「ライアン・フィリップ」について知りたいことや今話題の「ライアン・フィリップ」についての記事をチェック! (1/10)
1989年の大ヒット作『恋人たちの予感』のビリー・クリスタルとメグ・ライアンが、昨年12月に同作の舞台となったニューヨークのカッツ・デリカテッセンを再訪。マヨネーズの「ヘルマン」のスーパーボウル向けCMを撮影するためだった。そのCMが本日公開に。映像では、2人が35年ぶりにハリー・バーンズ役とサリー・オルブライト役に扮し、『恋人たちの予感』で最も有名な“フェイク・オーガズム”のシーンを再現している姿が見られる。また、「ユーフォリア/EUPHORIA」のシドニー・スウィーニーがカメオ出演している。CMでは、映画と同じようにカッツ・デリカテッセンで食事中の2人。残念ながらサリーが食べているサンドウィッチはおいしくないようで、サリーは「ヘルマン」のマヨネーズをパンに塗り足し、再び頬張る。すると途端においしさがグッとアップしたようで、「すごくいい!」と絶賛し、テーブルをバンバン叩くほどの興奮を見せた。例のフェイク・オーガズムのシーンの再現だ。ハリーは「これはホンモノだ」と納得。彼らの近くのテーブルで、ウェイターが注文を取りに来るのを待っていたシドニー・スウィーニーは、おいしさに興奮しているサリーを見て「彼女と同じものをお願いします」とオーダーする。CMを観た映画ファンは「『恋人たちの予感』がどれだけ素晴らしい映画だったかを思い出した」「もちろんこのシーンは覚えているけれど35年も経つのか!」「また2人でロマコメ映画に出てよ!」「大好きな2人。最高!」と喜びの声を上げている。(シネマカフェ編集部)
2025年01月30日実写とCGを組み合わせたハイブリッド映画『Animal Friends(原題)』の全米公開日が2025年10月10日に決定した。本作は、ライアン・レイノルズ(『デッドプール』シリーズ)とジェイソン・モモア(『アクアマン』シリーズ)の2大スターが主演を務め、ほかのキャストも豪華だと話題に。ヴィンス・ヴォーン(『ウェディング・クラッシャーズ』)、オーブリー・プラザ(「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」)、アディソン・レイ(『サンクスギビング』)、ダン・レヴィ(「シッツ・クリーク」)らが出演する。監督はピーター・アテンチオ(『キアヌ』)。内容については明らかになっていないが、ジャンルはロードトリップ・アドベンチャーで、「Variety」誌などは「R指定」と報じている。映画ファンはXで「アクアマンとデッドプールが同じ映画に出るなんてヤバすぎ!」「おもしろくないわけがない」「まるで熱にうなされたときに見る夢のような映画になりそうだ!」「キャストがワイルド。予告編が楽しみ!」と本作に期待の声を上げている。本作は当初ソニーが2025年8月15日に全米公開予定だったが、配給元がワーナー・ブラザースに変更となり、公開日も新たに設定された。Photo by Jon Kopaloff/Getty ImagesPhoto by Noam Galai/Getty Images(賀来比呂美)
2024年12月10日大ヒット映画『デッドプール&ウルヴァリン』のライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィが、再びチームを組んで新しい映画を企画しているようだ。ライアン・レイノルズが「Variety」誌のポッドキャスト「Awards Circuit」に出演して明かした。ライアン・レイノルズは、「今後1年は執筆に費やします。私とヒュー、ショーンの映画の脚本を書いているんです。マーベル作品ではありません」と語っている。ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマン Photo by Wagner Meier/Getty Images for The Walt Disney Company Limited内容や仮のタイトルなどについては明かされなかったため、ファンはXで「ロマコメ!」「ミュージカルをやってほしい」「『フリー・ガイ2』はどう!?」「クリスマス映画がいい」と期待を膨らませたり、「3人が揃うだけでうれしい」「やった。最高だ。ライアン、ヒュー、ショーン、本当にありがとう」と喜びの声を上げたりしている。「でもこれからヒューはコンサートやミュージカル映画の撮影ですごく多忙だから、実現してもかなり先かも」と現実的な声も。ライアン・レイノルズ&ショーン・レヴィ&ヒュー・ジャックマン Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disneyライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督は、『フリー・ガイ』『アダム&アダム』『デッドープール&ウルヴァリン』で3度のタッグを組んでおり、今回のプロジェクトが実現すれば4度目のタッグとなる。親友同士のライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『デッドープール&ウルヴァリン』で2度共演。ヒュー・ジャックマンは『フリー・ガイ』に声優としてカメオ出演したこともある。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年11月06日デヴィッド・リーチ監督、ライアン・ゴズリング主演『フォールガイ』のブルーレイ、DVD、4K Ultra HDが11月6日(水)にリリースされることが決定した。『ブレット・トレイン』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『デッドプール2』の監督や『ジョン・ウィック』シリーズの製作を担当したデヴィッド・リーチ監督最新作。スタントマン出身のリーチ監督ならではのド派手なアクションが特徴である。『ラ・ラ・ランド』『バービー』のライアン・ゴズリングが主演を務め、限界アクションに挑戦している。本作の見どころの一つといえるのが、ギネス世界記録に認定された超絶カースタント。スタントマンのローガン・ホラデイが行った“キャノンロール”という技は、車内に設置されたキャノン砲を発射して車を横転させるもので、8.5回転という驚異的な記録を達成した。この度発売されるブルーレイには、未公開スタントシーンやアクションシーンの舞台裏、NGシーンなどの特典映像がたっぷり収録されており、4K Ultra HDにはエクステンデッドエディションも収録されている。『フォールガイ』ブルーレイ、DVD、4K Ultra HDは11月6日(水)発売。『フォールガイ』ブルーレイ、DVD、4K Ultra HD発売日:11月6日(水)※ブルーレイ&DVDレンタル同時開始■ブルーレイ+DVD価格:5,280円(税抜4,800円)■4K Ultra HD+ブルーレイ価格:7,260円(税抜6,600円)製作国:アメリカ/製作年:2023年原題:The Fall Guy発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントコピーライト:© 2024 Universal Studios. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年10月06日ライアン・レイノルズが自身の主演作『デッドプール&ウルヴァリン』の大ヒットを受け、アカデミー賞に「そろそろ、スタント部門の賞を設けるべきでは?」とSNSで提言した。世界興行収入は10億ドル超え、R指定映画では『ジョーカー』を抜き歴代トップの座を射止めた本作。人気の要素の一つにはデッドプールたちが繰り広げるド迫力アクションが挙げられるだろう。その危険を伴う高度なアクションシーンは、スタントダブルが務めている。ライアン・レイノルズは「オスカーにはまだスタント部門がありません。いつか変わるといいなと思っています」との書き出しで、『デッドプール&ウルヴァリン』のスタントチームを労う長文をつづった。『デッドプール』シリーズ第一弾から、ライアン・レイノルズ/デッドプールのスタントを担当し、さらにファイトシーンのコーディネーターを務めたというアレックス・カイシュコヴィッチに感謝を述べ、2ショット写真やスタントチームとの秘蔵写真を多数公開。「もしみなさんが、業界全体で素晴らしい活躍をしているスタントチームの仕事を評価するアカデミー賞が見たいと思ったら、教えてください」と締めくくった。ファンは「スタントダブルは俳優です。身体を使って演じているのです。彼らの部門がないなんて信じられない」「ライアンに賛成!」「スタントワークはもっと評価されるべき」「いい意見です。本当にその通り」とコメント欄で同意の声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年08月29日ライアン・ゴズリング主演、デヴィッド・リーチ監督の『フォールガイ』は真夏にぴったりのポップコーンムービーだ。ゴズリングがスター俳優のスタントダブルを難なくこなす超一流スタントマン、コルト・シーバースを演じる本作はド派手な規格外アクションの数々と想定外の展開が待ち受け、エミリー・ブラント演じる新進映画監督ジョディ・モレノとのロマンスも見どころ。『フォールガイ』このところ、『バービー』の“ケン”としてアカデミー賞をはじめ数々の賞にノミネートされたり、授賞式でパフォーマンスを披露したりと活躍してきたなか、本作では“替えの効かない俳優”ライアン・ゴズリングの本領発揮ともいえる魅力を大いに振りまいている。『フォールガイ』2010年代の本格ブレイクと『ラ・ラ・ランド』1980年生まれ、カナダ出身のゴズリングは、1993年から2年間、人気キッズ番組「ミッキーマウス・クラブ(MMC)」に出演し、その芸能キャリアは30年以上に及ぶ。同番組の出演者にはジャスティン・ティンバーレイクやブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラといった錚々たる面々がいた。ライアン・ゴズリング Photo by Mike CoppolaGetty Imagesその後、俳優の道に進んだゴズリングは『タイタンズを忘れない』(2000)でハリウッドに進出。『完全犯罪クラブ』『16歳の合衆国』といった作品で演技力の片鱗を見せ、2004年、レイチェル・マクアダムスと共演した『きみに読む物語』でブレイクする。アカデミー賞に初ノミネートされたのは、ドラッグ依存症の教師ダン役で主演した『ハーフネルソン』(2006)。続く『ラースと、その彼女』(2007)でもリアルドールを本物の彼女と信じ込む青年に扮して高い評価を受ける。こうした初期の作品は、何らかの問題を抱えた繊細な青年役が多かった。『ラースと、その彼女』2010年以降はジャンルもさまざまに、独創的な作風を持つ多くの監督たちと仕事をしてきた。『ブルーバレンタイン』(2010)で夫婦の愛の始まりと終わりを生々しく痛烈に演じた一方、『ラブ・アゲイン』(2010)では“男らしさ”を冴えない中年男性にコーチングする、洗練された会話術やファッションセンスを持つプレイボーイという180度違う役柄を演じた。『ラブ・アゲイン』その人気をさらに決定づけたのが、デンマーク出身の異才ニコラス・ウィンディング・レフン監督と組んだ『ドライヴ』(2011)。ネオン瞬く街で、愛のために容赦のない暴力に堕ちていく寡黙な“ドライバー”は強烈だった。自身の初監督作『ロスト・リバー』には同監督からの影響も色濃い。『ドライヴ』その一方、ジョージ・クルーニー監督『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(2011)では、性被害に遭った選挙スタッフの女性インターン(エヴァン・レイチェル・ウッド)と関わり、野心が揺らぐ広報官に扮している。2016年にもまったく毛色の異なる2作品に出演した。夢見るジャズピアニストを演じたデイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』と、同じロサンゼルスでも70年代を舞台にしたバディもの『ナイスガイズ!』だ。『ナイスガイズ!』ミュージカル映画へのオマージュや名作映画のロケ地など、映画愛も詰まった『ラ・ラ・ランド』では夢追うミアの背中を押すセブを演じ、アカデミー賞にノミネート。ジャズピアノを猛特訓し、吹き替えなしで演奏したことも話題となった。『ラ・ラ・ランド』実にバラエティに富んだ作品群の中で、ミシェル・ウィリアムズやエマ・ストーン、キャリー・マリガンら共演女優たちも一緒にスターダムを上っていったのが印象的だ。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』また、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)で出会ったエヴァ・メンデスとは結婚し、2人の娘の父親となっている。『バービー』以後だからこその『フォールガイ』寡黙で無骨な雰囲気を醸し出したかと思えば、ユーモアたっぷりで話し上手の洒脱なキャラクターも似合うゴズリング。「サタデー・ナイト・ライブ」での名ホストぶりを見れば、より彼らしいのは後者だ。『バービー』で人気を集めた楽曲「I'm Just Ken」を悲哀たっぷりに歌い上げ、泣き崩れることのできるトップ俳優はゴズリングしかいない。ライアン・ゴズリング Photo by Mathew Tsang/Getty Imagesかつてバットマン/ブルース・ウェイン役の有力候補の1人だったという報道もあったが、もしバットマンを演じていたなら、『バービー』のケンも、最新作『フォールガイ』のコルトも誕生することはなかっただろう。『フォールガイ』とはスタント用語で「高所から人が落下すること」、俳優の代わりに落ちるのがスタントマンだ。演じるコルト・シーバースは、その中でも超一流。カースタントでは『ドライヴ』の“ドライバー”も驚く「キャノンロール」を8回半も成功(ギネス世界記録を更新)させ、シドニーを舞台に走り、飛び、落ち、転がってはクールにアクションを決める。かと思えば、元恋人ジュディとの再会には動揺しまくり、テイラー・スウィフトを1人で熱唱するなど、チャーミングすぎるギャップが魅力だ。キャラクター的には、時々弱音を吐きつつもツキまで味方にしてしまう、ゴズリング史上“最も愉快な”『ナイスガイズ!』の私立探偵ホランド・マーチが近いかもしれない。何があってもめげずに、自身の肉体と精神力、培ってきた経験値を信じて“強み”を発揮するのは、『ブレードランナー 2049』(2017)の捜査官KやNetflix映画『グレイマン』(2022)の工作員シエラ・シックスのようでもある。そんなコルトの原動力が、撮影監督からキャリアを積み映画監督デビューを控えている元恋人ジュディなのだ。映画界のスーパースター、トム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)を主演に迎えたジュディ初監督の“SF恋愛超大作『メタルストーム』”を何とか完成させるため、コルトは文字通り命を賭けて身を捧げ、“フォールガイ”に徹する。ゴズリングが演じるコルトは、まるで自分らしさを見つけた “ケン”であり、愛する女性を励まし支える“セブ”でもある。愛されゴズリングにとって、周囲のキャスト、スタッフへの信頼と献身が最も集約されるスタントマンは、ハマるしかない役なのだ。次回作は、プロデューサーにも名を連ねる『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(原題)が2026年3月20日に全米公開予定。『オデッセイ』の原作者アンディ・ウィアーの同名小説の映画化で、宇宙船の中でたった1人、記憶を失った科学教師が人類滅亡の危機に立ち向かう。地球外へ向かうのはチャゼル監督の『ファースト・マン』以来。『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズのフィル・ロード&クリス・ミラー監督コンビとあって、また期待ができそうだ。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(上原礼子)■関連作品:ラースと、その彼女 2008年12月20日より渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2007 KIMMEL DISTRIBUTION,LLC All Rights Reservedきみに読む物語 2005年2月5日より丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開ブルーバレンタイン 2011年4月23日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVEDラブ・アゲイン 2011年11月19日より全国にて公開© 2011 - Warner Bros.ドライヴ 2022年9月23日より渋谷シネクイントにて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開ナイスガイズ! 2017年2月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2016 NICE GUYS, LLC【Netflix映画】グレイマン 2022年7月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開、7月22日よりNetflixにて配信フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年08月17日8月16日(金) に公開される映画『フォールガイ』より、主演を務めるライアン・ゴズリングのインタビューが到着した。本作は、80年代のテレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』から題材を得た作品で、ハリウッドで自身もスタントマンとして活躍していたデヴィッド・リーチ監督による、あらゆるスタント技術を詰め込んだリアリティ溢れるアクション映画だ。一線を退いていたスタントマンが、元カノの頼みで失踪した俳優を探すうちに事件に巻き込まれてしまう。スタントマンとして超一流の能力を持ちながら、元カノにはめっぽう弱い主人公コルト・シーバース役をライアン・ゴズリング、元カノ役をエミリー・ブラント、失踪した俳優役をアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。ライアン・ゴズリング インタビュー──スタントマンを演じることについて僕の初期の俳優の仕事のひとつに、『ヤング・ヘラクレス』という子供向けのアクション番組があった。その番組では、僕を担当するスタントマンがやってきては、危険を冒してまた消えていく。それがとてもクールだと思った。だから、スタントマンにスポットライトを当て、彼らの仕事ぶりについて描く作品に参加できるのは、とてもエキサイティングなことだった。──デヴィッド・リーチとの仕事についてデヴィッド・リーチの作品に出演することは、彼のファンだからとても興奮したよ。本物のアクション映画を作る人たちと一緒に映画を製作できるということだからね。──主人公コルト・シーバーズについてこの映画は、映画を作ること、そして映画を作る人々について描いている。ヒーローそのものではなく、そのヒーローを演じる人たちをね。そして、僕が演じるコルトはいろんな意味で普通の男なんだ。親しみやすくて、喪失感に苦しんでいて、帰るべき道を見つけようとしている。それでいてたくましくて、厳しい状況でも決してあきらめない、僕たちがそうありたいと願うような人物なんだ。──本作でのスタントについてこの映画で、自分のスタントを一切やっていないと言える初めての俳優になれて嬉しかった。スタントマンに敬意を表し、その仕事にスポットライトを当てるのだから、彼らの得意なことをやらせてあげたかったんだ。でも、彼らが日々取り組んでいることを理解するために、自分でいくつかのスタントをすることも重要だった。僕は高所恐怖症だってのに、12階から落下するっていうスタントがあったんだ。でもチームを信頼していたからね、そのスタントをやった後、恐怖を克服できるかもしれないと思ったし、実際克服できたよ。──人々を幸せにする映画作りについてこの映画の好きなところは、観客を幸せにするために存在しているということだ。私たちは自分たちの仕事が大好きで、この仕事ができて幸せだと感じているし、世界最高の仕事だと信じている。撮影現場では毎日、観客にハッピーな体験を提供し、忘れられない体験をしてもらうことを目指したよ。<作品情報>『フォールガイ』8月16日(金) 全国公開 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2024年08月13日『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチ監督最新作『フォールガイ』で主演をつとめる最旬俳優ライアン・ゴズリング主演作を、洋画専門チャンネル ザ・シネマにて特集放送する。『ラ・ラ・ランド』から昨年の『バービー』まで、その勢いは止まるところを知らないライアン・ゴズリング。今回、ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントが共演する『フォールガイ』が8月16日(金)より全国公開されることを記念して、主演3作品を特集。ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』、自身初のアクション演技となった『ドライヴ』、大統領選挙スタッフを演じたジョージ・クルーニー監督作『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』の3作品を8月13日(火)~15日(木)にわたり放送する。●『ラ・ラ・ランド』放送日:8月15日(水)23時~ほか夢を追う男女の恋模様を往年の名作へのオマージュ満載に彩る。アカデミー賞6部門に輝いた傑作ミュージカル。ライアン・ゴズリングも同主演男優賞にノミネートされた。●『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』放送日:8月13日(月)23時15分~ほか裏取引、不正…大統領予備選の仁義なき内幕とは? ジョージ・クルーニー監督・出演の社会派サスペンス。●『ドライヴ』放送日:8月14日(火)深夜0時~謎多き凄腕天才ドライバーをライアン・ゴズリングが好演。寡黙な男を描くクライム・サスペンス。監督はニコラス・ウィンディング・レフン。[R15+]『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライヴ 2022年9月23日より渋谷シネクイントにて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年08月11日6日、ブレイク・ライヴリー主演『It Ends with Us(原題)』のニューヨーク・プレミアがAMCリンカーン・スクエア・センターで開催された。夫のライアン・レイノルズが『デッドプール&ウルヴァリン』の共演者で親友のヒュー・ジャックマンと共に応援に駆け付けた。2人はピンクカーペットで肩を組み、ハグを交わしてメディアにサービスショットを提供した。「People」誌は「私たちはこのサポーティブなデュオが大好き」とキャプションを添え、2ショット写真をSNSに掲載。“主役”のブレイク・ライヴリーは、2002年にブリトニー・スピアーズが着用した「ヴェルサーチェ(Versace)」のドレスを着て登場。ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマンとの3ショットで満面の笑顔を見せている。ブレイク・ライヴリーは「People」誌に「この映画は、人間のありとあらゆる感情の色彩を経験する女性と、その過程で彼女を愛し、支える人々を描いたもの。今夜はここでそれを感じている。すごく感謝している」と語り、夫に感謝を表した。ヒュー・ジャックマンとも公私共に友情を築いているようで、2人は「VOGUE」誌9月号で共演。どちらもその画像をインスタグラムで紹介しており、ブレイク・ライヴリーはヒュー・ジャックマンを「紳士の定義、真の友人」と評し、ヒュー・ジャックマンはブレイク・ライヴリーを「とてもクリエイティブで賢く、才能豊かな私の友人」と称えている。この投稿をInstagramで見るHugh Jackman(@thehughjackman)がシェアした投稿(賀来比呂美)
2024年08月09日『デッドプール&ウルヴァリン』にカメオ出演した俳優が、主演のライアン・レイノルズに「おそらく一生の借りができた」とインスタグラムで感謝を述べた。【以下の記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレがあります。未見の方はご注意ください。】本作には実に様々なキャラクター、俳優がカメオ出演している。チャニング・テイタムもそのうちの一人で、『X-MEN』のキャラクターのガンビットとして登場。ガンビットは長年、単独映画の製作が企画されるも結局お蔵入りとなってしまい、主演を務めるはずだったチャニング・テイタムは辛酸を舐めたという過去がある。思い入れのあったキャラクターのため、今回『デッドプール&ウルヴァリン』にカメオ出演できた喜びはひとしおのようだ。「ほぼ10年間の空きがある」というライアン・レイノルズとの2ショットを2枚インスタグラムに掲載し、感謝をつづった。ガンビットの単独映画の製作が頓挫し、「ほぼ永遠にガンビットを失ったと思った」というチャニング・テイタム。「でもライアンはぼくとガンビットのために闘ってくれたんだ。彼には一生の借りができた気がする」と今作への出演に尽力してくれたライアン・レイノルズに感謝。「映画館で文字通り叫んじゃったよ!」と自身のカメオ出演に大興奮した様子を報告した。ファンから「私も思わず映画館で叫んじゃったよ!」「ガンビットというキャラクターを気にかけてくれてありがとう。カメオ出演するという決断もうれしかった」「ライアン、チャニングの夢を叶えてくれてありがとう」などのコメントが寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年07月31日ライアン・ゴズリングがスタントマン、エミリー・ブラントが新鋭監督を演じる映画『フォールガイ』。この度、IMAX、Dolby Cinema、4DX、ScreenXのフォーマット別スペシャルポスターとともに、2人がデヴィッド・リーチ監督のディレクションのもと4DXを疑似体験する(!?)特別映像が解禁された。IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmos®、MX4D、4DX、ULTRA4DX、ScreenXと、通常上映とは別に7つのスペシャルフォーマットで上映されることが決定している本作。なかでも4DXは、前後上下左右に稼働する座席や風・香り・煙など、各種演出も楽しめるアトラクション効果満載の“体感型”劇場上映システム。映像に合わせて楽しめるそれらの演出は、圧倒的で規格外の没入感を実現させる。『フォールガイ』4DXポスター今回公開された映像では、一風変わった4DXを疑似体験するライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントの姿が映し出される。グリーンバックを背景にイスに座らされた2人。何も聞かされていない様子の彼らに対し、デヴィッド・リーチ監督は「『フォールガイ』の4DXがどれだけスゴいかを見せたかった。でも4DXの座席を忘れたんだ」と冗談交じりに説明。監督の「よーい アクション!」の掛け声とともに、遊び心溢れる疑似体験(!?)が展開していく。さらに、IMAX、Dolby Cinema、4DX、ScreenXのフォーマット別スペシャルポスターも到着。『フォールガイ』Dolby Cinema通常のスクリーンでは味わえない臨場感と、本作ならではのリアルなスタントアクションを全身で浴びるように体感できる特別フォーマットだけあり、いずれのポスターもコルト(ライアン・ゴズリング)とジョディ(エミリー・ブラント)の背後でド派手な爆発が起きているというビジュアルに。『フォールガイ』ScreenXIMAXの鑑賞者には、オリジナル英語版・IMAXエクスクルーシブビジュアルのポストカードのプレゼントも決定している(数量限定。無くなり次第終了)。『フォールガイ』IMAXポストカード『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年07月25日日本公開が直前に迫った『デッドプール&ウルヴァリン』のワールドプレミアが日本時間7月23日(火)にアメリカ・ニューヨークにて開催。ライアン・レイノルズやヒュー・ジャックマン、エマ・コリンらキャスト、スタッフが参加した。今回のワールドプレミアは中国・上海を皮切りに始まった『デッドプール&ウルヴァリン』ワールドツアーの締めくくり。ニューヨークといえば、アイアンマンやキャプテン・アメリカをはじめ、本作の主役となるデッドプールやウルヴァリンをも生み出したマーベル・コミックスが本社を置く場所。彼らにとっての聖地であり、ホームタウンといえる場所だ。会場となったデイヴィッド・H・コーク劇場には、デッドプールとウルヴァリンをイメージした、レッドとイエローのカーペットやそれぞれのキャラクターの装飾が施され、本作を盛大に盛り上げる。現地にはデッドプールやウルヴァリンのコスチュームに身を包んだ熱狂的なファンも多数駆けつけ、熱気が漂っていた。会場には、破天荒でなんでもアリの“クソ無責任ヒーロー”デッドプール役で、本作の脚本・製作も手掛けるライアン・レイノルズをはじめ、“キレるとヤバい最恐アウトロー”ウルヴァリンとして、7年ぶりに出演を果たすヒュー・ジャックマン。そして、2人に立ちはだかるヴィラン、カサンドラ・ノヴァ役を務める「ザ・クラウン」などで注目を集めたエマ・コリン。『フリー・ガイ』や『リアル・スティール』を手掛け、ライアンやヒューとはプライベートでも仲が良く2人の魅力を熟知している監督、ショーン・レヴィ。ヒュー・ジャックマン&エマ・コリン&ライアン・レイノルズさらにに、マーベル・スタジオの社長にして製作総指揮を務めるケヴィン・ファイギ。『LOGAN/ローガン』でローラ役としてヒューと共演を果たしたダフネ・キーン。そのほかにもゲストとして、ライアン・レイノルズのパートナーである女優ブレイク・ライブリーや、トップモデルのジジ・ハディッド。本作のサウンドトラックにも参加しているアヴリル・ラヴィーン。『スパイダーマン』シリーズなどのジェイコブ・バタロンら豪華な面々も顔を揃えた。ブレイク・ライブリー&ジジ・ハディッド公開を迎えたショーン監督は、プライベートでも良き友人であるライアンやヒューと手掛けたこの作品について、「テーマ(友情)と現実が見事に融合しています。スクリーン外で2人と共有した温かさや楽しさがスクリーンにも反映されたと思います」と自信を覗かせる。さらには「今回のプレスツアーを3人で楽しんでいた時の様子を、みんなにも見てもらいたいほど。ベルリンで自転車に乗ったり、ブラジルでサッカーをしたりして、本当に楽しい時間を過ごしていました」と、各国で開催されたツアーについても笑顔でふり返った。中央がショーン・レヴィ監督本作で、長年「デットプール」シリーズの中で言及してきたウルヴァリンとの共演が実現したことについて、ライアンは「これまでは、いつか(共演が)実現するだろうというくらいだったんですが、本当に夢が叶ったんです。こんなに良い撮影体験をしたことはないし、結果的に想像以上のものができることもあまりないことだと思います。それも、大部分はヒューのおかげなんです。彼は唯一無二のウルヴァリンだし、彼がやることは本当に特別なんです」と、ヒューへの敬意を表現。これに対してヒューは「ライアンは脚本と製作も担当していたし、僕のキャラクターや他のキャラクターを彼自身のキャラクター以上に大事にしてくれました。それにウルヴァリンについて、20年以上もかけて理解できなかった部分を今回やっと理解できた気がするんです」と、ライアンとのコラボレーションによって新たな発見もあったと充実感をにじませた。ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンデットプールやウルヴァリンほか、これまでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ではなかったキャラクターたちが登場する本作を製作総指揮として舵を握ってきたケヴィン・ファイギは、「最初の数本の『X-MEN』映画は本当に僕にとって重要で、この旅の始まりでした。でも、マーベル・スタジオを始めた時には権利を持っていなかったから、ただのファンとして見ることになると思っていたんです」と吐露。「この作品は始まりに過ぎません。ミュータントがやってくると言ったけど、それはこの映画から始まるんです。今日のショーが始まるのを待ちきれないです。この映画をきっかけに、ミュータントがついにMCUにやってくるんです」と激白、本作がMCUの中でも大きな意味を持つことを改めて強調した。また、本作の公開を待ちわびていたファンに対してヒューは、「24年前に始めた頃からここにいられるのは、みんなのおかげだと思います。みんなの応援や情熱などがなければ、僕たちのキャリアやこの映画も成り立たなかったでしょう。この映画を多くの人に観てほしい、みんなのために作られた映画だから、絶対に楽しんでほしいです」と感謝とともにアピール。すると、「この映画はパーフェクトな体験ができるんです。決して映画の宣伝ではなくて、本当に純粋な楽しさをみんなに提供できると思っています。観客が劇場に行って自分のお金を払って何かを見るとき、その期待に応えるものを届けたいといつも思っています」とライアン。「この映画はR指定だけど、それを利用してさらにキャラクターのリアルな物語を伝えているんです。僕たちが目指したのは、観客が劇場を出るときに『人生で最高の時間を過ごした!』と感じられる映画を作ることだったんです。この作品はそれを実現できたと思うから、(みんなに観てもらうことが)本当に楽しみなんです」と、ファンへ熱いメッセージを送っている。『デッドプール&ウルヴァリン』は7月24日(水)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年07月23日ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラントが共演するデヴィッド・リーチ監督最新作『フォールガイ』。本作で、ライアン演じる主人公のスタントマンを怒涛のトラブルに巻き込む厄介者で、“ハリウッドのスーパースター”を怪演するのは、次期ジェームズ・ボンド候補としての呼び声も高いアーロン ・テイラー=ジョンソン。『ブレット・トレイン』でも組んだリーチ監督は「彼の演技は最高」と賛辞を贈っている。ライアン・ゴズリング扮する主人公のコルト・シーバースは、腕利きのスタントマンとして業界で名を馳せていた。そんなコルトが長年、スタントダブルを担当してきたのが、自己中心的なスーパースター、トム・ライダー。そのエキセントリックな行動で、コルトを怒涛のトラブルに巻き込んでいくきっかけを作り出す厄介者。鼻持ちならないこの男を、ハリウッドで最も注目されている俳優のひとり、アーロン・テイラー=ジョンソンが演じている。映画界のスーパースター、トム・ライダーはエゴイストで自己陶酔的。他人、特にコルトの成功を常に脅威に感じているなど、精神的に不安定なところがあるだけでなく、狡猾で悪意に満ちているキャラクターだ。演じるテイラー=ジョンソンは、子役から俳優として活動を開始し、『キック・アス』で注目を浴びると、『GODZILLA ゴジラ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの話題作に立て続けに出演、『ノクターナル・アニマルズ』ではゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞。その後もノーラン監督の『TENET テネット』やソニー・ピクチャーズによるマーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年公開予定)などアクション大作への出演が続いており、演技力もお墨付き。アーロン・テイラー=ジョンソン『ブレット・トレイン』来日時そんなテイラー=ジョンソンは自身が演じたトム・ライダーについて、「映画スターは俺だ、俺が一番重要な存在だ、俺よりカッコよく見えるヤツは許さない、特に俺のスタントダブルは論外だ、誰もお前の顔なんか見たくない、お前は俺の後頭部も同然だ、と本気で思っているような男」と分析。「撮影現場では主演俳優としてトップに君臨しているうえに、エゴも強いから、常に他人を蹴落とそうとする。根本的にナルシシストな男だよ。スーパースターという自分の虚像を信じ込み、自分をブランドだと思っている。妄想的で、自分のことを三人称で言及するんだ。誰に対しても、何事に対しても決して責任を負おうとしない」と話す。直近では『ブレット・トレイン』でもリーチ監督や「87ノース・プロダクションズ」と仕事をしており、監督に対して絶大な信頼を寄せている。「デヴィッドは僕からおバカな部分をうまく引き出せる。監督のことを心から信用しているからね。僕は信頼できる監督の前でないと無防備な自分はさらけ出せない。デヴィッドに飛べと言われた時は何も考えずにすぐにやった。高速で走る列車にぶら下がるのも、ヘリコプターに吊らされるのも、デヴィッド・リーチとならへっちゃらさ」と本作への出演もすぐに快諾し、その要求に応えた模様。一方、リーチ監督もテイラー=ジョンソンに対しリスペクトの気持ちが強く、「同じ俳優として、トム・ライダーのような不快な男を演じることに最初は懸念があったと思う。主演俳優に対する皮肉のようなキャラクターを演じるのにはある種の覚悟が必要だからね」と話す。「だけど本作の主役はコルトだし、主役には互角に戦える敵が付き物だから、(トム・)ライダーをパロディー的に描かなければならなかった。アーロンの演技は想像以上に素晴らしかったよ。ライダーは自己中心的でナルシストでありながら、自身の影を恐れる小心者で、虚勢を張ってばかりで勇気のかけらもない男だ。アーロンとは正反対の人間だからこそ、彼の演技は最高としか言いようがない」と賛辞を贈っている。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年07月22日ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンをはじめとした豪華キャスト&スタッフが集結し、『デッドプール&ウルヴァリン』のプロモーションとしてワールドツアーが始動。まずは、アジア(中国・韓国)でのプレミアイベントが開催された。まず、7月2日の中国・上海の上海フィルムアートセンターで行われたファンイベントを皮切りに、ワールドツアーはスタート。巨大なデッドプール像が出迎える会場には最新作公開を待ち望む中国全土から熱量の高いファンたちが集い、サイリウムをもってウェーブをするなど大盛り上がり。そこへ本作の脚本・製作も手掛けるウェイド・ウィルソン/デッドプール役のライアン・レイノルズ、ローガン/ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ監督が手を振り笑顔で登壇すると、悲鳴ともいえるほどの歓声が!トークパートでは、監督の熱い想いや、物語を牽引する2大ヒーローを演じたライアンとヒューが肩を組み熱い友情を語り合うなど熱いトークが展開され、会場内は熱気に包まれた。最後にファンたちと共に記念写真を撮影し、中国ファンイベントは大盛況のなか終了した。そして、7月4日には韓国・ソウルのチャンチュンアリーナにて韓国ファンイベントが開催。中国からそのまま足を運んだライアン、ヒュー、レヴィ監督が、待ちわびた2,000人の韓国ファンの前に登場。全身デッドプールやウルヴァリンのスーツで本格仮装をするなど熱のこもったファンたちに大熱狂で迎えられた3人は、レッドカーペットをゆっくり進みながら、たっぷりと40分の時間をかけてハイタッチやサイン、セルフィー撮影を行う神対応のファンサで、ファンたちとのひと時を楽しんだ。その後ステージ上では、最新作にまつわるQ&Aが行われ、プライベートでも親交が深いライアンとヒューの息ぴったりのトークが繰り広げられ、出会って17年育んできた“愛”をファンの前でお披露目した。互いを愛らしいと思った瞬間を問われたヒューは「僕がライアン(デッドプール)に何度も何度も繰り返しパンチを浴びせるシーンの撮影でも、彼は泣きながら“それでも君を愛している”って言うんです。そのとき確信したんです。この愛は本物だって(笑)」と、ライアンからの深い愛を感じたエピソードを披露。負けずとライアンも「ヒュー(ウルヴァリン)の首を切り落とそうとした翌日の晩、彼は僕と一緒に夕飯を共にしてくれました。その時に確信しましたね、これは愛だって(笑)」と満面の笑みでコメント。物語の中では度々ぶつかるキャラクターを演じる2人だが、壮絶な撮影の後でも変わらず仲良く過ごしていた模様だ。そんな2人を愛らしいと感じた瞬間についてレヴィ監督は「デッドプールの赤、ウルヴァリンの黄色のスーツを着て、2人が目の前に現れた時、“ああ、僕はこの2人を愛している”って心から思いました。目の前に本当のヒーローが現れたようなものでしたから」とコメント。念願叶い、目の前に人気ヒーロー、デッドプールとウルヴァリンが揃った感動の瞬間をふり返った。その後もユーモアをたっぷりと交えながら、3人の愉快な掛け合いが展開。ライアンが「4歳の娘は僕のことより、彼(ヒュー)のことがずっとずっと好きなんです。彼女はウルヴァリンに完全に心を奪われています」と明かし、「真夜中に起きてきてさ、『ねえ、ウルヴァリンは来るの?』って僕に聞くんですよ」と可愛らしいエピソードを語ると、ヒューが夜中でも(ウルヴァリンの)爪をつけてライアンファミリーのもとに駆け付けた話を披露し、17年来の親友ならでは熱いトークをみせた。仲睦まじい彼らのステージを、目を輝かせ見守るファンたち。最後にヒューが「僕たちの演じている役をみなさんが25年もの間、ずっと支持してくれてきた。みなさんが今回の映画も大好きになってくれることを願っています。この映画に参加したすべての人々に対しても僕にとってもこの映画は誇りに思えるものになりました。あなたたちもきっと大好きになってくれると思います」と熱くコメント。ライアンが「今回こうして、この映画をお見せすることができて、胸がワクワクしていますよ。この映画を作るのに、約6年間を費やしましたから、いままで僕が関わってきた映画の中でも最も誇りに思える1本です」とそれぞれメッセージを贈る。集まったファンをバックにセルフィー撮影も行われ、大興奮の韓国ファンイベントは幕を閉じた。ワールドツアーでも息ぴったりの雰囲気を見せたライアンとヒューは、並々ならぬ思いで本作に挑んだ様子だ。『デッドプール&ウルヴァリン』は7月24日(水)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年07月05日国際的に活躍するフランス人アーティスト、フィリップ・パレーノの個展『フィリップ・パレーノ:この場所、あの空』が、箱根のポーラ美術館で12月1日(日)まで開催中だ。記者内覧会で行われたトークからパレーノの言葉を抜粋しつつ、展覧会を紹介したい。フィリップ・パレーノは、1964年オラン(アルジェリア)生まれ、パリ在住。1990年代から今日まで、音、光、映像、彫刻、オブジェ、テキスト、ドローイングなど多岐にわたる表現方法で、現実/フィクション/仮想の境界を行き来するような作品を制作。作者性や既存の芸術の概念を問い、数多くのアーティスト、建築家や音楽家などと協働している。また、映画監督として『ジダン 神が愛した男』(ダグラス・ゴードンとの共同監督、2006年)なども発表。今秋には長編映画の撮影も控えている。フィリップ・パレーノPhoto© Ola Rindal同展の英語タイトル「Places and Spaces」の通り、パレーノが重視しているのは、ものとしての作品そのものよりも、場所や環境、建物に反応しながらどう作品を配置して展覧会をつくりあげるかということ。「太陽光がどう入るか、建物の構造やデザインはどうなっているかなど、ポーラ美術館を訪れた客人のひとりとしてどう介入していけるかを考えながらつくりました」。彼は展覧会を「カメラのない映画」と喩え、観客もいつの間にか演者のようにさまよい歩いている。「私にとって、作品とは楽譜の音符のようなもので、それぞれの作品がどう一緒になって新しい曲を奏でるかが大事。さらに今の私の気持ちが加わったり、新しいテクノロジーに挑戦したりしながら、作品がまた新たなイメージを持っていくのです」。つまり、過去の作品であっても毎回その場所に応じて新しい見せ方となり、設営中に作品が変わることもあるため、今回も「すべてが新作ともいえる」という。例えば魚のバルーンはパレーノのおなじみのモチーフだが、同展では、窓越しに森が見える展示室が水槽のようになり、魚たちが重力やスケール、時間の流れといった地上の法則から解放されて泳いでいるように見える。天候や光、空気の流れ、鑑賞者の動きがバルーンに作用し、偶然性を含む変化をもたらすのだ。また、ポーラ美術館の新収蔵作品でもある2012年の映像作品《マリリン》を、自動演奏ピアノ、溶けて半分汚れたような人工雪《雪だまり》、太陽光を捉える巨大ミラー作品《ヘリオトロープ》とともにひとつの舞台空間のごとくしつらえたのも初めてのことだ。《マリリン》は、マリリン・モンローが映画『七年目の浮気』のロケのときに住んでいたニューヨークの高級ホテルのスイートルームを舞台とした作品。人物は登場せず、声や手書き文字などで不在の存在を浮かび上がらせていく。映像が終わると空間が劇的に変化していくので、ぜひ最後まで体験してほしい。《マリリン》2012年 ポーラ美術館蔵Photo by Ken Kato《マリリン》2012年 ポーラ美術館蔵筆者撮影《ヘリオトロープ》2023/2024年Photo by Ken Katoパレーノにとって「作品をつくる作業は会話をするようなもの」だという。「人と話しているときは、何を話すとかどこで終わるとか、はっきりしたプランがあるわけではなく、相手の話から次の話したいことがだんだん出てきますよね。そんなふうに作品を作っているので、完成した作品がそこで止まるのではなく、流動的に更新されていくことがごく自然なことだと思っています」。さらに先の展示室では、コウイカを主人公にしたSF的な映像作品《どの時も、2024》に出くわす。コウイカは、目にしたイメージを自らの皮膚に再現すると言う高度な擬態の能力や知性を持つという。生命の叙情詩ともいえる映像が終わると、光の明滅や暗転、別の映像の出現などがある。ここでも複数の作品の構成や展開を見届けてほしい。《どの時も、2024》2024年 Courtesy of the artist Photo by Ken Katoまた、「蛍」をモチーフとした、日が暮れないと見えない作品もある。「以前にも、小さな美術館の庭に、蛍のように見える光が点滅する作品をインストールしたことがありました。日中は見ることができず、テキストだけを受け取る、つまり存在しているけれど目に見えないものを表した作品」。テキストはイタリアの映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニが、蛍を、戦後の消費主義とファシズムによって失われた儚いものや、ファシズムへの抵抗の象徴として書かれたものであったという。今回の展覧会でもパゾリーニのテキストは別の形で展示されている。《ホタル》2024年写真提供:ポーラ美術館「何かを見て頭の中にイメージが残ったり、見た後にもずっと残響があったり、呪文をかけられたような効果、それがアートだと思っています。形は彫刻でも絵画でも何でもいい、そこに視線を注ぐ行為そのものが作品だと思っているのです」。展覧会全体を通じて、光、雪、バルーン、生きものなど、変化する儚いものがよく登場する。そのためか、通奏低音のように寂しさや憂いのような感情が流れていると感じた。それはこうしている今も、遠いどこかで戦争が止まない現代、あるいは自分自身の心を鏡のように映しているのかもしれない。あなたは何を感じるだろうか。併せて、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介するシリーズ「HIRAKU Project」vol.16の『鈴木のぞみ The Mirror, the Window, and the Telescope』も必見だ。古い家屋の窓や長年使われていた鏡などを用いて、人々がかつてその窓越しに見ていた風景や、鏡に映して見つめていたもの、あるいはそれらが使われていた時代の大衆の記憶を彷彿とさせるイメージを焼き付け、“事物に潜む記憶”を浮かび上がらせる。鑑賞者を彼方へと誘う作風は、パレーノの世界とも響き合うものがある。会期が長いので、季節の移ろいとともに箱根のアートの旅を楽しんではいかがだろうか。鈴木のぞみによるアーティストトークPhoto: Ken Kato展示風景:HIRAKU Project Vol. 16鈴木のぞみ『The Mirror, the Window, and the Telescope』ポーラ美術館2024年Photo: Ken Kato写真提供:ポーラ美術館取材・文:白坂由里<開催概要>『フィリップ・パレーノ:この場所、あの空』2024年6月8日(土)~2024年12月1日(日)、ポーラ美術館にて開催公式サイト:
2024年06月27日発禁処分となった、ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドの実体験に基づく自伝的小説を基にした映画『フィリップ』が6月21日(金)より公開。この度、監督のミハウ・クフィェチンスキが製作理由について語るインタビューコメントが到着した。1961年にポーランドで発刊後、すぐ発禁処分にとなった原作を、戦時中から80年以上たったいま、改めて映画化した理由について、監督は「本作の時代背景であるは、この映画の時代設定や舞台装置にすぎません」という。「本当に重要なのは、物語の時代設定に関係なく普遍的な、主人公を悩ませる精神的・道徳的問題」であり、「フィリップは建築家になる夢がありましたが、戦争の運命によりホテルのウエイターになりました。この点において彼は現代のウクライナやシリア、パレスチナ、アフガニスタンからの難民の境遇と共通している」と語る。いつの時代も、戦争によって人生を狂わされるのは、普通の人々であるという数十年経っても変わらない、世界共通の事実を描きたかったと明かし、「これは戦争映画では無い」「戦争によって孤独で疎外されたトラウマに苦しむ男性についての映画を描きたかった」と監督は述べる。劇中、自身の容姿を武器に様々な女性を誘惑するも、恋愛に翻弄される様相も見せるフィリップ。だが「これは恋愛映画でもありません」「これは愛の欠如、愛の必要性、愛へのあこがれについての映画です」とも監督は説明する。「フィリップは恋に落ちようと必死に努力しますが、戦争によって起こる友人たちの理不尽な死によってその感情を深めていくことができません。今は恋をしている場合ではない、彼は自分が目指していた感情を自ら破壊することを決意するのです」という。その心の隙間を埋めるように、ナチスの女性たちを次々と誘惑し捨てていく主人公フィリップの冷酷でシニカルで反社会、物議を醸すフィリップの行動についても「すべて壊れやすく繊細なフィリップの性格を隠すための仮面」であると断言。「人の嫌悪感を呼ぶように見えるかもしれません」だが「フィリップは自分の内なる悪魔を克服するために、他の方法で行動することはできません。現代だったらフィリップはおそらく心理療法士の下に通い詰めているでしょうね」と、いつの時代も一番の犠牲者となる普通の人間たちの心へ思いを馳せた。ミハウ・クフィェチンスキ監督は、1990年代よりテレビプロデューサー兼演出家としてキャリアを重ね、21世紀に入って以降はポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督作品のプロデューサーとして、後期代表作である『カティンの森』『ワレサ 連帯の男』、そして遺作『残像』まで製作をつとめあげた。ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて本作を映画化した大きな理由のひとつとして、「ポーランドで愛する人を亡くしたユダヤ人の主人公は、そのような状況下で何を感じるでしょうか? 私は(原作者)ティルマンドの本を心理的で緻密な映画にし、トラウマから感情が凍り付いた男の孤独を研究することに決めました」と明かしている。『フィリップ』は6月21日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フィリップ 2024年6月21日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©TELEWIZJA POLSKA S.A. AKSON STUDIO SP. Z.O.O. 2022
2024年06月22日ライアン・ゴズリングとザンドラ・ヒュラーが、次回作で共演することになった。SF映画で、タイトルは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。『オデッセイ』の原作『火星の人』を書いたアンディ・ウィアーによる同名小説を映画化するもの。監督は、フィル・ロードとクリストファー・ミラーのコンビ。『オデッセイ』の脚本家ドリュー・ゴダードが脚色を手がける。中学校の科学の先生(ゴズリング)が、ある日宇宙船の中で目覚めるが、そこまでの記憶が完全に消え、自分がなぜここにいるのかわからないでいるところへ、エイリアンが現れるという物語。ゴズリングはプロデューサーも兼任する。製作配給はAmazon MGMスタジオ。北米公開は2026年3月。ゴズリングは『バービー』で今年のオスカー助演男優部門に候補入り。一方、ヒュラーは『落下の解剖学』で主演女優部門にノミネートされた。ヒュラーはまた、国際長編映画賞を受賞した『関心領域』にも主演している。文=猿渡由紀『関心領域』公開中(C)Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
2024年05月31日現代のフランス美術を代表し、世界的に注目されているアーティストのひとりとして、欧米の主要美術館をはじめ世界各地で個展を開催しているフィリップ・パレーノ。近年、現代美術の企画展にも力を入れている箱根のポーラ美術館で、そのパレーノの多面的な作品を紹介する国内最大規模の個展が、6月8日(土) から12月1日(日)まで開催される。1964年にアルジェリアに生まれ、パリを拠点に活躍するパレーノは、1980年代末以降、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストやドローイングなど多岐にわたる作品を制作し、またAIをはじめとする先進的な科学技術を採り入れながら、様々なアーティストや建築家、音楽家との協働も行ってきた。その表現は実に多様だが、とはいえパレーノの意識は一貫して、現実とフィクションの境界や、実物と人工物との間に生じる乖離やその奇妙なずれへと向けられているのだという。《私の部屋は金魚鉢》2018年展示風景:グロピウス・バウ、ベルリン、2018年 Courtesy of the artist; Pilar Corrias, London; Gladstone Gallery, New York and Brussels; Esther Schipper, Berlin/Paris/Seoul Photo © Andrea Rossettiそんな彼が生み出す作品には、空間を自由に漂うバルーンの魚たちや、誰もいないのに音を奏でるピアノ、打ち明け話をするように明滅するランプなど、見慣れたオブジェでありながらも不思議な設定のものが登場する。それらが、現実とは異なるノスタルジックな光景を生み出し、ダイナミズムと沈黙、ユーモアと批評性が交錯する詩的な状況を見せてくれるのだ。自身の展覧会を「カメラのない映画」と形容するパレーノは、同展でも、ドラマチックな構成を演出し、舞台装置のような会場を生み出している。初期の代表作から最新の大型インスタレーションまでを網羅する同展は、例えば輝く雲が浮かぶ部屋から、海の底へ、漆黒の庭へ、そして宇宙へ……と、いくつもの場所と空間をめぐる旅を体験させてくれるという。まさに会場に足を運ばなければ、目にできない世界が待っていることになる。展示風景:リュマ・アルル、2021年-Courtesy of the artist and LUMA ArlesPhoto © Andrea Rossettiもうひとつ楽しみなのは、世界各地でその場所の特性や建築を活かした展示を構成してきたパレーノが、今回もポーラ美術館ならではの展示を試みていること。屋外では、太陽を追跡する大型のミラー作品を、また大きなガラス窓から箱根の森の景色が望める展示室では、色とりどりの魚たちが漂う不思議な空間を、季節の移ろいや日々の光の変化とともに楽しめる。唯一無二の世界を、ぜひ会場で味わいたい。<開催概要>『フィリップ・パレーノ:この場所、あの空』会期:2024年6月8日(土)~2024年12月1日(日)※会期中無休会場:ポーラ美術館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般2,200円、大高1,700円、中学生以下無料公式サイト:
2024年05月23日ライアン・レイノルズが7月26日に日米同時公開となる主演作『デッドプール&ウルヴァリン』について、ディズニーが「R指定」を許可したことに「驚いた」と語った。「偉そうに聞こえなければいいなと思うんだけど、これ(R指定を許してくれたこと)をやってくれたディズニーに満足している」「ハードなR指定でいかせてくれたことには驚いたが、とても感謝している」と「Fandango」の取材で語った。ライアンは、このレイティングについて、「ただR指定向けのことをやるための手段として悪用する」のではなく、「この世界のこのキャラクターにとって、それしか方法がないからだ」とR指定を受けるべき正当性を主張した。「それに、(ウルヴァリンの単独映画)『LOGAN/ローガン』だってR指定だったから」。同席していたショーン・レヴィ監督も、「ディズニーとマーベルは、私たちを信頼し、私たちが最高だと思える『デッドプール&ウルヴァリン』のバージョンをやることを許可してくれた」と感謝の意を表した。7月26日の公開日に向け、ライアンとウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンはSNSで精力的にプロモーション活動を行っている。また、数時間前にはビールブランドのハイネケンが同作とのタイアップ動画を公開。デッドプールと闘おうとするウルヴァリンが武器である爪を出せなくなるというピンチに陥り、デッドプールに「何をした!」と問う。デッドプールはウルヴァリンの爪の素材であるアダマンチウムを借りて、「すっごい特別なものを作ったよ!」と得意げにハイネケンのビール缶を見せるというものだ。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月26日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年05月21日4月30日(現地時間)、ライアン・ゴズリング主演作『フォールガイ』のロサンゼルス・プレミアが開催された。ライアンは、4月13日に「サタデー・ナイト・ライブ」で3度目の司会を務めた際に、スケッチで扮した「ビーバス&バットヘッド」のビーバスの仮装をして登場。スケッチで相方バットヘッドを演じたマイキー・デイも同じ格好で応援に駆け付けた。ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ Photo by Jon Kopaloff/Getty Imagesここ一年は、『バービー』のケン役のイメージが強かったライアンだが、ビーバスのコスプレはそのイメージを完全に消し去るほどインパクト大。ブロンドのリーゼント、「Death Rock」というロゴ入りのブルーTシャツ、グレーのハーフパンツに白の靴下と、アニメのビーバスを完コピした出で立ちだった。1:00:57~ライアン・ゴズリング&マイキー・デイ登場「ビーバス&バットヘッド」は、アニメーターのマイク・ジャッジがその後大ヒットとなる「キング・オブ・ザ・ヒル」を制作する前に手掛けたアニメシリーズ。ジャッジは主人公のティーンエイジャー、ビーバス&バットヘッドの声も担当した。2人の皮肉の効いた会話、毒舌ぶり、痛烈な社会批判がアメリカを中心に人気も批判も集めた大人向けのアニメだ。『劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA 』 (C) APOLLOライアンとマイキーはレッドカーペットにて、『フォールガイ』共演者のエミリー・ブラントのインタビューに乱入。エミリーから「ドレスコードについてのメモをちゃんと受け取った?」と聞かれると、ライアンは「いいや、ただ招待されただけ」とおどけてみせた。ファンはXで「これは『ビーバス&バットヘッド』の実写映画が制作されるという伏線?」「間違いない。映画制作の予定があるな」「プロモーション活動が早すぎる(笑)」と「ビーバス&バットヘッド」の実写映画化に期待を寄せている。「サタデー・ナイト・ライブ」で放送されたライアンたちの「ビーバス&バットヘッド」のスケッチはYouTubeでも配信中で、現在までに1300万回以上も再生されるほどの注目を集めている。(賀来比呂美)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年05月02日ライアン・ゴズリング主演『フォールガイ』よりコメント入り予告が到着した。さらに本ポスタービジュアルも解禁された。本作は、『ブレット・トレイン』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督が、自身が設立した製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作。ツイてないスタントマンが危険な事件に巻き込まれるアクション大作だ。この度解禁されたのは、主人公・コルトを演じたライアン・ゴズリングから日本のファンに向けたスペシャルコメント付きの本予告。ライアンの、「ド派手なアクション、カーチェイスなど、スタントが盛りだくさん。さらにユーモア、ロマンスまですべてが詰まった超大作です」と自信たっぷりのコメントに期待が高まる。続く本予告は、スタントマンであるコルトがフロントガラスを突き破り、身体ごと外に放り出される危険なカースタントシーンから始まる。「ノイズが入ったからもう一回」と元カノで映画監督のジョディ(エミリー・ブラント)のリテイクに、満身創痍になりながらもOKと“サムズアップ”を見せるコルト。もう一度ジョディに振り向いてほしいコルトは果敢にスタントに挑むが、そんな中、製作真っ最中の映画の主演俳優トム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)の失踪が告げられる…。最新映像では、コルトからジョディへの想いを込めたような「ジャーニー」のナンバー「お気に召すまま(Any Way You Want It)」にのせ、失踪事件に巻き込まれたコルトが、火炎が舞う中ボートを大ジャンプさせたり、公道を爆走する車に命がけでしがみついたりなど、己のスタントスキルを駆使して数々の危険を切り抜ける大迫力でリアルなアクションシーンの一端が描かれる。併せて、本ポスタービジュアルも解禁。ハリウッドの撮影現場を舞台に、物語を盛り上げる個性豊かなキャストたちが大集合した、日本オリジナルのビジュアルとなっている。「見事に落ちた。ヤバい罠に。」のコピーとともに、車が吹っ飛ぶほどの豪快な大爆破をバックに、ポケットに手を突っ込み、かっこよくポーズをきめるコルトの姿が大きく映し出されている。そんなコルトの周りを、コルトの元カノで映画監督のジョディ、人気俳優のトム・ライダー、計算高いやり手のプロデューサーのゲイル、スタントコーディネーターのダン、トム・ライダーのアシスタントのアルマと、個性的なキャラクターたちがぐるりと取り囲む、迫力あるビジュアルとなっている。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年05月02日『バービー』のライアン・ゴズリングがデヴィッド・リーチ監督とタッグを組んだ『フォールガイ』から、ゴズリング演じるツキに見放されたスタントマン、コルト・シーバースの壮絶なアクションと、コルトを取り巻く個性あふれるキャラクターたちを映し出した場面写真10枚が一挙解禁。併せて、スペシャルフォーマットでの上映も決定した。解禁された場面写真には、スタントマンのコルト(ライアン・ゴズリング)ならではの激しいアクションシーンの数々が映し出される。ホバリング中のヘリへの大ジャンプ、謎の女性との肉弾戦、さらには爆走中の車両に逆さになりながらも必至に食らいつく姿など、身に降りかかる危機の連続に持ち前のスタントスキルで果敢に立ち向かうコルトの雄姿が切り取られる。加えて、サングラスでクールに決める立ち姿や、スタントマンが無事を伝えるサインの“サムズアップ”をするコルトも。そして、元カノで映画監督のジョディ(エミリー・ブラント)と撮影現場で見つめあうちょっとムーディな雰囲気のショットも解禁。そのほか、コルトが長年スタントダブルを務めていたハリウッドの人気俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)。自身初監督作となる作品の撮影に臨むジョディなど、コルトを取り巻く個性溢れるキャラクターたちも登場。ジョディと復縁したい、スタントマンとしても復活したいコルトの運命は?規格外アクションの数々と、想像を遥かに超えた想定外の展開に注目が集まる。また、本作のリアルアクションを200%堪能できる、スペシャルフォーマット上映が決定。通常版のほか、IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmos、MX4D、4DX、4DXScreen、そしてScreenXのスペシャルフォーマットでの上映が決定。CGに頼らない本作のリアルなスタントアクションを体感できる、規格外の映画体験を可能にしている。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年04月19日4月13日(現地時間)、「サタデー・ナイト・ライブ」(以下「SNL」)でライアン・ゴズリングが3回目の司会を務めた。ライアンといえば、昨年世界中で大ヒットした『バービー』のケン役でこれまで以上に人気を集めるように。3月に開催されたアカデミー賞授賞式で劇中歌「I’m Just Ken」を披露したことから、ファンの間で「SNL」でも歌ってくれるのではないかという期待が高まっていた。当日、観客席から大歓声と拍手で迎えられたライアン。今回ホストを務めるにあたってモノローグでやりたいことは、『フォールガイ』(日本公開は8月16日)の宣伝だという。そのため、「ケンの話はしない」「ケンとはもう別れなければならない」と宣言するも、言ったそばから完全にケンネタに。テイラー・スウィフトの「All Too Well」をケンバージョンの替え歌にして歌い、観客席を沸かせた。「俺はただのケンだったが、いまはただのライアンだ!」と歌った直後に、『フォールガイ』で共演しているエミリー・ブラントが登場。『フォールガイ』の宣伝をするはずだったライアンが、全くそれをしていないことに「なにやってるの!」とお怒りだ。「前に進みなさい」「ケンは死んだの」と説得しようとするが、エミリー自身も昨年キティ役で出演した大ヒット映画『オッペンハイマー』を忘れられずにいることを自覚し、「キリアン・マーフィーが恋しい」などと歌う。その中で、さりげなく「『フォールガイ』を観ましょう」という宣伝も忘れない。最後は「キティとケン、2人にお別れを告げましょう」と決意するライアンとエミリーだった。ファンは、「ライアンはとんでもなく面白くて魅力的でセクシー。エミリーもおなじくらい面白い。すべてのシーズンで最も楽しいモノローグの一つだった」「エミー賞にふさわしいモノローグ!」「ヒトって、時にこんなにも面白くなれるものなのか」などの感想をインターネットに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2023 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年04月15日「サタデー・ナイト・ライブ」(以下「SNL」)が、ライアン・ゴズリングがホストを務める4月13日の放送回のプロモーション動画を公開した。13日の目玉はライアンのほか、音楽ゲストとして出演するクリス・ステイプルトンだ。プロモーション動画は、クリスの大ファンであるライアンが、クリスの楽屋を訪れるシーンから始まる。クリスの写真にサインをもらおうと、楽屋のドアをノックするライアン。本人と対面する前に、どうやって話そうかとドアの前でシミュレーションを行う。「ステイプルトンさん、大ファンなんです。あなたの音楽が大好きです」「ヨー!クリス!インスタに上げる写真を一枚いい?」「マスター・ステイプルトン、私です。ゴズリング卿です」と3パターンのあいさつを考えた後、勢いよくドアを開け楽屋に入っていくと、そこにクリスはいなかった。クリスのカウボーイハットだけが鏡の前に飾られている。光が照らされ、神々しく輝くカウボーイハットを崇めるライアンは、思わず手に取ってかぶってしまう…という内容だ。ファンは「こんなにSNLを楽しみにしているのは久々。ライアンが大好きだから!」「ライアンとクリスで『I’m Just Ken』を歌ってくれたら最高」「楽しみすぎる~!」と、ライアンが出演する13日の「SNL」に期待を膨らませているようだ。(賀来比呂美)
2024年04月11日桜が咲き誇る日本の春をフィリップ・ミル氏がお皿の上で表現フィリップ・ミル氏。1974年生まれ、フランス出身。弱冠38歳にして国家最優秀職人賞(M.O.F.)を受賞。この4月、フランスのシャンパーニュ地方に “シャンパーニュの魂”を表現することをコンセプトとした新たなるレストラン【ARBANE】をオーブンしたばかり毎年桜の季節に同店で提供される『Menu Sakura』。桜が美しく咲き誇る景色に魅せられたフィリップ・ミル氏が、その情景から得たインスピレーションをもとに創り上げた特別なコースです。フィリップ・ミル氏の得意とする味わいや香りの緻密な構築、美しい盛り付けはそのままに、日本の旬食材を用いて桜の愛らしさや日本の春の華やかさをお皿の上で表現しています。春には桜が望めるオープンテラスが人気同店には、東京ミッドタウンのガーデンエリアに立ち並ぶ素晴らしい桜並木を見渡すことができるオープンテラスがあり、毎年ここから眺める桜を楽しみに訪れるゲストも多いのだそう。また、夜は4月15日(月)までライトアップが楽しめ、桜の開花前はまるで桜が咲いたような雰囲気のあるピンク色、桜が開花すると白色のライトアップで、幻想的な光に照らされた夜桜も鑑賞できます。シャンパーニュのように艶やかなデザインが施されたダイニングは優雅な印象『Menu Sakura』のディナーメニューをご紹介前菜『パレットレギューム私達の農園から』ピューレにした紫芋、ビーツ、バターナッツかぼちゃ、菊芋、デトックスジュレ(きゅうり、セロリ、りんごにシャンパーニュを合わせたジュレ)をマリネした大根で包み、お皿をパレットに見立て美しく配置。やさしい味わいの野菜にシャンパーニュを合わせ、ビーツの朱色を生かした野菜のソースで仕上げる前菜『甘エビのミキュイ蕪桜香るエミュルシオン』弾力ある食感と甘みが凝縮された甘エビのミキュイを中心に、リボンのように長くスライスした蕪をエビのオイルと和えて添え、桜エビと桜のクリスティヤンを飾りつけに。桜がほんのり香るピンク色の泡を加えて完成。テーブルの上でお花見が楽しめる一皿魚料理『金目鯛のヴァプールホワイトアスパラガス桜色のソースシャンパーニュ』金目鯛をしっとりと蒸し上げ、旬のおいしさを最大限に引き出したシンプルな一皿。金目鯛の下には、細く刻んで桜のオイルと和えたフレッシュのホワイトアスパラガスを。シャンパーニュを贅沢に使用した桜色のソースでいただきます肉料理『黒毛和牛ビーツとピンクペッパー』絶妙な火入れの黒毛和牛と、鮮やかな赤紫色が印象的なビーツのソースを合わせています。やわらかな肉質の黒毛和牛の旨みとビーツの甘みが絶妙な味わい。アクセントにはピンクペッパー、彩りにグリーンのハーブオイルを加えています。肉汁たっぷりの黒毛和牛とソースの相性も抜群デザート『フロマージュブラン苺とリュバーブ』『Menu Sakura』の最後を彩るにふさわしい、春を感じるフラワーモチーフのデザート。旬の苺と甘酸っぱいルバーブのパルフェに、フロマージュブランのムースを重ねています。チュイールでできた繊細な花びらの中心には、苺とルバーブのマリネで華やかさをプラステラスからは桜を見下ろし、テーブルの上でもお花見ができる同店の『Menu Sakura』。桜が散ってしまう前にぜひ訪れてみてください。『Menu Sakura』コース詳細▽提供期間2024年3月15日(金)~4月29日(月祝)▽料金<ランチコース>¥13,500(サービス料込)アミューズ・ブーシュ/前菜/魚料理/肉料理/デザート/小菓子、食後のお飲み物<ディナーコース>¥21,000(サービス料込)アミューズ・ブーシュ/前菜1/前菜2/魚料理/肉料理/デザート/小菓子、食後のお飲み物フィリップ・ミル 東京【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分
2024年04月05日ライアン・ゴズリングと元「Apple Original Films」の重役ジェシー・ヘンダーソン(『シンプル・フェイバー』『ゴーストバスターズ』)が、製作会社「General Admission」を立ち上げたことが分かった。世界的な映画製作者たちと、あらゆるジャンルの大胆な映画やストリーミング向け作品を作っていくという。「Variety」誌が報じた。2人はすでに「Amazon MGM Studios」と3年間のファーストルック契約を結んだといい、同スタジオ映画部門のトップ、コートニー・ヴァレンティは「ライアン・ゴズリングとジェシー・ヘンダーソンが、Amazon MGM Studiosを彼らの新しい会社General Admissionの拠点にしてくれてとてもうれしいです」とコメント。また、ライアンのことを「無限の才能とクリエイティビティを持つ、本当に並外れたアーティスト」と称賛した。ライアンも、「このような試みに、ジェシー・ヘンダーソンとコートニー・ヴァレンティのようなパートナーに恵まれたのは本当に幸運だと思います」と2人に感謝。ヘンダーソンについてはこれまで彼女が手掛けてきた作品の「大ファンである」といい、『バービー』で製作総指揮を務めたヴァレンティについては「力強いリーダーシップ、芸術的な直観とクリアなヴィジョン」を持つ人だとして称えた。ライアンの製作会社設立というニュースに、ファンは「ゴズリングは人生の勝ち組だね。本当によいことだ。彼を初めて見たのはとてつもなく昔で、『完全犯罪クラブ』という作品だった。その時、彼はいつかなにかすごいことを成し遂げる気がしていたんだ」「そうか…ライアンが選んだのはAmazonか」などの感想を寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月28日ライアン・ゴズリングが、4月13日に「サタデー・ナイト・ライブ」でホストを務めることが分かった。ライアンは2015年と2017年にも同番組でホストを務めたことがあり、これで3度目となる。音楽ゲストは10度のグラミー賞受賞歴があるカントリー歌手のクリス・ステイプルトンで、ライアンと同じく3度目の出演。先日、アカデミー賞授賞式で『バービー』のケンとしてパフォーマンスを行い、会場の観客と世界中のファンを喜ばせたライアン。やはり「ケン」役の印象は強いようで、「SNL」のホストをする際も「また歌ってくれないかな?」「ケンとして出演するの?ライアンとして?」「『バービー』を絡めたスキットをやってくれるに違いない」という期待が高まっている。4月6日には、2005年から2012年まで「サタデー・ナイト・ライブ」にキャストとして出演していたクリステン・ウィグがホストを担当する。司会を務めるのは5度目で、ファンは「抱腹絶倒間違いなし」と厚い信頼を寄せている。音楽ゲストはRAYE。今年のブリットアワードで最多6冠を記録した注目のイギリス人歌手で、同番組へは初めての出演となる。(賀来比呂美)
2024年03月14日昨年世界中で大ヒットした『バービー』でケンを演じたライアン・ゴズリングが、3月10日(現地時間)に開催されたアカデミー賞授賞式で、劇中歌「I’m Just Ken」のパフォーマンスを披露した。パフォーマンスの多くの案はライアンが考えたもので、『紳士は金髪がお好き』でマリリン・モンローが歌った「Diamonds Are a Girl’s Best Friend」のオマージュにしたのもライアンの案。ピンクのギラギラスーツを着て、観客席からパフォーマンスをスタートさせたことや、最後の方にステージから降りて最前列に座っていたマーゴット・ロビー、グレタ・ガーウィグ監督、アメリカ・フェレーラらと一緒に歌ったのもそうだという。ショーのプロデューサーを務めたモリー・マクネアニーと振付師のマンディ・ムーアが「Variety」誌に語った。ライアン・ゴズリング第96回アカデミー賞授賞式 Myung J. Chun / Los Angeles Times via Getty Images『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督もショーのクリエイティヴ面で協力を惜しまなかった。ガーウィグ監督が望んだことはただ一つで、「観客全員が立ち上がって一緒に歌えるようなショー」にしたかったそうだ。ショー終盤の会場の盛り上がりは最高潮に達し、その願いは叶えられた。オスカーでライアンが「I'm Just Ken」を歌うことが決まった後、『バービー』ファンは「ライアンだけでなく他のケンも出演してほしい!」と声を上げていたが、こちらもシム・リウ、ンクーティ・ガトワ、キングズリー・ベン=アディルらの出演が実現。「本当にうれしかった」「3万回観た」「ケンたちの圧巻のショーだった!」と大喜びだった。(賀来比呂美)■関連作品:紳士は金髪がお好き
2024年03月12日アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催中の第96回アカデミー賞授賞式にて、『バービー』でケンを好演し助演男優賞にノミネートされたライアン・ゴズリングが、主題歌賞候補曲「I’m Just Ken」を初めて生披露した。本授賞式の大きな見せ場となったライアンのパフォーマンス。客席のバービー役マーゴット・ロビーの背後から登場したライアンは、同じくケンを演じたシム・リウ、キングズリー・ベン=アディル、チュティ・ガトゥら、『バービー』のサウンドトラック共同製作者マーク・ロンソン、ギタリストのSLASHと会場を盛り上げた。ライアン・ゴズリング第96回アカデミー賞授賞式Photo by Kevin Winter/Getty Imagesライアンがグレタ・ガーウィグ監督やマーゴットのみならず、『ラ・ラ・ランド』で共演したエマ・ストーンにもマイクを向けると一緒に熱唱する姿もあり、「最高すぎる」「オスカーでここまでやるの感激」「凄すぎて笑った」「スターだ」とSNSも熱狂。また、この日、ライアンは『オッペンハイマー』で“キティ”を演じた助演女優賞ノミネートのエミリー・ブラントと物議を醸した「バーベンハイマー」(『バービー』+『オッペンハイマー』を合わせた造語)と登場。論争に終始を打とうとし、「なぜ『オッペンバービー』じゃなくて『バーベンハイマー』かわかりますか?ずっと『バービー』の後ろをついてきたから」と言うライアンに、「いかにも“ケンらしい”考えですね」とエミリーがばっさり。そして、長年設立が求められているスタント部門を讃えた。2人は新作『フォールガイ』でも共演している。世界中で記録的ヒットとなった『バービー』は作品賞、助演女優賞、助演男優賞、脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞、歌曲賞「I’m Just Ken」「What Was I Made for?」と7部門8ノミネート。歌曲賞は、ビリー・アイリッシュがフィニアス・オコネルとしっとりと歌い上げて会場を感動で包み、スタンディングオベーションを受けた同作の「What Was I Made for?」が受賞する快挙。ケンが直面する苦悩と葛藤を表現した「I’m Just Ken」は「Billboard Hot 100」で87位にランクインしたり、クリスマスバージョンが公開されたりと大きな話題となった。第96回アカデミー賞授賞式Photo by Kevin Winter/Getty Images監督のグレタ・ガーウィグが監督賞、主演・製作のマーゴット・ロビーが主演女優賞にノミネートされないという衝撃があったものの、ライアンが「ケンはバービーなしでは存在しません、そして『バービー』はグレタ・ガーウィグとマーゴット・ロビーなしでは存在しません」「2人がそれぞれの部門にノミネートされなかったことは『失望している』という言葉では足りません」と異例の声明を発表したことは称賛を受けていた。(シネマカフェ編集部)
2024年03月11日映画『フォールガイ』が、2024年8月16日(金)に公開される。ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラントが出演。“アクションと愛は、命懸け”、限界ギリギリの痛快アクション映画『フォールガイ』は、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『ブレット・トレイン』など、斬新かつスタイリッシュなアクションで定評のあるデヴィッド・リーチが監督を務める作品。自身と妻の妻ケリー・マコーミックが設立したハリウッドのアクションのトップランナーである製作集団「87 ノース・プロダクションズ」を率いて、身体を張った限界ギリギリの痛快アクションを世に送り出す。作中では、アクション撮影には慣れっこのスタントマンが危険な陰謀に巻き込まれた時、いかに自慢のスタント技術で立ち向かっていくのかを描く。デヴィッド・リーチならではの想像をはるかに超えたぶっ飛びアクションや、ウィットに富んだユーモアが詰め込まれているのが魅力だ。ライアン・ゴズリング&エミリー・ブラントが出演主人公・コルトを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』や『ブレードランナー 2049』、『バービー』などに出演し、コメディからドラマ、アクションまで多方面で活躍しているライアン・ゴズリング。危険なスタントを披露し、鍛え抜いた肉体の限界に挑む。また、コルトが愛する元カノ役は、『クワイエット・プレイス』シリーズや『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが務める。主人公・コルト・シーバーズ…ライアン・ゴズリング大けがを負い一線を退いていたスタントマン。ハリウッドの撮影現場に舞い戻り、そこで監督を務める元カノ・ジョディと再会する。ジョディに未練たっぷり。ジョディ・モレノ…エミリー・ブラントコルトの元カノで、劇中映画の監督を務める。トム・ライダー…アーロン・テイラー=ジョンソン世界的アクションスター。ある日突然失踪する。幾度となく命がけのスタントダブルを請け負ったコルトをあっさりとクビにした過去がある。ダン…ウィンストン・デュークコルトの撮影仲間。規格外アクション満載の特報が解禁へ規格外アクションが満載の映画『フォールガイ』の特報映像がついに解禁へ。劇中では、ライアン・ゴズリング演じるハリウッドのスタントマン、コルト・シーバースが、トレーラーに引きずられながらも火花を散らして高速道路を滑走するカースタントアクション、巨大セットの前でのジョディとのラブシーン、大空に浮かぶヘリに飛び乗るという超一流のスタントマンらしい身のこなしを見せるコルトの姿を見ることができそうだ。一方で、失踪した俳優トムの行方を追うコルトは、薄暗い部屋の中で氷の張られた浴槽で横たわる男の姿を見つけてしまう。“超絶ヤバイ”事件に巻き込まれることになったコルトは、一体どうなってしまうのか…。映画『フォールガイ』あらすじコルトは、ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻り、劇中映画監督の元カノ、ジョディと再会。ジョディに未練たっぷりのコルトは、彼女の気を引こうとアツいスタントを連発する。そんな中、幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優、トム・ライダーが突然失踪してしまう。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトは、トムの行方を追う羽目になるが、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。果たしてコルトは、自らのスタント技術でこの危機を切り抜けることができるのか―!?【作品詳細】映画『フォールガイ』公開時期:2024年8月16日(金)監督:デヴィッド・リーチ出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィンストン・デューク配給:東宝東和原題:THE FALL GUY
2024年03月03日