ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートが、2023年6月4日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催される。ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のシネマ・コンサートシネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを生のオーケストラが演奏する新感覚エンターテイメント。今回はディズニー映画『メリー・ポピンズ』の映画全編上映に合わせて、アカデミー賞とグラミー賞受賞作曲家リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマンの兄弟による音楽をフルオーケストラで贈る。映画『メリー・ポピンズ』は、アカデミー賞最多13部門がノミネートされ、そのうち2部門をシャーマン兄弟が映画のオリジナル楽曲で作曲賞、「チム・チム・チェリー」で歌曲賞を受賞。ロンドンを舞台に、魔法使いメリー・ポピンズがジョージ・バンクス夫妻の家を訪れみんなを幸せにしていくストーリーで、今なお愛されている名作だ。演奏されるのは、「チム・チム・チェリー」をはじめとする映画オリジナル楽曲の数々。栗田博文の指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で、メリー・ポピンズの魔法にかけられたような体験をぜひ味わってみては。【詳細】メリー・ポピンズ シネマ・コンサート(MARY POPPINS IN CONCERT LIVE TO FILM)日時:2023年6月4日(日)[開場]15:00 [開演]16:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3-5-1)チケット:・S席 大人9,800円、小・中人 4,800円・A席 7,800円※全席指定※3才未満の子どもの入場不可。※小人・中人料金は、4歳以上~17歳以下(公演日の時点で、満4歳以上~17歳以下が対象)。入場時に年齢の分かる証明書の提示を求める場合あり。チケット先行販売(抽選):2月21日(火)12:00~3月5日(日)23:59チケット一般販売:3月11日(土)10:00~<公演内容>映画『メリー・ポピンズ』(1965年日本公開作品)英語上映・日本語字幕付き音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン監督:ロバート・スティーブンソン製作:ウォルト・ディズニー出演:ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、デイヴィッド・トムリンスン、グリニス・ジョーンズ、カレン・ドートリス、マシュー・ガーヴァー上演時間:2時間40分(休憩20分込み)<出演>指揮:栗田博文演奏:東京フィルハーモニー交響楽団※シンガーの出演なし。劇中の歌唱部分は、映画音声のまま流れる。Presentation licensed by Disney Concerts.© Disney
2023年02月24日3月24日にミュージカル『メリー・ポピンズ』のプレビュー公演が渋谷・東急シアターオーブにて開幕した。3月27日の公演で、日本上演100回を達成した本作。誰もが耳にしたことのある名曲の数々、 そこにはまるで飛び出す絵本の中に入り込んだかのような世界が舞台上に広がり、ミュージカルを観劇する、 というより体感するような感覚を味わうことができる。Wキャストでメリー・ポピンズ役を務めるのは、濱田めぐみと笹本玲奈。ほかに、同じくWキャストでバート役を大貫勇輔、小野田龍之介が演じ、山路和弘、知念里奈、ブラザートムらが出演する。日本上演100回達成を達成したことに濱田は「オーディションから2018年3月の初日、 そして4年後の今年の再演まで長い年月を重ねてきたことを考えると感慨深いです。」、笹本は「上演100回を迎えますが1,000回、 1万回と続いていくように、 責任を持ってしっかり努めたいと思います。」とそれぞれの思いを語った。東京公演は東急シアターオーブにて、プレビュー公演を3月30日(水)まで、 本公演を3月31日(木)~5月8日(日)まで、その後大阪・梅田芸術劇場メインホールにて5月20日(金)~6月6日(月)まで上演。東京・大阪ともにチケットが発売中となっている。<初演から100回公演記念への思い / 本初日開幕に向けたキャストコメント・全文>■濱田めぐみ:メリー・ポピンズ役『メリー・ポピンズ』は3/27の公演で、 日本上演100回を迎えることになりました。 オーディションから2018年3月の初日、 そして4年後の今年の再演まで長い年月を重ねてきたことを考えると感慨深いです。 この間『メリー・ポピンズ』のことが常にどこか頭の中にありました。 これからも長く続いてほしい作品ですし、 お客様にも応援していただけたら嬉しいです。 コロナの影響もいろいろありましたが、 ようやく本初日を迎えることができます。 再演とはなりますが、 新しい風も吹き素晴らしい作品を皆様にお届けできることになりました。 劇場でお待ちしております。■ 笹本玲奈:メリー・ポピンズ役本日(3/27)上演100回を迎えますが1,000回、 1万回と続いていくように、 責任を持ってしっかり努めたいと思います。 この作品に出演するのは夢だったので稽古の前半は寝る時もずっと『メリー・ポピンズ』のことを考えて続けて夢にも稽古のことが出てくるくらいでした。 どこかで素晴らしい作品にしなければとプレッシャーが大きかったと思います。 舞台稽古が長く、 しっかりきっちり準備できたので、 今は初日を前に早く皆様に作品を見てもらいたい、 わくわくした気持ちでいっぱいです。 お客様とお会いするのがすごく楽しみですし、 ご観劇いただいた方はきっと温かく楽しい気持ちになって劇場を後にすることができると思います。 皆様に幸せな気持ちになって頂けるよう、 私も楽しみながらメリーを生きたいと思います。■大貫勇輔:バート役本日上演100回を迎えられて、 めでたい!!純粋に嬉しいです。 もうそんな回数やっていたのか!とびっくりしました。 これからこの先も1,000回を目指して、 1公演1公演を大切に積み上げて、 公演に臨んでいきたいと思います。 本初日を迎えるにあたって、 プレビュー公演と本公演と分けられてはいますが、 僕たちとしてはどの公演も変わりなく全力で挑んでいこうと思っているので、 ここからも大切にバートを演じていきたいと思います。■小野田龍之介:バート役100回の公演の中で、 2つの役の視点からこの作品を務めることができたことを、 すごく光栄に思っており、 自分の中で大きな財産になっていることを、 日々感じています。 節目の時にこの大好きな作品に関わることができて、 嬉しいです。 まもなく本初日を迎えますが、 プレビューをやっているとか、 もう初日だとか気にしていられないくらい『メリー・ポピンズ』の世界にカンパニー全体が集中して作品に取り組んでいて、 変に気を張ることもなく日々稽古できています。 良き公演を皆様にお届けできるよう、 健康第一でカンパニー一同努めてまいりますので、 応援よろしくお願いいたします。■公演概要ミュージカル『メリー・ポピンズ』・東京公演2022年3月26日(土)~5月8日(日)(プレビュー公演:2022年3月20日(日)~25日(金))東急シアターオーブ・大阪公演2022年5月20日(金)~6月6日(月)梅田芸術劇場メインホール■ キャストメリー・ポピンズ:濱田めぐみ、笹本玲奈バート:大貫勇輔、小野田龍之介ジョージ・バンクス:駒田一、山路和弘ウィニフレッド・バンクス:木村花代、知念里奈バードウーマン / ミス・アンドリュー:島田歌穂、鈴木ほのかブーム提督 / 頭取:コング桑田、ブラザートムミセス・ブリル:浦嶋りんこ、久保田磨希ロバートソン・アイ:内藤大希、石川新太ジェーン・バンクス(五十音順):大廣アンナ、西光里咲、弘山真菜、深町ようこマイケル・バンクス(五十音順):井伊巧、高橋輝、田中誠人、中込佑協(以下、五十音順)石川剛、エリアンナ、小島亜莉沙、丹宗立峰、長澤風海、般若愛実、樋口祥久 / (以下五十音順)青山郁代、五十嵐耕司、石井亜早実、大井新生、岡本華奈、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、今野晶乃、斎藤准一郎、高瀬育海、高田実那、照井裕隆、東間一貴、長澤仙明、花岡麻里名、藤岡義樹、藤咲みどり、MAOTO、武藤寛
2022年03月28日ミュージカル『メリー・ポピンズ』が、2022年3月24日(木)から5月8日(日)まで東京・東急シアターオーブにて、5月20日(金)から6月6日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて開催される。なお、3月24日(木)から3月30日(水)には東急シアターオーブにてプレビュー公演が行われる。ディズニーとキャメロン・マッキントッシュが贈る『メリー・ポピンズ』『メリー・ポピンズ』は、パメラ・トラバースの小説をもとに、1964年にウォルト・ディズニー自らがプロデュースし、ジュリー・アンドリュース主演で製作された映画。当時、ミュージカル、アニメーション、実写が一体となった画期的な映画として話題を呼び、アカデミー賞では5部門を受賞を受賞した。舞台版の誕生は2004年。同じくパメラ・トラバースの小説をもとに、『ライオンキング』『美女と野獣』などの名作ミュージカルを生み出したディズニーと、『オペラ座の怪人』『CATS』『レ・ミゼラブル』といった数々のヒットミュージカルを生み出し続けている名プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュ率いる最強クリエイティブチームがタッグを組み、ミュージカル化が実現した。同作は、ロンドン・オリヴィエ賞9部門でノミネート、アメリカ・トニー賞では7部門でノミネートされ、今でも世界中で上演されている。日本では4年ぶりの再演日本での公演は、完売公演が続いた初演の2018年から実に4年ぶりだ。マジカルな演出と舞台セット、「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「フィード ザ バーズ」といった心躍る名曲、そして大迫力のダンスシーンが蘇る。ストーリー1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。一向にナニー(子守)が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力をもつメリーと、煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に子供たちは大喜び。一方銀行では、父ジョージがある融資をきっかけに苦境に立たされてしまう。しかしこの出来事をきっかけにバンクス家は家族の幸せを見つけ、それを見届けたメリーは、また空に帰って行くのだった。主演のWキャスト続投、新キャストも魔法使いのメリー・ポピンズ役は、初演から続投となる濱田めぐみと笹本玲奈。その他、メリー・ポピンズの親友であるバート役に大貫勇輔と小野田龍之介、気難しい銀行家のジョージ・バンクス役に駒田一と山路和弘、ジョージの妻であり婦人参政権運動に夢中のウィニフレッド・バンクス役に木村花代と知念里奈がWキャストで起用されている。その他、バードウーマン/ミス・アンドリュー、ミセス・ブリル、ブーム提督/頭取、ロバートソン・アイもすべてWキャストで贈る。開催概要・キャスト■プレビュー公演期間:2022年3月24日(木)~ 30日(水)会場:東急シアターオーブ住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1※当初、2022年3月20日(日)~ 25日(金)の期間にプレビュー公演を予定していたが一部変更となった。中止公演のチケット購入者に対しては払い戻しを行う。詳細は各プレイガイドを要確認。■東京会場期間:2022年3月31日(木)~5月8日(日)会場:東急シアターオーブ※当初、3月26日(土)~本公演開始を予定していたが変更になった。中止公演のチケット購入者に対しては払い戻しを行う。詳細は各プレイガイドを要確認。■大阪会場期間:2022年5月20日(金)~6月6日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1<キャスト>メリー・ポピンズ:濱田めぐみ/笹本玲奈(Wキャスト)バート:大貫勇輔/小野田龍之介(Wキャスト)ジョージ・バンクス:駒田一/山路和弘(Wキャスト)ウィニフレッド・バンクス:木村花代/知念里奈 (Wキャスト)バードウーマン/ミス・アンドリュー:島田歌穂/鈴木ほのか(Wキャスト)ブーム提督/頭取:コング桑田/ブラザートム(Wキャスト)ミセス・ブリル:浦嶋りんこ/久保田磨希(Wキャスト)ロバートソン・アイ:内藤大希/石川新太(Wキャスト)ジェーン・バンクス:大廣アンナ/西光里咲/弘山真菜/深町ようこ(クワトロキャスト)マイケル・バンクス:井伊 巧/髙橋 輝/田中誠人/中込佑協(クワトロキャスト)石川剛、エリアンナ、小島亜莉沙、丹宗立峰、長澤風海、般若愛実、樋口祥久、青山郁代、五十嵐耕司、石井亜早実、大井新生、岡本華奈、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、今野晶乃、斎藤准一郎、高瀬育海、髙田実那、照井裕隆、東間一貴、長澤仙明、花岡麻里名、藤岡義樹、藤咲みどり、MAOTO、武藤寛(五十音順)チケット情報【東京公演】一般発売:1月12日(水)10:00~新規公演のチケット販売開始日:2022年2月19日(土)10:00~価格:本公演:S席 14,000円、A席 10,000円、B席 4,500円プレビュー公演:S席 12,500円、A席 9,000円、B席 4,000円※全席指定※4歳以上入場可(チケットが必要)【大阪公演】一般発売:3月5日(土)10:00~プレミアム会員《先着先行》2月19日(土)10:00~3月4日(金)18:00ホリプロステージ無料会員《先着先行》2月19日(土)12:00~3月4日(金)18:00価格:S席 14,000円、A席 10,000円、B席 4,500円※全席指定※4歳以上入場可(チケットが必要)
2022年01月31日ミュージカル「メリー・ポピンズ」の歌唱披露イベントが1月26日に都内で開催。Wキャストでメリー・ポピンズを演じる濱田めぐみ、笹本玲奈、同じくバート役の大貫勇輔、小野田龍之介をはじめ、山路和弘、知念里奈、ブラザートムなどプリンシパルキャストが一堂に会した。真っ赤なドレスの濱田、青いドレスの笹本、大貫、小野田の4名による「チム・チム・チェリ―」で幕を開け、続いて、濱田と笹本は「何もかもパーフェクト」を熱唱。さらにバードウーマンをWキャストで演じる島田歌穂、鈴木ほのかが「鳥に餌を」をデュエットで披露し、最後はアンサンブルキャストも含めた全員で「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を歌い上げた。2018年の日本初演に続いてメリー・ポピンズを演じる濱田は「(前作に続いて共演の)大貫くんとは前のコンビを大事にしながら深く掘り下げてやれたらと思いますし、(初参加の)龍ちゃんはこれからどんなバートになるか楽しみです。(同じく初参加の)玲奈ちゃんは、まっさらなキレイな状態でお稽古が始まったので、私から渡せるものは何でも渡したいと思っている半面、どんどん成長して先輩のメリーから後輩のメリーが巣立っていくのを目の当たりにしている感じです」と語る。笹本は、1曲ごとの細かい振付や決まりごとに「頭が混乱しちゃう感じで(苦笑)、足もパンパンで身体もドッシリ重い状態なんですけど、不思議と(稽古が)終わった後にすごく気分が良いんです。すごく明るいミュージカルで、どの曲も笑顔で終われるナンバーだからかなって思います。体は疲れているけど、心は元気に稽古場を後にしてます」と充実した表情を見せる。そんな2人のメリーについて、大貫は「濱田メリーは近くにいるのに遠くの存在、遠くにいるのに近くにいてくれるような存在です。笹本さんは、きょうだい、友だちのような感覚があるんだけど、手が届かない高嶺の花のような感覚を稽古場で感じています」と独特の表現で評する。小野田は「Wキャストの面白さは、稽古を重ねるごとに俳優の素養がにじみ出てくるところにあるのかなと思います。ステージでどんなメリーに出会えるかワクワクしています!」と笑顔を見せた。見どころや楽しみにしているシーンについて尋ねると、濱田はメリーが空を飛ぶシーンを挙げ、笹本も「私も早く空を飛びたい!」とワクワクした表情を見せる。大貫は「メリーの魔法を借りて、壁を登ってさかさまでタップを踏むときのあの景色をまた見られるのが嬉しい」、小野田は「ジョリー・ホリデイのナンバーで、灰色の公園の景色から一気にカラフルな世界に入るところが一番好き!」と明かすなど、それぞれに強い思い入れを語ってくれた。4年前の初演時には想像もできなかった、社会情勢の中での再演となるが、笹本は「エンタテインメントはこういう時だからこそ、多くのみなさんに元気を届け、笑顔になっていただくものだなとメリー・ポピンズを通して毎日感じています」と語り、濱田は「現実ではキツイこと、苦しいこと、思い通りにならないことが続いていますが、メリーは舞台でこう言います。『どんなことだって起きるわ、その気になれば』――。このメッセージを持って帰っていただき、周りの方々に温かい愛を届けていただければと思います」と力強く呼びかけた。■日時・会場・東京公演2022年3月26日(土)~5月8日(日)(プレビュー公演:2022年3月20日(日)~25日(金))東急シアターオーブ・大阪公演2022年5月20日(金)~6月6日(月)梅田芸術劇場メインホール■ キャストメリー・ポピンズ:濱田めぐみ、笹本玲奈バート:大貫勇輔、小野田龍之介ジョージ・バンクス:駒田一、山路和弘ウィニフレッド・バンクス:木村花代、知念里奈バードウーマン / ミス・アンドリュー:島田歌穂、鈴木ほのかブーム提督 / 頭取:コング桑田、ブラザートムミセス・ブリル:浦嶋りんこ、久保田磨希ロバートソン・アイ:内藤大希、石川新太ジェーン・バンクス(五十音順):大廣アンナ、西光里咲、弘山真菜、深町ようこマイケル・バンクス(五十音順):井伊巧、高橋輝、田中誠人、中込佑協(以下、五十音順)石川剛、エリアンナ、小島亜莉沙、丹宗立峰、長澤風海、般若愛実、樋口祥久 / (以下五十音順)青山郁代、五十嵐耕司、石井亜早実、大井新生、岡本華奈、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、今野晶乃、斎藤准一郎、高瀬育海、高田実那、照井裕隆、東間一貴、長澤仙明、花岡麻里名、藤岡義樹、藤咲みどり、MAOTO、武藤寛
2022年01月28日ミュージカル『メリー・ポピンズ』東京公演が2022年3月20日(日)よりプレビュー公演、3月26日(土)より本公演として、東急シアターオーブで開催される。2018年3月~5月に日本人キャストによる初演が行われ、96回公演の大盛況を収めた本ミュージカル。原作はパメラ・トラバースの小説を基に、ウォルト・ディズニー・カンパニーによって1964年に製作され、アカデミー賞5部門を受賞した不朽の名作、映画『メリー・ポピンズ』。ウォルト・ディズニー自らプロデュースし、ジュリー・アンドリュース主演で制作、ミュージカルとアニメーション、実写が一体となった画期的な作品として今も人気がある映画だ。この作品を基に『ライオン・キング』や『アラジン』など数々のディズニーミュージカルを生み出したトーマス・シューマーカーと『オペラ座の怪人』や『CATS』、『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』といった日本でも大人気のミュージカルを生み出したプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュの手で2004年にミュージカル化。本作はロンドン・オリヴィエ賞9部門ノミネート、トニー賞7部門ノミネートされ日本でも愛された大作ミュージカルの日本再演となる。たくさんの魔法が仕掛けられた舞台セットに、つい口ずさみたくなる「チム・チム・チェリー」や「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」などの名曲、そして圧巻のダンスシーン。新たなキャストを迎えて、4年ぶりの再演となる『メリー・ポピンズ』に期待だ。なお、本作は東京公演後の5月20日(金)~6月6日(月)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演も予定。またチケットの最速抽選先行は、各主催ホームページでご確認を。■公演情報ミュージカル『メリー・ポピンズ』<東京公演>プレビュー公演:2022年3月20日(日)~3月25日本公演:2022年3月26日(土)~5月8日(日)会場:東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階S席14,000円 / A席10,000円 / B席4,500円(全席指定・税込)プレビュー公演:S席12,500円 / A席9,000円 / B席4,000円(全席指定・税込)東京公演キャストローテーション:<大阪公演>2022年5月20日(金)~6月6日(月)会場:梅田芸術劇場メインホール料金:S席14,000円 / A席10,000円 / B席4,500円(全席指定・税込)※4歳以上入場可(チケットが必要になります)※膝上でのご観劇はできません。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡禁止。※やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。予めご了承ください。※公演中止の場合を除き、払い戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。「スペシャルナイト★アフタートーク」3月29日(火)18:00小野田龍之介 / 駒田一 / 鈴木ほのか / 久保田磨希3月31日(木)18:00大貫勇輔 / 山路和弘 / 島田歌穂 / 浦嶋りんこ4月5日(火)18:00濱田めぐみ / 木村花代 / ブラザートム / 石川新太4月7日(木)18:00笹本玲奈 / 知念里奈 / コング桑田 / 内藤大希※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。※登壇者は急遽変更になる場合もございます。
2021年10月26日ディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の20年後を描いた続編『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、MovieNEXで楽しめるボーナス・コンテンツの中から、エミリー・ブラントの優しい歌声が響く「幸せのありか」のレコーディング風景を収めたボーナス映像が解禁となった。この度解禁となった映像では、メリー・ポピンズが子どもたちに歌う「幸せのありか」について、メリー・ポピンズ役をつとめ上げたエミリー・ブラントが解説。さらにレコーディングでは、オーケストラに囲まれて美声を披露するブラントの姿も見ることができる。この「幸せのありか」はメリー・ポピンズが、母を亡くし、寂しさを感じる子どもたちに向けて歌う楽曲だ。「輝く星からほほ笑みかける。見守っているの。あなたたちの成長を。いつまでも」と、目に見えないだけで、お母さんは子どもたちの心の中で生きていることを優しく教える、メリー・ポピンズの深い愛情が伝わってくる感動的なシーン。エミリーも好きなシーンだと話し、「彼女が唯一優しさを見せるシーン」だという。母を亡くしたことで、いつの間にか“大人のように”振る舞う子どもたちに、物語を通して“子どもらしさ”を取り戻す魔法をかけるメリー・ポピンズの深い愛情にもぜひ注目を。『メリー・ポピンズ リターンズ』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月15日製作55周年を迎えたディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の20年後を描いた続編となる極上のミュージカル『メリー・ポピンズ リターンズ』が、いよいよリリース。この度、MovieNEXで楽しめるボーナス・コンテンツの中から、あの大女優に、ディズニーレジェンドも!?爆笑しまくりのハッピーすぎるNGシーン集が解禁となった。幸せを運ぶ魔法使いメリー・ポピンズがディズニー史上最高のハッピーを届ける、美しい魔法と心躍る歌&ダンスによる極上のミュージカル映画となった本作。今回解禁となった映像も、キャストたちの素顔全開のハッピーすぎるNGシーン集。まず先陣を切るのは、言い間違えをした直後、たまらずに口を「ブーッ」と膨らませておどけるエミリー・ブラント!また、爆笑する大女優メリル・ストリープに、今度はエミリーが「メリル!」と大声でツッコミ。子どもたちやリン=マニュエル・ミランダもいちいち、キュートなおどけ顔を見せる。さらに、劇中では“完璧な魔法使い”のメリー・ポピンズを演じるエミリーだが、撮影中には「ごめんね」「みんな許して」とNGを連発する姿も!締めは、御年93歳のディズニーレジェンド、ディック・ヴァン・ダイクだ。「また間違えた。最初からか?」というと、エミリーや子どもたちから笑い声が響き渡る。本作でメリー・ポピンズは、魔法を通して周囲をハッピーな気持ちにさせてくれるが、このNGシーン集を見ると、大人も子どもも笑いに溢れ、まさに“ハッピーな”撮影現場の様子が垣間見える。キャストたちの素直な反応に、思わず笑顔になってしまうNGシーン集の続きはMovieNEXで楽しんでみて。ほかにもMovieNEXには、製作の舞台裏や本編には収まりきらなかった未公開シーンなどを収録した貴重なボーナス・コンテンツが多数収録(セルデジタル配信にも一部収録)。さらに、日本語吹き替え版ボイスキャストは、ミュージカル「メリー・ポピンズ」でも主演を務めた平原綾香や声優初挑戦の谷原章介など、豪華キャストが担当しており、字幕・吹き替えの両方で堪能できる。『メリー・ポピンズ リターンズ』MovieNEXは6月5日(水)より発売、デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月29日名作『メリー・ポピンズ』の20年後を描いた続編『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作のMovieNEXリリースに先駆け、ボーナス・コンテンツに収録されるミュージカルシーンのCG加工前後が楽しめる比較映像がシネマカフェに到着した。今回到着した映像では、アニメーションと実写が融合する、ミュージカルシーンの裏側をちょい見せ!前作でも“実写とアニメーションの融合”は、ウォルト・ディズニーが最もこだわったといわれており、監督のロブ・マーシャルはその遺志をしっかりと受け継ぎ、伝統的なスタイルの手描きアニメーションを利用して製作。ディズニーやピクサー・スタジオからトップクラスのアニメーターを含め、70名ものスタッフが総力をかけて最新鋭のVFXと、伝統的なアニメーションをブレンドした美しい映像が完成した。本作の見どころのひとつ、ロイヤルドルトン・ミュージックホールのミュージカルシーンでも、そんなアニメーション×実写の融合が楽しめ、映像では一面グリーンの場所で歌い踊る様子から、アニメーションと組み合わされ動物たちと共演する様子と、交互に見ることができる。また、人気ミュージカル「ハミルトン」でトニー賞で11部門を受賞する快挙を成し遂げ、昨年ハリウッド殿堂入りを果たしたミュージカル界の大スターで、本作ではメリー・ポピンズの友人ジャック役を務めたリン=マニュエル・ミランダは「あんな状況で歌えたら興奮して当然だよね。いろんな動物と踊れるんだから」とコメント。キャストたちが芝居しやすいように、アニメーションで描かれるペンギンや動物たちも、緑のボディスーツを着た俳優やダンサーたちが実際に踊っていることが分かる映像となっている。なおMovieNEXには、製作の舞台裏やNGシーン集、本編には収まりきらなかった未公開シーンなどを収録した貴重なボーナス・コンテンツが多数収録されている(デジタル配信/購入にも一部収録)。『メリー・ポピンズ リターンズ』MovieNEXは6月5日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月18日ディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の20年後を描いた極上のミュージカル『メリー・ポピンズ リターンズ』。4月23日はこれらの原作となった児童小説「メアリー・ポピンズ」の作者P.L.トラヴァースの命日。今回はP.L.トラヴァースへ敬意を表して、前作『メリー・ポピンズ』と『メリー・ポピンズ リターンズ』をふり返りつつ、再び舞い戻ったメリー・ポピンズ役に大抜擢されたエミリー・ブラントが前作について語るインタビューをご紹介!前作『メリー・ポピンズ』でバンクス家の子どもの教育係として、傘で空からフワフワと舞い降りてきた“メリー・ポピンズ”。エレガントだが、しつけに厳しく、ちょっと“上から目線”な魔法使いの彼女は、不思議な力でバンクス家や人々を幸せへと導いていく――。ウォルト・ディズニーが最もこだわった“実写とアニメーションの融合”公開当時、ウォルト・ディズニーが最もこだわったといわれている革新的な“実写とアニメーションの融合”のシーンは、アニメーション界に衝撃を与えた。エミリーも当時をふり返りまがら、「観客はあのオリジナリティ、そして、あの映画が可能にしてみせたことや、実際に触れることができそうに思えるほどのものを創り上げたあのマジックに、完全に驚愕したはず。アニメーションのシーンに人々がどう反応したのか、ペンギンとのダンスナンバーや競馬のシーンを見た当時の人々はきっと驚嘆したに違いないわ。あの映画はものすごく野心的な映画だったんだもの」と語る。エミリー・ブラント「魔法と安心感のコンビネーションを思い出す」そして時は経ち、バンクス家の長男であり、いまでは自らの家族を持つ親となったマイケル・バンクス(ベン・ウィショー)のもとにメリー・ポピンズが再び舞い戻る。20年前と同様に、バンクス家の子どもたちの世話をしにきたと言う彼女は、一風変わった方法で子どもたちの“しつけ”を開始。バスタブの底を抜けて海底探検をしたり、絵画の世界に飛び込んだり、華麗なるミュージカル・ショーを繰り広げる。再び戻ってきたメリー・ポピンズに大抜擢されたエミリーは前作について、「一作目の映画を観たのは、私が確か6歳か7歳だったと思うけど、あの映画の魔法に、そして彼女に、それから彼女が平凡なことをマジカルなものに変えてあの子たちの生活に楽しさを吹き込んだことに、すっかり夢中にさせられたわ」と言う。「きっとどの子供もあれを観たことがあると思うけど、彼女はある種の厳しさで安心感をあたえてくれるだけでなく、そこへやってきてすべてを元の正しい状態に戻してくれるのよ。私は、『メリー・ポピンズ』と聞くと、自分のノスタルジアに焼き付いているあの魔法と安心感のコンビネーションを思い出すわ」。前作でお馴染みのあの人たちも帰ってくる!さらに本作には、前作『メリー・ポピンズ』でお馴染みのあの人たちがサプライズ登場している。1人目は、バンクス家の隣に住む元軍人のブーム海軍大将。前作では、引退後も海軍の規則正しい生活を続けており、毎日朝と夕方の決まった時間になると時報代わりに大砲をぶっ放し、バンクス家は振動と騒音でいつも迷惑をこうむっていたが、本作でもその破天荒ぶりは健在。もう1人は、前作でメリー・ポピンズの親友バート役を演じたディック・ヴァン・ダイク!銀行の頭取ミスター・ウィルキンズの叔父ドース・ジュニア役で登場し、劇中では撮影当時92歳とは思えない華麗なタップダンスを披露している。MovieNEXと同時発売の『メリー・ポピンズ:2ムービー・コレクション』(数量限定)では、前作『メリー・ポピンズ』も楽しむことができるので、ぜひ見比べて、この世界観を堪能してほしい。なお、ウォルト・ディズニーがどのように名作『メリー・ポピンズ』を生み出したのか、その製作秘話を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』のブルーレイ(2,381円+税)も同6月5日(水)に発売決定。合わせて楽しんでみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ 2013年8月24日よりMOVIE ON やまがたにて上映メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月23日製作55周年を迎えたディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の20年後を描いた続編『メリー・ポピンズ リターンズ』が、早くも6月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信開始。この発売を記念して、MovieNEXで楽しめるボーナス・コンテンツの中から、エミリー・ブラントが演じたメリー・ポピンズのキャラクターについて分析するボーナス映像をシネマカフェが独占入手した。前作『メリー・ポピンズ』でバンクス家の子どもの教育係として突然、傘で空からフワフワと舞い降りてきた“メリー・ポピンズ”。エレガントだが、しつけに厳しく、ちょっと“上から目線”な魔法使いの彼女は、不思議な力でバンクス家や人々を幸せへと導いていく。そして時が経ち、バンクス家の長男であり、いまでは自らの家族を持つ親となったマイケル・バンクス(ベン・ウィショー)の家にメリー・ポピンズが再び舞い戻るのが本作。20年前と同様に、バンクス家の子どもたちの世話をしにきたと言う彼女は、一風変わった方法で子どもたちの“しつけ”を開始。バスタブの底を抜けて海底探検をしたり、絵画の世界に飛び込んだりしながら、華麗なるミュージカル・ショーを繰り広げる。そんな彼女に子どもたちは少しずつ心を開き始めるが、彼女の本当の魔法は、まだまだ始まったばかりだった…。今回解禁された映像では、エミリーや監督のロブ・マーシャルが、メリー・ポピンズのキャラクターについて分析!55年経ったいま、再び戻ってきたメリー・ポピンズを演じたエミリーは、「自分のポピンズを探そうと原作に戻った」とふり返る。「私のポピンズは不可解で面白く、自信家。それにとても失礼なの」と冗談を交えながらも、楽しく演じることができたと話す。また、マーシャル監督は「容赦ない教育係だ。でも心の中では、遊び心と愛と探求心に満ちている」と、厳しくも子どもたちへの慈愛に溢れ、温かいハートを持つメリー・ポピンズについて解説した。この2人は、“おとぎ話のその後”を描いた大ヒットブロードウェイ・ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』以来のタッグとなるが、マーシャル監督はインタビューで、「私には彼女のやろうとしていることがよく分かるし、彼女のユーモアもよく理解できる。私たちはとても気が合うんだ」と言い、エミリーに絶大な信頼を寄せている。さらに、メリー・ポピンズを“エミリー・ブラント バージョン”に作り上げたことも明かし、「ポピンズ役はエミリーしかいない」と大絶賛を贈っている。“人生を楽しむこと”や“人生には不可能なことなどないこと”など、ちょっとした人生を楽しむヒントをたくさん教えてくれるメリー・ポピンズ。ちょっと悩んだり、落ち込んだり…そんなときは本作を見て、メリー・ポピンズの魔法にかかってみては?なお、MovieNEXには製作の舞台裏やNGシーン集、本編には収まりきらなかった未公開シーンなどを収録した貴重なボーナス・コンテンツが多数収録(デジタル配信・購入にも一部収録)。さらに、日本語吹き替え版ボイスキャストは、ミュージカル「メリー・ポピンズ」でも主演を務めた平原綾香や声優初挑戦の谷原章介など、豪華キャストが担当しているので、字幕・吹き替えの両方で堪能してほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年04月07日アカデミー賞授賞式において、ベット・ミドラーが歌曲賞にノミネートされている『メリー・ポピンズ リターンズ』の「The Place Where Lost Things Go」(邦題:幸せのありか)を歌うことが明らかになった。今月初め、映画芸術科学アカデミーはこの曲を「サプライズ・スペシャル・ゲストが歌う」とツイート。大方の予想は主演のエミリー・ブラント、または1964年のオリジナル版『メリー・ポピンズ』で主演を務めたジュリー・アンドリュースであり、2人のデュエットを熱望する声も上がっていた。しかし、17日(現地時間)にベット本人が「私が歌うの。とっても楽しみだわ」とツイートし、これをアカデミーがリツイート。ベットは「The Place Where Lost Things Go」の作詞・作曲家マーク・シャイマンの長年の友人であり、マークはベットの様々なアルバムを手掛けてきた音楽プロデューサーでもある。マークはFacebookで、子どもだった60年代、オリジナル版『メリー・ポピンズ』に夢中になり、作詞や作曲をこの作品のサウンドトラックから学んだと明かしている。そして、ティーン時代を過ごした70年代はベット・ミドラーの虜に。その後、運命に導かれてベットと40年を越える友情を築いてきたと綴っている。自分とスコット・ウィットマンが一緒に書いた『メリー・ポピンズ』の続編の曲を、ベットとともにアカデミー賞で披露できることに「大興奮」だという。授賞式当日、マークはピアノを演奏し、ベットが歌うようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月18日1964年に公開された『メリー・ポピンズ』の“その後”を描く『メリー・ポピンズ リターンズ』。本作には、私たちの人生をちょっぴり幸せにするメリー・ポピンズの魔法の言葉がたくさん。中でも、特にハッピーな気持ちになれる3つのメッセージに注目した。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだという『メリー・ポピンズ』。本作ではそれから20年後、母親を亡くし、悲しみに暮れるバンクス家の元に、ちょっと上から目線でエレガントな魔法使い、メリー・ポピンズがやってくる。空から舞い降りてきた彼女は、美しい魔法で人生を楽しむことを子どもたちに(大人たちにも)教えていくが、メリーのメッセージは私たちの人生も少しハッピーにしてくれるヒントがたくさん詰まっている。まず1つ目は、「ありえないと思うことでも不可能なことはない」というメッセージ。劇中でバンクス家の子どもたちは、母親の形見で大切にしていた陶器のボウルを割ってしまう。陶器のボウルを元通りに戻すことは、普通は不可能なことだろう。メリー・ポピンズは魔法でボウルを元通りにするのかと思いきや、あえてそうはせず、魔法を使って子どもたちをボウルに描かれた絵柄の中の世界に連れて行く。犬や馬がしゃべったり、ミュージックホールで歌って踊ったり、カラフルでキュートな世界に子どもたちは笑顔に溢れるが、メリーが魔法で伝える“どんなことでも不可能なことはない”というメッセージは私たちの心にも響くはずだろう。2つ目のメッセージは「見方を変えれば見えることがある」。メリーと子どもたちはボウルを直してもらうため、メリル・ストリープ演じるメリーのまたいとこで修理屋トプシーの元を訪れる。しかし、トプシーのお店は“第2水曜日”になると、なぜか店の天井と地面がひっくり返ってしまう。全てが逆さまになってしまう第2水曜日を嫌うトプシーだが、メリーは“見方を変えることで見えることがある”ことを愉快な歌とダンスで伝える。するとトプシーは、メリーのおかげで第2水曜日が好きになり、全てが逆さまにひっくり返ることすらも楽しめるようになるのだ。そして3つ目のメッセージは「お先真っ暗な時こそ突き進めば人生の明かりが導いてくれる」こと。バンクス家の長男で3人のシングルファザーのマイケル(ベン・ウィショー)は、家を抵当に入れてお金を借りてしまい、5日後の大聖堂の鐘が鳴り終わるまでに返済できないと、家を失ってしまうという窮地に立たされていた。そこで、バンクス家はみんなで父・バンクス氏が遺してくれた“株券”を探すことに。しかしどこを探しても株券は見つからず、マイケルや子どもたちはまだ時間があるにも関わらず諦めようとしていた。そんな姿を見ていたメリーは、どんな状況でも最後まで諦めずに希望を持って進むことを、魔法を使って教えてくれる。メリーの言葉や魔法は、マイケルや子どもたちに勇気と希望を与えるだけでなく、私たちにもほんの少し勇気を分けてくれる。メリーの魔法には私たちもハッピーになれる人生のヒントが詰まっているのだ。そんなメリーの魔法を通じて描いたメッセージは、ロブ・マーシャル監督が暗い時代のいまだからこそ伝えたいことだったという。「この映画のために3年の歳月を費やしたんだ。現代は暗くていろんな大変なことが起きている。だから少しでも希望がある世の中に住むために、ファンタジーでありながらも、現実の中に存在する真実や見失ってはいけないメッセージを伝えたいと思ったんだ」とマーシャル監督は明かす。監督自身、4、5歳のときに初めて『メリー・ポピンズ』を見ており、幼心に“幸せな気持ち”や“奇跡を見た”という感覚が心に残った、とふり返る。「僕は子供の時に『メリー・ポピンズ』を見て、幸せに満ちた気持ちを今でも覚えているんだ。メリー・ポピンズは、魔法を使って日常がどれだけ幸せに満ちているものなのか教えてくれる。そこが僕はとても大好きで、この作品を見た人にもメリーの言葉から人生をハッピーにするヒントを感じてもらえたら嬉しい」と作品に込めた思いを語っている。その言葉通り、観る者がハッピーな気持ちになれる本作は、いまの時代にこそ必要なものかもしれない。『メリー・ポピンズ リターンズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月08日『メリー・ポピンズ リターンズ』から、予告編にも登場しているメリー・ポピンズが泡だらけのバスタブに入り込むシーンのメイキング映像が到着。その“魔法”の楽しい裏側が明かされた。いま日本中がメリー・ポピンズの魔法に夢中になっている中、この度到着したのは、予告編にも映されていたメリー・ポピンズが子どもたちと泡だらけのバスタブから海底探検へと飛び出していくシーン。なんと、そのバスタブの底にはなんと長いすべり台が!とてもマジカルなシーンだが、一切CGを使っておらず、さらにエミリーと子どもたち本人がスタントなしで挑んでいる驚きのメイキング映像は必見だ。メリー・ポピンズが泡いっぱいのバスタブに後ろから入り込むシーンは、一体どのように撮影されたのかは気になるところ。このバスタブの底には、魔法のような長いすべり台が設置された大掛かりなセットが組まれており、3人の子どもたちとエミリーは実際に泡の中のすべり台にすべり落ちるようにして撮影していた。メイキング映像では、エミリー自身も後ろ向きにバスタブの中へ飛び込んでいる様子が。エミリーはこの時の撮影をふり返り「まるで魔法みたい、お風呂は泡だらけで下はすべり台なの」とにっこり。始めは恐る恐る挑戦するエミリーの姿も映されているが、すべり終わると「最高!」と満面の笑みで拍手を送る姿も。一見危なそうなシーンであるにも関わらずその余裕っぷりは、さすがハリウッドを代表する女優。本編で描かれているシーンは、お風呂に入ることを嫌がる子どもたちにメリーが魔法を使い、それをワクワクする大冒険に変えてしまう様子が描かれている。メリーが子どもたちに初めて見せる“魔法”でもあるため、本編の中でも特に印象的で重要なシーンとなっている。■“本物”だから「しっかりと感じることができる」さらに本作の監督を務めたロブ・マーシャル監督も、“リアルな撮影方法”にこだわりがあったよう。本作はメリー・ポピンズの“幸せの魔法”が沢山使われているのにも関わらず、全編を通してCGやスタントマンなどをできる限り使わず撮影された。マーシャル監督は「今回の映画では手で触れられるようなリアルで現実味のある様相にすることを求めたので、なるべくCGを使わずに撮影したんだ」と語っており、エミリーも「CGやコンピューターで描かれた物でもなく、スタントマンでもない本物であるから、映画を観ていてもそれをしっかりと感じることができるわ」と明かしている。『メリー・ポピンズ リターンズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月06日革新的で創造力豊かなファンタジー映像が世界を魅了した『メリー・ポピンズ』(1964年)。アカデミー賞13部門にノミネートされ5部門を制した不朽の名作が現代に舞い戻る『メリー・ポピンズ リターンズ』はただいま好評公開中だ。前作の大ファンだというロブ・マーシャル監督による本作では、前作の世界観はそのままに、バンクス家の子どもたちと“ちょっと上から目線”のメリー・ポピンズのマジカルな活躍がさらにパワーアップしている。もちろん『~リターンズ』からでも彼らの陽気な歌&踊りと予測不能の不思議な世界にワクワクさせられること請け合いだが、今回は知っていたらもっと楽しめる『メリー・ポピンズ』の世界を紹介しよう。原作はPLトラヴァースの児童文学「メアリー・ポピンズ」『メリー・ポピンズ』は空から舞い降りてきたナニー(乳母&家庭教師)のメリー・ポピンズが、ピンチの家族を救うマジカルムービー。原作はパメラ・L・トラヴァースの児童文学「メアリー・ポピンズ」シリーズだ。1934年に「風にのってきたメアリー・ポピンズ」で初めて魔法使いのナニーが登場して以降、50年以上の歳月をかけ彼女の冒険の数々を記した7冊の続編が出版されている。『~リターンズ』ではそれら続編書籍から印象的なエピソードを抽出して紹介。シリーズを通じてのテーマとなる「大人になるといつの間にか失ってしまう“子ども心”の大切さ」が描かれ、観る者の心をじんわりと温かくしてくれる。『~リターンズ』の舞台は、前作から20年後の世界メリー・ポピンズが駆けつけるのは、いまも昔も同じロンドンの桜通り17番地に自宅を構えるバンクス一家だ。1910年だった前作では、厳格で融通のきかない父ジョージと、女性参政権運動に夢中になっている母ウィニフレッド、そして姉ジェーンと弟マイケルといういたずら盛りの子どもたちがその家で暮らしていた。『~リターンズ』ではその20年後の1930年の世界を舞台に、大人になったマイケル(ベン・ウィショー)&ジェーン(エミリー・モーティマー)と、マイケルの子ども3人のバンクス一家が主人公になっている。また彼ら以外にも家政婦のエレン(ジュリー・ウォルターズ)、そしてご近所さんで“時間に厳しい元海軍の提督”など、前作でバンクス一家の生活をにぎやかに盛り上げた個性豊かな面々も再び登場。月日が流れたことを感じさせながらも、『~リターンズ』でも相変わらずのマイペースぶりを発揮している。メリー・ポピンズは空から舞い降りる!バンクス一家がピンチに陥ると、彼女は風に乗って雲の上からやってくる。前作ではジェーンとマイケルのいたずらが原因で、4か月間に6人ものナニーが辞めてしまい困っている一家のため、空から舞い降りてきた。『~リターンズ』では母を亡くした3人の子どもたちのため、そして妻を亡くし、家を失う危機に陥ったマイケルと彼らを心配するジェーンのためメリー・ポピンズが再びバンクス家のナニーに。前作では小さな傘で風に乗ってきたメリー・ポピンズは、今回バンクス家の一番小さな弟・ジョージが空高くあげた凧にぶらさがりやってくる。もう片方の手には前作そのままに「何でも入っているドクター・バッグ」と「オウムの柄がついた傘」を持ち、昔と変わらない美しい姿で登場。彼女が時間を超越した存在であることを映している。また前作でもマイケルとジェーンが持っていた凧。家族の絆を取り戻したバンクス一家は家族で “凧あげ”をするのだが、その一家団欒の象徴である凧が『~リターンズ』でも再びキーアイテムとして登場しているのにもニヤリとさせられる。このほかにも、ユニークな“階段のぼり”や鏡の中に映るもう1人のメリー・ポピンズ、そして実写とアニメーションが融合されたファンタジー映像など。ロブ・マーシャル監督の『メリー・ポピンズ』愛を感じさせる演出も随所にちりばめられているので、ぜひチェックしてみて欲しい。女優エミリー・ブラントが挑んだ新たなメリー・ポピンズ像前作でメリー・ポピンズを演じたのは『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア役でも知られるジュリー・アンドリュースだ。この往年の名女優の後を継いで『~リターンズ』でメリー・ポピンズに扮したのは、昨年大ヒットとなったジョン・クラシンスキー監督作『クワイエット・プレイス』で主演を務めたエミリー・ブラント。『プラダを着た悪魔』(2006年)での編集長のアシスタント役で注目され、近年ではトム・クルーズと共演した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)でタフな女兵士役にも挑戦。シリアスからアクションまでジャンルを問わず演じ分ける実力派女優だが、今回メリー・ポピンズを演じるにあたり「恐怖感もあった」と初来日してのぞんだシネマカフェのインタビューでも語ってくれている。役作りのため原作のシリーズ8冊を読み返したというブラント。そこで感じたエキセントリックでちょっと無礼でユーモアあふれる印象を基に、自分なりのメリー・ポピンズ像を作り上げていったという。「彼女は一見、気難し屋で上から目線だったり、鏡に映る自分の姿を気にしたりする部分を持ってるけど、一方で人間性と共感力の高いキャラクターなの。彼女が人間性を垣間見せる瞬間もきちんと見せたいとロブ・マーシャル監督には伝えたわ。冒険にみんなを連れ出す瞬間に、彼女自身も喜びを感じている表情を見せたりね」もう一人の主役!? ポピンズと親友による陽気な歌と踊りまた忘れてはならないのが、もう1人の主役とも言えるメリー・ポピンズの親友の存在。バンクス家の子どもたちとポピンズのマジカルな冒険の旅に同行したり、彼らが困った時には手を貸してくれたりと何かと頼れる男友達だ。ちなみに前作の友人は、大道芸人で煙突掃除夫のバート(ディック・ヴァン・ダイク)。楽器演奏や絵画が得意で、彼が書いたストリートアートがポピンズたちの冒険の入り口になっていた。またバートと煙突掃除夫の仲間たちがシャープなダンスと共に披露した楽曲「チム・チム・チェリー」は、第37回アカデミー賞(主題歌賞)を受賞する名曲となり、いまでも人々に愛されている。そして『~リターンズ』の友人の名は、街灯点灯夫のジャック(リン=マニュエル・ミランダ)。凧あげに手こずるジョージに手を貸し、迷子になったメリー・ポピンズと子どもたちを助け、またある時は壊れた壺を入口にして一緒に冒険の旅に出る。ファンタジー世界で披露したメリー・ポピンズとジャックの華麗なる歌とダンスは、前作をはるかにしのぐスケールで『~リターンズ』の見どころの1つ。またその一方で破産寸前のバンクス家を救うために、仲間を総動員して協力してくれる頼もしい存在でもあるのだ。前作から続投。ディック・ヴァン・ダイク実は前作に出演し、『~リターンズ』でもカメオ出演を果たした俳優がいる。それは前述のメリー・ポピンズの親友・バート役とバンクス家の父親が務めた銀行の頭取ミスター・ドース・シニアの二役を務めたディック・ヴァン・ダイク。『~リターンズ』では前作で演じたミスター・ドース・シニアの息子ミスター・ドース・ジュニアに扮している。短いシークエンスながらかなりインパクトのある人物なのでお見逃しなく。ヒロイン像にほれ込んだウォルト・ディズニーが熱望し、映画化された『メリー・ポピンズ』。いまでも観る者の心を打つのは、陽気な歌とダンスがふんだんに盛り込まれ、物語の根底に普遍的な家族の幸せのあり方が描かれているからだろう。その前作を丸ごと踏襲し、さらに新たな魅力を追加した『メリー・ポピンズ リターンズ』。半世紀以上の時を経ても、変わらずに“日常の楽しみ方”と“人生をハッピーにする方法”を教えてくれるメリー・ポピンズに会いに行こう。(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:メリー・ポピンズ 2013年8月24日よりMOVIE ON やまがたにて上映メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年02月02日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『メリー・ポピンズ リターンズ』です。年の時を経て名作の続編爆誕!親世代の女性まで泣かせるわよ。メリー・ポピンズといえば、ミュージカルの大傑作。近年では、浅田真央さんのエキシビション演目だったり日本人キャスト版ミュージカルだったりで話題になったけど、もともとは1964年に大ブレイクしたディズニー映画で、児童小説が原作なのよ。実写とアニメーションを合成したり、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」とか「チム・チム・チェリー」とか楽曲群がむちゃくちゃ印象的でかわいかったりで、当時としては斬新すぎた名作中の名作。その続編が21世紀にまさかの爆誕!といっても、前作のストーリーを知らないって人も多いわよね。簡単に言うと、超厳格な銀行家のお父さんに愛されたいバンクス姉弟が、ナニー(乳母)にいたずらしすぎて居つかなかったところ、空から魔法使いのメリー・ポピンズがナニーとしてやってきて一家の問題を解決ってお話。続編で主演を務めたエミリー・ブラントは「この作品の出演が決まった瞬間、すぐに恐怖を覚えたわ」とプレッシャーを感じたそう。「前作の(ジュリー・アンドリュースの)安っぽいものまねはダメだし、そもそもメリー・ポピンズはアイコンじゃない!正直、嬉しい半面、プレッシャーでどうかなりそうだったわ。だから、あえて前作は観ないで、原作を読んで準備したの。そもそもこの物語、メリー・ポピンズはどんなものだったかってことを分析したわ。そこで分かったのは、メリー・ポピンズってアドレナリン中毒みたいな性格だってこと。だから冒険好きだし、子どもも大好き。私が演じるうえではめちゃおいしいキャラだって気づいて、ちょっと気分が楽になったわ(笑)」続編は前作から20年後が舞台。大人になったバンクス姉弟には新たな危機が迫っていて、しかも弟マイケルの妻は死去。彼の3人の子どもたちは姉弟に似てめちゃやんちゃ。そこでメリー・ポピンズの登場というわけ。「子どもたちには母親を失った喪失感がある。それは2人の娘の母である私も考えていたことなの。その喪失感の克服を子どもたちに教える重要なシーンの撮影は今でも忘れられない大事な思い出になっているわ」『メリー・ポピンズ リターンズ』ディズニー・レジェンドの長老俳優も多数出演!監督/ロブ・マーシャル出演/エミリー・ブラント、ベン・ウィショー、リン=マニュエル・ミランダほか2月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。©2019 Disney Enterprises Inc.エミリー・ブラント1983年、ロンドン生まれ。『プラダを着た悪魔』(‘06)でゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞で助演女優賞の候補入りをした。2010年に監督・俳優のジョン・クラシンスキーと結婚。※『anan』2019年2月6日号より。インタビュー、文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)(by anan編集部)
2019年01月30日第91回アカデミー賞の主要4部門にノミネートされ、ますます注目を集める『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の日本語吹き替え版でメリー・ポピンズを演じた平原綾香について、世界各国の吹き替え版の監修を行い、収録現場にも立ちあったリック・デンプシーが語るコメントがシネマカフェに到着した。30年以上に渡り、ディズニー・キャラクター声優監修の総指揮を務め、全世界における外国語版のキャスティングも指揮するリック。『メリー・ポピンズ』は、50年以上に渡り大切にされてきた作品とあって、完全日本語吹き替え版を製作するにあたり、英語版でメリー・ポピンズを演じるエミリー・ブラントと同じレベルで演技ができる女優を見つけることが必須だったという。今回、オーディションで同役を勝ち取った平原さん。そんな彼女のアフレコ現場に立ち会うため、異例の来日を果たしたリックは「メリーは厳しさがある反面、愛情深く温かい優しい心を持っている個性的なキャラクターなんだ。だから意地悪な印象にならないようハッキリとした物言いでありつつ、温かい心を感じさせる“バランス”を上手く表現しなければメリー・ポピンズにならないんだ」とメリー役に必要なポイントを明かしつつ、「平原さんはそのニュアンスを上手く表現しながら、エミリーが演じたメリー・ポピンズのレベルに達していて、本当に素晴らしい女優だと思ったよ」と平原さんの演技を絶賛。さらにリックは平原さんの演技を見て、エミリーの演技に近づけるのではなく、平原さんなりのメリー・ポピンズを作り上げることができると考えたそう。先日行われたジャパンプレミアでは、平原さんはリックとのやりとりをふり返り、エミリーの歌い方や言い方を変えるなど、吹き替え版なりのメリー・ポピンズ像を作り上げていったことを明かしている。結果、リックは「平原さんはメリー・ポピンズが日本で愛されるためのオリジナリティーを持たせてくれた」「ミュージカル版でも『メリー・ポピンズ』を演じている平原さんだからこそ、彼女なりの素晴らしいメリー・ポピンズを演じてくれて、本当に素晴らしいものが出来上がったよ」と満足げに語っている。ロブ・マーシャル監督が“最高の歌声”と語り、海外で高く評価されているエミリー演じるメリー・ポピンズはもちろん、平原さん演じるもうひとりのメリー・ポピンズにも注目だ。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月30日第91回アカデミー賞にて歌曲賞、作曲賞など4部門にノミネートされた『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の完全日本語吹替版でメリー・ポピンズ役を務める平原綾香が、アカデミー賞ノミネート曲「幸せのありか」、さらにワクワクのミュージカルナンバー「本は表紙じゃわからない」を歌う本編シーンの映像がシネマカフェに到着した。日本語吹替制作には、30年以上に渡りディズニー・キャラクター声優監修の総指揮を務め、全世界における外国語版のキャスティングを指揮するリック・デンプシーが来日、収録現場に立ち合うという力の入れっぷり。平原さんらキャスト陣は、劇中のアカデミー賞ノミネート楽曲「幸せのありか」を含む9曲すべてのミュージカルナンバーも吹き替えており、まさに完全日本語吹替版というに名にふさわしいクオリティーに仕上がった。特にエミリー・ブラント演じるメリー・ポピンズ役を務めた平原さんはミュージカル版でも同役を演じており、メリー・ポピンズとしての演技力と歌声の実力は日本でも知られるところだ。そんな平原さんが劇中で披露するバラード曲「幸せのありか」と、軽快で華麗な歌とダンスで贈るミュージカルナンバー「本は表紙じゃわからない」の映像2つが解禁。「幸せのありか」はメリー・ポピンズがバンクス家の子どもたちのために歌う曲。母親を亡くし、寂しさを感じる子どもたちにメリー・ポピンズは「永遠に消え去るもの、この世に何一つないわ。この場所にいないだけなの」と優しく歌う。目には見えないだけで、大好きな母は子どもたちの心の中で生きている、ということを歌で伝える、愛情が伺える感動的なシーンとなっている。そして、もう1つ解禁された楽曲は、トニー賞受賞者リン=マニュエル・ミランダ演じる街頭点灯夫ジャックとともに歌って踊るミュージカルナンバー「本は表紙じゃわからない」。ジャックと一緒に激しいダンスを踊りながら「表紙の美しさに騙されちゃだめ、中身が何より大切」とカラフルな衣装で歌うのだ。表紙を見て本を読んだら、想像していた中身と全く違うということを歌っているが、実は“人は見かけによらない”という教訓ともなっている。さらに実写とアニメーションが融合した映像美も見どころ。前作にも登場したキュートな4匹のペンギンたちも再び登場し、ファンにはたまらないワクワクするシーンとなっている。また、ジャックの日本語版声優を務めたのは俳優の岸祐二。「レ・ミゼラブル」や「ロミオとジュリエット」など数多くのミュージカル経験を持つ岸さんの歌声にも要注目。先日、主演のエミリー・ブラントが初来日して行われたジャパンプレミアで、日本版エンドソング「幸せのありか」を披露した平原さん。エミリーは平原さんの歌声に感動し、「本当に素晴らしい。もし平原さんが先に歌っている楽曲を聞いていたら、とても怖くて歌えなかったと思います。歌声を含めて平原さんがメリー・ポピンズ演じてくれて大変光栄です」と大絶賛を贈っていた。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月28日第91回アカデミー賞で作曲賞、衣装デザイン賞、主題歌賞、美術賞の4部門にノミネートされているディズニー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』のジャパンプレミアが1月23日(水)、都内で行われ、初来日した主演女優のエミリー・ブラントが出席した。■メリー・ポピンズを演じるのは「大きな挑戦」エミリーといえば、大ヒット映画『プラダを着た悪魔』で演じた先輩アシスタント役で人気を博し、トム・クルーズと共演した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、夫との共同作業で生み出した新感覚ホラー『クワイエット・プレイス』など次々と話題作に出演する人気スター。日本にも多くのファンがいるだけに、念願の初来日がかなったエミリー本人も「愛あふれる歓迎を受けて、1分1分を楽しんでいる。日本食も大好きだし」と喜びをかみしめていた。そんな彼女が本作で演じるのは、パーフェクトでエレガントな魔法使いのメリー・ポピンズだ。1964年に製作され、ジュリー・アンドリュースがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『メリー・ポピンズ』がいまも強い印象を残すなか、「いかに自分なりのメリー・ポピンズ像を作り上げるかが課題。とても勇気が必要だったけど、9週間にわたるダンスの特訓も含めて、大きな挑戦だったわ」とふり返った。■メリー・ポピンズそのままの、お茶目な素顔を披露メリー・ポピンズの魅力は「魔法が使えるけれど、人間的な深みもある。他人が必要にしているものを見極め、与えながら、自己発見の旅に誘ってくれる存在だと思うわ。そして、いつかは去ってしまう…。そんなミステリアスな部分ももっているの」と熱弁するエミリー。「自身との共通点は?」と問われて、「空を飛べることよ!日本酒の力が必要だけど」とお茶目に答える素顔は、まさにメリー・ポピンズそのまま。「いままで演じた役柄のなかでも、『自分に似ていたら、うれしいのに』って一番思えるキャラクター」だと言い、「チラッと見える人間性を大切にした」と役作りを語った。■『メリー・ポピンズ』の“その後”を描くミュージカル・ファンタジー!かのウォルト・ディズニーが映画人生で最も力を注いだとされ、第37回アカデミー賞で13部門ノミネート&5部門受賞を果たした伝説的なミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の“その後”を描く本作。母親を亡くし、悲しみに沈むロンドンのバンクス家に、魔法使いのメリー・ポピンズが舞い降りる。「喜びと希望にあふれた作品で、見れば子どもの気持ちを取り戻せるはず」(エミリー)。ジャパンプレミアには日本版でメリー・ポピンズを演じる平原綾香、マイケル・バンクス役の谷原章介が出席し、「とても気さくな方で、ますます大好きになりました」(平原さん)、「エミリーさんが演じるメリー・ポピンズには、凛とした美しさとどこかさみしさを感じさせる」(谷原さん)と話していた。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月23日ディズニー史上最高に“ハッピー”なエンターテインメント作品『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、エミリー・ブラント演じる、上から目線のエレガントな魔法使いメリー・ポピンズが歌うミュージカルシーンが初解禁となった。本作でのメリー・ポピンズは、母親を亡くし悲しみに暮れるバンクス家の元に、昔と変わらない姿で空から突然舞い降りてくる。今回解禁されたのは、予告編でもお馴染み、普通のバスタブにざぶんと身を沈めたメリー・ポピンズが、バンクス家の子どもたちと一緒に海底探検へ飛び出すワクワクのミュージカルシーン。メリー・ポピンズが魔法を使って子どもたちを連れて行くのは、どんなことも可能になる、ハッピーがたっぷり詰まった海の中。巨大なアヒルの人形が泳いでいたり、大きな船でバンクス家の家政婦エレンがご飯を作っていたり、財宝がたくさんあったり、何でもアリの大冒険に子どもたちは大はしゃぎ。エミリー演じるメリー・ポピンズは「すぐに飛び込む人想像できる?深い海で泳ぐワンちゃん、現実に思えるけどそうじゃない。海の底でお料理想像できる?お鍋の中は何かしら。宝物を追う海賊、ヘンな帽子。大人にならず年も取らない。想像できる?」と歌いながら、子どもたちに日常の中に溢れる“想像”の楽しさを教えていく。■大人になると忘れてしまう「日常の中にあるハッピー」に気づかせてくれる実はバンクス家の長男マイケル(ベン・ウィショー)の子どもたち、ジョン、アナベル、ジョージはまだ幼いながら母親を亡くし、さらに家も失いそうだと聞き、子ども心を忘れてしまっていた。そんな子どもたちにメリー・ポピンズは美しい魔法で、子どもたちの笑顔を取り戻していくのだ。ロブ・マーシャル監督は「バンクス家の子供たちは母親を亡くし、普通の子供よりも早く大人にならなければいけない状況なんだ。だからワクワクすることや想像することの楽しさを忘れてしまっている。そんな状況の中、メリー・ポピンズがやって来るんだ」と説明する。「メリー・ポピンズは魔法を使い、子供達がお風呂に入ることを嫌がっても、それをワクワクする大冒険に変えてしまう。メリー・ポピンズは日常の中にあるハッピーに気付かせてくれて、そういう所が僕は大好きなんだ」と監督。大人になるうちに忘れてしまう子ども心を思い出させてくれるメリー・ポピンズの美しい魔法は、きっと私たちの心にもハッピーをもたらしてくれるはずだ。■歌を猛特訓したエミリー、「メリー・ポピンズの個性溢れる声を作り上げた」そんなエレガントで、でもちょっと厳しい魔法使いメリー・ポピンズを演じるのは、ハリウッドを代表する女優エミリー・ブラント。エミリーは今回解禁された楽曲「Can You Imagine That?」以外にもたくさんの歌を劇中で披露している。『イントゥ・ザ・ウッズ』でも美声を披露していたエミリーだが、これほどまでに本格的なミュージカルは初挑戦。本作の楽曲制作の段階から関わり、歌のトレーニングをみっちり受けて音域を広げ、メリー・ポピンズの“歌声”を作っていったという。エミリーは、「私はジュリー・アンドリュースのようには歌えないし、彼女の声も持っていない。だから、2人の歌の先生に指導してもらって、メリー・ポピンズの個性溢れる声を作り上げたの。普段の声とは違う役としての声をいかにして作りあげるかという挑戦だったわ」と徹底的な役作りをしたそう。そのエミリーが演じたメリー・ポピンズは海外で高く評価されており、本年度アカデミー賞ノミネートもほぼ確実といわれている。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月18日ちょっと上から目線でエレガントな魔法使いメリー・ポピンズ。もうすぐ日本でも公開される映画『メリー・ポピンズ リターンズ』では、大女優ジュリー・アンドリュースから受け継ぎ、ハリウッドを代表する女優エミリー・ブラントが好演しているが、実はメリー役を演じるには“3つの条件”をクリアしなければならなかったという。3つの条件について、ロブ・マーシャル監督は「1.歌って踊れること、2.人情があること、3.ユーモアがあること」だと明かしており、「これを高いクオリティでクリアできるのはエミリー・ブラント以外に絶対に誰もいないと思ったんだ」と決め手を語っている。まず一つ目の条件、“歌って踊れること”は文句なしにクリア。というのも、エミリーはTV映画『ナターシャの歌に』で美声を披露しゴールデングローブ賞を受賞、ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』でも見事な美声を披露していたのだ。マーシャル監督も「エミリーの歌声は最高なんだ」と絶賛している。さらに、心から“人情”と“ユーモア”がある人でなければならなかったメリー役。「厳しくて上から目線の家庭教師であっても、メリー・ポピンズの心の中には温かさや親近感、人生を楽しむ喜びやハッピーな人情が潜んでいる。そしてもう1つ大事なのはユーモアだった。この2つはメリー・ポピンズを演じるためにとても重要な点だった」とマーシャル監督。以前監督とエミリーが一緒に仕事をした際、「彼女の人柄は人情とユーモアに溢れていたんだ。彼女は傷つきやすさもある反面、とてもおかしなユーモアのセンスがあり、何より一緒にいると楽しいんだ」とエミリーが持つ人柄さえもメリー役に適任だったと語っている。そんな大役を演じるにあたり、エミリーは「ロブは人を励ますのがすごく上手いし、撮影中つらいことがあっても、私を本当に安心させてくれたわ。素晴らしい監督が私をサポートしてくれているし、素晴らしい俳優や、スタッフに囲まれている。だから絶対に乗り切れると思ったの」と周囲のおかげでプレッシャーにも屈しなかったと明かしている。エミリーの新たな代表作になるであろう本作。どんな魔法を繰り広げるのか、どんな世界が待っているのか、豪華キャストも出演する本作にワクワクが止まらない。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月17日エミリー・ブラントが主人公のミステリアスな魔法使いを演じた『メリー・ポピンズ リターンズ』を引っさげ、ついに初来日を果たすことが決定!「待ちきれないわ。日本の皆さんにお目にかかれるのが楽しみ」と期待のコメントを寄せている。本作は、超一流のスタッフとキャストが集結し、心躍る歌とダンス、そしてとびっきりの魔法で、観る者を夢の世界へと誘う極上のエンターテインメント作品。パーフェクトでエレガントな魔法使いメリー・ポピンズを演じるエミリー・ブラントは、ディズニーとロブ・マーシャル監督が“エミリーでなければやらない”と断言したというほど、その演技力が高く評価されている。1983年2月23日、英ロンドン生まれのエミリーは、2000年ごろから舞台で活躍し、翌年に「The Royal Family」でイブニング・スタンダード新人賞を獲得。大ヒット映画『プラダを着た悪魔』(06)でハリウッド進出を果たしてブレイク。以降、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などハリウッド大作のヒロイン役に起用され、宮崎駿監督作『風立ちぬ』英語吹き替え版では、ヒロインの声を担当したことも。昨年出演した『クワイエット・プレイス』が全米で大ヒットを記録。私生活では同作の監督であるアメリカ人俳優ジョン・クラシンスキーと2010年に結婚、おしどり夫婦として知られ、現在2児の母でもある。そんなエミリーは、ディズニーが50年以上も大切にしてきた“メリー・ポピンズ”というキャラクターを見事に演じきり、世界的にも注目を集める中、日本のファン待望の初来日が実現。エミリーは「待ちきれないわ。日本に行ったことのある人は誰でも、唯一無二の美しい国だと言うの。日本の皆さんにお目にかかれるのがとても楽しみです!」とコメント。1月23日(水)に行われるジャパンプレミアへの登壇も予定しており、日本語吹き替えを担当した平原綾香、谷原章介との共演が実現する。また、すでに公開された全米では、「『メリー・ポピンズ リターンズ』でメリー・ポピンズが私たちの世界に戻ってきたことは喜ばしく、ウインターホリデーシーズン中に全ての年代の映画ファンが求めている楽しさを兼ね備えている」(SCREENRANT/Sandy Schafer)、「本当にディズニー・マジック!休暇に観たい映画!」(KSL (NBC)/Jimmy Martin)など称賛の声が相次ぎ、話題をさらっている。エミリーが演じるメリー・ポピンズは、一体どんな奇跡を私たちにもたらしてくれるのか?観る者の誰もが幸せでハッピーになれる本作に、ますます期待が高まる。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月10日第76回ゴールデングローブ賞4部門にノミネートした映画『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の日本語版声優として、メリー・ポピンズ役を平原綾香、マイケル・バンクス役を谷原章介が担当することが決定した。今作の声優のキャスティングは、30年以上に渡りディズニー・キャラクター声優監修の総指揮を務め、全世界における外国語版のキャスティングも指揮するリック・デンプシーに実力が認められたことで実現。ちょっと上から目線、エレガントな魔法使いのメリー・ポピンズを演じる平原さんは、今年日本で初上演されたミュージカル「メリー・ポピンズ」でもメリー・ポピンズ役を演じ話題に。「まさか(自分が)メリー・ポピンズの声を演じることができるとは思っていなかったので、最高に幸せです」と喜んだ平原さんは、新たに披露される9曲のミュージカルナンバーについて、「いい曲がたくさんあります!特にメリー・ポピンズが子供達に歌う子守唄が一番好きです。歌詞もメロディも良く、泣けてくる歌が多かった。踊りながら歌うシーンも多くて、これからこの歌が、何十年経っても色褪せない名曲になるんだなと思うと、その第一歩に参加できてとても嬉しいです」とコメントを寄せている。そしてバンクス家の長男、3人の子どもを持つ妻を亡くしたばかりのシングルファザー、マイケル・バンクスの声を担当するのは、洋画吹き替え声優初挑戦となる谷原さん。「マイケルというキャラクターが常に悩みを抱えているキャラクターだったので大変でした」と演じた感想を語り、今回は初歌唱シーンにも挑戦した谷原さんは、「歌いながらも心情を表現するのが難しかった」と話している。また今作においては、リックが各国の吹き替え収録現場に立ちあうという異例の対応が取られたそう。平原さんの収録現場に立ち会ったリックは「彼女はまさにこの映画に登場するメリー・ポピンズのイメージにぴったりだったよ!」と大絶賛し、谷原さんについても「マイケルの“父親としてあるべき姿”、そして自然と彼の中から出る“優しさ”の両方を表現している」とコメントしている。平原さんと谷原さんのほかにも、メリー・ポピンズの友人・ジャック役に岸祐二、マイケルの姉・ジェーン役に堀内敬子、メリー・ポピンズのまたいとこトプシー役に島田歌穂、マイケルの息子・ジョン役に加藤憲史郎が決定した。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年12月13日エミリー・ブラントが主演を務めるディズニー最新作『メリー・ポピンズ リターンズ』。先日第76回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表され、本作は作品賞をはじめ4部門にノミネート、メリー・ポピンズを演じたエミリーも主演女優賞候補となり、アカデミー賞ノミネートにも期待がかかっている。1964年に公開された『メリー・ポピンズ』はアカデミー賞13部門にノミネートされ、5部門を受賞した名作。今回はアカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデン・グローブ賞で、ミュージカル/コメディ部門作品賞やエミリーの主演女優賞を含む4部門にノミネートされた。前作でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースは同賞を獲得しているだけでなく、その後、アカデミー賞主演女優賞にも輝いている。もし、エミリーもオスカーを獲得することになれば、ディズニー作品では“元祖メリー・ポピンズ”のジュリー以来の快挙を達成することになる。■『プラダを着た悪魔』でブレイク!エミリーの実力は折り紙付きイギリス出身のエミリーは『プラダを着た悪魔』(06)でハリウッド進出を果たし、アン・ハサウェイのイヤミな“先輩”を好演して一躍大ブレイク、スターの仲間入りを果たした。近年は『ガール・オン・ザ・トレイン』(16)や夫婦で共演した『クワイエット・プレイス』(18)が大ヒットを記録し、話題作への出演が続いている。いまやハリウッドを代表する女優となったが、その実力は早くから認められており、22歳のとき第64回ゴールデン・グローブ賞において『プラダを着た悪魔』で映画の助演女優賞、BBC「ナターシャの歌に」(05)でテレビ映画部門の助演女優賞にWノミネートされ、見事、後者で栄冠を獲得。さらに『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)、『砂漠でサーモン・フィッシング』(12)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(15)でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされており、2度目(映画部門では初)の受賞に期待がかかっている。■ロブ・マーシャル監督のオファーは「光栄でもあり、ものすごく恐ろしさも」そんなエミリーだが、メリー・ポピンズ役は並々ならぬ思いで臨んだそうで、「私はいつも何かをしようと決める時点で、少し恐ろしく感じるくらいのものをやりたいと思っているの。実はロブ・マーシャル監督がオファーしてくれた時に『君とでなければやりたくない。もし君がやりたくなければ他の企画を探すよ』って言ってくれたの。それを聞いた時にものすごく光栄だったと同時に、ものすごく恐ろしさも感じた」と明かす。「だって彼にとって『メリー・ポピンズ』がどれだけ大事な企画か分かっていたし、ディズニーの作品の中でも最も賞美されたものだと知っていたから。だから恐ろしさを感じていたけれど、私もこの役を絶対に演じたいと思ったのよ」と語るエミリー。マーシャル監督の熱い情熱だけでなく、ディズニー作品にとってもゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞を受賞したのはジュリーが演じた『メリー・ポピンズ』のみ。その続編となれば、エミリーにのしかかるプレッシャーは大きかったはずだが、彼女なりのメリー・ポピンズで見事ゴールデン・グローブ賞にノミネートを果たした。このままアカデミー賞にも王手となるか?その行方を見守っていて。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年12月12日1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞した名作が、現代に舞い戻る『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、12月19日の全米公開に先駆け、エミリー・ブラントら超豪華キャスト陣が集結したUSプレミアが日本時間11月30日、ハリウッドのドルビー・シアターにて開催された。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだといわれる「メリー・ポピンズ」。ディズニー・スタジオ製作で1964年に公開され、実写とアニメーションが織り交ぜられた当時としては革新的な映像と、印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、いまもなお世界中で愛され続けている。メリー・ポピンズ役のエミリーをはじめ、リン=マニュエル・ミランダやベン・ウィショー、ロブ・マーシャル監督、そして前作に続いて出演する92歳のディック=ヴァン・ダイクが登場するなど、プレミアイベントは大盛況。半世紀ぶりとなる続編とあって、世界中から期待が高まっている本作のプレミアイベントは、2002年から毎年アカデミー賞授賞式が行われているドルビー・シアターで開催。会場は“桜”が散りばめられ、まるでメリー・ポピンズの美しい魔法がかかったように美しく彩られた。さらに劇中に登場するロンドンの街並みも再現され、“メリー・ポピンズ一色”にハリウッドが染まった。■エミリー・ブラント「子どもの頃『メリー・ポピンズ』から大きな影響を受けた」キャスト陣が登場するたびに大きな拍手が沸き起こる中、真っ白で豪華なロングドレスに身を包んだエミリーが登場すると、集まったファンから大歓声が起こった。エミリーは、誰もが知るメリー・ポピンズ役のオファーが来た時の心境について「緊張と嬉しさが同時にこみあげてきたわ。大好きなキャラクターだから、演じられることは嬉しかったけれど、有名な役だから自分のバージョンを見つけることが大切だと思ったの」と、当時の心境を告白。『メリー・ポピンズ』を初めて見た時のことについては、「皆がそうだったように、私もこの映画が大好きだった。夢中になったし、ワクワクしたわ。子どもの頃『メリー・ポピンズ』から大きな影響を受けたの。キャラクターも有名で人々に大きな感動を与えたわ」と、満面の笑顔を見せながらふり返った。今回、メリー・ポピンズを演じるために原作を全て読み、役作りをしたそうで「原作を読みながら彼女がページから飛び出してくる感じがしたの。メリー・ポピンズを好きなところは厳格で気難しい中に、大胆でエキセントリックな部分があって、地に足がついているのに、不思議な感じがするところ。子ども心をくすぐるような驚きを日常の中に見出すことは、PL トラヴァースが伝えたかったメッセージだと思う」と、メリー・ポピンズへの大きな想いを明かしていた。2017年の『ラ・ラ・ランド』、2018年の『グレイテスト・ショーマン』に続き、2019年は「いまの時代に伝えるべきストーリー」と監督のロブ・マーシャルが語る本作。『美女と野獣』『シンデレラ』を贈りだしたディズニーが、メリー・ポピンズを通じて“日常の楽しみ方”と“人生をハッピーにする方法”を極上のエンターテインメントとして描き出す。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月30日エミリー・ブラントがメリー・ポピンズを演じるほか、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーら人気俳優が出演する『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の初映像となる予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した映像では、母親を失ったバンクス家の元に、メリー・ポピンズがカイト(凧)と共に空から舞い降りるシーンから始まる。昔と変わらない姿に、父マイケルは「君は歳をとらないのかい?」と思わず質問してしまうと、「女性に歳を聞くなんて!私の教育が甘かったかしら」と叱られてしまう。また、メリーが母親を亡くした悲しみと不安を抱える3人の子どもたちへ「消えてなくなるものなんてひとつもない目の前からなくなるだけよ」と歌いかけるシーンや、日常をカラフルに変えていく彼女の魔法、そして、魅力的なキャストたちの姿も。1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』と同様、本作も心躍るシーン満載のようだ。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月20日P.L.トラヴァースの小説『メアリー・ポピンズ』を基に1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞した映画『メリー・ポピンズ』の20年後を描く映画『メリー・ポピンズ リターンズ』が、2019年2月1日に日本公開されることが決定した。また、赤い帽子を目深にかぶった主演のエミリー・ブラントが演じるメリー・ポピンズのビジュアルを使用したティザーポスターも公開された。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだと言われる『メリー・ポピンズ』は、実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的な映像と印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、今もなお世界中で愛され続けている。今回、新しいエンターテイメント作品として映像化したのは、前作の大ファンであると公言するロブ・マーシャル監督。舞台演出家、そして振付師であると同時に、『シカゴ』(2002)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014)といったヒット作を手掛けてきた彼が描くメリー・ポピンズの世界に注目が集まる。主演のメリー・ポピンズは、『プラダを着た悪魔』(2006)、『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)『クワイエット・プレイス』(2018)など次々話題作への出演が続き、今ではハリウッドを代表する女優となったエミリー・ブラント。また、ブロードウェイミュージカルで様々な役割を兼務することで広く知られ、ピューリッツァ賞、トニー賞、グラミー賞に輝き、ディズニー作品『モアナと伝説の海』(2016)では作曲・歌を担当したリン=マニュエル・ミランダが、街灯点灯夫でメリーの古くからの仲間のひとりジャックを演じる。ほかにも、『英国王のスピーチ』(2010)、『キングスマン』(2015)のコリン・ファース、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2012)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたメリル・ストリープ、『007 スペクター』(2015)のベン・ウィショーなど、ハリウッドを代表する実力派キャストが名を連ねる。さらに、前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクも再出演!また、新曲を含む音楽を、グラミー賞とトニー賞受賞のマーク・シェイマン(『ヘアスプレー』(2007))とトニー賞受賞者でエミー賞に3度のノミネート経験を持つスコット・ウィットマン(『ヘアスプレー』)が担当する。物語の舞台は、前作から20年後。バンクス家の長男マイケル・バンクスは、今では家族を持つ親となり、父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も常に荒れ放題。バンクス一家は窮地に追いやられていた。そんな中、さらに追い打ちをかけるように融資の返済期限切れで家を失うピンチに。そのとき、あの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが風に乗って彼らの元に舞い降りる。20年前と1ミリも変わらぬ容姿の彼女が起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるのか。(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年08月30日世界中を魅了した『メリー・ポピンズ』の新しいオリジナル・エンターテインメント作品『Mary Poppins Returns』(原題)が、『メリー・ポピンズ リターンズ』の邦題で2019年2月1日(金)に日本公開されることが決定した。P.L.トラヴァースの小説「メアリー・ポピンズ」を基に描いた、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞の『メリー・ポピンズ』(’64)。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだと言われる本作は、実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的な映像と印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、いまもなお世界中で愛され続けている。今回の映画は、前作の大ファンであると公言するロブ・マーシャル監督が、新しいエンターテインメント作品として映像化。舞台は、前作から20年後――。家族を持つ親となり、ロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていたバンクス家の長男マイケル・バンクスだが、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も常に荒れ放題、窮地に追いやられていた。そんなとき、あの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが風に乗って彼らの元へ…というストーリー。メリー・ポピンズには、『プラダを着た悪魔』 『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラント。街灯点灯夫でメリーの古くからの仲間のひとりジャックをリン=マニュエル・ミランダ。ほかにも、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーなどハリウッドを 代表する実力派や、前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクも再出演。なお、新曲を含む音楽はミュージカル「ヘアスプレー」のマーク・シェイマンとスコット・ウィットマンが担当する。さらに日本公開日・邦題決定に合わせて、「彼女の魔法は、美しい。」というコピーと共に、赤い帽子を目深にかぶったエミリー演じるメリー・ポピンズが写るティザーポスタービジュアルも到着した。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年08月30日ディズニーと、『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』などを手掛けたプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュが作った大型ミュージカル『メリー・ポピンズ』の待望の日本公演が、プレビュー公演を経て3月25日、東京・東急シアターオーブで開幕した。長期オーディションを経て決まったキャストは、主人公のメリー役に濱田めぐみ・平原綾香、煙突掃除屋のバート役に大貫勇輔・柿澤勇人ら。3月23日には報道陣に作中の3シーンが公開されるとともに、キャスト、スタッフが意気込みを語った。ミュージカル「メリー・ポピンズ」チケット情報物語は1910年のロンドン、なかなか子守が居つかないバンクス家が舞台。忙しい銀行家の父を中心に、少しずつ心がすれ違っているこの一家に家庭教師メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたりと不思議な力を持つメリーに子どもたちも大喜び。やがてメリーが教える大切なことを素直に受け入れるようになった一家は、家族としての幸せを取り戻していく……。まず披露されたのはメリーが子どもたちに「何を言うかじゃなく、どう言うかが大切」と教えるナンバー『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』。ダンサブルで軽快な、劇中を代表するビッグナンバーだ。続けて名曲『チム・チム・チェリー』をメリーとバートがロマンチックに歌い、『ステップ・イン・タイム(リプライズ)』では幸せの象徴である煙突掃除夫たちがバンクス家になだれ込み、陽気にタップダンスを踏んだ。本編ではフライングなど様々なマジックが仕掛けられている本作だが、披露された3シーンだけでも、観る者を笑顔にする魔法がかけられているような幸福感があった。会見では、オリジナル演出家リチャード・エアが「メリーは魔法を使えるけれど、魔法で皆を幸せにするわけではない。お互いに優しくできるということを教えてくれる、そこが大切なところ」と作品の魅力を語り、さらに「日本版はファンタスティックに素晴らしいものになっている。キャストも魅力のある方ばかりで、皆さんが愛情を持って作ってくださっている」と賛辞を贈った。また平原は「世界的な名作で、誰の心にもメリーがいるからこそ難しいのですが、信頼するスタッフとともに、細かく、大事にこの世界を創った。とにかく、どこもが見どころ」とアピール。また目玉であるメリーのフライングは日本公演が最長飛行距離とのことで、濱田は「かなり長く魔法で飛んでいます(笑)。通常は舞台と客席に(見えない)境があるのが、舞台上で動いているキャラクターが客席の方にやってくる。立体的だし、客席の方に飛んでくる躍動感、ワクワク感は実際に見るとすごい衝撃。どの席からも楽しんで欲しい」と話した。東京公演は5月7日(月)まで。その後5月19日(土)から6月5日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演される。
2018年03月26日傘を手に、風に乗ってやってきた美人で、厳しいけれどユーモアがあって、時おり魔法も使うメリー・ポピンズ。バラバラになった家族の元へ子守としてやってきたメリーが活躍する『メリー・ポピンズ』は、ディズニー映画でお馴染みの人も多いはず。その名作が、ディズニーと、『レ・ミゼラブル』を手がけたキャメロン・マッキントッシュという、ミュージカル界きってのヒットメーカーの手によりミュージカルに。「チム・チム・チェリー」に代表される耳に残る名曲の数々に、ファンタジックでありながら大人の心にも刺さるストーリー。そして、古典バレエの傑作『白鳥の湖』を斬新にリプロダクトし、世界中を熱狂させたマシュー・ボーンが振付を担当。そんな話題性抜群のこのプロダクションは、’04年のロンドン初演から大評判に。’06年にはブロードウェイに上陸して約7年にわたるロングランを成功させている。その大ヒット作が、今回初の日本上陸!メリー役は、『ウィキッド』や『アイーダ』などの大作ミュージカルに主演してきた濱田めぐみさんと、近年ミュージカルにも活躍の場を広げた歌手の平原綾香さんがWキャストで演じる。***平原:私、子供の頃に“メリー・ポピンズごっこ”をしていたことがあるんですよ。傘をさしてちょっとした段差から飛び降りたりして。でも今回、出演することになって、彼女の職業もどんな人かも全然わかってなかったんだって思いました(笑)。濱田:名前は知っていても物語が繋がらないという人、きっと多いんじゃないかな。私が最初に映画を観たのは中学生くらいの頃。当時、勉強のためにミュージカル映画をいっぱい観ていたんですけれど、当時はそこまでハマるということもなくて…。平原:いま、大人になったからこそわかるし、泣ける部分がいっぱいある作品なのかもしれません。濱田:ドラマが単純じゃないので、登場人物たちのドラマやセリフが、自分自身の内面というか人生の中に刺さってくることが多いんです。平原:誰しも子供だった時代があるから、バンクス家の子供たち…ジェーンとマイケルの気持ちがわかる。でも、大人になっていろんな経験をしてきて、彼らの親…ジョージとウィニフレッドのもどかしさや悲しみもわかる。それぞれが葛藤しながら人生を生きているのがわかるんです。そんな彼らに対してメリーが、お説教するのではなく、さらりと大切なことを言うのもいいですよね。濱田:稽古場で自分の体を通してメリーの言葉を発してみると、大人たちと喋っている時にギクシャク感をすごく感じるんです。子供たちと喋っている時は感じないのに、ジョージやウィニフレッドは、メリーと対峙している時に警戒するというか緊張しているんです。それはたぶん、彼女がすべてを見透かしているから。その上で真実を突きつけてくるので、自分の心に嘘をついている人たちは目を見て話せないんだと思います。そんなメリーとして共演の方々とセリフをやり取りしていると、その役柄の先にある役者さん自身の心の奥にしまってあった子供の部分…純粋な部分に触れる瞬間もあって。演じていて、本当に不思議な役だなと。平原:演じる側も、歌の時もダンスの時も、そこに真実の心があるかどうか、つねに問われている気がします。「メリーはこういうものだ」と型にはめてしまった瞬間に、すぐに演出家に指摘されてしまうんです。濱田:言葉にできない部分を要求されるんですよね。今回は演出家が外国の方でしょ。言葉では微妙なニュアンスが伝わりづらいからこそ、真意をキャッチしようと嗅覚を研ぎ澄ましてやり取りするから、深い部分で通じ合えている気がして。平原:ただ、クリエイティブチームの要求が細かい(笑)。小指の動かし方にも決まり事が多くて大変です。濱田:演出家がセリフの語尾に書かれてる「~ね」や「~なの」のニュアンスの違いまで、逐一翻訳の方に確認してるくらい。この曲のこのタイミングで振り向きたいけれど日本語ではおかしくないか、とか。平原:それだけ繊細なものを大切にしている作品なんだと思います。濱田:たぶん、一度観たらやみつきになるんじゃないかな。見どころだらけの盛りだくさんな作品ですから。はまだ・めぐみ(写真・右)劇団四季在籍時から大作ミュージカルでヒロインを演じ人気を博す。近作に『メンフィス』『デスノート THE MUSICAL』『王家の紋章』『フランケンシュタイン』など。ひらはら・あやか(写真・左)2003年に『Jupiter』でデビュー、同曲で日本レコード大賞新人賞を受賞。’14年『ラブ・ネバー・ダイ』でミュージカル初出演を果たし、今作が3作目となる。厳格な銀行家のジョージと妻のウィニフレッドは、子守は人に任せっきりにしていた。家族がバラバラになったバンクス家に、空から子守役としてメリー・ポピンズがやってくる。3月25日(日)~5月7日(月)※3月24日(土)まではプレビュー公演渋谷・東急シアターオーブ出演/濱田めぐみ・平原綾香、大貫勇輔・柿澤勇人(共にWキャスト)ほかS席1万3500円A席9500円B席4000円*全て税込み(プレビュー公演は別料金)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949大阪公演あり。マシュー・ボーンの振付は美しくてドラマティック。(C)Disney/CML※『anan』2018年3月28日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年03月24日ミュージカル『メリー・ポピンズ』の公開舞台稽古が23日、東京・東急シアターオーブで行われ、濱田めぐみ、平原綾香、大貫勇輔、柿澤勇人が登場、オリジナル演出のサー・リチャード・エア、日本プロダクション演出のジェームズ・パウエル、振付のジェフリー・ガラットとともに取材に応じた。同作は、パメラ・トラバースの小説をもとに1964年、ジュリー・アンドリュース主演で世界的大ヒットを記録したディズニー映画『メリー・ポピンズ』を、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのサー・キャメロンマッキントッシュがプロデュースし2004年にミュージカル化。今回が日本初演となる。ロンドンのバンクス家にやってきたナニーのメリー・ポピンズと家族の物語を描く。出演者陣は「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「チム・チム・チェリー(リプライズ)」「ステップ・イン・タイム(リプライズ)〜ハウス」の3曲を披露。サー・リチャード・エアは「素晴らしいと思います。ステージ上で日本語で見ることでとても感動しています」と熱く語り、パウエルは「オーディションで見たところから、役者さんたちの成長が信じられない位素晴らしい」と、日本キャストを讃えた。多くの歌・ダンスパフォーマンスとともに、傘で空を飛ぶメリーの姿も見所となっているが、世界各国で上演されている中でも今回の日本版はフライング距離、対空時間で「世界最長」だという。現在プレビュー公演を行っているが、メリー役の平原は「空を飛ぶ時にお客さんがすごく幸せそうな顔で。一番楽しみで、一番幸せな瞬間ですね」と語った。濱田も「通常、舞台と客席は分かれているじゃないですか。その中の登場人物が客席の方に入ってくるというのは、立体的に思えて。舞台上で動いているキャラクターが、実際にこっちに来るワクワク感はすごかったですね」と自身が観た時の感想も交えてアピール。さらに平原は「バート(大貫、柿澤)の逆さ吊りタップは本当にかっこいいので、本当に会場で、この機会を観ていただけたらと思います」と語りかけた。和気藹々とした雰囲気のキャスト陣だが、平原は最初、プレビュー公演のパートナーである柿澤に「あなたとはうまくやれない気がする」と話していたという。平原は「彼がとっても人見知り。最初の出会いが微妙な雰囲気で、私のこと嫌いなんだなと思った」というが、柿澤は「嬉しかったのが、プレビュー公演に入って『まさかカッキーに救われるとは思わなかったわ』と言ってくれた」と明かす。平原は「まさかあの出会いから一変、落ち込んでる時に『大丈夫?』と話しかけてくれるのがカッキーだと思わなかった」としみじみと感謝していた。一方の濱田は大貫について「非常に楽というか、ストレスが全くない。似てるんですかね、さっぱりした感じが。普通に仲良くやれている感じです」と語り、大貫も頷く。平原が「こっちがギクシャクしてるみたい!」とつっこみ、柿澤も「本番が始まったら(組み合わせを)シャッフルしますし、いろんな化学反応があると思う」と今後に期待を寄せた。東京公演は東急シアターオーブにて25日〜5月7日(プレビュー公演:3月18日〜24日)、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月19日〜6月5日。
2018年03月23日