ピーナッツ生誕65周年を記念し、スペシャル プロダクト デザイン(SPECIAL PRODUCT DESIGN)によるポップアップストア第2弾「PEANUT meets SPECIAL PRODUCT DESIGN」が6月8日から14日まで、伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5にて開催される。今回もピーナッツが様々なブランドとコラボレーションし、65周年記念の注目アイテムや、三越伊勢丹オリジナルアイテムなど数量限定アイテムが続々登場する。中でも注目は、ポップアップストア第1弾で大人気だったラコステ(LACOSTE)のポロシャツ(メンズ1万4,000円、ウィメンズ1万3,000円)の再登場。今回は、白地をベースにブランドアイコンであるクロコダイルと、ピーナッツのキャラクター・スヌーピーとチャーリーが戯れるワンポイント刺繍が左胸にあしらわれ2タイプで展開。今回初のコラボレーションとなるプティ ローブ ノアー(petite robe noire)からは、トランプをモチーフに、スヌーピーが様々な表情を見せるプレイフルなブレスレット(4柄 各3,700円)が登場。その他、ガラスメーカー・デュラレックス(DURALEX)は、ブランドを代表するグラス「ピカルディ」にホワイトのカラーリングを施しキャラクターのシルエットを描いたグラス(1,200円)を、ボントン(BONTON)は、3サイズ展開のクラシカルなペーパースーツケース、(S 3,500円、M 4,000円、L 4,500円)、ルミノア(Le Minor)のボーダーカットソー(1万4,000円)、三越伊勢丹オリジナルアイテムとしてトートバッグ(3,500円)とマグカップ(2,500円)も登場。これらアイテムはいずれも数量限定となっている。なお、同ポップアップストアは伊勢丹新宿店で終了の後、6月15日から28日までルクア大阪 ルクアイーレ4階 イセタン クローゼット、6月22日から28日までジェイアール京都伊勢丹5階特設会場と巡回を予定している。また、一部アイテムは伊勢丹オンラインストアとスペシャル プロダクト デザインのWEBショップでも購入可能。<right>5月31日10時に掲載いたしました本記事の「ボントン」のペーパースーツケース商品に関し、販売価格の表記に誤りがございました。ご覧いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、 深くお詫び申し上げます。 6月2日14時時点で正しい価格に訂正いたしました。
2016年05月31日7月より東京・大阪で上演されるブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』。東京公演が即日完売したことをうけ、8月28日(日)より東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】2005年に公開されたイギリス映画をミュージカル化した同作。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描く。同作はシンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。日本初上演となる今回、オリジナルの音楽・演出・振付はそのままに、岸谷五朗が演出協力・上演台本に参加。チャーリー役を小池徹平、ローラ役を三浦春馬が務める。初のドラァグクイーン役を務める三浦はアメリカ・ニューヨークに渡り、1か月間、シンディのヴォイストレーナーによるヴォーカルレッスンを受けるなど、気合十分。凱旋公演は8月28日(日)から9月4日(日)まで、東京・東急シアターオーブで上演。チケットの一般発売は6月25日(土)午前10時より。■ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』7月21日(木)~8月6日(土)新国立劇場中劇場(東京都)8月13日(土)~8月22日(月)オリックス劇場(大阪府)8月28日(日)~9月4日(日)東急シアターオーブ(東京都)
2016年05月27日深刻な状況下にも笑いが起こり、同時に内省的な気持ちにも誘われる。ブラック・コメディと銘打つ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本・演出の舞台『8月の家族たち』は、原作者のトレイシー・レッツが祖父母の実体験を基に創作した、ユーモア溢れる家族の物語だ。「8月の家族たち August:Osage County」チケット情報猛暑のオクラホマ州にある片田舎の一軒家で、物語は展開する。父親失踪の報せを受け、次々と実家に帰省する三人姉妹たち。地元に暮らす40代独身の次女アイビー(常盤貴子)、次に夫ビル(生瀬勝久)と反抗期の娘を連れた長女バーバラ(秋山菜津子)、最後に自由奔放な三女カレン(音月桂)が婚約者のスティーブ(橋本さとし)を伴いやってくる。母方の叔母マティ・フェイ(犬山イヌコ)一家も到着するが、出迎えた母バイオレット(麻実れい)はショックとガン治療に伴う薬物の過剰摂取で半ば錯乱状態に。相変わらずの毒舌ぶりは、ディナーの席でも発揮され……。いつの間にか溜め込んだ妬み、そねみ、恨みにも似た感情が夏の暑さに膨張し、わずかな摩擦で暴発する。母娘の対立を軸に、ままならぬ家族間の問題が次々に暴かれていく。抑制のきかない女たち、その剣幕に成す術もない男たち。人生経験を積んだ人ほど、登場人物らの言動に思い当たる節があるだろう。時おり自らの家族や過去の記憶が、目の前の光景に重なる。人種や文化の違いこそあれ、家族という名の社会における、人間心理の普遍性を思う。諸悪の根源みたいな母バイオレットだが、麻実れいが演じれば不思議と品格を失わない。孤独を前におののき抗い、堪え忍ぶ様を、弱さと強さをさらけ出し果敢に演じる。三姉妹役の秋山菜津子、常盤貴子、音月桂も三者三様の個性を濃密に輝かせ、犬山イヌコ扮する叔母マティ・フェイには、「こんな親戚の叔母さんいる!」という既視感に何度も笑わせられた。迎え撃つ男優陣も実力派揃い。硬軟自在な生瀬勝久は佇まいや表情でも語り、橋本さとしは胡散臭さと色気のブレンド具合が絶妙。なかでも、マティ・フェイの夫チャーリーを演じた木場勝己は、役への理解が繊細に伝わり、終盤での激白には強く胸打たれた。約3時間をかけて、家族一人ひとりのドラマが丁寧かつテンポよく描かれる。その都度、登場人物らに対する印象は、様々に色を変えていく。最後の最後まで見終わって言えるのは、家族ですらその人間の一面しか知らないのではないか、という事実。観る人によっては実人生において、何かが解決するヒントのようなものが得られるかもしれない。公演は、5月29日(日)まで東京・シアターコクーン、6月2日(木)から5日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2016年05月25日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が現在開催中のカンヌ映画祭でワールドプレミア上映され、スピルバーグ監督とキャスト陣が登場した。関連動画本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』を映画化したもので、ロンドンから巨人たちが暮らす国にやってきた少女ソフィーと、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の交流と冒険を描く。新鋭ルビー・バーンヒルが主人公のソフィーを、アカデミー俳優マーク・ライランスが巨人BFGを演じる。会場には監督だけでなく、バーンヒル、ライランスも登場。スピルバーグ監督は久々のファンタジー作に「想像の中の世界をストーリーとして語るということをしてみたかったんだ。歴史的な映画を作るとき、歴史の事実を正しく伝えるためにこのような想像力は横におかなければならない。しかし、今回の作品はそういう規制がなく、自由な形で展開できた。若いフィルム・メーカーに戻ったような気持ちになった」と振り返り、「僕はいつも良いストーリーを追い求めているんだよ。ときには子供達の顔を見てピンとくることもある。僕は7人の子供を育てた父親だけど、僕はまさにこの『BFG』の原作を子供達のために読んであげていたんだ。そのときに子供達の反応がよくわかるんだよ。この物語は子供達の心をしっかりと掴む美しい物語だから原作の世界をもっと広げられるなって思ったんだ」と語った。また、監督に抜擢されたバーンヒルは「今回の映画は初めての大作です。子供のTVショー番組にでたことはありましたが、今回は本当に夢のような経験をしました。今、こうしてカンヌ映画祭に来ているなんて、すごい経験だと思います。やったー!って感じ」とコメントした。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年05月16日スティーブン・スピルバーグ監督待望のファンタジー最新作として、早くも大きな注目を集めている『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のワールドプレミアが、5月14日(現地時間)、熱気立つカンヌ国際映画祭にて開催。その模様とともに、待望の初映像が解禁となった。少年と異星人とのハートフルな交流を描いたSFファンタジーの金字塔『E.T.』をはじめ、数々の名作、ヒット作を送り出してきたスピルバーグ監督が、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者である児童文学の巨匠ロアルド・ダールと共に贈る、久々のファンタジーとなる本作。今回は、少女と“やさしい巨人(BFG)”の心温まる友情と奇想天外な冒険を描き出す。そんな本作のワールドプレミアが、連日、映画のコンペティションや上映会、新作のお披露目イベントなどで熱気あふれるカンヌ国際映画祭にて開催された。スピルバーグ監督がカンヌの地を初めて踏んだのは、1974年、自身初の長編作品『続・激突/カージャック』。見事、同作にて脚本賞を受賞している。厳選された400人のカメラマンと50台以上のTVカメラ、伝統あるドレスコードに身を包んだ取材陣の前に現れたのは、スピルバーグ監督のほか、本年度、第88回アカデミー賞にて同じくスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』で助演男優賞を受賞した英国の名優マーク・ライランス、オーディションで巨匠スピルバーグの目にとまり大抜擢された10歳の“奇跡の新人”女優ルビー・バーンヒル、『アイアンマン3』のレベッカ・ホール、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンといったキャストたち。カンヌのメイン会場となるPalais des Festivalsの赤い大階段を前に、本作のお披露目を盛大に祝った。BFG役のライランスは「楽しいよ、すごく興奮するよ」と興奮を抑えられない気持ちを述べて、登場。会場は割れんばかりの拍手喝采となり、それに笑顔で応じるキャスト、スタッフたちからは本作への確固たる自信が伝わってきた。また、ワールドプレミアにあわせて行われたマスコミ記者会見では、キャストやスタッフ陣が熱い思いを語ると共に、本作の全貌が初めて明らかとなった。スピルバーグ監督は、近年シリアスな作品を撮り続けている中でファンタジー作品を選んだことについて、「想像の中の世界をストーリーとして語るということをしてみたかったんだ。歴史的な映画を作るとき、歴史の事実を正しく伝えるためにこのような想像力は横におかなければならない。しかし、今回の作品はそういう規制がなく、自由な形で展開できた。若いフィルム・メーカーに戻ったような気持ちになったね」と語り、34年前にメガホンを取った『E.T.』を思い起こすようなフレッシュな気持ちで挑んだ作品であることに触れた。本作については、「原作が素晴らしいだけでなく、その原作を友人でもあるメリッサ(・マシスン)が素晴らしい脚本として書き上げてくれた」と、いまは亡き『E.T.』の脚本家である彼女について言及。さらに、「僕はいつも良いストーリーを追い求めているんだよ。ときには子どもたちの顔を見てピンとくることもある。僕はまさにこの『BFG』の原作を子どもたちのために読んであげていたんだ。そのときに子どもたちの反応でよくわかるんだよ。この物語は子どもたちの心をしっかりと掴む美しい物語だから、原作の世界をもっと広げられると思ったんだよ」とコメント。名作を生み出す秘訣は、意外にもありふれた日常の一コマの中にあったようだ。一方、少女ソフィー役を射止めた女優歴わずか2年あまりという“奇跡の新人”ルビー・バーンヒルは、人生で初めての報道陣を前にやや緊張した面持ちをみせるも、「今回の映画は初めての大作です。子どものTVショー番組に出たことはありましたが、今回は本当に夢のような経験をしました。いま、こうしてカンヌ国際映画祭に来ているなんて、すごい経験だと思います。『やったー!』って感じ」と、自ら小さなガッツポーズを披露。天真爛漫な笑顔を見せ、照れながらもしっかりとコメントし、周りの拍手を誘った。そんなルビーの隣に座るスピルバーグ監督は「よくできました◎」の意を込めてか、ルビーの頭をヨシヨシとする場面もあり、温かく微笑ましい会見となった。なお、本作の日本公開は9月17日(土)に決定し、併せて、日本では初となる特報映像も解禁となった。映像では、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーが、真夜中、突然窓から入ってきた“巨大な手”に持ち上げられ、連れ去られてしまうという、ミステリアスでドキドキのシーンが描かれている!その後の展開が気にならずにいられない本作に、引き続き注目していて。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、上演台本と演出を手がける舞台『8月の家族たち August:Osage County』が5月7日に東京・シアターコクーンにて開幕した。ブロードウェイでトニー賞最優秀作品賞をはじめ4部門を受賞し、2013年には映画化もされた現代アメリカ演劇の傑作が日本初演。キャストには麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、生瀬勝久ら実力派が揃った。舞台『8月の家族たち』チケット情報物語の舞台は、アメリカ・オクラホマにあるウェストン家の屋敷。薬物の過剰摂取に加え、この家の主人であるベバリー(村井國夫)が突如失踪したことで錯乱気味の妻・バイオレット(麻実)の元に3人の娘たちが帰ってくる。長女・バーバラ(秋山)と夫のビル(生瀬)と娘のジーン(小野花梨)、次女で独身のアイビー(常盤)、三女のカレン(音月)とその婚約者スティーブ(橋本さとし)。そしてバイオレットの妹マティ・フェイ(犬山イヌコ)とその夫チャーリー(木場勝己)、息子のリトル・チャールズ(中村靖日)の一家も集まる。これまで決して密な関係とは言えなかった母と3姉妹、そしてその縁者達が一堂に会し、お互いにかみ合わなさを感じながらも主人の行方を心配するが、ベバリーは近くの湖で亡くなっていたことが知らされる…。母と娘たちのそれぞれが生きてきた人生、胸にしまっていた想いが一気にぶつかり、語られなかった秘密が次々に明らかになっていく。これまで数多く家族や姉妹を巡る群像劇を手掛けてきたKERAが、丹念にそしてテンポよく練り上げた会話劇には飽きることがない。自分が当事者ならば全く笑えないハードな状況ではあるものの、客席から覗き見する視点でみると、一家の必死な姿はどこか可笑しく笑わされてしまう。異常と正常の揺らぎを、時にシニカルに時にコミカルに演じる母役の麻実をはじめ、頼れる長女でありつつも夫との関係に揺れる姿をリアルに演じる秋山、秘密の恋愛を育む次女役を柔らかな空気をまとい演じる常盤、屈託なく自由に生きているように見えるがどうも男運が悪く苦労を感じさせる三女役の音月。生瀬勝久、木場勝己、橋本さとしといったこの女系家族の映し鏡である男性陣も大きな魅力だ。キャスト陣のポテンシャルの高さもあいまって、会話の一つひとつが生き生きとした波を生み、その味わい深いセリフの応酬を聞いているだけで、あっという間に時が経ってしまう。公演は5月29日(日)まで東京・シアターコクーンでの後、6月2日(木)より5日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットは発売中。
2016年05月10日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が間もなく開幕するカンヌ映画祭でお披露目され、9月に公開されることが決定した。その他の情報本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』を映画化したもので、ロンドンから巨人たちが暮らす国にやってきた少女ソフィーと、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の交流と冒険を描く。世界中で愛され続ける児童文学を実写化するため、スピルバーグ監督はこれまで数々の名作を共に手がけてきたスタッフを再び呼び寄せた。フランク・マーシャルが製作を、キャスリーン・ケネディが製作総指揮を務め、『E.T.』のメリッサ・マシスンが脚本を執筆。ジョン・ウィリアムズが音楽を、ヤヌス・カミンスキーが撮影を、マイケル・カーンが編集を手がけ、『ジュラシック・パーク』『アバター』のリック・カーターがプロダクション・デザインを担当する。新鋭ルビー・バーンヒルが主人公のソフィー役に抜擢され、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞に輝いた名優マーク・ライランスが巨人BFGを演じる。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月 全国ロードショー(C)2016 Storyteller Distribution Co. LLC. All Rights Reserved.
2016年05月09日『ブリッジ・オブ・スパイ』で映画ファンを魅了させたばかりのスティーブン・スピルバーグが、久々にファンタジー映画を監督。少女と“やさしい巨人”の心温まる友情と奇想天外なアドベンチャーを描いた『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が、9月に日本公開されることが決定。さらに、本年度カンヌ国際映画祭にて現地時間5月14日にワールドプレミア上映されることになった。物語の舞台はロンドン、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーは、真夜中に窓から入ってきた“巨大な手”に持ち上げられ、突如“巨人の国”に連れていかれてしまう。ソフィーを連れ去ったのは、夜ごと子どもたちに“夢”を届ける、やさしい巨人のBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちだったソフィーは、孤独なBFGと心を通わせ、奇妙な友情と信頼関係を育んでいく。SFファンタジーの金字塔『E.T.』で、少年と異星人とのハートフルな交流を描いたスピルバーグが、『チャーリーとチョコレート工場』などで知られるイギリス児童文学界の巨匠ロアルド・ダールによる「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)を映画化。奇しくもダール生誕100周年にあたる年に、映画界の巨匠スピルバーグによって映像化されることになった。さらに本作には、『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』などにも関わり、スピルバーグを支えてきた熟練のドリーム・チームが結集。製作はフランク・マーシャル、製作総指揮にキャスリーン・ケネディ。脚本を、本作が遺作となった『E.T.』のメリッサ・マシスンが手がけている。さらに『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』でアカデミー賞を受賞したヤヌス・カミンスキーが撮影、マイケル・カーンが編集とビッグネームが名を連ね、音楽はスピルバーグ作品には欠かせない名匠ジョン・ウィリアムズが担当する。また、やさしい巨人BFG役を演じるのは、『ブリッジ・オブ・スパイ』で「第88回アカデミー賞」助演男優賞に輝いたことも記憶に新しいイギリス演劇界のレジェンド、マーク・ライランス。ソフィー役には、新鋭ルビー・バーンヒルがオーディションから大抜擢された。今回解禁された画像も、足元だけのBFGと、その上でつま先立って見上げるソフィーの姿が描かれ、想像力をかきたてるビジュアルとなっている。この2人がどんな冒険を繰り広げていくのか?スピルバーグが絶大の信頼を寄せる、超一流のメンバーによって作り出された新たなファンタジーに期待が高まる。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月、全国にて公開。5月14日(現地時間)、カンヌ国際映画祭にてワールドプレミア上映。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日主演・小池徹平&三浦春馬で、日本初上陸する話題のミュージカル「キンキーブーツ」。この度、ワールドツアー・ロサンゼルス公演初日レッドカーペットに、日本人キャスト代表として三浦春馬が登壇。そして、念願の本場ローラ役と感激の初対面を果たしたようだ。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…。2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、などの6部門を受賞したブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」。全曲作詞作曲を手掛けたシンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そして日本人キャスト版で初上演されるにあたり、音楽・演出・振付はオリジナルをそのままに、主演のチャーリーとローラには、小池さんと三浦さんが初タッグを組み、そのほか、ソニン、玉置成実、勝矢らが集結した。現地時間の4月11日、脚本家のハーヴェイ・ファイアスタインとシンディら2人の星が刻まれているパンテージ・シアターを訪れた三浦さん。 本作の日本人キャストの代表として現地を訪れ、演出家のジェリー・ミッチェルと、LA公演に出演しているローラ役のジェイ.ハリソン・ジーと初対面を果たした。ジェリーは三浦さんにアドバイスを贈り、「君にはとても魅力的な個性があり、目を引く存在感もある」と評したうえで、どう三浦さんが演じるのかと期待も寄せた。さらに、三浦さん自身が2013年ブロードウェイ初演をNYで観劇したときからずっと憧れ続けたローラ役のジェイと対面した三浦さんは、「ローラ役が決まったときは嬉しいと同時に、ローラを日本代表として演じることのプレッシャーを感じ、より気合が入った」と語ると、ジェイは「カンパニーのリーダーとして作品に込められたメッセージを伝えなくてはいけないし、カンパニー全員へ心をオープンにすること。それがカンパニーへの信頼感につながり、作品に込められた特別な思いを全員が理解し、キャスト一人一人全員がメッセージを伝えるという責任感を持って舞台に立つ素晴らしい公演になることを信じています」と本作の初演でローラ役を演じたビリー・ポーターからジェイ自身が直接受け取ったメッセージをそのままを後輩である三浦さんに伝えた。そして、ワールドツアーのLA公演初日。パンテージ・シアター開幕の豪華レッドカーペットを日本のローラとして登場した三浦さん。沢山のセレブリティがいる中で、「キンキーブーツ」キャストと楽しそうに取材を受け、多くの歓声を浴びていた。初日公演を観劇した三浦さんは、「最高でした!!」と興奮気味に話し、「現地のお客さんがとっても暖かくこの作品を受け入れていて、でもそれはプレイヤーたちの確かな実力があるからこそ、ここまで盛り上がるのだと痛感しました。僕自身がローラを演じる上ですごく身が引き締まる思いでした!日本公演も頑張ります!」と改めて意気込みを述べていた。最終日には、パンテージ・シアターのバックステージツアーに参加し、本番直前の超ミニスカートのタイトな衣装を纏ったローラ役のジェイと2ショットの写真撮影に成功。固い握手を交わしながら、来日版のローラと日本人キャスト版のローラとでエールを交換、日本での再会の約束をした。また、滞在中三浦さんは、ウェストハリウッドで稽古用のブーツを購入したり、ドラァグクイーンのショーを見たりと、ここでもリサーチ三昧。パフォーマンスや魅せ方など、演じる上で活かせるものを充分吸収していたようだ。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」<来日版>は、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2016年04月29日4月1日、今年もまたこの日がやって来た。エイプリルフール、ではなく、伊勢丹メンズ館に足繁く通う馴染み客なら誰もが耳にしたことがあるであろう、チャーリー・ヴァイス(CHALIE VICE)の誕生日だ。伊勢丹メンズ館8階にサロンを構えるチャーリーは、誕生日を迎えるにあたり、自身のサロンを愛する人たちや仲の良い友人たちを招いたバースデーパーティーを企図。みんなの手元にはギターが描かれたインビテーションが届けられ、そこには“普段プロのギタリストしか立ち入る事のできない特別な場所”にみなさんを招いてパーティーを催したい、との記載が。何でも先日サロンで紹介した世界的ギターブランド、フェンダーミュージック株式会社(FENDER MUSIC CORPORATION)のエドワード・コール(EDWARD COLE)社長の粋な計らいで実現したとか。迎えた当日、チャーリーの誕生日を祝おうと続々と会場に集まった面々。“音楽に酔いしれる一夜に似合うスタイル”というドレスコードの下、スタイリッシュなセットアップに身を包んだ人、レザージャケットをワイルドに羽織った人など、実に様々な着こなしが会場を彩った。皆一様に、道に迷ったなどと愚痴をこぼしていたが、それもそのはず、会場となったFENDER MUSIC BACKSTAGEは住所や電話番号も完全非公開の特別な場所。スマートフォンのマップで検索しても、曖昧な場所しかヒットしない。これではしようがない。定刻になっても姿を現さない主役を尻目にパーティーはスタート。世界中を旅するチャーリーらしく、時間通りに登場しないのはお決まりという具合で皆慣れっこといった模様だ。進行役でありチャーリーの友人でもあるジョー横溝は、レギュラーDJを務めるInterFM897のラジオ番組を休んでまでお祝いに駆け付けたそうだ。続いて登場したのは、快く会場を提供してくれたコール社長。「4月1日は私たちFENDER MUSIC CORPORATIONの1周年記念の日でもあり、チャーリーを愛する皆さんと共にこの日をお祝いできとても嬉しい」とコメント。またこの日会場では、特別にFENDER MUSIC BACKSTAGEのパスを発行。本来はプロのギタリストしか立ち入る事のできない場所であり、紹介者がいないとパスは発行されないが、申込書の紹介者の欄にはちゃっかりチャーリーのサインが。これもまた、チャーリーならではのサプライズといったところだろうか。会場には数々のギターが展示されており、コール社長からはぜひ触れてみて欲しいと言われながらも、恐れ多いといった感じでじっくりと見て感嘆する人たちばかり。招待客の中には、アーティストを夢見て過去にバンドを組んでいたという人もちらほら居て、ギターを見る真剣な眼差しは若き日の面影を映し出すかのようだ。依然姿を現さないまま、チャーリーからのサプライズは続く。インビテーションには、「僕の良く知るサプライズなアーティストにも声をかけている」とあったが、ここで登場したのはミュージシャンの尾崎裕哉。チャーリーとはまだ面識がなく、「父親(尾崎豊)が、昔ニューヨークで会ったと聞いた気がする・・」と曖昧な記憶を辿っていたが、チャーリー自身が裕哉の大ファンでそのことから今回招かれたのではと、進行役のジョー横溝がフォローする場面も。普段ライブなどで父親の曲を中心に披露することはほとんどないという裕哉は、集まったチャーリーの友人たちの年齢に配慮してか、代表曲である『I LOVE YOU』を含む4曲を歌い上げ、会場は父親譲りのその美声に酔いしれていた。パーティーではチャーリーへのお祝いメッセージが読み上げられ、来場者たちもこぞってメッセージカードをしたためるも、肝心の主役は変わらず不在のままだ。そしていよいよ宴もたけなわといった頃に、チャーリーから連絡が入った!との声が。続いて進行役のジョー横溝が口にしたのは「チャーリー来ず」の一言。会場へ向かう途中、空港で寝入ってしまったというのだ。「エイプリルフールということで、小粋なウソをつこうと思っていたけど・・」と後悔の念を滲ませているそうだが、世界中を飛び回るチャーリーはやはりお疲れのようだ。もうこうなったら来られないチャーリーを悔しがらせようとばかりに豪勢なケーキを持って登場したのは、チャーリーとは祖父同士が友人だったという、恵比寿のショコラトリー「ジョン カナヤ(JOHN KANAYA)」のオーナー金谷譲児だ。金谷の祖父ジョン金谷鮮治が経営していた伝説のレストラン「JOHN KANAYA麻布」で幼少期に誕生日のお祝いをした思い出があるというチャーリー。今回リクエストしたのは、ショコラトリーとして復活したJOHN KANAYAのボンボンショコラの封蝉で作った世界地図を模した斬新なケーキだ。祖父同士が会ったというパリ、金谷がチャーリーと会ったというニューヨーク、そしてパーティー会場のある東京が赤く記されている。未だ明かされてないチャーリーの年齢を今日こそ聞けると期待していた来場者たちは、チャーリー来ずの連絡に落胆を隠せなかったものの、美味しい食事に舌鼓を打ち、主役自らが仕掛けた数々のサプライズに歓喜し、案外結果オーライだった?!と言わんばかりの満足そうな顔で会場を後にした。
2016年04月13日俳優トム・クルーズの『トップガン』続編への出演が公式に決定したようだ。ミラマー基地にある米軍戦闘機学校で学ぶトップレベルの戦闘機パイロットたちを描いた1986年作のオリジナル作品の中で、マーヴェリックことピート・ミッチェル役を演じたトム。映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、トムの出演なしでは続編を作ることはできなかったと話す。今年の1月にもツイッターでトムの出演をほのめかしていたブラッカイマーは、『エンターテイメント・トゥナイト』の中で、続編にトムが出演するかどうかという質問に対して「もちろんだよ。トム・クルーズなしで『トップガン』は作ることはできないよ!」と答えたのだ。さらにブラッカイマーは、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの出演が決定すれば『バッドボーイズ』第3弾の製作もありえるかもしれないと話し、エディ・マーフィー主演の『ビバリー・ヒルズ・コップ』第4弾についても現在エディとパラマウントとともに話を進めているところだと明かした。ブラッカイマーは今年1月、自身のツイッターでファンに向けて「週末に長年の友人トム・クルーズと『トップガン2』について話し合いをして、ニューオリンズからたった今戻ってきたところだよ」と報告し、トムとの写真を投稿していた。世界興行成績も大成功を収めたオリジナル作品の中では、トム演じる主人公のマーヴェリックとケリー・マクギリス演じる教官チャーリー・ブラックウッドの恋模様も描かれていた。また、サウンドトラックとして使われていたベルリンが歌う『恋は吐息のように』はアカデミー賞主題歌賞を受賞している。(C)BANG Media International
2016年04月05日仲の良いテイラー・スウィフト、ジジ・ハディッドらの中で「シングルは私だけなの~!」と先日ラジオで“シングル宣言”をしたセレーナ・ゴメス。恋人ではないけれど、最近歌手のチャーリー・プースとかなり親し気だと「Us Weekly」誌が伝えている。セレーナの友人によれば、あくまでもまだ“イチャつき友だち”だとのことだが…。2人が初めて出会ったのは、昨年8月に行われた「MTVビデオ・ミュージック・アワード」のパーティー。チャーリーからセレーナに話しかけて友だちになり、今年1月、2人でチャーリーの曲「We Don’t Talk Anymore」をデュエットしたことで急速に仲を深めたようだ。歌でコラボしたいと以前から話していたという2人だが、「We Don’t Talk Anymore」の仕上げにかかっていたときにチャーリーが「この曲の2番を歌ったらいいんじゃない?」とセレーナに提案。するとセレーナがチャーリー宅にやってきたものの、「録音スタジオをセットしてすらいなかったので、急遽クローゼットでレコーディングをした」と「People」誌に語っている。クローゼットで録音作業とは、なかなか親密な響きだ。ウィズ・カリファとコラボした「See You Again」がグラミー賞にノミネートされるなど、歌手として勢いに乗っているチャーリー。まもなく始まるセレーナのツアーでは7月9日(現地時間)公演のオープニングアクトを務めることに。まだシリアスではないけれど、仲良しというその関係、恋愛に発展することはあるだろうか?(Hiromi Kaku)
2016年04月01日イギリスの俳優、チャーリー・コックスが3月31日(木)、都内のホテルにて来日会見を開催し、女優の武田梨奈がゲストとして登壇した。チャーリーさんは、オンラインストリーミングサービス・Netflixにて3月18日より世界同時配信中のアクションヒーロードラマ「Marvelデアデビル」シーズン2にて、正義のために闘うヒーロー“デアデビル”(マット・マードッグ)を演じている。初来日となったチャーリーさんは、到着時刻の関係でまだホテルから外に出ていないそうだが、笑顔で会見場に姿を現した。シーズン2は「内容がより複雑な問い掛けになっています」と明かし、「例えば、何がヒーローをヒーローたらしめているのか、英雄的な行為というものをどう定義すべきなのか、現代の世界において果たしてそれはどんな意味を持つのか、そういった問い掛けをしています」と魅力を紹介した。シーズン2ではアクションが見どころとなっており、素手で棒やナイフなどを操るフィリピン武術や中国武術などの要素を取り入れたバトルシーンが話題を呼んでいる。チャーリーさんは、作品にはCGが使われておらず、自身を含む役者やスタントマンたちが戦闘アクションに取り組んでいることが「みなさんをより引き込み、わくわくしたり、緊張したりさせる結果になっているのではないかなと思います」と笑顔を見せた。イベントでは、そんなチャーリーさんへ、アクションにも定評のある武田さんが花束をプレゼントした。武田さんは、「すごく柔らかい感じの雰囲気の方で、映画とはまた違った魅力が見えました」とうっとり。「あと、すごくいい匂いでした!隣にいて!」と嬉しそうに付け足した。報道陣から「紳士的なハンサムな方でしたが、彼は好みの男性ですか?」とストレートに尋ねられると、驚きの表情を浮かべたものの、照れ笑いを浮かべながら「そうですね、…はい」とはにかみながら肯定した。また、武田さんは、自身のハリウッド進出について、「先月2月の終わりに、アカデミー賞のレッドカーペットでリポーターをさせていただいて、そのときにレッドカーペットを歩かせていただいたのですけれど、そこで、いつかは女優として(米アカデミー賞授賞式に)呼ばれるという夢を誓ってきましたので、海外の作品にもどんどん出ていきたいなと思います」とエピソードを明かしながら、意気込みを語った。(中丸道彦)
2016年03月31日映画『奇跡の人』のヘレン・ケラー役で知られるオスカー女優パティ・デュークさんが29日、69歳で死去した。パティさんは、腸の破裂による敗血症で亡くなり、代理人マイケル・スタブス氏は「彼女は妻であり、母親であり、祖母であり、友人であり、精神的健康の主唱者であり、文化のアイコンでもありました。彼女の死はとても惜しまれるでしょう」と伝えている。また、パティさんの家族も「今朝方、妻、母、女家長、素晴らしいアーティスト、メンタルヘルスの擁護者であった私たちの愛するアンナ・パティ・デュークは、その目を閉じ、痛みから解放され、美しい世界へと旅立ちました」と声明を発表。2004年には、パティさんは心臓バイパス手術を受けていた。パティさんは映画『奇跡の人』で子供ながらにヘレン・ケラー役を熱演し、1963年にアカデミー賞を獲得。その約20年後にはヘレン・ケラーの先生役をTV映画の中で演じ、1980年にエミー賞に輝いた。ちなみに、この作品のみならず1970年放送の『マイ・スウィート・チャーリー』、1976年放送の『キャプテンズ・アンド・ザ・キングス』でもエミー賞を受賞した。映画やTV業界だけでなく、ブロードウェイの舞台でも活躍していたパティさんは、30年間の結婚生活を送っていたマイケル・ピアースとの間に3人の子供をもうけている。(C)BANG Media International
2016年03月30日横浜みなとみらいのブリリア ショートショート シアターでは、4月1日(金)~4月30日(土)までイギリスのショートフィルムを集めた特集上映を開催。先日、<a href="">『SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁』</a>の劇場上映でも話題を呼んだベネディクト・カンバーバッチが一人二役を演じた『二人』など、全4作品を上映することになった。世界各国の良質ショートシネマを数々上映するブリリア ショートショート シアター。今回のイギリス特集の注目作品は、ベネディクトの主演作『二人』。この作品は、主治医から末期的な病を宣告された会社員ジョーが、後に残される妻子のために、疎遠となっていたならず者の双子の兄弟チャーリーをカフェに呼び出し、瓜二つの外見を持つチャーリーにある選択を持ちかけるというストーリー。ジョーとチャーリーをベネディクトが一人二役で演じており、妻の役を演じるのは英国女優ナタリー・プレス。11分強という短い上映時間に兄弟愛、セカンドチャンス、アイデンティティーなど様々なテーマをはらんだ物語となっている。そのほかにも、世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル、SXSW(サウスバイサウスウエスト)でノミネートされた『カーマンライン』 など全4作品を上映する。なお、4月16日(土)から5月15日(日)は、CGアニメーションのショートフィルムプログラムとなる。『コーダ』は交通事故に逢った男のさまよう魂が、死神と出会い彼にいろんなものを見せていく物語で、「SXSW2014」でも上映された秀逸な作品。また、世界最大規模のコンピュータグラフィックスおよびインタラクティブ技術を中心としたデジタルメディア、デジタルコンテンツのカンファレンス「SIGGRAPH」で上映されたドイツ発『素晴らしきかな、自然!』、世界4大アニメーションフェスティバルのアヌシー国際アニメーション映画祭で上映された『動物たちの逆襲』などハイクオリティな全8作品をラインナップ。さらに、4月29日(金・祝)~5月8日(日)のゴールデン・ウィーク中は、親子で楽しめるアニメーション上映&無料ワークショップを開催。日本でも話題を呼んだチェコの人気映画<a href="">『クーキー』 </a>や、原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して解禁された幻のパペットアニメ映画『ムーミン谷の彗星』を特別上映する。イギリス特集ショートフィルムプログラムはブリリア ショートショート シアターにて4月1日(金)~4月30日(土)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日三浦春馬と小池徹平が初タッグを組み、挑戦するブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。この度、“キンキーブーツ”を履いた三浦さんが写る新ビジュアルが解禁された。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。本作は、シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当し、2013年の「トニー賞」作品賞をはじめとする6部門受賞という快挙を成し遂げた大ヒットミュージカルを、日本人キャストで再上演するというもの。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005年に公開されたイギリス映画をミュージカル化。シンディのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そして今回の日本人キャスト版は、音楽・演出・振付はオリジナルをそのままに、主演のチャーリーとローラには、高い歌唱力を持つ小池さんと、卓越した歌とダンスで舞台での評価も高い三浦さんが初タッグを組んだ。そしてヒロインのローレン役にはソニン、そのほか、玉置成実、勝矢、飯野めぐみら実力派俳優たちが集結している。先日、小池さんと三浦さんが“キンキーブーツ”と写った新ビジュアルのチラシが解禁されたばかりだが、今回新たに初解禁となる新ビジュアルが完成。なんと今回は、本国ニューヨークからはるばる届いた真っ赤な“キンキーブーツ”を、実際にはいたドラァグクイーン・ローラ役の三浦さんの姿が写し出されたビジュアル。妖艶な赤の醸し出すオーラにも負けず、15cm越えの超ハイヒール“キンキーブーツ”を早くも履きこなし、その傍らでブーツに見入るチャーリー役の小池さんのツーショットが収めている。すでに夏の公演に向けて、高いヒールを履く練習を始めているという三浦さんは、「去年L.A.で、ドラァグクィーンが履く黒の15cmヒールブーツを脚を慣らすために購入しましたが、本国からお借りした真っ赤なブーツを初めて見たときは、妖艶でかつ迫力がありました」とやはり本物は違うと語り、また「このブーツを履くことで背丈が増すということは、それ相応の責任が増し、高揚すると共に、身が引き締まる思いでした。ミュージカルキンキーブーツの魅力を是非とも皆様に届けたい。劇場でお待ちしております」と熱い想いを寄せている。“ドラァグクイーン”三浦さんの全貌が徐々に明るみになり、本ビジュアルの早くも役に徹した三浦さんの表情からも、ますます期待が高まるようだ。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」来日版は、2016年10月、渋谷・東急シアターオーブにての公演予定。(cinemacafe.net)
2016年03月28日ハリウッド大作に、人気子役の芦田愛菜や菊地凜子が出演したことで話題を呼び、さらに日本語吹き替え版声優にアニメ作品で活躍する杉田智和、林原めぐみらが起用されたことでも注目を集めた、鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が圧倒的スケールと迫力で描くSFアクション超大作『パシフィック・リム』が、3月5日(土)、フジテレビ土曜プレミアムにて地上波初登場!2013年、太平洋(パシフィック)の深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく…。いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって1度はパイロットをやめた男と、実戦経験のない新人という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう――!『パンズ・ラビリンス』など世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを握る本作。日本のマンガやアニメ、特撮映画をこよなく愛する大の“日本通”として知られる監督が、まるで日本アニメ作品のような“未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗する”というストーリーを、2億ドルを超える驚愕の製作費をかけてハリウッド最先端の技術を駆使して映像化。主要キャストには芦田さん、菊池さんら日本人女優が配役され、公開当時大きな注目を集めた。アニメ・特撮ファン垂涎の本作が、いよいよ地上波にて初放送されることが決定。日本語吹き替え版には豪華声優陣が起用され、人型巨大兵器“イェーガー”に乗り込むチャーリー・ハナム演じる主人公ローリー・ベケット役を、人気アニメ「銀魂」の“銀さん”こと坂田銀時役を担当している実力派声優・杉田智和が担当。そして、菊池さん演じる新人・森マコ役を、「名探偵コナン」灰原哀役や「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役などで知られる超人気声優・林原めぐみが演じる。実力・人気ともに兼ね備えた杉田さんと林原さんの吹き替えに、公開当時も大きな関心が寄せられたが、TV放送となるこの機会に吹き替え版で見てみてほしい。『パシフィック・リム』は3月5日(土)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日4月に大阪、愛知、東京の3都市で開催される世界最高峰のアイスショー「STARS ON ICE JAPAN TOUR2016」の追加スケーターが発表され、昨年競技復帰を果たした浅田真央(東京公演)、先日の四大陸選手権で金メダルに輝いた宮原知子(大阪・東京公演)の出演が決定した。STARS ON ICE JAPAN TOUR2016 チケット情報浅田、宮原に加えて今回出演が決まったのは荒川静香(大阪・東京公演)、村上佳菜子(東京公演)、宇野昌磨(大阪・東京公演)、村上大介(大阪・東京公演)、ケイトリン・オズモンド(大阪・東京公演)、ジェフリー・バトル(大阪公演)、メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト(大阪公演)。すでに発表になっていた、高橋大輔、鈴木明子、織田信成の日本勢、パトリック・チャン、ハビエル・フェルナンデス、ジョアニー・ロシェット、テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアら海外組とあわせて、豪華な顔ぶれが出揃った。「STARS ON ICE JAPAN TOUR2016」は4月9日(土)の大阪市中央体育館を皮切りに、愛知県体育館、国立代々木競技場第一体育館で開催。チケット発売中。■STARS ON ICE JAPAN TOUR20164月9日(土)・10日(日)大阪市中央体育館(大阪府)4月12日(火)・13日(水)愛知県体育館(愛知県)4月15日(金)~17日(日)国立代々木競技場第一体育館(東京都)■追加発表されたスケーター※大阪・東京公演で出演者が異なります。<レギュラースケーター>《大阪・東京公演》ケイトリン・オズモンド2014カナダ選手権金メダリスト<ゲストスケーター>《大阪公演》荒川静香2006トリノオリンピック金メダリスト宮原知子2015世界選手権銀メダリスト宇野昌磨2015グランプリファイナル銅メダリスト村上大介2014NHK杯金メダリストジェフリー・バトル2006 トリノオリンピック銅メダリストメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト2014ソチオリンピック金メダリスト《東京公演》荒川静香2006トリノオリンピック金メダリスト浅田真央2010バンクーバーオリンピック銀メダリスト宮原知子2015世界選手権銀メダリスト村上佳菜子2014四大陸選手権金メダリスト宇野昌磨2015グランプリファイナル銅メダリスト村上大介2014NHK杯金メダリスト
2016年02月25日4月に大阪、愛知、東京の3都市で開催される世界最高峰のアイスショー「STARS ON ICE JAPAN TOUR2016」の追加スケーターが発表され、昨年競技復帰を果たした浅田真央(東京公演)、先日の四大陸選手権で金メダルに輝いた宮原知子(大阪・東京公演)の出演が決定した。STARS ON ICE JAPAN TOUR2016 チケット情報浅田、宮原に加えて今回出演が決まったのは荒川静香(大阪・東京公演)、村上佳菜子(東京公演)、宇野昌磨(大阪・東京公演)、村上大介(大阪・東京公演)、ケイトリン・オズモンド(大阪・東京公演)、ジェフリー・バトル(大阪公演)、メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト(大阪公演)。すでに発表になっていた、高橋大輔、鈴木明子、織田信成の日本勢、パトリック・チャン、ハビエル・フェルナンデス、ジョアニー・ロシェット、テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアら海外組とあわせて、豪華な顔ぶれが出揃った。「STARS ON ICE JAPAN TOUR2016」は4月9日(土)の大阪市中央体育館を皮切りに、愛知県体育館、国立代々木競技場第一体育館で開催。チケット発売中。■STARS ON ICE JAPAN TOUR20164月9日(土)・10日(日)大阪市中央体育館(大阪府)4月12日(火)・13日(水)愛知県体育館(愛知県)4月15日(金)~17日(日)国立代々木競技場第一体育館(東京都)■追加発表されたスケーター※大阪・東京公演で出演者が異なります。<レギュラースケーター>《大阪・東京公演》ケイトリン・オズモンド2014カナダ選手権金メダリスト<ゲストスケーター>《大阪公演》荒川静香2006トリノオリンピック金メダリスト宮原知子2015世界選手権銀メダリスト宇野昌磨2015グランプリファイナル銅メダリスト村上大介2014NHK杯金メダリストジェフリー・バトル2006 トリノオリンピック銅メダリストメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト2014ソチオリンピック金メダリスト《東京公演》荒川静香2006トリノオリンピック金メダリスト浅田真央2010バンクーバーオリンピック銀メダリスト宮原知子2015世界選手権銀メダリスト村上佳菜子2014四大陸選手権金メダリスト宇野昌磨2015グランプリファイナル銅メダリスト村上大介2014NHK杯金メダリスト
2016年02月25日ライカカメラジャパンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「LEICA T "CHALIE VICE"」を、3月10日から50台限定で発売する。希望小売価格は270,000円(税込)。LEICA T "CHALIE VICE"は、2014年4月に発表された「ライカT」と、CHALIE VICE(チャーリー・ヴァイス)のコラボレーションモデルだ。ボディカラーは藍色。APS-Cサイズ・有効1,630万画素のCMOSセンサーを搭載しており、レンズは別売となっている。2月17日には、「YUHAKU」ブランドのレザー風呂敷がセットになった「LEICA T "CHALIE VICE" Special Selection」を、東京・伊勢丹新宿店メンズ館のTHE GALLERY by CHALIE VICEで発売する。20セット限定で、希望小売価格は313,200円(税込)。またTHE GALLERY by CHALIE VICEでは、コラボモデルの発売を記念し、写真家の柏木龍馬氏がライカTで撮り下ろした作品のギャラリー「Salomé」を開設する。公開期間は2月17日から3月1日まで。
2016年02月15日シンディ・ローパーが全曲書き下ろし、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞を受賞した話題のブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、ついに日本人キャストで初上演決定。主人公チャーリー役を小池徹平、そして、三浦春馬が美のカリスマ・ドラァグクイーン役を演じる。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…。2013年、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞で13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ、オリジナル楽曲賞、主演男優賞を含む6部門を受賞する快挙を成し遂げたブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれており、2005年公開のイギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を務めたことでも大きな話題を呼び、いまなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作だ。今回、満を持して本作が日本人キャストで初上演されることが決定。主人公の優柔不断な靴工場の4代目、チャーリー・プライス役には、高い歌唱力を武器に「デスノート The Musical」のL役で高い評価を獲得し、今年は帝国劇場にて主演ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」が控える小池徹平。「ブロードウェイミュージカルの名作に挑戦させていただけること、いまからとてもわくわくしてます」「豪華なキャストの皆さんと共に、また新たなる自分の発見、そして進化できるように、引き締めて頑張りたいと思います!」と意気込みを寄せた。また、美のカリスマ・ドラァグクイーン、ローラ役を演じるのは、主演映画『進撃の巨人』で世界的に注目を浴び、現在ドラマ「わたしを離さないで」に出演中の三浦春馬。本作でブロードウェイミュージカルに初挑戦となる三浦さんは、出演を受けてニューヨークに渡り、シンディのヴォイストレーナーによるヴォーカルレッスンを受け、さらにシンディ・ローパーから直接アドバイスを貰うなど、並々ならぬ準備を行ったそう。「2013年夏、ブロードウェイで観劇し、強く憧れた役を演じることができ、とても嬉しくおもいます。と同時に大きなプレッシャーも感じてきていますが、自分が本国の劇場で包まれたミュージカル・キンキーブーツの感動を少しでもお客様に受け渡せるよう、努力して行きます」と、強い思いを語った。初タッグを組む小池さんと三浦さんが、音楽・演出・振付はそのままに、困難な中でも自分らしく生きることの大切さを教えてくれる、笑いと感動に溢れたブロードウェイミュージカルの最高傑作を舞台で繰り広げる本舞台を期待して待ちたい。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)より東京・新国立劇場を皮切りに大阪オリックス劇場で上演予定。10月には、東急シアターオーブにてブロードウェイ版「Kinky Boots」の来日公演も決定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ、『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター…。“カメレオン俳優”ジョニー・デップが、これまで変身してきた役柄は数知れず。そのジョニーが、身も心も役に没頭し、まるでその人物が憑依したかのような熱演を見せているのが『ブラック・スキャンダル』だ。本作で、実在する凶悪非道のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じたジョニーは、ハリウッドの“同業者”による全米映画俳優組合(SAG)賞で「主演男優賞」にノミネートされ、ファンが選ぶ2016年ピープルズ・チョイス・アワードでは「ドラマ映画男優賞」を受賞、主要メディアからも「キャリア最高の演技」と絶賛を受けた。これまで、奇抜な見た目のキャラクターのイメージが先行しがちだったが、本作で改めて“実力派”であることを示した彼が、そのバルジャーの役作りから、実弟で大物政治家に扮したベネディクト・カンバーバッチ、FBI捜査官を演じたジョエル・エドガートン、そしてメガホンを取ったスコット・クーパー監督のビジョンまで、たっぷりと語ってくれた。「全くの別人だった」と、バルジャーの恋人役を演じたダコタ・ジョンソンもふり返る今回のジョニー。「ジェームズ・バルジャーには以前からとても興味をもっていた」と、彼は言う。「生い立ちや生き方だけでなく、16~17年もの間、国の追跡を逃れ続けることができたという点にね。そんなことができる人はめったにいない。だから彼について、ずっと興味があった」。本作の舞台で、バルジャーが生まれ育ったサウスボストン、通称“サウシー”は、昔もいまも住民同士の結びつきが非常に強い場所だと言われている。「地元の人たちはバルジャーに対して、大きな恩を感じていた」とジョニー。「子どものころからバルジャーに憧れ、目標にする人も多かったんだ。彼は何をするにも自分の流儀を通し、たいてい勝利をおさめる。しかも圧倒的なカリスマ性があった。人を惹きつけてやまない独特の魅力があり、誰もがバルジャーと仲良くなりたいと思う。この人をもっと知りたい、理解したいと思わせるような求心力を備えていたんだ」とバルジャーの興味深い“人となり”に触れ、「その原動力はどこから来るのか、知りたいと思ったよ」と明かす。「実在のバルジャーは謎多き男なんだ。バルジャーを“つかむ”うえで高いハードルだった。だけど、彼のかつての友人や仲間に会うことができて、参考になったよ。おかげで人物像の輪郭がつかめたし、演技のたたき台にすることもできたんだ。バルジャーは一触即発の爆弾だったけど、一方では感傷的でデリケートな一面もある。そんな人物を演じるのは綱渡りをするような感覚だったね」。とはいえ、バルジャーは“サウシー”を取りしきるアイルランド系ギャングのトップに君臨し、ボストン北部のイタリア系マフィアと抗争を繰り広げていた人物。「それで(幼なじみの)FBI捜査官のコノリーが、バルジャーにこんなふうに密約をもちかけたんだ。『イタリアン・マフィアを潰す手助けをしてくれれば、犯罪に関して目をつぶってもいい。あまりにもイカれたことをしない限りは、目をつぶる』ってね。このとき、バルジャーの反応は、密告者なんかになるものか、誰のためでも、何のためでも、裏切り者にはならない、というものだった。この密約は、彼にとっては“ビジネス”だった。彼は自分の仲間を売ったりはしない。それはギャングとしての信条に反する。だから彼はビジネスとしての決断を下したんだと思う。それは間違いなく彼の利益になった。彼は密約を利用したんだ」と、アメリカ史上最悪の汚職事件をジョニーはそう言い表した。FBIと組み、向かうところ敵なしとなったバルジャーは、ドラッグ取引、恐喝、マネーロンダリング、殺人(ときには身内までも!)など、あらゆる凶悪犯罪を実行しながら、法の裁きを逃れることになる。そんな実在の人物を演じることは、「その人、真実、歴史に対する責任を背負うことになる」と、ジョニーは言う。「それが誰であろうと敬意を払うことがとても大切。その人の生きざまを演じさせてもらうわけだから、たとえ犯罪者であっても、できるだけ本人に近づくように努めるのが礼儀じゃないかな」。そのため、彼は長年タッグを組み、信頼を寄せるメイクアップ・アーティスト、ジョエル・ハーロウとともに“バルジャー”を生み出すことになった。「バルジャーの特徴を掴みながら、ヒューマンに見えることにこだわった。僕の目はスペードのエースのように黒いから、ブルーのコンタクトは特注で作ってもらった。俳優は、リスキーな肉体的変身をして、毎回フレッシュな、異なる外見で観客にサプライズを与える責任があると思っている。試行錯誤した挙げ句、最終的に、最も近いと思われる今回のルックスに決まったんだ」。また、「バルジャーのキャラクターが浮かび上がったとき、彼はとても肉体的で、タフな男だったから、さらに体格をよくした」と、体作りをしたというジョニー。さらに、「彼の声の録音はあまり残っていなかったので、ある意味、カンでやっていたが、うまくいった。彼の以前の仲間から手紙をもらったんだが、かなりビビっていたようだったからね(笑)。そう聞いて嬉しかったね」と、この完璧なまでの役作りの手応えを口にする。だが、「彼は一方で、母や弟をとても大切にし、家族愛のある複雑な人間だった。そんな彼を的確に、ある意味、正当性をもって演じるようにした」とも明かすジョニー。ベネディクト・カンバーバッチが演じた弟ビリー・バルジャーは、兄弟でありながら、あまり似ていなかったといわれ、兄・ジェームズとは全く別の“政治家”という道を選んでいる。「ビリーは政界に入り、派手なパフォーマンスが身上の大物政治家になった。ビリーはビリーの道を究め、暗黒街に君臨したんだよ。それでも2人は揃って実家の母親を訪ねたりして、ずっと兄弟仲は良かった。社会的な立場はえらく違うけどね」。そのビリーを演じたベネディクトについては、「本当に凄い。素晴らしい人物で、心も魂も美しい」と絶賛するジョニー。「ベネディクトはとても献身的な俳優で、今回も期待以上の結果を出しているんじゃないかな。ビリーの心境、忠誠心、兄への思いが透けて見えるようだよ。俳優として、彼はとにかく心がいい。彼もジョエル(・エドガートン)もどちらもだ。2人とも人に対して感謝を忘れない。彼らとの共演シーンが終わると、みんなで、『最高だった。見事だったよ』と言い合える。そんな人たちは尊敬できるよね」と、撮影現場でも“絆”がしっかりと生まれたことを明かす。「彼らとの共演は本当に素晴らしい体験だった。彼らはもう兄弟同然だ」。バルジャーに憧れを持っていた1人、“幼なじみ”のFBI捜査官コノリー役を好演したジョエルについても、「彼には毎回驚かされたし、彼との共演では僕自身が気づかされることも多かった。彼のことは心から尊敬しているよ」と敬意を込めるジョニー。「カンの良い俳優が相手だと、心情的なピンポンができる。自分がぶつける球をしっかり打ち返せるだけの強さがあると分かるからね。すると不思議な感覚が生まれ、美しいチェス・ゲームのようになって、演技することが楽しくなる。こんな共演ができる相手との仕事が待ち遠しくなるんだ。ジョエルは見事だった」。そして、彼らキャストたちをまとめ上げたスコット・クーパー監督に対しても、ジョニーは手放しで絶賛を贈る。『クレイジー・ハート』と『ファーナス/訣別の朝』を見て「いつか組んでみたいと思っていた」というジョニーは、「現場での仕事ぶりを見ていても、これが3作目とは信じられなかった。その手腕、ビジョン、熱意に惚れ惚れしたね。まったく、すごい男だよ。スコットが監督するなら、電話帳の撮影にだってつき合うね(笑)。本気だよ!スコットのことは心の底から尊敬してるんだから」。最後に、特別に日本のファンにだけと、本作の見どころを明かすジョニー。「この映画で最も重要なのは、最初の10分で映画を観ているという感覚を失うほどになることだ」と言う。「スコット・クーパーは素晴らしい監督で、彼のカメラの動かし方、使い方が型にはまったものでないというのは確かだ(笑)。カメラをまるで人のように扱い、覗き見しているかのように使う。カメラがあたかも一人のキャラクターとして息をしているかのようなんだ」。だからこそ、観客は実際にその場にいるかのような感覚に陥り、ジョニーが体現する複雑さを持った人間“バルジャー”をよりリアルに感じ、恐れおののくことになる。最凶の悪人であれ、ストイックにその人物像を追求し、キャスト・スタッフに絶大な信頼を置くジョニーは、やはり最高にカッコイイ。『ブラック・スキャンダル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年02月02日俳優のトム・クルーズと映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、『トップ・ガン』続編について話し合いを行ったという。ミラマー基地にある米軍戦闘機学校で学ぶトップレベルの戦闘機パイロットたちを描いた1986年作のオリジナル作品で、トムはピート・マーヴェリック・ミッチェル役を演じていたが、新作でも同役を再び演じる方向だ。昨年6月に続編企画が進行中であることが明らかになっていたが、ブラッカイマーは先週末ニューオリンズでトムらとミーティングを行ったようで、自身のツイッターで「週末に長年の友人トム・クルーズと『トップ・ガン2』について話し合いをして、ニューオリンズからたった今戻ってきたところだよ」と報告し、トムとの写真を投稿した。世界興行成績も大成功を収めたオリジナル作品の中では、トム演じる主人公のマーヴェリックとケリー・マクギリス演じる教官チャーリー・ブラックウッドの恋模様も描かれていた。その一方で、サウンドトラックとして使われていたベルリンが歌う『恋は吐息のように』はアカデミー賞主題歌賞を受賞していた。期待高まる『トップ・ガン』続編の撮影日は今のところまだ明らかになっていないが、現在トムは『ジャック・リーチャー:ネバー・ゴー・バック』や『メナ』の撮影に忙しくしているところだ。(C)BANG Media International
2016年01月29日ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチら至極の豪華実力派スター俳優たちが集結し、アメリカ史上最悪の汚職事件を描くクライム・サスペンス『ブラック・スキャンダル』。ジョニーの極悪ぶりが話題となっている本作だが、この度、日本が誇るヤクザ映画『仁義なき戦い』をパロディ化した動画がネット上にアップされ、いま注目を集めている。1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャー。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく。そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。本作は、実際にアメリカで起こった「ギャング+FBI+政治家」が密約を結んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件を描いたストーリー。2011年に逮捕されるまで10年あまりFBIに追われ、ウサマ・ビンラディンに次ぐ最重要指名手配犯と認定され賞金2億4,000万円にまで膨れ上がった犯罪王・バルジャー役を好演するのは『チャーリーとチョコレート工場』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『アリス・イン・ワンダーランド』など様々な役柄に挑戦してきたジョニー。その犯罪王の半生という難しい役どころを演じたジョニーに世界中から絶賛の声が上がっている。そしてマフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー役には『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル、コノリーと名声を望む政治家のビリー役には「SHERLOCK」『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト。そのほか、ダコタ・ジョンソン、ケビン・ベーコンなど豪華俳優陣が勢ぞろいしている。そして本作の公開目前にして、注目を集めている映像は、ヤクザ同士が裏切りに裏切りを重ね、抗争を繰り返すヤクザ映画シリーズの名作『仁義なき戦い』をパロディした動画。『仁義なき戦い』のテーマ曲が全編に鳴り響く、感涙モノのファン・メイド予告だ。テーマ曲はもちろん、ザラついた映像で70年代当時を完全再現し、ブレた画のまま止める演出や、達筆なテロップでくりだされる昭和的キャッチコピー数々…ファンが思わず唸ってしまうパロディ演出が満載の映像となっている。また「ワシらの3人の利害は同じじゃ、手を組まんか?」「あのバルジャーが裏の実力者になったらしいのう」「殺りゃええんじゃ」と登場人物のセリフが広島弁になってるところにも注目。ここぞとばかりに仁義なき愛が注ぎ込まれている。さらに「人間じゃナインよ、おどりゃ悪魔じゃ」という被害者の絶叫にバルジャーの高笑い、「FBIに敵の情報を流しゃあ、ワシらの天下よ!」とその危険度MAXな姿は、まるでいまは亡き菅原文太の再来を感じさせるかのよう。ファンによる予告編は定番となっており、これまでも『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の『スター・ウォーズ』版、ゴーカート版、チャリンコ版など、ユニークなアイデアで生まれた映像が続々誕生している。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月28日とびっきり豪華なおせち料理ともいえる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の後には、良い意味でオーソドックスな味付けの上質な作品が見たくなるはず。そんな映画ファンには、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』がオススメだ。実話をもとに、アカデミー賞俳優のトム・ハンクスと4度目のタッグを組む本作。米ソの冷戦が激化した1950~60年代を舞台に、アメリカ人弁護士ジェームズ・ドノヴァンが、かつて弁護を担当したソ連の老スパイと、ソ連の捕虜となったアメリカ人パイロットの交換交渉を進めるため、東西分裂中のベルリンで孤軍奮闘する。老スパイ役のマーク・ライランスが、すでに8つの映画賞で助演男優賞に輝いており、オスカー本命と目されている。一言で表せばスピルバーグ流の“知的活劇”。まさにベルリンの壁が建設されつつある混迷のベルリンに乗り込み、手の内を見せないソ連側と粘り強い交渉を繰り広げるドノヴァンの姿は、「正義と真実を求める」という意味では、スピルバーグ監督がこれまで生み出していた冒険ヒーローに通じるものがある。違いがあるとすれば、ドノヴァンが政府の人間ではなく、保険法を専門にした弁護士…つまり、ありふれた一市民だという点だろう。自国を脅威にさらすスパイを弁護したことで、愛する家族をも危険にさらすことになるドノヴァン。それでも「誰もが平等な裁判を受ける権利を持つ」という信念、そして老スパイとの交流を通し、立場は違えど愛国心に変わりはないと共鳴し合う人間性が、主人公を特別な存在に押し上げる点が、生粋のヒューマニストであるスピルバーグ監督らしい。ドノヴァンの誠実さはそのまま、常に観客に対し謙虚さを忘れないスピルバーグそのものだ。『宇宙戦争』『ミュンヘン』と2本の監督作が全米公開されたのが、2005年のこと。まるで同窓会のようだった『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、片や最新技術で仏コミックを映像化した『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の2作品で冒険活劇を再定義し、『戦火の馬』『リンカーン』と重厚感あふれる大作を成功させた監督にとって、最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』はこの10年を総括する、静かなる集大成といえそうだ。スピルバーグ監督といえば、ロアルド・ダール(『チャーリーとチョコレート工場』)による児童小説を原作に、少女と巨人の冒険を描いた最新作『The BFG』(原題)が今夏、全米公開される予定で、こちらも楽しみになってきた。『ブリッジ・オブ・スパイ』は1月8日(金)より公開。(text:Ryo Uchida)
2016年01月08日ヴィン・ディーゼルが6日(現地時間)、ピープルズ・チョイス・アワード授賞式で2013年に亡くなった共演者、ポール・ウォーカーに歌を捧げた。ヴィンが出演した『ワイルド・スピード SKY MISSION』はこの日、ピープルズ・チョイス・アワードでお気に入り映画賞とお気に入りアクション映画賞を受賞。同作でプロデューサーも兼任するヴィンは受賞スピーチで「自分の席に座っていたときは大丈夫だった。でも2つの賞をくれた。だから、ドムとブライアン(映画でヴィンとポールが演じたキャラクター)のことを、そしてポールのことを思い始めた」と話し始めた。ポールは『ワイルド・スピードSKY MISSION』撮影中の2013年11月30日、友人の運転するポルシェに同乗中に交通事故に遭い、亡くなった。「僕の唯一のメッセージは、愛のなせるわざの素晴らしさだ」と言うヴィンは「それがどんなにパワフルなフォースだったか。あの悲劇があまりに重過ぎて、僕たちが撮影再開をしたくないと思ったときも、みんなの愛のおかげで最後までやり遂げることができた」と語った。そしてヴィンは、映画の主題歌であるウィズ・カリファ&チャーリー・プースの「See You Again」の一節「友よ、君がいなくなってしばらく経つ。また会うときにいろいろ話す」を歌ってポールに捧げた。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Pictures
2016年01月08日『ハロウィンナイトメア』や『ハロウィンナイトメア2』の原作者・IVORY DICEが新たにリリースした話題のフリーホラーゲーム「バレンタインナイトメア」。この度、主演に“ネクストブレイク10代女優No.1”の呼び声高い水谷果穂を主演に迎え、来年1月に映画化されることが明らかとなった。2015年2月14日バレンタイン、イジメにあっていた女子高生・佐山祐子が校内放送の最中に焼身自殺した。それからちょうど1年、卒業旅行に参加する祐子のクラスメイトたちは、死ぬ直前「1年後にまた会いましょう」と言い残した祐子の悪魔のような言葉に怯えていた。卒業旅行と言いながらも、人目を避けるように山奥にある廃校を利用した宿泊所で過ごすだけだった。皆、バレンタインに1人でいるのが怖いだけだから、場所なんてどこでもよかった。しかし、当初の予定にはなかった参加者によって、つかの間の平穏を求めていたクラスメイトたちに不穏な空気が流れ始めた。先日転校してきたばかりの佐藤美奈子が旅行になぜか参加し、皆に祐子の事を探りはじめたのだ。そして、あの日から1年後の2月14日午前0時を迎えた。血塗られたバレンタインの幕が切っておとされた――。『青鬼』『デスフォレスト』と話題作が続くホラーゲーム実写映画化第5弾となる本作の公開が決定。原作は、朝倉あき主演の『ハロウィンナイトメア』、武田玲奈主演の『ハロウィンナイトメア2』と同じ原作者のIVORY DICEさんによって去年リリースされ、わずか半年足らずで5,000ダウンロードを突破した話題の人気ホラーゲーム。本作の主人公・佐藤美奈子には、「地獄先生 ぬ~べ~」、「ナポレオンの村」、『先輩と彼女』など話題作の出演が相次ぐ水谷さん。本作が映画初出演となる彼女は、「初めて主演を務めさせていただきました!私は高校3年生の卒業間近に突然現れる転校生を演じています。“変わりたい”という思いや“愛されたい”という、誰もに共感してもらえるような感情を大切に演じました」とコメントを寄せている。そして監督には、『ほんとうにあった怖い話第三十一夜呪われた遊びチャーリーゲーム』で監督デビューを果たした新鋭の今野恭成。本作には、そのほか芋生悠、宮城孔明、櫻井圭佑、熊谷魁人、草川直弥、佐々木萌詠など期待の若手俳優の出演が決定している。大人気ゲームの映画化となる本作。若手俳優たちがそれぞれどんな役を演じるのか、そして彼らをどんな恐怖が待っているのか、続報に期待したい。『バレンタインナイトメア』は2016年1月下旬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月24日Forbes誌がギャラをもらいすぎている俳優のトップ10を発表した。2015年6月以前の3つの主演作の興行成績と、それらに対してその俳優が受けたギャラを見比べ、ギャラ1ドルに対して見返りはいくらだったかを試算したもの。その他の情報デップの『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の北米興行収入がわずか770万ドル。『トランセンデンス』も、わずか2300万ドル(製作費は1億ドル)で、彼がもらった1ドルに対し、見返りは1ドル20セントだった計算になる。2位は、デンゼル・ワシントン。ワシントンはギャラ1ドルに対し見返りは6ドル50セントで、1位と2位の間には大きな開きがある。3位はウィル・フェレル。それ以下はリーアム・ニーソン、ウィル・スミス、クリスチャン・ベール、チャニング・テイタム、ブラッド・ピット、ベン・アフレック、トム・クルーズの順。過去2年はアダム・サンドラーが1位だったが、サンドラーがNetflixと特別の契約を結んだため、今年はこの評価の対象になっていない。文:猿渡由紀
2015年12月24日経済誌「フォーブス」が2015年に最もギャラをもらいすぎた俳優のリストを発表、ジョニー・デップがトップを飾った。最近の出演作3本を対象に、ギャラ1ドルに対する利益を算出したところ、ジョニーは1ドル20セントで1位になってしまった。対象作は『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』、『トランセンデンス』、そして『ローン・レンジャー』。いずれも巨額の製作費をかけながら興行収入面で惨敗を喫した大作ばかりだった。2位のデンゼル・ワシントン(6ドル50セント)を大きく引き離すことになったジョニーだが、最新主演作『ブラック・スキャンダル』(2016年1月31日公開)では、製作費5,300万ドルに対して現時点で9,460万ドルの興収を上げ、巻き返している。ちなみにベスト10入りした俳優は全員男性だが、同様に「フォーブス」が発表したベスト・バリュー(ギャラ1ドルに対する利益が高額)俳優のリストではトップ5のうち4人が女優(ミラ・クニス、スカーレット・ヨハンソン、グウィネス・パルトロウ、エマ・ストーン)がランクイン。同リストで8位のジェニファー・ローレンスが先日発表したエッセイで指摘した、ハリウッドにおけるギャラの男女格差が見てとれるような結果となった。ギャラをもらいすぎ俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)1位ジョニー・デップ(1ドル20セント)2位デンゼル・ワシントン(6ドル50セント)3位ウィル・フェレル(6ドル80セント)4位リーアム・ニーソン(7ドル20セント)5位ウィル・スミス(8ドル60セント)6位クリスチャン・ベール(9ドル20セント)7位チャニング・テイタム(10ドル80セント)8位ブラッド・ピット(12ドル)9位ベン・アフレック(12ドル30セント)10位トム・クルーズ(13ドル60セント)ベスト・バリュー俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)1位クリス・エヴァンス(181ドル80セント)2位ミラ・クニス(87ドル30セント)3位スカーレット・ヨハンソン(84ドル90セント)4位グウィネス・パルトロウ(82ドル90セント)5位エマ・ストーン(54ドル)6位クリス・ヘムズワース(42ドル10セント)7位ヴィン・ディーゼル(40ドル30セント)8位ジェニファー・ローレンス(39ドル10セント)9位マーク・ウォルバーグ(37ドル90ドル)10位ドウェイン・ジョンソン(28ドル10セント)(text:Yuki Tominaga)
2015年12月24日2016年2月15日(現地時間)に開催される第58回グラミー賞授賞式に向けて、83部門のノミネーションがこのほど発表された。世界最高峰の音楽の祭典として、毎年大きな注目が寄せられる同賞。最多ノミネートには、今年「To Pimp a Butterfly」をリリースしたケンドリック・ラマーが9部門11ノミネート、続いて「1989」をリリースしたテイラー・スウィフトと「Beauty Behind the Madness」をリリースしたザ・ウィークエンドが7ノミネート、「If You’re Reading This It’s Too Late」をリリースしたドレイクが5ノミネートとなっている。また、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」が最優秀劇場ミュージカル・アルバムにノミネート。最優秀オペラ・レコーディングでは、小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」がノミネートされ、最優秀ミュージック・ビデオには、 Shin Nishigakiがビデオプロデューサーを務めた「LSD」(ASAP Rocky)がノミネートされた。以下、主要4部門ノミネーション一覧■年間最優秀レコード候補「Really Love」ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード「Uptown Funk」マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ「Thinking Out Loud」エド・シーラン「Blank Space」テイラー・スウィフト「Can‘t Feel My Face」ザ・ウィークエンド■年間最優秀アルバム候補「Sound & Color」アラバマ・シェイクス「To Pimp a Butterfly」ケンドリック・ラマー「Traveller」クリス・ステープルトン「1989」テイラー・スウィフト「Beauty Behind the Madness」ザ・ウィークエンド■年間最優秀楽曲候補「Alright」(ケンドリック・ラマー)「Blank Space」(テイラー・スウィフト)「Girl Crush」(リトル・ビッグ・タウン)「See You Again」(ウィズ・カリファ ft. チャーリー・プース)「Thinking Out Loud」(エド・シーラン)■最優秀新人賞候補コートニー・バーネットジェイムス・ベイサム・ハントトリ―・ケリーメーガン・トレイナー「第58回グラミー賞受賞式」は2016年2月16日(火)、WOWOWにて生中継される。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日