6月7日(水)に話題のCMソング「見たこともない景色」でソロメジャーデビューを果たす俳優の菅田将暉が、6月2日(金)今夜放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」に登場。さらに「AAA」から“歌ってみた動画”で話題の西島隆弘&宇野実彩子が登場し、「Beauty and the Beast」を生披露する。「仮面ライダーW」で鮮烈に俳優デビューを飾るとその後2013年公開の『共喰い』で日本アカデミー賞新人賞を受賞、翌年には連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演、『海月姫』では誰もがみとれる美貌を誇る女装男子を熱演。俳優としての可能性を世間に知らしめた菅田さん。昨年は『セトウツミ』『溺れるナイフ』の2作で主演を務めたほか、『ディストラクション・ベイビーズ』『何者』『デスノート Light up the NEW world』など多数の映画に出演。またTVドラマも月9「ラヴソング」や「地味にスゴイ!」など出演作がいずれも大きな話題を呼ぶなど大ブレイクを果たした。そんな菅田さんだが、今年1月公開『キセキ -あの日のソビト-』の劇中で演じた「GReeeeN」メンバーによるユニット「グリーンボーイズ」として1月20日放送の「ミュージックステーション」に出演。そしてこの度、6月7日(水)にソロアーティストとしてCDデビューすることが決定。今夜は1月以来約半年ぶり、ソロ歌手“菅田将暉”としては初の「Mステ」出演となる。これまでモデル、俳優として活動してきた菅田さんの音楽アーティストとしての新たな一面に期待が高まると同時に、音楽活動が今後の俳優としての“菅田将暉”にどんなフィードバックを及ぼすのかにも注目だ。今夜の「Mステ」は菅田さんのほか、「AAA」西島隆弘と宇野実彩子が“歌ってみた動画”でネットで話題になった「Beauty and the Beast」を披露。視聴回数680万回超えの美しいデュエットは必聴!さらに「A.B.C-Z」、「乃木坂46」、平井堅、「Little Glee Monster」らが出演する。主演最新作『帝一の國』も大ヒット中の菅田さんだが、7月には人気コミックを実写化する話題作『銀魂』の公開が控えるほか、劇場アニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』では声優に挑戦。その後もヤン・イクチュンとのW主演作『あゝ、荒野』や桐谷健太との共演でベストセラー小説を映画化する『火花』、来年には土屋太鳳とのコンビによる『となりの怪物くん。』の公開と、続々注目の作品が待機中だ。「ミュージックステーション」は6月2日(金)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2017年06月02日今年で俳優人生20周年を迎える藤原竜也が、記念すべき節目の年に、伊藤英明とのW主演作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』を引っさげ、ハワイでファンクラブイベントを開催。ファンへの感謝を込めた限定特別上映会を行うと、20年間、藤原さんを見守り続けてきたファンは「今回の役は特別!」と口を揃えて大絶賛。さらに、野村周平、入江悠監督らからもお祝いのコメントメッセージが届いた。殺人犯など悪役が多く、“クズ俳優”と言われることが多い藤原さんだが、ファンを大切に想う気持ちは人一倍強い。実は1999年のファンクラブ発足から、ほぼ毎年ファンクラブツアーを開催しており、今年で実に17回目となる。「ファン1人1人と直接会って感謝を述べたい」という藤原さんの強い思いから、このようなツアーを開催しているという。そして今年は俳優人生20周年、自身も35歳となった節目の年。そんな記念すべき年に公開される本作の特別上映が、デビュー当時から藤原さんを見守る熱いファンのためだけに開催された。上映後にファンの前に姿を現した藤原さんは「映画どうでした?早くみんなの意見が聞きたい」と反応が気になる様子。会場のファンからは鳴り止まないほどの大きな拍手が起こり、長年のファンも納得の作品に仕上がったようだ。ずっと藤原さんの活躍を見守ってきたファンは、「藤原さんの手がすごく好きで、今回“首を絞めるシーン”の手がすごく美しく綺麗でしたが、何か意識されたんですか?」というマニアックな質問がいきなり飛び出す。藤原さんは「すごいところを見てますね(笑)」と圧倒されながら、「特に意識はしていなかったですが、監督が上手く演出してくれたんだと思います」と照れ笑い。そして共演者の話になると、W主演だった伊藤さんについて「本当に熱い男なんですよ」と語り始める。「屋上での撮影があったんですね。そのとき、東京タワーが見える角度と決めて撮影する予定が、伊藤くんが『普通は反対側じゃない?』と耳打ちしてきたんです。それなら『監督に言ったらどうですか?(笑)』と答えたら、『迷惑かけてるから竜也が言ってよ(笑)』と。だから僕が監督に事情を説明したら監督は優しいから撮影の位置を変えてくれて。でも、照明とかセットとか組んでるから大変だったんですよ。しかもそれが朝の4時、5時だからね(笑)」とファンにしか言えない、伊藤さんとのマル秘エピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。また、藤原さんにはサプライズで、本作で共演した野村さん、入江監督から20周年をお祝いするコメントメッセージが到着。まず、野村さんは藤原さんのイメージについて「『デスノート』や『カイジ』のイメージが強いです。実際にお会いして優しい方だと思いました」と役柄とのギャップを告白。今後、また共演するならと聞かれると「映画『デスノート』を一緒にやってみたいです。そのときは、藤原さんはデュークで、僕はライトで」とまさかの野望を宣言。そして、「藤原さん、芸能生活20周年おめでとうございます。僕も一緒にハワイに行きたかったです(笑)。日本に帰ってきたらぜひ一緒においしいもの食べに行きたいです!」と先輩の門出を祝福していた。藤原さんとは、テレビドラマSP「ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー」以来2度目のタッグとなる入江監督は、「とても可愛い方。同世代で、男同士ですが(笑)人間としてとても魅力のある俳優さんで、待ち時間のたたずまいもピシッ!としていて現場もしまるし、『さすが座長!!』という感じでした」と、藤原さんの魅力に改めて言及。藤原さんのスゴいところを聞かれた監督が「女性の首を容赦なく絞めるところ」と衝撃の(?)告白をすると、会場からは笑いが起こっていた。「前回ご一緒したドラマでも、今回でも首を絞めてもらっているんですが、絞められている人に聞いてみると、『全然痛くないです』とおっしゃっていた。きちんと絞めているように見えるのにすごい」と、藤原さんの首絞めシーンには監督も圧倒された様子。「おたがい年をとって次は40代のときに面白い仕事をしましょう。そのときは、また首を絞めてください(笑)」と、独特の約束で再タッグを誓っていた。最後に、ファン1人1人に直接、感謝を伝えた藤原さん。「冷静に舞台や映画を観て応援してくれて、長い間多くの人に支えていただいた。面白い作品に出てもっと喜んでもらえたら嬉しい」と、20年の節目の年に新たな誓いを述べ、大盛況の中イベントは終了。ファンクラブツアーでは、藤原さんがファン1人1人にレイを首にかけてプレゼントしたり、集合写真を撮ったりするなどたくさん触れ合い、ファンも藤原さんも至福の時間を共に過ごした様子。藤原さんは「ありがたいです」と感激しきり。「15歳でデビューしてここまで続けて来れたのも皆さんのおかげですし、今回は『22年目の告白』とコラボしたツアーということもあって、みなさんにいち早く映画を観ていただけて嬉しいです」とファンへの熱い思いを告白した。なんと17回全てに参加しているという熱心なファンは、「デビュー当時から見守っていて、感慨深いです。今回は20周年だから絶対に参加しないといけないなと思い参加しました」と語り、大切な思い出となったよう。また、映画については「見事に騙されました。こんな役だと思わなかったです」と明かし、最新作で演じた“ソネ様”こと曾根崎の魅力を熱く語っていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月02日ゴジラとキングコングの戦いを描く映画『ゴジラVSコング』(2020年5月22日全米公開予定)の監督を、アメリカ版『デスノート』のアダム・ウィンガードが務めることが決定した。ザ・ハリウッド・レポーターが報じた。ウィンガード監督は、『サプライズ』や『ザ・ゲスト』などのスリラー映画を手掛け、最近では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)のリブート版『ブレア・ウィッチ』(2016)を担当。また、Netflix製作の『デスノート』の制作が終了したばかりだ。レジェンダリー・エンターテイメントとワーナー・ブラザースが手掛ける同作の詳細は明らかになっていないものの、『GODZILLA ゴジラ』(2014)と『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)を掛け合わせた作品になり、ゴジラとキングコングが最も強いモンスターを決める戦いを繰り広げるストーリーになると言われている。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの脚本を手掛けるテリー・ロッシオが、ほか6人の脚本家たちと共に同作品のストーリーを作り上げていくことになる。『GODZILLA ゴジラ』の続編となる『ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ』にはカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、チャールズ・ダンス、ミリー・ボビー・ブラウンらが出演することが決定しており、こちらも制作中。第1弾作品の監督を務めたギャレス・エドワードに引継ぎ、マイケル・ドゥハティが同作品の監督を務めることになっており、ドゥハティはザック・シールズとともに脚本も担当している。(C)BANG Media International
2017年06月02日現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」で元ヤンの“職人女子”室園美琴を演じているのが、2年前に「AKB48」を卒業、その後女優として活躍している川栄李奈だ。グループ卒業以降、女優として一気にブレイクした川栄さん。その“飛躍”の理由とは?「フランケンシュタインの恋」は120年もの間、人間界から遠ざかっていた綾野剛演じる“怪物”が、二階堂ふみ演じる津軽継実に出会い恋に落ちるが、怪物にはある秘密があり、それが怪物を苦しめていく…という物語。川栄さんは怪物が住み込みで働くことになる稲庭工務店の大工職人・室園美琴役で出演している。「AKB48」がブレイクを果たした2010年7月にグループ入り、同年11月に研究生公演でデビューした川栄さんは、2012年の「真夏のSounds good !」で初の選抜メンバー入り、ユニットデビューも果たしファンの間で次世代エース候補と目されるようになった。一般には「めちゃイケ」での“おバカキャラ”で注目を浴びた彼女だが、当時から“女優への思いを持っていた”という。2011年に「マジすか学園2」で女優デビューすると2014年には「セーラーゾンビ」でドラマ初主演を飾る。「AKB48」在籍時はグループ関連のドラマ出演が多かったが、同年秋には宮藤官九郎脚本、「関ジャニ∞」錦戸亮主演による「ごめんね青春!」に出演するなど単独での女優仕事もこなし、2015年夏のグループ卒業後は怒涛のごとく女優業にまい進することに。卒業後に主演した舞台「AZUMI 幕末編」が高評価を受け、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じるヒロインが下宿する森田屋の一人娘・森田富江役に抜擢。「早子先生、結婚するって本当ですか?」や「死幣-DEATH CASH-」など連ドラへの出演が続くと、昨年秋には『デスノート Light up the NEW world』で渋谷にいる普通の少女ながらデスノートで無差別殺人を行う“史上最悪のデスノート所有者”青井さくらを演じるなど短期間の間に数多くの作品に出演。幅広い役柄をこなす“実力”が評価され女優として大躍進を遂げた。同じ「AKB48」メンバーから女優へと転身を遂げた代表格といえば前田敦子と大島優子が挙げられるが、いずれもグループ在籍時から単独での女優活動が多く、女優として地道な準備を進めてきた印象が強い一方で、彼女たちはグループが最も注目された時代のエース級メンバーでもあり「元AKB48」の“色”を強く残して女優への道を歩み出したのも事実。それに対し川栄さんは在籍時にはグループ関連作品出演が中心で、あくまでグループの活動の延長として女優業を行っている感があった一方、彼女を起用した監督や演出家がこぞって絶賛する演技に対する意識の高さや勘の鋭さと、「AKB48選抜総選挙」での最高順位が16位と、共に総選挙1位に輝いた前田さん、大島さんに比べると「AKB48」としての“色”が強くないこと。またバラエティで定着した“おバカキャラ”と女優としての演技力のギャップも意外性がある魅力になっており、元「AKB48」の肩書きと女優としての実力が良い形でバランスしているのが、彼女の強みとしていまの“躍進”の原動力になっていると言える。そんな彼女が本作「フランケンシュタインの恋」で演じている室園美琴は元ヤンでちょっと口が悪いが、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという役どころ。以前のインタビューでは「口の悪い役はよくやらせてもらう」と言いながらも、監督から「明るく」と指示を受け自分の中のイメージとの違いから難しさを感じていると語り、「自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが大変」だが「自分でOAを見て演技を改善できる」連続ドラマならではの利点を生かして本作に挑んでいると話していた川栄さん。4月30日オンエアの第2話放送終了後のTwitterでも「演技うまいもんなー」「元AKB48の中で一番、実は演技うまい?」「48グループで川栄の演技が一番すき」「川栄は意外と演技上手い」など、その演技力を評価する声が多数ツイートされており、“OAを見ての改善”が今後反映されていけばさらにその評価が上がることは想像に難くない。この秋には人気コミックの実写化作品『亜人』の公開や、来年には「ジャニーズWEST」小瀧望、黒島結菜らと共演する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が控える川栄さん。今後の彼女の成長ぶりに期待が高まる。(笠緒)
2017年05月06日ヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が総勢50名を超えるガヤ芸人たちと共に、スタジオに招いたゲストを笑いとともに掘り下げる新しいスタイルのトークバラエティ「ウチのガヤがすみません」の5月2日(火)今夜放送回に俳優の菅田将暉が出演する。ジュノンボーイコンテストから芸能界入り、2009年に「仮面ライダーW」で俳優デビューすると、連続テレビ小説「ごちそうさん」や“女装男子”姿が話題となった『海月姫』、『暗殺教室』シリーズや総理である父と心が入れ替わる息子を演じた「民王」などで注目。昨年は超人気シリーズの最新作『デスノート Light up the NEW world』や『溺れるナイフ』、“校閲”の知名度を一躍アップさせた「地味にスゴイ!」など出演作が立て続けに公開、放送。今年に入ってもその活躍はとどまるところを知らず、大河ドラマ「おんな城主 直虎」への出演、「GReeeeN」の楽曲「キセキ」の誕生秘話を描いた『キセキ -あの日のソビト-』の公開、そして先日公開された『帝一の國』も大ヒット中と、まさに破竹の勢いだ。今夜はそんな超人気俳優の菅田さんを人気芸人50人が自らの特技で“おもてなし”。菅田さんの秘蔵写真にカミナリが鬼ツッコミすれば、“チーズ芸人”オススメの絶品ピザチーズのナイアガラに菅田さんが悶絶。そして菅田さん憧れの舞台であるよしもと新喜劇との夢コラボが実現。さらに横澤夏子、「相席スタート」山崎ケイら女性芸人たちが菅田さんキュンキュンさせる!?ガヤ芸人たちが総力を結集して菅田さんを様々な面を掘り下げていく1時間。ぜひお見逃しなく。菅田さんの主演最新作である『帝一の國』は現在大ヒット公開中。菅田さんのほか、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大という主演級人気俳優が集結。全国屈指の頭脳を持つ800人の超エリート高校生が集う日本一の名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という野心を秘めた菅田さん演じる新1年生・赤場帝一が、将来の内閣入りが確約されるという生徒会長の座を巡って命がけの「生徒会選挙」に挑む――という物語が展開する。菅田さんの新たな魅力を掘り下げる「ウチのガヤがすみません」は5月2日(火)今夜23時59分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月02日2015年に日本でワールドプレミアとして上演された舞台『デスノート THE MUSICAL』が帰ってくる。2003年から連載漫画として人気を集め、その後、テレビアニメや映画でも大ヒット。ミュージカル版は演出を栗山民也、楽曲をブロードウェイの作曲家・フランク・ワイルドホーンが手掛けた意欲作だ。前回に引き続き出演する柿澤勇人、小池徹平に話を聞いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報「最近、2.5次元の舞台がはやっていますが、この作品はそうではないと思っていて。時計の音の始まりは、デスノートを手にしたことで命が次々と消えていく緊迫感と生々しさがある。悲しくもあるけれど、心に突き刺さる舞台だと思います」と柿澤。彼が演じる大学生の夜神月(浦井健治とWキャスト)は、平凡な毎日を送っている。しかし、ノートに名前を書いた人間は死ぬ運命にある死神の「デスノート」を拾ったことから、退屈な毎日は消える。デスノートの効力を知り、月は、この世の悪を裁こうと犯罪者の名前を次々とノートに書き込んで殺していく。小池が扮するのは、殺人事件の捜査を始め、月を追い詰めていく名探偵L。「とにかく栗山さんの演出の仕方が面白い。キャストが皆、舞台上では同じ場所にいるのに、ちょっとした照明の変化で実は違う場所にいることが分かる。リアルタイムでいろんな物語が進行する。ワイルドホーンの美しい音楽とも相まってそのテンポやスピード感もすごいんです」と小池は話す。前回は、栗山から「現在の日本人を映す鏡であってほしい」と言われたそうだ。「渋谷のスクランブル交差点で皆、スマホを見ているシーンがある。物では満たされているけれど、心は満たされていない。月は頭もルックスもいいのに退屈していて、現代の若者の象徴なんです」と柿澤。一方、いつも猫背で椅子の上にしゃがみ込み、お菓子やコーヒーカップを数本の指でつまむ特異なキャラクターのL。「彼みたいに変な人は、僕は今まで見たことないです(笑)。常に何かを考えていて退屈さとも無縁の人。Lの人生を全うするつもりで演じていたので、現代の若者を意識したことはないですね。僕にも謎の人物です」と小池は笑う。「正義とは何か」というのも物語のテーマだ。「月は救世主キラとして世界の人々から支持を集め、凶悪犯を殺すことが正義だと信じていた。でもそれが本当の正義なのか、僕にも分からない。お客さんに持ち帰って考えてほしいですね」と柿澤。その言葉に小池も深くうなずき、「正義は自分の意思を貫いた月なのか、その月を倒そうとしたLなのか。お客さんはどっちに感情移入するんでしょうか。どちらの生き方が好きかとシンプルに考えるだけでも意味があると思います」と答えた。公演は、6月24日(土)・25日(日)富山・オーバード・ホールにて。その後、台湾・台中公演を経て、8月19日(土)から21日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、9月2日(土)から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。大阪公演のチケットは5月13日(土)より、東京公演のチケットは5月20日(土)より一般発売開始。取材・文:米満ゆうこ
2017年04月27日「潔く柔く」や「プリンシパル」など様々なヒット作を手掛ける人気漫画家・いくえみ綾のコミックを初連続ドラマ化する「あなたのことはそれほど」が4月18日(火)今夜からTBS系で放送となる。初回15分拡大。原作はいくえみ氏が「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載する同名コミック。“2番目に好きになった人”と結婚した主人公・渡辺美都が、ずっと想い続けていた初恋相手と偶然再会したことから始まる、2組の夫婦のマリッジライフと、四者四様に揺れる恋愛模様を予測不能な展開で描く。眼科クリニックで医療事務として働く美都は、患者として来ていた涼太に交際を申し込まれる。穏やかで優しく食事の趣味も合い、なにより美都を一番に考えてくれる涼太。これまで付き合ってきた明るく面白いいわゆるモテ系男子とは全く違うが居心地のよさを感じる。美都には実家でスナックを経営している母がいるが、その母のことも大切にしてくれ仕事もまじめ。結婚相手≒生活をともにする人としては申し分ないし美都だって好きだが、でも一番好きなのは…美都の脳裏に中学の頃好きだった有島光軌が蘇る。自分に別れを告げることなく引っ越してしまった有島君。いまでも彼に似た人を見つけるとつい目で追ってしまう。美都はあれから有島と似た男とばかり付き合ってきた。中学のとき占い師に「2番目に好きな人と結婚するのがいい」と言われて有島と結婚できないと思ったことがあった。それがいまもずっと心に引っかかっていた。再び占いに行くと「2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」とまた言われてしまい、幸せになりたい美都は涼太との結婚を決意。多くの人たちから祝福を受ける美都と涼太。多くの女は皆どこか妥協して結婚するものだと、文字通り幸せな結婚をするが、ある日飲み会の帰り道に偶然“初めての相手”で運命の人だと信じていた有島に再会する――というストーリー。主人公の三好美都には「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「お母さん、娘をやめていいですか?」など主演作が続く波瑠。美都を一途に愛する夫・涼太役には『デスノート Light up the NEW world』や『聖の青春』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などヒット作に立て続けに出演している東出昌大。また美都の初恋相手である有島光軌の妻・有島麗華には『土竜の唄 香港狂騒曲』の仲里依紗。そして麗華の夫で美都と偶然再会する光軌を「劇団EXILE」の鈴木伸之が演じる。大政絢、山崎育三郎、黒川智花、中川翔子らが出演。また今夜の第1話には注目の若手女優、飯豊まりえもゲスト出演、ウエディングドレスで花嫁役を演じるという。結婚した相手は本当に人生最愛の人か?一度きりの人生、誰と結ばれるのが本当の幸せなのか?「忘れられない人」がいる全ての大人たちへ問いかける大人の恋愛劇「あなたのことはそれほど」は4月18日(火)より毎週火曜日22時~TBS系にてスタート。(笠緒)
2017年04月18日女優という肩書が、すでに板に付いてきた。川栄李奈は所属していた「AKB48」を2015年に卒業以降、舞台「AZUMI」シリーズ、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画『デスノート Light up the NEW world』と次々に出演作を重ね、演技者としての顔をお茶の間に広めた。最新出演作は、綾野剛主演のドラマ「フランケンシュタインの恋」で、綾野さんを含めた恋の四角関係に陥ってしまう悩ましい役。撮影初日の川栄さんを直撃し、現場での緊張と興奮を届けてもらった。「フランケンシュタインの恋」は、120年もの間、人間から身をひそめて生きてきた怪物(綾野剛)が、女子大生の津軽継実(二階堂ふみ)に出会い、恋に落ちるラブストーリー。川栄さんが演じるのは、怪物がやっかいになる稲庭工務店で働く室園美琴。元ヤンキーというキャラクターなので、ちょっと口は悪いものの、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという、女子っぽい一面も光る役どころだ。「口の悪い役はよくやらせてもらうんですけど(笑)、監督には“とにかく明るくね”と言われました。台本からイメージした自分の中のヤンキーは、そんなに明るくなかったので、すごく難しいです」と、初日ゆえの手探りで役をつかんでいることを語った。普段、バラエティ番組などの飾らないイメージから、明るい印象を持たれる川栄さんだが、実際は「テレビと違っておとなしいって言われます。もともと自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが結構大変です」と言う。言葉の内容とは裏腹にニコニコと話す姿は、難しい役へのやり甲斐を感じている様子にもとれた。この日、初めて見たという綾野さんの怪物っぷりについては、「本当に完璧で、すごいと思いました。すでにもう怪物ぽくって、表情がすごく新鮮な感じがしました」と、その役作りに太鼓判を押す。そして、怪物に淡い恋心を抱くことになるヒロイン・津軽についても、「気持ちが分かります! 何も知らない人に1から教えることを経験していたら、恋しちゃうんじゃないかなって」と賛同する。ちなみに、川栄さん自身のタイプを聞けば、「面白い人!」と即答。だから、面白くないと思った男性には「面白くないね~と普通に言っちゃいます(笑)」と、魅惑の微笑みで惑わせてくれる。本作には、綾野さんのほかにも、若き実力派の二階堂さんや柳楽さんなどが脇を固める。脂の乗った俳優陣に囲まれることを「光栄です」と表現しながらも、「逆に…ちょっと申し訳なくなるんです」と声のトーンをやや落とした川栄さん。「台本(の登場人物)を見て、“こんなすごい人たちの中に何で私がいるんだろう”って思っちゃうんです。だから、頑張らないと、って。現場ではしっかりしている風にしているんですけど、家ではナイーブです」と本音をチラリと明かした。しかし、「私は、すごく自然体なお芝居をする人が好きなんです。限りなく自分も近づきたいと思っています。ドラマの撮影期間は長いので、皆さんのことをたくさん観察していきたいです」と、心地良い刺激を糧にすることを誓っていた。最後に、気合い十分の川栄さんに連続ドラマならではの魅力を聞いてみた。「連ドラって、1話の放送のときに、まだ3話とかを撮っているじゃないですか。だから、自分でOAを見て演技を改善できるんです。映画とかは1年前に撮っているので、“もっとこうしておけば”と思ってもどうにもできないんですけど、ドラマは次に生かせるから、そこがすごくいいところだと思います」。「フランケンシュタインの恋」は4月23日(日)22時より日本テレビ系列にて放送開始。(text:Kyoko Akayama)
2017年04月16日人気の“イヤミス”小説の女王、湊かなえ原作、「夜行観覧車」「Nのために」のチームが藤原竜也を主演に迎えて贈る渾身の“ヒューマンミステリー”「リバース」が4月14日(金)今夜22時~TBS系で放送を開始する。今年デビュー10周年を迎える人気ベストセラー作家の湊氏による同名小説が原作となる本作。タイトルの「リバース」は「逆」「反転」という意味の“reverse”と「再生」「復活」を意味する“rebirth”の両方の意味を持ち、視聴者の目線を毎回「リバース」させ事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであると同時に、亡くなった親友を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく人間ドラマでもある。また主人公ら若者目線以外に刑事が見る「偽り」と「真実」、息子の死を未だ受け入れられない母の「葛藤」と「赦し」という親の目線でも「反転」「再生」を描いていくという。深瀬和久は冴えない男。有名大学を卒業しながらも地味でつまらない普通の人生を送ってきた彼の唯一の取り柄はおいしいコーヒーを淹れることだが、そのたびに彼の頭をよぎるのはたった一人の親友・広沢由樹を失ったことだった。それは10年前、彼が大学生のときのスノボ旅行中に起こった悲しい事件でのこと。ある日、深瀬は行きつけのコーヒー店で越智美穂子という女性と運命的に出会い、彼女に強く惹かれていく。そんななか深瀬のもとに大学の教授の退官祝賀会の知らせが届く。広沢のことを思い出すのを恐れながらも会場に向かった深瀬は10年前の旅行メンバーであり、現在は高校の社会科教師をしている浅見康介や、県議会議員秘書の村井隆明、村井の妹・明日香の夫で大手商社マンの谷原康生らゼミ仲間と再会する。そこに彼らを待ち受けていたかのように、10年前の事件の真相を未だに追い続けているジャーナリスト・小笠原俊雄が現れる…というのが第1話のストーリー。湊作品では珍しい男性主人公・深瀬和久を藤原さんが演じて主演、深瀬と運命的に出会う越智美穂子には『デスノート』でも藤原さんと共演経験のある戸田恵梨香。また深瀬のゼミ仲間の浅見康介には「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、10年前の事件で亡くなった深瀬の親友・広沢由樹には小池徹平、いまは県議の秘書をしている村井隆明には三浦貴大、その妹、谷原明日香には門脇麦、明日香の夫・谷原康生には市原隼人、10年前の事件を追う小笠原俊雄には武田鉄矢、そのほかYOU、志賀廣太郎、片平なぎさらが共演する。「リバース」は4月14日(金)22時~TBS系で放送開始。(笠緒)
2017年04月14日日本を代表するミステリー作家・森村誠一を代表する作品の1つでこれまで何度も映画化、ドラマ化されてきたベストセラー小説を、藤原竜也と鈴木京香の共演でドラマ化するドラマスペシャル「人間の証明」が、4月2日(日)今夜テレビ朝日系で放送される。原作は1976年に発表された同名小説で、同作は「棟居刑事シリーズ」の主人公である棟居弘一良が初登場する作品としても知られる。現在までに単行本・文庫本含め累計770万冊以上を売り上げるベストセラーとなった原作は、1977年に岡田茉莉子×松田優作主演で映画化され大ヒットを記録した後も、1978年に連続ドラマ化、1993年には石黒賢主演で、2001年には渡辺謙主演でスペシャルドラマ化、2004年には竹野内豊主演で再度連続ドラマ化されるなど、幾度となく映像化されてきた。設定などがアレンジされてきた過去のドラマ版と違い、今回は「終戦直後から1970年代の昭和」をバックグラウンドに、原作に忠実な映像化に挑戦。その普遍的な訴求力に富むストーリーを現代によみがえらせる。昭和49年、東京。ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、一人のみすぼらしい身なりの黒人青年が息絶える。胸には深々と突き刺さるナイフ。頬には一筋の涙が伝っていた。現場に駆け付けた麹町東署の棟居弘一良(藤原さん)は、本庁捜査一課の横渡伸介(緒形直人)とともに捜査を開始。青年が向かおうとしていた最上階で聞き込みを始める。その日、最上階では高名な美容家の八杉恭子(鈴木さん)による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき、大物議員の夫(中原丈雄)と一人息子(堀井新太)とともにスポットライトを浴びる恭子は、理想の妻、理想の母として日本中の憧れを集めていた。殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明する。しかし、恭子のパーティー客に該当する人物はいなかった。その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ちであること、片言ながら日本語が話せたこと、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。今回、棟居弘一良を演じる藤原さんは、舞台から映画・ドラマと幅広く活躍し、昨年公開の『僕だけがいない街』や『デスノート Light up the NEW world』も大ヒット。これまで数々の名優たちが演じてきた棟居を藤原さんがどう演じるのかも本作の見どころ。また八杉恭子を演じるのは映画『清須会議』や昨年の大河ドラマ「真田丸」などで知られる鈴木さん。鈴木さんと藤原さんは今作が13年ぶりの共演となる。そのほか棟居と行動を共にするベテラン刑事役で緒形さんが、昔の恭子を知る老女役で草笛光子、捜査の全権を握る捜査一課キャップ役には宅麻伸など実力派俳優がキャストに揃った。さらに主題歌をEXILE ATSUSHIとギタリスト・Charがコラボして「EXILE ATSUSHI & Char」として担当する。ジョー山中氏の名曲へのリスペクトの想いがこもった新たな「人間の証明のテーマ」にも注目だ。ドラマスペシャル「人間の証明」は4月2日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)
2017年04月02日若手実力派俳優・菅田将暉が、4月29日(土)放送の「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」で、「世にも奇妙な物語」初出演&初主演を果たすことが決定。菅田さんは、オリジナル作品「カメレオン俳優」に登場しドラマ内で様々なキャラクターに変化していくという。ストーリーテラーのタモリと、豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。今回、出演が決定したのが、「仮面ライダーW」で俳優デビュー後、『共喰い』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、連続テレビ小説「ごちそうさん」や『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』『キセキ ーあの日のソビトー』など数々の話題作に出演する菅田さん。彼が演じるのは、初主演ドラマの撮影で散々ダメ出しを受け、プレッシャーに押しつぶされそうな若手人気俳優の工藤圭太だ。工藤は、「どんな役にも染まれるカメレオン俳優になれ」というマネージャーの鍋島(塚地武雅)の勧めで、一時的に思い通りの人間に変身できるという秘薬“カメレオーネ”の投与を始めてしまう。以来、まるでカメレオンのように次々と役に染まり、難役をこなしていくが、ドクターからカメレオーネの投与は1日1回までと制限されていたにも関わらず、カメレオン俳優ランキングで不動の1位をキープする八巻卓朗(平山浩行)との競演をひかえ…。デビューする前から本シリーズを観ていたと言う菅田さんは「素直にうれしかったです。ちょっとホラーで怖いものもあり、シリアスだったり、笑いや風刺の利いたものもあったりしますし、人間の根底にある欲望を描いている作品も多くて、個人的にはそういうのが好きです」と喜ぶ。菅田さん自身、いままで色々な役を演じてきた経験とも重なると話し、「物語の冒頭の“いまはちょっと笑うだけでキャーキャー言われるけど、これからはハートのお芝居しなきゃダメだぞ”っていう台詞が妙にツボで、“これはやりたいな”と思いました」とコメント。実際の撮影については、「めちゃくちゃ楽しいですね。ゲラゲラ笑いながらみんなで作ることができて、シーンひとつひとつに手応えがあって、ちゃんとクライマックスに向けてみんなで“良い悪ふざけ”ができているなと感じました」とふり返った。また、“カメレオン俳優”と呼ばれることも少なくない菅田さんにとって、まさにセルフパロディーとも言える今作。ドラマ内で色々なキャラクターに変化する菅田さんの演技がまさに一番の見どころとなっており、菅田さんも「ビジュアルのわかりやすい変化もあるんですけど、ところどころ自力でやっていかないといけないので、そこをぜひ見てほしいですね。物語の設定上は薬で変身していますが、実際には薬の力は無いので…(笑)ドラマを見ている人には“薬を投与しているから”という風に見てもらえればうれしいです」とアピール。そして「怪作です」と表現するのは、プロデュース・演出の後藤庸介。「驚がくのラストシーンが待っています。最強のライバルとの直接対決となるラストシーン、実はほとんどドキュメンタリー」と説明し、「台本に簡単な流れは書いてあったものの、実際にはリアルなカメレオン俳優2人のガチンコ対決となっています。何が起こるか分からない我々の前で繰り広げられた2人のお芝居は…とにかく見てください。奇跡のようなラスト5分です。僕は菅田くんのあるアドリブが衝撃的すぎて、冷や汗が止まりませんでした」と期待を煽るコメントを寄せた。さらに今回、菅田さんが主演する4月公開の映画『帝一の國』とのコラボシーンも登場。カメレオン俳優となった主人公が『帝一の國』に主演しているという設定で、撮影現場を再現している。そして菅田さんのほかにも、マネージャー・鍋島役の塚地武雅(ドランクドラゴン)をはじめ、山崎紘菜、山中崇、大和田伸也、平山浩行、峯村リエら若手からベテランまで幅広いキャストが物語を盛り上げる。いまノリに乗っている俳優・菅田将暉の熱のこもった怪演ぶりに乞うご期待。「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」は4月29日(土)21時~フジテレビにて放送。『帝一の國』は4月29日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月30日大人気漫画「デスノート」を原作としたNetflixオリジナル映画『デスノート』が、8月25日(金)より全世界同時配信されることがこのほど決定。併せて、新たなドラマ予感させる本作の予告編と場面写真が到着した。原作は、日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る、言わずと知れた大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)によるコミック「デスノート」。偶然にもあるノートを手にした男子高校生が、そのノートに顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づき、神のような力の虜になった彼は、その恐ろしい力を持つノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていくというストーリー。今回本作の監督を務めるのは、『サプライズ』『V/H/S』『ザ・ゲスト』などを手掛ける、いまハリウッドで大きな期待を集めている注目の若手サスペンス・ホラー監督アダム・ウィンガード。また、脚本にはチャーリー・パルラパニデス、ヴラス・パルラパニデス、ジェレミー・スレイターなど一流クリエイターが名を連ねている。そしてキャストには、『きっと、星のせいじゃない。』のナット・ウルフがライト・ターナー役(夜神月)を演じるほか、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、モデルで女優のマーガレット・クアリーなど、ハリウッドで熱い視線を浴びる若手スターが集結している。このほど解禁された予告編では、主人公ライト・ターナーが空から落ちてきたデスノートを手にする姿からスタート。また、映像の最後には死神・リュークと思われる怪しい影と、「さて、始めよう」の不気味な声も収録されている。緊迫感ある雰囲気と共に、新たに巻き起こるスリリングなドラマを垣間見ることができる映像となっている。ウィンガード監督は、「今回、このような素晴らしい俳優陣と組むことができて光栄に思います。原作者である大場つぐみさんと小畑健さんのオリジナリティあふれるストーリーを、全世界に届けられることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。Netflixオリジナル映画『デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年03月23日2015年に上演され、話題になった『デスノート THE MUSICAL』がこの秋、2年ぶりに再演される。原作は社会現象にもなった大ヒットマンガ『DEATH NOTE』。これを豪華キャストと世界レベルのクリエイターの手で制作し、韓国でも上演された日本発信の大作ミュージカルだ。再演も楽しみな中、3月4日・5日には、夜神月(やがみ らいと)役の浦井健治・柿澤勇人(Wキャスト)、L役の小池徹平らメインキャストが集結し、東京・TBS赤坂ACTシアターにて『デスノート THE CONCERT』を開催した。『デスノート THE MUSICAL』チケット情報『デスノート THE MUSICAL』は、個性の強いキャラクターになりきった俳優たちのビジュアル再現度の高さに加え、『ジキル&ハイド』などを手がけたフランク・ワイルドホーンによる楽曲の素晴らしさも人気の要因。その音楽の良さを存分に堪能できるコンサートとあって、チケットは即日完売。劇場には大勢のファンが詰め掛けた。開幕前のステージ上にはスポットライトに照らされた真っ赤なリンゴ。『デスノート』のスリリングでスタイリッシュな世界観が早くも伝わってくる。コンサートは荘厳なエンディング曲『レクイエム』からスタート、続けてテーマ曲とも言えるナンバー『デスノート』を、浦井と柿澤、ふたりのライトが歌い継ぐ。ともにミュージカル界を代表する実力派俳優だが、2年の経験を得てふたりとも、歌声がいっそう力強くなったようだ。その後、弥海砂を演じる唯月ふうかが可愛らしいナンバーで会場を盛り上げ、小池も『ゲームの始まり』でLの決意を高らかに歌い上げる。実際の舞台の衣裳・メイクではないものの、前かがみの姿勢や上目遣いの視線に、好評だった小池のLが蘇った。死神レム役の濱田めぐみは相変わらずの圧巻の歌声。特に海砂を見守る深い愛を歌い上げる『愚かな愛』は、劇場を感動の渦に包み込む。そんな懐かしいメンバーに加え、再演で死神リュークとして参加する石井一孝も、その迫力の歌声とユーモア溢れる存在感でアピール。MCでも「自分はリュークと顔が似ているからこの役が来たのかな」と笑わせた。さらに韓国版のリューク、カン・ホンソクも参戦。鬼気迫るパフォーマンスの後、一転して人柄の良さがにじむにこやかなトークで作品への愛を語った。ワイルドホーンによるメロディアスな音楽を、日本ミュージカル界屈指の歌唱力を持つメンバーが思いいれたっぷりに歌い、さらに実際の舞台では叶わないふたりのライトが同じステージに立つ姿も観られた、豪華なコンサート。新キャストの高橋果鈴(夜神粧裕役)、別所哲也(夜神総一郎役)のビデオメッセージも流され、秋の本公演への期待も大いに高まった。さらには9月に新国立劇場 中劇場で行われる東京公演に先駆け、7月に台湾公演(台中ツアー)が決定したことも発表に。ワールドワイドに展開する日本発の舞台『デスノート THE MUSICAL』に、引き続き注目だ。
2017年03月13日ガイ・リッチーがメガホンを取る実写版『アラジン』が撮影に向けて動き出している。「The Hollywood Reporter」によると、主要キャストのアラジン役とジャスミン役の募集の呼びかけが始まっており、18歳から25歳までの中東系で「歌える」俳優を募集中とのこと。ミュージカルスタイルの映画になるため、「踊れる」ことももちろん大きなプラスの要素になると募集要項に書かれている。まずは写真、自身が歌っている動画を送り、それからオーディションに参加できるかが決まるようだ。撮影はイギリスで2017年7月から2018年1月までの約6か月間で行われる。リハーサルは4月に始まるというので、それまでにアラジンとジャスミン役が決定しそうだ。実写版『アラジン』は、1992年にディズニーが製作したアニメーション映画『アラジン』をベースに、『ビッグ・フィッシュ』のジョン・オーガストが脚本を執筆、リッチー監督と『Sherlock Holmes 3』(原題)でもタッグを組むダン・リンが自身の経営する製作会社「Lin Company」を通して製作を担当。ハリウッド版『デスノート』のジョナサン・アイリッヒが製作総指揮を務める。(Hiromi Kaku)
2017年03月10日藤原竜也と伊藤英明が初共演するサスペンス・エンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。このほど、藤原さんが「いままであるようでなかった役」とまで語る本作の予告編が完成。主題歌を、宮藤官九郎脚本ドラマ「ゆとりですがなにか」で注目を集めたロックバンド「感覚ピエロ」が書き下ろしている。5人の命を奪った連続殺人犯の曾根崎雅人(藤原さん)が、時効を迎えた未解決事件の“殺人の告白本”を出版するところから物語が始まる本作。1995年、5人の命を奪い世の中を震撼させた連続殺人事件は、懸命な捜査も虚しく、未解決のまま時効を迎えた。そして事件から22年後、自身の殺人を告白した曾根崎が、本の出版記者会見を行う。美しい容姿で不敵な笑みを浮かべ、出版した本「私が殺人犯です」を手に会見・サイン会・TV出演とキャンペーンを展開していく曾根崎。そんな犯人を22年間追い続けてきた刑事・牧村航(伊藤さん)の気持ちとは裏腹に、マスコミ報道は加熱、SNSにより拡散された曾根崎は、日本中から罵声と歓声を浴びながら、一躍時の人になっていく――。解禁となった予告編では、未解決のまま時効を迎えたため、“絶対に捕まえられない殺人犯”曾根崎と、“22年前に犯人を取り逃した刑事”牧村が対峙。5人もの命を奪った曾根崎は、牧村と再会し「あんたがどんくさいから5人も死んだんだよ」と悪びれもなく言い放つ。なぜ、曾根崎は殺人の告白本を出版したのか?22年間、犯人を追い続けた牧村や苦しんできた被害者遺族たちを、いまになってもなお苦しめるのか…?藤原さんは、これぞ“藤原竜也の真骨頂!”ともいえる『デスノート』『カイジ』『るろうに剣心』に続く、圧倒的な存在感を放つキャラクターを熱演。連続殺人犯という新たなクズ役について、「すごく難しい役でしたが、(仕上がりが)とても楽しみです。衣装チーム・ヘアメイクチーム含め、話題性・カリスマ性のある1人のキャラクターを作り上げてもらって、(入江悠)監督、まわりのスタッフが新たな役を作ってくれました。いままであるようでない役柄です」と意気込む。また、「伊藤さんとの共演は、刺激的でした」とふり返っている。一方の伊藤さんは、藤原さんとの共演について「主演の名前に藤原竜也くんの名前を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、一緒に実際にやってみて、壁がないというか、盛り上げて現場を引っ張っていくのはものすごく頼もしい役者さんです」と絶賛。そして、登場人物がさまざまな思惑で動く本作について、「物語の軸が、僕が演じた牧村中心に動いているので、見ている人が前後をちゃんと想像できるように監督とひとつひとつ丁寧に話しながら作っていきました」とも明かしている。さらに本作の主題歌には、インディーズながらドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌「拝啓、いつかの君へ」が絶賛を受けた実力派で、若者から絶大な人気を誇る「感覚ピエロ」が決定。映画主題歌を手がけるのは今回が初めてとなり、予告編では彼ら書き下ろしの楽曲「疑問疑答」も初解禁された。ボーカルの横山直弘は、「『22年目の告白』を初めて観たとき、その後味の強烈さと生々しさにただただ圧倒されました。今回その映画の世界観と、『感覚ピエロ』が表現したい『刺激的なロック』とが互いにクロスし生み出されたのが『疑問疑答』です。強烈に、泥臭く、それでいて繊細。そんな人間の奥底に潜む心の生々しさとエグさを、楽器とメロディと歌詞で表現しました」と楽曲に込めた思いを語っている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の楽曲によるスペシャルコンサート、『デスノート THE CONCERT』が4日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年4月に日本、6月に韓国で上演された。9月に日本版が新国立劇場中劇場で再演される予定だ。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。9月の再演に先駆けて行われたのが、『デスノート THE CONCERT』。夜神月役でWキャストを務める浦井健治&柿澤勇人、L役の小池徹平、弥海砂役の唯月ふうか、死神レム役の濱田めぐみといった初演キャスト陣、そして新たに死神リューク役を演じる石井一孝が集結した。さらに、韓国版でリューク役を演じたカン・ホンソクをスペシャルゲストに迎え、コンサートバージョンの『デスノート』が幕を開けた。荘厳なミサ曲を想起させるオーバーチュアによって始まった同公演、まずは主役の浦井ライトと、柿澤ライトがシルエットから登場し、パワーボイスをぶつけ合う。Wキャストのため、本公演では観ることのできない2人のデュエットが披露された。端麗、鋭利な浦井と、直球の情熱の柿澤のハーモニーに加え、ミサ役の唯月が歌に寄り添っていく。さらに、作中のラフな衣装とは違って、髪をまとめタイを締めたフォーマルな姿のL役・小池が現れ、力強い歌声を響かせた。また、こちらも死神姿とはまったく違うドレス姿のレム役・濱田と、スタイリッシュなリューク・石井が掛け合いを披露した。トークは、浦井と柿澤のWライトが小池を挟む形で展開。初演時エピソードなどを繰り広げた。また途中で石井が呼び込まれ、原作ソックリの"リューク顔"を見せると会場は笑いに包まれた。さらにゲストのカン・ホンソクがリューク役らしく怪奇の笑いを響かせて登場し、エネルギッシュな歌声を披露。唯月と濱田による"女子トーク"のコーナーで再び呼ばれたカンは、今回の日本滞在で寿司を堪能した話を語り、会場を盛り上げた。本公演を再現した演出も交えてのコンサートは、約80分で終幕へ。カーテンコールでは、今夏の台湾公演決定のニュースが発表された。コンサートの東京公演は終了し、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで3月11日に行われる。また、『デスノート THE MUSICAL』は東京・新国立劇場 中劇場にて9月2日~24日に上演される。
2017年03月07日「潔く柔く」や「プリンシパル」など様々なヒット作を手掛ける人気漫画家・いくえみ綾の「あなたのことはそれほど」が、TBSの火曜ドラマ枠にて4月期よりドラマ化されることが決定。主演には波瑠を迎えるほか、東出昌大、仲里依紗、鈴木伸之ら共演者も明らかになった。眼科クリニックで医療事務として働く美都(波瑠)は、患者として来ていた涼太(東出昌大)に交際を申し込まれる。涼太は穏やかで優しく、食事の趣味も合い、なにより美都を一番に考えてくれる。これまで付き合ってきた明るく面白いいわゆるモテ系男子とは全く違うが、居心地のよさを感じる。美都には実家でスナックを経営している母がいるが、涼太はその母のことも大切にしてくれる。仕事もまじめ。結婚相手≒生活をともにする人としては申し分ない。美都だって好きだ。でも一番好きなのは…美都の脳裏に中学の頃好きだった有島光軌(鈴木伸之)が蘇る。自分に別れを告げることなく引っ越してしまった有島君。いまでも彼に似た人を見つけるとつい目で追ってしまう。美都はあれから有島と似た男とばかり付き合ってきた。中学のとき占い師に「2番目に好きな人と結婚するのがいい」と言われて有島と結婚できないと思ったことがあった。それがいまもずっと心に引っかかっていた。再び占いに行くと「2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」とまた言われてしまい、幸せになりたい美都は涼太との結婚を決意。多くの人たちから祝福を受ける美都と涼太。多くの女は皆どこか妥協して結婚するものだと、文字通り幸せな結婚をするが、ある日飲み会の帰り道に偶然“初めての相手”で運命の人だと信じていた有島に再会する――。本作は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載中のいくえみ氏による「あなたのことはそれほど」が原作で、2組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる恋愛模様を、予測不能な展開で繰り広げていく。物語は“2番目に好きな人”と結婚した主人公・渡辺美都が、ずっと想い続けていた中学時代の同級生と偶然再会したことからすべてが始まる…。恋に素直で積極的な主人公・渡辺美都役には、連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを演じ、「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「お母さん、娘をやめていいですか?」など主演作が続く波瑠さん。運命だと信じていた男との再会に心を揺さぶられる女という、これまでとは異なる役柄で新境地に挑む!今回の役柄について波瑠さんは、「自分の憧れのようなものに正しくはないとわかっていても突き進まずにはいられないような女性」と話し、「とても素直で愚かな彼女に共感したり、馬鹿だなぁなんて思いながら見ていただけるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。また、美都を一途に愛する夫・涼太役に、連続テレビ小説「ごちそうさん」で注目を集め、大河ドラマ「花燃ゆ」、『デスノート Light up the NEW world』など数々の作品に出演する東出さん。そしてもう一組の夫婦で洞察力に優れた賢妻・有島麗華役を、女優やモデルなど多彩な分野で活躍中の仲さん、美都の初恋相手で麗華の夫・光軌役に、注目の次世代俳優として期待が高まる「劇団EXILE」鈴木さんが演じる。なお、いくえみ作品が連続ドラマ化されるのは、今作が初。いくえみ氏は「誰にも感情移入せずに淡々と描いているお話ですが、ドラマをご覧になる方たちは登場人物の誰にどんな感情を抱くのか、また役者さんたちがどのように演じてくれるのか、とても楽しみにしています」と期待を寄せている。「運命だと信じていた男との再会に心を揺さぶられる女」、「不倫されたと知っても妻を愛し、責めない男」、「浮気をしている夫を手のひらで転がす妻」、「軽い遊びのつもりが抜けられなくなる男」の可愛くも切ないドキドキや予想を裏切る展開…。この4人の男女が繰り広げる大人のラブストーリーをお楽しみに。火曜ドラマ「あなたのことはそれほど」は4月期より毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月24日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品『火花』の映画化が決定。板尾創路監督、菅田将暉と桐谷健太のW主演で、2017年11月23日(木・祝)より全国東宝系でロードショーされる。原作は第153回芥川賞受賞作『火花』原作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品。漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、“現実”の壁に阻まれ、“才能”と葛藤しながら歩み続ける青春物語である。本作が掲載された雑誌『文學界』は驚異的な売り上げを記録し、単行本の部数は253万部を突破。「第153回芥川賞」を芸人として初めて受賞する快挙を達成するなど、発売当初から大きな話題を呼んだ。2016年6月からは総監督、廣木隆一によりNetflixでドラマ化され、さらに2017年2月からは同ドラマがNHKで連続ドラマとして放映されるなど、ますます注目を集めている。菅田将暉と桐谷健太のW主演、監督は芸人の板尾創路主人公となるお笑い芸人、徳永を演じるのは菅田将暉。2016年だけでも『溺れるナイフ』、『デスノート』など9本の映画に出演、2017年も『帝一の國』、『銀魂』に出演する、今最も勢いのある若手実力派俳優の彼が、まったく芽が出ない若手お笑い芸人を演じる。そして、先輩芸人の神谷を演じるのは桐谷健太だ。『クローズZERO』や『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など数々の作品でその圧倒的な存在感を放つ個性派俳優として活躍するだけでなく、2016年紅白歌合戦に出場するなど、お茶の間でも広く愛される存在。徳永の師匠となり、強い信念によって"真の笑い"を追求する芸人役に挑む。そのほか、神谷のヒロイン真樹役に木村文乃、徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当、山下役には2丁拳銃の川谷修士、徳永の後輩芸人であり、目まぐるしいスピードでスターの階段を駆け上がっていくピン芸人・鹿谷役に加藤諒がキャスティングされた。そして本作で指揮を執るのは、又吉の大先輩でもある芸人・板尾創路である。彼の映画界での活躍は、映画監督の平山秀幸、是枝裕和らも絶賛するほどのものだ。2010年に発表した『板尾創路の脱獄王』は、初長編監督作品にも関わらず、釜山国際映画祭をはじめとした国際映画祭などに出品され、第29回藤本賞・新人賞と、第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞している。又吉が創造した「芸人」の世界を、同じ芸人である彼ならではの視点を盛り込みながら創造する。そして、板尾と共に脚本を作り上げるのは、『青い春』、『クローズEXPLODE』などを手掛けた映画監督の豊田利晃。俳優として長年付き合いのある板尾からのラブコールにより、本作参加が決定した。特報映像公開に向け、予告映像が公開された。徳永と神谷によるボケとツッコミのやりとりや、夢に向かって全力で生きる2人の仲睦まじい姿に加え、思い描く理想と現実の狭間で葛藤し、泣き叫ぶシーンなどが切り取られている。本作のテーマが凝縮されており、本編完成が待ち遠しくなる予告に仕上がっている。主題歌は、菅田将暉&桐谷健太がビートたけしの名曲をカバー主題歌は、菅田将暉と桐谷健太の二人が歌う「浅草キッド」。auのCMソング「見たこともない景色」でソロデビュー、2ndシングル「呼吸」を発売し、歌手としての活動も広げつつある菅田将暉。一方で、2016年「海の声」で第58回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、第67回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした桐谷健太。彼らが夢のタッグを組み、ビートたけしの名曲「浅草キッド」を歌い上げる。同曲では、いつか売れる日を夢見てもがく若手芸人の気持ちが綴られており、板尾創路の“映画のラストを飾りたい”という希望から実現した。あらすじ若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―作品概要『火花』公開時期:2017年11月23日(木・祝)原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己ほか配給:東宝Ⓒ2017「火花」製作委員会
2017年02月17日“イヤミスの女王”湊かなえの「リバース」が、主演に人気俳優の藤原竜也を迎え、「夜行観覧車」「Nのために」などを手掛けた制作陣が再集結し、TBS4月期放送の金曜ドラマ枠にて映像化されることが決定した。深瀬和久(藤原竜也)は有名大学を卒業しながらも地味で、つまらない程普通の人生を送ってきた。物語は彼の恋人・美穂子(戸田恵梨香)のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届いたところから始まる。そのとき、深瀬は心の奥底にずっと封印していた親友・広沢由樹(小池徹平)の死と向き合うときが来たと直感するのだった。10年前の冬、大学のゼミ仲間、谷原康生(市原隼人)、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)と、村井の妹・明日香(門脇麦)で行ったスノボ旅行中に不審な事故死を遂げた広沢。しかし、この事故には隠された大きな“秘密”があった。この秘密を共有した谷原、浅見、村井にも告発文が送られ、彼らにも次々と事件が襲いかかる。深瀬は大事な人を守るために、10年前の事件の真相と向き合うことを決意する。10年前の隠された罪と真相、脅迫犯の正体とは――!?原作は、今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊氏の同名小説。女性主人公の多い湊かなえ作品では新鮮な男性が主人公の物語だ。タイトルは英語で「逆」「反転」の意味を持ち、同時に rebirth=「再生」「復活」を表している。このドラマは、視聴者の目線を毎回「リバース」させ、事件や事故の真実を「反転」させるミステリーであり、また亡くなった親友・広沢を軸に登場人物たちが友情や絆を「再生」させていく上質な人間ドラマ。さらに、若者の目線だけでなく、あの日これは事故ではないと直感した刑事・小笠原の見る「偽り」と「真実」、息子の死を未だ受け入れられない母の「葛藤」と「赦し」という親目線の反転と再生も描いていく。主人公・深瀬和久を演じるのは、『カイジ』シリーズや『デスノート』、『僕だけがいない街』など圧巻の演技力と唯一無二の存在感でジャンル問わず多くの作品で活躍する藤原さん。これまでダークヒーローや個性的なキャラクターなど、力強くカッコいい役柄が多かった藤原さんだが、今回演じるのはつまらないほど普通で地味な冴えない男だ。初めての湊作品ということで、「とても楽しみにしています」と期待を語る藤原さん。「(雪山でのクランクインという)壮大なスケールで撮影初日を迎えるわけですから、しっかりとした世界観を皆さんに、金曜日にお届けします!」と意気込んだ。さらに、深瀬の恋人でヒロイン・美穂子役を戸田恵梨香。深瀬のゼミ仲間として浅見康介役に「Kis-My-Ft2」の玉森裕太、広沢由樹役に小池徹平、村井隆明役に三浦貴大、谷原康生役に市原隼人。村井の妹で谷原の妻・明日香役に門脇麦と豪華キャストが集結。そのほかYOU、志賀廣太郎、片平なぎさ、武田鉄矢と円熟な大人の顔ぶれが、物語にさらなる色を加えるべく勢揃いした。藤原さんとは、『デスノート』以来10年ぶりの共演となる戸田さんは、「藤原さんは頭が良くて切れる男のイメージが多い中、今回の少しなよっとして頼りなさげで、女性目線で見て可愛らしいと思う役が珍しいと思うので、実際に撮影するのがすごく楽しみ」と撮影が待ち遠しいと話し、湊作品原作のドラマの大ファンだと言う小池さんは、「脚本を読んで本当に面白いと思える作品で、次が気になって目が離せない作品になると思います」とコメント。市原さんは「どんな展開になっていくのか僕もわかりませんが、皆さんにとって抱きしめて放したくなくなるような時間をお届けできたら」と意気込みを語っている。なお、本作では原作の結末後の世界も描き、ドラマオリジナルのストーリーをお届け。原作を読んだ方もそうでない方も楽しめる作品となっているようだ。金曜ドラマ「リバース」は4月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月13日ドラマ「デスノート」の夜神月役や「THE LAST COP/ラストコップ」の望月亮太役など、幅広い役どころを演じ分ける人気俳優・窪田正孝。この度、3月25日(土)に自身初のオフィシャルカレンダーを発売することが決定。また今回併せてカレンダー撮影中の様子を収めたティザーメイキング映像も公開された。窪田さんは、1988年生まれの現在28歳。2012年放送の「平清盛」で平重盛役で大河ドラマに初出演し、以降連続テレビ小説「花子とアン」や「Nのために」「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「MARS~ただ、君を愛してる~」など話題作への出演続き、今後も「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」や『東京喰種トーキョーグール』といった主演作の放送・公開が控える実力派俳優だ。そして今回、カレンダーを制作するにあたり窪田さんとタッグを組んだのが、「Mr.Children」など人気アーティストのジャケット撮影やテレビCMなどを手掛け、いま各界から注目される写真家・齋藤陽道。約6年前にある撮影で出会い意気投合した2人は、その後も何度か撮影を重ね親交を深め、今回窪田さんたっての希望でカレンダーでのコラボレーションが実現。このカレンダーのために撮り下ろした写真の数々は、月ごとに全く違ったシチュエーションで撮影されており、見応え十分。クールな表情や猫と遊ぶ無邪気な笑顔、貴重な寝顔カットやアンニュイな表情、さらに浴衣・メガネ・タンクトップ・スーツ姿など女子憧れの胸キュンな男らしさを感じさせるカットなどなど、レアショット満載の贅沢な内容のカレンダーとなっている。また今回発売されるカレンダーは、ポスターカレンダーと卓上カレンダーの2種類となっており、そんな2タイプのカレンダー表紙のビジュアルも今回解禁。さらに、収録予定のイメージカットや、窪田さんと齋藤氏の2ショットなども併せて公開された。なお、ポスタータイプ、卓上タイプそれぞれのカレンダーで使用されている写真は、全て異なるカットである上、どちらか一方のカレンダーでしか見られない貴重なカットも収録されている。購入者特典では、2タイプいずれかを購入した人の中から、抽選でカレンダー撮影の合間に撮り下ろした窪田さん本人の直筆サイン入りチェキを24名様にプレゼントといったチャンスも。ここでしか見られない窪田さんの素顔が垣間見れるカレンダーをぜひチェックしてみて。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2017.4-2018.3」は3月25日(土)より発売。(cinemacafe.net)
2017年02月10日昨年くらいから話題になっている『シンデレラノート』、ご存知でしょうか?2017年が始まったのを機に始めている方も多いかと思います。その一方で、ネーミングが乙女すぎて今ひとつ食指が動かなかった、という女性もいるかもしれませんね。■『シンデレラノート』って何?『シンデレラノート』とは、「なりたい自分」を実現するために、夢や目標、理想の自分の姿などを書き込んでいくもの。例えば「ダイエットして美しい体型を手に入れたい」「旅行したい」「引っ越したい」「資格を取りたい」「仕事のデキるかっこいい女性になりたい」など…。自分の「こうなりたい」を書き連ねたり、欲しいものの写真を貼ったりして、そこに近づくために考えた方法や実践したことを書き込んでいくノートです。いわゆるマインドマップ的なものと言えば、大人女子にはわかりやすいでしょうか。とはいえ、そこまでハードルを上げる必要はなさそう。レコーディングダイエットの発展版・自分磨きの記録、程度に捉えるといいみたいです。■目標を視覚化して、なりたい自分にロジックとしては、[1] 目標を視覚化(文字や画像など)することによって、達成したときの喜びをイメージしやすくなる→目標に対してポジティブな思考が定着する[2] 目標達成のための方法論を考える→自分を客観視し(メタ認知能力の向上)、建設的な努力の方向性を定めることができる[3] 実践したことを記録する→目標達成に効果的な方法を抽出すると同時に、自分の努力を認めてあげることで、モチベーションが維持されるといったところ。めんどくさい言い回しをしてみましたが、結局のところ、ごちゃごちゃ考えずに楽しく気持ちよく、欲しいものを手に入れられればいいわけです。それを手助けしてくれるのが、『シンデレラノート』ってこと!■まずはノートを手に入れましょうとりあえず、書ければ何でもいいのですが、仕事とは別に考えるために、敢えてかわいいノートを選ぶといいかも!もちろん、忙しければコンビニのでも100均のでも大丈夫。気負わないことが何よりですから。■さあ、書くぞ!目標は細切れに欲深い大人女子は、目標も山盛りです。書ききれない…と思うかもしれませんが、とりあえずできそうなところから書き始めてみては。ダイエットや貯金だったら、結果が数字で現れるので達成感も早く得られそう。理想の女性を目指すなら、それ専用のノートを作っても良さそうですね。■書き方は自由に、楽しく!例えば引っ越しをしたいのなら、理想のお部屋の間取り図を書いたり、好きな雑誌の切り抜きを貼ったり。ありとあらゆる自分の理想を詰め込んだノートを作っていきましょう。ダイエットを成功させるならば、目標の体重やスリーサイズを書き込んだり、理想の体型の女優さんの写真を貼ったりしても。ミランダ・カーの写真の上に自分の顔を貼り付けて、達成時のイメージにしたっていいんです!理想の女性像を目指すなら、その条件を書き込んでみて。「優しくて~、思いやりがあって~、こんな時は厳しくて~」という感じで、できるだけ具体的に書くといいんじゃないかと。ドラマの主人公をモデルにするなら、その写真を貼っても。■実現のための方法を考えよう目標を書き、写真などのビジュアルでもわかるようにしたら、次はそのための方法論を。引っ越しや旅行が目的なら、必要な金額や手続き、行きたい時期などをできるだけ具体的に。ダイエットも同じく、憧れの体型に近づくためには何をすればいいかを書いてみて。食前に必ずキャベツを食べる、お水を1日に1リットルは必ず飲む、1駅分歩くなど。理想の自分像を目指すなら、マネしたい人の特徴と自分を比較してみたり、今までできていなかったことにフォーカスしてみたり。やるべきことが見えてくるはずですよ。■運用方法は、実践したことを書くだけあとは、その目標のために何をしたかを書き込んでいくだけ。ダイエットの場合は、その日食べたものの記録やエクササイズの内容、旅行や買い物の場合は貯金額やリサーチの結果。理想の自分を目指すときには、その日の行動や心の動きに着目して書いてみては。自分だけのノートなのだから、何を書いったっていいんです。愚痴だって弱音だって、後で見返したら何かのヒントになるはずなので、思ったことをツラツラ書き続けていきましょう。■ポイントは「ご褒美」目標達成するまでに、ところどころにプチご褒美を決めておくといいみたいですよ。例えば「5キロ痩せたい」という目標に対して「まず2キロ痩せたら、欲しかったあのコスメを買う」とかね。マラソンで言うところの給水ポイント的な感じでしょうか。このプチご褒美もまた、モチベーションの維持の一役買ってくれそうです!というわけで、デスノートのように書いたら自動的に願いが叶うってわけではないのですが、眉間にしわを寄せて頑張るよりも、楽しい気分で夢を叶えられるほうがずっとハッピーですよね。今年もまだまだ始まったばかり。若い子がこのノートで楽しげに目標を達成しているのですから、大人女子のみなさんも、気軽になりたい自分を手に入れてみてはいかがでしょうか。ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年02月05日今年3月、TBSにて放送予定の佐藤浩市主演大型スペシャルドラマ「LEADERSII」。この度、数々の映画やドラマで活躍中の東出昌大が本作に出演することが明らかになった。1934年(昭和9年)、10年前の関東大震災によって物資輸送網が断絶された苦い経験から、日本の自動車需要は急速に加熱していた。欧州勢に加えて、アメリカのフォード、ゼネラルモーターズ(GM)の本格参入によって日本の市場はまさに外国車販売の戦国時代へ突入していた。愛知にあるGM車販売店「日の出モータース」の支配人・山崎亘(内野聖陽)は、アメリカ流の販売方針を押し付けられることに抵抗し、事あるごとに改善を訴えてきた。だが、大阪に拠点を置く「日本ゼネラルモータース」は、一販売店の意見に耳を傾けることはなかった。大阪からの帰りに山崎は、鈴鹿峠の山道で立ち往生しているシボレーを、背広のまま修理する男・愛知佐一郎(佐藤浩市)に出会う。これがアイチ自動車売店第1号となり、佐一郎を支え続けることになる山崎亘と佐一郎の運命の出会いであった…。本ドラマは、2014年3月に2夜連続で放送したドラマ「LEADERS」の続編。「LEADERS」では第2次世界大戦前後、日本の未来のために仲間を信じ、モノづくりに人生を賭けた人間たちの生き様を、史実に基づきドラマ化したが、今回の「LEADERSII」では、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する主人公・愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語となる予定だ。キャストには、主演の佐藤さんが愛知佐一郎を演じるほか、吉田栄作、萩原聖人、高橋和也、緋田康人、えなりかずき、前田敦子。今作からの新キャストとして、日の出モータース支配人・山崎亘役に内野聖陽、後に協愛会の会長となる大島プレス工業の大島磯吉役で山崎努が登場する。そんな中、新たに『デスノート Light up the NEW world』『聖の青春』などに出演する東出さんの参加が決定。東出さんが演じるのは、GM車販売店「日の出モータース」の支配人である山崎亘の人柄や考え方に惹かれ、山崎とともに苦楽を共にする「日の出モータース」の若き営業マン・日下部誠役。GMから鞍替えして、愛知佐一郎が開発した国産車の販売を取り扱うこととなった「日の出モータース」に、ただ一人残ることになる、という役どころだ。日本の自動車産業黎明期における「製造」と「販売」の物語となる本作におけるキーマンのひとりとなっている。東出さんは「内野さん演じる山崎亘が文系とすれば、私が演じる日下部誠は理系、言わば“デコボココンビ”です」と役どころについて話し、「そんな上司と部下の関係や、このドラマが持つ熱量が伝わるように演じていければ、と思っています」と意気込みを語っている。また東出さんは、先日行われた中国・上海の「上海影視楽園」において、ドラマとしては異例の規模で敢行された海外ロケにも参加し、佐藤さん内野さんと共に撮影に挑んだ。ロケ日数は、実景撮影も含め計5日間に及び、昭和初期の名古屋市内の街並を完全再現。現地エキストラは最大300人にも及び、街全体が舞台という壮大なスケール感も本作の見どころのひとつとなりそうだ。大型スペシャルドラマ「LEADERSII」は3月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月05日1月22日(日)今夜から放送が始まる「視覚探偵 日暮旅人」に主演する松坂桃李とシシド・カフカが、日本テレビ系法律バラエティ「行列のできる法律相談所」にゲスト出演する。「行列のできる法律相談所」はゲスト芸能人のお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ。今回はゲストが「妬み嫉んだ人」を次々と発表、いったい何があったのかを語ってもらう「妬み嫉んだ相手を実名発表SP!!」を放送する。「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューを飾ると『アントキノイノチ』『ガッチャマン』などで幅広い演技力を見せ、昨年だけでも『秘密 THE TOP SECRET』『真田十勇士』『湯を沸かすほどの熱い愛』『デスノート Light up the NEW world』の公開と連続ドラマ「ゆとりですがなにか」への出演。さらに『キセキ - あの日のソビト -』が1月28日(土)から公開を控え、いまや若手俳優を代表する存在に成長を遂げた松坂さんが妬む、仲良しの人気俳優Hとは?さらに番組では音楽アーティストと同時にモデル、女優と多方面で活躍、「視覚探偵 日暮旅人」でも松坂さんと共演しているシシドさんも妬み嫉んだ相手を告白するほか、佐藤栞里、堀内孝雄、山村美智らもゲストとして登場する。さらに今夜は弁護士軍団が知っておくべき今年変わる法律を紹介する。今回番組にゲストで登場した松坂さんとシシドさんが共演する「視覚探偵 日暮旅人」は、今夜22時から日本テレビ系にて放送がスタート。原作は山口幸三郎の「探偵・日暮旅人シリーズ」。聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感のうち4つの感覚を喪った男・日暮旅人が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使して物を、人を、そして愛を探すヒューマン・ミステリー。2015年に放送され好評を博したスペシャルドラマに続いて、待望の連続ドラマ化となる。スペシャルドラマ版に続いて『天空の蜂』『RANMARU 神の舌を持つ男』などの堤幸彦監督が演出を手がけ、旅人役の松坂さんのほか、濱田岳、住田萌乃、多部未華子、北大路欣也、木南晴夏、住田萌乃、和田聰宏、上田竜也、シシドさん、木野花らが出演。「視覚探偵 日暮旅人」は1月22日(日)22時から日本テレビ系でスタート。初回30分拡大。「行列のできる法律相談所」は1月22日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年01月22日ゲスト芸能人のお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」の3時間スペシャルが、MCに明石家さんま、ゲストに大島優子、菅田将暉ら豪華メンバーを迎え1月15日(日)放送される。今回は「私とあの人どっちが悪いですか?今回も『あの最強の司会者』に決めてもらおう」ということで、ゲストが“魂の怒り”をぶつける。昨年放送の連続テレビ小説「あさが来た」や映画『真田十勇士』などへの出演、女優としてますます成長を遂げている大島さんは「唾を飛ばす人」が絶対に許せないのだとか。特にひどかったのは映画で共演した“Oさん”だという。“Oさん”とはいったい誰か?またドラマ「地味にスゴイ!」『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』など続々と出演作がヒット、いま最も“旬”な俳優の1人である菅田さんは女性に対し“イラッとする”ことがあるというが、それはどんなことなのか?そのほかにも、元アイドルの緒方かな子が夫の広島東洋カープ・緒方孝市に対し怒ってることや、関根麻里と結婚し子どもも生まれていま幸せなはずのKが不満に思っていること。林マヤが野菜文化研究家の夫・笛風呂タオスとすぐ大喧嘩する理由や長州力、アパホテル社長・元谷芙美子の怒れるエピソードが紹介される。今回のゲスト、大島さんが出演するドラマ「東京タラレバ娘」は1月18日(水)から放送がスタート。本作は累計発行部数260万部を突破した東村アキコの話題作のドラマ化するもので、主演の吉高由里子をはじめ榮倉奈々、大島さん、坂口健太郎、鈴木亮平らが出演。吉高さん演じる鎌田倫子と榮倉さん演じる山川香、そして大島さん演じる鳥居小雪の3人が幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する…という物語が展開。そして菅田さんが出演する映画『キセキ ーあの日のソビトー』は1月28日(土)より全国にて公開。「GReeeeN」の名曲「キセキ」誕生にまつわる“軌跡”と“奇跡”を追う青春物語となっており、顔や姿を一切出さないアーティストとして知られる「GReeeeN」を菅田さんのほか、横浜流星、成田凌、杉野遥亮が熱演。さらにこの4人が「グリーンボーイズ」として1月24日(火)にはCDデビューも果たす。豪華ゲストが出演の「行列のできる法律相談所3時間SPさんまVS怒れる美男美女軍団!」は1月15日(日)19時~日本テレビ系での放送。(笠緒)
2017年01月15日福島県の小学校で30代の教師が児童4人に対して「デスノートに名前を書くぞ」と発言していたことが今月12日に発覚しました(デスノートは、原作:大場つぐみさん、作画:小畑健さんによる人気漫画で、そのノートに名前を書かれると死ぬ、という設定)。学校は不適切だと判断して、謝罪をしたようですが、この行為に違法性はなかったのか、解説してみたいと思います。*画像はイメージです:■相手が児童ならば脅迫罪が成立するという学説が有力デスノートに名前を書かれると死ぬという設定があるということですから、教師の児童に向けての発言は、生命に対し害を加える旨を告知したと言え、脅迫罪に該当しそうです。しかしながら、デスノートに名前を書くと本当に死ぬのか、ということになると、これは単なる架空の設定であって、そのようなことは現実ではありえないということになります。そうすると、客観的な脅迫行為が存在しないということになります。ところが、学説の中には、「一般人ならば恐怖心が生じない程度の害悪の告知であっても、相手が小心ないし迷信家であることを熟知して告知する場合は、脅迫罪が成立する」という説が有力だったりします。この説に立ちますと、児童が本当に死ぬかもしれないと思っていて、そのことを教師が熟知した上でこのような言動をしたというのであれば、脅迫罪が成立することになりますね。とはいえこの辺は、検察官のさじ加減一つでしょうね。もちろん、脅迫罪が成立しないとする学説もあります。 ■民事としては民事では、児童がデスノートに書かれると本当に死ぬかもしれないと思っていて、教師がそのことを熟知した上でこのような言動をしたというのであれば、児童たちの人格権を侵害したということで、不法行為が成立し、慰謝料の対象になるものと考えられます。 *著者:弁護士 小野智彦(浜松市出身。H11.4弁護士登録。銀座ウィザード法律事務所代表。手品、フルート演奏、手相鑑定、カメラ等と多趣味。手品の種明し訴訟原告代理人、ギミックコイン刑事裁判弁護人、雷句誠氏の漫画原稿の美術的価値を求めて小学館を提訴、等の代理人を務めた。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする)【画像】イメージです*しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)
2017年01月13日生田斗真主演でインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムを描いた人気コミックを実写化した映画『予告犯』が、1月9日(月)、地上波初放送される。2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載された筒井哲也による同名コミックを原作に、『ゴールデンスランバー』『白ゆき姫殺人事件』などを手がけた中村義洋監督が実写映画化した本作。警視庁サイバー犯罪対策課に所属するキャリア捜査官・吉野絵里香は近年多発するサイバー犯罪の数々を取り締まっていた。謎の男による犯行予告動画の存在に関する報告を受けた吉野は謎の予告犯=“シンブンシ”の捜査に乗り出す。すると食品加工会社の工場が放火される事件が発生。予告動画が現実のものとなり、その後も予告動画の内容が実行されるという事件が多発する。“シンブンシ事件”は社会現象へと発展していく…というストーリーが展開する。物語を動かしていく“シンブンシ”のリーダー格・ゲイツ役には昨年『秘密 THE TOP SECRET』や『土竜の唄 香港狂騒曲』が公開され、2月25日(土)に公開される主演最新作『彼らが本気で編むときは、』では“ヒロイン”を演じることも話題になっている生田斗真。また、予告犯=“シンブンシ”を追うキャリア捜査官・吉野絵里香役を、「デスノート」「LIAR GAME」「SPEC」など人気シリーズ作を代表作に持ち、昨年は大人気シリーズの続編『デスノート Light up the NEW world』へ出演、今年は木村拓哉主演で人気小説を実写化する『無限の住人』への出演が控えている戸田恵梨香が好演する。そのほか『HK 変態仮面』『俺物語!!』など話題作に続々出演、その徹底した役作りで注目を集め、2018年大河ドラマ「西郷どん」の主演や、1月スタートのドラマ「東京タラレバ娘」にも出演する鈴木亮平や、『ポテチ』『みなさん、さようなら』など中村監督作品の常連・濱田岳、連続テレビ小説「あまちゃん」や『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などで個性的な表情をみせる荒川良々などが共演する。『予告犯』は1月9日(月)26時5分~TBSにて放送。(笠緒)
2017年01月09日テレビ東京系で土曜深夜に放送されている“土曜ドラマ24”枠。1月7日(土)今夜からは池松壮亮が連続ドラマ初主演を果たし、リリー・フランキーら豪華キャストが共演する「銀と金」がスタートする。うだつの上がらない森田鉄雄(池松さん)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。負けが続く素寒貧の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー、平井銀二(リリーさん)に出会う。銀二の悪党ぶりと、億を超える大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れ、「銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい」という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れる鉄雄。悪党たちが巣食う裏社会で、大金を手にするために命を懸ける「悪」vs「悪」の心理戦。果たして、一文なしの鉄雄は、大金を手にし、大物フィクサー“銀王”こと銀二を超えられるのか…?トム・クルーズ主演のハリウッド大作『ラストサムライ』で世界的な注目を受け、最近では「MOZU」シリーズや『デスノート Light up the NEW world』など話題作への出演が相次ぐ池松さん。これまで実写版『鉄人28号』や『大人ドロップ』など映画では主演を務めたことがあるものの、連続ドラマでの主演は今回が初となる。そして池松さん演じる鉄雄が憧れと対抗心を抱く裏社会の大物・平井銀二を演じるのは作家、イラストレーターなどマルチな活動で知られ、俳優としても『シェル・コレクター』『秘密 THE TOP SECRET』『SCOOP!』など昨年だけで8作品もの出演作が公開されたリリーさん。さらに元捜査一課のエースだったが悪に染まり銀二と共に裏社会で生きている男、安田巌をマキタスポーツが、元新聞記者で銀二たちのたまり場「BAR FULLER」を経営、かつての経験を生かして情報収集で銀二たちをサポートする巽京子を臼田あさ美が、元東京地検特捜部の検事だったが反感を買った上司に飛ばされ検事を辞め、過去の経歴を元に企業を強請る頭脳派ブローカーの船田正志を村上淳がそれぞれ演じて脇を固める。また昨年2月リリースのアルバム「世界収束二一一六」がオリコン4位にチャートインし、CGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したMVが文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞、国内外で高く評価されているロックバンド「amazarashi」が主題歌を担当する。「銀と金」は1月7日(土)今夜より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。※Amazonプライム・ビデオにて放送1週間前の1月1日(日)0時から独占先行配信。(笠緒)
2017年01月07日菅田将暉は2016年、最も忙しい若手俳優の1人だった。出演映画は9本、もちろんいずれも主演クラス。連ドラは「ラヴソング」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」と話題を呼んだ2作に参加。CMも、“鬼ちゃん”としてau「三太郎」シリーズに多数出演したほか、「グランブルーファンタジー」「ファンタ」「メンズビオレ」など7本に出演。“その顔を見ない日はない”超売れっ子俳優となった。また、新たな胸キュン男子の名をほしいままにするかと思えば、朝ドラ「とと姉ちゃん」で全世代にファンを広げた坂口健太郎、『ちはやふる』や『ミュージアム』などで演技の幅を見せた野村周平、予想どおり2016年随一のブレイク男子となった竹内涼真らも、文字どおりこの1年を駆け抜けた1年となった。■菅田将暉の2017年は“戦国イケメン”&シンガー&声優!?菅田さんの大躍進は、2013年『共喰い』で注目を浴び、『そこのみにて光輝く』や『海月姫』などで、演者としてさらにひと皮むけたことから始まった。加えて、au「三太郎」CMの“鬼ちゃん”は彼をお茶の間にも知らしめ、一見チャラいが、飾らず正直で子だくさんという設定も「気持ちのいい人だなぁ」という空気感が伝わり、人気を呼んだ。ユーモアを愛する関西人でありつつ、福田雄一監督が「情熱大陸」で迫ったように“洋服づくり”にハマるなど、ストイックで凝り性な面もまた、放ち続ける色気とのいいギャップを生み出している。髪型や髪色の変化から、さまざまな役柄に挑んでいることは伝わってきたが、2016年の出演映画は1月の『ピンクとグレー』に始まり、3月の『星が丘ワンダーランド』『暗殺教室~卒業編~』、5月の『ディストラクション・ベイビーズ』、6月の『二重生活』、7月の『セトウツミ』、10月の『何者』『デスノート Light up the NEW world』、そして11月の『溺れるナイフ』といずれも話題作ばかり。特に、革新作といえる『ピンクとグレー』での前半と後半の豹変ぶり、『ディストラクション・ベイビーズ』の想像の上をいくサイテーな小心者ぶりは“事件”ですらあった。かと思えば、『セトウツミ』では池松壮亮と男子高校生に扮し、ユルくて深い青春会話劇で笑って泣かせてくれた。池松さんと東出昌大と挑んだ『デスノート Light up the NEW world』、佐藤健を主演に有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之と共演した『何者』と、日本を代表する若手実力派たちとがっつり組んだ作品でも存在感を発揮してみせた。『溺れるナイフ』では小松菜奈とともに、鋭く、煌めいた青春の刹那のラブストーリーを体現。神主一族の跡取りを熱演した菅田さんは、華奢な体つきではあるものの、決して芯は細くないことを感じさせる姿だった。意外にも恋愛映画は初主演だったが、“壁ドン”や“顎クイ”などはなく、“顔ベロォ”や“ツバ吐き”がある(!)という、いわゆる“胸キュン”映画とは一線を画すものに。また、ドラマ「地味にスゴイ!」のラストでも、菅田さん演じる幸人と石原さとみ演じる悦子が、自分とお互いのために選んだ答えが好感を持って受け入れられている。いずれも、真摯に役に向き合った菅田さんの好演が光っていた。そして1月28日(土)からは、すでにその歌声が話題となっている松坂桃李とW主演の映画『キセキ ーあの日ソビトー』が公開。横浜流星、成田凌、杉野遥亮と劇中で結成した「グリーンボーイズ」としてCDデビューも果たす。auのCMでもサッカー日本代表応援ソング「見たこともない景色」を熱唱しているが、2017年は若手実力派俳優としてだけでなく、“歌手・菅田将暉”も話題となるかも。また、ついに大河ドラマにも名を連ねることになる菅田さん。柴崎コウ主演「おんな城主 直虎」で、戦国の“イケメン”といわれた虎松/井伊直政を演じるというだけに期待は高まる。「まさかでしょ?」と目を疑った実写版『銀魂』も、先日の“そっくり”ビジュアルや解禁映像を見るかぎり、(ほっと胸をなでおろしつつ)期待値は上がるばかり。コメディ部分の要となる、菅田さんが演じる“新八”のツッコミは楽しみだ。そのほか、故・寺山修司原作の『あゝ、荒野』では韓国の鬼才ヤン・イクチュンとともにボクサー役に挑み、さらに岩井俊二の初期作で根強い支持を集める「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のアニメ化にて声優にも初挑戦。監督は『バクマン。』の大根仁、共演には広瀬すず、宮野真守と鉄壁の布陣だ。菅田さんの快進撃と挑戦は、2017年も続いていく!■映画界のネクスト世代ー坂口健太郎&竹内涼真&野村周平月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」から始まった坂口さんの2016年。火10ドラマ「重版出来!」に続いて、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロイン・常子(高畑充希)の相手役でさらに人気を集めた。「とと姉ちゃん」で演じた星野武蔵は、植物を愛する真面目で不器用な姿が多くの朝ドラファンをキュンとさせ、“葉っぱのあんちゃん”として親しまれることに。その一方、『64 -ロクヨン-』では警察署付きの記者というこれまでにない硬派な役柄、スペシャルドラマ「模倣犯」では初の悪役を務めて話題となった。2017年は、坂口さん演じる“一途男子”・長谷川陸が、事故に遭った恋人(miwa)を救うため、すべてを投げ打ちタイムリープを繰り返すラブストーリー『君と100回目の恋』(2月4日公開)が控えている。また、ドラマ「東京タラレバ娘」での、吉高由里子演じる30歳独身のヒロインと関わる金髪のイケメンモデル役という、これまでありそうでなかった役柄にも注目だ。ドラマ「下町ロケット」(’15)で一躍脚光を浴びた竹内さんは、その勢いのまま2016年へ。「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「時をかける少女」「THE LAST COP/ラストコップ」など人気ドラマへの出演が途切れることなく、まさしくブレイクを遂げた。自身は大学のスポーツ推薦を得るほどのサッカー選手だったが、土屋太鳳と共演した『青空エール』の甲子園を目指す野球部員の、まっすぐで熱い姿は彼のキャラクターにもマッチ、多くの涙を誘ったことも記憶に新しい。GWには、唐沢寿明&窪田正孝とともに「THE LAST COP/ラストコップ」の映画化(5月3日公開)に挑む。野村さんの2016年は、『ライチ☆光クラブ』では変貌した“光クラブ”を憂うリーダー、『ちはやふる』では競技かるたチームのエース、『森山中教習所』では超マイペースな大学生と、タイプのまったく異なるキャラクターが続いた。小栗旬と刑事役でコンビを演じる現在公開中の『ミュージアム』では、衝撃の最期を迎えることでも話題沸騰。また、ブレイクのきっかけの1つとなった「恋仲」から1年ぶりに、月9ドラマ「好きな人がいること」に参加した。桐谷美玲、山崎賢人、三浦翔平ら最旬キャストが勢ぞろいする中、野村さんは女子にやさしくお調子者、BMXを華麗に乗りこなす三男という、最も“素”に近い(!?)役柄で人気に。中国語が堪能なだけに台湾での同作スピンオフにも主演し、大活躍を見せた。そんな野村さんや竹内さんも出演する、菅田さんの主演作『帝一の國』には、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大など注目俳優&ネクストブレイク候補が顔を揃える。やはり、イケメンの豪華競演は見逃すわけにはいかない。(text:cinemacafe.net)
2016年12月31日気づけば、今年も残りわずか…。年明け早々から芸能界では、大きな事件や話題が相次ぎましたが、映画界でも印象的な出来事が多々ありました。予想外の現象が次々と巻き起こった結果、これまでのセオリーが崩れ去った…。そんな2016年の映画10大ニュースです。<第1位>『君の名は。』興収200億円突破の大ヒット興収200億円を突破した日本を飛び出し、中国をはじめ海外でも快進撃を続ける本作。社会現象を巻き起こした原動力は、実際に映画を観たファンやリピーターがSNSなどで発信した情報の熱量だった。まさに時代の変化を象徴する出来事であり、そのスピード感に映画界全体がついていけていないのも事実。年またぎで上映が続くだけに、最終興収が確定するのはまだ先になりそうだが、国内歴代興収3位の『アナと雪の女王』にどこまで迫るか注目したい。<第2位>漫画実写化ブーム続くも、不発、珍作が続々…「意外と誰も損しない」という理由で、今年も漫画実写化ブームが続いた邦画界。胸キュン系はさておき、『デスノート Light up the NEW world』のように思いのほか興収が伸びなかったケースや、「なんでそうなった?」と目が点になった『テラフォーマーズ』のような珍作も多々あり、カオス度は最高潮(『ヒメアノ~ル』のような秀作もあった)。2017年も期待と不安が入りまじる案件多数だけど、大丈夫かなあ?<第3位>応援上映が盛況、映画鑑賞のイベント化進む今年、急速に認知度が上がった応援上映。上映中の声援やコスプレなどが可能になり、観客が一丸となって映画鑑賞を盛り上げる、イベント性の高さが人気の秘密になっている。映画館でしか味わえない一体感が魅力だし、ご高齢の方に話を聞くと「昔はみんな、スクリーンに向かって声援を浴びせていた」なんて話も聞くので、意外と原点回帰の現象なのかも。ほかの映画を観に来た観客に迷惑かからなければ、まあ良しかなと。<第4位>小中規模アニメが粘り強いヒットを飛ばす『聲の形』『この世界の片隅に』など公開規模こそ大きくないものの、高いクオリティに評価が集まり、予想を超えるヒットをたたき出すアニメ映画が多かったのも2016年の特徴。毎週発表される動員ランキングにも「えっ、これ何?」と思わせるタイトルに出くわすことがあり、それがアニメ作品だと知らされ、勉強不足を痛感した1年だった。<第5位>俳優・菅田将暉が忙し過ぎる2016年だけで9本の出演作が公開された売れっ子俳優の菅田将暉。毎週土曜日、初日舞台挨拶の取材をしていても「あれ、先週も菅田くん登壇してなかった?」とこちらが混乱するほど。1週間のうちに、別々の作品で2回インタビューなんてことも。加えて、ドラマやCMにもひっぱりだこで、「体調、大丈夫?」と余計な心配をする1年でした。2017年も出演作が目白押し。仕事をしまくり、“突き抜けた先”に到達する菅田さんの進化が楽しみだ。<第6位>厳しさ増す洋画実写、リブート作が軒並み撃沈北米記録を塗り替えた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のような例外もあるが、いわゆるハリウッド発のリブート作が軒並み撃沈した2016年。日本でも夏の大作として注目された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』『ゴーストバスターズ』などは、12年ぶりとなる国産作品(これもリブートと言っていいのかも)『シン・ゴジラ』に苦戦する結果に…。「今度は○○がリブート!」なんてニュースが舞い込むと、どんよりした気持ちになってしまう今日この頃。<第7位>渋谷の名物シアターが次々閉館渋谷における映画館事情の激変は、今年に始まったことではないが、1月のシネマライズ、8月のシネクイントと名物シアターの閉館が相次ぎ、さみしい思いをした映画ファンは多いはず。再開発が進むなかで、「渋谷の映画館」がどんな変化を遂げるのか、気になるところだ。<第8位>映画イベントで、観客による写真撮影OKの動き完成披露試写会や初日舞台挨拶など、少なく見積もっても年間300本ほど、映画のPRイベントを取材しているが、今年は「観客による写真撮影OK」が急速に広まった1年だった。もちろん終始OKというわけではなく、最後の写真撮影時に突然「今日は特別にお客様の撮影もOKです」とアナウンスされることがほとんど(スマホや携帯電話での撮影に限られることが多い)。コンサートでの一部撮影OKからの流れで、映画業界もプロモーションの一環として、個人のSNSへの写真掲載で宣伝効果を高める狙いがあるようだ。<第9位>東京コミコン開催、今後の展開は?世界最大級のポップカルチャーイベント「コミコン」が日本初上陸。12月2日~4日の計3日間、千葉県・幕張メッセにて「東京コミコン2016」が開催され、盛況のうちに幕を閉じた。次回の開催は未定ながら、熱心なファンが基盤となった交流イベントの形に留まるか、映画業界が積極的に参入し、(良くも悪くも)プロっぽいプロモーションの場となるのか、その可能性は未知数。「クールジャパンを発信します!」みたいな、お役所好みのやり方は、文字通りのクール(ひんやり)な結果になりそうで、心配も。<第10位>2016年のナンバーワン映画は『ズートピア』まさか本当にトランプ大統領が誕生しちゃうなんて。そんな2016年、多様性の重要さを描いた『ズートピア』には、深いテーマ性と力強いメッセージが込められており、改めて見る価値が増した作品だった。純粋に長編アニメとしてスバ抜けた完成度で、過去10年のディズニー長編アニメーションで最高傑作。来年のアカデミー賞、長編アニメ映画賞はこれで決まりでは?(text:Ryo Uchida)
2016年12月23日動画配信サービス・Netflixのコンテンツラインナップ発表会が14日、都内で行われ、2017年に配信予定の作品が発表された。また、Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏が、今後の方針などについて語った。○リアリティショー強化! スタローン製作のスポーツバラエティ番組配信ハリウッド発の注目コンテンツは、シルベスター・スタローンがプロデュースするスポーツバラエティ番組『アルティメット・ビーストマスター』(2月24日配信開始)。アメリカ、ブラジル、韓国、メキシコ、ドイツ、日本の6カ国から世界トップレベルのアスリートが18人ずつ計108人集まり、障害物コースを舞台にチーム対抗で競い合うというもの。各国のMCが解説を行い、日本からはタレントの秋元才加とスポーツキャスターの近藤祐司が参加する。Netflixは脚本ベースのコンテンツが中心となっているが、来年以降はこのような脚本なしのバラエティショー、リアリティショーにより力を入れていく方針。すでに20作品ほど予定しているという。現在、日本のリアリティー番組『テラスハウス』シリーズが配信されているが、今後も日本製作のさまざまなコンテンツを予定しているとのことだ。○『スタトレ』新シリーズ、マーベル新作、ハリウッド版『デスノート』など注目作続々5月には『スタートレック』シリーズ最新作となるオリジナルドラマ『STAR TREK:DISCOVERY』が配信開始。新キャラクターを乗せて旅に出る新たなデザインの宇宙船に注目が集まる。マーベルの新ドラマとしては、3月17日に『アイアン・フィスト』が配信されるが、さらに、4人のヒーローが集結する『ディフェンダーズ』も2017年に配信予定だ。そのほか、ドリュー・バリモアが主演を務めるドラマシリーズ『Santa Clarita Diet』(2月3日配信開始)や、デヴィッド・フィンチャーが手掛ける『Mindhunter』(2017年配信開始)、映画作品としては、日本の人気漫画『デスノート』を実写化する『Death Note』、アンジェリーナ・ジョリープロデュースの『First They Killed My Father』、ウィル・スミス主演の『Bright』などが予定されている。さらに、アニメーションシリーズとして、「サイボーグ009」の新作『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が2017年春から配信開始となる。○日本発のコンテンツも! さんまプロデュースドラマ、実写版『野武士のグルメ』日本発のコンテンツとしては、明石家さんま初プロデュースのドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』が2017年夏に配信予定。同作は、さんまとジミー大西を中心とする強烈なキャラクターたちによる、ウソのようで本当に起こったエピソードを描くもので、さんま役を小出恵介、ジミー役を中尾明慶が演じる。また、3月17日からは竹中直人主演のドラマ『野武士のグルメ』が配信予定。久住昌之原作の同名漫画の実写版で、竹中が主人公の香住武を演じ、香住の理想の分身としてその心の中に登場する荒々しい野武士を玉山鉄二が演じる。○オリジナルコンテンツ拡充へ「将来的には50%を占める見込み」Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏は「Netflixは現在、世界最大の映像配信ネットワークになり、世界の会員数も8,600万人を超えました。そしてコンテンツ配信だけでなくコンテンツ製作においてもリーダー的な存在になりつつあります」と手ごたえ。「2016年は160時間以上のオリジナルコンテンツをつくりましたが、2017年には1,000時間以上を目指しています。将来的には、オリジナルコンテンツが50%を占めるようになると見込んでいます」と語った。そして、「既存のユーザーを満足させ、新たなユーザーを引き付けるべく、コンテンツを急速に拡充しなければいけないと考えています」と話し、ハリウッドをはじめ世界各国のコンテンツクリエーターと組み、企画・製作を進めていると説明。「日本のコンテンツクリエーターとも積極的に組んでいます。日本発のオリジナルコンテンツは現在10本ほど制作中、企画中のものは22本ほどあります」と明かした。
2016年12月15日