『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)の新たな場面写真が26日、公開された。原作者J.K.ローリングが描く新たな魔法の物語である本作の主人公は、ハリー・ポッターたちが通っていたホグワーツ魔法魔術学校を、ある理由で退学になってしまった魔法使いニュート・スキャマンダー。優秀だが魔法動物をこよなく愛する変わり者で、世界中の魔法動物を収集するために、どんなものでも入ってしまうという魔法のトランクを肌身離さず持っている。そんなニュートが、魔法動物を求めて世界を旅して辿り着いたニューヨークを舞台に、逃がしてしまった魔法動物の追跡をめぐる大冒険を描く。公開された画像は、ニューヨークの街を魔法のトランクを持ったニュート(エディ・レッドメイン)と若き魔法使いティナ(キャサリン・ウォーターストン)が、何かを見つけたかのような一幕。どのようなシーンか明かされていないが、ティナがニュートの腕を握る姿や2人の表情から、ただ事ではない状況であることが伝わる。ニュートはおしゃれな衣装に身を包んでいるが、以前、『ハリー・ポッター』シリーズで主人公を演じたダニエル・ラドクリフは、イギリスの週刊音楽雑誌NewMusicalExpressのインタビューでニュートの衣装に言及。「僕は10年間ジーンズとジップ付きのジャケットだったのに、彼はもうあんなに素敵なコートを着ているんだ」とうらやましがり、話題となっていた。なお、4月28日には東京・新宿ピカデリーで、公開決定セレブレーション・イベントを開催。特製ポスター付き劇場前売り共通券ムビチケカードが1日早く発売されるほか、ファン・カードのプレゼント(先着1,000人)、特別上映会&抽選会(先着200人)などが予定されている。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年04月26日サム・メンデス監督は、『007 スペクター』の最後のシーンの撮影の際、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に別れを告げている気分がしたそうだ。前2作の監督を務めたメンデスは、4作でのボンド役を経て降板がささやかれるダニエルがシリーズへ別れを告げているように感じ取り、その日が来るのも近いのではないかと思っているそうだ。メンデス監督は「最後にダニエルがボンドに別れを告げているようには確かに感じたね」「でも彼が戻ってくる可能性はいくらでもあるよ。だってボンドは死んでいないんだからね! だからダニエル次第さ」と話す。メンデス監督自身はダニエルに5度目のボンドを演じてもらいたいそうだが、もちろんダニエルがその役を演じる気になっていることが条件だとエンパイア誌に続ける。「戻って来るには100パーセントやる気がないとね。それは彼も分かっていると思うよ」「彼はまず休みを取って、他の役を演じてから、その後にどう感じるかだよ。僕だって君たちと同じくらい興味深くその様子を見守っているよ」ダニエルが降板した場合に備えてトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、トム・ハーディなど数々の俳優名が候補に挙がっており、先日には『風の勇士 ポルダーク』のエイダン・ターナーがプロデューサー陣と話し合いを行ったと報じられていた。当時ある関係者は「エイダンは『007』プロデューサー陣とまだ正式な形ではありませんが、話をしたようです。ロサンゼルスにいる方が、今後この役についてもっと話し合いをするチャンスが彼に与えられるかもしれません」と話していた。(C)BANG Media International
2016年03月29日『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』のジェシー・アイゼンバーグをはじめ、旬の俳優たちの競演と華麗なるイリュージョンの数々で話題を集めた『グランド・イリュージョン』。その続編となる『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の日本公開が9月に決定。前作を上回る華麗なイリュージョンが披露される予告映像が解禁され、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるダニエル・ラドクリフの出演も明らかとなった。4人の「フォー・ホースメン」と名乗るスーパーイリュージョニストたちが、派手なイリュージョンショーで不正に搾取された金だけを奪い続けるスリリングな展開と、ジェシーをはじめ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンら豪華キャストの出演により、スマッシュヒットを記録した『グランド・イリュージョン』。今回到着した続編の予告映像では、新たにリジー・キャプランが加わった新生「フォー・ホースメン」が登場。降り注ぐ雨を静止させ、空へ逆流させたり、頭上にばらまいたトランプが落ちるのと同時に姿を消してしまったり、水面に倒れこんだと思いきや服だけを残して姿を消してしまったり…と、華麗なるイリュージョンを怒涛の勢いで披露する。そして、爽快感たっぷりのこの映像の最後に登場するのが、ダニエル演じる天才エンジニア、ウォルター・メイブリー。とあるハイテク企業の不正を暴露するため、新たなショーで再び現れたフォー・ホースメンと対面するシーンでは、挨拶代わりのカードマジックを披露するも失敗。陽気なキャラクターに見えるが、それがかえってウォルターという人物の不気味さを強調させている。果たして、彼らの対決の行方はいかに…!?誰もが知る魔法使いから、今度は“魔法”のようなイリュージョンのトリックを見破る宿敵として登場することになるラドクリフ。彼が参戦し、ニューオーリンズ、マカオ、ロンドンと世界を股に掛けたロケにより、前作からさらにスケールアップした本作に、まずはこちらの予告編から魅了されてみて。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月25日日本でもヒットを記録した人気作の続編『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』が9月に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。華麗なイリュージョンで汚れた金を奪う正義の犯罪集団“フォー・ホースメン”のトリックを見破る宿敵を『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが演じている。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』予告編映像“フォー・ホースメン”はド派手なイリュージョンで人を欺き、汚れた金だけを奪う正義の犯罪集団で、FBIの追跡をかわし、大金をせしめては世の中に還元してきた。このほど公開された予告編でも、かけられた手錠を瞬時に相手の腕に移動させ、雨粒を上空に舞い上がらせるなど驚異的なトリックが次々に披露される。しかし、彼らのトリックを見破る天才エンジニアのウォルターが出現する。映像の最後に登場するウォルターはカードマジックは苦手な男だが、相当なキレ者で、フォー・ホースメンを苦しめるようだ。前作に続いて、ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、マーク・ラファロ、マイケル・ケイン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンらが出演。次々に登場する華麗なトリックと、作品全体に仕掛けられた壮大な罠が魅力の作品だけに、予告編の映像の中にも観客を欺く“罠”が潜んでいる可能性がありそうだ。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』9月 全国ロードショー
2016年03月25日衝撃的で意表を突く物語が魅力のアイルランドの劇作家・マーティン・マクドナーの舞台『イニシュマン島のビリー』が上演される。主役を務めるのは、映像や舞台での活躍が目覚ましい、若手俳優の古川雄輝。幼少のころから海外で暮らしたバイリンガルで、日本語と英語で今作の台本を読んだという古川に話を聞いた。『イニシュマン島のビリー』チケット情報「ブラックコメディなので、笑いどころがたくさん。でも英語と日本語では、ニュアンスがかなり違う。『英語ではこういう表現なので、日本語のセリフも変えてみませんか』と演出家の森新太郎さんに提案させて頂くこともあります」と頼もしい。1930年代のアイルランドのイニシュマン島を舞台に、生まれつき右腕と両足が不自由な17歳の青年ビリーが役どころだ。「基本は皆に愛されていますが、それをビリーが感じ取れているかは微妙なんです。台本を読むかぎり、彼は内気でやさしい性格。でも稽古に入ると、森さんから『ここはビリーのやさしさだけではなく、いじわるな部分も見せて』と指示があり、両極するさまざまな感情があるのだと、ビリーに対する印象も変わってきましたね」。何もない退屈な島で、身体に障がいがあることで周りの人々にからかわれ、バカにされてきたビリー。彼の幼なじみで、怒ると生卵を投げつけるクセのある暴力的な美少女・ヘレンをはじめ、島の人々のビリーへの対応が、ブラックな表現に満ちて過激でいかにもマクドナーらしい。「英語だと放送禁止用語を使ったもっと荒い言葉で、日本語版はあれでもかなりやわらいでいます(笑)。ビリーは、学校で話しかけただけで女性に泣かれたことがあり、全く女性から相手にされない。でもヘレンだけは暴力的でありながらもビリーに接してくれる。そこに彼は惚れたのではないかと。ヘレンは田舎のヤンキーのような存在で、森さんいわくモデルはジャイアンだそうです(笑)」。実力派女優・鈴木杏演じるヘレンとの掛け合いや恋の行方も見逃せない。物語は、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われ、ビリーがハリウッドを目指すことで大きく動いていく。「中国などの海外作品はいくつか出ましたが、僕もハリウッドはビリーと同じで目標のひとつです」。果たしてビリーは夢をつかむことができるのか。一方、古川の現実としてハリウッドは「日本である程度の役者の地位を確立しないとキャスティングにはまらない。いい作品に巡り会うチャンスがないそうです。まずは日本でのベースを固めたい」と話す。ウエストエンドとブロードウェイの同作舞台では、ダニエル・ラドクリフがビリーを演じた。「ラドクリフさんに負けないように、新たなビリーを作りたい」。今作で大きなチャンスをつかんでほしい。公演は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)は大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年03月22日衝撃的で意表を突く物語が魅力のアイルランドの劇作家・マーティン・マクドナーの舞台『イニシュマン島のビリー』が上演される。主役を務めるのは、映像や舞台での活躍が目覚ましい、若手俳優の古川雄輝。幼少のころから海外で暮らしたバイリンガルで、日本語と英語で今作の台本を読んだという古川に話を聞いた。『イニシュマン島のビリー』チケット情報「ブラックコメディなので、笑いどころがたくさん。でも英語と日本語では、ニュアンスがかなり違う。『英語ではこういう表現なので、日本語のセリフも変えてみませんか』と演出家の森新太郎さんに提案させて頂くこともあります」と頼もしい。1930年代のアイルランドのイニシュマン島を舞台に、生まれつき右腕と両足が不自由な17歳の青年ビリーが役どころだ。「基本は皆に愛されていますが、それをビリーが感じ取れているかは微妙なんです。台本を読むかぎり、彼は内気でやさしい性格。でも稽古に入ると、森さんから『ここはビリーのやさしさだけではなく、いじわるな部分も見せて』と指示があり、両極するさまざまな感情があるのだと、ビリーに対する印象も変わってきましたね」。何もない退屈な島で、身体に障がいがあることで周りの人々にからかわれ、バカにされてきたビリー。彼の幼なじみで、怒ると生卵を投げつけるクセのある暴力的な美少女・ヘレンをはじめ、島の人々のビリーへの対応が、ブラックな表現に満ちて過激でいかにもマクドナーらしい。「英語だと放送禁止用語を使ったもっと荒い言葉で、日本語版はあれでもかなりやわらいでいます(笑)。ビリーは、学校で話しかけただけで女性に泣かれたことがあり、全く女性から相手にされない。でもヘレンだけは暴力的でありながらもビリーに接してくれる。そこに彼は惚れたのではないかと。ヘレンは田舎のヤンキーのような存在で、森さんいわくモデルはジャイアンだそうです(笑)」。実力派女優・鈴木杏演じるヘレンとの掛け合いや恋の行方も見逃せない。物語は、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われ、ビリーがハリウッドを目指すことで大きく動いていく。「中国などの海外作品はいくつか出ましたが、僕もハリウッドはビリーと同じで目標のひとつです」。果たしてビリーは夢をつかむことができるのか。一方、古川の現実としてハリウッドは「日本である程度の役者の地位を確立しないとキャスティングにはまらない。いい作品に巡り会うチャンスがないそうです。まずは日本でのベースを固めたい」と話す。ウエストエンドとブロードウェイの同作舞台では、ダニエル・ラドクリフがビリーを演じた。「ラドクリフさんに負けないように、新たなビリーを作りたい」。今作で大きなチャンスをつかんでほしい。公演は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)は大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年03月22日アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーのブラックコメディの秀作「イニシュマン島のビリー」が3月25日(金)より上演される。日本では過去に『夢の島イニシュマン』『ビリーとヘレン』などの邦題で上演。映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフがブロードウェイで主演したことでも話題になった作品だ。今回は若手実力派演出家の森新太郎による新演出で、注目の若手俳優・古川雄輝を始め、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子ら実力派キャストにより新たな息吹をもたらす。都内某スタジオで行われた、本作の通し稽古に潜入した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報開幕まで半月に迫ったこの日は、初めての通し稽古が行われていた。緊張感が漂う中、本番の流れ通りに進行し、出演者たちは個性的なキャラクターを活き活きと演じていた。アイルランドの孤島が舞台のこの作品は、ハンディキャップを負った孤児ビリーと彼を取り巻く人々の物語。ひどい言葉で罵られながら生きてきたビリーのもとに、ゴシップ屋のジョニーパティーンマイクが隣の島でハリウッド映画の撮影が行われることをもたらす。島を出るチャンスとみたビリーは、幼馴染の少女ヘレンとその弟バートリーとともに映画に出演するためにボートで海を渡ろうとする。左手と左足が不自由で、誰からも人として認められないビリーを、古川はリアルに演じる。いまにも消えてしまいそうな気弱なビリーは儚げで、少しずつ変わろうとする姿は生命力を感じられた。作品全体に漂うどこかどんよりとした重い空気を、一変させるのは個性的なキャラクターたち。荒々しく暴力的な少女ヘレンを演じる鈴木がシーンに緊張感を与え、おバカな弟を演じる柄本が絶妙な間合いで、せりふの度に場をなごませていた。山西が演じるジョニーパティーンマイクの存在感にも目が離せなかった。台詞の中には人を傷つけるような過激な言葉も多く、ドキリとするような暴力的なシーンもある。安心と不安定、優しさと暴力など、相反するものが次々と展開し、希望の光が見えたと思えば、絶望がその光を覆い隠す。しかし、観終ったあとには、そんな表裏一体の物語をもう一度始めから観たくなる。通し稽古のあとにはスタッフとともに細かな調整も行われていて、本番に向けてさらに磨きが掛かっていくのだろう。舞台セットもまだ装飾される前で、どんな世界に仕上がるのか楽しみだ。「イニシュマン島のビリー」は3月25日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケット発売中。文:門 宏
2016年03月17日アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーのブラックコメディの秀作「イニシュマン島のビリー」が3月25日(金)より上演される。日本では過去に『夢の島イニシュマン』『ビリーとヘレン』などの邦題で上演。映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフがブロードウェイで主演したことでも話題になった作品だ。今回は若手実力派演出家の森新太郎による新演出で、注目の若手俳優・古川雄輝を始め、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子ら実力派キャストにより新たな息吹をもたらす。都内某スタジオで行われた、本作の通し稽古に潜入した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報開幕まで半月に迫ったこの日は、初めての通し稽古が行われていた。緊張感が漂う中、本番の流れ通りに進行し、出演者たちは個性的なキャラクターを活き活きと演じていた。アイルランドの孤島が舞台のこの作品は、ハンディキャップを負った孤児ビリーと彼を取り巻く人々の物語。ひどい言葉で罵られながら生きてきたビリーのもとに、ゴシップ屋のジョニーパティーンマイクが隣の島でハリウッド映画の撮影が行われることをもたらす。島を出るチャンスとみたビリーは、幼馴染の少女ヘレンとその弟バートリーとともに映画に出演するためにボートで海を渡ろうとする。左手と左足が不自由で、誰からも人として認められないビリーを、古川はリアルに演じる。いまにも消えてしまいそうな気弱なビリーは儚げで、少しずつ変わろうとする姿は生命力を感じられた。作品全体に漂うどこかどんよりとした重い空気を、一変させるのは個性的なキャラクターたち。荒々しく暴力的な少女ヘレンを演じる鈴木がシーンに緊張感を与え、おバカな弟を演じる柄本が絶妙な間合いで、せりふの度に場をなごませていた。山西が演じるジョニーパティーンマイクの存在感にも目が離せなかった。台詞の中には人を傷つけるような過激な言葉も多く、ドキリとするような暴力的なシーンもある。安心と不安定、優しさと暴力など、相反するものが次々と展開し、希望の光が見えたと思えば、絶望がその光を覆い隠す。しかし、観終ったあとには、そんな表裏一体の物語をもう一度始めから観たくなる。通し稽古のあとにはスタッフとともに細かな調整も行われていて、本番に向けてさらに磨きが掛かっていくのだろう。舞台セットもまだ装飾される前で、どんな世界に仕上がるのか楽しみだ。「イニシュマン島のビリー」は3月25日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケット発売中。文:門 宏
2016年03月17日主演にオスカー俳優エディ・レッドメインを迎えて贈る『ハリー・ポッター』シリーズの新章となる最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。本作の公開を記念して先日よりJ.K.ローリングがアメリカの魔法世界を描く新たな物語「北アメリカ大陸の魔法界」各章を自身のホームページである“ポッターモア”で発表しているが、昨日10日(木)にアップされた3章に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のヒントが隠されているのではないか?と憶測を呼んでいる。ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法魔術学校の卒業生が主人公となる本作。新主人公ニュート・スキャマンダーは、中身が無限に広がる不思議なトランクに魔法動物を収集しており、世界を旅してまわる魔法使い。ニューヨークを訪れたある日、誤って開いたトランクから何かが逃げだしてしまう…。物語の舞台はこれまで物語の中心となっていたホグワーツ魔法魔術学校があるイギリスのロンドンから、アメリカのニューヨークへ。旅は、予期せぬ大冒険へと変貌を遂げていく――。原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろしている本作には、主演のエディを始め、ヒロインを演じるキャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラーらが集結している。今回話題となっているのが、3月8日(月)より更新されていく新たな物語「北アメリカ大陸の魔法界」。日本でも、連日23時にアップされ、「キター!」、「すげーワクワクする」、「明日が待ちきれない」などとSNSを賑わせているが、この度、この物語の画像が到着し、詳細がほとんど明らかになっていない『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のヒントが描かれているともとれる内容であることが明らかになったのだ。昨日更新された3章では、魔法界と人間社会を隔離するための法律が制定された。注目すべきは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の特報の冒頭で描かれている裁判のようなシーン。この法律と関係しているとも捉えることができ、想像を掻き立てられる。既にアップされている1~3章では、魔法使いの必須アイテムという印象の強い“杖”ひとつとっても、アメリカでは“杖を使わない魔法”が特徴だといい、『ハリー・ポッター』シリーズの舞台となっていたイギリスとは異なる独自の展開が注目を集めている。本日11日(金)に更新される「北アメリカ大陸の魔法界」第4章では、アメリカにおける魔法世界の“成り立ち”が描かれているようだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日ニューヨークをベースに活動する現代美術アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)の新作個展「My First Show in Japan, Year 2044」が渋谷のギャラリー・ナンヅカ(NANZUKA)で3月12日より開催される。アジアでは昨年秋の香港ペロタンに続く個展となる。アーシャムは1980年生まれ。作品はペインティング、彫刻、インスタレーション、建築、パフォーマンス、映像など多岐にわたり、マース・カニングハム(Merce Cunningham)ダンスカンパニーのステージセットを始め、最近ではパブリックスクール(Pubric School)のランウェイの美術、ファレル・ウイリアムズ(Pharrell Williams)がパリで開催した「GIRL」のエキジビションでファレルのキャストモデルを制作したことでも知られている。アッシャー(Usher)、ジェイZ(Jay Z)、スウィズビーツ(Swizz Beatz)などのヒップホップスターやエディ・スリマン(Hedi Slimane)などデザイナーとの交友で、ストリートカルチャーでも名前が知られ、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、カルバン クライン(Calvin Klein)などラグジュアリーメゾンとのアートワークなどの活動により、その人気は幅広い。今回展示される作品は、「Fiction Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいており、今回発表される立体作品も、建築、環境の視点から、黄鉄鋼、セレナイト、火山灰、ガラス、黒曜石、氷岩石などさまざまな素材で作られている。未来を考古学の視点で、カシオトーンのMT500のキーボードのレプリカやカメラ、ラジカセなどが化石になる時代を考えさせる。日本ではユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)の店舗で、アーシャムとそのパートナー、アレックス・ムストネン(alex mustonen)の石膏作品「スナーキテクチャー」が展示されており、今回、ポギーザマン(POGGITHEMAN)とのコラボレーションTシャツが発売される予定。本展では色盲のアーシャムが色覚矯正眼鏡を使って初めて描いたという月の新作ペインティングもシリーズも発表される。【イベント情報】 ダニエル・アーシャム 「My First Show in Japan, Year 2044」会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1階会期:3月12日~4月16日時間:11:00~19:00休館日:毎週月曜日、日曜日、祝日料金:無料Text: 野田達哉
2016年03月11日エディ・レッドメインが主演を務める、『ハリー・ポッター』シリーズの新章となる最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。本作の公開を記念して、原作者のJ.K.ローリングがアメリカの魔法界を舞台にした新たな物語を、自身のホームページ「ポッターモア」にて、日本時間3月8日(火)23時、世界同時に発表することが決定!併せて、その物語「北アメリカ大陸の魔法界」を紐解く特別映像が到着した。世界的ベストセラーの原作本のみならず、計8作の映画、舞台「ハリー・ポッターと呪われた子ども」(原題)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」など、J.K.ローリングが生み出す魔法界の人気は留まることを知らず、ファンの興奮も高まること必至の今回の新たな物語。到着した映像は、「魔法界なら知っていると思っているみなさん、魔法界は想像以上に大きいのです」という想像をかき立てるセリフで幕を開ける。続けて、世界に11校あるという魔法学校の一つ、北アメリカの「イルヴァーモーニー」、ネイティブアメリカンの伝承に見られる動物に変身する能力を持った人間「スキンウォーカー」、魔女のレッテルを張られた者が残酷で痛ましい方法で裁判にかけられる「魔女裁判」、そして「合衆国魔法議会(MACUSA)」も伝説ではないと明かされ、これまでの知識をすべて覆すという、期待が高まるナレーションが続いていく。本映像で、物語の一端を垣間見ることができる「北アメリカ大陸の魔法界」は、アメリカにおける魔法界の成り立ちが描かれており、「ポッターモア」(pottermore.com/jp)にて無料で世界に同時配信。日本では8日(火)から4夜連続、毎晩23時に随時公開されていく。J.K.ローリングは、新作映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』において、アメリカにおける魔法魔術学校も描く予定と公表しており、世界中11か国に魔法学校があり、日本にも“魔法処(まほうところ)”と呼ばれる魔法魔術学校があると明かしている。イギリスからアメリカへと物語は世界に広がっていることから、今後、シリーズが進んでいく場合には、もしかしたら日本が舞台になる場合も!?いまだ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の詳細はほとんど明らかになっていないが、ダニエル・ラドクリフが演じたハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法魔術学校の卒業生、ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、中身が無限に広がる不思議なトランクに魔法動物を収集しており、世界を旅していることが分かっている。ところが、ニューヨークを訪れたある日、誤って開いたトランクから“何か”が逃げ出してしまうのだ…。舞台演劇に映画、書き下ろしの新作と、さらなる物語が世界中を魅了する2016年。新しい魔法の旅もまた、予期せぬ大冒険となりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日3月25日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される森新太郎演出の舞台『イニシュマン島のビリー』。その製作発表会が都内で行われ、演出の森、主演の古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子が出席した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報原作は、アイルランドの鬼才と言われるマーティン・マクドナー作のブラック・コメディ『THE CRIPPLE OF INISHMAAN』。2013年にはダニエル・ラドクリフ主演でロンドンにて上演、翌年ブロードウェイに進出し、絶賛を浴びた作品だ。演出の森は「今回の芝居はダークコメディ。単純なハッピーエンドで終わるのではなく、観に来てくださった皆さんにほろ苦い、ビターなものを残すであろう作品です。マクドナーの作品ですので全編暴力に満ち溢れていますが、同時にマクドナーらしいとんでもなくピュアな愛の物語も描かれています。登場人物は感情むき出しのとんでもない連中ばかりですが、今作ではとてもアニマルなキャスティングが実現しました」と紹介。赤ん坊の頃に両親を亡くしたビリー(古川)はふたりの中年女性を親代わりに暮らす17歳の青年。ハンディキャップのせいでバカにされながら毎日を送るビリー。そこに、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われるというニュースが届く。船で隣の島まで行こうとするヘレン(鈴木)とその弟(柄本)に、ビリーは一緒に連れて行ってくれと言うが――。主演の古川は「舞台が2年ぶりで、かつ主演ということで非常にプレッシャーを感じているんですけど、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと舞台ができるということでうれしく思っています」、ビリーの幼馴染で恋の相手でもあるヘレン役の鈴木は「もともと好きで憧れだったマーティン・マクドナー作品に森新太郎さん演出で挑戦できるのはなんて幸運なことなんだろうと思っています。俳優のみなさんが特別な才能の塊みたいな人たちが集まっていて、埋もれないようにひるまずぶつかっていきたい」と語った。個性派俳優が揃った会見はMCからの質問にも独特の回答が続出。さらに、古川、鈴木、柄本が作品の1シーンを朗読劇で披露する時間も。森から「敢えて言うならジャイアン」と言われたという乱暴な役を演じる鈴木は、朗読マイクから離れ柄本を殴る仕草をするなど臨場感たっぷりに演じ、約100名の観客を圧倒した。舞台『イニシュマン島のビリー』は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。取材・文:中川實穗
2016年02月23日俳優のダニエル・クレイグが、米新ドラマ『ピュリティ』出演のために、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を降板したと伝えられている。10年近くに渡ってイギリスのスパイ・007を演じてきているダニエルだが、同ドラマへの出演に向けて契約を終了する方向だと見られているという。人気作家ジョナサン・フランゼンの小説のドラマ化となる同作は複数シーズンの放送が見込まれており、ダニエルがボンド役を演じる時間はなくなる模様だとザ・サン紙は報じている。しかしダニエルは、前作『007 スペクター』が昨年公開された際には、もうボンド役を演じるのはこりごりだと発言していたため、今回の話の流れは当然と言えば当然のこととも言えそうだ。当時ダニエルは、また『007』の主役を演じたいかという質問に対して「そんなのやるくらいならこのコップを割って手首を切ったほうがマシだね。今は全くやりたくないよ。今はこりごりなんだ。もう終わったから、今はとにかく前に進みたいんだよ」と答えていた。その一方で、2012年作『007 スカイフォール』で得たとされる1,070万ドル(約12億円)のギャラでボンド史上最高額の俳優となったとされているダニエルは、シリーズ出演の契約があと1本残っていると先日明かしていたところでもある。(C)BANG Media International
2016年02月16日ダニエル・ラドクリフが、スリラー映画『Jungle』に主演することがわかった。アマゾンのジャングルを旅する4人の男性が、想像もしなかったひどい状況に遭遇するという物語で、監督はグレッグ・マクリーン。共演はジェイソン・クラーク、アレックス・ラッセル、ライアン・コア。撮影はオーストラリアで4月にスタートする。その他の情報ラドクリフの最近作は、昨年秋北米公開されたSFホラー『Victor Frankenstein』。次回公開作は、今年6月北米公開予定の『グランド・イリュージョン2』。最近はスリラー『Imperium』を撮り終えたところ。共演はトニー・コレット。文:猿渡由紀
2016年02月13日現代音楽家のフィリップ・グラスとパンクの女王パティ・スミスによる来日公演「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」が2016年6月に開催されることがこのたび決定。当日朗読されるギンズバーグの詩の翻訳を、村上春樹と柴田元幸が務めることが明らかとなった。現代音楽最高の巨匠であり、ミニマル・ミュージックの旗手として知られるフィリップ・グラス。これまで、ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイ、「クラフトワーク」に至るまでの数多くのアーティストがグラスの楽曲を演奏し、BECKやコーネリアスらがリミックス・アルバムを製作するなど、若い世代にも熱狂的なファンを持つ比類なき音楽家としての地位を確立している。『めぐりあう時間たち』『ウディ・アレンの夢と犯罪』などの映画音楽を手がけるほか、近年は高松宮殿下記念世界文化賞(’12)や、「芸術のノーベル賞」と言われるグレン・グールド賞(’15)の受賞をはじめ、79歳を迎え、その活動は円熟の極みに達している。今回決定した来日は、2005年以来の11年ぶりとなり、「ニューヨーク・パンクの女王」とも称されるパティ・スミスとの共演を果たす。音楽家、詩人、小説家、画家など様々な顔を持つパティは、ポエトリー・リーディングからアーティストとしてのキャリアをスタートし、1975年、アルバム「ホーセス」で衝撃的なデビューを飾った。2011年の来日時には、「Fuji-san」と名付けられた楽曲を演奏し、ツアーを通じて集めた義援金を東北へ寄付するなど、被災地の復興支援に尽力した姿も記憶に新しい。今回決定した二人の共演による来日公演「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」は、世界三大演劇祭のひとつエジンバラ・インターナショナル・フェスティバルなど、各国の有名フェスティバルや劇場で、限られた機会にのみ上演されてきた希少な公演。二人の共通点である、ビート文学を代表する詩人にして、カウンター・カルチャーの強力なアイコン、アレン・ギンズバーグの詩作品が、フィリップ・グラスの代表曲にのせてパティによって朗読される。さらに、このほど公演が決定した2016年はギンズバーグの生誕90周年であり、日本公演での特別コラボレーションとして、ギンズバーグの詩の翻訳を村上春樹と柴田元幸が手がけることが決定。本公演のために完全新訳され、ステージ上の大スクリーンに翻訳が投射される。尚、パティは村上氏の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」英語版刊行の際にニューヨーク・タイムズに書評を寄稿し、ギターケースに彼の小説を入れて持ち歩くほどのファンとしても知られる。ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオなどから敬愛され、『キル・ユア・ダーリン』で『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが演じたことでも話題を集めたアレン・ギンズバーグの詩が、国籍を超えたコラボレーションによってどのように生まれ変わるのか、大いに期待したい。「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」は、2016年6月4日(土)すみだトリフォニーホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役として知られるダニエル・クレイグが、18日に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にカメオ出演しているとみられている。今年に入り、ダニエルが同作品にストームトルーパー役で出演すると噂されていたものの、その噂をダニエル自身が否定していた。しかし今回、英デイリー・メール紙の映画評論家バズ・バミンボイは、ダニエルが戦闘シーンに登場していたと発言し、ディズニーの広報担当者がバズに「あなたは正解に近いところまではきているけど、何を言ったところで公式にはなりませんよ。なぜならそれらは全て否定されるからです」と言ったことを明かした。ちなみに、ダニエルが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』の撮影でパインウッド・スタジオズにいた時期に、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス監督も同じスタジオにいたことがわかっており、この時にカメオ出演の話が持ち上がり、ダニエルがそのアイデアに乗ったのではないかと言われている。さらに前述の関係者は「彼らは上手くカメオ出演の話をまとめましたよ。どのシーンに出演しているのかは分かりませんが、ダニエルがストームトルーパーとして登場しているのは間違いないです。彼らは常にヘルメットをかぶっていますから誰かは分かりません」と続ける。この関係者は、ダニエルがどのシーンに出演しているか詳細は明らかにしなかったものの、最初の方のシーンでストームトルーパーたちが村に出撃するシーンに出演していることをほのめかしていた。(C)BANG Media International
2015年12月22日人気シリーズのスピンオフ作となる舞台『ハリー・ポッター・アンド・ザ・カースド・チャイルド』の主役が決定した。来年の夏からロンドンのパレス・シアターで公演される同作では、映画版の中でダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントが演じていたハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリーのおなじみトリオの年をとった姿を、ジェイミー・パーカー、ノーマ・ドゥメズウェニ、ポール・ソーンリーがそれぞれ演じることが発表された。舞台監督を務め、同作の脚本執筆にも携わっているジョン・ティファニーは、以前からダニエルら映画のキャストが出演することはないとしていた。その際、ティファニー監督は「オリジナル版のキャストが出演したら驚くよ。だって彼らは10年前にやったことになんて戻りたくないからね」「今年のはじめから俳優陣とは作品に取り掛かり始めているけど、この作品のスターはキャラクターそのものだから、ハリウッドの人気俳優がハリー・ポッターを演じることはないと思うよ」と話していた。一方で、プロデューサーを務めるソニア・フリードマン氏は、今回のキャスティングの決断が、原作者のJ・K・ローリング、ティファニー監督、脚本家のジャック・ソーン、プロデューサーのコリン・カレンダーと話し合った結果にたどり着いたものだと明かしていた。ローリングがシリーズ8作目とするこの作品では、最終作から19年後を舞台に、ハリーの次男アルバスが中心となって展開するストーリーが描かれることになる。(C)BANG Media International
2015年12月22日エディ・レッドメインを主人公に迎えた、世界累計興収約1兆円のメガヒットシリーズ『ハリー・ポッター』のスピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作の初の映像となる特報が、全世界で一斉解禁!エディ演じる新たな主人公ニュート・スキャマンダーが杖を振る様子や、新ヒロイン・ティナの姿が明らかとなった。本作は、ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法学校で使われていた、魔法動物に関する教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者ニュート・スキャマンダーが、研究のために世界中を旅し、ニューヨークに辿り着いたところから始まる物語。『ハリー・ポッター』原作者のJ.K.ローリングが映画のために脚本を書き下ろし、シリーズ後半4作を手がけたデイビッド・イェーツ監督がメガホンを取った。エディ演じる主人公ニュートが持つ“魔法のトランク”には、世界中で見つけた魔法動物が詰め込まれており、スイッチを入れると魔法使い以外には中身が見えなくなる仕組み。だが、ニュートはこのトランクから魔法動物を逃がしてしまい、米国魔法省から追われる立場に。魔法使いの存在を世間にさらし、魔法省壊滅を狙う謎の組織も現れ、旅は予期せぬ大冒険へと変貌を遂げていく。また、そのニュートを追うのは、名優コリン・ファレル演じる米国魔法省トップクラスの実力者で、“闇祓い”と呼ばれる凄腕魔法使いのグレイブス。なお、ニュートとグレイブスの直接対決シーンがあるのかは、いまのところ明らかになっていない。今回解禁となった映像では、暗闇の中、杖の先に光を灯すシリーズおなじみの呪文「ルーモス・マキシマ」(強き光よ!)を唱えるニュート・スキャマンダーらしき人物の声からスタート。どういったシーンで使われているのかは不明だが、冒頭から一気に引き込まれる。また、トランクの中を確認しているニュートの姿も映し出されており、魔法動物が逃げ出したことが分かる。そんな窮地に陥るニュートの傍らには、ハーマイオニーからバトンを受け継いだ新ヒロイン、キャサリン・ウォーターストン演じるティナの姿も。彼女が所属する米国魔法省は、マンハッタンのウールワース・ビルディングにある設定となっており、映像ではその内観の様子も確認できる。このビルは1913年に建てられた実在するビルであり、「ハリポタ」ファンの新たな聖地ともなりそうだ。まさに、待ちに待ったあの<魔法界>がついに帰ってきた今回の特報映像。物語の全貌はまだまだベールに包まれており、これはほんの氷山の一角にすぎないものの、魔法界をめぐるかつてないスケールの大冒険を早くも予感させている。今後の続報に、期待が高まるばかりだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月15日原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろし、第5作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降の後半4作の監督を務めたデイビッド・イェーツがメガホンを取る新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作の主人公となる“魔法動物学”の魔法使いニュート・スキャマンダーを演じる、エディ・レッドメインの劇中シーン写真が解禁となった。本作の舞台はもちろん、『ハリー・ポッター』と同じ魔法界。だが、イギリスではなく、1926 年のアメリカ・ニューヨークが舞台となる。今回、この写真に写っているのは、ダニエル・ラドクリフが演じたハリー・ポッターに続き、“ハリポタ”シリーズを次にけん引することになる主人公ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインだ。エディといえば、あのウィリアム王子と同級生で、その後ケンブリッジ大学を卒業した名門の生まれ。モデルとしても活躍するイケメン俳優は、『レ・ミゼラブル』で世界的にブレイク、『博士と彼女のセオリー』で観る者を圧倒する演技を見せ、2015年アカデミー賞「主演男優賞」に輝いた実力派。本作での役どころは、魔法動物の研究に没頭し、ハリーやハーマイオニーたちが通ったホグワーツ魔法学校の授業にも登場する教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した人物。世界中を旅しながら発見した魔法動物たちを記録したり、捕獲したりする、魔法界きっての“魔法動物学”に長けた魔法使いであるという。人づきあい(魔法使いづき合い?)は少々苦手、獣や動物に囲まれていたほうがラクと感じる性格で、その手に持っているスーツケースは、魔法のアイテム。危険な魔法動物たちをその中にめいっぱい詰め込んでいて、スイッチを入れると中身が魔法使い以外には見えなくなる仕組みになっているという。物語では、スーツケースに入れておいた魔法動物が逃げ出した(!)ことをきっかけに、米国の魔法界と衝突してしまい、追われる立場になる模様で、米国魔法省壊滅を狙う謎の組織も現れ、窮地に陥るという。確かに、この写真に映っているニュートは何かの危機から身を避けようとしているように見えるが、すご腕魔法使いの身にいったいどんな出来事が起こったのか、期待と想像は膨らむばかり。また、ハーマイオニーやロンといった、主人公を支えてきた重要なキャラクターたちも続々と明らかになっている。新シリーズのヒロイン役を射止めたキャサリン・ウォーターストンが演じるのは、米国魔法省で働いている魔法使い“ティナ”ことポーペンチナ“ティナ”・ゴールドスタイン。かばう相手をいとわない正義感の持ち主であり、ニュートと行動を共にすることになる。さらにアリソン・スドル演じる、クイーニ―・ゴールドスタインはティナの妹で、相手の心を開き、思考や記憶を読み取る“開心術”の魔法使い。ダン・フォグラー演じるジェイコブ・コワルスキーは、ニュートに出会い魔法界にいざなわれる工場労働者で、シリーズを通して初めてとなる、魔法使いではないマグル(人間)の仲間となる。ほかにも、コリン・ファレルやエズラ・ミラーらの名も上がっているが…。舞台がアメリカに移ったとはいえ、本作はこれまでのシリーズも作られた“ハリポタ”の聖地ともいえるイギリス・ロンドンのリーブスデンスタジオを中心に、目下、撮影中。エディ演じるニュートたち4人が、どんな魔法の大冒険を見せてくれるのか、新シリーズの完成が待ち遠しい。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016 年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月09日ダニエル・ラドクリフ主演で贈るゴシックホラー『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』の続編となる『ウーマン・イン・ブラック2死の天使』。この度、ダニエルに代わり、本作で主演を演じるジェレミー・アーヴァインが日本のファンへメッセージを贈る映像がシネマカフェに到着した。舞台は第二次世界大戦中のロンドン。ある学校の子どもたちが、引率の先生と共に安全のためイギリスの田舎町にやってくる。たどり着いたのは、第1作目で恐怖の現場となった古い洋館<イールマーシュの館>だ。そこで彼らは再び邪悪なウーマン・イン・ブラックの魂を呼び覚ましてしまう。本作は、前作の『亡霊の館』から40年後を描く物語。原作は、これまでにテレビ映画、舞台化されてきた、英作家スーザン・ヒルのベストセラー小説「黒衣の女 ある亡霊の物語」(ハヤカワ書房)の続編となっており、前作の大ヒットを受けて、スーザン・ヒルが新展開となる続編を執筆。また監督には、ジェームズ・ワトキンス監督に変わり、本作が長編映画2作目となるトム・ハーパーが務めている。そして今回到着した映像は、スピルバーグ監督の『戦火の馬』で主演を務め、本作で地元軍指揮官役を演じるジェレミーのインタビュー映像。本作の脚本は移動中の飛行機の中で読んだという彼は、その素晴らしさに飛行機を降りた途端「この映画に出れるのか?」とエージェントに電話したという程、作品が気に入ったそう。またパート2となる本作については「この映画で“黒衣の女”についてよく知ることになる」となぜ邪悪な存在となって戻ってきたのかを話し、そして本作の魅力については、「ホラー映画だがその要素を取り除いてもきちんと成立している。登場する人物も新しくなっているし、続編ではあるけれど1つの別の作品としても楽しんでもらえると思う」と自信をのぞかせていた。甘いマスクで女性からの人気も高いジェレミー。子どもたちの運命はどうなってしまうのか、怨讐の連鎖は今度こそ止めることができるのだろうか。出演を熱望していた彼の演技に注目してみて。『ウーマン・イン・ブラック2死の天使』は11月21日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月18日アイルランドの鬼才と呼ばれる劇作家、マーティン・マクドナーの『イニシュマン島のビリー』。2013年には『ハリーポッター』シリーズでおなじみのダニエル・ラドクリフ主演でロンドン公演が、そして2014年にはブロードウェイで上演が行われた今作が日本に上陸する。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報時は1930年代。アイルランド・イニシュマン島に暮らすビリーは生まれつき左手、左足が不自由。理性的な青年にもかかわらず、島の人々に変人扱いされている。ある日、隣のイニシュモア島でハリウッド映画が撮影されると聞きつけ、出かけようとする面々にビリーは自分もつれて行ってほしいと頼む。全員が拒否するが、ビリーは切り札となる一通の手紙を見せる……。ビリーを演じるのは現在、ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』に出演している古川雄輝。「ビリーはハンディキャップを持っているせいで周りのみんなから軽んじられます。でも、ハンディキャップに限らずちょっとした違いのせいで周りに受け入れられないことはよくあること。僕自身はビリーに共感する部分も多いにありますし、見てくださる方のなかにもビリーの気持ちがわかる人がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います」と語る。ビリーと幼馴染のヘレンには鈴木杏が扮する。ヘレンは美人だが暴力的で口の悪い少女。「ヘレンは、気持ちと態度を上手につなげることができない少女。感じていることを素直に表そうとしてもうまくいかなくて、結果的に粗暴になってしまう」と役について分析する鈴木。「マーティン・マクドナー作品にはそういった未熟な大人がたくさん登場する印象があります。でもそれぞれの人物に『しょうがないよね、人間ってそういうところがあるよね』と思えてしまうチャーミングさがあると感じています」と戯曲の魅力についても教えてくれた。演出は、昨年の読売演劇大賞で大賞と最優秀演出家賞を獲得した森新太郎。鈴木は「森さんの演出にはいつも驚かされます。私たちには見えない明暗や色彩の繊細さが見えているんじゃないかと思う」と語り、彼の演出を受けることを熱望していたという。「願いが叶っていまは喜びもありますが、同時にとてもドキドキしています」と笑う。古川は「もちろん自分なりのビリーを演じるつもりですが、舞台は演出家のOKがすべて。ベテランの皆さんの胸を借りながら、森さんが何をよしとするのかを稽古を通じて見極め、そこに食らいついていければ」と決意を新たにしていた。公演は3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。チケットの一般発売は12月5日(土)午前10時より。取材・文/釣木文恵
2015年11月10日スウェーデン発のウォッチブランド、ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)が、セレクトショップのバーニーズ ニューヨーク、ユナイテッドアローズ、ビームスの3ショップと初の別注商品を発表。11月13日に数量限定で発売される。10月某日、同ブランドのデザイナー、フィリップ・タイサンダーが来日し、都内で発表会が行われた。大きな文字盤が映し出されたステージには、各ショップの代表者とスタイリストがペアになって登壇。トークショーが行われた。同ブランドへの思い入れや今後の期待、各ショップが提案するスタイリングなどを語った。「スマートフォンの普及により、時計離れになっている昨今、改めて時計文化を作ったのがダニエル・ウェリントンだ」と語るのは、ビームスの土井地博氏。ブランド立上げ当初から取引きがあり、世に広まる情景を目にしてきたと振り返った。ブランド初となる別注商品は、特徴でもある純白なフェイスと、秒針を省いたクリーンなデザインに、初のマットブラックケースを採用。また、シーンによって付け替え可能なブラックレザーとナイロンの2種類のベルトが付属されている。ナイロンのベルトは各ショップのコンセプトにあった色合いになっており、バーニーズ ニューヨークは “ネイビー × ホワイト”、ビームスは ”ネイビー × ブルー” 、ユナイテッドアローズは ”ネイビー × レッド”と、カジュアルに使用できるデザインになっている。価格はいずれも2万7,000円。スウェーデンから来日したデザイナー、フィリップ・タイサンダーは「ブランドとして世界初の別注企画。日本を代表する素晴らしいショップと取り組める事が出来て嬉しい」と喜びを語った。発表会の後に行われたレセプションパーティーでは、モデルのローラや道端ジェシカ、音楽クリエイターの前山田健一(ヒャダイン)、スタイリストの熊谷隆志を始めとした多くのセレブリティーが来場。また、須藤元気率いるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」が、同ブランドの時計とトレードマークのスーツを着用したダンスパフォーマンスを繰り広げるなど、華やかな会場となった。
2015年11月09日アン・ハサウェイ、ダニエル・ラドクリフ、キアヌ・リーブスが『The Modern Ocean』で共演することになった。ほかにクロエ・グレース・モレッツ、トム・ホランド、エイサ・バターフィールドらも出演する。その他の情報船のルートをめぐる激しい競争を描くドラマで、監督、脚本はシェーン・カルース。カルースは『プライマー』でサンダンス映画祭の審査員賞を受賞、インディペンデント・スピリット賞にもノミネートされている。ハサウェイは『マイ・インターン』がヒット公開中。次回作は『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass』。ラドクリフの次回公開作は、今月下旬北米公開の『Victor Frankenstein』。リーブスは、現在『ジョン・ウィック2』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年11月05日シリーズ累計・全世界興行収入、約1兆円のナンバーワン超大作『ハリー・ポッター』シリーズ。全世界が待望する新シリーズの邦題を『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とすることが決定し、各国のタイトルがアメリカ、イギリス、日本を含む全世界約60か国で解禁された。本作は、1997年の「ハリー・ポッターと賢者の石」が世界的大ベストセラーとなって2001年に映画化。2011年までにシリーズ累計8作品で世界興行収入約9,268億円というほかの追随を許さない、メガヒットムービーとして日本でも広く親しまれている「ハリー・ポッター」の5年ぶりとなる新シリーズ。舞台は1作目から約70年前のアメリカ。ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した、魔法動物たちを研究した魔法使いが主人公の物語。ハリー・ポッターシリーズの原作者J.K.ローリングが初めて映画の脚本に加わり映画のために物語を書き下した渾身の一作だ。今回決定した日本版の映画タイトルは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。これまでにも発表されていた作品の原題である「Fantastic Beasts and Where to Find Them」(直訳:幻の動物とその生息地)を採用した国がアメリカやイギリスなど、半数以上を占めたが、日本を含む12か国が独自のタイトルを採用。近日映像も世界同時に解禁される可能性があるという。また、ワーナー・ブラザーズ映画は「新たに始まる新シリーズでこの素晴らしいファンタジーの世界を楽しんでもらいたいという思いから、未知の動物に魅了され夢と希望を胸に世界中を旅する魔法使いの姿と、壮大なスケールの物語をタイトルから感じてもらえればと今回のタイトルに決定いたしました」とタイトル決定の経緯を語った。そして、ダニエル・ラドクリフ演じたハリー・ポッターに続き、本作をけん引することとなった主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは、『彼女と博士のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を射止めた今最も注目を集める実力派俳優のエディ・レッドメイン。今回は、旅先で発見した幻獣たちを記録したのちニューヨークにたどりつく、魔法界きっての魔法動物学者に扮する。また、ハーマイオニーのような新ヒロイン役を射止めたのは『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストン。ニューヨークで主人公が出会う魔法使いを演じる。ほかにも、コリン・ファレルといった名俳優も魔法使いの役で登場するようだ。さらに、監督を手掛けるのは、シリーズ5~8作の監督を務めたデイビッド・イェーツ監督。プロデューサーは、全8作品のプロデュースを手掛けたハリウッドの超スゴ腕プロデューサーのデイビッド・ヘイマンが続投。まさに、正統なる“ハリポタ”の作り手たちによる、新シリーズとあって、どんな映画が誕生するのか…。今後の動向にますます目が離せない。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年11月04日この冬はとにかく洋画が熱い。なかでも絶対に見ておきたいのが、『007スペクター』。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグを、映画ライターのよしひろまさみちさんが直撃!***最新作『007スペクター』はどんなもんじゃい、っていうと、前作から続いている物語。生家スカイフォールで焼け残った少年時代の写真を手にしたジェームズ・ボンド(JB)が、その写真に隠された謎を解くために世界をグルリ。そこには、悪の組織スペクターの存在がからんでくるってお話なの。「今回の敵がスペクターということを聞いたとき、興奮したね。というのも、これは古いJB映画でよく出てくる組織の名前だから、名前を聞いただけで“あぁ、これで今作はこれまでにないスケールで展開する話になる”ってわかったから。昔の映画にあった要素をバンバン使うことで、ファンはうれしいだろうし、新たな007ファンを獲得することもできるんじゃないかと思うんだ」ちょっとぉ~、JBに詳しくない女子、置いてけぼりは許さんぜよ!とはいってもご安心よ。ダニエルJBの魅力だけでも、ごはんおかわりできちゃうから。「JBのスーツは、トム・フォードが担当しているんだけど、あれは本当に素晴らしいんだ。僕自身は、あんなゴージャスなスーツは普段着ないけど(笑)。しかも戦ってるうちにボロボロになってしまうんだよね(笑)。でも、傷つかないJBなんて、裕福に見えすぎて、逆にスタイリッシュに見えないと思うんだ」そーそー。傷つくヒーロー像ってのが、ダニエル版JBのステキポイントなのよね。そして彼を彩るボンドガールも魅力の一つ。今回はなんと2人も!「いや~、レアとモニカのキャスティングが決まったときはうれしかったよ。だって、レアの作品は何本も観ているけど、本当に若くて素晴らしい才能だと思っていたし、モニカはパーフェクトな美人。モニカはこれまでのボンドガールと比べると少々成熟しすぎてる、なんて声もあったけど、僕は逆にそこが気に入ってるんだ」しかもですよ、彼女らとJBのからみのエロいこと。“女性ホルモン”出まくりですわよ、奥さん。そういえば、奥様からはどういうサポートを受けてるのかしら?「いやいや(笑)。正直、家族のサポートがなかったら、僕はこの映画には挑めないし、人生においても何もできないと思うよ。それに、僕はこの映画の座長だから、スタッフとその家族も大事にしてる。だって、彼らは僕らよりも長期間、家族にも会えずに作業しているんだもの。だから、僕ら同士が家族のように接していないと、彼らも満足いく仕事はできやしない。みんなファミリーなんだ」うう……主演俳優なのに、なにその思いやり!もっと自信家かと思いきや、だわよ!と思ったら、「今でもJBに対しては緊張するもんだよ」とまた謙虚な!「JBって常に余裕しゃくしゃくっていう役かもしれないけど、僕自身は余裕なし(笑)。どんな映画の仕事でも、僕自身の学びの場だからね。そりゃ緊張もするし、不安もつきものだよ。こればかりは慣れるもんじゃない。逆に少々不安でハラハラしているくらいの状態だと、演技面でもエキサイティングなことが起きるんだ」◇ダニエル・クレイグ1968年、英国生まれ。舞台でキャリアをスタートし、’92年に『パワー・オブ・ワン』で映画デビュー。’06年の『007 カジノ・ロワイヤル』で大ブレイクした。◇『007スペクター』シリーズ24作目。JBが過去に隠された謎を追ううちに、悪の組織との対峙やMI6の存在意義を問うハメに。監督/サム・メンデス出演/ダニエル・クレイグほか。12月4日より全国ロードショー。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn‐Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved※『anan』2015年11月11日号より
2015年11月04日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日シリーズ累計全世界興行収入約1兆円の大ヒット作『ハリー・ポッター』の5年ぶりとなる新シリーズ『ファンタスティック・ビースト(原題)』(2016年冬日本公開)の各国タイトルが、日本を含む全世界約60カ国で4日に公開され、日本のタイトルは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に決定した。これまでにも発表されていた作品の原題である『Fantastic Beasts and Where to Find Them』(直訳:幻の動物とその生息地)を採用した国が、アメリカやイギリスなど半数以上を占めたが、日本を含む12カ国が独自のタイトルを採用。日本は2016年冬の公開に向けて本格的に動き出す予定となっており、近日映像も世界同時に公開される可能性があるという。ワーナー・ブラザース映画は「これまで『ハリー・ポッター』の魔法の物語に親しんだ皆さまに、新たに始まる新シリーズでこの素晴らしいファンタジーの世界を楽しんでもらいたいという思いから、未知の動物に魅了され夢と希望を胸に世界中を旅する魔法使いの姿と、壮大なスケールの物語をタイトルから感じてもらえれば」と日本タイトルに込めた思いを説明している。原作者J.K.ローリングが初めて映画の脚本に加わり、映画のために書き下した同作の舞台は、『ハリー・ポッター』の1作目から70年前のアメリカ。主人公は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書『幻の動物とその生息地』を著した魔法使いで、旅先で発見した幻獣たちを記録したのちニューヨークにたどりつく魔法界きっての魔法動物学者だ。ダニエル・ラドクリフ演じたハリー・ポッターに続き、同作を牽引する主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは、『彼女と博士のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメイン。ハーマイオニーのような新ヒロインを演じるのは、『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストンで、ニューヨークで主人公が出会う魔法使いを演じる。そのほか、コリン・ファレルといった名俳優も魔法使い役で登場するという。メガホンをとるのは、シリーズ5~8作の監督を務めたデイビッド・イェーツ監督。プロデューサーは、全8作品のプロデュースを手掛けたデイビッド・ヘイマンが続投する。
2015年11月04日ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに扮した超人気シリーズの最新作『007 スペクター』。このほど、1962年にシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』が初公開されたことから「ジェームズ・ボンドの日」に制定された10月5日に、本作の最新予告が解禁となった。「スカイフォール」で焼け残った写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り、単独でメキシコ、ローマへと赴いたボンド(ダニエル・クレイグ)。そこで彼は、悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織“スペクター”の存在をつきとめる。ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていたが、ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得て、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘マデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらも“スペクター”の核心部分へと迫るボンドは、追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることに――。10月26日に行われる、ロンドンでのロイヤルプレミアにも期待が高まる本作。今回届いた最新の予告映像では、ついにダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと、クリストフ・ヴァルツ演じる悪の組織“スペクター”の首領オーベルハウザーが対峙する様子が描かれている。スペクターのアジトと思われる施設へと向かうボンドの後ろ姿が映し出された後、オーベルハウザーの「なぜここへ?」の問いかけに、ボンドの「殺しに来た」とのセリフ。「殺されに来たんだろ」とさらにオーベルハウザーが応酬し、まさに一触即発!この2人には過去に何らかのつながりがあること、しかも、その事実がボンドの生き方に暗い影を落としていたことがこれまでに明らかになっているが、“スペクター”、そして“オーベルハウザー”の正体とは一体!?果たして、2人の直接対決の行方は?また、映像には、ダニエルのボンドとフランスの若手演技派レア・セドゥ演じるボンドガール、マデレーンとの熱いキスシーンもちらり。さらには、メキシコでの崩れ落ちてくる建物から間一髪で逃れるボンドの姿や、デイヴ・バウティスタ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)演じるヒンクスとの激しい殴り合い、雪山でのヘリコプターと雪上車のバトル、最新鋭のボンドカー(アストン・マーティンDB10)で繰り広げるカーチェイスなど、ド派手なアクションシーンも随所に織り込まれており、キャラクターからロマンス、リアル・アクションと、本作の魅力が濃縮された見応えある映像となっている。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月05日ドイツで大ヒットを記録した映画『ピエロがお前を嘲笑う』では、タイトルの通り、“ピエロ”のマスクをしたハッカー集団が登場する。なぜ、劇中で主人公のベンヤミンは、ピエロのマスクをかぶっているのだろうか?その他の画像本作は、様々なハッキング事件を起こし、殺人容疑のかけられた天才ハッカーのベンヤミンが警察に出頭してくるところから始まる。彼は自身の人生について語り、ハッカー集団を結成して政界や金融業界などをターゲットにハッキングをしてきたと告白する。しかし、彼の話に疑問を抱いた捜査官は調査を開始。映画には観客が見破ることができないトリックが幾重にも仕掛けられているという。ピエロは、インパクトのあるメイクとおどけた表情、コミカルな動きで人を楽しませるが、あまりにも強烈な印象を残すため、ピエロに恐怖を感じる人もいる。実際に“ピエロ恐怖症”という言葉まであり、俳優のジョニー・デップやダニエル・ラドクリフもピエロ恐怖症だ。中にはピエロの置物を見るだけで気絶したという報告もあり、いくつかの映画ではピエロが“恐怖”の象徴して登場している。しかし、本作ではピエロは恐怖の象徴ではない。そもそもピエロは、人々から愛されるために愉快な顔をしたり、楽しく振舞っているが、同時にメイクに涙が描きこまれるケースが多いことからもわかる通り、孤独で哀しみを抱えていることが多い。本作の主人公ベンヤミンも、様々な事件を起こして世の中を賑わすが、そもそもは学校でも孤立し、誰からも理解されずに孤独に暮す青年だった。ピエロの表情とその奥にある心情は、ベンヤミンと重なる部分がある。また、多くの文学作品や戯曲で“ピエロ=道化”は、あらゆる制度や常識を無視して本当のことを言う、本当のことを知っているキャラクターとして登場する。例えば、ウィリアム・シェイクスピアの『リア王』に登場するリア王のそばにはいつも道化がいて、王に向かって皮肉をいい、時には鋭いフレーズで王の心をかき乱す。あらゆる常識や、思い込みや、制度や、恐れから無縁で、おどけた顔で相手を翻弄する存在、それがピエロだ。孤独な存在、相手を翻弄する存在、フザけているが真実を知っている存在……ピエロが持つ様々なイメージが劇中にはいくつも登場しており、物語を深く楽しむ大きなカギになっている。『ピエロがお前を嘲笑う』9月12日(土) 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー(C)Wiedemann & Berg Film GmbH & Co. KG, SevenPictures Film GmbH 2014 Deutsche Columbia Pictures Filmproduktion GmbH
2015年08月27日スイス時計製造の中心部として知られるスイス・ヴィルレに新設されたオメガ(OMEGA)の工場を、ブランドアンバサダーを務める俳優のダニエル・クレイグが訪問した。ダニエル・クレイグが主演を務める映画『007』シリーズの第24作目『スペクター』の公開を記念した、限定ウォッチも手掛けたオメガ。同社社長のステファン・ウルクハートと共に工場を訪れたダニエル・クレイグは、オメガの時計部品ひとつひとつの製造過程を見学し、時計の構造や製造技術に興味津々。『007』限定モデル「シーマスター 300 ジェームズ・ボンド 007 リミテッド」の製造現場にも立ち会った。見学を終えた、ダニエル・クレイグは「何が一番すごいかと言うと、これらの時計が全てゼロから製造されていることです。何もないところから、きちんと動く時計が完成する。それが本当に素晴らしいと思いました。ひとつひとつの時計に込められた製造技術と歴史、それらに魅せられました」と語っていた。
2015年08月24日