トム ブラウン(THOM BROWNE)が2017-18年秋冬コレクションを発表した。
2017年03月02日ネクスト・ジェームズ・ボンドの候補の1人とささやかれるトム・ヒドルストンが、製作側から打診されていないことを明かした。イギリス人男性の憧れナンバーワンと言われるジェームズ・ボンド。6代目のダニエル・クレイグが2015年公開の『007 スペクター』を最後にボンドを引退すると宣言してからいまだに次のボンド役は発表されていない。また、先日、イギリスの長寿番組「ドクター・フー」の12代目ドクター役を演じるピーター・カパルディが降板することを認めたため、新たなドクター役としてもトムの名前が挙がっているが、トムはこちらも否定。ラジオ番組「The Radio1 Breakfast Show」に出演したトムは、「みんなが僕が候補者だというような話をしていて光栄だけど…どちらの役も僕が手に入れられることはなさそうだよ」と語っている。「みんな、『オファーが来たらどうする?』って聞いてくるけど、そういう話が来ていないから答えようがないんだ」とのことだ。今年、ゴールデングローブ賞のテレビ部門で男優賞を獲得し、ボンド役の候補者の中でもまた一歩有力候補に近付いたのではと思われたトムの意外なコメントであった。(Hiromi Kaku)
2017年03月02日ドーバー ストリート マーケット ギンザ1階にてトム ブラウン(TOM BROWNE)によるインスタレーション「THOM BROWNE SURF SHOP」が3月15日まで展開されている。展開中のインスタレーションでは2017年春夏コレクションショーのラストに登場したトリコロールとパステルカラーの花柄の水着と、それらと同様のデザインがプリントされたロングボードを使ったものとなっている。壁や床は鮮やかなプールタイルがイメージされており、一足早い夏を感じられる空間となっている。なお、展示中のロングボード(304cm 43万4,250円)は16年6月にフランス・パリで発表されたコレクションで実際に使用されたもので、特別に購入することが可能だ。
2017年02月21日俳優トム・クルーズ(54)の母メアリー・リー・サウスさんが80歳で死去した。葬儀は先週末、メアリーさんの暮らしていた地域にあるサイエントロジーの教会で行われたとピープル誌が報じている。葬儀にはトムをはじめ姉妹のリー・アン・デヴェッテ(57)、キャス・マポーザー(55)、マリアン・ヘンリー(52)、そして親しい友人や親族らが参列していたという。メアリーさんは1974年にトムの実父トーマス・クルーズ・マポーザー3世と離婚し、トムが16歳であった1978年にジョン・"ジャック"・サウスさんと再婚した。メアリーさんは以前、トムが高校時代にミュージカル『ガイズ&ドールズ』を演じた後、演劇に対する情熱をメアリーさんとジョンさんに語ったことから、俳優になる夢を応援したと語っていたことがあった。「その演劇の後、トムは家に帰ってきて私、そして夫と話がしたいと言い出したの」「そして私たちにショービジネス業界にチャレンジする時間を10年間くださいと言ってきたのよ」「トムは『僕が本当にやりたいことだって感じるんだ』って言ったの」「だから私たちは心の底から応援することにしたわ。神様から与えられた才能だと感じていたし、彼が夢中になることをやってみるべきだと思ったからね」「簡潔に話すと、私たちが応援したあとはみなさんのご存じの通りよ」その後、メアリーさんとジョンさんは2012年に離婚し、ジョンさんは2015年に慢性閉塞性肺疾患でこの世を去っている。また、ある関係者はトムとメアリーさんがとても親しい関係を築いていると以前明かしていたことがあった。「トムとメアリーさんはとても親しい関係ですよ。彼の人生の中でメアリーさんは大切な存在ですからね」(C)BANG Media International
2017年02月15日コエ(KOE)が3月1日、デザイナーのトム ブラウン(Thom Browne)とのコラボレーション第2弾となる新作コレクションを発売する。昨年8月に発売された第1弾では、完売アイテムも出るほど好評を得た同コラボレーション。第2弾となる今回は“マリン”をテーマに、ジャケットやシャツなどのメンズアイテムとワンピースなどのウィメンズアイテム、ユニセックスバッグなど37型を展開。第1弾でダックモチーフなどのデザイン性の高いアイテムが好評を得たことから今回は、ボートの総柄をあしらったジャケットやパンツをはじめ、セーラーカラーをモチーフにしたシャツやワンピースなど、トム ブラウンの世界観を色濃く表現したアイテムを取りそろえた。メンズは全19型、ウィメンズは全17型を展開する。なお、同コレクションは3月1日より阪急メンズ東京、阪急うめだ本店にて店頭販売を開始。発売に先立ち2月22日より、公式オンラインショップにて予約受付を開始する。
2017年02月09日トム フォード(Tom Ford)が、時計の新事業「TOM FORD TIMEPIECES」を立ち上げたことを発表。本事業に関して、トム フォードはベッドロック マニュファクチャリング・カンパニーと提携。職人技術に裏打ちされた高い品質と美しいデザイン、そして長期にわたる耐久性にこだわるベッドロック社と共同で、スイスを拠点にデザインや生産を行う。トム・フォードは次のようにコメントしている。「長く腕時計の魅力にとりつかれていて、自身のブランドで腕時計を開発、製作できるパーフェクトなタイミングとパートナーを待っていました。トム・カーツォティスと彼のベッドロック マニュファクチャリング カンパニーにめぐり会いました。この業界での彼の情熱と専門知識には比類がなく、トム・カーツォティスやベッドロック社とこの事業に乗り出すことに期待と共に大変心を躍らせています。」「TOM FORD TIMEPIECES」は最初、高級腕時計の価格帯で限定販売される予定。また、アイテムや発売の詳細は後日発表される。【問い合わせ先】TEL:03-5466-1123
2017年02月05日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)は、2017年春のカラー コレクション「光と影の彩り。」を2017年2月17日(金)より発売する。トム フォードが理想とする“美しいバランス”の象徴である光と影。そのシンメトリーな要素をモチーフに、限定リップと新作チークを提案する。2色が1つに「シェイド アンド イルミネイト リップ」で立体的な唇に明るい色とダークな色がペアになった「シェイド アンド イルミネイト リップ」はパレット タイプのリップ。2色を重ねてぼかせば立体的な口元に、大胆に塗り分ければドラマティックなリップ メークが楽しめる。質感はなめらかなのにマット。カラーは、ヌード、ピンク、レッド系といった可愛らしいものから、モーヴ、バーガンディといったモードなものまで全6色揃う。「シェイド アンド イルミネイト チーク」でハイライト&シェーディングが簡単にまた、クリーム タイプのハイライトとシェーディングを一つにした「シェイド アンド イルミネイト チーク」は、柔らかなテクスチャーなのでブレンドしやすく、簡単に頬に立体感を作り出すことができる。ハイライト用のクリームは頬の高い部分に纏えば、光を集めて、顔全体がリフトアップしたかのような印象に。一方のダーク カラーはメークに深みをもたらし美しい輪郭を際立たせてくれる。【アイテム詳細】トム フォード ビューティ2017年春のカラー コレクション「光と影の彩り。」発売日:2017年2月17日(金)・シェイド アンド イルミネイト リップ 全6色 各6,900円+税<限定新製品>・シェイド アンド イルミネイト チーク 全2色 各8,500円+税<新製品>【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2017年01月20日来年2月に日本公開となるトム・ハンクス主演映画『王様のためのホログラム』。数々の作品に出演するトムだが、今回は彼自らが映画化を熱望し実現。そんなトムが熱望した、本作の原作者でアメリカ文学の旗手として注目のデイヴ・エガーズとは一体どんな人物なのだろうか?立派な車もステキな家も美しい妻も、煙のように消えてしまった。すべてを失くした男の名はアラン。大手自転車メーカーの取締役だったが、業績悪化の責任を問われ解任されたのだ。愛する娘の養育費を払うためにIT業界に転職し、一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」を売りに行く。ところが砂漠に到着すると、オフィスはただのボロテントでエアコンもなく、Wi-Fiもつながらなければランチを食べる店さえない。抗議したくても担当者はいつも不在(居留守かも?)、プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからない。上司からはプレッシャーをかけられ、ついには体も悲鳴をあげる。追いつめられたアランを助けてくれたのは、予想もしない人物だった──。原作は、タイム誌ベストブック、ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ氏の全米図書賞ノミネート作品。それを今回、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督が映画化する。キャストには、『ハドソン川の奇跡』や『インフェルノ』など続々と話題作に出演するトムが、家も家族もなくし、エリート人生から転落したものの、一発逆転をかけてサウジアラビアという異国の地にやってくる主人公アランを演じるほか、人気英国俳優ベン・ウィショーがカメオ出演を果たしている。原作者のデイヴ氏は早くに両親を亡くし、弟を育てながら送った青春の回想記「驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記」を出版。デビュー作にして、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに14週連続でランクイン&ピューリッツアー賞にノミネートされた同書は90年代最も注目される本とされ、一躍時代の寵児に。また、執筆だけでなく出版社「McSweeney’s」を立ち上げ、移民家族の子どもたちの読み聞かせ支援センターを併設するなど社会活動家としての顔も。さらにはスパイク・ジョーンズ監督作『かいじゅうたちのいるところ』の脚本、ガス・ヴァン・サント監督作『プロミストランド』の原案を手掛けるなど、映画界でもマルチな才能を発揮し活躍している。そして、「王様のためのホログラム」が全米図書賞にノミネートされたほか、次作『The Circle』(原題)も主演をトム、共演にエマ・ワトソンが出演することで早くも話題に。2作続けてデイヴ・エガーズ氏の作品に出演することとなったトム。一体、トムはなぜ彼の作品に立て続けに出演するのか…?アメリカで本作が出版されるやいなや、大絶賛のツイートを投稿したトム。ティクヴァ監督も書籍が店頭に並んだわずか2日後にデイヴ氏に連絡。デイヴ氏は「まさかこんなにすぐに何かが起こるとは思っていなかった。本が世に出て皆にまず読んでもらいたいと思っていたけど、2人に会って初めて(映画化について)話したときから実現させる、ということを私たちはなんとなく分かっていたと思う」とふり返る。ティクヴァ監督は「この主人公はとても真実味があり、彼を演じることができるのはトム・ハンクスしかいないと思った。ちょうど『クラウド アトラス』の直後だったからかもしれないけど、この作品は、コメディとしてアプローチしたい、とトム・ハンクスに話したんだ」とトムの出演を熱望し、一方のトムも「この作品をほかの人にやらせるなんて僕にはできない」と主演を熱望。そんな経緯で今回の原作の映画化が初めて実現したのだ。サウジ・アラビアという砂漠の地で「なぜ、こうなった?」と問い続ける主人公に訪れた“中年の危機”をシニカルな視点で切りこみ、ユーモアを交えて描かれた本作。また、来年の映画公開に合わせて、12月20日(火)より単行本の刊行も決定。一足先にこちらもチェックしてみては?『王様のためのホログラム』は2017年2月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月19日俳優のトム・ホランド(20)は、『スパイダーマン ホームカミング』の役作りのために実際の高校生に紛れ込んでみたという。ブロンクス内にある高校でリサーチをした際、偽名を使用したそうだ。フェイスブック上で行われたライブでの質疑応答セッションでトムは「誰も僕が誰だか、何をしているか知らなかったよ。偽名を使っていたんだ」「(正体を明かした時)誰もその話を信じてくれなかったんだ。このことでピーター・パーカーが自分の学校で『僕がスパイダーマンなんだよ』って言っても『何言ってんだ、お前。そんなわけないだろ』ってなるんだろうなと思わされたね」と答えた。そんなトムは以前、インスタグラムへの投稿でスパイダーマン役に選ばれたことを知ったと明かしていた。「ベッドでインスタグラムをスクロールしてたんだ。オーディションから1カ月後くらいだったかな。そしたらマーベルがサイトを見て次のスパイダーマンが誰か確認してって写真を投稿してきたんだ。それでコンピューターを付けてマーベルのサイトに行ったら『新しいスパイダーマンはトム・ホランド』って出てきたんだよ。僕は驚愕したね、完全に興奮状態になったよ」そのスパイダーマン役でトムは2作のマーベル作品への出演契約を交わしているが、同時にほかの映画に出演する機会を与えてくれたというマーベルに感謝の意を示している。「僕は『スパイダーマン』3本の契約をしたことをわかっているけど、もしほかの映画に出演するとしても、マーベルはうまく調整してくれるんだ。彼らは僕らの人生をすごく尊重してくれるんだよ。ほかの映画の仕事をしなくちゃいけないことも分かってくれて、なんとかうまく合わせてくれようとするんだ」(C)BANG Media International
2016年12月18日トム・ハーディが、レオナルド・ディカプリオとの賭けに負けてタトゥーを入れなければならなくなったと明かした。今年2月、レオナルドがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レヴェナント:蘇りし者』で2人は共演していて、トムも助演男優賞候補になっていた。だが、ノミネーション発表前にレオナルドがトムもノミネートされるだろうと予想すると、トムはそれを信じず、候補にならないことに賭けたという。「Esquire UK」のインタビューでトムが語ったもので、敗者は勝者指定の内容のタトゥーを入れると決めていたそうだ。晴れて2人ともオスカー候補となり、レオナルドが付箋に書いて寄こした文言は「レオはすべてを知っている」というもの。トム曰く「めちゃくちゃな字で書きなぐった」そうで、「俺は『OK、入れるよ。でも、きちんと書いてくれなくちゃね』って感じだった」。レオナルドの手書きはかなり汚い文字でだったらしく、トムはまだタトゥーを入れていない。「だって、ひどいんだから」と話している。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月07日新シリーズの始まりとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念した「金曜ロードSHOW!」2週連続ハリー・ポッター祭り。第2夜となる12月2日(金)今夜はシリーズ第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送される。ダニエル・ラドクリフが初々しい姿でハリー・ポッターを、ホグワーツ魔法魔術学校の友人、ロン・ウィーズリーをルパート・グリントが、ハーマイオニー・グレンジャーをエマ・ワトソンがそれぞれ演じ、ハリーを敵視する同級生のドラコ・マルフォイにトム・フェルトン、スネイプ先生にアラン・リックマン、ダンブルドア校長にリチャード・ハリスとおなじみのキャストが第1作『賢者の石』から引き続き出演。夏休みのある日、ハリーの前に“屋敷しもべ妖精”ドビーが現れ、ホグワーツ魔法魔術学校に帰ってはいけないと忠告、新学期になりハリーがホグワーツに向かおうとすると、ホグワーツ行きの電車が発着するホームに入れなくなってしまい、仕方なくロンと一緒に空飛ぶ車で学校に向かうも着地に失敗、学校に古くから植えられていた“暴れ柳”の中へ落ちてしまう。さらに飛んでいるところをマグル(=人間)に目撃されたため、スネイプ先生は2人に退学を命じる。ダンブルドア校長のお陰で学校に残れることになったが、そんなある日、学校の壁に「秘密の部屋は開かれた…」という謎のメッセージが出現し、同時にマグル出身の生徒が石にされる事件が次々に発生。秘密の部屋はヘビ語を操る者でないと開くことができないため、ヘビ語を話せるハリーが犯人とウワサされてしまう。ハーマイオニーは、ハリーの無実を証明しようとする…というのが『秘密の部屋』のストーリー。今回も番組放送中に特設サイトにアクセスするか、リモコン「dボタン」を押すことでユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パスや、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』劇場鑑賞券などが当たる特別企画に参加可能。先週に引き続き今週もチェックしたい。金曜ロードSHOW!『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は12月2日(金)21時~日本テレビ系で放送。また最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』も11月23日に全国966スクリーンで日本公開、公開からわずか5日間で早くも動員100万人を突破する人気ぶり。世界累計興行収入500億円突破の『ファンタビ』もお見逃しなく。(笠緒)
2016年12月02日コメディアンのキャシー・グリフィンが、自身が遭遇したセレブのゴタゴタを綴った本を発表。ハリー・スタイルズがナイスガイで有名なトム・ハンクスに絡んだことを暴露されている。2014年、とあるパーティーでトムと談笑していたキャシー。2人のもとにベロベロに酔っぱらったハリーが突然現れ、トムに質問をし出した。しかしその内容が憎めないかわいらしいものなのである。「ねぇねぇ、“プライベート・ライアン”を救い出してお母さんのもとに生きて帰らせなきゃならなかったの、覚えてる?ねぇ、覚えてる~?」とトムに詰め寄るハリー。トムが「イエス」と言うと、今度は「じゃあ『キャプテン・フィリップス』に出てたときも覚えてる?男が『いまはおれがキャプテンだ』って言ったの覚えてる?」と聞き、トムは「うんうん、覚えてるよ」と答えた。礼儀正しいトムは、ハリーにキャシーを紹介しようとするも、軽く受け流され、ハリーの質問は続く。「『フォレスト・ガンプ』は~?いつも走ってたよねー」と、トムがアカデミー主演男優賞を獲得した記念すべき映画も覚えているかと聞くハリー。「あれは良い映画だったね」との答えをトムからもらうと満足したのか、ハリーは去って行ったという。絡んだとは言え、トムの主演作をしっかり見ていることはアピールできた?すっかり凍り付いてしまったトムはキャシーに「ああいう人たちを見るとリハビリ施設に車で送ってあげたくなるよ」とつぶやいたそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年11月24日トム フォード(Tom Ford)のデザイナーであるトム・フォードが監督を務める映画『ノクターナル・アニマルズ(Nocturnal Animals)』の日本公開が決定。2017年11月3日(金・祝)より、TOHO シネマズ シャンテほか全国の劇場で上映される。デザイナー トム・フォード7年ぶりの新作ファッションデザイナーのトム・フォードが『シングルマン』(2009)以来、7年ぶりに監督を務めた『ノクターナル・アニマルズ』は、1993年に出版されたオースティン・ライトの小説「ノクターナル・アニマルズ」の実写化作品だ。愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線を揺れ動く心を描きだした、恋愛ミステリー映画となっている。小説・過去・現在が交差する物語アートギャラリーのオーナーであるスーザン(エイミー・アダムス)は夫とともに経済的には恵まれながらも心は満たされない生活を送っていた。ある週末、20年前に別れた元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から小説原稿「夜の獣たち(Noctural animals)」が届く。彼女に捧げられたその小説は、暴力的で衝撃的な内容だった。それを読み進めていくうちに感銘を受けたスーザンは、エドワードと過ごした日々を思い出す。自分が送ろうとしていた生活、エドワードにした仕打ち、現在の心を失う時間…。彼はなぜ小説を送ってきたのか、エドワードの真意にスーザンは迫っていく。ジェイク・ギレンホール×エイミー・アダムススーザン・モロー(エイミー・アダムス)エイミー・アダムス演じるスーザンは、エドワードとニューヨークで再会したころにはアーティストになる夢をあきらめ、美術史を学ぶ学生。エドワードは兄の友達で、恋心を抱いていたものの、それを口にせぬまま時は過ぎた。小説家になる夢を持ち、スーザンを評価してくれるエドワードと再会し、恋に落ちる。裕福な親は結婚に大反対だったが、それを押してエドワードと暮らし始める。小説もいまいちで、豊かではないエドワードとの生活に徐々に違和感を感じ始める。そして、エドワードを切り捨て、現在の夫となったハットンと再婚。映画の主軸となる現代では、スーザンはアートギャラリーのオーナーとして活躍するお金持ち。恵まれた生活ではあるが、夫ハットンには満たされていなかった。元夫エドワードから送られてきた小説を読み進めることで抱く「どうして彼を手放してしまったのだろうか…」という気持ちを抱いていく。過去、エドワードに対して「ひどい仕打ちをした」というが、それは一体どんな出来事だったのか…。エドワード・シェフィールド(ジェイク・ギレンホール)ジェイク・ギレンホールが演じるエドワードは、テキサスでスーザンたち家族の近くに暮らしていた。スーザンと同じく、エドワードも、彼女に惹かれていた。小説家志望とアーティスト志望の男女が故郷を遠く離れたニューヨークで再会。二人はすぐに距離を縮めていった。「彼だけはダメ。脆く、財力もない」と反対するスーザンの母。「エドワードの美点である繊細さをあなたはきっと憎むようになる」と呪文めいた言葉さえ投げかける。その言葉は真実となり、ぱっとしないエドワードへの気持ちは離れていく。「一度愛したら、簡単に手放してはいけない。努力をしていかないと」エドワードの言葉も虚しく、スーザンはある決定的な方法でエドワードを切り捨てるのだった…。離婚後、両者は合わなかったのだが、エドワードの書いた小説がスーザンの元に送られてくる。それが「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説だった。キャスト&トム フォード監督が語る『ノクターナル・アニマルズ』ジェイク・ギレンホール(エドワード役)、そしてエイミー・アダムス(スーザン役)のほか、『キック・アス』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー、そしてマイケル・シャノンといった豪華メンバーが名を連ねる。エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホール、そして監督のトム・フォードが『ノクターナル・アニマルズ』のあらすじやテーマについて語った。ジェイク・ギレンホールは作品のテーマについて「この映画は報われない愛について描いている。自分の心に従わないと大きな犠牲を払うということもね」とコメント。また、トム・フォードは「絆と誠実さがこの映画のメッセージ。大事な人がいるなら、手放すべきではないということを伝えたかった。この作品を見た観客に、人生で下した選択や周囲の人の大切さについて考えてもらいたい。人にとって最も大事なものは人間関係だからだ」と語っている。賞レースを席巻2017年1月8日に発表されたゴールデン・グローブ賞では、助演男優賞を受賞。受賞したアーロン・テイラー=ジョンソンは、劇中でエイミー・アダムス演じる主人公が読む小説に登場し、その狂った言動で主人公の心をかき乱していく男を怪演している。『キック・アス』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの過去出演作とは一線を画す変幻自在な演技に高い評価が集まった。さらに、第89回アカデミー賞助演男優部門に、マイケル・シャノンがノミネート。劇中でジェイク・ギレンホールが演じる男を手助けする寡黙ながらも熱のある警察官役の演技が評価された。2008年に公開されたレオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演の『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』の演技も高く評価され、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされており、本作が2度目のアカデミー賞助演男優賞候補となる。音楽を担当するのは気鋭アベル・コジェニオウスキトム・フォードの監督デビュー作『シングルマン』を手掛けたポーランド出身の気鋭音楽家アベル・コジェニオウスキが引き続き音楽を担当。オーケストラが奏でる甘美で危険が漂う旋律で、観客を濃厚な物語の世界へと誘う。作品詳細『ノクターナル・アニマルズ』公開時期:2017年11月3日(金・祝) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー脚本・監督:トム・フォード出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、ローラ・リニー原作:「ノクターナル・アニマルズ」(オースティン・ ライト著)原題:『Nocturnal Animals』■サウンドトラック情報ノクターナル・アニマルズアーティスト:アベル・コジェニオウスキ発売予定日:2017年10月11日(水)品番:RBCP-3215JAN:4545933132153価格:2,400円(税抜)《TRACKLIST》1.WAYWARD SISTER2.EXHIBITION3.RESTLESS4.A SOLITARY WOMAN5.OFF THE ROAD 6.REVENGE7.THE FIELD8.CROSSROADS9.MOTHERS10.CITY LIGHTS11.TABLE FOR TWO12.THE FIELD (ALT. VERSION)13.FAIRY TALE (BONUS TRACK)(c)Universal Pictures
2016年11月17日テイラー・スウィフトが、破局したトム・ヒドルストンとカルヴィン・ハリスについて歌う新曲を作ったという。これまでも、別れた彼氏について歌ってきたテイラーだが、現在制作中の6枚目のアルバムには今年5月に破局したカルヴィン・ハリス、9月に破局したトム・ヒドルストンについて書いた曲も収録候補に挙げられているそうだ。ただし今回は過去の曲とは違って、元カレに対して攻撃的な内容ではないという。関係者は「E!News」に「テイラーはアダム(カルヴィンの本名)とメールでやりとりをしています」「トムとの関係も良好です」と破局後も友好的な関係を築けていると語った。テイラーは現在、ドレイクとコラボレーション中だが、「スタジオでとてもいい時間を過ごしています」とのこと。トムやカルヴィンについて歌った曲がリリースされるかはまだ不明だが、いままでと違ったアプローチの元カレ曲にはファンの期待度も高いに違いない。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月15日『クラウド アトラス』『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ監督の新作タイトルが『王様のためのホログラム』に決定し、ポスタービジュアルと予告編映像が解禁になった。映画化を熱望したトム・ハンクス自らが主演を務める本作は、人生のどん底から一発逆転をするため、砂漠の王様に“3Dホログラム”を売りに行くアランの物語だ。公開された予告映像ハンクスが映画化を望んだのは、家も家族もなくし、エリート人生から転落した中年の危機をシニカルな視点で描いた作家デイヴ・エガーズの同名小説『王様のためのホログラム』(吉田恭子訳、早川書房刊、12月発売)。予告編映像では、人生を立て直すため、サウジアラビアという異国の地にやってきた主人公アランが、慣れない食事や異なる宗教、次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、いつ会えるかわからない王様に、最先端の映像装置3Dホログラムをプレゼンするため、あくせくする様が描かれている。ポスタービジュアルに書かれた「遠い遠い異国の地で気づいた。人生は、なんとかなる!」というメッセージ。地球の裏側で彼に気づかせてくれたのは誰なのか? 人生の岐路に立たされたアランが踏み出す新たな一歩は、人生に迷う人々を勇気づける人生賛歌になっているようだ。『王様のためのホログラム』2017年2月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年11月04日俳優のトム・クルーズ(54)に新しい恋人ができたと伝えられている。2012年にケイティ・ホームズと3度目の離婚後、真剣交際の話が聞こえてこなかったトムだが、ここ数カ月間に渡ってあるイギリス人女性と交際を続けていると報じられている。Usウィークリー誌の報道によると、トムが夢中になっているというその女性は「とてもノーマルながらもかわいい女性」で、現在トムが借りているロンドン郊外の家に滞在しているという。ある関係者は「トムはこの交際を真剣に考えていて、うまくいくことを望んでいます。トムは恋人が欲しいんですよ」と語る。さらに、この女性はトムの姉であるリー・アン・デヴェットのお墨付きを得ているようで、トムとリー・アン、そして同女性の3人で過ごすこともあるのだという。前述の関係者は「2人は田舎町にサイクリングに行ったりしていて、時々トムのお姉さんも参加していますよ」と続ける。その一方で、この夏イギリスで『ハムナプトラ』リブート版の撮影を行っていたトムのもとに、ケイティとの娘スリちゃん(10)が遊びに来ていたようだ。2012年10月以来一緒にいる姿を写真に撮られていないスリちゃんとトムだが、ロンドンで過ごす前には、英グロスターシャーのコッツウォルズを訪れ、ボートン=オン=ザ=ウォーターの村での滞在を楽しんだと言われている。ある関係者は「すべてのことがとても慎重に行われました。スリはトムにとってとても大切な存在で人生の特別な一部ですからね」と話す。このスリちゃんの旅行にケイティは参加していなかったようだが、スリちゃんのお世話係とボディーガードが同行していたという。(C)BANG Media International
2016年10月28日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)から、限定キャンドル「プライベート ブレンド キャンドル」が、2016年11月22日(火)より発売される。ラグジュアリーで豊かな香りを提案するトム フォード プライベート ブレンド コレクション。今回限定発売するキャンドルは、フレグランスの中でも人気の高いネロリ・ポルトフィーノ、カフェ ローズ、ウード・ウッドの3種類をセレクトした。ネロリ・ポルトフィーノは、爽快感あふれるネロリに、イタリアン ベルガモットとシシリアン レモンなどのシトラスを掛け合わせ、温かみのあるアンバーで包み込んだ。ウード・ウッドは、ブータンの寺院を想起させるような深みあるウッドを中心としたもので、カフェ ローズはバラの花びらが華やかな表情を魅せてくれる。キャンドルは、アロマ キャンドル製造における最もラグジュアリーな素材を使用し、ダーク ブラウンのガラスに包まれている。さらに、カスタム メイドで仕上げたキャンドル カバーをセットした。使用時にはキャンドルを美しく包むホルダーとして、使用していない時にはキャンドルをほこりから守る存在として、活躍してくれる。【アイテム詳細】トム フォード ビューティ「プライベート ブレンド キャンドル」発売日:2016年11月22日(火)<数量限定発売>・プライベート ブレンド キャンドル ネロリ・ポルトフィーノ 30,000円+税・プライベート ブレンド キャンドル カフェ ローズ 30,000円+税・プライベート ブレンド キャンドル ウード・ウッド 30,000円+税【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2016年10月28日レニー・クラヴィッツなどのミュージシャンやセレブリティが愛用していることで話題を集めるシルバージュエリーのトムウッド(TOMWOOD) が、表参道のスーパー エー マーケット(SUPER A MARKET)で初のポップアップイベントを開催。今回、限定コレクションとして、“レオパード”と“ブラックマーブル”の2種類の鉱石を使用したリングを発売する。期間は10月28日から11月16日まで。トムウッドは13年4月ノルウェー ・オスロを拠点に、デザイナーのモナ・ヤンセン(Mona Jensen)がブランドをスタート。ハンドメイドで作られる北欧デザインをベースとしたシンプルなフォルムが支持されている今回のポップアップでは、17SSコレクションの“ブラック スピネルサファイア”、“ラピスラズリ”を施した定番リングと、新型のジャイアントサイズの「Nuit et Jour」も発表される。
2016年10月21日トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてロバート・ラングドン教授に扮する超大作『インフェルノ』の記者会見が現地時間6日に、イタリアのフィレンツェにあるヴェッキオ宮殿・五百人広間で行われ、ハンクスをはじめ、フェリシティ・ジョーンズ、オマール・シー、イルファン・カーンと原作者のダン・ブラウン、ロン・ハワード監督が登場した。その他の写真本作でラングドン教授が挑むのは詩人ダンテの『神曲』の謎で、ある時期の記憶を失った状態で事件に巻き込まれ、謎に解き明かしながら、同時に人類の命運を左右する“ある選択”を迫られる。劇中にも登場する五百人広間に集まった報道陣を前にハンクスは「フィレンツェという美しい場所で素晴らしい役者たちとともに演じることができたのは地球上で一番ラッキーだった」と語り「ラングドンは、本当にかっこよくて、知的で、タフな男。僕は役者だからそんなかっこいい彼のことを、演じることができるんだ。かっこいい男のフリをするのが、俳優の仕事だからね」とユーモアを交えてコメントした。また、ラングドンと行動を共にする医師シエナを演じたジョーンズは「トムとフィレンツェの素晴らしい建築物の間や美しい廊下を走り回るのはいつでも楽しかった。それに私はすばらしいキャラクターを演じることができた。こんなにも才能溢れる方々と一緒のお仕事に参加ができたことが本当に喜びです」と述べ、ハンクスと繰り返しタッグを組んできたハワード監督は「この映画のように、スリルあふれる物語を作り上げるということはまず世界のことを考えて、そして新たな物語を作ることが大切だと思っている」と説明した。自身のペンで“ロバート・ラングドン”を生み出したブラウンは「初めてこのシリーズを書いたときは、映画化されるなんてとても想像していなかった」と振り返るも「最初の映画が公開されてからは、このシリーズを書くときは、トムたちのことを24時間いつでも頭に描きながら書いているんだ」と言い「読者は本を読み、そして映画を観て、何が違うのかを観ることで、喜びを感じるんじゃないかな」とコメントした。ちなみにブラウンはラングドン教授が登場する新作小説『Origin』を来年の秋に発刊することを発表しており、ブラウン、ハンクス、ハワード監督のチームが今後も続いていくことを予感させる会見になった。『インフェルノ』10月28日(金) 日米同時公開
2016年10月08日親日家で知られるトム・クルーズが、主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を引っさげ、監督のエドワード・ズウィックとともに来日することが決定!トムの通算22回目となる来日が、日本記念日協会で登録されている列記とした記念日、10月6日「トム・クルーズの日」に合わせて発表された。元米軍エリート秘密捜査官にして、いまは街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーをトムが熱演し、世界興収2億1800万ドルを記録、日本でも大ヒットした『アウトロー』に続く本作。リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー シリーズ」18作目「Never Go Back」を原作に映画化し、エドワード・ズウィック監督との『ラストサムライ』以来のタッグも話題を呼んでいた。キャストには、『アベンジャーズ』などマーベル作品でマリア・ヒル役を演じ、一躍有名となったコビー・スマルダース、大人気海外ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」マリナ役のダニカ・ヤロシュ、「プリズン・ブレイク」で死刑囚ティーバッグ役を演じたロバート・ネッパーなどの実力派俳優たちが脇を固めている。トムの来日は、映画のプロモーションとしては『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以来、1年3か月ぶり、なんと通算22回目。ズウィック監督は、レオナルド・ディカプリオ主演作『ブラッド・ダイヤモンド』以来、9年ぶりとなっており、11月上旬にはプレミアイベント並びに記者会見が行われる予定。トムといえば、これまでに、『ナイト&デイ』の来日時には「VS嵐」や「しゃべくり007」に出演、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではスカイツリーへの訪問、『オブリビオン』では「笑っていいとも」「徹子の部屋」と老舗バラエティ番組も制覇、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に至っては、1日で大阪、福岡、東京の三大都市を回る弾丸ツアーを敢行。前回の『ローグ・ネイション』では、歌舞伎町セントラルロードを大々的にプレミア会場としてしまうなど、来日のたびに我々を驚かせてくれた。果たして、22回目となる今回はいったいどんなPRを見せてくれるのか?親日家であり、ファンヘの神対応でも知られるトムの来日に期待が高まる!『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日カントリー・ミュージックには疎くても、“キング・オブ・カントリー”と呼ばれたハンク・ウィリアムスをトム・ヒドルストンが演じるとなると、俄然気になる映画『アイ・ソー・ザ・ライト』。しかし、トム・ヒドルストンは現在35歳。29歳で急逝した伝説のシンガーの20代を描くには無理があるんじゃないかと心配にならないでもない。でも、ハマらないアメリカ人若手俳優よりは、売れっ子のイギリス人演技派で正解。だって、ハンクが歌で社会に希望の光を差した1950年前後の若者は、現代よりかなり大人っぽいんだもん。しかも、トムは猛特訓を受けて、アメリカの魂であるカントリーの名曲の数々を歌っているのです。この勇気ある挑戦には聴くほうも緊張しちゃって、オープニングシーンなんてトムの歌レベルがどれくらいなのかが客観的に判断できないくらい。ただ、トムの歌がうまいってことは、すぐにわかる。なぜって、エリザベス・オルセンが演じる妻オードリーの歌が強烈なんです。自身もカントリーシンガーである彼女は、ハンクの愛につけこんで、何かにつけて彼のステージや番組に一緒に出ようとするのですが、その歌声がびっくりするほど耳障り。これだけ下手に歌わなきゃいけないエリザベスも大変なのでは?と思うくらい。でも、なにより驚くのは、ハンクのような天才のそばにいながら、自分の才能のなさに気づかないこと。普通なら、この天才のマネージメントに徹しようと考えそうだけど、オードリーはそこに充実を見出せない。そうです、私生活のアップダウンを歌として昇華したハンクの物語は、この強烈なエゴの持ち主である妻との葛藤の物語でもあるのです。脊椎の病気による痛みに苦しみ続け、酒と女に溺れがちだったハンクの栄光と挫折はもちろんドラマティックだけれど、ステージママだったハンクの母親との軋轢や、諍いを重ねながらもハンクのインスピレーションの源であり続けたオードリーという存在が、この作品をひと味違うものにしているのでした。天才の陰に悪妻ありと思いつつ、気がついたら彼女の強さが羨ましくなってるかも。◇監督・脚本/マーク・エイブラハム出演/トム・ヒドルストン、エリザベス・オルセン、ブラッドリー・ウィットフォード、チェリー・ジョーンズほか10月1日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。(C)2016 I Saw The Light Movie, LLC and RatPac ISTL LLC. All Rights Reserved.※『anan』2016年10月5日号より。文・杉谷伸子
2016年09月28日クリント・イーストウッド監督によるヒューマンドラマ『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)で主演を務めたトム・ハンクスと、共演のアーロン・エッカート。本作でトムは、制御不能になった旅客機をハドソン川に不時着させ、乗客乗員155人全員の命を救った機長役を、アーロンは共に危機を乗り越えた副操縦士役を演じた。来日した2人にインタビューし、本作に懸けた思いや、イーストウッド監督との撮影エピソードを聞いた。"ハドソン川の奇跡"は世界中で報道され、チェスリー・サリー・サレンバーガー機長は国民的英雄だと称賛された。だが、本作はお涙ちょうだいの安っぽいアトラクションムービーにはなっていない。9.11の傷跡を入れ込みつつも、知られざる真実に斬り込む人間ドラマに仕上げたのは、名匠クリント・イーストウッドならではの成せる技だ。ミラクルな生還劇を称える報道の裏側で、なにゆえ機長たちは国家運輸安全委員会から激しく糾弾されたのか!?紆余曲折を経て、最後に浮き彫りにされる真のヒロイズムが静かで熱い感動を呼ぶ。その品格にうなるのだ。――まずは脚本を読んだ感想から聞かせてください。トム:脚本を読んで驚いたのは、この人たちがどのくらい精神的な負担を受けたのかという点だよ。あの日どうやって不時着して、どうやって人が降りたのかという一連のハドソン川の奇跡についてそのまま再現されていたけど、問題はそれからだ。彼らはその後、非常にストレスを感じていたんだよ。機長のサリーたちはすぐには回復できずに、何カ月間も悩まされた。また、死ぬかもしれなかった経験をした上に、国家運輸安全委員会からの追求を受けることになって本当に大変だった。その結果は全く想像ができなかったし、そこがまさにこの映画の素晴らしさだと思った。彼らはプロフェッショナルとして完璧にやったんだ。素晴らしいことを成し遂げたはずなのに仕事を失ったり、年金がなくなったりする可能性もあった。まさに窮地に立たされたんだ。感情的にすごく負担をかけられたことが、この映画での重要な要素となった。脚本家のトッド・コマーニキがそういう形で物語を書くことができなかったら、『ハドソン川の奇跡』という映画はうまくいかなかったと思う。――まさにハドソン川での不時着は、ベテランの機長ならではの英断がもたらした奇跡だと思いました。機長役を演じられてみて、どんなことを感じましたか?トム:機長のサリーはこれまでずっとパイロットをやってきて、キャリアも長いから、きっと直感に従ったんだと思う。実際、たった208秒の中で、どうするのかを判断しなければいけなかった。その結果、正しいことをやったと2人とも確信していたんだと思う。角度やスピードなどを頭の中で計算したのではなく、直感で感じたわけだ。そのことは実際に機長に会った時に彼の口から説明してもらったよ。その時の感情について説明するのは難しいけど、何が起こったのかという内容は全部話してくれた。――アーロンさんは、副操縦士役を演じるにあたり、どんなふうにアプローチをされましたか?アーロン:まずは素晴らしい脚本があったし、クリント・イーストウッド監督や周りのキャストも素晴らしかったから心強かった。それで演じるにあたり、パイロットがどういう仕事なのかということも勉強したし、自分でも飛行機に乗ってみたりもしたよ。また、僕も副機長のジェフ・スカイルズさんからいろんな話を聞いたんだ。サリーさんやジェフさんは、国家運輸安全委員会の質問を受けながら、自分は正しいことをやったとすごく自信をもっていたと思う。もちろん大変だったとは思うけど、心の中では信じていたんだ。――クリント・イーストウッド監督の演出はいかがでしたか?トム:クリント・イーストウッド監督といえば、アメリカ映画全体で見ても5、6本は歴史上に残るような素晴らしい映画を撮っている人でしょ。『ペイルライダー』(1985年)や『許されざる者』(1992年)や『ミスティック・リバー』(2003年)など、素晴らしく洗練された映画を作る方だ。でもその一方で彼自身は俳優として『ダーティハリー』(1971年)などにも出ているんだからすごいよね。彼はそんなにたくさん話す方じゃなくて、キャストの方に託してくれる監督だ。あまりこういうふうにやってほしいとかは言わないし、とにかく説明などをしない。ここでこうやって、ちょっとここを見て、というような漠然とした指示しか言わない。僕たちは現場でいろいろと試すだけなので、全然時間が無駄にならないんだ。だから彼とはこれからも何十本も映画を作っていきたいと思うよ。アーロン:僕も同感だ。イーストウッド監督は、いつも本当に楽に監督をやっているように見える。クルーとの関係性も素晴らしいし、そこにいれば家族の一員になるような感じなので、すごく仕事がしやすいんだ。だからこそ、役者のみんなも準備万端にして臨む。だってものすごく尊敬できるイーストウッド監督の現場だもの。彼は業界の中ではアイコンみたいな存在でしょ。素晴らしい俳優であり、監督でもあるから、最高のことをやりたいと思って現場に来る。でも、監督はたいしたことはないよという感じで、仕事なのにすごく楽そうにやっているんだ。――最新テクノロジーのコンピュータではなく、ベテランの機長という人間の判断が155人の命を救うという点が興味深いです。トム:テクノロジーは間違いなく僕たちの人生をすごく簡単なものにしてくれたよね。そのことは素晴らしいし、すごく良いことだとも思う。映画だって特殊効果が使えるからこそ、上からワイヤーなどで吊るさなくてもよくなったわけだから。技術的にすごいことは認めるけど、やっぱりコンピュータでやれることは限られているんじゃないかな。いろんなことを自動化できるけど、やっぱりどこかで人間が判断しなければいけないと思う。だって実際に、パイロットがコックピットにいなかったらどう思う?コンピュータを信じられる?もし、今回のようにバードストライクに遭った時どうなるのか?と問いかけずにはいられない。この先、99%自動運転でできるようになったとしても、1%はやっぱり人間を必要としていると思う。アーロン:素晴らしい答えだね。僕もそう思うよ。もちろん技術は素晴らしいし、びっくりするような進歩も遂げているし、実際に僕たちもその恩恵を受けてきた。でも、やっぱり人間の心が大事だよね。いつかすべて自動化されるかもしれないとも思いたいけど、やっぱりできないと思う。――ハリウッドで活躍されているお二人ですが、出演作はどんな基準で選んでいますか?アーロン:俳優として、いつも一番良い機会を僕は探っている。どこのスタジオで撮るとか、共演者も重要なポイントだ。僕の場合、自分自身がその役を演じていることが想像できた時、ほとんどの場合はそのオファーをお受けするようにしている。だからいつも脚本を読みながら考えるんだ。トム:僕はその作品のテーマにやる価値を見いだせるかどうかが大事かな。ストーリーそのものにとても興味があったり、どこかに行けることが魅力的に思えたりすることもあるけど、ほとんどの場合はテーマで決めているよ。それはものすごく歴史的な記録ものだったり、愛情がこもったものであったりもする。いずれにしても脚本を読んで素晴らしいと思えなければいけない。また、これまで自分がそのことを知らなかったと思えなければ面白いと感じないんだ。もちろん、俳優としてどれだけ経験が詰めるかというところも重要だ。実際、ものすごい量の脚本が生まれているし、脚本家の数だって相当多い。やっぱりみんなが映画を作りたいと思っているんだ。例えば小説としては良くてできていても、映画としてはうまくいかないという場合もあると思う。だから僕は、脚本を読んだ時の直感で決めているよ。■プロフィールトム・ハンクス1956年7月9日、アメリカ生まれ。『スプラッシュ』(84)に主演し、注目を集め、『ビッグ』(88)でアカデミー主演男優賞にノミネート。『フィラデルフィア』(93)で同賞主演男優賞を獲得し、さらに翌年『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でも同賞を獲得。その後、『プライベート・ライアン』(98)や『キャスト・アウェイ』(00)でも同賞にノミネートされる。『すべてをあなたに』(96)では初めて長編映画の脚本・監督を担当し、出演も兼ねた。2013年にはノーラ・エフロン演出の「Lucky Guy」でブロードウェイ・デビューし、トニー賞など数多くの賞にノミネートされる。その他、2002年にAFIの生涯功労賞、2009年にチャップリン賞、2014年にはケネディ・センター名誉賞も受賞している。アーロン・エッカート1968年3月12日、アメリカ生まれ。『エリン・ブロコビッチ』(00)で注目される。『サンキュー・スモーキング』(06)でゴールデングローブ賞や主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされる。『ダークナイト』(08)ではハービー・デント(トゥーフェイス)役を演じた。主な出演作は、『ラビット・ホール』(10)や『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(11)、『ラム・ダイアリー』(11)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)、『アイ・フランケンシュタイン』(14)、『エンド・オブ・キングダム』(16)など。(C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
2016年09月24日トム・ハーディが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』前日譚出演に向けて交渉を進めているようだ。トムは、昨年公開されたジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に主役のマックスとして出演していた。前日譚は、昨年公開作の中でシャーリーズ・セロンが演じていたフュリオサの過去を語るストーリーになるようだが、現在のところシャーリーズが出演するかは分かっていない。監督と脚本は引き続きミラーが担当するとみられている。また、オーストラリアのヘラルドサン紙によると、前日譚はオーストラリアのニューサウスウェールズ州西端のアウトバックにある鉱業都市ブロークン・ヒル周辺で撮影が行われるといい、今年末頃からスタートするようだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 は2012年に撮影が行われていたものの2015年にようやく公開にこぎつけ、2015年度アカデミー賞に10の部門でノミネート、最終的には6つの賞を獲得した。(C)BANG Media International
2016年09月21日トム・クルーズ主演『アメリカン・メイド』のプロデューサー陣が、死亡者を出した飛行機墜落事故において訴えられている。昨年、トムが麻薬密輸入業者を演じる同作の撮影中に起きた事故の被害者3人のうち1人の家族が、イマジン・エンターテイメントのプロデューサー陣を相手取り、不法死亡訴訟を起こした。双発のエアロスター機は、ロケ地であるコロンビアのジャングル付近から山の多いアンティオキア県にあるメデジン市へと飛び立った10分後に墜落。その飛行機には自身もパイロットとして訓練を受けているトムは乗っていなかったが、トレーニング中の共同パイロットのカルロス・バールさんとスタントパイロットのアラン・パーウィンさんが死亡し、機長のジミー・リー・ガーランドさんは命は助かったものの重症を負っていた。この訴訟は、その問題のフライトが急がされたものであり、不適切といえるほどの地形の上を飛んでいたと主張している。「メデジン市に行くためにそのサブジェクト・エアクラフトが飛んだ地形は、訓練飛行としては不適切といえるほど難しいものでした。フライト情報と天候計測の機器が限られている飛行機で、急ぎかつ予定外の場合においては特にそうでした」トムはそのアンデス山脈の同じルートを10分前にヘリコプターで飛行しており、着地は成功していたと裁判書類には記載されている。本作は、元トランス・ワールド航空のパイロットで80年代にCIA やコロンビアの麻薬カルテルのためにアメリカに薬物を密輸していたトム扮するバリー・シールを中心に描く作品で、来年9月の公開を予定している。(C)BANG Media International
2016年09月17日トム・ヒドルストンがテイラー・スウィフトと破局した原因は、2人の関係に飽きていたことにあると言われている。トムを良く知る友人によれば、トムは真剣交際が苦手ですぐ飽きるタイプだそうで、テイラーとの交際も関係が本気になる前に終わりを告げることにしたのだという。ある関係者は「トムは人間関係恐怖症で飽きっぽいんです。姉妹でさえその人間関係を維持する力のなさを注意しているくらいです」と話す。一方でテイラーは何を言われても気にしない様子で、すべては過ぎたこととして捉えているという。別の関係者はザ・サン紙に「テイラーはトムとの関係がどんなものであったか理解していますし、トム側が何を言おうと気にしません。テイラーにとってみればすべては過ぎたことなんです」と続けた。これまでには2人の破局の原因が、トムの2人の交際を公にしようとする姿勢をテイラーが嫌がったからだと言われていた。当時の関係者は「テイラーから別れを告げたようです。トムはテイラーが望む以上に2人の関係をもっと公にしたかったんです」「テイラーは公の場で2人の仲むつまじい姿を見せるとバッシングを受けることを知っていたのでトムに忠告しましたが、トムはそれを聞き入れなかったようです」と話していた。(C)BANG Media International
2016年09月11日トム・フォードは、本物の映画監督だ。監督2作目『Nocturnal Animals』の、トロントでのプレスおよび業界向け試写上映後、会場に沸いた大拍手が、それを証明した。その他の情報監督デビュー作『シングルマン』から7年を経ての新作。夫との関係がぎくしゃくしているスーザン(エイミー・アダムス)のもとに、長年、音信がなかった最初の夫トニー(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書き終えたばかりという小説の原稿が届く。最初のページには「スーザンへ」と書かれてあり、タイトルも、彼女と彼が過ごした時期のことにちなんだものだ。しかし、内容は、ライターとしての成功を目指していた当時の彼が書いていたのとは似ても似つかない、残酷なものだった。取り憑かれたように読み進めるうちに、スーザンの心は、不安に包まれていく。同時に、昔、自分が彼に対して取った行動への罪悪感にも責め立てられるのだった。映画は、小説のストーリーと行き来しつつ展開。ギレンホールは、トニーと、小説の中の主人公の、ひとり二役を演じる。小説の部分は、スーザンを不安に陥れるというのが十分納得できる、緊張感に満ちたものだ。その結果、映画全体もスリルたっぷりになっているが、奥にあるのは、人間の心理についての物語なのだ。スーザンがアート業界の仕事をしているという設定のため、映画の冒頭のほうではユニークで目を引く映像が登場するが、『シングルマン』もそうだったように、ファッションデザイナーが作る映画にしては、ビジュアルへのこだわりをうるさく前面に押し出してはこない。アートなんて実はどうでもいいものだ、などという、やや自虐的なせりふなどに、さりげないユーモアも見られる。ほかと違い、さらに自分の1作目とも違う新作を生み出してみせたフォードの、今後の映画監督としてのキャリアが、ますます楽しみになった。取材・文・写真:猿渡由紀
2016年09月10日トム フォード(TOM FORD)は、初の形式として2016秋冬コレクションを商品のデリバリーと同時期に発表する。それに伴い、ニューヨーク時間の9月7日19時から、メンズ及びウィメンズコレクションのプレゼンテーションを開催。翌8日には、全世界のトム フォードブティックでメインコレクションを発売する。同コレクションのプレゼンテーションでは、デザイナーのトム・フォードと付き合いの深いセレブリティーを中心に招いて行われる。日本では、ニューヨークと同時刻にあたる9月8日の午前に、阪急うめだ本店と松坂屋名古屋店、東京ミッドタウンのイセタンサローネ1階特設スペースにて16年秋冬コレクションのプレゼンテーションの模様がライブ配信され、同時にメンズ、ウィメンズのコレクションアイテムが展示・販売される。また、同日各店ではトム フォードスタイルのケータリングも堪能することができる。なお、イセタンサローネでは、9月8日から13日まで限定での展示となっている。(8日のみ10時開店)
2016年09月02日トム・クルーズは自身のジム器具を運ぶために、プライベート・ジェットをチャーターしているという。映画の撮影やプロモーション活動で世界中を飛び回る生活を続けているトムだが、体型維持のためにエクササイズは欠かせない。そこで愛用のジム器具一式を常に持参していて、プライベート・ジェットで輸送、自身の到着前日に目的地に着くようにしているという。イギリスの大衆紙「The Sun」で関係者は、トムにとってワークアウトは非常に大切で、旅先でも使い慣れた器具で運動したいのだと話している。この関係者は「大変な散財のように思えますが、彼ほどの大スターにとってプライベート・ジェットをチャーターするのは我々一般人がタクシーを呼ぶのと変わらないんです」とも語った。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月29日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)の「ランウェイ カラー AW16 コレクション」より、リップライナーとリップスティックが一つになったアイテム「リップ コントゥール デュオ 」が2016年9月16日(金)に発売される。スリムなパッケージの片方が唇の輪郭を整えるリップシェイパー、もう片方の部分にはリップスティックが隠れている。同じ色合いの発色をしてくれるので、今までのようにラインとスティックのカラーを合わせる必要がなく機能性抜群。リップシェイパーは、ゴールドの煌きが加わって肌なじみが良い処方。スティックはクリーミーなテクスチャーでつややかな仕上がりを実現する。カラーは全8色に加えて、限定色1色が登場する。【アイテム詳細】ランウェイ カラー AW16 コレクション発売日:2016年9月16日(金)・リップ コントゥール デュオ 全9色 限定1色 各6,000円+税<新製品>【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2016年08月25日『ミッション:インポッシブル』新作の製作が、トム・クルーズの出演料の交渉をめぐり一時休止となっているようだ。デッドラインによると、本作のためにすでにロンドンでは20人ほどのスタッフが雇用されているものの、トムの出演料の交渉が現在も続いている間は、製作をスタートできないでいるとニュースサイトのデッドラインは報じている。同サイトは、ギャラ交渉が難航している理由について、1つは製作会社がトムとプロデューサー陣に支払う給与を引き下げたいと申し出ていること、そしてもう一つはパラマウントが『ミッション:インポッシブル』第5弾で支払った出演料と同額を本作でもトムに支払うことを希望しているのに対し、トムは『ハムナプトラ』のリブート版でユニバーサルから受け取った出演料と同額まで値上げしてほしいと要求していることにあるとみている。しかしこの給与交渉は、来年1月からスタート予定の撮影のスケジュールに影響を及ぼすことはなさそうだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、製作費1億5,000万ドル(約150億円)に対し世界中で6億8,200万ドル(約682億円)の興行収入をあげている。現在トムは、ロンドンで海軍の特殊部隊員タイラー・コルト役で『ハムナプトラ』のリブート版の撮影を行っているところだ。(C)BANG Media International
2016年08月23日