キム・カーダシアン&カニエ・ウェスト夫妻に第3子が誕生する。2人は2013年6月に長女ノースちゃん、2015年12月に長男セイントくんをもうけており、常々「家族をもっと増やしたい」と語っていた。しかし、過去2回の出産で癒着胎盤を起こし、医師からこれ以上の妊娠は命の危険性があると告げられたキム。それでも彼女は「子どもって本当に成長が早い。赤ちゃんの存在が恋しいの」と子だくさん願望を周囲に明かしていた。第3子は代理母を雇って産んでもらうことを決意し、自ら代理母探しに奔走。6月には代理母との契約が済んだとも報じられており、「People」誌によれば、現在代理母がキム&カニエの第3子を妊娠中とのこと。性別は女の子で来年1月下旬に出産予定だそうだ。関係者によると、キムもカニエも、健康な赤ちゃんを迎えるためにすべてをパーフェクトにしなければと意気込んでおり、代理母の出産までの過程にしっかりと関わりたいと考えているという。赤ちゃんがお腹にいる間、母体が摂取する栄養には注意を払う必要があることから、代理母に妊婦に理想的な食事を供給しているという徹底ぶり。たびたび報じられる2人の離婚危機もなんのその。夫婦関係も良好のようだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月07日実写版『アラジン』に、オリジナルのアニメ版にはなかった新たなキャラクターが追加された。これに対し、一部ファンから非難の声が上がっている。「The Hollywood Reporter」によると、追加キャラクターの名前は「Prince Anders」で、直訳すればアンダース王子。キャストは『イントゥ・ザ・ウッズ』でラプンツェルの王子を演じたビリー・マグヌッセンに決定したとのことだ。ビリーは白人であることから、アンダース王子が“白人の王子役”であることは明らか。オリジナル版のファンたちは、中東を舞台とした『アラジン』に、なぜわざわざ新たに白人のキャラクターを立てなければならないのかと疑問を呈している。ファンからこのような不満の声はあるものの、『アラジン』の撮影は至って和やかに進んでいるようだ。9月6日(現地時間)、ジーニー役のウィル・スミスがFacebookにキャストとのセルフィーを掲載し、撮影がスタートしたことを報告。アラジン役のミーナ・マスード、ジャスミン役のナオミ・スコット、ジャファー役のマーワン・ケンザリと4人でビッグスマイルを披露している。(Hiromi Kaku)
2017年09月07日先日、マーティン・スコセッシ監督がDCコミックスのスーパーヴィラン“ジョーカー”が主役の映画をプロデュースするかも、と報じられたが、主演の候補にレオナルド・ディカプリオの名前が浮上した。白塗りの顔に耳まで裂けた大きな口、クレイジーな高笑いが印象的なジョーカー。『バットマン』シリーズを中心に、多くの作品に登場した文字どおりの超級ヴィランだが、演じてきた俳優も名優ぞろいだ。■シーザー・ロメロ実写版の初代ジョーカー俳優は、1960年代のTVシリーズと初の長編映画『バットマン』(’66)に出演したシーザー・ロメロ。コメディ色の強い作風ゆえ、ヴィランと言っても恐怖や不気味さより笑いを優先させたキャラクターだが、緑の髪と白塗りの顔で、真っ赤な口を開けて高笑いする姿は、後の作品では描かれる背景などが一切ない分、逆に恐ろしいかも。■ジャック・ニコルソン何と言ってもインパクト大だったのは1989年、ティム・バートン監督の『バットマン』でジョーカーを演じたジャック・ニコルソンだ。いまでこそ、大物俳優がヒーロー映画に出演するのは当たり前だが、80年代にオスカー俳優(76年に主演男優賞、84年に助演男優賞受賞)がコミックの映画化作に、それも悪役で出演するのはかなり異例のことだった。ニコルソンは白塗りも高笑いも、凄みたっぷりに演じて、名優とスーパーヒーロー映画の相性の良さを証明。先鞭をつける形で、その後の流れを作った。■ヒース・レジャー2008年、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』でジョーカーを演じたのはヒース・レジャー。先述のニコルソンもオスカー俳優だが、レジャーはこのジョーカー役でアカデミー賞助演男優賞に輝いた。もともとニコルソン版ジョーカーの大ファンだったレジャーだが、「クリストファー・ノーラン作品とティム・バートン作品には大きな違いがある。ということは、新しいジョーカーを演じるために、できることもたくさんある」と役に臨んだ心境を生前、「Empire」誌のインタビューで語っている。その言葉通り、目元や口元が滲んだ白塗りの顔や独特の声色も禍々しい冷血なジョーカー像を作り上げ、それまでコミカルな印象もあったジョーカーのイメージを一新させた。撮影終了後、レジャーは公開を待たずに急逝したが、その鬼気迫る名演でオスカー候補となり、史上2人目となる死後の受賞を果たした。■ジャレッド・レト最新のジョーカー俳優は『スーサイド・スクワッド』(’16)に登場したジャレッド・レト。レトにとって、アカデミー助演男優賞に輝いた『ダラス・バイヤーズクラブ』(’13)以来の長編映画出演作でもあり、気合いの入った役作りが評判に。白塗りの顔と緑の髪に加えて、タトゥーも施した強烈なヴィジュアルに加えて、撮影期間中は現場以外でもジョーカーのキャラで通し、共演者たちに不気味な贈り物を渡すなど、心身ともに役になりきったのだが、完成作では出演シーンが大幅にカットされてしまい、出演時間は15分に満たない。「たぶん、ジョーカー映画が1本作れるくらいのフッテージがあるはず」とBBCラジオ1のインタビューで本人が嘆いていた。■彼らに続くか?レオナルド・ディカプリオドラマからスライドする形で映画版に続投したロメロを除き、メジャースタジオの大作でヴィランを演じたニコルソンもレトもオスカー俳優、レジャーはこのジョーカー役でオスカー受賞。…となると、『レヴェナント蘇りし者』(’15)で悲願のオスカー受賞を遂げたディカプリオはまさに適役だが、現時点では製作のワーナー・ブラザーズから正式なオファーはまだなく、スコセッシとの契約も済んでいない状態。さらに『スーサイド・スクワッド』続編などDCエクステンデッド・ユニバース作品でジョーカー役を続投するレトが、もう1人ジョーカー役が存在することに不快感を示しているという。果たして、2人のジョーカー共存となるのか否か?今後の展開に要注目だ。(text:Yuki Tominaga)
2017年09月07日メーガン・マークルが、「Vanity Fair」誌10月号にヘンリー王子との交際をオープンに語った。ヘンリー王子が昨年11月にメーガンと交際中であることを宣言してから初めてのことである。「とてもシンプルなことよ。私たちはすごく幸せで、愛し合っている2人なの」。メーガンによれば、交際が報道される6か月前からヘンリー王子とデートを重ねていたとのこと。「その間も私は働いていたし、変わったのは人々の(私に対する)見方よね。私自身は何も変わってないわ。私はいままで通りの私。誰かと付き合うことで自分自身の定義付けを変えたことは一度もない」。先月、2人は3週間のアフリカ旅行を楽しんだ。メーガンが36歳の誕生日を迎えたすぐあとであったこと、アフリカは兄のウィリアム王子がキャサリン妃にプロポーズした地でもあったことから、ヘンリー王子もメーガンにプロポーズしたらしいという報道も出た。しかし、残念ながらこの報道に対してメーガンが言及することはなかった。メーガンは、「記事とかニュースとかは見ないの。『SUITS/スーツ』関連のものさえ見ないのよ。私の親しい人たちは、(どんな記事が出ようが)私という人間をよく知っているし支えてくれている。ほかのものはただの雑音にすぎないわ」とメディアから自身を遠ざけていることを明かした。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督が、『スター・ウォーズ エピソード9』(原題)から降板したことが明らかになった。ディズニーとルーカスフィルムが「StarWars.com」で正式に発表した。トレヴォロウ監督と「別々の道を行く」ことになったルーカスフィルムは、「企画段階を通して、コリンは素晴らしいコラボレーターでした。しかし、このプロジェクトに対し、私たちはお互いが異なるビジョンを持っているという結論に達したのです。コリンの幸運を祈ります。また、本作における情報を近々お届けします」とコメントしている。「Digital Spy」によると、トレヴォロウ監督がメガホンをとることが決定したのは2015年8月。当初から多くの『スター・ウォーズ』ファンはその人選を不安視していたという。さらに、今年6月にアメリカで公開されたトレヴォロウ監督の最新作『The Book of Henry』(原題)が酷評の嵐を受け、ファンはますます不安に。それでもトレヴォロウ監督は自分が『スター・ウォーズ』を監督するのにふさわしく、みんなに喜んでもらえる映画を作る必要があると意欲に燃えていたのだが…。『スター・ウォーズ エピソード9』は2019年5月24日(現地時間)に公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日アデルがハリウッド女優デビューを果たすかもしれない。つい最近ワールドツアーを終えたアデルに、リメイク版『オリバー!』の製作陣が接近し、現在交渉中とのことだ。「The Sun」紙によると、アデルは1968年のオリジナル版『オリバー!』でシャニ・ウォリスが演じたナンシー役を演じる可能性があるという。仮にアデルがナンシーを引き受ける場合、4歳の息子アンジェロくんと過ごせる時間を確保しながら演じられるという、親子にとって最高の環境が整えられるそうだ。関係者は「これはアデルにとっての大役になるため、彼女は真剣に考えています」、「彼女は、優先順位はいつも息子が1番だと話しています。この役は、息子にも喜んでもらえるとみているようです」と語っている。チャールズ・ディケンズ著の「オリバー・ツイスト」を原作に、『オリバー!』が50年ぶりにリメイクされる。プロデューサーは舞台版の「オリバー!」、「オペラ座の怪人」などを手掛けてきたキャメロン・マッキントッシュに決定。映画版『レ・ミゼラブル』を共にプロデュースしたイギリスの製作会社「ワーキング・タイトル・フィルムズ」と再びタッグを組む。(Hiromi Kaku)
2017年09月05日キャサリン妃のご懐妊報道を受け、3人の叔父となるヘンリー王子が「素晴らしい。最高だよ。彼らのことを思うとうれしくて仕方ない!」と大喜びしていることがわかった。月曜日(現地時間)、ヘンリー王子は5月にアリアナ・グランデのコンサートで起きたテロ事件の被害者を慰問していた。そこで義姉が妊娠したことへの喜びと、「最近は会ってないけど、大丈夫だと思うよ」と現在妊娠3か月で悪阻に苦しんでいると報じられたキャサリン妃の現状を語った。ヘンリー王子が公の場でキャサリン妃に最後に会ったのは、8月30日に故ダイアナ元妃を偲んで記念庭園を訪れたときだとみられる。おめでたいニュースで世界が沸く中、快く思っていない集団がいた。それは、ビヨンセのファンだ。ケンジントン宮殿がキャサリン妃懐妊の発表をした月曜日は、ビヨンセの36歳の誕生日だった。ツイッターではビヨンセの熱狂的ファンたちが、ビヨンセの誕生日にこのような発表をすることは「無礼だ」、「失礼だ」、「キャサリン妃のオメデタもうれしいことだけど、(発表は)昨日だって、明日だってよかったのに…」とのツイートしている。(Hiromi Kaku)
2017年09月05日イギリス王室のキャサリン妃の第三子ご懐妊をケンジントン宮殿が発表した。ケンジントン宮殿は4日午前(現地時間)、「ケンブリッジ公爵夫妻は、ケンブリッジ公爵夫人が第三子を妊娠していることを、喜んで発表いたします。女王や両家の家族はこの報せにとても喜んでいます」と、ウィリアム王子とキャサリン妃に新しい家族が増えることを発表した。同時に「過去2度の妊娠時と同じく、公爵夫人はつわりに苦しんでいます。妃殿下は本日ロンドンで予定していたホーンジーロード・チルドレンズ・センター訪問を取りやめました。公爵夫人はケンジントン宮殿で治療を受けています」と伝えている。夫妻には、9月からプリスクールに通い始める4歳のジョージ王子と2歳のシャーロット王女がいる。BBCでは王室報道関係者が、キャサリン妃がつわりに悩まされたことで発表の予定が早まったのではないかと話している。今週はジョージ王子が学校に通い始める週でもあり、ケンブリッジ公ご一家にはうれしいニュースが続く1週間になりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年09月04日テイラー・スウィフトが、親友アビゲイル・アンダーソンの結婚式にブライズメイドとして出席した。長い間、公に姿を現していなかったテイラーを一目見ようと、教会の外には子どもから大人まで、たくさんの人が集まってきたという。しかし、彼らは式が終わって教会を後にするテイラーを見ることはできなかった。「TMZ.com」が公開した動画によると、教会の出口からわずか3メートル先に車をつけ、セキュリティスタッフが黒い布で覆ってテイラーを完全ガード。初めは「テイラー、大好き!」と声を上げていたファンたちからも大ブーイングが巻き起こった。「すごくがっかり」「クールじゃない」との声も…。この日は、テイラーの新アルバム「Reputation」から、2曲目のシングル「Ready For It」の一部がアラバマ州対フロリダ州のカレッジ・フットボールゲームで公開された。そして翌日の日曜日にサプライズリリース。自分の体験を歌詞にのせることで有名なテイラーの新曲ということで、早くもSNSでは「Ready For It」が誰のことを歌っているのかという話題で盛り上がっている。「男子ってガツガツと必死だけど、彼は違うわ。元彼たちよりも若いのに、男らしいのよね」という歌詞から、元彼カルヴィン・ハリス(33)やトム・ヒドルストン(36)よりも若い現在の彼氏ジョー・アルウィン(26)のことを歌っているというのが大方の意見。しかし、「ハリー・スタイルズ(23)の歌でしょう?」とツイートも見られる。(Hiromi Kaku)
2017年09月04日いままでも斬新なヘアスタイルにチャレンジしてきたゼイン・マリクが、今度は完全な坊主頭を披露し、ファンを驚かせた。ゼインは、9月1日(現地時間)のイスラム教の宗教的祝日「イード・アル=アドハー」を彼女のジジ・ハディッド、ジジの母親のヨランダ・ハディッド、自分の母親のトリッシュ・マリクの4人で過ごし、トリッシュが4人で仲良く写った画像を掲載していた。この時点でのゼインの髪は、3分刈り程度であったが、十数時間前にトリッシュがアップした画像のゼインはあごひげ、口ひげはそのままに、髪の毛が全くない状態の丸坊主に!今年は役作りの一環としてクリステン・スチュワート、カーラ・デルヴィーニュ、ケイト・ハドソン、ロバート・パティンソンらが髪の毛をばっさりと切り落としたが、ここまでツルツルの坊主頭を見せたのはゼインが初めてかもしれない。トリッシュがツルツル頭のゼインの画像を投稿した1時間後、ゼインは自身のアカウントで9月7日にリリースする新曲「Dusk Till Dawn」のティザー映像を公開。劇的なイメチェンは「まもなく」とゼインも認めているセカンド・アルバムの発売に向けての準備か…?(Hiromi Kaku)
2017年09月04日木曜日(現地時間)、サム・スミスがSNSに「僕の美しいファンたち」の胸を打つ感謝レターを掲載した。それによれば、サムはこの1年、自分の世界へと逃れ、自由に曲を書く時間を持てたとのこと。すっかり元気も取り戻して、ファンに伝えたい話もたくさんあるそうだ。忍耐強く待ってくれていたファンに感謝を表している。「待ってもらうのは、もうすぐ終わり。だって、“何か”が本当に本当にまもなく出るんだから」とアルバムのリリースをにおわせた。「怖くもあり、楽しみでもある気持ち。このレコードにはぼくの魂と心を注ぎ込んだよ。みんな、愛してる。遠くない未来に会おうね!」と新作アルバムの出来栄えに自信をうかがわせた。サムの復帰と新作を待ち焦がれていたファンたちは、この朗報を聞いてSNSで「泣きそう!」「本当に“グッド”なモーニングだわ!」など喜びの声を上げている。中には「4939373010338839220年間待ってた。ついに!」といかに長く待っていたかを数字で例えたファンも。サムは23歳だった2015年10月、「ETonline」に「3年間もノンストップで走り続けてきたから、このへんで家に帰って23歳らしい人生を送らなきゃと思うんだ」としばらく休業することを示唆していた。(Hiromi Kaku)
2017年09月01日11月に上海で開催予定の「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」のファッションショーに、ケンダル・ジェンナーは出演しないようだ。先日、昨年ケンダルと一緒にランウェイを歩いたジジ&ベラ・ハディッド姉妹が、今年もショーに出演することが決定しSNSで興奮を爆発させた。2人の親友でもあるケンダルからも同じ報告を期待していたファンも多かったことだろう。しかし、過去2年に渡って「VSファッションショー」で活躍したケンダルは、「VS」とは異なる下着ブランド「La Perla(ラ・ぺルラ)」のイメージギャラクターに就任したことが明らかになった。「La Perla」は1954年に創業という古い歴史を誇るイタリアの高級下着ブランドだ。「TMZ.com」によれば、ケンダルは「La Perla」と数億円で契約を結んだとのこと。ケンダルはすでに「La Perla」のセクシーな下着に身を包む自分の画像を2枚SNSに掲載し、すっかり「La Perla」の顔になっている。「VS」と「La Perla」は同業のため、ケンダルが「La Perla」の顔である限り「VS」の羽根を背負うことはないのが悲しい現実。とはいえ、今年の「VSファッションショー」には去年のモデルたちのほとんどが再集結するとともに、カーリー・クロスが2年ぶりに出演することをSNSで報告している。ケンダルはいなくとも、ショーは大いに盛り上がりそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月01日現在までに2回映画化されている、ウィリアム・ゴールディング著の「蝿の王」が、再び映画化へと動き出した。原作、過去の映画では、無人島に漂着した少年たちのサバイバル生活が描かれたが、今作の登場人物は少女たちになるようだ。「Deadline」によれば、『メイジーの瞳』、『綴り字のシーズン』のスコット・マクギー&デヴィッド・シーゲルが監督・脚本を担当することでワーナー・ブラザースとの契約がほぼ完了。現在はワーナーと2人の事務所が権利問題の調整を行っており、これをクリアすれば2人は契約を締結し、すぐに脚本の執筆にとりかかるという。シーゲル監督は「原作にとても忠実に、でも現代的にしたい。そのためには僕らは、(登場人物みんなが)少年であるよりも少女の方がいいと考えている」と「Deadline」に語っている。「人と人との対立、いじめ問題、子どもたちが自分たちだけの社会を作っていくとか、島に漂着する前に子どもたちが目にしていた大人の行動を再現するとか、現代にも通じるタイムレスな物語だよね」とシーゲル監督は分析。1954年に書かれた「蝿の王」を、現代風に映画化することにこだわりを見せている。(Hiromi Kaku)
2017年08月31日9月7日(現地時間)、4歳から13歳までの男女560人が学ぶスクール「トーマス・バタシー」に入学するジョージ王子。入学より一足早く、「People」誌がジョージ王子の制服に関する情報を伝えている。「トーマス・バタシー」に在学している間、ジョージ王子は2種類の制服を着用することになるという。まずは入学初日から着ると予想される「夏の制服」。ブルーのボタンダウンシャツに半ズボン、学校のロゴが入った紺色のセーターが用意されている。涼しさを保つため、靴下はくるぶし丈のもの。「冬の制服」は「夏の制服」と大差はないが、ブルーのシャツが赤いタートルネックに替わり、靴下がくるぶし丈から膝丈になる。ニーソックスといえばジョージ王子のトレードマーク! 寒い時期のジョージ王子の制服姿に注目が集まることは間違いない。「トーマス・バタシー」の学費は1年で250万円ほどで、日本の私立小学校と比較すると少し高めであるが、シャツは約3,000円、ニーソックスは約2,000円と、意外にも制服はお手頃価格。「親切にすること」を一番大切な教えとしている「トーマス・バタシー」で、まもなくジョージ王子は新しい生活をスタートさせる。学校のHPによれば、入学1日目からアート、バレエ、フランス語、音楽、演劇などに触れ、習うことができるとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月31日先日、リブート版『ヘルボーイ』のベン・デミオ役に決定したエド・スクレインが、原作では日系人であるベン役を、なぜ白人のエドが演じるのかという非難を受けてSNSで降板を宣言。原作のベン役が日系人であることに気が付かず、安易に引き受けてしまったということを認め、「自分が正しいと思えることしなければならない」と降板を決めたそうだ。これを受けてエドと2015年の『Kill Your Friends』(原題)で共演した友人のニコラス・ホルトが彼を称えている。「The Wrap」のCEOシャロン・ワクスマンと対談したニコラスは、友人であるエドが自分の意思で降板を宣言したことに「エドの行動には完全に同意するね。尊敬に値するよ」とコメント。「彼の決断を誇りに思う…簡単なことじゃないさ。だって、ぼくらは仕事のために役を得ようとしているんだから」。今後、こういったことが理由で自分が役を引き受けないことはありうるかと聞かれたニコラスは「自分がその役にふさわしくないと思ったり、キャスティングに何か問題があると思った場合は断らなきゃならないね」とまじめに返答。そのあとに「こんなタイミングで発表するのはどうかと思うんだけど、ぼく、アラジンを演じることになったんだよね」とのジョークでシャロンを笑わせた。もちろん、実写版『アラジン』の主演はすでにエジプト出身のミーナ・マスードに決定しており、白人のニコラスがキャスティングされたらそれこそ一大事だ。(Hiromi Kaku)
2017年08月30日今年5月、長年「シャネル(Chanel)」のアンバサダーとして活躍してきたクリステン・スチュワートが、新作香水「ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)」の顔を務めることが発表された。あれから3か月を経て、待望のCMが公開に。リンガン・レッドウィッジ監督が手掛けた1分間のこのCMは、全身をオーガンジー素材と見られるリボンで巻かれているクリステンが眠りから覚めるところからスタート。リボンが身体に巻き付き、前に進もうともがいてもなかなか進むことができないが、クリステンは力を振り絞って疾走。その間も後ろに引っ張られたりと障害もあるものの、決してあきらめずに走り続け、自力でリボンを引き裂く。最後は全面が「ガブリエル・シャネル」の香水のボトルで構成されている美しいガラスの壁に飛び込んて行き、水平線から登る朝日と対面。希望と情熱にあふれるクリステンの表情が印象的だ。BGMはノーティ・ボーイがビヨンセとコラボした「RUNNIN’(LOSE IT ALL)」で、曲名とCMの内容がぴったりマッチしている。「シャネル」によれば、このCMは「創始者ココ・シャネルは、デザイナーになる以前はガブリエルとして生きてきました。反抗心、情熱、独立心を持ち、彼女は自分がなりたい人間になるために自身を解放しました」というコンセプトを映像化しているようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月30日「ウォーキング・デッド」を放送しているアメリカのテレビ局AMCが同番組をテーマとしたスマホゲーム「The Walking Dead:Our World」(原題)をリリースすることを発表した。昨年、世界を熱狂させた大ヒットスマホゲーム「ポケモンGO」風のゲームになるようだ。「ポケモンGO」が位置情報を活用し、現実世界を舞台としてポケモンを捕まえたりバトルしたりということができるように、「The Walking Dead:Our World」もプレイヤーが歩き回って“ウォーカー”たちと闘うことができるのだという。「Next Games」が昨日公開したばかりのトレーラーでは、一般の人たちがこのゲームで「ウォーキング・デッド」の世界に入り込み、ウォーカーたちと臨場感あふれるバトルを繰り広げる姿が見られる。主人公のリックや、人気キャラクターのミショーンも登場!「The Walking Dead:Our World」の開発を手掛けているのは、フィンランドのゲーム開発会社「NEXT GAMES」。同社は以前、「ウォーキング・デッド」のスマホゲーム「The Walking Dead:No Man’s Land」(原題)も手掛け、世界でダウンロード数1,600万突破と大ヒットへと導いた。リリースの時期は明らかになっていないが、トレーラーのタイトルによると「App StoreとGoogle Playでまもなく発売」とのことだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ](C) 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2017年08月30日『アントマン』の続編、『Ant-Man and the Wasp』(原題)でホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役を演じるエヴァンジェリン・リリーが、ワスプの衣装を身に付けた姿をSNSで初披露した。エヴァンジェリンは「ジャック・カービーが生きていたら100歳の誕生日を迎える今日、セットでワスプを演じられることは本当に光栄です」とツイート。スタン・リーとともにアントマンを生み出した原作者のジャックを称えた。ワスプの役作りのため、日々ワークアウトに励んでいる様子をSNSで公開してきたエヴァンジェリン。身長168センチの彼女は常に56キロをキープしており、これが自分がとても健康的で心地よく感じる体重だとのこと。しかし、映画に出演する際は撮影前にカメラの前に立つことを恐れて2.5キロほど落とすといい、「誇れることではない」と女優としての葛藤も語っている。『Ant-Man and the Wasp』は前作よりペイトン・リード監督、スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッド、エヴァンジェリン演じるホープ/ワスプの父ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスらが続投。そこへ、原作ではホープの母でハンクの妻、さらに初代ワスプとして活躍したジャネット・ヴァン・ダイン役としてミシェル・ファイファーが加わっている。『Ant-Man and the Wasp』は全米で2018年7月6日公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日「ディオール(Dior)」が8月27日(現地時間)からチャリティ・キャンペーン「ディオールラブチェーン」を展開、インスタグラムでセレブたちが愛について語る動画がアップされている。「あなたは愛のために何をする?」という問いに答える動画をツイッターかインスタグラムにハッシュタグ「#diolrlovechain」を付けて投稿する形式で、SNSにアップすることで一般参加も可能なキャンペーン。「ディオール(Dior)」の公式インスタグラムでは、香水「ミスディオール」のミューズ、ナタリー・ポートマンが「それであなたは?愛のために何をする?(And you, what would you do for love?)」という問いかけでスタート。続いて、「ディオール・オム」のモデルを務めたロバート・パティンソンが「もっといい人間になるようにトライする」と答え、その後は「ジャドール」のミューズ、シャーリーズ・セロンやジョニー・デップらが登場。ベラ・ハディッドやジェニファー・ローレンスも参加し、日本のセレブも共鳴し、三吉彩花や大政絢が動画をアップしている。投稿1件につき、世界中の女の子たちの教育を支援する団体「WE Movement」が展開している「WE Charity」に1ドルが寄付される。寄付金はケニアの少女たちに教育を受ける機会を与えるWEスクール各校の支援に充てられる。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月29日先週月曜日(現地時間)、11月に上海で行われるという「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」のファッションショーに出演するモデルのオーディションが行われた。ヘイリー・ボールドウィン、イザベル・グラールらのモデルが参加していたが、気になるのは昨年、姉妹でショーに出演したジジ&ベラ・ハディッドが出演するか否かだ。姉のジジは昨年が2回目の出演、妹のベラは初めての出演で姉妹での共演が実演。ショーを華やかに盛り上げた。当時ベラは別れたばかりのザ・ウィークエンドがパフォーマンスをする中、ランウェイを歩いたことでも話題に。ベラは土曜日、出演が決定したことをジジより一足早くインスタグラムで報告した。「とてもワクワクしている。この夢を叶えるために協力してくれたチームのみんな、ありがとう。またこのショーの一部になれるだなんてすっごく恐れ多いわ…」。そして数日経った今日、ジジもインスタグラムで興奮気味に出演決定を報告。昨年、ショーのフィッティングで大きな羽根を着けてはしゃぐジジの動画とともに協力者への感謝などを綴っている。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日ここ半年以上、ザ・ウィークエンドと交際を続け、公の場でもアツい様子を見せつけ幸せいっぱいなセレーナ・ゴメス。くっついたり離れたりを繰り返してきた元彼ジャスティン・ビーバーとの縁もついに切れたと思われたこの頃、再び2人の名前がメディアを騒がせることに…。月曜日(現地時間)、インスタグラムのセレーナの公式アカウントから、ジャスティンの全裸写真3枚が投稿されたのだ。「E!News」によると、ジャスティンが2015年の休暇時に撮られたものだという。全裸のため、もちろん見られたくないあの部分も丸出しに。キャプションも、到底セレーナが書いたとは思えない下品なもので、ハッキング被害に遭ってしまったのは明らか。しかし、セレーナ側はすぐに対処し、アカウントを数分間停止して画像を削除。現在の公式アカウントは、何もなかったかのようにいつも通りのセレーナらしい画像で彩られている。セレーナは、インスタグラムで約1憶2,500万人と最も多くのフォロワーを抱えてるため、数分間で削除されたとはいえ、かなり多くのフォロワーがジャスティンの画像を目にしてしまったもようだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日苦しんでいる人たちを助けたい。支えになりたい。海外セレブたちの多くは積極的にチャリティ活動に取り組んでいる。その行動力と、社会にもたらす影響の大きさに注目し、彼らの貢献を紹介する。■直接会いに来てくれる! 訪問系支援スターにしかできない活動の筆頭は、直接会いに行くという行為で喜んでもらうこと。多くのスターたちが世界各地の小児病院に足を運び、小さな体で闘病生活を送る子どもたちを励ましている。8月半ばには、ジョニー・デップがカナダのヴァンクーヴァーにあるBC小児病院を訪問。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウの扮装で現れたジョニーに子どもたちは大喜びだった。「Good Morning America」によると、ジョニーは各病室を廻って全ての患者たちと面会したという。子どもたちにも人気のブロックバスター作の主演スター、レディー・ガガやセレーナ・ゴメスやテイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーといったアイドルたちは、ほぼ例外なく一度はこうした病院訪問をしている。写真を撮ったりサインをするだけではなく、一緒にゲームをしたり、クリスマスを祝ったり、日頃はゴシップでお騒がせキャラだったり気分屋だったりするセレブたちも優しくいい表情になり、心温まる。■規格外のスケールでオークションを開催!セレブならではの人脈を駆使するのはレオナルド・ディカプリオ。毎年夏に、たくさんのセレブを招待してガラ・オークションを行っている。地球の環境保護に熱心に取り組むレオナルドが2008年に設立したレオナルド・ディカプリオ基金が主催し、今年は7月20日に南フランスの高級リゾート、サントロペで開催。レニー・クラヴィッツやマドンナがパフォーマンスし、ピカソやダミアン・ハースト、ジェフ・クーンズなどの作品が出品され、一晩で4,000万ドルの資金が集まった。ちなみにレオナルド自身は、『タイタニック』で共演したケイト・ウィンスレットと一緒にディナーする権利を出品した。8月10日(現地時間)から23日までは、オンラインでもオークションを敢行、100点近いアート作品や高級リゾート滞在権などが出品された。■人道支援活動&教育支援に寄付を!人道支援活動に熱心なジョージ&アマル・クルーニー夫妻は22日(現地時間)、白人至上主義団体などヘイト・グループを監視する非営利団体「南部貧困法律センター(SPLC)」に100万ドルを寄付。夫妻が2016年に設立した基金「The Clooney Foundation For Justice」を通じて寄付は行われた。夫妻は今月初めにも、基金を介してレバノンにいるシリア難民の子どもたち3,000人の就学支援を表明。国連児童基金(ユニセフ)とグーグル社と連携し、レバノンの公立学校7校に225万ドルを提供、ヒューレット・パッカード社が100万ドルの技術支援を行うという。夫妻は「何千人というシリア難民の子どもたちが、生産的な社会の一員になることができない危機に直面しています」「正式な教育がそれを変えることができるのです。それが私たちの目標です」と声明で語っている。リアーナも教育支援には熱心で、2012年に奨学金支援の非営利団体「クララ・ライオネル基金」を設立している。先月渡仏した際はパリでマクロン大統領と面会、教育について話し合ったという。内容についてリアーナは記者たちに「グローバルな視点から教育というトピックに焦点を当てました」と話し、大統領と9月に大きな発表を行う予定を明らかにしたと「Reuters」は報じた。■スピーディ&持続可能なチャリティ活動フットワークの軽さが印象的なのはトム・ハーディ。無類の犬好きで知られ、9月29日(現地時間)か10月1日まで行われる動物保護キャンペーン「Wetnose Day」を支援している。これまでもホームレスや青少年の就労支援活動にも携わってきたトムは、5月にマンチェスターでの爆破テロ被害者や6月に起きたロンドンのタワーマンション火災の被災者救済の募金を、どちらも発生直後にチャリティ・サイトを通じて呼びかけている。前者は8月の時点で1,700人から3万9,283ポンド、後者には1,382人から5万6,522ポンドの寄付が寄せられた。1人で大金を寄付して終わらせるのではなく、人と人が助け合うことを促すこの方法は、社会の分断が広がり続けるいま、大きな意味を持つのではないだろうか。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月28日先日、11月にアルバム「Reputation」の発売すると発表したテイラー・スウィフト。アルバムの発売に先がけ、数日前にシングル「Look What You Made Me Do」をリリースした。歌詞だけで構成されたMVと、テイラー本人が出演しているMVのティザーが公開されていたが、数時間前、「MTV Video Music Awards」授賞式で本編MVがデビューを飾った。このMVが色々と話題になっている。まずは、SNSで昨年大ヒットしたビヨンセの「Formation」のMVとそっくりだとの指摘が相次いだ。中には非難の声も…。これを受け、テイラーのMVを監督したジョセフ・カーンが、「僕はビヨンセと数回一緒に仕事をしたことがある。彼女は素晴らしい人だ。(テイラーの)#LWYMMDのMVは、彼女のアートスペースとは別のものだ。ビヨンセに愛と尊敬を」とツイッターで“そっくり疑惑”を完全否定する騒動に。また、MVには長年の宿敵ケイティ・ペリーが「Dark Horse」のMVで使用した猫のかぶりものに似たものも登場。今年に入り、テイラーに仲直りを呼び掛けていたケイティだが、テイラー側にはその意思が全くないことがうかがえる歌詞にも注目が集まっている。さらに、もう一人の宿敵カニエ・ウェストに対する意図的な復讐か、「Reputation」の発売日はカニエの母が亡くなってから10周年の11月10日に設定されている。「AP通信」によると、「Look What You Made Me Do」はSpotifyとYouTubeでの再生回数が過去最高記録を突破したという。(Hiromi Kaku)
2017年08月28日エマ・ワトソンが、「ティーンに刺激と影響を与えるセレブ」として最も支持されていることが明らかになった。15歳から17歳のティーンに社会奉仕活動などのユース・プログラム体験の場を提供しているイギリスの団体「ナショナル・シチズン・サービス」(「NCS」)が、男女1,000名にアンケートを実施。シェリル、アリアナ・グランデ、ゼイン・マリクら43名の俳優、ミュージシャン、ユーチューバー、リアリティースター、フィットネス・パーソナリティーのセレブの中から、エマがティーンにインスピレーションと影響を与えている人物としてトップに選ばれた。その理由は、エマの“フェミニスト”としての力強い発言や行動力にあるようだ。回答者の1人は、「エマは『ハリー・ポッター』シリーズで得た権力と名声を、フェミニズムみたいな大切な問題について声を上げることに活かしているわ」と語っている。また、アンケートの結果から、現代のイギリスのティーン女子をカテゴリー分けすると、29パーセントが“フェミニスト”、19パーセントが“本の虫”、10パーセントが“スポーティー”であることもわかった。(Hiromi Kaku)
2017年08月28日8月中旬に突如SNSのアカウントから全投稿を削除、翌週に3日連続で謎めいた動画をアップした後、8月24日(現地時間)に翌日夜にシングル、そして11月10日ニュー・アルバムをリリースすることを発表したテイラー・スウィフト。テイラーがセクハラ裁判に勝訴した直後の投稿削除は大きな話題となり、彼女の真意を知るべく世界中が注目する中で満を持した告知の効果は絶大。1億200万のフォロワーはもとより、一連の流れはメディアで大きく報じられた。もともと絶大だった人気をSNS活用でさらに拡大させてきたテイラーらしい、見事な手法だが、彼女自身とSNSの関係は少しずつ変化している。■ファンとの距離感に変化が…去年のいまごろは、セレブ仲間とビーチで戯れたり、パーティではしゃぐ様子をアップしていたが、当時交際していたトム・ヒドルストンと破局後、華やかなセレブ・ライフの実況はトーンダウン気味に。復活した現在インスタグラムはコメントを受けつけない設定になっている。以前はこうしたSNS上で、闘病中のファンの存在を知って交流することも多かったが、今後は少し距離を置いた関係を築こうとしているのかも。カニエ・ウエストも今年5月にツイッターとインスタグラム全削除。昨年12月、大統領選に当選したドナルド・トランプ次期大統領(当時)と面会した様子などをツイートしていたが、予告なし、説明もなしの削除だった。6月に愛妻キム・カーダシアン・ウエストとお忍び来日した際、キムはスナップチャットで原宿訪問の様子などを投稿していた。キムといえば、マメすぎるインスタ投稿から滞在場所を特定され、昨年10月にパリで強盗被害に遭うという恐怖を体験した。損害額も約1,000万ドルと巨額、何より生命の危機を感じたことから、事件直後から3か月ほど更新は途絶えた。今年1月から再開したが、過去の写真をアップしたり、近況については事後報告がほとんどで、かなり慎重になっている。とはいえ、リアリティ番組からスターになったキムは自身についての発信で勝負するしかないのが現実。スナップチャットは投稿から24時間後に消える仕組みなので、SNSを使い分けてブランディングに勤しんでいる。■セレブもSNS疲れ?“SNSデトックス”自らコントロールできるSNSは、いまや欠かせないプロモーション・ツールとして機能しているが、リアーナのようにトップレス写真をアップして、インスタグラム側からアカウントの閉鎖を警告(2014年5月)されて半年ほど投稿しなかったりするケースも。炎上騒ぎも後を絶たず、その対処に疲れ果ててソーシャル・メディア・デトックスを宣言するセレブは少なくない。ジャスティン・ビーバーは昨年8月、自分のガールフレンドに対して嫉妬する一部のファンが、SNS上で卑劣な誹謗中傷を続けることに腹を立てて、アカウントを非公開にすると警告。嫌がらせが止まらなかったことから本当に非公開にしてしまった。さらに元カノのセレーナ・ゴメスが「ヘイトが嫌なら彼女の写真を投稿しなきゃいいのに」「ファンに対して怒るなんて、やめて」と諌めるコメントを寄せると、アカウントを削除してしまった。そのセレーナも、今年になって「The New York Times」のインタビューで「最低週1回はインスタグラムのアプリを携帯から削除してる」と語った。ひっきりなしに押し寄せるネガティブコメントに傷つくのが理由で、「Vogue」誌によれば、いまでは自ら更新はせず、パスワードを託したアシスタントに任せているという。ジャスティンはというと、今年2月にアカウントは復活したが、8月になって今度はワールドツアー中止を発表。インスタグラムに「僕のキャリアを持続可能なものにしたいけれど、僕の精神、心そして魂も持続可能なものにしたいんだ」と長文のメッセージを投稿。現在、キリスト教徒としての活動に力を入れている彼は、過去のやんちゃ仲間だったセレブたちとの関係を清算中のようで、最近はボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザーJr.をアンフォローしたばかり。ここに紹介したセレブたちは誰もが1億前後のフォロワーを抱えている。その影響力は計り知れないが、セレブ同士の確執や炎上騒ぎはもうたくさん、とばかりにアプリ本来の目的である交流(ソーシャル)は思い切って切り捨てる傾向。宣伝ツールと割り切った向き合い方が今後はさらに広がりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月27日巨匠マーティン・スコセッシが、DCコミックスのスーパーヴィラン“ジョーカー”を主役とした映画をプロデュースするため、ワーナー・ブラザースと交渉中であることが報じられた。「Deadline」によると、監督・脚本を『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス、共同脚本を『ザ・ファイター』のスコット・シルバーが担当することが決定しているという。ジョーカーといえば、いままでにシーザー・ロメロ、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトと4人の俳優が演じてきた。このジョーカー単独映画では『スーサイド・スクワッド』でジャレッドが演じた最新版のジョーカーとは全く違ったジョーカーが描かれることから、「別のもっと若い俳優」を新たにキャスティングするようだ。物語の舞台は、1980年代のゴッサム・シティ。ジョーカーのオリジン(起源)に焦点を当て、いわゆる典型的なスーパーヒーローものの映画ではなく、「ハードボイルドなクライムドラマ」テイストを想定しているとのこと。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日J.K.ローリングが“ロバート・ガルブレイス”のペンネームで執筆している「私立探偵コーモラン・ストライク」シリーズが、ハリウッドからのオファーを蹴り、イギリスのBBCでテレビドラマ化された。現在までに3作品が出版されている同シリーズが、「Strike」(原題)のタイトルでドラマ化が実現。製作総指揮のルース・ケンリー=レッツは「ローリングのエージェントに、ハリウッドのスタジオから相当な回数の電話がかかってきたんだって。本当に多くの人からね」と「Digital Spy」にドラマ化への経緯を明かした。「でも、彼女は今後もこのシリーズを書き続けるつもりだし、何作品になるかもわからない。だから、(ハリウッドで映画化するより)ドラマ化する方が自然でふさわしいように思えたんだ。それに、BBCが製作にすごく乗り気だったこともあって、ぼくらはその道を進むことにしたよ」。ローリングはドラマ製作のすべてのプロセスに積極的に関わっており、原作を映像化するにあたって内容を少し変えなければならない部分にも寛大な心で対応しているという。8月27日(現地時間)から放送されるシーズン1は、全3話。シリーズ1作目「カッコウの呼び声」をベースにしているとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日先週末、SNS上のすべてのコンテンツを削除し、ファンを騒然とさせたテイラー・スウィフト。それから3日間連続で暗闇の中でうごめく蛇の動画を投稿し、「意図がわからないし不気味」と困惑する人、「新しいアルバムの告知があるのでは?」と期待する人などからさまざまなコメントが相次いだ。そして十数時間前のこと。ついにテイラーは11月10日に通算6枚目のアルバムとなる「Reputation」を発売することを告知し、ジャケット写真も公開した。タイトルの「Reputation」とは「(人からの)評判」との意味を持つ。新聞風のデザインのジャケットには、様々な字体で自身の名前「Taylor Swift」が散りばめられている。さらに、アルバムからの先行シングルをリリースすることも明らかになった。デビューアルバムから5作目まではコンスタントに2年ごとに新作を発表していたテイラーだが、今回の「Reputation」は前作から実に3年ぶり。この3年間、テイラーは元彼カルヴィン・ハリスのために「This Is What You Came For」、カントリーグループ「リトル・ビッグ・タウン」に「Better Man」、ゼイン・マリクとコラボした「I Don’t Wanna Live Forever」を手掛けてきた。しかし、やはりファンはテイラー本人の新作を熱望していた。現在、SNSにはテイラーの新作告知に対する喜びの声があふれている。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日自身の名を冠したコスメを大ヒットさせ、「世界で最も稼いだセレブ」(米「Forbes」誌調べ)に最年少(発表時19歳)でランクインしたカイリー・ジェンナーを始め、副業でも成功を収めるセレブが増えている。もちろん、彼らの世界的な知名度が大きな助けになっているが、もう1つの傾向として、逆にセレブ本人のイメージを前面に出し過ぎないパターンが成功を導く場合も多い。■リース・ウィザースプーンリース・ウィザースプーンは2015年にライフスタイルブランド「Draper James」を始めた。アメリカ南部ルイジアナ州出身の彼女が子どもの頃から慣れ親しんだサザン・スタイルの服やバッグ、インテリアや家庭用品を展開している。素敵な暮らしぶりをSNSで公開し、ライフスタイル・ビジネスに参入するセレブ女性は後を絶たないが、ただおしゃれなだけでは生き残れないし、扱う商品にいちいちセレブ本人を連想させるロゴや顔写真があっては、購買層は限られてしまう。その辺りを心得たデザインは、大人の女性でも抵抗なく着られるほどよいガーリー・テイストで手堅い人気。ブランド名は尊敬する祖父母のミドルネームをつなげたもの、というエピソードなど、好感度を上げるさりげないアピールも上手だ。■スカーレット・ヨハンソン昨年10月、パリのマレ地区にポップコーン専門店「Yummy Pop」を開店、初日は自ら店頭に立ったスカーレット・ヨハンソン。フランスでポップコーンといえば定番の塩味だけ、そして人気はそれほど高いとは言えないが、だからこそ様々なフレーバーのグルメポップコーンに勝機ありと見た様子。3月に破局を発表したフランス人の夫と一緒に始めた。トリュフとパルメザン&セージ風味、ストロベリー&クリーム、メープルシロップ、チョコレート・ストロベリーを中心に、クリスマスやバレンタインデーには限定フレーバーやハート型ボックス入りも販売、パリのスナックとして定着しつつある。店舗やパッケージはトリコロールをあしらい、こちらもやはりどこにもスカーレットの名前や写真はない。■キアヌ・リーブスリースにしてもスカーレットにしても、扱うものに対する思い入れがしっかりあることが見て取れるが、好きを極めて採算度外視にも見えるビジネスを展開したのはキアヌ・リーブスだ。大のバイク好きで知られる彼は2014年に友人のバイク・デザイナー、ガード・ホリンガーとカスタム・バイクのメーカー「Arch Motorcycle」を設立したが、今年7月に今度は出版社「X Artists’ Books」を立ち上げた。昨年キアヌが出版した詩集「Shadows」(原題)で組んだアーティストのアレクサンドラ・グラント、デザイナーのジェシカ・フリーシュマンと3人で、独創的で多分野にまたがる内容のアーティスト・ブックの出版に取り組む。キアヌは「本を読んで、思考したり想像したり、旅をする喜びのため」と起業の理由を「Los Angeles Times」紙上で語っている。カスタム仕様のバイクもアーティスト・ブックも、妥協を許さない作りゆえに、手頃な価格での量産、万人受けは難しい。それでも、自分が心から気に入ったものを世間に伝えたいという情熱はあっぱれだ。知名度を適度に使いながら、最終的にはそこに頼り過ぎずに商品の魅力で勝負する。王道ながら、実はなかなか実現の難しいセレブのサイドビジネス・スタイルだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月24日「ストレンジャー・シングス」のクリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟が、「Vulture」に同作をシーズン4で終えるつもりだと明かした。10月27日(金)に全世界一斉配信となるシーズン2に期待が集まる中、2人はすでにシーズン3に着手しているという。「僕たちは、全部で4シーズンにしようと思っているんだ。それでおしまいだね」と今後の計画を語るロス。「年に1回、子どもたちに何か悪いことが起きるのを正当化するのもなぁ…と思うんだ」。確かに、ドラマが続く限り、子どもたちは“デモゴルゴン”のような怪物や恐怖と直面しなければならない。シーズン2にはウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー、ミリー・ボビー・ブラウンら主要キャストが引き続き出演し、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンや、『パワーレンジャー』でレッドレンジャーを演じたデイカー・モンゴメリーら新キャストも加わる。マイク役のフィン・ウルフハードは“デモゴルゴン”よりも規模の大きいモンスターの登場を示唆。「ただのモンスターなんてものじゃないよ」と思わせぶりなコメントをしている。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日