ソフトバンクは、4.7インチのAndroidスマートフォン「AQUOS Xx2 mini」(シャープ製)を2016年1月中旬に発売する。シャープのフラグシップモデル「AQUOS Xx2」よりもコンパクトだが、同等の性能を備えている。価格は未定。「AQUOS Xx2 mini」は4.7インチのAndroidスマートフォン。「AQUOS Xx2」と同様に、120Hzの高速液晶駆動を実現した「ハイスピードIGZO」ディスプレイ、リコーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得した1,310万画素のメインカメラ、本体を持つだけで時間や着信などを確認できる「グリップマジック」などを搭載する。また、「3.0」にバージョンアップした人工知能機能「エモパー」にも対応。端末に話かけるだけでメモできる「エモパーメモ」などを利用できる。そのほか、「ヒカリエモーション」機能を搭載。エモパーが話しているとき、着信中、ロック解除時などに、本体下部に内蔵されたLEDが光を放つ。なお、「AQUOS Xx2」に搭載されいている指紋認証センサーは備えていない。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8992(ヘキサコア、1.8GHz+1.4GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXC(200GB)。サイズ/重量は、幅約66mm×高さ約126mm×厚さ約8.9mm/約121g(暫定値)。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ピクセル。バッテリー容量は2,810mAh。連続使用時間は未定。背面には1,310万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。IPX5/8、IP6Xに準拠した防水・防塵性能を備える。カラーバリエーションは、レッド、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの5色。通信面では、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、W-CDMA(900MHz/2.1GHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、VoLTE、NFC、おサイフケータイ、ワンセグなどに対応する。
2015年10月08日ソフトバンクは、高速インターネットサービス「SoftBank Air」の通信速度を向上させた新しい「SoftBank Air」を12月以降に提供する。新サービスでは下り最大261Mbpsとなり、現行の下り最大110Mbpsから大幅にスループットが向上する。「SoftBank Air」は月額定額制の高速無線インターネットサービス。回線工事が不要で、宅内機器を電源につなぐことで、すぐにインターネットサービスを利用できるのが特徴。新しいサービスでは通信速度を大幅に向上させたほか、宅内機器も改良、筐体内部にアンテナを格納した。
2015年10月08日ソフトバンクは、120Hzの高速液晶駆動を実現した「ハイスピードIGZO」ディスプレイ搭載のAndroidスマートフォン「AQUOS Xx2」(シャープ製)を11月中旬に発売する。価格は未定。「AQUOS Xx2」は、5.3インチサイズのAndroidスマートフォン。ディスプレイには、120Hzの高速液晶駆動を実現した「ハイスピードIGZO」を搭載する。これにより、動きの激しい映像の視聴時や、画面スクロール時でも残像感が少なく、なめらかな描画が可能だという。1,310万画素のメインカメラはリコーの画質改善認証プログラム「GR certified」を取得。ハイスピードオートフォーカスに対応し、従来よりも素早いピント合わせが可能となっている。従来モデルにも搭載されていた人工知能「エモパー」も「3.0」にバージョンアップ。端末に話かけるだけでメモできる「エモパーメモ」機能が追加された。そのほか、ボディ側面には本体を持つだけで時間や着信などを確認できる「グリップマジック」を、背面にはなぞるだけでロック解除やアプリの起動が可能となる指紋認証センサーを搭載している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8992(ヘキサコア、1.8GHz+1.4GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDXC(200GB)。背面には1,310万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,100mAh。連続通話時間は、約1,500分(4G LTE)/1,480分(3G)/約780分(GSM)。連続待受時間は、約600時間(4G LTE)/約570時間(4G)/約680時間(3G)/約560時間(GSM)。IPX5/8、IP5Xに準拠した防水・防塵性能を備える。カラーバリエーションはパープル、ブラック、ホワイトの3色。通信面では、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、W-CDMA(900MHz/2.1GHz)をサポートする。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、VoLTE、NFC、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグなどに対応している。
2015年10月08日ソフトバンクは、Android 6.0(Marshmallow)搭載スマートフォン「Nexus 6P」(Huawei製)を10月下旬より発売する。国内キャリアとして同端末を扱うのはソフトバンクのみの独占販売となる。予約受付は9日より開始し、端末価格は32GBモデルが78,720円、64GBモデルが85,920円。MNPでの実質負担額は、32GBモデルが0円、64GBモデルが7,200円。「Nexus 6P」は、5.7インチサイズのAndroidスマートフォン。OSにはAndroidの最新バージョン「Android 6.0(Marshmallow)」を搭載している。アルマイト素材を使用したボディには、背面に指紋認証センサーを内蔵。メインカメラは、1,230万画素で薄暗い環境でも鮮明な写真を撮影できるという。なお、ソフトバンクが取扱うモデルには、SIMロックがかかっており、ほかの機種同様に購入日より181日目以降に解除に応じる。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 6.0。CPUはMSM8994(オクタコア、2.0GHz+1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB/64GB。サイズ/重量は、幅約77.8mm×高さ約159.3mm×厚さ約7.3mm/約178g。ディスプレイ解像度は2,560×1,440ピクセル。バッテリー容量は3,450mAh。連続通話時間は、約1,200分(4G LTE)/約1,380分(3G)/約1,200分(GSM)。連続待受け時間は、約400時間(4G LTE)/約440時間(4G)/約500時間(3G)/約450時間(GSM)。背面には1,230万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。カラーバリエーションは32GBモデルがアルミニウムとグラファイトの2色、64GBモデルがグラファイト、フロスト、ゴールドの3色。通信面では、4G LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、4G(2.5GHz)、3G(900MHz/2.1GHz)をサポートする。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.2などに対応する。
2015年10月08日ソフトバンクとFiNCは8日、IBM Watsonを活用したヘルスケアサービス「パーソナルカラダサポート」の共同開発を進めると発表した。利用者のパーソナルデータをもとに、生活習慣の改善メニューを提案するサービスで、関連アプリは2016年3月以降に提供する。月額利用料は税別100円。パーソナルからだサポートは、コグニティブコンピューティングプラットホームの「IBM Watson」を活用し、生活習慣サーベイの結果や体重・歩数データなどのパーソナル情報を収集・解析、より個人に適した食事や運動メニューなどをスマホアプリに表示・提案するサービス。生活習慣を改善する課題を日替わりでアプリに表示してくれる。同サービスと連携するスマート体組成計もあり、体組成計のデータをもとに、さらに質の高いサービスも可能だという。また、日々の課題を実施することで、ポイントが付与され、専用ストアでオーダーメイドサプリなどのヘルスケア商品の購入時に充当することもできる。利用者間のSNS機能ほか、管理栄養士によるマンツーマン指導、オーダーメイドサプリなどのオプションメニューも用意される。
2015年10月08日米国で最大級のオンライン融資仲介サービスを提供するSocial Finance,Inc.(ソーファイ)とソフトバンクグループは10月1日、ソフトバンクグループ主導でソーファイの既存株主と合わせて総額10億米ドル(約1,200億円)の出資をソーファイに行うと発表した。ソーファイはオンライン融資仲介サービス提供における先駆者で、米国最大級の学資ローンのリファイナンス提供業者として、これまでのローン貸付実績は40億米ドル(約4,800億円)以上。同社は、優秀な人材向けの学資ローンのリファイナンス、住宅ローン、住宅ローンのリファイナンス、個人ローンを提供している。出資により、ソーファイのこれまでの調達額は総額14億2,000万米ドル(約1,704億円)となる。同社は2014年より事業を黒字化している。同社にとって今回の資金調達は、2015年2月に実施したシリーズDから程なくしてのシリーズEの調達で、米国フィンテック業界の調達ラウンドとしては過去最大の調達額。この出資によりソーファイは、従来の銀行取引サービスに満足できなかった優秀な人材を対象とした融資仲介サービス提供業者として、事業成長を加速させていくとしている。
2015年10月03日ソフトバンクは1日、Androidスマートフォン「Xperia Z3」向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により特定条件下でブラウザが終了する不具合が改善する。ソフト更新を手動で行う場合は、ホーム画面から「設定」「端末情報」「ソフトウェア更新」の順に従うことで実行できる。更新後のビルド番号は「23.1.F.0.351」。「設定」「端末情報」と進むことで確認可能。今回のアップデートにはブラウザに関する不具合修正のほか、セキュリティ機能の改善も含まれている。
2015年10月01日●“とにかく明るい”あの人も行列に25日早朝、ソフトバンクは同社のショップ「ソフトバンク銀座」でiPhone 6s/6s Plusの発売記念セレモニーを開催した。毎年、ソフトバンク、au、ドコモが激戦を繰り広げる新型iPhoneだが、はたしてソフトバンクはどんな施策を行うのだろうか。セレモニーの模様とともに紹介していこう。○意外なあの人が購入予定者の行列のなかにソフトバンクのiPhone発売というと毎年、長い行列で発売を待ちイベントに参加するのが定番となっているが、今年は予約制であることと前日からの雨模様のため列の人数が少なめ。午前8時の段階で20数名と控えめな数字になった。また、例年なら店の入り口付近で行うセレモニーも今年は店内で開催という運びに。イベントはカウントダウン前の恒例として、先頭に並んだファンの紹介からスタート。今年の一番乗りはお目当てのローズゴールドに合わせてピンクのシャツを着てきたという男性。また、2番手はiPhone予約者の列では珍しい女性のファンだった。その後、おととしの1番手の男性や「このビッグウェーブに乗るしかない」のフレーズでご存知の方も多いであろう男性など、iPhone購入でおなじみの顔ぶれが続くなか、なんと購入者の列に今話題の芸人「とにかく明るい安村」さんも交じっていた。安村さんもブリーフの色にあわせてローズゴールドを購入するとのこと。また、いつもは上半身裸であるが、今回は肌色のシャツを着用。司会の女性に「上、脱いでいいですか?」と質問しては制止されるシーンも。●川栄李奈が1日店長に○スマート値引きが5GBでさらに1,000円割引に雨でイベントが屋内開催というアクシデントのなか、ソフトバンクの宮内謙社長はカウントダウン12分前とギリギリの登場となった。宮内社長は、ソフトバンクではiPhoneだけでなくiPad、Apple Watchも販売している、とほかのキャリアとの違いを強調。加えて、実効速度の調査結果で3キャリア中1位であったことをアピールした。また、ソフトバンクの固定回線とスマ放題のセットで割引になる「スマート値引き」の割引額を上げると発表した。これまではデータ定額パック標準(5GB)では毎月1,522円の割引だったのが、MNPまたは新規契約の場合、2年間毎月2,522円と新たに1,000円追加で割引になるとのこと。○川栄李奈さんも登場してカウントダウン!宮内社長のスピーチの後、元AKB48で現在は女優として活躍中の川栄李奈さんがソフトバンク銀座の1日店長として登壇。iPhone 6ユーザーである彼女もローズゴールドに合わせたピンクのワンピースを着ており「毎回出ると買っちゃうので(今回も買おうかと)迷っています」とコメント。いよいよ発売の8時が近づき、カウントダウンへ。毎年、発売時間と共にゴールドのテープを放出するのがおなじみだったが、今年は室内での開催ということで登壇者と来場者たちが発売と同時に腕を振り上げて発売を祝った。そして、CMでおなじみダンテ・カーヴァーさんとお父さん犬も登場して、恒例の行列の一番乗りのインタビュー。先頭の男性はこれまで5、6回ならんで初の先頭だったという。宮内社長からローズゴールドのiPhone 6s Plusを手にした男性は「思っていたよりずっと落ち着いた色ですね。本物を手にして満足です」と喜びを語った。●スマート値引きがよりおトクに○ソフトバンクとY!mobileで様々なユーザーのニーズに対応セレモニー後は宮内社長の囲み取材に。MVNOの普及について宮内社長は「私どもは2つのブランド戦略をやっている。Y!mobileとソフトバンク。Y!mobileのSプランで1GBで電話もかけ放題で2,980円という十分低価格のものから、Y!mobileでは3GB、7GBを用意している。ソフトバンクのスマ放題ライトが1,700円、なおかつデータだけ使いたい場合はホワイトプラン、という形でいろんなバリエーション・好みに対応できる」とソフトバンク系列で低価格からサービス充実のプランまで幅広いプラン提供が提供できる強みをアピールした。また「Y!mobileはある意味、思い切ったプライシングを出しているんです。MVNOが安いというけれど、ちょっと電話をかけると3,000円、4,000円かかる」とコメント。Y!mobileの価格体系はMVNOに勝るとも劣らないことを説明した。○スマート値引きで固定回線の層を取り込む路線にそして、ドコモがMNP向けに「ドコモにチェンジ割」を展開することについて聞かれると、宮内社長は「思い切ってやられたな、と思っているが、僕らは今のところはチェンジ割みたいなものはやろうと思っていない」と発言。続けて「ソフトバンク光が非常に好調」として、スマート値引きの割引額アップでユーザー増を見込みたいという旨を説明しつつ、「7年前からiPhoneをやってきているのでトータルに対応したい」とiPhoneに対するノウハウの積み重ねやサポートが他キャリアにくらべて厚いことを強調した。iPhone発売のたびに3キャリアのプランや方針に注目が集まるなか、ソフトバンクでは今年はソフトバンク光ユーザーとiPhoneを使い慣れないライトなユーザーをターゲットにした施策を展開していくようだ。
2015年09月26日iPhone 6s / 6s Plusの発売で盛り上がる今週だが、今年はいまいち覇気がないように感じられるソフトバンク。それもそのはず(?)、同社は"第2のソフトバンク"と、通信事業に集中してきたこの10年から、元々の土俵である"ネット"に回帰する動きを見せている。5月の2014年度決算会見で孫氏が「本格的に世界のソフトバンク、ネットのソフトバンクになれるよう、もう一度加速していきたい」と話しており、その場でニケシュ・アローラ氏を後継者に指名したことは記憶に新しいだろう。アローラ氏はグローバルにおけるネット企業への投資を行うSoftBank Internet and Media,Inc(SIMI)のCEOとしてらつ腕をふるっており、インドなど東南アジアにおける成長マーケットで急成長を遂げているタクシー配車アプリベンダー、ECサイトなどへの出資を取りまとめている。○大企業でもイノベーションは生まれるこれらは、持株会社であるソフトバンクグループ傘下のSIMIにおける動きだが、国内の通信事業4社(ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイル)が合併した新生ソフトバンクも、この7月に「SoftBank Innovation Program」をスタートした。プログラムの詳細は該当記事に説明を譲るが、"第2のソフトバンク"としてのプログラム、というよりも、「第2のソフトバンクを目指す中で、どのように既存スキームとネットをすり合わせるのか」というところに焦点を合わせたものだろう。もちろん、イノベーションとタイトルにあるように、今までにない発想を外部から求めることで、ビジネスの革新を求めるという意味ではチャレンジングな取り組みだろうが、他キャリアの同様の取り組み、KDDIの「KDDI ∞ Labo」、NTTドコモの「ドコモ・イノベーションビレッジ」とは異なり、手を組む企業をスタートアップ、ベンチャー企業に限定しているわけではなく、大企業の外部プレイヤーでも手を組めるスキームになっている。応募締切は9月30日までだが、KDDIやNTTドコモからかなり遅れて、自社製品・サービスとのコラボレーションプログラムを開始した理由やプログラムの目標はどこにあるのだろうか。プログラムを運営するソフトバンク サービスプラットフォーム戦略・開発本部 プラットフォーム戦略統括部 プラットフォーム戦略部 イノベーション推進課 担当課長の原 勲氏と同課 課長の大西 英智氏に話を聞いた。○IoTという節目――KDDIは2011年夏から∞ラボを、NTTドコモは2013年夏からイノベーションビレッジを始めていますが、なぜこのタイミングなのでしょうか?原 勲氏ソフトバンクでは、ベンチャーなどとの協業はライン(提携、協業、出資の案件)ごとにやっていました。ただ、今回のプログラムで言えば、「IoT」という今までの常識では捉えられないビジネス領域の展開する。ここで全てを自前でやっていくのは大変ですし、参加プレイヤーも増えているため、体系立ててやっていこうということになりました。また、広く"ソフトバンクグループ"という枠組みで言えば、ネットに密接なヤフーがその役割(ベンチャー企業との連携)を担っていました。その中で、特段"どこの企業"と限定するわけではないのですが、既存のプログラムの場合には大きな課題があると思っています。本当にマネタイズに繋がるのか、ビジネスとして成立しているのか、という課題です。オフィスを提供したり、外部企業が参画してサポートするスキームは凄いなと感じますが、事業者側、そしてスタートアップ側にとっても「メリットになるのかな」と考えてしまいます。そうした問題を解決したいという思いでこのプログラムが走り出しました。会社としての体制変更と共に、それをメッセージとして出していきたいなと。外の人から見ると孫 正義が全てを取り仕切っているイメージがあるようですが(苦笑)、大きな会社ですし、現場はそうではない。だからこそ、このプログラムで世に問うて、オープンに募集し、見つけられていなかったパートナーの声を集めようとしているのです。大西 英智氏「オープンイノベーション」と言うと、"ベンチャー企業"というイメージになってしまいますが、ベンチャーに限った募集ではなく、企業の規模に関係なく募集しています。理由は割と単純で、大きな企業でも革新は生まれると思っていますし、創業年は関係ありません。○シリコンバレーの経験原氏3月までシリコンバレーに赴任しており、その経験を活かしてやっています。向こうでは、こうした既存の大企業とIT企業のコラボレーションはどこもやっている。新しいものをどんどん取り込んでいるんです。――プログラムにはどういった企業を求めているのでしょうか?大西氏あくまで我々が求めているのは「パートナー」であって、出資する企業を探しているわけではありません。募集要項にもありますが、アイデアだけじゃダメで、実現性があるものが基準になります。――必ずしも出資するわけではない一方で、製品・サービスのコラボレーションにおけるテストマーケティングへの予算は「制限を設けない」とのことですが。原氏もちろん、100億円、200億円を突っ込めるわけではありませんが(笑)、基本的には出す方向でいます。――募集も終盤(取材は9月上旬)に差し掛かっていますが、応募状況はいかがでしょうか?原氏今回は日本だけでなく、世界で募集を行っています。先週はイスラエルのテルアビブで、海外唯一の説明会も行い、盛況に終わりました。(日本は?との問いに)募集の後半に入って増えてきましたが、欧米の方が比率的には多いですね。自分たちもそうなのでわかりますが、日本人は締め切り直前になるとどんどん来るんです(笑)。期限内には必ず……という感じなので、特に心配はしていません。大西氏欧米の反応の良さは、やはり出口が「日本だけじゃない」というところでしょうね。原氏ただ、今回のプログラムは基本的に「for JAPAN」なんですよ。そこは安心してもらって良い。欧米系企業でいえば、日本法人からの応募、というわけではなく、むしろ少ないですね。意外なところでは、アフリカのコートジボワールの企業からも来ています。こういうプログラムをやるとなると基本的には、「シリコンバレー」になりがち。もちろん、そこにも来てもらいたいけど、中国・韓国・シンガポールの企業にも申し込んでもらいたい。そうした中で、すべての国で説明会するわけにはいかない。だから、"技術立国"のイスラエルで説明会を行いました。あそこはセキュリティやスマートフォン、コネクティッドカーが進んでいるので、IoTで注目すべきスポットです。イスラエルの持つポテンシャルは非常に大きいと思っています。大西氏Googleが自動運転にコミットしていますが、そうした分野でもイスラエルの存在感は大きい。原氏コネクティッドカーやスマートホームは、関連ソリューションが元から不足している海外の方が多く、日本じゃ少ないと想定していましたが、現状で見てもその傾向は見られます。一方で、デジタルマーケティングやヘルスケア分野は、やはり国内勢の方が存在感はありますね。○キャリアのプラットフォームを活用してほしい――IoTという言葉の定義は、かなりざっくりしていますよね?原氏B2Bのネットワークカメラとか、コンシューマ向けでも来年のCESとか、界隈にはハードウェアは色々出てくると思います。ただ、こうしたものの仕入れだけだと、ストックビジネスとのシナジーを考えると、大きなビジネスになりづらいんですよ。いかにソフトウェアを組み合わせて、実ビジネスにしていくかが重要だと思います。B2Bの現場からすると、コンシューマについてはデバイスが必ずしも求められているわけではないと思っています。だからこそ、キャリア側の腕の見せどころというか、応募アイデアと我々のアセットを組み合わせて、一緒に考えていくことで出来ることが多分にあると思う。来たアイデアをそのまま流すだけでは"イノベーション"でも何でもない。そうした考えだからこそ、フレキシブルに、販路は直販で、B2B、B2Cという区切りだけじゃなく、B2B2Cなど様々な可能性を検討したいです。――通信業界として、近年は"マンネリ化"も指摘されていますが……。原氏一般的な話で言えば、MVNOという形で、サービス企業に回線を卸して展開する流れがありますよね。これはどのキャリアも考えていることだろうし、IoTを広げていく一つの手段だと思ってます。ニーマルニーマル(2020)に向けて、Wi-Fi環境の整備が全国で進んでいく中で、これらのインフラを活用すれば、もしかすると4G網が要らなくなることだってあるかもしれない。それは言いすぎかもしれないけれど、こうしたキャリアが展開するインフラは決済とかいくつも"土台"がある。これらをサービス企業に使ってもらうことで、日本がより便利な世の中になれば良いなと思います。大西氏キャリアが出来ていないところがそこで、通信会社として自分たちでしか使ってないインフラが色々あるんですよね。メールにGPS、ほかにも色々ある。プラットフォーム事業は、よりオープンにして、事業者さんを参入できるようにソフトバンクとしても打ち出していきたい。もちろん、オープンなプラットフォームなので、私たちで「このアイデアじゃなきゃダメ」という考え方、募集のしかたではありません。フェイス・トゥ・フェイスで膝を突き合わせ話し合いたいし、質問やわからないことがあれば、ご連絡いただきたい。○野望はNASDAQ上場――第2回、第3回と続けていく予定はあるのでしょうか?原氏少なくとも、第2回構想はありますし、我々としても継続していくことを前提に考えています。これは"イベント"ではなく、継続していく"プログラム"なんです。――では、プログラムの目標は?原氏最終的な目標ですか……。おぼろげながらですが、こういったプログラムから、やっぱりNASDAQ上場企業が出てくることですね。ここに上場できれば、グローバルで認められる企業になるということ。"ユニコーン企業"という言葉もありますが、今のアメリカのスタートアップの大目標でもあります。――プログラムに興味を持つ企業に伝えたい言葉はありますか?原氏キャリアの取り組みで言えば、後発です。ただ、スタートアップに限らず、どの分野においても「常にパートナー求めている」というメッセージは声を大にして言いたいですね(笑)。ソフトバンクだからこそ、世界へチャレンジできる機能がありますし、ほかの会社には真似できない。そこは、応募していただく企業の方に伝えたいです。大西氏よく「日本のベンチャー興味ないでしょ」と言われますが(笑)、もちろん、全然そんなことはありません。このプログラムで言えば、海外の企業を特別に求めているわけではなく、日本人として日本の企業が来てくれることがいいなという思いもありますし、それを世界に持っていければ、それに越したことはありませんね。
2015年09月25日ソフトバンクは、新たなスマートフォン向け基本プランとなる『スマ放題ライト「通話し放題ライトプラン」』を発表した。9月25日より提供する。月額税別1,700円で5分以内の国内音声通話が無制限で利用できる。既存ユーザーは10月5日からプラン変更が行える。これまで同社では定額音声通話プランとして月額税別2,700円の『スマ放題「通話し放題プラン」』を提供してきた。新プランでは、5分以内という制限はあるものの、通話回数の制限はなく、月額税別1,700円で利用できる。一方、5分を超過した場合は30秒あたり20円かかる。また、国際ローミング、国際電話、ソフトバンク衛星電話サービス、0180、0570などから始まる他社が料金設定を行っている番号への通話など、一部の通話やSMS送信などは定額サービスの対象外となる。なお、新プランの月額料金は2年単位の契約を前提としたもので、更新月以外の解約等には契約解除料として9,500円かかる。
2015年09月14日ソフトバンクは、iPhone 6s/6s Plusの販売開始に伴い、新キャンペーン「スマート値引き 増額キャンペーン(スマ放題)」と「のりかえ割」を発表した。併せて、「機種変更下取りプログラム」「のりかえ下取りプログラム」の対象機種および下取り額を変更した。○スマート値引き 増額キャンペーン(スマ放題)「スマート値引き 増額キャンペーン(スマ放題)」は、SoftBank光などの固定通信サービスとiPhoneなどのスマートフォンのセット利用で割引される「スマート値引き」に申込み、iPhone 6s/6s Plusの購入者に適用されるキャンペーン。今回のキャンペーンでは、新料金プラン「スマ放題」の加入者を対象に、割引額を増額する。新規契約・MNPの場合、「テータ定額パック・標準」もしくは「テータ定額パック・大容量(10)(15)(20)(30)」を契約すると、2年間、毎月2,522円割り引かれる。従来は、「テータ定額パック・標準」が当初2年間、毎月1,522円の割引、「テータ定額パック・大容量(10)(15)(20)(30)」が当初2年間、毎月2,000円の割引だった。機種変更では、「テータ定額パック・標準」を契約すると、当初1年間、2,000円割り引かれる。従来は当初2年間、毎月1,522円の割引だった。なお、同キャンペーンにおいて、「スマ放題ライト」は対象外となり、iPhone 6s/6s Plusの購入サポートは適用されない。また、「ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク」からのMNPも対象外となる。3年目以降の割引の有無は固定通信により異なる。実施期間は9月25日から11月30日まで。○のりかえ割「のりかえ割」は、MNPでiPhone 6s/6s Plusを購入した人を対象に適用するキャンペーン。1年間、最大毎月1,700円が月額利用料金から割り引かれる。実施期間は9月25日から11月30日まで。○機種変更下取りプログラム「機種変更下取りプログラム」は、iPhone 5以降もしくは4Gスマートフォンに機種変更した場合に、それまで利用していた端末を下取りするキャンペーン。キャンペーン利用者は、通信料金からの割引か、Tポイントの一括付与のいずれかを選択できる。今回、対象機種にiPhone 6/6 Plusが追加された。iPhone 6は容量を問わずに月額1,350円×24回(計32,400円)、iPhone 6 Plusは1,485円×24回(35,640円)の割引きとなる。下表は9月25日からの金額。○のりかえ下取りプログラム「のりかえ下取りプログラム」はMNPの利用者を対象に、それまで利用していた端末を下取りするキャンペーン。毎月の通信料から割り引かれる。今回、下取り対象機種にiPhone 6/6 Plusが加わった。こちらは「機種変更下取りプログラム」とは異なり、ストレージ容量により、割引額が多少異なる。下表は9月25日からの金額。
2015年09月14日ソフトバンク、すかいらーく、TSUTAYA、ファミリーマート、Tポイント・ジャパンはこのたび、顧客の利便性とサービス向上を目的に連携を図り、さまざまなシーンでお得にTポイントを貯めることができるようにしたと発表した。○日本全国14,000店以上でお得にTポイントを貯めることができるソフトバンク携帯電話を利用の顧客が、ファミリーレストラン「ガスト」や、書籍、DVD・CDなどのレンタルや販売のエンタテインメントストア「TSUTAYA」を利用した場合、10月9日より3倍のTポイントを付与するという。これにより8月4日から同様に3倍のTポイントを付与しているコンビニエンスストアの「ファミリーマート」に加えて、日本全国14,000店以上でお得にTポイントを貯めることができるようになるとしている。ソフトバンク携帯電話を利用の顧客が、ファミリーマート、ガスト、TSUTAYAで会計時にTカード(ソフトバンク取扱店やMy SoftBankでTカード番号の事前登録が必要)を提示することで、通常の3倍のTポイントが貯まるという。また、ソフトバンクカードで支払いの場合は、通常付与されるTポイントに対して4倍のTポイント、さらに同カードでオプションサービス「おまかせチャージ」契約の場合は5倍のTポイントが貯まるとしている。Tポイントは2003年のサービス開始以降、さまざまな業界のトップ企業との提携により、利用できる店舗数を増やしてきた。現在、会員数5,477万人、提携企業数125社、提携店舗数43万店舗となり、日本最大級の共通ポイントへと成長してきたという(7月末時点)。ソフトバンク、すかいらーく、TSUTAYA、ファミリーマート、Tポイント・ジャパンは、今後も各社連携による新たな取り組みを実施し、街のさまざまな生活接点でお得に利用できる、日本で最も顧客価値の高い共通ポイントサービスを提供していくとしている。
2015年09月10日ソフトバンクや日本マイクロソフトなど6社は8月25日、慶應義塾と協力し、Microsoft Azure Machine Learning(機械学習)を活用した診療支援技術研究開発プロジェクトの研究開発事業を開始すると発表した。研究開発期間は2015年10月から2019年3月まで。同事業は日本医療研究開発機構の医療機器・システム研究開発事業「ICTを活用した診療支援技術研究開発プロジェクト」における2015年度の委託先として採択されたもので、ソフトバンク、日本マイクロソフト、UBIC MEDICAL、アドバンスト・メディア、システムフレンド、セムコ・テクノが参画する。現在、精神科領域における患者症状の重症度評価は、患者の自覚症状や評価者の観察に基づいており、客観性に乏しい重症度評価が、日常臨床での治療導入の決定や治療効果判定、新薬開発のための治験の大きな障壁となる場合がある。同研究では、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 岸本泰士郎専任講師の研究チームが行ってきた、表情・瞬目モニタリングによる客観的うつ病・躁うつ病症状の評価研究を発展させ、診療時における表情・音声・体動などのデータをデバイス内で一次解析し、クラウドに転送、重症度評価のアルゴリズムと突合して症状を客観的に評価し、リアルタイムで診察室に結果を提示する診療支援デバイスを開発する。また、スマートフォンなどをプラットフォームとして過去数週間の生活活動データをクラウドで入手し診察室でのデータと融合することで、解析を補完するという。さらに、Microsoft Azure Machine Learningを用いて、得られたデータと各疾患の評価尺度との相関が高くなる最適なアルゴリズムを探索、構築する。これにより、従来定量化できなかった患者の思考、表情、発言内容を可視化し、臨床評価や治療に活用することを目指す。同デバイスの開発により客観的評価尺度が利用できるようになれば、臨床家の経験や感覚に頼っていた重症度や治療効果の判断が客観性をもったものになり、治療選択が科学的根拠に基づくものとなるほか、客観的指標の普及によって治療実績の評価・比較が容易になる。さらに、バイアスの大きい評価に依存しなくてもよくなり、治験の失敗を防ぐことにつながるとしている。
2015年08月25日●「Netflix」とはソフトバンクは24日、世界最大手のインターネット映像配信ネットワーク「Netflix」(ネットフリックス)と業務提携し、日本国内でサービスを提供開始すると発表した。9月2日から、ソフトバンクショップ店頭などでNetflixが申し込めるようになる。本稿では都内で開催されたサービス発表会の模様をお伝えする。○Netflixとは?サービス発表会には、ソフトバンクの宮内謙社長、日本法人Netflixのグレッグ・ピーターズ社長が登壇して概要を説明した。Netflixは、オリジナルドラマやドキュメンタリー、長編映画などをフルHDや4Kなどの高画質な映像で提供する月額定額制のサービス。さまざまなインターネット接続デバイスから、好きな時に、好きな場所で、好きなコンテンツを視聴できるのが強みとなっている。先行するアメリカ市場では、会員数が6,500万人を超えている。宮内氏によれば「レコメンド機能」が秀逸だという。これはビッグデータによる分析を徹底的に行い、利用者に最適な映像をレコメンドするというもの。宮内氏は「レコメンド機能により、利用者の75%がレコメンドされた映像を視聴している」と解説した。今回のサービス開始にあわせ、ソフトバンクでは3つの視聴プランを用意。画質、同時に視聴できるストリーミング数に応じて利用料金が異なる仕様で、例えば標準画質(SD)のベーシックプランであれば月額税別650円で利用を開始できる。ソフトバンクではソフトバンクショップをはじめとするソフトバンク取り扱い店などで、Netflixの申し込みを受け付ける。グレッグ氏は、ソフトバンクを評して「革新的なサービスを提供する、あくなき情熱を持っている、リスクを厭わない。まさにそんな会社」と評価。続けて「今後両社では、素晴らしいコンテンツをつくること、素晴らしい体験を創造して世界中のお客様に届けることを共通のミッションとして、事業を展開していく」と抱負を語った。宮内氏によれば、10月以降にソフトバンクが提供する端末には、Netflixの専用アプリをプリインしていく予定だという。ソフトバンクとNetflixは、オリジナルコンテンツの製作でも協力していく方針だ。●宮内社長が話す独占契約のメリット○独占契約のメリットは? UULAとの関係は?独占契約の内容に関して記者から質問があがると、宮内氏は「ソフトバンク以外のユーザーが、個人的にWebなどを通じてNetflixと契約することはできる。しかし、ショップ店頭や家電量販店などで視聴体験し、その場で申し込み、専用アプリが利用でき、携帯電話の請求にまとめて支払えるのはソフトバンクだけ」と回答。Netflixと一緒にプロモーションできるのもソフトバンクだけで、これも独占契約のメリットだという。ソフトバンクでは、Netflixの提供を通じて同社の強力な通信ネットワークをアピールし、また光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」、スマートフォンとのセット割などのサービスを拡大していきたい考え。そのため、ソフトバンク取り扱い店などを通じてNetflixと契約する場合は、SoftBank 光や、携帯電話などの契約が必須になる。オリジナルコンテンツの製作にはどのように関わるのか、との質問に宮内氏は「詳しい内容はまだ決まっていない。ファンディング、ビッグデータの活用などを考えている」と回答。またグレッグ氏は「お互い、これから学ばなければならないこともある。両社の可能性を最大限に発揮していきたい」と回答した。ソフトバンクでは、映像配信サービスUULAも提供している。これについて今後の関係を問われると、宮内氏は「サービスはこれからも継続していく。UULAは音楽をベースにした映像サービスが中心。映画とドラマに集中しているNetflixとは根本的に違うと考えている」と回答した。●発表会には品川庄司の2人が登場○テレビのリモコンを持ってアピールこのあと、ゲストとして舞台にはデーブ・スペクターさん、品川庄司の2人(品川祐さん・庄司智春さん)、ダコタローズさんが招かれた。デーブさんは、Netflixについて「私は埼玉県出身なので、字幕がついた洋画が楽しめるようになって嬉しい。これで戸田奈津子さんに翻訳を頼まなくて済む」などと冗談を飛ばして記者団を笑わせた。デーブさんによれば、アメリカで出回るテレビのリモコンにはNetflix専用のボタンがついているとのこと。それほど消費者層に浸透したサービスということだろう。どのようなNetflixオリジナルコンテンツをつくりたいか、というテーマに品川さんは「ハッピーエンドとバッドエンドの2通りの最終話を用意するなど、映画でもテレビドラマでも実現できないNetflixならではの映像作品をつくってみたい」とコメント。又吉直樹さんの小説「火花」の映画化にも意欲をみせていた。庄司さんは「子供を寝かし付けた後で、夫婦で映画などを見るのが幸せな時間」と話し、Netflixの日本上陸を歓迎。ダコタローズさんは「アメリカでは、家族みんなでNetflixを見ている。日本でも視聴できるようになって嬉しい」と素直な感想を述べていた。
2015年08月24日Netflixとソフトバンクは24日、定額制の映像配信サービス「Netflix」の国内展開において、業務提携を発表した。合わせて、従来明かされていなかったサービス内容と料金を発表した。「Netflix」は、独自に制作したオリジナルドラマシリーズやドキュメンタリー、長編映画などをストリーミング配信する、米最大手の定額制映像配信サービス。日本では、9月2日にサービス開始予定で、東芝やシャープなどから対応テレビなども発表されている。○サービス内容と料金「Netflix」の視聴プランは、「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3種類を用意。ベーシックプランは、画質が標準画質(SD)で、同時視聴が1ストリーミング、料金は月額650円(税別)。スタンダードプランは、画質が高画質(HD)で、同時視聴が2ストリーミング、料金は月額950円(税別)。プレミアムプランは、画質が超高画質(UHD 4K)で、同時視聴が4ストリーミング、料金は月額1,450円(税別)となる。加入後1カ月は無料でサービスを利用できる。○ソフトバンクとの業務提携ソフトバンクは、Netflixとの業務提携で、SoftBank携帯電話および、ブロードバンドサービス「SoftBank 光」を利用するユーザーを対象に、Netflixの加入申し込みを9月2日から受け付ける。受付場所はソフトバンクショップや家電量販店店頭、ユーザー向けサイト、コールセンターなど。店頭ではスタンダードプランのみを案内する。ソフトバンク経由でNetflixに加入した場合、支払いは携帯電話や「SoftBank 光」の通信料金との合算になる。ソフトバンクでは、Netflix加入取扱店の店頭でNetflixのデモを行なう。また、2015年10月以降に発表するSoftBankスマートフォンに、Netflix用アプリをプリインストールする。
2015年08月24日ソフトバンクは24日、Netflixと業務提携し、定額制映像配信サービス「Netflix」の日本国内での加入申し込み受付から利用料金の請求までを提供すると発表した。同サービスは9月2日より開始し、月額料金は税別(以下同)650円から。Netflixの料金プランは、標準画質(SD)で同時視聴が1ストリーミングまでの「ベーシックプラン」(同650円)、高画質(HD)で2ストリーミングまでの「スタンダードプラン」(同950円)、超高画質(UHD 4K)で4ストリーミングまでの「プレミアムプラン」(同1,450円)の3プランが用意されている。ソフトバンクでは、Netflixの加入申し込みを、SoftBankの携帯電話、または光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」の契約者を対象に、ソフトバンクショップや家電量販店などの店頭、ユーザー向け専用サイト、SoftBankのコールセンターで9月2日より受付開始する。日本においてNetflixの申し込み受付から請求までまとめて提供するのはソフトバンクだけだという。なお、店頭では「スタンダードプラン」のみの受付となる。また、利用料金と通信料金をまとめて請求することも可能となっている。Netflixは、独自に制作したオリジナルドラマシリーズやドキュメンタリー、長編映画などをフルHDや4Kなどの映像で視聴できる月額定額制の映像配信サービス。通信環境があれば、スマートフォンやタブレット、PCなどのインターネット接続デバイスからいつでもコンテンツを視聴できる。ソフトバンクでは、今後オリジナルコンテンツの共同制作も検討していくという。
2015年08月24日ソフトバンクは21日より、全国のソフトバンクショップに来店したユーザーに対し、位置情報ゲーム「Ingress」内で使用できるMODカード「SoftBank Ultra Link」をプレゼントする。同MODカードは、ショップ来店時にキャンペーン情報を知っての来店であることをスタッフに伝えた上で、Ingressのアプリ画面(LEVEL2以上)を見せることでプレゼントされる。カードがなくなり次第キャンペーンは終了する。なお、ソフトバンクユーザー以外でも受け取ることができる。「SoftBank Ultra Link」は、ポータルからリンク可能な範囲を広げるとともに、リンクによるポータル防御能力を向上させることができるMOD。また、「Rare Link Amp」よりも遠くにリンクを張れるほか、ポータルから張られているリンクの防御能力を常に向上させることが可能となっている。
2015年08月21日ソフトバンクは13日、一時停止していた「Xperia Z3」のAndroid 5.0へのアップデートを再開した。一時停止の原因となっていたテレビの視聴ができない事象は改善されている。「Xperia Z3」は、一部地域にてテレビの視聴ができない事象を確認したとして、Android 5.0へのOSアップデートを一時停止していた。同日より、提供開始された最新ソフトウェアでは、同不具合が改善されている。また、すでにAndroid 5.0へアップデートしていた場合でも、ソフト更新することで不具合が改善する。新しいソフトウェアには、ホーム画面からメニューアイコンをタップし「設定」、「端末情報」「ソフトウェア更新」と進み、案内に従うことで更新できる。更新後のビルド番号は「23.1.F.0.339」。ビルド番号は、ホーム画面からメニューアイコンをタップし「設定」「端末情報」と進むことで確認できる。
2015年08月13日ソフトバンクは12日、Androidスマートフォン「Xperia Z4」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新することで、特定の条件下においてカメラアプリが停止する不具合が改善される。新しいソフトウェアには、ホーム画面のメニューアイコンから、「設定」、「端末情報」、「システムアップデート」、「ソフトウェア更新」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新できる。更新後のビルド番号は「28.0.C.3.30」。ホーム画面のメニューアイコンから「設定」、「端末情報」とタップすることで確認できる。
2015年08月12日ソフトバンクと損害保険ジャパン日本興亜(以下損保ジャパン日本興亜)はこのたび、SoftBankの携帯電話から保険に加入できるサービス「ソフトバンクかんたん保険」において、自転車事故に備える「自転車あんしん保険」をはじめとした6つの新プランの保険を、11日から提供開始すると発表した。○月額330円から加入できる「自転車あんしん保険」「ソフトバンクかんたん保険」は、SoftBankの携帯電話から「いつでも、どこでも、かんたんに保険に加入できる」ことをコンセプトに、2010年12月15日から「海外旅行保険」「スポーツ・レジャー保険(1日プラン)」「国内旅行保険」「ゴルファー保険(1日プラン)』の4つの保険を顧客に提供してきた。近年、自転車利用者が増加し、自転車事故にともなう高額賠償が社会問題となっている。6月1日に改正道路交通法も施行され、自転車事故の安全対策に備えたいという顧客からの要望が高まっていることから、自転車などの交通乗用具を利用中の事故や、自転車事故や日常生活における損害賠償事故を補償し、月額330円から加入できる「自転車あんしん保険」を用意したという。加えて、さまざまな顧客の用途やニーズに応えるべく、「毎日あんしん保険」「子供のあんしん保険」「女性のあんしん保険」「スポーツ・レジャー保険(月額プラン)」「ゴルファー保険(月額プラン)」も新たな商品ラインアップに加えたとしている。○「ソフトバンクかんたん保険」月額プランの概要対象者:SoftBankのiPhone、スマートフォン、iPad、タブレットを利用中の個人名義の顧客特長:いつでもどこでも(24時間365日)簡単に保険に加入でき、申し込みが完了した翌日から保険が適用される。保険料相当額は「ソフトバンクまとめて支払い」で毎月簡単に支払うことができ、その都度申し込むことなく継続して保険が適用されるので安心。加入内容はSoftBankの顧客向け専用サイト「MySoftBank」上でいつでも確認できる○各保険の概要自転車あんしん保険自転車事故をはじめとする交通事故によるケガを補償する。また、日常生活に起因する偶然な事故による法律上の損害賠償責任を負った場合も補償する。毎日あんしん保険日常生活におけるさまざまな偶然な事故によるケガを補償する。死亡した場合や後遺障害が生じた場合のほか、入院をした場合も補償する。また、日常生活において、他人にケガをさせてしまった場合などにより賠償責任を負う場合の補償や、外出中の携行品の破損、盗難などを補償する。子供のあんしん保険子供のさまざまな偶然の事故によるケガを補償する。子供がケガなどにより、死亡した場合や後遺障害が生じた場合のほか、入院をした場合を補償する。熱中症やウィルス性食中毒なども補償の対象となるほか、地震や噴火、津波などによる天災危険のケガも対象となる。また、扶養者の人が、ケガが原因で扶養不能状態になった場合の育英費用をサポートする。女性のあんしん保険女性の日常生活における、さまざまな偶然な事故によるケガを補償する。死亡した場合や後遺障害が生じた場合のほか、入院をした場合も補償する。また、顔をケガした場合、入院保険金は倍額補償する。スポーツ・レジャー保険(月額プラン)スポーツやレジャーによるケガで死亡した場合や後遺障害が生じた場合のほか、入院をした場合や、遭難した場合の救援費用も補償する。また、地震や噴火、津波などによる天災危険のケガも対象となる。また、レジャー中に、他人にケガをさせてしまった場合などによる賠償責任や、スポーツ用品などの携行品損害も補償する。スポーツ・レジャー保険(1日プラン)は、スポーツやレジャーを行う日を設定して申込みするが、スポーツ・レジャー保険(月額プラン)は、スポーツ・レジャー中に限らず、日常生活におけるケガや損害賠償事故も対象となる。ゴルファー保険(月額プラン)ゴルフプレー中のケガの補償や、打ったボールが誤って他人に当たってケガをさせた場合の賠償責任、ホールインワン・アルバトロスを達成した場合の補償や、ゴルフ用品の損害を補償する。
2015年08月10日ソフトバンク・ペイメント・サービス(以下、SBPS)は8月6日、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」のSBPS決済モジュールに「楽天ID決済」の物販機能を追加した。楽天ID決済は、楽天会員に登録したユーザーが、楽天グループ以外のWebサイトでもオンライン決済が利用できるサービス。クレジットカード番号や購入者情報、配送先住所などを入力する手間が無く、スムーズな決済を実現する。一方、事業者側は、同サービスにより全国約9,977万人の楽天会員からの新規流入や売上拡大が期待できるという。物販機能では、商品の受注・出荷時や顧客が受け取るタイミングなど、事業者の任意のタイミングで売上を確定することが可能だ。なお、EC-CUBEにおいて楽天ID決済の物販機能に対応するのは、決済代行会社ではSBPSが初となり、今秋には「EC-CUBE 3」にも対応する予定となる。
2015年08月07日リアルタイムCDNを提供するFastlyは7月31日、ソフトバンクとパートナー契約を締結し、Fastlyの次世代CDNサービスを日本で販売するとSoftBank World 2015で発表した。パートナー契約に基づき、日本の顧客向けのFastly CDNサービス運営はFastlyが提供する。ソフトバンクは、国内における主要販売会社として、導入サービスやサポートを提供する。Fastlyは、企業にコンテンツ配信の完全なコントロール、リアルタイムアクセス解析、頻繁に更新されるコンテンツをエッジでキャッシュする機能を提供するCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)。米Fastlyは100%子会社であるファストリーを設立し、日本国内でのプレゼンス強化を行っており、ファストリーのチームはマーケティング、セールスサポート、カスタマーサポートなどを行う。また、大阪にもPOP(Point of Presence:配信拠点)を開設し、日本におけるインフラストラクチャも拡張している。
2015年08月05日ソフトバンクはXperia Z3のAndroid 5.0へのOSアップデートを一時停止した。一部地域においてテレビの視聴ができない事象が確認されたため。再開時期についてはアナウンスされていない。XperiaのOSアップデートはNTTドコモも、「Xperia Z2 SO-03F」「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」の3機種を対象に提供してきたが、同様の不具合が確認されており、4日時点でストップしている。
2015年08月04日ソフトバンクグループのSBイノベンチャーは、スマートフォンやパソコンで、現役または元プロスポーツ選手やスポーツインストラクターなどから、動画を活用したプライベートレッスンを受講できる「スマートコーチ」を9月より開始する。料金設定は各コーチが行う。「スマートコーチ」は、スポーツ選手によるプライベートレッスンを任意の時間に、スマートフォンやパソコンから受講できるサービス。予定されているスポーツは、サッカー、陸上競技、トライアスロン、アイスホッケー、ヨガなどで、コーチには男子4×100mリレーのオリンピック銅メダリストである朝原宣治さん、トライアスロンのオリンピック選手である西内洋行さん、元Jリーガー、元プロ野球選手などが登録されている。レッスンは、まずコーチから生徒に練習させたい動作のコツなどを紹介する「課題」動画が送られてくる。次に生徒は、練習成果を撮影した「チャレンジ」動画をコーチに送信。最後に、コーチから練習成果のフィードバックとして「チャレンジ」動画を添削した「チェック」動画が送られてくる。レッスンの頻度や回数などのコース設計、料金設定はコーチが行う。そのほか、コーチへの質問や目標の共有など、コーチとのコミュニケーションに活用できるチャット機能も用意されている。
2015年08月03日ソフトバンクは、8月1日より毎月の利用通信量が所定量を超えた場合に購入できる「追加データ」の購入単位を、「0.5GB」「1GB」に変更するキャンペーンを実施する。価格は「0.5GB」が税別550円、「1GB」が税別1,000円。キャンペーンの終了時期は未定。これまでの「追加データ」は、スマ放題の「データ定額パック」契約者であれば「1GB」単位のみ、それ以外の4Gパケット定額の各プランでは「2GB」単位のみだった。今回のキャンペーンにより「0.5GB」単位、「1GB単位」から選択できるようになる。また、8月1日から「データ定額パック」以外のプランでの「追加データ」の有効期限が延長される。これまでは、「購入時の請求月末まで」だったが、「購入の翌請求月末まで」となる。
2015年08月01日ソフトバンクは8月14日から16日の間、東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット88」で、4G LTE対応の移動基地局車の配備とソフトバンクWi-Fiスポットの増強を実施する。コミックマーケット88に配備される移動基地局車は、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」ラッピングの特別仕様車も配備される。ソフトバンクWi-Fiスポットは、東京ビックサイト周辺、東京ビックサイト内の東展示棟通路、西展示棟1Fアトリウム、屋上展示場、東側駐車場の一部などに、臨時アクセスポイントを設置する。さらに、Wi-Fiアクセスポイントを装備した「Wi-Fi忍者」が出没する。ステッカーは「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」となるほか、一部のSSIDがイベント限定で「.MAJI_LOVE_REVO_SB」となり、遊び心のきいたものとなる。
2015年07月31日ソフトバンクは、ワイモバイルからソフトバンクのiPhoneに乗り換えるなどの条件を満たした人を対象に、最大25,290円を通信料金より割り引く「ワイモバイルからのiPhoneキャンペーン」を8月1日から実施する。キャンペーン期間は8月31日まで。同キャンペーンは、ワイモバイルの指定機種からソフトバンクのiPhone 6/6 Plus/5s/5cのいずれかへ番号移行を行った人を対象に、通信料金より最大25,290円(1080円×24回の分割割引)を割り引くというもの。詳細な適用条件は以下のとおり。新スーパーボーナスでiPhoneの対象機種を購入し、ワイモバイルからソフトバンクへ番号移行を行うこと新料金プランのスマ放題またはホワイトプラン(i)+パケットし放題フラット for 4G LTEへの加入。スマ放題は「通話し放題プラン(2年契約)+データ定額パック小容量・標準・大容量(10/15/20/30)」の組み合わせであること以下のいずれかの機種を7月1日時点で契約していること「STREAM X」「Dell Streak Pro GS01、GS02、GS03」「Sony Ericsson mini S51SE」「smart bar S42HW」「Pocket WiFi S II S41HW」「Pocket WiFi S S31HW」「HTC Aria S31HT」「Touch Diamond S21HT」「Dual Diamond S22HT」「EMONSTER S11HT」「EMONSTER lite S12HT」「H11HW」「H12HW」「H11LC」「H31IA」「H11T」
2015年07月31日ソフトバンクは7月30日、日本IBMと共同で、コグニティブ・コンピューティング・システム「IBM Watson」を活用した新たなビジネスアイデアを展開するためのエコシステムプログラムを構築・提供し、10月1日からエコシステムパートナーの正式募集を開始すると発表した。国内で利用可能なAPIとWatsonのエコシステムが提供されることにより、起業家や開発者が新たなWatsonのアプリケーションを開発し、採用することが可能になるという。2015年10月から正式募集を開始するエコシステムパートナーは、Watsonを活用したアプリケーションやサービスを提供する「ビジネスパートナー」と、Watsonの導入コンサルティングやWatsonと接続するアプリケーションの開発などの技術的支援を行う「テクノロジーパートナー」の2種類。「ビジネスパートナー」(アプリケーションパートナー)は、Watsonを活用したアプリケーションやサービスを提供し、「テクノロジーパートナー」(タレントパートナー/データパートナー)は、Watsonを活用したアプリケーションの開発、Watsonの導入コンサルティング、Watsonへのデータ提供、Watsonを活用したロボット向けアプリケーションの開発を行う。正式募集に先駆けて、初期エコシステムパートナーとして、伊藤忠テクノソリューションズ、カラフル・ボード、クレスコ、ジェナ、シグマクシス、ビッグデータロボ、FiNC、ブレインパッド、ロココの9社が選定された。
2015年07月30日ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」が企業内で応対する姿がみられるようになるかもしれない。ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、感情機能を搭載した人型ロボット「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の申し込み受付を10月1日より開始する。月額税別5万5,000円×36カ月(計198万円)のレンタルプランが用意されている。「Pepper for Biz」は、一般販売中の「Pepper」をベースに、受付や声かけなどビジネスに活用できる法人向けアプリを標準搭載したモデル。ビジネス向けのアプリをカスタマイズしたり、複数のPepperのアプリを一括管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用するための「Pepper for Bizプラットフォーム」が提供される。サポート面では、電話やWebの専用窓口を設置するほか、故障時にはユーザー側の非がない限り何度でも交換対応するという。今後は、オプションとして「Pepper for Biz」導入のためのコンサルティングや独自アプリの開発、追加サポートサービスなども提供する予定としている。料金プランは、月額5万5,000円×36カ月、合計198万円のレンタルプランのみ。36カ月間の契約となり中途解約はできない。契約期間終了後、本体は返却する。また、別途ロボット手続き手数料9,800円が必要となる。
2015年07月30日法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の申し込み受け付けを、10月1日よりソフトバンクのウェブサイトで開始すると発表した。Pepper for Bizは、一般向けのPepperをベースに、受付や声かけなどビジネスに活用できる法人向けアプリケーションを標準搭載したモデル。月額5万5,000円×36カ月(税別、合計198万円)のレンタルプランで提供する。法人向けモデルには、ビジネス向けのアプリケーションを簡単にカスタマイズしたり、複数のPepperのアプリケーションを一括で管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用するための「Pepper for Bizプラットフォーム」を提供。サポートは電話やウェブの専用窓口で対応し、故障時には何度でも交換対応を受け付ける。さらに、オプションとしてPepper for Biz導入のためのコンサルティングや独自アプリケーションの開発、追加サポートサービスなども提供する予定だという。標準搭載のアプリのカスタマイズでは、商品名や写真、質問項目などをウェブから登録してアプリケーションに反映することが可能。また、通行人数などのセンサーデータ、アプリケーション起動回数、接客した人の属性や感情などの情報を蓄積して見える化することができる。標準搭載するアプリとしては、「声かけ」(離れた人を呼び込み、近づいた人にあいさつする)、「ヒアリング」(ニーズに応じた提案およびアンケートを実施する)、「プレゼンテーション」(商品画像を見せながら、訴求ポイントを紹介する)、「エンターテインメント」(パフォーマンスやゲームで顧客と遊ぶ)、「受付」(社内担当者に来客情報をメールで通知する)がある。
2015年07月30日