クリステン・スチュワートは、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を演じることに興味があるようだ。現在ボンド役を務めるダニエル・クレイグの後任として、候補の1人に挙がっているニコラス・ホルトを応援するというクリステンだが、自分が演じるというのも同じくらい良いアイデアではないかと思っているという。ニコラスは「スクリーンテストに向かったら君がタキシードを着て立っていたなんてことも全然想像がつくよ」「僕は『クリステン、こんなところで何やってんだ?』って言いながらただその場を後にするだろうね」と答え、クリステンも「何もおかしくないでしょ?」と続けた。また、クリステンには女性版ボンドの登場の仕方についても案があるようで、E!ニュースに対して「ボンドガールとして登場して、みんなただのガールフレンドだと思ってたら実はボンドだったって感じになるの。予告編では男性が登場するんだけど、それはひっかけで、実際には変わるの」と語ると、ニコラスはそのアイデアがとても気に入った様子で「じゃあ、僕がQ役かなんかをやるよ」と話した。一方で、ニコラスは頻繁に次期ボンド役に名前があるものの、その役を演じるには26歳の自分では若すぎると考えているそうで、イドリス・エルバが適役だとし、ボンドは白人男性ではなくてはならないという多くの批評家の意見を一蹴した。「僕は正直、ちょっと若すぎると思うんだ。ボンドってたぶん30代か40代だろ」「(ボンドは)小さい頃から見て育ってきたヒーローだし、映画も大好きだし、ダニエル・クレイグのボンドも楽しませてもらったよ。でも僕がその役を実際に演じるってことはないと思うよ」「僕はイドリス・エルバに一票入れるね」最近では、ボンド役にトム・ヒドルストンが有力視されているほか、トム・ハーディという可能性もありそうだ。(C)BANG Media International
2016年07月18日かつて世界一有名な魔法使いだった男、ダニエル・ラドクリフが“マジックを全否定”することでも話題の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』。このほど、本作でダニエルが演じた、正義のイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”を執拗に追う悪役キャラに関する詳細が、新たな場面写真とともに明らかになった。本作は、汚れた金だけを華麗なイリュージョンを駆使して奪い、世間に還元する「義賊」のようなイリュージョン犯罪者集団“フォー・ホースメン”の物語。ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、リジー・キャプランが“フォー・ホースメン”の4人を演じ、マーク・ラファロやジェイ・チョウ、モーガン・フリーマンら豪華なキャストが集結する。今回、フォー・ホースメンは、とあるハイテク起業の不正を暴露するために、ニューヨークでの企業プレゼン会場をド派手なイリュージョンでジャック。観客も大喜びでフォー・ホースメンに歓声を上げ、イリュージョンを期待するが、なんと計画は大失敗し、逆に会場をジャックされてしまう。彼らを逆にダマし、混乱に陥れたのが、ダニエル演じる“科学の天才”ウォルター・メイブリーだ。ウォルターはフォー・ホースメンを追い詰めて拉致。彼らに対し、科学的観点からイリュージョンを見破り、出し抜いたことを自慢気に説明しながら、全てにおいて自分のほうが上手であることを不気味に植え付けていく。さらに、ウォルターは世界中のあらゆるシステムにアクセス可能なコンピューター・チップを盗むよう、ホースメンの面々を脅迫し、コントロールしていこうとする。完全なる悪人にして、マジックやイリュージョンを完全否定する役柄を演じたラドクリフ。“アンチ・マジック”のキャラクターを演じることについて聞かれると、「僕も面白いと思うよ。僕が次にマジックに関する大作映画に出演するなら、ウォルターのような役だと思っていたから楽しかったね」と明かす。『ハリー・ポッター』卒業後は、『キル・ユア・ダーリン』『もしも君に恋したら。』『ホーンズ 容疑者と告白の角』『ヴィクター・フランケンシュタイン』など、さまざまなジャンルの作品にチャレンジしてきただけに、「実は『グランド・イリュージョン』の脚本を読んだとき、マヌケなことなんだけど『ハリー・ポッター』との繋がり(マジック)を全く意識しなかったんだ。魅力的なキャラクターだったので引き受けたときに気がついた。あぁ、これは『ハリー・ポッター』との繋がりについてたくさん質問されるなってね」と笑顔を見せ、世間の注目とは裏腹に冷静に事態を見守っている。本作では、彼が尊敬する英国のベテラン俳優マイケル・ケインとも共演を果たしており、「大好きだ」という演技を楽しみながら俳優としてのキャリアを着々と積み上げているようだ。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日ダニエル・クレイグが『Kings』への主演を交渉している。1992年のL.A.暴動を扱う映画で、監督は『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。ハル・ベリーも出演する。その他の情報クレイグが演じる主人公は、L.A.のサウスセントラルに住む。黒人の多いこのエリアで、唯一の白人だ。L.A.暴動が起こった時、彼は仲良くなっていた近所の女性(ベリー)を助け、子供たちを探そうとする。L.A.暴動はロドニー・キング事件に関して、白人警官に無罪判決が出たことをきっかけに、1992年4月29日に勃発した。収まったのは6日後で、53人の死者を出している。L.A.暴動についての映画は、別のところでも進んでいる。脚本家ジョン・リドリー(『それでも夜は明ける』)が書き下ろしたもので、一時はジャスティン・リンが監督をする予定だったが、リンが『スター・トレック BEYOND』の監督を受けたため、リドリーが監督も兼任することになった。プロデューサーはブライアン・グレイザー。この2作品のどちらが先に公開されることになるかは明らかでない。文:猿渡由紀
2016年06月30日ニューヨークの最先端の街・ブルックリンを舞台に、“若いつもり”の40代と“成功したい”20代の交流とギャップを、ポップに、ユーモアたっぷりに描くノア・バームバック監督の最新作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』。本作でアマンダ・セイフライドとともに20代のカップルを演じるのが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で一気にスターへの階段を駆け上がった個性派イケメン、アダム・ドライバーだ。世界の巨匠から出演オファーが相次ぐ、いま最注目の若手俳優に迫った。キャリアも夫婦生活も停滞気味のミドルエイジの夫婦(ベン・スティラー&ナオミ・ワッツ)が、何でも手に入るSNS全盛の現代に、あえてレトロなカルチャーを愛し、クリエイティブに生きる20代のカップルに刺激を受け、翻弄される(?)本作。本作で、レコードやタイプライター、ビデオテープといったレトロなカルチャーを愛用し、SNSに頼らない“生(なま)の体験”を大事にするジェイミーを演じているアダム。バームバック監督とは、自由気ままなアーティストを演じた『フランシス・ハ』に続いてのタッグとなった。『スター・ウォーズ』で演じたカイロ・レンは、光と闇の間を揺れる精神的な不安定さとそれゆえの残忍さを持つミステリアスな悪役だったが、本作では何でも卒なく器用にこなしてしまう姿が鼻につくも、その愛嬌と茶目っ気で憎めない、愛らしいキャラクターに。いつの間にか人の懐に入り込む人なつこさと、成功のためなら平気で他人を利用する野心を併せ持つ役どころだ。現在、全世界待望のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮)を絶賛撮影中という彼は、世界を魅了し続ける巨匠から出演オファーが相次いでおり、見逃せない作品に必ずと言っていいほど登場する。これまで、アカデミー賞監督クリント・イーストウッドの『J・エドガー』(’11)、同じくスティーヴン・スピルバーグの『リンカーン』(‘12)に端役で出演、ジョエル&イーサン・コーエン監督、オスカー・アイザック主演『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』(‘13)でも強い印象を残した。先日開催された第69回カンヌ国際映画祭では、ジム・ジャームッシュ監督作『PATERSON』(’16)は受賞こそならなかったものの、批評家やプレス関係者からは高い評価を獲得。今後は、マーティン・スコセッシ監督の遠藤周作「沈黙」の映画化『Silence』(‘16)では窪塚洋介、浅野忠信、加瀬亮、小松菜奈、塚本晋也をはじめとする日本人キャストとも共演、テリー・ギリアム監督の2000年に制作が打ち切りになったリベンジ作『The Man Who Killed Don Quixote』(‘17)にも出演が決まっており、ダニエル・クレイグが『007』シリーズ続投を断った理由のひとつとも言われるスティーブン・ソダーバーグ監督作『Logan Lucky』にも参加。また、海外ドラマ好きには、コメディ界の巨匠ジャド・アパトーとともにレナ・ダナムが主演・監督・脚本・製作総指揮を務め、シーズン5には水嶋ヒロも参戦したN.Y.“こじらせ女子”ドラマ「GIRLS/ガールズ」でもお馴染み。半裸でいることが多い本作のアダム役では、エミー賞にもノミネートされた。洋画ファンならずとも気にならずにいられないアダム・ドライバーには、これからも目が離せない。『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日ヒラリー・スワンクが、スティーブン・ソダーバーグの『Logan Lucky』のキャストに加わった。役柄はわかっていない。その他の情報ノースカロライナ州シャーロットでのNASCARレースの間に犯罪を企てる兄弟の物語で、すでにダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、キャサリン・ハイグル、アダム・ドライバー、セス・マクファーレンらの出演が決まっている。ソダーバーグが劇場用映画を監督するのは、2013年の『サイド・エフェクト』以来(同年の『恋するリベラーチェ』は、アメリカでは劇場公開はされず、HBOチャンネルがテレビ放映している)。スワンクの最近作は、プロデューサーも兼任した『サヨナラの代わりに』。現在は、実話にもとづくドラマ『55 Steps』を撮影している。監督はビリー・オーガスト、共演はヘレナ・ボナム・カーター。文:猿渡由紀
2016年06月10日「次の『007』を演じるってうわさだけど?」と聞かれたトム・ヒドルストンが大勢のファンを目の前に「がっかりさせてゴメン…でもそういう発表はないと思うよ」と否定した。先週フィラデルフィアで開催したコミコン「Wizard World」にクリス・ヘムズワースと出席したトム。司会者に前述の質問をされると、会場は大いに盛り上がり、トムは隣のクリスと顔を見合わせ、頭に手をやり落ち着かない様子を見せた。「まいったな~」という表情ではにかみながら10秒ほどどう答えようか悩み、やっと口を開いて否定。しかし「みんなの熱狂ぶりを聞くことができて大満足だよ!」と嬉しそう。前ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグの降板が決定してから過熱している次期ボンド予想。トムを初め、イドリス・エルバ、トム・ハーディ、ヘンリー・カヴィル、ダミアン・ルイスなどの名前が挙がる中、幅広い分野の出来事に“賭ける”ことができるブックメーカーの「ウィリアムヒル」で人気なのは『ホビット』シリーズのキーリ役を演じたエイダン・ターナーだそうだ。ジェームズ・ボンドが女性に交代してジェーン・ボンドになるのでは?という女性ボンド説も気になるところ。まもなく発表になるという次期ジェームズ・ボンド役を射止めるのは果たして誰!?(Hiromi Kaku)
2016年06月09日俳優のダニエル・クレイグが、新作『ローガン・ラッキー』出演に向けて最終交渉を行っているようだ。先日にはダニエルが『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったのではないかと報じられていただけに、さらにジェームズ・ボンド役を引退する可能性が高まってきた。スティーヴン・ソバーバーグ監督がメガホンを取る『ローガン・ラッキー』はアメリカのモータースポーツを統括する団体NASCARをテーマにした作品。キャサリン・ハイグルも最終出演交渉に入っているという同作品はノースカロライナ州シャーロットでNASCARレースが開催されている最中、犯罪を企てる兄弟を追ったストーリーになるとデッドラインが報じている。今週から制作準備段階に入る同作品の撮影は今年秋からスタートすることが決定しており、ダニエルが同作品に出演するとするならば『007』シリーズへの出演は難しくなることは間違いなさそうだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったといわれている。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっている。(C)BANG Media International
2016年05月29日ダニエル・クレイグが、スティーブン・ソダーバーグ監督の次回作『Logan Lucky』に出演することになった。その他の情報NASCARレース最中の犯罪をたくらむ兄弟を主人公にした物語で、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、キャサリン・ハイグルも出演する。撮影は、この秋スタートの予定。このほかに、クレイグは、20話構成のTVミニシリーズ『Purity』への出演も決まっている。プロデューサーはスコット・ルーディン、原作はジョナサン・フランゼン。クレイグは『スペクター』でジェームズ・ボンドを卒業かと推測されているが、このふたつのプロジェクトを立て続けに入れたことで、次のボンド映画は新しい俳優で作られる可能性が、より濃厚になった。『007』のプロデューサーは、次について何の発表もしておらず、次はどこのスタジオが配給するのかの交渉も始まっていない。ソニーの配給契約は『スペクター』で終了している。文:猿渡由紀
2016年05月27日俳優のジェイミー・ベル(30)が、次期ジェームズ・ボンド役に向けて話し合いを行っている最中だという。若干13歳の時に『リトル・ダンサー』の主役として一躍有名になったジェイミーが、現在『007』シリーズでボンド役を演じているダニエル・クレイグの後任としてプロデューサー陣と非公式なミーティングをおこなっていると報じられている。ジェイミーは現在、『007』シリーズのプロデューサーでもあるバーバラ・ブロッコリが製作を手掛ける新作『フィルム・スターズ・ドント・ダイ』に出演中で、過去の出演作とそこでの仕事ぶりを見たブロッコリがボンド役としても目をつけたものとみられている。ある関係者はザ・サン紙に「バーバラは長年ジェイミーを気に入っていますし、『007』シリーズの他の役での起用を検討したこともあったくらいなんです」「誰もが『リトル・ダンサー』の少年としてジェイミーを覚えていますが、今はもっとがっちりした体でシリアスな役も演じてきていますからね」と話す。次期ボンド役に向けてはこれまでトム・ヒドルストンやエイドリアン・ターナーが有力視されてきたが、ここにきてジェイミーの可能性も一気に上がったと見られており、「トム・ヒドルストンとエイドリアン・ターナーが候補であることには変わりませんが、ジェイミーもライバルとしての存在感を間違いなく見せつけていますよ」と前述の関係者は続けた。(C)BANG Media International
2016年05月26日俳優のダニエル・クレイグが、『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったようだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは、利益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含めていると思われるこの巨額をMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったというのだ。映画関係者の1人はデイリー・メール紙に対し「ダニエルはもうやり切ったというだけの話です。『スペクター』のあとに彼はMGMの幹部らにもそう伝えていましたからね。スタジオ側は高額な出演料をダニエルに提案しましたが、ダニエルはそれに魅力を感じなかったようです」「『スペクター』撮影後に、これが最後の作品になるとダニエルは周りに話していましたからね。それでもMGMはお金の条件さえ良ければ『スペクター』の後もダニエルが出演してくれるかもしれないと思っていたようですが」と話している。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっており、目撃者の1人は「最初はバーバラとトム、そして他の見た目の良い若い男性がいました。それからサム・メンデスが23時頃に加わって、夜中1時頃まで話をしていましたよ。みんなで笑いあったりして、楽しい時間を過ごしているようでしたね」と当時の状況を明かしている。しかし噂の中心のなっているトムは今月初め、ボンド役のオファーを受けていないと話しており、その当時にはダニエルが続投の話を断ったという話はまだ知らないといった様子であった。「ポイントは僕が知っている限りではその役って別に空きポジションではないってことさ。誰もそんなことを僕には言ってきていないよ」「僕が『ザ・ナイト・マネージャー』でスパイを演じたからみんな噂し始めたんだろ」昨年にダニエルは「ボンド役を続投するくらいなら手首を切ったほうがましだ」という発言で波紋を呼んだが、その後「お金のために」再びボンド役を演じるかもしれないと発言していた。そして、ダニエルが20エピソード構成の米TVシリーズ『ピュリティ』への出演契約を結んだことから、ボンド役を続投する可能性がさらに低くなったとも言われていた。(C)BANG Media International
2016年05月20日ダニエル・クレイグが約108億円(6,800万ポンド)の出演料を提示されるも、『007』シリーズ続投を断ったようだ。ダニエルはこれまで4回『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンドを演じてきたが、昨年公開の『007 スペクター』のプロモーション活動中も、ボンド役からの引退をほのめかす発言をすることもあった。ロサンゼルスの映画関係者は「Daily Mail」紙に「ダニエルは単純に、もうやりきったんです。(製作会社の)MGMの上層部とも『スペクター』の後に話したそうです。会社側は巨額のギャラを提示しましたが、彼はそんなものを望んではいませんでした」と話した。関係者によると、「『スペクター』撮影後、ダニエルは多くの人に『これが最後になるだろう』と話していたが、会社側はギャラの金額次第で彼は戻ってくると踏んでいたようだ」という。だが、ダニエルは20エピソードあるTVシリーズ「Purity」(原題)への出演が決まっていることからも、ボンド続投の可能性は低そうだ。ハリウッドでは次にボンドを演じるのは誰になるのか、数か月前から様々な俳優の名前が上がっている。先週は『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストンが、『007』シリーズの近作2本を撮ったサム・メンデス監督とプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンで会っているのを目撃されたばかり。トム本人は今月初め、『007』シリーズへの出演オファーは来ていないと話していたが、メンデス監督たちとのミーティングは夜遅くまで続いたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月20日国際的に活躍するアーティストのダニエル・ビュラン(Daniel Buren)による期間限定のアート作品「Observatory of Light(光の観測所)」が、5月11日よりフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)で展示している。ダニエル・ビュランは、8.7cm幅の白と色付きの縦のストライプ柄「ビジュアル・ツール」を使ったラディカルな芸術作品を生み出すアーティスト。1965年から67年にかけては絵画を手掛けていたが、その後は空間やそのコンテクストを扱う作品を製作している。今回は同氏が3,600枚ものガラスで構成された12枚の「帆」を互い違いに並べ、色付きフィルターで覆った芸術作品「Observatory of Light(光の観測所)」を展示。白と透明のストライプが入ったパネルを等間隔に配し、地面まで垂直に設置した。選ばれた13色の色彩が現れたり消えたりし、1日や季節の移ろいに合わせて常に変化する色彩のフォルムを形作っている。また、同展に合わせて、パブリッシャーのグザヴィエ・バラルとの共著となるダニエル・ビュランデザインのカタログを出版。色彩や透明性、光、透光性、投影など互いに交差するテーマをもとに、1970年から今日までに制作された作品群が紹介されている。
2016年05月15日あのシャロン・ストーンが初めてTVシリーズ製作総指揮&主演に乗り出した「エージェントX」が、現在「プレミアムGYAO!」にて独占配信中だ。今回は、本作で極秘捜査員“エージェントX”を演じる渋メン、ジェフ・ヘフナーに注目した。本作は、アメリカ合衆国初の女性副大統領(シャロン・ストーン)とある1人の男(ジェフ・ヘフナー)がタッグを組み、数々の難題に立ち向かうスタイリッシュなスパイ・アクション。彼らが挑むのは、CIAやFBIも取り扱えない極秘ミッションの数々。その超絶本格アクションを、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ワイルド・スピード』シリーズのスタッフが手がけていることでも話題だ。本作で、貫禄たっぷりのシャロンが演じる女性副大統領の下、米国の危機を救うミッション挑む謎の捜査員“エージェントX”ことジョン・ケースを演じているのが、1975年6月22日生まれ、アメリカ出身のジェフ・ヘフナー。海外ドラマファンには、「The OC」シーズン3に登場したマット・ラムジー役で一躍注目を集めたことでもお馴染み。全米で大ヒット中の「シカゴ・ファイア」にも出演し、2014年にはマシュー・マコノヒーやアン・ハサウェイとともに『インターステラー』にも参加するなど、活躍中だ。身長188cmの長身と、ビシッとキマったスーツ姿や革ジャン姿で次々繰り出す、キレッキレの本作アクションシーンは必見。スーツを着ていても分かる鍛えあげられた肉体美は、第1話冒頭からお披露目されており、かと思えば、甘いマスクではにかんだ笑顔を見せるギャップも魅力的。まるで、『007』シリーズのダニエル・クレイグや、『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムを彷彿とさせる色気を放つ大人のイケメンに魅了されてみて。「エージェントX」シーズン1は「プレミアムGYAO!」にて随時配信中(全10話、12月31日まで)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月05日俳優のジェレミー・アイアンズは、かつて『007』シリーズでおなじみのジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたことがあるそうだ。先日公開がスタートした『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でアルフレッド役を演じているジェレミーは、1980年に『フランス軍中尉の女』を撮影していた際、『007』シリーズのプロデューサーをしていたアルバート・R・ブロッコリと当時ボンド役を演じていたロジャー・ムーアの後任として話し合いをしたのだという。しかし、ハンサムなスパイ役を演じることでその後に回ってくる役どころが偏ってしまうと感じたため、そのチャンスを断ったのだそうだ。ザ・デイリー・テレグラフ紙とのインタビューでジェレミーは「アルバート・ブロッコリが訪れてきてライム・レジスでミーティングをしたんだけど、僕はあまり興味がなかったんだ。間違っていたのかもしれないけど、あんなに象徴的な役を演じてしまうと、そのイメージから抜け出すのが難しくなると思ったんだよ」と当時を振り返った。自らボンド役を演じることはなかったジェレミーだが、ダニエル・クレイグの後任としては『ハイ・ライズ』で共演したトム・ヒドルストンが適任だと感じているようで、「彼はわりと典型的なジェームズ・ボンドのタイプだろ。でも彼は独自のスタイルやウィット、ルックスや体形も持ち合わせているよ」と押している。ボンド役を断ったことを大きな間違いだと捉える人もいるかもしれないが、ジェレミー自身は50年以上に渡るキャリアに満足しており、後悔は何一つないそうだ。「僕は後悔しながら生きるタイプじゃないんだ。夜にはベッドを整えてよく眠るのさ。もしかしたら違った方向に進んでいたかもしれないよ。もっと幸せだったかもしれないけど、そうでなかったかもしれないね」と語った。(C)BANG Media International
2016年03月31日サム・メンデス監督は、『007 スペクター』の最後のシーンの撮影の際、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に別れを告げている気分がしたそうだ。前2作の監督を務めたメンデスは、4作でのボンド役を経て降板がささやかれるダニエルがシリーズへ別れを告げているように感じ取り、その日が来るのも近いのではないかと思っているそうだ。メンデス監督は「最後にダニエルがボンドに別れを告げているようには確かに感じたね」「でも彼が戻ってくる可能性はいくらでもあるよ。だってボンドは死んでいないんだからね! だからダニエル次第さ」と話す。メンデス監督自身はダニエルに5度目のボンドを演じてもらいたいそうだが、もちろんダニエルがその役を演じる気になっていることが条件だとエンパイア誌に続ける。「戻って来るには100パーセントやる気がないとね。それは彼も分かっていると思うよ」「彼はまず休みを取って、他の役を演じてから、その後にどう感じるかだよ。僕だって君たちと同じくらい興味深くその様子を見守っているよ」ダニエルが降板した場合に備えてトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、トム・ハーディなど数々の俳優名が候補に挙がっており、先日には『風の勇士 ポルダーク』のエイダン・ターナーがプロデューサー陣と話し合いを行ったと報じられていた。当時ある関係者は「エイダンは『007』プロデューサー陣とまだ正式な形ではありませんが、話をしたようです。ロサンゼルスにいる方が、今後この役についてもっと話し合いをするチャンスが彼に与えられるかもしれません」と話していた。(C)BANG Media International
2016年03月29日人の財布の中身が気になったことはないだろうか。一体、どのくらいお金を入れているのか、お金以外に何を入れているのか…? この連載では、実際に編集部が直撃し、その場で見せてもらった財布の中身たちを紹介していく。■No.5:マルちゃんさん(23歳男性/会社員/食品関連営業)のお財布○どんな財布?財布のブランド「Brioni」「映画『007』でジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグさんが着用していたスーツのブランドが『Brioni』で、すごく格好が良くて。それがきっかけで『Brioni』のファンになり、財布を買いました。裏地までしっかり裁縫されているところと、クロコダイル柄の革の部分が気に入ってます! ちなみに元値は18万円でした」○財布の中身は?■お金「4,749円。普段は8,000円くらい入れていますね。急な飲み会のときに、二次会まで考えるとそれくらい必要なので」■カード身分証明書…健康保険証、運転免許証2枚クレジットカード…1枚キャッシュカード…1枚ポイントカード…Tポイントカード、漫画喫茶、ラーメン屋、居酒屋、飲食店、カフェ、雑貨屋など8枚電子マネー…4枚「必要な物だけ入れたいので、財布の中身は少ない方ですね。前は財布と別でカードケースも持っていたんですが、やめました。3カ月行かなかったお店のポイントカードは捨てるように心掛けてます」■その他入れているものクーポン券5枚、おみくじ3枚、領収書2枚「おみくじは神社に行くと毎回引いて、運勢が良かったものは財布に入れておくようにしてます。今年に入ってもう3枚目なので、1年間で12枚くらい集まるんじゃないかな…(笑)」
2016年03月17日ニューヨークをベースに活動する現代美術アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)の新作個展「My First Show in Japan, Year 2044」が渋谷のギャラリー・ナンヅカ(NANZUKA)で3月12日より開催される。アジアでは昨年秋の香港ペロタンに続く個展となる。アーシャムは1980年生まれ。作品はペインティング、彫刻、インスタレーション、建築、パフォーマンス、映像など多岐にわたり、マース・カニングハム(Merce Cunningham)ダンスカンパニーのステージセットを始め、最近ではパブリックスクール(Pubric School)のランウェイの美術、ファレル・ウイリアムズ(Pharrell Williams)がパリで開催した「GIRL」のエキジビションでファレルのキャストモデルを制作したことでも知られている。アッシャー(Usher)、ジェイZ(Jay Z)、スウィズビーツ(Swizz Beatz)などのヒップホップスターやエディ・スリマン(Hedi Slimane)などデザイナーとの交友で、ストリートカルチャーでも名前が知られ、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、カルバン クライン(Calvin Klein)などラグジュアリーメゾンとのアートワークなどの活動により、その人気は幅広い。今回展示される作品は、「Fiction Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいており、今回発表される立体作品も、建築、環境の視点から、黄鉄鋼、セレナイト、火山灰、ガラス、黒曜石、氷岩石などさまざまな素材で作られている。未来を考古学の視点で、カシオトーンのMT500のキーボードのレプリカやカメラ、ラジカセなどが化石になる時代を考えさせる。日本ではユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)の店舗で、アーシャムとそのパートナー、アレックス・ムストネン(alex mustonen)の石膏作品「スナーキテクチャー」が展示されており、今回、ポギーザマン(POGGITHEMAN)とのコラボレーションTシャツが発売される予定。本展では色盲のアーシャムが色覚矯正眼鏡を使って初めて描いたという月の新作ペインティングもシリーズも発表される。【イベント情報】 ダニエル・アーシャム 「My First Show in Japan, Year 2044」会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1階会期:3月12日~4月16日時間:11:00~19:00休館日:毎週月曜日、日曜日、祝日料金:無料Text: 野田達哉
2016年03月11日イドリス・エルバが、スティーヴン・キングの小説の映画化『ダーク・タワー』の主演に決まった。役は最後のガスリンガー、ローランド・デスチェイン。原作小説の中で、彼は青い目をしていると書かれているが、プロデューサーのキング、ロン・ハワード、ブライアン・グレイザー、アキヴァ・ゴールズマンらは、人種にこだわらず、最適の俳優を選ぼうと決めたようだ。その他の情報共演には、マシュー・マコノヒーが決まっている。映画はシリーズ化が予定されており、1作目は原作小説1作目『ダーク・タワーI ガスリンガー』に基づくものとなる。エルバは『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で今年のオスカーにノミネートが期待されていながら、候補漏れしたが、映画俳優組合(SAG)賞では同作品と、テレビドラマでダブル受賞を果たした。また、ダニエル・クレイグに代わる次のジェームズ・ボンドの候補のひとりとして噂されたこともある。文:猿渡由紀
2016年03月03日俳優のダニエル・クレイグが、米新ドラマ『ピュリティ』出演のために、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を降板したと伝えられている。10年近くに渡ってイギリスのスパイ・007を演じてきているダニエルだが、同ドラマへの出演に向けて契約を終了する方向だと見られているという。人気作家ジョナサン・フランゼンの小説のドラマ化となる同作は複数シーズンの放送が見込まれており、ダニエルがボンド役を演じる時間はなくなる模様だとザ・サン紙は報じている。しかしダニエルは、前作『007 スペクター』が昨年公開された際には、もうボンド役を演じるのはこりごりだと発言していたため、今回の話の流れは当然と言えば当然のこととも言えそうだ。当時ダニエルは、また『007』の主役を演じたいかという質問に対して「そんなのやるくらいならこのコップを割って手首を切ったほうがマシだね。今は全くやりたくないよ。今はこりごりなんだ。もう終わったから、今はとにかく前に進みたいんだよ」と答えていた。その一方で、2012年作『007 スカイフォール』で得たとされる1,070万ドル(約12億円)のギャラでボンド史上最高額の俳優となったとされているダニエルは、シリーズ出演の契約があと1本残っていると先日明かしていたところでもある。(C)BANG Media International
2016年02月16日ダニエル・ラドクリフが、スリラー映画『Jungle』に主演することがわかった。アマゾンのジャングルを旅する4人の男性が、想像もしなかったひどい状況に遭遇するという物語で、監督はグレッグ・マクリーン。共演はジェイソン・クラーク、アレックス・ラッセル、ライアン・コア。撮影はオーストラリアで4月にスタートする。その他の情報ラドクリフの最近作は、昨年秋北米公開されたSFホラー『Victor Frankenstein』。次回公開作は、今年6月北米公開予定の『グランド・イリュージョン2』。最近はスリラー『Imperium』を撮り終えたところ。共演はトニー・コレット。文:猿渡由紀
2016年02月13日『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役として知られるダニエル・クレイグが、18日に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にカメオ出演しているとみられている。今年に入り、ダニエルが同作品にストームトルーパー役で出演すると噂されていたものの、その噂をダニエル自身が否定していた。しかし今回、英デイリー・メール紙の映画評論家バズ・バミンボイは、ダニエルが戦闘シーンに登場していたと発言し、ディズニーの広報担当者がバズに「あなたは正解に近いところまではきているけど、何を言ったところで公式にはなりませんよ。なぜならそれらは全て否定されるからです」と言ったことを明かした。ちなみに、ダニエルが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』の撮影でパインウッド・スタジオズにいた時期に、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス監督も同じスタジオにいたことがわかっており、この時にカメオ出演の話が持ち上がり、ダニエルがそのアイデアに乗ったのではないかと言われている。さらに前述の関係者は「彼らは上手くカメオ出演の話をまとめましたよ。どのシーンに出演しているのかは分かりませんが、ダニエルがストームトルーパーとして登場しているのは間違いないです。彼らは常にヘルメットをかぶっていますから誰かは分かりません」と続ける。この関係者は、ダニエルがどのシーンに出演しているか詳細は明らかにしなかったものの、最初の方のシーンでストームトルーパーたちが村に出撃するシーンに出演していることをほのめかしていた。(C)BANG Media International
2015年12月22日動員100万人、興行収入15億円を突破した『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(公開中)で、シリーズ最大の敵を演じた俳優クリストフ・ヴァルツが"悪役"の演技論について語るインタビュー映像がこのほど、公開された。ダニエル・クレイグ主演4作目、シリーズ24作目となる『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと、悪の組織"スペクター"との死闘を描いた物語。ヴァルツ演じるオーベルハウザーは、ボンドの過去に密接に関係する人物としてだけでなく、悪の組織"スペクター"の首領としてボンドの前に立ちふさがるシリーズ史上最大の敵である。ヴァルツと言えば、クウェンティン・タランティーノ監督作品『イングロリアス・バスターズ』(09)で演じた極悪非道のハンス・ランダ大佐役でカンヌ国際映画祭の男優賞、アカデミー賞助演男優賞などを受賞。同じタランティーノの『ジャンゴ繋がれざる者』(12)で2度目のアカデミー賞助演男優賞を受賞するなど世界的名優と知られる一方で、チャーミングでユーモアのある人物として多くの映画ファンに愛されている。そんなヴァルツは、本作の役作りにおいて、過去のボンド映画の悪役を見返すことはしなかったようで、公開されたインタビューの中で「(見返す)作業をすると演じる前に先入観をもってしまう。それよりもストーリーと特定の場面に神経を集中させて演じた方がいい。それに人と競うのは私の性分にも合わない」と話している。また、「悪役だけがステレオタイプを引きずってはいけない。時代遅れになってしまう。ボンドが抱える問題や遂行する任務は時代を反映すべきだ」と引き締めた表情を見せ、「私が演じたオーベルハウザーはヘタをすれば陳腐でステレオタイプな悪役になる。だから特徴を見つけ細部にこだわる必要がある」と説明。最大の敵役として、ボンドにどう影響するかをまず考え、結果として「ボンドが苦しめばそれは悪役としては大成功だ」と、本作におけるオーベルハウザーというキャラクター構築のプロセスについて語っている。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2015年12月17日ダニエル・クレイグがボンドを演じるシリーズ24作目となる最新作『007 スペクター』。12月4日(金)に日本公開初日を迎え、週末土日2日間の動員は262,663人、興行収入362,221,200円で初登場1位を飾ったことが分かった。「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。ダニエルをはじめレイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらお馴染みの面々に加え、ボンドガールにレア・セデゥとモニカ・ベルッチ、ボンドの宿敵にはクリストフ・ヴァルツが参戦する本作。公開初日から3日間の成績は動員346,701人、興行収入471,508,100円。これは先行上映3日間(11月27日~29日)の興行収入の123%という好成績を記録。先行上映含む累計成績は、累計動員632,959人、累計興行収入855,983,900円となっている。前作『007 スカイフォール』に比べ、本作では女性客が多く見受けられ、20代後半から50代という年代の女性が集まった。さらに男性客も20代の大学生から60代のシニア層まで幅広く、カップルやご夫婦での大人のデートムービーになっているよう。全世界累計興行収入は、日本を含めて7億9,000万ドル(約977億円)を超え、8億ドル超えも目前だ。『007 スペクター』は、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月07日2015年12月5日、6日の全国映画動員ランキングは、『007 スペクター』(全国351館)が初登場で首位を飾ったほか、ベスト5すべてが入れ替わる混戦となった。その他の画像“007”シリーズ第24作目となる本作は、前作『…スカイフォール』に引き続きサム・メンデス監督がメガホンを執り、ボンド役のダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショーらが再集結。全米ボックスオフィスでは、2週連続でナンバーワンスタートを切り、イギリスでは、累計興行収入1億2100万ドル(約148億円)を記録。イギリス映画史上第3位の興行収入をあげている。第2位は『杉原千畝 スギハラチウネ』(全国327館)。第3位は『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(全国340館)。第4位は『海難1890』(全国308館)。第5位は『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』(全国120館)となった。『007 スペクター』公開中SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2015年12月07日世界中のファンが待ち望んでいた「007」シリーズ24作目となる最新作がついに日本にも上陸!すでに公開された各国でも、一大センセーションを巻き起こす熱狂ぶりをみせている話題作『007 スペクター』がみせる集大成とは?ボンドが少年時代を過ごした“スカイフォール”で回収された一枚の写真。その写真に隠されたある秘密を探るため、ボンドは一人でメキシコやローマへと赴き、激しい格闘を繰り広げていた。そして、ボンドは犯罪者の美しい未亡人ルチアを誘惑し、ある組織の情報を掴むことに成功する。その組織とは、「スペクター」という恐るべき犯罪組織だった。そのころ、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップがボンドをはじめとするコードネーム「00」の機能を停止させようとボンドの上司であるMを追い詰めていた。たびたび危機に見舞われるボンドだったが、同僚のマネーペニーやQの協力を得ながら、徐々に「スペクター」の正体へと近づいていくことに。そして、解明のカギを握る因縁の旧敵Mr.ホワイトの娘と共に灼熱のモロッコへと向かい、ボンドは自分と宿敵との“恐るべき関係”を知ることに。はたして、ボンドが迎える運命の結末とは?ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグも今回で4作目となり、初めてボンドを演じてから約10年。『007 スペクター』でダニエルが務めるボンドは最後ではないかという噂もささやかれているほど、過去3作の集大成とも言われている作品に完成しています。トム・フォードのスーツを着こなしながら、激しいアクションシーンをこなす逞しいダニエルにはどんな女性も虜になること間違いなし!そんなボンドの魅力に負けず劣らずの存在感をみせるのが、2人のボンドガール。まず1人目は、殺し屋の娘マドレーヌを演じたフランスの若手女優レア・セドゥ。若さのなかに潜む知的な美しさで魅了し、ボンドの運命を大きく左右することに。そして、2人目は成熟した大人の色気でボンドを誘う“イタリアの至宝”モニカ・ベルッチ。出演時間こそ短いものの、シリーズ最高年齢の51歳でボンドガールを務め、そのセクシーさには誰もが釘付けになるはずです。開始早々からの手に汗握る衝撃的なアクションシーンの連続と映画史上最大の爆破シーンなど、最初から最後まで心拍数上がりっぱなし!ぜひ、大きなスクリーンで思う存分「007」の世界を満喫してください。“史上最強のスパイ”にあなたの心もすっかり奪われてしまうかも!?イベントデータ:『007 スペクター』公開表記:11月27日(金)、28日(土)、29日(日)先行公開12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントSPECTRE © 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2015年12月06日ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに扮する『007』シリーズの最新作『007 スペクター』が11月27日(金)からの先行上映、12月4日(金)より全国公開中だ。今月の【映画ではじめるデートプラン】は、既に世界的に一大センセーションを巻き起こしている本作をフィーチャー。映画を楽しんだら、クリスマスムードに満ちた銀座の街へギフトショッピングにGO!クリスマス目前のきらびやかな銀座で映画とギフトショッピングデートを楽しんで。『007 スペクター』は、本国イギリスではすでに2015年最高のヒット作品となる好評ぶり。全世界での累計興行収入はすでに約663億円に到達(11月16日時点)。劇中のメキシコにローマ、オーストラリア、モロッコ、ロンドンと各国で撮影された大スケールなアクションシーンが話題になっている。もちろんカップルにもおすすめだ。作品世界ともリンクしたサム・スミスが歌う主題歌「Writing’s On The Wall」は、宿命に彩られた愛を歌い上げる究極のラブソング。ハラハラドキドキのアクションと、ボンドとミステリアスなボンドガールのロマンスの行方を、ぜひふたりで見届けて。銀座で本作を観るなら、有楽町マリオン内の「TOHOシネマズ 日劇」へ。こちらでも11月28日(土)からウィンターイルミネションが展開されるので、映画鑑賞後は作品の余韻に浸りながら、美しくライトアップされた有楽町マリオンを眺めてみて。イルミネーションの点灯は18時からスタートする。この時期、銀座はどこへ行ってもクリスマスムードに満ちている。松屋銀座本店やプランタン銀座などの大手百貨店や有名セレクトショップが集まっているので、クリスマスギフト選びをする場所には苦労しない。有楽町マリオンから目と鼻の先のプランタン銀座内の「バナナリパブリック(Banana Republic)」は、20代や30代に人気のファッションブランド。「FOR YOU&YOURS(あなたと大切な人たちへ)」をテーマに、2015年のホリデーシーズンをハッピーに盛り上げるギフトを提案している。エモーショナルなケーブルニットやカシミアセーター、今年らしいコクーンコートをはじめ、ストールやマフラー、ニット帽などを、3,000円台~2万円以内で購入できるアイテムが満載だ。プランタン銀座から通り一つ隔てたところにあるZOE銀座2Fには、イギリスを代表するブランド「バーバリー(BURBERRY)」の旗艦店「バーバリー銀座マロニエ通り」がある。店内にはトレンチコートやカシミアスカーフから、バッグ、財布などのレザーグッズまで、ギフトにぴったりのクリスマスコレクションを展開中だ。12月上旬から発売される英国らしいモチーフがチャーミングな「トーマスベア」も要チェック。「バーバリー」のトレンチコートの生地で作られたケープをまとったモデルはとってもキュート!ギフト選びの楽しい時間もふたりの思い出の一コマになるはず。また有楽町・銀座エリアでは、本作の日本公開に先駆けて『007 スペクター』関連の記念イベントを展開。銀座 ソニービル館内では11月16日(月)~12月13日(日)、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグやボンドガールのマドレーヌが着用した衣裳や劇中に登場したアイテム等が展示されるほか、本作のメイキング、インタビューなどの特別映像が迫力のある200インチのスクリーンで上映される。さらに阪急メンズ東京では、11月21日(土)~12月4日(金)の期間中、劇中にも登場し、いまや2台しか現存していない究極のボンドカー・アストンマーティンDB10(推定価格5億6,000万円)の実車展示、50年に渡る歴代ボンドのポスター展が開かれる。6Fのサーフカフェでは、本作をモチーフにした期間限定「Heineken BAR」もオープンする。ショッピングの合間に『007』の世界観に浸れるバーに立ち寄ってみてはいかが。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月04日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』に出演するレア・セドゥのインタビュー映像が公開になった。その他の画像/インタビュー映像公開本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。焼け落ちたスカイフォールに残されていた写真を手掛かりにボンドは世界各国をめぐり、謎の秘密組織“スペクター”に立ち向かう。本作でセドゥが演じるのは、ボンドのかつての敵の娘マドレーヌで、映像でセドゥは「知的で独立した女性」だと分析する。本シリーズに登場する女性キャラクターは“ボンドガール”と称され、映画に華を添えるだけの役どころの場合もあったが、マドレーヌは「典型的なボンドガールではない。すごくリアルな女性」として描かれているようだ。セドゥはフランス映画界を代表する若手女優のひとりとして活躍し、ハリウッドの大作映画にも出演しているが、ボンド役のダニエル・クレイグと共演するにあたっては「最初は怖かった」と振り返る。「彼の存在感に圧倒されたし、私自身は自分でいいのか自身をもてなかった」。そこで彼女は入念に準備を重ね、リハーサルを繰り返しながら、マドレーヌを作り上げていったという。映像では他にも新作の注目ポイントや衣裳のこだわりについてたっぷりと語っている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー(C)SPECTRE (C)2015 Danjaq. MGM. CPII. SPECTRE. 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks. TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月01日シリーズ最新作『007 スペクター』公開を機に、ファンや映画関係者の間では「7代目ボンドは誰?」という議論が再燃している。以前から、6代目ボンドのダニエル・クレイグが「続投に消極的」だと報じられており、すでに新たなボンド候補が複数浮上している状況だ。クレイグに関しては本作の撮影後に、「またボンドを演じるくらいなら、手首を切る」なんて発言がメディアを騒がせたが、その後「発言の一部を大げさに報じられた」と本人が釈明したのだとか。現時点では「もう1作出演する」「契約は満了したが、続投は本人次第」など明確な結論には至っていない模様。また、クレイグは前作『007 スカイフォール』&本作でタッグを組んだサム・メンデス監督と「ぜひ、また仕事がしたい」とも語っている。2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』に始まるクレイグ版ボンドは、過去のシリーズとは異なり、ジェームズ・ボンドという人物の“成長”に照準を合わせ、『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』と作品を重ねることで、壮大なクロニクルを紡いだ点が大きな魅力であった。荒削りだったルーキーは、いまや熟練した風格を漂わせる。そして最新作では、自身を苦しめ続けた犯罪組織スペクターと直接対決し、人生のケリをつけようと決意する。つまり、『007 スペクター』はクレイグ版ボンドの集大成といえる完成度を誇っており、「ここでいったん、区切りをつけるのが美しい」と思わせるのだ。最高傑作の呼び声高い『007 スカイフォール』に比べると、少々テンポの悪さを感じるかもしれないが、“贅沢な時間の流れ”は長年『007』シリーズが培ったレガシーであり、本来の姿ともいえる。ボンド役を通して成長を遂げたクレイグ同様、作品自体にもいい意味で余裕があり、貫録たっぷりだ。現実問題として、本作を最後にソニー・ピクチャーズ エンタテインメンがもつ007シリーズの配給契約が期限切れを迎えるため、スパイ映画さながらの熾烈な駆け引きが展開するのは必至。今後、新たな配給契約が結ばれれば、キャストや世界観が一度リセットされる可能性は大いにある。7代目ボンド候補としては、トム・ハーディ、ヘンリー・カヴィル、トム・ヒドルストン、マイケル・ファスベンダー、イドリス・エルバらが挙がっているが…。<『007』シリーズでボンドを演じた俳優>初代ボンド:ショーン・コネリー第1作『007 ドクター・ノオ』(1962)第2作『007 ロシアより愛をこめて』(1963)第3作『007 ゴールドフィンガー』(1964)第4作『007 サンダーボール作戦』(1965)第5作『007は二度死ぬ』(1967)2代目ボンド:ジョージ・レーゼンビー第6作『女王陛下の007』(1969)初代ボンド:ショーン・コネリー第7作『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971)3代目ボンド:ロジャー・ムーア第8作『007 死ぬのは奴らだ』(1973)第9作『007 黄金銃を持つ男』(1974)第10作『007 私を愛したスパイ』(1977)第11作『007 ムーンレイカー』(1979)第12作『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981)第13作『007 オクトパシー』(1983)第14作『007 美しき獲物たち』(1985)4代目ボンド:ティモシー・ダルトン第15作『007 リビング・デイライツ』(1987)第16作『007 消されたライセンス』(1989)5代目ボンド:ピアース・ブロスナン第17作『007 ゴールデンアイ』(1995)第18作『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)第19作『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)第20作『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)6代目ボンド:ダニエル・クレイグ第21作『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)第22作『007 慰めの報酬』(2008)第23作『007 スカイフォール』(2012)第24作『007 スペクター』(2015)『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月30日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日『007 スペクター』の公開を控え銀座・有楽町では『007』関連の展示や催しが開催。ソニービルではダニエル・クレイグ着用のタキシード、阪急メンズでは映画のために10台だけ作られたアストンマーティンなどが展示されており、多くのファンでにぎわいを見せている。日本公開に先駆け、有楽町・銀座エリアはまさに『007 スペクター』一色に!ソニービル1階のエントランスホールには、『007 スペクター』仕様にラッピングされたジャガー(※11月27日より、撮影で実際に使用したランドローバーを展示予定)、ダニエル・クレイグ演じるボンドが実際に劇中で着用したホワイトタキシード、今回、ボンドの前に立ちはだかる最強の組織“スペクター”の紋章の入った指輪を展示する。ソニービル8階では、映画の特別映像を200インチの大迫力の画面で見られるほか、本作でボンドガールを務めたレア・セドゥ、ミス・マネーペニー役のナオミ・ハリスが着用したドレスなども展示している。壁一面には過去の『007』に関するデータが年表となって展示されており、懐かしいかつてのボンドらを含む『007』の歴史を知ることができる。ソニービルからほど近い、有楽町マリオン、その一角を占める阪急メンズでも「WINTER SPECIAL WEEK」と称し、『007 スペクター』との様々なコラボレーション企画を開催中!有楽町マリオンの吹き抜けの柱のポスターは『007』で統一され、日比谷側からは白タキシード、有楽町駅側からは黒スーツのボンドポスターが掲示され「世界が舞台の男たちへ」という阪急メンズのコピーが添えられている。1階のエントランススペースには、“ボンドカー”として知られるアストンマーティン、しかも、今回の映画のためだけに10台のみ製作され、そのうち8台は撮影で廃棄されたため、2台しか現存しないという貴重な「アストンマーティンDB10」を展示!その脇にはボンド愛用のオメガの時計がガラスケースに飾られている。8階のイベントスペースでは、半世紀にわたって『007』およびジェームズ・ボンドをカメラに収めてきた写真家のテリー・オニールによるボンド写真ポスター展「All About Bond:Terry O’Neill」を開催。18点のポスターのうち、ロジャー・ムーアを撮影した1枚はコピーではないオリジナル版であり、ロジャーとオニールのサインが入っている。6階にある、普段はサーフカフェとして営業している店舗は期間限定で「Heineken BAR」に変身!映画をモチーフにした作りとなっており、『007』の中に出てくるハイネケンビールを楽しめる。また3階のフォトギャラリーでは、ボンドになりきって写真を撮影できるスポットも!この他、ボンド愛飲のシャンパーニュブランド「Bollinger(ボランジェ)」の映画限定モデルの展示&週末限定スペシャルBAR(1階)、モノクルカフェ(地下1階)での限定フードを販売、さらに、ナオミ・ハリスがOMEGAの招待で同所で11月30日(月)開催のレッドカーペットに出席するなど、『007』に合わせた7つのスペシャルコラボレーション企画も実施!銀座から有楽町へと足を延ばし、貴重なコレクションがそろった展示を堪能し『007』の世界に浸ってみては?『007 スペクター』は12月4日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月24日