自称・意識低い系妻のmitoさんは、パパが海外出張で家にいないことが多く絶賛ワンオペ育児中。そんなmito家は、饒舌なうーたろうくん・3歳と猫ちゃん2匹がいる賑やかな毎日。可愛い3兄弟に癒されたり、事件が起きたり、振り回されながらも幸せな日々を育児マンガで綴ります。[育児マンガ連載]「ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活」Vol.11 あざとい選手権では、それぞれ性格の違う3兄弟のある共通点をお話しをしてくれました。Vol.12は、部屋(新築)と3兄弟とわたしのお話し。コロナで家にいることが増え、動物を飼おうと考える家庭が増えているようで、「猫を飼うと家の中が傷つきますか?」「どうしたら傷つかないですみますか?」といった最近ご質問を多く頂きますが、結論から言って程度は個体差によるとは思いますが、傷は確実につくものだと思います。動物を飼うにあたりそこは諦めなければならない部分とはわかっていても新築に、3歳児と猫2匹。引っ越してきたばかりの頃は神経質になっていた時期もありました(笑)例えば爪とぎはあれど、新しいソファーは猫たちにとって恰好の餌食。家具や柱で爪を研がずとも、ジャンプをする際は踏み切ったであろう床部分に傷はできます。猫は犬や小さい子供とは違って3Dの動きをするので、高い所へも飛び乗り、落とす、ぶら下がる、こじ開ける……我が家のやんちゃNo.1のミロに至っては、電子レンジやプリンターといった大型のモノも落下させるので、安易に棚に物を置いておくこともできません(泣)(よく家の中がスッキリしているねと褒められますが危険なので物を置いておけないだけ)また、心配する要素は傷だけではなく、猫はよく吐く生き物なのでフローリングなら拭くことができますが、寝具やソファーの上で吐かれた際は絶望感。以前はよく悲鳴を上げては肩を落としていましたが「猫との生活、子どもが小さいうちは家なんて傷つき汚れるもの。」と割り切ってからはだいぶ気持ちが楽になりました。とはいえ、予想外なこと日々やらかしてくれす3兄弟(笑)今でも母が奇声を上げる日も珍しくはありません。猫を飼痛いな〜と検討されている方は、そういったことも考えた上で家族として迎え入れることをお勧めします。[育児マンガ連載]「ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活」は、毎月第2水曜日に更新です!次回は”抜群の?チームワーク”というお話です。育児漫画連載「ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活」の記事一覧ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.12「部屋(新築)と3兄弟とわたし」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.11「あざとい選手権」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.10「3兄弟の甘えん坊タイム」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.9「虫と3兄弟」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.8「我が家のはりきり歯みがき隊長」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.7「3兄弟と見えないおともだち」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.6「3兄弟で挑んだトイレトレーニング」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.5「我が家にやってきた新入りミロ」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.4「ワンオペ育児スタート」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.3「ニコとうーたろう初対面」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.2「赤ちゃんを迎える準備」ワンオペ育児ママ・mitoのうーたろうとネコのいる生活Vol.1「我が家の3兄弟」LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中!mito東京都在住。2匹の猫と息子とたまーーに帰国する夫と暮らしております。ブラック企業の社畜を経て専業主婦に。Instagram(@sitter_nico)やブログ(意識低い系妻のワンオペ育児)で絵日記やエッセイを描いています。illustration & text/mito
2021年01月13日■前回のあらすじ夫とようやく話し合いができるようになり、改めて自分の本当の気持ちと向き合ってみると…■育児の苦労も喜びも夫婦で一緒にお互いに悪いと思っていたことを謝り、これからは夫婦ふたりではる君の成長を見ていきたいと、ちゃんと伝えることが出来ました。■言葉にすることの大切さを痛感喧嘩がなくなったわけでもないし、夫の仕事が忙しいことも変わらないけれど、お互い要望を伝え、歩み寄ることでこんなにも穏やかに過ごせるようになりました。お互い感謝の気持ちを忘れずに、これからもふたりではる君の成長も、育児の大変さも一緒に共有して楽しく過ごしていきたいです!最後までご覧いただき、ありがとうございました! 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月04日■前回のあらすじもっと息子と向き合ってほしい、前から夫にきちんと伝えていれば、こんなに大きな歪みにならずにすんだのか…。■私の気持ちに寄り添おうとしてくれる夫はる君から離れて気持ちを整理したほうが良いという夫。でも、私ははる君のお世話をしたくないわけではない…。2人の間に意識のズレがあることを感じたのですが、「本当はどうしたいと思っているのか、俺に教えてほしい」という言葉に、夫が少しずつ私の気持ちに歩み寄ろうとしてくれていることはわかりました。■私が苦しかった理由、夫にして欲しいことってなに?不満が前面に出ていて、本当の自分の感情がわからずにいたことに気付きました。四六時中ワンオペ育児状態で、心の拠り所がなく寂しい思いをしていたこと、忙しいとはわかっていても夫にも育児してもらいたいということ…少しずつ、自分の奥底の感情と向き合うことができるようになりました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月03日■前回のあらすじせっかく気分転換できたのに、冷たい態度の夫。ついに限界を超え涙が止まらなくなります。■夫への違和感の正体は…仕事が忙しくて全然はる君の相手をしてくれない夫。朝の10分だけでもいいから…と伝えてみても、「俺は結構がんばっている」と言われてしまい…。こんなことが積み重なって、夫には何も言い出せなくなってしまい、気付けば大きな歪みができてしまったのかもしれません。■休んでいても、息子のお世話が気になって眠れないせっかくゆっくり休める機会なのに、はる君のことが気になって眠れませんでした。ひとりの時間が欲しいと思ったけど、それは「はる君と離れたい」わけではないんだな…。それじゃぁ、私はどうしたいのだろう…?次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月02日■前回のあらすじファミレスでのんびりコーヒーを飲めることに幸せを感じます。帰り道、息子を連れて散歩をしている夫を見かけて…■夫の態度に、再び精神状態が不安定にせっかく気分転換できたと思っていたのに、イライラしている夫…。これじゃ何も変わっていないと思った私の精神状態は崩壊してしまいます。■泣く私を見て動揺する夫私の様子がおかしいと思ったのか、動揺してたじろぐ夫。私がどんな状態なのか、ようやく気付いてくれたのか、私を休ませようとしてくれました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年01月01日■前回のあらすじ夫婦で話がきちんとできないままひとりでお出かけへ。いざひとりになってみると、やっぱり家族のことが気がかりで…■お1人様タイムに最適だったのは…家事や育児に追われながらではなく、自分のペースでのんびりコーヒーを飲める…それがとても幸せに感じました!この時間のおかげでとてもリフレッシュできた気がします!■1人時間を堪能し帰宅すると…帰宅途中、はる君を連れてお散歩をしている夫にバッタリ!一緒に行こうと思ったらなんだか、夫の様子が…変?次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2020年12月31日■前回のあらすじようやく夫に伝えたSOS、夫にも育児を理解してほしいのに、多忙な夫は育児サービスを提案してきて…。■ギクシャクした雰囲気の中、ひとりでお出かけへ本当はもっとちゃんと話し合ってから出かけるべきなのも分かってて、仕事がある夫にはる君を託すのも罪悪感がありました。だけどこの時はこのタイミングで離れないと気持ちが切り替えられなくて、結局後味悪いまま家を出てしまいました。■産後初めてのひとり時間…でもやっぱり気になるのは産後初めての一人でのお出かけ…。すっかり育児仕様の身支度が身に付いていたので、あまりの身軽さに驚いたのを覚えています。いざ、ひとりになってみても、やはり家族のことが気がかり。思い切りひとり時間を楽しめるわけではありませんでした。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2020年12月30日2018年2月生まれの男の子を育児中のみーすけです。 夫のなあさんは平日多忙で、飲み会も多く、毎日ワンオペ。「やっと土曜日……」と思ったところに絶望的な連絡が……。 遅くまで働いてくれてるって、わかるんですけどねぇ……。 早く帰って育児・家事を手伝おうと思うことはほとんどないのに飲み会のためには早く帰るのかよ〜ってイライラします。かといって休日家事・育児頑張ってくれるかというと……微妙! 頼むとあまりいい顔されないし私が期待しすぎなのかな。 実際ごはん作らなくていいし、もしかしたら帰宅が遅いほうが助かるのかもしれませんが、いてくれたら気持ちが違いますよね〜!今日はこんな大変だったとか、こんなことしたとか、わかってほしいし共有したいのに、誰もいない。 ひーとーりーぼっち! 寄り添ってほしいと思うんです!心だけでも!! 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2020年12月30日■前回のあらすじ平日も週末もほぼ1人…。育児を手伝ってくれず、身勝手な行動を繰り返す夫へのモヤモヤが止まりません…。■モヤモヤが止まらず、ついに…不満も伝えずにこんなやり方した私が悪いのですが、この時の心境としては、休みの日に気分悪くなること言ってもな…とか、言ってもどうせ不機嫌になるだけだし…という葛藤と戦ってもいました。とはいえ、こんな形では気持ちは伝わらないので「察してモード」はダメ、絶対!■多忙な夫にも育児を理解してほしいのに毎日終電近くまで働いて、休日返上で仕事。精神的にも肉体的にもハードな夫に出来る限り休んで欲しいと思って尽くしてきたつもりでした。一時保育などのサービスを活用することもできますが、だからといって最初から第三者のサービスを選んで、夫には何も求めない、ということは私はしたくなかったのです。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2020年12月29日こんにちは! harumamaです。関西人の夫と専業主婦の私、2018年に産まれた息子はる君の3人家族。今では夫にはる君を預けてお出かけもするのですが、以前はワンオペ育児状態。はる君が産まれて半年くらいの頃、夫への不満が少しずつ溜まり、大爆発してしまったときのエピソードを振り返ります。■次第に溜まっていくストレス…この頃は、今だったらちゃんと言える小さな不満も飲みこんでいました。夫も育児の大変さをまだ十分に理解していなかったように思います。■モヤモヤが限界に…!? この時期の夫あるあるのひとつとして、仕事する宣言しておきながら、昼寝などを繰り返して結局何もしないというパターン。この頃はそれがほぼ毎週だったので、結構なストレスでした。ちなみに今は、週末は朝起きたらはる君をお散歩に連れ出してくれたりするようになりました!次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2020年12月28日■前回のあらすじ妻が追い詰められたことにようやく気付いた夫はとうとう動き出すことに! そんな時ふと夫との結婚を決めた過去の出来事を思い出すのでした。■ありのまま笑い合える2人でいたかった旦那が無職になり約1年。喧嘩したり夫が家出したりお金の心配をしたり、相手を自分を責めて泣いて過ごしたり。ようやく夫が就職活動を始め「何故この夫を選んだのか」を思い直し、黙って応援する事につとめました。そんな辛い日々が過ぎ、ようやく夫の就職が決まったのです。■夫が無職になってわかったこと長かった…。この人と結婚して、一番辛い時だった。1年後、最後の住民税を払い終わり、ようやく「終わった」と思えました。色々あった結婚生活。楽しい事もあれば、辛い時もあった。結婚を後悔した時もあった。それ以上に「この人と結婚する」と決めた出来事もあった。でも決めたのは、自分。誰も未来はわからない。それでも自分の行動言動一つで変わる未来もある。そんな前向きな気持ちでなるべく今を楽な気持ちで過ごせたらいいなと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。12月20日(日)21時からは、ゆっぺさんの新連載「女教師Aが地位も名誉も失った話」が始まります。お楽しみに! 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月19日■前回のあらすじ職場の同僚に夫の愚痴をこぼしたことで、激しい自己嫌悪に陥り、その気持ちを夫にぶつけてしまったのでした。■ついに夫が動き出した!妻が追い詰められていた事に気付いていなかった夫がとうとう動き出しました!「雇用保険をもらう=働ける」ということなので、傷病手当と雇用保険を同時にもらうことはできず、「やっぱまだ調子悪いからまた傷病手当もらおう」と言うこともできません。さらに私のいた市町村では、「求職活動のため」という保育理由は期限は3ヶ月間。なおかつ、在所中1回のみしか使えません。危険な賭けかもしれませんが、今の状況が続くよりもずっとマシだと判断したのです。求職中の夫を信じて待つ妻。思えば夫のことを選んだのはこの私なんだから…■今思い出す結婚の決め手当時は自分を偽って、お見合いを継続していました。そんなある日、耳に飛び込んできたラジオの声。なんでもないラジオ番組の投稿コーナーでした。「その人が無職になっても一緒にいられるか…」当時ありのままを受け入れてくれる夫に惹かれ、たとえ「夫が無職になっても一緒にいられるはず」という思いを胸に結婚を決めたこと。そんなことをふと思い出したのでした。次回はいよいよ最終回です!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月18日■前回のあらすじ両親の異変に気付き、お手伝いを自分から始めた息子に涙が…。もう2人で生きていこうか。そう考えていると、鍵の開く音が…。■何気ない愚痴がすべての始まりに…旦那が無職のままの状況は変わらず、現実逃避しても支払い用紙と納付期限はやってくる…。そんな中、とうとう人に状況を愚痴ってしまいました。お相手は同じ職場のかなり年上の方。一番辛いのは旦那なのに、ごめんなさい。たくさん稼げない嫁で、ごめんなさい。責める前に、わたしがもっと働けば良かったんだね。そんな想いが頭をグルグル回り、帰路に着きます。■私がいなくなればいいのかな…「大変だね、わかるよ、頑張ってるね」との言葉が欲しいだけだった。しかし、返ってきたのは「自分の努力が足りない、旦那さんが可哀そう」といった言葉。そうか、自分が悪いのか。楽になりたくて相談したつもりが旦那を憎み、自分を責めるようになっただけ。そんな中、ついに…■自己嫌悪から夫に謝り続けることに…ついに旦那の前で感情を大爆発させることに…。私が旦那の体調管理をしなかったから、旦那にストレスをかけていたから…腰痛も悪化したに違いない。私が、パート程度の収入しかない女だから。学生時代、漫画なんて描かずに勉強しておくんだった。とにかく自分を責め続け、過去の自分が決めた行動を全て否定するまでになっていました。次回に続きます!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月17日■前回のあらすじ夫が帰らないことを冷静に受け止め、いつも通りの生活を送ることに…。しかし息子の行動に目を向けると、いつもとは違う姿がそこにあったのです。■自責の念を感じていると…異変に気付き、お手伝いを自分から始めた息子。なるべく子どもには支障のないようふるまってきたけど、気付かないわけないよね。大人の問題なのに、ごめんね。ごめんなさい。もう2人で生きて行こうか。そう考えていると、鍵の開く音が…。そして何も言わずに「…ただいま」とだけ言う夫。言いたいことは山ほどあるのに、夫には何も言う気にはなれませんでした。そしてその夜…■話し合いの末、決まったことなるべく感情的にならないように淡々と伝えると、いつもは感情的に怒鳴る夫がこの時はおとなしく聞いてました。色々なものが浄化され、睡眠薬がなくても寝れる日も出てきたのですが…。…と、一旦落ち着いた様に見せかけて、まだまだ試練の日々は続きます。次回に続きます!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月16日■前回のあらすじ夫が無職になって一番辛かったのは「一人の時間がない」こと。溜め込みすぎて大爆発、ようやく本心を伝えるも、翌日夫は姿を消していたのです。■帰ってこないなら全部捨ててしまおう夫が帰らないことを冷静に受け止め、いつも通りの生活を送ることに…。しかし息子の行動に目を向けると、いつもとは違う姿がそこにあったのです。ちゃんと気づいていた4歳の息子。両親がおかしな雰囲気の事も父親が出て行った事も。ちゃんと気付いて、考えていたんだね。まだちっちゃな4歳なのに…。次回に続きます!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月15日■前回のあらすじ旦那が無職になった時の子どもの色々な手続き編。子どもの健康保険、保育園の手続きについてわが家の経験を綴っています。■何もしない夫に不満が募る日々経済面で不安はありましたが、最初は少しお気楽に考えていました。これまで勤務時間の都合でなかなか一緒に出来なかった事を2人で楽しみ、私もまだ夫をいたわる余裕がありました。そして、そのまま数ヶ月…。傷病手当は働けるとみなされた時点で速攻打ち切られるため、夫は下手に求職活動も出来ない、バイトをする事も出来ない。なので、寝ているしか出来ないのです。腰は痛いんだろうけど、ご飯はモリモリ食べるし、リハビリ兼ねて散歩も行っている。「いつまで?いつから??」と本人にも聞けずに悶々と過ごす日々。「動けない夫」と「黙って待つしか出来ない私」。そんな状況のなかで、不満が刻々と募っていくのでした。■抑え込んでいた感情が大爆発金銭の不安も、家事の不満もあったけど一番辛かったのは「一人の時間がない」ことでした。溜め込んで溜め込んで、辛くて 辛くて、とうとう爆発して…やっと伝えられた。しかし翌日布団は空になっていて、夫の姿はそこにはありませんでした。ちなみに今回この漫画を描くにあたりきちんと伝えておきたいのが、あくまで傷病手当金をもらっている人は「働けない程の病状」ということです。そして一番不安なのは本人であること。自分が動けなくなり、いつ働けるかわからない不安は妊娠中や出産後に私も感じました。そんな戦ってる人に対して、こんな失礼な漫画はないと思います。そのような方にこの記事は不愉快な内容だと思います。誠に申し訳ありません。次回に続きます!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月14日■前回のあらすじ旦那が仕事を辞めてまずぶち当たった税金の問題。支払いが難しく役所に問い合わせをしてみたところ…。■息子の健康保険をどうする!?※国民健康保険料は実際には3人分でも3倍になるわけではありません。また国民健康保険料は上限があります。旦那が無職になった時、子どもの色々な手続き編です。まずは、一番大事な健康保険。こういったケースは初で、上司も戸惑っておられました。しかし自分の名前の下に息子の名前がある保険証をもらった時、あらためて「息子は他の誰でもない“私が”守るんだ」と再認識したのです。■つづいて保育園の手続き旦那はヘルニアと脊柱管狭窄症を併発していました。リハビリするしかない生活は、「いつまで」なんて決まる訳ありません。私がしっかりしなきゃ…と、常に最悪の状況を考えて行動。療養期間は半年に設定しておきました。お金の心配もありますが、私が我慢すれば、私がしっかりしなきゃという思いにかられる日々。家事も育児も、今まで一人でやってきた。だからやれるはず、やらなきゃ何も変わらないはず。だけど…。次回に続きます!※本記事でご紹介した法令・制度などに関する情報は、2015年12月20日時点のものです。※詳しい内容は、住んでいる自治体の役所に確認ください。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年12月13日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫? 」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2020年11月24日育児に疲れたときは、レスパイト(一時的休息)をとることが大切出典 : 「レスパイト」とは英語で、「小休止」「息抜き」「休息」といった意味を表す言葉です。誰かをケアする立場である介護者や保護者が、介護や育児で疲れたときに一時的に休息をとることは「レスパイト」と呼ばれ、ケアする人たちの権利であるとされています。休みなく続く育児で疲れてしまったときやワンオペ育児で余裕がないとき、保護者が休息をとり、リフレッシュすることは非常に大切です。保護者が自分自身をケアして心に余裕を持つことは、子どもにとってもプラスになるはずです。この記事では、発達障害のある子どもを育てる保護者が休みたいときに利用できる、レスパイトサービスを紹介します。発達障害のある子どもの育児で利用できる、レスパイトサービスは?出典 : 発達障害がある子どもの育児で使えるレスパイトサービスには、障害者総合支援法や児童福祉法に基づいたものが複数あります。育児における困りごとや状況に応じて、利用しやすいものを探してみてください。障害者総合支援法に基づいた「障害福祉サービス」で、国が障害区分等により利用対象者を定めています。障害のある人を自宅で介護する人が病気などの場合、障害者支援施設や児童福祉施設等へ短期間入所し、入浴、排せつ及び食事の介護など、必要な支援を受けることができます。宿泊を伴って最大で連続30日間利用することができ、介護者の病気や体調不良のほか、出張や旅行、休息をとりたいなどの理由で利用が可能です。障害福祉サービスについて(厚生労働省)障害者総合支援法のうち「地域生活支援事業」に含まれており、市区町村が地域の実態にあわせた基準を設けて運営しています。障害のある人の家族の一時的な休息のため、障害者支援施設や児童福祉施設等で障害のある人の日中活動の場を確保し、預かりのサービスを提供します。宿泊を伴わない支援となります。障害者総合支援法に基づいた「障害福祉サービス」で、国が障害区分等により利用対象者を定めています。自宅において、入浴・排せつ・食事など家事や生活等に関する介護や相談・その他の生活全般にわたる支援を受けられます。利用対象は、国の定める障害支援区分に則って定められています。障害福祉サービスについて(厚生労働省)児童福祉法に基づいた通所支援サービスで、障害のある子どもが利用できます。児童発達支援は未就学の子ども、放課後等デイサービスは就学児童(小学生・中学生・高校生)を対象としています。児童発達支援・放課後等デイサービスでは、各事業所によってそのサービス内容が異なります。習い事や療育に特化した支援を行う場合もありますが、保育園や学童保育のように子どもたちが日中の時間や放課後を過ごす、預かり型の支援を行う事業所もあります。障害者総合支援法のうち「地域生活支援事業」に含まれており、市区町村が地域の実態にあわせた基準を設けて運営しています。移動が困難な人が、ガイドヘルパーによる外出の支援を受けられます。冠婚葬祭や投票、文化的活動などの社会生活を送る上で欠かすことのできない外出や、イベントへの参加や観劇など余暇活動などの社会参加のために利用することができるとされています。市区町村によっては、通学や通園の移動支援を行う場合もあります。また、類似サービスとして「同行援護」「行動援護」があります。利用対象や内容が市区町村により異なる移動支援に対し、同行援護と行動援護は、全国どの市区町村でも同じ基準が適用されます。同行援護は視覚障害のある人を対象としており、行動援護は重度の知的障害、精神障害のある人を対象としています。児童福祉法に基づき市区町村が主体となって行っている、未就学児向けの支援サービスです。保護者が子どもを見ることが一時的に困難になった家庭のために、保育所、幼稚園、認定子ども園、地域子育て支援拠点などが一時的に子どもを預かります。別名「一時保育」ともいいます。一時預かりのスタイルは主に以下の3つにわけられます。①幼稚園・保育所に通っていない子どものための「一般型」子どもが保育所、幼稚園、認定こども園等に通っていない場合に利用することができる②幼稚園に在籍する子どものための「幼稚園型」普段の幼稚園の教育時間の前後、または春休みや夏休みなどの長期間の休業日に幼稚園等において一時的に預かってもらうことができる③ 保育施設の一般利用に空きがあるときに利用可能な「余裕活用型」利用している子どもの数が定員に達していない保育施設で保育が行われ、預かる子どもの人数は、定員の範囲内で行うようにと取り決められているレスパイトサービスの利用方法は?どんな人が利用できるの?出典 : 障害者や障害児を対象とした福祉サービスを利用するには、受給者証の申請が必要です。申請窓口や手続きは、そのサービスの根拠法によって異なります。なお障害者総合支援法や児童福祉法における「障害者」「障害児」の規定には特に障害者手帳の所持が条件となっていないため、サービスの利用にあたり手帳の有無は問われません。ただし、医師の診断書により障害があることを確認するケースはあります。ショートステイや居宅介護は障害者総合支援法の「自立支援給付」に含まれ、利用するサービス費用の一部を行政が障害のある方へ個別に給付するものです。そのため、国が障害区分等により利用対象者を定めています。1. 市区町村の障害福祉担当窓口へ申請申請の際には、状況に応じて障害者基礎年金1級の受給の有無や介護保険申請の状況などを聞かれる場合があります。2. 障害者支援区分認定調査市区町村の認定調査員による面接が行われ、全国共通の質問票から心身の状況に関する80項目と状況の調査が行われます。詳しくは次のリンクをご覧ください。障害者総合支援法における「障害支援区分」の概要(厚生労働省)3.一次判定認定調査の結果に基づき、コンピューター判定が行われます。4.二次判定一次判定の結果と状況調査、医師意見書などを踏まえ、市区町村が主催する、支援区分や特別な支給決定を審議する「審査会」で二次判定が行われます。5.障害区分認定二次判定の結果に基づき、非該当、区分1~6の全7段階で支援区分認定が行われます。各サービスの区分ごとのサービス量は上記のリンクを参考にしてみてください。6.サービス利用意向の聴取・サービス等利用計画案の提出支援区分の認定と並行して、市区町村から福祉サービスの利用等に関する計画(サービス等利用計画、または障害児支援利用計画と呼びます)の案を提出するように求められます。サービス等利用計画案、障害児支援利用計画案は市区両村から指定された特定相談支援事業者、障害児相談支援事業所が作成しますが、申請者自身による作成(セルフプラン)も可能です。7.支給決定支援区分や本人の状況、家族・家庭の状況、現在の困りごとや将来に向けた希望、福祉サービスの利用意向、サービス等利用計画案などを踏まえてサービスが支給決定され、受給者証が申請者に通知されます。8.サービス担当者会議申請した方が利用する全サービスの担当者(サービス管理責任者)が出席し、利用する方に適したサービス提供のあり方や、事業所ごとに作成する「個別支援計画」の方向性などについて話し合われます。9.支給決定時のサービス等利用計画の作成市区町村の支給決定やサービス担当者会議での案協議をもとに、最終的なサービス等利用計画を作成します。(セルフプランの場合には、8・9が省略されることがあります)10.サービスの契約・利用開始申請した方はサービスを提供する事業所と利用契約を結び、サービスの利用を開始します。サービスの量や内容については、サービス利用開始後であっても必要に応じて見直すことができます。※費用について※利用者負担は、原則として「1割」です。ただし、世帯ごとの前年の収入に応じて負担額の月額上限が定められているため、その金額以上の自己負担は生じないことになっています。利用月額が0円に免除される場合もあります。特に、生活保護を受けている世帯や住民税が非課税の世帯については、利用者負担はありません。障害者総合支援法における「障害支援区分」の概要(厚生労働省)移動支援・日中一時支援は障害者総合支援法のうち「地域生活支援事業」に含まれ、市区町村が地域の実態にあわせた基準を設けて運営しています。具体的な利用手続きは市区町村やサービスによって異なるため、申請窓口で必要書類や手続きについて確認しておくと良いでしょう。1. 市区町村の障害福祉担当窓口へ申請この際、具体的な手続きや必要書類について確認しておきましょう。2.利用手続き具体的な手続きは、市区町村やサービスごとに異なります。3.支給決定市区町村からサービスを受けるに適当だと判断されると、受給者証が申請者に通知されます。4.サービスの契約・利用開始サービスを提供する事業所と利用契約を結び、サービスの利用を開始します。サービスの量や内容については、サービス利用開始後であっても必要に応じて見直すことができます。※費用について※利用にかかる料金は、自治体により異なります。障害福祉サービスの利用者負担区分により、サービスの1割負担が基本となります。世帯の収入の状況によっては負担のない場合もあります。詳しくは市区町村の福祉担当窓口へお問い合わせください。児童発達支援・放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づいた「障害児通所支援」に含まれます。1.福祉窓口に相談児童相談所・障害児相談支援事業所や、市区町村の福祉担当窓口などに相談します。利用したいサービスや子どもの状況を聞かれることが多いので、母子手帳を持参したり、過去に子どもの発達について相談した履歴や発達検査の受検歴があれば、その時の状況や結果なども伝えたりするとよいでしょう。2.施設見学&相談実際に利用したい事業所に行き、見学します。その際に利用についても具体的に相談しましょう。利用したいサービスが決まったら、相談支援事業所で受給申請に必要な障害児支援利用計画案を作成してもらうか、セルフプランで作成します。3.障害児通所給付費支給申請をする受給者証取得のため市区町村の福祉担当窓口に障害児通所給付費支給申請をします。必要な書類は市区町村によって異なりますので、事前によく確認しておきましょう。4.調査・審査受給者証を発給するための利用要件を満たしているかどうかや、子どもに必要だと考えられる適切なサービスの量(日数)について、市区町村の支給担当窓口によって検討されます。面接調査や訪問調査で、状況や利用意向の聞き取りやアセスメントを行う自治体もあります。5.支給決定支給が決定したら、受給者証が交付されます。受給者証には受けられるサービスの量についても記載されています。交付を受けたら障害児支援利用計画を作成します。相談支援事業所が受給者証の給付決定内容に基づき、利用を希望する事業所と連絡し調整して作成してくれます。6.サービスの契約・利用開始受給者証と障害児支援利用計画(もしくはセルフプラン)を持って利用する事業所に行き、サービスを受ける契約手続きをします。※費用について※放課後等デイサービスは障害児通所給付費の対象となるサービスです。受給者証を取得することで国と自治体から利用料の9割が給付され、1割の自己負担でサービスが受けられます。利用した日数に応じた1割負担分の利用料を支払いますが、前年度の所得によりひと月に保護者が負担する額の上限が決められているので、利用する日数が多くても下記の金額以上の負担は発生しません。また、自治体によっては独自の助成金がある場合もありますので、問い合わせてみましょう。【児童発達支援・放課後等デイ】障害児支援利用計画って?作成の依頼先やセルフプランも紹介一時預かり事業の利用対象子育て家庭の保護者が以下の理由で利用することができ、理由によって利用できる日数は異なります。・保護者の育児にともなう心理的、肉体的な負担を軽減したいとき・保護者の就労支援・病気・出産・看護・冠婚葬祭などの場合また、施設での一時預かりを実施するのが難しい場合、子どもの自宅に直接職員が訪問をする「居宅訪問型」を選択できる場合もあります。ただし、以下の3つの要件のうちのどれかを満たしている必要があります。・子どもに障害、疾病等があり、集団保育が著しく困難であると認められる・ひとり親家庭などで、保護者が一時的に夜間、および深夜の就労を行っている・離島その他の地域において、保護者が一時的に就労を行っている利用対象は基本的に就学前の子どもですが、自治体や各施設によって預けることのできる月齢が異なります。一時預かり事業の利用方法一時預かりの申し込みを行いたいときには、直接各施設にお問い合わせの上で申し込みを行う場合と、まれに市役所の窓口で申し込みを行う場合の2つがあります。直接施設へ申し込むときには、一時預かりのための登録を行う必要があります。一時預かりのサービスの利用の際には利用登録と申請書の提出が求められます。市役所の窓口で申し込みを行うときには、窓口にて案内される申請書に必要事項を記入し、申し込みを行います。※費用について※一時預かりにかかる費用は自治体や実施施設によって異なります。料金が1時間単位で決められている場合もあれば、半日・1日単位で決められている場合もあります。だいたい、1日あたりに換算すると1,500円から5,000円くらいの幅の中で料金が定められていることが多いようです。まとめ発達障害のある子どもの保護者のなかには、「育児で疲れても、頼れる人が少ない」「子どもを預けることに罪悪感がある」と考えている方もいるかもしれません。育児に忙しい保護者が休息をとることは、保護者自身にとってはもちろん、子どもにとっても大切なことです。育児による心身の疲労を一人で溜め込むのではなく、サービスを利用して休息をとることを検討してみてください。
2020年11月05日夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事、育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事、育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年10月09日育児は24時間年中無休。そんな毎日のなかで、育児と家事を頑張りすぎて何が1番大切か忘れてしまうほどでした。私の場合、実家が遠く夫は自営業で多忙なので、常にワンオペ状態でとてもつらかったです。今回はそんな状況下での育児体験で気付いたことや私の気持ちの変化をご紹介します。 ワンオペ育児に追われ、気づけばボロボロに毎日の育児や家事であっという間に時間が過ぎていて、気づけばもう夕飯の支度をしなきゃいけない時間……。朝から元気でパワフルな子どもを相手にしていると、自分に使える時間はほとんどないし休める時間もなかなかありません。 そんな毎日のせいか、ちょっとしたことでイライラすることが増えていきました。私の場合、実家や夫に頼ることができない環境なので、子どもが熱を出したとき、入院したとき、どんな状況であってもひとりで全部乗り越えてきました。 イライラが頂点に! ついに爆発!全部をひとりでこなすことは本当に大変で、仕事を頑張ってくれている夫にさえ感謝できないくらい気持ちに余裕がありませんでした。いつしか「なんで私ばっかりこんなに大変なの。逃げ出したい」。そう思うようになっていき、私はついに爆発してしまいました。 まだ2歳にもなっていないわが子に怒鳴ってしまったのです。息子はびっくりしたようで号泣してしまい、そんな息子を見て自己嫌悪になり、気づけば私も泣いていました。どうしたら良いのかわからず息子を抱きしめ、そのときはただ泣いて「ごめんね」ということしかできませんでした。 反省、そして思ったこと少し時間が経って冷静になり、そこで初めて「こんなにストレスが溜まって爆発して息子を悲しませるくらいなら、いっそ頑張らなければ良いんだ!」「もっと休んでラクして二度と戻ってこないこの時期を楽しもう!」と思うようになりました。子どもは笑顔のママが一番大好き! ママが笑顔になることがとても大切! まずはママである私が笑顔になれる環境作りをすることが大切なんだと感じました。 その経験から、イライラしそうになったら家事や育児は手を抜いて、ママと子どもが笑顔でいられるようにしようと思いました。少し部屋が散らかっていてもすぐには片付けず寝る前にまとめて片付けたり、食事を1食だけレトルト食品にして家事の負担を減らしただけでだいぶ体力的にもラクになり、イライラする頻度も減りました。 そして、本当に大変なときやつらいときは夫に助けを求めることも必要だと思うようになりました。とにかくひとりで抱え込まないようにしよう! と思います。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:八木あかね一男一女の母。二人目出産を機に保険代理店を退職。夫が忙しい為、ワンオペになりがち。1年間専業主婦に徹するも、現在は自身の出産や育児の経験を活かしライターとして活動中。
2020年09月15日保育園が再開し、ワンオペの双子の育児をしながらのリモートワークに限界を感じていた私にやっと光が見えてきました。まだ感染の恐れがあるため、様子を見ながらではありますが、双子も久しぶりに先生やお友達に会えるのが嬉しかったようです。個人的には家だとつい甘えが出て食べないものも、保育園だとしっかり食べてきてくれるのが嬉しい! 野菜や果物をしっかり食べてくれる日は来るのだろうか…まだまだ食事の悩みは続きそうです。食べて欲しいのに、食べてもらえないもの、それは「バナナ」。オンラインの掲示板などで子育ての情報を収集していると、「うちの子どもはバナナが大好物」という投稿を見るので、離乳食をスタートした頃からバナナを食べさせようとトライしてきました。しかし、結果はいつもNG! キリちゃんはお腹が空いた時は食べてくれるものの、ダンくんは口に入れようとしても、口を一文字にして入る隙を与えてくれません。バナナを食べてくれたら栄養価もバッチリなのに…と思いつつも、自分もバナナが苦手なので強くは言えない(苦笑)■双子たちのマイブームキリちゃんの最近のブームは基地作り。ひとりでせっせとクッションやオモチャ、絵本、そして麦茶の入ったマグ、タブレット(遂に購入!)を寝室に持っていき、好きな場所に配置。好きな曲をYoutubeでかけながら、クッションにゴロンと横たわって麦茶をゴクゴクするのにはまっています。あまりに大人しいので時折様子を覗きに行くのですが、我関せずでマイペースにゴロゴロ。私は動いていないと落ち着かないので、キリちゃんのその姿が何だか羨ましくもあります。自粛期間中に買ってよかったものは、子供用のタブレットとペンでなぞるとそのワードを日本語と英語で発音してくれる図鑑でした。おしゃべりブームの(送り迎えで自転車に乗っている時は必ず「ベイビーシャーク」を振り付きで歌ってくれる)ダンくんは、この図鑑が大のお気に入りに。動物や海の生物のページが特に好きでワニをペンで指す度に「スナップスナップ」と言いながら口をパクパクさせるワニの真似をしてくれます。早く動物園に行って本物の動物たちを見せてあげたいな。最近はカメラを向けて「はいポーズ!」と声をかけるとダン君はポーズをしてくれるように。以前、保育園の生活発表会の際に先生たちが作ってくれたパンダやカエルの帽子をかぶっては「撮って撮って!」とリクエストしてくるようになりました。顎のところに手を添えるぶりっこポーズが定番なのですが、自分が幼い時に全く同じポーズをしていたことが発覚(笑)DNA恐るべし…と思った瞬間でした。仕事の時間を確保できるようになって、私もメリハリをつけて子どもたちと遊んだりできるようになり、とても嬉しい! まだまだかつての日常とはかけ離れたものですが、少しずつペースを取り戻したいと思います。
2020年07月29日子どもが生まれる前は、子ども服のデザイナーをしていた私は、現在は家庭と仕事の両立を考えて、派遣で事務をしています。夫の達也は、毎晩遅くまで仕事で、毎日ワンオペで家事育児に追われる日々。仕事と家庭の両立。職場も理解を得れずツラい日々のなかで、私にとってうれしいことがありました。近所に夫の妹のあやちゃん家族が引っ越してきたのです。あやちゃんと私は同い年で、趣味も似ていてとても気が合う関係。ただ一つの問題を除いては……外面がよくて「よき夫」を演じるのがうまい達也は、周りの人から「いい旦那さんですね」とよく言われます。しかし実態は、家事も育児もまったくせずソファに寝そべって、スマホゲームばかりしているだけ。さらに私には暴言を吐き続けます。でも夫の二面性には誰も気が付かず、私は強いストレスを感じていました。育児、家事、仕事、それぞれの責任の重みに押しつぶされそうになる日々。「親になったのは私だけじゃないのに……」次回に続きます。7/28(火)公開予定!作画: とらん
2020年07月27日毎日、育児・家事・仕事をこなしている私はとにかく疲れていました。自分の時間が欲しい…私がそんなふうに思っていたときに、夫はのんきに不倫をしていたのです…!送り主はイニシャルで「N」となっていました。 相手は誰なのか、どんなやり取りをしているのか…。気になるけれど、暗証番号はわからないし、見たとしても夫との関係がより悪化するとしか思えませんでした。育児疲れもあっていまこれ以上詮索してもいいことはないと思い、まずは様子を見ることにしたのですが…あまりに衝撃的な相手に、私は言葉が出ませんでした。しかし思い返すと、2人が関係を持つに至った経緯に、心当たりがあったのです…。次回は7/25更新…※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ 山口しずか
2020年07月24日「子どもはかわいいし、きちんと育てたいと思っている。でも…」家の中でずっと子どもと相対していると、逃げ場がなくなって心が折れてしまいそうになる親は少なくありません。育児ノイローゼ、産後うつなどにならないためにはどうしたらいいのでしょうか?小児科医で2人のお子さんのお母さんでもある森戸やすみ先生は、そういった子育ての不安やイライラ、焦り、迷いを抱えるお母さん・お父さんに向けて、SNSやさまざまな医療メディア、そして著書 『小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫』 (内外出版社)などで子育てが楽になるヒントやアドバイスを発信してきました。そんな森戸先生に、お母さん・お父さんが日頃感じている子育ての悩みやつらさはどうして起こるのか、それを軽減するにはどうしたらいいかなどお話をうかがいました。●森戸やすみ(もりと・やすみ)先生小児科専門医。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、2020年6月1日、東京都台東区に『どうかん山こどもクリニック』を開業。『小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK』(内外出版社)など著書多数。二児の母。Twitter: @jasminjoy Facebook: ■自分の子育てを自分で責める、あなたの中の「インナー姑」――子育ての悩みにはいろいろありますが、お母さん自身が自分を責めてしまっている、先回りして自分を制してストレスがたまっているケースはないでしょうか。森戸やすみ先生(以下、森戸先生):そうですね。私はそれをインナー姑と呼んでいます。現実に姑から注意されたわけでもないのに、自分の子育てを責める自分がいるんですよね。例えば、お母さんは出産後に美容室へ行くのも申し訳ない、誰に子どもを頼もうかと悩むでしょう。でも、想像してみて欲しいのが、夫も同じ理由で悩むでしょうか? 「子どもが生まれたばかりなのに申し訳ない」と思いながら理容室へ行くでしょうか?お母さんは育児に一生懸命で責任を感じているから、自分ばっかり背負ってしまうところがあります。でも、子どもの親はお母さんだけではありません。1人ですべてを背負いこむことはないのです。――そうですよね。どうしてお母さんの中にはインナー姑が存在してしまうのでしょうか?森戸先生:「子どもの頃から子育てはお母さんがするもの」と刷り込まれているため、そういった社会的イメージにとらわれてしまうのかもしれません。この前、取材で会った方の『子どもができたら以前のように夫にいろいろやってあげられないのが申し訳ない』の言葉に私、ポカンとしちゃって(笑)。家族が1人増えたんだから、今まで通りにはいきません。親になるのはお母さんだけではなくお父さんもなんですから、夫にも自分のことは自分でしてもらうのは当然で、今までのように受け身で待つのはおかしいですよね。――先生のおっしゃる「社会的イメージ」というのは、小さい時から蓄積されてきた良妻賢母のイメージだと思います。それはお父さんとお母さん両方が持っていると思いますが、どうやって切り替えていけばいいのでしょうか。森戸先生:女性は、将来こういう風に子育てをしたい、こういう家庭にしたいと具体的に考えている方が多いように感じますが、男性でそこまで考えている方は少ない印象です。そのため、お父さんは子育てをしながら自分の育児観をつくっていくのでしょうが、その過程で前の世代の刷り込みが出てきてしまうのでしょう。私の場合、小児科医として時短で働いていましたが、夫の衣類をクリーニングに出そうとしたとき、『これって私がしなければいけないこと?』とふと気づいた瞬間がありました。私は子どものために時短勤務をしているわけで、夫のためではない。どうして私だけが仕事をセーブしなければいけないの? これはおかしいと気づいたのです。――でも、お母さんは気づいてもお父さんのほとんどは「それはおかしい」とは気づいてくれませんよね(笑)。森戸先生:それは、誰からも言われないからでしょう。ずっと妻が不機嫌で口をきいてくれないのはどうしてだろう? とは感じることはあっても、それがワンオペ育児で疲れているから、不満があるからとは想像できないのです。だから、『家族が1人増えたのだから物理的に私1人でこなすのは無理です』と伝えた方がいいです。そういう夫へのアドバイスや指導を子どもが生まれる前にできるといいのですが、医療機関にそのインセンティブ(意欲を引き出すための外部からの働きがけ)は残念ながらありません。医療行為ではないから診療報酬につながらないため、ほとんどの両親学級や父親学級でそういった指導は行われていませんね。――「まだ大丈夫」と無理をして体調を崩してしまうお母さんもいますよね。そうなる前に、自分で限界ラインが判断できるポイントはありますか?森戸先生:例えば、食べられない・眠れない場合はかなりつらいい状態だと思います。でも、妻がそんな状態になっていたら、夫に先に気づいてほしいですね。夫がそれに気づかないのは、コミュニケーション不足。育児に大変そうな妻に『大丈夫?』の一言も声もかけられないのだとしたら、それは家族とは言えませんよね。■仕事で子どもに「ちょっと待って」と言う罪悪感――今回のコロナ禍で、保育園から「なるべく登園させないようにご協力ください」と要請されたという話も聞きました。森戸先生:そう言われてしまうと、真面目な保護者ほど『先生たちが大変だから行かせないようにしよう』と頑張ってしまいますよね。そういったときのためにも、預け先の選択肢はなるべく多く持っておくといいです。『預けようと思えばいつでも預けられるけど、まだ大丈夫だからうちで見る』という状態で子どもを見るのと、『私しか子どもを見る人がいないから見るしかないんだ』というのとでは心の余裕が大きく違いますから。――家で子どもを見ながらテレワークをしていたお母さんは「仕事だからちょっと待ってて」と子どもに言わなければいけなかった状況も多かったと思います。そうやってプライベートと仕事が混同する生活は、子どもに負担をかけることになるのでしょうか?森戸先生:それは、『ちょっと待ってて』と言う理由が仕事だから、お母さんが罪悪感を持ってしまっているだけではないでしょうか。どんな場合でも、緊急度の高い順からお母さんは対応せざるを得ないので、それは仕事に限りませんよね。例えば、下の子のお世話をする場合でも上の子に『ちょっと待ってて』と言っていると思います。上の子がいろいろお母さんに話しかけていても、下の子がお椀をひっくり返した、うんちがおむつからはみ出したなどの一大事だったら『ちょっと待ってて』と、そちらにかかりきりになりますよね。それは仕方のないことで、仕事だから特別子どもが傷つくということはないと思います。――確かにそうですよね。それでも罪悪感を持ってしまうお母さんは、自分の気持ちをどうコントロールしていけばいいでしょうか。森戸先生:先ほども言いましたが、『夫も同じように罪悪感を持つだろうか? どうして私はそう感じるんだろう?』と冷静に想像して、子どもや子育てに対して距離を置いてみて欲しいのです。テレワーク中の夫は、ウェブ会議だからと子どもを部屋から締め出しても、おそらく罪悪感は抱かないと思うのです。男性はそれができるのに、どうして私は罪悪感を抱えるのだろうと客観的にとらえるとイライラしなくなるのではないでしょうか。生きていくためにはお母さんも仕事をしなければいけないし、子どもにも協力してもらわなければ共倒れになってしまいます。子どもと仕事、どちらも大切で責任感を持っているからこそ罪悪感が生まれるのであって、一時的にどちらかを優先してしまうことは仕方のないことです。子どもが理解できる年齢かにもよりますが、お母さんもお父さんと同じくらい一生懸命仕事をしていること、だから協力して欲しいことを子どもに伝えるのはいいですね。子どもに説明することで、お母さんが自分で自分を納得させるという効果も期待できます。――コロナ禍のテレワークで、子育てをお母さん1人ですることがどれほど大変か理解できたというお父さんの声も耳にします。お父さんは次にどういった行動に移ればいいと思いますか?森戸先生:今回のことをきっかけに、また保育園が預かってくれなくなった場合はどうするか、もし親のどちらかが病気をしたらどうするか、もし勤務先が倒産したらどうするかなど、もしものときへの備えについてこの機会に話し合ってはいかがでしょうか。■「夜が来るのが怖い…」寝かし方が間違っていたかも!?――なかなか子どもが寝てくれない、夜泣きがひどいなどで「夜が来るのが怖い」というお母さんが多いようです。森戸先生:アジア全域では、子どもに添い寝して家族みんなで寝るのが一般的ですね。日本もしかりで、赤ちゃんが寝るまで親は寝かしつけをし、夜泣きをしたら抱っこしてあやすなどをお母さんはしているでしょう。しかし、寝つくまでに何時間もかかる、夜泣きで度々起きなければいけないなどで、お母さんの多くは「夜が怖い」と感じてしまいます。そういった生活が続き寝不足になるお母さんが陥りやすいのが「産後うつ」や「育児ノイローゼ」です。実は、このお母さんの行動こそが赤ちゃんが寝つきにくく、夜も頻繁に起きる原因ではないかといわれています。子どもとしたら、起きている限りお母さんはずっとそばにいてくれるし、泣けばずっと相手をしてくれるわけですから。なかなか寝なくなるのは当然かもしれません。日本流の寝かしつけや夜泣き対応をしていると、子どもは1人で寝る学習がなかなかできないわけです。――夜泣きについて、先生は著書で「消去法」を推奨されていますね。森戸先生:消去法というのは、欧米で取り入れられている子どもの睡眠方法。生まれて数日したら親子は別々の部屋で夜を過ごし、子どもは1人で寝る練習をするというものです。この消去法では、赤ちゃんが泣いてもなるべく手を出さないようにして様子を見ることが大事。まるっきり一人にする必要はなく、赤ちゃんの様子を観察しつつ、なるべく抱っこしないようにします。そうすることで、一人では眠れない、泣いたらママが来てくれるといった入眠の誤学習を防ぐ方法です。眠りのトレーニングを生まれてすぐすることで、こうやって眠ればいいんだと子どもは生後3〜4カ月までには習得するようです。――泣いても相手をしてあげないと、愛情を感じずサイレント・ベビー(無表情で言葉も遅い赤ちゃん)になってしまうのではないかと心配するお母さんもいるようです。森戸先生:このサイレント・ベビー説は日本で長年信じられてきた育児神話の一つですが、医学的根拠が大変薄いのです。一小児科医が提唱した考えなので科学的根拠もありませんし、その説が正しいとしたら、消去法を取り入れている欧米の子どもはみんなサイレント・ベビーになってしまいます(笑)。赤ちゃんが夜、長時間ぐっすり寝られるように、海外には、夜用の腹持ちのいいミルクもありますよ。日本では、母親が子どものために尽くすことが美徳のようにいわれますが、お母さんも人間なので睡眠はとても大事です。生活リズムを子どもに合わせていたら寝られないし働けないというのなら、そこは大人に合わせてもらうのでいいと思います。子どもの安全を確認しつつ、一人で寝かせてもいいのではないかと考えます。例えば、夜8時に寝かしつけを始めたけれど、結局10時まで寝ないというお母さんが相談に来られるんですけど、その2時間があったらお母さんはいろいろなことができますよね。夜8時に寝かせようと頑張る母親と絶対に寝ないと頑張る子どもの戦いが毎日(笑)。それなら、9時半に寝かしつけるようにしてもいいと思うのです。育児が思い通りにならないと、イライラしてキーっとお母さんもなってしまいますよね。それでは、お母さんも子どももお互いがつらくなってしまいます。それより、多少理想とは違う子育てになっても、お母さんと子どもの両方が楽でうれしい方を選んでいいと思います。例えば『完璧なおやつを手作りしたいからキッチンへ来ないで』と子どもを追い出すよりも、2人でスナック菓子でも食べていた方がお母さんも子どもも幸せではないでしょうか。インナー姑に従って自己満足のためにやる育児ではなく、子どもと親の両方が笑顔で過ごせる方法は? という観点で優先順位を考えた方がいいですね。■「叱った後はやさしく抱きしめる」は本当に正しいの?――子どもへのしつけですが、よく育児書に「子どもを叱った後はやさしく抱きしめてあげましょう」と書いてありますが、その通りなのでしょうか? それは、DV夫が暴力・暴言の後に「ごめんね」と妻にやさしくなるのと一緒ではないかとモヤモヤするお母さんもいるようです。森戸先生:そうですね、叱られてすぐに抱きしめられたら、子どもは混乱しそうですよね。さっきまで叱っていたお母さんが急に抱っこするので「どうして?」と子どもは思います。それに、最終的にやさしく抱っこされるのなら、子どもは何をしたら叱られるかという基準がわからなくなるかもしれません。それに、大きな声やきつい言葉で叱るなどはエスカレートしやすいですし、人前で恥をかかせる行為にもなるので、子どもには逆効果となります。好ましくない言動をしたらお母さんがかまってくれると子どもが誤解しないように、叱るのではなく目を合わせない、話しかけても答えないなど、「無視」が効果的だといわれています。また、タイムアウト法といって、子どもを別部屋に連れていくなど1人にして考える時間を与えるというのも保育園などで取り入れられています。ただし、ほかの人や物、自分自身にも害が及ぶような危険な言動を子どもがした場合には、直ちに止める必要があります。――叱らず相手にしないのが効果的とのことですが、おでかけ先で子どもが泣いたり暴れたりしたとき、親が叱らないと「何だあの親は」と周囲は思いますよね。森戸先生:日本では、周囲へのパフォーマンスとして親の強く怒ってる姿を見せなければいけないというのがあるかもしれませんね。周囲に迷惑をかけるようなら、乳幼児の場合は外に出る、あやすなどの対応をし、言い聞かせることができる年齢の子なら、繰り返し穏やかな声で「静かにしなさい」と短くわかりやすく指令を伝えるブロークンレコードという手法をおすすめします。ただし、周囲へのパフォーマンスとして大声で強く叱ったりする必要はありません。でも、そういった子連れに対して文句を言う人たちは、手を貸してくれるわけではないですし、何か起こったときに責任を取ってくれるわけでもありません。だから、お母さんはあまり気にしなくていいと思います。実は、そういった文句だけの人は少数派だと思います。多くの人が『子どもが泣いてお母さん大変そうだな』『元気な子どもでかわいいな』って思ってる人の方が多いけれど、『うるさいな』というマイノリティーの言葉の方が目立つだけではないでしょうか。だから、そういうお母さんに対する周りの圧力みたいなものは気にしなくていいと思います。――家ではいろいろできそうですが、外では見逃してしまいそうです。森戸先生:それをしてしまうと、子どもは『外なら泣いたり暴れたりしても大丈夫』と覚えてしまうので、お母さんは外でも一貫性を示す必要があるでしょう。場所がどこであっても『やってはいけないことはやってはいけません。お母さんはもう知りません』という態度を示せるといいですね。なかなか難しいとは思いますが…。■イヤイヤ期の子育てがつらい、限界だというお母さんへ――2、3歳のイヤイヤ期の子を持つお母さんで、子育てが楽しく思えない、子どもをかわいく思えないというのは少なくありません。でも、そう感じてしまう自分をまた責めるという悪循環が生まれています。森戸先生:そう思うのは当然ではないでしょうか。例えば、自分もお父さんやお母さんから、いつも100%好かれていたと思いますか? 逆に、自分も親のことはすごく大好きだけど、すごく嫌いなときもありますよね。親から怒られたことがない、親が嫌で家出したいと思ったことがない人の方が少ないのではないでしょうか。子どもだから、家族だから100%好きでなければいけないことはありません。好きだけど嫌いという感情があるのは自然だと思います。――確かにそうですね。でも、頭では納得していてもイヤイヤ期の子どもにはイライラしてしまいます。それをやり過ごすコツや、自分をコントロールする方法はありますか?森戸先生:子どもに尽くそうと思わないこと。人間ですから睡眠も必要ですし、1日に1つは子どものこと以外の楽しみがあるといいですね。イヤイヤ期の子どもは暴言もはきますし、たたいてくることもあるでしょう。親であってもムカッとするのは当然です。そういった楽しみがなければ子育ては続きません。――ときにはお母さんが感情的になってしまうこともあると思います。森戸先生:いつも冷静に大きな声を出さずに子どもを育てるのは無理な話です。それでお母さんが罪悪感を持つことはありません。叱っても子どもに悪いことをやめさせる効果はないかもしれませんが、思わず大きな声が出てしまうのは仕方のないことです。うちもイヤイヤ期は大変でしたけど、当時はタイムアウト法など知りませんでした。でも、子どもが好ましくない行動をしたら無視する、応じられないものには毅然とした態度で受け入れないなど、今から考えるとタイムアウト法に近いことをやっていました。――そうなんですね。先生が子育てで一番悩まれていたのはどんなことでしたか?森戸先生:私は当直があったので『お泊まりで仕事行かないで』と娘が泣くんですよ。うちで子どもが泣いてるのに、病気の子を診なければいけない自分にすごく罪悪感を持っていました。でも、病院には私をすごく必要としてくれる子がいるのに、行ってあげられないというのも嫌だったんです。ですから、2人目が生まれた時には育休を長めにとったり、時短勤務に切り替えたりと働き方を考えました。――ということは、お子さんは0歳から預けられていたんですか?森戸先生:母に預かってもらうこともあったし、職場の保育室へ連れて行ったり、認可保育園に空きがでたら保育園へ。第一子のときは『預けて働くなんてごめんなさい』と思っていましたが、保育園の方が常に複数の先生がいらっしゃるし、相手は子育ての専門家。かわいそうなことは何にもなく、誤解だと気づきました。知らなかったからそんな不安があったんですね。3歳まではお母さん1人で子育てした方がいいといういわゆる『3歳児神話』は厚生労働省によってすでに否定されています(厚生労働省 『厚生白書(平成10年版)』 )。母親だけが育児をするものではないし、むしろ弊害があるケースがあるとはっきり提言を出しているのです。人は社会の中で生きていくのですから、小さい頃から社会に触れるのは大事だと思いますし、むしろ良い面の方がたくさんあると思います。今は、仕事を持つお母さんの方が専業主婦の倍以上いるのですから(厚生労働省 『厚生白書(平成30年版)』 )、子どもを保育園などに預けることは普通のことですよね。■自分の中の「インナー姑」を追い出すには?――自分の中の「インナー姑」を追い出すにはどうしたらいいと思いますか?森戸先生:日本の絶対は、世界の絶対ではないことに気づくことですね。外国人のお母さんに『赤ちゃんは毎日お風呂に入れてますよね?』と聞いたら『いいえ』と言われたことがありました。へその緒が取れるまでお風呂に入れてはいけないという国もあれば、北欧など寒い国では体を冷やさないように毎日お風呂には入れないそうです。子どもは毎日お風呂に入れるものと私にも先入観がありましたが、首も座らない赤ちゃんをベビーバスへ毎日入れるのは大変ですよね。目的は清潔を保つことだから、拭くだけの日があってもいいわけです。『これが絶対』と思わず、いろいろな価値観を知ると、日本古来の『インナー姑』はいなくなるのではないでしょうか。そういった意味でTwitterなどのSNSを利用したり、ネットを活用して情報を収集するのは良いと思います。例えば、母乳をよく出すと言われる食材は国によってバラバラで、決まった食材はないのです。日本ではごはんを食べるように言われますが、じゃがいもとかかぼちゃは食べるけどごはんは食べない国もあります。離乳食も、ヨーロッパはみんなじゃがいもですが、東南アジアはタロイモ、日本はおかゆ。それぞれでいいのだと気づきます。SNSやネットには嘘か本当かわからない情報も氾濫していますが、真偽が怪しいと感じたものは、コメントで質問したりするといいと思います。それで返事がない、リプライがもらえないようなら、そのまま信じずに保留で。そして、同じような意見を持っている人がほかにもいないかリサーチして、総合的に信用できるかできないかを自分で判断するようにしたらいいでしょう。「小児科医はもちろん、産科の先生や看護師、保育園や幼稚園、学校の先生など、子どもに直接関わる仕事をしている人でも、未だに医学的・科学的に根拠のない『育児神話』を唱える人が後を絶ちません。そういったママを追い詰める日本特有の『育児はこうであるべき』が早くなくなればいいと考えています」と森戸先生。その歯に衣着せぬ「子どもを100%好きでいなくてもいいのよ」「お母さんだけが育児を背負いこむことはありません」「できないことは仕方がないから無理しないで」という言葉の数々に救われたお母さんも多いでしょう。森戸先生の著書のタイトルの通り、「子育てはだいたいで大丈夫」。子どもとお母さん、そしてお父さんみんなが幸せなことが、その家族の育児の形なのではないでしょうか。■参考書籍 『小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫』 内外出版社/森戸やすみ著/1540円(税込)朝日新聞の医療サイト『アピタル』の連載「小児科医ママの大丈夫!子育て」をまとめ、大幅に加筆したた1冊。<参考サイト>厚生労働省: 「厚生白書(平成10年版)」 厚生労働省: 「厚生白書(平成30年版)」
2020年07月20日■前回のあらすじ夫に3つのお願いを伝えてみたところ、夫からもっと良い提案が返ってきました。そんな風に考えることができるのに、なぜ今までそうじゃなかったのか…、疑問に思い、夫に聞いてみました。今回は夫目線のお話です。夫は出産~床上げまでは、本当にがんばって支えてくれていました。夜泣きも私が気づかないくらいのレベルで素早く起きては、ミルクやオムツ替えをやってくれていました。しかしこのとき初めて聞かされたのですが、本当は「かなり気を張っていた」と…。常にニコニコ楽しそうにしていたので、全然気づきませんでした。出産後、女性だけでなく、男性も慣れない育児で気持ちが疲れてしまうことがあると(我が家の場合ですが)知りました。現在はもっと密にコミュニケーションを取って、片方が疲れている時は片方が思いやって過ごしています。…でも最後の台詞は、言った覚えがないのですが(笑)、たぶん床上げまで頑張ってくれた夫に感謝への気持ちからかな? 私もがんばらなきゃって、気を張っていた覚えはあります。次回に続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月17日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! 第51話、里帰り生活を終え、いよいよ自分の家に戻ってきたキヨさんと娘ちゃん。こんにちは、キヨです! ついに里帰り生活が終わり、ワンオペ育児が始まりました! 娘が泣いたら代わりに見ていてくれる両親も居なければ、家のことはひとりでやらなければならず大変でした……。 このとき、いつも思っていたのが「手が足りない!」。出産したら家事お手伝いロボが支給されるか、そうでなければ手が増えてくれればいいのになぁとまで思いました……。 旦那は育休を取らなかったのですが、正直、取ってもらえばよかったなと思います。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2020年07月09日■前回のあらすじ夫と喧嘩し大泣きした翌日、冷静に振り返ると猛省モードに…。夫は義実家に帰ってしまったかもしれないと思いながら襖を開けると、そこには…思ってもみなかった夫の謝罪の言葉。ようやく…、ようやく、私たちの歯車が合ったような感覚になりました。お互い気持ちも落ち着いたので、改めて話をすることに…。次回に続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月26日今や、さまざまな場面で使われるようになった『ワンオペ』という言葉。『ワンオペ』とは『ワンオペレーション』の略で、『ワン』は1人、『オペレーション』は作業…つまり1人で作業を行うという意味の和製英語です。母親の中には、家事と育児をすべて1人でこなす『ワンオペ育児』で多忙な日々を送っている人が多く存在しています。ヲポコ(@wopocco)さんはこの『ワンオペ育児』には普通の『ワンオペ育児』と『選択的ワンオペ育児』があるとし、漫画にしました。男の子だから仕事のみ出来ればいいとか料理作れなくてもいいやとか子育てに関する知識なくてもいいわとか周りが判断して機会を奪って家庭不和が起きて、最終的に男の子(夫)も妻も不幸にしてる気がするので描きました環境を、社会を変えるって大変だけど声を上げたい! #選択的ワンオペ 辛いです‼️ pic.twitter.com/LOQQK5sePy — ヲポコ魚人系さんと他9,999,999人がいいねしました (@wopocco) May 19, 2020 『選択的ワンオペ育児』に従事せざるを得ない女性の話は、SNS上でよく目にします。性格の問題とするには、あまりにも育児に非協力的な男性が多すぎることから、彼らが成長する環境に問題があるのではと考えたヲポコさん。まずは、男性自身が妻に『選択的ワンオペ育児』を強いていないか考え、改善することが大事だと訴えました。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・うちの夫も全く育児に関わろうとしません。お義母さんも育児は女が1人でやるものって感じ。男性が育ってきた家庭環境も関係しているのかもしれませんね。・過去のつらかった育児を思い出し、これからの社会から『選択的ワンオペ育児』をなくしていきたいと思いました。・自分の周りを見ると、育児に参加する男性が増えていると感じることも事実です。いい方向に変わってほしいものです。『選択的ワンオペ育児』を強いている男性が、考えを改め育児に参加してくれれば、協力し合う両親を見て育った子供たちが大人になった時、よりよい家庭環境を育んでくれることでしょう。ヲポコさんは『選択的ワンオペ育児』のほかにも、自身の出産、育児の経験から感じたことなどを自身のブログにまとめています。気になった人は、ぜひヲポコさんのブログをチェックしてみてくださいね。ヲポポポコめも[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回は、ライブドアブログの公式ブロガーでもある、あざみさんの育児マンガをご紹介! コロナの影響で幼稚園も学校も休み、自粛要請でお家の外にも行けない…そんな日々と夫の仕事、多忙な時期がドンピシャリと重なる。 こんなときこそ夫婦協力!オトンだってこの先どうなるかわからない世界で毎日精神すり減らして仕事を頑張ってるんだ。連日引きこもりワンオペ育児だけど、私も頑張らなくちゃね……そんなことを考えていたある日のこと。 久しぶりにオトンが家にいる!それだけでちょっと心が安心。だけどたまの休みだしゆっくりさせてあげなきゃね。そしていつも通りワンオペ。そしてふと思う。 てゆうかオトンだけ何してるん?てのひらクルーっ!ゆっくりさせてあげなきゃって自分で思ったくせに今度は1人寝室でのんびりしてるオトンに対しイライラしちゃうオカン。不公平ちゃう? 気づけば夕方。そこにはキッチンでたこ焼きの準備をしていたオトンがいた!オトンが焼いたたこ焼きが美味しすぎて食べすぎちゃったせいか胃が痛くなったオカン先に寝かせてもらうことに。 ところが……歯磨きもしてないオムツも変えてないさぶちゃんが寝室にきて我の眠りを妨害しておるぞ?オトンは一体何してるってんだ。 出典:ライブドアブログ 体調不良のあざみさんに「任せとけ!」とご主人から頼もしい言葉をもらったのに……? 一体ご主人は何をしていたのでしょうか……? 著者:あざみ2014年3月長男、2015年9月次男、2018年2月三男を出産し3兄弟の育児に奮闘中。書籍の発売が決定!「育児書が教えてくれない 育児のホント 妊娠から1歳までのリアル体験談」
2020年05月27日