綾瀬はるか演じるバリバリのキャリアウーマンが母親になろうと奔走する10年間を描く「義母と娘のブルース」の第7話が8月21日にオンエアされ、成長してみゆきの前に現れた大樹を演じる井之脇海のイケメンぶりにネットがざわめいている。本作は桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画が原作。綾瀬さん演じるバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、竹野内豊演じる数年前に妻と死別、娘・みゆきとともに生きてきた宮本良一からプロポーズされ結婚、当初は亜希子が母親になるのを拒んでいたみゆきだったが、少しづつ2人の距離は縮まっていく。だが、実は良一もガンに侵されており、良一が亜希子と結婚したのはみゆきを亜希子に託すためだった。そして前回の冒頭で良一は亡くなってしまう。そこから舞台は一気に10年後の現代へ。「第2部」からは高3になったみゆきを上白石萌歌が、小学生時代のみゆきのことが好きだったがそれを言い出せないまま転校していった大樹を井之脇海を演じ、前回は2人が再会し、大樹から告白されたみゆきが驚いて断ってしまうまでが描かれた。一方の亜希子もみゆきに働く姿を見せようと、佐藤健演じる麦田章が経営する廃業寸前のパン屋に勤務することになる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。21日放送の第7話では、受験に専念しなきゃと考え大樹の告白を断ったみゆきが、大樹に「家庭教師をしてやる」と提案され、2人で勉強することに。だが亜希子に心配をかけたくないみゆきは「自習室で勉強してる」と嘘をついてしまう。亜希子はベーカリーの再建と家事を両立しようと奮闘するのだが、それがみゆきに劣等感のような気持ちを持たせることになってしまう。さらにみゆきと大樹が2人で勉強していたことが亜希子にバレたことで、みゆきは亜希子に自分の気持ちをぶつけてしまう…という展開。麦田から亜希子への、大樹からみゆきへの“アドバイス”が本作史上最大(?)の親子ゲンカを解決に導くなど、男性陣が活躍した印象の第7話。特に大樹を演じた井之脇さんには「ひろきくんイケメンになりすぎ」「井之脇海さんという俳優さん、魅力的」などの声が殺到。「「ごちそうさん」の時から可愛いと思っていたけど、大人になっても可愛い」「元々好きだったけども、このひろきくんのせいでもっと好きになってしまった」といった以前からのファンのツイートも。上白石さんと井之脇さんは以前紅茶のCMでも共演したことがあり「午後ティーコンビ可愛すぎ」といった声も多数投稿されていた。(笠緒)
2018年08月22日放送中のドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系・火曜22時)が高視聴率で話題です。桜沢鈴さんによる同名漫画が原作の本作は、“血の繋がらない母と娘”という難しいテーマを描きつつも笑いあり涙ありの作品。そんな本作の、ママだからこそ注目したいポイントをご紹介します。“ぎぼむす”これまでのあらすじは仕事一筋のキャリアウーマン亜希子(綾瀬はるかさん)は、妻を病気で亡くした良一(竹野内豊さん)から「小学生の娘、みゆきの母親として育ててくれる女性が必要」とプロポーズされます。良一は胃がんを患い、余命が長くありませんでした。亜希子は人恋しさと「義母になる」という高いハードルに奮起し、良一のプロポーズを受けることに。最初は嫌がっていたみゆきでしたが、熱心な亜希子の姿を見て徐々に心を開いていき、3人は本当の家族のように。しかしその後、良一は死去。ついに義母と娘だけの生活が始まります。月日は経って9年後、みゆきは高校生に。すっかり本当の親子のようになった亜希子とみゆきですが、2人の目の前にはまだまだ問題が巻き起こり――。血が繋がらない義母だからこそできる子育て亜希子の姿からは、「義母だからできる子育て」が見えてきます。あれこれ指示や口を出すのではなく、ただ行動を持ってその背中を見せ、子どもに大切なことを教える姿勢を崩しません。みゆきが小学生の頃、新しい母を受け入れない彼女を決して責めたり否定したりせず、ビジネスで培った知恵を利用しながら次々と新たな提案を実践してみゆきと距離を縮めていきました。また第3話ではPTA問題にも斬り込みます。PTAに異議を唱えた亜希子によって、みゆきがPTA役員の子どもたちに避けられる事態に。この出来事に怒った亜希子はPTA廃止の署名運動を開始します。そして亜希子の行動に反対する担任の先生に向かってこう言い放ちます。「子どもは親が嫌われることをしたら自分も嫌われると思っている。親は子どもが嫌われることを恐れて言葉を飲み込み、陰口で憂さを晴らす。その背中を見て育った子どもは思うでしょう。『長いものには巻かれれば良い。強い者には逆らうな。本当のことは陰で言うのが正しいんだ。だって大好きなお父さんとお母さんがそうやっていたんだから』」教えたいことは行動で伝える亜希子の姿に注目PTA問題に限らず、子育ては常に「子どものためになるのか、ならないのか」という軸がつきまといます。大好きな子どものためについ無我夢中になり、本来の目的や本当に良い教育を見失いがちに。本作は、血が繋がっていない亜希子だからこそできる、子どもや教育に対して客観的な目線で捉える大切さを毎話伝えます。仕事のスキルを家庭や子育てに活かす亜希子の姿はユニークではありますが、確かに子育て世代にとって大事なことを教えてくれるのです。2018年8月21日(火)に放送の第7話は、小学生ぶりに再会した大樹との恋に揺れるみゆき、みゆきに働く大切さを教えるためにパン屋で働き始めた亜希子。義母と娘が今後どのような展開を見せるのか、皆さんも是非チェックしてみてくださいね。
2018年08月21日綾瀬はるか主演の「義母と娘のブルース」は第6話から“第2章”に突入。冒頭から怒涛の展開に「衝撃展開すぎ」「ほんと急展開すぎ」の声がSNSに殺到するとともに、上白石萌歌演じる成長したみゆきに「可愛い」の声が集まっている。綾瀬さん演じる何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、竹野内豊演じるライバル企業の社員・宮本良一と結婚するのだが、この結婚、実は胃ガンを患った良一が娘・みゆきを託すための結婚だった…。最初は亜希子を拒んでいたみゆきだが徐々に心を開き、本当の親子になろうとしていた矢先、良一が倒れる。入院し放射線治療を行う良一が退院し「家族写真を撮ろう」というところで前回は終了したのだが…。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第6話ではいつも通りの学校生活を送るみゆきに先生が声をかけると、次の場面では喪服姿で良一に寄り添う亜希子、そしてみゆきの姿が。亜希子の願った奇跡は起こらず良一は亡くなり、物語は葬式の場面へと移る。開始早々の衝撃展開に「初からえー!!!って展開であばばしてる…」「えーー!!キセキおきるって言ってたのに…!」「ほんと急展開すぎて泣く間もない」などの声がタイムラインに溢れかえることに。キャリアウーマンらしく喪主をしっかりと務める亜希子だが、和子にみゆきと共に悲しむのが今やるべきことだと諭され、初めて感情を露わにすることになる。そこから物語は一気に現代へ。高校3年生となったみゆきが登場すると、「みゆきちゃん成長してもかわいいなーーー」「上白石ちゃんかわええな」などの反応が多数寄せられるのだが、成長したみゆきが「尊い」というワードを発したことで「娘が見事に腐ってて見事」「みゆきちゃん腐女子かよ」といったツイートも。しかも成長したみゆきは、亜希子がデイトレードで生計を立てている姿を見て“楽して生きていける”と思っている様子。これには「こんなふうに育つとは思わなんだ」「性格の変化が激しくて面白い」といった反応多数。また小学生時代のみゆきがデブ呼ばわりしていた同級生の大樹がイケメンになって再登場。演じている井之脇海に対して「これから来そう~」「めっちゃかっこいい」という声も数多く寄せられている。(笠緒)
2018年08月15日綾瀬はるか主演、竹野内豊、佐藤健らの共演で義母と娘の10年にわたる愛と成長を描くTBS火曜ドラマ「義母と娘のブルース」の第5話が8月7日に放送された。前回のラストで娘・みゆきの前で倒れた良一…試練を迎えた宮本家の姿が描かれ、今回もSNS上に感動の声が溢れている。何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、数年前に妻と死別、娘・みゆきとともに生きてきたライバル企業の社員・宮本良一と結婚。実はこの結婚には“ある理由”があった。実は良一もスキルス胃ガンに侵されており、娘を託せる存在として良一は亜希子に結婚を願い出たのだった。亜希子は部長の地位を捨て“母”になる決意をする。最初は亜希子を拒んでいたみゆきも徐々に心を開いてきた矢先、良一が倒れてしまう…というのがこれまでのあらすじ。亜希子を綾瀬さんが、良一を竹野内さんが演じるほか、毎話様々な職業に転職して夫婦の前に現れる青年・麦田章を佐藤さんが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語もいよいよ中盤戦。7日放送の5話では良一が放射線治療のため入院することに。みゆきに心配させないため骨折ということにし、なるべくお見舞いもさせないようにする亜希子だが、入院してる良一の体を拭くことを恥ずかしがるなど妻としての役割を果たせていない自分に気づき激しく猛省。さらに検査結果が芳しくない良一が、亜希子に辛く当たったことで落ち込んでしまう。そんな折、亜希子は良一の会社から、代役としてかつてのライバル企業での“職場復帰”を求められてしまう。治療は成功し、帰宅した良一と亜希子にみゆきは「3人で一緒に寝よう」と提案。亜希子が本当の意味で宮本家の“家族”となるまでが描かれた。今回も“泣かせまくる”展開となった本作。SNS上には「毎回泣けるかよ超激名作ドラマ」「こんなにいい話になると思っていなくてわんわん泣いてる」などの反応が多数。より家族の一体感が生まれていく展開に「ステキな夫婦、ステキな家族になってきた」「癌と戦う家族になってから涙が止まらない」といった声もたくさん寄せられている。さらには「今日最終回にしよ!!!幸せのまま終われ!」と竹野内さん演じる良一が無事なままハッピーエンドを迎えて欲しいというツイートも数多くタイムラインに上がっている。次回の第6話からは「後半戦」。現代を舞台に高校3年生に成長したみゆきと亜希子の物語が描かれる模様。8歳から18歳へ。この家族がどんな10年を過ごしてきたのか。来週も見逃せない「義母と娘のブルース」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年08月07日綾瀬はるか主演、バリバリのキャリアウーマンの主人公が母親になろうと奔走する10年間を描く「義母と娘のブルース」の第3話が、7月24日に放送された。桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画をドラマ化した本作。綾瀬さんが演じるバリバリのキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子が娘を持つ男性・宮本良一からプロポーズされ結婚。母親になろうと畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間を描く。数年前に妻と死別、娘・みゆきとともに生きてきたが、今回亜希子と再婚を決意した宮本良一には竹野内豊。1話ではバイク便の配達員、2話では花屋として登場、亜希子と良一家族に長きにわたり大きな影響と被害を与える麦田章を佐藤健が演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回の第2話、ラストで良一が倒れるなど今後の展開に不穏な予感も漂わせるなか放送された第3話。仕事を辞め専業主婦となった亜希子は、時には元キャリアウーマンぶりを生かしながら少しづつ主婦に慣れていくのだが、その“有能”ぶりを見かけたみゆきのクラスメイトの母親が亜希子の噂をし始めるように。そんな中、亜希子はPTAの会合に参加、運動会の話し合いの中で生まれた疑問を都度ぶつける亜希子は他の保護者たちから反感をかってしまい、みゆきも友達から仲間外れにされてしまう。みゆきが仲間外れにされたことに怒りを感じた亜希子はPTA廃止のために動き出すが、反対にPTA役員らが運動会の運営から降りると言い出し、1人で運動会を仕切ることになってしまう。だが、みゆきら子どもたちやかつての同僚、共にPTA反対の署名をした母親たちの力を借りて運動会を運営。対立していた母親とも和解。そして夏休みを迎えるのだが…というストーリーが展開。今回も亜希子を演じた綾瀬さんに「安定の面白さ。はまっています」「ちょっと癖になる感じがあって、何か観ちゃう」などのツイートが多数。今までの綾瀬さんにはない母親という役柄についても「綾瀬はるかみたいなお母さんほしい、強くなれそう」「はまり役」といった賛辞の声が寄せられている。一方で竹野内さん演じる良一の今後に不安を抱く視聴者も多い様子。「先に進むのコワい」「やだ、3人揃って幸せ家族になって…!」などの投稿もSNS上に上がっている。第4話では亜希子と良一が結婚した理由が明かされる模様で次回も見逃せない。「義母と娘のブルース」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年07月24日『義母と娘のブルース』(TBS系)第2話が7月17日に放送された。描かれたのは、宮本家にやってきた亜希子(綾瀬はるか)が、みゆき(横溝菜帆)の“理想の母親”になるべくひたすら努力を重ねる姿。はたして母親は、子どもにとっての“理想の母親”であるべきなのか。そもそも“理想の母親”は“良い母親”なのか。ドラマの“義母と娘”が私たちに示した、その答えとは?■“良い母”が選択するテレビのチャンネルは?「みゆきちゃんの求める母親像と、私の提案する母親像にギャップがあるということ。それはクライアントのニーズをキャッチできていないということです」。宮本家での生活をスタートした亜希子は、接待の鉄板ネタ“腹芸”がウケなかったことで、みゆきと自分が思う母親像のギャップを痛感していた。そこをなんとか埋める方法を模索してきた亜希子だったが、そんな彼女に良一(竹野内豊)がかけたのは「亜希子さんのイメージするお母さんでいいと思います」という言葉だった。さっそく亜希子は、みゆきが見ていたテレビをアニメから野球中継に変更し、「良い母親なら、野球中継をサジェスチョンするのではないかと推測しました」と勝負に出る。しかし「みゆきのママはアニメ大好きだったけど、悪い母親だったってことなんだ」と口を尖らせる娘に撃沈。このやりとりが、早くもそれぞれが思い描く“理想の母親”は十人十色であること、そして“理想の母親=良い母親”でもなければ、“理想の母親=悪い母親”でもないことを明示していた。■理想の母のコピーは=良い母? 家族はクライアントなのか自分も母親と幼いうちに死に別れたことから、「母親はこうあるべき」というイメージがないという亜希子。たしかに、多くの人にとって「母のような母になりたい」「母がああだったから、自分はこうになりたい」など、自分の母親が基準となって“理想の母親像”が作られていくものだろう。ゆえに、みゆきにとっては亡くなったママが“理想の母親”の基準となるのは当然のこと。けれども、みゆきは“ママのコピーのママ”になろうと努力する亜希子に、「それはそれでヤダ」という。母に供えるものとは違う色のカーネーションを差し出しながら、「同じ色じゃないから」というみゆき。自分の“理想の母親”は亡くなったママ。けれども、自分のために一生懸努力する亜希子もまた、“母親”として受け入れることを決めたのだ。ビジネスのように、何を達成したら“良い母親”という具体的な数値があるわけではなく、理想の関係は、あくまで心が決めるもの。家庭では、“相手の意向”を汲んでプレゼンを繰り返すことではなく、自分をさらけ出しながら互いを認めていくことが大切なのだろう。だって家族は、クライアントではないのだから。■理想は理想! 忙しい母親たちの現実みゆきには、亡くなったママという具体的な“理想の母親”がいるが、一般に子どもが思い浮かべる“理想の母親”は、「怒らない」、「お菓子やお小遣いをくれる」、「ほしいおもちゃを買ってくれる」…表面的には、そんなところかもしれない。だが、子どものことを思えば思うほど、親の思う“理想の母親像”は、子どもが思う“理想の母親像”から遠ざかっていくものだ。宮本家に限らず、親子に必要なのは、そんな母子間にある“理想の母親像”のギャップを埋める努力ではなく、その家族だけの新たな“母親像”を築いていくこと…なんてカッコイイことを言ってみたが、あくまで“理想は理想”。実際には、そう割り切らなければ務まらないのが“母親の現実”である。いままではみゆきに気に入られるべく忖度を繰り返してきた亜希子だが、今後は“母親”として新たな壁にぶつかることになりそう。キャリアウーマンの亜希子が仕事と育児を両立していく姿も見てみたかったが、「専業主婦は新たな武器になる」と自信をみせる彼女の主婦姿にも期待大。これから、亜希子がどのような“母親”になっていくのか楽しみだ。■父親は体調不良!? 再婚に隠されたヒミツとは物語のラストでは、優しくて素敵なパパとして視聴者を癒やしてきた良一が倒れてしまうという衝撃的な展開も。幼い頃に母親を亡くし、母親になろうとする亜希子。母親を失い、義母を受け入れようとするみゆき。そして体調の優れない良一…。この再婚に隠されたヒミツが表面化するに連れて切ない感情も湧くが、ここに麦田章(佐藤健)が一体どう絡んでくるのか。まだまだ謎は深まるばかりだ。次回は、亜希子がPTAを廃止しようと乗り出す。実際、このPTA問題に頭を悩ませているママたちは多いだけに、亜希子が“不動の組織”にどう立ち向かっていくのか注目したい。『義母と娘のブルース』第3話は7月24日よる10時から放送。TBSテレビ 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』火曜よる10時から
2018年07月24日7月10日、『義母と娘のブルース』(TBS系)がスタートした。第1話で描かれたのは、綾瀬はるか演じるキャリアウーマンの岩木亜希子が、竹野内豊演じる子持ちのサラリーマン・宮本良一との結婚を決め、一人娘のみゆきと打ち解けようと奮闘する物語。仕事はできるが、子どもの扱いに不慣れな亜希子は、みゆきに対してクライアントを接待するかのようにアプローチ。実直かつ論理的にみゆきに受け入れてもらおうと努力する亜希子の姿に、私たちが気づかされたこととは?■キャリアウーマンが義母になるためには「はじめまして。わたくし、このようなものでございます」と頭を下げて名刺を差し出す。よくあるビジネスシーンだが、相手が8歳の少女だから普通じゃない。『義母と娘のブルース』は桜沢鈴の同名4コマ漫画を連続ドラマ化した作品で、物語は娘のみゆきが回想するかたちで進んでいく。舞台は2009年4月。仕事ができるバリバリのキャリアウーマン・亜希子(綾瀬)が子持ちのサラリーマン・良一(竹野内)と結婚することとなり、初対面のみゆき(横溝菜帆)にとったのが、この名刺を差し出すという行為である。視聴者からすると「ププッ」と吹き出してしまうシーンだが、小学3年生の少女が、突然「新しいママになる人だよ」と紹介されても「はい、そうですか」と受け入れられるはずもない。それは、ビジネスライクでかしこまった亜希子だからというわけはなく、どんな相手であれ、自分のテリトリーにそうやすやすと受け入れることは難しい。それが新しい家族になる人、とりわけ義母という立場であればなおさらである。■仕事で百戦錬磨でも子ども心をつかむのは厳しいドラマの見どころは、なんといっても仕事では百戦錬磨の亜希子が、子どもの心をつかむために試行錯誤する姿。相手の懐に入るためには、まずは相手を知らなければいけないと、子ども向けの雑誌や“子どもの心理学”といったネット情報を読み漁る。そして、彼女が導き出したのは“つり橋効果”に期待してアスレチックに出かけるという天下分け目の戦い。危険な状況からみゆきを救うことができれば、少しは打ち解けることができるかもと画策したことだったが、あえなく惨敗してしまう。だがその後、みゆきがいじめにあっているという情報を入手し、「相手を攻略するにはリサーチを行うべし」「ボスと交渉するのが一番早い。十分に交渉の余地がある」と、解決策を的確にアドバイスしたことで状況は一転。みゆきは、亜希子が書いた宮本家への入社意欲を示す「履歴書」への返事として、良一の指導を受けながら「採用通知」を発送するのだった。■親と子のメリット・デメリット亜希子が考えた、みゆきに受け入れてもらうために必要なのは「メリット」を感じてもらうこと。ドラマでは「ブリオッシュが食べたい」という娘に「わがままだなぁ」と母が折れるシーンが映し出されていたが、意識していないとはいえ、少なからず幼い子どもは親と一緒に過ごすことに「メリット」を感じているはずだ。一方の親は、子どもがいることによって自分の自由を奪われたり、お金もかかったりと、意外にもデメリットを感じることも多い。では、どうして親は子どもを受け入れられるのかと考えてみると、「愛する子どもがここにいる」それこそが最大かつ唯一のメリットなのかもしれないと思えてくる。亜希子の思う「結婚のメリット」が一体何なのかはまだ明かされていない。だが、ビジネスとは違い「一緒にいることそのものがメリット」と言えるのが家族であり、これから宮本家も少しずつそのカタチへと近づいていくのだろう。『義母と娘のブルース』では、亜希子が母親になるために一生懸命に娘を愛する10年間を描いていく。お互い“異物”であった存在が、メリット・デメリットに囚われない関係になっていくまでの道程は、義母と娘という関係だけでなく、多種多様な人間関係の中で生きる私たちにとって、新たなバイブルとなりそうだ。■竹野内豊、綾瀬はるか、佐藤健の関係性は謎だらけ!?気になるのは、良一と亜希子の関係性。二人きりで話しているときも結婚するほど気心の知れたパートナーには見えず、さらに良一は結婚について「亜希子さんにとって大してメリットのある話じゃない」と話し、一方の亜希子は「私なりの大きなメリットを感じてこの結婚に取り組んでいるんです」と答えるなど、損得を考慮して動いている時点で何らかのヒミツがあることは間違いない。さらに、忘れてはいけないのが佐藤健演じる麦田章の存在。仕事をコロコロと変えるフーテンのダメ男が、宮本家とどう絡んでいくか。どうやら「麦田ベーカリー」の息子のようだが、まだまだ展開が読めないだけに期待は膨らむばかりだ。第1話のラストでは、亜希子が空気を読まずに“お礼”の腹芸を披露したせいで、みゆきが「こんな人、知りません」とそっぽを向き、結局振り出しに戻ってしまった二人の仲。だが、次回はいよいよ義母と父、そして娘の同居生活がスタートする。母親になるために必死で努力する亜希子の姿は、みゆきの心を動かすことができるのか。『義母と娘のブルース』第2話は、7月17日夜10時から放送。TBSテレビ 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』火曜よる10時から
2018年07月16日桜沢鈴による4コマ漫画を、綾瀬はるか主演でドラマ化する7月放送スタートの「義母と娘のブルース」。この度、現在放送中の朝ドラ「半分、青い。」に出演中の佐藤健ほか、レギュラーキャストが決定した。本作は、綾瀬さん演じるバリバリのキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子が、娘を持つ男性・宮本良一(竹野内豊)からプロポーズをされ結婚。母親になろうと畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。今回出演が発表された佐藤さんが茶髪姿で演じるのは、亜希子と良一家族に長きにわたり大きな影響と被害を与える麦田章役。家族への被害は、時にはとんでもない大被害に発展してしまうこともあるが、最終的には亜希子によって人生の舵が大きく切られていく、いわば物語の“台風の目”だ。様々なドラマ・映画で主演を務め、放送中の「半分、青い。」では主人公の幼なじみ・萩尾律役を好演している佐藤さん。本作では、生真面目な律とは真逆ともいえるフーテンのダメ男を演じることに!TBSの連続ドラマ出演は、見事な包丁さばきだけでなく、福井弁、フランス語、英語にも取り組み、圧倒的な存在感を見せた「天皇の料理番」以来3年ぶり。「不器用だけど、とにかく真っ直ぐ一生懸命に生きる登場人物たちが、とても愛おしい魅力的なドラマです」と本作について説明する佐藤さんは、「視聴者のみなさまの背中を押せるような麦田章になれるよう全力で頑張ります」と意気込みを語っている。さらに、亜希子の部下・田口朝正役に「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズの浅利陽介、良一の上司・笠原廣乃進役に「3年B組金八先生」『脳内ポイズンベリー』の浅野和之、世話好き&噂好きの不動産屋のおばちゃん・下山和子役に「特命刑事 カクホの女」、連続テレビ小説「カーネーション」の麻生祐未とベテランも参加。そのほか、『ROOKIES』以来の佐藤さんとの共演になる川村陽介、「アンナチュラル」の橋本真実、大河ドラマ「おんな城主直虎」の真凛、そして良一の亡き妻・宮本愛役に奥山佳恵の出演も決定。また、良一の娘・みゆき役は、総勢277人、6度にわたるオーディションの末選ばれた横溝菜帆が演じる。火曜ドラマ「義母と娘のブルース」は7月より毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月30日女優・綾瀬はるかが、7月より放送スタートのTBS火曜ドラマ「義母と娘のブルース」で主演を務めることが決定。原作は、桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画。綾瀬さんは今作で初の義母役に挑戦し、彼女にプロポーズする男性役として竹野内豊が出演する。■あらすじ本ドラマは、綾瀬さん演じるバリバリのキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子が、娘を持つ男性からプロポーズをされ結婚。母親になろうと畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。そこにあるのは、大事件でもハプニングでもなく、当たり前の喜びや、悲しみ、そして時にほっこりとする小さな奇跡――。■綾瀬はるか、初の義母役に! 「ほっこりする物語」昨年10月に放送されたドラマ「奥様は、取り扱い注意」では、元特殊工作員の新米主婦という異色のキャラクターを演じ、アクションも披露するなど話題となったが、今回演じるのは、業界トップシェアの金属会社で働くバリバリのキャリアウーマン・亜希子。誰よりも真面目でその真面目さゆえ、“土掘り土下座”という宴会芸まで編み出してしまうツワモノ。普通の話し言葉にもビジネス用語を多用し、四六時中仕事のことばかり考えており、趣味や人生を楽しむことなど知らないような仕事の虫…という役柄。綾瀬さんは、「キャリアウーマンが結婚、そして相手には子どもがいて…キャリアウーマンが仕事のようにはうまくいかず、子どもに悪戦苦闘する姿は滑稽なところもあるんですが、温かくて、クスッと笑えて、ほっこりする物語です。視聴者のみなさまにもほっこりして頂ける様に頑張ります」とコメントしている。■竹野内豊、“ある想い”から綾瀬はるかにプロポーズ?そして、TBSの連続ドラマ6年ぶりの登場となる竹内さんが演じるのは、老舗の金属会社に勤め、8歳の娘を持つサラリーマン・宮本良一。朗らかな性格で日々、小さな奇跡を見つける目利きであり、周囲を和ませることについては天下一品。“ある想い”からライバル会社のやり手部長である亜希子にプロポーズする。台本を読み、“人との関係を結ぶこと”の意味を考えさせられたと語る竹野内さんは、「血の繋がりはなくとも、それぞれに日常起こる悲しみや喜びを、惜しみない愛と努力で共有していく家族の姿は、とても愛おしいです。義母と娘と実父の、誰かを幸せにしてあげたいともがく様を毎週ご覧頂けたらうれしいです。頑張ります」と話している。なお、脚本は綾瀬さんも出演した「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN-仁-」や「天皇の料理番」など数々のヒットドラマを手掛けてきた森下佳子が担当する。火曜ドラマ「義母と娘のブルース」は7月より毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月01日リュック・ベッソン監督が『フィフス・エレメント』(97)よりも以前から温めていたという渾身のSF映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が30日、公開を迎えた。原作は、フランス発のコミック、バンド・デシネで連載されていた『ヴァレリアンとローレリーヌ』で、ベッソン監督は10歳の頃、そのヒロイン、ローレリーヌに恋をしたそう。舞台は西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官ヴァレリアンとローレリーヌが、極秘のミッションを受け、砂漠の惑星キリアンにあるビッグ・マーケットに潜入する。まずは、ハリウッドのSF大作とは一線を画する、キッチュでアーティスティックな近未来の世界観に陶酔させられる。ヴァレリアン役のデイン・デハーンとローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュは、フォトジェニックかつエネルギッシュ。リュック・ベッソン監督は、いつもながら若き新進俳優陣を大きなステージへと引き上げ、彼らもその期待に応えた。すべての撮影は、ベッソンが2012年に共同設立した「シテ・ドゥ・シネマ」という映画複合施設で敢行された。本作は、まさにリュック・ベッソン監督が情熱の赴くまま、自分のチームのみで、4年の歳月をかけて完成させた夢の映像プロジェクトというわけだ。そんな溢れる思いを胸に来日したリュック・ベッソン監督にインタビューした。――ヴァレリアン役のデイン・デハーンは、『ディーン、君がいた瞬間』(15)でのジェームズ・ディーン役も記憶に新しいところです。今回、原作から役作りで肉付けされた点はありますか?原作の割合は50%くらいかな。キャラクターは、役者本来の個性と原作のものとが混じり合ってできると僕は考えている。今回のデハーンの場合、他の俳優がヴァレリアン役を演じることなんて想像できないくらい、マッチしていたと思う。でも、もしも他の役者が参加していたら、同じようにミックスして作り上げるよ。例えば『フィフス・エレメント』でブルース・ウィリスが演じていた役は、もともとメル・ギブソンにオファーしていたんだ。メルはとてもいいヤツで僕は大好きだけど、かなり長い間悩んだ挙げ句、彼も自分の作品を監督したいということで、最終的に断られてしまった。でも、今となっては、あの役をブルース・ウィリス以外の人がやるなんてイメージできないよね。――現場の雰囲気はいかがでしたか?ハリウッドの現場とは違い、ファミリーと呼べるような関係性だった。アメリカだとエージェントやパブリシスト、アシスタント、エグゼクティブプロデューサー、ドライバーなど、ものすごい数の人が現場にいる。でも、本作の現場では、デインとカーラと僕の3人だけで、彼らとはいつも一緒だったし、本当に家族のような雰囲気だった。――ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュも実にチャーミングでした。ナタリー・ポートマンや、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ルイーズ・ブルゴワンなど、あなたの映画で脚光を浴び、女優としてスターダムを駆け上る女優さんが多い気がします。女優から新しい魅力を引き出す秘訣などはあるのですか?いやいや、僕は女優からだけではなく、男優からも引き出しているつもりだよ(笑)。――確かにそうですね。彼女たちが演じたヒロインは、とても勝ち気で男勝りな点が共通しています。ベッソン監督は、そういうパワフルなヒロインが好きなんですか?僕にとってはそれが普通の女性像なんだけど、それは母親からの影響が大きいと思う。母は父が出ていってしまった後、女手一つで僕を育ててくれた。仕事をしながらも、ちゃんと毎日僕にごはんを食べさせてくれたんだ。とっても細かったけど強い女性で、僕はずっと母を尊敬してきた。母の次にインパクトを与えた女性が、10歳の時に出会ったローレリーヌだ。だから僕には「女性は強い」というイメージが染み付いている。実際、僕が小さい頃は、すぐに泣いたりするような女性には出会ったことがなかった。僕が知っているすべての女性はゴージャスで強くて才能があるというイメージだ。――まさにローレリーヌは、タフでパワフルなヒロインですし、彼女のヴァレリアンへの力強い愛にも心を打たれました。ローレリーヌがヴァレリアンに、人を愛するとはどういうことかを教えるわけです。男は、女性に対してちょっと構えてしまうというか、上から目線になってしまうところがあるよね。でも、女性の存在なくしては、男はただの動物にすぎないと僕は思っている。――公私共にパートナーであるプロデューサーのヴィルジニー・ベッソン=シラさんとも素敵な関係性を築いてらっしゃいますね。長年温めていた映画を今回、完成させた時に、どういう言葉をかけてもらったのですか?確か「いい仕事をしたわね」と言ってもられた気がする。実は、もともと妻はSFというジャンルは好きじゃないんだ。でも、今回の脚本をとても気に入ってくれた。ストーリーテリングもキャラクターも、「共生する」というテーマについてもね。すごく人間味に溢れた物語で、SFはそこに付随した要素に過ぎない。だからSFが好きじゃない方でも、本作なら楽しんでもらえるんじゃないかな。――ジャズ界のレジェンド、ハービー・ハンコックが国防長官役で出演されています。長年のファンだった彼を演出してみて、いかがでしたか?僕は14歳からハービー・ハンコックの大ファンだった。彼の顔と声が国防長官という役にぴったりだと思ったから今回オファーしたんだ。直接ハービー・ハンコックと会って「国防長官役をやってくれませんか?」と尋ねたら「僕、役者じゃないんですけど」と言われてしまった。僕は「役者になってほしいというわけじゃなくて、国防長官になってほしい」とお願いしたんだ。本人は承諾してくれたけど、現場ではとても緊張していた。僕は居心地のいい空間を作り「演じなくていいです。今日、国防長官をやるようにと頼まれたらどうなりますか?」という感じで演出していったけど、結果として、彼にやってもらって良かったと思う。――まさに、キャスティングの妙ですね。『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ監督、『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12)のブノワ・ジャコー監督、『96時間/リベンジ』(12)のオリヴィエ・メガトン監督など、監督たちのカメオ出演も非常に面白い試みです。彼らは握手するだけの役だ。ブノワは顔がいいね。「小さい役なんだけど、やってくれない?」とお願いしたら「いいよ」と返事をもらえたよ。メガトンも顔がいい(笑)。2人の監督をゲットしてから、監督5人を揃えたら面白いかなと思い、監督の友人たちの顔をチェックして、順番に当たっていったよ。――実際に、監督5人を撮影してみていかがでしたか?彼らはカメオ出演で、たった30分くらいの撮影だったけど、友達同士だから楽しんで撮れたよ。それぞれが宇宙船の中でエイリアンと握手するという役どころで、まずは衣装に驚いていた。中でも、インテリ系監督であるブノワのシーンは、なかなか面白い画になった。フランスのインテリ系のジャーナリストは「ブノワ・ジャコーがこんな映画に出演するなんて」と怒っていたりしたけど、ブノワ自体は楽しんでいたよ。――さまざまな映画を手がけていますが、今後の抱負についても聞かせてください。僕は、バリアを作らないことを心がけている。例えば、白黒のフランス映画を撮りたくなったら撮るし、グリーンランドを舞台にした映画を作りたいと思ったら現地に行くよ。いつだって、自分が作りたいものを作っていきたいんだ。今は世界全体が、我々を「こうしなければいけない」と、背中を押しすぎている気がする。それは「こういう形で、こういう作品を作れば、こういう人たちに響くし、キャリアにとってもプラスになる」というものだ。でも、普通に生活をしていても、明日何が起こるかは全くわからないでしょ。だから、そういうことを考えること自体に何の意味もない。僕はアーティストとして、ただただ自分のインスピレーションを追いかけるようにしている。■プロフィールリュック・ベッソン1959年3月18日フランス生まれ。映画監督、脚本家、映画プロデューサー。『グラン・ブルー』(88)の3作で注目され、『ニキータ』(90)、『レオン』(94)で世界的なヒットメーカーとなり、SF超大作『フィフス・エレメント』(97)を放つ。映画スタジオ「ヨーロッパ・コープ」を立ち上げて以降は、『TAXi』や『トランスポーター』をシリーズ化。その他、主な監督作に『アーサーとミニモイの不思議な国』(06)、『アデル/ファラオと復活の秘薬』(10)、『LUCY/ルーシー』(14)などがある。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
2018年03月30日先週木曜日の夜11時頃(現地時間)、ニューヨークの『Motherless Brooklyn』(原題)の撮影現場で火災が発生。37歳の若き消防士マイケル・R・デヴィッドソンさんが亡くなり、複数のけが人も出るほどの大きな火事だったようだ。この火事をめぐって、火災現場となったハーレムのビルの住民が同作の製作を担っていたエドワード・ノートンの製作会社「Class 5 Films」に対し、約7億4千万円の損害賠償を求めている。また、金額は不明であるが住民だけでなくビルのオーナーも損害賠償を求めているという。「Variety」誌などが報じた。住民がニューヨークの裁判所に提出した訴状によれば、「Class 5 Films」は「火事はビルに燃えやすいものを持ち込んでも気に掛けず、注意も払わず、怠慢な扱いをしたことで起きた」とし、「火事が起きても住民に警告しなかった。それどころか、『火は消えた』とうそをついて住民に信じさせようとした」とのこと。『Motherless Brooklyn』は、エドワードが脚本を手掛け、監督と出演もしている作品。ブルース・ウィリスやウィレム・デフォーもキャストに名を連ねている。同作のプロデューサーたちは、火災後に命を落とした消防士マイケルさんと家族、消火活動を行った消防士たちにお悔やみと感謝のコメントを送った。(Hiromi Kaku)
2018年03月29日《女性アナウンサーのスカートに頭を突っ込んで泣かせた》。《デパートで、札束を投げ飛ばし、1万円をまき散らした》。幼少期からメディアで一挙手一投足が報じられ、虚実ないまぜのこんな伝説が残るのが、元プロ野球選手で、中日ドラゴンズ元監督の落合博満さん(63)と妻・信子さん(73)の一人息子、福嗣くん(30)だ。 くしゃくしゃの天然パーマとふてぶてしさが特徴。日本国民にその行方を案じられたが、幼かった福嗣くんもいまや30歳となった。’15年、声優になったことが報じられたが……。人気野球漫画『グラゼニ』を原作としたアニメで、なんと主演声優に抜擢されたのだ。 「声優事務所に入ったとき、マネージャーさんに『ゼロからのスタートなので厳しくしてください』とお願いしました。でも、それ以降はいっさい関わっていません。福嗣はオーディションを受けて、自力で役を勝ち取ったんです」 恐妻として知られる信子さんも、そう頬をほころばせる。紆余曲折を経て、福嗣くんが一生の仕事として決めたのが、声優だった。 「耳から入る勉強は大好きで、『市立中学校英語レシテーション(暗唱)大会』で、帰国子女に交じって、優秀賞を取ったこともあるんです。映画好きの落合と一緒に映画を見て、ブルース・ウィリスの吹き替えのまねをしたりしていました。ずっと興味はあったんでしょうね。それから声優の学校に通い始めたの」(信子さん・以下同) そして、有名声優を多数抱える青二プロダクションを受験し、見事合格した。 「事務所の人からは『落合さんの息子ではなく、福嗣さんの声が欲しいんです』と言っていただきました。だから、バラエティ番組とかでは見ないでしょ。テレビとかに出るのは、お仕事と関係あるときだけです。だって、福嗣は“声優”なんですもの」 アニメの端役から始まり、ナレーション、洋画の吹き替え……一歩ずつ階段を上り、主役の座を射止めた。その努力の原動力になったのは、家族。福嗣くんは’10年に結婚し、2人の娘を持つ父親になった。 「結婚したいと福嗣が言ったとき、落合は『もし、結婚に反対したらどうする』と聞きました。すると、『反対されても結婚します』って言うから、2人でおめでとうって。いまは徒歩1分のところに住んでいます。福嗣はしっかり子どもの面倒を見ているよ。お嫁さんはこんな大ざっぱな私に孫を預からせてくれます。泊まるときは、私が風呂に入れて、おじいちゃん(博満さん)が髪を乾かすのよ」 声優として、父として、立派に巣立った福嗣くん。「落合家の子育ては成功ですね」と記者が聞くと……。 「福嗣は30歳よ。まだまだ人生これからだわ!」 信子さんはそう笑った。
2017年11月30日マルーン5の新アルバム『レッド・ピル・ブルース』が発売が決定した。2017年11月1日(水)に日本で先行発売。海外発売日は3日(金)となり、日本での発売が世界最速となる。『レッド・ピル・ブルース』はマルーン5の6枚目となるオリジナル・アルバム。日本でも大ヒットした「サンデイ・モーニング」や「シュガー」などの名曲で知られ、グラミー賞3度受賞を誇る世界的バンドの待望の新作だ。実力派R&Bシンガー・シザ(SZA)をフィーチャリングした「ホワット・ラヴァーズ・ドゥ feat. シザ」などを収録。また、デラックス・エディションには、2015年にマンチェスターで行われた貴重なライブ音源CDとなっており、往年のマルーン5にはたまらない大ヒット楽曲のみを9曲を収録。ジャケット写真は、人気アプリのスナップ・チャットをイメージしたもの。マルーン5が放つ3年振りのオリジナル・アルバムに要注目だ。【詳細】『レッド・ピル・ブルース』発売日:2017年11月1日(水)(デジタル商品/海外発売日11月3日)価格:CD(通常盤)/UICS-1336 2,200円+税、2CD(デラックス・エディション)/UICS-1334/5 3,000円+税<CD1>1. ベスト・フォー・ユー/BEST 4 U2. ホワット・ラヴァーズ・ドゥ feat. シザ/WHAT LOVERS DO + SZA3. ウェイト/WAIT4. リップス・オン・ユー/LIPS ON YOU5. ベット・マイ・ハート/BET MY HEART6. ヘルプ・ミー・アウトfeat . ジュリア・マイケルズ/HELP ME OUT + JULIA MICHAELS7. フー・アイ・アムfeat . ランチマネー・ルイス/WHO I AM + LUNCHMONEY LEWIS8. ウィスキー feat. エイサップ・ロッキー/WHISKEY + A$AP ROCKY9. ガールズ・ライク・ユー/GIRLS LIKE YOU10. クロージャー/CLOSURE11. デニム・ジャケット/DENIM JACKET※12. ヴィジョンズ/VISIONS13. ドント・ワナ・ノウfeat. ケンドリック・ラマー/DON’T WANNA KNOW + KENDRICK LAMAR14. コールド feat. フューチャー/COLD + FUTURE<CD2>ライヴ・イン・マンチェスター20151. ムーヴス・ライク・ジャガー/MOVES LIKE JAGGER2. シュガー /SUGAR3. デイライト/DAYLIGHT4. ペイフォン/PAYPHONE5. マップス/MAPS6. ステレオ・ハーツ/STEREO HEARTS7. ハーダー・トゥ・ブリーズ/HARDER TO BREATHE8. ディス・ラヴ/THIS LOVE9. アニマルズ/ANIMALS
2017年10月09日『ダイ・ハード』シリーズ5作目の『ダイ・ハード/ラスト・デイ』が公開されてから4年。ついに6作目の製作にGOサインが出たようだ。4作目の『ダイ・ハード4.0』を監督したレン・ワイズマンが、2015年に6作目のタイトルを『Die Hard : Year One』とツイートし、続編製作の可能性を匂わせていたが、それから2年経った現在いよいよ具体化。主演はブルース・ウィリスで、ワイズマン監督がメガホンをとる。「Deadline」などが伝えている。ストーリーの舞台は現在と1970年代のニューヨーク。ブルースは引き続きジョン・マクレーン刑事を演じ、過去の若きジョンについてはすでに若手俳優のキャスティングに着手しているという。ワイズマン監督は「この役に対してふさわしい俳優をキャスティングすることが非常に重要だ」と「Deadline」に語っている。ワイズマン監督は、ブルースが主演した『RED/レッド』シリーズや、『トランスフォーマー』シリーズのプロデューサを務めてきたロレンツォ・ディボナ・ヴェンチュラと共にプロデューサーとしてもこの映画に関わっていくそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月29日昨日、「明日、僕のツイッターをチェックしてね。12EST/9PST(太平洋時間で12時/アメリカ東部標準時間で9時)だよ! 信じられないようなニュースがあるんだ。発表するのが待ちきれないよ…」と時間指定までして興奮気味にツイートしたM・ナイト・シャマラン監督。約束の時間にツイッターに現れたシャマラン監督は「オーケー。よし。新しい脚本が仕上がったんだ」とツイート。それは、監督の代表作『アンブレイカブル』の続編の脚本であることが判明。「17年もかかっちゃったよ。でもやっと、1番よく聞かれる『“アンブレイカブル”の続編は作らないの?』という質問に答えられるね」と続けてツイートしている。その後も続いたツイートからの情報によると、なんと、この脚本は『アンブレイカブル』だけの続編ではなく、監督の最新作『スプリット』の続編でもあるとのこと。この2つの作品を“ぶつける”ことは、監督の「夢だった」そうだ。『Glass』(原題)と名付けられたこの映画には、2つの作品から、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイらがカムバックを果たし、2019年1月18日(現地時間)に公開予定だということも発表している。(Hiromi Kaku)
2017年04月27日●1日限定の特別サイトがオープン毎年様々な企業がWEBサイトなどでお茶目な”嘘”をつくエイプリルフール。様々な邦画作品でも、趣向を凝らした特別サイトがオープンした。1日限定のレアなサイトでは、ネタとしてパロディ画像が人気に。『シン・ゴジラ』『ピーチガール』『ラストコップTHE MOVIE』『鋼の錬金術師』『ReLIFE リライフ』の5作品を紹介する。○『シン・ゴジラ』は第二携帯82.5億円の大ヒットを記録し、日本アカデミー賞では最優秀作品賞に輝いた『シン・ゴジラ』。3月22日に発売したDVD&Blu-rayもヒット中だが、「ゴジラ 第2形態」にスマートフォン機能を搭載した「ゴジラ 第2携帯」を発売するというニュースを発表した。蒲田に上陸したため、通称・蒲田くんとして親しまれている「ゴジラ 第2形態」にスマートフォン機能を搭載。通信業界初の55G(第55世代移動通信システム、完全防水(深さは深海まで対応)、カメラは5億5000万画素で555K動画撮影ができるというシン・ハイスペック仕様。携帯内でエネルギーを生み出すバッテリーレス仕様という設定だ。○『ピーチガール』は肉ガールに山本美月と伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)がW主演を務める映画『ピーチガール』(5月20日公開)の公式サイトでは、通常山本が持っている桃が”肉”に変わった『肉(ミート)ガール』仕様に。左手の爪には「N」「I」「K」「U」というネイルをして肉好きをアピールしている。また、伊野尾は「知ってると思うけど“米”好き」、真剣佑は「言ってないけど“スイーツ”好き」、永野芽郁は「何度も言うけど“ラーメン”好き」と全員が意外な食べ物を持って微笑みかけてくる特別仕様のトップページとなっている。●『鋼の錬金術師』は意外なコラボ映像を公開○『ラストコップTHE MOVIE』は某名作パロディ日本テレビで連続ドラマとして放送されていた人気シリーズの劇場版である『ラストコップTHE MOVIE』(5月3日公開)の公式サイトでは、ハリウッドの名作アクション映画風パロディポスターを公開。主演の唐沢寿明が、ブルース・ウィリスさながらの真剣な表情で、ピンチに陥った日本テレビタワーを見つめている。○『ReLIFE リライフ』はリアル販売サイト風中川大志主演の映画『ReLIFE リライフ』(4月15日公開)の公式サイトでは、作中に出てくる若返り薬「ReLIFE リライフ」が実際に販売されたという設定で展開。開発者の声や、体験者の声、Q&Aや値下げのお知らせなど、リアルな販売サイト風のページになった。○『鋼の錬金術師』は人気猫とコラボ山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)は、1日限定でSNSで人気の子猫”ぼーちゃん”とコラボレーションした特別映像を公開。鎧の体となってしまったアルフォンスの中からぼーちゃんが現れるという癒やしの映像となっている。また、映像では7日に解禁予定の「特報Ⅱ」の予告も盛り込まれ、原作ファンも気になっているフルCGのアルフォンスの全貌が明らかになるという。
2017年04月01日『写真・AFLO』 暴言、豪腕に世界各国の首脳の頭痛の種となっているのが、ドナルド・トランプ米国大統領(70)。「何だか品が……」と眉をひそめる女性が多いというだけでも、前代未聞の米国大統領。事実、トランプ大統領のお下劣エピソードは枚挙にいとまがない。 そこで、国際ジャーナリストの小西克哉さん、大野和基さん、在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんらの証言、現地メディア報道等を基に、その人物像を追った! ■甘やかされた生い立ち編 ’46年、トランプはニューヨーク市のクイーンズ地区に生まれた。父親は不動産業で財を成し、裕福な家庭に育った。生家は’08年時点で78万ドル(約7,800万円)の価値だったが、トランプ大統領誕生で10倍の値がついたという。 【お下劣エピソード1】小学生時代から「手に負えない子どもだった」と教師が嘆くほど。小2のとき、自分の気に入らない音楽の先生を殴って、目にあざを作った。 【お下劣エピソード2】父・フレッドは厳しくトランプを育てようと新聞配達をさせたが、雨の日はキャデラックに乗せて配達させるという甘やかしぶりだった。 【お下劣エピソード3】地下鉄の無賃乗車を繰り返し、ナイフ収集に精を出す悪童ぶりを見かねた両親。トランプ少年は全寮制の軍隊学校に編入させられた。 「ところが攻撃的な態度が増長の一途。校内では見せびらかすようにゴージャスな美女を連れていたそうです」(大野さん) 【お下劣エピソード4】’75年に独立し、ブルックリンで不動産業を始めるにあたり、「父から少額の融資を受けた」と語ったトランプ。“少額”と言っているものの、その額、1,400万ドル(当時のレートで約42億円)だったとか! 【お下劣エピソード5】世話になった父が認知症になったとき、「遺産はすべてオレのもの」と無理やり、遺言を書き換えさせた疑惑も。 「甥と姪から訴えられています。その後、和解したようですが、訴訟に腹を立てたトランプは、甥の病気の子どもの医療費を支払うという、以前からの約束を放棄してしまいました」(大野さん) ■剛腕ビジネスマン編 父の元で不動産会社を成長させたトランプ。自身の名を冠したニューヨーク5番街の「トランプ・タワー」は、スティーブン・スピルバーグ、ブルース・ウィリスも住むセレブビルだ。 【お下劣エピソード6】「低賃金の移民が、アメリカ人の仕事を奪っている」と声を上げるトランプだが、トランプ・ブランドを立ち上げ、販売していたシャツやネクタイ、スーツは中国製。 「トランプ・タワーを建設する際も、工事現場では安い賃金で働くポーランドからの移民を多く雇ったといいます」(小西さん) 【お下劣エピソード7】’05年、不動産開発の極意を伝授する「トランプ大学」を設立。トランプの経営が学べるとあって、3万5,000ドル(約400万円)を支払って受講した学生もいたが--。 「ふたを開けたら、公立図書館にある本に書かれているような内容。学生から苦情が殺到しました」(飯塚さん) 結局、’10年には閉校。関連する訴訟はトランプが2,500万ドル(約27億5,000万円)支払い、’16年に和解合意となった。 ■ベリーリッチ編 トランプは現在、総資産37億ドル(約3,800億円)、’16年の米国長者番付で156位になったというベリーリッチマンだ。先週、日米首脳会議が行われた、フロリダのパームビーチにある別荘は’85年に10億円で購入したもの。126部屋とプールのある大豪邸である。 【お下劣エピソード8】昨年のトランプの収入は5億ドル(約550億円)もあったのに、寄付は大嫌いという。 「慈善事業へ100億円以上の寄付を公表しましたが、後に一銭も支払っていないことが判明しました」(大野さん) 【お下劣エピソード9】愛機はボーイング757の特別仕様。ロールスロイス社のエンジンを搭載し、シートベルトなどの機内の金具には純金を使用。椅子やクッションにはトランプ家の紋章が。 【お下劣エピソード10】メラニア夫人にプロポーズした際、エメラルドカットされた15カラットの、英国ブランドのダイヤをプレゼント。結婚式では、1,500個のクリスタルを使用した10万ドル(約1,100万円)のディオール(フランス)のドレスを贈ったという。アメリカファーストではなかった!?
2017年02月17日スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、5月17日(現地時間)に開幕する第70回カンヌ国際映画祭の審査員長に決定した。カンヌ映画祭のプレスリリースによると、アルモドバル監督は「70周年を迎えるカンヌ映画祭を、特別なポジションで祝えることができてとてもうれしい。ありがたいことですし、光栄ですが、ちょっと緊張しています」とコメントしている。また、「審査員長という立場には、責任も伴いますし、しっかりと務めたいと思います。この任務に全身全霊をかけて取り組むと自信を持って宣言します。まさにそれが特権であり喜びです」と熱く語っている。アルモドバル監督とカンヌ国際映画祭の歴史は長く、1992年に審査員長ジェラール・ドパルデューの元で審査員を務め、2004年には『バッド・エデュケーション』がオープニング作品として上映された。60周年記念の2007年には、ペネロペ・クルス、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソンらとともに映画祭のポスターに登場。いままでに監督した『オール・アバウト・マザー』、『ボルベール<帰郷>』、『抱擁のかけら』、『私が、生きる肌』、『ジュリエッタ』の5作品で受賞またはノミネート経験を持つ。そのほかの審査員は4月中旬に発表されるということだ。(Hiromi Kaku)
2017年02月01日ブルース・ウィリスをはじめジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら超豪華スターが夢の共演、伝説のスパイチーム「RED」を演じた人気作の続編『REDリターンズ』が1月28日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」で地上波初放送される。アメリカの人気グラフィックノベルを原作に映画化、2010年に公開された『RED/レッド』に続き、その続編として2013年に公開、日本でも大ヒットした本作。「RED」とは“Retired”(引退した)、“Extremely”(超)、“Dangerous”(危険人物)の頭文字を取った伝説の超一流元スパイ・チーム。CIAも恐れた「RED」のリーダー的存在のフランクが相棒のマーヴィンの命が狙われ、世界中の諜報機関が自分たちを抹殺しようとしていることを知り、自分たちの暗殺計画とともに“世界の危機”も知って動き出すが、世界一の殺し屋もRED軍団に迫る。“アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち”の今回のミッションは謎の組織がヨーロッパに仕掛けた核戦争の脅威だった。前作に引き続きフランク・モーゼズ役には『ダイ・ハード』『シン・シティ』『エクスペンダブルズ』シリーズなど数々のアクション映画で知られるブルース・ウィリスが扮し、その相棒のマーヴィン・ボッグス役には『マルコヴィッチの穴』『チェンジリング』などの名優・ジョン・マルコヴィッチ。ヴィクトリア役には『クィーン』でアカデミー主演女優賞をはじめ数々の賞を総ナメにしたヘレン・ミレン。さらに今作から『シカゴ』でアカデミー助演女優賞を受賞したキャサリン・ゼタ=ジョーンズがカーチャ役で、『G.I.ジョー』や『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などのアクション映画から日本の人気ドラマの劇場版『HERO』まで幅広い役柄を演じるイ・ビョンホンがハン・チョバイ役で、ベイリー役で『羊たちの沈黙』『ハンニバル』のアンソニー・ホプキンスも参加、豪華なキャストが共演する。脚本は前作からジョン・ホーバーとエリック・ホーバーが続いて執筆、ディーン・パリソット監督がメガホンを取った。『REDリターンズ』は1月28日(土)21時よりフジテレビ「土曜プレミアム」枠にて放送。(笠緒)
2017年01月28日ヴェルサーチ(VERSACE)が、ブルース・ウェーバー(Bruce Weber)が撮り下ろした17年春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。メンズ、ウィメンズコレクション共通のキーテーマである“自由”“夏のダイナミズム”“アクティブなムード”を表現した同広告キャンペーン。アメリカ・ケンタッキー州の田舎を舞台に、馬に囲まれて撮影された。モデルには、エディ・キャンベル(Edie Campbell)やアンナ・エワース(Anna Ewers)などを起用。キャンベルは17年春夏コレクションのショーで最初に登場したルックと同じ軽やかなナイロンのパーカーを身に纏いながら馬の上に立った。メンズのキャンペーンでは、俳優のミッシェル・スラッガー(Mitchell Slaggert)とミュージシャンのジェイク・レーマン(Jake Lahrman)が起用された。同広告キャンペーンについてアーティスティックディレクターのドナテラ・ヴェルサーチは、「今シーズンは、ダイナミックな瞬間や、自由であるヴェルサーチライフを描くコレクションです。ブルース・ウェーバーのように、このスピリッツとエネルギーを表現できるフォトグラファーは他にいないと思います」とコメント。ウェーバーは、「ドナテラの新しいコレクションのビジュアルキャンペーンを楽しく撮りました。なぜなら、“自然”“馬”“自由”のテーマが関わっていたから。選択の自由、表現と言論の自由。ファッションがこういうメッセージをそれとなく伝えることは常に興味深いことだと思います。自分自身の生活に対して、またどうやって生活を良くするか、などに対して考えさせるのです」と語っている。
2016年12月20日ストックホルム発のユニセックスジュエリーブランド「オール・ブルース(ALL BLUES)」が日本初上陸。白金台ビオトープ(BIOTOP)で2016年12月9日(金)から発売される。「オール・ブルース」のジュエリーは、すべてリサイクルされたスターリングシルバー又は18カラットのゴールドを用い、ストックホルムの職人達が手作業で制作している。シンプルながらも洗練され、詩的で独創的なデザインが特徴だ。2016年には『ELLE(エル)』が主催するファッションコンテストにおいてベストアクセサリーデザイナー賞を受賞。海外では、リバティやハーヴェイ・ニコルズといったセレクトショップ・百貨店で取り扱われている。今回ビオトープでは、蛇の生態からインスピレーションを得てデザインされた「ハングリー&セーシエイテッド スネークス(Hungry & Satiated Snakes)」コレクションや、新カプセルコレクション「ルーインド・オムレット」のジュエリーを中心に展開。「ルーインド・オムレット」は、うっかり床に落とした卵からデザインの着想を得たシリーズとなっており、卵の殻が割れて、黄身や白身が潰れてしまった様子をネックレスやイヤリングに落し込んだ。さらに「ルーインド・オムレット」の発売に合わせ、ビオトープ3階のレストラン・アーヴィングプレイスでは、スペシャルオムレツを限定で提供。リッチな食材やビーツソース、チーズ、クリームソースを合わせたオムレツにシャンパンをセットにした、期間限定メニューとなっている。【詳細】オール・ブルース(ALL BLUES)発売日:2016年12月9日(金)取り扱い場所:ビオトープ住所:東京都港区白金台4-6-44営業時間:11:00〜20:00■ALL BLUES Truffle Omelet期間:2016年12月9日(金)〜30日(金)価格:2,000円+税※グラスシャンパンセット
2016年12月11日スウェーデン・ストックホルム発のジュエリーブランド、オール ブルース(ALL BLUES)が日本初上陸。東京・白金台のビオトープ(BIOTOP)にて、同ブランドの新カプセルコレクション「ルーインド・オムレット」が発売された。オール ブルースは、フレデリック・ナトホルスト(Fredrik Nathorst)とジェイコブ・スカラッゲ(Jacob Skragge)が、10年にストックホルムで立ち上げたユニセックスジュエリーブランド。リサイクルされたスターリングシルバー、または18カラットのゴールドを用い、ストックホルムで3代にわたり続く鋳物工場にて熟練の職人達が一点ずつ手作業で制作したジュエリーを展開している。これまでに、『ヴォーグ(VOGUE)』や『エル(ELLE)』、『アナザー・マガジン(AnOther Magazine)』、『ウォールペー パー(Wallpaper)』、『Tマガジン(T Magazine)』などのインターナショナルエディアに多数取り上げられており、『エル』が主催するファッションコンテストでもベストアクセサリーデザイナー賞を受賞した。さらに、女優のエマ・ワトソン(Emma Watson)も、今年9月にニューヨークの国連本部で行った男女平等を訴えるスピーチにオール ブルースのジュエリーを着用して登壇している。この度ビオトープでは、そんなオール ブルースのジュエリーの取り扱いを12月9日より開始した。さらに同日から30日までビオトープ3階のレストラン・アーヴィングプレイスでは、日本初上陸のタイミングで発表された新カプセルコレクション「ルーインド・オムレット(Ruined Omelette)」に合わせたスペシャルメニューが提供される。「ルーインド・オムレット」コレクションは、クリエイティブディレクターのフレデリック・ナトホルストが朝食の準備をしていた際にうっかり床に卵を落としてしまったことからインスピレーションを得て制作されたもの。殻が割れて黄身や白身が潰れてしまった、一見すると“出来損ない”の造形からインスピレーションを受けてデザインされたネックレス1点とイヤリング3点で構成される。また、ジュエリーにはストックホルムにあるミシュラン1つ星レストラン・オペラシェラレン(Operakallaren)のヘッドシェフであるステファノ・カテナッチ(Stefano Catenacci)が考案したオムレツのレシピを掲載したレシピブックも同封され、ナトホルストとエムエムパリス(M/M Paris)がアートディレクションを行ったクリスマス仕様のスペシャルパッケージングで提供される。今回ビオトープで提供されるスペシャルメニューは、このステファノによるレシピから作られたスペシャルオムレツ。安田養鶏所の赤卵を使用し、プレミアムオムレツにリッチな食材が合わせられた。グラスシャンパンをセットにして期間限定メニューとして提供される。価格は2,000円。
2016年12月10日ヘイデン・クリステンセンが、スリラー『Numb, at the Edge of the End』に主演することになった。その他の情報アルゼンチンの監督ロドリゴ・ヴィラが書き下ろしたオリジナル脚本で、クリステンセンはPTSDに苦しむ元軍人を演じる。怪しげな救世主と出会い、世の終わりが近づいていると信じた彼は、普通の生活を捨てて、地下の避難所を作り始める。周囲は当然彼を狂っていると思い、彼自身も自分のやっていることを疑い始めた時、思いもかけないことが起こるのだった。救世主役は、ハーヴェイ・カイテルが演じる。『スター・ウォーズ』エピソード2と3でアナキン・スカイウォーカーを演じたクリステンセンは、ここしばらくスポットライトから遠ざかっていた。だが最近、ブルース・ウィリスと共演するアクションスリラー『First Kill』を撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年11月16日ブルース・リーが残した手書きメモを基にした犯罪ドラマシリーズが製作される可能性が出てきた。1973年に32歳の若さでブルースがこの世を去った後、娘シャノン・リーが発見したそれらのメモを原案とするテレビドラマ『ウォーリアー』において、パイロット版の製作が決まったようだ。米国の南北戦争後のサンフランシスコにあるチャイナタウンを舞台に繰り広げられる同作品は、暴力団抗争に巻き込まれた若き武道家の青年を主役にしたストーリーになるという。現在のところ出演者などはまだ決まっていないが、ジャスティン・リンとジョナサン・トロッパーが同ドラマの制作に携わっていくことは明らかになっており、シャノンもブルース・リー・エンターテイメントのプロデューサーとして参加する。ブルースの死後に作品がこの世に送りだされるのは今回が初めてではなく、その死から5年後にはブルースの書いた脚本を基にデビッド・キャラダイン主演作『サイレントフルート』が発表されている。『サイレントフルート』の監督を務めたリチャード・ムーアは以前、「この作品を作るきっかけになったのは僕が今まで読んだことのないような30ページに渡って書かれたとてつもなく難解で、映画っぽくない脚本でした。どうやってその脚本を映画化しようと思っていたかなんて、わかりませんよ。それから何が起きたかというと、スタンリー・マンがその作品を120ページの新たな脚本に作り直したのです。最終的にこの作品は、当初考えていたものとは全く違った作品になりました。僕が覚えている限りでは当初、この作品は決定的な禅武道の作品になるはずだったんです」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年09月06日『トランスフォーマー』や『G.I.ジョー』のように、人気トイフィギュア・シリーズを最新のVFX技術を用いて実写映画化したSFアクション『マックス・スティール』。16歳の少年マックスが “地球外生命体”と一体化することで変身するスーパーヒーローを描く本作の公開が、12月3日(土)に決定し、その驚きの予告編が解禁となった。幼いころ父親が奇妙な事故死を遂げた町に、戻ってきたマックス。突然、自分ではコントロールできないエネルギーが体から放出されるようになる。この予期せぬパワーは次第に大きくなっていき、マックス自身の手に負えなくなってしまう。そんな折、ミステリアスな地球外生命体スティールが突如現れる。なんとスティールと一体化することにより、そのパワーを自在にコントロールし、驚異的なパワーを持つスーパーヒーローに変身できることを知るマックス。一見、おかしな組み合わせだったが、マックスとスティールは互いの間に繋がれた運命を受け入れ、父親の死に関する秘密を解き明かそうと、邪悪な陰謀に立ち向かうが…。『アベンジャーズ』シリーズのスタッフが集結し、最先端のVFX技術と驚異のアクション・バトルで新たなスーパーヒーローを描く本作。原作となったのは、DCコミックや『トイ・ストーリー』などのフィギュアを手掛ける世界的玩具メーカー、マテル社を代表するヒット商品の1つとなっているアクション・フィギュア・シリーズ。これまでにアニメ化、ゲーム化されてきた人気キャラクターを、初めて実写化した。監督は、伝説の学園ホラーをリメイクした『スプラッター・ナイト新・血塗られた女子寮』のほか、Xboxの人気ゲーム「HALO」シリーズを実写化したSFアドベンチャー『ヘイロー4:フォワード・オントゥ・ドーン』を手がけた俊英スチュワート・ヘンドラー。また、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のほか、次回作『Thor: Ragnarok』(原作)も手掛けるクリストファー・ヨストが、ニューヒーロー誕生秘話を描く脚本を担当する。このたび解禁された予告編では、主人公マックスが身に覚えのない大きな傷跡に気づくところから始まり、地球外生命体スティールと出会い、自らの特殊能力に気づき、同時に謎の組織から追われる中で、マックスとスティールが次第に心を通わせていく姿が描かれる。そして、“人間×宇宙人”というこれまでにない究極のハイブリット・ヒーロー“マックス・スティール”誕生の驚愕の秘密が、迫力の映像とアクションで描かれていく。主人公のマックス・マクグラス役に抜擢されたのは、ディズニー・チャンネル「天才学級アント・ファーム」などで知られるベン・ウィンチェル。本作での主演を機に、M・ナイト・シャマラン監督の最新作『Labor of Love』(原題)でブルース・ウィリスとの共演も決定している注目のイケメン俳優だ。また、ヒロインとなるシドニー役を演じるのは、人気ミュージシャン、グロリア・エステファンの半生を描いたミュージカル「On Your Feet」で主演を務めたアナ・ビジャファーニェ。さらに、マックスの母・モリーに『ライト/オフ』が全米大ヒット中のマリア・ベロ、ストーリーのカギを握るミステリアスなマイルズ博士に、『オーシャンズ』シリーズや『ゴーストバスターズ』のアンディ・ガルシアといったベテラン勢が脇を固めている。未知なるパワーを発揮する、まったく新しいハイブリッド・スーパーヒーローがこの冬、日本を席巻する!『マックス・スティール』は12月3日(土)より池袋HUMAXシネマ、ヒューマントラストシネマ渋谷にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月17日90年代に放映され、人気を集めたSFドラマ『バビロン5』にレギュラー出演したジェリー・ドイルが亡くなった。60歳だった。その他の情報ラスベガスの自宅で息を失っているのが発見された。死因はまだ解明されていない。ドイルはニューヨーク生まれ。パイロット、ストックブローカーなどを経て、30代で俳優に転向。『バビロン5』に5シーズン出演したほか、ブルース・ウィリスのコメディ番組『こちらブルームーン探偵社』『ビバリーヒルズ青春白書』『NYPD BLUE~ニューヨーク市警15分署』などにゲスト出演した。1995年に『バビロン5』の共演者アンドレア・トンプソンと結婚するが、2年で離婚。その後、再婚はしていない。トンプソンの間に、子供がひとりいる。文:猿渡由紀
2016年07月29日ブルース・ウィリスがアクションスリラー『First Kill』に主演することになった。その他の情報ウィリスの役は、誘拐事件を捜査する刑事。ある親子が銀行強盗を目撃するが、強盗犯はその男の子を人質に取り、自分が盗んだお金を要求するという物語らしい。監督は、ウィリスが『エクストラクション』でも組んだスティーブン・C・ミラー。撮影は8月にオハイオ州シンシナティでスタートする。ウィリスは現在、中国映画『The Bombing』を撮影中。第二次大戦中、日本の空軍と戦った中国人たちを描く戦争ドラマ。ほかに、インディーズのコメディ映画『Going Under』を撮り終えている。共演はジョン・グッドマン、ファムケ・ヤンセンら。文:猿渡由紀
2016年07月15日チャールズ・ブロンソン主演でヒットした1974年のリベンジアクション映画『狼よさらば』を、ブルース・ウィリス主演でリメイクする企画が進んでいる。その他の情報監督には、イスラエル映画『オオカミは嘘をつく』アハロン・ケシャルスとナヴォット・パプシャドのコンビが決まっていたが、クリエイティブ面での意見の相違で先月、ふたりは降板。代わってイーライ・ロスが監督に決まった。ケシャルスとパブシャドの前には、脚本を書いたジョー・カーナハンが監督する予定だったが、彼も、同じく意見の相違で降板している。オリジナルの『狼よさらば』は、その後シリーズ化され全5作が作られたが、今回もシリーズ化を想定しているらしい。ウィリスは現在、中国との合作『The Bombing』を撮影中。第2次大戦中の1940年を舞台に、中国と日本軍の戦いを描く戦争映画だ。ほかに、コメディ『Going Under』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2016年06月21日「ヴェルサーチ(VERSACE)」が、ブルース・ウェーバーと約17年ぶりのコラボレーションとなる2016年秋冬キャンペーンを発表。シカゴで撮影された2016年秋冬キャンペーンは、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、カーリー・クロス(Karlie Kloss)、ディローン(Dilone)を起用し、日常の生活と幻想的なストーリー仕立てとなっている。ブルース・ウェーバーらしいクラシックなスタイルで、グラマラスなシーンから日常のシーンまで、どんな生活でも着やすいモダンなヴェルサーチを表現。17年ぶりとなる今回のコラボレーションについてドナテラ・ヴェルサーチとブルース・ウェーバーは、1999年に同ブランドにおいて初めてコラボレーション。彼らが作り上げた作品は、広告を超えるヴィジュアルとして、ファッションの歴史に定義付けた。ドナテラ・ヴェルサーチ「ブルース・ウェーバーは、私達の時代における真のマスターだと思います。彼の作品は、個性溢れたリッチな写真であり、彼の目を通した世界を反映しています。ヴェルサーチのキャンペーンを通して、再び彼の世界に足を踏み入れたことを大変光栄に思います。この新しいキャンペーンでブルースが私のヒストリーをよみがえらせてくれました」ブルース・ウェーバー「最初ドナテラにシカゴで撮影しょうと話しをしたら、彼女は「ええ、荷造りをして直ぐ行きましょう!」と単純に答えました。ドナテラはいつだって冒険者です。私のことを王子のように扱い、それだけでなく家族のようにも接してくれます。お互い同じ思いなのです。私にとって一番重要なことは、久しぶりに会ってもこうやってまた一緒に笑いあえることです」
2016年06月13日俳優ブルース・ウィリスの最新作で、ケラン・ラッツやジーナ・カラーノと共演している映画『エクストラクション』が、6月25日に日本公開されることが決定し、予告映像が26日、公開された。本作は、ハリウッド・メジャー・スタッフとアクション・スターによるノンストップ・スパイ・アクション映画。『ダイ・ハード』シリーズで、"不死身の男"の愛称が定着したブルース・ウィリスが、本作ではテロリストに捕らえられたCIAエージェントで、主人公の父親役を演じる。父救出のため立ち上がる主人公を演じるのは、『トワイライト』シリーズで人気を獲得したケラン・ラッツ。そして、元総合格闘家で『デッドプール』(6月1日公開)にも出演しているジーナ・カラーノが、2人と共演する。ウィリス演じるレナードは10年前、すご腕CIA工作員だったが、任務での潜入捜査の結果、敵対組織に妻を殺害され、その現場に居合わせた幼い息子ハリー(ラッツ)をも失いかけた。現在、そのハリーは父を追いCIAで勤務中。アナリストとしてデスクワークに追われているものの、父と同じ現場工作員志望の彼は、何度も異動願を出し続けながら、却下され続けていた。ある日、極秘のハッキング装置の移送任務中にレナードが行方不明に。父の救出を決意したハリーは、上司に無断で勤務地であるチェコ・プラハからアメリカへ飛び、CIAエージェントのヴィクトリア(カラーノ)と手を組んで、捜査を始めていく。予告映像では、始まるやいなやレナードの激しい銃撃戦を描写。抵抗もむなしく拘束されたレナードは、「14時間後に世界中の通信が乗っ取られる」と人々に告げる。犯人たちの要求を飲まないとミサイルが発射され、アメリカ本土が破壊されるという危機的状況の中、ハリーは父を思って立ち上がる。監視をかいくぐり、ハリーは単身、敵地へ。身体や拳銃を使った激しいアクションが続き、危うく捕らえられそうになったところで、ヴィクトリアが登場するスリリングな映像に仕上がっている。(C)2015 GEORGIA FILM FUND 38, LLC
2016年05月25日