2017年7月7日(金)、8日(土)、9日(日)の3日間、ベルサール東京日本橋にて開催される「大江戸 Hawaii Festival 2017」。豪華ゲストによるステージや美味しいグルメなど、日本とハワイの魅力がたくさん詰まったお祭りにぜひ出かけてみませんか?「大江戸Hawaii Festival 2017」とは?今年で開催2回目となる大江戸Hawaii Festival 2017。もともと親交が深かったハワイと、より一層友好関係を築いていくことを目的に今年も開催されます!振り返れば日本とハワイの交流は1868年、日本人149人の渡航によって始まりました。現在では、多くの日本人が好きな海外観光地としてハワイの名前をあげるほど身近な場所となっています。大江戸Hawaii Festival 2017は、そんな日本とハワイの歴史や伝統文化を「見て」「聞いて」「感じて」「味わって」堪能することで、日本とハワイの魅力をさらに知ることができるでイベントとなっています。今年は開催期間が3日間に拡大され、豪華なゲストも登場し盛大に催されます!日本のことをさらに知りたい方、ハワイを感じてみたい方はぜひ足を運んでみてください。●フラ界のプリンセス「アリアナ・セイユ」が来日!見所の1つに、フラダンス界のプリンセスと称されるアリアナ・セイユさんが来日することが挙げられます。アリアナ・セイユさんは2009年にミス・ハワイUSAに選出され、それ以来ハワイ州観光局の大使として各国を訪問。大江戸Hawaii Festival 2017では、7月8(土)、9(日)に「Hawaian Stage」にてフラダンスを披露してくれる予定です。またそれ以外にも、今回のイベントアンバサダーであるKONISHIKIさん、ウクレレミュージシャンとして世界最高峰のハワイ大会にも招かれた高木ブーさん、ハワイアン・レゲエ界の大御所Sean Na'auao(ショーン・ナアウアオ)さんなどが登場します。●日本ステージも必見!ハワイのステージも見所満載ですが、日本ステージも必見です。剣舞、和太鼓、日本舞踊、エイサーなど、普段の生活ではあまりふれることの無い、これぞ日本!といった演芸を楽しむことができるでしょう。中でも見ものなのが、映画「KILL BILL」の殺陣指導も行ったことのある振付者、剱伎衆かむゐさんと、進撃の巨人などのアニメオリジナルサウンドでも活躍するシンガー、小林未郁さんとのコラボステージ。日本で観られるのは稀な世界レベルのステージが日本橋で繰り広げられます。またその他にも、迫力満点の和太鼓演奏が魅力の「和太鼓グループ 彩」や、ホノルルの姉妹都市でもある沖縄県から「琉神」によるエイサーなど、どれも見逃せないステージが目白押しです!●ハワイと日本の魅力が詰まった物販や食事も充実!様々なアーティストによるステージも必見ですが、忘れてはいけないのが物販や食事コーナー。日本とハワイの美味しいモノ、美しいモノを集めたエリアはブラブラするだけでも楽しめます。今回のイベントでは、ハワイアンジュエリーの老舗「フィリップ・リカード・ホノルル」の出店が決定しており、それに合わせてオーナー兼デザイナーのPHILIP氏も来日。さらにアロハシャツ専門店「Aloha Outlet」が、「TORI RICHARD(トリ・リチャード)」や「KAHALA(カハラ)」をはじめとするハワイを代表する人気ブランドを引っ提げて登場するのにも注目です。また食事が楽しめるフードエリアには、ハワイの老舗チョコレートブランド「ハワイアンホースト」で味わえるこだわりのソフトクリームやハワイのB級グルメスイーツの王様「マラサダ」など、スイーツ好きにはたまらないラインナップが用意してあります。もちろん日本も負けていません。日本橋の老舗洋食屋「たいめいけん」のハヤシライスや、「八重洲とよだ」のフライ盛り合わせなどそうそうたる顔ぶれが集結。この機会に、日本とハワイのグルメ両方を堪能してみてはいかがでしょう?■イベント詳細名称:大江戸Hawaii Festival 2017開催場所:ベルサール東京日本橋 (東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワーB2、B1、1F)開催日程:2017年7月7日(金)15:00~21:002017年7月8日(土)10:00~18:002017年7月9日(日)10:00~18:00入場料金:1日券1,000円(1,000円相当のお土産あり)公式サイト:アクセス:「日本橋駅」B6出口直結、メトロリンク日本橋(無料巡回バス)「日本橋二丁目」下車。そこから徒歩約1分。
2017年06月02日話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、初夏の「ニューオープンスイーツ店」対決だ! ■東京駅「ニューヨークパーフェクトチーズ」 最初は東京駅構内の南通路エリアにオープンした「ニューヨークパーフェクトチーズ」。世界で活躍する3人のチーズのスペシャリスト(元ホワイトハウスペイストリーシェフ、世界一のフロマジェ、フランス最高峰のチーズ職人)が監修したチーズ菓子専門店だ。 商品は3つあり、人気はデンマーク産のチェダーチーズとゴーダチーズが入った「ニューヨークパーフェクトチーズ」(5個・775円)。チーズの深みが堪能できる逸品。「チーズエスカルゴ」(4個・878円)は、チーズのみならずラムの風味が楽しめる大人の味。「メープルチーズ」(5個・775円)は真ん中にメープルが入ったひと口サイズでお手軽。 どれも話題のお土産として喜ばれること間違いなしだ! ■GINZA SIX「フィリップコンティチーニ」 次は話題の商業施設・ギンザシックスにある「フィリップコンティチーニ」。フランスのシェフ、そしてパティシエの巨匠として有名なフィリップ・コンティチーニ氏のブティック&カフェが日本初上陸! めた坊がテークアウトしたのは、注目スイーツの「クイニータタン」(486円)。クイニーアマンとタルトのハイブリッドスイーツで、カラメルがコーティングされてあり、煮詰めたりんごがたっぷり入っている。カラメルの食感と絶妙な甘さのりんごが楽しめ、ペロリと平らげてしまった。 「いちごのタルト」(810円)はバターとカスタードの風味。ひと口サイズの「クラックネ」(1個・303円)は、口に入れたときの食感とチョコレートの濃厚さが特徴のぜいたくスイーツを楽しめた! 【めた坊ジャッジ】お値段以上のおいしい甘さを存分に堪能できた。今回は、両社とも甲乙付けがたく、引き分けだ!
2017年05月22日主演のイザベル・ユペールが、第89回アカデミー賞に初ノミネートされ、第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞するなど、賞レースを席巻した『エルELLE』が、8月に日本公開。このたび、劇場版予告よりも、さらに刺激的なWEB限定予告とポスタービジュアルが解禁となった。新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、猫と暮らす瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、留守中に誰かが侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲にいる男たちを怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった――。フランスの至宝とされるイザベルと、『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督がタッグを組み、『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』の原作者フィリップ・ディジャンによる小説を映画化した異色のサスペンス。さまざまなドラマを生んだ本年度の賞レースで、ひときわ異彩を放ちながらも、125ノミネート64受賞(4月13日時点)と驚異的な数の賞をさらっている。フランスの大女優にして、年を重ねる度に活躍の幅を広げ、常に新しい顔を見せてくれるイザベルは、ハリウッドのA級女優たちが断り続けたこの難役をぜひ自分で撮ってほしいと立候補して勝ち取ったという。第42回セザール賞では作品賞と主演女優賞をW受賞、第74回ゴールデン・グローブ賞でもドラマ部門・主演女優賞と外国語映画賞のW受賞となり、イザベルはアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートを果たした。ジャン・リュック=ゴダール、クロード・シャブロル、ミヒャエル・ハネケをはじめとする錚々たる巨匠たちと仕事を重ねてきたイザベルの長い女優キャリアの中でも、「最高峰の素晴らしい演技」と絶賛されている。解禁されたWEB限定予告では、ゲーム会社の女社長で妖艶な魅力を放つミシェルが、自宅で覆面の男に突然襲われる衝撃的なシーンから幕を開ける。だが、その事件を契機に彼女を取り巻く人々――別れた夫や現在の恋人、会社の部下、家族のある隣人、そして母親、さらにはミシェル自身の壮絶な過去と恐るべき本性が明らかになっていく。成功を収めた大人の女性としての気品に満ちながらも、「一番危険なのは君だ」という言葉と不敵な笑みを浮かべるユペールに、“変態的”という本作の唯一無二な魅力を感じられる映像となっている。刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合った、異色のサスペンスを見逃さないで。『エルELLE』は8月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日207年4月20日、銀座エリア最大の商業施設「GIZA SIX」がオープンします。上質な空間にプレミアムなサービスを誇る「GINZA SIX」には、こだわりのショップが大集合。今回は、手土産にピッタリの注目スイーツをご紹介します!日本初上陸!PHILIPPE CONTICINI(フィリップ・コンティチーニ)●フィリップ・コンティチーニ初のブティック&カフェフランスのデザート業界とガストロノミー業界の巨匠である、フィリップ・コンティチーニ初のブティック&カフェが登場。こちらは日本では初めての店舗とあって、大注目です。注目の商品は、フランスのの伝統菓子「クイニ―・アマン」と「タルトタタン」をかけ合わせた、「クイニー・タタン」。バターと砂糖で煮詰めたりんごをバターたっぷりのブリオッシュフィユテで包み、カラメルでコーティングした逸品です。●広いブティックに、ライブ感あふれるカウンター焼き菓子から生ケーキまで扱うブティックには、上品なスイーツがずらりと並びます。シンプルな箱にはいった可愛らしいフォルムの焼き菓子は、手みやげにも喜ばれること間違いなし。銀座にしかないカフェカウンターでは、できたてスイーツをいただくことも。目の前でデセールを仕上げてもらえます。グラスデザート「ヴェリーヌパフェ」や「ゴーフル」が提供されるので、ここだけのお味を楽しみましょう。新業態や都内初出店の店舗もチェックしよう!●ISHIYA GINZA(イシヤ ギンザ)北海道銘菓「白い恋人」でおなじみの、石屋製菓の直営店が道外初オープン。北海道素材を使用した5種類のスイーツが販売されます。様々な味わいのチョコレートを色とりどりのラング・ド・シャでサンドしたお菓子「Saqu(サク)LANGUE DE CHAT」は、可愛らしいパッケージにサクサクした口当たりがたまりません。北海道産のクリームチーズの旨味を活かした、口溶けの良いチーズケーキ。チーズ、牛乳、バターなど主な素材は北海道産にこだわった、正統派の味わいです。白い恋人の取り扱いはありませんが、北海道産の素材にこだわったスイーツが勢揃い。手土産の新しい定番になりそうな予感です。●HONMIDO銘菓・萩の月でおなじみの、菓匠三全の新しいブランド「HONMIDO」。和菓子と洋菓子のジャンルを超えた、銀座生まれのスイーツです。看板商品は、淡く優しい食感の淡雪(卵白を泡立ててつくったもの)を2枚の薄いラング・ド・シャではさんだ「HONMIDO SAND(本実堂サンド)」です。フレーバーは、深煎りが香ばしいきな粉ラングと淡雪の繊細な味を楽しめる「きな粉」と、上品で香り高い抹茶ラングと淡雪のふくよかな味わいが特徴の「抹茶」の2種類。新感覚のスイーツながら、懐かしい味わいが絶妙な一品です。●綾farm日本初となる国産果実の生ドライフルーツ専門店も見逃せません。旬の果実のみを使用した、こだわりの商品が提供されます。色鮮やかなドライフルーツが、ショーケースにずらり!一口噛んでみると…じゅわっと果汁があふれてきます。まるで上生菓子のような味わいにびっくりするはずです。●PAPABUBBLE(パパブブレ)職人が丁寧につくる、キャンディ、キャメル、グミ、マシュマロ、チョコレート、タフィーなど、様々なコンフィズリーが提供される「PAPABUBBLE」。店内はシンプルで、和の趣ある空間です。奥のカウンターでは、実際にコンフィズリーを作っている様子も見られます。繊細な風合いが魅力のパッケージは、すべて手作業でつくられたもの。お菓子を食べたあとも、小物入れとして使えるパッケージが揃っています。お祝いなどにも喜ばれそうですね。●Viennoiserie JEAN FRANCOIS(ヴィエノワズリー ジャンフランソワ)フランス国家最優秀職人章シェフの、ジャン・フランソワルメルシエ氏が監修したベーカリーがこちら。店内には、ワクワクするようなパンの山が!卵やバターをリッチに使った味わいの菓子パン・ヴィエノワズリーが常時30種類揃います。パリパリのクロワッサンや、ふんわりしたブリオッシュなど、こだわりの味わいをどうぞ。●パティスリー パブロフ横浜元町に本店を構える、話題のパウンドケーキ専門店が都内に初出店。ショーケースを見ているだけでうっとりしてしまう、女子にはたまらない贅沢スイーツです。素材にこだわり、フレッシュフルーツやクリーム、バラの花びらなどで飾られた新感覚の味わいは、これまでのパウンドケーキのイメージが大きく変わるはず。定番の生パウンドケーキの他にも、GINZA SIXだけの限定商品も販売されます。通常よりも少しふんわり焼きあがった、メープル風味の生地がたまらない「クレームフリュイ」は是非ともチェックしたい一品です。●くろぎ茶々本物の和食を味わえる「くろぎ」と、京都のお茶の老舗・福寿園がコラボレーション。こだわりの素材にシェフの技が融合した和菓子やお茶が販売されます。2層の色合いが美しい、葛羹とクリームチーズをあわせた和菓子「常葉」。上品な木箱にはいっているので、おもたせにもピッタリです。物販コーナーの隣には、小さなイートインスペースも完備。のれんをくぐって店内に足を踏み入れれば、癒しの空間が広がります。ここでは、過去にランチで提供されていた人気メニュー・鯛茶漬けを味わえるので、密かな人気スポットになりそう。ほっと一息つきたいときに立ち寄ってはいかがでしょうか。●パティスリー銀座千疋屋千疋屋の中でも最大のバリエーションを誇る、新業態の店舗が登場します。マルシェをコンセプトに、鮮度の高いフルーツを使用したスイーツがずらりと並びます。季節に合わせてメニューが変わるので、旬の味覚を味わいましょう。人気のフルーツサンドの新商品も発売されます。コロンと丸いフォルムに、可愛らしいデコレーションがとても素敵。食べるのがもったいなくなってしまいそうですね。●St.Cousair wine&grocery(サンクゼール ワインアンドグロッサリー)まるで森の中にはいりこんだような、自然味あふれる店内が特徴のグロッサリーストアも気になるところ。オーガニックや旬のフルーツを手作りで加工した商品など、自然とグロッサリーが融合したライフスタイルが提案されています。店内にはワインをいただけるバーも併設。素材の味わいがダイレクトに感じられる食材がずらっと並ぶ店内は、歩いているだけでも楽しくなってしまいます。都内初出店のものや新業態のものなど、気になる商品が目白押しです。とっておきのスイーツをお土産にすれば、喜ばれること間違いありませんね。明日オープンするGINZA SIXに、足を運んでみてはいかがでしょうか。日本初上陸の店舗はこちら!気になるアートはこちら!店舗概要名称:GINZA SIX(ギンザシックス)住所:東京都中央区銀座6-10-1オープン日:2017年4月20日(木)営業時間:ショップ・カフェ(地下2階~5階)10:30~20:30、レストラン(6階、13階)11:00~23:30問い合わせ:03-6891-3390(GINZA SIX総合インフォメーション・受付時間 10:30 ~20:30)※2017年4月20日より公式サイト:
2017年04月19日銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が、2017年4月20日(木)東京・銀座六丁目10番街区にオープンする。ファッションブランド、ビューティーブランドが数多く軒を連ね、銀座 蔦屋書店も登場する「ギンザ シックス(GINZA SIX)」であるが、フードゾーンにも多数の注目ショップが集まっている。日本初上陸グルメはもちろん、パパブブレ・銀座千疋屋といった人気スイーツ店の新業態なども揃っている。今回は「ギンザ シックス」内フードゾーンの注目ショップを紹介する。日本初上陸ソルトグリル アンド タパスバー バイ ルーク・マンガンオーストラリアのスターシェフ、ルーク・マンガンが手掛ける、グリル&タパス料理「ソルトグリル アンド タパスバー バイ ルーク・マンガン」が日本上陸。国内1号店では、ここでしか味わうことのできない希少価値の高いオーストラリア産プレミアムビーフを思う存分楽しめる。JOE’SCAFEイギリスブランド・ジョゼフ(Joseph)のカフェ「JOE’SCAFE」も日本へ。店内には、紅茶やコーヒーと相性の良いメニューが揃っている。オープンを記念して登場するスコーン、パウンドケーキ、マドレーヌなど焼き菓子をセレクトして楽しめる「TEA SWEETS SET」も注目。フランボワーズフランス・パリ発のクレープガレット専門店「フランボワーズ」の1号店が「ギンザ シックス」にオープン。ヤギのチーズとリンゴを合わせたそば粉のガレットは、新店のためにパリで考案された限定メニューだ。新業態ヴィエノワズリー ジャン・フランソワブーランジェリー&カフェ「ジャン・フランソワ」からは、卵やバター、牛乳、砂糖を使用した菓子パン「ヴィエノワズリー」に特化した新店が。工房一体型店舗なので作り置きではなく、常時30種類のヴィエノワズリーが焼き立てで提供される。パティスリー銀座千疋屋人気のフルーツショップがマルシェのような賑わい溢れるフルーツスイーツ専門店へ。取扱いメニューは最多のバリエーションを誇り、元祖フルーツサンドの伝統を踏襲した新サンドウィッチやフルーツたっぷりのゼリーが並ぶ。パパブブレキャンディショップ・パパブブレは、「世界一おもしろいお菓子やさん」のビジョンのもと、マシュマロ、グミ、キャラメル、チョコレート、タフィーなど多数の砂糖菓子を揃え、新業態で新しいコンフィズリーの世界を作り上げる。セブンティ トゥディグリース ジューサリー プラス カフェ バイ ディヴィット マイヤーズミシュランスターシェフのデイヴィッド・マイヤーズによる、新業態カフェがギンザ シックスに。スーパーフードを使用したスムージーや、フルーツたっぷりのオープンサンドなど、ヘルシーなメニューが揃っている。都内初中村藤吉本店京都・宇治市の老舗銘茶店「中村藤吉本店」が関東初出店。「ギンザ シックス」店では、日本茶とその魅力を活かしたスイーツや食事が提供される。白玉や小豆などを何層にも重ねた「まるとパフェ[抹茶]」や豊かなほうじ茶の香りを集めたオリジナルパフェ「まるとパフェ[ほうじ茶]」、さらに限定メニュー「別製まるとパフェ」も銀座の街で味わうことができる。ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュフランス・パリ発のブーランジュリー「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」関東第1号店では、看板商品の「バゲットモンジュ」をはじめ、りんごタルト「タルトレット・オ・ポム」や、伝統商品に現代風アレンジを加えた限定商品など約70品を展開する。辻利銀座店京都で人気の『辻利』が関東初出店。辻利銀座店(つじリぎんざみせ)のメインとなるのは、高級抹茶を通常の2倍量使用した「辻利ソフト濃い茶」と、抹茶・ホワイトチョコの濃厚な生地を低温でじっくり焼き上げた「辻利京濃い茶テリーヌ」。どちらもここでしか購入できない逸品だ。イシヤ ギンザ白い恋人の石屋製菓は、道外初の直営店「イシヤ ギンザ」を「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内に設ける。「白い恋人」の代わり、「サク ラング・ド・シャ」や「パリ パイ」など5つの看板メニューが登場予定だ。施設詳細ギンザ シックス(GINZA SIX)オープン日:2017年4月20日(木)エリア:東京・銀座六丁目10番街区<フードショップ一例>6階 アート、ブック&カフェ/レストランソルトグリルアンドタパスバー バイ ルーク・マンガン、ジャスミン 和心漢菜、イル カディナーレ、だるまきわ味、焼肉山水、銀座 真田、テッパンヤキ 10 ギンザ、タマリンド、ビストロオザミ、スターバックス コーヒー 銀座 蔦屋書店、グリル&ハブ ザ・ニックストック、ギンザ フードホール、フォンド348フィッシュバー13階 バンケット&レストランザ・グランギンザ、つきじ鈴富、ロム デュタン バー ア・ニュ、旬熟成 ギンザ グリル、銀六、てんぷら山の上ギンザ、グラン クリュ カフェ ギンザ地上2階 食物販いまでや、オリジンヌ・カカオ、フィリップ・コンティチーニ、ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ、ヴィエノワズリー ジャン・フランソワ、銀座 平翠軒、ベッシュマン アンド バートン、10 ファクトリー、パパブブレ、パティスリー銀座千疋屋、パレタス、はちみつ専門店ラベイユ、銀座 千年こうじや、発酵酢屋 庄分酢、クゲヌマ シミズ、綾ファーム、辻利、菓子匠 末広庵、カフェ・ユーロップ、イシヤ ギンザ、ぎんざ 鏡花水月、甚五郎、ホンミドウ、ふふふあん by 半兵衛麩、南風農菓舎・デザートハウス、マーロウ、イグレックプリュス+、パティスリーパブロフ、ミート&グリーン 旬熟成、タカザワ イチハチマル、三山、荻野屋、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り、カフェエクスベルト、ワインショップ・エノテカ、ザ パイホール ロサンゼルス、サンクゼール ワインアンドグロッサリー
2017年04月17日ブティック&カフェ「フィリップ・コンティチーニ」が、2017年4月20日(木)、ギンザ シックスにオープンする。人気グルメが揃う、地下2階エリアに出店。フランスのデザート業界とガストロノミー業界の巨匠、フィリップ・コンティチーニが開く初のカフェ複合型ブティック。ブティックでは焼き菓子から生ケーキまで扱い、銀座にしかないカフェカウンターでは、目の前で仕上げるデザートを楽しめる。注目は、サクッとした食感が特徴の“クイニーアマン”と、煮詰めたリンゴをタルト生地で被せた“タルトタタン”の2つのフランス伝統菓子を掛け合わせた「クイニー・タタン」。バターと砂糖で煮詰めたりんごを、バターをたっぷり折り込んだブリオッシュで包み込み、さらに、それをカラメルでコーティングした。一度に2種類を楽しめるような、贅沢で新しい一品をぜひ試したい。【詳細】フィリップ・コンティチーニオープン日:2017年4月20日(木)住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 ギンザ シックス B2F営業時間:10:30~20:30(LO:19:30)価格帯:2,000円~4,000円座席数:13■クイニー・タタン 450円
2017年04月16日オーランド・ブルームと破局したケイティ・ペリーが、ライアン・フィリップと急接近しているとうわさが流れていたが、2人ともツイッター上で全面否定した。2人は先日、エルトン・ジョンの誕生パーティで親しげにしているのを目撃されていた。最初にツイートしたのはライアン。「僕はケイティ・ペリーとつき合っていない。彼女のことはほとんど知らない。僕の家の上空をヘリコプターで飛ぶのをやめてくれ。彼女はここにいない」と10日(現地時間)に書き込んだ。すると「それってケイティ・ペリーを地下室に隠してる人が言いそうなことだね」というリプライが来て、ライアンが「シー」とジョークで切り返した。すると、そこに割り込んできたのはなんとケイティ本人。「どうか私を地下室から出してください」とコメントをつけてライアンのつぶやきをリツイートした。そして、改めて「はじめまして。この騒ぎを気の毒に思うわ、ライアン。がんばって(笑)」とライアン宛てにツイートした。ウィットを効かせたツイートで交際のうわさを完全否定した2人。ライアンはその後、ケイティの「地下室から出して」ツイートに「やだね」とリプライをつけるなど、気が合いそう。これをきっかけに交際に発展する可能性もありそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月13日SABON(サボン)から、母の日に向けた「Mother’s Day Colletion 2017」が登場。2017年4月27日(木)より数量限定で全店で発売される。日ごろの感謝の気持ちを込めて母の日のプレゼントにはもちろん、ママである女性たちが自分自身へのプレゼントとしてもおすすめ。アーモンドの花に着想を得た香り母の日コレクションから登場するアイテムの香りは、アーモンドの花。なめらかで包まれるような感情を引き起こすアーモンドの花からインスピレーションを得た香りは、パウダリーで温かみがありながらもセンシュアル。人気アイテム3つが詰め合わされた豪華セット豪華なギフトセット「All About Almonds Set」には、シルキーボディミルク・ミルキーソープ・バターハンドクリームという、 SABONの大人気アイテム3つが詰め合わせに。全身を贅沢にケアできるようになっている。ソフトなミルキーソープは、クリーミーなテクスチャーが気持ち良く、アーモンドの香りが肌をリフレッシュさせて洗い上げるアイテム。またハンドクリームは手に優しく潤いを与え、手肌の状態を整え、栄養を与えて守ってくれる。お部屋に飾りたいサシェもソフトでデリケートな香りのピローが、お部屋に愛らしい香りと心地よさをもたらしてくれるセンティッド サシェも登場する。キャビネットや引き出しに、さりげなく香りをひそませたり、お部屋をフレッシュな雰囲気にしたい時にぴったりのアイテム。宝石&輝く羽を持つトンボをあしらったボックスデザインコレクションのギフトボックスは、キラキラした宝石とオーロラのように輝く羽を持つトンボをあしらったデザイン。旬の花をアレンジしてゆくように商品が詰め合わされ、贈り物を開いた瞬間に立ちのぼる香りはまるでブーケのよう。ギフトがもらえる、初の母の日ランチプラン母の日に向けて、SABON初となるランチプランを2017年5月14日(日)まで実施。銀座エリア アルジェント、表参道エリア 青山 星のなる木などの実施レストランでランチを食べた後には、「SABON Mother’s Day Collection」の柔らかなシルキー肌に導くボディ用トリートメントミルク、保湿効果の高いハンドクリーム、シルクのような肌を叶えるハンド用スクラブから、一つをプレゼント。日ごろの感謝の気持ちを込めて、お母さんと共にランチに出かけてみてはいかがだろう。【詳細】Mother’s Day Collection 2017<数量限定>発売日:2017年4月27日(木)取り扱い:SABON全店舗価格:・オールアバウト アーモンド セット 3,500円内容:バターハンドクリーム アーモンド 30ml、シルキーボディミルク アーモンド 30ml、ミルキーソープ アーモンド 30ml・ミルキーソープ アーモンド L/E 3,300円・バターハンドクリーム アーモンド L/E 2,400円・センティッド サシェ 1,600円※価格は全て税込■SABON母の日ランチプラン実施期間:2017年4月26日(木)~2017年5月14日(日)実施レストラン:銀座エリア アルジェント、表参道エリア 青山 星のなる木、六本木エリア ILBrio/六本木テラス フィリップ・ミル、自由が丘エリア CAFE DE ISIS、横浜エリア French Restaurant ESCALE YOKOHAMA/ホテルモントレ横浜※シルキー ボディ ミルク アーモンド、バターハンドクリーム アーモンド、ハンド スクラブの3種類の中からどれか一つ。※すべて30ml【問い合わせ先】SABON JapanTEL:0120-380-688
2017年03月30日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から夏に向けた、限定サマーフレグランス2種が2017年5月17日(水)より順次発売される。溢れる光、透明感、わくわくする心――。夏をイメージしたフレグランスは、まるで太陽が照らす青い海へといざなわれるような特別な芳香だ。エキゾチックフルーツ×フローラル、太陽降り注ぐ夏の香り「ロードゥ イッセイ サマーオードトワレ」は晴れやかでフェミニンな、フルーティーフローラル。エキゾチックなフルーツをアクセントとしている。トップノートはライチと酸味の強いグレープフルーツ。そのみずみずしさに、パッションフルーツとグァバの弾けるような香りが調和する。そんなエキゾチックにとろけた香りの中に、ほんのりアクアティックなフローラルノートが花開き、柔らかさと官能が生まれる。最後はウッディノートとまろやかなバニラが溶け合い、まるで太陽光に包まれたように徐々に温かく広がっていく。フルーツ×ウッディ、深みのあるスパイシーノート一方「ロードゥ イッセイ プールオム サマーオードトワレ」は、スパイシーなウッディフルーツ。トップノートは少し苦みのあるグレープフルーツとアロマティックなコリアンダーを配合。そこにみずみずしいキウイが溢れかえり、ミドルノートにはナツメグとパイナップルが香る。最後はベチバーや森林浴のようなサイプレスの力強いウッディノートが立ち上がり、香りに深みとハーモニーを与える。爽やかなパッケージの上で踊る文字毎年様々なゲストアーティストを迎え、生み出されるパッケージデザイン。今回はフランスのタイポグラファーであるフィリップ・アペロワ(Philippe Apeloig)とコラボレーションした。イッセイ ミヤケ パルファムの象徴であるボトルのシルエットを、輝く太陽をイメージしたものに変化。文字はまるで海原を進むヨットの白い帆のようにボトルの上を踊るデザインに。黄色に染められた「I」と「E」の文字もアクセントとなっている。【詳細】サマーフレグランス<限定新商品>発売日 / 取り扱い:・2017年5月17日(水)イッセイ ミヤケ 直営店、イッセイ ミヤケ取り扱い百貨店・2017年6月1日(水)ブルーベル・ジャパン 直営店価格:・ロードゥ イッセイ サマーオードトワレ 9,504円 100mL・ロードゥ イッセイ プールオム サマーオードトワレ 8,964円 125mL※価格は全て税込【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社TEL:03-5413-1070
2017年03月25日東京・六本木の複合商業施設「東京ミッドタウン」は3月30日で、開業10周年を迎える。これを機に、“JAPAN, THE BEAUTIFUL”を新たなテーマとして、記念イベントをはじめ、新規店舗のオープンやリニューアルオープンが展開される。開業から昨年末までの来街者数が延べ約2億9千万人を数えた「東京ミッドタウン」。10周年を迎えて、日本の美しい価値をよりいっそう深める街づくりを目指すにあたりロゴも一新された。3月17日(金)~5月28日(日)まで、ミッドタウン・ガーデンの芝生広場には、日本が世界に誇るシンボル“富士山”をモチーフにした、高さ約6m、幅約23mの屋外インスタレーション「江戸富士(EDO-FUJI)」が設置される。モニュメントの制作は、プラントハンターの西畠清順氏が担当し、データビジュアライズを使用した演出で「Rhizomatiks Architecture」、斬新なプロジェクションマッピングを使った演出で「NAKED」が参加した。この「江戸富士(EDO-FUJI)」は、夜は、「NAKED」による幻想的なプロジェクションマッピングで彩られ、「富士山の誕生」「富士山の四季」「東京ミッドタウンと富士山の出会い」「日本の美を和え、四季を巡る」の4つのシーンごとにそれぞれの世界観を伝える演出が華やかに展開される。商業エリアには、新規12店舗、リニューアル13店舗の計25店舗がオープン。ミシュラン2つ星レストラン「レ・クレイエール」のシェフ、フィリップ・ミル氏による日本初のレストラン「六本木テラス by フィリップ・ミル」や昨年ロンドンにも店をオープンした「shiro」が食と住まいにおけるシンプルで充実したライフスタイルを提案する商品をそろえた新業態「shiro HOME」をオープンする。そのほか、日本初出店で100万通りのカスタムバーガーを楽しめる「THE COUNTER 六本木」、国内外のデザイナーとコラボレーションしながら、日本のものづくりの素晴らしさを発信する飛騨産業のインテリアショップ「HIDA」など話題の店舗がラインナップ。新生した「東京ミッドタウン」にぜひ足を運んでみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2017年03月17日今、アメリカで有名になりつつある父親が存在する。その父親とはフィリップ・モルジーさん。彼は“ある人々”のための「無料ヘアアレンジ教室」をアメリカの各地で開催していることで話題である。その“ある人々”とは、女性でも、子供でもない。独学でヘアアレンジをマスターした彼は、“父親のため”に、ヘアアレンジ教室を開いているのだ。 今回『Beinspired!』はフィリップさんにインタビュー。なぜヘアアレンジをし始めたのか、そして多くの父親たちと接する中で彼が感じたこととはなにか。父親の育児参加の大切さを真正面から語ってもらった。(Photo by Daddy Daughter Hair Factory)「気に入らない」も、嬉しい一言突然シングルファザーになったフィリップさんは、娘のエマちゃんが1歳の時、当時腰まであった彼女の髪の毛を結ばなくてはいけなくなった。今まで娘の髪の毛なんて結んだことなどなかったが、エマちゃんの髪の毛を結んであげることができるのは自分だけ。必死に独学でヘアアレンジのスキルを習得し、愛娘の喜ぶ顔見たさに日々特訓を重ねたそうだ。 最初はもちろん大変だったよ。右も左も分からないからね。でもネットで調べて少しずつうまく髪の毛を縛れるようになっていったんだ。インターネットには感謝したいね(笑) 日々の練習の積み重ねの甲斐もあってか、今では美容師顔負けの腕前を持つ彼だが、うまくいかない時はエマちゃんからの意外な言葉に励まされこともあったそう。 もちろんエマが僕のヘアスタイルを気に入らないこともあったさ。だけど“気に入らない”とはっきり言ってくれることが嬉しかったよ。だって娘の好みを知りたいだろう? どうやらエマちゃんからのストレートな“気に入らない”という言葉がいいモチベーションになったようだ。「父親」が変われば「世界」が変わる?(Photo by Daddy Daughter Hair Factory)メキメキと腕を上げ、エマちゃんとの時間も増えていったフィリップさん。そこで彼は自分が身に付けたスキルを多くの父親たちにも伝えたいと思ったそうだ。公民館などの施設を借りてフリーでヘアアレンジの講習会を実施。今では多い時には100人規模の参加もあるそうで人々の関心の高さにも驚く。 多くの人が参加してくれるのは嬉しいけれど、それ以上に嬉しいのは参加者全員が“子どものために何ができるか”を考え、“心から何かをしたい”と前向きに思っていることだね。家族のためにお金を稼ぐことだけが父親の役目ではないよ。そんなお金を稼ぐことだけを考える父親が世の中からいなくなったら、より良い社会になると思う フィリップさんの活動は、子供たちのみならず夫婦の絆も強めている。 講習会に来てくれた父親の一人はこんなことを言っていたよ。“娘のヘアアレンジが終わったら、妻が次は自分の番であるかのように待っているんだ。毎日へとへとだよ”ってね。“僕はいつ家族のヘアスタイリストになったんだ”って。そんな風に言いながら、とても嬉しそうに笑っていたけどねパパたちが理解するべき「父親のちから」(Photo by Daddy Daughter Hair Factory)世界中の父親は、“父親の力”が家族に必要であるということをもっと理解をしなきゃね。父親であることはとても価値のあることなんだ。もちろんお金を稼いで家族を養うことは1番大事なこと。だけど、子供たちとの時間はお金には変えることのできない大切な時間なんだよ。我々はもっと自信を持って、毎日子供たちとコミュニケーションを取り、彼らが“どんな人間か”を学ばなきゃいけないんだ 子供は親が気づかないうちに成長していたり、悩みを抱えていたりするもの。フィリップさんが主張するように、日頃から子供とコミュニケーションを取り、彼らを理解しようとする姿勢が大事なのだ。 そして彼が言う“父親の力”は実は科学的にも証明されている。イギリスのオックスフォード大学が発表した研究で、父親が育児参加をすることは「子どもの自尊心が高まったりIQの高い子が育つ」と結果がでた。(参照元:TheTelegraph) しかし、日本の父親の育児参加率は低い。Newsweekによると日本の男性が育児や家事に参加する割合はたったの18.3%。そして長野看護大学の、日本の父親の育児ストレスに焦点を当てたアンケートによると、約90%もの父親が「育児に不安がある」と答えているのだ。(参照元:父親の育児ストレスの実態に関する研究)(Photo by Daddy Daughter Hair Factory)フィリップさんに愛娘のエマちゃんから今までに言われた「最高に嬉しかった言葉」とは何かと聞いたらこんな答えが返ってきた。 パパはこの世で一番のパパよ! そして最後に彼は世界中の父親が子供から「一番」だと思われ、自信を持てるようにこう言い放った。 すべての父親に言いたいね。自分が正しいと思うことであれば、迷いなく進んで欲しい「父親の力」を信じるフィリップさんの育児に対する姿勢から、育児に自信のない日本の父親たちが学ぶことは多いのかもしれない。Text by Asuka YoshidaーBe inspired!この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!娘に「男を見る目」を養わせるには、娘の髪を束ねよ! 愛する娘のために毎日娘の髪を結んでいたシングルファザーのもモルジーさん。「母親代わり」が目的だったが、実は髪の毛は母親が結ぶよりも、むしろ父親が結ぶ方が娘の将来にい...
2017年02月23日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が、2017年メンズフォールコレクションを発表した。同コレクションでクリエイティブ・ディレクターのフィリップ・リムは、トロント在住のモデルで友人でもあるパオロ・ロルダン(Paolo Roldan)に、彼自身のワードロープを作りセルフスタイリングするように依頼。モデル、ミューズ、スタイリストのすべてを一人の人間に任せることで、蔓延するありきたりなアプローチからの脱却を目指した。“現代の男性がどのように服を着こなすか”というストーリーを描きながら、パーソナルスタイルにドキュメンタリーのように迫ったコレクションとなっている。同コレクションについてフィリップ・リムは、「洋服をよりリアルな男性に近づけたかった。だから、今回パオロに『自由にやって』と頼んだんだ。彼は、洋服とコネクトするような本能的な自発性と、新鮮で洗練されたストリートエレガンスを引き出すユニークな視点を持っている」とコメントした。
2017年02月19日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が2017年スプリングコレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンの撮影を手掛けたのは、アートフォトグラファーのヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)。同広告キャンペーンについてフィリップ・リムは、「何もかもが過剰な現代文化の中、僕はプレイフルな厳格さや新しいセンシュアリティへ興味を持ったんだ。様々な点でも、今回の2017年スプリングコレクションは今のムードに対する僕の解釈。だから、僕たちは、ラブやイノセンス、ハートブレーク、そして希望というテーマを使った。今回で5シーズン目となるヴィヴィアンとのキャンペーン撮影で、彼女はその巧みなレンズを通して、コレクションのメッセージを魅惑的でモダンなイメージで表現した」と語っている。
2017年02月18日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が、2017年フォールウィメンズコレクションを発表した。フィリップ・リムは本コレクションに関して「新しいロマンチシズムが創るもの、それはカラー、好奇心、そして勇気...」とメッセージを示している。
2017年02月15日夭折の作家・伊藤計劃の小説3作を劇場アニメ化する「Project Itoh」の第3弾『虐殺器官』が2月3日(金)より公開されるのを記念し、第1弾『屍者の帝国』と第2弾『ハーモニー』の地上波テレビ初放送が決定。放送では、主演の中村悠一がナレーションを務める『虐殺器官』特別プロモーション映像も放送されるという。“ゼロ年代最高のフィクション”と称えられ、宮部みゆき、伊坂幸太郎からも絶賛された伊藤氏のデビュー作「虐殺器官」。当初、本プロジェクトの第1弾として公開が予定されていたが、制作スタジオが倒産。制作中止・公開延期という事態を経て、本作のために新スタジオ「ジェノスタジオ」が設立され、制作が再始動。いよいよ2月3日(金)より公開される。キャストには、主演の中村さんをはじめ、櫻井孝宏、石川界人、梶裕貴、小林沙苗、大塚明夫ら人気声優陣が集結する。本作の公開を記念し、「Project Itoh」から既に公開された2作品の地上波TV初放送が決定。細谷佳正、村瀬歩、花澤香菜らが出演し、2015年10月に公開された『屍者の帝国』。原作は、34歳の若さでこの世を去った伊藤氏が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した小説。死者を“屍者”として蘇生させて労働力とすることが進められている19世紀末のロンドンで医学生のジョン・H・ワトソンはかねてからの約束通り、死んだ友人のフライデーを違法に屍者として蘇らせるが…。そして、彼の遺作であり、フィリップ・K・ディック賞を受賞した『ハーモニー』。「大災禍」と呼ばれる世界的な混沌から復興し、その反動から極端な健康志向と社会の調和を重んじた、超高度医療社会を舞台に、そんな世界に抵抗を試みる3人の少女たちの姿を描く。メインキャラクターには、沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾が配役。さらに、両作品ともに『虐殺器官』クラヴィス・シェパート役の中村さんナレーションによる『虐殺器官』特別プロモーション映像もあわせて放送決定。オンエアだけのスペシャル版となるようなので、お見逃しなく。『屍者の帝国』は1月28日(土)26時20分~フジテレビにて。『ハーモニー』は2月4日(土)より26時20分~フジテレビにて放送。『虐殺器官』は年2月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開(C) Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSESハーモニー 2015年11月13日より全国にて公開(C) Project Itoh / HARMONY
2017年01月17日東京ミッドタウンが2017年3月30日(木)に開業10周年を迎えることを機に、約25店舗が2017年1月下旬より順次、新規オープン&リニューアルオープンする。7月上旬には、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の直営店がオープンする予定だ。東京ミッドタウンに新ショップがオープン新規オープンするショップは、ファッション、インテリア、レストランなどの全12店舗。ファッションショップでは、コム デ ギャルソンの直営店が六本木エリア初出店となるため注目が集まる。さらに、ニューバランス(new balance)が、世界初のユニークなコンセプトショップを3月31日(金)にオープンすることも決定している。スポーツアイテムとライフスタイルアイテムを中心に、上質なセレクトを行うプレミアムなストアとなる予定だ。フード系のショップでは、日本初上陸となるハンバーガーレストラン「ザ・カウンター 六本木 (THE COUNTER 六本木)」のオープンが話題となりそうだ。パテ、バンズ、ソース、数多くのトッピングから好きなものをセレクトし、100万通り以上のカスタムバーガーを楽しむことができる。ハンバーガー店には珍しいフルサービスにて提供されるという。ほかに、ミシュランの2ツ星を獲得した実力派シェフ、フィリップ・ミルによるフレンチレストラン「(仮称)六本木テラス by フィリップ・ミル」や、京都祇園の人気和食店が初めて構える支店「(仮称)水簾」など、高級感あるレストランも続々出店する。東京ミッドタウン10周年記念イベント東京ミッドタウン10周年を記念して、2017年3月17日(金)から5月28日(日)まで、芝生広場に“富士山”のモニュメントが登場。高さ約5m、幅約15mという大スケールの富士山は、プラントハンターの西畠清順が手掛けたものだ。新たな建築表現を追求するライゾマティクス アーキテクチャー(Rhizomatiks Architecture)の最新テクノロジーや、ネイキッド(NAKED)によるプロジェクションマッピングなど、注目のクリエイターも参加するインスタレーションとなる。「(仮称)FUJI-SAN ~“JAPAN, THE BEAUTIFUL”GARDEN~」期間:2017年3月17日(金)~5月28日(日)時間:11:00~21:00 ※18:00~21:00は夜間演出参加費:無料入場:自由場所:ミッドタウン・ガーデン 芝生広場新規オープンショップ情報■ファッション2017年3月31日(金):アスペジ 六本木、(仮称)ニューバランス7月上旬:コム デ ギャルソン■インテリア3月10日(金):ティーエルビーホーム(TLB home)3月31日(金):シロ ホーム(shiro home)、ヒダ(HIDA)■レストラン3月中旬:(仮称)六本木テラス by フィリップ・ミル3月31日(金):ザ・カウンター ロッポンギ、リオ・ブルーイング・コービストロアンドガーデン(RIO BREWING&CO.BISTRO AND GARDEN)、だし茶漬け えん5月中旬:(仮称)水簾、ル・パン・コティディアン(Le Pain Quotidien)【詳細】東京ミッドタウン開業10周年新規オープン数:12店舗、リニューアルオープン数:13店舗 ※2017年1月12日(木)時点住所:東京都港区赤坂九丁目 7-1 ほか営業時間:ショップ 11:00~21:00 / レストラン 11:00~24:00※店舗により異なる【問い合わせ先】東京ミッドタウン・コールセンターTEL:03-3475-3100
2017年01月15日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の2017年プレフォールコレクションが発表された。80年代初期のロンドンクラブカルチャーのスピリットからインスピレーションを得た。今季のテーマは“The New Romantics”。大きなリボンが胸元で華やぐブラウスなどがフェミニンなムードをコレクションに漂わせる。ドットのワンピースや柔らかなシフォンスカートのような着飾らないテイストのアイテムも特徴的。それでは、デザイナーのフィリップ・リムがロマンティックな世界の中に生み出した新しさとはどこにあるのだろうか。生み出す音楽そのままのような個性的なファッションをしていたミュージシャン。彼らの姿がオーバーラップするようなスタイリングに正解はある。着崩したトレンチコートや、シャツの上から重ねたコルセットなど、デザイナーが若い頃の、個性こそが真の芸術の象徴であった世界を表現している。カラーパレットを見てみると、ネイビー、ホワイト、ブラックなどベーシックなウェアの中に、徐々にオレンジ、ピンクの刺激的なスパイスが加わっていく。光沢のある素材と合わさって、より強く鮮やかな印象のアイテムに。決して過度に煌びやかではないが、デイリーなアイテムに工夫を凝らし個性を共存させるスタイルには「着る人それぞれに真のセルフスタイリングを自由に楽しんでほしい。」というフィリップ・リムの思いが込められている。
2016年12月28日『わたしは真悟』は楳図かずおの漫画を原作に、フランス人演出家・振付家フィリップ・ドゥクフレが演出を手がける意欲作だ。ドゥクフレはアルベールビルオリンピックの開閉会式を30歳で手がけ、現在、米ブロードウェイで上演中のシルク・ドゥ・ソレイユ『PARAMOUR』の演出も手がけている。12月2日、KAAT神奈川芸術劇場で行われたゲネプロの様子をレポートする。ミュージカル『わたしは真悟』チケット情報ミュージカルと銘打っているが、古典的なミュージカルとはひと味もふた味も違う。独創的なダンスと音楽、芝居が見事なバランスで三位一体となった、今までにない味わいの作品といえるだろう。物語は小学生のふたり、ランドセル姿の真鈴(高畑充希)と悟(門脇麦)が東京タワーのてっぺんに登るところから始まる。結婚して、子供を作ろう。ふたりの無垢な想いは、タワーから飛びおりるという、とんでもない行動へと駆り立てる。街の人々の慌てふためく様子が、ドゥクフレらしい直線的な群舞で表され、緊迫した音楽が冒頭からググッと観客を物語に引きずり込む。町工場では、アーム型産業用ロボット(成河)が命を得る。赤いロボットはダンサーにより動かされるが、まるで生き物のよう。成河はロボットの心を演じ、その身体表現が胸に迫る。ロボットはしずか(大原櫻子)らの助けを得て壊そうとする人たちから逃れ、自分は何者なのかを探り始める。記憶を辿るうちに、真鈴と悟の子・真悟であることを確信する。しかし真鈴はロンドンの病院に入院し、フィアンセを名乗るロビン(小関裕太)と会う。悟も転居し、三者は離れ離れになっていた…。高畑は無邪気な子供から、思春期の繊細な少女へと変化する真鈴を熱演。高畑の可憐な歌声に、想像力が掻き立てられる。門脇は一途な男の子で、ごく自然体に見えるのが素晴らしい。手の振りなど原作漫画を思わせる動きが盛り込まれているのにも注目だ。大原はませた女の子役で魅了、歌手の時とは違う歌声がチャーミング。小関はストーカーのような男の役で、物語をダークに激しく彩った。成河はロボットながら、まっすぐで純粋。その秀でた表現力で抽象世界をリアルに伝えてくれる。踊りのダイナミックさ、ダンサーと一体化する映像はドゥクフレの得意技で、物語が宇宙規模の広がりを持つことを予感させる。音楽はデジタル中心だが、どこかほのぼのした味わい。オープンリール録音機が楽器として使われているのも効果的だ。子供と大人、コンピュータと人間、記憶と意識、テクノロジーと未来…。ドゥクフレは理屈では捉えきれない原作の凄みや煌めき、リスペクトをきちんと埋め込んだ上で、オリジナリティ溢れる舞台へと昇華させた。脱帽だ。公演は浜松、富山、京都を経て、2017年1月8日(日)から26日(木)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。取材・文:三浦真紀
2016年12月06日第68回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され絶賛された、フィリップ・ガレル監督の最新作『パリ、恋人たちの影』。“ゴダールの再来”と呼ばれたその才能と、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコとの運命的な出会いと別れでも知られる名匠は、自身の愛の痛みと向き合い、数々のアーティストに影響を与えながら60年、70年代のアートシーンを歩んできた。作品を見つめると時代が浮かび上がってくる…そんなフィリップ・ガレル監督の魅力に迫った。夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を製作する妻・マノン。映画製作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修生のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。あるときエリザベットは、ピエールの妻マノンも浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げる。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想い抱え、愛されたいと彷徨う男と女たち。愛の痛みだけでなく、愛する喜びが、モノクロームの映像の中に軽やかに浮かび上がるーー。本作は、ヌーヴェルヴァーグの次世代の旗手として活躍を続けるフィリップ・ガレル監督の最新作。共同脚本をゴダール、ブニュエルらとタッグを組んできたジャン=クロード・カリエール、撮影監督をロメール、ルイ・マルの世界を映し出してきたレナート・ベルタが務めるなど、映画界を牽引してきた錚々たるスタッフが集結している。■“宿命の女”「ヴェルヴェッド・アンダーグラウンド」の歌姫ニコとの出会いそんなガレルが注目を集めたのは、16歳で制作した短編だった。そして、68年のフランス五月革命を機にパリを離れる。69年のニューヨーク、ガレルはアメリカン・ポップカルチャーの中心人物であるアンディ・ウォーホルのスタジオ「ファクトリー」に出入りするように。そこで、デヴィッド・ボウイなど数々のアーティストに影響を与え、近年では宮沢りえ主演『紙の月』主題歌としても起用された「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコと運命的に出会う。当時、ボブ・ディラン、ブライアン・ジョーンズ、レナード・コーエンらと浮名を流していたニコはすでに伝説と化していた。2人はその後、結婚。公私ともにパートナーとなり、その生活が破たんする78年までの間に、ガレルはニコを主演に迎えた『内なる傷痕』『孤高』など7本の映画を製作。また、認知されることはなかったが、ニコはアラン・ドロンとの間に息子アリーを生んでおり、ガレルは『秘密の子供』の重要なモチーフとして描く。そして、88年に事故によりニコが急逝すると、彼女と過ごした私的な記憶から生まれた『ギターはもう聞こえない』を発表、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた。ガレル自身が「愛の産物」と呼ぶこれらの作品は、いまもなお色褪せることなく、カルト的な人気を博している。■ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール、ジーン・セバーグ…時代の寵児たちに愛されたニコだけでなく、これまで時代を代表するさまざまなアーティストから愛されてきたガレル監督。その交友関係がもたらした経験によって、私的かつ、時代の空気感を醸し出すガレル独特の作風が確立されていく。<ガレルをめぐる監督たち>◇エリック・ロメール…ヌーヴェルヴァーグ運動の中心人物として知られるロメールから個人レッスンを受けたガレル。彼から「映画」を学ぶ。◇ジャック・ドワイヨン…ガレルの親友であり、同じく“ポスト・ヌーヴェルヴァーグ”の一人として知られる。ガレル監督『彼女は長い時間太陽の下で過ごした』に出演もしている。◇ジャン=リュック・ゴダール…「ゴダールの再来」と呼ばれたことについて「ガレルは息をするように映画を撮る」と賛辞を贈っている。これまで、ゴダールの常連スタッフであるラウル・クタール(撮影監督)、フランソワ・ミュジー(録音)などとも仕事を重ねる。そのほか、オリヴィエ・アサイヤス監督、レオス・カラックス監督らとも親交が深い。<ガレルを愛したミューズたち>◇ジーン・セバーグ…ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』でヒロインを演じ人気を博す。ガレルが愛した女性の一人で監督作『孤高』では、ニコとも共演を果たしている。出演の5年後、悲劇的な死を迎える。◇カトリーヌ・ドヌーヴ…『シェルブールの雨傘』『終電車』など、映画史に燦然と輝く数々の傑作に出演。主演を務めたガレル監督『夜風の匂い』では、ドヌーヴ自らが「あなたと映画を作りたい」とラブ・コールを送りつづけてついに実現した。■映画界を牽引してきたスタッフと共に撮り上げた最新作はフィリップ・ガレルの新境地最新作となる『パリ、恋人たちの影』は、これまで愛に光を当て続けてきたガレルがとらえた、傷つきながらも宝石のように輝く恋人たちの姿を、俯瞰的に描いた新境地。『昼顔』『ブルジョワジーの密かな愉しみ』などで知られる巨匠ジャン=クロード・カリエールが脚本に参加。また、『満月の夜』『さよなら子供たち』などで高い評価を受けるレナード・ベルタが撮影監督を務め、フィリップ・ガレルの世界をより高みへと引き上げる。「これは、フィリップ・ガレル監督の最高傑作だ! 観る者の情感を揺さぶり、まっすぐに訴えかけてくる」(カイエ・ドゥ・シネマ)、「監督の私的な記憶から輝いたものが生まれ、ありふれた男女の人生が、宝石のようになる」(ル・モンド)など、絶賛を受けている本作。今回は、35mmフィルムで過去作が観られる特集上映の開催も決定しており、私的な愛の記憶をフィルムに描き出してきた彼の世界を改めてスクリーンで堪能してみては?『パリ、恋人たちの影』は2017年1月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月27日ピーター・ジャクソンとフラン・ウォルシュがプロデュースする『Mortal Engines』の北米公開日が、2018年12月14日と発表された。フィリップ・リーヴスが書いたSF小説シリーズの映画化で、ジャクソン、ウォルシュ、ふたりが『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズで組んだフィリッパ・ボウエンが脚色を手がける。その他の情報監督は、『ラブリーボーン』でビジュアルエフェクト・スーパーバイザーを務めるなど、過去のジャクソン作品に関わったクリスチャン・リバーズ。キャストは発表されていない。12月のこの週は、ジャクソンの『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』全作品が北米公開された週で、彼にとって縁起の良い週である。つい最近、『アバター2』もすぐその次の週である12月21日に公開が決まったと報道されており、再来年の12月は、映画ファンにとって待ち遠しい月になりそうだ。文:猿渡由紀
2016年11月26日エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配が日曜日(現地時間)に結婚から69周年を迎えた。今回のお祝いはウィンザー城にて家族や友人を招き、小規模にお祝いをするという。2人は1947年11月20日に結婚、来年にはいよいよプラチナ婚式を迎える。「Hello!」誌によると2人はエリザベス女王が13歳、フィリップ殿下が18歳の時に海軍兵学校で出会い、以来文通を続けていた。女王の一目ぼれだったそうだ。女王が21歳を迎えた1947年に婚約、同年に結婚している。2人の結婚の記念本「Royal Wedding」を書いた著者のベティ・シューへの手紙に、女王はフィリップ殿下との交際もようを明かしていた。なんと、ロンドンのナイトクラブへ繰り出し踊るという、至って普通のカップルのようなデートをしていたというのだ。結婚からわずか5年後、父のジョージ6世が56歳の若さで死去し、王女であったエリザベスが女王に即位。それから64年間、女王としてイギリス歴代最長の在位をキープしている。その安定した成功の影には、長年連れ添っているフィリップ殿下の功労も大きいのだろう。結婚前にはエリザベス女王の周りでは「夫となるべき人の選択を誤った」と苦言を呈する人も多かったという。しかし、エリザベス女王は金婚式に「彼は長年、私の強みであり、支えになってくれています」とコメントし、夫を労った。(Hiromi Kaku)
2016年11月21日フランスで8週連続でベスト10入りを果たした大ヒット作『世界の果てまでヒャッハー!』が来週末から公開される前に本編映像の一部が公開になった。本作はスタントやCGを使わない思わず“ヒャッハー!”と叫びたくなるシーンが満載で、映像には主人公がスカイダイビングをする大興奮映像がおさめられている。公開された映像本作の主人公フランクは、恋人との結婚を考えていて、彼女にプロポーズするべく恋人の父親が経営するブラジルの高級リゾート地に友人とやってくるが、なぜか恋人の祖母の世話を押し付けられ、さらにジャングルの秘境ツアーに出かけることに……。映画は、秘境を舞台に、冒険とおバカなキャラクターが繰り広げる騒動が描かれる。映画は、爆笑必至のコメディ要素あり、アドベンチャーの要素アリの内容だが、単なる“つくりもの”ではなく、俳優やスタッフが身体をはって衝撃シーンを撮影しているのが大きなポイントだ。このほど公開になったのは、先住民に追われたフランクたちが何とか飛行機で逃げた後、あっさりと墜落することになりパラシュートで脱出する場面。通常の映画であれば、CGを使うか、スタントマンを起用するが、本作では監督・主演のフィリップ・ラショーが本当に空から“ダイヴ”して撮影を敢行! 映画全編がこのシーンのような“逃げ場ナシの体当たり”マインドに満ちており、ドキドキできると同時に爆笑できる内容になっている。ちなみに、本作の上映劇場では“フランス国旗の赤・白・青、ブラジルの国旗の緑・黄・青の、いずれか三色の組み合わせが着ている服に入っている”や、“男女入り混じった5人以上の団(全員男、全員女でも可)”、“ブラジルに行ったことがある人(証明書としてパスポート持参)”など作品に関連した様々な割引が行われる予定で、公式サイトなどで詳細が発表される。『世界の果てまでヒャッハー!』11月19日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開
2016年11月09日60年代から活躍する名匠フィリップ・ガレル監督の最新作にして、第68回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された『パリ、恋人たちの影』。このほど、2017年1月21日(土)より日本公開することが決定し、ビジュアルが解禁となった。夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を制作する妻・マノン。ピエールは映画制作に行き詰まりを感じていたある日、若い研修員のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。だが、愛しているのは彼女の体だけ。自分を信じ、裏切ることのない妻と別れるつもりはない。ピエールは罪悪感もないままに、2 人と関係を続けることにする。また、エリザベットは、予期せずピエールの妻マノンが浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げる。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想いと孤独を抱える男と女たち。愛されたいと彷徨う3人が行きつく先とは…。本作は、ヌーヴェルヴァーグの次世代の旗手として注目を集め、60年代から現在まで活躍を続けるガレル監督の最新作。共同脚本をゴダール、ブニュエルらとタッグを組んできたジャン=クロード・カリエール、撮影監督をロメール、ルイ・マルの世界を映し出してきたレナート・ベルタが務めるなど、映画界を牽引してきた錚々たるスタッフが集結。ゴダールに「ガレルは息をするように映画を撮る」と言わしめ、レオス・カラックスらも心酔してきた独自の世界を、圧倒的な感性と技術力でより高みへと引き上げる。これまで、自身が過ごしてきた時代の空気感、そして美しくも痛みと哀愁に満ちた私的な記憶を作品に反射させてきたガレル監督。本作は、男と女の愛の普遍性を俯瞰的に描いた新境地となり、痛みだけではない、愛することの喜びをモノクロームの画面の中に浮かび上がらせ、「最高傑作だ!」(カイエ・ドゥ・シネマ)とも言われている。今回完成したビジュアルは、3人の男と女のただならぬ愛の行方を予感させるものに。モノクロームの世界観は、新しさがありつつも、どこか60年代の匂いを感じさせている。また、本作の公開に併せ、フィリップ・ガレルの過去作を貴重な35mmフィルムで上映する特集も同時開催が決定。カトリーヌ・ドヌーヴ主演『夜風の匂い』、ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞の『恋人たちの失われた革命』などがラインナップする。『パリ、恋人たちの影』は2017年1月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。フィリップ・ガレル監督の35mmフィルムによる特集上映同時開催。(text:cinemacafe.net)
2016年11月06日銀座・松坂屋の跡地を含む2街区に、都心エリア最大規模の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が17年4月20日開業する。グランド ハイアット東京で26日記者会見が行われた。「ギンザ シックス」は、J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事の4社が協業。各社のノウハウを結成し、新しい構成の大型複合施設が誕生する。延床面積が約14万8,700平方メートル、商業施設面積が4万7000平方メートルと、圧倒的スケールを誇る同施設は、谷口吉生が建築設計と外観デザインを担当。商業施設内のインテリアデザインは、キュリオシティ/グエナエル・ニコラが担当した。同施設では、都心最大規模の241のブランドが入居するショッピングフロアと、文化・交流施設「観世能楽堂」、観光客用のバス乗降所などで構成。屋上には庭園が開かれる予定だ。さらに、大規模なオフィスフロアも入居し、約3000人のオフィスワーカーを銀座に迎え入れることとなる。「百貨店はもうやらない。今の百貨店を進化させるのではなく、誰も見たことのない新しい商業施設を創る」と話すのは、J.フロント リテイリング株式会社 代表取締役社長の山本良一。その施設の店舗構成は、どこよりも早く、豊富で上質なサービスを提供するため、約半数の店舗を“旗艦店”とし、ブランドにとって特別な位置付けでの店舗を集結させた。銀座の象徴である中央通りに面した全長約115メートルの路面には、セリーヌ(CELINE)、(仮)ザ ハウス オブ ディオール(The House of Dior)、ヴァン クリーフ & アーペル(Van Cleef & Arpels)、フェンディ(FENDI)、サンローラン(SAINT LAURENT)、(仮)ヴァレンティノ(VALENTINO)といった世界を代表するラグジュアリーブランドが並び、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出す。また、1階のファッションフロアでは、ダミアーニ(DAMIANI)やロエベ(LOEWE)など、バッグやジュエリー&ウォッチの店舗が入居、2階はジミー チュウ(JIMMY CHOO)やアニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)、セルジオロッシ(Sergio Rossi)など、バッグやシューズの店舗。3階は、日本最大規模を誇るケンゾー(KENZO)や、モスキーノ(MOSCHINO)、3.1フィリップリム(3.1 Phillip Lim)、銀座初展開のヌメロ ヴェン トゥーノ(N°21 )など海外ブランドを中心としたファッションフロアとなっている。4階は、ビームス ハウス ウィメン(BEAMS HOUSE WOMEN)やヨウジヤマモトのグラウンド ワイ(Ground Y)、ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)や中川政七商店などのファッションとライフスタイル雑貨店が入居、5階はメンズファッションを中心としたフロア構成となっており、エヌ.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)やソフ(SOPH.)、アジア最大級のハイドロゲン(HYDROGEN)などが入居予定だ。6階では、銀座初となる蔦屋書店がオープン。スターバックスコーヒーも併設される。地下1階では今までの百貨店とは違う、ブティック型のビューティーフロアを設置。ニュージーランドとフランスを代表するナチュラル化粧品が購入できるリビングネイチャーオーガニック(LIVING NATURE organics)やイソップ(Aesop)、シャネル(CHANEL)やアールエムケー(RMK)が入居。日本最大規模のクラランス スキン スパでは、オールハンドによるトリートメントサービスを実施する。地下2階のフードフロアでは、日本初上陸のスイーツブランド、フィリップ・コンティチーニや、都内初の(仮)発酵酢屋 庄分酢がオープン予定となっている。同施設のオープニングでは、中央吹き抜けで前衛芸術家の草間彌生によるインスタレーションを展開、館内2ヶ所にある12メートルの壁には、植物学者兼アーティストのパトリック・ブランやチームラボが作品を手がける予定だ。
2016年10月27日伊インテリアブランド・カルテル(Kartell)のフラッグシップショップ「カルテル東京(Kartell TOKYO)」が10月22日、東京港区南青山5-5-4にオープンした。同ブランドは17年1月よりトーヨーキッチンスタイルが日本総代理店として独占輸入販売権を締結しており、東京に先駆けて10月15日に名古屋店(名古屋市名東区一社2-21)にも旗艦店をオープンしている。地下1階地上2階の3層からなる南青山の店舗は、世界中のカルテルのオフィシャルショップや同ブランドの製品のデザインを手掛けるデザイナー、フェルーチョ・ラヴィアーニの店舗デザインで、ソファや照明、日本では初の展開となるフレグランスなど400種類以上のアイテムが並ぶ。今年のミラノサローネで注目を集めた吉岡徳仁デザインの照明「プラネット(Planet)」を始め、昨年4月の同展で発表されたフィリップ・スタルク(Philippe Stark)がデザインした布張りのアームチェア「マダム」にエミリオ・プッチのスカーフコレクション「Cities of the world」がコラボした「マダム・プッチ(Madame World of Emilio Pucci)」、14年に発表された「プレシャスコレクション」など話題作、代表作が一堂に会している。また、エットーレ・ソットサスの復刻ライン「Kartell goes SOTTSASS A TRIBUTE TO MEMPHIS」のチェアやソファも商品として展示されている。「カルテルは日本ではこれまでプラスティック素材のアイテム単品で紹介されることが多く、イタリア本国でのトータルなインテリアブランドとしての認知とマーケットにズレがあった。今後、同様のトータルで見せられるショップを全国で展開していく予定」とトーヨーキッチンスタイルの渡辺孝雄社長は話す。Text: 野田達哉
2016年10月25日この夏の話題を席巻したリオ・オリンピック。スポーツにはまったく興味を示さなかった人も、閉会式で披露された来期の開催地・東京のパフォーマンスには目を奪われたはず。この秋、来日公演をおこなうフィリップ・ドゥクフレも、いまから20年以上前の1992年、仏・アルベールビル冬季オリンピックで開会式&閉会式の演出を手がけている。そしてそのパフォーマンスは、今回に引けを取らないほどの衝撃で、漫然とテレビを見ていた人たちの多くを釘付けにした。なぜなら圧倒的にお洒落で可愛く、そして見たことのない奇妙さに溢れていたから。フィリップ・ドゥクフレは、もともとサーカス学校を経てパントマイム、その後ダンスを学び、ダンスカンパニーで活躍するという異色の経歴を持つ人。彼の作品でまず目をひくのは、その衣裳のオリジナリティ。ヨーロッパ独特のゴシックなテイストと、Eテレ『にほんごであそぼ』の衣裳を手掛けるひびのこづえさんのような遊び心とが融合した、面白可愛いカラフルな衣裳だけでも、かなり楽しめるはず。そこで披露されるのは、サーカスのエアリアルと呼ばれる空中パフォーマンスだったり、コンテンポラリーダンスだったり。時にミュージカルさながらに歌い踊る華やかな場面があったり、シンプルな舞台で影を使ったクールな場面や、かと思えば広い舞台でちんまりとパントマイムで魅せることも。何が出てくるのかわからない、おもちゃ箱のよう。その高いアート性だけじゃなく、多くの人を惹きつけるのは、そこにサーカスの持つ猥雑さや妖艶さ、演芸的な単純明快な笑いといった、大道芸を思わせる身近さや親しみやすさがあるところ。今回来日する『CONTACT』は、フレンチ・キャバレー・ミュージカルと評された作品。ハリウッドのミュージカル映画などへのオマージュもあり、生演奏に合わせ、ダンサーが歌う場面があるそう。誰もが楽しめ、誰もが笑って好きになれる、そんな舞台になりそうだ。◇10月28日(金)~30日(日)与野本町・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール一般/ S席6500円、A席4000円U-25/S席3500円、A席2000円(25歳以下対象、要証明書)すべて税込み彩の国さいたま芸術劇場TEL:0570・064・939www.saf.or.jp10月22日、23日に新潟公演あり。(C)Laurent Philippe※『anan』2016年10月26日号より。文・望月リサ
2016年10月19日フルラ(FURLA)が来年の創立90周年という記念すべき節目に先立ち、著名人とのコラボレーションによるアート支援を目的としたチャリティプロジェクトを始動させる。“アートとファッションの融合”を掲げるなど創業以来アートとの親交が深いフルラ。今回行われるチャリティ企画では、10名の著名人とのコラボレーションにより制作されたオリジナルバッグの売上を原美術館へ寄付し、期間限定で「FURLA FREE DAY」として同美術館の無料開館を行う。今回のコラボレーションのベースとなったバッグは、アイコンバッグの「メトロポリス(METROPOLIS)」。フラップの付け替えが可能なモデルに10名の著名人がカスタマイズを行った。参加者は、アーティストの浜崎あゆみ、タレントの小嶋陽菜やローラ、夏木マリ、女優の田丸麻紀、モデルの鈴木えみ、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン、ファッションディレクターのDaichi Miura、ファッションイラストレーターのジャン・フィリップ・デローム、美術家のミヤケマイの10名。完成したバッグは、10月4日から23日までフルラ公式サイト上で行われるサイレントオークションにて入札を公募する。なお、同期間中バッグは銀座店にディスプレイされている。
2016年10月04日ヒルトン東京1階のマーブルラウンジでは11月3日から11月13日まで、「美食の国ペルー・グルメフェア」が開催される。様々なルーツをもつ多彩な食文化と、多様性のある気候風土によって生み出される食材の豊富さで、特にここ数年世界的に注目を集めているペルー料理。このフェアでは、ペルーより2人のゲストシェフを招き、世界五大料理のひとつとも称される本格ペルー料理をランチで約40種類(4,100円~)、ディナーで約50種類(5,000円~)、ブッフェ形式で提供する。魚介にたっぷりのライムとオニオン、塩、チリを加え、手早くマリネしたペルーの代表料理「セビッチェ」の他、茹でたジャガイモに唐辛子入りのチーズソースを合わせた「パパ・ ア・ラ・ワンカイーナ」、栄養価が高い黒キヌアとソラマメのサラダ「ソルテリート」、醤油を使用し日本人にも馴染み深い味付けとなっている牛肉とトマトの炒め物「ロモ サルタード」など、バリエーション豊かに料理をラインアップ。デザートには「紫トウモロコシのシャーベット」などを用意した。別料金となるドリンクには、ペルーのワインの他、ピスコ・ブランデーを用いた人気のカクテル「ピスコサワー」や紫とうもろこしのジュース「チチャ・モラーダ」などがそろう。なお、期間中の11月10日にはホテル2階のメトロポリタングリルにて、ペルー人シェフとヒルトン東京総料理長フィリップ・ルイ・エガロンのコラボレーションによるワイン&ダイン「ペルーの夕べ」も開催される。同コースでは、ペルー料理に合わせて近年注目度の高い南米のワインを提供。チリのプレミアムワイン「クロ アパルタ」を含む赤白2種類ずつのワインと共にペルー料理をコースで楽しむことができる。価格は1人1万5,000円(税サ込)。
2016年10月02日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の2017年春夏コレクションが、アメリカ・ニューヨークで発表された。「今のカルチャーのムードに対する僕の解釈。」、デザイナーのフィリップ・リムがそう評する今季は、街中で見かけるスタイルがたしかに多く存在している。例えば、足元を飾るプラットフォームサンダル。数年前までなかなか目にしなかったアイテムであるが、アメリカから離れたここ日本でも近年多く見かけるものだ。ボンバージャケット、ダメージデニム、クロップドパンツといった装いは、私たちのクローゼットに潜む身近な存在であろう。ランウェイでは斬新に映るが、フリルスカートとデニムジャケットの組み合わせや、テーラードジャケットをショートパンツで着崩すことも、ストリートに落とせばそう珍しいことではない。ただ、フィリップ・リムの着眼点に白旗を上げてしまうのは、「スイムウェア」風アイテムの使い方だ。ジャケットから覗くビキニ、ワンピースのように着こなすスーパータイトなオールインワン、スイムパンツと見まがうマイクロミニパンツ。街行く女性が着ていればハッとさせられそうな挑発的な装いが、カジュアルウェアと共存し、モードを創り出している。一方で、フラワー模様も今季らしい要素。ピンクやイエローなど鮮やかなパレットで描かれたモチーフが、スカートやワンピース、ブラウスの上で花を咲かせている。ヴィクトリアン・ロマンチシズムもキーワードに上がり、スポーティーなシルエットに柔らかさをプラス。ショルダーラインが大きく開き、フェミニンからは遠い存在であるワンピースも、胸元のフリルデコレーションにより、可憐な印象に映る。
2016年09月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■『THAND TOOLS』フィリップ・ワイズベッカーフィリップ・ワイズベッカーはパリとバルセロナを拠点に活動するフランス人アーティストでありイラストレーター。出版や広告の仕事も多く、虎屋やクラスカ、資生堂『花椿』の仕事などで、日本でもよく知られている。通常の奥行を感じさせるパース図法とは異なる「逆パース」と呼ばれる独特のフォルムで日常にある物や建物を描くその絵は、何故か懐かしく温かみすら感じさせる。そして、シンプルで無駄がない。日本に関心があるのも頷ける。2002年に4ヶ月間京都に滞在し、日本の職人の道具に魅せられたワイズベッカー氏は、デッドストックのノートにそれらのドローイングを描いた。本書は、2003年に48ページで出版されたそのドローイング集を、64ページの完全版として再出版したもの。言葉や説明が一切なく、淡々と絵が流れている。ただ静かに見つめる、そんな表現がきっと合う。【書籍情報】『THAND TOOLS』著者:フィリップ・ワイズベッカー出版社:888ブックス判型:145×372mm価格:2,500円
2016年09月08日