7月29日(金)より日本公開の『トランスフォーマー』シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスが降板したのは、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグの指示だったと、監督のマイケル・ベイが明かした。マイケルはアメリカの男性誌「GQ」7月号のインタビューで、ミーガンが撮影現場で心ここにあらずの状態で携帯電話ばかりのぞいていたと話し、「それから、例のヒットラー発言だよ」と、ミーガンが雑誌インタビューでマイケルを「撮影現場の彼はまるでヒットラーみたい」とナチスドイツの独裁者に例えたことを挙げた。この発言がユダヤ人であるスピルバーグの耳に入り、「スティーヴンは『すぐに彼女を降ろせ』と言った」という。「僕は発言に傷つきはしなかった。ミーガンはそういう性格だから。人の気を引こうとして、間違った行動に出てしまうんだ」と言うベイは「悪かったよ、ミーガン。1日12時間も働かせたり、時間厳守をさせたりして。でも映画作りは甘いものじゃないんだ」と皮肉たっぷりに結んだ。シリーズ3作目の降板は自分の意思だと話していたミーガンは、この件に関してコメントを出していない。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年06月24日19日(現地時間)、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている、三池崇史監督の『一命』の公式記者会見が行われ、三池監督、瑛太、プロデューサーのジェレミー・トーマスらが出席した。三池監督は、なぜアクション場面の多い前作『十三人の刺客』ではなく、『一命』を3Dにしたのかを聞かれた三池監督は「答えは簡単ですね。『十三人の刺客』をもし3Dで撮っていたら、いまでもまだ撮っていたかもしれない。3Dカメラに支配されてしまっていたでしょうから。でも、この映画ではふすまが開いたときの奥行きなど、時代劇ならではの映像を3Dで見せることに挑戦したんです」と答えた。リラックスした様子で質問に答える三池監督に対し、初のカンヌにやや緊張気味の瑛太さん。三池監督と仕事をした感想を聞かれると、「すごく迫力と緊張感のある現場だろうと思っていたのですが、実際には監督はとても優れたユーモアの持ち主で、現場でも楽しく過ごせました。ただ具体的に演技について語らなくても、『どんなものが出せるの?』と監督から聞かれているようで、僕はいつも緊張していました」と語った。会場では海外プレスから多くの質問が飛び、反響は上々。今夜の公式上映での盛り上がり期待したい。(photo/text:Ayako Ishizu)特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:一命 2011年10月、公開© 2011映画「一命」製作委員会第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート5】金城武、北野武になる?【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?
2011年05月19日カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で、香港のピーター・チャン監督によるアクション映画『武侠』〈原題)が上映され、金城武、ドニー・イェン、タン・ウェイらが公式会見を行った。『グリーン・デスティニー』に代表される、中国伝統の“武侠”ものと呼ばれる時代劇ジャンルそのものを題名にしたこの作品は、アクションに現代的なミステリーテイストを盛り込み高い評価を受けている。映画の中で金城武は丸めがねをかけた20世紀初頭の死体検視官を演じている。「監督がなぜ僕にこの役をやらせたいのか、最初はまったく分からなかった」という金城さんに対し、監督は「今回、タケシには、金城武ではなく、北野武になったつもりで演じてくれ、といったんだ。そのままのタケシだと、格好よすぎるからね」と答え、場内の笑いを誘った。ピーター・チャン監督と金城武のコラボレーションは、『ウィンター・ソング』、『ウォーロード/男たちの誓い』に続いて3度目。チャン監督は金城さんを「タケシとの仕事は僕にとってチャレンジなんです。いつも『どうして?なぜ?』といろいろ質問をされる。だからこそやり甲斐があるんです」と絶賛。金城さんも、「監督は僕との仕事をチャレンジだと言いましたが、僕にとってこそチャレンジなんです。監督はいつも僕に、『なぜこの人を愛しているのか』、『なぜこういうことをするのか』などと考えさせてくれる。おかげで完全に創作のプロセスへと没頭できるし、それが喜びでもあるるんです」と、チャン監督と組むことの面白さを語った。(photo:text/Ayako Ishizu)■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴも
2011年05月17日オダギリジョーとチャン・ドンゴンが共演する話題作『マイ・ウェイ』の製作発表会見が、カンヌの古城を貸しきって行われた。第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦に参戦していたアジア人がいた、という実話を基に、主従関係にあった日本人と韓国人の青年が、数奇な運命に翻弄されながら、敵対しあいつつも、お互いを助け合い、生き抜いていく姿を壮大なスケールを描く。『ブラザーフッド』のカン・ジェギュが監督し、ヒロインを中国のスター女優ファン・ビンビンが演じる。言葉の壁について聞かれたドンゴンさんは、「私は日本語を、オダギリさんはロシア語とドイツ語の台詞をこなさなければならず、大変ではありました。言語が違う役者さんと共演する度に感じることですが、演技というのは、単純に言葉を交わすということではなく、お互いの感情や気持ちを共感することであり、それには言葉が通じるかどうかはさほど重要ではないと思います。今回も改めてそれを感じました」と語った。また、オダギリさんは「役者にとっては芝居を一緒にするというのが一番のコミュニケーションであり、仲良くなっていく方法だと思うので、毎回海外の作品に参加するときは特に言葉の心配はありません。チャン・ドンゴン氏はすごくすごく優しい方だったので安心できましたし、ファン・ビンビンさんはすごくきれいな方だったのでそれだけで十分なコミュニケーションがとれています」と、笑わせた。2人はカンヌでの短い滞在を終えると、会見の翌朝6時には、クライマックス場面のロケ地であるラトビアへと戻った。特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴもブラピ×ショーン・ペンの注目作の一部お目見え『ツリー・オブ・ライフ』予告編解禁!
2011年05月16日世界的ヒットとなった人気アニメーションの第2弾『カンフー・パンダ2』が前作に続いてカンヌ国際映画祭に上陸!ボイスキャストを務めたジャック・ブラックにアンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマンが記者会見を行い、一家でフランス入りをしているアンジーの口からは幾度となく家族への愛情あふれる言葉が飛び出した。“伝説の龍の戦士”の称号を得た食いしん坊のパンダのポーが、仲間たちと共に今度は中国制覇とカンフーの抹殺を狙うシェン大老の野望に立ち向かう。3人とも前回に続いての参加となったが、ポー役のジャックが「履き心地の良い靴をまた履くみたいな気分だったね。エキサイティングだったよ」と言えば、仲間のマスター・タイガーを演じるアンジーも「2回目の方がもっと楽しかった気がするわ。マスター・タイガーは私がいままでに演じた中でも最高のキャラクターのひとつよ。彼女を演じるのは大好き」とふり返った。ポーの師匠であるシーフー老師役のダスティンは「僕の年になるとすぐ忘れちゃうものでね。今回、まるで初めて演じる気がしたよ」と役柄さながらのとぼけた口調で会場を笑いに包んだ。前作のカンヌでのイベントの際は、双子を妊娠中だったアンジー。今回も出演作『ツリー・オブ・ライフ』がカンヌに出品されているパートナーのブラッド・ピット、そして子供たちと共にフランス入りしていることを明かし「子供の健康が何よりも大事。自分が愛する人たちが安全で健康だと分かっていることが、最高の幸せだと思う。だから私たちはとてもハッピーなの。子供たちはいまもホテルで走り回ったりゲームをして、めちゃくちゃにしているわ(笑)」と満面の笑みを浮かべた。本作ではポーの出生、血の繋がらない父子の親子愛も描かれるが、この点についてもアンジーは「今回のテーマは家族。家族こそ愛がある場所。私はこの映画をぜひ子供たちに観せたかったし、子供たちはこれをすごく気に入ったわ。観ている間、子供たちは笑いっぱなしだったわ。観終わった後、そのこと(ポーと父親の関係)について私に何か質問をしてくるかしらと思っていたけれど、我が家では養子縁組とか、生みの親とか、孤児とか、それらの言葉は明るい響きを持つ言葉なの。私の子供たちはそれらの事柄について話すことに慣れている。自分たちはポーみたいなんだと分かって、より誇りを持つようになったと思うわ。それはとても素敵なことよ」と、自分たちの家族と重ね合せながら思いを明かした。前回のカンヌではメタボリックなジャックに妊娠中のアンジーが揃って、飛び出たお腹を披露してくれたが、今回は全編3Dということで、別の意味で飛び出す『カンフー・パンダ2』。日本での公開は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて。特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越えるレオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴも
2011年05月16日先日5年来の恋人であるバー・ラファエリとの破局が明らかになったレオナルド・ディカプリオだが、映画祭開催中の南仏・カンヌを仲間たちと一緒に訪れ、傷心旅行中だ。英国の大衆紙「Sunday Mirror」紙上でレオの知人は「バーと破局してレオはすっかり落ち込んでいます。今回ばかりは復縁の望みはなさそう。すべて忘れるためにカンヌに行きたがったんです」と語る。別にプロモーションする映画があるわけでもないのにカンヌを訪れたレオの仲間のひとりはジェイミー・フォックスがいた。「ジェイミーは豪華なヨットをレンタルし、女の子たちを大勢呼んで、明け方までパーティをしてました」。2人は映画祭関連のイベントなどにも足を運んでいるが、レオは長居することはなく、すぐに気の合う仲間たちの待つヨットに戻ってしまうそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真はカンヌに訪れクルージングを楽しむレオナルド・ディカプリオ。隣の女性は今回の旅行仲間のひとりのようだ。© AFLO■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴもブラピ×ショーン・ペンの注目作の一部お目見え『ツリー・オブ・ライフ』予告編解禁!
2011年05月16日14日、カンヌ映画祭にジョニー・デップが久々に登場。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が招待上映され、公式会見が行われた。キャプテン・ジャック・スパロウの役作りには、『ミズーリ・ブレイク』のマーロン・ブランドを参考にしたのかとの質問に対し、ジョニーは、「僕は幸運にもマーロンと知り会えた。彼は映画の中でも外でも、僕に大きなインスピレーションを与えてくれた。でもキャプテン・ジャックに関してはマーロンに影響されたとは言えないね。僕はキャプテン・ジャックを18世紀のロック・スター、つまりキース・リチャーズと、スカンクのペペ・ル・ピュ(アニメのキャラクター)の間のような存在だとみなしているからね(笑)。つまり“スカンク(=信用できないやつ)”なんだよ。とてもロマンチックなスカンクというわけさ」と答えて、会場を湧かせた。また、女海賊を演じたペネロペ・クルスは、妹のモニカが彼女のボディ・ダブルを担当していることを吐露。「モニカは素晴らしいダンサーで、剣の扱いもうまいのよ」と、妹の協力を讃えた。監督のロブ・マーシャルによれば「ワイドショットでは、ときどきモニカが演じてるから、シルエットが違うんだよ(笑)」とのこと。じっくり画面を見ていれば、気づくかもしれない。(photo/text:Ayako Ishizu)特集『パイレーツ/生命(いのち)の泉』〜新たな伝説の幕あけ〜特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?浅野忠信、鮮烈ハリウッドデビュー!3日で6,600万ドルの大ヒットスタート
2011年05月16日浅野忠信のハリウッドデビュー作として注目を集める『マイティ・ソー』が5月6日(金)に全米3,955館で公開を迎え、オープニング3日間で6,600万ドルを稼ぎ出す大ヒットで見事、初登場1位を記録した。本国アメリカに先行して公開されていた56か国でもヒットを記録しており、5月1日までの時点で海外興行収入は1億3,341万ドル超。アメリカの映画興行予想サイトで今年初の2億ドル突破が予想されるなど、サマーシーズン開幕に先駆けて、熱い注目を集めていたが、予想通りの大ヒットスタートを切った。原作はマーベルコミックの人気ラインナップのひとつで、神々の国を追放され、人間界へと堕ちてきたソーが、地球と神の国を襲う脅威と戦うさまを描く。浅野さんが演じたのは、ソーを護衛するウォリアーズ・スリーのひとりホーガンで、ナタリー・ポートマンやアンソニー・ホプキンスらとも絡む重要な役柄として全編にわたって登場している。これまで、日本人俳優が主要キャストとして出演した作品のオープニングとしては、渡辺謙のハリウッド作品初出演作となった『バットマン ビギンズ』が4,874万5,440ドル、昨年公開され、日本でも大ヒットを記録した『インセプション』はオープニングで6,278万5,337ドルを記録しており、本作『マイティ・ソー』が日本人俳優のハリウッド出演作品として歴代No.1のオープニング記録を塗り替えた。まずは鮮烈なハリウッドデビューを飾ったと言える。先週、8,360万ドルという今年のオープニング最高興収を叩きだした、人気シリーズの第5弾となる『ワイルド・スピードMEGA MAX』は2位に後退。とはいえ2週目も約3,250万ドルを稼いでおり、『マイティ・ソー』に先駆けての2億ドル突破も見えてきた。3位、4位は共に初登場。アンジェラ・バセット主演のコメディ『Jumping the Broom』(原題)が1,370万ドル、同じくラブコメでケイト・ハドソン、ジニファー・グッドウィン、ジョン・クラシンスキー主演の『Something Borrowed』(原題)がおよそ1,316万ドルを売り上げた。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグにアン・ハサウェイ、ジェイミー・フォックスら豪華キャストが声優として名を連ねる3Dアニメーション『ブルー初めての空へ』は4週目で5位に。ミネソタの小さな田舎町で暮らしていた絶滅種のインコの、リオデジャネイロへの旅路を描いており、日本では9月に公開予定。6位の『Water for Elephants』(原題)もリース・ウィザースプーンにロバート・パティンソン、クリストフ・ヴァルツと実力派俳優が顔を揃えており、獣医師を目指していたが、父母の死をきっかけにサーカス団に飛び込んだ青年のドラマが展開する。累計で4,161万ドルを記録しており、今後の日本公開にも期待したいところ。これからの動きとして注目は、何と言っても5月20日に全世界同時公開を迎える『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』がどれほどのスタートを切るか。その後、5月末のメモリアル・デーの連休を境にサマーシーズンに突入し、次々と大作が封切られる。先述の『マイティ・ソー』は日本では7月2日(土)より公開となるが、日本上陸を前に、全米及び海外興収でどれほどの数字を積み重ねているのか楽しみなところだ。特集『パイレーツ/生命(いのち)の泉』〜新たな伝説の幕あけ〜■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedマイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© TM & © 2010 Marvel c2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年10月1日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ジョニー・デップ、新米ママのペネロペ・クルスと共演で「また子供がほしくなった」『パイレーツ』初披露でジョニーらに大歓声!キースが日本に向け「ONE LOVE」ジョニー・デップがロスで日本向け会見中田ヒデと共にメッセージを書きこむ「シェーッ!」直後に渡米の浅野忠信、本場のレッドカーペットに感激米での飛躍誓う生命の泉は東京に?『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』が汐留をジャック
2011年05月12日『トランス・フォーマー』のミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー『ジェニファーズ・ボディ』が、30日(金)から公開されるにあたって、フォックスのセクシーなシーンが収録された予告編が解禁になった。『ジェニファーズ・ボディ』場面写真本作は、妖艶な美しさで町中の視線を集め、小悪魔的な性格で男たちを手玉にとる女子高生のジェニファー(フォックス)に、ある日、想像を絶する “恐ろしい出来事”が起こるサスペンス・ホラー。海外サイトでも話題になったこの予告編は、ある事件をきっかけに、急激に美しさを増すジェニファーの衝撃の真実が垣間見られる。次々と男を誘うジェニファーの妖艶で残虐なシーンは必見だ。『ジェニファーズ・ボディ』7/30(金)より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2010年07月29日公私にわたって何かと話題のミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー『ジェニファーズ・ボディ』のポスタービジュアルが解禁となった。男性誌「FHM」のアンケートで「世界で最もセクシーな女性」の栄冠を2年連続で勝ちとっただけあって、このたび公開されたポスタービジュアルでも、セクシーなポーズと挑発的な視線を前面に押し出しているミーガン。本作では学園No.1の美貌を誇る女子高生・ジェニファーを演じている。このジェニファーが、ある事件をきっかけに変貌をとげ、急激にその美しさを増していくのだが、その一方で町では凄惨な殺人事件が続発する。ポスタービジュアルに写るミーガンの口許には血のようなものが!同じく公開されている劇中の写真でも、血まみれのミーガンの姿が写し出されているのだが…。ミーガン演じるジェニファーの親友で内気で臆病な少女・ニーディを『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドが演じるほか、『JUNO/ジュノ』でオスカー最優秀脚本賞に輝いた注目のディアブロ・コディが脚本を手がけ、少女たちの心の奥に潜む感情を、笑いと恐怖を交えて描き出す。ジェニファーは小悪魔か?それとも正真正銘の悪魔!?そもそもこのキャラクター、あくまで映画の役柄なのか?それともミーガンの素なのか…?彼女の妖艶さ&残虐さをスクリーンでたっぷり楽しめそう!『ジェニファーズ・ボディ』は7月30日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。■関連作品:ジェニファーズ・ボディ 2010年7月30日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© 2009Twentieth Century Fox
2010年05月24日『ハート・ロッカー』が大勝利!今週行われたアカデミー賞授賞式を観ていた方はどれくらいいるのでしょうか?ご覧になった方はこの結果、どう思いましたか?私は6冠を制した『ハート・ロッカー』がセレモニーの勝者として幕を閉じたのだと思います。本作は、膨大な制作費をかけた『アバター』と比べれば完全にダークホース的な存在でしたが、同時に、これまでSF映画が作品賞を受賞したことが一度もないことを考慮すれば、受賞の可能性は五分五分といったところでした。勝利と言えば、アカデミー賞自体も大きな勝利を収めました。というのも、4,130万戸もの人々(昨年より500万戸増)がこのハリウッド最大のイベントを見ていたおかげで、過去5年で最高の視聴率を獲得したのですから。また、司会を務めたコメディ俳優のスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンは素晴らしいコンビネーションでしたね。たしかに2人の見せ場は少なかった?という感じは否めませんが、約4時間にわたり観衆を大いに楽しませてくれました。でもやっぱり、一番笑った瞬間は、ベン・スティラーが“アバター”の格好で大勢の前に登場したときでした(笑)。風刺的な笑いも満載のアカデミー賞ですが、ここでおもしろい話を一つ。噂によれば、授賞式のプロデューサー陣からは、授賞式を通して、かのスーパースター、タイガー・ウッズの話題を冗談めかしたりほのめかしたりすることを一切禁じていたそうですよ。本当にタイガーはアカデミー賞を左右するほどの権力を持っているのでしょうか…?聞いたときは変な話だと思いましたが。奇怪な話をもう一つ。今年もたくさんの“レッドカーペット荒らし”がいたようで、19人もの人たちがレッドカーペットに許可なしに近付いたことで捕まっていました。その中には9人のドイツ人の姿もあり、彼らはMTVの偽IDをつけていたそうですが、とにかく大事にならなかったのは何より。それより、本当のドラマの主役は、様々なフォルムのドレスに身を包んだ女優たち。なぜだかわかりませんが、今年のレッドカーペットは、不思議でユニークなデザインのドレスを着る女性が多く、もちろん美しさは文句のつけようがありませんが、個人的にはちょっと頑張りすぎな印象を受けました。ユニークな形のドレスとともに、今年の傾向として見られたのは「レトロ・ハリウッド」と「ブルー」。私にとってのベスト・ドレッサーは、ドリス・ヴァン・ノッテンのドレスを着こなしていた、助演女優賞ノミネートのマギー・ギレンホール、ゴージャスなマルケーザのガウンを着た主演女優賞獲得のサンドラ・ブロック、そして、アトリエヴェルサーチの鮮やかなガウンを着たデミ・ムーアの3人。また、授賞式後の最大のアフター・パーティと言えば、もちろんヴァニティ・フェア・パーティ。ショーン・コムズ(P. Diddy)や助演女優賞のモニークに先述のサンドラ、オスカー女優のヒラリー・スワンクやシャーリーズ・セロン、トム・ハンクス、サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアン・ムーア、ベン・スティラー、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ロペスと夫のマーク・アンソニーなどのセレブ俳優たちはもちろん、米オリンピック代表選手のアポロ・オーノまで姿を見せていましたよ。一方、「The Governors Ball」パーティでは、主演男優賞のジェフ・ブリッジスやジェラルド・バトラー、監督賞のキャスリン・ビグローにオスカー俳優のショーン・ペン、ウディ・ハレルソン、オプラ・ウィンフリーと彼女のミューズ、主演女優賞ノミニーのガボレイ・シディビー(そして彼女のお母さんも!)が出席。こちらの面白いうわさでは、ショーン・ペンがケンカを始めたという理由で退席を命じられたとか…。本当なのでしょうか?そのワケというのも、ショーンの前妻ロビン・ライト(昨年は、受賞スピーチの際、ショーンは彼女の名前を言うのを忘れていました)が、近頃『ハート・ロッカー』のプロデューサーの一人、グレグ・シャピーロと交際しているとの噂が。同日、ショーンとグレグはほんの一瞬遭遇したそうなのですが、その瞬間にアカデミー関係者が入っていって、ショーンをホールから退席させたのだとか。これだけ聞いても、ハリウッドはおもしろいドラマの宝庫ですね!そう思いません?(text:Lisle Wilkerson)特集:2010アカデミー賞 ©A.M.P.A.S.Greg-Harbaugh ©A.M.P.A.S.Richard Harbaugh ©A.M.P.A.S.■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved■関連記事:【アカデミー賞】ファッションチェック!〜番外編<セレブカップル>〜本命は誰?女優にモテモテの『ハート・ロッカー』主演男優アカデミー賞授賞式今年の“ベストプレゼンター”部門受賞者はベン・スティラー?アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利オスカー授賞式後はアフター・パーティ。お疲れモードでもセレブはパーティをはしご
2010年03月10日人気恋愛映画『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が、バレンタインデーを舞台に男女15人の恋愛を描く『バレンタインデー』。年に一度のこの特別な日の直前、2月12日(金)より公開される本作だが、このたび豪華ハリウッドスターたちがズラリと顔を揃えたポスター画像が、シネマカフェ独占先行で解禁となった。今回のポスターを飾るのは、総勢16名の超豪華キャストたち。先述の『プリティ・ウーマン』のヒロイン役で一躍人気を集め、年を重ねるごとに輝きを増すジュリア・ロバーツを筆頭に、ジェシカ・アルバ、アン・ハサウェイ、ジェニファー・ガーナーらラブコメを得意とするトップ女優たちが見事に顔を揃えた。また男優陣には、『レイ』でオスカーに輝いた演技派ジェイミー・フォックスにアシュトン・カッチャー、パトリック・デンプシー、ブラッドリー・クーパーといったハリウッドきってのイケメン俳優がズラリ。さらに、このトップスターたちに負けず劣らず存在感を示しているのが、2人のフレッシュ女優。一人目は、ジュリア・ロバーツの姪っ子エマ・ロバーツ。ジュリアとエマは、2002年の『ホーキーのおくりもの』以来の共演となる。もう一人は、アルバム「フィアレス」が第52回グラミー賞で主要3部門を含む8部門にノミネートされ、歌姫ビヨンセとの対決も注目されている新星ディーバ、テイラー・スウィフト。女優としても開花させることができるのか?一方、大女優シャーリー・マクレーン(『愛と追憶の日々』)にキャシー・ベイツ(『ミザリー』)ら大御所俳優たちの競演も見逃せないところ。世の男子女子の心をざわめかせる特別な一日“バレンタインデー”。年齢も職業も異なる男女15人それぞれの恋愛には、きっと共感できる恋愛の形が見つかるのでは?『バレンタインデー』は2月12日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:バレンタインデー 2010年2月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© MMIX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ハビエル・バルデムとジュリア・ロバーツがバリで…“おひとり様”必見の話題作撮影
2010年01月08日みなさん、こんにちは!アメリカでは、先日の“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの訃報で話題は持ちきりです。一番最初に訃報を伝えたゴシップサイト「TMZ.com」をはじめ、様々なウェブサイトでその続報が伝えられています。まず、死因に関する様々なうわさにより、マイケルの死の間際にそばにいた主治医のコンラッド・マーレイ氏が非難の的となっています。しかし、それはあくまでうわさであって、薬物に関する解剖や様々な調査の結果が出るまでは誰も真相を知りえないわけです。それもおそらく4〜6週間かかるでしょう。家族さえも、本当に同医師に責任があるのか、定かでないのですから。一方、マーレイ医師本人は、もちろん疑惑を否定しています。先週末にかけて、彼はロス市警でおよそ4時間にわたり、当日何が起きたのかを事細かに伝えたそうです。曰く、彼がマイケルがベッドに横たわっているのを発見したときは、既に呼吸は止まっていたそうですが、まだ脈は残っており、すぐさま心肺蘇生を始めたとのこと。そこで浮かび上がる疑問は、なぜ医師はマイケルを床に下ろさずに蘇生を始めたのか?ということ。というのも、心肺蘇生を行うには固い所に身体を置かなくてはいけないということは医師なら誰でも知っていることなのです。この様子だと、まだまだこれから問題が出てきそうですね…。その間、家族はエンチノにあるマイケルの両親の家に集まり、葬儀のこと、そしてマイケルの早すぎる死を惜しむ、数々の追悼コンサートのオファーについて話し合いました。生前のマイケルは、普段から母親とは連絡を密に取っていて、亡くなる数日前には父親とも話をしていたそうですが、兄弟や妹のジャネットとはしばらく疎遠になっていたようです。そのため、マイケルの薬物摂取を促すような人がいたのか、または死を防ぐことは出来なかったのか?尽きない疑問の真相を明かそうと必死です。しかし残念ながら、その答えはまだ闇の中。そして、音楽のあらゆるチャートで、マイケルのアルバムやシングルはナンバー1にランクしています。人々は、とにかくマイケルの歌を聴き足りないようなのです。また、彼の3人の子供の親権についても論争が始まっています。法律上では、長男と長女の実母であるデビー・ロー(生前のマイケル専属の看護師でもありました)に養育権があるのですが、家族は彼女との親権争いをする意向です。しかしながら、デビーはこの子供たちは、生物学的に彼女の子供であってマイケルの子供ではないと主張!マイケルが彼らの実の父親ではないことは、もう何年にもわたりうわさされてきたことですが、デビーはマイケルの子供を産むことに合意し、精子バンクを通して2人の子供を妊娠したのだそうです。何はともあれ、ただジャクソン家が気の毒でしょうがありません。早く問題が解決することを祈るばかりです。(text:Lisle Wilkerson)写真は6月28日、「BET Awards ’09」に出演した際のジャネット。ショーのホストを務めたジェイミー・フォックスがステージの上までエスコートした。© Reuters/AFLO
2009年07月04日最新作『トランスフォーマー/リベンジ』が世界に先駆けて日本公開中のシャイア・ラブーフとミーガン・フォックス。来日時のプロモーション活動でも息の合った名コンビで、互いについて「セクシー」、「ハンサム」と讃え合ってみせるのだが、「ただの友達同士」と恋愛については否定的だった。しかし、どうやら様子が少し変わってきたようだ。長期間のプロモーション・ツアーを終えてロサンゼルスに戻ったいまも、2人は行動を共にしている。21日の朝には、数か月前に遭った交通事故の後遺症治療に出かけるシャイアをミーガンが車で送っていく姿が目撃されている。ミーガンの車が午前7時にシャイアの家の前に停まっていて、8時頃に2人はシャイアの家から出て来て、まずはバーバンクにあるドーナツ・ショップに出かけたという。ミーガンは婚約していたブライアン・オースティン・グリーンと破局したばかりで、英国や日本、ロシア、フランス、ドイツをめぐった『トランスフォーマー/リベンジ』のプロモーション・ツアーの間ずっと「私はまたシングルになったの」と言い続けていた。それを受けて、シャイアが「じゃあ、僕が彼女とデートしようかな」と冗談っぽく話していたが…。果たして、これから全米公開となる映画のための壮大なプロモーション活動の一環なのか、それとも真剣な交際に発展するのか?答えが出るまでは時間がかかりそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ハリウッド一セクシー男子は『フットルース』のあの人!シネマカフェ独占!日本未放映のUS版『トランスフォーマー』TVスポットが到着前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?
2009年06月23日