『恋愛適齢期』『ホリデイ』など名作を次々に手がけてきたナンシー・マイヤーズ監督が、アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロをキャストに迎えた最新作『マイ・インターン』が10月に日本で公開されることが決定した。その他の情報本作の主人公は、ニューヨークのファッション業界でオンラインサイトのCEOとして活動する女性ジュールス。華やかな世界で暮らし、多くの人から羨望のまなざしで見られる立場にある人物だ。映画は、彼女のもとに40歳も年上の“シニア”インターンの男性ベンが現れ、豊かな人生経験に基づいた助言をする彼とジュールスが心を通わせていく様を描く。マイヤーズ監督は、『赤ちゃんはトップレディがお好き』『花嫁のパパ』などの脚本を手がけ、『恋愛適齢期』『ホリデイ』『恋するベーカリー』などでは自ら脚本も執筆してメガホンをとった才人だ。彼女の巧みな作劇と、思わず笑いがこぼれる会話、深いキャラクター造形は観客はもちろん、評論家からも高く評価されている。『マイ・インターン』10月10日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年06月25日トヨタ自動車は6月3日、米国フォード・モーターと、フォードの子会社であるリビオと、フォードの「スマートデバイスリンク」(SDL)を今後、トヨタ・レクサス車両に導入するための検討に入ることで合意したと発表した。SDLは、スマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソース・プラットフォーム。SDLにより、スマートフォンとクルマがつながり、利用者は音声認識機能や車載の操作パネル・ディスプレイを通じて、車内でもスマートフォンのアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用可能になる。スマートフォン・アプリの開発者はSDLを用いることで、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発することができる。トヨタとフォードは2011年8月、より安全・安心で、利便性の高い次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はその協業を一歩進めるものとなる。
2015年06月04日トヨタ自動車(トヨタ)は6月3日、フォード・モーター・カンパニー(フォード)と、フォードの子会社リビオと、同社の「スマートデバイスリンク(SDL)」をトヨタのレクサスに導入するための検討に入ることで合意したと発表した。トヨタとフォードは2011年8月に次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はそれを前進させるものとなる。SDLはスマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソースプラットフォーム。音声認識機能や車載の操作パネルで、車内でもスマートフォンアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用することができるようになる。また、SDLを採用することで、スマートフォンアプリ開発者が、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発できるため、より多くの消費者に向けアプリを提供することが可能となるなどのメリットもある。トヨタは「私たちは、車載用のスマートフォンアプリ市場が急速に成長する中、高性能で使いやすい『つながる』サービスを通じ、安全に配慮しつつクルマの『楽しさ』をお客様にご提供すべく、新技術に日々取り組んでいる。SDLに携わるフォードやリビオ社などとその思いを共有できていると確信している」とコメントしている。
2015年06月03日60年代のテレビアニメを実写映画化する『Johnny Quest』の監督に、ロバート・ロドリゲスが決まった。ロドリゲスは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の脚本家テリー・ロッシオと共に、脚本のリライトも手がける。製作、配給はワーナー・ブラザース。その他の情報『Johnny Quest』の主人公は、少年とボディガード。ピーター・シーガル監督で映画化の企画が進められていた時は、ザック・エフロンとドウェイン・ジョンソンが出演を検討していた。新しいキャストは、明らかになっていない。ロドリゲスは、バイオレントな映画で頭角を現したが、後に『スパイキッズ』シリーズを生み出し、ファミリー映画の分野でも実力を証明している。最新作は『シン・シティ 復讐の女神』。文:猿渡由紀
2015年05月28日トム・フォードの次回監督作に、ジェイク・ギレンホールとエイミー・アダムスが主演することがわかった。タイトルは『Nocturnal Animals』。原作はオースティン・ライトが書いた小説『Tony and Susan』。アートギャラリーのオーナーが、元夫の書いた小説の原稿を読み、復讐を恐れるというスリラーだ。脚色もフォードが手がける。ファッションデザイナーのフォードは2009年の『シングルマン』で監督デビューを果たした。同作品でコリン・ファースはオスカー主演男優部門にノミネートされている。ギレンホールの次回作は7月北米公開予定のボクシングドラマ『Southpaw』。9月には実話にもとづく『Everest』が控える。アダムスの次回作は、来年公開予定の『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』。文:猿渡由紀
2015年05月19日ロバート・ダウニー・Jr.が、20代の頃に交際していたサラ・ジェシカ・パーカーとニューヨークで再会を果たしていたことをラジオ出演で明らかにした。ロバートは28日(現地時間)、ニューヨークで人気DJのハワード・スターンの番組に出演し、かつて7年間交際して1991年に破局したサラと再会したと語った。昨年10月、ハワードの番組に出演したロバートは、サラの夫であるマシュー・ブロデリックが許可してくれるなら、ニューヨーク滞在中に彼女と再会したいと語っていたが、それが実現したという。ロバートがサラの家を訪ね、その後は彼女の友だち数人も一緒にタパスに行ったそうだ。久々に再会して「素晴らしい人で、クールで楽しくて、しっかりしてる」とサラの印象を語るロバートは、サラの子そもたちとも面会したという。20代の頃は深く愛し合っていたが、いまはそれぞれ別の相手と結婚し、子そもたちと幸せな家庭を築いているのは「神の思し召し」と表現したロバート。交際時は自身のアルコールやドラッグ依存で心配をかけ続けたことの罪滅ぼしも果たせたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月30日アメリカのジャズピアニスト、ロバート・グラスパーが5月26日(火)大阪・ビルボードライブ大阪より約9か月ぶりの来日公演を開催する。【チケット情報はこちら】今回の来日では、5月26日(火)から28日(木)まで大阪・ビルボードライブ大阪、6月2日(火)から5日(金)まで東京・ビルボードライブ東京で単独公演を開催。また、6月8日(月)には日本を代表する指揮者として知られている西本智実との共演ライブを実施する。ロバート・グラスパーは2003年にデビュー。2012年にリリースしたアルバム『Black Radio』は第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を受賞している。なお、現在チケットぴあの特集ページ、洋楽EYEでは、ロバート・グラスパーのこれまでの足跡や、その音楽性についてより深く知る事ができるコラムを掲載中。気になる方はご確認を。大阪・東京ビルボード公演のチケットは発売中。また、西本智実との共演ライブのチケットは4月18日(土)午前10時より一般発売開始。■ロバート・グラスパー来日公演5月26日(火)ビルボードライブ大阪(大阪府)【1stステージ】開場17:30/開演18:30【2ndステージ】開場20:30/開演21:305月27日(水)ビルボードライブ大阪(大阪府)【1stステージ】開場17:30/開演18:30【2ndステージ】開場20:30/開演21:305月28日(木)ビルボードライブ大阪(大阪府)【1stステージ】開場17:30/開演18:30【2ndステージ】開場20:30/開演21:306月2日(火)ビルボードライブ東京(東京都)【1stステージ】開場17:30/開演19:00【2ndステージ】開場20:45/開演21:306月3日(水)ビルボードライブ東京(東京都)【1stステージ】開場17:30/開演19:00【2ndステージ】開場20:45/開演21:306月4日(木)ビルボードライブ東京(東京都)【1stステージ】開場17:30/開演19:00【2ndステージ】開場20:45/開演21:306月5日(金)ビルボードライブ東京(東京都)【1stステージ】開場17:30/開演19:00【2ndステージ】開場20:45/開演21:30■ロバート・グラスパー・エクスペリメント×西本智実シンフォニックコンサート日時:6月8日(月)開場 18:00 / 開演 19:00会場:池袋 東京芸術劇場コンサートホール(東京都)【指揮】西本智実【出演】ロバート・グラスパー・エクスペリメント【弦楽器】イルミナートフィルハーモニーオーケストラ
2015年04月16日4月4日(現地時間)、50歳の誕生日を迎えたロバート・ダウニー・Jr.がロサンゼルスで盛大なパーティを開いた。パーティは誕生日当日の4日、サンタモニカ空港内の「Barker Hangar」で行なわれ、『アイアンマン』シリーズで共演しているグウィネス・パルトロウ、エドワード・ノートンジェニファー・アニストンと婚約者のジャスティン・セロー、リース・ウィザースプーン夫妻、ケイティ・ホームズ、オーランド・ブルームらが出席した。「People.com」では関係者が「スターが大勢集まった最高のパーティでしたが、とてもアット・ホームな雰囲気でした」と語っている。250人ほどが招待された会場には『アベンジャーズ』シリーズで共演のジェレミー・レナーとサミュエル・L・ジャクソン、ダスティン・ホフマン、トビー・マグワイア夫妻の姿もあったという。ケイティはつい最近ジェイミー・フォックスと交際中と報道されたが、この日は1人で現われた。一方、グウィネスは交際のうわさがあったTVシリーズ「glee/グリー」のプロデューサー、グラッド・ファルチャックと一緒だったことから、ついにカップルとして公の場にデビューを果たしたようだ。午後6時30分過ぎにロバートが妻でプロデューサーのスーザンと一緒にスモークの炊かれたトンネルから登場し、パーティはスタート。スティーリー・ダンやデュラン・デュランのライブ演奏もあり、お開きの前には招待客たちが「ハッピー・バースデー」を合唱してロバートを祝った。バースデー・ボーイのロバートはパーティ翌日、Twitterに「母なる自然へ。50年間の愛に満ちた寛容をありがとう」とつぶやいている。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月08日3月初旬に操縦していた飛行機の不時着で負傷し、入院していたハリソン・フォードが28日(現地時間)までに退院したようだ。「People」誌が、同日に車を運転していたハリソンの目撃情報を伝えている。ハリソンは3月5日、カリフォルニア州南部で操縦していた飛行機が離陸直後にトラブルに見舞われ、隣接するゴルフ場に不時着。頭部に切り傷を負い、骨盤や足首を骨折してUCLAメディカル・センターに入院していた。入院中は連日、妻のキャリスタ・フロックハートが食事や本、雑誌などを持参で看病していたという。今後は自宅療養でのリハビリが始まると見られている。重傷ではあったが、専門医によると、十分な努力とリハビリを続ければ完治は見込めるという。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月31日5日午後(現地時間)、小型飛行機操縦中にカリフォルニア州のゴルフ場に不時着して重傷を負ったハリソン・フォード。頭部裂傷、足首と骨盤を骨折という大けがだったが、幸い命に別状はないと代理人から発表された。ハリソンは5日午後2時20分頃、自分の生年でもある1942年製造の軍用訓練機「ライアンPT-22」でサンタモニカ空港を離陸したが、直後に「エンジン故障、緊急着陸要請」と同空港に緊急連絡をしてきた。事故機は空港に隣接するペンマー・ゴルフ場の木に衝突、芝生上に不時着をした。付近は住宅街で、もしそこに墜落していたら大惨事となったはずだが、飛行機マニアで長年の操縦歴を持つハリソンは被害を最少限に食い止めることに成功した。事故機には同乗者はいなかった。事故当時、偶然にもゴルフ場でプレイ中だった医師と友人たちが操縦席からハリソンを救出し、救急隊到着までに応急手当てをしたという。AP通信によると、医師らが現場に駆けつけたときに操縦席の男性は軽いショック状態で、けがの痛みを訴えていたという。燃料が漏れ始めていた機体から彼を救出し、けがの状態を調べようとして、初めてそれがハリソン・フォードだと気づいたそうだ。搬送先の病院には妻のキャリスタ・フロックハートや息子でシェフのベン・フォードさんも駆けつけ、ベンさんは「病院にて。父は大丈夫。(けがで)ボコボコになってるけど、OKだ!」と明るい調子でツイート、ファンからのお見舞いメッセージへの感謝もつぶやいた。7日にも「みなさんのお気遣いに感謝いたします。父は最善の治療を受けて快方に向かっています」と改めて感謝を表明している。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月09日ロバート・ダウニーJr.が『アベンジャーズ』シリーズ最新作のワールド・プレミアでレッド・カーペットを彼と一緒に歩く権利をチャリティ・コンテストに出品した。余命わずかの子どもたちとその家族を支援するイギリスが拠点の児童ホスピス「Julia’s House」の援助を目的としたもので、応募者の中から抽選で1名が、今後ロサンゼルスで開催予定の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のワールド・プレミアでロバートと一緒にレッド・カーペットを歩ける。幸運な当選者と同伴者1名は、ロサンゼルスまでの旅費と四つ星ホテル宿泊、タキシードやドレスのフィッティングをしてリムジンで会場へエスコートされるほか、ロバートと一緒にプレミア前に会話を楽しむ時間もあるようだ。ほかに「Randy’s Donuts」での朝食とヘリコプターでのロサンゼルス周遊、インドアのスカイダイビングといったイベントも付いている。参加資格は10ドル以上を寄付すること。また寄付する額によってはプレゼントも用意される。25ドルならロバートからデジタル・カードの礼状、100ドルなら限定Tシャツなど。高額寄付には豪華な賞品が用意され、2,500ドル寄付すると『アイアンマン』のヘルメットのレプリカ(サイン入り)、5万ドルならば、『Captain America: Civil War』(原題)の撮影現場見学とロバートとのミート&グリートとなっている。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月04日レッドヴァレンティノ(RED VALENTINO)は2月18日、伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンする。店内では「船乗りと恋をしたシンデレラ」をテーマとする15SSコレクションを展開。ストライプと錨をまとった現代のシンデレラが、現実を遊び心にあふれたクールな創造の世界へと変貌させる。更に、コレクションの象徴的なルックの一つである、爽やかなホワイトとネイビーのバイカラーが印象的なニットドレス(8万4,000円)を限定発売。他にも、ポップアップショップだけの限定アイテムを多数用意する予定だ。
2015年02月13日オリックス生命保険(以下オリックス生命)とその子会社であるハートフォード生命保険(以下ハートフォード生命)は5日、各取締役会において、関係当局の認可を前提に、オリックス生命を吸収合併存続会社、ハートフォード生命を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、合併契約を締結したと発表した。なお、同合併により、両社が取り扱う保険商品に加入している顧客の契約内容に影響はない。○同合併の目的これまで両社が培ってきたノウハウを結集することにより、サービス品質の向上、経営の効率化や保有契約の万全な管理、財務の健全性の維持を図り、生命保険事業の持続的な成長を目指すため○同合併の日程合併契約締結日:2月5日同合併の予定日(効力発生日):7月1日○同合併後の状況同合併による、吸収合併存続会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期の変更はない
2015年02月09日レッドハットは1月29日、PaaS戦略説明会を開催。米レッドハットのOpenShift製品部門副社長 兼 ジェネラル・マネージャー バダニ アシェシ氏がOpenShiftの最新動向を紹介した。OpenShiftはレッドハットが提供するPaaS基盤構築ソフト。オープンソースプロジェクトの「OpenShift Origin」、その成果を取り入れた企業向けの「OpenShift Enterprise」、パブリックPaaSサービスとして提供する「OpenShift Online」の3分野で展開する。国内では、企業向けの「OpenShift Enterprise 2.1」を昨年7月にリリース。現在、「Docker」や「Kubernetes」技術を使ってアーキテクチャを刷新した「OpenShift V3」の開発が進められている。アシェシ氏はまず、レッドハットにおけるPaaSの位置付けとして、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)による仮想化やOpenStackによるIaaS基盤構築、CloudFormsによるクラウド管理といったクラウドポートフォリオを構成する要素の1つだと指摘。IaaS、PaaS、SaaSというクラウドのサービスモデルで見た場合、より制御にフォーカスしたのがIaaS、より自動化にフォーカスしたものがSaaSであり、PaaSはのその中間に位置し、アプリケーション開発を迅速に効率的に行うのに適したサービスだと説明した。「アプリケーション構築という点では、物理環境や仮想化環境は"手工業"だ。PaaSを利用することはこれを"量産ライン"に載せること。ハードウェアの調達や仮想マシンの配備など、15~20項目もあった工数のほとんどが削減できる。アプリケーション構築は、企画、予算確保、コーディング、テスト、稼働、自動スケーリングを行うだけで済む」(アシェシ氏)市場動向としては、今後の5年のCAGRで物理環境が3%の成長率であるのに対し、IaaSとPaaSは30%の成長が見込まれているという。なかでも、PaaSはIaaSと比較して規模と利益率の面でより大きな成長が期待されており、ベンダー各社もPaaSへの取り組みに力を入れている。ユーザーの利用意欲も強く、たとえば、ゴールドマン・サックスが昨年行ったCIO向け調査では、パブリックPaaSとして3年後にどのサービスを使っていると思うか聞いたところ、Microsoft Azure、Salesforce1、Google App Engine、AWS Elastic Beanstalkを挙げるCIOが多かった。また、利用意欲の伸びという点で最も高かったのが、Red Hat OpenShiftだった。アシェシ氏は、OpenShiftの特徴として、JavaやPHP、Rubyなど多言語に対応していること、自動スケーリングに対応していること、ユーザーによるセルフサービス機能が充実していることを挙げた。さらに、オープンソースであり、エンタープライズグレードな可用性やセキュリティを確保できること、Red Hatのサポートがあることも大きな特徴だという。実績としては、Openshift Onlineについて昨年、スタートアップ向けプログラムや専用ノード(Dedicated Node)サービスの追加、非営利/教育基幹向けブログラムを行ったことなどで大きく伸びた。すでに200万以上のアプリケーションが開発済みで、ユーザー増加率は88%、アプリケーション増加率は123%だという。「開発者の能力を発揮させるパブリックPaaSだ。GitやMaven、Jenkinsといった開発系ツールから、ミドルウェア、コンテナ技術、複数のクラウド基盤の管理まで対応する。クラウド、コンテナ、マイクロサービス、DevOpsの全体を統合できることがOpenShfitのソリューションだ」(アシェシ氏)開発中のV3では、DockerやKubernetesを採用して、これらをさらに強化する方針。RHELをベースにしたDocker管理のために最適化したOS(RHEL + Project Atomic)の上で、標準コンテナAPIを提供し、Kubernetesを使ってオーケストレーションや管理を行う。サービスは、Docker Hub、Red Hat Marketplace、JBoss xPaaSなどから提供される。サービスの選択肢を拡大し、レッドハットの認定なども行う予定。「開発者と運用管理者のエクスペリエンスを向上させる。開発を高速化し、タイムトゥマーケットを短縮する。業界標準のPaaSスタックにしていきたい」(アシェシ氏)これを受けて、レッドハットのプロダクト・ソリューション事業統括本部ミドルウェア事業部 事業部長の岡下浩明氏が国内のPaaSビジネス戦略について解説した。戦略としては、OpenShiftを「Enterprise DevOps Platform」に位置付け、企業アプリケーションのリリースサイクルを劇的に改善する基盤を提供するという。「企業システム基盤の再定義することがテーマ。レッドハット製品ポートフォリオにより、OpenShiftを差別化する一方、V3の早期ベータプログラムを展開していく」(岡下氏)具体的には、RHEL Atomic Host、OpenStack Platform、CloudFormsとのシームレスな組み合わせによるOpenShiftの差別化、JBoss xPaaSによるPaaSサービスを拡充、Docker、Kubernetes + DevOps環境の早期評価企業のサボートを進めるという。販売戦略としては、4つのフォーカスポイントを挙げた。1つめは、直接販売により「Red Hat DevOpsレファレンスアーキテクチャ」の実績構築と普及。2つめは、販売チャネルの拡充。既存レッドハットの販売チャネルから製品として販売したり、クラウド認定プロバイダからPaaS環境として提供したりする。3つめは、OpenShift構築パトーナー制度の活用。Red Hat Cloud Partner Allianceに「OpenShift構築パートナーグループ」を創設するほか、RHEL OpenStack Platformテクノロジーパートナーと連携し、OpenStackを組み合わせたレファレンス・アーキテクチャを促進する。4つめは、OpenShift認定制度の導入。この制度により、OpenShift PaaSの環境構築と、DevOps環境構築に関わる技術者を育成する。なお、オージス総研とクオリカが、国内初のOpenShift採用企業になったことも発表された。
2015年02月02日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」が、バレンタインギフトにピッタリな「レッドローズコレクション」を発売する。海外のバレンタインデーでは、男女を問わずに好きな人に花束などのプレゼントを渡し、その思いを告白している。ジョー マローンではそんな風習を取り入れ、愛する人に情熱的なバラの香りを贈ることを提案。「レッドローズコレクション」では、世界中で最も高貴な7種類のバラをブレンドし、まるで切りたての花のように瑞々しい香りを完成させた。さらに、トップノートのレモンが、甘い香りに爽やかさをプラスしている。ラインアップはコロン(30ml/7,500円、100ml/1万5,000円)、ボディ&ハンドウォッシュ(250ml/6,000円)、ボディ&ハンド ローション(250ml/7,000円)、ボディクレーム(175ml/1万1,000円)、バスソープ(100g/2,500円)、バスオイル(30ml/2,500円、250ml/9,000円)、バスオイルガラスデカンタ(200ml/1万2,000円)、トラベルキャンドル(60g/4,500円)、ホームキャンドル(200g/8,500円)、セント サラウンド ディフューザー(165ml/1万1,300円)、セント サラウンド ルームスプレー(175ml/7,700円)など。なお、玉川高島屋S・C、丸の内店では、コロン(30ml)にイニシャルやメッセージを入れてくれるエングレーピングサービスを実施。丸の内店ではホームキャンドルのリッドでも同様のサービスが受けられる。
2015年01月28日いよいよ今週末17日(土)より劇場公開されるロバート・ダウニー・Jr主演作『ジャッジ裁かれる判事』。日本時間1月15日夜、第87回アカデミー賞「助演男優賞」にノミネートが発表された“父親”役ロバート・デュバルとの共演について、ダウニー・Jrが語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せる息子ハンク・パーマー(ダウニー・Jr)と、法廷で正義を貫き続けた判事である父ジョセフ・パーマー(デュバル)が織りなす、法廷サスペンス・ドラマ。ダウニー・Jrと妻スーザンが設立したプロダクション「チーム・ダウニー」の記念すべき第1作目となる。本作で、初共演にして“犬猿”の父子役を演じたふたりだが、「Make-believe!(なりきったよ!)」というデュバルに対し、ダウニー・Jrも「パーフェクトなキャスティングだった」と言う。「パーマー判事はまるで山のような、ハンクが乗り越えなければいけないような存在でなければならなかったからね」と語り、俳優として大先輩であるデュバルを語った。しかし、実際の親子だったら?の問いには、「きっと偉大な父親の影で、ひっそり生きていたことになると思う。だから僕の父親じゃなくて、本当にありがとう(笑)」と、茶目っ気たっぷりに答えるダウニー・Jr。また、デュバルも「もし君が僕の息子だったら、僕が君の偉大な影でひっそりと生きることになるよ。そういう意味では互角だよ。私もその分頑張らないといけないからね」と語り、劇中さながらに(?)けん制し合った。撮影現場では、時に緊迫した父子関係を演じていたふたり。「彼(デュバル)には時々、ものすごく驚かされることもあったし、僕が彼のリードについて行く場合もあれば、ごくたまに僕がリードすることもあった」と、ダウニー・Jr.はふり返る。そんなデュバルは、いまのダウニー・Jr.の年齢と同じころ、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』(’79)に出演した。彼のような長いキャリアを続けるために、現在のダウニー・Jr.に何かアドバイスすることは?と尋ねてみると、「現在はいままで以上に素晴らしい役者がたくさんいる。彼らはきっと我々から学んだんだ。でも、同時に我々も彼ら若い役者たちから学んでいる」と、伝説のキャリアを持つ俳優でありながら、謙虚に応じるデュバル。そしてダウニー・ Jr.も、「自分の仕事は自然と、自分が好きで一緒に居る人との延長線にあるものだと思うんだ。だから1作目からロバート・デュバルを作品の共演者にできたなんて、なかなかクールなことだよね」と、84歳、史上最年長でのアカデミー賞受賞が期待される“レジェンド“ともいえる“父”を称えた。法廷を舞台にしたサスペンスでありながら、家族ドラマとしても評価されている本作。父と子のリアルな“戦い”は見どころだ。『ジャッジ裁かれる判事』は1月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.と、『地獄の黙示録』のロバート・デュバルが親子役で初共演を果たした法廷サスペンス『ジャッジ 裁かれる判事』が公開になる前にダウニー・Jr.のインタビュー映像が公開になった。ロバート・ダウニー・Jr.インタビュー映像本作でダウニー・Jr.が演じるのは“金で動くやり手弁護士”として名を馳せるハンク・パーマー。彼は、母の葬儀に出るため、疎遠になっていた故郷へ戻るが、その翌日、父ジョセフ(デュバル)が殺人の容疑で逮捕されてしまう。ふたりの間には確執があり長らく絶縁状態だったが、ハンクは、裁判官として町の人々から絶大な信頼を得る父の無実を確信し、弁護を引き受ける。だが、ハンクが調べれば調べるほど、次々と疑わしき証拠が浮上し、裁判は劣勢に傾いていく……。本作は弁護士が主人公だが「法廷シーンばかりではない」とダウニー・Jr.は説明する。「“男が故郷へ帰る話”とも言える。小さな町を出た男が過去と向き合い、自分の居場所を探すんだ」。彼は疎遠になっていた父と向き合い、自身の過去と向き合いながら事件の真相に迫っていく。主人公の父を演じるのは米映画界が誇る名優ロバート・デュバルだ。彼を「年齢を重ねてもエネルギーのあふれているし、迫真の演技ができる尊敬すべき俳優だ」と評するダウニー・Jr.は、「彼はとても率直な人なんだ。私も彼と同じように演じなくてはと思ったね。難しいシーンも彼となら楽にできた」と振り返る。本作には他にもビリー・ボブ・ソーントンやダックス・シェパード、ヴェラ・ファーミガら演技派俳優たちが顔を揃えており、ダウニー・Jr.は彼らとの共演を楽しんだようだ。本作はすでにアメリカで公開されており、高評価を集めている。「トロント映画祭での初上映から今にいたるまでとても評判がいいね。観たあとにいろいろ考えさせられる映画だよ。だから話題になるんだ。」『ジャッジ 裁かれる判事』1月17日(土)新宿ピカデリー他ロードショー(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUN
2015年01月10日ロバート・パティンソンの新彼女として知られ、最近では音楽やファッションが注目されることも多くなってきた歌手のFKAツイッグスが、雑誌の表紙でトップレス写真を披露した。「V magazine」のカバーでFKAツイッグスは、上半身にアクセサリー以外何も着けていない姿を見せている。エキゾチックなアクセサリーと髪型が彼女らしい個性的な印象を与えてはいるが、スレンダーな褐色のボディーはとてもセクシーだと言えるだろう。また雑誌の中で、FKAツイッグスは彼女自身の音楽スタイルについても語っている。「オルタナティヴ・R&B」なる独自のジャンルのアイディアについて以下のように語った。「“オルタナティヴ・レッド”って言ったら、ただの赤ではないと思うでしょう。“オルタナティヴ・R&B”はR&Bを後援するものよ。R&BはR&Bで、ほかのものではないわ。いまは、エレクトリック音楽で実験したり、色んな音を扱っているアーティストがたくさんいるの。私たちは電車をシンセサイザーにすることが出来るし、水滴の音をハイハット(ドラムの中で使われるシンバルのようなもの)にすることが出来るわ。携帯電話で街の音を録音し、そこから歌を作ることも出来る。それがR&Bとどう関係してくるかは分からないけどね」。“ロバートの彼女”という肩書きで語られることが多い彼女だが、アーティストとして新しい音楽をつくることへの情熱も大きいようだ。(text:cinemacafe.net)
2015年01月08日『アベンジャーズ』のロバート・ダウニー・Jrが、『ゴッドファーザー』などで知られる名優ロバート・デュバルと父子役を演じる、スリリングな人間ドラマ『ジャッジ 裁かれる判事』。2015年1月17日(土)に迫った本作の日本公開を前に、“Wロバート”が扮した家族の姿が映し出された本編映像の一部がシネマカフェに到着。シリアスなドラマの中に、ダウニー・Jrのお茶目な一面が覗くコミカルなシーンがあることが分かった。ハンク・パーマー(ロバート・ダウニー・Jr)は、無罪を強引に勝ち取る“金で動くやり手の弁護士”。ある日、故郷で人々から絶大な信頼を寄せられる判事である父ジョセフ・パーマー(ロバート・デュバル)が、ひき逃げ事件の容疑者として逮捕されてしまう。法廷で42年間、正義を貫いてきた父の無罪を信じるハンクだが、やがて被害者と父との歪んだ関係、亡き母のみ知る父の秘密、防犯カメラがとらえた映像など、隠されていた事実が明るみになり…。ダウニー・Jrが演じるハンクと長らく絶縁状態にあった名判事の父親役を熱演したデュバルが、早くもオスカーの前哨戦となる各賞で「助演男優賞」を受賞している本作。今回届いた映像は、その父とハンク、そして2人の兄弟との微妙な距離感が分かるシーン。地元に帰ったハンクが、土曜日の朝、目を覚ますと家族の姿はない。父と兄グレン(ビンセント・ドノフリオ)と、弟デール(ジェレミー・ストロング)は馴染みの店ですでに朝食を済ましており、ハンクは誘われず寂しい表情をする…という、コミカルでもありながら、現在の家族の様子を象徴するシーンとなっている。「観客は、毎日繰り広げられるような本物の家族のドラマだと分かるんじゃないかな」と兄役のドノフリオは言う。「笑える部分もあり、切ない部分もある。こういう映画なら入っているべき要素がすべて盛り込まれている。人生はそういうものだからね」。また、本作で製作総指揮も務めるダウニー・Jrの、公私にわたるパートナーである製作のスーザン・ダウニーは、「どんな人でも、自分の親と、何らかの意味で独特な、あるいは複雑な関係をもつものじゃないかしら」と語る。「亀裂が入る前のパーマー一家は、ステキな父と母と、3人の可愛い男の子たちがいる、愛情に満ちた温かい家族。でも、明らかに何かが起こった。この映画では、そういう過去の秘密を探っていくことに多くの時間を費やしているの」。監督のデイビッド・ドブキンも、「実際に演じられた3兄弟と父親の関係は、脚本をはるかにしのぐものになった」と太鼓判を押す、この男ばかりの家族。その中で、ひとりだけ“ハブ”られてしまうハンクの過去の物語にも、何か秘密は隠されているようだ。『ジャッジ 裁かれる判事』は2015年1月17日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月31日元カノのクリステン・スチュワートの浮気・破局を経て、ロバート・パティンソンが歌手FKAツイッグスと付き合い始めてからかなりの時間が経った。ラブラブでデートする姿をパパラッチされたり、メディアでも取り上げられることの多いカップルだが、ロバート・パティンソンの家族も新彼女FKAツイッグスを大変気に入っているらしいと「HollywoodLife.com」が報じた。情報筋は「ロブの家族はFKAツイッグスが大好きですよ。ロブの姉妹たちはこれほど幸せそうな彼を見たことがないのです。どれほどFKAツイッグスがロブに対しどれだけ献身的なのか知っているので、姉妹も完全に彼女のことを認めています。彼女のおおらかな人柄や、ロブの良い所を引き出してくれるところが好きなのです。ロブは幸せで平和ですよ」と語っており、ロブの家族は2人の交際に全面賛成しているようだ。また、FKAツイッグスとクリステン・スチュワートには決定的な違いがあるらしい。それは家族への歩み寄り方で、FKAツイッグスがロブの姉妹や両親のことを知ろうと努力しているのに対し、クリステンはもっと控えめで壁を作っていたという。公認カップルとなって久しいロブ&FKAツイッグス、家族にも無事認められ、2人の関係はますます安定していくに違いない。(text:cinemacafe.net)
2014年12月25日レッドハットは12月10日、Red Hat OSS Integration Centerのサービスを拡充し、13社のパートナーとの協業により、Windows ServerからRed Hat Enterprise Linux Serverへの移行を支援するサービスの提供を開始した。具体的には、「Webサーバー移行支援サービス」「ファイルサーバー移行支援サービス」「Active Directory移行支援サービス」「データベース移行支援サービス」が提供される。各サービスは、現状調査、移行、運用、更新という4つのフェーズに分けて、掘り下げたサービスを提供していく。今回、同サービスに協業および賛同するパートナーは、NECソリューションイノベータ、SCSK、SRA OSS.、オープンソース・ソリューション・テクノロジ、サイオステクノロジー、ソフトバンク コマース&サービス、デル、富士ソフト、富士通、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、三菱電機インフォメーションシステムズ、ユニアデックス、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ。代表取締役社長の廣川裕司氏は「2011年から2014年にかけて、グローバルでは、サーバ/データセンター/クラウドの分野で、Linuxの導入率が増え、Windowsの導入率が減っている。さらに、ある調査では、クラウドプラットフォームにLinuxを採用する企業が75%に達している。つまり、クラウドの利用の広がりにより、Linuxの採用が増えている。海外に比べ、日本の市場は遅れているが、今後、日本でもLinuxのシェアは増えると見ている」と、今後、同社のビジネスの商機が広がる見込みをアピールした。東京オリンピックが開催される2020年にはサーバOS市場におけるLinuxのシェアは50%を超えることが見込まれ、廣川氏は、それに向けてアクセルをかけ、市場の倍のスピードで成長していきたいと力強く述べた。同サービスの詳細については、常務執行役員 パートナー・アライアンス営業統括本部長の古舘正清氏が説明を行った。同氏は、Windowsユーザーは「ソフトウェアのサポート切れへの対応」「TCO」「クラウドポータビリティ」「ミッションクリティカルなサポート」といった課題を抱えており、同社のRed Hat Enterprise Linux Serverによって、これらの課題を解決できると語った。同社が独立系調査会社に依頼したところ、インフラストラクチャに要するコスト、ソフトウェアコスト、ITスタッフにかかるコスト、ダウンタイムにかかるコストを合わせると、Red Hat Enterprise Linux ServerはWindows Serverに対しTCOを34%削減できることが明らかになったという。「まず、マイクロソフト製品はCALにかかるコストが大きい。加えて、セキュリティ関連のパッチを当てるために、サーバを落とす必要があったり、そのために労力がかかったりする」(古舘氏)また、同社はオンプレミスのサブスクリプションをパブリッククラウドで利用するために移行できる「Red Hat Cloud Access」を提供している。古舘氏は、同サービスのターゲットについては、基盤システムをWindows以外のソフトウェアで構築している企業と説明した。「マイクロソフトに支払っているCALのコストをできるかぎり引き下げ、多様なデバイスに対応していきたいと考えている企業は一定数いる。これまでは、こうした企業のニースに対応するエコシステムがなかった。そこで、われわれの移行サービスがこの課題を解決していきたい」と述べた。同社としては、最終的にすべてのアプリケーションをクライアント/サーバ環境からOSSベースのクラウドサービスに移行することを狙っており、そのために、今後、コンテナを核としたアプリケーション・エコシステムを構築することを目指しているという。
2014年12月11日『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンの新たな恋人として急速に注目を集めている歌手のFKAツイッグスがロブへの愛を明らかにした。英「The Guardian」のインタビューにて、彼女がロブと一緒に撮られたどの写真でも不愉快そうにしている件についてFKAツイッグスは次のように語った。「人生のああいう部分(パパラッチに追いかけられること)は私自身とは無関係よ…あれは私の愛する人が関係してる部分なの。私の人間性とは正反対のものだから、すごく変な気分だった。私は自分自身と向き合わなくてはいけなかったわ。あれって本当に酷いことよね。いいえ、そうじゃない。酷いのではなく、挑戦すべきものなのよ」。「(パパラッチが)不愉快だから、不愉快そうな顔をしているのよ。それなら、彼はその価値がある人なのか?答えは疑いようも無くイエスよ。彼と一緒にいられるいまの幸せに比べればね。彼には100%その価値があるわ」。独特かつ前衛的な世界観でメインストリームとは一線を画す音楽性を持つFKAツイッグスにとっては、パパラッチに追い回されるような日々は想定外だったに違いない。有名人のロブと付き合うことで生活は一変しただろうし、元カノのクリステンとの関係が世界的に有名だっただけに彼女を良く思っていない人も多いだろう。しかし今回のインタビューで、プライバシーを犠牲にしても愛を貫く彼女の決意が明らかになった。ロブが好きになったのも彼女のそのような部分なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日先日、惜しまれつつも83歳で亡くなった日本の伝説的名優・高倉健。そんな彼と同い年生まれのハリウッドの伝説的名優ロバート・デュバルが、ロバート・ダウニー・Jrと初共演した話題作『ジャッジ裁かれる判事』から、本予告編映像が到着した。並外れた才能で金持ちを強引に無罪を勝ち取る、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せていたハンク・パーマー(ロバート・ダウニー・Jr)の元に、舞い込んできたある事件。人々から絶大な信頼を寄せられている、実の父であり判事のジョセフ・パーマー(ロバート・デュバル)が殺人事件の容疑者として逮捕されたのだ。42年間、判事として正義を貫いてきた父の無実を確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮かび上がる。果たして、父は犯人なのか…。先日、世界で一番早いアカデミー賞前哨戦といわれるトロント国際映画祭のオープニングを飾った本作は、『アイアンマン』シリーズで絶大な人気を獲得しフォーブス誌による「最も稼いだ俳優」2年連続トップ1に選ばれたロバート・ダウニー・Jrと、『ゴッドファーザー』など“レジェンド”となった作品で知られるロバート・デュバル、“Wロバート”の名優ふたりが、初共演で見せる演技バトルが圧巻。今回解禁された映像からも、その一端を味わうことができるが、特に、弁護人である以前に息子であるハンクが、父に対して揺れ動く気持ちを隠しきれず、父子が激しい口論で対立しつつも、お互いに歩み寄ろうとする姿が印象的だ。この“Wロバート”の熱演には、アカデミー賞「主演&助演男優賞」の有力候補として呼び声が上がっており、特にデュバルは今月14日に開催されたハリウッド・フィルム・アワード2014で「助演男優賞」を受賞し、ますます期待が高まっている。その際、デュバルは、人生で何かまだやり終えていないことを問われると「答えることはできないな。なぜなら時々、向こうから驚きがやってきて、僕を驚かせるんだ。“それをやらないといけない”と言ってね。だからどうなるか決して分からない。でもこの先、ぜひやりたいものはいくつかあるよ」と、まだまだ年齢を感じさせないパワーで、今後の俳優業に意欲を見せたという。“Wロバート”の親子鷹だけでなく、彼らと対峙する検事役のビリー・ボブ・ソーントンとの熱い舌戦を交わすスリリングな展開と、事件解決を目指す中で見出されていく家族の絆を感じるドラマ性を兼ね備えた法廷エンターテイメントを、本映像でひと足先に味わってみては。『ジャッジ裁かれる判事』は2015年1月17日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.と、『地獄の黙示録』のロバート・デュバルが親子役で初共演を果たした法廷サスペンス『ジャッジ 裁かれる判事』の予告編映像が解禁された。本作は、世界で一番早いアカデミー賞前哨戦と言われるトロント映画祭でオープニングを飾り、先日開催されたハリウッド・フィルム・アワードではデュバルが助演男優賞を受賞するなど公開前より注目を集めている話題作だ。予告編映像本作でダウニー・Jr.が演じるのは“金で動くやり手弁護士”として名を馳せるハンク・パーマー。彼は、母の葬儀に出るため、疎遠になっていた故郷へ戻るが、その翌日、父ジョセフ(デュバル)が殺人の容疑で逮捕されてしまう。ふたりの間には確執があり長らく絶縁状態だったが、ハンクは、裁判官として町の人々から絶大な信頼を得る父の無実を確信し、弁護を引き受ける。だが、ハンクが調べれば調べるほど、次々と疑わしき証拠が浮上し、裁判は劣勢に傾いていく……。このほど公開された予告編映像では、ハンクと法廷で争う検事役のビリー・ボブ・ソーントンも登場し、“真偽よりも勝利にこだわる”弁護士、“信念に燃える”検事、そして“事件の渦中にいる”容疑者を演じる3人の名優が繰り広げる熱い演技バトルが展開されている。『ジャッジ 裁かれる判事』2015年1月17日(土)新宿ピカデリー他ロードショー(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2014年11月20日ロバート・ダウニー・Jrがやり手の弁護士となり、殺人の容疑者となった父親の弁護に奔走する本格法廷サスペンス『ジャッジ裁かれる判事』で父親役を務めたロバート・デュバルが、11月14日(現地時間)に開催されたハリウッド・フィルム・アワード2014の「助演男優賞」を受賞。83歳という年齢を微塵も感じさせない名優から喜びのコメントと、初解禁となる場面写真がシネマカフェに到着した。弁護士のハンク・パーマー(ロバート・ダウニー・Jr)は、並外れた才能を持ち、強引に無罪を勝ち取る“金で動くやり手の弁護士”として名を馳せていた。そんな中、ハンクがこの世で最も苦手とする、長らく絶縁状態にあった父親の判事ジョセフ・パーマー(ロバート・デュバル)が殺人事件の容疑者として逮捕される。人々から絶大な信頼を寄せられてきた判事の彼が犯人のはずはないと、父の無罪を信じるハンクだが、知れば知るほど、父の不可解な証拠が明るみになり…。本年度のアカデミー賞の行方を占う前哨戦のひとつとして注目を集める、ハリウッド・フィルム・アワード2014。全米大ヒット中で「作品賞」「脚本賞」を受賞したデヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』や、ベネディクト・カンバーバッチが「男優賞」を受賞した『The Imitation Game』(原題)が席巻する中、本作で見事「助演男優賞」を受賞したデュバル。『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』などで知られる伝説的オスカー俳優は、本作では正義を貫いてきたベテラン判事を演じ切り、圧巻の演技で観る者を魅了した。プレゼンターを務めたのは、本作で自身を弁護する息子役を演じた主演のロバート・ダウニー・Jr。彼からデュバルへのトロフィーの贈与には、多くのハリウッドスターで埋め尽くされた会場内が興奮のスタンディングオベーションに包まれていたという。受賞を受け、ディバルは「オファーを受ける決断をしたのは、ロバート・ダウニー・Jrの存在が一番大きい」とコメント。「彼は非常に才能に恵まれていていながら、話しやすく、人々に好かれる人間です。彼と彼の奥さまであるプロデューサーのスーザン・ダウニー、そしてスタジオのみなさんと素晴らしい時間を一緒に過ごすことができたと思っています」と、初共演となった息子役のダウニー・Jrとスタッフに感謝の意を示した。また、本作を通じて、いろんな方々からインタビューを受けたというデュバル。「私に『ロバート・ダウニーJr.のどこが一番好きですか?』という質問があったりしましたが、私はいつも『彼はチャップリンみたいな役者だ…まだ(本物には)会ったことがないけどね(笑)』と答えていました」としながら、「実はちょうど3日前にチャップリン本人にようやくお会いする機会があったんですよ(笑)。素晴らしい方だったが、あなたが『ジャッジ 裁かれる判事』で見せてくれた演技と少しも変わらないと思います」と、ダウニー・Jrがかつて『チャーリー』でそっくりに演じてみせた喜劇王を引き合いに出しながらジョークで称えた。また、デュバルはこの日、2005年に結婚した41歳年下(!)の妻、アルゼンチン人女優のルシアーナ・ペドラサを連れており、「私はもうこの世に生きてきて結構長く、何人かの伴侶に恵まれましたが、彼女はいままでの妻の中で最高の妻です(笑)」と、ラブラブぶりを見せていた。公私ともに絶好調のダウニー・Jrと法廷で闘う父子を演じた本作。マスコミ関係者からは、この“Wロバート”の熱演に対する評価が高く、“ダウニー・Jrには初のオスカー像を、そして83歳のデュバルには同「助演男優賞」を”という声が数多く聞こえているという。まだまだ俳優業に意欲をみせる“レジェンド”の今後の賞レースにも目が離せない。『ジャッジ 裁かれる判事』は2015年1月17日(土)より新宿ピカデリーほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日イルミネーションの点灯式が始まるとクリスマスを実感し始める頃。そして、クリスマスネイルをするなら、今からデザインを考えて11月の月末にするとベスト。クリスマス気分を高めるために、今回は、レッドのネイルをセレクトしました。・ エレガントレッド 真っ赤なワンカラーに、ゴールドのアートを施しました。大人エレガントネイルです。・ オーダーハンドジェルネイル 2014年秋大人気のべっ甲ネイル。ポイントでビジューアートを。・ ボルドーネイル ボルドーのワンカラーにポイントでスクエアのパーツでデザインしました。・ べっ甲&レッドネイル 赤の逆フレンチにゴールドのラメラインとスタッズでアートをしてポイントにべっ甲ネイル。・ ストライプ クールなストライプ模様に真っ赤なフレンチでかわいさを足しました。・ ROCKネイル スタッズでつくる十字架がクール 。・ 変形ウィンドウ ペーン&ハート 大人レッド 変形ウィンドウ ペーン&ハート 。クリスマスの気分をアップさせるネイルで、イルミネーションに負けない輝きを。提供:ビューティーナビ編集部 ・ネイルビューティーナビ
2014年11月14日フォード・ジャパン・リミテッドは、同社のコンパクトカー「フォーカス」に先進のドライビングサポートシステムを搭載したモデル「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」を追加し、販売開始した。同時に既存モデルの「スポーツ」も価格を値下げする。今回追加される「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」は、縦列駐車時に超音波センサーで駐車可能スペースを検知し、ステアリング操作を自動で行う「アクティブ・パークアシスト」や、前後の障害物を知らせる「フロント&リバースセンシングシステム」を装備したモデル。前方の車両と一定の車間距離を保ちながら設定速度に従って加減速を自動で行う「アダプティブ・クルーズコントロール」も装備する。「フォーカス」は、フォードの「One Ford戦略」の下、グローバルに展開するモデルで、単一車名として2012・2013年の2年連続で、世界で最も売れた乗用車(米Polk社の調査)となった。日本でもキネティックデザインによるエクステリアデザインと優れたドライビングパフォーマンスが高く評価されている。価格は、「フォーカス スポーツ ドライバー アシスト パッケージ」が307万円(税込)。既存モデルの「フォーカス スポーツ」は、301万3,714円だった価格を286万円(税込)に改定する。フォード・ジャパンでは、今回の機種追加および価格改定によって、さらなるフォーカスの販売強化とブランド認知向上を図る考えだ。
2014年11月13日いま最もアップカミングなオーガニックブランドの「バンフォード」から、出産お祝いにぴったりの、赤ちゃんのデリケートな肌を守る3アイテムがセットになった「バンフォード ベビーギフト」が10月15日(水)より数量限定で発売中だ。「バンフォード」は、レディの称号を持つキャロル・バンフォードが、オーガニック農法に強く心を動かされたことに始まり、「オーガニックで環境にやさしいライフスタイルこそ、真のラグジュアリー」という理念のもとに生まれた英国発のプレミアム ラグジュアリー オーガニックブランド。レディ・バンフォードは、青山に日本初出店を果たしたオーガニックカフェ「デイルズフォード・オーガニック」を運営していることでも知られている。今年の4月の日本上陸から半年が経つが、その間、ザ・コンランショップ4店舗、カッシーナ・イクスシー店舗での取り扱いがスタートし、9月にはホテルアメニティとして「パレスホテル東京」の全スイートルームへ導入された。また、ファッションも本格導入され、今後ますます注目度が上がってくると期待大のブランドのひとつだ。そんな「バンフォード」から今回発売されるベビーギフトは、赤ちゃんの柔らかく傷つきやすい肌を健やかに保つ、オーガニック成分100%のベビーパウダーとベビーバーム、そしてソープの3点が揃うスペシャルセット。「バンフォード」の代表的な香りのブレンド、カモミール、ラベンダー、ティートリーのほのかでやさしい香りが特徴。ベビーパウダーはきめ細かいタルクフリーのパウダーで、オーガニックのコーンスターチがベースになっている。お風呂上がりのおむつ替えなどに使えば、肌のトラブルが防げる。ベビーバームは、シアバター、ローズヒップオイルやエクストラバージンオリーブオイルが配合され、おむつかぶれや肌荒れの気になる部分のケアに。ハート形のかわいいソープは、カモミールのフレーク入りで植物ベースのやさしい洗い上がり。そして、羊の丘の名を持つコッツウォルズの羊をイメージしたフェルト製のチャームは、赤ちゃんがにぎって安心できる柔らかでやさしい肌触り。「バンフォード」の高品質なオーガニックのケアアイテムは、デリケートな赤ちゃんへのやさしさに満ちている。心地よい香りでママもベビーもリラックス。0歳(生後3か月以降)から使えるので、出産お祝いにも喜ばれそうだ。価格は、10,800円(税込)。(text:Miwa Ogata)
2014年11月12日ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、リアム・ヘムズワースら豪華キャストが共演する『パワー・ゲーム』(11月15日公開)で、ハリソン、ゲイリーらのコメントが入った特別映像が11日、公開された。本作は、巨大企業の2大カリスマCEOと、産業スパイとなった若手社員による、緊迫の頭脳戦を描いたビジネス・サスペンス。ハリソン・フォードが、いかなる相手にも真意を読ませないIT企業の神・ゴダードを体現し、ライバル会社のCEOで激情型の天才児・ワイアットをゲイリー・オールドマンが演じる。そして、主人公アダムを、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『エクスペンダブルズ2』で活躍中のリアム・ヘムズワース、ヒロインのエマを、ジョニー・デップの恋人と報じられるアンバー・ハードが熱演。注目の若手2人が、ハイリスクな世界で惹かれ合う男と女の関係をロマンティックに魅せる。さらに、アダムの父親役をリチャード・ドレイファスが務める。このたび公開された特別映像は、ゲイリー、ハリソンをはじめとする豪華キャストのメイキング映像。その中で、それぞれのキャストが共演した印象を語っており、ハリソンとゲイリーは、「ゲイリーは名優だ。精彩を放っている。共演できて楽しかった」、「ハリソンと共演できて光栄だよ。見事な演技だった」と互いの演技を絶賛している。また、リアム・へムズワースは本作について、「現実離れした作品の世界観だ。とてもおもしろいと思った」とコメント。相手役を演じるアンバー・ハードは、「彼は真面目でやさしいと。そして気さくでもある。完璧に演じていたわ」とリアムについて語る。さらに、ロバート・ルケティック監督も「現場の緊張感は非常に高くスタッフたちも緊張していた」と明かし、「本作に出演する全俳優のファンだ。みんな心を開いて撮影に臨んでくれた」と振り返る。(c) 2013 PARANOIA PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2014年11月11日「ゆくゆくはショートフィルムの監督の中から1億円プレイヤーが誕生する」――。それは別所哲也が自ら代表となって国際短編映画祭を創設して以来、十数年にわたって言い続けてきたことである。10年前、いや5年前でも人はそんな言葉を夢想と笑ったかもしれない、だがいまや、それは決して夢物語ではなく、近い将来に十分に実現可能な目標と言える。それくらい、ここ数年でショートフィルムを取り巻く環境は激変した。スマートフォンや携帯型タブレットが普及し、どこでもインターネットに接続できる環境も整備され、ショートフィルムのみならず、海外ドラマや映画、TV番組に、スマホで撮影されたちょっとした面白映像まで、人々の生活と映像が深く結びついた。別所さんが創設以来、文字通り我が子のように育て上げてきた映画祭は「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」として年々、盛り上がりを増している。こうした変化に伴い多くの企業が、自社のブランディングの方法として、これまでの15秒、30秒の短いCMとは異なるショートフィルムの製作に力を入れるようになった。「Lexus Short Films」はそんな試みの先駆的存在。「LEXUS(レクサス)」と米独立系スタジオの大手「ワインスタインカンパニー」が協同で有望な若手監督のショートフィルム製作を支援しており、レクサスが掲げる“Life is Amazing”をテーマに今年も「Market Hours」(ジョン・ゴールドマン監督)、「Operation Barn Owl」(大川五月監督/落合賢脚本)の2作品が制作された。今年はSSFF & ASIAにおいてワールドプレミア上映も行われたが、この十数年のショートフィルムの興隆を見守ってきた、いや、自ら先頭に立ってその発展に寄与してきた別所さんに「Lexus Short Films 2014」の魅力からショートフィルムの変化、そして今後についてじっくりと話を聞いた。アメリカでショートフィルムに出会い、1999年に映画祭を始めたが「名刺にちょうどメールアドレスが入り始めた頃かな?」と別所さん。もちろん、映画をインターネットで見ることなどまだなかったが、それでもIT技術がこの業界に大きな影響を与えるという“予兆”は感じていたという。「その少し前、97年ごろかな…ハリウッドで、音声コンテンツの次は動画コンテンツだ!ネットという新たなウィンドウで映像をどう扱うべきか?そこでどうコンバートしていくか?ということを映画のプロデューサーも、テクノロジー側も、ファイナンス側も真剣に議論していた。ロバート・レッドフォードが主催するサンダンス映画祭に、シリコンバレーの資金がついて、IT関係の人間が大挙してやって来ていて、そうした予兆は何となく感じてはいましたね」。「映画も産業やテクノロジーと表裏一体。21世紀に入って映画もその在り方を自問自答してきたし、企業も広告とはどうあるべきかを自答し続けてきた」と語るが、その中で「Lexus Short Films」のような企画が生まれることは「必然だった」とも。「自動車であれ、他の産業であれ“ものづくり”というのはそこにデザインやアート、普遍性というのを必ず追い求めていくものです。映画もまた時代を“真空パック”する存在ですが、その意味で、洗練されたラグジュアリーブランドである『レクサス』が新たな才能やクリエイターを引っ張り上げ、新しい表現を模索し、新たな時代の“映像未来予想図”を示していくというのは必然でしょう。まず一義的に、レクサスは若いクリエイターを支援するけど、そこで生まれるデザインや創造性の力が、最終的にレクサスが追い求めるライフスタイル――Life is Amazing―――を実現する原動力となる。単なる芸術振興を超えた新たなパラダイムを提示していると思います」。16年前を思えば、隔世の感があるが、別所さん自身は「想像していた以上に変わった部分もあるし、もっと進むと思っていたところもある」と語る。時代と共にショートフィルムの世界も「いまなお模索中」であるという。「既に長編映画とショートフィルムという“二極化”ではなく、“多様化”の時代になってます。編成にとらわれない中編も増えていくでしょう。時間とコストの関係性も変わっていき、10分の映像に1億を投じることもあれば、2時間の作品をよりリーズナブルに製作し、それが大ヒットするということも増えると思います。ショートフィルムに関しては、1億円プレイヤーの実現もそうですが、4コマ漫画の連載で生活する漫画家がいるのと同じように、ショートフィルムというものがよりジャンル化され、当たり前の価値として存在するようになって欲しいと思います」。映画を「作る」デバイスと「見る」デバイスの革新に加え、SNSの普及など、その間の部分に関しても「“流通革命”と言うべき大きな変化が起きている」とうなずくが、その中で映画祭の果たす役割も大きく変わってきた。「映画祭というのは、究極の“価値づけの装置”、ランキングプラットフォームだと思う」と言葉に力を込める。「映画、映像が持つ価値をいかにストーリーテリングし、観客に伝えるか?観客に新たな価値との出会いを提供すること、それが映画祭の役割。とはいえ、20世紀型の映画祭ではもうダメ。リアルなイベントと結びつきながら、21世紀のネットワーク型映像映画祭としてネット上で大きくなっていくと思います。その中で、『いいね!』といった評価をシェアしたり、オーディエンスアワードのような観客の支持で良いものを選んでいく“共感メディア”として存在することも求められるし、一方で、キュレーターの時代と言われる現代だからこそ、専門的な目で批評することも映画祭の存在する意味だと思います。なかなかいまの日本では、映画にせよ本にせよ、本気でクリティック(批評)するという文化が少ないと思いますが、そこで戦い、議論し、考え方や価値観、地域性などをあぶり出していくという役割も果たせたらと思います」。とここまで“映画祭代表”として、ビジネスマンとして、ショートフィルムについて語ってもらったが「Lexus Short Films 2014」で発表された「Market Hours」と「Operation Barn Owl」の2作に話が及ぶと、急に別所さんは俳優、いや、ひとりの映画ファンの顔になり、愛情あふれる言葉が口をつく。「どちらもほのかなラブストーリーで、片想いを描いてますが、『Market Hours』が心の中の声を表象化していくのに対し、『Operation Barn Owl』は日本、アジア的な間を大事にして心の声を表情や佇まいで見せてくれます。両作品とも、良い作品が持つセリフや映像、構成上のダブルミーニング、トリプルミーニングを巧みに使っていて、本当にクオリティの高い作品に仕上がっていると思います。何度も観ることで細部にわたるミルフィーユのような重層的な構想や意味づけがジュワっと味わい深く出てくるので、じっくりと堪能していただきたいです」。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日