「The Late Show」のTwitter(@colbertlateshow)より 「もう死んでもイヤだ」と言っていたジェームズ・ボンド役を再び務めることを、ダニエル・クレイグ自身が明言した。 米国のトーク番組「The Late Show」に出演したクレイグは、ホストのスティーヴン・コルベアから「ジェームズ・ボンド、やるの?」と訊かれ、一言「イエス」と返答。会場から大歓声が上がる中、2人は立ち上がって握手し、コルベアはカメラ目線で「ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドとして戻ってきますよ」と断言してみせた。 2019年11月8日に公開が予定されている『007』最新作は記念すべきシリーズ25作目。クレイグにとっては5作目となる。
2017年08月16日ダニエル・ラドクリフとポール・ダノという実力派の2人が共演を果たす『スイス・アーミー・マン』。本日8月8日は「髭の日」ということで、映画ファンから絶大な支持を集める怪優ポール・ダノの“髭的ビフォーアフター画像”がシネマカフェに到着した。本作は、無人島で助けを求める孤独な青年ハンクが、波打ち際に打ち上げられた男の死体のさまざまな“便利な機能”を利用して無人島を脱出しようと試みる、奇想天外な青春サバイバル・アドベンチャー。また、8月8日は漢字の「八」が髭の形に似ていることから、「日本ワーナーランバード(現シック・ジャパン)」が1978年に制定した「髭の日」。無人島で漂流といえば、髪や髭が伸び放題。ダノも、すっかり“ヒゲ・ダノ”と化している。ダノといえば、『リトル・ミス・サンシャイン』(’06)のパイロットになる夢のため、ひと言も話さないことを誓った一家の長男役、ダニエル・デイ=ルイスと共演した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(’07)では狂信的な牧師役で大きな注目を集めたほか、『プリズナーズ』(’13)ではヒュー・ジャックマンにぼこぼこにされる幼女失踪事件の容疑者、『それでも夜は明ける』(’13)では冷酷な奴隷監督人を演じ、直近のポン・ジュノ監督によるNetflixの話題作『オクジャ/Okja』では物腰やわらかな過激派動物保護団体のリーダーなど、ひとクセもふたクセもある役を難なくこなす若き怪優。米国の映画サイトでは、「よくいじめられ、ひっぱたかれる役の多いポール・ダノ」などと書かれるほど、殴られる役が多い俳優としても印象を残している。一方、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』(’14)では30kgの増量をするなど役作りにも余念のない俳優としても知られている。本作で演じているハンクも例にもれず、海に浮かぶ無人島に1人取り残され、偶然、流れ着いた万能機能を持った死体・メニーと大切な人が待つ故郷を目指してサバイバルする青年というクセがすごい変わった役どころ。このたび到着したのは、そんなダノの持つ魅力が詰まった髭ビフォーアフター画像。浜辺で寂しげな表情で佇み、はるか彼方を見つめるワイルドな髭フェイスの“ヒゲ・ダノ”と、髭を剃り、ナイーブな美肌ツルツルフェイスな“ツル・ダノ”。さらに今回は、まさかの赤毛に黄色いワンピース姿で女装中(!?)の写真も到着!サバイバル中なのにどんなシチュエーションでこんな事態に!? 果たして本編中で繰り広げられる、誰も予想できないサバイバルとはいったい…。なお、公式サイトでは、髭剃りの様子を一部公開。ダノがどのようにして変化を遂げたのかも確認してみて。『スイス・アーミー・マン』は9月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)のニューヨーク限定モデル「ニューヨーク リミテッド」が、2017年8月15日(火)より、国内のダニエル・ウェリントン直営店にて数量限定で発売される。今回日本でもリリースされる事となった「ニューヨーク リミテッド」は、上品なローズゴールドケースに、イタリアンカウレザーを使用したダークネイビーあるいはバーガンディのレザーベルトを採用したモデルだ。無駄を徹底的に削ぎ落としたシンプルな立体バーインデックスと、透き通るようなエッグシェルホワイトの文字盤を採用。ダニエル・ウェリントンらしいミニマルなシルエットと、定番ラインナップには存在しないカラーベルトとローズゴールドの絶妙なコントラストで、シックな大人の雰囲気を演出してくれる一本となっている。【商品情報】ダニエル・ウェリントン「ニューヨーク リミテッド」発売日:2017年8月15日(火)価格:ケースサイズ 36mm 22,000円+税/ケースサイズ 40mm 24,000円+税ベルトカラー:2色展開(ダークネイビー、バーガンディ)※それぞれ500個限定取扱店舗:ダニエル・ウェリントン 直営店<仕様>ケース:316Lステンレスケースサイズ:36mm / 40mmケース厚:6mm防水:3気圧ダイアル:エッグシェルホワイトムーブメント:日本製クォーツストラップ:イタリアンレザー【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2017年07月31日『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフがまさかの死体役で主演を務め、『オクジャ/Okja』『ルビー・スパークス』のポール・ダノと共演する話題作『スイス・アーミー・マン』。このほど本作の日本公開が9月22日(金)に決定。併せて、驚きの予告映像が解禁された。無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにそのとき、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気づく。しかも、その力は次第に強まっている。ハンクは意を決してその死体にまたがると、ジェットスキーのように発進、無人島を脱出しようと試みる!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中、死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし、生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせて大切な人がいる故郷に帰ることを約束する。果たして2人は無事に家へとたどり着くことができるのか――!?先日公開された特報では、ジェットスキーのように海を疾走する“死体”(=ダニエル・ラドクリフ)が大変話題になった本作だが、このほど解禁となった予告映像の衝撃度もなかなかのもの。ひとりきりで遭難するという絶望的な状況で出会ったのは、見知らぬ死体。「気が狂いそうだ…死体でもいいから話したい…」と、孤独に耐えきれず話し続けるハンクに、なんと死体が返事を…というだけでも驚きなのに、なんと死体にはスイス・アーミー・ナイフも顔負けの便利機能が満載!「ジェット噴射機能」から、話し歌う「会話機能」、口から水が大量に噴出する「水筒機能」、遠くまで物を飛ばしたり、獲物を捕らえることも可能な「銃機能」、チョップで大木も真っ二つにできる「斧機能」、さらに火が噴きだす「バーナー機能」、ロープをいとも簡単に切ってしまう「歯カッター機能」などなど…。コミカルで、ちょっぴり怖い、死体とのサバイバルライフに釘付けになってしまう一方、美しく“マジカル”な光景と、メニーとハンクの趣深い会話が楽しめる、盛りだくさんの映像となっている。また、併せて解禁された、海を駆ける2人の雄姿を切り取ったポスターも、カモメが空を舞う中、ハンクが跨るメニージェットスキーの勢いそのまま、躍動感に溢れたデザインが目を引く。果たして2人の冒険はどこに向かうのか?無事に大切な人がいる故郷に帰ることができるのか…?奇想天外なふたりが贈る青春サバイバル・アドベンチャーの魅力を、まずはこちらの映像から味わってみて。『スイス・アーミー・マン』は9月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日昨年12月のダニエル・クレイグ写真:Splash/アフロ 『007』シリーズで6代目ジェームズ・ボンド役を務めているダニエル・クレイグ(49)。2015年の『007 スペクター』を最後にボンド役を降りる意志を表明していたが、一転翻意し次回作への出演を承諾したと英『Mirror』紙電子版が伝えている。 「いくらギャラを積まれてももうボンドはやらない」「もう一度『007』に出演するくらいなら手首を切る」など、クレイグは少々過激な表現でボンド役と決別することをアピールし続けていた。これに呼応し、次期ボンドに目されている候補としてイドリス・エルバやトム・ハーディ、エイダン・ターナーらの名前が挙がり、ファンの間では議論が白熱していた。 しかし、ここに来てシリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリがクレイグの出演確約を取り付け、さらにアデルを『007 スカイフォール』に続き主題歌を担当するアーティストに指名したという。彼女が歌った「Skyfall」は007シリーズのテーマ曲として初めてグラミー賞、ゴールデングローブ賞、ブリット・アワードを受賞している。 また、『007 スカイフォール』『007 スペクター』を担当した脚本家ジョン・ローガンが続投する可能性も高いという。 新作は来年クランクインし、2019年もしくは2020年の公開を目指す。
2017年07月10日アカデミー主演男優賞を史上最多3回獲得した唯一の俳優として知られる名優ダニエル・デイ=ルイスが、俳優業からの引退を宣言した。「Variety」誌によると、火曜日(現地時間)にダニエルのスポークスマンが「ダニエル・デイ=ルイスが俳優として働くことはもうありません。彼は長年に渡り一緒に仕事をしてきた人々や観客に大変感謝しています。個人的な決断ですので、この件に関して彼や関係者がこれ以上のコメントをすることはありません」とのコメントを発表。引退の具体的な理由は明らかにしなかった。現在60歳で今後の活躍にも期待されていたダニエルだが、今年のクリスマスに公開予定の『Phantom Thread』(原題)が最後の出演作品となる。この作品で、ダニエルは2回目のアカデミー主演男優賞に輝いた主演作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・アンダーソン・トーマス監督と再びタッグを組んでいる。『Phantom Thread』のプロモーション活動には参加するとのことで、年内は“俳優”のダニエルを見ることができそうだ。ダニエルは徹底した役作りに定評があり、『マイ・レフトフット』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『リンカーン』でアカデミー主演男優賞を3回受賞。『父の祈りを』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』で主演男優賞ノミネートを2回受けた。(Hiromi Kaku)
2017年06月21日「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」より、初のホワイトレザーを採用したウォッチ「クラシック ペティット ボンダイ」が登場。2017年6月9日(金)より直営店及び全国のダニエル・ウェリント取扱店にて発売中。「クラシック ペティット ボンダイ」は、小ぶりな文字盤が特徴の「クラシックペティット」シリーズにブランド初のホワイトベルトを採用したもの。少し華奢なフォルムや、文字盤からベルトまで統一されたホワイトカラーが、繊細で上品なシリーズだ。文字盤にはのエッグシェルホワイトを使用。滑らかで透き通るようなホワイトが、より繊細で洗練された気品を際立たせている。文字盤をローズゴールドで縁取ったものと、シルバーで縁取ったもの2種類で展開。ローズゴールドは、その華やかで上品な輝きがよりエレガントな印象を強める。そしてシルバーは、大人なスマートさを感じさせるデザインに仕上がっている。【詳細】ダニエル・ウェリントン「クラシック ペティット ボンダイ」発売時期:2017年6月9日(金)販売場所:ダニエル・ウェリントン直営店、全国の取扱店価格: DW00100189 (ローズゴールド) 18,000円+税 DW00100190 (シルバー) 18,000円+税 【問い合わせ先】 株式会社ビヨンクール 東京営業所 TEL:03-6804-5258 大阪営業所 TEL:06-6271-2301
2017年06月13日ダニエル・ラドクリフがまさかの死体役で主演を務め、『オクジャ/Okja』『ルビー・スパークス』などのポール・ダノと共演する『スイス・アーミー・マン』。このほど、世界が絶賛する奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャーから、初映像となる特報とビジュアルが解禁となった。無人島で助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにそのとき、波打ち際に男の死体が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気づく。しかも、その力は次第に強まっている。ハンクは意を決してその死体にまたがると、ジェットスキーのように発進、無人島を脱出しようと試みる!そんな奇想天外なストーリーとは裏腹に、一見、夏らしい清涼感・疾走感あふれる(?)特報&ビジュアルが到着した本作。舞台は広大な海に浮かぶ小さな無人島。そこに取り残され何もかもをあきらめ、首を吊ろうとするハンク(ポール・ダノ)。絶望の淵に立ち、足元のクーラーボックスから最後の一歩を踏み出さんとしたとき、彼の目に飛び込んできたのは海から打ち上げられた男(ダニエル・ラドクリフ)の姿!興奮のあまり首を吊っていたロープは引きちぎれ、男の元へ歩み寄るハンク。その眼には一筋の希望の光が!だが、その男は死体だった…。メニーという名前のその死体を演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズで華々しいキャリアをスタートさせた後、『ホーンズ 容疑者と告白の角』では角が生えてしまった男役、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』ではひげ面で初めての悪役、『アンダーカバー』ではスキンヘッドでネオナチへ潜入する捜査官役など、さまざまな印象的な役柄を演じてきたラドクリフ。本作ではラドクリフ史上類をみない、まさかの死体役に挑んでいる。特報映像では、ラドクリフ演じる死体から何やら音がするため、耳を近づけ、音の正体を探すハンクの姿をとらえている。胸元から徐々に下がってくるこの音は…ガス…!?なんだ、ただの死体なのか…ハンクの希望は消え去ったように見えたその矢先、死体がガスを動力源に動き出すではないか!これにはハンクも「マジで?」のひと言。そして、映像のラストは、意を決してジェットスキーのように男の死体にまたがり、海を疾走するハンクの勇姿が!イラスト調でデザインされたティザービジュアルも、無人島から勢いよく海に飛び出した2人の姿を収めており、「ぼくらの旅は、ここから始まった。」とのキャッチコピーにもあるように、ここから、過酷で壮大な2人の旅と友情がスタートすることを予感させている。『スイス・アーミー・マン』は9月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日2016年のサンダンス映画祭監督賞をはじめ、数々の映画祭で話題をさらったダニエル・ラドクリフ×ポール・ダノによる『スイス・アーミー・マン』が、9月に日本公開されることが決定した。無人島で助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにそのとき、波打ち際に男の死体が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかとは思ったが、その浮く力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動きだした!?ハンクは意を決して、その死体にまたがるとジェットスキーのように発進。無人島を脱出しようと試みるのだが…。サンダンス映画祭を皮切りに、シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀長編映画賞と主演男優賞、そしてヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では観客賞を受賞した本作。無人島に流れ着いた死体はただの死体ではなく、まるでサバイバルに便利な“スイス・アーミー・ナイフ(十徳ナイフ)”のような万能性を備えた、“スイス・アーミー・マン”だった!?彼の名前はメニー。青年は愛する人の元に帰るため、死体のメニーとともに過酷で奇想天外なサバイバル・アドベンチャーへと繰り出していく。『ハリー・ポッター』シリーズや『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』などのダニエルが主演として熱演するのは、まさかの死体役。そして、無人島で遭難し、死体とともに家を目指す青年役には『ルビー・スパークス』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などで知られる個性派のポール。ヒロインを『10 クローバーフィールド・レーン』や『遊星からの物体X ファーストコンタクト』などで“スクリーム女優”として知られるメアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じている。監督は、本作が長編映画デビューとなる、CMディレクター出身のダニエル・クワンとダニエル・シャイナートという通称“ダニエルズ”の2人。メディアからは「この映画こそマジックだ」(New York Times)、「比類なき映画。見逃し厳禁!」(Collider)、「美しく心に沁みる1本」(Total Film)「本年度最高のラスト」(Chicago Sun-Times)と、数々の絶賛を受けている。そんな本作の日本上陸と、ダニエル演じる死体の“多機能”ぶり(?)に注目していて。『スイス・アーミー・マン』は9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月26日スウェーデン発ウォッチブランドのダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)の直営店が2017年5月19日(金)、銀座にオープン。銀座店はブランドの最新コンセプトショップとして、 ネイビーとウッドをメインカラーにしたアーバンシックな雰囲気の店内を演出。ファザードには日本の町並みを象徴する縦格子を採用しており、シンプルな縦ラインはどこかブランドのリボンベルトを彷彿させ、光が加わると美しい陰影を生み出す心地の良い空間に仕上げている。また、オープン日当日、ケンダル・ジェンナーがイメージアイコンを務めているダニエル・ウェリントンの新シリーズ"クラシック ペティット"より、バリエーション豊富なレザーベルト仕様が直営店限定で発売スタート。32mmの小ぶりなケースに細身のレザーベルトを合わせると、より女性らしさが引き立つデザインに。ローズゴールドケース、ホワイト・ブラックフェイスの24品がラインナップするので、お気に入りの一品を見つけてみて。【ショップ情報】Daniel Wellington 銀座オープン日:2017年5月19日(金)住所:東京都中央区銀座2-8-17TEL:03-6263-0767営業時間:11:00~20:00※時計の購入者にノベルティプレゼント。(なくなり次第終了)■クラシック ペティット(Classic Petite Black)発売日:2017年5月19日(金)価格:18,000円+税発売店舗:・ダニエル・ウェリントン 原宿住所:東京都渋谷区神宮前 6-15-6TEL:03-3409-0306・ダニエル・ウェリントン ルミネエスト新宿店住所:東京都新宿区新宿 3-38-1 ルミネエスト新宿店 B2FTEL:03-6380-1454・ダニエル・ウェリントン銀座店住所:東京都中央区銀座 2-8-17TEL:03-6263-0767・ダニエル・ウェリントン 東急吉祥寺店住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町 2-3-1 東急吉祥寺店 2FTEL:0422-21-5548・ダニエル・ウェリントン ルミネ立川店住所:東京都立川市曙町 2-1-1TEL:042-595-7079・ダニエル・ウェリントン 横浜ジョイナス店住所:神奈川県横浜市西区南幸 1-5-1 ジョイナス 3FTEL:045-620-7525・ダニエル・ウェリントン 名古屋店住所:愛知県名古屋市中区栄 3-27-18TEL:052-265-9509・ダニエル・ウェリントン 心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋 2 丁目 7-25TEL:06-6210-3641・ダニエル・ウェリントン あべの Hoop店住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋 1-2-30 Hoop 3FTEL:06-6626-2702・ダニエル・ウェリントン キャナルシティ博多店住所:福岡県福岡市博多区住吉 1-2-22キャナルシティ OPA 1FTEL:092-292-5685
2017年05月21日俳優の中川大志と、声優・俳優の小野賢章の映画『ReLIFE リライフ』(公開中)オフショットが19日、公開された。同作は夜宵草によるコミックを実写映画化。27歳のフリーター・海崎新太(中川)が、見た目だけ高校生に戻り、高校生活を送りながら自分自身を取り戻していく。女優・平祐奈とのW主演となり、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵、千葉雄大らが出演する。映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演ダニエル・ラドクリフの吹き替えや、アニメ『黒子のバスケ』黒子テツヤ役等で知られる小野は、アニメ版&舞台版『ReLIFE』で主役を演じ、映画版にもカメオ出演。高杉演じる大神が、中川演じる海崎に、「告白しちゃえ!」と日代(平)への告白を促すシーンで登場する。カフェ内でコーヒーを飲む客という設定での一瞬の登場に、SNSでは「もしかして映画のワンシーンに出てきてませんでしたか?」「さらっと出すぎ」等と話題になっていた。
2017年04月19日『007 スペクター』を最後に、今後のシリーズには出演しない意向をほのめかしていたダニエル・クレイグだが、ジェームズ・ボンド役を続投するかもしれない。昨年11月から今年1月にかけて、ニューヨークで舞台「オセロ」に出演していたダニエルは、現在『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリと話し合いを進めているという。関係者は「もう脚本はあります。過去にボンド映画を手がけたニール・パーヴィスとロバート・ウェイド(『007スカイフォール』)が執筆していて、ダニエルの準備が整い次第、製作を始める予定です」と話している。2006年に『007 カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンドとして登場したダニエルは、ロジャー・ムーアの12年間に次いで長期間ボンド役を務めている。もし次回作への出演が決まれば、撮影スケジュール次第では史上最長の任務(?)になるかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月05日スウェーデンのウォッチブランド、ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)よりレディースウォッチの新作シリーズ「クラシック ペティット(CLASSIC PETITE)」が登場。2017年4月14日(金)より全国の取扱店舗にて発売開始予定だ。「クラシックペティット」は、ベルトとフェイスサイズを一新したレディースの新作ウォッチシリーズ。メタルベルトを採用したアクセサリーのようなルックスが特徴的だ。メタル製ながらもベルトは柔らかく軽量で、手首に快適にフィットする仕上がり。カラーは、どんなスタイルともマッチするシルバーと、女性らしい華やかさのあるローズゴールドの2色で展開される。32mmと小ぶりなサイズになったフェイスは白と黒の2パターンで、計4種類のカラーバリエーションがラインナップする。また、モデルのケンダル・ジェンナーを起用したビジュアルも公開。ウォッチのように、セクシーで知的な雰囲気の女性像を表現している。【詳細】クラシックペティット(CLASSIC PETITE)発売日:2017年4月14日(金)取扱店舗:全国の取り扱い店舗※3月14日(火)よりビームス(BEAMS)、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、フリークスストア(FREAK’S STORE)の各公式ウェブストアにて先行販売。※4月1日(土)よりダニエル・ウェリントン直営店、ビームス、ユナイテッドアローズ、フリークスストアにて店頭先行発売予定。価格:20,000円+税【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン 原宿TEL:03-3409-0306
2017年03月17日女優のエマ・ワトソン(26)は、今でも『ハリー・ポッター』の共演者とメッセージアプリ・WhatsAppで連絡を取っているそうだ。同人気シリーズでハーマイオニー・グレンジャー役を演じたエマは、ダニエル・ラドクリフやルパート・グリントをはじめとするキャスト陣といまだに話をするという。ヒロインのベル役を演じた新作『美女と野獣』実写版のハリウッド試写会の場でエマは、「実は『ハリー・ポッター』のメインキャストをこの試写会に招待するWhatsAppのグループを作ったのよ。みんなをふさわしい場所に集めようとする試みっていうことなんだけど、みんなすごく応援してくれてて、昔の共演者たちもすごく応援してくれているの」と語った。そんなエマは今回のベル役が、誰もが子供の頃に親しんだ話を実写化するという責任をより実感しているため、ハーマイオニー役よりも難しかったそうだ。エマは『エンターテイメント・トゥナイト』に対し、「ハーマイオニー役を演じた時、私はただの子供だったわ。ある意味『無知は力なり』というところが少しあったと思うわ。でも今大人になって、人々の子供の頃の思い出の一部を実写化するという理解があるし、意識していたと思うの」と話した。エマは同じくディズニー・プリンセスであるシンデレラの実写化出演の話を断っているが、ベルを引き受けたのは自身と共通点があるからだと先日話していた。「『シンデレラ』を断った当時は『美女と野獣』を作るなんて知らなかったわ」「でもそれでベル役をオファーされた時、シンデレラよりもはるかに私と通じるものがあると感じたの。彼女って探求心と思いやりがあって、頭が柔らかいわ。それこそが私の体現したいお手本となる女性なの」(C)BANG Media International
2017年03月08日ハリー・ポッターが暮らしていたとされる"階段下の物置"が貸し出し中だという。映画でダニエル・ラドクリフが演じたハリーが暮らしていたとされるリトル・ウィンジングのプリベット通り4番地にあるダーシー家内のハリーの部屋が、ロンドンにあるワーナーブラザース・スタジオ内で1週間130ポンド(約1万8000円)で貸し出されているそうだ。その物件の貸し出し広告によれば、光熱費や食費、掃除代などは含まれていないそうで、5フット4インチ(約162.5センチ)以下の人に適しているという。さらに、クモが出没する恐れもあると注意書きがなされている。(C)BANG Media International
2017年03月07日スウェーデン発ウォッチブランドのダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)が直営店を続々オープン。2017年2月24日(金)にルミネエスト新宿店、3月9日(木)に吉祥寺、4月1日(土)に九州・博多、そして4月15日(土)に大阪・心斎橋へ出店する。商業施設への出店は国内初となる。ダニエル・ウェリントンのウォッチは、シンプルで大きな文字盤に、薄いケース、さらに好みに応じて付け替えられる豊富なカラーのベルトが特徴。そんなスタイリッシュなデザインに加え、リーズナブルな価格も人気の秘密だ。2016年末には、新たに文字盤をオールブラックにした「CLASSIC BLACK」シリーズや初となるバングルも登場した。今回新しくオープンする各店舗は、ブランドの最新コンセプトショップとして、ネイビーとウッドをメインカラーにしたアーバンシックな雰囲気に演出されており、メンズ・ウィメンズのフルラインナップが楽しめる。【詳細】ダニエル・ウェリントン 直営店■ルミネエスト新宿店オープン日:2017年2月24日(金)住所:東京都新宿区新宿 3-38-1 ルミネエスト新宿店 B2FTEL:03-6380-1454営業時間:平日 11:00〜22:00 / 土日祝 10:30〜22:00■東急吉祥寺店オープン日:2017年3月9日(木)住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町 2-3-1 東急吉祥寺店 2FTEL:0422-21-5548営業時間:10:00〜20:00■キャナルシティ博多店オープン日:2017年4月1日(土)住所:福岡県福岡市博多区住吉 1-2-22 キャナルシティ OPA 1FTEL:未定営業時間:10:00〜21:00■心斎橋オープン日:2017年4月15日(土)住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-25TEL:未定営業時間:11:00〜20:00
2017年02月25日新シリーズの始まりとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念した「金曜ロードSHOW!」2週連続ハリー・ポッター祭り。第2夜となる12月2日(金)今夜はシリーズ第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送される。ダニエル・ラドクリフが初々しい姿でハリー・ポッターを、ホグワーツ魔法魔術学校の友人、ロン・ウィーズリーをルパート・グリントが、ハーマイオニー・グレンジャーをエマ・ワトソンがそれぞれ演じ、ハリーを敵視する同級生のドラコ・マルフォイにトム・フェルトン、スネイプ先生にアラン・リックマン、ダンブルドア校長にリチャード・ハリスとおなじみのキャストが第1作『賢者の石』から引き続き出演。夏休みのある日、ハリーの前に“屋敷しもべ妖精”ドビーが現れ、ホグワーツ魔法魔術学校に帰ってはいけないと忠告、新学期になりハリーがホグワーツに向かおうとすると、ホグワーツ行きの電車が発着するホームに入れなくなってしまい、仕方なくロンと一緒に空飛ぶ車で学校に向かうも着地に失敗、学校に古くから植えられていた“暴れ柳”の中へ落ちてしまう。さらに飛んでいるところをマグル(=人間)に目撃されたため、スネイプ先生は2人に退学を命じる。ダンブルドア校長のお陰で学校に残れることになったが、そんなある日、学校の壁に「秘密の部屋は開かれた…」という謎のメッセージが出現し、同時にマグル出身の生徒が石にされる事件が次々に発生。秘密の部屋はヘビ語を操る者でないと開くことができないため、ヘビ語を話せるハリーが犯人とウワサされてしまう。ハーマイオニーは、ハリーの無実を証明しようとする…というのが『秘密の部屋』のストーリー。今回も番組放送中に特設サイトにアクセスするか、リモコン「dボタン」を押すことでユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パスや、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』劇場鑑賞券などが当たる特別企画に参加可能。先週に引き続き今週もチェックしたい。金曜ロードSHOW!『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は12月2日(金)21時~日本テレビ系で放送。また最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』も11月23日に全国966スクリーンで日本公開、公開からわずか5日間で早くも動員100万人を突破する人気ぶり。世界累計興行収入500億円突破の『ファンタビ』もお見逃しなく。(笠緒)
2016年12月02日「アクシオ!(来い)」エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーが、イタズラ好きな魔法動物ニフラーに向かって放った “呼び寄せ”呪文。このニフラーは、宝石やコインのようなキラキラしたものが大好き。魔法のトランクから逃げ出したニフラーをようやくつかまえるべく、ニュートが呪文をかけたのだが、もふもふのおなかから次々飛び出す“宝物”とともに、くるりと回転しながら呼び寄せられていくニフラーの超絶的なかわいらしさには、悶絶する人が続出。このシーンは、『ハリー・ポッター』シリーズと同じ世界を舞台に新しい主人公と魔法動物たちが活躍する『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を象徴する、印象的なシーンの1つとなっている。約5年ぶりの完全新作にして、新シリーズの始まりとなる本作。映画はお馴染みの「ヘドウィグのテーマ」から幕を開けるが、冒頭から、『ハリポタ』シリーズにもたびたび登場した“日刊予言者新聞”の“アメリカ版”の紙面が続き、一気に魔法の世界へと誘われる。「あれは、実は最後のほうに考えて付け足した部分だったんだ。最初からアイデアがあったわけでもないし、脚本にも書かれていなかったんだ」と、『ハリポタ』シリーズ後半4作、そして本作を手がけたデイビッド・イェーツ監督は語る。「後から追加したのは、あのシーンがあることで、一瞬にして世界観とその文脈が伝わると思ったからなんだ。自分たちがいまいる現実世界から、この映画の世界への入口になるし、映画の世界の空気感を一瞬にして感じることができると思った。あれを観た瞬間に、“さあ、この映画の世界を楽しもう”という気持ちになれると思うんだよね」。その“日刊予言者新聞”には、アメリカ魔法界の最近の出来事や、『ハリポタ』での最大の敵ヴォルデモートとはまた違う“闇の魔法”の暗躍が、ページをめくるように次々と示されていく。「嬉しかったのは、実際、(テスト試写で)あのシーンを気に入ってくれた観客がすごく多かったということ」と、イェーツ監督は続ける。「あのシーンで物語の序章のようなものを見せることで、この世界の文脈が理解できて、より物語を理解してくれる人が増えたんだよね。だから、あれを見せることで映画の本題にじっくりと入っていける、そういう大事な役割を果たしていたんだ」。そんな監督の言葉を受け、これまでの『ハリポタ』全作をプロデュースしてきたデイビッド・ヘイマンも、「あれがなかったときは、映画がどこか落ち着きのない、ふわふわしたものになっていたんだよね」とふり返って語る。加えて監督も、「あの壮大なオープニングがなかったら、何かすごく穏やかで、気まぐれな感じになっていたんだよね。(作品が持つ)空気感そのものを変えてしまったんだよ」と語り、その決断に自信を覗かせる。新しいシリーズを牽引する主人公の魔法動物学者ニュートを演じるエディは、そんなイエーツ監督について、超大作であるにも関わらず「まるで“インディ映画”を作るような親密さがあったところが好きだ」と語っていた。「それは僕の中でも大事な哲学なんだ。ハリウッド映画は巨大で、どれも同じように思えてしまうことがあるかもしれない。だけど、インディ映画のようなパーソナリティがあれば、それぞれが自分たちが何ができるのかを考えられるし、自分の力をどう発揮すればいいのか分かる。そうやって、みんなの力が結集してこそ、1つの大きな素晴らしい映画ができると思っているからね。だから、僕にとって、みんながそう思える環境を作るのはすごく大事なんだ」。一方、ヘイマンは「デイビッド(・イェーツ)が撮影現場で作り上げる空間は、巨大なセットがあっても、特殊効果があっても、究極的には非常に人間的なものなんだよね」と、監督の手腕に言及する。「この物語には魔法も出てくるし、ファンタジーではあるけど、でも、究極的には人間について描いたものなんだ」と、シリーズの神髄にも触れた。しかも、今回の『ファンタビ』は、『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリング自らが、映画のために脚本を書き下ろしている。「彼女と仕事できて本当に感動的だったよ」と監督は言う。「彼女には恐れのない想像力があるんだ。だから、それをいかにコントロールするのかも大事だった。彼女の想像力を最大限に活かしながら、僕らのアイデアも取り入れてもらい、アイデアを固めていくことが大事だったんだ」。脚本は、何度も書き直しが行われたという。「例えば、初期の脚本はすごく若々しい感じで、少し重みに欠けていたんだよね。その段階では、この物語でいったい何を訴えたいのかが分かりづらい内容だったんだ。だけど、それを書くことが、ジョー(J.K.ローリング)にとっては物語を発展させていく上で重要なことだったんだよね。それに、初期に書いた脚本の多くの部分は、この映画の中にしっかりと残っているしね」。しかし、「第2稿はすごく暗くて、ものすごく緊迫したものになりすぎてしまったんだ(笑)」と監督は明かす。「つまり、完全に逆の方向に振り切れてしまったんだよね。それで、6か月間の執筆期間を経て、少しずつジョーが、本当に演奏したいと思っているメロディを奏でられるような脚本に仕上げることができた。彼女は最終的には、自分でその方向性を見い出していったんだ」。「いま僕らは、(『ファンタビ』シリーズ)2本目の制作に取りかかっているわけだけど、ジョーにあるとき、『とりあえず物語のアウトラインを12ページくらいで書いてほしい』とお願いしたんだ。彼女はすでに脚本を書き始めていたんだけど、その前に『現時点での基本的な道筋を書き出してほしい。それがあれば、僕らは目指すべき方向を目指して進んでいけるから』ってね。すると、それをお願いしてからたった2日後に、彼女は102ページの脚本を書き上げていたんだ。しかも、その102ページ分は本当に最高の内容だったんだよね」。「本当に最高だったね」とヘイマンも頷くと、「そこにはまったく無駄がなかったし、しかも、彼女にはどうしても書かずにいられない、という独創性があったんだ」と監督は続ける。「ありきたりな方法で物語を描くことを常に嫌がる人なんだ。そのおかげで、これまでの映画は誰も観たことのないような作品になった。一番大事なのは、彼女が重要視する物語を伝えるプラットフォームを作ってあげることなんだよね」。「それで、この脚本の2稿目を書いているときに、彼女が5本の映画にしたいと言ったんだよ」と、監督は打ち明ける。「『5本の作品がどういう展開になるのかも、もう分かっている。こういうふうに進んでいくの』って言ってね」。また、ヘイマンはこう語る。「今回の作品の素晴らしいところは、『ハリー・ポッター』映画を観ていなかったとしても楽しめるということだよ。ただ、もし『ハリー・ポッター』映画を観ていたら、この映画の中に繋がっている世界観があるから、それに気づくと、絶対に違う意味でより楽しいとは思う。新しい世代にも響くものがあるからね。でも、この映画だけ観ても、意味は成立するんだ」。そう、今回の『ファンタビ』は、これまでの魔法世界について何の知識もなくても、1本の映画として楽しむことができる。ヘイマンは原作がない分、「観ている人たちが『なるほど、あの部分は描かなかったんだ。ここは映画でも描いたんだ。次はこんなことが起きる』なんて思いながら観ることもない。それって観る人たちにとっても、すごく新鮮だと思うし、エキサイティングだと思うんだよね」と語る。「最初から映画館という場所で観客が物語と結びつきを感じるというのは、すごくエキサイティングだよね」と、監督も言う。「何が起きるのか分からない状態で、映画館に観客が来るのは最高だと思うよ」とヘイマンが言えば、「何もかもが期待だらけだからね」と監督も応じる。そんな魔法界の物語が、これだけ多くの人たちを惹きつけてやまない理由は何だろうか?イェーツ監督は「キャラクターたちにあると思うよ」と断言する。「ジョーはそういうキャラクターたちを作り上げる才能の持ち主だからね。彼らがどんなふうに見えようとも、“自分の仲間にしたい”と思うような人たちばかりだと思うんだ。『ハリー・ポッター』では、ハリーとロンとハーマイオニーがいて、本作ではニュートとティナとジェイコブとクイニーがいる。みんな、ものすごくかわいい。それは世界の人たちに通じると思うんだ。それから、僕が一番好きなビーストは、サンダーバードだね。すごくかわいいと思うから」。すると、ヘイマンは「この映画が人気があるのは、魔法動物も“より人間らしく”描かれているからだと思う」と続ける。「僕らは魔法動物を人間と同じような視点で見ている。だから、彼らがいじめられたりすると、人間がいじめられているように思えてしまう。僕らが一番描きたいのは、結局は人間だと思うんだ」。「だから、恋愛関係も描きたい、というのは当然だよね」とヘイマン。本作では、ニュート&ティナ、ジェイコブ&クイニーという、“かわいい” 2組の大人のカップルが誕生する。すでに映画を目にした人たちは、エディをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドルら、演じたキャストたちにもすっかり夢中になっている様子だ。では、本シリーズでの“闇の魔法使い”グリンデルバルトについては…?「グリンデルバルトのほうが(ヴォルデモートより)危険だと思うよ」と、監督はズバリ言う。「グリンデルバルトは、彼の哲学で人々の思考や心を奪うことができたからね。ヴォルデモートのやっていることは、より分かりやすくて。弱者をいじめるし、誰であっても押しのけたいと思っているような人なんだ。そして腕力によって支配しようとする。だけど、グレンデルバルトは、頭のいいやり方をするから危険だよ」。そんな監督の言葉を受け、ヘイマンも「彼のやっていることには同意はできなくても、なぜやっているのか理解はできる。この映画の中でも、『なぜ僕ら(魔法使い)は隠れていなくてはいけないのか?』と言っているしね」と語る。アメリカの魔法界と人間界は、完全に分断された状態にあるためだ。2作目以降は、よりダークさを増していきそうだが…。つい先日、『ファンタビ』シリーズ全5作も手がけることが決まったイェーツ監督は、「これから数年も、素晴らしい物語を語り続ける機会を得られる。それが何より嬉しい。僕らには、この世界を愛してくれた人たちのために、映画を観に来てくれた人たちのために、自分自身に挑戦して、より良い作品を作っていくという責任がまた生まれるということなんだ」と真摯に語る。そして、監督とともに『ファンタビ』シリーズを育てるヘイマンも、「僕らの関係性でいいのは、お互い、エゴがないこと。お互い、自分たちが作っている作品に対して同じような野心があること。それから、自分たちがこれまでやってきたことに同じように感謝していて、一緒に仕事をしてきた人たちにどれだけ恵まれてきたのかにも感謝していること」と語る。「幸い、僕らの友情関係は確固としているし、信頼できるものだ。だから、お互い挑戦し続けることができるんだ」。では最後に、『ハリポタ』シリーズの主人公たちとの現在の友情は?ヘイマンは、「子どもの成長をものすごく誇りに思っている親戚のおじさんになった気分だよ」と言う。「例えば、エマ(・ワトソン)が国連で“He For She”キャンペーンのためにやったスピーチを見たかい?俳優として彼女がいまやっている活動は、本当に素晴らしいことだと思うんだ」。「かと思えばダン(ダニエル・ラドクリフ)も、彼が選ぶ映画を観ると、その勇気が素晴らしいよね。必ずしも、誰もが好きになるような映画ではないかもしれないけど。彼は失敗を恐れていない。勇気がある証拠だ。エマとは今週ランチを食べたし、ダンにも数か月前に会ったんだ。彼らに毎日会うことはないし、ルパート(・グリント)とは1年くらい話してない。だけど、彼らが僕の人生にとって、いまだにすごく大事な存在であることに変わりはないよ」と明かす。特に最近のエマについては、「彼女のおかげで、“He For She”での活動は、ものすごい数の人たちが注目することになった。だから、彼女が人間として成長している姿を見て、本当に誇りに思うよ」。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念して「金曜ロードSHOW!」では2週連続ハリー・ポッター祭りを開催。11月25日(金)今夜は記念すべきシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が放送となる。映画史に残るファンタジーの金字塔となった“ハリポタ”。伝説の始まりとなるシリーズ第1作となった『賢者の石』は2001年公開。公開当時は小説の挿絵から抜け出てきたようなダニエル・ラドクリフ演じるハリーをはじめとしたキャスト陣と、CGを駆使した美しい映像が話題となった。幼い頃に両親を亡くし、叔父のダーズリー一家に育てられた孤独な少年・ハリーのもとに、ホグワーツ魔法魔術学校の入学許可証が届けられる。ハリーの幼少期を知るというホグワーツからの使者・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)に連れられて入学準備を整えるハリーは、魔法の杖やフクロウなど魔法のアイテムを見て胸をときめかせるが、両親が悪の魔法使い“ヴォルデモート”に殺され、その戦いで生き残った自分が魔法界で特別な存在として語り継がれていることを知る。期待と戸惑いのなか、ハリーは同じ寮になった魔法使い一家の息子・ロン(ルパート・グリント)や、マグル(=人間)出身の少女・ハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと行動を共にするように。そんななか、ダンブルドア校長(リチャード・ハリス)が立ち入りを禁止した4階の廊下に隠されている“何か”を、魔法薬学のスネイプ先生(アラン・リックマン)が狙っているのではないかと感じたハリーたちは独自に調査を開始する…というのが本作のストーリー。9月に公開された『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』では悪役に挑戦、俳優としてのキャリアを着々と積み上げているダニエル・ラドクリフをはじめ、来年GWに実写版『美女と野獣』の公開を控えるエマ・ワトソンらメインキャスト陣のまだ初々しい姿も見どころだ。金曜ロードSHOW!『ハリー・ポッターと賢者の石』は11月25日(金)21時~日本テレビ系で放送。次週12月2日(金)21時~からはシリーズ第2作となる『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送される。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(笠緒)
2016年11月25日「アロホモラ!(扉よ開け)」先日行われた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ジャパン・プレミア。“魔法のトランク”から登場したエディ・レッドメインが、杖を手にこう呪文を唱えると、扉が開いてティナ役のキャサリン・ウォーターストン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラーらが次々登場、会場は大歓声に包まれた。こうして約8か月ぶりに日本のファンの前に立ったエディは、『ハリー・ポッター』新シリーズの初お披露目が、うれしくてたまらないといった様子だった。『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界を舞台にした本作で、エディが演じているのは、かつてハリーたちと同じホグワーツ魔法学校で学んだ“先輩”の魔法使いにして、人間よりも動物といるほうが気が楽な魔法動物学者の主人公ニュート・スキャマンダー。エディは、「『リリーのすべて』ではリリー・エルベという、多くの人たちにとって象徴となるような女性を演じることがわかっていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、誰もがJ.K.ローリングと『ハリー・ポッター』を愛していることがわかっている」と、当初はこの重責に高揚感だけでなくプレッシャーもあったことを語っている。さらに、『ハリー・ポッター』とは、ちょっとした“縁”もあったらしいのだ。「僕はもちろん『ハリー・ポッター』シリーズは大好きだったよ」とエディ。「もともとは、僕の弟が家族全員を夢中にさせたというのがきっかけだったんだけどね。僕は、実は『ハリー・ポッター』の若きヴォルデモート役のオーディションもしていたんだけど、ページの4分の1も読まないうちに、あっさり落ちてしまったんだ(笑)。だから、思い入れがある…というか演じてみたかったのは、ヴォルデモートなんだよ。最悪のキャラクターって演じてみたいよね」と、まさかの発言が飛び出した。「私は(屋敷しもべ妖精の)ドビーが大好きだったわ」と話すのは、新ヒロインとしてニュートと行動を共にする、アメリカ魔法省に務める魔法使いティナ役のキャサリン。「私はとにかくドビーが好きで仕方なかったの。いまでもドビーのことを思うと泣きそうになるわ」と語り、2人とも、J.K.ローリングが生み出した魔法の世界にとても親しんでいたことが伺える。「僕は大学時代に、『ハリー・ポッター』のオーディションをしたわけだけど、1シーンすら演じる前に落ちてしまった。それから15年たって、今回起用されて本当に嬉しいよ」とエディ。およそ10年にわたりハリーを演じてきたダニエル・ラドクリフとは「撮影の前に何度か会った」そうで、「本当に素晴らしい俳優だと思うよ。彼とエマ(・ワトソン)と、ルパート(・グリント)から、最高の杖の使い方を盗んだよ(笑)」と、おちゃめに語る。「だけど、笑っちゃったのは、ダン(ダニエル・ラドクリフ)が、ニュートの着ているコートが『カッコ良くて、うらやましい』と言ったこと。というのも、ダンはずっと、なんで彼はカッコいいコートが着れないのか、と文句を言っていたらしいんだ(笑)。彼が着ていたのはジーンズとパーカーばかりだったからね。だけど、僕のほうは時代物の映画しかやってないから、僕は『ジーンズとパーカーを着る役を夢を見ている』って言ったんだよね(笑)」。ダニエルたちが演じてきた『ハリー・ポッター』と地続きの世界が描かれる本作だが、「『ファンタビ』で素晴らしいと思ったところは、『ハリー・ポッター』の原作や映画に描かれていた“魔法”がしっかりと描かれていることだ」とエディは言う。「だけど、この作品なりの別の形になって描かれていたところが素晴らしいと思ったよ。セットでものすごく興奮してしまったのは、新聞(日刊予言者新聞)があることで、中を開いてみたら、本当にその日のことが書かれていて、しかもその日にニューヨークで起きたことがあって、しかも6ページ目を見ると!…っていうね。あまり言えないけど」と、『ハリー・ポッター』シリーズとほぼ同じスタッフが手がけた、こだわり抜かれたその世界観に、改めて感銘を受けたことを明かす。「普通、娯楽大作の“フランチャイズ”といわれるような作品の場合、1作目は純粋に物語の始まりを設定するものでしかない場合が多いけど、この作品はJ.K.ローリングが、スリラー的な要素、コメディ的な要素、ロマンスやハートがあって、しかも感動的だと思えるような物語を、この1本の中にすべて織り込んで描いてみせたことが素晴らしいと思ったんだ。しかも、『ハリー・ポッター』シリーズと共有する部分もありつつ、この後も続いていくにも関わらず、この作品だけでもしっかりと完結しているところもね」とエディ。「もちろんイースター・エッグ(映画の中の秘密)も隠れているし、次回作へのティーザー的な部分もある」と続ける。この新しい『ファンタビ』のシリーズは、本作も含め全5部作にも及ぶ。「俳優としては、5本あるかないかに関係なく、脚本を与えられた作品を一生懸命演じるのが一番大事。この映画を可能な限り、最高の作品にすることが大事だったんだ」とエディが言えば、「私もよ。これが私たちにとっての1作目であり、これを最高の作品にすることしか考えていなかったわ。1歩、1歩。それ以外はできないから」と、キャサリンも隣でにこやかに応じる。キャサリンがティナ役に決まったとき、J.K.ローリングは“彼女がティナ役に決まって嬉しい”とツイートしたという。「私はそのツイートから目が離せなかった。彼女が、私がこの世に存在することを知ってくれているなんて信じられない!と思ったの(笑)。しかも、私が演じるのを喜んでくれてるわ、信じられない! ってね」。「自分で自分にハイファイブしたりしてね」(エディ)。「本当ね(笑)。それをツイートで見ただけでも、彼女がサポートしてくれていると分かって、本当に嬉しかったの。しかも、私に伝えるためにツイートしてくれたように思えたのよね。それは実際に彼女に会う1か月以上の前のことだったんだけど、私にとってはすごく意味のあることだったわ」と、キャサリンは感慨深げにふり返った。彼女が演じるティナは、いわばハーマイオニーから引き継いだ本作のヒロイン。以前はアメリカ魔法省(MACUSA:マクーザ)の中のエリート、闇の魔法使いを捕らえる“闇祓い”だったが、ある出来事がきっかけで異動になり、いまでは単調なデスクワークを任されている。だが、アメリカ魔法界では持ち込みも飼育も禁止されている魔法動物がニューヨークの街じゅうに逃げてしまったことを知り、行動を起こすのだ。「私はティナが内面的な葛藤を抱えているところが好きだわ」とキャサリンは言う。「彼女はかなり自信を失っていて、不安な状況にあるの。そこにすごく共感できたわ。常に自信満々で、落ち着いている人ってそんなにいないと思うのよね。もちろん、そんなふうに見せかけている人、というのはいると思うんだけど。でも、絶対にその下に何か隠していると思うから。それが素晴らしい方法で描かれていると思ったの」と、自身のキャラクターに触れる。「しかも、それはティナだけではないのよね。どのキャラクターも非常に豊かに、複雑に描かれていると思ったわ。周りのキャラクターもすごく複雑で、私のキャラクターを驚かせてくれた。それから、どのシーンも深く描かれているし、どのキャラクターも物語が進むにしたがって成長していくと、脚本を読んでいて思ったわ」と語り、「もちろんサプライズも、アクションもたくさんあるんだけど、(キャラクターの)小さな変化もたくさんあると思った。そういう部分も、演技していて楽しかったわ」。一方、「僕は、ニュートが自分の魔法動物たちに、すごく自信を持っているところが大好きだ」とエディは言う。「だけど、彼は人間との関係性においてはまるで役に立たない。つまり、彼は“見た目だけでは判断できない人”であるところが好きだったんだよね。映画の導入部で見たときは、すごくシャイな人に見えると思うけど、それはニュートが慣れてない環境にいるからなんだ。だけど、彼が動物たちと一緒にいるところを見ると、彼の複雑で、素晴らしい部分が見えてくると思うんだ」。確かに、初対面の人とはなかなか目も合わせられず、人見知りのニュートだが、魔法動物たちと接するときは瞳がキラキラ、表情も優しくなり、まるで別人のように生き生きとする。エディはさらに、「ジョー(J.K.ローリング)はこの4人組全員に、そういう要素を描いてくれたと思うんだよね」と続ける。するとキャサリンも、「それが彼女のメッセージの1つだと思うから。見た目以上のものをそれぞれの人たちが抱えている、ということを伝えたかったのだと思うわ。一瞬で人を判断するのは危険だということ。もちろんそれって現代の私たちにとってもすごく大事なメッセージよね」と言葉をつなぐ。ティナのたった1人の妹クイニーも、人の心を読むことができる明るい性格の魔法使いだが、それゆえに“生きづらさ”をも感じている。また、ニュートと出会い、魔法の世界に初めて誘われる人間(ノー・マジ)のジェイコブも、退屈な缶詰工場に見切りをつけ、夢だったパン屋を開こうとしていたところだ。なかでもニュートとティナは、大切なものへの愛情の深さや、正しい行いへの思いなど、それぞれに信念や情熱がありながらも、周りが見えなくなってしまう不器用なところはよく似ているのかも?「全くその通りだと思うわ。だから、2人は惹かれ合ったんだと思うし、この4人も仲間になったのだと思うの。ティナは、もともとは自分に自信があったのに、ここでは、自分の道を切り開かなくてはいけない立場に立たされているもの」とキャサリン。「ニュートは、“過去に人に傷つけられた”せいで、魔法動物といるときだけは自信があって、自分らしくいられる。だけど、人間関係においては、まったくシャイで、役立たずだ。この2人、そして4人の素晴らしいところは、彼らと一緒にいると、それぞれのいい部分が引き出されて、一番いい自分の姿になれるところなんだよね」と、エディもニュートと仲間たちの関係性をそう表現する。「本当にその通りだと思うわ。ティナは、ニュートが魔法動物たちと会話しているところを見て、それに気づくの。『この人、さっきまでのただのシャイなだけの人ではないわ』ってね」。“人は(魔法動物も?)見かけによらない”“目に見えるものだけが真実ではない”のは、実は本作の裏テーマともいえる。今回の波乱万丈の旅をへて、より深く知り合い仲間になったニュートとティナ、そしてクイニーとダンの4人は、これからどこへ向かうのだろうか?ニュートの過去には、いったい何があったのだろうか?そのヒントはもしや若き日のダンブルドアが握っているのだろうか?疑問は尽きないが、彼らの旅は、まだ始まったばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2016年11月23日2016年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した巨匠ケン・ローチ監督の『I, DANIEL BLAKE』が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』として2017年3月、日本公開されることが決定した。舞台は、イギリス北東部ニューカッスル。大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと彼女の2人の子どもを助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく――。前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に、映画界からの引退を表明していた社会派の巨匠ケン・ローチが、現在のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、どうしても最後に伝えたい物語として引退を撤回してまで挑んだ本作。複雑な国の制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ、貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流は、世界中に感動と涙を届け、カンヌ国際映画祭では見事、『麦の穂を揺らす風』(’06)に続く2度目のパルムドールを受賞した。今年6月、EU離脱を決めたことも記憶に新しいイギリスでは、10月21日より公開されており、ケン・ローチ作品史上最大のヒットを記録。常に労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々の明るさや温かさ、底力を描き続けてきた監督の集大成であり、最高傑作との声が相次いでいる。そして、衝撃的な大統領選を終えたばかりのアメリカでは、12月25日に公開を控えている。早くもアカデミー賞ノミネートを確実視する声が続出するなど、作品への賞賛はとどまるところを知らない。また、2017年は『夜空に星があるように』(‘67)での長編映画デビューから50周年を迎えるケン・ローチ記念イヤーでもある。決して遠い国の出来事ではない本作の、満を持しての日本公開を楽しみにしていて。『わたしは、ダニエル・ブレイク』は2017年3月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日平原綾香の楽曲「STAR」が日本版テーマソングに起用されていることも話題の映画『マイ・ベスト・フレンド』。本日11月1日は、本作でドリュー・バリモアとW主演を務める、演技派女優トニ・コレットの44歳の誕生日。共演を機にプライベートでも親交を深めたドリュー、夫役を演じたドミニク・クーパー、監督のキャサリン・ハードウィックから、トニへのコメントと新場面写真が到着した。ローティーンのころから大親友のミリーとジェス。あるとき、2児の母となったミリーに乳がんが見つかり、同じころジェスには妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、彼女にはどうしても打ち明けられずにいた。相手を想うがゆえに言葉にできないことがふえていく、2人の友情のゆくえは――。女性同士の熱く、深い友情を女性監督ならではの視点で描き、“女ともだちあるある”が随所に散りばめられた本作。本作で、常に親友ジェスの1歩先を行き、キャリアと家庭を両立させてきたものの、乳がんが発覚するミリーを演じているのが、トニ・コレットだ。ニコール・キッドマン、ケイト・ブランシェット、ナオミ・ワッツなど、人気実力共に有するオーストラリア出身の女優が多い中、トニもまた、体重を大幅増量して挑んだ自国のコメディ映画『ミュリエルの結婚』(’94)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされて一躍注目を浴び、その後『シックス・センス』でアカデミー賞、『リトル・ミス・サンシャイン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされた実力派。TVシリーズ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」(09~10)ではゴールデン・グローブ賞、エミー賞を受賞した。最近では、ダニエル・ラドクリフ共演『Inperium』(原題)、オーランド・ブルーム共演『Unlocked』(原題)、ダコタ・ファニング共演『Please Stand By』(原題)と途切れることなく、第一線で活躍を続けている。そんな彼女が、本作中でも祝福を受けている場面写真が到着。バンドマンのキッドとのぶっ飛んだ結婚式と、乳がん治療中の誕生パーティーをとらえている。本作のハードウィック監督は、トニについて、「彼女の演技を初めて見たのは『ミュリエルの結婚』だったけれど、キャラクターの気持ちを目に見える演技に変えることができる人だと思ったわ。彼女は役に入り込んで、あらゆる感情をたどる旅をするの。セクシーだったり、明るく楽しかったりする一方、乳がんを患らったことで激しい吐き気をともなう闘病のシーン含め、さまざまなシーンを撮影したけれど、彼女は常にユーモアのセンスを忘れず、どんなことにも立ち向かっていく。ものすごく度胸がある人だわ!」と大絶賛。唯一無二の親友役ドリューもまた、「自分に自信があって、堂々としているから、安心して見ていられる。あと臆せず心を開くところはすごいわ、深く尊敬しているの。常に真摯で裏表がなくて…。スーパーヒーローだって内面は普通の人間だって思わせてくれるの!わたしは撮影中ずっと近くで見ていたけど、とにかくカッコよかった。ミリーというキャラクターが大好きになったわ。まったく予想外の演技で、トニが彼女に命を吹き込んだの。本当にすごい演技だった!」と、彼女の圧巻の演技に魅せられた様子。さらに、夫キッド役のドミニク・クーパーは「トニとの共演で、すべてのレベルが上がった。リアルな役作りの過程で苦労していて…今回の役は自分にとても近かったので逆に難しいところがあって、やりすぎると大げさな演技で台無しにしてしまう。そんなとき、トニのような相手役がいたことはとても幸運だったんだ!」と彼女に手放しで称賛を贈っている。『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日ダニエル・ラドクリフが『ビースト・オブ・バーデン』でパイロット役に挑戦することが分かった。「The Hollywood Reporter」による、と同アクション映画の中でダニエルは麻薬密輸を行うパイロットを演じるという。スウェーデン人監督ジェスパー・ガンスランドにとって初めての英語映画となる同作品は、麻薬取締局と麻薬密輸組織の目をかいくぐりながらメキシコとアメリカ間で麻薬密輸を行う、ダニエル演じるパイロットの姿を追ったストーリーで、アダム・ホエルゼルが脚本を担当する。また同作品にはポール・シフ、MGMTエンターテイメントのマイケル・ダイアモンド、チャド・ムーア、ジェフ・エリオットがプロデュースに携わる。ダニエルの出演シーンは11月後半からジョージア州サバンナで撮影がスタートするという。2000年に11歳で俳優デビューを飾ったダニエルは先日、俳優という職業を心底愛しているため、撮影中に舞台セットで死ぬのが本望だと語っていた。(C) BANG Media International(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日スウェーデン発のウォッチブランド「ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)」より、文字盤をオールブラックにした「CLASSIC BLACK」シリーズが登場。2016年11月11日(金)より限られたセレクトショップおよび、ダニエル・ウェリントン直営店で発売される。同シリーズは、ダニエル・ウェリントンのフラッグシップモデル「CLASSIC」コレクションより派生した新シリーズだ。控えめなミニマルスタイルは継承しながらも、洗練されたブラックフェイスがモダンクラシックな雰囲気を醸し出す。これまで通りケースカラーはシルバーとゴールドの2色展開、サイズは36mmと40mmの2種類から選べる。ベルトのカラーも、キャメルからダークブラウン、ブラックと幅広く楽しめるので好みの1本が見つかりそうだ。また、12月上旬からは初となるバングルも登場。滑らかなカーブを描くフォルムが美しい「クラシック カフ」はブランドロゴが刻印され、時計と合わせたくなる洗練された雰囲気だ。ローズゴールドとシルバーの2色、サイズはスモールとラージで展開される。【詳細】■ダニエル・ウェリントン「CLASSIC BLACK」発売日:2016年11月11日(金)※10月10日(月)よりユナイテッドアローズ・ビームス・フリークスストアなどのウェブサイトでの先行受注を開始取り扱い:限られたセレクトショップおよび、ダニエル・ウェリントン直営店価格:各20,000円〜24,000円+税型数:全28型サイズ:36mm&40mmケースカラー:ローズゴールド、シルバー防水:3気圧■クラシック カフ発売時期:2016年12月上旬価格:6,000円+税取り扱い:全国の直営店、取り扱い店カラー:ローズゴールド、シルバーサイズ:スモール(周囲 155mm)、ラージ(周囲 180mm)問い合わせ先:ダニエル・ウェリントン 原宿 03-3409-0306
2016年10月06日『007』シリーズの次回作向けては、過去4作でジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグがいまだに最有力視されているようだ。次期ボンド役を巡ってさまざまな説が飛び交っているものの、2006年作『カジノ・ロワイヤル』以来主役を演じたダニエルの5作目への続投をバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサー陣が熱望していることを、シリーズの重役であるカラム・マクドゥーガルがBBCに明かした。次期ボンドに向けてはここ数カ月の間、エイダン・ターナーやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンらの名前が挙がっている。昨年にはダニエル本人が次回作続投について後ろ向きな発言をしていたことで、ボンド交代のうわさに拍車がかかっていた。そしてM役を演じた共演者のジュディ・デンチも「ダニエルは疲れ切っているんじゃないかしら」と発言し、ボンド役からの休みが必要であるという考えを明らかにしていた。また、前2作品を手がけたサム・メンデス監督もすでに新作には参加しない意向を表している。(C)BANG Media International
2016年10月04日『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界を舞台にした新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、“魔法世界のバトンタッチ”と言わんばかりに、本作の公開1か月前、10月下旬より『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1&Part2』の初4DX上映が緊急決定した。原作者J.K.ローリングが初めて映画のための脚本を手がけた本作。新たな主人公となるのは、おっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダー、動物といるほうが気が楽な魔法動物学者だ。彼が愛してやまない魔法動物は、かわいらしいもの、コミカルなものから魔法使いを襲う危険なものまでさまざま。そんな謎多き動物たちを調べ、保護するためにニュートは、不思議なトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れる。しかし、ある日、その魔法のトランクが人間(マグル=米国ではノーマジ)のものと取り違えられてしまった。魔法動物たちは一斉に人間の世界へ逃げ出し、街は前代未聞のパニックに――!今回、『ハリポタ』最終章がバトンを託すような形で初の4DX上映を実施するにあたり、各劇場で掲出されるポスターも到着。『ハリポタ』と『ファンタビ』、それぞれの主人公が並び立つ、まさにファン垂涎のビジュアルとなっている!ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の背後には彼らが学んだ魔法魔術学校の校舎・ホグワーツ城が、そして『ファンタビ』のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の背後にはニューヨークの街並みが描かれており、本作では魔法界を飛び出し、人間界が舞台となることが分かる。そして、何より目に留まるのが、両者の杖から放たれる光の大きさの違い。杖先に灯りが宿る呪文「ルーモス・マキシマ(強き光よ)!」を唱えたとみえる2人の杖は、それぞれ光を放っているが、明らかにニュートの杖から放たれる光は眩しく、大人の魔法使いとしての腕の高さが伺え、彼の杖から放たれる魔法の数々にいっそう期待が高まる。J.K.ローリングが生み出した魔法世界が、新たな局面を迎える『ファンタビ』。その公開前に、まずは4DXで魔法の世界に入り込んでみよう。『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1&Part2』は10月22日(土)~31日までユナイテッド・シネマ、109シネマズほかにて4DX上映(Part1:2D上映&Part2:3D上映)。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日時計のセレクトショップ「H°M′S′′ WatchStore」が、2016年9月17日(土)、東京・表参道にオープンする。表参道から原二本通り(通称:まい泉通り)に位置するこのショップのデザインコンセプトは、「未知の異国を旅する”ワールドトラベラー”のコレクションルーム」。モルタルとソリッドウッドで構成されたミニマルな店内には、世界各国から集められた個性的なアイテムの数々が並ぶ。取り扱いブランドは、近年高い人気を誇るダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)をはじめ、日本デビューを飾ったばかりのイギリス発オリビア・バートン(Olivia Burton)、パリ発グレイアワーズ(GREYHOURS)、オランダの老舗カールソン(KARLSSON)など。世界で注目を集めるファッションウォッチブランドから、作りやディティールを追求したハイエンドなウォッチブランドまで、様々なシーンで活躍するファッションとしての時計が数多く用意されている。また、時計だけではなく時や時間に関するアートや書籍なども充実しており、感性を刺激する豊かな大人のためのコンセプトストアとして、”時”を考える新しい価値を提案していく。【店舗情報】H°M′S′′ WatchStore 表参道オープン日:2016年9月17日(土)住所:東京都渋谷区神宮前 4-4-9-1FTEL:03-6438-9321営業時間:11:00〜20:00<取り扱いブランド>オリビア・バートン(Olivia Burton)、コモノ(KOMONO)、ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)、テクネウォッチ(Techne Watch)、グレイアワーズ(GREYHOURS)、ソベット(TSOVET)、マーチエルエービー(MARCH LA.B)、アイスウォッチ(ICE-WATCH)、カールソン(KARLSSON)
2016年09月17日豪華キャストたちが、実際に実現可能なトリックをスクリーンで魅せる『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』。このほど、9月1日より公開され、夏休みの人気作品の中で大ヒットスタートを切った本作から、初めての“悪役”を髭面で熱演したダニエル・ラドクリフのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。本作で、ジェシー・アイゼンバーグやマーク・ラファロら人気キャストたちを貶める悪役、天才科学者ウォルターを演じたダニエル。誰もが知る世界的大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』の主演俳優として、世界で最も有名な俳優の1人となった彼は、今回悪役を演じられたことに「キャリアの通過儀礼」と喜びを覗かせつつ、本作でついに共演を果たした“憧れの俳優”との撮影を笑顔でふり返っている。『ハリポタ』後のダニエルといえば、大作のみならず、小規模の意欲作や舞台にも多数出演し、そのキャリアをさらに磨き上げてきた。本作では、ジェシーらの“フォー・ホースメン”たちにやけに馴れ馴れしく、殺しも全くいとわない不気味な“悪人”ウォルターを迫真の演技で見事に演じている。映像でインタビューに応えるダニエルの姿は、ワイルドな“髭面”。しかし、青い瞳でまっすぐこちらを見つめながら真摯に本作について語る姿からは、大ヒットシリーズにあぐらをかくことなく、役者として高みを目指し続けてきた男の姿が見て取れる。「イギリス人の悪役になれたことは面白かった」と、キャリア初の悪役としての出演を語るダニエル。彼の言う“イギリス人の悪役”とは、ハリウッドのキャスティングにおいて見られる傾向の一つで、作品を象徴する圧倒的な悪役にイギリス人俳優が起用されることが多いことから来ている。いまなお広く支持を集める名作『レオン』のゲイリー・オールドマンや、最近では『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のベネディクト・カンバーバッチなど、イギリス人俳優によって演じられた悪役は、秘めた狂気を巧みに表現する高い演技力で鑑賞者を虜にしてきた。また、ダニエルは劇中で“親子”として初共演を果たした、『ダークナイト』3部作や『グランドフィナーレ』などで知られる大ベテラン、マイケル・ケインとの共演についても熱く語る。時折、ジェスチャーを交えながら、やや興奮気味に語る姿からは、演技とはまた異なる彼の本心が伺えそうだ。ちなみに本作では、主人公を追い詰める静かな狂気を、親子役の2人のイギリス人俳優がどう演じるのかは見逃せない。最後に、作品に関して問われたダニエルは、「キャラクターたちの関係や、イリュージョン」を見どころとして挙げながら、ほかにも面白いことがたくさん描かれた映画であると、ストーリーに“含み”を持たせた言い方で、映画の出来映えに強い自信を覗かせている。劇中では、大企業や権力者によって不正に巻き上げられた金や財産を華麗なイリュージョンショーで奪い、民衆に還元する正義の犯罪者集団フォー・ホースメンと、彼らの“盗みの技術”を利用しようと企む天才科学者ウォルターの知のバトルが繰り広げられる。ダニエルが語るように、イリュージョンだけでなく登場人物たちの因縁や不可思議な言動などにも、注目してほしい。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日2016年9月3日、4日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国297館)が公開2週目も首位を守った。2位の『シン・ゴジラ』(全国350館)は公開6週目で順位を上げており、3位の『ペット』(全国351館)も好調を維持している。その他の画像4位の『後妻業の女』(全国318館)、5位の『青空エール』(全国281館)は先週と変わらず。6位に初登場で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(全国264館)が入っている。『…見破られたトリック』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』での好演も光ったジェシー・アイゼンバーグが主演を務めるアクション大作。華麗なトリックで世の不正を正すイリュージョン集団の宿敵として『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが出演するほか、モーガン・フリーマン、ジェイ・チョウら豪華スターが競演している。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『シン・ゴジラ』3位『ペット』4位『後妻業の女』5位『青空エール』6位『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』7位『ジャングル・ブック』8位『ONE PIECE FILM GOLD』9位『ゴーストバスターズ』10位『ファインディング・ドリー』
2016年09月05日映画評論ユニット、お杉とB子のanan連載「お杉とB子のMOVIE TALK」。今回はシリーズ2作目となった『グランド・イリュージョン見破られたトリック』を紹介してくれました。***お杉:ストーリー以上にイリュージョンがかっこよすぎたヒット作が見事にパワーアップして帰ってきた!B子:前作で大富豪の悪事を暴いた「フォー・ホースメン」が再結集。今度はIT企業絡みの陰謀と戦うの。お杉:といいつつ、根底にあるのは復讐っていうあたりがこのシリーズの醍醐味。2作目だけど、お約束って言っちゃうぞ(笑)。B子:ヒットを受けての続編だけに予算も大幅アップ。マカオやロンドンに飛んじゃいます。お杉:ジェイ・チョウもご出演よ。時流に乗って中国マーケットを意識しまくり。そして、『ハリ・ポタ』ファンのことも取り込むのだった。B子:そう、今回の収穫はダニエル・ラドクリフよ。まさか魔法少年がファザコンのサイコ野郎を演じる日が来ようとは!お杉:最初、ものすごくダニエルに似た役者だと思って見てたわ。ほら、よくいるでしょ、脇で見かける、名前を覚えられない実力派みたい。B子:実力あるんだもん!主役のジェシー・アイゼンバーグやマーク・ラファロより印象に残るのはダニエルなんだよね。お杉:ドえらいスター軍団の中でお見事なり、ダニエル。でも、ジェシーもマークも好きだけど、ぶっちゃけ、このシリーズのお目当ては派手なイリュージョンのかずかず。ただし、前回とは見せ方が違います。B子:イリュージョニスト軍団だけにカードマジックの手際も鮮やか。盗みのテクとしての連携プレーには惚れぼれよ。お杉:そして、ロンドン市街でのクライマックス!市民を巻き込んだイリュージョンはフラッシュ・モブ感覚。ああ、参加したい。ネタバレになるから詳細は観てのお楽しみ。B子:お願い、3作目を作ることになったら、ぜひ日本で撮影して!◇監督/ジョン・M・チュウ出演/ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソンほか9月1日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。TM&(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.※『anan』2016年9月7日号より。
2016年09月03日