「ストレンジャー・シングス」のクリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟が、「Vulture」に同作をシーズン4で終えるつもりだと明かした。10月27日(金)に全世界一斉配信となるシーズン2に期待が集まる中、2人はすでにシーズン3に着手しているという。「僕たちは、全部で4シーズンにしようと思っているんだ。それでおしまいだね」と今後の計画を語るロス。「年に1回、子どもたちに何か悪いことが起きるのを正当化するのもなぁ…と思うんだ」。確かに、ドラマが続く限り、子どもたちは“デモゴルゴン”のような怪物や恐怖と直面しなければならない。シーズン2にはウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー、ミリー・ボビー・ブラウンら主要キャストが引き続き出演し、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンや、『パワーレンジャー』でレッドレンジャーを演じたデイカー・モンゴメリーら新キャストも加わる。マイク役のフィン・ウルフハードは“デモゴルゴン”よりも規模の大きいモンスターの登場を示唆。「ただのモンスターなんてものじゃないよ」と思わせぶりなコメントをしている。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日BBCが製作した故ダイアナ妃のドキュメンタリー「Diana, 7 Days」(原題)で、ヘンリー王子が珍しく父チャールズについて語っている。12歳の多感な時期に、母であるダイアナ妃を失くしたヘンリー王子。1997年8月31日、パリで自動車事故によりダイアナ妃が亡くなったその日、ヘンリー王子はウィリアム王子とチャールズ皇太子とスコットランドのバルモラル城で休暇を過ごしていたそうだ。「親にとって、子どもにもう1人の親が亡くなったことを伝えるのは究極にツラいことの1つだと思う。どうしたら対処できるのか、僕にはわからないよ」と当時、ダイアナ妃が亡くなったことを伝えなければならなかった父を思いやった。「(父は)ぼくたちと一緒にいてくれた。唯一の親だからね。ぼくたちを守り、きちんとした世話が受けられるようにとベストを尽くしてくれた。でも、父だってぼくたちと同様、深い悲しみの中にいたんだよね」とふり返る。チャールズ皇太子が息子2人を守ったように、エリザベス女王は息子と孫たちを守ろうと必死だったようだ。ウィリアム王子によれば、エリザベス女王は自宅から新聞などの読み物をすべて撤去して、外部からの情報を遮断したという。現在のようにスマホなどもなかったため、プライバシーが保たれた環境の中で悲しんだり気持ちの整理をすることができたのだとか。そのため、「母の死が世間であんなに大きく取り上げられていたなんて、ぼくたちは知らなかったんだ」とのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日先日、「Forbes」誌から“世界で最も稼いだ女優”ランキングが発表され、見事1位を獲得したエマ・ストーン。22日(現地時間)、同ランキングの俳優版が発表になり、トップに立ったマーク・ウォールバーグの収入がエマの2.5倍以上あることが明らかに。映画界で問題になっている“男女間の収入格差”が証明された形だ。マークは『トランスフォーマー/最後の騎士王』や『Daddy’s Home 2』(原題)の出演料をメインに約74.8憶円(6,800万ドル)を得て、昨年1位だったドウェイン・ジョンソンからトップの座を奪った。ドウェインは過去の人気ドラマ「ベイウォッチ」のリメイク映画『Baywatch』(原題)と、アメリカで12月に公開を控える『Jumanji: Welcome to the Jungle』(原題)の出演料を含む、合計約71.5憶円(6,500万ドル)で2位につけた。3位はドウェインと『ワイルド・スピード』シリーズで共演し、不仲が報じられたヴィン・ディーゼルで約60憶円(5,450万ドル)。4位は約56億円(5,050万ドル)のアダム・サンドラー、5位は約54憶円(4,900万ドル)のジャッキー・チェンだった。約28億6,000万円(2,600万ドル)を稼ぎ出し、女優ランキングの1位に輝いたエマは、俳優ランキングと総合すると上から15番目のポジションに位置している。14位は、『ラ・ラ・ランド』でエマと共演したライアン・ゴズリングだった。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日先週末、シカゴのローガン・スクエアに、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」の世界観を体現したバー「The Upside Down」がオープン。9月末まで期間限定で営業中だ。「Digital Spy」によれば、店内は一歩足を踏み入れるとドラマのような不気味な雰囲気が漂い、壁面に描かれた「ストレンジャー・シングス」の主役イレブンの顔のほか、ワイヤーが巻かれた封鎖的なフェンス、ホーキンス国立研究所への案内看板などを忠実に再現。一番の見どころは、ドラマの中でウィノナ・ライダーが演じるジョイスが書いたウィジャボード(降霊術に使われるアルファベットの文字版)を電飾で照らしている壁面だという。もちろん、そんな“セット”のみならず、ドリンクにも「ストレンジャー・シングス」らしいこだわりが反映されている。その1つの「Eleven’s Eggo’s」は、イレブンの大好物の「Eggo」のワッフルでグラスのふちを飾り、バーボン、レモン、オレンジ、クランベリー、メープルシロップを混ぜ合わせたカクテル。「The Upside Down」では「ストレンジャー・シングス」の雰囲気をより楽しめるよう、登場人物と似たファッションでの来店を歓迎している。公式ページでは営業期間内にスペシャルなゲストによるパフォーマンスも開催すると告知している。(Hiromi Kaku)
2017年08月22日2014年、ビヨンセの妹のソランジュが義兄にあたるジェイ・Zに暴行をふるったとして大騒動となった“エレベーターファイト”事件。いままでこの件に関して口を開くことのなかったジェイ・Zが、ウェブサイト「Rap Radar」とのインタビューで「あのときだけ、一度限りで意見の相違があったんだ。いまも昔も俺たちはずっと仲が良いよ」と3年前をふり返った。「ソランジュは俺の妹みたいな存在なんだ。彼女を守り続けるよ。それが妹ってもんだ。義理の妹じゃなくてね。俺の妹だよ」とソランジュとは本当の兄妹のような親しい関係であることを強調。「俺は人生を通して(実の)兄弟とケンカや言い合いばかりしてきた。みんな、そんなものだろう。何てことないさ」。事件当時、「TMZ.com」が公開した防犯カメラの動画には、エレベーター内でソランジュが一方的にジェイ・Zにつかみ掛かったり蹴り飛ばすなどの激しい暴行ぶりが映し出されていた。ボディーガードが何度も制止するも、ソランジュはそれをうまくかわして少なくとも3回は攻撃を繰り返した。(Hiromi Kaku)
2017年08月22日先週、突然SNSの投稿を全削除したテイラー・スウィフトだが、21日(現地時間)にインスタグラムに動画をアップした。テイラーは先週18日までにインスタグラムやツイッターの投稿を突然すべて削除、アカウントは投稿0の状態が続いていたが、全米が皆既日食に沸いた21日午前(現地時間)、インスタグラムとツイッターに10秒ほどの動画がアップされた。真っ暗な画面上に蛇とおぼしきものがうごめいているだけで、動画は無音で説明コメントも一切なし。アップから約3時間で再生回数は250万回を超えたが、あまりにも謎に満ちた投稿にファンたちは「一体なに?」「もっと知りたい!!こんな状態で放置しないで!!」とツイッター上で大騒ぎになっている。テイラーはもうすぐ6枚目のニューアルバム発表を発表するのではないかとうわさされていて、今回の動画も何か関係があるのではとの見方もあるが、それにしてもいままでのイメージとはかなりかけ離れたミステリアスな内容。14日(現地時間)、2013年に被害にあったセクハラ裁判で勝訴したテイラーは、友人で女優マリシュカ・ハージティ(「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」)が設立した性的暴行被害者の教育支援団体「Joyful Heart Foundation」に多額の寄付を行ったばかり。具体的な金額は明らかにされていないが、今回の裁判を経験したことで、テイラーは新たな一歩を踏み出そうとしているようだ。1億200万のフォロワーがいるインスタグラムのアカウントでテイラーがフォローしているのは22日未明(日本時間)でただ1人。テイラーの「1989」ツアーに参加していたバックアップ・シンガーのクレア・タートン・デリコのみ。8,500万を超えるツイッターアカウントは現在誰もフォローしていない状態だ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月22日『ワンダーウーマン』を全世界で大ヒットへと導いたパティ・ジェンキンス監督が、続編にも続投とあらば莫大なギャラを手にするようだ。先月、サンディエゴの「コミコン」で、同作の続編が2019年12月13日に公開予定であることが発表された。そこでパティ監督が「続編のストーリーの舞台はアメリカになると思うわ」と話し、続編の脚本を執筆していることは明かされていたが、引き続きメガホンを取るかどうかは語られなかった。しかし、「Deadline」によると、パティ監督は「自分が男性監督であったら受け取れるべきギャラ」を希望して最終交渉に入っており、契約することになれば女性監督として史上最高額のギャラを手にすることになるという。パティ監督は『ワンダーウーマン』で、女性監督作品のオープニング興収、女性監督による実写映画の世界興収の記録を塗り替えトップを獲得。ワーナー映画の中では歴代第3位の興収を上げた。今月8月25日(金)から公開される日本の興収は含まれていないので、今後もさらに数字が伸びていくことが見込まれる。(Hiromi Kaku)
2017年08月21日昨年末に別れてしまったクロエ・グレース・モレッツとブルックリン・ベッカムが、1年を経てヨリを戻したという。「The Sun」紙によれば、先週ロサンゼルスで開催されたとあるパーティーで、2人が一緒にやってきたのを参加者が目撃している。「彼女はブルックリンとの関係を彼よりもオープンに話していましたよ。2人は一緒にいて心地よさそうでした」。再び交際するようになってすでに数週間が経過しているというが、ブルックリンはロンドンからニューヨークに拠点を移し、今秋から大学でカメラを専門的に学ぶことが報じられたばかり。一方、クロエは昨年ロサンゼルスに家を購入し、遠距離恋愛になるのは必至。また、ブルックリンはクロエと別れてから「プッシーキャット・ドールズ」の元メンバーで自分より17歳年上のアシュリー・ロバーツとパーティーでいちゃついたり、アメリカ人歌手のマディソン・ビアーとの熱いキスが激写されるなど浮名を流してきたが、クロエはブルックリンと別れてから恋のうわさはナシ。クロエはつい最近ブルックリンのインスタグラムのアカウントを再びフォローし、クロエ&ブルックリンカップルのファンアカウントに掲載されている2人の古いツーショットに「いいね!」を付け、復縁を喜んでいるようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月21日今年12月15日(金)公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にスペシャルなあの人たちがカメオ出演していることをジョン・ボイエガがほのめかした。金曜日(現地時間)、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』よりフィン役を演じているジョンが、キャスリン・ビグロー監督の最新作『Detroit』(原題)のプロモーションでBBC radio4の「Today」に出演。司会者が『最後のジェダイ』の話題をふり、「ストームトルーパー役で出演するウィリアム王子とヘンリー王子に、セリフはあるの?」と2人がカメオ出演するという前提でジョンに質問した。「ウィリアム王子関連の秘密はいっぱいあるね。セットに来ていたでしょう?そう、あそこにいたんだよ!トム・ハーディもね。あぁ言っちゃった。もう隠していることにうんざりしてたんだ。だって、どっちみち(画像なども)出ちゃってるしね」とセットに3人がいたことを認め、出演しているのかどうかに関しては否定しなかった。「The Daily Mail」紙は2人の王子にセリフはないが、トムにはあると報じている。昨年4月、ケンジントン宮殿のSNS公式アカウントが『最後のジェダイ』のセットを訪れたウィリアム王子とヘンリー王子の画像を掲載。以降、ジョンはたびたび彼らに関する質問を受け続けているという。(Hiromi Kaku)
2017年08月21日還暦まであと1年。16日(現地時間)に59歳の誕生日を迎えたマドンナが、イタリアのプーリアの屋外で盛大なパーティーを開いた。その模様をインスタグラムで公開している。歌姫が開催するパーティーとだけあって、スケールは格別。主役のマドンナは、なんと、白馬に乗って登場したのだ。パーティーのテーマは“ジプシー”のようで、参加者もテーマに合ったファッションで来場。その中にはおそろいのボタニカルなTシャツを着たマドンナの双子の養子ステラちゃんとエステルちゃんの姿も!プロのダンサーによる幻想的なダンス、マドンナが熱唱するなど、大いに盛り上がったようだ。マドンナはお酒を飲みすぎてしまったのか、自分の歌を歌っている最中に歌詞を思い出せないハプニングやパーティー中にすでに二日酔いになってしまったことも画像や動画で報告している。インスタグラムには誕生日を迎えたマドンナにファンからお祝いのコメントが殺到。自身の影響力を活かして、「マラウイの子どもたちに健康と幸せへの手助けをすることで私の誕生日を祝って!」とマラウイの慈善団体への寄付を募った。マドンナはマラウイから4人の子どもを養子にしているため同国と深い関わりがある。(Hiromi Kaku)
2017年08月18日『スター・ウォーズ』からオビ=ワン・ケノービをテーマとした新たなスピンオフ映画が誕生するようだ。「The Hollywood Reporter」によると、監督候補として『リトルダンサー』や『めぐりあう時間たち』のオスカー監督スティーヴン・ダルドリーが「ルーカスフィルム」と交渉に入っているという。ダルドリー監督が契約することになれば脚本にも関わるのだそうだ。しかし、関係者はあくまでも交渉は初期段階で、脚本も存在せず、主演俳優の名前もまだ上がっていないことを強調している。オビ=ワン・ケノービの役は『スター・ウォーズ』のエピソード4から6を故アレック・ギネスが、エピソード1から3までをユアン・マクレガーが演じた。『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画といえば、ほかにハン・ソロが主役の映画も控えている。ほとんど撮影を終えた時期に監督がフィル・ロードとクリス・ミラーからロン・ハワードに交代するという事件もあったが、こちらの撮り直しもまもなく終了。「ルーカスフィルム」はハン・ソロ、オビ=ワン・ケノービのほかヨーダやボバ・フェットの単独映画の製作も検討しているという。(Hiromi Kaku)
2017年08月18日大手映画製作・配給会社の「ライオンズゲート」が同社初の試みとなる屋外テーマパーク「ライオンズゲート・ムービー・ワールド」を韓国の「チェジュ・シンファ・ワールド」内にオープンすることがわかった。「Digital Spy」などのメディアが伝えている。敷地は約14万平米(東京ドーム3個分)で、大ヒット映画『トワイライト』、『ハンガー・ゲーム』、『グランド・イリュージョン』、2018年公開予定の『Robin Hood』(原題)をテーマとした7つの映画のゾーンを作るという。各ゾーンには、これらの映画のアトラクションのみならず、レストラン、カフェ、土産店が立ち並び、来場者がそれぞれの映画の臨場感を楽しめるとのことだ。「ライオンズゲート」のCEOジョン・フェルトハイマーは、「アジアの不動産開発会社のトップの1社である『ランディング・インターナショナル・ディベロップメント』のパートナーになれて光栄です」「彼らは私たちのテーマパークの本拠地にふさわしい、世界クラスの行楽地を作っています」とコメント。『ランディング・インターナショナル』は現在「チェジュ・シンファ・ワールド」の開発を手掛けている。「ライオンズゲート・ムービー・ワールド」は2018年から建設工事が始まり、2019年にオープン予定。(Hiromi Kaku)
2017年08月17日『グレムリン』の公開から33年。『グレムリン』シリーズ3作目製作への動きが活発化している。1990年製作の2作目『グレムリン2 新・種・誕・生』の脚本には関わらなかったが、1984年の1作目の脚本を手掛けたクリス・コロンバスが3作目の脚本を書き終えたと「Slashfilm」とのインタビューで明かしたのだ。「誇りに思えるような脚本になった。すごくひねりがきいていてダークな話なんだ。さて、どうなるかな。撮影するとなるといつも問題になるのは予算のことだね。僕は1作目みたいにすごくひねりのきいた感覚を大切にしたかったんだ。あの頃に立ち返り、また脚本を書いてみるっていうのは簡単なことだったよ。早く映画を観られればいいなぁ」と近況を語った。『グレムリン』のファンは、最新作でパペット(人形)ではなくCGIを多用するのではと心配しているが、クリスは「CGIの使用は確実に最小限!」と安心させた。1作目のグレムリンがバーで暴れまわるシーンでは、カウンターの裏に18人から20人がすし詰め状態でパペットを動かしていたという過酷さ。CGIの使用により、「パペットのワイヤーを消し、パペットつかいのスタッフの動きを少し簡単にする」ことができるそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月17日今年、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞のほか数々の賞に輝いたエマ・ストーンが、「Forbes」誌の恒例ランキング「世界で最も稼いだ女優」でもトップに輝いた。エマは同誌が設定した2016年6月1日から2017年6月1日までの12か月間に、約28億6,000万円(2,600万ドル)を稼ぎ出した。収入のほとんどは、約490憶円の世界興収をあげた『ラ・ラ・ランド』の出演料だという。2位は約28億万円(2,550万ドル)のジェニファー・アニストン、3位は約26億4,000万円(2,400万ドル)のジェニファー・ローレンス、4位は約19億8,000万円(1,800万ドル)のメリッサ・マッカーシー、5位は約17憶円(1,550万ドル)のミラ・クニスだった。ジェニファー・アニストンは映画『The Yellow Birds』(原題)やエミレーツ航空、スキンケア用品の「Aveeno」、飲料水の「Smartwater」の広告への出演料で2位の座に。ジェニファー・ローレンスは昨年、一昨年と2年続けて1位だったが今年は親友のエマにトップの座を譲った。交際相手であるダーレン・アロノフスキー監督作品『Mother!』(原題)の出演料と、長年スポークスパーソンとして契約している「Dior」との契約料が今年の主な収入源だそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月17日『007』最新作のジェームズ・ボンドは引き続きダニエル・クレイグが演じることを本人が認めた。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターもツイートしている。ダニエルはポッドキャストの「Preston & Steve Show」とボストンのラジオ番組「Morning Magic 106.7」に出演し、ボンド役について聞かれると「オフィシャルにはなにも決まっていないんだ」と歯切れの悪い答えをしていた。しかし、それから数時間後、ダニエルはスティーヴン・コルベアが司会を務める「The Late Show with Stephen Colbert」にてはっきりとボンド再演に「イエス」と宣言。大喜びのスティーヴンとがっちり握手を交わした。ダニエルがボンドを演じるのはこれで5回目になる。「ずっと話し合いを続けていた。理解するべきことが色々とあった。ボンド役はまた演じたいと思ってたんだよ。(でも)休みが必要だった」と涼しい顔で明かしたが、司会のスティーヴンから「え? 『007 スペクター』の後のインタビューで『もう1回ジェームズ・ボンドを演じるなら手首を切った方がマシ』って言ってなかった?」とのツッコミが。会場は爆笑の渦に包まれた。その後もダニエルは「最高に調子がイイってときにやりたかったしね。待ちきれないよ!」とポジティブに語った。また、ダニエルは同日受けたインタビューで嘘を付いてしまったことに「申し訳ない」と謝罪したが、「きみに最初に言いたかったんだよね」とスティーヴンに言い、再び彼を喜ばせた。(Hiromi Kaku)
2017年08月16日以前から、代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長の衣装を身につけ、各国の小児病院を訪問しているジョニー・デップ。今回は『Richard Says Goodbye』(原題)の撮影で滞在しているバンクーバーの「ブリティッシュ・コロンビア・チルドレンズ・ホスピタル」を訪れ、子どもたちを喜ばせた。「E!News」によると、ジョニーは子どもたちと1対1の時間を設けたため、病院に6時間も滞在したそうだ。7歳の患者マディちゃんのお母さんは「ジャック・スパロウに会って、娘の夢が叶いました!」と大喜び。「ジョニーは一度たりともジャックのキャラクターを壊すことなく(演じていて)、自分の時間を惜しみなく使ってくれました。彼は純粋に子どもたちのためにここに来てくれたんです」。2013年、ジョニーは「時々、小児病院を訪ねるんだ。こっそりとサプライズで病室を回るんだよ。たいていは2、3時間だね。すごく楽しいんだ。だから俺はジャック・スパロウの衣装と旅をしているのさ」と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影時以外でもジャック・スパロウの衣装を持ち歩いていることを明かしていた。ジョニーはカリフォルニアのディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」にもジャック・スパロウの姿でサプライズ登場したことがあり、よほどこの役が好きなようだ。So many smiles and lots of #pirate talk today @BCChildrensHosp. Thanks #CaptainJackSparrow for the visit! pic.twitter.com/iKGh2LVrzy— BCChildren'sHospital (@BCChildrensHosp) 2017年8月15日(Hiromi Kaku)
2017年08月16日リアム・ペインが、ゼッドとともにロンドンのオックスフォード・サーカス駅近くのストリートでゲリラライブを開催。2人が7月にリリースしたコラボ新曲「Get Low」を熱唱した。リアムはマイクを片手に機嫌良く歌って踊り、ゼッドはバックパックからプラグでつながっているキーボードを演奏したという。パフォーマンスが終わるとリアムはファンとのセルフィーに応じ、実に楽しそうだったとのことだ。「HollywoodLife.com」によると、2人にスマホを向ける通行人やファンに混ざってプロのカメラマンたちが機材を持ち込み撮影していたことから、このゲリラライブのシーンが「Get Low」のMVに使用されるのではないかと見られている。「Get Low」のリリースにあたり、ゼッドは「この曲はリアムなしでは完成しなかったと思う。彼が良い方向に導いてくれたんだ」とリアムとのコラボに自信を見せていた。ゼッドはライブの10分前にツイッターで告知を行っていたが、2人に会いたくても10分ではどうにもならないというファンがほとんどで、「いま、自分がロンドンにいれば…」「10分じゃたどり着けない!」などの切ない返信コメントが相次いだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月15日『デッドプール2』(原題)の撮影中にスタントウーマンのジョイ・“SJ”・ハリスさんがバイク事故で亡くなった。「People」誌によると、ジョイさんはアフリカ系アメリカ人の女性として初めてのプロ・オートレーサーだったという。映画の撮影現場に参加するのは『デッドプール2』が初めてで、ドミノ役を演じているザジ・ビーツのスタントダブルであった。事故はバンクーバーの撮影現場で14日の午前8時(現地時間)に起きた。「Vancouver Sun」紙によると、バイクの走行シーンでジョイさんはコントロールを失い、ビルの窓ガラスに激突。ドミノがヘルメットをしない役柄であることからスタントダブルのジョイさんもヘルメットを着用していなかったようだ。主演・プロデューサーを務めるライアン・レイノルズはツイッターで追悼文を発表している。「今日、僕たちは『デッドプール』の撮影中にクルーの1人を失いました。胸が張り裂けそうです。ショックだし、打ちのめされています…。しかし、彼女の家族や愛する人の悲しみや痛みには到底及びません。僕の心は彼らとともにあります。彼女がこの世界で関わったひとりひとりと一緒に」。(Hiromi Kaku)
2017年08月15日8月11日より公開され、早くも話題沸騰中の『スパイダーマン:ホームカミング』。10代にしてヒーローになったピーター・パーカーの成長物語という側面は、2002年に始まった『スパイダーマン』シリーズから受け継がれている。突然得たスーパーパワーに舞い上がりながら、次第に責任感も身につけていく。そんな歩みを演じた歴代2人の主演俳優のその後の活躍を見れば、『スパイダーマン』シリーズ主演=名優への登竜門という公式が見えてくる。トビー・マグワイア/『スパイダーマン』2002年の『スパイダーマン』でピーターを演じたのはトビー・マグワイア。大作への主演が続く親友レオナルド・ディカプリオに対して、『サイダーハウス・ルール』(’99)やアン・リー監督作(『アイス・ストーム』『楽園をください』)など、インディーズ系の作品で活躍する演技派という印象だった。それだけに、アクション演技もほとんど経験のなかった彼が鍛え上げて変身した姿のインパクトは大きく、北米公開1周目に興収1億ドルという史上初の快挙を達成。高まった期待に応えてみせた。ピーターは高校生だが、2002年の時点でトビーはすでに27歳。かなりの年齢ギャップだが、もともと童顔でもあり、演技力と合わせ技でこれも難なくクリア。さらに彼はシリーズ主演を続けながら、ジョージ・クルーニー監督作『さらば、ベルリン』(’06)などドラマ作品にも出演、主演作『シービスケット』(’03)では製作総指揮も兼任した。『スパイダーマン3』(’07)を以ってシリーズを卒業後、09年の主演作『マイ・ブラザー』でゴールデングローブ賞ドラマ部門主演男優賞候補に。2014年の主演作『完全なるチェックメイト』然り、スーパーヒーロー役を経験した上で、自らの本分はキャラクターの内面を深く掘り下げる心理描写だと確信したようだ。最近では『スパイダーマン』出演時から始めた映画製作業の方に熱心で、出演作を厳選しすぎなのがファンとしては少々寂しいところ。アンドリュー・ガーフィールド/『アメイジング・スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』(’12)『アメイジング・スパイダーマン2』(’14)で後継者となったアンドリュー・ガーフィールドがピーター役に挑戦したのは、トビーよりさらに年上の29歳のとき。彼もまた『大いなる陰謀』(’07)やゴールデングローブ賞助演男優賞候補になった『ソーシャル・ネットワーク』(’10)、『わたしを離さないで』(’10)などドラマ作で注目された若手だった。スパイダーマンを演じた2年間、映画出演は同シリーズに集中したが、ブロードウェイで舞台「セールスマンの死」に出演、俳優として幅広いチャレンジに貪欲な姿勢を見せた。演じる役に対する桁外れの献身でも定評がある。スパイダーマン卒業後の主演作2本『沈黙-サイレンス-』(’16)『ハクソー・リッジ』(’16)はともに重厚なテーマの大作。前者では長期にわたる撮影で役にのめり込みすぎてしまったのか、婚約のうわさもあったエマ・ストーンと破局してしまった…。太平洋戦争の沖縄戦で銃を持たず人命救助に徹した衛生兵を演じた後者では、第89回アカデミー主演男優賞候補に選ばれた。トム・ホランド/『スパイダーマン:ホームカミング』そして三代目となるトムは21歳。彼が演じるピーターは、過去2シリーズの悩める少年像に比べると格段にポップ。作品が「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの1作であることからも、いままでとは違うキャラクターが要求されるが、それに応えるのに必須なのは何をおいても演技力。実年齢が近いことに加えて、先輩2人に勝るとも劣らないキャリアがトムの強みだ。12歳でミュージカル「ビリー・エリオット」主演に抜擢され、映画『インポッシブル』(’12)などに出演。『借りぐらしのアリエッティ』(’11)イギリス版の翔役や、トム・ハーディ主演の『オン・ザ・ハイウェイその夜、86分』など、10代にして声だけの演技でも実績あり。今後も『アベンジャーズ』シリーズのみならず、ベネディクト・カンバーバッチと共演の『The Current War』(原題)など多彩な出演作が待機している。ところで、トビーもアンドリューも、ピーターのガールフレンドを演じた女優たち(キルステン・ダンスト、エマ・ストーン)と交際に発展した過去がある。トムもミシェル役のゼンデイヤと休暇を一緒に過ごしたなどと一部で報じられたが、ゼンデイヤは「もう何年も休暇なんて取ってない」とツイートし、トムが「プレス・ツアーもカウントしてるのかな?」と舌を出した絵文字付きでリプライ。ミレニアル世代のピーター・パーカー役者は、どうやら先輩たちと違って公私はきっちり分ける派らしい。すでにキャラクター像が成立しているアイコニックなヒーローを演じるプレッシャーは計り知れないが、強烈なアンチへの対応も含めて、スパイダーマンという役との出会いは、いい演技を見せるだけでは許してもらえない映画スターとしての覚悟を学ぶ機会にもなるだろう。実力派の若手俳優に大作主演を経験させ、押しも押されぬスターに育て上げるばかりか、スーパーヒーローのイメージに縛りつけず、さらに飛躍させる。そんな役割が“ピーター・パーカー/スパイダーマン”という役にはあるのだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月15日レオナルド・ディカプリオが自身の名前の由来でもあるレオナルド・ダ・ヴィンチを演じることになるようだ。「DEADLINE」などのメディアによると、ウォルター・アイザックソン著の「Leonardo da Vinci」(原題)の映画化権をめぐり、パラマウントとユニバーサルが熾烈な争いを繰り広げた結果、パラマウントが映画権を勝ち取ったという。ウォルター著の伝記は2015年にも『スティーブ・ジョブズ』が映画化されており、ダニー・ボイルが監督、マイケル・ファスベンダーが主演している。「Leonardo da Vinci」のプロデュースは、レオの製作会社「Appian Way」より彼自身とジェニファー・ダヴィッソンが中心に立って担当する。レオは主役のダ・ヴィンチも兼任。レオとダ・ヴィンチにはレオが生まれる前から運命的なつながりがあった。レオは2014年に「NPR」とのインタビューでこのように語っている。「両親がハネムーンでフィレンツェの美術館に行ったんだって。僕を身ごもっていた母親がダ・ヴィンチの絵画を見ているときに、僕はすごい勢いでお腹を蹴ったらしいよ。それで父親が何かのサインだと思って僕を“レオナルド”と名付けたんだ」。ウォルター著の原作「Leonardo da Vinci」は10月17日(現地時間)に発売予定。(Hiromi Kaku)
2017年08月14日日曜日(現地時間)、ロンドンで『ミッション・インポッシブル6』(原題)を撮影中のトム・クルーズが負傷した。「TMZ.com」が撮影した動画によると、トムは命綱をつけてビルからビルへ飛び移るシーンを撮影していたようだが、着地がうまく決まらずビルの壁に激突。身体を思い切り打ち付けてしまった。その後、なんとか壁をよじ登り、屋上の撮影スタッフに近寄って行くトムの身体はふらついており、足を引きずっている…。動画を見る限り、腹部を強打しているように見られるが、ケガの程度はまだ明らかになっておらず、トムの広報担当者や配給会社のパラマウントからも何も発表されていない。『ミッション・インポッシブル』シリーズに限らず、いままでも自ら危険なアクションに果敢に取り組んできたトム。6月にはツイッターに『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で共演したラッセル・クロウとのファイティングシーンのメイキングムービーを投稿。ラッセルに投げ飛ばされたり、頭を壁に打ち付けられたりというシーンを嬉々として演じていた。(Hiromi Kaku)
2017年08月14日2009年に第6シーズンで幕を閉じた「Lの世界」が8年を経てリブートされる可能性が高まってきた。テレビ批評家協会のプレス向けツアーで、「Lの世界」のクリエイターのアイリーン・チェイケンがリブートに向けて「ショーランナーが決まるまでもう少しなの」と現況を明かした。新「Lの世界」ではLGBTQコミュニティーの若い世代を代表する人物を主役に据え、彼女たちからの新しい声を届けたいとアイリーンは語っている。オリジナルキャストのジェニファー・ビールス、キャサリン・メーニッヒ、レイシャ・ヘイリーの3人の再出演は決定しているとのことだが、ほかのキャストも「(リブートされることは)知っているし、出演したいって言っているわ。でも、とにかくまずは番組を確実に製作することが大事よね」。旧「Lの世界」は全シーズンを通しては大ヒットしたものの、ファイナル・シーズンに限ってはトーンが暗く、ミステリー性の高い殺人事件も勃発したことにより、ファンからは不満の声も上がった。このファイナル・シーズンについてアイリーンは「なかったことにするかも」と発言しているため、新「Lの世界」で内容が引き継がれない可能性もありそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月10日おしどり夫婦に見えたクリス・プラットとアンナ・ファリスが「離婚宣言」をしてから数日が経った。2人からの共同コメントには特に別れることに至った原因が書かれていなかったため、「アンナがもっと子どもを欲しがったが、クリスがキャリアにフォーカスしたかった」などの様々な憶測を呼んでいる。そんな中、『パッセンジャー』でクリスと共演したジェニファー・ローレンスもとばっちりを受けることに…。ツイッターで「クリスとアンナが8年の結婚生活に終止符を打ったのは、クリスとジェニファーの浮気のせいだ」と、『パッセンジャー』の共演中に2人が浮気していたと決めつけるツイートが止まらないのだ。「HollywoodLife.com」によると「ジェニファーはこのことに大変心を痛めており、クリスとアンナの離婚に自分が関わっていると思われることに吐き気を催しそう」とツラそうな様子を関係者が語っているという。2人の浮気疑惑は『パッセンジャー』の撮影中にすでに報道され、双方が完全否定。当時アンナは「Fox News」に「私はセレブカップルのこういった報道は結構信じちゃうのよね。だから不安が残るわ…」と正直な気持ちを語っていた。『パッセンジャー』のプレミアでは、ジェニファーとアンナはあいさつとハグを交わしているが、気まずそうでぎこちない様子がいまになって話題になっている。(Hiromi Kaku)
2017年08月10日幼い頃からハリウッドで活躍してきたクロエ・グレース・モレッツが、15歳の頃に受けた「ボディ・シェイミング」(体型への批判)について「Variety」誌にオープンに語った。現在20歳のクロエは、15歳のときに出演したある作品で共演俳優に深く傷付けられたことがあるという。「彼はその作品の中で、私の恋の相手だったの。でも彼は『実生活で、きみとデートすることはあり得ないね』って言ったの。私が『は?』って返すと、彼は『だってさ、きみってぼくには“大きすぎる”よ』と私の体型を指摘したのよ」。そんな不愉快な思いをさせられたにも関わらず、「撮影中は彼に対し、恋の相手として接しなければならなかったのが本当にツラかった」とクロエはふり返る。「こんなにもひどい人がいるんだということを気付かせてくれたわ。どういうわけか、彼は私に『言ってやる必要がある』と感じたんでしょうね」。そのとき味わった不快感は、いまも決して消えることがないそうだ。クロエは相手の名前は明かさなかったが、当時自分が15歳だったのに対し、相手は「23か24。25歳だったかな?」と言っている。(Hiromi Kaku)
2017年08月09日今年1月に第1子長男を出産したジャネット・ジャクソンが、出産のため延期していたツアーに繰り出すため、準備を進めている。5月1日(現地時間)にオフィシャルサイトやSNSで公開した動画には、本人も「ハイ!ジャネットよ。誰だかわかってもらえないかもしれないから一応…(名乗っておくわ)。そう、赤ちゃんを産んだから太っちゃったのよ」と認めるほど、激太りして誰だかわからない自分の姿を自虐的に笑っていたジャネット。それから4か月、8日に公開した写真には、ツアーに向けてダンスのレッスンを行っているほっそりとした姿のジャネットが!関係者が「ETonline」に語ったところによると、ジャネットは産後約30キロのダイエットに成功。9月7日から再開するツアーのために、並々ならぬ情熱を燃やして準備中なのだそう。ツアーは12月17日まで北米で全56公演を予定しており、息子のイーサくんもジャネットと一緒に各都市を回ることに。ジャネットの兄のランディも同行し、イーサくんの世話とジャネットのメンタルサポートに徹するという。(Hiromi Kaku)
2017年08月09日50年代に大ヒットし、現在でも世界中で再放送されている「アイ・ラブ・ルーシー」。主役のルーシー・リカードを演じたルシル・ボールの伝記映画が製作される。8日(現地時間)、「E!News」はこの伝記映画でケイト・ブランシェットが主演、アーロン・ソーキンが脚本を担当することが確定したとし、さらにアマゾン・スタジオが権利を獲得、タイトルが『Luci and Desi』(原題)になったことを伝えている。物語はルシルと最初の夫デジの20年間に渡る結婚生活に焦点が当てられるという。2人の子どものルーシー・アーナズ、デジ・アーナズ・Jr.がプロデューサーの一員として参加する。すでに2年前、ルシルの伝記映画にケイトが主演、アーロンが脚本を手掛けるらしいとの話題は上がっていたが、現在まで動きはなかった。アーロンは近年脚本家として『ソーシャル・ネットワーク』でマーク・ザッカーバーグ、『マネーボール』でビリー・ビーン、『スティーブ・ジョブズ』ではタイトル通りのジョブズ本人と、実在の人物を描いてきた。『ソーシャル・ネットワーク』ではアカデミー脚本賞にも輝き、高い評価を受けている脚本家である。しかし2年前、ルシルを描く脚本家としては「賛成できない」と多くの女性がツイートで意見した。アーロンが前述の3作で描いた女性像があまりにもひどく、女性であるルシルを主役にした脚本が書けるのかと、彼女たちは懸念しているようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月08日ライアン・レイノルズが『デッドプール2』(原題)でドミノ役を演じるザジ・ビーツがデッドープールを下敷きにして横に寝そべる画像を公開してから1週間。今度は同作でケーブル役を演じるジョシュ・ブローリンの画像2枚をツイッターで公開した。1枚目はケーブルが唇に人差し指を当てて「シーッ」という仕草をしている顔のクローズアップ写真。2枚目はゴツい武器を肩に担ぎ、左目が発光、サイボーグのような左腕を持つケーブルの姿が写っている。そこにジョシュの面影はない。そのため、ファンからのコメントでは、イギリスの有名シェフで「ヘルズ・キッチン~地獄の厨房」などに出演した「ゴードン・ラムゼイかと思ってしまった」と、ケーブルに“変身”後のジョシュがゴードンにそっくりだという指摘が相次いだ。そのほかはおおむね好意的な意見が寄せられている。ジョシュはケーブル役に決定してから、身体づくりのために厳しいトレーニングに励んでいる様子をインスタグラムで紹介していた。「砂糖、パン、パスタ」を禁じ、時にはドーナッツ店でおいしそうなドーナッツのショーケースを前にして、切ない表情を見せている写真を掲載したこともあった。(Hiromi Kaku)
2017年08月08日ジェイ・Zの最新アルバム「4:44」より、「Moonlight」のMVがTidalで先行公開され、話題を集めている。MVの内容は、90年代から00年代前半に一世風靡し、いまもなお根強い人気を誇るドラマ「フレンズ」のパロディ。メインキャストがすべて白人だったオリジナル版と真逆で、キャストに全員黒人を起用している。オリジナルではジェニファー・アニストンが演じたレイチェル役をイッサ・レイ、リサ・クドローのフィービー役をティファニー・ハディッシュ、コートニー・コックスのモニカ役をテッサ・トンプソン、マット・ルブランクのジョーイ役をリル・レル・ハワリー、マシュー・ペリーのチャンドラー役をラキース・スタンフィールド、デヴィッド・シュワイマーのロス役をジェロッド・カーマイケルが演じている。監督は「マスター・オブ・ゼロ」のアラン・ヤン。レイチェル役のイッサはインスタグラムでMVの15秒版のクリップを公開し、自分には絶対不可能だと思っていた2つのこととして「『フレンズ』のレイチェルを演じること」と「ジェイ・ZのMVに、最高におもしろくてかっこいい黒人キャストたちと出演すること」を挙げた。どちらも叶えたイッサに祝福のコメントが殺到している。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日「ローリング・ストーンズ」のギタリストのロニー・ウッドが、約3か月前に肺がんと診断されていたことを「Mail On Sunday」紙に明かした。ツアー前の定期検診で医師が病変を発見し、5時間に及ぶ手術で肺の一部を切除したとのことだ。「ちょっとした肺がんと闘ってきたんだ。どっちに転ぶかわからない、危ない時期も一週間くらいあったよ。『さよなら』を言わなければならないのかなって。何が起こるかなんて、わからないんだからね」。肺がんと診断された際、医師に治療方針の希望を聞かれたロニーは「とっちゃって」とシンプルに伝えたそうだ。それから一週間、リンパ節に転移していないかを確認する検査が行われ、「悪い結果にも備えていたけど、『大丈夫だ』とも信じていた」。リンパ節に広がっていた場合、化学療法はしないと宣言するつもりだったロニーだが、幸いにも転移はなく、外科的手術のみで済んだ。現在は3か月ごとの検診に通っている。「初期で見つけてもらったからね。みんな、とにかく検診に行かなきゃだめだよ」とロニーは検診の重要性をアピールした。「俺はすごくラッキーだった。強靭な守護天使も見守っていてくれてるしね」とのスピリチュアルな発言も。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』シリーズの主演で大人気のクリス・プラットが、Facebookで妻アンナ・ファリスとの別れを連名で報告した。「悲しいことに、アンナと僕は法的に別れることをお知らせします。長い間、なんとかうまいくいくよう努力してきたのでとても残念です。息子にとっては、彼を愛する2人の両親であることに変わりはありません。僕たちはこの状況をできる限りプライベートに進めていきたいと考えています。いまも互いを愛し、一緒の時を大切にし、今後もお互いを深く尊敬しあうことでしょう」。クリスとアンナは『パーティー・ナイトはダンステリア』(2007)での共演をきっかけに2009年に結婚。2012年に長男ジャックくんが誕生している。クリスは今年4月にハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りし、セレモニーにアンナとジャックくんを連れて仲良し3ショットを披露していた。スピーチでは「きみなしじゃ、意味がないんだ!」とアンナへの愛と感謝を語っており、アンナもそれに愛情たっぷりのコメントで応えていたのだが…。あれからわずか3か月と少し。2人の間に一体何があったのか。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日