつを頂きました。しかしパッケージの裏を見ると、添加物の表記だらけ……。 子どもにあげる食べ物にはこだわっている私。それをママ友にも伝えていたので、気持ちはありがたいけれど、正直困ってしまいます。 結局好意をむげにできず、子どもにはあげずに自分で食べることにしました。純粋に喜べず、なんだか申し訳ない気持ちでした。 ところが後日、ママ友のSNSに「おやつはやっぱり無添加が1番!」という投稿を発見。自分の子どもに食べさせたくない不要なものを私にくれたのかな……とモヤっとした気持ちになりました。 ◇ ◇ ◇ 自分にとって不要なものでも誰かにとっては価値があるものというケースもあります。相手がもらって嬉しいかを考えてからプレゼントするといいのかもしれませんね。 最後のケースでは、価値観の違いを感じたもののーー。 ケース3:手土産の中身は…? 娘のお友だちとそのママを家に招いたときのこと。はりきっておかしやジュースを用意し、お友だちがやってくるのを待っていました。 そしてやってきたお友だち。ママは「これ家にあったものだけど」と手土産の紙袋を渡してくれました。 しかし私は中身を見てビックリ! 袋に入っていたのは、すでに開封されいくつか減っている菓子折りとなぜか駄菓子が数個……。 仰々しい焼き菓子などを持ってきてほしいと思っていたわけではありませんが、私なら、初めて遊びに行くときに持参する手土産は、少しよそ行きのおやつを選びます。 価値観の違いに軽く衝撃を受けたのでした。 ◇ ◇ ◇ このケースには後日談があります。このお話に出てくるお友だちのママは本当に飾らない人で、家に遊びに行ったときに手土産を持っていくと「気を使わないで〜!」と、とても恐縮していたそう。 今では気を使わずに行き来できる良い関係になっているようです。 最初はあまりにカジュアルな手土産に驚いたようですが、それくらい気軽に付き合えるのも、素敵な関係性ですね。
2024年05月13日子育てをしていると、見知らぬ人からの思わぬやさしさに触れることがあります。当時1歳だった次男を抱っこひもで抱っこしながら祖父の車椅子を押していたとき、救いの手を差し伸べてくれたのは私が予想していなかった人たちでした……。車椅子にはキツい坂道が…私が住む家の近所には、有名なイルミネーションのスポットがあります。70代後半の祖父が久しぶりに見に行きたいと言い出したため、私と1歳の次男、私の妹と6歳の甥っ子、そして祖父の5人で見に行くことに。 祖父は足の調子が悪く、この日も車椅子に乗ることにしました。イルミネーション会場は平坦な道ばかりだと思っていたのですが、目の前に緩やかな上り坂が! 祖父は大柄だったので、車椅子を押すのもひと苦労。妹と私で交代で押していたのですが、妹と甥っ子がトイレのため先に走って行ってしまい……。私が次男を抱っこしながら押すしかありませんでした。 背後から突然、英語で!?私が車椅子を押していると、背後からいきなり「Excuse me, how can I help you?」と旅行客らしきアジア系の若いカップルが声をかけてくれました。私は一瞬断ろうかとも思ったのですが、せっかくのご厚意を断るのは申し訳なく思い、お言葉に甘えることに。 カップルの男性が私の代わりに車椅子を押してくれました。実際のところ、緩やかとはいえ、上り坂を車椅子を押しながら歩くのはかなり大変だったので助かりました。 たくさんの日本人がいた中で声をかけてくれたのは、まさかの外国人カップル。車椅子を押してくれた彼や彼女には、感謝の気持ちでいっぱいです。カップルには感謝の気持ちを何度も伝え、坂を上りきったところでお別れしました。祖父も片言の英語で感謝の気持ちを伝えていて、ほっこりした気分になりました。 イラスト/森田家著者:鬼頭いちか
2024年05月12日里帰り出産から1カ月を過ぎたころに娘と自宅へ戻りました。夫に「娘を見ててね」と伝え、私はキッチンへ。しばらくして娘が泣き始めました。なかなか泣き止まないので、夫のところへ行くと……娘がまさかの状態になっていました。 「娘を見ててね」と夫に伝えたら…里帰り出産から自宅に戻り、慣れない育児と家事に奮闘。あるとき、夫に「洗い物をしている間、娘を見ててね」と伝えました。娘が眠くなる時間だったこともあり、しばらくすると泣き始めました。いつもは割とすぐに眠ることが多いのですが、この日はなかなか泣き止みません。 どうしたのかなと夫のところへ行くと……夫は娘を抱っこすることなく、テレビを観ていました。「抱っこしてあげて」と私が言うと、衝撃のひと言。「赤ちゃんって泣かせてたら疲れて寝るでしょ」と言うのです。泣いている赤ちゃんを平気で放置している姿に、ものすごくイラッとしました。 今は娘も生後6カ月を過ぎ、声を出したり、笑ったりしています。夫も少しずつ育児をするようになりました。もし2人目を授かることができたら、夫には育休をとってもらい、新生児期から一緒に過ごしてほしいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんが泣く理由はさまざま。おむつや空腹などの原因を取り除いたあとも泣き止まない場合は、無理に泣き止まそうとせず、少しの時間であれば様子を見ながら赤ちゃんを放っておいても心配ありません。ですが、最初から何もしないのではなく、抱っこなどできることはしてほしいという気持ちもわかります。パパも育児に慣れてきたということなので、わが子の成長を一緒に楽しんでいきたいですね。 イラスト/さくら著者:白石桃子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月12日わが家には4人の子どもがいます。今では育児に協力的になった夫ですが、第1子、第2子出産後は、共働きでも私のワンオペでした。育児と仕事で余裕もなく、夫の考えが理解できずに涙することもありました。そんな夫が協力的になってくれたきっかけとは……。子どもが病気になっても夫は……長男は1歳になると、私の仕事復帰のため保育園に通い始めました。すると、私の職場に保育園から「息子くん、お熱があります」と電話がかかってきました。私は早退し、保育園にお迎え、そして小児科を受診。次の日は、病児保育に預け、少し遅刻して出勤することに。それが、毎週のようにありました。 まだ時短制度などが整っておらず、フルタイム正社員で復帰していた私は、職場に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。あまりにもお迎え要請が続くので、夫にお迎えにいけないか連絡すると、「仕事だから無理!」のひと言……。 私は、「もういい!」と電話を切って、「こんな思いをするくらいなら、連絡しなければよかった」と涙があふれました。この件をきっかけに、もう夫に頼るのはやめようと思い、ひとりで何でもこなすようになりました。 話し合い、夫の本音がわかった!子どもの育児、仕事、家事に精いっぱいだった私。その当時は、夫に頼るのはやめようと思う一方で、「なんで協力してくれないの?」と思ってしまう日もしばしば。夫の気持ちを考える余裕はありませんでした。 良くない状況を変えるべく、家の購入と同時に義両親との同居を決意した私。間もなく第3子を出産して、義両親や子どもたちとの関わり方について夫と話す機会が増えました。夫は「子どもにどう接していいかわからなかった」、「仕事を頑張っていればいいと思っていた」と、これまで考えていたことを話してくれました。 「子どもに手がかかるのは今しかないから、関われるときに一緒に関わってほしい」と私の気持ちを伝えると、それから夫は、子どもとの時間を作ってくれるようになったのです。また、第3子が1歳になる前くらいから自営業を始め、仕事に関しても夫婦で協力し合うように……。 話し合ったことで、夫は以前よりも協力的になってくれましたが、「子どものことは○○(私)のほうがわかっているから、病院へは○○が連れて行くように」と言います。その代わり、私の仕事を代わってくれたり、上の子たちの送迎をしてくれたりと、私のサポートをしてくれるようになりました。ただ、まだ通院などは母親がするものと思っているようなので、今後も話し合いを続けて、どんなことも協力し合えるようになりたいと思っています。 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年05月12日