《私は夢のある未来がほしいだけだ》《俺についてこい》スクリーンのなかの三浦春馬さん(享年30)は、そんな力強い言葉を放ち、生命力にあふれている――。映画『天外者(てんがらもん)』(TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中)の劇中でのことだ。12月11日の公開から3日間で11万7,959人を動員、興行収入は1億6,653万7,600円の大ヒットスタートを切った本作は、今年7月に亡くなった春馬さんにとって最後の主演映画。監督、田中光敏氏(62)に撮影時のエピソードを伺った。(以下、「」内は田中監督)映画の主人公は五代友厚。薩摩藩士から明治政府の役人を経て実業家となった人物だ。春馬さんをキャスティングした理由は、“誠実さ”や“芯の強さ”。「近年の春馬くんは、役者として大人になっていって、凛とした清潔感があって、誠実さ、芯の強さがある感じがしていたんですね。春馬くんに演じてもらうと“五代友厚”という人が歴史の表舞台に立てる人になるのではないかなと思って、彼にいのいちばんにお話しをさせていただきました。ただ、そのときには仕事が忙しかったらしく、しばらくしてやっと仕事が空いたときに受けてくださいました」春馬さん自身は、五代友厚という人物についてどういった感想を持っていたのだろうか。「春馬くんと、五代友厚について話したことがありました。僕から“五代友厚という人は、100年先を見据えた男だ。しかも日本という枠のなかではなくて、世界という枠のなかで考えている人だ”という話をしたことがあるんです。春馬くんも五代友厚についての本をたくさん読んでくれていたので、“僕もそう思います。既成概念を壊していった感じがありますよね”というように言っていましたね。五代友厚から大隈重信に宛てた手紙があるんです。それを彼に見せたら、“僕、五代友厚が腹に落ちました”と言ってくれました。その手紙のなかには、人を思う気持ちや、社会をどう見ているかといったことが書かれていて。“自分の生きざまと共感できるところがある”といったことを言っていましたね。手紙の内容は、“自分と同じ地位でないものの意見がある。大同小異の場合には常にそのものの意見をほめて、それを採用されよ。他人の主張をほめ、他人の説を採用しなくては、あなたの徳を広めることはできない”といったことが、まず一つ書いてあります。ほかには、“時にいろんな大切なことを決めるときというのは、時熟すのを待ってされよ”と。あまり早合点しないでくれ、ということですね。あとは、“閣下(大隈重信)がある人を嫌えば、その者も閣下を嫌う。それゆえ、自分の好まぬ人間とも交際するよう努められよ”と。現代にも通じることを書いてるんですよね。春馬くんにも“五代友厚ってこんなことを書くような男なんだよ”って言ったら、彼も“すごいですね”と。そのときに“僕、儒学を勉強しているんです”ということを言っていました。“そのなかにいろんな教えがあって。いろんなことを知りたいから”とね」主演として、春馬さんは共演者たちをサポートしていたようだ。「リハーサルのとき(三浦)翔平くんがほかの仕事があって来れないときがあったんです。そうしたら春馬くんが“監督、心配しないで。翔平と連絡をとって、東京で翔平のいなかったぶんを読み合わせしておくから”と言ってくれたんですよ。そんなことふつう、役者さんが友人同士でもなかなかしません。それで、次のときに、読み合わせをするとバッチリなんです。それで“翔平くん、できてるじゃない”と言ったら、“春馬と東京で練習しました”って言っていて。春馬くんだけでなく、三浦翔平くん、西川貴教くんと、時代劇の経験のあまりない人たちが、今回は見事に時代劇に溶け込んでくれて、生き生きと芝居をしてくれているんです。みなさんが委縮せずに、伸び伸びと演じてくれていると思います。“京都(松竹撮影所)は怖いところだと聞いたんですけど、実際やってみたら温かくていいところでした”って、春馬くん含めて、みんなそういうふうに言ってくれましたね」春馬さんのことを話すのはやはりつらい、という監督。それでも取材に答えてくれたのは、ともに作り上げた映画『天外者』を多くの人に見てほしいという思いがあるのだろう。「彼とは半年近い時間、会って打合せをして、こういう映画を作り上げてきたわけですから。彼に対する喪失感というものは、なかなか癒えるものじゃありません。ただ、もう間違いなく、彼と一緒にこの『天外者』をつくったし、そしてそれを一緒に支えてくれたほかのキャストのみんなも本当に一生懸命、彼と一緒に映画を現場で支えてくれました。だから、なんとか明るく前向きに映画の告知はしていきたいというふうに思っているんです」取材の終わり、田中監督から本誌記者に「宣伝お願いいたします」という一言。“春馬さんのぶんまで”、という気持ちが感じられた。本来であればいまごろ春馬さんも映画のPRのための取材やイベントで忙しく過ごしていたのだろうか――。
2020年12月18日アーティストの三浦大知が18日(21:08~)、KREVA Official YouTubeチャンネルの生配信「KREVA YouTube Live #8」のスペシャルゲストに登場する。2人はこれまでにも5曲のコラボ曲を発表しており、10年以上お互いを刺激しあってきた“盟友”。今回の生配信では、23日にリリースされるニューシングル「Fall in Love Again feat. 三浦大知」について2人で語るほか、ファンからのコメントにも答えていく予定。KREVAは「色々な企画を用意してお待ちしております!」とアピールしている。自身のYouTubeチャンネルで、MUSIC VIDEO公開や無観客での生ライブ配信、ビートメイク、リリック解説、ファンとのコミュニケーションなどを精力的に行ってきたKREVA。現在続々公開中の「Fall in Love Again feat. 三浦大知」のMUSIC VIDEOをゲストに鑑賞してもらう“リアクション動画”企画も各方面で話題に。KREVA自身が監修し撮影・編集まで行い、女優の川口春奈、声優の宮野真守など豪華メンバーが登場している。
2020年12月17日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、三浦翔平、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。キャスト陣はそれぞれに「春馬さんから『伊藤博文を悠希がやるって聞いて、すごく心強い』と連絡を受けまして、これはちょっと頑張らないと思って演じてた」(森永)、「英語を習ってた先生が一緒で、一緒にワークショップを一緒にしたりして『レベルが高いな、すごいな』と思ってたら、お芝居でも英語を使ってたので、『私も、もっと英語を頑張ろう』と思った」と三浦春馬さんとの思い出を語る。五代友厚の母役を演じた筒井は、「エジソンとか手塚治虫さんとかレディ・ガガさんとか」と天才の母親を参考にしたというが、「1番助けてくれたのが春馬くんで、撮影に行った時に駆け寄ってきてくれて、『筒井さん主演の映画見ました。素晴らしかったです」と言ってくださって。本当に心遣いが嬉しくて、私も春馬さんの大好きな作品のことをお話したんです」と振り返る。「『今でもDVDで見るんですよ』と言ったら、『あの時は難病の役で、入り込みすぎちゃって、周りに迷惑かけたかな』なんて言って、その姿が本当にひたむきでかわいらしくて、本当に友厚だなと思ってしまって……」と言葉を詰まらせ、「役作りすることなく、彼に寄り添えば役になれると、本当に感謝しています」と心境を吐露した。また、三浦春馬さんと高校の同級生で、今作では「ほとんど春馬くんと同じシーンだった」という蓮佛。「春馬くんと一緒に墨絵を描くシーンがあって、役柄的にずっと心配してたりすることが多かったので、絵を描いているシーンだけは心から穏やかな気持ちになれた。監督とも『ラブシーンみたいに撮りたいね』とお話しながらやらせてもらえたので、個人的に友達ということもあったので、『大人になったな、私たち』という気持ちになりながら」と明かした。田中監督は、三浦春馬さんについて「残念ながら完成を見ずで、アフレコの時に一部分を見ただけ。彼はにこやかに作品を見て『いや〜、あの時本当に僕、頑張ってたんですよ』と涙を浮かべていた」と様子を語る。「『すいません、すごい頑張ったので感激しちゃいました』と言っていて、本当にこの作品について、真摯に頑張ってたんだなと思いました」と作品に懸ける思いを表した。最後に三浦翔平は、観客に向けて「泣いていいと思います。その気持ちを決してネガティブな方に引っ張らないでください」とメッセージ。「この映画の中で、三浦春馬はものすごい熱量で演じて、しっかりと生きてます。五代友厚の生き様を、春馬の生き様とともに目に焼き付けて」と語りかけた。
2020年12月12日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、三浦翔平、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。坂本龍馬役の三浦翔平は、「春馬とともに、今日は我々皆さんとここにいるので、短い時間ですがよろしくお願いします」と挨拶。「もともと龍馬の役については、春馬とご飯を食べていた時に『今回、天外者という映画で、僕が五代という役をやるんだけど、坂本龍馬を翔平にやってほしいんだ』という話を聞いて」と振り返る。「(出会って)10年以上経ったから、一緒にやりたいねと言ってて、『春馬が言ってくれるんだったら、それはやりますよ。じゃあ正式にオファー待ってます』というところから始まったんです」と明かした。さらに「現場に行けない時、なかなか会えない時に、春馬が『読み合わせしよう』と言ってくれて。サーフィンに行く車の中とか、電話とか、会えない時間があったら作って読み合わせをして、2人でやっておいて現場に入ったという感じですね」とエピソードを披露。「僕の龍馬は春馬がいたからできた龍馬なので、本当に感謝してます」と語った。田中監督も「リハーサルに翔平くんがいない時なんかは、不安になるじゃないですか。そういう時に春馬くんが『監督、大丈夫、安心して。翔平にちゃんとこの雰囲気を伝えて読み合わせしとくから』と言ってくれて」と感謝。「次来た時は完璧に役になって、翔平くんが作ってきてるので、いいコミュニケーションをとって、座長として素晴らしい役目を果たしてくれた。主演・三浦春馬という感じですね」と絶賛する。また高校の同級生であり、夫婦役となった蓮佛も「私も正式にオファーをいただく前、ご飯に行った時におもむろに企画書を取り出して『今度こういうのやるんだけど、やらない?』と言うから、『いつからプロデューサーになったの?』みたいな」と笑顔を見せ、田中監督は「ずっと前から」と一言。田中監督は「本当に配慮の男なんですよ。彼は影でちゃんと支えてくれていた。こういう話を聞くのはこのキャンペーンになってからなんです」としみじみしていた。改めて三浦翔平は「彼はね、もう本当に自分のことよりも、共演者だったりスタッフさんだったり、そういう方たちを自分以上に見て、自分以上に大切にしてる人だったので。常に誰かのことを気にかけて、常に周りのことを見て、誰かが元気なさそうにしたら駆け寄って『どうしたの?』と声をかけるような男。座長としてもだけど、人として本当に素晴らしい男です」と語る。さらに「完成作を見た三浦春馬さんがどんな感想を持つか?」という質問には、「何て言うんだろうな。多分そこにいると思うんですけど、照れてんじゃないですか」とにやり。「幕が開いてみなさんにお届けできたことを誰よりも感謝してると思うし、誰よりも悔やんでるかもしれないし。でもたぶん爽やかな笑顔で『ありがとう』と言ってるんじゃないですか」と予想した。フォトセッション時には、三浦翔平が周りに話しかけて、主演である三浦春馬さんの場所を空けての撮影も。最後にはMCから登壇者の名前が読み上げられた後に、「主演・三浦春馬さんでした!」という紹介がなされた。
2020年12月12日現代日本の基礎を築いた男、五代友厚。そのエネルギー溢れる生き様と功績をなぞり、一時代の若き灯火を見届けて。映画『天外者(てんがらもん)』に出演する三浦翔平さんにお話を伺いました。幕末から明治にかけて、日本の未来のために生き抜いた実業家・五代友厚と仲間を描いた『天外者』。五代を演じた三浦春馬さんと坂本龍馬を演じた三浦さんのお二人も、役同様10年来の「盟友」です。――作品に参加することになった経緯は?春馬から「龍馬を、気心の知れた翔平にやってほしいんだ」と言われて「一緒にやりたいね」と二つ返事で答えました。共演した『ごくせん』以来、お互いが積み重ねてきた10年分の力をこの作品で出そうよって。――演じた坂本龍馬はあまりにも有名です。『龍馬伝』の福山雅治さんだったり、いろんな先輩が演じてきている偉人なので、歴史を勉強しながら、何が正解なのかわからなくなってしまったんですよね。どうやっても誰かの龍馬になってしまいそうで…。――吹っ切れたきっかけは?撮影前に、龍馬のお墓が隣接する「霊山歴史館」や暗殺されたと伝わる場所などを巡る時間が持てたんです。お墓の前でしばらく物思いにふけっていると「役を作り込みすぎて、それに引っ張られるのも違うな」と感じたんですよね。そこには龍馬の魂のような、目には見えないけれども、時代を超えて感じさせる何かがありました。なので、あえてフランクに現場に入り、いざ、撮影が始まってからは、春馬が演じる五代才助(のちの友厚)との関係性の中で、僕なりの龍馬を作り上げていきました。――ものすごいパワーを感じました。けっしてパワフルに演じようと思ったわけではないですが、才助、龍馬、(岩崎)弥太郎(西川貴教)、利助(のちの伊藤博文/森永悠希)と、「新しい日本を作るんだ」という同じベクトルに向かう仲間が集まると、とてつもないエネルギーが生まれるんですよね。無謀に思えることにもチャレンジして、「誰に何を言われようと、絶対に俺たちが世の中を変えるんだ」という気持ちは出せたのかなと。4人で鍋を食べるシーンは、好きなシーンのひとつです。通称“鍋リハ”で(笑)、4人一緒にセッションしながら作れて楽しかったですね。――4人でごはんを食べたことは?スケジュールが合わず全員は揃わなかったですが、3人ずつ食べに行ったことは何度かありました。鍋のシーンにある「うまいのう」という方言を使ってみたり、豪快に飲みながら作品について語ったり(笑)。本来なら、この取材に春馬もいて、「今日は何食う?」なんて話してたんだろうな。ただ春馬は、全身全霊をかけて挑んだ五代という役とともにスクリーンの中で生きているんでね。五代、そして、春馬が遺してくれた想いを受け取ってほしいです。――「男女関係ない自由な国」を目指し、勉強したがる遊女のはる(森川葵)に本を贈ったり、女性に寄り添う五代も素敵です。何十年先、何百年先を見ていた人間だからこそ出てくる強い言葉ですよね。はるからは、身分格差の激しかった時代に女性が学ぶことへの自由を想う強い意志が感じられます。その頃と比べれば今は、だいぶ違いますけど、もっと日本が変わってもいいと思うんです。僕個人としては、もっと男が子育てをしやすい社会になればいいのになって。子供と一緒にいる時間って、楽しくて仕方ないですよ!命懸けで世を変えるエネルギーを体感。激動の時代に、新しい日本を作ろうと、己の命をまっとうした五代らの熱量と高い志が胸を打つ。「彼らが作ってくれた未来、つまり僕らが生きている“今”に感謝して、これからの日本をもっと真剣に考えていきたいです」©2020「五代友厚」製作委員会みうら・しょうへい1988年6月3日生まれ、東京都出身。2008年『ごくせん』第3シリーズで俳優デビュー。今年主演を務めたドラマ『M 愛すべき人がいて』が話題に。ジャケット¥354,000パンツ¥135,000シャツ¥58,500ネクタイ¥30,000(以上ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク TEL:0120・203・718)ベルトはスタイリスト私物『天外者』タイトルは「てんがらもん」と読み、鹿児島弁で“すさまじい才能の持ち主”という意味。ずば抜けた頭脳と、夢を実現させる大胆な行動力の持ち主、五代友厚を表す。12/11よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・根岸 豪ヘア&メイク・清水恵美子(マロンブランド)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月05日2020年12月4日、俳優の大泉洋さんが所属事務所のウェブサイトにコメントを投稿。同年7月に亡くなった、三浦春馬さんへの想いをつづりました。大泉洋「本当に真面目でいいやつで、素晴らしい役者」同日、特別番組枠『金曜ロードシネマクラブ』(日本テレビ系)では、大泉さんが主演を務めた映画『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』が放送。この作品は実話が元になっており、大泉さんは『筋ジストロフィー』という、難病に指定された遺伝性筋疾患と闘う、鹿野靖明役を演じていました。地上波で初放送される映画に対し、大泉さんは次のように明かしています。筋ジストロフィーという難病と闘った鹿野靖明さんと、彼を支えたボランティアのみなさんとのお話です。この映画を撮って、僕は「出来ない事は人を頼ってもいいんだ」と、思うようになりました。人に迷惑をかける事を恐れる必要はないんだと思うようになりました。そのかわり、人に頼られた時には小さなことでも、何かしてあげられる人になりたいとおもうようになりました。少しでも多くの人に見てもらいたい映画です。CREATIVE OFFICE CUE Official websiteーより引用そして、この作品では、大泉さんが演じる鹿野をサポートするボランティアの医大生・田中久役を、三浦さんが演じていました。大泉さんは、三浦さんとの思い出や自身の想いを、次のようにつづっています。この映画の北海道での撮影で、三浦春馬くんと、豊平川の河川敷を毎日のように一緒に走った事が昨日のことのように思い出されます。自分は特に痩せなきゃいけない役でもなかったのに、僕と一緒にずっと走ってくれました。本当に真面目で、いいやつで、素晴らしい役者でした。12月11日には彼の最後の主演映画、『天外者』が公開になります。今日のこんな夜更けにバナナかよと共にどうぞこの映画も皆さんの心に刻み込んで下さい。彼は数々の作品とともに僕らの胸の中で永遠に生き続けてくれるはずです。CREATIVE OFFICE CUE Official websiteーより引用役作りのため、毎日河川敷を走っていたという大泉さん。特に減量を必要としていない三浦さんも一緒になって走ってくれたといいます。大泉さんはそんな三浦さんのことを「本当に真面目でいいやつで、素晴らしい役者」と称え、「数々の作品とともに、僕らの胸の中で永遠に生き続けてくれるはず」と、強いメッセージで締めくくっていました。大泉さんの言葉に、ネット上ではさまざまな声が上がっています。・大泉さんのブログを見て、声を出して泣いてしまった。三浦さんへの愛ある言葉に、胸がいっぱいになりました。・三浦さんが大泉さんと楽しそうに走る姿を想像して、涙があふれました。きっと彼にとっても、幸せな時間だったと思います。・同じ日に大泉さん主演の映画も公開されるのに…。三浦さんの最後の作品のことにも触れてくれて、ありがとうございます。大泉さんのいう通り、三浦さんはこれからも、数多くの作品や人々の心の中で生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年12月05日「僕もうれしいです。ああいう父母みたいな仲のいい夫婦になれたら本当にいいな、と僕らも思っているので」誇らしげにこう語るのは三浦友和(68)と百恵さん(61)の長男で歌手の三浦祐太朗(36)。友和&百恵さんは明治安田生命が行っている「理想の有名人夫婦ランキング」で15年連続1位に輝き、殿堂入りを果たしたのだ。11月下旬、パーソナリティを務めるラジオ番組の生放送後に両親の快挙について語ってくれた祐太朗だが、彼自身も今年6月に人気声優・牧野由依(34)と結婚したばかり。幸せな新婚生活を送っているようだ。「祐太朗さんのラジオ番組に牧野さんが出演したことで出会い、交際に発展。もともと祐太朗さんがアニメオタクだったこともあり由依さんにはベタぼれ。共働きではありますが、合間をぬって定期的にデートをしては2人の時間を作っていますよ」(祐太朗の知人)本誌も8月、仕事終わりに自宅近くのすし店でデートする2人の姿を目撃している。結婚後も着実に絆を強めている祐太朗だが、目標にしているのはやはり11月に結婚40周年を迎えた偉大な両親だ。「百恵さんは人気絶頂だったにもかかわらず、結婚を機に芸能界から完全に身を引いて主婦業に尽くしてきました。友和さんもそんな百恵さんへ感謝を常に伝えていますし、結婚してから1度も夫婦げんかをしたことがないそうです。また月に1回は必ず2人でデートに出かけるという結婚当初からの夫婦ルールもいまだ健在。祐太朗さんが奥さんと2人きりで食事に出かけているのは、間違いなくそんな百恵さん夫婦の影響でしょう」(芸能関係者)8月31日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、祐太朗はこう語っていた。「『夫婦げんかは犬も食わない』と父がよく言っているので、その教えを忠実に守っていますね」結婚を機に芸能界から身を引いた百恵さんと、結婚後も精力的に仕事を続ける牧野。立場の違う2人だが、嫁姑仲は良好なようだ。「昔から子供の判断を尊重してきた百恵さんですから、働きながら家庭を支える由依さんのことも応援しているそうです。由依さんとよく連絡を取り合っていて、今ではLINEのスタンプを送り合う仲だと祐太朗さんも話していました」(前出・祐太朗の知人)今も寄り添い続ける両親の背中を追う祐太朗。しかし、かつては“百恵さんの息子”と呼ばれることへの葛藤を抱いていた。「歌手デビュー当時の祐太朗さんは、“七光り”と呼ばれることを嫌い、三浦という姓を隠して活動していました。大きすぎる両親の存在がプレッシャーになっていたそうです。しかし、年を重ねるにつれ両親のすごさを実感し、最近では百恵さんのカバーアルバムも発売。“百恵さんの息子”としての覚悟ができたのでしょう」(音楽関係者)今回、目撃した祐太朗の左手薬指にはきらりと光る結婚指輪が。実は、この指輪にも両親との絆が宿っているという。「祐太朗さんの結婚に際して、百恵さんは両家のイニシャルである“M”の文字がデザインされた純白のリングピローを手作りしてプレゼントしました。また、百恵さん夫婦は結婚10周年ごとにペアリングを作って贈っています。そんな姿を見て育った祐太朗さんにとって指輪というのは“家族愛”を象徴するものなのでしょう」(前出・芸能関係者)そして、祐太朗が両親から受け継いだものがもう1つあった。「10月20日に祐太朗さんは生まれ育った国立市の観光大使に就任しました。『国立の“落ち着き”と“品”というよさを発信できたら』と意欲を見せています。友和さんも地元への思いは強く、今年は国立市のシルバー人材センターの設立40周年を祝う記念冊子に登場して『しみじみいい所だよねって思うわけです』と“郷土愛”を語っていました。祐太朗さんとしては、これからは“父に続き、僕も国立を盛り上げていく”という思いなのでしょう」(前出・祐太朗の知人)最後に記者が祐太朗の“理想の夫婦像”について尋ねると、顔をほころばせながらこう語った。「両親が僕ら夫婦の手本ですから。本当に仲よしなんです」両親から“2つの愛心”を継承した祐太朗。祐太朗夫婦が、令和の「理想の夫婦」としてランキング入りする日を両親も願っているはずだーー。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月03日「ショックで体が震えました。報道を見て知ったんですが“嘘だ、絶対に信じられない”と……」今年7月に三浦春馬さん(享年30)の訃報を聞いたときの悲痛をそう語った、映画監督の田中光敏氏(62)。メガホンをとった12月11日公開の映画『天外者(てんがらもん)』は、春馬さんの“最後の主演映画”に。「この作品に取り組む彼は、本当に前向きでしたから。真摯に役に向き合って、勉強して、努力してくれて。撮影所に入ってきたときも、ものすごく明るくて。やる気満々、という様子でした」春馬さんが演じたのは、幕末から明治初期を駆け抜けた傑物・五代友厚。撮影は、昨年10月から11月にかけて行われた。「春馬くんにとっては、時代劇で主演をやるのも、殺陣をやるのも初めて。殺陣は本当に一生懸命してくれて。実はクランクインが当初の予定から1年ずれたのですが、その間も練習してくれたり、薩摩の武士であればどういう殺陣をすべきなのかというような、歴史の勉強までしてくれていたんです」五代友厚は薩摩藩士から明治政府の役人を経て実業家となった人物。五代についても熱心に資料を読み込んでいる様子だったという。「五代友厚に関する本は『幕末を呑み込んだ男』や織田作之助さんの『五代友厚』なんかがあるんですが、そういったものを“全部読んだ”と言っていました。“春馬くん、僕よりも本読んでるんじゃないの?”と言うくらいでしたね」春馬さんが、いかに深く役に向き合っていたか。そのこだわりと熱心さを示すエピソードもある。「ハンカチで口元を押さえるシーンがあるんです。彼からの提案でそれを“藍染めのハンカチにしたい”と。五代友厚が藍染めを広めていくことに尽力された方だということを彼は知っていたんですね。それで“五代友厚にかかわる人たちが藍染めをやっているから、それを使えるように考えてくれないか”と。春馬くん自身が映画の準備をしているなかで知り合った方のようなのですが、藍染めの作家と撮影準備の合間に連絡を取りながらハンカチのデザインを決めて、僕に提案してくれたんですよ。“監督、どれがいいですか?”と。本当に一生懸命な男なんです」撮影は、京都の松竹撮影所で行われた。ここはいわば“時代劇の本場”。その道の熟練スタッフが顔をそろえており、東京から時代劇に慣れない役者が行くと、シビアに迎えられることも少なくない。「松竹撮影所のスタッフたちは、最初、現代劇を多くやってきた春馬くんを“本当に時代劇の主演ができるんだろうか”という目で見ているんですよ。でも初日から数日間で“ああ、すごい”と。“体も切れて、役者としての責任感もあって、懐ろも大きい、殺陣もできる、そういう時代劇の役者が久々に現れたな”とか、“春馬くん、これから時代劇の主演が増えるんじゃないか”って、本当にみんなが口々に言っていたぐらい、堂々とお芝居をしていました」春馬さんは、田中監督に“将来の展望”も語っていたという。「“最近は海外に行く日本の役者さんも増えているけれど春馬くんはどうなの?日本映画界だけ、日本のなかだけでやろうとしているの?”と僕が聞いたときに、“いや僕は海外に行きたい。役者として世界に出たいんです。英語も勉強しているし、中国語もだいぶ勉強したんです”というようなことは言っていました。“そのためには日本の文化をしっかり勉強したい”とも。“武士道に通じる精神や考え方があるんじゃないかと思って”と、儒学を勉強しているとも言っていましたね。“だから監督、この映画もどこか海外上映とか、そういうのも考えてもらえませんかね”と、笑っていたのを思い出します」「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月03日映画『天外者』の完成披露試写会が12月11日に行われた。このなかで三浦翔平は「それぞれが想いを抱えて、この場に立っております。彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量を目に焼き付けてほしいです」と三浦春馬さんを思い浮かべてコメントした。激動の幕末から明治初期にかけ、日本の未来のために駆け抜けた男・五代友厚の物語を、『利久にたずねよ』『海難1890』を共に生み出した脚本・小松江里子、監督・田中光敏の名コンビがオリジナルストーリーで映画化した本作。武士の身でありながら、大阪を「東洋のマンチェスター」に発展させるため実業家に転身し、現在の大阪証券取引所や大阪商工会議所、大阪市立大学などの組織や企業の設立に尽力した五代を演じるのが、三浦春馬さんだ。今回のイベントには、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中監督の7名が登壇した。まず始めに田中監督は公開を目前に「感無量です。これだけの沢山のお客さんの前で、今年こうやって公開できるというのは、夢のような瞬間です」と挨拶。近代日本の基礎を作った偉人を演じる上で苦労した点やこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦は「色々な先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかと考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と語った。西川は「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれていたと思いますが、一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力、愛嬌の部分を表現しようと思いました。あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめです(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた五代友厚。女性から見た魅力とは何かと聞かれた森川は「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分が素敵。男性としても人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井は五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、色々なリサーチをしました。エジソンの母やレディ・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっていますが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで。そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。また蓮佛は「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです。そんな中、正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役。嬉しかったです」と話した。また撮影中のエピソードについて、森川は「ほとんど三浦さんとの芝居でしたが、必ず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強くコメント。森永は「ふんどしになって、弥太郎さんに水をかけられるシーンがあるんですが、西川さんに、「薄っ!」って言われまして……。細いならまだしも、薄いって……(笑)。それをきっかけに筋トレ始めました」と話すと西川は「はんぺんみたいだった(笑)」と続け、またも会場を笑いに包む。そして三浦春馬さんのキャスティングについて監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」と大絶賛していた。また最後に三浦は“今見るべき映画”と謳う本作について「それぞれが想いを抱えて、この場に立っております。こうして、お披露目ができていることが本当に嬉しいです。上映の後に色々な感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と話し、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』12月11日(金)全国公開
2020年12月01日三浦春馬さんが近代日本の未来を切り開いた“五代友厚”を演じる『天外者』の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木にて行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督の7名が登壇した。100年以上前に、いまの日本の基礎を作った偉人たちを演じる上で苦労した点や自分なりにこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦翔平さんは「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかとすごく考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と話す。三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎を演じた西川さんは「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれてたところが多かったと思うが、でも一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力があった方、愛嬌というそういった部分を表現しようと思いました」とコメント。「あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめでした(笑)」と、お茶目に話すと会場の笑いを誘った。筒井真理子、三浦春馬の母役はレディー・ガガの母を参考に!?また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた“人間=五代友厚”について聞かれた森川さんは、「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分がすごく素敵だな思いました。男性として人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井さんはそんな五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、いろんなリサーチをしました。エジソンの母やレディー・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっているが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで、そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです」と明かした蓮佛さんは、「正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役で、本当にうれしかったです」と述懐。森川さんは撮影中のエピソードについて聞かれると、「ほとんど三浦さんとの二人芝居でしたが、かならず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強く話した。「三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしている」と監督そして、三浦春馬さんを“武士の魂と商人の才を持つ男“五代友厚にキャスティングしたことについて、監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」とふり返りながら絶賛を惜しまない。最後に、“いま見るべき映画”と謳う本作について三浦翔平さんは、「それぞれいろんな思いを抱えて、この場に立っております。こういう場でお披露目ができていることは本当に嬉しいです」と打ち明ける。「このあと上映を見終わったあとに、いろんな感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と続け、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年12月01日「今になってファンの方の要望が多くなって、こうしてリバイバルされるんですから……。春馬の人徳ですし、喜びに堪えません」こう語るのは、三浦春馬さん(享年30)が所属していた児童劇団の社長・加藤麻由美さんだ。11月11日、「NEWS ポストセブン」で三浦さんの出演映画「森の学校」が12月から公開されると報じられた。同作は18年前の作品で、当時の三浦さんは12歳。ファンからの要望が多数寄せられたことで、再上映が決定したという。加藤さんは嬉しさのあまり、涙ぐみながら当時の秘話を本誌に話してくれた。「監督の西垣吉春さんは、当校で大阪校の講師を務めていました。その関係で、春馬も授業を受けていたんです。西垣さんが『春馬を主役で撮りたい』と映画のお話を持ってきてくださって、そこからこの映画はスタートしました」戦前の田舎暮らしをテーマにした「森の学校」。それにちなんで、三浦さんには“丸坊主で出演”との条件が言い渡された。「当時の春馬は長髪で、思わず『ええ〜!』と驚いていました(笑)。初めは坊主が嫌だと言っていたんですが、私は大賛成。『アイドル子役でデビューはいつでもできるけれど、お芝居の基本をしっかり学ぶのが大事よ』と言い聞かせました」兵庫県の丹波篠山で20日間にわたってロケが行われた。自然に囲まれての撮影を終えると、三浦少年に変化があったという。「『森の学校』は男の子と生き物の話で、春馬は山で育ったヤンチャな子供役。さらに撮影は、ベテランの講師がずっと付きっ切りでした。そんなこともあって20日後、撮影終了後に戻ってきたときには何だかたくましい男の子に成長してましたね」加藤さんは懐かしそうに当時を回想し、最後にこう語った。「春馬は小学校の授業が終わると、駆け足でスタジオに飛んできていました。私は彼に惚れてしまって、特待生扱い(笑)。お母さんが忙しいときは、『今日は先生の家に泊るよ』と伝えて私の自宅で一泊することもありました。そんな当時の春馬の姿を、多くのファンの方は知らないはずです。小学5年生の“俳優・三浦春馬”をぜひ見届けて欲しいです」
2020年12月01日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の完成披露試写会が30日に都内で行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。遊女・はる役の森川葵は、美しくデコルテを露出した華やかな赤のワンピースで登場し、背中の刺繍も繊細に観客を魅了する。主演の三浦春馬さんについて「2人きりのシーンばっかりだったので、『今の芝居、すごいよかったよ』とか、必ず一言をかけてくださって。なかなか人にそういう言葉をかけるのって難しいじゃないですか。その言葉で次のシーンも頑張ろうと思える」と感謝した。また、役作りについて「色々あるから4日間くらい食べるのをやめていたんですけど、ぽろっと言ったら(三浦春馬さんが)『その意識がすごいよ〜』と言ってくださったり」と明かす森川。「一言一言が優しくって、私もこれからは人に対して、春馬さんを見習って思ったことがあれば伝えていこうと思いました」と語った。
2020年11月30日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の完成披露試写会が30日に都内で行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。坂本龍馬を演じた三浦翔平は、「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるかなと考えてたんですけど、三浦春馬くんがいたからこそできた龍馬だと思っています」と感謝。岩崎弥太郎役の西川も「春馬もそうですし、現場の空気が本当によかったんですよね。息の合った空気の中で、集中させていただいて、短い撮影期間ではあったんですけど、それぞれの役に集中できるように、中心で春馬が頑張ってくれてる姿がみんなの励みになっていたと思います」と振り返った。田中監督は三浦春馬さんについて「大人の男性の魅力があって、それでいて美しくて、芯がしっかりある。そういう役者。彼に五代友厚をぜひともやってもらいたいという思いはありました。第一印象で『こんなに綺麗な大人になれるものなのか』というくらいに思って、彼にオファーしてよかったと思った作品でもあります」と語る。三浦翔平は、集まった観客に「僕ら全員、色んな思いを抱えてこの場に立っています。やっとお披露目ができることが本当に嬉しいです。きっと色んな感情を受け取ると思いますけど、どうか彼の熱量と、必死に生きた五代友厚という役柄の熱量をしっかりと目に焼き付けて帰って欲しいと思います」とメッセージ。田中監督も「主演の三浦春馬はここで本当に素晴らしく最高の芝居をしています。ここにいる役者の方々もしっかりと主演を支え、『天外者』という物語を演じきっている。その素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と語りかけた。
2020年11月30日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の完成披露試写会が30日に都内で行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。五代友厚の理解者である妻・豊子を演じた蓮佛は、三浦春馬さん演じる五代について「目を見れば大丈夫だと思えるような五代さんで、そこが魅力だなと思ってお芝居していました」と振り返る。三浦春馬さんについては「高校の同級生で、10年前くらいにも学園ものの映画で一緒にお仕事させてもらった」という蓮佛。「撮影前に個人的に嬉しかったのが、正式に事務所を通してのオファーをいただく前に、本人が『蓮ちゃん、この役やってくれない?』と声をかけて来てくれたこと。そういう経験がなかったので、同級生で友達から『一緒にまた仕事しない?』って」と明かす。「結果、夫婦役でまた一緒にやれたということがすごく嬉しかったので、現場でも教室にいるみたいな感じでしゃべってました。嬉しかったです」と絆を見せた。
2020年11月30日五代友厚を演じる主演・三浦春馬をはじめ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵らが出演する、12月公開の映画『天外者』。この度、「約束編」、「決意編」、「友情編」と題した3本のWEB限定15秒スポットが到着した。まず「約束編」は、夢見ることを望み強く生き抜く遊女・はる(森川さん)の手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」という五代の問いかけに、「二人で海が見たい」と答えるシーンからスタート。はるを背負い涙を流す場面や、「俺についてこい!」と熱弁する姿が収められている。また、五代が“天外者”だったことが伺える、父(生瀬勝久)が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」と語るシーンから始まる「決意編」では、自らの髷を刀で切り落とす、決意が垣間見える。そして最後は、志を共にする坂本龍馬(三浦翔平さん)、岩崎弥太郎(西川さん)、伊藤博文(森永さん)らが登場する「友情編」。若かりし頃の伊藤博文が憔悴した様子の岩崎弥太郎を鼓舞し、4人が鍋を囲み、また、五代と龍馬が笑い合うシーンなど、彼らがそれぞれの熱い思いを胸に、友として激動の時代を駆け抜けたことが分かる映像となっている。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年11月24日2020年11月20日に放送されたバラエティ番組『爆報!THEフライデー』(TBS系)に俳優の三浦翔平さんが出演。過去に、『ワケあり物件』に住んでいたことを明かしました。三浦翔平、タクシーの運転手のひと言で引っ越しを決意当時、『ワケあり物件』とは知らずに立地の条件もよく、角部屋で家賃が安かったという理由からその家を選んだという三浦さん。しかし、三浦さんの家に遊びに来る友人たちはたびたび、怪奇現象を目撃しており…。最初はそこが家賃が安いかっていう理由で住んだんですけど、角部屋だし広いしすごく立地がよかったんです。友人が何人か泊まりに来ている時に、みんながみんな「なんか子供の足音が聞こえる」だの「金縛りにあう」だの「廊下で黒い渦の中から人が出てきた」だの。やたらそういうのが(多くて)、僕だけ感じてなかったんです。爆報!THEフライデーーより引用三浦さんだけ感じなかったのか、友人たちは科学では証明できないような怪奇現象に遭遇。ある日、三浦さんがタクシーで家に帰っていると運転手から衝撃的なひと言を聞いたのです。ある日、タクシーで家で帰っている時に「次のところ右に曲がってください」っていったら運転手さんが「あ、元病院のところですね」っていったんですよ。それで全部つながって。それで結構調べたら小児科病院の跡地で、すぐ引っ越しましたけど。爆報!THEフライデーーより引用三浦さんが住んでいたのは、小児科病院の跡地。魂が成仏できなかった子供たちがずっと、その土地にいたのかもしれません。そこに三浦さんの家が建って、遊びに来ていたのでしょうか。三浦さんは、運転手のひと言で引っ越しを決意したといいます。視聴者からは驚きの声が上がっていました。・跡地まで確認して引っ越しをしないといけないね。・本人が何も感じてなくて立地がいいなら、そのまま住むという選択肢もあったのかな。・そんなことがあるんだ。跡地ならあり得るかもしれない。病院の跡地は、公園になったり商業施設になったりするところが多いようです。三浦さんの友人たちは、肝が冷えたことでしょう。何か身に危険が及ぶようなイタズラをする子供たちじゃなくてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月21日三浦春馬さん主演の映画『天外者』は、幕末から明治初期、混沌と不安の時代を生きた五代友厚の一生を描いた物語。今回は三浦さんが熱演を見せた、新しい時代を作ろうとしていた五代友厚という人物を深掘りする。「西の五代、東の渋沢」と言われながら…激動の幕末から明治初期、日本の未来のために駆け抜けた男・五代友厚。武士の魂と商人の才を持つ五代は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都・大阪の基礎を作り上げた。近代日本経済の基礎を構築し、また現代日本の繁栄に非常に大きくかかわった人物であるにも関わらず、歴史の中でも大きく取り上げられてはこなかった。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015~2016)では、ディーン・フジオカがこの五代友厚を好演し、“五代様”が社会現象となったが、彼自身について詳しく知る人は少ないのでは?近年は多くの人の研究により、その真価が再認識されている。「実もいらぬ、名もいらぬ、ただ未来へ…」と、ひたすら大いなる目標に向かったその志と熱い思いが、本作で解き放たれる。坂本龍馬&勝海舟らと交流…知られざる偉人「五代友厚」とは?近代日本経済の基礎を構築し稀代の“天外者(てんがらもん)=凄まじい才能の持ち主”と呼ばれた五代友厚。土佐の坂本龍馬、岩崎弥太郎、長州の伊藤博文ら同年代の若者たちと学び、遊び、夢を語りあい、さらには高杉晋作、勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、大隈重信、トーマス・グラバーといった日本を語る上で欠くことが出来ない偉人・傑物たちとも交わり、友として彼らを支えた。武士の身でありながらも上海に渡って蒸気船を購入し、海外貿易による商業立国を説き、イギリスへ留学生を送り出し、自らもヨーロッパを視察。まさに五代は、「誰もが夢を見ることが出来る国」を作るべく、世界中の知見を手に入れ、また大久保らを支え殖産興業などに邁進させた。明治政府が誕生すると政府役人となるが、大阪を「東洋のマンチェスター」に発展させるべく実業家に転身。明治11年には大阪に商法会議所を作り、貨幣造幣局の設立、電信・鉄道・紡績・鉱山など多くの事業を精力的に手掛け、現在の大阪証券取引所、大阪商工会議所、大阪市立大学など膨大な数の組織や企業の設立に尽力した。明治11年には大阪に商法会議所を作った際には、自ら会頭に就いた五代。同時に株式取引所も創設させ、大阪財界を復興させる。同年東京では、渋沢栄一が東京商工会議所を創設しており、「西の五代、東の渋沢」と呼ばれるように。渋沢よりも4年早い明治2年には民間に転じていた五代は、時代の一歩先を見据えて新しい時代を作ろうとしていたようだ。“いま”にも生きる「志」、だからこそ“いま”観るべき映画現代日本の繁栄の礎は、五代と渋沢の2人がいたからこそ実現したといっても過言ではない。自然災害や新型コロナウイルスなどの危機に瀕しているいま、危機の時代に夢を見ることができる国を作ろうとした五代に学ぶべきところはたくさんあるだろう。さらに映画のラストシーン、三浦さんの魂がこもった演技も見逃せない。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年11月18日2020年11月15日に放送されたバラエティ番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に、俳優の三浦翔平さんが出演。同年7月の三浦春馬さんの訃報を受けて気付いた『大切なこと』を語り、その内容が「考えさせられる」と話題になっています。友達だからこそ、大切にしたいこと三浦翔平さんは、2008年に放送されたドラマ『ごくせん』第3シリーズ(日本テレビ系)で三浦春馬さんと共演以来、親交が深かったといいます。訃報の直後、その深い悲しみをInstagramでつづっていました。満面の笑み浮かべる三浦春馬を写した『1枚』三浦翔平の投稿に、涙誘われる番組内で、三浦翔平さんは仲のいいグループのメンバーとして、俳優の佐藤健さん、城田優さん、ロックバンド『ONE OK ROCK』のボーカルのTakaさん、そして三浦春馬さんらの名前をあげました。20代前半は、ほかのメンバーとも集まることが多かったという三浦翔平さん。次第に仕事が忙しく会わなくなった人もいたようで、最終的に今のメンバーになったといいます。番組パーソナリティでタレントの上田晋也さんから「最近もそのメンバーと飲みに行ったりするか」と聞かれ、こう答えます。そうですね…。仲間が1人亡くなってしまったので、やっぱり「会う時間って大切だよね」って、改めて話し合ったりしています。本当に、「時間を作ってでも会わなきゃいけないな」と思います。おしゃれイズムーより引用親友の訃報の後、かつて三浦春馬さんもいたグループのメンバーと話し合う機会があったという三浦翔平さん。話し合いで、改めて仲間と過ごす時間の尊さを実感し「どんなに忙しくても、大切な友人との時間をつくりたい」と感じたといいます。ネット上では、放送を見た人からこのようなコメントが寄せられています。・思わず胸が苦しくなりました。本当に大切な人には会える時に、会ったほうがいいですよね。・翔平くん、つらい中話してくれてありがとう。改めて家族や友人を大切にしようと思いました。・本当にその通り。春馬くんはみなさんの心に、生き続けていることでしょうね。三浦翔平さんが感じたように、仲間や家族との時間はかけがえのないもの。新型コロナウイルス感染症の影響で直接人と会うことは難しいですが、テレビ電話や手紙など別の手段を模索して、大切な人と思いを通わせることが大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月16日今回、ご紹介するのは、映画『魔女見習いをさがして』。大人気アニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズの最新作です。本作で声の出演を担当した、森川葵さんと三浦翔平さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・道端亜未(森川葵さん)、根岸豪(三浦翔平さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 72「子ども心を忘れた大人に観ていただきたいです」1999年よりテレビ朝日系列で放送された、TVアニメ『おジャ魔女どれみ』。心躍る魔法の世界とともに、子どもたちの悩みに寄り添った人間ドラマを丁寧に描き、放送当時は女児の9割が観たと称されるほどの圧倒的人気を獲得。2003年までに全4シリーズが放送されました。子どものころに『おジャ魔女どれみ』のファンだったanan読者も多いはず!現在でもアパレルとのコラボグッズやLINEスタンプの販売が行われるほど、絶大な人気を誇る『おジャ魔女どれみ』。その初回放送から20年を超えた今、完全新作映画として帰ってきました。主人公は、教員志望でありながらも、自信をなくして進路に戸惑う大学生・長瀬ソラ(声の出演/森川葵さん)、望んだ仕事についたものの、職場になじめず葛藤する帰国子女の会社員・吉月ミレ(声の出演/松井玲奈さん)、夢に向けて進学費用を貯めるも、ダメ彼氏に振り回されるフリーター・川谷レイカ(声の出演/百田夏菜子さん)という、人生に迷った3人の女性。年齢も性格も住んでいる場所も違う3人は、『おジャ魔女どれみ』をきっかけに出会い、ゆかりの地をめぐる旅のなかで、それぞれの大切なものを見出していきます。ーーおふたりは『おジャ魔女どれみ』シリーズの大ファンだとお聞きしました。森川さん 『おジャ魔女どれみ』の新作映画が製作されると知り、映画館へ観に行くことを楽しみにしていました。出演オファーをいただいたときには、本当に驚きました。三浦さん 僕は、『おジャ魔女どれみ』の新作映画のニュースを読んで、ひとりのファンとして、SNSで個人的に“楽しみです”と投稿したんです。そしたら、その後に出演オファーをいただき、「やります!」と即答しました。ーー出演が決まったとき、まわりの方の反応はいかがでしたか?三浦さん とくに妻(女優・モデルの桐谷美玲さん)が喜んでいました。『おジャ魔女どれみ』シリーズを観ていた世代ということもあって、「私は、全部の主題歌を歌えるよ」と言っていました。ーー全部とはすごいですね(笑)。三浦さんは、3人が旅の途中で出会う男子大学生・大宮竜一を演じています。ソラと大宮のちょっと切ないシーンも素敵でした。三浦さん ソラと大宮のシーンにも『おジャ魔女どれみ』らしさが出ていると思います。ーー脚本を読んだときの第一印象を教えてください。森川さん 私のまわりにも、映画の主人公たちと同じような悩みを抱えている友だちがいます。『おジャ魔女どれみ』を観て育った世代が、共感できる話だと思いました。ーー役柄とご自身との共通点を感じたところは?森川さん ソラは、リーダーシップを取るよりも誰かについていくタイプです。そこは自分と似ているなと思いました。三浦さん おんぷちゃん(『おジャ魔女どれみ』シリーズの人気キャラクター、瀬川おんぷのこと)推しというところです。大きな共通点だと思います(笑)。ーー声優のお仕事ならではの苦労を感じた瞬間は?森川さん 映像が完成前だったので、アフレコ用の映像を観ながら、キューランプ(声を出すタイミングを示すランプ)に合わせて声を出すことが難しかったです。実写ですと、自分の間でセリフを言うタイミングを決められますが、今回はそういうことができませんでした。三浦さん 普段やっているお仕事とはまったく違うジャンルですから、セリフを言うときは意識してひとつひとつの言葉をはっきりと発音するように心がけました。特に、声色をつかってお芝居をするところが難しかったです。ーー最後に、この作品の見どころや『おジャ魔女どれみ』ファンへのメッセージをお願いします。森川さん 主人公の3人は三者三様のキャラクターですが、お互いの違うところを認め合いながら、それぞれが自分の生き方を見つけていきます。この映画を観ると、もっと自由に生きて良いんだという気持ちになると思います。三浦さん 子どものころを思い出すような作品に仕上がっていると思います。子ども心を忘れてしまった大人の方々にぜひ観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話森川葵さんはもともとアニメ好きで、『おジャ魔女どれみ』シリーズ以外では『京騒戯画』の大ファン。仕事で忙しいときに観るのを止められなくて睡眠不足に陥ることもあるそう。「もし、魔法玉(『おジャ魔女どれみ』シリーズに登場する、魔法を使う際に必要なビー玉状の玉)が実在したとしたらどのような魔法に使いたいですか?」という質問に、「眠気をなくす魔法に使いたいです」と即答(笑)。それを聞いた三浦さんから「たくさん寝ましょう」とアドバイスされ、森川さんが「もっと寝るようにします」と言いながら照れ笑いする姿がとってもキュートでした!Informationおジャ魔女どれみ 20周年記念作品『魔女見習いをさがして』11月13日(金)より全国公開声の出演:森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、三浦翔平ほか配給:東映©東映・東映アニメーション森川葵さん 衣装協力:トップス ¥44,000 ジャケット ¥143,000 パンツ ¥68,000(RED Valentino/レッド ヴァレンティノ インフォメーションデスク 03・6384・3534) 左中指につけたリング ¥105,000(Fuligoshed/フーリゴシェド
2020年11月12日KREVAと三浦大知との最新コラボ曲「Fall in Love Again feat. 三浦大知」が、12月23日(水)にシングルリリースされることが決定した。KREVAと三浦大知は、2009年「Your Love feat. KREVA / 三浦大知」、2011年「蜃気楼 feat. 三浦大知 / KREVA」「H♡PE 」、2014年「全速力 feat. 三浦大知 / KREVA」 、2018年「Rain Dance MIYAVI vs KREVA vs 三浦大知 / MIYAVI」と過去に5度のコラボ曲を発表しており、10年以上もの間作品やライブ共演で互いを刺激しあってきた“盟友”。その2人の新曲「Fall in Love Again feat. 三浦大知」は、“コロナ禍を乗り越えて、また一緒に集まろう”という、ファンや仲間との絆・繋がりをラブソングという形で表現した楽曲となった。また、今作には現在配信中の「タンポポ feat. ZORN」も収録。それぞれのインスト音源と合わせて4曲入りCDシングルとなる。パッケージはスペシャルブック仕様の完全生産限定盤A / Bの2種で発売。完全生産限定盤Aには「Fall in Love Again feat. 三浦大知」「タンポポ feat. ZORN」のMVとメイキングに加え、今年6月に開催された無観客生配信ライブ”KREVA Streaming Live「①(マルイチ)」”で披露された全18曲のライブ映像を収録したDVDが付属される。本日「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ティザー映像が公開。併せてKREVA、三浦大知からのコメントも届いている。KREVA コメントレコーディングの時に大ちゃんが、この曲を皆さんの前で披露できる日が来たら号泣してるかも、というような話をしていて、自分はそれだけでもう泣きそうでした。いつかその日が迎えられる事を、そしてその後もずっと歌い続ける事が出来ると信じさせてくれる、強く優しい曲になったと思います。三浦大知 コメント久しぶりにKREVAさんと楽曲を制作させていただけてとても幸せでした。まだまだ大変な時期は続きますが、だからこそ今、この楽曲で皆さんと繋がる事が出来たら嬉しいです。「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ティザー映像リリース情報KREVA New Single「Fall in Love Again feat. 三浦大知」「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ジャケット2020年12月23日(水)リリース※完全生産限定盤A / Bの2形態■完全生産限定盤ACD+DVD / スペシャルブック仕様税抜5,908円■完全生産限定盤BCD / スペシャルブック仕様税抜1,908円【CD収録内容】1. Fall in Love Again feat. 三浦大知2. タンポポ feat. ZORN3. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Inst.)4. タンポポ feat. ZORN(Inst.)【DVD収録内容】 ※完全生産限定盤Aのみに付属1. KREVA Streaming Live 「① (マルイチ)」 at Billboard Live TOKYO 2020.6.2401. パーティーはIZUKO? ~2019 Ver.~ / 02. 国民的行事 / 03. 王者の休日 ~2019 Ver.~ / 04. 人生 / 05. 基準 ~2019 Ver. / 06. ストロングスタイル ~2019 Ver.~ / 07. One feat. SONOMI / 08. スタート ~2019 Ver.~ / 09. アグレッシ部 ~2019 Ver.~ / 10. 瞬間speechless / 11. かも ~2019 Ver.~ / 12. EGAO / 13. もしかしない / 14. トランキライザー ~2019 Ver.~ / 15. 素敵な時を重ねましょう feat. SONOMI / 16. 涙止まれよ feat. SONOMI / 17. ひとりじゃないのよ feat. SONOMI / 18. 音色 ~2019 Ver.~2. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Music Video)3. タンポポ feat. ZORN(Music Video)4. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Making)5. タンポポ feat. ZORN(Making)KREVA Digital Single「タンポポ feat. ZORN」※ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて配信中関連リンクKREVA OFFICIAL HP OFFICIAL FAN CLUB Official LINE BLOG Official YouTube Channel三浦大知オフィシャルサイト
2020年11月06日主演・三浦春馬が五代友厚を演じ、日本の未来を切り開いた彼の物語を初めて映画化する『天外者』より、心突き刺さる新場面写真が到着した。全国の劇場で発売された前売特典(オリジナルB5クリアファイル)は、販売初日に完売と、注目の高さがうかがえる本作。そんな本作から今回到着した場面写真は、五代と三浦翔平演じる龍馬が鬼気迫る顔で背中を合わせている場面をはじめ、岩崎弥太郎(西川貴教)と伊藤博文(森永悠希)が真剣に話し合うシーンと、本作に期待高まる写真ばかり。また、五代と妻・豊子(蓮佛美沙子)が寄り添って字をしたためている写真も公開され、妻の優しさ、そして五代の唯一心休まる場所が妻の隣だったということが伝わってくるかのようだ。ほかにも、坂本と岩崎が希望に満ちた表情を見せたり、力強い目線を向ける遊女はる(森川葵)の姿も写し出されている。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年11月05日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の場面写真が29日、公開された。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。場面写真では、五代友厚(三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)が鬼気迫る顔で背中を合わせている写真や、岩崎弥太郎(西川貴教)と伊藤博文(森永悠希)が、真剣な様子で話し合っている写真が解禁された。五代と妻・豊子(蓮佛美沙子)は2人寄り添って字をしたため、坂本と岩崎が希望に満ちた目で前を見据える写真や、はる(森川葵)が力強い目線を見せる写真も公開された。また、10月30日に全国の劇場で発売となった前売り特典のオリジナルB5クリアファイル(2万枚)は、反響が非常に大きく、販売初日に完売に。他作品と比べても初日に完売というのは異例のことだという。
2020年11月05日三浦春馬さん(享年30)が主演を務めることとなっていたミュージカル「The Illusionist -イリュージョニスト-」が1月に上演されるとの発表された。同時に三浦さんの代役を海宝直人(32)が務めるとも明かされた。海宝は自身のTwitterアカウントにこう投稿している。《この作品に並々ならぬ努力と情熱と愛情を注いでいた春馬さんの想いも胸に、カンパニー一丸となって、この作品を最高の形で皆様にお届けできるように全力で作品と向き合っていきたいと思います》もともと同作のメインキャストとして出演が伝えられていた海宝。そんな彼に、ネットでは「引き受けてくれてありがとう」と感謝の声が上がっている。《この役を引き受けて下さり本当にありがとうございます。無事に幕が上がるように応援しています》《ご決断いただき、本当にありがとうございます!とても楽しみです》《春馬さんの思いを乗せて頑張ってほしいです》7歳のときに劇団四季のミュージカル「美女と野獣」で子役デビューを果たした海宝は、すでに芸歴25年!ミュージカル界を担うスターとして大活躍中だ。「音楽好きな家庭で育った海宝さんは、『アニー』に出演したお姉さんの影響でミュージカル俳優を目指すように。子供の頃から歌うのが好きで、ソロシンガーというだけでなくロックバンドのメンバーとしても活躍しています」(舞台関係者)18年5月には「Trioperas」でロンドン・ウェストエンドデビュー。海外進出にも積極的だという。「日本を代表するミュージカル俳優として国際的な公演に出演することもあるのですが、それでも『実力はまだまだ……』と海宝さんは謙遜していました。うまく発声するために解剖学の勉強をするなど、とにかくまっすぐな性格。『ブロードウェイでも活躍したい!』と志も高い俳優です」(前出・舞台関係者)4日、連続テレビ小説「エール」(NHK総合)でオペラ歌手・伊藤幸造を演じ知名度も急上昇中の海宝。三浦さんの遺志を継ぎ、素晴らしい舞台を見せてくれそうだ。
2020年11月04日三浦春馬さん(享年30)が主要キャストを務めたミュージカル「キンキーブーツ」。その特別映像が10月26日、YouTubeにアップされた。するとすでに100万回再生を突破するなど、大きな反響を呼んでいる。「キンキーブーツ」の公式Twitterアカウントは27日、《「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が完成致しました》と報告した。公開された動画はパフォーマンス映像だけでなく、スタッフらのコメントも収録。三浦さんの未公開映像も盛り込まれており、《20分強の映像となりました》と同アカウントはツイート。さらに、こうつづっている。《皆さまの心に、三浦春馬さんのローラの輝きがいつまでも残りますように》動画の公開に対し、「キンキーブーツ」の出演者たちも喜びの様子。小池徹平(34)はInstagramで《想いが詰まったムービー。また彼の笑顔が見れてよかった》といい、ソニン(37)はTwitterで《彼の眩しい姿と この作品の魔法が 皆さまの胸で輝きますように》と語っている。また「キンキーブーツ」のTwitterアカウントには、こんな感謝の声が寄せられている。《心から感謝致します。毎日が暗闇でしたが嬉しいニュースを頂き胸がいっぱいです。本当に素晴らしい作品をありがとうございます》《こんなにも愛と、皆様の想いが詰まった映像。大切に大切に観させていただきます》《ありがとうございました 心より感謝申し上げます 永遠です》今年7月、TBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の放送にちなんで同局のYouTubeアカウントに動画がアップされた。そこで三浦さんは、松岡茉優(25)からの「25歳の時、何してましたか?」との質問に「ポケーッとしてた(笑)」と返答していた。しかし“25歳”のときこそ、三浦さんは『キンキーブーツ』に取り組んでいた。「当時の三浦さんは初演に向け、ニューヨークにわたりシンディー・ローパーさん(67)のボイストレーナーに師事。過酷なレッスンを受け、歌唱力アップに奮闘していました。そういった努力が実を結び、『杉村春子賞』を見事受賞。さらに同作がキッカケで世界的な活躍を目指し、いっそう英語の勉強に入れ込むようにも。同作は三浦さんにとって大きなターニングポイントとなりました」(舞台関係者)公開してすぐに100万回再生を突破するという快挙を成し遂げた同動画。三浦さんの熱演は、再び多くの人々の胸に刻まれることとなった。
2020年10月29日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の予告映像が29日、公開された。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。「夢のある未来がほしい」、という強いメッセージから始まる予告編では、激動の時代を駆け抜けた五代友厚、坂本龍馬(三浦翔平)、岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)といった偉人たちの姿が。五代と坂本が「時代を変えろ!」と夢を語り、日本の未来のために懸ける熱き男たちの姿が描かれた。
2020年10月29日2020年10月27日、俳優の小池徹平さんがInstagramを更新。同年7月18日に亡くなった三浦春馬さんとのツーショットを投稿しました。小池徹平「『ローラ』と撮った唯一のツーショット」小池さんと三浦さんといえば、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』でダブル主演をした間柄。『キンキーブーツ』は、2016年と2019年の二度に渡り公開されたほどの人気を博した作品で、三浦さんが亡くなってから映像化を求める声が相次いでいました。そして2020年10月26日、三浦さんのオフショットや輝かしいパフォーマンスなどが盛り込まれた特別映像『Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie』が、動画サイト『YouTube』で公開されたのです。三浦春馬の主演舞台本家ブロードウェイからのコメントに涙の声特別映像の公開後、小池さんは三浦さんとのツーショット写真に次のような言葉を添えています。 この投稿をInstagramで見る Teppei Koike(@teppei.koike_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月27日午前7時49分PDT想いが詰まったムービー。また彼の笑顔が見れてよかった。#kinkyboots#ローラと撮った唯一のツーショットteppei.koike_officialーより引用小池さんは動画に映る三浦さんの姿を見て、「また彼の笑顔が見れてよかった」と、心から喜んでいるようでした。きっと舞台の稽古やパフォーマンスで長い時間をともにした三浦さんの姿を思い出し、胸に秘めた想いがこみ上げてきたのでしょう。小池さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・思わず涙が…。三浦さんのローラと小池さんが演じたチャーリー、大好きです。最高のショットをありがとう。・三浦さんへの愛が伝わってきました。きっと空の上で喜んでいると思います。・素敵な映像を大事に拝見させていただきました。こんなにも心に残る作品に出会えてよかったです。三浦さんは今後も、数々の作品の中で生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月28日2016年と2019年に日本で上演されたブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」から、今年7月に亡くなった三浦春馬さん(享年30歳)の特別映像「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が公開。ローラ役を熱演した三浦さんの圧巻のパフォーマンスも盛り込まれている。本日10月27日13時にYouTubeにて公開された映像は、当初、ブロードウェイチームから許諾された上限である12分のパフォーマンス映像と、本場ブロードウェイチームから寄せられるコメントを加えて15分程度を想定していたというが、三浦さんと共に仕事をし、友情を育んだキンキーブーツカンパニーのクリエイティブスタッフから寄せられたメッセージを全て収録。さらには2018年の1月、「キンキーブーツ」の上演されていたニューヨークのAl Hirschfeld劇場にて収録された三浦さんの未公開映像なども盛り込み、20分を超える見応えある映像となっている。ファンからは「キンキーブーツは、春馬さんにとっても、ファンにとっても大切な作品」「この映像を大切にします」「観に行くことができなかったのでありがとうございます」といったコメントが続々と寄せられている。「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が完成致しました。皆さまの心に、三浦春馬さんのローラの輝きがいつまでも残りますように#kinkyboots#キンキーブーツ pic.twitter.com/PMlkNdUacb— BWミュージカル「キンキーブーツ」 (@kinkybootsjp) October 27, 2020(text:Reiko Uehara)
2020年10月27日俳優の三浦春馬さんと、小池徹平さんが主演を務めたミュージカル『キンキーブーツ』。2016年と2019年の2度にわたって公演されるほど、人気のあるミュージカルでした。それだけに映像化を求める声が多く寄せられていましたが、元がブロードウェイミュージカルのため、権利の問題上、映像化には大きな壁があったようです。約22分の映像に涙が止まらない2020年7月18日に三浦さんが亡くなってから、映像化を求める声は日に日に増えて、署名活動が行われるほどとなりました。すると、所属事務所は全編映像化はできないものの、多数寄せられた声に少しでもこたえるため、特別映像を作成すると発表。同年10月26日に、ミュージカル『キンキーブーツ』のTwitterで、ブロードウェイチームから許諾された上限12分のパフォーマンス映像と未公開映像を含めた特別映像が完成したことが報告されました。「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」が完成致しました。 皆さまの心に、三浦春馬さんのローラの輝きがいつまでも残りますように #kinkyboots #キンキーブーツ pic.twitter.com/PMlkNdUacb — BWミュージカル「キンキーブーツ」 (@kinkybootsjp) October 27, 2020 約22分の動画の中には、三浦さんがキラキラした笑顔でニューヨークのアル・ヒルシュフェルト劇場を訪れる姿や、舞台上で輝く姿が映し出されています。三浦さんに追悼の言葉を送ったブロードウェイの関係者たち。その思いはきっと三浦さんにも届いていることでしょう。映像を見た人たちからは、涙の声が寄せられていました。・ありがとうございます。涙が止まらない。・関係者のメッセージに愛を感じました。・愛が詰まった22分間だった。ずっと忘れません。・涙なしでは見られなかった。感謝しかありません。異例の対応となった、『キンキーブーツ』の特別映像。三浦さんの遺した作品は、いつまでも見た人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月27日2020年7月18日、俳優として活躍していた三浦春馬さんが亡くなったことが報じられました。30歳という若さでこの世を旅立った、三浦さん。あまりにも突然すぎる三浦さんの訃報に多くの人が悲しみの声を上げました。三浦春馬がMCを務めた『せかほし』後任の鈴木亮平が想いをつづる2018年から放送されている紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる 〜旅するバイヤー極上リスト〜(以下、せかほし)』(NHK)では、番組放送当初からMCを務めていた三浦さん。もう1人のMCである歌手のJUJUさんとともに、2人で番組を作り上げてきました。三浦さんの訃報を受け、『せかほし』のTwitterアカウントは感謝の気持ちを込めたメッセージを公開しています。「絶対見る」「泣いてしまう」三浦春馬出演の未公開『せかほし』が放送へその後、2020年9月11日、同番組は新MCを俳優の鈴木亮平さんが務めることを発表。同日、鈴木さんは自身のブログで三浦さんの後任を務めることについて、このように想いをつづりました。10月8日より、NHK『世界はほしいモノにあふれてる』のMCを、担当させていただくことになりました。番組のファンの皆様はもちろん、特に、三浦春馬君のファンの皆様におかれましては、当然ながら様々なご意見があることと思います。それでも私は、彼が愛し、作り上げてきたこの素晴らしい番組を大事に受け継いでいくことが、彼が彼らしく、真っ直ぐに生きてきた証になると信じました。春馬君は、私にとっても大切な友人でした。いつか彼に再会した時、「亮平さん!良かったですよー!」とあの笑顔で言ってもらえるよう、自分にできる最善を尽くさせていただく所存です。10月8日より、皆様に引き続き愛していただける番組を目指し、JUJUさんと共に精一杯やらせていただきます。どうか、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。鈴木亮平 オフィシャルブログーより引用また、同年10月8日、鈴木さんは改めて自身のTwitterアカウントに番組への意欲を投稿しています。本日夜22時30分よりNHK『世界はほしいモノにあふれてる』生放送です。大切に、大切に、友人の笑顔を思い出しながら、彼の分まで存分に楽しみ、皆さんと一緒に素敵なモノを発見していきたいと思っています。今週のテーマは「チーズ」。これも特別なテーマですね。美味しいチーズに出会えますように。— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) October 8, 2020 鈴木さんのコメントに、同番組のファンからは応援のコメントが寄せられました。・とても大変で重い決断だったと思います。三浦さんの友人である鈴木さんがMCを継いでくれることに、感謝の気持ちでいっぱいです。・鈴木さんの個性も加わって、笑顔あふれる、よりあたたかい番組になりますよう願っています。・鈴木さんの投稿で、なんだか心があたたかくなりました。これまでの『せかほし』を受け継ぎつつ、JUJUさんと亮平さんらしい素敵な番組を作り上げてください。今夜の生放送、楽しみにしています。鈴木さんが新MCとして登場する放送は、同月8日22時30分から生放送です。これまでの『せかほし』を受け継いで新たな1歩を歩み始める同番組を、温かく応援したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月08日10月6日、三浦春馬さん(享年30)の遺作となった『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が最終回を迎えた。Twitterでは「#カネ恋」がトレンド世界一になるなど、多くの視聴者がその結末を見守ったようだ。9月15日から放送スタートした同ドラマ。松岡茉優(25)演じる中堅おもちゃメーカーの経理部で働く九鬼玲子は、倹約家の清貧女子。三浦さんは玲子の働く会社の御曹司で、浪費男子の猿渡慶太を演じた。そんな2人がとあるきっかけで同居することになり、心を通わせていくストーリー。三浦さんは7月18日に亡くなる前日まで、撮影に臨んでいたという。「三浦さんの訃報を受け、当初は代役などの案が議論されていました。ですが、収録を終えている4話分で完結するよう脚本を書き直すことに。それにあわせて再撮影したのです」(テレビ局関係者)慶太を演じた三浦さんは第3話まで登場し、玲子をなぐさめるキスシーンで終わった。しかし最終回で慶太は、早朝に出かけたまま終日留守の設定だった。「三浦さんの死後に撮影されたのでしょう。ドラマの端々に三浦さんの登場したシーンが織り込まれ、“慶太を回想する”演出が印象的でした。慶太が不在のなかで『あいつはあいつのままがいい』『いつだって1番のファンだからね』といった俳優たちのセリフは、三浦さんに向けられたメッセージのようでした」(テレビ誌記者)主役の玲子を演じた松岡は、同日のドラマ放送前にインスタグラムを更新。《ドラマは今日でおわりますが 2人の物語はこれからもきっと あり続けるのだと思います》として、《物語は途中で終わったわけではなく 未完のままというわけでもない ドラマとしてみんなで走りきれたと 私は思ってます》と感慨を込めた。そして、《みなさま 本当にありがとうございました》と感謝をつづった。三浦さんの訃報を受け、松岡がドラマについて触れたのは8月2日放送の『松岡茉優マチネのまえに』(TBSラジオ)。「相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太を皆さまに見てほしい」と、出演者を代表して呼びかけていた。そして毎週ドラマ放送日には、欠かさずインスタグラムで告知を行なっていた松岡。主演としてのプレッシャーもあったようだが、完走できたのは三浦さんの“励まし”も支えとなっていたという。「松岡さんにとって、今回はTBSの連ドラ初主演となる作品でした。同局の火曜夜10時枠は、『逃げ恥』『ぎぼむす』に代表される“看板枠”。『恋つづ』『ワタナギ』も、続けて高視聴率を記録しました。そうしたこともプレッシャーだったのか、松岡さんは演技面で悩むことがあったようです。ですが三浦さんは彼女に、『どんな芝居をしても大丈夫。僕がすべて受け止めるから』と優しくフォロー。スタッフにも、『彼女がやりやすいように』と伝えていたそうです。三浦さんの死後、ドラマの続行は松岡さん次第だったともいいます。彼女を前進させたのは、三浦さんの励ましによるところもあったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)「春馬くんずっと大好きだよ」のテロップで締め括られた最終回。三浦さんが遺した作品は、永遠に愛され続けるだろう。
2020年10月07日