映画監督で、アーティストのティム・バートンがレストランの紙ナプキンに描いたスケッチを集めた画集『ナプキンアート オブ ティム・バートン』が本日から発売になったのを記念して、バートンが日本のファンに向けたメッセージが公開になった。その他の画像ティム・バートンは映画監督として知られながら、アーティストとしても活動しており、先ごろ日本で開催された美術展は東京と大阪で約39万人を動員した。このほど発売になる画集は、バートンが映画撮影やキャンペーン、自身の美術展のために世界各国を旅する中で、その場で受けたインスピレーションを残すべくレストランのナプキンにスケッチした作品を収録。書籍には彼のスケッチが紙ナプキンの原寸サイズで掲載され、美術展で展示された作品だけでなく、初公開のスケッチも収録される。バートンは日本のファンに向け「いつも日本に行くのを楽しみにしています。日本以上にインスピレーションを与えてくれる場所は、そうありません。私にとって、この画集『ナプキンアート オブ ティム・バートン』の各ページは、パスポートのスタンプのようなもので、どこに行き、何を感じたかという記憶でもあります。多くは大好きな東京に滞在した時に描いたものです。ぜひ、私の頭の中を覗いてみてください」とメッセージを寄せている。画集は、ヴィレッジ・ヴァンガード オンラインストアと全国の取り扱い店で独占販売中。『ナプキンアート オブ ティム・バートン』発売中3000円(税込)
2015年12月04日今年で放送30周年を迎える記念企画として、『思い出のマーニー』を「秋のジブリ」や、佐藤健主演の大人気シリーズ全3作を放送した「るろうに剣心祭り」を開催し注目を集めた日本テレビ「金曜口ードSHOW!」。今夜の放送では、大人気声優・宮野真守がジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカの声を務めるバージョンの『チャーリーとチョコレートエ場』を放送!チャーリー(フレディー・ハイモア)は、貧しいけれど家族に愛されて育った心優しい男の子。家の近くには、美味しくて不思議なお菓子を生み出す天才、ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)が経営する巨大な工場があり、そこで働いていたジョーおじいちゃん(デイビッド・ケリー)の思い出話を聞くのが大好きだ。しかし5年前のある事件以来、ウォンカ氏は工場を閉鎖。美味しくて不思議な商品が生まれる秘密は、謎に包まれてきた。そんなある日、ウォンカ氏は工場に5人の“幸運な”子どもたちを招待することを発表。チケットを手に入れたのは、肥満少年のオーガスタス(フィリツプ・ウィーグラッツ)と大金持ちの少女・ベルーカ(ジュリア・ウィンター)、負けず嫌いのバイオレット(アナソフィア・ロブ)、ゲームオタクのマイク(ジョーダン・フライ)、そしてチャーリー。胸を躍らせる彼らを待ち受けていたのは、妙な笑顔を顔に張り付けた謎めいた人物・ウォンカ氏と、奇妙なダンスを踊るウンパ・ルンパたちだった。子どもたちは巨大なチョコレートの滝が流れる工場に感動するが…果たして子どもたちは、無事に工場から出ることができるのか!?『シザーハンズ』『スリーピー・ホロウ』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『アリス・イン・ワンダーランド』『ダーク・シャドウ』…と数々の名作を生み出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督の最強タッグが放つ、極上の冒険ファンタジー大作である本作。天才お菓子発明家・ウォンカ氏が経営する巨大チョコレートエ場に招待された5人の少年少女たちの冒険をコミカル&シニカルに描き出し、公開当時大きな話題を呼んだ。今回、日本テレビ「金曜口ードSHOW!」にて放送されるにあたり、声優・宮野真守がジョニー・デップ演じる主人公・ウィリー・ウォンカの日本語吹き替えを担当。宮野さんといえば、TVアニメ「DEATH NOTE」夜神月役や「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ役、「Free!」シリーズ松岡凛役、「亜人」永井圭役など数々のアニメ作品で主演やメインキャラクターを演じる超人気声優のひとりだ。また、アニメ作品だけではなく、『ハリー・ポッター』シリーズではルパート・グリント演じるロン・ウィーズリーの兄、パーシー・ウィーズリー役を務め、そのほか「AKB48」渡辺麻友との共演でも話題を呼んだ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の主人公・パーシー・ジャクソン役や、最近では『ミニオンズ』で2役演じるなど洋画の吹き替えも数多く担当。さらに、アーティスト活動も活発で、男性声優のソロ公演としては初となる日本武道館公演を成功させ、4月15日発売のシングル「シャイン」では、オリコンシングルデイリーランキングで1位を獲得し、女性声優・水樹奈々についで2人目、男性声優としては史上初の快挙を達成。アニメに映画に歌手活動と、高いエンターテイメント性と確かな実力で幅広く活躍する日本を代表する声優のひとりといえるだろう。今回の吹き替え声優陣には、宮野さんのほかにも実力派がキャスティング。ゲームオタクのマイク役を、「ONE PIECE」ウソップ役や「名探偵コナン」工藤新一役で知られる山口勝平が、肥満少年のオーガスタスを「タッチ」浅倉南役や『となりのトトロ』草壁サツキ役の日高のり子らがそれぞれ演じる。日本語吹き替え版ならではの魅力が詰まった今夜の『チャーリーとチョコレートエ場』をぜひチェックして。「金曜口ードSHOW!」『チャーリーとチョコレートエ場』は11月13日(金)21時より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月13日奇才ティム・バートンが紙ナプキンに描きとめたイラストの数々を収録した「ナプキンアート・オブ・ティム・バートン」の発売が、このほど決定した。『シザーハンズ』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、常に独創性溢れる映像で多くの人々を魅了してきたティム・バートン。昨年開催された美術展「ティム・バートンの世界」では、東京と大阪で約39万人を動員数を記録している。このほど発売が決定した「ナプキンアート・オブ・ティム・バートン」は、昨年の展覧会にて発売され、のちに一般発売となった画集「ティム・バートンの世界」の姉妹編として発売される。本書では、バートンが映画撮影や宣伝ツアー、自身の美術展など世界中を飛び回る日々の中で、彼のインスピレーションをバーやレストランにある紙ナプキンに描きとめた“ナプキンアート”の数々が、ナプキン原寸大で収録されている。常にペンを持ち歩き、旅を通して得た経験や感情をスケッチとして記録しているというバートン監督。彼がすぐにでもスケッチを始めるために手近なカンバスとして使用されるているのが、どこにでもある紙ナプキンだそうだ。バートンは現在、ランサム・リグズによるファンタジー小説「ハヤブサが守る家」の映画化『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children』(原題)を製作中とのこと。彼の脳内が覗ける”ナプキンアート”の数々で、新作への期待を膨らまそう。「ナプキンアート・オブ・ティム・バートン」は、12月4日(金)よりヴィレッジ・ヴァンガードにて発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日映画監督で、アーティストのティム・バートンがレストランの紙ナプキンに描いたスケッチを集めた画集『ナプキンアート・オブ・ティム・バートン』が12月4日(金)に発売されることが決定した。その他の写真ティム・バートンは映画監督として知られながら、アーティストとしても活動しており、先ごろ日本で開催された美術展は東京と大阪で約39万人を動員した。このほど発売になる画集は、バートンが映画撮影やキャンペーン、自身の美術展のために世界各国を旅する中で、その場で受けたインスピレーションを残すべくレストランのナプキンにスケッチした作品を収録。書籍には彼のスケッチが紙ナプキンの原寸サイズで掲載され、美術展で展示された作品だけでなく、初公開のスケッチも収録される。画集は、12月4日(金)より、ヴィレッジ・ヴァンガードで独占販売され、本日からオンラインサイトと一部店舗で予約を受け付ける。『ナプキンアート・オブ・ティム・バートン』12月4日(金)発売3000円(税込)
2015年10月30日東京・銀座の歌舞伎座で26日、「第28回東京国際映画祭プレゼンツ 歌舞伎座スペシャルナイト」が開催され、山田洋次監督とジョン・ウー監督のSAMURAI賞の授賞式に、吉永小百合と大友啓史監督がサプライズゲストとして駆けつけた。昨年創設されたSAMURAI(サムライ)賞は、時代を切り開く革新的な映画を世界に発信し続けてきた映画人の功績をたたえる賞。第1回は、北野武監督とティム・バートン監督が受賞したが、今年は『男はつらいよ』などで知られる山田洋次監督と、『ミッション:インポッシブル 2』や『レッドクリフ』のジョン・ウー監督が受賞した。『幸福の黄色いハンカチ』で第1回から同映画祭に参加している山田監督は「28年の歳月を経て、SAMURAI賞という素晴らしい賞をいただけたことを大変光栄に思っています」と感謝。続けて、自身の作品は「SAMURAIのような勇ましいものではない」と言い、「この賞がふさわしいのはジョン・ウーさん」と隣を見ながら祝福した。ジョン・ウー監督も「最も尊敬する映画の師匠である山田監督と共に受賞することができてとても名誉に思います」と喜び、「山田監督の映画は愛と人間性にあふれている」と称賛。「日本の映画にたくさんインスパイされ、いまもなおインスパイされ続けています」と明かした。そして、山田洋次監督作品に多数出演する吉永と、ジョン・ウー監督を敬愛している大友監督が祝福に駆けつけ、それぞれ花束を贈呈。吉永は山田監督のことを「山田学校の校長先生であり、人生の師でもあります」と表現し、「撮影の合間に楽しい話を聞かせてくださるんですけど、その一つ一つがいつまでも心に残るんです。監督の価値観がとてもすてき。いつまでも山田学校の生徒でありたい」と思いを伝えた。吉永の話を聞いた山田監督は「吉永小百合さんという人は、一緒にいると大事なことをちゃんと言わなきゃいけない、この人にはうそをつけない、真実を語らなければならない…そういう気持ちにさせてくれるから、ついついいいことを言っちゃうんです」と笑わせ、「僕にとっても大変励みになる」と語った。また、大友監督は「ジョン・ウー監督の作品を夜通し5作品見た」と明かし、「ものすごいパワーに驚きました」と興奮気味にコメント。本人を目の前に「ちょっとでも監督に追いつけるよう、またジョン・ウーさんに見てもらえるような映画をつくりたいと思います」と誓った。
2015年10月26日東京国際映画祭において、昨年より新設された「SAMURAI賞」の授賞式が10月26日(月)に歌舞伎座で行われ、山田洋次監督とジョン・ウー監督が受賞。ゲストとして吉永小百合と大友啓史監督も来場した。時代を切り開く革新的な映画を世界へ発信し続けた映画人の功績を称えるために新設され、昨年は北野武監督とティム・バートン監督が受賞した同賞。今年は『男はつらいよ』シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』、近年でも『母べえ』『おとうと』『小さいおうち』など精力的に映画を撮り続けてきた山田監督、激しいアクションシーンで香港映画を世界に知らしめ、アジアから先駆者としてハリウッドに進出したジョン・ウー監督が受賞した。両監督は花道を歩いて壇上へ。山田監督は「光栄です」と受賞を喜びつつ「自分の作品は“SAMURAI賞”にふさわしいほど勇ましくないですが…」と笑みを浮かべて語り「ふさわしいのは隣にいるジョン・ウー監督だと思います。心より彼にお祝い申し上げたいです」とウー監督を祝福した。一方、ウー監督は「最も尊敬する映画の師匠と言える山田監督と共に受賞できることを名誉に思います。監督の映画は愛と人間性に満ち溢れており、それは映画が持つ普遍的な価値観であると言えます。60年代に映画を勉強し始めた時は世界各国の映画を見ましたが、日本映画は特に数多く見てインスパイアされましたし、いまなおインスパイアされ続けています」と山田監督の功績をたたえ、会場は温かい拍手に包まれた。ゲストとして来場した大友監督は、ウー監督の大ファンで、かつてロサンゼルスに留学していた際に「チャイナマーケットで買い物している監督にお声を掛けさせていただきました」と明かす。ウー監督はその時の様子について「監督になるなら、まずは頑張っていい脚本を書きなさいと伝えました」と述懐し、その後、大友監督が日本映画界きってのアクション作品を手掛ける監督になったことを喜び「これからもひたすら映画を撮り続けてください」とエールを送った。一方、『男はつらいよ』での2度のマドンナ役を含め、最新作『母と暮せば』まで計5回、山田作品に出演してきた吉永さんは、山田監督の存在について「ジョン・ウー監督は“師”と仰ってましたが、私にとっては山田学校の校長先生であり、同時に人生の師でもあります」と語った。「撮影の合間にいろんな面白い話をしてくださり、渥美(清)さんの思い出などを話してくださるとき、映画の世界で仕事をしていてよかったと思います」とも。さらに、仕事以外の部分でも「監督の持っている価値観――戦後70年を迎え、監督に付いて行こうという思いが強くなっています。いつまでも山田学校の生徒でいたいと思っています」と最大限の賛辞と敬意を口にし、会場は再び大きな拍手に包まれた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2015年10月26日●iOSとMac OS Xの統合はナンセンス? - Apple CEO ティム・クックがBoxイベントで語ったコトBoxのイベント「BoxWorks 2015」にてBoxのCEO、Aaron Levie氏と対談したApple CEOのTim Cook氏、前編ではCook氏のエンタープライズに対する考え方をお伝えした。後編では、Appleの将来について、Microsoftとの競合について、そして社会問題に対して語る、Cook氏らしい見解をお伝えしよう。○マイクロソフトの"One Windows"は誤り?エンタープライズでのモバイルの普及率は「衝撃的に低い」と話すCook氏だが、コンシューマーのスマートフォン市場におけるiPhoneの強さは際立っている。ちょうど直前に世界で発売したiPhone 6s/6s Plusは、過去最高の販売台数を記録した。「1300万台だっけ?」とLevie氏が聞くと、軽くうなずきながら「それ以上」とCook氏、会場からは拍手が起こる。iOS端末の人気はMac人気にもつながっている。OSとして見た時、Macは「Mac OS X」、iPhoneとiPadは「iOS」となるが、Microsoftは最新の「Windows 10」で”One Windows(1つのWindows)”戦略を進めている。PCとモバイルで単一の体験という考えに対し、Cook氏は異論を唱える。「デスクトップとモバイルの両方向けの1つのOSという考えは信じない。両方からの引き算となり、最高の体験が得られない」とCook氏。AppleはiOSとMac OS Xの2つにフォーカスしており、PCからモバイル端末、さらにはウェアラブルのApple Watchまでシームレスに動くことが必要で、そのために「Handoff」などの機能を開発しているという。「(ユーザーは)ある程度の類似性は望んでいると思うが、混ぜ合わせるつもりはない」と付け加えた。Cook氏の言葉に対し、観客の一部は拍手を送った。また、Apple WatchについてはAppleは台数などを公開しておらず、それほど順調ではないのではという見方もされている。Apple Watchに話が及ぶと「まだまだ早期段階」とし、「フィードバックはすばらしい。フィットネス、健康という分野で、『人々の生活を変えている』と直接知ることが出来て喜んでいる」と、自身もフィットネス好きといわれるCook氏はコメントした。また、Apple TVについては、「われわれはTVについてのビジョンがある。来月末に出荷する」と述べるにとどまった。ほかにも、Appleが車を作るという憶測があるが、Levie氏は車とは聞かずに「他に新しい製品の計画はないの? 飛行機(Airplane)とか?」と尋ねる。これに対してCook氏は、(Airplaneのplaneをとって)「”iPlane”の計画はない。必要だと思う人もいるかもしれないけど、考えたこともないね」と笑って答えた。Apple Musicについては、「本当にすごくいいんだよ。音楽を発見できる」とCook氏は述べ、「つかってみて。3ヶ月無料だから」とすかさず来場者に売り込んだ。Levie氏が、ラジオチャンネルに「エンタープライズチャンネルなんてどう?」と冗談をとばすと、iPlaneには反応しなかったCook氏だが「なるほど、面白いアイディアだね」と笑った。30分のセッション中、Levie氏は用意したiPadの暖炉(暖炉を模したiPadアプリ)に始まり、iPhoneのアップグレードプログラムをTV、Mac、iPadとすべての製品に拡大し「月65ドルですべて最新のApple製品にアップグレードできるっていうのはどう?」と持ちかけたり、「(アーティストの)Taylor Swiftか(物言う投資家のCarl)Icahnか、どちらがネゴシエーションするのが難しい?」と聞くなど、終始会場を楽しませた。だが、重要なトピックも忘れずに取り上げた。●MSとの関係性は「変わっている」1つが、長年のライバルであるMicrosoftだ。iPhone 6sなどを発表した9月のAppleイベントにMicrosoftの幹部が登場したことに触れ、「関係はどうかわった?」とたずねる。「大きく変わっている」とCook氏は答える。現在でもライバルであることを認めつつも、「AppleとMicrosoftは、競合する部分よりも、提携できる部分の方が大きい。これを顧客も望んでいる。Mac上でOfficeが使えるというのは、重要なことだ」とCook氏は話す。「Microsoftとの提携は顧客にとって良いことであり、だからやっているんだ」とした上で、「ずっと恨んだり憎んだりすることは好きじゃない。人生は短くて、いつか終わる。できるだけたくさん友達がいたほうがよい」。そして、今後も顧客にメリットのある部分でさまざまな提携を進めるとした。会場からは大きな拍手が起こった。○社会問題に対する考え方は企業の責任の一つもう1つが、社会問題だ。Cook氏は自らが同性愛者であることを正式に明かすなど社会問題についての発言を積極的に行っている。Levie氏が「あなたは社会問題を公の場で語っている。この国を変えようとしている意思を感じるが、企業や技術は社会の変化に対してどんなインパクトを与えられるだろうか?」と問うと、「企業は社会に対して重要な責任がある。ここ数十年、政府の取り組みがなかなか進展しない中で、この責任はさらに大きくなっていると思う」とCook氏は切り出し、主として教育と気候変動について見解を語った。「われわれは品質にフォーカスしているが、品質というのは変わっていて、コストがない。人々に基本的な人権と尊厳を与えることもフリー(コストがない)だ。なのに、すべての人間は平等といわれた後、200年もの間、いまだ実現していない。Appleの従業員は深くこの問題を気にしているーー米国でも、それ以外の国でも。われわれは継続して伝えていくが、2015年の現在でもこの問題について話しているということ事態が自分にはショックだ」(Cook氏)こうした問題があるからこそ、公教育が重要な鍵を握る、と強調した。「私自身は公教育の産物だが、米国の公立学校では多くの子供たちが十分なレベルではない。基本的に、生まれた時から難しい状況であり、不平等だ」と問題を指摘する。Appleでは、教育への問題に取り組んでいるという。気候問題については、「この問題は現実のものになっている」として、話をするのではなく行動を起こすべきだとした。「Appleの米国のオペレーションは100%再生可能エネルギーを利用している。残りの国でもほぼ90%に達しており、われわれはフォーカスをサプライチェーンにも拡大している」とCook氏。そして、これは「複製してよい」と笑った(AppleはSamsungらと特許訴訟を展開している)。「だれだってできることだ。企業は立ち上がって、率先して取り組むべきだ」とCook氏は述べる。Appleはどこに向かうのか。直近の決算では年間の売り上げ高が1827億9500万ドル、時価総額でも世界最大の企業だ。だが、Cook氏によると、「まだ始まってもない」という。「私たちの目標は、最大の企業になることではない。われわれがやろうとしてきたことは、最高の製品を作ること。そして、最高の製品を作ると、最高の製品を使いたいという人が何人かいて使ってくれるだろうと信じてきた。継続して投資して、さらによくできる、とね」とCook氏。「(最高の製品を作ろうという)このエネルギーは1997年後半にSteve(Jobs氏)が戻ったときからで、われわれのDNAの一部だ」――提携戦略など、Jobs氏とは違う新しいAppleをあちこちに感じられることができたが、この部分についてはJobs氏の思想を引き継いでいるようだ。
2015年10月07日様々なジャンルとコラボ一心堂本舗株式会社は9月25日、デザインフェイスパックシリーズの第15弾の商品として、ティム・バートン監督による人気アニメーション映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の「ジャック」と「サリー」をデザインに採用した『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス フェイスパック』を10月2日から発売すると発表した。デザインフェイスパックシリーズはこれまで累計約120万個以上を売り上げた人気の商品で、「日本を代表する顔」を世界に紹介するというコンセプトの元、「歌舞伎フェイスパック」や「KISS フェイスパック」など、様々なジャンルとコラボした商品を発売している。ハロウィンタウンの住人に今回採用された「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のキャラクターは、主人公でハロウィンタウンの人気者である「ジャック」と、ヒロインの「サリー」。同作品はファンタジーとホラーが融合した独特の世界観で人気のディズニー作品で、世界中から愛されている。フェイスパックとしてもシートに使用されている美容液にヒアルロン酸・コラーゲン・ビタミンC誘導体の3つの美容成分を配合し、肌に潤いとハリ・ツヤを与えてくれる。価格は各900円(税込)で2枚入り。羽田空港でも販売されており、土産としても重宝しそうだ。【参考】・一心堂本舗株式会社ニュースリリース・一心堂本舗株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
2015年09月29日千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで8日、秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」(~11月1日)が開幕。東京ディズニーランドでは、ディズニーの仲間たちと陽気なおばけたちによる"ハロウィーン・フェア"をテーマに開催中だ。本記事では、パレードやデコレーション、グッズ、メニューなど、今年の見どころを徹底紹介する。○ハロウィーンパレードの音楽が一新! ミッキーたちは新コスチューム披露パレードルートでは、ミッキーが主催する"ハロウィーン・フェア"をテーマに、仮装したディズニーの仲間たちとパンプキンたちが登場する手作り感あふれるパレード「ハッピー・ハロウィーンハーベスト」を公演。3年目となる今年は、収穫したかぼちゃなどの野菜や、果実で作った"おかしなお菓子"がモチーフに加わり、フロートの装飾やダンサーの小道具として登場している。そして、ミッキーとミニー、プルートのコスチュームが生まれ変わり、かぼちゃをモチーフにした仮装姿を披露。一部のダンサーのコスチュームも新しくなった。そして音楽も一新。フロートが止まるショー場面では、「おかしよ、おかし、おいしくなーれ!」などとゲストも呪文を一緒に唱えたり、手遊びで参加したり、一緒に盛り上がる。また、フロートのデコレーションに、"こひつじのダニー"が新たに加わった。○「ホーンテッドマンション」など3つのアトラクションがハロウィーン仕様に期間中は3つのアトラクションがハロウィーン仕様となり、「ホーンテッドマンション」では、映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフにした「ホーンテッドマンション"ホリデーナイトメアー"」を開催中だ。ディズニーギャラリーの「ディズニードローイングラス」では、『眠れる森の美女』のマレフィセントの描き方を学べるクラスを開催。また、「ウエスタンランド・シューティングギャラリー」では、10発すべて命中するともらえる保安官バッジが、ハロウィーン仕様のグーフィーのデザインに変わっている。○おばけやパンプキンなどのデコレーションでハロウィーンムード一色パーク内の至る所に、ハロウィーンのデコレーションやフォトロケーションを設置。シンデレラ城前プラザには、ミッキーとミニーがおばけのバンドと一緒に、大きなかかしの操り人形の下でダンスを楽しんでいるフォトロケーションや、おばけのパティシエが作るケーキの大食い大会に参加するグーフィーが登場した。メインエントランスのミッキーの花壇はハロウィーンバージョンに変わり、トラクターでハロウィーン・フェアに向かうドナルドたちがコンサートを開いているデコレーションも登場。ファンタジーランド、トゥーンタウンも、パンプキンを中心としたデコレーションが施されている。○"おかしなお菓子""かぼちゃミッキー"のグッズ登場! ハロウィーンメニューも充実ハロウィーンのグッズも多数登場し、パレードにも加わった"おかしなお菓子"をデザインに取り入れたグッズや、キャラクターになりきることができるファンキャップ、カチューシャなど、約55種類のグッズを販売。昨年登場した"こひつじのダニー"がパンプキンに扮したグッズも登場した。そのほか、かぼちゃの形をしたミッキーやミニーのデザインや、ヴァンパイアに仮装したミッキーや魔女に仮装したミニーのデザインなど、両パーク共通デザインのグッズも約115種類そろう。各レストランやカフェでは、ハロウィーンメニューを展開。「クリスタルパレス・レストラン」では、ハロウィーンをイメージした料理が並ぶスペシャルブッフェが楽しめ、「イーストサイド・カフェ」や「プラザパビリオン・レストラン」「グランマ・サラのキッチン」では、スペシャルコース&セットが味わえる。また、「スウィートハート・カフェ」では、スーベニアランチケースやスーベニアカップ、スーベニアプレート付きのメニューやデザートが登場。パンプキン味のソフトクリームやパンプキンチュロスなどもハロウィーン気分を高めてくれる。○ショーやバンド演奏も特別バージョンに! 夜にはハロウィーン限定の花火も「プラザパビリオン・バンドスタンド」で行われているミッキーやディズニーの仲間たちが登場するショー「スーパードゥーパー・ジャンピンタイム」では、福笑いとダンスのシーンにハロウィーンの要素が加わった。また、東京ディズニーランド・バンドは、"ハロウィーン・フェア"のにぎやかな音楽団をイメージした特別バージョンで公演し、「ハッピーハロウィーンハーベスト」の音楽などを演奏してくれる。また、夜にはハロウィーンの音楽にのせて両パークの夜空を彩る「ナイトハイ・ハロウィーン」が打ち上がる。なお、東京ディズニーランドのフル仮装期間は、9月8日~14日、10月26日~11月1日の合計14日間。すでに終了した前半1週間には、思い思いの仮装をしたゲストがパークに集結した(仮装のルールなどは東京ディズニー・リゾート・オフィシャルウェブサイト参照)。撮影:蔦野裕(C)Disney
2015年09月17日オールナイトで行われる野外映画フェスとして、情報が公開された当時から話題を集めた「夜空と交差する森の映画祭 2015」。チケットは発売開始後に早くも完売したが、このほど追加販売が決定した。山梨県の森名水公園・べるがにて10月3日から4日の朝まで開催される同映画祭は、初開催となった昨年に1,000人を動員した野外映画フェス。“映画鑑賞から映画体験へ”をコンセプトに、それぞれのステージ特有の世界観で非日常空間を演出。今年はティム・バートン監督によるファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』を始めとした作品の上映が決定している。今回新たに、新垣結衣主演の『くちびるに歌を』、趣里主演の『おとぎ話みたい』の上映が発表。短編映画『東京無国籍少女』、『FASTENING DAYS』などの公開も決定した。さらに、すでに完売していた「入場券」、「小さいテント利用券」の追加販売も決定。来場者数が増加するに伴い、新宿から会場までの直通高速バスを利用出来る「高速バス往復利用券」、会場の休憩場所を利用出来る「バンガロー宿泊券」も新たに販売されることとなった。また、当日のボランティアスタッフの募集も開始。全体説明会が9月11日の19時、13日の13時から、青山学院大学にて開催される。【イベント情報】「夜空と交差する森の映画祭 2015」会場:森名水公園・べるが住所:山梨県北杜市白州町白須8056会期:10月3日~4日時間:オープン10月3日15:00、上映開始18:30、上映終了10月4日5:00、完全閉場12:00料金:入場券 8,800円:小さいテント利用券 2,000円:高速バス往復利用券 8,000円:バンガロー宿泊券 6名用2万円、12名用3万6,000円
2015年08月25日アナハイムで開催中の究極のディズニーファンイベント「D23EXPO 2015」にてディズニー社に多大な貢献をした人物に贈られる称号“ディズニー・レジェンド”の授賞式が行われ、『スター・ウォーズ』の生みの親ジョージ・ルーカスが人気ドロイドR2-D2、C-3POと共に登壇し、会場は大盛り上がりとなった。史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』の最新作にして、その新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を12月に控える中、行われた今回のイベント。現在までにも最新映像や新キャスト情報が発表されるたび、その熱狂はすぐさま世界中を駆け巡り、世界中で話題となっていた。今回もジョージが新作について何か口にするのではないかと注目を集めていたが、ジョージは登場するや「誰も知らない秘密を一つ言おう。それは…グーフィーにはジャー・ジャー・ビンクスがインスピレーションを与えている事にみんな気が付かなかっただろ?」と語り、「長い間、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』をもっとパークに作ってもらおうとプッシュしてきたけど、それをやってもらえる唯一の方法は、会社を買ってもらうことだったんだ」とのジョークに、会場は大爆笑に。ディズニー社の関係については「僕は長い間ディズニーと深い関係があるんだ。(ディズニーランド)オープンから毎年行っていてもう60年にもなる。ディズニーはいつも、素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。それは僕がディズニーに与えたものよりも、もっと大きなもので言葉に尽くせないほどだよ。僕たちは長い間良い関係だし友達なんだ」とディズニー社が自身に多大な影響を与えていることを明かした。ジョージのほかにも今回授与されたレジェンドは、「くまのプーさん」、『アラジン』、『ライオンキング』、『リロ・アンド・スティッチ』などでキャラクターを担当した天才アニメーターアンドレアス・デジャや、ティム・バートン作品で知られる音楽家ダニー・エルフマンなど、ディズニーに多大な貢献をした人物に贈られた。その中でもサプライズ受賞として会場を沸かせたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ほか数々のディズニー作品に出演してきた俳優・ジョニー・デップ。ジョニーは、「僕はなぜいまここにいるのか分からないんだ。本当に。いやあ。でも、ここにいるのはものすごく光栄なことだよ。ジョージ・ルーカスさんや、ここにいらっしゃるほかのみなさんと一緒に、この賞をいただけて本当に光栄です。ものすごく光栄だし、とても大切にします」とコメントした。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月15日製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーの天才クリエイターたちが、世紀の2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンによる夢の競演を描く『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。この度、バットマンとスーパーマンによる怒涛の大スケールバトルが盛り込まれている特別映像が公開された。昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちとハデに騒ぐ変わり者ブルース・ウェイン。しかし、夜が深まる頃、彼は別の顔・バットマンを解き放つ。バットマンは、超人でも特殊能力を持つ者でもなく、天才的な頭脳と、極限まで鍛えあげた肉体と格闘スキルで、ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かう、世界中で圧倒的人気を誇るヒーローなのだが、本作で対峙するのは、すべてのヒーローの原点にして、地球最強の男・スーパーマンだった…。先日米サンディエゴで開催された映画の祭典“コミコン”で初お披露目され、会場6,500名のファンのみならず、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ本作。今回解禁された映像では、「今日、真実が明かされる」という意味深な議員の言葉から始まる。「帰れ!」「偽の神」と揶揄され、もはや人類の脅威となった地球最強の男スーパーマンは、議員や多くの報道陣が集う議会へと姿を現す。一方、謎の閃光によりビルが分断され、崩壊するのを目の当たりにするバットマンことブルース・ウェイン。瓦礫の中で一人の少女を抱きしめ、上空を見上げる彼の視線の先に、予測出来ない壮大な物語が動き始めることを予感させる。そして映像内ではワンダーウーマンことダイアナ・プリンス、レックス・ルーサー、ブルース・ウェインの執事であるアルフレッド、ホリー・ハンター演じるスーパーマンを議会へ招聘する議員など、新たな登場人物が登場。また謎の黒スーツにジョーカーらしき人物の「臆病者」とメッセージや、ゾット将軍の死体、緑色の謎の鉱物までもお目見えする盛りだくさんの内容となっている。バットマンのキャラクターについてベン・アフレックは「過去にバットマンを演じた名優たちを気にしていたらこの仕事を引き受けることはできなかったよ。なんたってティム・バートン監督、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベイルが手掛けてきたキャラクターだ。ザックに『本当に僕でいいのか?』と念を押したのだけど、『僕が思い描いているバットマン像にピッタリなんだ。僕が想像しているバットマンは年を食っていて、そろそろ限界が来ていて、燃え尽きてしまった男なんだ』と言われたよ(笑)」と語った。また、前作『マン・オブ・スティール』からスーパーマンを続投しているヘンリー・カビルも「スーパーマンはクリストファー・リーヴが本当に素晴らしかったので、それを真似るのはあまりにも危険すぎた。『マン・オブ・スティール』と同じように、コミック原作を元にキャラクターを築き上げていったんだ。そして『マン・オブ・スティール』で描いているスーパーマンに忠実でいようとした」とコメント。そんな彼らの演技を見て「長年の夢が叶った」と語るスナイダー監督は「なんたってバットマンとスーパーマンだ。これ以上のことはないよ。このキャストで組めたのは最高だったね。スーパーマンとバットマンの対決は、コミックで描かれている。中でも一番気に入っているコミックは『バットマン:ダークナイト・リターンズ』なんだ。映画の中でもオマージュを盛り込んでいる。もしかしたら今後はほかのキャラクター達とも大々的な対決が待ち受けているのかもしれないね(笑)」と明かした。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンの夢の競演を描く『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年3月公開)のバトルシーンを盛り込んだ特別映像が30日、公開された。公開されたのは、今月アメリカ・サンディエゴで開催された"コミコン"でお披露目され、会場6,500人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ約3分30秒の特別映像。「今日、真実が明かされます」という議員の意味深な言葉から始まり、もはや人類の脅威となった地球最強の男スーパーマンが、報道陣らが集う議会に姿を現す。人類が、スーパーマンの真意を問うために召喚したのだ。一方、謎の光により自らが経営するウェイン・フィナンシャルのビルが分断され、崩壊するのを目撃するバットマンことブルース・ウェインは、がれきの中で1人の少女を抱きしめ、上空を見つめる。そして、「お前は仲間を見殺しにした」というメッセージを手にしたウェインは、バットマンとして再び立ち上がる。圧倒的な力を持つスーパーマンに対し、強靭な肉体と天才的頭脳を持つバットマンは、アーマースーツを装着。バットマンがスーパーマンに衝撃的な一撃を与えると、スーパーマンも容赦のない攻撃を仕掛ける。また、ワンダーウーマンことダイアナ・プリンス、レックス・ルーサー、ウェインの執事であるアルフレッド、ホリー・ハンター演じる議員など、新たな人物が多数登場。謎の黒スーツにジョーカーらしき人物の「臆病者」と描かれたメッセージも映され、ゾット将軍の死体、緑色の謎の鉱物なども披露されている。ザック・スナイダー監督は「長年の夢が叶ったよ。なんたってバットマンとスーパーマンだ。これ以上のことはないよ。このキャストで組めたのは最高だった、本当に光栄なことだよ」と興奮気味にコメント。そして、コミックで描かれているスーパーマンとバットマンの対決について、一番気に入っているコミックは『バットマン:ダークナイト・リターンズ』だといい、「映画の中でもオマージュを盛り込んでいる。天才的な作品だし、描いたフランク・ミラーも天才だという僕なりのメッセージだ」と明かす。その上で、「ストーリーはその原作をなぞっているわけではない」といい、『アルゴ』を手がけた脚本のクリス・テリオを「素晴らしい才能の持ち主」と称賛。「バットマンとスーパーマンの対決の必然性を、どう作りあげるかということについて、クリスとよく話し合った。もしかしたら今後は他のキャラクターたちとも大々的な対決が待ち受けているのかもしれないね(笑)」と語る。新生バットマンを演じたベン・アフレックは、「過去にバットマンを演じた名優たちを気にしていたらこの仕事を引き受けることはできなかったよ。なんたってティム・バートン監督、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベールが手掛けてきたキャラクターだ」とその胸中を告白。ザック監督に本当に自分でいいのかと念を押したところ、「僕が思い描いているバットマン像にピッタリなんだ。僕が想像しているバットマンは年を食っていて、そろそろ限界が来て、燃え尽きてしまった男なんだ」と告げられたと笑い、「監督はバットマン像を作るにあたり、しっかりとリードしてくれ、おかげで僕にも想像できなかったようなバットマンが出来上がった」とアピールしている。さらに、スーパーマン役のヘンリー・カビルも同様に「スーパーマンはクリストファー・リーヴが本当に素晴らしかったので、それをまねるのは危険すぎた」と過去のキャスティングを振り返り、「だから『マン・オブ・スティール』と同じように、コミック原作を元にキャラクターを築き上げていったんだ。そして『マン・オブ・スティール』で描いているスーパーマンに忠実でいようとした」と明かした。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCAND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2015年07月30日iTunes Storeでは、映画レンタルを100円で楽しめるお得な「今週の映画」を毎週提供中です。今レンタルすれば30日間好きな時に視聴できるので、すぐには見られないという人もチェックしておかなきゃソン! レンタルは初めてという方のお試し利用にもおススメですよ。○家族で楽しめる、尖った映像とハートフルなストーリー猛暑が続きますが、チョコレートのお話はいかがでしょう? 今週の映画は、ジョニー・デップ主演&ティム・バートン監督の黄金コンビによる大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』です。テレビでも放送された作品なので見たことのある方も多いかと思いますが、2度目・3度目という方は、ぜひストーリー以外の部分にも注目してみてください。工場の中はテーマパークのように様々な趣向の風景が広がりますが、これらはほぼCGを使わず実物大のセットが用意されたそう。お菓子の庭もパティシエの手によるホンモノのお菓子で作られているというから、どんなふうに作られたのか考えるだけでも映画1本分は楽しめます。工場で働く小人 ウンバ・ルンバは一人の俳優が何十人も演じ分け、リスは1年かけて調教したというホンモノぶりも、作り物でないファンタジックな世界観を見せてくれます。この時期にチョコレートの話はちょっと暑い気もしますが、インパクトある映像と冒険ストーリーは夏休みの子供たちにもおススメ。レンタルしておけば飛行機でも電車でも、電波状態に関係なくスムーズに視聴できるので、夏の長距離移動のお供にもどうぞ!(作品紹介)>> チャーリー家の貧しさといったらもう大変なもの。そんなチャーリーの家のそばには大きなチョコレート工場が。ここ15年間というもの工場の門は閉ざされているのに、世界的ヒット商品を毎日出荷し続ける謎のチョコレート工場。ある日、ウォンカ製のチョコレートに入った"ゴールデン・チケット"を引き当てた5人の子供とその保護者を工場に招待すると、工場主のウィリー・ウォンカ氏(ジョニー・デップ)が異例の声明を発表。年に1度誕生日のときしかチョコレートを買ってもらえないチャーリーが当たる可能性薄く……。ところが、道端で拾ったお金が幸運を呼び、最後の1枚がチャーリーの手元に。そして、見学当日、工場で子供たちを待ち受けているそれぞれの運命とは--!?つながり作品ティム・バートン&ジョニー・デップといえば、様々な名作を生み出してきた黄金コンビ。その最初の1本となったのが『シザーハンズ』(1990年)です。ジョニー・デップといえば多くの作品でアクの強いキャラクターにキャスティングされていますが、全く無名の頃の初々しさで演じる人造人間はその原点。ユーモアとシニカルの狭間で切なさを描く、若きティム・バートンのロマンチストぶりを楽しんでください。来週はティム・バートン監督最新作『ビッグ・アイズ』もiTunes Storeに登場するので、こちらも併せてどうぞ!
2015年07月29日恵比寿ガーデンプレイスが8月30日まで、夏の恒例イベント「YEBISU GARDEN PLACE Summer Event」を開催している。同イベントでは、2つの企画を用意。そのうち、時計広場の特設会場にて実施される「時計広場 サマーテラス」では、毎年恒例のエビスビールや、果物をまるごと搾って作る「カジュッタ」などのアルコール類とともにフードメニューが楽しめる。ラインアップは、「彩りピクルス」(700円)や「バーニャカウダ」(750円)、「ヘルマンソーセージ5種盛合わせ」(1,400円)、「アイスバイン」(900円)など。一方、人工芝が敷かれたセンター広場にて開催される「恵比寿ガーデンピクニック」では、“大人のピクニック”をコンセプトに様々なイベントが実施される。中でもメインイベントとなるのが、センター広場に設置した大型スクリーンを使い、映画を無料で上映する野外映画会「ピクニックシネマ」。移動映画館「キノ・イグルー(Kino Iglu)」がプロデュースを担当し、7月31日および8月1日から16日の週末に、1日1作品・計7作品が上映される。上映作品は、小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりらを迎え、フィンランドで飲食店を営む日本人女性の姿を描いた『かもめ食堂』を始め、ティム・バートン監督作『ビッグ・フィッシュ』など。その他にも、恵比寿に縁のあるクリエイターが手掛けた作品を展示・販売する「エビスクリエイターズマーケット」や、4台の天体望遠鏡を使って天体観測を行う「月と土星を見る会」なども開催される予定だ。【イベント情報】「YEBISU GARDEN PLACE Summer Event」<時計広場 サマーテラス>会場:恵比寿ガーデンプレイス 時計広場住所:東京都渋谷区恵比寿4-20会期:7月17日~8月30日時間:12:00~22:00(ラストオーダーは21:00)<恵比寿ガーデンピクニック>会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場住所:東京都渋谷区恵比寿4-20会期:7月31日、8月1日、2日、8日、9日、15日、16日時間:19:30~
2015年07月23日映画監督で、アーティストのティム・バートンの画集『ティム・バートンの世界』が本日から発売される。彼の40年の創作の歴史が1冊にまとまったファン垂涎の書籍だ。その他の写真ティム・バートンは映画監督として『フランケン・ウィニー』『マーズ・アタック』『ビッグ・アイズ』など様々な作品を発表しながら、絵画やオブジェの制作も手がけている。本日発売になった画集は、2009年にニューヨーク近代美術館で開催された彼の初の美術展に合わせて刊行されたものの邦訳で、同美術展が東京と大阪で開催された際に会場で販売された。その後、この画集を求める声が多かったことから、本日から一般発売が決定。ヴィレッジヴァンガードのオンラインストア、全国の取り扱い店舗で販売される。画集『ティム・バートンの世界』9400円(税込)
2015年07月16日大ヒットを記録した『新宿スワン』を皮切りに、現在ほぼ月一ペースで新作が公開されている鬼才・園子温監督。ただ、国内外からコアな支持を集める一方、「グロテスク」「敷居が高い」「理解できないと怒られそう…」と腰が引けている人も少なからずいるのでは?そんな園ワールド未体験者にこそ、最新作『ラブ&ピース』は“入門編”として触れてほしい作品だ。園監督が25年前に書き上げたオリジナル脚本を、いまや売れっ子となった自身のメガホンで映画化した本作。主人公のサエない会社員・鈴木良一はある日、デパートの屋上で偶然出会った不思議なミドリガメに導かれ、一度はあきらめたロックスターになる夢を現実のものにする。ときを同じくして、ナゾの巨大怪獣が東京を襲い始める…。周囲から「無価値」と蔑まされた主人公に巻き起こる奇跡と、ミドリガメの関係は?そして、スターの階段を駆けあがる男の顛末や淡い恋模様、怪獣が夜の新宿で暴れまわる特撮アクションが渾然一体となった『ラブ&ピース』には、25年前、あふれる創作意欲を形にしたいともがきながら、世間からチャンスを与えられずにいた青年・園子温の苦悩と葛藤がスパークしている。止まらぬ快進撃を見せる園監督の“原点”がここにあるのだ。さらに全編を通して、捨てられ、忘れられたモノへの温かなまなざしが注がれたファンタジーになっており、誤解を恐れずに言えば「とても見やすい」「誰もが楽しめる」作品に仕上がった。オタク気質全開だった80年代のティム・バートンの世界観に、『ベルベット・ゴールドマイン』や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』といった「夢の残酷さ」を描く傑作ロック映画のテイストが加味されており、洋画ファンも受け入れやすいはずだ。最近、印象的だったのは園監督が綾野剛、沢尻エリカらを引き連れて、新宿・歌舞伎町のレッドカーペットを闊歩した瞬間だ。それだけでも、園監督がつかんだ成功の大きさがわかるが、その様子を完成したばかりの新宿東宝ビル8階のゴジラが見下ろしていて…まるで『ラブ&ピース』のワンシーンのようだった!25年前に思い描いたイメージが、こうして現実になると誰が想像できただろうか?園監督には“見えていた”かもしれないが。『ラブ&ピース』は6月27日(土)から全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ラブ&ピース 2015年6月27日よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 「ラブ&ピース」製作委員会
2015年06月26日昨年初の開催を迎え、1,000人以上を動員した野外オールナイト上映イベント「夜空と交差する森の映画祭」が今年も開催。上映ラインナップ第一弾が発表され、チケットが6月29日(月)10時より発売される。日本初の野外映画上映イベントである本映画祭。第2回となる本年度は、「映画鑑賞から映画体験へ。」をコンセプトに、全4ステージそれぞれが、映画を楽しむことができる非日常空間としての演出が施される。メインステージである「MIDNIGHT GARDEN/ミッドナイトガーデン」では長編映画の上映やステージ企画が行われ、短編映画を上映するサブステージには、ホラーやファンタジーなどを中心とした「MYSTERY FOREST/ミステリーフォレスト」、ラブコメやヒューマンドラマを中心とした「ROMANTIC VALLEY/ロマンチックバレー」、アクションやSFなどを中心とした「BURNING SQUARE/バーニングスクエア」があり、それぞれ特有のコンセプトに合わせた世界観で森の映画祭を盛り上る。そしてこのほど、第1弾上映ラインナップが発表され、メインステージで上映される長編映画として、ティム・バートン監督作品『ビッグ・フィッシュ』の上映が決定。その他のステージで上映される短編映画にも、ユニークなラインナップがずらりと並ぶ。また、森の映画祭公式キャラクターがモチーフのワークショップを中心とした「MORIS MARKET/モリスマーケット」や、ポップコーンベアーがモチーフのフードコート「POPCORN BEAR’S KITCHEN/ポップコーンベアーズキッチン」など、映画祭を盛り上げる出展も予定している。真夜中の森の中で映画を一晩中鑑賞するという貴重な体験ができる本映画祭。映画好きだけでなく、アウトドア好きもぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日オールナイトの野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭 2015」が10月3日に、山梨県の白州・尾白の森名水公園「べるが」にて開催される。このほど、上映作品の第1弾ラインナップ、ステージ情報が発表された。初開催となった昨年は、1,000人以上を動員した「夜空と交差する森の映画祭」。前回は地形や環境にテイストを合わせたステージ演出だったが、今年は“映画鑑賞から映画体験へ。”をコンセプトに、それぞれのステージ特有の世界観で映画を楽しむことができる非日常空間を目指す。各ステージの情報も公開。長編映画の上映やステージ企画を行うメインステージ「MIDNIGHT GARDEN / ミッドナイトガーデン」を始め、短編映画を上映するサブステージには、ホラーやファンタジーなどを中心とした「MYSTERY FOREST / ミステリーフォレスト」、ラブコメやヒューマンドラマを中心とした「ROMANTIC VALLEY / ロマンチックバレー」、アクションやSFなどを中心とした「BURNING SQUARE / バーニングスクエア」など、森のいたる場所で映画が上映される不思議な1日となるはずだ。また、今年の第一弾ラインナップとして発表されたのは、メインステージで上映される長編映画のひとつ、ティム・バートン監督によるファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』(03年)。ダニエル・ウォレスのベストセラー小説を原作に、主演にユアン・マクレガー、さらにバートン監督の妻のヘレナ・ボヘム=カーターら豪華キャストを迎え、ファンタジーと現実を織り交ぜて描いた父と息子の感動物語。「第76回アカデミー賞」作曲賞にノミネートされた劇中歌にも注目したい。また、同映画祭の公式キャラクターがモチーフとなったワークショップを中心とした「MORIS MARKET / モリスマーケット」や、公式キャラクターのポップコーンベアーがモチーフとなったフードコート「POPCORN BEAR’S KITCHEN / ポップコーンベアーズキッチン」なども展開する予定。チケットは、6月29日から「Peatix」にて販売開始となる。
2015年06月22日ジョニー・デップが、先日亡くなったイギリスの名優、クリストファー・リーへの追悼コメントを発表した。7日(現地時間)に93歳で亡くなった名優とジョニーは1999年、ティム・バートン監督の『スリーピー・ホロウ』で初めて共演。その後も『ティム・バートンのコープス・ブライド』『チャーリーとチョコレート工場』(共に2005年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)そして『ダークシャドウ』(’12)とバートン監督作で共演している。ジョニーは「サー・クリストファー・リーは素晴らしい人でした。とても優しく寛大で、温かく、魅力的な人でした。完ぺきな紳士です。彼は芸術と人生、双方のインスピレーションでした。僕たちは一緒に時間を過ごし、僕は彼の輝かしさの近くに迎え入れられる名誉と幸運を得ました。彼の友情を、これからもずっと僕の心の中で大切にしていきます」と綴る。「彼は、彼と同種の人間の最後の人でした。稀な見本です。魔法にかけるようであり、威厳があり、その賢明さと同じくらい高貴で勇ましかった。素晴らしい精神と美しい心と意志の強さは、後に続く世代に受け継がれていくでしょう。永久に続く尊敬と愛、称賛と感謝を大切な友人に、彼の家族と彼が愛した女性、ギッテに捧げます」。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月17日『吸血鬼ドラキュラ』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサルマン役で知られるイギリスの名優、クリストファー・リーが7日(現地時間)、ロンドンの病院で亡くなっていたことが明らかになった。享年93。リーは呼吸器系の問題と心臓疾患のため、チェルシー・アンド・ウェストミンスター病院に3週間前から入院していたが、先月27日(現地時間)には病室で93歳の誕生日を祝ったばかりだった。1940年代から俳優として活動してきたリーは、1958年に『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラ伯爵を演じて人気を博し、『ウィッカーマン』(73)、ジェームズ・ボンドの敵役・スカラマンガを演じた『007黄金銃を持つ男』(74)などに出演。80歳を過ぎても『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、ドゥークー伯爵を演じた『スター・ウォーズ』シリーズ、『チャーリーとチョコレート工場』(05)や『アリス・イン・ワンダーランド』(10)などティム・バートン監督作などに出演。90代を迎えて以降も現役で活躍を続け、昨年はなんとヘヴィ・メタルのEP「Metal Knight」をリリース。先月半ばには、11月から撮影開始を予定している『The 11th』(原題)への出演決定が報じられていた。映画の遺作は『ホビット決戦のゆくえ』(14)になる。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月12日『バットマン』シリーズに登場する「バットモービル」と、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する宇宙船「ミレニアム・ファルコン」をモチーフとした、ミント用タブレットケース『CRAZY CASE TAB』の予約受付が、現在「プレミアムバンダイ」にて実施中で、4月30日23:00に予約締切となる。『CRAZY CASE TAB』と題した本商品は、奇才ティム・バートン監督の名作『バットマン』に登場するバットマンの愛車「バットモービル」と、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する宇宙船「ミレニアム・ファルコン」がモチーフのミントタブレットケース。市販のタブレットを本体にセットして、タブレットケースとして使用するほか、専用のタブレットケースも付属しているため、さまざまなタブレットを入れることも可能となっている。さらに、ケースを開くとサウンドが鳴るギミックを搭載。「バットモービル」にはゴッサム・シティを疾走する音とドリフト音、「ミレニアム・ファルコン」にはハイパードライブ音と劇中の故障音が内蔵されているという。また、これまでの「CRAZY CASE」と同じく、劇中のマシンを最大限に追求。タブレットケースとしての使いやすさを確保しつつも、リアルで精巧な造形を実現している。バンダイの展開する「CRAZY CASE(クレイジーケース)シリーズ」は、「遊び心を持ち歩く」をコンセプトに「楽しさ」「かっこよさ」をミックスしたケースシリーズ。これまでに『バットマン』のバットモービル(C・ノーラン版、T・バートン版それぞれ立体化)のiPhoneケース、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する宇宙船「ミレニアム・ファルコン」をICカードケース化した『CRAZY CASE TOUCH MILLENNIUM FALCON』、さらにはSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』に登場するタイムマシン「デロリアン」のiPhoneケースなど、規格外の造形とギミックを取り入れながら、文字どおり"クレイジー"な商品化を続けている。商品価格はともに各2,700円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は4月30日23:00。商品の発送は、2015年6月を予定している。TM & (C))DC Comics.(s15)(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年04月27日「The O.C.」で知られるミーシャ・バートンが自身の母親を起訴したと「US Weekly」が伝えている。ミーシャは8才の頃から子役として活躍しており、母親のヌアラ・バートンがその稼ぎを不当に奪ったと主張しているようだ。ミーシャの弁護士は今回の起訴につき、以下のように説明している。「これはマネージャーを気取った強欲な母親という悲劇的な話から端を発しています。娘のために動く代わりに、疑いを知らない被害者から横領しようと企んでいたのです」「経験もないのにマネージャーのように演じることで、ミーシャの稼ぎを吸い上げる位置を確保していました」。ほかにもミーシャは母親がビバリーヒルズの家から出て行くよう強いた、自分の名前を使ってハンドバッグのブランドを作ったが利益を差し出さなかった、とも訴えているという。また文書によるとミーシャの両親はどちらも10年に渡り無職の状態だったようだ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日王道のプリンセス・ストーリーを実写化した『シンデレラ』が全米で公開され、予想通りの大ヒットスタートを切った。そんな矢先、報じられたのが『ムーラン』の実写映画化。すでに、ディズニーはエマ・ワトソン主演で『美女と野獣』の実写化にも乗り出している。ディズニーが名作アニメの実写化に意欲的な理由の1つ目は、全世界で10億ドル以上を稼ぎ出した『アリス・イン・ワンダーランド』や、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』といった近年のライブアクション作品の興行的な成功。“アナ雪旋風”によるブランド力の底上げも手伝い、ファンが長編アニメと同じくらい、実写映画にも期待を寄せる構図が生み出された。実写部門が不振だったほんの数年前には、考えられない好転ぶりだ。もう1つの理由は、ハリウッドにおける若い女性ファン層の拡大だ。いまも米映画界で幅を利かせるのは、男性ファンを狙った娯楽超大作であり、その筆頭がディズニーの『アベンジャーズ』だったりするのだが、それでも最近は『トワイライト・サーガ』『ハンガー・ゲーム』といった恋愛要素が強い人気シリーズや、官能小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』など、女性ファンが主導する大ヒットが相次いでいる(もちろん、アナ雪もそう)。若い女性がヒットを生み出す背景として、SNSを駆使した圧倒的な情報拡散(口コミ)力が挙げられる。その分、満足度のハードルも高くなるが、ディズニーでは『シンデレラ』に名優のケネス・ブラナー、『美女と野獣』にビル・コンドン(『ドリームガールズ』)を監督に起用し、芸術的なチャレンジと安定したクオリティを同時に追及。実際、『シンデレラ』は格調高い映像に、ブラナー監督らしいウィットに富む演出が散りばめられ、全米ヒットも納得の仕上がりだ。今後もディズニーは、『ジャングル・ブック』(全米公開:2016年/ジョン・ファブロー監督)、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編である“Alice in Wonderland: Through the Looking Glass”(全米公開:2016年/ジェームズ・ボビン監督)、さらに『ダンボ』(公開時期:未定/ティム・バートン監督)など、名作アニメの実写化作品が多数控えている。遺産のホコリを払うリサイクルではなく、かつてない輝きを放つ新たなクラシックの誕生に期待したい。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月05日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の新ポスタービジュアルが公開された。公開された新たなポスタービジュアルでは、本来のポスターでリボルバーカノン構えたイングラムが"いた"場所に女性型ロボットが2体登場。このロボットは東京・新宿にある「ロボットレストラン」のマスコット"ロボ子"で、日本人だけでなく海外からの観光客にも注目されており、例えばティム・バートン監督やJ・J・エイブラムス監督、そして本作にコメントを寄せたギレルモ・デル・トロ監督など、名だたるハリウッド監督たちもゾッコンだという。このロボ子たちは、顔の表情や手足だけではなく胸まで動きながら、人が搭乗することも可能で、制作開発費は約1億円。「ロボットレストラン」内でのショーだけに留まらず、ADカーに搭載されて町中を走り回り、イベントや展示会、テレビなど引っ張りだこの人気ぶり。今回「ロボットレストラン」が映画作品のコラボレーションは史上初となり、このポスターは4月1日限定で、公式サイトと新宿ピカデリーで公開されている。今回のコラボに対してロボットレストラン広報担当者は、「うちの社員にも大ファンがいますが、『パトレイバー』のイングラムといえば、メジャーなロボットの1つだと思います。うちのロボ子が、その代わりになるとは非常に光栄です!」と、エイプリルフールならではの企画に喜びのコメントを寄せている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月01日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈る、最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が先週末に封切られたが、このほど本年度洋画オープニングNo.1、さらに実写ミュージカル映画史上オープニングNo.1という成績を樹立したことが明らかとなった。本作は、誰もが一度は憧れた、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといったおとぎ話のヒロインの「めでたし、めでたし」の“その後”を描いたミュージカル作品。王道のハッピーエンドを覆して現代の“愛”とは何かを問いかける。本作は全国342スクリーンで公開され、週末2日間で4,2億円(※動員:328,722人)を稼ぎだし、今年公開された洋画の中でもNo.1のオープニング興行収入を記録。さらに、ミュージカル映画史上歴代第1位の興行収入58億円を持つ『レ・ミゼラブル』や第2位の『オペラ座の怪人』を抜き、今世紀に公開された実写ミュージカル映画の中でNO.1のオープニング記録を樹立という快挙を成し遂げた。また、豪華絢爛のスタッフ・キャストを誇る本作は、それぞれが持つ自身のミュージカル作品のオープニング記録をも更新。監督ロブ・マーシャルはアカデミー賞にも輝いた『シカゴ』を抜き、メリル・ストリープは『マンマ・ミーア!』、そして、赤ずきんを誘惑するオオカミ役を演じたジョニー・デップは、盟友ティム・バートン監督と組んだ『スウィーニー・トッド』のオープニング興行収入をそれぞれ塗り替えた。日本での来場者の男女比は3:7。傾向として20代~30代の女性が多く見受けられ、春休みを迎えたこともあり、昨年の『アナと雪の女王』と同様に息の長い興行となりそうで、最終的には40億円を超える興行となる見込みだ。<歴代実写ミュージカル映画興行収入 TOP5&オープニング記録(※2000年以降/土日興収比較)>【興行収入/オープニング記録】1,『レ・ミゼラブル』:58.9億円/3.0億円2,『オペラ座の怪人』:42.0億円/3.36億円3,『シカゴ』:35.0億円/2.82億円4,『マンマ・ミーア!』:26.0億円/3.53億円5,『スウィーニー・トッド』:20.5億円/3.98億円★『イントゥ・ザ・ウッズ』:◯◯億円/4.26億円『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月17日ディズニーが贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日(木)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。メリルのPR来日は3年ぶり4度目。現在14歳のリラは、初めて日本の地を踏んだ。アカデミー賞作品に輝いた『シカゴ』(’02)や『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)で知られるロブ・マーシャル監督が同名のブロードウェイミュージカルを映画化した本作。赤ずきんやシンデレラ、ラプンツェルら誰もが知るおとぎ話のヒロインたちが、「めでたし、めでたし」の後に直面する困難と、それを乗り越えようとする姿を描く。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したメリルが演じるのは、愛するがゆえに娘・ラプンツェルを塔に閉じ込める魔女という複雑な役どころ。魔女役は意外にも(!?)初めての挑戦で、「過去にも魔女役のオファーはあったけど、その頃は若すぎて善良だったから(笑)。それはさておき、魔女とは言っても子どもを愛する気持ちは、同じ母親として共感できた。やっぱり一番の“願い”は、子どもたちの幸せと安全だから」と共感していた。また、輝かしいキャリアに触れて「私はとても幸運で、恵まれていたの。もちろん、チャンスを手にしたら、一生懸命努力することが大切よ」。今後の“願い”は「具体的に欲しいものはない。それが正直な気持ちよ。今は限られた時間を、いかに価値あるものにするかが大切なの」と語った。片や赤ずきんを務めるリラは、「浅草寺や原宿に行ったの。それに“本物”のお寿司もいただいて。アメリカのお寿司とは比べ物にならないくらいおいしかった」と日本を満喫している様子。オオカミ役で共演したジョニー・デップの大ファンだと言い「本当に夢がかなった気分!現場では次々とアイデアを生み出す天才ね。私の衣装についた葉っぱを、ジョニーが取ってくれたんだけど、時間が止まったかのように永遠に感じたわ」と満面の笑みでふり返った。今後の“願い”は「もちろん、女優の仕事を続けること。いつか、大好きなティム・バートン監督の作品に出ること」なのだとか。これを聞いたメリルは、「才能あふれるあなたなら、絶対に実現できるわよ。大切なのは、自分の願いを世の中にアピールすること。今日みたいな記者会見は大切なのよ。もしティムが愚かでなければ、きっとオファーの電話をしてくるわ」と背中を押していた。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月05日ディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日に都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。ストリープの来日は、3度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた主演作『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のPR以来3年ぶり4度目。舞台で活躍し、本作で映画デビューした新人女優のクロフォードは、初めて日本の地を踏んだ。その他の写真『スウィーニー・トッド』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを『シカゴ』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のロブ・マーシャル監督が映画化し、誰もが知るおとぎ話の主人公たちの“願いを叶えたその後”を描いた。作品のテーマにちなみ、自身の願いを問われると「具体的に何かが欲しいとは思わない。それが今の正直な気持ちよ。限られた時間を価値あるものにしたいだけね」(ストリープ)、「この映画で大好きなジョニー・デップと共演できたから、次は同じくらい大好きなティム・バートン監督と一緒に仕事をしたいわ」(クロフォード)。するとストリープは、「才能あふれるあなたなら、きっと叶うわ。大切なのは自分の願いをしっかり世の中にアピールすること。ティムが愚かでなければ、きっとオファーを出すわ」と大女優らしいアドバイスをした。本作で第87回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、自身が持つノミネート回数最多記録を19回に更新したストリープ。強い魔力を持つ一方で、溺愛する娘を束縛してしまう魔女という役どころを演じ、「私も同じ母親だから、彼女の気持ちは理解できるわ。この映画に登場するキャラクターは皆、何かを犠牲にしてでも手にしたいものがあるの。彼女の場合は、娘の幸せね」と共感していた。一方、赤ずきん役を演じたクロフォードは、ストリープやオオカミ役のデップら豪華スターを相手に堂々たる演技を披露。「マーシャル監督も舞台出身だから、初めて映画に挑戦する私の戸惑いを分かってくれた。ジョニーは現場で次々とアイデアを生み出す天才。私の衣装についた葉っぱを取ってくれたときは、時間が止まるほど緊張したわ」と振り返った。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月05日インターコンチネンタルホテル大阪は、府内で開催中の展覧会「ティム・バートンの世界」とのコラボメニューを展開する。期間は2月27日から4月19日まで。パティスリー「ストレス(STRESSED)」では、「チョコレートとベリーのコーヒーロール」(680円)を提供する。これは、バートンの代表作『ブルーガールとワイン』をモチーフとしたケーキで、チョコレート生地に甘酸っぱいラズベリーピュレを注入。コーヒー風味の生クリームをロールすることで、ほろ苦くも甘酸っぱい魅惑の世界を表現した。一方、バー「アディ(adee)」では2種類のカクテルが提供される。『ブルーガールとワイン』や『絶滅寸前』に登場する、バートンのアイコニックなマークにインスピレーションを得たのが「ティム・バートン グルグル(Tim Burton Guru Guru)」(1,800円)。アップルブランデーを使用したフローズンカクテルで、チョコレートソースを混ぜながらデザート感覚で楽しめる。また、「バルーンボーイ(Balloon Boy)」では同名の映画のイメージを、柑橘系のすっきりとした甘さ、レモンスカッシュのように爽やかなフレーバーで表現した。
2015年03月02日第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットが「助演女優賞」を受賞した。初ノミネートで、初受賞を果たした。リチャード・リンクレイターが12年間という歳月をかけて、ある少年とその家族の移ろいを同じキャストで撮影し続けた野心的なヒューマンドラマ。パトリシアは二人の子どもを育てるシングルマザーを演じた。離婚や再婚相手のDVといった苦境から子どもたちを守ろうと奮闘し、愛情を注ぐ母親。それでも、子どもたちは成長とともに自分の世界を見つけ、巣立っていく…。そんな現実と向き合い、大学進学が決まった18歳の息子を前に「これで終わりだなんて。もっと何かあると思っていたのに」とこぼすシーンは多くの女性の心を震わせただけでなく、世代を問わずすべての観客に“母親の愛情”を再認識させた。今年の助演女優賞はパトリシアを筆頭に、ローラ・ダーン(『Wild』)、キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)、エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)という新旧の実力派が候補に名を連ねていたが、前哨戦である各映画賞レースで先頭を走ってきたパトリシアが順当にオスカーを手にした。姉は女優のロザンナ・アークエット。兄弟や父親も俳優という芸能一家に育った。ブレイクのきっかけは日本でも大ヒットを記録した『トゥルーロマンス』で、彼女が演じた自由奔放なヒロインは当時の若者に鮮烈なイメージを残した。その後はティム・バートン(『エド・ウッド』)、デヴィッド・リンチ(『ロスト・ハイウェイ』)、ミシェル・ゴンドリー(『ヒューマン・ネイチュア』)など個性豊かな監督とタッグを組んだ他、など。2005年よりテレビシリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』に主演し、エミー賞を獲得している。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日