ファッションでもコスメでも、おしゃれママの間で度々話題に上がる「韓国」アイテム! 今年の冬はその波がアウターにも派生中。読者SNAPの中から存在が目立ったのは、ライダースのような形をしたムートンコート、通称『ムスタンジャケット』! ボリューミーでメンズライクな印象と、ヴィンテージテイストな雰囲気がこなれ感抜群のアウターです。参考になる4人のママコーデをピックアップしました。(ムスタンジャケットのママコーデ 01)『ロク』のボアジャケットボア素材がメインのジャケットは程よくカジュアルな着こなしに好マッチ。ポケットやパイピングなどポイントで配されたレザー使いや、袖口のくしゅっと感がこなれ感抜群。▼親子コーデ大西明音さん&蓮くん・4歳程よくシックな雰囲気をまとった大人カジュアルな親子コーデ。さりげなく赤茶やベージュの色味をリンクして、2人の統一感をアップ。mama)ムスタンジャケット/ロク、パンツ/クラネ、シューズ/マルタンマルジェラ、バッグ/ジルサンダーkids)アウター/パタゴニア、パンツ/ミンゴ、ハット/ジアニマルオブザーバトリー、スニーカー/ナイキ(ムスタンジャケットのママコーデ 02)『古着』の肉厚レザージャケット無骨なレザーの質感と、肉厚なボアの質感がヴィンテージ感満載のジャケット。あえて首元のベルトだけを閉めて、トップスで抜け感をつくった着こなしがお見事。▼親子コーデ木村あゆみさん&こうしろうくん・5歳メンズライクな服に対して、ハットやパンプスなど小物でレディな要素をプラスしたグッドバランスコーデ。キッズはチェックのコートを主役にフレンチカジュアルにまとめ。mama)ムスタンジャケット、パンツ/ともに(古着)、トップス/オティ×プレ、ピアス、バッグ/ともにトゥデイフル、シューズ/メゾンマルジェラkids)アウター/(韓国子ども服)、パーカ/オハコ、パンツ/(古着)、ニットキャップ/オトギバナシサプリ、バッグ/ハグマグ、スニーカー/シエンタ(ムスタンジャケットのママコーデ 03)『ミスティウーマン』のオーバーサイズジャケットだぼっとしたサイズ感とボア素材がガーリーコーデにも自然となじみ、細めのレザーパイピングがかっこよすぎない雰囲気のジャケット。▼親子コーデ萩原美夏さん&しおなちゃん・5歳、みきとくん・2歳ボアのアウターとチェックのボトムを合わせたリンク度高めな親子コーデ。全体的にオーバーサイズに合わせてラフな印象にまとめ。mama)アウター/ミスティウーマン、インナー/GU、スカート/チャオパニック ティピー、ハット/アナザーエディション、ブーツ/ドクターマーチンkids)姉:アウター/ユニクロ、インナー、スカート/ともにグローバルワーク、タイツ/西松屋、ブーツ/ブリーズ弟:アウター/ブリーズ、インナー、パンツ/ともにバースデイ、キャップ/ウィゴー、ブーツ/ザラ(ムスタンジャケットのママコーデ 04)『アーバンリサーチ』のヴィンテージ風ジャケットくたっとした質感がニュアンスに深みを出すヴィンテージライクなジャケット。目の粗いボアや黒のパイピングがよりメンズライクなディテール。▼親子コーデ高橋美乃梨さん&さなちゃん・5歳ムスタンジャケットでクールにキメたママと反対に、キッズはファーコート&ワンピースで可愛らしくまとめ。全体をブラウンのグラデーションで揃えて洗練されたコーデに。mama)ムスタンジャケット/アーバンリサーチ、パンツ/ディーホリック、リング/emiru、バッグ/クレア、ブーツ/アントマリーズkids)ボアジャケット、パンプス/ともに(韓国子ども服)、ワンピース/クロエセレクト随時更新中! おしゃれな親子のコーデSNAP /Toshiyuki Tanaka
2019年12月31日ズッカ(ZUCCa)と、パリ在住のアーティスト、クリストフ・ブランケル(Christophe Brunnquell)のコラボレーションによる限定アイテムが12月20日に発売される。発売日初日から2020年1月9日には、CABANE de ZUCCa 南青山でクリストフ・ブランケルによるコラージュアートの原画展「carnaval 2020」が開催。クリストフ・ブランケルは、ファッション誌『Purple』で長年アートディレクターを務め、創刊者オリヴィエ・ザームとエレン・フライスとともに90年代のファッションとカルチャーシーンを牽引してきたパイオニア的アーティスト。これまでにはルイ・ヴィトンやバレンシアガ、コレットなどのアートディレクションやデザインコンサルティングワークを担い、現在はドローイングやコラージュといった作家活動を精力的に行っている。今回CABANE de ZUCCa 南青山には、パリ在住のセラミックアーティスト、ハン・チャオ(Han-Chiao)のセラミック製カップ、プレート、花瓶にクリストフ・ブランケルがドローイングを施した限定アイテムが登場。その他、ズッカのアイコン「バックルバッグ」の数量・南青山店限定のスペシャルモデルをはじめ、Tシャツ、スウェット、バッグ、ポーチ、ノート、クリアファイルなどにクリストフ・ブランケルのコラージュワークをあしらった特別なアイテムも展開される。これに合わせて同店で行われるクリストフにとって日本初となる原画展「carnaval 2020」では、作品の展示・販売の他、アーカイヴのコラージュ作品を本企画のために特別編集したアートブックも50部限定(5,000円)で発売される。50部限定のアートブック(5,000円)イベントを記念し、初日12月20日の18時から20時には、クリストフ・ブランケルを招いたエントランスフリーのカーニバルパーティーがCABANE de ZUCCa 南青山で開催。パーティー時間内でのアートブック購入者を対象にクリストフ・ブランケルのサインをゲットできるチャンスも。なお、クリストフ・ブランケルとのコラボレーションアイテムは、全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOP、ECサイトでも販売(アートブック、セラミック、バックルバッグは南青山店限定発売)。【イベント情報】「carnaval 2020」展会期:12月20日〜2020年1月9日会場:CABANE de ZUCCa 南青山住所:港区南青山 3-13-14時間:11:00〜20:00入場無料オープニングパーティー開催日:12月20日時間:18:00〜20:00エントランスフリー
2019年12月17日アカデミー賞の前哨戦として注目される、第45回ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。今年は韓国の『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞、助演男優賞を獲得するという快挙に。次点ではあるものの、脚本賞にも選ばれている。今回と同様、過去の作品賞にもアメリカの作品ではなく外国作品が選ばれたことがあった。昨年は『ROMA/ローマ』、2012年に『愛、アムール』、2000年に『グリーン・デスティニー』が選ばれ、3作品全てがアカデミー賞の作品賞にノミネート。惜しくも3作品とも受賞は逃したが、外国語映画賞は獲得している。果たして『パラサイト 半地下の家族』の運命やいかに。■主な受賞リスト作品賞受賞:『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)次点:『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ監督)監督賞受賞:ポン・ジュノ監督(『パラサイト 半地下の家族』)次点:マーティン・スコセッシ監督(『アイリッシュマン』)主演男優賞受賞:アントニオ・バンデラス(『Pain and Glory』)次点:アダム・ドライバー(『マリッジ・ストーリー』)主演女優賞受賞:メアリー・ケイ・プレイス(『Diane』)次点:ルピタ・ニョンゴ(『アス』)助演男優賞受賞:ソン・ガンホ(『パラサイト 半地下の家族』)次点:ジョー・ペシ(『アイリッシュマン』)助演女優賞受賞:ジェニファー・ロペス(『ハスラーズ』)次点:チャオ・シューチェン(『フェアウェル』)脚本賞受賞:ノア・バームバック(『マリッジ・ストーリー』)次点:ポン・ジュノ&ハン・ジンウォン(『パラサイト 半地下の家族』)アニメ賞受賞:『失くした体』次点:『トイ・ストーリー4』(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年12月09日映画『フェアウェル』が、2020年10月2日(金)より全国公開。実際の“嘘”に基づく、やさしい家族の物語ニューヨークで暮らすビリーたち家族は、中国に暮らすおばあちゃんが末期ガンのために数週間の命だと知らされる。そんなおばあちゃんに会うため、中国を離れて日本やアメリカなどに散り散りになった親戚一同が、久しぶりに故郷で集まることに。アメリカに育ったビリーは、おばあちゃんがわずかな余命を悔いなく生きられるよう病状を伝えるべきだと主張する。それに対して中国に住む大叔母が言うには「がんで死ぬ人は、がんではなく、恐怖に殺される」。中国には、助からない病は告げないという伝統があるのだ。結局、おばあちゃんには病気のことを伝えずに最期を迎えることに。そうしたなか、おばあちゃんに病気を悟られないよう従兄弟の結婚式を開く......。家族それぞれがおばあちゃんの幸せを想うがゆえに、ときにぶつかり、ときに励まし合う、心温まる家族の物語が紡がれる。キャスト主演オークワフィナが、ゴールデングローブ賞<主演女優賞>に!ビリー役を務めるのは、『オーシャンズ8』ではスリが得意なコンスタンスを演じ、『クレイジー・リッチ!』では主人公の親友を演じたオークワフィナ。本作では、祖母を想う優しく不器用な主人公を熱演。第77回ゴールデングローブ賞においては、主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)に見事輝いた。脇を固めるキャストまたビリーの父ハイヤン・ワンを、ディズニー映画『ムーラン』の公開を控えるツィ・マーが演じるほか、数々の映画やテレビシリーズに出演しているダイアナ・リンが、母親のルー・チアン役を務める。ルル・ワン監督自らの体験をもとにさらに、自らが経験した実際の“嘘”に基づいて、監督と脚本を手掛けるのはルル・ワン。アメリカのエンターテインメント誌『バラエティ』の「2019 年に注目すべき監督 10 人」にも選ばれたワンが、だれもが共感できる家族の姿を描きだす。詳細『フェアウェル』公開日:2020年10月2日(金)※当初は4月10日(金)公開予定だったが延期となった。原題:THE FAREWELL監督・脚本:ルル・ワン出演:オークワフィナ、ツィ・マー、ダイアナ・リン、チャオ・シュウチェン配給:ショウゲート2019 / カラー / 5.1ch / アメリカ・中国 / スコープ / 100 分
2019年12月09日ショップ&レストラン、産業交流施設、展望施設、オフィスの複合施設「渋谷スクランブルスクエア」は、地下2階014階の商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」、14階・45階0屋上の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」、15階の産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」、17階045階のオフィスで構成されます。渋谷駅直結・直上の立地で、文句なしの利便性![提供元 渋谷スクランブルスクエア]ショップ&レストランでは、“世界最旬宣言”を掲げ、日本初上陸7店、渋谷エリア初出店49店、新業態36店を含む213店舗のショップ&レストランが揃い、限定商品や先行販売品は150点以上も発売されます。地下2階・1階「東急フードショーエッジ」いつ訪れても新しい発見があり特別感を感じられる地下2階・1階の食を中心としたフロア「東急フードショーエッジ」では、日本初上陸のパリ発のパティスリーや、ライブキッチン、イベントスペース、イートインコーナーなど、最旬フードを展開します。注目店舗をピックアップ!【参和院(サンワイン)】(B2F)台湾で人気の創作レストランがテイクアウト業態で日本初上陸各1日50個限定販売『キャラクター包子』パオパンダ 380円、パオはりねずみ 400 円、パオきのこピンク 380円(税込) 伝統的な台湾料理をベースに、熱炒(ルーチャオ=居酒屋メニュー)からオリジナル創作料理まで幅広い味が楽しめるテイクアウト店。目の前で蒸しあげられるオリジナル包子はかわいらしい見た目からは想像できない本格的な味付けでリピート間違いなし。【Peace Cafe Hawaii(ピースカフェ ハワイ)】(B2F)ハワイの地元グルメアワードで受賞実績を持つヴィーガンカフェが日本初上陸限定メニュー『ヴィーガンロコモコプレート』 843円(税込)0体に優しく安心できる“100% Plant-based”のヘルシーなデリ&スイーツのお店。ハワイ本店のスペシャルメニュー『ヴィーガンロコモコ』は、しっかりとした食感のベジバーグに、野菜の旨味ソースと豆腐由来のヴィーガンエッグを乗せて、ヴィーガンスタイルで提供。【ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー】(B2F)パリで人気のミシュランで星を獲得したベーカリーが日本初登場パリで人気のミシュランで星を獲得したベーカリーが日本初登場伝統と革新を掲げるフレンチシェフが、フランスの伝統と日本ならではの味の融合に挑戦。斬新なフォルムと新しい食感が人気のブリオッシュや和食からインスピレーションを受けたロールサンドなどがラインナップ。【キムラミルク】(B2F)あんぱんの木村屋が新たに手掛けるテイクアウト専門のミルクスタンド1日50個限定販売『渋谷あんぱん』301円(税込)創業150年を伝統の技術で作られるあんぱんと牧場から直送される厳選した牛乳を組合せ、新しいリフレッシュスタイルを提案。ここでしか味わえない『渋谷あんぱん』は、専用のソフトな生地に柔らかいこし餡をホイップして絞り込んだ甘さ控えめのあんぱんです。【MORI YOSHIDA PARIS(モリ・ヨシダ・パリ)】(1F)パリジャン、パリジェンヌたちをも魅了したパティスリーが日本初上陸限定商品『モンブラン』 918円(税込) 世界に冠たるパリのパティスリー界の第一線にて活躍する【MORI YOSHIDA PARIS】がついに日本に初上陸!限定の『モンブラン』は、ドレープのように絞られたクレームの中心にはシャンティーにマロンを忍ばせ、パイ生地の一種であるパータフィロが食感のアクセントに。【c7h8n4o2(チョコガカリ)】(1F)チョコレートマニアが集まるオンラインセレクトショップ初のリアルショップ『ポートワインガナッシュ』(ダークチョコレート)1枚 1,890円(税込)チョコレートセレクトショップ【c7h8n4o2】は、児玉寿瑞奈(チョコ係)さんが世界中を飛び回り、自らの目と舌で厳選した「イディリオオリジン」(スイス)や「クレールマリ」(フランス)など希少なチョコレートが約70種類揃う。奥深いチョコレートの世界が楽しめます。【apple & roses(アップル&ローゼス)】(B1F)長野・信州安曇野から、りんごとお花のお菓子屋さんが都内初出店限定発売『プティどら』 1,350円(税込)長野県産のりんごを使ったタルト、エディブルフラワーで作り上げたクッキーや焼菓子などを扱う。限定の『プティどら』は、マカロンサイズのプティどら焼きに、タルトタタンピューレやフルーツ、ローズ、シナモンなどを餡子に練りこんだ、和と洋が融合したひとくちサイズの新感覚スイーツ。12階・13階「FOODIES SCRAMBLE」日本初上陸など注目レストランが並びます。[提供元 渋谷駅街区共同ビル事業者]12階、13階の「FOODIES SCRAMBLE」は、全17店が並ぶレストランフロア。日本初上陸となるマドリードで人気のスペイン料理【José Luis】をはじめに、自社醸造のクラフトビールを提供する飯能発地中海・アラビア料理【CARVAAN TOKYO】など、渋谷らしい新たな食のスタイルを発信します。【José Luis (ホセ・ルイス)】(13F)60年以上マドリード市民に愛されてきたスパニッシュレストランが日本初上陸スペシャリテの濃厚なチーズがとろける『スフレトルティージャ』S 1,540円、L 3,080円(税込)をはじめスペイン料理が楽しめる創業当初からスペインで愛され続けている秘伝のレシピを忠実再現し、日本ならではのスタイルにアレンジ。『スフレトルティージャ』は、クラシックなスパニッシュを日本の料理技法で進化させた日本限定のふわとろのトルティージャ。とろけるチーズの濃厚な味わいはやみつきに。【CARVAAN TOKYO(カールヴァーン・トウキョウ)】12F最旬にして最古、異文化感・非日常感溢れるアラビア世界なくなり次第終了の数量限定メニュー『CARVAAN BREWERY クラフトビール バーレーワイン』1,650円(税込)現在の西欧料理の源流であり歴史・美容・健康という観点から注目されているアラビア・地中海料理。自社醸造のクラフトビール、黒海・地中海・アラビア諸国のワインも楽しめます。オープンのために醸造したバーレーワインは、木樽で長期熟成したビールの濃厚で複雑な味わいと花蜜糖やレーズンの芳醇な香りが楽しめます。【しゃぶしゃぶ つかだ】(12F)佐藤可士和氏監修による店舗デザインの新業態限定メニュー『A4 黒毛和牛肩ロースと A5 黒毛和牛のブリスケ』 4400円(税抜)生販直結だから実現する厳選した食材の食材のしゃぶしゃぶとすき焼き店。旨味溢れる牛、豚、鴨と採れたて野菜を提供します。『A4 黒毛和牛肩ロースと A5 黒毛和牛のブリスケ』は、口どけの良いA4ランクの黒毛和牛肩ロースとA5ランクの黒毛和牛のブリスケのしゃぶしゃぶセット。【半笑(ハンワライ)】(12F)ミシュラン常連店、神宮前の蕎麦屋【玉笑】が商業施設初出店路地裏に佇む一軒家のような、心豊かな食事と空間を提供「ミシュランガイド東京」の常連の蕎麦屋が、安全で安心な本物の蕎麦をお届け。また、多様なニーズに合わせ精進蕎麦も新たにメニューに追加。内装デザインは建築家隈研吾氏、左官技能士の狭土秀平氏による土壁など、こだわりの店内でおいしい蕎麦が味わえます。【もへじ】(12F)行列ができる月島もんじゃがフレンチを取り入れたもんじゃを提案明太子ともちもんじゃ(おすすめトッピング:モッツァレラチーズ)1,600円(税抜)日本橋魚市場より150年続く老舗魚問屋直営で、月島で行列が絶えない【月島もんじゃ もへじ】が、フレンチを取り入れた今までにないもんじゃを渋谷から発信。江戸時代に生まれた東京名物もんじゃを、フレンチシェフがつくる進化形スタイルで提供します。14階・45階・46階・屋上「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」渋谷の上空でパノラマビューを。入場料2,000円(11月分の入場チケットは完全予約制)[提供元 渋谷駅街区共同ビル事業者]渋谷最高峰約230mのパノラマビューを誇り、日本最大級の屋上空間を有する「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」は、渋谷上空ならではの非日常的な空間演出と解放感あふれる展望施設です。46階からの景色を一望できるカフェ&バーや、スーベニアショップも並びます。【Paradise Lounge(パラダイス ラウンジ)】(46階)東京随一の展望施設を昼から夜まで演出するミュージック・バー2019年11月1日030日期間限定メニュー『SKY ラムネソフトクリーム』 500円(税込) 渋谷独自のカルチャーや音楽が交差する象徴的なデザインの空間で、軽食やスイーツなどのクラシックなメニューをモダンにアレンジして提供。「SHIBUYA SKY」の眺望をイメージしたソフトクリームは、北海道ミルクをベースにしたラムネフレーバー。100年に1度と言われる大規模開発で、これからどんどん盛り上がりを見せる街・渋谷。“世界最旬宣言”を掲げる「渋谷スクランブルスクエア」で、最先端のグルメを味わってみてください。渋谷スクランブルスクエア電話:03-4221-4280住所:東京都渋谷区渋谷2丁目24-12アクセス:JR線「渋谷」駅営業:物販・サービス(地下2階~11階、14階)10:00~21:00、レストランフロア「FOODIES SCRAMBLE」 12階11:00~23:00/13階11:00~24:00 ※一部店舗により異なる定休日:不定休
2019年10月30日台湾の創作レストラン「参和院(サンワイン)」が、テイクアウト専門店として日本初上陸。渋谷スクランブルスクエア内に、2019年11月1日(金)オープンする。“おしゃれ”レストラン「参和院」日本上陸「参和院(サンワイン)」は、台湾発の創作料理レストラン。現地では“おしゃれレストラン”として称される人気店だ。キュートなキャラクター包子「参和院(サンワイン)」の看板メニューとなるのが、キャラクター包子。キュートなパンダやキノコ、ハリネズミを模った包子は、キュートな見た目とは裏腹な本格的な味付けで、リピーターが絶えない人気メニューだ。胡麻ペースト餡を包んだ「パオ・パンダ」や、チャーシューがたっぷり入った「パオはりねずみ」、紫芋の餡に香ばしい胡桃を入れた「パオきのこピンク」などを1日限定50個で展開する。また、伝統的な台湾料理をベースにした居酒屋メニュー「熱炒(ルーチャオ)」からオリジナルの創作料理といったこだわりの一品料理にも注目。家庭の食卓にぴったりな出来立ての中華総菜はもちろん、お弁当タイプのランチメニューも用意され、様々なシーンで足を運ぶことが出来そうだ。【詳細】参和院(サンワイン)オープン日:2019年11月1日(金)営業時間:10:00~21:00住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 地下2階 東急フードショーエッジ<メニュー例>・パオ・パンダ 380円(税込)・パオはりねずみ 400円(税込)・パオきのこピンク 400円(税込)
2019年10月27日kanaさん(@kana.fer)のお子さんは、長男くん9歳、次男くん6歳、末っ子ちゃん4歳の3兄妹。ナチュラルなアースカラーのリンクコーデがとってもおしゃれなんです♪ 今秋のリンクコーデを3つピックアップしてご紹介します。 グレーボーダー×ベージュ(身長:長男くん121cm、次男くん110cm、末っ子ちゃん98cm) ボリューム感がかわいいパンツは、子ども服ブランドデビロックの「ヒザデルパンツ」1,851円(税抜)。長男くんは120cm、次男くんは110cm、末っ子ちゃんは100cmを着用しているそう♡立体的なシルエットが特徴で、ベーシックなボーダーTのコーデも更新できます♪ 足元はベージュのVANSに、お兄ちゃんたちはニット帽をオン。 カーキ×ベージュ カーキのミリタリージャケットでリンクコーデ♡ お兄ちゃんたちはセブンデイズサンデイ、末っ子ちゃんはプティマインのものだそう!長男くんは無印良品のスキニーパンツですっきりと、次男くんはモンミミのパンツでゆるっとカジュアルに、末っ子ちゃんはボエムのガーゼワンピでガーリーMIXにまとめています。 ベージュ×ホワイト お兄ちゃんたちのシャツは、チャオパニック ティピーの「テンセルミリタリーシャツ」3,850円(税込)。末っ子ちゃんは韓国ブランドのシャツを羽織ってベージュリンクに参戦! 白のアイテムやVANSのスニーカーでおそろコーデを完成させています♪ kanaさんの考えるコーデは、ナチュラルなカラーリングが優しげなお子さんたちにぴったり!ぜひ参考にしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る kana*⑅♥︎さん(@kana.fer)がシェアした投稿 - 2019年10月月17日午前4時41分PDT ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/@kana.ferさん取材・文/松野久美
2019年10月26日美術史において最も偉大な画家のひとりとされるフィンセント・ファン・ゴッホ。現代でこそ有名なゴッホだが、生前には絵がまったく売れず、自分で左耳を切り落とした“耳切り事件”や、若くして拳銃で自らを撃ち命を絶ったことでも知られる。そんな短くも激動の人生を歩んだゴッホを題材にした映画はこれまでにも数多く作られてきたが、この秋にもゴッホを題材にした映画が立て続けに公開され、東京・上野の森美術館では「ゴッホ展」が開催中。そこで、それぞれ全く別の視点からゴッホに迫り、ゴッホの新たな一面を描くおすすめゴッホ映画4作品をピックアップした。ゴッホを世界に知らしめた女性『ゴッホとヘレーネの森クレラー=ミュラー美術館の至宝』ゴッホの世界最大の個人コレクター、ヘレーネ・クレラー=ミュラー夫人の目を通して、全く新しい視点でゴッホを描いたアート・ドキュメンタリー。1890年に自ら命を絶ったゴッホ。生前は作品が評価される機会も少なく、死後は遺族がほとんどの作品を所有していたため、無名の存在に近かった。そんなゴッホの作品と出会い、個人収集家としては最大規模の300点(うち油彩は85点)を収集したのが、ヘレーネ・クレラー=ミュラー。オランダ有数の資産家であり、4人の子の母でもあった彼女は、1906年ごろから絵画のコレクションを始めた。彼女の興味はゴッホが影響を受けた画家たちにも広がり、一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実。彼の作品を収集し美術館まで設立したある人物を通して、ゴッホの人物象と作品に迫る。10月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。ウィレム・デフォーがゴッホを熱演『永遠の門 ゴッホの見た未来』幼いころから精神に病を抱え、まともな人間関係が築けず、常に孤独だったフィンセント・ファン・ゴッホ。才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活も、ゴッホの衝撃的な事件で幕を閉じることに。作品が世に理解されずとも筆を握り続けた不器用な生き方を通して、多くの名画を残した天才画家の人生に改めて迫る。『バスキア』『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督から、「この役は彼しか考えられなかった」と言わしめたウィレム・デフォーは、第75回ヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞に輝き、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた。11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。全編が油絵風の異色アニメーション『ゴッホ最期の手紙』(2017年)ゴッホの謎に包まれた死の真相をたどる異色のアート・サスペンスアニメーション。俳優が演じた実写映像をもとに約6万5,000枚におよぶ油絵がゴッホのタッチで描かれ、全編をアニメーション化。アカデミー賞長編アニメーション賞などにノミネートされた。郵便配達人の息子アルマン(ダグラス・ブース/日本語吹替:山田孝之)は、父からいまは亡きゴッホが弟のテオに宛てた手紙を託される。テオに手紙を届けにパリへと向かうが、すでにテオも亡くなっていた。ゴッホの死に疑問を抱いたアルマンはゴッホの足跡をたどり、その死の真相を求めゴッホと関わりを持っていた人々を尋ねる。ゴッホが最期に見たものとはーー。複製画家が“本物”に会いに行くドキュメンタリー『世界で一番ゴッホを描いた男』(2016年)中国の大芬でゴッホの複製画を20年描き続けている“世界で一番ゴッホを描いた男”を追ったドキュメンタリー。出稼ぎで街にやって来た趙小勇(チャオ・シャオヨン)は独学で油絵を学び、20年間ゴッホの複製画を描き続ける生活を送るうち、いつしか本物のゴッホの絵画を観たいと願うようになる。その夢を叶え、アムステルダムでゴッホの絵画と対面した彼は、強い衝撃を受ける――。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴッホ~最期の手紙~ 2017年11月3日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.永遠の門ゴッホの見た未来 2019年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開© Walk Home Productions LLC 2018ゴッホとヘレーネの森クレラー・ミュラー美術館の至宝 2019年10月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018- 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved
2019年10月23日今年の秋は、“影”にまつわる映画が連続公開。日本映画では、加藤雅也主演『影に抱かれて眠れ』、山崎まさよし主演『影踏み』といった渋めなハードボイルド小説やクライムミステリーを原作にした作品、そして世界の巨匠チャン・イーモウ監督の最新作として新時代の武侠アクション『SHADOW/影武者』と、“影”が紡ぐ“男の生き様”が描かれている。影×自由を求める影武者『SHADOW/影武者』(9月6日公開)時は戦国時代、一人の影武者が無謀な任務に挑もうとしていた。彼の暮らす沛(ペイ)国が、その領土を強大な炎国に奪われて20年。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねる、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)の影武者だ。影武者と都督、そしてその妻に騙されている若き王は炎国と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。だが、影武者は都督の命令に従い、炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に対決を申し込む。都督は影武者に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていたのだ。都督の勝手な行動に怒り狂う王も、一方で実はある作戦を秘めていた。都督とその影武者を一人二役で演じるのは、『戦場のレクイエム』でスター俳優となったダン・チャオ。筋骨隆々の肉体美を作り上げ、過酷な特訓と激しい格闘シーンの続く影武者パートを演じた。なんとそこから20kgの減量を果たし、刀傷から病んでやせ衰えるも、王位への燃え上がる野心と妻と影武者への嫉妬を活力に暗躍する都督役に挑み、鬼気迫る存在感でスクリーンを圧倒する。果たして、影武者は“影”で終わる運命なのか、その生き様に注目してみてほしい。背負うもの全てが影になる…『影に抱かれて眠れ』(9月6日公開)講談社創業100周年記念出版作品となる、北方謙三原作の「抱影」(講談社文庫刊)を映画化。横浜・野毛を舞台に、スタイリッシュな劇的展開を堪能させてくれる硬派な作品が誕生した。物語の主人公は、こよなく酒を愛し、野毛の街を愛する抽象画家・硲冬樹(加藤雅也)。野毛の街で2軒の酒場を営む冬樹は、絵を描き、酒を呑み、自らの経営する店を巡回するのが日常だった。そんな平凡な毎日を揺るがす事件が起こる。一方、10年以上、純愛を貫く女性の余命を知ってしまう冬樹。冬樹の周囲がひときわ騒めきだし、平凡な日常が大きく崩れ始めていく――。本作は、意に反して起こることの“全てを受け入れる”男の物語。冬樹が背負うものが影となり、大人の男の哀愁となって静かに匂い立つ。映像化が難しいとされた北方ワールドを、スタイリッシュな映像で果敢に攻めた、近年には珍しいハードボイルドの真髄ともいえる作品に仕上がっている。影に生きる孤高のダークヒーロー『影踏み』(11月15日公開)世間のルールを外れて生きてきた真壁修一(山崎まさよし)は、深夜に寝静まった民家を狙い、現金を盗み出す忍び込みのプロ“ノビ師”。その中でも真壁は一線を画す腕前の持ち主で、証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わすしたたかさから、警察からは「ノビカベ」の異名で呼ばれていた。ある夜、偶然忍び込んだ県議会職員の寝室で、就寝中の夫に火を放とうとする妻・葉子を目撃、咄嗟の行動で犯行を止めに入るが現場に現れた刑事に現行犯逮捕されてしまう。2年後、刑期を終えて出所した修一は己の身に放火殺人未遂事件の罪を背負わされた真相と、あの時、夫を殺害しようとしていた葉子の足取りをつかむべく、探偵さながらの行動を開始。ただ、修一の脳裏には、もう1つの放火殺人事件の残像がよみがえっていた。それは20年前に真壁一家に起きた消し去ることのできない悲しい出来事。1つの放火殺人未遂をきっかけに、修一の奥底に閉ざされた闇と封印してきた事件が呼び覚まされていく。張り巡らされた事件の伏線が1つ1つ紐解かれていくにつれ、 “影”に捕らわれ、“影”を背負ってきた男の運命の歯車が再び動き出す。地面スレスレを生きてきた“孤高のアウトロー”がたどり着くのは、秘められた真実か、それとも傷ついた魂の終着駅か?映画ならではの大胆な要素を加えた一級のヒューマン・エンターテインメントに、期待が高まる。『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:影に抱かれて眠れ 2019年9月6日より丸の内TOEI2、横浜ブルク13ほか全国にて順次公開©BUGSY影踏み 2019年11月15日より全国にて公開©2019 「影踏み」製作委員会SHADOW/影武者 2019年9月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
2019年09月08日『長江哀歌』『罪の手ざわり』など数多くの傑作を手がけてきたジャ・ジャンク―監督の最新作『帰れない二人』が6日(金)から公開になる。本作はひと組の男女のラブ・ストーリーを描いているが、監督は意図的に物語の中で17年もの時間を経過させ、長い時の中で変化する人の心、社会の様子を描き出している。『プラットホーム』『青の稲妻』などキャリアの初期から世界の映画祭で注目を集めてきたジャ・ジャンク―監督は、変化していく中国社会の中でもがく者たちの姿を描き、自国よりも海外の方が評価が高い時期もあったが、ここ数年は自国で商業的ヒットを生み出すことも増えている。しかし、監督の姿勢はブレることがなく「社会から取り残された人に目を向けることが映画監督の仕事」と言い切る。「世界的な規模で考えますと、理想に近づくことはできるかもしませんが、人間が完璧な理想世界に生きることは不可能だと私は思います。それがまず前提にありますので、社会が大きな変革を迎えると、成功する人がいる一方で少数の取り残される人が必ずいると考えます。私たち芸術家の仕事は、そんな少数者に目を向けて、彼らを描くことです。それが世界でたったひとりであっても、豊かになった大多数の流れについていけなかった人、苦境にある人に目を向けるのが映画監督だと思うのです」そんな監督が最新作で描くのもまた“取り残された男女”だ。中国で暮らすヤクザ者のビンと恋人のチャオはさらなる成功を夢見て暮らしていたが、ある事件をきっかけに離れ離れになってしまう。映画は2011年から始まり、17年におよぶ愛のドラマを描いていく。前作『山河ノスタルジア』も長い時間が扱われたが監督は「脚本を書きながら、前作に続いてまた長い時間を扱うことになるのか……と思うことはありました」と笑う。「しかし私はじっくりと考え、最終的にこの映画では長いスパンの中で主人公ふたりの運命を見ていくことが必要だと決断しました。というのも、私はこの映画で“男女の気持ちが変化していくラブ・ストーリー”と“中国の裏社会の現在”を描きたかったからです。現代の中国は情報過多で、次から次へと予想外の出来事が押し寄せてきますから、現代だけを舞台にしてしまうと、題材の“ごく一面”しか描けないと思いました。そこで2011年から17年間を舞台に、抽象的でマクロな視点から、つまり歴史を盛り込んだ視点からふたりの運命を描くことが必要だと考えたわけです」21世紀のはじめ、中国は大きな変化を遂げた。北京五輪が開催され、多くの人々の暮らしは豊かになり、いくつかの家々は巨大なダムによって沈み、新しいビジネスが勃興し、かつての商売は廃れた。「社会が変化すると、人間の心の中の世界も変化を遂げます。私の考えでは、多くの男性は社会が変化すれば、その主流に乗ろうとして結果的に失敗します。一方、多くの女性は主流の流れとは距離を置いて、伝統的な愛の方法を貫こうとします。そこですれ違いが起こってしまい、悲劇が生まれるわけです」監督が語る通り、主人公のビンとチャオは長い時間の中で翻弄され、お互いの気持ちはすれ違い、いつまで経っても心落ち着ける場所を見いだせない。本作の邦題は『帰れない二人』だが、監督はこれまでも繰り返し、帰る場所、つまり“故郷”を作品のモチーフにしてきた。「かつて私はこんなことを言ったことがあるんです。“離れてこそ故郷がある”と。つまり、遠く離れた場所から想像する時に故郷は抽象的に成立するのだと。私にとって故郷とは物理的な場所ではありません。それに私自身も映画に登場する裏社会の人たちと同じく漂泊の生活を送っているのです」生まれた場所から遠く離れた男女は中国の各地を漂流しながら、時に相手を探し、時に相手から遠ざかるようにして激動の時代を漂っていく。監督が「これまでの作品以上に“男女の情感”を描くことに注意を傾けた」と語る本作は、多くの観客にいつまでも消えることのない深い余韻を残すことになるだろう。『帰れない二人』9月6日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
2019年09月05日おとな向け映画ガイド今週のオススメは、この3作品。「ぴあフィルムフェスティバル」へもぜひ。ぴあ編集部 坂口英明19/9/2(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は22本。とても多い週です。全国200スクリーン規模で拡大上映される『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』と、ミニシアターや一部シネコンなどで上映される21本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『ラスト・ムービースター』かつてクリント・イーストウッドと人気を二分したアクションスター、バート・レイノルズを覚えていますか? 1978年から82年にかけて、マネーメイキング・スターのトップでした。昨年8月にこの世を去ったレイノルズが、2017年、生涯最後に出演した作品。これがなんとも素敵な、泣かせる映画です。主人公は、いまや忘れられた、伝説のスター。孤独な老人です。その彼に「国際ナッシュビル映画祭」という地方映画祭から、特別功労賞を贈りたいという招待状が届きます。つい誘いにのって、ナッシュビルまででかけます。ところが、この映画祭、映画オタクのマニアたちが企画した超マイナーな手作り催事で……。自虐ネタとしか思えないストーリー。よくこういう役を頼み、そして受けたなと、製作者にもレイノルズにも驚嘆します。劇中、『トランザム7000』や『脱出』の映像も引用されますし、雑誌『コスモポリタン』で発表されて話題になった男性ヌードも使われます。役名こそ、ヴィック・エドワーズですが、レイノルズそのものです。しみじみとした映画、素晴らしいオマージュ。こんな遺作は初めて観ました。『SHADOW/影武者』マット・デイモンが万里の長城で、CGで作られた無数の怪物と戦う、『グレートウォール』を観たときは、ああ、チャン・イーモウは終わったな、と正直思いました。が、この作品はどうでしょう。見事な復活、といっていいと思います。数あるフィルモグラフィーのなかでは、『HERO』『LOVERS』の系譜。戦国時代を舞台にした武侠アクションです。時は『三国志』の頃。ある小国の都督(軍司令官)とその影武者による、隣国に奪われた領地の奪還作戦がテーマ。病に伏した都督が、影武者を使って国政を操り、隣国との開戦に挑みます。都督と影武者はダン・チャオの一人二役です。ずっと降り続く雨。頻出する陰と陽のシンボル、白と黒の太極図。カラーなのですが、色味を極力おさえた水墨画の世界は、ちょっとやりすぎなくらいで、これこそチャン・イーモウです。つまりはそれらが、テーマである影武者の暗喩。影武者を描くために用意した見事な舞台装置です。戦いは刀と弓矢が中心ですが、やはり「けれん」が売りの監督、雨傘のような新兵器を登場させます。生地の部分が刃という雨傘を持った部隊が、くるくる回して、敵の剣をかわしながら倒していきます。極力VFXを避け、セットやアクション、衣装などほとんどが手作りで製作されたといいます。『帰れない二人』チャン・イーモウが旧世代の代表とすれば、現代の中国の巨匠はジャ・ジャンクー。国内で商業的に大成功しているわけではありませんが、世界の映画祭では常に注目の的です。ジャ・ジャンクーの映画のヒロインはいつも、チャオ・タオが演じています。もちろんこの作品も彼女が主演。役名もチャオです。そのチャオとやくざ者の恋人ビンの、17年におよぶ愛の物語と、21世紀の中国を重ね合わせたジャ・ジャンクーらしい叙事詩のような映画です。チャオ・タオはインタビューで「人生で初めて銃を撃ちました。銃の音が鳴り響くのを聞きながら、チャオの青春は終わったのだと自分に言い聞かせていました」。このシーン、とても印象に残ります。特集上映、映画祭では。「第41回ぴあフィルムフェスティバル」国立映画アーカイブ(9/7〜21)「第41回ぴあフィルムフェスティバル」国立映画アーカイブ(9/7〜21)今年のPFFはもりだくさんです。その中から「招待作品部門」をご紹介しましょう。上映作品は長短編をあわせて40本。7つのプログラムに分かれています。いずれも凝った内容なのでご期待ください。まず、特別先行上映されるのは、劇場版『ガンダム GのレコンギスタⅠ』。あの富野由悠季総監督がトークゲストです。「凄すぎる人たち」というプログラムの「カッコいい女編」では、在宅医療の終末治療に取り組むチームを描いた『おみおくり〜Sending Off〜』、ベイルートが舞台の映画をテーマにした『昔々ベイルートで』、マフィアを撮り続ける女性写真家を追う『シューティング・マフィア』など、凄い女性たちの映画を上映。「諦めない男編」では、フリードキンの『恐怖の報酬』、不条理な恐怖を描く『変態村』、小林正樹の『東京裁判』、セルジオ・コルブッチの『殺しが静かにやって来る』など、異色作ばかりです。デビュー作を集めた「巨匠たちのファーストステップPart4」というプログラムでは、ヤン・イクチュン『息もできない』、ジャ・ジャンクー『一瞬の夢』、ヴィスコンティ『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、ルイ・マル『死刑台のエレベーター」、バリー・ジェンキンス『メランコリーの妙薬』、ジャック・ドゥミ『ローラ』、ライアン・クーグラー『フルートベール駅で』、レオス・カラックス『ボーイ・ミーツ・ガール』。巨匠のデビュー作、新旧様々なかなかのチョイスです。ブラック映画とブラック音楽にこだわった「ブラック&ブラック」というプログラムもあります。『私はあなたのニグロではない』や、ピーター・バラカンさんがトークゲストの『真夏の夜のジャズ』、DJ YANATAKEのトークがつく『DOPE/ドープ!!』を上映。他に。PFFスペシャル講座では、今年も原恵一監督、橋口亮輔監督の対談「天才・木下惠介は知っている」と『日本の悲劇』の上映。「カンヌ映画祭批評家週間って何?」では、批評家週間出品の『典座』と短編コンペ作品を上映。フランス在住のプロデューサーで、6月に急逝した吉武美知子さんの追悼企画もあり、黒沢清監督が登壇し『ダゲレオタイプの女』を、諏訪敦彦監督と『ライオンは今夜死ぬ』、堀越謙三プロデューサーと『TOKYO!』といったゆかりの作品を上映し、ゆかりの人が故人を偲びます。
2019年09月02日9月に日本でも公開される、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督の最新作『SHADOW/影武者』から、夫婦共演で話題のダン・チャオ&スン・リーが、二重奏に初挑戦している裏側を収めたメイキング映像がシネマカフェに到着した。「三国志」の荊州争奪戦を、ダイナミックにアレンジした本作。主演のダン・チャオは、頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の一人二役を見事に演じきり、都督の妻には、ダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが演じている。今回到着したのは、そんな2人が二重奏に初挑戦しているメイキング映像。リアリティにこだわるチャン・イーモウ監督の要求により、今回琴や笛などの古楽器の演奏シーンでも、俳優たちが自ら演奏。スン・リーとダン・チャオもまた、撮影の合間を縫って練習を重ね劇中で演奏を披露している。3つのシーンで箏を自ら弾いているというスン・リーは「それぞれ違う気持ちと、異なる雰囲気で弾くようにしました」とふり返り、「毎日14時間の撮影が終わった後に、1日おきに箏の練習をしました」とその大変さを明かし、映像では練習模様も覗くことができる。また「2回目の演奏シーンは、(ダン・チャオ扮する)影武者と一緒でした」と言うものの、練習は別々だったそう。そして、都督(ダン・チャオ)と合奏する3回目のシーンは、より難しい演奏だったという。長い上、非常に激しく、ドラマティックな演奏が響く。チャン・イーモウ監督が構想から撮影開始までに3年半の歳月をかけて「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語った本作。心揺さぶられる夫婦の二重奏は是非劇場で目撃してほしい。『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SHADOW/影武者 2019年9月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
2019年08月22日映画『帰れない二人』が、2019年9月6日(金)に公開。監督・脚本に、ジャ・ジャンクー。現代中国の激動の時代を舞台に映画『帰れない二人』は、2001年から2017年という、激烈な変化を遂げた現代中国を舞台に、17年に及ぶ1組の男女の愛の物語を描いた作品。主人公は、恋人・ビンを守るために囚われの身となってしまったチャオ。5年後、出所した彼女はビンのもとを訪ねるが、無情にも彼には既に新しい恋人ができていた。その後チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自治区のウルムチを目指すのだがー。大同、奉節、新疆…と、7,700kmに及ぶ果てしない彼らの旅路と共に描かれるのは、この17年間で大きな変化を遂げた中国の歴史的な背景。北京五輪の開催やWTO加盟、西部大開発、エネルギーの変移、三峡ダム完成、上海万博など、急速に“新しい世界”へと移ろう中国の社会は、そこで生きる2人の心にも大きな変化をもたらすのだった。中国の巨匠 ジャ・ジャンクー監督・脚本を務めるのは、これまで数々の賞を受賞してきた中国の巨匠 ジャ・ジャンクー監督。映画『帰れない二人』は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品が決定。31歳の時に制作した代表作『青の稲妻』などに続き、5作品目の出品となる。チャオ・タオ×リャオ・ファンが恋人役に主演を演じるのは、ジャ・ジャンクー作品のミューズとして主演を務めてきたチャオ・タオ。『青の稲妻』『長江哀歌』でチャオが演じてきた2人のキャラクターを、本作ではチャオという1人の女の心の変遷として丁寧に演じ直している。またチャオの恋人・ビン役を演じるのは、『薄氷の殺人』でベルリン国際映画祭銀熊賞を中国人俳優で初めて受賞したリャオ・ファン。17年間に渡り繊細に変化していく“男の強さと弱さ”を体現する。<あらすじ>山西省の都市・大同(ダートン)。チャオはヤクザ者の恋人ビンと共に彼女らなりの幸せを夢見ていた。ある日、ビンは路上でチンピラに襲われるが、チャオが発砲し一命をとりとめる。5年後、出所したチャオは長江のほとりの古都・奉節(フォンジェ)へビンを訪ねるが、彼には新たな恋人がいた。チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自地区を目指す。そして2017年がやってくる――。【詳細】『帰れない二人』公開日:2019年9月6日(金)監督・脚本:ジャ・ジャンクー撮影:エリック・ゴーティエ音楽:リン・チャン出演:チャオ・タオ、リャオ・ファン、ディアオ・イーナン、フォン・シャオガン
2019年08月01日コン・リー×オダギリジョー共演、映画『サタデー・フィクション』が、2020年に公開予定。第二次世界大戦直前の“上海”を舞台に物語の舞台となるのは、第二次世界大戦が勃発する直前の中国・上海。当時の上海は、ショービジネスと世界各国のスパイの世界が交差した特異な場所。そこで巻き起こる男女の策略とロマンス、裏切りに満ちた2つの世界を描く。コン・リー×オダギリジョーの共演主演は、ディズニー実写版『ムーラン』の出演が決定している中国出身の女優 コン・リー。華やかなショー・ビジネスの世界で活躍しながら、諜報員という裏の顔をもつミステリアスな大女優を熱演する。また日本から来た暗号通信の専門家役には、『湯を沸かすほどの熱い愛』『エルネスト』のオダギリジョーが抜擢。映画の中では、物語のカギを握る重要な役どころとなるようだ。さらにオダギリ演じる専門家の護衛役として、映画やテレビで活躍する中島歩が参加する。各国の人気俳優も参加そのほか、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演したドイツ出身のトム・ヴラシアが、グランドホテルの支配人役を、フランス出身のパスカル・グレゴリーが、コン・リー演じる女優の養父役を、台湾の人気俳優 マーク・チャオが、舞台演出家で「蘭心劇場」の支配人を演じるなど、国際色豊かな顔ぶれが揃う。監督にロウ・イエなお監督を務めるのは、中国の巨匠ロウ・イエ。本作は、イタリアで8月下旬から開催される第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出されている。【詳細】『サタデー・フィクション』公開時期:2020年予定監督:ロウ・イエ出演:コン・リー、オダギリジョー、中島歩、トム・ヴラシア、パスカル・グレゴリー、マーク・チャオ原題:蘭心大劇院英題:SATURDAY FICTION配給・宣伝:アップリンク
2019年07月28日第76回ヴェネチア国際映画祭の主要賞を競うコンペティション部門に、中国の名匠ロウ・イエ監督の最新作にしてオダギリジョーも出演する『サタデー・フィクション』の正式出品が決定した。映画の舞台は第2次世界大戦が勃発する直前の、世界各国の諜報員が暗躍する東洋の魔都・上海。実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語となる。主演は、ディズニー・アニメーションの実写版『ムーラン』に出演するなどハリウッドでも活躍する、中国を代表する女優のコン・リー。コン演じる主人公は、華やかなショー・ビジネスの世界で活躍しながら、諜報員という裏の顔をもつミステリアスな大女優。共演のオダギリジョーは、日本から来た暗号通信の専門家として物語のカギを握る重要な役どころを演じる。さらに、オダギリさん演じる専門家の護衛役として、先日「ラジエーションハウス特別編~旅立ち~」に出演するなど映画やテレビで活躍する中島歩も参加。そのほか、ドイツからは海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジャクェン・フ=ガー役で知られるトム・ヴラシアがグランドホテルの支配人役を、フランスからは『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のパスカル・グレゴリーが、コン・リー演じる女優の養父役を演じる。また、台湾からは、国民的人気俳優のマーク・チャオが舞台演出家で「蘭心劇場」の支配人として出演するなど、国際色豊かなインターナショナルキャストが名を連ねる。カンヌ国際映画祭「ある視点部門」オープニング作品選出の『二重生活』、ベルリン国際映画祭コンペティション部門選出の『ブラインド・マッサージ』などで知られるロウ・イエ監督は、「1941年、太平洋戦争開戦までの1週間は、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにとって全てが変わってしまう直前にあたります。また、その時代の上海はショー・ビジネスとスパイの世界が交差した特異な場所でした。この映画が描くのは、策略とロマンス、裏切りに満ちた二つの世界です」と、本作についてコメントを寄せている。ヴェネチア国際映画祭は現地時間8月28日~9月7日まで開催。『サタデー・フィクション』は2020年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年07月25日中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が、歴史活劇に再び挑む最新作『SHADOW/影武者』。本作に出演するのは、ドラマ「家売るオンナ」中国版にも抜擢され、いま最も注目を浴びる女優スン・リー。この度、その華麗すぎる場面写真がシネマカフェに到着した。イーモウ監督が『HERO』『LOVERS』の主要スタッフと再タッグを組み、「三国志」の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジした武侠アクションの新時代を切り開くエンターテインメント。監督が構想から撮影開始までに3年半の歳月をかけ、「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る渾身作となっている。メガヒット歴史ドラマで人気のスン・リー北川景子が家を売りまくる天才的不動産屋・三軒屋万智役を演じた日本テレビ系ドラマ「家売るオンナ」(16)と続編「家売るオンナの逆襲」(19)は、日本だけでなく中国でも人気を集め、多くのネットユーザーが熱く語り合うドラマとなった。この作品の中国版となる「売房子的人」主演に起用されたのが、社会現象を巻き起こした歴史ドラマ「宮廷の諍い女」(11)や、総製作費58億円、2016年度中国視聴率No.1を記録したメガヒット歴史ドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」(15)などで、日本でもファンの多いスン・リーだ。先日発表されたイメージビジュアルでは、シンプルなパンツスーツ姿に黒いバッグと傘を持ち、わずかなスキも感じさせないデキるオンナっぷりがネットユーザーの中でも話題に。映画では夫婦共演が実現!「素敵でプロ意識の高いチーム」映画『SHADOW/影武者』では、頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督の大輪の華のように優美な妻役を演じている。製作陣はキャスティングについて、「都督を深く敬愛する妻でありながら、影武者を支えているうちに彼にも情を抱いてしまうという、難しい役どころである小艾(シャオアイ)役のキャスティングは難航した」とコメント。「数々の候補が上がったが、最終的には都督と影武者の二人のキャラクターとの心情のやり取りができるのは、やはりダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが一番適任だろうということになり、彼女に決定した。元々、ダンスやバレエの素地があったスン・リーは、アクションシーンへの対応も非常に早かった」という。それに対しスン・リーは、「俳優の演技はもちろんですが、各チームのスタッフの皆さんの努力の集大成によって、素晴らしい作品が完成しました。この作品のすべてのシーンが、スタッフ・キャスト全員の心血を注いだものとなりました。こんな素敵でプロ意識の高いチームに出会えるなんて、俳優にとってこれほど幸せなことはありません」と真摯に語っている。今回解禁された場面写真では、傘片手に黄昏れる彼女、負傷した影武者の傷の手当てをする彼女、さらに危険な展開を匂わせる傘を武器に闘う姿もあり、新たなスン・リーの表情を垣間見ることができる。作品ごとに自分の解釈を取り入れ、幅のある演技を披露するスン・リー。夫を思いやり一生懸命で誠実な“妻”の顔、さらには都督とその影武者のためにひと肌脱ぐ姿…など、その光る存在感、一挙一動に目を奪われること間違いなし!『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月06日行かなければお金はそのぶん浮くのに、親のためには……とお金をかけてしまうお盆・年末の帰省。少しでも旅費を安く抑えるため、今から始められる資金調達術が!「毎年、夫や私の実家に子ども2人を連れていくだけでも、飛行機代で往復15万円ほどかかるんです。もっとほかのことにお金を回したいけれど、“孫の顔が見たい”と言われると、1年に1回は帰省しないと、と思って……」そう嘆くのは、50代の主婦。今年10月には、消費税が10%に引き上げられる見込み。旅費も負担が重くなることが予測される。帰省資金を捻出するには、日ごろの出費を抑えるしかないのだろうか……?「いえ、そんなことはありません。家族旅行を計画していたり、長期休暇によく帰省するという人は、『旅行積立』を使うと、お得に資金を貯めることができます。旅行積立とは、大手航空会社や旅行会社が扱っている旅行資金積立サービスのこと。満期になると、預けたお金に運用益がプラスされます。その利率は1.75~3%と、銀行の利息を大きく上回るものばかりなのです」そう話すのは、旅行積立を利用し、毎年計画的に家族旅行を楽しんでいるというファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。申し込み方法は次のとおり。店舗をもつ旅行会社などは、営業所で手続きができる場合もある。手続きが済んだら、満期額になるまで“ほっとくだけ”。満期が来たら、相当額の「旅行券」を手に入れることができる。■旅行積立利用の流れ(JAL旅行積立の場合)(1)申し込むWEBから申込書をダウンロードし、必要事項を記入(「JAL旅行積立申込」で検索→専用ページから「お問い合わせ・資料請求」をクリック)。または、電話から資料を請求、申込書が届いたら必要事項を記入。それぞれ記入したら申込書を郵送。(2)預ける申込書が先方に届いたら、あとは満期まで“ほっとくだけ”でOK!(3)受け取る満期後、得したぶんの「JAL旅行券」が手元に。(4)使う系列の飛行機、ホテル、レストランなどで旅行券が使用可能!高山さんはまず、これから旅費を貯めたい人向けに「毎月払い」コースを紹介する。「定期預金のように、満期額まで貯めていきます。最低積立期間は6カ月、もしくは12カ月。目標満期額と積立期間を決めて、月ごとの支払いを計算します」冒頭の主婦の場合、来年のお盆の帰省資金として、1年間に15万円を貯めることが目標になる。「JALやANAの毎月払いプランを選択すると、毎月1万2,301円積み立てとなり、年間の総支払額は14万7,612円。これで15万円ぶんの旅行券が手に入りますから、2,388円ぶんお得に。航空会社のプランで魅力なのは、なんといっても3%という高い利率。大手銀行の預金金利は0.001%なので、利率のうえでは相当得しているんです」現時点でお金に余裕がある、という人は「一括払いも視野に」と高山さん。大手航空会社のJALとANA、旅行代理店のJTBとH.I.S.の一時払いで、満期40万円でどれだけお得かをまとめたもの(各社ホームページを参照)は次のとおり。【JAL】「JAL旅行積立」一時払い6カ月満期コース支払い総額:38万8,350円/満期額:40万円(6カ月)/お得額:約1万1,650円(年利6.0%)/サービス額率(年利換算):6.0%【ANA】「ANA旅行積立プラン」一時払いコース支払い総額:38万8,350円/満期額:40万円(12カ月※ANAマイレージクラブ会員は6カ月満期あり)/お得額:約1万1,650円(年利3.0%)/サービス額率(年利換算):3.0%【JTB】「たびたびバンク」一時払いコース支払い総額:39万3,121円/満期額:40万円(12カ月)/お得額:約6,889円(年利1.75%)/サービス額率(年利換算):1.75%【H.I.S.】「旅行積立貯めチャオ」一括払いコース支払い総額:39万6,432円/満期額:40万円(6カ月)/お得額:約3,568円(年利1.80%)/サービス額率(年利換算):1.80%「『一時払いコース』にすれば最大利率で貯められます。たとえば、『JAL旅行積立一時払い6カ月満期コース』を選択し、目標満期額を40万円に設定した場合、38万8,350円を一時払いで預けることになるので、1万1,650円ぶんお得になります。海外旅行であれば、ホテル1泊ぶんは浮きますね。しかもこれは、年利に換算すると、実質6%という驚異的な数字です」たいていの旅行積立は、口座からの自動引落とし。「目標額に届かなかった」「ほかの目的に使い込んでしまった」という心配事はないが、注意点もある。「旅行券には、有効期限が5年などに設定されていることがあります。リタイヤ後や、何年か先の記念日での旅行資金として考えている場合、期限が計画に沿っているか、ぬかりなく確認を。また、積立先の経営状態が悪くなると、途中で利率が変更されることも。最悪、会社がつぶれたときは、資金が戻ってこない可能性がありますから、大手を選ぶのが得策です。最後に、途中解約したい場合。現金が必要だからと解約しても、現金を受け取ることはできず、旅行券での返金になります。最低支払い回数未満に解約するとサービス額がつかず、元本割れの危険もあるので、月の支払いにはムリのない設定をしましょう」毎年やってくる帰省シーズン。「旅行積立」を賢く使って、少しでもお金を浮かせよう。
2019年07月04日「毎年、夫や私の実家に子ども2人を連れていくだけでも、飛行機代で往復15万円ほどかかるんです。もっとほかのことにお金を回したいけれど、“孫の顔が見たい”と言われると、1年に1回は帰省しないと、と思って……」そう嘆くのは、50代の主婦。今年10月には、消費税が10%に引き上げられる見込み。旅費も負担が重くなることが予測される。帰省資金を捻出するには、日ごろの出費を抑えるしかないのだろうか……?「いえ、そんなことはありません。家族旅行を計画していたり、長期休暇によく帰省するという人は、『旅行積立』を使うと、お得に資金を貯めることができます。旅行積立とは、大手航空会社や旅行会社が扱っている旅行資金積立サービスのこと。満期になると、預けたお金に運用益がプラスされます。その利率は1.75~3%と、銀行の利息を大きく上回るものばかりなのです」そう話すのは、旅行積立を利用し、毎年計画的に家族旅行を楽しんでいるというファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。申し込み方法は次のとおり。店舗をもつ旅行会社などは、営業所で手続きができる場合もある。手続きが済んだら、満期額になるまで“ほっとくだけ”。満期が来たら、相当額の「旅行券」を手に入れることができる。■旅行積立利用の流れ(JAL旅行積立の場合)(1)申し込むWEBから申込書をダウンロードし、必要事項を記入(「JAL旅行積立申込」で検索→専用ページから「お問い合わせ・資料請求」をクリック)。または、電話から資料を請求、申込書が届いたら必要事項を記入。それぞれ記入したら申込書を郵送。(2)預ける申込書が先方に届いたら、あとは満期まで“ほっとくだけ”でOK!(3)受け取る満期後、得したぶんの「JAL旅行券」が手元に。(4)使う系列の飛行機、ホテル、レストランなどで旅行券が使用可能!高山さんはまず、これから旅費を貯めたい人向けに「毎月払い」コースを紹介する。「定期預金のように、満期額まで貯めていきます。最低積立期間は6カ月、もしくは12カ月。目標満期額と積立期間を決めて、月ごとの支払いを計算します」冒頭の主婦の場合、来年のお盆の帰省資金として、1年間に15万円を貯めることが目標になる。「JALやANAの毎月払いプランを選択すると、毎月1万2,301円積み立てとなり、年間の総支払額は14万7,612円。これで15万円ぶんの旅行券が手に入りますから、2,388円ぶんお得に。航空会社のプランで魅力なのは、なんといっても3%という高い利率。大手銀行の預金金利は0.001%なので、利率のうえでは相当得しているんです」大手航空会社のJALとANA、旅行代理店のJTBとH.I.S.の毎月払いで、20万円を目標にした場合の月ごとの積立金と、お得額をまとめたもの(各社ホームページを参照)は次のとおり。【JAL】「JAL旅行積立」毎月払いコース最低積立期間:12カ月/満期額:6万1,000円~/1年間で約20万円を目標額にすると……毎月1万6,401円支払い、3,188円お得!【ANA】「ANA旅行積立プラン」毎月払いコース最低積立期間:12カ月/満期額:5万円~/1年間で約20万円を目標額にすると……毎月1万6,401円支払い、3,188円お得!【JTB】「たびたびバンク」定期積立プラン最低積立期間:12カ月/満期額:6万円~/1年間で約20万円を目標額にすると……毎月1万6,511円支払い、1,878円お得!【H.I.S.】「旅行積立貯めチャオ」毎月払いコース最低積立期間:6カ月/満期額:5万円~/1年間で約20万円を目標額にすると……毎月1万6,505円支払い、1,932円お得!【JCBトラベル】「JCBトラベル旅行積立」毎月払いコース最低積立期間:12カ月/満期額:12万円~/1年間で約20万円を目標額にすると……毎月1万円支払い、3,600円お得!(20万円を目標額にする設定がないため、12万円に設定した場合を想定)航空会社よりお得額が低いように見える旅行代理店には、どんなメリットがあるのだろうか。「満期になるともらえる旅行券は、自社系列での旅行商品やホテル、レストランなどにのみ使うことができます。航空会社の場合は飛行機に乗ることが前提のため、新幹線や鉄道旅行を考えているなら、豊富なツアーパッケージをそろえている旅行代理店がオススメ」また、クレジットカード会社JCBが運営するJCBトラベルの商品も、初回利用時の利率が3%。月1万円、1年間支払い続けると、3,600円ぶん、JCBトラベルを利用しての旅費にあてることができる。「カード払いであれば、支払ったぶんのポイントもカードに貯まりますので、JCBカードを愛用している人はこちらを検討してみてもよいでしょう」
2019年07月04日チャン・イーモウ監督による映画『SHADOW/影武者』が2019年9月6日(金)より全国で公開される。古代を舞台にしたノンストップアクション『SHADOW/影武者』の舞台は古代、戦国時代の中国。圧倒的な軍事力の差で敵の炎国に領土を奪われ20年が経つ沛(ペイ)国が舞台。そこには領土奪還を願う沛国の重臣・都督の影武者がいた。巨大な脅威に立ち向かう影武者。鋭い刃で作られた傘をふるい、炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼と対峙。領地奪還は叶うのか?彼らの戦いをアクション満載で描く。なお、物語は戦国時代の中国。三国志において、魏・呉、蜀が荊州という場所を競って取り合った「荊州争奪戦」をアレンジしたものだ。チャン・イーモウが長きにわたって構想『初恋のきた道』『LOVERS』『HERO』などで知られる巨匠・チャン・イーモウが構想から撮影開始までに3年半の月日をかけて制作。中国らしさに拘った、とにかく撮りたい物語だったそうだ。特に作品全体として、中国伝統の水墨画の世界を思わせる白と黒を基調とした表現がなされている。そして、作品全体を通じて「雨」を降らせているという。主演はダン・チャオ主演は中国を代表する俳優の1人である、ダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の、1人2役を演じている。また、都督の妻は、ダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。その他、沛(ペイ)国の若き王の部下として、不義でどこか怪しげな腹心の魯(ルー)にワン・ジンチュン、同じく国王の部下でありながら境州奪還を進言し追放され、後に奪還軍の首領になる部下の田戦(ティエン・チャン)にワン・チエンユエンと、中国映画界の実力派バイプレーヤーも出演する。『SHADOW/影武者』あらすじ時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を、敵の炎国に奪われて20年が過ぎた。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和であるが屈辱的な日々を過ごしていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)だ。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)と対峙。手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者。本物の都督は自分の影に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた。果たして、影武者を待つのは光か闇か、それとも?自由と引き換えに、大軍が待つ敵地に赴く影武者を待つのは自由か死か。作品詳細『SHADOW/影武者』公開日:2019年9月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー監督:チャン・イーモウ脚本:チャン・イーモウ、リー・ウェイ出演:ダン・チャオ、スン・リー、チェン・カイ配給:ショウゲート原題:SHADOW©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
2019年06月20日中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督の最新作『SHADOW/影武者』(原題:SHADOW)が、9月6日(金)より日本でも公開されることが決定。本作の予告編と日本版ポスタービジュアルが到着した。時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を敵の炎国に奪われて20年。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に、手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者で、本物の都督は自分の影に自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた――。『HERO』(’02)、『LOVERS』(’04)以来となる歴史活劇に再び挑むチャン・イーモウ監督が描くのは、「三国志」の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジした、武侠アクションの新時代を切り開く傑作エンターテインメント。主演を務めるのは、『戦場のレクイエム』で高い評価を得たダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛国の重臣・都督とその影武者の一人二役をに挑戦し、また都督の妻を、「宮廷の諍い女」で国際エミー賞女優部門ノミネートし、ダン・チャオとは私生活でも夫婦のスン・リーが演じる。公開決定と同時に到着した予告編では、領土奪還を願う沛国の都督の影武者が、鋭い刃で作られた傘をふるい、炎国の将軍・楊蒼と対峙する場面が登場。ダン・チャオが挑んだ筋骨隆々な影武者と、対して20kg減量して挑んだ病んだ都督、同じ人物とは思えないオーラを醸し出す2人に注目!また、作品全体を通じて降らせた“勝利のカギ”雨と、中国伝統の水墨画の世界を思わせる白と黒を基調とした映像が、一層効果的にチャン・イーモウ監督の世界観を表現している。そして本ポスタービジュアルでは、太極図が描かれる舞台で影武者と都督が武器を手に対峙。また、傘を手に佇む都督の妻の姿が収められている。監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る本作は、第75回ベネチア国際映画祭にて絶賛され、Rotten Tomatoesでは95%(5月31日時点)をたたき出し、Freshと高評価を獲得。アジア版アカデミー賞「第13回ASIAN FILM AWARDS」では最多の4部門を受賞。そんな国内外から高評価を得た『SHADOW/影武者』が日本上陸する!『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月10日第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された、中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『帰れない二人』の公開日が決定。併せて、予告編とビジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編では、長い年月と距離を経てもなお引き寄せあうチャオ・タオ演じるチャオとリャオ・ファン演じるヤクザ者の恋人ビンの姿が映し出されている。舞台は2001年、炭鉱の町・山西省大同。彼女らなりに幸せを夢見る2人だったがある日、路上で襲われたビンを助けようとチャオは銃を手にする。そして次の瞬間、銃声音が鳴り響く…。舞台は2006年、長江に沈みゆく古都・奉節へと変わり、刑務所から出所したチャオは音信不通のビンを訪ねて旅に出る。そしてついに再会を果たすが、ビンには戻れない理由があるよう。2人は奉節で別れ、チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆ウルムチを目指す。そして、2017年――。広大な中国の土地を舞台に、7,700kmもの距離を旅した主人公チャオとビンの心の旅路を描いたというナレーションは、壮大なスケールのドラマを想起させる。最後には、「一緒に帰ろう」とチャオがビンに語りかける姿も。名作『狼/男たちの挽歌・最終章』のテーマソングであるサリー・イップの「浅酔一生」の切ないBGMが流れ、涙を誘う予告編となっている。予告編とともに解禁となったポスタービジュアルは、広大な長江と人々を運ぶ大きな客船が写され、北京五輪開催、三峡ダム完成、経済の急成長…と大きな変化を迎えた21世紀中国の様子が垣間見えるようだ。それぞれ違う方向を見つめるチャオとビンの姿、そして「移ろいゆく景色、街、心。それでも、愛し続ける。」というキャッチコピーからは、2人の切ない心情が伺える。「私の人生を使って、歴史的にも激動の変化を経験した現代中国を舞台にラブストーリーを描きたいと思った」と語るジャ監督の渾身作。果たして、2人はともに故郷に帰ることができるのか。その答えは是非劇場で確認してみて。『帰れない二人』は9月6日(金)よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰れない二人 2019年9月6日よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開Ⓒ2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France Cinema
2019年06月04日第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された、中国の名匠ジャ・ジャンクー監督最新作『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト/Ash is Purest White』が、邦題『帰れない二人』として9月に公開決定。新たな場面写真も到着した。ジャ・ジャンクー監督のカンヌ出品5作目となった本作。コンペティション部門上映時には「皮肉と華麗さに加え、密かにロマンチックなフィルム・ノワール。ジャ・ジャンクーは中国の偉大な映画作家だ」(テレラマ)、「中国の下層社会を背景に複雑に絡み合うロマンチックな悲劇」(ガーディアン)など、熱狂的に海外メディアに迎えられた。主人公の女性チャオを演じるのは、『山河ノスタルジア』『罪の手ざわり』など監督のミューズとして知られる、チャオ・タオ。本作の演技でシカゴ国際映画祭とアジア太平洋スクリーン・アワードで女優賞を獲得した。チャオの恋人ビンには『薄氷の殺人』で第64 回ベルリン国際映画祭男優賞を受賞したリャオ・ファン。チャオとビン、1組の女と男が辿る2001年から2018年の18年間を、変わりゆく中国を背景に丁寧に紡ぎだした。プロデューサーは日本の市山尚三が務めている。■ストーリー山西省大同。チャオは裏社会で生きる男ビンの恋人。ある日、敵対する組織に襲われたビンを助けるために、チャオは銃を発砲する。5年後、刑期を終え釈放されたチャオは、ビンを探し長江を訪れるが、かつてのビンの姿はそこにはなかった――。『帰れない二人』は9月、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月25日ベトナムのサンドイッチ“バインミー”専門店「シクロ バインミー(CYCLO Banh mi)」が、東京・恵比寿エビスフードホールに2019年3月27日(水)オープンする。ベトナムの“国民食”バインミーバインミーは、ベトナムで“国民食”として親しまれているサンドイッチ。香ばしいパンにたっぷりの野菜やシーフード、パテなどを挟んだボリューム満点なメニューだ。「シクロ バインミー」は、野菜不足の現代で“手軽に野菜が摂れるパンが作れないか”というアイデアからスタート。ベトナムへ実際に足を運び、日本人に合った野菜たっぷりのバインミーを開発した。「シクロ バインミー」のメニュー「シクロ バインミー」では、パクチーやスイートチリ、シュリンプなど、ベトナムならではの食材を使ったメニューを多数用意。パクチーを無料で大盛りにできるのも、パクチー好きにはうれしいポイントだ。おすすめは「鶏肉のレモングラス煮」。レモングラスで煮込んだ鶏肉と野菜を合わせて、醤油ソースで味付けした。もちろんパクチーもたっぷりと。口に含むとレモングラスが爽やかに香り、プリっとした鶏肉の旨みが広がる。サッパリしているのに食べ応えもあるので、ランチやディナーに最適だ。また、海老のすり身焼きを使った「チャオトム」は、人参、大根、キュウリ、パクチーなど様々な野菜を同時に採れるメニュー。卵・ハムをメインとした「エッグ・ジャンボン」や、豚肉が主役の「豚肉のスイートチリマヨネーズ」などもラインナップする。いずれもパンは、パン職人が作るこだわりのものをチョイス。外皮はパリパリで香ばしく、中はふんわり柔らかな食感が楽しめる。“食べるコーヒー”バインミーと一緒にオーダーして欲しいのは“食べるコーヒー”「エッグコーヒー」だ。サラサラと喉ごしのよいコーヒーとは異なり、卵とコンデンスミルクを泡立てたエッグクリームを苦味のあるコーヒーと合わせた。とろっとなめらかな食感のエッグクリームは、まるでカスタードクリームのような濃厚な味わい。まずはクリームだけを食べて味わい、その後コーヒーとよく混ぜて飲むと、1つで2度楽しめる新感覚のドリンクとなっている。【詳細】バインミー専門店「シクロ バインミー(CYCLO Banh mi)」オープン日:2019年3月27日(水)住所:東京都渋谷区恵比寿南1-1-9 岩徳ビル1FTEL: 03-5773-5959営業時間:11:00~22:00<メニュー例>・鶏肉のレモングラス煮 600円+税・パテ・ジャンボン 600円+税・チャオトム 600円+税・エッグ・ジャンボン 600円+税・豚肉のスイートチリマヨネーズ 600円+税・エッグコーヒー 400円+税
2019年03月23日ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユエン、山下智久らアジアスターが集結する中国映画『サイバー・ミッション』(原題:『REBORN』)の初日舞台挨拶が25日、都内で行われ、ハンギョンと山下が登壇。お互いの印象や現場でのエピソードを明かした。同作は、サイバー犯罪を企てる悪の組織から世界を救うために、ハッカーに憧れるヲタク少年が立ち上がる、最強オタク系ホワイトハッカー VS 最凶ブラックハッカーの物語。主役のオタク系ホワイトハッカー、リー・ハオミン役を元SUPER JUNIORのハンギョン、ブラックハッカーのチャオ・フェイ(ゼブラ)役を台湾スターのリディアン・ヴォーン、チャオ・フェイのパートナーでもある美しき犯罪者スー・イー役をリー・ユエン、そして、サイバーテロリストのボスであるモリタケシ役を山下が演じた。主演のハンギョンは「久しぶりに日本に来て、久しぶりに日本のファンにお会いすることができました。自分の作品を持って日本に来てみなさんとシェアできることをうれしく思います」とあいさつし、「山下さんと共演できて本当うれしく思います。私たちはとてもよい友人です」と山下との絆をアピール。初の海外進出作で悪役に初挑戦した山下は「大学時代に少し中国語を勉強していて、いつか中国のエンターテインメントにも携われたらいいなという思いがあったのでオファーを受けたときにとてもうれしかったです」と打ち明け、「毎日新鮮な気持ちで、言葉の壁もある中で、ハンギョンさんを含め海外の俳優さんたちと一緒に一つの目標に向かって頑張ってこられたのは新しい経験でしたし、うれしかったです。何より僕の日本で公開できることをとてもうれしく思っています」と喜びを語った。ハンギョンは、現場での山下とのコミュニケーションについて「最初は言葉の壁があってコミュニケーションは少なかったかもしれませんが、マレーシアに撮影に行ってそこで友情を築くことができました。一緒に話したり、撮影が終わってからホテルのバーに戻ってお酒を飲んで親交を深めました」と話し、「初めて会ったとき、口数が少なくてクールだなと。少し距離感がありましたが、だんだん優しい人、親切な人というイメージに変わり、とても話しやすい人と思いました。マレーシアの撮影でいろいろ話をして良い友達になりました」と印象の変化を明かした。山下は「1カ月くらい海外の滞在があって、男同士3人でジムに行ったりしていたんですが、ジムのトレーナーさんに『今日はみんな上を脱げ!』と言われて裸でトレーニングするという、ワイルドな経験をさせていただきました。すごく楽しかったです」と笑いながら“裸の付き合い”を告白。「時間が仲を深めてくれ、先日中国で公開されたときにご自宅に招いてくださって、料理も振る舞ってくださって、すごく仲間思いの温かい人だなという印象です」とすっかり仲良くなったようだ。
2019年01月25日ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユエン、山下智久らアジアスターが集結する中国映画『サイバー・ミッション』(原題:『REBORN』)の初日舞台挨拶が25日、都内で行われ、ハンギョンと山下が登壇。初の海外進出作で悪役に初挑戦した山下は、気味悪さを出すために6キロ減量し、体の体毛を剃ったことを明かした。同作は、サイバー犯罪を企てる悪の組織から世界を救うために、ハッカーに憧れるヲタク少年が立ち上がる、最強オタク系ホワイトハッカー VS 最凶ブラックハッカーの物語。主役のオタク系ホワイトハッカー、リー・ハオミン役を元SUPER JUNIORのハンギョン、ブラックハッカーのチャオ・フェイ(ゼブラ)役を台湾スターのリディアン・ヴォーン、チャオ・フェイのパートナーでもある美しき犯罪者スー・イー役をリー・ユエン、そして、サイバーテロリストのボスであるモリタケシ役を山下が演じた。山下は、初の海外進出作で悪役に初挑戦し、流暢な英語と中国語を披露。「毎日毎日新鮮な気持ちで、言葉の壁もある中で、ハンギョンさんを含め海外の俳優さんたちと一緒に一つの目標に向かって頑張ってこられたのはすごく新しい経験でしたし、うれしかったです。何より僕の日本で公開できることをとてもうれしく思っています」と語った。また、「悪役ということで心情を理解するのは難しかったので、体重を6キロ減量して、体の体毛を剃って。少しでも気味の悪い感じを出せないかなと、見えない努力をしました。本編で映っているわけじゃないですけど自分の気持ちとして。気持ちを少しでも整えるために、なるべく気味悪い行動をとってみました」と減量と体毛を剃ったことを告白。観客から驚きの声が上がり、ハンギョンも「私も知らなかった。本当に!?」と驚いていた。司会者も「全身剃ったんですか?」と興味深々に尋ねると、山下は「そういうことにしておきますね。本当にスベスベでした」と照れ笑い。「自分で剃ったんです。こうやって」と剃っている動きを見せ、会場がざわつくと「まあまあまあ。次行きましょうか」と次の話題に進めようとした。また、「日本の友達となるべく連絡をとらないという、孤独を作り出してみました」とも明かした。
2019年01月25日ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユエン、山下智久らアジアスターが集結する中国映画『サイバー・ミッション』(原題:『REBORN』、1月25日公開)より、本格アクションの撮影裏を捉えた「アクション編」とメインキャスト4人がお互いの印象を語る「豪華キャスト編」のメイキング映像2種が22日、公開された。リー・ハイロン監督が手掛けた同作は、凄腕ハッカーを雇ってサイバー犯罪を企てる悪の組織から世界を救うために、ハッカーに憧れるヲタク少年が立ち上がる、最強オタク系ホワイトハッカー VS 最凶ブラックハッカーの物語。天才同士の頭脳プレーとハリウッド仕込みのアクションが大きな見どころとなっている。主役のオタク系ホワイトハッカー、リー・ハオミン役には、元SUPER JUNIORのハンギョン、ブラックハッカーのチャオ・フェイ(ゼブラ)役には、『モンガに散る』『GF*BF』の台湾スター、リディアン・ヴォーン、チャオ・フェイのパートナーでもある美しき犯罪者スー・イー役には、雑誌『Ray』のモデルとして活躍していたリー・ユエン。そして、サイバーテロリストのボス、モリタケシ役として、初の海外進出作となる山下智久が悪役に初挑戦し、流暢な英語と中国語を披露している。このたび公開された「アクション編」のメイキング映像では、アクション監督を務めたニコラス・パウエルがハリウッド流の演技指導をする様子が収められ、キャスト陣の真剣な表情が確認できる。また、主演のハンギョンがビル8Fの高さから飛び降りるシーンや、山下が街中を走る車の間を駆け抜けるシーン、向かい側のホームに止まる電車に飛び乗るシーンなどスリリングな撮影風景も収められている。「豪華キャスト編」では、メインキャスト4人がお互いの印象や撮影での裏話について語る様子が収められた。さらに、本作で迫力満点なアクションに挑んだハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユエン、山下智久のメインキャスト4人と、 『バイオハザードV:リトリビューション』『ボーン・アイデンティティー』などのアクション監督として世界的に知られるニコラス・パウエルの監督も到着。本作のアクションシーンについて語っている。■ハンギョン(リー・ハオミン役)マレーシアでの撮影の時にビルから飛び降りるシーンの撮影をしたのですが、あのシーンは実はすごく怖かったんです。勝手にあのシーンはスタントマンがいるものだと思っていたけど、役者本人が演技をした方がいいものが撮れるだろうって。結果として、ほとんどスタントマンを使わずに撮影をすることができました。リハーサルで全身傷だらけになりましたが、本番は何事もなく撮影することができました。■リディアン・ヴォーン(チャオ・フェイ役)擦り傷ができるようなシーンが多く過酷な撮影でしたが、多くのハリウッド作品を手がけたアクション監督に演技指導をしてもらい、本当に色々なことを学ぶことができました。こんなにも多くの人が集まって一つの作品を作り上げるという、とても興味深い経験でした。■リー・ユエン(スー・イー役)私にとって一番印象に残っているのは、アクションシーンで鼻を怪我したこと。撮影で怪我をしたのは今回が初めてで、大きな怪我でしたが、それだけ一生懸命取り組みました。■山下智久(モリタケシ役)マレーシアで雨の時期でもあったので、すごい湿度が高くて何もしなくても汗が吹き出てくるくらいの暑さの中で町中を走り抜けたりとか、車の上を駆け抜けたりとか、とにかくすごい運動量だったので、体力的にすごく大変でした。ここまで本格的なアクションは初めてで、命がけだなと思いながらやってました。■ニコラス・パウエル(アクション監督)私は、これまで携わってきた作品(例えば、『ブレイブハート』『グラディエーター』『ラスト・サムライ』『ボーン・アイデンティティー』など)でも、(スタントマンではなく)役者にできるだけ多くのアクションをやってもらうようにしてきました。その方が、リアリティがあって、観客が感情移入しやすいと思うからです。今回も私たちはとても幸運だったのが、ハンギョンは、元からとても身体能力が高く、これまでのダンサーや振り付け師、その他の様々な経験が功を奏してか、覚えるのが非常に早かったです。リディアンは、かなりの時間をかけて努力していました。リー・ユエンもそうですね。特に戦闘シーンがありましたから。今作では世界中からスタッフを呼び寄せてチームを組みました。ヨーロッパ人もいれば、カナダ人、中国人もいました。様々な国籍のスタッフが寄り集まって、シーンを作り上げていきました。大変な現場でしたが、うまくやったと思います。中でも、時間とお金をしっかりかけた、カーチェイスのシーンや、アクションシーンでは、観客の皆さんにも満足してもらえる仕上がりになったと思います。(C)2018 SIRENS PRODUCTIONS LIMITED BONA ENTERTAINMENT COMPANY LIMITED MORGAN & CHAN FILMS LIMITED
2019年01月22日西島秀俊(47)主演のスペシャルドラマ「名探偵・明智小五郎」(テレビ朝日系)が、19年に2夜連続で放送されると12月18日に発表された。各スポーツ紙によると、西島は主人公の明智小五郎役に抜擢。明智といえば、江戸川乱歩の小説に登場する私立探偵。しかし西島は今回、ネット犯罪の忍び寄る現代日本を舞台に演じるという。西島は「天知茂さんをはじめ、過去に多くの俳優によって演じられてきた明智小五郎を現代版でどう作るのか。企画内容を伺った当初から、興味が沸きました」とコメントしているという。Twitterでは西島の明智小五郎役に《西島さんに探偵役来て欲しいと思ってたからめちゃくちゃ嬉しい!》《明智小五郎を西島秀俊が!?!?!?!絶対見なきゃ!》《我が初恋の明智小五郎が西島秀俊!?!?解釈めちゃ合い委員長!キャスティングした人ありがとう!》など、期待の声が上がっている。さらに同ドラマには明智の相棒役として伊藤淳史(35)が、明智の妻として石田ゆり子(49)が出演。香川照之(53)も刑事部長役に決定している。そのメンツから《香川さんや石田ゆり子さんも出るし実質MOZUでは》《ゆり子さんと西島さんは今度こそ幸せな夫婦なのでしょうか》《これで20面相がハセヒロだったら完璧じゃないか?いでよ! チャオ面相!》と、西島の主演ドラマ「MOZU」(TBS系)を思い出す人たちも。「知的な顔立ちの西島さんは、明智役にはうってつけ。『MOZU』で活躍した俳優陣も出演するとあって、ファンは相乗効果で期待が高まっているようです。『MOZU』は14年にドラマ化され、WOWOWや劇場版にも展開されました。それだけに根強い人気があります。そのファンを取り込むことで、今作もヒットが期待できそうです」(テレビ局関係者)ヒット次第では、今回も映画化がありえるかも!?
2018年12月18日全エピソード視聴率No.1を獲得した華流ドラマ「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」が、来年3月20日(水)よりリリース(3月6日レンタルスタート)。この度、本作のリリースに先駆け、予告編がシネマカフェに到着した。■ストーリー平穏な時が流れているかのような魏国。しかし、その内部では国の覇権を巡る権力闘争が渦巻いていた。諜紙天眼と呼ばれる皇帝直下の諜報機関を率いる宇文げつは、貴族の子息たちによる残酷な<人間狩り>ゲームからただ一人生き残った記憶喪失の娘・小六に武芸の才を感じ、星児という名を与えて間諜にするため厳しい訓練を課していく。彼女は、自分を「楚喬」と呼ぶ女の淡い記憶を頼りに自身の出自を求めながら、宇文げつから与えられる過酷な任務を遂行していくのだった。そんな中、宇文げつの親友・燕洵の祖国・燕北に謀反の動きありとの報が皇帝に届く…。楚喬は、対照的な2人の男・宇文げつと燕洵との間で揺れ動く思いを抱えながら、国を揺るがす大乱へ身を投じていく――。■驚異の記録を更新中!本作は本国で放送中、中国ドラマ史上最高の配信視聴数400億回を記録し、全エピソードで視聴率第1位を獲得、また現在も記録を更新中のメガヒット時代劇。さらに、放送時間の全テレビ視聴者数を100%としたときの視聴者占有率を表すマーケットシェアでも40%を達成。これは、1988年に過去最高%(同率)を記録した中国ドラマ「還珠姫~プリンセスの作り方」以来。そして、最高のテレビドラマの証であるアメリカ・アジアFilm&TVドラマ連盟の「最優秀テレビドラマ賞」も受賞した。■主演は“女神”チャオ・リーイン「宮廷女官 若曦(じゃくぎ)」のウー・ジンユアンが手掛ける今作の主演は、中国で「最も歓迎される10大女神」の第1位に輝いたチャオ・リーイン。「お昼12時のシンデレラ」「花千骨 ~舞い散る運命、永遠の誓い~」に出演した彼女が楚喬(そ・きょう)/星児(せいじ)役を演じている。ほかにも、「三国志~趙雲伝~」で主演を務めたケニー・リンや、制作費50億円をかけた超大作ドラマ「海上牧雲記」に出演するショーン・ドウなど主演級の若手俳優が顔を揃えている。■独占入手! 予告編でストーリーをチェック身分を超えた公子との劇的で切ない愛の物語りや、運命をも翻弄する宮廷争いなど、一瞬たりとも目が離せないロマンスアクションを繰り広げる本作。今回その模様が少し覗ける予告編が到着した。「楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~」発売日:2019年3月6日DVDレンタル開始(全29巻)2019年3月20日DVD-BOX発売開始(全4BOX)価格:各¥15,000(本体)+税発売元:ポニーキャニオン/ポリゴンマジック販売元:ポニーキャニオン(C)2017 China International TV Corporation. All Rights Reserved.(cinemacafe.net)
2018年12月14日元「SUPER JUNIOR」ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユエン、そして山下智久が出演した中国映画『REBORN』(原題)が、この度『サイバー・ミッション』の邦題で来年1月25日(金)に日本公開することが決定。スタイリッシュな本ポスタービジュアルと予告編映像も併せて到着した。■ストーリーオタク系プログラマーのハオミン(ハンギョン)は、かつてハッキング対決で負かしたコードネーム“ゼブラ”(リディアン・ヴォーン)が裏世界で危険な仕事に手を染めていることを香港警察から聞かされる。同時にゼブラは、次なる大仕事にハオミンを巻き込もうとパートナーの美少女スー・イー(リー・ユエン)を使い接触を図ってくる。ハオミンはゼブラの次なる狙いを探るため、覆面捜査官として潜入することに。程なくして、彼のバックにはモリタケシ(山下智久)という裏世界の大物が絡んでいることが分かる。モリの真の目的が明らかになるにつれ、ハオミンは予想だにしなかった危険な世界へと足を踏み入れていく――。■メインキャストはアジアスターが集結本作は、凄腕ハッカーを雇い、サイバー犯罪を企てる悪の組織から世界を救うために、ハッカーに憧れるヲタク少年が立ち上がる、極限のタイムリミットサイバーアクション。主役のオタク系ホワイトハッカー・ハオミン役には、元「SUPER JUNIOR」のハンギョン。ブラックハッカーのチャオ・フェイ(ゼブラ)役には、『モンガに散る』『GF*BF』に出演した台湾スター、リディアン・ヴォーン。チャオ・フェイのパートナーでもある美しき犯罪者スー・イー役には、雑誌「Ray」でモデル活動もしていたリー・ユエン。そして、サイバーテロリストのボス役として、これが初の海外進出作品となる山下智久が出演!初の悪役に挑戦し、劇中では流暢な英語と中国語を披露している。■山下智久、拳銃片手にニヤリ…予告編公開!また今回、“60秒以内にハッキングしろ”という命令のあと、60秒のカウントダウンと共に進んでいく予告編も到着。山下さん演じるモリが「奴は用済みだ。始末しろ」と指示するシーンや、ガンアクション、カーアクションなどが繰り広げられ、スピーディーかつスリリングな映像になっている。監督はリー・ハイロン。『バイオハザードV:リトリビューション』『ボーン・アイデンティティー』のニコラス・パウエルがアクション監督として参加しているのも注目どころだ。■キャストコメント到着ハンギョン8Fの高さから飛び降りたりと怪我の絶えないスリリングな撮影で、何度か危ない動きもありましたが、一人一人がテストしてお互いにアドバイスをしながらやりました。夜ホテルに帰ると打撲の痣だらけになってました。また、天才ハッカーという役どころなので、専門用語を覚えるのには苦労しました。ハッカー独特の習慣もあるので、撮影前に彼らを理解するために多くのハッカーにも会って話をしました。演技に役立っていると嬉しいです。是非みてください。リディアン・ヴォーンビルから飛び降りたり、擦り傷ができたり、痣ができたり過酷な撮影でした。そんな撮影を経て我々4人も特別な関係になったと思います。やっと皆さんに映画をお届けできることにとてもワクワクしています。ぜひ映画をご覧になってください。リー・ユエンなぜかよくわからず彼らと国際犯罪に関わってしまいました。撮影中鼻をぶつけて曲がってしまい、そのあとのシーンで怪我をする予定だったのですが、怪我のメイクをしないですみました(笑)山下智久初めての悪役という新しい挑戦をしているので、是非いままでの僕とのギャップを楽しんでいただきたいと思っています。作品の中身としては、アクション大作になっていると思います。少し先の話にはなると思うんですが、ある意味リアリティがあるというか、皆さんの身近にあるデバイスを使ったり、いつ起こってもおかしくない話なんじゃないかとイマジネーションを掻き立てられるような作品です。良い意味でも悪い意味でもそういうことを想像しながら見てもらえると非日常を体験してもらえるかなと思います。『サイバー・ミッション』は2019年1月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年10月28日NHK連続テレビ小説「まんぷく」が好評だ。「DREAMS COME TRUE」の楽曲に乗せ、ヒロイン・安藤サクラの個性だけで押すオープニングは見れば見るほどクセになり、人となりが見えてきた登場人物の中には応援したい推しキャラが現れている。第2週は長姉・咲(内田有紀)の結核や激化する戦局という心配な出来事があったものの、何より、安藤さん演じる今井福子と、後の夫となる立花萬平とのやりとりに毎朝、ほっこり、にやにや、ハラハラ、キュンキュンしている方が多い様子。その萬平を演じているのが、ハセヒロこと長谷川博己だ。丸メガネに“技術屋”らしいエプロン、商売に疎く、恋にも奥手、でも決めるところはビシッと決める姿には「可愛いすぎる」「素敵すぎる」「癒される」といった声が続出。三姉妹の末っ子でおっとりはしていても、意外としっかり者の福子に比べて、「むしろハセヒロのほうがヒロインでは?」と「ハセヒロイン」といった言葉まで誕生するほど。本作ではこれまで以上に、ダメカッコいい、キュートな魅力が炸裂している。福子×萬平のほのぼのカップルはどうなる…!?家庭でも手軽に味わえるインスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福とその妻・仁子をモデルに、激動の時代の大阪で生き抜く夫婦の苦労と成功を描く「まんぷく」。タイトルは劇中の夫婦の名前、萬平と福子からとられている。制作発表時には、「朝ドラは20代の頃に何度かオーディションを受けさせてもらいまして、何度も落ちておりまして(笑)」と語っていた長谷川さん。ところが、生真面目なインテリやエキセントリックな役柄をやらせたらピカイチな彼は、本作での矜持を持った発明家であり、ハニカミながらも福子にちゃんと恋する男がハマっている。朝ドラで実在の企業の創業者や配偶者がモデルとなるのはよくあることだが、今回は子役時代は描かず、いきなり大人(福子18歳!)からスタート。福子の人柄や仕事ぶり、今井家の実情、萬平との出会いや彼の事業など、様々な要素が初週から実に小気味よく描かれ、このカップルの初々しさ、お似合いぶりは見る者を大いに楽しませている。たとえば、2人の初デート。福子は父を、萬平は両親を早くに亡くしているのに、それぞれの身の上を明るく語り合う。屋台のラーメンを並んで食べながら、「そんなに深刻にならないでください、さあ食べて食べて」と萬平は朗らかに言ってのける。そして、自身の仕事場を案内しながら「世の中の役に立つ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事を」と語る萬平を、福子は尊敬を込めて見つめる。また、「私なんか…」と自分を卑下するような福子に対し、「福子さんは、かっ、可愛い方です」と真っ直ぐに伝える。それに心が優しい、礼儀正しい、に続いて「ラーメンをおいしそうに食べる」と、本作らしい“愛の言葉”も。その上、福子の母・鈴(松坂慶子)に交際を断われると、萬平は「それはできません」ときっぱり!咲の病気が治ったら「結婚を申し込むつもりです」と、それまでのヘタレぶりはどこへやら、力強くそう宣言してみせるのだ。福子は、おいしい食べ物や楽しい出会いなど日常の些細な幸福を、極めて素直な心で喜ぶことのできる女性だ(その逆もしかり…)。そんな彼女に萬平が惹かれていく理由が、わずか2週間あまりで丁寧に描かれてきており、そこに視聴者も深く共感する。ただ、これからの福子と萬平がどうなってしまうのかは、気にならずにはいられない。加えて、萬平の周りには営業担当として共同経営者となる加地谷(片岡愛之助)、萬平の才能に一目置く世良(桐谷健太)という朝から濃~い顔ぶれが。かつてないほど可愛らしいヒロイン役を務める安藤さんの周りにも、勤務するホテルの先輩・保科(橋本マナミ)に、缶詰をくれる同僚・野呂(藤山扇治郎)、白馬の歯医者様・牧善之介(浜野謙太)など、個性豊かな面々ばかり。ここに瀬戸康史や中尾明慶、やがては菅田将暉などが加わってくるので、ますます楽しみは尽きない。なお、萬平が、長谷川さんの代表作「MOZU」シリーズの「チャオ!」の決めゼリフで知られる狂気の公安・東と180度違ったキャラクターであることを逆手にとり、「#ハセヒロイン」とともに「#チャオ平」なるタグも派生している。「セカンドバージン」で大ブレイク!1977年3月7日生まれの長谷川さんは、大学卒業後、2001年に文学座へ入座し、舞台俳優として活躍。文学座の「モンテ・クリスト伯」ほか、「ヘンリー六世」「海辺のカフカ」など故・蜷川幸雄の舞台にも数多く出演した。脚本家・大石静による「四つの嘘」(08)が、初めてのテレビドラマ出演。その後、大石氏の「ギネ産婦人科の女たち」などを経て、2010年「セカンドバージン」で、鈴木京香演じる敏腕出版プロデューサー・中村るいの不倫相手となる金融庁のキャリア・鈴木行役で一躍脚光を浴びる。翌年に公開された劇場版は映画初出演作となり、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた。大石氏は朝ドラ「ふたりっ子」の内野聖陽、同じく「オードリー」の堺雅人や佐々木蔵之介など、人気舞台俳優を全国区に紹介し、ブレイクさせてきた実績があり(系統は違うが「カーネーション」の綾野剛も)、当時34歳の長谷川さんも同作以降、遅咲きの実力派として認知度を高めていく。2011年は、4月期に後述する「鈴木先生」、10月期に高視聴率を記録した「家政婦のミタ」に出演。その後、綾瀬はるか主演の大河「八重の桜」(13)では主人公・八重の最初の夫となる洋学者・川崎尚之助を務めあげ、映画『進撃の巨人』2部作や『この国の空』などに相次いで出演。社会現象級の大ヒットとなった『シン・ゴジラ』では、巨大不明生物ゴジラの出現に立ち向かう官僚・矢口蘭堂を熱演し、第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した。『散歩する侵略者』では憧れだったという黒沢清組に初参加。日曜劇場「小さな巨人」では前髪をすっきりと上げ、警視庁捜査一課から所轄に飛ばされる正義感あふれる主人公・香坂を演じた。映画『二重生活』で意外な下積み時代が明らかに!?門脇麦に尾行されるワケあり隣人を演じた、岸善幸監督の『二重生活』。実はこの完成披露試写会で、長谷川さんの大学時代のエピソードがリリー・フランキーにより明かされた。約20年前、長谷川さんは出版社でアルバイトをしており、リリーさんの家に原稿を取りに行っていたそうで「ずっと長谷川くんに尾行されていました」とリリーさん。そこで「居留守を使われたこともありました」と長谷川さんが応じると、「ポルノ映画のHなポスターを見て、どこに売ってるんですか?と食らいついてきた」とリリーさんが返し、思い出話(?)に花が咲くことに。さらに、リリーさんが初めて出演した映画『盲獣vs一寸法師』(04)では、同じ役を長谷川さんがオーディションで受け、落選していた事実も判明。それほど縁がある2人は、同作での共演を「変な感じですね…」とふり返っていた。このときに演じたのも“ゲス”なインテリ男だったが、今回は“まんぷく”的なツボをつく、長谷川さんのキュートな部分を堪能できる作品に注目してみた。妄想が教育を変える!? 黒縁メガネ+ループタイの「鈴木先生」2011年、武富健治の人気コミックをドラマ化した「鈴木先生」は民放連ドラ初主演作。『ALWAYS 三丁目の夕日』「リーガル・ハイ」の古沢良太による脚本がお見事。黒縁メガネとループタイがトレードマークの国語教師・鈴木先生が、“鈴木メソッド”なる独自の教育理論で、給食の献立から中学生の性に至るまで痛快に斬り込んでいった。シリアスとコミカルを行ったり来たり、スマートなルックスなのに時折、妄想が膨らみすぎるチョイキモな鈴木先生は、カルト的といえる人気に。2013年にはドラマ特別編「鈴木先生の結婚報告~待望の休暇も心の汗が止まらないッ!~」に続いて、『映画 鈴木先生』も公開された。歌声も披露!『舞妓はレディ』“エセ京都弁”を操る言語学者に周防正行監督による2014年のミュージカル映画。「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞の上白石萌音が、主人公・春子役に初主演で抜擢された。長谷川さんが演じたのは、インチキ京都弁(?)を操る言語学者・京野法嗣。それでも、ほんのわずか聞いただけで春子が鹿児島弁と津軽弁の“バイリンガル”であることを言い当ててた。本作では、“京野メソッド”として「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」の舞妓必須三単語や「一見さんお断り」の精神を、春子に歌で伝えていくシーンは必見。彼女の上達を目にした際、「はははっ」と笑顔を見せる姿は萬平さんかと思うほど!?シルバーのタキシード姿で踊る、ラストのダンスまでお見逃しなく。『ラブ&ピース』冴えない男がカメのおかげで大逆転!?『地獄でなぜ悪い』園子温監督と再タッグを組んだ本作は、摩訶不思議な展開に転調していくファンタジック・ラブストーリー。社内で「カメ」と馬鹿にされ、パワハラを受ける鈴木良一は、閉まりかけのエレベーターに必ず挟まれるような冴えない男。やがて、“ピカドン”と名付けたミドリカメとの出会いで人生が激変。カメを思って作った歌が反原爆・反戦のメッセージと勘違いされ、レコード会社にスカウトされる。髪はボサボサの伸び放題、地味なメガネでカメとじゃれ合う前半の姿と、サングラスにアイメイク、“ワイルドリョウ”としてド派手な革パンでシャウトする姿の対比がクセになりそう!?映画版のエリート童貞に!『海月姫』月9のテレビドラマも話題を呼んだ、東村アキコの同名ベストセラーコミックを映画化した『海月姫』(14)。菅田将暉が女装美男子・鯉淵蔵之介に扮し、長谷川さんが恋愛経験のない、こじらせエリートの鯉淵修(映画では兄)を好演した。蔵之介にきれいにメイクされ、大変身した“クラゲオタク”月海(のん)にひと目惚れするシーンは、絶妙にずれた銀縁メガネがポイント!どうやらメガネ男子となると“ハセヒロイン”性が増すようで、終始ぎこちなく不器用な言動は十分に萬平を想起させる。本作の初日舞台挨拶に登壇した当時37歳の長谷川さんは、「変態おやじにならないように、できるだけ若さを出すのが難しかった」と自嘲気味にふり返っていた。月9史上最も恋愛下手な2人?「デート~恋とはどんなものかしら~」萬平のドタバタな交際申込みに、本ドラマの“高等遊民”のプロポーズを重ねた人も多かったはず。「鈴木先生」の古沢氏のオリジナル脚本であり、長谷川さんは月9初出演。東大大学院卒の超合理的女子・藪下依子(杏)と、文学や映画、エンターテインメントを愛するニート・谷口巧という、ともに恋愛力ゼロの凸凹な2人を温かく見守る人が続出した。理想のタイプが「オードリー・ヘプバーン、原節子、峰不二子、メーテルを足して4で割った女性」というのが、何より彼のパーソナリティを物語る。「僕なんかに月9のお話が来るようになったのか…と思ったら、ニートの高等遊民と聞いて『なるほど、そういうことか』と思いました(笑)」とは長谷川さん本人の弁。今秋、東京国際映画祭で新作映画が連続上映長谷川さんがキーパーソンとして出演する稲垣吾郎の主演映画『半世界』が、10月25日(木)より開幕する第31回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品される。ある地方都市、長谷川さん演じる瑛介が仕事を辞め、家族と別れ、突然ひとりで帰ってきた。この仲間の帰還が、同級生たち(稲垣さん&渋川清彦)にも変化をもたらしていく。『エルネスト もう一人のゲバラ』『北のカナリアたち』など、日本映画界を代表する名匠・阪本順治が贈る完全オリジナルストーリーが、どう受け入れられるのか要注目。一方、日本を含むアジアの気鋭監督3名が、1つのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作する「国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭」による『アジア三面鏡2018:Journey』の1篇『碧朱(へきしゅ)』にも参加。『ハナレイ・ベイ』『トイレのピエタ』の松永大司監督とのタッグで、こちらも東京国際映画祭にてプレミア上映される。また、「すごいことを引き受けたんだな」と自身でも語るのが、明智光秀を演じる2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」。主人公に据えられることは珍しい“反逆”の戦国武将を、「夏目漱石の妻」でも組んだ大ベテラン・池端俊策の脚本で描く。朝ドラからの“連投”で大河主演というのも、また異例。まだしばらくは、長谷川さんの大活躍が続きそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:半世界 2019年、全国にて公開予定Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2018年10月15日