『007』シリーズ最新作で、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最後の作品『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のブルーレイ&DVDが、3月2日(水)よりリリース決定。4K Ultra HD+ブルーレイの4K UHDにはさらに約47分のドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」が収録される。『007/カジノ・ロワイヤル』で6代目ボンドに就任し、『007/スカイフォール』の世界興収がシリーズNo.1作品に。歴代最長となる15年、5作目の本作で卒業となるダニエル版ボンド役が壮大かつエモーショナルな形でフィナーレを迎える。前作のラストから一線を退いていたボンドが旧友の助けに応じて復帰。過去との決別、恋人マドレーヌとの新たな関係。そして、今度の敵は人類にとって脅威となる最凶の悪…。ボンドはジャマイカから、ノルウェー、スコットランド、MI-6の本拠地ロンドン、イタリア・マテーラと世界を駆ける。圧巻のアクション、数々の秘密兵器、迫力のカーチェイス。その結末も必見となっている。そんな本作は、コロナ禍以降公開のハリウッド映画で世界累計興行収入第1位に。日本では『007』シリーズ史上最高のオープニング成績を記録、国内興行収入ランキング初登場第1位を記録した。ダニエル版ボンドの最後の敵を演じるのは『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック。冷酷な敵サフィンの抱える闇を見事に体現した。恋人マドレーヌ役レア・セドゥ、MI-6の兵器開発担当主任Q役ベン・ウィショーをはじめ、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズらが続投。監督はボンド史上初の米国人監督キャリー・ジョージ・フクナガ。『ファースト・マン』『ラ・ラ・ランド』のリヌス・サンドグレンによる撮影技術も圧巻で、アクションシーンにおける長回しなどカメラワークにも息をのむ。また、ボンドと敵、両方にとって最愛の人物となるレア・セドゥ演じるマドレーヌ、ラシャーナ・リンチ演じる00(ダブルオー)エージェントのノーミ、アナ・デ・アルマス演じるキューバのCIA諜報員パロマ…。本作では、自分の道を切り拓いていく勇敢なボンドウーマンたちの存在が注目を浴びている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はブルーレイ+DVDは3月2日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2022年01月17日『死霊館』ユニバース、『ソウ』シリーズの生みの親で、『インシディアス』シリーズなど傑作ホラーを手掛けてきたジェームズ・ワン監督が自ら書き下ろした完全オリジナルストーリー『マリグナント 狂暴な悪夢』が、先週11月12日(金)全国70スクリーンにて封切られ、SNS上には本作が描く異常なまでにテンションの高いスピード感と、予想できない展開に熱狂コメントが相次いでいる。「ジェームズ・ワン監督究極の到達点」「まさにジャンル映画の最高峰とも言える一作」「マリグナントを舐めてました。これは今年No.1かも知れん」と、劇場公開されるやいなや、SNSを中心に絶賛が寄せられている本作。限定された上映回数ながらも公開を待ちわびていたホラー映画ファン中心に劇場へ足を運び、上々の滑り出しとなっている。だが、監督からもネタバレ厳禁の箝口令が敷かれており、この映画の“恐怖の正体”については口をつぐむしかない。だが、なぜ観た者がみな狂気と熱狂の渦に陥っているのか、その正体に迫ってみた。“恐怖の正体”:古典と最先端、映像演出の融合まず1つ目は、懐古的なルックからは想像もつかない「映像に起因する新感覚ホラー」であること。ジェームズ・ワン監督も明言する通り、この映画はダリオ・アルジェント監督やマリオ・バーヴァ監督らを代表格にもつ“ジャーロ”と呼ばれる古典的なイタリアン・ホラーに影響を受けて作られている。加えてブライアン・デ・パルマ監督、デヴィッド・クローネンバーグ監督や、代表作がいきなりネタバレに抵触するため名前を上げられない監督などにも多大な影響を受けている。それゆえ、ポスターにも現れている通り、ホラーファンたちはレトロな印象を持って劇場に足を運んだかもしれない。しかし、本編が始まるとそれが気持ちよく裏切られる。ワン監督は古典と最先端の技術を織り交ぜたオリジナリティ溢れる映像表現で観客をこの世界に誘うのだ。現実と夢が溶け出しながら移り変わるシーンや、主人公が“何か”から逃げ惑い1階のリビングから2階の寝室に駆け上がるのを頭上から追うシーンなどは見事としか言いようがない。観客は、まず最初に映像演出から視覚的な高揚感が得られるのだ。“恐怖の正体”:ホラー、ミステリー、アクションのジャンルレスそして2つ目は、ジャンルを縦横無尽に行き来する強烈なストーリー展開だ。全編を通して『インシディアス』や『死霊館』といった監督の“ホーム”であるホラーに軸足を置きながらも殺人鬼は一体誰なのか?といった『ソウ』で培ったサスペンス&ミステリー要素へと徐々にシフト。手がかりをヒントに主人公の過去にフォーカスしながら物語は進んでいくのだが、後半、突如として怒涛のアクションへと転じる。ここで『ワイルド・スピードSKY MISSION』や『アクアマン』で会得したアクロバティックなカメラワークが冴え渡る。『ワイルド・スピードSKY MISSION』でドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが出会い頭で激突したローリングカメラアクションに匹敵するアクションシークエンスを、観客は突如として強烈にかまされるのだ。そして極めつけはスーパーヒーロー映画に出てきそうなアイコニックなスーパーヴィランの圧倒的存在感とその正体。ホラーに留まらないこの壮絶なジャンルのギアチェンジが観客を熱狂の渦に陥れるポイントになっている。“恐怖の正体”:ホラーに帰還したからこそ、斬新なアイディアで3つ目はワン監督のホラー映画への飽くなき探究心とその作家性にある。『インシディアス』『死霊館』と大ヒットホラーを生み出し、様々なホラー演出を手がけてきたワン監督が『死霊館 エンフィールド事件』を監督してから約5年後、この『マリグナント 狂暴な悪夢』で満を侍してホラー映画に帰還した。ワン監督の“ホーム”であるホラージャンルで、これまでやってきたことをトレースするだけではつまらない。これは観客が思っている以上に監督がその気持ちを強く持っていたに違いない。新しいものを見せようとする監督の気概こそが観客にしっかり伝わっているのだとも捉えられるだろう。いまやビッグタイトルを任せられるようになり大出世したワン監督だが、それにあぐらをかくことのない狂暴な作家性がこの映画には充満している。ホラー映画とは大いにして低予算であり、無名な役者を使うことになる。それゆえにビッグバジェットの大作や名の知れたスターが出ている映画とは肩を並べにくい。ましてやオスカーの賞レースにもノミネートされることなどほぼなく、日の目を見ないこともしばしばある。しかし、ホラー映画がそれらを超越する時がある。“アイディアが最高だったとき”だ。この『マリグナント 狂暴な悪夢』はその最高のアイディアが十二分に詰め込まれたホラー・エンターテインメントになっている。それゆえ、観客は劇場で熱狂し、絶賛の嵐となっているのだ。そのアイディアの正体は、劇場で目にしてみてほしい。『マリグナント 狂暴な悪夢』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マリグナント狂暴な悪夢 2021年11月12日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年11月21日「フレンズ」のガンター役で知られるジェームズ・マイケル・タイラーが、24日朝(現地時間)に亡くなった。59歳だった。ジェームズは2018年9月にステージ4の前立腺がんと診断され、闘病していた。「フレンズ」ではコーヒーショップ「セントラル・パーク」のバリスタとして全シーズンに出演。今年5月にHBO Maxで配信開始となった「フレンズ:ザ・リユニオン」にZoom出演し、ジェニファー・アニストンらメインキャストの再会を楽しんだ。「The Hollywood Reporter」によると、ジェームズは体調を考慮してバーチャル出演を決意。気の滅入るようなことを「フレンズ」の同窓会でさらしたくなかったという。「正直に言うと、うれしくもあり悲しくもあった。呼んでもらえてすごくうれしかった」と語っていた。レイチェル役のジェニファーは、「『フレンズ』は、あなたなしじゃ違うものになっていた。番組と私たちみんなの人生に笑いをくれてありがとう。本当に寂しくなる」とコメント。ロス役のデヴィッド・シュワイマーは「ジェームズ。『フレンズ』で素晴らしく、それにいつまでも記憶に残る役を演じてくれてありがとう。画面の外では広い心を持ったジェントルマンで、立派な人だった。寂しい」、ジョーイ役のマット・ルブランクは「一緒にたくさん笑ったよね。本当に残念だよ。どうか安らかに眠って」と追悼した。(Hiromi Kaku)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2021年10月26日主演オーディオドラマ「The Sandman」(原題)のプロモーション中のジェームズ・マカヴォイが、「Collider」のインタビューに応じ、「やってみたい役」について明かした。「今後やってみたい役、もしくは出演してみたいシリーズはありますか?」と聞かれたジェームズは、「そうですね。ぼくは常々『スター・トレック』への愛をジョークっぽく語っていますが、真剣でもあるんですよ。たとえば、若きジャン=リュック・ピカードを演じる人が必要というなら、『ぼくこそがその俳優です』なんてね。でも、もしかすると若い頃のジャン=リュック・ピカードを演じるには、もう年を取りすぎてしまった感もあります」と語った。ピカード艦長といえばパトリック・スチュワートの当たり役だ。ジェームズは『X-MEN』シリーズでパトリックが演じたプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの若い頃を演じているので、作品は違えど、再びパトリックが演じる役の青年バージョンに挑戦したいのだろう。また、自信もあるようだ。「ぼくは、パトリックになることに成功してきました。本当に。丸坊主にもしましたし。またやるかもしれません。でも、若いジャン=リュック・ピカードは坊主頭じゃないのかも。ぼくは(ピカードを演じるには)ふさわしすぎるかな。ぼくを選ぶのはあまりに簡単で、あからさますぎる。だから逆に、ぼくを選ぶ気にならないかも」。パトリック・スチュワート、ジェームズ・マカヴォイ Photo by Stephen Lovekin/Getty Images(Hiromi Kaku)
2021年09月29日NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手レブロン・ジェームズを主演に迎えた映画『スペース・プレイヤーズ』。1923年の創立以来、数々の名作を世におくり出してきたワーナー・ブラザースの歴代のキャラクターが一挙に登場する本作で、NBA選手のレブロンと大人気キャラクター「ルーニー・テューンズ」のローラ・バニー役の声優に抜擢されたゼンデイヤの共演が実現。世界的人気を誇るスーパースターの2人は、尊敬し合い、互いに大ファンであることを明かしている。>>『スペース・プレイヤーズ』あらすじ&キャストはこちらからMCU版『スパイダーマン』シリーズのMJことミシェル・ジョーンズ役で一気に注目を集め、『グレイテスト・ショーマン』のアン・ウィーラー役では美声を響かせたゼンデンヤ。そして、NBAチャンピオンを4回、NBAファイナルMVPを4回、国際大会で金メダルを2回獲得するなど、まさにNBA界のスーパースターともいえるレブロン・ジェームズの共演が実現。2人は音楽ファンタジーアニメ映画『スモールフット』でも声優として共演した経験があり、ゼンデイヤにとってレブロンの主演作ということが本作の参加を決めた理由の1つだったという。そんなゼンデイヤは、現役バスケットボール選手のレブロンについて「私は彼の大ファンなんです。彼はバスケットの最高の選手の1人ということだけでなく、練習の合間を縫って本作の撮影と声の収録にも挑んで尊敬します」とプロのスポーツ選手であり、俳優業でも一切手を抜くことをしないレブロンの演技に対する意識の高さを絶賛。また、「レブロンと一緒に撮影する機会があればいいのにと思ったけど、会うことができなくてもとても楽しかったです。彼の声が彼からではなく画面越しで聞こえてくることが不思議でした」と仲の良さが伝わるコメント。一方、レブロンも同じく『スモールフット』での共演後もゼンデンヤを妹のように思い、2019年にゼンデイヤが主演を務めた「ユーフォリア/EUPHORIA」ではSNSでゼンデイヤに向けて作品を絶賛するコメントを発信するなど、彼女の活躍を見届けていた。アフレコでは会うことができなかった2人だが、7月12日(現地時間)米・ロサンゼルスで実施された本作のワールド・プレミアでついに再会し、まるで本当の兄妹のような、仲睦まじい 2 ショットが公開され、SNSでは歓喜の声が続出。2人の息の合った掛け合いにも注目が集まっている。レブロンは以前『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』で本人役、『スモールフット』でグワンギ役の声優にも挑戦しているが、本作では初主演に挑戦。ローラ・バニー役で出演したゼンデイヤがレブロンの演技に対する意識を大絶賛するように、俳優としての活躍も期待できる彼の姿と、今後も『DUNE/デューン 砂の惑星』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に出演するゼンデイヤの掛け合いのシーンも見どころとなりそうだ。『スペース・プレイヤーズ』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペース・プレイヤーズ 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年08月21日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が贈る、ユーモア満載&テンション爆上げの痛快サバイバル・アクション『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』。“極”悪党たち14人が登場する本作で、ただでさえクセの強いキャラクターたちをより一層個性的に仕立て上げているのが、それぞれのキャラクターが作中で身にまとうコスチューム。ガン監督のこだわりはコスチュームデザインにも反映されているという。本作のプロデューサーを務めたピーター・サフランはガン監督の衣装へのこだわりについて、「ジェームズは衣装も“魔法”のように見せるのではなく、現実的なサイズの兵器に変化したりする仕掛けを取り込んでいるんだ」と語る。これを最も象徴しているのが、武器オタクの最強スナイパー、ブラッドスポートのコスチューム。ガン監督はブラッドスポートの衣装について、「原作コミックのブラッドスポートは、何もないところから魔法のように武器を取り出すが、この映画では彼のスーツのいたるところに無数の武器が仕込まれていて、必要に応じて武器を取り出しながら戦うようにしたんだ」と語り、スーパーパワーの持ち主ではなく、幼少期から訓練を受けてきた最強スナイパーであるブラッドスポートの“リアルさ”を表現するために創意工夫を重ねたことを明かした。さらに本作には、先日ガン監督が「あのウサギは僕が描いたんだよ」と明かし、話題を呼んだ“黄色いウサギさんTシャツ”を着て戦うアメリカ陸軍特殊部隊の大佐リック・フラッグや、ブルーのハーフパンツ1枚でミッションに挑むサメ人間キング・シャーク、さらには、その名の通りカラフルな水玉模様の全身スーツを身にまとったポルカドットマンなど、成功率0%のデス・ミッションには一見似つかわしくない、ちょいダサなコスチュームを身に着けている者も多数いる。衣装すらも規格外な、史上最もヒーローらしくないヒーローチームの活躍に胸が高鳴る。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年8月13日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2021年08月16日ワーナー・ブラザース歴代作品のオマージュが数多く登場する映画『スペース・プレイヤーズ』より、アニメの世界に入り込んだレブロン・ジェームズとバッグス・バニーが登場する本編シーンが解禁された。史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手、レブロン・ジェームズを主演に迎え、1923年の創立以来数々の名作に世に送り出してきたワーナー・ブラザースの歴代の作品/キャラクターが垣根を超えて怒涛の如く登場する本作。この度解禁されたのは、映画やテレビシリーズ、ゲーム、アニメーション、コミック本などで長年愛され続けている大人気キャラクター“バットマン”をオマージュした本編シーン。スーパーマンの故郷“メトロポリス”を舞台に、「ルーニー・テューンズ」のバッグス・バニーがバットマン、アニメーションの世界に入り込んだレブロン・ジェームズがバットマンの相棒ロビンに扮し、無限に広がるバーチャル・ワールドの1つ“DCワールド”を堪能する。DCワールドに到着するや否や本作の主人公であるレブロンは「俺はイケてるキャラになるはず」と期待を抱くも「ロビンだと?この俺が?」と頭の回転が速く陽気な性格の野うさぎ・バッグス・バニーにバットマンのコスチュームを取られ、不満な様子。個性的なキャラクターが揃った「ルーニー・テューンズ」ではお馴染みのアメリカンジョークが飛び交う中、2人はうさぎの形をしたバットマンの愛用車バットモービルに乗り暴走した列車を追っていた。「なぜ暴走列車を追っている?」とパニックになるレブロンに対し、バッグス・バニーは「事件があればそこにヒーローあり」と名言を残し、相棒と共に暴走列車へと勢い良く飛び立つ。本編では、暴走列車をこの舞台ならではの超有名なあのスーパーヒーローが救うことになる。レブロンは昔から大好きだった「ルーニー・テューンズ」との共演を叶え、「この映画はバスケットボールと不滅のアニメーション、キャラクターおなじみのギャグが満載なんだ。みんなが笑顔になれるし、一緒に笑える。それはヒット作のレシピそのものなんじゃないかな」と明かしている。一方、今回のバットマンを筆頭にワンダーウーマン、マトリックス、マッドマックスとオマージュが続いていく本作に対して「観客は度肝を抜かれると思うけど、できれば世界中の人たちがこの特急列車に飛び乗って楽しんでほしい」と自信を見せ、メッセージを贈った。バッグス・バニーの吹き替えを約25年務めるベテラン声優・山口勝平も「バットマンのシーンは、、、大・興・奮!でした!!」と語るように、無限のバーチャル・ワールドを舞台にしているからこそ実現したコラボレーションに太鼓判を押す。誰も観たことのない壮大な《無限バーチャル・ワールド》で繰り広げられる[e スポーツバトル]を描いた『スペース・プレイヤーズ』。この夏最大のエンターテインメント超大作に注目だ。『スペース・プレイヤーズ』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペース・プレイヤーズ 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年08月06日ジェームズ・ガン監督が贈るユーモア満載&テンション爆上げの痛快サバイバル・アクション『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』より、監督やキャストたちが撮影秘話を語る特別映像が到着した。米批評家サイトRotten Tomatoesで初登場100%というパーフェクトスコアを叩き出し、7月31日時点でも96%と高評価キープしている本作。今回到着した映像では、全世界を恐怖に陥れる怪獣プロジェクトの阻止に挑むメンバーが登場し、ミッション開始前からすでに全員死亡フラグが立っているメンバーたちの会話に、爆笑必至。ガン監督は「『誰を殺してもいい』と言われたんだ!みんな私がハーレイを殺すと思っているけど…どうだろうね?」と意味深に語り、「最後まで生き残れないメンバーが多いことにみんな驚くよ」と続け、ハーレイを含めた14人の悪党たちの多くがミッション中に命を落とすかもしれないという衝撃的な事実を明らかにした。また、映像の中にも映り込んでいる炎や土煙は、本物だそう。監督は実際にビーチやジャングルをセットで再現し、大量の火薬を使用しながら撮影。ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーは「戦闘シーンの撮影はとても大変でした。あらゆるところで爆発がおきていて、常軌を逸していました。とても混沌としていましたね!」とその壮絶な撮影現場をふり返った。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は8月13日(金)より全国にて公開。※吹替版/4D/DOLBY CINEMATM/IMAX(R) 同時上映(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年8月13日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2021年08月05日10月1日(金)に全国公開されることが発表されたシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、本作でジェームズ・ボンド役を演じるのが最後となるダニエル・クレイグの渾身のドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」が国内で初めてTV放送されることが決定した。本ドキュメンタリーは、ダニエル本人と製作陣の話を中心に、撮影秘話や当時のニュース、バラエティ出演シーンなど、ほかでは見られない貴重な映像をふんだんに使用して『007』とダニエル演じる「ジェームズ・ボンド」の軌跡を追ったもの。なかでも、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってボンド役を引退するとされるダニエルが、「僕はこのシリーズの現場が大好きだった」と語った最後の撮影現場でのエピソードは必見となりそうだ。6代目のジェームズ・ボンドに抜擢されたダニエルは、これまでのボンドとは全く違うスタイルでいかにキャラクターを一新させ、シリーズの人気を再燃させたのか。「ジェームズ・ボンド」を演じるだけではなく、クリエイティブ面でも積極的に作品に向き合い、『007』の世界に新たな興奮と感動を与えた彼の情熱、そして挑戦に迫るドキュメンタリーとなっている。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、シリーズ21作目『007 カジノ・ロワイヤル』(06)からの5作でジェームズ・ボンドを演じたダニエルにとって最後のボンド役。前作『007 スペクター』(興収約30億円)から6年ぶりの最新作となる。『ビースト・オブ・ノー・ネーション』、TVシリーズ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を務め、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックがシリーズ最凶の悪役として抜擢された。さらに、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、レイフ・ファインズら豪華キャストが出演。主題歌にはビリー・アイリッシュを起用、楽曲「ノー・タイム・トゥ・ダイ」はグラミー最優秀楽曲賞(映画、テレビ、その他映像部門)を受賞している。ドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」は9月26日(日)16時~、再放送は“ジェームズ・ボンドの日”10月5日(火)にCS映画専門チャンネル「ムービープラス」にて放送。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2021年08月04日ホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢』が、2021年11月12日(金)に公開される。監督は『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン。ジェームズ・ワン“完全オリジナル”の最新ホラー映画ホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢』は、『死霊館』ユニバースの生みの親であり、『ソウ』『インシディアス』シリーズなど数々の傑作ホラーを手掛けてきた、“ハリウッドホラー界の巨匠”ジェームズ・ワンの最新作。製作・監督・原案を彼が担い、完全オリジナルストーリーを展開する。殺人鬼が人々を襲う“悪夢”の謎とは?予告映像は『アナベル 死霊人形の誕生』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で知られるアナベル・ウォーリス演じるマディソンが、謎の殺人鬼が次々に人を襲う悪夢に悩まされるシーンからスタート。殺人鬼は漆黒の姿でどこからともなく現れ、予測不能な素早い動きと超人的な能力で殺人を繰り返し、なす術なく犠牲者ばかりが増えていく。殺人が起きるたびに、マディソンはリアルな幻覚かのように凄惨な殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の隠された過去に導かれていくことに。そして、ついにその邪悪な手はマディソンの元へ。果たして、マディソンが見る悪夢の謎とは?そして、“狂暴な悪夢”の正体=G とは?!“今までとは一線を画す”ジェームズ・ワン作品ジェームズ・ワン本人は「この映画をどう表現したら良いか分からないけど、とても興奮している!僕が手掛けた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」とコメント。80年代ホラー作品にオマージュさらに、映画『悪魔のいけにえ』シリーズの殺人鬼・レザーフェイスの本名“ババ・ソーヤー”、『サスペリア』のダリオ・アルジェント、『キャリー』のブライアン・デ・パルマ、『スキャナーズ』のデヴィッド・クローネンバーグなど、レジェンド級のホラー・キャラクターや映画監督の名前を挙げながら、『マリグナント 狂暴な悪夢』は彼らへの愛情と、80年代ホラー/スリラー作品に触発されて制作したものだと明らかにしている。日常にある“恐怖”を増幅させながら、ホラー作品の定石や定番描写をことごとく覆すことで、全世界を震え上がらせてきた彼が、最新作ではホラー映画史をどのように塗り替えるのか注目したい。ホラー×アクションの融合も?!ジェームズ・ワンといえば、ホラー描写はもちろん、『アクアマン』や『モータルコンバット』などでの激しいアクションシーンやアイコニックなキャラクター作りにも定評がある。ホラー×アクションをどのように融合させたのか、またどのようなキャラクターを生み出したのかにも注目だ。【詳細】映画『マリグナント 狂暴な悪夢』公開日:2021年11月12日(金)出演:アナベル・ウォーリス、マディー・ハッソン、ジョージ・ヤング、マイコール・ブリアナ・ホワイト製作・監督・原案:ジェームズ・ワン原題:MALIGNANTレイティング:R18+配給:ワーナー・ブラザース映画<映画『マリグナント 狂暴な悪夢』 あらすじ>ある日を境に、目の前で恐ろしい殺人を目撃するという「悪夢体験」に苛まれはじめるマディソン。予測不能な素早い動きと超人的能力で、人々を殺していく漆黒の殺人鬼。彼女が夢の中で見た殺人の数々は、現実世界でも起きてしまう――。 殺人が起きる度、マディソンはリアルな幻覚かのように殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の秘められた過去に導かれていく。そして、ついにその邪悪な手がマディソンの元へ届くとき、その“狂暴な悪夢”の正体=G が明らかに…!?
2021年07月29日『ソウ』『死霊館』のジェームズ・ワン完全オリジナルストーリー&監督作品『Malignant』(原題)が邦題『マリグナント 狂暴な悪夢』として11月12日(金)に日本公開されることが決定し、US版ポスターと予告映像が全世界同時初解禁された。『ソウ』『死霊館』『インシディアス』などこれまで数々の傑作ホラーを手掛けてきたハリウッドホラー界の巨匠ジェームズ・ワン。“密室”や“暗闇”、“幽霊屋敷”など子どもの頃に誰もが一度は体験したであろう原始的かつ潜在的な恐怖心を煽り、日常にある“恐怖”を増幅させながらも、ホラー作品の定番を覆す斬新な作風で、観る者が予想できない驚きと未知の恐怖で全世界を震え上がらせてきた。そして、圧倒的なスピード感と迫力、抜群のカメラワークは高く評価されており、シリーズ史上最高興行収入を記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』やDC映画『アクアマン』の監督も務めるなど、いまやホラー界のみならずハリウッドに欠かせないフィルムメーカーの地位を築いている。そんなジェームズ・ワンがオリジナル脚本で挑んだ監督作『マリグナント 狂暴な悪夢』でまたしても新たな恐怖を生み出した。今回初公開された映像では、アナベル・ウォーリス(『アナベル 死霊人形の誕生』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』)演じるマディソンが、謎の殺人鬼が次々に人を襲う悪夢に悩まされるシーンから始まる。殺人鬼は漆黒の姿でどこからともなく現れ、予測不能な素早い動きと超人的な能力で殺人を繰り返し、なす術なく犠牲者ばかりが増えていく。殺人が起きるたびに、マディソンはリアルな幻覚かのように凄惨な殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の隠された過去に導かれていく。そして、ついにその邪悪な手はマディソンの元へ…。謎が深まる映像となっている。ジェームズ・ワンは本作が完成した際に自身のSNSで「この映画をどう表現したら良いか分からないけど、とても興奮している!僕が手掛けた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」と作品の出来に自信を覗かせた。なお、本作は本編のバイオレンス描写によりR18+作品に指定されており、その内容も気になるところ。ジェームズ・ワンが贈る極上の“悪夢”と新次元のホラー映画誕生に、期待が高まる。『マリグナント 狂暴な悪夢』は11月12日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月21日『タイタニック』『ターミネーター』『アバター』など、数々の大ヒット作を世に放ってきた映画界の巨匠ジェームズ・キャメロン監督が、オンラインで映画製作の授業を受け持つことになったという。キャメロン監督の授業を受けられるのは、eラーニングサイトの「MasterClass」。現在のところ、1コマあたり10分前後、合計3時間20分の15コマの授業が公開されている。キャメロン監督は、自身の作品の取り上げ、製作過程を紹介しながら映画製作について教えているとのこと。「どんな映画製作者も、先達の映画製作者を手本にするものです。私のMastereClassの授業を通し、会員が自身の主観的な視点で私の技術をとらえ、発展させてくれたらうれしいです」と語っている。「MasterClass」では「アート&エンターテインメント」のカテゴリーで、キャメロン監督のほか、マーティン・スコセッシ監督、スパイク・リー監督、ロン・ハワード監督、デイヴィッド・リンチ監督らも映画人として教鞭を取り、サミュエル・L・ジャクソンが演技、クリスティーナ・アギレラが歌唱法、ハンス・ジマーが映画音楽の作曲法を教えている。年間、日本円にして20,800円(月額制もある)の会員費を払うと、9カテゴリー・100以上の授業を自由に受講できる。(Hiromi Kaku)
2021年06月18日アリアナ・グランデが、結婚後初めてテレビに出演。「The Late Late Show」で、ジェームズ・コーデンとともに3分ほどのミュージカル・パフォーマンスを披露した。『ヘアスプレー』からの一曲「Good Morning Baltimore」のパロディで、タイトルは「No Lockdowns Anymore」(ロックダウンはもうおしまい)。歌詞が、アメリカのほとんどの州で厳しいロックダウンが解除されたことを祝う内容になっている。ジェームズは「ワクチン接種から2週間経った」「Zoomをオフにしよう」「やっと外に出られる」などと歌えば、アリアナは途中でヘアサロンから出てきて「髪を切ってもらったの」「ジムに戻れるのがうれしい」「道で『ハイ!』とあいさつしたり、頬にキスしたり」「靴を履くのは久しぶり」と歌う。長いロックダウン生活から抜け出した喜びにあふれる歌詞が満載だ。最後は「ワクチンを打ったら、新しい思い出作りを始めるとき。家族をハグしよう。ホッとする。ノー・モア・ロックダウン。私たちは自由!」と2人の歌声で締める。ファンからは「アリアナの歌声はマジカル!」「これまでで一番幸せそうなアリアナを見て、私も幸せ」などの感想が寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ヘアスプレー (2007) 2007年10月20日より丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開TM & © MMVII New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
2021年06月17日日本テレビ系「金曜ロードショー」では、5月14日(金)夜、『タイタニック』の後編を放送する。その前に、前編のおさらいができる映像が公開中だ。ジェームズ・キャメロン監督が手掛けた本作は、20世紀最大の海難事故と言われたタイタニック号沈没事故の史実を基に描いた、映画史に残る不朽のラブストーリー。放送を控える後編は、ジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)の恋の結末、タイタニック号が沈んでいく中、立場の違う者たちがどんな行動を取るのか、ローズが婚約者から渡されたダイヤの行方は…と名シーンが満載。公開中の前編あらすじ映像では、乗船シーンからジャックとローズの出会い、後編の伏線となるシーンも盛り込まれ、前編の復習としてピッタリの映像となっている。なお「金曜ロードショー」では、『タイタニック』後編のあとも、『アラジン』、『スタンド・バイ・ミー』、『ボヘミアン・ラプソディ』などが今後、放送を控えている。金曜ロードショー『タイタニック』後編は5月14日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年05月13日4月22日は地球環境について考える、世界共通の“アースデイ”。世界規模での気候変動や環境破壊には早急な対応が必要で、近年サステナビリティ(持続可能性)が重視されている。実は、お馴染みのディズニーやピクサーのアニメーションや、ハリウッド大作からでも地球環境について関心を持ったり、意識を高めたりすることができる。例えば、マーベルの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』。サノスの全人類無差別半減計画という凶行によって、ニューヨークのハドソン川にクジラが戻ってくるなど、視点を変えた見方もできる。今回は、こうしたメッセージを再認識しながら、より環境問題への理解を深めることができる「ディズニープラス」配信作品に注目した。大自然の生き物、その厳しさを身近に感じる!まずは、ディズニーが誇るアニメーション映画『ライオン・キング』。ライオンのシンバの冒険を通して、誰もが大自然の生き物たちを身近に感じることができ、そこには食うか食われるかの自然の掟の厳しさも。ドキュメンタリー『ディズニーネイチャー/サバンナを生きる百獣の王』は、ライオンの群れのボス争いから子育てなどを中心に、チーターやハイエナ、ワニとの格闘など、サバンナの生き物たちのありのままの姿をとらえた、まさに『ライオン・キング』の世界を映す。自然の厳しさという点では、ドキュメンタリーシリーズ「ホスタイル・プラネット 非情の惑星」。過酷な環境に適応しながら生き抜く動物たちの物語は、時にあまりにも残酷だが、だからこそ命の尊さが身に沁みる。ドキュメンタリーの両作品ともにダイナミックで美しい映像で観る者を魅了しながら、自然を破壊する行為の重さを体感することができるだろう。守るべき地球の尊さと環境破壊に迫る自然の偉大さに触れることは、環境問題に興味を抱く大きなきっかけになる。『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロンが手掛けた壮大な映像に圧倒される最新ドキュメンタリー「クジラと海洋生物たちの社会」(4月22日より日本初で配信開始)は、3年間にわたり5つの異なるクジラに密着。人間と同じような感情が読み取れるクジラたちの生態に、この美しい海を、愛おしい海洋の生き物たちを守らなければいけないという気持ちが自然と芽生えてくる。それは環境問題に熱心に取り組んでいることでも知られるキャメロンの願いでもあるはず。そんなキャメロンによる圧巻の映像世界に魅了される『アバター』は、熱帯雨林にも似た自然豊かで神秘的な惑星パンドラで、地下資源をめぐる争いが展開。美しい惑星が破壊され、先住民族が悲嘆する姿は心が痛む。しかし実際のところ、このような地下資源をめぐる環境破壊は世界各地で行われている事実。それは現在までに、どれほどの深刻な事態を地球にもたらしているのかは、ドキュメンタリー『パリ協定離脱に揺らぐアメリカ』で、アメリカのエネルギーの未来をめぐる国民の議論と各地域で起こる危機の調査によっていかに切迫しているかを分かりやすく伝えている。地球の未来に警鐘を鳴らす秀作たちこのまま無為無策で突き進めば、地球はまさにピクサーのアニメーション映画『ウォーリー』の舞台のように、人間によって汚染されゴミの山となった星になってしまうかもしれない…。ゴミ処理ロボットの主人公ウォーリーのキャラクターが愛らしい映画ではあるものの、そう遠くない地球の未来に警鐘を鳴らす作り手たちのメッセージは、そこかしこに込められている。もし、こうした映画を観て“地球のために自分には何ができるだろう”と思った方には、アカデミー賞俳優で熱心な環境活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ製作のドキュメンタリー『地球が壊れる前に』が、最適な入門編となりそう。ディカプリオ自身が出演し、現場に出向き、関係者に話を聞きながら環境問題について掘り下げていく本作には、元合衆国大統領バラク・オバマやローマ法王フランシスコ、電気自動車テスラで知られるアメリカの実業家イーロン・マスクらも登場。環境問題に対する多角的な視点を知ることで問題への理解が深まるだけでなく、地球上の生物や自然の壊滅的な崩壊を防ぐために、私たちが個人として何ができるのか、また社会として取ることのできる行動も紹介されている。「クジラと海洋生物たちの社会」は4月22日(木)よりディズニープラスにて配信開始。紹介作品はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedウォーリー 2008年12月5日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2021年04月16日大人気海外ドラマ「ブラックリスト シーズン8」が5月25日(火)より放送。これに先駆けて、主演でプロデューサーも務めるジェームズ・スペイダーのインタビューが公開された。本シリーズは、2013年秋、全米ネットワークNBCにて放送を開始し、新作ドラマNo.1の視聴率を獲得。エミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、多くの視聴者の心を掴んだ本格派超大型アクション・サスペンス。シーズン8は、シリーズ最新シーズンであり、全米NBCネットワークにて昨年11月より放送開始されたばかり。ついに“ブラックリスター”のNo.1が明らかになり、序盤から波乱と驚愕の展開が待ち受ける。またすでに、シーズン9の制作も決定している。シーズン7は新型コロナウィルスの影響を受け、エピソード数を予定から3話減らし19話の構成となり、その撮影も中断せざるを得なくなり、最終話はアニメーションと組み合わせた構成で話題となった。主人公レイモンド・レディントンを演じるジェームズは「セットには常に300人以上のスタッフがいるので、(コロナ対策が)とても難しいんです」と撮影は困難を極めたそう。撮影許可の申請も厳しく、許可が下りる場所は限られ、その場所に入れる人数制限も。その中で進められたシーズン8の撮影は「やり遂げるために大きな大きな努力をし、スタッフが見事な仕事をした」とコメント。またこの様な状況下でも、作品にパンデミックやウィルスに関する描写がないのは「ブラックリストの世界はパラレルワールド。現実世界を描くのではなく、独自の世界があって、そこにキャラクターたちが生きている。物語が現実から離れていることで観てくれるファンの皆さんの現実逃避にもなっている」とその理由を明かしている。長い間、レディントンを演じてきたジェームズは「好きなところは無作法なところやユーモアのセンス。彼の人生への欲望も好き。一番評価しているのは彼の中にある二面性や難しい性格をもった人物」と言い、「私が好きなところは、彼(レディントン)にとっては不安なことでしょう。彼はおそらく自分の資質が好きではないのだろうと思います」と代弁。そして「シーズン8では、レディントンとエリザベスとの間に深い深い溝が生じます」と話している。一方、長編シリーズに取り組んできたこの8年で大変なことは「朝が早いこと」と笑顔を見せ、「毎朝すごくすごく早い時間にアラームが鳴る仕事は未だに全く慣れない」とチャーミングに語った。「ブラックリスト シーズン8」は5月25日(火)22時~スーパー!ドラマTV#海外ドラマ☆エンタメにて放送(【二カ国語版】毎週火曜22時ほか【字幕版】毎週火曜24時ほか)。(cinemacafe.net)
2021年04月15日ジェームズ・キャメロンが製作総指揮、ナショナル ジオグラフィック制作によるディズニープラス オリジナル作品「クジラと海洋生物たちの社会」が「アースデイ」にあたる4月22日(木)より独占配信。それに先がけて、美しく壮大な日本版予告編映像が解禁された。本作は、『アバター』『タイタニック』を手掛けた映画界の巨匠であり、環境保護活動家としても名高いジェームズ・キャメロンと、世界が認める水中写真家ブライアン・スケリーが世界24か所3年におよぶ制作期間を費やし、雄大なクジラたちに密着しつづけた、ナショナル ジオグラフィックが贈る奇跡の海洋ドキュメンタリー・シリーズ。ナレ―ションは、環境保護活動に力をいれているシガーニー・ウィーバーが担当。カメラはシャチ、ザトウクジラ、ベルーガ、 イッカク、マッコウクジラという5つの異なるクジラに密着し、これまで知られることのなかったクジラたちの秘密を次々と明らかにしていく。生涯の友情を育み、一族の伝統を子どもたちに教え、愛するものを失って深く悲しむクジラたち。そこに映し出されるのは、彼らの並外れたコミュニ ケーション能力と、人間の想像を超える複雑な社会構造。そして、そんな彼らの美しく壮大な世界に入り込んだ瞬間、私たちは、彼らの生き様がどこか人間に似ているということに気づかされる。本日解禁された予告編では、世界で初めて撮影に成功した貴重なクジラの生態の数々と、むき出しの大自然が織りなす圧倒的な映像美が凝縮された60秒。キャメロンだからこそ成しえた最先端の撮影技術により世界で初めて捉えられたクジラたちの驚きの生態と、スケリーの撮影による息を呑むほどに美しく迫力ある映像。彼らによって語られるクジラたちの壮大なドラマは、ドキュメンタリーの域を超えて深い感動を呼び起こすに違いない。撮影を行ったスケリーは本作の魅力について、「最も驚きだったのは、クジラたちがとても僕らに似ているということです。自分たちのアイデンティティを大切していて、歌合戦やゲームをして遊んだり、亡くなった家族に嘆き悲しんだりする。人々がこのシリーズを見て、豊かなカルチャーを持っているのは自分たち人間だけじゃないことを理解してくれることを期待しています」と語っている。なお、ディズニープラスでは、自然や動物の世界を描いた作品を集めた特集「地球を知ろう!守ろう!アースデイ特集」を4月9日(金)より展開。アースデイ翌日4月23日(金)からは、リアルな自然を楽しめるASMR作品「National Geographic アースムー ド 奇跡の風景」も日本初配信される。「クジラと海洋生物たちの社会」は4月22日(木)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年04月08日バスケットボール選手:レブロン・ジェームズ主演で贈る“e スポーツバトル”を描いた映画『スペース・プレイヤーズ』が、2021年8月27日(金)に全国公開。レブロン・ジェームズがワーナー人気キャラとタッグ、“e スポーツバトル”を描く1997年、「バスケの神様」と呼ばれるマイケル・ジョーダンと、ワーナー・ブラザース制作の人気アニメーション作品「ルーニー・チューンズ」とのコラボレーションによりアニメと実写が融合した『スペース・ジャム(SPACE JAM)が公開された。それから25年。『スペース・プレイヤーズ』では、現在、NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手:レブロン・ジェームズが、自身初の本人役を演じ、バーチャル世界を舞台にした<eスポーツバトル>の新ストーリーを生み出す。レブロンが、アニメーションの一部に?!物語は、バスケットボール選手の父レブロンと、ゲーム開発の夢を持つ息子ドムが、映画会社ワーナー・ブラザースの AI スーパーサーバーの世界《無限バーチャル・ワールド》に迷い込み、自身もアニメーションの一部になってしまうことから始まる。しかし息子のドムははぐれてしまい、この不思議な世界で離れ離れに…。ドムを取り戻す方法はただひとつ、バーチャル・ワールドのeスポーツバトルで勝利することだった。息子を取り戻すと決意したレブロンは、バックス・バニー率いる「ルーニー・チューンズ」のキャラクターたちとともに、バーチャル・ワールドの支配を目論む謎の男アル・G・リズムと対峙することを決意。果たしてレブロンは、見事勝利を手にし、息子と“元の世界”へ帰還することが叶うのか?!主要キャスト/キャラクター(日本語版声優)レブロン・ジェームズ(声:楠大典)NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手が本人役で出演。息子のドムと共に、《無限バーチャル・ワールド》の世界に入りこんでしまう。アル・G・リズム(ドン・チードル)(声:津田健次郎)《無限バーチャル・ワールド》の支配を目論む男。息子のドムを誘惑し、父親レブロンと試合で戦うよう仕向ける。【最強の殺し屋軍団】は実在のトップ選手レブロン達の前に立ちはだかるAIが作り出した最強デジタルチーム「グーンスクワッド」【最強の殺し屋軍団】は、NBA・WNBAプロバスケットボール界の実在のトップ選手が担当。《無限バーチャル・ワールド》内では、彼らをスキャン、さらに様々スキルを付与しアップグレードした、いわば“チートな無敵キャラ”として登場する。日本語版声優は、スポーツ界やお笑い界などで活躍するユニークな面々が揃った。アンソニー・デイビス選手/ザ・ブロウ(声:田中直樹)デイミアン・リラード選手/クロノス(声:中澤佑二)クレイ・トンプソン選手/ウェット・ファイヤー(声:野田クリスタル)ネカ・オグウマイク選手/アラクネカ(声:丸山桂里奈)ダイアナ・トーラジ選手/ホワイト・マンバ(声:村上佳菜子)人気キャラが集結「ルーニー・テューンズ」最強チームを探すレブロンに協力(?)する「ルーニー・テューンズ」のキャラクターたちにも注目。日本語版声優は、おなじみのキャラクターを、中には25年間、30年間と同役を演じ続けるレジェンド声優たちが集結した。バッグス・バニー(声:山口勝平)ローラ・バニー(声:深水由美)ダフィー・ダック(声:高木渉)トゥイーティー(声:こおろぎさとみ)スピーディー・ゴンザレス(声:三ツ矢雄二)マービン・ザ・マーシャン(声:小形満)フォグホーン・レグホーン(声:玄田哲章)シルベスター(声:江原正士)ポーキー・ピッグ(声:龍田直樹)ヨセミテ・サム(声:石井康嗣)グラニー(声:京田尚子)エルマー・ファッド(声:チョー)映画『スペース・プレイヤーズ』あらすじバスケ界のスーパースター、レブロン・ジェームズと息子のドム。ある日、映画会社のAIスーパーサーバー“ワーナー3000”に吸い込まれてしまった 2 人。そこはキングコング、バットマンやジョーカー、『マッドマックス』や『マトリックス』に登場するキャラクター達が住む“バーチャル・ワールド”だった――。その世界の支配を目論む男、アル・G・リズムは、システムに迷い込んだ息子のドムを誘惑し、父親レブロンと試合で戦うよう仕向ける。息子を助けるにはアル・G・リズムが揃えドムが作り出したゲームキャラクターのグーンスクワッド【最強の殺し屋軍団】に勝たなくてはいけない。負ければ二度と元の世界には戻れなくなってしまう極限のゲーム…映画の最強キャラクターを仲間にして、究極の e-スポーツバトルに挑め!【詳細】『スペース・プレイヤーズ』公開時期:2021年8月27日(金)原題:『Space Jam: A New Legacy』監督:マルコム・D・リー製作:ライアン・クーグラー、レブロン・ジェームズ、ンカン・ヘンダーソン、マーベリック・カーター脚本:セブ・オハニアン、ライアン・クーグラー、アンドリュー・ドッジ、アルフレッド・ボテーロ出演:レブロン・ジェームズ、セドリック・D・ジョーンズ、ドン・チードル、オシェア・ジャクソン・Jr、チャールズ・バークレイ、ソネクア・マーティン=グリーン、アンソニー・デイビス、クレイ・トンプソン配給:ワーナー・ブラザース映画©2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年04月08日日本テレビ系「金曜ロードショー」では、5月7日と14日の2週に渡り、名作『タイタニック』を放送することが決定した。同番組では、「みたい映画リクエスト」と題して、番組公式サイトにて“いまあなたが金曜ロードショーで見たい、そして多くの人に見てもらいたい映画”を募集。その声を参考にして、これまで第1弾『天使にラブ・ソングを…』をはじめ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『E.T.』、『プラダを着た悪魔』を放送した。これに続く第4弾となる今回は、1997年に公開され、世界的な大ヒットとなり、アカデミー賞では作品賞・監督賞を始め11部門で受賞した映画史に残る不朽のラブストーリー『タイタニック』を放送。日本でも当時、歴代興行収入1位となる262億円を記録し、現在でも歴代3位にあたる大記録で、依然として洋画歴代1位、実写作品歴代1位をキープし続けている本作は、ジェームズ・キャメロン監督が、20世紀最大の海難事故と言われたタイタニック号沈没事故の史実を基に描いた超大作。画家を目指す奔放な青年ジャックと上流階級の娘ローズは、不沈と言われた豪華客船タイタニック号の船上で出会い、次第に惹かれ合うが、そのタイタニック号に沈没の危機が訪れようとしていた…というストーリー。今回は、同番組で過去2回放送した吹き替え版で放送。レオナルド・ディカプリオ扮する主人公・ジャックを、「エヴァンゲリオン」シリーズの渚カヲル役や、「銀魂」の桂小太郎役でお馴染みの石田彰が担当するほか、ローズ(ケイト・ウィンスレット)を冬馬由美、キャル(ビリー・ゼーン)を江原正士、モリー(キャシー・ベイツ)を一城みゆ希、ブロック・ラペット(ビル・パクストン)を堀内賢雄が吹き替える。放送にあたり石田さんは「今回、私がレオナルド・ディカプリオ演じるジャックを吹き替えた2003年製作の放送用素材がこうして再び日の目を見ることになったのは、本作を見たいとたくさんのリクエストを寄せてくださった皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「アフレコ時は、ジャックとローズのシーンだけをまとめて収録したので、実際に映画を見ている時よりも、濃密且つテンポの速い展開に感じました。ジャックの声を演じるにあたり、未来への希望を担保にした自信が彼を突き動かす原動力になっていると思うので『若さゆえの勢い』と言う部分を意識しました。『タイタニック』と言えばのジャックとローズの舳先での抱擁シーンでは、口ずさむ歌のメロディがよくわからなくて苦労しました」と収録当時をふり返る。また「本作で気に入っているシーンは、招かれたディナーの席でキャルやローズの母親の嫌味な口撃に負けずにジャックが堂々と言い返して、同席している人達の賛同を勝ち取るところで、胸のすくシーンでした。あとエンディングの大階段の時計の所につながるワンカットには、セリフはありませんがやはり目頭を熱くさせられます」とお気に入りのシーンを明かしている。金曜ロードショー『タイタニック』第一夜は5月7日(金)21時~、第二夜は5月14日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年04月02日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督最新作『THE SUICIDE SQUAD』が、『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』の邦題でこの夏、日本公開されることが分かった。2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』は、公開時『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をも上回り(comscore 調べ)、世界興行収入7億4685万ドル(約806億円)を記録。(※数字はBOX OFFICE MOJO調べ、1ドル=108円換算[公開年の年間平均レート])監督・脚本にジェームズ・ガンを迎え、完全に再構築した本作では、主人公は10人以上の"極"悪党たちとなり、関連作の予習復習などに囚われることなく、多くの人が楽しめる物語となるという。キャストには、続投となるマーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィスに加え、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズに出演するイドリス・エルバも"極"悪党として参加。さらにマイケル・ルーカー、ジョン・シナ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオール、そして名優シルベスター・スタローンも出演している。公開された場面写真では、政府によって集められたザ・スーサイド・スクワッドのメンバーが、乗り物で一緒に移動している様子が写し出され、さらにもう1枚では、ポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)、ピースメーカー(ジョン・シナ)、ブラッドスポート(イドリス・エルバ)、ラットキャッチャー(ダニエラ・メルキオール)が、前方を見上げて呆然と立ち尽くしている姿が切り取られている。なお、監督のTwitter上では、すでに全米ではR指定になると明かしている。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年夏、全国にて公開© 2021 WBEI TM & © DC
2021年03月23日2019年7月、長らく世界興収歴代1位の座をキープしてきた『アバター』が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にその座を明け渡した。しかし、2021年のいま、先週末に『アバター』が中国で再公開されたことで状況は変わる。「Box Office Mojo」によると『アバター』は再公開後の中国で、週末だけで約2100万ドル(約22億9000万円)の興収を稼ぎ出し、これが世界興収にプラスされて1位に返り咲いた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2年経たずして2位に陥落したのだった。“敗れた方”のマーベル・スタジオは、ツイッターで「おめでとう!ジェームズ・キャメロン(監督)、ジョン・ランドー(プロデューサー)、それにナヴィ族のみなさん。世界興収の王座を取り戻しましたね!3000回愛しています@アバター」と称賛を贈った。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で最も印象的なセリフの1つ「3000回愛してる」を用いているところが粋だ。キャメロン監督も青いハートの絵文字で応えた。ファンは「『アベンジャーズ/エンドゲーム』も再公開したらどうなるかな?」「中国だけでなく、世界中で『アバター』を再公開してほしい。続編公開も近付いていることだし」などとコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2021年03月15日ジェームズ・マースデンが、ジェームズ・コーデンがホストを務める「The Late Late Show」にリモート出演。過去にチャニング・テイタム主演作『マジック・マイク』の出演オファーを断った理由を明らかにした。「本編からカットされたらどうしようと、怖かったんだ。すべてのセリフがカットされ、Tバックで走り回っているエキストラになってしまったら…と思って。ぼくには勇気がなかった」と語った。元ストリッパーのチャニングの実話を基に製作された『マジック・マイク』は、チャニングや脚本家らも予想外の大ヒットを記録。男性ストリッパーたちが主役なだけに、チャニング、マシュー・マコノヒー、アレックス・ぺティファー、マット・ボマーらが露出多めの肉体美をさらけ出し、観客の熱い視線を集めた。ジェームズの家族や友人たちは、「そういう役を演じるジェームズを見たくなかった」ため、『マジック・マイク』に出演しなかったのは「正しい決断だった」と感じているという。「まぁ、参加して楽しんでしまうこともできたんだろうけど」と笑った。(Hiromi Kaku)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.
2021年01月07日ユニバーサル・ピクチャーズが、『ヴァン・ヘルシング』をリブートさせることがわかった。プロデューサーはジェームズ・ワン。監督には『オーヴァーロード』のジュリアス・エイヴァリーが決まっている。エイヴァリーは、現在、脚本のリライトを行っているところらしい。キャスティングについてはわかっていない。ヴァン・ヘルシングは、モンスターハンター。1992年の『ドラキュラ』ではアンソニー・ホプキンス、2004年の『ヴァン・ヘルシング』ではヒュー・ジャックマンが演じた。ジャックマンの『ヴァン・ヘルシング」はシリーズ化が想定されていたが、興行成績がふるわなかったことで断念されている。文=猿渡由紀
2020年12月02日シルベスター・スタローンがジェームズ・ガン監督作『The Suicide Squad』(原題)に出演することが明らかになった。ガン監督が「シルベスター・スタローンと働くのはとても楽しい。今日の『The Suicide Squad』の現場も例外ではありません。スライ(スタローンの愛称)は象徴的な映画スターですが、ほとんどの人は彼がどれだけ素晴らしい俳優であるかをまだわかっていません」とSNSにコメントを投稿し、スタローンの出演を認めた。スタローンも、「とんでもなく優れた監督と一緒に、度肝を抜くようなプロジェクト。この一年を素晴らしいものにしてくれています。豊かな才能に囲まれて仕事ができるなんて、私は本当にラッキーな人間です」とインスタグラムに喜びのコメントを投稿。ガン監督は、この件に関してファンからのコメントのいくつかに返答しており、「もう撮影は終わっているのかと思った。(スタローンの出演を)楽しみにしています!」というコメントに「撮影は終了していますよ」と返答。すると、違うファンから「撮影が終了しているのに、どうやって“出演”するの?」という疑問が出た。それから、スタローンが演じるのは、うわさされているように「キング・シャーク」の声である可能性が高いとファン同士で盛り上がった。スタローンはガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(スタカー・オゴルド役)にも出演したことがある。(Hiromi Kaku)
2020年11月16日ヒュー・ジャックマンが演じる英国紳士ライオネル卿とザック・ガリフィアナキス演じる“生きた化石”Mr.リンクの凸凹バディが楽しい『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』。この度、彼らと共に世界を旅するアデリーナを演じたゾーイ・サルダナが役柄やスタジオライカの撮影裏について語る特別映像が到着した。ゾーイ・サルダナが演じるアデリーナは、ヒュー演じる主人公のライオネル卿の元恋人であり、事故で命を落とした彼の旧友の妻でもある役どころ。最初は自分勝手なライオネル卿に不信感を抱いていたものの、亡き夫の夢を叶えるため、自分の殻を破って世界に飛び出し、自らの足で大地を踏みしめて歩くことの大切さに気づいていくクールな女性キャラクターだ。ジェームズ・キャメロン監督の超大作『アバター』(09)のヒロイン役のほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでは、銀河のはみ出し者の一人、ガモーラとして華麗なアクションを披露し、複雑な内面を持つキャラクターとして世界中から人気を博しているゾーイにまさにぴったりの役柄。映像内では、「か弱い女が襲われているぞ!」というセリフに対し、「か弱い?」と勝ち気な一面をみせるシーンも映し出されている。そんなアデリーナを演じるにあたり、「好奇心旺盛で独立心が強いこと」がお気に入りだと明かすゾーイ。さらに、亡き夫の願いを叶えるための冒険だったはずが「旅を通して、他の人の夢ではなくて自分の夢だと気づく」とアデリーナについて分析しているほか、ライカが手掛ける映像制作について「古典的かつ独特な方法でこの美しい物語を作った。大人も子供も楽しい精巧な作品」と絶賛している。ライオネル卿やMr.リンクと踏み出した冒険で、自らの世界を切り開いていくことにもなるゾーイ演じるアデリーナの活躍にも注目だ。『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は11月13日(金)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒 2020年11月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 SHANGRILA FILMS LLC. All Rights Reserved
2020年11月09日西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、勝地涼が参加した『サイレント・トーキョー』の撮影現場レポ―トが到着。総工費3億円、エキストラ1万人強を動員し、広大なオープンセットに“渋谷スクランブル交差点”が再現された。解禁となったのは、昨年2019年11月~12月にかけて撮影が行われた本作の撮影現場の様子。一連の事件を独自に追う渋谷刑事課・警部補の世田志乃夫を演じる西島さん、不可解な行動を取るIT企業家の須永基樹を演じた中村さん、興味本位で犯行現場に来てしまう会社員・高梨真奈美役の広瀬さん、そして世田とバディを組む生真面目な新人刑事役・泉大輝を演じた勝地さん、真奈美の同僚で須永に心惹かれる会社員・印南綾乃を演じた加弥乃らが参加した“渋谷スクランブル交差点”のシーンだ。警察、野次馬にYouTuberも…夜の“渋谷”に集結撮影が行われた渋谷スクランブル交差点のオープンセットは、栃木県・足利競馬場跡地の一部2万2千平米弱の空間に再現され、総工費はなんと3億円。「このオープンセットがなかったら映画はできなかった」と波多野貴文監督をはじめ、スタッフの誰もが口を揃えて言う。5月に場所探しがはじまり、7月に建設開始、8月中旬にスクランブル交差点、ハチ公前改札、ハチ公前広場と見慣れた光景が完成した。さらにそこに、クリスマス感を出すために5.5mのツリーと祝祭感ある巨大壁画を作成し、DJポリスまでも配置。完全コピーされたスクランブル交差点のオープンセットに加え、サイネージや看板など様々なライトが入り混じった夜の渋谷の独特のまばゆさも再現。群衆、建物、乗り物などを照らす光はどの地点から渋谷の街を捉えるかによって色味が異なるため、照明は照明機材会社の在庫を全て借り出すほどの数が使用されたという。突如東京を襲った連続爆破テロ事件。犯人から予告され第一の事件現場となった“恵比寿”の次に、渋谷は標的とされる。危機的状況の未曽有の大事件にも関わらず、好奇心と恐怖から妙なテンションに陥った群衆たちが続々と詰め寄り、渋谷は大混乱に。爆弾、そして犯人を追う大量の警察官たちの物々しさと相まって、現場は異様な雰囲気が充満する。事件の鍵を握る者たち、野次馬、純粋にクリスマスを楽しみたい若者たち、ハチ公前付近を封鎖して警備に当たる警察官たち、爆発物処理班等…老若男女が混ざり合った祭りのような場面を撮影するため、足利に総勢1万人のエキストラが集結(1日、最大1,200人)。人気ユーチューバーの“みきおだ”、そして若者から絶大な人気を誇る“あの”も参加して盛り上げに一役買った。西島&勝地のバディに走る緊張感…集中力MAXの撮影極寒の中、行われたこの渋谷スクランブル交差点のシーンの撮影に費やされた期間は約2週間。犯人から声明が出されている爆破予告時間が「18:00」ということで、日の出ているうちにリハーサル、日が落ちてから撮影を行い1日に撮影できるシーン数は1~3カットだ。西島さん、中村さん、広瀬さん、勝地さん、加弥乃さんそれぞれがオープンセットに入ると、このシーンを共に乗り切るエキストラに向けて大きな声で「宜しくお願いします!」と挨拶。渋谷スクランブル交差点で起きる前代未聞の大事件をあらゆる角度から捉えるため、何度もエキストラと共にテストを重ねていく。爆弾、そして犯人を追って渋谷に訪れた世田と泉。大量の警察官が必死に声を飛び交わし、犯人から指定された「ハチ公付近」というざっくりとした爆弾の在処から人々を遠ざけようとする中、2人は辺りを見渡し、怪しい人物がいないか目を光らせる。そんな中、ふざけた若者が「爆弾だ!」と発声。群衆たちはパニックに陥り、警察官たちの必死の努力虚しく、予防線は決壊。世田と泉はパニックに陥る群衆を掻き分け、声の上がった元へ走っていく――。一連の渋谷スクランブル交差点のシーンの中でも緊張が走る場面であり、キャスト、エキストラ、そして、カメラマンたちスタッフの連携が崩れることの許されない撮影だ。そんな緊張感溢れる撮影ではあったが、西島さん、勝地さんともに、リラックスを忘れず、時にエキストラともコミュニケーションを取り、士気を高めていた。さらに、好奇心から渋谷へとやってきた真奈美、そして真奈美に連れられ共に渋谷を訪れる綾乃は、合コンで知り合った須永を見つけ追いかけていく。須永の手にはカメラ。群衆たちに紛れ須永は渋谷の様子を撮影していく。“不可解な行動を取る”、そんな怪しげな肩書がつけられた須永を演じる中村さんは、大混乱を演じる1,000人ものエキストラの中、独特のオーラを放ち、落ち着きを見せつける。広瀬さん、加弥乃さんの2人も負けじと“群衆”を代表するかのように、好奇心と恐怖が入り混じった絶妙な演技を披露。本作で共演シーンの多い3人は、緊迫した場面の撮影が続いていたが、劇中とは打って変わって時に冗談を言ったり、渋谷スクランブル交差点の再現度について話したりと、和気あいあいとしていた。動くたびエキストラと体がぶつかってしまうことが不可欠となる場面で、3人とも常にエキストラへ気遣いの言葉をかけていた。群衆の中に分け入る撮影「雑踏の中で物事が起こっていることが見せやすい」「僕の作品の特徴であるステディカムを多用することで緊張感をいかに持続させるかを意識している。爆破のスケール感、臨場感を出すため、これまで以上に機材も駆使して表現できたら」と波多野監督。これだけの規模のオープンセットで撮ることは「監督冥利に尽きる」と手応えをのぞかせる。また、もし実際、こういう事件が起きた場合、どのように警察は動くのか、警察や爆発物処理班、爆弾事件の捜査のプロフェッショナルなどに取材を重ねて再現。カメラマンの山田康介は多数のエキストラの中にステディカムでずんずん分け入って撮影する。「カットで割ればできることを、なるべくカットを減らして撮る。それが今回の渋谷の表現には合っている。雑踏の中で物事が起こっていることが見せやすい」と山田カメラマン。カメラは最新のハリウッド超大作、ジェームズ・キャメロン監督『アバター2』でも使用されるソニーのラージセンサーカメラ・VENICEを使用。ドローン、空撮、巨大クレーン、OSMOカメラなど、あらゆる機材、多くの人材を総動員した。この撮影は『踊る大捜査線』や『海猿』よりも大変だった、と明かすのはプロデューサーの小柳智則。キャスト・スタッフ、そして裏の主役ともいえる“群衆”を演じたエキストラたちが思いを一つに完成させた、この作品の最大の見せ場となりそうだ。『サイレント・トーキョー』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年12月4日より全国にて公開Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2020年11月06日リリー・ジェームズとエマ・トンプソンがロマンチックコメディ映画で共演することになった。タイトルは『What’s Love Got to Do with It?』。ほかに『スター・トレック:ディスカバリー』のシャザド・ラティフも出演する。監督はシェカール・カプール。カプールが劇場用長編映画を監督するのは、2007年の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』以来。ストーリーは明かされていないが、ロンドンと南アジアを舞台にした異文化にまつわる恋愛物語らしい。撮影は来月スタートの予定。ジェームズの最近作は、Netflixで先月配信開始した『レベッカ』。文=猿渡由紀
2020年11月05日初代ジェームズ・ボンドを演じたスコットランド人俳優ショーン・コネリー(90)が亡くなった。「BBC News」など複数のメディアが報じている。息子のジェイソン・コネリーによると、ショーンはしばらく前から体調を崩していたが、バハマの自宅で眠っている間に安らかな死を迎えたという。1962年公開の『007 ドクター・ノオ』を含む計7本の映画でボンドを演じ、歴代ボンドの人気ランキングでたびたび1位に選ばれていたショーン。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターアカウントも訃報を伝え、長年『007』シリーズを制作しているマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリがショーンへの追悼メッセージを発表した。ショーンは、長年スコットランドの独立運動を支持しており、2014年にスコットランドで独立の是非を問う住民投票が行われた際に、「スコットランドが独立するまでは、バハマから帰らない」と述べたこともあった。スコットランドのニコラ・スタージョン首相は「彼は世界的なレジェンドですが、なによりもまず愛国心が強く、誇り高いスコットランド人でした」とコメントしている。俳優としては1987年の『アンタッチャブル』でアカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞。出演作は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『ザ・ロック』『小説家を見つけたら』『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』などがある。(Hiromi Kaku)■関連作品:007/危機一発(ロシアより愛をこめて) 1964年4月より公開Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年、全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年11月01日ジェームズ・マカヴォイが『My Son』に主演することになった。2017年のフランス映画『凍える追跡』のリメイクで、監督はオリジナルと同じクリスチャン・カリオン。息子の消息がわからなくなった父親が、彼を探すために元妻のいる街を訪ねるという物語。先に何があるのかわからないという心境をリアルに描写するため、監督はマカヴォイに脚本を渡さず、すべて即興でやらせるとのこと。ギョーム・カネが主演したオリジナルでも同じ手法が使われたそうだ。元妻の役はクレア・フォイが演じる。撮影は11月、スコットランドで開始予定。文=猿渡由紀
2020年10月06日出だしから遅れた上、コロナの影響も受けて製作が延び延びになっていた『アバター2』の撮影が100パーセント終了した。ジェームズ・キャメロンが、アーノルド・シュワルツェネッガーとのビデオコンフェレンスで明かした。このコンフェレンスは、オーストリアン・ワールド・サミットの一環として行われたもの。キャメロンによると、『アバター3』の撮影も95パーセント終了しているそうだ。無事にここまで来られたことについて、キャメロンは、撮影場所がニュージーランドだったことが幸運だったと述べている。『アバター』続編の撮影は、3月にコロナのため中断となったが、キャメロンとプロデューサーのジョン・ランドーは、6月には再開に向けて再びニュージーランド入りをした。『アバター2』は2022年12月、『アバター3』は2024年12月の公開予定。4作目、5作目はそれぞれ2026年と2028年に公開される。文=猿渡由紀
2020年09月30日