FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦が来年1月から放送されるNHKスペシャルの新シリーズ「ネクストワールド 私たちの未来」の衣装を担当する。12月2日、東京・江東区の日本科学未来館で記者会見が開催された。5回に渡って放送される「ネクストワールド 私たちの未来」は、ビジネス、医療、娯楽などの分野で日々出現する新しいテクノロジーが生活をどう変えていくのかを紹介するもの。世界の科学者への取材などの最新のドキュメンタリー映像と、コンピューターの進化によって人工知能が人間の脳を上回ると言われている2045年を舞台にした近未来ドラマの2部構成で放送する。神木隆之介が番組ナビゲーターを務め、番組のドラマでの未来の若者役を演じるほか、サカナクションが番組テーマ曲「グッドバイ」リミックスバージョン、アンリアレイジの森永邦彦が衣装デザイン、ライゾマティクスの真鍋大度がテクニカル演出を、それぞれ担当。森永は神木の衣装や、1月3日の第1回「未来はどこまで予測できるのか」の中で登場する、モーションコントロールカメラとAR(拡張現実)による最先端の映像技術とインタラクティブ演出などで2045年のライブパフォーマンスを再現したサカナクションのライブ「ネクストワールド ライブ」の衣装などをデザインする。番組の公式サイトでライゾマティクスが開発した視聴者の好みを学習し、最適なスタイリングやリミックスを提案するA.I.(人工知能)「SYMPHONY」を使った視聴者参加も特徴。「SYMPHONY」が各視聴者の好みを推測しアンリアレイジがデザインしたアバターの服のスタイリングを提案。アバターはバーチャルオーディエンスとして「ネクストワールド ライブ」に参加することが出来る。また、「SYMPHONY」は視聴者の好みを推測しサカナクションによるテーマ曲のリミックスも提案し、テーマ曲はカスタマイズして、より自分の好みにリミックスすることも出来る。森永氏は「これまでに無い服を創り出すチャンス。2045年には装うという意味も変わっていると思う。今回は光をキーワードに、光を纏うようなものになるが、まだどうなるかわからない」とした上で、「サカナクションの衣装は1度作ったことがあるが、今回は全員違うものにするつもり。また、神木さん、サカナクションの衣装とも、新素材を使うだけでなく、ARとインタラクティブ演出によって現在の技術ではまだ出来ない、未来のデザインを表現したい」と話した。第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」のドキュメンタリー部分ではアンリアレイジのパリコレクショの様子なども放送される予定だ。また、神木氏は「未来について考えるきっかけになれば」、サカナクションのボーカル山口一郎氏は「音楽はテクノロジーで進化してきたが、未来の音楽がどんなものになるのかを考えきっかけをもらった。音楽は進化しても歌は残ると思う」と挨拶。真鍋氏は「テクニカル演出は現在開発中だが、30年後も感情や感動は残るし、人の手が入らなければ作品は完成しないということは変わらないだろう」と語った。
2014年12月03日ケツメイシが3月21日(土・祝)静岡・エコパアリーナより全国アリーナツアーを開催する。約2年ぶりとなる同ツアーは、6月20日(土)新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターまで、全国13都市で23公演開催される。チケットの一般発売に先がけて、ぴあでは4月11日(土) ・12日(日)宮城公演、4月18日(土)・19日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演、5月30日(土)・31日(日)神奈川・横浜アリーナ公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は宮城公演が12月8日(月)午前11時まで、埼玉・神奈川公演が9日(火)午前11時まで。■ケツメイシ「【アドベンチアーズ】KTM TOUR 2015 シモネティーナと4人の賢者~失われた聖水を取り戻せ~」3月21日(土・祝) 静岡エコパアリーナ(静岡県)3月22日(日) 静岡エコパアリーナ(静岡県)3月28日(土) マリンメッセ福岡(福岡県)3月29日(日) マリンメッセ福岡(福岡県)4月4日(土) 日本ガイシホール(愛知県)4月5日(日) 日本ガイシホール(愛知県)4月11日(土) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)(宮城県)4月12日(日) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)(宮城県)4月18日(土) さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)4月19日(日) さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)4月25日(土) ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)4月26日(日) ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)5月9日(土) 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)5月16日(土) 愛媛県武道館(愛媛県)5月17日(日) 愛媛県武道館(愛媛県)5月23日(土) 大阪城ホール(大阪府)5月24日(日) 大阪城ホール(大阪府)5月30日(土) 横浜アリーナ(神奈川県)5月31日(日) 横浜アリーナ(神奈川県)6月6日(土) サンドーム福井(福井県)6月13日(土) 広島グリーンアリーナ(広島県)6月14日(日) 広島グリーンアリーナ(広島県)6月20日(土) 朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟県)
2014年12月03日平凡で温和なホビット族の大冒険を描いた『ホビット 決戦のゆくえ』。12月13日(土)に迫った日本公開を前に、12月1日(現地時間)、ロンドンの歴史あるレスタースクエアーにて過去最大規模の“最後”のワールドプレミアが開催。日本からは本シリーズの熱烈なファンである前田敦子が晴れ着姿で参加し、オーランド・ブルームから歓迎のハグを受けていたことが分かった。邪竜スマウグからドワーフたちの故郷を取り戻したのもつかの間、火炎を吐く竜との凄まじい対決、財宝の奪還によって生じた亀裂、その裏側に忍び寄るさらに巨大な敵・冥王サウロンの企みなど、団結か対決、世界を二分する決戦を迫られていく旅の仲間たち…。最終章を飾るにふさわしく本作のワールドプレミアには、長きに渡りシリーズ全ての監督を務めてきたピーター・ジャクソン監督や、シリーズを通して主人公“ビルボ”役を演じたマーティン・フリーマンを始め、『ホビット』そして『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの顔と言っても過言ではない、灰色の魔法使い“ガンダルフ”を演じたイアン・マッケラン、世界中の女性から絶大な人気を誇るエルフ族の戦士“レゴラス”を演じたオーランド・ブルームが集結。さらに、シリーズを通してビルボ達を苦しめた邪悪な火竜“スマウグ”を演じ、日本の英国俳優ブームの火付け役ともなった、ベネディクト・カンバーバッチ、映画史上最も醜く、かつ最も人気の高い怪物“ゴラム”を演じたアンディ・サーキス、そしてオーランド・ブルームと人気を二分する人間族のリーダー“バルド”役のルーク・エバンスや、ビルボと旅の仲間たちを束ねてきたドワーフの王“トーリン”役のリチャード・アーミティッジ、エルフの長“スランドゥイル”を演じたリー・ペイス、ドワーフのキーリとの切ない恋に落ちたエルフの“タウリエル”を演じたエバンジェン・リリーなど、これまでに本シリーズを彩ってきた超豪華なキャスト陣も一堂に会した。さらに、この日は、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』、両シリーズの大ファンを公言する前田さんが、日本のファン代表として赤い晴れ着姿で参加。「世界中の人々がこの原作を読んで、映画を観ています。このシリーズには、世代を超えて楽しむことができる、計り知れない程壮大なドラマとストーリーがあるんです!」と、3Dでのワールドプレミアに興奮気味にその喜びを語った。また今回が、初の海外プレミア参加となった前田さんだが、「振袖は若いうちしか着られないので、この歳でこのような舞台に参加できてうれしいです。とにかく規模が凄いのと、スタッフ・キャストの方のファンへのサービスが素晴らしい」と語り、錚々たるキャストたちがファンひとりひとりに、丁寧に握手やサインをし、時にはハグをしながら一緒に写真を撮る“おもてなし”の様子に感銘を受けていた。そんな前田さんが、シリーズお馴染みのグリーンカーペットに姿を現すと、世界中のマスコミからフラッシュの嵐が。なんと憧れの“エルフの王子”オーリーとの対面も実現し、ハグの歓迎を受けた前田さん。「アメージング!君は素敵だ!」とコメントするオーリーに、前田さんは少し照れながら「ありがとうございます」と答えていた。さらに、本作のテーマ“旅の終わり”と“仲間との別れ”について、「自身がやりきった思いを感じながら、次に進めることは嬉しいことです。私は『AKB』を卒業して、いま(女優として)新たにひとりで旅を続けています。ひとつの旅の終わりはまた新たな旅の始まりですので、凄くワクワクしています」と語っていた前田さんだが、オーリーは「彼女の作品は観たことはないけど、きっとファンタスティックだろうね」とコメント。いつかハリウッドで共演する日のために「ただひたすら頑張るしかないけど、君はきっとそうすると思っているよ」とエールを送った。本編を観終わった後の前田さんは、「すっごい泣きました。私がそれだけこのシリーズが好きなんだと実感しました」と感涙した様子。「この作品には再会、友情、愛、すべてが詰め込まれています。どのキャラクターにも感情移入ができます。ラストに向かう戦闘シーンは非常に見ごたえがありました!旅が終わったなあとラストを実感しましたが、もっと続いてほしいと願ってしまいました」と熱烈なファンらしく、ちょっぴり名残惜しそうな様子も。この日、会場のレスタースクエアー前には長いグリーンカーペットが敷かれ、開場前から4,000人のファンと200媒体もの世界中のプレスが彼らを待ち構えた。ファンの中には、ホビットやドワーフ、エルフなどの思い思いのコスプレをするファンも多く、中には前週の木曜日から徹夜で並ぶファンもいたほど。記念すべきこの日を迎えたジャクソン監督は、「いまは夢のようです。終わった実感を感じるは明日以降でしょう」と万感の思いをコメントしていた。『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開(一部劇場にてHFR3Dも公開)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日カメラ映像機器工業会(CIPA)とフォト・ヨコハマ実行委員会は12月2日、都内で合同記者発表会を開き、カメラ・写真と映像に関するイベント「CP+(シーピープラス)2015」と「フォト・ヨコハマ 2015」の開催概要を発表した。○CP+2015はカメラと写真映像のワールドプレミアショーCIPAが主催する総合的カメラ映像ショー「CP+2015」は、2015年2月12日~15日の期間、横浜市・パシフィコ横浜を会場に開催される。テーマは「FOCUS! フレームの向こう側にある感動」。入場料は1,500円だが、事前にWeb登録を行えば無料となる。発表会では、CIPA 代表理事会長の内田恒二氏が最初に登壇。前回のCP+2014では45機種のワールドプレミア(世界初発表製品)が発表されたが、CP+2015ではそれを上回る多くの発表を期待していると述べた。続いて、CIPA CP+実行委員長の江田尚之氏がCP+2015の概要を紹介した。江田氏は、かつてはプリントで楽しんでいた趣味の写真から、SNSで瞬時にさまざまな人と共有するコミュニケーションとしての写真に時代が移行していること、高精細な4K写真を大画面で見たり、ウェアラブルカメラを使ったビデオ作品づくりなど、新しいテクノロジーによる楽しみ方が生まれていることについて触れた。CP+2015の出展社数および出展小間数は130社/965小間(12月2日現在)で、前回の128社/959小間からわずかながら増加。前回CP+2014の入場者数は大雪の影響で42,203人に留まったが、今回は70,000人を目標としている。また、注目のイベントとして、アルル国際写真フェスティバル ディレクターのフランソワ・エベル氏の講演、NHKによる8Kスーパーハイビジョンの特別展示、マグナム・フォト会長のマーティン・パー氏のトークショー、入賞作品を横浜とパリで展示する日仏交流フォトアワード企画などを予定している。○フォト・ヨコハマ 2015、街をあげて写真と映像を楽しむフォト・ヨコハマ 2015の開催概要については、自身も写真を趣味としている横浜市長 林文子氏が説明した。フォト・ヨコハマは1月から3月にかけてパシフィコ横浜や横浜美術館などの集客・文化施設で開催される複数のイベントの集合体だ。2015年は「写真のチカラ、あふれるヨコハマ」をテーマに、45万人の来場者と60を超えるパートナーイベントの参加を目標としている。海洋研究開発機構(JAMSTEC)による「研究者からの一枚」に代表される科学系のイベントや、「全国高校生写真サミット2015」、初心者向けのセミナー&ワークショップ「すずちゃんのカメラ講座」など、多くのイベントが予定されている。
2014年12月02日俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たす『ターミネーター』シリーズ最新作、『TERMINATOR:GENISYS』の邦題が『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に決定し、2015年7月に全国公開されることが2日、明らかになった。1984年に公開されて以来、全世界の興収は14億ドル、日本でも220億円を超える大ヒットを記録している『ターミネーター』シリーズ。5作目となる最新作には、詳細な役どころはまだ発表されていないが、"ターミネーター"の代名詞ともいえるアーノルド・シュワルツェネッガーが、『ターミネーター3』(2003年)以来、12年ぶりに出演する。一新された主要キャストも決定し、人類反乱軍のリーダーであるジョンの母親、サラ・コナー役にはTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演する期待の新鋭女優エミリア・クラーク。カイル・リース役は『ダイ・ハード/ラスト・デイ』『アウトロー』で注目を集める若手俳優ジェイ・コートニー、ジョン・コナー役は『猿の惑星:新世紀(ライジング)』などで活躍が光るジェイソン・クラークが演じる。監督は、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のアラン・テイラー。脚本は『アバター』『シャッター アイランド』のレータ・カログリディスとパトリック・ルシエ、製作は『ワールド・ウォーZ』のデヴィット・エリソンとデイナ・ゴールドバーグが務める。(C) Paramount Pictures 2014. All Rights Reserved
2014年12月02日アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作にして、1984年に公開されて以来、全世界の興行収入は14億ドル、日本でも220億円を超える空前の大ヒットシリーズ『ターミネーター』。シュワルツェネガーが12年ぶりに出演するシリーズ最新作『TERMINATOR:GENISYS』(原題)の邦題が『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に決定。日本での公開が2015年7月となることも明らかとなった!『ターミネーター3』(2003年)以来、12年ぶりに出演を果たすシュワルツェネガー。今回公開されたビジュアルでは、“皮ジャン&ショットガン”のお馴染みのスタイルだが、その役どころの詳細はまだ発表されていない。人類反乱軍のリーダー・ジョンの母親サラ・コナー役には海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で一躍脚光を浴びた新星女優エミリア・クラークを始め、ジョン・コナー役には『猿の惑星:新世紀(ライジング)』ほかハリウッド大作での好演が光るジェイソン・クラーク、カイル・リース役には『ダイ・ハード/ラスト・デイ』『アウトロー』で注目を集める若手俳優ジェイ・コートニーと旬な顔が揃う。そんあ本作で監督を務めるのは、マーヴェルヒーローを描いたヒット作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のアラン・テイラー。脚本は『アバター』『シャッター アイランド』のレータ・カログリディスとパトリック・ルシエ。製作は『ワールド・ウォーZ』のデヴィット・エリソンとデイナ・ゴールドバーグが担当する。ストーリーを含め、その他の詳細は一切明かされていないが、タイトルにある“新起動”はいったい何を意味するのだろうか?続報に注目が集まりそうだ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は全米にて2015年7月1日(現地時間)、日本は7月にて公開。(C) Paramount Pictures 2014. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日1995年にデビューしたワールドの「アンタイトル(UNTITLED)」は、働く女性に向けたスタンダードアイテムを提案してきた。来春に20周年を迎えるにあたって、“自分を自由に描く服”というコンセプトはそのままに、よりコンテンポラリーなキャリアブランドへと方針を改める。また、イタリアのテキスタイルメーカー「パオレッティ」や、プリントメーカー「リモンタ」などの協力を得て、オリジナル素材の開発を強化。アメリカ「ケッズ」のスニーカーや、フランス「ルミノア」のカットソーなどともコラボレーションを展開していく。なお、2016春夏シーズンからは八木保をクリエーティブディレクターに起用し、“カルチャー”と“アート”をキーワードに今の時代にふさわしい製品を展開。これによって、ショップの内外装デザインなども含めたブランドイメージの一新を図る。イメージビジュアルは写真家のホンマタカシが撮影し、新しいアンタイトルの世界観を表現。また、15年をブランドアニバーサリーイヤーと定めて、様々なイベントを行う予定だ。主な製品の価格帯は、プルオーバーが6,500円から1万5,500円、ジャケットが1万9,000円から3万4,000円、スカートが1万3,500円から1万7,500円、パンツが1万3,500円から1万7,500円、ワンピースが1万9,000円から2万8,000円、コートが2万4,000円から4万9,500円。
2014年12月01日大阪府の「ワールド牧場」では、年賀状用にヒツジとの記念撮影会を実施している。○本物のヒツジと撮影会年賀状用記念撮影会では、2015年の干支(えと)にちなみ、本物のヒツジと記念撮影ができる。撮影会は、12月28日までの土日祝日に実施しており、11時30分、14時30分より先着10組のみが参加できる。参加料金は、1グループ500円。同園では、メリノ種、コリデール種、サフォーク種、テクセル種、ロマノフスキー種、マンクス・ロフタン種と6種類の品種、約50頭のヒツジを飼育している。入園料金は、大人1,000円、3歳~小学生500円。ペットも500円で入園できる。営業時間など詳細は、「ワールド牧場」のホームページにて。
2014年11月29日2007年にスタートし、世界各国でヒットを記録したスペインのパニック・ホラーシリーズの最終作『REC/レック4 ワールドエンド』が来年1月31日(土)から日本で公開されることが決定した。2作目のラストシーンの直後から始まり、世界に広がる“感染”の恐怖がシリーズ最大のスケールで描かれる。その他の写真『REC/レック』シリーズは、謎のウィルスに感染して凶暴化した者たちと、ウィルスから逃れようと奔走する人々の姿をドキュメンタリータッチで描いてきた。最新作では、ウィルスが流出したとされるアパートの取材をしていた女性アンヘラが臨時検疫施設として改造された貨物船に隔離され、厳重なセキュリティ網が敷かれた船内で感染者たちの追跡を逃れ、壮絶なサバイバル戦を繰り広げる様を描く。シリーズ1作目と2作目を手がけたジャウマ・バラゲロが脚本と監督を務めている。『REC/レック4 ワールドエンド』2015年1月31日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2014年11月28日11月14日のホンジュラス代表戦でアギーレジャパンにおける初出場を果たし、ワールドカップ・ブラジル大会以来となる勇姿で魅せたDF内田篤人(シャルケ)。左手に走る激痛を一笑に付す頑固さと豊富な経験に導かれた「ある力」が、日本代表の新たな武器となった。○日本代表復帰戦で外した左手のテーピング一度決めたらテコでも動かない。端正なマスクの下に頑固者の素顔を忍ばせる内田らしい言葉だった。「腫れがひどいし、痛みもあるけど、手を使ったらハンド(の反則)なので」。アギーレジャパンに初めて招集され、ワールドカップ・ブラジル大会以来となる日の丸をまとった初日。愛知県内で11月10日から開始されたキャンプに参加した内田の左手には、テーピングが痛々しく巻かれていた。ドイツをたつ直前の同8日に行われたフライブルク戦で、左手の甲を負傷した。骨折の疑いもあり、帰国後には精密検査も受けた。結果は強度の打撲だったが、心身のモードをシャルケから日本代表に切り替えた瞬間から、内田はピッチに立つ覚悟を固めていたのだろう。手のけがはサッカーには関係ない――と。果たして、ホンジュラス代表戦に右サイドバックとして先発した内田はテーピングを外し、左手を使うスローイン役を普通に担い、何もなかったかのように最後までピッチに立ち続けた。○弱音や言い訳とは無縁の「戦う男」今年2月に大けがを負った右ひざには、慢性的な痛みを抱えている。懸命のリハビリでワールドカップに間に合わせ、3試合すべてにフル出場した反動も出ているのだろう。代表合宿中は毎晩、トレーナーからケアを施されていた。それでも、いざピッチに立てば弱音や言い訳とは一切無縁の「戦う男」に豹変(ひょうへん)する。「監督からは『無理だと思ったらサインを出してくれ』と言われていたけど、僕は(サインを)出そうとは思っていなかったので」。ハビエル・アギーレ監督は、戦術的な指示をほとんど出さない。「ヒントは与えるが、それをピッチの上で発展させるのは選手たちだ」というスタンスには、懐疑的な視線すら向けられている。しかし、初めてアギーレ流の下でプレーした内田は戸惑うどころか、水を得た魚のように生き生きと動きまわった。「ベンチからの指示があまりなかったので、自由にやった。細かい指示はないし、自分たちで考えてやっちゃっていいのかなと思って」。○輝きを放った本田圭佑とのコンビネーション胸中に秘められた「闘志」と並ぶ内田の"武器"は、右ウイングに配された本田圭佑(ACミラン)とのコンビネーションで最も眩(まばゆ)い輝きを放った。アギーレ監督が採用する「4-3-3システム」では、3人で構成される中盤がケアできないスペースを、ウイングが下がって埋めるケースが多かった。相手のボールホルダーが日本から見て左サイドにいれば中盤も左側にシフトし、右ウイングの本田が下がる。相手ゴールとの距離が遠くなる分だけ、本田が与える脅威は必然的に薄れる。守備でも体力を消耗する。そうした悪循環に、内田は自らの判断で楔(くさび)を打ち込んだ。「本田さんが前で仕事をしてくれれば強さがあるし、ドリブルで突っかけられる。自分が守備を負担して、本田さんが戻らなくていいようにサポートをしたい」。ホンジュラス戦の前半41分だった。キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)のクリアが前線に残っていた本田への絶妙のパスとなり、試合の流れを決定づける2点目が生まれた。○ドイツで磨いた「アドリブ力」が生んだ声のアシストアギーレジャパンにおける本田の初ゴールは、偶然から生まれたものではない。得点シーンの直前、危機を察知して自陣へ下がろうとした本田に対して内田が叫んだ。「下がってくるな! 」。状況を迅速かつ的確に見極め、臨機応変に機転を利かせる。ドイツに渡って5シーズン目。濃厚な経験に裏打ちされた「アドリブ力」こそ、これまでアギーレジャパンで右サイドバックを務めた酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)にはない内田の持ち味となる。シャルケと日本代表の両方で、100%のパフォーマンスを維持できない自分に違和感を覚えていた。ワールドカップ後には、「ずっと考えていた」と代表引退に言及した一言が独り歩きしたこともある。アギーレ監督のラブコールを受けて、再び袖を通した青いユニホーム。内田の心に宿る「日の丸」への変わらぬ思いは、強い痛みが出るまでホンジュラス戦を戦い抜き、4日後のオーストラリア代表戦を欠場したことが何よりも物語っている。○決めたことを曲げない姿勢は昔から神奈川県との県境に近い静岡県函南町から清水東高校へ通った高校時代。内田は午前5時40分にJR函南駅をたつ東海道線の下り始発に約1時間も揺られ、不足する睡眠時間を車内でのうたた寝で補う日々を3年間続けた。越境入学者には高校近くの下宿が斡旋(あっせん)されていたが、内田は最もリラックスできる自宅からの通学にこだわった。一度決めたらテコでも動かない頑固さは、いまも昔も変わらない。クラブでも代表でも、常に結果にこだわる姿勢を貫く点もしかりだ。「ザッケローニ監督のときも勝ちにこだわっていたけど、結果が出なかったので『自分たちのサッカーがどうこう』と勝手に広まってしまった。自分たちはいつでも勝ちにいっていたし、その姿勢はこれからも変わらないと思う」。10月下旬にはシャルケとの契約が2018年6月まで延長された。176cm、67kgと決して大きくはない体に搭載された、ほとばしる闘争心と高度な戦術理解力はシャルケの首脳陣をも魅了している。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2014年11月27日日本マクドナルドが11月7日より販売している『マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015』の販売部数が、発売2週間で150万部を突破し、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請することが明らかになった。『マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015』(400円)は、ジバニャンやフユニャン、コマさんやウィスパーといったおなじみのキャラクターの描き下ろしイラストに、TVアニメ『妖怪ウォッチ』の第1話が収録されたスペシャルDVDとスケジュールシールが付属。カレンダーの販売とともに、入手困難な『DX 妖怪ウォッチ タイプ零式』などの限定グッズが当たるプレゼント企画(実施中)や、都内フラッグシップ店舗の期間限定オープン(11月11日)などコラボキャンペーンを続々と展開している。これらの連動企画から、カレンダーは発売から2週間で150万部を突破。この記録は、同社が保持する「1年間で最も売れたカレンダー」(Most calendars sold in one year)のギネス世界記録147万6,442部(2010年11月5日認定)を超える数字であり、店舗でのカレンダー販売が終了次第、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請するという。現在小学生を中心にゲーム、アニメ、玩具、食玩、カード、漫画とクロスメディアで爆発的な人気を誇っている『妖怪ウォッチ』は、『イナズマイレブン』や『レイトン教授』、『ダンボール戦機』を手がけたレベルファイブによるゲームソフト。妖怪たちと友だちになれる腕時計「妖怪ウォッチ」を手に入れた主人公・天野ケータが、日常に潜む妖怪たちとともにさまざまな問題を解決していく。12月13日には映画連動エピソードなどを収録した『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』に次ぐ、3バージョン目『妖怪ウォッチ2 真打』が発売され、20日にはアニメーション映画『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の公開を控えている。(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2014(C)LMYWP2014
2014年11月26日メンター・グラフィックス・ジャパン(以下、メンター・グラフィックス)は、2014年12月2日に名古屋、12月5日に東京で「IESF 2014 Japan」を開催する。IESF(The Integrated Electrical Solutions Forum)は、ワールドワイドで13回の歴史を持つ「ワイヤハーネス」を主軸とした専門イベント。今回のテーマは「コネクテッドエンジニアリング」である。○東京・名古屋で「IESF 2014 Japan」開催メンター・グラフィックス・ジャパン(以下、メンター・グラフィックス)は、2014年12月2日に名古屋、12月5日に東京で「IESF 2014 Japan」を開催する。IESF(The Integrated Electrical Solutions Forum)は、ワールドワイドで13回の歴史を持つ「ワイヤハーネス」を主軸とした専門イベント。今回のテーマは「コネクテッドエンジニアリング」である。自動車の開発はエンジンをはじめとするメカの設計が中心だが、現在、メカの世界は電子化が進み、組み込みソフトウェアがなければ動かないなど、電子制御ユニット(Electronic Control Unit: ECU)の対象範囲が増える傾向にある。いまや自動車は大きな1台のコンピュータであり、近い将来にはロボットになるとも言われている。そうした状況下で、メカだけでなく、エレキやソフトウェアの分野と連携して開発しなければ不具合が発生し、リコールにつながることもある。こうした課題を解決するために、異なる設計ドメインを連携し、クルマ全体を1つのプラットフォームとして設計するのがコネクテッドエンジニアリングというコンセプトである。○カーエレクトロニクスが差別化の鍵自動車1台の製造にかかるカーエレクトロニクス部分のコストの割合は、2014年現在で40%程度であり、2030年には50%になると予測されている。一方、現在のリコール発生原因の第3位が電気システムである。マーケティング部 ディレクターの三橋明城男氏は、「40%のコストをかけてカーエレクトロニクス部分を製造しても、そこがリコールの原因になっているのが現状です。カーエレクトロニクスは、クルマづくりのコアコンピタンスとなっています」と話す。一般的な自動車の開発は、要求仕様からフィーチャー、機能、論理設計、物理コンテキスト、物理実装、部品設計まで、V字フローに基づき、さまざまなドメインで工程が進む。このときの問題は、1つのV字フローが終わるまでほかのドメインを統合できないことだ。三橋氏は「車載ソフトウェアやワイヤハーネス、電気・熱テスト、ECU・マイコンなどでV字フローが同時に発生するため、実機やテスト車両を作って初めて問題を把握できます。そこで複数のV字フローを同じ抽象度で連携させることが重要になります」と話す。メンター・グラフィックスではコネクテッドエンジニアリングに基づいて、機能、ソフトウェア、ECU、電気アーキテクチャ評価から、AUTOSAR、Linuxベースの車載アプリ開発、熱解析、電磁界解析まで、一連のソリューションをパートナーとともに提供する。○自動車業界のいまを知る情報交換の場IESF 2014 Japanでは、基調講演にメンター・グラフィックス・コーポレーション IESD事業部 プロダクトマーケティングディレクターのNigel Hughes氏およびESD事業部 自動車ビジネス部門 ディレクターのAndrew Patterson氏が登場する。Hughes氏は「デジタル継続性の重要性とコネクテッドエンジニアリングの実現に向けて」をテーマに、Patterson氏は「コネクテッドカーに向けたIVI、クラスタ、ADASの集約」をテーマにそれぞれ講演する。また特別講演には、ジャーナリストの桃田健史氏が登場し、『アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾンに自動車産業が乗っ取られた後、「どんなクルマ」が売れるのか?』と題した講演を行う。そのほか、「電気システムアーキテクチャ」「電装部品のエンジニアリング」「組込み車載アプリケーション」の3つのフォーカスエリアで、ユーザー企業やパートナー企業、メンター・グラフィックスのエンジニアが自動車業界の現状や最新情報を紹介する。例えばマツダは、電装システムとハーネスを設計するための高機能ツールセットであるCapitalをコアにした「MAZDA Generative Flow」の構築と今後の展望を紹介。またパートナーと構築する”三方よし”の車載電子機器設計環境についてデンソーが講演する。三橋氏は、「IESF 2014 Japanでは、コネクテッドエンジニアリングを実現するためのツールや方法論、事例などの情報を幅広く提供します。また各セミナーの会場や展示コーナー、レセプションなどを情報交換の場として大いに活用してほしい」と語る。IESF2014イベント概要今年の開催テーマは「コネクテッドエンジニアリング」かつてメカが中心だった自動車にも電気化、電子化の波が押し寄せ、電気、メカ、電子部品、熱、組込みソフトウェアなどの複数ドメインを含む車両システム開発が求められています。そして最先端のテクノロジを用いた開発支援ツールやフローによるコストと質の最適化が求められています。メンター・グラフィックスはパートナーとともに、機能、ソフトウェア、ECU、電気アーキテクチャ評価に始まり、AUTOSAR、Linuxベースの車載アプリケーション開発、熱解析、電磁界解析に至るまで、幅広いソリューションを提案イベント情報・開催日:2014年12月2日(火)[名古屋]| 2014年12月5日(金)[東京]・時間:10:00~19:00(受付9:30~ / レセプション17:10~)・会場:ミッドランドホール[名古屋]・ステーションコンファレンス東京[東京]・参加:事前登録制、無料⇒ ・主催:メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
2014年11月26日文化庁新進芸術家海外派遣制度により、演出家の菜月チョビが1年間カナダに留学。と同時に充電期間に入っていた劇団鹿殺しが、菜月の帰国を機に復活公演『ランドスライドワールド』を上演する。そこで客演の木村了とともに、久々となる本公演への思いを訊いた。劇団鹿殺し『ランドスライドワールド』チケット情報1年間の留学を経て、今どんな思いを抱いているのか菜月に尋ねると、「かなりまっさら」とひと言。しかしその後、「劇団のみんなが、お客さんがこの場所を守ってくれたことを実感して……。そこでまた何かをつくれる立場にあるということに喜びを感じています」と頬を緩める。鹿殺し作品に木村が参加するのは、今回が初。過去公演を観た感想を聞くと、「鹿殺しの舞台はノッキングすることなく、自然体のままで観られるんですよね。それは人間の本質みたいなものをちゃんと描いているからなのかもしれません」との答えが。それは菜月が言う「鹿殺しでは“人間のかわいらしさ”を描きたい」という考えを、すでに木村はしっかり感じ取っていると言えるだろう。本作『ランドスライドワールド』には、原案となった作品がある。それが2009年に鹿殺しが上演した『ベルゼブブ兄弟』。ある田舎の一軒家を舞台に、4人の兄妹と父親を巡る壮絶な家族劇だ。本作を手がけるに当たり菜月は、「前回は狭い世界ならではの窮屈さを見せることに挑戦したんですが、今はこの作品の見え方がまったく違っていて。狭い世界を描けば描くほど世界につながっていくというか、さらにその狭い世界に生きる一人ひとりの姿を、丁寧に描きたいと思っているんです」と現段階の構想を明かす。木村が演じるのは、4人兄弟のうちのひとり。菜月いわく「自然と肉厚感がにじみ出てしまう(笑)」木村に、「間抜けでかわいい部分が見えるといい」と期待を寄せる。一方木村は、「僕、すごいスロースターターなんですよ」と苦笑いを浮かべ、まだ作品や役へのイメージは漠然としているよう。だが数々の舞台を経験してきた木村だけに、「一番大事なのは稽古ですよね。そこでの直感的な感受性ってものをすごく重視していて」と言い、さらに初の菜月演出を前に、「すべてが楽しみです。やっぱり新しい方と一緒にお仕事をするっていうのは、自分にないものを引き出していただけることですから」と喜びを滲ませる。留学後第1作への世間の反応を菜月は、「絶対に賛否は分かれると思うんです」と断言。「そう思うと気も楽かな」と笑う。さらに「ひとつ言えるのは……」と前置きし、「留学したからって何も影響を受けていない(笑)。だから『なんか小難しくなってそうだからやめとこう』っていう心配は不要です!」と言い切り、鹿殺しの完全復活を予感させた。1月11日(日)から25日(日)まで東京・本多劇場、1月29日(木)から2月1日(日)まで大阪・ABCホールにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年11月25日人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」の世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2014」の日本大会決勝戦の表彰式が23日、東京・秋葉原UDXで行われ、日本代表の2名が決定した。2011年より開催されている「ガンプラビルダーズワールドカップ」は、今年で4回目を迎え、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアを競っていくバンダイ取材の国際大会。今年は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米、イタリアの13カ国、地域が参加する。それぞれの予選を勝ち抜いた代表が、12月21日に東京・台場の「ガンダムフロント東京」で開催される世界大会決勝戦に臨む。昨年は、日本代表がオープンコースで世界一の栄光に輝いたこともあり、今年のオープン部門の応募数は170%と急増。一次、二次審査を勝ち上がってきた、オープンコースの最終候補25作品とジュニアコースの最終候補5作品が「ガンプラEXPO 2014」の会場内で展示され、川口名人こと川口克己氏をはじめとしたバンダイのホビー事業部による審査と「ガンプラEXPO 2014」の来場者投票を集計して、日本代表が発表された。○『ポケ戦』のケンプファーで畑めいさんがV4を達成表彰はジュニアコースから行われ、過去3回日本代表に選ばれている畑めいさんが、今年は『MG ケンプファー』を使用した「アルの中の戦争」で大会4連覇。1989年のOVA作品『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主人公アルフレッド・イズルハの記憶に残っている戦争の情景をイメージして制作されたという。審査を担当したバンダイホビー事業部の馬場俊明氏は「今までもプラスチックのケースを使った空間表現がうまかったのですが、今年は円筒形のケースで、空間表現、スピード感ともに素晴らしい。一般票も圧倒的で、すごい表が集まっています」と他の作品を圧倒的な大差で破ったことを明かした。そして、ジュニアコース日本代表となった畑めいさんは「今年もすごいたくさん並んでいて、ドキドキしたんですけど、選んでいただけでうれしいです。今年こそ、世界一を取りたいです!」と4度目となる挑戦で、世界チャンピオンの座へ意欲を見せている。○総製作期間24カ月の大作がオープンコース日本代表に続いて行われたオープンコースの表彰では、第3位に『MG ボール』を使用した谷田部岳文さんの「スティンガーフォトンボール」が選出された。バンダイホビー事業部の長谷川氏は「ボールでも十分『ガンダムビルダーズワールドカップ』で戦えるんだぞという証明になったと思います」と出来栄えに太鼓判。第2位は『MG ウイングガンダムプロトゼロ』を使用したRO KUさんの「ウィング ゼロ ディアボルス」で、長谷川氏は「正面もさることながら、背中に関しました。複雑なレイアウト能力がすごい。シンプルに見て、かっこいいということで、得票が伸びたのではないでしょうか」と寸評した。そして、オープンコースの日本代表に選ばれたのは『HGUC バイアラン・カスタム』『HGUC ギャプラン』『HGUC マラサイ』『HGUC ハンブラビ』など、20種以上のガンプラを使い、総製作期間24カ月以上の三木義久さんによる「天翔ける麒麟 ~バイアラン・カスタム試作2号機~」。三木さんは「完全燃焼だったので結果は気にしていませんでしたが、こんな賞を受け取れるとは思いませんでした。家族や友人の応援のおかげです」と家族や友人への感謝を述べる。もともと本作は、昨年応募するつもりで制作をしたものの応募期間に間に合わず、2年越しで完成した作品だという。馬場氏は「今回の一般投票の結果は、川口さんが途中でステージを切り上げて最終審査をしなければならないほど僅差でした」と接戦だったことを明かし、三木さんの作品を「トータルの工作の技術、まとめ上げるセンスが非常に高く、すごく興味深く見させていただきました」と称賛を送っていた。12月21日には、東京・台場の「ガンダムフロント東京」で世界大会決勝戦が開催される。○オープンコース決勝進出作品(C)創通・サンライズ
2014年11月24日11月21日~24日の4日間にわたって東京・秋葉原UDXで開催中の「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」にて、ガンプラ「MG(マスターグレード)」シリーズの最新作が展示されている。「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」では、「PG(パーフェクトグレード)」シリーズで『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム』、「REBORN-ONE HUNDRED RE/100」シリーズで『RE/100 MSF-007 ガンダムマークIII』や『RE/100 MSK-008 ディジェ』、「HG(ハイグレード)」の『ガンダム Gのレコンギスタ』シリーズなど、ガンプラの新商品が続々と発表されているが、「MG(マスターグレード)」シリーズでも新商品が公開され、注目を集めていた。新商品は、2015年3月発売予定の『MG ガンダムダブルエックス』(4,860円/税込み)と2015年2月発売予定の『MG ガンダムエクシアダークマター』(5,400円/税込)。「ガンダムダブルエックス」は、1996年に放送されたTVアニメ『機動新世紀ガンダムX』の主人公ガロード・ランが登場するガンダムXの強化発展機で、「ツインサテライトキャノン」を展開した状態で展示されていた。そして「ガンダムエクシアダークマター」は、2013年に放送されたTVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』で、マシタと結託したフラナ機関によって改造されたアメイジングエクシアで、三代目メイジン・カワグチで操るガンプラ。禍々しい武装類が、「MG」の高クオリティで再現されていた。(C)創通・サンライズ
2014年11月23日11月21日~24日の4日間にわたって東京・秋葉原UDXで開催中の「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」にて、ガンプラ「REBORN-ONE HUNDRED RE/100」シリーズの最新作が公開されている。「REBORN-ONE HUNDRED RE/100」(RE/100)は、現在展開中のガンプラ「HGUC」シリーズの1/100スケール的な位置づけで、外装パーツにこだわった新カテゴリー。「MG(マスターグレード)」シリーズに比肩するシャープな造形と、選定考証を取り入れた説得力のあるディテールを1/100スケールのサイズ感で楽しめる。フレームレス構造ながらも、可動と造形を両立した洗練されたパーツ構成により、制作時間を大幅に軽減。9月の発表時にバンダイのホビー事業部マーケティングチーム所属の川口克己氏は「これまで発売できなかったコアなモビルスーツのガンプラなどが出せていけたらいいと思う」と今後の展望を語っており、第1弾の『RE/100 MSN-04II ナイチンゲール』(現在発売中)発表時に大きな話題となった。「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」では、2015年1月発売予定の『RE/100 MSF-007 ガンダムマークIII』(3,780円/税込)、2015年春発売予定の『RE/100 RX-78 GP04G ガンダム試作4号機(ガーベラ)』の試作を展示。これらは9月の時点で商品化が発表されていたが、今回新たに2015年発売予定の『RE/100 MSK-008 ディジェ』の立体化が発表された。ディジェはTVアニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するカラバの試作型陸戦用モビルスーツで、劇中ではアムロ・レイが搭乗。人気機体ながらも長らく立体化に恵まれず、今回「RE/100」での立体化されることになった。なお、今回展示されていた『RE/100 MSF-007 ガンダムマークIII』はサンプルだが、『RE/100 RX-78 GP04G ガンダム試作4号機(ガーベラ)』、『RE/100 MSK-008 ディジェ』の2体は、ともにCADのデータを3Dプリンタで出力したプロトタイプだという。(C)創通・サンライズ
2014年11月22日寒くなり、家で過ごす時間が増えてくる頃。家での過ごし方の定番といえば、読書ですよね。そして、いろいろと読みたい本はあるけれど、やっぱり一番は胸がときめく恋愛漫画ですよね!それも、個人的にオススメしたいのはBL、つまりボーイズラブ漫画です。……え?自分は男だけどBL漫画を読んでも楽しめるのかって?ご安心ください!僕も男ですが、男女の恋愛物とはまた違った萌えを楽しんでいますので。ということで、今回はBL初心者にもオススメできるとっておきの漫画を、電子貸本サイト「Renta!」からピックアップしてみました。ぜひ気になる作品をクリックしてみてください!○東京心中今回、もっともグッときた作品がこの『東京心中』。トウテムポール先生の作品で、現在4巻まで読むことができます。この漫画、とにかく面白い!正直、BLだとかBLじゃないとか関係なく、最高にキュンキュンする恋愛漫画です。物語の舞台となるのはテレビ業界。何となく応募した番組制作会社に入社した宮坂絢は、顔はきれいだけど無愛想なディレクター・矢野聖司の下で働くことになります。何を考えているかわからない無表情な矢野さんですが、時折見せる仕事への情熱や印象的な表情に宮坂は惹きつけられていくのでした――。もうね、矢野さんですよ、矢野さん!こんなにもグッとくるヒロイン(?)に僕はここしばらく出会ったことがありませんでしたよ。この漫画の魅力の大部分は矢野さんのキャラが占めています。単純なツンデレとも違うし、なんていうか……とにかくもう、かわいいんですよね!基本的に矢野さんはクールで、何を考えているかわからないタイプなんですよ。女性的な顔立ちで、背も小さくて、めちゃくちゃ美形なんですけど、無表情で謎めいていて、決して嫌な感じではないんですが、しゃべり方や考え方がワンテンポずれて入ってくるような、そんな不思議な存在。先輩として仕事には情熱を燃やす一方で、勇気を出して告白した宮坂をバッサリ振っておきながら、いきなりキスしてきたり、もうわけがわからない!だけど、そんな矢野さんに、読者は宮坂の視点でどんどん惹きつけられていくのです。普通の人よりも、ちょっと変わった人の方が気になるってこと、よくあるじゃないですか。まさにそんな感じ。この感覚は読んでもらえればすぐわかると思います。で、また宮坂が矢野さんとは正反対でいい味を出しているんですよね。昔から特にやりたいこともなく、何となく人よりは何をやらせてもできるタイプで、なかなか本気になれるものが見つからないという、よくいるっちゃよくいるキャラなんですが、そんな彼がテレビの番組制作という仕事を好きになって夢中になっていく様子がリアルに描かれていて、心理描写が本当にうまい。矢野さんに対する宮坂の気持ちと同じで、読者は宮坂と一緒にテレビ業界の魅力を知っていくことになります。矢野さんへの思いと、本気になれる場所を見つけたことがクロスして、どんどん毎日が刺激的で面白いものになっていく――もちろんBLだし、恋愛漫画ではあるのですが、一方で遅咲きの青春漫画でもあると思います。○奈落何処絵巻あなたのためならどこまでも平安調スペシャル中村明日美子先生の名作『あなたのためならどこまでも』のスピンオフ作品。もともとはおオマケページ的なネタだったものが一冊になった感じです。……といってもそちらを読んでなくてもまったく問題ないのでご安心を。一応最初に2Pくらいで簡単な説明もありますしね。主人公は高千穂巧と七海洋一。『あなたのためならどこまでも』では堅物刑事と詐欺師だった2人ですが、今回は舞台を平安時代に移して活躍します。タイムスリップとかではなく、完全なパラレルワールド。メタ的なセリフもあって、軽いノリで楽しめます。で、中村明日美子先生といえば繊細なタッチの絵柄と色気のある表情が魅力的ですが、スピンオフになってももちろんそれは健在!むしろ平安時代ならではの雅さがすごくよく出ていると思います。基本的には一話完結で、町で起こる怪事件を2人が解決しながら話が進んでいきます。平安時代ということで、妖(あやかし)がらみの事件が多く、和風ファンタジーミステリーとしても面白い!ぜひ本作から中村明日美子先生ワールドに触れてみてください!○溺愛イトコン!いろんな意味で伝説的なBL作品『ちんつぶ』を生み出した大和名瀬先生による大家族BLコメディ。もうこれだけで買いなのですが、読んでみると、さすが期待を裏切らない面白さです。兄弟や親戚など、男ばかりが暮らす宇田川家。料理や洗濯、掃除など家事を一手に引き受けている透司は一家の主夫的存在。そんな宇田川家に、ある日、いとこの有都がやってきます。純真で引っ込み思案な有都が宇田川家に溶け込めるよう苦心する透司でしたが、次第に有都に対する気持ちが募るのでした――。『ちんつぶ』に比べるとぶっ飛び具合はかなり控えめ、というよりも全然ぶっ飛んではなくて、基本的にはしっかり者の透司と無邪気でかわいい有都との淡いラブストーリー。……なのですが、テンポの良さやコメディ的な面白さはさすが大和先生で、しっかりとギャグのエッセンスが生きており、何度も爆笑させられます。同居している親戚連中もしっかりそれぞれの個性が描かれていて、最初は「人数、多っ!」と混乱しそうになったのですが、読んでいくうちにちゃんと全員のキャラクターが頭に整理されて入ってくるからすごい。読者自身が有都になった気分で、少しずつ宇田川家に溶け込むことができます。ああ、大家族の一員になるって、こういう感じなのかな。後半に収録されている短編もかなりいい味を出しているので、そちらもオススメです!
2014年11月21日韓国の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が11月20日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で、初ワールド・ツアーの東京3days公演のファイナルを迎えた。EXOのアーティスト情報韓国人と中国人メンバーで構成され、2012年4月に韓国・中国にてデビューしたEXOは、EXO-KとEXO-Mに分かれて両国で活動中。今年、米音楽誌「ビルボード」が選んだ“2014年注目すべきアーティスト14”にてアジアで唯一選出された大注目のグループで、デビューから約2年で、日本を含む17都市30公演で33万人超を動員するワールド・ツアーを開催。日本公演は、福岡・東京・大阪の3都市9公演で12万人を動員予定だ。白い(シルバー)ペンライトで一面真っ白に染まった会場にメンバーが登場すると、詰め掛けた1万2000人は悲鳴のような歓声をあげ大興奮。東京ファイナルに際し、リーダーのスホは「皆さんにとって一生心に残る3日間になれば」といい、「最高のステージをプレゼントしたい」と意気込んだ。また、ベクヒョンも「最後までテンション アゲアゲで!テンション下がったらダメよ~」と言うと、会場中が「ダメダメ」と答えるなど、双方の息はぴったり。そして、メンバーは「盛り上がりましょう!」と叫び、デビュー曲『MAMA』やヒット曲『Wolf』『Growl』など30曲を披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。昨年リリースした初アルバム『XOXO(Kiss&Hug)』が韓国音楽業界で12年ぶりにミリオンセラーを達成し、音楽賞を総なめにしたEXO。2013年の韓国音楽業界は“EXOイヤー”といっても過言ではない。この日のステージも、その勢いを感じさせるものだった。韓国語と中国語を巧みにあやつりながら、流れるようにフォーメーションを変えるダンスに、会場は大熱狂。それぞれの特徴を生かしたソロ・ステージやサプライズ企画なども織り交ぜ多彩なステージを展開した。最後に、メンバーは東京公演を振り返った。セフンは「いま、とても幸せです。今日は終わりではなくスタート。これからもたくさん日本に来るので待っていてください」と小指を立ててファンと約束。カイは「皆さんが楽しんでくださっている姿を見るとどんなに大変なことがあっても元気が出ます」と話し、「また来ます。きょう感じた気持ちを忘れないで待っていてください」と呼びかけた。そしてタオは「EXOがデビューしてからいろんなことがありましたが、ファンの皆さんがずっと傍にいてくださってありがとうございます」としみじみ感謝を述べた。この日は、ファンのサプライズもあった。客席に、ペンライトで「◆EXO◆」(◆=ハート)の文字が浮かび上がると、メンバーは、口々に「すごい!感動しました」と大はしゃぎ。メンバーとファン、互いを思う多幸感あふれる光景に目を輝かせながら、「3日間、僕たちにこんないい思い出をくださって皆さんに感謝します!」(スホ)と語り、「We are one!サランハジャ(愛そう)」の掛け声で会場を一体にし、ステージの幕を下ろした。
2014年11月21日現在MBSほか「アニメイズム」枠にて放送中で、富野由悠季監督の最新作となるTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するモビルスーツが続々と「ガンプラ」化され、11月21日~24日の4日間にわたって東京・秋葉原UDXで開催される「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」で新商品が展示された。『ガンダム Gのレコンギスタ』のガンプラは「HGシリーズ」で展開されており、『ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)』『グリモア』『モンテーロ(クリム・ニック専用機)』が現在発売中。11月22日には『G-アルケイン』、12月には『ガンダム G-セルフ用オプションユニット 宇宙用パック』と『宇宙用ジャハナム(量産型)』の発売が控えている。「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」では、新商品が続々と展示。劇中でも活躍中の『エルフ・ブルック(マスク専用機)』(2月発売予定)に加え、新たなマスク専用モビルスーツ『マックナイフ(マスク専用機)』(3月発売予定)がお披露目。さらにこちらも初公開となる、ガンダムタイプのようなデザインで展開可能な大型のバックパックを背負った『ジャイオーン』、エンディングに登場している『ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)』、そして『宇宙用ジャハナム(クリム・ニック専用機)』などが展示されていた。(C)創通・サンライズ
2014年11月20日2014年12月13日に発売が予定されているガンプラ『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム』が、11月21日~24日の4日間にわたって東京・秋葉原UDXで開催される「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」で初公開された。『PG 1/60 ユニコーンガンダム』は、9月の「第54回全日本模型ホビーショー」にて第一報をアナウンス。同イベントではパネル展示のみの公開で、フェイスガードの展開を含む「ユニコーンモード」から「デストロイモード」への完全再現、全身の赤いサイコフレームは特殊集光性樹脂を採用、変身時に開閉可動するブレードアンテナはマグネット(磁石)など、そして"第3の形態"など、さまざまな新機構が紹介されていた。今回の「ガンプラEXPO」では、この"第3の形態"が「ユニコーンガンダム(デストロイ・アンチェイド)」であることも明らかになった。第3の形態「デストロイ・アンチェイド」(繋がれざる者)は、サイコミュ系の異常によって「NT-D」の稼働レベルが制御不能な数値にまで達した時、パイロットの意思とは関係なく、機体が次の段階へと移行したモード。この「アンチェイド」と命名された状態は、デストロイモード時に展開していた外部装甲がさらに拡張し、内部のサイコフレームがより広範囲に露出している。具体的には、肩部、下腕部、ふくらはぎ、頭部、胸部、リア・アーマー、バックパックなどのサイコフレームが、デストロイモード以上に露出した状態となっている。そのほかにも、前腕部に取り付けられた「ビーム・トンファー」とデストロイモードでの装甲展開ギミックを両立し、デストロイモードでの装甲展開を「PG」シリーズならではの解釈で表現。大きく膝を曲げたアクションポーズが可能で、デストロイモードでもユニコーンモードと同等の可動範囲を確保しているという。付属武装は、シールド、ビーム・マグナム、ビームマグナム用予備弾倉、ビーム・ガトリングガン2機、ビームサーベル4本、ハイパーバズーカ。ビーム・マグナムの予備弾倉は、各エネルギー・パックごとに分割することもできる。そして、同時発売される『PG RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット』は、『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム』のボディに組み込むことができる、特殊な樹脂で成型されたサイコフレームパーツ。使用されているクリアの成型素材は、青味を帯びたLEDの光に反応し樹脂自体の色で発光。これによって全身32カ所を発光させ、サイコフレームの発光現象を再現することができるという。『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム』(21,600円)と『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット』(12,960円)は、2014年12月13日発売予定。また「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」では、後日「プレミアムバンダイ」で受注がスタートする『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用FA拡張セット』も展示されていた。(C)創通・サンライズ
2014年11月20日本日0時、今年もボージョレ・ヌーヴォーが解禁となった。ボージョレ・ヌーヴォーの輸入量で3年連続世界一を記録したイオングループでは、33店舗で祝賀イベントを開催。品川シーサイド店では、女優の豊田エリーさんが登場した。各店で開催中の「イオンワールドフェスタ フランスフェア」のCMに出演している豊田さんは、ボージョレをイメージした赤いドレスで登場。スペシャルゲストの柳沢慎吾氏と共にトークで会場を盛り上げた。更に、解禁の瞬間にはものまね芸人達も駆け付け、日付が変わった瞬間にくす玉を割って祝福した。今年のボージョレの味はというと、グラスを手にした豊田さんからは、口にする前から「いい香り!」と笑みがこぼれた。イオンのリカー部門でアドバイザーを務めるマスターソムリエの高野豊氏によると、今年は正真正銘の当たり年だとのこと。夏らしい気候に恵まれたという、2014年のボージョレ地方。そこで収穫された葡萄は、糖度が高く、下皮が厚く、しっかりと成熟されていたようだ。その、いつもとは一味違うボージョレを実感出来るのが、「トップバリュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」(1,050円)だ。イオンが扱う一般的なボージョレよりもワンランク上のワインだが、高野によると数段上を行く味わいが楽しめるという。まるで濃縮されたような、深く、厚みを感じる味わい。「赤ワイン独特の渋味もなくて、すごく飲みやすいです」と豊田さんが話しているが、そのほんのりとした甘みが今年のボージョレの特徴だとか。「ボージョレは水っぽい」というイメージを覆すような、味わい深いワインに仕上がっているという。その上を行くのが、「トップバリュ セレクト ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」(1,980円)。ボージョレ・ヌーヴォー唯一のコンテスト「トロフェ・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー・コンクール」で銀賞を獲得したこのワインは、果実に例えられたこれまでのボージョレと違い、素晴らしい花の香りがするという。「心に響くボージョレとはこういうものです」と話す高野氏によると、受賞時よりも時間が経って熟成されたことで、そのワインの味わいは金賞レベルまで深まっているという。コンクールでメダルを5年連続受賞した醸造家ドメーヌ・デ・トロワ・ヴァロンが、この当たり年に仕込んだヌーヴォー。ワイン好きなら、ぜひとも味わっておきたい1本だ。その他、会場ではボージョレとのマリアージュを追及したスイーツも紹介された。ボージョレは、その柔らかな甘みから、実はチョコレートやケーキなどとの相性が良い。中でも特におすすめなのが、「ボージョレ・ヌーヴォーも恋するチーズケーキ」と「ボージョレ・ヌーヴォーさえ恋するショコラケーキ」だ。実際にこれらのケーキとボージョレのマリアージュを試した豊田さんと高野氏。チーズケーキについて「甘すぎなくて、カマンベールチーズのコクもあってすごく美味しい!」「ワインはほんのり酸味がありますが、柔らかな甘さとケンカせずにすっと入っていきます」とコメント。一方でフランス産チョコレートを使用したショコラケーキについては、「同じ方向性を持つチーズケーキと違い、こっちはワインを飲んだ瞬間に、心地よい苦味が返ってくる。で、またケーキが食べたくなって、飲みたくなる。非常に危険ですね」と、高野氏はすっかりその味わいに惚れてしまったようだ。イオングループでは、20日から24日にかけて、フランスならではのケーキやチーズなど食文化を紹介する「イオンワールドフェスタ フランスフェア」も開催している。その一環としてワインの新酒を100種類以上集めた「日本最大級のヌーヴォーフェア」など、ボージョレに関する様々なイベントを予定している。
2014年11月20日11月19日の23時59分、イオン品川シーサイド店(東京・品川)にて、ボージョレ・ヌーヴォー解禁に伴うカウントダウンが行われた。イベント会場には、イオンワールドフェスタのCMキャラクターを務める女優の豊田エリーさんと、スペシャルゲストの柳沢慎吾さん、テニスの錦織圭選手のモノマネでブレイクしているしまぞうZさん、本田圭佑選手のモノマネを得意とするむらせさんが登場した。イオングループは、「サプライズ!10WEEKS」の一環として、11月20日~24日の5日間、全国のイオン、ダイエー、マックスバリュ、ミニストップなどグループ約3000店舗にて、「イオンワールドフェスタ フランスフェア」を開催。ボージョレ・ヌーヴォーをはじめ、ワインに合う様々な食材、メニューを提案していく。11月19日の深夜のボージョレ・ヌーヴォー解禁時、全国のグループ主要店舗で乾杯イベントを実施。約30店舗でボージョレ・ヌーヴォー関連のイベントを展開した。なかでも、グループ最大規模の4000本を店頭展開するイオン品川シーサイド店では、著名人を集め、華やかな「ボージョレ・ヌーヴォー2014解禁イベント」を開催。ワインにまつわるトークセッションと、盛大なくす玉割りを行った。カウントダウンの後に乾杯し、ひと口飲んだマスターソムリエの高野豊氏は、「『今年のボージョレは良い』と聞いていたけど、ここまで良くできたか、と驚きました。『トップバリュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー』(1134円)を飲んでみるとよく分かりますが、濃縮感がある。深くて豊かで、口に入ってから厚みを感じる。心から豊作の年だったと言えますね」と、今年のボージョレ・ヌーヴォーを絶賛。豊田エリーさんは、「美味しい!家では、子供を寝かせたあとに、夫(柳楽優弥)をたたき起こして飲みたい」と笑顔を見せ、柳沢慎吾さんは、テレビ番組「チューボーですよ!」の堺正章のモノマネで「今年のボージョレは星5つです!」と太鼓判を押した。ちなみに高野氏は、「ボージョレ・ヌーヴォーは実はオカカのおにぎりとも合いますし、チョコやケーキとも合うんですよ」と、意外なマリアージュを伝授。「イオンワールドフェスタ フランスフェア」では、“新たなマリアージュの提案”として、フランス産カマンベールを使用したチーズムースに塩を加えたケーキ「ボージョレ・ヌーヴォーも恋するチーズケーキ」と、フランス産シャンパンを加えた、生チョコのような味わいの「ボージョレ・ヌーヴォーさえ恋するショコラケーキ」を発売するが、豊田さんは「ボージョレ・ヌーヴォーとこのケーキを合わせると味わいが完成される感じですね」と感想を語っていた。なお、今回は、ボージョレ地方が日照や気温に恵まれたことから、フレッシュで糖分がある、良く熟したぶどうが収穫できたという。「なめらかで丸く、アロマの力強さとエレガントさのバランスのとれた味わいに仕上がった」と評される今年のボージョレ・ヌーヴォーを、自分の舌でも是非、確かめてみては?
2014年11月20日ワールドはこのほど、福岡・天神の「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」大丸福岡天神店をリニューアルオープンしたと発表した。同社が運営する「タケオキクチ」は、40代を中心とする大人の男性をターゲットにしたメンズブランドで、今秋にデビュー30周年を迎えた。今回リニューアルオープンした大丸福岡天神店は、九州地区におけるエリアフラッグ店舗として、上質で洗練されたスタイリング提案を強化するという。11月19日から12月2日までの14日間、店舗と同フロアとなる5階のイベントスペースにて、店頭で販売する「30周年記念コラボレーションアイテム」のポップアップストアを展開。リニューアルオープンを記念し、11月24日まで「ワールドプレミアムクラブポイント5倍キャンペーン」を実施するほか、スーツ(税込5万4,000円以上)を購入した人にネクタイ、アウター(税込5万4,000円以上)を購入した人にマフラーをそれぞれプレゼントするとのこと。
2014年11月19日仮想化基盤アプライアンス「Nutanix Virtual Computing Platform」を提供するニュータニックス・ジャパンは、米国本社からワールドワイドセールス&ビジネスディベロップメント シニアヴァイスプレジデント サディーシュ・ナイル(Sudheesh Nair)氏を招いて、事業戦略説明会を開催した。同氏はまず、Nutanix社の概要について「我々の会社は5年前に設立され、インフラにおいてもっとも急成長している企業だ。製品の販売を始めてから3年、日本に進出してから3年(日本法人の設立は2013年6月)の新しい会社であり、グローバルな企業でもある。現在はワールドワイドで、53カ国で営業マーケティング活動をしている」と説明。続いて、同社が成長しているキーワードとしてシンプルさを挙げた。同氏はシンプルさの例として、「かつてのAltavistaの画面と、現在のGoogleの画面を比較し、「人々は、ITインフラをシンプルにすることは難しいと考えているが、Googleの画面はシンプルだ。しかし、あらゆるものを検索することが可能だ。人々は複雑なことをしようとしても、複雑さは好まない」と指摘した。また同氏は、シンプルにするためにはソフトウェアで機能を実現することが重要だとして、例としてiPhoneを挙げ、「iPhoneは、ウォークマン、計算機、カメラなど、多くの機器を不要にし、それをソフトウェアで実現している。ソフトウェアで定義することで、より良いものができる」と述べた。さらに現在のITインフラ構築の際の複雑性を指摘し、「CIOは新たなシステムを構築しようとする際、ストレージやファイアウォール、ロードバランサなど、さまざまなボックスについて、どう設置するかや、どう接続するかを考える必要があるが、これは本来、CIOのすべき仕事ではない。ITは複雑で、常にこういったものを考えることに時間をとられるが、我々のシステムはこういったことを考えなくても済むようにすることだ」と述べた。そして、これらを解決するための1つの方法として、パブリッククラウドを利用する方法を挙げ、「これを実現する方法として、まず、思い浮かべるのはパブリッククラウドだ。パブリッククラウドは必要なときに、必要なものが得られ、制限のない拡張性も得られる。コンタクトする場合も1箇所でよい。ただ、セキュリティ、自由度、コストなどの課題がある。パブリッククラウドの反対側にはオンプレミス型もあるが、オンプレミスは完全なコントロールやセキュリティは確保できるが、AWSのような価値は提供できない。また、段階的な成長に制約され、レガシーシステムへのこだわりもある。我々は、両方のいいところを組み合わせて提供したい 」と述べた。同社では、ITインフラを仮想化基盤をサーバとストレージを統合した2Uのアプライアンスとして提供する。1ノード単位でスケールアウトが可能で、1つのアプライアンスで最大20コアまで対応する。同氏は同社のアプライアンスの特徴について、「ノードを追加するたびに性能、キャパシティが追加され、追加する際にシステムを停止する必要も、ロードバランサも必要ない。これは、Googleのデータセンターに似ている。ノードを追加すれば、直線的な拡張が得られるので、2000ノードを導入している顧客もいる」と説明した。また、スナップショット、HA (高可用性)、災害復旧、重複排除などがソフトウェアサービスとして提供される。国内では、Yahoo!やNTTスマートコネクトのほか、自治体では足立区がNutanixを採用しているという。また、同氏はVMwareが似たようなコンセプトのEVO:RAILを出してきたことに対しては、Nutanixがすでに3年前から製品を出荷し、成熟し安定した技術であることと、VMwareだけでなく、Hyper-VやKVMなど他の仮想化基盤もサポートしているオープン性を優位性として挙げた。
2014年11月19日TRAVELLERS 実行委員会は11月29日~12月28日、愛知・栄の矢場公園にて「TRAVELLERS in 北欧クリスマスストリート」を開催する。○ムーミンファミリーも来日「TRAVELLERS in 北欧クリスマスストリート」は、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークから飲食店や雑貨店、エンターテインメントなど約20のコンテンツを招いて開催する北欧イベント。同イベントには、2006年公開の映画「かもめ食堂」の舞台となったカフェ・スオミや、建築家・アアルト氏が内装を手がけた「Cafe Aalto」などが登場し、各店のメニューを提供。両店とも日本初上陸となる。また、フィンランドのテーマパーク「ムーミンワールド」からムーミン・ムーミンパパ・ムーミンママ・スナフキン・ミイの5体が登場する。ムーミンワールドからムーミンファミリー5体が来日するのは日本初だという。(C)Moomin Characters TMTheme park created by Dennis Livson
2014年11月19日○日本代表という病2002年の日韓大会において、日本の初戦を埼玉スタジアムで観戦する幸運に恵まれました。その試合中、対戦相手の「ベルギー国」を憎む気持ちを抱く自分に気がつきます。ワールドカップを「代理戦争」と呼ぶのは過言ではないことを体感したものです。今夜、今年最後となる、サッカー日本代表の国際親善試合が行われます。「ブラジル大会」で「惨敗」したのは今年の6月のことですが、私は大会前に予選敗退すると見ていました。有料の壮行会で黄色い声援を受けた選手は花束片手に「ニヤニヤ」し、マスコミは本田圭佑選手の「批判は試合が終わってから」発言を、批判もせずに楽勝ムードを煽っていたからです。そしてなにより「ザックジャパン」でも「日本代表病」が克服されていませんでした。得点力不足でも、実力不足ではなく「日本人らしさ」です。その「日本代表病」は、会社組織を蝕むこともあります。ちなみに、先の「代理戦争」の終戦後、ベルギーサポーターへの敵意は敬意へと変わっていました。ほぼ日本人で埋め尽くされた異国のスタジアムで、自らの代表を応援しつづける「勇気」へのリスペクトです。○すぐに看過される人々Jリーグがスタートし、ドーハの悲劇を経由してフランスでのワールドカップに出場し、4年後の日韓大会では決勝トーナメントに駒を進め、ドイツ大会三戦全敗後、当時の中心選手 中田英寿氏が「自分探し」に旅立つなど、サッカーが注目集めるごとに、経営論や自己啓発書が登場し、今年の大会前は長谷部誠選手の「折れない心」がなにかと話題になりました。広告代理店のI社長も看過された一人。ある日の会議、幹部社員にレポートが配られます。I社長による「サッカー型経営論」と題されています。I社長は創業メンバーの一人で、創業期の苦労から始まるレポートは、随所に「自慢話」が散りばめられているのはご愛敬。巧みに出世争いをしていたライバルに触れないところに、小さな器の人間性が溢れ、I社長とこのライバルは、人の手柄を横取りすることで有名だったという香ばしい話しは、古参社員の証言です。○サッカー型経営論とは経営論に踏み込みます。個人の奮闘が業績を左右するのが「ゴルフ型」、創業期の会社が小さい時代はこれでも良いが、規模が大きくなると個人依存というマイナスが強くなる。次に明確に役割分担された「野球型」。効率化が図られ、企業が成長することもできるメリットの反面、縦割りというセグメント化を生み出すデメリットがある。そして我が社が、これから目指すのは「サッカー型経営」である。ゴールキーパーが敵陣に乗り込み、攻撃参加することもあるような、ポジションに囚われない自由な組織を目指す。というもの。どこかで聞いたことがあるような気もしますが、人の手柄を横取りする名人にとっては、経営論のコピペなどお手のものなのでしょう。しかし、すでに「日本代表的サッカー型経営」になっていることに、I社長は気がついていません。「日本代表病」の症例のひとつ「司令塔中毒」という依存症に罹っているのです。メールも含めた伝達事項は、すべて社長に届くようになっています。それは、部長や課長であっても、社長の「裁可」を待たなければなにひとつ決められない「社風」だからです。外形的には「社長の独裁」ですが、中間管理職を含めた社員としても、「決定責任」から逃れられる社風に甘えています。つまりI社長という「司令塔」へ依存しており、これでは、ポジションが「自由化」されても意味のない「サッカー型0.2」です。責任を負わない自由など、画に描いた餅よりも役立たずです。○病の構造そして我らが日本代表。かつては「ナカタ」、いまは「ホンダ」に一旦ボールを預ける「社風」のため、攻撃のテンポが遅れます。ちなみに大昔は「カズ」でした。「起点」を公約にしている日本代表を、世界の強豪国が見逃してくれるわけがありません。しかし、それよりも深刻な「日本代表病」が「奥ゆかしさ」です。ゴール前にボールを持ち込んでも、「どうぞ」とばかりに横へ後へとパスを回し始めます。敵陣でいかんなく発揮される「奥ゆかしさ」は、日本代表特有の奇病で、代が替わっても繰り返し発病しています。この奇病の克服こそが、アギーレ監督に課せられた使命かも知れません。さらに不安要素はあります。「惨敗」して帰国した選手を拍手で迎えたサポーターの存在です。フランス大会で全敗し、日本代表選手が帰国した空港で、城彰二選手にはペットボトルの水が掛けられました。強かった期待の裏返しです。行為は誉められたものではなくても、このとき日本代表は必ず強くなると確信したものです。勝利には歓喜で応え、敗北は怒声で迎えるのがサッカーにおける世界標準だからです。トップレベルのチームが「勝利に貪欲」になる理由のひとつです。○エンタープライズ1.0への箴言「独裁と恭順は共依存」宮脇 睦(みやわきあつし)プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。営業の現場を知る強みを生かし、Webとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供している。コラムニストとして精力的に活動し、「Web担当者Forum(インプレスビジネスメディア)」、「通販支援ブログ(スクロール360)」でも連載しているほか、漫画原作も手がける。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)がある。最新刊は7月10日に発行された電子書籍「食べログ化する政治~ネット世論と幼児化と山本太郎~」筆者ブログ「ITジャーナリスト宮脇睦の本当のことが言えない世界の片隅で」
2014年11月18日英国のマクラーレン・オートモーティブはこのほど、「P13」のインターナル・コードネームだけが知られていた最新モデル「スポーツシリーズ」のワールドプレミアを2015年の第2四半期に行う予定であることを明らかにした。第3のレンジとしてマクラーレン・オートモーティブのラインアップに加わるこのモデルは、過去50年のすべてのモデルと共通するマクラーレンのスピードマークをつけ、マクラーレンの歴史に新たなチャプターとして記録されるとともに、マクラーレン独自のアプローチによって、マーケットのあり方にも変革をもたらすことになるとしている。同社では、「白鳥は白い」と信じられていた常識を覆した「ブラック・スワン」のように、「スポーツシリーズ」によって従来までの常識が打ち破られるとしている。このモデルはピュア・マクラーレンそのものであり、「P1」や「650S」と同様、ドライバーとの一体感はクラス最高レベルで、「F1」で培った技術とノウハウも導入される。ワールドプレミアを前にローンチ・キャンペーンも実施する。時代を変革してきた歴史、つまり「ブラック・スワン」モーメントを生み出してきた数々の歴史を振り返り、今後、数週間にわたり、ソーシャル・メディア上で「#BlackSwanMoment」のハッシュタグを使用して、常識を打ち破ってきた数々の発見とモーメント、それに挑戦してきた人々の信念を取り上げていくという。
2014年11月13日イタリアのドゥカティは、EICMA2014ミラノショーの前夜祭にて、2015年モデルのワールドプレミアを実施した。2台のニューモデル「1299 パニガーレ」「ムルティストラーダ 1200」が披露された。2015年モデルのドゥカティ・スーパーバイク・ファミリーには、「1299 パニガーレ」が加わる。1,285ccのエンジンは最高出力205PS、最大トルク144.6Nmを発揮。その一方で乾燥重量は166.5kgとなっており、圧倒的なパワーウェイトレシオでハイパフォーマンスモデルの基準を引き上げるモデルとなる。同じくワールドプレミアを迎えた「ムルティストラーダ 1200」の最新モデルは、エンジンに可変バルブタイミングを採用。インテークとエキゾーストのバルブを独立制御するもので、低回転域では豊かなトルクを、高回転域ではハイパワーを実現し、同時にEuro-4排出ガス規制もクリアしている。インターネットで発表されて注目の集まっていた「スクランブラー」は、4バージョンが存在することが明らかにされた。ミラノ市内で開催されたWPストア・ショールームでは、「スクランブラー」だけでなく、「スクランブラー」のアパレル / アクセサリー・コレクションも展示された。3車種のニューバージョン「パニガーレ R」「ディアベル・チタニウム」「モンスター・ストライプ」もそれぞれ発表された。「ディアベル・チタニウム」はチタンやカーボンファイバーを使用し、ドゥカティのクラフトマンシップが発揮された専用デザインのモデルで、500台だけが限定生産されるという。
2014年11月13日タミヤは11月15日・16日、ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)において「タミヤフェア2014」を開催する。○陸上自衛隊の最新鋭戦車「10式」も展示同イベントは、静岡の秋のホビーイベントとして今年で16回目の開催となる。合計1万平方メートルを超える会場内に、プラモデル、RC(ラジオコントロール)モデル、ミニ四駆、デコレーションなど、タミヤが製造・販売する全ジャンルのホビーを楽しめるコーナーを展開する。年末年始にかけて発売するスケールプラモデル、RCモデル、ミニ四駆など、多数の新製品も展示する。注目は陸上自衛隊の最新鋭戦車「10式」の1/16スケールRC(ラジオコントロール)モデル。自衛隊の全面協力による徹底した実車取材を行い、エンジン音や各種作動音、「砲口自動追尾システム」など、細部にわたって再現した。また、ゆるキャラ「くまモン」をモチーフにしたRCカーも登場する。○誰でも参加できるミニ四駆レースも南館のミニ四駆エリアでは、誰でも参加できる競技会「ミニ四駆グランプリ2014 Autumn 静岡大会」を開催する。16日には、世界8カ国から総勢25名以上の各国代表レーサーが来日し「ミニ四駆ワールドチャレンジ」を行う。タミヤ認定の電動RCカー ワールドチャンピオン決定戦は、15日に予選、16日に決勝を開催。両日とも自由に観覧ができる。体験イベントとして、ミニ四駆の工作教室、粘土を使用したお菓子作りホビー「スイーツデコレーション」の製作体験、RCトレーラー乗用体験コーナーなども用意。販売コーナーでは、同展だけの特別販売商品や最新モデル、オリジナルグッズなどを販売する。開催時間は、11月15日は9:00~17:30、11月16日は9:00~16:30。入場無料。両日とも、小中学生先着200名にタミヤ製品をプレゼントする。ひとり1個のプレゼントで、なくなり次第、終了となる。
2014年11月12日