最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』の全米公開を9月30日に控えるティム・バートン監督が8日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスの映画の殿堂ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに手形と足型を加え、ハリウッド殿堂入りを果たした。ハリウッド大通りに面したTCLチャイニーズシアター前に特設されたセレモニー会場には、大勢の映画ファンと報道陣が集結。特徴的な世界観と映像センス、俳優ジョニー・デップをはじめ多くのハリウッドスターの新たな魅力を世に送り出した演出力で、熱狂的なファンを世界中に持つバートン監督を祝福した。スピーチに駆け付けたのは、『ビートルジュース』(88)や『シザーハンズ』(90)など、初期のバートン作品には欠かせない存在とされた女優ウィノナ・ライダー。黒を基調にしたシックなドレスに身を包み、「人間に与えられる可能な限りのユニークさと、異常なくらいの才能を持っている」とバートン監督に賛辞を送った。そんなスピーチの終わりにバートン監督が、黒のスーツにブルーのシャツ、ノーネクタイにサングラスというなじみ深いスタイルで登場。早々に手型と足型のセレモニーに移るが、ここでカメラマンからサングラスを外してほしいというリクエストが飛び、それに応えると、ハリウッドの歴史に名を残すことになった喜びにあふれた笑顔を見せた。他の報道陣の要望にも応じながら、最後はライダーと2人で幸せに満ちたフォトセッションを行い、会場を後にした。イベントで、バートン監督は「完璧だ。本当にシュールだ」とコメント。「私はロサンゼルス育ちだから、こういう場所を何度も歩いているけれど、実際にこうしてプレミアが開かれてとってもシュールな感じだ。ここは大好きな部分だ」と深い感慨を表し、「(映画に)満足していただければよかった。とてもすばらしいことだ」と存分に喜びを語った。一方のライダーは、バートン監督との仲を「もしも運よく彼から電話を受けることができたら、『もちろん、イエスよ、いつどこへ行けばいいかだけ教えて』と言える相手」と表現。それは、「(彼の映画に出演することが)最高の経験になり、一番楽しい時間を過ごせることになるからです。ティムと組んだ仕事は、貴重ですばらしい、特別な経験になるから」と敬意を込めて理由を話した。また、バートン監督に「ほぼ30年前に、あなたは私の人生を変えました!」とメッセージ。「あなたのおかげで私はキャリアを築くことができ、それ以上のものを手に入れました」と惜しみなく感謝の念を示した。セレモニーの後は、『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』のファン・スクリーニングも実施。同作のタイトルにもなっているミス・ペレグリンを演じるのは、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)、『ダーク・シャドウ』(12)、『300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~』などのエヴァ・グリーンで、バートン監督とは『ダーク・シャドウ』以来2度目のタッグとなる。『ヒューゴの不思議な発明』(11)、『エンダーのゲーム』(13)のエイサ・バターフィールド、『マレフィセント』(14)でマレフィセントの幼少期を演じて話題を集めたエラ・パーネルも出演。さらに、悪役としてサミュエル・L.ジャクソンも登場している。(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2016年09月12日『エターナル・サンシャイン』から、『恋愛睡眠のすすめ』『僕らのミライへ逆回転』『ムード・インディゴ うたかたの日々』などまで、創造性と遊び心に満ちた独特の世界観と映像で、観る者の心に温かい刺激をくれるミシェル・ゴンドリー監督。その最新作『グッバイ、サマー』は、少年時代、“画家か発明家になりたかった”という監督が、「100%僕の思い出からできている」と語る自伝的青春ストーリーだ。本作から、“みんなと同じは嫌”という悩みごとを抱える画家志望のダニエルを演じたアンジュ・ダルジャンと、彼と意気投合する機械いじりの好きな転校生テオを演じたテオフィル・バケ、初々しい少年2人の魅力たっぷりなインタビューが到着した。学校で浮いていた2人の少年は意気投合し、息苦しくうんざりするような毎日を脱出するため、“ある計画”を考えつく。それはスクラップを集めて夢の車=“動くログハウス”を作り、夏休みに冒険に出ることだった――。長い髪のせいでよく女の子に間違われ、クラスメイトからはミクロ(チビ)と呼ばれ、恋するローラには全く相手にされていないダニエルを好演したアンジュ。本作のキャスティングについて、彼は「あるとき、道で呼び止められて『自分が探している役に適しているから』とこの作品のキャスティングディレクターに声をかけられたんだ。それで、オーディションに6回通って、ようやく選ばれたんだ」と、スカウトの大抜擢によって役を射止めたことを語る。一方、目立ちたがり屋で、自分でカスタマイズした自転車を乗り回し、趣味の機械いじりのせいでガソリンの匂いを漂わせている転校生、“ガソリン”ことテオを演じたテオフィルは、ゴンドリー監督について「全く知らなかった。出演が決まってから、父に教わって『エターナル・サンシャイン』を観て、撮影が始まってから『ウィ・アンド・アイ』を観たんだ。どちらも大好きな作品だったよ」と明かす。するとアンジュも、「僕も彼の名前は知らなかったけれど、『僕らのミライへ逆回転』が大好きだったんだ。その後に観た『エターナル・サンシャイン』もお気に入りの映画だよ」と、2人ともゴンドリー監督作品にすっかり夢中になった様子だ。そんな彼らがリスペクトするゴンドリー監督との仕事について、テオフィルは「彼は、映画に対して僕が想像もしなかったようなヴィジョンを持っている。普通の人と違った物の見方というか。例えば、脚本には彼の夢がいっぱい詰まっている。この映画は前半、彼自身の思い出をもとにしていて、後半はその前半を書いている間に、彼が見た夢をもとにしている。とにかく、独特の世界観があって、同時にちょっと子どもっぽいところが好きだ」と、監督と“夢”との関係性と、世界観についての魅力を語っている。また、それぞれが演じたキャラクターについてアンジュは、「僕は、ダニエルと似ているところは少ないかも。彼よりはもっと外交的。ダニエルは、僕よりも絵を描くのが好きだしアーティスティックだ。でも、部屋のちらかし状態は、僕と同じ(笑)」と、同年代の男の子として共感があるという。テオフィルも「共感する部分はあるよ」と語り、「テオのちょっとアウトサイダーっぽいところや、疎外感、保守的なものに対して反抗的なところ。それに、テオのダニエルに対する感情とか」と自身を役に重ね合わせ、同年代ならではの友達に対する感情や感覚を指摘した。今後の俳優業については、「僕は、スティーブン・スピルバーク監督、ウォシャウスキー姉妹と仕事をしてみたい。究極の夢だね」とテオフィル。そして「僕は、ティム・バートンの映画が好きだから、彼の作品に出られたら嬉しい(笑)。もちろん、ミシェルともまた一緒に仕事をしたいし、あとは、マーティン・スコセッシ監督!」とアンジェが続けると、「スコセッシ!?もしかして、レオナルド・デカプリオの後釜ってこと!?」と、2人は今後の野望(?)を大いに語り合っていた。『グッバイ、サマー』はYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズをはじめ、話題作を次々手がけてきたティム・バートンの監督最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』。9月30日に迫った全米公開を前に、9月8日(現地時間)、L.A.の映画の殿堂ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにバートン監督の手型&足型が加わることになり、そのセレモニーが盛大に行われた。今回、映画の殿堂にその名を刻んだバートン待望の新作は、独創的でミステリアスなダーク・ファンタジー。ミス・ペレグリンを演じるのは、『007/カジノ・ロワイヤル』や『300〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~』、「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」などで、変幻自在の演技を見せてきたエヴァ・グリーン。バートン監督とは、『ダーク・シャドウ』以来2度目のタッグとなる。さらに、『ヒューゴの不思議な発明』『エンダーのゲーム』で注目された次世代の若き英国男子エイサ・バターフィールドや、『マレフィセント』でマレフィセントの幼少期を演じ、日本でも“可愛すぎる!”と話題を集めたエラ・パーネルも出演。さらには、誰もが認める名優サミュエル・L.ジャクソン、ジュディ・デンチらも登場する。今回のセレモニーは、独特の世界観と他の追随を許さない映像センス、そしてジョニー・デップを筆頭として数多くのハリウッドスターの新たな魅力を世に送り出した演出力で、熱狂的なファンを世界中に持つバートン監督とあって、ハリウッド大通りに面したTCLチャイニーズシアター前の特設会場には、数多くの映画ファン、そして報道陣が集結。『ビートルジュース』『シザーハンズ』など、初期のバートン作品には欠かせない存在であったウィノナ・ライダーが、黒を基調にしたシックなドレスに身を包み、お祝いのスピーチに駆け付けた。監督へ「人間に与えられる可能な限りのユニークさと、異常なくらいの才能を持っている」と賛辞を贈ると、そのスピーチの終わりにバートン監督が、黒のスーツにブルーのシャツ、ノーネクタイ、そしてサングラスというスタイルで登場。サングラスをとり、喜びにあふれた笑顔を見せると、報道陣のリクエストに応えながら、サイン、そして手型・足型をとり、最後はウィノナ・ライダーと2人でフォトセッションを行い、笑顔を見せた。また、この後、『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』のファン・スクリーニングも実施。ニューヨーク・タイムズ紙のヤング・アダルト小説のチャートに105週もの間チャート・インし、現在までに全米で300万部以上を売り上げている大ベストセラーを原作にしたこの映画は、別世界で展開される秘密のファンタジー・ワールドが舞台。人と“ちょっと違う”ことはステキなことで、「どんなに奇妙でも、ありのままの自分でいること」を肯定し、勇気づけてくれる、温かな世界観にあふれた作品となっている。<ティム・バートンコメント>完璧だ。本当にシュールだ。私はロサンゼルス育ちだから、こういう場所を何度も歩いているけれど、実際にこうしてプレミアが開かれてとってもシュールな感じだ。ここは大好きな部分だ。(映画に)満足していただければよかった。とてもすばらしいことだ。皆さんに来ていただいて、ありがとう!これまでで一番のとてもシュールですばらしい経験だ。<ウィノナ・ライダーコメント>もしも、運よく彼から電話を受けることができたら、「もちろん、イエスよ、いつどこへ行けばいいかだけ教えて」と言える相手です。(彼の映画に出演することは)最高の経験になり、一番楽しい時間を過ごせることになるからです。ティムと組んだ仕事は、貴重ですばらしい、特別な経験になるからです。ティム、ほぼ30年前に、あなたは私の人生を変えました!あなたのおかげで私はキャリアを築くことができ、それ以上のものを手に入れました。そのことに対する感謝の気持ちを忘れたことはありませんし、長年の友情にも感謝しています。あなたのことが大好きです。おめでとうございます!『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』(Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children)は9月30日より全米公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日ジョニー・デップ×ティム・バートンで贈る『アリス・イン・ワンダーランド』のシリーズ最新作、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が、10月26日(水)より先行デジタル配信開始、11月2日(水)にはMovieNEXが発売されることが決定。また今回の発売に合わせて、個性的なキャラクターたちが登場する予告編も到着している。舞台は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原でたくましく活躍するアリス。しかし、厳しい現実に直面し再び不思議の国、ワンダーランドへと誘われる――。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友、マッドハッターを救うため、アリスは “時間をさかのぼって過去を変える”ことを決意する。そこに待ち受けるのは、ワンダーランドの住人たちの秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦いだった…。キャストには、お馴染みのマッドハッター役ジョニーやアリス役のミア・ワシコウスカを始め、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーター、白の女王役のアン・ハサウェイ、そして本作のキーとなるタイムにはサシャ・バロン・コーエンが出演している。また、日本語版吹き替えには、深田恭子が白の女王を前作から続投するほか、タイムを滝藤賢一、ほかにも平田広明、朴ロ美、茶風林ら豪華俳優陣が集結している。本作のテーマは「時間」。アリスは時間をさかのぼり“タイム”と戦う。冒頭ではアリスは自分の時間をどう使うべきか、あまり注意を払っていない人物、そして亡き父を想って嘆く過去にとらわれた人として描かれている。しかし、アリスは時間は何かを奪うが同じように何かを与えてくれると学んでいく。それを理解することで、アリスは時間と向き合い、いまこの時を共にする人=母を大切に思うようになる。「いまという時間に感謝することができれば、将来後悔する原因や、喪失感は生まれない」…それが、ボビン監督のシンプルなメッセージとなっている。アリスが学ぶこのレッスンは、ある意味いま、誰もが迷ったり悩んだりしている、仕事と人生と愛する人々との間の“バランスを取る”ということについての現代の物語でもあるのだ。今回発売されるMovieNEXには、ボーナスコンテンツも収録。ディズニーが贈るファンタジー・アドベンチャーの代表作であり全世界で話題を呼んだ本作を、ぜひMovieNEXでお楽しみあれ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEXは11月2日(水)より発売(同日、ブルーレイ・DVDレンタル開始)※10月26日(水)先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年09月06日アメリカのカリフォルニア州とフロリダ州にあるディズニーリゾートで、2016年9月上旬から10月31日までハロウィーンイベントが開催されます。ハロウィーンコスチュームのキャラクター達に会えるのはイベント開催期間中だけ。遅めの夏休みを取るという方は、本場ディズニーのハロウィーンへ出掛けてみませんか。アトラクションやデコレーションがハロウィーン仕様に秋の大人気スペシャルイベント・ハロウィーンを開催するのは、カリフォルニア州の「ディズニーランド・リゾート」とフロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」です。それぞれの会場で、アトラクションやデコレーションがハロウィーン仕様になります。さっそく、2つの会場の見どころをチェックしていきましょう。カリフォルニア州の「ディズニーランド・リゾート」●ミッキーのハロウィーン・パーティーカリフォルニアで開催されるミッキーのハロウィーン・パーティーでは、ハロウィーンシーズンだけのアクティビティやショーが催されます。ハロウィーンコスチュームに着替えたキャラクターたちとのグリーティングを楽しみましょう。開催日:2016年9月23日・26日・28日・30日/10月3日・5日・7日・10日・12日・14日・17日・19日・21日・24日・26日・29日・31日開催場所:ディズニーランド・パーク●主なみどころをご紹介ヘッドレス・ホースマン・オブ・スリーピー・ホローパーティーの始まりを告げるのは、1949年公開の映画「イカボードとトード氏」に登場する首なし騎士です。ハロウィーン・スクリームハロウィーン・スクリームは、イベント期間中に開催する花火のショーです。司会は映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のジャック・スケリントン氏が務めます。トリック・オア・トリート仮装姿に変身してキャンディーなど、ご褒美を集めましょう。ミート&グリートハロウィーンコスチューム姿のミッキーをはじめディズニーの仲間達やディズニーヴィランズと写真撮影が楽しめます。●ハロウィーン仕様のアトラクション&デコレーションが登場ホーンテッドマンションやスペース・マウンテンなどの人気アトラクションも、もちろんハロウィーンバージョンです。開催期間:2016年9月9日~10月31日開催場所:ディズニーランド・パーク●主なみどころをご紹介ニューオリンズ・スクエアティム・バートンの映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」をイメージしたハロウィーンと戦闘的なクリスマスを組み合わせ、アトラクションの内容と外装をチェンジした「ホーンテッドマンション・ホリデー」が期間限定で実施されます。トゥモローランドエリア内に流れる音楽は不気味なBGMです。また、怪物や亡霊に出会えるホラージェットコースター「スペース・マウンテン・ゴースト・ギャラクシー」が登場します。メインストリートUSA数えきれないほどのパンプキンの彫刻デコレーションが登場。夜になるとゴーストやコウモリなどハロウィーンがモチーフのアニメがビルに映し出されます。ミステリアスなハロウィーンを満喫できるでしょう。フロンティアランドラテンアメリカに古くから伝わるお祭り「ディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)」を祝う骸骨のディスプレイを11月1日まで観賞できます。フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」●ミッキーのノット・ソー・スケアリー・ハロウィーン・パーティーマジックキングダム・パークでは恒例のハロウィーンイベント「ミッキーのノット・ソー・スケアリー・ハロウィーン・パーティー」が開催されます。なお参加にはイベントチケットが必要です。開催日:2016年9月2日・8日・11日・13日・16日・18日・20日・23日・25日・29日・30日/10月2日・4日・6日・7日・10日・11日・13日・14日・16日・18日・20日・21日・23日・25日・27日・28日・30日・31日開催場所:マジックキングダム・パーク●主な見どころホーカス・ポーカス・ヴィラン・スペルタキュラーハロウィーン・パーティーに悪を放つのは昨年同様、映画「ホーカス・ポーカス」に登場する魔女・サンダーソン姉妹です。トリック・オア・トリート仮装してキャンディーなどのご褒美を集めます。ミート&グリートハロウィーンコスチュームに着替えたディズニーの仲間達やディズニーヴィランズと写真撮影を楽しめます。ミッキーのブー・トゥー・ユー・ハロウィーン・パレード身の毛もよだつほど恐ろしい、頭のない騎士が先導するパレードです。ハロウィーンコスチューム姿のミッキーをはじめ、ディズニーの仲間達やホーンテッドマンションのスターもお目見えします。ハッピー・ハロウィッシュホーンテッドマンションのゴーストが司会を務める花火のショーが実施されます。ディズニーヴィランズと一緒に夜の祭典を楽しみましょう。●クラブ・ヴィラン「クラブ・ヴィラン」は最高のショーと美味しい食事が楽しめるイベントです。ホストとなった「プリンセスと魔法のキス」に登場する魔術師のファシリエが、ハウスDJと共にヒップなナンバーで盛り上げてくれます。「マレフィセント」や、「アリス・イン・ワンダーランド」のクイーン・オブ・ハート、「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ヴィル、「白雪姫」のエビルクイーンも勢揃い。一緒にダンスやグリーティングを楽しみましょう。開催日:2016年9月2日・3日・9日・10日・16日・17日・23日・24日・30日/10月1日・7日・8日・14日・15日・21日・22日・28日・29日・31日開催時間:17:15~20:30開催場所:ディズニー・ハリウッド・スタジオイベント詳細名称:米国ディズニーリゾートのハロウィーン会場:カリフォルニア州「ディズニーランド・リゾート」、フロリダ州「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」開催日:2016年9月上旬から10月31日公式サイト: to Disney artwork, logos and properties:©Disney
2016年08月24日米BOX OFFICE MOJOは8月19日~8月21日の全米週末興業成績を発表した。3週連続『スーサイド・スクワッド』が首位。続く2位『Sausage Party(原題)』も前週に引き続き順位をキープした。3位は初登場の『War Dogs(原題)』。『ハング・オーバー』シリーズのトッド・フィリップス監督最新作で、アフガニスタンにおける米軍への武器供給で政府と3億ドルの契約を結んだ、20代の武器商人を描いた実録に基づくコメディドラマ。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『マネーゲーム』のジョナ・ヒルと、『セッション』『ファンタスティック・フォー』のマイルズ・テラーが主演を務めている。4位『Kubo and the Two Strings(原題)』も初登場。『ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』で知られるアニメ製作会社ライカによる最新作。日本の古代神話がモチーフとなっており、心優しく聡明な少年が偉大な侍であった父の死の真相を確かめるために旅立つ。シャーリーズ・セロンやマシュー・マコノヒーなど豪華な声優陣にも注目が集まっている。5位も登場の『Ben-Hur (2016)(原題)』。1959年に公開され、アカデミー賞で11部門を獲得した『ベン・ハー』のリメイク版。オリジナルの脚本を『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーがリライトした。『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督により、"チャリオット・レース"をはじめとした名場面が、最新のVFXを駆使した映像で甦る。初登場3作品に押され、前週3位の『Pete’s Dragon(原題)』は6位にランクダウン。前週4位の『ジェイソン・ボーン』が8位に転落するなど、以下のラインナップもそれぞれ順位を下げた。
2016年08月22日マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クイン、ジャレッド・レト演じるジョーカーなど、DCコミックスの悪役たちが登場する最新映画『スーサイド・スクワッド』。その公開を記念して、映像配信サービス「GYAO!」では『バットマン』特集を実施中だ。9月1日(木)からは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』3部作を配信する。迫り来る世界崩壊の危機を前に、政府がその未来を託したのは、史上最強の“悪カワ”ヒロイン、ハーレイ・クインをはじめとする悪党たち。全身に武器をまとった凄腕暗殺者、地獄の炎を操る男、復讐心に駆られた唯我独尊を貫く女侍、コンプレックスを抱えるウロコに覆われた怪力男、トラブルメーカーのブーメラン使い…それは、牢獄に捕らえられた悪党たちによる最「狂」軍団だった。思いがけず、“正義のヒーロー”のお仕事を任された寄せ集めの悪党たちは、世界を救えるのか!?悪役たちが活躍する、クレイジーでポップな、爽快アクションエンターテインメントとなる本作。この公開に合わせて、さまざまな悪役たちとバットマンとの闘いを描いた『バットマン』シリーズが「GYAO!」に勢ぞろいした。バットマンをマイケル・キートン、宿敵ジョーカーをジャック・ニコルソンが演じたティム・バートン監督作『バットマン』や、トミー・リー・ジョーンズがトゥーフェイス役を怪演した『バットマン フォーエヴァー』、3代目バットマンにジョージ・クルーニー、悪役にアーノルド・シュワルツェネッガーが扮した『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』を月額見放題プラン「プレミアムGYAO!」利用者向けに配信中(本日8月22日まで)。さらに9月1日より、ノーラン監督、クリスチャン・ベイル主演の『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』を「プレミアムGYAO!」にて配信。すべての始まり『バットマン・ビギンズ』は、無料配信する(いずれも9月30日まで)。『スーサイド・スクワッド』でもチラリとその姿を見せるバットマン。悪役たちとの激闘を、一挙にふり返ってみては?『バットマン』『バットマン フォーエヴァー』『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は「プレミアムGYAO!」にて配信中、『バットマン・ビギンズ』は9月1日~「GYAO!」にて無料配信開始、『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』は9月1日~「プレミアムGYAO!」にて配信開始。『スーサイド・スクワッド』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日ティム・バートン監督とジョニー・デップ主演で全世界で大ヒットを記録した究極のファンタジー・アドベンチャー『アリス・イン・ワンダーランド』と、ディズニーを代表する名作アニメーション『ふしぎの国のアリス』が、この度MovieNEXで11月2日(水)に新発売されることが決定した。現在公開中の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の前作となる『アリス・イン・ワンダーランド』。本作は19才のアリスがワンダーランドに迷い込み、摩訶不思議な住人たちと出会い、想像を絶する冒険を経て自分自身の未来を見出していくまでを描いた究極のファンタジー・アドベンチャー。バートン監督&ジョニー主演で贈る本作は、日本はもちろん全世界で大ヒットを記録した作品だ。そして同時発売となる『ふしぎの国のアリス』は、世界の125の言語で翻訳されているルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を原作に1951年に製作。ウォルト・ディズニーの第13作目となる長編アニメーションで、製作翌年のアカデミー賞作曲賞にもノミネートされている。製作から半世紀たったいまもなお、愛され受け継がれている作品だ。ディズニーの代表作とも言えるこの2作。スマホやタブレットなどでいつでもどこでも楽しむことが可能だ。『アリス・イン・ワンダーランド』『ふしぎの国アリス』MovieNEXは11月2日(水)より同時発売※2作品共にデジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2016年08月11日ロンドンで人気のファッションウォッチブランド「オリビア・バートン(OLIVIA BURTON)」が日本初上陸。2016年8月17日(水)から22日(月)まで、限定ストアが伊勢丹新宿店本館にオープンする。「オリビア・バートン」は、リーザ・ベネットとジェマ・フェニングスの2人が、2012年に設立したファッションウォッチブランド。ロンドンの有名百貨店でバイヤーを務めていた経験を生かし、トレンドと価格設定にこだわった女性が求める時計をデザインしている。パーソナリティと女性らしさ、タイムレスな魅力を持つアイテムたち。2ヶ月に1度のペースで発表されるコレクションは、シーズントレンドをいち早く反映し、シンプルで上品なベースに新鮮味のあるなデザインをプラスしている。限定ストアでは、シーズンのアイテムを100以上展示するほか、伊勢丹新宿店限定のアイテムも。なお購入者先着100名には、ブランドのオリジナルトートバッグがプレゼントされる。【店舗概要】オリビア・バートン 限定ストア期間:2016年8月17日(水)〜22日(月)場所:伊勢丹新宿店本館1階 住所:東京都新宿区新宿3-14-1商品価格帯:13,000円~26,000円【問い合わせ先】ウォッチセレクト 渋谷駅・東急東横店TEL:03-3461-0289
2016年08月08日体感型エキシビション「バットマン100%ホットトイズ」が、映画『スーサイド・スクワッド』の公開を記念して開催。2016年9月10日(土)から25日(日)まで、六本木・泉ガーデンギャラリーにて行われる。劇中衣裳&ジョーカー・カーが日本へDCコミックの悪役たちが集結する映画『スーサイド・スクワッド』。その中でキー・キャラクターを務めるジョーカーが乗り回すド派手な車が、ハリウッドから来日する。8,000万円もの制作費をかけた「ジョーカー・カー」は、真っ赤なカラーが目印。細部にまでこだわりぬいたこのカスタム・カーは、世界で3台しかない希少な品だ。さらにその隣には、バットマンの車「バットモービル」が実物大で復元され展示される。‟世界で最も精巧”と呼ばれるホットトイズが制作した、渾身の一作だ。また、主要キャラクター9名が着用したコスチュームも日本へ。迫力ある劇中シーンに登場する衣裳がスクリーンを飛び越えてやってくる。あの『バットマン』名場面が再び会場には約2,5メートルにも及ぶ巨大ジオラマが出現。1989年のティム・バートン監督作『バットマン』の名場面をイメージし、立体感のある空間を製作した。歴代フィギュア約100点右の展示スペースには、約100点の『バットマン』関連フィギュアをディスプレイ。ヴィンテージモデルから最新モデルまで集め、ホットトイズの11年にも及ぶフィギュアの歴史を体感させる。世界初バットマン玩具ミュージアム世界初の試みとなる「バットマン玩具ミュージアム」では、1960年代に日本の職人によって作られたブリキ玩具をはじめ、現在では手に入らない希少価値の高いヴィンテージ品など、ファンにはたまらないラインナップを揃える。中には、400万円を越える高額商品も。また全長15メートルものガラスケースには、90年代、2000年代、2010年代を振り返るコーナも用意され、全世界の玩具メーカーによるバットマンの長い歴史を感じさせる。有名人による1/6スケールマンフィギュア20名の有名人たちがリデザインする企画「バットマン・コレアーティブル・エキスポ」も同時に実施。伊藤英明や佐藤隆太、速水もこみち、赤西仁、ダレノガレ明美など豪華な顔ぶれによるオリジナル作品が展示される。イベント限定フィギュアは4体会場では、1/6スケールの稼働式フィギュアが限定予約販売される。映画『スーサイド・スクワッド』に登場するジョーカーやハーレイ・クインが忠実に再現されたフィギュアがラインナップする。さらにPRコーナーでは、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)とエストネーションとのコラボレーションによる、映画『スーサイド・スクワッド』公開記念ウェアの実物展示も行われる。『ダークナイト』のピエロ・マスクもさらに、バットマンを原作とした映画『ダークナイト』の冒頭シーンで、故ヒース・レジャー演じるジョーカーと手下たちが着用したピエロ・マスクも披露される。詳細映画『スーサイド・スクワッド』公開記念「バットマン100%ホットトイズ」開催期間:2016年9月10日(土)〜25日(日)時間:10:30〜17:30会場:六本木・泉ガーデンギャラリー住所:東京都港区六本木1-5-2TEL:03-5474-3463(ホットトイズジャパンお客様問合せセンター)※年中無休 / 入場無料BATMAN and all related characters and elements (c) & (TM) DC Comics.BATMAN V SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE, SUICIDE SQUAD and all related characters and elements (c) & (TM) DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. (s16)
2016年08月01日「ティム・バートン&ダニー・エルフマンのハロウィーンコンサート」が、2016年10月22日(土)・23日(日)の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールAで開催される。映画監督ティム・バートンと映画音楽界の巨匠ダニー・エルフマン。2人が共に手がけた作品は「アリス・イン・ワンダーランド」や「シザーハンズ」、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」、「チャーリーとチョコレート工場」など全15作品。全世界で多くのファンに愛される作品を次々と世に送り出す、ハリウッドを代表する名タッグだ。今回開催されるコンサートでは、その15作品の中から選りすぐられた楽曲を、総勢130人にのぼる「東京フィルハーモニー交響楽団」のオーケストラとコーラスが生演奏。さらに舞台上に設置された大スクリーンには、映画の名場面やティム・バートンの手描きアイディアスケッチが映し出される。過去開催時には、映画でも主役のジャック・スケリントンの歌を担当しているダニー・エルフマン本人が「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を歌ったり、アメリカのヴァイオリニストが「シザーハンズショー」を行ったりと、特に作品ファン垂涎の演出が用意されているのも嬉しいポイント。日本公演が開催される10月の街は、ハロウィーンモード真っ最中。会場となる東京国際フォーラム・ホールAもハロウィーン仕様に装飾される予定なので、映画に合わせた仮装で来場すれば、より一層コンサートを楽しめそうだ。【開催概要】「ティム・バートン&ダニー・エルフマンのハロウィーンコンサート」開催日:2016年10月22日(土)・23日(日)会場:東京国際フォーラム ホール A映画・原画:ティム・バートン作曲・編曲・出演:ダニー・エルフマン指揮:ジョン・マウチェリヴァイオリン(ゲスト):サンディ・キャメロン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団コーラス:洗足フレッシュマン・シンガーズ/NHK 東京児童合唱団チケット料金(全席指定):S席 9,800円(税込)、A席 7,800円(税込)、B席 5,800円(税込)<チケット販売>先行販売日:2016年7月12日(火)11:00〜一般発売日:2016年8月27日(土)10:00〜※3歳以下は入場不可。一人につき1枚チケットが必要。※上演時間は約2時間30分を予定(休憩20分含む)。【上演プログラム】「ピーウィーの大冒険」(1985)、「ビートルジュース」(1988)、「バットマン」(1989)、「シザーハンズ」(1990)、「バットマン・リターンズ」(1992)、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993)、「マーズ・アタック!」(1996)、「スリーピー・ホロウ」(1999)、「PLANET OF THE APES/ 猿の惑星」(2001)、「ビッグ・フィッシュ」(2003)、「チャーリーとチョコレート工場」(2005)、「コープスブライド」(2005)、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)、「ダーク・シャドウ」(2012)、「フランケンウィニー」(2012)※( )の中の数字はアメリカ公開年。【問い合わせ先・チケット予約】キョードー東京TEL:0570-550-799(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)
2016年07月15日製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップで贈る、待望のシリーズ最新作 『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。今月1日(金)、979スクリーンで日本公開を迎えた本作だが、初日3日間の興行収入は5億6,090万5,700円、動員数は376,934人、土日2日間では興行収入4億2,545万7,700円を記録し、週末興行収入1位を記録。2位以下に大きく差をつけ快調な大ヒットスタートとなった。物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか――?キャストには、アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッタ―のジョニー、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結! また、チェシャ猫、白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディー、賢者の芋虫アブソレムといったお馴染みの人気キャラクターたちも登場している。今回初めて描かれるワンダーランド誕生の物語では、赤と白の女王の子ども時代の出来事や、赤の女王のアタマが巨大化した衝撃の事実、まだ“マッド”になる前のマッドハッターの少年時代のエピソードなど、お馴染みの登場人物たちのユニークな秘密が明かにされることも魅力のひとつ。待望の最新作ということもあり、初日の金曜日から女性を中心に多くの人が劇場に訪れ、週末にかけてはファミリー層、カップルにも広がりを見せ、老若男女問わずの幅広い客層に根強い“アリス人気”が伺える結果に。またSNSでは、前作に続き世界観に対する高い評価と、チェシャ猫をはじめユニークなワンダーランドの仲間たちの可愛らしさが話題に上がっているようだ。親友マッドハッタ―を助けるために戦うアリス、そして彼女自身も困難を乗り越えてひとりの女性として成長する姿に共感する人も多いようで、「アリスがかっこいい!」「アリスを観ていると前向きになれる」という声も。そのほか、作品を通して描かれるアリスとマッドハッタ―、仲間たちとの深い絆に「この映画でまさか、泣くとは思っていなかった!」「まさかの号泣」「前作よりも好き!」と前作以上の感動のストーリー展開に心打たれる人も相次いでいる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月05日『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(公開中)のキャストやスタッフが主人公アリスについて語るインタビュー映像がこのほど、公開された。前作から6年の時を経て公開される本作では、再び美しくも奇妙な"ワンダーランド"へ誘われたアリス(ミア・ワシコウスカ)が、悲しい過去に心を奪われた友人マッドハッター(ジョニー・デップ)を救うべく、"時間をさかのぼる冒険"へと出発する。イギリス出身のジェームズ・ボビン監督は、本作のベースとなった、同じく英国のルイス・キャロルによる小説『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を「イギリス人にとってDNAの一部のようなもの」と紹介。アリスについては「家父長支配的だったビクトリア朝時代の社会において、新しい考え方を持った人物。当時から、古風な社会に暮らす現代的な女性といったキャラクターでした」と話す。また、「ルイスが人々に理解してもらいたかったのは、アリスはそれ以前の世代とは全く異なる世代の女性であり、現状に耐えるようなことはしないということ」と推察。「アリスの世代は婦人参政権論者として育った世代だったので、彼女らがあらゆる意味で世界を変えた。それは僕にとって重要」と社会的な背景も踏まえて語る。そんなキャロルの作風を取り入れつつ、ティム・バートンが作り上げた前作のキャラクターたちを主体に、彼らがどうなったか、過去に何があったのかを描く本作。前作終盤で成長の兆しを見せたアリスは、本作では、船長として大海原を航海するほどタフなヒロインへと進化した。ミアも、自身が演じる成長したアリスを「自己が確立された女性像」と評価。「冒頭で、アリスが船長として航海していたことから強くなり、自分自身のことがよくわかるようになっていたのに、イギリスに戻り、自分に求められていることがあまりにも程度の低いことだったと知りがっかりするというのが良い。自分にはそれ以上の価値があり、幸せでいられるだけでも、自分がやりたいことをやれるだけでも良いと思っているというアングルが良い」と話し、「アリスみたいなキャラクターが、若い子供たちや女の子たちにとって最初の接点になるなら、とても素晴らしい」と期待を寄せる。製作を務めたスザンヌ・トッドは、本作について「現代の女性が共感できる、20代女性のための要素も含まれている」とアピール。「アリスは自分のキャリアでやりたいことをわかっており、集中して取り組んでいますが、同時に家族関係にも対処しなければならず、母親との関係を再構築していかなければなりません」と説明し、これは「20代の時に両親と自分の間によく起きるもの。その年頃のすべての若い女性にとって分岐点となるので、現代の女性はアリスの旅路に共感すると思います」と語る。このほか、映像では赤の女王役ヘレナ・ボナム=カーターが「信じた道を進み自分自身を旅する」、白の女王役アン・ハサウェイが「人の上に立つ人物。夢を追い不可能を可能にする」といった言葉で、それぞれアリスを表現。本編のシーンと共に映されるインタビュー映像から、おのおのが抱くアリスへの思いが伝わる。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved./Disney.jp/Alice-Time
2016年07月04日ついに7月1日より公開された、製作ティム・バートン、主演ジョニー・デップで贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。この度、上映中の本作から、全世界で日本だけに到着したスマホムービーが公開となった。物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか――?キャストには、前作よりも大人の女性へと成長した、好奇心旺盛な主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッタ―のジョニー、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結。そのほか、チェシャ猫、白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディー、賢者の芋虫アブソレムといったお馴染みの人気キャラクターたちも登場。そして、物語の重要なKEYとなる“時間”を司るタイム役には、『ポラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエンが演じ、ティム監督が創り上げた奇妙で美しい“ワンダーランド”世界が色鮮やかに蘇る。また、日本語版キャストには、アン演じる白の女王役で深田恭子が続投するほか、タイム役に滝藤賢一らが参加することでも話題だ。そしてこのほど解禁された縦型動画は、全世界で唯一、日本完全オリジナルの特別映像で、本作のテーマである“時間”が突如狂い、危機に陥ったマッドハッタ―を助けるため、アリスと共に旅に出るという展開に。また、日常的に使用しているスマホをモチーフとしたデザインや機能をベースに、まるでジャックされたような錯覚に陥るユニークな構成となっている。映像では、動画を再生するや否や、“時間”がおかしくなり、そこへ謎の人物からの「ハッタ―を助けて!アリスはどこ?」という危機迫るメッセージが!そして、救世主・アリスの登場と共にワンダーランドへの扉が開かれ、マッドハッタ―や赤と白の女王、チェシャ猫など人気キャラクターが次々と登場。果たしてマッドハッタ―を救う方法は見つかるのか…?ワンダーランドの世界をまずはスマホから体感してみては?ちなみに、この映像のどこかに隠れミッキーが登場しているので、そちらも要チェックだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月04日2016年7月2日、3日の全国映画動員ランキングは、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(全国354館)が初登場1位になった。その他の画像本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』を監督したティム・バートンが製作を担当したファンタジー。ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、アン・ハサウェイらが続投し、サシャ・バロン・コーエンがタイム役で出演。懐かしい仲間たちと再会したアリスが体験する時間をさかのぼる不思議な冒険を描く。2位は『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(全国289館)。3位の『ズートピア』(全国342館)は公開11週目を迎えるもTOP3内にとどまっており大ヒット中だが、配給は7月15日(金)で上映終了を発表している。そのほか初登場5位に『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』(全国184館)が入った。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』2位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』3位『ズートピア』4位『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』5位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』6位『貞子vs伽椰子』7位『64-ロクヨン- 後編』8位『日本で一番悪い奴ら』9位『クリーピー 偽りの隣人』10位『デッドプール』
2016年07月04日今月の映画ではじめるデートプランは、新宿駅周辺で、夏こそ食べたいクールスイーツに、幻想的な空間で展開されるポップアップバーなど、この時期ならではのスイーツやホットなスポットを巡る夏デートをお届け!今月ピックアップする映画は、今プライベートなニュースでも注目を集めている主演のジョニー・デップをはじめ、豪華スタッフ・キャストが集結した『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』の続編にあたる本作では、前作で監督を務めたティム・バートンは製作に回り、監督は『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビンが務めている。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険は幕を開けた。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。奇妙で美しい“ワンダーランド”にどっぷり陶酔する時間を楽しんでみて。今月の映画デートは、新宿駅周辺から期間限定の夏を感じるホットスポットをピックアップしてお届けする。映画館は、「新宿バルト9」や「新宿ピカデリー」、「TOHOシネマズ新宿」の3館で『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が上映される。まず初めにチェックしたいのは、夏に外せないクールスイーツ、かき氷。南仏プロヴァンスの雰囲気とオーガニックメニューが楽しめるカフェ「ロクシタンカフェ」では、7月13日(水)~8月31日(水)までの夏季限定で、ロクシタンカフェ初のかき氷「ヴァーベナ ネージュ」(1,350円)が登場。シトラスのような爽やかな柑橘系の香りが特徴の「ヴァ―べナ」は、その昔、魔女が恋薬に用いたという言い伝えがあり、「恋を呼ぶハーブ」とも言われている。デートを楽しむカップルにもぴったりなので、ぜひチェックを。食事処には、駅ナカでありながらミシュラン1つ星の味が気軽に味わえると話題の「SALON BUTCHER & BEER(サロン ブッチャー アンド ビア)」が今月のおすすめ。こちらは「サロン アダム エ ロペ」の新業態の店舗で、4月に新宿の新スポット「NEWoMam」2Fにオープンしたばかりのホットなお店。カウンタースタイルの店内では、本格肉料理と伝統的なバスク料理を、クラフトビールやワインとともに楽しめる。早朝から深夜までオープンしていて、ブレックファスト・ランチ・ディナーに対応したメニューが揃っているため映画デート向き。観る映画の時間に合わせて食事の時間を設定できる上に、エキナカというアクセスの良さもあり、便利な一軒だ。最後にご紹介するのは、ちょっと大人な限定バー。プレミアムジン「ボンベイ・サファイア」が、アイコンカラーでもある「青」の世界をテーマにした「Blue art bar」をバーニーズニューヨーク新宿店10Fにて、7月2日(土)~24日(日)までの期間限定でオープンする。※8月14日(日)~ 8月28日(日)の期間は、場所を移して「SHELF 67 SHIBUYA TSUTAYA 6/7F」にて開催。バーでは、クリエイター集団「ゼロバイゼロ」のキャンドルライト「Kvel」が照らす中、特設サイト「blue art by Bombay Sapphire」で紹介されている「青」にまつわるストーリーの展示「blue art『青を探す旅』」を眺めながら、ボンベイ・サファイアのオリジナルカクテルが楽しめる。「青」の持つクールでミステリアスな魅力を二人で体感してみて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、2016年7月1日(金)より全国にて公開。(text:Miwa Ogata)
2016年07月03日恵比寿ガーデンプレイスにて7月15日(金)~8月31日(水)の期間、人工芝が敷き詰められたステージで映画観賞やヨガ、バイオリン演奏などが楽しめる「恵比寿ガーデンピクニック」が開催される。都心にいながら夏を感じることができ、来場者がオフの時間を屋外で快適に楽しめることを目指して開催される本イベント。昼間は開放的な空間で様々なイベントが開催され、夜は涼しい夜風を感じながら映画鑑賞を楽しむことができる。メインイベントとなる「ピクニックシネマ」は、東京を拠点に全国各地のカフェや雑貨屋、書店、美術館など様々な空間で映画を上映している移動映画館「キノ・イグルー」の有坂塁が、「のんびり、笑う」をコンセプトに選出した9作品を無料で上映。8月5日(金)~8月21日(日)の毎週金・土・日曜の各回19時30分から、人工芝が敷かれた野外の開放的なセンター広場にて映画鑑賞を楽しむことができる。上映作品には、元一流レストランシェフが究極のサンドイッチを売る旅に出る姿を描いた『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』をはじめ、フランス喜劇王ジャック・タチが1949年に発表した長編監督デビュー作『のんき大将 脱線の巻』、沖縄特有の文化やジャンルを越えた音楽と共に老若男女の恋を描いた『ナビィの恋』、ウェス・アンダーソン監督によるコメディー『ムーンライズ・キングダム』、ミスタービーン主演のコメディー『Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?』、ティム・バートン監督作のストップモーション・アニメ『コープスブライド』、ウディ・アレンがスペイン・バルセロナを舞台に四角関係の恋愛を描く『それでも恋するバルセロナ』、ロザムンド・パイク出演のコメディー『海賊じいちゃんの贈り物』、ミシェル・ゴンドリー監督作『僕らのミライへ逆回転』の9作品がラインアップしている。ほかにも、ヨガイベントや「モナコ少年合唱団」の公演、姉妹バイオリンデュオ「Duo Deux Fleurs- デュオ ドゥ フルール」によるバイオリン演奏などのイベントも多数開催される。(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日「不思議の国のアリス」のその後を描いた映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、7月1日(金)今夜放送の「金曜プレミアム」に登場する。同作は全世界で愛され続けるルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の“その後”を『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『ダーク・シャドウ』などで知られるティム・バートン監督とジョニー・デップ主演のコンビで映像化した作品。その“絵本”の世界をそのまま実写にしたような独特の映像美は公開当時大きな話題となり、多くの人を魅了。映画だけでなくファッションや音楽といった様々な分野にもその影響が波及したのも記憶に新しい。19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は、パーティーを抜け出し、白うさぎを追いかけて大きな穴に落ちてしまう。行き着いた先は「ワンダーランド」。そこでアリスは、マッドハッター(ジョニー・デップ)、白の女王(アン・ハサウェイ)、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)など、まか不思議な住人たちと出会う。マッドハッターは、アリスこそがワンダーランドの独裁者・赤の女王による支配を終わらせることのできる“救世主”だと信じていた。いつの間にかワンダーランドの運命を背負ってしまったアリスは、赤の女王との戦いに巻き込まれていく―というストーリー。未だ熱狂的なファンが多い本作だが、続編となる最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も7月1日(金)本日から全国公開中。今夜放送の『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語を描く作品で、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡ったアリスを待ち受ける、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか? そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。アリスやマッドハッターら主要キャストたちが再集結し、物語のキーとなる<時間>を司るタイム役をサシャ・バロン・コーエンが演じている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』鑑賞の前に前作を観て予習してみては?金曜プレミアム『アリス・イン・ワンダーランド』は7月1日(金)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2016年07月01日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回はジョニー・デップの好演も印象的だった『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』です。***みんな大好きジョニー・デップのキテレツ姿!いろいろやってるけど、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッターは特に強烈で、主役のアリスを食っちゃってたわよね~。そのハッターが、続編では死の床。ついに食われたアリスが満を持しての主役になったのよ〜。「そうなの。今回のアリスは、すごく成長して、ある意味、マッドハッターよりもマッドなことを平気でするの」と言うのは、前作からアリスを演じているミアちゃん。「アリスは2年もの間、船長として世界を旅していて、力のある立場の女性になっているの。女性が活躍できる時代じゃないだけに、その稀少な価値を理解して自分を愛しているのよ。そういう自立した女性を演じること、そして彼女を掘り下げることができたのは、私にとって最高の経験だったわ。ぶっちゃけ、今回のアリスの方が、演じていて楽しかったのよね(笑)。でも前作は前作で、私にとって特別な作品。だって、あの作品から、私のキャリアはガラッと変わったんだもの(笑)」そうそう。あそこから人生変わっちゃったわよね〜。ぶっちゃけ忙しセレブすぎて人まで変わっちゃいそうだけど「世間で言われるほど私自身はそれほど変わらないのよ」とミアちゃん。おごりがないのね!!「やっぱり今でもオーストラリアに自宅があるからかな。子供の頃はあちこち転居していたから、むしろ今の方がずっと落ち着いているくらい。弟とシドニーに越して3年だけど、家族のいるキャンベラと行ったり来たりしてるのよ。もちろん仕事のときは別の国にいるけど、今はスカイプでいつでも顔を見て話をできるから、常に家族と一緒って感じ。いい時代よね〜」超大作も小規模の作品も出まくりの助だから、世界を股にかけて大活躍。そういえば、加瀬亮くんと共演した『永遠の僕たち』なんてすごくいい映画だったじゃない!「亮のことはリオって呼んでたんだけど、すごい俳優よね。あの作品はガス・ヴァン・サント監督や彼のような個性的な人たちと一緒に仕事できたから、様々なことを学べたわ。これからも規模にかかわらず出演したいし、もっと女性監督との仕事もできたらいいな、って思ってるの。たとえばジェーン・カンピオン監督(『ピアノ・レッスン』)とか。彼女が大好きなの!」◇ミア・ワシコウスカ1989年10月14日、オーストラリア・キャンベラ生まれ。子役から活躍し、2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』で主役に抜擢されて以降、ハリウッドのA級女優に。(C)Theo Wenner / Art Partner /amanaimages◇前作の監督ティム・バートンがプロデューサーとして参加したワンダーランドの“はじまり”の物語。監督/ジェームズ・ボビン出演/ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップほか7月1日より全国ロードショー。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.※『anan』2016年7月6日号より。インタビュー、文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年06月30日鬼才ティム・バートンが新たにジェームズ・ボビン監督を迎えて贈る『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。6年ぶりにミア・ワシコウスカをはじめとした豪華キャスト陣が再集結する本作には、今回からサシャ・バロン・コーエン演じるタイムが参戦。彼が登場するシーンの中でもジョニー・デップとのシーンは監督を含め誰もが絶賛。その理由に迫った。「不思議の国のアリス」のその後を、想像を超えた映像美で映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』。その“はじまり”の物語を描く本作では、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険が描かれる。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。今回、大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ半身人間、半身機械という時間の化身“タイム”を演じるサシャ。彼は、ティム・バートンが監督を務めた『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』に出演し、ジョニーと赤の女王を演じるヘレナ=ボトム・カーターと共演している。久々の共演となった『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』での撮影はそのブランクを感じさせないほどの息のあったものだったとか。実際、ボビン監督も「今作にはたくさんコメディックなシーンがあった」と話し、その中のアドリブについても「ジョニーとサシャの役は、とても好戦的だ。お互いにぶつかり合うんだ。それは役者同士も同じで、彼らは瞬時に対抗意識を持つ。そういうエネルギーを撮影でも上手く使えたよ。ヘレナとサシャも同じだった」と明かしている。ロンドンで行われた会見でも共演シーンについて記者から聞かれ、サシャは「即興でやったテイクが1つあったと思う。そのテイクが延々と続いたんだが、ブルースクリーンでずっとやっていると照明がたくさんあるからスタジオ内が熱くなり、確かカメラ1台が溶けたはずだ」話すとボビン監督も「そう、カメラが故障したんだ。そこまで長く即興シーンが続いたんだよ」と苦笑い。それについてジョニーは「確か30分間ほどだった。ジェームズは僕とサシャに戯言を言わせてくれたんだ」「この延々と続く即興シーンが15分ほど続き、終わる気配がないので、スタッフが昼休みに出て行くのが視界に入ってきた(笑)。『もうそろそろ終わりにしないと』と思っていたよ」とサシャを見ながら話し、「でも僕たちはやめなかった。あまりに楽しすぎたからね」と語った。撮影以外でも仲良しコンビは健在だったようで、サシャは「(ジョニーのことを指し)こいつに虐められたんだよ。輪ゴムを飛ばされたし、彼の警備チームに追いつめられ、押さえつけられて、ザンビア出身の大男に、確か“ウェッジー(パンツを強く上方に引き上げるいたずら)”と呼ばれるおしおきを受けた」と話したり、会見では上機嫌で終始ジョークを言い合って仲良しぶりを見せつけていた。「気がついたかもしれないが、この2人はおしゃべりだ。一緒にいると特にそうなんだ」と嬉しそうに語るボビン監督の姿から現場での雰囲気は和気あいあいとしていたことが想像できる。監督の変更により、前作よりもさらにユーモアあふれる作品とされているが、その原因はジョニーとサシャの共演にあり…?劇場で彼らの共演シーンに注目して観てみて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日ティム・バートン×ジョニー・デップのタッグで贈る『アリス・イン・ワンダーランド』の待望の最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。いよいよ、日本公開を間近に控えた本作だが、このほど赤の女王とタイムの映像がいち早くシネマカフェに到着した。物語は前作『アリス・イン・ワンダーランド』から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる旅へと出発する――。そしてアリスの前に立ちはだかるのは、前作での暴れっぷりも記憶に新しい、巨大な頭がトレードマークの暴君・“赤の女王“と、新登場の時間を操る番人“タイム”。タイムは、なんと自身が「時間そのもの」という摩訶不思議なキャラクターで、時間をさかのぼる動力源「クロノスフィア」を持つ最重要人物。常にえらそうでナルシストっぽく、だけどちょっと間の抜けた憎めないキャラクター。アリスは彼の持つ「クロノスフィア」を使って、過去へ戻ってマッドハッターを助けようとする。しかし、盗まれたものを取り返そうとするタイムと、「現在も過去も未来も思いのままに支配する」という暴君らしい発想で「クロノスフィア」奪還をもくろむ赤の女王、いずれにも狙われることになってしまうのだ。こうしてアリスの脅威として君臨する赤の女王とタイムだが、実はタイム、あの誰もが恐れる赤の女王に恋をしているというのだ。そんなただならぬ関係(?)にある2人を裏付けるような映像がこのほど到着!映像にあるのは、タイムのもとに赤の女王が訪問するシーン。訪問するやいなや、「贈り物!」と一言。対しタイムは「もちろんだ」と目を輝かせ、うっとりと彼女をほめたたえながらプレゼントを贈る。そんな姿は、アリスの前でエラそうに振る舞う姿とは大違い! 赤の女王もまた、ぶっきらぼうにプレゼントを受け取りつつも「一生大事にする」と答えるあたり、ツンデレの魅力がさく裂している。赤の女王にゾッコンなタイムだが、同時にひどく恐れてもいると語ったのは、タイム役のサシャ・バロン・コーエン。続けて「多くの人々がそうした相反する感情を誰かに対して抱いたことがあると思うんだけど、そんな風に強烈な愛と極度の恐怖が入り混じることで、タイムは彼女に身も心もすっかり奪われてしまうんだ」と説明した。赤の女王を演じるヘレナ・ボナム=カーターとサシャは、これまでにも『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『レ・ミゼラブル』などで共演済み。そんな彼らの役柄について、プロデューサーのスザンヌ・トッドはこう語る。「彼らはこれまで多くのほかの映画でカップルを演じてきたけど、私たちはそういうふうにしようと決めていたわけじゃないの。たまたまそういうふうになったのよ」とあくまで偶然だと説明。「でも彼らには素晴らしいコメディ的相性があって、彼ら2人が一緒のシーンは、映画の中で最も可笑しいシーンのいくつかだわ」と話しており、相性抜群の演技を披露していたようだ。前作よりもパワーアップして帰ってくる本作。劇中で明かされる、赤の女王の「頭が巨大化した原因」や、タイムがもたらす「時間の大切な意味」にも注目だ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月26日製作ティム・バートン、主演ジョニー・デップで贈る、空前のブームを巻き起こした待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。この度、新キャラクターの時間の番人“タイム”の日本語版声優として、映画声優初挑戦となる俳優の滝藤賢一が決定した。物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか――?キャストには、好奇心旺盛な主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッターのジョニー、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結。また、先日続投が発表されたばかりの白の女王役深田恭子をはじめ、マッドハッター役に平田広明、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴路美と日本語吹き替えキャストも勢揃い。そんな中、今回声優出演が明らかとなった滝藤さんが演じる時間の番人“タイム”は、誰もが敵に回したくはないと恐れられている人物。無限の空間にそびえる永遠の城に棲む「時間」の化身で、万物にパワーをもたらす万物の大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ、半身人間、半身機械という摩訶不思議な存在なのだ。滝藤さんが声をあてるタイムは、『ポラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエンが抜擢され、おどろおどろしい姿とは裏腹に、ものすごい自信家で間抜けという愛嬌のある一面も持ち、人間味がある雰囲気がとても魅力的でいままでにいなかったキャラクターを熱演している。「半沢直樹」「重版出来!」や、秋公開の出演作『SCOOP!』も控えるなど、これまで様々な役柄を演じてきた実力派俳優の滝藤さん。今回が映画声優初挑戦となる滝藤さんは「ついにハリウッドデビューか! と嬉しかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と喜びを語る。またアフレコについては「声だけで表現することは難しく、大変でした」と普段と異なる“声”の演技に苦労した様子だったが、「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」と話し、苦戦しながらも楽しんで挑戦していたようだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日アリシア・ヴィキャンデルとエヴァ・グリーンが、『Euphoria』で共演することになった。シャーロット・ランプリングも出演する。ヴィキャンデルは主演のほか、プロデューサーも兼任。監督は、ヴィキャンデルとスウェーデン映画で2度組んでいるスウェーデンの女流監督リサ・ラングセット。ラングセットにとっては初めての英語での映画となる。撮影は8月にドイツでスタートの予定。その他の情報ヴィキャンデルは『リリーのすべて』で今年のオスカー主演女優賞に輝いた。次回作はこの夏北米公開予定の『ジェイソン・ボーン』。最近は、ヴィム・ヴェンダースが監督するスリラー『Submergence』を撮り終えている。共演はジェームズ・マカヴォイ。また、リブート版『トゥーム・レイダー』の主役にも決まったところだ。グリーンの次回作は、ティム・バートン監督の『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children』。北米公開は今年9月。ランプリングは『さざなみ』で、今年のオスカーの主演女優賞をヴィキャンデルと争っている。文:猿渡由紀
2016年06月23日ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のジャパン・プレミアが6月21日(火)、都内で行われ、来日中のミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、プロデューサーのスザンヌ・トッドが出席した。会場となった東京・六本木ヒルズアリーナには、映画の世界観をイメージした巨大なステージが登場し、トランプの兵士や時計をイメージした住人がパフォーマンスを披露。関係者によると、会場周辺を含めて2,000人ものファンが集結し、マッドハッターや赤の女王などお気に入りキャラのコスプレに興じる人も数多く見られた。そんな歓迎ムードのなか、ミアは「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」のドレスに身を包み、満面の笑顔でレッドカーペットに登場。ちなみにイヤリングは「フレッド・レイトン(Fred Leighton)」、ヒールは「ブライアンアトウッド(Brian Atwood)」だといい、劇中のアリスに比べて、より実年齢に近い大人っぽいコーディネートで、華やいだ雰囲気に振りまいていた。そんなミアが日本の地を踏むのは、約6年ぶり2度目で「前回はオフの時間が2時間しかなかったの。今回は温泉に行ってみたいし、日本食も食べつくしたい」と期待に胸を膨らませた。プレミアを盛り上げる豪華な舞台装置については、「映画よりもすごいかも…。なんて言ったら、映画の美術スタッフに悪いわね」とお茶目に語り、「私自身、撮影がとても楽しかったから、皆さんには同じくらい楽しんでほしい。アリスは自立した好奇心旺盛な女の子。『ありのままでいればいいんだ』と思える強さを感じてもらえれば」と映画をアピールした。ボビン監督とトッド氏はそれぞれ「皆さん、こんばんは。今日はどうもありがとうございます」「東京に来てうれしいです。ワンダーランドにようこそ。時間は貴重です」と日本語の挨拶を披露。ボビン監督は妻のフランチェスカさんを、トッド氏は14歳になる息子のダッシュくんを連れての来日で、「家で待つ3人の子どものために、ロボットのおもちゃを買って帰りたい」(ボビン監督)、「猫カフェと日本庭園、それに秋葉原にも行きたい。おすすめスポットがあれば、ツイッターで教えて」(トッド氏)と日本を満喫する予定だ。ティム・バートン監督による大ヒット作『アリス・イン・ワンダーランド』のシリーズ最新作。青い蝶に導かれ、不思議な鏡をくぐって再びワンダーランドに足を踏み入れたアリスが、時間の番人タイムと対決し、行方不明になった家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)を救う冒険に旅立つ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日ファン待望の新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を引っさげ、主演のミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、プロデューサーのスザンヌ・トッドが6月20日、都内で記者会見ならぬ“お茶”会見を開催した。劇中に登場するティーパーティを和テイストで再現したこの日の会見。ミアたちは、テーブルに並べられた伝統工芸品に興味津々で、会見中も同席する通訳に「これは何?」とたびたび質問する場面も。3人がお茶で乾杯したり、ボビン監督がネコの形をした和菓子を手におどけたりと、すっかり日本式ティーパーティを満喫していた。ティム・バートンに見いだされ世界的ヒットを記録した前作『アリス・イン・ワンダーランド』に大抜擢されたミアは、6年という“時間”を経て、いまや若手実力派女優として大きく成長。「前作のアリスが、冒険を通して自分を発見したとすれば、今回はいろんな経験から学び、自信を持ち始めたアリスが主人公。その道のりは、私自身にも重なったので、役作りに活かすことができた」と誇らしげに語っていた。再びワンダーランドに足を踏み入れたアリスを待っていたのは、過去の悲劇に囚われ、すっかり元気をなくしたマッドハッター(ジョニー・デップ)の姿だった。そんな彼を救うため、時間の番人であるタイムと戦い、過去を取り戻す冒険を繰り広げる。「過去は変えられないけど、過去から学ぶことはできる。映画を見てもらえれば、愛する人のために、いまこの瞬間を生きる大切さを感じられるはず」とミア。前作からメガホンを引き継いだボビン監督は「ティムが作り上げた世界、そして原作がもつ精神性を尊重しながら、よりドラマチックな作品に仕上がった」と手応えを示し、トッド氏は「ティムとはあらゆる点で議論を重ねたわ。ワンダーランドはアリスの潜在意識であり、見る人の感情に訴えかける現実的なストーリーになった」と語っていた。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日約6年ぶりの新作となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』にアリス役で主演するミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、プロデューサーのスザンヌ・トッドがプロモーション来日を果たし6月20日、都内で会見を行った。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』/その他の画像この日は同シリーズでおなじみのお茶会シーンを、和のテイストで再現した、その名も来日“お茶”会見を実施。通常の記者会見とは異なり、テーブルには日本茶と和菓子のほか、けん玉やコマなど日本の伝統工芸品が数多く置かれており、ワシコウスカらは大喜び。日本茶での乾杯も披露し、史上初ともいえる“お茶”会見にご満悦だった。ティム・バートンがメガホンをとり大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』の続編。父親から引き継いだ事業が暗礁に乗り上げたアリスは、不思議な鏡を通り抜け、再びワンダーランドに足を踏み入れた。そこには過去に起こった悲劇の呪縛にとらわれたマッドハッターの姿が。アリスは“時間の番人”タイムと対峙し、時空を超えたアドベンチャーに出かける。時間がテーマになった本作について、トッド氏は「アリスの潜在意識であるワンダーランドを舞台に、現実的な問題も踏まえて、愛する人と時間を共有することの大切さを描きたかった」とコメント。バートン監督からメガホンを引き継いだボビン監督は、「ティムが作り上げた幻想的な世界観はそのままに、原作の精神性も尊重した。時間は残酷かもしれないけど、素晴らしいスタッフ、キャストと仕事できるチャンスを与えてくれることもあるよ」と語った。また、当時ほぼ無名ながら、大役に抜てきたされたワシコウスカは「前作で本当の自分を見つけたアリスが、今回では船長として大航海に出て、自信を身につけた。そんな彼女の道のりは、女優としての私の道のりに重なるものがあったから、役作りにも生かすことができた」とキャリアを積み、若手実力派に成長した6年の“時間”に胸を張った。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月20日映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)の来日記者会見が20日、都内で行われ、主人公アリスを演じる女優ミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、スザンヌ・トッドプロデューサーが登壇した。"来日お茶会見"と題して行われた会見では、アリスのティーパーティーを和テイストで再現。来日ゲストが座る空間は和室を表現し、和食器に和菓子、手まりや和傘のオブジェ、けん玉などが飾られた。ミアは「本当に美しい。ディテールがすばらしい」と感激。プロデューサーも「ウツクシイ!」と喜び、監督は早速和菓子を食べて「おいしい!」と喜んでいた。前作から約6年3カ月ぶりに来日したミアは、前作からのアリスの成長について、「前作では、アリスはまだ自分自身を見つけてない。あるいは、物語自体は自分がだれであるか見つける旅だった。しかし、本作では最初からいろんな経験を重ねて力をつけ、自信もある」と分析。「私自身、前作からたくさんの作品に携わっていろんなことを学び、こういった作品に必要なものもより深い理解を持つことができた」と言い、「アリスと私自身の道のりがかぶっていたのは、演じるのにとても役立った」と明かした。また、本作でアリスが対峙する時間の番人"タイム"について、「アリスはタイムから多くを学ぶ」と話し、「その瞬間を大切に生きるためには、過去を受け入れ、そこから学び、自分はだれであるかという強い思いを持ち、また、自分の周りの大切なものを大切し、そうやって未来に向かうということを学ぶ」と説明。ミア自身も「毎日過去から学んでいる。その積み重ねだと思う」と話し、「過去に起きたうれしくないこともポジティブにとらえて未来につなげることができるというのは素敵」と作品のメッセージに共感を示した。前作の監督ティム・バートンからバトンを受け取ったジェームズ・ボビン監督は、「ティム・バートンが作り上げたものを土台にしながら、自分の大好きなアリスの原作のイラストの要素を取り入れた」とコメント。苦労した点について「原作からインスピレーションをもらいながら、原作とは異なる物語であるということ」と打ち明けた上で、「原作を彷彿させる要素もあり、例えば、アリスが初めて鏡を通して移動する際にチェスが出てくる。これは原作と同じ。原作ファンの方にも楽しんでいただけたら」とアピールした。ティムと名を連ねるプロデューサーのスザンヌ・トッドは「ワンダーランドはアリスの中の潜在意識。彼女の心の中であり、彼女の中の声が理解できる」と解説。「本作のテーマは"時間"。重要なのは愛する人と一緒に時間を共有すること、というメッセージが込められている」と語った。本作は、前作から3年後の世界を舞台に、悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。アリス役のミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッタ―役のジョニー・デップ、白の女王役のアン・ハサウェイ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーターらが再集結する。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月20日ジョニー・デップやミア・ワシコウスカら豪華キャストが6年ぶりに再集結したシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)にいよいよ公開となる。本作は『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。ティム・バートンが製作総指揮に回り、新しく『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン監督を迎え、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描く。シネマカフェでは映画のベース、「鏡の国のアリス」の物語が生まれた“はじまり”を紐解くため、原作者ルイス・キャロルのゆかりの地イギリス・ロンドンを巡る現地取材を敢行!そこから見えてきたアリスのまだ知られざる秘密と映画へ込められたメッセージ。今回は彼の終焉の地となった<ギルフォード編>をご紹介!■ギルフォードとルイス・キャロルの関係性とは1862年7月4日、“黄金の午後”でアリスらリデル一家の3人娘に「不思議の国のアリス」の原型となる物語を即興で語り聞かせたキャロル氏。その作品を「地下の国のアリス」と銘打ち1864年のクリスマスプレゼントとしてアリスにプレゼントされたが、その間にキャロル氏はリデル家の人々と距離を置くことを余儀なくされてしまう。その後キャロルは1865年に「不思議の国のアリス」、1871年にその続編「鏡の国のアリス」を発表した。この「鏡の国のアリス」はギルフォードを訪れているときに書き上げたという。ギルフォード駅から歩いて20分程のところにあるギルフォード城跡。この周辺にはキャロル氏の姉妹が住んでいたという家があり、毎年クリスマスにはギルフォードを訪れていたというキャロル氏。1897年のクリスマスにも姉妹の家に滞在していたが、66歳の誕生日を間近に控えた1898年1月14日、不幸にもインフルエンザから併発した肺炎で亡くなった。キャロル氏の葬式は生前、牧師として説教をしていたという聖メアリ教会で行われ、彼はマウント墓地に埋葬されている。ザ・マウントストリートの丘をひたすら登っていくと大きな木の隣にひっそりと彼の石碑があった。■まさに映画のワンシーン?キャロル氏が滞在していたという家の近くにギルフォードミュージアムがあり、そこにはルイス・キャロルの遺品が展示されている。家にあったキャンドルや遊んでいたという玩具、さらにはキャロル氏が自分の作品を商業的なプロジェクトに提供したというビスケット缶。「鏡の国のアリス」のイラストレーションが描かれてるものだ。さらにアリスの初期のイラストも。ディズニーアニメーションの「不思議の国のアリス」が公開されて以来、アリスと言ったら青色の服を思い浮かべるが、ごく初期のイラストではアリスは黄色いドレスを着用していたのだ。そのほかにもキャロル氏が子ども用に手紙の書き方を記したガイドブックや、切手入れなどがある。また、ギルフォード城跡の公園には「鏡の国のアリス」の記念碑がある。鏡の中に入っていくアリスの姿が形となっていまも見ることができる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でミア演じるアリスがアブソレムに誘われて再びワンダーランドに行く入り口としても“鏡”が使われている。まさにこの記念碑と重なるシーンだ。さらに、ミュージアムから歩いて15分ほどのところにあるウェイ川にはアリスとその姉が「不思議な国のアリス」の物語を読んでいる像がある。この像は「鏡の国のアリス」記念碑とは違い、実際のモデルとなったアリス・リデルを似せて作られているため、前髪が短くショートカット。姉とは違う方向を見るアリス、その視線の先には…穴へ飛び込もうとしているウサギが!「こっちだよ」と言わんばかりに彼女を“ワンダーランド”に誘う白ウサギの姿も確認できる。アリスが迷い込むワンダーランドでの冒険は、彼女自身の成長の旅ともいえる。最新作の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でもキャロル氏のメッセージは踏襲され、ティム・バートン、ジェームズ・ボビン監督はじめキャスト陣が“時間”というテーマのもと物語を作り上げた。まさに原作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の本質を描いた作品なのだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年06月19日鬼才ティム・バートンが手掛けた『アリス・イン・ワンダーランド』から6年、新たに『ザ・マペット』のジェームズ・ボビンを監督に迎えて贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。今回、なぜバートン氏がボビン監督を選んだのか、監督が描く“時間の旅”に込められた想いに迫った。想像を超えた映像美で「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、日本をはじめ世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』。その“はじまり”の物語を描く本作では、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険が描かれる。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。ボビン監督はイギリス出身ということもあり、「アリスの世界が大好き」という真の“アリスファン”。その熱意にバートン氏も心動かされたという。ボビン監督に依頼したことについて「まず彼がやりたいと思ったということが主な理由だった(笑)。そしてそれだけでなく、熱意を持っていたし、とてもポジティブだと感じられる解釈をしていたということもあった。僕にとって『アリス・イン・ワンダーランド』は予期せぬ幸運のようなものだったが、彼はポジティブで明確なアイデアを持っていると感じたので、前作とは異なるエネルギーが必要だと考え、できる限り支えていこうと思った。こういった作品は大作だから、エネルギー、フォーカス、そして上手くやるためのアイデアを持っている人が必要だったんだ」。バートン氏が語るように前作で生み出した奇妙で美しい“ワンダーランド”の世界に新しい要素を足すことを目指したボビン監督。「世界観はかなりティムから引き継いだものだよ」と語るが、前作を超える世界観を構築するためにボビン監督が意識したものは“リアル”だったという。「アンダーランドはアリスの脳の中にあるのか?ということは僕にとってはあまり重要じゃなかった。アリスにとって、それはリアルなんだ。それこそがもっとも重要なことなんだよ。彼女はそれを信じている。僕が持続させたかったことはそれなんだ」。今回ボビン監督がテーマに選んだのは<時間>。そこで登場するのがサシャ・バロン・コーエン演じるタイムだ。ロンドンでの会見では、「キャラクターはもちろんもともとあったので、サシャのキャラクターはそれらの中に収まらなければならなかった。僕はキャラクター・デザインの中でいつもシルエットを考えるんだ。彼のシルエットは巨大で目立つ肩パットのようなものだと考えた。まるで彼がデザインしたかのようなね。彼は自慢したがりだから、それで人をあっと言わせたかったんだ」とサシャを見ながら話すボビン監督。それについてサシャは「僕のキャラクターがね(笑)」と答えると「ごめんね。サシャではなく、彼が演じるキャラクターの話だ。それがこの世界観にぴったり合ったと感じたんだよ」と丁寧に話す姿がとてもチャーミングだった。ボビン監督は、本作について「アリスは自分から父親を奪ったことで時間を責めている。彼女は時間を敵としてみているんだ。今回の旅は、時間をもっと大切にすべきだと学ぶことなんだ。時間は、何かを奪うことと同じように、何かを与えるんだ。時間というものを有り難く思うことを学び、母親のことを大切に思うようになるんだ。立ち止まって“今”という時間に感謝することを学べば、将来後悔する原因もないわけだし、何かを失ったという喪失感もない。自分が持っている時間を大切に。それが、僕が好きなとてもシンプルなメッセージだよ」。24歳になったアリスは、ワンダーランドで“時間”の大切さを学ぶ。“過去を変えてはならぬ。過去から学ぶのだ――”タイムの言葉の意味を知ったアリスが現実の世界で起こす行動とは?監督の想いが詰まった本作には、大人になった私たちの時間の使い方を見つめ直すきっかけになるかもしれない。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日三越伊勢丹では、ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の公開を記念し、映画の世界観を楽しめるイベントを開催。6月15日から第1弾として、銀座三越9階 銀座テラス テラスルーム・テラスコートにて、「アリス・イン・ワンダーランドの世界 at GINZA MITSUKOSHI」を開催する。会期は28日まで。「不思議の国のアリス」の物語のその後を映画化し、世界的に大ヒットとなった『アリス・イン・ワンダーランド』。今作は6年ぶりのシリーズ最新作となり、ティム・バートン、ジョニー・デップをはじめ、豪華スタッフ、キャストが集結。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーで、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語となる。本イベントでは7月1日の日本公開を記念し、銀座三越限定で、劇中でキャストが着用した衣装や小道具が特別に展示される。前作に続き衣装を手掛けたのは、アカデミー賞衣装デザイン賞に3度輝いた世界的デザイナー、コリーン・アトウッド。主人公アリスが“過去にさかのぼる”冒険を繰り広げる今作では、キャラクターたちのさまざまな時代が描かれるため、劇中ではアトウッドが新たに手掛けた衣装の数々を見ることができる。展示会場では、中国文化に影響を受けたという手作業で刺繍が施されたアリスの衣装を筆頭に、ジョニー・デップ演ずるマッドハッター、赤の女王の衣装を展示。さらに本作の新キャラクター、時の番人タイムが所有する大時計の源で、物語のキーアイテムとなる時間をさかのぼる力を持つ“クロノスフィア”も披露される。これも劇中で実際に使用されたものとなる。会場入り口はミラーで覆われ、ワンダーランドの世界観を再現した空間がダイナミックに演出されている。また本イベントでは、映画公開に合わせ用意されたアイテムを含む、不思議の国のアリス関連グッズも多数販売する。イベントは銀座三越を皮切りに、6月22日から伊勢丹新宿店、名古屋のイセタンハウスでも順次開催。店舗ごとに異なる企画が用意され、映画の世界をいち早く体感することができる。
2016年06月16日