3月11日、アパレルブランド「サマンサタバサ」が羽生結弦(23)のサイン入りスケート靴を850万1,000円で落札した。Yahoo!検索ワードランキング1位に「サマンサタバサ」がランクインするなど、話題になっている。 サマンサタバサは『東日本大地震チャリティーオークション』当日に「東日本大震災でなにか私たちにも出来ないか」とスタッフに有志で寄付を募った。結果、海外スタッフも含め約8,600口のチャリティが集まったという。 羽生のオークション商品は、羽生が実際に練習で使用したスケート靴にサインを入れたもの。一般社団法人「ウェブベルマーク協会」が、羽生から提供を受けオークションサイト「ヤフオク!」に出品した。 すると5日の出品当初から高額の入札が相次ぎ、一時は3,500万円を超える事態などにも発展。いたずらとみられる入札もあり、2度のやり直しを行っていた。落札金額から必要経費を除き、被災地の学校に備品や教材などを支援する際の費用にあてるという。 これに対しネットでは「スタッフの有志を募ってオークションに参加なんて素晴らしいことでしょう」「素敵ですちょうど娘がバック欲しがってたなぁ良い企業には惜しみなく」「落札者サマンサタバサの有志のみなさんだったとしって、そのあたかさと、多くの賛同してくださった社員の皆さんに感謝しかありません。ありがとうございます」「羽生くんの靴を落札してくれたのサマンサタバサだったの!?すごい!ありがとうございます!!」とサマンサタバサへの称賛の声が上がっている。
2018年03月12日熱戦の興奮冷めやらぬうちに幕を閉じた平昌五輪。その代表選考を兼ねた昨年の全日本選手権で、初出場ながらシニア選手を抑えて表彰台に立った選手がいた。15歳の新星・紀平梨花だ。15歳の新星・紀平梨花が魅せる!新時代を告げるトリプルアクセル。年齢制限のため代表からは外れたものの、彼女が演技で見せた圧巻のトリプルアクセルは、観客の胸にその存在を刻み付けた。「紀平選手はジャンプのとき、体軸がしっかりと一直線に締まり、見ていて美しい。もちろん筋力もありますが、天性の身体感覚によるものでしょう。体操の白井健三選手に近いものを感じますね。だからジャンプを怖がっていないし、難しい技でも自信をもって、あっけらかんとやってのけている印象を受けます」そう語るのは、フィギュアスケートの取材歴も長い、スポーツライターの折山淑美さん。14歳にして女子史上7人目のトリプルアクセルジャンパーとなり、昨年は国際大会で女子史上初となるトリプルアクセル―3回転トゥループの連続技にも成功した紀平選手。その才能は、女子フィギュアの世界の、“新しい時代”の訪れを予感させるという。「難度の高いジャンプを次々に決める姿に、間違いなくほかの選手は危機感を抱いていると思います。強豪のロシア勢も、練習では4回転に挑戦しているようですし、刺激を受けた選手たちがジャンプのレベルを上げていくことで、女子の戦いは今後、より活性化していくでしょうね」そんな紀平選手が3月、表彰台の頂点を目指して、ジュニアの最高峰である世界選手権に挑む。「ジャンプの出来栄えでの加点や、表現面のクオリティなど、まだまだ成長途中で改善点はあります。ただ、今回の全日本で3位を勝ち取る経験をしたことで、いい意味でメダルを争う“欲”が出てきたように感じます。GPファイナルで表彰台を独占したロシア勢など、同世代にはライバルも多いですが、まずは世界選手権の表彰台に立ち、女子の新時代を切り開く存在になってほしいです」「世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2018」は3月5日~11日、ブルガリア・ソフィアで開催。表彰台を狙う日本からは紀平選手のほか、男子の須本光希選手など男女、ペア合わせて7組が出場予定。※『anan』2018年3月7日号より。写真:YUTAKA/アフロスポーツ(by anan編集部)
2018年03月02日女優の綾瀬はるかとバンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔が30日、都内で行われた「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベントに出席。会場に設置されたリンクでスケートを披露した。現在放送されている同キャンペーンのテレビCMで共演した2人。綾瀬はフィギュアスケート選手、高橋はコーチ役として登場したが、高橋は綾瀬のフィギュアスケート衣装について「綾瀬さんはおきれいなのでフィギュアスケーターにいそうだなと。まったく違和感がなかった」と太鼓判を押した。そして、会場に設置されたリンクに降りて2人でスケートを披露。「幼少期のころに家族や友達とたまに滑りに行ったりするくらいですが、少しあります。25年くらい前の話」と幼い頃にスケート経験があると話していた綾瀬は、その時の感覚が体に残っていたのか、最初からしっかり滑り出し、高橋は「うまい」と驚いた。2人で手をつないで息の合ったスケートも披露し、リンク中央で元気いっぱいにポーズ。「面白い」と大満足の綾瀬は、「上にくるくるんって回ってキャッチされたい」という易度の高い要望も口にし、高橋は「僕もやったことがない。次までに練習しておきます」と笑った。リンクから退場する際には、綾瀬がスピードを出そうとしてつまずき、壁に突っ込むハプニングも。会場は笑いに包まれ、綾瀬は「帰り際がスマートじゃなくて」と反省。高橋は「あの怖いもの知らずさはフィギュアスケートにも必要なので、フィギュアスケートでもトップにいかれたと思います」「体感がしっかりしていて素晴らしい」「僕よりうまい」と大絶賛だった。
2018年01月30日平昌五輪に初めて姉妹そろって出場する、スピードスケート・女子チームパシュートの髙木菜那選手(25)と美帆選手(23)。 ふたりは、’17年12月8日、米国ソルトレークシティで行われたW杯第4戦女子チームパシュートのメンバーとして滑走。世界記録を更新し、優勝している。11月10日のW杯オランダ大会以来、日本の女子チームパシュートは、わずか1カ月で3度も世界記録を塗り替え、一躍、平昌五輪の金メダル候補に躍り出た。そのどのレースでも、チームメンバーとして滑ったのが髙木姉妹だった。 8年前のバンクーバー五輪は、中学生だった美帆が代表入り。4年前のソチ五輪は、菜那だけが出場している。 チームパシュートは、3人で1チームを編成。先頭の選手が入れ代わりながらチームで滑り、最後にゴールした選手の記録で競い合う。姉妹なら、リズムを合わせる点で有利に思える。しかし、菜那は身長155cm、美帆は164cmと体格差があり、おまけに性格は正反対。 高木姉妹の故郷は、北海道中川郡幕別町。清水宏保、島崎京子、長島圭一郎など、五輪のスピードスケート選手を輩出した十勝地方にある町だ。菜那は’92年7月2日、美帆は’94年5月22日生まれ。5人家族で、父・愛徳さん(60)は農機メーカー、母・美佐子さん(55)は介護施設で働き、長男・大輔さん(27)は中学校教諭をしている。 両親ともに、スケート選手の経験はなく、最初にスケートを始めたのは、清水宏保選手の長野五輪金メダルに触発された兄の大輔さんだった。すると、小学1年の菜那が「やってみたい」と言いだして、末っ子の美帆も5歳からヨチヨチと滑り始めた。 とはいえ、姉妹は、スケート一筋だったわけではない。小、中学時代は、冬はスケート、夏は少年団でサッカーをし、ヒップホップダンス教室にも通っていた。 高木家の主な教育方針は、(1)子どもがやりたいと言ったことは極力やらせる。(2)自分で決めたことに責任を持たせる。(3)親は口を出さず、コーチにいったん託したら、信頼して任せるの3つ。 娘たちを信じて、ひたすら見守る両親の大きなまなざしのなかで、姉妹は個性豊かに成長した。 「負けず嫌いで、勝負にこだわる闘争心が誰よりも強かったのが菜那。美帆は、さばさばした性格です」 そう語るのは、姉妹が通った帯広南商業高校スケート部の東出俊一監督。感情をストレートに表現する正直すぎる姉と、常に飄々として、一人で努力し続ける真面目な妹。性格の違いは誰の目にも明らかだった。愛徳さんは当時をこう振り返る。 「スケートの成績は、美帆ばかりが取り沙汰されますが、お姉ちゃんも速かったんですよ。小学校のときは、十勝の試合では常に表彰台の真ん中でした」 しかし、美帆はそれ以上に速かった。小6ですでに、2歳上の姉の記録を抜いていた。 「小学校までは学年別ですが、中学生になると、菜那と美帆が一緒に競い合うレースが多くなります。そのときは、どう声をかけていいのかわかりませんでした」(愛徳さん) 中1の妹のほうが、タイムも順位も、中3の姉より上。 「それからは、妹の存在が、お姉ちゃんのコンプレックスになったでしょうね」(愛徳さん) ’09年12月30日、バンクーバー五輪の代表選考会で、中学3年生だった美帆は1,500mで優勝する。日本スピードスケート史上最年少の15歳で、五輪代表に選ばれた。日本中が美帆を「シンデレラガール」と、騒ぎ立てた。 当時、菜那は高校2年生。家族の前では、愚痴も言わず、明るくふるまっていたが、前出の東出監督には、隠さず本音を漏らしていた。 「五輪選手に支給されるブレザーやジャージ、靴や手袋などが宅配便で送られてきたとき、美帆がいなくて、菜那が受け取ったようなんです」(東出監督) 帰ってきた美帆が、段ボール箱を開け、無邪気に「うわ~っ」と喜んで、ブレザーを着、ウエアや帽子を体に合わせる。それを菜那はジッと見ていた。 「あとで菜那は、私に言いましたよ。『燃やしてやろうと思いました』って。もちろん冗談でしょうが(苦笑)」(東出監督) バンクーバーには、両親と菜那の3人で応援に行った。菜那は「美帆~っ」と旗を振って声援を送りながら、「心の中で『転べ』とか、『ラップ、落ちろ』と思っていたんですよ」と、東出監督に話したという。 「妹に、そんな気持ちになるなんて、仮に思っても、言わないものです。でも、菜那は言ってしまう。しかも、堂々と。それがあの子の強さでもある。菜那のジェラシーは並じゃない。彼女の原動力は美帆への嫉妬心だったんです」(東出監督) バンクーバー五輪で、美帆は成績を残せなかった。1,000mで最下位、1,500mは23位。そんな妹を見て、変わったのは菜那だったと、東出監督は言う。 「バンクーバーで、菜那は大きく変わりました。それまで、美帆ばかり見てきたけれど、五輪には妹よりもっと強い選手が当たり前にいた。美帆を目標にしてもしょうがないと思ったんじゃないでしょうか」(東出監督) それから時を経て、21歳になった菜那は、妹について、「去年ぐらいから、美帆は美帆だし、自分は自分と考えるようになって、一人の選手として妹を捉えられるようになりました」と話すようになっていた。 バンクーバーとソチ、2つの五輪を経て、互いの強みも弱点も、認め合えるようになった髙木姉妹。ふたりそろってチームパシュートの主力選手となったこの4年間で、高木姉妹の絆はさらに強まった。それに呼応するように、記録も伸び続けている。平昌五輪は目前、期待は膨らむ。 「美帆も菜那と一緒なら、気を使わなくて済む。特に菜那は人について滑るのが上手。しかもレースで転んだことがないんです。どんどん引っ張っても、菜那なら意地でもついてこられる。その安心感は、美帆にとって大きいでしょう」(愛徳さん) ふたりの初めての金メダルは、姉妹でつかむ!
2018年01月27日ジェフリーキャンベル(Jeffrey Campbell)の人気シューズシリーズ「スケート」から新作モデルが登場。2018年1月19日(金)より発売される。ブランドのアイコンシューズ「スケート」は、“家具の脚”から着想を得た彫刻的なヒールが特徴。これまでヒール部分が星型になった「スケートスター」やサボタイプなどが展開されてきた。見た目のインパクトとは裏腹に歩きやすいのもポイントだ。今回は、シリーズ初となるブーツ型が登場。アッパーは、マットなカーフレザーにシルバーのアイレットとスタッズがポイントになったレースアップブーツ。そこに、天然の木を手作業で成形した彫刻的なスケートソールを組み合わせた。ソールはブーツ部分同様ブラックカラーのため、シルエットがより印象的に浮かび上がり、インパクトのある一足に仕上がっている。【詳細】スケートブーツ発売日:2018年1月19日(金)価格:22,000円+税サイズ:35〜39(約22.5cm〜24.5cm)取り扱い店舗:ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店、なんばパークス店、オフィシャルウェブストア、ZOZOTOWN※ZOZOTOWNは1月19日以降順次発売
2018年01月15日(写真:アフロ) 常に高みを目指し続けてきた男子フィギュアスケート・羽生結弦選手(23)。ケガをも恐れない挑戦に、ファンは冷や冷やしながらも、いつも温かい目で見守ってきた。そんな羽生を襲ったアクシデント。11月9日、NHK杯の公式練習での右足関節外側靱帯損傷。足は予想以上に深刻な状態だが、’18年2月の平昌五輪では復活できるのか。試練を成長の糧に変えてきた彼の闘いと復活の軌跡、そしてその先にある将来のビジョンとは――。 「結弦くんが小学生のころです。スケートを続けるかどうか、家族で話し合ったことがありました」 そう話すのは、羽生の親戚の1人。当時、彼が通っていた仙台市内の「泉DOSCアイスアリーナ」が経営難のため閉鎖され、練習拠点がなくなった。仙台市内には、ほかに2つ、スケートリンクがあったが、それぞれ自宅から7キロ、20キロと離れていて、小学生が1人で通うのは難しかった。 「お父さんの秀利さんは、スケートをやめさせるつもりでした。フィギュアはお金のかかるスポーツですから、金銭的な事情もあったんでしょう。でも、お母さんの由美さんが猛反対して。『待って。もう少しやらせてあげて。パートの仕事を増やすから』と――」 当時、由美さんはスーパーの紳士服売場で、主任待遇で働いていた。そのパート時間を増やすと同時に、遠くなったリンクまでの送り迎えも始めている。そのころのことを由美さんは、地元紙にこう答えている。 《結弦は、小さいときはのんびりしていて、コーチに怒られて、泣いていたこともありました。でも(リンクの閉鎖で)練習できないつらさを味わい『自分がやらなきゃ』という自覚が出てきました》 ホームリンクの閉鎖は、羽生のスケートを人生で初めての試練だったが、彼はそれを成長の契機にした。ソチ五輪金メダル、世界選手権は2度、優勝。GP(グランプリ)ファイナル4連覇と、次々に記録を塗り替え、世界歴代最高点をも更新し続けてきた。 ’94年12月7日、羽生は宮城県仙台市で生まれた。父・秀利さんは中学校教師。住まいは、仙台市北部の県営アパートだった。4歳のとき、姉が通っていたスケート教室についていき、フィギュアスケートと出合う。羽生が通った泉DOSCは、トリノ五輪金メダルの荒川静香、世界選手権で2度の銅メダルを獲得した本田武史を輩出した名門リンクだ。 ぜんそく持ちで、体が弱かった羽生だが、スケートに関しては非凡なものがあった。世界選手権で日本人初の銅メダリストとなった佐野稔さんを育てた名コーチ・都築章一郎さんが泉DOSCに移籍してきたのは、羽生が7歳のとき。都築さんの目から見ても、羽生はスケートに関して、卓越したものがあったという。 「とにかく感性がすごかった。曲をかけたとき、おじけづかずに対応できる。子どもにはなかなかできないことなんです。非常に積極的で、自分というものを持っていました」(都築さん) 都築さんは、羽生に徹底的に基礎をたたき込む。小学校4年の10月、羽生は初出場した全日本ノービスで優勝する。フィギュア関係者の間で「仙台にマッシュルームカットの天才がいる」と、ささやかれ始めた。泉DOSCの閉鎖は、その直後のことだった。 羽生は別のリンクに通い始めたが、自宅から遠い分、練習時間が十分にとれない。都築さんが横浜に拠点を移すと、平日は仙台で練習し、週末だけ横浜まで新幹線で通い、都築さんの指導を受けるようになった。 「それ以降、中学卒業まで、横浜に通い続けた。休まずに、です。お母さんもずっと付き添っていました。お母さんは、結弦の心の支えであり、彼の考え方や精神力の根本になったと思います」(都築さん) 中学1年の3月、泉DOSCが「アイスリンク仙台」と名称を変え、営業を再開する。 ’11年3月11日。高校1年生だった羽生は、期末試験を終え、昼ごろからアイスリンク仙台で練習していた。そのさなか、東日本大震災が発生する。羽生にとって2つ目の大きな試練だった。ライフラインはすべて止まり、自宅は全壊指定。一家は、小学校の体育館に4日間、避難した。 ようやく電話がつながるようになると、由美さんは横浜の都築さんと連絡をとり、「結弦をそちらで練習させてもらえないでしょうか」とお願いした。そして3月20日、横浜へ移動した羽生は練習を再開する。 「震災直後の結弦は不安定な状態でした。震災は彼の心を傷つけた。そのなかで競技に向き合える環境をつくることが急務でした。ご両親も心配だったでしょう」(都築さん) 羽生自身もこう話している。 「生きていくだけで精いっぱい。このままスケートを諦めてしまおうと思った」 大震災で、関東圏のリンクの多くが閉鎖し、スケーターが練習場所を求めて、横浜のリンクに集まってくる。羽生の練習時間も限られていた。そんな羽生を後押しするように、地元も動いた。県と仙台市から、アイスリンク仙台に、早期の営業再開を求める要請が入ったのだ。練習ができる喜びを味わった羽生は、’12年3月、世界選手権に初出場する。総合で銅メダルに輝いた羽生は、テレビのインタビューに笑顔でこう答えている。 「被災地のために滑ろうと思っていたのですが、それは違うんだな、と。逆に、僕は、支えられている立場だったんです。応援されている立場。その応援をしっかり受け止めて、演技することがいちばんの恩返しだと気づいたんです。やっと自分のなかで、震災を乗り越えられたんだという気持ちになりました」 わずか17歳3カ月。多くの刺激を成長に変え、ソチ五輪の表彰台まで一気に駆け上がっていく……。羽生は都築さんとこんな夢を語り合っている。 「日本は、フィギュア選手にとって環境が整っているとはいえません。結弦には『将来、引退したらプロデューサー的な立場で、リンクやシステムづくりの部分でも、環境を整えてほしい』という話もしています。結弦のような人気も実力も兼ね備えた選手ならできると思うんです。そうすると彼は、『3年は待ってください、先生』と、言いました。おそらく彼には、将来のビジョンがすでにあるのでしょう」(都築さん)
2017年12月30日寒い冬、子どもを室内ばっかりで遊ばせるのはかわいそう……。そこで、子どもと一緒にでお出かけできる屋内のスケート場を比較してみました!入場料がお手頃なところや、無料のレッスンが受けられるところまでさまざま。ぜひ参考にしてみてください♪都内にある屋内スケート場♪冬のレジャーといえばスケートが欠かせないですよね。子どもから大人まで楽しめるので、毎年スケートをしに行く方も多いはず♪今回は都内にあるスケート場を3つご紹介しますよ!アクセスがいいので、急なお出かけにもぴったり。また、大会で使われるほどの広い会場が多いので、ゆったりと滑れてお子さまでも安心です♡やっぱりここは外せない!〔明治神宮外苑〕都心のスケート場といえば、ここ!伝統ある場所で、常に人で賑わっていますよね。国立競技場駅から徒歩1分と、都心にあるのでアクセスも抜群です♪【施設情報】●施設名:明治神宮外苑アイススケート場●住所:〒160-0013東京都新宿区霞ケ丘町11-1●営業時間:平日13:00〜18:00(最終入場17:00)、土日祝10:00〜18:00(最終入場17:00)●料金:[平日15時まで・土日祝]](大人)1,340円、(小人)930円、[平日15時以降](大人)1,030円、(小人)720円●URL:駅近で便利♪〔ダイドードリンコアイスアリーナ〕西武新宿線・東伏見駅前にある〔ダイドードリンコアイスアリーナ〕。駅から見えるくらい近いので、雨の日や寒い日でも行きやすいですよ。さらに飲食店も周りにあるので、食べる場所に困りません♪1年中利用できるし、日曜日には一般向けの教室が行われ、大人から子どもまで参加できます♡【施設情報】●施設名:ダイドードリンコアイスアリーナ●住所:東京都西東京市東伏見3-1-25●営業時間:要確認●料金:[一般滑走](大人)1,300円、(小人)700円、(付添料)300円、[貸靴](大人)500円、(小人)300円、(遊具手押しイス)300円●URL:楽しい施設がいっぱい♡シチズンプラザアイススケート場高田馬場駅から徒歩7分で、繁華街にあるのでついでにお買い物もできちゃいます♪オールシーズン滑れますよ。さらにスケートに必要な手袋も安く売ってあるので、万が一忘れても安心です。滑るのに飽きたらお手頃価格でテニスコートやボウリング場もできるので活用してもいいかも♡暗証番号つきのロッカーもあるのでセキュリティもバッチリ。【施設情報】●施設名:シチズンプラザアイススケートリンク●住所:新宿区高田馬場4-29-27A館1F●営業時間:年中無休(元日を除く)(月〜土)12:00〜19:45(日・祝)12:00〜18:30●料金:[一般滑走](大人)1,340円、(中学生以下)820円、(付添料)400円、[貸靴]520円、[ロッカー](小)100円、(大)200円●電話番号:03-3371-0910●URL:最後にスケート場にいくときは、事前に会場のスケジュールを確認してから遊びにいってくださいね。また、屋内と言っても冷えるので、しっかりと防寒するのもお忘れなく。屋内スケート場で思いっきり体を動かして、お子さまと一緒に楽しく思い出作りをしてみてはいかが?
2017年12月28日アディダス スケートボーディング(adidas Skateboarding)が、フランスのスケートボードブランド「マジェンタ スケートボード(Magenta Skateboards)」とコラボレートしたスニーカーとウェアが登場。2017年9月16日(土)より、アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 心斎橋、福岡、ビームス 原宿にて発売される。「マジェンタ スケートボード」は、スケートボードの歴史に根ざしながらパリで育った2人の協同創立者によるブランド。本コラボレーションでは、フットボールやトラック競技といったスポーツアイテムを軸にしながら、彼ら独自のアート性が加えられたスニーカーやウェアが展開される。白をベースにしたスニーカーは、パーフォレーション加工が施されたレザーのアッパーが特徴的。サイドには、"Magenta"のロゴがゴールドで書かれ、ヒール部分にはパステルカラーのパイピングがあしらわれている。ベースになったのは、アディダス スケートボーディングのモデル「MATCHCOURT RX」。テニスシューズのデザインと、現代のスケーターが求めるパフォーマンスが組み合わされた、機能的なシューズだ。ウェアには、スニーカーのヒール部分にあしらわれたパイピングの配色と同じカラーリングの、ジャケットやTシャツ、パンツなどがラインナップ。ジャケットは、厚手のピケ素材を使用したフルジップ仕様。ウエスト部分にドローコードが配された機能的なパンツは、ジャケットと共布なのでセットアップで着こなすのもおすすめだ。【詳細】adidas Skateboarding x Magenta発売日:2017年9月16日(土)取扱店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 心斎橋、アディダス オリジナルスショップ福岡、ビームス 原宿価格:・MATCHCOURT RX x MAGENTA 9,990円+税・MAGENTA JACKET 9,990円+税・MAGENTA TEE 4,990円+税・MAGENTA JERSEY 4,990円+税・MAGENTA PANTS 8,990円+税【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
2017年09月19日スピードスケート五輪金メダリスト清水宏保さん監修のエクササイズグッズスケート選手と聞いて思い浮かべるのは、女性のウエストぐらいある太ももと鍛え抜かれたプリッとしたお尻。そんな夢のようなお尻が手に入るエクササイズグッズ「スケルトアップスケーティゴールド」が、オリジナル性の高い美容健康維持促進製品の企画・製造・販売を行っている株式会社ドリームから販売されている。このエクササイズグッズは、スピードスケート五輪金メダリストである清水宏保氏の全面協力によって実現したもの。本当のスケートが滑れなくてもスケーティングの爽快感が得られながらも、美尻と美脚を手に入れることが出来る夢のような商品だ。「スケルトアップスケーティゴールド」の特長美尻と美脚をつくり出す中臀筋(ちゅうでんきん)と内転筋は、日常生活ではなかなか使われない筋肉。この筋肉を鍛えないと、いわゆる垂れ尻になってしまうにも関わらず、意識してトレーニングをしないと鍛えることが出来ないという、少し厄介な代物だ。スケーティーゴールドは、横幅120cmもある専用マットを滑るため、左右への体重移動を行うだけでも筋肉が鍛えられる。しかも両足を乗せるパッドは内側が低くなるように傾斜がついているため、立つだけでも内転筋に力を入れなければならない。そのため、美脚筋と呼ばれる内転筋を鍛えることが出来るのだ。もちろん、特定の筋肉だけではなく脚全体の筋肉をバランスよく鍛えることが出来るので、足腰を強化しながら姿勢まで美しくなるという優れもの。是非一度、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ドリーム 公式サイト※株式会社ドリーム プレスリリース(@Press)
2017年09月17日エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)からスケートボード・自転車が登場。2017年8月5日(土)より全国のエンポリオ アルマーニ直営15店舗で発売される、ストリート&スポーツをテーマにしたカプセルコレクション「スポーツ/ライフスタイルイノベーション」にて展開される。若者を中心に人気のあるスケートボード、自転車をエンポリオ アルマーニ風にアレンジ。ブランドのアイコン・イーグルマークをスケートボードは、アクセントカラーのレッドまたはグレーで描いて先端に、一方自転車は、ホワイトで描いたモチーフをチェーンリング部分にあしらった。出来上がりは、どちらもシンプルで洗練された印象。また、「スポーツ/ライフスタイルイノベーション」からは、スケートボード・自転車だけでなく、ポラロイドカメラやマグネット式のリフレクター、さらにTシャツ、ブルゾン、キャップといったファッションアイテムまでがラインナップ予定だ。【アイテム詳細】エンポリオ アルマーニ「スポーツ/ライフスタイルイノベーション」発売日:2017年8月5日(土)取扱店舗:全国のエンポリオ アルマーニ直営15店舗<アイテム例>・自転車 97,100円・スケートボード(レッド、グレー) ショート 21,000円、ロング 27,000円・スケートボード用バックパック(レッド、グレー) 7,200円・ポラロイドカメラ 14,900円・Tシャツ(ホワイト、ブラック) 18,000円・ブルゾン 71,000円・キャップ 16,000円・ウエラブルマグネットリフレクター 1,500円【問い合わせ先】ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL: 03-6274-7070
2017年08月06日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にて、スケートブランドのラスベート(PACCBET)のセカンドシーズンとなるエクスクルーシブ コレクション「PACCBET2」がローンチされた。フォトグラファーでデザイナーのゴーシャ・ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)と、友人のスケートボーダーであるトリタ・ティタエブ(TOLITA TITAEV)らが立ち上げた同ブランド。今回のコレクションでは、キャップ(7,500円)、ビーニー(7,500円)、フーディー(1万7,700円)、スウェットシャツ(1万3,800円)、Tシャツ(8,400円から8,700円)、デニム ジャケット(7万2,000円から7万9,500円)、デニム パンツ(3万7,500円から4万4,700円)、そしてデッキ(1万2,300円)がラインアップする。さらに、2月にブランドのチームでラスベガスへ行った際に撮影し、自然体で旅行をする様子が収められている写真集「GOODBYE AMERICA」(2,700円)もコレクションとともに作成された他、店頭では旅行の様子を収録したドキュメンタリーフィルムも楽しめる。なお、取り扱いはDSM 銀座店・ロンドン店・ニューヨーク店・シンガポール店(オンラインショップのみ)及び、トレーディングミュージアム コム デ ギャルソン パリ店のみ。
2017年07月06日プロフィギュアスケーターの安藤美姫とフィギュアスケート男子のハビエル・フェルナンデス選手が14日、名古屋スポーツセンター(愛知)で行われたスケート教室に参加し、子供たちに指導した。2人は一部で破局が噂されたが、安藤は今月5日に映画のイベントに登場した際、破局説を否定していた。同教室には、地元・名古屋の5歳から14歳までの子供90人が集まり、前後半に分かれてプログラムを実施。最初に、講師のハビエル選手が「こんにちは。今日は楽しみましょう!少し、日本語が話せますから、たくさん子供たちと話したいです」と笑顔で挨拶すると歓声と拍手が。続いて、スペシャルゲストコーチとして安藤が登場すると再び大きな歓声が上がり、安藤は「元気!? リンクは寒いけど、元気だして楽しみながら滑りましょう!」と呼びかけた。安藤を先頭に、自分の美しいと思うフォームでリンクを自由に滑るウォーミングアップや、コーンを使ったステップの練習からスタート。途中、手本としてハビエル選手が片足でステップを踏み、「おー!」と子供たちから歓声が起こる一幕も。後半では、重心のバランスを鍛える練習を行い、安藤は子供たちに「下をむかないで! お腹を出さずに! そう! いい感じ! 美しいと思う姿で滑るの!」と熱い指導を行い、ハビエル選手も「日々、成長した自分を感じて! そして、成長した自分を忘れないで、また超えていこう!」と上達への道を語った。最後は、参加した子供たちへのプレゼントとして、安藤がスピン、ハビエル選手は華麗なジャンプを披露。2人のパフォーマンスに会場からはこの日一番の大きな歓声と拍手が起こった。その後、参加者全員との記念写真を撮り終え、リンクを去ろうとする2人を子供たちが取り囲み、安藤は「ありがとう!」と笑顔で一人ずつ握手をしたり、ハビエル選手は「またね!」と日本語で話しかけるなど、子供たちと触れ合いながらリンクを後にした。ハビエル選手は、スケート教室の前に行われた会見で、平昌オリンピックについて「メダルを獲得したいです」とコメント。「日本には、羽生選手や宇野選手といった素晴らしい選手がいて、私はその中で戦っていくことになります。そんな素晴らしい選手たちと争い、チャンピオンになりたいと思っています」と語った。
2017年06月15日歌舞伎とフィギュアスケートがコラボレーションを果たす、「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」が国立代々木競技場第一体育館にて開催されることが分かった。さらに、デジタル映像の演出をアートクリエイター集団「チームラボ」が担当するという。「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」は、日本文化を代表する歌舞伎と、芸術性に富んだスポーツであるフィギュアスケートを融合した、世界初の氷上のエンターテインメント・ショー。物語は、清けき光に包まれて現れた女神が、少年に見せる夢物語。少年が見る夢の世界は、神話の時代の日本を舞台に歌舞伎の善と悪のキャラクターが戦う。華美な衣装でリンクに登場するのは、市川染五郎や澤村宗之助ら歌舞伎役者、そして世界的トップフィギュアスケーターの荒川静香、高橋大輔、鈴木明子、村上佳菜子、織田信成、浅田舞など豪華キャスト陣。今回市川さんは、本公演の演出も手掛けている。本公演のさらなる見どころは、最先端のテクノロジーを駆使したデジタル映像。この映像の演出を、プログラマー、エンジニア、建築家、グラフィックデザイナーなど、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団で、集団的創造をコンセプトに活動している「チームラボ」が担当。アイスリンク全面を使った床打ちやスクリーンへの“プロジェクションマッピング”で空間を作り上げ、出演者の動きを、リアルタイムに察知し、シーンに合わせた映像を演出していく。「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」は5月20日(土)~5月22日(月)、国立代々木競技場第一体育館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日日本を代表するトップフィギュアスケート選手だった浅田真央さんが、2017年4月10日に自身のブログで引退を表明しました。2015年に活動休止から復帰したことで今後の活躍が期待されていたため、引退報道にショックを受けた人は少なくないようです。日本で非常に人気の高い競技であるフィギュアスケート。浅田さん以外にもたくさんのスター選手がいましたよね。彼らが私たちに与えてくれた興奮と感動は、今後も記憶に残り続けることでしょう。しかし、それでも「もう一度活躍してる姿を見たい」と思う選手もいますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「また演技が見たいフィギュアスケート選手」についてアンケートを取ってみました!●また演技が見たいフィギュアスケート選手は?・1位:浅田真央……48%(48人)・2位:高橋大輔……17%(17人)・3位:荒川静香……12%(12人)・4位:伊藤みどり……7%(7人)・5位:小塚崇彦……4%(4人)・6位:浅田舞……3%(3人)・同率7位:町田樹……2%(2人)・同率7位:鈴木明子……2%(2人)・同率7位:安藤美姫……2%(2人)・同率7位:織田信成……2%(2人)※11位以下は省略※有効回答者数:101人/集計期間:2017年4月11日〜2017年4月12日(パピマミ調べ)●1位:浅田真央『普段はエンタメ系のニュースは軽く流して見る程度だけど、真央ちゃんの引退報道にはビックリした!小さいころから知っているだけに寂しいですね。引退してから言うのはズルいかもだけど、また真央ちゃんの演技をオリンピックで見たかった』(34歳女性/営業)『真央ちゃんのおかげでフィギュアスケートに興味を持ったし、オリンピックでも興奮できた。私にとってフィギュアスケート=浅田真央 だから、またいつか戻ってきてほしい』(27歳女性/販売)やはりダントツで1位を獲得したのは『浅田真央』さんで48%(48人)となりました。今や日本では誰も知らない人がいないほど有名な浅田真央さんですが、一番最初に世間で注目されたのは小学6年生でトリプルアクセルを成功させたころではないでしょうか。その後期待の新星として2006年のトリノオリンピックへの出場が期待されていましたが、年齢制限に87日足りないことで出場資格を得られませんでした。しかし、浅田さんはその後も活躍を続け、数々の大会で優勝。満を持して出場したバンクーバーオリンピックでは銀メダルを獲得しています。そんな日本のフィギュアスケート界を牽引してきた浅田さんが引退してしまうのは、やはり寂しいですよね。ファンのわがままとしては、オリンピックで金メダルを取る姿を見てみたかったという思いも少しあります。とはいえ、浅田さんは引退して別の道へ進む決断を下したのですから、彼女の気持ちを尊重して今後も応援していきたいですね。●2位:高橋大輔『今は世間は羽生くん一色だけど、私はずっと高橋大輔のファンでした。技術もさることながら、容姿も抜群で興味のなかったフィギュアスケートに一気にのめり込みました。とくにトリノの世界選手権で金メダルを取った ときは人生で一番興奮したと思います(笑)。また彼の演技が見たいです』(37歳女性/専業主婦)『私は実はあまりフィギュアスケートは興味ないのですが、高橋大輔さんが出ているときだけは必ず見ていました。また現役で活躍している姿を見たいなぁ』(41歳女性/販売)2位は『高橋大輔』さんで17%(17人)となりました。高橋さんは現役時代、その端正なルックスと世界レベルの技術力で絶大な人気を誇っていた選手として記憶に新しいですね。2010年のバンクーバーオリンピックではアジア人史上初となる冬季オリンピックでの銅メダル獲得し、同年に開催された世界選手権では男子シングルでアジア人史上初の優勝を飾りました。浅田さん同様、高橋さんも日本に数えきれないほどの感動と興奮を与えてくれましたよね。そんな高橋さんは引退してからも、アイスショー等で活躍されています。今後も彼の動向に注目していきたいですね。●3位:荒川静香『やっぱりトリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香が一番印象に残ってる。本当にすごい演技だった。また全盛期のころの演技をみたい』(31歳女性/事務)『あのイナバウアーをもう一回見たい (笑)。最後に見たのは10年くらい前だからもう一回みたら相当感動すると思う』(36歳女性/主婦)第3位になったのは、『荒川静香』さんで12%(12人)となりました。荒川さんは体の上半身を反らせる“イナバウアー”で有名だった選手ですね。アマチュア競技を引退してから10年以上経ちますが、未だに鮮明に覚えているという人も少なくないのではないでしょうか?荒川さんを語る上で欠かせないのは、やはりトリノオリンピックでの金メダル獲得ですね。五輪フィギュアでアジア人初の金メダルでしたから、当時は日本中が興奮していました。またあの興奮を、と思うのはファンなら当然の感情だと思います。荒川さんは今は日本スケート連盟の副会長を務めるなど、現役選手のサポートに回っているようですが、その中から第2の荒川静香が出てくるのを楽しみにしたいですね。----------いかがでしたか?いずれも私たち日本人に大きな夢を見させてくれた偉大な選手ばかりですね。浅田さんの引退は残念ですが、これからも浅田さんのようなスター選手はきっと出てくると思います。今後も日本のフィギュアスケート界を応援していきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】また演技が見たいフィギュアスケート選手は?()●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年04月13日フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央(26)が12日、都内ホテルで現役引退会見を開いた。前編・中編・後編の3回に分けて、会見での発言を紹介する。○今後はまず、今年7月の「ザ・アイス」のアイスショーでいい演技を――今後どんな仕事をしていくのか注目されると思うんですが、自分の中でどんなプランがありますか?まず、もうすぐ夏にあるのが「ザ・アイス」のアイスショーなので、そこで選手生活を終えて初めて皆さんの前で滑れるので、いい演技を目指して頑張りたいなと思っています。――フィギュアスケートにどういう形で携わっていきますか?やはり私は5歳からスケートを始めて、今までスケートにお世話になりました。なので、これからどんな形であってもフィギュアスケートに恩返しができるような活動はしていきたいなと思っています。――具体的なプランはこれからという感じですか?そうですね、はい。――日本フィギュア界についてうかがいます。浅田さんに憧れてスケートを始めた選手たちが今、トップスケーターになってきました。そういう環境も含め、日本フィギュアスケート界の今後についてエールをお願いします。引退された大先輩の方をはじめ、私も引退をすることになったんですけど、今まで本当にスケート界を引っ張ってこられたかなという風に思っています。これからは、今若い選手がどんどん出てきていますので、若い選手が若いパワーでフィギュアスケート界を引っ張っていってほしいなと思います。○フィギュアスケートは「私の人生」――浅田真央さんにとってフィギュアスケートは、あらためて振り返ってどんな存在ですか?存在…うーん。どんな存在ですかね。難しいですけど(笑)、一言で言うと、やはり人生かなと思います。――今、自分を褒めたい部分はどういうところですか?私、けっこう飽きてしまうことが多いんです。ハマってしまったらそれにハマってしまうんですけど、それがすぐに飽きちゃう性格で、でもスケートは5歳から26歳まで続けてこられたので、『長い間すごいね、続けてきたね』って言いたいです。――そういった意味では、どういうスケート人生でしたか?やはり私のすべてがスケート中心の生活だったので、本当に私の人生です。――ファンの皆さんにも一言お願いします。本当にたくさんのファンの方が私のことを応援してくださって、本当に長い間、良い時も悪い時もあきらめずに応援してくれていたので、私もすごくそれが励みになりましたし、すごくパワーになりました。本当に感謝しています。ありがとうございました。○引退を迎えた今は「晴れやかな気持ち」、白スーツに込めた思い――アスリートなら誰もが迎える引退の日。自分がイメージしていた形と、実際この日を迎えられて、いかがでしょうか。本当に発表するまで、あまり自分の中ですごい実感というのはなかったんですけれど、またこうしてあらためてここに座って、今までのことを振り返りながら話していると、少しずつ、引退するんだなという気持ちがわいてきますね。――気持ち的には、寂しいのか、少しほっとしているのか、すがすがしいのか、いかがでしょう。本当に気持ちはすごく晴れやかな気持ちです。――これからスケート靴をあまり履かない生活、リンクから離れて少し暖かい生活が待っています。そうですね。私は1月から4月まではスケート靴を持たず、滑らずにずっといました。でも7月にショーがあるので、もう滑り始めます。――現役生活でやり残したこと、悔やむことはありますか?決断するにあたって、本当にたくさん悩みました。そういったやり残したことは何だろうと思うことがなかったので、それだけ本当にすべてやり尽くしたんじゃないかなと思います。――今日は白いブラウスに白いジャケットというお召し物ですが、その真っ白なお洋服に込められた思いはあるんですか?黒のスーツか白、どちらにしようかいろいろ悩んだんですけど、自分の気持ちとしては本当に晴れやかな気持ちなので、この服を今、着ています。○こだわり続けた"ノーミス"、代名詞の"トリプルアクセル"への思い――これまでの真央さんの競技人生の中で、何度も出てきた言葉というのが「ノーミス」だったと思うんですが、そこまで完璧、パーフェクトにこだわり続けたのはどういう思いがあったんですか?やっぱり失敗はしたくないですし、これだけ試合に向けて練習してきているからこそ、誰もがミスしたくないと思う。でも、自分は試合にそんなに強いタイプではなかったので、あえて自分で言っていたんじゃないかなと思っています。――真央さんと言えばトリプルアクセルだと思うんですが、真央さんにとってトリプルアクセルはどんなものですか?私は伊藤みどりさんのようなトリプルアクセルが跳びたいと思って、ずっとその夢を追ってやってきたので、本当に跳べた時はすごくうれしかったですし、自分の強さでもあったと思うんですけど、その半面やっぱり悩まされることも多かったです。――真央さんは5歳の時にスケートを始められましたが、今タイムスリップして5歳の時の自分に会うことができたら、どんな言葉をかけますか?うーん、難しいな(笑)。そうですね。「がんばって」って。やっぱり私はこれだけフィギュアスケートをやっていて、たくさんの方に応援してもらえて本当に幸せだなと思いました。なので、大変なこともあったんですけど、自分に対してエールを送ると思います。――以前、浅田選手が子供さんたちと接している様子がすごく印象に残っているんですが、浅田選手の経験から、日本、世界の子供たちに何かアドバイスというか、声をかけられることがあるとしたら、どんなことでしょうか。私は小さい頃から本当にスケートが大好きで、ただただスケートが大好きでやってきました。なので、今から始める子だったり、今頑張っている子には、「スケートを大好きな気持ちを忘れないでね」って言いたいかなと思います。私も子供が大好きなので、以前にもスケート教室とかやっていたんですけど、また機会があればぜひやりたいなと思っています。――あえてトリプルアクセルに声をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか。難しい(笑)。トリプルアクセルに声をかけたい、声をかける…どうしよう。うーん、「何でもっと簡単に跳ばせてくれないの?」って感じです(笑)○フィギュア人生の支えとなった「目標」と「応援」――ここまで(フィギュアスケートを)続けてこられた支えとなったものは?一つは自分の目標ですね。それだけではないですけど、たくさんの方に支えられて、そして、たくさんの方の応援があったからだと思っています。――今年の世界選手権の平昌五輪の出場枠が3から2になることが決まりましたが、それをどう受け止めていたのか、それが引退の決断に影響したのか。さっき自分で言っていた、「平昌五輪に出るという目標をやめてしまう自分を、許せるのかな、許せないのかな?」と思いながらずっと過ごしてきて、でも最終的に、最後に話し合いをして決めたのが2月だったので、世界選手権が影響したというわけではなくて、自分自身が最後は決めることですし、そんな感じで決めました。2枠になってしまったことに関しては残念なことではあると思うんですけど、その2枠をたくさんの選手の子たちが争うわけなので、本当にハイレベルな試合になるんじゃないかなと思っています。
2017年04月12日4月2日(日)今夜放送される日本テレビ系トークバラエティ「おしゃれイズム」に、子役で大ブレイク、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結がゲストで出演。この春中学に進学する本田さんの多忙なプライベートが紹介される。「おしゃれイズム」は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探り、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫るトーク番組。今回のゲスト、本田さんは4歳でCMデビュー。ドラマ「マルモのおきて」などへの出演を経て2011年放送のドラマ「家政婦のミタ」に出演したのがきっかけで一躍人気子役となると、その後2015年には映画『ポプラの秋』で映画初主演を飾り、昨年公開のアニメ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』では声優にも挑戦、第67回「NHK紅白歌合戦」では天童よしみの応援でダンスを披露し、今年1月放送のスペシャルドラマ「探偵少女アリサの事件簿」ではドラマ初主演を果たすなど女優業での活躍はもちろん、兄の太一の影響ではじめたアイススケートでも2015年には第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に出場、11位を記録しトップ10入りは惜しくも逃したものの、翌2016年の同大会では6位で初入賞を果たすなど、着実に実力を伸ばしてきている。今回番組では女優、フィギュアスケーター、そしてこの春から中学生と超多忙な本田さんの普段の生活に密着。自宅での猛トレーニングの様子や、話題の“恋ダンス”披露に加え、MCの森さんが本田さんとその妹で同じくスケーターでもある紗来さんとともに地元・京都でロケ。本田姉妹の京都ぶらりロケの模様もオンエアされる。中学に進学し、今後女優としても、フィギュアスケーターとしても活躍が期待される本田望結をゲストに迎えた「おしゃれイズム」は4月2日(日)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年04月02日横浜赤レンガ倉庫の恒例"クリスマスマーケット"ドイツでこの時期になると街を賑わせているのが"クリスマスマーケット"。クリスマスのグッズや、食べ物などを販売する市場のことで、伝統的な行事として親しまれています。日本にいながら、そんな素敵なドイツ体感ができるのが、ここ横浜赤レンガ倉庫で12月25日(日)まで開催されている「クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫」。物販以外にも、ハイセンスで美しいライトアップや、子供も楽しめるスペースなどが設けられ、家族でも恋人とのデートでも満喫できるイベントとなっています。デートにおすすめ♡ ロマンチックなイルミネーション今年は会場全体がホワイトクリスマスをイメージした装飾で統一。イベント開催中には、人口雪が降る日が用意され、ホワイトクリスマスを体感できるスペシャルな演出もあります。海側のスペースには10mに及ぶクリスマスツリーが設置され、ツリーのふもとにはカップルで鳴らせば幸せが訪れる“幸せの鐘”も登場!夜には会場全体がライトアップされ、幻想的な景色が広がります。”ヒュッテ”で本場ドイツの味を満喫クリスマスマーケットに来てまず体感したいのが、ドイツ語でヒュッテと呼ばれる木の屋台です。会場には15ヵ所のヒュッテが設けられており、本場ドイツのソーセージや、ドイツビール、バームクーヘンなど、食事系からデザート系まで幅広く楽しめます。飲み物にはブーツ型のマグカップが付いてくる特典があり、食事のみならずクリスマスグッズが持ち帰れるうれしいサービスもありおすすめ。食べ歩きしやすいフードや、体の温まるメニューで寒い屋外でも存分に楽しめそう♡冬の横浜赤レンガでスケートを満喫2月19日まで期間限定で開設される特設のスケートリンクは、今や横浜の冬の風物詩。毎年多くの家族連れや、若者などで賑わいをみせています。リンク上には多彩なアートが表示され、スケートと共にアートを楽しめます。その他、サンタが会場に訪れるイベントや、ドイツの伝統工芸“くるみ割り人形”の展示など、会場内では様々な楽しみ方ができるのも嬉しい。美味しいフードやお酒などを片手に冬の赤レンガを満喫しに行ってみては?店舗情報店名:横浜赤レンガ倉庫TEL・予約:045-227-2002住所:神奈川県横浜市中区新港1-1アクセス:「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分「みなとみらい駅」より徒歩約12分「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分営業時間:11月26日(土)~12月25日(日)※ツリーのみ24:00までライトアップ11:00~22:00/ライトアップ16:00~22:00※12月17日(土)~12月25日(日)は23:00/ライトアップ16:00~23:00※11月25日(金)は17:30〜点灯式・プレオープン※雨天は決行、荒天は休業の場合がございます
2016年12月17日マーゴット・ロビーは、新作『アイ、トーニャ』の撮影中にスケートで負傷することを心配しているという。1994年のリレハンメルオリンピック前にライバルのナンシー・ケリガンにけがを負わせたアメリカのフィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングをこの新作で演じるマーゴットだが、リンク上でけがをして製作を遅らせるのではないかと心配しているようだ。マーゴットはグラマー誌のインタビューで「私はプロデューサー業も兼任するからとても楽しみよ。ただ演技をしている時には考えないようなほかの不安も初めて経験しているの。今はけがをして撮影日が延期になって、すごい費用がかかることになるのをとにかく心配しているの。すごく怖いわ」「役を演じることで新しい能力が得られるからとてもワクワクしているの。それって俳優業の最高のメリットだと思うから。でも製作面でいったら、私がけがをしたらすべてを台無しにすることになるんじゃないかと不安よ」と語った。マーゴットは『スーサイド・スクワッド』で演じたハーレイ・クイン役のために1日3時間のトレーニングをこなしたそうで、今回の役作りも大丈夫そうだ。マーゴットのトレーナーを務めるアンディ・ヘッカーは先日、「マーゴットは本当にがんばり屋でした。あんなに短期間でマーゴットがなりたい体形になっていったのを見るのは本当に満足のいくものでした。『スーサイド・スクワッド』の中で彼女が大勢の前で服を着替えるシーンがあったので、腹筋を完璧な状態にする必要がありました。ハーレイは短パンを着ているので、お尻が常に見られる状態にありました」とマーゴットの努力を称賛していた。(C)BANG Media International
2016年10月17日ニューバランス(New Balance)の本格的なスケートライン「ニューバランス ヌメリック(new balance numeric)」が、2016年7月に日本上陸。ニューバランス ヌメリックはニューバランスから発信されるパフォーマンス フォーカスのスケートライン。本国アメリカでは2013年から始動し、2015年に本格的に展開がスタートした。ブランドにおいて初となるアクション スポーツラインであるニューバランス ヌメリックは、100年以上の歴史の中で培ったテクノロジーを融合し、高いアクティビティをサポートする。販売予定の商品詳細や販売店などについては、7月以降に情報が解禁される予定だ。【概要】ニューバランス ヌメリック(new balance numeric)日本上陸時期:2016年7月【問い合わせ先】株式会社ニューバランス ジャパン お客様相談室TEL:0120-85-0997
2016年05月31日ブックウォーカーは12月16日、単行本『百獣繚乱 ―フィギュアスケート日本男子― ソチからピョンチャンへ』を発行する。著者は、10年以上フィギュアスケートの取材してきたフリーライターの青嶋ひろの氏。紙版は税別1,600円、電子版は税別1,500円。まだ記憶に新しいグランプリファイナルでの羽生結弦。総合得点で330.43をたたきだし、世界歴代最高点を自身で更新した。しかし、順調にスケーターとして成功してきたように見える彼も、「もう滑りたくない」「何のためにスケートをしてるのかわからない」と内なる葛藤と常に戦っていた。苦悩の中にいた羽生選手が、いかにして栄光を手にするに至ったのか……同書では羽生選手を始め、日本の誇るべきフィギュアスケート男子たちが銀盤の上では決してみせることのない素顔、苦悩、努力、決意がインタビューを通じてつづられる。宇野昌磨、山本草太、田中刑事、日野龍樹、本田太一ら注目の若手選手、メキメキと実力をつけてきた村上大介、無良崇人。そして、日本のフィギュアスケート界を牽引し続ける髙橋大輔、町田樹、織田信成、小塚崇彦ら名選手の軌跡も紹介。巻頭のカラーグラビアでも各選手の名シーンを収録しているという。また巻末には、本書に登場する選手たちのプロフィールや戦績がひと目でわかる一覧表も掲載。選手たちが歩んできたフィギュアスケートの歴史を、さらに深く楽しむことができるとのこと。さらにBOOK☆WALKERストア他で配信される電子版には、単行本にはない選手たちのスナップ集も収録。リンクを離れた選手たちのリラックスした表情が見られるという。
2015年12月16日フィギュアスケートは、技術と芸術が融合した競技。勝負はもちろんだけど、技、音楽、衣装etc。トータルでわかると、もっともっと楽しめる。そこで、生観戦歴豊富な3人がちょっとマニアックな観戦術を指南します!今回教えてくれたのは、浅田真央選手を熱烈応援。試合前には本人より緊張する!?美容エディターで、ソチでラジオノワ選手と撮った写真が家宝という平 輝乃さん。showroom SESSIONプレス、自称・データオタク、主要大会の後はISUのサイトで必ず採点表をチェックするという最勝久美子さん。踊れる選手を愛するカメラマン、中国大会を生観戦し、フェルナンデス選手のフラメンコに感動し急速に愛が深まっている柴田文子さんのお三方です。■ジャンプの見分け方を知るより、お手本みたいな演技を見よう。最勝:ジャンプは成功したかどうかだけでなく、美しさも見てほしいですよね。種類を見分けるのも上手い選手の演技を見るのが一番。平:ポイントは、高さ、飛距離、跳ぶ前後の流れね。難度によって基礎点というのが決められていて、これらがいいと、さらにGOEといわれる出来栄え点がつく。代表的なところでは、羽生選手のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプ。高さといい、流れるようなランディングといい、まさにお手本のよう。中国大会で浅田選手が跳んだトリプルアクセルも、素晴らしい高さで、GOEがついてた。最勝:飛距離のすごさなら、中国のエンカン選手も負けていないけれど……出場できるかなぁ。柴田:4回転はじめ、サルコウジャンプなら、ハビエル・フェルナンデス選手。無駄な力を使わずにすっと跳び上がって、なめらか~にランディングする。美しいです。最勝:ルッツジャンプは誰かな?ルッツこそ、覚えるには“これぞお手本”という選手の演技を見るのが一番なんだけど。平:女子の3回転の連続ジャンプは、3回転ルッツからの3回転トウループが、たぶん、今は一番難度が高いと思うので。ゴールド選手やワグナー選手、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手、日本でも宮原知子選手がプログラムに入れていましたよね。最勝:後ろ向きに滑ってくるから、エラーをつけようがないぐらい、これでもかと外側のエッジに重心をかけてくる選手は、見ていて気持ちがいい。女子はそこまで倒せないから、やっぱり男子かな。柴田:金選手の4回転ルッツは?世界初の4回転ルッツ3回転トウループの連続ジャンプで、GOEがついていたくらいだから。平:スピンやステップを見るなら、アメリカのジェイソン・ブラウン選手!と言いたいけれど、残念ながらケガでファイナル進出は叶わず。ちなみに、スピンは、回転が速く、ずっと同じ位置で回れているかどうかがチェックポイント。最勝:ブラウン選手は、柔軟性があって、男子ができないような独創的なスピン、脚が180度開くバレエジャンプなどを持っていて、それだけで魅せられる選手だから、覚えておいて損はない。柴田:でもね、フィギュアスケートは、ジャンプやスピン、ステップが上手いだけじゃダメなんです。平:技を評価する技術点に加えて、演技構成点というのがあるから。柴田技と技のつなぎとか、音楽がちゃんと表現できているかとか。そして、スケーティングスキルね。平:今回、グランプリシリーズを見ていて、改めてすごいなと思ったのは、パトリック・チャン選手のスケーティングの上手さ!1年ぶりに観たら、もうね、別格でした。エッジは深い(傾いている)ほどいいんですけど、足元を見ているとこれが倒れそうなぐらい深い。柴田:そして、ひと蹴りで、なめらかにすーっと伸びて。平:他の選手の3倍は進む。休んで肩の力が抜けたのか、スピードも以前より出ている気がする。最勝:ジャンプの前後でも、難しいステップをしても、そのスピードが落ちないんですよね。“帰ってきてくれて、ありがとう!”っていう感じ。柴田:こういうスケーティングの上手さが堪能できて、かつ、ジャンプも決まって。パッケージでいいものが見られた時、お茶の間でも“ブラボー”ってなるんです。■観客を沸かせるのは、選手にピタリとハマった振り付け。最勝:プログラムは選曲ももちろんだけど、振付師も大事!柴田:私が、今季、最も感動したのは、フェルナンデス選手のショート『マラゲーニャ』。最勝:フラメンコを振り付けさせたら右に出る者はいないという、アントニオ・ナハロ氏の!柴田:やっぱり、スペイン人がフラメンコを踊ると違う。しかも、SPの『マラゲーニャ』では髭をはやしていて、爽やかなフランク・シナトラのフリーではその髭を剃ってくるという小技も憎い。最勝:私はベタだけど、ローリー・ニコル振り付けの浅田選手のショート『素敵なあなた』。彼女の雰囲気に合った明るいジャズナンバーで。復帰作としては大成功。平:フリーも同じニコルさん振り付けの『蝶々夫人』。羽生選手のフリー『SEIMEI』と、和のプログラムというのが面白い。ファイナルには進出できなかったけど、村上佳菜子選手も和もので。柴田:本郷理華選手の『リバーダンス』も好き。途中のステップあたりから、グングン盛り上がってきて、中国大会では皆、大喜び。最勝:いまや、海外選手のプログラムも数々振り付けている宮本賢二さんの振り付け。今季は、フェルナンデス選手のエキシビションも手がけています。柴田:今季のフェルナンデス選手は、衣装もすごくいいと思う。平:女子の衣装はアメリカがいつもきれい。今季もワグナーのフリー『ムーランルージュ』の純白の衣装や、ゴールドのフリー『火の鳥』の真っ赤な衣装は見る価値あり。ロシアのトゥクタミシェワ選手はいつも黒い衣装でポニーテールなので来季は変えてほしいな。柴田:せっかく昨季からボーカル入りの曲が解禁になったのに、今季は歌入りのいいプログラムがなかったので、それも来季に期待。■チェックポイントは、キス&クライと氷上と看板!?柴田:フィギュアスケートを生で観戦していて、いちばん驚くのは、スケーティングのスピード。平:ほんとにそう。テレビだと、そんなに違いがわからないけど、生で観ると歴然。テレビでもリンクの看板を見ていると少しわかる。最勝:あとは、氷の音。上手い人は、滑っている時の音が静か。平:滑っている選手の気持ちや気迫が、観客にグッと迫ってくる時もあって。そういう時は、自然と会場に一体感が生まれるんです。最勝:ファイナルには進出できなかったけど、ブラウン選手なんかは、まさにそう。4回転がなくても、ステップやスピンで観客を惹きつけられるので、よくスタンディングオベーションが起こります。平:さらに難しいジャンプも決まって、ノーミスという時は、観客の歓声も作品の一部になって、テレビ越しに感動が伝わるという。柴田:中国大会の時の、本郷選手のフリーは、まさにそうでした。終わった瞬間、周りが立ち上がって、“ブラボー”“ブラボー”で。最勝:いい演技をした選手には、拍手をしながら“ブラボー”って声をかけるんですけど、私たちにはハードルが高いので、普通にリンクに花束を投げ込んでいます。会場で売っていますから。平:それが習慣なんですけど、中国はぬいぐるみ。花は売ってない。柴田:テレビをつけて氷の上が賑やかだったら、神演技の証。最勝:その後、点数が出るまでの時間は、キス&クライで得点を待つ選手の様子を観察するのがお約束。テレビではその時リプレイを流すから、これは生だけの楽しみ。◇伊藤みどりさんから浅田選手へ継がれた技。前向きに跳び上がり、後ろ向きで着氷する難しい3回転半のジャンプ。現在、女子で跳んでいるのは浅田選手とトゥクタミシェワ選手ぐらい。◇スペイン開催で、コレは盛り上がる。コミカル系が多かったフェルナンデス選手。が、今回は男の色気漂うフラメンコプロ。カスタネットを叩く仕草をする手の表情も素敵。◇いつの頃からか、花がぬいぐるみに!?いい演技の後に花を投げ込む習慣は、日本発祥説も。会場内で買う花束は花びらなどが散らないように包装。最近はぬいぐるみが急増。※『anan』2015年12月16日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツロイター/アフロAP/アフロ新華社/アフロ毎日新聞社/アフロ青木紘二/アフロムツ・カワモリ/アフロTasos Katopodis-ISU/Getty ImagesLintao Zhang-ISU/Getty Imagesイラスト・別府麻衣文・齋藤優子
2015年12月12日日本限定「スケートシューズ」秋冬モデルスペイン生まれのシューズブランド「ジェフリーキャンベル」より発売されていて、日本限定発売のスケート靴を彷彿させるデザイン「スケートシューズ」の2015年秋冬モデルが今秋より発売中だ。個性的な星形のヒール「SKATE-STAR」2015年秋冬モデル「SKATE-STAR(スケートスター)」は、個性的な星形のヒールが特徴で、シンプルなアッパーを併せることで、星形ヒールがより一層際立つデザインとなっている。また、個性的なデザインながら、見た目以上の安定感と歩き易さが追求され、13cmという高ヒールながら、前の厚みが4.5cmあるウエッジソールの仕様だ。色 : ブラック、ホワイト、ゴールド価格:ブラック、ホワイト¥22000(税抜) ゴールド¥20,000(税抜)今年の冬は「SKATE-STAR(スケートスター)」で足元を個性的にきめてみてはいかがだろうか?販売店舗は、ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店、ジェフリーキャンベル なんばパークス店 、ジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストアや正規販売店となっている。(画像はジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストアより)【参考】・ジェフリーキャンベル 公式HP・ジェフリーキャンベル オフィシャルウェブストア
2015年11月19日熱狂的なファンが多く、毎回オリンピックやコンテストのたびに話題が集まるフィギュアスケート。その衣装はフェミニンなものからハードなものまでデザインも多種多様、200枚以上の写真によるまとめサイトもあるなど見逃せない要素の一つでしょう。お国柄(?)も出るかもしれないそんな衣装について、海外の方はどう感じておられるでしょうか。そこで、日本在住の外国人20名に「フィギュアスケート選手の衣装のデザイン、かっこいいあるいはかわいいと思いますか?」と質問してみました。■選手によってかわいい、かっこいいがあると思います。(ドイツ/40代前半/女性)<■かわいくてかっこいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)<■女子はきれいでかわいいと思います。男子はかっこいいというよりステキです。(タイ/30代後半/女性)<■かわいい。(ロシア/20代前半/女性)<■かわいいです。(中国/20代後半/女性)<■かわいいと思います。(韓国/40代後半/男性)<■かわいいものが多いです。(マレーシア/30代前半/男性)<■かわいいです。(ベトナム/30代前半/女性)<■はい、かわいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)<■かっこいいと思います。(フィリピン/40代前半/女性)<■かっこいいのが多いですね。(スウェーデン/40代後半/女性)<■かっこいいです。(スペイン/30代後半/男性)<■かっこいい。(イスラエル/30代後半/女性)<■デザイン自体はあまりかっこいいとかかかわいいとは思わないけど、選手を見るとかっこいいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)<■はい。(ブラジル/20代後半/男性)<■はい、思います。(台湾/40代前半/男性)<約8割が好意的な回答となった今回。フィギュアスケートは、衣装も含めた芸術性の高さが重要になるスポーツです。各国趣向を凝らした衣装をデザインしており、日本もその例外ではないのはよくご存じですよね。競技時の衣装は、スポットライトがないため、男女ともラインストーンを使うなど、通常の照明でも美しく光る細工をするのが普通だとか。また近年はテーマ設定のある演技が中心のため、音楽と動きに衣装が合っているかも重要です。そして本人や振付師の意見も含め、そうした細かな要件を確保したデザインが施されています。身頃は伸縮性の富んだストレッチチュール、(女性の)スカートは色や素材に表情が出しやすいシルクなどで形にされることが多いそう。肌色のネット部分を増やせば美しく見せやすくなる一方、罰則規定もあるのでバランス感が欠かせません。日本人の場合は、平ぺい気味なお尻の形を隠すため、本来のヒップより数ミリ上にスカートをつける工夫も。調べてみると、かわいい・かっこいいというイメージは、どうやら演技テーマによる部分が大きそうです。しかし、印象を強めるためにつけるフリルやレースなどの多さがそのイメージを固める要因の一つにはなっているのかもしれませんね。■かわいすぎて年齢に合わないものを日本選手は着ていると思う。もう少し衣装を面白くしたらいいと思う。(イギリス/20代前半/女性)<■かわいいと思いません。(ペルー/30代前半/男性)<■どちらも思いません。(アメリカ/20代後半/男性)<■いいえ。(オーストラリア/40代前半/男性)<例えば「オペラ座の怪人」であれば、男女とも白黒が基調の強い印象を与えるデザインの衣装はあります。宮原知子選手のように、「ミス・サイゴン」ではアオザイをイメージした深紅の衣装、「魔笛」ではパフスリーブのフォルムのかわいさを上回るロイヤルブルーを採用した衣装など、クールなデザインを身につける方もいます。日本人選手のバリエーション豊かな衣装もぜひ見ていただきたいですね。選手の中には、ご両親の意見を取り入れたデザインにしたり、お母さまが装飾を手伝われた衣装を身につけたりする人もいるのだとか。そんな裏話も含めて、テーマがどう衣装に落とし込まれているか、また同じ曲でもデザインがどう変遷しているのかなどにも注目してみると面白そうですね。
2015年11月02日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)が10月12日、ブランド初となるスケートボードコレクションを発売。コレクションのローンチと同時に、オンラインデジタルムービーチャンネル「NOWNESS」とのコラボレーションによるショートフィルムを公開した。同スケートボードコレクションは、スイスにあるアートデザイン大学ECAL(University of Art and Design, Lausanne)の学生との共同プロジェクトによって製作されたもの。学生たちはブランドのアーカイブプリントを研究し、エミリオ・プッチらしさを再解釈。“Dolce Vita”と名付けられたプリントには、イタリアを象徴するようなパスタやアイスクリームなどのモチーフが用いられている。同コレクションは複雑なトリックであるオーリー、エアー、フリップ、スライド、グラインド、マニュアルといったスケートボーディングを可能にする、ストリートやスケートパークでの使用に適した「Street Shape」と、アスファルトや石、コンクリートでの走行に適した「Crusier Shpae」の2モデルで展開される。また、コレクションに合わせて公開されたショートフィルム「Rolling with Emilio Pucci」は、エドワード・ハウゼン(Edward Housden)によって制作された。6月に発表されたカプセルコレクション「THE PILOT EPISODE」のシルクドレスを纏ったモデルのMartha-Rose Reddingが、スケートをしながら双子の少年と対立する様子が描かれている。
2015年10月13日フィギュアスケートの世界選手権が3月末に閉幕し、2014-2015シーズンの主要大会は、残すところ4月16日開幕の国別対抗戦のみとなりました。今シーズンは競技会でのボーカル使用が許可されたこともあり、競技での使用曲はどうなるのかということに注目が集まったと思いますが、みなさんの印象はどうだったでしょうか。今回はオフシーズンで最も重要な「使用曲の決め方」を、私の経験などを中心にお伝えします。○ヒット映画から使用曲を決めるケースが多い以前にオフシーズンは曲を決めることから始まるとお伝えしましたが、今がまさにその時期で、もうすでに来季の使用曲を決めている選手もいることでしょう。使用する曲を探すことは本当に難しく、毎年頭を悩ます選手が多いのではないかと思います。今シーズンの国内大会において、シニアでは「オペラ座の怪人」を、ジュニアでは「ロミオとジュリエット」を使っている選手が多かった印象を持っていますが、同世代で使用曲がかぶってしまうのは珍しいことではなく、私の現役時代もよくありました。昨シーズン(2013-2014シーズン)は、「レ・ミゼラブル」を使用している選手がよく見られましたが、全国的にヒットした映画の使用曲はスケートに使われることが多いです。また、有名な選手が使っていたから「この曲を使いたい」という選手もいます。このように映画やドラマ、また試合観戦などを通じて、知った曲を使うというパターンが一番多い選び方ではないでしょうか。私自身も、現役最後のシーズンで使用した曲(FS: 篤姫)は大河ドラマの影響が大きいです。○コーチや振付師が薦めてくる場合もあるスケーターの中には、感性を養うためにミュージカルやバレエなどの芸術鑑賞に行く人も多く、そこで使用されていた曲を使う選手もいます。今シーズンの村上佳菜子選手は、ショート・フリー共に「オペラ座の怪人」の中の使用曲を用いていましたが、「劇団四季」のミュージカルを見てからずっと使いたかったようです。「リバーダンス」という曲もよく使われていますが、これもアイリッシュ・ダンスを中心とした舞台作品の中で使われている曲です。このように自分自身で勉強のために見た作品の楽曲も、プログラム曲に選ばれることが多いです。また、周囲の意見を参考にして決めるというパターンもあります。振付師の方が、「この選手に合うだろう」と持ってきてくださる場合や、普段指導をしてくださっているコーチが、「この曲が好きだからぜひ滑ってほしい」と希望する場合などです。ソチ五輪シーズンに鈴木明子さんが滑ったショートの曲「愛の賛歌」は、師である長久保裕コーチが好きだった点も選曲決定につながったようです。○自分の演技が映える一曲を選ぶ難しさ先ほど「選手に合う曲」と表現しましたが、「どのような基準で選んでいるのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。実はそのほとんどが「フィーリング」で、これというものがなくお伝えしにくいのが正直なところです。ですが、その曲を聴いたときに「滑ってほしい選手が、その曲で演技している姿が想像できるかどうか」という点が、ポイントになると思います。競技中は、使用している曲を表現しなくてはいけません。ダイナミックなジャンプを跳ぶ選手はそのジャンプに合うような曲を、魅せるのが上手な選手はその表現がより映えるような曲を選ぶでしょう。また、高橋大輔さんのように速くステップが踏める選手は、ステップの足さばきを後押ししてくれるような曲を…というように、選手の得意なエレメンツが一層映えるような曲を選ぶケースが多いのではないかと考えられます。その一方で、伸び盛りのノービス・ジュニアの選手はもちろん、シニアの選手でも自分自身の表現の幅を広げるため、昨季とは全く異なるジャンルの曲を選ぶこともあります。自分の演技を生かしてくれる一曲を、慣れ親しんだジャンルとは別分野から選ぶことの難しさは、皆さんもうっすらと想像できるのではないでしょうか。○苦労して決めた曲をブラッシュアップこのようにオフシーズンにさまざまな苦労を経て使用曲を決めていきますが、実際に振り付けをしてみて、「ジャンプがどうしてもはまらない」「スピンをする時間が足りない」などの問題が出てくることはよくあります。そのような問題を解決し、より良いものができるように何度も何度もブラッシュアップをしていきます。全日本選手権につながる国内予選が始まるまで、残り半年を切りました。選手たちにとっては長いようで短いオフシーズンになるかと思いますが、試行錯誤を重ねてできた良い作品が数多く見られることを楽しみにしたいです。写真と本文は関係ありません○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年04月15日あの浅田真央選手が3度目の女王に、羽生結弦選手が王者に輝いてから早1年。今年も世界最高峰の戦いがやってきました! シーズンのクライマックスとなる今年の世界選手権も、見どころが盛りだくさん! フィギュアファンはもちろん、これまであまりフィギュアスケートを見たことがない人もシーズンラストを飾るこの大会は大注目です。■いつから番組が見られるの? 世界フィギュアスケートの放送が開始されるのは、3月26日午後7時から。女子ショートプログラムからスタートし、27日午後2時からペアフリー・アイスダンスFD、午後7時57分から男子ショートプログラムが行われます。注目の男子フリーは28日午後6時30分からで、生中継なので臨場感溢れる雰囲気を味わうことができるはず! 3月29日はエキシビションが午後7時から始まるので、ショートやフリーとは違った選手達の伸び伸びとした演技を楽しむことができますよ。3月26日から29日の間、フジテレビ系列で4夜連続放送されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。■世界が注目する大会! 見どころは? やはり今大会の注目は、羽生選手です。五輪で金メダルを獲得しましたが、予想外のアクシデントに見舞われるなど、コンディションの面で心配されていました。日本男子史上初となる連覇がかかっているというプレッシャーをどう跳ね除けるのか、というところに注目! また、全日本女王に輝いた宮原知子選手は、世界初お披露目! 今月で17歳になるという彼女にはチャレンジャー精神で立ち向かってもらいたいですね。日本チーム最年長の小塚選手は、現役を引退することも検討していたようですが、今季も現役を続行することを決め、年下の強豪選手たちにどう挑んでいくかが楽しみです。外国人選手で注目されているのは、男子のデニス・テン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、マキシム・コフトゥン選手です。女子ではエリザベータ・トゥクタミシュワ選手、ポリーナ・エドムンズ選手、エレーナ・ラジオノワ選手が上位を争うことが予想されているようです。■選手達のムービーをチェック! 選手達が今大会にどのような思い入れがあるのかなどを、ムービーでチェックすることができます。羽生選手を含む先週のインタビューは 番組サイト からチェックして。世界フィギュアスケート2015を閲覧する前に、ムービーを見ることで、今大会の見方も変わってくるかも? どの選手が活躍するか、表彰台の顔ぶれはどうなるか…。氷上の大決選を要チェック!
2015年03月26日ロッテは2月28日、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナ・アイスリンクにて「LOTTE フィギュアスケート教室」を開催。同教室には、フィギュアスケート・浅田真央選手とその姉・浅田舞さんがコーチとして参加した。同教室には、ロッテのキャンペーンに応募した人の中から選ばれた小学生約100名が参加。初めてスケートに挑戦するという子どもたちも多い中、浅田姉妹はにこやかに子どもたちと対話してその緊張をほぐそうとした。ストレッチを終えると、真央選手がY字スピンやビールマンスピンを披露。「皆も一度は見たことある技じゃないかな」と真央選手が話すと、「じゃあ今日は皆、これに挑戦しようか! 」と舞さんがすぐに合いの手を入れるなど、姉妹ならでは「あうんの呼吸」で、皆を盛り上げた。小学生低学年の子どもたちの手を取ってあげたり、肩を支えながら指導したりと、"生徒"たちとの触れ合いを楽しみながらレッスンを行う浅田姉妹。レッスンの途中、真央選手がある女の子に「もう少しだけ頑張れる? 最後だから頑張ろう! 」と、最後までやり抜きとおすよう、励ましの声をかけるシーンもあった。スケート教室を終えた姉妹は、「初めて滑る子も多かったんですけど、みんな成長するのが早くて、いろんな技を教えるのが楽しかったです」(真央選手)、「子供たちが楽しそうにスケートしている姿が、本当に私たち自身すごくうれしくて楽しい時間でした」と共に充実の表情。レッスンの出来栄えを問われると、2人とも「100点」と声をそろえ、今回が初めてという「浅田姉妹でのスケート教室」に大満足の様子だった。今後も、このような姉妹でのスケート教室は見られるのだろうか。舞さんは「最近ちょっとずつやり始めてすごい楽しいので、これからもこういう機会があればうれしいなって思います」。真央選手は「自分がそんなに今までスケート教室とかやったことがなく、最近やり始めたのでまだわかんないですね」と前置きしつつも、「子供が好きなのですごいいつも楽しみです」と、スケート教室開催自体には前向きな発言。さらなる姉妹のコラボレーション教室開催に含みをもたせた。真央選手は現在休養中でその去就に注目が集まっているが、今後については「方向性がちゃんとしっかりしたら、目標もしっかり持ってやっていくと思いますが、今はどの方向に行くかをしっかり考えていきたいなと思っています」と述べるにとどめた。
2015年03月02日女子フィギュアスケート選手で休養中の浅田真央が12月18日(木)、東京都内で自身プロデュースの「クリスマス・チョコツリー」点灯式に出席。1年間の競技生活休養を発表してから約7か月経った現在の赤裸々な思いを語った。今年5月の休養発表会見で進退を尋ねられて答えた「ハーフハーフ」が新語・流行語大賞にノミネートされたが、浅田さんは「会見の時は、やるか分からないという意味を込めて『ハーフハーフ』と言ったけれど、それから数か月経って練習中のジャンプの調子も上がってきて…より一層『ハーフハーフ』の気持ちが強くなった」と当時に比べてより進退を意識している様子。それでも、スケートに対する思いを聞かれると「オリンピックが終わってからは続けていきたいという気持ちがなかったけれど、数か月経ってみて、スケートが好きだし、スケートと共に成長してきた私なので、共に歩んでいこうと思っています」と心境の変化を明かした。また休養後初のクリスマスを迎える浅田さんは「予定は特に決まってないです。何もないです」と笑顔を浮かべながら、「毎年この時期に試合があるので気持ち的に試合モードだけれど、今年は試合に出ないということでリラックスした気持ちですね」と新鮮な面持ち。ただ12月21日(日)からは「クリスマス・オン・アイス2014」への出演も予定されていることから「ショーには出演するので、今年も滑るんだという気持ちです」と話していた。浅田さんプロデュースのチョコ・ツリーは、品川プリンスホテルにて12月25日(木)まで展示される。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日●ジャンプルールの厳格化フィギュアスケートの採点方法は、ソルトレイクシティ五輪後に大きく変わりました。それまでは6.0点満点で採点する減点方式の採点法でしたが、ソルトレイクシティ五輪時の採点に不正があったとされ、翌シーズンのグランプリシリーズで試験導入した後、2004年-2005年シーズンからは現在のISUジャッジングシステムが導入されました。○毎年変わるルールISUジャッジングシステムとなっても、技術(ジャンプやスピンなど)と演技構成(主に表現力)を分けて採点をすることは変わっていません。ただ、ジャンプやスピンに対して基礎点が決められており、以前の減点方式と比べてはっきりと得点の基準が明確化された分だけ、選手は得点を得るための作戦が立てやすくなったのではないかと思います。フィギュアスケートのルールは毎年少しずつ変わっていますが、大きくルールが変わるのは五輪後が多く、今年も大幅なルール改正が行われました。今回はその中からジャンプに関する大きな変更点をご紹介したいと思います。○ジャンプミスはこれまで以上に許されないまずはショートプログラム(SP)についてです。SPは7つの課題が定められており、シニアの場合だとa.ダブルまたはトリプル・アクセルb.ステップより直ちに行うトリプル(男子はクワドラブル<4回転<も可)・ジャンプc.bとは異なる種類のジャンプ・コンビネーション(男子: 2-3回転、3-3回転、2-4回転、3-4回転女子: 2-3回転、3-3回転)d.フライングスピンe.男子:dとは異なるポジションの足かえ1回のキャメルまたはシットスピン女子:レイバック・スピンあるいはサイドウエイズ・リーニング・スピンf.足かえ1回、少なくとも2種類の基本姿勢を含むスピン・コンビネーションg.氷面を十分に使用したステップ・シークエンス以上が課題となっています。このうち3つがジャンプの課題ですが、要求を満たさないジャンプは「無価値」となるというルールが新たに加わりました。昨年までのルールですと、例えばジャンプのタイミングが合わずにダブル以上のジャンプがシングルジャンプになってしまった場合、出来栄え点(GOE)は最低評価の「-3」とされましたが、シングルジャンプの点数そのものは入っていました。しかし今シーズンのルールでは、シングルになってしまった場合は0点(コンビネーションジャンプの場合、シングルになったもののみ0点などの細かな規定あり)になるということになります。昨シーズンまでもジャンプのミスには厳しいルールでしたが、今シーズンはより厳しいルールに変更され、本当にミスが許されない状況になったと言えます。○フリーではダブルジャンプの回数に制限次はフリースケーティングについてです。フリースケーティングで大きく変わったところは、ダブルジャンプの回数に制限ができたことです。昨年までは、ダブルで回数制限を設けているジャンプはアクセルのみでした。しかし、今シーズンからは「いかなるダブルジャンプも全部で2回を超えてはならない」というルールに変更になりました。すなわち、ジャンプコンビネーションでダブルトゥループ(2T)の3連続ジャンプを行った場合は、キックアウト(基礎点なし=0点)になるということです。また、ジャンプコンビネーションにも新たなルールができました。ジャンプコンビネーションは、「全てのトリプルおよびクワドラブルジャンプのうち、2種類のみを2回行うことができる。これら2回行ったうちの少なくとも1つがジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスの場合、行った両方ともが通常の方法で評価される」との旨がルールに記載されています。分かりやすく説明しますと、トリプルトゥループ(3T)を2回行う場合は、どちらかをジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスにしなければ正常に点数が評価されず、3Tのソロジャンプを2本跳んでもきちんとジャンプの点数が評価されないというわけです。ここまでは昨シーズンまでと同じですが、もし転倒等で2回ともソロジャンプになった場合、2回目のソロジャンプに「+REP」という記号がつき、本来の基礎点の70%になるというルールが追加されました。昨シーズンまでは、同じような場合は2回目に「+COMBO」という記号がつき、本来の基礎点の80%になっていたことを考えると、1割の違いが生じるわけです。さらに、ジャンプコンビネーションまたはジャンプシークエンスは最大3回までで、1つのジャンプコンビネーションは最大3個までのジャンプを含んでよく、残りの2つは最大2個までのジャンプとするというルールがあります。昨年までは+COMBOの記号も最大3回までとされているうちの1回にカウントしておりましたが、今年からはカウントをしないルールに変更になりました。●これまで以上に演技中の即座の判断が求められるミスをした際の基礎点は低くなってしまいましたが、ジャンプコンビーネーションのルールと合わせて考えると、2回行ったジャンプのどちらかで行う予定であったジャンプコンビネーションが、他のジャンプを行った時につけることができるので、点数の面では同じくらいになるのではないかと思います。少し例を出してみます。例えばフリー冒頭で3Tの2連続ジャンプを予定していたが、タイミングが合わずに2Tの2連続ジャンプになってしまったとしましょう。ジャンプコンビネーションのルールでいえば、あと2回ジャンプコンビネーションができるということになります。ジャンプコンビネーションはトゥループまたはループ(Lo)で行うことが多いです。ただ、2Tはすでに2度使用しているため、ダブルジャンプの新ルールによって、ループジャンプを含んだ3連続ジャンプにするなど、2Tを使わないジャンプコンビネーションに変えなくてはなりません。すなわち、演技後半で3Lo-2T-2Tというジャンプコンビネーションを予定していても、演技冒頭で3T-3Tのジャンプコンビネーションが2T-2Tになってしまった場合、後半に予定していたジャンプを3Lo-2Lo-2Lo等に変更しないといけないということです。ステップを挟んでジャンプシークエンスにすることも可能ですが、その際にもこの後に行う予定のジャンプのことも考慮しなければいけません。さらにその後、同じ種類のトリプルを2回行い、どちらにもジャンプコンビネーションがつけられなかった場合、その後に予定しているジャンプの中でリカバリーを行わなければいけません。そして、それら全てを演技中に瞬時に判断しなくてはいけないのです。○ミスを想定した練習の必要性かなり極端な例になってしまいましたが、このようなことが試合で起こらないとも限りません。ジャンプの順番等の作戦を立てることも、得点を得るために重要なことだと思いますが、ミスが起こることも想定し、日々の練習でリカバリーの仕方も練習しておくことが大事なのではないかと思います。日本国内では全国各地で全日本選手権の予選が始まるなど、本格的にスケートのシーズンが始まりました。ルールが大きく変わり、選手たちには負担が大きかったオフシーズンだったとは思います。しかし、ジャンプやスピンなどの技だけにとらわれず、選手それぞれ練習してきたプログラムというすばらしい作品が見られることを、私は楽しみにしています。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2014年10月23日リンク上では華やかな衣装を身にまとう女性フィギュアスケーターだが、私服姿はどうだろうか。現役を引退したOGも、テレビ番組の解説などに出演してスケートの衣装姿とは違った魅力を見せることも多い。そこで、マイナビニュース会員733人に私服がおしゃれな女性フィギュアスケーターに関するアンケートを実施。その選手を選んだ理由も合わせて紹介する。Q.私服がおしゃれな女性フィギュアスケート選手といえば誰ですか(OB含む)。1位 安藤美姫 25.8%2位 荒川静香 20.5%3位 浅田真央 17.3%4位 村主章枝 2.9%5位 八木沼純子 2.7%■安藤美姫・「いろんな私服を着ているのを見たことがあるが、どれも似合っていると思うから」(26歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「雑誌で私服を見て、シンプルながら流行(りゅうこう)もおさえていておしゃれだった」(26歳女性/ソフトウェア/技術職)・「女性らしさをしっかりアピールできているファッション」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■荒川静香・「細かいところに気をつかっていて清潔感があるから」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「嫌みのないすっきりとした感じが素敵だと思う」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「引退してから大人の女性としての魅力が私服で引き出されているから」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)■浅田真央・「周りを癒(い)やすような可愛(かわい)さと清潔感がある服装をしているところ」(27歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「シンプルに着こなしているところがおしゃれ」(22歳女性/その他/その他)・「清潔感と可愛(かわい)らしさがある服装を選んでいる感じがする」(34歳男性/情報・IT/技術職)■村主章枝・「不意にテレビに映ったときの装いが自然な感じでオシャレだった」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)・「おしとやかで、お嬢様のようなオシャレの印象がありました」(50歳以上男性/電機/技術職)■八木沼純子・「テレビキャスターらしい、落ち着いた知的な格好が良い」(44歳男性/その他/クリエイティブ職)・「きちんとTPOをわきまえて(服を)選べている感じ」(36歳女性/その他/その他)■総評1位は2013年末に現役を引退した安藤美姫さん。「かわいい」「スタイルが良い」といった理由が目立ち、ネイルやアクセサリー、化粧などをほめる声も見受けられた。2位はトリノ五輪の金メダリスト・荒川静香さん。「クール」「シック」「大人っぽい」と評価する人が多く、大型バイクを趣味で乗っている際のライダースーツ姿が似合っていた、という投稿もあった。3位はソチ五輪の日本代表に選出された浅田真央選手。「かわいい」「清潔感がある」との意見が多く、シンプルなファッションに好感が持たれているようだ。4位の村主章枝選手は「大人っぽい」「センスがある」との評価で、5位の八木沼純子さんはテレビキャスターとしての服装をほめる人が多かった。現役選手よりも、荒川さんや安藤さんなど、トリノやバンクーバーなど過去の五輪で活躍した選手が目立つ結果となったが、ソチ五輪での活躍やメディアへの露出具合で、今後の評価も変わるかもしれない。調査時期: 1月10日~1月17日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性343名 女性390名合計733名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年01月28日