『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、ファンタジックな独自の世界観で多くの映画ファンを魅了し続けるティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』。本作の公開を記念して12月4日(火)より、ビックカメラとユニクロがタッグを組んだ東京の新名所「ビックロ」にて、バートン監督の制作過程を紹介する特別展「フランケンウィニー アート展」が開催されることが決定した。ディズニー作品史上初となる全編“白黒3D”で描かれる本作は、孤独な少年・ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬・スパーキーとのピュアな友情が、思わぬことから街中に大事件を巻き起こしていく冒険ファンタジーだ。本作のプロジェクトを始動させるにあたり、その世界観を表現するために最適なスタイルとしてバートン監督が「味わい深く、ユニークで美しいアート・フォーム」と決めていたのは、個人的にも大好きな手法だというストップモーション・アニメーションだったという。今回、ビックロにて開催される「フランケンウィニー展」は、監督自らが描いたオリジナルスケッチや、実際に撮影で使用した、個性的でかわいいキャラクターたちの人形、セットや小道具など、監督が情熱をもってこだわり抜いたディテールを間近で感じ取ることができる構成になっている。精巧に作られた小道具が配置された教室を、覗き窓を通じて写真を撮ることができる「ニュー・ホランド小学校の教室」やバートン監督が育った1970年代のアメリカ家庭の生活感を再現した「フランケンシュタイン家の台所」などバートン監督ファンにとってはまさに垂涎のラインナップ!さらに、アート展と共にユニクロ限定販売のグラフィックTシャツやウィメンズウェアに加え、ビックロでしか手に入らないフランケンウィニーグッズの発売も決定。さらにバートン監督の描き下ろしアートがポストカードやクリアファイルになったものなど、ファンならずとも見逃せないアイテムがズラリと揃う。このアート展は、6月18日(現地時間)にスペイン・バルセロナからスタートし、世界中を周ってついに今冬より、東京のビックロにてフィナーレを迎える。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて3D/2D公開。「フランケンウィニー展」期間:12月4日(火)~会場:ビックロ(東京・新宿)「ビックロ」公式サイト:■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年11月14日とにかくしゃべる。ウディ・アレンのファンたちにはお馴染みですが、彼のコメディは、登場人物があることないことよくしゃべるのです。「あることないこと」と言いましたが、不思議なのは、なぜか彼らの本音と建前が、怒涛の会話劇からにじみ出てきているところ。それが分かるからこそ、思わずくすっと笑ったり、にんまりしたりしてしまう。本音と建前が見えてくる人間たちは、滑稽なのに可愛らしく、やっかいなのに憎めないのです。新作『恋のロンドン狂騒曲』にも、そんな可愛らしくやっかいな人々が登場。今回、主軸となるのは、人生の転機に重大な選択を迫られていく2組の夫婦。彼らの関係が破綻したことを機に、4人の男女が再び“恋の市場”に躍り出て、恋の幻想に囚われていく様が描かれています。一組は、結婚40年目のアルフィ(アンソニー・ホプキンス)とヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)。ある夜、アルフィはベッドで死の恐怖に襲われ、それをきっかけに若返りのためのトレーニングや日サロ通いを始め、妻の元を去り、若い金髪のコールガールに走ります。夫に捨てられたヘレナは、失意の中で出会ったインチキ占い師に傾倒していきます。さらには、精神世界に興味を持っている老紳士と出会い恋心を抱きます。もう一組は、彼らの娘・サリー(ナオミ・ワッツ)とその夫、一発屋作家のロイ(ジョシュ・ブローリン)。サリーは一日中ぶらぶらしているロイとの生活に行き詰まり、勤め先のギャラリー・オーナー(アントニオ・バンデラス)に恋心を抱き始めます。一方のロイは、だらだらとした生活を送るうち、自宅の窓から見える向かいのビルの赤い服の美女に胸をときめかせるようになります。つまり、2組の夫婦関係は、それが終わるやいなや、4つの恋へと枝分かれしていくのです。物語だけ読むと、4人はかなり難しい状況に直面しているところですが、そんな現実すら、どこまでも軽妙なタッチで描いていくのがウディ流。これほどのドロ沼劇なのにどこまでもスタイリッシュなのは、徹底的に彼らの恋模様を滑稽に描き、笑い飛ばしていく突き抜け感。久しぶりの恋へと心を暴走させていく大人たちの姿は、愚かで、切なくて、可笑しくて。でも、決して他人事ではないのです。恋愛は当人にとっては一生に関わる一大事。それだけに最も愚かな部分も露見しやすい。そして、その愚かさを知っているのは傍観者だけ。そう、この作品で笑ってしまうみなさんだって、他人から見れば滑稽な恋に身を焦がしているかもしれないのです。そんなロジックが隠されているなんて、さすがはウディ。恋愛に関しても、いろいろやらかしてきた彼ですから、何度失敗しても懲りることなく、決してめげない人間のたくましさに愛おしさを感じるのかもしれません。そういえば、ウディの映画ではよく滑稽な人間が多く登場し、滑稽なエピソードを展開しています。そして今回も。ネタバレにならない程度にご紹介すると、筆頭はヘレナ。夫に去られてからの彼女は、占い師に人生のすべてを決めてもらっているかのよう。すべて他人(占い師)の言いなりで、家族をイラッとさせています。でも、結構いますよね、自分で何も決められず、人に相談しまくる人。人生の一大事ほど、自分の決断が大事だというのに。実は、本作の原題は「You Will Meet a Tall Dark Stranger」。これは占い師が使う常套句だそうで、「あなたは背が高くて、色の浅黒い誰かに会うでしょう」という意味。他人が聞けばかなり曖昧でいい加減なたわ言ですが、信じたい人にとってはまさに“予言”。色の浅黒い背の高い人って、結構いそうですけれど…。ただ、傍観者になれば誰だっていつも冷静でいられるもの。この作品を観ていると、人とは多かれ少なかれ、早かれ遅かれ、他人に振り回される生き物だということが分かります。そう、人は常に傍観者などではいられないのですから。恋にまつわる、いえ、人生にまつわる、あらゆる可笑しみ、切なさ、悲喜こもごもまでもが詰まった『ロンドン狂騒曲』。劇中で奏でられる狂騒曲に、時に耳が痛くなることもありますが、それでも私たちが学べることは多そうです。所詮、登場人物たちも、観客である私たちも、同じ穴のムジナですから。(text:June Makiguchi)■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年11月14日ミシェル・ファイファーとクロエ・グレース・モレッツがティム・ロビンス監督の最新作『Man Under』(原題)で再共演を果たすことになった。ジョニー・デップ主演最新作『ダーク・シャドウ』で共演し、母娘役を共に演じたばかりの2人だが、ロビンス監督が出演と監督の2役を務める本作で早くも再共演を果たすという。本作は、ニューヨーク近代美術館に家族写真が展示されたことによって運命の歯車が狂ってしまう一家を描く作品だ。ミシェルはロバート・デ・ニーロとの共演作『Malavita』(原題)、クロエはリメイク版『キャリー』と共に話題の新作を抱えており、ロビンス監督も本作の後に再び『City of Lies』(原題)でメガホンをとる予定だ。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキャリー (2013) 2013年5月、全国にて公開
2012年11月12日アカデミー脚本賞に輝いた『ミッドナイト・イン・パリ』が日本を含む世界各国で大ヒットを記録し、新たな絶頂期到来を鮮烈に印象づけたウディ・アレン監督の最新作『恋のロンドン狂騒曲』。アンソニー・ホプキンスを始め、ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラスら豪華キャスト陣を迎え、ロンドンの街角で芽生える4つのラブ・ストーリーを描く本作のコメントチラシが遂にお目見えとなった。アルフィー(アンソニー・ホプキンス)がコールガールのシャーメイン(ルーシー・パンチ)を追い求め、妻・ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)の元から去ったのをきっかけに、ヘレナはインチキ占い師にハマってしまう。結婚生活が不満なサリー(ナオミ・ワッツ)は上司のグレッグ(アントニオ・バンデラス)に心惹かれ、夫で小説家のロイ(ジョシュ・ブローリン)は、近所の神秘的な女性・ディア(フリーダ・ピント)に惚れてしまう。ロンドンの街で起こるちょっとした不協和音が、次第に大きな騒動へと発展していく――。2組の夫婦の結婚生活の破綻があれよあれよと“4つの恋”に枝分かれしていくスピーディーなストーリーが見どころとなる本作。もがけばもがくほど愚かな過ちを重ねてしまう男と女の運命を、アレン監督が意のままに軽妙かつ残酷に操り、シニカルとユーモアたっぷりに描き出す。そして今回公開となったのは、映画やファッションの雑誌や本を手がけるエッセイスト、イラストレーターとして活躍する石川三千花さんが描いたとびきりステキなコメントチラシ!4人を取り巻く人々との関係が一目で分かるこのイラストの中央に描かれているのは、「人生は剣幕ばかりの空騒ぎ意味など何ひとつない」というシェイクスピアの言葉。ただ幸せのありかを探し求めているだけなのに、必死にもがき愚かな過ちを重ねてしまう彼らの姿を見事に言い表した言葉かも…?このコメントチラシは11月10日(土)より全国上映劇場にて配布されるそう。劇場に足を運んだ際には、ぜひチェックしてみて!『恋のロンドン狂騒曲』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。ウディ・アレン監督が描くドキュメンタリー作品『映画と恋とウディ・アレン』は、11月10日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.
2012年11月08日『ミッドナイト・イン・パリ』で世界中を陶酔させたウディ・アレン監督が満を持して贈る、軽妙洒脱なラブ・コメディ『恋のロンドン狂騒曲』がこの冬公開となる。世代の異なる2組の夫婦の結婚生活が破綻し、あれよあれよという間に“4つの恋”へと枝分かれしていくスピーディーなストーリーが展開する、本作の予告編がどこよりも早く到着した。アルフィー(アンソニー・ホプキンス)がコールガールのシャーメイン(ルーシー・パンチ)を追い求め、妻・ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)の元から去ったのをきっかけに、ヘレナはインチキ占い師にハマってしまう。結婚生活が不満なサリー(ナオミ・ワッツ)は上司のグレッグ(アントニオ・バンデラス)に心惹かれ、夫で小説家のロイ(ジョシュ・ブローリン)は、近所の神秘的な女性・ディア(フリーダ・ピント)に惚れてしまう。ロンドンの街で起こるちょっとした不協和音が、次第に大きな騒動へと発展していく――。思いがけず人生の転機に差し掛かり、重大な選択を迫られていく男と女の姿を描いた本作。ロンドンの街角で芽生える4つのラブ・ストーリーは、年の差カップルあり、不倫カップルありとまさに四者四様だが、全てのキャラクターに共通するのは身も心もすっかり“恋の幻想”に囚われてしまっていること。ただ幸せのありかを探し求めているだけなのに、必死にもがけばもがくほど愚かな過ちを重ねてしまう人間の性を、シニカルとユーモアたっぷりに描いている。今回、解禁となった予告編からも怒涛の“セリフの応酬”が垣間見えるはず。結婚生活にまつわる諸問題を抱え込んだ30代の夫婦サリー&ロイに扮する、ナオミ・ワッツとジョシュ・ブローリン。サリーの両親でもあるアルフィー&ヘレナの離婚後の波乱に満ちた行く末を演じるのは、オスカー俳優アンソニー・ホプキンスとジェマ・ジョーンズ。4人の演技功者が、“ああ言えば、こう言う”爆笑のセリフ合戦を披露し、各キャラクターのジェットコースターのような人生模様を生き生きと体現しているのが、予告編からも伝わってくる。また、アレン監督の私生活から仕事までを1年半かけて撮影したドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』が11月より公開されるが、こちらの公開も楽しみなところ。まずは、人間洞察に長けたウディ・アレン監督の真骨頂とも言うべき本作の予告編から、夢見る男女の“幻想”を覗いてみて。『恋のロンドン狂騒曲』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年10月11日ティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』の映画公開を記念し、Q-pot.のデザイナーが限定アイテムをデザイン。ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアのみの限定販売となっており、12月初旬に販売開始となる。独特な世界観で映画ファンを魅了するティム・バートン監督の最新映画『フランケンウィニー』。監督が1984年に制作した短編アニメを、新たに3Dで長編化。ディズニー史上最も奇妙な「フランケンウィニー」の映画公開を記念して、「Frankenweenie Tシャツ」と「Frankenweenie パーカ」を日本とアメリカで限定販売する。「遊び心」と創造性に溢れた東京ファッションシーンを牽引するお菓子をモチーフにしたアクセサリーブランドQ-pot.のデザイナー ワカマツ タダアキがデザインを施し、今までにないディズニーの世界観を表現する。また、ティム・バートン監督本人が書き下ろしたメンズグラフィックTシャツの発売も決定。監督は、グラフィックTシャツを制作するにあたり、「ユニクロとの特別企画により、新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい。」とコメント。ティム・バートン監督ファンや、ディズニーファンにはたまらないアイテム展開となっている。【FrankenweenieTシャツ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:7色柄【Frankenweenieパーカ】サイズ:ウィメンズS/M/L/XL価格:¥2,900柄数:2色柄ビックロユニクロ新宿東口店、ユニクロ銀座店、ユニクロオンラインストアにて12月発売開始【FrankenweenieグラフィックTシャツ】サイズ:メンズS/M/L/XL価格:¥1,500柄数:23柄ユニクロオンラインストアにて12月発売開始ユニクロ公式サイト:ディズニー映画『フランケンウィニー』2012年12月15日(土)3D/2D同時公開映画特設サイト:元の記事を読む
2012年10月06日12月に公開されるティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』と、ユニクロのブランド“UT”のコラボレーションTシャツが全世界で発売されることが決定した。その他の写真今回、発売されるコラボTシャツは、バートン監督が映画のメインキャラクターのスパーキーなどを書き下ろした直筆画を含む全23柄。ユニクロでは過去にバートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のコラボTシャツを発売しているが、限定Tシャツのためにバートン監督が自らデザインしたのは今回が初となる。ユニクロ広報担当者は「書き下ろしのイラストを使用させていただけることになり、ドキドキしながら到着を待ちました。実際に出来上がってきたイラストが期待以上で、歓声をあげながら受け取り、Tシャツへのデザインに進みました」と話し、発売初日は店舗前に行列が出来るほどの人気だった『アリス・イン・ワンダーランド』に続くコラボにも大きな期待を寄せているという。バートン監督は「新作映画『フランケンウィニー』の原画スケッチと映画シーンを使用したインスパイヤード・コレクションをお楽しみ下さい」とコメント。コラボTシャツは、日本を含む13の国と地域、ユニクロオンラインで12月上旬より発売される予定。本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせようとする姿を描く。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開
2012年09月20日ディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』と同時上映される注目の短編アニメーション、全世界アニメーション史上No.1の興行収入を記録した『トイ・ストーリー3』の続編にあたる『ニセものバズがやって来た』の本編映像の一部が解禁となった。ボニーと一緒にファーストフード店にやってきたバズ・ライトイヤーは、キッズメニューのおまけである“ニセものバズ”と取り違えられてしまう。何とかウッディたちの待つ家に戻ろうと脱出を図るが、子供たちに遊んでもらったことのないキッズメニューのおまけ“イケてないおもちゃたち”の集会に遭遇してしまい…。今回、インターネット上で世界で初めて公開された映像は、超カワイイ“ニセものバズ”が本物のバズに取って代わろうと、動きまわり、ウッディらおなじみのキャラクターたちが翻弄されるというシーン。「身長7センチ」のニセものバズは、ブタ型貯金箱のハムのお尻を蹴飛ばすなど、かなりのやりたい放題。ウッディたちがほとほと手を焼いている様子が映像から伝わるのだが、その小ささのせいかどこか憎めないのもまた事実。本物に成りすまし、ウッディたちの仲間入りをする彼、“ニセものバズ”の狙いとは?『トイ・ストーリー2』以降、アニメーターとして多くの短編・長編作品を生み出してきたアンガス・マクレーンが監督、アニメーターを務め、US版ではウッディ役をトム・ハンクス、バズ役をティム・アレンと、それぞれ本編のオリジナルキャストが声を担当している本作。となると、日本語吹替え版の声優キャストにも自ずと期待がかかる。『トイ・ストーリー』ファンならば誰もが待ち望んでいたであろうこちらの短編作品は、『メリダとおそろしの森』が公開されてから2か月限定(9月21日まで)の上映となるので、お早めに劇場に足を運ぶのをおすすめする。本作に加えて、『月と少年』の豪華2本が同時上映される『メリダとおそろしの森』は、ピクサー25周年記念作品にふさわしい特別な作品となりそうだ。『メリダとおそろしの森』は7月21日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:メリダとおそろしの森 2012年7月21日より全国にて公開© Disney/Pixar All Rights Reserved.■関連記事:AKB大島優子、卒業騒動は終結?MCを遮り「心配しないで」と芯の強さ見せるAKB・大島優子、『メリダとおそろしの森』でハリウッド映画アフレコに初挑戦!かつてない神秘的な世界観を体感!『メリダとおそろしの森』最新ポスター&予告編解禁あのオモチャたちの大冒険が再び!『トイ・ストーリー3』続編が夏の新作と同時上映後ろ姿が物語るものは?ディズニー/ピクサー『メリダとおそろしの森』ポスター公開
2012年05月29日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』が19日(土)から日本公開される前に、バートン監督が本作への想いを語るインタビュー映像が公開された。ティム・バートン監督のインタビュー映像『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってヴァンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描く。アメリカで5年も続いた人気ドラマシリーズを40年以上もの時を経て映画化したバートン監督。しかし、彼は当初からドラマそのものを映画化するのではなく「当時、見た時の気持ち」を描こうとしたという。「テレビシリーズは昼メロ特有の雰囲気があった。それを映画にするのは難しい。だから私が重視したのは当時、番組に抱いた印象だ」。幼少期、バートン監督は基になったドラマシリーズをよく観ていたようだが、同じくドラマにハマっていたのが監督の朋友で、本作の製作を提案したジョニー・デップだ。「ふたりとも変わったものが好きで、ずっと以前に原作について話したこともあった」。デップにとって本作の主人公バーバナスを演じるのは幼少期から夢だったそうで、それを叶えるチャンスがついに訪れたとき、バートン監督を相棒に指名したのは自然な流れだったのかもしれない。その意味で、本作は長らく続いてきた“バートン&デップ”コンビ作の中でも特別な作品だといえるのではないだろうか。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月18日映画『るろうに剣心』で主演を務める佐藤健と、先日ジョニー・デップと共に『ダーク・シャドウ』のPRのため来日していたティム・バートン監督が夢の対談を果たしていたことがこのほど明らかとなった。映画化が決定して以来、世界各国でいまや遅しと公開が待たれる話題作の主演に抜擢された佐藤さんと、『ダーク・シャドウ』だけでなく今年は伝説の映画のアニメ化作品『フランケンウィニー』の公開も待たれるバートン監督。いま多忙を極める2人だが、その合間を縫って2人はそれぞれの作品を鑑賞して対談に臨んだとのこと。「あまりに好き過ぎて…」と、緊張と興奮が入り混じった表情を浮かべる佐藤さんだが、それ以上に(?)興奮していたのがバートン監督。佐藤さんが劇中で見せる殺陣について「君は本当に素晴らしかったよ!本編を観るのが楽しみだ」とベタ褒めするや「いつか日本でも映画を撮影できたらいいな。君のことも覚えておくよ!」と早速、次回作のオファーも?また、奇しくも本作の日本での公開日である8月25日はバートン監督の誕生日でもある。そのことを知って運命を感じたのか「素敵なバースデイプレゼントになるよ!」と、満面の笑みを浮かべていた。その後も、映画の撮影方法やメイクなど話題は尽きず、すっかり意気投合した様子の2人。最後には、バートン監督が剣心のフィギュアに佐藤さんのサインをおねだりするという微笑ましい一幕も。佐藤さんは「ものすごく緊張しました」と明かすも、「でも僕の質問に丁寧に答えてくれたのが本当に嬉しかった」とティム・バートンのいちファンとしての素顔を垣間見せた。バートン監督作品での佐藤さんのハリウッド進出が実現する日もそう遠くないかも…?『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より全国にて公開。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:美女たちに囲まれ、ジョニーもタジタジ…「夢中になりすぎて、ティムにさえ夢中に」クロエ・グレース・モレッツ、今度はゾンビ役に?ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結
2012年05月16日先日の来日で日本中を沸かせたジョニー・デップとティム・バートン監督。数々のヒット作を生み出してきた黄金コンビの最新作『ダーク・シャドウ』の公開まで間もなく!ジョニー初の念願のヴァンパイア役ももちろん魅力的な本作だが、それと同様に、いやそれ以上に強烈な印象を放つのが、完璧な美貌と“怖さ”を誇る美女たちとの競演。ミシェル・ファイファーにエヴァ・グリーン、クロエ・グレース・モレッツ、そしてベラ・ヒースコート。麗しき美女たちに囲まれたらジョニーもタジタジ?豪華一同が集結した会見の模様をお届け!ジョニーとバートン監督にとっては本作で8度目のタッグとなるが、元々2人が大ファンだったという同名TVドラマの映画化の構想は『スウィーニー・トッドフリート街の理髪師』の撮影時に浮かんだそう。その当時をジョニーはふり返る。ジョニー:本当に即興的だったんだ。ティムと僕が会話をしているとき、「いつかヴァンパイア映画をやるべきだね」と話していたんだ。なぜかというと、僕たち2人ともすごくファンだったからだよ。「ダーク・シャドウ」だけじゃなくて、一般的にホラー映画のファンだったんだ。とても若かった頃からずっとね。そして気づいたら、セス(・グラハム=スミス/脚本)と一緒に部屋に座って、どういうふうにしようかって考えていたんだよ。『シザーハンズ』以来、バートン監督との付き合いは実に20年以上に及ぶ。その共同作業について「ティムと一緒にいることでコンフォート・ゾーン(居心地のいいゾーン)にいたり、家にいるみたいに感じてはいても、何かを思いつかないといけないという、初めの頃のプレッシャー、いやプレッシャーじゃなくて、やる気をいまも感じるんだ」と語るジョニー。ジョニー:ティムのビジョンと、僕の変な小さなアイディアを組み合わせるということなんだ。だからいつも、彼を喜ばせることができるような、何か違ったことをできないかなという小さな願いを持っているんだ。彼が気に入ってくれるようなことをできないかとね。僕はこんなに長く一緒にやってこれて、とてもラッキーだと感じているよ」。では、ほかの女優陣にとってバートン監督の現場はどうだったのだろう?バートン監督とは20年ぶりのタッグとなるミシェルは、自ら監督に本作への参加を直談判したそうだが。ミシェル:みんな、私が仕事を懇願して電話をしたってことを、もう知ってるのよね?―― 一同笑。ミシェル:私は子供の頃、このTVシリーズに夢中だったの。ティムがこの作品を監督するって業界誌で読んだの、ジョニーと一緒にこの映画を企画開発しているって。それで恥知らずにも、私は20年ぶりにティムに電話したのよ(笑)。彼とまったく話していなかったのに…。バートン監督:それまで、君は一度も僕と話さなかったよ。一度も「ハロー」とも言わなかった。そういうのは全くなかったよね(笑)。ミシェル:とにかく幸運なことに、この作品には私に演じられるものがあったのよ。自ら作品ファンだったというミシェルに対して、クロエは母親が原作の大ファンだったそう。2人が親子を演じているのも何か縁を感じる。クロエ:母は「わあ!本当にあのTV番組から映画を作るんだわ!」って感じだったの。だから、私も母と一緒にすごく興奮していたのよ。だから、もちろんこれは断然「イエス!」っていうものだったわ(笑)。一方、エヴァは自身に与えられた役の魅力に取り憑かれたよう。彼女は、ジョニー扮するバーバナスを愛する余りに呪いで彼をヴァンパイアに変えてしまう、怖ろしき魔女を演じている。エヴァ:これはすごい役なの。彼女はあまりに極端だから、役者にとっては贈り物のような役よ。彼女を演じるのはとても興味深い冒険だったわ。彼女は、最初は完全に全てをコントロールしていて、バービー人形みたいにパーフェクトなの。そして映画が進むにつれて崩壊していく。これほど複雑な役を演じるのは、すごく楽しかったわ。ジョニーとは、言葉通り“体当たり”の演技もあるが…。エヴァ:なかなかすごい関係よ。刺激的な関係。ああ…わからないわ(笑)。強烈な関係、そう呼ぶことにしましょう。彼女は彼とセックスをするか、さもなければ彼を殺したいの。妥協は許されない。すごく激しいのよ。エヴァ扮する魔女とは全く対照的な美女として輝きを放つのが、バーバナスの恋人を演じるベラ。オーストラリア出身の彼女にとって、本作はまさに挑戦だったという。ベラ:私はまだ新米なの。L.A.というのは、私にとって大きなことだったし、すごく楽しかったわ(笑)。撮影の初日、ティムは私を連れてセットを案内してくれたの。そのとき、「おお、私はティム・バートン映画に出ているんだわ!」と思ったわ。撮影中も毎日、そういう瞬間が続いたのよ。不本意ながらヴァンパイアへと姿を変えられてしまったバーバナスだが、ヴァンパイアならではの本領発揮で彼は家族を守り抜いていく。ヴァンパイアといえば、何かの動物に変身することもできるが、そのときにはバートン監督は「毛むくじゃらの鼻になりたい」と以前に回答していたそうで…。「僕はそのとき、薬漬けだったんだよ」と言い訳する監督をよそに、ほかのキャストからも珍答が…。エヴァ:私はシャーマン(預言者)に会ったの。すごく変に聞こえると思うけど。その人が私に、私の動物は「鶴」だと言ったのよ。そうね、鶴よ。ジョニー:僕は、ティムの鼻毛の一本になりたいよ(笑)。変身したい動物?そうだな、チワワ?フェレット?背骨がないやつは…たぶんカエルの一つかな。背中を舐めたら幻覚を起こすやつ。ティムと僕は、この間、それをやったんだよ。毛むくじゃらの鼻になりたかったんだ。バートン監督とあうんの呼吸で一同を和ませるジョニー。そんな彼について、女性陣に聞いてみたところ、一番ノリで「私はいつもジョニーに夢中だったわ」と答えたのはミシェル。ジョニー:僕たちはみんな、この後(男っぽく見えるように?)体に油を塗るよ。みんなジョインしたければ(笑)。エヴァ:彼は素晴らしいわ。なぜって私たちはみんなとても悪い子ちゃんのように感じているの。私たちはそういうことのファンクラブよ。彼は多くのリスクを冒すし、すごく強烈な目をしている。だから、その目で全てお見通しなの。それは、全く大したものよ。――一同笑。ミシェル:私は既に彼と分かち合いすぎたと思うわ。私は幸せな結婚生活を送っているのよ。「ジョニー・デップにずっと夢中だった」という私の発言のところに、それもちゃんと入れておいてね(笑)。私はずっと彼の大ファンだったの。まず何よりも、みなさんがご覧になったように彼はとてもファニーなの。彼は現場で楽しむのが大好きで、それは私も大好き。でもカメラが回り始めるととてもシリアスになる。いつもものすごく準備をしてきていて、ほかの役者に対してすごく寛大なの。彼ぐらいの(すごい)人には、容易くおじけづかされるわ。ジョニー:サンキュー。僕の顔が赤くなっているのが見れるよ。この質問は僕に向けられるべきだね。(ほかのキャストたちを見ながら)僕が一緒に仕事をしたみんなを見てよ。僕は彼ら全員に夢中だよ。あまりにそれがひどくなって、ティムにさえ夢中になったんだ。バートン監督:絶望的だね。ジョニー:でも、彼はたやすく僕をガッカリさせるんだ。最も美しく、才能のある女性たちと仕事ができて、毎日がギフトだったよ。僕だけじゃなくて、映画が終わったから言えるけど、スタッフたちみんながとても興奮していたよ。それがハッキリ分かったよ。美しくパワフルな美女たちに囲まれ、照れを隠しきれない様子のジョニー。彼、彼女たちが繰り広げる、愛と嫉妬と執念に満ちためくるめくドラマとは…?あなたもきっと、この華麗なる競演の虜になるはず。© AP/AFLO■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:クロエ・グレース・モレッツ、今度はゾンビ役に?ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザイン
2012年05月15日ウディ・アレンの監督最新作『ミッドナイト・イン・パリ』が26日(土)から日本公開される前に、アレン監督のコメントが届いた。その他の写真近年、米国を出て欧州で作品づくりを続けているアレン監督が本作で選んだ舞台はパリ。これまでも芸術家たちに多大なインスピレーションを与えてきた街だけに、アレン監督も「まず『ミッドナイト・イン・パリ』というタイトルを思いついた」と振り返る。「真夜中のパリに何が起きるのか、何が起きるべきなのかというのはまだ自分でもわからなかったんだけど、ある時ふと思いついたんだ。パリを愛する主人公が、パリの街を歩いていて、新しい冒険に出発することになる、というアイデアをね」。そこでアレン監督は、婚約者と一緒にパリにやってきた小説家志望の男(オーウェン・ウィルソン)がいつしか1920年代のパリに迷い込んでしまい、そこで暮らす名だたる芸術家たちと交流する、という物語を書き上げた。「1920年代のパリは、ボヘミアンで栄えていた時代だったからね。ヘミングウェイも、フィッツジェラルドも、ピカソも、マティスも、サルバドール・ダリもみんな知り合いで、パリに住んでいた。コール・ポーターもね。すなわち、その時代には非常に神話的雰囲気があったんだ」。“ボヘミアン”とは、それまでの慣習や常識に囚われずに自由奔放に生きようとする人たちのこと。1920年代は第一次世界大戦が終わり、第二次世界大戦が始まる前の激動の時代で、芸術家たちは感性を研ぎ澄まして、狂乱の時代に立ち向かおうとした。そんな1920年代のパリは、まさに“芸術の都”であったに違いない。しかし本作は、誰よりも皮肉屋で悲観的なアレン監督の新作だ。“あの時代は良かった”なんて映画になるわけがない。「1920年代のパリに行きたいし、ベル・エポック時代(“良き時代”の意味で、主に19世紀末から20世紀初頭までを指す。ちなみに1920年代は“レ・ザネ・フォル/狂乱の時代”と称される)のパリにも行きたい。でも1日だけで十分。その時代に住みたいとは思わないんだ。だってエアコンがないところには住めないし、抗生物質がないところにも住めない。僕は、今の時代の便利さに慣れすぎてしまったと思っているよ」。まるでアレン監督がこれまでの作品で演じてきたキャラクターが口にしそうな答えだが、アレン監督のこのバランス感覚が本作を魅力的にしているといって良いだろう。パリの街に現れる“美しい幻”と、抗生物質がないと生きていけない現代人のドラマを両立させるのは極めて困難だ。しかし、アレン監督はこの難題を本作で見事にクリアしている。『ミッドナイト・イン・パリ』5月26日(土)公開
2012年05月15日タッグを組んだというだけで、何かが起こる予感がするティム・バートンとジョニー・デップ。奇想天外を形にするこの最強コンビが贈るブラック・ファンタジー『ダーク・シャドウ』が5月19日(土)に公開予定。『チャーリーとチョコレート工場』で大旋風を巻き起こし、前作『アリス・イン・ワンダーランド』では世界中の話題をかっさらい興行収入100億越えの大ヒットを記録。本作でデップ&バートンが新たな魔法を世界中にかける!そしてこの度、ジョニー・デップが自身初にして、これまでのヴァンパイア像を軽々と飛び越えて、海賊や、お菓子屋や、帽子屋にも勝るとも劣らない最高に魅力的なヴァンパイア、主人公バーナバス・コリンズと、バーナバス率いるコリンズ家が集う日本版ポスターも完成。3月31日(土)より順次全国の劇場に登場。ファン待望の劇場前売り券の発売も同日3月31日(土)より開始する。作品情報『「ダーク・シャドウ』監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・モレッツ、ガリバー・マクグラス、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビクトリア・ウィンター配給:ワーナー・ブラザース映画5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!(c) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年03月31日『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』のジョニー・デップとティム・バートン監督の最強タッグでおくる『ダーク・シャドウ』。まだ誰も見た事がない、奇妙で、おかしくて、ありえない、このブラック・ファンタジー超大作の最新情報が続々と到着している。ジョニー・デップ演じるヴァンパイアがフツーでない理由1.愛人をフッて、ヴァンパイアにされた。2.200年ぶりに蘇ったので、時代の流れについていけない。3.髪型がちょっとおかしい。4.人を襲うのはちょっと…。5.サングラスがあれば、太陽光もへっちゃら。6.そして、家族思い。最新ビジュアル公開この度、ジョニー・デップ演じるバーナバス・コリンズの最新ビジュアルが公開された。ミシェル・ファイファー演じる謎だらけのコリンズ家の女主人エリザベスに迫り、何かを打ち明けている様子のジョニー・デップ演じるバーナバス・コリンズ。本編では、どのような奇想天外なストーリーが繰り広げられるのか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウを越える人気キャラクターとなりうるか、世界中の注目が集まる。豪華すぎるキャストに注目主演ジョニー・デップの他、バーナバスをヴァンパイアに変えてしまう魔女アンジェリーク役に『007/カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーン、コリンズ家の末裔エリザベス役に『ニューイヤーズ・イブ』のミシェル・ファイファー、コリンズ家に雇われた精神科医ジュリア役に『アリス・イン・ワンダーランド』のヘレナ・ボナム=カーターを迎えるなど超豪華演技派俳優が集結。そして、エリザベスの怠惰な兄弟ロジャー役を『トレインスポッティング』のジョニー・リー・ミラー、エリザベスの反抗的期の10代の娘キャロリン役を『キック・アス』のクロエ・モレッツ、ロジャーの早熟な10歳の息子デイビッド役を『ヒューゴの不思議な発明』の天才子役デイビッド・コリンズが演じ、謎に満ちたコリンズ一家に加わっている。『ダーク・シャドウ』は、5月19日(土)に日本公開を予定。作品情報『ダーク・シャドウ』監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・モレッツ、ガリバー・マクグラス、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビクトリア・ウィンター配給:ワーナー・ブラザース映画5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年03月17日ネタ切れと言われて久しいハリウッドをはじめ、原作モノが目立つ各国の映画業界。オリジナル脚本、原案をゼロから作り出せるクリエーターが少なくなったのか、2010年も主要な映画産出国では、小説、漫画、童話などの名作からのアダプテーションやTVドラマの映画版が目立った年でした。2010年に話題となった作品をちょっと上げてみると、『ハート・ロッカー』、『マイレージ、マイライフ』、『セックス・アンド・ザ・シティ2』、『トイ・ストーリー3』…。邦画となると、『悪人』、『告白』、『孤高のメス』、『東京島』、『大奥』などなど、いずれも魅力的な作品でしたが、やはりいわゆる“原作モノ”。その年のベストを選ぶとなると、ついオリジナリティを優先させてしまう私。原作と映画作品は別物であり、脚色にも技術やセンスが必要なのは分かっていますが、やはりゼロからものづくりをしていく方に、より凄味を感じてしまいます(『アダプテーション』あたりは別格ですが)。個人的な趣味の問題でしょうかね。そんなわけで、自ら原案、脚本、監督を手がけ、ヒットに繋げることのできるクリストファー・ノーランは大好き。レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が出演した『インセプション』でも、映画的な言語を駆使し、非常にオリジナリティ溢れる物語と映像を展開してくれました。「最近、面白い映画は?」、「おすすめは?」と尋ねられることの多い私ですが、この作品の公開時には『インセプション』と名前を挙げると「あ、観た観た!」という人が多かったのも印象的でした。複雑な多重構造を持つ物語でありながら、楽しめた人が多く、もう一度観て理解を深めたいと話す人がほとんどで、「わけが分からなかったよ(怒)」という反応はひとつもなし。複雑な物語であっても、観客の好奇心を信じ、興味をそそるストーリーテリングへと転換できるノーラン監督の力量は素晴らしいものです。そして、「どうせ観客はついてこられないだろう」という見下しや諦めがないクリーター魂も潔く、観客であるこちらとしても、存分に好奇心を働かせることのできた、ワクワクするような1作でした。好奇心を刺激されたオリジナル作品としては、おなじみとなったマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』もお気に入りです。多くの権力者を敵に回し、時には身の危険を感じながらも、それでも自分を頼ってくれる社会的弱者のために作品を作り続けてきたと、インタビューで語ってくれたムーア監督。時にユーモアを交え、深刻な社会問題に切り込んでいく姿に、「何か大切なことを言いたいのなら、 それをチョコレートにくるみなさい」というビリー・ワイルダー監督の言葉を思い出しました。もうひとつ、印象的だった作品が『オーケストラ!』。これは、実際にあった出来事にインスパイアされたものではありますが、ストーリー自体はオリジナル。やや荒削りな部分もありながら、心が感じられる作品。伝えたいメッセージを携え、それを語りたいという衝動に導かれるように、映画人としてのハートに忠実に造られた作品は、欠点を補ってあまりあるものとなりました。この映画も、観て良かったと思える、想像性豊かなものでした。2010年をふり返ってみれば、特別なお気に入りとなったのは、作家性が強い独創性豊かな作品たち。観終わった後の、「ほう〜」という想いは、やはり未知の物語であればこそ。人間が持つ無限の想像力(創造力)の力をより実感させてもらうためにも、来年は、オリジナル作品がもっと増えてくれるよう願うばかりです。(text:June Makiguchi)『インセプション』Blu-ray&DVDセット価格:3,980円(税込)発売中販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved『告白』DVD完全版価格:4,935円(税込)発売日:2011年1月28日(金)発売・販売元:東宝公式サイト:© 2010「告白」製作委員会『トイ・ストーリー3』ブルーレイ+DVDセット価格:3,990円(税込)発売中発売・販売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン公式サイト:© Disney/PixarMr.Potato Head(R) © Hasbro, Inc., Slinky(R) Dog © James Ind., Etch ASketch(R) © The Ohio Art Company, Toy Story © Disney/Pixar■関連作品:オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reservedキャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月9日より全国にて公開© Front Street Productions, LLC.大奥 (2010) 2010年10月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 男女逆転「大奥」製作委員会 東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズトイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARセックス・アンド・ザ・シティ2 2010年6月4日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 New Line Productions, Inc. and Home Box Office, Inc. マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:満島ひかり「モテキ」発売イベントで弟・真之介をちゃっかりPRジョニーが主演賞Wノミネート!オスカー前哨戦のゴールデン・グローブ賞候補が発表秋元康、来年は「予定調和を壊す」 サプライズはAKB48指原センター?『インセプション』あの無重力シーンの秘密が明らかに!メイキング映像が到着トム・ハンクス&ティム・アレンが『トイ・ストーリー』アフレコ秘話を明かす特別映像
2010年12月24日先月、ブルーレイ&DVDが発売されるやたちまち売り上げランキングの上位を独占した『トイ・ストーリー3』。12月1日(水)にはDVD単品での発売が開始されたが、これに合わせて本作に声優として参加しているトム・ハンクスやティム・アレンのアフレコ風景やコメントを収めた特別映像が到着した。シリーズを通じてウッディの声を担当してきたトムによると、ボイスキャスト陣は収録前に“アニマック”と呼ばれる絵コンテのアニメーションを見せられたという。トムは「物語の素晴らしさが伝わってきた」と語り、相棒のバズ役のティムも「感動した」とふり返る。実際にティムがマイクの前に立ち、バズが「みんなパーツを持て」と呼びかけるシーンのアフレコの様子も見られる。こうした個々のシーンの収録にも実はピクサーらしい方法が用いられているという。ミセス・ポテトヘッド役のエステル・ハリスとバービー役のジョディ・ベンソンが明かしてくれたところによると「自分の担当のページだけを渡され」、「そのシーンにおける意味しかわからない」状況でアフレコが進められたのだとか。名優たちが想像力をフルに働かせて、臨場感あふれる各シーンが誕生したというわけだ。今回の特別映像では、監督が情熱的にキャストにシーンの説明をする光景も。改めてピクサーのクリエイティブの凄さが伝わる映像となっている。DVDやブルーレイでは特典映像として、これまでに語られていない製作秘話やピクサーにまつわる興味深いエピソードなどが語られた特典映像もついてくるのでこちらもチェックしてみては?『トイ・ストーリー3』DVD&ブルーレイは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『トイ・ストーリー3 スーパー・セット』価格:4,935円(税込)『トイ・ストーリー3 コレクターズ・ボックス』価格:20,790円(税込)『トイ・ストーリー ブルーレイ・トリロジー・セット』価格:9,975円(税込)『トイ・ストーリー3 ブルーレイ+DVDセット』価格:3,990円(税込)※こちらはケースがブルーレイケース使用となっております。『トイ・ストーリー3 DVD+ブルーレイセット』価格:3,990円(税込)※こちらはケースがDVDケース使用となっております。『トイ・ストーリー3』[DVD]価格:3,360円(税込)発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン発売中© Disney/PixarMr.Potato Head(R) © Hasbro, Inc., Slinky(R) Dog © James Ind., Etch ASketch(R) © The Ohio Art Company, Toy Story © Disney/Pixar■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR■関連記事:人気シリーズ最新作が早くも登場『トイ・ストーリー3』ブルーレイを3名様プレゼント『トイ・ストーリー3』本編前のショートフィルム「デイ&ナイト」映像が到着!PUFFYが頭にリンゴを差して『トイ・ストーリー3』CMに出演初のクリスマスソングも!3D映画を楽しもう!UCシネマギフトカード&3Dメガネを3名様プレゼント『トイ・ストーリー』キャラ別人気投票の結果を大発表!声優陣のコメントも到着
2010年12月02日『シャーロック・ホームズ』のレイチェル・マクアダムスが、撮影中のウディ・アレン監督の『Midnight in Paris』(原題)で共演したマイケル・シーン(『ニュームーン/トワイライト・サーガ』)と交際中のようだ。3日にカナダのトロント市内で2人が手をつないで歩いている姿が目撃された。マイケルの新作映画『Beautiful Boy』(原題)のトロント・プレミアにも2人は揃って現れ、上映後のパーティでは離れることなく、ずっと会話していたという。少し前から熱愛のうわさがささやかれていたが、交際について公言せず、公の場でツーショットで登場することはほとんどなかっただけに、彼らを知る人々は「やっぱり」と思った様子。レイチェルは『きみに読む物語』で共演したライアン・ゴズリングと婚約までしながら、3年間の交際で破局、その後はジョシュ・ルーカスと短期間交際したり、先述の『Midnight in Paris』撮影中にはやはり共演者のオーウェン・ウィルソンとの交際がうわさされたことがある。マイケルには元恋人ケイト・ベッキンセールとの間に11歳になる娘のリリィがいる。『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスとハビエル・バルデ厶に続いて、ウディ・アレンの撮影現場でまた1つ、大人の実力派俳優のカップル誕生となったようだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『Midnight in Paris』撮影中のレイチェルとオーウェン・ウィルソン。© AFLO■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:キャスト陣来場!東京国際映画祭『トロン:レガシー』フッテージ上映に5組10名様ご招待映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待【ハリウッドより愛をこめて】ウディ・アレンがぼやき節!マイケル遺児は学校へ?シネマカフェ的海外ドラマvol.168保存版!美女特集 第2回「Dr.HOUSE」7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半
2010年10月08日過去のシリーズ2作品はもちろん、ディズニー/ピクサーの歴代記録を塗り替える勢いで、公開以来、観客動員数を伸ばし続けている『トイ・ストーリー3』。ポータルサイト「goo」で行われた投票による本シリーズのキャラクター人気ランキングの結果が発表され、シリーズの2大スターとも言うべきバズ・ライトイヤーとウッディが、3位以下に圧倒的な差をつけてワンツー・フィニッシュ。2人の吹き替えを担当したトム・ハンクスとティム・アレンがそれぞれのキャラクターについて思いを語ったコメントも併せて到着した。数々の個性的なキャラクターが登場する本シリーズだが、やはりバズとウッディの2人が圧倒的な人気を集めた。1位に輝いたバズは、ヴォイス・サンプラーにレーザー光線、飛び出す翼などの機能を兼ね備えた、悪の帝王・ザーグの侵略から銀河を守るスペース・レンジャーのおもちゃ。「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」を決め台詞にしており、正義感あふれる真っ直ぐなバズに惹かれるという人が多いよう。『3』では、かなりコミカルな姿も見せてくれており、ますますファンは増えそう!1位の座はバズに譲ったものの、堂々の2位に入ったウッディは木製のカウボーイ人形でおもちゃたちのリーダー的存在。ご主人さまのアンディとは固い信頼で結ばれており、最新作で、おもちゃたちがある行き違いから、自分たちが捨てられた思い込み憤慨しているときでも、ウッディはアンディの元へ帰ろうと仲間に呼びかける。オリジナル版でウッディの声を務めるトム・ハンクスは、ウッディとバズの関係について「2人はライバル同士だったんだ。でも、お互いの良いところを受け入れ、自分の弱点を相手に見せられるようになった。いまの彼らは、お互いを尊重する良い関係だね。2人の性格は正反対だけれど、誰にだって自分に足りない部分を補ってくれる相手が必要だよね。ウッディは何か分からないことがあると『バズ、きみはどう思う?』って質問するんだ。ウッディはバズの意見を尊重するようにしているんだよ」と解説。そして、1995年の記念すべき第1作公開以来(※日本では翌年公開)、長きにわたって“命”を吹き込んできたバズについて尋ねられると「ウッディは何事にも全力で取り組む熱い男なんだ。彼は、一瞬たりともためらったりしない。誰かが危機に陥っているのを見たら、ウッディは助けに行くべきか逃げるべきか瞬時に判断するんだ。常に献身的なウッディは、誰からも愛されるキャラクターなんだよ」と思い入れたっぷりに語ってくれた。一方、バズの声を担当するティム・アレンはまず、公開中の最新作について「今回はとにかく、ケン(※バービーと恋に落ちる人形で本作から新たに登場!)の面白さに圧倒されたよ。ケンは想像もできないようなことばかりするからね」とコメント。自身が演じるバズについては「もちろん、バズのことは大好きだよ。バズは私が(製作総指揮の)ジョン・ラセターと一緒に育て上げたキャラクターなんだ。私はバズというキャラクターがとても気に入っているよ」とその思いを語りつつも、「でも、ケンは本当に面白いキャラクターだよね。バズも思い込みが激しいタイプだけれど、ケンの勘違いぶりはケタはずれだよ」と、どうにもケンが気になって仕方がない様子。さて、ランキングに戻ると、残念ながらそのケンは、新登場ということもあってかランク圏外…。3位に入ったのは、無邪気で愛くるしい笑顔とコミカルな動きが人気を集めるエイリアンたち。この3つ目の緑の人形たち、『3』でもしっかりと見せ場があるので要チェック!4位には、エイリアンたちを“養子”とするジャガイモ頭のおもちゃ、ミスター・ポテトヘッドがランクイン。いつもパートナーのミセス・ポテトヘッドとはラブラブだが、最新作ではとんだ災難に見舞われることに?そして、『3』から新登場のキャラクターの中で最上位となる5位に入ったのは、お豆3兄妹。劇中、ウッディが迷い込んだ小さな女の子の部屋で登場し、ひとつのさやに3粒が仲良く収まっている。キュートな笑顔が印象的だが、その性格にもご注目。6位以下には、バービー、スリンキー・ドッグ、レックス、ジェシー、グリーンアーミーメンが続いた。こちらのアンケートを実施したポータルサイトの「goo」では現在、今回の結果で上位にランクインしたキャラクターたちを登場させた『トイ・ストーリー』版gooページを展開中。このデザイン提供と同時に、3Dテレビや本作のプレミアムグッズが当たる“映画『トイ・ストーリー3』公開記念夏だ!映画だ!プレゼントキャンペーン”が8月31日(火)まで実施されている。まずはそちらのページで、あなたが好きなキャラクターがどこにいるかを探してみては?キャンペーンへの応募は『トイ・ストーリー』版「goo」ページより。『トイ・ストーリー3』は全国にて公開中。『トイ・ストーリー』版「goo」※「goo」トップページ右上の「デザイン変更」から『トイ・ストーリー』デザインがご利用いただけます。■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR■関連記事:夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に友達になりたいアニメキャラ1位はやはりあの猫型ロボット!ジブリ勢も上位に『トイ・ストーリー3』30億円&200万人突破!駒野、PK時の思いを重ねて感動唐沢&所『トイ・ストーリー4』に後ろ向き発言やんちゃな天才たちのお仕事プロデューサーに聞く『トイ・ストーリー3』の作り方
2010年07月30日日本より一足早く6月18日に全米公開を迎える『トイ・ストーリー3』のワールドプレミアが6月13日(現地時間)、ロサンゼルスにあるエル・キャピタン劇場で開催され、ウッディ役のトム・ハンクスとバズ・ライトイヤー役のティム・アレンらボイスキャスト陣が登場した。ファンの間でもディズニー/ピクサーの最高傑作との呼び声も高いこの『トイ・ストーリー3』。前作から10年以上の時を経て製作された本作では、カウボーイ人形のウッディのご主人様・アンディが大学に進学するために家を出ていくことになり、ウッディと仲間たちは住み慣れた我が家から保育園へ。だがそこは、おもちゃを破壊しまくる凶暴な幼児たちが集まる"おもちゃの地獄"だったのだ…。トム・ハンクスは11年ぶりに演じたウッディについて「ウッディは何でも行動に移す情熱的な男で、誰もが好きになるキャラクターだね」と賞賛。さらに本作の内容については「『トイ・ストーリー3』は観ながらずっと前のめりになってしまうほどの壮大なアドベンチャーに満ちているけれども、ストーリーに深い情感が漂っているので、観ている人は思わず目に涙をあふれさせてしまうんだ」と映画史に残る感動のクライマックスが待っていることを熱く語った。バズ・ライトイヤー役のティム・アレンも「『トイ・ストーリー3』の物語はあまりにも素晴らしいから、ヒットは間違いない。エンディングを知っている私ですら、思いっきり引き込まれるからね」とトムと同じく本作で描かれている優しく、切ない“さよなら”に魂を揺さぶられたことを明かした。この日のプレミアには2人のほかにジョーン・キューザック、マイケル・キートンにリー・アンクリッチ監督、さらにアンディ・ガルシアやドン・チードルといったゲストも登場し観客の歓声を浴びていた。前評判が非常に高く、日本でもヒットが予想される『トイ・ストーリー3』。7月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.トイ・ストーリー/トイ・ストーリー2 3D 2010年2月6日より2本立てにて全国公開© DISNEY / PIXAR■関連記事:全米興行加熱!『ヒック』&『シュレック』で史上初ドリームワークスWトップ10入り『トイ・ストーリー3』にトトロが出演!監督はシリーズ誕生にまつわる秘話明かすウッディ&バズにまた会える!『トイ・ストーリー』ブルーレイを3名様プレゼント所ジョージオーディション勝ち抜き声優に脱力アドバイス新キャラクターも登場『トイ・ストーリー3』で声優オーディション開催決定!
2010年06月15日ウディ・アレンが、今年もカンヌを大いに沸かせた。本国アメリカのアカデミー賞にもめったに現れないアレンだが、カンヌには毎年のように登場。今年も新作『You Will Meet A Tall Dark Stranger』(原題)がコンペティション外の招待作品に選ばれ、主演のナオミ・ワッツ、ジョシュ・ブローリンらと共にカンヌ入りした。『You Will Meet A Tall Dark Stranger』は、ロンドンを舞台に60代で離婚した両親と、その娘と作家志望のダメ夫がそれぞれ繰り広げる恋愛騒動を描いたコメディ。再婚した若い妻に嫉妬する父親をアンソニー・ホプキンスが演じ、ウディ自身は今回は監督、脚本業に専念している。公式会見で出演をしなかった理由について「もうこの年じゃ、ロマンティック・コメディの主人公は出来ないよ。僕は映画に出るなら、女の子にモテる役じゃなきゃ嫌なんだ。ほかの男に恋人を取られる老人役なんて、やりたくないんだよ」と語り、会場を爆笑させた。また、同じくカンヌに参加している、101才の監督マノエル・ド・オリヴェイラが「人生で確実な意味を持つのは、死だけだ」と言ったことに関して感想を聞かれると「100年以上生きている人はさすがだ。100パーセント賛成…しないね」と、74歳でまだまだ意気盛んなところを見せていた。(photo/text:Ayako Ishizu)第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphique■関連記事:【カンヌレポート 02】『ウォール・ストリート』シャイア&キャリー揃って登場成海璃子カンヌで“最後の”書道パフォーマンスを披露することが決定!【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問
2010年05月18日かのティム・バートンをして「これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった」と言わしめた短編アニメーション『9』。2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた、若き天才、シェーン・アッカーの手による本作の世界観やキャラクター造型の魅力に惚れ込んだティムは、すぐさま長編映画化を決意。ティム自らプロデューサーを務め、アッカーによって5年の歳月をかけて長編化された。こうして長編として生まれ変わった『9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜』がまもなく日本で公開を迎えるが、その生みの親シェーン・アッカーからシネマカフェに向けて動画メッセージが到着した。人類滅亡後の未来。遺された9体の奇妙な人形たちが、自分たちは何者なのかを探す戦い、旅が描かれた本作。アッカー監督はまず、覚えたての日本語を操り挨拶。さらに作品の見どころについて語ってくれた。バートンをも驚嘆させたというのも納得!独特の世界観とストーリーにひき込まれていくこと間違いなし。イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマーといった豪華な顔ぶれが声優を務めている点も注目の『9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜』は5月8日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜 2010年5月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved■関連記事:T・バートンも惚れ込んだ『9 〜9番目の奇妙な人形〜』試写会に10組20名様ご招待
2010年05月07日偉大なる偏屈者ウディ・アレンが、“ミューズ”スカーレット・ヨハンソンを主演に映画を撮ったというなら「またか…」で終わりそうだが、そこで共演するのがペドロ・アルモドバルのミューズ、ペネロペ・クルスだと聞いたら捨て置くわけにはいくまい。おまけに物語の舞台は、ウディ・アレンにとって“完全アウェー”のバルセロナであり、実生活でぺネロペと恋仲にあるハビエル・バルデムも出演。『それでも恋するバルセロナ』では明るくも複雑なる三角、いやレベッカ・ホールを加えて四角関係が展開される。ペネロペに、スペイン人女優として初めてのオスカー(助演女優賞)をもたらした本作。彼女にこの作品に込めた思いを語ってもらった。ウディ・アレンとの面接は…40秒!ペネロペは、この作品に出演する以前からウディ・アレン作品のファンだったと明かしてくれた。「新作が封切られたら、公開日の午後4時には観てるってくらいファンなの。スペインにいる私の友達もみんなそう。一番のお気に入りは、『地球は女で回ってる』。それから『マンハッタン』も『アニー・ホール』も『ブロードウェイと銃弾』も好き。とにかく彼の映画は全部好き。だから、彼と知り合うことができてとても嬉しいの。面接は40秒ほどだった。終わってからエージェントにそう言ったら、それは珍しく長い方だって言われたわ。通常、彼の面接はすごく短いんだって。15秒くらいのときもあるそうよ。でもね、短いからといって出演依頼がないってことではないらしいわ」。先述の通り、スペインを代表する巨匠、ペドロ・アルモドバルの数々の作品に出演してきた彼女だが、ずばりウディ・アレンとアルモドバルの違い、もしくは似ている点は?「2人とも、シリアスで深いことを話すけど、それが決して押しつけがましくなく、説教されているような感じがしないの。ウィットとユーモアに富んでいて、皮肉も混ざっているからよ。2人ともキャラクターが何か大変な思いをすることで笑いを生むという映画を作っている。それこそ私たちの人生だと思わない?」ちなみに、ペネロペを介して2人は互いに連絡を取り合っているとか…。「ウディもペドロもお互いをとても気に入っていて、私にメッセージを託すことも多いの。ペドロはこの作品の成功をとても喜んでいて、昨日も5分間、私を抱きしめた後、『ウディにもおめでとうって伝えてくれ』って頼んだの。ウディはウディで、ペドロについて私にいろいろ質問するのよ。私は2人の伝言係なんだけど、その役割をとても気に入っているわ」。マリアがもしも、全く違うタイプの人間に囲まれて暮らしていたら…彼女が演じたマリアは、激情的な天才肌の女性。マリアという存在から、どんなことを学んだかを尋ねてみた。「言葉にするのは難しいわ。だって、マリア自身になって、彼女の視点で考える時間がものすごく長かったから。彼女がクレイジーだって言われるのも理解できるけど…。マリアはとても頭が良いのよ。ただ、ものの見方がとても変わっているの。もし、彼女がいまとは全然違うタイプの人たちに囲まれた生活を送っていたら、きっと精神病院に入れられてしまったことでしょうね。彼女はその点、ラッキーだった。そして、人生を謳歌しているわ」。では、そんな彼女と自らを重ねることは?「キャラクターを理解する過程で、自分との共通点を見つけることができる。だからと言って、女優の仕事をセラピーに使うことはできないけど…。ただ、その過程で自分の生き方の改善方法みたいなものを見つけることもある。別の人格で長時間過ごすうちに全く違うものの見方をするようになるんだもの」。さらに、共演陣について聞いてみた。まず、スカーレットとのキスシーンが世の注目を集めているが…。「この5か月ずっと聞かれ続けてきたから、キスシーンについて話すネタはもうないの。ジョークも使い果たしたし…。唯一、覚えているのは、それまで見たこともないくらい大勢の人が現場にいたってこと。そう、関係者以外立ち入り禁止のセットなのに、みんな何かしら理由をつけて現場に顔を出していたわ(笑)」。「ハビエルはカラフルなパレットを持っている」では、俳優、そして人間としてのハビエルの魅力は?「俳優としての彼について話しましょう。なぜなら、彼は常に素晴らしい俳優だから。彼はカラフルなパレットを持っている。フアン・アントニオ役は、とても難しい役だから、もの凄く才能があって緻密な演技ができる俳優じゃないと無理。そんなキャラを、ハビエルは、とても魅力的に演じた。難しいシーンの数々も、彼は本当に素敵にこなしたわ。素晴らしい俳優よ」。クランクアップのとき、ウディ・アレンからメガネをプレゼントされたとか。「2つしか持ってないうちの一つをくれたの。私の宝物よ」。そう語った彼女の顔には太陽のような笑顔が浮かんでいた。(interviewer:Izumi Hasegawa/text:cinemacafe.net)■関連作品:それでも恋するバルセロナ 2009年6月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Gravier Productions, Inc. and MediaProduccion, S.L.■関連記事:エビちゃん「好きになった相手と一生一緒にいたい」ウェディング姿で幸せアピール!“モラリスト”辛酸なめ子、ペネロペ・クルスを見て魔性の女への変身願望が芽生える?スカーレット・ヨハンソン、男を落とすコスプレ7変化は必見!「予測不可能な女よ」レディースデイは要注意!全国の“女子トイレ”で魅惑のタイプ診断実施中シネマカフェ×FRAU特別企画『それでも恋するバルセロナ』女性限定試写会に25組50名様ご招待
2009年06月26日