映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』が、2024年1月19日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開される。巨匠ブライアン・デ・パルマ初期の傑作『悪魔のシスター』ハリウッドを代表する鬼才監督、ブライアン・デ・パルマ。『ファントム・オブ・パラダイス』『キャリー』『スカーフェイス』『アンタッチャブル』『ミッション:インポッシブル』シリーズ第1作目などを手掛け、ジャンルにとらわれない数々の傑作を生みだしてきた。スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらとは同世代で、彼らと同じくエンタテインメント大作を手掛けながらも、どこか変態的で偏執的ともいえるテーマを華麗な映像テクニックで表現することに長けた人物だ。愛や猛烈な悲哀をはらんだ物語は、時に酷評されつつも世代を超えて愛され続けている。『悪魔のシスター』が初のデジタルリマスター版で上映そんなブライアン・デ・パルマの日本デビュー作にして初期の傑作『悪魔のシスター』が、初のデジタルリマスター版で上映されることに。『悪魔のシスター』は、ニューヨークのスタテン島の住宅街に建つマンションの一室で起きた殺人事件に絡む、ある女性の衝撃的な過去を描いた悪夢的サイコスリラーだ。映画『悪魔のシスター』は、サスペンスフルな演出と映像技術も魅力のひとつ。モノクロ映像が入り混じる映像からは、なんともいえない異常な恐ろしさが感じられる。作中では、ジェニファー・ソルトが演じる新聞記者が結合双生児の姉妹の謎を追いかけながら、流血と疑惑と恐怖が渦巻く世界へと突き進んでいく。映画『悪魔のシスター』あらすじモデルのダニエルは、テレビ番組のエキストラ役をきっかけに知り合った青年と一夜を過ごす。翌日、向かいのアパートに住む女性記者グレースは、青年がダニエルの部屋で惨殺されるのを目撃。独自に調査を開始したグレースは、ダニエルには実は妹がいて、結合双生児として生まれていたことを知るのだったが、それは本当の恐怖に飲み込まれる一歩だった…。【作品詳細】映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』公開日:2024年1月19日(金)監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ撮影:グレゴリー・サンダー音楽:バーナード・ハーマン製作:エドワード・R・プレスマン出演:マーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、チャールズ・ダーニング、ウィリアム・フィンレイ、ライスル・ウィルソン原題:Sisters
2023年12月31日「ブレイキング・バッド」のウォルター役で知られるブライアン・クランストン(67)が、ブリティッシュ版「GQ」誌に登場。俳優業に関する今後の予定を明らかにした。2026年に一時的に休業し、妻と過ごしたいと話している。「もう一度、パラダイム(物の見方)を変えたいんです。ロビン(妻)は少なくともこの24年間、私にぴったり寄り添った生活を送ってきました。彼女は“プラスワン”の存在であり、セレブの妻として生きてきた。私の人生を中心として、自分の人生を方向転換させたり調整したりしないとならなかったのです。彼女はそれによって多大な恩恵を受けもしたけれど、それでも私たちは等しいとは言えません。だからその差をなくしたい。彼女にはその権利があります」と語った。長年、自分を支えてくれた妻と「添い遂げたい」というブライアン。「でも、健全な方法でね。ただ一緒にいられればいいというわけではありません。2人でレストランに行って、どちらもしゃべらないでいるなんていうのは嫌ですよ」と付け加えた。3年後の2026年、70歳になるブライアンは俳優業から少なくとも半年は離れ、妻とフランスの小さな村でフランス語、料理、ガーデニングを学びたいとのこと。自身が経営する製作会社をたたみ、「ブレイキング・バッド」共演者のアーロン・ポールと立ち上げた酒ブランド「Dos Hombres」の半分を売却する予定だという。(賀来比呂美)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2023年06月09日ドラマ「ハンニバル」の製作総指揮を務めたブライアン・フラーが、同ドラマの主演俳優マッツ・ミケルセンと再タッグを組むことを明らかにした。フラーは『Dust Bunny』(原題)というタイトルの映画で脚本と監督を務めるという。「HEROES」「アメリカン・ゴッズ」「スタートレック:ディスカバリー」などの人気ドラマを手掛けてきたフラーだが、長編映画のメガホンを取るのは今作が初めて。また、フラーは『13日の金曜日』の前日譚ドラマも手掛けることが報じられたばかりの多忙な身だ。『Dust Bunny』は、自分の家族を食べたモンスターがベッドの下にいると信じている8歳の少女が、好奇心をそそる隣人の助けを借りてモンスターを退治するというホラー映画。フラーと共に製作を担当する「Thunder Road」のエリカ・リーは、「私たちは長年、ブライアンの大ファンです。『Dust Bunny』は信じられないくらい独創的で、市場にあるものとは違うものです。彼の長編デビューの実現を手伝うことができてとてもうれしいです」とコメントしている。「ハンニバル」のマッツ×フラーコンビの再タッグに、ファンは「喜びの涙を流している」「オーマイゴッド!」とSNSで大興奮。製作は2023年1月にスタートするという。(賀来比呂美)
2022年11月02日Richie Hawtin6月に京都の京都中央信用金庫旧厚生センターで始まった展覧会「ブライアン・イーノ・アンビエント・キョウト(BRIAN ENO AMBIENT KYOTO)」が好評のため、当初の予定を延長して9月3日まで延長された。アンビエント・ミュージックの草分けとしてテクノミュージックにも大きな影響を与えた偉大なるアーティストの再評価は、パンデミック以降のイベントを暗示しているようにも見える。「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」の会場風景・作品『Light Boxes』光と音をテーマにした今回のイーノの展示は性別を問わず、会話を必要とせず安らげる作品であり、70年代から彼を知るファンと20代の若者までが、精密に計算された音響システムのスペースで、それぞれの時間を自由に楽しんでいる。文字情報や言葉(今回のイーノの作品には一部、歌詞や詩が含まれているが)を、極力排除したテクノやアンビエント・ミュージックのミニマルな表現は、フィジカル、バーチャル、オンライン、オフラインを問わず共有できるコンテンツであり、サブカルチャー系のイベントとしては稀有の来場者を記録した。それは日本で1970年代後半からテクノミュージックがポップ化し、NYコレクションを騒がせたユーゴスラヴィア人のゾラン(Zoran)やミラノのジャン・フランコ・フェレなどに代表されるミニマムファッションがモードシーンを席巻した1980年代前半、さらにジョージア出身であるデムナ・ヴァザリアのヴェットモンからバレンシガへと受け継がれるオーバーサイズシルエットのトレンドと重なる。海外のラグジュアリーブランドは、この数シーズンいち早く環境音楽(アンビエント・ミュージック)やテクノミュージックと空間ヴィジュアルをミックスしたさまざまなイベントでアプローチを図っている。それはデジタルプレゼンテーションとしての相性の良さもある。ボッテガ・ヴェネタは表参道フラッグシップのオープン1周年を記念して、 7月1日~7月10日にイベント“THE SQUARE TOKYO”を開催。ボッテガ・ヴェネタのファブリックを使用した家具と現代音楽家・ピアニストの原摩利彦のパフォーマンス、大沢伸一が制作したアンビエントなサウンドスケープが流され櫻井焙茶研究所によるオリジナルブレンドの煎茶が提供されるなど、フィジカルなイベントが行われた。今回は7月にプラダが東京で開催したクローズドながらオンラインで一般に公開されている「PRADA EXTENDS」のレポートをお送りする。パンデミック以降のクラブカルチャーとブランドコミュニケーションphoto by tatsuya nodaプラダが7月21日、パンデミック以降の新プロジェクト「PRADA EXTENDS」を東京で開催した。第1回目は、当初東京で予定されていたが、コロナ禍が拡大したことにより、昨年11月にロンドンのテートモダン・タンクスで行われた。1990年代から活動するテクノ音楽のDJ兼アーティストであるリッチー・ホーティン(Richie Hawtin/別名義Plastikman)をキュレーターに起用し、若手のテクノアーティストとVJによるクラブパーティーをリアルとオンラインで公開された。リッチー・ホゥティン(左)とトークショーのファシリテーターを努めたドミューンの宇川直宏「PRADA EXTENDS TOKYO」は渋谷のプラダ・ミヤシタパーク店で第1部のトークショー、第2部は寺田倉庫をクラブに招待制イベントとして実施。リッチーのトークショーはライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」によってライブ配信が行われた。寺田倉庫での様子はプラダの公式サイトとYouTubeチャンネルで8月初旬より公開されている。これまで建築やデザイン、アートなど“アカデミック”なカルチャーとコラボを実施してきたプラダが、クラブ、テクノという“サブカルチャー”のコンテンツイベントを行なったことは、ラグジュアリーシーンに大きな地殻変動が起こっていることを知らされる。キム・ジョーンズによってスケーターズカルチャー、ヴァージル・アブローによってヒップホップカルチャーを新しい血として輸血したことでLVMHがメンズを足掛かりにメゾンを蘇らせたように、プラダは現時点で世界最高峰のアンビエント・テクノのDJ兼アーティストのリッチーを起用することで、まったく新しい顧客を「プラダ」ブランドに招き入れた。そのモデレーターとなったのは、いうまでもなくラフ・シモンズだ。ミレニアルズへの導火線、ラフ・シモンズとリッチー・ホゥティン2020年2月のパンデミック以降、オンラインでの発表が中心となったミラノメンズコレクションで最初に大きな驚きを与えたのは「プラダ」に「ラフ・シモンズ」が共同クリエイティブディレクターとして就任するというニュースだった。同年4月2日に就任したラフはミセス・プラダ(ミウッチャ・プラダ)と9月に2021年SSウィメンズコレクションを発表。その直前7月に行われたミウッチャ・プラダ単独名義でのメンズコレクションはラフを迎えるためのプラダのプロトタイプともいうべき、ミニマルなスタイルを並べた。プラダがラフを共同CDに選んだ理由はさまざまな背景が考えられるが、2018年にカルバン・クラインを退任してから自らのシグニチャーラインだけを発表してきたラフのタレント性とミレニアルズへの影響力をミウッチャが最も理解していたということだろう。ラフはジル・サンダーがプラダの傘下にあった時代(2005〜2011年)に、クリエイティブディレクターを務めており、互いは良き理解者でもある。コロナ禍のなかラフとミウッチャ・プラダは21/22AW、22SSをデジタルで発表。ショー直後に世界各地のプレスや学生などをオンラインで繋ぎ、普段インタビューに答えることのないミウッチャが、ラフと並んで自身のクリエイションについて話すという映像は、コロナ以降のメゾンの変化を感じさせた。その最初のコレクションからリッチーは音楽を担当。ちなみリッチーはラフがディオールのクリエイティブ・ディレクターだった時も音楽を担当しており、2021年には同じくDJのdeadmau5と共同でNFTの新プロジェクトをスタートしている。MACHINA「ラフ(・シモンズ)は僕が90年代にベルギーでDJをしたイベントで最初から最後までの4時間、DJブースの前で踊っていたことで知り合った。プラダのショーの音楽を頼まれた時、即答せず、プラダのクリエイションを紐解くことから始めた。そしてそれが僕の音楽制作の根底にある余計なものを削ぎ落とすことで、ミニマルな景色を生み出すという手法と同じだと気付いて、コラボすることを承諾した。その手法はラフも同様で、今回のイベントではテイストや素材が違っていても、似た手法で作品を生み出すアーティストをさまざまな地域から選んだ。特にパンデミック以降、異質なものが混ざり合うことで新しい世界が始まると感じており、自分がそのハブの役割になれば」とリッチーは話す。UTA今回は、東京を拠点とするアーティストmachina、Yuri Urano、韓国からLioncladといずれも女性アーティストがパフォーマンス。 VJはRichie Hawtin×Kaoru Tanaka、Lionclad×Ken-ichi Kawamura、 machina × Shohei Fujimoto,、Yuri Urano×Manami Sakamotoというユニットで行われ、当日はモデルのUTAや山田優など多くのセレブがフォトセッションに来場した。文/野田達哉:ファッションヘッドライン初代編集長*当記事は『月刊商店建築』2022年9月号(8月28日発売)に掲載されたものを一部加筆・修正、写真を追加したものです。
2022年08月27日2022年、京都。ヴィジュアル・アートに革命をもたらした英国出身のアーティスト、ブライアン・イーノ。生誕75周年、名盤「ジギー・スターダスト」誕生50年を迎える世界的ロックアーティスト、デヴィッド・ボウイ。ポップアートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いた、アンディ・ウォーホル。新旧文化が入り混じり伝統と革新の文化都市・京都で、この3大アーティストに焦点を当てた展覧会が相次ぎ開催されます。このほど、3展覧会の開催を記念し、お得に観覧いただける相互割引、および近現代のアートシーンをより深く理解し、展覧会を楽しめるオリジナルイベントを開催します。ぜひこの機会に、お得にそしてより深く、展覧会をお楽しみください。=========3展覧会の概要=========BRIAN ENO AMBIENT KYOTO会期:2022年6月3日(金)~8月21日(日)会場:京都中央信用金庫 旧厚生センターブライアン・イーノによる音と光のインスタレーション。音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続け、その空間のその時に、観客の誰もが違う体験をする、音と光による参加型の空間芸術です。芸術家としての活動のみならず、アンビエント・ミュージックの創始者であり、環境問題にも早くから取り組んできたイーノが、世界的文化都市の地で、どのようなメッセージを発信するのでしょうか。会場:京都中央信用金庫 旧厚生センター(京都市下京区中居町七条通烏丸西入113)会期:2022年6月3日(金)~8月21日(日)開館時間:午前11時~午後9時 ※入場は閉館の30分前までチケット:一般2,000円(1,800円)、専・大学生1,500円(1,300円)、中高生1,000円(800円)※かっこ内は前売り、土日祝は各200円増、小学生以下無料主催:AMBIENT KYOTO実行委員会(TOW、京都新聞)企画・制作:TOW、Traffic協力:α-station FM KYOTO、京都METRO、CCCアートラボ後援:京都府、京都市、ブリティッシュ・カウンシル、FM COCOLO機材協賛:Genelec Japan、Bose、Magnux、静科特別協力:Beatink、京都中央信用金庫前売り券発売中詳しくは公式ホームページ -----------------------------時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展会期:2022年6月25日(土)~7月24日(日) ※会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO1972年ロンドンで出会った、写真家・鋤田正義とロック・アーティスト、デヴィッド・ボウイ。両氏は、40数年間にわたる交流を通して、ここ京都で多くの時間を共有しました。本展は、時を共にした2人によるプライベートショットに加え、鋤田がボウイとの足跡をたどりながら京都を撮影した作品のコラボレーションで構成された写真展です。2021年4月3日に開幕したものの新型コロナウイルス感染拡大により、惜しまれながらも会期途中で閉幕となったこの写真展。改めて2人の“時空の旅”をお楽しみください。会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)会期:2022年6月25日(土)~7月24日(日) ※会期中無休開館時間:午前10時~午後7時30分 ※入場は閉館の30分前まで入館料:一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)※かっこ内は前売り主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞後援:FM COCOLO/FM802プロデュース:立川直樹会場デザイン:岸健太協力:東京リスマチック株式会社、吉本興業ホールディングス株式会社企画協力:鋤田事務所、立川事務所前売券発売中詳しくは公式ホームページ -----------------------------アンディ・ウォーホル・キョウト /ANDY WARHOL KYOTO会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)本展は、アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、約200点の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品です。関西では約四半世紀ぶり、京都のみでの開催となる本展をお楽しみください。会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)※月曜日休館(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)時間:午前10時~午後6時(入場は閉館の30分前)主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO企画制作:イムラアートギャラリー、ソニー・ミュージックエンタテインメント※6月1日(水)にチケット情報公開予定詳しくは公式ホームページ =========相互割引の実施について=========本3展覧会をお得にめぐっていただけるよう、相互割引を実施します。割引額等は下記をご確認ください。「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」を観覧後、・「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ・「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ-----------------------------「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITAリターンズ 鋤田正義写真展」を観覧後、・「BRIANENO AMBIENT KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ・「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」をご覧いただく場合→当日料金から100円オフ※それぞれ、会場での当日券販売に限ります。※一般料金のみに限ります。※他の割引との併用はできません。※いずれも1枚につき1名、各館とも1回限りの適用となります=========7月10日(日)イベントの開催について=========広くそして深く、近現代のポップアートシーンを学び、各展覧会をお楽しみいただけるイベントを開催します。詳細は下記をご確認ください。タイトル:Super Audio Live『MAGICAL RECORD SESSION』ブライアン・イーノ/デヴィッド・ボウイ/アンディ・ウォーホル〜ロックとアートを融合させた天才たちの音楽を聴く〜内容:レコードコンサート(アペリティフ、オードブル、メイン、デザート付き)日時:2022年7月10日(日)2回公演 第1部:12時~、第2部:18時~ ※受付はそれぞれ開演30分前より、約2時間15分を予定会場:ホテルグランヴィア京都 5F宴会場竹取の間(京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口)プロデュース・出演:立川直樹定員:各回70人(先着順、要予約)参加費:第1部 10,000円、第2部14,000円参加方法:ホテルグランヴィア京都WEBサイトより申し込み主催:ホテルグランヴィア京都、京都新聞問い合わせ:ホテルグランヴィア京都(TEL 075-342-5511)※営業部直通 午前9時-午後6時協力:Technics、FMCOCOLO/FM802、立川事務所制作:KYOEI立川 直樹/Naoki Tachikawaプロデューサー、ディレクター。60年代後半からメディアとの交流をテーマに音楽、映画、アート、ステージなど幅広いジャンルを手掛ける。近著に『I Stand Alone』(青幻舎)、『ラブソティ・イン・ジョン・W・レノン』(PARCO出版)、『音楽の聴き方』(ヨシモトブックス)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月30日ドキュメンタリー映画『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』が、2022年8月12日(金)にTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほかにて全国公開される。元「ビーチ・ボーイズ」ブライアン・ウィルソンに密着映画『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』は、元ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンに密着した初のドキュメンタリー映画。音楽史に偉大な足跡を残すミュージシャンで、ポール・マッカートニーもライバルと認めた“天才"である彼が、自身の波乱万丈な人生を振り返り、その栄光と苦悩の中で秘めてきた想いを明かす。人生の“栄光と苦悩”を語る初ドキュメンタリーブライアンに密着するのは、彼の長年の友人である元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者ジェイソン・ファイン。映画では、ブライアンが育った故郷ホーソーンや、幼少期に過ごした家、「サーフィン・サファリ」のジャケット写真が撮影されたパラダイス・スコープ、「カリフォルニア・ガールズ」などが生まれたダートマス、「グッド・ヴァイブレーション」などが生まれたローレルウェイ、そして「ロング・プロミスト・ロード」が誕生したベラージオなど、ブライアンゆかりの西海岸の街をめぐっていく。映画の1番の見どころである、3年間・70時間以上にも及んだインタビュー撮影では、身を削ってもたどり着けない領域を目指すがためプレッシャーに苛まれ陥った薬物中毒、自由と金銭を奪われ続けた精神科医との関係、なくなってしまった兄弟への確執と愛情、そして彼を導き最悪の環境から救い出してくれた音楽について語られる。貴重なアーカイブ映像や新曲も公開また、ホームビデオやレコーディング風景などの貴重なアーカイブ映像や、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョンなど音楽界の著名人が語る“ビーチ・ボーイズへの愛”、さらに、この映画のためにブライアンとジム・ジェームズが共作した新曲「Right Where I Belong」も公開。ジミー・ロジャーズの「Honeycomb」や、ブライアン自身の「Long Promised Road」といった名曲をカバーする様子も必見だ。【詳細】ドキュメンタリー映画『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』公開日:2022年8月12日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開監督:ブレント・ウィルソン製作:ティム・ヘディントン、テリサ・スティール・ペイジ、ブレント・ウィルソン製作総指揮:ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファイン出演:ブライアン・ウィルソン、ジェイソン・ファイン、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ニック・ジョナス、リンダ・ペリー、ドン・ウォズ、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンス、グスターボ・ドゥダメル、アル・ジャーディン、ジム・ジェームス、ボブ・ゴーディオ2021年/アメリカ/英語/93分/原題:Brian Wilson: Long Promised Road/字幕監修:萩原健太配給:パルコ ユニバーサル映画宣伝:ポイント・セット
2022年05月30日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、「トーキング・ヘッズ」の人気ナンバーでもある「Once In A Lifetime」の演奏シーンが解禁された。今回解禁された本編映像では、マリオネットのように踊るデイヴィッド・バーンのパフォーマンスで幕を開ける。イントロが流れると観客は湧き上がり、カメラはスポットライトを浴びながら語りかけるようなデイヴィッドの姿を映し出す。そしてサビに入ると11人のミュージシャンたちが合流し、1列に並んで迫力のパフォーマンスと美しいハーモニーを披露する。ステージの真上や後方からノリノリの観客の様子も映し出され、会場が一体となったグルーヴ感溢れる映像に仕上がっている。この「Once In A Lifetime」は、NMEが選ぶ「史上最高の曲500」で30位に選ばれた楽曲。1980年に発表されたブライアン・イーノがプロデュースした「トーキング・ヘッズ」の4thアルバム「リメイン・イン・ライト」に収録されている。このアルバムはローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年)で39位に選出され、日本でもマイ・フェイバリットに選ぶミュージシャンも多い。故・今野雄二氏が「原始と原子の火花散る出会い」と評したニューウェイブとアフリカンミュージックが融合した、時代を超えて愛される1枚だ。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月19日世界的人気を博す、UKを代表するバンド「The xx(ザ・エックス・エックス)」のメンバー・ロミーが、ファーストソロ・デビュー・シングル「Lifetime」を発表。新曲を通して届けたい気持ちは「今この瞬間を生きて、そしてそれを祝福すること」と、ロミー。ロックダウン中にロンドンでレコーディングされた本楽曲は、友人、家族、そして愛する人たちとの再会を歌っており、祝祭感溢れるキラー・チューンとなっている。新曲「Lifetime」では、ロミーが17歳のころからDJを続けているクラブ・ミュージックに対する思慕と愛に溢れ、そして、マーク・ロンソンやデュア・リパにも楽曲提供をする彼女のタイムレスなソングライティング能力が結実。今年の初めに自身のインスタグラムで示唆したように、イビザのハウスやトランスなどのクラブ・クラシックが内包する祝祭感が温かく、そして爽快に走り抜けるトラックは、今UKで最も勢いのある若手プロデューサーの1人、フレッド・アゲイン(Fred again..)と、The xxも絶大な信頼を寄せるプロデューサー / エンジニアのマルタ・サローニ(Marta Salogni)が参加。なお、プロデューサーのフレッド・アゲインは、盟友ジェイミーxxに加え、ストームジー、エド・シーラン、アンダーワールド、ブライアン・イーノら、といったようなそうそうたるメンツとのコラボやプロデュースでも名を上げている。パンデミック以降の現実逃避したくなるような世界情勢において、ロンドンのシンガー・ソングライターの栄えある今後の活動が垣間見える本楽曲。リリック・ビデオは、デザイナーのパトリック・サヴィル(Patrick Savile)と、アニメーターのコナー・キャンベル(Connor Campbell)が手掛けている。バンドとは違うアプローチの楽曲は、ソロならではのロミーの新しい魅力が詰まっている。現在、スポティファイ(Spotify)で公開されているロミーのプレイリスト「Pride Inside DJ Set」と合わせて聴くと、より新曲をたのしむことができるはず。ぜひ、下記よりチェックしてみて。■Pride Inside DJ Set
2020年09月30日今月初め、ガーデニングに夢中になりすぎてお尻の筋肉を傷めてしまったと報告していた「クイーン」のブライアン・メイ。現在の健康状態をインスタグラムにて動画と文章で報告し、壮絶な体験をしていたことを明らかにした。ブライアンは大臀筋を傷めてから一週間が過ぎても信じられないくらいのひどい痛みに苦しみ、周りの人たちも「それは筋肉の痛みではない」と心配したという。その痛みを「後背部を誰かにスクリュードライバーで延々と刺され続けているような痛み」と表現。再びMRI検査を受けると、坐骨神経がひどく圧迫されていることが判明。痛みの原因がはっきりしたことで、おそらく適切な治療を受け、痛みに関しては「本当によくなった」と語るブライアンだが、痛みと闘っている間に軽い心臓発作も起こし「死にかけた」と告白。「40分ほどの胸の痛み」を経験したとのこと。血管造影検査を受けたところ動脈に血栓が3か所見つかったため、ステント留置術が実施された。医師は開胸手術を勧めたというが…。「クイーン」のアルバムに「シアー・ハート・アタック」(1974年発売)というタイトルのものがあるが、ブライアンはこれまでずっとこのタイトルに関して少し心配していたそうだ。「本当に心臓発作を起こした人を怒らせちゃうんじゃないかってね」と。しかし、自身が心臓発作を起こしたことで「心臓発作クラブの仲間入りをしたから安心している」とジョークも放ち、「結局はすべてに意味があったことなのかも」と締めくくった。(Hiromi Kaku)
2020年05月26日映画『黒い司法 0%からの奇跡』が2020年2月28日(金)より公開される。弁護士ブライアン・スティーブンソンの“奇跡の実話”を描く映画『黒い司法 0%からの奇跡』は、冤罪の死刑囚たちのために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンによる“奇跡の実話”を、『ショート・ターム』の監督デスティン・ダニエル・クレットンが描いたドラマ作品。舞台となるのは、黒人への差別が根強く残る1980年代のアメリア・アラバマ州。無実の罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士ブライアンが立ち上がることから物語は始まる。しかしそんなブライアンが直面するのは、仕組まれた証言に、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫といった、数々の差別と不正。果たしてブライアンは、最後の希望となり、罪なき黒人たちを救うことができるのか?可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑むー。Who is ブライアン・スティーブンソン?日本ではあまり馴染みのないブライアン・スティーブンソンだが、彼は社会正義活動家としても活躍する、アメリカの著名弁護士。アラバマ州モンゴメリーを拠点とする司法の校正構想の事務局長も務める人物だ。アメリカでは“黒人の3分の1が刑務所に入ったことがある”という深刻な人種差別問題を抱える中、ブライアンは多くの死刑囚の救済措置を勝ち取ってきた。貧困者や黒人に対する偏見に立ち向かうその姿勢は高く評価されており、マッカーサー財団の“天才”賞ほか、数々の受賞歴を有している。キャスト主人公にマイケル・B・ジョーダン本作では、そんなブライアン・スティーブンソンの“駆け出し”時代を、「クリード」シリーズや『ブラックパンサー』で知られるるマイケル・B・ジョーダンが演じる。絶望の淵に立つ人々に寄り添いながら、不利な司法システムの中で闘う弁護士を熱演する。豪華オスカー俳優が共演また共演者には、オスカー受賞歴のある豪華実力派俳優が集結。不当な判決を受ける死刑囚ウォルター役を『Ray/レイ』のジェイミー・フォックス、ブライアンと共に黒人死刑囚を助けるための法律事務所で働く女性エバ役を、『ルーム』『キャプテン・マーベル』で主演を演じたブリー・ラーソンが演じる。【詳細】映画『黒い司法 0%からの奇跡』公開日:2020年2月28日(金)監督:デスティン・ダニエル・クレットン脚本:デスティン・ダニエル・クレットン/アンドリュー・ランハム原作:「黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う」ブライアン・スティーブンソン著/亜紀書房刊キャスト:マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソンほか配給:ワーナー・ブラザース映画
2020年01月19日「未成年男性への性的暴行疑惑」が取り沙汰されているブライアン・シンガー監督について、以前から不仲説がささやかれていたラミ・マレックが口を開いた。ラミは昨年から大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』で主役のフレディ・マーキュリーを演じ、今年、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を獲得。同作は、シンガー監督が撮影終了の数週間前に突然姿を消し、解雇されたという“事件”が起きたことでも話題に。シンガー監督は後に「家族の体調不良でセットを去った」と説明したが、本当の理由はキャストとの確執にあるとうわさになっていたのだ。以前、自分がキャスティングされた当時、シンガー監督に「性的暴行疑惑」があったことを「知らなかった」と語っていたラミ。先日、「The Hollywood Reporter」のインタビューでは、「(性的暴行疑惑の)内容を耳にしたよ。そういう被害に遭い、乗り越えてきた人たちに対して心底同情する。そんなことが起こるなんて、恐ろしいし驚きだよ。被害者の人たちはどれたけつらかっただろう」と被害者を思いやった。続いて「ブライアンとの間に何が起こったのかを話したいという人たちは、自分の声を聞いてもらう権利がある」と主張し、「ぼくの場合で言えば、ブライアンとの関係は不愉快なものだった。本当にね。現時点で言えるのはそれぐらいかな」とラミはついにシンガー監督と不仲であったことを自ら認めたのだった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年02月04日未成年のときにブライアン・シンガー監督に性的被害にあったとして4人の新たな被害者が浮上した。「The Atlantic」誌が報じた。シンガー監督といえば、昨年12月、現在大ヒット上映中の『ボヘミアン・ラプソディ』を監督するも撮影終了数週間前にFOXから解雇処分を受けて話題に。キャストやスタッフとの不仲や突然セットから姿を消したことが理由とみられたが、この直後にシンガー監督がある男性から「17歳のときにシンガー監督に性的暴行を受けた」として訴えられたことが判明。解雇の本当の理由はこの件ではないかとささやかれていた。今回新たに発覚した4人の被害者は、未成年のときにそれを知りながらシンガー監督に性的な行為を強要、またはレイプ被害にあったと主張する。その事件により薬物乱用、うつ、PTSDなどの精神的なダメージに悩まされたそうだ。4人のうちの1人は実名で記事に登場した。1997年、学校のトイレで用を足していたところ、背後に人の影を感じて振り向いたヴィクター・ヴァルドヴィノスさん。そこには学校で『ゴールデンボーイ』の撮影をしていたシンガー監督がおり、「映画に出してあげる」とスカウトされたという。エキストラとして出演することになったヴィクターさんは、わずか13歳、ファーストキスも体験したことがないまま、撮影現場の裏でシンガー監督に性的ないやがらせを受けた。結局、ヴィクターさんの撮影シーンは使われなかった。シンガー監督の弁護士は「シンガー監督は未成年と性交渉を持ったこともありませんし、そのような好みがあるということを断固として否定します」と完全否定。シンガー監督は「『ボヘミアン・ラプソディ』が賞を獲り、大ヒット作品になっているいまこういうことが起きても驚かない。同性愛者を嫌悪し、中傷するための記事。作品の成功を利用しているんだ」と「E!News」に語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月24日映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日公開)の公開記念舞台挨拶が13日に都内で行われ、阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、田中哲司、三木聡監督が登場した。見どころを聞かれた阿部は、「今週公開の映画の期待度2位という好成績で、1位ではないんですけれども、それがこの映画っぽくて素晴らしいと思います」と会場の笑いを誘いつつ、「原作ありきの作品が多い中、完全オリジナルの脚本なのでそこに期待して見て欲しい」とアピール。吉岡は初挑戦した歌唱とギターについて触れ、「半年前から準備して、こんなに長く時間をかけて準備した映画はないので思い入れがとても強いです」としみじみした。ふせは「テレビでは見られないような阿部くん、吉岡さん、千葉くんの普段みられない姿に注目してほしい。阿部さんこんなことできるんだ〜とか、千葉くんそれはまずいぞ! というシーンもある」とニヤリ。田中も「いろんなカツラが出てきます」と独特の見どころを明かした。さらに、キャストはそれぞれ、自分が変わるきっかけになった“言葉”にまつわるエピソードを披露。阿部は自身が中学生の時に同級生の母親に「阿部くんはさ〜30歳くらいになったら売れるよ!」と言われたという。「当時は役者ではなくプロ野球選手を目指していたのに、今こうして役者になり、主役をさせていただいている」と、先見の明に会場も驚いていた。吉岡は本作の「いいのいいの、ブライアン・イーノ!」という台詞をセレクトし、「大変な時も前向きにまあいっか、明日頑張れたらいいか、と思えるような台詞が三木監督の作品にはたくさん散りばめられているんですけど、それがとても顕著に表れている台詞だなと思います」と理由を説明した。また千葉は、知人の俳優に「千葉はさ、役じゃない時は全然色気がないよね」と言われたというが、「でもそれは逆に役の時は多少なりとも色気が出てるんだ! と勝手に自信を持ったんですけど……今回出てますか?」と登壇者に質問。一同が「出てるよ!」と口を揃えて言うと、阿部がすかさず「色気が出てなきゃ、こんな千葉千葉ってたくさん出てこないよ」と千葉のうちわを持った観客を眺めながらつっこむ。千葉本人も「色気のあるシーンというと、田中さんとのシーンを見て欲しい」と、内容に関わる意味深な発言で盛り上げた。最後に、映画の公開を祝して公式キャラクター「音タコくん」があしらわれた”音タコ! 特製くす玉”が登場。登壇者全員でくす玉の紐を引くと「テンションを上げろ!!」という垂れ幕が現れた。阿部、吉岡の直筆だが、阿部は最後の「!!」しか書いておらず、ほとんど吉岡が書いていることも判明した。阿部は「なかなかロック・コメディという映画はないと思います。ふざけてはいるんですけど、こんなに真面目にやったことはない映画で、心に焼き付けて帰って欲しいです。よろしくお願いします」と頭を下げた。
2018年10月13日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の期間限定ストアが、2019年9月18日(水)から10月1日(火)まで、京都藤井大丸 3階にオープンする。期間中は、2019年秋冬ウィメンズコレクションの新作を豊富に揃え、今シーズンの世界観を強く表現したピースから、デニムなどのベーシックアイテムまで幅広く展開する。2019年秋冬ウィメンズコレクションは、ポストパンクとゴシックロックから着想を得たコレクション。バンド「ザ・クランプス」のヴォーカリスト、ラックス・インテリアやブライアン・イーノなどをアイコンに掲げ、彼らの佇まいを再解釈したスタイルを提案する。レオパード・パイソン・タイガー・クロコダイルといったアニマル柄、イギリスの伝統的なツイード、光沢のあるコーティングコットン、シャギーニットとレザーの組み合わせなど、ブランドの得意とするテーラリングを活かしながらも、ヴィヴィッドに表現した現代的なピースを揃える。【店舗情報】ジョン ローレンス サリバン 期間限定ストア期間:2019年9月18日(水)~10月1日(火)場所:京都藤井大丸 3階 ポップアップスペース住所:京都府京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605番地 藤井大丸3F時間:10:30〜20:00【問い合わせ先】ジョン ローレンス サリバンTEL:03-5428-0068
2017年09月18日ブライアン・セッツァー・オーケストラの来日公演が2018年1月に決定した。2014年の来日から4年ぶりとなる今回の来日は結成25周年を迎える節目のステージとなる。ブライアン・セッツァーといえば、なんと言ってもストレイ・キャッツである。トリオなのにあのサウンドの厚みも驚かされたが、エモーショナルなステージは当時の少年の心を熱くした。余談だが、セッツァーと言えば、入れ墨だらけだしちょいワルな感じがカッコよくて、それは50を過ぎビッグバンドでも遺憾なく発揮されている。しかし、先日、ジェフ・ベックのレスポール・トリビュート・ライヴのdvdを買った。セッツァーがゲスト参加しており、遠慮がちにグレッチを弾き、ベックに促されながらちょっと弾く、を繰り返しとても可愛らしかった。セッツァーといえども、ベック先生の前では大人しくなるのだなぁ、と感動した。そんなセッツァー率いたストレイ・キャッツが解散し、更なる広がりを見せてくれたのが、ビッグバンド、ブライアン・セッツァー・オーケストラである。ツアーは1月24日の北海道・札幌のニトリ文化ホールでの公演を皮切りとして、2月8日の愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールの公演まで全国7カ所を回る。チケット料金はS席が9,800円、A席が8,800円(税込)。大阪、福岡、広島の3公演は9,800円のみとなる。なお東京公演の先行予約は9月11日より開始されている。詳細はウドー音楽事務所チケット情報まで。
2017年09月12日HIVと診断される前年のフレディ・マーキュリーとブライアン・メイ(写真:Photoshot/アフロ) 1991年に45歳でこの世を去ったクイーンのフロントマン、フレディ・マーキュリー。ギタリストのブライアンが『サンデー・タイムズ』誌のインタビューで、今まで語られてこなかったマーキュリーの闘病の様子を明かした。 1987年にエイズと診断されるも、マーキュリーは公にはそれを否定し続けていた。しかし、バンドメンバーには早くに打ち明けていたという。マーキュリーは、親しい人以外に自分の苦しみを知られることを恐れていたのだ。 闘病期間中のある日の夕食時、マーキュリーはメイに自分の片足を見せた。そこにあったのは、壊疽のためにそのほとんどを失ってしまった、「かつて足だったもの」だった。 「ブライアン、こんなものを見せてしまってすまない。動揺してしまうだろ」とつぶやく盟友に、メイは「そんなことはないよ、フレディ。こんなに激しい痛みを君が我慢してきたということがわかった以外は」と返したという。 今でこそ、薬の進化でHIVは死に直結する病ではなくなったが、当時は治療法のわからない「不治の難病」だった。病気の進行は早く、マーキュリーは発病後、わずか数カ月で片足を失ってしまったという。 「あと少し発病が遅ければ、きっと彼はまだ僕らと一緒にいたはずだ。絶対に」とメイは悔しさを滲ませた。
2017年05月29日ブライアン・メイ(69)が、元サッカー選手のデビッド・ベッカムが鳥の狩猟をしているとして非難した。ブライアンは、ベッカムが先週、友人のガイ・リッチー監督と狩猟の準備をしている姿が浮上したことで、「野生動物を娯楽のために撃つなんて良い見た目じゃないよ。ボールだけにしておけばいいのに」「すごく悲しい気分にされたよ」「ベッカムはヒーローなのに」「こんな一番腰抜けな『スポーツ』と呼ばれるものに参加しているなんて...すごく残念だ」とツイッターに投稿した。一方で、以前にはベッカムとリッチーが飼い犬を週に2度、ブラジル風トリミングにリムジンで連れて行っているという話が報じられていた。イングリッシュ・コッカー・スパニエル種のオリーブという愛犬を持つベッカムは、尻尾の下の毛までカットするというトリミングの常連であると言われている。ある関係者は以前、「ばからしいですよ。ベッカムとガイは2人とも愛犬を溺愛していて、週に2度リムジンで美容院へ連れて行くのに大金を使っています」「2人はお互いの家を行き来して、一緒に遊ばせたり散歩させたりもしています。人から笑われるのは分かっていますが、気にしていないんです。2匹をパブにまで連れて行って見せびらかしていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年10月18日カナダ出身のアーティスト、ブライアン・アダムスが2017年1月23日(月)に大阪・大阪市中央体育館、24日(火)に東京・日本武道館で5年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】ブライアン・アダムスは1980年にアルバム『ギヴ・ミー・ユア・ラヴ』でデビュー。1983年発表の3rdアルバム『カッツ・ライク・ア・ナイフ』がヒットし、世界的な人気を獲得。昨年10月には13作目となるアルバム『ゲット・アップ』をリリース。来日公演は同作を引っ提げて行われる。チケットの一般発売は9月17日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて先行抽選プレリザーブを実施中。受付は9月5日(月)午前11時まで。■ブライアン・アダムス「GET UP TOUR 2017」2017年1月23日(月)大阪市中央体育館(大阪府)2017年1月24日(火)日本武道館(東京都)
2016年08月30日ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(Vivienne Westwood MAN)が6月19日、17SSメンズコレクションショーをCitylife Palace Piazzaで開催した。内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者であるジャーナリスト、ジュリアン・アサンジに容疑がかけられ、その後2012年6月ロンドンのエクアドル大使館にて身を寄せ政治亡命を申請してから丸4年が経つ。今年2月に国連調査委員会は、英国とスウェーデンに同氏の解放を要求したが、5月にFBIが米連邦裁判所に対しジュリアン・アサンジとウィキリークスへの積極的な追及を続けると宣言した。この状況に対し、ヴィヴィアン・ウエストウッドも“彼の解放”を訴える一人である。今シーズンのショーは、内部告発者と自由を讃える国際的なイベントに参加することを伝えるビデオメッセージで始まった。ウエストウッドも参加するイベントは、このミラノを皮切りに「アサンジウィーク」と称され、パリのポンピドゥーセンター、ベルリンのフォルクスビューネ、ブリュッセルのボザール、マドリードのシルクロ・デ・ベリャス・アルテス、ベオグラード、ナポリ、サラエボなど世界の主要10都市でも同時開催された。イベントのスピーカー・パフォーマーには、パティ・スミス、ノーム・チョムスキー、ブライアン・イーノ、スラヴォイ・ジジェク、マイケル・ムーア、PJ ハーヴェイの他、多数の著名人が名を連ねる。
2016年06月22日ブライアン・ウィルソンが4月12日に東京国際フォーラム ホールAで『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアーをスタートさせた。【チケット情報はこちら】今回の公演は、名作として名高いビーチ・ボーイズのアルバム『ペット・サウンズ』のリリース50周年を記念して、同作の楽曲を再現するライブ。 1966年にリリースされた同作は、史上最高のアルバムと称されることも多く、後進のアーティストに大きな影響を与えた。同作の再現公演は今回のツアーで最後となることが発表されている。ライヴは3部構成となっており、まず一部で『ペット・サウンズ』以外のザ・ビーチ・ボーイズのヒット曲やレア曲を披露し、二部で『ペット・サウンズ』の完全再現を行い、最後にアンコールで、再び『ペット・サウンズ』以外のヒット曲を演奏するというものになっている。第1部では『California Girls』、『Surfer Girl』などが披露され、場内にイントロが流れるだけで観客からは歓声が起こった。第2部では『ペット・サウンズ』を曲順通り再現。「ポール・マッカートニーも気に入ってくれてる曲なんだ。すごいだろ?」というMCのあと披露された『God Only Knows』や、アルバムと変わらない力強いボーカルで聞かせた『I Just Wasn’t Made for These Times』など、同作に収録された名曲の再現に監修は聞き惚れていた。アンコールでは『Good Vibrations』『All Summer Long』から『Help Me, Rhonda』『Surfin’ U.S.A.』『Fun, Fun, Fun』など、ザ・ビーチ・ボーイズのヒット曲を披露。ラストはブライアン・ウィルソン、ソロ名義の1stアルバム『ブライアン・ウィルソン』に収録された『Love and Mercy』で締めくくり、ライブは終了した。『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアーは本日、4月13日に東京・東京国際フォーラム ホールAで、4月15日(金)に大阪・オリックス劇場で開催。東京公演の当日券は17時より会場で販売される。また、大阪公演の当日引換券は現在発売中。
2016年04月13日「第88回アカデミー賞」主演男優賞にノミネートされているブライアン・クランストン主演の映画『TRUMBO』の邦題が『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』 に決定し、夏に日本でも公開することが決定した。20世紀半ばのハリウッド黄金期、当時もっとも人気のあった脚本家ダルトン・トランボの家族愛と映画へのパッションを描いた実話に基づく感動の物語。順風満帆に見えたトランボの人生は、当時冷戦の影響により横行していた赤狩りの標的となり、下院非米活動委員会への協力を拒んだという理由で投獄された。しかし釈放された後も名前を変えることで秘密裏に『ローマの休日』などの脚本を書き、2度のアカデミー賞を受賞。トランボの物語は、アメリカでさえ信条によって虐げられた人々がおり、言論の自由は未だ万人の者になっていない、いまの世界にも通じるメッセージが描かれている。監督には『オースティン・パワーズ』シリーズや『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズで知られるジェイ・ローチが務めている。主人公・トランボ役を演じるのは、テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」でエミー賞など数々の賞を受賞し、人気・実力とも超一級スターとなったブライアン。そのほかに、『運命の女』『トスカーナの休日』のダイアン・レイン、『マレフィセント』のエル・ファニング、近年では『黄金のアデーレ 名画の帰還』が記憶に新しいヘレン・ミレンら実力派俳優が脇を固めている。本作には、過酷な状況の中トランボを支え続けた家族、あるいはハリウッドの反共主義の代表格とも言えるヘレン演じる映画コラムニスト、またハリウッドスター、映画脚本家、映画会社などが実名で登場しており、ハリウッドの黄金期に思いを馳せることができる。ブライアンは話題の本命を抑え悲願の主演賞受賞となるのか。日本時間2月29日(月)に行われるアカデミー賞授賞式に注目が集まる。『トランボハリウッドに最も嫌われた男』は2016年夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月24日ポストNYパンクのカリスマと称される、サクソフォン奏者で歌手のジェームス・チャンス率いるジェームス・チャンス&ザ・コントーションズが、1月22日から24日にかけて東京・南青山のブルーノート東京にて5年ぶりの来日公演を行う。ジェームス・チャンスは、アメリカ・ウィスコンシン州出身のサクソフォン奏者で作曲家で歌手。ジャズ風の即興演奏や、パンクロックを組み合わせた演奏を行い、1970年代の“ノー・ウェーブ”カルチャーにおける主要な人物として知られている。ニューヨークに移住後、1977年にコントーションズを結成すると、ブライアン・イーノのプロデュース作品『NO NEW YORK』に参加し音楽シーンを揺るがした。10年リリースのコンピレーションアルバム『Twist Your Soul -The Definitive Collection』もロングセラーを記録している。期間中、ブルーノート東京地下1階フロアにあるBar BACKYARDでは、今回の来日を祝し、当時“ノー・ウェーブ”の渦中にいたミュージシャン、アーティスト、デザイナーをゲストに招く記念DJパーティーを開催。1月22日には、ヒステリックグラマーの北村信彦、アンダーカバーの高橋盾が、23日にはミュージシャン兼音楽プロデューサーの中西俊夫、ミュージシャン兼作家の中原昌也が、24日にはイラストレーターでアートディレクターの伊藤桂司、現代美術家の松蔭浩之が登場する予定だ。また、1月13日から24日までは、ジェームス・チャンスの恋人でマネージャーだったアーニャ・フィリップスが残したポートレート展「PORTRAITS OF JAMES CHANCEBY ANYA PHILLIPS」も同時開催される。さらに、展示作品を含む約30点の写真を収めた写真集『BLACK & WHITE』の販売も行う。
2016年01月10日アメリカのミュージシャン、ブライアン・ウィルソンが、2016年4月12日(火)・13日(水)に東京・東京国際フォーラム ホールA、4月15日(金)に大阪・オリックス劇場で来日公演を行う事が決定した。【チケット情報はこちら】ソロとしては11年ぶりとなる来日公演。今回の公演は、名作として名高いビーチ・ボーイズのアルバム『ペット・サウンズ』のリリース50周年を記念して、同作の楽曲を再現するライブ。ブライアン・ウィルソンは1942年生まれ。10代の頃、ビーチ・ボーイズを結成しキャリアをスタート。1962年にファーストアルバム『サーフィン・サファリ』をリリース。当初はサーフロックを強調していたが、すぐに他のテーマも取り込むようになり、1966年にリリースされた『ペット・サウンズ』は、史上最高のアルバムと称されることも多く、後進のアーティストに大きな影響を与えた。ビーチ・ボーイズのメンバーとしては、1988年にロックの殿堂入りを果たしている。また、ブライアンはソロ活動でも大きな実績を残している。1960年代にレコーディングしていた曲を2004年に完成させリリースした『SMILE / スマイル』は、ビルボードチャートのトップ20入りを果たし、初のグラミー賞を獲得。今年4月には11作目となるソロ・スタジオ・アルバム『ノー・ピア・プレッシャー』をリリースしている。現在、チケットの一般発売に先がけて、本日よりプリセール先着先行をぴあ独占で実施中。受付は12月1日(火)午後11時59分まで。■「『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアーBRIAN WILSON 50th Anniversary of “PET SOUNDS” JAPAN TOUR」2016年4月12日(火)東京国際フォーラム ホールA(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月13日(水)東京国際フォーラム ホールA(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月15日(金)オリックス劇場(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:00料金(全席指定・税込)S席 12500円 、 A席 10500円※未就学児童入場不可
2015年11月25日ブライアン・デ・パルマが、アクションスリラー『Lights Out』を監督することになった。中国の映画会社と、アメリカとオーストラリアにベースをもつアークライト・フィルムズの共同製作。その他の情報盲目の中国人女性が、意図せずして極秘の殺人計画に巻き込まれることになり、その状況と戦ううちに、ヒーローになっていくという物語らしい。キャスティングは現在進められている。デ・パルマは、『キャリー〈1976年〉』、『フューリー〈1978年〉』、『殺しのドレス』(1980年)、『スカーフェイス』(1983年)、『アンタッチャブル』(1987年)などで知られる。最近作は、レイチェル・マクアダムス、ノオミ・ラパスらが出演する『パッション』(2012年)。文:猿渡由紀
2015年11月10日東京国際映画祭のコンペティション部門審査員記者会見が23日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われ、審査委員長のブライアン・シンガーをはじめ、審査委員のトラン・アン・ユン、ベント・ハーメル、ナンサン・シー、スサンネ・ビア、大森一樹が出席した。『X-MEN』シリーズで知られるブライアン・シンガー監督は「東京国際映画祭の審査員長として、そしてすばらしい審査員団と仕事ができることを光栄に思っています」とあいさつ。審査の基準について「いろんな国々からの映画、ジャンルもホラーからコメディ、ドラマと広い。国の文化の違い、その上にジャンルの違いということは、審査員の私たちにとって課題になる」と審査の難しさを語った。『卵の番人』『キッチン・ストーリー』で知られるノルウェーのベント・ハ-メル監督は「物語がどれだけ上手に語られているかが一つの審査基準」、『ノルウェイの森』のトラン・アン・ユン監督は「最終的にすばらしい作品というのは、言葉が万国共通に物語をうまく語っているもの。そういう基準で見ていきたい」とコメント。『ゴジラVSキングギドラ』の大森一樹監督は、「映画祭が始まって30年。産業革命と言われるくらい映画の形が変わってきた」と言い、「どのように産業革命に対応しているのかを見られたら、ヒントを与えてくれる映画があればベストな映画にしたい」と伝えた。日本の映画で影響を受けた作品を聞かれると、外国人審査員全員から黒澤明監督の名前が挙がり、ブライアン・シンガー監督は「スピルバーグ、ルーカスでさえ黒澤さんの影響を受けているという。ほとんど映画を見る時は、スピルバーグを見て黒澤さん、ルーカスを見て黒澤さんというくらい、黒澤さんは自分の映画作り、映画業界に非常に大きな影響を与えた」と話し、「三船敏郎さんがアメリカに来られた時に会うすばらしい経験があった」ということも明かした。トラン・アン・ユン監督は「溝口(健二)、小津(安二郎)、成瀬(巳喜男)、柳町(光男)、橋口(亮輔)、是枝(裕和)」と名前を挙げ、「日本映画から学ぶことはたくさんある」と語った。イギリスに留学していた時に黒澤監督の話を聞く機会があったという『インファナル・アフェア』のナンサン・シープロデューサーは、「お年を召しているにも関わらず『毎日学ぶことがいっぱいある』と話された言葉はいまだに心に残っている」と言い、黒澤作品は「今でも新しく何か学ぶものがある」とコメント。『未来を生きる君たちへ』のスサンネ・ビア監督も「若い時から黒澤監督の影響を非常に受けている」と言い、ベント・ハーメル監督は「小津監督、黒澤監督が好き。『羅生門』を南米の友人に見せたばかり」と明かした。
2015年10月23日アメリカのロックシンガー、ブライアン・セッツァーが1年ぶりの来日公演を、来年2月11日(木・祝)北海道・ニトリ文化ホールより開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】昨年8月にアルバム『ロカビリー・ライオット:オール・オリジナル』をリリースしたブライアン・セッツァー。今回のツアーは同作のレコーディングに参加した、マーク・ウィンチェスター、ケヴィン・マッケンドリー、ノア・レヴィーの3人とともに来日し、「ブライアン・セッツァー・ロカビリー・ライオット」名義で行う。ブライアン・セッツァーは1959年生まれ。1980年、ロカビリー・バンド「ストレイ・キャッツ」を結成。バンド解散後はソロ活動のほか、バンド「ブライアン・セッツァー・オーケストラ」としての活動も並行して行っている。ジャパンツアーのチケット一般発売に先がけて、2月18日(木)大阪・なんばHatch公演、22日(月)・23日(火)東京・TOKYO DOME CITY HALL公演の先行を実施。受付は大阪公演が9月10日(木) 昼12時から14日(月)午前11時まで。東京公演が9月12日(土)午前11時から17日(木)午前11時まで。■「ブライアン・セッツァー・ロカビリー・ライオットJAPAN TOUR 2016」2月11日(木・祝)ニトリ文化ホール(北海道)2月13日(土)東京エレクトロンホール宮城(宮城県)2月15日(月)広島クラブクアトロ(広島県)2月16日(火)DRUM LOGOS(福岡県)2月18日(木)なんばHatch(大阪府)2月19日(金)ダイアモンドホール(愛知県)2月22日(月)TOKYO DOME CITY HALL(東京都)2月23日(火)TOKYO DOME CITY HALL(東京都)
2015年09月10日ミーガン・フォックスが夫のブライアン・オースティン・グリーンと破局していたようだ。「Us Weekly」が報じたもので、11年前から交際し、結婚生活は5年続いた2人だが、複数の知人が同誌に、ミーガンがブライアンの元を去ったと話している。別れたのは半年前だそうだ。29歳のミーガンと42歳のブライアンは2004年、ミーガンが出演していたTVシリーズ「Hope&Faith」(原題)にブライアンがゲスト出演したのをきっかけに交際が始まり、2006年に婚約したが、3年後に解消してしまった。だが、1年後の2010年6月にブライアンが再度プロポーズして24日後にはハワイで挙式した。2人の間には今年2歳になる長男と1歳半の次男がいるが、少し前から夫婦関係に問題が生じていたという。知人たちは詳細を語ることはなかったが、ミーガンが女優の仕事をセーブしないことにブライアンが不満を募らせていたという説もある。2人が一緒にいる姿は今年6月以来目撃されていないという。夫妻それぞれの代理人は、破局報道について現時点ではコメントしていない。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月20日第28回東京国際映画祭の概要説明会見が7月28日(火)、都内で行われ、コンペティション部門の審査委員長を『X-MEN』シリーズで知られるブライアン・シンガー監督が務めることが発表された。通算8度目となる10月の来日を前に、シンガー監督は「映画を愛する者として、フレッシュで新しい作品を観られるということが一番の栄誉だと感じています」と今回の決定に喜びを語り、「審査委員のひとり、さらには審査委員長の立場から、映画監督たちの成長を手助けできることは、なお一層の栄誉です。私は商業映画も手がけてきましたが、キャリアの出発点は映画祭です。映画祭の重要性を心から理解していますし、映画祭にまた参加できることをとても楽しみにしています。審査委員として、そしてほかでもないひとりの観客として」と意気込みのコメントを寄せた。また、同日、オープニング作品にロバート・ゼメキス監督の最新作『ザ・ウォーク』、クロージング作品に佐藤浩市と本田翼が共演する『起終点駅 ターミナル』が決定したことも明らかになり、会見では佐藤さん&本田さんからもビデオメッセージも上映された。10年前に『雪に願うこと』(根岸吉太郎監督)で主演男優賞を受賞している佐藤さんは、「今回も初日に現場に入ったときに、『雪に願うこと』の初日に感じた、現場の意識の高さを感じました。それが東京国際映画祭のクロージング作品になったということが、僕にとっては本当に嬉しい驚きでいっぱいです」。本田さんは「本当に光栄です。この作品は、見終わった後に、少し幸せになれるようなあたたかい作品です。この秋お会いできることを楽しみにしています」と映画祭の開幕を心待ちにしていた。会見には日本を含むアジアの監督3名が、ひとつのテーマでオムニバス映画を共同製作するプロジェクト「アジア三面鏡」に参加する行定勲監督(日本)、ブリランテ・メンドーサ監督(フィリピン)、ソト・クォーリーカー監督(カンボジア)が出席。来年の完成を目指し、3名によるディスカッションが進んでいると言い、行定監督は「映画祭がアジアの作品にスポットを当てることは非常に大切。自分自身もアジア映画に影響を受けてきたし、今回の試みは刺激的。体当たりで挑戦したい」と意気込んでいた。【第28回東京国際映画祭】概要主催:公益財団法人ユニジャパン(第28回東京国際映画祭実行委員会)共催:国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)東京都(コンペティション部門)期間:2015年10月22日(木)~10月31日(土)[10日間]開催会場:六本木ヒルズ(港区)、新宿バルト 9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿ほか、 都内の各劇場及び施設・ホールを使用(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日WWDC15で発表された際、提供予定の100カ国の中に、果たして日本は入っているのか?とやきもきしていたApple Musicだが、足並み揃える形で1日に国内でもサービスがスタートした。対応デバイスはiPhone/iPad、Mac、Windows PCなどで、Android端末も秋には使えるようになる。サービスのローンチにあわせて、アップルはiOS 8.4とiTunes 12.2をリリース。iOSデバイス、MacのユーザーはそれらをインストールすることでApple Musicを利用できるようになる。Apple Musicは、ストリーミングを中心とした定額制の音楽サービスだ。グローバルで3,000万曲を超える楽曲を揃えているという。早速、プランを選択しサービスを利用してみたのだが、これは衝撃だ。初めてセックス・ピストルズを聴いて1,000枚持ってるレコードを10枚に整理し再出発を決意したくなるくらいのインパクトがあった。新しい「ミュージック」アプリでは、画面下に5つのタブが並ぶ。このうち「My Music」は、従来の「ミュージック」アプリを統合したもので、ライブラリやこれまでに作成したプレイリストが表示されるようになっている。アプリを起動すると、サービスの紹介に続いて初期設定画面が表示される。登録を行うと「あなたのお気に入りをおしえてください」「あなたのお気に入りを選択してください」と、好きなジャンルにミュージシャンやバンドをチョイスするよう促される。気になったらバブルを1回、大好きだったら2回タップし、興味のないものは長押しで消していく。この過程がもう楽しく、自分が好きなミュージシャン/グループが提示されるまで延々とアーティスト探しの旅を続けてしまう。挙がって来る候補も「これ好きでしょ?」とか「やっぱり、これはないよね」と、実際に対話しているかのような感じで進んでいくのだ。このあたりは、クラブDJに、さっきかけてた曲って何?と訊いて、レコードバッグ覗かせてもらってるような感覚でもある。それで、好みが反映された(と思われる)プレイリストを「For You」のタブで見てみると……。驚くべきほど完璧な提案がなされているのだ。自分はデヴィッド・ボウイとブライアン・イーノを「大好き」でエントリーし、セルジオ・メンデスを「お気に入り」でセレクトしてみたのだが、お勧めの候補になんとトーキング・ヘッズが入っていた。イーノが初期ヘッズのプロデューサーであり、ボウイのバックでエイドリアン・ブリューがギターを弾き、デヴィッド・バーンがリオやバイーヤの音楽から影響を受けているといったことを知らなければまず、リストアップできないはずなのに。Apple Musicのウリのひとつである「人の手によるキュレーション」の精度を、早くも見せつけられた格好だ。脳をスキャンされたような気分と言ったら良いのか。機械的にはじき出されたプレイリストとは明らかに異なるテイストで、これは間違いなく「選曲家」の仕業である。クラブ/ラジオのDJや批評家だけでなく、日本で90年代に影響力があった、レコードショップのポップ職人たちを思い起こさずにはいられない出来なのだ。アルゴリズムを使ったレコメンドなら、ボウイとイーノで、共同制作/共演者のロバート・フリップを抽出するのがせいぜい、といったところだろう。だが、人の手が入っているApple Musicなら、ロバート・フリップとエイドリアン・ブリューをセットにして年末の来日公演が決定したキング・クリムゾンを推してくるに違いない(実際のところ、フリップもクリムゾンも日本では配信を行っていないので、そうはならないが)。ちなみにヘッズに関して言うと「My Music」の中には入っていない。単にライブラリを参照した結果が候補に挙がるということでもなさそうだジャンルごとに用意されているプレイリストは音楽に精通した担当者(「APPLE MUSIC EDITOR」)に依るものであるらしいのだが、一体、どんな人々がこの作業に携わっているのだろうか? 選曲はもちろんのことだが、曲順にも拘っており、例えば「エクササイズ/フィットネス」のプレイリストでは、運動量が増えるの見越して、段々とテンポの速い曲になっていくといった具合だ。ライトユーザーにもヘビーユーザーにも受け入れられるよう、様々なニーズに応じたセットリストが用意されているのも特徴だ。これで新しい職業が生まれるのではないかと妄想させるレベルの仕事ぶりである。「New」のタブでもAPPLE MUSIC EDITORが選曲を手がけている模様だが、ここでは"Rolling Stone"や"NME"といった老舗の雑誌に加え、"Pitchfork"といったエッジの効いたメディアのキュレーターによるプレイリストも楽しめる。この媒体の並びを見るだけでもAppleの注力度というか本気度が伺える。「注目のCONNECT:ビデオ」など動画もピックアップされており、現在、ファレル・ウィリアムスの特別なコンテンツが視聴できる。続いて「Radio」をチェックしてみよう。ここの目玉は何と言っても「Beats 1」だ。ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンの3カ所に、このインターネットラジオサービスのために作られたスタジオから24時間番組が配信されている。BBCのラジオ局「Radio 1」の人気DJ、ゼイン・ロウが中心となって組まれたプログラムは、流しっぱなしで聴くには丁度いい塩梅だ。Beats 1以外では「洋楽ヒットチャート」「2000年代ヒッツ」といった番組があり、こちらは好みでない曲が流れた場合はスキップできる仕様になっている。Beats 1を半日ほど流しっぱなしにしてみて、これはリスニングの環境も変化するだろうなと考えるようになってきた。これまではiPhoneやiPod、時々、iPadを使い、ヘッドフォンやイヤフォンで聴くことが多かったのだが、掃除してるときも音楽かけたくなるし、食事のときも音楽が流れていてほしくなる。iOSデバイスからBluetoothで、Beats by Dr.Dre Pill 2.0 スピーカーを鳴らしたり、Apple TVを使ってAirPlay経由でメインのAV機器に送るということが増えるような気がしている。3つ目の柱である「Connect」では、ミュージシャンとファンを結びつける場所を提供する。言ってみれば、ある種のSNSであるが、バックステージで撮ったスナップや、作りかけの歌詞、MVのラフカットにアウトテイクなど、ミュージシャンが見せたいもの聴かせたいものを置いておける。投稿に対してコメントをつけたり、それをメッセージ、Facebook、Twitter、Eメールで共有するといったことも可能だ。Connectは、ミュージシャンが自身で登録を行い、完全なディスコグラフィーやバイオグラフィーを作成したり、プロモーションに必要なキットを公開しておくこともできる。ミュージシャンのイメージ管理を徹底しておきたいという日本の芸能界にはピッタリの機能ではないだろうか。業界の慣習である、不満のあるカットを外す写真チェックやインタビューでの不都合な発言を削除するための原稿チェックも、事務所の思い通りになり、マイナスイメージとなる要因を100%排除できるようになる。Apple Musicの利用料は「個人メンバーシップ」で月額980円、「ファミリーメンバーシップ」は1,480円となっている。サービスの発表時、前者は9.99ドル、後者は14.99ドルとアナウンスされ、為替レートから、それぞれ1,000円越え、1,500円越えとなるのではないかという噂もあったが、ここは素晴らしく良い意味で予想を裏切ってくれた。素晴らしいと言えば、本当は筆頭に挙げなければならないのが、その「ファミリーメンバーシップ」だ。家族が最大6人まで、各々が使っているデバイス上でApple Musicに好きなだけアクセスして楽しめる。家族全員の買い物を一枚のクレジットカードで支払うことも、子供達が買った曲を保護者のデバイス上で承認することもできる。このファミリーメンバーシップがアナウンスされた瞬間、これでティーンエイジャーがお金を払って音楽を聴くようになる、カルチャーの中に音楽を取り戻す、まさにそのチャンスが訪れたのだと感じた。いや、カルチャーの中に音楽を取り戻すは言い過ぎかもしれない。若年層のCDの購入量は減っているものの、音楽を聴く時間は反対に増えているという調査報告もあることだし。だが、音楽に対してお金を払うという文化は明らかに衰退している。合法/違法に関係なく、YouTubeなどのサービスを利用し、「タダで」音楽を聴くのが習慣化しており、コンテンツに対してお金を払うという意識が意識が薄れている。そういった文脈が存在している上で、Apple Musicが広告表示を前提にした無料プランを用意しなかったのは英断であったと評価する。昨年米国でサービスがスタートしたiTunes Radioは結局、日本で提供されずにいる。無料プランがあって、聴き放題なんてとんでもない、という音楽業界からの反発があったのは想像に難くないが、今回のApple Musicではそういった抵抗に対して、ちゃんとロイヤリティあるから安心してくれというモデルを提示してきたのだ。上記のファミリーメンバーシップであらゆる世代の音楽を聴きたいという欲求に応え、きちっとその対価も支払わせる、これが機能すれば、人々はまた音楽にお金を払うだけの価値があることを再発見するだろうし、次の世代にもそれを引き継いでいくことになるはずだ。先を見越した全方位システムになっていることに、未だ渋い顔をしている業界関係者は気づくべきである。MTVが台頭した頃、ビデオがラジオスターを殺す、と歌われたこともあったが、Apple Musicは音楽を愛する人々を誰も殺さない(もし駆逐されるとしたら、音楽を利用して不当な利益を得ている連中だ)。iTunes Storeがオープンしたことで、アップルは結局、レコード業界の救世主となった。恐らく今回も、業界をピンチから救うこととなるのであろう。
2015年07月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「Records by artists 1958-1990」ジョルジオ・マッファイ(Giorgio Maffei)2013年ボローニャ大学図書館にて開催された、イタリア人美術評論家ジョルジオ・マッファイのキュレーションによる展覧会の図録。本展では、自身がコレクトした約500点に及ぶレコードのジャケットを展示。50年代は、音楽家に限らずビジュアルアートやパフォーマンス、文芸といった多分野の作家が新しい表現手段として「音」を用い始めた時代。その時代から音を使った実験的な試みが行われていたことが膨大なレコードコレクションによって明らかにされている。図録では、ブライアン・イーノ、スティーヴ・ライヒに代表される音楽家のレコードや、イヴ・クライン、ジャン・デュビュッフェ、黒川紀章らがアートワークを手掛けた貴重なレコードジャケットなどの展示品を掲載している。ジョルジオ・マッファイはデザイナー、ブルーノ・ムナーリの書籍コレクターとしても有名。アートと音楽の関係性について研究を重ねている。【書籍情報】「Records by artists 1958-1990」著者:ジョルジオ・マッファイ出版社:Viaindusriae/Danilo Montanari言語:英語、イタリア語ソフトカバー/286ページ/160×230mm発刊:2013年価格:7,160円
2014年12月11日