ベビー ディオール(BABY DIOR)から、『ピーターパン』に着想を得た2020年春夏コレクションが登場。『ピーターパン』のワンダーランドをイメージ今季ベビー ディオールが思い描いたのは、『ピーターパン』の世界に広がるワンダーランド。パステルカラーにグラフィックなモチーフを組み合わせたクリエイションで、作品の持つ魅惑的な世界観を表現した。可愛らしさとエレガントさを共存させた、ベビー ディオールならではのキッズウェアが展開される。海賊モチーフのニットやTシャツ印象的なのは、『ピーターパン』に登場するキャラクター達をモチーフにした洋服。ピーターパンの行く手を阻む“海賊”たちは、スカルプリントのTシャツや、海賊に扮したアニマル模様のニットセーターでキュートで再現。“ディオールランド”ロゴ入りプルオーバーインディアン女の子・タイガーリリーを連想させるのは、ホワイトとカーキの繊細な刺繍のジャカードと、タイダイスタイルのチュールドレス。またディオールのワンダーランドを意味する“ディオールランド”を胸元に配した、真っ赤なプルオーバーも登場する。“架空の新聞”グラフィックもそのほか、マリンライクなボーダー柄トップスをはじめ、「デイリーディオール」という架空の新聞のパターンをあしらったスウェットシャツやミニスカートなどが登場。アレンジロゴをアクセントに細部へのこだわりもぬかりなく、Tシャツやドレス、パンツには、ブランドのイニシャルをアレンジした立体的なロゴをオン。ボーイズのシャツには、同系色で色を重ねたトーンオントーンのモチーフが隠されている。詳細ベビー ディオール2020年春夏アイテム例:<ガール>・プルオーバー(100㎝~) 49,000円~・スカート(100㎝~) 65,000円~・Tシャツ(100㎝~) 32,000円~<ボーイ>・Tシャツ(100㎝~) 23,000円~・パンツ(100㎝~) 41,000円~<ベイビー>・ニット(80cm~100cm) 44,000円~【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1976
2019年11月23日テレビドラマ「偽装不倫」で杏の相手役をつとめて話題を呼んだ宮沢氷魚が、渡辺謙主演の新生PARCO劇場オープニング作品第1弾「ピサロ」に出演することが分かった。英国の劇作家ピーター・シェーファーの傑作戯曲「ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)」は、太陽を父とする帝国2400万人を従えるインカの王を、粗野な成り上がりのスペイン将軍ピサロとならずもの167人で生け捕りにしてしまうという、インカ帝国征服を主軸にした物語。1985年にPARCO劇場でテレンス・ナップ演出、山崎努主演により上演され、PARCO劇場の功績が語られる際には必ず取り上げられる伝説的作品となっている。今回は、本年トム・ストッパードの異色作「良い子はみんなご褒美がもらえる」(堤真一主演)をそのバレエ、オペラ、ミュージカル、演劇といった舞台芸術全てを内包した演出で好評を得たウィル・タケットが演出を担当。また、主人公ピサロを演じる渡辺さんは、1985年、PARCO劇場での上演当時は無名だったものの、太陽を父とする帝国2400万人を従えるインカの王アタワルパを、ピサロを演じた山崎さんに引けを取らない演技で見事に演じ切り、その名を世に知らせるきっかけにもなった。そして今回、かつては渡辺さんが演じた“太陽の子”アタワルパ役に宮沢氷魚が決定!ドラマ「偽装不倫」では、ある事情を抱えながらもヒロイン(杏さん)と恋に落ちる役を熱演したばかり。舞台では、2018年に上演された三島由紀夫最後の長編小説を原作にした「豊饒の海」で主人公・松枝清顕の生まれ変わりとして登場する飯沼勲(第二部「奔馬」)を“品格”と“純粋さ”と“熱”をもって演じ切った。本年は、現代都市を舞台にしたヒーローの物語の舞台「CITY」で主人公を支える協力者であり物語の要となる役どころを演じている。宮沢さんは、「1985年に渡辺謙さんが演じたアタワルパ役をいただけることは夢のような気がしますし、今から緊張しています」と言いながらも、「全ての台詞に意味があって、言葉に重みがあるので挑戦しがいのある舞台だと思っています」とコメント。「自分を“太陽の子”だと信じ、彼を信奉するインカ帝国の民がいるカリスマ性のある役どころの印象があり、どんな王になるのか自分自身ワクワクしています」と楽しみにしている様子。「演出のウィルさんは、チームづくりを優先して演じやすい空気をつくってくれる。僕もそういったスタイルが好きなので、みんなが自由に参加できる風通しのいいカンパニーにしてくださると思います。これから始まる稽古や本番を心待ちにしています」と意気込みを明かしている。なお、全キャスト発表は10月上旬を予定しているという。PARCO劇場オープニング・シリーズPARCOプロデュース「ピサロ」は2020年3月13日(金)~4月20日(月)、PARCO劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日東京国立近代美術館の展覧会「ピーター・ドイグ展」が、2020年6月12日(金)より日時指定制で再開。会期は10月11日(日)まで延長された。ピーター・ドイグ、日本初個展「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展となる。ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきた。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札された。想像力や記憶を刺激する絵画ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴だ。会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場する。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができる。映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスターまた、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示される。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていく。【詳細】展覧会「ピーター・ドイグ展」会期:2020年2月26日(水)~10月11日(日)〈日時指定制〉※2020年2月29日(土)から臨時休館していたが、6月12日(金)より再開※当初は2020年2月26日(水)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ、金曜・土曜の夜間開館は実施しない休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円※価格はいずれも税込※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者1名は無料※公式サイトより日時指定チケットを購入(6月10日(水)10:00から)※すでにチケットを購入している場合、あるいは観覧料無料対象の場合、開館時間中に原則いつでも入場可能だが、混雑状況に応じて待つ場合あり※チケットの払い戻しおよび来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、およびコレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年08月31日「パルコ(PARCO)劇場」が、2020年3月13日(金)、渋谷パルコ内8階にオープン。長く愛されてきた「パルコ劇場」が生まれ変わる渋谷パルコ建替えに伴い、2016年夏一旦休館した「パルコ劇場」。旧パルコ劇場は、 2016年までの43年間でプロデュース公演の先駆けとして約1200作品を上演し、多くの顧客、クリエイター、そして俳優たちに愛されてきた。生まれ変わった新生「パルコ劇場」は、長きにわたって培ってきたスピリットを受け継ぎ、創造性を刺激する新たな空間へ。458席から636席に客席数を増やし、舞台空間も大きく拡張。 636席はすべてS席のプレミアムシアターとなる。オールS席のプレミアムシアターへテーマは、「人生が変わる瞬間に出逢おう。オールS席のプレミアムシアター。 」渋谷パルコの7階から9階にかけて開かれ、よりダイナミックな演出が可能になった。また、旧劇場の舞台と客席の距離感を継承した、舞台と観客が一体感のある空間も魅力。ワンスロープ・オールS席のプレミアムシアターを実現した。なお、こけら落し公演として、オープンに先駆けて2020年1月下旬から2月まで『志の輔らくご in PARCO』と『ラヴ・レターズ』が上演された。オープニングシリーズ14作品を上演グランドオープン以降の作品をオープニングシリーズとし、 2021年5月上旬まで14作品を上演する。「ピサロ」(主演:渡辺謙)2020年3月13日(金)から4月20日(月)まで、オープニングシリーズの1作目を飾るのは「ピサロ」。ピーター・シェーファーの壮大な歴史劇「ピサロ」は、1985年、旧パルコ劇場でテレンス・ナップ演出、山崎努主演で上演されていた。今回は、35年前、本戯曲でインカ王アタワルパを演じた渡辺謙がピサロ役を演じ、ウィル・タケットが演出を担当する。「佐渡島他吉の生涯」(主演:佐々木蔵之介)2020年5月に上演される「佐渡島他吉の生涯」は、織田作之助の小説「わが町」原作として1959年に初演された庶民の大河ドラマの傑作。明治、大正、昭和を生き抜いた庶民の大河ドラマを、俊英・森新太郎の演出で骨太に感動的に描く。名優・森繁久彌のあたり役・他吉は、佐々木蔵之介が務める。三谷幸喜 3作品連続公演2020年の6月からは、三谷幸喜作品を3作連続で公演。その第1作となるのが、大泉洋を主演に迎える「大地」。三谷流俳優論を説く。そして7月からは「三谷幸喜のショーガール」を公演。川平慈英やシルビア・グラブらが、パルコ劇場伝説のステージ、福田陽一郎の「ショーガール」のDNAを受け継いだ新しいステージを披露する。連続3作品、最後を飾るのは「其礼成心中」だ。舞台は元禄十六年の大阪。心中流行の曾根崎・天神の森を舞台に繰り広げられる三谷幸喜の笑いと涙に溢れた人情喜劇が綴られる。その後の作品も豪華出演者を迎えたラインナップ。■2020年9月「ゲルニカ」作:長田育恵演出:栗山民也■2020年10月「ねずみの三銃士 最新作(タイトル未定)」作:宮藤官九郎演出:河原雅彦出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太 ほか■2020年11月 前川知大 作・演出作品作・演出:前川知大■2020年12月「チョコレートドーナツ」作:トラビス・ファイン脚本:谷賢一演出:宮本亞門■2021年1月「志の輔らくご in PARCO 2021」出演:立川志の輔■2021年1月「ラヴ・レターズ」作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎■2021年2~3月「藪原検校」作:井上ひさし演出:杉原邦生出演:市川猿之助 ほか■2021年3~4月「レディ・マクベス(仮題)」作:ジュード・クリスチャン演出:ウィル・タケット出演:天海祐希 ほか■2021年4~5月 中井貴一 主演作品演出:G2出演:中井貴一 ほか【詳細】パルコ劇場開業日:2020年3月13日(金)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1※渋谷パルコは2019年11月22日(金)にグランドオープン。■ピサロ払い戻しに関して公演は催行予定だが、会期中の全公演を対象に、体調への懸念等の理由により来場を控える人に向けてチケットの払い戻しを行う。<チケットぴあでの購入者>払戻受付期間:3月16日(月)10:00~4月30日(木)23:59※チケットぴあ店舗にて引取りの場合、営業時間は店舗により異なる。※公式URLより払戻方法を確認。問い合わせ先:チケットぴあ 0570-02-9111(オペレーター対応 10:00~18:00)<ローソンチケットでの購入者>払戻受付期間:3月16日(月)10:00~4月30日(木)23:59※公式URLより払戻方法を確認。問い合わせきさ:ローソンチケット 0570-00-0777(10:00~18:00)<イープラスでの購入者>払戻受付期間:3月16日(月)10:00~4月30日(木)23:59※公式URLより払戻方法を確認。問い合わせ先:イープラスお客様サポート <パルステ!チケットでの購入者>・コンビニ引取の場合:チケットぴあの案内を確認。・スマホ引取の場合:チケットぴあ払戻受付期間内に「information2@pia.co.jp」までメールタイトルを「パルステ!スマホチケット『ピサロ』払い戻し希望」とし、本文に(1)ご購入者氏名、(2)チケット引換番号、(3)公演日時、(4)座席番号、(5)払い戻し金の「郵便振替払出証書」を郵送する先の希望住所・電話番号を明記のうえ連絡。※記載内容に不備・確認事項がある場合、電話にて確認する場合あり。<出演者ファンクラブでの購入者>各ファンクラブへ問い合わせ。宮沢氷魚先行受付の人は、チケットぴあの案内を参照。<上記プレイガイド等以外の販売所(カード会社・生協など)での購入者>購入元へ問い合わせの上、払戻しの詳細を確認。
2019年06月21日英国の名匠マイク・リーが監督生命を賭けて同国史上、最も残忍かつ悪名高い事件の全貌を明かす『ピータールー マンチェスターの悲劇』が8月9日(金)より公開。この度、映画監督・塚本晋也がナレーションを務める日本版予告が解禁となった。本作は、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の『秘密と嘘』や『ヴェラ・ドレイク』などで、アカデミー賞に7度ノミネートを誇る名匠、マイク・リー監督の最高傑作と呼び声も高い最新作。1819年、ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争終結後の英国で実際に起きた“ピータールーの虐殺”を描く。本作と同じく、昨年の第75回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に『斬、』が出品され、自身も演者として評価を受けた塚本監督(塚の字は旧字体)がナレーションを担当する本映像では、抑圧を強いられてきた労働者階級の人々の不満が暴発寸前となっている様子や、男女問わず決起し、自由を求めて結集しようとする市民たちの圧倒的なパワーも捉えていく。そんな中、圧倒的なカリスマ性を持つ演説家ヘリー・ハント(ロリー・キニア)が招かれ、平和的で“非暴力”の大規模デモが行われることに。「政府軍は武装している。なのに民衆は丸腰だ」と民主的決起への不安の声が起こる一方で、贅を尽くし私欲に走っていた摂政王太子ジョージ4世からは「愚かな市民は潰せ!」という余りに非情すぎる言葉が放たれる。6万人もの民衆が各地からセント・ピーターズ広場に集まり、ハントの演説が最高潮に盛り上がりを見せていたそのとき、武装した政府軍が“丸腰”の民衆に向けて突入し…。200年の時を経て、徹底的なリサーチを重ねて脚本を執筆したリー監督は、この語り継がれるべき悲劇の物語を、3台のカメラを用いて圧巻の大スペクタクルとして撮影。6万人の生と死を壮大な交響曲にまとめあげた。英国の大手新聞「ガーディアン紙」創刊のきっかけともなり、「この事件は現代に通じる重要な史実である」と語るリー監督。まずはここから、信じがたい史実を目撃してみて。『ピータールー マンチェスターの悲劇』は8月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピータールー マンチェスターの悲劇 2019年8月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© Amazon Content Services LLC, Film4 a division of Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2018.
2019年05月23日身長218センチ、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役で知られるピーター・メイヒューが亡くなったことが明らかになった。74歳だった。ピーターの家族が本人のSNSにて報告。「ピーター・メイヒューの家族です。私たちは深い愛に包まれ、悲しみに暮れています。大変残念なことですが、ピーターが亡くなったことをお知らせしなければなりません。彼は2019年4月30日の夜、ノーステキサスの自宅で私たちに見守られながら旅立ちました」という文章から始まる長文レターが掲載されている。それによればピーターは『スター・ウォーズ』旧三部作と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に出演後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でチューバッカを再演。当時は車椅子生活を送っていたが、自身を奮い立たせチューバッカを演じ切ったという。チューバッカ役としてはこれが最後の出演作となったが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では“チューバッカ・コンサルタント”として助言した。まさに、チューバッカに全身全霊を注いだ人生だったそうだ。『スター・ウォーズ』のメンバーと一生ものの友情を築き、世界中を飛び回ってファンと交流したピーター。チューバッカの知名度を活かし、チャリティー活動にも献身的で妻のアンジーさんとNPO団体「ピーター・メイヒュー基金」を設立した。6月29日に家族と友人を集めたお別れ会が開かれる。また、12月の初めにロサンゼルスで開催される『スター・ウォーズ』ファンのためのイベント「エンパイア・コン」でもお別れ会を行い、ピーターの私物やコレクションを展示するとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年05月03日石川由依、下野紘、朴ロ美、津田健次郎ら豪華人気声優たちが担当する日本語吹き替え版も話題のピーター・ジャクソン製作映画『移動都市/モータル・エンジン』から、本作の主人公・へスターのキャラクター映像がいち早くシネマカフェに到着した。たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界で、残された人類は移動型の都市を創り出し、ほかの小さな都市を“捕食”することで生活している――。そんな“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台にした映画『移動都市/モータル・エンジン』。地上は巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしている中、1人の少女が反撃へと動き出す冒険ファンタジーだ。今回到着したのは、本作の主人公ヘスター・ショウについて、ヘスター役のヘラ・ヒルマーと本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが解説する特別映像。まず、ピーターが「孤児なんだ」と明かすように、へスターは幼少期の出来事をきっかけに、たった1人で移動都市の世界を生き抜いてきた人物。また「ある男の死を望んでいる」「目的は復讐だ」とも語っており、当時の復讐を胸にロンドンへ潜入するのだが、ヘラが言う「へスターは仲間たちと共に真実を知ることになる」という言葉の通り、物語は復讐に留まらず、ロンドンの博物館で見習いとして働くトムや、へスターの過去を知る空賊のアナと出会い冒険するなかでロンドンに隠されたとんでもない秘密を知ることに…。2人が主人公の魅力を語ると同時に、アクションシーンや鋭い眼光を覗かせるシーンなど、壮大な冒険の様子も映し出されている。本作の実写化を決めた理由として、ピーターは“へスター・ショウというキャラクター”を挙げており、「ヘスターはこれまで見たことのないようなキャラクターに思えたんだ。ヘスターほど幾層にも重なる複雑な深層心理を持つキャラクターはいないと思った」と魅力を熱弁。一方のヘラは「物語の冒頭でのヘスターは怒りと悲しみの塊のような人で、とにかく復讐することしか考えていない。でも徐々に自分にはもっと色々な一面が秘められていると知ることになるの」とへスターというキャラクターについて明かし、「とにかくまず彼女の心の奥を理解することに努めたわ」と演じるにあたっての役作りを語っている。『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:移動都市/モータル・エンジン 2019年3月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年02月09日昨年、第一次世界大戦の記録映像を用いてドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』(原題)を製作したピーター・ジャクソンが、再びドキュメンタリー映画を製作することになった。テーマは「ザ・ビートルズ」だ。「Variety」誌によれば、このドキュメンタリー映画は、1969年はじめにドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の製作のためにスタジオ内で撮影された、未公開映像と音源を使用するという。1969年1月30日にビートルズが開催した伝説のゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」から50周年を迎えた昨日(現地時間)、「Apple Corps Ltd.」とジャクソン監督の製作会社「WingNut Films Ltd.」が発表した。公開日、内容、タイトルなどはまだ明らかになっていないが、『レット・イット・ビー』の映画とアルバムが公開・発売から50周年を迎える2020年に公開される可能性が高そうだ。ジャクソン監督は「55時間に及ぶ未公開映像と140時間分の音源」を確保していることを明らかにし、「タイムマシンが1969年にぼくたちを連れて行ってくれるような感じ。スタジオ内に座って、メンバー4人が音楽を作っている姿を見ているんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作で知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める、新たな冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』の公開日が来年3月1日(金)に決定。最新予告映像とポスタービジュアルが到着した。ピーター・ジャクソンの右腕として『キング・コング』で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースが監督を務める本作は、イギリスの作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」が原作。キャストには、『アンナ・カレーニナ』でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などにも出演する新鋭女優ヘラ・ヒルマーが主人公へスターを、へスターと共に壮大な冒険へと身を投じる青年トムを、ロバート・シーアンが演じる。ほかにも、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングら演技派俳優陣が脇を固めている。今回到着した予告編は、へスターの回想から始まり、荒廃した世界で新たな文明として存在する巨大な“移動都市ロンドン”が小さな移動都市を襲い、喰らおうとする様子が描かれ、圧倒的な世界観の一端を覗くことができる。へスタ―は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入し、反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトムたちと共に「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げる中、“謎の追跡者”にまで命を狙われることに…。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「ロンドンを滅ぼせ、喰われる前に」というコピーとが表すように、圧倒的な強さを誇るロンドンに挑むヘスターたちの、誰も見たことのない冒険ファンタジーの幕開けを感じるようだ。『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月22日アメリカ・ニューヨークのブルックリン発のステーキハウス「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本初上陸。2021年10月14日(木)、東京・恵比寿にオープンする。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」とは「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」は、1887年にブルックリンで創業した、アメリカで最も長い歴史を持つステーキハウス。徹底的にこだわった素材選びとドライエイジング手法によって、究極の旨味と柔らかさを実現したステーキは世界最高峰との呼び声も高く、レストランガイド 「ザガットサーベイ」で「ニューヨークNo.1ステーキハウス」の評価を獲得し続けている。看板メニューはTボーン・ステーキ今では一般的となった、サーロインとフィレを同時に味わえる“Tボーン・ステーキ”というスタイルをアメリカで最初に提供したことでも有名。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」の“Tボーン・ステーキ”は、800度の高熱ブロイラーで焼き上げたステーキを300度に熱した皿に乗せ、仕上げに旨味たっぷりの“ビタミン”と呼ばれる肉汁をかけて提供する人気メニューとなっている。アメリカ最古&世界最高峰のステーキハウスが恵比寿に日本初上陸!そんな「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本に初上陸。これまで海外進出をしてこなかった「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が、初めてのアメリカ国外での出店の地に東京・恵比寿を選んだ。東京では、ブルックリン本店と同じ味と品質のステーキを提供することに注力。10tの厳選された牛肉を30坪の熟成庫でドライエイジし、ブルックリン本店と同じ焼き方で最高のステーキを提供する。広々とした3階建ての店内構成3階建ての広々とした店内は、ブルックリン風のインダストリアルな雰囲気の劇場スタイルのレイアウトで構成。2階はオープンキッチンの臨場感が感じられるメインダイニング、3階は落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるフロアに。1階には、ウエイティングバーと8名で利用出来る4部屋の個室を用意するほか、「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」で使用しているステーキやハンバーグの生肉や各種グッズを販売するブティックも設ける。店舗情報ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京開業日:2021年10月14日(木)営業時間:ダイニング 11:00~15:00(L.O.14:00)/17:00~23:00(L.O.22:00)、バー 11:00~23:00(L.O.22:00)、テイクアウト&デリバリー 11:30~22:00住所:東京都渋谷区恵比寿4-19-19席数:全206席(1階66席/2階70席/3階70席)予約専用TEL:050-3311-3744予算:ランチ 8,000円、ディナー 18,000円
2018年07月29日幅広い世代から長年愛されているブロードウェイ・ミュージカル『ピーターパン』。38年目を迎えた今回は、昨年に引き続き藤田俊太郎が演出を手がけ、弱冠14歳の吉柳咲良もピーターパン役を続投する。また新キャストとしてフック船長&ダーリング氏役にISSA、ウェンディ役に河西智美を抜擢。マスコミ向けに行われた製作発表には、タイガー・リリー役の莉奈、ダーリング夫人役の入江加奈子、ライザ役の久保田磨希を加えた全7人が登壇した。会見の冒頭を飾ったのは、ピーターパンがウェンディたちとネバーランドへと飛び立つ、作品を代表するナンバー『アイムフライング』。役の衣裳に身を包んだ吉柳が颯爽と登場すると、会場は一気に『ピーターパン』の世界に。伸びやかで透明感のある、そして元気いっぱいな歌声を披露してくれた。その後は演出の藤田、さらにそれぞれの衣裳をまとったキャストが登場。作品への抱負を語った。2度目の演出となる藤田だが、「新鮮な気持ちで、新作のつもりで挑戦しています」と述べ、さらに「世界中で上演されている『ピーターパン』の歴史の中でも、きちんとした1ページを刻める、そんな作品をお客さまに届けたいです」と続け、世界レベルという大きな目標を掲げた。ピーターパン役の吉柳は、「去年とはまた違うプレッシャー、座長の重みを感じています…」と神妙な面持ち。だが「たくさんレッスンを重ねてきて、去年に比べ、技術面や台詞の読み解き方も大きく変わってきたと思います。藤田さんの言う“永遠に子供のままだけど成長しているピーターパン”というのを、この1年で成長した私の姿を通してお見せしたいです!」と、頼もしい言葉も聞かせてくれた。近年俳優としても高い評価を受けているISSAは、「皆さんの思っている以上を返すのが自分の役目」と初のフック船長役に気合い十分。さらに吉柳について「とにかく頑張り屋さん」と切り出し、「責任感がすごく強いので、みんなをちゃんと頼れるよう、僕らがフォローしていければ」と頼れる兄貴の一面を覗かせた。すると吉柳の目にはいっぱいの涙が。「本当にありがたいです」と声を震わせ、カンパニーの結束の強さをうかがわせた。ライザ目線での物語展開、セットを簡潔にしてアクティングスペースを広く、飛び出す絵本ならぬ飛び出す舞台になど、新たな趣向も盛りだくさん。大人も子供も楽しめる、世界レベルのミュージカルで、夏の思い出の1ページを彩ってみては?公演は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年07月09日東京ディズニーシーは、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のをテーマにした3エリアが広がる新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」を、2024年春に開業する。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに掲げる「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」、『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」、そして『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つのエリアと、新たなディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大となる約14万平方メートルを誇り、アラビアンコーストとロストリバーデルタの間にできる通路から進むことになる。『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」『アナと雪の女王』を舞台とする「フローズンキングダム」に広がるのは、雪の女王であるエルサが氷の魔法を受け入れ、映画が幕を閉じた後の世界。ゲストは、暖かさを取り戻して祝福ムードに包まれたアレンデール王国の世界を楽しむことができる。村の奥には滝の流れる山々がそびえ立ち、遠くに見えるノースマウンテンの山頂付近には、エルサの氷の宮殿が輝く。ここで体験できるアトラクションは、ボートに乗って、アナとエルサの心温まるストーリーをめぐるというもの。美しい雪山のふもとにあるアレンデール城をテーマにレストランも設置される。『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」の渓谷には、ラプンツェルが幼い頃から暮らしていた塔がそびえ立つ。夜になると、塔の灯りや小道に並べられたランプ、レストランやボートハウス、ボートに吊り下げられたランタンなどに明かりが灯り、暖かな光で森を包み込む。映画の中で描かれたランタンフェスティバルまでの道のりを体感するアトラクションのフィナーレでは、名曲と共に、美しく揺らめく灯りに包まれるロマンチックな体験を味わうことができる。さらに、愉快な荒くれ者たちの隠れ家をイメージにしたレストランも登場する。『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つ目のエリアは、『ピーター・パン』の世界が広がる「ピーターパンのネバーランド」。元気な子どもたちの集団「ロストキッズ」の一員となったゲストは、海賊船の散策や隠れ家での食事を楽しんだり、仲間と共に海賊に立ち向かったりと、ネバーランドを舞台にした冒険が楽しめる。ここでは、ティンカーベルが暮らす妖精の谷「ピクシーホロウ」に訪れることも可能だ。大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うためにボートに乗り込み、川を下って、ティンカーベルと共にネバーランドの上空へと飛び立つ。音楽や3Dの迫力ある映像とあわせて、これまで見たことのないネバーランドの冒険を体験することができる。ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」最後に紹介するのは、「ファンタジースプリングス」の魔法の泉を囲むようにそびえ建つ、国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」。ディズニープリンセスを描いた絵画や草花のモチーフで装飾された館内には、全475室の客室を用意。そのうち56室は、東京ディズニーリゾート®で最上級の宿泊体験を提供する「ラグジュアリータイプ」の客室だ。詳細東京ディズニーシー 新テーマポート「ファンタジースプリングス」開業時期:2024年春予定施設構成:アトラクション4施設、飲食施設3施設、商品施設1施設、ホテル1施設・「フローズンキングダム」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ラプンツェルの森」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ピーターパンのネバーランド」アトラクション2施設/レストラン1施設・ショップ 1施設・東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル客室数475室/付帯施設 レストラン2施設、ロビーラウンジ、駐車場ほか※2022年10月27日(木)時点の内容。今後変更になる場合あり。※画像は全てイメージ。©Disney【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(10:00〜15:00)※一部のPHS、IP 電話・国際電話からはTEL:045-330-5211
2018年06月17日日本初演から今年で38年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』。気鋭の演出家・藤田俊太郎のもと、10代目ピーターパンの吉柳咲良が、昨年に引き続きこの大役を任されることになった。【チケット情報はこちら】初代の榊原郁恵を筆頭に、笹本玲奈や高畑充希など、そうそうたる面々によって演じられてきたピーターパン。昨年、そんな夢の大舞台に立った日々を、吉柳はこう振り返る。「あの夏の経験はとても大きかったと思います。自分の中で確実に何かが変わったというか…。なによりも、私はお芝居をすることが好きなんだなって、気付かされました。キラキラした目で観てくれている子がいたり、フライングをした時に『すごーい!』って声が聞こえてきたりすると、本当に嬉しくて!この世界に入らなければ味わえなかった感覚だと思いますし、まさに夢が叶った瞬間でした」演じるピーターパンについて吉柳は、「本当に生意気な男の子」と笑いつつも、「羨ましいところもある」と続ける。「とても素直に、はっきりと気持ちを伝えられるところは、すごく羨ましいなと思います。とにかくすべてにおいて真っすぐ過ぎるくらい真っすぐですし、嘘がない。そこは私と違うところなので、演じるのがすごく難しかったです。ただ、私のひとつ年下の弟が、本当に生意気で、まさにピーター(笑)。小さかったころの弟の姿が、役づくりをする上でとても役に立ちました」ピーターの役づくりを助けた人物がもうひとり。「演出の藤田さんって、ピーターっぽいところがあるんです(笑)。真っすぐに夢を見ている感じとか。藤田さんから“こうしたらもっとピーターっぽくないですか?”とか言われると、“絶対にそうだと思います!”みたいな(笑)。藤田さんを見ていればピーターがわかるというか、藤田さん自身がまさにピーターみたいだなと思います」そんな藤田の手を借りつつ、2年目の吉柳ピーターは、さらに高い空へと舞い上がる。「去年を越えなきゃいけない、というプレッシャーはありますが、前回演じてすごく楽しかった気持ちとか、今までレッスンをしてついた自信、さらに忘れられない小さいころの気持ちを大事にしながら、また新しいピーターをつくっていくことが出来たらなと思っています。そして“次のピーターになりたい!”って思ってもらえるような、みんなにとっての憧れのピーターを演じられればいいなと思います」。青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月25日池畑慎之介の名で俳優としても活動するピーター(65)が5月21日、報道各社にFAXを送付。来年から、約2年間休養すると発表した。ピーターは、こう語る。 「この度、この50周年を期に、2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていたくことにしました」 ピーターはFAXで「私、『ピーター』として、1968年に映画の主人公にスカウトされ、69年には歌手としてもデビューし、皆さまには長きにわたり、愛していただきました」と挨拶。「もともとはあだ名で『あの子、男の子?女の子なの?ピーターパンみたいネ』と言う、まわりの愛情深き呼び名のまま、お仕事にもこの名を使って、この秋で50周年でございます」と、愛称の由来を解説した。 続けて「この50年の間には、1985年の映画『乱』の後より、『池畑慎之介(本名)』を役者名とし、数々の作品に挑戦させていただいております」と振り返り、休養の理由についてこう明かした。 「還暦を過ぎたあたりから、色々と断捨離を実行しつつ、『死ぬまでにやりたい事100』を作り、実現する度に一つ一つ消してゆく作業の真っ最中です。そして、来年から1~2年、休養させてもらい、パワー充電したいと思っております」 さらに「この50年、本当にがむしゃらに体の衰えも見ない振りをして、走り続けてきました。もう一人の自分がそろそろ『ピーター』を休ませてあげなさいよ!とささやいています」とし、「今この年齢でしかできない事を悔いなきよう残りの人生を歩みたいと存じます」と宣言。そして、こう結んでいる。 「本当に長い間『ピーター』を可愛がってくださいまして、ありがとうございました。これからは(2019年以降)は『池畑慎之介』として……。多分……!いやいや絶対に無理だと思いますが……『普通のオジサンに戻りたい!?』(爆)」 ネットではピーターの決断に、激励の声が上がっている。 《友達もたくさんいらっしゃるようだから ゆっくり 過ごされるのもいいでしょうね》《しっかりとした人生観をお持ちで羨ましい 漠然とした目標ややりたいことがあっても実行に移すのは、色々なしがらみとかがあって難しかったりするもの》《ピーター、長い間お疲れ様でした。ゆっくり心身を休め、「池畑慎之介」としてに戻ってくる事を楽しみに待ってます!》 同日、「ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演したピーター。休養について「ちょっと休まないと倒れちゃうし、煮詰まっちゃう。1年間だけ考えさせてください」と語り、「ヨーロッパをゆっくり旅行したい」と今後について明かした。
2018年05月21日ハリウッドで待望の実写映画化された『ピーターラビット』が、5月に日本公開されることがこのほど決定。あわせて動くピーターが映し出された特報映像も公開された。■あらすじ舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに!様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始!そんな2人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。■スタッフ&キャストにも豪華な面々が!全世界36の言語でシリーズ累計1億5,000万部を誇るベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」を、ハリウッドで初めて映画化する本作。監督は、『ANNIE/アニー』『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック。今回原作者のスピリットを引き継ぎ、緑豊かで色鮮やかな花々に囲まれた素朴でありながらカラフルでうっとりするような一大パノラマを背景に、心躍る音楽をちりばめ、うさぎたちと人間の、クスッと笑えてラストには胸にキュンと来る、全女性必見の愛らしいドラマを創り上げた。キャストには、ビア役を『ANNIE/アニー』『X-MEN:アポカリプス』のローズ・バーン、マグレガーを『スター・ウォーズ』シリーズや『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソンが演じるほか、声の出演としてジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーが参加。そしてピーターほかモプシー、カトンテール、フロプシー姉妹やいとこのベンジャミンなどお馴染みの仲間のうさぎたちは、かわいらしくリアルなCGで描かれていく。■特報映像解禁!到着した特報映像では、リアルだけどとてもキュートなピーターが草原を駆けめぐったり、大きく飛び跳ねたりと、動き回る様子が映し出される。さらに、ラストでは柵にお尻がつっかえてしまう、可愛らしい一面も収められている。『ピーターラビット』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Shadows on the Wall』Peter Lindberghタイヤメーカーのピレリ(Pirelli)が50年以上にも渡りプロモーション用に制作しているカレンダー、通称「ピレリカレンダー」は毎年、超一流フォトグラファーと美しいモデルの起用で世界中に多くのファンを持つ。その2017年版に起用されたのがファッション写真界の巨匠ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)。リンドバーグはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)、シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)ら14人の女優をモデルに、一冊のカレンダーのために3万7,000枚以上のカットを撮ったという。その大部分が発表されないままになっていた膨大なカットから作品をセレクト、編集したのが本書である。大女優らの内面や人生を投影したような美しいモノクロームポートレートを満載した、ボリュームたっぷりの大判写真集。【書籍情報】『Shadows on the Wall』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語、ドイツ語、フランス語ハードカバー/292ページ/360×260mm発刊:2017年価格:1万4,450円■Shelfオフィシャルサイト『Shadows on the Wall』購入ページ
2017年12月23日世界で一大ブームを巻き起こした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作のピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める最新作『Motal Engines』(原題)が、『モータル・エンジン』として2019年に日本公開することが決定。早くも初映像となる特報映像が到着した。イギリス作家フィリップ・リーブのベストセラーSFファンタジー小説「移動都市」を、ジャクソン監督の右腕として『キング・コング』(’05)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースがメガホンをとり映画化した本作。物語の舞台は、人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している、という世界。とある目的を果たすため、移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、もう一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じることになる。荒廃した地球を舞台に描きだされる本作は、大きな決意を胸に刻むヘスターの勇敢な冒険と、息をのむほどの雄大な世界観が圧巻の映像美で展開する。今回解禁される特報映像では、滑走する巨大都市が小さい都市を丸飲みするかのように、中に取り込む衝撃の瞬間が映し出されており、小さい都市からその様子を見据えるへスターの力強く鋭い眼差しが印象的。そして短い映像ながらも、壮大な世界観とピーター・ジャクソンが手掛ける新たな冒険物語に期待が高まる映像に仕上がっている。主人公の少女へスターに抜擢されたのは、『アンナ・カレーニナ』(’12)でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などで活躍をみせるアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。2015年には、過去にレイチェル・ワイズやキャリー・マリガン、アリシア・ヴィキャンデルなども受賞したベルリン国際映画祭「シューティング・スター賞」にも選ばれた注目株。また、へスターとともに壮大な戦いへと身を投じる青年トムを、俳優として『シャドウハンター』『ムーン・ウォーカーズ』やドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」に出演するほか、プロデューサーとしても活躍し、多彩な才能を発揮しているアイルランド俳優ロバート・シーハンが務め、物語に新鮮さと深みを与えるフレッシュキャストが集結。さらに、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングといった名キャスト陣が脇を固めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ1作目が公開された2000年から、およそ20年の時を経たいま。世界中を誰も見たことがない冒険の世界に誘ってきたピーター・ジャクソンと長編初監督となるクリスチャン・リバースにより、さらなる進化を遂げた映像体験が観客を魅了することになりそうだ。『モータル・エンジン』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日キャス キッドソン(Cath Kidston)が、ディズニー「ピーター・パン」コレクションを2017年9月22日(金)より全国のキャス キッドソン 直営店、公式オンラインストアにて発売する。主人公はピーター・パン、ロスト・ボーイズ、ダーリング家の3人の子供達キャス キッドソンは、「ピーター・パン」コレクション制作にあたり、1953年製作のディズニーアニメーションをくまなく調べ、劇中からインスピレーションを得た9つのデザインを考案した。ファッションウェア、バッグ、カトラリー、そしてキッズ&ベビーアイテムに落とし込まれたプリントは、ティンカー・ベル、ロスト・ボーイズ、ダーリング家の3人の子供達と「ピーター・パン」に登場するキャラクターたちを主人公にしている。ボタンスポットから顔を出す「Peter Pan Button Spot」キャス キッドソンのアイコンである「ボタンスポット」。ディズニーアニメーション「ピーター・パン」から登場するのは、いたずら好きな妖精ティンカー・ベルだ。真夜中を思わせる深い青色をベースに、スポットライトの下でかわいいポーズをとるティンカー・ベルの姿が映し出される。ラインナップは、ドレスからウォレット、 iPhone 7 ケースまでバリエーション豊富。どれも手にするだけで気分が上がるポップなデザインに仕上がっている。アニメの名シーンが蘇る「Midnight Placement」ピーター・パンとティンカー・ベル、そしてダーリング家の子供達が、星空と月を背景に連なって登場するシーンは、オリジナルアニメーションでも印象的な一コマ。夜空にディズニーのキャラクターたちが描かれたプリントは、思わず冒険に出たくなるほどワクワクする仕上がり。「ピーター・パン」コレクションからは、マグ、トートバッグ、ノートなどがこのデザインで提案される。ロンドンが舞台「Peter Pan in London」キャス キッドソンと「ピーター・パン」に共通するのは、どちらの物語もロンドンから始まっていること。キャス キッドソンのクラシックなロンドンプリントに、ディズニーのオリジナルイラストレーションを融合させたこのプリントデザインは、ホームウェアやバッグになって展開される。【アイテム詳細】Disney×CathKidston「ピーター・パン」コレクション発売日:2017年9月22日(金)取扱店舗:全国のキャス キッドソン 直営店、公式オンラインストア【問い合わせ先】キャス キッドソン ジャパン 株式会社 カスタマーサービスTEL:03-4579-3219(平日AM10:00〜PM17:00)
2017年08月27日初演から37年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』の記者会見が、6月29日、都内にて開かれ、演出の藤田俊太郎と主要キャストが登壇した。10代目ピーターパンに抜擢されたのは、若干13歳の新星、吉柳咲良。さらに共演者の鶴見辰吾、神田沙也加、石井正則、宮澤佐江、入絵加奈子、久保田磨希が顔をそろえ、華やかな舞台衣裳も披露した。ミュージカル『ピーターパン』チケット情報会見の冒頭を飾ったのは、ピーターが歌う、本作を代表するミュージカル・ナンバー「アイム・フライング」。吉柳ののびやかで力強い歌声に、抽選で招待された一般オーディエンスからも大きな拍手が送られた。演出の藤田は、読売演劇大賞優秀演出家賞に輝くなど、年々その評価を高めている若手注目株。「演出家として『ピーターパン』を手がけることは夢でした」と切り出すと、「ファンタジーでありつつきちんと現代性のある作品をつくりたい」と現段階のビジョンを明かした。近ごろ将棋界やスポーツ界など中学生の活躍が目覚ましいが、演劇界における期待の星がこの吉柳。「13歳の今の自分にしかできないピーターを演じたい」としっかりとした口調で語ると、9年ぶりにフック船長役にカムバックした鶴見も、「52歳にしかできないフック船長を演じたい」と続き、会場の笑いを誘った。鶴見と同じく『ピーターパン』の世界に戻ってきたのは神田。6年ぶりのウェンディ役に、「とても思い入れのある役であり作品なので、新たな装いのもとでまたやらせていただけるのはすごく嬉しいです」と顔をほころばせる。また誇り高きインディアンの酋長の娘、タイガー・リリーを演じるのは宮澤。「こんなに短いスカートはアイドル時代にも履いたことがない」と照れつつも、「タイガー・リリーの凛々しい部分、強気な部分がカッコよかったと伝わるよう、役になりきって頑張りたい」と力強く語った。さらに石井、入江、久保田といったベテラン陣が、しっかりと脇を固める藤田演出版の『ピーターパン』。なかでも久保田演じるライザの存在は、このリニューアルのキーパーソンとなりそうだ。というのもライザは、現実世界であるダーリング邸とネバーランドを行き来できる唯一の大人という設定。藤田は「ライザがふたつの世界の架け橋になるんじゃないか。それが今回の演出の第一歩になっています」と話した。子供はもちろん、大人も楽しめる本格ミュージカル。今回はどんな新しい冒険を見せてくれるのか。夏の開演が待ち遠しい。ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は7月24日(月)から8月3日(木)まで東京国際フォーラム ホールCにて上演。取材・文:野上瑠美子
2017年06月30日日本で37年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。今年は、吉柳咲良の10代目ピーターパンが誕生し、注目の若手演出家・藤田俊太郎が演出に初挑戦と、新たな『ピーターパン』が誕生する。そんなか、6年ぶりにウェンディとして戻ってくるのが神田沙也加。新たな座組で演じる神田に話を聞いた。【チケット情報はこちら】2009年から3年間、ウェンディを演じてきた神田。抜擢には「すごくビックリして。『年齢設定がだいぶ離れてますけど大丈夫ですか?』って正直に聞きました」と笑う。けれど実は待ち望んでいたカムバック。「私、ジンクスがあって。もう一度出たい作品は観に行かないんです」と観なかったそう。「だからとても嬉しいです!」。6年ぶりに演じるにあたり「やっぱりそこは前回のトレースでは絶対にダメですよね。前回はやさしい、かわいい、あまーいっていう部分を打ち出したのに対し、今回はピーターパンと対峙したときの心境の変化だったり、ネバーランドに無邪気に憧れた後にくる例えば不安感だったりとか、そういう内面的な部分をもう少し見せられるようにしていけたらいいかなって。子供はもちろんですが、大人のお客様にも、ウェンディは今こう思ってるんだなっていうのをキャッチしていただけるような演じ方ができたらいいなと思っています」。子供も観られるファミリーミュージカル。実は神田にとっても生まれて初めて観たミュージカルだ。「お子様のお客様も多いから、思ったことをその場で口にしてくれたりするんですよ(笑)。そこで『そう観てくれるんだ』っていう発見もあったりして。みんなの表情からも“今こういう感情で観てるんだな”っていうのが伝わってくる。多分、気を使って笑ったりしないじゃないですか。面白いから笑うし、悲しいから黙っちゃったり、戦わなきゃいけないところは応援してくれたりして。だからお子様に観てもらえる作品って大好きです」。10代目ピーターパンの吉柳について「『私が審査員でも選ぶだろうな』ってくらい(笑)。中性的な魅力があって、フレッシュで、普通の服を着ていてもピーターパンでした」。先輩として教えることは?と聞くと「いやいや!」と謙遜するが、今作が吉柳の初舞台であることについては「初舞台というものが役者さんにとってどれだけ大事かっていうのはわかっているので、絶対に『楽しかった』って思わせてあげられる相手役でありたいと思っています。ずっとこの世界で活躍していっていただくためにも、最高の初舞台のお手伝いができれば」とやさしく語った。そんな新たな『ピーターパン』は7月24日(月)から8月3日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、6日(日)静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール、12日(土)・13日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年05月29日4月21日(金)本日より自由劇場(港区・浜松町)にて上演されている劇団四季「ブラックコメディ」。この度、開幕を直前に控えた20日、公開舞台稽古が実施され、本番同様に緊張感溢れる中、舞台全体の最終チェックが入念に行われていた。ある日曜の夜、無名の若手彫刻家ブリンズリーは、婚約者のキャロルと一緒にアパートの部屋を華やかな骨董品で飾りつけていた。優美な椅子、精巧なランプ、上等な花瓶、値打ち物の仏像…実はこれらの骨董品は、旅行で留守にしている隣人、古美術商ハロルドのコレクション。彼に無断で持ち出し、さもブリンズリーの調度品のように装って2人の来客をもてなすという計画だった。客のひとりは、ブリンズリーの作品を見に訪ねてくる億万長者の美術蒐集家バンベルガー。彼に認められればブリンズリーの出世は間違いない。そして、もうひとりはキャロルの父親・メルケット大佐。娘のフィアンセにブリンズリーがふさわしい男なのか、品さだめにやってくるのだ。骨董品が大富豪の評価を受け、賞賛される姿をフィアンセの父親に見せることができれば、ブリンズリーは富も名声も、そして愛する女性も手に入れられるはずだったのだが…あろうことか、突然アパート全体が停電に!部屋には上階に住む女性、ミス・ファーニヴァル、旅行中のはずのハロルド、さらにはブリンズリーの元恋人クレアまで現れて…。大混乱に陥り、暗闇で大慌てのブリンズリー。彼の運命やいかに――!?本作は、「エクウス(馬)」や「アマデウス」などの作品で名高い、昨年6月に逝去した英国劇作家ピーター・シェーファー作のスラップスティックコメディ。若き彫刻家が、美術コレクターの大富豪とフィアンセの父親を我が家に迎える大事な夜に、突然起こった停電。電気がついているシーンは舞台上が暗く、停電になると照明がついて明るくなる「明暗逆転」の手法で、停電中のパニックを見せる異色作だ。1965年にロンドンで初演され、以降パリ、ニューヨークでも上演し大ヒットとなった本作。劇団四季では1970年の初演以降、2006年に自由劇場で36年ぶりの再演を果たし、2008年までに東京のほか福岡、名古屋、京都で上演し、各地で好評を博した。今回本作で若き彫刻家ブリンズリー・ミラー役を演じる萩原隆匡は、「ブリンズリーは、婚約者の父との挨拶の直前、停電に直面します。そこに、元恋人が突如現れるという悪夢のような状況を、暗闇を明るく、光ある日常を暗闇に逆転させた斬新な演出でご覧いただきます」と本作について語り、「非日常空間に置かれた人間の行動の可笑しさとその本質を表出させていく、ピーター・シェーファーの極上のドタバタコメディをぜひお楽しみください」とメッセージを寄せた。劇団四季「ブラックコメディ」は4月21日(金)~5月14日(日)自由劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2017年04月21日俳優のジャック・ニコルソン(79)が60年間の俳優人生に終止符を打ったようだ。『イージー・ライダー』の共演者であったピーター・フォンダは、『シャイニング』などで知られるジャックが俳優業を引退したのだと話している。ピーターは、ロサンゼルスで行われた英国アカデミー賞ティー・パーティーの会場でザ・サン紙に対し、「彼は事実上、俳優業を引退していると思うよ。彼についていろいろと言うつもりはないけど、たくさんの仕事をこなしてきたし、お金もしっかりと稼いできたからね」と告白。「時に人は誰も知らない理由を持っているものなんだよ。それが何か僕に聞く権利もないよ。僕は彼のことをジョニー・ホップと呼んでいるんだけど、彼に電話して『やあ、ジョニー、何してるの?』『ご機嫌はいかが?』なんて聞いたりはしないよ」と語った。ジャックはこれまでにアカデミー賞で12回のノミネート経験と3度の授賞歴を持つ。さらに、ジャックの映画界での功績を称えられ、1999年に受賞したセシル・B・デミル特別功労賞を含む7つのゴールデン・グローブ賞に輝いている。ジャックは以前、年を取るにつれて自身の演技に磨きがかかってきていると語っていたことがあるが、その一方で人々から「リンカーン記念像」のようにあがめられたくないため、脚光を浴びるのが好きではないとも話していた。(C)BANG Media International
2017年01月18日『ハリー・ポッター』シリーズでピーター・ペティグリューを演じたティモシー・スポールが、ヴェネツィア映画祭に参加。以前と全く違う姿が話題となっている。あの小太りなワームテールことピーター・ペティグリューの姿を再び見られるチャンスは、おそらくないであろう。具体的な数字はわからないが、大幅な減量に成功した様子のティモシー。2年前のカンヌ映画祭に出席した際の彼の写真と比べると、まるで別人のようだ。(しかし、なぜかネクタイだけは変わらない…)「People」誌によると、ティモシーの息子で俳優のレイフも、最近大幅な減量に成功したという。レイフは3年ほど前に「父に、太るのはスポール家の遺伝子だと言われた」と語っていた。ティモシーも2年前に「私は大食漢だった。食べ物が大好きだった。いや、いまも好きだ。私の中には食べることをストップしてくれる“何か”がないんだよ」と止まらない食欲についての悩みを明かしていたが、親子そろって食生活の改善と健康の増進に成功か。ティモシーは1996年に急性骨髄性白血病と診断されたが、見事克服。『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『英国王のスピーチ』などに出演、国際的な俳優として活躍している。(Hiromi Kaku)
2016年09月09日タレントのピーターが24日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~12:55)に生出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子と電話で話したことを明かし、「すごくショックを受けている」と様子を伝えた。ピーターは「高畑淳子さんすごく親友なので、びっくりして…」と話し出し、「裕太のことも小学校のときから知っているので、まさかこのバカ野郎って思った」と厳しい表情。高畑淳子にLINEをしたそうで、「パニクッているだろうからかかってこないだろうと思ったんだけど返事が来たので、夜になって心配で電話した」と電話もかけたと話した。そして、「本人はまだ何も情報が入ってこないで、先にマスコミで情報が流れちゃったんで、どうしていいかわからないと。会わせてもくれないと」と、電話でのやりとりを説明。「たぶん今頃、11時半ごろかな、会いには行けてると思うんです。それからいろんなことをみなさんに発表しないといけないということは言っていました」と語った。さらに、「すごくショックを受けているみたいで…長男ですしね」と高畑の様子を明かし、「生まれっ放しみたいな子なので、もうちょっと大人に早くなってほしかった」と悔やんでいた。
2016年08月24日黒柳徹子のライフワークといえば、『徹子の部屋』(テレビ朝日)を思い浮かべる人も多いだろう。しかし彼女にはもうひとつ、半生をかけて取り組んでいる仕事がある。それが舞台「海外コメディ・シリーズ」だ。1989年にスタートし、およそ年に1度のペースで公演が重ねられてきたこのシリーズは、この10月でなんと第30弾となる。記念すべき30回めに選ばれた演目は、第1回に上演された『レティスとラベッジ』。舞台『レティスとラベッジ』チケット情報1989年の初演、2000年の再演に続いて、16年ぶりの再々演となる今回、黒柳の相手役を務めるのは麻実れい。「麻実さんはぱっと見で私とぜんぜん違うでしょう? 役の上では私のレティスという役がいい加減で、麻実さんが演じるロッテが冷静。その違いがぱっと見でわかるから、きっといいコンビになれるんじゃないかしら」型破りな案内をする観光ガイド・レティスと、彼女にクビを宣告するカタブツのロッテ。ふたりの女性の会話によって物語は進んでゆく。「レティスって、脚本家のピーター・シェーファーさんがわたしを見て書いたんじゃないかしらっていうくらい実際のわたしに似た役なの。だからすごく面白く観ていただけるんじゃないかなと思います」黒柳が長年大切にしてきたこのシリーズは、昭和を代表する劇作家、飯沢匡の発案だったという。「飯沢先生がね、『黒柳くんはちょっとふつうの日本の家にはいない感じがするので、君は洋ものをやりなさい』って。私が演じてみると、どうもみなさん、外国の作品を観るときの身構えた気持ちがいらないみたいなのね。それに『黒柳徹子が演じてる』ってことも、だんだん忘れてしまうんですって。みなさん、きっと想像と違うものが観られると思いますから、テレビの黒柳徹子しか知らない方にもぜひ観に来ていただきたいですね」その飯沢の死後、1996年からほぼすべての作品で演出を務めた高橋昌也も、2年前に他界。しかし演出家の欄には今回も高橋の名前が残されている。「昌也さんったら、何回もしつっこく同じことを言うんですよ。どんなことを言ったかは私、ぜーんぶ台本に書いてあるの。今回もそのとおりにやりますから、名前もそのまま。だって、完璧なものを直す必要はないでしょ? もっとじょうずにやるようにという努力はしますけれど、演出を変えるつもりはないんです」演出家の言葉がびっしりと書き込まれた20数作品の台本は、彼女のおおきな財産だ。「わたし、100歳まで舞台を続けられるだけの宝物を持っているのね。だからちゃんと舞台を続けられるように、いまだに毎日寝る前にスクワット50回をやってるのよ」そういたずらっぽく笑う黒柳徹子。彼女なら本当に100歳まで舞台に立つ姿を私たちに見せてくれるのかもしれない。公演は10月1日(土)から東京・EX THEATER ROPPONGI、10月20日(木)から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を7月21日(木)午前11時まで受付中。取材・文/釣木文恵
2016年07月20日今年で36年目となる、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。7月9日、明治神宮球場にて行われた「東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ」の始球式にピーターパン役の唯月ふうかが登場した。【チケット情報はこちら】当日は選手も含め、球場に集まった東京ヤクルトスワローズファンのほとんどが緑のユニホームを着用。全体がピーターパン色に染まる中、グラウンドに現れたのは衣装を身にまとった唯月とウェンディ役の入来茉里、片山陽加らだ。可愛らしい姿に球場からは「ピーターパン!」「可愛い!」と声援がとぶ。それに応えるように唯月ふうかは笑顔で「いばろうぜ」を歌い出した。「クックーククッ!」の歌詞に合わせて踊るピーターパン達の姿に、球場からは思わず笑みが溢れる。歌唱披露が終わり、いよいよ始球式だ。マウンドに立ち、ぐんっと勢い良く振りかぶって放たれたボールは、ワンバウンドながらもまっすぐバッターボックスへ。キャッチャーが無事にボールを受け取ると、ほっとした表情を浮かべた唯月。球場からは大きな拍手が起こった。始球式終了後、つば九郎と唯月が並んでの会見が始まった。記者から始球式の感想を聞かれると、「あっという間であまり覚えていないが、なんとかキャッチャーの方に届いて良かった」と語った。稽古場や公園で5日間ほど練習をしてきたと言う唯月に対して、つば九郎が持っていたスケッチブックに「甘い」とひと言、一同に笑いが起きた。「球技がとても苦手で、始球式が決まった際にはどうしようかと思ったが、ボールと友達になれて良かった」とピーターパンならではの受け答えに、4年目をむかえる余裕をも感じた。始球式前のパフォーマンスに関しては、「ピーターパンの歌をまさか球場で歌えると思っていなかったので戸惑いがあったが、球場全体が盛り上がってくれて良かった」と笑顔。パフォーマンスと始球式、どちらが緊張したかと聞かれると、衣装での投球が困難だったこともあり始球式と即答するも、ボールが緑色に塗られていたり、グローブに葉が描かれていたりと至るところにピーターパンらしさが散りばめられていることに、パワーがもらえたと元気よく答えた。きっと球場にいた子供や大人たちも、見事に始球式を終えた唯月からパワーをもらったに違いない。本公演は7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。
2016年07月11日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督と、スティーヴン・スピルバーグ監督が秘密のプロジェクトを進行中だという。ジャクソン監督とスピルバーグ監督は2011年に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を共同製作した仲であり、『タンタン』シリーズ2作目はジャクソン監督がメガホンを取ることが発表されていた。しかし1作目からすでに5年が経過しているが一向に続編製作の進み具合が聞こえてこない。「TimesOut」がスピルバーグ監督に話を聞いたところ、「ピーターはここ数年『ホビット』シリーズで忙しかったから『タンタン』からは遠ざかっていたね。それに、彼は私の製作会社でもう1本の映画を作っているんだ。誰も知らない秘密の映画だよ。それが終わったら『タンタン』に着手するだろう」と密かに1本の映画が製作進行中であることを明らかにした。また、『タンタン』2作目に関しては、まだ公開日は決定していないとのことだが、タイトルは「The Adventures of Tintin: Prisoners of the Sun」(原題)に決まっており、脚本は出来上がっているそうだ。スピルバーグ監督は、「ピーターは私の製作会社と『タンタン』シリーズを3作一緒に製作する契約を結んでいる。2作目は私がプロデューサーで彼が監督、3作目はまだ誰とは言えないけれど、新たに監督を選ぶつもりだ」と語っている。『タンタン』2作目よりも早く公開が見込まれる秘密の映画とは一体何なのか、情報解禁を乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年07月04日今年で36年目に突入する、夏のファンタジーミュージカル『ピーターパン』(演出・振付・上演台本/玉野和紀)が東京と大阪で上演される。現在、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務める高畑充希から、9代目ピーターパンとして16歳の時にバトンを受け継いだ唯月ふうか。「みんなのヒーローになりたい!」と、4年目のアツい夏が始まる。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報ある夜、ウェンディ、ジョン、マイケルの3姉弟は、ピーターパンと妖精のティンカーベルの導きで、永遠に子供でいられる「ネバーランド」を訪れる。四季が入り交じる不思議な島でインディアンらと存分に遊んだ3人。そろそろ家に帰ろうとした時、フック船長率いる海賊たちが現れる。なんと、ウェンディを自分たちの「お母さん」にしようというのだ。助けに来たピーターパンやインディアンのリリーを巻き込み、海賊船上で大乱闘が始まる。ピーターパンといえば、フライング。ウェンディらと夜空を旅したり、海賊との戦闘では宙を舞いながらのアクションも披露する。「妖精の粉を撒く昨年の客席フライングでは、3年目にしてようやく子供たちの表情を見られるまでになりました。歓声を上げながら舞い落ちる粉を待っているみんなの姿が嬉しくて、自分はピーターパンなんだなと改めて実感しました」座長として本番前には必ず円陣を組み、共演者らに言葉をかける。毎公演100%の喜怒哀楽を出し切るため、毎日の腹筋背筋も欠かさない。「観に来てくれる子供たちが本当にパワフルなので、そこから元気を貰いまた舞台に返せる、相乗効果がある。チームワークも万全で、出演者みんなが『ピーターパン大好き』と公演が終わる度に言うくらい。私も『もう終わりね』と言われるまで出演し続けたいとブログに書くほど、特別な思い入れのある作品です」今年は宿敵のフック船長役に吉野圭吾が初参戦。唯月にとって3人目のフック船長だ。「橋本じゅんさんには毎回のアドリブで対応力を鍛えられ、2番目の大貫勇輔さんには体格や力では敵わないので、声の大きさで勝とうと頑張っていました(笑)。吉野圭吾さんは面白い方と伺っているので、どんな仕上がりになるのか私も楽しみです」東京公演は7月24日(日)から8月3日(水)まで東京国際フォーラムホールC、大阪公演は8月17日(水)に梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。「子供から大人まで楽しめる作品です。劇場ではネバーランドの住人気分で、一緒にアツい夏を過ごしましょう!」取材・文:石橋法子
2016年06月21日レスポートサック(LeSportsac)は、ピーター・イェンセン(Peter Jensen)とのコラボレーションコレクション第2弾を2016年5月18日(水)より発売する。着目したのは、ベルギーの画家ルネ・マグリットからインスパイアされたシュールレアリズムとポップアート。2つの要素をミックスさせて、独創的なコレクションを完成させた。黒×白のボーダーの上に、ピーター・イェンセンのシグネチャーであるラビットをカラフルに描いた「ジェフリー(Jeffrey)」や、ハート柄をベースにラビットをあしらった「リチャード(Richard)」など、遊び心のあるプリントが揃う。夏のバケーションに最適なボストンバッグや、クロスボディとしても使用できるトートバッグなど大小さまざまなバッグが揃う。また、コンパクトながら収納力のあるポーチ「レクタンギュラー コスメティック」などの小物もラインナップする。【アイテム詳細】レスポートサック パートナーズ ウィズ ピーター・イェンセン フォー サマー 2016発売日:2016年5月18日(水)取り扱い:全国レスポートサック店舗及び、公式オンラインストア詳細URL:【問い合わせ先】レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333
2016年05月19日映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(公開中)で、ピーターパンの名前に隠された意味が明かされる本編映像がこのほど、公開された。本作は、孤児院で暮らしていた少年ピーターが、ピーターパンになるまでを描いた物語。母と再会するためネバーランドへと旅立ったピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを通して成長していく。公開された映像では、黒ひげの元から逃げ出したピーターとフックたちは、タイガー・リリーら先住民たちに、海賊と間違えて捕らえられてしまう。そのピンチを救ったのが、ピーターが母と分かれた時から肌身離さず身につけていたパンパイプのネックレス。ピーターがこのネックレスを持っていることを知った先住民の族長が「その少年はパンの印をつけていた」と2人を釈放する。また、フックの「"パン"って何だ?」という問いに、タイガー・リリーは「"最も勇敢な戦士"よ」と答える。本作では、少年ピーターが試練を乗り越え、ネバーランドを救う勇敢な戦士"パン"になれるのか、その冒険を描く。同映像では、若き日のフック船長とタイガー・リリーの淡い恋模様も描かれている。戦いの最中に、フックに「2人きりでお会いしたかった」と言われ、うれしそうにほほ笑むタイガー・リリー。芯の通った強い女性である彼女が一瞬見せる笑顔を捉えている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月14日