手越祐也が、10月5日にリリースする初のミニアルバム『Music Connect』の封入特典となるステッカーのデザインを公開した。公開されたのはシークレットとなる1種を除く2種類のビジュアルで、アートデザインは2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式マスコットキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」をデザインした谷口亮氏が担当。キュートな手越の特徴を捉えた仕上がりとなっている。併せて、手越の新たなアーティスト写真が公開された。<リリース情報>手越祐也 ミニアルバム『Music Connect』10月5日(水) リリース価格:2,200円(税込)初回仕様:ピクチャーレーベル手越祐也『Music Connect』ジャケット【収録内容】01. Ready Steady02. サイダー03. Happy Birthday04. CLOSE CALL05. Come Back To Me06. ウインク(マイキP Remix ver.)※初回生産分に3種類のステッカーのうち1枚をランダム封入手越祐也『Music Connect』封入特典:ステッカー■サイン入りグッズ応募抽選プレゼントキャンペーン【応募方法】手越祐也1stミニアルバム『Music Connect』初回生産分のみ封入の専用応募ハガキに必要事項をご記入の上、63円切手を貼っていただき、応募締め切りまでに投函してください。※10月12日より始まる全国ツアー各会場内にも応募専用投函BOXを設置する予定です。そちらをご利用いただければ切手代は不要となります。【賞品】A賞:手越祐也本人着用済み衣装 2名様(お送りする衣装を本人が手にしている写真に直筆サインをお入れして同送します)B賞:本人着用済み直筆サイン入り全国ツアースタッフパス 3名様(お送りするスタッフパスに本人直筆のサインをお入れしてお送りします)C賞:直筆サイン入りB2アルバム告知ポスター 10名様D賞:印刷サイン入りステッカー 100名様応募締め切り:12月2日(金) 当日消印有効※当選の発表は、厳正なる抽選の結果、当選された方へメールにてご連絡し、プレゼントの発送をもって代えさせていただきます。なお、プレゼントの応募状況、抽選方法、また当選などに関するお問い合わせはお受けできません。【注意事項】※応募完了後の諸変更はできません。※応募期限を過ぎたものには対応いたしかねます。※プレゼントの発送先は、日本国内に限らせていただきます。手越祐也 ライブ映像作品『手越祐也 LIVE TOUR 2022 NEW FRONTIER』Now On Sale手越祐也『手越祐也 LIVE TOUR 2022 NEW FRONTIER』Blu-ray盤ジャケット●DVD:6,600円(税込)●Blu-ray:7,700円(税込)【収録内容】※全形態共通~prologue~01. ウインク02. ARE U READY03. Hello!!MC04. Snow White05. シナモン06. ONE LIFE07. Venus SymphonyMC08. DANCER/BAND scene09. 七色エール10. HONEYYY11. LUV ME, LUV ME12. LOVE SENSATION13. プロポーズ~epilogue ~14. Addict15. DoLLs16. モガケ!【Blu-rayドキュメント映像】01. 2022.2.6 名古屋国際会議場センチュリーホール02. 2022.3.3 LINE CUBE SHIBUYA03. 2022.3.18 福岡サンパレス ホテル&ホール04. 2022.3.23 札幌市教育文化会館05. 2022.3.24 札幌市教育文化会館06. 2022.4.3 横須賀芸術劇場07. 2022.4.6 名古屋国際会議場センチュリーホール08. 2022.4.7 名古屋国際会議場センチュリーホール09. 2022.4.16 オリックス劇場10. 2022.4.17 オリックス劇場11. 2022.4.29 LINE CUBE SHIBUYA【DVDドキュメント映像】1. 2022.4.29 LINE CUBE SHIBUYA<ツアー情報>手越祐也LIVE TOUR 2022「Music Connect」10月12日(水) KT Zepp Yokohama10月13日(木) KT Zepp Yokohama10月26日(水) Zepp Sapporo10月28日(金) 仙台GIGS10月29日(土) 仙台GIGS11月8日(火) Zepp Nagoya11月9日(水) Zepp Nagoya11月16日(水) Zepp Fukuoka11月17日(木) Zepp Fukuoka11月22日(火) Zepp Osaka Bayside11月23日(水・祝) Zepp Osaka Bayside11月30日(水) Zepp Haneda<イベント情報>Novelbright presents KICK THE AGE TOUR vol.29月29日(木) 大阪・Zepp Osaka Bayside長岡米百俵フェス202210月9日(日) 新潟・東山ファミリーランドタイ・ジャパン アイコニック ミュージックフェス202210月22日(土) タイ・ICONSIAM(アイコンサイアム)関連リンク手越祐也チャンネル::ファンクラブ::ファンクラブTwitter::手越GAME HOUSE: TEGOSHI OFFICIAL ONLINE STORE:
2022年09月08日お部屋がどうしても殺風景になってしまいがち、でも賃貸だからリフォームすることはできない…。そんな人にはウォールステッカーがおすすめ!今回は貼るだけで簡単にお部屋をイメチェンできる、Seriaの優秀なウォールステッカーを紹介したいと思います!かわいすぎるステッカーが2枚入り!出典:lamire今回紹介するSeriaのステッカーはなんと2枚入りで110円(税込)。ステッカーの素材が2枚で異なっているので、それぞれ貼る場所を変えて使えます。1枚はマスキングテープと同じ素材なので、壁紙を傷つけにくいのがポイントです。かわいすぎるデザイン!出典:lamireこのウォールステッカー、なんと言ってもデザインがかわいすぎるんです!マスキングテープ素材のステッカーは猫とサクランボの2種類。どちらも水彩絵の具で描いたような色合いがとてもかわいいです。どの部屋かわかりやすい!出典:lamireもう一枚のステッカーは、実用性があって便利です。キッチンやトイレなどの文字が書かれているデザインとなっています。照明のスイッチなどに貼ると、どれがどの部屋のスイッチか分かりやすくて便利です。壁に貼るとお部屋が華やかに♪出典:lamire壁にそのまま貼るとお部屋の雰囲気がかなり変わります。気分転換にお部屋をイメチェンするにはぴったりな商品です。長期間貼っていると壁紙が傷む可能性があるので、注意しましょう。Seriaでお手軽に雰囲気をチェンジしよう♪今回はSeriaのヴィンテージフルーツ柄のウォールステッカーを紹介しました。とてもかわいいデザインで、お手軽に部屋のイメージを変えることができる素敵な商品です。Seriaに行ったら是非チェックしてみてください!※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年09月05日株式会社やまやコミュニケーションズ(本社:福岡市東区、代表取締役社長:山本 正秀)は、アニメ「鬼滅の刃」の名場面をデザインしたステッカー付きのコラボ商品「アニメ鬼滅の刃 うちのめんたい切子」を2022年6月1日(水)より発売いたします。2022年6月1日発売「アニメ鬼滅の刃 うちのめんたい切子」 ※画像はイメージです。 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotableパッケージにはアニメ「鬼滅の刃」のキャラクター竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、宇髄天元を採用。パッケージの中にはアニメの名場面をデザインした5種類のオリジナルステッカーのうち1種類がランダムで入っており、思わず集めたくなる仕掛けになっております。アニメ鬼滅の刃の特別パッケージとともに、やまやのご家庭用明太子をお楽しみください。■商品名 :「アニメ鬼滅の刃 うちのめんたい切子」オリジナルステッカー付き※5種類ランダムで、1商品につき1枚入り■メーカー希望小売価格:1,080円(税込)■内容量 :150g(冷蔵)■商品説明うちのめんたい切子は、やまやのご家庭用明太子。創業当時から継ぎ足しながら受け継がれてきた「匠のたれ」に168時間じっくり漬け込んだ、香り豊かな柚子の風味とまろやかでコクのある味わいが特長です。【販売場所】<博多の味やまや公式オンラインショップ> <やまや直営店舗> ※7月1日以降、順次発売・やまやマイング店(博多の味やまや)所在地 :福岡市博多区博多駅中央街1-1博多ステーションビル 名店街マイング1階TEL :092-432-9081営業時間:マイングの営業時間・定休日に準ずる・YAMAYA BASE DAZAIFU所在地 :福岡県太宰府市宰府3-1-1TEL :092-555-3072営業時間:9:00~17:30定休日 :無休 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月27日第94回アカデミー賞授賞式が3月28日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの『ミラベルと魔法だらけの家』が長編アニメーション賞を受賞した。魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家を舞台に、家族で唯一魔法を持たないミラベルが「世界から魔法の力が失われていく」という大ピンチに立ち上がる。本作が長編アニメ60作目となったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにとって、アカデミー賞の長編アニメーション賞に輝くのは、第89回の『ズートピア』以来となる(『リメンバー・ミー』『トイ・ストーリー4』『ソウルフル・ワールド』はピクサー・アニメーション・スタジオが製作)。今年の長編アニメーション賞は『ミラベルと魔法だらけの家』をはじめ、同じくウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の『ラーヤと龍の王国』、ピクサー・アニメーション・スタジオが手がけた『あの夏のルカ』、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第49回アニー賞で作品賞をはじめ、最多8冠に輝いた『ミッチェル家とマシンの反乱』など、話題作が競い合ったほか、祖国アフガニスタンからの脱出を告白する青年の姿をとらえたドキュメンタリー『FLEE フリー』がオスカー史上初となる国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞の3部門に同時ノミネートされたことも大きな話題となった。『ミラベルと魔法だらけの家』はディズニープラスで配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年03月28日以前から気になっていたラベルプリンター。ママ友などから便利だとは聞いていたものの、必要性をあまり感じられず、購入していませんでした。それがある日、あることがきっかけとなって衝動買いしてしまいました。すると、ラベルプリンターはわが家で大活躍! わが家での使い方をご紹介します。ラベルプリンターの種類ある日ネットで見つけて一目惚れした、子どもたちの大好きなミッキーマウスのラベルプリンター。衝動的に欲しい!と思いましたが、購入前に念のため、ラベルプリンターについて調べてみました。 すると、ラベルプリンターにはさまざまなメーカーがあり、スマホと通信できる多機能な物から、文字を打つだけのシンプルな物、大きさも価格もまちまちだということがわかりました。結果わが家が購入したのは、一目惚れした、brotherの「ラベルライター P-touch」という商品のミッキーマウスバージョンです。 価格は大体5,000円程度で、本体がミッキーのデザインになっています。文字にもディズニーのキャラクターの絵文字をを使うことができて、かわいいフレームもたくさんあります。機能がシンプルなぶんコンパクトで電池式なので、思い立ったときにすぐに使うことができるという点にメリットを感じ、これに決めました。 子どもたちもすぐに使えるシンプル設計!ラベルプリンターが家に届いて開梱するとすぐに、大好きなミッキーの見た目に気がついて、子どもたちが食いついてきました。小学生の娘は、使い方をほんの少し説明しただけですぐに使いこなすことができました。 まずは自分たちの名前シールを作って盛り上がっていましたが、次はなんと、おもちゃ箱に貼るシールを作り始めたのです! それまでは手書きのマスキングテープを貼っていたのですが、自分たちで作り直したい!とのことでした。 整理収納に大活躍 おもちゃ箱に続いて、クローゼットの中の引き出しにラベルを貼りました。これまでは、何がどこに入っているかが頭でわかっていればラベリングは必要ないと思っていました。ただ、時間のないときなど慌てていると、えーっとココだっけ?と間違った引き出しを開けてしまうことがあったのです。それが、文字がついているとその間違いがなくなり、結果無駄な時間が減ることを実感しました。 また、毎日学校や幼稚園に持っていく荷物も、何が必要かはすっかり頭に入っているはずなのに、慌てて準備していると抜けてしまうことがあるので、磁石のシートとマグネットにラベルを貼り、お支度シートを作りました。ラベルを貼って可視化する、ということの効果を想像以上に感じています。 使い方いろいろ小学生の娘は、ラベルプリンターを使ってお友だちにお名前シールをプレゼントしたり、Thank Youなどとメッセージをプリントしたシールを作ってお手紙を書いたり、おもちゃ感覚で使っています。 これまではお値段の張るキャラクター入りのお名前シールをオーダーしてきましたが、これからはラベルプリンターにお任せです。テープのデザインだけでなく、素材も水・汚れに強いラミネートテープ、アイロンで貼ることができる布テープなどいろいろあるようなので、デコレーションやラッピングにも洋服の名前付けにも使えそうだなとワクワクしています。 ラベルプリンターはいざ使ってみると本当に便利で、食わず嫌いならぬ、使わず嫌いだったなと反省しています。アイデア次第で使い方は無限に広がるような気さえしています。家中の収納も見直して、ラベルプリンターを大いに活用していきたいです! ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 監修/助産師REIKO著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年03月25日お部屋に緑が足りないけど、植物を育てるのは難しい…。そういった悩みを抱えている人も多いですよね。そんな時はSeriaのウォールステッカーで壁をデコレーションして、手軽に緑に囲まれた部屋を満喫してみませんか?Seriaのウォールステッカーインテリアグリーン♪袋を開けてみると、1枚の大きなシートが入っていました。シートの大きさは縦35センチ×横30センチ。1枚のシートは4つのシールに分かれています。実際に壁に貼ってみた枠やカゴに入っている植物、といったデザインになっています。四角い形や、丸い形のものがあるので、用途に分けて使用するとよいでしょう。何もない壁に貼るならば、密集させて貼るとより見栄えがよいと感じました。緑のある部屋でリラックス♪今回はSeriaで購入した「ウォールステッカーインテリアグリーン」を紹介しました。簡単に貼ったり剝がしたりすることができて、気軽にお部屋のイメージチェンジをすることができますね。インテリアをがっつり変えることができない人、緑が欲しいけれど植物を育てることができない人は、ぜひこの商品を試してみてはいかがでしょうか?※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年02月21日第94回アカデミー賞にて「長編アニメーション作品賞」「作曲賞」「歌曲賞」の3部門に堂々ノミネートされた、ミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが発売。それに合わせて、ボーナスコンテンツの中からディズニー・ミュージカル初の大家族の物語の誕生秘話と声優たちのNGシーン集が解禁された。今回、この作品がなぜ生まれたのか、その誕生秘話と、声優たちによるラテン系なNGシーン集をボーナス・コンテンツより一部解禁。『モアナと伝説の海』以来の仲であるバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュの監督2人、そして今作では作曲家として参加したリン=マニュエル・ミランダは、映画のテーマについて考えながらお互いを知るうちに、実は3人とも大家族で育ったことが分かり、楽しくもあり複雑でもある“大家族”をテーマにすることが決まったと語っている。お互いの育った環境について会話を重ね、試行錯誤の末に、ディズニー・ミュージカル初の大家族を描いた作品が誕生したのだ。また、声優たちが同じところを何度も噛んでしまいながらも、まさにノリノリでレコーディングを進めていく様子や、キャラクターになりきって大きな身振り手振りをしながらアフレコを進めていく様子など、見どころたっぷりのNGシーン集もお披露目されている。プロダクション・ノートによれば、リン=マニュエル・ミランダはこの映画のために書いた8曲のうちの1曲目「Family Madrigal」について「私が『モアナと伝説の海』を手掛けて学んだことのひとつは、手を掲げて『さあ、さあ、ストーリーのこの部分は歌を通して語らなければならないぞ!』と宣言することでした」と語り、「この家族はとても複雑な家族なので、この1曲目ではメイン・キャラクターであるミラベルのことを紹介する必要がありました。しかも観客が彼女に夢中になるような形で、さらには、この大家族の中にある人間関係を理解してもらえる形でね」と作曲のポイントについて語っている。また、この歌はディズニー・アニメーションの名作『美女と野獣』(91)におけるハワード・アシュマンとアラン・メンケンによる歌曲「Belle」にインスピレーションを受けて、ミランダがミラベルだけでなくマドリガル家のメンバーたちをも紹介するよう設計して歌を書き上げたという。ミランダはこの作曲について「楽しかったのは、3世代にわたる人々のあらゆる情報を携えられるような歌を見いだすことでしたね」「それが済んだら、あとは、きっとスティーヴン・ソンドハイムだったら『すべてを組み合わせるパズル』とでも言いそうな作業でした。私たちはまずアブエラ(おばあちゃん)から始めて、それぞれの世代へと下っていきました」と作曲する上で楽しかったことや、作り方などについて語っている。『ミラベルと魔法だらけの家』は2月18日(金)よりMovieNEX発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月20日“魔法”に溢れる世界に住む、“魔法を使えない”新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』がデジタル配信中。MovieNEXが2月18日(金)より発売されることを記念し、ボーナス・コンテンツから、アルマおばあちゃんがミラベルに本音を打ち明ける未公開シーン「ミラベルを探して」の一部がシネマカフェに到着した。今回解禁となった未公開シーンは、本編のストーリーとは少し異なり、ミラベルが家を崩壊させてしまった後、家族と離れ別の街に逃げていたという設定。逃げたミラベルを探しにアルマおばあちゃんがたどり着いた先は、亡夫ペドロと出会った故郷だった。「家族の元には戻れない」と話すミラベルに対して、アルマは過去に自分が街を出る決断をしたせいでペドロを亡くした話を始める。誰かを失うことが怖くなったアルマは、「一生懸命働けばみんなを守れると思い厳しくしていたが、今の自分をペドロが見たら失望するだろう」と本音を漏らす。ミラベルや家族に厳しく当たっていたアルマの本心とミラベルの家族への想いが交差する、感動的で貴重なシーンとなっている。フィルムメイカーたちは、このストーリーが家族を描いたものになることを出だしから分かっており、そんな家族の人間関係における役割という視点にフォーカスを置くことにしていたそう。本作の監督2人はそれぞれ家族に対して強い想いがあり、バイロン・ハワード監督は「両親や兄弟姉妹と一緒に暮らしてはいても、それぞれがどういう経験をしているのかまでは、わからなかったりするものです。彼らの失敗をすべて知っているわけではありません。彼らが語ろうとしないことについて知ることはできません。誰もが打ち明けようとしない家族の秘密っていったい何なのだろう? そこに私たちは強い興味を抱きました」と語る。また、ジャレッド・ブッシュ監督も家族について大人になってから知ったことがあったという。「姉はほかにやりたいことがあったのに、器械体操を続けなければならないというプレッシャーを感じていたといいます。でも、その次に生まれた私に対して、両親は『夢を追いなさい!』と言っていました」と語り、「姉が私と違う育てられ方をしたということは、私には理解しがたいことでしたが、私自身が3人の子供を持つようになってようやく、あれは本当だったんだと気づけたのです…自分もそういう親だとね」と、親の想いに触れた。『ミラベルと魔法だらけの家』は2月18日(金)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月07日“魔法”に溢れる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』が2月18日(金)よりMovieNEXにて発売。この度、楽曲の中で特に世界中で大人気となっている「秘密のブルーノ」についてリン=マニュエル・ミランダが驚きのエピソードを明かした。作曲家、作詞家、劇作家、シンガー、俳優…とあらゆる肩書を持ち、ハリウッドやブロードウェイでも話題のリン=マニュエル・ミランダ。監督のバイロン・ハワードは、「リンとうまくやれるのか心配でしたが、彼の共同制作ぶりは最高でした」とふり返る。また、リンの優れた才能が垣間見えるエピソードとして、「秘密のブルーノ」は監督とリンが電話でブルーノの歌の話をしていたとき、リンが数秒でフレーズを思いつき、ピアノで即興で演奏してくれたという話も。さらに、リン自身もこの曲が「一節ごとに歌うキャラクターが変わり、全員それぞれが全く違う変化を見せる素晴らしいものです」と話している。なお、この曲の全世界での反響を受け、多言語で歌われた20曲を集めた「秘密のブルーノ」デジタルアルバムも発売、米ビルボード・ソング・チャートでは1位(2月5日付)を獲得している。本作には、リンによる8曲のオリジナル曲がフィーチャリングされている。リンは2016年ピューリッツア賞演劇部門を受賞し、トニー賞16部門にノミネートされ11部門を勝ち取ったほか、ディズニープラスで配信中の2021年エミー賞で12部門にノミネートされたブロードウェイ作品「ハミルトン」のクリエイターであり、出演者としても知られる。リンにとっては、映画作りにその出だしから加わるという発想もとても魅力的だったが、それ以上に彼が惹かれていたのは、この映画自体のアイディアだったという。「これは家族から始まります」とリンは言い、「家族のミュージカル、家族の複雑さや相互関係を描くという発想は、とても興味深いものでしたね。私たちはまず、とても私的な話を幾つもするところから始めました…この映画で継続的に語られるテーマのひとつは、誰もが家族のメンバーにそれぞれ特定の役割を担わせるものである、という発想です。そしてまた、その役割が時間経過と共にどのように変化してゆくのか? それともずっと変わらないままなのか? ということもね」と話している。『ミラベルと魔法だらけの家』デジタル配信中、2月18日(金)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月03日デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、粘着剤に生物由来の素材を使用した環境配慮型のラベル製品「バイオマスラベル」を開発し、本日から提供開始します。「バイオマスラベル」に加え、既存の低温環境対応配送用ラベル「EXフォーム サーマルコールドタイプ」、「EXコールド一体型」も環境配慮型の粘着剤を使用することが可能となり、同粘着剤を使用した3製品が一般社団法人日本有機資源協会の「バイオマスマーク」に対応しています。粘着剤に使用されているバイオマス原料の乾燥重量割合は25%です。今回開発した「バイオマスラベル」は冷蔵・冷凍の温度帯(-20℃以下)でも強い粘着力を維持することが可能で、冷凍食品などの低温管理が必要なシーンでも安心して使用できます。また本製品は運用に合わせてサイズやシート内のレイアウトを自由にカスタマイズすることができ、物流以外にも、食品や医薬品、百貨店などさまざまなシーンでの活用が可能です。「バイオマスラベル」シート形態(左)と連続形態(右)【背景】昨今、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中でも中核的なテーマである地球環境問題への対応に対する社会的な要求は一層高まっており、環境経営や環境に配慮した製品づくりが求められています。しかし、物流などに使用されるラベルは、環境に配慮した素材を使用しているものが少なく、環境配慮型製品が幅広く展開されている状況ではありませんでした。【バイオマスマークについて】「バイオマスマーク」は、一般社団法人日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク認定商品」に表示が可能なマークです。生物由来の資源(バイオマス)を利用し、品質や安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品の目印です。【今後の展開】トッパンフォームズは今後、食品業界、百貨店業界、物流業界、医薬品業界を中心に本製品を拡販し、2025年度までに累計2億円の売り上げを目指します。また、2025年までにトッパンフォームズが提供するラベル製品の約4分の1を「バイオマスマーク」対応製品へと切り替えることを目標としており、今後もSDGs達成に貢献する取り組みを加速していきます。■環境対応ラベル製品の詳細についてはこちらをご覧ください。URL: 以上※「デジタルハイブリッド」「EXフォーム」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。※その他記載された製品名などは各社の登録商標あるいは商標です。※記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作、絶賛公開中の『ミラベルと魔法だらけの家』が本日よりディズニープラスで見放題配信がスタートする。2017年の『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカルとして公開された本作は、ディズニー長編アニメーション60作目を飾る記念すべき作品。『ズートピア』のバイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュが監督を務め、ブロードウェイ・ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」(2008)やミュージカル「ハミルトン」(2015)でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダが楽曲を担当し、豪華タッグが実現。アカデミー賞前哨戦のひとつとしても注目される第79回ゴールデン・グローブ賞では、アニメーション映画賞&作曲賞(ジャーメイン・フランコ)&主題歌賞(「2匹のオルギータス」)の3部門でノミネートされ、また、アニメーション界のアカデミー賞とされるアニー賞ではアニメーション映画賞、監督賞、音楽賞を含む9部門でノミネートされている。批評サイトでのレビューも好評で、“Rotten Tomatoes”でもオーディエンススコア93%の高評価(12/24時点)を獲得。世界中の観客の心をとらえている。新たなヒロインとして誕生したのは、家族の中で唯一“魔法のギフト(才能)”を持たない少女・ミラベル。彼女は魔法溢れる家に暮らすマドリガル家の一員で、この一家では5歳の誕生日を迎えると一人ひとり違う“魔法のギフト”を家から与えられていたが、なぜかミラベルだけがギフトを与えられなかった。自分だけが魔法のギフトを持たないことに不安や疎外感を抱えつつも、ミラベルは持ち前の明るさで町の人や家族を助けながら楽しく日々を暮らしていたが、ある日、ミラベルは家に大きな亀裂を見つける…。それは家族の魔法が危険に晒されている前兆だった。家族や大切な家が危機にさらされると知り、“唯一の希望”として魔法を持たないミラベルは勇敢に立ち上がることとなる。SNS上ではミラベルに共感したファンや楽曲に魅了された人の絶賛コメントが続々と投稿され、絶賛の声が飛び交っている。本作では踊りだしたくなるようなアップテンポな曲から思わず涙が出てしまうバラードナンバーまで、様々なジャンルの楽曲が登場し、ストーリーと音楽が見事に融合している世界観も魅力の一つ。楽曲を手掛けた作曲家リン=マニュエル・ミランダは「この映画を見に行って、スクリーン上に出てくるキャラクターに共感しない人はいないよ!」と語っており、ミラベルが心に抱える葛藤を明らかにするメイン楽曲「奇跡を夢見て」など、キャラクターの心情を表現する楽曲にも要注目だ。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。12月24日(金)17時よりディズニープラスで見放題配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月24日11月26日に公開を迎え、ひとりだけ魔法を持たないヒロイン・ミラベルの活躍や、彼女の魔法に溢れる家族の関係が紡ぐストーリーに感動の声が広がっているディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』より、監督コメントが解禁された。第79回ゴールデン・グローブ賞の3部門でノミネートされ、ディズニー長編アニメーション60作目となる本作で監督を務めたのは、『ズートピア』以来のタッグとなるバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュのふたり。この度解禁されたコメントは、監督・アニメーター・脚本家として多くの作品に携わってきたふたりが、どんな想いで本作を世に送り出すのか、そしてディズニー・アニメーション・スタジオの未来について語る内容になっている。長年ディズニー・アニメーション・スタジオに勤めてきたハワードは「ここにいる人々は過去のディズニー作品から学び、その伝統を次へと継承してきた。このスタジオは、生まれた時から物語を語ることを愛してきました。そしてそれらの映画は何世代にもわたり、何度も、何度も、世界中の家族に見てもらってきている。すごいことです。そのレガシーの一部でいられることは、本当に光栄です」と、ディズニー・アニメーションが伝えてきた物語の偉大さを熱く語り、ブッシュも「60作目に携われたことはすごく光栄で、とても嬉しく感じています」とコメント。さらにブッシュは「このスタジオは新しい声を積極的に迎え入れている。かと思えば、ウォルト・ディズニー本人と一緒に働いていた大ベテランが、僕らの映画に感想を言ってきてくれたりする。あまりにも幅が広すぎて、びっくりしてしまうほどです」と、伝統と革新のどちらも重んじる環境が、100年近くにわたって新しい技術・物語を生み出し続ける原動力になっていることを明かした。またハワードは「これからの10年に公開される映画についても楽しみです。ここには新しいフィルムメーカーがいて新しいアイデアがたくさんある。ディズニー・アニメーションが作る映画は、どんどん幅広くなっていてとてもエキサイティングです。65作目、70作目を迎えることが待ちきれません」とスタジオの未来に思いをはせたコメントを残している。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月20日絶賛公開中のディズニーのミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』。主人公ミラベルが観客を魅了する、その理由とは?“魔法”に溢れる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が大ヒット公開中だ。物語、音楽、華やかな映像に絶賛の声が相次ぐ中、多くの観客が主人公ミラベルに共感し魅了されている。その理由の一つが、彼女の秘められた心の内が歌われる楽曲「奇跡を夢みて」だ。この楽曲は、ディズニーのミュージカル作品でレガシーのごとく取り入れられている“I Want”ソングと称されるもので、ミュージカル界でも用いられているもの。『リトルマーメイド』の“人間の世界に行ってみたい”という思いを歌詞にした「パート・オブ・ユア・ワールド」や『アナと雪の女王』の“ありのままの自分でいたい”という気持ちを開放した「ありのままで ~Let It Go~」など、ヒロインの素直な気持ちを音楽に乗せて表現する、ストーリーの一端を担う重要なもの。ほかにも『シンデレラ』の「夢はひそかに」、『モアナと伝説の海』の「どこまでも ~How Far I’ll Go~」など、聞くと思わずヒロインに感情移入してしまうような名曲がどの作品にも登場する。魅力的なヒロインを表現するうえで欠かせない“I Want”ソングについて、本作の作曲を務めるリン=マニュエル・ミランダは「ディズニーは“I Want”ソングで、ほとんど市場を独占している。脅威的な事実だよ。“I Want”ソングは一番時間をかけて作るようにしているんだ。映画のサウンドトラックの中でも、観客が最も感情移入して共感する曲になるからね」と、その重要さについて語った。マドリガル家では5歳の誕生日を迎えると一人ひとり違う“魔法のギフト”を家から与えられていたが、なぜかミラベルだけが魔法のギフト(才能)を与えられなかった。ギフトを持たないながらも、ミラベルは家族や町の人の役に立とうと一生懸命働き、楽しく日々を暮らしていた。ところが、5歳になった甥のために家族が集まって“魔法のギフト”を授かる儀式を行っているとき、ミラベルは突如不安と焦燥感が爆発し、“私だって魔法が欲しいの”と、心の奥底で抱えていた本当の気持ちを振り絞るような声で歌いだす。ミラベルの秘めた想いが溢れた「奇跡を夢みて」について、リンは「彼女はマドリガル家の一員であることを誇りに思っている。でもこの歌を通して、自分だけにギフトが無いことに苦しんでいる本音をすべて吐き出すんだ。家族の中で一人だけ違う存在でいることがいかに苦痛であるか、他のみんなと同じように見られることをいかに彼女が切望しているかをね。この曲は(全8曲の中で)最後に作ったよ。とても時間をかけたんだ」と語り、キラキラと楽しく振舞っていた彼女の重く抱えていた悩みを、歌で丁寧に表現したことを語った。実際に劇場で「奇跡を夢みて」を聴いた観客からは、「なりたい姿と今の自分の姿のギャップ。その苦しみを歌い上げる姿に、思わず自分を重ねてしまった」「ミラベルの自分だけ魔法のギフト(才能)を持たない苦悩と葛藤を歌う『奇跡を夢見て』…冒頭からボロ泣きした」「ミラベルの低い叫びに心臓が潰された」と、共感や胸に響く歌であると絶賛する声が広がっている。また、そのストレートな叫びに共感できるだけでなく、映画を見終わった後に聞くとより一層彼女を愛しく思える楽曲に仕上がっているのだ。ミラベルが歌う“I Want”ソング「奇跡を夢みて」は、新世代のディズニー・ヒロインを語る上で重要な楽曲となることは間違いないだろう。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月14日『モアナと伝説の海』以来、4年ぶりのディズニー・ミュージカル最新作『ミラベルと魔法だらけの家』がついに公開。『ズートピア』のバイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュが手掛けた魔法だらけの家のカラフルな世界観や、グラミー賞受賞音楽家リン=マニュエル・ミランダによる珠玉の楽曲など、SNSで大きな話題が広がっている本作。中でも注目を浴びているのが、魔法だらけの家族の中、なぜか1人だけ魔法を与えられなかったミラベルというディズニーの新たなヒロインの存在だ。ミラベルが生まれたのは、魔法に溢れるマドリガル家。その一家では、5歳の誕生日を迎えると、魔法のギフト(才能)という1人1人違う特別な才能を与えられてきた。ミラベルの次姉・ルイーサはどんな重いものでも持つことができるパワーの魔法、長姉のイサベラは花を咲かせる魔法など、ミラベル以外の家族はそれぞれの魔法を使って日々を楽しく彩り、町の人々の手助けをしてきた。しかしミラベルは、5歳になっても魔法を与えられず、家族と仲良く過ごしながらもどこか疎外感を感じていたのだった…。魔法を持たなくとも「自分も家族の一員」と言い聞かせて毎日を過ごしていたミラベルだが、突如魔法の家に大きな亀裂を見つける。それは家族の魔法が失われていく前兆。魔法を持たないミラベルは“奇跡”を起こすため、この危機を救おうと一歩踏み出す。“家族を救うために立ち上がるヒロイン”というのは『美女と野獣』のベルや、『アナと雪の女王』のエルサとアナの姉妹の関係など過去のディズニー・アニメーションにも描かれてきたが、ほかのディズニーヒロインにはないミラベルにしかない魅力がいま話題となっている。SNSでは「主人公 内面も声もめっちゃ良くて凄く好きになった」「特別じゃない凡人な自分の低い自己肯定感をプッシュしてくれた感じ。共感できること多くてもう終始泣いてましたわ」「ディズニー・アニメーションはかなりの数を今まで観たけど、ミラベルが一番感情移入して、共感できたヒロインかもしれない」「ディズニー史上もっとも普通の子でめちゃくちゃ親近感を持ちました」とミラベルを絶賛する声が広がっており、親近感の湧くヒロイン像が早くも観客の心を掴んでいる。ミラベルが過去のディズニーヒロインにはない魅力で人気を集めたのは、単に魔法を持たないヒロインということが理由ではない。ミラベルは大家族と過ごす中で、魔法を持った家族と持たない自分を比べて落ち込むときがあったり、いつも完璧すぎる姉・イサベラに対して飽きれた表情をしたり、家族のために自分なりに何かできることをしようと試行錯誤したりと、必ずどこかのシーンで観客の心に刺さる瞬間がある。ミラベルは魔法も持っておらず、国の王女でもなく、唯一無二の力を持っている特別な存在でもない、どこにでもいるような大家族の娘。しかし、その“普通”なところがミラベルにしかない魅力で、映画を観ている中でいつのまにか親近感が湧き、大好きになる人が続出しているのだ。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月12日ディズニー・アニメーション・スタジオが贈るディズニー・ミュージカル最新作『ミラベルと魔法だらけの家』よりミュージカルナンバーを手掛けた音楽家が楽曲に込められた思いを語る特別映像が解禁された。数々の作品で観客を物語へと引き込む珠玉の音楽と圧巻の映像美で、世界中を感動の渦に包み込んだ『ミラベルと魔法だらけの家』。ついに公開を迎え、SNSでは映像はもちろん、その楽曲の素晴らしさにも感動の声が続々と投稿されている。この度解禁となったのは、本作で全8曲のミュージカルナンバーを手掛けた音楽家、リン=マニュエル・ミランダが楽曲への思いを語った特別映像。リンは、『モアナと伝説の海』(2016)では「どこまでも How Far I’ll Go」を手掛け、アカデミー主題歌賞にノミネートされたほか、ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」(2008)やミュージカル「ハミルトン」(2015)でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞するなど、いまやエンターテインメント界には欠かせない作曲家だ。映像内では、ミラベルが家族に与えられたそれぞれの魔法を紹介する軽快なオープニング楽曲「ふしぎなマドリガル家」や、唯一1人だけ魔法が与えられなかったミラベルの本当の気持ちや葛藤を歌うメイン楽曲「奇跡を夢みて」、魔法に溢れ仲睦まじく過ごす家族の中で、なぜか1人だけ“その名前を口にしてはいけない”と言われる謎めく人物ブルーノを歌った心躍るミュージカルナンバー「秘密のブルーノ」、そしてストーリーと相まった歌詞が涙を誘う珠玉のバラード「2匹のオルギータス」など、映画を彩る楽曲が目白押し。ディズニー作品ならではのキャッチーで心揺さぶるメロディに加え、リンが1990年代のラテン・ロックやコロンビアの独特なリズムを追求したと語るように、ミュージカル界に新しい風を巻き起こしてきた彼だからこそ作り上げることができた、ほかのディズニー作品とは一線を画す新鮮かつ斬新な楽曲が大きな注目を浴びている。そんな楽曲についてリンは「音楽でストーリーを表現している」と語る。心躍るアップテンポな楽曲から珠玉のバラード、一度聴いたら忘れられないラテン調の弾んだメロディまで、本作において音楽は単なる劇中曲ではなく、全ての楽曲が物語を語る上で無くてはならないものだ。さらに「キャラクターはそれぞれの壁を、曲を通して乗り越えていく」と話すように、ミラベルの次姉ルイーサが歌う「増していくプレッシャー」では、どんなに重いものでも持ち上げるパワーの魔法を持つルイーサが、実は周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになっているという心に秘めた気持ちを歌い、「本当のわたし」ではいつも完璧なミラベルの長姉イサベラがまだ見ぬ自分に出会う喜びを歌詞に馳せており、この作品において楽曲はキャラクターそれぞれの気持ちや内面を代弁する重要な役割を果たす。曲にのせて本当の想いを明かすことで、マドリガル家の家族たちは様々な壁を乗り越えていくのだ。登場人物の思いが込められた楽曲はディズニーが描く美しい世界観を彩り、「美しいビジュアルと曲の融合に心から感動した」とリンも大絶賛している。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月07日12月3日から5日にかけての週末、北米ではディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』がボックスオフィスの首位をキープした。2位は公開3週目となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。今週末で今作は北米興収1億ドルを突破した。3位はリドリー・スコットの『ハウス・オブ・グッチ』。4位は『Christmas with the Chosen』、5位は『エターナルズ』だった。次の週末には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開される。文=猿渡由紀『ミラベルと魔法だらけの家』公開中
2021年12月06日現在公開中のディズニー・ミュージカル『ミラベルと魔法だらけの家』より、「3時のヒロイン」ゆめっちによる劇中楽曲「増していくプレッシャー」の特別映像が到着した。『ズートピア』を手掛けた、バイロン・ハワード&ジャレド・ブッシュ監督が再タッグ、数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダら豪華製作陣で贈る本作は、魔法に溢れる大家族の中、1人だけ魔法のギフト(才能)を与えられなかった主人公ミラベルの物語。注目は、思わず体を揺らしてしまうようなリズミカルな音楽や、涙が溢れるような心打つ歌詞など、まるで目の前でミュージカルが繰り広げられているような、圧巻の楽曲たち。中でもゆめっちさんが歌う「増していくプレッシャー」は、楽曲を作成したリン自身が「とても簡単な歌ではない。トリッキーな曲なんだ」と話しているほど、難しい楽曲。鑑賞者からは「見事に歌い上げていて、もう好きっ!!!」「増していくプレッシャーを聴いて泣きそうになってる。ルイーサそんなこと考えてたの…」と賞賛の声が広がっている。今回ゆめっちさんが声を担当しているのは、マドリガル家の次女・ルイーサ。楽曲「増していくプレッシャー」は、“力(パワー)のギフト”を授かり、強くて力持ちで優しい働き者だが、頼られることにプレッシャーを感じていると心に秘めた叫びの歌だ。この曲を歌うことについてゆめっちさんは「まさか私がディズニー・ミュージカルを担当できるとは思っていなかったので、最初は『大丈夫かな?』っていうプレッシャーだったのですが、楽曲を聴いたら涙が出てきて、『こんなにいい曲を歌わせてもらえるんだ!』という嬉しい感情もあるプレッシャーを感じていました」と思いを明かす。楽曲の注目ポイントについては「歌詞の途中の“WOW”と歌うところが好きです!是非、聞いてください。そして、真似してください!」とアピールしている。『ミラベルと魔法だらけの家』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月04日『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカルにして、ディズニー長編アニメーション60作目を飾る『ミラベルと魔法だらけの家』。12月1日(水)、本作の公開記念舞台挨拶が行われ、日本版声優を務めた斎藤瑠希、ゆめっち(3時のヒロイン)、平野綾、中尾ミエ、そして日本版エンドソングを務めたナオト・インティライミが登場。それぞれが熱を込めた楽曲を生歌唱した。公開直後からSNS上には、「全部の曲が良い!!」「踊りだしたくなる音楽!すべてに圧倒された」「各キャラの素直な思いを乗せたバラードも素敵」「最高のディズニー・ミュージカル映画」など、トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダによる数々の魅力溢れる楽曲や日本版キャストたちの歌声への絶賛コメントが続出。さらに、アメリカのレビューサイト「Rotten Tomato」では批評家のスコアが92%、一般レビューの93%(12月1日現在)がフレッシュと高いスコアを記録している。ミラベルの“姉妹”の葛藤や悩みを歌声にのせてそんな中、行われた公開記念舞台挨拶にまず登場したのは、主人公ミラベルの姉・イサベラ役を務めた平野綾。花を咲かせる魔法のギフトを授かったイサベラは、一見完璧に見えるが、実は心の奥底に葛藤を抱えている役どころ。そんなイサベラが心を開放していく心情を歌たった楽曲「本当のわたし」を、平野さんが生歌唱すると、その伸びやかな歌声に、会場中が大興奮。平野さんはこの楽曲について、「イサベラはどこをとっても完璧な姉。でも自分自身でも完璧に演じなきゃと思っているところもあったりとかして、自分自身の持っている本当の気持ちであったりとか、実はこういうことしたいんだっていう思いを少しずつこの曲の中で見つけていく。今までの自分を否定するわけじゃなく、今までの自分も大好きだし、本当の自分をもっと好きになれる、勇気をもらえるような歌になっていると思います」と強いメッセージ性のある曲なのだと話す。続いて登場したのが、ミラベルのもう1人の姉・ルイーサ役を務めたゆめっち。力(パワー)の魔法のギフトを授り、周囲から常に頼られる存在のルイーサだが、そんな彼女もまた“魔法のギフト”があることが悩みの種にもなっていて…。そんな彼女の心情を歌った楽曲「増していくプレッシャー」を、ゆめっちさんが力強くも繊細に熱唱。そのあまりの上手さに会場内は拍手喝采。楽曲についてゆめっちさんは、「強くてたくましくて町のみんなに頼られているルイーサが、実は本当はプレッシャーに感じているっていう心の内を歌った曲」と説明し、「心の感情や憤りが現れていて難しかったです。今日はお客さんの前で歌うのは初めてでプレッシャーでした(笑)」とルイーサ同様プレッシャーを感じたことを明かした。「音楽的にも高度」中尾ミエも“ミラベル”斎藤瑠希を絶賛!そしてついに、新ヒロイン・ミラベル役を務めた斎藤瑠希と、ミラベルの祖母であり、マドリガル家の家長・アルマおばあちゃん役を務めた中尾ミエが登場。マドリガル家に生まれた中で唯一“魔法のギフト”をプレゼントされなかったミラベルと、“魔法”に溢れる家族の伝統を引き継ぎ守ろうとするアルマおばあちゃんは、もともと仲が良かったものの、ミラベルが5歳になり魔法のギフトが与えられなかったことから少し距離ができてしまう。この2人の関係性が、本作の重要な鍵を握っている。そんな2人を演じた斎藤さんと中尾さんが、ミラベルが大好きな家族とその”魔法のギフト”を軽快なリズムで紹介する1曲「ふしぎなマドリガル家」を仲良くデュエット。圧巻の歌声を会場いっぱいに響き渡らせた。斎藤さんは、この曲を「家族のユニークなギフトだったり、どんな家族がいるのかを紹介する明るくてポップな曲」と説明し、「凄く楽しかったです」とコメント。それを聞いた中尾さんは、「彼女のパートは難しそうで、よく歌えたなって。どこで息しているのかわからないくらいですよね。さすがディズニーだなって。音楽的にも高度」と、難しい楽曲を歌い上げた斎藤さんを、マドリガル家の家長らしく力強い言葉で称賛した。ナオト・インティライミ、ミラベルの胸中を察した“手紙”が「歌詞になった」また、本作の注目ポイントについて問われた4人は、「ミラベルだけじゃなくて他のキャラクターにも共感できますし、本編の中でクスッと笑えるところにも注目してほしいです」と斎藤さんは返答し、「全員のキャラクターの中を自分と重ねてしまって泣いちゃうっていうシーンがいっぱいある。ハンカチを持っていった方がいいです」とゆめっちさん。「ディズニー・ミュージカルって言うだけあって、本当に待ってましたっていうミュージカルがこの作品の中にいっぱい詰まっていて、私個人的には、特に『秘密のブルーノ』が大好きです」と平野さんは語り、中尾さんも「この映画は大人が共感できる作品なので、ぜひ大人に観て欲しいですね」と、本作の共感できるキャラクターやストーリーがどの世代にも刺さるものだと熱弁した。そしてここで、スペシャルゲストとして、本作の日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」を担当したナオト・インティライミが笑顔で登壇!本編を鑑賞し、「コロナ渦における人と人との距離が無理やり離されてしまう状況の中で、あらためて人と共生していくことの大切さを感じる作品でした」と感銘を受けたと話す。そんな彼が今回、自身が敬愛するコロンビアの人気アーティストのセバスチャン・ヤトラがオリジナル版を担当した1曲の日本版の歌唱、日本語詞を担当した。ナオトさんは、「ミラベルは魔法が使えないけど、とっても明るい。そんなはずはないなと思って。もっと奥の部分も感じようとして、そしたら勝手にミラベルにお手紙を書いていたんですね。それが歌詞になった感じです」と訳詞の舞台裏も明かし、「僕にとってコロンビアはゆかりのある場所。だから、この物語は地球の裏側の話ではなくて、自分の近所におこっているような気持になる。自分の人生の経験をすべて注ぎ込んだような曲になっています」と溢れんばかりの想いが込めた1曲をアピール。さらに、ナオトが並々ならぬ熱を込めた日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」をしっとりと歌唱。大切な人への愛に満ちたこの珠玉のバラードに、斎藤さんは「本当に優しい歌声と、語るような歌い方、本当にあったかくてじんわりした気持ちになりました。製作の経緯をお聞きしたので、さらにジーンと来てしまいました」と心に響いた様子。そして最後に、斎藤さんは「家族の物語なので、いろんな世代の方に観ていただいても共感できる素晴らしい作品になっています。ミラベルが抱える問題だったりっていうのは、たくさんの人に共感してもらえることだと思う」と改めて語り、「“私にしかできないこともある、私じゃなきゃできないことがある”と明日を生きる活力にしていただけたらと思います」と力強くアピールしていた。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月02日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が日本でも公開をスタートし、大ヒットを記録している。ディズニーは様々なタイプの主人公を描き、その内面やドラマは時代と共に変化・進化してきたが、本作の主人公ミラベルはこれまでのディズニー・ヒロインにはない魅力を備えている。映画の舞台はコロンビアの山奥にある不思議な力に包まれた場所。そこには魔法の力をもつ大家族マドリガル家が暮らしているが、主人公のミラベルにはなぜか魔法の力が備わっていない。ある日、彼女は家に亀裂が入り、この家から魔法の力を消える前兆を見つけてしまう。これまでの多くのディズニー作品では主人公が何らかの問題や足りない部分を抱えていて、作品を通じて問題を解決し、成長し、足りないもの、欲しかったものを手に入れてきた。多くのディズニー作品の冒頭では主人公が自分が何を求めているか歌い、それらは“I want”ソングと称される。ミラベルもまた、自分の人生に何らかの不足や負い目を感じている。家族はみな、花々を咲かせる魔法で人々を幸福にしたり、食べ物でどんな傷もいやしてしまう能力を持っていたりするのに、ミラベルには不思議な力がないからだ。彼女はそれでも自分はマドリガル家の一員だと胸をはるが、心の中では“魔法がない分、何か埋め合わせをしなければ”と感じている。彼女はいつも笑ってはいるけれど、本当は変わりたい。映画ではマドリガル家と彼らの住む家に危機が訪れ、ミラベルは一家から魔法の力が消えないよう奔走する。まるで意思を持ったかのように動く不思議な魔法の家は、観客の想像以上に様々な空間を擁しており、ミラベルは広大な魔法の家のあちこちで大冒険を繰り広げる。通常の映画であれば、この冒険を通じて彼女が成長し、何らかの能力を手に入れるか、新たな気づきを得る。しかし、本作ではミラベルも家族も大きくは成長しない。彼らはこの物語を通じて、相手に対する見方をほんの少しだけ変えて、家族の新たな側面に気づく。この従来の固定化した見方ではない“ほんの少しの視点の変化”が本作の最大のポイントだ。監督を務めたバイロン・ハワードは「相手のことを知っていると思い込んだり、知っている気でいたのに実は表面しか見ていなくて相手のことを深く理解していなかった、ということが本作のテーマになっています。相手を敵だと思っている場合でも、実は相手のことをちゃんと理解できていないだけだったということがあります。時間をかけてお互いをよく見て、余計なイメージや思い込みを外して理解することができれば、私たちはお互いが思ったよりも近い存在だとわかると思うし、自分はひとりじゃないんだと思えると思います」と語る。そこで重要になるのが、魔法はないけれど、いつも家族の中にいて、家族のことを気にかけている主人公ミラベルだ。「この映画ではミラベルが行動することで、家族それぞれの視点や気持ちが変化していく。彼女の存在がそのきっかけになる。ミラベルは魔法を持っていない。でも、そんな彼女が一番の魔法を持っているんです」(ハワード監督)ミラベルはこれまでのディズニーヒロインのように大きく成長したり、実は“選ばれし者”だった、ということがない。彼女はこれまでのディズニー作品にいそうでいなかった“誰かと誰かの間に立つ”ことで輝く、人と人の変化の“きっかけ”をつくりだすヒロインだ。少し夢のない話をすると、私もあなたもおそらくは“選ばれし者”ではない。魔法も使えない。毎日少しずつは努力しているけれど、映画の主人公みたいに派手に成長したり変化することもなさそうだ。でも、あなたがそのグループにいることで、友達同士がさらに仲良くなったり、家族の距離が少し近づいたり、仕事がスムーズに進んでいるかもしれない。それは言葉では説明できない魔法のようなことで、多くの場合、当の本人は自分がしたことに気づいていない。『ミラベルと魔法だらけの家』の主人公ミラベルは、ジャレド・ブッシュ監督いわく「私たち全員の代表」だ。そんな彼女は映画の中でこれまでのディズニー作品ではあまり描かれなかった“ミラクル”を起こす。そしてそれは“選ばれし者”でも魔法使いでもない我々にも起こすことのできるミラクルだ。本作の主人公ミラベルはこれまでディズニー作品の主人公と同じぐらい長きに渡って愛され続けることになるだろう。『ミラベルと魔法だらけの家』公開中(C)2021 Disney. All Rights Reserved.
2021年12月01日ディズニー長編アニメーション60作品目『ミラベルと魔法だらけの家』が現在公開中。初日3日間で興行収入176,546,010円、動員数136,377人を記録し、週末動員ランキング2位、洋画作品ではNo.1のスタートを記録したことが分かった。Rotten Tomatoでは、批評家のスコアが92%、一般レビュー93%と高いスコアを記録している本作(11/29現在)。日本では11月26日についに公開がスタートした。鑑賞者から特に注目を集めているのが、リズミカルな楽曲から心打つ歌詞が魅力のバラードなどといった数々の楽曲。ミュージカル界に新しい風を巻き起こしてきたリン=マニュエル・ミランダによる、ほかのディズニー作品とはまた一線を画す、新鮮かつ斬新な楽曲が魔法に溢れる物語を彩り、まるで目の前でミュージカルが繰り広げられているような圧巻の楽曲に、称賛の声が上がっている。そんな本作ならではの魅力光る楽曲の一つが、魔法に溢れる家族が歌い上げるミュージカルナンバー「秘密のブルーノ」。今回、その映像も到着。「秘密のブルーノ」クリップヒロイン・ミラベルのおば夫婦が華麗に歌うこの曲は、リズミカルなメロディが特徴的。陽気に歌う一方、何度も口にするのは「触れちゃだめブルーノ」という意味深な言葉。ブルーノというのは、ミラベルのおじ。魔法の家を支える女家長アルマおばあちゃんの息子でもあるが、マドリガル家の中になぜか姿はみえず、誰もが彼の話をしようとしない…。そして突如、家に走った大きな亀裂が魔法の家族を危機にさらすと知り、一人立ち上がったミラベルは、ブルーノを探し求める。本作は、そんなミステリアスな魅力にも注目だ。『ミラベルと魔法だらけの家』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月30日アメリカでは多くの人が感謝祭の4連休を楽しんだこの週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、ディズニーのミュージカルアニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』だった。3日間の売り上げは2,870万ドル。2位は公開2週目を迎えた『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。3位はこの週末デビューしたリドリー・スコット監督の『ハウス・オブ・グッチ』。スコットは最近公開された『最後の決闘裁判』がまるで冴えなかっただけに、朗報だ。4位は『エターナルズ』、5位は『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』だった。文=猿渡由紀『ミラベルと魔法だらけの家』公開中
2021年11月29日ディズニー・アニメーション・スタジオが贈る最新作として、新ヒロイン・ミラベルの活躍を描く待望のミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』。ディズニー長編アニメーション60作目の記念作品である本作を通して、知られざるディズニー・ミュージカルの制作方法や、数々の名曲を生み出してきた同スタジオの楽曲の選定方法について2人の監督が解き明かしていく。1950年に公開された『白雪姫』に始まり、東京ディズニーランドのシンボル城にもなっている『シンデレラ』、舞台や実写映画化もされている『アラジン』など、世代や国を超えて世界中で愛される名作を数々生み出してきたディズニー・アニメーション・スタジオ。時代に即したストーリー展開や豊かな音楽で観客を魅了してきたが、通常の映画とはひと味違う制作方法で行うらしく、監督のジャレド・ブッシュは「ディズニーの内部では、製作中に何度も違った段階で試写をやる。それはまるでブロードウェイミュージカルのワークショップみたいなんだよ。お芝居を制作しようとして、色々試しているような感じなんだ」と、驚きの事実を語る。本作で新たに生み出されたディズニーヒロインのミラベルは、魔法に溢れる大家族マドリガル家の中、唯一“魔法”を持たない女の子。そんな彼女の家族は、5歳の誕生日を迎えると花を咲かせる能力や、動物と話せる能力など、1人1人違った“魔法のギフト(才能)”を家から授かり、ユニークで楽しい日々を送っている。個性が輝く家族が登場する本作だが、それぞれのキャラクターを創り上げていく過程について監督のバイロン・ハワードは、「僕らはキャラクター1人1人のバックストーリーや細かい好き嫌いまでもを、みんなで話し合って考えるんだ。作曲家からインスピレーションを受けることもあるよ。ストーリーの予想を超えても、いざキャラクターに落とし込んでみると思わぬ形で息吹が芽生えるんだ」と、様々な角度からアプローチしていることを話す。さらに、ディズニー・ミュージカルで最も重要な楽曲とキャラクターの関係についてジャレド監督は、「『ここで彼女は何か歌うべきなのか』『いや歌わないべきなのか』から話し合い、それを試写会で見せるんだ。その結果、映画に残ることもあるし、歌じゃなくてセリフのシーンに変えられることもある。試写を見た人たちに正直な意見を言ってもらうことで映画は良くなるので、これはとても大事なことなんだよ」と打ち明けた。これまで成功し続けてきたディズニー・アニメーションは、こうした多くの人々の“リアルな意見”を取り入れ続けたからこそ、世代を超えて愛される作品を生み出せていたことが分かる。様々な魔法を操るマドリガル家の家族と、特別な才能がなくとも明るく過ごしていたミラベルが送るミュージカルファンタジーは、思わず共感してしまうような、それぞれのキャラクターのストーリーが熱い息遣いで感じられる作品となっている。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月28日●「もう私、歌を歌えない」完璧を求めすぎて悩んだ過去ディズニー・アニメーション・スタジオが贈るミュージカル映画『ミラベルと魔法だらけの家』(11月26日より公開中)で、ヒロイン・ミラベル役の日本版声優に大抜てきされた新星・斎藤瑠希。彼女の圧倒的な歌唱力と表現力はすでに堂に入っているが「これまでにいろいろな試練や、乗り越えなきゃいけない壁がたくさんありました」と言う。才能溢れる19歳は、どのようにしてヒロインの座を射止めたのか? 単独インタビューでこれまでの道のりや今の思いを語ってもらった。ディズニー長編アニメーションの記念すべき60作目である『ミラベルと魔法だらけの家』。見事にミラベル役を勝ち取った時、斎藤は「本当に信じられないくらいびっくりして、夢なんじゃないかと思いました」と驚きを隠せなかったそうだ。そもそも彼女が歌を好きになったきっかけも、ディズニー映画だったから喜びもひとしおだったに違いない。「両親が大の音楽好きで、『メリー・ポピンズ』など、ディズニーのミュージカル作品を小さい頃からよく観ていました。映画の内容はちゃんと理解できなくても、歌だけは覚えていることも多かったように思います。当時から歌が好きでしたが、それがお芝居だという概念はなかったので、自分はいつか歌手になりたいと思っていました」斎藤が、芸能界入りしたきっかけはLittle Glee Monsterを輩出したプロジェクト「最強歌少女オーディション2014」だった。もちろん、幼い頃から歌へのポテンシャルは高かったようで、斎藤は「周りから『歌が上手いね』と言われ始めた頃は、天狗になっていました」と笑う。「でも、そこからミュージカル女優になりたいという夢を追いかけるようになってからは、ただ歌が上手いだけではダメなんじゃないかと思い始めました。歌で感動を伝え、人が聴いて鳥肌が立つような歌い方をするには、どういう表現をすればいいんだろうとすごく考え込むようになったんです」勤勉でひたむきな人ほど、自分に課すハードルを上げすぎてしまうことは多々ある。斎藤もそうで「そのことに悩み始めてからは、歌に対する自信がどんどん削がれていきました。歌に関して停滞していた時期だったと思います」と告白。渡辺ミュージカル芸術学院に1期生として入学したが、当時も「完璧を求めすぎていて、自分のなかでこんがらがってしまいました」と述懐。「それで先生に『もう私、歌を歌えないです』と言い出すくらいまで落ち込みました。そしたら先生から『そんなに今から完璧を目指して、これから先どうするの?』と言われてハッとしたんです。確かにそんなことをしていたら、今後の伸びしろなんてないなあと気がついて、そこで変なこだわりを捨てることにしました。そしてもう少し外側に目を向けて、自分はなんのために、そして誰のために歌うのだろうと、考え直すようにしたんです。そこで初めて、肩の荷が下りた気がしました」●ディズニーヒロイン演じ抜き自信「自分がより解放された」そんなふうに、心を前向きに切り替えて挑んだのが、『ミラベルと魔法だらけの家』のオーディションだった。「今までのオーディションでは、自分をよく見せようとしすぎて緊張し、固まってしまうことが多かったんです。でも、『ミラベルと魔法だらけの家』のオーディションでは、カッコつけず、自分らしく歌おうと思えて、すごくリラックスして挑めました。それでミラベル役をいただけたので、そういうふうに切り替えられたからこそ、今の自分があるとも思っています」ミラベルはコンプレックスを抱えたヒロインだ。“魔法だらけの家”とタイトルにあるとおり、ミラベル以外の家族は、5歳になると魔法のギフト(才能)を手にしてきたが、なぜかミラベル1人だけはそれが与えられなかった。ミラベルは家族と仲良く暮らしてきたが、ある日、家に大きな亀裂があることに気づく。斎藤はミラベルというキャラクターに、とてもシンパシーを覚えたそうだ。「私も三姉妹の三女で、ミラベルが抱える末っ子ならではの悩みにはすごく共感できました。常に人から見て姉は自分との比較対象になるし、自分も姉と比べてしまいます。特に私は姉妹のなかで、自分だけがこの仕事をしているので、親や周囲からどんなふうに見られているんだろうかと不安になることがあります。だから、ミラベルが自分だけ魔法の力を持てないことに対してコンプレックスを抱く気持ちも大いにわかりました。いろんな葛藤を抱えるミラベルですが、自分も熱い気持ちを持ってミラベルと向き合おうと思って演じました」完成した映画では、斎藤の伸びやかで力のある歌声が、多くの人々の琴線を揺らしそうだ。初の大役を無事演じ抜いたことで、斎藤はどんなものを得たのだろうか。「芸能の仕事で初めていただいた大きな仕事だったので、すごく貴重な経験をさせていただいたからこそ、自分に自信がついた気がします。また、自分がより解放されたというか、ミラベルを演じたことによって、今までなかった引き出しが増えたような感じです」そう目を輝かせる斎藤に、憧れのスターについて聞くと、クイーンのフレディ・マーキュリーの名を挙げた。「父や母も音楽が好きで、60~80年代のロックなどもよく聴きますが、私自身もその頃の歌が大好きです。特にフレディ・マーキュリーさんの声の張りや熱さはすごいなと感動しますし、芯の強さも含めて、全部が声に表れていると思います。私もいつか、歌によって多くのものを伝えられるような人になりたいです」くるくるとよく動く斎藤の瞳は、まさに希望に満ち溢れている。最後にこれから『ミラベルと魔法だらけの家』を観る人たちへのメッセージをもらった。「私自身もそうですが、学校や仕事場など、人生におけるいろんな場面で、人と比べて自分を下に見てしまい、落ち込んでしまうことってたくさんあると思うんです。でも、この映画を観てもらえば、きっとミラベルが背中を押してくれるのではないかと思います。いろいろな深いメッセージが織り込まれた作品なので、ぜひ劇場で観ていただきたいです」■斎藤瑠希(さいとう・るき)2002年9月26日生まれ、埼玉県出身。2014年、「最強歌少女オーディション2014」の育成クラスに選出され、ワタナベエンターテイメントスクール、日本芸術高等学園で歌やダンス、演技を学ぶ。2019年、渡辺ミュージカル芸術学院に1期生として入学。卒業後、ワタナベエンターテインメントに所属。2021年、TBS日曜劇場『ドラゴン桜2』に出演。2022年にはミュージカル『ヴェラキッカ』が待機中。
2021年11月27日女優の斎藤瑠希が公開中の映画『ミラベルと魔法だらけの家』の日本版声優として主人公ミラベルの声を演じている。ミラベルは魔法の力を持つ大家族マドリガル家の中で、たったひとりだけ魔法の力を持たない存在だが、亀裂の入ってしまった家と家族を守るために奔走する。本作を手がけたジャレド・ブッシュ監督はミラベルを「私たち全員の代表」と表現したが、斎藤はミラベルを「自分の分身のような存在」と語る。本作の舞台は、南米コロンビアの山奥にある不思議な力で包まれた家。マドリガル家の人たちはそれぞれが魔法の力=ギフトを持っているが、三姉妹の末娘ミラベルだけはなぜか魔法の力を持っていない。彼女は明るく振る舞うも、心のどこかで自分が魔法を持っていないことを、別の何かで埋め合わせなければと感じている。斎藤はオーディションでミラベル役に抜擢されたが「最初にミラベルの設定を聞いた時に、私と同じ三姉妹の三女なんだ!と思った」と振り返る。「それから映像を観て、台本を読んでいくうちに “ミラベルって自分なのかも”って思うぐらい共感できる部分が多くなっていきました。姉に対する嫉妬やうらやましさも、実際に自分が感じてきた感情でした。末っ子というのは少し複雑なのかもしれません。周囲から“えっ、そんなこと考えてたんだ”って思われることがよくあるんです。言葉に出さないだけでいろんなことを考えているんだと思います。末っ子は生まれた時から兄だったり姉だったり“比較対象”がいる状況で育つので、比較されやすいですし、自分でも知らず知らずのうちに『お姉ちゃんとくらべて自分はここができていない』って、できることより“できない”ことに目を向けがちなんです」劇中でもミラベルは、花を咲かせる魔法を持つ完璧な長女や、力持ちのギフトを持つ頼りがいのある次女と自分を比べてしまう。ふたりはあんなにも出来るのに、私には魔法の力がない。でも、物語が進むにつれて、姉たちにも別の側面や想いがあることがわかってくる。「ミラベルの姉も自分の姉かと思うぐらい似てるんですよ。長女はしっかりしているようで意外と傷つきやすかったり、次女は責任感が強いがゆえに大きなプレッシャーを感じていたり……自分がこれまで感じてきたことが作品の中で描かれている。そんなことがあるなんて思わなかったですし、すごく共感できました」ミラベルの魔法は“自分で道を切り拓く強さ”斎藤瑠希とは言え、アフレコ初挑戦の斎藤にとって、声だけの演技と、複雑で躍動感のある楽曲を歌いこなすのは困難も多かったようだ。「最初に試しで収録した時は緊張してしまって、ミラベルがまったく元気がないように聞こえて……不安を抱えた状態でスタートしました。でも、ミラベルと自分は似た部分があるんだと思うようになってからは自然と緊張も解けてきて、ミラベルが姉とケンカする場面でも、自分が姉とケンカしてきた時のことを思い出しながら演じることで、リアリティのある演技ができるようになりました。歌はここまで明るくて活発な楽曲を歌ったことがなくて、ラテンの楽曲にもなじみがなかったのですが、リズムとグルーヴを大切にして、身体全体でリズムをとりながら楽しく歌うことを大事にしました。というのも、早口で歌わないといけない場面でも、自分が楽しんで歌うと、まったく苦しくなく聞こえるんです。だから、歌のテクニックよりも歌詞に乗せた感情や、歌詞の意味が聴いている方にまっすぐ届くことを考えて歌いました」本作ではミラベルが行動することで、危機を迎えていた家族はお互いを見つめ直していく。本作の監督バイロン・ハワードは「ミラベルは魔法を持っていない。でも、そんな彼女が一番の魔法を持っている」と説明するが、斎藤は「ミラベルの持っている魔法は “自分で道を切り拓く強さ”だと思います」と笑顔をみせる。「すごく芯が強い子で、周囲とのハンデがあっても、それをカバーするだけの明るさと芯の強さと生きる力がある。誰にも負けないパワフルな女の子なんです。きっと彼女は幼い時から“自分だけ魔法を持っていない”という壁に直面していて、彼女なりにそれを乗り越えようとする中で、彼女の芯がどんどん強くなっていったんだと思います。でも、本人はそのことに、その強さに気づいていない。だから家族から“えっ、そんなこと考えてたんだ”って言われちゃうんですよね(笑)。この映画は家族の物語ですけど、学校の中であっても、仕事の場でも、周囲にすごい人がいると自分と比べてしまうことはあると思うんです。でも、”自分だからできることがあるんだよ”ってことをこの映画を観て気づいてもらえたらうれしいですし、ミラベルがそんな人の背中をそっと押してあげることができたらいいなと思っています。私自身も“他の人には出せない自分の持ち味ってなんだろう?”って考える時には必ずこの映画を見返すことになると思います。いまではミラベルは自分の分身のような存在だと感じているので、これからも何か壁にぶつかった時には、ミラベルの強さや前を向く力が私の支えになってくれると思います」『ミラベルと魔法だらけの家』公開中撮影:杉映貴子
2021年11月26日ASIAN KUNG-FU GENERATIONとサッポロ生ビール黒ラベルの初コラボが実現。サッポロ生ビール黒ラベルのスペシャルコンテンツ「STAR READER」の第4弾として、一歩前に踏み出そうとするすべての大人に向けた企画「リライト -今を塗り替え、未来を照らせ。-」が公開された。本企画では、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表曲「リライト」を初のショートフィルム化。「リライト」をテーマに“過去を振り返りつつ、未来をどう塗り替えていくか”というコンセプトのもと、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「リライト」にのせて、女優の深川麻衣が昔の自分をリライトして一歩前に踏み出す「大人」を演じている。また「STAR READER」特設サイトでは、今年結成25周年を迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONのスペシャルインタビュームービーのショートバージョンを公開中。特設サイトにて専用ブラウザカメラで黒ラベルの「星」ロゴをスキャンすると、インタビュームービーのフルバージョンを視聴することができる。さらにSpotifyではプレイリスト「#私をリライトしてくれる曲」のプレイリストが公開されており、Twitterでは一般ユーザーからの「#私をリライトしてくれる曲」を12月8日まで募集している。「リライト」オリジナルショートフィルムSTAR READER第4弾「リライト -今を塗り替え、未来を照らせ。-」概要公開期間:2021年12月27日(月) 12:00まで■ショートフィルムASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲「リライト」にのせて、ご自身もアイドルから女優へとリライトを果たした深川麻衣さんが、未来への一歩を踏み出す「大人」を演じています。■ASIAN KUNG-FU GENERATION インタビュー結成25周年を迎えたASIAN KUNG-FU GENERATIONのスペシャルインタビューを公開。サイトに訪れた方全員がショートバージョンをご覧いただけるほか、「STAR READER」サイトにて専用ブラウザカメラで黒ラベルの「星」ロゴをスキャンすると、フルバージョンがご覧いただけるようになっています。■「#私をリライトしてくれる曲」プレイリストSpotifyにて「#私をリライトしてくれる曲」のプレイリストを公開。合わせて12月8日までの期間でTwitterの一般ユーザーからも「#私をリライトしてくれる曲」を募集。これにより、思い出の楽曲を振り返る体験を通じて、多くの方に今回のテーマ「リライト」を考えるきっかけづくりをしていきます。『STAR READER』特設サイト:関連リンクASIAN KUNG-FU GENERATION 公式サイト: KUNG-FU GENERATION 公式Twitter: KUNG-FU GENERATION 公式Facebook: KUNG-FU GENERATION 公式LINE: KUNG-FU GENERATION 公式YouTube: KUNG-FU GENERATION 公式+(ファンクラブ):
2021年11月26日『ミラベルと魔法だらけの家』より、ナオト・インティライミが歌う日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」の特別映像が解禁となった。本作は、珠玉の音楽と圧巻の映像美で世界中を感動の渦に包み込んできたディズニー・アニメーション・スタジオのディズニー長編アニメーション60作品目となる最新作。魔法を持つ家族たちの中で唯一“魔法のギフト”が与えられなかった主人公・ミラベルの活躍が描かれる。この度解禁されたのは、ナオト・インティライミが歌う日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」。楽曲を手掛けたのは、トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞し、本作の全ての楽曲を手掛けたリン=マニュエル・ミランダ。オリジナル版はナオトさんが敬愛するコロンビアの人気アーティストのセバスチャン・ヤトラが担当し、ナオトさんは日本版の歌唱に加えて日本語詞も担当している。冒頭、“忘れないよあの日の涙ひどく心傷ついたね”と、家族の中で唯一“魔法のギフト”を与えられなかった主人公・ミラベルの胸の奥にある葛藤や寂しさに寄り添うような歌詞と、優しく包み込むような歌声が印象的だ。さらに“特別じゃなくていい愛こそ魔法やさしさこそが最大のギフト”と、ミラベルが持つ愛とやさしさこそが最大の魅力であり、その存在自体を肯定する希望に満ちた歌詞も胸に染みる。この歌詞についてナオトさんは、「ミラベルの気持ちや、ミラベルを取り巻く人々の思いも言葉にしていこうと思いました。僕からミラベルへの手紙を書く気持ちで日本語詞を書きました」と語る。レコーディングには、普段の3倍の時間がかかったそうで、「オリジナル曲があるのはハードルが高いものなんです。しかも、ディズニー作品で、ヤトラが歌っていて、原作者もいる。リスペクトするために原曲の理解度を深めることが大切でした。楽曲を研究し、どうやってヤトラが歌っているか、そしてメロディの起伏や発声のニュアンスなど徹底的に聴き込みました。そしてそれに合わせて歌ってみる。さらに歌詞に味付けをしたり、修正したりと3段階に分けながら収録をしたので、ワンフレーズ収録するのに1時間くらいかかりました」と、こだわり抜いて完成させたことを明かした。ナオトさんは、本編にも声優として参加しており、本作で吹き替えデビューも果たしている。本作の魅力について聞くと、「一つ屋根の下にたくさんで暮らしている大家族が舞台になっているから、家族の温かさや身近な人との絆がどれくらい大切か、コロナ禍だからこそ余計に感じられる映画だと思います」といまだからこそ見てほしい映画だとアピール。劇中に登場する楽曲も魅力に溢れ、エンドロールまで一瞬たりとも聞き逃せない作品となっている。『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月25日ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が26日(金)から公開になる。本作はバイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ、シャリース・カストロ・スミスが監督を務め、ディズニー作品の王道とも言える魔法とミュージカルが融合した世界と、現代の観客の心に響く感動ドラマを描いている。『ズートピア』でタッグを組んだハワード監督とブッシュ監督は、脚本家でもあるカストロ・スミスを共同監督に迎えて、家族の物語を描くべく創作を開始。物語の舞台に決めた南米コロンビアの文化やそこで暮らす人々の哲学に触れる中で、日常生活と不可思議な出来事が自然に同居している“マジカルリアリズム”を物語に取り入れることになった。そこで彼らはコロンビアの山奥にある不思議な力に包まれた場所を舞台に据えた。そこには不思議な魔法の力をもつ大家族マドリガル家が暮らしているが、主人公のミラベルはなぜか魔法の力が備わっていない。ある日、彼女は家に亀裂が入り、この家から魔法の力を消える前兆を見つけ、家族を救うべく奔走する。マドリガル家の人たちは様々な能力を持っている。植物を成長させ花を咲かせる魔法があれば、巨大な橋を持ち上げる怪力の魔法があったり、自分の気分で天候を変える魔法もある。それらはすべて「キャラクターの感情や人間関係から設定した」とカストロ・スミス監督は説明する。「この映画において魔法は“外部から押しつけられるもの”ではないんです。家族の中で果たす役割に応じて魔法が存在しているイメージです。長女のイザベラは完璧であることを追求している女性なので花を咲かせて家族や街の人を笑顔にします。次女のルイーサはとても責任感の強い女性なので、それに呼応するように身体の強さが備わっているのです」マドリガル家の面々は魔法の力をつかって街の人々を助け、みんなから愛される幸福な一家のはずだった。しかし、ミラベルはこの家に亀裂が入っていることを見つけてしまう。本作は制作当初から家族の物語をつくるべく創作が進められたが、その過程で監督たちは「私たちは相手のことをちゃんと見て、ちゃんと理解しているんだろうか?」というテーマを見つけたという。「魔法の能力を発揮することは素晴らしいことなんだけど、そのことだけで人を見るようになると、その人は“自分のすべてを見てもらえていない”と感じるようになるでしょう。この映画に登場するキャラクターたちは魔法の力に感謝はしているけど、そのことで自分が定義づけられてしまって、自分の中にある別の側面や感情の深い部分、人間的な側面が見過ごされてしまうことに悩んでいるんです」(カストロ・スミス監督)「家族の中にいると、ひとつの役割を背負いがちで、たとえば姉がいるとしたら“彼女は家族の中でこういう役割を果たしている”と思いがちです。でも、よく考えると見るとそれだけじゃない。この映画のために振り返ってみて、自分は家族のことがよく見えていないし、すべてのことに目が届いてないと気がついたんです」(ブッシュ監督)家族にはそれぞれ役割がある。お互いにしっかりとしたイメージを抱き、それが大きな信頼につながっている。しかし、みなそれぞれ“ひとりの人間”なので、イメージとは違う側面もあるし、誰にも言えない悩みもある。ジャレド・ブッシュ監督とバイロン・ハワード監督はかつてタッグを組み『ズートピア』を手がけたが、あの映画でも動物たちが暮らす世界を舞台に偏見や、相手をイメージだけで判断しないこと、相手を様々な角度から見ることの必要性が描かれていた。「この映画も『ズートピア』もミステリー映画のようなものだと僕は思っているんです。相手のことを知っていると思い込んだり、知っている気でいたのに実は表面しか見ていなくて相手のことを深く理解していなかった、ということがテーマになっています。この問題は世界中で私たちが抱えている問題だと思うんです。相手を敵だと思っている場合でも、実は相手のことをちゃんと理解できていないだけだったということがあります。時間をかけてお互いをよく見て、余計なイメージや思い込みを外して理解することができれば、私たちはお互いが思ったよりも近い存在だとわかると思うし、自分はひとりじゃないんだと思えると思います」(ハワード監督)どんどん成長していくことがディズニーの素晴らしいところジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード、シャリース・カストロ・スミスそこで活躍するのが、魔法を持っていない、でも誰よりも家族を愛し、家族のために行動しようとする主人公ミラベルだ。「この映画ではミラベルが行動することで、家族それぞれの視点や気持ちが変化していく。彼女の存在がそのきっかけになる。ミラベルは魔法を持っていない。でも、そんな彼女が一番の魔法を持っているんです」(ハワード監督)魔法を持たないミラベルは劇中で一体、どんな“一番の魔法”を使うのか?そこが本作の大きな見どころになる。なお、本作は『白雪姫』からはじまったディズニーの長編アニメーションの歴史の中で、60作目の長編になるが「どんどん成長していくことがディズニーの素晴らしいところ」だとハワード監督は力説する。「数年後にはスタジオは100周年を迎えます。自分が子どもの頃に観た作品を自分の子どもたちに観せることで作品が次の世代に引き継がれていく。それは素晴らしいことです。一方でスタジオは常に成長を続けています。『ミラベルと魔法だらけの家』は多様性のある作品で、映画の中に登場する植物や動物、洋服、文化のすべてがコロンビア固有のものでありながら、同時に多様性があります。スタジオのアーティストたちが心を尽くして描くことで、多様性をスクリーンに見事に表現してくれました。それこそがディズニーのレガシーなんだと思います」本作は長年に渡って築かれた伝統と、さらなる進化を遂げた表現を組み合わせて、『ズートピア』のテーマをさらに進化させながら、軽快で、笑えて、最後には心に響く作品を描き出している。『ミラベルと魔法だらけの家』11月26日(金)より公開(C)2021 Disney. All Rights Reserved.
2021年11月24日“魔法”が溢れる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描く待望のミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』の公開記念スペシャルイベントが11月22日(月)、都内で開催された。イベントには新ヒロイン・ミラベルの日本版声優をUS本社のオーディションを経て射止めた19歳の新人女優・斎藤瑠希(さいとう るき)、ミラベルの2人の姉であるイサベラ、ルイーサをそれぞれ担当する平野綾とゆめっち(3時のヒロイン)が出席。劇中の“三姉妹”が勢ぞろいした。斎藤瑠希3人ともディズニー作品に参加するのは初めてで、「今までの生活が一変した。光栄だし、緊張もしている」(斎藤さん)、「いまだに信じられない。声優として活動させていただき、20年でようやく夢がかなった」(平野さん)、「えっ、ドッキリ?って最初はめちゃくちゃカメラを探した。相方も試写を見てくれて、すごいって泣いてくれた」(ゆめっちさん)と喜びを明かした。ゆめっち(3時のヒロイン)この日、斎藤さんはメイン楽曲「奇跡を夢みて」を初めて生披露し、US本社をうならせた圧倒的なポテンシャルを発揮。無事に歌唱を終えると「今でも膝が震えるくらい。何度も何度も脳内シミュレーションしてきたので、こうして披露できたことが夢のよう」とホッとひと安心の様子。「ミラベルは本当に普通の女の子。(自分だけ魔法を持っていないという)境遇にめげず、道を切り開いている。三姉妹の末っ子というのも、私自身がそうなので共感できる」と役柄と自身を重ね、楽曲については「ミラベルが心の奥底では、魔法が欲しいという葛藤の気持ちを歌い上げている」と説明した。平野綾そんな“妹”の堂々たるパフォーマンスに、平野さん&ゆめっちさんも感激しきり。「一瞬で場の空気を変えられる人はなかなかいないが、彼女はそれを持っている。まっすぐ思いを届けられる…。そんなすごいギフトが与えられている」(平野さん)、「歌い始めからもう涙が出ちゃって。実写版のミラベルだと思ったし、普段は前向きだけど、本当は魔法が欲しかったという(ミラベルの)気持ちが響きました!」(ゆめっちさん)と圧倒されていた。斎藤瑠希ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」やミュージカル「ハミルトン」で数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダが、『モアナと伝説の海』以来、音楽を手掛ける4年振りの新作オリジナル・ミュージカルとなる本作。南米コロンビアの奥地に佇む、魔法の力を持つ不思議な家を舞台に、家族の中でただ1人“魔法のギフト”を授からなかったミラベルが、魔法が消え去りそうになる家族を救うため“唯一の希望”として、立ち上がることを決意する。『ミラベルと魔法だらけの家』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年11月22日ディズニー・ミュージカル最新作『ミラベルと魔法だらけの家』の公開記念スペシャルイベントが11月22日、都内で行われ、主人公ミラベルの日本版声優を務める19歳の新人女優・斎藤瑠希(さいとうるき)が出席した。魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家を舞台に、家族で唯一魔法を持たないミラベルが「世界から魔法の力が失われていく」という大ピンチのために、立ち上がる。『モアナと伝説の海』以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカル、さらにディズニー長編アニメーション60作目を飾る記念すべき本作で、斎藤はその歌唱力をUS本社から絶賛され、主人公の声優に“大抜擢“された。斎藤は「小さい頃から見ているディズニー作品に関われるのは光栄。とにかく今までの生活が一変して、駅や街中でミラベルを見かけると、緊張もしている」とオーディション合格、そして現在の心境を語り、「ミラベルは本当に普通の女の子で、環境にめげず、道を切り開いている。三姉妹の末っ子というのも、私自身がそうなので共感できる」と役柄と自身を重ね合わせた。この日はメイン楽曲「奇跡を夢みて」を初めて生披露し、圧倒的なポテンシャルを発揮。堂々と歌いあがると「今でも膝が震えるくらい。何度も何度も脳内シミュレーションした日が来て、こうして披露できたことが夢のよう」と安どの表情を浮かべ、楽曲については「ミラベルが心の奥底で魔法が欲しいという葛藤の気持ちを歌い上げている」と説明。劇中にはラテン系の楽曲が多いといい「日本人にはなじみのないリズムやグルーブなので、全身で音楽を感じながら、楽しさが伝われば」と話していた。イベントには主人公ミラベルのふたりの姉・イサベラ役、ルイーサ役の日本版声優を担当する平野綾、ゆめっち(3時のヒロイン)も出席。どちらもUS本社のオーディションを経て、見事ディズニーの日本版声優の座を射止めており、ともにディズニー・アニメーションの声優初挑戦を果たした。この日、斎藤の歌唱を耳にすると、「一言目で場の空気を変えられる人はなかなかいないが、彼女はそれを持っている。まっすぐ思いを届けられる。そんなすごいギフトが与えられている」(平野)、「歌い始めからもう涙が出ちゃって。実写版のミラベルだと思ったし、普段は前向きだけど、本当は魔法が欲しかったという(ミラベルの)気持ち」が響きました!」(ゆめっち)と感動しきりだった。取材・文・写真=内田涼『ミラベルと魔法だらけの家』11月26日(金)より公開
2021年11月22日ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が今週末26日(金)から公開になる。本作はコロナ禍で制作が進められ、いつもより多くの困難が制作陣の前に立ちはだかったが、プロデューサーを務めたイヴェット・メリノは「映画を作る過程ではいつも予想外のことが起こり、予想外の解決策が見つかって、自分たちも驚くのです」と笑顔を見せる。ディズニーの、いや世界で最初のカラー長編アニメーション映画『白雪姫』がアメリカで公開されたのは1937年のこと。以降、スタジオは数々の名作を手がけてきた。最新作はメリノと、スタジオのプレジデントも務めるクラーク・スペンサーが共同でプロデュースし、『ズートピア』でタッグを組んだバイロン・ハワード監督とジャレド・ブッシュ監督、そしてふたりの熱烈なオファーを受けて共同監督として本作に加わったシャリース・カストロ・スミスが集まって企画が立ち上がった。「まず3人の監督たちと話す中で、“家族についての映画をつくろう”ということになりました」とメリノは振り返る。「とは言え、家族と言ってもさまざまな形がありますし、家族の中にもさまざまな人がいる。そして家族の周囲にはさまざまなコミュニティと友人関係があったりする。だから私たちは家族の話をしているわけですが、映画をつくる過程で結果として“その先”も描くことになりました」本作の舞台は、南米コロンビアの山奥にある魔法の力に包まれた不思議な家。そこで暮らすマドリガル家はみな魔法のギフト(才能)を持っているが、なぜか主人公のミラベルは魔法の力を持っていない。ある日、家に亀裂が入り、それがこの家から魔法が消えてしまう前兆であると知ったミラベルは、マドリガル家を救うために行動を開始する。劇中では目にも鮮やかな映像、華麗なミュージカルシーン、そしてミラベルの大冒険の物語が描かれるが、その中心になるのはミラベルが行動することで亀裂の入った家族が自身や相手との関係を少しだけ見直していく物語だ。家族は気がつくとその中で役割が固定していたり、相手の一面だけを見て理解した気になってしまうことが多い。しかし、ミラベルと家族はさまざまな出来事を経て、相手のことを少し違う角度から見たり、いままで触れていなかった想いを知ったりする。「この映画は“お互いに理解すること”を描いた映画でもあります。誰かと接するときに少し時間をとって、その人の目に見えている部分の先、つまり相手がどういう背景を持っているのか考えることで、より深く相手を理解できるかもしれない、ということを描いています。監督のバイロンとジャレドは『ズートピア』で偏見やバイアスといったテーマを素晴らしい物語で表現しましたけど、今回の映画でもそのテーマは続いていて、物事をより広い視点で見たり、これとは違う視点から相手を理解することが描かれるわけです」動物たちが暮らす世界を舞台にした『ズートピア』では、愛らしくて小さなウサギの女性警官と、ずる賢いと思われているキツネのコンビを主人公に、偏見や思い込み、バイアスを外して相手と向き合うことの大切さが描かれたが、そのテーマを自分が一番よく知っている“はず”の家族を題材に描いたのが『ミラベルと魔法だらけの家』だ。一方で、メリノたちは本作を「アニメーションならではの表現」で描くことにこだわったという。「キャラクターをよく理解して、さらにつっこんで深い部分まで描いてもらうようにスタジオのアーティストたちに繰り返しお願いしました。劇中に登場する魔法、たとえば力持ちのルイーサが大きな石橋を楽々と持ち上げたり、変身のギフトをもつカミロが次々と姿を変えていく場面は、アニメーションだから最もよく描けると思うんです。だから映画をつくる過程では“アニメーションだから深く描くことができるもの、アニメーションでなければ表現できないもの”を探して自問する日々が続きました。私たちはスタジオの歴史を常に意識していて、その歴史をいかにして現在の自分たちの作品に生かしていくのかをいつも考えています。今回の映画は60本目の長編アニメーションですが、私が観て育った『白雪姫』から『ミラベルと魔法だらけの家』まで歴史がちゃんと繋がっているわけです。そう思うと身が引き締まる想いですし、スタジオが築き上げてきたレガシーをしっかりと引き継ぐことを念頭において制作にあたりました」映画づくりでは予想外のことが起こり、予想外の解決策が見つかる『ミラベルと魔法だらけの家』とは言え、本作の制作期間はコロナ禍に重なった。通常、スタジオではスタッフが同じ場所に集まって作業し、廊下やカフェで意見を交換したり、部署を飛び越えてアイデアを持ち寄ったりする。しかし、今回はそれができない。「そうですね。みんなが家にいる状態で制作したのでスタジオでつくるよりも大変でした。これまでみたいにスタジオで偶然に出会った人と会話する中で問題解決のヒントが見つけたりはできません。でも、私たちはすぐに状況に対応して、ビデオ会議の仕組みを導入して、お互いに話すようになりました。映画づくりの過程では家が壊れちゃうような感覚を定期的に味わうんですよ(笑)。今回も『もうダメだ!どうしていいのかまったくわからない!』と思う時間も確かにありました。でも、みんな自宅にいながら時間をかけて解決していったんです。私たちはストーリーテリングの部門、そして監督たちの能力に自信を持っていましたし、時間をかけることで観てくださる方の心を動かす映画ができると思っています。だから、その過程では“家が壊れそう”と思うような大変な時間も過ごさないといけないんです」これまでもディズニーでは良い作品を目指して何度も何度もストーリーを書き直し、その過程では作業が止まってしまうほど行き詰まる瞬間が幾度もあった。しかし、彼らは諦めずにアイデアを交換し、会話し、当初は予想もしなかった解決策を見つけてきた。『ミラベルと魔法だらけの家』もこれまでと同じく膨大な時間とアイデアを投じて、予想もしなかったマジカルな瞬間を経て、完成にたどり着いたようだ。「映画を作る過程ではいつも予想外のことが起こり、予想外の解決策が見つかって、自分たちも驚くのです。でも、その結果としてこのような映画が完成しましたし、時間はかかりましたけど、すべての問題を解決することができました。私たちはこの映画の出来にすごく満足しています!」『ミラベルと魔法だらけの家』11月26日(金)より公開(C)2021 Disney. All Rights Reserved.
2021年11月22日