主演映画『舞妓はレディ』(2014年)で山路ふみ子映画賞・新人女優賞を受賞した上白石萌音が、12月10日から東京・シアタートラムで上演される『みえない雲』で舞台初主演を務めることが22日、明らかになった。同作は、チェコ出身のグードルン・パウゼヴァングによる青少年向け小説『みえない雲』が原作。世界13カ国で翻訳され、2006年にはドイツで映画化された。今回、日本で初めて舞台化されることになり、上演台本・演出を劇団「ミナモザ」主宰の瀬戸山美咲氏が担当する。上白石が演じるのは、ドイツの田舎町シュリッツで原発事故に巻き込まれて家族や住む場所を失い、混乱の中を力強く生きる14歳の女の子。シアタートラムにて、16歳で主演を務めるのは上白石が初めてとなる。そのほか、陽月華、塩顕治、中田顕史郎、大原研二(DULL-COLORED POP)、浅倉洋介、橘花梨、石田迪子、つついきえ、佐藤真子、間瀬英正、大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)が出演する。上白石は「この作品にはたくさんのテーマが詰まっていると思います。命の尊さ、生きるということの意味、家族の大切さ。これからお稽古をしていく中で、また新しいテーマにも出会うことになると思います」と同作の魅力を伝え、「それがお客様に伝わるように、大切にお芝居をしたいです。私は、舞台を観ていて感じる、劇場の一体感が大好きなので、その一体感を味わっていただけるようなお芝居ができるように頑張ります!」と意気込みを表した。瀬戸山氏は「とても可憐で、守ってあげたくなるようなはかなげな雰囲気もある彼女ですが、一方で彼女のまっすぐな瞳は、全てを丸裸にする力があると思います。私たち大人は、彼女の前で嘘をつけない。少女と大人の狭間にいる、今の彼女にしか出来ない役です。彼女には、劇場という空間に集まったお客さんを一緒に旅に連れて行ってほしいです。そのためには、その瞬間瞬間を一生懸命感じて、受け止めて、生き抜いてくれたらと思います」とその才能に期待を寄せ、「彼女の新しい魅力を皆さんにお見せしていきたいです」と負けじと意欲を燃やしている。
2014年10月22日映画『舞妓はレディ』が大ヒット公開中の周防正行監督と、主演の上白石萌音(かみしらいし・もね)が、映画ヒットの御礼を京都の人たちに伝えるため“京都お礼参りイベント”を行った。その他の写真本作は、周防監督が『shall we ダンス?』の前に撮る予定だったという念願の企画を実現させた青春劇。舞妓がひとりになってしまった京都の小さな花街・下八軒(しもはちけん)の老舗お茶屋・万寿楽(ばんすらく)で、舞妓を目指す少女・春子の奮闘をミュージカル仕立てで描く。春子を演じた上白石は、800名を超えるオーディションの中から主役の座を射止めた日本映画界のニューヒロインとして、早くも「本年度新人賞最有力候補!」との声が挙がっている。上白石と周防監督は、本作の舞台・花街“下八軒”のモデルとなった、上七軒(かみしちけん)の現役の芸妓・舞妓衆7名と一緒に北野天満宮を訪問し、お礼参りを行うとともに、撮影時から公開前のプロモーションに至るまで、本作を応援してくれた芸妓・舞妓衆に直接、ヒットの御礼を伝えた。さらに上白石と周防監督は、京都を代表する繁華街・新京極にも足を運び、舞妓・芸妓衆と共に商店街を練り歩きながら“大入り袋”を配布し、京都の人たちに感謝の意を伝えた。最後にふたりは新京極商店街に面し、芸の成就を祈願するお寺として知られている総本山・誓願寺に立ち寄り、さらなる映画の成功を祈って、扇子の奉納を行った。上白石は「お世話になった京都、そして上七軒に戻ってくることができてよかったです。今日、新京極商店街を歩いてみて、たくさんの人に『映画観たよ』とか『これから観るよ』と言っていただけて嬉しかったです」と話し、「ここに来て、本当に映画が公開されたという実感がわいてきました。映画が羽ばたいて行って、どこか寂しいような嬉しいような…。でもたくさんの方々から感想をいただいて、本当にとても幸せな気持ちです」と喜びをかみしめた。周防監督は「京都で取材を初めてから22年。月日が経ったと感じます。ただ、その時間があったからこそ、この映画を作ることができたのだと思います」といい、「今日は上七軒の舞妓さん・芸妓さんの感想を直接聞くことができてよかった。知り合いの芸妓さんからも『プロの目から見て合格!』と連絡を受け、花街にきちんと認められたと感じ、非常に嬉しいです。新京極商店街の練り歩きでは、普段なかなか体験しないことなので、生の反応に圧倒されました。また、舞妓さん、芸妓さんと一緒に商店街を歩いたことで、改めてその華やかさを実感しました」とイベントを振り返った。『舞妓はレディ』公開中
2014年09月25日俳優の白石隼也が14日、東京・新宿バルト9で行われた出演作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の初日舞台あいさつに登壇。本作で“ウィザード卒業”を迎える白石は「さみしい気持ちもありますが、素敵な映画に仕上がったので楽しんでください」とアピール。客席からスタンディングオベーションが巻き起こると「皆さんの声援が僕らの大きなモチベーションになった。ぜひこれからも仮面ライダーを盛り上げていただければ」と感無量の面持ちだった。その他の写真仮面ライダー同士の豪華共演で人気の「MOVIE大戦」シリーズ最新作。映画の舞台は、仮面ライダーたちが“武神”と崇められ、武将たちの守護神となっている異世界の戦国時代。時空の亀裂から迷い込んだ鎧武の前に、ある巨大な力を求める“武神鎧武”が立ちふさがり、ウィザードを巻き込んだ激闘を繰り広げる。今年9月に放送された『仮面ライダーウィザード』最終回の直後という設定で、白石は「これで本当に終わりなんだという気持ちで、撮影に臨むことができた。これでウィザードは完結ですが、楽しみながら撮影できた」と達成感を示していた。舞台あいさつには白石をはじめ、10月から仮面ライダー鎧武役で出演中の佐野岳、劇場版にゲスト出演するタレントの敦士とJOY、主題歌を歌うhitomi、田崎竜太監督らスタッフ&キャストが勢ぞろいした。ウィザードからバトンを受け取る形で、鎧武として映画初登場を果たした佐野は「緊張もしたが、ウィザードとコラボできて嬉しかった。今後もテレビシリーズや春映画もあるので、気を引き締めたい。1年間応援お願いします!」とファンにメッセージ。田崎監督は「ウィザードにとってはいいゴールになったし、鎧武にとっては旅の始まり。素敵な映画になりました」と感慨しきりだった。『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年12月14日注目モデル&女優、初のビッグ交際報道雑誌「non-no」の専属モデルとして活躍するほか「smart」や「With」といった主要雑誌を多数飾る人気モデル、野崎萌香。「ゼクシィ」のCMや資生堂「MAQuillAGE」のCMでICONIQと共演した女優としても知られる、注目の美女だ。2009年秋に開催された東京ガールズコレクションでは「ミスTGC」準グランプリにも選出されている。そんな美容界、ファッション界引っぱりだこの話題の彼女が、初の交際報道でさらに注目を集めている。お相手は、なんとこちらも人気急上昇中で知名度を加速度的に上げている、俳優の高良健吾だ。26日判明し、27日発売の写真週刊誌「フライデー」が詳細を報じている。ファンで舞台を観劇したことがきっかけ?「フライデー」には、高良の自宅マンション前のツーショット写真がキャッチされており、高良が出演した映画「苦役列車」の初日舞台あいさつが行われた、7月14日の夕方に、野崎が彼のマンションを訪れていたという。気になる出会いのきっかけは、野崎が高良が出演していた舞台を観劇したことだったとか。以前からファンで足を運んだことから交際に発展した可能性もある。注目株2人の、ともに初となるビッグな組み合わせでの交際報道。野崎の所属事務所はこれに対し、ノーコメントを貫いている。一方高良の所属事務所では「プライベートは本人に任せている」とし、否定はしなかったそうだ。主要ファッション雑誌や映画、CM、ドラマなど各方面への露出も急増する人気モデルの、注目俳優との交際報道。今後の行方がおおいに話題を集めそうだ。元の記事を読む
2012年07月28日ウィーン少年合唱団の来日ツアーの“今年の歌”が、坂本九の「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「心の瞳」に決定した。「ウィーン少年合唱団 2012年 来日ツアー」の公演情報1955年の初来日以来、日本でも熱烈なファンを集めているウィーン少年合唱団。近年の来日ツアーで毎回話題となるのが、一般公募のリクエストにより演奏プログラムを決定する“今年の歌”だ。2008年は「千の風になって」「ふるさと」、2009年は「手紙~拝啓 十五の君へ」、2010年は「ウィ・アー・ザ・ワールド」「世界に一つだけの花」が取り上れらげ、好評を博してきた。2012年の“今年の歌”に選ばれた坂本九の3曲は、東日本大震災以降、希望や癒しを与える音楽として、メディアでも多く取り上げられるなど、人気が再燃。今回、ウィーン少年合唱団が、“天使の歌声”といわれる美しく清らかなハーモニーで綴る坂本九の名曲たちは、私たちの心に多くの感動を与えてくれるに違いない。「ウィーン少年合唱団 2012年 来日ツアー」は、4月下旬から7月上旬まで全国で開催。チケットは発売中。※公演日によって“今年の歌”の演奏曲目は異なります。詳細は、公式サイトなどでご確認ください。・上を向いて歩こう(Aプログラム)・見上げてごらん夜の星を(Aプログラム)・心の瞳(Bプロ)
2012年02月08日ポルノグラフィティが来年2月公開の映画『逆転裁判』の主題歌を担当することが発表された。ポルノグラフィティの公演情報ポルノグラフィティにとって、映画主題歌担当は’08年12月に公開されたアニメ映画『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』(主題歌:『今宵月が見えずとも』)以来、約3年2ヵ月ぶり。実写映画としては、’08年9月に公開された『フライング☆ラビッツ』(主題歌:『ギフト』)以来、約3年半ぶりとなる。今回、彼らが主題歌を務める映画『逆転裁判』は、大ヒット“法廷”ゲーム『逆転裁判』が映画化したもの。監督には『クローズZERO』シリーズ、『十三人の刺客』で世界的に評価の高い三池崇史を起用。そしてキャストには若者から絶大な支持を得る成宮寛貴、若手俳優・斎藤 工、そして注目の若手女優・桐谷美玲が抜擢され、話題を集めること間違いなしの作品となっている。現在、ポルノグラフィティは、主題歌楽曲を鋭意制作中で、映画にピッタリのスリリングなアップナンバーになる予定。そして、主題歌決定に伴い、メンバーが以下のコメントを寄せている。【岡野昭仁コメント】緊迫感のある、心に突き刺さるような楽曲になると思います。ご期待ください。【新藤晴一コメント】歌詞も、映画で描かれる“スリリングさ”を込めた世界観になっていくと思います。映画の内容もさることながら、3年2ヵ月ぶりの映画主題歌にも注目が集まること間違いなし。11月23日(水)には、ニューシングル『ゆきのいろ』をリリース。’12年も初春からポルノグラフィティの動きに注目だ。なお、ポルノグラフィティは、年末に幕張メッセにて、クリスマス&年末スペシャルライブを開催する。ぴあでは、同公演のインターネット先行抽選「プレリザーブ」を11月1日(火)11時まで受付中。
2011年10月28日1984年にスタートし、数々の女優を輩出した「東宝シンデレラオーディション」が5年ぶりに復活し、1月9日(日)に東京・お台場シネマメディアージュで授賞式が開催された。7回目となる今回の応募総数は、過去最多となる44,120。地区予選と昨年末の合宿審査を経て、ファイナリスト15名がしのぎを削った結果、鹿児島県出身の上白石萌歌さん(10歳)がグランプリに輝いた。ファイナリストの中には、萌歌さんの姉・萌音さん(12歳)の姿もあり、こちらは審査員特別賞を受賞。鹿児島からやって来た美人姉妹が、東宝シンデレラオーディションを席巻した。「歌が大好きで毎日歌っている。将来はみなさんに感動を与えられる女優さんになりたい」と自己アピールしていた萌歌さんは、グランプリ受賞が決まった瞬間「夢みたいで言葉になりません」と放心状態。一方、姉の萌音さんは、まるで自分のことのように大喜びで、大粒の涙を流す場面も。普段から仲が良く、双子に間違われることもあるという上白石姉妹の絆を垣間見せた。授賞式には同オーディション出身の女優、水野真紀(第2回審査員特別賞)と長澤まさみ(第5回グランプリ)がプレゼンターとして出席。2人はそれぞれスカウト部長、スカウト係長として、PRに奮闘してきた。長澤さんは「笑顔を忘れないで」と先輩としてアドバイス。自身もグランプリを受賞したのは12歳のときとあって、感慨深げな表情だ。一方の水野さんは「私が賞をいただいたころに比べて、みんな若くて…」と面食らっていた。第1回のグランプリ受賞者である沢口靖子をはじめ、水野さんや長澤さんら多くの人気女優を発掘してきた東宝シンデレラオーディション。今後、萌歌さんも幅広いジャンルで活躍する“シンデレラ”として、名女優への階段を一歩一歩かけ上っていくはずだ。受賞結果一覧グランプリ:上白石萌歌さん(10歳/鹿児島県出身)審査員特別賞:上白石萌音さん(12歳/鹿児島県出身)、松島純菜さん(13歳/千葉県出身)、林成美さん(14歳/神奈川県出身)、山崎紘菜さん(16歳/千葉県出身)ニュージェネレーション賞:小川涼さん(10歳/千葉県出身)、浜辺美波さん(10歳/石川県出身)■関連作品:岳 -ガク- 2011年全国東宝系にて公開■関連記事:佐々木蔵之介主演ドラマ第3弾で大先輩との共演に恐縮しきり
2011年01月09日100年に一度と言われる、世を覆う大不況を反映した問題作で、あの問題男(?)が主題歌を担当!インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」上における書き込みから生まれた、実話を基にした同名書籍を原作に、小池徹平を主演に迎えて贈る『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。11月に公開される本作の主題歌をリリー・フランキーが率いるバンド、TOKYO MOOD PUNKSが担当することが発表された。小池さんがスーツ姿で初のサラリーマン役を演じることでも話題の本作。労働条件、人間関係などに、多々問題を抱える“ブラック企業”に就職してしまった元ニートの青年が、限界ギリギリ崖っぷちを生き抜いていく様を描いている。佐藤祐市監督は今回の決定について「リリーさんには、なかなかお会いできませんでしたが、今回の映画に合う曲を探しているときに、偶然リリーさんの唄を聴きました。何とも言えないパワーを感じ、ぜひという気持ちでお願いしました。台本を読んだリリーさんが、快く引き受けてくれたことに感謝します。多才なリリーさんの、予想を遥かに越えるパワーをいただきました」と喜びを語っている。イラストレーターに作家、フォトグラファーに近年では映画への出演など、多彩な活躍を見せるリリーさんが率いるTOKYO MOOD PUNKS。グループ魂の“遅刻”(=富澤タク)に、笹沼衣吉(SLY MONGOOSE)、松田“chabe”岳ニ(CUBISMO GRAFICO)、そしてZAZEN BOYSの松下敦というメンバーで活動している。今回の主題歌「ストロベリー」は、オファーがあった際に、たまたまリリーさんが作っていた曲の内容がこの映画にピッタリだった、ということで、すんなり決定したということ。リリーさんは「(台本を読んで)現在の歪曲した現実に対して、とても意味のあるストーリーだと思いました。この曲は、ちょうど今回のお話をいただいた頃、ほぼ同時に作っていた曲で、詩の内容も、自分が感じるいまの社会・会社が若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手にご縁を感じてしまいました」とコメントを寄せている。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は11月下旬、シネクイントほか全国にて公開。© 2008 photo by Masayoshi Sukita■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月、シネクイントほか全国にて公開©ブラック会社限界対策委員会■関連記事:劇中ではいじめに耐える小池徹平だが、品川が現場で垣間見たブラックな一面とは…小池徹平、ニートからサラリーマンに大変身!2ちゃんねる発の実話が映画化
2009年08月22日