ガイ・リッチーが、『アラジン』の実写化の監督に向けて交渉中のようだ。『シャーロック・ホームズ』や『スナッチ』などで知られるリッチーが、ディズニーによる1992年の同名人気アニメの実写化に向けて監督候補に挙がっているという。『チャーリーとチョコレート工場』を手がけたジョン・オーガストによる脚本では、オリジナル作品のミュージカル要素の大半を残しながらも、リッチーの『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のような初期作品に通じるような入り組んだ構成の描写となるようだ。リッチーとは『シャーロック・ホームズ』でタッグを組んでいるダン・リンが、すでにプロデューサーに就任している。ディズニーのオリジナル映画『アラジン』は、中東の説話集『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を基に、貧しい少年がワナの仕掛けられた洞穴から魔法のランプを取ってくることに成功し、ランプから現れた魔人ジーニーにより3つの願いをかなえてもらえる姿を描く作品となっている。アニメ版ではロビン・ウィリアムズがジーニーの声を務め、アカデミー賞では作曲賞と主題歌『ア・ホール・ニュー・ワールド』で歌曲賞を受賞した。『アラジン』はディズニー作品の中でも世界中で5億400万ドル(約520億円)以上の収益を上げる大ヒット作となっているほか、登場キャラクターたちはディズニーランドでも人気を誇っており、舞台作品としても世界中で公演されている。(C)BANG Media International
2016年10月12日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』撮影:田中亜紀2013年のトニー賞受賞作で、小池徹平、三浦春馬らが好演した日本語版も記憶に新しいミュージカル、『キンキーブーツ』の来日版が10月5日、東急シアターオーブにて開幕した。初日の客席には日本語版で本作の虜になったと思しきファンが多数詰めかけ、オープニングから早くも拍手と歓声が飛び交う盛り上がりぶり。小池や三浦本人も見守るなか、来日キャストが力強く熱いパフォーマンスを繰り広げ、興奮と喝采の渦を作り出した。ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版> チケット情報倒産寸前の靴工場を、父親の急死を受けて急きょ継ぐことになったチャーリー・プライス。在庫処理のためにロンドンを訪れた彼は、ひょんなことからドラァグクイーンのローラと出会い、彼女のブーツを見て工場を救う秘策を思いつく。女装男性たちのための個性的で頑丈なブーツを作って、ミラノで行われる展示会に乗り込もうというのだ。チャーリー、ローラ、工場の従業員たちの奮闘と心模様が、つい数か月前に観たばかりの日本語版と全く同じセット、衣裳、振付で、しかし全く異なる肉体と言語によって語られていく。これは言ってみれば、究極のWキャスト。それぞれの良さに触れることで、作品により深く迫れるのがWキャストの面白さだとしたら、これほど刺激的な試みはないだろう。日本語版チームには初演ならではの「これが俺たちの『キンキーブーツ』だ!」と言わんばかりの熱量があった。一方、同じメンバーでアメリカ各地を公演して回ってきた来日キャストには、既に“キンキーワールド”の住人たる貫録と安定感がある。特に、自身もドラァグクイーンだというJ・ハリソン・ジーが演じるローラは自由闊達で、そのソロは魂の叫びそのものだった。また、作詞と作曲をひとりで手掛けたシンディ・ローパーの楽曲の、歌詞の響きを含めた魅力をそのまま味わえるのも、原語上演の来日版だからこそ。だがもちろん、日本語版を観ていないからと言って敬遠する理由は何もない。キラキラとまばゆい輝きを放つ楽曲の数々、スタイル抜群のドラァグクイーンたちによる華やかなダンス、そして誰もが自分に置き換えて受け止めることのできる普遍的なテーマは、いつどんな状況で観ても楽しめるもの。ミュージカルというのは、実はシリアスやシニカルも表現できる懐の深い芸術だが、知らぬ間に身にまとっていた鎧を脱ぎ捨てて「明日も頑張ろう!」と素直に思えるこうした作品はやはり、ブロードウェイ・ミュージカルの神髄だ。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。取材・文:町田麻子
2016年10月07日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>が10月5日より開幕。初日にレッドカーペットイベントが行われ、先立って上演された日本版に出演した小池徹平、三浦春馬らが登壇した。【チケット情報はこちら】三浦は「本当楽しみにしてました!僕達が先陣を切って楽しみたいと思います!」とコメント。イベントにはふたりのほか、玉置成実をはじめとした日本版キャストや、日本版で演出協力・上演台本を担当した岸谷五朗、訳詞を担当した森雪之丞らが登壇。また、はるな愛、石田ニコル、八木アリサ、立花恵理、新日本プロレスの本間朋晃、道標明(田口隆祐)らも登場し、開幕に華を添えた。『キンキーブーツ』は、2005年に公開された映画をミュージカル化。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨てて、工場をドラァグクイーン専門のブーツ工場へと再生させていく物語。シンディ・ローパーによる書き下ろし楽曲も大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。
2016年10月06日俳優の三浦春馬と小池徹平が、ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版の初日レッドカーペットイベントに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリーが、ドラァグクイーン・ローラのアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦と小池は、8月から9月まで行われた日本人キャスト版をW主演で好演。連日当日券に人が並ぶほどの人気を博した。レッドカーペットに登場した2人はボードにサインを書き込み、三浦は「本当に楽しみにしてました! 僕たちが先陣を切って楽しんできたいと思います! 今日はよろしくお願いします」とガッツポーズを見せた。また、三浦&小池の次に現れたはるな愛は「もうキンキーブーツ大好き~! みなさん絶対に見逃せないよね~」と自身の持ちフレーズに合わせてアピール。他、岸谷五朗&森雪之丞、日米子供役チーム、玉置成実ら日本人版キャスト、石田ニコル&八木アリサ&立花恵理、新日本プロレス本間朋晃&道標明(田口隆祐)、新宿二丁目のドラァグクイーンチームが登場した。ブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演は東急シアターオーブで10月5日~30日、大阪公演はオリックス劇場で11月2日~6日。
2016年10月05日2012年にシカゴで初上演され、翌年ブロードウェイに進出した大ヒットミュージカル『キンキーブーツ』。この夏の日本版では小池徹平さん、三浦春馬さんが主役を演じ、連日当日券を求め長蛇の列が。そのアメリカ・カンパニーが来日し、まもなく開幕。8月にブロードウェイ版をいち早く観劇した、作家の林真理子さんとフリーアナウンサーの中井美穂さんが見どころや魅力について語り合いました。***林:美穂ちゃんと私は、4月にもニューヨークまで、ミュージカル『王様と私』を観に行ったのよね。中井:本場ブロードウェイで観る舞台は、街や劇場の雰囲気、そして作品自体も格別で、また行きたいですねと話していたところ……。林:8月に再びニューヨークで『キンキーブーツ』を観ることになって。本当にいい作品だったわ。中井:『キンキーブーツ』を上演しているアル・ハーシュフェルド劇場以外にも、ブロードウェイにはたくさんの劇場があって、そのひとつひとつが個性的。ミュージカルを観つつ、劇場の個性を楽しむというのが日本とは違いますね。林:ブロードウェイって日本の温泉街みたいなの。泊まっている旅館は違うけど、わらわらと同じ通りに出てワイワイする感じ?あの高揚感があるから、観劇し終わった後も楽しいのよね。中井:タイムズスクエアが近くて、終わってからも華やかな余韻が続きますね。出待ちしていると、けっこうスターにも会えるんですよ。林:舞台好きの美穂ちゃんは、4月にNYに行ったときも『キンキーブーツ』を観ていたわよね。中井:日本版で三浦春馬くんが主役のドラァグクイーン、ローラをやると聞き、その前に絶対観ておこうと思って。林:それにしても初めて観て驚いたわ。ローラ役の人の脚の長さとダンスシーンの迫力!私は、ローラの後ろで踊る、ドラァグクイーンのエンジェルスがとても好き。中井:微妙にゴツくて、美人ではないのがおもしろいですよね。ストーリーもわかりやすい。NYでは、さすがに笑いのツボまでは聞き取れなかったけど。林:日本公演では字幕が出るから大丈夫ね。中井:上演中、客席も大笑いしたり、手拍子したり、ノリノリで楽しい。でも日本版のときも、普段おとなしい日本のお客さんがけっこうノッていましたね。やはりシンディ・ローパーが作った楽曲の魅力も大きいですよね。林:あとね、出演者が決して若い人ばかりじゃないの。私みたいなくたびれた田舎のおばちゃんも出てくるわけですよ。靴の工場で働いている“ザ・おばちゃん”が、いざ歌って踊ると、ものすごく上手でいい味を出しているの。中井:おじいちゃんもいい味出してましたよね。日本だと若いキャストが老け役をするじゃないですか?でもブロードウェイは役者の層が厚い。だからお客さんも「どこかに私がいる」と自分を投影できる役を見つけられるから、客席が置いてきぼりにならない。林:あら、美穂ちゃん、いいこと言う。それとゲイというテーマを明るく取り上げていたのもいいね。中井:ローラは“父親の期待に沿えない、女々しい男に育ってしまった自分”というコンプレックスを持ち、ゲイではないチャーリーも“親の工場を潰してしまうのか”と悩む。ローラがドラァグクイーンになって以来、疎遠になっていた父親と再会する老人ホームのシーンがすごく切なかった。林:あそこ、良かったわ~。ここに出てくるゲイの人たちは、立ち位置が認知され、周りの人とも一見うまくやっている。だけど父親には認めてもらえない。親と距離感がある。そんな切なさも現代的なテーマだなと思いました。うちの夫もこういう話をすると「けっ」と言うのよ。ゲイの方々は、そういう偏見と戦っているのよね。◇はやし・まりこ作家。『本の旅人』(KADOKAWA)に連載中の「西郷(せご)どん!」が、2018年のNHK大河ドラマに決定!本誌連載をまとめた美女入門PART14『美を尽くして天命を待つ』も好評発売中。◇なかい・みほアナウンサー。『世界陸上』(TBS系)、『タカラヅカカフェブレイク』(TOKYO MXテレビ)などに出演。また、演劇コラムの執筆なども行い、読売演劇大賞選考委員も務めている。◇イギリス田舎町の老舗靴工場の息子チャーリーは、家業を継がずロンドンへ。その矢先、父親が亡くなり帰郷するも、工場の在庫処理のために再びロンドンを訪れる。そこで絡まれていた“女性”を助けようとして美しきドラァグクイーン、ローラと出会う。そして倒産寸前の工場を救う秘策として“女装の男性たちのブーツ”を作るというニッチなターゲットを思いつくチャーリー。ミラノの靴展示会を目指し、ローラに協力を仰ぐのだが……。10月5日(水)~10月30日(日)渋谷・東急シアターオーブS席1万3000円、A席1万円、B席8000円(すべて税込み)BunkamuraTEL:03・3477・3244(10:00~19:00)※『anan』2016年10月12日号より。写真・天日恵美子ヘア&メイク・面下伸一(林さん)大島知佳(中井さん)インタビュー、文・今井 恵
2016年10月05日庭師という職業の地位が高いといわれ、ガーデニング文化が盛んなイギリス。そんな中、国民的人気を誇るイベントが王立園芸協会(RHS)が主催するチェルシーフラワーショーだ。毎年十数万人規模の人が訪れる一大ショーの目玉となるのが、世界中のプロのガーデナー達が集うショーガーデンである。最近になって映画化もされた歴史と権威あるガーデンショーの2015年大会で、最高位のゴールドを獲得した若き兄弟がリッチ・ハリー(Rich Harry)とリッチ・デイヴィッド(Rich David)だ。彼ら2人からなるランドスケープデザインユニット、リッチ・ランドスケープス(RICH LANDSCAPES)は、自然とモダンを調和させたスタイルを得意とし、そこに必要とあらば、先のショーで話題をさらったような可動式の小屋も設計する。同じく2015年、ロンドンにある現代美術館、サーチギャラリーで開催されたシャネル(CHANEL)の特別展「マドモアゼル プリヴェ(Mademoiselle Prive)」において、展示の一部として公開された庭園を手掛けたことでも話題に。シャネルのスピリットを三つの“ガーデンルーム”に表現し、展覧会に訪れる人々を迎え入れた。また、英国放送協会BBCでレギュラー番組を持つなど、活動の幅を広げているリッチ兄弟。伝統的なイギリス式庭園とは一線を画す、彼らのランドスケープデザインについて話しを聞いた。ーーご兄弟でお仕事をされていますが、どちらがお兄さんですか?ハリー:ハリーが兄です。今28歳。デイヴィッド:僕は今25歳です。デイヴィッド:ロンドンには1年前に越してきたばかりなんですよ。ロンドンのクライアントが増え始めて、ウェールズからの移動が頻繁になっていたんです。ハリー:正直、故郷でのスローライフが恋しい時もあります。ロンドンは忙しい街だし、実際、ウェールズにいた時よりも働いていますしね。僕らの原点を考えた時、やっぱりあの土地の自然にあるんですよね。自然のありのままの姿を大事にする姿勢とか、そこから影響されたものは計り知れない。けど、そろそろ外に出て、デザイナーとして成長する時期なんじゃないのかと考えて。デザインのラフスケッチーーこの1年は、まさに飛躍の年となったわけですねハリー:まだ1年しか経っていないといことが、信じられないぐらい!本当にいろいろなことがあって、ウェールズにいたら起こらないような素晴らしい機会にも恵まれた。ビジネスをするために、ロンドンを拠点にしたことは正解だったと感じています。ーーそんな中で手掛けた大きなプロジェクトのひとつ。昨年サーチギャラリーで行われた、シャネルの展覧会について教えてもらえますか?デイヴィッド:これまで手掛けたプロジェクトの中で最高の経験でした。ハリー:ロンドンで手掛けた最初のプロジェクトでもあったんですよ。ーーそれはすごいプレッシャーでしたね。ハリー:(笑)そう、最初から最後までまったく気が抜けませんでした。シャネルのために庭を作る機会に恵まれるなんて、そうあることじゃないですからね。歴史あるハイエンドなブランドにふさわしい、美しいものを生み出さなければいけないという想いに加えて、都合で制作にあまり時間を掛けることができなかったんです。ーー作品自体のアイデアはどのように構築していったのですか?完璧な世界観を持つファッションブランドと、リッチ・ランドスケープスの自然を活かすガーデニングのスタイルのマッチングはユニークに感じました。デイヴィッド:まず、プロジェクトに取り掛かる前にシャネルについてリサーチをしました。ココ・シャネル(Coco Chanel)の最大のテーマは、女性そしてそのファッションの解放です。展示が行われたサーチギャラリーは都市の中心にあるのですが、その忙しない場所から美術館に訪れた人が、そこに広がる庭を歩くことで自然を感じ、ココ・シャネルが掲げたテーマと同様に自然の美しさによって解放感を感じてもらえたらという意図がありました。それに、ブランドを象徴する素材のツイード。スコットランドに流れる川の辺で生まれた、自然を彷彿させる生地でもありますよね。ハリー:ココ・シャネルという人物と対峙した時に、三つのバックグラウンドが浮かび上がったんです。一つ目は、シャネルが掲げたリバティ(自由、開放)。そしてエレガントな恋人、ボーイ・カペル(Boy Capel)とのロマンス。そして、彼女の星座であるしし座の力強さです。これらの異なる要素を投影し、三つのパートからなる“ガーデンルーム”を構築しました。だから、見た目のファッションやスタイルというよりも、そういった本質的な部分からヒントを得て反映させていったんです。サーチギャラリーで行われたシャネル特別展のインビテーションーー昨年は、チェルシーフラワーショーでゴールドメダルを獲得した年でもありましたよね。デイヴィッド:スポンサーだったクラウディ・ベイ(Cloudy Bay)にちなんで、赤と白ワインのモチーフをどこかに含ませるというお題があって。けど、それ以外は自由に創造させてもらいました。庭に可動式の小屋を立てたんです。普通なら、動く小屋が作りたいなんて言ってもクライアントはあまり興味を持ってくれないじゃないですか(笑)。チェルシーフラワーショーは、僕らがやってみたいことに挑戦できるチャンスでもありますね。ハリー:僕らがどんなデザインを提案し、実際にどのような形で庭にすることができるのかプレゼンテーションできる絶好の機会であるとも思います。今年は参加しませんでしたが、過去3年間は毎年出展していました。ーーそういったプロジェクトを作り上げる中で、2人の間で仕事の役割分担などはあるんですか?デイヴィッド:コンセプトを練る段階のブレインストーミングは必ず2人で行います。そこからハリーがスケッチしてヴィジュアルを作り、コンセプトをコントロールする。僕はマスタープランなどのディテールを手掛けます。ハリー:デイヴィッドはプランを要約して、道理を詰める役割ですね。スケッチすることは簡単ですが、それを細かく正確にマスタープランに可視化することこそ、重要なことだと思っています。デイヴィッド:役割といってもそれぐらい、お互いになんでもこなしますよ。同時に、それが強みだとも考えているんです。人が増えることによって、コミュニケーションが欠けてしまうこともあるじゃないですか。近い将来、他にも人手が必要になるかもしれないけど、なるべく少数気鋭のまま続けていくつもりです。ムードボードーー創作にインスピレーションとなるものは何でしょうか?ハリー:特定の庭やスタイルなどから影響を受けるというようなことはあまりなくて、世の中のあらゆるものからヒントを見つけて、それをつなぎ合わせて物語を作っていくという感覚ですね。もしくは、一度自然に立ち返って、それがどう成り立っているのか見つめ直したり。デイヴィッド:アイデアはどこにでも転がっていて、ストリートからヒントを得ることだってあるんです。若く、健康的なマインドを持つということも大切だと考えています。アウトドアや旅行に出掛けたり、休日にスケートボードをしたり。そういう当たり前の僕らの生活が、いわば自分たちの個性とも言えるわけですから。ハリー:僕たちはガーデンデザイナーという肩書きにこだわっているわけじゃなくて、機会があれば何だってデザインしてみたい。実際、庭だって植物だけじゃなくて、座るためのベンチがあったり、灯りが必要だったりするわけじゃないですか。そういったものを、総合的に考えながら環境を作り上げていきます。ーーなるほど。では、現在はどんなプロジェクトが進行しているのでしょうか?デイヴィッド:いくつかあって……まず、ハンプシャーのスパリトリート施設。プールやスパがある屋外スペースのデザインを手掛けています。それから、マッシモ・デュッテ(Massimo Dutti)のバルセロナにあるショップのルーフテラスと中庭のデザイン。スウェーデンの個人邸宅の庭のデザインもしています。すごくゴージャスな家なんです。ハリー:あと、ウェールズの海岸沿いにある家で、カルフォルニアスタイルの庭を建設中です。コンクリートを使ったミニマルなデザインがベースなのですが、植物は自然でオーセンティックなものを植えています。モダンと自然のコントラストがいいんですよ。ーープロジェクト以外にも、BBCでTV番組を持っていますよね。デイヴィッド:そうそう。「ガーデンレスキュー」という、ガーデンデザインの番組です。内容はシンプル。番組に応募してくれた一般家庭の庭を、僕たちともうひとりのプレゼンター、ガーデナーのチャーリー・ディモック(Charlie Dimmock)と一緒に甦らせるという企画です。僕らがモダンなデザイン、彼女がクラシックでトラディショナルなデザインを担当するんですけど、毎回クライアントがそのどちらかを一つを選ぶんです。ハリー:そういえば、この前の放送は日本庭園がテーマでした。出演してくれたご夫婦が日本の庭が好きな方たちでね。僕らのデザインを選んでくれてたんですよ。もともとあった池を美しく作り直して、そばに茶室を建て、禅が感じられるような落ち着いた雰囲気に仕上げました。デイヴィッド:ちょうどシリーズ1が終了したところで、来年からシリーズ2が始まります。エピソード25まである予定なんですが、つまり、25のガーデンのデザインをしなきゃいけないっていうことなんですよ!多すぎますよね(笑)。この番組への出演は、ガーデニングカルチャーを盛り上げたいという想いがあるんです。TVを通じて僕らを知ってもらい、もっと多くの人たち、特に若い人たちがガーデニングに興味をもってもくれたらいいなと思って、番組制作に携わっています。【HP】【Instagram】イーストロンドンでヴィンテージショップ巡り!異国情緒漂うブリックレーンを歩く【Our Favorite LONDON vol.1】へイーストロンドンでヴィンテージショップ巡り!プロも通う名店をチェック【Our Favorite LONDON vol.2】へロンドンの美味しいスイーツ事情。ビスポークケーキの生みの親リリー・ジョーンズ【Our Favorite Londo vol.4】へ
2016年09月22日現在タイで大ヒット中なのが、冬の北海道で撮影されたタイ映画『フェーンデイフェーン・カン・ケー・ワン・ディアオ』(恋人の日:一日だけの恋人、英題:Fan Day)。9月1日に公開されたのですが、7日間で興行収入約6330万THB(バンコク周辺とチェンマイのみの速報値)を記録しました。タイでは興行収入1億THBを超えるとその年を代表するヒット作となりますが、『フェーンデイ』も確実にその1本になりそうです。 この『フェーンデイ』を筆頭に、ここ数年で日本を舞台にしたタイ映画が増えてきました。その背景にあるのは2013年7月に実施されたタイ人の訪日ビザ免除。つまり、観光で日本に行く場合、タイ人はビザなしで渡航できるようになったのです。これをきっかけにタイでは日本旅行ブームが巻き起こり、一方、日本の各自治体でもタイ人旅行者を自分の土地に招こうと、あの手この手でのPR活動が活発化しました。その一環として、各自治体がタイのアーティストを招いてそこの観光名所を舞台にミュージックビデオを撮影してもらったり、制作費を補助して映画を撮影したり、という流れが生まれました。『フェーンデイ』はその中でも郡を抜く成功例になります。では、ほかにはどんな日本ロケ作品があるのでしょうか?今回は日本で撮影されたタイ映画を紹介します。 一日だけ記憶を失った女性との切ない恋のゆくえは『フェーンデイフェーン・カン・ケー・ワン・ディアオ』(恋人の日一日だけの恋人、英題:Fan Day)・ロケ地:北海道・公開年:2016年・監督:バンジョン・ピサンタナグーン・出演:チャンタウィット・タナセーウィー、ニサター・ジラヤンユーン冬の北海道を舞台に繰り広げる、1日だけの儚い恋物語。オタクのIT社員デンチャイはその口の悪さから社内の嫌われ者だが、自分と対等に話してくれる女性社員・ヌイに片想いしている。社員旅行で訪れた北海道の「愛の鐘」でデンチャイはヌイとの恋人関係を祈願するが、その直後、ヌイが事故に遭って1日だけの記憶障害になってしまう。デンチャイはわずかな望みをかけてヌイの恋人を名乗り出る。今年1月に立ち上がった映画会社GDHによる初の劇場作品。タイ映画史上No.1興行成績を記録した『愛しのゴースト』のバンジョン・ピサンタナグーンが監督を務める注目作。 雪景色に立つ美しき幽霊『ブッパー・アリガト』・ロケ地:北海道ニセコ・公開年:2016年・監督:ユッタルート・シパパック・出演:スパサラー・タナチャート、チャーリー・ポトヘス、チャルームポン・ティカムポーンティーラウォンこれまで4作品が公開されている大ヒット・ホラーコメディ・シリーズ『ブッパー・ラートリー』の最新作で、こちらも冬の北海道を舞台に撮影された。浮気性の恋人を殺害してしまったローズは北海道ニセコ町の貸別荘に身を隠す。しかし、そこは「恋人に恨みを持つ幽霊が出る」という噂がある山小屋だった。そこで出会った青年ナックが元恋人にそっくりだったことから、ローズに霊が憑依し、男性への恐ろしい復讐が始まる。しかしローズ自身の心には新たな恋心も芽生えていて……。幽霊役を現在人気急上昇中のガオ=スパサラー・タナチャートを務めたほか、タイ映画史に残る名作『フェーンチャン ぼくの恋人』(2003年)で当時子役だった俳優陣が勢揃いしたことでも話題を呼んだ。 『Timelineジョットマーイ・クワームソンジャム』(タイムライン思い出の手紙)ロケ地:佐賀県唐津市・公開年:2014年・監督:ノンスィー・ニミブット・出演:ジェームス=ジラユ・タンスィースック、トゥーイ=ジャリンポーン・ジュンキアット、ポック=ピヤダー・ミッティーンジョーン2004年に公開され、タイ全土が泣いたタイ映画『レター僕を忘れないで』の10年ぶりの続編で、前作の主人公たちの息子が体験する一世一代の悲しい恋愛について描く。夫をなくしたマット(ポック=ピヤダー)は、チェンマイ郊外で農業に従事しながら最愛の一人息子のテーン(ジェームス=ジラユ)を育てていた。しかし年頃になったテーンは「外の世界が知りたい」とバンコクの大学に進学してしまう。一方、テーンは大学生活を満喫しつつ、徐々に母の世界から独り立ちしていく。その中で同級の女子学生・ジューン(トゥーイ=ジャリンポーン)との友情を育んでいき、ついに無くてはならない存在だと気づくが、ジューンは日本(佐賀県)へ留学してしまった後だった。 猟奇的な男女は千葉でヨリを戻せるのか?『ファッチャント』(都での真剣勝負)・ロケ地:千葉県・公開年:2013年・監督:ルックチャイ・プアンペート・出演:イプソー=ラミター・マハープルックポン、ボーイ=パコーン・チャトボリラック、エーンナー・チュアンチューン、ポンチャック・ピサターンポーンほぼ前編を千葉県の成田市を中心に撮影されたタイ映画。長年付き合ってきたケープ(イプソー=ラミター)とコープ(ボーイ=パコーン)のカップルだが、関係がこじれて、そろそろ別れそうな雰囲気。というところでケープが応募した懸賞で日本旅行に当選。しかし、旅行には2人で参加するのが当選の条件だった。そこでケープは仕方なくコープを誘い、不穏な雰囲気の2人によるドタバタ珍道中が始まる。 軍艦島を舞台にしたホラー映画『ハシマ・プロジェクト』・ロケ地:長崎県端島(軍艦島)・公開年:2013年・監督:ピヤパン・チューペット・出演:マイク=ピラット・ニティパイサーンクン、アレクサンダー・サイモン・ランデル、アピンヤー・サクンチャルーンスック、西野翔世界遺産にも指定された長崎県の端島(軍艦島)で撮影されたホラー映画。超常現象を撮影してほしい、と依頼を受けた5人の男女が軍艦島に上陸して出会った恐怖体験を描く。恐怖体験よりも軍艦島の光景の方がよっぽど恐ろしいとの評判。普段は立ち入ることのできない居住区などの光景が観られるのが、歴史ファンにはうれしい一作。劇中では「この島では1日のうちに6000人が命を落とした心霊スポット」と描かれるが、そんな場所ではないことは日本人ならご存じのとおり。なお、主演にはかつてジャニーズのKitty GYMの一員として活動していたマイクが抜擢された。 (text : fuku) タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年09月12日ジョニー・デップ主演『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールによる物語『オ・ヤサシ巨人BFG』を、『E.T.』のスティーブン・スピルバーグ監督が映画化!ディズニーとの夢のコラボレーションによって誕生したファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が9月17日に全国で公開されます。夜見た夢、覚えていますか?タイトルにもなっている巨人BFGの仕事は、子どもたちに夢を届けること。「巨人の国」の外れにある「夢の国」のドリーム・ツリーに灯るカラフルな夢を集めてきては、そのコレクションの中からいい夢や悪い夢を選び調合して、夜な夜な子どもたちに夢を見せています。ところでみなさんは、最近見た夢を覚えていますか?私たちは夢を見るとき「レム睡眠」といって、体は休んでいても脳が目覚めた状態になっていると言われています。そして、この「レム睡眠」から目覚めると夢を記憶していることがあるんです。夢に現れた人物や場所は記憶の一部と重なり、あるいは変換されて、期待や恐れなど、あなたの心理状態を映し出す鏡になることもあれば、見る時期によっては未来を予言している可能性も十分にあります。なお、夢に出てくるキーワードには不思議なことに、みなさん共通の概念も存在しています。12星座別☆夢に隠されたメッセージ今回はBFGの仕事にちなんで、星座ごとの「見やすい夢」を、12星座共通の概念と照らし合わせてたどってみましょう。以下のような夢にまつわるあれこれを「調合」してお届けします。☆星の影響で夢を見られそうな日☆恋を予言する夢の中のキーワード☆夢に隠されたメッセージ☆夢を見るためのおまじないぜひ日にちとキーワードを覚えておいて、おまじないを試してみてくださいね。牡羊座のあなた☆夢を見やすい日9月17日、10月16日☆恋を予言する夢のキーワード山頂、高層ビル、眺めのよい場所、数字、イケメン、何かを叫ぶあなた☆もしこの夢を見たら…「理想のカレを紹介してもらえる」ことでしょう☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「カーテンを少し開けておく」こと牡牛座のあなた☆夢を見やすい日9月19日、10月17日☆恋を予言する夢のキーワード懐かしい感覚、思い出の場所、楽しい遊び場、お金、楽しく笑うあなた☆もしこの夢を見たら…「好きなカレとシンクロ」している可能性があります☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「熱めのシャワーを浴びる」こと双子座のあなた☆夢を見やすい日9月22日、10月18日☆恋を予言する夢のキーワード元カレが登場する、若い頃のあなた、デート、過去のエピソード、歌うあなた☆もしこの夢を見たら…「身近な誰かが、あなたを愛している」のでしょう☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「手紙やメールを読み返す」こと蟹座のあなた☆夢を見やすい日9月23日、10月20日☆恋を予言する夢のキーワード見知らぬ人が登場する、家の屋根、子ども、何かを見つける、料理をするあなた☆もしこの夢を見たら…恋愛もいいけど「結婚」を考えて良い時期となります☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「甘めのデザートを食べる」こと獅子座のあなた☆夢を見やすい日9月26日、10月23日☆恋を予言する夢のキーワード芸能人が登場する、父親、ショッピング、食事、あなたが思い描く理想の自分☆もしこの夢を見たら…「身近な誰かが、あなたを愛している」のでしょう☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「香りが強めのアロマをたく」こと乙女座のあなた☆夢を見やすい日9月28日、10月25日☆恋を予言する夢のキーワード友人が登場する、勉強中、庭、公園、ケガを治す、本を整理するあなた☆もしこの夢を見たら…「恋に落ちる素敵な出会い」が期待できます☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「水晶を枕元に置く」こと天秤座のあなた☆夢を見やすい日9月30日、10月27日☆恋を予言する夢のキーワード登場人物がコロコロ変わる、お金、ショッピング、歩いているあなた☆もしこの夢を見たら…「運命の相手」とめぐり会うのかもしれません☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「ピンキーリングをはめる」こと蠍座のあなた☆夢を見やすい日10月4日、10月30日☆恋を予言する夢のキーワード縁の深い人が登場する、王様、セックス、倉庫、スポーツ、汗を流すあなた☆もしこの夢を見たら…「デジャヴのような記憶を呼び覚ます恋」の予感です☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「魚が泳ぐ映像を見ておく」こと射手座のあなた☆夢を見やすい日10月7日、11月3日☆恋を予言する夢のキーワード海外、図書館、模様替え、健康、普段行かない場所、何かを探すあなた☆もしこの夢を見たら…「恋が一気に加速」しそうです☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「大の字になり全身で深呼吸する」こと山羊座のあなた☆夢を見やすい日10月9日、11月6日☆恋を予言する夢のキーワード知人が多く登場する、あなた独りが登場、好きな仕事をするあなた☆もしこの夢を見たら…「プロポーズ」を受けるか、「お見合い大成功」も☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「カフェインレスのお茶を飲む」こと水瓶座のあなた☆夢を見やすい日10月11日、11月8日☆恋を予言する夢のキーワード歴史上の人物、パラシュート、宇宙、華やかな場所、ピンチを脱出するあなた☆もしこの夢を見たら…「恋愛」や「結婚」について決断をすることになります☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「なりたい人物を想像する」こと魚座のあなた☆夢を見やすい日10月13日、11月9日☆恋を予言する夢のキーワード前世、見たことのない世界、美術館、海、旅行中、何かを手にするあなた☆もしこの夢を見たら…「ソウルメイト」に出会える予感がします☆夜寝る前のおまじないこの夢を見たいあなたにしてほしいのは「宇宙人に会いたいと願う」ことBFGに学ぶ恋のお作法少女ソフィーと巨人BFGの関係は、体のサイズ一つとってもデコボコな組み合わせ。でもそんな二人の間には不思議な絆が生まれます。やがて小さなソフィーの勇気は大きなBFGを動かし、イギリス最大の危機を救うことに!決して満ち足りているとはいえない境遇にあった二人が出会い、心を通わせていく様子には心がほっこりしちゃいます。読者のみなさんは、好きな人のことを考えたとき「私はカレにふさわしくないかも」なんて不安に思うこともあるかもしれませんね。でも、たとえ釣り合っていないように感じても大丈夫。周りから何と言われようと、お互いに愛おしいと思っているなら、人の目なんて気にすることはないのです。自身以上に“私”を認めてくれる人がいるなら、あなたは幸せ者。この映画を観ると、お互いの短所が長所に変わり、自分に自信を持てるようになるでしょう。そしていつの日かカレと二人、乗り越えるべき脅威に立ち向かうこともできるかも。そんな勇気を手に入れるためにも、ぜひこちらの作品を劇場でご覧ください。Have sweet dreams!ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡【STORY】ロンドンに住む好奇心旺盛な少女ソフィーが出会ったのは、子どもたちに夜ごと「夢」を届ける巨人BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちのソフィーと、巨人にしては優しすぎるBFGの間には次第に「奇妙な友情」が生まれていく。やがて、小さなソフィーの勇気は大きなBFGを動かし、イギリス最大の危機を救うことに…!9月17日(土)全国ロードショー監督:スティーブン・スピルバーグ出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル、ペネロープ・ウィルトン、他配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年09月10日2013年のトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。そのオリジナルスタッフ陣が集結し、小池徹平、三浦春馬のW主演で贈る日本版の大阪公演が8月13日、大阪・オリックス劇場で開幕した。ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」(日本版)チケット情報本作の舞台は、田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。跡取り息子チャーリーは、父親の意に反して田舎町からロンドンへと飛び出したが、父が亡くなり、結局田舎へ戻って家業を継ぐことに。経営不振で一度は工場閉鎖を考えるも、女性従業員ローレンの言葉により、ロンドンでドラァグクイーンのローラに出会ったことを思い出し、ドラァグクイーンのための“キンキーブーツ”を作ろうと思い立つ。全曲シンディ・ローパーによって作詞・作曲された楽曲はすべてがパワフルでキャッチー。ポップ、バラード、ダンサブルと、シーンに合わせた色とりどりの楽曲が散りばめられ、観客の心を躍らせる。作品や楽曲、振付の持つ力は、ブロードウェイのトニー賞受賞によってすでに示されているが、やはり肝心なのはそれらを体現する役者の力だ。チャーリーを演じる小池徹平、ローラを演じる三浦春馬、そして、ふたりを支える工場の従業員やドラァグクイーンのパフォーマーたち。特に、ドラァグクイーンに扮した三浦はまるで別人だ。露出度の高いミニスカートに高いピンヒールを履き、鍛え上げられた美しい身体の隅々まで神経を行き渡らせ、しなやかに歌い踊る。ローラが憑依したようにしか思えないほどで、客席からは自然と歓声や手拍子が沸き起こる。小池も若き経営者として工場再興に奮闘する反面、プレッシャーに押されて周りが見えなくなることも。そんなチャーリーを繊細に表現し、力強い歌声でも魅せる。さらに、コミカルでキュートなソニンの演技など、個々のパフォーマンス力が抜群に素晴らしく、彼らがひとつになったときのパワフルさと華やかさにも圧倒される。中でも、靴工場でブーツができたときの1幕のラストシーン。ベルトコンベアを駆使したステージングで、役者たちが入り乱れながら歌い踊り、喜びを表す様は圧巻だ。また、華やかなステージの中には、「父親の期待に応えられなかった」というふたりの共通する想いや、「他人を受け入れることで世界が変わる」というメッセージも。楽しいだけのステージではなく、そうしたドラマ性が作品に深みを与え、ラストのハッピーな大団円へと繋がるのだ。8月22日(月)まで大阪・オリックス劇場にて上演中。その後、8月28日(日)から9月4日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年08月16日●『1789』での兄妹感はなくなった2013年に、作品賞をはじめとしたトニー賞6部門を受賞したブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。つぶれかけた靴工場をついだ主人公のチャーリーが、ドラァグクイーンのためのセクシーなブーツを作ることで工場の再生を図るストーリーだ。7月から始まった日本人キャスト公演では、チャーリー役に小池徹平をむかえ、ローラ役の三浦春馬による女装+ハイヒールのパフォーマンスも大きく話題となった。ヒロインのローレン役を務めるのは、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍し、4月には菊田一夫演劇賞を受賞したばかりのソニン。東京公演をいったん終え、今後大阪公演、東京凱旋公演を控えるなかで、実際にステージに立った感想、作品に感じる力について話を伺った。○日本じゃないみたいな盛り上がり――実際に東京公演の幕が開きましたが、反応などを見ていかがでしょうか?お客さんの反応がすごく良くてびっくりしています。ブロードウェイスタッフも、たくさん騒いでほしいという思いがあったみたいで。私達は「日本人の観客の方はシャイだからなあ」とちょっと心配していましたが、初日から、盛り上がりがすごいことになっちゃいました(笑)。――日本人の舞台じゃないみたいですね。客席の反応を引き出したのはどういう点だったと思いますか。やっぱり、ドラァグクイーンの派手さが火付け役になっている感じはありますね。観てる方もちょっと外国にいる気分というか、日本で日本人が演じている作品の感覚ではないみたいです。セットも、細部に至るところまですべて海外仕様ですし、ステージも日本では細かくバミリ(ステージ上の人の位置を表す目印)をつけるのですが、今回は最低限しか貼ってありません。もしかしたら、そういう要素も無意識に働いているのかもしれません。位置の指定自体はめちゃくちゃ細かいので、私たちにとっては大変なんですけど(笑)。○熱い2人を見守る――5月まで出演されていた舞台『1789』では小池さんと兄妹役でしたが、今回は恋をすることになって、違和感などはありませんでしたか?稽古に入ったら自然と『1789』の兄妹感はなくなっていました。『1789』で初めて会った時から人間同士として気が合う仲でしたので、兄妹の関係で絆を強く結んだというわけではないんです(笑)。観ていて「兄妹だったのに!」と思う方は多いみたいです。幼なじみ設定の役で、観ている方からは「『チャーリーはニコラじゃなくて、ローレンと付き合った方がしっくりくるんじゃない?』と思われるといいよね」と、日本版演出協力の岸谷五朗さんに言われていたんですが、続けて共演したのもあってか、そこは自然とそういう空気になれたんじゃないかと思います。――三浦春馬さんとはいかがですか?初共演なんです。でも、ちょこちょこ作品を観に行ったり、逆に私の出演作を観に来てくれたりしていたので、顔合わせも緊張しませんでした。『1789』も観に来てくれて、3人で食事会も開いたんですよ。稽古をする前は器用な方なんじゃないかと予想していたんですが、こんなに人間くさくて親しみやすい人だとは! 努力家だし、稽古も真摯に取り組んでるし、謙虚だし、めちゃくちゃ好感を持ちました。――稽古場取材時の会見では、「小池さんと三浦さんが熱く語っているのを見守っている」というお話もありましたね。そんなこともありました。熱く語ってる内容によっては、私は「ここは入らないほうがいいな」と見ています。2人だけの関係性も必要ですので、一応、お姉さんとして、全部把握はしておいて、「何の話してるのかな? うん、OKOK」と(笑)●気持ちが入りすぎて起こったハプニング○腕が試されるコメディシーン――実際にソニンさんが作品に参加していて、好きなシーンを教えて下さい。ご自身のシーンでも、出ていないシーンでも。もう、今考えただけでも泣きそうなんですけど、チャーリーがニコラと揉めて、ローラとも揉めて、周りも離れていって1人になって、ローレンの励ましがあって、ローラの事情もあって、クライマックスにむかう……一連の流れが30分くらいあるんですけど、全部がもう、たまらない。2幕はそこって言ってもいいくらい、あの流れが私はたまらなくて。父との問題を抱えたチャーリーとローラが、問題に向き合わなきゃいけないシーンでもあると思うので、すごく泣いてしまうところです。――ローレン自身も、お父さんを失ったときの後悔を告白するシーンが含まれていますよね。私は、あそこにローレンとしてチャーリーを励ましに行けることがすごく光栄で、この役をやってて良かったと思えます。共に父を亡くして、初めて味わう辛さや見失い気づくものをシェアできるのは、ローレンだけなので。――逆に、ここは難しかった……というシーンはありますか?1幕でローレンが初めてローラと会うシーンです。3人とも全然キャラクターが違うし、コメディ要素も見せなければいけないし、ここで見せたい関係性もあるし。実は難しいシーンで、3人で話し合いながら何回も練習しました。未だにあのシーンは緊張しますね。技術と感情と、自分のキャラクターをちゃんと確立していないと成立しないシーンで、コメディって偶然の産物ではないので、腕がないと成立しないんだと、今回改めて思いました。――意外なシーンでした! ソニンさんソロの「The History of Wrong Guys」も、キュートだけどコメディ要素も入ったシーンという印象です。実は、ブロードウェイのマニュアルで、動きも歌のニュアンスも決まっているんです(笑)。でも、日本人も楽しめつつ、ブロードウェイの要素も壊さないように、こだわりました。全シーンに言えることですが、岸谷五朗さんが入ってくださっていて、日本人だけの稽古の時間もあったのは良かったですね。○他人を理解する愛情を持つこと――たとえば、幕が開いてからのハプニングなどはありましたか?それこそ、「The History of Wrong Guys」エアーダスターのシーンで、髪がなびかなかったことがありました(笑)。あれ、実はすっごく難しくて! ウィッグだし、自分では髪がなびいたかどうかわからないんですよ。「練習しろ練習しろ」と言われて練習して、うまくやれていたんですけど、公演がすすむごとに気合いが入りすぎちゃって……気持ちよくやっていたら、全然なびいていなかったみたいです(笑)。「今日なびいてなかった」と言われて、ショックすぎました。"No 風,NO ローレン"というくらいに思っているので。――冷静な方がうまくいくシーンだったんですね。冷静にエアーダスターの矛先を定めつつ、テンションは高め、がコツです。あと、これは世界の全ローレン共通らしいのですが、風をあてているとすごい音だから、お客さんの反応の声も聴こえないんです。なびいていなかった日も、風を浴びているだけで、お客さんに笑っていただけていたらしいんですよ。――近年はこの『キンキーブーツ』のように、個性を尊重するメッセージのこめられた作品が求められているのかな、と感じますが、実際に演じられていていかがでしょうか?私はこの作品の「他人をありのまま受け入れる」というメッセージが好きで、自分のモットーでもあります。他人は自分の常識と別の枠からくるので、拒絶反応が起きることは絶対あると思うんです。ただ、理解する愛情を持つことが世の中には絶対必要で。そうじゃないととんでもないことになるし、そういった兆候もあるからこそ、このメッセージが響いているんじゃないかと思います。自分の個性を大事にしつつも他人を理解する心が、今の世の中にすごく大切だと感じますし、そうでありたいと、私もずっと思っています。本当に好きなテーマです。ブロードウェイミュージカル 『キンキーブーツ』大阪公演:8月13日~22日 オリックス劇場凱旋公演:8月28日~9月4日 東急シアターオーブ脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽・作詞:シンディ・ローパー演出・振付:ジェリー・ミッチェル日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗訳詞:森雪之丞出演:小池徹平、三浦春馬、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた ほかブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演:10月5日~30日 東急シアターオーブ大阪公演:11月2日~6日 オリックス劇場脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽・作詞:シンディ・ローパー演出・振付:ジェリー・ミッチェル出演:J.ハリソン・ジー、アダム・カプラン、 ティファニー・エンゲン、アーロン・ウォルポール ほか
2016年08月11日テレビドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』で大ブレイクしたラミ・マレクが、リメイク版『パピヨン』に出演することになった。役柄は、1973年のオリジナルでダスティン・ホフマンが演じたルイ・ドガ。スティーヴ・マックィーンが演じたパピヨンの役には、チャーリー・ハナムが決まっている。その他の情報脚本は『プリズナーズ』を書いたアーロン・グジコウスキ。監督はマイケル・ノア。撮影は9月にスタートする。マレクは現在、『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』第2シーズンに出演中。このドラマで、エミー賞主演男優部門(ドラマシリーズ部門)にノミネートされている。ハナムの次回作は、ジェームズ・グレイ監督の『The Lost City of Z』。今作は、この秋のニューヨーク映画祭でクロージング作品として上映されることが発表になったばかりだ。共演はロバート・パティンソン、トム・ホランド。ブラッド・ピットもプロデューサーに名を連ねる。文:猿渡由紀
2016年08月04日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の予告編映像が公開になった。孤独な少女ソフィーと心優しい巨人“BFG”の冒険を描いた作品で、スピルバーグ監督が日本の観客に語るかける映像も収録されている。公開された予告編映像これまで数々の名作を手がけてきたスピルバーグ監督は予告編の冒頭に登場し、本作を「ファンタジーを超えた特別な映画」と紹介。続いて登場するのは、現代の英国・ロンドンだ。本作の主人公ソフィーは孤児院で暮らす好奇心旺盛な女の子で、ある日、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、BFGの暮らす巨人の世界に誘われる。BFGは子どもたちに夢を届ける心優しい巨人で、ソフィーとBFGは仲良くなっていくが、悪い巨人たちが好物の小さい人間=ソフィーの存在に気づいたことから、大騒動が巻き起こる。このほど公開になった予告編には、現代の街を疾走するBFGの姿や、孤独を抱えたソフィーとBFGが心を通わせていくシーンが登場。巨人の世界の映像も数多く登場し、思わず息をのむほど美しい光景が次々に描かれる。スピルバーグ監督の代表作のひとつ『E.T.』は、孤独な少年エリオットと、地球外生命体のE.T.が友情を築いていくドラマで、先ごろこの世を去ったメリッサ・マシスンが脚本を手がけているが、本作も『チャーリーとチョコレート工場』などで知られる作家ロアルド・ダールの原作を基にマシスンが脚本を執筆。予告編の最後には、『E.T.』の名シーンを連想させる心温まるシーンも登場する。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年08月04日サーティワンアイスクリームから、アイスクリームケーキ2種類が2016年8月1日(月)より順次新発売される。大きな月の上にのって空を眺めるスヌーピーが可愛い「‘スヌーピー‘ シャイニームーンライト」は、’チャーリーブラウン‘の土星を見つけて大喜びしているシーンをイメージした。月は黄色のホイップクリームで作られ、チョコレートでできた星を飾っている。フレーバーは宇宙のイメージに合った、ポッピングシャワーとチョコレートチップ。また別添の、宇宙や惑星をイメージしたブルーとシルバーの大小のアラザンを振りかけて、満天の輝く夜空を自分で作ることができる。「‘ツムツム’ホップステップワールド」には、ピンクと水色のホイップクリームをふんわり絞ったケーキに、チョコレートでできた大きな‘ミッキー‘をはじめ、砂糖菓子でできた’くまのプーさん’、‘ミニー’、‘ドナルドダック’、‘リトルグリーメン’、‘バズ’、‘マリー’など、おなじみのディズニーキャラクターたちが大集合。フレーバーは、内側からストロベリーチーズケーキ、ベリーベリーストロベリー、チョコレートチップの3層になっている。【商品詳細】サーティワン 新作アイスクリームケーキ■‘スヌーピー‘ シャイニームーンライト価格:3,000円発売期間:2016年8月1日(月)〜通年販売予定サイズ:5号(直径 約16cm×高さ 約5cm)■ ‘ツムツム‘ ホップステップワールド価格:4,000円発売期間:2016年8月1日(月)〜通年販売予定サイズ:6号(直径:約19cm×高さ:約5cm)※価格は税込※店舗によって価格が異なる【問い合わせ先】B-R サーティワン アイスクリーム株式会社TEL:03-3449-0336
2016年07月28日ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』が、7月21日(木)に東京・新国立劇場にて開幕した。本作は、2013年にトニー賞で6部門を受賞する快挙を成し遂げた話題作。オリジナルスタッフ陣が集結し、シンディ・ローパーが全曲作詞作曲した音楽や演出、振付はそのままに、森雪之丞が訳詞を手掛け、全編日本語で上演。主演は小池徹平と三浦春馬が務める。【チケット情報はこちら】物語の舞台は、イギリスの田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。その4代目・チャーリー(小池)は、フィアンセと共にロンドンに移住した矢先に父親が急死。地元に戻り工場を継ぐことになってしまう。しかし、その工場も倒産寸前。なんとか生き残るために、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦)にヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。早速ローラを専属デザイナーに迎え、ミラノの見本市への出品に賭けるが――。小池演じるチャーリーは、父親の「継いでほしい」という願いを振り切って工場を飛び出したにも関わらず、あっという間に呼び戻されるお人好し。“飛び出した”という前提がありながら、工場への想いや従業員を愛する気持ちが真っ直ぐに伝わるのは、小池の歌唱力の賜物だ。三浦は、3年前にブロードウェイで観劇して以来の念願だったというローラ役。十数センチのピンヒールで走り回るだけでも大変なことだと思うが、華やかな衣装をまとい、迫力あるドラァグクイーンを生き生きと演じる姿は、まるでそうであるのが当然かのような強さ、そしてどこか切なさも感じさせ、とても魅力的だった。ブロードウェイのオリジナルスタッフが手掛ける本作。ドラァグクイーンたちによるクラブでのショーや、キンキーブーツの完成に沸く靴工場で全員が歌い踊るシーンなどは本当に華やかで、格別の楽しさを味わえる。同時に、囲み取材で三浦が「『他人を受け入れれば自分が変わる、世界が変わるよ』という大切なメッセージをしっかりお客様に届けることができる素晴らしい作品です」と話した通り、観終えた頃には大切なものを受け取っているはずだ。10月には、現在アメリカツアー中の『キンキーブーツ』<来日版>も初来日予定。本作と来日版、是非両方楽しんで!ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、8月6日(土)まで東京・新国立劇場にて上演。その後、8月13日(土)より大阪・オリックス劇場にて上演し、8月28日(日)より東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行う。取材・文:中川實穗
2016年07月22日俳優・小池徹平と三浦春馬が21日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の公開稽古に登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦はロサンゼルスでボイストレーニングに励んだ成果を披露し、深みのある歌声を響かせた。ヒールを履いてのダンスシーン、またボクシングシーンなど、エンタテインメント性に富んだシーンの連続に、客席からは自由に歓声が上がっていた。一方小池は舞台全体を支えながら、激しく感情を吐露するシーンも。最後にはヒールを履いて、笑顔でダンスする姿を見せた。2013年に初めて同作を観たと言う三浦は「いつかやりたいなと強く強く思っていたので、夢が実現することが、本当に本当に嬉しいことなんだなと実感しています」と満面の笑みで喜びを語る。小池は、三浦の”ローラ”姿について「目力も強いので、見られた時に『そんな目で見んじゃねえよ』ってなったりしますね」と照れながら「共に頑張ってきた、築き上げた関係性があります」と力強く頷いた。三浦は作品について「音楽、衣装、セット、素晴らしい色彩」と表現しつつ、「それだけじゃなく『本当に他人を受け入れれば自分が変わる、世界が変わる』という大切なメッセージ届けられる」と噛み締めるように説明。「ぜひみんなで観に来てください」とアピールした。同舞台は8月6日まで東京・新国立劇場、8月13日から22日まで大阪・オリックス劇場で上演され、8月28日から9月4日まで東急シアターオーブでの東京凱旋公演を予定している。
2016年07月21日俳優・小池徹平と三浦春馬が21日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の囲み取材に登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。小池は第一声から「春馬の変わりっぷり、驚かれるんじゃないですかね」と三浦の姿を紹介。光を受けて輝く真っ赤なドレスに身を包み、作中で”一番低い”と言われる約12cmのヒールを履いて登場した三浦は「生でこの姿を見ていただきたいです。ぜひ」と自信を見せた。豪奢な衣装について三浦は、「日本中や海外から取り寄せた素材を集めて奮闘してくれました」とスタッフに感謝し、ターンして全体を見せると、取材陣からも「フゥ~」と歓声が上がった。「自分の体型を採寸して、より魅力的に見えるように考え抜いてくださった衣装の数々を、披露できるのが楽しみです」と意気込みを語った。毎日ヒールを履き続けたという三浦は、「ヒールに適した筋肉になりつつあったんじゃないかなと思います」と語り、「専属トレーナーの方に『ヒールを履いてるおしりになってきたね』と言われた」と明かす。小池も「女の人に思えてくるというか、変な錯覚に陥ってくるくらい。管理は相当大変だと思いますね」とうなずいていた。同舞台は8月6日まで東京・新国立劇場、8月13日から22日まで大阪・オリックス劇場で上演され、8月28日から9月4日まで東急シアターオーブでの東京凱旋公演を予定している。
2016年07月21日数々の名作を世に送り出してきた映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、ディズニーとタッグを組んで贈るファンタジー超大作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。近年、歴史的な事実を語る作品が続いたスピルバーグ監督だけに、世界中のファンが「ファンタジー映画への帰還」に歓喜の声を上げている。本作は、“やさしい巨人”BFGと、好奇心旺盛な少女ソフィーの“奇妙な友情”を描いた物語。ロンドンの児童養護施設に暮らすソフィーは、ある晩、突然ベッドからBFGの“巨大な手”に毛布ごと持ち上げられ、“巨人の国”に連れ去られてしまう。ひとりぼっちだったソフィーと、孤独でやさしいBFG。2人の出会いはやがて、友情を超えた深い信頼関係を育んでいく。やがて、ソフィーの小さな勇気が大きな巨人を動かし、英国最大の危機を救うことに!?原作は、『チャーリーとチョコレート工場』で知られる英国児童文学界の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)。これまで、何作も映画化され、世界中で親しまれているダール作品だが、スピルバーグ監督自身も長年のダール・ファン。「オ・ヤサシ巨人BFG」も、かつて自分の子どもたちに読み聞かせていたという。そんなスピルバーグが本作の監督を望んだ理由の1つは、この作品が「ダークで恐ろしいことを描きながらも救いがあり、誰にとっても普遍的な教訓が描かれている」こと。さらに「それは多くのディズニー初期作品にも込められていたテーマでもある」こととして、ダールとディズニーのいずれにも共感。つまり、ダール、ディズニー、スピルバーグという世界屈指のストーリーテラー3人のコラボレーションによって、本作は実現したといえる。また、スピルバーグ監督は、「夢やイマジネーションの世界に逃避できるということは、それ自体が私にとって夢のようなこと」として、ファンタジー映画製作への喜びともとれる思いをコメント。「だからこそ、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は特別な作品といえるでしょう。私自身がベストだと思っているものに逃避できるのですからね」と語る。スピルバーグ監督本人も待ち望んだ、新たなファンタジー超大作。「これは友情や誠実さについて、友人を守ることについて描かれた物語」と自ら語るように、映画では少女ソフィーとBFGの絆が巻き起こす奇跡と感動のストーリーが、原作以上にエモーショナルに展開されていく。“やさしい巨人”BGFを演じるのは、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いた名優マーク・ライランス。少女ソフィーを演じるのは、スピルバーグによって見出された奇跡の新人ルビー・バーンヒル。今回、合わせて解禁となった新しいメイン画像では、『E.T.』を彷彿とさせるような、少女とBFGの美しい友情のワンシーンを切り取っている。監督こだわりのキャスト陣が熱演する、新たな名コンビにも注目だ。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月17日「ティム・バートン&ダニー・エルフマンのハロウィーンコンサート」が、2016年10月22日(土)・23日(日)の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールAで開催される。映画監督ティム・バートンと映画音楽界の巨匠ダニー・エルフマン。2人が共に手がけた作品は「アリス・イン・ワンダーランド」や「シザーハンズ」、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」、「チャーリーとチョコレート工場」など全15作品。全世界で多くのファンに愛される作品を次々と世に送り出す、ハリウッドを代表する名タッグだ。今回開催されるコンサートでは、その15作品の中から選りすぐられた楽曲を、総勢130人にのぼる「東京フィルハーモニー交響楽団」のオーケストラとコーラスが生演奏。さらに舞台上に設置された大スクリーンには、映画の名場面やティム・バートンの手描きアイディアスケッチが映し出される。過去開催時には、映画でも主役のジャック・スケリントンの歌を担当しているダニー・エルフマン本人が「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を歌ったり、アメリカのヴァイオリニストが「シザーハンズショー」を行ったりと、特に作品ファン垂涎の演出が用意されているのも嬉しいポイント。日本公演が開催される10月の街は、ハロウィーンモード真っ最中。会場となる東京国際フォーラム・ホールAもハロウィーン仕様に装飾される予定なので、映画に合わせた仮装で来場すれば、より一層コンサートを楽しめそうだ。【開催概要】「ティム・バートン&ダニー・エルフマンのハロウィーンコンサート」開催日:2016年10月22日(土)・23日(日)会場:東京国際フォーラム ホール A映画・原画:ティム・バートン作曲・編曲・出演:ダニー・エルフマン指揮:ジョン・マウチェリヴァイオリン(ゲスト):サンディ・キャメロン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団コーラス:洗足フレッシュマン・シンガーズ/NHK 東京児童合唱団チケット料金(全席指定):S席 9,800円(税込)、A席 7,800円(税込)、B席 5,800円(税込)<チケット販売>先行販売日:2016年7月12日(火)11:00〜一般発売日:2016年8月27日(土)10:00〜※3歳以下は入場不可。一人につき1枚チケットが必要。※上演時間は約2時間30分を予定(休憩20分含む)。【上演プログラム】「ピーウィーの大冒険」(1985)、「ビートルジュース」(1988)、「バットマン」(1989)、「シザーハンズ」(1990)、「バットマン・リターンズ」(1992)、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993)、「マーズ・アタック!」(1996)、「スリーピー・ホロウ」(1999)、「PLANET OF THE APES/ 猿の惑星」(2001)、「ビッグ・フィッシュ」(2003)、「チャーリーとチョコレート工場」(2005)、「コープスブライド」(2005)、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)、「ダーク・シャドウ」(2012)、「フランケンウィニー」(2012)※( )の中の数字はアメリカ公開年。【問い合わせ先・チケット予約】キョードー東京TEL:0570-550-799(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)
2016年07月15日この夏日本初上陸するミュージカル「キンキーブーツ」の日本版で主演を務める小池徹平と三浦春馬が、7月13日(水)今夜放送される明石家さんま司会のトークバラエティ「ホンマでっか!?TV」にゲスト出演する。さんまさんと強烈キャラクターの評論家軍団が爆笑トークを繰り広げる同番組。今回「首都東京に潜む危険」をテーマにレギュラートークを展開するほか、おなじみ「ホンマでっか!?人生相談」も放送する。小池さんと三浦さんは「ホンマでっか!?人生相談」に登場。「熱しやすく冷めやすいからひとつのことが長続きしないのを直したい」「どうしたら足がキレイに細くできるのか」という三浦さんの相談に専門家集団が個性的すぎる独自見解を披露。思わず笑ってしまう専門家たちのコメントで三浦さんの悩みは解消されるのか!?見逃せない放送になりそうだ。今回ゲスト出演する小池さんと三浦さんが主演するミュージカル「キンキーブーツ」は、2013年に「トニー賞」作品賞他6部門を受賞した大ヒットミュージカル。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当したことも話題となった。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンから「倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだ」とハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、2人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。今回の日本版では音楽・演出・振付はオリジナルそのままに、チャーリー役を小池さんが、ローラ役を三浦さんが演じる。またヒロインのローレン役にはソニン。さらに玉置成実、勝矢、飯野めぐみらも出演しており、先日公開された稽古の様子は、三浦さんの妖艶なドラァグクイーンぶりに話題が集まった。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後はブロードウェイのキャストによる「来日版」の公演も予定されており、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演。「ホンマでっか!?TV」は7月13日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月13日米BOX OFFICE MOJOは7月1日~7月3日の全米週末興業成績を発表した。3週連続で『ファインディング・ドリー』が首位を堅守。累計興行収入3億7,225万144ドルと3億ドルの大台を超え、4億ドルも視野に捉えた。2位は『ターザン:REBORN』。エドガー・ライス・バローズ原作の『ターザン』シリーズの実写版リメイク作品で、監督は『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツが務め、米人気ドラマ『トゥルーブラッド』のアレクサンダー・スカルスガルドが主役のターザンを演じる他、ヒロイン役に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーゴット・ロビーなどがキャスティングされている。3位の『The Purge: Election Year(原題)』も初登場。2013年公開された1年に1日だけ殺人を含むすべての犯罪が合法化された近未来を舞台に描いたSFスリラー『パージ』シリーズの第3弾で、前作『パージ:アナーキー』(2014年)の前日譚を描く。その他4位『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』も初登場。『チャーリーとチョコレート工場』の原作者であるイギリス児童文学作家・ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した作品で、心優しい巨人と孤独な少女の交流と冒険を描いたファンタジー。主人公の巨人役を『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞を受賞したマーク・ライランスが演じている。前週2位の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は初登場3作品に押されて、5位に転落。6位『Central Intelligence(原題)』、7位『The Shallows(原題)』など以下も2~4ランクずつ順位を落としている。北米週末興行成績TOP 10(7月1日~7月3日)
2016年07月04日2013年のトニー賞にて13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。その日本人キャスト版が今月開幕する。今回の上演にあたっては小池徹平や三浦春馬らが出演し、脚本のハーヴェイ・ファイアスタイン、音楽・作詞のシンディ・ローパー、演出・振付のジェリー・ミッチェルらオリジナルスタッフ陣が集結。6月30日、都内にて公開稽古と囲み取材が行われた。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(日本版) チケット情報「キンキーブーツ」は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦)と出会い、差別や偏見を捨ててドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生していく物語。この日の公開稽古ではまず演出代理のD.B.Bondsが作品について「愛であったり、他者を受け入れたりといった、とても大切なストーリーをもっている」と解説。その後、チャーリーがドラァグクイーンのためのブーツで工場を救おうと思いつくナンバーと、そこにローラが現れてブーツのヒールに対する思いを表明する計2曲のナンバーが披露された。その後の囲み取材で三浦は、ハイヒールを履くドラァグクイーンのローラ役に挑戦することについて「ブロードウェイでこの作品を初めて観たときから、もし日本での上演が決まったら絶対オーディションを受けたいと思った。実際にブーツを履いてみると(目線とともに)自分のテンションや志をひとつ上げてくれるような感覚になる。観に来てくれた皆さんはヒールを見る目が変わるんじゃないかっていうくらいにとても魅力的」とコメント。さらに作品について「作品自体に力があって、大切なメッセージを最後にビシッと、そして楽しく伝えてくれる。(ブロードウェイで)観終わった後、シンディ・ローパーさんの作った楽曲の数々が頭の中で何日もガンガン鳴るんです。それだけ自然に入ってくる音楽と、大事なテーマを届けてくれるので、たくさんの人に本当に本当に観てほしいです」と熱い思いを爆発させた。ローラとは好対照なチャーリーを演じる小池は、三浦との初共演について「むっちゃ楽しい。初めての感じがしない。役がまったくちがうので、(稽古では)お互いに別の苦労があって、どっちも本当にしんどい。共に苦労して進んでいる感じ」と稽古の様子を語り、「本番に向けてより一層素晴らしい作品になるよう日々努力しています。ぜひ劇場でご覧ください」とメッセージを送った。今月21日(木)に開幕する新国立劇場中劇場での東京公演のチケットは完売。8月13日(土)開幕のオリックス劇場での大阪公演、8月28日(日)開幕の東急シアターオーブでの東京凱旋公演のチケットを現在発売中。また、今秋には本場アメリカのカンパニーによる来日版も上演予定。来日版のチケットも発売中。
2016年07月01日「不思議の国のアリス」のその後を描いた映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、7月1日(金)今夜放送の「金曜プレミアム」に登場する。同作は全世界で愛され続けるルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の“その後”を『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『ダーク・シャドウ』などで知られるティム・バートン監督とジョニー・デップ主演のコンビで映像化した作品。その“絵本”の世界をそのまま実写にしたような独特の映像美は公開当時大きな話題となり、多くの人を魅了。映画だけでなくファッションや音楽といった様々な分野にもその影響が波及したのも記憶に新しい。19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は、パーティーを抜け出し、白うさぎを追いかけて大きな穴に落ちてしまう。行き着いた先は「ワンダーランド」。そこでアリスは、マッドハッター(ジョニー・デップ)、白の女王(アン・ハサウェイ)、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)など、まか不思議な住人たちと出会う。マッドハッターは、アリスこそがワンダーランドの独裁者・赤の女王による支配を終わらせることのできる“救世主”だと信じていた。いつの間にかワンダーランドの運命を背負ってしまったアリスは、赤の女王との戦いに巻き込まれていく―というストーリー。未だ熱狂的なファンが多い本作だが、続編となる最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も7月1日(金)本日から全国公開中。今夜放送の『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語を描く作品で、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡ったアリスを待ち受ける、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか? そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。アリスやマッドハッターら主要キャストたちが再集結し、物語のキーとなる<時間>を司るタイム役をサシャ・バロン・コーエンが演じている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』鑑賞の前に前作を観て予習してみては?金曜プレミアム『アリス・イン・ワンダーランド』は7月1日(金)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2016年07月01日大ヒット映画の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を携え来日中のローランド・エメリッヒ監督、リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、マイカ・モンローが6月30日(木)に開催されたイベントに出席。吹き替え版声優を務めた藤原竜也も駆け付けた。1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』の20年ぶりの続編で、前回の襲撃からちょうど20年後の独立記念日に、前回を上回る巨大な宇宙船で再度、地球に襲来したエイリアンと人類の戦いを描く。完成に迎えられたエメリッヒ監督は「東京は大好きで何度も来てるけど、初めて来たのは20年前の第1作のときでした」と懐かしそうにしみじみと語る。自身のキャリアでも初の続編製作となったが「エイリアンが戻ってきます。巨大な円盤で大西洋をも埋めつくしてしまうシーンはぜひ楽しみにご覧になってください!」と呼びかけた。リアムは「この作品に参加できるのは光栄だったよ。興奮してエメリッヒ監督と話し合いをしたし、脚本が届いたときもワクワクしました。何より、最大の楽しみはジェフとの共演!長年の彼のファンで一緒に過ごしたすべての時間、毎分毎秒が楽しかったよ!」と20年前の前作の“英雄”を絶賛し「I LOVE YOU!」と愛の告白!ジェフが「それは僕へのプロポーズ(笑)?」と尋ねると「そうだよ」と返しこれにはジェフも「心が乱れるね。どうしたものか…。僕の“sweet wife”に知られたら困ったことになっちゃうよ!」とコミカルな掛け合いで会場をわかせ、その後も壇上で2人はアツアツぶりを見せつける。ちなみにジェフは、そのスウィートな奥様との間に、昨年の7月4日の独立記念日に男の子が誕生!ちょうど本作の撮影中でもあったそうだが、壇上でスマホを見せ「チャーリーっていうんだ。すごくキュートなんだ!」と子煩悩ぶりを見せつけた。この日は、日本語吹き替え版でリアム演じるジェイクの声を担当した藤原竜也さんも駆け付けた。日本映画をはるかに凌駕するスケールで製作された本作への驚嘆を口にする藤原さん。世界的監督のエメリッヒとの対面を機に、ハリウッド進出の意思を尋ねられると「規模が違いますからね。いろんな形で関わっていけたら…」と控えめに語っていたが、エメリッヒ監督は「すごくハンサムだしぜひハリウッドの映画に出てほしいね」と語り、ジェフは「低くてセクシーな声が素晴らしい!」とメロメロ!藤原さんを加えた登壇陣は、日本の7月の風物詩である七夕にちなんで、本作のテーマである「一致団結」と書かれた短冊を飾り、世界地図が描かれた巨大ダルマに墨で目を入れてヒットを祈願した。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日ブロードウェイミュージカルの最高傑作、日本版「キンキーブーツ」の稽古場公開&囲み取材が6月30日(木)に行われ、キャストの小池徹平、三浦春馬、ソニンが華やかに歌い、舞った。2013年の公演を見た際に「日本版をやるなら、オーディションを絶対受けたいと思っていた」と思いのたけを語った三浦さんは、高いハイヒール姿で臨み、圧倒的なパフォーマンスを見せた。「キンキーブーツ」は2005年に公開された英映画をミュージカル化した作品で、演劇界の最高峰の賞であるトニー賞、作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞、振付賞、編曲賞、衣装デザインなど6部門を受賞している。この日は、ブロードウェイでも大人気のナンバーの演目が公開された。主人公の靴工場の跡取り息子・チャーリー役を小池さんが、チャーリーに多大なる影響を与えるドラァグクイーンのローラ役を三浦さんが担当し、W主演となった2人。意外なことに今回が初共演とのことで、小池さんは「めっちゃ楽しいっすね。初めてな感じがしない」と笑顔で三浦さんに目線を送ると、三浦さんも「ですね」とにっこり。小池さんは、「2人とも全く違う役どころで苦労が違うので、お互いつらいことを乗り越えている感じです。どっちかが楽だとイラッとしてると思う(笑)」と、冗談を飛ばした。三浦さんが演じるローラについて、ソニンさんは、「ローラのセクシーさとか突き抜けた感じに憧れるんです。心が躍るくらい美しいし、迫力があるし、口をポカンとあけて見てしまうくらい」と評し、小池さんも「華やかだし、めちゃくちゃ格好いい」と絶賛した。三浦さんは高いヒールを履きこなすために、稽古に入る前は自宅でも履いていたと話し、「女性の仕草というものを、日ごろより細かく見ているような気がします。もちろんドラァグクイーンのショーも参考にしますが。女性がヒールを履いているとなおさら見ます」と、役作りについて明かした。一方で、先日公開された映画『サブイボマスク』に出演した小池さんは、共演した平愛梨の長友佑都選手とのおめでたい話題についてふれられると、「連絡させていただいて、おめでとうっていうか、よかったねって言いました」と話した。小池さん自身のアモーレについて記者から質問が飛ぶと、「いまのところないです」と笑顔で交わし、相手役の三浦さんとのアモーレでどうかと提案されると、登壇陣も爆笑し「(本当なら)今年一番のニュース」とザワザワ。三浦さんも「(小池さんを)すっごい好きですけど、アモーレまでの情熱はない」と熱愛(?)を否定していた。『キンキーブーツ』は7月21日~8月6日まで東京・新国立劇場 中劇場、8月13日~8月22日まで大阪・オリックス劇場、8月28日~9月4日まで東京・東急シアターオーブにて公演。(cinamacafe.net)
2016年06月30日俳優・小池徹平と三浦春馬が30日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の公開稽古に、共演のソニンとともに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。稽古では「Step One」「Sex Is In The Heel」の2曲を披露。三浦は12cmのヒールを履いて腰をくねらせ、セクシーなポーズも随所に盛り込まれた激しいダンスを見せた。三浦のセクシーな様子について、小池は「かっこいいんですよ、本当に」と称賛。「絡むシーンが多いので、触られると、ハッとはなりますね。ヒールを履くと、これよりさらにでかくなるので、迫力が。圧倒される感じはありますね」と印象について話す。三浦は「歩き方が1番、粗が出るところで、まだまだ課題の一つ」と謙遜しながらも、「女性の仕草を細かく見ています。ヒールを履いているとなおさら。目線が強くなりましたね」と、意識の変化を語った。2人は初共演となるが、小池は「めっちゃ楽しいですね。初めてな感じがしない」と笑顔に。三浦は小池について「実はみんなのことを見てくれている」と感謝。そして「(小池が)『そんなに頑張んなくていいんだよ春馬』と。『お前の役どころは難しいんだから、プライベートでみんなを引っ張ろうという気持ちは嬉しいけど、余計なことを考えないで頑張れ。もっと体の力を抜きなさい』と言ってくれた」と、稽古中のエピソードを明かした。ソニンも「その2人が熱く語ってるのを、遠目でちょっと見ています」と言うと、小池は俯いて照れた様子を見せた。東京公演(新国立劇場)は、7月21日~8月6日、中劇場、大阪公演(オリックス劇場)は8月13日~22日、東京・凱旋公演は8月28日~9月4日を予定。さらに、10月には来日版の公演も予定している。
2016年06月30日この夏、日本初上陸する話題のミュージカル「キンキーブーツ」の日本版で主演を務める小池徹平と三浦春馬が、6月28日(火)今夜放送される旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」にゲスト出演する。今回小池さんと三浦さんは、2人が高校時代を過ごしたという東中野での「アポなしグルメ旅」に挑むことに。2人は番組メインMCのウエンツ瑛士と共に地元の人おすすめの生パスタの名店やジェラート専門店に“アポなし突撃”。果たしてその結果はいかに!?そしてトークは男3人で恋愛トークに。長年「WaT」としてユニット活動してきた小池さんとウエンツさんのリラックスムードはもちろん、ウエンツさんも知らなかったという小池さん情報や、“大人の男”を目指して男磨き中の三浦さんの恋愛観にも注目だ。小池さんと三浦さんが出演するミュージカル「キンキーブーツ」は、2013年「トニー賞」作品賞他6部門受賞の大ヒットミュージカル。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当したことも話題となった。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンに倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、2人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――という物語。今回の日本人キャストによる上演では、音楽・演出・振付はオリジナルそのままに、チャーリー役を小池さんが、ローラ役を三浦さんが演じる。またヒロインのローレン役にはソニンが、そして玉置成実、勝矢、飯野めぐみらも出演する。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後はブロードウェイのキャストによる「来日版」の公演も予定されており、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演となる。小池さんと三浦さんの東中野ツアーに加え、先週の放送に引き続き綾野剛の「アポなし旅」後編や、京本政樹と柳沢慎吾が日本全国の隠れご当地グルメを探す「京さま慎ちゃんの47都道府県で飛ばすぜ!」には深田恭子が登場するなど、今夜の「火曜サプライズ」は19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月28日スティーブン・スピルバーグ監督最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)のアメリカプレミアが現地時間21日、ロサンゼルスで行われた。加えて23日、同作の日本版予告が公開された。本作は、SFファンタジーの『E.T.』(82)で大ヒットを収めたスピルバーグ監督が、『チャーリーとチョコレート工場』(05)の原作者と共に新たに手掛けるアドベンチャー。少女ソフィーと"やさしい巨人(BFG)"の友情を描く。会場となったエル・キャピタン・シアターには、観客1,500人がカーペット沿いに集結。そこにスピルバーグ監督のほか、2016年のアカデミー賞でスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』(16)にて助演男優賞を受賞した英国の俳優マーク・ライランス(BFG役)、オーディションでスピルバーグの目にとまり女優歴2年あまりで主役へと駆け上がった女優ルビー・バーンヒル(ソフィー役)、『それでも恋するバルセロナ』(09)で知名度を高めたレベッカ・ホール(メアリー役)、そして『ジョーズ』(75)、『E.T.』などでスピルバーグと長年タッグを組んできた作曲家ジョン・ウィリアムズなど、そうそうたる面々が登場した。スピルバーグ監督は、本作のテーマの一つを"友情"と掲げ「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと」とメッセージ。加えて「肩書などで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事」と"BFG"とソフィーの間に生まれるような温かな関係を築くための秘訣を口にした。バーンヒルは、ライランスとスピルバーグ監督を「2人ともすごく素晴らしく優しい人たち」と称賛し、「彼らは私にとって最高の友達になった」と満足感をにじませた。さらにスピルバーグ監督は、「日本の友達のみなさん、本作を愛してもらえるとうれしいです。僕が全力の気持ちを注いで作った作品です。キャストのみんなも同じ気持ちで参加してくれています。また、僕らは特に、日本の皆さまの心に響くように作りました!」と日本語を交えながらアピール。以前より日本の歌舞伎好きを公言しているライランスも「日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん」とその愛を語り、「僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできた」と告げた。あわせて公開された日本版予告は、児童養護施設で暮らすソフィーが「真夜中になると何かがやってくる」と震える描写からスタート。そんな暗夜の中、窓から入ってきた巨大な手に持ち上げられ、ソフィーは"巨人の国"へと連れ去られてしまう。最初はおびえていたソフィーだが、その世界の魅力に「すごい」と感動。「なぜ私を連れてきたの」という問いにBFGは「キミが一人ぼっちだったからさ」と優しくその大きな手を差し伸べる。(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年06月23日6月23日(木)に放送される日本テレビ系人気バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!17」に7月から公演されるミュージカル「キンキーブーツ」日本版で主演を務める俳優の三浦春馬が出演する。番組レギュラー陣の“ゴチメンバー”とゲストのVIPチャレンジャーが、高級レストランを舞台に値段を知らないまま料理を注文、その合計金額があらかじめ設定された金額にどれだけ近いかを競う“ゴチ”。今回三浦さんはいま話題のイタリア・プーリア地方料理でゴチに挑むことに。ゴチ初となる向かい合ってのお食事会スタイルということで話もはずんだ様子で、三浦さんの意外な顔が垣間見られるゴチになったようだ。はしゃぎすぎて自腹の地獄に落とされるのは一体誰か、放送をお楽しみに。三浦さんは2006年ドラマ「14才の母」で注目を集めるとその後『君に届け』や『永遠の0』「殺人偏差値70」『真夜中の五分前』などに出演しいずれも話題となる。昨年は『進撃の巨人』2部作でエレン役を演じたほか舞台「地獄のオルフェウス」に出演するなど、多方面で活躍している。そんな三浦さんがこの夏挑むのが舞台「キンキーブーツ」。同作は元々2005年に公開されたイギリス映画をブロードウェイでミュージカル化。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当し大ヒット。2013年の「トニー賞」では作品賞の他6部門を受賞する快挙を達成した。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンに倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。今回は日本人キャストで再上演するということで、音楽・演出・振付はオリジナルそのまま、チャーリー役を小池徹平が、ローラ役を今回ゲスト出演する三浦さんがそれぞれ演じるほか、ヒロインのローレン役にソニン、そのほか、玉置成実、勝矢、飯野めぐみらが集結した。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後来日版も10月、渋谷・東急シアターオーブで公演予定。「ぐるぐるナインティナイン」は日本テレビ系で6月23日(木)19:56~放送。(笠緒)
2016年06月23日『スター・トレック』の出演者として知られるアントン・イェルチンが、27歳の若さで帰らぬ人となった。19日の朝方、アントンはロサンゼルスの自宅で門と自身の所有する車に挟まれ死亡したと報じられている。TMZによると、アントンと会う約束をしていた友人が、アントンが現れなかったため心配し、サンフェルナンド・バレーにある自宅を訪れたところ、門に設置された郵便受けと車の間に挟まれているアントンを発見したのだという。発見当時、車のエンジンはついたままになっており、ギアはニュートラルになっていたそうだ。アントンの広報担当者は「俳優アントン・イェルチンは今朝、衝突事故により亡くなりました」と発表している。現在警察は死因を調査中だが、殺人の可能性はないとみているようだ。アントンは今までに『アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン』や『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』、そして『スター・トレック』シリーズなどに出演してきた。今回の訃報を受け、『スター・トレック』シリーズの共演者をはじめとする著名人から次々と追悼のメッセージが寄せられており、ザカリー・クイントはインスタグラムに「僕たちの親愛なる友人であり、同僚であり、僕が幸運にも知ることのできた人の中で最もオープンで知的好奇心にあふれ、とてつもない才能に恵まれ寛大な心を持ち、年齢をはるかに超えた知性を持った僕たちのアントンが、早々と逝ってしまいました。この耐え難いつらい時期に遺族のみなさまに全ての愛と強さを送ります」とコメントした。また、『スター・トレック』の監督を務めたJ・J・エイブラムスや、その続編『スター・トレック Beyond』で監督を引き継いだジャスティン・リン、そしてアントンの出演が決定していた新作ドラマ『トロールハンターズ』のギレルモ・デル・トロ監督もその才能あふれたアントンの死を悲しむ声をSNS上でつづっている。(C)BANG Media International
2016年06月21日ピーナッツ生誕65周年を記念し、スペシャル プロダクト デザイン(SPECIAL PRODUCT DESIGN)によるポップアップストア第2弾「PEANUT meets SPECIAL PRODUCT DESIGN」が6月8日から14日まで、伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5にて開催される。今回もピーナッツが様々なブランドとコラボレーションし、65周年記念の注目アイテムや、三越伊勢丹オリジナルアイテムなど数量限定アイテムが続々登場する。中でも注目は、ポップアップストア第1弾で大人気だったラコステ(LACOSTE)のポロシャツ(メンズ1万4,000円、ウィメンズ1万3,000円)の再登場。今回は、白地をベースにブランドアイコンであるクロコダイルと、ピーナッツのキャラクター・スヌーピーとチャーリーが戯れるワンポイント刺繍が左胸にあしらわれ2タイプで展開。今回初のコラボレーションとなるプティ ローブ ノアー(petite robe noire)からは、トランプをモチーフに、スヌーピーが様々な表情を見せるプレイフルなブレスレット(4柄 各3,700円)が登場。その他、ガラスメーカー・デュラレックス(DURALEX)は、ブランドを代表するグラス「ピカルディ」にホワイトのカラーリングを施しキャラクターのシルエットを描いたグラス(1,200円)を、ボントン(BONTON)は、3サイズ展開のクラシカルなペーパースーツケース、(S 3,500円、M 4,000円、L 4,500円)、ルミノア(Le Minor)のボーダーカットソー(1万4,000円)、三越伊勢丹オリジナルアイテムとしてトートバッグ(3,500円)とマグカップ(2,500円)も登場。これらアイテムはいずれも数量限定となっている。なお、同ポップアップストアは伊勢丹新宿店で終了の後、6月15日から28日までルクア大阪 ルクアイーレ4階 イセタン クローゼット、6月22日から28日までジェイアール京都伊勢丹5階特設会場と巡回を予定している。また、一部アイテムは伊勢丹オンラインストアとスペシャル プロダクト デザインのWEBショップでも購入可能。<right>5月31日10時に掲載いたしました本記事の「ボントン」のペーパースーツケース商品に関し、販売価格の表記に誤りがございました。ご覧いただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、 深くお詫び申し上げます。 6月2日14時時点で正しい価格に訂正いたしました。
2016年05月31日