チャニング・テイタムが『X-MEN』次回作で演じるガンビットのスピンオフ企画が本格的に進み始めた。テイタムのプロダクション会社も共同プロデュースにたずさわる。脚本は、現在、『ロボコップ』のジョシュア・ゼトゥマーが執筆中だ。ストーリーは明らかになっていない。シリーズ最新作『X-Men: Apocalypse(原題)』は、2016年5月27日の北米公開に向けて、現在撮影準備に入っている。テイタムの最新作は、今月北米公開される『フォックスキャッチャー』。カンヌ映画祭でプレミア上映され絶賛された作品で、アワードシーズンで大健闘することが予測されている。現在は、『マジック・マイク』の続編『Magic Mike XXL(原題)』を撮影中。北米公開予定は、来年7月。文:猿渡由紀
2014年11月04日アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる1年3か月振り、10度目の来日が決まったブラッド・ピットが、主演と製作総指揮を兼ねた戦争アクション大作『フューリー』。本作でブラッド演じるリーダー、ウォーダディーのチームに配属された新人兵士を演じているのが、ハリウッド期待の若手ローガン・ラーマンだ。このほど、ローガンが名実共に師匠と仰ぐブラッドとともに熱演を見せた劇中ビジュアルが解禁。彼の鮮烈な演技が、戦争の悲惨さを浮き彫りにさせていることが分かった。1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線――。副操縦手を失った戦車“フューリー”のチームに、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されてくる。もともとは事務担当のタイピストで、前線での戦闘経験は全くないノーマン。彼は、自分がこれから対峙せねばならない戦況すら理解できぬまま、戦車長のウォーダディー(ブラッド・ピット)、冷静沈着なバイブル(シャイア・ラブーフ)、切れ者のゴルド(マイケル・ペーニャ)、ムードメーカーのクーンアス(ジョン・バーンサル)という部隊の一員となる。“新人”として与えられた最初の仕事は、自分がこれから身を置くこととなる持ち場の掃除。戦車内で命を落とした前任者の副操縦手が座っていた血痕をぬぐう作業に、思わず嘔吐してしまうノーマン。軍の手違いで戦車部隊に配置されたと疑問を抱く彼は、混乱を抱えたまま戦場へと向かうことに…。全米で10月17日(現地時間)に公開された『フューリー』は、初登場No.1の大ヒットスタートを記録。製作総指揮を務め渾身で本作に臨んだブラッドにとって、昨年賞レースを席巻した『それでも夜は明ける』に続く、本年度アカデミー賞の有力作品といわれている。そんな本作でローガンが演じたのは、軍事訓練をほとんど受けていない“戦争未経験”の新兵ノーマン・エリソン。彼は劇場で映画を観る観客に最も近い存在となり、観客は彼の視点を通して、ブラッド演じるウォーダディーの姿や過酷で凄惨な戦争の現実などを追体験していく。自身も海兵隊員だったデヴィッド・エアー監督の脚本は、彼が軍人として生き残るために、避けきれない多くの死に直面させ、否が応でも成長せざるを得ない状況へと追い込んでいく。しかも成長を遂げているのは、物語の中のノーマンだけではない。複雑なキャラクターを演じることに惹かれたというローガンも同様で、「俳優で僕の年齢だと平面的な役なら沢山あるが、ノーマンはとても複雑で、いろいろ考えるだけでもストレスがたまるタイプの役柄で、とてもチャレンジングだった。素晴らしいキャラクターとストーリーに、ブラッド・ピットを始めとする尊敬する大勢の人と一緒に働くチャンスでもあった」と明かしている。また、撮影では何度もリハーサルを行い、題材のことや人間関係、それぞれの人物が意図すること、シーンへのアプローチ法の話し合いが設けられるなど、キャスト同士と監督との間で徹底した議論が交わされていたという。「特にこの作品では人物が中心となるから、登場人物について話し合うことが重要だった」とも語るローガン。当時は、劇中のノーマン同様、ろくに訓練も受けていない青年たちがいきなり前線に立たされるのは珍しいことではなかった。特に大戦末期は米軍も人員不足が深刻だったため、3~4週間程度の戦闘訓練でいきなり戦地に送り込まれた兵士も数多くいたという。本作では、史実に忠実な作品作りをするため、製作陣・キャストと退役軍人との座談会も開催。実際に1945年の春に21歳で戦車の副操縦手として任務につき、ノーマンと似た状況下にいたレイ・スチュアートにも話を聞いている。レイは「隊員が4人おり、新入りは私ひとり。車長に試されている感じがした。最善は尽くしたよ」と当時をふり返る。戦車が撃破されたら、次の戦車へと乗り込まなければならない。その移動は怖くないのかと尋ねられると、彼は「行くしかない。外へ出て乗り込むのみ」と肩をすくめた。こうした当時の戦車部隊隊員たちの体験談が、本作ではスクリーンに蘇る。「100%やりきったからこそ、特別な思いだ」と10月15日(現地時間)に行われたワシントン・プレミアでの発言からも、ローガンが過酷で困難な役作りに挑み、見事に達成できたことに対する自信が伺える。彼が本作で挑んだ新境地を、劇中ビジュアルからも確かめてみて。『フューリー』は11月28日(金)より TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日全米で初登場No.1の大ヒットを記録し、早くも「戦争映画の歴史を塗り替えた」との呼び声も高い戦争アクション超大作『フューリー』。主演のブラッド・ピットが結婚後初となる10度目の来日も決定し、日本公開に向けて勢いを増している中、戦車“フューリー”に乗り込む5人の兵士たちに迫る特別映像が到着した。1945年、戦車“フューリー”に乗り込み、戦うウォーダディー(ブラッド・ピット)率いる5人の兵士たち。行く先々に潜むドイツ軍の奇襲、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらに300人の敵を、たった5人で迎え撃つことになる…。「これは1台の戦車に乗る5人の兵士の物語」とデヴィッド・エアー監督の声で語られる映像では、その過酷な戦場を生き抜いた5人の兵士たちを演じたキャストが、それぞれのキャラクターについてコメントしている。ブラッド演じるリーダー・ウォーダディーについて、監督は「ウォーダディーはチームのリーダーで、仲間の命を守るため気丈に振る舞っている」とコメント。本編でも煙草をふかし、絶望的な戦地での状況を「いままでで最高の仕事だ」と笑顔で言ってのける気概のある男だ。通称“バイブル”と呼ばれる砲手を演じたのは、シャイア・ラブーフ。現在公開中のシャルロット・ゲンズブール主演の問題作『ニンフォマニアックVol.1』にも出演しているラブーフが、笑い声をあげながら射撃を行うシーンは印象深く、一見残忍で非道な男のようにも見えるが、自身では「信仰心が厚く、聖書と共に生きる冷静沈着な男」だと解説する。戦車の操縦担当・ゴルド役は、マイケル・ペーニャ。エアー監督の『エンド・オブ・ウォッチ』にも出演した彼は、戦争当時 35万人のメキシコ系アメリカ人が動員させられたことをリサーチしていたデヴィッド監督に対し、「第二次世界大戦に動員させられたラテンアメリカ人に敬意を払う監督の姿勢に脱帽した。いままであまり注目されなかった事実だ」と語り、敬意を払う。また、人気TVドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」で知られるジョン・バーンサルは、戦車の砲弾の装填を担っているクーンアスについて、「お調子者でみんなを明るくするが、勇気も人一倍だ」とコメント。さらに、『ノア 約束の舟』の若手俳優ローガン・ラーマンが演じる、“フューリー”乗員として配属された新兵ノーマンについて、ジョンは「とても若く無垢な少年だ。いきなり壮絶な戦闘に駆り出される。俺たちの戦場での4年間が詰まったような濃い1日を、配属初日に体験するんだ」と証言する。映像でも紹介されている、本物の戦車を使用した緊迫した戦闘シーンでは、おびえていた新兵ノーマンが極限状況下で唇を噛み締めて戦う場面もあり、悩み苦しむ純粋無垢な青年と、残忍な戦地で生き抜くためにあえて厳しさを教えるウォーダディーたちが、過酷な試練の中で必死に生き抜こうとした姿が描かれている。彼らが戦地でお互いを信じ合い、いかに固い絆を結んだかというドラマも、本作の大きな見どころのひとつ。最高の絆で結ばれた5人の兵士たちを、まずはこちらの映像でチェックしてみて。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日ブラッド・ピット主演作『フューリー』の特別映像が公開になった。本作では極限の戦闘が描かれるが、5人の男たちは決死の覚悟で、お互いの絆の強さと、戦車“フューリー”を武器に敵に立ち向かう。『フューリー』新映像本作は、第二次世界大戦下、ドイツ進軍中の攻撃で他の部隊がほぼ全滅していく中で、残った5人の兵士が、生きて故郷に帰るため、たった1台の戦車で300人ものドイツ軍を相手に、死をも意味する過酷なミッションを遂行していく姿を描いた作品。ピットが、“激しい怒り”を意味するフューリーと名づけたシャーマン戦車に乗るチームリーダー、ウォーダディーを演じ、『エンド・オブ・ウォッチ』『サボタージュ』のデヴィッド・エアーが監督を務めた。このほど公開されたのは、映画の撮影風景とエアー監督らが映画に登場するキャラクターや設定について語る特別動画だ。ピット演じるウォーダディーが率いる部隊には、射撃を行う砲手バイブル(シャイア・ラブーフ)、砲弾を装填する役目を務めるムードメイカーのクーンアス(ジョン・バーンサル)、操縦担当のゴルド(マイケル・ペーニャ)、そして新任の副操縦士ノーマン(ローガン・ラーマン)が所属している。彼らはみな生まれながらの“兵士”ではなく、過去な戦場を何とか生き延びる中で少しずつ結束を固め、部隊として成長していく。しかし、彼らにくだったのは、敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという極めて困難な作戦だ。映像にはうなりをあげて戦場を駆け抜ける戦車や、飛び交う銃弾が、一瞬にして散っていく兵士たちが描かれ、緊迫感が増していくが、5人の兵士たちそれぞれのドラマがしっかりと描かれることで、より生々しさが増していく。5人は絶望的なミッションにどう挑むのか? 彼らは何のために戦場で戦うのか? 映画の公開が楽しみになる映像に仕上がっている。『フューリー』11月28日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年10月24日ブラッド・ピットを主演に第二次世界大戦下、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に立ち向かった5人の兵士たちの生き様を描く『フューリー』。10月19日(現地時間)、第58回ロンドン国際映画祭クロージングで行われたワールドプレミア上映にキャスト陣が登場し、日本の取材に応じたブラッドが本作を引っ提げ来日することを明らかにした。1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線。過酷な戦場を経験してきた戦車部隊の指揮官ウォーダディ(ブラッド・ピット)のもとに、戦闘経験のない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が副操縦士として配属されてくる。“激しい怒り”を意味する“フューリー”と名付けられた戦車に乗り込んだ5人の兵士の闘いは、そこから始まった…。男女問わず幅広い観客からの熱い支持を集め、全米の批評家たちも「この30年で最高の戦争映画」(DEADLINE HOLLYWOOD)、「冒頭のシーンから観客を捕らえて放さない」(Rolling Stone)、「この映画で戦争映画の歴史を塗り替えた」(DAILY MAIL)など絶賛する声が相次ぎ、映画批評家たちのレビューを集めた「Rotten Tomatoes」では、81%がフレッシュ(10月20日現在)と、公開と共に評価が高まっている。この日、オデオン・レスタースクエアで行われたレッドカーペットに登場したのは、ブラッドを始め、新兵を演じたローガン・ラーマン、シャイア・ラブーフ、ジョン・バーンサル、マイケル・ペーニャと共に戦ってきたキャスト陣。ブラッドとは公私ともに師弟関係となったローガンは、「最高の役者たちとすばらしい協力ができた。彼らを尊敬しているし、彼らも僕に敬意を払ってくれた。互いに多くのことを学びあった。ブラッド・ピットの献身ぶりはすばらしい。自分も間違いなく彼と同じレベルで最大限の努力をした。すばらしい人々と組むことでもっと成長することができる」と代表作として自信をのぞかせた。本作を手がけたデヴィッド・エアー監督は、「ブラッド・ピットは、とても強烈な個性の持ち主で、同時にとても仕事熱心な人。リーダーシップには、模範を示すことも含まれているが、ブラッドはいつでも模範を示してくれた。彼はどんなときでもセットにいてくれた。彼はセットを離れることがなかった。彼のそういう態度が刺激になって、ほかの役者たちもずっとセットにいた。これはめったにないことだ」と、撮影をふり返りブラッドの役者魂を称賛した。そして会場に集まったファンの大歓声に迎えられて登場したブラッドは、本作について「歴史の研究や、肉体的なトレーニングをこなし、リーダーシップや戦車について学んだ。本当に戦争に行ったような感覚だ。僕たちは、実際に戦車を動かすことができるようになったからね。砲撃はできないが、戦車を稼働させることはできる」とコメント。さらに、「日本に行けることを楽しみにしている。早くみなさんに『フューリー』を観てもらいたい」と来日について笑顔で話した。ブラッドは今回、『ワールド・ウォーZ』以来1年3か月振り、アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる10度目の来日となる。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月21日米BOX OFFICE MOJOは10月17日~10月19日の全米週末興業成績を発表した。ブラッド・ピット主演の最新作『フューリー』が初登場1位。第二次世界大戦の終盤、1台の戦車で多勢のドイツ軍に立ち向かった米兵を描いた戦争ドラマで、ピットは指揮官ウォーダディーを演じる。『エンド・オブ・ウォッチ』のデビッド・エアー監督が指揮し、『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマンらがキャストに名を連ねる。3位に初登場した『The Book of Life (2014) (原題)』は、ギレルモ・デル・トロ監督がプロデュースを手がけたアニメ映画。監督の地元メキシコの祝祭“死者の日”をテーマにした作品で、家族の期待に沿えない青年が悩みを克服すべく不思議な世界へ旅立つファンタジックな冒険譚だ。5位の『The Best of Me(原題)』も今週初登場。 『きみに読む物語』などで知られるニコラス・スパークスによるベストセラー小説を映画化。20年ぶりに再会した男女の恋の再燃を、『X-メン』シリーズのジェームズ・マースデン、ミシェル・モナハンが演じ、『M:i:III』の『モネ・ゲーム』のマイケル・ホフマンが監督を務める。前週、前々週トップの『ゴーン・ガール』は2位に転落するも、累計興行収入は1億706万9,000ドルと、公開3週間で1億ドルを突破した。その他『ドラキュラZERO』は前週2位から6位に急降下。前週3位の『Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day(原題)』が4位にランクダウンするなど、強力な新作の登場により、以下のラインナップも揃って順位を落とした。
2014年10月20日第二次世界大戦下、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に立ち向かった5人の兵士たちを生き様を描く『フューリー』。史上初、当時の実際の戦車で撮影を決行した本作から、その緊迫の撮影シーンのメイキング動画が到着した。1945年、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)はウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに配属される。“フューリー”と名付けられた戦車でドイツ軍との死闘をくぐり抜け、生き残った5人は、敵の精鋭部隊300人を迎え撃つという絶望的なミッションに挑むが…。このメイキング動画のタイトルは、「INTO THE TIGER’S JAW」。直訳すると「ティガー戦車の顎に突っ込め」だ。本作では、その凄まじい威力から戦場で“無敵”と称された、ドイツ軍が擁していたティガー戦車が使用されている。世界中で現存するティガー戦車は6台のみで、そのうち実走できる車両は、英ボービントン戦車博物館の「ティガー131」だけ。「ティガー戦車が走行するなんて歴史的な瞬間だ」と、極限までリアリティを追求し、徹底的にリサーチを重ねたデヴィッド・エアー監督は言う。エアー監督始めスタッフたちは、この貴重な1台を使い、映画史上初めて実走するティガー戦車での撮影を実現させた。「圧倒的優位を誇る1台のティガー戦車に対して、連合軍のアメリカ製シャーマン戦車が4~5台で対抗する必要があった」と監督は解説する。連合軍シャーマン戦車が約50,000台生産されたのに対し、ティガー戦車は約1,500台。ティガー戦車が強さと技量に自信を持つことは、シャーマン戦車部隊が逃げるよう旋回する映像のシーンからも分かる。“フューリー”が世界最強の戦車・ティガーに勝つためには、タイトル通り、最短距離まで近づき、弱点(ティガー戦車の顎)を狙って攻撃するしか勝機が見出せない。製作のビル・ブロックもまた、「ティガーはデザイン、保護性にも優れている。一方のシャーマンは脆弱だ」と語る。だからこそ、戦車同士の戦いから生み出されるヒューマンドラマは必見。勝率が低くとも“激しい怒り”を心に持ち、「最後までやり抜くぞ」と兵士を鼓舞する、ブラッド・ピット演じるウォーダディーらのチームの絆には注目だ。まずはこの動画から、本物の戦車が戦争映画の歴史を変えた瞬間をひと足先に確かめてみて。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日ロンドン映画祭でのクロージング上映が決定し、すでにアカデミー賞最有力候補にも挙る勢いの、ブラッド・ピット主演最新作『フューリー』。このほど、ブラッド演じる司令官ウォーダディーを支える、”バイブル”と呼ばれた男を演じるシャイア・ラブーフの劇中カットとメイキングカットが併せて到着した。第二次世界大戦下、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されたのは“激しい怒り”という意の“フューリー”と名付けられた戦車で戦場を駆る、ウォーダディー(ブラッド・ピット)率いるチーム。彼らはたった5人で、300人の精鋭部隊を相手に立ち向かおうとしていた…。到着した場面写真には、凄惨な戦場でひとり、天を仰ぐ男の姿が…。仲間から“バイブル”と呼ばれる副司令官の米兵士ボイド・スワンだ。“バイブル”を演じるのは、『トランスフォーマー』3作品で主役を務めてきたシャイア・ラブーフ。「僕が演じているボイドは“フューリー”の副司令官だ」とラブーフは語る。「タンクの主砲であるHV76mm砲を操る冷血な殺し屋だが、信心深い男でもある。聖書を読むクリスチャンが戦場の殺戮とどう折り合いを付けるのかが興味深い」存在だと言う。近年の彼は、トム・ハーディとの共演作『欲望のバージニア』、日本公開も間近のラース・フォン・トリアー監督の問題作『ニンフォマニアック』などに出演しており、演技の幅を広げている。本作でも、クリスチャンでありながら敵兵に対する殺し屋という二面性を持つ冷酷な役に徹するため、軍人たちと会話を交わすなど役作りに臨んだ。その中のひとり、第二次大戦中に実際に従軍したドン・エヴァンスという兵士からは「クリスチャンで正義感が強い。殺しは殺しでも“killing"と“murder”の二種類があり、その間には大きな違いがある」と力説されたという。ラブーフ演じる“バイブル”には、聖書に則ってはいるが、敵を殺すことに罪悪感はない、という彼の言葉が反映されており、さらに、その冷酷かつ獰猛な姿から“死神”というキーワードを連想させたという。また、ラブーフは、本作のデヴィッド・エアー監督について、「デヴィッドは特異な経歴の持ち主で、色々な事を語り聞かせてくれ、こちらの話も聞いてくれる。我らの隊長だったよ。ちょっとイカれてるが、だからこそいい」と笑顔を見せた。元海軍という経歴でリアリティを追求し、兵士の二面性を最大限に引き出した監督との仕事は、よほど大きな刺激となったようだ。プロデューサーのジョン・レッシャーは、「デヴィッドの手に掛かると、神を信じながらも喜んで殺すような二面性のある男という描写になる。シャイアは魂のこもった深みのある芝居をしてくれる。いままでに見たことのないような打ち込みようで感心したよ」と語っており、監督の手腕とともに、見事にそれを体現させたラブーフを賞賛する。ラブーフが演技者として新境地を見せた本作では、監督、そしてブラッドと映るメイキング写真からも、仲間たちと刺激し合うこともまた演技の幅を引き出す要素であることを伺わせている。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日第二次世界大戦末期、たった1台の戦車で戦い抜いた5人の兵士たちの絆を描いた、今冬最大の戦争アクション『フューリー』。このたび、戦車部隊を率いるリーダーを演じた主演のブラッド・ピットと、新兵を演じたローガン・ラーマンの2ショット画像が到着した。1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線。過酷な戦場を経験してきた戦車部隊の指揮官ウォーダディー(ブラッド・ピット)のもとに、戦闘経験のない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が副操縦士として配属されてくる。“激しい怒り”を意味する“フューリー”と名付けられた戦車に乗り込んだ5人の兵士の闘いは、そこから始まる…。早くも、本年度アカデミー賞最有力作品との呼び声も高い本作。そのチームの軸となる重要なリーダーを演じるのが、ブラッド・ピッドだ。デヴィッド・エアー監督が書き下ろしたオリジナルのキャラクターについて、プロデューサーのジョン・レッシャーは「ウォーダディーはとても興味深いキャラクター。開戦以来ずっと戦車部隊の指揮にあたり、グループの結束を図ってきた。しかし、心に傷を負った複雑な男でもある。また自分の持てる知恵をノーマンに惜しみなく託す気でいる。とても魅力的な男で、いままでにないタイプの人物だ」と説明する。また、戦場に怯える新兵を演じたローガン・ラーマンは、ブラッドとの共演について「素晴らしい経験になった」と高揚しながら語る。「以前から彼の大ファンだった。俳優として出演した作品や選んだ役柄に影響を受けた。身近にいて、彼の献身ぶり、素朴な態度、たゆまぬ努力に驚かされた」と、劇中でのウォーダディーとノーマンの関係性さながらに、多くのことを彼から学んだとふり返る。今回公開された2点の画像も、ウォーダディーがノーマンに檄を飛ばしている劇中カットと、デヴィッド・エアー監督を挟んで、ブラッドとローガンが会話を交わすメイキングショット。劇中でも、撮影現場でも、深い“師弟の絆”で結ばれた2人の真摯な姿が映し出されている。本作の製作総指揮も務め、名実ともに屈強でブレないリーダーのブラッドと、『パーシー・ジャクソン』シリーズ(’10/’13)、等身大青春映画『ウォールフラワー』(’13)、ラッセル・クロウと共演した『ノア 約束の舟』(’14)などを経て、本作でさらなる俳優としてのブレイクが予感されるローガン。そんな2人の姿を見ると、 壮絶な戦争アクションだけではなく、人間ドラマにも期待が高まるばかりだ。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月02日ローデ・シュワルツ・ジャパンは、エントリークラスの製品カテゴリ"Value Instruments"のベクトルネットワークアナライザ「R&S ZND」を発表した。同製品の基本構成は、周波数範囲が100kHz~4.5GHz、パワーレンジが-20dBm~+3dBm、そして、伝送/反射測定となっている。これをソフトウェアオプションにより、8.5GHzへの上限周波数拡張やフル2ポート構成への変更、タイムドメイン測定の追加、あるいは最小出力パワーを-45dBmに拡張するなど、要求に応じて製品機能およびテストセットの構成を変更することができる。これらのソフトウェアオプションは、キーコードの入力により簡単に追加および拡張することが可能なため、将来に渡って価値ある投資となるとしている。一方、フィルタやアンテナといったパッシブコンポーネントの特性評価では、反射特性S11と伝送特性S21だけしか評価しないケースがある。同製品は、基本構成を伝送/反射測定に限定することで低価格を実現しているが、ダイナミックレンジは最大120dB、パワーレンジは最大48dBといった優れた性能を備えている。さらに、フル2ポート測定に拡張した場合、4チャネルレシーバ構成となる。これにより、TRL、TRM校正が可能になり、低価格帯製品でも、より精度の高い評価を行うことができる。この他、画面サイズが12.1インチと大きく、タッチスクリーン機能を標準で搭載しているのに加え、日本語メニューをサポートしているため、チャネルやトレース、マーカーをドラック&ドロップで簡単に追加したり、使用者の直感で自由自在に移動することができる。キー操作においては、3回のキー操作ですべての機能にアクセスすることができる。
2014年10月02日(画像はプレスリリースより)女優のググ・バサ=ローが着用オシャレの基本は足元!シューズ次第でその日のコーディネイトがガラリと変わってしまうことはしばしばで、ファッションアイテムの中で一番重要だと指摘する人が多いのにもうなずけます。今最も注目されているシューズメーカーのひとつがStuart Weitzman(スチュアート ワイツマン)。7月9日、A.KA Tokyoが発表したところによると、女優のググ・バサ=ローがBETアワードの授賞式に同ブランドのシューズを着用したとのこと。彼女がチョイスしたのは、ホワイトナッパ。ドレスとバッグを白でコーディネイトし、足元にヌーディストをあわせたことで、一層爽やかな印象に仕上がりました。スチュアート ワイツマン同ブランドは「履き心地」、「ラグジュアリー」、「セクシー」をコンセプトに、女性が本当に必要としているシューズをつくり続けています。また、その美しいデザインに数多くのセレブが魅了されており、英国のキャサリン妃も愛用しているそうです。2013年にはミラノにフラッグシップストアもオープンさせ、世界で人気急上昇中の同ブランド。日本でも表参道ヒルズ店や新宿伊勢丹店で購入することができます。あなたもスチュアート ワイツマンのシューズで、ワンランク上のオシャレを目指してみてはいかがでしょうか。【参考】・A.KA Tokyo プレスリリース(News2u.net)
2014年07月11日(画像はプレスリリースより)セール・デュ・プリムよりロースイーツをオンラインで販売する「セール・デュ・プリム」は新たに、アサイーのローアイスクリームの販売を開始。ロースイーツとは、添加物を使わず、自然素材のみで作ったスイーツのこと。スーパーフード「アサイー」アサイーは強い抗酸化作用を持ち、美肌効果、免疫力アップ、アンチエイジングなどに有効なスーパーフードだと言われています。今回新発売のローアイスクリームはこのアサイーをたっぷり使用。さっぱりとして甘さ控えめ。くせになる美味しさです。こだわりのロースイーツデセール・デュ・プリムのロースイーツは、”卵・乳製品・白砂糖”は不使用。こだわりのオーガニック食材を使用した美容スイーツ。ロー(raw)とは“生”という意味で、48度以上の熱を加えずに作成。従って、食材の酵素・ビタミン・ミネラル・食物繊維などをふんだんに取り入れることができ、美容効果、ダイエット効果が期待できるのです。卵・乳製品・小麦を使用していないため、アレルギーの方にも安心。安心、安全で美味しく、美しくなれるマルチなスイーツです。ローアイスクリームセットアサイー「ローアイスクリームセットアサイー」はアサイー3個、バニラ3個のセット。3300円(税抜き)。【参考】・スーパーフード”アサイー”のこだわり美容スイーツ!・ローアイスクリームセットアサイー
2014年06月06日1979年にテレビアニメが放送開始され、今年で35周年を迎える「機動戦士ガンダム」。最新作「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の最終話「episode7 虹の彼方に」が5月17日より公開されたことを記念して、ガンダムシリーズの名言を一挙紹介! しかも何と今回は、好きな女の子への告白で使えるセリフを選んでみた!! では厳選10セリフの一挙紹介、やってみるさ!○「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ!」(「機動戦士ガンダム」より)独房に入れられていた主人公であるアムロ・レイが放った一言。もちろんそのまま使っても意味不明だが、セリフの「ガンダム」部分を好きな子の名前に変換して叫べば、何かたぶん情熱は伝わる!!○「よくもズケズケと人の中に入る。恥を知れ、俗物! 」(「機動戦士Zガンダム」より)敵の将であるハマーン・カーンが、主人公カミーユ・ビダンと戦場で心を通じ合わせるが、それを自ら否定するシーンでの一言。好きな子を「俗物」とののしる究極のツンデレ告白!!○「そんなに人を信じられないのか! 憎しみが憎しみを呼ぶだけだってわかれ! 」(「機動戦士ガンダムZZ」より)ハマーン・カーンとの最終決戦中に、主人公ジュドー・アーシタが咆哮するセリフ。「好きだ」と告げた後、意中の相手が「でも○君てチャラいから浮気されそう」とかのたまってきたら、言い放ってやればいいのだ!!○「来るかい? 」(「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より)主人公アムロ・レイらを裏切ろうとする少女クェス・パラヤを、シャア・アズナブルが瞬殺で口説き落とした(勧誘した? )伝説のジゴロセリフ。前後の会話の脈絡を無視して言うのがポイント!!○「おかしいですよ、カテジナさん! 」(「機動戦士Vガンダム」より)敵に寝返って不条理なことをしまくる憧れのお姉さんカテジナ・ルースへ、主人公ウッソ・エヴィンが放った悲痛な叫び。「付き合ってください」と告げた後、相手の子が「ごめんなさい」と言いそうになったら、かぶせ気味で言い放つべし!!○「俺のこの手が光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ! 必殺! シャイニング・フィンガー!! 」(「機動武闘伝Gガンダム」より)主人公ドモン・カッシュの決めセリフ。この口上と共にとっておきのプレゼントを突き出せばいいのだ!!○「早く私を殺しにいらっしゃい! 」(「新機動戦記ガンダムW」より)主人公ヒイロ・ユイに「お前を殺す」と宣言されたお嬢様ヒロインのリリーナ・ピースクラフトが、ヒイロを想って高らかに発する言葉。「私」を「僕」と言い換えれば、自分から「好きだ」と言えない草食系男子にとって使い勝手のいいセリフとなるゾ!!○「不可能を可能にする男かな、俺は」(「機動戦士ガンダムSEED」より)主人公たちの頼れるお兄さん、ムウ・ラ・フラガが不敵な笑みを浮かべて言った一言。小悪魔女子が、付き合う条件として無理めな要求をしてきたときに使うべし。死亡フラグではない、決して!!○「抱きしめたいな、ガンダム。まさに眠り姫だ! 」(「機動戦士ガンダム00」より)ガンダムにご執心すぎる敵方の軍人グラハム・エーカーによるロマンティックなお言葉。「ガンダム」の部分を好きな子の名前に当てはめれば、究極の口説きセリフに。ちなみに彼は他にもガンダム愛に溢れた「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」「この気持ち、まさしく愛だ! 」などの至言を残しているのだ!!○「あやまちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」(「機動戦士ガンダムUC」より)"シャアの再来"と呼ばれる仮面の男、フル・フロンタルによる円熟味たっぷりのお言葉。一度フラれた相手に凝りもせず再アタックしたとき、その子に言い放ってあげればいいと思う!!フラれる確率が高そうな相手にこそ、ガンダム名言によるトリッキーな告白をするといいと思うよ。で、フラれたらまた別のセリフで告ればいい。まだだ、まだ終わらんよ!!(文・A4studio昌谷大介)※画像は本文と関係ありません。
2014年05月20日5月17日よりイベント上映がスタートするアニメーション作品『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』だが、同シリーズのサウンドトラック『機動戦士ガンダム UC オリジナルサウンドトラック1~3』のハイレゾ音源が、5月17日0:00よりオンキヨーエンターテイメントテクノロジーのハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」にて配信される。ハイレゾ音源(High Resolution)は、CDを圧倒的に上回る情報量を持ち、16bitのCD音源よりも格段に細やかな音の表現ができる音楽データ。「e-onkyo music」では、クラシックやジャズなどを中心に、さまざまな高品質のフォーマット(96kHz/24bitや192kHz/24bit、DSDなど)での音楽配信を行っている(2014年5月現在、約4万1,000曲)今回配信されるのは、澤野弘之氏が音楽を手がけるアニメーション作品『機動戦士ガンダム UC』のオリジナルサウンドトラック3タイトルで、48kHz/24bit(WAV&flac)のハイレゾ音源にリマスタリング。配信はアルバム販売のみとなる。『オリジナルサウンドトラック1』は、24曲収録で価格は3,600円。アルバム購入特典は、メインテーマ曲「UNICORN」のミュージックビデオで、劇中でも登場するタペストリー「貴婦人と一角獣」(フランス国立クリュニー中世美術館所蔵)とコラボレーションした映像となる。『オリジナルサウンドトラック2』は、18曲収録で価格は3,300円。アルバム購入特典は、本作での代表曲といえる「MGUC(MOBILE SUITS~GUNDAM~UNICORN)」をアコースティックにアレンジしたミュージックビデオで、こちらはフランスで撮影した実写映像と劇中アニメーション映像をミックスした映像作品に仕上がっているという。そして、『オリジナルサウンドトラック3』は、13曲収録で価格は2,800円。アルバム購入特典は、前述した「MGUC(MOBILE SUITS~GUNDAM~UNICORN)」のアコースティック・アレンジver.のハイレゾ音源(48kHz/24bit)がボーナストラックとして収録される。配信の詳細については、「e-onkyo music」まで。なお、5月21日 には『オリジナルサウンドトラック4』が2枚組のCDアルバムとして発売される。1枚目には『episode7 虹の彼方に』の新録音源、2枚目にはこれまでのサントラから選りすぐりのBGMを収録したBEST盤に。さらに、本CDはユーザーからの要望を実現した「Blu-Spec CD2」仕様となる。価格は3,780円。(C)創通・サンライズ
2014年05月13日人気アニメ『機動戦士ガンダム』のプラモデル「ガンプラ」モデラー世界一を決める「ガンプラビルダーズワールドカップ2013」決勝大会が23日、東京・台場の「ガンダムフロント東京」で開催された。3回目となる今回は、日本、中国、韓国、香港、台湾、オーストラリア、インドネシア、イタリア、マレーシア、アメリカ、フィリピン、シンガポール、タイからオープンコース(15歳以上)、ジュニアコース(14歳以下)各コースの各国予選を勝ち抜いた代表が参加して、ガンプラビルダー世界一の座を競った。表彰式にはMCとして声優の池澤春菜と川口名人、スペシャルプレゼンターとしてガンダムファンとしても有名な俳優の及川光博が登場。及川は「子供の頃から『ガンプラ』が大好きで、おこづかいのほとんどはプラモデルに使ってました。近所のプラモデルショップの大会で優賞したこともあるんですよ。でもついつい買いすぎてしまって、今でもファンの方にもらったりするので、まだ開けてないガンプラがたくさんあります。それを組み立てるのは老後の楽しみにしたいです」とガンプラエピソードを披露し、決勝に進出した作品のクオリティには「ほんとにワクワクします。どれも素晴らしくて甲乙つけがたいですね」と語った。冒頭にはバンダイの上野和典社長も登壇、「ガンプラが世界中で楽しまれていることをうれしく思います。世界から集まったガンプラの技術力と発想力に驚いています」と語り、今後もファンの期待に応える商品開発をしていくことを宣言していた。○オープン部門は日本代表が初優勝!オープン部門には13作品がエントリーしており、日本代表・山内俊平氏が制作した「宇宙世紀最強の機体」が日本代表として初優勝を果たした。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のνガンダムをシンプルに、しかしすさまじく精緻なクオリティで組み上げた作品。模型誌『ホビージャパン編集部』(ホビージャパン刊)の岡村氏は「受賞者はシャイな方が多いですが、作品からはすさまじい気迫を感じました。その中でも自分の中にあるビジョンを一番明確に表現する技術と気迫を感じたのが山内さんだったと思います」と称賛を送っていた。続く『電撃ホビーマガジン』(アスキー・メディアワークス刊)編集部の木村学氏は審査の難航を明かし、「見ているだけで楽しくなるような審査でした。νガンダムは伊達じゃないですね」とアムロ・レイの名台詞を引用して評価。そして、『モデルグラフィックス』(大日本絵画刊)編集部の古屋智康氏は「日本代表選考会の時、世界を狙えるんじゃないかと話していたので、現実になって満足しています」と、初優勝を称えた。優勝した山内氏は「ありがとうございます。νガンダム制作を応援してくれた皆さんの支えがモチベーションでした」と感無量の様子。また、会見後に山内氏は「制作期間は5カ月ほどで、夏の暑い時期にがんばりました。装甲を薄くすることやプロポーションを自分好みにすることにこだわりました。特に手をかけたのは脚部。日本代表選考会にはモデラー仲間を含めて素晴らしい人たちが参加していたので、その代表になれて光栄です。優勝しても前の二代の方々にはまだまだ及ばないと思うので、努力していきたいです」と、取材に答えていた。○ジュニア部門はガリバー旅行記がイメージモチーフの香港代表が優勝14歳以下によるジュニア部門には、イタリアと北米を除いた11カ国代表が参加。優勝したのは香港代表のチョイ・チキット君。横たわる巨大なシャア専用ザクを、無数の小さなモビルスーツたちが調査しているというアイディア光る作品となった。バンダイの西澤氏は「ジュニアコースとは思えない力のある作品、クオリティで選考は難航しました。今回の上位作品はいずれも『ガンダム』という作品にとらわれないアイディアを持っていたと思います」と選考の経緯を明かした。優勝したチョイ君は「うれしいです、家族に感謝したいです」とやや緊張気味。会見後の取材には「香港代表としてこの賞をもらえてうれしいです。受賞した作品は『ガリバー旅行記』にインスピレーションを受けて、3カ月ぐらいで制作しました。ガンプラはBB戦士がきっかけで作り始めました。これからもガンプラを作り続けていきたいです」と、ガリバーが小人たちに捕まる物語からアイディアの着想を話した。大会の総評として川口名人は、「今年はスケジュールが許す限り各予選会を見ていたので、一堂に会するのは感慨深かったです。決勝大会に出場した作品は今回1月7日まで展示されているので、写真だけではなく、実物を見て感じてもらいたいと思います」と総括した。詳細なスケジュールは未定だが、来年には第4回の開催も予定しているという。(C)創通・サンライズ
2013年12月24日神の血を引くヒーロー、パーシー・ジャクソンが、仲間たちと共に壮大な冒険の旅に出るシリーズ最新作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』。本作はラブストーリーではないが、なぜか、一緒に観た男女の仲が急接近する可能性が高いことが明らかになった。本作は、ギリシャ神話に登場する“海神”ポセイドンと人間の間に生まれた半神、パーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)が、破壊神クロノスの邪悪な力を止めるため、魔物が巣食う“魔の海”に隠された黄金の毛皮を探す、というスペクタクル・アドベンチャー。生粋の恋愛映画ではないはずなのだが、かつて、カナダの心理学者によって実証された“吊り橋理論”と呼ばれる学説によれば、デートで観ると男女の距離が縮まるタイプの映画のようだ。“吊り橋理論”とは、吊り橋の上にいるようなハラハラ、ドキドキの興奮状態が続いていると、人は自分が恋愛しているかのように認識してしまうこと。通常は恐怖のあまり興奮状態になるホラー映画の鑑賞が効果的だと言われているが、本作でパーシーの親友・アナベスを演じたアレクサンドラ・ダダリオが、「モンスターがいる魔海に行くから、そこで信じられないようなことが起こるの。ハラハラする瞬間が、今回は別のレベルになっているわ」と話しているように、本作でのパーシーたちのクエストはさらなるドキドキとハラハラの連続なのだ。また、吹き替え版では前作に引き続き人気声優の宮野真守、本作でハリウッド映画デビューを果たした渡辺麻友、ふなっしーが担当していることでも話題だが、現在「BeeTV」で好評配信中の「声感☆ラブメッセージ」を監修した恋愛科学研究所所長・荒牧佳代さんによれば、女性は吹き替え版での映画鑑賞でより女子力をアップできるという。「もともとイメージング能力の高い女性は、ファンタジーものが大好き。素敵な男性の声を聞くだけで脳がときめきを感じ、快感ホルモンであるドーパミンが大量に分泌されます。ときめきの快感は、恋愛の感性が磨かれますので、女性をより女らしくさせるでしょう」と語った。さらに、“吊り橋理論”に対しても、本作を観た荒牧さんは「終始、まるで遊園地のアトラクションに乗っているような体験ができるので、観ているだけで緊張感が高まり、イメージング能力の高まりと合わされば、恋の媚薬ホルモンPEAの分泌を促進させ、ときめきのボルテージもますますアップ」と、解説する。特に本作では、パーシーがアナベスや仲間たちを守るべく男らしい台詞を、声までイケメンの宮野さんが多数吹き替えているため、そのことだけでも女子力アップが期待できそう。ほの暗い映画館から出てきた後も、ハラハラ、ドキドキの展開が待っているかもしれない。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』は全国にて公開中。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 2013年11月1日より全国にて3D/2Dで同時公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年11月01日『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマンが主演を務める青春映画『ウォールフラワー』にエマ・ワトソンが出演している。『ハリー・ポッター』シリーズで圧倒的な人気を得た彼女は現在、女優として着実にキャリアを積んでおり、脚本を読んだ直後に本作への出演を希望したという。その他の画像『ウォールフラワー』は、1999年に発刊され、アメリカで大ベストセラーになった同名小説を作者のスティーブン・チョボスキーが自ら映画化したもの。高校入学初日から友達も作ることができずにパーティでも“壁の花(ウォールフラワー)”として過ごしていた16歳の少年チャーリー(ラーマン)が、パトリック(エズラ・ミラー)とサムという上級生と出会ったことを機に、友情や恋、挫折を知っていく過程を繊細なタッチで描いている。本作でワトソンが演じたのは、主人公が学内で出会ったパトリックの義理の妹サムだ。彼女は「脚本を読み終えた時、泣いていたわ。それが私の1回目の反応だった。全部を一気に読み上げたの。2時間身動きもせずに、どんどん読み進んだわ。とても気に入ったの。『これはいったい誰の脚本?』と思ったわ。それからエージェントに電話して、どれほど気に入ったかを伝えたの」と振り返る。サムは活発で、学園生活を満喫しているが、心のどこかで抑圧感を感じている不思議なキャラクターだ。そこでワトソンは、物語の生みの親でもあるチョボスキー監督と綿密に話し合い、役をつくっていったという。「自分が入り込む映画の世界観をこれほどまでに知っていて、シーンに行き詰った時にいろいろな話をしてくれる人がいる。彼がすべての情報源だった。私は本当に甘やかされたわ」と語る。もちろん、サムは特殊なキャラクターではなく「十代を経験してさえいれば共感できる」人物だという。「私の父も気に入ってくれた。多くの真面目な批評家たちが『この映画と心がつながった』とか『泣けてきた』とか言わずにいられない作品だったの。この物語には、時代や場所や年齢を超えた、どこか並外れたところがあるの」。ちなみにワトソンにとって本作はキャリアの中でも大きな位置を占めるようで「エズラ、ローガンたちと会った瞬間に、これまでで最高の夏になると感じた。この映画で私は生涯、友達でいられる人たちに出会えたの」とコメントしている。『ウォールフラワー』11月 TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
2013年10月31日ギリシャ神話の世界と現代を融合させ、大ヒットを記録した『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』から、早3年。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』で、主人公のパーシー・ジャクソンの親友であり、知恵の神アテナの“半神”の娘・アナベスを演じたアレクサンドラ・ダダリオに、いま熱い視線が集まっている。シリーズ第2作目となる本作では、主人公・パーシー(ローガン・ラーマン)たちが通う“半神”=ハーフ訓練所の安全が侵され、世界が危機にあることを知り、アテナの娘・アナベスはパーシーたちと共に、世界の破滅を止めることのできる黄金の毛皮を求めてギリシャ神話の魔物たちが跋扈する魔の海へと乗り出していく…。再びアナベス役に挑んだダダリオは、米映画専門サイト「インディペンデント・クリティクス」主催の2012年美女顔ランキングで、なんとクロエ・グレース・モレッツ(4位)や、エマ・ワトソン(7位)というホットな女優たちを抜いて、堂々の3位に選ばれた。女優デビューは16歳のとき、長寿を誇る昼ドラ「All My Children」。その後、人気TVシリーズにゲスト出演した後、「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」で主人公の恋人役を好演し、ブレイクを果たすなど、最も今後が気になる若手女優としてファッション誌などでも注目され続けているダダリオ。『ハリーポッター』シリーズを卒業し、華麗にハリウッドで活躍を続けているエマ・ワトソンに匹敵する勢いで“ポスト、エマ・ワトソン”との声も聞こえてくる存在だ。奇しくもダダリオとエマには、両親共に弁護士であるという共通点が…。さらに、本作の主人公パーシー・ジャクソンを演じたローガンは、ダダリオとエマ(『ウォールフラワー』)、2人の美女と競演している。大ヒットシリーズと共通点の多い本シリーズの日本公開と、エマに続くダダリオの演技に大注目だ。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』は11月1日(金)より3D/2D字幕・吹替同時公開。(小泉浩子(cinema名義))■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 2013年11月1日より全国にて3D/2Dで同時公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2013年10月15日ギリシャ神話の世界と現代を融合させたアクション大作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』で主演を務めるローガン・ラーマンと共演のアレクサンドラ・ダダリオのインタビュー映像が公開された。インタビュー映像映画は、海の神・ポセイドンと人間の間に生まれた“半神(ハーフゴッド)”の少年パーシー・ジャクソンの冒険を描いた人気作の第2弾。新作では、邪悪な神々の王クロノスの復活を阻止するべく、パーシーが弟を名乗るひとつ目のキュクロプスと極めて危険な“魔の海”に隠された“黄金の毛皮”を探す旅に出る。前作に続いて主人公パーシーを演じるラーマンは新作について「とにかく、見所満載だ。巨大な海の魔物をはじめとするモンスターたち。アクションも満載だ」と言い、新作でパーシーに弟が登場することで「これは兄弟を持つことや家族の大切さを描く物語なんだ」と説明する。一方、“知恵の神”アテナの半神半人の娘アナベスを演じたダダリオも前作からの出演になるが「同じキャラクターではあるけど、アナベスが抱くのは前作とは違う感情だから新たな一面が演じられた」と言い、「本作のモチーフはギリシア神話で現実にはあり得ない魔法のような出来事が起こるわ。それでも子どもたちがこの作品に共感するのは、キャラクターの抱える苦悩がわかるから。様々な経験を通じて苦しみを乗り越える彼らの姿に自分を重ねているのよ」と分析している。本作は壮大なアドベンチャー大作で、手に汗握るアクションが数多く登場するが、観客の“共感”を集めるキャラクターも大きな見どころになっているようだ。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』11月1日(金) 3D/2D 字幕・吹替同時公開
2013年10月02日F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレード・ギャツビー』を基に、独創性に溢れる脚本家/プロデューサー/監督バズ・ラーマン(『ムーラン・ルージュ』、『ロミオ+ジュリエット』)が独自の解釈と想像力で、初の3D映像で新たに蘇らせた『華麗なるギャツビー』。ディカプリオ演じるギャッツビーを、その美貌とチャーミングなキャラクターで魅了するデイジーを演じるのは、キャリー・マリガン。彼女に豪華絢爛なギャッツビーの世界、そして「愛される女になるために」監督に求められたことを聞いた。■デイジーは「娘には幸せなおバカさんになってほしい。女の子はそれが一番いい」と言いますが、共感できますか? 彼女は、彼女が育った社会について語っているのね。頭脳を持たないほうが暮らしやすいの。ただ「結婚すること、そして綺麗に見えること」を期待されているのだから。それがその時の価値観で、彼女も同じく、そんな価値観を持っている。だけど、私自身はそのまったく正反対。頭の良い、知的な、親切な人間になることが、大切だと思うのよ。■バズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオと トビー・マグワイアという男性陣の中に飛び込んでいくことに抵抗はありましたか? おじけづいた理由は、彼がバズ・ラーマンだから。そして、彼がレオナルドだから! だけど、彼らは私を快く迎え入れてくれた。だからボーイズ・クラブだとは感じなかった。■ギャツビーというキャラクター、そしてそれを演じるレオナルド・ディカプリオも謎めいた男性ですが、そんな謎めいた男性との共演はいかがでしたか? 彼はとても温かみのある人で、いつも私に優しく接してくれた。とても寛容だった。彼はシーンの共演者たちをいつも素晴らしい仕事ぶりでヘルプしてくれるのよ。■レオナルド・ディカプリオと共演するということに、恐怖感はありましたか? ええ、地球的にビッグな映画スターだもの。彼は多くの体験を積んできた役者で、私ときたら、ほんの少しの経歴しかないし。そして、私は彼の作品の大ファンなの。私はただ、彼に追いついているかと心配で、追いついていきたいと思って頑張っただけ。■ラーマンは舞台のようなリハーサルをする監督なのですね。ええ、彼はそれが好きみたい。彼は私たちがリアルに表現することを心から望んでいて、その1つの方法が、撮影前に共演者が多くの時間を一緒に過ごすこと。そして、リハーサルをたくさん積み、たくさん話し合うこと。だから、私たちが本番の撮影には、私たちは皆それぞれ自由に羽ばたけるの。■ファッションについて教えてください。私はいままで一度も、綺麗に見えなきゃならないキャラタクターを演じたことがなかったの。そのままのルックスとか、決してキレイ系ではないキャラクターばかりだった。だからデイジーの役作りには、衣装が大きな役割を果たすと分かっていた。バズの作品を観てきたので、キャサリン(・マーティン)と一緒に働けることをとても楽しみにしていた。キャサリンはいつも驚異的なクリエーションを生んできたから。そして、実際に衣装はとても美しく、着るのが本当に楽しかった。最初の衣装合わせのときに、いろいろなアイデアが生まれたのよ。私は夜会用ドレスを着ていて、本では白いドレス、と書かれていけれど、それはキャサリンが急に日中にデイジーが夜会服を着るのは楽しいんじゃないかって、考えたの。デイジーなら、なんの意味もなく、そんな装いをしそうだからってね。本当に楽しかったわ。そして、私は何百万ドルもするダイヤモンドの数々を身につけていたのよ。そんな高価なものに身を包むなんて、今まで一度も体験したことなかった。それはもう、私の動作さえ見事に変えてしまった。もちろん、気持ちも大きく変わったわ。でも、私がファッションに関していちばん印象的なのは、男性陣。彼らは本当にハンサムに見えた。今の時代の男性が、あのように装ってくれたらと願うばかりよ。■ファッションの話に戻りますが、20年代のファッションについて何か新しい発見がありましたか? 今回、衣装を着こなすのはかなり大変なことだった。すべての衣装が、それぞれの役に合わせた特有のもの。キャサリンとプラダによって作られたもので、自分のために特注されたものだったの。だからフィットはぴったりよ。■いちばん気に入ったシーンは? 私は最初のシーン、ギャツビーを探しにジョーダンがニックを連れ回して、図書室に入りこむとマティーニを手にする男性が「ギャツビーは存在しない」と言うシーン。素晴らしいの一言ね。目にしたことのない、素晴らしいシーンだった。そんな素晴らしいシーンが数多く出てきたわ。兄弟愛を感じさせるギャツビーとニックのシーンもとても気にいっているの。2人の関係はとても感動的。特に最後のシーン。そして、ジェイソン・クラーク(ジョージ・ウィルソン役)の演技を観るのが大好き。彼は私が好きな役者の1人だから。私は映画の中で彼との共演シーンはなかったけれど、彼は本当に驚異的だと思ったわ。■デイジーというキャラクターはどのような人物ですか? 彼女は自分自身というものを、あまりよく分かっていない人間なの。自分はなにが欲しいのかも、よく分かっていない。一方では安定を求めながらも、もう一方ではロマンスへ落ちていくことを望んでいる。■デイジーにあなたが共感できるところは? 私は彼女に共感できるところがあまりない。脚本を読んで、いったい私はどんな風に演じるか、さっぱり分からない、って感じるものに、挑戦していくのが好き。なんとか、それを探しだしていくのが好きなの。もし最初から、私はこの役柄の演じ方をしっかり分かっているって感じたら、それは私にとっては、あまり興味深いものでないのよ。私は今回のこの役柄を、どんなことがあっても断ることはなかったわ! でも、本当に、デイジーとは、共通するところがないの。彼女は私より、うんと女性らしいし、身なりも良いし。それに、彼女はあまり方向性を持っていないタイプでゴーイングマイウェイの私とは大分違う。■デイジーは、視野の狭い浅はかな人間なのでしょうか? 浅はかな人間、というより彼女は、浅はかな面も持ち合わせている人。完璧に浅はかな人間、ではないの。彼女は自分の保持しているライフスタイルをとても気に入っている。素敵な良質なモノを楽しんでいる。でも、結局、彼女は悪者に仕立てられやすい人間よね。もちろん、彼女には浅はかな部分はある。でも、彼女には深い情感があるのよ。彼女はなにかを強く感じる人。その瞬間瞬間に、彼女はなにかを真剣に信じている。それは、ずっと強いものとして地に足をつけた状態で続くものではないのだけどね。一瞬のうちに、彼女は心変えしてしまうから。■愛されるキャラクターになるためには、どんなことに気をつけましたか?最初に、バズはそれ(人から気に入られようとトライすること)を私から取り上げてしまったのよ! キャストが決まった瞬間、周りからは「デイジーって最低!」というリアクションしか受けなかったの。それに対して、私はみんなとは違う風に彼女を捉えていかなきゃならなかった。そんなリアクションに対して「ありがとう、素晴らしい反応ね! 」と反抗的に接したわ。私は、このキャラクターが批判されるのを止めようと思ったの。それに、彼女のことは好きよ。彼女に対して、偏った見方はしていない。彼女を演じているときは、彼女がとった選択を考えていたの。お金のために結婚したのは、それが彼女が予測され期待されていたことだから。彼女が不倫関係に陥ったのは、彼女は夫と虐待的な関係にあったから。それはモラルに反してはいても、理解できる行為だわ。だから、私は彼女を特別に好きになろうとは努力しなかったし、観客にも必要以上に好きになってもらおうとはしなかった。だって、バズが最初から「それについては何も考えるな」って。映画『華麗なるギャッツビー』は丸の内ピカデリーほか、2D/3D同時公開中 ・公式サイト
2013年06月24日6月公開の『華麗なるギャツビー』に主演したレオナルド・ディカプリオは、同映画を手がけたバズ・ラーマン監督によって、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」の映画化作品に出演してほしいと熱望されているようだ。シェイクスピア原作の『ロミオ+ジュリエット』(’99)でレオナルドと初タッグを組んだラーマン監督は、またシェイクスピアの戯曲の映画化作品で彼と一緒に組みたいと熱望している。ラーマン監督は、5月1日(現地時間)にニューヨークで行われた同映画のプレミアで、「The Hollywood Reporter」誌の取材に答え、レオナルドとの再コラボの可能性について聞かれると、「『ハムレット』をやりたい。僕にとってギャツビーはアメリカのハムレットなんだ。次に撮る作品として、これしかないと思うんだよ」と語っている。レオナルドは5月8日に放送された朝の情報番組「Good Morning America」に出演し、「最初は僕は出演に躊躇していたんだ。『華麗なるギャツビー』は、読者が登場人物について、様々な解釈を持っているパワフルな小説だから。でもラーマン監督に“ノー”と言うのはほぼ不可能なんだよ」と語り、当初は出演に気が乗らなかったが、最終的に監督に説得されたというエピソードを明らかにした。『ハムレット』は、1900年からこれまでの間、映画化、テレビドラマ化されているが、第二次世界大戦後は7回しか映像化されていない。主演にはローレンス・オリヴィエ、リチャード・バートン、イアン・マッケラン、メル・ギブソン、イーサン・ホークら多彩な顔ぶれの俳優がハムレットに挑戦している。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月10日いつも使っているフレグランスを変えたくなるとき、それは自分の女性としてのイメージを変えたくなるときではないでしょうか。そんなときに、“キャンディ”なる架空の若い女性をコンセプトにした、プラダの新しいフレグランス「プラダ キャンディ ロー オーデトワレ」はいかがでしょう?「プラダ キャンディ ロー オーデトワレ」の甘くて癖になるようなノートは、クオリティの高い素材のブレンドの結果。ホワイトムスク、ベンゾイン(安息香)、そしてキャラメルが一体となった濃密な甘さ、そこへシトラスとオリエンタルフローラルノートが加わることで、輝きを放つアンサンブルが生まれます。シシリアンマンダリンとオーガニックレモンが調和したトップノートは、どこまでも軽やかで、透明感さえ感じられるよう。そこへ、オリエンタルブーケのフローラルノートが加わると、明るい光が射し込むように輝き、柔らかな甘さが加わっていきます。そしてハートノートは、ホワイトムスクの洗練されたセンシュアルな甘さ、ベンゾインのバニラのような温かみのある甘さ、癖になりそうなキャラメルの甘さが重なりつつも、決して重くなく、“キャンディ”という女性にふさわしいフェミニンでハッピーな印象を残します。この「プラダ キャンディ ロー オーデトワレ」は、5月10日発売される。30ml(¥5,880)、50ml(¥8,400)、80ml(¥12,705)の3タイプがあります。どのタイプのボトルも、ヌーディトーンで、湾曲した底のカーブがフレグランスをゴールドに輝かせて強調します。ヌーディトーンとゴールドの色使いのパッケージはフレッシュで、フェミニン。プラダのロゴがついたベルト部分と光沢のある半月型のポンプが、モダンでありつつ、格調高い雰囲気を醸し出します。センシュアルな女性を演出するにふさわしい甘さをまとえば、あなたもこれまでとは別の“キャンディ”になれるかも。「プラダ キャンディ ロー オーデトワレ」で、新しいあなたを見つけてみては?・インターモード川辺 フレグランス本部 公式サイト
2013年05月09日『機動戦士ガンダム』の世界観を取り入れたメンズアパレルショップ「STRICT-G」から、「mastermind JAPAN」が手がけるコラボレーションアイテムが登場した。今回のコラボレーションは、「mastermind JAPAN」のコンセプトである「日本のオリジナリティある技術を世界に」という志と、日本を代表するアニメーション「機動戦士ガンダム」をアパレル業界を介して世界に発信する「STRICT-G」のコンセプトが合致したことにより実現した。今年7月にパリで開催された「JAPAN EXPO」にて発表した、Tシャツ(1万5,750円)・パーカー(3万6,750円)のアウターシリーズと、ガンプラの最高峰ブランド「パーフェクトグレード ザクII mastermind JAPAN ver.」(3万1,500円)が発売される。Tシャツ・パーカーはそれぞれ「サークルロゴ柄」「Gun&Ax柄」「モノアイ柄」の3デザイン、ブラック1色展開。「PGザクII mastermind JAPAN ver.」は、究極のプラモデル「パーフェクトグレード」と、パッケージがそのまま入るビックサイズのキャンパストートバッグがセットになる。なお、これらのアイテムはいずれも数に限りがあるとのこと。「STRICT-G ガンダムフロント東京店」ではすでに販売開始しており、23日には「STRICT-G NEOPASA 静岡店」(新東名高速道路下り線 静岡サービスエリア内)でも発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日リンジー・ローハンが、保護観察処分を撤回された。6月に車の事故を起こした際、運転手は自分ではなかったと警察にウソをついたのが原因だ。1月に下される裁判長の判断次第では、最大245日服役させられる可能性もある。ローハンには6回の逮捕歴があり、矯正施設で203日を過ごした経験がある。2010年には90日間の服役を命じられたが、77日早く出所した。現在保護観察処分下にあるのは、ジュエリーを盗んだ容疑のせいだ。撤回の原因を作ったのは、6月の事故。ローハンが所有するポルシェが、サンタモニカのパシフィック・コースト・ハイウェイでトラックにぶつかり、ローハンと男性の同乗者が救急車で病院に運ばれた。警察の事情徴収に対して、ローハンは、運転していたのは自分ではないと答えたが、実際にはローハンだったという。またこの時、警察の取り調べに素直に応じなかったこと、無謀な運転をした罪にも問われているようだ。ローハンは先月、テレビ用映画『Liz & Dick』で演技に復帰したが、批評家の評も、視聴率もぱっとしなかった。文:猿渡由紀
2012年12月14日リンジー・ローハン(26)がまたもや事件を起こした。ニューヨークのナイトクラブで女性客の顔を殴った疑い。ローハンは駆けつけた警察に逮捕されたが、釈放されている。事件が起こったのは東海岸時間29日早朝、人気のナイトクラブ「アベニュー」でのこと。ローハンはVIP席の真下あたりに座っており、VIP席に入ろうとして、そこに座っていた女性客にバッグやコートを動かしてほしいと言ったが、女性は無視。ローハンは女性に対して怒鳴ったが、あきらめて自分のテーブルに戻った。しかし、近くで別の客同士が言い争いを始めると、そのどさくさにまぎれてその女性の顔を殴ったという。被害者の女性は28歳で、クラブのオーナーの仕事仲間の妻らしい。ローハンはこの夜、シャンパンやウォッカなどを立て続けに飲んでいたとされている。ローハンは最近、『Us Weekly』誌の独占インタビューに応じ、「問題ばかり起こしているスターではなく、女優として知られたい」と、まじめな姿勢で生きる意気込みを語ったばかりだった。文:猿渡由紀
2012年11月30日リンジー・ローハンがエリザベス・テイラーを演じるテレビ用映画『Liz & Dick』が感謝祭の連休最終日の夜にあたる25日に放映されたが、早くから話題を集めたわりには冴えない結果に終わったという。『Liz & Dick』は、ローハンにとって重要なプロジェクト。警察や裁判所のお世話にばかりなっていて、女優業から遠ざかっていた彼女にとっての復帰作となるからだ。ドラッグやアルコールで問題を起こした子役出身の彼女が、やはり子役出身でアル中だったテイラーを演じることも興味を引くところだが、さらに撮影中にローハンがあて逃げ事故を起こしたせいで、ケーブルチャンネルが製作する2時間もののテレビ用映画にしては珍しいほど知名度は上がっていた。だが、いざ放映されると、評論家による批評は厳しく、視聴率もいまひとつ。実際に番組を観たのは、全米で330万人(注:アメリカでは視聴率をパーセンテージでは示さず、何人が観たかという表記をする)で、同チャンネルが10月に放映した2時間ものテレビ用映画『Steel Magnolias』(『マグノリアの花たち』を黒人キャストでリメイクしたもの)は650万人に観られたという。しかしローハンは、「世の中で最もすばらしい女性を演じられたのは素敵だった。それにたくさんジュエリーをつけられたのもね」と、ファンに対してポジティブなコメントをツィッターで流している。
2012年11月27日キャラクターアパレルとグッズを販売するコスパは、機動戦士ガンダムの世界をイメージしたジャケットとブルゾンを同社オンラインショップで販売している。価格は1万2,600円~。ミリタリーアイテムM-65ジャケットを連邦軍の支給品風にアレンジした「地球連邦軍M65ジャケット」は、2013年1月下旬発売予定。胸にはワンポイントで連邦軍の刺しゅうが施されている。カジュアルファッションのアウターとしても十分楽しめる。価格は1万6,590円。「ジオンN-3Bジャケット カタパルトデッキ仕様」は、大戦中、飛行場で勤務する兵士たちがカスタムして着用したという「リフレクターつきN-3Bジャケット」をジオン風にアレンジしたもの。ミリタリーウエア専門の工場で作った本格的な仕上がりとなっている。12月下旬発売予定で、価格は1万8,900円。「ザクフードブルゾン」は、ミリタリー風中綿入りブルゾン「ザク中綿ブルゾン」のリニューアルバージョン。フロントとバックには形式番号をプリントし、ザクをイメージ。フードをかぶるとザクのモノアイ型になるギミック付きで、2011年は人気の商品となった。12月下旬発売予定で、価格は1万2,600円。今回新たに加わった「シャア専用ザクフードブルゾン」も、フードをかぶるとシャアザクのモノアイ型になる仕掛け付き。フロントとバックには形式番号、フードには特徴的なブレードアンテナをプリントしている。カラーはシャアザクをイメージしたレッド。12月下旬発売予定で、価格は1万2,600円。詳細は同社オンラインショップでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日『トワイライト』シリーズ最終章がまもなく公開になろうとしているが、ロバート・パティンソンのキャリアは絶好調だ。最新作では、キャリー・マリガンとの共演が決まった。最新作となる『Hold On To Me』は、実際に起こった事件にインスピレーションを得た犯罪スリラー。最も裕福な男を誘拐し、身代金を取ろうとたくらんだカップルの運命が、予想もしなかった方向に転がっていく物語だ。イギリス人同士のパティンソンとマリガンの共演はこれが初めて。監督は『マン・オン・ワイヤー』のジェームズ・マーシュだ。『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたパティンソンだが、その間も、『恋人たちのパレード』『リメンバー・ミー』などのシリアスなドラマに出演、ただのアイドルではないことを証明し続けてきた。この後もナオミ・ワッツと共演する『Queen of the Desert』や、ガイ・ピアースと共演の『The Rover』などが決まっている。この夏は、恋人クリステン・スチュワートの浮気問題でゴシップ紙の注目の的になったが、最近ふたりの仲も復活し、公私ともに順調のようだ。文:猿渡由紀
2012年10月23日カラー綿棒「Cotton Bouquet」を展開するガンパウダーは17日、人気のアイドルグループ「ももいろクローバーZ」とのコラボレーション企画「ももクロメンボーマンボー祭」の実施を発表した。構想から製作まで約1年、ももいろクローバーZのメンバーカラー5色をモチーフとした、カラー綿棒2種を製作し、限定販売する。また同商品の発売決定に併せ、ガンパウダー、ももいろクローバーZの所属事務所であるスターダストプロモーション、宝島社の発行するファッション雑誌「sweet」などの協力のもと、Tシャツや時計、バッグなどのグッズを企画製作。これらをカラー綿棒とのセットにて同時に販売する。同商品は、17日21時から31日10時まで、日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」にて限定先着順で購入を受け付けている。商品の到着は11月中旬以降を予定。特にカラー綿棒とTシャツなどの限定セットについては、他では手に入らない限定品となるという。カラー綿棒単品2種類については、ZOZOTOWNでの販売以降、全国ドラッグストア及びバラエティ等での販売を予定しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日この数週間、連日のように何かトラブルが発生するリンジー・ローハン。今度は母親と激しい喧嘩になり、近隣の住民からの通報を受けた警察が駆けつけるという騒ぎが起きた。10日朝(現地時間)、ニューヨーク州ロングアイランドにあるリンジーの母親・ディナさんの家で母娘は口論していたが、次第にエスカレート。ついには掴み合いの喧嘩に発展した。「TMZ.com」によると、ディナさんに足を引っかかれたリンジーはすり傷を負い、身につけていたブレスレットも粉々に壊れたという。母娘は前夜、ニューヨーク市内のクラブに来ていて、午前4時頃に店を出ていた。口論は帰途のリムジンの車内で始まったらしい。ディナさんはクラブにいるときから泥酔していて、リンジーはひとまず自分が宿泊している市内のホテルに連れて行こうとしたが、ディナさんはロングアイランドの自宅まで車を向かわせた。警官は家庭内事件として報告書を作成したが、逮捕者は出なかった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2012年10月11日