初映像となる予告編が公開され、話題を呼ぶユアン・マクレガー主演の『シャイニング』続編、『ドクター・スリープ』が2019年冬、日本公開されることが決定。謎めいたビジュアルと日本語字幕付きUS版予告編が到着した。スティーヴン・キングが2013年に発表した「シャイニング」の続編となる同名小説を基にした本作。ユアン・マクレガーが壮絶な過去を体験した幼い息子ダニーの40年後、大人になった姿を演じている。監督&脚本を務めるのは、キング原作のNetflix映画『ジェラルドのゲーム』(’17)でメガホンをとったマイク・フラナガン。今回解禁されたUS版予告編は、ユアン演じるダニーが“誰か”と黒板を通して“会話”しているところから始まる。「ハロー」「おはよ」「学校」と他愛ないやりとりが続く中、ある夜、轟音で起こされたダニーが見つめる鏡の先には、“REDRUM”と謎の文字が浮かびあがる――。子どもの声を察したダニーは、ある少女から「あなたも魔法を使えるの?」と尋ねられ、「この世は残酷で恐ろしい。僕らのような者は皆殺された」と意味深な言葉を口にする。そして、「子供の頃よく不思議なものを見た。僕はその力を魔法ではなく“シャイニング”と呼ぶ」と答える姿も。連続して浮かび上がるダニーの記憶。雪に閉ざされた展望ホテル、その廊下で三輪車をこぐ幼き日のダニー、呪われた237号室、バスタブの老婆、血のエレベーター、不気味な双子の姉妹…。すると突如、家が斜めに傾きはじめダニーは家の中を滑り落ちる。“外”に放り出された彼が見つけたのは、「REDRUM」の文字が書かれ、“破壊された扉”。そこから中を覗きこむダニーは、何を見つけたのか。何度でも見直したくなる、“記号”だらけの謎めいた予告編となっている。同時解禁されたビジュアルには、謎のメッセージ“REDRUM”のみが記され、タイトル『ドクター・スリープ』の文字が反転しており…。果たして、“REDRUM”が示す不吉なメッセージとは…!?1980年に鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された『シャイニング』は、閉ざされた雪山のホテルで、狂気にとらわれた男ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)とその家族に襲い掛かる恐怖を描いた。後世の様々な作品に影響を与え、いまなお観客を魅了し続ける金字塔であり、スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』でも引用されて注目を集めたばかり。本作ではその惨劇から生き残ったジャックの息子・ダニーの40年後が描かれ、世界は再び戦慄に包まれる――。『ドクター・スリープ』は2019年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月14日映画『ジョーカー』が、第92回アカデミー賞で、主演男優賞と作曲賞を受賞。2020年2月7日(金)からは『ジョーカー〈アカデミー賞最多ノミネート記念〉』として一部劇場を除くIMAX、ドルビーシネマでの再上映が決定した。DCコミックスの人気ヴィラン、ジョーカーの“悲劇”かつ“喜劇”な人生を描くジョーカーは元々バットマンの敵役として登場した、DCコミックスに登場するヴィランの中でも人気のキャラクターだ。シーザー・ロメロが初代を演じ、ティム・バートン監督の『バットマン』ではジャック・ニコルソン、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』ではヒース・レジャー、さらに『スーサイド・スクワッド』ではジャレッド・レトが役を務めた。ジョーカーの特徴そんなジョーカーは、白い顔のピエロメイクに緑の髪、インパクト大のルックスが特徴。超人的な能力は無いが優れた頭脳を持つ。邪悪に笑う不気味さ、外見に相まって劇場型の犯罪で人々の心を徐々にむしばんでいく悪のカリスマだ。予測不能の凶行で人々を戦慄させ、世界を混乱させることを楽しんでいる。“孤独な男がジョーカーになるまで”のオリジナルストーリー映画『ジョーカー』は、“悲劇”とも“喜劇”とも言える彼の人生にフォーカスした完全オリジナル・ストーリー。狂気で人々を恐怖に陥れる“ジョーカー”そのものではなく、“孤独な男がジョーカーになるまでのリアルなドラマ”が描かれる。初めて語られるジョーカー誕生の理由、切ない衝撃の真実とは?なぜジョーカーになったのか?アーサー・フラック(ホアキン・フェニックス)主人公はアーサー・フラック。後にジョーカーとなる人物。彼は母に「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」と教わっていきてきた。子供が好きで、病弱な母と同居して面倒まで見ている。大都会で大道芸人として生き、ゆくゆくはコメディアンとして世界を笑わせようとした人間味あふれる“人間”だった。しかし現実は残酷で、周囲からの冷たい扱いを受けることとなるアーサー。やがて彼の歯車は狂いだし、自ら施すピエロメイクと共に“ジョーカー”へと変貌を遂げていく…。アーサーを取り巻く登場人物マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)ロバート・デ・ニーロはトーク番組「アーサー・フランクリン・ショー」の大物司会者役として登場。アーサーにとっては英雄も同然の存在で、面識こそないものの、フランクリンのユーモアに共感を覚える。駆け出しのコメディアンにとってフランクリンのトークショーに呼んでもらうことは一世一代のチャンス。しかし、彼の言動がアーサーの運命を大きく動かし、アーサーにとっても悲願につながっていく。ソフィー(ザジー・ビーツ)彼女はアーサーと同じアパートに住み、5歳の娘をもつシングルマザー。アーサーからは好意を抱かれている。アーサーが人づきあいが苦手なこと、どこか自信を失っていることは理解している。それゆえに他の隣人同様、アーサーには親切に接する。ペニー(フランセス・コンロイ)アーサーの母。もともとは裕福な実業家の下で働いていた。アーサーを“ハッピー”の愛称で呼んでいる。アーサー・フランクリン・ショーのファン。トーマス・ウェイン(ブレット・カレン)後にバットマンになるブルース・ウェインの父。映画『ジョーカー』の時代では、次期市長候補である。アーサーにとって父親を思わせる人物だ。1980年代初頭のゴッサム・シティを舞台に物語の舞台となるのは、80年代初頭のゴッサム・シティ。混迷を極めてはいるものの、「バットマン」シリーズのゴッサムように闇の組織が暗躍するわけでも、マフィアのドンが私腹を肥やしているわけでもない。しかし街に影を落としているのは、理不尽な格差社会。それぞれのコミュニティが分裂し、さらにゴミ収集業者はストライキを長く続ける。行政も役人も機能せず、財政難を抱え社会保障費は削減される一方…こんな不穏な社会もアーサーを“ジョーカー”へと変貌させた要因の1つでもあるのだ。衣装は80年代ファッション1980年代を再現するため、青、茶、海老茶、薄紫、グレー、紺、カーキを多用。スタイルのベースはアメリカンカジュアル。そして長年着古したスーツを着用している。新たな“ジョーカー”ホアキン・フェニックスの役作り一足早く公開されたヴェネツィアやトロントの国際映画祭では、ジョーカーを見事に演じたホアキン・フェニックスの演技が絶賛されており、早くもアカデミー賞が期待されている。これまで『her/世界でひとつの彼女』『ザ・マスター』『ビューティフル・デイ』など難しい役どころを見事にこなしてきた彼だが、この役を演じるにあたっても人並みならぬ努力を継続。撮影当時は、約24キロも減量し”腹を空かした不健康な男、栄養失調の狼”を表現した。ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じるにあたって次のように話した。「アーサーの心情が理解できる瞬間もあれば、彼の判断にイライラすることもありました。演じるものとしては、ジョーカーというキャラクターは手ごわかった。きっと、観客にとってもそうだろうし、ジョーカーに一定のイメージをもつ人にとっても受け入れがたいキャラクターかもしれないです。ただ、この映画のストーリーの答えは、私たちが暮らす現実の世界でも、アーサーの住む架空の世界でも、すぐに見つかるわけではないと思います。」監督・脚本をトッド・フィリップス監督は、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス。そして彼とともに、『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネート経験もあるスコット・シルバーが脚本を手掛ける。脚本は、個性と意外性を表現することにたけたアホアキン・フェニックスがアーサーを演じることを念頭に置いて書かれたそうだ。トッド・フィリップスは映画について次のようにコメントしている。「ジョーカーの原点は映像化する価値があると思いました。コミックの中にも正式な誕生秘話はありませんし、過去に誰も手をつけてきませんでした。複雑な事情を抱える男がどう変わり……どうやって悪に転換するのか。ジョーカーではなく、ジョーカーの“成り立ち”のほうに興味がありました。」賞レースを総なめヴェネツィア国際映画祭ではコンペティション部門へ出品され、世界で初めてお披露目された。映画の上映が終わると、ジョーカー誕生の物語を目にした観客は、約8分間のスタンディングオベーションを送った。そして映画祭の最高賞となる金獅子賞を受賞した。もちろん世界三大映画祭において、アメコミ作品が最高賞を受賞するのは初の快挙だ。第77回ゴールデングローブ賞では主演男優賞と作曲賞を受賞、全米映画俳優組合賞では主演男優賞を獲得している。また第92回アカデミー賞では、最多11部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞の)にノミネート。そのうち作曲賞を受賞した。金獅子賞は2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』、2018年の『ROMA/ローマ』と、近年ではアカデミー賞にも直結しており、ますます期待が高まる。記録的ヒットなお日本では公開から3週目を迎える週末も週末ランキングで3週連続の1位を記録、19日間で早くも興行収入30億円を突破する記録的なヒットとなった。世界中でも大きな話題を集め、日本、アメリカ含む世界66 カ国で初登場1位。その後、記録を伸ばしR指定映画としては史上初の全世界収入10億ドルを超えるヒットとなった。【作品詳細】『ジョーカー』公開日:2019年10月4日(金)製作:トッド・フィリップス監督・脚本:トッド・フィリップス脚本:スコット・シルバー出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、フランセス・コンロイ、ザジー・ビーツ配給:ワーナー・ブラザース映画■『ジョーカー 〈アカデミー賞最多ノミネート記念再上映〉』公開日:2020年2月7日(金)劇場情報:全国のIMAX、ドルビーシネマ(一部劇場を除く)配給:ワーナー・ブラザース映画
2019年05月13日ホアキン・フェニックスが新たに主演を務める『ジョーカー』の日本公開が、日米同日の10月4日(金)に決定。ひとりの男が巨大な悪へと変貌を遂げていく特報映像とポスタービジュアルが到着した。先月、世界解禁となったUS版予告は日本でも大きな反響を呼び、熱いコメントが数多く寄せられたことでも話題となった本作。今回完成した日本版特報では、「俺の人生は悲劇だ。いや違う、喜劇だ」という印象的なセリフと共に孤独な男アーサー・フレックが狂気の“ジョーカー”へと変貌していく様が映し出される。「どんな時も笑顔で」そして「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きていたアーサー・フレック。だが、映像は、アーサーの精神が崩壊してしまったのか、ピエロの格好をした彼が地下鉄で1人、突如笑い始めるインパクトたっぷりのシーンからスタート。ジョークで世界に笑いを届けるはずだった彼に、一体何が起きたのか?映像の後半、緑色の髪・白い肌・口が避けたかのようなピエロのメイク…不気味な“ジョーカー”となったアーサーの姿で幕が降りる。「笑いの仮面をかぶれ」というコピーと共に、映像の中の唯一のセリフとなった「俺の人生は悲劇だ。いや違う、喜劇だ」の言葉には胸が張り裂けそうな悲しみが象徴され、見る者をゾクゾクさせる映像が完成した。そんな本作で“ジョーカー”を演じるのは、これまで3度のアカデミー賞ノミネート実績を持ち、車いすの風刺漫画家を演じた『ドント・ウォーリー』が現在公開中のホアキン・フェニックス。ジョーカーといえば、これまでジャック・ニコルソン(『バットマン』)、ヒース・レジャー(『ダークナイト』)、ジャレッド・レト(『スーサイド・スクワッド』)など様々な名優たちが演じてきたが、近年特に注目を集めるホアキンは特報でも“狂演”の一端を見せつけており、早くもアカデミー賞へ期待が高まっている。また、共演には泣く子も黙る生ける伝説・オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ。監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス。『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスコット・シルバーが監督と共に脚本を手掛けている。ハリウッドの実力派が集結し、1人の男の悲劇――いや、壮絶な“喜劇”を描く本作に、引き続き注目していて。『ジョーカー』は10月4日(金)より日米同日公開。(text:cinemacafe.net)
2019年05月10日アメコミ史上ナンバーワンヴィランが主人公に、凄絶なドラマが描かれる映画『ジョーカー』の日本での公開日が、アメリカと同日の10月4日(金)に決定。あわせて、日本版の特報映像とポスタービジュアルが公開された。本作で“ジョーカー”となっていく大道芸人、アーサー・フレックを演じるのは、ホアキン・フェニックス。これまでもジョーカーというキャラクターは、ジャック・ニコルソン(『バットマン』)、ヒース・レジャー(『ダークナイト』)、ジャレッド・レト(『スーサイド・スクワッド』)など、さまざまな名優たちが演じてきた。3度のアカデミー賞ノミネート実績を持つ演技派フェニックスが、どのように狂気の演技を見せるのかに注目が集まる。また、本作ではオスカー俳優ロバート・デ・ニーロも共演している。監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス、そして、監督とともに脚本を手がけるのは、『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスコット・シルバーだ。「どんな時も笑顔で」そして「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で 大道芸人として生きていたアーサー。この度公開された特報では、ピエロの格好をしたアーサーの精神が崩壊してしまったのか、地下鉄の車内でひとり大爆笑するという、インパクトあるシーンからスタートする。ジョークで世界に笑いを届けるはずだった彼に、一体何が起きたのか。映像の後半、緑色の髪、白い肌、口が避けたかのようなピエロのメイクをして、不気味な“ジョーカー”となったアーサーの姿が映し出される。特報に流れる曲は、喜劇王と呼ばれたチャールズ・チャップリン作曲の『スマイル』である。同時に公開されたポスターは、ジョーカーと見られるひとりのピエロが、暗闇の中で天を仰ぐビジュアルとなっている。
2019年05月10日バットマンの宿敵ジョーカーの誕生を描く『Joker』(原題)の予告編が公開された。シーザー・ロメロ、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトからバトンを受け継ぎ、今回ジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。トッド・フィリップス監督による今作は、『スーサイド・スクワッド』などのような同一の世界観を共有するDCエクステンデッド・ユニバースには属さない独立した作品だ。2分半弱の予告編の中で、ジョーカーことアーサーは母親からの「笑顔で、幸せそうな顔をしていなさい」という教えを忠実に守りながら、狂気に満ちたジョーカーへと変身を遂げていく。不気味さを加速させているBGMは、ジミー・デュランテの「スマイル」。ファンの評価は非常に高く、ジョーカーの「僕の人生は悲劇だと思っていたけれど、いまは喜劇だと実感しているんだ」というセリフに「本当にゾクゾクした」という声や、「オスカーのにおいがする」とアカデミー賞獲得に期待する声まで。「この予告で唯一残念だと感じたのは、公開が10月だってこと!」と半年以上先の公開を待ちきれないというコメントも寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年04月04日吉永小百合と天海祐希が出演する新たな『最高の人生の見つけ方』に、ムロツヨシが出演していることが明らかに。“憧れ”の秘書役で吉永さんと天海さんの夢を徹底サポートする。今回ムロさんが演じるのは、人生の全てを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長、剛田マ子の秘書・高田学役。吉永さん演じる人生の全てを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦・幸枝と女社長・マ子の突拍子もない提案に翻弄されながらも、余命わずかな2人のために最大限のサポートを尽くす最大の理解者という役どころだ。本作は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演し、余命6か月の2人の男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出る同名名作映画の物語を原案とした作品。ムロさんは「『好きな映画はなんですか?』とこれまで何十回、何百回とインタビューで質問され、ずっとあげていたのがハリウッド版の『最高の人生の見つけ方』そしてやりたい役としてあげていた秘書」と『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役を挙げ、「まさか日本版に出演して、しかも秘書役を演じる日がくるとは!ずっと演じたかった役を、吉永さん、天海さんをはじめとするキャスト・スタッフの方々とご一緒に作っていくのは夢のような日々でした。このめぐり合わせは“嬉しい”の一言ではもう言い表せない。スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました(笑)」と喜びを語っている。そんなムロさんだが、実は当初、“別の役柄”が準備されていたとプロデューサーが明かしており、「実は、別の役で出演の依頼をしに行った際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった。熱意を持ってくださっていることをきっかけにこの高田という秘書役をムロさんへお願いした」とコメント。「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました」というムロさん。共演の天海さんからは「楽しくやろう」と声をかけられたそうで「緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と大女優2人との撮影をふり返っている。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年04月03日1888年、英国ロンドンを恐怖のどん底に陥れた連続殺人犯“切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)”。今日に至るまで犯人はわかっておらず、世界で最も有名な未解決事件として知られていたが、DNAの解析により、ついに犯人の正体が明らかとなった。Journal of Forensic Sciencesに掲載された法医学調査報告書によると、切り裂きジャックは当時23歳だったポーランド人理髪師アーロン・コスミンスキーであることがわかったという。切り裂きジャックはロンドンのホワイトチャペル地区で1888年8月から11月までの間に、少なくとも5人の売春婦を惨殺したとされる。犯罪歴、精神病歴があり、ひどく売春婦を憎んでいたコスミンスキーは100年以上前に容疑者として浮上。しかし決定的な証拠に欠け、1919年に強制入院先の精神病院で死亡している。2014年に切り裂きジャック研究者のラッセル・エドワーズが真犯人の本命として名指ししたが、当時は確証がなかったため断言はできなかった。1888年9月30日、無残に切り刻まれた4人目の犠牲者、キャサリン・エドウッズがシティ・オブ・ロンドンで発見された。今回、犯人割り出しの決め手となったのは、このエドウッズのショールだった。遺体のそばに落ちていたショールに付着した血液と精液を採取し、最新の技術による遺伝子検査を実施。その結果、最も有力とされながらも、あくまで容疑者の一人であったコスミンスキーのデータと合致したのだ。この調査では犯人の外見の分析も行われ、茶色の髪と茶色の瞳であることがわかった。これは、事件当時、唯一信頼された目撃者の証言とも一致している。このショールは2007年、前述の切り裂きジャック研究家ラッセル・エドワーズがオークションで入手。これを薬学、生体分子科学者のジャリ・ルーヘリアン博士、リーズ大学で遺伝学を研究するデヴィッド・ミラー博士が譲り受け、今回の調査を行った。
2019年03月19日吉永小百合と天海祐希が出演する映画『最高の人生の見つけ方』に、前川清と満島ひかりの出演が決定。キャラクター写真も到着した。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演、余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した棺おけリストを携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』を原案に、設定を女性2人として新たに生まれ変わらせる本作。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。出会うはずのない2人が病院で出会い、余命宣告を受けた2人がたまたま手にした同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】を実行するというありえない決断をする――。今年歌手活動50周年を迎えた前川さんが演じるのは、主人公の主婦・北原幸枝(吉永さん)の夫・孝道。妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもゴロゴロしていてだらしない生活を送る人物。そして幸枝の娘・美春を、『悪人』『一命』『海辺の生と死』などに出演する実力派女優の満島さんが演じることが決定。美春は、女性誌で働くキャリアウーマンでしっかり者。幸枝から家のことをお願いされるものの、孝道たち家族の面倒は見られないと憤るという役どころだ。吉永さんとは映画では本作が初共演となった前川さんは「まさか映画で吉永さんの夫を演じる日がくるとは、夢にも思いませんでした」と驚き、また今回吉永さんからのご指名だったそうで、「本当に光栄なことです」と喜んだ。一方、吉永さんとは『北のカナリアたち』以来7年ぶり2回目の共演となる満島さんは、「ますます吉永小百合さんを好きになり、ますます前川清さんのファンになりました。おふたりの娘でいられた私は、幸せ者です」と撮影をふり返り、「上手に言えませんが、とても大切な日々でした。今までにない気持ちを、撮影現場でたくさん見つけた感じがしています」充実した撮影であったと話している。『最高の人生の見つけ方』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年03月07日ヒュー・ジャックマンが、幼いころから夢みていた「ギネス世界記録」の保持者に認定された。20日(現地時間)、イギリスの情報番組「This Morning」に出演し、プレゼンターのアリソン・ハモンドと会話していたヒューのもとに突然男性が“乱入”。その男性とは「ギネス世界記録」の編集長のクレイグ・グレンディ。「あなたは認定されました!」と認定証を差し出すグレンディにヒューの目が点に。「マーベルの実写映画のスーパーヒーローとして最長のキャリア」がギネスに認められたと聞き、手を叩いて「アハハハ」と笑い、大喜びした。ヒューは2000年の『X-MEN』から2017年の『LOGAN/ローガン』まで16年と228日に渡ってウルヴァリンを演じた。実はギネス認定の直前、ヒューは「バケットリスト」(死ぬまでに達成したいことリスト)についてアリソンと語っており、若い頃、弟と一緒になって何とかギネス認定を夢みて必死だった過去を明らかに。「『バドミントンならそんなに大変じゃなさそうだ。2日間寝ずに、ノンストップでやれるんじゃないか』って話し合ったりしたよ」と言っていたところにサプライズでグレンディがやってきたのだ。なお、ヒューのほかにも同じ期間プロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートもギネスに認定され、パトリックはビデオレターでヒューに祝いのメッセージを贈った。(Hiromi Kaku)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開© 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年02月22日水曜日(現地時間)、毎年恒例のブリット・アワードがO2アリーナで行われた。オープニングはヒュー・ジャックマンが映画『グレイテスト・ショーマン』より「 The Greatest Show」を歌って踊り、大いに盛り上げて話題に。「ヒューは本当に世界で最も偉大な(グレイテスト)なショーマンそのもの。素晴らしいパフォーマンス」、「いまヒュー・ジャックマンを見ているけれど、もうこれが今夜のハイライトって感じだね!」とファンたちがSNSで大絶賛した。最優秀アルバム賞は「The 1975」の「A Brief Inquiry into Online Relationships」。「The 1975」はブリティッシュ・グループ賞も受賞した。インターナショナル・グループ賞に選出された「ザ・カーターズ」ことビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は残念ながら出席できず、ビデオメッセージが流された。そこにまず映し出されたのは、なんと王冠とゴージャスなアクセサリー、ドレスで着飾ったメーガン妃の肖像画。カメラが引いていくと、肖像画の前にビヨンセとジェイ・Zが立っている。その後、ビヨンセはトロフィーを掲げて短い受賞スピーチを行った。ファンなら既視感があるはずだが、肖像画の前に2人が立っているという構図は、2人のシングル「APES**T」のMVのワンシーンを再現したもの。ルーブル美術館で撮影された実際の「APES**T」のMVでは、「モナ・リザ」が使われた。ビヨンセはSNSにこのビデオメッセージや画像を掲載しており、「モナ・リザ」風のメーガン妃の肖像画を使ったのは今月が黒人歴史月間であり、それを祝うためだと綴っている。(メーガン妃は白人の父親と黒人の母親を持つバイレイシャル)。また、メーガン妃に「妊娠おめでとうございます!」と祝福した。(Hiromi Kaku)
2019年02月21日映画『フロントランナー』のイベント「スペシャル・ファンスクリーニング 舞台あいさつ」を行ったヒュー・ジャックマン日本はもちろん世界的な人気を誇るヒュー・ジャックマンの最新主演作となる本作。1988年のアメリカ大統領選挙で、ジョン・F・ケネディの再来とも言われて当選確実とも言われたカリスマ天才政治家のゲイリー・ハートが、たった一つのスキャンダル報道で政界から消されるまでを描く。ヒュー・ジャックマンは主人公のゲイリー・ハートを熱演している。この日はファン向けのイベントに登場したヒュー・ジャックマン。開口一番、「こんばんは! ありがとうございます!」と流暢な日本語であいさつして「今回はこれまでの作品とだいぶ違う映画です。この映画を楽しむために、アメリカ政治のことを一切知らなくても楽しめると思いますよ。この映画はある男の話というより、ある歴史の瞬間を描いた映画です。1988年の事件を色んな視点から描かれているので、娯楽性も高いし色んな考えを持つと思います。監督も私たち全員も何か皆さんに影響を与えたいですね」とアピールした。ゲイリー・ハートという人物は、実在する人物で未だ健在。演じる前は彼と実際に会って演じる上での参考にしたそうだが、「ここ50年間で先見の明がある賢い政治家と言われながらも、彼は偉大なアメリカ大統領になれなかった男とも呼ばれています。僕が今まで演じてきた役の中で最も複雑な役でしたね」と明かしつつ、「他のキャストや監督のお陰で演じることができました」と共演者やジェイソン・ライトマン監督に感謝の言葉を口にしていた。ファン向けのイベントということで、イベント後半にはファンからの質問に答えるQ&Aコーナーも。本作の内容にちなみ、「もし大統領になったら何をしたい?」という質問に「大統領になったらひどいと思いますよ。心が優しすぎるので(笑)」と客観的に自分を見つめ、「誰かにお願いされたらすぐOKしちゃうので、僕が大統領になったらその国は半年で破産します(笑)。でもその半年はとっても楽しい半年ですけどね(笑)」と回答していた。映画『フロントランナー』は、2月1日より全国公開。
2019年01月23日映画『最高の人生の見つけ方』が2019年10月11日(金)全国ロードショー。吉永小百合&天海祐希W主演本作は、ありえない出会いと予想外の行動から奇跡が起こるヒューマンドラマ。人生を家庭に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生を仕事に捧げてきた“大金持ちの女社長”の2人の女性を主人公に設定し、「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」というメッセージを、ハッピーに伝える。余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜く主人公の主婦・北原幸枝を演じるのは、吉永小百合。また、大金持ちの女社長・マ子を務めるのは、理想の上司にしたい芸能人ランキングで7年連続1位を記録している天海祐希だ。前川清&満島ひかりが吉永小百合の家族に歌手の前川清が、吉永小百合演じる北原幸枝の夫・孝道役を演じ、幸枝の娘・美春役を、『海辺の生と死』『愚行録』『悪人』など数々の作品に出演の実力派女優・満島ひかりが演じる。前川演じる孝道は、妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもだらしない生活を送る夫。また、満島演じる美春は、女性誌で働くしっかり者のキャリアウーマンで、幸枝から家のことをお願いされるものの、家族の面倒は見られないと憤る、という役どころだ。ムロツヨシ、憧れの秘書役にまた、天海祐希演じる女社長、剛田マ子の秘書・高田学役には映画『銀魂』シリーズ、『50回目のファーストキス』に出演のムロツヨシ。実は事務所に所属した時「一番好きな映画」「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのが、アメリカ版『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役だった。思い入れのある作品の憧れの役にムロツヨシがどのように挑むのか、注目が集まる。監督は、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心が務める。主題歌に竹内まりや主題歌「旅のつづき」を担当したのは、歌手・竹内まりや。本作の為に書き下ろしたという歌詞には、「残された時間をいかに生きるか?という問いかけへの私なりの小さな答えがこの 歌になりました。人生という旅が、誰にとっても素敵なものになるよう願いを込めて…。」と、竹内自身の想いが込められている。原案は2大アカデミー俳優主演作原案は、余命宣告を受けながらも、残りの人生を生きと笑顔で駆け抜けた主人公を描いた2007年公開の映画『最高の人生の見つけ方』。生涯最後の冒険旅行に出る2人の主人公を、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンのアカデミー賞俳優が演じ、あらゆる世代の心に響く作品として大きな話題を集めた。あらすじ人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた<大真面目な主婦>と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた<大金持ちの女社長>。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない二人が病院で出会った。余命宣告を受けた二人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。二人はこのリストすべてを実行するというありえない決断をする。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた二人には、ある奇跡が待っていた…。【詳細】映画『最高の人生の見つけ方』公開日:2019年10月11日(金)全国ロードショー監督:犬童一心出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清原案:「最高の人生の見つけ方」ジャスティン・ザッカム著
2019年01月20日ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が主演を務めた2007年公開の『最高の人生の見つけ方』を原案に、新たに主演・吉永小百合、共演・天海祐希を迎えて日本で映画化。今秋に公開されることが決まった。『最高の人生の見つけ方』は、何もかも正反対な余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー。残りわずかな人生を涙に暮れることなく、生き生きと笑顔で駆け抜けた主人公たち。彼らの生き方が映し出した「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」という希望に満ちたメッセージはあらゆる世代の心に響き、日本でも興行収入13.5億を超えるスマッシュヒットを記録した。■吉永小百合が大真面目な主婦に!「撮影現場で、胸が躍る毎日」それから12年、この感動の物語を原案に、平成から新しい元号に切り替わる2019年、2人の女性を新たな主人公にして日本で映画化。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”・北原幸枝を演じるのは、日本を代表する国民的大女優、吉永小百合。余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜くという役柄に真摯に向き合っていく。本作『最高の人生の見つけ方』は吉永さんにとって121本目の映画出演作となる。吉永さんは、『カサブランカ』『インビクタス/負けざる者たち』など「深く心に残る映画を制作してきたワーナー・ブラザースの作品に初めて出演しています。大好きな天海さんと一緒に、思いっ切りスクリーンの中で飛び跳ねたい、生と死をしっかり受け止め、その中で新しい私を見つけたい」と語り、「撮影現場で、胸が躍る毎日です」とコメント。「世界中の方達にこの映画を観ていただけたら、どんなに幸せでしょう」と言葉に思いを込める。■天海祐希はリッチな女社長!「2人でロードムービーをやりたい」夢叶うまた、新入社員対象のアンケート調査で「理想の上司にしたい芸能人ランキング」7年連続1位を獲得している天海祐希が、吉永さん扮する幸枝とともに“やりたいことリスト”を実行していく大金持ちの女社長・マ子役に。2人は2001年公開『千年の恋ひかる源氏物語』以来、18年ぶり2度目の共演となる。「実は当時、次回作は2人でロードムービーをやりたいですね。と話していたんです」と天海さん。「それが叶い、しかも素晴らしい作品でご一緒できること大変光栄なことだと思っております。犬童監督に身を委ね、吉永さんを追いかけ、日々演じておりますが、夢のような現場です!」と喜びを語り、「きっと泣いたり笑ったり幸せな気持ちになって頂けると思います」と見どころをアピールする。さらに、メガホンをとるのは、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心監督。「普通の主婦と大成功の実業家。まるっきり違う生き方をしてきた2人の女性が旅に出ます。自分の人生にまるごと『YES』と言うために。日本映画界のレジェンド、吉永小百合、演劇界の至宝、天海祐希。かつてない名コンビに助けられ、目指すは、楽しくワクワク、そして、グッとくるヒューマンエンターテイメント。是非、ご期待ください!」とコメントを寄せている。■あらすじ人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた2人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな2人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。2人はこのリスト全てを実行するというありえない決断をする。いままでの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることでいままで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた…。『最高の人生の見つけ方』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月17日『レ・ミゼラブル』『グレイテスト・ショーマン』を大ヒットに導き、ミュージカル俳優としても高い評価を得たヒュー・ジャックマン。その歌唱を生で見られるチャンスがやってくると、The Hollywood Reporterが報じている。米国時間29日、ジャックマンは自身初のワールドツアー「The Man. The Music. The Show.」を2019年に予定していることを発表した。オーケストラの生演奏に乗せ、ジャックマンが『レ・ミゼラブル』『グレイテスト・ショーマン』をはじめとしたミュージカルナンバーを披露するコンサートツアーになるという。来年5月13日のO2ワールド・ハンブルクでの公演を皮切りに、ロンドンのO2アリーナ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルなど、ヨーロッパ及び北米の名だたる会場を巡る。残念ながらアジア圏での公演は予定されていない。チケットは12月7日(一部10日)に発売される。
2018年11月30日今年のサンダンス映画祭で「現代ホラーの頂点」「ホラーの常識を覆した最高傑作」と批評家から最高の評価を受け、日本でも「怖すぎる」「もう止めてくれ」と映画ジャーナリストたちを凍りつかせているトラウマ級のホラー映画『へレディタリー/継承』。特に、死よりも恐ろしい運命に襲われ絶叫顔を披露するトニ・コレットには、ホラー映画史に燦然と輝く絶叫ヒロインたちを凌ぐほど、絶賛の声が相次いでいる。■ホラー映画史に名を連ねる伝説の絶叫クイーンたちに挑戦状!本作の主人公で、祖母から忌まわしい“何か”を受け継いだアニーを演じたのは、『シックス・センス』でアカデミー賞にノミネートされたトニ・コレット。恐ろしい悲劇に見舞われるアニーを怪演し、その演技には「今までの彼女のイメージを刷新した」(The Playlist)、「トニ・コレットは取り憑かれたようだ」(INDIE WIRE)、「トニ・コレットは絶叫クイーン」(ROTTEN TOMATOES)、「トニ・コレットのどうかしている演技はオスカーに値する」(Variety)と、批評家の大絶賛を受け、アカデミー賞レースの皮切りとなるゴッサム賞の女優賞にもノミネート(11月26日受賞者発表)。アカデミー賞主演女優賞へのノミネートも有力視されている。これまで、『サイコ』のジャネット・リー、『キャリー』のシシー・スペイセク、『シャイニング』のシェリー・デュヴァル、そして『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティスなど、ホラー映画の名作で素晴らしい絶叫演技を披露してきた女優たちは、いまもなお“絶叫クイーン”として映画ファンの記憶に残り、親しまれ続けている。そして「現代ホラーの頂点」と評される本作では、トニは凄まじい演技を見せ、“絶叫クイーン”たちに勝るとも劣らない“絶叫顔”を披露し、挑戦状を叩きつける!では、その歴代“絶叫クイーン”たちを見ていこう。ホラー映画のアイコン・元祖“絶叫クイーン”『サイコ』ジャネット・リーホラー映画のクラシックにしてアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作のひとつでもある『サイコ』(60)のヒロイン、マリオン・クレイン役を務めたジャネット・リー。本作の演技でアカデミー賞主演女優賞へノミネートを果たす。彼女が絶叫を披露する、あの有名なシャワーシーンは、ヒッチコック監督のこだわりが炸裂し、ジェネットの全撮影日数の3分の1が費やされた。後に、このシーンを検証する『78/52』という映画も作られたほど。絶望へと叩き落された女子高生ヒロイン『キャリー』シシー・スペイセク2013年にはクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイク版も公開された、学園を舞台にしたホラー映画『キャリー』(76)。内気でさえない容姿のヒロイン、キャリー・ホワイトを演じたシシー・スペイセクは本作の演技でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。プロムパーティーでベストカップルを受賞し、幸せの絶頂にいる彼女を絶望へと叩き落すシーンで見せた絶叫はトラウマ級だ。大人気作家スティーヴン・キングの初めての映画化作品でもある。殺人鬼ブギーマンに果敢に立ち向かう!『ハロウィン』ジェイミー・リー・カーティス数々のカルト作品を世に送り出しているジョン・カーペンター監督が手掛け、スプラッターホラーの人気に火をつけたホラー映画『ハロウィン』(78)。ヒロインのローリー・ストロードを演じたジェイミー・リー・カーティスは本作で映画デビューして以降、4作品連続でホラー映画に出演。記憶に残る絶叫演技を披露し、“絶叫クイーン”の名を欲しいままに。実は元祖“絶叫クイーン”、『サイコ』のジャネット・リーの実の娘でもある。40年の時をへて登場した2018年版『ハロウィン』(原題)は2週連続全米No.1の大ヒット、日本では2019年4月に公開される。ヒステリックな絶叫を連発する気弱な妻『シャイニング』シェリー・デュヴァル名匠スタンリー・キューブリックの代表作『シャイニング』(80)は、膨大な撮影時間を費やして製作された。主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)の妻・ウェンディを演じたシェリー・デュヴァルは恐怖に怯える迫真の絶叫顔を多数披露。1シーンの撮影が50テイクを超えることも珍しくなかった本作について、最も大変な撮影だったと後に語っている。夫のジャックがドアを斧で破壊する様に怯えて絶叫するウェンディの表情は、演技とは思えないほど迫真もの。トラウマになる!? 恐すぎ新・絶叫クイーン誕生『ヘレディタリー/継承』トニ・コレット生前は憎しみに近い感情を抱いていた母の死をきっかけに、徐々に精神のバランスを崩し、恐ろしい悲劇の渦へ巻き込まれていく娘アニー・グラハムを演じたトニ・コレット。「今年1番のパフォーマンス」と言われるほど、その絶叫顔は観客のド肝を抜く。『シックス・センス』に続いてオスカーノミネートも有力視されているトニは、「本作がこれまでで一番挑戦的な演技だった」と自ら語っており、一度見たら一生忘れられないトラウマ級の壮絶絶叫を繰り出したのも納得。恐怖と憎悪と絶望を演じ分ける、渾身の絶叫顔はぜひ大スクリーンで。ただし、トラウマとなるのは避けられないのでご注意を。『へレディタリー/継承』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLC
2018年11月18日日本でも大きな話題となった『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンが主演する『THE Front Runner』(原題)が、『フロントランナー』の邦題で来年2月1日(金)より日本公開することが決定。予告編とポスタービジュアルが到着した。■ストーリー1988年、米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハートは、史上最年少にして最有力候補“フロントランナー”に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、当選は確実視されていた。しかし、マイアミ・ヘラルド紙の記者が掴んだ“ある疑惑”が一斉に報じられると、事態は一変する――。■ヒュー・ジャックマン、またも実在の人物に扮する!『ラ・ラ・ランド』を超え、日本で興行収入50億突破を突破した大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』。本作で19世紀半ばに「ショービジネス」という概念を生み出し、庶民に娯楽をもたらした実在の人物P.T.バーナムを演じ、観客を魅了したヒューが今回演じるのは、圧倒的カリスマ性を誇る若き天才政治家のゲイリー・ハート。今回ヒューは演じるにあたり、彼に関する膨大な資料を読み込み、またゲイリー本人とも対面し挑んだそう。これまで演じてきた役柄と大きく異なる新たな挑戦に期待せずにはいられない。■突然の失脚―― 予告編公開到着した予告編では、大統領選挙で当選確実とされていたゲイリーの突然の失脚を映し出している。30秒と短いながらも、映像からはその深刻さが伝わってくるようだ。共演には、『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガ、『ラ・ラ・ランド』『セッション』のJ・K・シモンズ、そして『スパイダーマン2』のアルフレッド・モリーナ。監督は『マイレージ、マイライフ』『タリーと私の秘密の時間』のジェイソン・ライトマンが務めた。『フロントランナー』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月12日ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウを演じるにあたり、とんでもない方法で役作りを行ったことを明かした。ここ数か月、ファンの間でジョニーの健康状態が不安視されている中、先月ジョニーはさらにファンを不安にさせるすさまじい役作りを語ったのだ。「キャプテン・ジャックは、サウナで生まれたんだ。うちのサウナでね。ジャックって男は、人生のほとんどを海の上で暮らしてきた。だから、俺はこう考えた。脳みそに避けられないような灼熱を浴びて、対処しなければならないようなこともあったんじゃないかって」。そんな考えから、サウナで役作りを決意したジョニー。「サウナの温度を上げて…1000度くらいにね、メンタルに影響が出るくらいまで中に座ってたんだ」。1000度というありえない温度に観客たちは大爆笑。さすがにその温度が真実だとは思えないが、「脳みそが溶けるような体験」をしたことで、あのジャック・スパロウ役ができあがったという。「Medical News Today」は、水分が失われ血圧の変動が激しいサウナで無理をすれば、突然死を招くこともあると報じている。(Hiromi Kaku)
2018年11月08日『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を獲得し、演技派俳優としてのポジションを確立しているマシュー・マコノヒーが、過去に『タイタニック』のジャック役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「The Hollywood Reporter」誌のポッドキャスト「Awards Chatter」で語っている。「オーディションに行ったんだ。あの役が欲しかった。(ローズ役の)ケイト・ウィンスレットとのオーディションで、すごくうまくいったよ。自信満々で帰ったくらい。でも役はもらえなかった。オファーが来なかったんだ」とふり返っている。その後、レオナルド・ディカプリオがジャック役を手にし、大ブレイクしたのは言うまでもない。このオーディションの件は、昨年ケイトもスティーヴン・コルベアのトーク番組で語っていた。「公の場で言ったことはなかったんだけど、マシューとオーディションを受けたのよ。素晴らしい経験だったわ。でも、“ジャックとローズ、レオとケイト”みたいな関係は生まれなかったの」と。『タイタニック』以降、レオとケイトは親友関係を築き、たまにツーショットを披露してはファンを喜ばせている。(Hiromi Kaku)
2018年11月07日こんにちは、そんたんママです。もうすぐハロウィンですね。ハロウィンと言えばおなじみ、かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」! 陶器やプラスチック製のものも多く売られていますが、今年は本物のかぼちゃで手作りしてみませんか?今回は、おもちゃかぼちゃと家にある道具を使って、手軽にミニジャック・オー・ランタンつくってみたいと思います!■おもちゃかぼちゃで作れる! ジャック・オー・ランタンと言うと大きなかぼちゃを使うイメージがありますが、日本では手に入りづらいですよね。手のひらサイズのおもちゃかぼちゃなら、お花屋さんなどで300円前後で手に入ります。色々な形がありますが、顔を彫ることを考えて、ツルッとしていて丸っこいものを選びましょう。今回は、薄い黄色にオレンジのしましまが入ったプッチーニというかぼちゃを使いました。■材料をそろえよう 準備するのは、おもちゃかぼちゃ、油性ペン、果物ナイフ、カッター、スプーン、キャンドル、アルミホイルです。専用のナイフがなくても、果物ナイフとカッターがあればOK!カッターはかぼちゃの水分で歯が痛む可能性があるので、使用後に歯がかえられるタイプのものを使ってください。キャンドルは本物でもLEDでもどちらでも。■かぼちゃの中身をくり抜こう まず、かぼちゃに穴をあけて中身をくり抜きます。穴の入り口がキャンドルよりも大きな円になるようにしてください。 かぼちゃのヘタの周りに果物ナイフで切り込みを入れます。小さいかぼちゃは、底よりヘタの方に穴をあけた方がキャンドルの頭がぶつかる心配がありません。今回使ったプッチーニは、熟していない柿くらいの固さでした。手を切らないように注意してください。なめらかな曲線を切るのは難しいので、ナイフを1回1回刺して多角形をつくるようにするとやりやすいです。 何度か切り込みを入れてヘタを引っぱると、スポっと取れます。フタの部分はプリンを逆さにしたような形にしておくと、落ちにくいです。 ヘタをとったら、中の種と繊維をスプーンでしっかりかき出します。子どもとつくる時はここがお子さんの出番です! ヘタについた方の種もナイフで取り除き、きれいになったら準備OK!■顔をカットしよう 正面を決めたら、油性ペンで顔を下書きをします。なるべく直線で大きめの形が切りやすいです。なるほど納得、ジャックオーランタンの三角の目や鼻は直線で切りやすい! 下書きの線の外側を、カッターで刺すように切り込みます。曲線はヘタの時と同じように、多角形をイメージして。 切り込んだところの内側を、カッターの先でチョンと引っかけて引っぱり出します。 仕上げに、細かな繊維を、アルミホイルを尖らせたものでこすって取り除きましょう。内側がしっとりしているとカビやすいので、軽く乾燥させると良いと思います。■キャンドルを入れて、灯りをともそう! いよいよ点灯!直置きが気になる方はアルミホイルを敷いて、 キャンドルを入れます。今回は100円均一のLEDキャンドルライトを使いました。 とっておいたヘタをかぶせてフタをすれば… ミニジャック・オー・ランタンの完成です!LEDライトの頭がつかえる時や、本物のキャンドルを使う時は、ヘタは外したままにしてください。かぼちゃは切らなければ長く持ちしますが、包丁を入れてからの日持ちは3〜7日ほど。長持ちさせたい時は、内側に薄く漂白剤をぬって、飾る日まで冷蔵庫で保管しておくと寿命がのびます。 いかがでしたか。小さいながらに本格派!意外と簡単で低価格なので、お月見団子くらいの感覚で毎年手づくりするのも良いなと思いました。ハロウィンまであともうすこし。ちょうど今時分につくってみてはいかがでしょう。
2018年10月25日ファッション誌や有名ブランドに引っ張りだこのモデル・Koki,(15)が、今度は全国の新聞をジャックした。10月15日、この日から始まる「新聞週間」をPRするための全面広告が全国74の新聞各紙に掲載された。「#にほんをつなげ74」と題されたこの全面広告に特大の顔写真で登場したのが、木村拓哉(45)と工藤静香(48)の次女としても知られるKoki,だ。広告は74種類あるようで、Koki,はそれぞれの新聞でひらがな1つずつを呟いている。Twitter上では新聞を開いた全国の人々から《デーリー東北は「し」です!》《南日本新聞はNo.71「ひ」です》といった報告が相次いでいる。「#にほんをつなげ74」のハッシュタグとともに新聞の写真がアップされるたびに、日本新聞協会の特設ページが更新。74文字をつなげたメッセージが判明するという仕組みだという。中日新聞・東京新聞広告局のTwitterは《写真のkoki,さん、言葉を発する口元だけじゃなく髪の流れも各新聞で違うみたいです》とツイート。単にひらがなと番号だけではなく、Koki,の写真も74種類あるようだ。平成最後の新聞週間に企画されたこの広告。Koki,はいったいどんなメッセージを発したのだろうか――。
2018年10月15日10月6日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」では、名作童話「ジャックと豆の木」をベースに“その後”の物語を描き出した3Dアドベンチャー超大作『ジャックと天空の巨人』をオンエアする。とある田舎町で18歳の青年ジャックが馬と引き換えに手に入れた豆。そして嵐の夜、ジャックの家に変装したイザベル姫が現れると、床から突然巨大な豆の木が飛び出し。つるに巻き取られた家はぐんぐん上空へ運ばれていく。ジャックは地上へ落下、姫だけが天空のかなたへと連れ去られてしまった。天空には巨人のすむ国があるといい、すぐさま国王の命令のもと衛兵エルモント率いるイザベル救出隊が結成される。ジャックも隊に志願し迷路のようなつるをつたい、高さ1万メートルもの豆の木を辿って天空を目指し、伝説の国へたどりつく。次々と襲いかかる困難のなか、果たしてジャックはイザベル姫を助け出すことができるのか?『X-MEN』、『ワルキューレ』で知られるブライアン・シンガー監督がメガホンを取って世界的不朽の名作「ジャックと豆の木」の世界観を拡張、人間と巨人の壮絶バトルをド迫力の映像で描くアクション大作に仕上げた本作。主人公の青年・ジャック役には『シングルマン』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのニコラス・ホルト、イザベル姫には『アリス・イン・ワンダーランド』のエレノア・トムリンソン、エルモントには『美女と野獣』や『プーと大人になった僕』のヒットも記憶に新しいユアン・マクレガー、ロデリック卿に『ハンガー・ゲーム』のスタンリー・トゥッチといったキャストを迎えた。また日本語吹き替えキャストとして先日留学を発表したタレントのウエンツ瑛士、平愛梨、森川智之らをはじめ、「ガレッジセール」ゴリ、「スリムクラブ」真栄田賢ら吉本芸人も参加。吉本芸人が演じる“巨人四天王”にも注目。土曜プレミアム『ジャックと天空の巨人』は10月6日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2018年10月06日セリーヌ(CELINE)が、9月15日から渋谷エリアと原宿エリアをポスターでジャックする。ニューヨーク、ロンドンで始まり、セリーヌ公式インスタグラムで掲出画像が紹介されているティーザーキャンペーンが日本にも上陸。ポスタージャックは、9月15日から28日まで渋谷の円山町、センター街周辺で、9月22日から10月5日まで原宿の東急プラザ、とんちゃん通り周辺で行われる。エディ・スリマン(Hedi Slimane)によるセリーヌ最初のキャンペーンとなる、今回のポスタービジュアルは、パリのクチュールハウスで7月に撮影されたもの。若手アーティストやミュージシャン、モデルなどを被写体とした、モノクロの肖像写真となっている。
2018年09月12日渋谷の「coast2coast」は、ファン垂涎のレアなグッズやイラストがいっぱい。バスケ好きもそうでない人も楽しめる、美味しくて楽しいスポーツカフェ&ダイナーです。2つのスクリーンには常時NBAやBリーグの映像が流れています。NBAの決勝戦のときはアメリカ時間に合わせてお店をオープン。いろんな国の人が100人以上集まってシュートに一喜一憂したそう。NBA選手のレアグッズや「スラムダンク」のイラストにワクワク・ドキドキ!とりわけ人目を引くビッグシューズは、NBAのアレン・アイバーソンとシャキール・オニールが実際に履いてプレーしていたもの。その横にある赤いスクエアな板は、マイケル・ジョーダンが踏んでいたシカゴスタジアムの床板で、改装時に手に入れたそう。手に取ってもOKだというから驚きです。また、キッチン横でこちらを見つめているのは、「スラムダンク」の主人公・桜木花道。なんと作者の井上雄彦氏が来店時に描いてくださったそう。その下にはジャック・ニコルソン、マイケル・ジョーダン、スパイク・リーらのイラストがずらり。お店にいるだけで、気分が高まります。ワンドリンクのサービスもバスケットは点数が三桁になることも多く、そのスピード感が楽しいとオーナー。バスケットボールに興味がわいたら、まずは気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。サンロッカーズ渋谷とアルバルク東京のホームゲームの日にチケットを見せるとディナータイムに1ドリンクサービスもあります。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:coast 2 coast住所:東京都渋谷区神宮前5-12-12電話番号:03-6427-2268
2018年07月13日ユアン・マクレガーが『シャイニング』の続編『Doctor Sleep』(原題)の主演に決定したと「Variety」誌などが報じた。『Doctor Sleep』は、『シャイニング』の原作者スティーヴン・キングが2013年に発表した同名小説をベースに描かれる。ユアンが主演を務めることに、キングも賛成したという。ユアンは『シャイニング』でジャック・ニコルソンが演じたジャック・トランスの息子ダニー・トランスを演じる。大人になったダニーは、子どもの頃のトラウマ体験からいまだ立ち直れず、怒りを抱えて父と同じように酒に溺れていた。しかし、ダニーは断酒し前進することを決意。持って生まれた能力「シャイニング」を人のために使おうとホスピスで働き始めるが、そこで自分と同じ能力を持つ少女と出会い、新たな惨劇に巻き込まれていく…というストーリー。監督は『オキュラス/怨霊鏡』『ソムニア-悪夢の少年-』などのホラー作品を多数手がけてきたマイク・フラナガン。キング原作の「ジェラルドのゲーム」を映画化(Netflixにて配信中)した経験も持つ。待機作にはNetflixのオリジナルドラマ「The Haunting of Hill House」(原題)がある。こちらは1959年に出版されたシャーリー・ジャクソンによる同名小説を現代風に映像化したホラードラマで、今年配信予定だ。(Hiromi Kaku)
2018年06月14日アイドルグループ乃木坂46のメンバーが、20thシングル「シンクロニシティ」のリリースを記念し、リリース当日の25日に「乃木坂46・1ナイトジャックスペシャル」と題して、ニッポン放送の深夜番組に続々登場することが明らかになった。白石麻衣 -ニッポン放送メンバーが出演するのは、吉田尚記アナがパーソナリティを務める『ミュ~コミ+プラス』(24:00~)、特番『乃木坂46のオールナイトニッポン』(25:00~)、そして新内眞衣がパーソナリティを務める『乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~)の3番組。それぞれ『ミュ~コミ+プラス』に高山一実・鈴木絢音、『乃木坂46のオールナイトニッポン』に桜井玲香・白石麻衣・松村沙友理、『乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』にパーソナリティの新内眞衣と斉藤優里が出演する。この乃木坂46によるジャック企画は近年恒例となっており、3年連続。白石、高山がこの企画に参加するのは今回が初となる。『ミュ~コミ+プラス』では高山と昨年同番組のマンスリーアシスタントも務めた鈴木が、アイドルファンとしても知られる吉田アナとどんな会話を繰り広げるか注目。『乃木坂46のオールナイトニッポン』では桜井、白石、松村の3人が、新曲にちなんだ企画で、リスナーと繋がっていく。そして『乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』では新内と斉藤が、“鼻につく女性”のタイプを紹介していく予定だ。
2018年04月12日「平昌オリンピック」での羽生結弦選手&宇野昌磨選手の金銀メダル獲得などで大いに盛り上がる“フィギュアスケート”界が物語の舞台となる『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』をはじめ、今年のオスカー候補作は、実話をもとにした作品が多数!俳優部門でも実在の人物を演じた5人がノミネートされた。そこで、今回は5人の“なりきり演技&役作り”のエピソードを一挙紹介する。■主演女優賞マーゴット・ロビー/トーニャ・ハーディング役『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』1994年のリレハンメル冬季オリンピック直前、オリンピック出場権を得るためにアメリカのフィギュアスケート界で起きたライバル襲撃事件。首謀者では?という疑惑の視線を浴びながら、アメリカ代表選手として出場したトーニャ・ハーディングを演じたマーゴット・ロビーは今回が初ノミネート。1990年生まれでオーストラリア出身の彼女は本作の脚本を読むまで、トーニャについて何も知らず、フィクションだと思ったそう。貧しい生い立ちや不遇に苦しんだトーニャに惹かれ、自身の製作会社でプロデュースも決意した。トーニャについてのドキュメンタリーやYouTube上の映像をくまなくチェックし、米北西部訛りや特徴ある笑い方を身につけた。撮影開始4か月前から、クリスマスも自分の結婚式前日も、1日4時間/週5回のスケートの猛特訓。顔立ちはむしろ、襲撃されたナンシー・ケリガンに似ているくらいだが、徹底した役作りで内面からトーニャになりきった。メリル・ストリープ/キャサリン・グラハム役『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』本作でなんと21度目のオスカー候補となったメリル。12度候補になったキャサリン・ヘップバーンとジャック・ニコルソンを大きく引き離す前人未到の記録だ。今回演じたのは、女性としてアメリカ史上初のワシントン・ポスト紙の社主・発行人で、1972年のウォーターゲート事件報道に踏み切る英断を下したキャサリン・グラハム。フェイクニュースという言葉が飛び交ういまの時代、報道の自由や女性の活躍を描くスティーブン・スピルバーグ監督の姿勢に共感し、出演を決意したメリルは、外見を似せることよりもグラハム自身の気品を表現することを心がけた。ピューリッツァー賞を受賞した自伝「キャサリン・グラハムわが人生」を熟読し、2001年に亡くなった本人をよく知る家族や友人たちから話を聞いた。当時グラハムが着ていたワードローブを忠実に再現した衣装も大きな助けになった。■主演男優賞ゲイリー・オールドマン/ウィンストン・チャーチル役『ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男』第二次世界大戦中、そして戦後と2度イギリスの首相を務めたウィンストン・チャーチル。1度目の首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間を描いた作品に主演したゲイリーの素の外見は、全くと言っていいほど似ていないが、姿形や身のこなし、声も「チャーチルそのもの」と言いたくなるなりきりぶり。外見も声色も、自分自身が納得出来るレベルを目指し、試行錯誤を重ねた。名演を支えた特殊メイクを担当したのは日本出身の辻一弘。ハリウッドで活躍した後、現代美術のアーティストに転身していたが、「彼しかいない」と言うゲイリーの熱烈なラブコールに応えて数年ぶりに復帰。毎日3時間以上かけて、伝説の政治家の変身を支えた。ゲイリーは受賞スピーチやテレビ出演の際、しばしば辻氏の名前を出して讃えている。意外にもゲイリーがオスカー候補になるのは今回が2度目。2012年『裏切りのサーカス』以来の主演男優賞候補。ゴールデン・グローブ賞、SAG賞など前哨戦でも圧倒的な強さ。アカデミー賞では、辻氏をはじめとするメイクアップ・ヘア担当スタッフとW受賞に期待がかかる。■助演女優賞アリソン・ジャネイ/トーニャの母役『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』トーニャ・ハーディングの人格形成に大きく影響したのが、娘に愛情をかけることなく、貧困から抜け出す手段として娘の才能だけを利用しようとした母のラヴォナ。押しが強く、娘を罵倒し、暴力もふるう非情すぎる母を演じたアリソンは、脚本のスティーヴン・ロジャースが彼女をイメージしながら執筆した。実物のトーニャは現在母親と絶縁状態で、ロジャースが尋ねても母の生死さえわからないと答えたそう。製作側が調べても消息はつかめなかった。自分が演じたのは、脚本とトーニャから聞いた話から想像で作り上げたラヴォナ像だと、アリソンは「Vulture」のインタビューで語っている。唯一の手がかりと言うべきは、80年代に作られた学生映画のドキュメンタリー中のインタビュー映像。ファーコートを着て、肩に小鳥を乗せたラヴォナを完全再現したなりきりぶりは必見。アリソンはマーゴット同様、今回がアカデミー賞初ノミネート。SAG賞、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞など前哨戦の主要な賞をほぼ独占していて、オスカー受賞も大本命と目されている。■助演男優賞クリストファー・プラマー/ジャン・ポール・ゲッティ役『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』原題昨年10月、過去に未成年男性に対するセクハラ行為をしたことが発覚、その後も次々に被害者が名乗りを上げたケヴィン・スペイシー。12月に全米公開を予定していたリドリー・スコット監督の『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』(原題)で大富豪のジャン・ポール・ゲッティを演じ、アカデミー賞助演男優賞ノミネート間違いなしの呼び声が高かったのだが、ケヴィン自身が行為を認めて謝罪文を発表したことから、製作側はケヴィンの出演した全シーンの削除を決断。公開が迫る中、急きょ行われた再撮影で代役を務めたのが、2011年、史上最高齢の82歳で第84回アカデミー賞助演男優賞(『人生はビギナーズ』)したクリストファー・プラマーだ。スコット監督によると、実はスペイシー以前にプラマー起用を考えたこともあったというから、期せずして理想のキャスティングが実現したことになる。監督から連絡が来たのは、休暇でフロリダへ行こうとしていたときだったとプラマーは「Hollywood Reporter」のインタビューで語った。準備期間もなく、脚本と監督の指示通りに演じた。そして、ゲッティならどう行動するか?と自身の想像力もフル稼働。9日間で全シーンを撮り、ゴールデン・グローブ賞に続いてアカデミー賞助演男優賞候補に。ノミネートでもオスカー史上最高齢(88)となり、自ら記録を塗り替えた。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月22日ヒュー・ジャックマンは、人を惹きつけ、人の心を揺らし、人を動かす、真のエンターテイナーだ。しかもリスクを怖れない挑戦者でもある。彼が過去に主演した『レ・ミゼラブル』をはじめ、記憶に新しいライアン・ゴズリング主演の『ラ・ラ・ランド』など、近年、世界的に話題となったミュージカル映画はあるが、作られる数は圧倒的に少ない。ヒュー・ジャックマンの主演最新作『グレイテスト・ショーマン』は、ショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムを主人公にしたオリジナル。なぜ、ミュージカル映画として挑もうと思ったのか──。「僕のキャリアにおいてミュージカル(舞台)は最初からあったものだし、そもそもミュージカル映画を観て育ってきた。一番好きなのは『雨に唄えば』、フレッド・アステアが出ているミュージカル映画も大好きだ。でもいまは、ハリウッドはミュージカルを作らなくなってしまった。過去にバズ・ラーマン監督が『ムーラン・ルージュ』(2001)を撮ったとき、僕もオーディションを受けていて、そのとき、大好きな『雨に唄えば』のようなオリジナルのミュージカル映画ができるかもしれない!希望が湧いた瞬間だった」。そして、7年の月日をかけて『グレイテスト・ショーマン』という素晴らしいミュージカル映画を世に送り出した。「とにかく違うことをしたかったんだ。この『グレイテスト・ショーマン』と(昨年公開した)『LOGAN/ローガン』というテイストの異なる作品は同じ年に撮った。僕にとってその1年は完璧な年、最高の年、とても楽しむことができたよ」と興奮気味に語るが、もちろん壁はあった。「『LOGAN/ローガン』も『グレイテスト・ショーマン』にも言えることだけれど、周りからは(君が)賢い人間ならやらない方がいい、自らリスクを背負わなくてもいいじゃないか、そんなことを言われた。確かに当時(7~8年前)は、ミュージカル映画はほとんど作られていなくて、失敗したら二度とチャンスはないかもしれない…大きなリスクがあったからね」。彼の背中を押したのは、P.T.バーナムの人生そのもの。「バーナムの勇気を見習って、自分を信じて、信念を持って、夢を追い求めようと思った。バーナムは7回も全財産を失う経験をしている。それでも挑戦し、人生を立て直したからね。また、その当時はまだ『レ・ミゼラブル』の企画は動きだしていなくて、『グレイテスト・ショーマン』の企画がスタートした3年後に『レ・ミゼラブル』の話をもらったんだ」。『レ・ミゼラブル』の成功があっての『グレイテスト・ショーマン』ではなく、ミュージカル映画をやりたいという信念と情熱による決断に惚れ惚れする。映画化が決定したときのエピソードがある。「9か月かけて準備したものを世界中から集まった関係者に披露するリハーサルの初日、僕は(再発した)皮膚がんの手術をうけたばかりで、鼻の辺りを80針(!)縫っていてね。医者からは“絶対に歌ってはダメ”と釘を刺されていた。だから最初はセリフだけにしようと思っていたけれど、歌わないヒュー・ジャックマンはやっぱりナシだろうと、一行だけさわりを歌うつもりが止められなくなって…気づいたら熱唱していた。傷口が開いて血は出るし、担当医に怒られたけれど、そのお披露目は映画化するかどうかを決定する場でもあったから、やった甲斐はあった。監督のマイケル・グレイシーには、また演出をしたねってからかわれたけどね(笑)」。マイケル・グレイシーはヒュー・ジャックマンと同じオーストラリア出身の若き監督だ。彼にとって『グレイテスト・ショーマン』は初の長編映画であり、大きな挑戦となったわけだが、ヒュー・ジャックマンは「彼こそが裏舞台のバーナムだ!」と絶大な信頼を寄せている。「当時、マイケル・グレイシーはコマーシャルやミュージックビデオのディレクターとしてすでに有名で一流だったけれど、長編映画は初めてだった。でも、彼は野心的で決断力があった。長編映画を撮りたい!何としても撮りたいんだ!という野心が凄かった。この映画は約7年の歳月をかけて実現しているけれど、その間、彼は45分のプレゼンを1000回もやっているんだ。映画化するために、映画製作スタジオのヘッドとかプロデューサーたちに向けてのプレゼンだ。彼がいなかったらこの映画はできなかったと思うよ」。もちろんヒュー・ジャックマン自身も野心的であることは言うまでもなく、「若い頃は緊張感のある野心、いまは楽しみながらの野心だと言えるね」年齢と共に変化があったそうだ。その背景には家族の存在があり「僕はいつでも家族がナンバーワンだよ!」──家族も大切にしている。彼が愛される理由のひとつだ。「バーナムと同じように僕にとっても家族は何よりも大切なものだ。でもバーナムは上流階級の人たちに認められたい一心で、途中、家族を放ってしまう。変わらずに愛しているけれど、放ってしまうんだ。そして最後に何が大切なのかに気づく。そこは僕と違うところだね(笑)」。そんなヒュー・ジャックマンだからこそ、映画のなかでの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)や子どもたちとのシーンが、より感動的になる。なかでも『A Million Dreams』が流れる屋上のシーンは、とてもロマンチックだ。しかしながら、とても難しいシーンだったと明かす。「僕以上にミシェル・ウィリアムズが大変だったと思うよ。難しいシーンで、一番テイクを重ねたシーンでもある。たとえば、ミシェルがキュッと飛んで回転して僕がキャッチする動きは、最初の4回くらいは僕の顔が彼女のスカートの中に入ってしまったりした(笑)。あのシーンは監督マイケル・グレイシーのビジョンによって生まれた。大きな月があって、シーツはまるで踊っているようで、ロマンチックでファンタジーで、すごくいい演出だと思った。演じているときも感動していたけれど、完成した映画でそのシーンを観たとき、涙が溢れた。しかも『A Million Dreams』は、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが最初に書いた曲でもあるからね」。素晴らしき9曲のミュージカルナンバーを担当するのは、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。『ラ・ラ・ランド』のコンビだが、『グレイテスト・ショーマン』の曲はそれよりもずっと前に作られていた。「彼らを発見したのはマイケル・グレイシーだ。オリジナルのミュージカル映画を作るなら超有名な作曲家に頼むべきだと(上から)言われて、いろいろな人から曲を出してもらった。そのなかのひとつが『A Million Dreams』だったんだけれど、実はマイケルはスタジオに嘘をついていたんだ。スタジオの人間たちから、このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは何者だ?と聞かれて、とっさにブロードウェイで活躍する凄く有名な人たちだってね(笑)。でも、彼らの実力は本物で、曲も詞も誰よりも良いものを出してきた」。なかでも1番好きな曲をたずねると、主題歌の「This is me」と即答しつつ「でも、どの曲も素晴らしくて、大好きで、日によって1番は変わるね」と話すその表情には、ミュージカル映画への愛があふれていた。「This is me」はゴールデングローブ賞に輝き、アカデミー賞にもノミネートされている。幸運にも『ラ・ラ・ランド』の大ヒットによってミュージカル映画に再びスポットライトが当たり、そんなベストなタイミングで世に放たれる『グレイテスト・ショーマン』。時代の流れも味方につけてしまうのは、ヒュー・ジャックマンをはじめ作品に関わった人たちが信念を貫いたから、夢を追い求めつづけたから──。こんなミュージカル映画を待っていた!この映画は、観た人の一生の宝物になる、それほど心を揺さぶる映画だ。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2018年02月16日ヒュー・ジャックマンを主演に迎えたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、世界中で大ヒットを飛ばしている本作の注目楽曲の一部を堪能できる特別映像がお披露目された。本作で音楽を手がけているのは、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続W受賞という快挙へ王手をかけているベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビ。本作のサウンドトラックは、UKアルバム・チャートで5週連続1位を獲得、世界73か国のiTunesで1位を獲得している。本作起用後にアカデミー賞、そしてトニー賞を受賞したコンビ主人公P.T.バーナムのドラマティックなサクセスストーリーを彩るのは、全9曲のミュージカル・ナンバー。多くのソングライターにサンプルを依頼した結果、オスカー受賞の『ラ・ラ・ランド』より何年も前、トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」よりもずっと前、当時新人だったベンジ・パセックとジャスティン・ポールの楽曲に本作の製作チームがほれ込んだ。「ベンジとジャスティンは、ロックとポップ、現代のブロードウェイ・サウンドを組み合わせるというめったにない才能を見せた。映画の核心をつき、感情的な高ぶる気持ちと、沈んだ感情をとらえている」と絶賛を贈るのは、『ドリームガールズ』などでオスカーノミネート経験を持つプロデューサー、ローレンス・マーク。一方、「ミュージカル・ナンバーを完成させるにはほぼ3年かかった。歌を削ったし、新しい歌を付け足した」とパセックは苦労を明かす。曲が出来上がり、配役が決定すると、パセックとポールは、ブロードウェイの舞台公演のようなリハーサルを始めた。「キャストは1度に3時間歌い続け、最高のパフォーマンスの中でもベストなものを手にすること、それにスクリーンにあふれるよう見事なエネルギーを伝えることを目標としていた」とパセックの言葉を裏付けるように、熱のこもったリハーサルシーンが到着した映像でも映し出される。目指したのはバーナムの精神「生きた音楽」日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化でも監督に起用されている期待の新鋭マイケル・グレイシーは、「僕がこの映画で最も誇りに感じていることの1つは音楽だ。頭に残る音楽なんだ。もし彼らがやった仕事じゃなかったら、この映画はなかったね」と、本作には彼らの音楽が必要不可欠であったことを明かす。また、「バーナムは時代の寵児だ。生きた音楽でないとね」と、パセックはバーナムの精神が音楽にも反映されていることにも触れる。そのバーナムを演じたヒューは、そんなパセックとポールが作り出した音楽について、「素晴らしいミュージカルとは、素晴らしい音楽のことだ。登場人物たちが先へ進み、成長していると感じるからこそ、人はそれぞれ曲に感情移入できる。この映画は人生について、もっと楽しい気持ちにさせる上で、完璧な作品だ」と絶賛する。この映像だけでも、才能溢れる音楽チームの楽曲にワクワクせずにはいられない。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日来日中のヒュー・ジャックマンが2月13日(火)、東京・新宿歌舞伎町で行われた主演作『グレイテスト・ショーマン』のPRイベントに出席。厳しい寒さのなか、予定されていた報道陣向けの写真撮影や挨拶などを割愛し、ファンとの交流を優先させる神対応を見せていた。■約9か月ぶりの来日で「日本は特別な国」ヒューの来日は『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶり。壇上では自身の代表作である『レ・ミゼラブル』に触れて、「日本は特別な国。5年前に皆さんが応援してくれたことは、いまでも心に残っている。今回の作品は、また全然違ったタイプのミュージカル映画だし、(構想から)7年半をかけたので、ぜひサポートしてほしい」とアピールしていた。■“新星”キアラ・セトルが「This Is Me」を熱唱!映画は19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナムが、社会から迫害された個性的なパフォーマーたちを起用し、常識を覆す“ショー”を生み出す姿を描く。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組み、劇中歌の「This Is Me」はゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞。第90回アカデミー賞でも同楽曲が、歌曲賞にノミネートされている。この日のイベントには、バーナム一座で人気を博すパフォーマーのレティを演じるキアラ・セトルも駆けつけ、「This Is Me」を生熱唱!寒さを吹き飛ばすパワフルな歌声を、歌舞伎町に響かせた。ヒューも「最高の歌手にして、最高の女優。人間性もすばらしいんだ」と太鼓判を押していた。■さすがのヒューも、寒さに勝てず?キアラの歌唱後、ステージに再登場したヒューは厚手のコートに身を包み、手には皮手袋をはめて完全防寒。さすがのヒューも、日本の寒さには勝てない様子だ。司会者から、キアラの歌唱について感想を求められたが、それはスルーし、約300人のファンが待つレッドカーペットに降臨。「寒いなか、ファンを待たせていられない」というヒューの思いもあって、予定されていた報道陣向けの写真撮影は一瞬で打ち切られた。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日19世紀を舞台に送るオリジナルのミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で主演を務めるヒュー・ジャックマンと、劇中でゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞の「This Is Me」を歌い上げるキアラ・セトルが2月に来日することが決定。ヒューが本作についてたっぷりと語るインタビュー映像も到着した。『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒューが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組んで完成させた本作。ヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。差別や偏見の中で立ち尽くしていた才能あふれる者たちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン「みなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ」昨年の『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶりの来日となるヒューからは、「日本のみなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ。本作を観た後は、必ず笑顔になれることを保証できるから、きっと日本のみなさんにも気に入ってもらえると思うよ。本当に来日が楽しみだ!」と、親日家の顔をのぞかせながら本作への自信を見せてコメント。また、彼と共に来日するのは、バーナムの一座で人気を博すパフォーマーで、「This Is Me」(これが私!)と主張できる自分を獲得していくレティを演じるキアラ・セトル。『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞2年連続で受賞した楽曲「This Is Me」を、劇中ではセトルが圧巻の歌声を響かせながら力強く披露する。「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、2013年トニー賞にもノミネートされたセトルについて、パセックは「彼女のことはずっと大好きでずっと尊敬していた女優だ。あんなにスキルとハートを持った人に歌ってもらえて作詞家人生の中で一番感動的な体験だったよ」と絶賛。「キアラが『This Is Me』を歌った瞬間に歌がぐっと持ち上がったんだ」とも語っている。「This Is Me」(これが私!)はいまの時代に響く応援ソング到着した映像で、ヒューが「聞いた瞬間に“絶対にヒットする。自分が歌いたい”と思った」と述懐する「This Is Me」は、“外見や地位がどうであれ、ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝がやかせる”という、バーナムがショーを通して観客に投げかけたメッセージを反映させたもの。多様性を認め合ういまの時代を生きる私たちにとっても、唯一無二の応援歌になるはずだ。今回来日するヒューとセトルは、2月13日(火)に作品の世界観をイメージした大規模なレッドカーペットイベントへの参加を予定している。「オリジナルのミュージカルが作られるのは23年ぶりなんだよ。皮肉なことに僕らと同じ時期に『ラ・ラ・ランド』もゴーサインが出ている。だけど僕らの作品には、3倍の予算がかかっているんだ。スタジオにとっては、すごいリスクだ」とヒュー。「ほかと違うことをやったバーナムから、ほかと同じことはやるな、違うことをやれと教えられたんだ」とヒューが話すように、オリジナルのミュージカルのヒットが難しいといわれている時代に、本作にはバーナムの精神がしっかりと息づいていることをヒューは明かしている。自身もゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたヒューが自信作を引っさげ、大好きな日本の地で何を語るのか?また、キアラの圧巻の歌声は日本中に響き渡るのか、期待していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月23日