『ダークナイトライジング』や『欲望のバージニア』のトム・ハーディが、エルトン・ジョンの伝記映画に主演するかもしれない。エルトンの代表曲をそのままタイトルにした『Rocketman』(原題)は、彼の半生をファンタジックなテイストで描くミュージカル映画。エルトン自身がパートナーのデイヴィッド・ファーニッシュと製作総指揮を務める。監督はアメリカのTVコマーシャルのディレクターで、ダンス・シーンの演出に定評のあるマイケル・グレイシー。「マペット・ショー」のクリエイター、ジム・ヘンソンの伝記映画『The Muppet Man』(原題)の監督を務めることも決定している。トムの名前が浮上したことについては「Hit Fix.com」が第一報を報じたが、現時点ではトムのところに打診があったというだけで、「製作側がトムに正式にオファーしたわけではないし、トムが興味を示したということではない」と記事は慎重なトーンだ。ちなみに以前にエルトンが主演に希望していたのは、2001年に発表した「This Train Don’t Stop There Anymore」のPVでエルトンを演じたジャスティン・ティンバーレイクだった。(C) Getty Images(text:Yuki Tominaga)
2013年05月31日コリン・ファースとキャメロン・ディアスが初共演を果たし、アカデミー賞監督のコーエン兄弟が脚本を手がけたコメディ映画『モネ・ゲーム』。『英国王のスピーチ』や『シングルマン』などで知られるコリンが、本作でこれまでのイメージを覆すような“史上最強のダメ男”に挑戦した理由を大解剖していこう。英国の美術鑑定士ハリー・ディーン(コリン・ファース)は、印象派の巨匠・モネの消えた名画を使って大掛かりな贋作詐欺を企てる。完璧な贋作、美人の相棒・PJ(キャメロン・ディアス)、億万長者(アラン・リックマン)が揃い成功は確実と思われたが、天然キャラのPJのおかげで計画はボロボロ。思わぬ展開にハリーも大暴走を始めるのだった――。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、『裏切りのサーカス』でもシリアスな演技を見せたコリン・ファース。堅物な紳士のイメージが強いコリンだが、本作ではなんとパンツ一丁で歩き回る姿を披露しており、これまでのイメージとはまったく違うちょっとマヌケなダメ男を嬉々として演じている。この由々しき(?)事態の原因は一体何なのだろうか。しかし、アカデミー賞の歴史を追っていくと、その答えがぼんやりと見えてきた。オスカー像を手にした後、俳優たちはこぞってコメディ作品へと出演しているのだ。ジェフ・ブリッジスはコーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』に、ダスティン・ホフマンは『トッツィー』に出演。トム・ハンクスは、TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」の常連であり、そもそもコメディアン出身なのだ。やはりオスカー俳優にとってコメディ映画は一度は通る道のようだ。「コメディはドラマよりも難しい…」と語るコリンだが、今回新たにコメディに挑戦する上で、大切な要素としてこんな分析をしている。「コメディに、優れた脚本は不可欠だ。意外だけど、コメディには神経がおかしくなるほどのシリアスな問題が生じるんだよ。大抵の俳優が同意すると思うんだけど、ヒューマンドラマの方が簡単なんだ。『死ぬのは簡単だが、コメディは難しい』と言った人もいたよ(笑)。コメディは称賛されない。コメディ作品がアカデミー賞を受賞することはめったにないだろ?でも、実は高度な技術が必要なんだ。綱渡りのように危険で1ミリでも踏み外せば落っこちてしまう。ドラマでのミスとは許容範囲がかなり違うよ。ドラマを成功させるには色々な方法があるからね」。本作で新境地を切り開いたコリンの相手役には、“コメディの女王”として名高いキャメロン・ディアス。そして『ハリー・ポッター』シリーズのスナイプ役のアラン・リックマンと『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチが、綱渡りに挑んだコリンの脇をガッチリと支えている。ちょっとお茶目なコリン・ファース…ぜひ観てみたい!『モネ・ゲーム』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モネ・ゲーム 2013年5月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2012 Gambit Pictures Limited
2013年04月19日5月31日(金)より公開となる最新作『オブリビオン』のプロモーションのため、世界各国を飛び回っているトム・クルーズが、先日、ロシアのモスクワにて行われたプレミアイベントにヒロイン役のオルガ・キュリレンコとともに出席。互いに共演の印象を語った。『猿の惑星:創世記』のプロデューサー陣と『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、誰もが予想していなかった未来の地球を描いたアクション・エンターテイメント。地球にたったひとり残された男を演じるトム・クルーズの相手役に、『007/慰めの報酬』でボンドガールを務めたウクライナ出身のミューズ、オルガ・キュリレンコが抜擢された。舞台は、地球はエイリアンによって攻撃を受け壊滅となった2077年。人類はほかの惑星へと移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は地球にひとり残り、高度1,000メートルの上空から地球を監視していた。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。目を覚ました彼女はなぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。断片的な記憶を辿るジャックだったが、誰もいないはずの地球で謎の男・ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束される。ジュリアは何者なのか?ビーチの目的は?彼らによってジャック自身、そして地球の運命が大きく動き始める――!トムは、共演したオルガについて、「オルガとの仕事は楽しかった。彼女は本当に優れている女優だよ。僕たちは彼女を発掘できてラッキーだったと思う。彼女の役は挑戦的な役どころだし、とても強さを持った役だから、彼女はその役にさらにエレガントさを加えて演じてくれたんだ」と大絶賛。宇宙船の美女のキャラクターはすでに脚本に描かれていたが、「重要な役だったし、彼女以外に考えられなかったよ。オルガをオーディションした後、彼女のために役をロシア人という設定に変更したんだ」と、惚れ込んだことを明かした。対するオルガも「トムとの仕事はずっと夢だったの」と語り、「トムと仕事ができて最高よ。普通の人だったら、半分くらいでやることも、彼は全力でやるの。最高のパートナーだと思ったわ」と、スーパースターとの共演に感動した様子を見せていた。ひとり地球に残された男と、地球に墜落した宇宙船の美女という謎の多い役柄を演じている2人は、劇中でいったいどんな関係になっていくのか。来月の公開に向け、期待は高まるばかりだ。『オブリビオン』は5月31日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オブリビオン 2013年5月31日よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月13日トム・クルーズが、新作映画『All You Need Is Kill』(原題)の打ち上げパーティーのために、自腹で10万ポンド(約1,400万円)を支払っていたことが明らかになった。同作の撮影をイギリス・ロンドンで行っていたトムは、キャストとクルー全員のために盛大なパーティーを開くことを前々から計画していたようで、トムのパーティーは国会議事堂近くの豪奢なミルバンク・タワーの28階を全面貸し切り、3月10日(現地時間)にキャストとクルー総勢400人が参加したと英「Daily Mail」紙は伝えている。同映画のスタッフは、「トムがその場所を選んだのは、ロンドンが一望できる一大パノラマが楽しめるからです。彼はロンドンでの撮影は彼の人生の中で最も素晴らしい経験の一つだったと言っていました。ですから、このパーティーを開くことが製作チームへの感謝の証と思ったのでしょう」と話している。ほかにも、「この作品の撮影では、トムはヴィンテージのバイクでバッキンガム宮殿に乗り付けたり、ヘリコプターでトラファルガー広場に降り立ったりしていましたからね」とコメントするスタッフも。パーティーでは、DJが夜中の3時まで音楽を流し続け、キャストやクルーたちは350本のシャンパンを空け、クラブケーキや飲茶、神戸牛のミニバーガー、ソーセージ&マッシュポテトやサテー・チキンなどの豪華なカナッペに舌鼓を打ったという。主催者のトムは残念なことに、映画の最後のシーンを撮影していたため、参加できなかったそうだ。それでも出席者たちは『ミッション:インポッシブル』の服装で自身の写真が写せるフォト・ブースで遊んだりと、おおいに楽しんだようだ。トム・クルーズは、まぎれもなくハリウッドいち寛大なスターなのではないだろうか。『All You Need Is Kill』は2014年3月7日(現地時間)に全米公開を予定している。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2013年03月18日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などの中村義洋監督最新作『みなさん、さようなら』の試写会が1月10日(木)に都内で行われ、主演の濱田岳を始め、共演の倉科カナ、波瑠、ベンガル、中村監督が舞台挨拶に登壇した。12歳にして団地の敷地内だけで生活していくという決意をした悟。17年に及ぶ年月の中での彼の団地内だけで繰り広げられる生活が描かれると共に、彼がそう決意するに至った理由などが明かされていく。5作目の中村作品出演となった濱田さんだが、今回は主人公・悟の12歳から30歳までを全てひとりで演じている。「鈴木福くんがちょっと大きくなったくらいですからね…(笑)。僕がそう見えるか不安はありました」と明かす一方で「母親役の大塚寧々さんが『私、岳ちゃんより老けた小学生見たことあるから大丈夫。全然かわいいよ』と言ってくださったので、じゃあやってみようと。寧々さんがそう言ってくれたんだからと(笑)」とふり返った。物語の舞台は80年代。この時代に青春を過ごした中村監督は「80年代は本当にダサいんですよ!シャツはインするしメガネは太いし、変なパーマかけるし『何やってたんだろう?』という年代」と自虐的に語るが、当然、倉科さんらも劇中では80年代モードに変身している。倉科さんは悟の恋人・早紀を演じたが「80年代ってこんな感じなんだ!という感じで楽しかったです」と語るが、濱田さんは「倉科さんの衣裳は見どころです。笑わないように気を付けてください!」とニヤニヤと笑みを浮かべて太鼓判(?)を押す。倉科さん曰く「現場ではあまり喋らなかったけど、撮影後に別の現場で一緒になることが多くて、ちょいちょい嫌味を言われたりしてます(笑)」と明かした。悟の良き相談相手となる隣人・有里役の波留さんも80年代ファッションについて「レンズしかないメガネでおでこを出して“メガネザル”ってあだ名にされる女の子はこういうコかと思いました(笑)」と述懐。大人になってからは当時、一世を風靡したボディコンスーツにも身を包んでおり「衣裳やメイクに手助けしてもらいました」と楽しそうに語った。団地の敷地から外に出ない、現代で言うところの“引きこもり”の悟だが、早紀や有里などなぜか異性からは好意を持たれることが多い。そんな悟の魅力について聞かれ、倉科さんはしばしの思案の後「セリフで『女は私にしか分からない魅力に弱い』ということを言いますがそれは分かりますね」と分析。波瑠さんは「何ですかね?安心感みたいな…(笑)。どこにも行かなそうで安心するのかも」と語る。演じた濱田さん自身は「一貫した真っ直ぐさ、滑稽なほどの純粋さは同性にモテると思う。男として惹かれましたね」と語った。ベンガルさんは団地内のケーキ屋の職人を演じたが、ベンガルさん自身もお子さんが小さい頃「誕生会でケーキとかプリンとか作ってた」そう。濱田さんと一緒にお菓子作りの練習に臨んだそうだが「元々、天才筋というかやればできちゃうんだね。うまいんですよ!」と自画自賛で会場の笑いを誘っていた。登壇陣はそれぞれ、タイトルにちなんで今年“さようなら”したいことを発表したが、倉科さんは「休みの日は病院に行くか日本舞踊以外、外に出ないのでインドアにさようならしたい。まずは免許を取りたい!」と目標を掲げる。濱田さんは「次の日に影響するほど深酒しないようにしたい。前に三日三晩飲み続けたことがあって、4日目に鏡を見たらトム・ハンクスがいたんです(笑)。むくむってこういうことかと」と語り、客席は笑いに包まれた。これまで数々のヒット作を手がけてきた中村監督だが、本作に関して「いままでで一番、納得できる作品になりました。こんなによくなると思わなかったです」と強い思い入れと自信を口にした。『みなさん、さようなら』は1月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月26日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2013年01月10日『マトリックス』三部作のラナ&アンディ・ウォシャウスキーと、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同で監督を務める映画『クラウド アトラス』の日本版オリジナル・ポスターが公開された。予告編本作は、デイヴィッド・ミッチェルの同名小説が原作。過去と現在と未来で起こる様々な物語を交錯・連鎖させながら、人間はなぜ同じ罪を繰り返すのか? その罪は次の時代へどのような影響を与えるのか? を問いかけ、すべて人生は繋がり、連関していることを描き出す作品だという。ポスターに様々な登場人物たちがズラリと顔を揃えていることからわかる通り、本作はトム・ハンクス、ハル・ベリーをはじめとしてスーザン・サランドン、ジム・ブロードベント、ヒュー・グラント、ヒューゴ・ウィービングら豪華なキャストが次々に登場し、彼らがみな複数の登場人物を演じる壮大な作品だ。本作で描かれるのは19世紀から24世紀までに起こった6つのエピソードで、波乱に満ちた航海物語、幻の名曲の誕生秘話などそれぞれ主となるエピソードがあるが、すべてが関連しており、172分の本編を観終わった後にそれらがひとつの巨大なドラマになる構成だという。ラナ・ウォシャウスキー監督は「私がデヴィッド・ミッチェルの小説に大きな刺激を受け、こうやって映画化したように、観客もこれを観て、いままでの映画の見方を越えて欲しい」とコメントしており、人間ドラマ、SF、アクション、ミステリーなど多様なジャンルを縦横無尽に行き来する本作がどんな“映像体験”をもたらしてくれるのか楽しみだ。『クラウド アトラス』2013年3月15日(金)、全国ロードショー
2012年12月27日映像革命を巻き起こした『マトリックス』三部作から10年――映画史を再び塗り替えるため、ウォシャウスキー姉弟監督と『ラン・ローラ・ラン』の奇才トム・ティクヴァ監督がタッグを組んだ『クラウド アトラス』。このたび本作の、日本オリジナル劇場用ポスターと美しい旋律で綴られた予告編が公開された。デヴィッド・ミッチェル著作のベストセラー小説を原作に、異例の3大監督によって映像化された本作。舞台は、19世紀から24世紀。過去、現在、未来にまたがる500年の間の6つのエピソードが描かれていく。悪人で始まるが、様々な数奇な経験を経て、ついには世界を救うまでに魂が成長していく主人公には、2度のアカデミー賞に輝く名優トム・ハンクス。さらに共演にはハル・ベリー、スーザン・サランドン、ジム・ブロードベントら、アカデミー賞受賞の演技派スターたちを始め、ヒュー・グラント、ヒューゴ・ウィービング、ジム・スタージェス、ベン・ウィショー、韓国が誇る若手女優ペ・ドゥナなど国際色豊かな豪華俳優陣がキャスティングされている。「ドアを開けた瞬間、君だと分かった」、「デジャヴを感じた瞬間だった」、「会ったばかりなのに彼女に恋をした」というセリフにも象徴されるように、そこに生きる人々が、いつかはその愛を成就するために姿が変わっても惹かれ合い、何度も何度も出会っては別れ、争いと過ちを繰り返すさまが今回の予告編でも確認できる。また公開となった日本版ポスターには「いま、人生の謎が解けようとしている。」とあるが、それは誰もが抱く謎“私たちは何のために生まれてきたのか?”という問いへの答えが描かれているということだろうか?主人公の男を軸として、波乱に満ちた航海物語、幻の名曲の誕生秘話、原子力発電所での陰謀、殺人犯の人気作家、伝説となるクローン少女の革命家、そして崩壊後の地球の戦いが見事に交錯していく映像は圧巻!まずはこちらの予告編から壮大なる叙事詩の一端を覗いてみては?『クラウド アトラス』は2013年3月15日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年12月27日トム・クルーズが、現在係争中の電話盗聴事件についてトムを訴えている原告側の弁護士から3時間に渡る聴取を受けたようだ。トムは現在、雑誌編集者のマイケル・デイヴィス・セピル氏から、トムが自身の弁護士バート・フィールズと、現在服役中の私立探偵アンソニー・ペリカーノらと共に共謀してセピル氏の電話を不法に盗聴したとして500万ドル(約4億5,000万円)の訴えを起こされており、今月18日(現地時間)にニューヨークのマンダリン・オリエンタル・ホテルで原告側弁護士団から3時間に渡って聴取を受けたという。ある関係者はゴシップサイト「RadarOnline.com」に、「この件はかなり秘密裏なものです。係争中である上、トムが法廷に立つ日が来るには、まだだいぶ時間がかかるでしょう」と明かしている。2001年にはセピル氏が50万ドル(約4,200万円)を手渡して、第3者にトムがゲイである証拠のビデオを提供させ、自身がビデオの添付されたメールを受け取ったと主張していた事件で、トムがセピル氏側を訴えていた経緯がある。その後、そのようなビデオは存在しないことが明らかとなったが、その争いの最中にトム側が電話の会話を盗聴したとして逆にセピル氏側が2009年にも訴えを起こしていた。トムは、ニコール・キッドマンとの離婚協議中も私立探偵を雇って、電話を盗聴した疑惑を持たれていたこともあるが、一貫してそのようなことは行っていないと主張している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2012年12月26日愛娘・スリちゃんへのクリスマス・プレゼントに豪邸購入を計画中のトム・クルーズに、ついに新しい恋が始まりそうだ。お相手は、80年代のロックスターになりきったトムの怪演が話題を呼んだ『ロック・オブ・エイジズ』で彼の相手役を務めたマリン・アッカーマンの妹で歌手のジェニファー・アッカーマンだという。2人は今月11日(現地時間)、トムの最新主演作『アウトロー』のスウェーデン・プレミアのアフター・パーティで親密な様子を見せ、その後一緒に会場を後にしたらしい。イギリスの大衆紙「The Sun」に、関係者は「彼らはマリンを介して知り合っていたので、面倒くさい自己紹介の必要もなかったのです。トムは会場のあちこちを回っていましたが、ジェニファーと話し込むと、その場から動かなくなりました」と証言。「ローズ・クラブでのアフター・パーティで、2人は打ち解けて自然な様子でした。そして突然2人の姿は消えたんです」。ちなみにジェニファーは自身のTwitterのアカウント上で11日に「今夜はストックホルムでトム・クルーズのプレミア。かなりいい感じ!(Life is pretty good)」とつぶやいたが、以後はトムに関するつぶやきはなし。トムはストックホルムからニューヨークに、ジェニファーはロンドンに向かったが、すぐにアメリカでの再会を約束しているという。「ジェニファーはL.A.でマリンの近所に住んでいます。トムとはクリスマス前にきっと会うでしょう」と前出の関係者は語っている。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月20日来年1月19日(土)に新作『東京家族』の公開を控える山田洋次監督が、1日にアップルストア銀座にて行われたトークイベント“Meet the Filmmaker”に登壇し、本作誕生についてや自身の映画観を語った。その他の画像“Meet the Filmmaker”は、これまでも海外のApple Sroreで開催されたイベントで、メリル・ストリープ、トム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン監督など世界的に著名な俳優や監督が登壇し、その模様がPodcastでも配信された。今年文化勲章を受章し、監督50周年を迎えた山田監督。この日は81作目となる『東京家族』の公開に先がけ、本作についてや、監督がテーマとして多く扱う“家族”について語った。「“家族”を題材にする事は全然意識していないけど、振り返れば結局そういう素材に惹かれて常に映画を作ってきた。どんなジャンルの映画でも、“家族”の要素を入れると落ち着くから家族映画が多くなったんです」と話し、「(本作のモチーフとなった)小津安二郎の『東京物語』は、何年も前からストーリーがいいと思っていたし、このフレームを使うことによって現代の家族が描けると思った」と、本作が誕生したきっかけを明かした。また、最後に「僕は映画で人間や社会を学んできたが、今、日本で上映されている全ての映画がそういう役割を持っているとは思えない。映画を観るにも、シネコンは観客が管理されているようで嫌いだし、窮屈だ。もっと画面と観客が向き合い、感動や興奮のある生き生きとした劇場であってほしい」と訴えた。『東京家族』は、1953年の小津安二郎監督作『東京物語』へオマージュを捧げた作品で、家族の絆を描いた物語。子どもたちに会いに東京にやってくる夫婦を橋爪功、吉行和子が演じ、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡がふたりの子どもを演じる。ほかに夏川結衣、林家正蔵、蒼井優らが出演。『東京家族』2013年1月19日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:滝島千尋
2012年12月03日トム・クルーズが最新主演作の撮影でロンドン中心部を占拠、日曜の朝から大がかりなロケ撮影に踏み切った。トムは現在、イギリスでダグ・リーマン監督の『All You Need Is Kill』(原題)を撮影中。25日(現地時間)は朝からロンドンのトラファルガー広場と周辺の道路を封鎖し、3時間かけて撮影を行った。2.5平方マイル(約4平方キロメートル)にわたる封鎖で、目的地にたどり着けなくなった市民や観光客からはブーイングが。「日曜のミサに行こうとしたら、トラファルガー広場が封鎖されていたの。何の役にも立たないことをしてくれてありがとう、トム」「映画のためにロンドンの中心部全域が封鎖されるなんて信じられない」といったコメントが「The Sun」紙などに寄せられた。先週、感謝祭の休暇で3か月ぶりに愛娘・スリちゃんとロンドンでの再会を果たして大喜びしたというトム。この日は軍服姿でイギリス空軍のピューマ・ヘリコプターでトラファルガー広場のネルソンのコラムのところに降り立つというド派手なシーンを撮影。結果的に多くの一般人に迷惑をかけてしまったが、おかげで妥協なしの良いシーンが撮れたようだ。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月27日トム・クルーズが、娘のスリちゃんと22日(現地時間)の感謝祭をイギリスで一緒に過ごすことができたようだ。スリちゃんはトムとケイティ・ホームズの離婚以降、母親のケイティとニューヨークで暮らしており、一方のトムは新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影でロンドンにいることから今年7月からずっと娘と会っていなかったが、感謝祭に当たる22日にスリちゃんが急遽ロンドンに飛んで来たため、久しぶりの父と娘の再会になったようだ。タブロイド紙「The Daily News」によれば、スリちゃんはトムに会うために、20日にニューヨークを発っていたという。一方のケイティは、現在出演中のブロードウェイ舞台「Dead Accounts」(原題)を休んで、故郷のオハイオ州で家族と共に感謝祭を過ごしたようだ。ケイティは先日、感謝祭の過ごし方について「22日の木曜日にはオフが取れるから、地元に帰って両親たちと一緒に過ごすわ。姉が美味しいソーセージ料理を作って、母も豪勢な七面鳥を用意して待ってるわ!かなり前になるけど、父が地元の公園で家族全員でこの伝統を始めたのよ。ターキー・トロットっていう3マイル走る楽しいマラソン大会があるの。賞品もあるわ。けど、まだ私はゲットしてないの。でもホント楽しいんだから!」と語っていた。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月26日来年1月に最新作『東京家族』の公開を控える山田洋次監督が、12月1日(土)に東京のアップルストア銀座で開催される“Meet the Filmmaker”に登壇することが決定した。その他の画像“Meet the Filmmaker”は、これまでも海外のApple Sroreで開催されてきたイベントで、メリル・ストリープ、トム・ハンクス、ジェームス・キャメロン監督など豪華な面々が登壇し、その模様がPodcastで配信され、大きな反響を呼んできた。日本でもこれまでに、岩井俊二監督や阪本順二監督が登場したが、このたび映画界の巨匠、山田監督が登場する。本年度には、黒澤明監督、新藤兼人監督に次いで映画監督としては3人目となる文化勲章を受章し『幸福の黄色いハンカチ』や『男はつらいよ』シリーズなど、現代の“家族”と向き合い続けてきた山田監督の貴重なトークを聞ける絶好のチャンスで、CMプランナー・高崎卓馬も登壇し、普段から親交の深いというふたりの貴重なトークが繰り広げられる予定だ。『東京家族』は、東京に上京してきた橋爪功、吉行和子演じる夫婦とその家族の絆を描く物語。公開に先駆けて、本作の秘話が聞ける本イベントは12月1日(土)の15時からアップルストア銀座で開催され、誰でも無料で入場可能だ。『東京家族』2013年1月19日(土) 全国ロードショー山田洋次監督登壇“Meet the Filmmaker”12月1日(土) 15時からアップルストア銀座(東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館)で開催入場無料(当日来場者多数の場合は入場できないこともございますので、ご了承ください)
2012年11月22日『ハリー・ポッター』シリーズのデイヴィッド・イェーツ監督の次回作『ターザン』の主役候補に、トム・ハーディが挙がっているらしい。他にヘンリー・カヴィル、アレクサンダー・スカルスガルド、チャーリー・ハナムらの名前も挙がっているようだ。新しい『ターザン』は、ワーナー・ブラザースが長い間製作を試みてきたもの。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、イェーツ監督は人間ドラマ『Your Voice in My Head』やスリラー『Imitation Game』など、いくつかの作品を次回作として検討してきたが、最終的に『ターザン』を選んだらしい。イェーツ監督はすでに何人かの俳優に会って、話をしているようで、候補に挙がっている4人は、いずれも最近ワーナー・ブラザースと縁が深い。ハーディはこの夏の『ダークナイト ライジング』で悪役を演じて絶賛されたばかり。カヴィルは来年夏公開の『Man of Steel』でスーパマンを演じる。ハナムは来年公開のギレルモ・デル・トロ監督作『Pacific Rim』に主演。スカルスガルドは主演、エクゼクティブ・プロデュースを兼ねる『The Vanguard』を製作準備中だ。本作は、『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー氏が監督を務める予定だったが降板し、イェーツ監督に決定したようだ。文:猿渡由紀
2012年11月08日ベネディクト・カンバーバッチが、ザ・ビートルズの初代マネージャーを務めたブライアン・エプスタインの伝記映画でブライアン役を演じるようだ。1961年にビートルズのマネージャーに就任し、ときに「5人目のビートルズ」とも呼ばれたブライアンの生涯を描いた本作で、ベネディクトは自身が主演する英TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」で監督を務めたポール・マクギガンと再タッグを組むことになるようだ。UTA社が製作を担当する本作は、同姓愛者であることを隠し、ギャンブルに溺れ麻薬中毒に苦しんだ末、1967年に薬の過剰摂取によりこの世を去ったブライアンの生涯を描き出すという。トム・ハンクスが、自身の映画製作会社プレイトーンのゲイリー・ゴーツマンやサイモン・ハルフォンらと共に本作のプロデュースを担当する模様で、プロデューサー陣は「この映画は自分で1960年代に最大のパーティーを開いたのに、自分自身がそれに参加することはなかったという男のストーリーです」と語っている。さらに今回の作品だけではなく、先日にはヴィヴェック・J・ティワリーがブライアンを主人公に執筆したグラフィック・ノベル「The Fifth Beatle」の映画化についても報道されたばかりだ。同映画化作品ではヴィヴェック自身が脚本とプロデューサーを担当し、すでにソニー/ATVミュージックパブリッシングからビートルズの楽曲使用の権利を獲得済みだという。■関連作品:SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月02日『マトリックス』三部作のラナ&アンディ・ウォシャウスキーと、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同で監督を務める映画『クラウド アトラス』のLAプレミアが現地時間24日に行われ、3人の監督と、トム・ハンクス、ハル・ベリー、スーザン・サランドン、ジム・ブロードベントらキャスト陣が登場し、会場には『マトリックス』に主演したキアヌ・リーブスもゲストとして姿を見せた。その他の写真本作は、デイヴィッド・ミッチェルの同名小説が原作。過去と現在と未来で起こる様々な物語を交錯・連鎖させながら、人間はなぜ同じ罪を繰り返すのか? その罪は次の時代へどのような影響を与えるのか? を問いかけ、すべて人生は繋がり、連関していることを描き出す作品。本作ではキャストが様々な時代を生きる複数の役を演じ分けているが、ハンクスは「この撮影には本当に長い時間がかかったよ。だって、毎朝5時45分からメイクをしてたんだ。でも、ハル(・ベリー)なんて、4時45分からメイクしてたんだよ!」と笑顔で苦労を語り、ベリーは「朝メイク室で座って目を開けたら全く別人になっているんだもの。大昔からはるか未来まで演じられて、すべてが素晴らしかったわ」とコメントした。本作は壮大なスケールと複雑に絡みあったドラマを扱う近年にない超大作で、プレミアには全世界から総勢500人もの報道陣が集結。監督やキャストはもちろん、リーブスやハンクスの妻のリタ・ウィルソンらも姿を見せ、集まったファンから大きな歓声があがった。『クラウド アトラス』2013年3月15日(金)、全国ロードショー
2012年10月31日来年3月に日本公開予定のトム・ハンクス主演作『クラウド アトラス』にも出演している“稀代の色男”ヒュー・グラントが、新作ロマコメでマーク・ローレンス監督と再びタッグを組むことになった。ローレンス監督とは過去にも『噂のモーガン夫妻』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』、『ラブソングができるまで』などの作品で組んできたヒューだが、今回ローレンス監督が手がけるタイトル未定の新作ロマコメ作品に出演する契約を結んだという。本作は、ヒュー扮するハリウッドの脚本家が一時は時代の寵児まで登りつめるものの、10年後には落ちぶれてしまい、生活のために教師の仕事に就くという設定で、その学校に通う子供のシングルマザーに恋をしてしまうというストーリーになるという。■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月24日『マトリックス』三部作から10年――映画史を再び塗り替えるため、ウォシャウスキー姉弟監督とトム・ティクヴァ監督(『ラン・ローラ・ラン』)の異例の3大監督が放つ、トム・ハンクスやハル・ベリーを始め、世界にその名を轟かせる豪華キャスト陣が集結した感動巨編『クラウド アトラス』。このほど、本作の壮大な世界観を収めた予告編がついに解禁された。アカデミー賞俳優のトム・ハンクス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)にハル・ベリー(『チョコレート』)が主演を務め、共演陣もオスカー受賞経験をもつスーザン・サランドン(『デッドマン・ウォーキング』)、ジム・ブロードベントを始め、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー、ヒュー・グラントなど、これ以上ない国際色豊かな実力派俳優陣を配し、過去・現在・未来のストーリーが複雑に交錯しながら展開する本作。悪人で始まった男の人生は、過去・現在・未来にまたがるいくつもの時代の、数奇な体験を経て、いま、世界を救おうとしていた――。1970年代、トム演じる“原子力発電所の研究員”とハル・ベリー扮する“ゴシップ・ジャーナリスト”。遠い未来、同じくトム演じる“島民”とハル・ベリー扮する“その島に訪れた女性”。“クラウド アトラス”の名を関した一つの曲に乗せて、時代・場所・姿がそれぞれ異なる2人のシーンが細切れに、しかし巧みに絡まり合いながら映し出されていくこちらの予告編。1970年代で描かれる2人は「ドアを開けた瞬間に君だと分かった。あれは強烈な既視感(デジャヴ)だった」と以前に会った事があるかのように意味深に話していたかと思えば、遠い未来のSFのような世界では手を握り合っている。壮大な世界観で描かる本作だが、そのテーマは“永遠の愛”そして“人生の謎”。場所を、時間を超えても巡り合う2人のラブストーリーを軸に、濃密な人間ドラマや歴史、近未来SF、アクション、ミステリー、ファンタジーといったジャンルをボーダレスに渡り歩く壮大なストーリー、そして3人の名監督たちが仕掛ける息をのむような映像美に引き込まれること必至!さらに、遠い未来で島民を演じたトムは髭をたくわえ、眉上には刺青らしき模様でワイルド系を演じたかと思えば、1970年代の研究者を演じる際にはフサフサの金髪ヘアーになっていたり、さらに是枝裕和監督作『空気人形』でラブドールを演じていた韓国女優のペ・ドゥナが、本作では近未来を感じさせるセクシーな衣装で“アンドロイド”を演じていたりとどんな角度からでも楽しむことのできる。まずは、本年度のトロント国際映画祭で10分間ものスタンディングオベーションが続いたという本作の予告編をぜひチェックしてみて。『クラウド アトラス』は2013年3月15日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月22日『マトリックス』三部作のラナ&アンディ・ウォシャウスキーと、『ヘヴン』『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同で監督を務める映画『クラウド アトラス』の日本公開日が来年の3月15日(金)に決定し、壮大な予告編映像が公開された。予告編映像本作は、デイヴィッド・ミッチェルの同名小説が原作。過去と現在と未来で起こる様々な物語を交錯・連鎖させながら、人間はなぜ同じ罪を繰り返すのか? その罪は次の時代へどのような影響を与えるのか? を問いかけ、すべて人生は繋がり、連関していることを描き出す作品。トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、スーザン・サランドン、ヒュー・グラントら豪華なキャストが顔を揃え、それぞれの俳優が異なる時代を生きる複数の役を演じる。原作者のミッチェルが「これを映画化できないのは残念だな、と思って小説を書いていた」と語る通り、小説は、様々な時代の様々な人物が交錯し、シリアスなドラマだけでなく、アクションやSFなどのジャンルが同居する極めて映画化が困難な内容だ。しかし、完成した映画『クラウド・アトラス』は、高い完成度を誇っているようで、第37回トロント国際映画祭でプレミア上映された際には約10分間の熱いスタンディングオベーションが続くなど、観客から支持を集めている。このほど公開された予告編映像は、複雑に絡み合った物語の多様な要素がシャッフルされて編集されており、思わず繰り返して観たくなってしまう内容だが、同時に広大な山脈をとらえたワイドショットや、VFXを駆使して描かれた未来都市、臨場感あふれるアクションシーンなど「大画面で観たい」と思わせる映像が次々に登場。さらに登場する場面によって画面のルック(見た目)に工夫が凝らされており、ストーリーや俳優の演技だけでなく映像でも見どころの多い作品になっているようだ。『クラウド アトラス』2013年3月15日(金)、全国ロードショー(C)2012 Warner Bros. Entertainment. All rights reserved.
2012年10月22日トム・クルーズが、新作SF『Our Name is Adam』(原題)に出演するようだ。『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督最新作『Oblivion』(原題)や日本のライトノベルを原作にしたダグ・リーマン監督の最新作『All You Need Is Kill』(原題)などSFへの出演が続くトムだが、今回も同SF作品に出演することを決めたという。現時点で脚本の内容は明らかにされておらず、タイトルとメアリー・ペアレントがプロデューサーを担当するということのみ発表されている。トムは今後も新作が山積み状態で、リメイク版『荒野の七人』やリブート版『ヴァン・ヘルシング』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5弾などのアクション大作だけでなく、新卒女性との恋愛を描くロマコメ作品への出演など様々なジャンルでオファーを受けているようだ。トムが主演を務めた新作アクションスリラー『アウトロー』は、来年2月1日(金)に日本公開を控えている。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月18日東映創立60周年記念作品として製作された『北のカナリアたち』の公開を記念し、Apple Store, Ginzaにて阪本順治監督を招いてのトークイベントが行われた。その他の写真今回の企画は海外のApple Storeで開催されている「Meet the Filmmaker」の日本版。本国アメリカではこれまでにメリル・ストリープ、トム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン監督ら著名な映画人が登場し、その模様がPodcastで配信されるなど大きな反響を呼んでいる。登場した阪本監督は、映画監督になるきっかけとなった事柄からトークをスタート。「実家の真向かいが東映の映画館だったんですよ。当時はまさか自分が60周年を託されるとは思っていなかったですね(笑)」と、東映との運命ともいえる出会いについて振り返った。また、「初めてフィルムで映したのは、近所の施設に慰問に来られた今生天皇と皇后様でした」と、意外な映画の原体験を語った。その後、話題は最新作の『北のカナリアたち』へ。大女優・吉永小百合を迎えて映画を撮ることが決まったときには、「後ろからひざカックンされた気持ち。いつもJRの看板にはごあいさつさせていただいてました(笑)」と、冗談を交えて語りながらも、「一般の方が思っている通り清楚で可憐。それに加えて思ったのは勇ましい方だなということでした」とその印象についてコメント。「映画は僕の中でエンドマークをつけても本当の完成ではなくて、大勢の人が見てその反応も含めて出来上がるもの。僕らのさまざまな思いがみなさんに伝わればいいなと思う」と作品への想いを語り、イベントを締めくくった。本作は『告白』の湊かなえ氏による短編作品の実写化。離島の分校で教師をしていた女性が、20年前に起こった事件の真相を知るべくかつての教え子たちを尋ねる旅が描かれる。『北のカナリアたち』11月3日(土・祝)より全国ロードショー取材・文・写真:渡部あきこ
2012年10月17日トム・ハンクスが、新作舞台「Lucky Guy」(原題)でブロードウェイ・デビューを果たすことになった。タブロイド紙で活躍し、数々の賞を受賞しているジャーナリストのマイク・マカラリーをトムが演じる予定の同舞台は、『めぐり逢えたら』(’93)や『ユー・ガット・メール』(’99)などでタッグを組み、今年6月に71歳で死去したノーラ・エフロン監督が生前に脚本を執筆した作品だ。マイクは、アブナー・ルイマへの警察による暴行事件を扱った報道によって1998年にピュリッツァー賞を受賞しており、今回のブロードウェイ作品はアブナー・ルイマ事件を含めたマイクの波乱万丈の人生を舞台化するものだという。トムは1979年にニューヨークにてリバーサイド・シェイクスピア・カンパニーと共に舞台を経験しているが、それ以来初めてのステージ・パフォーマンスになる。さらに、近日中にトム以外のキャストも発表される予定だ。2度のトニー賞受賞経験を持つジョージ・C・ウルフが本舞台の演出を担当し、来年3月1日(現地時間)にブロードハースト劇場でプレビューが行われ、4月1日(現地時間)にオープニングを迎える予定だ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月15日みなさん、こんにちは!日本のみなさんはきっと過ごしやすい秋の気候を楽しんでいることでしょう。ところ変わってロサンゼルはまだ信じられないほど「ホット」です!実際にこの夏は異常な暑さでした。秋らしくなるのが待ち遠しいです。「ホット」と言えば(これがこの記事のキーワードでもあります…!)、“TV版アカデミー賞”とも言われているエミー賞が先日開催されました!そして今年、私は取材のためレッドカーペットとイベントのプレスルームに潜入することができたのです。とても興奮する現場でしたよ!まずはレッドカーペットでしたが…とにかく外はすごく暑かったので、熱中症で倒れる記者続出でしたよ。今年は、例えばトム・ハンクス、ニコール・キッドマン、ケビン・コスナーといった、アカデミー賞級のセレブたちがエミー賞に参加していたということに私はとても熱狂していました。それだけでも、いまテレビ界で最も熱いエンタメメディアであるということを示していますよね。実際にバックステージのプレスルームでは、エミー賞受賞者たちが、いまこそがテレビ界の“ゴールデン・エイジ”であり、面白い役は映画ではなくテレビにあるという話をスピーチの中でしている人が目立ちました。ここ最近、本当に多くのハリウッドスターたちがテレビの仕事をしてますよね。ご存じかもしれませんが、今年の注目は“政治”で、「HOMELAND」(原題)や「ゲーム・チェンジ大統領選を駆け抜けた女」など、政治をテーマにした番組が多くの賞を獲得しました。コメディ部門に関しては、今年も「モダン・ファミリー」が独占していました。レッドカーペットにいた間、私は初めてのレッドカーペットを歩いていたベン・フェルドマン(ドラマ部門「ゲスト男優賞」ノミネート)のような何人かの受賞候補者と話をする機会がありました。ベンは「マッドメン」でペギー(エリザベス・モス演じるメイン・キャラクター)の同僚である早口な役柄で賞にノミネートされていました。彼は「『マッドメン』のキャストと仕事をするなんてまるで夢のようだ!ノミネートされたことすら信じられないくらい光栄なのに、受賞できるわけないよ」と私に話しました。ちなみに、新シーズンで彼のキャラクターはどうなるのかと尋ねたら、「ぼくだってまだ分からないんだよ!」と笑っていました。新情報をゲットできず、残念!さらに、同番組でメーガン(ジョン・ハムの妻)役を演じるジェシカ・パレにインタビューをする機会もありました。彼女もまた初めてレッド・カーペットを歩くことにとても興奮していて、ジョン・ハムのように洗練されていて、かつ謙虚な俳優と一緒に仕事ができるのはいかに素晴らしいことかと語っていました。ほかには、ルーシー・リュー(アメリカでシャーロック・ホームズをベースにした新しいTV番組の撮影の準備に取りかかっているようです)を始めとする、ジョン・ハム、クリスティーナ・ヘンドリックス、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、ハイディ・クルム、そしてマイケル・J・フォックスのほか何人かのセレブたちから“日本へのメッセージ”をもらうことができましたよ。そして「HOMELAND」(いま、私のお気に入りのテレビ番組の一つなんです!)と「Hatfields and McKoys」(原題)のキャスト数人にもインタビューすることができ、興味深い話を聞くことができました。エミー賞にノミネートされたBBCの番組、「SHERLOCK/シャーロック」の2大俳優、ベネディクト・カンバーバッジとマーティン・フリーマンと話をする機会もありましたよ。それはもう夢のような一夜で、この素晴らしいイベントに参加することができてとにかく興奮でした!(text:Lisle Wilkerson)(原文)Hi everyone!! I hope you are enjoying the lovely fall weather!! Over here in Los Angeles, it is still incredibly HOT!!! In fact this summer has been very unusually HOT weather. So I am VERY excited about things cooling down!Speaking of HOT (this will be the keyword during this article!!!!), this past weekend was, of course, the "Academy Awards" of television...The Emmys!!! And this year I was at the red carpet and press room throughout the event, covering it for AXN Channel. And It was quite exciting!!! First of all...the weather was SO HOT during the red carpet that quite a few of the reporters,etc. fainted from heat exhaustion!! YIKES!I found it quite fascinating because all the celebs that you would expect to be at the Academy Awards or something were at the Emmys this year...stars like Tom Hanks, Nicole Kidman, Kevin Costner, Lucy Lui, etc. But I guess that just goes to show that right now TELEVISION is the HOT commodity.In fact many times during speeches backstage at the press room, the Emmy winners talked about how television is in a Golden Age right now, and all the "interesting roles" are in t.v., not in film right now. So I guess that explains why so many of Hollywood’s biggest names have recently been gravitating towards the small screen for work.If you haven’t heard, POLITICS seemed to be the HOT topic of the night...and shows that dealt in political themes such as "Homeland" and "Game Change" walked off with many of the awards. As far as comedy goes, the night belonged to "Modern Family" again this year.While I was on the red carpet I had a chance to talk to some of the nominees such as Ben Feldman (nominated for Outstanding Guest Actor in a Drama) who was walking the red carpet for the first time. He received a nomination for his "fast talking" character in "Mad Men", who works alongside Peggy (main character Elisabeth Moss). And Ben talked about how working with the "Mad Men" cast has been a dream come true for him and how he was pretty sure that he wouldn’t be winning the Emmy but that he felt so incredibly honored to even be nominated. When I asked him about clues on what is coming up for his character for the new season, he just laughed and said "Hey, I DON’T EVEN KNOW!! So there is nothing that I can really tell you there!"Another recent addition to the cast of Mad Men that I had the opportunity to interview was Jessica Pare, who plays Megan (Jon Hamm’s wife) on the show. And she was also so excited to be walking the red carpet for the first time and talked about how wonderful it was to be able to work with such an accomplished and humble actor like Jon Hamm.Some of the other celebrities I managed to get to give a "shout out to Japan" on t.v. nclude include Lucy Lui (who is getting ready to start a new tv show here in the U.S. based on Sherlock Holmes), Jon Hamm, Christina Hendricks, Tom Hanks and Rita Wilson, Heidi Klum and even Michael J Fox. I also got some pretty interesting interviews with the cast of "Homeland" (which is one of my favorite shows on television right now!!!) and "Hatfields and McKoys". And I had a wonderful time talking with the two stars of the Emmy nominated BBC show "Sherlock", Benedict Cumberbatch and Martin Freeman.All in all it was a fantastic night and I was so happy to be able to be a part of such an incredible event!■関連作品:ゲーム・チェンジ大統領選を駆け抜けた女 [海外TVドラマ]マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights ReservedHOMELAND [海外TVドラマ]モダン・ファミリー [海外TVドラマ]SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010
2012年10月05日『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントや『トップガン』のマーベリックなど、これまで数々のカリスマ・ヒーローを演じてきたトム・クルーズが、ワイルドなアウトロー・ヒーローに挑戦した期待の最新作『アウトロー』。明日、10月6日(土)は「トム(10・6)の日」を前に、来年2月に公開を迎える本作のポスターがついに公開。かつては米軍の秘密捜査官。そしていまは過去を捨て、街から街へと放浪の旅を続ける一匹狼の流れ者。煩わしい荷物など一切持たず、家族や恋人、仲間さえ作らない。真実だけを追求し、悪は決して逃さない。証拠は信じず、法など一切関係ない。正義のためには手段を選ばず、迫りくる暗殺者や巨大な陰謀は情け容赦なく断罪する。トムが自身の新たなヒーローとして次に選んだキャラクター、それが本作の主人公ジャック・リーチャーだ。今回、解禁となったポスター画像には、トムのいままで見たことのないほど隙のない、鋭い眼光を見せる顔が暗闇に浮かび上がっている。進化し続ける俳優、トム・クルーズがいままでにない新たなヒーロー像を作り上げたことを予感させる仕上がりだ。そして明日、10月6日の「トムの日」。その前日に明らかとなった、トム史上最も危険でワイルドな「新たなるトム」の姿。今度はどのようなヒーロー像を見せてくれるのか?公開を楽しみに待ちたい。『アウトロー』は2013年は2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月05日『ダークナイト ライジング』で悪役を演じ、今、最も注目されている実力派イギリス人俳優のトム・ハーディが、『エベレスト』で主演を務めることになりそうだ。『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを執るという。『エベレスト』は、ジェフリー・アーチャーによる『Paths of Glory, Everest』が原作。脚色は、『マイレージ、マイライフ』のシェルドン・ターナー氏が手がける。物語は、1920年代に、エベレストへの登山を3度試み、ライバルのオーストラリア人ジョージ・フィンチを破って、史上初めてエベレストに登ったジョージ・マロリーのチャレンジを描く。リーマン監督自身も登山家であることから、マロリーの物語に強い興味を持っていたらしい。リーマン監督は、トム・クルーズ、エミリー・ブラント主演のSF大作『All You Need Is Kill』の撮影を控えており、それが終わってからこの作品の準備に入ることになる。ハーディは、現在、アフリカで『Mad Max: Fury Road』の撮影中。北米では最新作『Lawless』が公開されている。文:猿渡由紀
2012年09月26日それまでの映画の概念を覆した『マトリックス』シリーズ3部作の完結から10年――。ウォシャウスキー兄弟監督が、斬新な演出で注目を集めた『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督とタッグを組み、トム・ハンクスら豪華キャストを迎えて贈る『クラウド アトラス』のワールド・プレミアが、10月26日(現地時間)の全米公開に先駆け、現在開催中の第37回トロント国際映画祭にて開催。超豪華キャスト&スタッフ総勢15名が集結し、大歓声の中レッドカーペットイベントに参加した。デヴィッド・ミッチェルのベストセラー小説を原作に、アクション、ミステリー、ロマンスと数多のジャンルを織り交ぜながら、時空を超えた壮大な物語が展開する。海外では、あまりの豪華キャストに早くも大きな期待が寄せられている本作。その出演陣には、主演のトムとハル・ベリーを始め、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー、中国人女優のジョウ・シュン、キース・デヴィッド、スーザン・サランドン、さらにはヒュー・グラントと“全員主役級”の錚々たる顔ぶれ!この豪華キャスト陣に加え、3人の監督も登場したのだからレッドカーペットは大盛り上がり。会場は彼らを待ち構えたファンたちであふれ、熱狂の渦に包まれた。そしてプレミア上映後には約10分もの間、3階席まで全席となった観客による熱いスタンディング・オベーションが続いた。本作に出演できたことを「宝くじに当たったみたいに嬉しかった」と語るトムを筆頭に、「映画のテーマが、時代と場所を越え、すべての人生は繋がっているということで、監督が同じ俳優に時代ごとに違う役柄をやらせているのが面白いと思うわ」(ハル・ベリー)、「性別、年齢、人種を越えていろんな役をいろんな人が演じていて、るつぼの中にダイブするような気分だったよ!でも、とっても美しく仕上がっているよ」(ジム・スタージェス)、「3人の監督、ということで、最初は少し戸惑ったよ。誰もこういう風には仕事しないからね。ウォシャウスキー監督が撮った部分と、トム・ティクヴァ監督が撮った部分を一緒に混ぜるんだ。すごいものができたよ!」(ジェームズ・ダーシー)とキャスト陣はみな口々に作品の素晴らしさを語る。これまでに類を見ない圧倒的なスケール感で全世界を沸かせること必至だが、まずは同映画祭の最高賞にあたる観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)の受賞に注目が集まっている。『クラウド アトラス』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月13日トム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スリちゃん(6)が、アメリカ時間11日に、小学生になった。学校はニューヨークにある新設の私立校だ。スリちゃんが通うのは、ニューヨークのチェルシー地区に今週開校したばかりのアベニューズ・スクール。高校まで一貫して通える私立校で、今年、700人以上の生徒が入学したという。スリちゃんは、白のワンピースにピンクのヘアバンド、ピンクのバックパックというスタイルで初登校。ホームズが運転する車が学校の駐車場に到着すると、パパラッチや他の生徒の親が、待っていましたとばかりにカメラを向けた。ホームズはこの秋、新作劇『Dead Accounts』でブロードウェイのステージに立つ。共演は2度トニー賞に輝くノバート・レオ・バッツ、演出は3度トニー賞を受賞したジャック・オブライエン。一方クルーズは、10月から、桜坂洋の同名小説を映画化する『All You Need Is Kill』の撮影に入る。監督はダグ・リーマン、共演はエミリー・ブラント。文:猿渡由紀
2012年09月12日『デクスター(シーズン6)』日本版ブルーレイ&DVDのリリースを前に、主演のマイケル・C・ホールがインタビューに応えた。シーズン1から6年間演じてきたホールは、昼間は警察勤めを、夜は連続殺人鬼という特異なキャラクターや、今シーズンの重要なテーマである“宗教”についてなど、思いを語った。その他の写真ホールは、“デクスター”の役作りについて「連続殺人鬼のインタビュー記事を読んだり、たまたま見つけたドキュメンタリーを見たり、FBIの心理分析官によって書かれた連続殺人鬼を作り上げる彼らの心理についての本を読んだりしたよ。きっと“デクスター”の場合は、そういうことをよく熟知していて、どのプロファイルにも当てはまらないようにするだろうから、僕もそうしたよ。この役を演じるには、すぐれた想像力が要求されるんだ。」と語る。本作はすでにシーズン8までの製作が決定しているが、「人はそれぞれ、影の部分を持っていると思う。みんな秘密を持っているんだ。恐らく“デクスター”の秘密は通常の人よりも大きくて、並外れているし、影が多いのだろうけど、この部分が受け入れられるところだと思う」と人気の理由を分析。更に、今シーズンで重要なテーマになっている“宗教”については、「もし“デクスター”の世界に神が存在するのであれば、それはほぼ間違いなく、“ハリーの掟”か“デクスター”本人だと思う。知っての通り、彼は人の命を終わらせるという、神の仕事を自分の手で行っているんだ。神が何なのかということは、デクスターが今回直面しているものではないんだ」と話し、「僕が今回のシーズンで好きなところは、聖書をもとにして凶悪犯罪を繰り返す犯罪者を描くことで、宗教国家に対して否定的な表明をしていることなんだ。その一方で、デクスターは信仰の力を通して、「シーズン6」の登場人物と正真正銘の友情を持つ。そうやって光と影の両方が表現され、デクスターはその両方に触れるんだ」と振り返る。最後に、デクスターと息子ハリソンとの関係がやがてどうなるか、という問いには「それは鍵となる質問なので、作品の中で答えが出るんじゃないかな」と期待を持たせながらも煙に巻いた。ゲストスターにトム・ハンクスの息子コリン・ハンクス、『バトルスター・ギャラクティカ』のエドワード・ジェームズ・オルモス、人気ラッパーのモス・デフを迎えた新シーズンの日本版は、9月14日(金)よりブルーレイ&DVDがレンタル&発売開始。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDをレンタル&発売開始セル(ブルーレイBOX、全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX、全12話収録):10290円(税込)レンタル(DVD):Vol.1~3※レンタルDVD Vol.4~6は、10/12(金)レンタル開始発売元:パラマウント ジャパン
2012年09月10日トム・クルーズが、ホテルのレストランでひとりで食事をするために全てのお客を追い出させていたことが分かった。最近モンテネグロのドブランにある「ホテル・フォルサ・マーレ」で食事をしていたトムは、完全なプライバシーを店側に要求し、自身の食事中に周囲に誰もいないようにして欲しいと要求したようだ。ただそれに憤慨したホテルのマネージャーはトムの要求を断ったようで、ある関係者は「The Sun」紙に「クルーズ氏は何様のつもりなんでしょうか?ホテルは満員だったんです。ほかのゲストに対してあまりにもアンフェアではないでしょうか」とご立腹だ。しかし、マネージャーの拒否に引き下がらなかったトムは次に、自身の豪華ヨット「レディーS」にシーフード料理を運んでくるように頼んだという。トムはつい先日にもレストランでトラブルを起こしており、英ハートフォードシャーに滞在した際には、地元レストランで自身のアメリカン・エキスプレスのカードとドル紙幣が利用できなく、支払いができなかったこともあった。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月07日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日