鈴木京香が主演を務め、三浦友和が共演する映画『救いたい』の本編映像の一部が公開になった。本作は、東北の地で麻酔医として活動する妻と、被災地で地域医療に従事する夫を主軸に、明日に向かって生きようとする人々の姿を描いた感動作だ。本編映像の一部本作は、日本を代表する麻酔科医のひとり川村隆枝のエッセイを原作に、『ハチ公物語』や『ラストゲーム最後の早慶戦』などを手がけてきた名匠・神山征二郎監督が描く感動ドラマ。主人公・隆子は、仙台の医療センターで麻酔科医長を務める女性。目の前にいる苦しんでいる人と真摯に向き合い、痛みを少しでもやわらげるべく最善を尽くす。映画は彼女の周囲の人々に起こる生と死のドラマ、苦境を乗り越えようとする姿を描いており、藤村志保、津川雅彦、貫地谷しほり、渡辺大、中越典子らが出演する。このほど公開になったのは、隆子と貞一と仲間たちが酒を飲みながら、じっくりと語り合うシーン。貞一は病院を閉めて被災地での地域医療に専念しているが、「俺が診た患者さんが元気になって、がんばってこの街ば、東北ば建て直したらいい気分」だと語る。妻の隆子はそんな夫を支え、自らも他人の痛みに向き合うが、実は自身もまた哀しみを抱えたまま懸命に日々を送っている。映画は、演技派俳優たちが演じる登場人物の激動のドラマや、細部にまでこだわった医療シーン、石巻の神輿を再現した祭礼シーンなど、映画館でじっくりと観賞したくなる場面がふんだんに盛り込まれている。『救いたい』11月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月19日西田敏行、三浦友和、加瀬亮など豪華キャストのみならず、自身も“ビートたけし”として出演し、大ヒットを記録した『アウトレイジビヨンド』から2年。このほど、先日の東京国際映画祭において「SAMURAI賞」を受賞した北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、2015年4月に公開決定。併せて、主演の藤竜也や、近藤正臣、中尾彬など、やけに“平均年齢の高い”キャスト陣が登場する特報映像とポスタービジュアルが到着した。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らは、普通のジジイに収まれるはずもなく、毎日くすぶっている。ある日、オレオレ詐欺にひっかかってしまった元組長の龍三(藤竜也)。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がる!2012年、初日2日間の観客動員ランキングで北野監督史上初となる興収第1位を獲得する大ヒットを記録した『アウトレイジビヨンド』。以来2年ぶり、通算17作目となる本作は、その前作とは打って変わって、引退したヤクザたちのその後をコメディ・タッチで描き、新境地を切り開いた。龍三親分を演じるのは、本作が北野監督作品に初出演となる『私の男』『柘榴坂の仇討』の藤竜也(73)。七人の子分たちには、こちらも北野作品初参加となる近藤正臣(72)、『アウトレイジビヨンド』に続く出演となった中尾彬(72)、さらに小野寺昭(71)、品川徹(78)、樋浦勉(71)、伊藤幸純(72)、吉澤健(68)といった渋い面々が登場。平均年齢72歳という豪華ベテラン俳優陣たちが、超高齢社会やオレオレ詐欺など、様々な逆境にも負けずに暴れまわる“ジジイ”たちを熱演する。北野監督は、「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と、半分本気(?)のコメント。「でも、『ローリング・ストーンズ』やポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね。随所にギャグを散りばめ、コメディ・タッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」とアピールする。また、初の北野作品参加となった藤さんは、「オファーの話を初めて聞いたとき、監督ご本人とは面識もなかったので“出てくれ、出てくれ詐欺”かと思いましたね」と切り返しながら、「北野監督はあまり指示を出さないので、自分のアンテナを鋭敏にしないといけないし、とても考えさせられました。ジジイたちにはボケ防止にちょうど良かったんじゃないかな」と、苦労の中にも自信を覗かせた。詐欺で人々を騙す若者=“ガキ”を成敗しようと世直しに立ち上がる、元ヤクザのジジイたち。笑いを交えながらも昨今の社会問題に鋭く切り込む、気分爽快のエンターテイメントに今後も目が離せない。『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日青山商事は円谷プロダクションとコラボした「洋服の青山」のテレビCM「ウルトラ開店祭」編の放映を開始した。同CMは、スーツ姿で巨大化した俳優の三浦友和さんが、怪獣のごとく炎を吐きながらビル街を闊歩(かっぽ)するというもの。あわせて全国の「洋服の青山」店舗で、「ウルトラマンキャンペーン」も行う。5,000円以上買い物した人に景品や割引券が当たる「Wチャンススクラッチ」を進呈するほか、メンズまたはレディーススーツがシリアルナンバーで計5,000人に当たる「シリアルカード」もプレゼント。「AOYAMAアプリでウルトラマンと遊ぼう&写真を撮ろう」などのイベントも行う。コラボ商品企画として、円谷プロ監修の下、制作した「オリジナルネクタイ」を約3万本販売。ドット・ストライプ柄にキャラクターモチーフが潜むデザインや、キャラクターの細かい表情が描かれた多色使いのデザインなど、全18種類で展開し、価格は各4,800円(税別)となる。
2014年10月24日「告白」「贖罪」などの人気ベストラー作家・湊かなえが初めて描く、純愛ミステリーをドラマ化した「Nのために」。10月14日(火)、本作の制作発表が都内にて行われ、主演の榮倉奈々を始めとしたキャスト陣が登壇し意気込みを語った。大学生の杉下希美(榮倉奈々)は、高校時代の同級生・成瀬慎司(窪田正孝)、同じアパートの住人の安藤望(賀来賢人)、西崎真人(小出恵介)と“ある計画”を立てたことで、超高層マンションの一室で起こった野口貴弘(徳井義実)&奈央子(小西真奈美)夫妻の殺害現場に居合わせることに。だが、その場で西崎だけが逮捕され、自供から懲役10年が言い渡された。それから10年後。西崎が出所を控える中、定年した元・警察官、高野茂(三浦友和)は謎が多く残された“野口夫妻殺人事件”を独自に追っていた。杉下希美と成瀬慎司は2人とも、高野が駐在として働いていた瀬戸内海の青景島の出身。2人が島で起こした“ある事件”からすべてが始まっていると、高野は確信していた――。登場人物たちに共通する、イニシャル「N」たちはどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのか…現在と過去を交錯させながら、事件の真実を明らかにしていく本作。この日は、主演の榮倉さんを始め、窪田正孝、賀来賢人、小出恵介、徳井義実、小西真奈美、三浦友和、新井順子プロデューサーが出席。榮倉さんは撮影を終えた1話について、「自分で演じながらなんですが、希美がけなげで、切なくて。でも、懸命に弟と母を守ろうとする姿勢に応援したくなる、そんな1話だったなと思いました」。「視聴者のみなさんにも応援していただけたら嬉しいし、今後も大変な境遇の中で頑張る希美を演じていけたらと思っています」と意気込みを語った。また、本作にちなんで、「“○○のために”したことは?」と質問された三浦さんと小出さんは、「(榮倉)奈々のために撮影を頑張っています」と笑わせ、キャスト陣の仲の良さをアピールしていた。ドラマ「Nのために」は10月17日(金)スタート/毎週金曜22:00~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日現在放送中の月9といえば、恋愛ものの印象が強いこの枠のイメージとはかけ離れた、ギラついた裏社会ドラマ『極悪がんぼ』。椎名桔平さん、三浦友和さんをはじめとしたキャラの濃い男性陣に囲まれ、トラブル解決に奮闘するヒロイン・薫役の尾野真千子さんは、「きれい」「かっこいい」とネット上で女性に人気です。一方、前回のドラマ『失恋ショコラティエ』で人妻・サエコを演じていた石原さとみさんは、「エロかわいい」「色気がありすぎる」と、尾野さんとは違う魅力で注目を集めていましたね。あえてスキを見せて、期待させるような素振りをする。そんな小悪魔系女子のサエコに、男性たちはキュンキュンしっぱなし、女性たちは「この策士め!」とイライラする……という現象がTwitter上でも起こっていました(一部では、あのやりすぎ感がいい!と逆にサエコファンになる女性も見られましたが)。とはいえ、イラつきはするものの、心のどこかであんなふうにかわいく男を手玉に取ってみたいなーなんて思っていたりして。私には小悪魔の素質がないから……と諦めて、サバサバキャラに走った方なんかもいるかもしれませんね。【実はあなたもついてる?小悪魔な嘘】でも、本格的な小悪魔になれなくても、ちょっとした小悪魔テクニックならば使ったことがある、という人は多いのではないでしょうか。例えば、みなさんはこんな嘘をついたことはありませんか?(例)・デパ地下のお総菜を買ってきて、お皿に盛り直して「私の手作り」と言って彼に食べさせた・古いアパートに住んでいるとバレるのが嫌で、彼に「実家に住んでるから」と言い、絶対に部屋に招かない見栄っ張りと言うべきかもしれませんが、これだって立派な小悪魔テクです。男性に本当の自分を見せずに、惑わせようとしているのですから。ただし、小悪魔よりも小振りな「プチ小悪魔」なのかもしれませんが……。ここで実際に、そんな「プチ小悪魔」さんたちから伺った、男性をその気にさせる方法をご紹介します!【自然体でもできる!プチ小悪魔テク・初級編】●「視力が両目とも0.2の私は、好きな人と会う時にはコンタクトもメガネもしないで裸眼。恥ずかしさもなく相手の顔をじーっと見られるし、その視線は『好きです』って言葉よりも相手をドキドキさせるみたい」(29歳・建築)●「口ベタなので、合コンに行ってもほとんど話さず、その場のノリに合わせてニコニコしてるだけ。でもそのほうが男子ウケはいい気がする。『今日は話せなかったから、今度2人だけで会おう』と誘われることも多いんですよ」(27歳・金融)これはなかなかの「プチ小悪魔」っぷりではないでしょうか?どちらの体験談も、自分の特性を十分に生かしているせいか、無理のないテクニックですよね。【とりあえずほめろ!プチ小悪魔テク・中級編】個人のキャラや特性に関係なく、誰にでも使える言葉のテクニックもあります。●「男性と話す時は『すごい!』『大変だね』『カッコいい』『がんばってるんだね』の4つの言葉を組み合わせて使えば、だいたいの会話が成立して、しかも好感度を上げられる」(27歳・メーカー)恋愛How to本にも似たようなことが書かれていますが、男性はとりあえずほめておけばOK!というのは本当だったんですね。そんなに単純なの?と悲しい気持ちになる体験談ではありますが、これは職場や合コンで、すぐにでも実践できそうです。【自分をレベルダウン!プチ小悪魔テク・上級編】最後に、あえて自分をレベルダウンさせる、という「プチ小悪魔」テクニックをご紹介します。●「実は私、東大卒なんです。合コンとかでそれをバラすと男性に引かれるので、某女子大の出身だってことにしています」(29歳・証券)●「仕事柄、パソコンに強いのですが、そう話すと引かれることが多いので、初対面の男性にはだいたい事務職と言ってます」(32歳・SE)高学歴や高収入、機械に強すぎる、などの女性は男性にコンプレックスを抱かせてしまう場合があり、出会いの場では苦労することも多いようですね。そのためにわざわざ自分を偽るなんて、せっかくの能力がもったいない気もしますが……男性のプライドの高さを考えると、ある程度は仕方のないことなのかも。ありのままの彼女たちを愛してくれる男性が現れるといいんですけどね。今回ご紹介した「プチ小悪魔」テクニックは、男性ウケを狙いながらも、女性に嫌がられないものばかりですよね。そこが女子ウケが悪い「小悪魔」との違いなのでしょう。「小悪魔」になれなくても「プチ小悪魔」になれば、女から恨まれることなく、素敵な男性をつかまえることができるかもしれませんよ!(文=三浦由子)
2014年05月19日自らの代表作である舞台作品を映画化した『愛の渦』も好調の三浦大輔がこの夏、渾身の書き下ろし作品を放つ。その舞台に出演するのは三浦の第一回監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で主演を果たした峯田和伸(銀杏BOYZ)と、『愛の渦』主演の池松壮亮。映像の世界で三浦作品を体現したふたりが、舞台で再び三浦とタッグを組むこととなる。3人にこの作品に賭ける思いを訊いた。『母に欲す』チケット情報「『峯田くん、池松くんとたっぷり芝居をやりたい』というところから始まった企画」と語る三浦。舞台初挑戦となる峯田は「嬉しかった気持ちと、芝居はやったことがないから不安という気持ちと半々。でも三浦さんに声をかけてもらったからにはやらなきゃな、と思った」と話す。「僕は声も小さいし、2本の舞台を経験して自分は舞台に向いていないんじゃないかと思っていた」という池松は「それでも三浦さんだったら不思議と大丈夫と思えた」とこの舞台に参加した理由を語った。実母を亡くしたふたり兄弟のもとに、ある日父親が迎えた新たな母親が来る。それをきっかけにふたりのなかで巻き起こる葛藤を描く『母に欲す』。三浦が初めて家族、母という題材に正面からぶつかってゆく物語。これまで触れてこなかった題材を選んだ真意について訊くと、「自分にとっては禁断のテーマというか、いつかはやりたいと思いながらも勇気が出なかったもの。この芝居で舞台にひと区切りをつけようと思っています」と三浦から衝撃的な発言が飛び出した。「やめないでくださいね」と声をかける峯田や「三浦さんがそういうなら僕も」と言い出す池松に笑いながら「この先どうなるかはわからない。でも次は決まっていません。それくらい崖っぷちの気持ちでやっています」と言葉を続けた。「一度映画で一緒にやったこのふたりを呼ぶことで、『また群れでやりたいんだろうな』と思う人もいるかもしれない。でも舞台に呼んでしまえば、映画でせっかく築いた信頼関係が揺らぐ可能性だってある。弱いところを見せることもできない。恐怖の方が強いんです。でもいまここでやるしかないと思っています」と改めて決意を語る三浦。これが最後の舞台作品になるかはわからないが、彼の思いをすべて注いだ究極の作品になることは間違いなさそうだ。公演は7月10日(木)から29日(火)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は5月31日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中、5月13日(火)午前11時まで受付。取材・文:釣木文恵撮影:源賀津己コスチューム:三浦大輔 …「NEO RESISTANCE」「Roen」、峯田和伸・池松壮亮…「カインドウエア」スタイリスト:DAISY 石橋瑞枝( DAISY M’S OFFICE )ヘアメイク:河村陽子
2014年05月09日2010年のスペシャルドラマ、2011年には連続ドラマ化、そして待望の映画化もされ大ヒットを記録した『ストロベリーナイト』。本作のブルーレイ&DVDが7月17日(水)より発売されることを記念して、『ストロベリーナイト』公式サイトにて「もう一度観ナイト ランキング」と題し、男性キャラクターの人気投票が行われることが明らかとなった。本作は、シリーズの中でも最高傑作の呼び声が高い「インビジブルレイン」を原作に、4件の殺人事件をめぐり、警察上層部と対立しながら犯人を追う姫川(竹内結子)が、捜査の過程で出会ったヤクザ・牧田(大沢たかお)と禁断の恋に落ちるというストーリー。卓越したストーリーと息をつかせぬ展開でミステリーファンからも評価の高い誉田哲也の代表作を映像化した新感覚の本格刑事ドラマ・シリーズ。姫川班最後の事件となる映画版『ストロベリーナイト』は主演の姫川玲子を演じる竹内結子を始め、西島秀俊 、小出恵介 、宇梶剛士 、丸山隆平の姫川班の面々と武田鉄矢や遠藤憲一、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、津川雅彦ら連続ドラマからのオリジナル・キャストが集結している。さらに大沢たかお、三浦友和、田中哲司ら日本映画界をけん引する豪華俳優が出演し、日本中に“ストロベリーナイト旋風”を巻き起こした。投票結果は7月1日(月)に公式ホームページにて上位3位までが発表されるという。男の意地とプライドをかけたメンズランキング、果たして1位を獲得するのは…!?姫川をめぐる2人の男、菊田と牧田がここでも再び戦いを繰り広げることになりそうだ。『ストロベリーナイト』投票企画「もう一度観ナイト」投票期間:6月20日(木)~7月1日(月)10:00まで投票方法:『ストロベリーナイト』Blu-ray&DVD発売公式サイトより投票可能結果発表:7月1日(月)に映画公式サイト、Facebook、Twitter、上で結果発表「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」(2枚組)価格:7,980円(税込)「ストロベリーナイト DVDコレクターズ・エディション」(2枚組)価格:5,985円(税込)「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」価格:4,935円(税込)「ストロベリーナイト DVDスタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:7月17日(水)※同時レンタル開始発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 フジテレビジョン S・D・P 東宝 共同テレビジョン FNS27社 光文社(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社
2013年06月20日2010年のスペシャルドラマ、2011年には連続ドラマ化、そして今年待望の映画化され大ヒットを記録した『ストロベリーナイト』。そんな本作が7月17日(水)よりブルーレイ&DVDでリリースされることが明らかになった。本作は、シリーズの中でも最高傑作の呼び声が高い「インビジブルレイン」を原作に、4件の殺人事件をめぐり、警察上層部と対立しながら犯人を追う姫川(竹内結子)が、捜査の過程で出会ったヤクザ・牧田(大沢たかお)と禁断の恋に落ちるというストーリー。卓越したストーリーと息をつかせぬ展開でミステリーファンからも評価の高い誉田哲也の代表作を映像化した新感覚の本格刑事ドラマ・シリーズ。TVドラマでは平均視聴率15.4%を記録。姫川班最後の事件となる映画版『ストロベリーナイト』は主演の姫川玲子を演じる竹内結子を始めとして、西島秀俊 、小出恵介 、宇梶剛士 、丸山隆平の姫川班の面々と武田鉄矢や遠藤憲一、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、津川雅彦ら連続ドラマからのオリジナル・キャストが集結。さらに大沢たかお、三浦友和、金子賢、田中哲司、染谷将太 ら日本映画界をけん引する豪華俳優が出演し、動員170万人、興行収入21億の大ヒットを記録し、日本中に“ストロベリーナイト旋風”を巻き起こした本作が遂にブルーレイ&DVDとしてリリースされる。今回発売される「コレクターズ・エディション」(豪華版)では、80分以上もの映像特典を収録!映画公開週の深夜に放送されたスペシャルドラマ「ストロベリーミッドナイト」(全4話)も収録。さらに連続ドラマでも人気だった、姫川班お馴染み“第二の捜査会議室”こと居酒屋で繰り広げられる、無駄に熱い“居酒屋会議”が描かれている。また、作品の舞台裏を描いた「メイキング・オブ・ストロベリーナイト」のほか、完成披露試写会などのイベント映像集も。ファン垂涎の豪華特典映像も満載となったこのブルーレイ&DVD。この夏、再び日本中に“ストロベリーナイト旋風”が巻き起こりそうな勢いだ。『ストロベリーナイト』DVD&Blu-rayは7月17日(水)より発売。「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」(2枚組)価格:7,980円(税込)「ストロベリーナイト DVDコレクターズ・エディション」(2枚組)価格:5,985円(税込)「ストロベリーナイト Blu-rayスタンダード・エディション」価格:5,040円(税込)「ストロベリーナイト DVDスタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:7月17日(水)発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 フジテレビジョン S・D・P 東宝 共同テレビジョン FNS27社 光文社(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社
2013年04月08日前作を超える大ヒットを飛ばした北野武監督作『アウトレイジ ビヨンド』のDVD&ブルーレイが4月12日(金)に発売されるのを記念して、メイキング映像の冒頭5分が公開された。ナレーションを務めたのは、本作に出演するも、ひと言も喋らない殺し屋を演じた高橋克典が務めている。メイキング映像の一部本作は、血で血を洗うヤクザ社会の抗争を描いた前作より更なるスケールと豪華キャストで、男たちの壮絶な生き様を描いたバイオレンス・エンターテイメント。このたび公開されたメイキング映像は、本編ではひと言も喋らず、淡々と人を殺していく“無言のヒットマン城”を演じた高橋克典がナビゲーターとなって、製作の裏側を紹介していくもの。カメラは2012年4月に神戸から始まった撮影の様子や、現場で北野監督が出演者に指示を出す姿などを捉えており、“全員悪人”としてキャスティングされた三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬らの姿も確認できる。メイキング映像は初回限定生産のスペシャルエディション版にだけ収録され、ほかにキャストインタビュー、ベネチア国際映画祭リポート、イベント&舞台あいさつなどの模様が2時間を越える特典映像として収められる予定。『アウトレイジ ビヨンド』ブルーレイ&DVD4月12日(金)発売発売・販売:バンダイビジュアル
2013年03月14日映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミア試写会が12月17日(月)に都内で開催され、主演の堺雅人と菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行に金子文紀監督の総勢12名が和装で舞台挨拶に登壇した。よしながふみの人気漫画を原作に先日、最終回を迎えた連続ドラマ「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」の30年後の元禄の世を舞台にした本作。謎の奇病の蔓延で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した日本の権力の頂点に立つ女将軍・綱吉と公家出身ながら大奥の総取締役まで上り詰めた右衛門佐の究極の愛を描き出す。登壇陣は会場中央にせり出す形で設置されたレッドカーペットを歩き、2階席まで埋め尽くした4千人の観客の大歓声を浴びた。堺さんはドラマ版では3代将軍・家光の側室で慈愛に満ちた有功(ありこと)に扮したが、本作で演じた右衛門佐は正反対の権力への野心に満ちた謀略の男。「自分自身はあまり野心がないので、ありったけの野心を振り絞って、野心MAXでやらせていただきました!」と胸を張る。菅野さんは、魔性を感じさせたかと思えば天真爛漫なかわいらしい部分も持ち、将軍としての勇ましい一面も持つなど多面的な綱吉について「壇蜜さんみたいな役です(笑)」と説明。演じている最中も、そして映画完成後のインタビューなどでも綱吉を簡潔に説明する適切な表現がなかなか浮かばなかったそうで「今日、やっと分かりました!壇蜜さんです!」と嬉しそうに語り笑いを誘っていた。西田さんは壇蜜さんを知らなかったようで、「どういう方ですか?」と不思議そうに質問。さらに要さんが「僕の役は壇蜜さんとは真逆で…」と語るに至って、堺さんは「さっきから壇蜜さんの話しかしてないじゃないですか!」とキレ気味に抗議し会場は再び笑いに包まれた。宮藤さんは綱吉の正室を演じたが「西田さんは女性との絡みがあってエロい感じだったのに僕はそういうのがなかった…」と残念そうにふり返る。その西田さんは「僕の役者のキャリアの中で数少ない濡れ場がありました」と満面の笑み。「四十数年、役者やってきてこれまで3回くらいしかなかった。それを今回、尾野さんとやらせていただきまして」と嬉しそうに報告すると客席からは拍手が沸き起こった。さらに西田さんは三浦さんを見やり「僕は三浦さんが生まれた日にちょうどお父さんの三浦友和さんと仕事でご一緒してたんです。『今日、生まれるかもしれないんです』と仰っていたのを覚えています」と20年以上前のエピソードを明かすなど、劇中のみならず壇上でも千両役者ぶりを発揮し舞台挨拶を盛り上げた。金子監督はこの豪華俳優陣について「みんな予想を裏切ってくれる」と称賛。特に西田さんのアドリブについて「台本のト書きに『怒ってる』とあるのに、いきなりこのシーンについて『泣きたい』と仰って、みんな『えー?』っとなったんですが、素晴らしかった」とベテラン俳優の想像を超える演技に賛辞を惜しまない。堺さんも「そのシーンが西田さんとの初めてのシーンでしたが、いま思い出しても素晴らしかったです」としみじみと語った。最後に再びマイクを握った堺さんは、本作について「大きな物語ですが、そこに残るのはひとりの人間の寂しさや愛、一組の人間の結びつきだったり、人肌の温かさがメッセージとしてあると思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月23日(土)より公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月17日「もしかして○○さんですか?」なんて有名人に間違えられたことありませんか。その○○さんが美人、男前であればちょっとうれしいですが、残念な人の場合には微妙な気持ちに(笑)。有名人に間違えられた経験を聞いてみました。調査期間:2012/8/2~2012/8/5アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まず有名人に間違えられた経験の有無を聞いてみました。■あなたは今まで有名人に間違えられたことがありますか?はい41人4.1%いいえ959人95.9%4%の人しかそういう経験がありません。少ないです(笑)。この貴重な経験を持つ人に、誰に間違われたか、その時にどんな気持ちだったかを聞きました。●野猿の誰かそんなに歳とってないと思いました。(埼玉県/男性/36歳)誰かって(笑)。誰だったんでしょうか。●石橋貴明悪くない気持ち。(石川県/男性/48歳)石橋さんて何気に男前ですよね。これはうれしいのでは。●木村カエラうれしい。(神奈川県/女性/30歳)カエラさんに間違えられたら、それはうれしいでしょうね。●北尾光司(元横綱双羽黒)そんなデブじゃねぇし。(栃木県/男性/39歳)懐かしい名前です。北尾さんは元スポーツ冒険家の人です。●沢尻エリカビックリ!(神奈川県/女性/24歳)エリカ様と間違われるとは! この人は美人でしょうね!●川合俊一似ていると思ったがホモ疑惑をかけられている点も共通していたので残念な思いもあった。(埼玉県/男性/37歳)ホモ疑惑をかけられている点が共通なんですか(笑)!●石田純一まんざらでもなし。(大阪府/男性/43歳)永遠の色男に間違われたら男としてうれしいでしょうね。●新井貴浩辛いです。(神奈川県/男性/22歳)そんなことないでしょう(笑)! 新井貴浩さんと言えば阪神タイガースの有名選手。日本プロ野球選手会会長ですし!●城戸真亜子さん微妙。(茨城県/女性/37歳)微妙ですかー。いいと思うんですが……。美人ですよ!●上戸彩別に。(東京都/女性/21歳)●上戸彩微妙……。(神奈川県/女性/27歳)「別に」とか「微妙」とか、どうも上戸彩さんに対する当たりがきついですな。●松田優作いい。(大阪府/男性/28歳)松田優作さんと言えば、今でも大人気のカリスマアクション俳優。松田龍平のお父さんです。●小林真央うれしかった。(東京都/女性/29歳)●秋篠宮紀子さま丁寧に「違います」とお答えいたしました……。(千葉県/女性/38歳)この人の応対が素晴らしいですね(笑)。●宮家のお一人相手が喜んで頭を下げていたので非常に困った。(鹿児島県/女性/21歳)宮家の方々は普通のとこはたぶん歩いてないでしょう(笑)。●三浦友和うれしかった。(香川県/男性/53歳)イケメンと言えば三浦友和さんという時代がありました。最近ではコミカルな演技も披露されていて、いい役者さんですよね。●桐谷健太悪い気はしない。写真写りが自分でも思うほどそっくりだったw(埼玉県/男性/23歳)イケメン俳優と間違われてますねえ(笑)。ご本人も似ていると認めてるようです。●平原綾香ご本人に申し訳ないなぁ……と思いました。(長崎県/女性/23歳)『ジュピター』一本槍の人ですね。もちろんきれいな方ですが。申し訳ないなんてことないですよ!●ロバートの一番目立たないやつやだ。(静岡県/男性/28歳)山本博さんのことでしょうか。やだって言っても……(笑)。●フジモンたまらなかった。(大阪府/男性/31歳)お笑いコンビ『FUJIWARA』の藤本敏史さんのことですね。テレビでは大活躍していますよ。●ヒロうれしくなかった。(東京都/女性/31歳)お笑いトリオ『安田大サーカス』のHIROさんでしょうか。それともモデルのHIRO(関口寛之)さんでしょうか。どっちにしても男子なので、女性のこの方にとっては失礼な話ですな。●ドランクドラゴン鈴木あぁ……なるほど……と思った。(千葉県/男性/24歳)納得してますが。微妙な間がありますね。●妻夫木聡いや似てないだろ(爆笑)と思った。(福岡県/男性/25歳)いや、当代きってのイケメン俳優に間違われてまんざらでもなかったに違いない(笑)。●セルジュ・ゲンズブールかなりうれしかった。(兵庫県/男性/33歳)知らない人のために説明を。セルジュ・ゲンズブールはフランスのアーティストです。俳優、映画監督としても知られています。●SPEEDの寛子微妙。(埼玉県/女性/30歳)島袋寛子さん。SPEEDで彼女がデビューした時(1996年)はなんと12歳、小学6年生だったんです。●斉藤由貴やっぱり似てるんだと思った。(神奈川県/女性/30歳)斉藤由貴さんは目がくりっと大きくて印象的。間違われたこの人もきっとそんな感じなのでしょう。●北乃きいびっくりした。(愛知県/女性/23歳)北乃きいさんばりに元気な人だと想像できます。●誰だか知らないけど俳優だと騒がれた間違いなので間違いだと思った。(大分県/男性/51歳)こういうのが一番困りますね(笑)。「えっ、俺って誰かに似てるんだ」みたいな。みなさんは誰か有名人に間違われたことありますか?(高橋モータース@dcp)
2012年11月17日第25回東京国際映画祭が華々しく開催されている10月。今月は映画祭の上映作品をはじめ、北野武監督や園子温監督作品、特撮やアニメ、アイドル系まで様々なジャンルの映画が公開されている。そこで今回は、10月公開映画の中で最も期待している映画を男性410名に聞いてみた。>>女性編も見るQ.10月公開映画の中で期待している作品は?(単一回答)1位『アウトレイジ ビヨンド』23.2%2位『009 RE:CYBORG』13.2%3位『新しい靴を買わなくちゃ』11.0%4位『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』8.1%5位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』7.1%6位『最終目的地』7.0%7位『エクスペンダブルズ2』6.8%8位『高地戦』4.6%9位『劇場版 私立バカレア高校』3.4%10位 『ツナグ』2.4%1位は北野武監督が、暴力団の巨大抗争を描いた『アウトレイジ』の続編、『アウトレイジ ビヨンド』。第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式参加し、上映後にはスタンディングオベーションという熱烈な歓迎を受けた『アウトレイジ』に続き、「前作が面白かったから」(40歳/機械・精密機器/技術職)と、今回のアンケートでは期待値の高さを伺わせる声が最も多い作品となった。前作に続いてインテリヤクザを演じる「加瀬亮の活躍に期待」(26歳/自動車関連/事務系専門職)という意見はもちろんのこと、新たに登場する関西ヤクザ役の西田敏行、塩見三省、高橋克典、桐谷健太らの悪役ぶりにも注目が集まっている。2位の『009 RE:CYBORG』は、石ノ森章太郎原作『サイボーグ009』に、『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督が脚本・監督を手がける完全新作。「原作ファンだから」(35歳/情報・IT/技術職)という声のとおり、30代、40代にとっては懐かしい作品だが、セルライクな3Dアニメーションに挑戦した神山監督による3DCG映画ということから「映像がすごそう」(39歳/建設・土木/技術職)という意見も多数を占めた。3位の『新しい靴を買わなくちゃ』は、『ロングバケーション』や『オレンジデイズ』などで知られる恋愛ドラマの神様・北川悦吏子の監督・脚本作品。「北川悦吏子の作品だから気になる」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)と、彼女の脚本のファンも多い。そして、こちらも2位と同様にリアルタイムで楽しんだ30代、40代にとって思い入れの深い「メタルヒーロー」が活躍する『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』。「懐かしい作品なので期待している」(35歳/金融・証券/営業職)といった意見が多く寄せられた。なお、この作品には、同じく「メタルヒーローシリーズ」の礎を築いた『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』の参戦も大きなトピックとなっている。そして、5位には2011年にテレビシリーズとして放送され、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞をはじめ、数々の受賞歴を誇る『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版がランクインしている。■総評北野監督の『アウトレイジ ビヨンド』が1位、神山監督の『009 RE:CYBORG』が2位。両者とも過去の実績があるため、作品の完成度に対する期待値は相当高い。この1、2位をはじめ、続編またはテレビシリーズやアニメの映画化のような既知の作品がトップ5のうち4作も占めており、これらは「大外れ」のない安定感のある作品とも言える。中でも30代、40代にとって気になるのは2位の『009 RE:CYBORG』と4位の『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』だろう。設定もキャラクターも再構築された『009 RE:CYBORG』に対して、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は「当初の役者さんが出ているところがいい」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)というコメントにある通り、当時の主人公・一条字烈を演じた大葉健二が出演している。リアルタイムの世代はもちろんだが、若い世代にもぜひ見てもらいたい作品だ。どちらも単純なリブート作にとどまらず、それぞれの手法は異なるものの、既存作品の新たな扉を開いている。また、文芸派には巨匠ジェームズ・アイヴォリー監督作品の『最終目的地』がおすすめ。アンソニー・ホプキンスの愛するパートナーを演じる真田広之にも期待したい作品である。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年8月23日~8月31日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性410名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【男性編】スポ根よりもアツく、ラブストーリーよりも泣ける!将棋マンガランキング【インタビュー】『アウトレイジ ビヨンド』北野武監督×三浦友和 - 「政治家に当てはめたら一番面白い」完全版(画像などあり)を見る
2012年10月27日富山県に路線を持つ富山地方鉄道では、黒部ワンコインフリーきっぷ、通称「くろワンきっぷ」を発売中だ。発売期間は9月15日(土)~11月11日(日)までの土日祝日。利用できる区間は富山地方鉄道黒部市内、電鉄石田駅~宇奈月温泉駅までの区間。1日乗り降り自由で料金は大人500円、小学生250円。「くろワンきっぷ」は、富山地方鉄道黒部市区間内活性化事業の一環として、電車に乗りながらふるさとを再発見し、その魅力に触れてもらうために始められたもの。春と秋に発売され、今回で第12弾となる。「くろワンきっぷ」販売と同時期に黒部市内で各種イベントが開催される。10月27日(土)には「秋咲きの桜鑑賞会」、28日(日)は富山地方鉄道を舞台にした三浦友和主演の映画「Railways2~愛を伝えられない大人たちへ~ロケ地めぐり」。11月3日(土・祝)には「遊歩の会ウォーキング」が開催。さらに4日(日)は「石田地区まち歩き」、11日(日)は「電車でGo!サイクリング」が行われる。期間中、地元の特産品や宇奈月温泉1泊2日の旅が抽選で当たる「くろワン・スタンプラリー」が行われるほか、クイズ「プチ黒部検定パート13」、電鉄黒部駅待合室では「おらがふるさと黒部Part2」写真展が開催される。<当日券販売場所> 電鉄黒部駅、宇奈月温泉駅、地鉄電車内(電鉄石田駅~宇奈月温泉駅区間) <前売り券販売場所> 電鉄黒部駅、宇奈月温泉駅 黒部まちづくり協議会(勤労青少年ホーム)※火曜日~金曜日 黒部市役所新幹線交通政策課※月曜日~金曜日 詳細はくろワンきっぷ事務局ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』の初日舞台あいさつが6日、東京・新宿バルト9で行われ、北野監督をはじめ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、高橋克典、桐谷健太という豪華キャスト陣が顔を揃えた。その他の写真北野監督にとっては、16作目にして初の続編映画。ヤクザ社会の壮絶なる下克上劇を描き、大ヒットした2010年の『アウトレイジ』から5年後を舞台に、獄中死したはずの大友(たけし)が警察の思惑によって釈放され、関東VS関西の両巨頭がぶつかり合う抗争に身を投じる姿が、前作をビヨンド(超越)する極限のバイオレンスで描かれる。「1作目は女性が見るに耐えないほど暴力的だったから(笑)、今回はストーリー的にもエンターテインメントの色を強くした。それなりにサスペンスの要素もあって、きっと女性も楽しめるはず」と自己分析する北野監督は、劇中の“笑い”にも言及し「別に狙っているわけじゃなく、緊張した場面には笑いが悪魔のように忍び寄るもの。結果、笑えるシーンになったが、笑わせるつもりはない」と断言。「このタイトルだって、考えたのはプロデューサーだもん。本当はタイトルを『朝のラジオ体操』にしたかった」と話し、観客を大いに笑わせた。西田は念願の北野組に初参加して「感無量。『バカ野郎』『この野郎』なんて怒鳴ってとっても楽しいし、毎日スポーツジムに行っているような爽快感だった」とコメント。一方、三浦と加瀬は前作からの“生き残り組”だが、「ろくでもない形で頂点に上り詰めたから、今回はとんだしっぺ返しを受けた。こんなことなら、上り詰めるんじゃなかった」(三浦)、「僕もなるべくして、ああいう形になりました」(加瀬)と自らが演じた役柄に訪れる“悲劇”に苦笑い。寡黙なヒットマンを演じる高橋は「怒鳴る代わりに、思いっきり(銃を)撃たせてもらって、無言で発散できました」と満足そうな表情。若きチンピラ役の桐谷は「その場の“ノリ”で撮影が進むことが多かった」と北野組の現場を語った。最後に「映画の登場人物で一番極悪なのは?」と質問された北野監督は、「そりゃ、テレビ東京とワーナー・ブラザースでしょ」と本作の製作会社と配給会社をまさかの名指し。「だって、ヤクザ映画なのに、バラエティでの番宣ばっかりなんだもん。これじゃ全然宣伝になってないって」と“たけし節”を全開させていた。『アウトレイジ ビヨンド』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年10月09日北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』が10月6日(土)、キャリア最大規模となる全国225スクリーンでついに封切り!監督・脚本・編集を手がけ、“ビートたけし”名義で主演も果たした北野監督を始め、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、高橋克典、桐谷健太が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。北野監督にとっては初の続編映画で、舞台は関東最大の暴力団組織“山王会”の壮絶な下克上を描いた前作から5年後。今度はヤクザ壊滅を図る警察が動き出し、前作で獄中死したはずのヤクザ・大友(たけしさん)を東西抗争の“導火線”として差し向けるが…。第69回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、惜しくも賞は逃したものの現地では「北野監督の最高傑作」との賞賛を浴びた今秋話題のバイオレンス大作だ。ファンを前に「面白くないって言う奴は、後で殴ってやろうと思う(笑)」と“舌”好調の北野監督。ヤクザ映画でありながら、クスッと笑わせるシーンもあるが「別に笑わせるつもりはないけど、緊張する場面だとまるで悪魔のように笑いが忍び込んでくる。結果的に笑えるシーンでも、狙ってるわけじゃない」のだとか。前作に比べて「ストーリー的にもエンターテインメント色を強めた。暴力だけじゃなく、それなりにサスペンスの要素も盛り込んだし、今回は女性でも楽しめるんじゃないかな」と作品をアピールしていた。“全員悪人完結”というキャッチコピーが踊る本作だが、舞台挨拶でも「映画の中で誰が一番極悪か?」という話題に。西田さんは「一番悪いのは、そりゃ大友でよ」と断言。一方、三浦さん&加瀬さんは前作で組織の頂点に上り詰めながら、本作では「ろくでもない形でトップに立ったから、しっぺ返しを受ける」(三浦さん)設定で、「やっぱり一番悪いのは(マル暴刑事の)小日向さん」と口を揃える。そして北野監督が一番極悪だと名指ししたのは、なんと本作の製作を手がけるテレビ東京と配給会社のワーナー・ブラザース映画!「だってヤクザ映画の宣伝なのに、いっぱいバラエティみたいなことやらされてさあ。これじゃ全然宣伝になってないって(笑)。三浦さんにも頑張ってもらい、本当に申し訳ない」と不服そうな表情だが、そんな毒舌が飛び出すのも、作品に対する自信がみなぎっている証拠。寡黙なヒットマンを演じる高橋さんは「思いっきり銃を撃たせてもらったから『コノヤロー!』って叫ばなくても、無言で発散できた」と不敵な笑み。桐谷さんは「その場のノリで撮影することが多かった」と北野演出をふり返った。『アウトレイジビヨンド』は新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年10月07日今回の加瀬亮は、とにかく“吠え”まくっている。目の前にいる彼から伝わる穏やかさや柔らかさを微塵も感じさせることなく、狂気と不安の瀬戸際で生きている。多くのファンを熱狂させた『アウトレイジ』から2年、北野武監督が満を持して贈る“全員悪人”の男たちのその後のストーリー『アウトレイジビヨンド』。裏切りの世界を生き残った男・石原として再び戻ってくることに「心配の方が先立った…」と認めるが、その胸の内は――?前作の抗争から5年。関東の頂点を極めた暴力団「山王会」では下剋上を果たした加藤(三浦友和)が会長の座を手にし、組長・大友(ビートたけし)を裏切り加藤の右腕としてNo.2の若頭に上り詰めた石原は、その地位と権力でもって古参幹部を牛耳るようになる。静かなる魂胆を潜めていた前作での石原からは一転して、今回は“動”的なふるまいが目立つ。続編自体、「いままで北野監督の作品で続編のあるものがなかったので、思いも寄らなかったです」と加瀬さん、戸惑いも当然隠せなかったようだ。「前作で、石原は間違って上り詰めてしまった感があったので、今回はきっと酷い目に遭うんだろうなという予感はありましたが、前回からさらにパワーアップするとしたら今回はどうしようかなという心配の方が先立ちました。最初に台本を読んだときは、前回とはかなり違ってびっくりしましたし、面白いと思ったのですが、すぐに“どうやって自分がやればいいのか”と不安に思いました。前回は、監督やスタッフさんが何とか自分にヤクザ役が似合うように色々と工夫をしてくださって、ああいう静かなキャラクターにしていただいたんですね。それでも自分の中ではやっぱりヤクザを演じることには心配があって。なのに今回はかなり直球に怒鳴ったりしていたので、これできるかな…という不安ばかりでした(笑)」。『アウトレイジ』から本作までの間には、ガス・ヴァン・サントの『永遠の僕たち』やアッバス・キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』など名だたる世界の巨匠たちとの競演を経てきたが、再び北野監督の現場で演じる心境もまた特別だったよう。「現場の雰囲気を知っていますし、映画の世界観も知っているという意味ではやりやすかったですが、やはりその間にいろいろな役を演じているので、改めて前作を観直しました。また一からという感じでしたね。北野監督は現場では静かな方で、俳優のことも知り尽くしているので、役者が嫌だと思うことが一切ないんです。何も仰らないんですけど、きっと細やかに気を遣われているんだろうなと感じました。だから僕たちが現場に入るときには既に場は完成していましたね。現場ではみんな監督と一緒に仕事ができることに喜びを感じているので、静かだけど非常に良い雰囲気です。北野監督も自分が出演していないシーンを見ているときは、すごく楽しそうで。僕は三浦さんと一緒のシーンがほとんどだったのですが、やっぱり三浦さんが一緒にいると安心しましたし(笑)、役柄のせいもあって監督と対峙してのシーンは本当に緊張しましたね」。そんな北野監督との今回の最初の顔合わせで言われたのは、「今回、一番かわいそうだな」とのこと。「監督も『酷いな、かわいそうだな』って笑っていて、撮影現場の人たちはみんなその酷さを笑ってる感じでした(笑)。スクリーンで見ると恐い印象だと思うんですけど、現場はその逆でした。自分も台本を見たときからこれは石原、かわいそうだなと思いました。まんまとハメられてしまいましたね(笑)」。ドスを効かせれば効かせるほど、威厳を守ろうとすればするほど、どこか滑稽に見えるのが“悪人”たち。今回の石原はその筆頭とも言える。「結局、石原は若頭の器じゃなかったというところに辿り着いて。今回は前作と違って加藤会長に忠誠を尽くしている。かわいいとまではいかなくても、一生懸命自分の役割を全うしようとしているんです。だけどその器じゃないから、キャンキャン吠えたり、大友が現われてからは後ろめたさも手伝って、より不安になっていくんです。もちろん悲劇なんですが、俯瞰してみると喜劇的な感じにも見えましたね。(中尾彬らが演じる)古参幹部を怒鳴りつけるシーンは、先輩方の目を見ないようにしていました(笑)。本当に畏れ多いというか、すごい先輩方なので、現場に入って挨拶をして、本番前はとにかく見ないようにしていました。みなさんも僕の芝居を受けてるときは笑っているか、“加瀬、頑張れ”と思ってくれているか、そういう感じだったと思います(笑)」。「自分が怒鳴っても怖さみたいなものからどんどん遠のいてしまうので、そういう役割だったのかなと思う」とは自らが演じる役に対する解釈。勝手を言うならば、いわゆるヤクザたるべき男臭い男との間にある“違和感”こそが、石原という男にリアリティをもたらしているのかもしれない。「この世界はいわゆる男性社会の縮図で、本音と建前が見てとれます。観ていただいく方にはもちろん笑ってもらいたいと思います。自分としては日常的に体育系のノリなども得意ではないので(笑)、やっぱりその中に入ってるだけで違和感がありますね。ただ僕自身はこの人は善い人、この人は悪い人というふうには分けて考えていなくて、その人の苦悩やコンプレックス、平たく言うと弱さみたいなところに、寄り添いたいなと思っています」。それにしても、今年のフィルモグラフィを見ると石原然り、『劇場版 SPEC~天~』の瀬文、『ライク・サムワン・イン・ラブ』のノリアキ然り、「キレる」役が目立つ。そろそろ落ち着いた純愛ラブストーリーなども見てみたいところですが…?「本当に俳優は物事を受ける側の仕事なので、次にどんな役がいいか、ということについてはにあんまり考えることはないんです。でも、たしかに怒鳴ったり怒ったりすることは予想以上に疲れるというか、エネルギーを使いますね。普段自分があまり怒鳴ったりしないからかもしれないですけど。逆に今回の『アウトレイジビヨンド』でもそうだったのですが、完成した作品で先輩たちの怒鳴り方を見て、課題として、自分ももっとちゃんと怒鳴れるようになりたいと思いましたね(笑)」。変化し続ける男、加瀬亮。そのエネルギーを次はどんな形でスクリーンにぶつけてくれるのか、楽しみで仕方がない。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年10月04日10月に公開される北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』の本編映像の一部が公開され、三浦友和、加瀬亮、中尾彬、名高達男、菅田俊らが出演する緊迫感あふれるシーンが披露された。このほど公開されたのは、関東最大の暴力団組織・山王会の幹部たちが集まった場面。山王会は先代が亡くなった結果、加藤(三浦)が会長を、かつて大友組の金庫番だった石原(加瀬)が若頭を務めている。彼らは新体制になったことを機に勢力を拡大し、その力は今では政財界にまでおよんでいる。しかし、このほど公開された映像でわかる通り、外の組から来た石原が組織の二番手に就いたことで、古参の幹部たちは不満を感じており、その内部は決して一枚岩と呼べるものではない。また、構成員の中には先代の死と、加藤率いる新体制について“ある疑惑”を抱いている者もいるようだ。映画は、大きくなりすぎた山王会を壊滅させるために、警察組織が暗躍。切り札として服役していた元ヤクザの組長・大友(ビートたけし)を出所させ、さらには関西の最大勢力・花菱会をも巻き込もうとする。不満と疑惑と怨みと利権がギッシリとつまった“火薬庫”のような山王会は一体、どうなるのか? 登場人物全員が“悪人”の抗争劇の結末が気になるところだ。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年09月26日北野武監督の最新作にして、初の続編映画となった『アウトレイジ ビヨンド』のジャパンプレミアが9月18日(火)、都内で開催された。監督・脚本・編集を手がけ、“ビートたけし”名義で主演も果たした北野監督を始め、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁という“豪華かつ極悪”なキャスト陣が勢ぞろいし、本編上映を前に駆けつけたファンをその悪人オーラで圧倒していた。関東最大の暴力団組織“山王会”の抗争を描いた前作から5年。熾烈な下克上に決着がついたが、今度はヤクザ壊滅を図る警察が動き始める。利用されたのは、前作で獄中死したはずの大友(たけしさん)。ついに関東勢VS関西勢(花菱会)の巨大な抗争が再び動き始める。第69回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、惜しくも賞は逃したものの現地では「北野監督の最高傑作」との賞賛を浴びた今秋話題のバイオレンス大作だ。北野監督もヴェネチア入りし、現地での熱気に触れ「新しい時代のバイオレンス映画になった」と胸を張る。ズラリ勢ぞろいしたキャスト陣に目をやり「ここにいる全員が主役をできる役者さん。ギャラは相当かかりまして、うちの事務所としても大変。たくさんの人に観てもらえれば、赤字も解消できる」と笑いを交えながら、作品に対し絶対的な自信を示していた。総勢12人が居並ぶ中、やはり北野監督と西田さんの2ショットは迫力満点。西田さんにとっては、今回が“北野組”初参戦で「どうも“ハマちゃん”です」と挨拶も上機嫌。「念願だった北野監督の作品に出演できて、本当に嬉しい。楽しく面白い現場でした」とふり返り、「それに大声で怒鳴っているとスッキリしますね。おかげで血圧が正常に戻りました」と思わぬ“効用”も明かし、笑いを誘っていた。もちろん前作からの“生き残り組”も健在で「頂点を極めた男の末路を見届けてください」(三浦さん)、「今回、若頭に出世しましたが、どうやらその器じゃなかったようで、ひどめ目に遭いました…」(加瀬さん)と何やら怪しい雲行き。本作は『アウトレイジ』シリーズの完結編でもあるだけに、スクリーンに散る悪人たちの運命は、見逃し厳禁と言えるだろう。『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日(土)より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年09月18日北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』のジャパンプレミアが18日に都内で開催され、北野監督をはじめ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁という豪華“悪人”キャスト陣が一堂に会した。北野監督は「みなさん主役級だから、ギャラが相当かかりました。うち(事務所)としても大変」と愚痴をこぼしながらも、高倉健の『任侠』シリーズや深作欣二監督の『仁義なき戦い』など過去の名作群を引き合いに「新しい時代のバイオレンス映画になった」と自信満々でアピールした。その他の写真ヤクザ社会の壮絶なる下克上劇を描き大ヒットした2010年の『アウトレイジ』の続編がついに日本のファンにお披露目された。獄中死したはずの大友(たけし)が警察の思惑によって釈放され、関東VS関西の両巨頭がぶつかり合う抗争に身を投じる姿が、前作をビヨンド(超越)する極限のバイオレンスで描かれる。北野監督にとっては、16作目にして初の続編映画で、第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された。惜しくも賞は逃したが「向こうではやたらウケましたね。(現地にある自身の)ファンクラブの会員とも酒を飲みながら『最高傑作』と評価してもらった。まあ、酒をおごったのはオレだけど(笑)」。コワモテ俳優がズラリ勢ぞろいする中、異彩を放つ西田は「念願だった北野監督の作品に出演できて本当に嬉しい。大声でどなってスッキリしましたし、おかげで血圧も正常に戻った」とユーモアを交え、本作への出演に喜びを表した。一方、前作からの“生き残り組”にも、今回はさらなる波乱が待ち構えており「頂点に上り詰めた男の末路をぜひ見てください」(三浦)、「出世して若頭になったんですが、どうもその器じゃなかったようで、ひどい目に遭いました」(加瀬)とファンの期待をあおっていた。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年09月18日北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』が、現地時間3日に行なわれた第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で上映され、来場した北野監督へ、観客が総立ちで拍手喝采した。その他の写真会見で北野監督は「日本のヤクザとの違いは看板がかけられているかどうかで、イタリアも日本もほとんど同じだと思う。警察とヤクザの関係は世界共通ではないか」と切り出し、「暴力描写を褒めてくれるマニアックな人々がいるのはうれしいことだけれども、今回の映画はエンターテインメントだと割りきって自分なりのエンターテインメント性を追求した」とコメント。さらに「『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』」に関しては、自分が撮りたい映画というよりも、観客のことを考えて作った。けれども、お客さんの入らない映画を作る準備もしているよ」と話し、笑いを誘った。また記者から「震災で1年撮影が延期されましたが…」と質問されると、北野監督は「震災で確かに映画の撮影は1年のびた。震災後の1年間は、自分は怒りを感じている部分があった。世の中、絆、愛、支えとか、表面的なものばっかりでイライラした。こういうときこそヤクザ映画を撮ってやろうとやる気が起きた」と語った。同映画祭において、1997年に『HANA-BI』で最高賞の金獅子賞を、2003年に『座頭市』で監督賞にあたる銀獅子賞を受賞している北野監督とあって、レッドカーペットではあちらこちらで「TAKESHI!」と声があがり、北野監督は笑顔でサインや撮影に応えた。『アウトレイジ ビヨンド』は、前作『アウトレイジ』から5年後を舞台に、暴力団組織の抗争に警察が介入し巻き起こる死闘を描いた、究極のバイオレンス・エンターテインメント。ビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世に加え、本作には西田敏行、塩見三省、高橋克典のほか、桐谷健太、新井浩文ら豪華キャストが集結する。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年09月04日「仮面ライダーオーズ」の渡部秀&三浦涼介のコンビによる最新映画『PIECE~記憶の欠片~』の完成披露試写会が8月18日(土)に行われ、渡部さんと三浦さん、下山天監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。東映が「TOEI HERO NEXT」と銘打って開始した新レーベルの第1弾となる本作。トラウマを抱えた元エリート記者・智紀(渡部さん)と五重人格のカメラマン・零(三浦さん)というコンビの2人が、人々を石化して死に至らしめる謎の事件の真相に挑んでいく。「オーズ」の映司×アンクのコンビが忘れられないファンが客席で掲げる「おかえり」というボードを見やりつつ、渡部さんは「ただいま(笑)。みなさんの前にこうして帰ってこられて光栄です」と笑顔を浮かべた。渡部さんは酒に溺れるやさぐれた記者という、「オーズ」のときとは全く異なるタイプの役となったが「普段、涼くんとお酒飲んだりするときもあまり酔ったりしないし、涼くんは寝ちゃったり泣いたりするけど(笑)」と暴露を交えつつ、これまでとは違った新たな挑戦だったとふり返る。多重人格者を演じきった三浦さんも「5役、大変でした。頑張ったんだよ」と映画が完成してホッとした表情。「台本を読んでるときはニュアンスが違うけど、演じるときは見た目も変わらないまま。いろいろ調べて(多重人格者の)映像を見たりして自分なりにやりました」と明かす。渡部さんは「一緒に撮影してても難しそうだなと思いました」と三浦さんの苦労を慮る。特に多重人格のシーンの中での見どころは、唯一の女性人格である“女医の綾”の逆行催眠のシーン。渡部さんは「あのエロさはヤバいでしょ!18禁だなと思いました」と感想を語る。三浦さんは「緊張した」と言うが、体を密着させていた渡部さんは「涼くんの心拍がハンパなかった!」と証言。三浦さんは「秀くんから感じる熱もあった」と返すと客席を埋める女性ファンは色めきたった。メガホンを握った下山監督も、「男ながらに撮影でゾクゾクした」と2人が醸し出す官能的なムードに称賛を送った。一方、アクションシーンに関しては1年にわたってコンビを組んでいた2人とあって1発OKだったそうで、渡部さんは満面の笑みを浮かべ「さすがオレたち!」と自信満々にアピール。監督も渡部さんも三浦さんも、早くも続編の製作およびシリーズ化に向けて期待を口にしていた。『PIECE~記憶の欠片~』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:PIECE~記憶の欠片~ 2012年9月1日より全国にて公開© 「PIECE」製作委員会
2012年08月20日8月29日(現地時間)に開幕する第69回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門への正式出品が決定した北野武監督最新作『アウトレイジ ビヨンド』。これに先駆けて、本作で強烈かつ衝撃的なバイオレンスを繰り広げる“全員悪人”の男たちの中から、めでたく山王会若頭に就任した石原役・加瀬亮のインタビュー映像が到着した。関東最大の暴力団組織・山王会の抗争から5年。一度は決着がついたはずだったが、ヤクザ壊滅を図る警察が動き始め、“死んだはずの男”大友が利用される。騙し合いと裏切りの火種がまたもやくすぶり始め、関東勢VS関西勢(花菱会)の巨大な抗争が繰り広げられる――。「前回はインテリヤクザということで、蛇のような静かでネチネチした役だと思ったんですが、今回は打って変わってずっと子犬のように吠えまくっているという感じですかね」と自らの役を分析する加瀬さん。元大友組の金庫番であったにも関わらず、将来の見えない大友を裏切り、加藤(三浦友和)と裏で手を組み若頭にまで上り詰めた男、石原。加藤の右腕になるということは、田中哲司、中尾彬、光石研ら錚々たる古参幹部メンバーの上に立つ役どころでもあるわけだが、そのことにプレッシャーは感じなかったのだろうか…?「カメラが回ってないときは全く逆の立場ですからね。そういう方たちに、カメラの前ですぐ上に立てって言われてもやっぱりそれはなかなか…(笑)」。前作では、“草食系男子”の代表的存在でもある加瀬さんのヤクザへの見事な変貌ぶりに誰もが驚かされたわけだが、本人が「吠えまくる」と表現するように、続編となる本作はさらに凄みが増している。「本音と建前の出し方っていうんですかね、悪い意味で“ああ大人だなぁ”って思いますが、ヤクザを演じる上で大事だと感じました」とヤクザを演じるコツを得た様子の加瀬さん。「今回もこれだけのメンバーが悪事をするっていうことで、かなり面白いと思うし、怖いところもあるし、笑えるところもある」とニヤリと語るその姿からは、本作への自信のほどが伺える。加瀬さん曰く「ひどいことばっかり起こるんですが、どこか爽快感がある映画」。気持ちいいほどに極悪非道な男たちの闘いが今回もまた、アドレナリンを高めてくれそうだ。『アウトレイジビヨンド』は10月6日(土)より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年08月17日10月に公開される北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』に出演した三浦友和と中尾彬のインタビュー動画がこのほど公開された。『アウトレイジビヨンド』インタビュー動画本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。三浦が演じるのは、関東で勢力を拡大する山王会の会長、加藤。インタビュー動画で三浦は、劇中の加藤からは想像もできないほど穏やかな表情で、自身が演じた役について解説。さらに本作に登場する“大人の男”たちがなぜ、観客から支持されるのか? さらに三浦にとって“大人の男”とは何なのかについて丁寧に語っている。一方、中尾が演じるのは山王会古参幹部、富田。これまで数々の作品に出演してきた中尾だがインタビューでは「映画らしい映画に出していただけたのはうれしいこと」と笑みを見せ、自身が演じた役や、北野監督が率いる撮影現場の雰囲気、様々な素性をもった登場人物たちが揃うことの魅力について、わかりやすくも鋭い分析を披露している。三浦も中尾も数々の名演を見せてきた“大人の俳優”だ。本作には、ふたりのほかにも西田敏行や名高達郎、神山繁らキャリアを積んできた“大人の男”たちも多く出演しており、極悪非道な男たちの激しい争いを描いた本作に“重み”と“深さ”を与えている。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年08月10日10月公開の北その他の写真野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』のポスター画像がこのほど公開され、“全員、悪人”というシリーズのコピー通り、穏やかでない男たちがズラリと顔を揃えた。本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。このほど公開されたポスターはビートたけしを筆頭に、三浦友和、加瀬 亮、中野英雄、小日向文世、西田敏行、松重 豊、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾 彬、神山 繁が演じる13人の悪人がデザインされたもの。登場人物たちは全員、殺気を漂わせ鋭い眼光をどこかに向けており、物語の中で登場人物たちの怒りと殺意と悪意が誰に向けられ、どのような抗争を巻き起こすのか気になるところだ。ちなみに最新の資料によると『…ビヨンド』の舞台は、前作の5年後。頭が変わりさらに勢力を拡大した関東の暴力団・山王会を壊滅させるために警察は、表向きは山王会と友好な関係を築いている関西の花菱会に目をつける。東西の巨大組織が抗争を始めるための策略が進むなか、刑務所で死んだはずの大友が出所する。大友はなぜ生きていたのか? なぜ出所したのか? そして彼を塀の外で出迎えた刑事・片岡の目的は? 映画は前作以上のバイオレンスシーンを織り交ぜながら、数々の謎の真相と、極悪な男たちの争いの結末を描く。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年07月23日“全員悪人”の男たちが吠える!北野武監督作『アウトレイジ』の続編『アウトレイジビヨンド』が2か月間の撮影を経てクランクアップ。先日公開されたベテラン勢のセリフ合戦の模様に続き、若手勢の狂気と怒号も収められた最新のメイキング映像が到着!さらに、ビートたけしや三浦友和、加瀬亮、本作より初参加となった新井浩文、桐谷健太に加え、光石研、名高達男、田中哲司ら新キャストも明らかとなった男たちの“ダークな相関図”が公開された。ヤクザの世界に生きる男たちの生き残りを賭けた裏切りと下剋上のドラマをバイオレンスあふれる描写で描ききる本作。前作から生き残った加藤(三浦友和)率いる関東最大の暴力団組織・山王会と関西最大の暴力団組織・花菱会による、暴力団撲滅を目論む警察を巻き込みながらの激しい抗争劇が描かれる。8月の本編完成に向けて現在、最終作業に入っているという本作。強面のオヤジたちが繰り広げる、血で血を洗うような戦いは前作での抗争をさらにパワーアップしているという。今回公開されたメイキング映像では、前作からの続投となる三浦さんと加瀬さん扮する山王会、西野(西田敏行)や城(高橋克典)が所属する花菱会との抗争シーンを軸に、木村(中野英雄)率いる新勢力のキレまくるシーンが目まぐるしく映し出される。ベテラン勢に負けず劣らず、新井さんや桐谷さんら新顔の“吠え”も迫力たっぷり!また、高級車で乗りつけ葬儀に参列するシーンは、ゾロゾロと寡黙に歩いているだけで緊迫感あふれる凄みを感じさせる。こちらの映像と合わせて明らかとなった、今回の“悪人”相関図。前作で死んだとされていたビートたけし扮する大友が三つ巴、いや“四つ巴”の争いにどう絡んでいくのか?また、血生臭いバトルは勢力間だけにあらず。内部での激しい裏切りのドラマも注目すべき見どころだが、この中にいる“裏切り者”は誰なのか?映画を観る前に、彼らの基本的な関係をぜひ抑えておいてほしい。『アウトレイジビヨンド』は10月6日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はYOU TUBEにてご覧いただけます。YOU TUBE■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年07月20日すでに撮影を終え、現在、仕上げ作業中の北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』の撮影現場の様子をおさめたメイキング映像と、新画像が公開された。『アウトレイジ ビヨンド』動画本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。このほど公開された新画像は、加瀬亮演じる関東の暴力団組織・山王会の若頭・石原の姿を捉えたものと、本作の人物相関図。関東最大の組織・山王会と、関西最大の暴力団・花菱会の抗争を主軸に、出所した大友、警察など様々な人物たちの思惑が交錯する物語設定がわかりやすく描かれた図で、本作から登場する光石研、名高達男、田中哲司らの姿も登場する。また特別映像は、ビートたけしをはじめ、三浦友和、西田敏行、高橋克典、新井浩文、桐谷健太らキャストたちの鋭い眼光が印象に残る撮影現場の風景を収録したもの。物語の詳細は不明だが、大規模な撮影機材や、ガン・アクション、派手に横転するカー・クラッシュの場面が登場することから『…ビヨンド』は物語だけでなく、作品のスケールでも“前作超え”していることが伺える。また本作は、北野監督の作品の中で最もセリフの量の多い作品になるようで、これまで表現の省略と沈黙で豊穣な世界を描いてきた北野監督がアクションとセリフの応酬でどんな世界を描き出すのかも気になるところだ。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年07月20日竹内結子主演のドラマを映画化した『ストロベリーナイト』が6月30日に名古屋でクランクアップし、共演の大沢たかお、三浦友和に加えて染谷将太、金子賢、金子ノブアキ、石橋蓮司、田中哲司らが出演することが発表された。その他の写真今年1月に放映され、平均視聴率15.4%を樹立したドラマ『ストロベリーナイト』は、誉田哲也著『姫川玲子シリーズ』の小説が原作。今回スクリーンに登場する本作は、シリーズの中でも最高傑作と評される小説『インビジブルレイン』を基に、暴力団事件を追う姫川(竹内)と事件のカギを握る暴力団幹部・牧田 (大沢)との禁断の恋を描く。ドラマに引き続き主演を務める竹内は、「私にとってもかけがえの無い仲間である姫川班や素晴らしい出演者の方々とまた同じ時間を過ごせるのは何かのご褒美のようで、毎日がとても楽しかったです」とコメント。「今回は“喪失”がもうひとつのキーワードでもあります。捜査一課、姫川班、全登場人物がどんな結末を迎えるのか、皆さんがその衝撃に耐えてくださることを願っています」と、本作の見どころをアピールしている。また、第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した染谷は、物語の鍵を握る重要な役どころである柳井健斗役、金子賢は牧田が率いる龍崎組極清会構成員の役、金子ノブアキは六龍会構成員の小林充役を演じる。原作小説、ドラマ版で人気を得ている本シリーズが、新たな面々を加えてスクリーンでどのように描かれるのか気になるところだ。『ストロベリーナイト』2013年 全国東宝系にて公開
2012年07月02日竹内結子主演の刑事ドラマを映画化する『ストロベリーナイト』に、大沢たかお、三浦友和が新キャストとして出演することが発表された。その他の情報映画『ストロベリーナイト』は、誉田哲也の小説『インビジブルレイン』(姫川玲子シリーズ)が原作。暴力団構成員の連続殺人事件を追う刑事・姫川(竹内)が、隠ぺいされた警察組織の秘密に気付き、その闇を暴こうとする物語。大沢は、暴力団幹部の牧田勲役、三浦は物語のカギを握る、姫川班を含む捜査一課の課長・和田徹役を演じる。“ノンキャリアながら20代で警部補に昇進した智力と美貌を持つ主人公・姫川玲子”が当り役となった竹内は「今回の内容もなかなか手強いストーリーですので、いろんな意味で頑張っていきたいと思います。このヤマ、とれるか否か楽しみにして頂けると嬉しいです」と姫川流にコメント。映画は、連続殺人事件というサスペンスに加えて、姫川と牧田の関係性にも目が離せない展開になるという。大沢は「プロデューサーの方の熱意と原作の面白さに惹かれ、参加する事を決めました。“映画版”ではなく“映画”『ストロベリーナイト』と皆さんに言っていただけるように、素晴らしいキャスト、スタッフ達と作品を作っていければと思います」と意気込みを語っている。新キャストふたりのほか、竹内、西島秀俊、小出恵介ら“姫川班”を始めとしたドラマのレギュラー陣も総出演する映画『ストロベリーナイト』は、今月12日にクランクインし、7月にクランクアップする予定。2012年秋の完成を目指し、公開は2013年。『ストロベリーナイト』2013年 全国東宝系にて公開
2012年05月29日北野武監督が『BROTHER』以来9年ぶりに現代ヤクザの世界を描いた『アウトレイジ』の続編『アウトレイジ ビヨンド』の記者会見が17日に撮影現場の千葉県で行われ、北野監督と、前作に続いての出演となる三浦友和、加瀬亮、小日向文世、新キャストの西田敏行、松重豊、高橋克典、桐谷健太、新井浩文が登壇した。その他の動画『アウトレイジ』は2010年、豪華俳優陣が集結し、登場人物全員が“悪人”という強烈な設定で話題に。その続編であり完結編である『…ビヨンド』は、3月11日に発生した東日本大震災の影響で製作を延期していたが、今月2日に神戸でクランクインし、現在も撮影中だ。北野監督は、「もともとシリーズ予定ではなかったのですが、前作があたっちゃって…。1回見た人は2回目も見るんじゃないかという図々しさです。台本は面白くて仕方ないので、(映画が)つまらなかったときに演出のせいにならないように頑張ります」と話し、映画では前作、獄中で刺されて死んだはずの大友を再び演じる。森昌行プロデューサーは、「ポイントは、“実は大友は生きていた”ということ。ただリベンジという単純なものではなく、出所した大友の第一声が「誰がまたヤクザやるっていったよ」というところから始まります。そして東西巨大ヤクザ組織が勢力争いをする中、ヤクザ壊滅を目論む警察が介入していくところに大友が巻き込まれていきます」と明かした。また、前作は公開時、約155スクリーンでの上映だったが、本作は200館以上という北野映画史上最大規模での公開となることも発表された。すべてにおいて前作を超えることを感じさせられる『アウトレイジ ビヨンド』は、10月6日(土)より全国で公開。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年04月18日北野武監督の最新作で前作『アウトレイジ』の続編となる『アウトレイジビヨンド』が4月上旬にクランクイン。千葉県内の撮影現場で4月17日(火)に記者会見が行われ、北野監督を始め、前作に続いての出演となる三浦友和、加瀬亮、小日向文世に本作からの参加が明らかになった西田敏行、松重豊、高橋克典、桐谷健太、新井浩文が出席した。前作は“全員悪人”という触れ込みでヤクザの世界に生きる男たちの生き残りを賭けた処世、下克上を激しい暴力描写と共に描き出し、ヒットを記録した。続編は昨年の製作と公開が予定されていたが、3月11日の東日本大震災の発生を受けて撮影が延期。1年を経てようやく再始動となった。前作で北野監督(ビートたけし)自らが演じたヤクザの組長・大友は殺されたかに見えたが、この日、会見前に配られた資料のキャスト陣の中にはビートたけしの名前が…。気になるストーリーについて森昌行プロデューサーは「実は、大友は生きていた」と、北野監督が再び大友を演じることを明かす一方で「そこからのリベンジという単純なストーリーではない」とも。前作からの生き残りである加藤(三浦さん)が君臨する東京の山王会と西野(西田さん)が若頭を務める関西の雄・花菱会による東西抗争に加え、犯罪組織の撲滅を図る警察組織の策略、そこに刑務所を出所した大友が否応なく巻き込まれていく姿が描かれるという。4月2日に神戸でクランクインし、この日は千葉県内のリゾートホテル内で撮影が進められた。ロケの合間を縫っての会見ということで、キャスト陣は衣裳のまま登場したが、当然のように全員ダークスーツ!それぞれひと言ずつ意気込みを語った。北野監督は「前作の『アウトレイジ』はシリーズではない予定だったけど珍しく当たったので、図々しい根性で『2』を作ろうとなった。前作を観て西田さんやベテランの方が出てくださることになったけど、神戸のロケで神山繁さん、中尾彬さん、西田さんにコテコテの芝居をやられて、見ててヘトヘトになりました(笑)」と軽妙に語る。前作では登場人物たちの趣向を凝らした殺され方が話題を呼んだが、監督は「期待されて困っちゃう(笑)。『痛ぇ!』ってのをやらないといけないかな。ご期待ください」とニヤリ。出来上がった脚本にはかなり自信を持っているようで「失敗したら演出のせいだと言われて恥ずかしいので頑張ります」と独特の口調で意気込みを語った。三浦さんは続投を喜びつつも「トップに上り詰めてしまい、追われる立場になって、疑心暗鬼で現場にいます。今日も2人、殺してまいりました(笑)」と笑いを誘った。インテリ極道の若頭・石原役で同じく前作に続いての出演となる加瀬さんは七・三分けに色つきのサングラスで登場し「若頭に出世し嬉しいです…部下が年輩の方で戸惑ってますが(笑)。前作を上回る作品にできるように努力したいと思います」と語った。西田さんは、ヤクザらしからぬ明るくウキウキした口調で「憧れの北野組に参加できて嬉しいです。とっても心が弾んでます!」と挨拶し、これには監督始め共演陣からも笑いが。神戸ロケについての監督からの先ほどの“苦言”について「コテコテの芝居っぽくならないように頑張ったんですが、中尾さんが結構、しつこくて参りました」とこの場にいない中尾さんに責任転嫁していた。花菱会所属のヤクザを演じる高橋さんは、ドラマで俳優・ビートたけしとの共演経験はあるものの、北野作品への出演は初めて。「初めての参加となりますが嬉しいです。頑張ります」と短い言葉に思いを込めた。前作でマル暴(※暴力団など組織犯罪を専門とする課)の悪徳刑事役でこれまでにない姿を見せた小日向さんは「緊張する現場です」と北野組の撮影の空気を表現。同じくマル暴の刑事を演じる松重さんは、これまでにも数々の映画やドラマで刑事やヤクザを演じてきたが「誘っていただき光栄です」と感慨深げに北野組に参加する喜びを語った。今回、ヤクザを志しながらこの世界の恐ろしさを身をもって知ることになるのが、桐谷さんと新井さんの2人。これから撮影に臨む新井さんは「緊張と楽しみ、不安もありますが、それらをごちゃ混ぜにしてやりたい」と気合い十分。桐谷さんは「『アウトレイジ』に珍しくピュアな役なので地で行こうかと思ってます」と笑顔を見せた。なお、本作は北野監督作品としては過去最大規模となる200館以上での公開となることも発表された。血の雨が降り注ぐこと必至!『アウトレイジビヨンド』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より全国にて公開
2012年04月17日