舞台『虎者 ーNINJAPANー』の公開ゲネプロが2日に東京・サンシャイン劇場で行われ、ジャニーズJr.のグループ・Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)が出席、初日を迎えた意気込みを語った。同舞台は、同グループにとって初の単独公演。故・ジャニー喜多川さんが企画・構成を行い、滝沢秀明が構成・演出を引き継いだ。公演は1部が舞台、2部がショータイムとなっており、セリフではなくダンスで感情を表現、壁で行うウォールトランポリンにプロジェクションマッピングを組み合わせるなど、新たな技術を取り入れたパフォーマンスを見せていく。このたび初日を迎え、「すがすがしいです」と笑顔を見せた宮近は、「新しいパフォーマンスだとか、僕らのダンスという武器も研ぎ澄ませて。結構ハードな稽古を重ねてきたので。やっと初日かと。それでも早いくらいなんですけど、とりあえず稽古が終わった。あとはお客さんに僕らのパワーをぶつけるだけなので。気合いが入っています」と晴れやかな顔。10月にはオースティン・マホーンの日本公演にもゲスト出演を果たし、松倉は「オースティンさんの期間も稽古をやってたよね」、松田は「リハーサルの日も、午前中が『虎者』で、午後がオースティンとか」と振り返る。宮近は「体がわけわからなくなった。昼が洋楽、夜は舞台で。まあ、楽しい人生ですよね」としみじみした。今回の構成・演出を務めた滝沢から言われたことについて質問された七五三掛が「稽古の時に主演の立ち方とか、そういうことを最初に教えてもらいました」と切り出すと、松田も「稽古中はピザをおごってもらいました。さっきもゲネプロが終わって、集まって『どうでしたか?』と聞いたら、『うん、良かった。でもTravis Japanなら、もうちょっといける』と熱く言ってもらったので頑張ります」とコメント。さらに吉澤が「僕らはお芝居をやったことがなかったんですが、滝沢さんが直接指導してくれて。ちゃんとアドバイスをくれる頼りになる"社長さん"でした」と続けて笑わせると、川島も「初主演舞台ということで、滝沢さんが監修。第二幕があの屋良朝幸くんの構成で、隅から隅までどうみせるか。一個一個丁寧にやっているので、本当に楽しかったです」と付け加えた。本作の見どころについては「僕がうれしいのは『千年メドレー』ですね」と語った宮近。「千年メドレー」といえば、舞台『PLAYZONE』で少年隊の東山紀之が披露し、その後も多くの後輩たちが披露してきたというが、「歴史に残るメドレーで。ジャニーズの歴史をより直に引き継いでいる感じがして。また僕たちも更新して、千年後もできるようなメドレーになれば。そういう気持ちも込めて」と意気込んでみせる。また松倉は「僕が作詞で、如恵留が作曲をした曲。初挑戦ですごい楽しい部分もあったし、難しい部分もあった。自分的にも、いいのができちゃった」と見どころに自信満々。七五三掛は「(中村)海人と2人で『愛されるより愛したい』をやって。アカペラで始まるんですけど、1カ月間の稽古でも空き時間があったらスタジオに籠もって2人で練習したりとかして、計30時間くらいやったんです」と説明し、周囲は「そんなにしたの?」「ちょっと盛ったよね?」と疑うも、宮近が「まあまあ、どうだっていいじゃんそんなこと」とうまい具合に場を収める。「2人の絆ができた」とはにかむ七五三掛に、中村は「じゃあ、ハグしとく?」と提案し、川島から「自分から言うタイプなの!? 周りがはやし立てるやつだよ!?」とつっこまれつつも、2人は熱いハグを交わした。「最後の曲が見どころ」だと続けた中村は、「『Together Now』という僕たちの新しいバラード曲です。僕たちはバラード曲は持っていないけど、心に染みる曲が欲しいなと思っていたんです。滝沢さんと舞台をやる時に『どんな曲がいい?』と言われて、満場一致で『舞台で心に染みるバラードが欲しいです』と言ったんです」と述懐。「聞いた話だと、今年の5月ごろ、ジャニーさんもその曲に耳を通していたらしくて。ジャニーさんの思いもこもった曲なんです。絶対見てくれてるんですよ。たぶん、ここらへんにいる」と付け加えた。改めて初の単独主演に、中村は「『虎者』が決まってから、みんなが言いたいことを言えるようになって、絆が深まった。YouTubeの収録が終わった後に『もっと会話をこうしよう』と反省したりとか。閑也だったら、『もっと俺に一発ギャグを振ってくれ』とか」とまさかのキラーパスで、吉澤は「言ってねえ!!」と驚愕。中村はなおも「『俺はコメディタイガーなんだからもっと一発ギャグをくれ』って」と気持ちを代弁しつつ、「今、閑也があんまり喋ってる印象がないので」と吉澤に振った理由を明かす。結局「カーニバル」という一発ギャグをすることになった吉澤は「俺は強い。このパンチ、見えますか? シュッシュッシュッシュッシュシュシュシュッシュッ! シュッシュッシュッ! シュッシュッシュッシュッシュッシュッ! カーニバ〜ル!!」と披露し、いい感じに爆笑を呼ぶも「いろいろ段取り間違えたしもう!!」と反省。メンバーは「痛い痛い!」と騒然となるが、宮近は「でも、このパンチでキラキラしてたから、素敵だったよ」と称え、川島が「Travis Japanの絆も深まってたし、しーくん(吉澤)の傷も深まってました」とまとめた。最後に宮近が「初めての舞台、ファンの人と一緒に盛り上げていきたいですし、これからも成長していくためのステップだと思うので、よろしくお願いします」とメッセージを送った。
2019年11月03日ジャニーズJr.でもなければCDデビューもしていない。そんな異色のユニット、ふぉ〜ゆ〜のメンバー、福田悠太(32)と辰巳雄大(32)が、漫才コンビ・つ〜ゆ〜を結成。ジャニーズ史上初めて「M-1グランプリ」に出場し、見事予選2回戦突破を果たした。もともと「自分たちにしかできないことをやりたい」と、ライブでのコントやMCなど、アイドルらしからぬ本気度でお笑いに取り組んできた彼ら。コンテストへの出場は、以前から熱望していたことだという。「事務所には何度か出たいって伝えてたんですけど、取り合ってもらえなくて。僕ら『本当にうちの所属?』ってくらいの知名度だから(笑)」(辰巳)「今回やっと出られたけど、事務所OKなのか『もう知らないよ!』って感じなのかはわかんないです(笑)」(福田)そう自虐するが、芸歴21年の実力は本物。数々の舞台で主演も務める2人なら、漫才披露も朝飯前では?「いやもう、緊張感がぜんぜん違うんですよ。『僕たちは絶対かなわない』って尊敬している芸人さんたちが、ライバルとしているわけですから。1回戦の出番が終わったあと、めちゃくちゃ汗かいてましたもん(笑)」(辰巳)それでも力を出し切れたのは、ほかのメンバー2人の存在があったから。「昨日も『明日2回戦だ〜!』って話してたんですけど『頑張れ』とかは言わずに、軽く『いってらっしゃい』って。緊張させないようにしてくれてるのがありがたいです」(福田)
2019年10月28日10月17日、バラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に木村拓哉(46)が出演。そこで披露したジャニーズ事務所の入構証が話題になっている。番組の企画で木村のカバンをあさっていた櫻井翔(37)は、ジャニーズ事務所の入構証を発見。「うちの事務所の人は意外と普通かもしれないですけど、テレビに出したことないんじゃないですかね?」と話しながら取り出した。そこには若々しい笑顔の木村の写真が。事務所に入構証が導入されたのは、この1年くらいのことだという。「これがないと入れない。だから、これを持ってない状態で自分がこう行っても、セキュリティの人はいっさい……」と語る木村に、周囲からは「いや、木村拓哉ですよ!?」と驚きの声が。ネットでも《キムタクですら顔パスできないなんてすごいw》と驚きの声が上がっていた。だが実は、こうした鉄壁の入構証制度はファンの間ですでに知られていた。Kis-My-Ft2の玉森裕太(29)は、今年2月のラジオで「パスがなくなったっぽい。俺だから事務所に入れないの」と告白。入構証を紛失してしまったことを明かしていた。同じくKis-My-Ft2の宮田俊哉(31)は「入れないよ、それ!だってエレベーター乗ろうとしたら『ちょっとパス見せてください』って絶対言われるもん!」と、セキュリティの厳しさを強調。玉森は「俺たぶん二度ととは言わないけど、しばらくは事務所に行けないと思う」と語っていた。嵐のYouTube進出など、次々と新たな展開を見せているジャニーズ。セキュリティ面でも進化が進んでいるようだ。
2019年10月18日豪華アーティストが競演するテレビ朝日系「ミュージックステーション」の3時間スペシャルが10月18日(金)今夜放送。今回もバラエティに富んだ14組のアーティストが出演する。「アーティスト&視聴者も参加!みんなでつくるMステ」と題した今回の3時間SP。「ジャニーズWEST」は連日の熱戦が多くの感動を呼び起こしている「ワールドカップバレー2019」のテーマ曲になっている最新シングル「Big Shot!!」をパフォーマンス。今回は“みんなでつくる”企画として同曲のラストの“決めポーズ”のアイディアを番組公式Twitterで募集、そこから選ばれた候補からデータ放送による投票で視聴者が選んだポーズをライブで披露してくれる。デビュー30周年を迎える槇原敬之は10月23日(水)に発売されるカバーアルバムベスト「The Best of Listen To The Music」からYUKIの楽曲をカバーした「聞き間違い」を披露。槇原さんが「聞いて涙した」というこの曲の思いを語るほか、披露するもう1曲は生放送中の視聴者の投票で決定。「君は僕の宝物」「遠く遠く~’06ヴァージョン」「もう恋なんてしない」の3曲から視聴者がデータ放送で投票、いま視聴者が一番聞きたい槇原さんの名曲とは!?4月に全世界配信されたミニアルバム「KILL THIS LOVE」が世界的ヒット、リード曲のMV再生数が6億回を記録した韓国の大人気ガールズグループ「BLACKPINK」は今夜がMステ初出演。今回はそのリード曲「Kill This Love」の日本語版「Kill This Love -JP Ver.-」を生ライブする。また久々の出演となる「スピッツ」は連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌となった「優しいあの子」を歌唱してくれるほか、「THE YELLOW MONKEY」はシングル「DANDAN」と彼らの大ファンだという俳優・中川大志のリクエストに応える楽曲との2曲を披露。こちらも久々の出演となる「いきものがかり」は「WE DO」を含むSPメドレーを、「Official髭男dism」は絶賛公開中の映画『HELLO WORLD』主題歌となっている「イエスタデイ」を、「Foorin」は米津玄師の作詞・作曲、プロデュースによるロングヒット曲「パプリカ」をライブ。「King&Prince」はメンバーの平野紫耀主演映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』の主題歌になっている「koi-wazurai」を、「Sexy Zone」はドラマ「ブラック校則」主題歌の「麒麟の子」をそれぞれパフォーマンス。「乃木坂46」は名曲「ガールズルール」と最新シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で、「日向坂46」は大人な表情を見せるニューシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」で参加。また「Cocco」は「海辺に咲くばらのお話」と広い世代に愛される「強く儚い者たち」を、宮本浩次は映画『宮本から君へ』の主題歌「Do you remember?」を歌い上げる。「ミュージックステーション」3時間スペシャルは10月18日(金)19時~テレビ朝日系で生放送。また次回からは毎週金曜21時~の放送となる。(笠緒)
2019年10月18日ジャニーズWESTが「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の公式Twitterアカウントを通して番組出演時の決めポーズを募集したところ、熱のある投稿が殺到。ネットで注目を集めている。ジャニーズWESTが出演するのは、18日に放送される同番組の3時間スペシャル版。番組はTwitterで《ラストポーズ大募集》と呼びかけ、さらにこう続けた。《ジャニーズWEST曲終わりの決めポーズを募集します!!手書きのイラストかポージングしている写真を添付し、このツイートにコメントしてください 7人別々のポーズでも、全員同じでも構いません ポーズのタイトルも本文にご記入下さい たくさんの投稿お待ちしております》するとリプライ欄には楽曲「愛の奴隷」の決めポーズを求める声が殺到!《ぜひとも愛の奴隷ポーズで…!!》《私は受け継がれるべきだと思うのでこれでお願いします》などとつづるファンが続出している。ほかにも《デビュー5周年を迎えたジャニーズWESTのデビュー曲ええじゃないかのポーズもいいと思います!》《ホメチギリストのにこにこポーズ!》と別楽曲にちなんだものや《人文字でWEST…!!!》《関西感を出していくために「グリコポーズ」はどうでしょうか?》《千手観音でお願いします》といった声が。また《やばくない?Mステでポーズ募集してんのやばくない!?》《素敵な企画ありがとうございます》と今回の企画を喜ぶ声も上がっている。当日はフジテレビ系「ワールドカップバレー2019」の大会テーマソングに起用された応援歌「Big Shot!!」を披露するジャニーズWEST。視聴者投票でポーズが決定するというが、果たしてその結果はいかに?
2019年10月17日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、10日に放送されたラジオ特番『Youたち25年もやってたの!?KinKi Kids どんなもんヤ!四半世紀スペシャル』(文化放送/20:00~22:00)に生出演。ジャニー喜多川さんへの思いを語ったほか、サプライズ報告も飛び出した。この日の記念特番で、放送25周年を迎えた『KinKi Kids どんなもんヤ!』。番組では、光一が酔っぱらったまま出演した爆笑回や、番組の初ゲストとした登場した事務所先輩・佐藤アツヒロとのトーク回など、リスナーから寄せられた過去の貴重な音源を紹介。2人は当日の思い出を振り返りつつ、熱いトークを繰り広げた。番組後半では、ジャニーさんとの思い出にも言及。ジャニーさんについて語った過去のダイジェスト音源が流れると、光一は、「当時は、ジャニーさんがいなくなるとは思ってなかったから。でもスタンスは今も変わらないですけどね。何かあれば、ジャニーさんのマネが出てきちゃうし。だからどれだけ愛される人だったのか伝わるんじゃないかなと思います」としみじみ。続けて、光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』において、「ステージに立ってると、近くでジャニーさんを感じたりとかね。一緒に作り上げてきた舞台だったので、色んな複雑な気持ちになりました。それだけ、我々の心の中でまだ生きてる」と話すと、剛も、「ジャニーさんが好きだったものを、最近よく食べるようになったな。食べたいものが思いつかないとき、ウナギ食べようかな、お肉食べようかなって」と、ジャニーさんが亡くなってからの変化を明かした。そして生放送残り2分となったところに、「失礼します!エンディングのギリギリですみません!」と、事務所の後輩グループ・ジャニーズWESTが乱入。残り10秒で、光一が、「俺、最後の最後でぶっこむからな」と宣言した後、「KinKi Kids、ドームライブやります!」「言ったらアカンって言われたけど言ったった。さよなら!」と驚きの報告で締めくくり、ジャニーズWESTも、「まじっすか!?スタッフさん総立ちしましたよ」とあっけにとられていた。
2019年10月11日アイドル雑誌『Myojo』2019年12月号(10月21日発売)で、ジャニーズJr.のユニット、SixTONESとSnow Manの2つのグループそれぞれが登場する2バージョンの表紙を発売する。2020年の同時CDデビューが決まった両グループが、『Myojo』でも同時表紙デビューを果たす。12月号表紙:SixTONES表紙版(C)Myojo12月号/集英社 撮影/猪岐沙矢佳12月号表紙:Snow Man表紙版(C)Myojo12月号/集英社 撮影/猪岐沙矢佳『Myojo』は毎号通常サイズとコンパクトサイズの2形態を販売しているが、今号に限ってコンパクト版を発行せず、通常サイズで表紙違いの2タイプ「SixTONES表紙版」、「Snow Man表紙版」を刊行する。「Myojo」が同時に2つのグループの表紙を刊行するのは、67年間の同誌史上、初めて。さらに「SixTONES表紙版」の裏表紙にはSnow Man、「Snow Man表紙版」の裏表紙はSixTONESが相互に登場。夢の豪華競演にもなっている。また、今号では、両グループのほか、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、ジャニーズWEST、King & Princeなど人気アイドルの特集を展開。なかでも注目の企画は、「Jr.大賞への道」。読者が選ぶ新時代のスター候補は誰なのか、この号から投票受付スタートとなる。結果発表は2020年4月号(2月発売)。
2019年10月10日9月22日、嵐の松本潤(36)、KAT-TUNの亀梨和也(33)、関ジャニ∞の丸山隆平(35)、NEWSの小山慶一郎(35)らジャニーズ事務所のタレント8人が、台風15号で被災した千葉県館山市をサプライズ訪問。キッチンカーでカレーの炊き出しを行った。松本らは、おそろいの黒のTシャツに黒いキャップをかぶって給仕。嵐をはじめとして、被災者のためにすばやく行動を起こすジャニーズアイドルたち。実は、その背景には、木村拓哉(46)の多大なる影響があるという。「もともとSMAPは『東日本大震災復興支援財団』の発起人の一人として、11年の8月に福島県いわき市や宮城県南三陸町、岩手県大船渡市で、手弁当で学校の体育館でトークショーや歌を披露。握手会も行うなど、被災地慰問を積極的に行っていました」と語るのは、社会部記者。「16年の熊本地震の際には、木村さんは支援活動をしたいと事務所に直訴したそうです。話し合いの結果、事務所が長年親交のある石原プロと合同という形で、熊本県益城町で行われた炊き出しに参加。舘ひろしさん、神田正輝さんら石原軍団の手ほどきを受け、木村さんは長瀬智也さんや岡田准一さんとともに1,500人分の焼きそばを調理しました」昨夏の西日本豪雨の際、木村は再び事務所に支援活動をしたいと申し出たという。「立ち直りかけてきた熊本が、また被災にあえいでいる。木村さんとしては見過ごせなかったのでしょう。彼の熱い思いが実り、事務所全体で行う社会貢献プロジェクト『Smile Up! Project』設立の運びとなったんです。いわば木村さんはジャニーズ・ボランティアチームの“隊長”ともいえる存在になりました」(前出・イベント関係者)昨年8月、西日本豪雨の被害に苦しむ広島県呉市の避難所を訪れた木村は、そのときの様子をこうラジオで語っている。「呉の避難所にお邪魔して物資の供給とかもさせてもらったんですけど、一人のおばあちゃんが『わしらはもう心が病んどるじゃけん』って最初にお会いした直後におっしゃっていたんです。でも、そのサービスをさせていただいた後に、そのおばあちゃんがすごく笑顔になってくれていたのが本当に来てよかったなって。こういうことは間違いじゃないんじゃないかなって、おばあちゃんの笑顔が自分たちにすごく思わせてくれた感じがします」そして今回、館山への訪問を誰より願っていたのは木村本人だったという。「木村さんは千葉県出身。本当にすぐにでも駆けつけたかったそうなのですが、ちょうど今は主演ドラマ『グランメゾン東京』の撮影の真っ最中。最後までスケジュール調整していましたが、どうしても赴くことができなかったんです。そのため、後輩たちにメッセージを託したのです。自分の代わりに松本さんらが館山を訪問してくれたことに心から感謝していたそうです」(別のイベント関係者)木村は館山の炊き出し当日、中国のSNS「Weibo」でコメントした。「内容は日本語で『後輩たち、頼りにしてます』という意味。メッセージに加え『Smile Up! Project』の黒い帽子をアップしていました」(前出・イベント関係者)同じ帽子をかぶり奮闘する後輩たちの活動には「被災地に笑顔を!」という木村隊長の積年の思いが投影されていたのだ――。
2019年10月04日アイドルグループ・ジャニーズWESTの桐山照史が、シアターコクーン・オンレパートリー2020『泣くロミオと怒るジュリエット』に主演することが28日、明らかになった。同作は、2008年に上演した『焼肉ドラゴン』で演劇賞を総なめにし、2018年には自身が監督を務め同作を映画化した、鄭義信のBunkamuraシアターコクーン初進出作。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』を下敷きにしながら、物語の舞台を自身のルーツである関西の戦後の港町に設定し、せりふは全編関西弁、キャストは全員男性で、初めての恋に突っ走る若い2人と、それを取り巻く不器用に生きる人々の純愛群像劇を繰り広げる。桐山はかつては愚連隊“モンタギュー”に所属しながらも更生し、屋台で働く真面目な青年ロミオを演じ、柄本時生が田舎から都会に出てきた、心根が真っ直ぐで優しいジュリエットを演じる。さらにロミオの父親代わりで町で診療所を営むローレンスに段田安則、ジュリエットの兄ティボルトに高橋努、その内縁の妻ソフィアに八嶋智人、モンタギューの筆頭メンバー・マキューシオに元木聖也、ロミオの親友ベンヴォーリオに橋本淳、キャピレットの若頭ロベルトに岡田義徳、愚連隊に圧力をかける警部補に福田転球、巡査にみのすけ、傷痍軍人でアコーディオン奏者に朴勝哲と、個性と実力を兼ね備えた布陣が実現した。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて2020年2月8日~3月4日。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて3月8日~15日。○鄭義信 コメント純愛物語の王道として知られる『ロミオとジュリエット』。でも僕はその背後に、いくつか隠されたものがあると思っていました。差別や不寛容、定かな理由もなく憎悪を募らせ、互いに憎しみ合う人々。最近の、この国に蔓延する空気にも似た“イヤな感じ”を、戦後の混乱期を駆け抜けた、愚連隊の若者たちに置き換えて描いてみることにしました。オールメールにしたのはシェイクスピアへの敬意と、憧れの劇場シアターコクーンで長く芸術監督を務め、演劇の楽しさと先鋭的な表現を両立させた作品を創り続けた故 蜷川幸雄さんへのリスペクトから。さらに自分の得意な関西弁地域に場を設定し、関西出身の方もそうでない方も入り混じる、濃ゆい俳優さんたちにお集まりいただきました。桐山照史さんと柄本時生さん。高すぎるハードルの二人がどんな恋に落ちるか、どうぞご期待ください!○桐山照史 コメントシェイクスピア、オールメール、舞台での関西弁、シアターコクーンに鄭義信さんの作品。『泣くロミオと怒るジュリエット』は、僕にとって初めて尽くしの舞台です。何せ映画ではあのレオナルド・ディカプリオも演じた役。愛に殉じて命を捨てるなんて、エグカッコエエ! ただし、今回はジュリエット役が柄本時生さんなので、恋の顛末がどうなるものか僕自身もまだ想像できず、ワクワクだけが募っています。鄭さんの様々なアイデアで翻案され、しかも自分がネイティブで使っている言葉で語られる「ロミジュリ」は、血肉の通ったドラマになるはず。グッとくるところはもちろん、笑える場面もしっかりありそうなので、鄭さんの世界にたっぷり浸り、作品の一部として舞台上で生きられたらと思っています。ちなみに、時生さんとご一緒することで父・明さん、兄・佑さんに続く柄本家男性陣との共演がコンプリートになることも、嬉しいポイントです。○柄本時生 コメント「『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を」というお話をいただいた時は、コントのように三度訊き返してしまいました。単に女性役というだけでなく、世界的な名作のヒロインを自分が演じる。でも日頃から、「役者の仕事はできないことをすること」と思っている僕にとって、お断りする理由はありませんし、むしろこのキツさがやりがいでもある。有難いオファーをいただき、頑張らなければと素直に思っています。シェイクスピアは江本純子さん演出の「じゃじゃ馬馴らし」、東京乾電池で父が演出して上演を重ねる「夏の夜の夢」に出演したことがあります。どちらもかなりひねった上演で、その点では今回の鄭義信版に、むしろ近いシェイクスピア体験をしているのかも……。鄭さんが描くジュリエットは、見た目より内面の美しさが問われる女性なのではないでしょうか。関西弁は桐山さんに教わりながらせりふに忠実に、繰り返し語る言葉の中に演じるヒントがあると信じて作品に臨みたいと思います。
2019年09月28日嵐の松本潤(36)やKAT-TUNの亀梨和也(33)らジャニーズ事務所に所属するタレントらが、9月22日に大型台風15号の被害を受けた千葉県館山市で炊き出しを行ったと報じられた。各メディアによると、松本と亀梨の他に関ジャニ∞の丸山隆平(35)、Hey! Say! JUMPの有岡大貴(28)・八乙女光(28)やNEWSの小山慶一郎(35)・増田貴久(33)、Kis-My-Ft2の玉森裕太(29)もグループの垣根を超えてボランティア活動に参加したという。松本らはキッチンカーで同市にあるホテルを訪れ、カレーや飲み物などをふるまったという。約800人の被災者を元気づけた彼らの行動に、称賛の声が続々と上がった。実は同日予定されていた「KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE」福岡公演は台風17号の接近に伴って中止に。そんななかで、亀梨の機転を利かせた行動にも称賛の声が寄せられた。《福岡公演が中止になってオフになった亀梨くんがボランティア行くってほんと裏切らないよねやっぱ亀梨くんのこと好きになってよかったあ》《亀梨くん凄いなー!昨日福岡でライブして、Going!にも出演して、今日のライブ中止になったけどボランティアして…素敵だな》今月18日には、ジャニーズアイランドの滝沢秀明社長(37)も同台風の被害に遭った千葉県内でがれき撤去作業を行ったと報じられたばかりだ。これまでにもジャニーズ事務所は、阪神淡路大震災(95年)では「J-FRIENDS」、東日本大震災(11年)では「Marching J」のプロジェクトを立ち上げて支援活動を行ってきた。18年7月からは「Johnny’s Smile Up ! Project(ジャニーズ・スマイルアップ・プロジェクト)」を立ち上げ、社会貢献・支援活動に力を注いでいる。公式サイトによると、同プロジェクトの理念をこのように掲げている。《エンタテインメントに触れていただく時間も、困難な状況が訪れた時も、どんな時でも“一人でも多くの皆様が笑顔になれる”時間が提供できる企業でありたいと思っております》そして、《「Johnny’s Smile Up ! Project」は、“いつも皆様の手の届くところにあって、ほほ笑みかけている”、そんな存在でありたいと思います》とファンを大切に思う気持ちがつづられている。この理念を事務所一丸となって“有言実行”した今回の支援に、こんな声も上がっている。《スマイルアッププロジェクトやってるのね!!!!被災地が少しでも私たちの大好きなジャニーズで笑顔になるといいなやっぱりジャニーズって凄いなぁ、、こうゆうグループを好きでほんとによかった!!私たちの誇りです!》《すばらしい!来てくれるだけで、元気を与えられるって、みんながみんなできる事じゃないから!》《被災地激励で炊き出しに行ってくれた8人のジャニーズ事務所の皆さんありがとうございます。元気づけられたと思います。事務所が大規模災害の被災地で実施している『スマイルアッププロジェクト』松潤が子供達一人一人に『頑張って』と言葉をかけていた。感謝です》
2019年09月23日氣志團・綾小路翔が9月15日、「氣志團万博2019〜房総ロックンロール最高びんびん物語〜」の2日目でジャニーズメドレーを歌唱。その愛溢れるパフォーマンスが、ネットで大きな話題を呼んでいる。「氣志團万博」には同日、田原俊彦(58)と稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が出演。その共演はジャニーズファンから注目を集めていた。各メディアによると元SMAPメンバー3人の直後にフェスの大トリとして登場した氣志團は、「スペシャルメドレー」としてジャニーズの楽曲を10曲以上も披露。綾小路は光GENJIの「パラダイス銀河」や少年隊「仮面舞踏会」といった往年のヒットナンバーから、NEWS「チャンカパーナ」や嵐「Love so sweet」といった近年の楽曲も歌唱。さらにSMAP「俺たちに明日はある」でメドレーを結ぶと、ステージのモニターには「Thank you Johnny」と7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)への追悼メッセージが映し出されたという。Twitterでは《ジャニーズメドレーやってくれて、号泣した。ジャニーさん、ここにもジャニーさんを愛した人がいますよ!愛されちゃってるよ!翔やん、ありがとう!!》《翔やんのリスペクトの気持ちがひしひしと伝わってきました きっとジャニーさんも喜んでると思います!!》《溢れる愛が伝わってきて胸が一杯になりました 有り難う翔やん!!》と綾小路のジャニーズ愛を讃える声が上がっている。氣志團きってのジャニーズファンである綾小路。12年2月、音楽誌のインタビューで、“光GENJIに夢中になるがあまり、小学生の頃、ジャニーズに入所することを志した”と明かしている。しかし溺愛してくれた母親は突如ビンタをし、「お母さんはアンタのこと超カッコイイと思うし、超タイプ。でも、世間的にはそうでもないの!」と号泣。綾小路は「そこがこの今のサングラス人生に繋がっていくとこでもあるんですけどね」とも話している。「ミュージシャンになってからもジャニーズへの憧れは変わらずで、昨年8月に出演した『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)では嵐とNEWSのファンクラブに入っていると明かしていました。ジャニーズメンバーのパフォーマンスはもちろん、その礼儀正しさといった“イケメンぶり”も綾小路さんが特に惹かれる理由のようです。SNSでもその愛をたびたび爆発させており、15年6月にはTwitterで《彼等にずっと夢を貰い続けています。胸の中の乙女が発動中》ともつづっていました」(音楽関係者)綾小路はファンというだけでなく、タッキー&翼には「TINY PIRATES」「愛し尽くす 2016」という2曲を提供したこともある。そして昨年9月にタッキー&翼が解散となった際、《翼くん、早く元気になって下さい。滝沢くん、想像を遥かに超える世界に僕らを連れて行って下さい。お二人をずっと応援しています》とTwitterに投稿している。また今年1月に嵐が活動休止を発表した際には《嵐は最高だ。どんな時にだって、何度だって惚れ直させてくれる、熱くて強くてしなやかで聡明なスーパー・グレイト・ハイパー・ボーイフレンド達》とツイートし、功績を讃えていた。「綾小路さんがエールを送るのは、そうして分岐点に立ったメンバーだけではありません。NEWS・小山慶一郎さん(35)は昨年6月に未成年女性に飲酒を強要したと報じられ一時、活動自粛となりましたが、その際に綾小路さんは小山さんを家に招いたそうです。綾小路さんの奥さんも小山さんを心配していて、料理を振る舞って励ましたと聞きます。家族ぐるみでメンバーを思いやる姿は、メンバーやファンからも信頼が厚いです」(前出・音楽関係者)入所できなかったものの、ジャニーズを陰から支え続けている綾小路。天国のジャニーさんも、いまやファミリーの“特別会員”として認めているかも!?
2019年09月16日ジャニーズJr.内のユニット・HiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗が、2019年12月末まで芸能活動を自粛することが10日、明らかになった。ジャニーズ事務所が同日、公式サイトを通じて発表した。ジャニーズ事務所は、「両名のプライベートにおける写真がインターネット上に公開されるという事案がございました」と経緯を説明し、「日頃より応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「聞き取り調査をしましたところ、公開された写真が本人であることを2人とも率直に認め、真摯に反省している様子が伺われました」(原文ママ)と明かし、「より一層の反省を促すため、2019年12月まで橋本・作間両名の芸能活動を自粛することといたしました」と報告した。また、「高校生である作間につきましては、学業に専念することを最優先とした上で、橋本・作間ともに、詳細につきましては検討中でございますが、社会貢献活動や弊社と設定しました課題に取り組むことといたします」とし、「この取組を通じて、まずは責任ある一人の人間として、そしてさらに、エンターテイメントに携わるタレントとしての自覚を深めながら成長できるよう、努めてまいりたいと考えております」と表明。一方で、「若年のジャニーズJr.に対する指導が結果的に十分行き届いていなかったということであると受け止めております」と事務所としての責任も認め、「引き続きジャニーズJr.を含む所属タレントとのコンプライアンスミーティングを継続的に実施するとともに、保護者との連携の強化等も課題に捉え、ジャニーズJr.の管理体制を整えてまいります」と方針を掲げている。■ジャニーズ事務所のコメント全文弊社所属ジャニーズJr.に関するご報告先般、弊社所属ジャニーズJr.であるHiHi Jets橋本涼・作間龍斗両名のプライベートにおける写真がインターネット上に公開されるという事案がございました。まずは、この件につきまして、日頃より応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。今回の件を踏まえて、直ちに橋本と作間より、聞き取り調査をしましたところ、公開された写真が本人であることを2人とも率直に認め、真摯に反省している様子が伺われました。しかしながら、弊社としましては、今回のような写真が公開されたこと自体、タレントとしての自覚の欠如を示すものであり、ジャニーズJr.としてふさわしくない姿勢、行動であると判断いたしましたので、聴取結果やこれらの状況等に鑑み、より一層の反省を促すため、2019年12月末まで橋本・作間両名の芸能活動を自粛することといたしました。この活動自粛期間中の過ごし方が非常に大切であると認識しておりますので、高校生である作間につきましては、学業に専念することを最優先とした上で、橋本・作間ともに、詳細につきましては検討中でございますが、社会貢献活動や弊社と設定しました課題に取り組むことといたします。この取り組みを通じて、まずは責任ある一人の人間として、そしてさらに、エンターテイメントに携わるタレントとしての自覚を深めながら成長できるよう、努めてまいりたいと考えております。今回の出来事につきましては、ひとえに本人の自覚の欠如によるものではありますが、所属事務所としましては、特に若年のジャニーズJr.に対する指導が結果的に十分行き届いていなかったということであると受け止めております。改めて、ジャニーズJr.が芸能活動をする上で、社会人として世に出ていく前段階での指導が重要であると感じております。引き続きジャニーズJr.を含む所属タレントとのコンプライアンスミーティングを継続的に実施するとともに、保護者との連携の強化等も課題に加え、ジャニーズJr.の管理体制を整えてまいります。そして、今回の反省を生かし、事前予防に努め、ファンの皆様には本業であるエンターテイメントを安心してお楽しみいただくこと、関係者の皆様にはパートナーとしてご指名いただくことが私共の果たすべき役割、あるべき姿勢であると自覚し、精進してまいりたいと思います。改めまして、この度は、皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。2019年9月10日株式会社ジャニーズ事務所
2019年09月10日舞台『少年たちTo be!』の公開ゲネプロが6日、東京・日生劇場で行われ、ジャニーズJr.のユニット・SixTONESのジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が取材に応じた。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させた舞台。Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなどこれまでに若手ジャニーズが出演し、刑務所を脱獄をした少年たちが世間の波と戦い葛藤する。今回は1幕が芝居、2幕がSHOW TIMEとなり、Snow Manが「Cry out」、SixTONESが「RAM-PAM-PAM」と新曲を披露した。ジェシーは「今年はちょっと変わった形で皆さんにお届けしたんですけど、ジャニーさんの思いがより伝わったんじゃないかな。僕たちのリアルさも伝えながら、より大人の僕たちを見せられたんじゃないかなと思います」と同作について語る。松村は「ジャニーさんの肉声を使わせていただいたのも初めての試み」と明かし、「打ち合わせしてたとき、『このタイミングで!』とみんなボロ泣きで」(ジェシー)、「うつむきながら」(田中)、「久しぶりにジャニーさんの声聞くと安心感が出ますよね。ほっとするというか」(森本)と、故・ジャニー喜多川さんを偲んだ。1幕の芝居ではそれぞれが思いを吐露する場面もあるが、田中は「自分たちのことを手紙に書いて脚本家さんに渡すという、今までにない台本の作り方をしている」と明かす。最後に読む手紙は日替わりとなり、公開ゲネプロでは田中が読み上げたが、高地は「来るお客さんは、誰に当たるのかという楽しみもあります」、佐久間は「なるべくネタバレはされたくないですね。僕たちの言葉で伝えたいので。ここにきてきいてもらいたいですね」と推奨した。さらに岩本は「脱獄して塀の中から外に出るというのと、僕たちがデビューして新しい世界に行くというのもリンクしてますし、もともとあったジャニーさんの言葉や先輩方が築き上げてきた歴史プラスアルファ、今の時代を生きているSnow ManとSixTONESだからこそできるセリフ、この時代に生きてる俺らしかできない作品になっている。こんな形で5年目を迎えるとは全く思ってなかったので、もしかしたら社長はここまで見えてたのかなという気はしています」としみじみしていた。1月にSnow Manに加入した向井は「Snow Manの一員として立つのは初めてで緊張もしましたけど、初日から1カ月間ありますので、レベルもアップしていけたら」、ラウールは「自分がここに立てるのは嬉しい」、目黒は「憧れの場所だったので、今回こうして出れて嬉しいのと、今までジャニーさんに人間としてもアイドルとしても育ててもらって、そういう部分をしっかり2幕で出せればいいな」と意気込む。またジェシーは「ジャニーさんは本当はチビちゃんたち、後輩にやらせたかったのか、『Youたちは卒業だよ』と言ってたんですけど、『映画 少年たち』を見て、『やっぱりSnow ManとSixTONESだよ』と言ってたと聞いた」と明かす。京本は「楽屋でモニターで毎日見ててくれたので、今年はそこに写真を置いてまして。入るときも『おはよう』と言いますし、今までと変わらず見ててくれるんだと信じて全うしようと思っています」と語った。SixTONESの新曲では、6人がパンツをグイグイ見せつけてくる振り付けも話題に。ジェシーは「見せパンを振りとして見せるという。ちょっとセクシーな感じ」と説明する。さらに同作で伝統となっている"桶ダンス"では全裸に見えるような場面もあるが、松村が「ふだんこんなこと言わない」と言うくらい田中の気合いが入っているようで、田中は「最初のところで肘を張ってほしい。見えるようで見えないというジレンマを」とこだわりポイントを挙げた。この"桶ダンス"には、16歳で最年少のラウールも「すっごい楽しいですね、マジで」と目を輝かせる。高地が「これだけ背がおっきいけど、脱ぐと16歳の体」と紹介すると、ラウールは「乳首の色素が薄いんです。それがすごい16歳で。みんながすごい色素濃いから……」と爆弾発言。周囲から「年齢じゃないから!」とつっこまれ、高地も「俺は、ぽっこりおなかのことを言いたかったの!」と驚くと、ラウールは「胃下垂なので」と説明した。2幕では2グループが互いの曲を歌う演出もあり、渡辺は「この2グループだからやる意味がある。僕ら以外のグループの曲を他のグループがやっても違うかな。『少年たち』があっての2グループの出会いがあると思うので、グッと来るシーンになればいいな」と期待。マジックを担当する阿部は「ショーの途中で急にマジックが始まったりするのもジャニーズの舞台ならでは。受けづけているのかなって思ってます」と分析した。2020年に同時デビューが発表された2組だが、ジェシーは「いやもう、バチバチですよ」と言うものの、田中は「もちろん戦ってはいきたいんですけど、今まで一緒に高め合ってきたので、切磋琢磨して相乗効果になれば」と心境を明かす。岩本も「戦友ですよね」と頷き、「悩み事を相談したこともある」というジェシーに、宮舘が「2人で泣いたこともあります」と同意。ジェシーは「仕事とか、デビューできないねとか、そういうこと話しながらいろいろ」と振り返った。深澤は「2グループが一緒にものをつくるというきっかけをくれたのがジャニーさんだったので、世界の広い中で巡り会わせられるのがすごいなと思いましたし、2グループで頑張って新たな1ページを刻めたら」と意気込んだ。
2019年09月07日錦戸亮さんが、2019年9月末日をもって関ジャニ∞を脱退、ジャニーズ事務所を退所することを発表しました。9月5日16時にオフィシャルサイトにて「ファンの皆様へご報告」と題した本人コメントを掲載し、ファンのみならず日本中に衝撃が走りました。発表後、ツイッターでもすぐさまトレンド入りし、多くのコメントが寄せられました。また「ビビット」(TBS、月〜金/8時~)の金曜コメンテーターを務めるNEWSの加藤シゲアキさんは、9月6日の生放送で、「僕にとって一番厳しくて、一番尊敬できるお兄ちゃんみたいな人だった」と、錦戸さんと共にNEWSとして過ごした時代を振り返りました。さらに「当時の印象」と前置きをしながらも、「むき出しの人だったんですよ。感情むき出しだし、自分に絶対嘘をつかない人だったなっていうところもあって、やりたくないことを無理して頑張ったりはできない」「グループのためだったり、15周年があってファンのためだったり、いろんな部分でバランスを取りながら(渋谷)すばるくんの分も一手に背負ってやってたところでどうしても無理がきてしまって……無理だったんじゃないかな」とコメントしました。発表前の9月3日に行われた関ジャニ∞の15周年コンサート、「十五祭」最終日の東京ドーム公演では、渋谷すばるさん、内博貴さん含む8人での関ジャニ∞のオブジェが登場したばかりでした。錦戸さんは脱退という選択を選びましたが、「8人の関ジャニ∞は永遠」というメッセージ性を感じます。今後もそれぞれの道を選んだ8人の活躍が楽しみです。
2019年09月06日ジャニーズ事務所は5日、アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮がグループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表した。事務所は「このような決断に至りました経緯としまして、2018年、関ジャニ∞は長年苦楽を共にしたメンバーの脱退、また、安田章大の大きな怪我により環境が大きく変化致しました。全員が満身創痍の状態でグループ活動ならびに個人活動を続ける中、それぞれが“自分達の人生”、そして、“これからの生き方”について考え、メンバー同士、また、事務所スタッフとも沢山の話し合いを重ねて参りました」と報告。「一人一人が各々の『これから』のことを熟考した結果、本年3月末、錦戸が7月から始まる5大ドームツアーを最後にグループから脱退し、9月末にジャニーズ事務所を退所して新たな活動をする事になりました」と経緯を説明した。ツアー終了後の発表となったことについては「錦戸の脱退を受け入れて15周年の記念ツアーを開催させて頂く上で、メンバーの希望はファンの皆さまに心からコンサートを楽しんで頂きたい、皆さまのお陰で関ジャニ∞がデビュー15周年を迎えられた事に感謝したいという強く、熱く、純粋な想いが全てで、今回のことはコンサートツアー終了後にお知らせすることにさせていただきました。ご報告遅れましたことを心よりお詫び申し上げます」と伝えた。また、「ツアー準備中の6月18日に弊社社長のジャニーが救急搬送され、その病床をメンバー全員で見舞った際、一人一人が自身のこれからの人生に向き合う覚悟を、心の中で伝えました。そして7月14日からのツアー開始前にジャニーとの悲しい別れが訪れ、6人は長きに渡る感謝の想いを胸にステージに立ちました」とメンバーの思いを説明。「関ジャニ∞の新たなスタートにつきましては、ジャニーのお別れ会が滞りなく執り行われた後に発表したいとメンバー・スタッフ間で話し合い、本日、このような形での発表となりました」とし、「6人それぞれがファンと関係者の皆さまへの感謝を胸に、これからも芸能活動を続けて参りますので、今後とも関ジャニ∞並びに錦戸亮を温かくご支援いただけますこと、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2019年09月05日7月9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」が4日、東京ドームで開催され、「関係者の部」に所属タレント154人が参列した。参列したジャニーズ事務所の所属タレントは以下の通り。近藤真彦佐藤アツヒロ岡本健一中居正広木村拓哉少年隊(東山紀之、植草克秀)TOKIO(城嶋茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也)KinKi Kids(堂本光一、堂本剛)V6(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一)嵐(大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤)NEWS(小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久、手越祐也)KAT-TUN(亀梨和也、上田竜也、中丸雄一)関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義)Hey! Say! JUMP(山田涼介、知念侑李、中島裕翔、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太)Kis-My-Ft2(北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣)Sexy Zone(佐藤勝利、中島健人、菊池風磨、マリウス葉)A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)ジャニーズWEST(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望)King & Prince(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太)生田斗真風間俊介屋良朝幸内博貴中山優馬ふぉ~ゆ~(越岡裕貴、松崎祐介、福田悠太、辰巳雄大)浜中文一SixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)HiHi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)美 少年(佐藤龍我、金指一世、藤井直樹、岩﨑大昇)7 MEN 侍(中村嶺亜、本高克樹、佐々木大光、矢花黎)宇宙Six(山本亮太、江田剛、松本幸大、原嘉孝)MADE(稲葉光、秋山大河、冨岡健翔、福士申樹)なにわ男子(西畑大吾、高橋恭平、大橋和也)少年忍者(北川拓実、内村颯太、ヴァサイェガ渉、元木湧、織山尚大、安嶋秀生、平塚翔馬、豊田陸人、黒田光輝、深田竜生、檜山光成、青木滉平、稲葉通陽、久保廉、川崎星輝)Jr.SP(林蓮音、和田優希、松尾龍、中村浩大)林翔太高田翔寺西拓人野澤祐樹室龍太小川優
2019年09月04日2020年に同時デビューするジャニーズJr.のグループ・SixTONES(森本慎太郎、田中樹、ジェシー、高地優吾、京本大我、松村北斗)とSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が4日、東京ドームにて執り行われたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に出席し、囲み取材に応じた。佐久間は、祭壇でジャニーさんに伝えたことを聞かれると「ジャニーさんは泣き顔が嫌いだったので。笑顔の大切さを教えてくれてありがとうということと、僕たち今後、ライブ活動とかもやりますので。アジアツアーもやりますから、ぜひ『ライブ会場に見に来てくれ』と伝えました」とコメント。岩本は「人との出会いとか、ご縁を教えてくださったのはジャニーさん」と言い、「Snow ManとSixTONES、これからいっぱい出てくるスターたちが、みんなで時代を作り上げていって、生まれ変わったとしても、ジャニーズに入りたいと思うような時代を、ちゃんと作っていくべきだなと、改めて今日、思わせていただきました」と未来を見据え、「生まれ変わってもジャニーズに入りたいです」と笑顔を見せた。一方、ジェシーは「そこにいるんだなと思いながら、ジャニーさんに『SixTONES見とけよ』という一言と、あとで電話するねっていうのを、心の中で伝えました」と報告。京本は「人前に出るのが、もともと得意ではないほうだったんですけど、ジャニーさんと出会わせていただいて、パフォーマンスすることの楽しさも教えていただきましたし、唯一ジャニーさんに褒めていただいたのが歌なので、デビューさせていただきますし、これからたくさんの場所で、歌で色々なことを届けていきたいと決意表明をさせていただきました」と明かした。また、ジャニーさんにスカウトされたことがきっかけで芸能界に入った森本は「拾っていただいてありがとうございますという感謝と、9月から、ジャニーさんが大好きだった『少年たち』という舞台があるので、10月からはSixTONESのライブツアーが始まるので。そこから色々な世界にも行きたいですし、『全世界どこに行っても、絶対見に来てね』っていうことをお伝えしました」と話していた。
2019年09月04日滝沢秀明氏(37)がジャニーズ傘下の(株)ジャニーズアイランドの社長に就任してから、ジャニーズJr.にスポットライトが当たっている。ジャニーズJr.のプロデュースを専門として行い、“タッキー主導”で新時代のジャニーズを支えている同社。その社長である滝沢氏が発案した新プロジェクト「ISLAND TV」について、“神コンテンツ”だと称賛の声が相次いでいるのだ。「ISLAND TV」とはジャニーズJr.たちのインタビューや公演舞台裏動画のアップロード、コンサートの生配信なども行う動画配信サイト。無料で見られるコンテンツが多く、コンサートの生配信も手頃な価格で購入可能。先日発表されたSixTONESおよびSnowManのデビューが発表された瞬間を配信で観たファンも多い。デビュー組に比べ、今まで動画での露出が少なかったジャニーズJr.たち。サイトでは、そんな彼らの貴重な素顔が見られる。結果、スター候補たちの知名度を上げることもできるようになっている。8月14日には、なにわ男子メンバーの誕生日を関西ジャニーズJr.メンバーがお祝いする「サプライズ動画」をアップロード。動画は早速Twitterトレンド入りし、彼らの楽しそうな様子にファンは大興奮だ。《可愛すぎるし癒される!こういうのを求めてた》《誕生日おめでとう。舞台裏が見られる2019最高!》《なんだか泣けてきた。これからもどんどん見せて欲しい》これまでのジャニーズはメンバーの公式SNSがなかったことやインターネット上での写真使用禁止など、デジタルコンテンツの展開に積極的とはいえなかった。しかし今では山Pこと山下智久(34)のインスタグラムアカウント開設や公式YouTubeチャンネルの開始など、新たな体制のもとで着実に新時代を迎えている。ネットからもファンを夢の世界に連れて行くべく動き始めた令和時代のジャニーズ。その行方は、滝沢社長の手腕にかかっている。
2019年08月14日約19年ぶりに行われたジャニーズJr.の単独公演「ジャニーズJr.8・8祭」。ここで、ある重大発表が行われた。2020年にジャニーズ史上初めて、2つのグループが同時デビューするというのだ。そのグループが、SixTONESとSnow Man。SixTONESといえば、滝沢秀明氏(37)プロデュースのMVをYouTubeで公開し大きな話題となった。一方のSnow Manも長年同じ舞台に立ってきた滝沢氏の跡を継ぎ、今春から「滝沢歌舞伎zero」の座長を務めている。すでにジャニーズJr.という枠を超え、さまざまなフィールドで活躍している彼ら。今回のデビューはまさに念願だったはず。しかし後輩から花束を手渡された彼らの表情は、ただ手放しで喜んでいるようには見えなかった。公演後の会見でSixTONESのジェシー(23)が「行き止まりだったところをようやく歩ける」と語っていたが、実は彼らにとってデビューとはずっと“つかめそうでつかめない”栄光だったのだ。Snow Manの阿部亮平(25)と深澤辰哉(27)は、すでにジュニア歴が15年。かなりの下積み期間を経てのデビューとなる。とくに深澤は以前所属していたJ.J.Expressというユニットから、自分以外の大多数のメンバーがHey! Say! JUMPに抜擢されデビューしたという過去を持つ。もともとメンバーの入れ替わりが激しいグループではあったものの、このできごとはかなりの衝撃だったはずだ。今春放送されたドキュメンタリー番組で「このグループ(Snow Man)だけはどうしても守りたかった」と語っていたのも、そんな過去があったからだろう。また今年1月に関西ジャニーズJr.からSnow Manに加入した向井康二(25)も、ファンの間では不遇の人として知られている。実の兄と結成したムエタイ向井ブラザーズをはじめ、多くのユニットに所属してきた向井。しかし、そのどれもデビューに辿り着くことはできなかった。かつてKing&Princeの平野紫耀(22)ともう1人の関西ジュニアの3人で組んでいたKin Kanというユニットは関西にとどまらず全国区の人気があっただけに、その悔しさは計り知れない。一方、SixTONESの松村北斗(24)と高地優吾(25)は中山優馬 W/B.I.Shadowのメンバーとしてすでに一度CDデビューを経験している。しかしメンバーの菊池風磨(24)と中島健人(25)がSexy Zoneの一員としてデビューしたことで、事実上の解散となってしまった。またSixTONESの前身は、ドラマ『私立バカレア高校』に出演していた通称“バカレア組”である。この6人の人気は一気に爆発し、彼らがメインのコンサートまで開催された。しかしデビューには一歩届かず、正式なユニットではなかったこともあり、空中分解していた時期もあった。このころは多くのメンバーが「事務所を辞めようと思っていた」と、さまざまなインタビューでも語っている。SixTONESとSnow Manのメンバーはみな、ジュニア歴が長く、しかも決して順風満帆とはいえない道を歩んできた。例外は、入所4年を待たずしてSnow Manに加入したラウール(15)だけだろう。しかし15歳ですでに人気も知名度も高いグループのセンターに抜擢されたプレッシャーを思うと、彼の境遇も必ずしも恵まれているとは言えない。「うれしかったけれど、それよりも身が引き締まる思いがした」これは先月急逝したジャニー喜多川さん(享年87)の病室でデビューを知らされたときについて振り返り、Snow Manの岩本照(26)が語った言葉だ。やはり彼らにとってデビューはゴールでもなければ通過点でもなく、やっと辿り着いたスタート地点なのだろう。最近は、料理人や職人の修行を例にして「下積みなんていらない」と声高に叫ぶ人もいる。それでもやはり、不遇のときに歯を食いしばって乗り越えた人は強い。SixTONESとSnow Manもこれまで味わってきた悔しさを力に変えて、これからのジャニーズを牽引する存在になっていってくれるだろう。
2019年08月10日関西ジャニーズJr.時代には、歌って踊れる美声年にして、どんな笑いをも回収できる抜群のトークセンスでも鳴らした浜中文一。Jr.卒業後は、人気ドラマ『初めて恋をした日に読む話』へ出演するなど俳優としても活躍の場を広げる。今秋には2016年に主演した、R-15指定の官能ミュージカルコメディ『50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~』の再演が決定した。演出を河原雅彦が務める、おバカ度200%のロック・エンターテインメントだ。新たなキャストと再演に挑む浜中に、意気込みを訊いた。ミュージカル「50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~」チケット情報原作は、映画にもなった世界累計1億部突破のベストセラー官能小説『50Shades of Grey』。それをパロディ化したオフブロードウェイ・ミュージカルを日本人キャストで上演する。物語は3人の主婦が「本を読む会」に集うところから始まる。この日彼女たちが選んだ本は、とんでもない性癖を持つ青年実業家グレイ(浜中文一)と純真無垢な女子大生アナ(水崎綾女)の歪んだ愛を描く、サディスティックな官能小説だった…。想像を遥かに上回る浜中の振り切れっぷりに、「当時のマネージャーはクビを覚悟していたようです…」と遠い目で初演を振り返る浜中。「僕としてはすっごい楽しかったです。河原さんも毎日にニヤけた表情で稽古していましたし(笑)」。劇中では専門的な“器具”を図解入りで説明するなど、エロ・バカ・ロックの三拍子が揃った筋書きは、「主婦や会社帰りのサラリーマンが日頃のうっぷんを晴らすのにもぴったり!」。それだけに、うっぷんが溜まりきらない若い女性層からの、やや引き気味な視線も同時に感じたという。「そんなん言うてもね、若い子らもエッチなことは考えてるでしょうし。日頃皆さんの脳内を駆け巡っているエロいことを僕らが堂々と舞台で表現しているだけなんで。ジャニーズWESTの濵田(崇裕)は『ネタ元を知っていると思われるから笑うのが難しかった。重岡(大毅)は隣で爆笑してましたけど』って言ってました(笑)。なにわ男子の大西流星は年齢制限で初演が観れなかったので、今回は最前列中央で観てほしいなと思います」。演出の河原から「浜中文一だからこそ上品なコメディになる」と絶大な信頼を得る浜中。「どうせやるんやったら思いっきり演じた方が楽しいんでね。エッチなセリフも生バンドのロックな演奏に乗せて歌うとカッコいいですし、エロい女性の前で炭酸を飲み干したような爽やかさもある作品なので。気楽な感じで観に来てもらえたら、楽しいと思いますよ」。公演は11月15日(金)から24日(日)まで東京・新宿FACE、11月29日(金)から12月1日(日)まで大阪・Zepp Namba、12月3日(火)、4日(水)福岡・ももちパレスにて上演。チケットは8月24日(土)10:00より全国一斉発売。チケットぴあでは8月10日(土)10:00より大阪公演の先着先行を実施。取材・文:石橋法子
2019年08月09日ジャニーズJr.のグループ・SixTONESとSnow Manが、2020年に2組同時にメジャーデビューすることが決定した。8日に東京ドームで行われた「ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~」内にて発表された。2組同時にメジャーデビューするのは、ジャニーズ史上初の試み。SixTONESはソニー・ミュージックレーベルズから、Snow Manはエイベックス・エンタテインメントからのCDデビューとなる。2000年以来、約19年ぶりの開催となるジャニーズJr.単独東京ドーム公演。東西のJr.330人が出演し、観客動員数は5万5,000人を記録した。序盤はTravis Japan、HiHi Jetsをはじめとする10グループが中心となって「Can do!Can go!」などで会場を一気に盛り上げ、続くSnow Manは人数の多さを生かした華やかなダンスで圧倒的な存在感をアピール。SixTONESは6つの巨大な気球に乗って登場。スケールの大きさとワイルドなパフォーマンスで観客を酔わせた。中盤はグループの垣根を超えたコラボを披露。さらにMC中に本公演の模様を収録したライブ映像『素顔4』の発売決定、Snow Manのアジアツアー、SixTONESの全国ツアー決定などの情報に続いて、SixTONES、Snow Manの2020年同時デビューを発表。悲鳴のような歓声が沸き起こる中、2グループの思い出の曲「Fire Storm」などを熱唱しドームは祝福に包まれた。後半はそれぞれの個性を生かしたパフォーマンスを披露。7 MEN 侍、関西Jr.のAぇ! groupはダンスに加えバンドの実力も発揮。美 少年、なにわ男子、Lilかんさい、少年忍者は持ち味である爽やかさやフレッシュさで盛り上げ、キャリアの長い宇宙Six、MADEは安定のダンスで観客を圧倒。終盤ではジェシー、岩本照が中心となって歌った「アンダルシアに憧れて」をはじめ、全メンバーがシャッフルしてレアな組み合わせでの楽曲を連発するなどまさにお祭り騒ぎを繰り広げ、会場のボルテージは最高潮に達した。公演終了後に行われた記者会見ではデビュー決定の感想を聞かれ、ジェシーは「誰にでも通用するグループになっていきたい。ジャニーズ以外のタレントにも負けないようしっかり発信していきたい」、京本大我は「2組は仲間でありライバル。いい関係性で戦っていければ」、岩本は「長年切磋琢磨してきた2グループ。旋風を巻き起こしたい」と熱く意気込みを述べ、ラウールは10代のJr.の中でひとりデビューすることに対し「みんなの分まで気持ちを放っていければ」と語った。■SixTONESプロフィールジェシー(じぇしー)、京本大我(きょうもと たいが)、松村北斗(まつむら ほくと)、高地優吾(こうちゆうご)、森本慎太郎(もりもとしんたろう)、田中樹(たなか じゅり)による6人組グループ。グループ名の由来は「ストーン=原石」と、「トーン=音」にちなみ、6人それぞれの個性を出せるように「音の6原色」という意味。2015年「ジャニーズ銀座2015」にて、「SixTONES」結成。2018年3月からは公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」で金曜日を担当し、同年10月には「YouTube アーティストプロモ」キャンペーンに抜擢される。11月には滝沢秀明プロデュースによる「JAPONICA STYLE」のMVが公開され、現在900万回を超える再生回数となっている。また、2018年3月には「ジャニーズJr.祭り 2018」横浜アリーナにて単独公演を開催し、2019年3月~5月には横浜、仙台、大阪にて「CHANGE THE ERA -201ix-」単独ツアーを行った。■Snow Manプロフィール岩本照(いわもとひかる)、深澤辰哉(ふかざわたつや)、ラウール(らうーる)、渡辺翔太(わたなべしょうた)、向井康二(むかいこうじ)、阿部亮平(あべりょうへい)、目黒蓮(めぐろれん)、宮舘涼太(みやだてりょうた)、佐久間大介(さくまだいすけ)による9人組グループ。2012年5月「滝沢歌舞伎2012」公演にてグループ名を「Snow Man」に改名。さらに、2019年1月、向井康二、目黒蓮、ラウールの3人が新たにメンバーとして加入。2015年からは舞台「少年たち」シリーズで主演を務め、2018年3月には「ジャニーズJr.祭り2018」横浜アリーナにて単独公演を開催、2019年には滝沢秀明より引き継いで舞台「滝沢歌舞伎ZERO」の主演を務めた。※写真はオフィシャル写真
2019年08月09日舞台『虎者 ーNINJAPANー』の製作発表記者会見が6日に都内で行われ、ジャニーズJr.のグループ・Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)、松竹 代表取締役副社長/演劇本部長 安孫子正、KADOKAWA 代表取締役副社長 井上伸一郎が登場した。同舞台は、同グループトにとって初の単独公演。故・ジャニー喜多川さんが企画・構成を行い、滝沢秀明が構成・演出を引き継ぐ。公演に先駆けてテーマソング「Namidaの結晶」が製作され、7日12時より30秒ver.のMVが公開される。滝沢演出によるMVには、公演に出演する長谷川純、佐藤新、影山拓也、松田リマも登場した。公演は1部が舞台、2部がショータイムとなっており、セリフではなくダンスで感情を表現、壁で行うウォールトランポリンにプロジェクションマッピングを組み合わせるなど、新たな技術を取り入れたパフォーマンスを見せていく。「究極の家族愛」をテーマに、副題にもなっている「忍者」も、黒い忍びのイメージではなく、白く神々しい近未来の忍者をイメージするという。松竹 安孫子副社長は「ジャニー喜多川さんとも生前中に相談して決めさせていただいた公演」と振り返り、「従来のお客様プラス、将来に向かって、インバウンドであったり外国のお客様に訴えかけるようなパフォーマンスを作っていきたいというのが、ジャニーさんの思い。そして、継承されている滝沢さんとの思い」と明かした。また、KADOKAWA 井上副社長は「KADOKAWAはこれまで出版やアニメ、映画など作ってましたが、今後はステージイベントにも力を入れて参りたいと思っています。その魁といたしまして、Travis Japanのみなさまと『虎者』を送り出せることを喜びを感じています」と今後の展望を見せた。初のグループ単独舞台に、宮近は「めちゃくちゃ嬉しい気持ち。舞台で結成されたグループなので、目標でもあり夢でもあった舞台単独主演が叶って、とても嬉しい」と喜ぶ。「不安と喜びが半々だった」という中村は「Travis Japanというグループで一つの、ジャニーズの中に残るものができたというのは、信じられないくらい嬉しくて、今でも夢のように感じていて。大勢のみなさんがいる前で僕が一人でしゃべっているというのも信じられないくらい」と心境を表した。「ずっと前から、7人で何か大きなことをやりたいねと話していた」と明かした七五三掛は、自身の個性として「負けないところは、中性的なビジュアルです」と笑顔を見せ、松倉が「かわいい!」と声をかける。七五三掛は「自分のダンスとしても、指先まできれいめなダンスを意識しているので、自分にしかできないオーラを出せたら」と意気込んだ。吉澤は「ファンの方達や関係者の皆様に『トラジャの時代がきたぞ』って思ってもらえるような舞台を早く見せたいという気持ちになりました」と熱く語り、松田は「お母さんに『イエーイ、舞台決まったぜ!』ってすぐ電話した」と振り返る。松田はさらに「『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』のように、『この季節が来たらこの舞台』と、ジャニーズの歴史の中に『虎者』が刻まれればすごく嬉しい」と語った。公演名については、宮近が「僕らのことを、ファンの人たちが『トラジャ』と呼んでくれてる、その名前が入っている。ファンの人と Travis Japanで作り上げたもの」と噛みしめる。川島は「滝沢くんが僕たちに、『トラジャやるよ』と言ったので、『リハーサルでもやるのかなあ』って頭の中にクエスチョンマークだった」と状況を説明。さらに川島は「忍者って、オリンピックの選手みたいだなと思うんです。世界のアスリートが目指している強さなど、全てを兼ね備えているんじゃないかんと思いまして、2020年、オリンピック・パラリンピックが東京に来る前に、トラビスジャパンが忍者の舞台をやる。これはもう、まだまだこの先あるんじゃないか。なんて題材を用意したんだ滝沢秀明! って感じでしたね」と感心していた。最後に、松倉が「今、気づいちゃったことあって。みなさん見てください、こちら」と背後の『虎』という字を指す。松倉は「("虎"という漢字の中に)七って書いてある! "七人"にも見える! 七人で虎者を成功させよう! と思いました」と興奮気味に説明し、会場内も着眼点に驚いていた。○会見後取材では会見後の取材では、前日「全然寝れなかった」と明かした同ユニット。地声で良いにも関わらず、レポーターのマイクを奪おうとしてしまった宮近は「緊張してます!」と苦笑する。松倉は「コメントもかぶらないように何パターンか考えてきてメモって、ぎりぎりになって見てたんですけど、やばい、まとまんないってテンパっちゃって」と明かし、吉澤は「けっこうかぶってました。7人中5人くらい」と的確に指摘した。フォトセッションでそれぞれの「忍者ポーズ」をリクエストされたが、独特なポーズと指摘された中村は「あんまり忍者のポーズが思いつかず、みんなと一緒じゃつまらないなと思って」と手を上下にするようなポーズを再現。松田が「わかった、忍者のNだ! 忍者ってNだよね? そういうことだ!」と閃くと、2人は急に「イエ〜イ!」とハイタッチし、中村は「みんなと違うことしたら、一人だけちょっと注目を浴びるかなって。ちょっと恥ずかしいです」と赤面する。さらに松倉が「手裏剣かもしれないけどね!」とフォローするも、中村は「うん、ちょっともういい」と制し、「中村のN、忍者のN」と意味付けていた。宮近は「日本を代表できるように。なでしこジャパン、侍ジャパン、3番目くらいに『Travis Japan』と出るように。まずは日本の方々に認めてもらって、海外に出て、『Travis Japanといえば日本だよね』と言われるくらいになりたい」と野望を語る。さらに川島は「ジャニーズJr.大戦国時代の今、いろんなグループがありまして、横一列ではいられない。雪の下で耐え忍んで、これから大きくなろうというふきのとうのごとく、自分たちの時代の幕開けだと言えるような素敵な舞台にしたいと思います。たくさんいろんなことに耐え忍んで行きたいと思います」と、「忍」の文字にかけてまとめた。○その他、笑いが起きていた場面・自分が人に負けないところは?中村「負けないところは……あれです! あの……イエイ!」(報道陣どよめき)宮近「あれはどれですか?」中村「ダンスですね!」・公演名を聞いた時の印象宮近「さふぁり、さはり……すいません、やはり!」メンバー「サファリ!?」「すごいね!?」中村「そうですね……」宮近「(囁く)」メンバー「質問忘れた!?」「今通訳されてる」松田「『虎者 ーNINJAPANー』と聞いて、次の日にようやくわかりました。漢字を見てもわからなくて。漢字、全く読めなくて。漢字読めないんですけど、大体は読めますよ!」・これまでに持っている忍者のイメージは?松田「忍者のイメージは、水戸黄門しかなくて」(会場内騒然)松田「水戸黄門は忍者じゃないか! でも、やあやあやあ! みたいな」・公演名の題字は誰が書いたのか宮近「……これはたぶん、字が上手い人が」「(滝沢は)手が黒ずんでなかったので、ちょっと違うのかなと思います」・ウォールトランポリンについて宮近「挑戦になる。高い壁でもありますし。ウォールトランポリンだけに」メンバー「ウォ~~! ル!」・締めに再度忍者ポーズを求められ宮近「虎者!」メンバー「NINJAPAN!!」宮近「……すいません、あんま忍者ポーズやったことなくて! 修行中です!」
2019年08月07日関西ジャニーズJr.の7人組ユニット・なにわ男子の西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也が2日、大阪・松竹座で行われた舞台『少年たち 青春の光に…』の公開ゲネプロを行い、取材に応じた。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。刑務所を舞台に様々な過去を持った少年たちが出会い、看守の横暴に脱獄を決意する。今回は道枝がショータイムの構成と演出、長尾が衣装、大西がグッズを担当。道枝は「今までとは全く違うショータイムになるんじゃないかなと思います。ファンのみなさんはわっと驚くと思う」と予想する。さらに長尾が「舞台(本編)は演出家さんと相談して、ショータイムはすべて僕が決めました。初めてにも関わらず、(関ジャニ∞の)大倉(忠義)くんが『新規衣装作るか』と言ってくださって。なにわ男子の新曲の衣装を担当させていただいて、衣装の難しさや、奥深さなどを学んで、やっぱり難しいなって……」と振り返ると、メンバーからは「簡潔にまとめろよ!」「最終そこ!」と総ツッコミが入った。ヘアクリップをプロデュースしたという大西は「お姉ちゃんとかスタッフさんとかたくさん意見聞いた」と明かし、「グッズを買って家に帰って『こんな思い出あったな』と振り返るのも一つの楽しみ方」とアピール。さらに大橋が自身の挑戦として「僕はやっぱり、みんなを元気にさせることですね。みんなの感情のいいところをいつも引き出しているんですけど、役でもね」と語ると、西畑から「自分で言うことではないからな」とつっこまれるなど、自由な様子を見せる。「短髪担当」という西畑は「例年の夏松竹とは違って、コメディ要素一切なしのお芝居だけで真っ向勝負させていただいているので、僕たちとしても挑戦です。井上尊晶さんという、蜷川幸雄さんの元で活動していた方が演出してくださって、いい意味で外の舞台に出てるような感覚なんです」と語る。「コング桑田さんが看守長役をしてくださって、事務所の外の方を呼ぶのは僕たちの体制になって初めてなので挑戦になりますし、なんといってもジャニーさんが亡くなられてから初めての、ジャニーさんが手がけた公演になるので、思い入れはすごく大きい」と心境を吐露した。一方藤原は「僕は登場が自転車なんですが、春公演でも自転車で登場して、春夏連覇している」と胸を張り、大西は「甲子園みたいな言い方しないでください」と苦笑。藤原は「去年の大阪桐蔭のように頑張りたいと思います」と甲子園にかけつつ、「唯一刑務官という役で、コング桑田さんのもとでいろいろお芝居の勉強もさせていただいているので、看守の子達と一緒にお芝居について話せたらなと思います」と意気込む。最後となった高橋は「格闘技ができるという役柄なんですけど、見た目でわかる通りけっこうひょろひょろなんで、一公演一公演成長していけたら」と意欲を見せた。今回は舞台上のセットも演者が動かす演出となっており、藤原は長尾について「トイレ運ぶの、めっちゃうまくなってる。みんなベッドを運ぶんだけど、謙杜だけめっちゃ澄ました顔でこうやって」と再現する。長尾は「衣装担当とトイレ担当です」と自己紹介した。○ジャニー喜多川さんへの思い故・ジャニー喜多川さんについて話が及ぶと、大西は「倒れられる2日前くらいに、歌番組の収録で会って全員でジャニーさんと話して『関西だからこそがんばらなくちゃいけない。僕見に行けないから。なにわ男子が東京に行く覚悟でがんばらなきゃいけないよ』と言ってくださいました」と振り返る。「その後でやる『少年たち』なので、ジャニーさんが作り上げてきた平和への思い、若い世代が汗水垂らして成長していく過程もみなさんに知っていただけるように」と思いを馳せた。また西畑は「ジャニーさんは、『少年たちが"少年たち"をするからいいんだ』と言っていて。僕たちは20歳超えてるメンバーもいて、少年と呼ばれるにはちょっと年上でもあるけど、ジャニーさんにとっては息子であり、少年たちであるからこそ、言ってくださったと思ってる。その心を胸にしないといけないし、『少年たち』という作品をこれから僕たちが受け継いでいかないといけない」と決意を表す。道枝も「昔からジャニーさんが総合演出をしていた舞台で、僕らが今、フォーリーブスさんとか関ジャニ∞さん、ジャニーズWESTの『少年たち』継いでいる。ジャニーさんの思いを胸に『少年たち』の魅力をいろんなところに広げられたら」と真摯に語る。西畑は「まずは、ジャニーさんが寝えへんようにしないと。お芝居1本なんで! ジャニーさん、音ないと寝ちゃう時ある。この前、舞台を一緒に見てて、爆音が鳴った時に(起きて)『ああっ!』てなってた」と暴露した。大阪松竹座には、"ジャニーさんの楽屋"もあるというが、道枝は「写真とお菓子が置いてあるんですけど、ジャニーさんに『頑張ってくるね、見といてね』って。手振って楽屋を出ました」としみじみし、大橋は「俺も通り過ぎるときに見たんですけど、『あっジャニーさ〜ん!』と言って出ました」と明るい様子。西畑は「これからもずっとジャニーさんの楽屋はあり続ける。僕たちは本当にそのあたたかみと、なかなか大阪に来れなくても楽屋があるという嬉しさを感じながら公演をしていたので、これからも変わらない。がんばらないといけない、やらないといけないという気持ちにさせていただくので、これからもジャニーさんにはお世話になるし、見守っててくれると思う」と語った。○以下、SHOW TIMEセットリスト (ネタバレあり)・SUMMER GATE・渚のお姉サマー・One & One Makes Two・夏のかけら・Bittersweet・男 never give up・Bonnie Butterfly・棚からぼたもち・Lil Miracle(新曲)・青いイナズマ・アオハル〜with U with me〜(新曲)・OVERTURE・BANGER NIGHT・鼓動
2019年08月02日8月8日に開催されるジャニーズJr.の東京ドーム公演『ジャニーズJr. 8・8祭り ~東京ドームから始まる~』が、ジャニーズJr.公式エンタメサイト「ISLAND TV(アイランド・ティービー)」で全編生配信されることが決定しました。ジャニーズJr.が東京ドームで単独公演を行うのは2000年以来の19年ぶりで、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、宇宙Six、MADE、なにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! groupなど、東西のジャニーズJr.300人以上が出演することが発表されています。本公演チケットは即日完売。コンサートの全編生配信はジャニーズ事務所至上初の試みとなっており、ファンからは喜びの声が続出しました。「誰と見るか」は、みな悩んでいる様子。自分の担当の布教活動にももってこいですね。なお生配信視聴には、チケットの事前購入が必要で、「ISLAND TV」で8月1日正午から購入可能。全編配信は1500円、前編・後編のみで880円となっており、その価格の安さも驚きです。また“伝説の日”というコンサートタイトルと、生配信という初の試みに何かしらの発表があるのではないかと予想するファンも。チケットを入手できなかったファンや、遠方に住むファンにもうれしく、チケットの転売防止にもつながる今回の施策。社長・滝沢秀明さんの手腕が早速発揮されていますね。
2019年07月30日『映画 少年たち』(3月29日公開)のジャニー喜多川さん追悼上映が行われることが30日、明らかになった。8月16日から東京・丸の内ピカデリーほかで上映される。同作はジャニーズの舞台”少年たち”シリーズを映画化。1965年から上演されていた舞台を2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。製作総指揮を務めたジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんが9日にくも膜下出血のため亡くなったため、全国のファンから松竹に対し「ジャニーさんの思いの詰まった映画をもう一度観たい」「ジャニーさんの最後のメッセージをもう一度感じたい」など、再上映を望む声が数多く寄せられた。3月29日に初日を迎え、全国158館で上映。約50万人を動員し、「北京国際映画祭」のパノラマ部門に選出され特別上映を果たした同作。またサプライズ好きのジャニーさんらしく、映画上映と共に当日誰が出演するかシークレットのライブパフォーマンス(実演)を組み合わせた「映画と実演」という取り組みを実施。これは映画製作当初よりジャニーさんが思い描いていたプランだったという。8月16日からの追悼上映は、4月15日に丸の内ピカデリーで開催された「『映画 少年たち』 映画と実演アンコール上映」時の実演映像付きとなる。全国155館の映画館でライブビューイングされ、SixTONES、Snow Man、宮近海斗(Travis Japan)、なにわ男子、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、室龍太ら東西の人気ジャニーズJr.たち、総勢53名が登場した。また今後は、なにわ男子・関西ジャニーズJr.による舞台『少年たち青春の光に・・・』が8月に大阪松竹座、SixTONES・Snow Manによる舞台『少年たち To be!』が9月に日生劇場で上演される。
2019年07月30日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦する「VS嵐」。その7月25日(木)今夜オンエア回は、映画『ペット2』の吹き替えキャストや「ジャニーズWEST」をはじめ豪華なゲスト陣を迎えて、夏の豪華2本立てスペシャルをお届けする。今回は2時間SPということで「三つ巴対決」と「BABA嵐」の2本立てでオンエア。三つ巴対決には映画『ペット2』から吹き替えを担当している「バナナマン」設楽統と日村勇紀をはじめ佐藤栞里、伊藤沙莉、宮野真守、梶裕貴、そこに「アンタッチャブル」柴田英嗣も加わったチームと、重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望ら「ジャニーズWEST」チームが参戦。また「嵐」チームにはボクシング3階級王者の井上尚弥と八重樫東がプラスワンゲストとして参戦。「クリフクライム」でみせる井上さん、八重樫さんのプレーは必見だ。ババ抜き最弱王決定戦の「BABA嵐」には上田竜也、遠藤憲一、加藤諒、佐藤隆太、滝沢カレン、「ロンドンブーツ1号2号」田村淳、デヴィ夫人、戸次重幸、西川貴教、橋本マナミ、Matt、山口智子、「アンタッチャブル」山崎弘也といったバラエティに富んだメンバーが奇跡の共演。「誰が来ても大丈夫!」と自信を見せる現最弱王・相葉雅紀に「もうババ抜きはやりたくない」という大野智、究極かつ爆笑の心理戦をお見逃しなく。「バナナマン」の2人をはじめ、三つ巴対決に参戦したキャストが声優を務める映画『ペット2』は、ペットたちの“裏側の日常”をユーモラスに描いた『ペット』のシリーズ最新作。主人公マックスを設楽さんが、相棒デュークを日村さんが演じるほか、2匹の飼い主ケイティに佐藤さん、セルゲイに宮野さん、ノーマンに梶さん、クロエに永作博美、ギジェットに沢城みゆきと続投組に加え、デイジーの伊藤さん、ルースターの内藤剛志と今回からの参加キャストも豪華。前作からさらにスケールアップしたペットたちの冒険物語が描かれる。また「BABA嵐」にゲスト出演する遠藤さんが主演するドラマ「それぞれの断崖」が8月3日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系で放送開始。橋本さんが出演する「背徳の夜食」は7月27日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系で放送。加藤さんが出演する「ルパンの娘」は毎週木曜22時~、戸次さん、山口さんが出演する「監察医 朝顔」は毎週月曜21時~それぞれフジテレビ系で好評放送中。「VS嵐2019夏豪華2本立てSP」は7月25日(木)19時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年07月25日7月24日、「FNSうたの夏祭り2019」(19時~22時28分)が放送されました。ジャニーズからは、KinKi Kids、Hey! Say! JUMP、嵐、Kis-My-Ft2、ジャニーズWEST、SixTONESが出演し、会場を盛り上げました。嵐は、デビュー当時の映像をバックに、デビュー曲「A·RA·SHI」と「果てない空」の2曲を披露。美しい生歌に感動するファンも。また話題になったのが、ジャニーズJr.ながら唯一出演していていたSixTONES。滝沢秀明さんがMVをプロデュースした「JAPONICA STYLE」を披露し、デビュー前とは思えない貫禄を見せつけました。また、メンバーの京本大我さんは「ディズニースペシャル企画」で昆夏美さんと「ライオンキング」の「愛を感じて」をデュエット。美しすぎる生歌には絶賛の声が相次ぎ、「SixTONES」と「京本大我」がダブルでトレンド入りを果たしました。さらに、スペシャル企画では、Hey!Say! JUMPもディズニーの仲間とコラボレーションし「小さな世界」を披露。ミュージカルのようなステージは大盛り上がりでした。毎年恒例でジャニーズが総出演する音楽特番としては、今年はまだ「MUSIC STATION ウルトラFES」(テレビ朝日)が残っています。詳細の発表が楽しみですね。
2019年07月25日7月19日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日、金20時~)は、「ジャニーさんへの感謝を込めた90分拡大SP!」と題し、亀梨和也さん、Kis-My-Ft2、HiHi Jets、美 少年が出演しました。スタジオでは、近藤真彦さんからKing&Princeまで、ジャニーズ歴代デビュー組の秘蔵映像をジャニーさんとのエピソードと共に振り返り、各グループのファンも大喜び。は、デビュー前から人気の楽曲「祈り」と、デビュー曲「Everybody Go」を。亀梨さんは、自身が作詞をしジャニーさんも好きだったと言う「絆」、そして、ジャニーズJr.の村上真都ラウールさんと、道枝駿佑さんをバックにつけて「青春アミーゴ」を披露。HiHi Jetsと美 少年は、テレビ朝日夏の風物詩イベント「サマーステーション」のテーマ曲「おいで、Sunshine!」を歌いました。最後は出演していたジャニーズメンバー全員と、サプライズでジャニーズJr.のTravis Japan、Snow Man、SixTONESも合流し、ジャニーズJr.時代に誰もが歌ってきた定番曲「Can do! Can go!」、「明日に向かって」を披露しました。最後に全員集合して、亀梨さんの掛け声「せーのっ、J!」で締めると、後ろスクリーンにはジャニー喜多川さんがモットーにしていた「Show must go on!」の文字が。亀梨さんを中心として、まるでジャニーズの舞台を見ているような演出に感動するファンが続出しました。今だからこそ振り返りたい、見ごたえのあるジャニーズの総集編でした。ジャニーズにとって新しい時代の幕開けとなった今、今後事務所全体がどのような軌跡をたどるのか、ファンとしてもますます応援に力が入りますね。
2019年07月20日毎週木曜日に放送中の「VS嵐」(フジテレビ、木曜19時~)。嵐5人だけのオープニングトークのテーマは、嵐のお中元事情。櫻井さんが「相葉さんは最近すごい気にするでしょ?」と、問いかけると、相葉さんは「皆に物申したいよ」と、何やら不満げ。メンバーにお中元を渡したいのに、誰ひとり住所を教えてくれないから送れない、とクレーム。これに対し松本さんが神妙な面持ちで「それに関しては今まで言ってなかったことを言う……。俺実は家ないんだよね」と答え、会場の笑いを誘いました。そしてゲストは窪田正孝さん率いる『東京喰種 トーキョーグール【S】』キャスト陣。窪田さんは前回出演時には、“プラス1ゲスト”として嵐の味方で登場。その際には、控室で櫻井さんとテレビを見ていたエピソードを披露しました。その他、櫻井さん・松本さんのハイタッチなど、今週も見どころがたくさん。今週も“かわいいを更新”した嵐の5人でした。次週7月25日の「VS嵐」は、ジャニーズWESTをゲストに迎えた3時間スペシャルです。ジャニーズ事務所の先輩後輩対決が楽しみですね。
2019年07月19日ジャニーズ事務所は17日、公正取引委員会から注意を受けたとする同日の報道を受け、「今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とコメントを発表した。この報道は、NHKが第一報を出したもので、元SMAPでジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人について、同事務所が民放テレビ局などに対して出演させないよう圧力をかけていた疑いがあるとして、公取委が独占禁止法違反につながるおそれがあると注意していたという内容。これに対し、ジャニーズ事務所は「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」と説明。その上で、「とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とした。
2019年07月18日