「秋ファッションセミナー」開催概要人気スタイリスト 山本あきこによる「秋ファッションセミナー」が、9月8日(土)、大阪にて開催される。秋のトレンドを取り入れながら、自分らしい秋を迎える方法を伝授。店頭に並んでいる商品の中から厳選した「コレ買いアイテム」も紹介する。山本あきこは、小物や着こなしを少し変えるだけ、印象は大きく変わると話す。セミナー内で行われる「クイックチェンジ」で、ファッションの楽しさを目の前で体感することもできる。開催時間は、13:00から15:30まで。参加費は9,000円。開催場所の詳細は申込者にのみ伝えられる。参加申し込みは、Rocco Style.のウェブサイトにて受け付けている。山本あきこのプロフィール山本あきこは1978年5月28日生まれ。東京都出身。スタイリストとして活躍した経験をもとに、独自のコーディネート理論を確立。シンプルな洋服と小物使いをベースに、個性を生かしたファッションを表現することを得意としている。これまでに作ったコーディネート数は200,000以上。「センスは持って生まれたものではなく鍛えられる」をモットーとする。著書には、『いつもの服をそのまま着ているだけなのになぜだかおしゃれになれる』、『毎朝、服に迷わない』などがある。(画像は山本あきこオフィシャルブログより)【参考】※山本あきこオフィシャルブログ※Rocco Style.
2018年08月14日元SMAPの香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹のディレクションによるショップ「JANTJE ONTEMBAAR(ヤンチェ オンテンバール)」が8月25日、東京・帝国ホテルプラザ1階にオープンすることがこのほど、明らかになった。同ショップは、今まで見たことのないPPP SHOP(PERMANENT POP-UP SHOP:いつもワクワク弾けているショップ)というコンセプトから誕生した、セレクトショップでもない、ブランドでもない、“常に何かが進化している場所”。JANTJE(ヤンチェ)は“やんちゃ坊主”、ONTEMBAAR(オンテンバール)は“おてんば娘”の語源となったオランダ語で、いつまでも遊び心を忘れないという思いから生まれた。同ショップでは、ここでしか手に入らない魅力的なアイテムに出会え、シーズンアイテムは全て限定品。シーズンの初めに手に入れて長く楽しんでほしいとの気持ちから、早く予約をした人にはオフ価格で提供する(一部アイテムは予約受注で10%オフ)。また、SNSで楽しい情報をいつも発信し、みんなと繋がりライブ感あふれる場所を目指すという。香取は「ファッションの楽しみを僕に教えてくれた祐真朋樹さんと、いつもワクワクが止まらない場所になれるパーマネントポップアップショップを作ることになりました。期間限定じゃないショップの始まりです! ぜひ遊びに来て下さい!」とメッセージ。祐真も「慎吾ちゃんとまた新たなプロジェクトにチャレンジできるのが何よりうれしいです。皆さまに楽しんで頂けて、僕たち自身も目いっぱい楽しめる、そんな店を少しずつ作って行こうと思っています。目指すのは長~く愛し・愛される店です!」とコメントを寄せた。「JANTJE_ONTEMBAAR」は、帝国ホテルプラザ1Fに、8月25日オープン。営業時間は11時~19時。取り扱いブランドの一部は以下の通り。■サンヨーコートSANYO100年コートのクオリティとアートディレクター祐真朋樹、香取慎吾の感性との出会いから生まれた。香取のアート作品をパターンに活かしたコートや裏地に使用するなど、細部にこだわったアイテムを受注生産で届ける。■マインデニムスタイリスト野口強氏が手がける美しいシルエットと最高の履き心地にこだわったMINEDENIM。J_Oでは、デニムのポケットやコートの裏地に香取のアート作品をパターンとして使用した別注。スペシャルペイントアイテムとして、香取が直接アートペイントを施すヴァージョンを限定制作する。■ボルサリーノ150年以上もの歴史を誇るイタリアの老舗ブランド“Bosallino”。その卓越したクラフトマンシップから生まれたクオリティは世界中のセレブリティに愛されている。歴史を誇るブランドだけに、“ダブルネーム”での展開はブランド初。J_Oアートディレクターの思いが詰まった逸品だ。■VASIC(ヴァジック)“Timeless&Classic”―日常で使える定番“My Standard”をテーマとしているニューヨーク発のブランド。デザイナー水尾加乃子氏がクリエイトするバッグはキャリア女性を中心に人気が上昇中で、新しい“ItBag”として話題。J_Oからはバッグの裏地に香取のアートをプリントした別注アイテムやカスタマイズできるオリジナルポーチなど、わくわくするアイテムが登場する。■STAIR(ステア)デザイナー武笠綾子氏が“今の気分を遊ぶ”をテーマに、頑張り過ぎない心地よさと程よいゆるさを表現。上品で柔らかさのあるデザインが特徴。新しいトレンドのディテール、スタイリングバランスを取り入れながら、大人の女性に向けたデイリースタイルを提案している。J_Oでは、STAIRのコンセプトにアートなエッセンスを加えたオリジナルアイテムをラインアップする。そのほか、オリジナル化粧品やギフトアイテムなど楽しい商品をラインアップする。
2018年08月01日■海外で現地の人が着こなすファッションをチェック――スタイリングをする上で、どのようなことにインスピレーションを感じますか。海外でメディアがまだ伝えていない、現地の人が着こなすファッションは、参考になりますよね。海外旅行では必ずその国のファッションスポットに行って、感度の高い現地の人が着こなすファッションをチェックしています。最近では、ヨーロッパよりアジアに行くことが増えてきました。やっぱりコレクションがあるヨーロッパの情報は日本だと手に入りやすいものですが、アジアのトレンドは意識しないと見る機会がないので。カドワキジュン子さん。月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』では、主演女優さんのコーディネートにも関わっている。先日は上海に行ってきましたが、好む色の傾向性や色の組み合わせなど、華やかなのが印象的でした。ショッキングピンクのトップスに黄色のボトムスを合わせるなど……同じアジア圏でも人種や文化によって、着こなし方がここまで違うのかと刺激を受けました(笑)。上海で購入したカゴバッグは、職人の手仕事が伝わるレトロな風合いのもの。夏のデニムやリネンワンピースに合わせているそう。■アートや舞台で「構図のバランス」を見ること――自身の趣味からスタイリングに影響を受けることはありますか。アート巡りや舞台観賞が趣味なので、そこから「構図のバランス」を学ぶことがあります。古典から現代美術まで舞台も含めて幅広く見ていますが、必ず心地よいバランスがあるんですよね。見ているこちら側にメッセージを伝えるための意図した視点があるので、それを勉強するというよりは、興味を持って気づくことを大切にしています。ファッションでスチールの撮影においては、モデルがポーズをとっている空間をどのように切り取るのか「画になる瞬間」を作り上げます。スタイリストは「モノのもっている良さを引き出す責任がある」ので、コーディネートのアイテムやモデルがキレイに見えているかどうかは、その構図のバランスが重要になると思っています。現場ではカメラマンがその空間を切り取る前に、スタイリストは洋服を着こなすモデルも含めて、その風景全体をアレンジすることも仕事のひとつ。そこで、自分の引き出しを多くするためにも、アートや舞台作品を観に足を運ぶ時間をつくっています。最近のお気に入り舞台は『かもめ』で、シンプルな舞台美術に映える役者の演技に「洗練された大人の作品で心をわし摑みされました」。■衣装で演者の内面を表現する楽しさ――衣装に興味があると話されていましたが、映画からもインスパイアされますか。そうですね。映画における衣装は、シーンによって演者の内面を表現することや、その役柄・職種を説明するために大切な要素です。スチールの仕事が多いスタイリストの現場では、あえて映画のオマージュとして、ファッションを真似して撮影する場合もあります。ですので、映画史に残る名作はもちろんのこと歴史ものとジャンルは問わず、よくチェックしていますよ。最近では師匠(押田比呂美氏)と一緒に、ドラマ『コンフィデンスマン JP』であるキャストのスタリングを手がけました。今作品の場合は、必ずしも最初から登場人物像がガチガチに決まっているわけではありませんでした。そこで、私たちが衣装を組んでその人物像を作り上げることからスタートしました。ドラマの放映回数が増えるにつれて、その人物のファニーだけれども大人なイメージを衣装で演出できたかなと感じています。快活な性格を表現するために赤のアイテムを多く身につけたり、部屋で過ごすシーンが多いため少しパンチのきいたTシャツにしたり……今作品は展開が早いのも面白さのひとつだったので、衣装をお見せするシーンが短かったのが残念でした!『コンフィデンスマン JP』の1話で着用していた、エルメスのヴィンテージをリメイクした「masaoshimizu」のシャツ。あえて個性的なアイテムをセレクトして、ファニーな可愛らしさを表現。――そういったスタイリストとして仕事をするときには、キャラクターをヴィジュアルで表現するためにさまざまなアイテムを組み合わせていますが、私たちの日常で着るファッションはどのようなところを取り入れたら良いでしょうか。雑誌や映画からコーディネートのヒントを発見でき、それを取り入れることは素敵なことです。なりたい自分像をその登場人物やモデルに重ねることもありだと思います。でも結局のところ「自分自身が心地よいもの」に行き着くと思うんです。そして、自分のライフスタイルがワードローブに自然と表れていく。例えば、仕事でスーツスタイルが多いけれども、プライベートはアウトドアが好きならそのブランドのアイテムが多くなるとか。それが引いては、その人のスタイルとして確立されていきますよね。自分の持っている個性と生活習慣がプラスされて作れていくものだと思います。自分のファッションにおける軸を探されているなら、ひとつのアイテムを選ぶ際にも「心地よく感じるもの」であり、それを着用するシーンを思い描きならセレクトすることおすすめします。取材・Text/岡田レナPhoto/小林航平カドワキジュン子さんプロフィールスタイリスト・押田比呂美氏に師事。雑誌をはじめ広告・ドラマと幅広く活躍。最近では、月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」でスタイリングに携わる。趣味は舞台鑑賞やアートめぐりで、常に「空間を彩る」ことに興味を持つ。清潔感がありながらコンサバテイストの上品なスタイリングが得意。
2018年07月31日■30代は「色を添えて楽しむ」スタイリングにカドワキジュン子さん。月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』では、主演女優さんのコーディネートにも関わっている。――カドワキさんのコーディネートのポイントを教えてください。コーディネートに「色を添える」ことが好きですね。ベーシックカラーに明るい色を合わせて華やかにしたり、またモノトーンのコーデに小物で赤・ピンク・オレンジなどの元気色をポイントに取り入れたり。20代は古着や80’sの派手柄のほか、黒しか着なかった時期など、自分が気に入ったものだけを身につけていました。でもそこには自分のスタイリングにおいて、何か筋は通ってなかったですね。自分のスタイリングに「色を添える」ようになったのは、30代になってパーソナルカラーを勉強したからなんです。肌の色によって似合う色が異なることを知ってから、色のバランスをより意識するようになりました。色によってどう見えているかを認識しながら、トップスの色を考えたりします。今では、あえて「自分に似合わない色」もトライしていますよ!自分の気分が色に反映されるからこそ、うまくコーディネートに取り入れて楽しんでいます。ベーシックカラーはコーディネートしやすいですし、選びがちですよね。そこにぜひ色をプラスしてみても楽しいかもしれません。色を取り入れることに抵抗があるなら、顔まわりを避けてボトムスをはじめ、スカーフ・バッグといった小物で取り入れてみることをおすすめします。気持ちが上がって、色の持つパワーもかりることができますよ。仕事のリースで各ブランドを訪れるときも、色のアイテムは先にチェックするそう。(カドワキジュン子さん提供)■大ぶりのピアスはマスト――スタイリングでこれだけは外せないアイテムはありますか。大きめの「イヤリングやピアス」ですね。これも30代に入ってからなんです。20代は若いと肌もパンとした張りがあって、そこに突き進む姿勢が感じられて、ジュエリーを身につけなくても十分キレイですよね。でも年を重ねると、顔まわりがぼやけてきたなと感じて、身に付けるようになりました(笑)。それと、メイクを濃くするタイプではないので、あえてピアスをつけて華やぎをプラスしています。自分にとっては「今日もよろしく頼むよ」といった、お守りジュエリーなぐらい大切ですね。慌てて家を出た朝に、身につけるのを忘れて、一日中ソワソワすることも!大ぶりのものから揺れるタイプまで幅広く持っていますが、すべてに共通していることは、「インパクト」があるもの。アクサセリーと顔のバランスで、小顔効果も期待できますよ。夏のシーズンは、ウッディ系なナチュラルタイプが多め。(カドワキジュン子さん提供)■トレンドは追いすぎないこと――ファッションのトレンドはどのように取り入れたらいいですか。30代から40代にかけて歳を重ねている人はある程度、自分のスタイルを確立していると思います。ときには迷うこともあるけれど、「自分の好き」なコーディネートやアイテムはあるはず。そこであえてトレンドを取り入れることに、奮闘はしなくていいのかなと思います。新しいアイテムにトライすることはもちろん素敵ですが、「トレンドだけど自分に似合うのかな」と感じたら無理に取り入れなくて大丈夫です。例えば、スポーツスニーカーが流行っていますが「カジュアルすぎるな」と思ったら、ファッションブランドのキレイめなスニーカーにシフトすればいい。自分が背伸びをせずに、ワードローブにプラスできるものかどうかを基準にしてみてください。もちろんワードローブをひっくり返したいときもありますよね。断捨離したい衝動や、ライフスタイルの転換期など、自分の人生とともにファッションの見直し時期は、必ずやってきます。それは、トレンドで見直すのではなく自分と向き合った先にあれば、とても必要なことではないでしょうか。取材・Text/岡田レナPhoto/小林航平カドワキジュン子さんプロフィールスタイリスト・押田比呂美氏に師事。雑誌をはじめ広告・ドラマと幅広く活躍。最近では、月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」でスタイリングに携わる。趣味は舞台鑑賞やアートめぐりで、常に「空間を彩る」ことに興味を持つ。清潔感がありながらコンサバテイストの上品なスタイリングが得意。
2018年07月30日ファッション雑誌をはじめ各メディアにおいて、モデル・女優の衣装をコーディネートするスタイリストという職業。撮影の現場に関わる機会がなければ、なかなかお目にかかる仕事ではないかもしれません。クライアントからの要望を汲み取り、そのシーンに相応しいコーディネートを組み、被写体のモデルらが一番美しく見えるようにスタイリングを行うこと。そこには、ファッションのトレンドから着こなしのルールにいたるまで、幅広い知見が含まれています。今月からスタートする「スタイリストのマイルール」では、3回に渡り「職業=スタイリスト」の仕事を選んだ方にフォーカスして、ファッションを通して垣間見られる彼女たちの人生観をお届けします。カドワキジュン子さん。月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』では、主演女優さんのコーディネートにも関わっている。初回に登場していただいたのは、ドラマ『コンフィデンスマンJP』でスタイリングに携わり、今注目のカドワキジュン子さん。ここでは、スタイリストとして目指す女性像についてお話を伺いました。■「衣装デザイン」を経てスタイリストに――カドワキさんは文化女子大学(現・文化学園大学)のご出身ですが、もともとスタイリストの仕事に就こうと思われていたのですか。ファッションは好きでしたが、最初からスタイリストを目指していたわけではありません。高校を卒業した後に、映画の勉強をしたくて海外に留学した先で、ファッションの勉強もはじめました。帰国後は、さらに知識を深めるために文化女子大学に入学して。そこで出会ったのが「衣装デザイン」でした。登場人物をビジュアルで表現したり洋服を使ってストーリーに意味をもたせたりすることに興味を持ち、携わりたいと思うようになったんです。でも就職となると、衣装業界を考えましたがその手段が見出せず、OLをしていた時期もありました。ですが、そこからご縁があって、スタイリストの押田比呂美(※)さんに出会い、アシスタントを務める機会に恵まれました。独立後は、ファッション誌だけでなく、ドラマで女優さんのスタイリングをさせていただけるようになり、気づいたら……夢が実現していました。あのときを振り返ると、思い描いた通りに自分の人生が叶わず、挫折を感じていましたね。今思えば「不器用だったな……」と。その瞬間に達成できなくても、目の前のことを確実に進めていけば、「遠回りだとしても最後は得ることができる」と考えられるようになったんです。自分が一番好きである「洋服」と離れずに、「衣装」に関わる仕事を探求していった先に、スタイリストという職業に出会えたことを感謝しています。■気負いせず心地よい空間づくりを――スタイリストの仕事は、撮影の現場が主になりますが、どのようなことに気をつけていますか。コーディネートを考えることはもちろん大切ですが、撮影において「空間を演出する」ことも重要です。撮影の現場では、「何をもっとも華やかに見せるのか」を考えてスタイリングをしています。現場のコミュニケーションで生まれるクリエイティブなことは、「相手を思う気持ち」が素直に反映されるので、それによって完成度が変わってきます。それぞれの立場で考えて動いていますが、ベストを尽くしたいとの想いは誰もが同じですよね。そのために、スタイリストとして気負いせず心地よい空間づくりができるように努めています。メディアをはじめクライアントの方は、どれだけ読者(視聴者)や消費者の心を打つかを考えています。その中で「ここ!」という着地点を見つけるために、衣装を通して空間を作るアプローチの仕方を意識して行っていますね。撮影カットを確認するカドワキさん(手前左)。ヘアメイクのバランスを見ながら、洋服のスタイリングも調整。(カドワキジュン子さん提供)■スタイリングを通して「高い女性像」を演出したい――カドワキさんが目指すスタイルを教えてください。「高い女性像」を作っていきたいですね。凛として独立した女性でありながら、たおやかさもあわせ持つ姿をイメージしながらスタイリングをしています。私自身は自分のことをどこまでも裏方スタイリストだと思っているんです。世の中にはたくさんのモノがあって、そこから自分のファインダーを通して演出させていただいている。それは、撮影現場の主役はモデルさんや女優さんであり、その先に見てくださる読者や視聴者の皆さんが主役だと思っているからです。自分のスタイリングを通して、「主役の皆さんがどれだけ輝いてもらえるのか」を常に思い描きながら行っています。※押田比呂美:雑誌をはじめ広告などで幅広く活躍されるスタイリスト。エレガントかつクールな女性らしさを取り入れたスタイリングに女優からも支持が厚い。取材・Text/岡田レナPhoto/小林航平カドワキジュン子さんプロフィールスタイリスト・押田比呂美氏に師事。雑誌をはじめ広告・ドラマと幅広く活躍。最近では、月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』でスタイリングに携わる。趣味は舞台鑑賞やアートめぐりで、常に「空間を彩る」ことに興味を持つ。清潔感がありながらコンサバテイストの上品なスタイリングが得意。
2018年07月29日1LDK(ワンエルディーケー)では、ユニバーサル プロダクツ(UNIVERSAL PRODUCTS)と、山本康一郎によるブランド「スタイリスト私物」がコラボレーションしたウエストポーチを2018年6月16日(土)に発売する。ウエストポーチは、通常コーデュラナイロン素材を使うところ、トーマス メイソンのシャツ生地を使用して作られている。本体とストラップの縫い目をなくすことで、ミニマルで品のある表情に仕上げている点も魅力だ。また、インラインの既存モデルよりもファスナーの開きを両端1cmずつ広くし、より中身を取り出しやすい仕様になっている。さらに、ウエストポーチには、特別なおまけとしてAlwaythのステッカーケースが付いてくる。「スタイリスト私物」のステッカーがぴったり入る特注サイズで、ネイビーのウエストポーチにはブルーチェックのケース、ブラックにはブラックチェックのケースがそれぞれ付属されている。【詳細】ユニバーサル プロダクツ×スタイリスト私物発売日:2018年6月16日(土)12:00~カラー:ネイビー、ブラック価格:13,000円+税販売店舗:1LDK 中目黒住所:東京都目黒区上目黒1-8-28
2018年06月15日袖フリルTシャツ<ブラック>¥6,400(税抜)/avecmoi(フェリシモ)その他/スタイリスト私物 フランス語で「私と一緒に」を意味する『avecmoi』は、服と多くの時間を過ごしてきたスタイリスト佐藤かなさんがプロデュースする新ブランド。コンセプトは“今、本当に着たい服”。ファッション誌などで私服特集が組まれるほど支持を得ている佐藤かなさんの着こなしセンスがつまったアイテムは、デイリーウエアに合わせやすく、コーディネートに加えるだけで旬な装いが実現します。 シンプルで着心地がよく、着まわし力がありながら、着映えするところも高ポイント。自身で服をハンドメイドするほどの服好きであり、スタイリストとして服の魅力を知り尽くしているからこそ、生み出されるこだわりのアイテム。「このアイテムをこういう風に着たい」と、一枚一枚具体的にイメージし、自ら試着を繰り返し、シルエットや丈感にもこだわって作られています。そんな『avecmoi』のこの夏のおすすめアイテムを早速チェック! ラクチンながらも上品&きれいめな雰囲気を演出袖フリルTシャツ<カーキ>¥6,400(税抜)/avecmoi(フェリシモ)その他/スタイリスト私物 カジュアルなTシャツも、袖に二段フリルをあしらうことで、華やかなアクセントに。フリルをあしらった袖が、気になる二の腕もおしゃれにカバー。身幅が広めのゆったりとした着心地に、テンセル素材ならではの落ち感がマッチし、美しいドレープが生まれます。ブラウス感覚で、女性らしく着こなすことができる優秀アイテムです。 刺しゅうドレスは1枚さらりと着るだけでおしゃれ上級者に刺しゅうドレス<ピンク>¥12,800(税抜)/avecmoi(フェリシモ)その他/スタイリスト私物 着こなしを華やかにしてくれる、存在感のある刺しゅうドレス。脇にギャザーを寄せることで、前後はすっきりしながらも、着るとふんわりとほどよくボリューム感が出ます。テンセル混の素材を使用し、落ち感のある柔らかな着心地ときれいなシルエットも実現。衿もとのタッセルや、袖口のリボンで女性らしさもプラス。 着やすく涼しい、着まわし力も抜群のリネンワンピースリネンワンピース<ブラック>¥8,900(税抜)/avecmoi(フェリシモ)その他/スタイリスト私物 心地のよいリネン100%の素材感にゆったりとしたシルエットでリラックス感たっぷり。広めの身幅に対して、ドロップショルダーや、やや細身の袖など、細部にこだわった洗練されたデザインで、着ていてラクチンながら、きちんとおしゃれに見えます。1枚で品良く着こなすのはもちろん、ボトムスを重ねたり、袖をロールアップするなど、着こなしのアレンジもしやすく、きれいめにもカジュアルにも着こなすことができます。 トレンド感&フェミニンなエッセンスをほどよくプラスカシュクールトップス<ホワイト>¥5,900(税抜)/avecmoi(フェリシモ)その他/スタイリスト私物 トレンドのカシュクールタイプのトップスは、いつものボトムスに合わせるだけで、新鮮で今っぽい着こなしが即完成。ふんわりたっぷりとした袖で、手首が華奢に見え、女性らしさがさらにアップ。スカートにもパンツにも合わせやすく、共布のリボン付きも嬉しいポイント。共布リボンでウエストマークすれば、スタイルアップも叶います。 ほどよく力の抜けたデザインながらも、絶妙にトレンド感を取り入れ、身につけるだけでおしゃれに見える。そんな大人のおしゃれ上級者スタイルを叶えてくれる『avecmoi』のアイテムを、この夏ワードローブに加えてみて。 『avecmoi』フェリシモ0120-055-820 text:Mina Ota
2018年06月11日「もう少しすらりと見えたらな。」「産後はどうもお腹まわりが気になって。」「歳を重ねたことで体形が変わって、今まで着ていた服が似合わなくなっちゃった。」尽きないそんなお悩みは、スタイリストさんに教わるテクニックでしっかりカバー!日頃からモデルさんやタレントさんなどのスタイリングを行い、アンジェのファッションページも担当するスタイリストさん・本多由佳さんに教えてもらう、ファッションテクニック。今日は、身体をすっきりと見せる体形カバーのためのファッションテクニックを教わります。■ スタイリストさんに教わる、ぽっちゃりさんのためのファッションテクニック本多さん「体形カバーしたいと思って身体をボリュームのあるもので覆ってしまうと、実際の体形より大きい印象を与えがちです。そして、体形を気にするあまり自分が本当に着たいスタイリングの服を着れないのはもったいないことですよね。自分の体形のカバーしたい部分と出す部分を明確にして、メリハリをつけていくといいですよ。」<テクニックコーデ1・○首をスッキリ見せる>襟がつまったものは、服の面積が大きくなる分、ボリュームが出て大きく見えてしまうんだそう。首をすっきり見せることで、服の面積をコンパクトに見え視覚効果が狙えます。【スタッフ着用】Tops: 「パンツ合わせのとろみスキッパーシャツチュニックdignite」 Bottoms:私物Shoes: 「涼やかメッシュパンプスchampdefleure」 トップスを選ぶ時は、襟の形がボート型のものよりもV字やU字型のものがおすすめです。またシャツ型のトップスなら、ひとつふたつボタンを開けて着るとよりスッキリ見えるんだそう。この「パンツ合わせのとろみスキッパーシャツチュニックdignite」なら、気になる腰回りをふわりと隠しながら首元はすっきりと見せてくれます。本多さん「首元をすっきり見せる点と同様に、手首や足首のような身体の細い部分もあえて出してみると効果的。例えば、袖を折り返して見せたり、パンツの裾をロールアップしてみるなど、あえて出して見せることでメリハリがつきます。靴はパンプスやバレエシューズといった、足の甲の部分が大きく開いた靴がおすすめですよ。」そしてヘアスタイルもすっきりとまとめるのがポイント!ロングヘアの方はひとつに結んだり、アップにすることですっきりと見えます。<テクニックコーデ2・ダークカラーで身体の上にストライプを作る>まずはこちらのBefore&Afterを見ていただきましょう!Afterは、カーディガンとインナーで身体の上にストライプができて、ぐぐぐっと締まって見えませんか?<Before><After>【スタッフ着用】Tops: 「縦長Iラインを作るロングカーディガンdignite」 Bottoms: 「ウエストリボンワイドクロップドコットンパンツdignite」 Shoes: 「ポインテッドトゥバレエシューズfarfalle」 本多さん「シルエットを細く見せるための視覚効果を生み出すには、縦のラインを意識しながら、カバーしたい部分にダークカラーを使ったスタイリングがおすすめです。例えば、インナーを明るめの色に、カーディガンをダークカラーにすることで身体の上に縦のストライプができます。丸い印象をすっきりとした印象にすることができますよ。」「縦長Iラインを作るロングカーディガンdignite」は、まさに気になる二の腕やヒップラインをすとんと削ぎ落して見せるような視覚効果も持つカーディガン。ダークカラーなら更なる効果が狙えます。軽くて、薄くて、これからの時期の冷房対策にもおすすめの羽織ものです。<テクニックコーデ3・小物でも作れる縦のライン>体形カバーコーディネートを目指す上で大切なのは、上記のテクニックコーデ2でご紹介したように身体の上にストライプを作ることを意識すること。ダークカラーのカーディガンがなくても、アクセサリーやストールを上手に使うことで縦のラインは作り出せます。【スタッフ着用】Dress: 「リネン混Vネックワンピースdignite」 服の面積が大きいと、それだけ大きい印象を与えがち。アクセサリーやストールを身に付けることで、服の面積を散らし、着やせして見えるんだそう。本多さんおすすめのアイテムのひとつ「ロングパールネックレス」。視線を惹きつけて、なおかつ、縦のラインを作ってくれる便利なアイテムです。またストールも使えるアイテムのひとつ。巻かずに垂らすことで、洋服の面積を散らして縦のラインを作ることができます。いかがでしたか?スタイリスト・本多由佳さんに教わるぽっちゃりさんのためのファッションテクニック。・身体をむやみに隠そうとせずに、メリハリをつけながら見せること。・洋服や小物で工夫しながらコーディネート上にストライプを作り出すこと。このふたつのテクニックをおさえて体形をカバーして、もっとおしゃれを楽しんでみてくださいね。■ スタイリスト本多由佳さんについてファッションスタイリストとして数々の芸能人やモデルの衣装を手掛ける傍ら、数年前に空間スタイリングの仕事の依頼をきっかけにインテリアのスタイリングも開始。また最近ではハーバリウムのワークショップを開催するなど幅を広げ活動中。アンジェファッションのスタイリングは10年前より担当。【ご紹介したアイテム】 ⇒ 縦長Iラインを作るロングカーディガンdignite 5,940円(税込)⇒ パンツ合わせのとろみスキッパーシャツチュニックdignite 6,372円(税込)⇒ 涼やかメッシュパンプスchampdefleure 8,100円(税込)⇒ ウエストリボンワイドクロップドコットンパンツdignite 5,940円(税込)⇒ ポインテッドトゥバレエシューズfarfalle/ファルファーレ 9,612円(税込)⇒ リネン混Vネックワンピースdignite 6,372円(税込)
2018年06月10日レスポートサック(LeSportsac)は、スタイリストの風間ゆみえとコラボレーションしたコレクション「ユミエ カザマ × レスポートサック」を2018年4月15日(日)より発売する。風間ゆみえと再びタッグを組んだレスポートサック。今季は「犬」をモチーフにしたユーモアあふれるプリントが特徴的だ。「ハーバー バッグ」「プチ アムール トート」といった旅行にも最適なバッグには、穏やかな性格で愛される大型犬グレート・デーンのイラストを散りばめた。規則正しく並んだグレート・デーンが愛くるしく、キュートな仕上がりになっている。また、小物やコスメなどを整理できるポーチシリーズには、グレート・デーンだけでなく、ブリュッセルグリフォン、ジャックラッセルテリア、ラブラドールレトリバーといった4匹の犬の物語を描き出した。ポーチの上に堂々と佇む犬たちの姿は、思わず胸がキュンっとなってしまうほど可愛らしい。また、ジグザグ模様を配した新作バッグシリーズもラインナップ。今季はデイリーシーンにマッチする新デザインがポイントで「プチ アムール ショルダー」が、新型として加わる。旅先、トラベルシーンに欠かせない「パッキングポーチ」には、取り外し可能なショルダーストラップを取り付けて、ますます機能性を高めている。【詳細】「ユミエ カザマ × レスポートサック」発売時期:2018年4月15日(日)取扱店舗:全国レスポートサックストア・公式オンライン【問い合わせ先】レスポートサックジャパン カスタマーセンターTEL: 0120-141-333
2018年04月15日もうすぐホワイトデー♡ 彼にセンスの良いお返しを期待したいところですが、男性は女性の喜ぶギフトがいまいちわからなかったりしますよね…。そこで、人気スタイリストでもあるライター・角侑子さんが、渋谷ヒカリエ ShinQsでとびきり素敵なホワイトデーギフトを探してくれました! 手頃なお値段から、フンパツした贈りものまで、彼にかわいくおねだりしちゃいましょ!女子友にも! 『BIRTHDAY BAR』のメッセージ・インナ・ソープまずは、ユニセックスなギフトが購入できると人気のセレクトショップ『バースデイ・バー』(5F)の「メッセージ・インナ・ソープ」(各540円)。まるで、アイスキャンディのようなフォルムで思わず食べたくなってしまいそうな石鹸です。手頃な価格で、友だちの贈りモノにもぴったり。全部で12種類の香りを楽しめます。こういうのって、香りがキツいイメージがありますが、顔を近づけると、ふんわり香るような優しさ。これなら敏感な方も安心ですよね! もちろん、通常のソープとして活用いただいても良いですが、サシェとしてクローゼットの中に入れたり、ほんのり香るお部屋のインテリアとしても楽しめますよ。ShinQsのイベント期間中は、『HAPPY BIRTHDAY』『THANK YOU』『CONGRATULATIONS!』の3種類のメッセージシールを選べるので、ぜひ友だちの贈り物にも検討してみてはいかが?部屋のおしゃれ度がUPする!『copeco』のフルーツハーバリウム続いては、お花をオイルに浸して小瓶にギュッと詰めたハーバリウム。アラサー世代を中心に、大人の女性に人気の高いインテリア小物です。お花だけれど、枯れたりすることもなくずっと飾っていられるので、ぜひともおすすめしたいアイテムです。なかでもドライフルーツ専門店『コペコ』(5F)の「フルーツハーバリウム」(2,680円)は、お花と一緒に、ドライフルーツも詰め込んであります。これが……オシャレなのなんのって! お花だけだといかにも、甘〜いカワイイアイテムに感じますが、ドライフルーツが入っているだけで、よりハイセンスな仕上がりになっています。個人的イチ押しはレモン&ハーブのフルーツハーバリウム。ホワイトデーのお返しギフトなら、1個と言わず、2〜3個セットでもらいたい……!彼にプレゼントされたいNo.1『SLEEPY SLEEPY』のコットンベアパジャマギフトセット大人の女性に人気のルームウェアブランド『スリーピー スリーピー』(B1F)では今回のイベント限定で販売される、パジャマとハーブティがついた「コットンベアパジャマギフトセット」(1万4040円)が注目アイテム。パイピングのセットアップパジャマは女子ウケも彼ウケもする鉄板のルームウェアですよね。しかも、このセットアップ綿混素材なので滑らかで着心地がよく、オールシーズン使えます。セットでついてくるハーブティは7種類。リラックスしたいとき、気分を高めたいとき、エイジングケアをしたいときなど、さまざまなシーンにピッタリのオリジナルブレンドです。恋人関係が長い彼からホワイトデーに、こんなお返しをもらいたい……と妄想が広がるばかりです。スイーツ好きには『Crossroad BAKERY』のトロペジェンヌホワイトデーのお返しは、モノよりお菓子が良い! というスイーツ女子には、今回のイベント開催と同時に渋谷ヒカリエShinQs B2FにOPENした『クロスロードベーカリー』の「トロペジェンヌ」(各248円~)がオススメ。見た目はシュークリームやカップケーキに近いですが、トロペジェンヌは、フランスの伝統的菓子パン、ブリオッシュ生地で作られているので、ケーキよりもしっかりとした食べ応えがあります。中のクリームもブリオッシュ生地に合う、生クリームとホイップが混ぜ合わさったような食感で、小さいながらも1個で満足できてしまうほどのボリュームです。お味は、生クリーム&カスタード、ストロベリー、ティラミス、抹茶&クリームなど5種類のテイストを楽しめます。オフィスへの差し入れにも最適なので、ビジネスシーンでもぜひ活用してみて!カラフルな小皿が欲しい『久世福商店』の南部鉄器小皿最後におすすめしたいのは、こちら。ズッシリとした重みと個性あるフォルムが特徴的な、岩手県の伝統工芸品、南部鉄器。実は今、カラフルな南部鉄器が話題で、大人の女性の間で飛ぶように売れていると再注目されているんです。『久世福商店』(5F)でも、他には見かけない「南部鉄器小皿」(各2592円)が登場しています。春にふさわしい、お花の形をした南部鉄器の小皿は、和洋中どの食卓にもマッチするオールラウンダーな一面も♡ 鉄器は水気を嫌うため、食器としてではなくあえてインテリアとして楽しむ方も少なくないそう。使う人にとって多様な楽しみ方を見出せますね! 価格もお手頃なので彼におねだりもしやすそうですよっ♡ギフトを買ったら……Dressing Gift Barでメッセージカードを作ろう!渋谷ヒカリエ ShinQsで贈り物を購入したら、その足でぜひ2Fへ向かって! 3月8日(木)〜28日(水)まで渋谷ヒカリエ ShinQs 2F正面口特設スペースにて、購入したプレゼントに添えるオリジナルメッセージカードをもらえます。カードは3種類、お気に入りの1枚を選んでくださいね。また、来たるホワイトデー3月14日までに税込み5,000円以上のお買い物をされた方には、話題のドライフラワーショップ『EW.Pharmacy』からドライフラワーのプレゼントもあります(先着各日150名)。これはもう、おねだりを目的に彼と一緒に渋谷ヒカリエShinQsに出かけるしかない!? 特設フォトブースも要チェックしてみて♡Information渋谷ヒカリエ ShinQsイベント名「渋谷ヒカリエ ShinQs GIFT SHOW」開催期間3月8日(木)~28日(水)営業時間10:00~21:00(一部店舗により異なる)問い合わせ先03・3461・1090(代表)アクセス東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」15番出口と直結。JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。イラスト・角侑子
2018年03月10日毎日使うものだからこそこだわりたいのが、暮らしの道具や日用品。スタイリストの田中美和子さんが実際に使っているお墨付きの中から、オンラインで買えるアイテムをピックアップしました。ここに登場する道具は、田中さんが実際に使っている、あるいは使ったことがあるものが多い。「使い心地が最高だったり、心を緩ませてくれたり。ポイントはそれぞれですが、私の中でいまベストだと思うものを集めました。便利か、というとそうでないものもある。たとえば、木製の台所用品は、手入れに手間がかかります。けれど使っていて心地よく、大切にしたくなる。そういうものがあると、キッチンに立つたびに嬉しい気分になれますよね。“気持ちを込めて使いたくなるかどうか”も、もの選びの基準になります」ものを買う時は、必ずお店で手に取って選びたい、と田中さん。でも、オンラインショッピングにもメリットを感じている。「何かを手に入れる時は、本当に必要かどうか考えたうえで買いたい。ネットショップを使えば、お店で感触を確かめて、一度家に帰り、じっくり考えてから買うことができる。考える時間は、いい買い物につながると思いますよ」田中さんのおすすめアイテムを購入サイトとともにご紹介します。1.ケメックスのガラスハンドルコーヒーメーカーブランディング・コーヒーアメリカの代表的コーヒーメーカー。着想源はフラスコ。「コーヒーを淹れるたび、実験しているような楽しい気分に」(田中美和子さん)。6カップ用。約φ13.5×H21cm¥11,2002.タカヒロのコーヒードリップポット 雫タカヒロ「心のコーヒーの師から『誰でもおいしくコーヒーを淹れることができるドリップポット』と聞いて購入。湯を細~く注ぐことができます」。ステンレス製で直火可。0.9L¥18,0003.デクサスの鍋敷き南海通商「五徳の形で鍋敷きを作るユーモアに惹かれ、購入しました。シャレが効いていて、好きなんです」。シリコン製で耐熱温度は240℃なので、食器洗浄乾燥機にも使える。¥1,2004.開化堂のブリキ珈琲缶開化堂「つなぎ目に合わせると、蓋がすーっと閉まっていく時の心地よさは、慌ただしい日常の中の、ほんのすこしの静かな時間。見とれてしまいます」。300g。スプーン付き。¥19,5005.ババグーリの南部鉄器のケトルヨーガンレール昔ながらの技法の鉄瓶は、仕上げに漆を使用し、使うほどに味わい深く。「ずっしりとした重みに安心感を覚えます。鉄瓶の湯で淹れるお茶は、丸みがあって優しい」。1.6L¥90,0006.ザッセンハウスのミルブラジリアブラックブランディング・コーヒーハンドルを回す時に軸がぶれずしっかりとした作りで、均一な大きさに豆を挽ける。耐久性の高い臼刃を使用。「コーヒー豆を挽いて20年。今も毎日よく働いています」。¥10,800田中美和子さんスタイリスト。ファッションのみならず、インテリア、日用品など、生活に関わるもの全般のスタイリングを手掛ける。※『anan』2018年2月28日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・田中美和子取材、文・間宮寧子撮影協力・AWABEES
2018年02月25日基本はナチュラル。そこにさまざまな色や質感を重ねて、モダンな楽しさや“こなれ感”を出すのが今の気分!スタイリストの作原文子さんが、ナチュラルモダンなワンルームの部屋づくりのコツを教えてくれました。自然素材とモダンデザインが鍵。「木のあたたかみを生かしながら、好きなモノや心地いい色をいっぱい詰め込んだスタイルです」とスタイリスト・作原文子さん。白やベージュが主役のほっこり系ナチュラルも素敵ですが、今回のナチュラルはちょっと違う。主役はさまざまな色のテキスタイルやアート、あちこちに飾った花。「このスタイルの鍵はグラデーション。リビングではモダンな木の棚とヴィンテージ風の椅子を合わせ、ベッドにはさまざまな質感のリネンを重ね使いしました。照明や時計でデザイナーものを加えると、こなれた感じが出ますよ」ラインミーのペンダントライトオブジェのような照明が増えている昨今。目につきやすいペンダントを好きなデザインに変えれば、部屋の印象はぐっと楽しくなる。鳥かご型ランプガード“Cage”¥2,800電球¥4,800カラーソケットコード¥3,600ピート・ヘイン・イークのスクラップウッド・チェア椅子を1脚、ヴィンテージ風にするだけで、空間に深みが出る。オランダの人気デザイナー、ピート・ヘイン・イークが一点一点表情が異なるスクラップ材木で作ったチェア。¥85,000(W37×D39×H86・SH43cm)深澤直人の鳩時計「時計ひとつでも、ちょっと楽しくなるものを選ぶ。部屋で過ごす時間が好きになると思います」。人気デザイナー深澤直人の鳩時計。天然木の質感や木目を生かしたシンプルなデザインだが愛嬌がある。¥33,000ナイジェル・ピークのリトグラフアート「アートは難しく考えず、見ると嬉しくなるもの、くらいの感覚で取り入れて」。都市や風景を題材にした作品で人気のナイジェル・ピーク作。「TICKET」¥45,000*税込み(W41.4×D5×H52.9cm)パシフィックファニチャーのスタッキングブックケース1段でも重ねても並べても。トップとベースをプラスするなどライフスタイルによって変えていける本棚。オーク材。トップ&ベース各¥21,000本体S¥34,000(W80×D33×H28.5cm)本体L¥35,000(H38cm)作原文子さんインテリアスタイリスト。雑誌からムービー、カタログまで幅広く活躍する。多彩なテイストをミックスさせた空間づくりで人気。※『anan』2018年2月28日号より。写真・馬場晶子スタイリスト・作原文子文・輪湖雅江(by anan編集部)
2018年02月23日おしゃれな人、いいものを知るプロたちは、オンラインショッピングでどんなものを買っているの?今回は、スタイリスト・石井佳苗さんに、最近買ってよかった“NOW”なアイテム、リピート買いしている“EVER”なアイテムを教えてもらいました。ふだん使いの買い物のみならず、時には心潤すアイテムを。「スペックや価格が比較できたり、空き時間に気軽に買い物できるのがオンラインショップの魅力。足りない日用品を補充したり、よく利用しています」と石井さん。基本的には実用性重視で買い物する一方、最近のおすすめとして教えてくれたのは、暮らしに彩りを添えるアートピース。「小川学さんが作るHAyUの作品と初めて出合ったのは、あるアートフェスティバルで。かっこよくて、でもどこか優しい動物の表情にすごく惹かれました」また、ペットと暮らす友人への手みやげ用に購入しているのが、『Apollo & CharNew Habit』のビオシャワーとおやつ。「天然素材を使った上質な商品で、パッケージも素敵なのでギフトにぴったり」NOW:HAyUのワイヤーアート犬や猫、うさぎ、シカなどの動物から海外の有名アーティストまで、小川学さんが独自の手法で一点一点手作り。価格はモチーフや大きさにより異なる。オンラインショップは、2月は22日(木)の12:00から10体販売。3月以降も、不定期で展示販売会とネット通販を予定。詳細はHAyUのインスタグラムでチェックを。ネコ(W13×D8×H17cm)¥10,000ミニチュアシュナウザー(W17×D10×H16cm)¥12,000EVER:Apollo & Char New Habitのビオシャワーとおやつ「うちの猫たちには高級ですが、ギフトにはおすすめ(笑)」と石井さん。乳酸菌酵素が主原料のビオシャワーは、ペットの免疫力アップ、スキンケア、被毛ケアに1日数回、皮膚になじませて使用を。ペット用おやつは高知県でとれた新鮮な宗田鰹やきびなごをそのまま茹でて乾燥。塩不使用、無添加、無着色の100%天然。BIO shower cats 180ml ¥2,160天然宗田鰹チップス40g、桜チップのきびなご燻製50g 各¥950*すべて税込みいしい・かなえインテリアを中心に、暮らしまわりのスタイリングを手がける。著書に『Love Customizer No.2 DIY×セルフリノベーションでつくる家』(エクスナレッジ)など。※『anan』2018年2月28日号より。写真・山口 明スタイリスト・大谷優依構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2018年02月21日スタイリストの山本康一郎による「スタイリスト私物」が、サンスペル(SUNSPEL)に別注したボクサーショーツを2月11日より発売する。別注のもとになったのは、山本康一郎が十数年前に購入したというサンスペルのストライプのボクサーショーツ。このストライプ柄は現在、展開しておらず復刻別注となる。コットン100%で作られており、サイズはS〜XXLを展開で、価格は9,000円。取り扱いはサンスペル 表参道と、ブランドECサイトにて。店頭では購入者先着30名にオリジナルトートバッグをプレゼントする。
2018年02月02日repicbook(リピックブック)はこのほど、『毎日の美ボディ習慣』(1,200円・税別)を発売した。同書の著者は、美脚ウォーキングスタイリストとして、プロのモデルやタレントなど5,000人以上の女性にウォーキングの指導をしているモデル講師の島田ひろみさん。同書では、島田さんが確立した「美しくなれるビューティーウォーキングレッスン」のメソッドを紹介している。島田さんのメソッドは、日常生活の中の姿勢やウォーキングを意識するだけで、自然に「美ボディ習慣」を身につけることができるというもの。ハードな食事制限やノルマなど、ストレスがかかる指導はないという。「毎日忙しい」「なかなか続かない」「運動は苦手」という女性におすすめとのこと。同書は、生活の一部に無理なく取り入れられるメソッドを中心として、「美ボディに導く美しい姿勢や歩き方」「ストレッチ編」「マインド編」など5つのチャプターで構成。一度美ボディ習慣を習得すれば、日常生活の中で無理なく自然にやせ体質へ変わっていくとのこと。難しい言葉や長い説明などは極力省き、わかりやすい解説とした。
2018年01月18日「ヘインズ(Hanes)」とジャスティン・ビーバーのスタイリストであるカーラ・ウェルチのコラボレーションコレクション「Hanes x Karla」が登場。2017年11月10日(金)より、ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定で発売される。定番Tシャツのシルエットが進化ヘインズの代表アイテムであるTシャツは、コットン100%の素材で着心地が良く、頑丈である上、価格もリーズナブル。愛用するファンが多い。そんなヘインズの銘品に、ジャスティン・ビーバーのスタイリストであるカーラ・ウェルチが手を加え、シルエットを変化させた。コンパクトなクロップド丈、ノースリーブなどコレクションからは、メンズ&ウィメンズのTシャツ7型と新しくコレクションに加わったスウェットシャツ2型が展開される。80年代のウェルチ自身のスタイルから着想を得て作られたという「ザ クロップ」は、少しオーバーサイズでお腹の見えるクロップド丈が特徴。ハイウェストデニムと合わせるのが良さそうだ。他にも着丈が長めの「ザ オリジナル」、ジャストサイズの「ザ クルー」「ザ クラシック」、コンパクトサイズのクロップドTシャツ「ザ ベイビー」、そして袖なしで丈が短い「ザ スリーブレス クロップ」などがラインナップ。スウェットもジャストフィットの「ザ クルー スウェットシャツ」と、スウェットでは新鮮なクロップド丈の「ザ クロップ スウェットシャツ」の2種類が展開される。ビジュアルにジャスティン ビーバーが登場ビジュアルには、ジャスティン ビーバーをはじめ、90年代のスーパーモデル シンディ・クロフォードを母親に持つモデルのカイア・ガーバー、モデルのジョーン・スモールズ、『ラビング 愛という名前のふたり』のルース・ネッガが起用されており、シンプルでミニマルなTシャツをクールに着こなしている。カーラ・ウェルチとはカーラ・ウェルチは、ニューヨーク・タイムズなどが選ぶ「ハリウッドで最も影響力のあるスタイリスト」において、2017年度ランキングのトップに輝いたトップスタイスト。スタイリングを担当するセレブリティには、ジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリーといったアーティストや、カーリー・クロス、シンディ・クロフォードなどのモデル、そしてズーイ・デシャネル、フェリシティ・ジョーンズといった女優が名を連ねる。【詳細】Hanes x Karla発売日:2017年11月10日(金)価格:■Tシャツ 7型価格:5,800円+税サイズ:S、M、L、XL■スウェットシャツ 2型・ザ クロップ スウェットウィメンズ サイズのみ 12,000円+税サイズ:XS、S、M、L・ザ クルー スウェットシャツユニセックス展開 12,000円+税サイズ:XS、S、M、L<取扱店舗>ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館営業時間:月〜日 11:00〜20:00TEL:03-6228-5080
2017年11月13日人気スタイルとのコラボレーションシューズ株式会社ジェイ・ビーのレディスブランドRANDA(ランダ)は、人気スタイリスト風間ゆみえとコラボレーションしたシューズを2017年9月2日にオンラインストアとRANDA、CAMILLE BIS RANDA(アウトレット仙台港店・ピエリ守山店・三井アウトレットパーク北陸小矢部店を除く)で発売開始した。スタイリスト風間ゆみえは、ファッション誌で活躍するだけで無く、独自のセンスを生かしブランドのディレクションまで活動の場を広げている人気スタイリストだ。今回のコラボレーションでは、ミュール、パンプス、ブーティの3型に女性らしい配色やディテールを加えて風間ゆみえの世界観を表している。女性らしい3型のシューズバックのビジューリボンがポイントの“Vカットブーティ”は、シャープなポインテッドトゥとフロントのVカットが足を美しく見せてくれる。モードながらもラグジュアリーな雰囲気のリボンが可愛らしさを引き出し、服によってカジュアルにもパーティーシーンにも幅広く使用できる。“パンプス”はスエードに繊細なレースを合わせたセクシーでエレガントなパンプスだ。落ち着きのある上品なカラーでシックに仕上げている。大きなパールバックルとビジューブローチが印象的な“ミュール”は、カラーによって異なるパーツを組み合わせたアンティークジュエリーのような一足だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ジェイ・ビー公式サイト※株式会社ジェイ・ビープレスリリース(@Press)
2017年09月12日レスポートサック(LeSportsac)が、スタイリスト・風間ゆみえと再びコラボレーション。「Yumie Kazama×LeSportsac」第2弾が、2016年12月7日(水)より発売される。モデル・梨花や紗栄子など、人気芸能人をスタイリングする風間ゆみえ。幅広い視点で、ブランドのディレクションなどファッションに携わり多方面で活躍する人物だ。レスポートサックは今回風間と共に、大人の女性らしさのあるプリントと旅に特化したトラベルシリーズを展開する。今回のコレクションテーマは「“Love is in the Air”愛はすぐ傍にあるもの」。グッドラックモチーフのゾウやウマ、トラを世界の空を旅する気球に乗せたデザインに。グリーンやピンクなど色鮮やかなカラ―リングを用いて、溢れるほどの愛を表現した。小旅行や出張に最適なウィークエンダ―や、コスメポーチなどが展開される。また、前回誕生した「トラベルシリーズ」が再び登場。ベージュベースの“Rose Water”とネイビーベースの“Silent Night”の2色で展開。スーツケースにそのまま入れられるパッキングポーチや、軽量なクロスボディバッグなど旅先で活躍しそうなアイテムが揃う。ゴールドパーツやフェイクレザーをディテールに採用し、上品に仕上げた。中を開けると「Love is in the Air」プリントが裏地に使用されている、チャーミングな仕掛けもポイントだ。【アイテム詳細】「Yumie Kazama×LeSportsac」第2弾発売日:2016年12月7日(水)取扱い店舗:全国レスポートサック店舗及び、公式オンラインストア■Love is in the Airスモール ジェ二― 13,500円+税スモールパサ―バイ コスメティック 4,200円+税ミディアム ウィークエンダー 21,000円+税など21全型■「トラベルバッグ」シリーズスモールパッキングポーチ 15,000円+税ラージパッキングポーチ 18,500円+税エキストララージ パッキングポーチ 26,500円+税 など全10型【問い合わせ先】レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333URL:
2016年12月08日この時期は衣替えの季節。春は新生活の雰囲気の中、気分一新、色々と服を買い込みたくなる人も多いのでは?スタイリストの河井真奈さんは、新刊「服を整理すれば、部屋の8割は片付く」(立東舎)の中で、簡単に美しいクローゼットを作る方法を教えています。●服の適正量を知って3年着ない服とはサヨナラする「選別術」クロ―ゼットを整理しようと思っても、自分が気に入って購入した服を手放すのはなかなか勇気がいるもの。そこで河井さんが提唱する「選別術」を参照してみましょう。河井さんによると、自分にとって適量な服のアイテム数を知ることが大事なのだそう。そのために計算したいのがワンシーズンでの着回し回数。例えばトップスを1週間で7枚違うアイテムを着回せば、おなじものは1ヶ月で平均4回、3ヶ月のワンシーズンでは平均12回登場しますよね。同様にボトムス、ワンピースも加えてみると、トップス+ボトムス+ワンピースのトータルで、だいたい30点もあれば充分に毎日コーディネートが楽しめることがわかります。さらに、服とお別れする時にポイントになるのが、3年以内に着る機会があったかどうか。瞬時に「今日着ていきたい」と思えない服は、この先も着ないのだそうです。そのようにして区切りをつけることで、自分に本当に必要な服を選別していくことが美しいクローゼットをつくる第一歩だと河井さんは言います。●ひとつ手に入れたらひとつ手放す「購入術」もちろん服を処分するだけならクローゼットの整理はできますが、これから服を買い物する時にもポイントがあります。それが「購入術」です。河井さんは「質の高い相棒を長く愛用すること」をオススメしています。トレンドや流行、自分の好みは変わっていくもの。そんな中でも、サイズが合っていて着心地が良く、何よりも似合っているという定番の“良いもの”は、自分と長い付き合いをしていく大切なアイテムになります。具体的には素材の良い白いシャツや穿いた時にしっくりくるジーンズなど。本書の中では、河井さんの定番アイテムも多数紹介されていますよ。また、クローゼットの中をパンパンにしないために、「ひとつ手に入れたらひとつ手放す」というルールを決めることも効果的なんだそう。増えすぎてしまったアイテムはフリーマーケットで売ったり人に譲ったりして、「これからは誰かが着てくれる」という感覚を持てば、手放す勇気も持てます。また、結婚式やパーティーなど、普段使いではないアイテムについては、最近話題のレンタルサービスを利用することもおススメなんだとか。特にドレスは購入するとなると、ついつい長く着られるようにと無難でシンプルなものを選びがちですが、レンタルならいつもとは違う色やデザインにチャレンジできます。着物もアクセサリーもレンタルができるので、購入とレンタルを上手に使い分けて賢い購入術を身に付けたいですね。●小さなクローゼットでも美しくなる「収納術」そして最後は「収納術」です。河井さんによると、クローゼットは人に見せるためではなく自分のためにあるので「自分だけのセレクトショップだという意識を持つこと」が大切だと言います。具体的には、同じアイテムは同じ場所にしたり、色別、頻度別、袖や裾の長さ別に分けたりと、自分が取り出しやすいグループ分けをすれば、物を探す時間も減って効果的。一年中着られる服を6割、季節に合った服を4割といった具合を決めておくことも衣替えを楽にする秘訣なんだとか。さらにはハンガーの本数に余裕を持ってアイテムを掛けておけば、見た目も美しいだけでなく、シワや臭い防止になることも。こうしたちょっとした工夫をするだけで、どんなに小さくてもクローゼットは美しく変身できちゃうんです。本書では、自分に似合う色や定番を見つける「スタイリング術」も。今回ご紹介した河井さんのアイディアで、是非美しいクローゼットを目指してみてください。(石狩ジュンコ)
2016年05月18日エディットフォールル(EDIT.FOR LULU)とヴィンテージ好きとして知られるモデル・黒田エイミ、そしてスタイリストNIMUによるコラボレーションウェアが登場。2016年5月19日(木)から発売される。70年代のロンドンヴィンテージからインスピレーションを得て、リラックス感が漂うウェアが揃う。ブラックを基調に、ピンクとホワイトの小花が咲くシックなフラワープリントは、サテンガウンとチュニックワンピースに仕上がった。他にも、カットオフデニムパンツや、艶やかな生地が特徴のサロペットが展開される。どのアイテムも、より体を美しく見せてくれるサイズ感や素材にこだわっている。【商品詳細】黒田エイミ×EDIT.FOR LULU×スタイリストNIMU発売日:2016年5月19日(木)アイテム:・フラワーサテンプリントガウン 39,000円+税・袖カットオフデニムパンツ(各2色) 22,000円+税、39,000円+税・フラワープリントチュニックワンピース 28,000円+税・サロペット(各2色) 32,000円+税取り扱い:ルミネ新宿店、名古屋店、大阪店
2016年05月15日スタイリスト・矢口紀子さんがセレクトする、今週のマストバイリスト。今回は部屋にあればインテリアセンスがグッと上がりそうな雑貨をご紹介。■ハンドメイドで刺繍されたストレートなメッセージに惹かれるタイで手作りされているカバーは、タッセル飾りやスモーキーな色合いが魅力的。手触りのいいガーゼ素材で、思わず顔をつけたくなる柔らかさ。カバー各¥3,500中綿各¥1,500(ユニコンTEL:0568・36・1188)■シルクスクリーンを得意とするアーティスト集団「PRINTBOY」の作品デッドストックのお皿に、ワン&オンリーなイラストをオン。サイズも形も違うのに、まとまりがあるから不思議。グレー¥3,800ホワイト各¥2,500(ACME furniture自由が丘店TEL03・5731・9715)■フォトフレームもさりげなく冬スタイルにシフトローゲージの霜降りニットに包まれたフォトフレームは、厚めの素材で安定感も抜群。タテヨコ両方で使えるのも便利。ほかに、ブルーとベージュもあり。各¥2,700(ハイタイドTEL:050・3368・1722)■木のおもちゃのような作品。これは何に使うもの?形を自由に変えられる木のブロックは、実は鍋敷き。スクエアタイプはヒモから外してコースターにも。吊るしておけば、オブジェとしてもセンス良し!丸¥3,600角¥7,200(RetReTEL:0765・83・2220)※『anan』2015年12月30日-2016年1月6日合併号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・矢口紀子
2015年12月30日今年も一年頑張った自分に、「おつかれさま」と「ありがとう」を。たまには自分を甘やかしてみませんか?今年のクリスマスに欲しいものをananで活躍するスタイリスト4人に聞きました。■petite robe noire 「YOSHIYO」のジュエリー。プティローブノアーの阿部好世が手掛ける新ライン『YOSHIYO』。上品なコットンパールのブレスは、ひとつ持っておけばいろんなシーンで活躍しそう。「コットンパールとシルバーの組み合わせが、甘くなりずちょうどいい。毎日つけられそう」(仮屋薗寛子さん)。コットンパールブレス¥42,000(ヨシヨ/ピーアールエヌジャポンTEL:03・5423・5353)■LiniEのリング。たたき加工のフープに、角度によって輝き方が変わる天然石とダイヤモンドをオン。手もとを華やかに演出。「普段はアクセをつけないので、少しずつ特別な日のためのアクセサリーを増やしていきたいです」(西森萌さん)。(K10YG/ロイヤルブルームーンストーン/ホワイトダイヤ)¥48,000(リニエ/アリスデイジー ローズTEL:03・6804・2200)■CA4LAのハット。流行りの中折れに細身のリボンで、クラシカルで気品ある印象に。クリスマスの特別なお出かけに、かぶっていきたい一品。「レディライクなアイテムを、あえて秋冬のトレンド“ジェンダーレス”なファッションに合わせたいです。今年はベージュが気分です」(鈴木のり子さん)。¥21,000(CA4LA/CA4LA ショールームTEL:03・5775・3433)■Jo Malone Londonの香水「BLACKBERRY & BAY」。濃厚なブラックベリーと活気に満ちたグレープフルーツに、新鮮なベイリーフが合わさってはじける香り。「ため息が出るほどのいい香りで、豊かな気分に浸れます。他の香りとも組み合わせて、自分の香りを楽しめるようになりたいです」(中根美和子さん)。ブラックベリー & ベイコロン 100ml¥15,500(ジョー マローン ロンドンTEL:03・5251・3541)※『anan』2015年12月2日号より。写真・多田 寛スタイリスト・中根美和子文・中村朝紗子
2015年11月29日確定申告の職業欄に初めてスタイリストと記して、日本でフリーランススタイリストの第1号と登録された高橋靖子さんをご存じですか? デヴィッド・ボウイ、T・レックス、YMO、忌野清志郎、坂本龍一、布袋寅泰らをスタイリングし、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツェネッガー、吉永小百合、矢沢栄吉、北野武、山崎努らのCM衣装を担当し、40年以上のキャリアを誇る現在も現役バリバリの、通称ヤッコさんを!最近、彼女が上梓したエッセイ集「時をかけるヤッコさん」のトークショーを訪れると、そこここで「可愛い!」と声が挙がったり、2ショットを撮りたがる若い男性が列を作ったり。何でこんなに人気者なの? その秘密を知りたくて、彼女の著書を繰りながら、ヤッコさんご本人に自宅でインタビュー。彼女から、一生可愛く生きる秘訣を探ります。70年代の原宿が生き生きと描かれた自伝的エッセイ「表参道のヤッコさん」それまで日本に存在しなかったスタイリストという職業を、自身のイマジネーションと心配りと遊び心を頼りに、模索しながら体現化していく様子がワクワクするような臨場感で描かれます。世界的なスターと仕事していても、道端の花に感動し、テレビの朝ドラに涙ぐんだりする感性は、昔も今もまったく変わっていません。ハードな現場もユーモアで和ませちゃうのがヤッコさん流ですが、それは彼女の愛されキャラあってこそ。―― 「可愛い」ってよくいわれませんか?「最近、激しくいわれますね(笑)。どんどん解放されて精神的な余裕が出て、自分の可愛さに集中できるようになったのかな。普段はすごいシャイでも、もう、いいや! と思って自分流にエイヤッ! と出しちゃってる時、可愛いっていわれることが多いですね」トークショーが大混雑し、後列の聴衆が伸びあがるのを見た瞬間、「後ろの人、私のビボーが届かなくてごめんね!」。それ以降、会場は和やかな雰囲気に包まれたのでした。―― 可愛い衣食住に囲まれてらっしゃいますが、それも可愛くなれる秘訣でしょうか?「うちのカーテンが可愛い? もちろん可愛いものは大好きよ。お洋服も、その時その時で欲しいと思ってる可愛いものが常にあります。ただ、あんまりスタイリッシュなものって興味がないのね。だから、写真撮られる時、決めのポーズとかもしないの(笑)」この品性がまさにヤッコさんらしさ。本書はそんな彼女の美意識に触発される一冊です。「小さな食卓」でヤッコさんの美肌と若さを作る食事を知りたいヤッコさんがいつものご飯を、春夏秋冬、様々なシーンで撮影し、何気ない日常がキラキラしている写真満載のエッセイ集。ご自宅では40年以上、自然食品を愛用している彼女ですが、これはダメ、あれはダメ、という修行僧みたいな食べ方は大嫌い。一人でも大勢でも食事のひとときを楽しみます。必ずメニューが決まっているのは、朝ご飯だとか。「まず、生姜と梅干しが入ったほうじ茶。それから、アボカドとトマトを1個ずつのサラダに、ドレッシングは亜麻仁油と塩こうじ。トーストには、脳に良いというココナッツオイルを塗って、野菜とかチーズをのせます。自分で作ったルバーブのジャムの時も。白米には、アマランサスやキヌアとかの雑穀類、最近はチアシードを混ぜてます」ピカピカのナチュラル美肌は、自然食品の影響も大きいようです。美容に関しては、意外にも、洗面所の棚に置かれていたのはエリクシールのローションと乳液だけ。「特別なことやってる? ってよく聞かれるけど、何もやってないの(笑)」。恥ずかしそうに、「これが持っている化粧品全部」と見せてくれたポーチの中身は、パウダーファンデと頬紅とクレ・ド・ポーの口紅がたった1本。シンプルでナチュラルなのは、食や生き方にも通じるものが。本書で、ヤッコさんの美貌を作っている食事にぜひ触れてみてください。 ロックな交遊と人生がレイヤーする名著「時をかけるヤッコさん」2015年7月に出版された近著は“70年代からの時間旅行”と銘打って、ミュージシャンたちとの刺激的で貴重な交遊が中心に描かれます。同時に「好きなことをコツコツ」というヤッコさんの仕事に対する真摯な姿勢が重なり、スタイリストとして第一線を走り続けるには、創造力が豊かなのは当然ですが、信頼される人間性、知性も大事だなあ、と実感。気取らず謙虚で正直だけれど、お茶目。人との距離感の取り方が絶妙で、誠実でベタつかない。常に穏やかで周囲をくつろがせるヤッコさんの人気の秘密がわかります。―― 可愛さや若さや美しさって、まずは心の問題ではないでしょうか?「そう思う。たとえば、若い人をよく励ましたり褒めたりするけれど、それを励みに努力し続ける人もいれば、褒められて、自分はすごいんだって勘違いしちゃう人もいる。その人次第ね。どういう気持ちでいるかで、内面も外見もすごく違ってくると思います」ヤッコさんといると、年齢をまったく感じません。彼女は今、74歳ですが…。「私ね、今でも何でもできると思っているのよ。もちろん、恋やセックスもね(笑)」と、にっこり。40代でも、エッチするのが面倒臭いという人がいますが、彼女は全然そんなことはない、と微笑みます。そのあたりが、若さと可愛さの秘訣ではないでしょうか。潔くポジティブに生きる姿勢に裏打ちされた可愛さ! この3冊で、レジェンド&エバーグリーンなヤッコさんの魅力に開眼して、あなたも一生可愛く生きてみませんか?
2015年10月13日今シーズン、ちょっと頑張ってお買いものするなら、トレンド感もあり、かつ品の底上げになるようなアイテムを。人気スタイリスト・百々千晴さんに厳選アイテムを教えていただきました。「ペールトーンのバッグは、涼やかな装いにも、秋冬の重くなりがちなスタイルにも映える、万能なアイテムです。淡いカラーは子どもっぽくなりやすいものの、上質なものを選べば色みもチープに見えません。さらに定番のボストン型を選べば、“大人の品”も演出できます。このプラダの新作バッグは、その点をクリアしているうえ、レザーのやわらかな質感も上品。また、外側とインナーのポーチが2トーンカラーになっているのがポイントで、ポーチを見せて持つのも素敵」Tシャツとデニムなどの気楽な装いに合わせて、品のあるエフォートレスなスタイルが完成。「ビジネスシーンで品格アップを目指すなら、カードケースを上質なものにチェンジ。今季は、パッと目を引くビビッドカラーが断然おすすめです。きっちりめの服装や、黒や茶色のバッグを選びがちな人でも、小物ならビビッドカラーを取り入れやすいはず。差し色を加えることで、全体がセンスアップ。このセリーヌのカードケースは、質のいいレザーとシンプルでさりげないロゴが品格を感じさせ、オシャレ度も抜群。鮮やかなブルーとシックなブラウンの組み合わせも絶妙です」無難な色でまとめがちなビジネススタイルのアクセントに。品格アップとセンスアップの両方が叶う。◇PRADAライトグレー×グリーンインサイドバッグ(ソフトカーフ)W30×H21×マチ17.5cm¥370,000(プラダ/プラダ ジャパンカスタマーリレーションズTEL:0120・559・914)◇CELINEアコーディオンカードホルダーW10.5×H7×マチ2cm¥53,000(セリーヌ/セリーヌ ジャパンTEL:03・5414・1401)◇どど・ちはる雑誌や広告を中心にスタイリングを手がけるほか、ファッションマガジン『Union Magazine』の編集長、『GINGERALE』のブランドディレクターとしても活躍。※『anan』2015年9月2日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・百々千晴文・熊坂麻美
2015年08月30日「ワン・ダイレクション」のルイ・トムリンソンがパパになることが分かった。ルイとの第1子を授かったのは、ロサンゼルスを拠点に仕事をしているスタイリストのブリアナ・ユングヴィルト。今年3月にルイが長年交際してきたエレノア・カルダーさんと破局した直後、共通の友人を介して知り合ったという。5月にはスヌープ・ドッグのアルバム・リリース・パーティに2人で参加し、リムジンで一緒に帰っていくのを目撃されている。「People」の取材に関係者は「ルイは父親になることを大喜びしています。ブリアナが素晴らしい母親になると思っているようです」と語った。2人は交際はしていないが、とても親しい友人同士。今回の妊娠は予想外のことだったようだが、これを機に関係はさらに深まったという。ルイはブリアナのそばにいられるよう、ロサンゼルスで家を探しているそうだ。2人の第1子の誕生は来年を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月16日まるで専属スタイリストプロスタイリストがファッションを選んでくれるショッピングアプリ「PRIMODE」がバーションアップ。アイテム数が増え、ますます使いやすくなったと話題を呼んでいる。「PRIMODE」は、自分の好みのスタイリストをプロフィールから選ぶところから買い物がスタート。その後、そのスタイリストに宛てて予算やイメージなどを送信する。返信が来たら、直接チャットを通じてスタイリストとやりとりができる。体型のコンプレックスやファッションの悩み、TPOなども直接伝えることができるので、よりイメージに近いコーディネートを選んでもらえるのだ。アフターケアも万全思いのつまったチャットを受けて、スタイリストが渾身のコーディネートを決定。それらをまとめて購入することができる。もちろん購入後も、届いた商品の着こなし方や着まわし術など相談可能。最後までしっかりフォローしてくれる。今回のバージョンアップでは、提案できるアイテム数がこれまでの2000から6000アイテムにまで大幅アップ。また、スタイリストが在庫切れの商品を正確に把握できるようになり、提案する際のトラブルを防止できるようになった。ファッションに自信がない人はもちろん、普段のコーディネートにプロの意見を求めてみたい人にとっても便利なアプリ。「PRIMODE」を使って、オシャレのレベルをアップさせよう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社空色プレスリリース(PR TIMES)・PRIMODE
2015年07月12日毎日のおしゃれは楽しいけれど、ときにはどんな服を着ていこうか悩んでしまうこともありますよね。そんなときプロのスタイリストにアドバイスしてもらえたら、とっても便利です。でも、芸能人でもない限りスタイリストさんをお願いするなんて無理と思っていませんか? それが簡単に実現するアプリがあるのです。それが、ファッションコーディネート相談共有アプリ 「Sutarepi(スタレピ)」 。これは、プロスタイリスト(コーデアドバイザー)やおしゃれユーザーに、ファッションのコーディネートを無料で作ってもらえたり、ショッピングでプロからアドバイスをもらったり、今日着ているファッションのチェックをお願いしたりすることができるアプリです。 「Sutarepi(スタレピ)」 のデジタルクローゼットには、家のクローゼットに入っているファッションアイテム(洋服からアクセサリー、靴などまで!)を登録することできます。持っている洋服が一目でわかるから、とっても便利ですね。その中にもういらなくなったものがあれば、買い取りや寄付を依頼することもできます。そして、 「Sutarepi(スタレピ)」 の一番の醍醐味は、3種類の「相談」機能。コーディネートの作成をお願いしたコーデアドバイザー(プロスタイリスト)やおしゃれユーザーに、クローゼットに登録しているアイテムを見て、希望するシーンに合わせたコーディネートを提案してもらえます。これまでしていなかった着回しを発見できるチャンスです。また、今着ているファッションの全身写真を添付して相談すると、そのファッションについてアドバイスがもらえます。プロのアドバイスでどんどんセンスを磨きましょう。お買い物で迷ったときも、クローゼットに登録されているアイテムを踏まえたうえで、アドバイスがもらえるから、お買い物で失敗することがなくなりそうです。さらに、毎日のファッションを日付ごとに登録したり、登録したコーデをユーザーと共有したりすることもできます。おしゃれの話題でみんなで盛り上がって、ますますおしゃれに磨きをかけて。「Sutarepi(スタレピ)」ならこれらのサービスが全て無料です。もっともっとおしゃれになりたいあなたは、月300円のプレミアムサービスを利用するのもいいですね。ファッション誌を読むだけでは満足できないという人は、このアプリを利用して、ますます自分なりのおしゃれを磨いては?【アプリ概要】アプリ名:Sutarepi(スタレピ)価格:無料(プレミアムサービスは月額300円)ダウンロードは こちら から
2015年02月10日突然のお誘いも多くなるこの季節、ここぞ! と人知れず気合いを入れたい時の<緊急!美髪ケア>の秘訣を、ヘアスタイリストの一原真紀さんに教えていただきました。10分あれば「キレイな明日の私」がつくれるこの凄ワザは、効果絶大。いざという時のためだけでなく、デイリーにも使える美髪のコツ、ぜひお試しください。【一原真紀さん プロフィール】ヘアスタイリスト。「お手入れしやすいスタイル」を創ることをモットーに、女性ならではの提案で個々の髪の悩みを解決し、その人に合ったスタイルをさらりと素敵に演出してしまう熟達した手腕と、自ら良いと思った美髪にまつわるモノやコツを柔らかな口調に乗せて語るたおやかな人柄にアラフォー世代からも人気が集まる。髪も体と同じ。栄養補給で “ときめき美髪” に!冬は顔のみでなく体全体のお肌もかさつき、アラフォー女性にとっては何かと悩みが多い季節です。髪もまた同じように、気候によって不調をきたす場合が多々ありますが、正しい対策さえ知っていれば、美しくキープして、難なく乗り越えられるもの。キーワードは、ずばり “栄養補給”! 外気が冷たく、乾燥する冬は、髪も保湿と栄養をおのずと求めているのです。バスタイムを利用して、時短で美髪を叶えられる手順をご紹介しましょう。使用するのは、1)トリートメント剤 2)スカルプローション3)ヘアーローション4)洗い流さないトリートメントまたはヘアオイルの4アイテム。シャンプー時のトリートメントの仕方から、まずスタートしましょう。▼STEP 1シャンプー後に集中トリ−トメント(コーミング)&ホットタオルバスタイム。いつものシャンプーの後は、集中トリートメントを塗布して粗めの櫛で優しくコーミングしましょう。特に、セミロング~ロングの人は毛先を中心に全体に伸ばし、ホットタオルで髪をつつんで放置することがポイントです。その後、シャワーで流します。湯船に浸かりながらリラックスした状態で行なうのもOK。疲れた髪に、栄養分をしっかり補給してあげてください。▼STEP 2スカルプローションを塗布&マッサージ次に、頭頂部2カ所、後頭部1カ所、側頭部(左右)1カ所ずつの計5カ所に、スカルプローションを塗布します。その後、指のはらで頭皮を動かして頭皮が柔らかくなるイメージでマッサージをします。血行が良くなりポカポカしてきたらOK。▼STEP 3失われた水分&タンパク質をヘアーローションで集中補給軽くタオルドライをしたあとは、ヘアーローションを全体に塗布していきます。空気が乾燥する冬は、知らず知らずのうちに髪の水分量も減少している状態。大切な髪をいたわる気持ちを込めて丁寧に行いましょう。▼STEP 4洗い流さないトリートメントやオイルで保湿ローションのあとは、洗い流さないトリートメントを髪全体に付けて、コーミングでなじませます。椿油などのヘアオイルでもOK。髪の長さに関わらず、毛先から髪全体になじませて保湿することがポイントです。さいごはドライヤーで乾かして終了!▼STEP 5髪を乾かして、栄養分を閉じ込める髪を乾かすことの本当の意味は、それまでに与えた栄養分を髪に封じ込めることです。大切な明日のために、愛情を込めて乾かしてみましょう。スペシャルケアリファカラットで“つまみ流す”さらに美髪になりたい!という方には、マッサージグッズの「リファカラット」を使ったお手入れ法がおすすめです。濡れた髪でも、乾いた髪でもできるので、リラックスタイムの数分間、このマッサージを取り入れてみてはいかがでしょう。やり方はとても簡単。右利きの人の場合、おでこにリファ・カラットを当て、頭上→後頭部→首元の中心までぐるっときたら、心臓まで流します。これを5セット繰り返します。反対側も、左手に持ち替えて同じように5セット行います。(左利きの方も同じように)時間が許すなら、こめかみから頭頂部や後頭部に向かって “上に上げる意識” でもって、左右を同じ回数、マッサージしてください。ほんの数分でできるこの簡単エクササイズは、硬くなった頭皮をやわらげるだけでなく、リンパの流れを促進することで、肌のリフトアップ効果も大いに期待できます。30~40代のヘアケア選びお肌同様、“髪にも保湿が第一”なのが、30~40代のヘアケアの掟。でも、スカルプローション、ヘアトリートメント、洗い流さないトリートメント…ヘアケア製品はたくさんありすぎてどれを選べばいいか分からないという方も多いのでは? ヘアケアアイテムの選び方も伺いました。「パサつき、静電気を抑える冬対策には、保湿成分(PGA)と、帯電防止成分(PTプラチナーコロイド)。地肌を柔らかく健やかに保つ(スカルプローション)保湿成分 グルコサミン、カンゾウ葉エキス、ビワ葉エキス、センブリエキス などの成分が入っているものもおすすめです。また、エイジングケア製品を選ぶ際は 毛髪保護成分の「CMADK」 が含まれているかどうかもチェックしてみて。この成分は髪の成分と同じケラチンタンパク質を再生する効果があり、美容界でも今注目されている成分のひとつです」(一原さん)いかがでしたか?輝く明日の私のためのティップス、ぜひ活用してみてくださいね。
2014年12月22日冬は寒さと乾燥で髪の毛も元気がなくなる季節…。パサつき、ハリ・コシ不足の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 「美しく健やかな髪を保つためは、頭皮とヘアをしっかり保湿することが大切です。特に冬場の頭皮は、ボディと同じで血行不良になりやすいので、地肌をほぐして柔らかくするマッサージの習慣を取り入れることをおすすめします」とヘアスタイリストの一原真紀さん。今回は、バスタイムにも手軽にできる冬の髪トラブルを防いでくれる、簡単なヘアケア法を一原さんに伝授していただきました。30~40代女性が抱えるお肌のたるみやシワの悩みにも効果てきめんの頭皮ケアは必見!「おつかれさま」と自分を労る気持ちを込めて…ぜひ実践してみてください。それでは早速、ステップ・バイ・ステップでご紹介していきましょう。【一原真紀さん プロフィール】ヘアスタイリスト。「お手入れしやすいスタイル」を創ることをモットーに、女性ならではの提案で個々の髪の悩みを解決し、その人に合ったスタイルをさらりと素敵に演出してしまう熟達した手腕と、自ら良いと思った美髪にまつわるモノやコツを柔らかな口調に乗せて語るたおやかな人柄に人気が集まる。“しっかり保湿&血行促進”が、美髪を育む!「長さもあるせいか、冬場はまとまりにくく、パサつきが気になります」という読者モデルの成田歩見さん。同世代の女性同様、ハリやコシも気になりだしたのだとか。今回、一原さんに教えていただいたスペシャルケアを体験していただきました。使用するのは、1)スカルプローション2)ヘアーローション3)洗い流さないトリートメントの3アイテム。バスタイム後の濡れた髪の状態から、スペシャルケアをスタートしましょう。▼STEP 1シャンプー後、スカルプローションを頭皮5ヶ所に塗布軽くタオルドライした後、頭頂部2ヶ所、後頭部1ヶ所、側頭部1ヶ所の計5ヶ所に、スカルプローションを塗布します。頭頂部と後頭部はそれぞれの中心付近が目安の位置。側頭部は、こめかみのすぐぞば、ちょうど耳の上あたりです。いずれも地肌にしっかり塗布することがポイント。「空気が乾燥する冬は、髪の水分量もおのずと低下してパサつきやすくなります。また湿度が低いと、髪に電子が蓄えられやすくなるため、ブラッシングの摩擦などによって静電気が起きやすくなります。スカルプローションをはじめ、30~40代向けのヘアケア製品には、保湿成分である「PGA」と帯防止成分「PT-コロイド」が含まれているかどうかが、選ぶ際のポイントとなります」(一原さん)※PGA=ポリグルタミン酸※PT-コロイド=プラチナ・銀・セルロースガム・炭酸水素Na・水▼STEP 2髪全体に ヘアーローションを塗布冷たく乾いた冬の空気にさらされた髪は、頭皮と同じく、乾燥状態…。喉が渇いた時と同じで、保湿を欲しています。ヘアーローションを髪全体にまんべんなく塗布し、水分と共に、アミノ酸・ミネラル・天然保湿因子などを補給しましょう。髪が長めの人は全体に行き渡るよう、手ぐしなどでなじませてください。一原さんいわく、「エイジングケア製品を選ぶ際のポイントは、毛髪保護成分の「CMADK」を含んでいること」。髪と同化するケラチン由来のタンパク質である「CMADK」は、保湿効果の高い成分であると同時に、髪の成分と同じケラチンタンパク質を再生する効果があり、美容界でもいま注目を集めている成分のひとつです。▼STEP 3洗い流さないトリートメントを手のひらになじませてから塗布次に、洗い流さないトリートメントを髪全体につけていきます。モデルの成田さんのようにロングなら2プッシュ、ショート・セミロングは1プッシュが目安量。いずれの場合も、手の平で一旦なじませてから、髪全体に塗布していきます。▼STEP 4最後に頭皮をマッサージ!頭頂部がポイント「このマッサージは頭頂部を動かすことが要です」と一原さん。この動画をご覧になるとお分かりのように、左右の側頭部にそれぞれ手を添え、頭頂部に向かってマッサージしていきます。“リフトアップ”のイメージを思い浮かべながら、“強すぎず、弱すぎず”のほど良いプッシュで、頭皮を頭上に上げていきます。徐々に後頭部に向かって、両手を並行に3段階にずらしていき、こめかみ辺りも同様に、2段階に分けてマッサージし終えたら、ドライヤーで乾かして完了。スペシャルケアの体験を終えた読者モデルの成田さんの髪は、ご覧の通りツヤツヤ。「これといった特別なケアは今までしたことがなかったのですが、実生活でもできるところは取り入れてみたいと思いました。ありがとうございます」とご満悦の様子。「お肌のたるみやシワは、血行不良によって頭皮が硬くなってしまうことが一因です。できるだけ柔らかくほぐすことで、髪は艷やかに、お肌もリフトアップされて、キレイになれます。こまめにケアすることが潤いある美髪を長く保つコツですね」(一原さん)毛細血管の詰まりが原因で起きる抜け毛や薄毛の予防にも効くというこの頭皮ケアは、1日5分もあればできてしまう簡単凄ワザです。バスタイムのひと時に取り入れて、冬の美髪キープに役立ててみてくださいね。
2014年12月17日ロンドンをベースに活動するヘアスタイリスト・KENICHI主宰のビューティーブランド「センス オブ ヒューモア(SENSE OF HUMOUR)」から新シリーズ「ボヘミアン(BOHEMIAN)」がデビューする。2015年の本格展開に先駆け、11月25日よりオンラインストアを開設する。イメージは都会の生活を送りながらも、旅先で潮まみれの髪で眠ることも構わない“ジプシーなジェットセッター”。豪華なものに囲まれながらも、オーガニックなライフスタイルを楽しむ“ブルジョワなボヘミアン”。そんな彼らに向けて、髪質や状態にあわせたアレンジ出来るスタイリングアイテムやノンケミカル処方のシャンプー、コンディショナーを展開する。ボヘミアンのシャンプー(5,500円)は、ノンシリコンでも濃厚な泡立ちが特徴。皮脂を適度に落とし、頭皮マッサージによって髪をボリュームアップさせる。一方、コンディショナー(6,800円)にもリンス剤は一切使用されておらず、100%配合されたアルガンオイルが頭皮をケア。7種のフルーツエキスが頭皮のターンオーバー周期を正常化させ、さらにアンチエイジングに効果のある4種類の植物性オイルを配合した。最後にシーウォーター(3,800円)で髪をまとめれば、外国人のようなルーズかつナチュラルなヘアスタイルを演出出来る。アレルギー起因となるようなケミカル素材を使用していないため、シャンプーは全身用洗浄剤として使えるほどに安全、快適という。ピンクロータスを中心としたトップノートに始まり、ミドルノートはネロリが利いたエキゾチックなフローラル、ラストノートにはローズゼラニウムのみずみずしい香りが広がる。揉みこむたびにフレグランスが広がって、血行や薬効を向上させる共に、ラグジュアリーなバスタイムが過ごせそうだ。KENICHIは、『VOGUE』『Harper's BAZAAR』などのエディトリアルページや「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」「ギラロッシュ(Guy Laroche)」などの広告ビジュアルでのヘアスタイリングを手掛けている。
2014年11月23日