女優の宮沢りえが27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。宮沢は「モーグリに深い愛情を注ぐ母親オオカミのラクシャ役の吹き替えを担当した。シースルーのセクシードレスで歌舞伎座前に敷かれたレッドカーペットに登場した宮沢は、「歌舞伎座ということで、着物のラインに近いものを選びました」と衣装について説明。「いつも観客の側で拝見させていただいている舞台の上に、しかも女性が舞台に立つのはなかなかないと思うので大切な一日にしたい。この先ないと思うから立った瞬間の気持ちは一生大事にしたい」と語った。そして、本作について「自分が子供のころに楽しんでいた『ジャングル・ブック』が、今の時代に最高のCGの技術でよみがえった。きっと50年後100年後まで古くならず生き生きとしている作品」と太鼓判。「私はあまり自分が出ている映画は友達に『見に行きなよ』とか言えないタイプですが、この作品は120%の自信を持ってみんなにすすめられる映画」と熱く語った。その後、歌舞伎座の舞台に登壇。演じたラクシャについて、「私自身も娘がいるので、何よりも守るべきものがあるというのは共通点」とした上で、「すばらしく学んだと思うことは、抱きしめてあげる愛情も愛情ですけど、成長のために旅に出す厳しさを持つことも大きな愛情」としみじみ。さらに、「モーグリがいろんな葛藤や不安、挫折を乗り越えてどんどん輝いていくのを目の当たりにして、私もそういう深い愛情を持てる人間になりたいと思いました」と影響を受けたようだ。ジャパンプレミアには、宮沢のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、西田敏行、伊勢谷友介が登壇した。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われたのは今回が初めて。
2016年07月27日120年を超える歌舞伎座の歴史において初の海外映画の上映会となるディズニー映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアが7月27日(水)に開催。来日中の主演ニール・セディ、日本語吹き替えキャストの伊勢谷友介、宮沢りえ、西田敏行、松本幸四郎らが出席した。ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリの成長や葛藤、動物たちとの絆を描いた本作。ニールが演じたモーグリ以外は全て、CGで描かれているということも大きな話題を呼んでおり、全世界ですでに9億ドルを超える大ヒットとなっている。ジョン・ファヴロー監督は歴史ある歌舞伎座でのプレミア上映について「光栄であり名誉に思います」と語り「私が尊敬するフィルムメーカーであるジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラなどは、日本の映画を愛してきました。この映画もまた、黒澤明や宮崎駿といった日本の偉大な監督のイマジネーション、創造性に強く影響されていると言えます」と日本への思いを口にした。幸四郎さんは、歌舞伎役者として監督らを迎える側として、このイベントに特別な感慨を感じているよう。「胸がいっぱいで、感激しています」と語り、さらに「本当に素晴らしい古いものは新しい」とウォルト・ディズニーのアニメから実写として甦った本作、そして歌舞伎座にも通じるメッセージを呼びかけた。白いスーツで晴れの舞台に登壇したニールも歌舞伎座での舞台挨拶実施に「アメイジング!」と満面の笑み。撮影ではグリーンバックのスタジオで、ジャングルも動物もない中での演技を強いられたが「これまで演技の経験がなかったから『どうやって演じたらいいの?』ってところから始まったけど、隣にいる監督のジョンがすべてを教えてくれたんだ。おかげで、いまではまあまあ悪くない役者になれたんじゃないかな?って思ってるよ」と茶目っ気たっぷりに語り、観客のハートをわしづかみにしていた。ニールは、一番のお気に入りのキャラクターとしてクマのバルーの名を挙げたが、これにはバルーの声を担当した西田さんは大喜びで「Thank you!」。西田さんは、1月の頸椎の亜脱臼、そして5月の胆のう摘出手術後、公の場に初めて姿を見せたが、今回の仕事について「1月末に頸椎を亜脱臼して入院生活を余儀なくされましたが、退院後のすぐの仕事がこの作品でした。英語版を見て刺激を受けましたし、ニールが演じたモーグリが一人で頑張っているのを見てモチベーションが上がりました。健康なときだったら、もっといろいろ見せてやろうと思ったかもしれませんが、ケガをしてる中で、素直にバルーの良さを感じて、演じられたと思います」と語り、ニールに「もうマブダチです!」とほほ笑みかけた。杖をついての登壇となったが、報道陣からのケガの経過についての問いかけにも「万全です」と笑顔でうなずいていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日俳優の西田敏行が27日、東京・歌舞伎座で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアに登壇した。西田は、4月に頸椎(けいつい)亜脱臼の手術、5月に胆のう摘出手術を受け、6月に『探偵!ナイトスクープ』の収録で仕事復帰。イベント出演はこの日が復帰後初となった。つえをつきながら登場した西田は、報道陣から体調について聞かれると「大丈夫です。万全です」と笑顔でコメント。「病院食でだいぶ痩せた。健康的に」と話した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。西田は、モーグリの一番の友達で陽気なクマのバルー役の吹き替えを担当した。「ニール(・セディ)演じるモーグリから刺激を受けた。初演技でCGの中で一人で頑張ったモーグリを見て、いろんな意味でモチベーションが高まった」と明かし、「健康体で見てたらもうちょっといろんなことをやってやろうと思ったかもしれないけど、ケガをしている状態の中で素直にバルーの良さを感じることができ、自分と重なるところがあった」と語った。また、「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界ですよね」と感激。「ぜひ映画館でご覧になってください。子供はいろんな情操を育んで、大人は生きるってなんてすてきなことなんだということを確認してください」とアピールした。イベントには、西田のほか、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、ブリガム・テイラープロデューサー、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介が登場した。
2016年07月27日主人公の少年モーグリ以外は動物たちも大自然もすべてCGで表現された、ハリウッド映画の最先端の技術が集結した『ジャングル・ブック』。本日7月21日(木)、最強歌ウマ女子高生で結成された話題の実力派ボーカルグループ「Little Glee Monster」が本作のキャンペーンソング「君のようになりたい」を初披露した。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリ。ある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?ジャングルと人間の世界で揺れながらも「自分らしさ」を見つけていく、生きる力に溢れた主人公モーグリの姿が世界中の人々に感動を与え、全世界興収はすでに9億3,782万5,792ドル、約100億円に到達した本作。キャンペーンソングになっている「君のようになりたい」は、ウォルト・ディズニーが最後に手掛けた長編アニメーション「ジャングル・ブック」の劇中曲として、50年間世界中で愛され続ける不朽の名曲だ。「Little Glee Monster」通称「リトグリ」が歌う「君のようになりたい」ではオリジナルのニューオリンズ・ジャズをリスペクトしながらも現代風にアレンジ、彼女たちと同世代の人々が共感しうる“身近な人に対する憧れ”を表現したポジティブで元気なメッセージが込められてる。本日7月21日(木)、Mt. RANIER HALL 渋谷 PLEASURE PLEASUREにて「リトグリ」による「君のようになりたい」が初お披露目。会場に詰めかけた“ガオラー”と呼ばれる140人のリトグリファンを前に、『ジャングル・ブック』Tシャツに身を包んだ6人がおなじみの歌での自己紹介を行い、冒頭からイベントを盛り上げた。世界中で大ヒットしている本作のキャンペーンソングの決定に、ファンからも祝福の言葉が飛び出すと、メンバーの芹奈は「ディズニーの仕事をすることはひとつの夢だったので夢が叶ってとても嬉しい」と心境を告白。また、本作を一足早く観賞したメンバーは、「勇気をもらえる作品。主人公モーグリがジャングルを守る強い決心をするシーンがすごく好き」(かれん)、「好きなキャラクターはラクシャ。ラクシャに育てられたいくらい。自分の子どもじゃないのにたくさんモーグリに愛を注ぐ姿に感動した」(芹奈)とそれぞれに10代女子らしい感想を寄せた。本イベントは「LINE LIVE」や渋谷の街頭ビジョン11面でも生中継を実施。manaka が「渋谷のみなさんにスペシャルライブをお届けします!」と呼びかけると、渋谷を歩く人々も足を止めビジョンに見入る様子が会場にも伝えられ、イベントはさらに盛り上がったようだ。渋谷の生中継終了後も、熱狂に包まれた会場からはアンコールが鳴りやまず、「君のようになりたい」ダンスバージョンでのLIVEがスタート。会場の“ガオラー”たちも立ち上がり歌詞カードを手にリトグリと一緒に熱唱するなど、初披露とは思えないほど一体感に包まれ、大盛況のうちにイベントは終了した。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月21日ディズニーの超大作映画『ジャングル・ブック』が8月に公開になる。本作は、圧倒的な映像美と魅力的なキャラクターが高い評価を集め、すでに公開されている国と地域で大成功をおさめているが、本作のスタッフは名作を数多く手がけるピクサー・アニメーション・スタジオを訪ねて、彼らの創作手法や技術を本作に取り入れたという。その他の写真『ジャングル・ブック』は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャングルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かけ、自身の進むべき道を見つけ出していくまでを描いたアドベンチャー大作で、『アイアンマン』を手がけたジョン・ファヴロー監督がメガホンをとった。本作は壮大な自然、ジャングルを舞台にしたアクション、様々な動物たちの軽妙な掛け合い、愉快な歌など様々な要素がギッシリとつまっており、一歩間違えば“詰め込み過ぎて失敗”の可能性もあった。しかし、完成した映画はすべてが“観客の心に響く”ように構成されており、アクションシーンも観客が少年モーグリの気持ちになって共にドキドキできるように描かれている。これだけの要素を的確にまとめ、観客が入り込めるストーリーを描く秘訣はどこにあるのか? その答えは『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ドリー』など人気作を数多く手がけるピクサーにあったという。「長年にわたってピクサーを訪ねて、ジョン・ラセターとも知り合いになっていたし、彼らが映画を作る際の綿密なプランニングは、実写とはかなり違っていてとても気に入っていた」というファヴロー監督は、本作を手がける際に、ピクサーの方法を導入して、撮影前に“鉛筆描きの絵で作ったストーリー検証映像”を作成した。この手法は、“文字”だけの脚本ではなく、鉛筆でシーンの絵を描き、仮のセリフや音楽を入れた“映像”を作成して、映画の内容を何度も何度も検証するもので、作り手が納得いくまで試行錯誤できるのが大きな特徴だ。さらに本作のスタッフは、ピクサーが使用しているCGソフトを使用して、リアルな映像を描き出した。監督は「登場する動物たちの毛並みや、ジャングルの水を表現するために、彼らの技術でシュミレーションを行い、結果としてシーンに説得力が生まれた」という。公開中のピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』に登場するタコのハンクの足の動きは、ディズニーの傑作アニメーション『ジャングル・ブック』に登場する“ヘビ”の動きを参考にしているが、『ジャングル・ブック』のスタッフもピクサー作品や彼らの創作手法から多くのヒントを得たようだ。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年07月19日女子高生ボーカルグループ・Little Glee Monsterが、ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のキャンペーンソングを担当することが14日、発表された。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。モーグリ以外は、壮大なジャングルや動物たちが全てCGで表現されており、その映像美と感動的なストーリーが話題となり、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫る大ヒットを記録している。今回メンバー6人が歌うのは、本作だけでなく、故ウォルト・ディズニーさんの遺作となったアニメーション『ジャングル・ブック』(67)でも、キング・ルーイが歌った「君のようになりたい」。数々のディズニー作品の音楽で知られる、オスカー受賞者シャーマン兄弟による作詞作曲で、50年間世界で愛され、多数のアーティストがカバーしてきた楽曲だ。Little Glee Monsterは、現代版にアレンジされた同曲を歌い、それがTVスポットに使用される。メンバーの芹奈は、オファーを受けたことに「うれしい反面、緊張した」と吐露しながら、「モーグリに語りかけるようにレコーディングしました」と振り返る。一方、最年少のmanakaは「映画を見て、気持ちが楽しくなりました」とコメント。「深いメッセージもあったので、『楽しい気持ちを忘れずに、でも芯はブレずに伝えたいね。そして、"君になりたい"というメッセージをしっかり歌おう』と6人で心掛けました」と収録の裏側を明かす。また、MAYUは同曲を「楽しんで歌うのが、1番」とアピール。「1人でももちろん楽しいですが、お友達とかと大勢で歌ってもらえたら」と呼びかけ、続けてアサヒも「笑顔で歌うと楽しいので、みんな笑顔で歌ったら楽しい」と口をそろえる。さらに本作について、麻珠は「自然と涙が出てくるシーンがたくさんあって、自分に自信が無かったり、不安や悩みを抱えている方が作品を見たら、自分はどう生きれば良いのか、あらためて考えさせられる作品」、かれんは「何回も見たくなる映画」と、それぞれ感慨を口にした。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年07月15日主人公の少年モーグリ以外、壮大なジャングルや表情豊かな動物たちがすべてCGで表現した映画『ジャングル・ブック』。全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫る大ヒットを記録中の本作だが、この度、実力派アーティストとして話題の女子高生ボーカルグループ「Little Glee Monster」が、本作のキャンペーンソングを担当することが決定した。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリ。ある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?“ガオラー”というファンの名称まであり、もはや社会現象となっている「Little Glee Monster」。大型夏フェスでの歌唱や、多数の著名アーティストとの競演、「ポケットモンスター XY」のエンディングテーマや「表参道高校合唱部!」の主題歌に起用されるなど、勢いのある6人組だ。今回彼女たちが歌うのは、本作はもちろん、ウォルト・ディズニーの遺作となったディズニー・アニメーション『ジャングル・ブック』でも、キング・ルーイが歌っていた「君のようになりたい」。楽曲はこれまで、数々のディズニー作品の音楽で知られるオスカー受賞者、シャーマン兄弟作詞作曲により、50年もの間世界中から愛され、たくさんのアーティストがカバーしてきた。そんな楽曲を、今回は現代版にアレンジし“新たな”「君のようになりたい」として、本作のTVスポットの映像にも使用されるという。メンバーの芹奈は、オファーを受け、嬉しい反面緊張したと明かすが「モーグリに語りかけるようにレコーディングしました」と収録をふり返る。manakaも「映画を観て、気持ちが楽しくなりました。深いメッセージもあったので、『楽しい気持ちを忘れずに、でも芯はブレずに伝えたいね。そして、“君になりたい”というメッセージをしっかり歌おう』と6人で心掛けました」と劇中では、人間のような支配力を欲する巨大類人猿キング・ルーイが歌うことからも、しっかりとその気持ちを歌に込めたと話していた。さらに、MAYUは「この曲は楽しんで歌うのが、一番です。ひとりでももちろん楽しいですが、お友だちとかと大勢で歌ってもらえたら楽しいと思います」とメッセージを寄せた。また麻珠とかれんは「自然と涙が出てくるシーンがたくさんあって、自分に自信が無かったり、不安や悩みを抱えている方が作品を観たら、自分はどう生きれば良いのか、改めて考えさせられる作品だと思いました」(麻珠さん)。「何回も観たくなる映画だなと思いました」(かれんさん)。とそれぞれ本作の感想を語っていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月14日8月に公開されるディズニーの大作映画『ジャングル・ブック』のキャンペーンソングを6人組み高校生ボーカルグループLittle Glee Monsterが担当することが発表になり、メンバーがコメントを寄せた。その他の情報『ジャングル・ブック』は、ジャングルの奥深くで動物と育った人間の少年モーグリが、様々な経験や出会いを通じて自身の生き方を模索していく姿を描く壮大な物語。Little Glee Monster(通称リトグリ)が歌うのは、ディズニー・アニメーション『ジャングル・ブック』で巨大なサルのキング・ルーイが歌う『君のようになりたい』。数々のディズニー作品音楽を手がけてきたシャーマン兄弟が作詞作曲し、長年にわたり多くのアーティストによってカバーされてきた。本作では、現代版にアレンジされたリトグリによる新たな『君のようになりたい』としてTVスポットの映像などに使用される。この名曲についてメンバーの芹奈は、「オファーを受け、嬉しい反面、緊張した」と明かし、「モーグリに語りかけるようにレコーディングしました」と収録を振り返る。manakaは「映画を観て、気持ちが楽しくなりました。深いメッセージもあったので、『楽しい気持ちを忘れずに、でも芯はブレずに伝えたいね。そして、“君になりたい”というメッセージをしっかり歌おう』と6人で心掛けました」と明かす。さらに、MAYUは「この曲は楽しんで歌うのが、一番です。ひとりでももちろん楽しいですが、お友達とかと大勢で歌ってもらえたら楽しいと思います」といい、アサヒは「笑顔で歌うと楽しいので、みんな笑顔で歌ったら楽しいと思います」とアピール。作品について麻珠は「自然と涙が出てくるシーンがたくさんあって、自分に自信が無かったり、不安や悩みを抱えている方が作品を観たら、自分はどう生きれば良いのか、改めて考えさせられる作品だと思いました」と話し、かれんは「何回も観たくなる映画だなと思いました」とPRした。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年07月14日主人公の少年以外をすべてCGで表現した、最先端の映像テクノロジーによる感動作『ジャングル・ブック』。8月に日本公開を控えている本作だが、この度、本作のジャパンプレミアの全貌が明らかになった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?すでに公開されている全米では、全世界で9億ドル(約945億円)を超える大ヒットを記録。日本語吹き替え版では、松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介らが声優を務めることでさらに日本公開に期待が寄せられている。そして今回、本作のジャパンプレミア開催場所として、“あふれ出す、生きる力”を描く本作に対し、“生命の躍動”を象徴とする「歌舞伎座」が選ばれた。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われるのは初の試み。またこの日のために、監督のジョン・ファヴロー、主人公・モーグリ役のニール・セディも来日し、ジャパンプレミアに出席することも決定! そして、黒ヒョウのバギーラ役の松本さん、クマのバルー役の西田さん、母親オオカミ・ラクシャ役の宮沢さん、トラのシア・カーン役の伊勢谷さんらも歌舞伎座に集結。来日した2人共に、歌舞伎座入り口に敷かれるレッド・カーペットを歩き、ジャパンプレミアを華やかに盛り上げる。今回のジャパンプレミア実施にあたり、松本さんは「原作者キップリングが描こうとした愛の物語を、日本の歌舞伎座という伝統芸能の殿堂で上演できることをたいへん光栄に思います。そして、歌舞伎役者幸四郎が、声優とナレーターという素晴らしい経験をさせていただきましたことを誇りに思います」とその心境を明かした。当日は、歌舞伎座の外観にはジャングル風の装飾が施され、ジャパンプレミア開催中の夜間にはグリーンにライトアップも予定されているとのこと。2013年に世界に向けた日本文化の発信拠点として新たに生まれ変わった歌舞伎座。今回のジャパンプレミアは、日本の伝統芸能の象徴である歌舞伎座に新たな歴史を刻むことになるだろう。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月08日"生きる力"を描くディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のジャパンプレミアが今月27日、"生命の躍動"を象徴とする東京・歌舞伎座で行われることが7日、明らかになった。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われるのは初の試みとなる。この日のために、監督のジョン・ファヴロー、主人公モーグリ役のニール・セディも来日し、ジャパンプレミアに出席。そして、モーグリを導く黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、モーグリの一番の友達で陽気なクマのバルー役の西田敏行、モーグリに深い愛情を注ぐ母親オオカミのラクシャ役の宮沢りえ、人間であるモーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーン役の伊勢谷友介という4人の日本語吹替え版キャストも歌舞伎座に集結し、監督やニール・セディと共に歌舞伎座入り口に敷かれるレッド・カーペットを歩く。キャストを代表して松本幸四郎は「原作者キップリングが描こうとした愛の物語を、日本の歌舞伎座という伝統芸能の殿堂で上演できることをたいへん光栄に思います」とコメント。「ディズニーと歌舞伎という世にも希なコラボレーレーションが、幾久しく、文化芸術の世界に寄与することができますよう、心から祈ってやみません」と期待を寄せる。松竹の代表取締役社長・迫本淳一氏は「グローバル化がますます進み、マーケットが拡大している今、今回ディズニー様と歌舞伎座の歴史の中で初めて、洋画作品のお披露目として『ジャングル・ブック』ジャパンプレミアを開催できる事は、常に新しいことに挑戦し、日本文化の伝統を継承・世界へ発展することをミッションとしている弊社にとりましても、大変名誉に感じております」と語った。そして、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役社長ポール・キャンドランド氏も「大変名誉に感じています。本作は"生きる力"をテーマとした奇跡のエンターテインメント巨編。 同様に"生命の躍動"をコンセプトとする歌舞伎座でプレミアを実施できる事にこの上ない喜びを感じております」と感激。「『ジャングル・ブック』を通して、現代を生きる我々にとって『動物と人間が共存する事の意味』、そして『自分らしく生きることの大切さ』を皆さまに考えていただけるきっかけになれば幸いです」と願う。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。ジャパンプレミア当日は、歌舞伎座の外観にはジャングル風の装飾が施され、ジャパンプレミア開催中の夜間にはグリーンにライトアップも予定されている。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年07月08日ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、あふれ出す“生きる力”を描いた『ジャングル・ブック』。このほど、松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、そして伊勢谷友介といった日本を代表する俳優が動物たちに命を吹き込んだ、待望の日本語吹き替え予告が解禁となった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリ。黒ヒョウのバギーラはこの幼き命を母オオカミのラクシャに託し、モーグリは“ジャングルの子”となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれて成長したモーグリ。自分がジャングルの「脅威」となりうる存在とは微塵も思っていなかった。だが、たった1人で大自然の脅威や新たな動物たちの中に身を投じることになった彼は、これまで知らなかったさまざまなことに目覚めていき、自分が自分らしく生きることの意味や本当の居場所を少しずつ見出していく。モーグリは、命を懸けて自分を守り愛してくれた者たちにとって、そして自分が愛する者たちにとって「希望」となるのだろうか…?全米では3週連続No.1を獲得し、公開から1か月以上経過した現在でもロングランヒットを続けている本作。全世界興収では9億3,001万8,012ドルに達しており(BOX OFFICE MOJO調べ。6月29日現在)、2016年全世界興行収入ランキング3位を記録している。そんな中、解禁となった日本語吹き替え予告では、主人公の少年モーグリを優しく、そして時に厳しく導く黒ヒョウのバギーラを松本さん、モーグリの一番の友だちで、自由で陽気な歌うことが大好きなクマのバルーを西田さん、人間の少年に深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャを宮沢さん、ジャングルの頂点に君臨し、人間であるモーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーンを伊勢谷さんが、それぞれ演じ、動物たちに命を吹き込んだ声が初披露目に。本作の吹き替えキャストが発表されるたびに、SNSをはじめオンライン上では「豪華で実力派揃い」「軒並み適任者ばかり」などと盛り上がりを見せた、まさにドリーム・キャストの競演で描かれる映像は改めて必見だ。本作の監督を務める『アイアンマン』シリーズの大ヒット・メーカー、ジョン・ファヴローは、名優たちが“野生の声”で熱演するストーリーを、「オオカミの子として育てられながらも、ジャングルでたった1人の人間であるモーグリは、自分の“個性”と向き合うことになる。そして、“自分らしく”生きていくことを見出していくんだ」と明かす。監督の言葉を裏付けるように、この予告編でも、モーグリが動物たちとの出会いを通じて、初めて自分の信じる道を突き進む力強い姿を目にすることができる。緑深きジャングルに輝く、モーグリと動物たちの生命の讃歌を見事に表現した豪華な名優たちの声を、まずはこちらから確かめてみて。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の日本版吹き替え予告が5日、公開された。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。アメリカの週刊誌『ハリウッド・リポーター』で、「並外れた映像クオリティとまるで生きているかのような動物たちの演技が忘れられない」との言葉が送られるなど、メディアからも高く評されており、全米公開後3週連続で1位を獲得、日本より先に公開された国々でも全世界興収が9億3,001万8,012ドル(6月29日現在)に達している。公開された吹き替え予告では、モーグリを導く黒ヒョウのバギーラを松本幸四郎、モーグリの1番の友達で歌うことが大好きなクマのバルーを西田敏行、人間の少年に深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャを宮沢りえ、ジャングルの頂点に君臨しモーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーンを伊勢谷友介が声で演じる動物たちが登場。吹き替えのキャストが発表される度にSNSをはじめネット上では「豪華で実力派ぞろい」「軒並み適任者ばかり」などと盛り上がりを見せていたが、そんな彼らの共演がお披露目となる。『アイアンマン』シリーズで知られ、本作でメガホンを取るジョン・ファヴロー監督は、「オオカミの子として育てられながらも、ジャングルでたった1人の人間であるモーグリは、自分の"個性"と向き合うことになる。そして、"自分らしく"生きていくことを見いだしていくんだ」と明言。そんなファヴロー監督の言葉を裏付けるように、予告編でもモーグリが、動物たちとの出会いを通じて、初めて自分の信じる道を突き進む姿が映されている。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年07月05日全米公開時には3週連続のNo.1に輝き、『シンデレラ』や『マレフィセント』を超える興行収入を記録するなど、世界中からの大絶賛を集めているディズニーの『ジャングル・ブック』。このほど、本作の主人公の少年モーグリを育てた愛情深い母オオカミについて、その声を務めたオスカー女優ルピタ・ニョンゴが語る特別映像が解禁となった。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリ(ニール・セディ)を主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる物語。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。しかし、モーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる。「人間は、ジャングルの敵だ!」と叫ぶシア・カーンの言うとおり、モーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか?モーグリを取り巻く動物たちを演じるのは、ベン・キングズレー(黒ヒョウのバギーラ)、ビル・マーレイ(クマのバルー)、クリストファー・ウォーケン(巨大なサルのキング・ルーイ)、スカーレット・ヨハンソン(ヘビーのカー)、イドリス・エルバ(トラのシア・カーン)など、ハリウッドを代表する名優たち。今回到着した映像では、愛に満ちた永遠の母・オオカミのラクシャに生命を吹き込んだルピタ・ニョンゴが、自身の演じたキャラクターを紹介。同時に、野生に暮らす彼らのリアリティとともに、動物たちの愛に満ちた姿が描かれている。ラクシャは、人間の赤ん坊・モーグリを我が子として迎え入れた母オオカミだ。自身が産んだオオカミの子と一緒にモーグリを育て、惜しみない愛を注ぎ、あらゆる危険から守り抜こうとする、優しくて毅然とした母性を持っている。モーグリを守るためなら、相手がシア・カーンであろうとも、命懸けの覚悟を見せ、モーグリとの別れを深く悲しむ愛情深いキャラクターだ。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞を獲得し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも“登場”したルピタは、自身が生命を吹き込んだラクシャのことを、「とにかくこのキャラクターが大好きよ」と絶賛。続けて「彼女は守護者、永遠の母だわ。自分で産んだわけではなくても、自分自身の子として迎えた息子を、彼女はただただ守りたいのよ」とその魅力を明かしている。本映像に登場するラクシャを含めた、動物たちとのさまざまな経験や出会いを通じて、自身の生き方を模索し始めたモーグリが、ジャングルを変える力となっていく様を描く本作。緑深きジャングルに輝く、モーグリと動物たちの生命の力と愛を感じてみて。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日これまで、松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介ら豪華吹き替え声優陣が決定している、ディズニーが贈る映画『ジャングル・ブック』。この度、新たに主人公の一番の友達、クマのバルー役として、俳優の西田敏行が担当することが明らかになった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――。ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動作『ジャングル・ブック』。実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGで表現され、現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルが広がっている。すでに全米では公開され、3週連続週末興行成績第1位を獲得。全世界興収が9億2,302万9,389ドルに達しており、2016年全世界興行収入ランキング3位を達成するなど大ヒットとなっている。すでに、黒ヒョウのバギーラに松本さん、母親オオカミのラクシャに宮沢さんが、そして伊勢谷さんが暴君トラのシア・カーンを担当することが決定しているが、今回新たに発表された西田さんが担当するのは、主人公・モーグリの一番の友達で、自由で陽気な歌うことが大好きなクマのバルー。舞台・映画で幅広いキャラクターを演じ、老若男女から愛される西田さんは、意外にも今回が実写吹き替え初挑戦! そんな西田さんは「バルーはもう、ほとんど俺ですね」 と言い切り、「一応掟が厳しいジャングルの中で、色々なレギュレーションがある中でも割と自由に、ゆるーく守っているというかね。決してインモラルってわけではないのだけれど、たまにはみでちゃうみたいなところもあるし。 人も上手い具合にのせながら使ったりする、結構世渡り上手って言うんですかね、そういうところもありますし、 結構愛おしいやつですね。憎めないやつ(笑)」と役柄について語り、「クマの声をいろいろ聞いてウウウーって感じを出そうかなと思ってやってみたら単に老けてるだけの爺さんの声になったんでやめました(笑)だから、 普通にあんまりクマを意識しないで、西田敏行のままでぶつかろうと思いましたね。共通点あるんで。『バルーを演じるということは西田敏行を演じればいいんだ』という楽な気持ちでやりました」と愛情いっぱいに語っていた。そして、劇中では“陽気な”歌声も披露する西田さん。「ともかく何度も何度もくりかえして聴きましたね、その雰囲気を」「背泳ぎでそんなに両手足を動かしている様子もないのだけど、川の中を浮いてちゃんとモーグリをお腹に乗っけて歌うんだけど、よく沈まないなぁ、なんてちょっと思ったりなんかして(笑)その時の体の力の抜き具合がいいなあと思って」と話し、本編では迫力満点に歌い上げている。また、なんといっても主人公・モーグリが魅力的だと語る西田さんは、「モーグリの生き様、ジャングルにおいての彼の生命力あふれる生き様を見て、とっても元気をもらえる、そんな作品になっていると思います」とメッセージを寄せていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月27日西田敏行が、8月に公開になる超大作『ジャングル・ブック』の日本語版で、主人公の少年モーグリの友達のクマ・バルーの声を演じることが発表になった。『ジャングル・ブック』/その他の画像本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。日本語版では松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介がキャストを務めることがすでに発表されている。バルーは、ジャングルで自由気ままに暮らす大きなクマで、西田は「バルーはもう、俺ですね。ほとんど。一応掟が厳しいジャングルの中で、色々なレギュレーションがある中でも割と自由に、ゆるーく守っているというかね」と語り「バルーを演じるということは、西田敏行を演じればいいんだ、という楽な気持ちでやりました」とコメント。劇中にはバルーが歌うシーンも登場するため、該当の音声を繰り返し聴いて収録に臨んだそうで「いつも感じていることですが、声優さんって気持ちも大事だけども、技術的なところ、そういったところをきっちりとバランスよくやってらっしゃるんだなと。われわれのような実写的な俳優の立ち位置から言うと、どうしても気持ちを先行させてしまって、伝えようとする言葉の音量が上がったり下がったり難しいんですけれども、いつも冷静に測っているんだなと思うと声優さんの技術はやはり凄いものだなと改めて勉強させていただきました」と振り返った。また、西田は映画について「本当に素晴らしい映画です。モーグリの生き様、ジャングルにおいての彼の生命力あふれる生き様を見て、とっても元気をもらえる、そんな作品になっていると思います」と語っている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年06月27日俳優の西田敏行が、ディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)でクマのバルー役として実写吹き替えに初挑戦することが24日、明らかになった。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。西田が演じるバルーは、モーグリの1番の友達で陽気な歌うことが大好きなクマだ。ジャングルの中でオオカミらしく生きるべきか、人間として生きるべきかを葛藤する主人公モーグリ。バルーは、そんな彼を「そのままでいい。モーグリのやり方でいい」と励ます自由で優しいクマだが、西田自身はバルーを「もう、ほとんど俺ですね」とまで言い切る。また、「おきて厳しいジャンの中でも割と自由に、ときどきはみ出しながらもゆるーく守り生きている世渡り上手で憎めないクマ」とも表現。そんなバルーを演じるにあたっては、「『西田敏行を演じればいいんだ』という楽な気持ちでやりました!」とありのままの自分の気持ちで向かったと明かす。劇中でバルーが披露する歌については、「ともかく何度も何度もくりかえして聴きましたね、その雰囲気を」とコメント。モーグリを腹に乗せて川に浮かびながら歌っていることに、「よく沈まないなぁ。その時の体の力の抜き具合がいいなあ」と思ったそうで、「あの時バルーは『俺は船』って思っていて、そういう風に思っていたらちゃんと浮くんだなあって」と理解したという。さらに、「すでにビル・マーレイという人がハリウッド版では演じているわけですから、ビル・マーレイの息みたいなものを腹に収めながら、日本語で自分の個性もどこかで表現したいし、大変な仕事だと思う」と実写吹き替えの難しさを説明。「われわれのような実写的な俳優の立ち位置から言うと、どうしても気持ちを先行させてしまって、伝えようとする言葉の音量が上がったり下がったり難しいんですけれども、いつも冷静に測っているんだなと思うと声優さんの技術はやはりすごい」と感じたという。とはいえ、「ビル・マーレイもやっぱりそんなに声優ではないので、割と楽にやっているなと思いました」とし、「その辺もちょっと(自分と)似ていると思いました」と語った。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年06月27日8月に公開になるディズニーの超大作映画『ジャングル・ブック』は、すでに公開された国と地域で大ヒットを記録しているが、観終わった観客の多くが、魅力的なキャラクターと巧みな脚本と同じぐらい“圧倒的な映像”を評価している。デジタル技術が進化し、多くの観客が豪華な映像を見慣れているのになぜ、『ジャングル・ブック』の映像は観客を驚かせたのだろうか?その他の画像本作は、黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の子モーグリの冒険と成長を描く作品で、物語の舞台はタイトル通り“ジャングル”だ。通常、この種の映画はロケ可能なジャングルを探し出して撮影し、そこにデジタル処理を加えることが多い。しかし、本作は言葉を喋る動物たちと、驚異的な身体能力をもつモーグリが、大自然を縦横無尽に動き回るため、モーグリをスタジオで撮影して、残りすべてをCGで描く壮大な計画が立てられた。ジャングルを描くにあたっては、現実のジャングルをコピーする方がはるかに楽で、安くつく。しかし、彼らは、現実のジャングルをモデルにせずに“まだ誰も観たことがないジャングル”をゼロからデザインすることを決意。ウォルト・ディズニー・スタジオの会長を務めるアラン・ホーンは「別の世界に連れて行ってくれる技術があるのに、本物の景色が映像に制限をつけてしまうのはもったいない。新しい技術を限界まで押し広げて、見たことのない世界を作ってみようじゃないか」と、彼らの挑戦を支援した。スタッフは“プレビズ”という動画コンテを作成して、1カットごとにカメラの位置やキャラクター、木々、風などの動きを検討し、本物のジャングルで撮影した10万枚にも及ぶ写真を参考にしながら手作業で“誰も観たことがないジャングル”を創造した。監督を手がけたジョン・ファヴローは「すべてをイチから作り上げたからこそ、劇中のジャングルの木や葉っぱひとつにも物語に合わせた様々な解釈や、雰囲気を加えることが出来た」と語る。本作に登場する映像は、『アバター』や『ロード・オブ・ザ・リング』の製作時には存在しなかった最新の技術が駆使されている。しかし、本作の映像が観客を驚かせ、ワクワクさせた最大のポイントは、時間と労力とアイデアを極限まで投じて、誰も観たことがない世界を生み出したスタッフの”熱意”にあったようだ。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年06月24日ディズニーがこの夏贈る、奇跡のエンターテイメント巨編『ジャングル・ブック』。日本に先駆けて公開された国々から絶賛の声が集まっているが、この度、人気キャラクター、クマのバルーのご機嫌歌唱シーン映像が到着した。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?日本に先立ち公開された全米では、公開後3週連続でNo.1の座に輝き、『シンデレラ』や『マレフィセント』といった作品を超える興行収入を達成。また「並外れた映像クオリティとまるで生きているかのような動物たちの演技が忘れられない」など、メディアからも高く評される本作。そんな中到着したのは、クマのバルーがモーグリをお腹に乗せて川に浮かびながら陽気に歌うご機嫌なシーン。ウォルト・ディズニーが手掛けた最後のディズニー・アニメーション『ジャングル・ブック』においても人気のシーンが、このほど完全実写化となってお披露目となった。歌うのはもちろん、アカデミー賞歌曲賞ノミネートの「ザ・ベアー・ネセシティ」。バルーは、歌詞からもわかるように規則に縛られずに自らのルールで生きる、根っからの自由精神の持ち主。最初は、断崖の蜂蜜採取の手段として人間の子を利用しようとしたバルーだったが、次第に賢くて勇敢なモーグリに惹かれ、同時に“故郷”を追われた彼を不憫に感じ、大切に思っていく。モーグリもまた、規則に縛られずに自らのルールで生きる自由人のバルーに新鮮な驚きを覚え、友情の絆を結んでいく。そんな2人の微笑ましいシーンは、観ているだけで楽しくなって一緒に歌いたくなる、そんな映像となっている。このシーンは見る者を魅了し、モーグリ役に抜擢された12歳の新人ニール・セディも、お気に入りのシーンを「クマのバルーといるところだよ。水の中でね」と話す。さらにジョン・ファブロー監督もまた「モーグリがバルーのお腹に乗って、川を下っていくところを今でも覚えている」とアニメーション版を観た当時を振り返りつつ明かしていた。まさに、時代や見る人の年齢を問わず心に残り続ける名シーンと言えよう。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日伊勢谷友介が8月に公開されるディズニー大作『ジャングル・ブック』の日本語版で、ジャングルの頂点に君臨し、人間の少年モーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーンの声を演じることが発表になった。伊勢谷は「なってはいけない存在」であるが「存在していて欲しい」と、シア・カーンの存在意義と映画に対する熱い思いを語った。その他の画像本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。日本語版では黒ヒョウ・バギーラの声を松本幸四郎が、母親オオカミ・ラクシャの声を宮沢りえが演じる。伊勢谷は「シア・カーンは、動物のヒエラルキーの頂点で独裁政治をやっている人」と例え、「彼の中に絶対的な芯がある。その意味では悪ではないんですよね。誰かにとって悪でも本人にとっては当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」とコメント。さらに「今までのディズニーさんの作品と同じように、この作品で描かれているのは今僕らが置かれている世界、そして対人間、対自然、対社会といったあり方の比喩だと思います。たくさんのキャラクターが出てきますが、それぞれに、シア・カーンでさえも本人の中に正当性がある。そうやって考えると、この物語はそれぞれのキャラクターの視点からいろいろな事を自分たちに提案してくれている気がします」といい、「シア・カーンは人間が過去にやってきた間違いによって生まれた遺恨であり、そういうことに向き合って、むしろ相手の存在を助けるとこまでにならないと本質的な改善にならないと思うので、シア・カーンは存在していて欲しいです」と分析。「『ジャングル・ブック』のように、動物と自然が共通している状態はフィクションです。ただ、キャラクター達はそれぞれ人間に当てはまっていますね。それぞれ国も違うかもしれないし、種族も違うけど、それぞれが共存するから環境というのは成立している。お互いにリスペクトがあるから調和がある。そういう意味で我々もこの映画でのジャングルのような調和を見習わなくてはいけない」と話し、「若い子にはこれから社会を作っていくにあたって、理想ってなんだろうっていう時に主人公が勇気をもって起こした行動は参考になりますし、シア・カーンはなってはいけない存在ですが、各々なりたい自分、なりたい動物を見つけてくれればいいと思います」と語った。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年06月16日ジャングルの動物に大切に育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟とともに生きるものたちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描き出す『ジャングル・ブック』このほど、本作の日本語吹き替え版で、モーグリを敵対視する“暴君”トラのシア・カーンを俳優の伊勢谷友介が担当することが決定。「現代社会の比喩であるジャングルで、なりたい自分を見つけてほしい」という力強いコメントが到着した。最先端の映像テクノロジーを使った、少年モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGという圧倒的な映像表現で早くも話題の本作。現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルがスクリーンに広がり、驚きと感動をもって観客をその世界に誘っている。全米では、3週連続NO.1を獲得。公開から1か月以上経過したいまもロングランヒットを続けており、全世界興収は8億7,984万6906ドルと(BOX OFFICE MOJO調べ、5月31日現在)、2016年全世界興行収入ランキング3位を達成している。そんな本作の日本語吹き替え版で、ディズニー映画に初挑戦することになった伊勢谷さん。圧倒的な力でジャングルの頂点に君臨し、“人間”であるモーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーンに挑む。過去に人間から受けた苦しみから、人間に対して激しい復讐心を持つシア・カーン。「僕が演じたシア・カーンは、人間にとっての脅威であり、自然の体現ともいえる絶対的なプライドを持った存在です」と語り、その圧倒的な存在感を表現するに当たり、「ぶれないこと」を意識したという伊勢谷さん。「彼の中に絶対的な芯がある。その意味では悪ではない。誰かにとって悪でも本人にとっては当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」と、演じる上での意気込みを明かす。ただ、そんなシア・カーンというキャラクターに関しては、「独裁政治をやっている人」は「嫌いです」と感じながらも、「人間が過去にやってきた間違いによって生まれた遺恨であり、そういったことに向き合って相手の存在を助けるところまでにならないと本質的な改善にならないと思うので、シア・カーンは存在していてほしい」と、“単なる悪”とも言い切れないキャラクターの存在意義に触れる。「『ジャングル・ブック』はいま僕らが置かれている世界の比喩だと思います。たくさんのキャラクターが出てきますが、それぞれに、シア・カーンでさえも本人の中に正当性がある。そうやって考えると、この物語はそれぞれのキャラクターの視点からいろいろなことを自分たちに提案してくれている気がします」とも語った。「若い子にはこれから社会を作っていくにあたって、理想ってなんだろうというときにいろいろなアイディアをくれる作品ではないかと。シア・カーンはなってはいけない存在ですが、なりたい自分、なりたい動物を見つけてくれれば」と、日ごろから環境問題や社会活動に積極的に取り組んでいる視点で、本作の持つ力を熱く語る伊勢谷さん。伊勢谷さんの持つ熱量が、シア・カーンの圧倒的な強さや存在感をどう表現するのか、ぜひ注目していて。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日俳優の伊勢谷友介が、ディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)で、ジャングルの暴君であるトラのシア・カーンの吹き替え声優として、ディズニー映画初挑戦することが15日、わかった。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。伊勢谷は、圧倒的な力でジャングルの頂点に君臨し、人間であるモーグリに強い憎しみを抱くトラのシア・カーンの声を演じる。シア・カーンの圧倒的な存在感を表現するに当たり、伊勢谷は「ぶれないこと」を意識したという。「彼の中に絶対的な芯がある。その意味では悪ではない。誰かにとって悪でも本人にとっては当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」と演じる上での意気込みを明かした。そして、シア・カーンというキャラクターに関して、「独裁政治をやっている人」は「嫌いです」と感じながらも、「人間が過去にやってきた間違いによって生まれた遺恨であり、そういったことに向き合って相手の存在を助けるところまでにならないと本質的な改善にならないと思うので、シア・カーンは存在していてほしい」と単なる悪ではないシア・カーンというキャラクターの存在意義を熱弁した。さらに、「ジャングル・ブックは今僕らが置かれている世界の比喩だと思います」と話し、「若い子にはこれから社会を作っていくにあたって、理想ってなんだろうというときにいろいろなアイデアをくれる作品ではないかと」とコメント。「シア・カーンはなってはいけない存在ですが、なりたい自分、なりたい動物を見つけてくれれば」と語った。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年06月16日全米では3億ドル突破、すでに全世界8億ドル以上の興行収入を達成し、絶賛の声を集めている『ジャングル・ブック』。「並外れた映像クオリティとまるで生きているかのような動物たちの演技が忘れられない」(「The Hollywood Reporter」)など、メディアからも高く評される本作について、アニメーション作品でもおなじみ、人気キャラクターの“陽気なクマさん”のバルーが、『レヴェナント:蘇えりし者』のクマと“兄弟”ともいえる意外な接点を持っていることがわかった。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる物語。到着した画像で、モーグリをお腹に乗せ川遊びをしているのが、陽気で食べることが大好きなクマのバルー(声:ビル・マーレイ)だ。バルーは、人間を脅威として憎む恐ろしいトラ、シア・カーンによって家族同然のオオカミの群れから引き離され、一人ぼっちになってしまったモーグリと友情を築いていく。すでに海外からは、歌を愛し、気ままなその日暮らしを送るバルーを「魅力的すぎる!」「こんなクマなら出会いたい!」と絶賛する声が多数アップされており、観た者を夢中にさせる魅力的なキャラクターであることが伺える。まるで本物のクマと見紛うようなバルーをはじめ、本作では、動物や森などモーグリ以外のすべてがCGで表現されており、圧倒的なリアルさと同時に、現実世界には決して存在しない“人間味”あふれる動物たちが作品の世界に一気に引き込む。これを可能にしたのが、世界中のトップクリエイターが集まるVFX制作会社、ムービング・ピクチャー・カンパニー(MPC)とディズニーの協力体制だ。MPCはこれまでにも『オデッセイ』『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』といった、圧巻のCG技術で注目を集めてきた作品を手がけ、今後は『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales』(原題)などの作品でもCGやVFXを担当する、現代のハリウッド大作には欠かすことのできないスタジオのひとつ。本作では、MPCのロンドンのスタジオを全面的に使用し、映像の製作を行ったという。バルーと同様に、このスタジオから生み出されたのが、第88回アカデミー賞を賑わせた『レヴェナント:蘇えりし者』に登場し、あのオスカー俳優レオナルド・ディカプリオを襲ったクマ。この凶暴なクマは圧倒的なリアリティと鬼気迫る演出により、“アニメ界のアカデミー賞”といわれる第43回アニー賞で、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のハルクや、『ホビット 決戦のゆくえ』のスマウグといった名立たるキャラクターを抑えてキャラクターアニメーション賞(実写映画部門)を受賞するなど、世界中から驚きと注目を集めたことも記憶に新しい。バルーとは似ても似つかぬクマだが、本作の監督を務めるジョン・ファヴローは、「2頭のクマは、技術の最先端にある同じツールを使って生み出された。この技術がすごいのは、どちらのクマもCGであることを意識させないことなんだ」と語る。続けて「トップクラスのクリエイターはときに別のスタジオに移る。だから、彼らの技術はさまざまなところで共通のものとなっていくんだ」とその理由を明かす。つまり、現代の最先端を行く同じ技術から生まれた2頭のクマは、さながら“兄弟”とも呼べる存在なのだ。「でも、バルーの方がクマのイメージ向上には貢献したと思っているよ (笑)」とファヴロー監督は冗談を飛ばしながらも、みんなに愛されるバルーの魅力的なキャラクターに自信を覗かせる。『ジャングル・ブック』では、この最先端技術をふんだんに注ぎこみ、魅力的な動物たちと生命にあふれるジャングルを描きだす。バルーをはじめ何百匹ものサルにいたるまで、CGで一から創り上げられた魅力的なキャラクターたちに導かれ、日本の観客も、いまだかつてない物語の世界を体験することになるだろう。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日宮沢りえが、8月に公開になる超大作『ジャングル・ブック』の日本語版で、主人公の少年モーグリを育てる母親オオカミ・ラクシャの声を演じることが発表になった。その他の写真本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。日本語版では黒ヒョウのバギーラの声を名優、松本幸四郎が演じることがすでに発表されている。ラクシャはモーグリをわが子のように育てるオオカミで、宮沢は「ジャングル・ブック!実写化!絶対やる!!」と依頼を快諾。「私が演じたラクシャは、自分の子供もいながら、人間の子供モーグリもわが子のように育てるというとても愛情深く、本当に正義感のある、包み込むような優しさがある母親オオカミです。強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、もしかしたら私と共通する所があるかもしれません」とコメント。「強いものに吼えるというか、そういう所は若干あるので共通しているかなとも思います。実際、私もひとりの娘がおりますし、博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味ではラクシャの愛の深さは理解できました」と振り返った。映画は感動ドラマだけでなく、ジャングルを舞台に繰り広げられるアドベンチャーはアクションもたっぷりと描かれており、宮沢は「美しくダイナミックな、そして生命力にあふれた映画になっています。私自身も吹替えを担当させていただいて、何度も鳥肌が立ちながら演じました。観に行った方はきっとエネルギーを一杯もらえる映画になっていると思います」と語っている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年06月08日ディズニーがこの夏贈る、奇跡のエンターテイメント巨編『ジャングル・ブック』。先日、松本幸四郎が本作の日本語吹き替え版に挑戦することが明らかにされたが、今回新たに女優・宮沢りえが本作で実写吹き替えに初挑戦を果たしていることが分かった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌。実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGで表現。現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルを創り出した。すでに全米では公開されており、3週連続週末興行成績第1位を獲得。公開から6週を経ても未だ勢いは衰えず、世界興収が9億4,601万8314ドルに達し、世界中で絶賛の声が相次いでいる。またアメリカ版では、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンなど、ハリウッドを代表する主役級の名優達が動物たちに命を吹き込んでいることでも話題だ。先日発表された松本さんは、黒ヒョウのバギーラ役としての出演が明かされたが、今回宮沢さんが担当することとなったのは、主人公の少年・モーグリに深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャ役。宮沢さんはディズニーからのオファーに、「ジャングル・ブック! 実写化! 絶対やる!! なんかもうホップ! ステップ! ジャンプ! くらいな勢いで」と快諾。そしてキャラクターについては、「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、もしかしたら私と共通する所があるかもしれません。強いものに吼えるというか、そういう所は若干あるので共通しているかなとも思います」と話し、また実生活でも娘を持つ母親の宮沢さんは「博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味ではラクシャの愛の深さは理解できました」と母親の強さを挙げていた。さらに宮沢さんは本当に本作が好きなようで、「『ジャングル・ブック』は、私も小さなころから見ていた物語ですから、早く映画館に行って、大画面でまた観させていただきたいです」と話し、また「美しくダイナミックな、そして生命力にあふれた映画になっています。私自身も吹き替えを担当させていただいて、何度も鳥肌が立ちながら演じました。観に行った方はきっとエネルギーをいっぱいもらえる映画になっていると思います」と本作をアピールしていた。4月中旬に公開され、「公開への期待が高まる!」「映像美がすごい!」と好評の本作の日本版予告編。実はここでナレーションを担当しているのも宮沢さんだったということもこのほど判明!すでにその優しく愛情あふれる声で本作の世界観を表現していた宮沢さんが、母親オオカミ・ラクシャの母親としての強さや愛情をどう表現しているのだろうか。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月08日女優の宮沢りえ(43)が、ディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)で、実写吹き替えに初挑戦することが6日、わかった。主人公の少年モーグリに深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャの声を演じる。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然のおきてと共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを描く物語。宮沢は「ジャングル・ブック! 実写化! 絶対やる!! なんかもうホップ! ステップ! ジャンプ!くらいな勢いでためらいはなかった」と快諾したそうで、「娘と映画館にディズニーの映画を観に行きますが、特に『ジャングル・ブック』は、私も小さなころから観ていた物語ですから」と語った。宮沢が吹き替えを演じるのは、人間の子供モーグリをわが子のように育てる愛情深い母親オオカミのラクシャ。「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、私と共通する所があるかもしれません」とラクシャの母親としての役割と愛情に共感し、「私も娘がおりますし、博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味では愛の深さを理解できました」と共通点をあげた。また、本作のテーマの一つである"生きる力"にちなんで、自身の生きていく上での原動力は「好奇心と愛」と説明。「生きてく中でこの二つが無くなったら、もう生きていく価値がない」と言い、「好奇心と愛に満たされていれば、どんな世界でも生きていけると思います。結構ワイルドな生活は好きなので、(ジャングルの中でも)意外といけると思いますよ(笑)」と自信をのぞかせた。これまで明かされてこなかったが、宮沢は4月中旬に公開された日本版予告編のナレーションも担当している。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年06月08日歌舞伎界、日本の演劇界を代表する名優のひとり松本幸四郎が、8月に公開になる超大作『ジャングル・ブック』の日本語版キャストを務めることが明らかになった。主人公の少年モーグリを育て、導く黒ヒョウのバギーラを演じる。その他の写真本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられ、たくましく成長した人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャグルの脅威だといわれたことから、自身の運命に向き合い、壮大な冒険に出かける様を描いた超大作。すでに公開されている国と地域では圧倒的な成功をおさめている。「中学校の頃には“黒ヒョウ”という愛称で呼ばれていた」という松本幸四郎は「声で表現することは、非常に難しかったですが、役者にとってこれは必要なことと感じました。中学生の頃ラジオドラマをやっていたのですが、役者としての原点であるその経験が活かされました。これまで、ナレーションはありますが、実写キャラクターの吹替えは73歳にして初の経験。今回、バギーラの声と、作品中のナレーションも務めさせていただき、大変難しかったですが、心に残る素晴らしいいい仕事をさせてもらいました」とコメント。松本幸四郎は、俳優だけでなく、舞台の演出など多岐に渡る活動を行っており、作品を“観る眼”も卓越しているが、『ジャングル・ブック』について「ウォルト・ディズニーの遺作と言われるアニメーションも観ていますが、今回のフルCGで描かれたリアルな映像美には、オープニングのシーンから、総毛立つほど驚きを覚えました。今回の『ジャングル・ブック』は完璧です。僕はこの『ジャングル・ブック』を観て原作や、ディズニーのアニメーションも思い出したんですが、でも今回の『ジャングル・ブック』は、ほぼ完成品じゃないかなと思います」と評価。「お子さん方、学生さん、若い方々、みなさんに観てほしいですが、僕らと同年代、あるいは50代60代のお父様、お母様方にもぜひ、お子さん、ご家族連れで観ていただきたいですね」とメッセージを寄せている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー(C)2016 Disney Enterprises. Inc. All Rights Reserved..
2016年05月31日すでに公開されている全米では、初登場第1位の好スタートを切り、その後3週連続で第1位を獲得。5週を経ても未だ勢いは衰えず、絶賛の声が相次いでいる『ジャングル・ブック』。この度、歌舞伎界を代表する名優・松本幸四郎が本作の日本語吹き替え版に挑戦することが明らかになった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌。本作でモーグリ役に抜擢されたのは、2000人ものオーディションから選ばれた12歳の新人ニール・セディ。そして、『アイアンマン』シリーズの大ヒット・メーカー、ジョン・ファヴローが監督を務め、実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルが観客をその世界に誘う。アメリカ版には、動物たちの声を吹き込む声優陣として、ベン・キングズレー(黒ヒョウのバギーラ)、ビル・マーレイ(クマのバルー)、スカーレット・ヨハンソン(ヘビのカー)など、ハリウッドを代表する主役級の豪華スターが集結しており、公開前から注目を集めていた。そして今回、松本さんが挑戦するのは、主人公の少年・モーグリを優しく、そして時に厳しく導く黒ヒョウのバギーラ役。中学生の頃、愛称は「黒ヒョウ」だったと明かした松本さんは、「驚きはしたが、違和感なく受け入れられました」と話す。『アナと雪の女王』でエルサを演じた娘の松たか子さんからは「ディズニー作品の吹き替えは大変」と聞いていたようで、「すごかったですね。声で表現することは、非常に難しかったですが、役者にとってこれは必要なことと感じました。中学生の頃ラジオドラマをやっていたのですが、役者としての原点であるその経験が活かされました」と感想を語った。また、ナレーション経験はあるものの、実写キャラクターの吹き替えは初挑戦で「バギーラの声と、作品中のナレーションも務めさせていただき、大変難しかったですが、心に残る素晴らしいいい仕事をさせてもらいました」としみじみ話していた。さらに「今回のフルCGで描かれたリアルな映像美には、オープニングのシーンから、総毛立つほど驚きを覚えました。今回の『ジャングル・ブック』は完璧です」と感じたという松本さん。「お子さん方、学生さん、若い方々、みなさんに観てほしいですが、僕らと同年代、あるいは50代60代のお父様、お母様方にもぜひ、お子さん、ご家族連れで観ていただきたいですね」とPRしていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月31日歌舞伎俳優の松本幸四郎(73)が、ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)で吹き替えに初挑戦することがこのほど、わかった。松本が声を演じるのは、主人公モーグリを見守り導く指南役の黒ヒョウ、バギーラ。歌舞伎界を牽引する一人として活躍しているイメージと、人生の"師"や"指南役"としてモーグリを導くバギーラの役が合致するとして抜てきされたことに、中学生の頃"黒ヒョウ"という愛称で呼ばれていたということもあり、驚きはしたが違和感なく快諾したという。『アナと雪の女王』でエルサを演じた娘の松たか子からも「ディズニー作品の吹き替えは大変よ」と聞いていたという松本だが、初めての吹き替えは「すごかった」とコメント。「声で表現することは、非常に難しかったですが、役者にとってこれは必要なことと感じました」と振り返り、「バギーラの声と、作品中のナレーションも務めさせていただき、大変難しかったですが、心に残る素晴らしいいい仕事をさせてもらいました」と語った。演じるバギーラについて、「モーグリを見つけたというか見つけられたというか、運命的な出会いを果たした、モーグリにとって恩師とか親とか先輩とか教師である存在。バギーラにとっても、モーグリはただの人間の子供ではなく、出会うべくして出会った特別な存在」と説明。「僕も黒ヒョウと呼ばれてはいましたが、僕はバギーラのような立派な黒ヒョウではない」と言い、「映画の中には僕にそっくりなちょっとダメな動物もたくさんいました。ただ、この映画でいろいろな動物たちを見ていると、ダメはダメなりに、生きていることは素晴らしいんだなと思いますね」と話す。さらに、「人間は、幸せな楽しいときだけじゃなくて、つらい時もあれば、苦しいときも悲しいときもあります。人間として生まれた以上は、そういうつらさを勇気に、悲しみを悲しみのまま終わらせるのではなくて、悲しみをなんとか希望に変えていく。それが、人生じゃないかなと思いました」と続け、本作について「我々が息をして、光を浴びて、空気を吸って、風に吹かれている、自分たち人間もひょっとしたらそんな自然界の掟の中に生かされているのかもしれない、と、我々が忘れかけていることをひしひしと感じさせてくれる映画」と魅力をアピールした。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved..
2016年05月31日動物たちの楽園を描いた『ズートピア』がここ日本でも爆発的なヒットを記録するディズニー映画だが、その勢いは衰えを知らず、この夏も『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)、『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)と注目作が目白押しだ。そんな強力ラインナップに加えてもう1本、すでに全米で一大旋風を巻き起こしている話題作が日本上陸を果たす。1966年に他界したウォルト・ディズニーが生前最後に手がけたアニメーション作品を、50年の時を経て実写化した『ジャングル・ブック』である。公開は8月11日(木・祝)と少し先だが、興奮と感動が覚めやらぬうちに、その魅力を紹介したい。密林を駆け抜け、映画は新たな次元へ。そう宣言したくなる極上のエンタメ大作だ。物語は至ってシンプル。ジャングルに取り残された人間の赤ん坊モーグリが、親代わりの動物たちと冒険を繰り広げるクラシカルな成長物語だが、そこに輝く命を吹き込む最先端の映像技術がすさまじ過ぎる。すでに予告編が解禁され、大きな話題を集めているが、主人公の少年モーグリ以外、動物も自然もすべてがCGで表現されているのだから、「すさまじい」を超えて「ちょっと引く…」ほどである。まさに実写の概念を覆す映像体験なのだ。かつて『アバター』がそうであったように、本作もまた「鑑賞する」というよりは「体感する」というイメージが近い作品だ。同じ動物たちの楽園を舞台にした『ズートピア』に、現代社会における多様性という明確なメッセージ性があったのに比べると、「食い足りない」と感じる目の肥えた映画ファンもいるかもしれない。ただし『ジャングル・ブック』は決して浅い作品ではなく、むしろジャングルのような奥深さを秘めた人間ドラマである。重要なのは、たとえCGによって動物たちや大自然に生命力が吹き込まれたとしても、スクリーンの中で最も笑い、泣き、悩み、戦い、躍動しているのが唯一の人間キャラクターであるモーグリだという点。人間であるがゆえに、自分がジャングルの微妙なバランスを壊しかねないと少年の葛藤を通して、漠然と、しかし誰もが一度は考える「生きるとは?」という問いを投げかけており、67年版のアニメとは一味違う結末も深い余韻を残している。現在、ディズニーは『王さまの剣』『美女と野獣』『ムーラン』『ダンボ』『クマのプーさん』『ティンカー・ベル』『ファンタジア』と数々の実写化プロジェクトを控えている。その試金石として、『ジャングル・ブック』の成功は大きな意味をもつと同時に、後に続く作品への大いなるプレッシャーにもなるはず。さらに力強い演出力を発揮したジョン・ファブロー監督が続投し、本作の続編も検討されているというから期待は膨らむばかりである。(text:Ryo Uchida)
2016年05月29日先月より全米公開されている、ディズニーが贈る“生きる力”があふれ出す奇跡のエンターテイメント巨編『ジャングル・ブック』。8月に日本公開も決定している本作だが、週末3日間(4/29~5/1)で2位以下の4.5倍以上の成績を上げ、全米で3週連続No.1を獲得。その勢いは留まることを知らず、全世界でも6億8479万5800ドル(約739億5790万円)を達成した事が分かった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか?いまを生きるすべての人々に捧げる奇跡のエンターテイメント。『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローを監督に迎え、さらに2度のアカデミー賞に輝く視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートをはじめとするハリウッド最高峰の映像制作チームが結集した本作。実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、息をのむほど美しいジャングルを誕生させている。“『アバター』以来の心奪われる世界を描いた映画”とも評されている本作は、『アイアンマン3』のベン・キングズレー(黒ヒョウのバギーラ)、『ミケランジェロ・プロジェクト』のビル・マーレイ(クマのバルー)、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン(ヘビのカー)など、ハリウッドを代表する豪華スターが声優を行うとあって、公開前から多くの注目を集めていた。先日、週末オープニング1億ドルを突破し、全米初登場1位を記録し好スタートを切ったと報じられた本作。その勢いは止まることなく、今回2位以下に大差をつけ首位をキープ。そして、圧倒的な映像美で映し出される力強い生命の物語に、「並外れた映像とクオリティとまるで生きているかのような動物たちの演技が忘れられない」(ザ・ハリウッド・レポーター)などと評され、 全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、先々週と変わらず“94%”と高評価を維持し続けているようだ。ジョン監督は、「映画というものは、観客に感動できる経験を提供するものでなければならないと思っています。この映画には『この子は一体どうなってしまうのだろう?』と思って拳が白くなるまで手を握り締めるようなシーンの数々があります」と明かすように、モーグリを中心に繰り広げられる、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の物語が、広いターゲットから受け入れられていることも世界的ヒットの要因ともなっているのだろう。公開3週目にしてもいまだ衰えない話題性や、鑑賞者の作品への感想や高評価が、幅広い客層への情報拡散とリピーターを増やしているという本作。この夏の日本公開も期待できそうだ。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月02日