『R-1ぐらんぷり2016』で優勝したお笑い芸人のハリウッドザコシショウが、石野卓球プロデュースで歌手デビューすることが5日、明らかになった。ザコシショウは、Ki/oon Musicより楽曲「ゴキブリ男」を配信リリース。1月18日よりiTunesほか各種配信ストアで配信開始される。「ゴキブリ男」は、かねてより交流のある石野卓球(電気グルーヴ)が作詞・作曲・プロデュースを担当。コーラスには、石野卓球とピエール瀧(電気グルーヴ)が参加しているという。このたび、ザコシショウ自らが描いた「ゴキブリ男」のジャケット写真も公開された。
2017年01月05日映画『海賊とよばれた男』の大ヒットを記念し、12月21日(水)に主演の岡田准一、共演のピエール瀧、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。集まった観客と共に、劇中に登場する「国岡商店社歌」を熱唱した。本屋大賞受賞のベストセラーを『永遠の0』の山崎組×岡田さんのタッグで実写化。戦前から戦後の高度成長時期にかけて、国家の“血液”とも言える石油を取り扱い、経済発展に寄与した国岡鐵造の生涯を壮大なスケールで描いており、彼が創設した国岡商店の社歌を、社員たちが歌うシーンがたびたび登場する。大歓声に迎えられた岡田さんは「公開中ですが、いい航海になるように…」とダジャレでヒットを感謝するも、なぜか2度、3度と繰り返し、会場は笑いに包まれる。劇中の社歌は、実際に本編の撮影終了後にキャストがスタジオに集合し、収録が行われたそうだが、ここで、みんなの中心にいたのが、ピエールさんだったという。ピエールさんと言えば、近年、俳優としての活躍が目立つが、「電気グルーヴ」のメンバーでありれっきとしたミュージシャン。岡田さんは「ピエールさんが指揮を取りながら収録しました。『一応、おれはプロだから』と(笑)」と明かし、山崎監督も「『俺は30年、こういう仕事してるから』とおっしゃっていた」と頼りがいのある存在だったと絶賛!当のピエールさんは、この張り切りぶりについて「実はその日、その後に用事があって、押すとしんどいなと思いまして…」と理由を説明。「みなさん、俳優ですから度胸満点なのに、歌となると急に後ろに下がっていくんです。これは終わらないぞと思って」と自ら指揮を執るに至った経緯を語ったが、「あとから(V6でアーティストで活躍する)岡田くんを差し置いて、何をしてるんだ?と気づきました…(笑)」と申し訳なさそうに語っていた。この日の観客との熱唱では、岡田さんが会場のムードに火をつけるべく、劇中の鐵造のセリフ「腹から声出さんかい!」を再現し鼓舞!ピエールさんの提案で、1節ごとに「岡田く~ん!」と歓声を入れながら全体で熱唱し、会場は熱気に包まれた。また、この日は会場からの質問に岡田さんらが答えるというサービスも!本作で20代から90代まで演じ切った岡田さんは、次に演じたい役を尋ねられると「現代人がいいです!僕、現代人をなかなか演じられないので…(苦笑) 」と時代劇や戦中、戦後を描いた作品へのオファーが続く現状に嘆き節。一方で、次に山崎作品に出るなら?という質問には「山崎さんが(以前から)やりたいと言ってる、未来系のファンタジー作品があって、それが(いつかできる日が来るのが)楽しみ」と、言ったそばからすぐに“現代人”願望を捨てて、会場は再び笑いに包まれていた。『海賊とよばれた男』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海賊とよばれた男 2016年12月10日より全国にて公開(C) 2016「海賊とよばれた男」製作委員会(C) 百田尚樹/講談社
2016年12月21日アイドルグループ・V6の岡田准一が21日、都内で行われた映画『海賊とよばれた男』の大ヒット舞台挨拶に、共演のピエール瀧、山崎貴監督とともに登場した。同作は、百田尚樹による同名小説を実写化。原作・監督・主演を大ヒット映画『永遠の0』と同じ布陣でそろえた。石油の将来性を予感し石油業に進出、敗戦後も欧米の石油会社としのぎを削った国岡鐡造(岡田)の半生を描く。12月10日の公開から、70万人を動員中だ。今回の舞台挨拶は、劇中に出てくる「国岡商店社歌」を観客とステージ上で一緒に歌うイベントとなった。ピエールの音頭により、観客は歌唱の合間に「岡田く~ん!」と合いの手を入れることに。岡田は「どうしても(言葉が)漏れたらにしましょうよ。言いたくなって漏れちゃったら、そりゃしょうがないですよ」「熱い思いが溢れちゃったら、言ってください」とけん制したものの、本番では大声で合いの手が入り、照れた様子を見せていた。同曲は映画のオリジナル・サウンドトラックにも収録されているが、レコーディング時はアーティストグループ・電気グルーヴとして約30年のキャリアを持つピエールが現場をまとめたという。ピエールは「僕、そのあと用事がありまして、『これ押すとしんどい』なと思ってたんですよね」と当時の心境を明かした。さらにピエールは、レコーティングに慣れず後ずさりがちの俳優陣をリードし、その場をまとめたものの、「あとから気づいたら岡田君を差し置いて。こっちは売れてるっつーの」と反省していた。また、観客から「今回は20代から90代まで演じたが、次はどんな役がやりたいか?」と聞かれた岡田は「現代人がやりたいです。待ってます、現代人!」と意外な願望を語る。岡田は「僕は現代人をなかなか演じてないんですよね、実は。自分でも危ないなと思ってるんです。でもそういうオファーがないので、ぜひオファーしてください」と、関係者に向かって語りかけた。
2016年12月21日ピエール・エルメ・パリ 青山が、12月17日にリニューアルオープンを迎えた。青山店のオープンから12年余りを経て行われた今回のリニューアルは、インテリア、コンセプトを新たにした大掛かりなものだ。インテリアデザインを手掛けたのは、引き続きワンダーウォール代表の片山正通氏。1階のブティックはラインアップを刷新し、ヴィエノワズリーや焼き菓子が初登場。2階はオートパティスリーの体験空間「Heaven(ヘブン)」として、ここでしか体験出来ないデセール ア ラシェット(皿盛りのデザート)を季節ごとに趣向を変えて展開する。 店舗に入ると、まず緩やかにせり出すような形に設計されたカウンターと、その中に並べられたマカロン、ショコラ、ケーキ、そしてクロワッサンやクグロフなどのヴィエノワズリーがびっしりと並んだショーケースの眺めに気分が上がる。壁面の棚には、手土産向けの化粧箱に入ったお菓子やアイスクリームの他、エルメ氏自身がセレクトしたフランスワイン「MAS AMIEL(マザミエル)」が並び、ここにしかない品ぞろえとなっている。リニューアル後の1階ブティックには、新たに焼きたてのお菓子をコーヒーや紅茶と共に楽しめるカフェスペースが併設され、さらにカウンター席に置かれたヘッドフォンで、ミュージシャンとして活躍するサカナクションの山口一郎率いる「NF」が選曲する音楽を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごすことが出来る。1階、2階ともに「NF」が仕掛ける、音による“空間デザイン”がされているため、趣の違いを感じるのも一興だ。階段脇には、エルメ氏のレシピブックやグッズが並ぶ「CROSSOVER/ クロスオーバー」コーナーも設けられている。階段を昇り2階に足を踏み入れると、そこにはエルメ氏の夢が詰まったスイーツの楽園「Heaven(ヘブン)」が広がる。アーティストの田中麻記子が描いた、キュートな妖精のネオンサインが輝いてお出迎え。「Heavenへようこそ!私の家にお客様を招き入れるような空間にしたかったので、インテリアデザイナーの片山正通氏と共にこの場所を作りました。ここは、交流や体験をしながら、リラックスしてスイーツを楽しむ場所です。目の前で作られるスイーツを見て、パティシエと会話して、オートパティスリーの臨場感を味わってください」とピエール・エルメ氏。オープンキッチンの解放感あふれるガラス張りの空間で、コーヒーやショコラショー、アルコールなど20種類以上のドリンクメニューと、デセール ア ラシェット(皿盛りのデザート)を楽しめる。オープン時には、抹茶を使った「デセール サラ」(2,160円)など、8種類のデセールが展開され、3ヶ月ごとにメニューが変わる予定だという。ラグジュアリーな空気感はそのままに、より近い距離でピエール・エルメが生み出す「味覚の喜び」が体験出来る場として生まれ変わった、ピエール・エルメ・パリ 青山。表参道散策の折には、ぜひ立ち寄ってみてほしい。【店舗情報】ピエール・エルメ・パリ 青山住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8ラ・ポルト青山1・2階電話:03-5485-7766時間:10:00~20:00
2016年12月20日女優の瀧本美織が11日、東京・渋谷モディで2017年カレンダー(発売中 2,000円税抜き 発行元:SDP)の発売記念イベントを行った。フジテレビ系のドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』でヒロイン役として出演するなど女優として活躍中の瀧本美織。そんな彼女のカレンダーは、表紙裏表紙合わせて14ページで構成された卓上版だ。「ナチュラルでキュート、だけど少し色っぽい」をテーマに、今まであまり見せていなかった女性らしい一面が垣間見える内容となっている。瀧本は「カレンダーは7~8年ぶりの発売なのですごくうれしいです。季節感も感じられる作品になりました。男性にも女性にも喜んでいただきたいという思いもあったので、親近感を感じていただければと思います」とアピール。お気に入りを「8月のキャミソールを着た写真」とあげて「スタジオの屋上にプールを作っていただき、そこに仰向けに寝た状態で撮影しました。ちょっと憂いの表情だと思うんですが、プールが浅いので腹筋を使わないと起きてられなかったんです。この表情ですけど腹筋はプルプルしています(笑)」と撮影エピソードを明かした。もうじき終わる2016年を「初めてミュージカルにも挑戦させてもらって、舞台が好きだと感じました」と振り返りながら「来年は舞台が2つあるので、お客さんと一緒に感動を味わえるものを作っていきたいと思います。舞台以外にも色々と期待しています」と来年の抱負を。また、何かと話題を集めた今年の芸能界で気になったニュースとして「ご結婚された方をたくさん目にすると幸せな気持ちになりますね。片岡愛之助さんや藤原紀香さんとか」とあげた瀧本に自身の結婚感を問うと「いつかはしたいですけど、遅い気がします。特に目標はないですね」と話していた。
2016年12月12日映画『海賊とよばれた男』が12月10日(土)に公開を迎え、主演の岡田准一をはじめ、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、小林薫、山崎貴監督が揃って舞台挨拶に登壇した。本屋大賞受賞のベストセラーを『永遠の0』で映画賞を総なめにした山崎監督×岡田さんのタッグで映画化。一介の商人から身を起こし、国家の“血液”となる石油を扱い日本の経済発展に尽くした男の一代記を描き出す。「国岡商店」と書かれた旗を振る観客に迎えられて、客席の間を通って岡田さんらはステージへ。ちょうど1年前、極寒の中で撮影をしていたが、この日を迎え、一同ホッとした表情。岡田さんは、20代から90代までを特殊メイクをも駆使して演じ切ったが、公開を迎えて「山崎監督に『共に戦ってくれ』と言われ、悩みながらチャレンジを続けて、キャスト、スタッフのみなさんに支えられて、いまここに立てています。嬉しい気持ちと、初日で緊張する気持ちもありましたが、拍手と歓声に迎えていただき幸せな気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。この日は、座長として現場を引っ張り続け、プロモーションでも奮闘した岡田さんについて、タイトルにちなんで「岡田准一は○○とよばれた男」と自分なりの岡田評を発表!吉岡さんは「人格者とよばれた男」とし「自分に厳しく人に優しい」と絶賛。染谷さんも「ぶれない男」とし、岡田さんへの敬愛ぶりを熱く語るが…ここから、徐々に知られざる岡田さんの裏(?)の顔が明らかに…。鈴木さんは、岡田さんに常に現場で写真を隠し撮りされ、夜にメールで送りつけられていたと明かし「パパラッチとよばれた男」と命名!「現場で気が抜けないんですよ」と語る。野間口さんは岡田さんを「小悪魔とよばれた男」とし「イタズラが過ぎる!何かあると、イジろうとしてくる」と困ったような顔で語りつつ、なぜか嬉しそう。野間口さん自身、「共演者の中で誰よりも岡田くんを愛してる!」と宣言するも、岡田さんのほうは、みんなに「大好き」というわりには野間口さんにだけは言ってくれないそう。「ちょっと、お預けしてしまいました」という岡田さんの言葉に野間口さんは「そういうところがたまらない…」と興奮していた!また、綾瀬さんは、岡田さんを「ムチャブリスト」と語り、会うたびに無茶ぶりをしてくると告発。岡田さんは「どうも、ムチャブリストです(笑)」とおどけつつ、綾瀬さんが相手だと「何か振りたくなる。答えが面白いので聞きたくなるんですよ」と釈明していた。最後の山崎監督は、苦楽を共にしてきた岡田さんについて、感動エピソードを明かしてくれるかと思いきや「健康オタク」というフリップを出し「舞台挨拶で『腸が大事』と力説された」と明かす。岡田さんは「いいこと言ってください(苦笑)」と抗議しつつも「ヨーグルトを摂ってくださいね」と呼びかけ、会場は笑いに包まれた。『海賊とよばれた男』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海賊とよばれた男 2016年12月10日より全国にて公開(C) 2016「海賊とよばれた男」製作委員会(C) 百田尚樹/講談社
2016年12月10日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)の旗艦店「ピエール・エルメ・パリ 青山」が2016年12月17日(土)にリニューアルオープンする。リニューアルオープンした店舗では、エルメが打ち出すオートパティスリー(高級菓子)をより身近に感じられるように、“体験”にフォーカスしたサービスが提供される。焼き立てのヴィエノワズリーを提供する新サービスや、目の前で仕上げられた高級スイーツを堪能できるフロアが登場し、従来のパティスリーとは一線を画す進化した姿に生まれ変わった。ピエール・エルメ・パリ 青山 1階リニューアルした店舗の1階には、これまでディスプレーがあった窓際にイートインスペースが出現。クロワッサン、クグロフ、フィナンシェといった焼き立てのヴィエノワズリーと、個別販売されるボンボンショコラやマカロンを、コーヒーや紅茶と共に店内で味わうことができる。もちろん、パティスリーやマカロン、ショコラといった持ち帰りのスイーツも豊富だ。冷凍棚には、アイスケーキやアイスマカロンなど冷たいスイーツも。エルメ自身がセレクトしたシャンパンやワインが並ぶ棚もある。階段の脇には、限定グッズなどを展開する「クロスオーバー」というコーナーを設置。オープン時には、日本未発売品を含む40種類以上のピエール・エルメ著のレシピブックが販売される。ピエール・エルメ・パリ 青山 2階「ヘブン」2階はオートパティスリーの体験空間「ヘブン(Heaven)」に生まれ変わった。大理石の階段を上ると、妖精キャラクターのネオンサインに出迎えられる。リニューアルオープンのアニメーションも手掛けた、フランス在住のアーティスト、田中麻記子によるものだ。ガラス張りで明るい雰囲気の「ヘブン」は、ピエール・エルメが開催するホームパーティー空間をイメージ。中央には、コの字型のカウンターキッチンがあり、期間限定展開のデセール ア ラシェット(皿盛りデザート)が提供される。パティシエの生の技を目の前で見ることのできる、特別な体験メニューだ。オープン時には、抹茶などの日本的な素材を組み合わせる独創的なオートパティスリー『デセール サラ』などを提供する。なお、2階ではスイーツと共にシャンパンやワイン、コーヒーを注文することも可能だ。内装&音楽内装は、世界的インテリアデザイナー、ワンダーウォールの片山正通が手掛けた。カラフルな大理石を床や壁にランダムが組み合わせ、ラグジュアリーながらもポップな雰囲気を演出している。また、店内の音楽はサカナクションの山口一郎が新たに設立した「株式会社 NF」がセレクトしたもので、1階イートインスペースに設置してあるiPhoneとヘッドホンからも楽しむことができる。単なるパティスリーを超えて、様々なカルチャーが出会う発見の場所になりそうだ。【詳細】ピエール・エルメ・パリ 青山オープン日:2016年12月17日(土)住所:東京都渋谷区神宮前 5-51-8 ラ・ポルト青山1・2FTEL:03-5485-7766営業時間:10:00〜20:00
2016年12月09日北野武監督18作目となる最新作・映画『アウトレイジ 最終章』が、2017年10月7日(土)に公開される。全員悪人、『アウトレイジ』シリーズついに完結北野 武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』。2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開され、シリーズ累計興収22億円超を記録している人気シリーズが、前作から5年の月日を経てついに最終章を迎える。最終章で描かれるのは、『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”前作に引き続き、「大友組」元組長・大友役にビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役に西田敏行、同・中田役に塩見三省、関東の組織「山王会」白山役に名高達男、五味役に光石 研、組織を追う警察・平山役に中村育二、同・繁田役に松重 豊、韓国大物フィクサーの側近・李役に白竜らが続投。物語は、前作『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”が描かれるという。また、初参戦となる俳優陣も豪華メンバーが揃う。大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、同・若頭補佐・森島役に岸部一徳、花菱会の新会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、そして関東の組織「山王会」木村組・吉岡役に池内博之らが加わる。北野はシリーズ完結編となる本作について「シリーズ3作目で色んな事を盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」と語っている。場面写真を公開『アウトレイジ』シリーズを華々しく盛り上げてきたおなじみのキャラクターや、本作から参戦するインパクト満載の登場人物らを映し出した7点の場面写真を公開。日本へと戻ってきた大友と、大友を慕う市川が拳銃とマシンガンを手に何者かを睨みつけ、決着の時を思わせるシーンなど、映画の展開が気になってしまう写真が満載だ。ベネチアでも最終章を飾る本作は、8月30日(水)よりイタリアで開催される第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品に決定。世界最速で上映されるワールドプレミアとして、開催最終日である9月9日(土)の授賞式後に映画祭の締めくくりとして上映される。北野武監督はこれまでに第54回ベネチア国際映画祭にて『HANA-BI』が最高賞である金獅子賞、第60回ベネチア国際映画祭にて『座頭市』が監督賞にあたる銀獅子賞を受賞している。また、『アウトレイジ」は3部作全てが世界三大映画祭にて上映されることとなる。いまからでも間に合う!シリーズを振り返る3分の特別動画「アウトレイジ」シリーズを、わずか3分でおさらいできる特別映像が公開された。動画内には、「バカヤロー」「コノヤロー」といった怒号の応酬、「貧乏くじばっかりだよ」「野球やろうか?」など名セリフを生んだ数々の名シーン、そしてこれまでの一大抗争を揺るがしてきた名キャラクターなどが収められた。“全員悪人”を合言葉に、裏社会の男たちの仁義なき抗争を描いた同シリーズをダイジェストでおさらいできる内容だ。北野監督作品13作のBlu-rayを販売また、北野監督作品13作のBlu-ray化される。既にBlu-ray販売中の4作品を加えると、北野作品13作が全てBlu-ray化されることとなる。発売日は映画よりほんの少し先駆ける2017年9月27日(水)。北野作品の予習をして、アウトレイジの最終章に備えてみては。ストーリー《関東【山王会】 vs関西【花菱会】》の巨大抗争後、大友は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の【花菱会】花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、《韓国【フィクサー】 vs関西【花菱会】》一触即発の様相を呈する中、【花菱会】では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる――。【作品情報】映画『アウトレイジ 最終章』公開時期:2017年10月7日(土)監督・脚本・編集:北野 武出演:ビートたけし、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重 豊、大杉 漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石 研、原田泰造、池内博之、津田寛治、金田時男、中村育二、岸部一徳配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野©2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会 outrage-movie.jp【DVD詳細】発売日:2017年9月27日(水)価格:3,800円+税作品ラインナップ:その男、凶暴につき/3-4X10月/あの夏、いちばん静かな海。/ソナチネ/みんな~やってるか!/HANA-BI/菊次郎の夏/BROTHER/Dolls/座頭市/TAKESHIS’/監督・ばんざい!/アキレスと亀
2016年12月05日夭折した棋士・村山聖の姿を描いた映画『聖の青春』が11月19日(土)に公開を迎え、主演の松山ケンイチ、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生、森義隆監督が舞台挨拶に登壇。さらに、劇中で東出が演じた羽生善治三冠も来場し、松山と東出に初段の免状を授与した。舞台挨拶その他の写真いずれ名人になることを期待されるも、病で斃れた“怪童”村山聖の生涯を描いており、松山はこの役のために約20キロの増量をしたことも大きな話題となった。公開を迎え、松山は「昨日の夜、目が覚めたんです」と彼にとっては珍しく初日を前に寝付けなかったと告白。「やることなくて、鼻毛でも切るかって鼻毛を切って、肉まん食べて寝ました(笑)」とマイペースに語り、あいにくの雨模様についても「上にいる村山さんのひねくれてるところが出たんじゃないかと思います」と笑っていた。村山の師匠の森を演じたリリーは松山と会うのは撮影以来だが「久しぶりに会ったら痩せてて、師匠としては哀しい気分」と少し寂しそう。なおも「コロコロしてる松山くんの方が好き」というリリーに松山は「ヨメにも言われます(笑)。でも(太ったままだと)村山さんか相撲取りの役かの二択しかなくなる。それで子どもが成人するまで持てばいいけど…」と語り笑いを誘っていた。一方で、リリーは増量ばかりが注目されがちな中、松山の内面に迫る役作りに称賛を送る。映画の中で、村山が森から教わったのは「酒と麻雀だけ」というセリフがあるが、実際、劇中でふたりが麻雀を打つシーンはないにもかかわらず、撮影前に松山はリリーと麻雀をすることをお願いしたそう。「そのために、映画と関係ない新井浩文とピエール瀧が動いてくれた。最後のエンドロールに撮影協力で名前出してもいいくらい」とリリーは語り、松山も「しかも新井さん家で(笑)」と驚きの役作りの一端を明かした。そして、この日はゲストとして村山のライバルで、東出が演じた羽生善治三冠本人が来場。羽生三冠は本作のリアリティを称賛し「映画で村山さんの姿が見られて嬉しかったです」と笑顔を見せた。一方で東出が演じた自らの姿については「自分が出てくるのは気恥ずかしい部分がありますね。生きて(自身が出ている)作品を見られたのは幸福なのかなと思います」と語っていた。そして、松山と東出に、谷川浩司将棋連盟会長、佐藤天彦名人、渡辺明竜王、そして自身の署名の入った初段免状を授与し、会場は温かい拍手に包まれた。『聖の青春』公開中
2016年11月19日松山ケンイチ主演で夭逝した棋士・村山聖の人生を描いた『聖の青春』が11月19日(土)に公開。松山さん、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生が登壇した舞台挨拶に、東出さんが演じた羽生善治三冠も来場し、松山さん、東出さんに初段の免状を授与した。過去にもドラマ化された大崎善生の同名小説を映画化。病に侵されながらも、羽生らライバルとしのぎを削り、名人位を目指した村山聖の姿を描いている。珍しく、初日を前に前夜は眠れなかったという松山さん。この日はあいにくの天気だったが「上にいる、村山さんのひねくれた感じが出たんじゃないかと思います」と語り「寝れないけどやることなくて、鼻毛でも切るかって、鼻毛を切って、肉まんを食べて寝ました」と飄々と語る。松山さんが約20kg増量して撮影に臨んだことが大きな話題となっているが、松山さんと撮影以来、久々に顔を合わせた森師匠役のリリーさんは「久しぶりに会ったら痩せてて、師匠としては悲しい…」と寂しそう。「コロコロしているときの松山くんの方が好き」と残念そうに語るが、松山さんは「ヨメにもそう言われます。(太ったままでは)村山さんか、相撲取りの役の二択しかなくなるので…。それで子どもが成人するまでもてばいいけど…」と自ら妻の小雪の話題や子どもの存在について語るリップサービスを見せる。リリーさんは、そんな松山さんの役作りについて、増量部分だけでなく、内面の部分でのアプローチにも驚かされたそう。「映画の中で、森師匠に教わったのは酒と麻雀だけというセリフがあり、実際には麻雀をするシーンはないんですけど、松山くんから『撮影前に一回、リリーさんと麻雀がしておきたい』と連絡があったんです。そのために、映画に全然関係ない、新井浩文とピエール瀧が動いてくれました(笑)。撮影協力で名前を出してもいいくらい」と新井さん宅で雀卓を囲んだことを明かした。リリーさんと松山さんは、撮影を通じて、劇中の森と村山の関係にも通づるような独特の関係性を築いたよう。松山さんは「現場でリリーさんに言われて嬉しかったのが、『子どもがいるくせに童貞臭がすごい』ということ。僕は20代、ずっと周りから“童貞俳優”と言われてきたので」とノリノリで語り、会場を笑いに包んだ。この日はゲストとして、東出さんが演じた村山さんのライバル・羽生三冠も来場。映画について羽生さんは「この作品を通じて村山さんのことを知ってもらえたら嬉しいです」と語り、撮影を通じて将棋道場に実際に通い研鑽を積んだ松山さん、東出さんに自らの署名の入った初段の免状を手渡した。『聖の青春』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月19日岡田准一主演の映画『海賊とよばれた男』の完成披露試写会が11月14日(月)に開催され、岡田さんをはじめ、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、國村隼、小林薫、山崎貴監督の計11名が出席した。2013年に本屋大賞を受賞した百田尚樹の400万部突破のベストセラーを、同じく百田さんの小説を原作にした『永遠の0』で映画賞を総なめにした山崎監督×岡田さんのタッグで映画化。戦前から戦後にかけて、一介の“油売り”からのしあがり、日本の経済を支える一大石油産業を築き上げていった男の生涯を描く。この日は、舞台挨拶を前に屋外のレッドカーペットイベントも行われ、岡田さんら登壇陣はタキシードやスーツという正装で登場し、小雨が降る中を報道陣の取材に応じ、足を運んだファンともハイタッチや握手を行うなどのサービスを行なった。舞台挨拶では岡田さんは「映画の中に『熱が足らんのよ、熱が!』というセリフが出てくるんですが、それを合言葉に、熱を持った作品になってます!」と力強く語ったが、本人曰く「緊張して(苦笑)」、レッドカーペットを“カープット”と言ってしまうなど、なぜか連続して言葉を噛んでしまい、会場は笑いに包まれる。ちなみに岡田さん演じる主人公・国岡鐵造の妻を演じた綾瀬さんは、撮影日数はわずか数日で、この日の壇上と同様に、現場はほぼ男性キャストだけだったとのこと。山崎監督は豪華キャスト集結を喜びつつも「現場は男祭りでつらかった」と本音を口にし、男性キャスト陣からも、現場での綾瀬さんの存在の大きさ、いないときとの落差を嘆く言葉が次々と飛び出す。岡田さんは「綾瀬さんが来ているときの、みんなの喜びようといったら、ありゃしなかった(笑)」と語り、吉岡さんは「綾瀬さんがいらっしゃるとき、おじさんたちは浮足立ってました。ちょうど綾瀬さんが入る前におじさんたちは『リンスとコンディショナーの違いはなんだ?』という話をしてて、綾瀬さんに聞いたら『リンスはあっさりでコンディショナーはこってり』という答えが返ってきて、おじさんたちはみんなキュンとして恋に落ちた瞬間がありました」と証言。岡田さんは、この日、久々に綾瀬さんと顔を合わせたが「久しぶりに会ったら、なぜか僕を『国鐵さん』と呼ぶんです。現場では『鐵造さん』だったのに、なぜか今日になって、急に略されてる…。ちょっと仲良くなれたのかな…?」と困惑を明かす。綾瀬さんは、壇上の挨拶でも劇中の“国岡商店”のことを“国鐵商店”と間違って呼んでおり、どうやら岡田さんへの呼びかけも、素で間違えただけだったよう…。それでも「(撮影は)わずかな日々でしたが、本当に現場は活気があり、私も男性だったら混じりたいなってうらやましくなりました」とと男たちの熱を称えていた。『海賊とよばれた男』は12月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日岡田准一が11月14日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた主演最新作『海賊とよばれた男』の完成披露試写会に出席。本作で出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたとされる主人公・国岡鐵造を演じ、特殊メイクで60代以降の晩年期も熱演しており、「僕が不安に思っているのを察して、皆さんが『60代に見えるよ』と一言くださり、救ってくれました」と演技を後押しした共演者の“エール”に感謝を述べた。完成披露試写会その他の写真2013年度本屋大賞第1位に輝いた百田尚樹の同名ベストセラー小説を、同じく百田原作の『永遠の0』を大ヒットに導いた岡田准一主演×山崎貴監督のタッグで映画化。石油の将来性を見抜いた名もなき一青年が常識を覆す奇想天外なアイデア、型破りな行動力を武器に、激動の時代を生き抜き、石油事業を通じて戦後の日本に勇気と希望を与える姿を描いた。完成披露試写会には岡田と山崎監督に加えて、吉岡秀隆(東雲忠司役)、染谷将太(長谷部喜雄役)、鈴木亮平(武知甲太郎役)、野間口徹(柏井耕一役)、ピエール瀧(藤本壮平役)、綾瀬はるか(鐡造の妻・ユキ役)、堤真一(盛田辰郎役)、國村隼(鳥川卓巳役)、小林薫(甲賀治作役)が顔を揃えた。岡田の感謝コメントに対し、「大好きなはずの准一くんが目の前にはいない。その代わりに、憎たらしいことしか言わない国岡のジジイが目の前にいました」(國村)、「映像ではもちろん違和感ないんですが、(現場で)近くで見ても60歳くらいにしか見えなかった」(鈴木)と岡田の“なりきり”ぶりに太鼓判を押した。また、紅一点の綾瀬について、岡田が「数日間だったんですが、綾瀬さんが現場に来たときの喜び方といったら」と男だらけの舞台裏を明かすと、当の綾瀬は「わずかな日々でしたが、活気ある“国鐵商店”に参加できてよかったです。私も男性だったら混ざりたいと、うらやましく見ていました」と照れくさそうに撮影を振り返った。『海賊とよばれた男』12月10日(土)全国東宝系ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年11月14日「ピエール マルコリーニ」から、2016年のクリスマスケーキが登場。自慢のチョコレートを、フランボワーズやキャラメルと組み合せたホールケーキやブッシュ・ド・ノエルを展開する。ノエル ドゥ ピエール 2016ノエル ドゥ ピエールはチョコレートのガナッシュをベースに、フランボワーズやカシス、フィヨンティーヌの層を織り交ぜたホールケーキ。ベルベットのような滑らかな質感の深い赤やブラウンの見た目がゴージャスで美しい。ビターな味わいのものから、優しい甘さのものまで幅広いチョコレートケーキを展開する。燃え上がる森のような真っ赤なケーキビター、ミルク、ホワイトの3種のチョコレートを使ったケーキは、それぞれのガナッシュの個性が見事に調和している。ショコラティエ自慢の上質なチョコレートを存分に味わえる贅沢な一品だ。燃え上がるように赤色のケーキを切ると、断面にそれぞれのガナッシュが美しく層を織り成している。【詳細】販売店舗:直営店・百貨店共通価格:6,300円(税込)サイズ:直径 12cm、高さ 4cm(飾り部分除く)ミルクチョコレート×キャラメル渋谷ヒカリエ限定で販売されるのは、ミルクチョコレートとキャラメルのケーキ。ほんのりとスパイシーなニュアンスのミルクチョコレートムースと苦味が効いたキャラメルは、甘くなりすぎない大人の味わいだ。柔らかいムースの下にはブラウニーやパリパリとしたフィヨンテーヌが敷き詰められており、食感まで楽しめる。【詳細】販売店舗:渋谷ヒカリエ住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1価格:6,300円(税込)サイズ:直径 12cm、高さ 4cm(飾り部分除く)苺が甘く香る、どこか懐かしいケーキさらに、クリスマスケーキの定番である苺を、ホワイトチョコレートと組み合わせたケーキも。イチゴの甘い香りと、ホワイトチョコレートムースのミルキーな口どけが、どこか懐かしく優しい味わいだ。サンタクロースをイメージした真っ赤な見た目はパーティも盛り上げてくれそう。【詳細】価格:6,300円(税込)販売店舗:グランスタ(JR東京駅)住所:東京都千代田区丸の内1-9-1サイズ:直径 12cm、高さ 4cm(飾り部分除く)ブッシュ ドゥ ピエール2016ブッシュ ドゥ ピエールは、木の丸太のような見た目のアーモンドやチョコレートのビスキュイの中に、ナッツやフルーツのコンフィチュールやムースが詰まったケーキ。チョコレート好きに堪らない特別なクリスマスケーキブッシュに見立てたアーモンドビスキュイの中に、甘酸っぱいフランボワーズと香り高いビターチョコレートが層を成す。アーモンドの香ばしい香りとフランボワーズのフレッシュな甘味、ビターの深い苦味が1本に凝縮されている。【詳細】販売店舗:直営店価格:6,300円(税込)サイズ:長さ 11cm×幅 8.5cm×高さ 5.5cm予約開始日:10月1日(土) / お届け期間:12月16日(金)~26日(月)【アイテム詳細】ピエール マルコリーニ 2016年クリスマスケーキ予約受付開始日:2016年10月1日(土)~引渡期間:2016年12月16日(金)~12月26日(月)【問い合わせ先】The Cream of the Crop & CompanyTEL:03-3248-0470
2016年11月10日ディズニーが手がける人気シリーズの最新作『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』のDVDが明日にリリースされるのを記念して、主人公のソフィアと、『アナと雪の女王』の人気キャラクター、オラフの共演シーンが公開になった。公開された新映像『ちいさなプリンセス ソフィア』は、ふつうの女の子ソフィアが母親の結婚をきっかけに“プリンセス”になったことから、外見だけでなく内面も成長していくことで、真のプリンセスになるまでを描くシリーズ。このほど公開になったのは、明日発売のDVDに収録されている『ひみつのとしょしつ オラフとネトルのものがたり』のワンシーンだ。いつもそそっかしく、様々なドジをしては、観客を笑わせてくれるオラフは、本作でもペガサスに乗って空を飛んでいる間に自分の鼻(ニンジン)を落としてしまい、それを取りに行こうと空からジャンプして大騒動に。雪だるまのオラフが雪原を転がることで、身体がどんどん大きくなっていく場面は思わず笑みがこぼれる。ちなみに日本語版のオラフの声は、映画に引き続き、ピエール瀧が演じている。本DVDには他にも『メリダとおそろしの森』のメリダが登場する『ひみつのとしょしつ』や、『プリンセスのぼうけんクラブ』『プリンセスのバレエ』の4編が収録される。DVD『ちいさなプリンセス ソフィア/ひみつのとしょしつ』10月19日(水) 全話デジタルコピー付きDVD発売2800円+税同日、全話デジタル配信開始
2016年10月18日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)よりクリスマス限定コレクションが登場。2016年11月18日(金)より順次販売が開始される。予約は2016年10月6日(木)より受付開始する。2016年12月19日(月)より発売されるクリスマスケーキのテーマは「コンステラシヨン(星座)」。金色・赤色・白色・黒色など様々な彩りのスターが新作にあしらわれ、特別感を醸し出す。中でも、「ビュッシュ オマージュ」は、ピエール・エルメが師事したガストン・ルノートルへのオマージュを示す一品。師が作っていた“マロンと洋梨のアイスクリームの味”を再構築したこだわりの新作だ。栗の実の粉末を使用したサブレブルトンと、洋ナシのコンポートが見事に調和している。ほかにも、アーモンド風味豊かで、幾層にも食感の異なる層を重ねたビターチョコレートケーキ「フロコン プレジール アンタンス」など、チョコレートファンを虜にするケーキもラインナップ。さらに今年は、新進気鋭のアーティスト、ニコラ・ビュフとコラボレーションしたアイテムも。限定20台の「ガトー ド ノエル ル スクレ ダタノール」は、このコラボレーションにより生まれた物語に登場するアイテムが商品になったもの。警備ロボットのアタノール3号が天空の塔にリリ姫と仔猫を幽閉しているシーンをシンボライズした箱の中には、ロボットの心を優しくする「エネルギー棒」を模したケーキが入っている。円形ボックスに24個の引き出しが付いた、スペシャルなアドベントカレンダーは11月18日(金)より発売開始。無くなり次第終了なので、早めにチェックして。【詳細】ピエール・エルメ・パリ クリスマスコレクション2016商品情報:■コンステラシヨン販売期間:2016年12月19日(月)~12月25日(日)予約開始日:10月6日(木)・ビュッシュ オマージュ 6,210円(税込)・フロコン プレジール アンタンス 5,940円(税込)・ビュッシュ コンステラシヨン6,210円(税込) ※伊勢丹新宿限定・ビュッシュ コメット 6,210円(税込) ※髙島屋限定■2016年12月1日(木)~12月25日(日)・ケーク パン デピス アンフィニマン シトロン 2,160円(税込)・シュレトン 3,780円(税込)・マカロン レザドラーブル 2,160円(税込)■ピエール・エルメ×ニコラ・ビュフ・ガトー ド ノエル ル スクレ ダタノール 37,800円(税込) 限定20台販売期間:2016年12月19日(月)~12月25日(日)予約開始日:10月6日(木)販売場所:ピエール・エルメ・パリ青山店、ザ・リッツ・カールトン京都、ホテルニューオータニ・レ ドゥ ロワイヨム アドベントカレンダー 16,200円(税込)・スー レ ゼトワール マカロン40個詰合わせ 15,120円(税込)販売期間11月18日(金)~無くなり次第終了
2016年10月07日原田優一出演の音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』が、10月5日(水)に開幕する。音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』チケット情報音楽家・瀧廉太郎にまつわる“IF-イフ-”の物語である本作は、『故郷』『朧月夜』『荒城の月』など唱歌の中に存在する作者不詳曲の作曲に関わったとされる岡野貞一と、天才とうたわれながら弱冠23歳で亡くなった瀧廉太郎が音楽と向き合う姿を、事実を交えながら展開していく。岡野役の原田は初演からの出演。演出は再演版から引き続き板垣恭一。今回、本番まであと約1週間というタイミングの通し稽古におじゃました。感動したのは登場人物6人それぞれの芝居の豊かさだ。物語は、ドイツ留学中の瀧(和田琢磨)が暮らす部屋に、日本から仕事でやってきた岡野(原田)が訪れるシーンから始まる。誰もいない部屋をひとり見回す岡野のただそれだけの姿から、瀧への想いや再会の喜びが流れ込んできて、あっという間に気持ちを掴まれた。また、瀧が病を告白するシーンでは、それまで多くを語らなかった瀧が爆発するように感情を吐露する。その言葉は八つ当たりともいえるひどいものだが、悲しみや悔しさなど言葉とイコールにならない感情がひしひしと伝わってくる。ヴァイオリニスト・幸田幸(愛加あゆ)と瀧の間にそっと存在する恋心も、ふたりが語り合う姿を見ているだけでときめいてしまうほどかわいい。ふたりの恋から感じる瑞々しさはこの物語の潤いだと感じた。そして、コミカルさも本作の魅力。幸の世話人として瀧とも交流があるフク(星野真里)と岡野のやり取りには何度も笑わされた。他にも、岡野の酔っぱらう姿は絶品だし、役人・野口(佐野瑞樹)のお説教はどこか楽しいし、基吉(Wキャスト・白又敦/服部武雄)の笑ってしまうほどの軽薄さは魅力的。コミカルさや笑いの中にも真実や温かさがあり、どれも大切なシーンとなっている。本作は「音楽劇」だが、ミュージカルのように心情を歌うのではなく、物語の流れの中で唱歌を原田と愛加が歌うというもの。唱歌は『荒城の月』など誰もが歌ったことのあるものだが、原田や愛加の歌声で聴くと極上。ふたりの声が合わさると鳥肌が立つ。何気なく歌ってきた唱歌に感動する経験は新鮮だった。芝居と歌とピアノの生演奏が互いを高め合うかのように存在している舞台。シンプルなのに豊かで、舞台の醍醐味を感じられる本作は、老若男女問わずにオススメしたい。公演は、10月5日(水)から10日(月・祝)まで、東京・草月ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年10月05日石野卓球の全国DJツアー「TAKKYU ISHINO LUNATIQUE TOUR 2016」が2016年11月4日(金)から開催されることが決定。彼は1989年から、ピエール瀧らと"電気グルーヴ"として活動。1995年から本格的にDJとしての活動をし始め、その後ベルリンで行われる世界最大のテクノ・フェスティバル"Love Parade”で150万人の前でプレイ。去る9月に行われたULTRA JAPAN 2016では”RESISTANCE”ステージに出演したのも記憶に新しい。現在はDJ/プロデューサー、リミキサーとして多彩な活動を行っている。ツアーの会場は、東京・渋谷のクラブ「WOMB」を歯切りに、日本最古のクラブとして知られる京都の「CLUB METRO」や名古屋の「CLUB MAGO」など全国13ヵ所。さらに今回、8月にリリースされた6年振りとなるソロアルバム『LUNATIQUE』から4曲を収録したLP『Lunar E.P. part.2』が10月26日(水)にリリースされることも決定した。収録曲は「Lunar Kick」「Fana-Tekk」「Crescent Moon」「Lunatique」の4曲だ。本作は完全生産限定となっており、初回生産分がなくなり次第、販売終了となるため、気になる人は早目のチェックを。今後もツアーの詳しい時間や出演者、追加公演などは随時発表されるので、引き続き注目したい。【詳細】TAKKYU ISHINO LUNATIQUE TOUR 2016開催日:11月4日(金) WOMB 東京11月12日(土) JAMHOUSE 秋田11月18日(金) METRO 京都11月19日(土) MOON&SPOON 鳥取11月22日(火) MAGO 名古屋12月2日(金) WOMB 東京12月3日(土) YEBISU YA PRO 岡山12月16日(金) QUATTRO 広島12月17日(土) JAKATA 静岡12月23日(金) WORLD 京都12月24日(土) VISION 東京12月29日(木) MANIER 金沢12月31日(土) LIQUIDROOM 東京■『Lunar E.P. part.2』※完全生産限定盤発売日:2016年10月26日(水)価格:2,000円+税トラック:<Side A>1. Lunar Kick 2. Fana-Tekk / <Side B> 1. Crescent Moon 2. Lunatique
2016年09月29日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)のフルコースメニュー「シュクレ サレ」が、ホテルニューオータニ東京にて、2017年5月25日(木)から28日(金)まで期間限定で提供される。パティシエ界のピカソと称されたピエール・エルメ監修のフルコース「シュクレ サレ」。繊細さや美しさが求められるペストリー作りで不動の地位を築いてきたエルメ独自のセンスによるコースは、味覚だけでなく、視覚や嗅覚まであらゆる感性を刺激する。メニューは、アーティスティックな大胆さと遊び心に富んだものだ。メインを飾るのは、 「若鶏手羽元のチューリップ仕立て酸味と甘美が奏でる“コカコーラソース”」。その名前からも、どんな料理が登場するのか好奇心がそそられる。さらに、アスパラガスとマカロンのアミューズや、マスカルポーネクリームと苺のデクリネゾンなど、パティシエならではの甘さを絶妙なバランスで取り入れた料理も提供する。【詳細】ピエール・エルメのフルコースメニュー「シュクレ サレ」期間:2017年5月25日(木)〜28日(金)時間:18:30~料金:1名 12,000円+税 ※サービス料別場所:ホテルニューオータニ東京コーヒーショップ「SATSUKI」住所:東京都千代田区紀尾井町4‐1■メニュー・アミューズブッシュ:ヘーゼルナッツオイルのホワイトチョコレートガナッシュ、 グリーンアスパラガスのマカロン / 山葵風味のマスカルポーネクリームと苺のデクリネゾン / ブラックオリーブとオリーブオイル入りのサブレ&パルメザンのサブレ・アントレー:甘露キャロットとクリーム風味のスープ オレンジ柑橘とクミンの香り / 2種のタルト(ミラフローレス・タンゴ)・プラ:若鶏手羽元のチューリップ仕立て酸味と甘美が奏でる“コカコーラソース”・デザート:ベリー系の華やかな酸味が特徴の“ショコラマンジャリ”と“フランボワーズ”とのハーモニー / クープに包まれた高貴なる“マホガニー”の光沢 マンゴーソルベ、 カラメルアイス、 ライチ、 ココナッツマカロン・ミニャルディーズ:3種の小菓子 ボンボンショコラ・パートドフリュイ・マカロン・テ:13種ブレンド華やかに香るピエールの庭園 紅茶の調べ【予約・問い合わせ先】TEL:03-5275-3177
2016年09月26日毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れるという旅バラエティ「アナザースカイ」。この度、MCを務める瀧本美織が9月30日(金)の放送回をもって本番組を卒業することが分かった。2014年10月より、今田耕司と共にMCを務めた瀧本さん。自身初のMCとなり、女優業から幅を広げて活動するきっかけとなった本番組を2年間務めた彼女は、「今田さん、そして番組に関わってくださっている全てのスタッフさん、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と想いを語り、「皆さんの番組やゲストの方に対する愛情を近くで感じられて、ますます大好きになりましたし、これからも観続けます!」と宣言。そして、2年間、全100回の“アナザースカイ”を見てきた瀧本さんは「どの回にも、感動があり刺激があり、また癒しがありました」と話し、チームラボの猪子寿之、広瀬アリス、柴咲コウらゲストをふり返る。また、番組を通して「たくさんの方の内面に触れて、人として、これまで、この先、そして人生という大きなところで物事を見つめられた気がしています。一度きりの人生、大切に、楽しむべき」と感じたという瀧本さんは、「表現することを自分自身が楽しんで、観ている方と感動を共有できたら幸せだなと思います!そしてまたいつかゲストとして番組に出られるよう頑張ります。そのときまでに自身のアナザースカイをいくつか見つけておこう!と思います」とまたゲストとしての出演を願った。瀧本さん最後となる30日(金)オンエアのゲストは片岡愛之助で、スペインのアナザースカイを紹介。収録終了後には今田さんから花束が贈られ、思わず涙する場面も。しかし最後は笑顔で2年間通ったスタジオを後にしていた。なお、後任となるMCは近日発表とのことだ。「アナザースカイ」は毎週金曜日23時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月23日渡辺謙が半ばあきれ顔で漏らす。「最初に犯人を決めずにこの小説の連載を始めたって?なんて恐ろしいことをやる人なんだろうって(笑)」。吉田修一は「いま、こうしてお話ししていて、なぜ李相日監督が、渡辺さんもあの役を…と考えたのか、わかってきた気がします」と顔を輝かせる。ペンと肉体。小説と映画。表現の方法や道具は異なれども、2人の男たちは確実に、ひとつの物語を共有し、共鳴した。作家・吉田修一が生み出し、俳優・渡辺謙が己の肉体を駆使して登場人物のひとりを表現した物語『怒り』。小説として誕生し、映画として産み落とされるまで――その“はじまり”と“終わり”に携わった2人が語り合う!――吉田さんが『怒り』の連載を開始されたのは2012年ですね。夫婦惨殺事件の現場に「怒り」という血文字が残されているという、センセーショナルな幕開け。犯人が顔を変えて逃亡を続ける中、東京、千葉、沖縄に、犯人と同じ特徴を有した3人の男が現れ、彼らの周囲の人間、彼らを愛する者たちが「実は自分の一番近くにいるこの男は殺人犯なのか?」という不信と愛情のはざまで葛藤します。そもそも、こうした作品を描こうと思ったのは…。吉田:テーマに関して、なかなかひと言では言い表せませんが…小説って「次はこれを書こう」って思って書けるもんじゃないんですよね。その時の自分が感じてること――その時、“書くべきもの”があるんですよね。それに従って書くしかなくて、その時は“怒り”という言葉を元にした物語を書くということだったんですね。なぜと言われると分からないんですが…。渡辺:啓示というと大げさかもしれないけど、何か降りてくるんですかね?吉田:何とも言い難いんですけど、そんな感じですね。本当に自分ではどうにもできない。その時に“喜び”で何か書こうとしても、全く筆は進まないんです。――いま、連載、刊行から少し時間を置いてみて、ふり返ってみて理由や背景について思い当たることや分かってきたことなどはありますか?吉田:いや、それもないんです。いろんな感想が届いて、こっちがなるほどと思ったりもするけど、本人は「だからこういうことだった」という結論には至らないんです。渡辺:思考というよりも、皮膚から入ってくるようなものだね(笑)?吉田:まさに!抗えないんですよ。ただ、イメージとしての“怒り”でいうと、小説を書いているときは、血文字の真っ赤な“怒り”だったんですよ。でも、完成した映画を見て、渡辺さんが演じた洋平やラストシーンを見ながら、自分の中の“怒り”の文字が少しずつ薄れてきたんですよね。ネガティブな感情としてあった怒りを、この映画はラストへ進む中で、消してくださるような作用があったんじゃないかと感じてます。――渡辺さんはどのようにこの映画『怒り』に携わることに?李相日監督とは『許されざる者』に続いてのタッグですね。渡辺:『許されざる者』が終わったときに、「また何か、形にしたい企画があれば、どんなものでも参加するから」とは伝えてたんですよ。それで「こういう企画を考えてます」って吉田さんの原作を渡されたんです。――では原作から入られたんですね?渡辺:そうです。ただ、どの役かといった説明は全くなくて。読んでいく中で「優馬(※映画では妻夫木聡が演じているゲイの青年)ではないよな…」とは思ったけど(笑)。ただね、読み進めていく中で、僕、ページがめくれなくなっちゃったの。何というか、悪い習性なんだけど、物語に鋭い角度で入り込み過ぎちゃって。そこで悩んじゃうとページが進まないの(苦笑)。その時点で「参加したい」って気持ちは固まってたけど、読みえた時は、正直「李のやつ、また厄介な本を…」って思ったよ(笑)。吉田:すみません(苦笑)。渡辺:東京、千葉、沖縄と3本の話があって、非常に根源的というか、人間としての根っこの部分をえぐられる物語だよね。きちんとこの3本のドラマをうねらせながら、2時間の中で深く掘り下げていくって至難の業だよなぁって。――吉田さんは、執筆されているときは映画になるとは…吉田:書いている最中は、そんなこと考える余裕はなかったですね。でも、書きあがったときに「李さんはこれをどう読むかな?」ってすごく興味がわいてきて、送ったんです。渡辺:馬の前にニンジンをぶら下げたようなもんですよ(笑)。吉田:いま考えると、渡辺さんが、物語の構成を変えて、犯人を追う刑事の役(※映画ではピエール瀧が演じている)を演じるってのも、ありだったかなってふと思ったんですよね。いまとは全く違う映画になるでしょうけど、あの刑事に焦点を当てた物語も面白いだろうなって。でも、李さんは、渡辺さんに洋平をやってもらうと。――洋平は、千葉の漁港組合で働く男で、妻を亡くして娘の愛子(宮崎あおい)と暮らしている男ですね。愛子に幸せになってほしいと願う父親ですが、決してキリッと強いタイプではなく…。吉田:どちらかというと、優柔不断で決められない、弱い男ですよね。渡辺さんが洋平…。『許されざる者』での李さんと渡辺さんの関係性があるからこそなんでしょうが、かなりチャレンジャーだなと(笑)。やっぱり、いまでも不思議なんですよ。いや、逆にお聞きしたい! なんで洋平役を受けてくださったんですか?渡辺:役の大小とかかっこよさではないんですよね。その役を生きて、心を震わせるかってところで、僕はこの物語を読んで、それを深く感じたんです。とはいえ、どこか洋平という男を掴みきれないまま、「これは監督と一緒に悩みながら作っていけばいいのかな?」と走り出したところもあります。――千葉編は洋平と愛子の親子、数か月前に街に現れて洋平の下で働くようになり、愛子と恋仲になる田代(松山ケンイチ)の3人を軸に展開しますね。田代は事件の真犯人なのか?というミステリ部分はもちろん重要ですが、それと同じくらい、洋平の愛子に対する自信の持てなさ――自分の娘は決して幸せになれないんじゃないか?と考えてしまう弱さの部分がドラマとして際立っています。渡辺:それが顕著なのは、事件の真相そのものよりも、愛子が洋平のところに来て泣くところですよね。あそこはつらかったなぁ(苦笑)。田代を疑っている自分がいて、愛子も同じ思いを持っていて、それに苦しんでる彼女を目の前にして…本当に悲しかったです。人間て不思議なもので、結果や真相以上に、その過程で疑いを抱いてしまっている自分に苦しむし、それが弱さなんですよね。――池脇千鶴さん演じる、近所に住む姪(愛子の従姉)が、洋平に「おじさん、本当は『愛子が幸せになれるはずがない』って思ってるんじゃないの?」とグサリと言い放つシーンも強烈です。吉田:素晴らしかったですね、あのシーン。渡辺:刺さりますよ、本当に(苦笑)。自分でも知らず知らずに確信を積み重ねていて、ボタンを掛け違えている。そのずれ、核心をズバッと突かれてしまう――もうね、愕然とするくらい、堪えました(笑)。――先ほど、演じる前は洋平を「掴みきれていなかった」とおっしゃってましたが…渡辺:わかんなかったですよ。僕とは正反対ともいえるタイプ。なぜ決められない?なぜその道を選んでしまう? その中にある苦しみ、弱さに何とか寄り添おうとしてました。そんな時に、吉田さんが千葉に撮影の見学にいらっしゃったんですよ。吉田:見学させていただきました。渡辺:その時に、「洋平には、千葉編の愛子と田代の物語だけでなく、東京編の優馬と直人(綾野剛)の物語、沖縄編の泉(広瀬すず)と辰哉(佐久本宝)、田中(森山未來)の物語、その全てを最後の最後で受け止めてほしいんです」とおっしゃっていただいて。その時ね、いろんなことがはっきりしたし、的が見えてきたんです。これは僕だけの物語じゃないんだ。3つの純愛、血だらけの3つの物語を受け止めなくちゃいけないんだと。吉田:先ほども言いましたが、最初、この洋平という男を優柔不断な弱い男として僕自身もまた捉えて「なぜこの役を渡辺謙が?」と考えていたんですよ。でも違う。「最後に全てを受け止める男」として考えたら、それはやっぱり渡辺さんなんですよね。いまこうして話していて、李さんは最初からそこを見ていたんだ!と感動を覚えています。――吉田さんは、前回、『悪人』でも李監督と組んでますが、小説『悪人』に関して現時点でのご自身の「最高傑作」とおっしゃってました。いま、『怒り』は吉田さんの中でどのような作品に?吉田:最高傑作になったかどうかはともかく、書くときは「『悪人』を超えなきゃ」という意識でしたし、この映画に関しても李さんをはじめ、みなさんが強い思いで参加してくださっているのを感じていました。自分の中では『悪人』を超える作品になったんじゃないかと思っています。渡辺:結局、クリエイトし続けるってことは、上書きしていくということだからね。もちろん評価は読者や観客がすればいいけど、作る側は、作家であれ俳優であれ、常に「これが自分のベスト」という思いで作り続けていかないといけない。――渡辺さんにとっては、吉田さんの作品に出演されるのは初めてでしたが、いま、改めて作家・吉田修一の凄みをどんなところに感じてますか?渡辺:いや、無からこれだけの作品を産み落とす、その苦しみは計り知れないですよ。まして、犯人を決めずに連載を始めたって(笑)。それは、冒険であり、物語と一緒に旅をするわけですよね。普通は、プロットを書いて、箱を決めて、そこにあった物語を書き始めるでしょ? それがいきなり終わりの見えない旅を始めちゃったわけで、「おいおい!」って思いつつ、その勇気には敬服しますよ。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年09月17日ホテルニューオータニ東京のガーデンラウンジでは11月30日まで、ピエール・エルメ・パリの秋限定デザートセット「デセール ドートンヌ サラ(Dessert d’Automne“Sarah”)」(2,300円)が提供される。ホテルニューオータニのガーデンラウンジのみで楽しめる、季節ごとに変わる限定デザートセット。今秋は、パッションフルーツ風味のクレームブリュレにマロンジュレ、抹茶風味のマスカルポーネクリームを合わせたスイーツを用意。マロンのソテーとパッションフルーツのアイスもトッピングされた。セイロンティーをベースにジャスミンなど13種類の素材をブレンドしたオリジナルティー「テ ジャルダン ド ピエール」または、煎茶とジャスミンをベースにしたオリジナルハーブティー「テ セレモニー」から好きな紅茶を選び、スイーツとともに楽しむことができる。
2016年09月16日7月29日(金)今夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に、本日より全国公開された映画『シン・ゴジラ』に出演している俳優の長谷川博己が出演。想い出の地バルセロナを訪れ、俳優を続ける理由や新たな夢について語る。「アナザースカイ」は毎回ゲストを招き「海外にある第2の故郷」というテーマで。MCの今田耕司と瀧本美織がゲストの人生を掘り下げていく番組。今回長谷川さんは17年前、学生時代にバックパッカーとして訪れたというスペイン・バルセロナを再訪。懐かしの絶品パエリアを堪能、当時感動したというガウディのサグラダ・ファミリアへ。さらに当時知り合った地元の弁護士・ホセさんと奇跡の再会。ホセさんが長谷川さんの当時の様子を明かす。そして長谷川さんが語る“なぜ俳優を続けるのか?”その理由と“新たな夢”とは?いま、最も熱い俳優のひとりである長谷川さんの新たな一面が今夜明かされる。長谷川さんが主演を務める『シン・ゴジラ』は『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの“国産”ゴジラ映画となり、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が総監督を務め、『進撃の巨人』の樋口真嗣監督のもと、メインキャストには内閣官房副長・矢口蘭堂官役に長谷川さんの他、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役に竹野内豊、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役で石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧、さらに斎藤工、前田敦子ら若手俳優、音楽アーティスト、映画監督などジャンルを超えて、総勢328名にも上る豪華キャストが集結した。また本作ではゴジラがフルCGで描写されるが、その動きを狂言師の野村萬斎が担当。新宿で行われたワールドプレミアでは、本作のゴジラの全長に合わせて118.5メートルのレッドカーペットが敷かれるなど、数々の話題を振りまいた『シン・ゴジラ』がいよいよ全国に“上陸”する。「アナザースカイ」は7月29日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月29日映画『怒り』が、2016年9月17日(土)より全国の劇場で公開される。原作は、吉田修一による同名の小説。監督・脚本に李相日を迎え、本当の悪人は誰か?という人間の善悪に深く切り込んだ映画『悪人』のタッグが再び実現した。千葉・東京・沖縄の3箇所を物語の舞台に、それぞれ異なる3つの物語が交差しながら重厚な人間ドラマが紡ぎ出されていく本作。キャストには、主演・渡辺謙のほか、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡ら人気・実力を兼ね備えた俳優陣が集結している。偶然の出会いから、次第に関係を深めていく3組の男女が抱く「自分が愛した人は、殺人犯なのか?」という懐疑心。家族や友人、ときに恋人さえ簡単に疑ってしまう不信の時代に、一つの殺人事件を通して「信じるとは?」という根源的な問いかけを投げかける。そして主題曲「M21 - 許し forgiveness」は作曲を坂本龍一、演奏は坂本龍一と2CELLOS(トゥー・チェロズ)が担当した。2CELLOSは、2本のチェロで奏でるパフォーマンスにより、注目を集めるクロアチア出身のチェロ・ユニットで、フジロック・フェスティバル’16にも出演を果たしている。オリジナル・サウンドトラックは2016年9月14日(水)に発売予定、主題曲は先行配信中だ。【作品情報】映画『怒り』公開日:2016年9月17日(土)原作:吉田修一(「怒り」中央公論新社刊)監督・脚本:李 相日音楽:坂本龍一キャスト:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、※宮崎あおい、妻夫木聡※宮崎あおいの「崎」は正しい文字が環境により表示できないため、「崎」を代用文字として使用。(C)2016映画「怒り」製作委員会【ストーリー】ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。千葉―――――――3か月前に突然家出をした愛子(宮崎あおい)が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父・洋平(渡辺謙)は、千葉の漁港で働く。そして愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代(松山ケンイチ)に出会う。東京―――――――大手通信会社に勤める優馬(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人(綾野剛)に出会った。沖縄――――――男と問題を起こした母と、夜逃げ同然で離島に移り住んできた高校生の泉(広瀬すず)。ある日、無人島でバックパッカーの田中(森山未來)に遭遇した。殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。その顔は、出会った男に似ていた。偶然の出会いから関係を深めていった3組は、次第に疑い始める。愛した人は、殺人犯だったのか?それでも、あなたを信じたい。そう願う彼らに、信じたくない結末が突きつけられる。■「怒り」オリジナル・サウンドトラック発売日:2016年9月14日(水)定価:3,000+税音楽:坂本龍一全20曲収録予定
2016年07月24日ザ・リッツカールトン大阪1階のザ・ロビーラウンジでは、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションによるアフタヌーンティーセット2種を今年も7月20日から8月31日まで期間限定で提供する。“世界の最優秀パティシエ賞”を受賞したピエール・エルメによるピエール・エルメ・パリ。今回のコラボレーションでは、期間を前後半に分け、それぞれ異なるアフタヌーンティーセットを提供する。7月20日から8月9日までは、ピエール・エルメ・パリの代表的なケーキ「イスパハン」や、バニラ風味の「タルト アンフィニマン ヴァニーユ」などの定番人気メニューを展開。8月10日から31日までは、パティスリー界のスタンダードにオレンジ、パッションフルーツを巧みに組み合わせることによって生まれた、ピエール・エルメ・パリを代表するフレーバーのひとつ、“サティーヌ”をじっくりと味わうことができる。なお、価格はどちらも4,860円。また、8月19日の11時30分からは5階のフランス料理・ラ・ベにて、ピエール・エルメ・パリとの1日限定ランチイベント「スイーツ・ドミネーション」を開催。ラ・ベの料理長であるクリストフ・ジベールによるアミューズとオードブルを楽しんだ後、ピエール・エルメ・パリならではのスイーツをコース仕立てで堪能することができる。価格はシャンパン白、シャンパンロゼ、コーヒーまたは紅茶付きで1万2,000円。
2016年07月22日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)とコラボレートしたアフタヌーンティーセットが、ザ・リッツ・カールトン大阪の「ザ・ロビーラウンジ」にて、2016年7月20日(水)から8月31日(水)までの期間限定で提供される。ティーセットは2種類。第1弾「シニャチュール 」では、ピエール・エルメ・パリの代表的なケーキ「イスパハン」や「タルト アンフィニマン ヴァニ ーユ」といった定番人気のアイテムがラインナップする。続く第2弾では、チーズ、オレンジやパッションフルーツなどを組み合わせたスイーツ「サティーヌ」のティーセットを楽しむ。洗練された空間で、伝統的なアフタヌーンティースタイルを体験できる貴重な機会だ。なお、ピエール・エルメ・パリのパティシエを招いた1日限定のランチイベントが、フランス料理「ラ・べ」にて8月19日(金)に催される。こちらは、「ラ・べ」の料理長によるアミューズとオードブルを堪能した後、「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツがコース仕立てで提供される。【詳細】■ピエール・エルメ・パリ アフタヌーンティーセット提供期間:2016年7月20日(水)~8月31日(水)・7月20日(水)~8月9日(火) シニャチュール・8月10日(水)~8月31日(水) サティーヌ時間:11:00~21:00場所:ザ・リッツ・カールトン大阪 1F「ザ・ロビーラウンジ」 料金:4,860円(税込) ※コーヒーまたは紅茶付、サービス料13%別■フランス料理「ラ・ベ」と『ピエール・エルメ・パリ』日時:2016年8月19日(金) 11:30~場所:ザ・リッツ・カールトン大阪 5F フランス料理「ラ・べ」料金:12,000円(税込) ※サービス料13%別※シャンパン白、シャンパンロゼ、コーヒー又は紅茶付き【問い合わせ・予約】レストラン予約TEL:06-6343-7020
2016年07月22日テクノユニット・電気グルーヴの一員で俳優のピエール瀧が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に20年ぶりに出演し、自らに対する評価に恐縮する。関西テレビは16日(13:56~14:25)、フジテレビは17日(13:00~13:30)に放送される。電気グルーヴとしての活動以外にも、NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』(放送中)や、ドラマ『64(ロクヨン)』(15年)で俳優として、映画『アナと雪の女王』(14年)などでは声優としても活躍しているピエール。これに対し、さんまは「知らない間にテレビ出倒してるよね。何で?」と質問する。ピエールは「お話をいただけるから」と照れた様子で答えるが、さんまから映画版『64(ロクヨン)』で主演した佐藤浩市も、ピエールの演技を意識していたと伝えられると、さらに恐縮してしまう。持参した土産は、ピエールがCMにも出演しているアジアンチキンライス。「お米と名古屋コーチンをもってきたので、ここで作ります」と調理を始める。しかし、米を研ぐさんまに、番組スタッフが、あるお願いをしたことで、さんま&ピエール対スタッフのバトルが発生する。高校まで野球少年だったピエールは、49歳になる現在も"ピエール学園"という草野球チームを持ち、試合にも臨んでいる。さんまから「ケガとかしない?」と聞かれると、「ケガするほど走らないです」と、チームの"ゆるさ"を説明。最近はJリーグの観戦にハマっているようで、「欧州リーグはCG、日本代表はドリームチーム」と持論を展開しながら、独自のJリーグ観戦の楽しみ方を解説していく。
2016年07月15日9月17日公開の映画『怒り』の完成報告会見が11日、都内で行われ、主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、宮崎あおい、妻夫木聡、李相日監督、原作の吉田修一、川村元気プロデューサーが出席した。数々の映画賞を総なめにした2010年公開の映画『悪人』。そんな同作を手掛けた李相日監督と原作の吉田修一が再びタッグを組んだ本作は、東京・八王子で起きた殺人事件の真相に迫りながら、「信じるとは?」という根源的な問いを投げ掛けるヒューマンドラマとなっている。主演の渡辺は「日本を代表する豪華キャストの映画が今年はたくさんありますが、本当に素晴らしい俳優たちが魂をぶつけ合った演技をしています。それをリードした李さんは本当に素晴らしい監督で、敬意と尊敬を表します」と豪華キャストを指揮した李監督を絶賛。渡辺をはじめキャスト陣が賞賛する李監督との仕事を自ら熱望し、オーディションを受けてまで役を射止めたという広瀬は、李監督に厳しく指導されたそうで「監督がご飯を食べている姿を見て、『監督も人間なんだ』って思いながらやってました(笑)」とロケ中の胸の内を明かしつつも「リハーサルを何度も繰り返してたら分からなくなり、監督が『"馬鹿野郎"と叫んでいいよ』言われて、叫んだら『よし!』と楽になりました」と李監督の一言で救われたという。広瀬と同じく李監督と初めて仕事をした宮崎も「もちろん厳しかったですが、そこに愛情があることもきちんと伝わっていました。私は普段人とお話をしませんが、今回物凄く李監督とお話をして、今までで一番監督とお話をしました。すごく見てくださっているのが伝わってくるので、ありがたかったです」と李監督の優しさに感謝していた。その宮崎と親子の役を演じた渡辺は「あおいちゃんはすごい真面目でストイック。現場では1人ポツンとしていたので、引きずり出して『ここにいなさい!』と言って話をしたりしました。距離感を縮めるじゃないですけど、関係性を築けたのは良かったと思います。面倒くさかった?」と問いただすと、当の宮崎は「いえいえいえ(笑)。現場で『お父ちゃん』と呼んでいたし、一緒にいるのが自然だと感じました。撮影期間の2週間は濃い時間を共有させてもらった気がします」と感激しきりで、渡辺について「周りから本当に愛されていて、スタッフや役者がこの人に付いていこうと思わせるものがあり、それを間近で感じられて、私にとっては宝物だと思います」と話していた。映画『怒り』は、9月17日より全国公開。
2016年07月11日『悪人』で国内映画賞を総なめにした原作・吉田修一×李相日監督による『怒り』の完成報告会見が7月11日(月)に開催。主要キャストの渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡をはじめ、総勢15名が出席した。八王子で起きた一家惨殺事件から1年。東京、千葉、沖縄それぞれに素性の知れない怪しい3人の男が現れる。男と近しい人間たちは、彼を信じようとするも、どうしようもなく疑いを抱き始め…。“日本を代表する豪華俳優陣”という宣伝文句に渡辺さんは「今年、すでにそういう作品がいくつも公開されてますが(笑)」と冗談めかしつつ「肉弾相打つ、魂をぶつけ合う映画になったと思います」と自信をのぞかせる。渡辺さんや妻夫木さんのように既に李監督作品に出演経験のある俳優もいるが、多くのキャストは本作が初体験。みな一様に「うわさで『厳しい現場だ』とは聞いていた(苦笑)」と語るが、実際に東京、沖縄、千葉で行われた撮影は過酷だったよう。それでもキャスト陣は「厳しいけど愛情があった」と充実感を漂わせる。森山さんは監督に「心をかき混ぜていただきました」と語り、宮崎さんも「2週間ほどの撮影でしたが、いままでの人生で一番長く、濃い2週間でした」とふり返る。広瀬さんは、オーディションで役を勝ち取ったが「監督がご飯を食べているところを見て『監督も人間だ』と言い聞かせてました」と語り、これには共演陣も爆笑していた。妻夫木さんと綾野さんはゲイのカップルを演じているが、妻夫木さんは「これまでの役作りで一番お金を使ったと思います。新宿二丁目に通って、パーティをして…剛とも一緒に住んだり」と『悪人』撮影時を思い出させるような、役になりきるためのアプローチを明かした。綾野さんは、そんな妻夫木さんとの共演について「引っ張っていただき、いい関係になれました。愛おしい時間でした」と述懐する。渡辺さんは、宮崎さんと父娘を演じたが、“愛娘”を大絶賛!「いままでの役とは違う世界に踏み込む思いを最初から感じていました。少し先輩として、それを見届けるのを楽しみにしていました」と語る。さらに「このひと、すごく真面目でストイックなんです。だから(現場で役に入るために)みんなから離れてひとりでいようとする」と語り、無理やり、宮崎さんをみんなの輪に引っ張り込んで、話をしたと明かした。「めんどくさかった(笑)?」という渡辺さんの言葉に宮崎さんは「とんでもない!」とかぶりを振り「現場ではずっと『お父ちゃん』と呼んでました。一緒にいることが自然で、2週間しかいなかったのが信じられないくらい」と笑顔を見せる。その言葉に渡辺さんは「本当に幸せになってほしいと思ってるから(笑)」と“父”の顔で優しく微笑み返していた。会見にはピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、佐久本宝、原日出子、川村元気プロデューサーも出席。なお、本作では音楽を坂本龍一が担当している。『怒り』は9月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)の「世界の最優秀パティシエ賞」受賞を記念し、ザ・リッツ・カールトン京都「ザ・ロビーラウンジ」で新メニューが登場。リニューアルしたメニューは、モーニングからイブニングまで、一日中「ピエール・エルメ・パリ」を楽しめるものになっている。「コンチネンタルブレックファースト」では、ピエール・エルメ・パリの限られたブティックでしか味わうことのできないクロワッサンをはじめとする、3種類のフランスの菓子パン“ヴィエノワズリー”を用意。さらに、山梨県の農場で独自にアレンジした約30種類のハーブを餌に、のびのびと育った鶏の”特選ハーブ卵“を使った卵料理も添えられている。イブニングは、今回の受賞を記念してつくられたケーキセットが登場。リング型シューとカリッとした刻みアーモンドを特徴とした、伝統のお菓子「パリ=ブレスト」に大胆な解釈を加えた京都初登場のケーキ「パリ=ブレスト サティーヌ」を、オリジナルの紅茶やマカロンとともに楽しめる。マカロンには、ザ・リッツ・カールトン京都限定の抹茶やホワイトチョコを用いた「イマジン」と、季節限定のものを2種類を用意した。【詳細】ザ・リッツ・カールトン京都 リニューアルメニュー時期:2016年7月1日(金)~場所:ザ・リッツ・カールトン京都 ザ・ロビーラウンジ住所:京都市中京区鴨川二条大橋畔■メニュー・コンチネンタルブレックファースト 4,000円+サービス料、税・アフタヌーンティー 4,500円+サービス料、税・ケーキセット 3,000円(サービス料、税込)
2016年07月08日綾野剛が「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」にてライジング・スター賞を受賞した『日本で一番悪い奴ら』。実際の警察不祥事を題材にした本作から、新たな場面写真がシネマカフェに到着。実は、綾野さん演じる日本警察史上最もヤバイ刑事は、“餃子耳”が特徴的な“柔道家”だったことが明らかになった。本作で綾野さんが演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警(以下、道警)の刑事・諸星要一。「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる“実際の事件”をベースにしたこの作品で、綾野さんは一人の男の堕ちに堕ちた26年間を熱演。諸星を慕って集まった裏社会のスパイ=S(エス)には、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人「デニス」の植野行雄が扮し、警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事たちの狂喜と波乱に満ちた物語が描き出していく。今回解禁となったのは、綾野さん演じる諸星の“餃子耳”&柔道着姿や、一本背負いを決めて犯人を逮捕している場面。柔道の腕を買われて警察官となった諸星は、柔道で見事、道警を初の全国優勝に導き、刑事へと昇進を果たす。以後、先輩刑事である村井(ピエール瀧)から、「犯人を挙げて点数を稼げ」、そのためには「協力者=S(スパイ)を作れ」と諭されたことをきっかけに、暴力団幹部・黒岩(中村獅童)、クスリの運び屋・山辺(YOUNG DAIS)、盗難車バイヤーでパキスタン人のラシード(植野行雄)を引き入れ、のちに警察史上最大の不祥事を引き起こしていくことに。実はその後も何かと、この “餃子耳”がキーポイントになっていくのだが…。綾野さんにとって本作は、「間違いなく僕にとっての代表作」と断言するほどの自信作。役作りについても徹底を尽くし、柔道の日本チャンピオンで特に寝技が強かったという原作のモデルに沿う形で、耳を格闘家特有の“餃子耳”をする際には、綾野さん自らヒアルロン酸を直接耳に入れようと白石監督に相談したところ、「特殊メイクでいいから!」と監督に止められたほど。さらに、約1か月の撮影期間で26年間の男の人生を演じるにあたり、体重を10キロ増減させるなど外見も大きく変貌させており、綾野さん渾身の役者魂を感じさせている。「ニューヨーク・アジア映画祭」では、これから世界的な活躍を期待する俳優に贈られるライジング・スター賞の受賞に「感謝しかない」と語っていた綾野さん。その新たな代表作にして、超問題作をスクリーンでも目撃してみて。『日本で一番悪い奴ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日